1 00:00:01,510 --> 00:00:03,840 ♬~ 2 00:00:03,840 --> 00:00:05,510 (大陀羅 壬流古) ⦅何が なんでも…⦆ 3 00:00:05,510 --> 00:00:07,510 (十川一華)⦅わぁ~!⦆ (壬流古)⦅殺してやる~⦆ 4 00:00:09,510 --> 00:00:14,020 (橋田)⦅言ったでしょ。 私が あなたを守るって⦆ 5 00:00:14,020 --> 00:00:16,790 ⦅やだ!橋田さん!⦆ 6 00:00:16,790 --> 00:00:19,170 ⦅いや~っ!!⦆ 7 00:00:19,170 --> 00:00:25,810 ♬~ 8 00:00:27,210 --> 00:00:28,880 (大陀羅 朱鳥)あら? 9 00:00:28,880 --> 00:00:33,280 こんなに朝早く なにかしら? 10 00:00:37,710 --> 00:00:40,740 人生で こんな 人 憎んだことない。 11 00:00:40,740 --> 00:00:43,850 それは光栄ね。 12 00:00:43,850 --> 00:00:47,250 ところで あなたの世話人は どちらへ? 13 00:00:49,950 --> 00:00:53,750 あんたのバカ息子が刺したの! 14 00:00:57,180 --> 00:01:02,030 ああ~。 これだけの血が出てたら➡ 15 00:01:02,030 --> 00:01:04,230 危険な状態ね。 16 00:01:07,440 --> 00:01:09,640 今 ここで殺してみなさいよ。 17 00:01:09,640 --> 00:01:17,410 ♬~ 18 00:01:17,410 --> 00:01:21,790 コーヒーは いかが? 美味しいわよ。 19 00:01:21,790 --> 00:01:25,870 あなた達に 私は殺せない。 20 00:01:25,870 --> 00:01:30,140 大切な人を もうこれ以上 失いたくない。 21 00:01:30,140 --> 00:01:33,550 やるなら とことん やりなさいよ! 22 00:01:33,550 --> 00:01:38,750 それは必ず… あなたに戻ってくるから。 23 00:01:44,270 --> 00:01:46,880 これからが本番よ。 24 00:01:46,880 --> 00:01:49,280 お嬢ちゃん。 25 00:01:55,420 --> 00:01:58,420 ジャキ~ン。 26 00:02:01,040 --> 00:02:03,040 どう? 27 00:02:05,050 --> 00:02:08,250 (千曲川) 君がいない間に 彼女は…。 28 00:02:10,380 --> 00:02:13,280 意識を回復させ ぐっすり眠っているよ。 29 00:02:14,870 --> 00:02:17,140 死んだっぽい感じ やめてくれる? フフッ…。 30 00:02:17,140 --> 00:02:20,180 (千曲川の声) 私の完璧な応急処置のおかげだ。 31 00:02:20,180 --> 00:02:25,720 ♬~ 32 00:02:25,720 --> 00:02:29,490 はぁ…よかった~。 33 00:02:29,490 --> 00:02:31,790 あっ…城之内君は? 34 00:02:33,210 --> 00:02:35,310 ああ 彼なら…。 35 00:02:38,050 --> 00:02:43,720 (城之内) ⦅彼女の力になれて 少し 気が楽になった気がします⦆ 36 00:02:43,720 --> 00:02:45,720 ⦅これ…⦆ 37 00:02:49,610 --> 00:02:51,610 ⦅彼女に⦆ 38 00:02:51,610 --> 00:03:06,210 ♬~ 39 00:03:06,210 --> 00:03:09,040 これがそれで あれだよ。 40 00:03:09,040 --> 00:03:11,240 わからん。 41 00:03:13,050 --> 00:03:15,720 ♬~ 42 00:03:15,720 --> 00:03:18,120 痛っ! 43 00:03:18,120 --> 00:03:21,510 ハハッ ハハッ…。 痛っ。痛…っ! 44 00:03:21,510 --> 00:03:23,740 大事な手紙を凶器にするな! 45 00:03:23,740 --> 00:03:26,010 そこには 君への謝罪と➡ 46 00:03:26,010 --> 00:03:28,910 君の前には二度と 現れないということ そして➡ 47 00:03:28,910 --> 00:03:31,720 君への愛が 長々と綴られている。 48 00:03:31,720 --> 00:03:34,050 8行目から17行目だ。 49 00:03:34,050 --> 00:03:39,040 「君に出会った あの日から 僕は君の笑顔にフォーリンラブ」。 50 00:03:39,040 --> 00:03:40,870 な~に!先に言わないでよ! 51 00:03:40,870 --> 00:03:44,480 何 フォーリンラブって!? そんなダサいことね➡ 52 00:03:44,480 --> 00:03:47,550 城之内君 書くわけ…プゥゥ…。 53 00:03:47,550 --> 00:03:50,380 あっ…書いてあった。 54 00:03:50,380 --> 00:03:51,880 ヘヘヘッ…。 55 00:03:54,510 --> 00:03:57,370 ねえ。 ん? 56 00:03:57,370 --> 00:04:01,250 狙われてたのに なんで助けに来なかったの? 57 00:04:01,250 --> 00:04:04,880 残念ながら 私の体は1つしかない。 58 00:04:04,880 --> 00:04:08,190 このように複数で狙われると 本望ではないが➡ 59 00:04:08,190 --> 00:04:11,610 誰かに協力を 仰がざるを得ない。だから➡ 60 00:04:11,610 --> 00:04:13,540 橋田を君の元に向かわせたんだ。➡ 61 00:04:13,540 --> 00:04:16,210 橋田なら どんな犠牲を払おうとも➡ 62 00:04:16,210 --> 00:04:20,050 命をかけて 君を守ると わかっていたからな。 63 00:04:20,050 --> 00:04:22,580 フッ…何それ。 64 00:04:22,580 --> 00:04:24,820 橋田さんが 死ぬかも しれなかったんだよ。 65 00:04:24,820 --> 00:04:29,540 橋田がズブの素人だとでも 思っているのか? 66 00:04:29,540 --> 00:04:31,440 どういうこと? 67 00:04:31,440 --> 00:04:35,240 それは…本人に聞くんだな。 68 00:04:40,720 --> 00:04:44,040 すべて 聞こえていました。 69 00:04:44,040 --> 00:04:49,840 ひとつだけ…ずっと 内緒にしていた事があります。 70 00:04:52,210 --> 00:04:56,720 私は千曲川と 一緒に働いていました。 71 00:04:56,720 --> 00:04:58,220 えっ? 72 00:04:59,720 --> 00:05:02,820 私は 探偵だったんです。 73 00:05:04,780 --> 00:05:10,710 15年前 目撃者だった あなたの お母様を見つけ➡ 74 00:05:10,710 --> 00:05:15,390 警察に証言するよう 説得したのは…➡ 75 00:05:15,390 --> 00:05:18,040 私です。 76 00:05:18,040 --> 00:05:22,610 そのせいで… お母様は大陀羅一族から➡ 77 00:05:22,610 --> 00:05:24,810 命を狙われることに。 78 00:05:29,120 --> 00:05:32,750 (橋田の声) お母様が亡くなられたのは➡ 79 00:05:32,750 --> 00:05:35,250 私の責任です。 80 00:05:37,370 --> 00:05:40,570 あなたは なんで 私を引き取ったの? 81 00:05:43,050 --> 00:05:47,420 1人残された私が かわいそうだったから? 82 00:05:47,420 --> 00:05:50,520 それとも お母さんの死に 責任を感じたから? 83 00:05:54,210 --> 00:05:58,530 その両方です。 84 00:05:58,530 --> 00:06:04,890 私に出会わなければ… お母様も あなたも➡ 85 00:06:04,890 --> 00:06:10,710 苦しい思いをすることはなかった。 86 00:06:10,710 --> 00:06:16,210 本当に…申し訳ありません。 87 00:06:19,380 --> 00:06:21,380 ゆっくり休んで。 88 00:06:22,890 --> 00:06:27,290 ♬~ 89 00:06:34,210 --> 00:06:41,210 ♬~ 90 00:06:44,540 --> 00:06:46,540 大丈夫なの? 91 00:06:48,550 --> 00:06:51,230 大丈夫でない場合 私は ここに➡ 92 00:06:51,230 --> 00:06:52,720 こうして 立っているんでしょうか? 93 00:06:52,720 --> 00:06:54,220 こうして 立って喋っている ということが➡ 94 00:06:54,220 --> 00:06:56,220 大丈夫 以外の何ものでも ないということを➡ 95 00:06:56,220 --> 00:06:57,900 証明している事になります。 96 00:06:57,900 --> 00:07:01,800 それに 人に大丈夫ですかと…。 大丈夫そうですね! 97 00:07:04,210 --> 00:07:06,310 ある程度 予測はしていましたが…。 98 00:07:08,050 --> 00:07:10,980 ここから 状況はカオスです。 99 00:07:10,980 --> 00:07:14,810 ラオス。 それは…国の名前です。 100 00:07:14,810 --> 00:07:17,210 そっちのパターンね。 101 00:07:17,210 --> 00:07:19,210 そっちかでは ありません。 102 00:07:19,210 --> 00:07:22,780 知ったかぶりが一番 見苦しい! 103 00:07:22,780 --> 00:07:25,380 ごめんなさい。 104 00:07:30,090 --> 00:07:32,590 今日で 全てを 終わらせましょう。 105 00:07:34,610 --> 00:07:37,710 やっちゃいますか? 106 00:07:37,710 --> 00:07:41,210 やっちゃいますか。 107 00:07:41,210 --> 00:07:49,870 ♬~ 108 00:07:49,870 --> 00:07:51,880 (大陀羅 亜謄蛇)話がある。 109 00:07:51,880 --> 00:07:53,880 ♬~ 110 00:07:53,880 --> 00:07:55,880 どうしますか? 111 00:07:55,880 --> 00:07:58,820 ♬~ 112 00:07:58,820 --> 00:08:01,550 話を聞く。 113 00:08:01,550 --> 00:08:03,690 いい匂い。 114 00:08:03,690 --> 00:08:05,990 ラベンダー? 115 00:08:09,480 --> 00:08:12,310 「私 大陀羅 亜謄蛇は 十川一華が亡くなろうとも➡ 116 00:08:12,310 --> 00:08:17,180 大陀羅 瑛が残した遺産の 全てを放棄することを誓います」。 117 00:08:17,180 --> 00:08:20,350 遺産は 要らないってことですか? 118 00:08:20,350 --> 00:08:25,210 私にとって 邪魔なのは 君じゃない。 119 00:08:25,210 --> 00:08:30,280 ♬~ 120 00:08:30,280 --> 00:08:35,720 (朱鳥)⦅麻百合 いいわよ。 導きなさい⦆ 121 00:08:35,720 --> 00:08:39,340 ♬~ 122 00:08:39,340 --> 00:08:43,210 朱鳥が君の命を 狙っているという証拠だ。➡ 123 00:08:43,210 --> 00:08:48,050 君自身が司法に朱鳥を訴えれば 全て丸く収まる。 124 00:08:48,050 --> 00:08:50,720 あなたは 裏切るということですか? 125 00:08:50,720 --> 00:08:55,710 これは取引だ。 私が欲しいのは 会長の座。➡ 126 00:08:55,710 --> 00:09:00,540 この話に乗ってくれれば このデータは君に渡そう。 127 00:09:00,540 --> 00:09:15,240 ♬~ 128 00:09:17,210 --> 00:09:29,240 ♬~ 129 00:09:29,240 --> 00:09:32,380 おい!そんなとこ 濡らすんじゃない! 130 00:09:32,380 --> 00:09:34,540 滑って危ないだろう! 131 00:09:34,540 --> 00:09:37,880 そら 失礼しました。ヘヘッ…。 132 00:09:37,880 --> 00:09:39,720 探偵!? 133 00:09:39,720 --> 00:09:41,550 あっ 痛い! 134 00:09:41,550 --> 00:09:43,050 んっ? 135 00:09:43,050 --> 00:09:45,940 ハハッ~。いい匂いだろう。 136 00:09:45,940 --> 00:09:49,110 そこには大量のオイルを モップがけしておいた。 137 00:09:49,110 --> 00:09:51,110 あっ…おっと 危ない! あっ 痛っ! 138 00:09:51,110 --> 00:09:55,050 誰だよ~!こんなとこ ヌルヌルにしたのは~! 139 00:09:55,050 --> 00:09:57,980 あれ?んっ…クッ! 140 00:09:57,980 --> 00:10:01,040 言い忘れたが このマットには➡ 141 00:10:01,040 --> 00:10:04,270 たっぷりと こいつを塗りこんである。 142 00:10:04,270 --> 00:10:07,110 ちょっとや そっとでは 動けんぞ。ハハハ。 143 00:10:07,110 --> 00:10:11,720 どういうことだ? そういうことだ。ハハハハ!あれ? 144 00:10:11,720 --> 00:10:14,920 あっ!しまった! 145 00:10:14,920 --> 00:10:18,570 貴様…ハメやがったな! 146 00:10:18,570 --> 00:10:22,580 うっ!おっと…ふ~っ。 147 00:10:22,580 --> 00:10:27,210 しかし 密室で火災を起こし 事故に見せかけ 殺そうなんて➡ 148 00:10:27,210 --> 00:10:30,580 ひどいことを考えたもんだ。 ポーッ! 149 00:10:30,580 --> 00:10:32,990 なぜ それを!? 簡単だよ。 150 00:10:32,990 --> 00:10:36,210 君は 大きなミスを犯した。 151 00:10:36,210 --> 00:10:40,210 それは この… ラベンダーの香りさ。 152 00:10:40,210 --> 00:10:44,950 あの部屋は ラベンダーの香りが 充満していた。➡ 153 00:10:44,950 --> 00:10:47,120 しかし 見た限りでは➡ 154 00:10:47,120 --> 00:10:50,690 花もなければ 消臭剤も 部屋に見当たらない。➡ 155 00:10:50,690 --> 00:10:53,840 すると 壁に この屋敷に似つかわしくない➡ 156 00:10:53,840 --> 00:10:56,580 新しい絵が 飾ってあるじゃないか。➡ 157 00:10:56,580 --> 00:10:59,410 そこで あの絵に 仕掛けがあるんじゃないかと➡ 158 00:10:59,410 --> 00:11:01,410 ピンときたんだよ。 159 00:11:01,410 --> 00:11:05,910 ラベンダーの香りは 画溶液の ラベンダーオイルだってね。ハッ。 160 00:11:10,870 --> 00:11:14,440 私は 絵心があってね。 何? 161 00:11:14,440 --> 00:11:16,950 おそらく あの絵は➡ 162 00:11:16,950 --> 00:11:20,550 発火性の高いオイルを 絵の具に混ぜ込んであり~➡ 163 00:11:20,550 --> 00:11:24,520 ラベンダーオイルは その匂い消しに使ったんだろう。 164 00:11:24,520 --> 00:11:27,610 フフフ…。 だとしても➡ 165 00:11:27,610 --> 00:11:29,880 どうやって 火をつけるっていうんだ?➡ 166 00:11:29,880 --> 00:11:32,480 現に私は あの場には いないんだぞ。 167 00:11:32,480 --> 00:11:38,490 太陽光を収束させ 可燃物を発火させる方法。 168 00:11:38,490 --> 00:11:41,560 収れん火災。➡ 169 00:11:41,560 --> 00:11:44,640 あの部屋には 金魚鉢が置かれていた。➡ 170 00:11:44,640 --> 00:11:49,080 つまり その金魚鉢が 虫眼鏡と同じ役割を果たし…➡ 171 00:11:49,080 --> 00:11:53,420 その光の集点が 絵画に当たるように細工していた。 172 00:11:53,420 --> 00:11:57,340 ん?焦げ臭いですね。 173 00:11:57,340 --> 00:12:00,970 (千曲川の声) 発火性の高いオイルを混ぜ込んだ 絵の具で描かれた絵は➡ 174 00:12:00,970 --> 00:12:05,970 その集められた光の熱により… 発火する。 175 00:12:12,520 --> 00:12:15,870 あとは ドアノブがないので ドアが開かず➡ 176 00:12:15,870 --> 00:12:18,840 密室に閉じ込められた 彼女たちは…➡ 177 00:12:18,840 --> 00:12:23,840 火災が起き 逃げ遅れたことで 焼死したということにできる。 178 00:12:27,750 --> 00:12:31,670 君の書いた書面も 全て燃えるな~。 179 00:12:31,670 --> 00:12:34,910 君にとっては 都合のいいこと尽くめだ。 180 00:12:34,910 --> 00:12:38,040 フフフ…。 181 00:12:38,040 --> 00:12:40,280 あの部屋は ドア以外➡ 182 00:12:40,280 --> 00:12:42,780 出られないように 細工してあるんだ。➡ 183 00:12:42,780 --> 00:12:47,350 今さらお前が 何を言おうと… フフッ。 184 00:12:47,350 --> 00:12:50,140 くそっ! 185 00:12:50,140 --> 00:12:54,180 ハハハハ…! 186 00:12:54,180 --> 00:12:57,080 出れなければ 消せばいい。 187 00:13:00,350 --> 00:13:02,390 はあ? 188 00:13:02,390 --> 00:13:16,780 ♬~ 189 00:13:16,780 --> 00:13:19,390 もう伏せていなくて大丈夫ですよ。 190 00:13:19,390 --> 00:13:23,510 もっとわかりやすいところに 置いてくれればいいのに…チッ。 191 00:13:23,510 --> 00:13:27,480 プッ!フフフ…。 192 00:13:27,480 --> 00:13:30,680 こっち見ないで…。 193 00:13:32,320 --> 00:13:34,320 フフフ…。 194 00:13:36,720 --> 00:13:39,370 ちなみに そのオイルは➡ 195 00:13:39,370 --> 00:13:42,480 君が絵に混ぜたものと同じ成分だ。 196 00:13:42,480 --> 00:13:45,980 もちろん このマットにも たっぷりと しみ込んでいる。 197 00:13:45,980 --> 00:13:48,920 試してみるか? うっ…いや 止めろ! 198 00:13:48,920 --> 00:13:53,720 止めない! 止めろ! 199 00:13:53,720 --> 00:13:55,710 神のものは 神に! 200 00:13:55,710 --> 00:13:59,010 カエサルのものは カエサルに! 201 00:14:01,040 --> 00:14:03,540 トリック返し。 202 00:14:06,070 --> 00:14:09,090 ん?じゃないよ。 ん?って何? 203 00:14:09,090 --> 00:14:12,440 父さん お仕置きが必要だね。 204 00:14:12,440 --> 00:14:14,470 そうだろ。 205 00:14:14,470 --> 00:14:20,180 あ~っ!止めろ~! あああ…! 206 00:14:20,180 --> 00:14:24,720 あ~っ!あ~っ…! 207 00:14:24,720 --> 00:14:29,720 無様だねえ。残念ながら このオイルは不燃性だよ。 208 00:14:31,240 --> 00:14:34,680 何だ?その目。 209 00:14:34,680 --> 00:14:38,580 私の描いた絵が見たいんだな? 早く言えよ。 210 00:14:40,680 --> 00:14:43,190 いくぞ…いくぞ いくぞ! 211 00:14:43,190 --> 00:14:46,440 ジャーン! 212 00:14:46,440 --> 00:14:48,440 どうだ! 213 00:14:50,440 --> 00:14:52,210 下手くそ。 え?何!? 214 00:14:52,210 --> 00:14:54,950 下手くそ。 これが?君にそっくりだぞ! 215 00:14:54,950 --> 00:14:56,450 下手くそ。 ホントに そう思うのか? 216 00:14:56,450 --> 00:14:58,250 むしろ こっちのがいい男だ! 許せん! 217 00:14:58,250 --> 00:15:01,370 あつっ!あつつ…熱い!熱い! 218 00:15:01,370 --> 00:15:05,610 もう1回言って見ろ! 何が下手くそだ! 219 00:15:05,610 --> 00:15:07,610 ホホホ…。 220 00:15:17,190 --> 00:15:20,310 さあ 仕掛けなさい。 221 00:15:20,310 --> 00:15:32,020 ♬~ 222 00:15:32,020 --> 00:15:34,920 見ていなさい。 223 00:15:34,920 --> 00:15:37,220 私の力を。 224 00:15:42,280 --> 00:15:45,280 ≪あちっ!あっあっ…あ~!≫ 225 00:15:49,120 --> 00:15:51,320 ≪いや~っ!!≫ 226 00:16:00,350 --> 00:16:02,350 あれ? 227 00:16:06,950 --> 00:16:09,040 わああ! あ~っ! 228 00:16:09,040 --> 00:16:11,310 びっくりした! 何やってんの? え? 229 00:16:11,310 --> 00:16:14,980 びっくりさせようと思って。 悲鳴が聞こえましたが あれは 何ですか? 230 00:16:14,980 --> 00:16:17,510 知りたい? 231 00:16:17,510 --> 00:16:19,510 どれぐらい知りたい? 232 00:16:23,950 --> 00:16:27,250 ちくまの紙芝居 始まり 始まり~! 233 00:16:30,910 --> 00:16:34,110 ハハッ! 罰が当たりますよ。 234 00:16:34,110 --> 00:16:37,720 熱湯死じゃ~。 235 00:16:37,720 --> 00:16:43,170 この屋敷の配管には~ ボイラー室で沸かした➡ 236 00:16:43,170 --> 00:16:47,140 高温の湯が流れておったとさ~。 237 00:16:47,140 --> 00:16:51,650 誰なんですか? 奴らは その配管を破損させ~➡ 238 00:16:51,650 --> 00:16:56,050 熱湯を君たちに 浴びせようとして➡ 239 00:16:56,050 --> 00:16:58,870 おったんじゃな~。 内容が入ってきづらいんですよ。 240 00:16:58,870 --> 00:17:00,870 ハハハハ! 私の顔! 241 00:17:00,870 --> 00:17:08,280 私は それを未然に防ぐために ボイラーの給湯を止めたのかな~。 242 00:17:08,280 --> 00:17:11,350 止めたんでしょうよ。 神のものは 神に…。 243 00:17:11,350 --> 00:17:16,310 いりますか?これ。 カエサルのものは カエサルに! 244 00:17:16,310 --> 00:17:19,510 あ~。 ひどい…。 トリック返し。 245 00:17:19,510 --> 00:17:22,310 わかりました。次は? 246 00:17:22,310 --> 00:17:24,750 感電死だ。 247 00:17:24,750 --> 00:17:28,480 部屋の前にあった水槽の裏に 女性が隠れていた。 248 00:17:28,480 --> 00:17:30,350 彼女は 君たちが来た瞬間 水槽を押して➡ 249 00:17:30,350 --> 00:17:32,110 水を ぶちまけるつもりだったんだ! 250 00:17:32,110 --> 00:17:34,770 水槽の前には ライトアップ用の 照明機材があった。 251 00:17:34,770 --> 00:17:37,840 そこに水が大量にかかると 当然 漏電し➡ 252 00:17:37,840 --> 00:17:41,780 水の上に立っている君たちは 感電死するってわけだね。 253 00:17:41,780 --> 00:17:43,380 ビリビリビリ…つって。 ひどい。 254 00:17:43,380 --> 00:17:45,820 私は それを未然に防ぐために➡ 255 00:17:45,820 --> 00:17:51,510 ブレーカーを あらかじめ 落としておきました。ハハーッ。 256 00:17:51,510 --> 00:17:56,450 トリック返し。 バタバタ バタバタ…。 257 00:17:56,450 --> 00:17:59,280 (拍手) 258 00:17:59,280 --> 00:18:04,280 さてと… 最後の砦が来たようですね。 (拍手) 259 00:18:12,080 --> 00:18:33,820 ♬~ 260 00:18:33,820 --> 00:18:36,690 本当にお見事だわ 探偵さん。 261 00:18:36,690 --> 00:18:41,000 言ったでしょ。 必ず あなたに戻ってくるって。 262 00:18:41,000 --> 00:18:44,100 実を言うとね…➡ 263 00:18:44,100 --> 00:18:47,570 もう 打つ手がないの。➡ 264 00:18:47,570 --> 00:18:53,570 もう 事故に見せかけて あなたの命を狙うこと…諦めるわ。 265 00:18:55,260 --> 00:18:57,960 会話は全て 録音させていただきました。 266 00:18:57,960 --> 00:19:01,270 あなたたちは 相続人を殺害しようとした。 267 00:19:01,270 --> 00:19:04,470 相続欠落となる条件を 十分に満たしています。 268 00:19:04,470 --> 00:19:09,990 ハハハ!それを 外に持ち出すことができればな。 269 00:19:09,990 --> 00:19:40,620 ♬~ 270 00:19:40,620 --> 00:19:42,360 うっ…。 271 00:19:42,360 --> 00:19:44,560 大丈夫!? 272 00:19:44,560 --> 00:19:46,560 ううっ! 273 00:19:46,560 --> 00:19:48,560 やめなさい! 274 00:20:10,070 --> 00:20:13,590 私は 一族としてでなく➡ 275 00:20:13,590 --> 00:20:16,690 会長として➡ 276 00:20:16,690 --> 00:20:19,760 従業員…➡ 277 00:20:19,760 --> 00:20:23,860 その家族や 子どもたちを守りたい。 278 00:20:25,970 --> 00:20:30,970 そのためなら 会長を退き➡ 279 00:20:30,970 --> 00:20:35,390 今まで犯した罪を償うわ。 姉さん…。 280 00:20:35,390 --> 00:20:38,890 どうか 私たちを許してほしい。 281 00:20:40,870 --> 00:20:43,970 (朱鳥)お願い。 282 00:20:43,970 --> 00:20:47,070 遺産の一部でいい。 283 00:20:48,970 --> 00:20:52,790 大陀羅グループに…➡ 284 00:20:52,790 --> 00:20:55,160 投資してください! 285 00:20:55,160 --> 00:21:03,890 ♬~ 286 00:21:03,890 --> 00:21:06,590 あなたが判断することです。 287 00:21:06,590 --> 00:21:13,330 ♬~ 288 00:21:13,330 --> 00:21:16,670 (十川 純華) ⦅一華を 一人にはしないからね⦆ 289 00:21:16,670 --> 00:21:28,200 ♬~ 290 00:21:28,200 --> 00:21:30,270 顔をあげてください。 291 00:21:30,270 --> 00:21:34,670 ハハ…ハッ 甘いな。 292 00:21:34,670 --> 00:21:38,720 両親を殺したのは こいつらだぞ。 293 00:21:38,720 --> 00:21:42,030 多くの子どもたちに 苦しい思い させたくないの。 294 00:21:42,030 --> 00:21:45,760 はぁ…。 295 00:21:45,760 --> 00:21:49,270 話は聞きます。 296 00:21:49,270 --> 00:21:52,140 だから 顔をあげてください。 297 00:21:52,140 --> 00:22:02,260 ♬~ 298 00:22:02,260 --> 00:22:04,900 みっともなかったわね…。 299 00:22:04,900 --> 00:22:08,770 ♬~ 300 00:22:08,770 --> 00:22:13,670 あとは…任せたわよ。 301 00:22:17,160 --> 00:22:19,160 (大陀羅 麻百合)そんな…。 302 00:22:19,160 --> 00:22:23,230 ♬~ 303 00:22:23,230 --> 00:22:26,840 なんだか 腑に落ちないね。 304 00:22:26,840 --> 00:22:30,930 大陀羅 朱鳥さんよ。 305 00:22:30,930 --> 00:22:34,100 あら そう? 306 00:22:34,100 --> 00:22:38,300 フフ…ハハハハ。 何がおかしいんですか? 307 00:22:38,300 --> 00:22:41,200 あなたたちがここで死ぬからよ。 308 00:22:41,200 --> 00:22:43,190 何 言ってるの? 309 00:22:43,190 --> 00:22:48,660 探偵さん。 あなたは大きなミスを犯した。 310 00:22:48,660 --> 00:22:51,100 さあ クイズです。 311 00:22:51,100 --> 00:22:54,170 あなたが犯したミスは なんでしょう? 312 00:22:54,170 --> 00:22:58,840 ハハ…ハハハハ!何を言っている。 313 00:22:58,840 --> 00:23:01,620 私は 完璧だ。 314 00:23:01,620 --> 00:23:03,690 早く探したほうがいいわよ。 315 00:23:03,690 --> 00:23:08,190 死へのカウントダウンは 始まっている。 316 00:23:10,570 --> 00:23:13,670 何が起きてるの? 317 00:23:13,670 --> 00:23:16,990 もしかして…。 静かにしろ! 318 00:23:16,990 --> 00:23:19,590 どういうことだ? 319 00:23:19,590 --> 00:23:21,990 私がミスを…。 320 00:23:24,800 --> 00:23:28,900 ハッタリ…か否か? 321 00:23:28,900 --> 00:23:32,340 あなたは完璧すぎたのかも。 322 00:23:32,340 --> 00:23:34,320 完璧? 323 00:23:34,320 --> 00:23:37,120 ♬~ 324 00:23:41,690 --> 00:23:44,760 あなたは完璧すぎたのかも。 325 00:23:44,760 --> 00:23:47,860 完璧? 326 00:23:47,860 --> 00:23:52,580 ♬~ 327 00:23:52,580 --> 00:23:56,220 ななめ廊下 熱湯配管➡ 328 00:23:56,220 --> 00:23:58,760 水槽漏電…。 329 00:23:58,760 --> 00:24:01,160 私は 全てを食い止めるために➡ 330 00:24:01,160 --> 00:24:05,830 給湯器を止め 電気を止めた。 331 00:24:05,830 --> 00:24:08,030 そうか! 何? 332 00:24:08,030 --> 00:24:10,020 老朽化した屋敷。 333 00:24:10,020 --> 00:24:12,550 床さえ傾いた この別荘で➡ 334 00:24:12,550 --> 00:24:17,060 突然 給湯が止まり 原因不明の停電が起きた。 335 00:24:17,060 --> 00:24:19,060 となれば…。 336 00:24:19,060 --> 00:24:22,330 この屋敷…。 この屋敷が倒壊しても 全ては➡ 337 00:24:22,330 --> 00:24:25,570 老朽化のための 事故に見せかけることができる。 338 00:24:25,570 --> 00:24:27,550 私が未然に防いだことが➡ 339 00:24:27,550 --> 00:24:32,660 事故に見せかけるための 伏線になったということだ。 340 00:24:32,660 --> 00:24:37,260 これぞ トリック返しのトリック返し! 341 00:24:39,300 --> 00:24:43,440 でも…どうやって こんな大きな お屋敷 倒壊させるの? 342 00:24:43,440 --> 00:24:47,920 簡単よ。柱を1本 壊せばいいだけ。 343 00:24:47,920 --> 00:24:50,090 なるほどな。 344 00:24:50,090 --> 00:24:53,530 通し柱を壊せば 倒壊するってわけか。 345 00:24:53,530 --> 00:24:58,330 通し柱? 建物の構造上 一番重要な柱です。 346 00:24:58,330 --> 00:25:02,650 土台から軒まで通った 継ぎ目のない柱。 347 00:25:02,650 --> 00:25:06,360 この屋敷は今 最低限のバランスで➡ 348 00:25:06,360 --> 00:25:08,790 やっと たってる状態よ。 349 00:25:08,790 --> 00:25:11,260 フフフ…。 350 00:25:11,260 --> 00:25:14,960 よくやった! こいつら残して 逃げるぞ。 351 00:25:19,620 --> 00:25:24,030 あなたたちも ここにとどまるのよ! 姉さん…。 352 00:25:24,030 --> 00:25:27,500 私たちだけが死ねば 事件性が出てくる。 353 00:25:27,500 --> 00:25:30,930 皆殺しにして 事故に見せかけるとは…。 354 00:25:30,930 --> 00:25:36,250 ハハ…見事なまでの悪党だ。 355 00:25:36,250 --> 00:25:40,290 このトリックには犠牲が必要なの。 356 00:25:40,290 --> 00:25:44,190 嘘でしょ?まさか 私たちまで。 357 00:25:46,500 --> 00:25:48,600 ママ! 358 00:25:50,620 --> 00:25:53,590 確かに跡取りは必要ね。 359 00:25:53,590 --> 00:25:56,290 壬流古!こちらへ。 360 00:25:56,290 --> 00:25:59,590 ♬~ 361 00:25:59,590 --> 00:26:02,800 ママ 私は? 362 00:26:02,800 --> 00:26:05,550 一族を守るためよ。 363 00:26:05,550 --> 00:26:08,220 あなたは命を捧げなさい。 364 00:26:08,220 --> 00:26:14,890 ♬~ 365 00:26:14,890 --> 00:26:18,360 開けるな! 366 00:26:18,360 --> 00:26:20,770 あそこにも細工したんですね。 367 00:26:20,770 --> 00:26:23,290 もちろん。 368 00:26:23,290 --> 00:26:28,760 この部屋を囲む 全ての柱をけずり 不安定にしたわ。 369 00:26:28,760 --> 00:26:31,290 ここは今 障子 襖➡ 370 00:26:31,290 --> 00:26:34,800 全てで この天井を支えてる。 371 00:26:34,800 --> 00:26:40,550 つまり…その格子戸の 1つ1つの 細~い木ですら➡ 372 00:26:40,550 --> 00:26:43,760 今は大事な柱ってわけ。 373 00:26:43,760 --> 00:26:45,820 むやみに開ければ➡ 374 00:26:45,820 --> 00:26:48,730 ここは簡単に崩れるわ。 375 00:26:48,730 --> 00:26:53,830 逃げられないように 和室の密室を 作ったというわけですか。 376 00:26:53,830 --> 00:26:57,290 そう。そして 私が出た後➡ 377 00:26:57,290 --> 00:27:01,820 この襖にも細工をさせてもらう。 378 00:27:01,820 --> 00:27:04,960 これで どこも開けられなくなって➡ 379 00:27:04,960 --> 00:27:09,460 誰一人 外に出られない。 380 00:27:12,500 --> 00:27:15,490 完璧…➡ 381 00:27:15,490 --> 00:27:19,190 爽快!ハハハハ…。 382 00:27:19,190 --> 00:27:21,490 あっ!そうだわ。 383 00:27:21,490 --> 00:27:24,060 神のものは 神に➡ 384 00:27:24,060 --> 00:27:28,560 カエサルのものは カエサルに! 385 00:27:30,490 --> 00:27:33,020 だったかしら? 386 00:27:33,020 --> 00:27:38,040 ♬~ 387 00:27:38,040 --> 00:27:40,040 この! 388 00:27:46,100 --> 00:27:47,600 (スイッチ音) 389 00:27:49,790 --> 00:28:00,430 ♬~ 390 00:28:00,430 --> 00:28:04,750 壬流古 逃走用の車を用意しなさい。 391 00:28:04,750 --> 00:28:07,550 イエス・マム。 392 00:28:22,720 --> 00:28:27,660 未然に防ぐ方法…ないんだ? 393 00:28:27,660 --> 00:28:30,530 残念だが…➡ 394 00:28:30,530 --> 00:28:33,570 ない。 395 00:28:33,570 --> 00:28:35,600 私のせいだ。 396 00:28:35,600 --> 00:28:39,300 フフフフ…。 397 00:28:44,090 --> 00:28:46,290 あのさ…。 398 00:28:49,960 --> 00:28:55,260 お母さんのこと 何も怒ってないから。 399 00:28:57,960 --> 00:29:02,360 許すとかって言ったら 生意気に なっちゃうかもしれないけど。 400 00:29:05,930 --> 00:29:10,690 2人とも 気にしないで。 401 00:29:10,690 --> 00:29:12,790 私は…。 402 00:29:14,790 --> 00:29:18,390 あなたたちを許します。 403 00:29:21,100 --> 00:29:25,900 むしろ 私が謝らなくちゃ。 404 00:29:29,250 --> 00:29:35,030 こんなことに 巻き込んでしまって…➡ 405 00:29:35,030 --> 00:29:37,330 本当にごめんなさい。 406 00:29:37,330 --> 00:29:43,500 ♬~ 407 00:29:43,500 --> 00:29:46,820 諦めないで。 408 00:29:46,820 --> 00:29:52,690 彼がきっと あなたを守ってくれます。 409 00:29:52,690 --> 00:29:56,690 そうでしょ 千曲川さん。 410 00:30:01,350 --> 00:30:12,750 ♬~ 411 00:30:18,110 --> 00:30:21,110 (朱鳥)ハッハッハッ…! 412 00:30:21,110 --> 00:30:23,860 アッハッハッハ…! 413 00:30:23,860 --> 00:30:26,760 くわばら くわばら。 414 00:30:28,890 --> 00:30:36,380 ♬~ 415 00:30:36,380 --> 00:30:41,460 鬼の形相とは まさに このことだな。 416 00:30:41,460 --> 00:30:43,630 どうやって外に。 417 00:30:43,630 --> 00:30:46,070 テコの原理だよ。 418 00:30:46,070 --> 00:30:50,770 (千曲川の声) 君は 襖を閉めたと同時に 襖の上の柱に➡ 419 00:30:50,770 --> 00:30:52,780 重りを垂らし バランスを保った。➡ 420 00:30:52,780 --> 00:30:55,110 つまり 再び襖を開ければ➡ 421 00:30:55,110 --> 00:30:57,610 あの部屋が倒壊する仕組みを 作ったんだよ。 422 00:30:59,600 --> 00:31:02,900 それと 同じことをしただけさ。 423 00:31:02,900 --> 00:31:09,940 ♬~ 424 00:31:09,940 --> 00:31:11,930 ⦅ここは協力しよう⦆ 425 00:31:11,930 --> 00:31:15,100 ⦅協力なんて…⦆ ⦅ここを出れなければ 死ぬぞ!⦆ 426 00:31:15,100 --> 00:31:17,600 ⦅言うとおりにしろ!急げ⦆ 427 00:31:20,770 --> 00:31:23,340 ⦅もうちょっと奥かな?⦆ ⦅10cm手前⦆ 428 00:31:23,340 --> 00:31:26,110 ⦅あ~ 行き過ぎました。 5cm戻ってください⦆ (亜謄蛇)⦅5cm?⦆ 429 00:31:26,110 --> 00:31:28,130 ⦅2cm手前⦆ (亜謄蛇)⦅2cm⦆ (麻百合)⦅2cm⦆ 430 00:31:28,130 --> 00:31:30,230 ⦅そこです ぶら下がって!⦆ (亜謄蛇)⦅はい⦆ 431 00:31:30,230 --> 00:31:32,270 ⦅しっかり ぶら下がって!⦆ ⦅行け⦆ 432 00:31:32,270 --> 00:31:34,370 ⦅そのまま!⦆ 433 00:31:34,370 --> 00:31:37,770 ⦅おい!どういうことだ!? アハハ…⦆ (麻百合)⦅イヤッ!⦆ 434 00:31:37,770 --> 00:31:41,940 ⦅あ~ こちょこちょ! ア~ハハハ!アハ!アハッ!⦆ 435 00:31:41,940 --> 00:31:44,930 ⦅実に 見事な光景だ! ハッハ~!⦆ 436 00:31:44,930 --> 00:31:48,930 ⦅今 君たちのおかげで 最高のバランスを保っている⦆ 437 00:31:48,930 --> 00:31:50,930 ⦅ウッハッハッハ!⦆ 438 00:31:50,930 --> 00:31:54,440 ⦅あの~ 手ぇ離したら ここは倒壊するからな⦆ 439 00:31:54,440 --> 00:31:56,770 ⦅お おい!⦆ ⦅フフッ⦆ 440 00:31:56,770 --> 00:31:58,640 (亜謄蛇)⦅おい 探偵!おい!!⦆ 441 00:31:58,640 --> 00:32:02,140 2人を置いてきて 申し訳なかったな。 442 00:32:05,100 --> 00:32:08,200 さあ 壊せよ。 443 00:32:08,200 --> 00:32:12,970 一族の崩壊だ。ハッハッハ…。 444 00:32:12,970 --> 00:32:17,470 このペテン師が! 445 00:32:22,000 --> 00:32:30,440 ♬~ 446 00:32:30,440 --> 00:32:36,140 あれだけ叩いたんだ。 あまり動くと 柱が崩れるぞ。 447 00:32:39,600 --> 00:32:45,910 さて クイズです。 君の犯したミスは なんでしょう? 448 00:32:45,910 --> 00:32:48,810 私がミスを犯すはずがない。 449 00:32:48,810 --> 00:32:52,760 私もさっき そう思った。 450 00:32:52,760 --> 00:32:59,560 しかし…人は不完全であり 取り返しのつかない過ちを犯す。 451 00:33:01,770 --> 00:33:05,610 たとえ その過ちが 許されたとしても➡ 452 00:33:05,610 --> 00:33:08,210 傷ついた人間の心が 癒えることはない。 453 00:33:11,930 --> 00:33:16,230 なにを訳のわからないこと 言ってるのよ! 454 00:33:21,070 --> 00:33:25,830 ♬~ 455 00:33:25,830 --> 00:33:30,430 君は 大きなミスを犯した。 456 00:33:30,430 --> 00:33:34,840 それはね…愛だよ。 457 00:33:34,840 --> 00:33:37,010 愛がなかったんだ。 458 00:33:37,010 --> 00:33:41,640 壬流古 この男を殺しなさい! 459 00:33:41,640 --> 00:33:55,740 ♬~ 460 00:33:57,710 --> 00:33:59,700 何やってるの 壬流古! 461 00:33:59,700 --> 00:34:02,530 まだ気がつかないのか? 462 00:34:02,530 --> 00:34:06,440 この男は 壬流古ではない。 463 00:34:06,440 --> 00:34:08,440 え!? 464 00:34:08,440 --> 00:34:26,140 ♬~ 465 00:34:31,140 --> 00:34:36,810 ♬~ 466 00:34:36,810 --> 00:34:38,960 (大陀羅 貴人)やあ 姉さん。 467 00:34:38,960 --> 00:34:44,030 貴人!あなた…どうやって!? 468 00:34:44,030 --> 00:34:47,400 はっ…壬流古は? 469 00:34:47,400 --> 00:34:51,010 (貴人)⦅ジャキ~ン⦆ 470 00:34:51,010 --> 00:34:54,290 (壬流古) ⦅ジャキ~ンって何なんだよ⦆ 471 00:34:54,290 --> 00:34:58,530 ⦅○※☆△…⦆ 472 00:34:58,530 --> 00:35:00,530 (貴人)⦅ちょっと何言ってるか わかんないっす⦆ 473 00:35:00,530 --> 00:35:06,200 ⦅あぁ…マム…マム マム!⦆ 474 00:35:06,200 --> 00:35:14,900 ⦅マ~~~ム!あぁ…⦆ 475 00:35:14,900 --> 00:35:19,830 フッ…探偵さん 気がついてたんだね。 476 00:35:19,830 --> 00:35:24,310 壬流古の身長は 175cmといったところだろう。 477 00:35:24,310 --> 00:35:28,360 私より少し低い。 しかし 広間で見た時➡ 478 00:35:28,360 --> 00:35:32,130 背中を丸め カモフラージュ していたにも かかわらず➡ 479 00:35:32,130 --> 00:35:35,800 私と身長が変わらなかった。 480 00:35:35,800 --> 00:35:40,810 君が今 革靴の底を削っているのも 壬流古の身長に合わす➡ 481 00:35:40,810 --> 00:35:45,310 緻密な作戦なんだろうね。 ヘヘヘ…。 482 00:35:53,230 --> 00:35:56,130 ハァ…。 483 00:36:01,290 --> 00:36:03,030 あんたは後の楽しみにとっとくよ。 484 00:36:03,030 --> 00:36:05,530 お~こわ! 485 00:36:05,530 --> 00:36:07,330 貴人…。 486 00:36:07,330 --> 00:36:11,640 なぜ瑛兄さんを殺した!! 487 00:36:11,640 --> 00:36:17,490 瑛兄さんだけが 僕を…。 僕を~!! 488 00:36:17,490 --> 00:36:19,860 実の息子かどうかも わからなかったなんてな。 489 00:36:19,860 --> 00:36:22,460 愛が なさすぎるんだよ。 黙りなさい! 490 00:36:24,800 --> 00:36:28,370 神のものは 神に。 491 00:36:28,370 --> 00:36:31,870 カエサルのものは カエサルに。 492 00:36:31,870 --> 00:36:37,460 ダメ!殺しはあなたのポリシーに 反するでしょ。 493 00:36:37,460 --> 00:36:39,460 プレゼントだ。 494 00:36:41,470 --> 00:36:42,970 え? 495 00:36:42,970 --> 00:36:46,570 彼は全て未然に防いでいたんです。 496 00:36:46,570 --> 00:36:49,370 さあ 行こう。 497 00:37:02,300 --> 00:37:04,300 ハッ…。 498 00:37:08,130 --> 00:37:13,630 フハッハッハ! 499 00:37:13,630 --> 00:37:15,800 貴様~!! 500 00:37:15,800 --> 00:37:18,200 貴人! 501 00:37:27,430 --> 00:37:30,330 あ…。 あぁ…。 502 00:37:32,400 --> 00:37:36,300 神のものは 神に。 503 00:37:36,300 --> 00:37:38,640 カエサルのものは カエサルに…。 504 00:37:38,640 --> 00:37:41,130 ♬~ 505 00:37:41,130 --> 00:37:43,460 ♬~ トリック返し。 506 00:37:43,460 --> 00:37:45,630 ♬~ (建物が崩れる音) 507 00:37:45,630 --> 00:38:10,640 ♬~ 508 00:38:10,640 --> 00:38:12,940 ポリシーは守ったんだ。 509 00:38:19,800 --> 00:38:23,130 一華さま。 510 00:38:23,130 --> 00:38:25,130 どこ行くの? 511 00:38:29,810 --> 00:38:32,630 もう私は必要ありません。 512 00:38:32,630 --> 00:38:36,930 これからは あなたの好きなように 生きてください。 513 00:38:36,930 --> 00:38:38,970 うん。 514 00:38:38,970 --> 00:38:40,530 さあ どうしましょう。 515 00:38:40,530 --> 00:38:42,240 どうしましょうって? 516 00:38:42,240 --> 00:38:44,970 この家から引っ越すのが 夢だったんですよね。 517 00:38:44,970 --> 00:38:47,690 最後に 引っ越しぐらいは 手伝いますよ。 518 00:38:47,690 --> 00:38:55,130 あ~…ここでいいや。 519 00:38:55,130 --> 00:38:57,400 結構 暮らしやすいし。 520 00:38:57,400 --> 00:39:01,270 そうですか。 521 00:39:01,270 --> 00:39:04,790 うん。 522 00:39:04,790 --> 00:39:09,490 では…お元気で。 523 00:39:26,130 --> 00:39:29,630 ♬~ 524 00:39:29,630 --> 00:39:31,640 好きなようにするよ。 525 00:39:31,640 --> 00:39:38,630 ♬~ 526 00:39:38,630 --> 00:39:42,130 一緒に…いてあげてもいいよ。 527 00:39:42,130 --> 00:39:49,640 ♬~ 528 00:39:49,640 --> 00:39:52,240 偉そうに。 え? 529 00:39:52,240 --> 00:39:55,590 いいですか? 人に偉そうに言う人間は…。 530 00:39:55,590 --> 00:39:59,900 な~んで こんな時 また言うの?そういうの。 531 00:39:59,900 --> 00:40:02,500 あなたが一緒に暮らすと 言ったからです。 532 00:40:02,500 --> 00:40:07,100 これまで以上に厳しくいきますよ。 533 00:40:07,100 --> 00:40:11,390 いいよ。聞いてあげる その説教。 534 00:40:11,390 --> 00:40:13,760 ♬~ 535 00:40:13,760 --> 00:40:16,300 相変わらず変人だね。 536 00:40:16,300 --> 00:40:23,970 ♬~ 537 00:40:23,970 --> 00:40:26,070 話ってなんだ? 538 00:40:26,070 --> 00:40:28,690 こんな いい感じの場所に 来たからといって➡ 539 00:40:28,690 --> 00:40:32,200 受け取った報酬は返さんぞ。 540 00:40:32,200 --> 00:40:35,630 いや…5兆円 受け取ったは いいけど➡ 541 00:40:35,630 --> 00:40:37,370 どう使っていいか わかんない。 542 00:40:37,370 --> 00:40:40,140 私に全部 渡せば その悩みは全て解決する。 543 00:40:40,140 --> 00:40:41,740 それはない! ないんかい。 544 00:40:41,740 --> 00:40:44,160 ないよ! 545 00:40:44,160 --> 00:40:47,190 でも まあ…➡ 546 00:40:47,190 --> 00:40:52,100 また雇ってあげてもいいよ。 ハハハ…。 547 00:40:52,100 --> 00:40:54,170 君は もう襲われることはない。 548 00:40:54,170 --> 00:40:56,240 ということは 私を雇っても意味はない。 549 00:40:56,240 --> 00:40:59,570 私もトリック返しができない というストレスが溜まるだけだ。 550 00:40:59,570 --> 00:41:03,630 そんなの わかんないじゃん。 私は早く お酒を飲みたいんだ。 551 00:41:03,630 --> 00:41:06,530 君のせいで皿洗いをしなければ 飲めなかった➡ 552 00:41:06,530 --> 00:41:08,900 あの お酒を たらふくな。 553 00:41:08,900 --> 00:41:11,470 失礼。 ちょっと待ってよ! 554 00:41:11,470 --> 00:41:13,740 何!この離れ方! これでバイバイ? 555 00:41:13,740 --> 00:41:16,140 ねえ さよならくらい 言わせてよ! 556 00:41:16,140 --> 00:41:21,000 ♬~ 557 00:41:21,000 --> 00:41:24,500 そんなに親しい仲に なったつもりはない! 558 00:41:24,500 --> 00:41:28,540 バーに戻る!はぁ… 本当に無駄な時間だった。 559 00:41:28,540 --> 00:41:30,640 ♬~ 560 00:41:30,640 --> 00:41:33,510 ああ そうだ。君に渡すものが…。 561 00:41:33,510 --> 00:41:35,190 何!? 562 00:41:35,190 --> 00:41:39,600 君が叫んだとき 扁桃腺が見え 少しだけ赤く腫れていた。 563 00:41:39,600 --> 00:41:44,100 君は3日後に風邪をひく。 私は それを未然に防いだんだよ。 564 00:41:44,100 --> 00:41:47,770 ♬~ 565 00:41:47,770 --> 00:41:52,390 もう~。早すぎるわ! 大丈夫だわ! 566 00:41:52,390 --> 00:41:56,700 バカだから 風邪にも気が付かないのか? 567 00:41:56,700 --> 00:41:59,600 今すぐ帰って寝ろ。 568 00:41:59,600 --> 00:42:01,600 おい! 569 00:42:01,600 --> 00:42:04,410 ♬~ 570 00:42:04,410 --> 00:42:07,790 ねえ 待って!まだ話あるけど! 571 00:42:07,790 --> 00:42:12,130 ♬~ 572 00:42:12,130 --> 00:42:16,770 近寄るな 風邪がうつる。 573 00:42:16,770 --> 00:42:19,870 ♬~ 574 00:42:19,870 --> 00:42:22,540 もう~! 575 00:42:22,540 --> 00:42:25,260 バカ! 576 00:42:25,260 --> 00:42:27,700 バイバイ!変人! 577 00:42:27,700 --> 00:42:51,130 ♬~