1 00:00:18,952 --> 00:00:26,193 (沢嶋雄一)え~ アブソリュートポジション N789 W38 E85 S575。 2 00:00:26,193 --> 00:00:29,096 ポジション確認。 3 00:00:29,096 --> 00:00:37,771 アブソリュートタイム B0241523年 36時87分40秒。 4 00:00:37,771 --> 00:00:45,946 西暦変換しますと 1832年2月11日 10時15分。 5 00:00:45,946 --> 00:00:48,282 無事 タイムワープ成功しました。 6 00:00:48,282 --> 00:00:52,653 コードナンバー 679865 これから記録を開始します。 7 00:00:52,653 --> 00:00:58,325 沢嶋雄一 彼は タイムスクープ社より 派遣された ジャーナリストである。 8 00:00:58,325 --> 00:01:00,260 あらゆる時代に タイムワープしながら➡ 9 00:01:00,260 --> 00:01:07,768 時空を超えて 名もなき人々を 記録していく タイムスクープハンターである。 10 00:01:07,768 --> 00:01:11,071 <コードナンバー 679865。➡ 11 00:01:11,071 --> 00:01:13,974 1832年 奥州。➡ 12 00:01:13,974 --> 00:01:18,211 今回の取材対象者 遊歴算家。➡ 13 00:01:18,211 --> 00:01:21,248 旅をしながら 各地で数学を教えている➡ 14 00:01:21,248 --> 00:01:26,320 いわば フリーの数学者である> 15 00:01:26,320 --> 00:01:31,091 この時代の人々にとって 私は 時空を超えた存在となります。 16 00:01:31,091 --> 00:01:33,994 彼らにとって 私は 宇宙人のような存在です。 17 00:01:33,994 --> 00:01:37,531 彼らに接触する際には 細心の注意が必要です。 18 00:01:37,531 --> 00:01:41,835 私自身の介在によって この歴史が 変わる事も ありえるからです。 19 00:01:41,835 --> 00:01:43,770 彼らに 取材を許してもらうためには➡ 20 00:01:43,770 --> 00:01:45,706 特殊な交渉術を用います。 21 00:01:45,706 --> 00:01:49,209 それは 極秘事項となっており お見せする事はできませんが➡ 22 00:01:49,209 --> 00:01:53,413 今回も無事 密着取材する事に成功しました。 23 00:02:01,388 --> 00:02:04,324 <彼らが取り組んでいるのは 和算である。➡ 24 00:02:04,324 --> 00:02:08,161 和算とは 日本独自に発達した数学の事。➡ 25 00:02:08,161 --> 00:02:11,932 江戸時代 和算は次々と 高度な算法が編み出され➡ 26 00:02:11,932 --> 00:02:15,836 爆発的な発展を遂げていた。➡ 27 00:02:15,836 --> 00:02:19,373 庶民の間では 趣味としての和算が広がり➡ 28 00:02:19,373 --> 00:02:24,611 身分や性別を問わずに 日本各地で 親しまれるようになっていた。➡ 29 00:02:24,611 --> 00:02:28,515 この農村も その一つである。➡ 30 00:02:28,515 --> 00:02:31,184 橋爪万作。➡ 31 00:02:31,184 --> 00:02:36,723 彼ら農民に 和算を指導している 若き遊歴算家である> 32 00:02:36,723 --> 00:02:39,559 ここと つないだのよ。 33 00:02:39,559 --> 00:02:46,133 で こっちから 子 丑 寅 卯 辰として➡ 34 00:02:46,133 --> 00:02:50,037 ここの戊 寅 辰と…。 35 00:02:50,037 --> 00:02:54,541 <ここで 彼らが取り組んでいる 問題の一つを紹介しよう> 36 00:02:54,541 --> 00:02:56,510 こっからが分かんねえ。 37 00:02:56,510 --> 00:03:01,248 あと1辺 分かれば 全部分かるんだども➡ 38 00:03:01,248 --> 00:03:04,818 なんぼ考えても 分かんねえじゃ…。 39 00:03:04,818 --> 00:03:07,754 もっと こう 大きな目で見てみっと。 40 00:03:07,754 --> 00:03:13,527 <当時の和算が いかに高度な ものだったかが うかがえる> 41 00:03:13,527 --> 00:03:20,534 戊己自体を1辺とする 鉤股弦として考えてみっと? 42 00:03:24,938 --> 00:03:28,308 己庚も 6尺か。 あっ! 43 00:03:28,308 --> 00:03:34,714 開いて 4尺8寸だ! 義助さん できたでねえすか。 44 00:03:41,221 --> 00:03:43,724 (一同)おお~! 45 00:03:45,225 --> 00:03:50,797 <この村を 取りしきる 名主の田子兵衛。➡ 46 00:03:50,797 --> 00:03:54,668 彼が持ってきたのが算額である。➡ 47 00:03:54,668 --> 00:04:00,907 万作が作った 数学の問題や 解法を書いた絵馬である> 48 00:04:00,907 --> 00:04:03,110 みんなで 早く ほら。 49 00:04:15,188 --> 00:04:20,794 <算額の中には 答えを書かず 問題だけを記したものもあった。➡ 50 00:04:20,794 --> 00:04:22,729 それを 遺題という。➡ 51 00:04:22,729 --> 00:04:25,732 第三者への 挑戦状のようなものだ。➡ 52 00:04:25,732 --> 00:04:30,771 こうした算額の奉納は 当時 日本各地で行われていた。➡ 53 00:04:30,771 --> 00:04:33,106 難問の解答を導いてくれたのは➡ 54 00:04:33,106 --> 00:04:35,709 神仏のご加護であるとの 考えから➡ 55 00:04:35,709 --> 00:04:38,645 こうして神社に奉納していた> 56 00:04:38,645 --> 00:04:43,350 橋爪万作さんに インタビューしたいと思います。 57 00:04:54,961 --> 00:04:58,265 でも あの 今回は 田子兵衛さんとか… 58 00:05:03,703 --> 00:05:07,707 それだけ 先生が大事にされてる って事なんじゃないですか? 59 00:05:18,752 --> 00:05:22,956 それで どうして この土地に? 60 00:05:25,192 --> 00:05:28,628 この村は その途中なんですけれども➡ 61 00:05:28,628 --> 00:05:33,033 名主の田子兵衛さんとか 皆さんに お会いして…。 62 00:05:55,822 --> 00:05:59,125 でも わしだけでねえ。 63 00:06:03,897 --> 00:06:09,402 だから 前からよぉ みんなで まとまって 算学 習える…。 64 00:06:11,972 --> 00:06:14,241 前々から 話してたんよ。 65 00:06:14,241 --> 00:06:19,679 <当時 どの地方にも 数学好きの名士がいたという。➡ 66 00:06:19,679 --> 00:06:23,550 遊歴算家たちは 行く先々で 数学を教える代わりに➡ 67 00:06:23,550 --> 00:06:26,486 宿や食事を 提供してもらっていた。➡ 68 00:06:26,486 --> 00:06:29,489 そんな ある日の事> 69 00:06:34,327 --> 00:06:40,133 <一人の若者が 遠慮がちに 塾をのぞき見ていた> 70 00:06:40,133 --> 00:06:42,836 ちょっと 行ってきます。 71 00:06:46,273 --> 00:06:49,142 昨日も来てたべ。 72 00:06:49,142 --> 00:06:51,077 <名前は与平。➡ 73 00:06:51,077 --> 00:06:54,014 貧しい農家の 三男坊であった> 74 00:06:54,014 --> 00:06:57,517 おら 小作人だで…。 75 00:07:04,624 --> 00:07:08,228 ええって。 それは いい…。 76 00:07:13,900 --> 00:07:16,303 ええって! 77 00:07:16,303 --> 00:07:21,574 <和算に興味はあったが 貧しくて 金が払えないという> 78 00:07:21,574 --> 00:07:24,778 大丈夫だ。 おれから話すから。 79 00:07:28,014 --> 00:07:31,217 <だが 万作は 快く彼を引き入れた> 80 00:07:35,221 --> 00:07:40,393 <翌日 遠慮して 板の間で 和算を学ぶ 与平の姿があった。➡ 81 00:07:40,393 --> 00:07:43,663 貧しくとも学びたい。 好きだから学びたい。➡ 82 00:07:43,663 --> 00:07:49,469 そういう気持ちを 万作は 一番大切にしていた。➡ 83 00:07:49,469 --> 00:07:53,173 そんな万作の塾に 義助が飛び込んできた> 84 00:07:59,145 --> 00:08:01,848 怪しい? うん。 85 00:08:04,084 --> 00:08:07,287 どう怪しいんだよ? 86 00:08:07,287 --> 00:08:11,091 ちょっと 行ってきます。 87 00:08:47,093 --> 00:08:49,396 へえ。 88 00:08:57,971 --> 00:09:00,774 し… 市井の算師⁉ 89 00:09:18,725 --> 00:09:22,829 いやいや いやいや… これは お見それしたなあ。 90 00:09:30,437 --> 00:09:33,440 ハハハハハ…。 91 00:10:01,267 --> 00:10:03,203 <嘉納源三郎。➡ 92 00:10:03,203 --> 00:10:07,207 彼もまた 万作と同じく 遊歴算家の一人だった> 93 00:10:09,943 --> 00:10:13,246 いや 別に 急ぎはしないが。 94 00:10:20,587 --> 00:10:24,290 これは 奇遇だなぁ。 95 00:10:26,860 --> 00:10:30,263 (田子兵衛)一晩なんて…。 96 00:10:30,263 --> 00:10:33,833 (源三郎)おお それは助かるな。 97 00:10:33,833 --> 00:10:38,271 <嘉納源三郎の実力と 江戸の流派というブランドに➡ 98 00:10:38,271 --> 00:10:42,976 田子兵衛は すっかりと心を奪われていた> 99 00:10:44,644 --> 00:10:56,356 ♬~ 100 00:10:56,356 --> 00:11:02,929 <万作は その夜 悔しさを こらえきれない様子であった。➡ 101 00:11:02,929 --> 00:11:07,133 更に 彼に追い打ちをかける 出来事が起こる> 102 00:11:08,801 --> 00:11:12,438 <嘉納源三郎による 新しい塾が開かれた。➡ 103 00:11:12,438 --> 00:11:14,374 流派の名声に ひかれ➡ 104 00:11:14,374 --> 00:11:18,678 万作の塾生のほとんどが 流れてしまったのだ> 105 00:11:27,587 --> 00:11:31,391 <それでも 万作は 残った義助と与平のために➡ 106 00:11:31,391 --> 00:11:35,495 真摯に指導を行っていた> 107 00:11:44,837 --> 00:11:49,676 したっけ また次回 よろしくお願いします。 108 00:11:49,676 --> 00:11:53,279 ありがとうございました。 109 00:11:54,981 --> 00:11:57,283 いや~ ハハハハ…! 110 00:12:01,254 --> 00:12:04,857 ええ まあ。 111 00:12:07,093 --> 00:12:09,896 実はのう…。 112 00:12:30,617 --> 00:12:34,287 なかなか いいとこ 見つかんのうて。 113 00:12:34,287 --> 00:12:37,290 で ほれ… 114 00:12:38,958 --> 00:12:41,661 あっ… いやいや。 115 00:12:45,832 --> 00:12:50,336 先生が いかったら… 116 00:13:00,580 --> 00:13:02,882 いや あの… 117 00:13:05,418 --> 00:13:08,021 なしてよ? 118 00:13:15,128 --> 00:13:18,331 長逗留が過ぎたみてえです。 119 00:13:21,868 --> 00:13:26,806 ああ いや あいつらの事は そうすっけんどよぉ…。 120 00:13:26,806 --> 00:13:32,011 ああ~ 駄目かぁ…。 121 00:13:34,280 --> 00:13:36,883 いい事でねえすか。 122 00:13:39,419 --> 00:13:44,123 うん… まあのう。 よかったでねえすか。 123 00:13:44,123 --> 00:13:46,192 <師匠のいない万作にとって➡ 124 00:13:46,192 --> 00:13:52,632 源三郎の門下に入る事は 悪くはない申し出だった。➡ 125 00:13:52,632 --> 00:13:55,501 だが 一人でやってきた万作には➡ 126 00:13:55,501 --> 00:13:59,372 どうしても譲れない プライドがあった。➡ 127 00:13:59,372 --> 00:14:03,876 結局 彼は 自ら出ていく事に決めた> 128 00:14:13,786 --> 00:14:17,290 入んなせえ。 これ…。 129 00:14:34,607 --> 00:14:37,944 与平! 130 00:14:37,944 --> 00:15:02,135 ♬~ 131 00:15:10,243 --> 00:15:13,079 (田子兵衛)先生。 ああ 田子兵衛さん。 132 00:15:13,079 --> 00:15:15,982 忘れもんは ねえすか? ええ。 133 00:15:15,982 --> 00:15:20,186 いろいろ お世話になりました。 いやぁ なに… 134 00:15:20,186 --> 00:15:23,489 いや いいんですよ。 135 00:15:25,591 --> 00:15:27,894 さあ 参りましょう。 136 00:15:29,495 --> 00:15:34,100 いや 悪い事したみたいでのう…。 いや 気にしないで下さい。 137 00:15:38,838 --> 00:15:43,109 また この辺 来たら 是非 立ち寄って下せえ。 138 00:15:43,109 --> 00:15:47,480 いろいろ お世話になりました。 いやいや こちらこそ どうも。 139 00:15:47,480 --> 00:15:53,085 じゃあ 道中 お気を付けて。 達者でのう。 140 00:15:58,624 --> 00:16:03,396 <万作は 名残を惜しむように 塾を横目に見ながら歩いていく。➡ 141 00:16:03,396 --> 00:16:06,799 私は 今回の取材を これで終えようとした➡ 142 00:16:06,799 --> 00:16:09,702 その時だった> 143 00:16:25,518 --> 00:16:31,524 (源三郎) 拙者は そなたらのためを思うて 申しておるのだ。 144 00:16:41,133 --> 00:16:43,536 なんだ。 145 00:16:43,536 --> 00:16:49,742 実は おらも そう思ってたんです。 146 00:17:07,760 --> 00:17:11,097 <簡単な問題ばかり教える 源三郎と➡ 147 00:17:11,097 --> 00:17:14,634 もっと高度な問題を出してほしい とする塾生との間に➡ 148 00:17:14,634 --> 00:17:17,937 溝が出来ていたのだ> 149 00:17:22,909 --> 00:17:25,211 申したではないか! 150 00:17:28,614 --> 00:17:32,184 三山流の免状を授かった 拙者が➡ 151 00:17:32,184 --> 00:17:36,055 この者たちに合った算術を 教えておるのに➡ 152 00:17:36,055 --> 00:17:39,258 何を心得違いをしておるんだ。 (田子兵衛)いや 申し訳ねえです。 153 00:17:39,258 --> 00:17:41,260 それにだ。 154 00:18:01,948 --> 00:18:05,151 (田子兵衛)出てってけろ! 155 00:18:08,721 --> 00:18:12,124 (源三郎)話が違うではないか! 156 00:18:17,897 --> 00:18:20,199 この者たちに… 157 00:18:37,249 --> 00:18:40,553 なんだ。 先生が思ってる以上に…。 158 00:18:51,831 --> 00:18:54,934 理解できると思ってるのか! 159 00:19:02,208 --> 00:19:04,543 それぐらいの事は… 160 00:19:04,543 --> 00:19:09,682 たわけた事を言うな。 161 00:19:09,682 --> 00:19:14,086 そんな事ありません。 162 00:19:39,245 --> 00:19:41,180 いや それはできん。 163 00:19:41,180 --> 00:19:45,051 わしは 名主殿との約定がある。 164 00:19:45,051 --> 00:19:49,955 故なく それを破るわけにはいかん。 165 00:20:00,266 --> 00:20:02,568 何が 分かってないんだ。 166 00:20:05,504 --> 00:20:11,310 分かった! ならば この者たちにとって… 167 00:20:14,880 --> 00:20:18,584 そなたなのか 拙者なのか。 168 00:21:01,761 --> 00:21:07,566 え~ これから 万作さんが 源三郎さんが出す問題に答えます。 169 00:21:07,566 --> 00:21:11,270 果たして 解けるのでしょうか。 170 00:21:11,270 --> 00:21:15,875 <かくして 2人の進退をかけた 和算の勝負が始まった> 171 00:21:21,547 --> 00:21:26,285 <源三郎が書いた問題を 万作が筆記で解答する> 172 00:21:26,285 --> 00:21:29,488 (田子兵衛)では 参ります。 173 00:21:39,965 --> 00:21:43,302 <当時 彼らが 取り組んでいた問題は➡ 174 00:21:43,302 --> 00:21:46,005 数学的に かなり高度であった。➡ 175 00:21:46,005 --> 00:21:49,642 今の大学レベルを 上回るものもあったという> 176 00:21:49,642 --> 00:22:00,719 ♬~ 177 00:22:00,719 --> 00:22:06,926 <解き方の糸口を見いだそうと 万作は筆を走らせる> 178 00:22:06,926 --> 00:22:22,174 ♬~ 179 00:22:22,174 --> 00:22:24,743 <だが すぐに行き詰まる。➡ 180 00:22:24,743 --> 00:22:27,179 制限時間付きという 慣れない環境の中で➡ 181 00:22:27,179 --> 00:22:33,285 思うように頭が回らないのか いらだちを隠せない> 182 00:22:41,694 --> 00:22:47,700 <解き方が分からないまま いたずらに時間だけがたっていく> 183 00:22:50,169 --> 00:22:55,574 ただいま 10分を経過しましたが➡ 184 00:22:55,574 --> 00:22:59,278 まだまだ 問題は解けてないみたいです。 185 00:23:05,618 --> 00:23:11,423 <さまざまなアプローチを試みるが うまくいかない> 186 00:23:17,596 --> 00:23:21,100 <時間は既に 25分を過ぎていた> 187 00:23:21,100 --> 00:23:54,600 ♬~ 188 00:23:54,600 --> 00:24:00,906 <またしても 迷路に迷い込み 出口が見えない。➡ 189 00:24:00,906 --> 00:24:05,244 辺りに 重い空気が立ちこめる。➡ 190 00:24:05,244 --> 00:24:07,746 ろうそくの炎が あと僅かとなり➡ 191 00:24:07,746 --> 00:24:13,152 もはや あきらめムードが 漂い始めていた> 192 00:24:16,322 --> 00:24:19,625 <だが その時だった> 193 00:24:23,028 --> 00:24:27,599 <開始から 32分。 万作が 再び動きだした。➡ 194 00:24:27,599 --> 00:24:33,238 何かをひらめいたのか 一気に筆を走らせる。➡ 195 00:24:33,238 --> 00:24:36,709 これまでとは違った雰囲気に 一同は期待をかける。➡ 196 00:24:36,709 --> 00:24:40,612 ついに解き方を見つけたのか。➡ 197 00:24:40,612 --> 00:24:43,282 が 次の瞬間…> 198 00:24:43,282 --> 00:24:46,485 あっ! 199 00:24:51,023 --> 00:24:54,360 駄目だ! そっちさ 書くもんねえか⁉ 200 00:24:54,360 --> 00:24:58,197 <すべての紙が ぬれて 使い物に ならなくなってしまった。➡ 201 00:24:58,197 --> 00:25:01,967 解答を書く紙がなければ 勝負が成り立たない。➡ 202 00:25:01,967 --> 00:25:04,303 もう 時間がない。➡ 203 00:25:04,303 --> 00:25:07,106 その時 与平が突然 外に飛び出した> 204 00:25:07,106 --> 00:25:10,976 (田子兵衛)おい 与平!➡ 205 00:25:10,976 --> 00:25:14,279 お前 何してんだ? 206 00:25:16,548 --> 00:25:18,484 すまねえ。 207 00:25:18,484 --> 00:25:48,814 ♬~ 208 00:25:48,814 --> 00:25:52,117 早く 先生! 先生! 209 00:25:58,957 --> 00:26:02,161 ほれ…。 ん! 210 00:26:05,764 --> 00:26:08,867 おらも聞いてねえ。 んだんだ! 211 00:26:43,268 --> 00:26:47,139 (笑い声) 先生! 212 00:26:47,139 --> 00:26:53,278 先生! やった! 213 00:26:53,278 --> 00:26:55,614 先生! 214 00:26:55,614 --> 00:27:00,886 (笑い声) 215 00:27:00,886 --> 00:27:04,089 よかった…! ありがとうな。 216 00:27:04,089 --> 00:27:15,234 ♬~ 217 00:27:15,234 --> 00:27:19,171 <万作が書き記した解答は 記念の算額として➡ 218 00:27:19,171 --> 00:27:23,108 その板のまま 神社に奉納される事になった。➡ 219 00:27:23,108 --> 00:27:29,815 その奇妙な算額は 和算愛好家の間で 噂に上った> 220 00:27:34,419 --> 00:27:42,294 <彼らの知的好奇心や探究心は ますます レベルアップしていった> 221 00:27:42,294 --> 00:28:01,513 ♬~ 222 00:28:01,513 --> 00:28:06,218 え~ 以上 コードナンバー 679865 アウトします。 223 00:28:06,218 --> 00:28:25,904 ♬~