1 00:00:05,639 --> 00:00:08,976 (ナレーション) <戦国の風雲児 伊達政宗> 2 00:00:08,976 --> 00:00:13,313 <遺骨の発掘調査により 身長159.4センチ➡ 3 00:00:13,313 --> 00:00:16,650 血液型はB型と判明しています> 4 00:00:16,650 --> 00:00:20,654 <趣味は料理という おちゃめな一面も> 5 00:00:20,654 --> 00:00:23,657 <しかし 家族関係は悲劇的です> 6 00:00:23,657 --> 00:00:26,326 <戦乱の中 父を見殺しにし➡ 7 00:00:26,326 --> 00:00:28,328 母に毒殺されかけ➡ 8 00:00:28,328 --> 00:00:30,931 弟を斬殺しているのです> 9 00:00:32,666 --> 00:00:36,970 <政宗が生まれたのは1567年> 10 00:00:38,005 --> 00:00:40,007 <兼続より7歳➡ 11 00:00:40,007 --> 00:00:44,678 秀吉より30歳も若かったのです> 12 00:00:44,678 --> 00:00:49,016 <しかし政宗は その年齢差を ものともせず➡ 13 00:00:49,016 --> 00:00:51,018 東北地方から 豊臣陣営に➡ 14 00:00:51,018 --> 00:00:54,021 立ち向かっていきます> 15 00:00:54,021 --> 00:00:57,691 <標的となったのは 上杉の隣国 蘆名> 16 00:00:57,691 --> 00:00:59,693 <どうする? 兼続> 17 00:00:59,693 --> 00:01:19,646 ♬~ 18 00:01:19,646 --> 00:01:39,666 ♬~ 19 00:01:39,666 --> 00:01:59,686 ♬~ 20 00:01:59,686 --> 00:02:19,639 ♬~ 21 00:02:19,639 --> 00:02:39,660 ♬~ 22 00:02:39,660 --> 00:02:59,679 ♬~ 23 00:02:59,679 --> 00:03:19,633 ♬~ 24 00:03:19,633 --> 00:03:37,651 ♬~ 25 00:03:37,651 --> 00:03:44,257 ♬~ 26 00:03:47,994 --> 00:03:51,665 (語り)<天正17年3月> 27 00:03:51,665 --> 00:03:55,001 <初めての出産を控えた お船は➡ 28 00:03:55,001 --> 00:03:57,003 直江家の本拠➡ 29 00:03:57,003 --> 00:04:00,006 与板城へ戻っておりました> 30 00:04:01,274 --> 00:04:04,611 (惣右衛門) おお~っ しばらく見ない間に 31 00:04:04,611 --> 00:04:06,613 だいぶ大きくなったのう 32 00:04:06,613 --> 00:04:08,949 このような所まで お越しいただき 33 00:04:08,949 --> 00:04:11,284 ありがとうございます (惣右衛門)ああ よいよい➡ 34 00:04:11,284 --> 00:04:14,287 そのままで 気を使うことなどない 35 00:04:14,287 --> 00:04:16,957 申し訳ございませぬ 36 00:04:16,957 --> 00:04:19,626 ハァ~ しかし 37 00:04:19,626 --> 00:04:22,629 お船殿も心細かろう 38 00:04:22,629 --> 00:04:25,966 上杉が東国の お目付け役を 仰せつかったとはいえ 39 00:04:25,966 --> 00:04:29,970 兼続が こうも 忙しゅうなってしまってはのう 40 00:04:29,970 --> 00:04:32,305 ずっと 会えずにおられるのでしょう? 41 00:04:32,305 --> 00:04:37,310 ええ でも わたくしは 大丈夫でございます 42 00:04:37,310 --> 00:04:41,648 旦那様が 家老としての お務めを果たされているのなら 43 00:04:41,648 --> 00:04:46,987 わたくしは ここで わたくしの務めを果たすまで 44 00:04:46,987 --> 00:04:50,290 さすがじゃのう~ 45 00:04:52,659 --> 00:04:56,663 精の付く食べ物を たんと持ってきたでのう 46 00:04:56,663 --> 00:05:00,934 たくさん食べて 丈夫な子を産むのだぞ 47 00:05:00,934 --> 00:05:02,936 ありがとうございます 48 00:05:02,936 --> 00:05:05,939 あ~ 寒うはないか? 49 00:05:05,939 --> 00:05:09,609 何かもう1枚掛ける物など… (お船)これで ようございます 50 00:05:09,609 --> 00:05:12,946 いやあ いかん 冷やすは毒じゃ 51 00:05:12,946 --> 00:05:15,282 何事も用心に 越したことはないでの 52 00:05:15,282 --> 00:05:17,951 よし 奥行って 何かないか聞いてこい 53 00:05:17,951 --> 00:05:19,953 よし様にそのような… 54 00:05:26,626 --> 00:05:30,630 よし様? どうかされましたか? 55 00:05:33,633 --> 00:05:36,303 私のときより 56 00:05:36,303 --> 00:05:39,906 ず~っと お優しゅうございますな 57 00:05:43,310 --> 00:05:46,646 やはり 私では至りませぬか… 58 00:05:46,646 --> 00:05:50,250 よし… (よし)私などが妻では 59 00:05:51,985 --> 00:05:54,321 頼りないと… 60 00:05:54,321 --> 00:05:56,623 何を言う➡ 61 00:05:57,991 --> 00:06:01,595 お船殿は そなたに比べ➡ 62 00:06:01,595 --> 00:06:04,264 年かさであろう?➡ 63 00:06:04,264 --> 00:06:09,269 うん? さような身での 初産には 難儀が付きもの➡ 64 00:06:09,269 --> 00:06:11,271 それゆえ いっそう➡ 65 00:06:11,271 --> 00:06:14,941 気を配ってやらねばのう 66 00:06:14,941 --> 00:06:16,943 分かるか? 67 00:06:16,943 --> 00:06:23,950 ♬~ 68 00:06:25,619 --> 00:06:28,622 <与板から70キロ離れた➡ 69 00:06:28,622 --> 00:06:30,924 春日山城では> 70 00:06:31,958 --> 00:06:36,630 (兼続)奥州では伊達が 妙な動きを見せはじめておる 71 00:06:36,630 --> 00:06:40,934 これを封じるためにも 上杉は常陸の佐竹と結ぶ 72 00:06:42,302 --> 00:06:45,972 伊達政宗は残虐非道な戦の鬼じゃ 73 00:06:45,972 --> 00:06:49,309 (甘糟) ああ やつらが通ったあとには 74 00:06:49,309 --> 00:06:51,978 草木も生えぬという話じゃ 75 00:06:51,978 --> 00:06:55,982 そんな 不逞なやからを 放っておくわけにはいかぬ 76 00:06:55,982 --> 00:06:57,984 ついては 景継 77 00:06:57,984 --> 00:07:02,255 早速 佐竹家に赴き 盟約の旨を伝えよ 78 00:07:02,255 --> 00:07:04,925 承知 (久秀)石田三成殿から 79 00:07:04,925 --> 00:07:06,926 内々に知らせがあった 80 00:07:06,926 --> 00:07:11,264 関白殿下は佐渡平定の件 よきに計らえと 81 00:07:11,264 --> 00:07:13,933 おお~ そうかっ (山岸)宿願がかなったのう 82 00:07:13,933 --> 00:07:17,604 のう 佐渡には金山がある 83 00:07:17,604 --> 00:07:19,940 これを大がかりに掘り進めれば 84 00:07:19,940 --> 00:07:23,243 上杉だけでなく 日本国中が潤う 85 00:07:26,279 --> 00:07:29,950 (景勝)それか? そなたが作っておるというのは 86 00:07:29,950 --> 00:07:33,954 はい 安産の守りにと思いまして 87 00:07:34,954 --> 00:07:36,957 それはよい 88 00:07:39,292 --> 00:07:42,295 男親とは歯がゆいもの 89 00:07:42,295 --> 00:07:45,298 子が無事に生まれてほしいと 願っていても 90 00:07:45,298 --> 00:07:48,301 このくらいのことしか してやれませぬ 91 00:08:00,246 --> 00:08:02,916 人を憎み 92 00:08:02,916 --> 00:08:05,919 殺したいと思う心などは 93 00:08:05,919 --> 00:08:08,254 いったい いつ 94 00:08:08,254 --> 00:08:10,557 どこから 生まれてくるのでしょう? 95 00:08:12,258 --> 00:08:14,594 つい 考えてしまいまする 96 00:08:14,594 --> 00:08:24,604 ♬~ 97 00:08:24,604 --> 00:08:28,608 (兼続の声) 幼子の素直さを捨てずにおれば 98 00:08:28,608 --> 00:08:31,945 修羅の道を突き進まずとも よいのではないか 99 00:08:31,945 --> 00:08:36,950 ♬~ 100 00:08:36,950 --> 00:08:39,285 兼続らしいのう 101 00:08:39,285 --> 00:08:44,290 ♬~ 102 00:08:44,290 --> 00:08:47,627 そなたは そなたの生き方を貫けばよい 103 00:08:47,627 --> 00:08:52,966 ♬~ 104 00:08:52,966 --> 00:08:56,636 さあっ 急ぎ仕上げねばならんの 105 00:08:56,636 --> 00:08:58,972 このイノシシ 106 00:08:58,972 --> 00:09:01,908 イノシシ? 107 00:09:01,908 --> 00:09:05,245 安産の守りは 犬でございますれば 108 00:09:05,245 --> 00:09:13,853 ♬~ 109 00:09:18,258 --> 00:09:20,260 犬…? 110 00:09:36,276 --> 00:09:39,946 そなたは なんでもできるんじゃのう 111 00:09:39,946 --> 00:09:41,948 はあ… 112 00:09:47,287 --> 00:09:50,290 茶々の目に狂いは なかったのう 113 00:09:53,626 --> 00:09:57,630 ⚟(秀吉)実頼 実頼! 114 00:09:57,630 --> 00:09:59,632 (実頼)はっ! 115 00:10:01,634 --> 00:10:04,304 おう 茶々!➡ 116 00:10:04,304 --> 00:10:08,975 かような所へ来て ややに障りでも あったらなんとするのじゃ? 117 00:10:08,975 --> 00:10:10,977 大事ありませぬ (秀吉)うん? 118 00:10:10,977 --> 00:10:14,314 殿下のお子は 元気に跳ねておいでですよ 119 00:10:14,314 --> 00:10:18,318 おっ そうか そうかそうか どれ? 120 00:10:18,318 --> 00:10:21,654 うんうん 父じゃぞ 父じゃぞ➡ 121 00:10:21,654 --> 00:10:25,658 あ~ うん 動いておる 動いておる➡ 122 00:10:25,658 --> 00:10:28,261 アハハハッ… うん 123 00:10:31,331 --> 00:10:35,001 あ~っ ハァ~ッ 124 00:10:35,001 --> 00:10:38,004 (実頼) いかが あそばされましたか? 125 00:10:38,004 --> 00:10:40,340 うん… 126 00:10:40,340 --> 00:10:43,676 伊達の若造のことよ 127 00:10:43,676 --> 00:10:45,678 まこと 128 00:10:45,678 --> 00:10:49,682 会津 蘆名を攻めるつもりかのう 129 00:10:49,682 --> 00:10:52,352 (実頼)はあ 我ら上杉 130 00:10:52,352 --> 00:10:56,356 私利私欲の戦は 殿下の御意に背くと 131 00:10:56,356 --> 00:10:58,358 再三伝えておりますが… 132 00:11:00,960 --> 00:11:04,964 あ~っ 屁とも思うておらんのよ 133 00:11:05,965 --> 00:11:09,969 わしも再三 上洛せよと求めておるのに 134 00:11:12,305 --> 00:11:15,308 いまだ 返事すらよこさぬ 135 00:11:15,308 --> 00:11:18,311 黙っていると つけあがるばかりじゃ 136 00:11:20,313 --> 00:11:24,984 家康に仲裁を頼もうとも思うたが 137 00:11:24,984 --> 00:11:28,988 裏で伊達と 通じておるやもしれん➡ 138 00:11:32,992 --> 00:11:35,995 実頼っ (実頼)はっ 139 00:11:37,997 --> 00:11:41,334 上杉だけが頼りぞ 140 00:11:41,334 --> 00:11:45,004 伊達は上杉に任せる 141 00:11:45,004 --> 00:11:47,006 しかし… 142 00:11:48,007 --> 00:11:50,009 よいな! 143 00:11:50,009 --> 00:11:52,011 はっ! 144 00:11:52,011 --> 00:12:04,624 ♬~ 145 00:12:04,624 --> 00:12:07,293 上杉には期待しておるぞ 146 00:12:07,293 --> 00:12:12,298 ♬~ 147 00:12:12,298 --> 00:12:15,969 (榊原の笑い声) 148 00:12:15,969 --> 00:12:19,973 伊達も 骨のあるところを 見せておりますなあ 149 00:12:19,973 --> 00:12:23,309 まこと 頼もしいことでございます 150 00:12:23,309 --> 00:12:25,645 (正信)して 殿下は我らに➡ 151 00:12:25,645 --> 00:12:28,648 伊達の抑えを命ぜられますかな? 152 00:12:28,648 --> 00:12:32,986 それはなかろう 抜け目ない殿下のこと 153 00:12:32,986 --> 00:12:36,656 命ずるならば 上杉じゃ 154 00:12:36,656 --> 00:12:40,660 ハッ 上杉なら 155 00:12:40,660 --> 00:12:44,664 殿下に尻尾を振っておりますゆえ ハッハッハッ… 156 00:12:44,664 --> 00:12:46,666 (家康)上杉か… 157 00:12:46,666 --> 00:12:58,011 ♬~ 158 00:12:58,011 --> 00:13:03,616 《故郷 民 家族を慈しむ心こそ➡ 159 00:13:03,616 --> 00:13:05,918 私が守るべき心》 160 00:13:09,288 --> 00:13:11,891 あの愛の字め… 161 00:13:14,961 --> 00:13:18,264 どう出るかのう… 162 00:13:21,634 --> 00:13:23,970 伊達を討てと? 163 00:13:23,970 --> 00:13:27,307 隣国の蘆名が脅かされると聞けば 164 00:13:27,307 --> 00:13:30,643 我らとて手をこまねいてはおれぬ 165 00:13:30,643 --> 00:13:34,647 されど 伊達は まだ事を起こしてはおりませぬ 166 00:13:34,647 --> 00:13:37,650 伊達に従う者も少なからず 167 00:13:37,650 --> 00:13:41,654 まこと 戦となれば そう たやすいことには… 168 00:13:43,990 --> 00:13:47,327 政宗は私よりも7つも下 169 00:13:47,327 --> 00:13:51,331 さりながら 奥羽両州に手を伸ばし 170 00:13:51,331 --> 00:13:54,333 関白殿下と渡り合おうとしている 171 00:13:59,005 --> 00:14:01,908 それほどの器量の持ち主… 172 00:14:06,946 --> 00:14:11,617 政宗とは まんざら 話の通じぬ 相手ではないかもしれんな 173 00:14:11,617 --> 00:14:13,619 はい… 174 00:14:17,623 --> 00:14:20,626 わしが米沢に書状を出そう 175 00:14:21,961 --> 00:14:24,964 わしの名代が参るとなれば 176 00:14:24,964 --> 00:14:28,968 政宗とて こそくなまねには 出れぬはずじゃ 177 00:14:33,639 --> 00:14:37,243 頼むぞ 兼続 はっ? 178 00:14:39,645 --> 00:14:41,948 そなたのほかに誰がおるのじゃ 179 00:14:44,984 --> 00:14:47,987 はっ! 180 00:14:47,987 --> 00:14:50,590 では 早速支度を 181 00:14:57,663 --> 00:15:15,948 ♬~ 182 00:15:15,948 --> 00:15:21,287 <ここは 伊達政宗の居城 米沢城> 183 00:15:21,287 --> 00:15:27,960 ♬~ 184 00:15:27,960 --> 00:15:29,962 しつこい➡ 185 00:15:32,632 --> 00:15:36,302 今度は ありがたくも 家老を遣わすとよ 186 00:15:36,302 --> 00:15:39,972 おおかた 戦をやめ 187 00:15:39,972 --> 00:15:43,643 上洛しろとでも 言いに来るのでござりましょう 188 00:15:43,643 --> 00:15:47,647 徳川や北条のように すり寄ってくるならまだしも 189 00:15:47,647 --> 00:15:50,650 わしに説教とは… 190 00:15:50,650 --> 00:15:53,986 上杉の愚か者めが! 191 00:15:53,986 --> 00:15:56,989 秀吉の犬に成り下がりおって 192 00:15:56,989 --> 00:16:05,598 ♬~ 193 00:16:05,598 --> 00:16:09,268 戦こそ侍の本分 194 00:16:09,268 --> 00:16:11,871 強い者が上に立つは当然 195 00:16:14,273 --> 00:16:17,610 上杉に 受けると返事しろ 196 00:16:17,610 --> 00:16:21,280 愚か者に 伊達の怖さ見せつけてやるわ 197 00:16:21,280 --> 00:16:23,282 (片倉)はっ! 198 00:16:23,282 --> 00:16:32,892 ♬~ 199 00:16:38,297 --> 00:16:40,967 (久秀)ハァ おお だいぶ 出来てきたようじゃの 200 00:16:40,967 --> 00:16:44,270 ハハッ どうじゃ 犬らしゅうなったであろう? 201 00:16:45,972 --> 00:16:48,274 ああ… そ… そうだなあ 202 00:16:53,646 --> 00:16:57,950 伊達との会見 決まったそうじゃの ああ 203 00:16:59,652 --> 00:17:04,257 米沢城 行く前に 与板に寄って お船殿に会っていってはどうだ? 204 00:17:08,261 --> 00:17:10,263 よいのじゃ 205 00:17:10,263 --> 00:17:13,566 わしが行かずとも 息災にしておろう 206 00:17:24,944 --> 00:17:26,946 ほれ 207 00:17:36,289 --> 00:17:40,593 こたびの伊達行き 不安ではないのか? 208 00:17:41,627 --> 00:17:45,631 伊達政宗は 何をしてくるか分からんぞ 209 00:17:48,634 --> 00:17:51,637 不安になっても しかたあるまい 210 00:17:51,637 --> 00:17:54,307 政宗も人の子 211 00:17:54,307 --> 00:17:57,610 信じねば 事は成せぬからの 212 00:18:09,589 --> 00:18:14,260 <一方 そのころ与板では> 213 00:18:14,260 --> 00:18:17,597 (かよ)奥方様 しっかりしてくださいませ 214 00:18:17,597 --> 00:18:20,266 今 水を取り替えてまいりますから 215 00:18:20,266 --> 00:18:29,275 ♬~ 216 00:18:29,275 --> 00:18:32,278 おおっ おうおう かよ殿 お船殿の具合はどうなんじゃ? 217 00:18:32,278 --> 00:18:35,281 うん? (かよ)おどきくだされ! もうっ 218 00:18:35,281 --> 00:18:37,283 あっ すまぬ… 219 00:18:37,283 --> 00:18:40,286 まったく こんなとき 旦那様は もう! 220 00:18:42,621 --> 00:18:44,623 お船殿… 221 00:18:46,959 --> 00:18:48,961 (お船)かような ありさまで➡ 222 00:18:48,961 --> 00:18:51,297 申し訳ございませぬ (惣右衛門)ああ いいのじゃ 223 00:18:51,297 --> 00:18:54,900 横になっておれ (お船)はい 224 00:18:58,971 --> 00:19:03,242 兼続には このことは? 225 00:19:03,242 --> 00:19:05,911 (お船)いえ… 226 00:19:05,911 --> 00:19:10,583 そうか… 227 00:19:10,583 --> 00:19:13,586 まさかとは思うが… 228 00:19:13,586 --> 00:19:17,890 おなかの子にも 障りがあるやもしれぬ 229 00:19:19,592 --> 00:19:22,261 ハァッ 兼続には 230 00:19:22,261 --> 00:19:25,564 わしのほうから伝えておこう (お船)おやめください! 231 00:19:27,933 --> 00:19:31,937 いいのです 何もお伝えしないでください 232 00:19:31,937 --> 00:19:34,273 ハァ~ しかし… 233 00:19:34,273 --> 00:19:36,876 少し疲れが出ただけのこと 234 00:19:39,612 --> 00:19:43,215 旦那様は 今が大事 235 00:19:44,617 --> 00:19:48,621 わたくしごときが 煩わせてはなりませぬ 236 00:19:48,621 --> 00:19:53,626 ♬~ 237 00:19:53,626 --> 00:19:56,629 おなかの子を無事産むは 238 00:19:56,629 --> 00:19:58,931 妻たる わたくしの務め 239 00:19:59,965 --> 00:20:02,635 ご心配は無用でございます 240 00:20:02,635 --> 00:20:07,640 ♬~ 241 00:20:07,640 --> 00:20:10,309 <それから まもなく兼続は➡ 242 00:20:10,309 --> 00:20:12,645 僅かな供を従え➡ 243 00:20:12,645 --> 00:20:17,983 伊達政宗との対面に 臨んだのでございます> 244 00:20:17,983 --> 00:20:20,653 (片倉)拙者 伊達家家臣 245 00:20:20,653 --> 00:20:22,955 片倉景綱と申す 246 00:20:24,323 --> 00:20:28,928 直江殿には これより先 おひとりにて来ていただく 247 00:20:31,664 --> 00:20:36,669 それは わしが 主 景勝の名代と 知っての言いようか? 248 00:20:36,669 --> 00:20:38,671 無論 249 00:20:39,672 --> 00:20:41,974 お主 無礼であろう よい 250 00:20:47,012 --> 00:20:49,348 では 251 00:20:49,348 --> 00:20:54,019 片倉殿 伊達殿にお伝えあれ 252 00:20:54,019 --> 00:20:57,623 この会見 あくまでも対等であると 253 00:21:00,292 --> 00:21:02,294 承知いたした 254 00:21:46,672 --> 00:21:49,675 わしの隻眼が珍しいか? 255 00:21:52,678 --> 00:21:57,349 世の中のありさま すべてを見通される伊達殿ならば 256 00:21:57,349 --> 00:21:59,351 隻眼で十分かと 257 00:22:00,619 --> 00:22:03,923 ハハハッ 言いよるわ 258 00:22:07,960 --> 00:22:11,630 乱世は すでに終わろうとしておる 259 00:22:11,630 --> 00:22:13,632 もはや 力のみに頼り 260 00:22:13,632 --> 00:22:17,970 領地を奪い取る時代ではござらぬ 261 00:22:17,970 --> 00:22:22,308 これ以上の無謀な戦は おやめなされ 262 00:22:22,308 --> 00:22:24,643 ふんっ 263 00:22:24,643 --> 00:22:28,948 まあ やめてもいいがのう 264 00:22:30,649 --> 00:22:32,651 越後をくれるなら 265 00:22:32,651 --> 00:22:37,656 ♬~ 266 00:22:37,656 --> 00:22:41,994 それとも 直江兼続とやら 267 00:22:41,994 --> 00:22:45,664 上杉も我らと組んで 天下を狙ってみるか? 268 00:22:45,664 --> 00:22:52,004 ♬~ 269 00:22:52,004 --> 00:22:56,008 伊達が上杉と結べば 怖いものはなし 270 00:22:57,343 --> 00:23:00,946 瞬く間に日本国中を踏みつぶし 乱世は終わる 271 00:23:00,946 --> 00:23:05,951 ♬~ 272 00:23:05,951 --> 00:23:07,953 どうだ? 273 00:23:07,953 --> 00:23:11,257 秀吉の顔色など うかがわずとも 世は治まるわ➡ 274 00:23:13,959 --> 00:23:15,961 なあ? 275 00:23:15,961 --> 00:23:29,975 ♬~ 276 00:23:29,975 --> 00:23:31,977 かつて… 277 00:23:31,977 --> 00:23:35,981 伊達殿と似た男がおった 278 00:23:35,981 --> 00:23:40,986 その男も力で すべてをねじ伏せようとした 279 00:23:42,655 --> 00:23:45,991 しかし 1つだけ 280 00:23:45,991 --> 00:23:48,294 こぼれ落ちたものがある 281 00:23:50,996 --> 00:23:52,998 それは… 282 00:23:55,668 --> 00:23:57,970 人の心 283 00:23:59,338 --> 00:24:02,274 力を振るえば振るうほど 284 00:24:02,274 --> 00:24:06,278 人の心は離れていった 285 00:24:06,278 --> 00:24:10,282 それゆえに みずから滅びた 286 00:24:13,953 --> 00:24:15,955 その男とは? 287 00:24:17,957 --> 00:24:19,958 織田信長 288 00:24:23,295 --> 00:24:27,633 戦のみでは よき国はつくれぬ 289 00:24:27,633 --> 00:24:29,635 長引く戦乱の世に 290 00:24:29,635 --> 00:24:32,638 兵も民も疲れ切っておる 291 00:24:32,638 --> 00:24:34,640 今は それを休ませ 292 00:24:34,640 --> 00:24:37,943 新たなる国造りに向けて 動きだす時 293 00:24:40,979 --> 00:24:44,650 それが分からぬ者には 294 00:24:44,650 --> 00:24:46,652 天は味方せぬ 295 00:24:50,656 --> 00:24:54,660 直江殿 ことばを選ばれよ… そもそも 296 00:24:54,660 --> 00:24:58,330 伊達殿が いかに奥羽の地に 覇を唱えたとて 297 00:24:58,330 --> 00:25:03,235 天下の大軍勢を相手に いつまでも 持ちこたえられるわけがござらぬ 298 00:25:04,269 --> 00:25:06,271 それ以上申されれば 299 00:25:06,271 --> 00:25:09,608 お命は危うくござる… 伊達殿 300 00:25:09,608 --> 00:25:14,279 年に似ず いつまで 古き考えにすがっておるつもりか 301 00:25:14,279 --> 00:25:27,960 ♬~ 302 00:25:27,960 --> 00:25:30,629 のこのこ乗り込んできたのだ 303 00:25:30,629 --> 00:25:32,631 覚悟はできておろう 304 00:25:34,299 --> 00:25:36,635 その刀抜かば 305 00:25:36,635 --> 00:25:40,639 伊達殿は 世の道理が分からぬ うつけ者と笑われる 306 00:25:40,639 --> 00:25:51,984 ♬~ 307 00:25:51,984 --> 00:25:53,986 受け取れい 308 00:25:53,986 --> 00:26:02,895 ♬~ 309 00:26:16,275 --> 00:26:21,280 戦うつもりで参ったわけではない 310 00:26:21,280 --> 00:26:24,616 まもなく子が生まれる 311 00:26:24,616 --> 00:26:29,221 わしは その子のためにも 生きねばならぬ 312 00:26:34,293 --> 00:26:36,295 生きて 313 00:26:36,295 --> 00:26:40,299 親兄弟 妻子や友を慈しみ 314 00:26:40,299 --> 00:26:43,302 万民が平穏に暮らせるよう 315 00:26:43,302 --> 00:26:46,605 わしは なんとしても つくらねばならぬ 316 00:26:48,974 --> 00:26:52,644 (兼続の声)《親兄弟》 317 00:26:52,644 --> 00:26:57,316 《万民が平穏に暮らせるよう》 318 00:26:57,316 --> 00:27:00,252 《その子のためにも 生きねばならぬ》 319 00:27:00,252 --> 00:27:11,597 ♬~ 320 00:27:11,597 --> 00:27:14,600 命のやりとりなど くだらぬことは 321 00:27:14,600 --> 00:27:16,602 即刻やめられよ! 322 00:27:16,602 --> 00:27:36,622 ♬~ 323 00:27:36,622 --> 00:27:45,931 ♬~ 324 00:28:17,262 --> 00:28:21,567 なぜ あの者をお斬りに ならなかったのでございます?➡ 325 00:28:24,269 --> 00:28:26,572 親兄弟への愛 326 00:28:29,274 --> 00:28:31,276 殿こそ 327 00:28:31,276 --> 00:28:33,278 誰よりも そのことがお分かりだからで 328 00:28:33,278 --> 00:28:35,280 ございましょう (政宗)うるさい 329 00:28:37,616 --> 00:28:40,619 斬るに値せん男だからよ 330 00:28:44,289 --> 00:28:53,966 ♬~ 331 00:28:53,966 --> 00:28:57,636 <政宗は 幼い頃より➡ 332 00:28:57,636 --> 00:29:01,573 母親からの愛情を 注がれることなく➡ 333 00:29:01,573 --> 00:29:05,244 育ってきたのでございました> 334 00:29:05,244 --> 00:29:11,917 ♬~ 335 00:29:11,917 --> 00:29:15,921 <天正17年6月> 336 00:29:15,921 --> 00:29:20,926 <兼続は内乱が続く 佐渡を平定するため➡ 337 00:29:20,926 --> 00:29:23,929 海を渡ったのでございます> 338 00:29:25,597 --> 00:29:29,935 <上杉軍は圧倒的な大軍をもって➡ 339 00:29:29,935 --> 00:29:32,604 本間高統の居城➡ 340 00:29:32,604 --> 00:29:35,607 河原田城を取り囲み…> 341 00:29:36,942 --> 00:29:39,277 上杉! えい! 342 00:29:39,277 --> 00:29:41,613 ⚟(家臣)待て! やめろ! 343 00:29:41,613 --> 00:29:50,622 ♬~ 344 00:29:50,622 --> 00:29:54,626 これにてどうか 矛を収められませ 345 00:29:56,628 --> 00:29:58,630 (高統)いやじゃ! 346 00:29:59,965 --> 00:30:01,967 わしらはこれまで 347 00:30:01,967 --> 00:30:05,303 命がけで 佐渡を守ってきたのじゃ➡ 348 00:30:05,303 --> 00:30:07,973 それを奪われるとならば 349 00:30:07,973 --> 00:30:10,976 最後の1兵まで戦うのが 我らの道 350 00:30:10,976 --> 00:30:15,981 ♬~ 351 00:30:15,981 --> 00:30:18,984 本間様 352 00:30:18,984 --> 00:30:21,987 私は 戦をしに参ったのでは ございませぬ 353 00:30:21,987 --> 00:30:23,989 何? 354 00:30:23,989 --> 00:30:27,659 いたずらに兵をなくすのではなく 355 00:30:27,659 --> 00:30:31,330 本間様 356 00:30:31,330 --> 00:30:34,666 ぜひ よき国造りのため 357 00:30:34,666 --> 00:30:37,335 お力をお借りしたく存ずる 358 00:30:37,335 --> 00:30:55,687 ♬~ 359 00:30:55,687 --> 00:31:00,292 <こうして 上陸から わずか12日間で➡ 360 00:31:00,292 --> 00:31:04,296 本間家を降伏させたので ございます> 361 00:31:04,296 --> 00:31:12,304 ♬~ 362 00:31:12,304 --> 00:31:16,641 <兼続は 上田庄から熟練した金掘りを➡ 363 00:31:16,641 --> 00:31:18,977 多数送り込み➡ 364 00:31:18,977 --> 00:31:21,980 また 有能な家臣を➡ 365 00:31:21,980 --> 00:31:26,318 佐渡の各地に 代官として配置するなど➡ 366 00:31:26,318 --> 00:31:28,320 金山の開発を➡ 367 00:31:28,320 --> 00:31:32,624 積極的に 推し進めたのでございました> 368 00:31:33,658 --> 00:31:36,328 ようやく土台は固まった 369 00:31:36,328 --> 00:31:39,664 あとは ひたすら掘るばかりじゃ そうだな 370 00:31:39,664 --> 00:31:43,335 ああ まもなくじゃったのう お船殿 371 00:31:43,335 --> 00:31:47,339 ああ 何事もなければよいのだが… 372 00:31:49,007 --> 00:31:52,310 大丈夫じゃ! きっとよい子が生まれる 373 00:31:54,679 --> 00:31:56,681 そうだな 374 00:32:19,971 --> 00:32:35,987 ♬~ 375 00:32:35,987 --> 00:32:37,989 お船… 376 00:32:37,989 --> 00:32:43,328 ♬~ 377 00:32:43,328 --> 00:32:45,330 お願いします (侍女)かしこまりました 378 00:32:46,665 --> 00:32:49,000 (お船のうなり声) (かよ)奥方様 379 00:32:49,000 --> 00:32:51,002 もう少しでございます! 380 00:32:51,002 --> 00:32:54,606 奥方様 頑張ってくださいませ! 381 00:32:57,008 --> 00:32:59,344 ⚟(産声) 382 00:32:59,344 --> 00:33:02,614 (侍女)わあ~っ ああ… (侍女)よかったわ 383 00:33:02,614 --> 00:33:05,951 <天正17年6月> 384 00:33:05,951 --> 00:33:08,620 <お船は 元気な女の子を➡ 385 00:33:08,620 --> 00:33:11,623 出産したのでございます> 386 00:33:11,623 --> 00:33:15,227 (産声) 387 00:33:16,628 --> 00:33:19,631 (赤ん坊の泣き声) 388 00:33:19,631 --> 00:33:22,300 すまぬ 怖がらせてしもうたかの 389 00:33:22,300 --> 00:33:24,970 そんなこと ございませぬ 390 00:33:24,970 --> 00:33:29,274 赤ん坊とは 泣くのが 務めでございます よしよし 391 00:33:34,646 --> 00:33:37,649 愛らしいものじゃのう➡ 392 00:33:37,649 --> 00:33:40,652 口元はそなたに似ておる➡ 393 00:33:40,652 --> 00:33:43,321 鼻は兼続そっくりじゃ 394 00:33:43,321 --> 00:33:45,624 そうでございますか? 395 00:33:46,658 --> 00:33:50,996 兼続も さぞ喜ぶことであろう 396 00:33:50,996 --> 00:33:55,300 そなたも早く会いたいのう 父上に 397 00:33:58,670 --> 00:34:00,605 生まれたぞ! 398 00:34:00,605 --> 00:34:02,941 女子じゃ! わしによく似ておると 399 00:34:02,941 --> 00:34:05,277 (久秀)よかったのう! 兼続 400 00:34:05,277 --> 00:34:08,280 みんな! ご家老にお子がお生まれじゃ 401 00:34:08,280 --> 00:34:11,883 こよいは祝い酒ぞ! (金掘りたち)おーっ! 402 00:34:13,618 --> 00:34:17,622 佐渡は各代官に任せておけば 心配なかろう 403 00:34:17,622 --> 00:34:20,292 早う越後へ戻らねばならぬのう 404 00:34:20,292 --> 00:34:22,294 あ… そうはいかん 405 00:34:22,294 --> 00:34:25,297 ここの仕切りは 兼続がおらんと進まん 406 00:34:25,297 --> 00:34:29,301 久秀殿… ハハハッ 冗談じゃ 冗談 407 00:34:29,301 --> 00:34:32,304 ハッハッ… (家臣)ご家老 408 00:34:32,304 --> 00:34:34,606 春日山より書状でございます 409 00:34:49,988 --> 00:34:55,327 伊達が 蘆名を滅ぼした 410 00:34:55,327 --> 00:34:59,331 (甘糟)何? (久秀)滅ぼしたとは… 411 00:34:59,331 --> 00:35:02,601 会津の摺上原で 412 00:35:02,601 --> 00:35:04,936 伊達が 蘆名一族を 413 00:35:04,936 --> 00:35:07,606 女 子どもまで なで斬りにしたと… 414 00:35:07,606 --> 00:35:14,613 ♬~ 415 00:35:14,613 --> 00:35:16,615 (久秀)あーっ! 416 00:35:17,949 --> 00:35:19,951 政宗… 417 00:35:19,951 --> 00:35:39,971 ♬~ 418 00:35:39,971 --> 00:35:47,312 ♬~ 419 00:35:47,312 --> 00:35:50,615 政宗め! どうしても戦をしたいか 420 00:35:51,983 --> 00:35:55,587 佐渡平定のすきをねらって 事を起こすとは 421 00:35:57,322 --> 00:36:00,258 急ぎ 備えを固めまする 422 00:36:00,258 --> 00:36:09,601 ♬~ 423 00:36:09,601 --> 00:36:13,938 戦を制するは 424 00:36:13,938 --> 00:36:15,940 戦しかないものか… 425 00:36:15,940 --> 00:36:35,960 ♬~ 426 00:36:35,960 --> 00:36:42,967 ♬~ 427 00:36:42,967 --> 00:36:47,972 <このとき 兼続は 戦なき世への道のりが➡ 428 00:36:47,972 --> 00:36:50,642 まだまだ険しいものと➡ 429 00:36:50,642 --> 00:36:54,646 思い知ることに なったのでございました> 430 00:36:54,646 --> 00:37:08,259 ♬~ 431 00:37:10,929 --> 00:37:13,598 関白殿下も 432 00:37:13,598 --> 00:37:18,937 東国は一筋縄ではいかんと お分かりになったであろう 433 00:37:18,937 --> 00:37:20,939 (正信)はい 434 00:37:20,939 --> 00:37:23,942 かの愛の字の御旗も 435 00:37:23,942 --> 00:37:28,613 政宗に完膚なく 踏みにじられようとは 436 00:37:28,613 --> 00:37:33,618 (2人の笑い声) (家康)これは愉快じゃ 437 00:37:33,618 --> 00:37:36,287 伊達にも これから先は思う存分 438 00:37:36,287 --> 00:37:39,958 暴れてほしいもので ございますなあ 439 00:37:39,958 --> 00:37:43,294 うん フフフッ… 440 00:37:43,294 --> 00:37:46,898 ⚟(家臣) 殿 小田原よりの お使者にござる 441 00:37:48,633 --> 00:37:50,935 通せ ⚟(家臣)はっ 442 00:37:53,304 --> 00:37:55,306 (遠山)ご無礼つかまつりまする 443 00:37:55,306 --> 00:38:00,245 (家康)これはこれは 遠山殿 待っておりましたぞ 444 00:38:00,245 --> 00:38:10,588 ♬~ 445 00:38:10,588 --> 00:38:14,926 (遠山) まこと お久しゅうございます 446 00:38:14,926 --> 00:38:18,930 北条殿のご様子はいかが? 447 00:38:18,930 --> 00:38:23,268 はっ 来たるべき戦に向けて 448 00:38:23,268 --> 00:38:26,604 諸事怠りなく 手配りしてございます 449 00:38:26,604 --> 00:38:28,606 (家康)ふ~ん 450 00:38:28,606 --> 00:38:31,943 小田原城は鉄の守りを誇り➡ 451 00:38:31,943 --> 00:38:36,948 兵糧の蓄えも 向こう8年分はございます 452 00:38:36,948 --> 00:38:39,284 秀吉といえども 453 00:38:39,284 --> 00:38:43,955 そう たやすく 落とせる城ではございません 454 00:38:43,955 --> 00:38:47,292 頼もしゅうございますなあ (家康)ハッハッハッ… 455 00:38:47,292 --> 00:38:50,962 おもしろいことに なりそうじゃ 456 00:38:50,962 --> 00:38:53,298 遠山殿 457 00:38:53,298 --> 00:38:56,301 これからも引き続き 458 00:38:56,301 --> 00:38:58,970 よしなに… 459 00:38:58,970 --> 00:39:00,905 (遠山)はっ (家康)うん 460 00:39:00,905 --> 00:39:11,583 ♬~ 461 00:39:11,583 --> 00:39:15,920 そうか 北条が 462 00:39:15,920 --> 00:39:20,592 真田の名胡桃城を取ったか 463 00:39:20,592 --> 00:39:23,261 はっ 464 00:39:23,261 --> 00:39:27,265 北条が殿下に 刃向かおうとしておること 465 00:39:27,265 --> 00:39:29,567 これにて明白にございます 466 00:39:34,272 --> 00:39:37,275 三成 えいっ! 467 00:39:37,275 --> 00:39:43,281 ♬~ 468 00:39:43,281 --> 00:39:46,284 ⚟ 北条を 攻めるぞ 469 00:39:46,284 --> 00:39:48,286 ⚟ はっ! 470 00:40:00,298 --> 00:40:04,636 <伊達への対策が 一段落した兼続は➡ 471 00:40:04,636 --> 00:40:07,939 与板へ帰ってきたのでございます> 472 00:40:08,973 --> 00:40:13,978 (赤ん坊の声) 473 00:40:32,997 --> 00:40:34,999 旦那様 474 00:40:41,005 --> 00:40:43,007 おかえりなさいませ 475 00:40:50,348 --> 00:40:54,018 さあさあ こちらへ おいでくださいませ 476 00:40:54,018 --> 00:41:08,966 ♬~ 477 00:41:08,966 --> 00:41:12,303 あなた様の娘でございます 478 00:41:12,303 --> 00:41:31,990 ♬~ 479 00:41:31,990 --> 00:41:35,660 そんな顔をしていては この子も怖がりまする 480 00:41:35,660 --> 00:41:43,334 ♬~ 481 00:41:43,334 --> 00:41:45,670 (赤ん坊の声) 482 00:41:45,670 --> 00:41:47,672 父じゃぞ 483 00:41:47,672 --> 00:41:53,344 ♬~ 484 00:41:53,344 --> 00:41:58,683 わしが そなたの父じゃぞ 485 00:41:58,683 --> 00:42:18,636 ♬~ 486 00:42:18,636 --> 00:42:29,647 ♬~ 487 00:42:29,647 --> 00:42:34,652 ♬~ 488 00:42:35,653 --> 00:42:38,990 (景勝)この戦を 上杉家 最後の大戦と心得よ! 489 00:42:38,990 --> 00:42:42,326 この戦 ひと月とは続かぬやもしれぬ 490 00:42:42,326 --> 00:42:45,329 (秀吉)まこと 手に余るは徳川よ 491 00:42:45,329 --> 00:42:49,667 戦は 甚だ苦手と見える 492 00:42:49,667 --> 00:42:53,004 (政宗) 総攻めをかけ 皆殺しにすれば 済むことではないか 493 00:42:53,004 --> 00:42:56,007 私は戦のない世のために 494 00:42:56,007 --> 00:42:58,309 愛を掲げ続けます