1 00:00:03,504 --> 00:00:12,012 ♪~ 2 00:00:13,514 --> 00:00:16,517 {\an8}(湯上)⟨私たちの身近にある…⟩ 3 00:00:20,521 --> 00:00:25,026 {\an8}(湯上)⟨見渡せば必ずと言っていいほど 目に入ってくる…⟩ 4 00:00:27,027 --> 00:00:29,463 {\an8}⟨しかし…⟩ 5 00:00:29,530 --> 00:00:32,967 {\an8}⟨どのようなもの だったのでしょうか?⟩ 6 00:00:33,033 --> 00:00:36,036 {\an8}⟨「目がテン!」が 発明の原点に立ち返る…⟩ 7 00:00:37,538 --> 00:00:39,974 {\an8}⟨もちろん挑戦するのは…⟩ 8 00:00:40,040 --> 00:00:43,477 {\an8}(石田)あ~!アハハ…。 9 00:00:43,544 --> 00:00:47,481 {\an8}(湯上)⟨これまで 極寒の森でニカワを作り…⟩ 10 00:00:47,548 --> 00:00:49,550 {\an8}(石田)どうよ?これ。 11 00:00:54,054 --> 00:00:55,990 {\an8}(湯上)⟨石斧で木を倒して…⟩ 12 00:00:56,057 --> 00:00:57,992 {\an8}(石田)お~ハハハ…。 13 00:00:58,058 --> 00:01:00,060 {\an8}(湯上)⟨舟を作るなど…⟩ 14 00:01:06,000 --> 00:01:10,004 {\an8}(湯上)⟨数々の技術を振り返ってきた この男!⟩ 15 00:01:16,510 --> 00:01:20,448 {\an8}(湯上)⟨古代メソポタミアで発明されたという ガラスを作るため→ 16 00:01:20,514 --> 00:01:23,451 {\an8}鉱山で原料を手に入れ⟩ 17 00:01:23,517 --> 00:01:26,954 (石田)窯?窯から作るんすか? 18 00:01:27,021 --> 00:01:29,023 粘土を掘るってことですか? 19 00:01:45,539 --> 00:01:49,043 {\an8}(湯上)⟨果たして石田さんは…⟩ 20 00:01:55,549 --> 00:01:58,052 (湯上)⟨今回の「目がテン!」は…⟩ 21 00:02:03,991 --> 00:02:06,494 {\an8}(所)今回はガラスに挑戦ですか。 (湯上)はい。 22 00:02:08,496 --> 00:02:10,931 {\an8}はいそうですね。 (所)はい間違いございません。 23 00:02:10,998 --> 00:02:14,001 {\an8}(湯上)今までですねこちら。 24 00:02:18,005 --> 00:02:20,441 {\an8}(湯上)いろんなものを 作ってきましたからね。 25 00:02:20,508 --> 00:02:21,942 {\an8}そう! 26 00:02:22,009 --> 00:02:24,445 {\an8}これまでのものと比べると ガラスって難しそうですよね。 27 00:02:24,512 --> 00:02:26,947 {\an8}(所)そうだね ホントにできたの?石田くん。 28 00:02:27,014 --> 00:02:28,949 {\an8}(湯上)あれっ? 29 00:02:29,016 --> 00:02:30,951 {\an8}ハハハハ! 30 00:02:31,018 --> 00:02:33,954 実は石田さん今回もお芝居の…。 31 00:02:34,021 --> 00:02:35,956 さて今回は ガラスということですが→ 32 00:02:36,023 --> 00:02:39,460 所さんガラス作りというと どんなイメージをお持ちでしょうか? 33 00:02:39,527 --> 00:02:41,962 (所)いや元々のガラスを 作るっていうのは→ 34 00:02:42,029 --> 00:02:43,964 よく知らない どうやって作るんだかね。 35 00:02:44,031 --> 00:02:46,467 だって窯から作るんだろ? あいつは。 36 00:02:46,534 --> 00:02:48,469 (湯上)窯からですよ。 (所)何なの?それ。 37 00:02:48,536 --> 00:02:50,971 (湯上)「人類はこう作った!」なので。 (所)えらい時間かかるじゃんそれ。 38 00:02:51,038 --> 00:02:52,973 (湯上)頑張ってくださいましたね! 39 00:02:53,040 --> 00:02:55,476 {\an8}というわけで 昔の人類が作ったガラスに→ 40 00:02:55,543 --> 00:02:59,480 {\an8}劇団ヨーロッパ企画の 石田剛太さんが迫りました。 41 00:02:59,547 --> 00:03:04,418 {\an8}⟨現代では当たり前のように しかも安く手に入るガラス⟩ 42 00:03:04,485 --> 00:03:06,487 {\an8}⟨しかし…⟩ 43 00:03:09,490 --> 00:03:12,993 (湯上)⟨古代ガラスの研究を 行っている…⟩ 44 00:03:14,495 --> 00:03:16,497 ⟨…によると⟩ 45 00:03:17,998 --> 00:03:20,434 {\an8}⟨1万年以上前から人類は→ 46 00:03:20,501 --> 00:03:24,939 {\an8}溶岩が 急激に冷えた時にできる…⟩ 47 00:03:25,005 --> 00:03:27,942 {\an8}⟨…を 刃物として使っていました⟩ 48 00:03:28,008 --> 00:03:30,945 {\an8}⟨ただしこれは…⟩ 49 00:03:31,011 --> 00:03:35,516 {\an8}⟨…だけで人がガラスを 作っていたわけではありません⟩ 50 00:03:37,518 --> 00:03:40,454 {\an8}⟨人類がガラスを 人工的に作り出したのは→ 51 00:03:40,521 --> 00:03:43,023 {\an8}今から…⟩ 52 00:03:46,026 --> 00:03:49,530 {\an8}(湯上)⟨今のシリアの北部だと 考えられています⟩ 53 00:03:51,532 --> 00:03:55,970 {\an8}⟨現代のガラスは実用品という 側面が強いのですが→ 54 00:03:56,036 --> 00:04:01,542 {\an8}歴史的には宝石に相当する 贅沢品として扱われていました⟩ 55 00:04:04,478 --> 00:04:07,915 {\an8}⟨これは メソポタミアで出土した…⟩ 56 00:04:07,982 --> 00:04:10,417 {\an8}⟨…と考えられて いるものです⟩ 57 00:04:10,484 --> 00:04:14,421 {\an8}⟨製造過程で鉱物を 混ぜることで発色を変え→ 58 00:04:14,488 --> 00:04:17,491 {\an8}あえて色付きのガラスに していたんです⟩ 59 00:04:21,996 --> 00:04:24,932 {\an8}(湯上)⟨これは宝石の トルコ石やラピスラズリの色を→ 60 00:04:24,999 --> 00:04:27,434 {\an8}真似るためになされた 工夫だというのが→ 61 00:04:27,501 --> 00:04:30,004 {\an8}定説になっています⟩ 62 00:04:32,006 --> 00:04:34,441 {\an8}⟨そして…⟩ 63 00:04:34,508 --> 00:04:36,443 {\an8}⟨ようやく人の手で作られた→ 64 00:04:36,510 --> 00:04:40,014 {\an8}ガラスによる 実用品が登場します⟩ 65 00:04:41,515 --> 00:04:45,452 {\an8}⟨コアガラスという技法で作られた 小さな容器です⟩ 66 00:04:45,519 --> 00:04:49,523 {\an8}⟨現代ではほとんど 使われることのない技術⟩ 67 00:04:51,525 --> 00:04:53,527 {\an8}⟨コアガラスは…⟩ 68 00:05:00,534 --> 00:05:03,404 {\an8}(湯上)⟨…作り方をします⟩ 69 00:05:03,470 --> 00:05:07,474 {\an8}⟨そのためコアよりも 大きなものは作れず…⟩ 70 00:05:14,982 --> 00:05:19,420 {\an8}(湯上)⟨皆さんが見たことのある 溶けたガラスを金属棒に付け→ 71 00:05:19,486 --> 00:05:21,922 {\an8}空気を送り込みながら 広げていく手法は→ 72 00:05:21,989 --> 00:05:24,925 {\an8}吹きガラスといい コアガラスの時代から→ 73 00:05:24,992 --> 00:05:28,996 {\an8}1000年以上後になって 使われ始めました⟩ 74 00:05:31,999 --> 00:05:36,003 {\an8}(湯上)⟨ということで 今回は古代メソポタミアの…⟩ 75 00:05:39,506 --> 00:05:43,010 (湯上)⟨挑戦するのは もちろんこの男!⟩ 76 00:05:45,012 --> 00:05:46,947 (石田)おはようございます。 (スタッフ)おはようございます。 77 00:05:47,014 --> 00:05:49,450 (石田)今日も何か作るんですよね? (スタッフ)はい。 78 00:05:49,516 --> 00:05:51,952 じゃあこれお願いします。 (石田)ありがとうございますフフっ。 79 00:05:52,019 --> 00:05:54,455 指示書ですね。 80 00:05:54,521 --> 00:05:56,523 ハハハハ…。 81 00:06:02,529 --> 00:06:04,398 {\an8}(石田)今回ガラスですか? 82 00:06:04,465 --> 00:06:06,400 {\an8}(スタッフ)ガラスやります。 83 00:06:06,467 --> 00:06:08,902 {\an8}(石田)ガラスなんて作れるんですか? 84 00:06:08,969 --> 00:06:13,907 {\an8}(湯上)⟨ガラスの材料となる 珪砂を求めて訪れたのは…⟩ 85 00:06:13,974 --> 00:06:15,909 {\an8}⟨…のとある場所⟩ 86 00:06:15,976 --> 00:06:18,979 (石田)ここは どういった場所になるんですか? 87 00:06:23,484 --> 00:06:25,419 {\an8}>>その原料になる鉱山ですね。 88 00:06:25,486 --> 00:06:27,421 (石田)これが全部? (布広さん)はいそうです。 89 00:06:27,488 --> 00:06:29,423 (石田)これが→ 90 00:06:29,490 --> 00:06:33,427 {\an8}ガラスの原料になるっていう ことなんですね? 91 00:06:33,494 --> 00:06:35,429 {\an8}(布広さん)そうですそうです。 92 00:06:35,496 --> 00:06:38,932 {\an8}(湯上)⟨ここで採掘される珪砂は 品質が高く→ 93 00:06:38,999 --> 00:06:41,435 {\an8}今も 自動車のフロントガラスなど→ 94 00:06:41,502 --> 00:06:45,506 {\an8}高品質なガラスの原料として 使われています⟩ 95 00:06:49,009 --> 00:06:53,514 {\an8}(湯上)⟨こちらで採れる珪砂を 洗ってよく見てみると⟩ 96 00:06:56,517 --> 00:06:59,953 {\an8}(湯上)⟨小さな ガラスビーズのような…⟩ 97 00:07:00,020 --> 00:07:02,456 {\an8}⟨…だと分かります⟩ 98 00:07:02,523 --> 00:07:04,958 {\an8}⟨これは…⟩ 99 00:07:18,472 --> 00:07:20,474 (石田)うおっ。 100 00:07:22,476 --> 00:07:24,912 ハハハ…。 101 00:07:24,978 --> 00:07:27,414 珪砂です。 102 00:07:27,481 --> 00:07:30,417 (湯上)⟨早速珪砂鉱山を掘り⟩ 103 00:07:30,484 --> 00:07:32,486 (石田)すごいっすね。 104 00:07:35,989 --> 00:07:39,493 (湯上)⟨十分な量の珪砂を頂きました⟩ 105 00:07:41,495 --> 00:07:44,431 (スタッフ)珪砂掘れましたね。 (石田)お疲れさまでした頂きました。 106 00:07:44,498 --> 00:07:46,433 {\an8}次は? (スタッフ)では次はこれです。 107 00:07:46,500 --> 00:07:48,502 {\an8}(石田)次何するんすか? 108 00:07:50,003 --> 00:07:54,441 「古代ガラス指示書 貝殻を集めろ」。 109 00:07:54,508 --> 00:07:56,443 貝殻ですか? 110 00:07:56,510 --> 00:07:58,512 えっ貝殻いるんですか? 111 00:08:02,015 --> 00:08:06,954 {\an8}(湯上)⟨実はガラスは珪砂だけで できているわけではありません⟩ 112 00:08:09,456 --> 00:08:11,892 {\an8}⟨ガラスには カルシウムが必要で→ 113 00:08:11,959 --> 00:08:13,961 {\an8}一般的には…⟩ 114 00:08:17,965 --> 00:08:21,401 {\an8}(湯上)⟨しかし石田さんが 今いるのは島根県⟩ 115 00:08:21,468 --> 00:08:24,471 {\an8}⟨そこで 向かったのは宍道湖です⟩ 116 00:08:25,973 --> 00:08:28,475 {\an8}⟨島根といえば…⟩ 117 00:08:29,977 --> 00:08:31,979 {\an8}⟨県庁所在地…⟩ 118 00:08:42,990 --> 00:08:45,425 {\an8}(湯上)⟨そこで今回は 石灰石の代わりに→ 119 00:08:45,492 --> 00:08:48,428 {\an8}シジミの殻を 使うことにしました⟩ 120 00:08:48,495 --> 00:08:50,430 (石田)さぁやって来ましたね。 121 00:08:50,497 --> 00:08:54,001 「しじみ直売所」ですね。 122 00:08:55,502 --> 00:08:58,939 お~すごい! わっすごい大量に。 123 00:08:59,006 --> 00:09:02,943 すごい量ですよね? (江﨑さん)すごい量食べてますね。 124 00:09:06,446 --> 00:09:08,448 {\an8}(石田)…ってことですよね? 125 00:09:10,450 --> 00:09:12,886 {\an8}(湯上)⟨シジミの消費量が多い 松江市では→ 126 00:09:12,953 --> 00:09:14,888 {\an8}地元の企業や団体が→ 127 00:09:14,955 --> 00:09:18,892 {\an8}シジミの殻の 再利用方法を模索しています⟩ 128 00:09:18,959 --> 00:09:23,897 {\an8}⟨現在ではシジミの殻を利用した タンブラーなども作られています⟩ 129 00:09:23,964 --> 00:09:28,402 {\an8}⟨たくさんの方のおかげで ガラスの材料が手に入りました⟩ 130 00:09:28,468 --> 00:09:31,905 {\an8}⟨さぁいよいよ ガラス作りの始まりです!⟩ 131 00:09:31,972 --> 00:09:34,908 (所)溶けたガラスが用意されてて 形を作るわけじゃないのね。 132 00:09:34,975 --> 00:09:37,411 (湯上)はい。 (所)ガラスのもとを作んのね。 133 00:09:37,477 --> 00:09:39,913 できんのかな?これ~。 (湯上)ねぇ~。 134 00:09:39,980 --> 00:09:41,915 古代ガラスの専門家→ 135 00:09:41,982 --> 00:09:45,419 岡山市立オリエント美術館の 四角さんによると→ 136 00:09:45,485 --> 00:09:48,922 ガラスは製造に ものすごい労力が必要な上→ 137 00:09:48,989 --> 00:09:51,425 割れやすいという性質を 持つため→ 138 00:09:51,491 --> 00:09:53,927 当初は日用品としては 使われておらず→ 139 00:09:53,994 --> 00:09:55,929 富の象徴だったのではないかと。 140 00:09:55,996 --> 00:09:58,432 (所)昔はだから貴重なものとして→ 141 00:09:58,498 --> 00:10:00,934 装飾とか宝飾に 使われてたわけでしょ? 142 00:10:01,001 --> 00:10:03,437 (湯上)そうです大事にされていた…。 (所)あらまぁ。 143 00:10:03,503 --> 00:10:05,439 気軽に使えないものだったのね。 144 00:10:05,505 --> 00:10:07,941 (湯上)ここまで珪砂とシジミの殻を 手に入れましたが→ 145 00:10:08,008 --> 00:10:11,445 実はもう1つ 大切なものがあります。 (所)何? 146 00:10:11,511 --> 00:10:13,947 {\an8}(湯上)東京電機大学の 阿部先生によると→ 147 00:10:14,014 --> 00:10:15,949 {\an8}ナトリウムも重要なのだそうです。 148 00:10:16,016 --> 00:10:19,519 {\an8}(所)えっあれだけじゃダメなの? (湯上)そうなんですよ。 149 00:10:22,522 --> 00:10:24,524 {\an8}(湯上)なんと…。 150 00:10:26,526 --> 00:10:28,962 これは 鉄を溶かす温度よりも高く…。 151 00:10:29,029 --> 00:10:30,964 (所)アハハっ。 (湯上)しかもですよ? 152 00:10:31,031 --> 00:10:32,966 鉄の発明は ガラスより後のことなんです。 153 00:10:33,033 --> 00:10:34,968 (所)あ~なるほどほう。 (湯上)当時の人々には→ 154 00:10:35,035 --> 00:10:38,472 そこまで高い温度を出すことは できなかったと思われるんです。 155 00:10:38,538 --> 00:10:41,041 {\an8}(所)なるほどそこで? (湯上)はい! 156 00:10:43,043 --> 00:10:45,979 珪砂と炭酸ナトリウムを 一緒に熱すると→ 157 00:10:46,046 --> 00:10:47,981 二酸化ケイ素の 結び付きの間に→ 158 00:10:48,048 --> 00:10:51,051 {\an8}ナトリウムイオンが 入り込み…。 159 00:10:55,055 --> 00:10:56,990 {\an8}(所)溶ける温度が下がるの? (湯上)そうです。 160 00:10:57,057 --> 00:10:58,992 (所)でも1200℃と 1300℃でしょ? 161 00:10:59,059 --> 00:11:02,929 (湯上)人力でですよしかも。 (所)大変だねぇう~ん。 162 00:11:02,996 --> 00:11:08,435 (湯上)⟨この後ガラスを作るための 窯を作るための粘土を入手!⟩ 163 00:11:08,502 --> 00:11:10,437 (石田)でここでは? 164 00:11:10,504 --> 00:11:12,939 (スタッフ)粘土を。 (石田)粘土? 165 00:11:13,006 --> 00:11:15,008 粘土を掘るってことですか? 166 00:11:15,509 --> 00:11:18,512 ほぉ~まぁそっから。 167 00:11:18,578 --> 00:11:20,580 分かりました。 168 00:11:23,016 --> 00:11:25,452 (湯上)⟨古代ガラスの材料を集めた 石田さん⟩ 169 00:11:25,519 --> 00:11:28,455 ⟨続いては?⟩ 170 00:11:28,522 --> 00:11:30,457 (スタッフ)じゃあ次の指示書です。 (石田)はい。 171 00:11:30,524 --> 00:11:32,459 (スタッフ)お願いします。 (石田)はいお願いします。 172 00:11:32,526 --> 00:11:35,028 どこに来たんですか?これは。 173 00:11:37,030 --> 00:11:38,465 はぁ。 174 00:11:38,532 --> 00:11:41,034 「古代ガラス指示書」。 175 00:11:47,040 --> 00:11:49,476 (石田)窯?窯から作るんすか? 176 00:11:49,543 --> 00:11:51,478 (スタッフ)窯も作ります。 177 00:11:51,545 --> 00:11:54,981 (石田)いや窯はちょっともう…。 178 00:11:55,048 --> 00:11:56,983 だってえっその窯…。 179 00:11:57,050 --> 00:11:59,553 窯から作るんですか。 180 00:12:01,054 --> 00:12:02,989 でここでは? 181 00:12:03,056 --> 00:12:04,925 (スタッフ)粘土を。 (石田)粘土? 182 00:12:04,991 --> 00:12:07,427 粘土を掘るってことですか? 183 00:12:07,494 --> 00:12:10,931 ほぉ~まぁそっから。 184 00:12:10,997 --> 00:12:12,933 分かりました。 185 00:12:12,999 --> 00:12:17,504 {\an8}(湯上)⟨粘土を手に入れるのは またしても島根県⟩ 186 00:12:22,509 --> 00:12:24,444 {\an8}(石田)ここは どういった場所なんですか? 187 00:12:24,511 --> 00:12:27,013 >>ここはですねあの瓦…。 188 00:12:32,018 --> 00:12:33,954 {\an8}(石田)これ粘土ですか。 >>はいそうです。 189 00:12:34,020 --> 00:12:35,956 {\an8}(石田)え~これ全部粘土ですか? >>そうですよ。 190 00:12:36,022 --> 00:12:37,457 {\an8}(石田)え~すごい! 191 00:12:37,524 --> 00:12:40,460 {\an8}今石州瓦と おっしゃいましたけど→ 192 00:12:40,527 --> 00:12:43,463 {\an8}瓦を作ってるんですか? >>そうです。 193 00:12:43,530 --> 00:12:45,532 {\an8}(湯上)⟨島根県の…⟩ 194 00:12:48,535 --> 00:12:50,537 {\an8}(湯上)⟨…として知られています⟩ 195 00:12:52,038 --> 00:12:54,541 {\an8}⟨ここで作られる…⟩ 196 00:13:01,047 --> 00:13:03,483 {\an8}(湯上)⟨普通の粘土だと 高温に耐えられず→ 197 00:13:03,550 --> 00:13:05,919 {\an8}ボロボロになってしまいますが→ 198 00:13:05,986 --> 00:13:08,421 {\an8}石州瓦に使われる粘土なら→ 199 00:13:08,488 --> 00:13:13,426 {\an8}高温に耐えられる窯を作るのに ぴったりだと考えられます⟩ 200 00:13:13,493 --> 00:13:16,429 (石田)何かすごい場所ですね いいですね。 201 00:13:16,496 --> 00:13:18,932 これもう全部粘土ですもんね? 202 00:13:18,999 --> 00:13:22,502 じゃあ…頂きます。 203 00:13:24,004 --> 00:13:26,006 うわっ。 204 00:13:28,508 --> 00:13:30,010 硬っ! 205 00:13:31,511 --> 00:13:33,513 え~? 206 00:13:36,516 --> 00:13:38,952 (石田)ハァ…おっしゃ~…。 207 00:13:39,019 --> 00:13:41,454 ハァハァ…。 208 00:13:41,521 --> 00:13:44,024 あぁ!ハハハ…。 209 00:13:48,528 --> 00:13:50,964 {\an8}(湯上)⟨乾燥して…⟩ 210 00:13:51,031 --> 00:13:52,966 {\an8}⟨…と考えられています⟩ 211 00:13:53,033 --> 00:13:56,970 {\an8}(石田)いやこれ 入っていかないスコップが。 212 00:13:57,037 --> 00:13:58,972 いいねぇ! 213 00:13:59,039 --> 00:14:02,542 ハァハァ…。 214 00:14:08,982 --> 00:14:11,418 (石田)粘土掘りました! 215 00:14:11,484 --> 00:14:13,920 ハァ…。 216 00:14:13,987 --> 00:14:17,490 {\an8}(湯上)⟨窯の材料を手に入れた 石田さんは…⟩ 217 00:14:18,992 --> 00:14:21,428 {\an8}(石田)重い! 218 00:14:21,494 --> 00:14:24,998 (湯上)⟨一気に場所が変わって…⟩ 219 00:14:27,000 --> 00:14:30,003 ⟨石田さんが たどり着いたのは…⟩ 220 00:14:33,006 --> 00:14:36,943 (石田)うわぁ!すごい! 221 00:14:37,010 --> 00:14:39,446 できてる! 222 00:14:39,512 --> 00:14:42,449 できてますねぇ! 223 00:14:42,515 --> 00:14:44,451 {\an8}母屋。 224 00:14:44,517 --> 00:14:48,521 {\an8}(湯上)⟨隈研吾さん設計の母屋が 完成したばかりの…⟩ 225 00:14:52,525 --> 00:14:55,462 (スタッフ)じゃあ今日の作業です。 (石田)はい。 226 00:14:55,528 --> 00:14:57,464 いやすごいな。 (スタッフ)よろしくお願いします。 227 00:14:57,530 --> 00:15:00,533 (石田)指示書すごいっすね。 228 00:15:07,474 --> 00:15:09,909 (石田)「フイゴ」って何ですか? 229 00:15:09,976 --> 00:15:12,979 これ1人でやるんすか? 230 00:15:14,981 --> 00:15:16,916 どうするんだよこれ…。 231 00:15:16,983 --> 00:15:18,985 >>\石田さん/ 232 00:15:20,487 --> 00:15:22,489 \1人じゃないですよ/ 233 00:15:23,990 --> 00:15:26,993 {\an8}(湯上)⟨そこに現れたのは…⟩ 234 00:15:30,997 --> 00:15:33,500 {\an8}>>俺あの…。 235 00:15:37,003 --> 00:15:39,939 {\an8}ほやから粘土とか土を使って→ 236 00:15:40,006 --> 00:15:42,942 何かを作るっていう経験は したことはあります。 237 00:15:43,009 --> 00:15:44,945 (石田)最高や! >>最高でしょ? 238 00:15:45,011 --> 00:15:47,514 (酒井)この…。 239 00:15:49,516 --> 00:15:51,951 {\an8}(石田)うわ!いっつも何かいろいろ 小道具とか作ってるもんな! 240 00:15:52,018 --> 00:15:53,953 >>はい。 強っ。 241 00:15:54,020 --> 00:15:56,456 (石田)めっちゃ助かる。 >>これじゃあ俺任してください。 242 00:15:56,523 --> 00:15:58,958 (石田)ありがとう! 243 00:15:59,025 --> 00:16:01,461 (湯上)⟨さらにもう1人⟩ 244 00:16:01,528 --> 00:16:03,897 {\an8}>>どうもこんにちは。 (石田)こんにちは。 245 00:16:03,963 --> 00:16:06,399 {\an8}「所さんの目がテン!」 石田と申します。 246 00:16:06,466 --> 00:16:09,903 {\an8}>>考古学者の小泉龍人と申します。 247 00:16:09,969 --> 00:16:12,405 {\an8}(湯上)⟨古代メソポタミアで 作られていた→ 248 00:16:12,472 --> 00:16:16,409 {\an8}模様が描かれた彩文土器を 窯から復元するなど→ 249 00:16:16,476 --> 00:16:19,979 {\an8}古代メソポタミアの 研究をしています⟩ 250 00:16:26,486 --> 00:16:29,989 {\an8}>>…と考えています。 (石田)お~すごい! 251 00:16:35,495 --> 00:16:37,931 {\an8}>>いえ残念ながら…。 252 00:16:37,998 --> 00:16:40,433 {\an8}(石田)あっそうなんですね。 253 00:16:40,500 --> 00:16:42,936 {\an8}でも古代ガラスは あるわけですもんね? 254 00:16:43,003 --> 00:16:46,439 そのメソポタミア文明から発掘されてる。 (小泉さん)はい。 255 00:16:46,506 --> 00:16:49,442 (石田)でもそれをどうやって 作っていたかっていうのは→ 256 00:16:49,509 --> 00:16:51,444 分かっていないってことですか? 257 00:16:51,511 --> 00:16:53,446 (小泉さん)実は よく分かっていないところです。 258 00:16:53,513 --> 00:16:55,515 (金丸:酒井:石田)へぇ~。 259 00:17:00,019 --> 00:17:01,955 {\an8}大体…。 260 00:17:02,022 --> 00:17:07,394 {\an8}あ~!じゃあそっからさらに 300℃ぐらい上げないといけない。 261 00:17:07,460 --> 00:17:10,463 {\an8}そうですねはい。 >>可能ですか? 262 00:17:12,465 --> 00:17:14,401 {\an8}うわ~! (石田)ホントですか? 263 00:17:14,467 --> 00:17:17,971 {\an8}(湯上)⟨酒井さんが…⟩ 264 00:17:21,474 --> 00:17:24,477 (湯上)⟨かがくのさとに集まった 林業ボーイズ⟩ 265 00:17:24,544 --> 00:17:27,380 ⟨いよいよ古代ガラス作りに 挑みます⟩ 266 00:17:27,914 --> 00:17:30,049 {\an8}(湯上)⟨ガラスを溶かすための…⟩ 267 00:17:36,556 --> 00:17:39,559 {\an8}(湯上)⟨そのために重要なのが 窯に…⟩ 268 00:17:43,063 --> 00:17:47,567 {\an8}(湯上)⟨そこで窯作りは 石田さんと金丸さんに任せて…⟩ 269 00:17:50,069 --> 00:17:52,071 {\an8}⟨ここで…⟩ 270 00:18:09,022 --> 00:18:11,458 {\an8}(湯上)⟨本体は 見つかっていないものの→ 271 00:18:11,524 --> 00:18:13,960 {\an8}羽口という フイゴと窯をつなぐ部品が→ 272 00:18:14,027 --> 00:18:16,529 {\an8}見つかっているということで⟩ 273 00:18:20,033 --> 00:18:22,469 {\an8}>>…確実? 274 00:18:22,535 --> 00:18:25,472 {\an8}(湯上)⟨フイゴそのものは 発掘されていないので→ 275 00:18:25,538 --> 00:18:27,974 {\an8}今回は…⟩ 276 00:18:28,041 --> 00:18:30,043 {\an8}⟨…を作ります⟩ 277 00:18:31,544 --> 00:18:34,547 ⟨空気を押し出す仕組みを 考えて⟩ 278 00:18:43,056 --> 00:18:47,060 {\an8}(湯上)⟨まずはまとめて パーツを切り出します⟩ 279 00:18:50,063 --> 00:18:51,998 >>え~ちょっとここからは→ 280 00:18:52,065 --> 00:18:55,001 組みながら やっていきたいと思います。 281 00:18:55,068 --> 00:18:59,005 でえ~接着に使うのが→ 282 00:18:59,072 --> 00:19:04,577 {\an8}こちらの 石田さんが準備してくれた…。 283 00:19:06,513 --> 00:19:08,448 {\an8}(湯上)⟨前回作ったニカワ⟩ 284 00:19:08,515 --> 00:19:10,517 {\an8}⟨これを…⟩ 285 00:19:18,525 --> 00:19:20,527 {\an8}(酒井)え~。 286 00:19:24,030 --> 00:19:26,032 {\an8}(酒井)え~。 287 00:19:28,034 --> 00:19:30,970 {\an8}(湯上)⟨しばらく押さえ付けると⟩ 288 00:19:31,037 --> 00:19:33,540 {\an8}(酒井)はいはいはいはい。 289 00:19:35,041 --> 00:19:36,976 (湯上)⟨古代接着剤ニカワで→ 290 00:19:37,043 --> 00:19:40,480 木材をくっつけることが できました⟩ 291 00:19:40,547 --> 00:19:44,484 (酒井) 完全に接着されております。 292 00:19:44,551 --> 00:19:47,053 {\an8}(湯上)⟨続く作業も…⟩ 293 00:19:56,062 --> 00:19:58,064 (酒井)開いた。 294 00:20:00,066 --> 00:20:02,569 {\an8}(酒井)開きましたこれ…。 295 00:20:07,006 --> 00:20:10,944 (酒井)もうちょっとこの辺 キレイにしようと思います。 296 00:20:11,010 --> 00:20:12,512 はい。 297 00:20:14,013 --> 00:20:15,949 (湯上)⟨固定カメラだけが見守る中→ 298 00:20:16,015 --> 00:20:20,520 着々と仕事をこなし1日目終了⟩ 299 00:20:26,025 --> 00:20:29,963 (湯上)⟨頭の中の図面に沿って 加工していきます⟩ 300 00:20:30,029 --> 00:20:32,532 {\an8}⟨果たして…⟩ 301 00:20:37,036 --> 00:20:38,972 >>フイゴがだいぶできてきました。 302 00:20:39,038 --> 00:20:41,474 でえ~ピストン。 303 00:20:41,541 --> 00:20:43,476 これを中に→ 304 00:20:43,543 --> 00:20:46,479 これがねこの箱の中で動いて→ 305 00:20:46,546 --> 00:20:49,048 空気を送るわけなんですけど。 306 00:20:54,554 --> 00:20:57,490 {\an8}OKこれでニカワが固まれば→ 307 00:20:57,557 --> 00:21:00,493 ふたもできて。 308 00:21:00,560 --> 00:21:03,563 完成ということでございます。 309 00:21:23,016 --> 00:21:28,021 {\an8}(湯上)⟨その圧力が弁を押しのけて 空気が出てきます⟩ 310 00:21:31,024 --> 00:21:34,961 {\an8}(湯上)⟨構造を工夫してレバーを…⟩ 311 00:21:35,028 --> 00:21:37,530 {\an8}⟨…ようにしました⟩ 312 00:21:51,044 --> 00:21:52,979 {\an8}(所)これ。 (湯上)来てくださいました。 313 00:21:53,046 --> 00:21:54,981 {\an8}(所)酒井式フイゴが面白いじゃない。 (湯上)ハハハ…! 314 00:21:55,048 --> 00:21:56,983 {\an8}オリジナルなんでね。 (所)行ったり来たりで→ 315 00:21:57,050 --> 00:21:59,485 両方出るんだもんね 素晴らしいよこれはね。 316 00:21:59,552 --> 00:22:01,487 (湯上)今所さんの目の前にあるのが→ 317 00:22:01,554 --> 00:22:04,991 {\an8}今回集めた ガラスの材料となる…。 318 00:22:07,493 --> 00:22:10,430 {\an8}(所)あらシジミの殻も 粉になっちゃったねとうとう。 319 00:22:10,496 --> 00:22:12,432 {\an8}(湯上)そうなんです実は→ 320 00:22:12,498 --> 00:22:15,435 {\an8}石田さんこんな 苦労もしていたんです。 (所)何? 321 00:22:15,501 --> 00:22:19,439 {\an8}(湯上)⟨作業中ピザ窯に火を入れて→ 322 00:22:19,505 --> 00:22:22,008 {\an8}その炎で…⟩ 323 00:22:24,510 --> 00:22:26,946 (石田)これを 粉々に砕くってことですよね? 324 00:22:27,013 --> 00:22:29,449 これ多分今ね もうちょっとねほら。 325 00:22:29,515 --> 00:22:31,951 もう手でもこう砕けるぐらい。 326 00:22:32,018 --> 00:22:34,020 (所)お~。 (湯上)うんバリバリ。 327 00:22:35,521 --> 00:22:38,458 {\an8}(石田)こんぐらい出して。 328 00:22:38,524 --> 00:22:42,528 あ~もう!焼いたんで 簡単に砕けていきます。 329 00:22:44,030 --> 00:22:48,468 (湯上)⟨木づちでたたくと 簡単に粉になっていきます⟩ 330 00:22:48,534 --> 00:22:52,472 (石田)結構粉末状に なってるんじゃないでしょうか? 331 00:22:52,538 --> 00:22:56,476 こういうのをちょっと たくさん作っていきます。 332 00:22:56,542 --> 00:22:58,478 (所)粉になったね~。 (湯上)なりましたね。 333 00:22:58,544 --> 00:23:00,980 (所)まぁあとはフイゴもできたし。 (湯上)できました。 334 00:23:01,047 --> 00:23:02,982 (所)材料もそろったから。 (湯上)ありますし。 335 00:23:03,049 --> 00:23:05,418 (所)もうあとは窯だね! (湯上)窯ですよ~。 336 00:23:05,485 --> 00:23:07,420 (所)はいはいいよいよ窯ですか。 337 00:23:07,487 --> 00:23:11,424 (湯上)次回は「人類はこう作った! 古代ガラス後編」です。 338 00:23:11,491 --> 00:23:13,426 ⟨いよいよ窯作り開始!⟩ 339 00:23:13,493 --> 00:23:16,429 ⟨粘土とレンガに向き合うこと 4日⟩ 340 00:23:16,496 --> 00:23:20,933 >>んっ…んっ…あぁ…。 341 00:23:21,000 --> 00:23:25,438 {\an8}(酒井) もう下半身はできてると思う。 342 00:23:25,505 --> 00:23:27,507 {\an8}(石田)あっつい…。 343 00:23:29,008 --> 00:23:31,444 {\an8}(湯上)⟨果たして窯の温度は 古代ガラスに必要な→ 344 00:23:31,511 --> 00:23:34,447 {\an8}1200℃まで 上がるのでしょうか?⟩ 345 00:23:34,514 --> 00:23:36,949 {\an8}⟨そしてガラスはできるのか?⟩ 346 00:23:37,016 --> 00:23:38,951 {\an8}(三浦)すげ~! (湯上)え~! 347 00:23:39,018 --> 00:23:40,953 {\an8}(所)次回できるのかなぁ? (湯上)どうなるかな~? 348 00:23:41,020 --> 00:23:43,022 {\an8}(所)お楽しみに~。