1 00:00:45,000 --> 00:00:50,000 [その一歩を踏み出して 新しい世界に飛び込もう!] 2 00:00:50,000 --> 00:00:52,000 [言葉にするのは簡単ですが 3 00:00:52,000 --> 00:00:56,000 キックボクシングのジムに やって来た彼女は] 4 00:00:56,000 --> 00:00:58,000 ( 男性 ) 楽しく頑張りたいと思います 。 5 00:00:58,000 --> 00:01:00,000 よろしくお願いします 。 ( 一同 ) お願いします 。 6 00:01:00,000 --> 00:01:03,000 それでは 皆さん 自己紹介 。 7 00:01:03,000 --> 00:01:06,000 恵夢です 。 24 歳です 。 8 00:01:09,000 --> 00:01:12,000 ( 男性 ) はい 。 学生時代は? 9 00:01:16,000 --> 00:01:18,000 來夢です 。 10 00:01:28,000 --> 00:01:33,000 [今回の主人公は ちょっと体の硬い 妹の恵夢さん] 11 00:01:33,000 --> 00:01:38,000 ( 男性 ) 1 2 3 4 。 ( 一同 ) 5 6 7… 。 12 00:01:38,000 --> 00:01:41,000 [ 2025 年6月から 13 00:01:41,000 --> 00:01:44,000 夢だったキッチンカービジネスを 立ち上げましたが 14 00:01:44,000 --> 00:01:50,000 いざ始めてみると どうにも思 っ たようにいきません] 15 00:01:55,000 --> 00:01:57,000 大丈夫ですか? 16 00:02:03,000 --> 00:02:05,000 [不穏な空気は 17 00:02:05,000 --> 00:02:08,000 オープンから わずか3カ月で出店した 18 00:02:08,000 --> 00:02:11,000 イベント会場でも 漂っていました] 19 00:02:16,000 --> 00:02:21,000 [この地域で 最大の集客力を誇るイベント] 20 00:02:21,000 --> 00:02:26,000 [行列が絶えず 売り上げは絶好調] 21 00:02:26,000 --> 00:02:28,000 […だったのですが 22 00:02:28,000 --> 00:02:30,000 恵夢さんが 浮かない顔をしていたのは 23 00:02:30,000 --> 00:02:32,000 訳がありました] 24 00:02:39,000 --> 00:02:41,000 [その原因は…] 25 00:02:46,000 --> 00:02:50,000 [父親の竜太さんです] 26 00:02:50,000 --> 00:02:52,000 [娘の力になりたくて 27 00:02:52,000 --> 00:02:55,000 張り切ってくれるのは いいのですが 28 00:02:55,000 --> 00:03:01,000 そもそも 会社経営者である父が この イベント のスポンサーだから 29 00:03:01,000 --> 00:03:05,000 実績もない店に 出店が許されたのです] 30 00:03:07,000 --> 00:03:09,330 [つまりは どんなに売り上げても 31 00:03:09,330 --> 00:03:13,330 しょせん お父さんのおかげでしょ と見られることが 32 00:03:13,330 --> 00:03:17,000 恵夢さんを傷つけていたのです] 33 00:03:17,000 --> 00:03:22,000 [もちろん それは ぜいたくな悩みなのですが…] 34 00:03:43,000 --> 00:03:48,000 [つい反発してしまうのも そんなもやもやがあるからこそ] 35 00:03:52,000 --> 00:03:55,000 [思えば わずか5カ月前] 36 00:03:57,000 --> 00:03:59,330 [キッチンカーの販売店を 37 00:03:59,330 --> 00:04:03,000 親子で仲良く見に来ていた 2人の姿から 38 00:04:03,000 --> 00:04:07,000 あんな未来を想像することさえ できませんでした] 39 00:04:13,000 --> 00:04:16,000 (スタッフ) おはようございます 。 ( 恵夢 ) おはようございます 。 40 00:04:16,000 --> 00:04:20,000 [このとき 恵夢さんは すでに車を契約し 41 00:04:20,000 --> 00:04:26,000 あとは 特注の デザイン が完成するのを 待つだけでしたが…] 42 00:04:31,000 --> 00:04:33,000 ( 竜太 ) 真っすぐ… 。 43 00:04:47,000 --> 00:04:52,000 [むしろ 夢中になっていたのは お父さん] 44 00:04:52,000 --> 00:04:58,000 [このときから 一抹の不安を 感じていたのかもしれません] 45 00:05:01,000 --> 00:05:06,000 [何せ 恵夢さんもまた 独立心旺盛で 46 00:05:06,000 --> 00:05:13,000 美容専門学校を出ると ネイルサロンに勤めたり 47 00:05:13,000 --> 00:05:18,000 テーマパークの アルバイト をしながら 将来の夢を探し続けました] 48 00:05:18,000 --> 00:05:22,000 [そんな中 気付いたのが] 49 00:05:39,000 --> 00:05:43,000 [今 若者たちが憧れる キッチンカー] 50 00:05:43,000 --> 00:05:47,000 [少ない資金で 自分の城が持てるとあって 51 00:05:47,000 --> 00:05:51,000 一見 始めやすいビジネスに 見えますが…] 52 00:05:54,000 --> 00:05:59,000 [一等地に出店し 高い売り上げをキープするのは 53 00:05:59,000 --> 00:06:02,000 至難の業] 54 00:06:02,000 --> 00:06:07,000 [そんな現実を 知ってか知らずか] 55 00:06:07,000 --> 00:06:09,000 (スタッフ) 今日のメンバーは これで? 56 00:06:09,000 --> 00:06:13,000 今日はまた いとこが来ます 。 57 00:06:13,000 --> 00:06:15,000 ( 直子 ) いらっしゃーい 。 58 00:06:15,000 --> 00:06:17,000 お邪魔します 。 59 00:06:17,000 --> 00:06:19,000 [まだ夢見がちだった オープン前は 60 00:06:19,000 --> 00:06:23,000 親戚を招いての試食会も 楽しげでした] 61 00:06:25,000 --> 00:06:29,000 [振る舞ったのは 定番のピザトーストに 62 00:06:29,000 --> 00:06:32,000 ボリューム満点のチキン南蛮] 63 00:06:34,000 --> 00:06:37,000 [それを 奮発して手に入れた 64 00:06:37,000 --> 00:06:40,000 業務用のホットサンドマシンで 焼き上げると…] 65 00:06:42,000 --> 00:06:46,000 [とても いい商品になりそうです] 66 00:06:48,000 --> 00:06:52,000 [ただ こんなときも お父さんは…] 67 00:06:58,000 --> 00:07:02,330 [ 30 年以上培ってきた 経営者としての経験が 68 00:07:02,330 --> 00:07:06,000 つい こんな計算を させてしまいます] 69 00:07:19,000 --> 00:07:24,000 うん 。 うんうんうん…! おいしい おいしい 。 70 00:08:07,000 --> 00:08:10,000 [そう語る お父さんもまた 71 00:08:10,000 --> 00:08:14,000 裸一貫から運送会社を立ち上げた 苦労人です] 72 00:08:35,000 --> 00:08:38,000 [ 「 わが人生 妻子のために 」 ] 73 00:08:38,000 --> 00:08:41,000 [お父さんにとって 仕事とは 74 00:08:41,000 --> 00:08:46,000 全て 家族のため 娘のためのものでした] 75 00:08:46,000 --> 00:08:51,000 [だからこそ 一度 起業したからには] 76 00:09:10,000 --> 00:09:14,000 [内装工事も含め 450 万円] 77 00:09:14,000 --> 00:09:18,000 [こだわりまくった キッチンカー が 納車されてからも 78 00:09:18,000 --> 00:09:22,000 父と娘は まるで二人羽織のように 79 00:09:22,000 --> 00:09:26,000 オープンまでの日々を 共に走り続けました] 80 00:09:28,000 --> 00:09:31,000 [中途半端はするな] 81 00:09:31,000 --> 00:09:35,000 [そんな父の言葉を 娘は心に刻み 82 00:09:35,000 --> 00:09:39,000 自らデザインした装飾や 表に掛けるタペストリーも 83 00:09:39,000 --> 00:09:43,000 全力投球でした] 84 00:09:43,000 --> 00:09:46,000 ( 恵夢 ) 3 2 1 85 00:09:46,000 --> 00:09:48,000 ジャーン 。 86 00:09:59,000 --> 00:10:02,000 [時には こんなビデオまで] 87 00:10:23,000 --> 00:10:27,000 [また あるときは こんな微笑ましい光景も] 88 00:10:31,000 --> 00:10:38,000 60 %… 5時間で 75 % 。 89 00:10:42,000 --> 00:10:45,000 何? 何 何… 。 ( 竜太 ) いいよ いいよ 。 寝な 寝な 。 90 00:10:56,000 --> 00:10:59,000 ( 竜太 ) 寝てないからね 。 91 00:10:59,000 --> 00:11:02,670 [まさに 見ているだけで ほっこりするほどの 92 00:11:02,670 --> 00:11:08,000 2人の初出店は これまた 親戚が店長を務める 93 00:11:08,000 --> 00:11:13,000 野菜直売所のイベント日という 絶好の舞台でした] 94 00:11:15,000 --> 00:11:20,000 [物珍しいキッチンカーには 朝から大行列] 95 00:11:20,000 --> 00:11:22,000 [恵夢さん自慢の ホットサンドは 96 00:11:22,000 --> 00:11:27,000 休む間もないほど 飛ぶように売れてゆきます] 97 00:11:32,000 --> 00:11:37,000 [用意した5種類 100 食は 98 00:11:37,000 --> 00:11:40,000 次々とソールドアウト] 99 00:11:42,000 --> 00:11:44,000 [ただ そんな 100 00:11:44,000 --> 00:11:49,000 仕込んで 出店して 片付けて また仕込みという日々に 101 00:11:49,000 --> 00:11:53,000 ストレスがたまっていったのも 事実でした] 102 00:11:53,000 --> 00:11:58,000 [ 「 私が見た夢は こんな毎日だったのか… 」 と] 103 00:12:05,000 --> 00:12:09,000 同級生は うーん 何か… 。 104 00:12:48,000 --> 00:12:53,000 今は うーん でも まあ… 。 105 00:12:56,000 --> 00:12:58,000 [いい人がいれば] 106 00:12:58,000 --> 00:13:02,000 [その言葉が まさかの伏線になろうとは] 107 00:13:05,000 --> 00:13:08,000 [一方 こちらのお祭り会場に 出店していた 108 00:13:08,000 --> 00:13:12,000 ひときわ目立つ 紫色のキッチンカーにも 109 00:13:12,000 --> 00:13:15,000 父と娘の物語がありました] 110 00:13:18,000 --> 00:13:22,000 お待たせしました 。 バナナチョコクリーム お一つで 。 111 00:13:22,000 --> 00:13:24,000 [彼女の売りは 112 00:13:24,000 --> 00:13:28,000 自ら地元を駆け回って集めた オーガニックな食材と 113 00:13:28,000 --> 00:13:32,000 元イタリアンの料理人という 経験から生み出す 114 00:13:32,000 --> 00:13:35,000 他とは違う味わいです] 115 00:13:38,000 --> 00:13:41,330 [例えば このクレープ生地一枚をと っ ても 116 00:13:41,330 --> 00:13:43,330 焦がしバターを混ぜ込み 117 00:13:43,330 --> 00:13:48,000 フィナンシェのような 独特な風味を生み出しています] 118 00:13:48,000 --> 00:13:52,000 [けれど 決して お高くはとまらず] 119 00:14:02,000 --> 00:14:07,000 [そんな江里奈さんのそばには お父さん] 120 00:14:09,000 --> 00:14:11,000 [いつも明るく 121 00:14:11,000 --> 00:14:14,000 家族のムードメーカーだった 江里奈さんが 122 00:14:14,000 --> 00:14:17,000 「 この仕事 カッコイイ! 」 と目指したのは 123 00:14:17,000 --> 00:14:19,000 料理人でした] 124 00:14:21,000 --> 00:14:24,000 [調理師専門学校を卒業すると 125 00:14:24,000 --> 00:14:28,000 表参道の人気レストランに 就職しますが 126 00:14:28,000 --> 00:14:32,000 コロナ禍に突入し 泣く泣く退職] 127 00:14:35,000 --> 00:14:39,000 [それでも 料理の道は諦められず 128 00:14:39,000 --> 00:14:43,000 480 万円で キッチンカーを購入すると 129 00:14:43,000 --> 00:14:46,000 人生をクレープにかけたのです] 130 00:14:46,000 --> 00:14:48,000 このまま 入れといてもらってもいい? 131 00:14:48,000 --> 00:14:50,000 スプーン 入れたまま 。 132 00:14:50,000 --> 00:14:53,000 [そんな娘の ブレない生き方が 133 00:14:53,000 --> 00:14:57,000 父の道世さんには うれしかったのでしょう] 134 00:14:59,000 --> 00:15:01,000 ( 江里奈 ) ごめん これ洗っといて 。 135 00:15:01,000 --> 00:15:05,000 [どんなに 雑用ばかりを任されても…] 136 00:15:09,000 --> 00:15:11,000 [邪険にされても…] 137 00:15:13,000 --> 00:15:15,000 ( 江里奈 ) チョコの 。 ( 道世 ) チョコ? 138 00:15:17,000 --> 00:15:19,000 ( 道世 ) はい 。 139 00:15:22,000 --> 00:15:26,000 [娘の指示に 黙って従います] 140 00:15:30,000 --> 00:15:33,000 [そんな父の協力もあって 141 00:15:33,000 --> 00:15:36,000 売り上げは 18 万円と最高でしたが 142 00:15:36,000 --> 00:15:40,000 江里奈さんは 少し反省もしていました] 143 00:15:43,000 --> 00:15:46,000 いや~… 。 144 00:15:46,000 --> 00:15:48,000 フフフ… 。 145 00:16:07,000 --> 00:16:11,000 [特に 父と娘はいずこも同じ] 146 00:16:11,000 --> 00:16:14,000 [お互い 素直になれません] 147 00:16:20,000 --> 00:16:22,000 [なぜなら キッチンカーは 148 00:16:22,000 --> 00:16:27,000 出店場所しだいで 天国にも地獄にもなる仕事] 149 00:16:32,000 --> 00:16:35,000 クレープで… あっ こんにちは 。 150 00:16:35,000 --> 00:16:39,000 いってらっしゃーい 。 151 00:16:39,000 --> 00:16:44,000 [毎日がイベント会場 なんてはずもなく] 152 00:16:44,000 --> 00:16:46,000 ( 江里奈 ) はい ありがとうございます 。 153 00:16:46,000 --> 00:16:49,000 ( 子供の話し声 ) ( 江里奈 ) 今度 買いに来てね 。 154 00:16:49,000 --> 00:16:53,000 [この日は 1万円にも届くかどうか] 155 00:16:53,000 --> 00:16:56,000 [片付けさえ おっくうなほどです] 156 00:17:23,000 --> 00:17:28,000 反省会っていうのも… 。 どうでしたかね 。 157 00:17:28,000 --> 00:17:32,000 ( 裕美子 ) アイスがも っ たいないよね あれね だれちゃって 。 158 00:17:47,000 --> 00:17:49,000 ( 江里奈 ) ん? 159 00:17:49,000 --> 00:17:51,000 ( 江里奈 ) 電源 入れた 。 160 00:18:09,000 --> 00:18:12,000 ( 裕美子 ) 怖い 。 161 00:18:12,000 --> 00:18:14,000 ( 裕美子 ) やっぱ… 。 162 00:18:18,000 --> 00:18:20,000 ( 裕美子 ) そう 。 163 00:18:33,000 --> 00:18:36,000 [そんな彼女の本音が こぼれたのは 164 00:18:36,000 --> 00:18:40,000 高校時代の友人たちとの 集まりでした] 165 00:18:40,000 --> 00:18:43,000 [もう子供がいる友達もいれば 166 00:18:43,000 --> 00:18:47,000 交際中の彼の写真を 見せてくる子も] 167 00:19:04,000 --> 00:19:06,000 ( 友人 ) うん 。 168 00:19:14,000 --> 00:19:16,000 …ってのもある 。 169 00:19:27,000 --> 00:19:29,000 [自分で選んだこととはいえ 170 00:19:29,000 --> 00:19:33,000 この不安定な暮らしは いつまで続くのだろう] 171 00:19:33,000 --> 00:19:37,000 [その思いは 両親も] 172 00:19:44,000 --> 00:19:46,000 もちろん… 。 173 00:20:20,000 --> 00:20:24,000 [一方 父との関係が ぎくしゃくし始めた 174 00:20:24,000 --> 00:20:26,000 あの恵夢さんも 175 00:20:26,000 --> 00:20:29,000 中学時代の剣道部仲間と 飲み会です] 176 00:20:29,000 --> 00:20:33,000 [ところが そこにも 何と…] 177 00:20:33,000 --> 00:20:35,000 ⚟ ( 店長 ) 失礼します 。 178 00:20:42,330 --> 00:20:45,000 [ありがたいやら ウザいやら] 179 00:20:45,000 --> 00:20:47,000 [それより…] 180 00:20:53,000 --> 00:20:59,000 [恵夢さんが喜んだのは 仲間からの開業祝いでした] 181 00:20:59,000 --> 00:21:02,000 ( 友人 ) うれしいわ 。 ( 恵夢 ) やった~ ありがとう 。 182 00:21:16,000 --> 00:21:22,000 [と 友人が必死に褒めてくれる中 恵夢さん 突然の爆弾発言です] 183 00:21:26,000 --> 00:21:29,000 ええ~! えっ これ? 184 00:21:31,000 --> 00:21:33,000 知らない 知らない 。 185 00:21:35,000 --> 00:21:38,000 えっ…? ( 友人 ) えっ 何その濁し! 186 00:21:43,000 --> 00:21:47,000 [その話に 誰より ショック を受けていたのは 187 00:21:47,000 --> 00:21:50,000 父 竜太さんでした] 188 00:21:50,000 --> 00:21:53,000 [あれほど応援した キッチンカーだったのに] 189 00:22:19,000 --> 00:22:23,000 [もともと 仲のいい父と娘だからこそ 190 00:22:23,000 --> 00:22:25,000 こじれまくる感情] 191 00:22:31,000 --> 00:22:33,000 [イベントの日は あれほど売れまくった 192 00:22:33,000 --> 00:22:37,000 野菜直売所も 平日となると] 193 00:22:42,000 --> 00:22:47,000 [こんな毎日が 恵夢さんの心を押しつぶします] 194 00:22:51,000 --> 00:22:56,000 [8月には 18 回も出店していた キッチンカーが 195 00:22:56,000 --> 00:22:59,000 彼氏ができた途端 196 00:22:59,000 --> 00:23:02,000 翌月は 11 回に減り 197 00:23:02,000 --> 00:23:07,000 それがまた お父さんの機嫌を 損ねるという悪循環です] 198 00:24:22,000 --> 00:24:26,000 [お父さんの言うことも もっともですが 199 00:24:26,000 --> 00:24:29,000 恵夢さんには恵夢さんの 言い分があります] 200 00:25:23,000 --> 00:25:26,000 [確かに 10 月は 自分の力で 201 00:25:26,000 --> 00:25:29,000 出店場所も開拓しましたが] 202 00:25:47,670 --> 00:25:49,670 (スタッフ) うん だから… 。 203 00:26:04,000 --> 00:26:08,000 [思い詰めた揚げ句 こぼれた言葉は] 204 00:27:47,000 --> 00:27:52,000 [初めは 先輩経営者である お父さんのサポートが 205 00:27:52,000 --> 00:27:55,000 あんなに頼もしかったのに] 206 00:27:57,000 --> 00:28:01,000 [夢見た未来は こんなはずではなかったのに] 207 00:28:08,000 --> 00:28:11,000 [そんな2人が 向き合う日が来ました] 208 00:28:20,000 --> 00:28:22,000 [家を出たい] 209 00:28:22,000 --> 00:28:24,000 [そこまで 追い詰められていた娘に 210 00:28:24,000 --> 00:28:27,000 お父さんが掛けた言葉は] 211 00:28:36,000 --> 00:28:38,000 [最近は 家にさえ戻らなくなった娘に 212 00:28:38,000 --> 00:28:40,000 父が切り出したのは] 213 00:28:50,000 --> 00:28:52,000 ( 恵夢 ) うん 。 214 00:31:28,000 --> 00:31:30,000 ( 竜太 ) えっ? 215 00:32:13,000 --> 00:32:19,000 [そこまで言われ お父さんが 思わず口にしてしまったのは] 216 00:32:33,000 --> 00:32:38,000 [はたから見れば 完全に 売り言葉に買い言葉ですが 217 00:32:38,000 --> 00:32:42,000 一度 口にしてしまった感情は 止まりません] 218 00:33:48,000 --> 00:33:51,000 [話は これで終わりでした] 219 00:34:31,000 --> 00:34:35,000 ( 竜太の挨拶 ) ( 従業員たち ) お疲れさまです 。 220 00:34:35,000 --> 00:34:38,000 [お父さん 明らかに 221 00:34:38,000 --> 00:34:42,000 よかれと思って 掛け続けた言葉が 222 00:34:42,000 --> 00:34:45,000 娘を傷つける とげになっていたことを 223 00:34:45,000 --> 00:34:47,000 後悔していました] 224 00:34:52,000 --> 00:34:55,000 [一方で 恵夢さんは] 225 00:35:28,000 --> 00:35:32,000 [親子のバトルは こちらでも] 226 00:35:47,000 --> 00:35:50,000 [それは 元料理人として 227 00:35:50,000 --> 00:35:54,000 今のトレンドを押さえた 自信作でした] 228 00:36:05,000 --> 00:36:08,000 [と そこへ] 229 00:36:08,000 --> 00:36:10,000 ⚟ ( 裕美子 ) こんにちは 。 (スタッフ) あ~ どうも どうも 。 230 00:36:10,000 --> 00:36:12,000 頑張ってますね 。 231 00:36:21,000 --> 00:36:23,000 ( 江里奈 ) ちょっと貸して 。 232 00:36:37,000 --> 00:36:39,000 ( 裕美子の笑い声 ) 233 00:36:51,000 --> 00:36:53,000 ( 裕美子 ) もういいよ 。 ( 江里奈 ) 話になりません 。 234 00:37:12,000 --> 00:37:14,670 キモっ 。 235 00:37:14,670 --> 00:37:18,000 ババア 。 ( スタッフの笑い声 ) 236 00:37:18,000 --> 00:37:20,000 (スタッフ) 口が悪い 。 237 00:37:20,000 --> 00:37:23,000 いまさらですか? 238 00:37:23,000 --> 00:37:28,000 [自信作を母親に否定され すがるように向かったのは] 239 00:37:32,000 --> 00:37:35,000 [調理師学校時代の恩師の店] 240 00:37:37,000 --> 00:37:40,000 じゃ まず お食事系からいこうかな 。 241 00:37:40,000 --> 00:37:42,330 [と 始めたものの] 242 00:37:42,330 --> 00:37:45,000 恥ずかしい 。 243 00:37:50,000 --> 00:37:54,000 [ここに来たのは 「 私の方が正しい 」 と 244 00:37:54,000 --> 00:37:57,000 証明するためだったのに 恩師の言葉は] 245 00:38:03,000 --> 00:38:07,000 [料理人として自信が揺らぐと つい来てしまう 恩師の店] 246 00:38:19,000 --> 00:38:21,000 ( 江里奈 ) 変わんないの? 247 00:38:21,000 --> 00:38:24,000 ( 江里奈 ) えっ 何でですか? 248 00:38:24,000 --> 00:38:26,000 その姿がさ 。 249 00:38:26,000 --> 00:38:28,670 [料理の道を志した 250 00:38:28,670 --> 00:38:31,000 あのころを思い出させてくれる 251 00:38:31,000 --> 00:38:33,000 恩師の言葉] 252 00:38:37,000 --> 00:38:40,000 [果たして 母親に駄目出しされた味は 253 00:38:40,000 --> 00:38:43,000 どう評価されるのでしょう] 254 00:38:49,000 --> 00:38:52,000 ( 江里奈 ) ホントですか? ( 菊池 ) うん 。 255 00:38:52,000 --> 00:38:54,000 ( 江里奈 ) うれしい! 256 00:38:54,000 --> 00:38:57,000 [ただ 喜んだのもつかの間] 257 00:38:57,000 --> 00:39:00,000 [待っていたのは 意外な言葉でした] 258 00:39:04,000 --> 00:39:06,000 ( 江里奈 ) ホントですか? 259 00:39:56,000 --> 00:39:58,000 [そう いつだって両親は] 260 00:39:58,000 --> 00:40:00,000 ( 江里奈 ) いや~ うれしい 。 261 00:40:08,000 --> 00:40:10,000 それでも… 。 262 00:40:28,000 --> 00:40:31,000 恵まれてる 。 ホントに恵まれてる 。 263 00:40:38,000 --> 00:40:41,000 [いや そんなことはありません] 264 00:40:41,000 --> 00:40:43,000 [本当は 江里奈さんだって 265 00:40:43,000 --> 00:40:47,000 お父さんを頼りにしているはず] 266 00:40:47,000 --> 00:40:52,000 [あのクリスマススペシャルを 売り始めた この日だって] 267 00:40:52,000 --> 00:40:55,000 ( 江里奈 ) お待たせいたしました 番号札1番でお待ちのお客さま 。 268 00:40:57,000 --> 00:41:00,000 ( 江里奈 ) ありがとうございます 。 269 00:41:00,000 --> 00:41:04,000 [ナイスコンビネーションです] 270 00:41:04,000 --> 00:41:08,000 [しかも お父さん 雑用だけでなく 271 00:41:08,000 --> 00:41:11,000 クレープのトッピングまで 任されていました] 272 00:41:17,000 --> 00:41:22,000 [父と娘のキッチンカー これからが楽しみです] 273 00:41:22,000 --> 00:41:24,000 ( 江里奈 ) ありがとうございます 。 274 00:41:24,000 --> 00:41:26,670 [一方 相変わらず恵夢さんは 275 00:41:26,670 --> 00:41:32,000 キッチンカー 出店の準備をするときしか 家に戻っていないよう] 276 00:41:32,000 --> 00:41:36,000 [いったい どうしているのか?] 277 00:41:36,000 --> 00:41:39,000 [最近は あまり手伝っていないという 278 00:41:39,000 --> 00:41:41,000 お姉さんに聞いてみると] 279 00:41:57,670 --> 00:42:00,670 [ここへきて 妹とは違う道を 280 00:42:00,670 --> 00:42:05,000 歩きだそうとしていた來夢さんは こんなことも教えてくれました] 281 00:42:14,000 --> 00:42:18,000 何か あのう… 。 282 00:43:01,000 --> 00:43:04,000 [その話は 本当でした] 283 00:43:10,000 --> 00:43:13,000 曖昧って? (スタッフ) 合間 合間に 。 284 00:43:16,000 --> 00:43:19,000 (スタッフ) ああ~ えっ それは… 。 285 00:43:29,000 --> 00:43:31,000 (スタッフ) ああ~ すごい 。 286 00:43:48,000 --> 00:43:52,000 うん そんな感じなんですよ 。 287 00:43:52,000 --> 00:43:56,000 [ただ 恵夢さんの心は まだ…] 288 00:44:24,000 --> 00:44:27,000 [でも そう言いながら 恵夢さんも 289 00:44:27,000 --> 00:44:32,000 ちょっとずつ 自分のペースを 見つけ始めています] 290 00:44:32,000 --> 00:44:35,000 [自作のメニュー表を リニューアル] 291 00:44:35,000 --> 00:44:37,670 [新たな出店場所も開拓し] 292 00:44:39,330 --> 00:44:41,000 お待たせしました 。 293 00:44:41,000 --> 00:44:45,000 [そう どんな夢だって 一度 走り始めれば 294 00:44:45,000 --> 00:44:49,000 エンストもすれば ガス欠にだってなる] 295 00:44:51,000 --> 00:44:54,000 [だって 夢のキッチンカーは 296 00:44:54,000 --> 00:44:58,000 まだ 走り始めたばかりなのだから]