1 00:00:01,810 --> 00:00:06,698 今回の値下げにより 受信料収入は 3年間で→ 2 00:00:06,698 --> 00:00:13,038 1,100億円以上減る事になりますが いっそう効率的な事業運営や→ 3 00:00:13,038 --> 00:00:16,241 受信料の公平負担に向けた 取り組みなど→ 4 00:00:16,241 --> 00:00:19,661 増収の努力を 行ってまいります。 5 00:00:19,661 --> 00:00:23,131 NHKは これからも 公共放送として→ 6 00:00:23,131 --> 00:00:26,668 視聴者の皆様からの 期待と信頼に応え→ 7 00:00:26,668 --> 00:00:28,968 見応えのある放送を 行ってまいります。 8 00:00:34,009 --> 00:00:37,345 (平清盛)武士が 頂に立つ世の姿じゃ。 9 00:00:37,345 --> 00:00:40,665 <清盛が夢みた武士の世が→ 10 00:00:40,665 --> 00:00:43,365 今 形になろうとしていました> 11 00:00:45,504 --> 00:00:50,504 <一門が 宋と独自に貿易をする都> 12 00:00:52,828 --> 00:00:56,832 <一門による朝廷の支配。→ 13 00:00:56,832 --> 00:01:00,669 それらを 一つ一つ成し遂げてきた 清盛が→ 14 00:01:00,669 --> 00:01:03,669 ついに 狙いを定めたのが…> 15 00:01:07,342 --> 00:01:10,662 <若き高倉帝でした> 16 00:01:10,662 --> 00:01:13,999 徳子。 しばらく見ぬうちに→ 17 00:01:13,999 --> 00:01:18,336 随分と娘らしゅうなったのう。 18 00:01:18,336 --> 00:01:23,341 <後白河院に勝ち 国の頂に立つため→ 19 00:01:23,341 --> 00:01:29,014 清盛は とてつもない企てに 着手するのです> 20 00:01:29,014 --> 00:01:46,181 ♪♪~(テーマ音楽) 21 00:01:46,181 --> 00:04:04,881 ♪♪~ 22 00:04:16,231 --> 00:04:19,834 盛国。 はっ。 23 00:04:19,834 --> 00:04:28,034 今日は 東南からの風が 強いようじゃのう。 はっ? 24 00:04:29,661 --> 00:04:32,361 波が高いようじゃ。 25 00:04:34,666 --> 00:04:37,001 兎丸。 あ? 26 00:04:37,001 --> 00:04:43,007 早う 波よけの岬をつくる手だてを 見つけ 泊を完成させい。 27 00:04:43,007 --> 00:04:47,662 それができねば 宋と互角の商いなど できぬぞ! 28 00:04:47,662 --> 00:04:50,999 分かっとるわ! そやから あれこれ やっとるやないか。 29 00:04:50,999 --> 00:04:53,668 (一同)そうじゃ そうじゃ! 30 00:04:53,668 --> 00:04:57,172 そろそろ 桃李と小兎丸を→ 31 00:04:57,172 --> 00:04:59,991 こちらへ呼び寄せてやっては どうじゃ? 32 00:04:59,991 --> 00:05:04,691 父の背を見て 子は育つものぞ。 33 00:05:06,681 --> 00:05:09,681 (兎丸)やるぞ! (一同)よ~し! 34 00:05:12,837 --> 00:05:15,840 相国入道清盛めが→ 35 00:05:15,840 --> 00:05:19,511 子らや弟たちを 次々に公卿にして→ 36 00:05:19,511 --> 00:05:26,334 朝廷を操っておる。 その上 幾たびも宋人を福原に呼び寄せ→ 37 00:05:26,334 --> 00:05:31,172 何やら怪しげな取り引きを しておるらしい。 38 00:05:31,172 --> 00:05:36,010 まこと 平家の天下でおじゃるな。 39 00:05:36,010 --> 00:05:40,348 武士あがりなんぞに政をさせるは 国が滅びるもと。 40 00:05:40,348 --> 00:05:47,005 このままでは おかぬ。 このままでは おかぬ。 41 00:05:47,005 --> 00:05:50,705 このままでは おかぬ。 42 00:06:06,508 --> 00:06:08,510 うわ~っ! 43 00:06:08,510 --> 00:06:16,000 ♪♪~ 44 00:06:16,000 --> 00:06:18,169 (平時忠)この国の者は 皆→ 45 00:06:18,169 --> 00:06:23,174 清盛入道様のおかげを被り 生きておる。 46 00:06:23,174 --> 00:06:28,012 入道様のなされる事に 異を唱えるは→ 47 00:06:28,012 --> 00:06:31,666 この国で生きるを拒むと同じと 心得よ。 48 00:06:31,666 --> 00:06:34,002 命ばかりは 何とぞ! 49 00:06:34,002 --> 00:06:40,675 ♪♪~ 50 00:06:40,675 --> 00:06:43,661 それは 我が一族が家宝を…。 51 00:06:43,661 --> 00:06:46,681 (時忠)これらは ことごとく召し上げる。→ 52 00:06:46,681 --> 00:06:52,504 御苦労であった。 そなたたちで分けるがよい。 53 00:06:52,504 --> 00:06:57,158 (源頼朝)<時忠は 禿と呼ばれる童を放ち→ 54 00:06:57,158 --> 00:07:00,345 清盛の国づくりに異を唱える者→ 55 00:07:00,345 --> 00:07:06,017 邪魔立てする者を 容赦なく断罪した。→ 56 00:07:06,017 --> 00:07:13,317 平家の絶大な力の前に 誰も なすすべもなかった> 57 00:07:15,009 --> 00:07:20,515 (時子)時忠。 つとめに励んでおるようじゃな。 58 00:07:20,515 --> 00:07:22,515 (時忠)はい。 59 00:07:26,671 --> 00:07:33,678 されど いささか 行き過ぎではないか? 60 00:07:33,678 --> 00:07:39,000 これは 二位尼たる姉上の お言葉とも思えませぬな。 61 00:07:39,000 --> 00:07:41,686 殿は 全て ご承知だと申すか? 62 00:07:41,686 --> 00:07:45,173 新しき国づくりの 邪魔になるものは決して許さず→ 63 00:07:45,173 --> 00:07:50,178 取り除けとの仰せ。 義兄上が都に憂いを残さず→ 64 00:07:50,178 --> 00:07:53,498 福原にて 存分に 国づくりに いそしむために→ 65 00:07:53,498 --> 00:07:58,019 私を見込んで 任せて下さった つとめ。 66 00:07:58,019 --> 00:08:01,519 私は 誇りに思うておりまする。 67 00:08:17,338 --> 00:08:21,009  回想  源氏は滅びぬ。 68 00:08:21,009 --> 00:08:25,013 我が身は滅びても→ 69 00:08:25,013 --> 00:08:29,013 源氏の魂は 断じて滅びぬ! 70 00:08:31,002 --> 00:08:36,007 (北条時政)まだ起きておったのか。 早う寝よ。 71 00:08:36,007 --> 00:08:38,807 (政子)父上。 ん? 72 00:08:41,346 --> 00:08:45,333 佐殿とは 何者にござりますか? 73 00:08:45,333 --> 00:08:49,833 源氏の魂とは いかなる事にござりますか? 74 00:08:54,342 --> 00:08:59,342 言うたはずじゃ。 知らずともよいと。 75 00:09:09,407 --> 00:09:12,343 (時政)右兵衛佐頼朝殿。→ 76 00:09:12,343 --> 00:09:17,999 名高い八幡太郎義家様の 玄孫にあたる→ 77 00:09:17,999 --> 00:09:20,518 源氏の御曹司じゃ。 78 00:09:20,518 --> 00:09:24,839 源氏の御曹司? 79 00:09:24,839 --> 00:09:31,012 10年ほど前 父君である 源氏の棟梁 義朝様に従い→ 80 00:09:31,012 --> 00:09:34,682 平治の戦に参じた。 81 00:09:34,682 --> 00:09:38,002 平家によって 源氏は討たれた。→ 82 00:09:38,002 --> 00:09:41,673 義朝様は落命し→ 83 00:09:41,673 --> 00:09:46,373 佐殿は 流罪となって この伊豆に来た。 84 00:09:48,346 --> 00:09:52,000 それ以来 あのような? 85 00:09:52,000 --> 00:09:59,674 伊東祐親殿に 八重姫という ご息女がおられてな。 86 00:09:59,674 --> 00:10:05,997 佐殿と恋仲になり 子まで もうけた。→ 87 00:10:05,997 --> 00:10:07,997 だが…。 88 00:10:11,669 --> 00:10:16,340 (八重姫)父上? 父上! 父上!→ 89 00:10:16,340 --> 00:10:23,998 何をなされまする!? いや~っ! 千鶴丸! 90 00:10:23,998 --> 00:10:27,001 (伊東祐親)源頼朝の子だと!?→ 91 00:10:27,001 --> 00:10:30,004 さような事が 清盛様に知れてみろ。→ 92 00:10:30,004 --> 00:10:35,004 我ら伊東一族など ひとたまりもないわ! 93 00:10:37,328 --> 00:10:39,831 にわかには信じられませぬ。 94 00:10:39,831 --> 00:10:45,670 清盛様とは さように恐ろしい お方なのでござりますか? 95 00:10:45,670 --> 00:10:50,174 今や朝廷の要職は ことごとく 平家一門が占め→ 96 00:10:50,174 --> 00:10:56,347 諸国の領地も 多くが その支配下に置かれている。 97 00:10:56,347 --> 00:11:03,171 我ら東国武士も皆 清盛様の家人も同然。 98 00:11:03,171 --> 00:11:06,171 逆らえば 厳しく罰せられる。 99 00:11:16,667 --> 00:11:19,337 分かったであろう? 100 00:11:19,337 --> 00:11:25,337 佐殿に 断じて近づいてはならぬ。 101 00:11:41,342 --> 00:11:45,997 一体 いかなる化け物じゃ? 102 00:11:45,997 --> 00:11:48,997 平清盛というお方は。 103 00:11:52,170 --> 00:11:57,842 おっ 来た! おいおい ついに出来たで! 104 00:11:57,842 --> 00:12:01,846 何が? 何じゃ? 105 00:12:01,846 --> 00:12:04,682 (盛国)分かっておる。 せくな。 106 00:12:04,682 --> 00:12:08,169 何じゃ? これは。 ええか?→ 107 00:12:08,169 --> 00:12:11,339 これが 海や。 うん。 108 00:12:11,339 --> 00:12:13,841 ほんで これが 船やとする。 109 00:12:13,841 --> 00:12:16,661 これは もう 使いもんにならん ぼろいもんでええ。 110 00:12:16,661 --> 00:12:24,001 これの上に 石を いっぱい敷き詰めて→ 111 00:12:24,001 --> 00:12:28,172 海に入れると…→ 112 00:12:28,172 --> 00:12:31,008 沈む。 113 00:12:31,008 --> 00:12:35,508 これを どんどん どんどん沈めると…。 114 00:12:42,670 --> 00:12:47,670 波よけの岬が 出来るっちゅう寸法や! 115 00:12:50,995 --> 00:12:52,995 (盛国)殿。 116 00:12:57,351 --> 00:12:59,337 面白い! 117 00:12:59,337 --> 00:13:02,340 (笑い声) 118 00:13:02,340 --> 00:13:06,844 (小兎丸)お父。 何故 岬をつくるのですか? 119 00:13:06,844 --> 00:13:11,332 これで 宋の船が 大輪田泊に入れるようになるんや。 120 00:13:11,332 --> 00:13:14,685 宋とは お母のふるさとの 宋国ですか? 121 00:13:14,685 --> 00:13:20,341 (桃李)さようじゃ。 小兎。 お前のお父は すごいのう。 122 00:13:20,341 --> 00:13:22,343 はい! 123 00:13:22,343 --> 00:13:24,996 (笑い声) 124 00:13:24,996 --> 00:13:30,001 よ~し。 次こそは 宋の高官を迎えるつもりじゃ。 125 00:13:30,001 --> 00:13:32,670 きっと それまでに完成させよ。 126 00:13:32,670 --> 00:13:37,508 これは 新しき国づくりの正念場ぞ! 127 00:13:37,508 --> 00:13:40,177 よっしゃ 分かった! (一同)よっしゃ! 128 00:13:40,177 --> 00:13:47,168 さて 泊のめどはついた。 次の一手じゃな。 129 00:13:47,168 --> 00:13:50,368 次とは? 何や? 130 00:13:55,676 --> 00:13:58,679 (伊藤忠清) ご無礼つかまつりまする。 131 00:13:58,679 --> 00:14:05,679 忠清。 北の方様 にわかな病にござります。 132 00:14:14,345 --> 00:14:16,681 時子! 133 00:14:16,681 --> 00:14:20,001 まあ 殿! おいで下さったのですか!? 134 00:14:20,001 --> 00:14:22,301 わざわざ 福原から。 135 00:14:24,171 --> 00:14:29,827 当たり前じゃ。 男子より丈夫な そなたが倒れたなど→ 136 00:14:29,827 --> 00:14:34,899 ただごとではないゆえな。 まあ なんて失礼な。 137 00:14:34,899 --> 00:14:39,837 まあ 思うたよりも達者そうで 安堵したぞ。 138 00:14:39,837 --> 00:14:43,007 (生田)この暑さに やられたのでございましょう。 139 00:14:43,007 --> 00:14:46,344 まこと 暑いのう。 140 00:14:46,344 --> 00:14:49,680 ひとときも休まず 駆けてこられましたゆえ。 141 00:14:49,680 --> 00:14:53,180 要らぬ事を言わずともよい。 (盛国)はあ…。 142 00:14:56,671 --> 00:15:00,341 起きて 大事ないのか? 143 00:15:00,341 --> 00:15:06,041 もう すっかり ようなりました。 殿のお顔を見ましたゆえ。 144 00:15:08,833 --> 00:15:16,633 そなたも 福原に来てはどうじゃ? 海風が吹き 涼しいぞ。 145 00:15:18,909 --> 00:15:24,909 殿。 都へ戻っては頂けませぬか? 146 00:15:29,837 --> 00:15:36,677 ご存じのように 昨年 暮れより 重盛は 体が すぐれず→ 147 00:15:36,677 --> 00:15:41,682 権大納言を 辞任致しましてござります。→ 148 00:15:41,682 --> 00:15:46,682 今も まだ つとめには戻っておりませぬ。 149 00:15:48,839 --> 00:15:54,678 入れ代わりに 宗盛が 権中納言となりましたが→ 150 00:15:54,678 --> 00:15:57,665 何しろ まだ若うござります。 151 00:15:57,665 --> 00:16:03,003 皆で 一門を支えればよい。 152 00:16:03,003 --> 00:16:05,673 時忠のしている事も→ 153 00:16:05,673 --> 00:16:09,973 一門を支えるつとめに ござりますか? 154 00:16:15,182 --> 00:16:19,670 あれこれと気をもませて すまぬな。 155 00:16:19,670 --> 00:16:23,507 されど 今は こらえてくれぬか? 156 00:16:23,507 --> 00:16:30,181 何かを成し遂げるためには 憎まれる事をいとわぬ覚悟が要る。 157 00:16:30,181 --> 00:16:35,236 されど かつて 信西入道は…。 さよう。 158 00:16:35,236 --> 00:16:43,236 おのれの目指す国づくりに邁進し 憎まれ そして討たれた。 159 00:16:47,515 --> 00:16:50,017 だが 我らは武士じゃ。 160 00:16:50,017 --> 00:16:56,006 比類なき武力と財力を誇る 武門じゃ。 161 00:16:56,006 --> 00:16:59,006 誰にも邪魔はさせぬ。 162 00:17:06,066 --> 00:17:10,504 殿の目指す国づくり。 163 00:17:10,504 --> 00:17:16,704 行き着く先は どんな形を しておるのでございますか? 164 00:17:21,999 --> 00:17:28,005 時子。 徳子は どうしておる? 165 00:17:28,005 --> 00:18:05,005 ♪♪~ 166 00:18:10,998 --> 00:18:14,168 見事なものじゃ。 167 00:18:14,168 --> 00:18:17,004 ありがとうござります 父上。 168 00:18:17,004 --> 00:18:21,175 これならば いずこの公達の妻にでもなれよう。 169 00:18:21,175 --> 00:18:23,177 (平知盛)徳子を 誰ぞに→ 170 00:18:23,177 --> 00:18:26,013 めあわせるおつもりに ござりますか? うむ。 171 00:18:26,013 --> 00:18:30,184 どなたか よきお方が? 172 00:18:30,184 --> 00:18:36,006 まだ 少しばかりお若いが この正月に ご元服もおすみじゃ。 173 00:18:36,006 --> 00:18:40,010 (平宗清)お若い? (忠清)正月に ご元服? 174 00:18:40,010 --> 00:18:43,013 うむ。 175 00:18:43,013 --> 00:18:47,313 (平重盛)父上 まさか…! 176 00:18:54,174 --> 00:18:57,344 なんと まあ 我らが殿は…。 177 00:18:57,344 --> 00:19:01,015 (平宗盛)何です? どなたの妻に? 178 00:19:01,015 --> 00:19:05,002 帝にござります。 ああ 帝か… 帝!? 179 00:19:05,002 --> 00:19:19,667 ♪♪~ 180 00:19:19,667 --> 00:19:22,169 (宗盛)徳子を 帝の妃に!? 181 00:19:22,169 --> 00:19:27,007 父上。 それは あまりにも大それた事では? 182 00:19:27,007 --> 00:19:32,012 わしの目指す国づくりには 欠かせぬ事じゃ。 183 00:19:32,012 --> 00:19:37,067 (平教盛)されど 帝の父君は あの法皇様でございますぞ。 184 00:19:37,067 --> 00:19:39,503 (平経盛)一筋縄ではいきますまい。 185 00:19:39,503 --> 00:19:46,327 (平頼盛)兄上方。 大事な事を お忘れにござります。 186 00:19:46,327 --> 00:19:51,332 帝の母君は どなたにござりますか? 187 00:19:51,332 --> 00:19:57,632 (経盛 教盛)あっ。 我が妹 滋子。 建春門院様じゃ。 188 00:20:01,008 --> 00:20:02,993 (滋子)さても さても。 189 00:20:02,993 --> 00:20:06,513 そなたの野心 どこまでも 果てしがない。 190 00:20:06,513 --> 00:20:13,354 はて。 子を思う親の心に 果てしがないは道理。 191 00:20:13,354 --> 00:20:16,340 お若く 賢明な帝の母であらせられる→ 192 00:20:16,340 --> 00:20:22,179 建春門院様ならば 同じ思いのはず。 193 00:20:22,179 --> 00:20:26,183 (健寿御前)徳子様は 女院様にとっても姪御様。 194 00:20:26,183 --> 00:20:31,672 この上なきご縁にござりますな。 195 00:20:31,672 --> 00:20:36,010 そうたやすくは ゆくまい。 えっ? 196 00:20:36,010 --> 00:20:39,513 あのお方は いかがなさっておられましょう? 197 00:20:39,513 --> 00:20:44,513 さて…。 近頃 妙なものに凝っておられる。 198 00:20:46,670 --> 00:20:49,370 これは面白い。 199 00:20:51,742 --> 00:20:55,162 よいか? これより→ 200 00:20:55,162 --> 00:20:59,166 いかに大きいものを 食うたかを 競う。 はっ? 201 00:20:59,166 --> 00:21:03,366 ほらで よいのじゃ。 健寿 食うてみよ。 202 00:21:05,506 --> 00:21:08,306 では 私は…。 203 00:21:11,995 --> 00:21:14,682 館を 丸ごと食べましてござります。 204 00:21:14,682 --> 00:21:18,185 ふむ。 滋子は? 205 00:21:18,185 --> 00:21:20,485 では 私は…。 206 00:21:23,841 --> 00:21:28,345 山を食べましてござります。 207 00:21:28,345 --> 00:21:32,833 ほほう~ それは大きい。 208 00:21:32,833 --> 00:21:37,633 では わしの番じゃ。 わしは…。 209 00:21:39,506 --> 00:21:42,342 これを 誰かれ構わず 仕掛けるのじゃ。 210 00:21:42,342 --> 00:21:44,678 何でございますか それは。 211 00:21:44,678 --> 00:21:49,978 されど 誰が何と答えても 法皇様が お勝ちになる。 212 00:21:52,169 --> 00:21:55,172 国を 一つ 食べましてござります。 213 00:21:55,172 --> 00:22:00,972 ほう~ それは大きい。 では わしの番じゃ。 214 00:22:03,997 --> 00:22:05,997 参りました。 215 00:22:10,354 --> 00:22:16,009 暗闇を食いましてござります。 ほう~ それは大きい。 216 00:22:16,009 --> 00:22:21,064 暗闇とは豪儀な。 それに勝る 答えは ござりますまい。 217 00:22:21,064 --> 00:22:25,264 それが 西光も負けたのじゃ。 はあ? 218 00:22:27,020 --> 00:22:29,339 参りましてござりまする。 219 00:22:29,339 --> 00:22:33,010 (笑い声) 220 00:22:33,010 --> 00:22:37,010 一体 何と言い返して おられるのです? 221 00:22:42,503 --> 00:22:46,703 さて それは会うての お楽しみじゃ。 222 00:22:57,017 --> 00:23:03,006 徳子の一件 法皇様に じきじき言うがよい。 223 00:23:03,006 --> 00:23:05,325 ほかならぬ義兄上の頼み。 224 00:23:05,325 --> 00:23:09,325 私も できる限りの力添えをしようぞ。 225 00:23:38,675 --> 00:23:42,346 此度は 珍しきものが 手に入りましたゆえ→ 226 00:23:42,346 --> 00:23:47,346 是非 法皇様と建春門院様にと…。 227 00:23:52,005 --> 00:23:56,677 (羊の鳴き声) 228 00:23:56,677 --> 00:23:58,679 これは? 229 00:23:58,679 --> 00:24:04,001 宋より取り寄せたる 羊にござります。 230 00:24:04,001 --> 00:24:08,672 まこと 珍しきものですな。 231 00:24:08,672 --> 00:24:12,676 また こちらは 同じく宋の→ 232 00:24:12,676 --> 00:24:17,376 麝香鹿より取れる 麝香にござります。 233 00:24:30,344 --> 00:24:33,680 回りくどい事はよい。→ 234 00:24:33,680 --> 00:24:36,667 また 何の悪だくみじゃ? 235 00:24:36,667 --> 00:24:38,667 言うてみよ。 236 00:24:42,005 --> 00:24:44,005 (笑い声) 237 00:24:48,829 --> 00:24:54,329 娘 徳子が 十七になりましてござります。 238 00:24:56,670 --> 00:25:02,326 是非 帝のお役に立てますれば…。 239 00:25:02,326 --> 00:25:05,145 なんと あからさまな。 240 00:25:05,145 --> 00:25:12,645 (笑い声) 241 00:25:19,826 --> 00:25:23,830 さような事よりも 入道→ 242 00:25:23,830 --> 00:25:29,686 いかに大きいものを食うたか ほらを吹いてみよ。 243 00:25:29,686 --> 00:25:36,686 より大きいものを食うた方が勝ち という遊びじゃ。 申せ。 244 00:25:46,019 --> 00:25:51,008 にわかには 妙案が浮かびませぬ。 245 00:25:51,008 --> 00:25:56,513 次に お会いするまで 考えさせて頂きとうござります。 246 00:25:56,513 --> 00:26:00,183 まずは この羊たちをお納め頂き→ 247 00:26:00,183 --> 00:26:06,183 私の忠義を お分かり頂けますれば 幸甚にござります。 248 00:26:22,339 --> 00:26:25,339 (滋子)お悩みが尽きませぬな。 249 00:26:33,000 --> 00:26:35,669 帝のもとへ徳子が来れば→ 250 00:26:35,669 --> 00:26:38,672 平家との結び付きは 一層 強固となり→ 251 00:26:38,672 --> 00:26:44,011 この先 山門を相手にする時にも 心強い。 252 00:26:44,011 --> 00:26:48,999 されど 入道殿が帝の舅となり 更に 力をつければ→ 253 00:26:48,999 --> 00:26:52,669 これまた やっかい。 254 00:26:52,669 --> 00:26:56,169 そうお考えなので ござりましょう? 255 00:27:02,329 --> 00:27:05,348 全く…。 256 00:27:05,348 --> 00:27:10,148 どこまでも ぞくぞくとさせてくれる奴じゃ。 257 00:27:22,999 --> 00:27:28,004 <清盛が 娘 徳子の入内を もくろんでいる事は→ 258 00:27:28,004 --> 00:27:30,340 すぐに 宮中に広まった> 259 00:27:30,340 --> 00:27:32,676 (藤原兼実)よもや 法皇様は→ 260 00:27:32,676 --> 00:27:35,846 受け入れるつもりでは ありますまいな。 261 00:27:35,846 --> 00:27:37,831 入内など認めれば→ 262 00:27:37,831 --> 00:27:42,002 平家の血を引く皇子様が 生まれるやもしれぬのだぞ。 263 00:27:42,002 --> 00:27:46,673 武士の血を引く皇子じゃと? おぞましや。 264 00:27:46,673 --> 00:27:49,009 (藤原基房)もう たくさんじゃ! 265 00:27:49,009 --> 00:27:54,998 これ以上 相国入道に 力を持たせてはならぬ! 266 00:27:54,998 --> 00:28:00,837 誰よりも そう思うておいでなのは 法皇様でござりましょう。 267 00:28:00,837 --> 00:28:05,008 法皇様と入道様は 持ちつ持たれつ。 268 00:28:05,008 --> 00:28:07,511 食うか食われるかで やってこられましたゆえ。 269 00:28:07,511 --> 00:28:10,680 では 入内はないと考えてよいか? 270 00:28:10,680 --> 00:28:16,002 さて それは…。 ご寵愛の后 建春門院様は→ 271 00:28:16,002 --> 00:28:18,338 平家の女性ですゆえ。 272 00:28:18,338 --> 00:28:23,677 どちらなのじゃ? どちらでも 我が身は安泰。 273 00:28:23,677 --> 00:28:30,684 …と思うておるのであろう!? かの平治の戦の時と同じじゃ! 274 00:28:30,684 --> 00:28:34,671 ([外:BC534A1ACCC68D8876E9D47AD8D4B489]子) 何とも 底の知れぬお方じゃ。 275 00:28:34,671 --> 00:28:39,676 福原にて 怪しげな 国づくりをしておると思うたら→ 276 00:28:39,676 --> 00:28:43,346 次は 娘の入内じゃと? 277 00:28:43,346 --> 00:28:48,685 さような事がかない 皇子様でも お生まれになれば→ 278 00:28:48,685 --> 00:28:51,838 鳥羽院の嫡流たる私の面目は ますます無くなります! 279 00:28:51,838 --> 00:28:55,008 さような事はさせぬ! 280 00:28:55,008 --> 00:29:00,008 よそ者は 取り除くが吉じゃ。 281 00:29:02,349 --> 00:29:06,349 (うめき声) 282 00:29:09,339 --> 00:29:16,830 <承安元年10月 にわかな疫病が都を襲った> 283 00:29:16,830 --> 00:29:20,030 宋から取り寄せた薬やで。 284 00:29:28,675 --> 00:29:34,331 法皇様より せんだっての羊を 返したいとの申し入れ。 285 00:29:34,331 --> 00:29:37,167 何故じゃ? 此度の疫病→ 286 00:29:37,167 --> 00:29:43,340 羊の病であるとの噂が 都に流れておるとの事。 287 00:29:43,340 --> 00:29:46,676 ([外:BC534A1ACCC68D8876E9D47AD8D4B489]子)もっと噂を流せ。 288 00:29:46,676 --> 00:29:50,976 二度と入内など たくらめぬよう。 はっ。 289 00:29:52,666 --> 00:29:57,687 (西光)此度の噂 清盛入道が 娘の入内を申し入れた事への→ 290 00:29:57,687 --> 00:30:01,508 宮中の不満のあらわれに ござりましょう。→ 291 00:30:01,508 --> 00:30:04,828 ひとまず 入内は見送るべきと存じまする。 292 00:30:04,828 --> 00:30:07,180 それでは 公卿方の思うつぼですぞ。 293 00:30:07,180 --> 00:30:10,350 入内は 平家の思うつぼじゃ。 294 00:30:10,350 --> 00:30:16,006 (盛国)法皇様は 羊の一件を理由に 入内を拒まれるやもしれませぬ。 295 00:30:16,006 --> 00:30:21,995 時忠に申しつけ よからぬ噂を 流す者を探させよ。 はっ。 296 00:30:21,995 --> 00:30:29,169 そして 法皇様と建春門院様を 福原に招く手はずを整えよ。 297 00:30:29,169 --> 00:30:34,991 こうなれば 腹の探り合いなど しておる時ではない。 298 00:30:34,991 --> 00:30:48,991 ♪♪~ 299 00:31:00,000 --> 00:31:04,000 ≪(波の音) 300 00:31:09,175 --> 00:31:12,375 (滋子)まこと 海に近いのじゃな。 301 00:31:29,829 --> 00:31:33,016 (盛国)それは 我らが 今 進めております→ 302 00:31:33,016 --> 00:31:37,170 大輪田泊の普請にござりまする。→ 303 00:31:37,170 --> 00:31:44,327 古い船に このように 石を敷き詰めて沈め→ 304 00:31:44,327 --> 00:31:48,327 岬づくりの礎と致しまする。 305 00:31:50,684 --> 00:31:53,837 さような事ができるのか? 306 00:31:53,837 --> 00:31:58,842 西光殿。 亡き信西入道の志→ 307 00:31:58,842 --> 00:32:03,342 殿は 一日たりとも 忘れた事はござりませぬ。 308 00:32:12,672 --> 00:32:17,177 福原は初めて来たが よき所じゃ。 309 00:32:17,177 --> 00:32:21,998 お気に召したようじゃな。 はい。 310 00:32:21,998 --> 00:32:26,998 ならば この福原を 法皇様の御領に。 311 00:32:33,343 --> 00:32:35,829 何と言うた? 312 00:32:35,829 --> 00:32:41,351 この地を 近辺の荘園3か所ともども→ 313 00:32:41,351 --> 00:32:44,151 献上つかまつります。 314 00:32:49,159 --> 00:32:54,180 そこまでして 娘を入内させ→ 315 00:32:54,180 --> 00:32:57,680 その先に 何をたくらんでおる? 316 00:33:01,337 --> 00:33:05,337 いかなる野心を 持っておるのじゃ? 317 00:33:08,511 --> 00:33:14,711 それこそが 私の食うたものにござります。 318 00:33:19,506 --> 00:33:23,009 この海の如く果てしのない→ 319 00:33:23,009 --> 00:33:28,498 我が心の内より湧いて出る野心。 320 00:33:28,498 --> 00:33:36,506 これより大きなもの この世にあるとは思えませぬ。 321 00:33:36,506 --> 00:33:47,684 ♪♪~ 322 00:33:47,684 --> 00:33:52,984 そう言うそなたを わしは食おう。 323 00:33:55,675 --> 00:33:58,828 これが わしの答え。 324 00:33:58,828 --> 00:34:03,016 いかに大きなものを 食うた者でも→ 325 00:34:03,016 --> 00:34:08,016 そやつを食えば わしの勝ちじゃ。 326 00:34:12,509 --> 00:34:17,847 わしは そなたの野心など→ 327 00:34:17,847 --> 00:34:21,647 全て 食い尽くせる者ぞ。 328 00:34:26,005 --> 00:34:31,505 どうぞ お召し上がり下さりませ。 329 00:34:33,163 --> 00:34:39,163 すぐに あなた様のおなかを破って 出てまいりましょう。 330 00:34:55,018 --> 00:35:00,340 滋子。 はい。 331 00:35:00,340 --> 00:35:06,012 清盛が娘 徳子の入内→ 332 00:35:06,012 --> 00:35:08,712 進めるがよい。 333 00:35:17,006 --> 00:35:19,706 承知致しました。 334 00:35:21,344 --> 00:35:44,167 ♪♪~ 335 00:35:44,167 --> 00:35:46,169 (徳子)母上。 336 00:35:46,169 --> 00:35:56,512 ♪♪~ 337 00:35:56,512 --> 00:36:02,502 徳子。 そなたは 間もなく 帝の妃となる。 338 00:36:02,502 --> 00:36:09,676 だが その前に平家の娘である事を ゆめゆめ忘れるでないぞ。 339 00:36:09,676 --> 00:36:13,179 もとより承知しております。 340 00:36:13,179 --> 00:36:18,685 平家に生まれたからには 女であっても もののふ。 341 00:36:18,685 --> 00:36:24,007 きっと 見事に役目を果たします。 342 00:36:24,007 --> 00:36:30,013 よう言うた。 では 兄たちに挨拶に行ってまいれ。 343 00:36:30,013 --> 00:36:32,015 はい。 344 00:36:32,015 --> 00:36:41,674 ♪♪~ 345 00:36:41,674 --> 00:36:45,345 美しいのう。 まこと。 346 00:36:45,345 --> 00:36:49,999 かつては 私も かような装束を身につけ→ 347 00:36:49,999 --> 00:36:55,338 宮中に入る事に 憧れておったものじゃ。 348 00:36:55,338 --> 00:36:58,841 されど 今では これが→ 349 00:36:58,841 --> 00:37:02,641 次なる戦支度のように見える。 350 00:37:06,015 --> 00:37:14,841 <承安元年12月14日 清盛の娘 徳子が入内。→ 351 00:37:14,841 --> 00:37:18,341 高倉帝の妃となられた> 352 00:37:22,015 --> 00:37:26,002 (時子)皆々 徳子が入内し→ 353 00:37:26,002 --> 00:37:32,342 また これを機に 重盛も大納言の職に復した。→ 354 00:37:32,342 --> 00:37:38,998 今こそ 一門が栄華を極める時。 盛大に祝おうぞ! 355 00:37:38,998 --> 00:37:41,000 (一同)はっ。 356 00:37:41,000 --> 00:38:34,000 ♪♪~ 357 00:38:42,995 --> 00:38:48,067 ([外:BC534A1ACCC68D8876E9D47AD8D4B489]子)此度は おめでとうございます。 358 00:38:48,067 --> 00:38:53,840 法皇様の政は まこと 面白きもの。 359 00:38:53,840 --> 00:38:56,008 よもや 王家に→ 360 00:38:56,008 --> 00:39:00,508 武士の血が混じる日が 来ましょうとは…。 361 00:39:07,003 --> 00:39:12,008 (後白河法皇の笑い声) 362 00:39:12,008 --> 00:39:20,683 もとより あやつに流れるは 白河院の血。→ 363 00:39:20,683 --> 00:39:26,672 うつつに生ける もののけの血ぞ。 364 00:39:26,672 --> 00:39:34,163 ♪♪~ 365 00:39:34,163 --> 00:39:39,168 手ぬるかったようじゃ。 もっと 噂を流せ! 366 00:39:39,168 --> 00:39:42,839 ある事ない事 何でも構わぬ。 367 00:39:42,839 --> 00:39:44,841 ははっ。 368 00:39:44,841 --> 00:39:48,661 ♪♪~ 369 00:39:48,661 --> 00:39:50,680 (悲鳴) 370 00:39:50,680 --> 00:40:06,496 ♪♪~ 371 00:40:06,496 --> 00:40:08,998 平家に仇する者は許さぬ。 372 00:40:08,998 --> 00:40:11,017 お許しを! 373 00:40:11,017 --> 00:40:14,337 身ぐるみを剥がせ。→ 374 00:40:14,337 --> 00:40:17,006 こやつの家財道具ともども 褒美として取らせる。 375 00:40:17,006 --> 00:40:20,009 無体な! 何故 さようなまねを…。 376 00:40:20,009 --> 00:40:22,345 口答えする者は…。 377 00:40:22,345 --> 00:40:35,675 ♪♪~ 378 00:40:35,675 --> 00:40:38,344 (兎丸)おい! 379 00:40:38,344 --> 00:40:41,681 ちょっと やり過ぎとちゃうか?→ 380 00:40:41,681 --> 00:40:47,169 あの禿いうやつも もとは 身寄りのない子どもやろ。 381 00:40:47,169 --> 00:40:50,673 それを こんな事に使てええと 思てんのか!? 382 00:40:50,673 --> 00:40:55,177 これは 海賊の棟梁だったお方の 言葉とも思えませぬな。 383 00:40:55,177 --> 00:40:57,163 海賊やったから言うとんねん! 384 00:40:57,163 --> 00:41:00,163 放っておけば それこそ 賊になるしかない者たちぞ。 385 00:41:02,001 --> 00:41:06,172 こうして 食いぶちを 与えてやっておるのじゃ。 386 00:41:06,172 --> 00:41:12,678 これも また 貧しい民を救う 立派な政であろう。 387 00:41:12,678 --> 00:41:16,682 ♪♪~ 388 00:41:16,682 --> 00:41:22,838 (悲鳴) 389 00:41:22,838 --> 00:41:24,840 兎丸。 390 00:41:24,840 --> 00:41:29,345 ♪♪~ 391 00:41:29,345 --> 00:41:35,001 「平家にあらずんば 人にあらず」じゃ。 392 00:41:35,001 --> 00:41:47,680 ♪♪~ 393 00:41:47,680 --> 00:41:52,001 平家にあらずんば→ 394 00:41:52,001 --> 00:41:54,337 人にあらず。 395 00:41:54,337 --> 00:42:17,510 ♪♪~ 396 00:42:17,510 --> 00:42:28,337 (読経) 397 00:42:28,337 --> 00:42:31,173 (僧都)遮那王! かような夜更けにすまぬが→ 398 00:42:31,173 --> 00:42:34,010 急ぎ 都へ行ってくれぬか!? 都? 399 00:42:34,010 --> 00:42:39,015 明日 洛中の さる法会で 楽を奏するのだが→ 400 00:42:39,015 --> 00:42:42,351 笛の吹き手が にわかに 病となったそうな。 401 00:42:42,351 --> 00:42:44,670 かしこまりました。 402 00:42:44,670 --> 00:42:48,370 今宵は風が強い。 気を付けて参れ。 403 00:42:59,669 --> 00:43:20,969 ♪♪~ 404 00:43:23,009 --> 00:43:26,178 近頃の入道様は 生き急いでおられるようで。 405 00:43:26,178 --> 00:43:28,164 天下に示すのじゃ。 406 00:43:28,164 --> 00:43:32,334 この国の頂に立つは 平清盛である事を。 407 00:43:32,334 --> 00:43:36,005 泊づくりなんぞ やめや! 408 00:43:36,005 --> 00:43:40,843 この武蔵坊弁慶が 千人目の餌食にしてくれるわ! 409 00:43:40,843 --> 00:43:42,828 お前の国づくりは→ 410 00:43:42,828 --> 00:43:46,528 盗賊が 物 盗むんと同じや! 411 00:43:48,684 --> 00:43:51,687 <鞍馬寺は 牛若→ 412 00:43:51,687 --> 00:43:57,343 後の源義経が 少年時代を過ごした場所です。→ 413 00:43:57,343 --> 00:44:04,517 仁王門近くの東光坊で暮らし 学問に明け暮れました。→ 414 00:44:04,517 --> 00:44:09,338 その後 自分が 源義朝の子である事を知ると→ 415 00:44:09,338 --> 00:44:14,009 ひそかに武芸の修行を始めます。→ 416 00:44:14,009 --> 00:44:17,346 毎夜 つづら折りの長い参道を登り→ 417 00:44:17,346 --> 00:44:24,503 険しい道を更に進み 山奥へ向かう義経。→ 418 00:44:24,503 --> 00:44:29,008 天狗が出るといわれた 僧正ヶ谷で太刀を振るい→ 419 00:44:29,008 --> 00:44:32,995 腕を磨いていったのです。→ 420 00:44:32,995 --> 00:44:40,002 今は お堂が建てられ 神として祀られています。→ 421 00:44:40,002 --> 00:44:46,509 毎年9月には 義経をたたえる 祭典が行われます。→ 422 00:44:46,509 --> 00:44:50,329 義経の伝説は 色あせる事なく→ 423 00:44:50,329 --> 00:44:53,629 語り継がれているのです> 424 00:45:42,698 --> 00:45:46,469 >>こんばんは、8時45分にな りました、ニュースをお伝えしま 425 00:45:46,469 --> 00:45:50,239 す。 強い台風17号は、今夜7時ごろ、 426 00:45:50,239 --> 00:45:54,043 愛知県東部に上陸し、静岡県や山 梨県では、 427 00:45:54,043 --> 00:45:57,830 1時間に100ミリを超える猛烈 な雨が降ったと見られるほか、