1 00:00:01,400 --> 00:00:03,120 (夏実)<前回までの物語> 2 00:00:03,153 --> 00:00:05,130 (孝一)夏実ちゃん 付き合ってる人が いるらしいよ。 3 00:00:05,130 --> 00:00:08,570 (鶴岡)柏木先生は 責任を取って 辞めるという形が→ 4 00:00:08,570 --> 00:00:11,750 学校にとっても あなたにとっても一番 いいのではないかと。 5 00:00:11,803 --> 00:00:14,150 (修二)僕は そんな 体裁よく 辞めてはいけない。→ 6 00:00:14,150 --> 00:00:17,664 首にしてください。 それまで 僕は 教師を続けます。→ 7 00:00:17,689 --> 00:00:20,720 俺は 一番 大切なものに 気付いてなかった。→ 8 00:00:20,750 --> 00:00:22,760 夏実が いる。 それだけで よかったんだ。→ 9 00:00:22,760 --> 00:00:24,760 それが 全てだって→ 10 00:00:24,760 --> 00:00:27,760 どうして 思えなかったんだろう?さよなら。 11 00:00:27,960 --> 00:00:30,960 (夏実)どうしようもなく そばに いたいと 思う人が いるんです。→ 12 00:00:30,960 --> 00:00:37,960 わたしが 選ぶのは 愛だけが残る 人生なのかもしれません。 13 00:00:39,970 --> 00:00:43,980 (鶴岡)本校は 柏木 修二先生を→ 14 00:00:43,980 --> 00:00:47,980 解雇することにしました。 (ざわめき) 15 00:00:47,980 --> 00:00:51,520 (鶴岡)しかし 2学期も 残り 1週間ですし→ 16 00:00:51,590 --> 00:00:55,590 終業式まで 務めていただくことにします。 17 00:00:57,590 --> 00:00:59,590 (修二)ありがとうございます。 18 00:00:59,590 --> 00:01:02,530 (中西)理事会の反発を 一人で はねのけたって。→ 19 00:01:02,530 --> 00:01:05,530 教頭先生。 それぐらい やる人なんだな。 20 00:01:05,530 --> 00:01:07,530 (鶴岡)君を見て 思いましたよ。→ 21 00:01:07,530 --> 00:01:12,540 ああ。 やっぱり 失敗が 人間を つくるんだなって。→ 22 00:01:12,565 --> 00:01:15,940 全ての失敗が 許されると 言ってるわけでは ないですよ。 23 00:01:15,940 --> 00:01:18,150 (修二)はい。 (中西)今は 何でもかんでも→ 24 00:01:18,175 --> 00:01:20,950 責めたてますけどね。 (鶴岡)それじゃあ 子供たちは→ 25 00:01:20,950 --> 00:01:22,950 怖くて 失敗も できなくなる。→ 26 00:01:22,950 --> 00:01:26,950 わたしたちは あなたに 罰を与えます。→ 27 00:01:26,950 --> 00:01:31,960 でも 教師としての職務は 果たせると 判断したんです。 28 00:01:31,960 --> 00:01:34,960 はい。 29 00:01:34,960 --> 00:01:38,970 ホントに ありがとうございました。 30 00:01:38,995 --> 00:01:41,370 (孝之)柏木 解雇だってよ! (みはと)えっ!? マジで!? 31 00:01:41,370 --> 00:01:43,370 (小野)自分から 辞めるのと 首になるのでは→ 32 00:01:43,395 --> 00:01:46,436 相当な 差があるよ。 解雇となると 私立でも→ 33 00:01:46,461 --> 00:01:48,954 もう 教師は 無理じゃないかな。 (航希)別れた婚約者に→ 34 00:01:48,987 --> 00:01:51,227 子供が できただけで? (奈々)教師は その辺→ 35 00:01:51,580 --> 00:01:53,083 ちゃんとしなきゃ 駄目なの。 (孝之)今どき? 36 00:01:53,580 --> 00:01:55,580 ≪おはよう。 37 00:02:01,590 --> 00:02:06,610 聞くつもりは なかったんだけど 聞こえた。 38 00:02:07,130 --> 00:02:09,619 千葉の言うとおりだよ。 39 00:02:10,130 --> 00:02:14,140 簡単には 取り戻せるとは 思ってないけど。 40 00:02:14,727 --> 00:02:23,140 教師でいられる 最後の1週間。 精いっぱい やります。 41 00:02:25,150 --> 00:02:28,150 じゃあ 出席を取ります。 42 00:02:28,750 --> 00:02:30,750 相沢。 (航希)はい。 43 00:02:30,750 --> 00:02:34,760 (金子)産休だから 仕方ないけど さみしくなるわ。→ 44 00:02:34,760 --> 00:02:38,760 運ぶとき また 手伝うわね。 (夏実)ありがとうございます。 45 00:02:40,760 --> 00:02:43,760 ≪みんな 知らなかっただろう? 46 00:02:43,760 --> 00:02:46,770 ≪なるべく 動かさないように。 そっとね。 47 00:02:46,770 --> 00:02:49,036 落ち葉と その下の土を 丸ごと。 48 00:02:49,061 --> 00:02:51,607 いい? (生徒たち)はい。 49 00:02:51,754 --> 00:02:55,180 (美咲)もう やだ! 寒いし 気持ち悪いし 最悪! 50 00:02:55,180 --> 00:02:57,180 ≪(生徒)ホント 無理! ≪(生徒)ホント 気持ち悪いわ。 51 00:02:57,180 --> 00:02:58,518 ≪まあまあ。 52 00:02:58,543 --> 00:03:01,909 (悠希)微生物 どうでもいいから。 先生。 早く 教室 入ろうよ! 53 00:03:01,949 --> 00:03:06,620 そうだね。 ハハハ。 そうしようか。じゃあ みんな 戻ろうか。 54 00:03:06,620 --> 00:03:08,620 (生徒)おお! きたー! 55 00:03:12,630 --> 00:03:15,630 (夏実)《わたしは 修二の→ 56 00:03:15,630 --> 00:03:19,630 ああいう姿を 見るのが 好きだった》→ 57 00:03:19,630 --> 00:03:26,640 《今も なぜだか 分からないけど うれしくなる》 58 00:03:27,033 --> 00:03:29,440 ≪(ノック) ≪(優里奈)失礼します! 59 00:03:29,440 --> 00:03:31,613 (夏実)はい。 (優里奈)上村先生。→ 60 00:03:31,650 --> 00:03:33,650 リポート 持ってきました。 ありがとう。 61 00:03:33,650 --> 00:03:35,650 (優里奈)お願いします。 はい。 62 00:03:35,650 --> 00:03:37,650 夏実? 63 00:03:42,660 --> 00:03:44,660 フフッ。 64 00:03:46,660 --> 00:03:52,670 《でも 修二は→ 65 00:03:52,670 --> 00:03:54,670 どうなんだろう?》 66 00:03:54,670 --> 00:04:05,670 ♪♪~ 67 00:04:09,820 --> 00:04:12,860 ≪(生徒)柏木が 首で 何で 上村先生が 休職扱いなの? 68 00:04:12,860 --> 00:04:15,000 ≪(生徒)何か 女に 甘くね? ≪(生徒)だって 責任→ 69 00:04:15,000 --> 00:04:18,730 取んないのは 柏木の方じゃん。 上村先生 かわいそう。 70 00:04:18,730 --> 00:04:21,730 ≪(鶴岡)どうしました? 71 00:04:21,730 --> 00:04:24,730 わたしが同情されるのは おかしいです。 72 00:04:26,740 --> 00:04:29,740 独りで産むのが 不道徳なら→ 73 00:04:29,740 --> 00:04:33,740 勝手に そう決めた わたしも 解雇されるべきです。 74 00:04:33,740 --> 00:04:35,750 (鶴岡)はい。→ 75 00:04:35,750 --> 00:04:38,750 でも どうなんでしょう。→ 76 00:04:38,750 --> 00:04:45,310 例えば 世の中に 結婚前に生まれた 子供って→ 77 00:04:45,450 --> 00:04:47,760 どれぐらい いるんでしょうね? 78 00:04:49,760 --> 00:04:55,770 わたしも 結婚前の妊娠で 生まれたそうです。 79 00:04:55,770 --> 00:04:58,770 そうなんですか。 80 00:04:58,770 --> 00:05:02,770 上村先生は 幸せですか? 81 00:05:02,770 --> 00:05:07,780 はい。 とても。 82 00:05:07,780 --> 00:05:13,780 本来 一番 大事なのは 子供が 幸せかどうかですよね。 83 00:05:15,720 --> 00:05:18,720 (鶴岡)その子が もしも 不幸だったら→ 84 00:05:18,720 --> 00:05:22,730 そのときは 10年後でも 20年後でも→ 85 00:05:22,730 --> 00:05:25,730 わたしが あなたを罰します。 86 00:05:30,730 --> 00:05:33,740 (金子)来学期から わたしが 顧問を 引き継ぎます。→ 87 00:05:33,765 --> 00:05:35,851 よろしく お願いします。 88 00:05:36,011 --> 00:05:38,366 (生徒たち) よろしく お願いします。 89 00:05:38,393 --> 00:05:41,936 あと→ 90 00:05:42,376 --> 00:05:44,750 ホントに ごめんなさい。 91 00:05:46,750 --> 00:05:49,750 (直輝)俺のせいや。 どうして? 92 00:05:49,750 --> 00:05:53,760 (直輝)頑張って 隠してたんやろ? 93 00:05:53,760 --> 00:05:56,760 なのに…。 (涼子)わたしも 聞いちゃったし。 94 00:05:56,760 --> 00:06:02,770 違うよ。 違います。 95 00:06:02,770 --> 00:06:06,770 隠してた わたしが 間違ってたんです。 96 00:06:06,770 --> 00:06:09,790 あのまま 誰にも知られずに→ 97 00:06:09,790 --> 00:06:12,710 隠れるように この子を 産んでたら→ 98 00:06:12,710 --> 00:06:17,720 わたしは この子を 心のどこかで→ 99 00:06:17,720 --> 00:06:22,720 後ろめたいって 思いながら 育てていたかもしれない。 100 00:06:24,720 --> 00:06:29,720 隠すことを やめたから 気付けたのよ。 101 00:06:31,730 --> 00:06:35,730 誰よりも おめでとうって→ 102 00:06:35,730 --> 00:06:38,480 この子が 生まれることを 祝ってあげなきゃいけないのは→ 103 00:06:38,540 --> 00:06:41,540 わたしだった。 104 00:06:41,540 --> 00:06:43,540 誰が 何と言おうと→ 105 00:06:43,540 --> 00:06:47,550 わたしは みんなの前で 堂々と うれしいって。 106 00:06:47,550 --> 00:06:51,550 最高に 幸せだって 言うべきでした。 107 00:06:51,550 --> 00:06:56,550 だって この子は 祝福されない 子供じゃない。 108 00:06:59,560 --> 00:07:06,560 世の中に 祝福されない 子供なんか いない。 109 00:07:08,570 --> 00:07:11,570 わたしは そう思いたいです。 110 00:07:19,910 --> 00:07:22,696 (生徒)何? これ。 どうしたの? これ。 うわぁー! 超 いいじゃん! 111 00:07:22,721 --> 00:07:23,961 あっ。 ごめん。 (生徒)すいません! 112 00:07:23,986 --> 00:07:26,920 ごめんね。 (生徒)うわぁー! 113 00:07:26,920 --> 00:07:30,920 はい。 ありがと。 114 00:07:31,320 --> 00:07:34,330 すごいね。 えっ? 115 00:07:34,330 --> 00:07:37,330 やっぱり 夏実は すごいよ。 116 00:07:40,529 --> 00:07:43,330 あっ。 じゃあ。 117 00:07:45,340 --> 00:07:47,340 お待たせー。 (生徒)あっ。 118 00:07:49,340 --> 00:07:55,350 《人として 尊敬されることと 女として 愛されることは 違う》 119 00:07:55,350 --> 00:07:59,350 《こうやって 少しずつ 修二の中で→ 120 00:07:59,350 --> 00:08:06,360 わたしの形が 変わっていくのかもしれない》 121 00:08:07,360 --> 00:08:09,360 (男性)2階も 全て エアコンを 付けますし。→ 122 00:08:09,360 --> 00:08:10,793 あと あちらの キッチンなんですけども→ 123 00:08:10,840 --> 00:08:12,673 IHに 交換いたしますので。 (男性)そう。 124 00:08:12,698 --> 00:08:15,731 (男性)奥さまにも 非常に お料理が しやすくなると思いますけど。 125 00:08:16,031 --> 00:08:17,904 (男性)あっ。 この傷。→ 126 00:08:18,300 --> 00:08:20,300 これ ちょっと 直さないとなぁ。 127 00:08:29,310 --> 00:08:32,310 (由梨)《気を付けてね》 (ひかり)《はーい》 128 00:08:35,920 --> 00:08:37,920 (由梨)《ひかり! ちょっと! 大丈夫!?》 129 00:08:37,920 --> 00:08:40,920 (ゆかり)《ただいま》 (由梨)《大丈夫?》 130 00:08:40,920 --> 00:08:41,364 (ひかり)《大丈夫》 131 00:08:41,670 --> 00:08:44,330 (正則・由梨)《アハハハハ!》 (ひかり)《ごめんなさい》 132 00:08:44,330 --> 00:08:46,330 (正則)《床の傷なんか いいよ》→ 133 00:08:46,330 --> 00:08:48,330 《ひかりの ケガが 大したことなくて よかった》 134 00:08:48,330 --> 00:08:51,990 (由梨)《ホントよ》 (ひかり)《来年は 脚立を使う》 135 00:08:52,116 --> 00:08:53,340 (正則)《うん?》 (由梨)《えっ?》 136 00:08:53,340 --> 00:08:55,340 (正則・由梨)《ハハハハ!》 137 00:08:55,340 --> 00:08:59,340 (ゆかり)《反省するとこ そこじゃないよ》 138 00:08:59,340 --> 00:09:02,350 ≪(男性)まあ 全部 奇麗に 直せますから。 139 00:09:02,350 --> 00:09:04,350 ≪(由梨)ありがとうございました。 140 00:09:06,350 --> 00:09:13,290 (由梨)あの方たちで 決まりそう。 ほっとしたわ。 141 00:09:13,290 --> 00:09:16,290 (ひかり)そう。 142 00:09:19,300 --> 00:09:24,300 (由梨)後は 引っ越しの準備ね。 143 00:09:24,300 --> 00:09:26,300 (ひかり)うん。 144 00:09:31,310 --> 00:09:34,310 (ひかり)お母さん。 (由梨)うん? 145 00:09:36,310 --> 00:09:39,320 旅行に 行かない? 146 00:09:39,320 --> 00:09:44,320 (由梨)いいわね。 冬休み? 147 00:09:44,320 --> 00:09:49,330 お姉ちゃんとの旅行を やり直したいの。 148 00:09:49,330 --> 00:09:53,330 えっ? (ひかり)一緒に 行ってくれない? 149 00:09:55,330 --> 00:10:01,340 それは 無理よ。 150 00:10:01,340 --> 00:10:04,340 そっか。 151 00:10:04,340 --> 00:10:08,350 (由梨)行くんなら あったかいとこに 行きましょう。→ 152 00:10:08,350 --> 00:10:11,280 ねっ? 153 00:10:11,280 --> 00:10:13,280 そうだね。 154 00:10:17,090 --> 00:10:19,090 (正則)ゆかりと行った 旅行ですか? 155 00:10:19,090 --> 00:10:24,090 (亜弥)ええ。 誘われたんですけど わたしは 行けないので。→ 156 00:10:24,090 --> 00:10:27,262 もし 佐伯さんが 一緒に 行ってくれたらと。 157 00:10:27,408 --> 00:10:30,682 (正則)娘たちを 旅行に 行かせたのは→ 158 00:10:30,700 --> 00:10:33,196 わたしなんですよ。 (亜弥)えっ? 159 00:10:33,256 --> 00:10:35,510 (正則)妻は 最後まで 反対してました。→ 160 00:10:35,510 --> 00:10:38,510 でも わたしは きょうだいで旅行なんて→ 161 00:10:38,510 --> 00:10:41,510 とても いいじゃないかって 送り出して。 162 00:10:45,520 --> 00:10:51,520 (正則)それで ゆかりは 亡くなりました。 163 00:10:51,520 --> 00:10:55,530 妻は わたしを責めて。 164 00:10:55,780 --> 00:11:02,330 いいんです。 妻は わたしを 責めることでしか→ 165 00:11:02,330 --> 00:11:04,824 心の整理を つけられなかった。→ 166 00:11:05,140 --> 00:11:10,160 ひかりのためにも わたしは いない方がいい。 167 00:11:10,160 --> 00:11:11,633 そんなの 言い訳でした。 168 00:11:11,680 --> 00:11:18,680 後悔してるなら 一緒に 行ってあげてください。 169 00:11:18,680 --> 00:11:21,690 行けません。 (亜弥)どうして? 170 00:11:21,690 --> 00:11:25,690 (正則)あの事故のとき→ 171 00:11:25,690 --> 00:11:30,690 わたしたちは 警察から 聞かされていた。→ 172 00:11:30,690 --> 00:11:35,791 助かったのは どちらか 一人だって。→ 173 00:11:36,500 --> 00:11:40,500 そして ひかりに会った。 174 00:11:42,510 --> 00:11:50,510 そのとき 一瞬。 ほんの一瞬。 175 00:11:54,520 --> 00:11:59,520 わたしたちは がっかりした。 176 00:12:02,530 --> 00:12:05,530 あっては ならないことです。 177 00:12:07,530 --> 00:12:15,530 ひかりは見たんです。 あのときの わたしたちの顔を。 178 00:12:17,470 --> 00:12:21,470 できるなら あの一瞬を消したい。 179 00:12:29,490 --> 00:12:35,490 (賢太郎)あっ。 北斗星。 あっ いや。 180 00:12:40,500 --> 00:12:42,666 これって 今も あるの? 181 00:12:43,100 --> 00:12:45,100 (賢太郎)あっ。 あるよ。 182 00:12:45,100 --> 00:12:47,100 カシオペアと並んで 今も すっごい人気で。 183 00:12:47,100 --> 00:12:49,100 北斗星は ブルートレインの 最終形だから。 184 00:12:51,110 --> 00:12:55,110 (賢太郎)あっ。 どうでもいいよね。 185 00:12:57,110 --> 00:13:00,120 (ひかり)教えてくれる? 186 00:13:00,120 --> 00:13:02,120 (賢太郎)えっ? 187 00:13:04,120 --> 00:13:06,120 (ひかり)ここに 行きたいんだけど。 188 00:13:06,120 --> 00:13:08,120 あっ。 189 00:13:10,060 --> 00:13:12,060 (賢太郎)よし。 190 00:13:21,070 --> 00:13:24,070 やっぱり 書けなかった? 191 00:13:24,070 --> 00:13:30,070 (ひかり)夢なんて ないかな。 192 00:13:32,080 --> 00:13:35,080 そっか。 みんな ないよ。 193 00:13:37,890 --> 00:13:40,890 あっ。 でも 取りあえず やりたいことは あります。 194 00:13:41,076 --> 00:13:45,415 何? 来週 お姉ちゃんの命日だから→ 195 00:13:45,500 --> 00:13:48,500 4年前の旅行を やり直したいなって。 196 00:13:48,500 --> 00:13:51,346 それは 事故に遭った 場所に行くの? 197 00:13:51,433 --> 00:13:55,510 ううん。 お姉ちゃんが 行きたがってた場所。 198 00:13:55,510 --> 00:14:00,510 まだ 途中だったんです。 あのときの旅行。 だから。 199 00:14:00,510 --> 00:14:02,510 お母さんと? 200 00:14:02,510 --> 00:14:07,520 うん。 亜弥さんも 誘ってます。 フフッ。 201 00:14:07,520 --> 00:14:10,520 女ばっかりの 温泉旅行になりそう。 202 00:14:10,520 --> 00:14:13,520 ハハハ。 楽しそうだ。 フフフ。 203 00:14:13,520 --> 00:14:16,530 先生も 行かない? 204 00:14:16,530 --> 00:14:19,530 行かないよ。 フフッ。 205 00:14:19,530 --> 00:14:23,530 冗談です。 うん。 206 00:14:23,530 --> 00:14:26,530 もう 心配しないでください。 207 00:14:28,540 --> 00:14:31,540 わたし 一人じゃないから。 208 00:14:33,540 --> 00:14:37,540 うん。 分かった。 209 00:14:40,550 --> 00:14:44,550 じゃあ。 旅行 気を付けて。 210 00:14:44,550 --> 00:14:47,560 はい。 うん。 211 00:14:47,560 --> 00:15:01,570 ♪♪~ 212 00:15:01,570 --> 00:15:05,580 えっ? あっ。 うん。 いいよ。 どこ? 213 00:15:05,580 --> 00:15:09,580 あっ。 あっ。 あっ。 鏡。 214 00:15:11,520 --> 00:15:17,520 あっ。 違う 間違えた。 服。 何 着てこう? どうしよっかな。 215 00:15:17,920 --> 00:15:20,920 (さやか)どうしたの? あっ。 何か 修二が。 216 00:15:20,920 --> 00:15:25,930 (さやか)えっ? ちょっと 会えないかって。 217 00:15:25,930 --> 00:15:29,930 何か うれしそう。 えっ? 何で? 218 00:15:29,930 --> 00:15:34,930 ううん。 じゃあ 先 出るね。 あっ。 うん。 いってらっしゃい。 219 00:15:37,886 --> 00:15:43,516 そうなんだ。 フフフ。 おかしいよね。 ハハハ。 220 00:15:43,550 --> 00:15:45,550 あっ。 それで…。 221 00:15:48,550 --> 00:15:51,550 うちに 少し 残ってた。 222 00:15:55,760 --> 00:15:57,760 あっ。 わたしの。 223 00:15:57,760 --> 00:16:02,770 部屋を 引き払うことにしたんだ。 そう。 224 00:16:02,770 --> 00:16:04,770 実家に 帰るの? 225 00:16:04,770 --> 00:16:07,770 帰ると また 駄目なやつに なるから。 226 00:16:07,770 --> 00:16:15,770 取りあえず 安いとこ 探した。 後は 仕事だけど まだ。 227 00:16:17,710 --> 00:16:19,710 だから…。 228 00:16:23,720 --> 00:16:29,720 今 俺に できることは こんなことしか ないんだ。 229 00:16:38,740 --> 00:16:41,740 ハァー。 230 00:16:41,740 --> 00:16:44,740 いらないよ。 駄目だよ。 231 00:16:44,740 --> 00:16:49,750 一時的な感情や プライドで 受け取らないのは→ 232 00:16:49,750 --> 00:16:52,750 子供のためにならない。 233 00:16:54,750 --> 00:16:59,750 毎月 どうするかとか その辺は 今度 ちゃんと決めよう。 234 00:17:01,760 --> 00:17:03,760 その…。 235 00:17:08,770 --> 00:17:11,700 相手の人に 失礼に なるかもしれないから。 236 00:17:11,700 --> 00:17:17,700 悪いけど そこは 夏実が うまく 説明してくれるかな。 237 00:17:20,710 --> 00:17:24,710 あのね。 うん? 238 00:17:24,710 --> 00:17:34,491 ♪♪~ 239 00:17:35,130 --> 00:17:38,130 ありがとう。 240 00:17:38,130 --> 00:17:40,130 うん。 241 00:17:45,140 --> 00:17:50,140 あっ。 そうだ。 部屋 引っ越すなら これ。 242 00:17:50,140 --> 00:17:53,140 ごめん。 ずっと 持ってた。 243 00:17:57,150 --> 00:17:59,150 はい。 244 00:18:06,160 --> 00:18:08,160 うん。 245 00:18:08,160 --> 00:18:24,110 ♪♪~ 246 00:18:24,110 --> 00:18:27,110 気を付けて。 247 00:18:27,110 --> 00:18:30,110 じゃあ。 うん。 248 00:18:30,110 --> 00:18:53,130 ♪♪~ 249 00:18:58,130 --> 00:19:00,130 よいしょ。 250 00:19:05,540 --> 00:19:07,540 うわっ! 251 00:19:10,693 --> 00:19:13,926 (孝一)おう おう おう。 何だ? これ。 252 00:19:13,979 --> 00:19:17,750 兄ちゃん。 (孝一)おう。 253 00:19:25,066 --> 00:19:28,760 よし。 おおー。 ありがと。 254 00:19:32,970 --> 00:19:35,007 帰ってくりゃ いいじゃん。 255 00:19:35,370 --> 00:19:39,370 その方がさ 親父も母さんも 喜ぶよ。 256 00:19:42,380 --> 00:19:45,380 あそこは 兄ちゃんの場所だよ。 257 00:19:47,380 --> 00:19:55,380 兄ちゃんが 大事に守ってきた 兄ちゃんの場所だよ。 258 00:20:00,330 --> 00:20:04,330 かび臭い酒屋だけどな。 ハハッ。 259 00:20:07,340 --> 00:20:11,340 俺は こっから 始めるよ。 260 00:20:18,350 --> 00:20:20,350 ってか 寒くね? 261 00:20:23,350 --> 00:20:29,360 飲むか? うん。 262 00:20:29,360 --> 00:20:33,360 (さやか)どうだった? 会って。 修二君と やり直すんでしょ? 263 00:20:35,360 --> 00:20:38,370 (さやか)何で 迷うの? 264 00:20:38,770 --> 00:20:41,770 修二は わたしと やり直すことを 望んでるのかなぁ? 265 00:20:41,770 --> 00:20:46,770 何 言ってんのよ? 何で お互い 遠慮してんの? 266 00:20:46,770 --> 00:20:51,780 ちゃんと 言いなよ。 あしたで 最後なんでしょ? 学校。 267 00:20:51,780 --> 00:20:54,780 うん。 268 00:20:54,780 --> 00:20:57,720 約束をしなくても 毎日 会えるって→ 269 00:20:57,720 --> 00:21:00,720 実は 幸せな シチュエーションなのよ。 270 00:21:03,120 --> 00:21:06,130 大学んときは ケンカしても→ 271 00:21:06,130 --> 00:21:09,130 次の日 何となく 教室で会って→ 272 00:21:09,130 --> 00:21:14,140 友達に 何やかんや言われて いつの間にか 仲直りしてた。 273 00:21:14,140 --> 00:21:20,140 でも 卒業して お互い 別の職場に 行くようになると→ 274 00:21:20,140 --> 00:21:24,150 あした メールしよう。 あした 電話しよう。 275 00:21:24,150 --> 00:21:28,150 そう思っても できなくなる。 276 00:21:28,150 --> 00:21:32,150 それで いつの間にか 2人の距離が 開いちゃうの。 277 00:21:34,160 --> 00:21:38,160 ハァー。 わたしが そうだった。 278 00:21:40,160 --> 00:21:44,160 でも 夏実は そんなんじゃ 嫌でしょ? 279 00:21:46,170 --> 00:21:56,110 ♪♪~ 280 00:21:56,110 --> 00:21:59,110 (さやか)こうやって 学校 行くのも 今日で 最後か。 281 00:21:59,110 --> 00:22:02,760 フフッ。 大げさだなぁ。 最後ってわけじゃないよ。 282 00:22:02,840 --> 00:22:05,120 夏実はね。 283 00:22:05,120 --> 00:22:10,120 悔いの残らないようにね。 いってらっしゃい。 284 00:22:10,120 --> 00:22:12,120 いってきます。 285 00:22:20,130 --> 00:22:25,140 《大事なものを たくさん 持っていると思っていた》 286 00:22:25,140 --> 00:22:29,140 《それを守るために 必死だった》 287 00:22:29,140 --> 00:22:36,150 《でも ホントは 大して 大事なものなんか なくて→ 288 00:22:36,150 --> 00:22:41,160 捨てようと思えば 捨てられるものばかりだった》 289 00:22:41,160 --> 00:22:45,160 《本当は 何も持っていなかった》 290 00:22:45,160 --> 00:22:51,170 《そう気付いたら 意外と 穏やかな気分になれた》 291 00:22:51,170 --> 00:23:16,110 ♪♪~ 292 00:23:19,130 --> 00:23:39,150 ♪♪~ 293 00:23:39,150 --> 00:23:44,150 [マイク](校長)生徒の皆さん 今日で 2学期も終わりです。→ 294 00:23:44,150 --> 00:23:49,160 3年生の皆さん いよいよ 入試本番ですね。→ 295 00:23:49,160 --> 00:23:52,160 例年 直前の この時季の 追い込みが→ 296 00:23:52,160 --> 00:23:57,100 結果を 大きく左右することが 多々 あります。→ 297 00:23:57,100 --> 00:24:03,100 体調管理を怠らず いいペースで 勉強できるような…。 298 00:24:03,100 --> 00:24:39,140 ♪♪~ 299 00:24:39,140 --> 00:24:42,140 大丈夫? 300 00:24:42,140 --> 00:24:46,150 あっ。 ハハッ。 アハハ。 ちょっと。 301 00:24:46,150 --> 00:24:49,150 感 極まっちゃった。 302 00:24:51,150 --> 00:24:53,150 うん。 303 00:24:53,150 --> 00:25:02,100 ≪(チャイム) 304 00:25:02,100 --> 00:25:04,100 夏実…。 話したいことがあるの。 305 00:25:06,100 --> 00:25:08,100 あっ。 306 00:25:10,100 --> 00:25:12,100 うん。 307 00:25:14,110 --> 00:25:22,120 あした 昨日 会った。 あっ あの。 あの。 308 00:25:22,120 --> 00:25:28,120 分かった。 行くよ。 309 00:25:30,120 --> 00:25:34,130 何 うろたえてんだろ。 310 00:25:34,130 --> 00:25:39,130 ホントは 怖いの。 えっ? 311 00:25:39,130 --> 00:25:44,140 でも→ 312 00:25:44,140 --> 00:25:50,140 ちゃんと伝えないと。 後悔するの 嫌だから。 313 00:25:52,150 --> 00:25:58,150 分かった。 必ず 行く。 314 00:26:05,090 --> 00:26:07,090 渡辺。 (優奈)はい。 315 00:26:13,100 --> 00:26:17,100 それでは これで 2学期を 終了します。 316 00:26:21,110 --> 00:26:24,110 (望未)何か いいこと 言えばいいじゃん。 317 00:26:24,110 --> 00:26:27,110 (根本)そうだよ。 前みたいにさ。 318 00:26:37,120 --> 00:26:40,120 あのう。 319 00:26:44,130 --> 00:26:49,140 こうして 終業式まで 君たちと 一緒に 過ごすことができて→ 320 00:26:49,140 --> 00:26:51,140 ホントに 感謝しています。 321 00:26:51,140 --> 00:26:54,140 みんな これから 大変だと思うけど→ 322 00:26:54,140 --> 00:26:59,140 頑張ってください。 じゃあ。 323 00:27:05,090 --> 00:27:08,090 (生徒たち)えっ? うん? 324 00:27:10,090 --> 00:27:12,090 (生徒)あれだけ? (優奈)何か→ 325 00:27:12,090 --> 00:27:14,100 もっと 言ってほしかったのに。 326 00:27:14,100 --> 00:27:16,100 (生徒)何か 素っ気なくない? (生徒)うん。 327 00:27:26,110 --> 00:27:35,110 (ざわめき) 328 00:27:48,130 --> 00:27:54,130 僕は 生物の教師なので 生物の話をします。 329 00:27:56,070 --> 00:28:03,080 ほとんどの生き物が もともと 備わった 本能で行動します。 330 00:28:03,080 --> 00:28:06,080 誰かに 教わらなくても→ 331 00:28:06,080 --> 00:28:11,090 どう 生きればいいか 知っていて 迷わない。 332 00:28:11,090 --> 00:28:14,090 でも 人間は 違います。 333 00:28:14,090 --> 00:28:19,090 人間は 迷う。 334 00:28:19,090 --> 00:28:23,100 だから 人は 学習する。 まねを するんです。 335 00:28:23,700 --> 00:28:29,700 例えば 目の前に 切り立った 岩壁があったら→ 336 00:28:29,700 --> 00:28:33,710 僕たちは 先に行った人の やり方を見て→ 337 00:28:33,710 --> 00:28:40,710 それを まねて 登ろうとします。 (橋本)先生。 何の話? 338 00:28:40,710 --> 00:28:43,710 そうだね。 唐突過ぎたね。 339 00:28:49,720 --> 00:28:53,720 じゃあ 進路の話にしようか。 340 00:28:55,730 --> 00:29:00,730 その紙に 僕が書いたことは→ 341 00:29:00,730 --> 00:29:05,740 何の役にも 立ちません。 破り捨ててもらっても いいです。 342 00:29:05,740 --> 00:29:08,159 (生徒たち)えっ!? 何? それ。 何で? 343 00:29:08,365 --> 00:29:15,340 希望の大学に 入ったからといって未来が 約束されるわけじゃない。 344 00:29:17,350 --> 00:29:24,360 君たちの未来は 実際 厳しいと思う。 345 00:29:24,360 --> 00:29:28,360 だいたい 僕だって これから先 どうなるか 分からない。 346 00:29:28,360 --> 00:29:32,370 はっきり言って 不安だらけです。 347 00:29:32,370 --> 00:29:37,370 でも さっきの 壁の話を 思い出してください。 348 00:29:37,370 --> 00:29:41,380 君たちが いざ 登り始めたら→ 349 00:29:41,380 --> 00:29:45,380 先に行っていたやつが→ 350 00:29:45,380 --> 00:29:49,380 目の前で 失敗して 落ちてしまったとします。 351 00:29:53,390 --> 00:29:56,390 怖くなるよね。 352 00:29:58,330 --> 00:30:02,330 自分も あんなふうに なるんじゃないか。 353 00:30:02,330 --> 00:30:05,330 戻れなくなるかもしれないって。 354 00:30:08,340 --> 00:30:12,340 一歩も 動けなくなると思う。 355 00:30:12,340 --> 00:30:17,340 でも その失敗したやつが→ 356 00:30:17,340 --> 00:30:22,350 実は どっかに しがみついていて→ 357 00:30:22,596 --> 00:30:26,150 傷は残っているけど 意外に しぶとく→ 358 00:30:26,150 --> 00:30:30,223 別のルートに 挑戦してて それで→ 359 00:30:30,360 --> 00:30:34,360 そこそこ まっとうに 生きてると分かったら→ 360 00:30:34,360 --> 00:30:37,360 君たちは 少し 勇気が 持てるんじゃないかな。 361 00:30:37,360 --> 00:30:41,370 あいつも 意外と 大丈夫だったしって。 362 00:30:41,370 --> 00:30:45,370 じゃあ 行ってみるかなって。 363 00:30:47,370 --> 00:30:49,380 次の一歩を→ 364 00:30:49,380 --> 00:30:53,380 踏み出せるんじゃないかと 思うんです。 365 00:30:58,320 --> 00:31:02,320 だから 僕は→ 366 00:31:02,320 --> 00:31:07,320 必ず どっかで 生きていようと思います。 367 00:31:09,330 --> 00:31:16,330 仕事をして お金をもらって ご飯を食べて。 368 00:31:22,340 --> 00:31:31,340 ちゃんと。 ちゃんと 生きていきます。 369 00:31:35,360 --> 00:31:37,360 フフッ。 370 00:31:41,360 --> 00:31:43,360 みんなも 元気で。 371 00:31:45,370 --> 00:31:48,370 さようなら。 372 00:31:48,370 --> 00:32:11,330 ♪♪~ 373 00:32:11,330 --> 00:32:17,330 (中西)何だか 前より よく 見えますよ。→ 374 00:32:17,330 --> 00:32:23,340 困るなぁ。 これ以上 いい男になられちゃ。 375 00:32:23,340 --> 00:32:29,340 その人にとって 本当に 失敗だったかどうかなんて→ 376 00:32:29,340 --> 00:32:33,340 時間が たってみないと 分からないんですよ。 377 00:32:39,350 --> 00:32:41,360 お世話になりました。 378 00:32:41,360 --> 00:33:01,310 ♪♪~ 379 00:33:01,310 --> 00:33:04,310 じゃあ あした。 380 00:33:04,310 --> 00:33:19,330 ♪♪~ 381 00:33:19,330 --> 00:33:22,330 (生徒たち)さよなら。 さよなら。 382 00:33:24,330 --> 00:33:27,330 (生徒)先生 さよなら。 さよなら。 383 00:33:32,340 --> 00:33:46,350 ♪♪~ 384 00:33:46,350 --> 00:33:48,360 (業者)はい。 385 00:33:48,360 --> 00:33:51,360 鍵って お返しするんですよね? (業者)いや。→ 386 00:33:51,419 --> 00:33:53,960 どうせ 全部 変えますから。 ああ。 いらなきゃ→ 387 00:33:53,960 --> 00:33:55,980 こっちで 処分しますよ。 388 00:33:55,980 --> 00:34:29,930 ♪♪~ 389 00:34:29,930 --> 00:34:34,930 じゃあ 処分してください。 (業者)分かりました。 390 00:34:38,940 --> 00:34:41,940 (ひかり)ありがとうございます。 (駅員)気を付けて。 391 00:34:41,940 --> 00:34:57,940 ♪♪~ 392 00:35:03,520 --> 00:35:08,520 (ひかり)よいしょ。 今晩 上野から。 寝台列車。 393 00:35:09,520 --> 00:35:11,530 お母さんは? 394 00:35:11,530 --> 00:35:14,530 ちょっと 用事があるから 上野で 待ち合わせ。 395 00:35:14,530 --> 00:35:18,530 亜弥さんも そこで 合流するの。 そう。 396 00:35:18,530 --> 00:35:21,540 [TEL] 397 00:35:21,540 --> 00:35:23,540 あっ。 のんちゃん。 [TEL] 398 00:35:23,540 --> 00:35:25,540 うん。 399 00:35:27,540 --> 00:35:31,550 もしもし? うん。 400 00:35:31,550 --> 00:35:34,550 フフッ。 うん。 大丈夫だよ。→ 401 00:35:34,550 --> 00:35:37,550 のんちゃんみたいに 外国 行くわけじゃないし。→ 402 00:35:37,550 --> 00:35:41,550 困ったときは 電話するね。 じゃあ。 403 00:35:44,560 --> 00:35:50,570 僕も 今度 家 そっちの方だから 途中まで 行こうか? 404 00:35:50,570 --> 00:35:53,570 うん。 うん。 405 00:35:55,570 --> 00:35:58,570 (ひかり)先生。 もう ここで いいよ。 406 00:35:58,570 --> 00:36:02,590 乗るところまで 行くよ。 大丈夫だって。 407 00:36:02,590 --> 00:36:05,510 行くよ。 見送りたいんだ。 408 00:36:05,510 --> 00:36:21,530 ♪♪~ 409 00:36:21,530 --> 00:36:25,530 (ひかり)後ね 絶対に 行きたい場所があって。→ 410 00:36:25,530 --> 00:36:30,540 亜弥さんとも 話してたんだけど。 誰も 来ないんだよね? 411 00:36:30,540 --> 00:36:35,540 最初から 一人で 行くつもりだったんだね。 412 00:36:40,550 --> 00:36:46,550 (ひかり)大丈夫です。 もう 子供じゃないし。 413 00:36:48,560 --> 00:36:51,560 本当に 行きたいなって思ったの。 414 00:36:51,560 --> 00:36:57,570 別に 悲しい思い出に 浸ろうとか そういうんじゃないんです。 415 00:36:57,570 --> 00:37:03,500 うん。 だから 心配しなくて→ 416 00:37:03,500 --> 00:37:05,500 大丈夫です。 417 00:37:11,510 --> 00:37:13,510 分かった。 418 00:37:24,530 --> 00:37:34,540 (発車ベル) 419 00:37:34,540 --> 00:37:41,540 何か 照れるね こういうの。 うん。 420 00:37:41,540 --> 00:37:45,550 恋人同士に 見えるかな? 421 00:37:45,550 --> 00:37:49,550 フフッ。 見えないよ。 422 00:37:49,550 --> 00:37:56,560 フフッ。 冗談です。 うん。 423 00:37:56,560 --> 00:38:02,560 でも 見送られるのって いいね。 424 00:38:08,500 --> 00:38:13,510 待っててくれる人が いるみたいで。 425 00:38:13,510 --> 00:38:17,510 いるよ。 待っててくれる人は いる! 426 00:38:20,510 --> 00:38:22,510 どうかな。 427 00:38:26,520 --> 00:38:29,520 でも…。 428 00:38:34,530 --> 00:38:38,530 先生が言うなら→ 429 00:38:38,530 --> 00:38:40,530 信じます。 430 00:38:46,540 --> 00:38:48,540 [マイク](駅員)北斗星号が 発車いたします。 431 00:38:48,540 --> 00:38:51,550 (ホイッスル) 432 00:38:51,550 --> 00:38:59,550 ♪♪~ 433 00:38:59,550 --> 00:39:02,550 さよなら。 434 00:39:06,490 --> 00:39:11,500 違う。 えっ? 435 00:39:11,500 --> 00:39:34,520 ♪♪~ 436 00:39:34,520 --> 00:39:36,520 違うよ。 437 00:39:38,530 --> 00:39:43,530 いってきますって 言わなきゃ。 438 00:39:45,530 --> 00:39:50,540 帰ってくる人は→ 439 00:39:50,540 --> 00:39:57,540 さよならなんて 言わない。 440 00:39:59,550 --> 00:40:06,490 それに 大丈夫 心配するなって 何度も言われたって→ 441 00:40:06,490 --> 00:40:12,490 そんな顔 してたら 心配で 送り出せない。 442 00:40:21,500 --> 00:40:24,500 いってきます。 443 00:40:28,510 --> 00:40:30,510 うん。 444 00:40:33,510 --> 00:40:36,520 でも→ 445 00:40:36,520 --> 00:40:39,520 どうしよう。 446 00:40:42,520 --> 00:40:45,520 次で 降りればいいよ。 447 00:40:47,530 --> 00:40:51,530 アハハ。 そうだね。 448 00:40:54,540 --> 00:40:58,540 でも→ 449 00:40:58,540 --> 00:41:03,540 もう少し 一緒に いてくれない? 450 00:41:12,490 --> 00:41:14,490 冗談。 451 00:41:19,490 --> 00:41:22,490 じゃなくて。 452 00:41:30,500 --> 00:41:33,500 約束が あるんだ。 453 00:41:35,510 --> 00:41:40,510 夏実と 会う約束を してるんだ。 454 00:41:45,520 --> 00:41:48,520 じゃあ…。 455 00:41:54,530 --> 00:41:57,530 それまでで いい。 456 00:42:03,549 --> 00:42:07,283 [TEL]えっ? 乗っちゃったの? 戻れるとこで 戻って→ 457 00:42:07,370 --> 00:42:09,607 約束の時間には 間に合うように 帰るから。 458 00:42:09,632 --> 00:42:15,664 アハハ。 その状況で あしたの約束が 気になったの? 459 00:42:15,880 --> 00:42:20,539 前は 行くと言って 行かなかった。 460 00:42:20,690 --> 00:42:23,690 [TEL]それで 夏実を傷つけた。 461 00:42:23,690 --> 00:42:29,700 だから 今度は 必ず 行く。 462 00:42:29,700 --> 00:42:35,700 うん。 アハハ。 463 00:42:35,700 --> 00:42:41,700 でも 何やってんの。 464 00:42:44,710 --> 00:42:49,720 [TEL]このまま 一人で行かせたら 後悔しそうで。 465 00:42:49,720 --> 00:42:52,720 そうね。 466 00:42:52,720 --> 00:42:55,720 祝福されない 子供なんか いない。 467 00:42:55,720 --> 00:42:59,730 [TEL]そう思いたいって 夏実 言ってたろ。 468 00:42:59,730 --> 00:43:03,730 ああ。 うん。 469 00:43:05,670 --> 00:43:10,670 俺も→ 470 00:43:10,670 --> 00:43:13,670 そう思いたいんだ。 471 00:43:15,680 --> 00:43:19,680 うん。 [TEL]だから…。 472 00:43:19,680 --> 00:43:24,680 いいよ。 分かった。 473 00:43:27,690 --> 00:43:31,690 いってきます。 474 00:43:31,690 --> 00:43:34,700 いってらっしゃい。 475 00:43:34,700 --> 00:43:47,710 ♪♪~ 476 00:43:47,710 --> 00:43:49,710 《あした 会ったとき→ 477 00:43:49,710 --> 00:43:54,720 僕が 夏実に言う言葉は 決まっている》 478 00:43:54,720 --> 00:44:00,720 《あした わたしが 修二に言う言葉は 決まっている》 479 00:44:00,720 --> 00:44:03,660 《そして…》 480 00:44:03,660 --> 00:44:08,660 (夏実・修二)《2人の答えは きっと 同じだ》 481 00:44:10,660 --> 00:44:20,660 ♪♪~