1 00:00:04,638 --> 00:00:24,658 ♬~ 2 00:00:24,658 --> 00:00:44,678 ♬~ 3 00:00:44,678 --> 00:01:04,631 ♬~ 4 00:01:04,631 --> 00:01:24,651 ♬~ 5 00:01:24,651 --> 00:01:44,671 ♬~ 6 00:01:44,671 --> 00:02:04,624 ♬~ 7 00:02:04,624 --> 00:02:24,644 ♬~ 8 00:02:24,644 --> 00:02:42,662 ♬~ 9 00:02:42,662 --> 00:02:49,269 ♬~ 10 00:02:51,004 --> 00:02:53,340 うお~っ! 11 00:02:53,340 --> 00:02:55,342 (家臣)まだまだじゃ~っ! (景明)これはいかん! 12 00:02:55,342 --> 00:02:58,011 (家臣)もっと行け~っ! (家臣たち)おら~っ! 13 00:02:58,011 --> 00:03:00,013 おい! これ以上ならん! 14 00:03:00,013 --> 00:03:06,286 ♬~ 15 00:03:06,286 --> 00:03:09,956 (語り)<元和元年 秋> 16 00:03:09,956 --> 00:03:11,958 <大坂の陣も終わり➡ 17 00:03:11,958 --> 00:03:16,296 米沢では 治水工事や農地の開墾により➡ 18 00:03:16,296 --> 00:03:19,299 米の収穫が増え> (兼続)どうじゃ? 19 00:03:19,299 --> 00:03:24,304 <人々の暮らしは 潤い始めて いたのでございました> 20 00:03:27,974 --> 00:03:29,976 これは良さそうだのう 21 00:03:29,976 --> 00:03:31,978 いい香りじゃ ハハハッ ハハハッ 22 00:03:31,978 --> 00:03:36,983 ♬~ 23 00:03:36,983 --> 00:03:40,320 おったぞ! (家臣)お~い 行くぞ~っ! 24 00:03:40,320 --> 00:03:44,925 <そして 若い家臣たちも また…> 25 00:03:46,660 --> 00:03:49,663 やり方が手ぬる過ぎます (家臣)さよう 年貢の 26 00:03:49,663 --> 00:03:51,998 お目こぼしを 乞われるがままに かなえてやるとは… 27 00:03:51,998 --> 00:03:54,668 締めるところは締めねば 諸事立ち行きませぬ! 28 00:03:54,668 --> 00:03:58,672 だがのう いろいろと無理も強いた 29 00:03:58,672 --> 00:04:01,942 少しぐらいは大目に見てやっても よかろうと思うてのう 30 00:04:01,942 --> 00:04:04,277 そのような 甘いことでどうされます! 31 00:04:04,277 --> 00:04:06,613 太平の世に ものをいうは金銀のみ! 32 00:04:06,613 --> 00:04:10,951 これっ! ことばが過ぎるぞ まあ よいよい 33 00:04:10,951 --> 00:04:13,286 ベニバナ作りを 奨励してはいかがでしょう? 34 00:04:13,286 --> 00:04:15,288 (甘糟)ベニバナ? 35 00:04:15,288 --> 00:04:17,958 都ではベニバナ染めが はやっております 36 00:04:17,958 --> 00:04:20,627 百姓たちに学ばせ 作付けを増やすのです 37 00:04:20,627 --> 00:04:22,629 お家は潤いまする (久秀)はやり物なんぞに 38 00:04:22,629 --> 00:04:24,965 飛びついてはならん (甘糟)そうじゃ 39 00:04:24,965 --> 00:04:26,967 ろくな苦労も知らぬくせに 40 00:04:26,967 --> 00:04:28,969 苦労苦労と ふた言目には! 41 00:04:28,969 --> 00:04:30,971 これだから年寄り衆は… 42 00:04:30,971 --> 00:04:34,975 今 なんと申した (久秀)我らを年寄りと侮るか! 43 00:04:35,976 --> 00:04:39,279 ごっ ご無礼は平に… 皆 お家を思ってのこと 44 00:04:40,981 --> 00:04:45,318 父上 我らの考えをまとめ 領内の仕置きについての 45 00:04:45,318 --> 00:04:48,655 新たな案を作ろうと存じますが ご覧いただけますか? 46 00:04:48,655 --> 00:04:50,991 (家臣)さすがじゃ (家臣)おおっ それは妙案じゃ 47 00:04:50,991 --> 00:04:56,329 ♬~ 48 00:04:56,329 --> 00:04:59,666 (笑い声) (久秀)さすがは直江の嫡男よ 49 00:04:59,666 --> 00:05:02,936 景明のやつ すでに若い者たちを まとめておるわ 50 00:05:02,936 --> 00:05:06,273 (甘糟) おう 才覚は父親譲りだのう 51 00:05:06,273 --> 00:05:08,942 先が楽しみじゃ ハハハッ 待て待て 52 00:05:08,942 --> 00:05:11,278 そちを間近で見て 学んでいたのであろう 53 00:05:11,278 --> 00:05:14,614 はあ… 意見書が楽しみでございます 54 00:05:14,614 --> 00:05:18,618 良き案であれば 早速 取り上げようと存じまする 55 00:05:18,618 --> 00:05:21,621 (景勝) 若い力が育つのは良いことじゃ 56 00:05:21,621 --> 00:05:24,958 末頼もしい はい 57 00:05:24,958 --> 00:05:27,294 ⚟(家臣)直江様! 58 00:05:27,294 --> 00:05:29,963 なんじゃ? 59 00:05:29,963 --> 00:05:34,267 景明殿が お倒れに 景明が? 60 00:05:42,976 --> 00:05:47,981 (せき込み) 61 00:05:56,323 --> 00:05:59,659 ご養生しかございませぬな 62 00:05:59,659 --> 00:06:04,564 (景明の荒い息遣い) 63 00:06:35,295 --> 00:06:39,966 かよ もう一度 医者を呼んできてくれ 64 00:06:39,966 --> 00:06:41,968 はい 65 00:06:49,976 --> 00:06:51,978 父上… 66 00:06:59,986 --> 00:07:02,889 お話が… 67 00:07:08,261 --> 00:07:10,263 なんじゃ? 68 00:07:16,603 --> 00:07:18,905 悔しゅうございます 69 00:07:25,612 --> 00:07:28,949 上杉を 70 00:07:28,949 --> 00:07:31,952 元の100万石に戻して 71 00:07:34,287 --> 00:07:36,890 父上を喜ばせて… 72 00:07:43,964 --> 00:07:46,566 弱気なことを言うでない 73 00:07:48,301 --> 00:07:50,637 景明 74 00:07:50,637 --> 00:07:53,640 お前が なさねばならぬことは 75 00:07:53,640 --> 00:07:56,643 まだ 山ほどあるではありませぬか 76 00:08:03,583 --> 00:08:05,585 いつかは私も 77 00:08:09,589 --> 00:08:11,891 父上のような 78 00:08:17,597 --> 00:08:20,900 紅葉の家臣になろうと 79 00:08:23,937 --> 00:08:26,606 (せき) 80 00:08:26,606 --> 00:08:29,943 もうよい 無理はするな 81 00:08:29,943 --> 00:08:32,946 今は養生が第一じゃ 82 00:08:32,946 --> 00:08:34,948 そうです 83 00:08:34,948 --> 00:08:38,284 必ず よくなるのですから 84 00:08:38,284 --> 00:08:48,294 ♬~ 85 00:08:48,294 --> 00:08:50,296 父上っ 86 00:08:50,296 --> 00:09:05,245 ♬~ 87 00:09:05,245 --> 00:09:07,247 母上… 88 00:09:07,247 --> 00:09:27,267 ♬~ 89 00:09:27,267 --> 00:09:46,286 ♬~ 90 00:09:46,286 --> 00:09:50,290 はあっ はあっ 91 00:09:54,294 --> 00:09:56,296 景明? 92 00:09:56,296 --> 00:10:04,971 ♬~ 93 00:10:04,971 --> 00:10:08,308 景明? 94 00:10:08,308 --> 00:10:12,312 はあっ 景明~! 95 00:10:15,648 --> 00:10:20,653 (お船の泣き声) 96 00:10:20,653 --> 00:10:30,330 ♬~ 97 00:10:30,330 --> 00:10:32,332 景明! 98 00:10:32,332 --> 00:10:42,008 ♬~ 99 00:10:42,008 --> 00:10:45,345 (お船)景明~っ 100 00:10:45,345 --> 00:10:59,359 ♬~ 101 00:10:59,359 --> 00:11:02,295 お家も苦しき折からは 102 00:11:02,295 --> 00:11:07,300 葬儀は身内のみにて 質素に執り行いまする 103 00:11:11,304 --> 00:11:13,306 そうか… 104 00:11:13,306 --> 00:11:19,312 ♬~ 105 00:11:19,312 --> 00:11:21,981 惜しい息子を亡くしたのう 106 00:11:21,981 --> 00:11:27,320 ♬~ 107 00:11:27,320 --> 00:11:32,659 残念至極にございまする 108 00:11:32,659 --> 00:11:42,335 ♬~ 109 00:11:42,335 --> 00:11:47,340 (ニワトリの鳴き声) 110 00:11:53,012 --> 00:11:55,014 お船 111 00:12:18,304 --> 00:12:20,306 (かよ)旦那様 112 00:12:25,645 --> 00:12:27,647 お船はどうした? 113 00:12:29,649 --> 00:12:34,254 どうか 奥方様を おいたわりくださいませ 114 00:12:57,677 --> 00:12:59,679 お船… 115 00:13:07,620 --> 00:13:09,922 あなた様… 116 00:13:20,299 --> 00:13:22,902 田楽に なます 117 00:13:24,637 --> 00:13:27,240 景明の好物ばかり 118 00:13:35,982 --> 00:13:39,986 もう おらぬと 分かっておりますのに… 119 00:13:39,986 --> 00:13:44,991 ♬~ 120 00:13:44,991 --> 00:13:46,993 何故… 121 00:13:46,993 --> 00:13:53,100 ♬~ 122 00:13:53,100 --> 00:13:57,337 お船 123 00:13:57,337 --> 00:14:01,541 お梅も お松も逝ってしまった 124 00:14:03,943 --> 00:14:06,612 その上 景明まで 125 00:14:06,612 --> 00:14:11,951 ♬~ 126 00:14:11,951 --> 00:14:16,956 嘆いたとて もう戻りはせぬ 127 00:14:21,294 --> 00:14:26,599 景明は はや この世の務めを果たしたのじゃ 128 00:14:27,633 --> 00:14:30,236 まだ 何も 果たしてなどおりませぬ! 129 00:14:32,972 --> 00:14:37,977 やりたいことは た~んと あったでしょうに 130 00:14:44,317 --> 00:14:48,988 何故 131 00:14:48,988 --> 00:14:53,993 我が子を! (泣き声) 132 00:14:53,993 --> 00:15:13,946 ♬~ 133 00:15:13,946 --> 00:15:33,299 ♬~ 134 00:15:33,299 --> 00:15:38,304 ♬~ 135 00:15:38,304 --> 00:15:41,641 すまぬのう お船殿のお見舞いに来たのに 136 00:15:41,641 --> 00:15:44,644 逆に ご馳走になってしもうて 137 00:15:44,644 --> 00:15:49,649 気にするな にぎやかなほうが気が紛れる 138 00:15:50,650 --> 00:15:53,953 子を失うほど つらいことはないからのう 139 00:15:57,323 --> 00:16:00,593 久秀殿 140 00:16:00,593 --> 00:16:06,265 大坂の陣の折には お主も気の毒であったのう 141 00:16:06,265 --> 00:16:08,601 ハッ 何 142 00:16:08,601 --> 00:16:12,271 せがれも あれが天命だったのじゃ 143 00:16:12,271 --> 00:16:15,942 都のにぎわいと あの大戦を我が目で見 144 00:16:15,942 --> 00:16:18,244 冥土の土産話ができたであろう 145 00:16:23,616 --> 00:16:27,620 泉沢の名が米沢で絶えようと 146 00:16:27,620 --> 00:16:30,623 越後に残した子らもおる 147 00:16:30,623 --> 00:16:33,960 あやつらも 今頃 立派になっておるだろうしの 148 00:16:33,960 --> 00:16:38,631 (久秀の笑い声) ハァ~ 149 00:16:38,631 --> 00:16:41,934 どうした兼続 食って精を付けぬか 150 00:16:42,969 --> 00:16:44,971 (甘糟)では わしが もう1杯 151 00:16:44,971 --> 00:16:48,975 (甘糟と久秀の笑い声) ハッ… 152 00:16:50,643 --> 00:16:53,646 <そして 明くる年> 153 00:16:54,981 --> 00:16:58,584 <家康の居城 駿府城では> 154 00:17:04,257 --> 00:17:07,593 (正純) お呼びでございましょうか? 155 00:17:07,593 --> 00:17:11,264 政宗は いつ来る? 156 00:17:11,264 --> 00:17:14,934 (正純)月が明ければ 直ちに 157 00:17:14,934 --> 00:17:18,938 兼続も呼べ 158 00:17:18,938 --> 00:17:22,942 直江殿も… でございますか? 159 00:17:22,942 --> 00:17:24,944 (家康)ああ➡ 160 00:17:24,944 --> 00:17:30,283 蔵に書物があろう 山ほど 161 00:17:30,283 --> 00:17:32,285 (正純)はい ございますが… 162 00:17:32,285 --> 00:17:34,287 (家康)あれを➡ 163 00:17:34,287 --> 00:17:38,624 兼続に好きなだけやる➡ 164 00:17:38,624 --> 00:17:42,295 そう申せ 165 00:17:42,295 --> 00:17:46,299 さすれば 166 00:17:46,299 --> 00:17:50,303 飛んでまいろう 167 00:17:50,303 --> 00:17:52,305 (正純)はっ 168 00:17:56,309 --> 00:18:00,913 (政宗)相当 お悪いようじゃ 169 00:18:00,913 --> 00:18:05,251 死ぬと分かった人間は 何をしでかすか知れんからの 170 00:18:05,251 --> 00:18:13,259 ♬~ 171 00:18:13,259 --> 00:18:15,861 ことばには じゅうじゅう気をつけよ 172 00:18:19,932 --> 00:18:21,934 (家臣)では これより 173 00:18:21,934 --> 00:18:27,273 ♬~ 174 00:18:27,273 --> 00:18:29,609 <こうして兼続は➡ 175 00:18:29,609 --> 00:18:34,613 家康のもとに 出向いたのでございます> 176 00:18:34,613 --> 00:18:40,286 貴重なご蔵書を賜り まことに ありがたき極み 177 00:18:40,286 --> 00:18:44,957 名を聞くのみで 目にしたこともなき書物ばかり 178 00:18:44,957 --> 00:18:48,961 さすがは 大御所様のご威光と 179 00:18:48,961 --> 00:18:53,265 実に興味深く… 覚えておるか? 180 00:18:55,968 --> 00:19:01,907 関ヶ原の折のそちが書状 181 00:19:01,907 --> 00:19:03,909 今 思い返しても 182 00:19:03,909 --> 00:19:06,212 虫ずが走るわい➡ 183 00:19:09,248 --> 00:19:12,251 兼続 184 00:19:12,251 --> 00:19:14,253 はっ 185 00:19:15,254 --> 00:19:18,591 そちは今もわしに 186 00:19:18,591 --> 00:19:22,928 義は無しと公言して はばからん 187 00:19:22,928 --> 00:19:30,269 ♬~ 188 00:19:30,269 --> 00:19:34,273 政宗 (政宗)はっ 189 00:19:34,273 --> 00:19:37,610 (家康)徳川に取り入り➡ 190 00:19:37,610 --> 00:19:40,613 ゆくゆくは 天下をかすめ取ろうと➡ 191 00:19:40,613 --> 00:19:44,950 あの手この手を弄しおって➡ 192 00:19:44,950 --> 00:19:48,287 その腹は見えておる 193 00:19:48,287 --> 00:19:54,627 ♬~ 194 00:19:54,627 --> 00:19:59,298 徳川の天下は すでに成った 195 00:19:59,298 --> 00:20:01,967 断じて ほかのやからに渡すものではない 196 00:20:01,967 --> 00:20:07,973 ♬~ 197 00:20:07,973 --> 00:20:11,310 お主ら2人には 198 00:20:11,310 --> 00:20:13,979 この場で誓ってもらいたい 199 00:20:13,979 --> 00:20:23,989 ♬~ 200 00:20:23,989 --> 00:20:28,327 この後は 201 00:20:28,327 --> 00:20:33,332 秀忠の指南役として 202 00:20:33,332 --> 00:20:36,936 徳川に尽くすとな 203 00:20:41,006 --> 00:20:47,012 ♬~ 204 00:20:47,012 --> 00:20:50,683 政宗 205 00:20:50,683 --> 00:20:54,987 そちには不屈の勇猛心と 206 00:20:56,689 --> 00:20:59,692 生来の 207 00:20:59,692 --> 00:21:02,895 うたぐり深さがある 208 00:21:03,963 --> 00:21:07,299 それを 209 00:21:07,299 --> 00:21:10,603 秀忠に授けよ 210 00:21:11,971 --> 00:21:14,640 お安い御用 211 00:21:14,640 --> 00:21:18,644 謹んで 212 00:21:18,644 --> 00:21:20,980 承りまする 213 00:21:20,980 --> 00:21:25,651 兼続 214 00:21:25,651 --> 00:21:27,987 そちは 215 00:21:27,987 --> 00:21:31,991 得意の愛と義を伝授せい 216 00:21:36,996 --> 00:21:40,666 戦無き世においては 217 00:21:40,666 --> 00:21:46,338 上杉のこざかしい理屈も 218 00:21:46,338 --> 00:21:52,011 政の良き指針となろうからのう 219 00:21:52,011 --> 00:21:57,683 ♬~ 220 00:21:57,683 --> 00:22:01,287 我が愛と義がなんたるか 221 00:22:01,287 --> 00:22:04,290 お教えすることはできまする 222 00:22:07,960 --> 00:22:10,963 されど 223 00:22:14,300 --> 00:22:17,303 志とは 224 00:22:17,303 --> 00:22:20,306 お貸しできるものにございませぬ 225 00:22:22,975 --> 00:22:24,977 フンッ 226 00:22:32,985 --> 00:22:36,288 <そのころ 米沢では> 227 00:22:38,324 --> 00:22:41,994 だいぶ 顔色もよいようじゃの 228 00:22:41,994 --> 00:22:45,331 じきじきのお見舞い 恐れ入ります 229 00:22:45,331 --> 00:22:47,633 よい 堅苦しいあいさつは 230 00:22:53,672 --> 00:22:57,676 閉じこもっておっては 気持ちも塞ぐであろう 231 00:23:01,614 --> 00:23:05,217 たまには 外に出るのも よいのではないか? 232 00:23:11,624 --> 00:23:14,226 馬に乗るのはどうじゃ? 233 00:23:15,628 --> 00:23:17,630 馬? 234 00:23:17,630 --> 00:23:20,232 そなた 若い頃 乗っておったであろう? 235 00:23:22,968 --> 00:23:28,307 ヒヒ~ン はいっ はいっ 236 00:23:28,307 --> 00:23:32,311 また 古い話を… 237 00:23:32,311 --> 00:23:34,313 (景勝のせきばらい) 238 00:23:41,320 --> 00:23:43,322 そなたは変わらぬ 239 00:23:49,662 --> 00:23:51,964 変わらず美しい 240 00:23:54,667 --> 00:23:58,671 何をおっしゃいます 241 00:23:58,671 --> 00:24:02,274 そのような お戯れは 242 00:24:02,274 --> 00:24:05,277 もっと若い女子に仰せられませ 243 00:24:05,277 --> 00:24:09,581 いや お船がいちばん美しい 244 00:24:11,950 --> 00:24:15,621 わしも兼続も 245 00:24:15,621 --> 00:24:18,624 その笑顔に力を得てきたのじゃ 246 00:24:18,624 --> 00:24:37,309 ♬~ 247 00:24:37,309 --> 00:24:42,314 ♬~ 248 00:24:42,314 --> 00:24:46,919 (家康)もうよい 楽にせい 249 00:24:48,320 --> 00:24:50,322 はっ 250 00:25:21,286 --> 00:25:24,957 こうして差し向かうのも 251 00:25:24,957 --> 00:25:27,259 初めてかの? 252 00:25:30,629 --> 00:25:32,931 確かに 253 00:25:35,634 --> 00:25:40,639 (ため息) 254 00:25:40,639 --> 00:25:43,976 わしはのう 255 00:25:43,976 --> 00:25:49,281 ずっと 秀忠に疎まれておる 256 00:25:50,983 --> 00:25:55,988 息子を1人 失ったも同じよ 257 00:25:59,992 --> 00:26:04,930 思えば わしは 258 00:26:04,930 --> 00:26:08,934 幼き頃より 259 00:26:08,934 --> 00:26:12,938 幾多の者に裏切られてきた 260 00:26:14,940 --> 00:26:19,611 それゆえ わしも 261 00:26:19,611 --> 00:26:24,616 多くの者を裏切った 262 00:26:26,285 --> 00:26:28,287 ハァッ 263 00:26:28,287 --> 00:26:32,624 人を裏切る苦しみ 264 00:26:32,624 --> 00:26:34,960 心の痛みに 265 00:26:34,960 --> 00:26:38,263 いちいち ひるんでおっては 266 00:26:39,965 --> 00:26:44,970 先に進むことなどできん 267 00:26:48,640 --> 00:26:50,642 ハァッ 268 00:26:52,311 --> 00:26:54,313 されど 269 00:26:56,982 --> 00:27:00,252 秀忠の冷たい目は 270 00:27:00,252 --> 00:27:02,855 わしに問う 271 00:27:05,924 --> 00:27:09,261 父上の生涯とは 272 00:27:09,261 --> 00:27:13,565 なんだったのでございますか? 273 00:27:16,602 --> 00:27:20,906 愛も義も無い生涯に 274 00:27:23,609 --> 00:27:28,614 なんの意味があったのか… 275 00:27:28,614 --> 00:27:30,916 とな… 276 00:27:36,622 --> 00:27:41,627 さようなものかのう 277 00:27:41,627 --> 00:27:44,630 兼続… 278 00:27:44,630 --> 00:28:00,245 ♬~ 279 00:28:00,245 --> 00:28:05,250 ♬~ 280 00:28:05,250 --> 00:28:08,921 されど 281 00:28:08,921 --> 00:28:12,257 その秀忠公に 282 00:28:12,257 --> 00:28:15,260 次の御代を託された 283 00:28:15,260 --> 00:28:22,601 ♬~ 284 00:28:22,601 --> 00:28:26,939 大御所様の お胸の内 285 00:28:26,939 --> 00:28:31,610 ごそうめいなる秀忠公なれば 286 00:28:31,610 --> 00:28:34,279 ご承知でございましょう 287 00:28:34,279 --> 00:28:48,627 ♬~ 288 00:28:48,627 --> 00:28:51,296 わしが 289 00:28:51,296 --> 00:28:55,601 果たせなんだ父の役目 290 00:28:57,302 --> 00:29:00,572 そなたが 291 00:29:00,572 --> 00:29:03,575 果たしてやってくれ 292 00:29:06,245 --> 00:29:08,580 大御所様… 293 00:29:08,580 --> 00:29:17,589 ♬~ 294 00:29:17,589 --> 00:29:21,259 頼む… 295 00:29:21,259 --> 00:29:30,268 ♬~ 296 00:29:30,268 --> 00:29:32,604 おことば 297 00:29:32,604 --> 00:29:37,609 しかと 承りました 298 00:29:37,609 --> 00:29:57,629 ♬~ 299 00:29:57,629 --> 00:30:13,979 ♬~ 300 00:30:13,979 --> 00:30:18,984 ♬~ 301 00:30:18,984 --> 00:30:20,986 父上… 302 00:30:20,986 --> 00:30:27,325 ♬~ 303 00:30:27,325 --> 00:30:30,629 秀忠… 304 00:30:32,664 --> 00:30:34,666 (秀忠)はい 305 00:30:37,002 --> 00:30:40,005 後を 306 00:30:43,341 --> 00:30:46,011 頼む 307 00:30:46,011 --> 00:30:51,016 ♬~ 308 00:30:51,016 --> 00:30:53,351 分かっております 309 00:30:53,351 --> 00:31:10,635 ♬~ 310 00:31:10,635 --> 00:31:12,971 (秀忠)父上! 311 00:31:12,971 --> 00:31:15,640 (正純)大御所様っ 大御所様… (秀忠)父上… 312 00:31:15,640 --> 00:31:19,311 <享年75➡ 313 00:31:19,311 --> 00:31:21,646 天下を統一し➡ 314 00:31:21,646 --> 00:31:24,649 太平の世を確かなものとした➡ 315 00:31:24,649 --> 00:31:29,321 巨人 家康も ついに➡ 316 00:31:29,321 --> 00:31:34,626 この世を去ったのでございました> 317 00:31:37,996 --> 00:31:41,333 (太鼓の音) 318 00:31:41,333 --> 00:31:43,668 玉丸の世話を…? 319 00:31:43,668 --> 00:31:45,670 はい 320 00:31:45,670 --> 00:31:49,007 玉丸様も父君から離れ 321 00:31:49,007 --> 00:31:54,012 江戸で お心細い日々を送って いらっしゃるはずでございます 322 00:31:54,012 --> 00:31:58,617 ぜひとも わたくしが 側に付いて差し上げたいと 323 00:32:02,287 --> 00:32:05,891 兼続 はっ 324 00:32:07,959 --> 00:32:10,962 (景勝)そちは よいのか? 325 00:32:10,962 --> 00:32:15,567 (ため息) 我が妻 たっての望みなれば 326 00:32:19,638 --> 00:32:23,642 米沢におりましては 327 00:32:23,642 --> 00:32:26,645 悲しみが募るばかりにございます 328 00:32:31,316 --> 00:32:33,318 いま一度 329 00:32:33,318 --> 00:32:35,921 お家のために 尽くさせてくださいませ 330 00:32:43,328 --> 00:32:55,006 ♬~ 331 00:32:55,006 --> 00:32:58,343 これからは 332 00:32:58,343 --> 00:33:00,946 改めて よろしく頼むぞ 333 00:33:03,615 --> 00:33:05,617 仰せのままに 334 00:33:07,619 --> 00:33:10,622 かしこまってございまする 335 00:33:10,622 --> 00:33:19,297 ♬~ 336 00:33:19,297 --> 00:33:21,967 見事な ご生涯ではあったな 337 00:33:21,967 --> 00:33:23,969 御意 338 00:33:25,971 --> 00:33:30,308 お主も そう思うようになったか 339 00:33:30,308 --> 00:33:34,913 まこと 天運に恵まれたるお方かと 340 00:33:35,981 --> 00:33:37,983 フンッ 341 00:33:37,983 --> 00:33:41,653 信長公 太閤殿下 342 00:33:41,653 --> 00:33:45,991 そして 家康公がおられたればこそ 343 00:33:45,991 --> 00:33:48,994 今の世は… 344 00:33:51,663 --> 00:33:56,334 最後まで 食えぬオヤジだったが 345 00:33:56,334 --> 00:33:59,337 おいっ そこの若いの (家臣たち)はっ! 346 00:33:59,337 --> 00:34:02,607 (政宗)手数じゃが これに茶をたててまいれ 347 00:34:02,607 --> 00:34:06,211 かしこまりましてございます! 陸奥守様 ハァッ 348 00:34:10,282 --> 00:34:12,284 ハッ… 349 00:34:12,284 --> 00:34:17,622 ♬~ 350 00:34:17,622 --> 00:34:19,624 ハァ~ 351 00:34:21,293 --> 00:34:23,962 (ため息) 352 00:34:23,962 --> 00:34:26,631 伊達様 353 00:34:26,631 --> 00:34:28,967 うん? 354 00:34:28,967 --> 00:34:34,272 伊達様は 遅れ来た天下人でございますなあ 355 00:34:36,641 --> 00:34:41,246 あと もう少し お早くお生まれになっていたら… 356 00:34:44,983 --> 00:34:47,986 天下を取れてたと申すか? 357 00:34:49,654 --> 00:34:51,656 しかし 358 00:34:51,656 --> 00:34:56,661 そのときは 我が上杉が お相手しておりました 359 00:34:57,996 --> 00:34:59,998 フッ 360 00:35:04,269 --> 00:35:07,872 はあ これはご無礼… 361 00:35:08,940 --> 00:35:12,610 ハハハッ… ハハハッ… 362 00:35:12,610 --> 00:35:14,613 ⚟(家臣)あそこにおられる 363 00:35:19,284 --> 00:35:23,288 山城守様 よろしければ 少々お話を伺いとうございまする 364 00:35:23,288 --> 00:35:25,624 後学のため 我らが知らぬ 365 00:35:25,624 --> 00:35:28,293 戦国の思い出話などを お聞かせくださいませ 366 00:35:28,293 --> 00:35:30,295 (家臣たち)お願いいたしまする 367 00:35:42,640 --> 00:35:45,243 ア~ッ 368 00:35:49,648 --> 00:35:52,651 ハァ~ 369 00:35:52,651 --> 00:35:55,987 まずは 信長公じゃ 370 00:35:55,987 --> 00:35:58,323 あの 織田右大臣信長様でございますな 371 00:35:58,323 --> 00:36:01,926 天性の合戦上手に おわしたとか (家臣たち)うん うん 372 00:36:03,595 --> 00:36:06,931 わしが見た信長公 373 00:36:06,931 --> 00:36:11,269 それは恐ろしい お人じゃった (家臣たち)ほう~ 374 00:36:11,269 --> 00:36:13,938 初めて お目通りしたは 375 00:36:13,938 --> 00:36:17,942 わしが まだほんの若造の頃でのう 376 00:36:17,942 --> 00:36:20,278 (信長の声)《いいか 兼続》 377 00:36:20,278 --> 00:36:23,615 《義とは 戦をするための口実にすぎぬ》 378 00:36:23,615 --> 00:36:25,617 《義を振りかざし➡ 379 00:36:25,617 --> 00:36:28,953 しがらみに とらわれているばかりでは➡ 380 00:36:28,953 --> 00:36:31,956 天下は決して治まらぬ》 381 00:36:31,956 --> 00:36:35,293 《俺はこの戦乱を終わらせ➡ 382 00:36:35,293 --> 00:36:38,296 新しい世をつくるためならば➡ 383 00:36:40,298 --> 00:36:43,301 鬼にも魂をくれてやろう》 384 00:36:44,969 --> 00:36:48,640 わしはあのとき 信長公に危うく 385 00:36:48,640 --> 00:36:52,310 殺されかけるところだったのよ (家臣たちのざわめき) 386 00:36:52,310 --> 00:36:54,312 そうであれば 387 00:36:54,312 --> 00:36:59,317 今頃ここには おらんかった (家臣たち)ハァ~ 388 00:36:59,317 --> 00:37:02,253 だが… 389 00:37:02,253 --> 00:37:05,924 何か惹かれる お人じゃった 390 00:37:05,924 --> 00:37:08,927 (信長の声) 《俺はな 腐った根っこから➡ 391 00:37:08,927 --> 00:37:11,930 すべて この世を 作り直したいのよ》 392 00:37:14,265 --> 00:37:18,937 天下には こういう男もいるのかと 393 00:37:18,937 --> 00:37:22,273 つくづく思わされた 394 00:37:22,273 --> 00:37:25,610 では 太閤殿下とは いかなる お人だったのでございます? 395 00:37:25,610 --> 00:37:28,279 まこと 猿に似ておられましたか? 396 00:37:28,279 --> 00:37:31,616 (家臣たちの笑い声) これこれ… 397 00:37:31,616 --> 00:37:37,956 だがの よう似ておられたわ (笑い声) 398 00:37:37,956 --> 00:37:43,294 その上 この世に 二人となき人たらしでのう 399 00:37:43,294 --> 00:37:47,966 わしも 何度もたらし込まれたわ 400 00:37:47,966 --> 00:37:53,271 《のう 兼続 そなたも わしに仕えぬか?》 401 00:37:54,973 --> 00:37:59,978 だが そのお胸の内は 402 00:37:59,978 --> 00:38:04,916 天下万民を愛する心が おありじゃった 403 00:38:04,916 --> 00:38:06,918 (秀吉の声) 《言うておくが この秀吉➡ 404 00:38:06,918 --> 00:38:10,588 私利私欲のために 戦っておるのではない》 405 00:38:10,588 --> 00:38:13,925 《この乱世を1日も早く➡ 406 00:38:13,925 --> 00:38:16,594 終わらせたいがため》 407 00:38:16,594 --> 00:38:20,265 《この世は金じゃ➡ 408 00:38:20,265 --> 00:38:24,269 世が安らかになるのであれば わしゃあ…➡ 409 00:38:24,269 --> 00:38:27,939 いくらでも金を使う》 410 00:38:27,939 --> 00:38:32,610 《この国に また戦を起こしてはならん➡ 411 00:38:32,610 --> 00:38:36,281 民 百姓が➡ 412 00:38:36,281 --> 00:38:39,617 ようやく安心して暮らせる➡ 413 00:38:39,617 --> 00:38:42,620 国になったのじゃ》 414 00:38:42,620 --> 00:38:49,294 ♬~ 415 00:38:49,294 --> 00:38:51,296 しかるに 416 00:38:51,296 --> 00:38:55,967 あの関ヶ原での負け戦 417 00:38:55,967 --> 00:38:57,969 あの世に行ったら 418 00:38:57,969 --> 00:39:02,574 何より 太閤殿下にわびねばならぬ 419 00:39:11,583 --> 00:39:14,252 ⚟(家臣)直江様 関ヶ原の合戦中 420 00:39:14,252 --> 00:39:17,922 随一の人物と申せば どなたとお考えでござりましょう 421 00:39:17,922 --> 00:39:20,925 知れたこと 亡き大御所様に決まっておろうが 422 00:39:20,925 --> 00:39:24,262 (家臣たち)そうじゃ (家臣)今の太平の世も 423 00:39:24,262 --> 00:39:26,598 あのときのご勝利 あったればこそじゃ 424 00:39:26,598 --> 00:39:29,601 (家臣たち)そうじゃ そうじゃ (家臣)大御所様以外考えられん 425 00:39:32,937 --> 00:39:38,610 関ヶ原随一の名将は 426 00:39:38,610 --> 00:39:41,613 なんといっても 427 00:39:41,613 --> 00:39:43,615 石田三成よ 428 00:39:45,950 --> 00:39:48,286 あの者は謀反人でございますぞ! 429 00:39:48,286 --> 00:39:50,288 ⚟(家臣)大罪人じゃ! ⚟(家臣)そんな者の名を 430 00:39:50,288 --> 00:39:53,958 出されるのでございますか (家臣たちの詰め寄る声) 431 00:39:53,958 --> 00:39:57,629 まあ 聞け! 432 00:39:57,629 --> 00:39:59,964 今の世では 433 00:39:59,964 --> 00:40:02,634 そういわれておるが 434 00:40:02,634 --> 00:40:05,303 わしはのう 435 00:40:05,303 --> 00:40:07,305 あの男ほど 436 00:40:07,305 --> 00:40:11,910 この国を 思い案じていた者を知らぬ 437 00:40:22,320 --> 00:40:27,925 その心は常に高々とし 438 00:40:29,327 --> 00:40:33,932 その目は常に澄んでおった 439 00:40:35,333 --> 00:40:38,336 (三成の声)《民とは国の民➡ 440 00:40:38,336 --> 00:40:40,638 この日本国の民よ》 441 00:40:43,007 --> 00:40:46,010 わしはのう 442 00:40:46,010 --> 00:40:49,681 三成に教えられたのじゃ 443 00:40:49,681 --> 00:40:52,016 何より 444 00:40:52,016 --> 00:40:57,021 この日本国を 見つめる目を持たねばならぬと 445 00:40:57,021 --> 00:41:04,295 ♬~ 446 00:41:04,295 --> 00:41:08,633 その三成とわしは 447 00:41:08,633 --> 00:41:11,302 終生の友であった 448 00:41:11,302 --> 00:41:15,974 (兼続の声) 《きょうよりお主は わしの友よ》 449 00:41:15,974 --> 00:41:21,312 《ここから 新しい国造りが始まる》 450 00:41:21,312 --> 00:41:24,649 《頼りにしているぞ》 《任せておけ》 451 00:41:24,649 --> 00:41:26,651 《政の荷は重い➡ 452 00:41:26,651 --> 00:41:29,320 お主1人で背負うことはない》 453 00:41:29,320 --> 00:41:31,990 (三成の声) 《友とは ありがたきもの➡ 454 00:41:31,990 --> 00:41:35,293 生涯 この思いは忘れぬ》 455 00:41:38,663 --> 00:41:41,666 そして 456 00:41:41,666 --> 00:41:46,003 三成は1人敢然と 457 00:41:46,003 --> 00:41:48,606 家康公に挑んだ 458 00:41:50,008 --> 00:41:53,010 関ヶ原での 459 00:41:53,010 --> 00:41:55,012 (三成の声)《者ども ひるむな!》 460 00:41:55,012 --> 00:41:58,015 《もっと大筒を撃ち込め! 兵を回せ!》 461 00:41:58,015 --> 00:42:00,284 《わしが小早川様のもとへ参る》 462 00:42:00,284 --> 00:42:04,288 《何とぞ… 何とぞ お頼み申す》 463 00:42:04,288 --> 00:42:09,627 《勝てる戦を 僅か1日で…》 464 00:42:09,627 --> 00:42:11,963 《負けるは時の運➡ 465 00:42:11,963 --> 00:42:15,299 されど 大儀は なお我にあり》 466 00:42:15,299 --> 00:42:17,602 《兼続に伝えよ!》 467 00:42:20,972 --> 00:42:23,641 わしは 468 00:42:23,641 --> 00:42:26,644 あの男の遺言を 469 00:42:26,644 --> 00:42:28,646 しかと受け取った 470 00:42:28,646 --> 00:42:35,653 ♬~ 471 00:42:35,653 --> 00:42:37,655 そして 472 00:42:37,655 --> 00:42:40,658 《何とぞ 生きて…》 473 00:42:40,658 --> 00:42:43,995 生きて 必ず 474 00:42:43,995 --> 00:42:47,999 《我らの正義を後世に伝えよと》 475 00:42:48,100 --> 00:42:53,604 後世に 我らの義を伝えると 476 00:42:55,339 --> 00:42:57,341 約束したのじゃ 477 00:42:57,341 --> 00:43:13,624 ♬~ 478 00:43:13,624 --> 00:43:18,629 ♬~ 479 00:43:18,629 --> 00:43:24,302 わしは ようやく 480 00:43:24,302 --> 00:43:27,638 三成との約束が 481 00:43:27,638 --> 00:43:30,308 果たせたようじゃの 482 00:43:30,308 --> 00:43:45,990 ♬~ 483 00:43:45,990 --> 00:43:50,995 ♬~ 484 00:43:50,995 --> 00:43:55,333 <それから2年後の 元和4年> 485 00:43:55,333 --> 00:43:58,336 <兼続は私財を投じ➡ 486 00:43:58,336 --> 00:44:01,272 米沢藩初の学問所➡ 487 00:44:01,272 --> 00:44:06,277 禅林文庫を 創設したのでございます> 488 00:44:07,278 --> 00:44:10,948 (久秀)兼続 ハァ でかしたのう 489 00:44:10,948 --> 00:44:12,950 久秀殿… 490 00:44:14,619 --> 00:44:17,288 ささやかなものじゃが 491 00:44:17,288 --> 00:44:22,293 これで わしの生きた証しを 残せるような気がしておるわ 492 00:44:24,629 --> 00:44:29,300 これをもって 政からは身を退く 493 00:44:29,300 --> 00:44:31,302 ハァ~ッ 494 00:44:33,638 --> 00:44:35,640 退く? 495 00:44:36,641 --> 00:44:40,645 (山岸)兼続 (3人)お~っ ハハハッ… 496 00:44:40,645 --> 00:44:42,980 立派な学問所じゃの ああ 497 00:44:42,980 --> 00:44:45,583 あっ 上がっていってくれ (山岸)おう 498 00:44:46,651 --> 00:44:48,653 ⚟(初音)直江様 499 00:44:51,989 --> 00:44:53,991 (鈴の音) 500 00:44:53,991 --> 00:44:58,663 風の便りに お達者と伺っておりました 501 00:44:58,663 --> 00:45:00,598 うん 502 00:45:00,598 --> 00:45:04,268 そなたこそ 無事で何よりじゃ 503 00:45:04,268 --> 00:45:06,270 はい 504 00:45:07,939 --> 00:45:12,543 こたびは 今生のお別れに参りました 505 00:45:13,945 --> 00:45:17,281 今生の別れ? 506 00:45:17,281 --> 00:45:19,951 つてがございまして 507 00:45:19,951 --> 00:45:23,554 南蛮船に 乗せてもらうこととなりました 508 00:45:25,623 --> 00:45:28,960 海を旅するか… 509 00:45:28,960 --> 00:45:34,265 ああ 三成の夢でもあったのう 510 00:45:36,300 --> 00:45:38,302 はい 511 00:45:40,304 --> 00:45:44,609 まるで口癖のように 512 00:45:45,977 --> 00:45:48,279 海を旅してみたい 513 00:45:51,315 --> 00:45:53,985 はるか向こうに何があるか 514 00:45:53,985 --> 00:45:56,587 見届けたいと 515 00:45:59,657 --> 00:46:05,262 そなたが 三成の分まで夢をかなえる 516 00:46:05,262 --> 00:46:07,598 ということじゃな? 517 00:46:07,598 --> 00:46:09,600 はい 518 00:46:09,600 --> 00:46:20,278 ♬~ 519 00:46:20,278 --> 00:46:22,947 直江様も… 520 00:46:22,947 --> 00:46:25,950 夢をかなえられましたね 521 00:46:25,950 --> 00:46:30,955 ♬~ 522 00:46:30,955 --> 00:46:33,958 ああ~ 523 00:46:33,958 --> 00:46:36,627 ハァ~ されど 524 00:46:36,627 --> 00:46:41,232 あの学問所は わしだけのものではない 525 00:46:43,300 --> 00:46:46,637 三成とわしの思いを 526 00:46:46,637 --> 00:46:49,240 後世につなぐための場 527 00:46:50,975 --> 00:46:54,645 2人の夢の結実じゃ 528 00:46:54,645 --> 00:47:04,588 ♬~ 529 00:47:04,588 --> 00:47:07,925 それを伺えて 530 00:47:07,925 --> 00:47:12,596 わたくしも うれしゅうございます 531 00:47:12,596 --> 00:47:27,912 ♬~ 532 00:47:31,282 --> 00:47:33,951 隠居など もってのほかじゃ! 533 00:47:33,951 --> 00:47:38,255 幼き頃より 共に励んできた仲ではないかっ 534 00:47:41,292 --> 00:47:44,628 兼続は おらぬか! 535 00:47:44,628 --> 00:47:48,632 そなたの隠居願いは どうしても納得がいかんのじゃ➡ 536 00:47:53,971 --> 00:47:55,973 兼続は おらぬか? 537 00:47:55,973 --> 00:47:59,310 旦那様は江戸へ参られました 538 00:47:59,310 --> 00:48:01,579 これはいかん 追わねば! 539 00:48:01,579 --> 00:48:08,586 ♬~ 540 00:48:08,586 --> 00:48:12,256 (甘糟・かよ)わ~っ! 541 00:48:12,256 --> 00:48:15,259 なりませぬ! (甘糟)何~っ! 542 00:48:15,259 --> 00:48:17,261 なりませぬ! 543 00:48:17,261 --> 00:48:22,266 ♬~ 544 00:48:22,266 --> 00:48:24,602 しばしの間でございます 545 00:48:24,602 --> 00:48:28,606 どうか お船めを お貸しくださいませ 546 00:48:28,606 --> 00:48:32,943 急に参られたかと思えば 何をおっしゃるのでございます 547 00:48:32,943 --> 00:48:34,945 苦しゅうない 548 00:48:36,947 --> 00:48:41,952 お船 そなたはわしの母も同然 549 00:48:41,952 --> 00:48:46,957 そなたが喜べば わしもうれしいのじゃ 550 00:48:46,957 --> 00:48:51,962 兼続と2人 越後の景色を見てくるといい 551 00:48:51,962 --> 00:48:54,265 玉丸様… 552 00:48:56,634 --> 00:48:58,969 兼続 553 00:48:58,969 --> 00:49:03,240 お船を頼んだぞ はっ 554 00:49:03,240 --> 00:49:09,246 ♬~ 555 00:49:09,246 --> 00:49:11,916 玉丸様もご立派になられた 556 00:49:11,916 --> 00:49:15,252 さすが そなたが 付いているだけのことはある 557 00:49:15,252 --> 00:49:19,590 歯の浮くようなことを おっしゃいますな 558 00:49:19,590 --> 00:49:23,260 それより お勤めはよろしいのですか? 559 00:49:23,260 --> 00:49:25,596 あなた様が おらぬとあらば 560 00:49:25,596 --> 00:49:28,599 ご家来衆は さぞ ご不安でしょうに… 561 00:49:28,599 --> 00:49:32,903 ああ もうお役からは退いたのじゃ はあ? 562 00:49:34,605 --> 00:49:38,275 心おきなく そなたと旅がしとうての 563 00:49:38,275 --> 00:49:43,280 (笑い声) 564 00:49:43,280 --> 00:49:58,896 ♬~ 565 00:50:03,634 --> 00:50:08,639 (ホトトギスの鳴き声) 566 00:50:20,985 --> 00:50:25,990 母上 お久しぶりでございます 567 00:50:27,658 --> 00:50:32,997 共に このような 髪となりましてございます 568 00:50:32,997 --> 00:50:34,999 ハハッ フフッ 569 00:50:38,002 --> 00:50:40,004 よっこらせ 570 00:50:42,006 --> 00:50:44,008 ハァ~ッ 571 00:50:50,681 --> 00:50:54,351 (息切れ) 572 00:50:54,351 --> 00:50:57,354 (息切れ) 573 00:51:02,293 --> 00:51:05,963 だいぶ日も傾いてまいりましたね 574 00:51:05,963 --> 00:51:10,568 ああ~ 上までは登り切れぬかのう 575 00:51:15,973 --> 00:51:18,976 おおっ お船! 576 00:51:18,976 --> 00:51:23,647 おっ… お船 こっちじゃ いかがなさいました? 577 00:51:23,647 --> 00:51:27,318 お船 こっちじゃ ほいっ 578 00:51:27,318 --> 00:51:29,320 ほれ ほ~れ 行くぞ ハァッ 579 00:51:29,320 --> 00:51:32,656 ほれ ほい さあっ (息切れ) 580 00:51:32,656 --> 00:51:36,961 えい ほれっ えい ほらっ 581 00:51:37,995 --> 00:51:41,999 ハッ どうじゃ~! 582 00:51:42,100 --> 00:51:45,002 ハァ~ッ 583 00:51:50,007 --> 00:52:09,960 ♬~ 584 00:52:09,960 --> 00:52:23,307 ♬~ 585 00:52:23,307 --> 00:52:25,309 景明… 586 00:52:25,309 --> 00:52:34,985 ♬~ 587 00:52:34,985 --> 00:52:36,987 越後じゃ 588 00:52:38,989 --> 00:52:43,994 ここが 我らのふるさとじゃ 589 00:52:43,994 --> 00:52:52,336 ♬~ 590 00:52:52,336 --> 00:52:55,339 のう お船 591 00:52:55,339 --> 00:52:58,008 どこにおろうと 592 00:52:58,008 --> 00:53:03,614 この景色 忘れたことはなかったな 593 00:53:03,614 --> 00:53:05,616 はい 594 00:53:08,619 --> 00:53:13,223 お松 お梅… 595 00:53:15,626 --> 00:53:17,928 景明… 596 00:53:19,963 --> 00:53:25,302 あやつらのことを忘れた日はない 597 00:53:25,302 --> 00:53:37,981 ♬~ 598 00:53:37,981 --> 00:53:42,986 失ったものは 599 00:53:42,986 --> 00:53:45,289 多かった 600 00:53:48,992 --> 00:53:51,995 だがのう 601 00:53:51,995 --> 00:53:57,000 わしは 何も残せなかったとは思わぬぞ 602 00:53:57,000 --> 00:54:02,272 ♬~ 603 00:54:02,272 --> 00:54:07,945 すべては心に刻まれておる 604 00:54:07,945 --> 00:54:18,956 ♬~ 605 00:54:18,956 --> 00:54:22,559 この目に姿は見えずとも 606 00:54:25,295 --> 00:54:28,599 心に息づくものたちが 607 00:54:30,634 --> 00:54:33,971 わしらを 608 00:54:33,971 --> 00:54:36,974 ここまで導いてくれた 609 00:54:36,974 --> 00:54:49,319 ♬~ 610 00:54:49,319 --> 00:54:52,322 もっとも… 611 00:54:52,322 --> 00:54:55,325 さらに高みを目指す気力は 612 00:54:55,325 --> 00:54:57,995 もう 無いがの 613 00:54:57,995 --> 00:54:59,997 ハハッ フフッ 614 00:54:59,997 --> 00:55:10,274 ♬~ 615 00:55:10,274 --> 00:55:12,276 お船… 616 00:55:16,613 --> 00:55:20,617 直江の家は 617 00:55:20,617 --> 00:55:23,921 我らで しまいじゃ 618 00:55:27,958 --> 00:55:29,960 許してくれるか? 619 00:55:29,960 --> 00:55:35,632 ♬~ 620 00:55:35,632 --> 00:55:37,634 はい 621 00:55:37,634 --> 00:55:47,244 ♬~ 622 00:55:53,317 --> 00:55:55,319 …うん 623 00:55:56,320 --> 00:55:58,322 (景勝)なんじゃと? 624 00:55:58,322 --> 00:56:03,260 領地も屋敷も すべて返上いたしまする 625 00:56:03,260 --> 00:56:06,863 少しでも お家の足しになされますよう 626 00:56:19,943 --> 00:56:24,615 そうか… 627 00:56:24,615 --> 00:56:26,917 お主らしいのう 628 00:56:29,620 --> 00:56:33,290 お船も 笑うておるしの 629 00:56:33,290 --> 00:56:36,293 これでは何も言えぬ 630 00:56:36,293 --> 00:56:38,962 まあっ… 631 00:56:38,962 --> 00:56:44,301 じゃが これからも 632 00:56:44,301 --> 00:56:48,305 玉丸のことだけは頼む 633 00:56:48,305 --> 00:56:51,642 あれの成人するまでは 634 00:56:51,642 --> 00:56:55,312 わしも まだまだ楽はできぬ 635 00:56:55,312 --> 00:56:59,983 あっ これはしたり ハッ 636 00:56:59,983 --> 00:57:02,586 (お船) かしこまりましてございます 637 00:57:29,947 --> 00:57:31,948 ここは? 638 00:57:31,948 --> 00:57:34,251 どうじゃ? 639 00:57:36,286 --> 00:57:39,890 春日山の岩屋に似ておろうが 640 00:57:42,959 --> 00:57:46,296 ほう~ まさしく 641 00:57:46,296 --> 00:57:50,300 ここに謙信公を お祭りしようと思うておる 642 00:57:52,970 --> 00:57:57,307 はあ~っ 643 00:57:57,307 --> 00:58:01,578 ご城中では お近くに過ぎると 644 00:58:01,578 --> 00:58:04,581 お考えでございますか? 645 00:58:04,581 --> 00:58:07,250 ハッハッハッ… 646 00:58:07,250 --> 00:58:10,587 さすがは兼続じゃのう 647 00:58:10,587 --> 00:58:14,257 そのとおりだ 648 00:58:14,257 --> 00:58:17,561 いつも近くにおられては 649 00:58:19,262 --> 00:58:23,867 この年になっても ついつい頼りたくなる 650 00:58:27,604 --> 00:58:31,608 これからは 651 00:58:31,608 --> 00:58:34,277 この岩屋より 652 00:58:34,277 --> 00:58:37,881 上杉の行く末を見守っていただく 653 00:58:41,618 --> 00:58:46,623 それで よろしゅうござる 654 00:58:51,962 --> 00:58:55,298 ああ~ 655 00:58:55,298 --> 00:58:58,602 これは良き眺め 656 00:59:09,913 --> 00:59:12,215 まこと 657 00:59:15,919 --> 00:59:18,221 苦労をかけたのう 658 00:59:26,263 --> 00:59:28,932 おかげさまにて 659 00:59:28,932 --> 00:59:34,237 ひとときも 退屈することなき 一生でございました 660 00:59:42,946 --> 00:59:45,949 5歳の時より 661 00:59:45,949 --> 00:59:48,618 ずっと… 662 00:59:48,618 --> 00:59:56,293 ♬~ 663 00:59:56,293 --> 00:59:58,962 (与六の声) 《どうして わしを呼んだのじゃ》 664 00:59:58,962 --> 01:00:02,632 《わしは喜平次様の小姓になど➡ 665 01:00:02,632 --> 01:00:04,634 なりとう なかったのに!》 666 01:00:05,969 --> 01:00:09,306 (景勝の声)《兼続! 強くなれ》 667 01:00:09,306 --> 01:00:11,641 《申し訳ござりませぬ》 668 01:00:11,641 --> 01:00:13,643 (景勝の声)《たわけ者めが!》 669 01:00:13,643 --> 01:00:15,645 《我が殿こそ➡ 670 01:00:15,645 --> 01:00:18,648 この上杉の御大将でございます》 671 01:00:18,648 --> 01:00:23,320 《私は これ以上 春日山を 血で汚したくはありませぬ》 672 01:00:23,320 --> 01:00:25,322 《頼む》 673 01:00:25,322 --> 01:00:29,993 《どうか この山の主として➡ 674 01:00:29,993 --> 01:00:32,329 このいさかいを 鎮めてくださいませ》 675 01:00:32,329 --> 01:00:35,332 《出撃じゃ!》 (兼続たち)《はーっ!》 676 01:00:35,332 --> 01:00:39,336 《お主を失うてまで 生き延びるつもりはないぞ》 677 01:00:39,336 --> 01:00:43,006 (兼続の声) 《殿には みずから立つ勇気は おありにならぬのですか!》 678 01:00:43,006 --> 01:00:46,343 (景勝の声) 《わしらは どれほど苦しくとも➡ 679 01:00:46,343 --> 01:00:49,346 この越後を守らねばならぬ》 680 01:00:53,350 --> 01:00:55,952 《許せ 兼続》 681 01:00:58,021 --> 01:01:01,925 (景勝の声) 《お主の真心 ありがたかったぞ》 682 01:01:04,961 --> 01:01:07,964 《殿!》 《(うめき声)》 683 01:01:07,964 --> 01:01:12,969 (景勝の声)《兼続 何があろうとも 責めはわしが負うてやる》 684 01:01:12,969 --> 01:01:16,640 《今後は上杉の仕切りは すべて そちに委ねる》 685 01:01:16,640 --> 01:01:20,977 《わしは その盾となろう》 686 01:01:20,977 --> 01:01:24,648 《我が主君は 上杉 弾正少弼 景勝をおいて➡ 687 01:01:24,648 --> 01:01:26,650 ほかにございませぬ》 688 01:01:29,653 --> 01:01:34,658 《(喜平次の足音)》 689 01:01:34,658 --> 01:01:42,332 ♬~ 690 01:01:42,332 --> 01:01:44,668 (喜平次の声)《与六➡ 691 01:01:44,668 --> 01:01:49,005 何があっても そなたとわしは一緒だな》 692 01:01:49,005 --> 01:01:51,308 (与六の声)《はいっ》 693 01:01:55,011 --> 01:01:58,014 《必ず 喜平次様のお役に立つ➡ 694 01:01:58,014 --> 01:02:00,283 家臣になるつもりじゃ➡ 695 01:02:00,283 --> 01:02:02,285 任せておけ》 696 01:02:02,285 --> 01:02:11,628 ♬~ 697 01:02:11,628 --> 01:02:13,630 ハァ~ッ 698 01:02:13,630 --> 01:02:20,303 ♬~ 699 01:02:20,303 --> 01:02:22,639 さみしゅうなるのう 700 01:02:22,639 --> 01:02:42,659 ♬~ 701 01:02:42,659 --> 01:03:02,612 ♬~ 702 01:03:02,612 --> 01:03:22,632 ♬~ 703 01:03:22,632 --> 01:03:30,640 ♬~ 704 01:03:44,320 --> 01:03:46,323 ハァ~ 705 01:03:47,991 --> 01:03:52,329 ことしも色づいておるのう 706 01:03:52,329 --> 01:03:54,331 ほんに 707 01:04:01,604 --> 01:04:04,607 (お藤の声)《そなたは➡ 708 01:04:04,607 --> 01:04:07,210 あの紅葉になるのです》 709 01:04:09,279 --> 01:04:13,583 《紅葉のような 家臣になりなされ》 710 01:04:19,622 --> 01:04:23,960 わしは 711 01:04:23,960 --> 01:04:26,963 紅葉になれたかの? 712 01:04:33,970 --> 01:04:37,640 我が命を捨て 713 01:04:37,640 --> 01:04:42,645 大切なものを守り抜く 714 01:04:42,645 --> 01:04:46,649 あなた様は まさしく 715 01:04:46,649 --> 01:04:49,652 紅葉でございました 716 01:04:56,659 --> 01:04:59,662 だからこそ景明も 717 01:04:59,662 --> 01:05:03,867 あなた様に 倣おうとしたのでございましょう 718 01:05:23,953 --> 01:05:26,956 (ため息) 719 01:05:29,959 --> 01:05:33,963 まこと さようならば 720 01:05:35,298 --> 01:05:38,635 すべては 721 01:05:38,635 --> 01:05:41,638 皆のおかげよ 722 01:05:45,308 --> 01:05:49,612 皆の支えがあったからこそ 723 01:05:52,315 --> 01:05:54,918 ここまで来られた 724 01:06:15,605 --> 01:06:18,208 ハァ~ 725 01:06:24,280 --> 01:06:29,586 ひとつ お側に参らせましょう 726 01:07:04,921 --> 01:07:24,941 ♬~ 727 01:07:24,941 --> 01:07:44,961 ♬~ 728 01:07:44,961 --> 01:08:04,914 ♬~ 729 01:08:04,914 --> 01:08:24,934 ♬~ 730 01:08:24,934 --> 01:08:44,954 ♬~ 731 01:08:44,954 --> 01:09:04,907 ♬~ 732 01:09:04,907 --> 01:09:24,260 ♬~ 733 01:09:24,260 --> 01:09:29,265 ♬~