1 00:00:02,202 --> 00:00:11,378 ♬~ 2 00:00:11,378 --> 00:00:15,082 (宜野湾)孫親雲上 喜舎場親雲上。➡ 3 00:00:15,082 --> 00:00:20,687 こたびの阿片密貿易糾明における 働き 大儀であった。 4 00:00:24,858 --> 00:00:30,063 (尚育王)これで 2人は 琉球王国の重臣となった。➡ 5 00:00:30,063 --> 00:00:32,866 そこで 2人に聞く。 6 00:00:32,866 --> 00:00:37,571 琉球は これより どこに向かえば よい? 7 00:00:39,606 --> 00:00:44,011 喜舎場親方 忌憚なく 申してみよ。 8 00:00:46,380 --> 00:00:49,416 (朝薫)畏れながら 申し上げます。 9 00:00:49,416 --> 00:00:53,186 外交においては 清国との冊封体制の維持が➡ 10 00:00:53,186 --> 00:00:58,559 最も肝要であると 今も変わらず 信じております。 11 00:00:58,559 --> 00:01:00,494 その理由は? 12 00:01:00,494 --> 00:01:03,363 清国とのつながりを重んじるのは なにも➡ 13 00:01:03,363 --> 00:01:06,934 大国の庇護を求めているからでは ありません。 14 00:01:06,934 --> 00:01:12,306 清国は 歴史の中で 常に 諸外国とのつきあいがございます。 15 00:01:12,306 --> 00:01:15,208 鎖国する日本の勢力が 強まりますれば➡ 16 00:01:15,208 --> 00:01:18,579 世界は 見えにくくなってしまいます。 17 00:01:18,579 --> 00:01:23,350 清国を 世界の窓と考え 常に明るくしておかなければ➡ 18 00:01:23,350 --> 00:01:26,186 琉球は 孤立の闇を さまよう事になりましょう。 19 00:01:26,186 --> 00:01:28,488 うん。 20 00:01:28,488 --> 00:01:33,994 そなたの考えは いつも明快だな。 21 00:01:33,994 --> 00:01:41,501 では 孫親方 それを受け そなたの見解を聞かせてもらおう。 22 00:01:46,039 --> 00:01:49,409 (寧温)畏れながら 首里天加那志。 23 00:01:49,409 --> 00:01:54,514 今の琉球にとって 問題なのは どこに向かうかではありません。 24 00:01:56,550 --> 00:02:01,455 この琉球が 王府という体制そのものが➡ 25 00:02:01,455 --> 00:02:05,158 世界に 後れをとる 要因となる事です。 26 00:02:05,158 --> 00:02:11,865 ♬~ 27 00:02:11,865 --> 00:02:17,137 このままでは この琉球を蝕んでいくのは➡ 28 00:02:17,137 --> 00:02:19,373 私達 王府です。 29 00:02:19,373 --> 00:02:32,519 ♬~ 30 00:02:32,519 --> 00:02:36,423 (浅倉)王府が 琉球を蝕む? 31 00:02:36,423 --> 00:02:39,259 また 昇進早々 思い切った事を言ったものだな。 32 00:02:39,259 --> 00:02:43,730 私は なにも 「王府を解体しろ」と 言ったのではありません。 33 00:02:43,730 --> 00:02:47,334 近代文明の基礎を 申し上げたのです。 34 00:02:47,334 --> 00:02:49,269 近代文明? 35 00:02:49,269 --> 00:02:55,575 近代文明の基礎は 人を「1人の個」 として 捉える思想なのです。 36 00:02:55,575 --> 00:02:59,146 イギリスやフランスなど 西洋の列強に負けない➡ 37 00:02:59,146 --> 00:03:02,149 優れた性能の船を 1つ造るためにも➡ 38 00:03:02,149 --> 00:03:05,485 王や臣下や民といった 隷属意識を改め➡ 39 00:03:05,485 --> 00:03:09,790 一人一人の能力 知性 向上心➡ 40 00:03:09,790 --> 00:03:12,592 生きる証しや 生活力といったものが➡ 41 00:03:12,592 --> 00:03:17,431 国家の歯車として 機能しなければならないのです。 42 00:03:17,431 --> 00:03:21,968 近代国家では 国民一人一人が 王なのです。 43 00:03:21,968 --> 00:03:24,871 そんな事を申し上げたのか? 国王に。 44 00:03:24,871 --> 00:03:26,840 はい。 45 00:03:26,840 --> 00:03:30,644 (与那原) 大概にいたせ 孫寧温!➡ 46 00:03:30,644 --> 00:03:32,646 王府を 無能呼ばわりし➡ 47 00:03:32,646 --> 00:03:36,149 首里天加那志の存在をも 愚弄する気か!? 48 00:03:36,149 --> 00:03:38,452 (尚育王)よう分かった。 49 00:03:40,554 --> 00:03:43,190 よう申した 寧温。 50 00:03:43,190 --> 00:03:45,659 (宜野湾)首里天加那志。 51 00:03:45,659 --> 00:03:49,296 寧温は 「この国にとって➡ 52 00:03:49,296 --> 00:03:53,266 新たな人間をつくる事が肝要だ」と 申しておるのだ。 53 00:03:53,266 --> 00:03:55,902 御意。 「それには➡ 54 00:03:55,902 --> 00:04:00,240 新しい教育政策が必要だ」と 説いておる。 55 00:04:00,240 --> 00:04:04,411 御意。 (尚育王)国を造るのは 人だ。 56 00:04:04,411 --> 00:04:08,281 しかし 人は いずれ去る。 57 00:04:08,281 --> 00:04:12,085 去っても 国は残る。 58 00:04:12,085 --> 00:04:19,593 そうやって 500年も 琉球王朝は 続いてきた。 59 00:04:19,593 --> 00:04:24,464 我々 王府は この国土が 何を求めているか➡ 60 00:04:24,464 --> 00:04:29,002 今を生きる我々の願いばかりを 求めるのではなく➡ 61 00:04:29,002 --> 00:04:33,406 国土の願いこそを 聞くべきだと心得ます。 62 00:04:33,406 --> 00:04:36,143 寧温。 63 00:04:36,143 --> 00:04:43,884 これからは 国土の声に 耳を傾け その意思に従い➡ 64 00:04:43,884 --> 00:04:48,722 そして この王子をはじめとして➡ 65 00:04:48,722 --> 00:04:55,362 新しい人間に 新しい道を示すのだ! 66 00:04:55,362 --> 00:04:57,898 仰せのとおりに。 67 00:04:57,898 --> 00:05:03,703 ♬~ 68 00:05:03,703 --> 00:05:07,574 首里天加那志は そこまで あなたの事を。 69 00:05:07,574 --> 00:05:10,143 信頼してくれました。 70 00:05:10,143 --> 00:05:12,179 どんな事をしても 私は➡ 71 00:05:12,179 --> 00:05:17,851 その首里天加那志の御心に 従わなければなりません。 72 00:05:17,851 --> 00:05:24,090 薩摩が その妨げとなれば 私と戦ってもですか? 73 00:05:24,090 --> 00:05:26,526 そのような事がないように➡ 74 00:05:26,526 --> 00:05:31,231 浅倉殿とは 心を通わせているつもりです。 75 00:05:31,231 --> 00:05:34,601 私も 主君に仕える身です。 76 00:05:34,601 --> 00:05:37,037 「大和も琉球も 変わらなければならない」と➡ 77 00:05:37,037 --> 00:05:39,539 あなたは おっしゃったじゃありませんか。 78 00:05:39,539 --> 00:05:41,474 私達は 同志です。 79 00:05:41,474 --> 00:05:47,681 志だけでつながる事に 私は 不満を持っています。 80 00:05:47,681 --> 00:05:51,051 えっ? 81 00:05:51,051 --> 00:05:56,856 私は あなたという人間と つながりたい。 82 00:05:56,856 --> 00:06:02,229 できれば 役人を辞めて 私の妻となってほしい。 83 00:06:02,229 --> 00:06:07,868 今日は あなたの昇進を 祝うためではなく➡ 84 00:06:07,868 --> 00:06:10,370 それを言うために来ました。 85 00:06:10,370 --> 00:06:14,708 あなたが どんどん 遠くへ行ってしまうようで…。 86 00:06:14,708 --> 00:06:20,113 ♬~ 87 00:06:20,113 --> 00:06:22,048 返事は急ぎません。 88 00:06:22,048 --> 00:06:24,517 考えておいて下さい。 89 00:06:24,517 --> 00:06:27,287 ♬~ 90 00:06:27,287 --> 00:06:29,222 浅倉殿。 91 00:06:29,222 --> 00:06:33,193 ♬~ 92 00:06:33,193 --> 00:06:36,930 (オバァ)寧温! 93 00:06:36,930 --> 00:06:39,666 具合でも 悪いのか? 94 00:06:39,666 --> 00:06:42,569 いや ちょっと めまいがしたようだ。 95 00:06:42,569 --> 00:06:45,672 (オバァ)寧温 お客さんよ。 96 00:06:47,707 --> 00:06:51,578 あなたは 遊郭の…? 97 00:06:51,578 --> 00:06:55,448 (女将)徐丁垓様から 「これを お届けするように」と➡ 98 00:06:55,448 --> 00:06:59,352 言われ 持って参りました。 99 00:06:59,352 --> 00:07:03,690 徐丁垓殿から? (女将)昇進祝だそうです。 100 00:07:03,690 --> 00:07:07,294 では 確かに。 101 00:07:14,167 --> 00:07:16,102 ♬~ 102 00:07:16,102 --> 00:07:18,905 これは…。 何なんだ? 103 00:07:20,940 --> 00:07:23,943 清国の役人から届いたものです。 104 00:07:23,943 --> 00:07:27,781 これは デカルトの「方法序説」です。 105 00:07:27,781 --> 00:07:30,750 ご禁制の書物じゃないのか? いいえ。 106 00:07:30,750 --> 00:07:33,420 そういう時代は 終わりました。 107 00:07:33,420 --> 00:07:38,992 これからの教育に 私が 是非 輸入したいと思っていた書物です。 108 00:07:38,992 --> 00:07:41,895 ♬~ 109 00:07:41,895 --> 00:07:47,734 私は 徐丁垓殿を 見損なっていたのかもしれません。 110 00:07:47,734 --> 00:07:49,936 徐丁垓? 111 00:07:49,936 --> 00:08:06,152 ♬~ 112 00:08:06,152 --> 00:08:10,523 私は 徐丁垓殿の慧眼に 感服いたしました。 113 00:08:10,523 --> 00:08:13,293 (徐丁垓)デカルトは言った。 114 00:08:13,293 --> 00:08:18,732 「私が 明証的に 真理であると 認めるものでなければ➡ 115 00:08:18,732 --> 00:08:24,871 いかなる事柄も これは真なりとして認めない」と。 116 00:08:24,871 --> 00:08:27,574 また デカルトいわく。 117 00:08:27,574 --> 00:08:31,344 「最も単純なものから 複雑なものの認識へと至り➡ 118 00:08:31,344 --> 00:08:34,814 先後のない事物に 秩序を仮定しなさい」。 119 00:08:34,814 --> 00:08:37,717 フランス語も解せるのか。 120 00:08:37,717 --> 00:08:40,954 さすがは 孫親方だ。 121 00:08:40,954 --> 00:08:48,795 では 問う。 デカルトは 最後に 何と結論づけた? 122 00:08:48,795 --> 00:08:53,500 (フランス語) 123 00:08:53,500 --> 00:08:56,002 「我思う。 ゆえに 我あり」。 124 00:09:01,775 --> 00:09:05,612 徐太監 私に もっと 知識をお与え下さい。 125 00:09:05,612 --> 00:09:16,389 では 「方法序説」に基づき 孫親方を 個人にしてみよう。 126 00:09:16,389 --> 00:09:19,058 どうぞ。 孫親方は➡ 127 00:09:19,058 --> 00:09:21,961 王府の表十五人衆である。 128 00:09:21,961 --> 00:09:24,431 これを疑え。 129 00:09:24,431 --> 00:09:28,802 私は 表十五人衆でなくても➡ 130 00:09:28,802 --> 00:09:31,538 孫寧温という 王府の役人でございます。 131 00:09:31,538 --> 00:09:42,182 では 王府の役人でない孫寧温は 真か? 偽か? 132 00:09:42,182 --> 00:09:46,886 真なり。 私は 役人でなくても➡ 133 00:09:46,886 --> 00:09:49,422 孫寧温という 一人の人間でございます。 134 00:09:49,422 --> 00:09:52,292 (徐丁垓)また 問う。 135 00:09:52,292 --> 00:09:59,532 孫寧温という人間は 真か? 偽か? 136 00:09:59,532 --> 00:10:01,501 真なり。 137 00:10:01,501 --> 00:10:05,438 私は 孫寧温という存在以下には なりえません。 138 00:10:05,438 --> 00:10:07,640 (徐丁垓)偽なり! 139 00:10:09,843 --> 00:10:12,612 孫寧温には➡ 140 00:10:12,612 --> 00:10:18,518 真鶴という もう一つの存在が あるではないか。 141 00:10:18,518 --> 00:10:25,525 ♬~ 142 00:10:25,525 --> 00:10:31,664 宦官に不慣れな 琉球人の目は欺けても➡ 143 00:10:31,664 --> 00:10:35,335 本物の宦官である私の目を➡ 144 00:10:35,335 --> 00:10:39,839 ごまかせるとでも 思っていたのか? 145 00:10:42,108 --> 00:10:49,649 うん! 胸に 布を巻いて 宦官になるとは➡ 146 00:10:49,649 --> 00:10:54,254 宦官を 一体 何だと思ってるんだ!? 147 00:10:54,254 --> 00:10:59,192 お前は 宦官の存在をも 愚弄したんだ。 うん! 148 00:10:59,192 --> 00:11:02,629 何が 望みです? 149 00:11:02,629 --> 00:11:07,267 もう 認めるのか? 150 00:11:07,267 --> 00:11:12,639 うん! つまらんね。 151 00:11:12,639 --> 00:11:21,014 口止めするには 私に 王府の役人として 官位を与えろ。 152 00:11:21,014 --> 00:11:25,818 あなたが 琉球王府の役人に? 153 00:11:25,818 --> 00:11:29,188 私は そのために…➡ 154 00:11:29,188 --> 00:11:38,898 お前に 阿片密売の手柄を立てさせ 高い身分を与えてやったのだ。 155 00:11:40,800 --> 00:11:43,036 今のお前なら➡ 156 00:11:43,036 --> 00:11:49,776 尚育王も 好きに操る事だって できるだろう。 うん? 157 00:11:49,776 --> 00:11:52,045 内政干渉です! 158 00:11:52,045 --> 00:11:54,948 王府が 清国人に 官位を与える事など ありえない。 159 00:11:54,948 --> 00:12:00,720 冊封使は 私を置いて 清国に帰った。 160 00:12:00,720 --> 00:12:08,761 私を味方にすれば 清国の事が 手に取るように分かるぞ。 161 00:12:08,761 --> 00:12:12,065 王府を あなたの好きにはさせない。 162 00:12:12,065 --> 00:12:15,001 私は どんな脅しにも屈しません! 163 00:12:15,001 --> 00:12:17,303 そうか。 164 00:12:17,303 --> 00:12:19,606 ならば…。 165 00:12:22,141 --> 00:12:25,645 私の女になれ。 166 00:12:25,645 --> 00:12:27,981 うん! 167 00:12:27,981 --> 00:12:30,583 ハハハ…。 168 00:12:30,583 --> 00:12:34,454 琉球は 清国に捨てられた あなたの慰みものではない! 169 00:12:34,454 --> 00:12:39,659 いいのか? この事が 紫禁城に知れたら➡ 170 00:12:39,659 --> 00:12:46,165 尚育王の立場も危うくなるぞ。 ハハハ…。 171 00:12:46,165 --> 00:12:52,271 (雷鳴) 172 00:12:58,077 --> 00:13:01,447 ♬~ 173 00:13:01,447 --> 00:13:04,417  回想  (嗣志)真鶴! 174 00:13:04,417 --> 00:13:08,221 父上。 175 00:13:08,221 --> 00:13:12,091 やはり 初めから 無理だったのです。 176 00:13:12,091 --> 00:13:19,499 いくら 逃げても 逃げても 捨てた真鶴が追ってきます。 177 00:13:19,499 --> 00:13:27,573 ♬~ 178 00:13:27,573 --> 00:13:36,849 これ以上 進めば 首里天加那志に災いが及びます。 179 00:13:36,849 --> 00:13:44,524 ♬~ 180 00:13:44,524 --> 00:13:55,902 父上 尚育王様は 立派な首里天加那志でした。 181 00:13:55,902 --> 00:13:58,304 だから 私は➡ 182 00:13:58,304 --> 00:14:04,711 我が一族に 王位を取り戻す事など 考えられませんでした。 183 00:14:04,711 --> 00:14:09,182 ♬~ 184 00:14:09,182 --> 00:14:16,723 もう 終わりにしていいですよね? 185 00:14:16,723 --> 00:14:23,496 ♬~ 186 00:14:23,496 --> 00:14:25,498 (嗣勇)何をやってるんだ!? 187 00:14:27,667 --> 00:14:32,071 お前が 後を追って どうする!? 188 00:14:32,071 --> 00:14:38,378 首里天加那志が… 尚育王様が 急にお倒れになられ➡ 189 00:14:38,378 --> 00:14:41,314 そのまま 薨去されたのだ。 190 00:14:41,314 --> 00:14:49,322 (雷鳴) 191 00:14:49,322 --> 00:14:54,127 (国母)これも 神様のご意思じゃ。 192 00:14:54,127 --> 00:15:03,836 これで 側室と一緒に 私も 御内原を去る事にいたしましょう。 193 00:15:03,836 --> 00:15:10,109 国母となる そなたは 悲しみに暮れている時ではないぞ。 194 00:15:10,109 --> 00:15:12,612 しっかりいたせ。 195 00:15:15,014 --> 00:15:17,016 (王妃)はい。 196 00:15:27,393 --> 00:15:31,764 (雷鳴) 197 00:15:31,764 --> 00:15:35,134  回想  (尚育王)寧温 これからは➡ 198 00:15:35,134 --> 00:15:40,039 国土の声に 耳を傾け その意思に従い…。 199 00:15:40,039 --> 00:15:45,845 (雷鳴) 200 00:15:51,684 --> 00:16:04,497 ♬~ 201 00:16:04,497 --> 00:16:07,800 (嗣勇)それは 何だ? 202 00:16:07,800 --> 00:16:42,602 ♬~ 203 00:16:47,473 --> 00:16:50,810 …通達をお願いします。 204 00:16:50,810 --> 00:16:52,879 朝薫。 205 00:16:52,879 --> 00:16:55,047 寧温。 206 00:16:55,047 --> 00:16:56,983 泣いてる暇はないぞ。 207 00:16:56,983 --> 00:16:59,986 1日たりとも 王位を空けておく わけにはいかないんだ。 208 00:16:59,986 --> 00:17:04,724 すぐに 即位して頂く事が 我々の役目だ。 209 00:17:04,724 --> 00:17:10,830 分かっている。 尚泰王様は 14歳で 首里天加那志となられる。 210 00:17:10,830 --> 00:17:17,536 清国や薩摩に 内政干渉の隙を与えてはならない。 211 00:17:17,536 --> 00:17:19,472 ♬~ 212 00:17:19,472 --> 00:17:30,516 ハハハ… まさか ここで 尚育王が死んでくれるとはな。 213 00:17:30,516 --> 00:17:33,886 ハハハ…。 214 00:17:33,886 --> 00:17:42,595 これで 紫禁城は 私の力を 頼らざるをえなくなった。 215 00:17:42,595 --> 00:17:44,997 (聞得大君)どういう事だ? 今や➡ 216 00:17:44,997 --> 00:17:49,335 琉球は どの国からも狙われている。➡ 217 00:17:49,335 --> 00:17:56,442 この琉球を押さえた国が 東アジアの覇権を握る。 218 00:17:56,442 --> 00:18:01,914 この私が 琉球を 完全に支配すれば➡ 219 00:18:01,914 --> 00:18:10,556 清国は 私に 一目 置かざるをえなくなる。 ハハハ…。 220 00:18:10,556 --> 00:18:13,392 貴様は 琉球を 食い物にする気か? 221 00:18:13,392 --> 00:18:15,661 骨の髄までな。 222 00:18:15,661 --> 00:18:27,306 ♬~ 223 00:18:27,306 --> 00:18:35,014 このたび 国相に就任した 徐丁垓である。 224 00:18:35,014 --> 00:18:37,817 国相? 225 00:18:37,817 --> 00:18:40,920 ここに 王命を奉じた。 226 00:18:42,955 --> 00:18:49,328 (徐丁垓)琉球王が 国相を 迎え入れるのは 400年ぶりか。 227 00:18:49,328 --> 00:18:54,533 これより 新しい国王の側近として仕える。 228 00:18:56,602 --> 00:19:00,539 私の命令は…➡ 229 00:19:00,539 --> 00:19:03,743 王命と心得よ。 230 00:19:05,611 --> 00:19:07,613 孫親方。 231 00:19:10,149 --> 00:19:18,324 首里天加那志は 冊封体制を 強化する政策を掲げられた。 232 00:19:18,324 --> 00:19:25,097 ついては 琉球に 清国からの留学生を迎え入れる。 233 00:19:25,097 --> 00:19:30,836 優秀な留学生には 官吏登用試験を受けてもらい➡ 234 00:19:30,836 --> 00:19:33,773 王府の道も開かれる。 235 00:19:33,773 --> 00:19:38,277 それでは 数年後に 清国の役人が 王府を席巻する事になります。 236 00:19:40,479 --> 00:19:42,415 薩摩が 黙ってはおりません! 237 00:19:42,415 --> 00:19:48,287 ならば 薩摩と 一戦を構えるまでだ。 238 00:19:48,287 --> 00:19:52,691 なんという事を! それとも 私が➡ 239 00:19:52,691 --> 00:20:00,433 薩摩との秘めたる絆を… 見事 断ち切ってみせようか? 240 00:20:00,433 --> 00:20:04,270 ♬~ 241 00:20:04,270 --> 00:20:11,477 今後 薩摩を王宮に入れる事は まかりならん。 242 00:20:13,546 --> 00:20:19,151 私の許可なく 御仮屋に行く事もだ。 243 00:20:19,151 --> 00:20:21,087 それと…。 244 00:20:21,087 --> 00:20:25,925 ♬~ 245 00:20:25,925 --> 00:20:30,629 こっそり 自宅に 引き入れる事もだ。 246 00:20:30,629 --> 00:20:34,467 ♬~ 247 00:20:34,467 --> 00:20:37,303 ハハハ…。 248 00:20:37,303 --> 00:20:39,371 ♬~ 249 00:20:39,371 --> 00:20:41,540 おじさん。 250 00:20:41,540 --> 00:20:43,809 おじさん。 251 00:20:43,809 --> 00:20:45,778 おじさん。 (多嘉良)うっ うっ…。 252 00:20:45,778 --> 00:20:48,781 ああ 寧温。 お前 飲め。 253 00:20:48,781 --> 00:20:50,950 何やってるんですか!? 254 00:20:50,950 --> 00:20:52,952 なにも ご褒美で 銭蔵奉行筆者に➡ 255 00:20:52,952 --> 00:20:55,888 昇進させたわけじゃ ありませんよ!分かってる。 256 00:20:55,888 --> 00:21:02,027 分かってる。 念入りに 味見しただけさ。 257 00:21:02,027 --> 00:21:06,699 これを 御仮屋の浅倉殿に 届けてほしいのです。 258 00:21:06,699 --> 00:21:08,701 浅倉殿へ? 259 00:21:08,701 --> 00:21:12,905 誰にも知られぬよう 気を付けて下さい。 260 00:21:16,675 --> 00:21:18,878 フフフ…。 261 00:21:25,951 --> 00:21:32,391 (徐丁垓)これは 薩摩のお侍さん。 浅倉殿とお見受けしました。 262 00:21:32,391 --> 00:21:35,060 何者だ? 私は 琉球王府の国相➡ 263 00:21:35,060 --> 00:21:38,664 徐丁垓と申します。 264 00:21:38,664 --> 00:21:41,467 国相? 265 00:21:41,467 --> 00:21:46,472 かような所で 誰かと お待ち合わせか? 266 00:21:48,541 --> 00:21:55,080 花の下で あいびきとは しゃれてございますな。 267 00:21:55,080 --> 00:21:57,016 誰に さような話を? 268 00:21:57,016 --> 00:22:01,854 あの寧温には 気を付けたほうがいいですよ。 269 00:22:01,854 --> 00:22:07,459 一度 火がつくと しつこいですからね。 270 00:22:07,459 --> 00:22:09,395 何の話だ? 知ってます? 271 00:22:09,395 --> 00:22:15,234 あれは ただの宦官じゃないんですよ。 272 00:22:15,234 --> 00:22:18,437 脱ぐと すごいんです。 273 00:22:18,437 --> 00:22:23,776 バカな事を言うな! 本当ですって。 274 00:22:23,776 --> 00:22:31,150 列強の書物を渡したら すぐ 私に擦り寄ってきましたよ。➡ 275 00:22:31,150 --> 00:22:35,854 薩摩の方が 色仕掛けに 遭わないようにと思いましてね➡ 276 00:22:35,854 --> 00:22:42,361 わざわざ 忠告しに来たんですよ。 277 00:22:45,197 --> 00:22:53,038 あれ? 遅かったですか? ハハハ…。 278 00:22:53,038 --> 00:22:57,476 大したもんだ 孫寧温は。 279 00:22:57,476 --> 00:23:03,782 あの純真無垢なそぶりには だまされますからな。 ハハハ…。 280 00:23:03,782 --> 00:23:05,784 ふざけるな! 281 00:23:09,388 --> 00:23:12,925 ハハハ…。 282 00:23:12,925 --> 00:23:15,027 ハハハ…。 283 00:23:20,799 --> 00:23:24,536 さほどに 心が乱れていては➡ 284 00:23:24,536 --> 00:23:29,308 示現流も 形なしですな。 285 00:23:29,308 --> 00:23:35,114 まあ ウソだと思うなら 本人に聞いてみなさい。 286 00:23:35,114 --> 00:23:42,288 秘め事は 暴かれる時が 一番 甘美ですからな。 ハハハ…。 287 00:23:42,288 --> 00:23:45,190 やっ! 288 00:23:45,190 --> 00:23:48,394 蛇みたいな野郎だ。 289 00:23:51,930 --> 00:23:55,234 (徐丁垓)どちらへ参られる? 290 00:24:01,473 --> 00:24:05,945 龍譚を見に来たのです。 291 00:24:05,945 --> 00:24:14,787 あら? あなたの舌は 何枚あるのでしょうね? 292 00:24:14,787 --> 00:24:18,524 徐丁垓殿は この琉球を掌握して➡ 293 00:24:18,524 --> 00:24:22,094 紫禁城を 見返したいだけでしょう? 294 00:24:22,094 --> 00:24:24,697 どんなに 頭がよくても➡ 295 00:24:24,697 --> 00:24:28,434 あなたには 国相としての器量などない! 296 00:24:28,434 --> 00:24:32,237 お前は この琉球そのものだ。 297 00:24:34,239 --> 00:24:39,111 男か女か 分からない。 298 00:24:39,111 --> 00:24:42,715 清国か大和か 分からない。 299 00:24:45,184 --> 00:24:52,758 舌先で外交し 体で隷属を示す ジュリのような…➡ 300 00:24:52,758 --> 00:24:57,596 ふん! この琉球そのものだ。 301 00:24:57,596 --> 00:25:01,533 ♬~ 302 00:25:01,533 --> 00:25:05,337 お前を 一生➡ 303 00:25:05,337 --> 00:25:08,040 私のジュリにしてやろう。 304 00:25:08,040 --> 00:25:09,975 嫌…。 305 00:25:09,975 --> 00:25:12,244 ♬~ 306 00:25:12,244 --> 00:25:15,114 助けて! 浅倉殿! 307 00:25:15,114 --> 00:25:21,453 呼べ。 この姿を見せてやれ。 308 00:25:21,453 --> 00:25:27,893 本物の宦官になりたければ 教えてやろう。 309 00:25:27,893 --> 00:25:34,767 宦官の情事には これを使うのだ。 310 00:25:34,767 --> 00:25:42,007 ♬~ 311 00:25:42,007 --> 00:25:50,149 ハハハ… 孫寧温 正体 見破られたり! 312 00:25:50,149 --> 00:25:58,157 ♬~ 313 00:26:22,047 --> 00:26:24,950 大丈夫…。 314 00:26:24,950 --> 00:26:27,252 負けない…。 315 00:26:30,522 --> 00:26:36,528 体なんかに… 負けない。 316 00:27:01,487 --> 00:27:03,489 浅倉殿。 317 00:27:10,195 --> 00:27:12,598 遅くなりました。 318 00:27:12,598 --> 00:27:16,435 かような所で 私と会ったりして よいのですか? 319 00:27:16,435 --> 00:27:19,338 大丈夫です。 320 00:27:19,338 --> 00:27:22,241 折り入って 相談があるのです。 321 00:27:24,076 --> 00:27:29,481 王府には 今 清国人の国相が居ますが➡ 322 00:27:29,481 --> 00:27:32,918 薩摩としては 冷静に対処してほしいのです。 323 00:27:32,918 --> 00:27:38,190 返事を持ってきてくれたのでは ないのですか? 324 00:27:38,190 --> 00:27:40,826 今は それどころではないのです。 325 00:27:40,826 --> 00:27:45,030 それならば あなたは 薩摩派ですか? 326 00:27:45,030 --> 00:27:47,466 それとも 清国派ですか? 327 00:27:47,466 --> 00:27:50,469 なぜ そんな事を聞くのです? 328 00:27:54,973 --> 00:27:59,378 私は どちらでもありません。 私は 琉球派です。 329 00:27:59,378 --> 00:28:02,281 その琉球が どちらなのか 分からないのだ! 330 00:28:02,281 --> 00:28:08,086 まるで 孫寧温と真鶴のように。 331 00:28:08,086 --> 00:28:11,957 どうして そんな事を言うのです? 332 00:28:11,957 --> 00:28:13,892 浅倉殿。 333 00:28:13,892 --> 00:28:16,461 ♬~ 334 00:28:16,461 --> 00:28:21,366 私は あなたと再会した時から 恐れてきました。 335 00:28:21,366 --> 00:28:27,539 私の中で 真鶴が目覚める事を。 336 00:28:27,539 --> 00:28:32,377 私が 孫寧温でなくなる事を。 337 00:28:32,377 --> 00:28:38,183 けれど 全てを あなたに 知られていると知った時からは➡ 338 00:28:38,183 --> 00:28:41,954 はっきりと分かりました。 339 00:28:41,954 --> 00:28:46,458 私には あなたが必要だと。 340 00:28:46,458 --> 00:28:49,361 ♬~ 341 00:28:49,361 --> 00:28:52,197 真鶴として あなたを思う事が➡ 342 00:28:52,197 --> 00:28:58,804 孫寧温として 闘う勇気を 与えてくれているのだと。 343 00:28:58,804 --> 00:29:03,242 私は あなたと会う時だけは➡ 344 00:29:03,242 --> 00:29:08,847 ようやく 一つの体から解放されて 一つの心になれるのです。 345 00:29:08,847 --> 00:29:12,050 それは いけない事でしょうか? 346 00:29:12,050 --> 00:29:15,520 私は 男でも女でもありません! 347 00:29:15,520 --> 00:29:18,790 私は 一人の人間です! 348 00:29:18,790 --> 00:29:22,527 本当に 一人の人間として 私を見てくれているのは➡ 349 00:29:22,527 --> 00:29:28,133 浅倉殿だけだと思っています。 350 00:29:28,133 --> 00:29:31,837 それは いけない事でしょうか? 351 00:29:31,837 --> 00:29:36,675 ♬~ 352 00:29:36,675 --> 00:29:41,246 徐丁垓殿と 何かあったのですか? 353 00:29:41,246 --> 00:29:45,784 ♬~ 354 00:29:45,784 --> 00:29:50,022 まさか 本当に 秘め事が…? 355 00:29:50,022 --> 00:29:54,726 私の心に 何も やましい事はありません。 356 00:29:54,726 --> 00:30:06,805 ♬~ 357 00:30:06,805 --> 00:30:14,179 あなたは やはり 私を利用したにすぎないのか…。 358 00:30:14,179 --> 00:30:28,627 ♬~ 359 00:30:28,627 --> 00:30:31,129 浅倉様…。 360 00:30:31,129 --> 00:30:37,035 (泣き声) 361 00:30:44,376 --> 00:31:12,070 ♬~ 362 00:31:12,070 --> 00:31:17,042 尚泰王に何を訴えても 無駄だ。 363 00:31:17,042 --> 00:31:23,248 子供の扱いは 私のほうが上だ。 364 00:31:25,917 --> 00:31:29,521 私は あなたを許さない! 365 00:31:29,521 --> 00:31:36,228 体は許したのにか? ハハハ…。 366 00:31:36,228 --> 00:31:40,532 そんな怖い顔をするな。 367 00:31:43,068 --> 00:31:47,839 また いつでも抱いてやるよ。 368 00:31:47,839 --> 00:31:51,743 ハハハ…。 369 00:31:51,743 --> 00:31:55,981 けだもの! (徐丁垓)薩摩と戦う覚悟は➡ 370 00:31:55,981 --> 00:31:59,518 できたのか? 371 00:31:59,518 --> 00:32:05,323 そのために 別れさせてやったんだぞ。 ふん! 372 00:32:05,323 --> 00:32:27,312 ♬~ 373 00:32:29,347 --> 00:32:32,284 薩摩を 琉球から締め出せ! 374 00:32:32,284 --> 00:32:38,390 薩摩を 金輪際 首里城に入れるな! 375 00:32:42,894 --> 00:32:47,599 (儀間)とうとう 武力まで取り入れたか…。 376 00:32:47,599 --> 00:32:50,535 これでは 薩摩も 黙っておるまい。 377 00:32:50,535 --> 00:32:54,372 徐国相 お待ち下さい! 378 00:32:54,372 --> 00:32:59,878 今 薩摩を刺激して 何の得がありますか? 379 00:32:59,878 --> 00:33:05,083 そのように 問題を 先延ばしにしてきた事が➡ 380 00:33:05,083 --> 00:33:08,920 二枚舌の琉球を 生んだのではないか?➡ 381 00:33:08,920 --> 00:33:11,456 朝薫。➡ 382 00:33:11,456 --> 00:33:15,894 君は 冊封体制の強化を➡ 383 00:33:15,894 --> 00:33:20,765 常日頃から 訴えてるそうじゃないか? 384 00:33:20,765 --> 00:33:28,473 私の一番の理解者だと 思っていたがね。 385 00:33:28,473 --> 00:33:34,246 しかし 問題を 武力で 解決しようとは思いません。 386 00:33:34,246 --> 00:33:44,623 宦官の孫寧温は 色気で解決しようとしているぞ。 387 00:33:44,623 --> 00:33:53,798 薩摩の侍に 色目を使ってな ハハハ…。 388 00:33:53,798 --> 00:33:59,604 もっと 恐ろしい秘密を 教えてやろうか? 389 00:33:59,604 --> 00:34:01,540 秘密? 390 00:34:01,540 --> 00:34:03,542 ♬~ 391 00:34:03,542 --> 00:34:08,780 孫寧温の秘密だ。 392 00:34:08,780 --> 00:34:13,618 ♬~ 393 00:34:13,618 --> 00:34:18,423 おい 寧温 徐丁垓国相が これを お前に渡すようにって。 394 00:34:18,423 --> 00:34:20,358 国相が? 395 00:34:20,358 --> 00:34:27,132 ♬~ 396 00:34:27,132 --> 00:34:40,679 (聞得大君の祈祷) 397 00:34:40,679 --> 00:34:45,283 (嗣勇)やっ! (徐丁垓)ハハハ…。 398 00:34:45,283 --> 00:34:48,153 妹の敵は 必ず討つ。 399 00:34:48,153 --> 00:34:53,091 「妹」と言って いいのかな? 400 00:34:53,091 --> 00:34:55,193 お前は ここで死ぬんだ! 401 00:35:02,334 --> 00:35:06,638 怒った顔は そそられる。 ハハハ…。 402 00:35:06,638 --> 00:35:08,640 や~っ! 403 00:35:11,476 --> 00:35:15,046 (聞得大君の祈祷) 404 00:35:15,046 --> 00:35:53,218 ♬~ 405 00:35:53,218 --> 00:35:55,153 ハハハ…。 406 00:35:55,153 --> 00:36:06,831 ♬~ 407 00:36:06,831 --> 00:36:15,840 お前が餌となり もうじき 真鶴も ここに現れる。 ハハハ…。 408 00:36:19,177 --> 00:36:22,180 真鶴。 兄上。 409 00:36:24,616 --> 00:36:27,886 (徐丁垓)ハハハ…。 410 00:36:27,886 --> 00:36:34,693 ♬~ 411 00:36:34,693 --> 00:36:36,728 や~っ! 412 00:36:36,728 --> 00:36:41,833 ♬~ 413 00:36:41,833 --> 00:36:44,502 ハハハ…。 414 00:36:44,502 --> 00:36:57,082 ♬~ 415 00:36:57,082 --> 00:37:00,118 ハハハ…。 416 00:37:00,118 --> 00:37:03,488 ♬~ 417 00:37:03,488 --> 00:37:07,358 どれどれ。 怖い 怖い。 418 00:37:07,358 --> 00:37:10,695 ♬~ 419 00:37:10,695 --> 00:37:15,934 もう 逃げ場はないぞ。 ハハハ…。 420 00:37:15,934 --> 00:37:22,941 死を感じながら 抱かれるのも 悪くないだろう? ハハハ…。 421 00:37:27,112 --> 00:37:30,882 このアマ! 422 00:37:30,882 --> 00:37:33,318 徐丁垓! 離せ! 423 00:37:33,318 --> 00:37:35,253 敗れたり! 424 00:37:35,253 --> 00:38:01,379 ♬~ 425 00:38:01,379 --> 00:38:05,884 魔女か! おのれ 寧温! 426 00:38:05,884 --> 00:38:08,787 たとえ 死んでも…。 427 00:38:08,787 --> 00:38:11,689 ♬~ 428 00:38:11,689 --> 00:38:17,128 お前に 必ず 復讐してみせるぞ。 429 00:38:17,128 --> 00:38:19,798 ♬~ 430 00:38:19,798 --> 00:38:22,734 死ね 徐丁垓! 431 00:38:22,734 --> 00:38:35,747 ♬~ 432 00:38:38,183 --> 00:39:02,373 ♬~ 433 00:39:02,373 --> 00:39:07,579 一体 何があったの? 434 00:39:07,579 --> 00:39:11,216 何でもないよ。 心配しないで。 435 00:39:11,216 --> 00:39:17,655 オバァは 何もできないけど いつでも味方だよ。 436 00:39:17,655 --> 00:39:20,758 頼りにしています。 437 00:39:36,040 --> 00:39:40,044 これは 一体 何なんだ? 438 00:39:44,182 --> 00:39:46,851 馬天ノロの勾玉です。 439 00:39:46,851 --> 00:39:50,154 馬天ノロ? 440 00:39:50,154 --> 00:39:54,092 かつて 琉球を統一した➡ 441 00:39:54,092 --> 00:39:59,831 第一尚氏王朝の聞得大君が 所持していた勾玉です。 442 00:39:59,831 --> 00:40:02,100 なぜ それが? 443 00:40:02,100 --> 00:40:05,503 なぜ うちの庭にあったんだ? 444 00:40:05,503 --> 00:40:08,706 それは…。 (物音) 445 00:40:15,480 --> 00:40:19,317 ♬~ 446 00:40:19,317 --> 00:40:22,720 (役人)やあ やあ 孫寧温だな!? 447 00:40:24,789 --> 00:40:28,192 私が 何をしたというのですか? (役人)それは 平等所で聞け! 448 00:40:28,192 --> 00:40:30,161 引っ立てろ! (一同)はっ! 449 00:40:30,161 --> 00:40:41,339 ♬~ 450 00:40:41,339 --> 00:40:44,042 朝薫。 451 00:40:44,042 --> 00:40:49,280 (平等之側)それでは 喜舎場親方 始めて下さい。 452 00:40:49,280 --> 00:40:53,051 はい。 453 00:40:53,051 --> 00:40:56,688 首里天加那志 そこに居る孫寧温は➡ 454 00:40:56,688 --> 00:41:00,158 徐丁垓国相を殺害しました。 455 00:41:00,158 --> 00:41:10,768 ♬~ 456 00:41:10,768 --> 00:41:14,605 オバァは 味方だよ。➡ 457 00:41:14,605 --> 00:41:18,409 寧温を信じているさ。 458 00:41:18,409 --> 00:41:23,614 琉球のためのみに動くのが 孫寧温という役人なのだ! 459 00:41:23,614 --> 00:41:30,288 私は もう一度 王宮へ戻らねばなりません。 460 00:41:30,288 --> 00:41:36,094 ♬「海を眺める 少女がいた」 461 00:41:36,094 --> 00:41:41,599 ♬「消えそうな灯に したたるしずく」 462 00:41:41,599 --> 00:41:44,068 ♬「空へ還そうと」 463 00:41:44,068 --> 00:41:51,442 ♬「小さな手 差し出す」 464 00:41:51,442 --> 00:41:56,214 ♬「何をこころに 決めたのか」 465 00:41:56,214 --> 00:42:01,786 ♬「誰よりも 私が知っている」 466 00:42:01,786 --> 00:42:04,555 ♬「泣いても ひとりなら」 467 00:42:04,555 --> 00:42:10,395 ♬「強くなろうと」 468 00:42:10,395 --> 00:42:12,797 ♬「時は」 469 00:42:12,797 --> 00:42:15,233 ♬「巡り」 470 00:42:15,233 --> 00:42:20,138 ♬「再来の風に 吹かれて」 471 00:42:20,138 --> 00:42:24,409 ♬「その願いは 遠く」 472 00:42:24,409 --> 00:42:30,214 ♬「誰かの明日を 照らすだろう」 473 00:42:30,214 --> 00:42:32,550 ♬「泣いていた」 474 00:42:32,550 --> 00:42:35,153 ♬「笑っていた」 475 00:42:35,153 --> 00:42:40,057 ♬「すべてを 慈しんで」 476 00:42:40,057 --> 00:42:46,764 ♬「降りそそぐ 光の中」 477 00:42:46,764 --> 00:42:52,203 ♬「この道を 歩いていこう」 478 00:42:52,203 --> 00:42:54,305 ♬~