1 00:00:02,202 --> 00:00:05,839 (侍)浅倉殿!(浅倉)どうした? あれは 何でしょう?➡ 2 00:00:05,839 --> 00:00:09,576 船の上に 雨雲が浮かんでおります。 3 00:00:09,576 --> 00:00:13,480 幕府に知らせるのだ。 まずは 国元に 飛船を走らせろ! 4 00:00:13,480 --> 00:00:17,317 (爆発音) 5 00:00:17,317 --> 00:00:21,088 (真美那)今の音 何? 6 00:00:21,088 --> 00:00:23,023 (寧温)港の火矢の音だ! 7 00:00:23,023 --> 00:00:26,226 (儀間)那覇港に現れたものは 米国艦隊です。➡ 8 00:00:26,226 --> 00:00:28,161 米国大統領の親書を受け渡しに➡ 9 00:00:28,161 --> 00:00:32,532 最高司令官より 王宮を表敬したい と述べてきております。 10 00:00:32,532 --> 00:00:36,470 アメリカは 何をしに来たのかしら? 11 00:00:36,470 --> 00:00:42,009 恐らくは 日本を開国するために 来たのです。開国? 12 00:00:42,009 --> 00:00:45,479 その前に 琉球を占領しに 来たのです。 13 00:00:45,479 --> 00:00:48,015 (儀間)返事は 何といたしましょう? 14 00:00:48,015 --> 00:00:52,686 (伊舎堂)王府には 外交文書を 受け取る部署がないと言え! 15 00:00:52,686 --> 00:00:56,423 米国艦隊は 上陸の許可を 求めております。 16 00:00:56,423 --> 00:00:58,492 (与那原)それも 許可しない!➡ 17 00:00:58,492 --> 00:01:03,797 賓客をもてなす施設が 王府にはないと言え! 18 00:01:03,797 --> 00:01:05,766 (朝薫)畏れながら➡ 19 00:01:05,766 --> 00:01:08,635 そんな詭弁が通用するとは 思えません。 20 00:01:08,635 --> 00:01:11,538 (宜野湾)朝薫 それならば お前が行け。 21 00:01:11,538 --> 00:01:13,473 私が? 22 00:01:13,473 --> 00:01:17,377 (宜野湾) どんな詭弁を遣ってもよい。 米国を追い払うのだ。 23 00:01:17,377 --> 00:01:35,062 ♬~ 24 00:01:35,062 --> 00:01:38,398  心の声  朝薫 分かっているよね?➡ 25 00:01:38,398 --> 00:01:46,139 交渉を拒否すれば 必ず 報復を 受けてしまう。 八重山のように。➡ 26 00:01:46,139 --> 00:01:50,110 詭弁を遣ってはならないぞ。 27 00:01:50,110 --> 00:02:01,421 ♬~ 28 00:02:22,776 --> 00:02:24,778 (ペリー)サンキュー。 29 00:02:30,851 --> 00:02:37,324 (ペリーの英語での説明) 30 00:02:37,324 --> 00:02:43,430 「我々は 修好条約を結びにやって 来た。 是非 国王に謁見したい」。 31 00:02:43,430 --> 00:02:45,899 残念ながら それは不可能です。 32 00:02:45,899 --> 00:02:48,602 我が国は 清国の冊封体制下にあり➡ 33 00:02:48,602 --> 00:02:52,773 清国の許可なく 外交する事を 禁じられております。 34 00:02:52,773 --> 00:02:58,945 (通訳の説明) 35 00:02:58,945 --> 00:03:07,187 (英語) 36 00:03:07,187 --> 00:03:10,891 「清国の許可など必要ない。➡ 37 00:03:10,891 --> 00:03:13,894 それなら 日本のスパイを なぜ 排除しないんだ?」。 38 00:03:21,201 --> 00:03:23,904 交渉には応じかねます。 39 00:03:26,039 --> 00:03:28,041 ベッテルハイム! 40 00:03:35,615 --> 00:03:38,018 無断で ここに入ってきたのか!? 41 00:03:42,923 --> 00:03:45,292 (ベッテルハイム)孫寧温は どうした? 42 00:03:45,292 --> 00:03:49,763 孫寧温を すぐに 八重山から呼び寄せろ! 43 00:03:49,763 --> 00:03:51,765 無理を言うな。 44 00:04:00,073 --> 00:04:03,977 ⚟(真美那)真鶴さん よろしいかしら? 45 00:04:07,380 --> 00:04:12,853 どうぞ。 どうかなさいましたか? 46 00:04:12,853 --> 00:04:16,723 真鶴さんの話を もっと聞きたいと思って。 47 00:04:16,723 --> 00:04:20,360 私の話? アメリカの事よ。 48 00:04:20,360 --> 00:04:22,429 真鶴さんが言っていたように➡ 49 00:04:22,429 --> 00:04:28,101 アメリカの狙いが 日本にある事は 王府も知っているのかしら? 50 00:04:28,101 --> 00:04:32,939 朝薫も そのぐらいの事は 分かっているはずです。 51 00:04:32,939 --> 00:04:37,277 あっ… だから 真美那さんのいとこだという➡ 52 00:04:37,277 --> 00:04:40,814 その喜舎場朝薫という方で あれば➡ 53 00:04:40,814 --> 00:04:43,717 そのくらいは 見抜いているのでは ないでしょうか。 54 00:04:43,717 --> 00:04:48,688 真鶴さんは 朝薫と同じ事を 考えられるのね。 55 00:04:48,688 --> 00:04:51,458 そういうわけでは…。 56 00:04:51,458 --> 00:04:56,463 私は駄目ね。 今は 何も考えられない。 57 00:04:58,698 --> 00:05:03,170 そんな弱気なのは 真美那さんらしくないです。 58 00:05:03,170 --> 00:05:07,974 ただ 恐ろしい想像だけを してしまうのよ。 59 00:05:07,974 --> 00:05:10,577 恐ろしい? 60 00:05:10,577 --> 00:05:12,512 生まれてくる子が➡ 61 00:05:12,512 --> 00:05:15,715 奴隷のような暮らしを 強いられるのではないかって。 62 00:05:15,715 --> 00:05:17,717 まさか。 63 00:05:19,986 --> 00:05:26,193 えっ? それって 真美那さん。 64 00:05:26,193 --> 00:05:29,095 懐妊したのよ。 65 00:05:29,095 --> 00:05:33,834 まあ! それは おめでとうございます! 66 00:05:33,834 --> 00:05:35,869 本当に おめでたい事だと思う? 67 00:05:35,869 --> 00:05:39,072 もちろんです。 この琉球で➡ 68 00:05:39,072 --> 00:05:43,310 それを喜ばない人間は 一人もおりません。 69 00:05:43,310 --> 00:05:47,113 子を宿したとたん 知識に頼る事よりも➡ 70 00:05:47,113 --> 00:05:51,117 神に頼る事ばかりを 考えてしまうのよ。 71 00:05:51,117 --> 00:05:55,689 女は 所詮 弱い生き物だと知ったわ。 72 00:05:55,689 --> 00:05:58,892 ♬~ 73 00:05:58,892 --> 00:06:05,665 私の母は 命と引き換えに 私を産みました。 74 00:06:05,665 --> 00:06:08,969 えっ? 子を産む事は➡ 75 00:06:08,969 --> 00:06:12,973 弱い人間には 絶対できない事です。 76 00:06:15,075 --> 00:06:22,382 琉球の国土が 真美那さんに 力を授けてくれます。 77 00:06:22,382 --> 00:06:25,285 琉球の国土? 78 00:06:25,285 --> 00:06:31,424 真美那さんが 子を産む事は 国土の意思なのです。 79 00:06:31,424 --> 00:06:35,629 ペリー提督は 我が国の政情を よく心得ております。 80 00:06:35,629 --> 00:06:38,465 (尚泰王)我が国が 清国と薩摩➡ 81 00:06:38,465 --> 00:06:41,201 両方の支配を受けている事もか? 82 00:06:41,201 --> 00:06:44,671 御意。 琉球に居る薩摩の事を➡ 83 00:06:44,671 --> 00:06:48,541 日本のスパイ… 密偵と呼んでおりました。 84 00:06:48,541 --> 00:06:51,778 密偵? 85 00:06:51,778 --> 00:06:56,349 アメリカは このあと 大和に迫る 計略なのだと思います。 86 00:06:56,349 --> 00:06:59,252 そのために この琉球を 押さえておきたいのです。 87 00:06:59,252 --> 00:07:01,955 薩摩から この琉球の地を奪えば➡ 88 00:07:01,955 --> 00:07:06,760 大和に対し 宣戦布告と同じ圧力が かけれらます。 89 00:07:06,760 --> 00:07:09,663 余が会えば 満足して 帰ってくれるか? 90 00:07:09,663 --> 00:07:14,634 首里天加那志が謁見されるだけで 国交が生まれたも同じになります。 91 00:07:14,634 --> 00:07:18,905 そうなれば 向こうの思う壺でございます。 92 00:07:18,905 --> 00:07:23,143 このまま交渉しないのは 事態を こじらすだけじゃないのか? 93 00:07:23,143 --> 00:07:27,314 こじれぬように できる限り やってみます。 94 00:07:27,314 --> 00:07:35,121 ♬~ 95 00:07:39,526 --> 00:07:41,528 ⚟(薄戸)真鶴様。 96 00:07:44,264 --> 00:07:47,600 薄戸か? 何用です? 97 00:07:47,600 --> 00:07:50,503 (薄戸)首里天加那志が お呼びでございます。➡ 98 00:07:50,503 --> 00:07:54,040 すぐに お支度を。 99 00:07:54,040 --> 00:08:05,652 ♬~ 100 00:08:05,652 --> 00:08:10,223 在番奉行様 琉球とアメリカが 勝手に交渉する事は➡ 101 00:08:10,223 --> 00:08:13,426 何としても 阻止せねばなりませぬ。 102 00:08:13,426 --> 00:08:17,364 アメリカは 琉球を取り込み 日本への足がかりとしたいのです。 103 00:08:17,364 --> 00:08:20,033 (新山作右衛門)うん その前に 琉球王府を➡ 104 00:08:20,033 --> 00:08:23,036 牛耳っておかねばなるまいの。 そのために➡ 105 00:08:23,036 --> 00:08:26,439 我々が 王宮に乗り込みたいと 存じまする。 106 00:08:28,742 --> 00:08:32,412 (大勢頭部)真鶴様 よろしいですね? 107 00:08:32,412 --> 00:08:35,081 決して 逆らってはなりません。 108 00:08:35,081 --> 00:08:37,484 目を合わせてはなりません。➡ 109 00:08:37,484 --> 00:08:40,387 声を立ててはなりません。➡ 110 00:08:40,387 --> 00:08:42,889 挑発してはなりません。➡ 111 00:08:42,889 --> 00:08:46,192 背中を追ってはなりません。➡ 112 00:08:46,192 --> 00:08:50,063 王の体に触れてはなりません。➡ 113 00:08:50,063 --> 00:08:52,465 会話をしてはなりません。➡ 114 00:08:52,465 --> 00:08:55,235 約束をしてはなりません。➡ 115 00:08:55,235 --> 00:08:58,038 泣いてはなりません。➡ 116 00:08:58,038 --> 00:09:00,340 求めてはなりません。 117 00:09:00,340 --> 00:09:24,531 ♬~ 118 00:09:30,637 --> 00:09:35,842 真鶴 そなたは美しい。 119 00:09:53,860 --> 00:09:57,130 首里天加那志。 120 00:09:57,130 --> 00:10:00,834 掟破りをお許し下さい。 121 00:10:05,505 --> 00:10:07,440 どうした? 122 00:10:07,440 --> 00:10:10,276 首里天加那志のお怒りは 覚悟しております。 123 00:10:10,276 --> 00:10:14,614 その前に どうしても お話をさせて頂きたいのです。 124 00:10:14,614 --> 00:10:16,616 話? 125 00:10:18,818 --> 00:10:22,789 黒船の事にございます。 126 00:10:22,789 --> 00:10:25,291 なぜ そのような事を? 127 00:10:25,291 --> 00:10:27,694 余は その事で とても疲れているのだ。 128 00:10:27,694 --> 00:10:31,364 分かっております。 129 00:10:31,364 --> 00:10:33,800 何を聞きたいのだ? 130 00:10:33,800 --> 00:10:39,339 ♬~ 131 00:10:39,339 --> 00:10:43,977 米国人達は 必ず 上陸を果たそうとしてきます。 132 00:10:43,977 --> 00:10:47,614 拒めば 武力に訴えてきます。 133 00:10:47,614 --> 00:10:52,018 上陸を許可し 高級士官に 宿舎を与えるなど➡ 134 00:10:52,018 --> 00:10:55,889 一定の譲歩をするよう お計らい下さい。 135 00:10:55,889 --> 00:11:01,327 そうですね。 宿舎は 聖現寺などが適当です。 136 00:11:01,327 --> 00:11:04,764 何を言っているのだ? 137 00:11:04,764 --> 00:11:08,134 私の考えを申し上げております。 138 00:11:08,134 --> 00:11:10,403 そなたは 何を言っているのだ!? 139 00:11:10,403 --> 00:11:14,574 そなたは 誰だ? 140 00:11:14,574 --> 00:11:18,545 ♬~ 141 00:11:18,545 --> 00:11:24,317 私を 覚えてはおられませぬか? 142 00:11:24,317 --> 00:11:28,555 ♬~ 143 00:11:28,555 --> 00:11:34,394 この顔に 覚えはございませぬか? 144 00:11:34,394 --> 00:11:45,071 ♬~ 145 00:11:45,071 --> 00:11:52,745 首里天加那志 私は 孫寧温にございます。 146 00:11:52,745 --> 00:11:57,350 ♬~ 147 00:11:57,350 --> 00:12:00,220 打ち首を覚悟で 申し上げます。 148 00:12:00,220 --> 00:12:03,990 最後に 私の考えを どうか お聞き届け下さいませ。 149 00:12:03,990 --> 00:12:08,528 やめろ! 何を言うておる!? 何を言うておるのだ!? 150 00:12:08,528 --> 00:12:10,863 首里天加那志。 黙れ! 151 00:12:10,863 --> 00:12:13,366 誰か! 誰か 出あえ! 152 00:12:15,535 --> 00:12:17,904 (思戸)いかがなさいましたか? 首里天加那志。 153 00:12:17,904 --> 00:12:22,175 無礼があった。 この者を縛りつけておけ。 154 00:12:22,175 --> 00:12:25,545 どのような ご無礼を? 何も聞くな。 155 00:12:25,545 --> 00:12:28,781 何も聞かずに 部屋に閉じ込めておくのだ。 156 00:12:28,781 --> 00:12:30,750 よいな? 157 00:12:30,750 --> 00:12:33,019 はい…。 158 00:12:33,019 --> 00:12:36,222 この事は 誰にも 口外してはならぬぞ。 159 00:12:36,222 --> 00:12:39,225 よいな? はい。 160 00:12:39,225 --> 00:12:43,329 ♬~ 161 00:12:43,329 --> 00:12:46,232 お待ち下さい 首里天加那志! 162 00:12:46,232 --> 00:12:49,135 ♬~ 163 00:12:54,340 --> 00:12:57,210 ♬~ 164 00:12:57,210 --> 00:12:59,145 (役人)おい! 165 00:12:59,145 --> 00:13:04,951 (役人達の抗議の声) 166 00:13:04,951 --> 00:13:07,487 何ですか? その格好は! 167 00:13:07,487 --> 00:13:11,357 列強の侵略を防ぐため これより 我々も 王宮に詰める。 168 00:13:11,357 --> 00:13:13,426 (役人達)なに!? 169 00:13:13,426 --> 00:13:16,696 また 内政干渉を するつもりですか? 170 00:13:16,696 --> 00:13:20,299 米国艦隊の来航は もはや 琉球一国の問題ではない。 171 00:13:20,299 --> 00:13:22,835 日本の内政にも関わる問題だ。 172 00:13:22,835 --> 00:13:25,104 我々の動きを 力ずくで支配する気か!? 173 00:13:25,104 --> 00:13:27,340 我々は 琉球の安泰を 守りに来たのだ! 174 00:13:27,340 --> 00:13:30,443 大和のためにだろう!? 互いのためにだ! 175 00:13:33,179 --> 00:13:36,482 首里天加那志に お目通りを願おう。 176 00:13:39,252 --> 00:13:43,656 安心せよ。 我々は アメリカの要求をのむつもりはない。 177 00:13:43,656 --> 00:13:47,193 余が 向こうの代表と 会う事もない。 178 00:13:47,193 --> 00:13:50,630 畏れながら この琉球には これまでも たびたび➡ 179 00:13:50,630 --> 00:13:52,999 列強の船が来航しております。 180 00:13:52,999 --> 00:13:56,669 そのたびに 孫寧温殿の外交手腕によって➡ 181 00:13:56,669 --> 00:14:01,808 琉球は 独立国としての体面を 保ってきたように思われます。 182 00:14:01,808 --> 00:14:05,611 孫寧温が居なければ 何もできぬと言いたいのか!? 183 00:14:05,611 --> 00:14:07,880 そうではござらぬ! 184 00:14:07,880 --> 00:14:10,783 その手腕を 間近に見てきた 王府ならば➡ 185 00:14:10,783 --> 00:14:13,986 このような事態に どうような手を打つべきか➡ 186 00:14:13,986 --> 00:14:18,157 その答えをお聞かせ願いたい。 187 00:14:18,157 --> 00:14:21,561 ♬~ 188 00:14:21,561 --> 00:14:27,066 孫寧温なら こう答えるでしょう。 189 00:14:27,066 --> 00:14:30,269 外交に 答えなどないと。 190 00:14:30,269 --> 00:14:36,809 あるのは 互いの思惑と 妥協点のみだと。 191 00:14:36,809 --> 00:14:39,112 ♬~ 192 00:14:44,550 --> 00:14:48,488 (英語) 193 00:14:48,488 --> 00:14:53,092 「我々は いつ 王宮を訪問できるのだ?」。 194 00:14:53,092 --> 00:14:55,795 訪問は 諦めて下さい。 195 00:14:55,795 --> 00:14:57,830 王の母上 国母様が➡ 196 00:14:57,830 --> 00:15:00,633 この黒い船団を見て 病に伏せています。 197 00:15:00,633 --> 00:15:04,637 訪問を受ければ 命に関わります。 198 00:15:04,637 --> 00:15:07,340 (英語で)皇太后が? 199 00:15:10,309 --> 00:15:12,311 思戸。 200 00:15:15,481 --> 00:15:19,886 真鶴さんが居らぬが お前は どこへ行ったか 知っておるか? 201 00:15:19,886 --> 00:15:21,821 存じませぬ。 202 00:15:21,821 --> 00:15:24,724 知っているな? どこじゃ? 203 00:15:24,724 --> 00:15:29,695 言わねば お前の悪行を 首里天加那志に訴えるぞ。 204 00:15:29,695 --> 00:15:31,697 どこじゃ? 205 00:15:33,933 --> 00:15:38,805 首里天加那志のところに ございます。昼間から? 206 00:15:38,805 --> 00:15:41,808 昨夜から お離しになりませぬ。 207 00:15:41,808 --> 00:15:45,678 よほど あのお方を 気に入られたのでしょうね。 208 00:15:45,678 --> 00:15:47,947 なんだ。 それなら よかった。 209 00:15:47,947 --> 00:15:54,687 ⚟(国母)よくはありません。 (女官)国母様のおなり! 210 00:15:54,687 --> 00:16:00,493 かような国難に 側室に うつつを抜かすとは➡ 211 00:16:00,493 --> 00:16:04,797 なんという魔性の側室じゃ。 212 00:16:04,797 --> 00:16:08,801 八重山の子が ボコボコ生まれても 困るぞ。 213 00:16:08,801 --> 00:16:13,039 あら 国母様 首里天加那志は 国母様に似て➡ 214 00:16:13,039 --> 00:16:15,541 とても 聡明な王様ですわ。 215 00:16:15,541 --> 00:16:19,412 国難に うつつを抜かされるとは 思えませぬ。 216 00:16:19,412 --> 00:16:22,348 まあ それもそうだが。 217 00:16:22,348 --> 00:16:25,852 ♬~ 218 00:16:38,464 --> 00:16:42,268 黒船と どのように外交すればよいか➡ 219 00:16:42,268 --> 00:16:44,670 その答えを申してみよ。 220 00:16:51,444 --> 00:16:57,049 畏れながら 外交に答えなどありません。 221 00:16:57,049 --> 00:17:03,222 あるのは 互いの思惑と 妥協点のみにございます。 222 00:17:03,222 --> 00:17:07,326 ♬~ 223 00:17:14,901 --> 00:17:19,705 黒船が来るのを知って 八重山から戻ったのか? 224 00:17:23,609 --> 00:17:26,579 申し訳ございません。 225 00:17:26,579 --> 00:17:31,183 そなたが 宦官にまでなって 王宮に上がったのは➡ 226 00:17:31,183 --> 00:17:34,887 そなたの父の意志か? 227 00:17:34,887 --> 00:17:39,725 いいえ 私の意志にございます。 228 00:17:39,725 --> 00:17:48,434 私は 私らしく生きる事を望み 役人としての道を求めました。 229 00:17:48,434 --> 00:17:54,006 他に 望みは 一切ございません。 230 00:17:54,006 --> 00:17:58,878 もう よい。 そなたの事は 後だ。 231 00:17:58,878 --> 00:18:01,747 アメリカの思惑を申してみよ。 232 00:18:01,747 --> 00:18:05,618 ♬~ 233 00:18:05,618 --> 00:18:11,090 はい アメリカは 日本に 開国を迫るため➡ 234 00:18:11,090 --> 00:18:14,427 その足場として 琉球を狙ったのです。 235 00:18:14,427 --> 00:18:19,799 この地に 蒸気船の補給基地を 造りたいと言いだすはずです。 236 00:18:19,799 --> 00:18:23,602 (英語) 237 00:18:23,602 --> 00:18:28,474 「我々は 琉球に 石炭の貯蔵基地を 建設する事を願っている」。 238 00:18:28,474 --> 00:18:31,944 (ペリーの英語) 239 00:18:31,944 --> 00:18:35,815 (ベッテルハイム)「そのために 琉球と借地権契約を結びたい」。 240 00:18:35,815 --> 00:18:39,685 お待ち下さい。 琉球の地を 異国に明け渡す事はできません。 241 00:18:39,685 --> 00:18:43,556 (英語) 242 00:18:43,556 --> 00:18:47,393 「通商条約を結べば 可能な事だ。➡ 243 00:18:47,393 --> 00:18:51,263 知ってのとおり 貴国が属する清国も➡ 244 00:18:51,263 --> 00:18:55,001 英国と借地権契約を結んでる」。 245 00:18:55,001 --> 00:18:59,605 そうやって… そうやって 香港は 植民地になったんだ! 246 00:18:59,605 --> 00:19:04,143 相手に対する敬意を失えば➡ 247 00:19:04,143 --> 00:19:06,846 相手は 言葉を捨てて➡ 248 00:19:06,846 --> 00:19:11,350 今度は 迷いなく 武器を手にするでしょう。 249 00:19:11,350 --> 00:19:20,059 (英語) 250 00:19:20,059 --> 00:19:23,796 (ベッテルハイム)「私は 合衆国を代表する外交官として➡ 251 00:19:23,796 --> 00:19:27,967 それにふさわしい対応を 王府に望んでいるだけなのだよ」。 252 00:19:27,967 --> 00:19:34,874 ♬~ 253 00:19:34,874 --> 00:19:38,411 (砲撃音) 254 00:19:38,411 --> 00:19:46,919 ♬~ 255 00:19:46,919 --> 00:19:48,854 (役人)どけ どけ! 256 00:19:48,854 --> 00:19:52,425 ♬~ 257 00:19:52,425 --> 00:19:59,231 ♬~(軍楽隊の演奏) 258 00:19:59,231 --> 00:20:30,963 ♬~ 259 00:20:30,963 --> 00:20:32,965 Halt! 260 00:20:36,669 --> 00:20:41,140 この王宮は 聖域でもあります! 261 00:20:41,140 --> 00:20:45,745 この先に 軍隊を通すわけにいかない! 262 00:20:49,315 --> 00:21:04,797 ♬~ 263 00:21:04,797 --> 00:21:08,367 (英語) 264 00:21:08,367 --> 00:21:11,270 (ベッテルハイム)「ここからは 私と高官のみだ」。 265 00:21:11,270 --> 00:21:15,941 ♬~ 266 00:21:15,941 --> 00:21:19,912 分かりました。 私が ご案内します。 267 00:21:19,912 --> 00:21:30,222 ♬~ 268 00:21:38,230 --> 00:21:46,772 ♬~ 269 00:21:46,772 --> 00:21:49,675 国王には会わせるな。 (部下達)はっ! 270 00:21:49,675 --> 00:21:55,114 ♬~ 271 00:21:55,114 --> 00:21:57,483 行くぞ。 (部下達)はっ! 272 00:21:57,483 --> 00:21:59,418 Wait! 273 00:21:59,418 --> 00:22:06,225 ♬~ 274 00:22:08,894 --> 00:22:13,566 あっ ハイコミッショナー・ソン! 275 00:22:13,566 --> 00:22:17,770 ♬~ 276 00:23:19,365 --> 00:23:30,542 ♬~(琉球音楽) 277 00:23:30,542 --> 00:24:07,846 ♬~ 278 00:24:07,846 --> 00:24:15,120 ♬~(ダンス音楽) 279 00:24:15,120 --> 00:24:18,324 なんと 下劣な! 280 00:24:18,324 --> 00:24:35,140 ♬~ 281 00:24:35,140 --> 00:24:38,744 お久しぶりです 朝薫。 282 00:24:41,313 --> 00:24:43,315 浅倉殿。 283 00:24:46,819 --> 00:24:49,755 いつ 首里に戻ったのだ? 284 00:24:49,755 --> 00:24:51,957 今朝です。 285 00:24:51,957 --> 00:24:56,795 首里天加那志に 恩赦を与えられて すぐに飛んで参りました。 286 00:24:56,795 --> 00:25:01,467 恩赦? 首里天加那志が? 287 00:25:01,467 --> 00:25:04,303 そうです。 288 00:25:04,303 --> 00:25:06,872 誰に命じて? 289 00:25:06,872 --> 00:25:10,175 黒船を追い返す秘策は あるのですか? 290 00:25:12,311 --> 00:25:16,181 黒船は 日本に向かっていきます。 291 00:25:16,181 --> 00:25:20,119 日本を開国させるのが 目的なのです。 292 00:25:20,119 --> 00:25:24,890 それは 分かっています。 琉球は 私が守ります。 293 00:25:24,890 --> 00:25:30,095 浅倉殿は 日本の事だけを お考え下さい。 294 00:25:45,010 --> 00:25:49,581 それで 寧温 君は どのように ペリーと交渉する気だ? 295 00:25:49,581 --> 00:25:52,084 はい。 296 00:25:52,084 --> 00:25:57,790 ペリー提督は 外交交渉に関しては 百戦錬磨の達人です。 297 00:25:57,790 --> 00:26:03,462 相手が どんな駆け引きに出ようと それを 巧みに見抜くでしょう。 298 00:26:03,462 --> 00:26:08,367 私は あえて 本音で ぶつかり合おうと思っています。 299 00:26:17,709 --> 00:26:22,114 我々は 米国の立場を考える事が 重要です。 300 00:26:22,114 --> 00:26:24,783 相手の身になって考えれば➡ 301 00:26:24,783 --> 00:26:29,188 結局は 相手優位な交渉に なるだけだ。 302 00:26:29,188 --> 00:26:32,191 アメリカの要求を のむのではありません。 303 00:26:32,191 --> 00:26:36,929 先に 向こうの要求を並べて 客観的に考えるのです。 304 00:26:36,929 --> 00:26:39,832 アメリカの要求とは? アメリカは➡ 305 00:26:39,832 --> 00:26:42,534 石炭貯蔵基地の次には➡ 306 00:26:42,534 --> 00:26:46,438 居留地 商館も欲しいと 言ってくるはずです。 307 00:26:48,373 --> 00:26:51,977 そんな要求は 客観的に考えるまでもなく➡ 308 00:26:51,977 --> 00:26:55,848 突っぱねるのみだ! 考えてみて下さい。 309 00:26:55,848 --> 00:26:59,585 アメリカにとって 琉球と条約を結びたいのは➡ 310 00:26:59,585 --> 00:27:02,621 太平洋航路の確保が 重要だからです。 311 00:27:02,621 --> 00:27:08,527 しかし そのために 一番よいのは 日本を開国させる事です。 312 00:27:18,070 --> 00:27:20,772 もし 日本を開国させれば➡ 313 00:27:20,772 --> 00:27:23,675 太平洋に 2つの居留地は要らない。 314 00:27:23,675 --> 00:27:26,245 2つの商館も要らない。 315 00:27:26,245 --> 00:27:32,951 日本と琉球を 同時に支配する事は 経費の無駄だからです。 316 00:27:32,951 --> 00:27:38,257 琉球は あくまで 日本の保険にすぎないのです。 317 00:27:46,498 --> 00:27:50,369 そのあとで 琉球に戻ってきた時にこそ➡ 318 00:27:50,369 --> 00:27:54,273 必要に応じた条約を結ぶと 伝えるのです。 319 00:27:54,273 --> 00:27:59,678 つまり ペリーの矛先を 日本へ向けてしまうのか? 320 00:27:59,678 --> 00:28:02,514 そうです。 321 00:28:02,514 --> 00:28:07,686 琉球を守る方法は それしかありません。 322 00:28:07,686 --> 00:28:11,323 ♬~ 323 00:28:11,323 --> 00:28:16,495 それを ペリーが納得するのか? 324 00:28:16,495 --> 00:28:19,831 分かりません。 325 00:28:19,831 --> 00:28:22,434 あとは やってみなければ…。 326 00:28:24,469 --> 00:28:29,107 外交交渉は 人間同士のつきあいです。 327 00:28:29,107 --> 00:28:35,714 最後は 誠意を尽くすほかに 手はないのです。 328 00:30:48,747 --> 00:30:54,152 ♬~ 329 00:31:05,497 --> 00:31:10,202 サー・ネイオン 日本から戻ったら➡ 330 00:31:10,202 --> 00:31:14,639 ペリー提督は 私を 香港まで送ってくれるそうだ。 331 00:31:14,639 --> 00:31:19,444 そうですか。 それは よかった。 332 00:31:21,413 --> 00:31:26,551 琉球を去る時が来たようだ。 333 00:31:26,551 --> 00:31:35,994 ♬~ 334 00:31:35,994 --> 00:31:45,103 今のうちに 欲しい本があれば また いつでも取りに来なさい。 335 00:31:47,472 --> 00:31:51,376 カム アット エニータイム マヅル。 336 00:31:58,116 --> 00:32:11,563 ♬~ 337 00:32:11,563 --> 00:32:13,865 (多嘉良)孫親方 カリー ヌグトゥ! 338 00:32:13,865 --> 00:32:15,867 (一同)カリー ヌグトゥ! 339 00:32:15,867 --> 00:32:27,145 ♬~ 340 00:32:27,145 --> 00:32:29,147 ペリーは行ったけど➡ 341 00:32:29,147 --> 00:32:32,651 こんなに浮かれていられる 状況ではないんだ。 342 00:32:32,651 --> 00:32:37,155 それは分かるけど みんな うれしいんだ。 343 00:32:37,155 --> 00:32:40,792 ♬~ 344 00:32:40,792 --> 00:32:44,663 お帰り 寧温。 ありがとう。 345 00:32:44,663 --> 00:32:49,301 朝薫のおかげで 八重山から戻る事ができた。 346 00:32:49,301 --> 00:32:53,805 僕を許してくれるのか? 347 00:32:53,805 --> 00:32:59,144 許さなければならない事など 何一つありません。 348 00:32:59,144 --> 00:33:02,747 寧温。 朝薫と また一緒に働けるなんて➡ 349 00:33:02,747 --> 00:33:06,051 夢のようだ。 350 00:33:06,051 --> 00:33:09,921 しかし 赦免状を受け取って こんなに早く戻ってくるとは➡ 351 00:33:09,921 --> 00:33:12,457 一体 どんな手を使ったんだ? 352 00:33:12,457 --> 00:33:15,160 奥の手を使ったんだ。 353 00:33:42,888 --> 00:34:25,597 ♬~ 354 00:34:25,597 --> 00:34:27,766 (真美那)真鶴さん! 355 00:34:27,766 --> 00:34:30,702 ♬~ 356 00:34:30,702 --> 00:34:33,572 もう 今まで どこに行ってたの? 357 00:34:33,572 --> 00:34:36,474 ずっと 首里天加那志のところへ? 358 00:34:38,443 --> 00:34:41,746 ええ。 それは さぞ お疲れでしょう。 359 00:34:41,746 --> 00:34:45,383 えっ? アメリカの黒船が引き揚げたそうよ。 360 00:34:45,383 --> 00:34:48,620 真鶴さんが 何かしたんじゃなくて?何を? 361 00:34:48,620 --> 00:34:50,956 首里天加那志に お話なさったんじゃないの? 362 00:34:50,956 --> 00:34:53,725 真鶴さんの考えを。 363 00:34:53,725 --> 00:34:57,595 ああ… 私は 何も。 364 00:34:57,595 --> 00:34:59,998 首里天加那志の ご裁量です。 365 00:34:59,998 --> 00:35:02,634 謙遜して! すごいわ 真鶴さん。 366 00:35:02,634 --> 00:35:06,271 まるで 宦官の孫寧温みたい。 まさか。 367 00:35:06,271 --> 00:35:08,206 真鶴様。 368 00:35:08,206 --> 00:35:11,910 ♬~ 369 00:35:11,910 --> 00:35:14,279 首里天加那志が お呼びにございます。 370 00:35:14,279 --> 00:35:18,016 えっ? また? 371 00:35:18,016 --> 00:35:22,887 あの… どっちを? 372 00:35:22,887 --> 00:35:25,457 はあ? あっ…。 373 00:35:25,457 --> 00:35:34,265 ♬~ 374 00:35:51,082 --> 00:35:55,587 私の首を はねないのですか? 375 00:36:04,329 --> 00:36:11,403 余は 初めて そなたを見た時 驚いた。 376 00:36:11,403 --> 00:36:16,708 まるで 孫寧温が 女人となって現れたのかと思った。 377 00:36:18,710 --> 00:36:21,613 まだ 幼い王子だった頃…。 378 00:36:23,548 --> 00:36:26,918 余は…➡ 379 00:36:26,918 --> 00:36:29,521 孫寧温に引かれていたのだ。 380 00:36:31,222 --> 00:36:34,993 初めて その姿を見た時から…。 381 00:36:34,993 --> 00:36:38,396 しかし 相手は宦官だ。 382 00:36:38,396 --> 00:36:41,266 その事が 恐ろしくてならなかった。 383 00:36:41,266 --> 00:36:45,203 宦官に 懸想している 自身の心が…。 384 00:36:45,203 --> 00:36:47,839 そなたを追放したのも➡ 385 00:36:47,839 --> 00:36:52,143 そういう心から 逃げるためだったのかもしれない。 386 00:36:52,143 --> 00:37:00,652 だから 女人の真鶴を見た時は 余は 救われるような思いがした。 387 00:37:02,654 --> 00:37:08,460 心から そなたと 触れ合ってみたいと思ったのだ。 388 00:37:10,862 --> 00:37:16,067 まさか 孫寧温が 女人であったとは…。 389 00:37:19,904 --> 00:37:25,610 私を お許し頂けるのですか? 390 00:37:25,610 --> 00:37:32,117 許すも何も そなたが また 琉球を救ったのではないか。 391 00:37:51,803 --> 00:37:58,476 これからは 余のために 生きてくれるか? 392 00:37:58,476 --> 00:38:00,411 ♬~ 393 00:38:00,411 --> 00:38:06,217 私は 先王様に お誓い申し上げました。 394 00:38:08,086 --> 00:38:13,958 新しい首里天加那志を 補佐してゆきますと。 395 00:38:13,958 --> 00:38:16,794 そうではない。 396 00:38:16,794 --> 00:38:21,065 そうではなくだ。 397 00:38:21,065 --> 00:38:24,536 そなたの心が欲しいのだ。 398 00:38:24,536 --> 00:38:29,340 余は そなたの心と 結ばれたいのだ。 399 00:38:31,843 --> 00:38:39,717 私は この身を 首里天加那志に捧げております。 400 00:38:39,717 --> 00:38:47,926 王命を賜れば 私は いつでも おそばに参ります。 401 00:38:47,926 --> 00:39:39,711 ♬~ 402 00:39:39,711 --> 00:39:41,713 浅倉殿。 403 00:39:46,517 --> 00:39:52,991 ペリーの黒船は 見事に 日本を開国させました。 404 00:39:52,991 --> 00:39:54,926 はい。 405 00:39:54,926 --> 00:39:58,630 あなたの思惑どおりに なりましたね。 406 00:40:01,132 --> 00:40:06,938 私の思惑どおりならば これから変わりゆく日本を➡ 407 00:40:06,938 --> 00:40:13,244 薩摩の動きを 何より 警戒しなければなりません。 408 00:40:13,244 --> 00:40:18,216 日本が 開国によって変われば 当然 薩摩も変わるはずですから。 409 00:40:18,216 --> 00:40:21,552 あなたは いつ 八重山から戻ったのですか? 410 00:40:21,552 --> 00:40:25,423 えっ? 私は もしかして➡ 411 00:40:25,423 --> 00:40:30,094 あなたが 女になって 戻ったのではないかと…➡ 412 00:40:30,094 --> 00:40:33,965 真鶴の姿に変わって 戻ってきたような➡ 413 00:40:33,965 --> 00:40:36,467 そんな気がしておりました。 414 00:40:38,836 --> 00:40:45,443 真鶴に戻る事は もうありません。 415 00:40:45,443 --> 00:40:49,314 それなら 私は…➡ 416 00:40:49,314 --> 00:40:52,016 琉球王国を変えます! 417 00:40:54,152 --> 00:40:59,857 あなたを 本来の姿に戻すために 琉球王国と戦います! 418 00:41:01,859 --> 00:41:04,629 覚悟して下さい! 419 00:41:04,629 --> 00:41:08,833 (波の音) 420 00:41:08,833 --> 00:41:11,102 ♬~ 421 00:41:11,102 --> 00:41:13,504 あなたの私情は 絡んではおりませぬか? 422 00:41:13,504 --> 00:41:15,907 一切の情は捨てました。 423 00:41:15,907 --> 00:41:19,377 (津波古)偽りの心で あなたに 触れたりなんかできません。 424 00:41:19,377 --> 00:41:23,214 真鶴さん もしや…? 425 00:41:23,214 --> 00:41:28,152 これは 薩摩の謀略だ! 426 00:41:28,152 --> 00:41:30,288 浅倉殿。 427 00:41:30,288 --> 00:41:35,626 ♬「海を眺める 少女がいた」 428 00:41:35,626 --> 00:41:41,165 ♬「消えそうな灯に したたるしずく」 429 00:41:41,165 --> 00:41:43,501 ♬「空へ還そうと」 430 00:41:43,501 --> 00:41:50,975 ♬「小さな手 差し出す」 431 00:41:50,975 --> 00:41:55,580 ♬「何をこころに 決めたのか」 432 00:41:55,580 --> 00:42:01,386 ♬「誰よりも 私が知っている」 433 00:42:01,386 --> 00:42:04,122 ♬「泣いても ひとりなら」 434 00:42:04,122 --> 00:42:09,894 ♬「強くなろうと」 435 00:42:09,894 --> 00:42:12,330 ♬「時は」 436 00:42:12,330 --> 00:42:14,766 ♬「巡り」 437 00:42:14,766 --> 00:42:19,604 ♬「再来の風に 吹かれて」 438 00:42:19,604 --> 00:42:23,875 ♬「その願いは遠く」 439 00:42:23,875 --> 00:42:29,747 ♬「誰かの明日を 照らすだろう」 440 00:42:29,747 --> 00:42:32,016 ♬「泣いていた」 441 00:42:32,016 --> 00:42:34,619 ♬「笑っていた」 442 00:42:34,619 --> 00:42:39,424 ♬「すべてを 慈しんで」 443 00:42:39,424 --> 00:42:46,197 ♬「降りそそぐ 光の中」 444 00:42:46,197 --> 00:42:52,003 ♬「この道を 歩いていこう」 445 00:42:52,003 --> 00:42:55,306 ♬~