1 00:00:04,104 --> 00:00:07,908 (沢嶋)<名だたる武将たちは 勇敢に戦い 出世し➡ 2 00:00:07,908 --> 00:00:10,811 歴史に名前を残してきた。➡ 3 00:00:10,811 --> 00:00:13,247 名を上げるのに欠かせないもの。➡ 4 00:00:13,247 --> 00:00:17,584 それは 戦場で手柄を立てる事だった。➡ 5 00:00:17,584 --> 00:00:19,520 戦国時代の武士たちは➡ 6 00:00:19,520 --> 00:00:22,256 どのようにして 手柄を立てたのか?➡ 7 00:00:22,256 --> 00:00:25,592 誰が 手柄を認定したのか?➡ 8 00:00:25,592 --> 00:00:28,495 そもそも 「手柄」とは何なのか?➡ 9 00:00:28,495 --> 00:00:32,266 「戦場での手柄」を調査するため 戦国時代へ タイムワープ。➡ 10 00:00:32,266 --> 00:00:35,168 ある武士に 密着取材を行った。➡ 11 00:00:35,168 --> 00:00:37,137 そこで私が見たのは➡ 12 00:00:37,137 --> 00:00:40,140 信じられないような 仰天の光景だった!> 13 00:00:54,288 --> 00:01:01,562 え~ アブソリュートポジション N125 W662 E352 S506。 14 00:01:01,562 --> 00:01:04,464 ポジション確認。 15 00:01:04,464 --> 00:01:10,904 アブソリュートタイム B1855941年 46時18分59秒。 16 00:01:10,904 --> 00:01:13,240 西暦変換しますと➡ 17 00:01:13,240 --> 00:01:17,578 1582年7月5日 9時23分14秒。 18 00:01:17,578 --> 00:01:19,513 無事 タイムワープ 成功しました。 19 00:01:19,513 --> 00:01:21,448 コードナンバー 378462➡ 20 00:01:21,448 --> 00:01:24,017 これから 記録を 開始します。 21 00:01:24,017 --> 00:01:29,590 沢嶋雄一。 彼は タイムスクープ社より 派遣された ジャーナリストである。 22 00:01:29,590 --> 00:01:31,925 あらゆる時代に タイムワープしながら➡ 23 00:01:31,925 --> 00:01:37,230 時空を超えて 名もなき人々を 記録していく タイムスクープハンターである。 24 00:01:47,107 --> 00:01:50,944 <念入りに 鎧や刀を 手入れしている若者がいる。➡ 25 00:01:50,944 --> 00:01:53,847 明日 出陣を控える 若き侍である。➡ 26 00:01:53,847 --> 00:01:58,618 5日前 この辺りを治める領主 高山備前守から➡ 27 00:01:58,618 --> 00:02:03,457 出陣せよという 陣触れがあった。 そのための準備だ。➡ 28 00:02:03,457 --> 00:02:06,226 名前は 石森牛之助。➡ 29 00:02:06,226 --> 00:02:09,129 彼にとって 初めての戦いである。➡ 30 00:02:09,129 --> 00:02:12,899 今回の取材対象は「戦場の手柄」。➡ 31 00:02:12,899 --> 00:02:15,235 初陣に赴く若者に密着し➡ 32 00:02:15,235 --> 00:02:19,106 戦国時代の手柄について 詳しく調査する事にした> 33 00:02:19,106 --> 00:02:24,244 この時代の人々にとって 私は 時空を超えた存在となります。 34 00:02:24,244 --> 00:02:27,581 彼らにとって 私は 宇宙人のような存在です。 35 00:02:27,581 --> 00:02:30,617 彼らに接触するには 細心の注意が必要です。 36 00:02:30,617 --> 00:02:35,255 私自身の介在によって この歴史が 変わる事も ありえるからです。 37 00:02:35,255 --> 00:02:37,190 彼らに 取材を許してもらうためには➡ 38 00:02:37,190 --> 00:02:39,126 特殊な交渉術を用います。 39 00:02:39,126 --> 00:02:42,129 それは 極秘事項となっており お見せする事はできませんが➡ 40 00:02:42,129 --> 00:02:45,832 今回も無事 密着取材する事に成功しました。 41 00:02:53,607 --> 00:02:56,610 すいません。 42 00:03:00,414 --> 00:03:03,216 そうじゃな… 43 00:03:03,216 --> 00:03:06,219 その一言に尽きる。 44 00:03:18,565 --> 00:03:20,567 さよう。 45 00:03:49,930 --> 00:03:52,933 そうですか…。 46 00:04:06,713 --> 00:04:10,517 確かに ひどい事じゃが それでも 手柄は手柄じゃ。 47 00:04:33,240 --> 00:04:36,243 そうですか。 48 00:04:58,932 --> 00:05:01,535 <牛之助の士気は 高まっていた。➡ 49 00:05:01,535 --> 00:05:04,437 目には 闘志が みなぎっている。➡ 50 00:05:04,437 --> 00:05:07,207 彼の夢は 石森家の本家として➡ 51 00:05:07,207 --> 00:05:10,544 一門を取りしきるリーダーに 上り詰める事。➡ 52 00:05:10,544 --> 00:05:13,213 そのためには 何としても 手柄を立てて➡ 53 00:05:13,213 --> 00:05:16,550 名を上げなければならない。➡ 54 00:05:16,550 --> 00:05:18,885 「一番首」とは 戦が始まった時➡ 55 00:05:18,885 --> 00:05:22,222 最初に討ち取った 敵の首の事である。➡ 56 00:05:22,222 --> 00:05:25,225 ここで 私は ある疑問が湧き上がった> 57 00:05:27,394 --> 00:05:30,230 え~ 本部本部 こちら沢嶋 応答願います。 58 00:05:30,230 --> 00:05:32,899 はい こちら古橋です。 59 00:05:32,899 --> 00:05:38,572 今 戦国時代の一番首について 一つ 疑問が生じたんですけど。 60 00:05:38,572 --> 00:05:41,241 はい どのような事でしょうか? 61 00:05:41,241 --> 00:05:44,911 時計も電話もない時代 侍が 首を討ち取った時➡ 62 00:05:44,911 --> 00:05:49,616 どのようにして 一番首が 認められたんでしょうか? 63 00:05:57,257 --> 00:06:00,527 という事は 一番最初に 持っていった首が➡ 64 00:06:00,527 --> 00:06:02,863 一番首という事ですか。 65 00:06:02,863 --> 00:06:06,166 いえ 実は そうではないようです。 66 00:06:13,373 --> 00:06:16,877 例えば 騎馬の侍と 徒歩の侍が 首を取れば➡ 67 00:06:16,877 --> 00:06:21,748 馬で駆けつける方が 当然 到着が早くなりますよね。 68 00:06:21,748 --> 00:06:25,552 そこで到着が遅くても 時間的に 早く 首を取っていれば➡ 69 00:06:25,552 --> 00:06:28,889 徒歩の方を一番首としました。 70 00:06:28,889 --> 00:06:33,226 しかし どちらが先かを 検証するには難しそうですね。 71 00:06:33,226 --> 00:06:35,929 はい。 72 00:06:47,340 --> 00:06:51,211 そうですか ありがとうございました。いえ。 73 00:06:51,211 --> 00:06:54,581 <翌朝。➡ 74 00:06:54,581 --> 00:06:57,918 陣屋には 牛之助の姿があった。➡ 75 00:06:57,918 --> 00:07:00,520 いよいよ 戦が始まろうとしている。➡ 76 00:07:00,520 --> 00:07:05,392 戦国時代 手柄を立てるには いくつか方法がある。➡ 77 00:07:05,392 --> 00:07:09,529 「甲陽軍鑑」では 手柄の立て方が 紹介されている。➡ 78 00:07:09,529 --> 00:07:13,199 まず 最も評価された働きは 「一番槍」。➡ 79 00:07:13,199 --> 00:07:17,537 最前線で 誰よりも先に 槍で敵と戦う事。➡ 80 00:07:17,537 --> 00:07:19,873 次に評価されるのは 「二番槍」。➡ 81 00:07:19,873 --> 00:07:23,743 だが 「三番槍」になると 評価は低くなる。➡ 82 00:07:23,743 --> 00:07:26,746 「二番槍」と同等の評価は 「槍下の働き」。➡ 83 00:07:26,746 --> 00:07:29,883 味方が 槍で戦っている時➡ 84 00:07:29,883 --> 00:07:32,786 そばで援護する者が 槍の下をかいくぐり➡ 85 00:07:32,786 --> 00:07:35,555 刀で 敵を討つ事を言う。➡ 86 00:07:35,555 --> 00:07:38,458 そして 「槍脇」は 槍を持って戦う味方を➡ 87 00:07:38,458 --> 00:07:42,896 刀や弓で援護する事で 二番槍同様 ポイントが高い。➡ 88 00:07:42,896 --> 00:07:46,232 また 軍が退却する時 一人 抜け出して➡ 89 00:07:46,232 --> 00:07:50,904 追ってくる敵と戦う事も 一番槍と同じくらい評価された。➡ 90 00:07:50,904 --> 00:07:54,574 戦況によって 違いはあるものの 身を挺して 勇敢に敵に近づき➡ 91 00:07:54,574 --> 00:07:58,445 接戦を繰り広げた者が 高く評価される。➡ 92 00:07:58,445 --> 00:08:00,847 若き侍 牛之助。➡ 93 00:08:00,847 --> 00:08:04,851 果たして 手柄を立てる事ができるのか?> 94 00:08:08,521 --> 00:08:10,457 はい。 95 00:08:10,457 --> 00:08:12,392 <現れた 一人の武士。➡ 96 00:08:12,392 --> 00:08:15,395 この男こそ 牛之助が尊敬してやまない武士➡ 97 00:08:15,395 --> 00:08:17,397 右衛門佐であった> 98 00:08:21,101 --> 00:08:23,103 いえ… 99 00:08:24,871 --> 00:08:27,540 よ~し その意気じゃ。 100 00:08:27,540 --> 00:08:30,443 <牛之助が 腰に下げていた袋。➡ 101 00:08:30,443 --> 00:08:33,146 それは 首袋であった> 102 00:08:49,796 --> 00:08:52,799 しかと 肝に銘じよ。 はっ。 103 00:08:55,568 --> 00:08:57,570 はっ! 104 00:09:34,407 --> 00:09:37,410 ええ。 105 00:09:42,082 --> 00:09:44,384 そうなんですね。 ああ。 106 00:09:57,230 --> 00:09:59,566 <あくまでも謙遜する 右衛門佐。➡ 107 00:09:59,566 --> 00:10:02,902 数々の武功をあげるも それを誇らない。➡ 108 00:10:02,902 --> 00:10:05,572 人望が厚いのも うなずける。➡ 109 00:10:05,572 --> 00:10:09,442 2時間後。 兵士たちが 指定された配備に就いた。➡ 110 00:10:09,442 --> 00:10:13,446 牛之助が 右衛門佐のそばに 張り付いている。➡ 111 00:10:13,446 --> 00:10:16,916 牛之助は 尊敬する武士を 援護しながら➡ 112 00:10:16,916 --> 00:10:20,753 その戦いぶりを見習おうと 考えていた。➡ 113 00:10:20,753 --> 00:10:23,790 茂みに隠れ 臨戦態勢に入る。➡ 114 00:10:23,790 --> 00:10:29,762 2人は 第二陣として 敵の横から攻め込む役割を担う。➡ 115 00:10:29,762 --> 00:10:34,267 辺りに 異様な緊張感が 張り詰めていた。➡ 116 00:10:34,267 --> 00:10:37,170 今か今かと ほら貝の合図を待つ。➡ 117 00:10:37,170 --> 00:10:39,939 士気が最高潮に高まる。➡ 118 00:10:39,939 --> 00:10:42,275 しかし…。➡ 119 00:10:42,275 --> 00:10:47,580 先に攻め込んでいた部隊が 一斉に退却してきた> 120 00:10:55,288 --> 00:10:57,957 <戦況は芳しくない。➡ 121 00:10:57,957 --> 00:11:02,262 パニックとなり 逃げていく 味方の兵士たち> 122 00:11:09,903 --> 00:11:13,773 <一旦 持ち場を離れる事にした。➡ 123 00:11:13,773 --> 00:11:16,776 右衛門佐が 茂みを進んでいく。➡ 124 00:11:16,776 --> 00:11:20,780 その後を 牛之助が必死に追う> 125 00:11:32,592 --> 00:11:34,928 <退却すると思われた 右衛門佐。➡ 126 00:11:34,928 --> 00:11:36,863 なんと 前線を迂回して➡ 127 00:11:36,863 --> 00:11:40,266 敵兵のいる方角へと 向かっていく。➡ 128 00:11:40,266 --> 00:11:44,971 一体 何をするというのか?> 129 00:11:46,606 --> 00:11:50,476 <茂みを抜けると そこには…> 130 00:11:50,476 --> 00:11:55,949 これは… 敵の むくろでござるな。 131 00:11:55,949 --> 00:11:59,252 (右衛門佐)うむ。 132 00:12:02,221 --> 00:12:05,225 <すると…> 133 00:12:08,561 --> 00:12:12,565 <敵兵の死体に 羽根をつけていく> 134 00:12:21,908 --> 00:12:25,211 「これを」とは…。 135 00:12:26,779 --> 00:12:32,251 問答は後じゃ。 さっさとしろ! はっ…。 136 00:12:32,251 --> 00:12:35,255 <死体に 印をつけていた例は多い> 137 00:12:52,271 --> 00:12:55,942 <だが 今 ここに倒れている敵兵は➡ 138 00:12:55,942 --> 00:12:58,845 右衛門佐が 討ち取ったわけではない。➡ 139 00:12:58,845 --> 00:13:04,217 これは 明らかに 偽装工作であった。➡ 140 00:13:04,217 --> 00:13:10,089 あまりにも予想外の展開に 動揺が隠しきれない 牛之助> 141 00:13:10,089 --> 00:13:15,228 牛之助 早く行くぞ。 142 00:13:15,228 --> 00:13:22,235 <疑問に思いながら 牛之助は 右衛門佐の後をついていく> 143 00:13:23,903 --> 00:13:27,206 あの… 144 00:13:44,924 --> 00:13:47,226 よいか。 145 00:13:58,471 --> 00:14:01,407 さあ 行くぞ。 146 00:14:01,407 --> 00:14:11,084 ♬~ 147 00:14:11,084 --> 00:14:15,388 <右衛門佐は 更に先を行く。➡ 148 00:14:15,388 --> 00:14:19,392 やがて 一本の抜け道に出た> 149 00:14:37,777 --> 00:14:41,247 <敵兵を 待ち伏せするつもりなのか…。➡ 150 00:14:41,247 --> 00:14:45,585 身を隠し じっと息を潜めていた。➡ 151 00:14:45,585 --> 00:14:50,256 牛之助にとって 初めて 敵と 接触できる またとないチャンスだ。➡ 152 00:14:50,256 --> 00:14:55,928 おのずと 槍を持つ手に 力が入る。➡ 153 00:14:55,928 --> 00:14:58,264 やがて…> 154 00:14:58,264 --> 00:15:00,533 (右衛門佐)あの袋じゃ。 155 00:15:00,533 --> 00:15:02,869 <現れたのは 一人の兵士。➡ 156 00:15:02,869 --> 00:15:05,872 首袋を たくさん ぶら下げている> 157 00:15:33,566 --> 00:15:36,903 <右衛門佐が 茂みを飛び出した。➡ 158 00:15:36,903 --> 00:15:42,608 さすがは百戦錬磨の武士 一瞬で兵士をしとめる> 159 00:15:56,088 --> 00:15:58,291 <だが…> 160 00:16:00,526 --> 00:16:04,230 世の習いじゃ。 161 00:16:16,075 --> 00:16:19,378 <…と その時!> 162 00:16:21,214 --> 00:16:23,149 (勘兵衛)見たぜ。 163 00:16:23,149 --> 00:16:26,652 <現れた男は 味方の武士 佐橋勘兵衛> 164 00:16:31,858 --> 00:16:34,861 何を申す。 165 00:16:59,585 --> 00:17:05,291 (右衛門佐)まあ よい。 おぬし… 166 00:17:08,394 --> 00:17:10,696 なに? 167 00:17:31,517 --> 00:17:34,220 証拠は? 168 00:17:34,220 --> 00:17:36,889 先の戦の時も そうであったゆえな。 169 00:17:36,889 --> 00:17:40,560 <何やら また 偽装工作をたくらむ 右衛門佐。➡ 170 00:17:40,560 --> 00:17:44,263 その誘いに 勘兵衛の心が動き始める> 171 00:17:53,906 --> 00:17:56,909 笑止な。 172 00:18:17,863 --> 00:18:20,533 さあ 参るぞ。 173 00:18:20,533 --> 00:18:24,403 <相次ぐ 手柄の偽装。➡ 174 00:18:24,403 --> 00:18:29,875 牛之助の中で 右衛門佐に対する 信頼が 音を立てて崩れ始める。➡ 175 00:18:29,875 --> 00:18:33,212 これが 戦場の現実なのか…。➡ 176 00:18:33,212 --> 00:18:36,549 初陣の牛之助。 気持ちの整理が つかぬまま➡ 177 00:18:36,549 --> 00:18:40,553 ただ 彼らについていく事しか できなかった。➡ 178 00:18:42,221 --> 00:18:47,927 甲州流の軍学では 首取りに関する 不正行為を厳しく戒めている> 179 00:18:55,735 --> 00:18:59,905 <また 戦場に残された病人や 死体の首を切り取ってくる事も➡ 180 00:18:59,905 --> 00:19:02,208 断じて許されない> 181 00:19:10,549 --> 00:19:15,855 <行き着いた先は 一軒の小屋。➡ 182 00:19:15,855 --> 00:19:21,560 ここに 農民たちが鎧や兜を 隠しているらしい> 183 00:19:28,200 --> 00:19:31,203 どこじゃ。 184 00:19:34,073 --> 00:19:37,543 <合戦が終わった戦場では しばしば 農民たちが➡ 185 00:19:37,543 --> 00:19:42,848 戦死した武士から 鎧や兜を略奪したという> 186 00:19:46,552 --> 00:19:50,222 <小屋の中を くまなく探す。 すると…> 187 00:19:50,222 --> 00:19:54,560 ハハハハハ…! 188 00:19:54,560 --> 00:19:57,563 (勘兵衛)おおっ! 189 00:20:02,902 --> 00:20:04,837 3つだな。 190 00:20:04,837 --> 00:20:08,841 <彼らが行おうとしているのは 「作首」であった> 191 00:20:30,129 --> 00:20:34,266 3つじゃ。 (勘兵衛)3つか…。➡ 192 00:20:34,266 --> 00:20:36,936 山分けじゃな。 193 00:20:36,936 --> 00:20:39,271 <…と その時だった!> 194 00:20:39,271 --> 00:20:42,274 (丹波)何やつじゃ! 195 00:20:45,444 --> 00:20:49,281 <突然現れた一人の男 長山丹波。➡ 196 00:20:49,281 --> 00:20:52,184 味方の武士で 右衛門佐よりも位が高い> 197 00:20:52,184 --> 00:20:55,888 何をしておる。 198 00:21:37,263 --> 00:21:42,134 さようにござりまする。 なあ! 199 00:21:42,134 --> 00:21:44,436 (丹波)ふん。 200 00:21:47,273 --> 00:21:51,977 まあ よいわ。 槍使いなら 我には かなうまい。 201 00:21:55,781 --> 00:21:59,285 (右衛門佐 勘兵衛)はっ。 ははっ。 202 00:21:59,285 --> 00:22:03,155 <敵軍に対して 待ち伏せ作戦を決行するという。➡ 203 00:22:03,155 --> 00:22:07,092 敵兵の槍の名手が 向かいの茂みに潜んでいる。➡ 204 00:22:07,092 --> 00:22:12,231 丹波は たった一人 槍で挑もうとしている> 205 00:22:12,231 --> 00:22:20,105 ♬~ 206 00:22:20,105 --> 00:22:25,110 <小屋の隙間から 外の様子をうかがう> 207 00:22:29,582 --> 00:22:33,285 <不気味な静寂> 208 00:22:38,924 --> 00:22:41,827 <そして…。➡ 209 00:22:41,827 --> 00:22:45,264 中央に現れた 赤い甲冑の男。➡ 210 00:22:45,264 --> 00:22:48,167 この男こそ 敵軍の槍の名手➡ 211 00:22:48,167 --> 00:22:50,870 朱槍の作左だ> 212 00:22:52,605 --> 00:22:55,507 (丹波)うおお~っ! 213 00:22:55,507 --> 00:22:59,211 <その姿を確認すると 丹波が飛び出した!> 214 00:23:39,918 --> 00:23:45,257 <お互いに名乗りを上げ 対峙する。➡ 215 00:23:45,257 --> 00:23:50,929 勝てば 確実に 名を上げる事ができる戦いだ> 216 00:23:50,929 --> 00:23:53,832 どうやら 一対一で対決するみたいですね。 217 00:23:53,832 --> 00:23:57,269 一体 どうなるのでしょうか? 218 00:23:57,269 --> 00:24:00,973 <緊張の瞬間> 219 00:24:04,877 --> 00:24:07,880 <果たして…> 220 00:24:09,548 --> 00:24:12,551 やあ! やあ~っ! 221 00:24:14,887 --> 00:24:17,189 いやああっ! 222 00:24:26,498 --> 00:24:29,501 うおおっ! えいっ! 223 00:24:35,908 --> 00:24:38,811 やあああ~っ! 224 00:24:38,811 --> 00:24:42,815 おおっ! やあっ! 225 00:24:46,919 --> 00:24:50,255 <勝負がついた。 丹波の勝利!➡ 226 00:24:50,255 --> 00:24:52,558 だが 次の瞬間…> 227 00:24:56,595 --> 00:24:58,597 (右衛門佐)待て。 228 00:25:07,873 --> 00:25:09,875 なにぃ⁉ 229 00:25:21,220 --> 00:25:24,223 (右衛門佐)何だと⁉ 230 00:25:28,093 --> 00:25:31,230 今 牛之助さんが 飛び出していきました。 231 00:25:31,230 --> 00:25:35,100 大変危険な状況です。 無事に 助ける事ができるんでしょうか。 232 00:25:35,100 --> 00:25:40,105 <敵の矢をかいくぐり 牛之助が 丹波の救出に向かう> 233 00:25:41,874 --> 00:25:44,877 きゃつめ…。 234 00:25:51,550 --> 00:25:56,255 <首をめぐって 醜い争いが起きる> 235 00:25:56,255 --> 00:26:09,535 ♬~ 236 00:26:09,535 --> 00:26:13,839 <袋の中を確認する。 なんと それは…> 237 00:26:18,544 --> 00:26:23,549 <足軽が畑から略奪した スイカだ> 238 00:26:25,417 --> 00:26:28,554 <牛之助が 丹波を抱えて 戻ってくる。➡ 239 00:26:28,554 --> 00:26:32,224 戦国時代 負傷した味方の兵士を 担いで戻る事➡ 240 00:26:32,224 --> 00:26:35,894 戦死した味方の首を 敵に渡さずに搬送する事も➡ 241 00:26:35,894 --> 00:26:39,198 大きな手柄として認められた> 242 00:26:42,768 --> 00:26:45,070 しかし… 243 00:26:48,907 --> 00:26:51,577 <小屋を出ていく 牛之助の姿を見送り➡ 244 00:26:51,577 --> 00:26:54,279 今回の取材を終える事にした> 245 00:27:01,854 --> 00:27:04,156 さようか。 246 00:27:06,525 --> 00:27:08,827 はい。 247 00:27:14,199 --> 00:27:19,204 以上 コードナンバー378462 アウトします。 248 00:27:21,073 --> 00:27:23,208 <戦国の手柄について➡ 249 00:27:23,208 --> 00:27:26,879 知られざる実態を 目の当たりにした 今回の取材。➡ 250 00:27:26,879 --> 00:27:29,214 卑怯な武士が存在している一方➡ 251 00:27:29,214 --> 00:27:32,885 牛之助のような 信念を貫く若者がいた。➡ 252 00:27:32,885 --> 00:27:36,755 その勇敢な行動は 有名な武将にも引けを取らない➡ 253 00:27:36,755 --> 00:27:40,225 価値ある歴史の記録である> 254 00:27:40,225 --> 00:27:58,410 ♬~ 255 00:28:00,078 --> 00:28:22,267 ♬~