1 00:00:33,327 --> 00:00:37,081 (侍)浅倉殿! (浅倉)どうした? あれは 何でしょう?→ 2 00:00:37,081 --> 00:00:40,484 船の上に 雨雲が浮かんでおります。 3 00:00:40,484 --> 00:00:44,522 幕府に知らせるのだ。 まずは 国元に 飛船を走らせろ! 4 00:00:44,522 --> 00:00:48,292 (爆発音) 5 00:00:48,292 --> 00:00:51,979 (真美那)今の音 何? 6 00:00:51,979 --> 00:00:53,998 (寧温)港の火矢の音だ! 7 00:00:53,998 --> 00:00:57,117 (儀間)那覇港に現れたものは 米国艦隊です。→ 8 00:00:57,117 --> 00:00:59,553 米国大統領の親書を受け渡しに→ 9 00:00:59,553 --> 00:01:03,757 最高司令官より 王宮を表敬したい と述べてきております。 10 00:01:03,757 --> 00:01:07,444 アメリカは 何をしに来たのかしら? 11 00:01:07,444 --> 00:01:12,883 恐らくは 日本を 開国するために 来たのです。 開国? 12 00:01:12,883 --> 00:01:16,720 その前に 琉球を占領しに 来たのです。 13 00:01:16,720 --> 00:01:18,856 (儀間)返事は 何といたしましょう? 14 00:01:18,856 --> 00:01:23,544 (伊舎堂)王府には 外交文書を 受け取る部署がないと言え! 15 00:01:23,544 --> 00:01:27,281 米国艦隊は 上陸の許可を 求めております。 16 00:01:27,281 --> 00:01:29,483 (与那原)それも 許可しない!→ 17 00:01:29,483 --> 00:01:34,805 賓客をもてなす施設が 王府にはないと言え! 18 00:01:34,805 --> 00:01:36,824 (朝薫)畏れながら→ 19 00:01:36,824 --> 00:01:39,677 そんな詭弁が通用するとは 思えません。 20 00:01:39,677 --> 00:01:43,264 (宜野湾)朝薫 それならば お前が行け。 21 00:01:43,264 --> 00:01:45,616 私が? (宜野湾)どんな詭弁を→ 22 00:01:45,616 --> 00:01:48,419 遣ってもよい。 米国を追い払うのだ。 23 00:01:48,419 --> 00:02:06,020 ♪♪~ 24 00:02:06,020 --> 00:02:09,256  心の声  朝薫 分かっているよね?→ 25 00:02:09,256 --> 00:02:17,364 交渉を拒否すれば 必ず 報復を 受けてしまう。 八重山のように。→ 26 00:02:17,364 --> 00:02:21,118 詭弁を遣ってはならないぞ。 27 00:02:21,118 --> 00:02:32,418 ♪♪~ 28 00:02:53,684 --> 00:02:55,684 (ペリー)サンキュー。 29 00:03:01,759 --> 00:03:08,198 (ペリーの英語での説明) 30 00:03:08,198 --> 00:03:14,655 「我々は 修好条約を結びにやって 来た。 是非 国王に謁見したい」。 31 00:03:14,655 --> 00:03:16,790 残念ながら それは不可能です。 32 00:03:16,790 --> 00:03:19,493 我が国は 清国の冊封体制下にあり→ 33 00:03:19,493 --> 00:03:23,647 清国の許可なく 外交する事を 禁じられております。 34 00:03:23,647 --> 00:03:29,820 (通訳の説明) 35 00:03:29,820 --> 00:03:38,128 (英語で) 36 00:03:38,128 --> 00:03:41,799 「清国の許可など必要ない。→ 37 00:03:41,799 --> 00:03:44,799 それなら 日本のスパイを なぜ 排除しないんだ?」。 38 00:03:52,126 --> 00:03:54,826 交渉には応じかねます。 39 00:03:56,880 --> 00:03:58,880 ベッテルハイム?! 40 00:04:06,774 --> 00:04:08,774 無断で ここに入ってきたのか?! 41 00:04:14,148 --> 00:04:16,183 (ベッテルハイム)孫 寧温は どうした? 42 00:04:16,183 --> 00:04:20,988 孫 寧温を すぐに 八重山から呼び寄せろ! 43 00:04:20,988 --> 00:04:22,988 無理を言うな。 44 00:04:26,260 --> 00:04:30,914 ♪♪~ 45 00:04:30,914 --> 00:04:34,814 ≪(真美那)真鶴さん よろしいかしら? 46 00:04:38,322 --> 00:04:43,844 どうぞ。 どうかなさいましたか? 47 00:04:43,844 --> 00:04:47,681 真鶴さんの話を もっと聞きたいと思って。 48 00:04:47,681 --> 00:04:51,285 私の話? アメリカの事よ。 49 00:04:51,285 --> 00:04:53,487 真鶴さんが言っていたように→ 50 00:04:53,487 --> 00:04:59,059 アメリカの狙いが 日本にある事は 王府も知っているのかしら? 51 00:04:59,059 --> 00:05:04,014 朝薫も そのぐらいの事は 分かっているはずです。 52 00:05:04,014 --> 00:05:08,185 あっ… だから 真美那さんのいとこだという→ 53 00:05:08,185 --> 00:05:11,722 その喜舎場朝薫という方で あれば→ 54 00:05:11,722 --> 00:05:14,758 そのくらいは 見抜いているのでは ないでしょうか。 55 00:05:14,758 --> 00:05:19,713 真鶴さんは 朝薫と同じ事を 考えられるのね。 56 00:05:19,713 --> 00:05:22,483 そういうわけでは…。 57 00:05:22,483 --> 00:05:27,483 私は駄目ね。 今は 何も考えられない。 58 00:05:29,590 --> 00:05:34,144 そんな弱気なのは 真美那さんらしくないです。 59 00:05:34,144 --> 00:05:38,916 ただ 恐ろしい想像だけを してしまうのよ。 60 00:05:38,916 --> 00:05:41,518 恐ろしい? 61 00:05:41,518 --> 00:05:43,554 生まれてくる子が→ 62 00:05:43,554 --> 00:05:46,657 奴隷のような暮らしを 強いられるのではないかって。 63 00:05:46,657 --> 00:05:48,657 まさか。 64 00:05:50,911 --> 00:05:57,217 えっ? それって 真美那さん。 65 00:05:57,217 --> 00:06:00,120 懐妊したのよ。 66 00:06:00,120 --> 00:06:04,758 まあ! それは おめでとうございます! 67 00:06:04,758 --> 00:06:06,927 本当に おめでたい事だと思う? 68 00:06:06,927 --> 00:06:09,980 もちろんです。 この琉球で→ 69 00:06:09,980 --> 00:06:14,218 それを喜ばない人間は 一人もおりません。 70 00:06:14,218 --> 00:06:18,455 子を宿したとたん 知識に頼る事よりも→ 71 00:06:18,455 --> 00:06:22,159 神に頼る事ばかりを 考えてしまうのよ。 72 00:06:22,159 --> 00:06:26,580 女は 所詮 弱い生き物だと知ったわ。 73 00:06:26,580 --> 00:06:29,783 ♪♪~ 74 00:06:29,783 --> 00:06:37,090 私の母は 命と引き換えに 私を産みました。 75 00:06:37,090 --> 00:06:39,927 えっ? 子を産む事は→ 76 00:06:39,927 --> 00:06:43,927 弱い人間には 絶対できない事です。 77 00:06:46,016 --> 00:06:53,323 琉球の国土が 真美那さんに 力を授けてくれます。 78 00:06:53,323 --> 00:06:56,360 琉球の国土? 79 00:06:56,360 --> 00:07:02,716 真美那さんが 子を産む事は 国土の意思なのです。 80 00:07:02,716 --> 00:07:06,870 ペリー提督は 我が国の政情を よく心得ております。 81 00:07:06,870 --> 00:07:09,389 (尚 泰王)我が国が 清国と薩摩→ 82 00:07:09,389 --> 00:07:12,125 両方の支配を受けている事もか? 83 00:07:12,125 --> 00:07:15,579 御意。 琉球に居る薩摩の事を→ 84 00:07:15,579 --> 00:07:19,550 日本のスパイ… 密偵と呼んでおりました。 85 00:07:19,550 --> 00:07:22,686 密偵? 86 00:07:22,686 --> 00:07:27,257 アメリカは このあと 大和に迫る 計略なのだと思います。 87 00:07:27,257 --> 00:07:30,143 そのために この琉球を 押さえておきたいのです。 88 00:07:30,143 --> 00:07:32,946 薩摩から この琉球の地を奪えば→ 89 00:07:32,946 --> 00:07:37,718 大和に対し 宣戦布告と同じ圧力が かけれらます。 90 00:07:37,718 --> 00:07:41,054 余が会えば 満足して 帰ってくれるか? 91 00:07:41,054 --> 00:07:45,726 首里天加那志が謁見されるだけで 国交が生まれたも同じになります。 92 00:07:45,726 --> 00:07:50,180 そうなれば 向こうの思う壺でございます。 93 00:07:50,180 --> 00:07:54,084 このまま 交渉しないのは 事態を こじらすだけじゃないのか? 94 00:07:54,084 --> 00:07:58,255 こじれぬように できる限り やってみます。 95 00:07:58,255 --> 00:08:06,055 ♪♪~ 96 00:08:10,450 --> 00:08:12,450 ≪(薄戸)真鶴様。 97 00:08:15,188 --> 00:08:18,525 薄戸か? 何用です? 98 00:08:18,525 --> 00:08:21,528 (薄戸)首里天加那志が お呼びでございます。→ 99 00:08:21,528 --> 00:08:24,948 すぐに お支度を。 100 00:08:24,948 --> 00:08:36,727 ♪♪~ 101 00:08:36,727 --> 00:08:41,264 在番奉行様 琉球とアメリカが 勝手に交渉する事は→ 102 00:08:41,264 --> 00:08:44,401 何としても 阻止せねばなりませぬ。 103 00:08:44,401 --> 00:08:48,455 アメリカは 琉球を取り込み 日本への足がかりとしたいのです。 104 00:08:48,455 --> 00:08:50,991 (新山作右衛門)うん その前に 琉球王府を→ 105 00:08:50,991 --> 00:08:54,111 牛耳っておかねばなるまいの。 そのために→ 106 00:08:54,111 --> 00:08:57,511 我々が 王宮に乗り込みたいと 存じまする。 107 00:08:59,750 --> 00:09:03,370 (大勢頭部)真鶴様 よろしいですね? 108 00:09:03,370 --> 00:09:06,023 決して 逆らってはなりません。 109 00:09:06,023 --> 00:09:08,425 目を合わせてはなりません。→ 110 00:09:08,425 --> 00:09:11,411 声を立ててはなりません。→ 111 00:09:11,411 --> 00:09:13,814 挑発してはなりません。→ 112 00:09:13,814 --> 00:09:17,117 背中を追ってはなりません。→ 113 00:09:17,117 --> 00:09:21,121 王の体に触れてはなりません。→ 114 00:09:21,121 --> 00:09:23,457 会話をしてはなりません。→ 115 00:09:23,457 --> 00:09:26,143 約束をしてはなりません。→ 116 00:09:26,143 --> 00:09:28,945 泣いてはなりません。→ 117 00:09:28,945 --> 00:09:31,331 求めてはなりません。 118 00:09:31,331 --> 00:09:55,531 ♪♪~ 119 00:10:01,661 --> 00:10:06,861 真鶴 そなたは美しい。 120 00:10:24,818 --> 00:10:28,054 首里天加那志。 121 00:10:28,054 --> 00:10:31,754 掟破りをお許し下さい。 122 00:10:36,413 --> 00:10:38,482 どうした? 123 00:10:38,482 --> 00:10:41,184 首里天加那志のお怒りは 覚悟しております。 124 00:10:41,184 --> 00:10:45,522 その前に どうしても お話をさせて頂きたいのです。 125 00:10:45,522 --> 00:10:47,522 話? 126 00:10:49,726 --> 00:10:53,814 黒船の事にございます。 127 00:10:53,814 --> 00:10:56,183 なぜ そのような事を? 128 00:10:56,183 --> 00:10:58,585 余は その事で とても疲れているのだ。 129 00:10:58,585 --> 00:11:02,255 分かっております。 130 00:11:02,255 --> 00:11:04,691 何を聞きたいのだ? 131 00:11:04,691 --> 00:11:10,213 ♪♪~ 132 00:11:10,213 --> 00:11:15,185 米国人達は 必ず 上陸を果たそうとしてきます。 133 00:11:15,185 --> 00:11:18,822 拒めば 武力に訴えてきます。 134 00:11:18,822 --> 00:11:22,893 上陸を許可し 高級士官に 宿舎を与えるなど→ 135 00:11:22,893 --> 00:11:26,880 一定の譲歩をするよう お計らい下さい。 136 00:11:26,880 --> 00:11:32,586 そうですね。 宿舎は 聖現寺などが適当です。 137 00:11:32,586 --> 00:11:36,022 何を言っているのだ? 138 00:11:36,022 --> 00:11:38,992 私の考えを申し上げております。 139 00:11:38,992 --> 00:11:41,661 そなたは 何を言っているのだ?! 140 00:11:41,661 --> 00:11:45,482 そなたは 誰だ? 141 00:11:45,482 --> 00:11:49,603 ♪♪~ 142 00:11:49,603 --> 00:11:55,342 私を 覚えてはおられませぬか? 143 00:11:55,342 --> 00:11:59,462 ♪♪~ 144 00:11:59,462 --> 00:12:05,418 この顔に 覚えはございませぬか? 145 00:12:05,418 --> 00:12:16,079 ♪♪~ 146 00:12:16,079 --> 00:12:23,620 首里天加那志 私は 孫 寧温にございます。 147 00:12:23,620 --> 00:12:28,225 ♪♪~ 148 00:12:28,225 --> 00:12:31,094 打ち首を覚悟で 申し上げます。 149 00:12:31,094 --> 00:12:34,881 最後に 私の考えを どうか お聞き届け下さいませ。 150 00:12:34,881 --> 00:12:39,519 やめろ! 何を言うておる?! 何を言うておるのだ?! 151 00:12:39,519 --> 00:12:41,788 首里天加那志。 黙れ! 152 00:12:41,788 --> 00:12:44,288 誰か! 誰か 出会え! 153 00:12:46,560 --> 00:12:48,812 (思戸)いかがなさいましたか? 首里天加那志。 154 00:12:48,812 --> 00:12:53,416 無礼があった。 この者を縛りつけておけ。 155 00:12:53,416 --> 00:12:56,453 どのような ご無礼を? 何も聞くな。 156 00:12:56,453 --> 00:12:59,689 何も聞かずに 部屋に閉じ込めておくのだ。 157 00:12:59,689 --> 00:13:01,791 よいな? 158 00:13:01,791 --> 00:13:03,927 はい…。 159 00:13:03,927 --> 00:13:07,130 この事は 誰にも 口外してはならぬぞ。 160 00:13:07,130 --> 00:13:10,267 よいな? はい。 161 00:13:10,267 --> 00:13:14,220 ♪♪~ 162 00:13:14,220 --> 00:13:17,223 お待ち下さい 首里天加那志! 163 00:13:17,223 --> 00:13:20,123 ♪♪~ 164 00:13:25,215 --> 00:13:28,084 ♪♪~ 165 00:13:28,084 --> 00:13:30,120 (役人)おい! 166 00:13:30,120 --> 00:13:35,926 (役人達の抗議の声) 167 00:13:35,926 --> 00:13:38,428 何ですか? その格好は! 168 00:13:38,428 --> 00:13:42,415 列強の侵略を防ぐため これより 我々も 王宮に詰める。 169 00:13:42,415 --> 00:13:44,484 (役人達)なに?! 170 00:13:44,484 --> 00:13:47,621 また 内政干渉を するつもりですか? 171 00:13:47,621 --> 00:13:51,224 米国艦隊の来航は もはや 琉球一国の問題ではない。 172 00:13:51,224 --> 00:13:53,693 日本の内政にも関わる問題だ。 173 00:13:53,693 --> 00:13:56,012 我々の動きを 力ずくで支配する気か?! 174 00:13:56,012 --> 00:13:58,198 我々は 琉球の安泰を 守りに来たのだ! 175 00:13:58,198 --> 00:14:01,298 大和のためにだろう?! 互いのためにだ! 176 00:14:04,220 --> 00:14:07,520 首里天加那志に お目通りを願おう。 177 00:14:10,143 --> 00:14:14,881 安心せよ。 我々は アメリカの要求をのむつもりはない。 178 00:14:14,881 --> 00:14:18,118 余が 向こうの代表と 会う事もない。 179 00:14:18,118 --> 00:14:20,687 畏れながら この琉球には→ 180 00:14:20,687 --> 00:14:23,890 これまでも たびたび 列強の船が 来航しております。 181 00:14:23,890 --> 00:14:27,544 そのたびに 孫 寧温殿の 外交手腕によって→ 182 00:14:27,544 --> 00:14:32,682 琉球は 独立国としての体面を 保ってきたように思われます。 183 00:14:32,682 --> 00:14:36,553 孫 寧温が居なければ 何もできぬと言いたいのか?! 184 00:14:36,553 --> 00:14:38,822 そうではござらぬ! 185 00:14:38,822 --> 00:14:41,791 その手腕を 間近に見てきた 王府ならば→ 186 00:14:41,791 --> 00:14:44,928 このような事態に どうような手を打つべきか→ 187 00:14:44,928 --> 00:14:49,082 その答えをお聞かせ願いたい。 188 00:14:49,082 --> 00:14:52,485 ♪♪~ 189 00:14:52,485 --> 00:14:57,991 孫 寧温なら こう答えるでしょう。 190 00:14:57,991 --> 00:15:01,511 外交に 答えなどないと。 191 00:15:01,511 --> 00:15:07,717 あるのは 互いの思惑と 妥協点のみだと。 192 00:15:07,717 --> 00:15:10,017 ♪♪~ 193 00:15:15,525 --> 00:15:19,512 (英語で) 194 00:15:19,512 --> 00:15:24,317 「我々は いつ 王宮を訪問できるのだ?」。 195 00:15:24,317 --> 00:15:26,686 訪問は 諦めて下さい。 196 00:15:26,686 --> 00:15:28,855 王の母上 国母様が→ 197 00:15:28,855 --> 00:15:31,591 この黒い船団を見て 病に伏せています。 198 00:15:31,591 --> 00:15:35,729 訪問を受ければ 命に関わります。 199 00:15:35,729 --> 00:15:38,429 (英語で)皇太后が? 200 00:15:41,317 --> 00:15:43,317 思戸。 201 00:15:46,423 --> 00:15:50,827 真鶴さんが居らぬが お前は どこへ行ったか 知っておるか? 202 00:15:50,827 --> 00:15:52,846 存じませぬ。 203 00:15:52,846 --> 00:15:56,082 知っているな? どこじゃ? 204 00:15:56,082 --> 00:16:00,754 言わねば お前の悪行を 首里天加那志に訴えるぞ。 205 00:16:00,754 --> 00:16:02,754 どこじゃ? 206 00:16:04,858 --> 00:16:09,846 首里天加那志のところに ございます。 昼間から? 207 00:16:09,846 --> 00:16:13,183 昨夜から お離しになりませぬ。 208 00:16:13,183 --> 00:16:16,770 よほど あのお方を 気に入られたのでしょうね。 209 00:16:16,770 --> 00:16:18,855 なんだ。 それなら よかった。 210 00:16:18,855 --> 00:16:25,578 ≪(国母)よくありません。 (女官)国母様のおなり! 211 00:16:25,578 --> 00:16:31,835 かような国難に 側室に うつつを抜かすとは→ 212 00:16:31,835 --> 00:16:36,089 なんという魔性の側室じゃ。 213 00:16:36,089 --> 00:16:39,909 八重山の子が ボコボコ生まれても 困るぞ。 214 00:16:39,909 --> 00:16:43,980 あら 国母様 首里天加那志は 国母様に似て→ 215 00:16:43,980 --> 00:16:46,483 とても 聡明な王様ですわ。 216 00:16:46,483 --> 00:16:50,487 国難に うつつを抜かされるとは 思えませぬが。 217 00:16:50,487 --> 00:16:53,423 まあ それもそうだが。 218 00:16:53,423 --> 00:16:56,923 ♪♪~ 219 00:17:09,689 --> 00:17:15,589 黒船と どのように外交すれば よいか その答えを申してみよ。 220 00:17:22,352 --> 00:17:28,291 畏れながら 外交に 答えなどありません。 221 00:17:28,291 --> 00:17:34,681 あるのは 互いの思惑と 妥協点のみにございます。 222 00:17:34,681 --> 00:17:38,281 ♪♪~ 223 00:17:45,992 --> 00:17:50,792 黒船が来るのを知って 八重山から戻ったのか? 224 00:17:54,684 --> 00:17:57,670 申し訳ございません。 225 00:17:57,670 --> 00:18:02,125 そなたが 宦官にまでなって 王宮に上がったのは→ 226 00:18:02,125 --> 00:18:05,812 そなたの父の意志か? 227 00:18:05,812 --> 00:18:10,717 いいえ 私の意志にございます。 228 00:18:10,717 --> 00:18:19,425 私は 私らしく生きる事を望み 役人としての道を求めました。 229 00:18:19,425 --> 00:18:24,914 他に 望みは 一切ございません。 230 00:18:24,914 --> 00:18:29,919 もう よい。 そなたの事は 後だ。 231 00:18:29,919 --> 00:18:32,755 アメリカの思惑を申してみよ。 232 00:18:32,755 --> 00:18:36,626 ♪♪~ 233 00:18:36,626 --> 00:18:42,048 はい アメリカは 日本に 開国を迫るため→ 234 00:18:42,048 --> 00:18:45,385 その足場として 琉球を狙ったのです。 235 00:18:45,385 --> 00:18:50,757 この地に 蒸気船の補給基地を 造りたいと言いだすはずです。 236 00:18:50,757 --> 00:18:54,510 (英語で) 237 00:18:54,510 --> 00:18:59,549 「我々は 琉球に 石炭の貯蔵基地を 建設する事を願っている」。 238 00:18:59,549 --> 00:19:02,885 (ペリー 英語で) 239 00:19:02,885 --> 00:19:06,789 (ベッテルハイム)「そのために 琉球と借地権契約を結びたい」。 240 00:19:06,789 --> 00:19:10,827 お待ち下さい。 琉球の地を 異国に 明け渡す事はできません。 241 00:19:10,827 --> 00:19:14,614 (英語で) 242 00:19:14,614 --> 00:19:18,318 「通商条約を結べば 可能な事だ。→ 243 00:19:18,318 --> 00:19:22,188 知ってのとおり 貴国が属する清国も→ 244 00:19:22,188 --> 00:19:25,942 英国と 借地権契約を結んでる」。 245 00:19:25,942 --> 00:19:31,114 そうやって… そうやって 香港は 植民地になったんだ! 246 00:19:31,114 --> 00:19:35,118 相手に対する敬意を失えば→ 247 00:19:35,118 --> 00:19:37,820 相手は 言葉を捨てて→ 248 00:19:37,820 --> 00:19:42,325 今度は 迷いなく 武器を手にするでしょう。 249 00:19:42,325 --> 00:19:51,084 (英語で) 250 00:19:51,084 --> 00:19:54,754 (ベッテルハイム)「私は 合衆国を 代表する外交官として→ 251 00:19:54,754 --> 00:19:58,925 それにふさわしい対応を 王府に望んでいるだけなのだよ」。 252 00:19:58,925 --> 00:20:05,965 ♪♪~ 253 00:20:05,965 --> 00:20:09,352 (砲撃音) 254 00:20:09,352 --> 00:20:18,594 ♪♪~ 255 00:20:18,594 --> 00:20:20,613 (役人)どけ どけ! 256 00:20:20,613 --> 00:20:23,366 ♪♪~ 257 00:20:23,366 --> 00:20:30,289 ♪♪~(軍楽隊の演奏) 258 00:20:30,289 --> 00:21:01,854 ♪♪~ 259 00:21:01,854 --> 00:21:03,854 (朝薫の声) 260 00:21:07,543 --> 00:21:12,031 この王宮は 聖域でもあります! 261 00:21:12,031 --> 00:21:16,631 この先に 軍隊を通すわけに いかない! 262 00:21:20,590 --> 00:21:35,822 ♪♪~ 263 00:21:35,822 --> 00:21:39,292 (英語で) 264 00:21:39,292 --> 00:21:42,845 (ベッテルハイム)「ここからは 私と高官のみだ」。 265 00:21:42,845 --> 00:21:46,849 ♪♪~ 266 00:21:46,849 --> 00:21:50,953 分かりました。 私が ご案内します。 267 00:21:50,953 --> 00:22:01,253 ♪♪~ 268 00:22:09,255 --> 00:22:17,647 ♪♪~ 269 00:22:17,647 --> 00:22:20,550 国王には会わせるな。 (部下達)はっ! 270 00:22:20,550 --> 00:22:25,988 ♪♪~ 271 00:22:25,988 --> 00:22:28,357 行くぞ。 (部下達)はっ! 272 00:22:28,357 --> 00:22:30,393 (寧温の叫び声) 273 00:22:30,393 --> 00:22:37,193 ♪♪~ 274 00:22:39,819 --> 00:22:44,490 あっ ハイコミッショナー・ソン! 275 00:22:44,490 --> 00:22:48,690 ♪♪~ 276 00:23:50,373 --> 00:24:01,450 ♪♪~(琉球音楽) 277 00:24:01,450 --> 00:24:38,788 ♪♪~ 278 00:24:38,788 --> 00:24:46,395 ♪♪~(ダンス音楽) 279 00:24:46,395 --> 00:24:49,265 なんと 下劣な! 280 00:24:49,265 --> 00:25:06,048 ♪♪~ 281 00:25:06,048 --> 00:25:09,648 お久しぶりです 朝薫。 282 00:25:12,221 --> 00:25:14,221 浅倉殿。 283 00:25:17,777 --> 00:25:20,796 いつ 首里に戻ったのだ? 284 00:25:20,796 --> 00:25:22,848 今朝です。 285 00:25:22,848 --> 00:25:27,870 首里天加那志に 恩赦を与えられて すぐに飛んで参りました。 286 00:25:27,870 --> 00:25:32,408 恩赦? 首里天加那志が? 287 00:25:32,408 --> 00:25:35,244 そうです。 288 00:25:35,244 --> 00:25:37,880 誰に命じて? 289 00:25:37,880 --> 00:25:41,180 黒船を追い返す秘策は あるのですか? 290 00:25:43,252 --> 00:25:47,156 黒船は 日本に向かっていきます。 291 00:25:47,156 --> 00:25:51,160 日本を開国させるのが 目的なのです。 292 00:25:51,160 --> 00:25:55,815 それは 分かっています。 琉球は 私が守ります。 293 00:25:55,815 --> 00:26:01,015 浅倉殿は 日本の事だけを お考え下さい。 294 00:26:15,918 --> 00:26:20,489 それで 寧温 君は どのように ペリーと交渉する気だ? 295 00:26:20,489 --> 00:26:22,992 はい。 296 00:26:22,992 --> 00:26:28,681 ペリー提督は 外交交渉に関しては 百戦錬磨の達人です。 297 00:26:28,681 --> 00:26:34,420 相手が どんな駆け引きに出ようと それを 巧みに見抜くでしょう。 298 00:26:34,420 --> 00:26:39,320 私は あえて 本音で ぶつかり合おうと思っています。 299 00:26:48,651 --> 00:26:53,055 我々は 米国の立場を考える事が 重要です。 300 00:26:53,055 --> 00:26:55,725 相手の身になって考えれば→ 301 00:26:55,725 --> 00:27:00,112 結局は 相手優位な交渉に なるだけだ。 302 00:27:00,112 --> 00:27:03,249 アメリカの要求を のむのではありません。 303 00:27:03,249 --> 00:27:07,887 先に 向こうの要求を並べて 客観的に考えるのです。 304 00:27:07,887 --> 00:27:10,856 アメリカの要求とは? アメリカは→ 305 00:27:10,856 --> 00:27:13,509 石炭貯蔵基地の次には→ 306 00:27:13,509 --> 00:27:17,409 居留地 商館も欲しいと 言ってくるはずです。 307 00:27:19,415 --> 00:27:22,885 そんな要求は 客観的に考えるまでもなく→ 308 00:27:22,885 --> 00:27:26,889 突っぱねるのみだ! 考えてみて下さい。 309 00:27:26,889 --> 00:27:30,493 アメリカにとって 琉球と条約を結びたいのは→ 310 00:27:30,493 --> 00:27:34,013 太平洋航路の確保が 重要だからです。 311 00:27:34,013 --> 00:27:39,513 しかし そのために 一番よいのは 日本を開国させる事です。 312 00:27:49,145 --> 00:27:51,797 もし 日本を開国させれば→ 313 00:27:51,797 --> 00:27:54,617 太平洋に 2つの居留地は要らない。 314 00:27:54,617 --> 00:27:57,186 2つの商館も要らない。 315 00:27:57,186 --> 00:28:04,210 日本と琉球を 同時に支配する事は 経費の無駄だからです。 316 00:28:04,210 --> 00:28:09,110 琉球は あくまで 日本の保険にすぎないのです。 317 00:28:17,490 --> 00:28:21,393 その後で 琉球に戻ってきた時にこそ→ 318 00:28:21,393 --> 00:28:25,314 必要に応じた条約を結ぶと 伝えるのです。 319 00:28:25,314 --> 00:28:30,586 つまり ペリーの矛先を 日本へ向けてしまうのか? 320 00:28:30,586 --> 00:28:33,489 そうです。 321 00:28:33,489 --> 00:28:38,644 琉球を守る方法は それしかありません。 322 00:28:38,644 --> 00:28:42,281 ♪♪~ 323 00:28:42,281 --> 00:28:47,453 それを ペリーが納得するのか? 324 00:28:47,453 --> 00:28:50,789 分かりません。 325 00:28:50,789 --> 00:28:53,389 あとは やってみなければ…。 326 00:28:55,411 --> 00:29:00,132 外交交渉は 人間同士のつきあいです。 327 00:29:00,132 --> 00:29:06,732 最後は 誠意を尽くすほかに 手はないのです。 328 00:31:19,621 --> 00:31:25,021 ♪♪~ 329 00:31:36,422 --> 00:31:41,110 サー・ネイオン 日本から戻ったら→ 330 00:31:41,110 --> 00:31:45,547 ペリー提督は 私を 香港まで送ってくれるそうだ。 331 00:31:45,547 --> 00:31:50,347 そうですか。 それは よかった。 332 00:31:52,388 --> 00:31:57,459 琉球を去る時が来たようだ。 333 00:31:57,459 --> 00:32:06,852 ♪♪~ 334 00:32:06,852 --> 00:32:15,952 今のうちに 欲しい本があれば また いつでも取りに来なさい。 335 00:32:18,347 --> 00:32:22,247 カモン アット エニータイム マヅル。 336 00:32:29,058 --> 00:32:42,488 ♪♪~ 337 00:32:42,488 --> 00:32:44,790 (多嘉良)孫親方 カリー ヌグトゥ! 338 00:32:44,790 --> 00:32:46,925 (一同)カリー ヌグトゥ! 339 00:32:46,925 --> 00:32:58,053 ♪♪~ 340 00:32:58,053 --> 00:33:00,189 ペリーは行ったけど→ 341 00:33:00,189 --> 00:33:03,542 こんなに浮かれていられる 状況ではないんだ。 342 00:33:03,542 --> 00:33:08,046 それは分かるけど みんな うれしいんだ。 343 00:33:08,046 --> 00:33:11,683 ♪♪~ 344 00:33:11,683 --> 00:33:15,554 お帰り 寧温。 ありがとう。 345 00:33:15,554 --> 00:33:20,726 朝薫のおかげで 八重山から戻る事ができた。 346 00:33:20,726 --> 00:33:24,680 僕を許してくれるのか? 347 00:33:24,680 --> 00:33:30,018 許さなければならない事など 何一つありません。 348 00:33:30,018 --> 00:33:33,689 寧温。 朝薫と また一緒に働けるなんて→ 349 00:33:33,689 --> 00:33:36,992 夢のようだ。 350 00:33:36,992 --> 00:33:40,913 しかし 赦免状を受け取って こんなに早く戻ってくるとは→ 351 00:33:40,913 --> 00:33:43,382 一体 どんな手を使ったんだ? 352 00:33:43,382 --> 00:33:46,082 奥の手を使ったんだ。 353 00:34:13,779 --> 00:34:56,672 ♪♪~ 354 00:34:56,672 --> 00:34:58,690 (真美那)真鶴さん! 355 00:34:58,690 --> 00:35:01,760 ♪♪~ 356 00:35:01,760 --> 00:35:04,479 もう 今まで どこに行ってたの? 357 00:35:04,479 --> 00:35:07,379 ずっと 首里天加那志のところへ? 358 00:35:09,484 --> 00:35:12,654 ええ。 それは さぞ お疲れでしょう。 359 00:35:12,654 --> 00:35:16,291 えっ? アメリカの黒船が引き揚げたそうよ。 360 00:35:16,291 --> 00:35:18,694 真鶴さんが 何かしたんじゃなくて? 361 00:35:18,694 --> 00:35:20,762 何を? 首里天加那志に→ 362 00:35:20,762 --> 00:35:24,950 お話なさったんじゃないの? 真鶴さんの考えを。 363 00:35:24,950 --> 00:35:28,620 ああ… 私は 何も。 364 00:35:28,620 --> 00:35:30,889 首里天加那志の ご裁量です。 365 00:35:30,889 --> 00:35:33,592 謙遜して! すごいわ 真鶴さん。 366 00:35:33,592 --> 00:35:37,229 まるで 宦官の孫 寧温みたい。 まさか。 367 00:35:37,229 --> 00:35:39,248 真鶴様。 368 00:35:39,248 --> 00:35:42,851 ♪♪~ 369 00:35:42,851 --> 00:35:45,254 首里天加那志が お呼びにございます。 370 00:35:45,254 --> 00:35:48,957 えっ? また? 371 00:35:48,957 --> 00:35:53,946 あの どっちを? 372 00:35:53,946 --> 00:35:56,381 はあ? あっ…。 373 00:35:56,381 --> 00:36:05,181 ♪♪~ 374 00:36:21,990 --> 00:36:26,490 私の首を はねないのですか? 375 00:36:35,304 --> 00:36:42,344 余は 初めて そなたを見た時 驚いた。 376 00:36:42,344 --> 00:36:47,644 まるで 孫 寧温が 女人となって現れたのかと思った。 377 00:36:49,985 --> 00:36:52,585 まだ 幼い王子だった頃…。 378 00:36:54,623 --> 00:36:57,859 余は…→ 379 00:36:57,859 --> 00:37:00,459 孫 寧温に引かれていたのだ。 380 00:37:02,481 --> 00:37:05,934 初めて その姿を見た時から…。 381 00:37:05,934 --> 00:37:09,321 しかし 相手は宦官だ。 382 00:37:09,321 --> 00:37:12,524 その事が 恐ろしくてならなかった。 383 00:37:12,524 --> 00:37:16,912 宦官に 懸想している 自身の心が…。 384 00:37:16,912 --> 00:37:19,081 そなたを追放したのも→ 385 00:37:19,081 --> 00:37:23,368 そういう心から 逃げるためだったのかもしれない。 386 00:37:23,368 --> 00:37:31,568 だから 女人の真鶴を見た時は 余は 救われるような思いがした。 387 00:37:33,612 --> 00:37:39,412 心から そなたと 触れ合ってみたいと思ったのだ。 388 00:37:41,870 --> 00:37:47,070 まさか 孫 寧温が 女人であったとは…。 389 00:37:50,912 --> 00:37:56,935 私を お許し頂けるのですか? 390 00:37:56,935 --> 00:38:03,135 許すも何も そなたが また 琉球を救ったのではないか。 391 00:38:22,844 --> 00:38:29,384 これからは 余のために 生きてくれるか? 392 00:38:29,384 --> 00:38:31,486 ♪♪~ 393 00:38:31,486 --> 00:38:37,286 私は 先王様に お誓い申し上げました。 394 00:38:39,377 --> 00:38:45,050 新しい首里天加那志を 補佐してゆきますと。 395 00:38:45,050 --> 00:38:47,819 そうではない。 396 00:38:47,819 --> 00:38:52,023 そうではなくだ。 397 00:38:52,023 --> 00:38:55,477 そなたの心が欲しいのだ。 398 00:38:55,477 --> 00:39:00,277 余は そなたの心と 結ばれたいのだ。 399 00:39:02,784 --> 00:39:11,126 私は この身を 首里天加那志に 捧げております。 400 00:39:11,126 --> 00:39:18,850 王命を賜れば 私は いつでも おそばに参ります。 401 00:39:18,850 --> 00:40:10,685 ♪♪~ 402 00:40:10,685 --> 00:40:12,685 浅倉殿。 403 00:40:17,676 --> 00:40:24,266 ペリーの黒船は 見事に 日本を開国させました。 404 00:40:24,266 --> 00:40:26,318 はい。 405 00:40:26,318 --> 00:40:29,618 あなたの思惑どおりに なりましたね。 406 00:40:32,057 --> 00:40:37,879 私の思惑どおりならば これから変わりゆく日本を→ 407 00:40:37,879 --> 00:40:44,152 薩摩の動きを 何より 警戒しなければなりません。 408 00:40:44,152 --> 00:40:49,257 日本が 開国によって変われば 当然 薩摩も変わるはずですから。 409 00:40:49,257 --> 00:40:52,460 あなたは いつ 八重山から戻ったのですか? 410 00:40:52,460 --> 00:40:56,348 えっ? 私は もしかして→ 411 00:40:56,348 --> 00:41:00,986 あなたが 女になって 戻ったのではないかと…→ 412 00:41:00,986 --> 00:41:04,923 真鶴の姿に変わって 戻ってきたような→ 413 00:41:04,923 --> 00:41:07,423 そんな気がしておりました。 414 00:41:09,911 --> 00:41:16,651 真鶴に戻る事は もうありません。 415 00:41:16,651 --> 00:41:20,322 それなら 私は…→ 416 00:41:20,322 --> 00:41:23,022 琉球王国を変えます! 417 00:41:25,043 --> 00:41:30,743 あなたを 本来の姿に戻すために 琉球王国と戦います! 418 00:41:32,784 --> 00:41:35,570 覚悟して下さい! 419 00:41:35,570 --> 00:41:39,758 (波の音) 420 00:41:39,758 --> 00:41:42,060 ♪♪~ 421 00:41:42,060 --> 00:41:44,429 あなたの私情は 絡んではおりませぬか? 422 00:41:44,429 --> 00:41:46,798 一切の情は捨てました。 423 00:41:46,798 --> 00:41:50,285 (津波古)偽りの心で あなたに 触れたりなんかできません。 424 00:41:50,285 --> 00:41:54,122 真鶴さん もしや…? 425 00:41:54,122 --> 00:41:59,177 これは 薩摩の謀略だ! 426 00:41:59,177 --> 00:42:01,713 浅倉殿。 427 00:42:01,713 --> 00:42:06,518 ♪♪「海を眺める 少女がいた」 428 00:42:06,518 --> 00:42:12,057 ♪♪「消えそうな灯に したたるしずく」 429 00:42:12,057 --> 00:42:14,392 ♪♪「空へ還そうと」 430 00:42:14,392 --> 00:42:21,850 ♪♪「小さな手 差し出す」 431 00:42:21,850 --> 00:42:26,454 ♪♪「何をこころに 決めたのか」 432 00:42:26,454 --> 00:42:32,360 ♪♪「誰よりも 私が知っている」 433 00:42:32,360 --> 00:42:35,046 ♪♪「泣いても ひとりなら」 434 00:42:35,046 --> 00:42:40,819 ♪♪「強くなろうと」 435 00:42:40,819 --> 00:42:43,254 ♪♪「時は」 436 00:42:43,254 --> 00:42:45,690 ♪♪「巡り」 437 00:42:45,690 --> 00:42:50,595 ♪♪「再来の風に 吹かれて」 438 00:42:50,595 --> 00:42:54,783 ♪♪「その願いは遠く」 439 00:42:54,783 --> 00:43:00,789 ♪♪「誰かの明日を 照らすだろう」 440 00:43:00,789 --> 00:43:02,924 ♪♪「泣いていた」 441 00:43:02,924 --> 00:43:05,560 ♪♪「笑っていた」 442 00:43:05,560 --> 00:43:10,315 ♪♪「すべてを 慈しんで」 443 00:43:10,315 --> 00:43:17,088 ♪♪「降りそそぐ 光の中」 444 00:43:17,088 --> 00:43:22,877 ♪♪「この道を 歩いていこう」 445 00:43:22,877 --> 00:43:25,577 ♪♪~