1 00:00:34,051 --> 00:00:37,388 (平清盛) いかに 宋との取り引きの場が→ 2 00:00:37,388 --> 00:00:40,374 豊かで 生き生きとしておるか。 3 00:00:40,374 --> 00:00:44,378 <若き日の清盛が描いた夢> 4 00:00:44,378 --> 00:00:47,214 (信西)かの優れた国の 優れた品々を→ 5 00:00:47,214 --> 00:00:49,717 民が じかに見て じかに手に触れる。 6 00:00:49,717 --> 00:00:53,704 (兎丸)いつか お前が つくれ。 宋と商いして→ 7 00:00:53,704 --> 00:00:55,706 「豊かな世」いうやつを。 8 00:00:55,706 --> 00:01:00,711 <宋との自由な交易による 新しい国づくり。→ 9 00:01:00,711 --> 00:01:05,032 しかし その実現には 多くの困難が立ちはだかります> 10 00:01:05,032 --> 00:01:07,551 (藤原基房)武士とて→ 11 00:01:07,551 --> 00:01:10,704 夢くらいは 見たいであろう。 12 00:01:10,704 --> 00:01:13,874 <公卿たちの 強い反発に 遭いつつも→ 13 00:01:13,874 --> 00:01:18,045 清盛は 交易の拠点 福原に 移り住み→ 14 00:01:18,045 --> 00:01:21,215 大輪田泊の建設に 取りかかります> 15 00:01:21,215 --> 00:01:26,203 宋や高麗 果ては天竺 南国の産物も取り引きし→ 16 00:01:26,203 --> 00:01:30,541 富を得る。 この富によって 国を富ませる。 17 00:01:30,541 --> 00:01:34,712 <若き日の夢が 今 実現に向けて→ 18 00:01:34,712 --> 00:01:37,381 動き出そうとしていました> 19 00:01:37,381 --> 00:01:54,381 ♪♪~(テーマ音楽) 20 00:01:54,381 --> 00:04:13,081 ♪♪~ 21 00:04:24,048 --> 00:04:29,369 政子。 奥へ行って 膳の支度を手伝うてまいれ。 22 00:04:29,369 --> 00:04:34,069 また じい様どもの宴に ござりますか? 政子。 23 00:04:38,695 --> 00:04:42,032 ≪(藤九郎)時政殿! 24 00:04:42,032 --> 00:04:45,232 おお。 これは これは 藤九郎殿。 25 00:04:47,054 --> 00:04:49,039 (時政)佐殿…。 26 00:04:49,039 --> 00:04:51,558 (藤九郎)野駆けや魚取りに お誘いしても→ 27 00:04:51,558 --> 00:04:56,380 一向に動かれませぬ。 されど 時政殿の館ならと ようやく。 28 00:04:56,380 --> 00:04:58,715 さあ 殿。 (時政)それは それは…。 29 00:04:58,715 --> 00:05:06,039 ≪(佐々木秀義)時政殿~! (上総常澄)参りましたぞ! 30 00:05:06,039 --> 00:05:12,713 (三浦義明)ん? そちらの御仁は? いや その…→ 31 00:05:12,713 --> 00:05:15,716 私の縁者の者にござりましてな。 32 00:05:15,716 --> 00:05:20,537 ほう~ 時政殿の縁者とは思えぬ 端正な顔つきじゃなあ。→ 33 00:05:20,537 --> 00:05:26,237 まあまあ さあ 上がれ 上がれ。 共に 酒でも飲もうぞ。 34 00:05:29,713 --> 00:05:35,719 (義明)清盛入道様が 福原に移り住まれたそうじゃ。 35 00:05:35,719 --> 00:05:38,372 (常澄)すると 平家の棟梁は? 36 00:05:38,372 --> 00:05:42,709 ご嫡男の大納言 重盛様じゃ。 37 00:05:42,709 --> 00:05:45,379 (源頼朝)<こうして 私は 時折→ 38 00:05:45,379 --> 00:05:50,701 聞きたくもない 清盛の噂を聞くはめになった。→ 39 00:05:50,701 --> 00:05:54,538 一方 福原の清盛は→ 40 00:05:54,538 --> 00:06:00,043 着々と 新たな国づくりを進めていた> 41 00:06:00,043 --> 00:06:04,364 (平盛国) 平相国入道清盛様にござる。 42 00:06:04,364 --> 00:06:07,364 周新にござります。 43 00:06:10,053 --> 00:06:14,753 周新殿 ひさかたぶりじゃな。 44 00:06:18,045 --> 00:06:21,031 多謝。 いつもありがとうございます。 45 00:06:21,031 --> 00:06:24,051 平氏は 高く たくさん 買うてくれるゆえ→ 46 00:06:24,051 --> 00:06:27,054 皆 喜んでおります。 47 00:06:27,054 --> 00:06:32,042 あやや! 清盛様とは 清盛様でござりましたか。 48 00:06:32,042 --> 00:06:35,879 博多よりの長旅 老いの身には こたえたであろう。 49 00:06:35,879 --> 00:06:38,079 まあ 茶でも飲むがよい。 50 00:06:40,951 --> 00:06:44,221 はるばる来てもろうたは ほかでもない。 51 00:06:44,221 --> 00:06:47,374 これまで 大宰府で行っておった 取り引き→ 52 00:06:47,374 --> 00:06:52,196 今後は この福原で行いたい。 あやや! 53 00:06:52,196 --> 00:06:56,867 ついては 宋の しかるべき人に 取り次いでもらいたい。 54 00:06:56,867 --> 00:07:00,704 あややや~! 誰ぞ いてはるやろ。 55 00:07:00,704 --> 00:07:09,363 宋の朝廷に 他国との 商いの元締めが。 会わせろ。 56 00:07:09,363 --> 00:07:13,033 おそれながら そのようなお人には 入道様といえど→ 57 00:07:13,033 --> 00:07:16,536 そう やすやすとは…。 そこを なんとか! 58 00:07:16,536 --> 00:07:19,536 (盛国)よさぬか 兎丸。 59 00:07:23,043 --> 00:07:25,545 (盛国)いきなり会えぬは道理。→ 60 00:07:25,545 --> 00:07:30,367 まずは 我らより 贈り物を致しとうござりまする。 61 00:07:30,367 --> 00:07:34,705 ついては 仲立ちを願えませぬか? 62 00:07:34,705 --> 00:07:39,209 いや ですから 私如き 一介の商人に さような力は…。 63 00:07:39,209 --> 00:07:43,380 (盛国)間に 一人 二人 挟めば…。 もうよい 盛国。 64 00:07:43,380 --> 00:07:46,383 ほかにも 船商人はおる。 65 00:07:46,383 --> 00:07:50,387 長年にわたる周新殿との 取り引きを取りやめ→ 66 00:07:50,387 --> 00:07:57,060 よそへ頼めばよい事じゃ。 そ… そればかりは 何とぞ! 67 00:07:57,060 --> 00:08:05,202 ♪♪~ 68 00:08:05,202 --> 00:08:11,041 (盛国)さて 何を贈れば 喜ばれましょうなあ。 69 00:08:11,041 --> 00:08:15,041 兎丸 何とする? 70 00:08:17,714 --> 00:08:21,551 そりゃ 金やで。 ほう。 71 00:08:21,551 --> 00:08:27,708 平家の領地の中で 黄金を産する土地はありませぬ。 72 00:08:27,708 --> 00:08:33,046 金といえば 奥州であろう。 (兎丸)おう そやそや。 73 00:08:33,046 --> 00:08:37,718 宋よりの品も 取り引きしておるらしいのう。 74 00:08:37,718 --> 00:08:40,871 (盛国) 奥州 藤原氏 三代目棟梁→ 75 00:08:40,871 --> 00:08:44,875 藤原秀衡の治める 奥州 平泉は→ 76 00:08:44,875 --> 00:08:49,375 京にも劣らぬ 栄えた地との事。 77 00:08:52,199 --> 00:08:56,703 (盛国)その財力 兵力は 計り知れませぬ。 78 00:08:56,703 --> 00:09:02,726 都と離れておるをよい事に 好き勝手やっておるのじゃ。 79 00:09:02,726 --> 00:09:08,026 おそれながら 殿も 人の事は言えませぬ。 80 00:09:11,385 --> 00:09:14,204 今 秀衡の官職は? 81 00:09:14,204 --> 00:09:18,904 確か 出羽と陸奥の押領使かと。 82 00:09:21,878 --> 00:09:25,378 重盛を呼べ。 (盛国)はっ。 83 00:09:26,933 --> 00:09:29,870 (平重盛)藤原秀衡を→ 84 00:09:29,870 --> 00:09:34,708 鎮守府将軍に任じては いかがでござりましょうか? 85 00:09:34,708 --> 00:09:36,710 (藤原兼実)なんと…。 86 00:09:36,710 --> 00:09:40,864 秀衡は 蝦夷地との 盛んな交易にて→ 87 00:09:40,864 --> 00:09:43,717 その産物を得ております。→ 88 00:09:43,717 --> 00:09:47,371 それらを すみやかに 都に届けるためには→ 89 00:09:47,371 --> 00:09:54,378 秀衡に この職を与え 朝廷の威に 服させるべきと存じます。 90 00:09:54,378 --> 00:09:57,714 藤原秀衡は奥州の夷狄。 91 00:09:57,714 --> 00:10:01,701 都の目の届かぬ所で 勝手をしておる者を→ 92 00:10:01,701 --> 00:10:05,205 要職に就けるなど 乱世のもとぞ。 93 00:10:05,205 --> 00:10:11,194 方々の従者の 馬に欠かせぬ あざらしの皮や→ 94 00:10:11,194 --> 00:10:16,049 鳥の羽根が手に入らなくなっても 構わぬと仰せですか? 95 00:10:16,049 --> 00:10:19,202 (藤原経宗)それは困る。 96 00:10:19,202 --> 00:10:23,707 方々! いま少し 慎重に お考えあれ! 97 00:10:23,707 --> 00:10:29,713 平家の棟梁よりの にわかな献策。 98 00:10:29,713 --> 00:10:33,216 まことのねらいは 何ぞ? 99 00:10:33,216 --> 00:10:38,054 おそれながら 平家か否かは→ 100 00:10:38,054 --> 00:10:40,373 関わりなき事。 さよう。 101 00:10:40,373 --> 00:10:46,379 朝廷とは 国を豊かにする策を 講じる場にござりましょう。 102 00:10:46,379 --> 00:10:51,379 そうであろう そうであろう。 進めるがよい。 103 00:10:59,042 --> 00:11:03,046 <嘉応2年5月25日。→ 104 00:11:03,046 --> 00:11:11,371 朝廷は 藤原秀衡を 従五位下 鎮守府将軍に任じた> 105 00:11:11,371 --> 00:11:19,212 父上。 此度は要職へのご就任 おめでとうござります。 106 00:11:19,212 --> 00:11:24,712 さて どなたの ご推挙か…。 107 00:11:30,040 --> 00:11:33,376 これらは都に贈るゆえ 運び上げよ。 108 00:11:33,376 --> 00:11:36,046 (一同)承知。 109 00:11:36,046 --> 00:11:38,715 <朝廷を動かす事によって→ 110 00:11:38,715 --> 00:11:44,204 清盛は 奥州より 金や さまざまな財宝を手に入れた> 111 00:11:44,204 --> 00:11:49,709 よ~し。 これらを貢ぎ物として 宋の朝廷に贈る。 112 00:11:49,709 --> 00:11:55,215 再び周新を呼び 事を進めよ。 よっしゃ。 任せとけ。 113 00:11:55,215 --> 00:12:00,415 おい お前ら 忙しくなるで! (一同)おう! 114 00:12:04,724 --> 00:12:08,044 張り切っておりまするな。 うむ。 115 00:12:08,044 --> 00:12:12,382 あやつと海賊船で出会うてから 40年近い。 116 00:12:12,382 --> 00:12:17,454 ようやく 面白き事ができておるのじゃ。 117 00:12:17,454 --> 00:12:23,710 さて 次は いかにして 宋の使者を招くかじゃな。 118 00:12:23,710 --> 00:12:30,050 国と国との取り引きでなければ おいで下さりますまい。 119 00:12:30,050 --> 00:12:33,703 法皇様に お出まし頂くという事か。 120 00:12:33,703 --> 00:12:38,725 さすれば 体裁は整いましょう。 …が 王家のお方が→ 121 00:12:38,725 --> 00:12:42,862 宋人と じきじきに お会いになるなど異例の事。 122 00:12:42,862 --> 00:12:47,717 何より そう たやすく わしの誘いに乗るまい。 123 00:12:47,717 --> 00:12:51,054 (平時忠)たやすい事にござります。 124 00:12:51,054 --> 00:12:55,375 これは 時忠様。 にわかに いかがなされました? 125 00:12:55,375 --> 00:13:03,199 今は 官職を解かれておる身。 都におっても やる事などないわ。 126 00:13:03,199 --> 00:13:07,704 何じゃ? これは。 (盛国)鳥の羽根にござりまする。→ 127 00:13:07,704 --> 00:13:11,041 宋より 奥州に届いたものに ござりましょう。 128 00:13:11,041 --> 00:13:14,044 ほう 珍しいものじゃな。 129 00:13:14,044 --> 00:13:19,382 時忠。 たやすいとは いかなる事じゃ? 130 00:13:19,382 --> 00:13:25,682 その話にござりましたな。 まあ 私に お任せあれ。 131 00:13:33,713 --> 00:13:37,033 (西光)何用あって参った?→ 132 00:13:37,033 --> 00:13:41,037 おおかた 清盛入道の使いであろう。 133 00:13:41,037 --> 00:13:43,390 入道に伝えよ。 134 00:13:43,390 --> 00:13:46,209 せんだっての 強訴での振る舞い→ 135 00:13:46,209 --> 00:13:49,879 法皇様は いまだ 腹に落ちた訳ではない。 136 00:13:49,879 --> 00:13:55,179 その節は まこと ご心労を おかけ致しました。 137 00:14:02,042 --> 00:14:04,210 それは 何ぞ? 138 00:14:04,210 --> 00:14:06,713 おお これですか。 139 00:14:06,713 --> 00:14:12,369 これは 宋より取り寄せた 鳥の羽根にござります。 140 00:14:12,369 --> 00:14:17,374 鳥じゃと? さように赤い鳥が おるものか。 141 00:14:17,374 --> 00:14:20,543 いや~ おりまする。 142 00:14:20,543 --> 00:14:23,380 それ このように。 143 00:14:23,380 --> 00:14:54,210 ♪♪~ 144 00:14:54,210 --> 00:15:01,051 これは 一体 何という鳥じゃ? さて 失念致しましたが→ 145 00:15:01,051 --> 00:15:06,556 近く 福原に 宋人を招くそうにござります。 146 00:15:06,556 --> 00:15:09,042 いかがにござりましょう? 147 00:15:09,042 --> 00:15:14,881 法皇様も ご引見の上 じきじきに 話を聞かれてみては? 148 00:15:14,881 --> 00:15:19,052 面白や。 会うてみたい。 149 00:15:19,052 --> 00:15:21,037 なりませぬ! 150 00:15:21,037 --> 00:15:24,708 治天の君が 宋人に じかに会われるなど 異例の事。 151 00:15:24,708 --> 00:15:28,044 なればこそ 朕が その先駆けとなる。 152 00:15:28,044 --> 00:15:30,213 (成親)きっと 朝廷が 黙ってはいますまい。 153 00:15:30,213 --> 00:15:32,215 なればこそ参る! 154 00:15:32,215 --> 00:15:36,515 その前に 何ぞ 清盛入道の たくらみ事のはず。 155 00:15:42,275 --> 00:15:49,215 なればこそ… 面白いのじゃ。 156 00:15:49,215 --> 00:15:53,219 (時忠)さすがは 法皇様。 157 00:15:53,219 --> 00:15:55,719 では 早速 手はずを。 158 00:16:02,045 --> 00:16:07,550 全く 口から生まれてきたような奴じゃ。 159 00:16:07,550 --> 00:16:12,372 敵に回したくはありませぬな。 160 00:16:12,372 --> 00:16:15,375 早速 周新に伝えよ。 161 00:16:15,375 --> 00:16:21,047 我らは 国と国の取り引きとして 宋の使者に会う用意があると。 162 00:16:21,047 --> 00:16:23,047 はっ。 163 00:16:27,370 --> 00:16:32,392 (基房)入道めが 福原に潜んだふりをして→ 164 00:16:32,392 --> 00:16:38,715 朝廷を思うままに操るなど こざかしいまねを。 165 00:16:38,715 --> 00:16:42,385 こそこそと 何をしておられるのでしょう。 166 00:16:42,385 --> 00:16:47,040 そもそも 交易で国を豊かにしようなど→ 167 00:16:47,040 --> 00:16:52,045 成り上がり者の卑しい考え。 168 00:16:52,045 --> 00:16:57,345 何としても たたきつぶしてくれるわ。 169 00:17:11,214 --> 00:17:15,718 (伊藤忠清)維盛様も資盛様も 鍛えようが まるで足りませぬ。 170 00:17:15,718 --> 00:17:19,706 それでは 武士の名門 平家の男子など名乗れませぬぞ。 171 00:17:19,706 --> 00:17:22,375 弓などできずとも 生きてゆけよう。 172 00:17:22,375 --> 00:17:26,375 私も 舞や糸竹の芸の方が 好みじゃ。 173 00:17:30,049 --> 00:17:32,702 維盛 資盛。 174 00:17:32,702 --> 00:17:35,205 父上。 175 00:17:35,205 --> 00:17:40,210 我らは 内裏大番役という 大きな役目を仰せつかっておる。 176 00:17:40,210 --> 00:17:43,713 いざという時に働けるよう しかと鍛えよ。 177 00:17:43,713 --> 00:17:47,717 (2人)はい。 弓と馬の修練がすんだら→ 178 00:17:47,717 --> 00:17:52,717 貞能のもとへ参れ。 読み書きを教えてくれよう。 179 00:18:23,202 --> 00:18:25,202 (経子)殿。 180 00:18:29,709 --> 00:18:35,715 経子。 すまぬ 起こしたか? 181 00:18:35,715 --> 00:18:37,715 いえ。 182 00:18:43,373 --> 00:18:48,373 かような夜更けまで 何を お読みです? 183 00:18:52,382 --> 00:18:57,682 西光殿に お借りした 「本朝世紀」の写しじゃ。 184 00:19:02,375 --> 00:19:08,381 この国の歴史が よう分かる。 185 00:19:08,381 --> 00:19:11,534 父上の留守を預かる上は→ 186 00:19:11,534 --> 00:19:15,705 身につけねばならぬ事が 山ほどある。 187 00:19:15,705 --> 00:19:33,389 ♪♪~ 188 00:19:33,389 --> 00:19:39,212 おい。 そなたまで つきあう事はない。 189 00:19:39,212 --> 00:19:42,715 知りとうございます。 190 00:19:42,715 --> 00:19:51,874 殿が何を読み 何を考え 何をなさっておられるのか。 191 00:19:51,874 --> 00:19:57,714 ほんの僅かでも 知りとうございます。 192 00:19:57,714 --> 00:20:32,014 ♪♪~ 193 00:20:49,382 --> 00:20:52,719 あれは何ぞ? はやっておるのか? 194 00:20:52,719 --> 00:20:55,038 (平貞能) 時忠様が ご自分の郎党に→ 195 00:20:55,038 --> 00:20:59,375 そろいで つけさせている由に ござります。 196 00:20:59,375 --> 00:21:02,545 さようか。 197 00:21:02,545 --> 00:21:06,049 <嘉応2年7月3日。→ 198 00:21:06,049 --> 00:21:12,749 事件は 清盛の孫 資盛の 鷹狩りの帰りに起きた> 199 00:21:14,373 --> 00:21:18,711 急げ。 父上と母上に 早う見せてさしあげたい。 200 00:21:18,711 --> 00:21:20,711 はい。 201 00:21:30,223 --> 00:21:34,877 降りよ! これは 摂政様のお輿ぞ! 202 00:21:34,877 --> 00:21:38,030 何事じゃ? 203 00:21:38,030 --> 00:21:41,217 無礼にも 輿を降りようとしませぬ。 204 00:21:41,217 --> 00:21:46,205 摂政様のお輿にござります。 「降りよ」との仰せ。 205 00:21:46,205 --> 00:21:49,542 (資盛)構わぬ。 進め。 されど…。 206 00:21:49,542 --> 00:21:54,046 私は 平家の棟梁の子 相国入道の孫ぞ。→ 207 00:21:54,046 --> 00:21:57,546 さあ 早う 父上 母上のもとへ。 208 00:22:00,703 --> 00:22:02,705 許すまじ。 209 00:22:02,705 --> 00:22:06,709 ははっ。 早うせぬか! 早う! 210 00:22:06,709 --> 00:22:18,054 ♪♪~ 211 00:22:18,054 --> 00:22:22,058 な… 何をする!? 私は平家の…。 212 00:22:22,058 --> 00:22:32,051 ♪♪~ 213 00:22:32,051 --> 00:22:35,555 兄上! 兄上! 214 00:22:35,555 --> 00:22:40,042 なんという事をなされました!? 知らなんだとはいえ→ 215 00:22:40,042 --> 00:22:46,716 よりによって 清盛入道の御孫君の輿を…。 216 00:22:46,716 --> 00:22:52,221 知っての事じゃ。 はっ? 217 00:22:52,221 --> 00:22:59,521 平家の輿と… 知っての事じゃ。 218 00:23:01,714 --> 00:23:08,371 分際をわきまえず 国づくりに 口など出せば どうなるか→ 219 00:23:08,371 --> 00:23:13,042 思い知らせてやったのだ。 220 00:23:13,042 --> 00:23:16,379 仕返しをしてきたら どうなさるおつもりですか!? 221 00:23:16,379 --> 00:23:20,550 平家の棟梁 重盛は 入道様と違い→ 222 00:23:20,550 --> 00:23:25,605 何事にも筋を通そうとする。 223 00:23:25,605 --> 00:23:29,709 きっと 何も言えまい。 224 00:23:29,709 --> 00:23:39,009 ♪♪~ 225 00:23:41,053 --> 00:23:44,724 父上 これは あまりな仕打ちにござります。 226 00:23:44,724 --> 00:23:49,224 資盛のため どうか 訴え出て下さりませ! 227 00:24:00,039 --> 00:24:02,039 資盛。 228 00:24:04,710 --> 00:24:08,410 輿を降りなんだというは まことか? 229 00:24:10,383 --> 00:24:13,703 摂政様が通られる時には→ 230 00:24:13,703 --> 00:24:16,872 こちらが輿を降りて 礼をせねばならぬ。 231 00:24:16,872 --> 00:24:18,874 その事は教えたであろう? 232 00:24:18,874 --> 00:24:22,712 殿。 資盛は 私たちに 獲物を早う見せようと…。 233 00:24:22,712 --> 00:24:25,712 (重盛)さような事は聞いておらぬ。 234 00:24:33,873 --> 00:24:41,673 此度の事は 礼を欠いた資盛 そなたの過ちじゃ。 235 00:24:44,367 --> 00:24:50,873 (時子)重盛。 これは 資盛と摂政様だけの事ではない。 236 00:24:50,873 --> 00:24:56,712 我ら平家と 藤原摂関家の一大事ぞ。→ 237 00:24:56,712 --> 00:24:59,215 何を臆する事はない。 238 00:24:59,215 --> 00:25:06,515 そなたは 平家の棟梁として 正々堂々と訴え出ればよいのじゃ。 239 00:25:12,044 --> 00:25:14,213 ご無礼をつかまつります。 240 00:25:14,213 --> 00:25:19,719 殿。 摂政様の使いが 参っております。 241 00:25:19,719 --> 00:25:24,719 資盛様のお輿を襲った 供奉たちの職を解くとの事。 242 00:25:30,880 --> 00:25:34,680 さような筋の事ではないと伝えよ。 243 00:25:36,702 --> 00:25:38,702 はっ。 244 00:25:40,539 --> 00:25:46,045 重盛。 殿不在の京での この辱め 黙っておるつもりか!? 245 00:25:46,045 --> 00:25:49,699 母上。 246 00:25:49,699 --> 00:25:56,038 我ら平家は 既に 5人もの公卿を出した一門。 247 00:25:56,038 --> 00:26:03,212 いかなる時も 有職故実にのっとり 動かねばなりませぬ。 248 00:26:03,212 --> 00:26:06,699 それこそが→ 249 00:26:06,699 --> 00:26:11,387 父上不在の一門を 保つ事にござりましょう。 250 00:26:11,387 --> 00:26:31,040 ♪♪~ 251 00:26:31,040 --> 00:26:36,879 なるほど。 重盛らしい裁断じゃ。 252 00:26:36,879 --> 00:26:42,385 (盛国)まこと 公明正大。 実に正しいお考えと存じまする。 253 00:26:42,385 --> 00:26:45,204 されど いささか 正しすぎましょう。 254 00:26:45,204 --> 00:26:47,206 正しすぎるという事は→ 255 00:26:47,206 --> 00:26:50,506 もはや 間違うておるに 同じにござります。 256 00:26:55,047 --> 00:27:00,119 して 時忠。 法皇様は 9月20日は? 257 00:27:00,119 --> 00:27:03,055 その日は 京にて 競べ馬がございますが→ 258 00:27:03,055 --> 00:27:07,255 それが終わり次第 福原に駆けつけられると。 259 00:27:09,879 --> 00:27:12,548 宋の使者を迎える支度を急げ。 260 00:27:12,548 --> 00:27:16,048 (盛国)承知つかまつりました。 261 00:27:20,372 --> 00:27:25,044 <嘉応2年9月20日。→ 262 00:27:25,044 --> 00:27:30,116 清盛は 慣例を破って 宋人を福原にまで招き→ 263 00:27:30,116 --> 00:27:34,416 ついに 後白河院への謁見まで果たした> 264 00:27:48,868 --> 00:27:53,873 (盛国)宋国よりの使者 趙殿にござりまする。→ 265 00:27:53,873 --> 00:27:58,173 我が国の 治天の君にござります。 266 00:28:28,707 --> 00:28:31,043 何じゃ? これは。 267 00:28:31,043 --> 00:28:34,880 孔雀の羽根との事にござります。 268 00:28:34,880 --> 00:28:40,719 孔雀? 絵では見た事があるが…。 269 00:28:40,719 --> 00:28:45,719 (西光)まこと かように 美しいものにござりますな。 270 00:28:57,052 --> 00:28:59,538 <清盛の悲願であった→ 271 00:28:59,538 --> 00:29:07,038 宋との交易を要とする国づくりが いよいよ実現しようとしていた> 272 00:29:08,864 --> 00:29:14,720 (経宗)法皇様が 会われたとは まことか? 宋人に 273 00:29:14,720 --> 00:29:17,056 恐ろしや…。 274 00:29:17,056 --> 00:29:22,545 我が朝 延喜以来 未曽有の事なり。 275 00:29:22,545 --> 00:29:26,382 まさしく 天魔の仕業。 276 00:29:26,382 --> 00:29:28,717 天魔の? あっ…。 277 00:29:28,717 --> 00:29:32,037 一体 平家は この先 何をするつもりじゃ? 278 00:29:32,037 --> 00:29:35,708 この国は どうなってしまうのじゃ? 279 00:29:35,708 --> 00:29:38,408 騒ぐでない。 280 00:29:42,031 --> 00:29:47,031 また 輿でも襲うてやればよい。 281 00:29:51,707 --> 00:29:55,878 どうせ 重盛は 何も言えぬ。 282 00:29:55,878 --> 00:29:59,715 相国入道が都を離れ→ 283 00:29:59,715 --> 00:30:05,054 勝手な国づくりに うつつを抜かしているうちに→ 284 00:30:05,054 --> 00:30:09,875 平家の土台を たたき壊してやるのだ! 285 00:30:09,875 --> 00:30:16,375 (笑い声) 286 00:30:18,050 --> 00:30:22,221 (盛国)やはり 法皇様と宋人との面会は→ 287 00:30:22,221 --> 00:30:25,541 都を騒がしたように ござりまするな。 288 00:30:25,541 --> 00:30:27,710 これ以上の勝手はさせぬと→ 289 00:30:27,710 --> 00:30:30,362 摂政様が いきまいておられる様子。 290 00:30:30,362 --> 00:30:36,552 もとより 交易による国づくりなど 公卿方には理解の外。 291 00:30:36,552 --> 00:30:38,537 また いつ 誰が→ 292 00:30:38,537 --> 00:30:41,707 いかようにして 邪魔立てしてくるか しれませぬ。 293 00:30:41,707 --> 00:30:46,712 (時忠)この先 ますます そういった事が増えよう。 294 00:30:46,712 --> 00:30:50,382 時忠。 はい。 295 00:30:50,382 --> 00:30:53,052 わしは これより先→ 296 00:30:53,052 --> 00:30:59,041 いよいよ 国づくりに 本腰を入れねばならぬ。 はい。 297 00:30:59,041 --> 00:31:02,741 都に憂いを残しとうないのだ。 298 00:31:06,715 --> 00:31:09,201 わしが この福原で→ 299 00:31:09,201 --> 00:31:12,871 新しき国づくりに いそしめるよう→ 300 00:31:12,871 --> 00:31:18,394 そなたは 都で そなたのつとめを果たしてくれ。 301 00:31:18,394 --> 00:31:32,374 ♪♪~ 302 00:31:32,374 --> 00:31:34,376 (平知盛)まこと このまま→ 303 00:31:34,376 --> 00:31:38,714 仕返しも何もせぬおつもりに ござりますか? 304 00:31:38,714 --> 00:31:45,871 摂政様は その後 更に 随身ら7名の任を解かれたと聞く。 305 00:31:45,871 --> 00:31:49,875 先方が 既に 筋を通しておられるのだ。 306 00:31:49,875 --> 00:31:52,875 この上 何をする事がある? 307 00:31:56,365 --> 00:32:06,225 おそれながら 兄上は お怒りにならぬのですか? 308 00:32:06,225 --> 00:32:13,425 ほかでもない 兄上のお子が 辱められたのですぞ! 309 00:32:18,704 --> 00:32:26,044 棟梁たるもの 私心によって 物事を決める訳にはまいらぬ。 310 00:32:26,044 --> 00:33:28,557 ♪♪~ 311 00:33:28,557 --> 00:33:30,757 (徳子)母上。 312 00:33:33,045 --> 00:33:37,045 ああ 徳子。 何ぞ用か? 313 00:33:41,053 --> 00:33:48,053 琵琶の稽古の刻限にござります。 そうであったな。 314 00:33:50,546 --> 00:33:55,617 <それは 10月21日に起きた> 315 00:33:55,617 --> 00:34:11,383 ♪♪~(基房の歌声) 316 00:34:11,383 --> 00:34:16,872 ♪♪~(琵琶) 317 00:34:16,872 --> 00:34:18,874 さあ 弾いてみよ。 318 00:34:18,874 --> 00:34:21,074 はい。 319 00:34:24,213 --> 00:34:59,214 ♪♪~ 320 00:34:59,214 --> 00:35:01,414 ≪何者だ!? 321 00:35:03,385 --> 00:35:05,370 何じゃ!? 322 00:35:05,370 --> 00:35:26,375 ♪♪~ 323 00:35:26,375 --> 00:35:32,047 お… お許しを! お許しを! 324 00:35:32,047 --> 00:35:45,210 ♪♪~ 325 00:35:45,210 --> 00:35:48,046 何事にござりますか? 326 00:35:48,046 --> 00:35:57,539 ♪♪~ 327 00:35:57,539 --> 00:35:59,558 (重盛)いかがされました? 328 00:35:59,558 --> 00:36:03,028 申し訳ござらぬ! 申し訳ござらぬ! 329 00:36:03,028 --> 00:36:05,028 摂政様? 330 00:36:11,703 --> 00:36:15,374 そなたではないと申すか? 331 00:36:15,374 --> 00:36:17,376 はっ? 332 00:36:17,376 --> 00:36:29,376 ♪♪~ 333 00:36:59,701 --> 00:37:39,725 ♪♪~ 334 00:37:39,725 --> 00:37:41,725 (維盛)父上。 335 00:37:43,712 --> 00:37:49,712 (平重衡)兄上 お帰りなさいませ。 (一同)お帰りなさいませ。 336 00:37:53,371 --> 00:37:56,725 お見それ致しました 兄上。 337 00:37:56,725 --> 00:37:59,711 三月 沈黙したあとでの 果断なご処置→ 338 00:37:59,711 --> 00:38:03,711 摂政様も かえって 恐れをなした事でしょう。 339 00:38:12,874 --> 00:38:17,529 父上 ありがとうござりました。 340 00:38:17,529 --> 00:38:23,051 けがも治って よかったのう。 まこと よかった。 341 00:38:23,051 --> 00:38:54,051 ♪♪~ 342 00:39:42,047 --> 00:39:44,216 ああ~っ! 343 00:39:44,216 --> 00:39:48,537 ああ~っ! ああ~っ! 344 00:39:48,537 --> 00:39:51,039 殿! 殿! 345 00:39:51,039 --> 00:39:53,875 ああ~っ! ああ~っ! 346 00:39:53,875 --> 00:39:55,875 殿! 347 00:40:00,198 --> 00:40:03,398 間違うておったと申すか…。 348 00:40:07,873 --> 00:40:14,373 私が… 間違うておったと。 349 00:40:16,715 --> 00:40:22,537 いいえ。 …いいえ! 350 00:40:22,537 --> 00:40:32,214 ♪♪~ 351 00:40:32,214 --> 00:40:34,214 なれぬ。 352 00:40:38,536 --> 00:40:43,208 私は…→ 353 00:40:43,208 --> 00:40:46,408 父上には…。 354 00:40:49,547 --> 00:40:51,549 なれぬ! 355 00:40:51,549 --> 00:41:27,869 ♪♪~ 356 00:41:27,869 --> 00:41:30,872 (義明) そうそう 存じておいでか?→ 357 00:41:30,872 --> 00:41:35,710 近頃は 赤い羽根の装束の 子どもたちを 町に放ち→ 358 00:41:35,710 --> 00:41:41,049 平家を 悪しざまに言う者は 容赦なく捕らえておるそうじゃ。→ 359 00:41:41,049 --> 00:41:43,868 禿というそうな。 360 00:41:43,868 --> 00:41:48,039 (常澄) 今や 都は平家の天下じゃのう。 361 00:41:48,039 --> 00:41:50,542 武士の天下となったのなら→ 362 00:41:50,542 --> 00:41:53,712 いま少し 我らの暮らしが 楽になるよう→ 363 00:41:53,712 --> 00:41:57,365 院を お諫めして下さらぬものか。 (常澄)まこと。 364 00:41:57,365 --> 00:42:01,202 (義明)何故 かような事に なったのかのう。 365 00:42:01,202 --> 00:42:07,726 わしが思うに やはり あの平治の戦が過ちであった。 366 00:42:07,726 --> 00:42:11,880 亡き義朝様が あまりに浅慮であったのだ。 367 00:42:11,880 --> 00:42:14,699 さあ 大根を もっと。 いや 結構。→ 368 00:42:14,699 --> 00:42:17,385 摂津源氏の頼政殿などは→ 369 00:42:17,385 --> 00:42:22,207 あの戦のさなかに それを見抜き 今や 平家の郎党。 370 00:42:22,207 --> 00:42:24,392 (時政)さあ もっと飲んで。 (秀義)あ~っ。 失礼。 371 00:42:24,392 --> 00:42:28,046 (常澄)何をしておるのじゃ。 (藤九郎)殿 帰りましょう。 372 00:42:28,046 --> 00:42:33,385 ああ~! あの時 義朝様になど 従うのではなかったわ!→ 373 00:42:33,385 --> 00:42:38,385 滅びゆく源氏の棟梁になど! (時政)秀義殿! 374 00:42:41,059 --> 00:42:43,359 源氏は滅びぬ。 375 00:42:51,386 --> 00:42:54,686 我が身は滅びても…。 376 00:42:57,375 --> 00:43:01,379 源氏の魂は 断じて滅びぬ! 377 00:43:01,379 --> 00:43:22,550 ♪♪~ 378 00:43:22,550 --> 00:43:27,038 平家にあらずんば 人にあらず。 379 00:43:27,038 --> 00:43:30,542 より大きいものを食うた方が勝ち。 380 00:43:30,542 --> 00:43:33,695 徳子を 帝の后に!? 381 00:43:33,695 --> 00:43:37,866 清盛様とは さように恐ろしい お方なのでござりますか? 382 00:43:37,866 --> 00:43:41,369 命ばかりは 何とぞ! 383 00:43:41,369 --> 00:43:43,721 ちょっと やり過ぎとちゃうか? 384 00:43:43,721 --> 00:43:46,421 誰にも邪魔はさせぬ。 385 00:43:48,209 --> 00:43:52,046 <六波羅を本拠地とした平家。→ 386 00:43:52,046 --> 00:43:57,368 清盛は 都の南 今の梅小路公園の辺りに→ 387 00:43:57,368 --> 00:44:02,373 もう一つの拠点 西八条第を造営しました。→ 388 00:44:02,373 --> 00:44:05,710 ここの主は 清盛の妻 時子で→ 389 00:44:05,710 --> 00:44:08,379 福原に 移った清盛は→ 390 00:44:08,379 --> 00:44:10,548 都で 問題が起こると→ 391 00:44:10,548 --> 00:44:12,717 この西八条第に 入り→ 392 00:44:12,717 --> 00:44:15,036 その解決に 当たりました。→ 393 00:44:15,036 --> 00:44:20,542 西八条第の鎮守社とされる 若一神社は→ 394 00:44:20,542 --> 00:44:23,545 清盛が太政大臣になった事から→ 395 00:44:23,545 --> 00:44:28,867 開運出世の神として あがめられています。→ 396 00:44:28,867 --> 00:44:34,722 清盛が病に倒れた時に 体を冷やしたという湧き水。→ 397 00:44:34,722 --> 00:44:39,377 今でも 子どもの出世を願い 産湯としても使われるなど→ 398 00:44:39,377 --> 00:44:43,047 訪れる人が絶えません。→ 399 00:44:43,047 --> 00:44:47,552 都での政治拠点となった 西八条第。→ 400 00:44:47,552 --> 00:44:54,552 清盛の影響力は 引退後も 衰える事はなかったのです>