1 00:00:03,604 --> 00:00:07,140 (徐丁垓)魔女か!➡ 2 00:00:07,140 --> 00:00:14,548 おのれ 寧温! たとえ 死んでも 必ず 復讐してみせるぞ! 3 00:00:14,548 --> 00:00:17,284 あっ! 4 00:00:17,284 --> 00:00:20,721 (嗣勇)これは 一体 何なんだ? 5 00:00:20,721 --> 00:00:23,657 (寧温)かつて 琉球を統一した➡ 6 00:00:23,657 --> 00:00:28,428 第一尚氏王朝の聞得大君が 所持していた勾玉です。 7 00:00:28,428 --> 00:00:32,432 ♬~ 8 00:00:32,432 --> 00:00:36,069 私が 何をしたというのですか? (役人)それは 平等所で聞け。 9 00:00:36,069 --> 00:00:45,379 ♬~ 10 00:00:45,379 --> 00:00:49,583 朝薫。 (平等之側)それでは 喜舎場親方➡ 11 00:00:49,583 --> 00:00:51,518 始めて下さい。 12 00:00:51,518 --> 00:00:55,055 (朝薫)はい。 13 00:00:55,055 --> 00:00:57,591 首里天加那志。 14 00:00:57,591 --> 00:01:03,931 そこに居る孫寧温は 徐丁垓国相を殺害しました。 15 00:01:03,931 --> 00:01:18,111 ♬~ 16 00:01:18,111 --> 00:01:23,817 そこに居る孫寧温は 第一尚氏王朝の末裔です。 17 00:01:23,817 --> 00:01:47,040 ♬~ 18 00:01:47,040 --> 00:01:50,444 これは 王府の系図座にある 王統譜です。 19 00:01:53,814 --> 00:01:58,552 ここにある前王朝 第一尚氏の家系図を見れば➡ 20 00:01:58,552 --> 00:02:04,157 一族の中に 明国に亡命した者が 居る事が判明します。 21 00:02:06,827 --> 00:02:14,001 そして もう一つ この台帳は 明国における琉球人の系図です。 22 00:02:14,001 --> 00:02:16,970 ♬~ 23 00:02:16,970 --> 00:02:20,107  回想 (徐丁垓)ここに逃れた 第一尚氏は➡ 24 00:02:20,107 --> 00:02:24,778 福州で 孫姓を名乗ったのだよ。 25 00:02:24,778 --> 00:02:29,149 不都合な血脈を 清国で洗い流すとは➡ 26 00:02:29,149 --> 00:02:37,290 ふん 考えたものだよ。 ハハハ…。 27 00:02:37,290 --> 00:02:41,061 そして 孫家は 再び 琉球に戻ってきた。 28 00:02:41,061 --> 00:02:44,631 琉球の士族は 2つの名前を使う事ができます。 29 00:02:44,631 --> 00:02:47,834 琉球式と清国式の どちらを使ってもよい。 30 00:02:47,834 --> 00:02:51,738 それを利用して 正体を隠したのです。 31 00:02:54,007 --> 00:02:58,612 孫寧温の正体は 王位奪回を 謀るために王府の役人となった➡ 32 00:02:58,612 --> 00:03:01,248 謀反人です。 33 00:03:01,248 --> 00:03:08,055 ♬~ 34 00:03:08,055 --> 00:03:13,260 それを見抜いたのが 徐丁垓国相でした。 35 00:03:13,260 --> 00:03:16,163 ウソです! そんな事は ウソです! 36 00:03:16,163 --> 00:03:20,100 私は 謀反など考えておりません! 徐丁垓の はかりごとです! 37 00:03:20,100 --> 00:03:23,870 じゃ なぜ殺した!? 38 00:03:23,870 --> 00:03:27,808 君が殺したという証拠がある。 39 00:03:27,808 --> 00:03:31,378 浜に打ち上げられた 徐丁垓国相の亡骸に➡ 40 00:03:31,378 --> 00:03:35,082 この簪が突き刺さっていたんだ! 41 00:03:37,951 --> 00:03:42,355 そんなのは どこにでもある簪です。 42 00:03:42,355 --> 00:03:45,058 どこにでもある? 43 00:03:51,932 --> 00:03:57,504 どこにでもある。 君にとって この簪は その程度のものか? 44 00:03:57,504 --> 00:04:00,907 君には ただの簪かもしれないが➡ 45 00:04:00,907 --> 00:04:07,114 僕にとっては 大事な友にあげた簪なんだ! 46 00:04:14,387 --> 00:04:16,389  回想  できたよ 寧温。 47 00:04:19,059 --> 00:04:24,865 人を殺すのに 使ってほしくはなかったよ 寧温。 48 00:04:24,865 --> 00:04:31,071 朝薫 違う…。 違うんだ。 49 00:04:34,841 --> 00:04:37,144 ⚟(嗣勇)ウソだ!➡ 50 00:04:37,144 --> 00:04:41,848 僕達が 前王朝の末裔なんて そんな事 あるはずない! 51 00:04:41,848 --> 00:04:45,418 そいつは 孫寧温の兄だ。 捕らえて 投獄しろ! 52 00:04:45,418 --> 00:04:48,188 おやめ下さい! 兄は 何も知りません。 53 00:04:48,188 --> 00:04:53,393 兄は 何も知らずに ただ 踊童子となっただけなんです。 54 00:04:57,864 --> 00:05:00,233 それじゃ…。 55 00:05:00,233 --> 00:05:02,869 ♬~ 56 00:05:02,869 --> 00:05:10,277 だけど 私は 謀反など考えておりません。 57 00:05:10,277 --> 00:05:13,146 信じて下さい 首里天加那志。 58 00:05:13,146 --> 00:05:17,584 私は この琉球のためだけに 役人となったのです。 59 00:05:17,584 --> 00:05:20,487 (尚泰王)だけど お前は➡ 60 00:05:20,487 --> 00:05:24,724 父上の前で 「王府という体制は古い」と言った。 61 00:05:24,724 --> 00:05:27,027 (宜野湾)そうです。 それは➡ 62 00:05:27,027 --> 00:05:29,963 列強と戦う思想を持つためです。 63 00:05:29,963 --> 00:05:33,567 「近代では 国民一人一人が 王になる」などと➡ 64 00:05:33,567 --> 00:05:36,369 自分が王になるための 詭弁にすぎなかったのか!? 65 00:05:36,369 --> 00:05:38,405 その理念に 二心はありません。 66 00:05:38,405 --> 00:05:40,607 (与那原)玉無しになったのは➡ 67 00:05:40,607 --> 00:05:43,076 我々を油断させるためだったか!? 68 00:05:43,076 --> 00:05:46,046 魂を 王宮に捧げるためです! 69 00:05:46,046 --> 00:05:48,882 判決をお願いいたします。 70 00:05:48,882 --> 00:05:59,426 ♬~ 71 00:05:59,426 --> 00:06:01,361 判決は…。 72 00:06:01,361 --> 00:06:05,565 ♬~ 73 00:06:05,565 --> 00:06:08,468 明日 言い渡す。➡ 74 00:06:08,468 --> 00:06:11,972 それまで 投獄しろ! (役人達)はっ! 75 00:06:11,972 --> 00:06:28,989 ♬~ 76 00:06:35,262 --> 00:06:37,897 (浅倉)我々 薩摩藩としては➡ 77 00:06:37,897 --> 00:06:40,867 孫寧温殿の減刑を 要請いたします。 78 00:06:40,867 --> 00:06:45,705 薩摩が? それは 内政干渉です。 79 00:06:45,705 --> 00:06:49,943 内政干渉は 清国のほうが 先ではございませぬか? 80 00:06:49,943 --> 00:06:51,878 あの徐丁垓なる国相が➡ 81 00:06:51,878 --> 00:06:55,181 武力を用いて 我々 薩摩を 排除しようとしていた事を➡ 82 00:06:55,181 --> 00:06:59,386 我々が知らぬとでも 思っておりまするか? 83 00:06:59,386 --> 00:07:05,592 国元は それに対処すべく 琉球の兵力増強を決めました。 84 00:07:05,592 --> 00:07:09,462 間もなく 薩摩より 1,000人の兵士が➡ 85 00:07:09,462 --> 00:07:11,932 この琉球に送られるものと 思われまする。 86 00:07:11,932 --> 00:07:14,701 (与那原)待たれよ! 国相が死んだ今➡ 87 00:07:14,701 --> 00:07:18,405 我々は 薩摩と一戦を交える気など 毛頭ない! 88 00:07:18,405 --> 00:07:22,075 国相を排除した孫寧温殿を 死罪とすれば➡ 89 00:07:22,075 --> 00:07:27,480 琉球王府の存念は 国相の遺志を継ぐものと見て➡ 90 00:07:27,480 --> 00:07:31,351 国元に そのように伝えまする。 91 00:07:31,351 --> 00:07:36,923 薩摩は 清国の内政干渉を 受け入れた琉球に対して➡ 92 00:07:36,923 --> 00:07:38,858 容赦いたしません。 93 00:07:38,858 --> 00:07:42,162 たかが 役人1人の事で 我々を脅す気か!? 94 00:07:42,162 --> 00:07:46,666 孫寧温は 既に 役人にあらず。 人を殺した謀反人だ。 95 00:07:46,666 --> 00:07:50,470 朝薫! 寧温が 琉球に背くと思うか!? 96 00:07:53,807 --> 00:07:58,011 寧温には よほどの考えがあったんだ。 97 00:08:00,313 --> 00:08:05,819 首里天加那志 何とぞ 無益な争いを避けるために➡ 98 00:08:05,819 --> 00:08:08,755 薩摩の意を おくみ取り下さいますよう➡ 99 00:08:08,755 --> 00:08:12,959 切に お願い申し上げまする! 100 00:08:12,959 --> 00:08:20,633 ♬~ 101 00:08:20,633 --> 00:08:22,569  回想  たとえ これが事実でも➡ 102 00:08:22,569 --> 00:08:24,571 寧温が 謀反をたくらむ証拠には なりません! 103 00:08:24,571 --> 00:08:28,975 薩摩の力を 借りようとしてもか? 104 00:08:32,045 --> 00:08:36,716 寧温が 薩摩の侍に 色目を使ってる事ぐらい➡ 105 00:08:36,716 --> 00:08:41,855 君だって 気付いているだろう? 106 00:08:41,855 --> 00:08:44,791 男にほれる体質なら➡ 107 00:08:44,791 --> 00:08:51,297 君にほれたって よさそうなものじゃないか? 108 00:08:51,297 --> 00:08:56,002 君より 薩摩が必要だったのだよ。 109 00:08:58,038 --> 00:09:02,442 薩摩の侍に ほれたのだよ。 110 00:09:04,878 --> 00:09:06,880 浅倉殿。 111 00:09:09,949 --> 00:09:15,455 浅倉殿は 宦官に 懸想されておられますか? 112 00:09:17,123 --> 00:09:23,129 今の浅倉殿の態度は いかにも哀れに思われました。 113 00:09:25,198 --> 00:09:28,067 私が 寧温を思う気持ちは➡ 114 00:09:28,067 --> 00:09:31,671 あなたに 負けぬつもりでおりました。 115 00:09:34,674 --> 00:09:40,246 役人として 孫寧温を 信頼申し上げておりました。 116 00:09:40,246 --> 00:09:43,116 その信頼を 寧温が 踏みにじったのだ! 117 00:09:43,116 --> 00:09:46,619 徐丁垓に 毒でも含まされましたか? 118 00:09:48,254 --> 00:09:52,125 私も 徐丁垓の毒にやられました。 119 00:09:52,125 --> 00:09:57,730 恐らく あの寧温も 徐丁垓の毒牙にかかったのだ。 120 00:09:59,666 --> 00:10:04,370 我々が想像を絶する屈辱を 味わったに違いない。 121 00:10:04,370 --> 00:10:10,076 だが その事を 誰にも明かさず 自分の胸に押しとどめ➡ 122 00:10:10,076 --> 00:10:15,315 自分の苦しみなど顧みず 琉球のためのみに動くのが➡ 123 00:10:15,315 --> 00:10:18,051 孫寧温という役人なのだ! 124 00:10:18,051 --> 00:10:23,857 あなたの気持ちで 琉球王府を 動かせると思わないでもらいたい。 125 00:10:23,857 --> 00:10:30,163 ♬~ 126 00:10:30,163 --> 00:10:36,936 私の気持ちなど 寧温の 意志に比べれば くだらぬものだ。 127 00:10:36,936 --> 00:10:51,651 ♬~ 128 00:10:58,224 --> 00:11:10,436 「孫寧温 右の者 八重山に 一世流刑と処する」。 129 00:11:15,642 --> 00:11:18,444 斬首ではない? 130 00:11:28,121 --> 00:11:31,891 長生きしろよ 孫寧温。 131 00:11:31,891 --> 00:11:34,827 孤島に流されて 一生を送るお前に➡ 132 00:11:34,827 --> 00:11:38,698 我が琉球王国の繁栄を 見せつけてやる。 133 00:11:38,698 --> 00:11:41,267 ♬~ 134 00:11:41,267 --> 00:11:45,171 (平等之側)引っ立てい! (役人)はっ! 135 00:11:45,171 --> 00:12:04,390 ♬~ 136 00:12:04,390 --> 00:12:08,828 (オバァ)寧温 寧温。 137 00:12:08,828 --> 00:12:10,763 オバァ。 138 00:12:10,763 --> 00:12:14,434 オバァは 味方だよ。 139 00:12:14,434 --> 00:12:19,305 寧温を信じているさ。 140 00:12:19,305 --> 00:12:22,041 離れて オバァ。 下がって。 141 00:12:22,041 --> 00:12:24,744 (多嘉良)アヤー…。 142 00:12:24,744 --> 00:12:29,582 私の息子だよ。 どんな事があっても 離れない…。 143 00:12:29,582 --> 00:12:34,554 もう いいから。 寧温! 寧温…。➡ 144 00:12:34,554 --> 00:12:36,723 寧温…。 145 00:12:36,723 --> 00:12:49,135 ♬~ 146 00:12:49,135 --> 00:12:51,137 寧温殿! 147 00:12:53,339 --> 00:12:55,341 孫寧温殿! 148 00:13:11,491 --> 00:13:17,964 「ちぼでぃうる太陽や 我肝あかあかと」。 149 00:13:17,964 --> 00:13:24,537  回想  「吹ちすゆる風や 無蔵が匂い」。 150 00:13:24,537 --> 00:13:27,507 これを つぼみのような真鶴が 受け取ってくれたなら➡ 151 00:13:27,507 --> 00:13:32,011 私は もう この地に 根を生やしたも同じだ。 152 00:13:34,213 --> 00:13:40,019 私の心は 今も そのままです! 153 00:13:42,822 --> 00:13:53,332 ♬~ 154 00:13:53,332 --> 00:13:58,538 必ず いつか 琉球王府が消えてしまえば…。 155 00:14:00,573 --> 00:14:03,876 あなたの罪も消える。 156 00:14:03,876 --> 00:14:21,294 ♬~ 157 00:14:21,294 --> 00:14:26,566 オバァ。 喜舎場様。 158 00:14:26,566 --> 00:14:30,470 これを 寧温が。 159 00:14:32,371 --> 00:14:37,677 寧温が? 自分に もしもの事があったら➡ 160 00:14:37,677 --> 00:14:43,883 これを 喜舎場様に 渡すようにと。 161 00:14:43,883 --> 00:14:46,252 これは…。 162 00:14:46,252 --> 00:15:21,954 ♬~ 163 00:15:25,558 --> 00:15:28,761 これは 何なのだ? 新しい琉球のあり方➡ 164 00:15:28,761 --> 00:15:34,233 列強との外交政策 教育に対する考え方 その改革策。 165 00:15:34,233 --> 00:15:39,372 孫親方の信念が 余す事なく書かれております。 166 00:15:39,372 --> 00:15:44,577 それは 孫寧温の遺言です。 167 00:15:44,577 --> 00:15:48,080 遺言? 孫寧温は➡ 168 00:15:48,080 --> 00:15:51,584 徐丁垓と 刺し違える覚悟だったのです! 169 00:15:53,252 --> 00:15:57,156 死をもって 徐丁垓の不実を 訴えようとしたのです。 170 00:15:57,156 --> 00:16:02,862 そんな覚悟を持つ人間に どうして 謀反が起こせましょう!? 171 00:16:06,499 --> 00:16:14,707 首里天加那志 私は 大変な過ちを犯しました! 172 00:16:17,143 --> 00:16:20,046 流罪を取り消すか? 173 00:16:20,046 --> 00:16:23,082 それはなりません。 一世流人となった者は➡ 174 00:16:23,082 --> 00:16:25,852 二度と 王宮には戻れません。 175 00:16:25,852 --> 00:16:28,487 400年続いた現王朝の➡ 176 00:16:28,487 --> 00:16:31,691 首里天加那志の沽券に 関わりまする。 177 00:16:38,064 --> 00:16:40,066 寧温。 178 00:16:42,835 --> 00:16:44,837 許せ。 179 00:16:55,214 --> 00:16:57,717 今日で 3日。 180 00:16:59,719 --> 00:17:03,723 あれが 八重山か? 181 00:17:03,723 --> 00:17:08,127 (砲撃音) 182 00:17:08,127 --> 00:17:11,030 何だ? 今の音は。 183 00:17:20,306 --> 00:17:25,144 ♬~ 184 00:17:25,144 --> 00:17:32,351 (砲撃音) 185 00:17:32,351 --> 00:17:35,187 これは 何だ? 186 00:17:35,187 --> 00:17:40,092 なぜ 列強の船が 八重山を攻撃しているのだ? 187 00:17:45,598 --> 00:17:48,501 (古見首里大屋子)あなたが 王府から流刑にされた➡ 188 00:17:48,501 --> 00:17:54,106 孫元親方ですね? そうです。 189 00:17:54,106 --> 00:17:58,711 私は 八重山の蔵筆者 古見首里大屋子だ。 190 00:17:58,711 --> 00:18:02,548 これより 孫元親方の身柄は ここで預かる。 191 00:18:02,548 --> 00:18:06,185 私は 投獄されるのでは ないのですか? 192 00:18:06,185 --> 00:18:09,055 流人といっても 島から出られぬだけで➡ 193 00:18:09,055 --> 00:18:12,925 投獄されるわけではない。 それぐらい 知ってるだろう? 194 00:18:12,925 --> 00:18:16,629 私は ただの流人では ありませんから。 195 00:18:16,629 --> 00:18:20,866 とりあえず あなたには 私の雑用係になってもらうが➡ 196 00:18:20,866 --> 00:18:23,769 折り入って相談がある。 (砲撃音) 197 00:18:23,769 --> 00:18:28,007 あれは 英国と米国の海軍ですね? 198 00:18:28,007 --> 00:18:31,510 その艦隊が なぜ 八重山を 攻めているのです? 199 00:18:31,510 --> 00:18:33,779 それが かわいそうな話だよ。➡ 200 00:18:33,779 --> 00:18:37,016 奴隷として捕らわれた 清国の苦力達が➡ 201 00:18:37,016 --> 00:18:39,819 家畜以下の扱いを受けた事に 耐えかねて➡ 202 00:18:39,819 --> 00:18:44,256 とうとう 米国の船長達を殺して 船を乗っ取った。➡ 203 00:18:44,256 --> 00:18:47,093 その船が 八重山沖で座礁して➡ 204 00:18:47,093 --> 00:18:49,962 我々に 保護を 求めてきたというわけだよ。 205 00:18:49,962 --> 00:18:53,833 それじゃ あの砲撃は その苦力達を引き渡せと? 206 00:18:53,833 --> 00:18:56,235 と そういう事だ。 207 00:18:58,404 --> 00:19:01,307 (砲撃音) 208 00:19:01,307 --> 00:19:03,976 引き渡したら どうなる? 209 00:19:03,976 --> 00:19:08,414 確実に 苦力達は殺されます。 210 00:19:08,414 --> 00:19:11,083 引き渡さなかったら どうなる? 211 00:19:11,083 --> 00:19:16,322 報復攻撃は 島が潰れるほど 激しくなるでしょう。 212 00:19:16,322 --> 00:19:20,026 あなただったら どうするか? 213 00:19:20,026 --> 00:19:22,261 これは 主権侵害です。 214 00:19:22,261 --> 00:19:25,831 すぐに 王府に報告して 対策を練らねばなりません。 215 00:19:25,831 --> 00:19:30,636 我々 八重山の役人だけでは 解決できないと言うのか? 216 00:19:30,636 --> 00:19:34,473 首里城なんか頼ってたら その間に 苦力達は殺されてしまう。 217 00:19:34,473 --> 00:19:36,909 現にもう 100人近い苦力達が➡ 218 00:19:36,909 --> 00:19:39,745 島に上陸した米国兵に 殺されてるんだよ。 219 00:19:39,745 --> 00:19:42,148 じゃ どうやって 解決するのです? 220 00:19:42,148 --> 00:19:46,018 だから あなたに 相談してるんじゃないか!? 221 00:19:46,018 --> 00:19:48,421 あなたは 外交能力にたけ➡ 222 00:19:48,421 --> 00:19:51,657 凄腕の評定所筆者だったと 聞いている。 223 00:19:51,657 --> 00:19:54,160 誰に聞いたのです? 224 00:19:57,463 --> 00:20:00,800 この手紙に。 225 00:20:00,800 --> 00:20:03,569 昨日 あなたよりも1日早く➡ 226 00:20:03,569 --> 00:20:07,673 海運業者の早船によって 届けられた。 227 00:20:09,775 --> 00:20:11,710 朝薫が? 228 00:20:11,710 --> 00:20:14,714 (古見首里大屋子) 「あなたの身柄を手厚く扱えば➡ 229 00:20:14,714 --> 00:20:18,050 それだけの働きを 見せてくれるだろう」と。 230 00:20:18,050 --> 00:20:19,985 朝薫。 231 00:20:19,985 --> 00:20:23,689 その働きを 今 見せてくれないか? 232 00:20:26,425 --> 00:20:31,630 分かりました。 私が交渉します。 233 00:20:34,667 --> 00:20:37,870 ♬~ 234 00:22:30,816 --> 00:22:33,652 いや しかし 大したもんだ。 235 00:22:33,652 --> 00:22:37,623 何で 王府は こんな役人を 流刑にしたんだろうな? 236 00:22:37,623 --> 00:22:41,393 国相を殺したからです。 237 00:22:41,393 --> 00:22:43,329 ハハハ…。 238 00:22:43,329 --> 00:22:46,799 ハハハ…。 (一同)ハハハ…。 239 00:22:46,799 --> 00:22:53,572 私は 八重山の独立精神に 心を打たれました。 240 00:22:53,572 --> 00:22:56,976 しかし 列強の脅威は➡ 241 00:22:56,976 --> 00:23:01,614 私が思っていた以上の速度で 琉球に迫っています。 242 00:23:01,614 --> 00:23:06,252 首里の王府は 一刻も早く それに備えなければなりません。 243 00:23:06,252 --> 00:23:09,521 首里に砲弾が飛んでからでは 遅いのです。 244 00:23:09,521 --> 00:23:15,027 その時は 八重山も 同時に吹き飛びます。 245 00:23:20,699 --> 00:23:26,505 古見首里大屋子 私を なんとかして首里に戻して下さい。 246 00:23:26,505 --> 00:23:30,809 えっ? (在番筆者)何を調子に乗ってんだ。 247 00:23:33,912 --> 00:23:36,815 あなたは かつての御物奉行。 248 00:23:36,815 --> 00:23:41,687 今は 八重山の在番筆者だ。 249 00:23:41,687 --> 00:23:46,558 お前が 聞得大君を 追放してくれたおかげで➡ 250 00:23:46,558 --> 00:23:53,265 私は なぜか この島で のんびり過ごしておる。 251 00:23:53,265 --> 00:24:00,806 お前が こっちに来ると聞いて 心待ちにしていたよ。 252 00:24:00,806 --> 00:24:03,108 王府の役人が 今頃 出てきよって! 253 00:24:03,108 --> 00:24:06,011 誰のおかげで のんびりできてると 思っているんだ!? 254 00:24:06,011 --> 00:24:11,684 王府の罪人は 王府の在番所で預かる。➡ 255 00:24:11,684 --> 00:24:15,087 お前は もう 流人ではない。 256 00:24:17,323 --> 00:24:20,359 家畜も同じよ。 257 00:24:20,359 --> 00:24:28,434 ハハハ… ハハハ… ハハハ…。 258 00:24:28,434 --> 00:25:07,506 ♬~ 259 00:25:07,506 --> 00:25:10,042 (百姓1)これは 黒水熱にかかったぞ! 260 00:25:10,042 --> 00:25:13,245 (百姓2)人や豚にうつったら 大変だ! 261 00:25:13,245 --> 00:25:26,458 ♬~ 262 00:25:49,114 --> 00:26:50,008 ♬~ 263 00:26:50,008 --> 00:26:52,044 見える。 264 00:26:52,044 --> 00:27:09,094 ♬~ 265 00:27:09,094 --> 00:27:11,029 首里天加那志。 266 00:27:11,029 --> 00:27:16,635 ♬~ 267 00:27:16,635 --> 00:27:18,570 朝薫。 268 00:27:18,570 --> 00:27:24,376 ♬~ 269 00:27:24,376 --> 00:27:26,311 浅倉殿。 270 00:27:26,311 --> 00:27:29,715 ♬~ 271 00:27:29,715 --> 00:27:32,651 行ける。 272 00:27:32,651 --> 00:27:36,555 私なら 飛んでいける。 273 00:27:38,757 --> 00:27:41,193 王宮へ帰れる。 274 00:27:41,193 --> 00:27:48,700 ♬~ 275 00:28:08,620 --> 00:28:10,923 (思徳金)目覚めたか? 276 00:28:14,993 --> 00:28:18,197 女官 大勢頭部。 277 00:28:23,101 --> 00:28:27,906 これは 夢の続きか? 278 00:28:27,906 --> 00:28:29,841 夢ではない。➡ 279 00:28:29,841 --> 00:28:34,046 熱も引いたし もう大丈夫だ。 280 00:28:34,046 --> 00:28:37,749 夢で 山に登っていたのです。 281 00:28:37,749 --> 00:28:42,921 於茂登岳かい? 石にならなくて よかったよ。 282 00:28:42,921 --> 00:28:44,856 石? 283 00:28:44,856 --> 00:28:47,593 (思徳金)何かに 強い未練を持ってる者は➡ 284 00:28:47,593 --> 00:28:52,264 あそこで それを見ようとして 石になっちまうのさ。 285 00:28:52,264 --> 00:28:58,203 ところで あんた 誰だい? 286 00:28:58,203 --> 00:29:01,940 私を忘れたのですか? 287 00:29:01,940 --> 00:29:06,144 私は あんたを 何度も着替えさしたんだよ。 288 00:29:10,215 --> 00:29:12,484 もう遅い。 289 00:29:12,484 --> 00:29:18,290 宦官ってのは そんなに うまくできてるもんなのかね?➡ 290 00:29:18,290 --> 00:29:21,927 それで 全てが分かったよ。 291 00:29:21,927 --> 00:29:26,298 何で あんなに あんたが手ごわかったのかね。 292 00:29:26,298 --> 00:29:34,172 ♬~ 293 00:29:34,172 --> 00:29:41,346 私は もう一度 王宮へ戻らねばなりません。 294 00:29:41,346 --> 00:29:46,518 琉球を 列強から 救わなければなりません! 295 00:29:46,518 --> 00:29:50,422 なんとかして もう一度 王宮へ。 296 00:29:50,422 --> 00:29:55,360 その方法を 一緒に考えて下さい! 297 00:29:55,360 --> 00:29:58,463 力を貸して下さい! 298 00:29:58,463 --> 00:30:02,334 王宮に戻れれば 何でもいいのかい? 299 00:30:02,334 --> 00:30:05,237 何でもいい 戻れさえすれば。 300 00:30:08,040 --> 00:30:10,042 分かった。 301 00:30:11,977 --> 00:30:18,583 女官 大勢頭部だった身として 言わせてもらえば…➡ 302 00:30:18,583 --> 00:30:24,756 あんたは 逸材だよ。 303 00:30:24,756 --> 00:30:47,345 ♬~ 304 00:30:47,345 --> 00:30:49,848 脇身 そろえてね。 305 00:30:49,848 --> 00:30:51,783 はい。 306 00:30:51,783 --> 00:31:04,930 ♬~ 307 00:31:04,930 --> 00:31:08,800 今頃の苧麻が 一番いい糸になるんだよ。 308 00:31:08,800 --> 00:31:12,604 ほら やってごらん。 はい。 309 00:31:12,604 --> 00:31:15,507 ♬~ 310 00:31:15,507 --> 00:31:18,810 この布は 誰のものになるんだろう? 311 00:31:18,810 --> 00:31:21,913 その事を思いながら 染めるのさ。 312 00:31:23,949 --> 00:31:26,885 手前に こうやって 回して。 回して。 313 00:31:26,885 --> 00:31:54,913 ♬~ 314 00:31:54,913 --> 00:31:58,316 (頭)王府に納める上布だ。➡ 315 00:31:58,316 --> 00:32:01,653 手を抜くなよ。 (娘達)はい! 316 00:32:01,653 --> 00:32:04,856 抜かずに 急げ。 (娘達)はい! 317 00:32:07,225 --> 00:32:10,495 あれ? この色は どんなやって出した? 318 00:32:10,495 --> 00:32:16,635 はい お頭様 この色は サトウキビから作りました。 319 00:32:16,635 --> 00:32:19,571 成長したサトウキビなら 黄色のままですが➡ 320 00:32:19,571 --> 00:32:22,908 若いサトウキビなら 緑色のままです。 321 00:32:22,908 --> 00:32:26,878 変色しないように シークァサーの果汁で すぐに洗うと➡ 322 00:32:26,878 --> 00:32:29,047 このような色が出ます。 323 00:32:29,047 --> 00:32:31,983 すばらしい発見だや。 324 00:32:31,983 --> 00:32:36,788 あいや この模様も珍しいな。 どんなやって織った? 325 00:32:36,788 --> 00:32:42,093 苧麻は 糸が短いため 横糸上に 模様を出しました。 326 00:32:42,093 --> 00:32:45,664 こうすれば 複雑な模様を たくさん織る事ができます。 327 00:32:45,664 --> 00:32:48,967 その高い教養は どこで 身につけた?➡ 328 00:32:48,967 --> 00:32:51,870 名前は 何というのか? 329 00:32:51,870 --> 00:32:55,540 はい 真鶴と申します。 330 00:32:55,540 --> 00:32:58,476 真鶴。 331 00:32:58,476 --> 00:33:04,316 真鶴よ。 来月までに これ 完成させなさい。➡ 332 00:33:04,316 --> 00:33:08,987 新しい在番殿が 来月 八重山に赴任してくるから。 333 00:33:08,987 --> 00:33:11,356 この上布は そこで献上しよう。 334 00:33:11,356 --> 00:33:15,594 歓迎の式に お前が持っていきなさい。 335 00:33:15,594 --> 00:33:19,097 はい お頭様。 336 00:33:23,335 --> 00:33:26,938 そうか! ついにやったか! 337 00:33:26,938 --> 00:33:32,477 これで 王府の役人の目に 触れる事ができる。 338 00:33:32,477 --> 00:33:38,383 御内原の世界でも 優れた 機織りの腕を持った女官は➡ 339 00:33:38,383 --> 00:33:41,219 重宝がられるだけではなく 尊敬もされる。 340 00:33:41,219 --> 00:33:44,923 だから お前を鍛え上げたのだ。 341 00:33:44,923 --> 00:33:48,493 私を御内原へ? 342 00:33:48,493 --> 00:33:54,633 私にできるのは そこまでだ。 343 00:33:54,633 --> 00:33:57,369 そこまでは 保証する。➡ 344 00:33:57,369 --> 00:34:05,543 今のお前なら 立派に 女として 王宮に上がる事ができる。 345 00:34:05,543 --> 00:34:09,714 3年もかかってしまったがね。 346 00:34:09,714 --> 00:34:13,251 ♬~ 347 00:34:13,251 --> 00:34:15,787 何をする? 348 00:34:15,787 --> 00:34:29,401 この3年 私は 生まれて初めて 母と暮らしたような気がしました。 349 00:34:29,401 --> 00:34:32,237 ♬~ 350 00:34:32,237 --> 00:34:35,974 私もだ。 351 00:34:35,974 --> 00:34:40,378 諦めていた家族を 持ったような気がした。 352 00:34:42,881 --> 00:34:45,617 お前のせいで…。 353 00:34:45,617 --> 00:34:48,520 ♬~ 354 00:34:48,520 --> 00:34:52,057 ここに流されたのにな。 355 00:34:52,057 --> 00:34:57,862 ♬~ 356 00:34:57,862 --> 00:35:03,802 お前に会うために ここへ来たようだ。 357 00:35:03,802 --> 00:35:21,386 ♬~ 358 00:35:24,789 --> 00:35:26,791 八重山在番殿➡ 359 00:35:26,791 --> 00:35:31,196 このたびは わざわざ 八重山までお越し頂き➡ 360 00:35:31,196 --> 00:35:33,898 恐悦至極に存じます。 361 00:35:36,835 --> 00:35:40,171 どうぞ ささやかではありますが➡ 362 00:35:40,171 --> 00:35:43,408 ワッターからの祝いがありますんで お受け取り下さい。 363 00:35:43,408 --> 00:35:45,410 (在番)うん。 364 00:35:51,016 --> 00:35:54,119 八重山の上布にございます。 365 00:36:08,066 --> 00:36:10,068 おおっ! 366 00:36:18,710 --> 00:36:21,312 これは すばらしい。 367 00:36:21,312 --> 00:36:25,417 いや これだけで ここまで来た甲斐があった! 368 00:36:27,485 --> 00:36:31,790 織ったのは この者でございます。 369 00:36:31,790 --> 00:36:36,761 そうか。 大したものだ。 370 00:36:36,761 --> 00:36:39,531 ありがとうございます。 371 00:36:39,531 --> 00:36:45,103 在番殿 あの… この娘が 織ったのでございますけども…。 372 00:36:45,103 --> 00:36:48,339 (在番)ああ そうか。 373 00:36:48,339 --> 00:36:52,210 大切にするぞ。 374 00:36:52,210 --> 00:36:54,612 もう 下がってよい。 375 00:37:11,262 --> 00:37:26,744 ♬~ 376 00:37:26,744 --> 00:37:32,550 在番殿は 工芸品や芸事に 目がないようでございますね。 377 00:37:32,550 --> 00:37:35,053 八重山に来て残念な事は➡ 378 00:37:35,053 --> 00:37:40,325 すばらしい琉球舞踊が 見られぬ事ぐらいだ。 379 00:37:40,325 --> 00:37:45,230 そんなものだったら いつでも お見せいたしますけども。 380 00:37:48,066 --> 00:37:50,001 はい。 381 00:37:50,001 --> 00:37:56,774 面白い。 見せてもらおう。 はっ。 382 00:37:56,774 --> 00:38:02,714 おい 古見首里大屋子 すぐに お見せしろ。 383 00:38:02,714 --> 00:38:06,451 琉球舞踊でございますか? 早く なんとかしろ。 384 00:38:06,451 --> 00:38:09,654 それは 無理でございます。 八重山舞踊の名手でも➡ 385 00:38:09,654 --> 00:38:11,589 踊れんのか? ふん! 386 00:38:11,589 --> 00:38:14,993 そんな違いも分からんのか!? 387 00:38:19,330 --> 00:38:22,667 お前 踊れるのか? 388 00:38:22,667 --> 00:38:25,870 (娘1)真鶴が踊れます。 389 00:38:25,870 --> 00:38:27,805 えっ? 真鶴。 390 00:38:27,805 --> 00:38:31,543 踊りなさいよ 真鶴。 (娘2)そうよ そうよ そうよ。 391 00:38:31,543 --> 00:38:33,912 踊りなさいよ。 392 00:38:33,912 --> 00:38:37,248 そんな…。 早く支度しなさい。 393 00:38:37,248 --> 00:38:39,551 駄目です。 できません。 394 00:38:39,551 --> 00:38:44,222 うん? お前 私と会った事があるな? 395 00:38:44,222 --> 00:38:48,092 どこで? 行きましょう。 396 00:38:48,092 --> 00:38:56,935 ♬~ 397 00:38:56,935 --> 00:38:59,838 「花風」か。 398 00:38:59,838 --> 00:40:34,065 ♬~ 399 00:40:34,065 --> 00:40:40,371 すばらしい! これを 首里天加那志に献上したい。➡ 400 00:40:40,371 --> 00:40:44,609 首里天加那志も 泣かせてみたい。 401 00:40:44,609 --> 00:40:49,580 ♬~ 402 00:40:49,580 --> 00:40:56,187 真鶴 行ってらっしゃい。 403 00:40:56,187 --> 00:40:59,557 大きく羽ばたきなさい。 404 00:40:59,557 --> 00:41:10,234 ♬~ 405 00:41:10,234 --> 00:41:14,072 これは 側室の試験なのですか? 406 00:41:14,072 --> 00:41:19,610 (聞得大君)苦しい時は ただ 生き延びる事だけを考えるのじゃ。 407 00:41:19,610 --> 00:41:22,280 あなたは 真鶴さんなのか? 408 00:41:22,280 --> 00:41:24,882 真鶴になって 戻ってきたのか? 409 00:41:24,882 --> 00:41:27,919 (儀間)那覇港に現れたものは 米国艦隊です。 410 00:41:27,919 --> 00:41:30,288 琉球を占領しに来たのです。 411 00:41:30,288 --> 00:41:36,094 ♬「海を眺める 少女がいた」 412 00:41:36,094 --> 00:41:41,733 ♬「消えそうな灯に したたるしずく」 413 00:41:41,733 --> 00:41:44,102 ♬「空へ還そうと」 414 00:41:44,102 --> 00:41:51,509 ♬「小さな手 差し出す」 415 00:41:51,509 --> 00:41:56,381 ♬「何をこころに 決めたのか」 416 00:41:56,381 --> 00:42:01,819 ♬「誰よりも 私が知っている」 417 00:42:01,819 --> 00:42:04,655 ♬「泣いても ひとりなら」 418 00:42:04,655 --> 00:42:10,461 ♬「強くなろうと」 419 00:42:10,461 --> 00:42:12,897 ♬「時は」 420 00:42:12,897 --> 00:42:15,400 ♬「巡り」 421 00:42:15,400 --> 00:42:20,238 ♬「再来の風に 吹かれて」 422 00:42:20,238 --> 00:42:24,442 ♬「その願いは 遠く」 423 00:42:24,442 --> 00:42:30,248 ♬「誰かの明日を 照らすだろう」 424 00:42:30,248 --> 00:42:32,617 ♬「泣いていた」 425 00:42:32,617 --> 00:42:35,186 ♬「笑っていた」 426 00:42:35,186 --> 00:42:40,024 ♬「すべてを 慈しんで」 427 00:42:40,024 --> 00:42:46,764 ♬「降りそそぐ 光の中」 428 00:42:46,764 --> 00:42:52,303 ♬「この道を 歩いていこう」 429 00:42:52,303 --> 00:42:55,306 ♬~