1 00:00:04,005 --> 00:00:12,012 ♪~ 2 00:00:13,514 --> 00:00:17,017 {\an8}(並木)⟨美しい自然風景と…⟩ 3 00:00:19,520 --> 00:00:23,524 {\an8}⟨そしてさまざまな 観光スポットがそろっている…⟩ 4 00:00:25,026 --> 00:00:29,530 {\an8}⟨観光地として 人気の場所ですが実は…⟩ 5 00:00:31,031 --> 00:00:33,033 {\an8}⟨…な場所なんです⟩ 6 00:00:34,034 --> 00:00:36,036 ⟨研究者は⟩ 7 00:00:46,547 --> 00:00:49,049 {\an8}(並木)⟨伊豆半島を見れば…⟩ 8 00:00:50,551 --> 00:00:53,988 {\an8}⟨…ってどういうこと?⟩ 9 00:00:54,054 --> 00:00:55,489 {\an8}先生すごい! 10 00:00:55,556 --> 00:00:59,994 {\an8}⟨私並木がその理由を徹底調査⟩ 11 00:01:00,060 --> 00:01:02,563 {\an8}こんな経験したことないです私。 12 00:01:12,006 --> 00:01:14,008 {\an8}(並木)へぇ~。 13 00:01:20,514 --> 00:01:26,954 (並木)⟨さらにマグマがつくり出した 六角形の柱や→ 14 00:01:27,021 --> 00:01:30,958 海底火山が生み出した 真っ白な崖など→ 15 00:01:31,025 --> 00:01:34,028 不思議な光景がいっぱい⟩ 16 00:01:36,530 --> 00:01:39,033 {\an8}>>そうですはい。 17 00:01:40,534 --> 00:01:42,536 {\an8}(並木)⟨知れば…⟩ 18 00:01:45,039 --> 00:01:48,042 {\an8}⟨本日の「目がテン!」は…⟩ 19 00:01:53,047 --> 00:01:55,483 {\an8}(所)伊豆半島と大陸誕生。 20 00:01:55,549 --> 00:01:57,985 {\an8}壮大過ぎて 何か結び付きませんけども。 21 00:01:58,052 --> 00:02:00,488 {\an8}(並木)いや~もう 知っていると知らないとでは→ 22 00:02:00,554 --> 00:02:02,490 {\an8}伊豆の印象が 全然変わるんですよ。 23 00:02:02,556 --> 00:02:04,425 {\an8}(所)そうなんだ。 24 00:02:04,492 --> 00:02:06,927 であなたは?であなたは? 25 00:02:06,994 --> 00:02:09,430 {\an8}(藤田)私ですか? はい鉄道大好きでございます。 26 00:02:09,497 --> 00:02:11,932 {\an8}今回はですね 後輩の並木アナウンサーが→ 27 00:02:11,999 --> 00:02:13,934 {\an8}伊豆の取材をしてきた ということで。 28 00:02:14,001 --> 00:02:17,438 {\an8}あの実は所さん 鉄道だけではなくて私…。 29 00:02:17,505 --> 00:02:19,440 {\an8}フフフ…! (所)地学も好きなの? 30 00:02:19,507 --> 00:02:21,442 (藤田)なので近くで見守りたいなと 思いまして→ 31 00:02:21,509 --> 00:02:23,944 助けが必要であればさりげなく サポートしようかなと思っています。 32 00:02:24,011 --> 00:02:26,447 (所)余計ドキドキするよね? (並木)ドキドキが…。 33 00:02:26,514 --> 00:02:29,450 (所)余計ドキドキするんですけど! (藤田)早速サポートしたいと思います。 34 00:02:29,517 --> 00:02:31,952 {\an8}並木アナウンサーなんですが…。 35 00:02:32,019 --> 00:02:35,523 {\an8}…したことがあるんですよ。 (所)えぇ~! 36 00:02:36,524 --> 00:02:39,460 {\an8}すごいね。 (並木)ありがとうございます。 37 00:02:39,527 --> 00:02:42,029 {\an8}絵画大好きで今回も…。 38 00:02:43,531 --> 00:02:45,466 {\an8}(所)あっいいねいいねいいね。 39 00:02:45,533 --> 00:02:48,469 (並木)今回私が行ってきた伊豆半島は→ 40 00:02:48,536 --> 00:02:51,972 東京からも近くて観光地として 人気の場所なんですが→ 41 00:02:52,039 --> 00:02:55,976 この伊豆半島は大陸形成の プロセスが分かる場所として→ 42 00:02:56,043 --> 00:02:59,480 世界の研究者に注目されている 場所でもあるんです。 43 00:02:59,547 --> 00:03:01,982 (所)世界でも重要な所なの?ここは。 44 00:03:02,049 --> 00:03:05,920 {\an8}(並木)そうなんです世界中の学者が 注目している場所です。 45 00:03:05,986 --> 00:03:08,923 {\an8}まずは他に類を見ない 伊豆半島の成り立ちについて→ 46 00:03:08,989 --> 00:03:10,991 {\an8}調べてきました。 47 00:03:12,493 --> 00:03:15,996 {\an8}⟨静岡県東部に位置する…⟩ 48 00:03:25,506 --> 00:03:27,942 {\an8}(並木)⟨一体この伊豆半島の何が→ 49 00:03:28,008 --> 00:03:31,011 {\an8}世界的に貴重なのでしょうか?⟩ 50 00:03:33,013 --> 00:03:36,517 {\an8}⟨まず訪れたのはこちらの山道⟩ 51 00:03:38,519 --> 00:03:41,455 ⟨伊豆エリアから 北におよそ30km離れた→ 52 00:03:41,522 --> 00:03:43,524 山の中です⟩ 53 00:03:45,526 --> 00:03:49,463 ⟨実はこの辺りは伊豆半島の 成り立ちを知ることができる→ 54 00:03:49,530 --> 00:03:52,533 とっても重要な場所なんです⟩ 55 00:03:54,034 --> 00:03:56,470 こんにちは よろしくお願いします。 56 00:03:56,537 --> 00:03:58,472 >>はいこんにちは よろしくお願いします。 57 00:03:58,539 --> 00:04:00,474 遠藤です。 58 00:04:00,541 --> 00:04:02,476 (並木)⟨美しい伊豆創造センターで→ 59 00:04:02,543 --> 00:04:06,914 岩石学を専門に研究を行う 遠藤さん⟩ 60 00:04:06,981 --> 00:04:10,417 ⟨静岡大学で客員准教授として→ 61 00:04:10,484 --> 00:04:13,921 伊豆半島の地質の講義も 行っています⟩ 62 00:04:13,988 --> 00:04:15,923 こちら どういった場所なんですか? 63 00:04:15,990 --> 00:04:17,992 {\an8}>>はいこの場所は…。 64 00:04:21,996 --> 00:04:26,433 (並木)もう今歩いてきたんですけど 何げない山道→ 65 00:04:26,500 --> 00:04:28,435 …っていうイメージでした。 >>そうですねはい。 66 00:04:28,502 --> 00:04:32,006 {\an8}この先ちょっと歩いていくと…。 67 00:04:34,008 --> 00:04:36,510 {\an8}(並木)秘密がすごい…。 68 00:04:38,512 --> 00:04:42,016 {\an8}⟨一体どんな秘密が あるのでしょうか?⟩ 69 00:04:43,517 --> 00:04:45,953 >>さぁこの辺にちょっとあの…。 70 00:04:46,020 --> 00:04:48,455 何か気付くことありませんか? 71 00:04:48,522 --> 00:04:50,524 (並木)何か気付くこと? 72 00:04:53,527 --> 00:04:57,464 {\an8}>>そうですねフフあの…。 73 00:04:57,531 --> 00:04:59,533 {\an8}(並木)断層? >>はい。 74 00:05:09,476 --> 00:05:13,480 (並木)⟨この場所に その断層が見られるのですが⟩ 75 00:05:15,482 --> 00:05:18,986 ⟨ここがその断層の境目⟩ 76 00:05:21,989 --> 00:05:25,492 {\an8}(並木)へぇ~言われてみれば…。 77 00:05:34,001 --> 00:05:39,006 (並木)⟨でもこの断層の何が 特別なのでしょうか?⟩ 78 00:05:41,508 --> 00:05:44,945 >>断層っていうのは 日本中にたくさんあるんですね。 79 00:05:45,012 --> 00:05:49,016 この場所はそれに加えて…。 80 00:05:55,522 --> 00:05:57,524 {\an8}(スタジオ:所)そうなの!? 81 00:06:02,029 --> 00:06:04,965 {\an8}(並木)え~!そうなんですか! 82 00:06:06,467 --> 00:06:09,903 {\an8}⟨地球の表面は 何枚かの固い岩盤→ 83 00:06:09,970 --> 00:06:11,905 {\an8}プレートで構成されており→ 84 00:06:11,972 --> 00:06:15,909 {\an8}大陸はその上にのっています⟩ 85 00:06:15,976 --> 00:06:18,912 {\an8}⟨そのプレートが動くことで 大陸も移動し→ 86 00:06:18,979 --> 00:06:21,482 {\an8}形を変えてきました⟩ 87 00:06:22,983 --> 00:06:24,918 {\an8}⟨日本列島は主に→ 88 00:06:24,985 --> 00:06:27,988 {\an8}4つのプレートの上に のっているのですが⟩ 89 00:06:29,990 --> 00:06:35,929 {\an8}⟨私たちがいるちょうどここは その2枚のプレートの境界⟩ 90 00:06:35,996 --> 00:06:41,502 ⟨なので地質学的には ここまでが伊豆半島なんです⟩ 91 00:06:43,003 --> 00:06:46,507 {\an8}⟨そしてこのプレートの境界が…⟩ 92 00:06:49,009 --> 00:06:51,512 {\an8}⟨どういうことかというと⟩ 93 00:06:53,013 --> 00:06:55,949 {\an8}⟨現在の伊豆半島はここですが→ 94 00:06:56,016 --> 00:06:58,952 {\an8}今からおよそ2000万年前→ 95 00:06:59,019 --> 00:07:03,457 {\an8}現在の硫黄島付近にある 海底火山群でした⟩ 96 00:07:05,959 --> 00:07:09,897 {\an8}⟨その海底にある複数の火山が 噴火を繰り返しながら→ 97 00:07:09,963 --> 00:07:12,466 {\an8}島を形成したんです⟩ 98 00:07:13,967 --> 00:07:17,905 {\an8}⟨その後その島がのっている 海のプレートが→ 99 00:07:17,971 --> 00:07:20,908 {\an8}長い時間をかけて 本州がのっている→ 100 00:07:20,974 --> 00:07:24,478 {\an8}陸のプレートに衝突し隆起⟩ 101 00:07:26,980 --> 00:07:29,917 {\an8}⟨半島では 陸上のあちこちで噴火が起き→ 102 00:07:29,983 --> 00:07:31,919 {\an8}より陸地が広がって→ 103 00:07:31,985 --> 00:07:36,423 {\an8}現在の伊豆半島の地形を つくったんです⟩ 104 00:07:36,490 --> 00:07:39,493 {\an8}その今あったお話の…。 105 00:07:41,495 --> 00:07:45,499 {\an8}>>そうですね その頃にぶつかった…。 106 00:07:47,501 --> 00:07:49,937 {\an8}…がここに 見えているということですね。 107 00:07:50,003 --> 00:07:51,939 {\an8}(並木)へぇ~。 108 00:07:52,005 --> 00:07:54,942 ⟨プレートの衝突によってできた 伊豆半島は→ 109 00:07:55,008 --> 00:07:57,444 大陸形成のプロセスが 分かる場所として→ 110 00:07:57,511 --> 00:08:00,447 注目されているんです⟩ 111 00:08:00,514 --> 00:08:04,384 (所)2000万年間に 数百km南にあった!? 112 00:08:04,451 --> 00:08:06,887 い…伊豆が!? (並木)はい。 113 00:08:06,954 --> 00:08:08,956 {\an8}(所)もうすごい話ですね。 114 00:08:10,457 --> 00:08:12,893 {\an8}(並木)ホントスケールが違いますよね。 115 00:08:12,960 --> 00:08:16,396 {\an8}(所)ビックリしたこっち側が本州で そっちがフィリピンのあれって。 116 00:08:16,463 --> 00:08:18,398 {\an8}あそこにあるって。 (並木)ホントそうですよね。 117 00:08:18,465 --> 00:08:20,901 {\an8}(所)見に行きたくなった人 たくさんいるんじゃない? 118 00:08:20,968 --> 00:08:24,404 {\an8}(並木)私もすごく興奮しました 見てて。 119 00:08:24,471 --> 00:08:28,976 ⟨この後そのまま残っている? 海底火山の痕跡を観察!⟩ 120 00:08:31,111 --> 00:08:34,848 (並木)こんなにキレイになるんですね! 121 00:08:37,484 --> 00:08:41,421 {\an8}(並木)⟨およそ2000万年前に 海底で起こった火山現象が→ 122 00:08:41,488 --> 00:08:44,992 {\an8}今陸上で見られる場所が あるんです⟩ 123 00:08:46,493 --> 00:08:50,497 {\an8}⟨その海底火山を観察するため 訪れたのは…⟩ 124 00:08:53,500 --> 00:08:56,937 (並木)伊豆半島で 海底火山の痕跡が見られるのは→ 125 00:08:57,004 --> 00:08:59,439 世界的にどう珍しいんですか? 126 00:08:59,506 --> 00:09:03,443 >>はい海底火山の噴出物とか→ 127 00:09:03,510 --> 00:09:06,380 こういう名残が 見られる場所っていうのは→ 128 00:09:06,446 --> 00:09:11,385 日本中それから世界中にも 他にもたくさんあるんですね。 129 00:09:11,451 --> 00:09:14,888 それだけでは 世界的な重要性っていうのは→ 130 00:09:14,955 --> 00:09:17,958 それほど 大きくはないんですけど。 131 00:09:33,473 --> 00:09:37,411 {\an8}(並木)⟨この堂ヶ島では 海底で起こった火山現象が→ 132 00:09:37,477 --> 00:09:41,481 {\an8}変質していない状態で 見られるというんです⟩ 133 00:09:42,983 --> 00:09:45,419 先生すごいこれも…。 >>はい。 134 00:09:45,485 --> 00:09:48,922 (並木)何か普段見ないような…→ 135 00:09:48,989 --> 00:09:51,925 ものですけれども これも痕跡ですか? 136 00:09:51,992 --> 00:09:53,927 >>まさにそうですね。 (並木)へぇ~。 137 00:09:53,994 --> 00:09:55,996 {\an8}>>これも…。 138 00:09:57,497 --> 00:10:01,501 {\an8}今並木さんが立ってる所から ずっと上まで…。 139 00:10:03,003 --> 00:10:07,874 {\an8}中に入っているのは ガサガサした穴が開いた軽石。 140 00:10:07,941 --> 00:10:10,944 (並木)ホントだ穴開いてますね 近くで見ると。 141 00:10:11,945 --> 00:10:14,948 {\an8}⟨この白い壁の正体は…⟩ 142 00:10:16,950 --> 00:10:19,453 {\an8}⟨噴出した…⟩ 143 00:10:27,461 --> 00:10:30,397 {\an8}(並木)⟨そのため密度が非常に小さく→ 144 00:10:30,464 --> 00:10:34,468 {\an8}水に浮くほど軽いという 特徴があります⟩ 145 00:10:43,977 --> 00:10:45,912 (並木)⟨崩れやすい軽石ですが→ 146 00:10:45,979 --> 00:10:48,915 比較的新しい時代に できたものなので→ 147 00:10:48,982 --> 00:10:51,418 まだ風化が進んでおらず→ 148 00:10:51,485 --> 00:10:54,488 そのままに近い形を 保っているんです⟩ 149 00:10:55,989 --> 00:10:58,425 ⟨そしてさらに先へ進むと→ 150 00:10:58,492 --> 00:11:01,995 先ほどとは違った光景が 広がっていました⟩ 151 00:11:03,930 --> 00:11:06,433 {\an8}何かまた…。 152 00:11:08,435 --> 00:11:10,370 {\an8}…がたくさんありますね。 153 00:11:10,437 --> 00:11:15,442 色が全然違いますし 大きさも全然違いますね。 154 00:11:16,943 --> 00:11:20,380 ⟨先ほどは 白い軽石の地層でしたが→ 155 00:11:20,447 --> 00:11:25,385 下の方は少し黒っぽい石の地層⟩ 156 00:11:25,452 --> 00:11:29,456 ⟨そして もっと上の方はというと⟩ 157 00:11:31,458 --> 00:11:34,394 {\an8}>>粒が小さくなってますよね この辺。 158 00:11:34,461 --> 00:11:36,463 {\an8}そうですね。 159 00:11:45,472 --> 00:11:49,476 {\an8}(並木)⟨これは噴火の 一連の流れが分かる跡⟩ 160 00:11:50,977 --> 00:11:54,481 {\an8}⟨海底火山が噴火した際…⟩ 161 00:12:03,490 --> 00:12:07,928 {\an8}(並木)⟨一方穴が開いて軽いため…⟩ 162 00:12:09,930 --> 00:12:12,866 {\an8}⟨重いものは早く沈み下の方へ⟩ 163 00:12:12,933 --> 00:12:16,436 {\an8}⟨軽いものは 上の方に堆積します⟩ 164 00:12:17,938 --> 00:12:22,442 ⟨この地層は噴火の一連の流れを 示しているんです⟩ 165 00:12:23,944 --> 00:12:26,446 ⟨さらに他の痕跡も⟩ 166 00:12:27,948 --> 00:12:30,884 {\an8}>>ちょっとここに色が違うものが。 167 00:12:30,951 --> 00:12:32,886 並木さんこれ何だと思いますか? 168 00:12:32,953 --> 00:12:36,890 (並木)え~でもな ここだけ色が違うから…。 169 00:12:36,957 --> 00:12:38,892 今までの流れだと→ 170 00:12:38,959 --> 00:12:42,963 ここからこう しみ出てくることはあり得ない。 171 00:12:44,965 --> 00:12:46,967 {\an8}>>おっ素晴らしい。 172 00:12:56,977 --> 00:12:59,479 {\an8}(並木)あぁ~。 >>というふうに考えられてます。 173 00:13:00,480 --> 00:13:03,416 (並木)⟨この場所から 噴火したものではなく→ 174 00:13:03,483 --> 00:13:06,353 同時期に 別の場所から噴火したものが→ 175 00:13:06,419 --> 00:13:09,856 飛んできて付着したもの⟩ 176 00:13:09,923 --> 00:13:14,361 ⟨そして火山によって 生み出された美しい場所が⟩ 177 00:13:14,427 --> 00:13:16,363 >>見えると思いますね。 (並木)おぉ~。 178 00:13:16,429 --> 00:13:21,368 すごい横に筋が入ってますけど。 179 00:13:21,434 --> 00:13:23,937 どうして筋入ってるんですか? 180 00:13:25,939 --> 00:13:27,874 {\an8}>>…だというふうにいわれています。 181 00:13:27,941 --> 00:13:31,444 {\an8}(並木)こんなにキレイになるんですね! 182 00:13:32,946 --> 00:13:36,383 {\an8}⟨海底火山から噴出した 軽石や火山灰が→ 183 00:13:36,449 --> 00:13:41,888 {\an8}海の中で起こる波や海流によって 削られながら堆積することで→ 184 00:13:41,955 --> 00:13:45,458 {\an8}このような しま模様の層ができたんです⟩ 185 00:13:47,460 --> 00:13:49,963 ⟨そして夕方⟩ 186 00:13:54,467 --> 00:13:59,472 (並木)⟨夕日が白い岸壁を 黄金色に染め上げます⟩ 187 00:14:05,412 --> 00:14:08,915 {\an8}(並木)素晴らしいコンビネーションで。 188 00:14:11,918 --> 00:14:13,854 {\an8}(並木)キレイだな~。 189 00:14:13,920 --> 00:14:18,859 ⟨自然が生み出す神秘的な景色を 見ることができました⟩ 190 00:14:18,925 --> 00:14:20,860 (所)へぇ~あの白い壁って→ 191 00:14:20,927 --> 00:14:23,363 あれコンクリート 塗ってあるんじゃないんだ。 192 00:14:23,430 --> 00:14:26,366 (並木)自然でできたものです。 (所)あれ海底火山の跡なの! 193 00:14:26,433 --> 00:14:29,869 (並木)はいあれも伊豆半島に 比較的新しい時代の→ 194 00:14:29,936 --> 00:14:32,873 火山活動の痕跡が 残っているからこそ→ 195 00:14:32,939 --> 00:14:34,874 見られる光景なんです。 196 00:14:34,941 --> 00:14:37,878 (所)あれを新しい時代って 言ってるのがすごいね。 197 00:14:37,944 --> 00:14:40,380 他はどんだけ古いんだよ って思うもんね。 198 00:14:40,447 --> 00:14:42,449 {\an8}(並木)そして…。 199 00:14:44,451 --> 00:14:45,885 {\an8}(所)何が。 200 00:14:45,952 --> 00:14:48,888 (並木)こちらです! (所)おぉ~。 201 00:14:48,955 --> 00:14:50,890 {\an8}ちゃんと描けてるじゃない。 (並木)ホントですか? 202 00:14:50,957 --> 00:14:54,894 {\an8}ありがとうございます 夕日と岸壁。 203 00:14:54,961 --> 00:14:57,397 {\an8}(所)あ~これは点数は何点ですか? 204 00:14:57,464 --> 00:14:58,898 {\an8}(並木)え…。 205 00:14:58,965 --> 00:15:00,900 {\an8}(所)100点ですか! 206 00:15:00,967 --> 00:15:02,902 {\an8}120点。 207 00:15:02,969 --> 00:15:04,337 {\an8}(笑い) 208 00:15:04,404 --> 00:15:07,841 {\an8}(所)まぁねそれは感動しますよね。 (並木)ありがとうございます。 209 00:15:07,907 --> 00:15:11,845 {\an8}続いては海底火山の 内部の様子が分かる光景。 210 00:15:11,912 --> 00:15:14,848 {\an8}そして現在の伊豆半島の 地形をつくった→ 211 00:15:14,914 --> 00:15:18,418 {\an8}陸上火山の痕跡を 観察してきました。 212 00:15:19,919 --> 00:15:23,857 ⟨海底火山の 噴火の痕跡が見られる伊豆半島⟩ 213 00:15:23,923 --> 00:15:27,861 {\an8}⟨ここではさらに 地中にあったマグマの動きが→ 214 00:15:27,927 --> 00:15:31,364 {\an8}痕跡として 残っている場所があるんです⟩ 215 00:15:31,431 --> 00:15:36,936 {\an8}⟨その場所は先ほどの 堂ヶ島から車で5分の…⟩ 216 00:15:38,938 --> 00:15:41,875 >>さぁ見えてきました。 (並木)えっ見えてきました? 217 00:15:41,941 --> 00:15:44,377 >>はい。 (並木)えっ? 218 00:15:44,444 --> 00:15:46,946 もしかしてこの…。 219 00:15:48,448 --> 00:15:50,950 {\an8}>>そうです岩が見えてます。 (並木)あっへぇ~。 220 00:15:52,452 --> 00:15:57,390 ⟨この海岸にそびえ立つ岩が マグマが動いた様子⟩ 221 00:15:57,457 --> 00:16:00,393 ⟨どういうことかというと⟩ 222 00:16:00,460 --> 00:16:04,331 {\an8}>>これはあのまぁ…。 223 00:16:04,397 --> 00:16:06,333 {\an8}…だというふうに 考えられています。 224 00:16:06,399 --> 00:16:07,834 {\an8}(並木)へぇ~。 225 00:16:07,901 --> 00:16:09,903 {\an8}>>実はこれ…。 226 00:16:14,908 --> 00:16:16,843 {\an8}(並木)へぇ~。 227 00:16:16,910 --> 00:16:20,847 {\an8}⟨火口につながっている マグマの通り道⟩ 228 00:16:20,914 --> 00:16:24,351 {\an8}⟨多くの人は このようなトンネル状の形を→ 229 00:16:24,417 --> 00:16:27,354 {\an8}イメージしますよね⟩ 230 00:16:27,420 --> 00:16:30,357 {\an8}⟨しかし 実際のマグマの通り道は→ 231 00:16:30,423 --> 00:16:34,361 {\an8}板状になっているというんです⟩ 232 00:16:34,427 --> 00:16:37,931 {\an8}⟨ここでその様子が分かる実験⟩ 233 00:16:42,435 --> 00:16:46,373 (並木)⟨用意したのは 岩盤に見立てたゼラチンと→ 234 00:16:46,439 --> 00:16:51,878 マグマを模したラー油を 下から注入するための装置⟩ 235 00:16:51,945 --> 00:16:56,883 {\an8}⟨地下深くから湧き出たマグマが 岩盤を壊しながら→ 236 00:16:56,950 --> 00:16:59,386 {\an8}どんどんと 地表へと上がっていく様子が→ 237 00:16:59,452 --> 00:17:01,888 {\an8}再現されています⟩ 238 00:17:01,955 --> 00:17:03,823 ⟨そしておよそ10分後→ 239 00:17:03,890 --> 00:17:06,326 ゼラチンを突き抜けました⟩ 240 00:17:06,393 --> 00:17:08,828 ⟨噴火です⟩ 241 00:17:08,895 --> 00:17:14,834 ⟨ではその通り道が どうなっているか見てみると⟩ 242 00:17:14,901 --> 00:17:17,837 {\an8}⟨このようにマグマが 板状に広がりながら→ 243 00:17:17,904 --> 00:17:21,408 {\an8}上昇していることが 確認できます⟩ 244 00:17:38,925 --> 00:17:40,927 {\an8}(並木)⟨…を堪能⟩ 245 00:17:44,230 --> 00:17:48,067 (並木)⟨海底火山の 噴火によってできた伊豆半島⟩ 246 00:17:48,935 --> 00:17:52,439 {\an8}⟨地中のマグマの様子が 分かる場所は他にも⟩ 247 00:17:53,940 --> 00:17:55,942 {\an8}⟨訪れたのは…⟩ 248 00:17:58,945 --> 00:18:02,449 (並木)⟨海岸沿いの岩場を 登っていくと…⟩ 249 00:18:03,950 --> 00:18:08,321 >>この辺りまで…。 (並木)うわ~!え~すごい! 250 00:18:08,388 --> 00:18:11,391 {\an8}え~!これ…。 251 00:18:12,892 --> 00:18:14,828 {\an8}>>すごいですよね。 252 00:18:14,894 --> 00:18:19,332 (並木)⟨現れたのは柱のような形の岩⟩ 253 00:18:19,399 --> 00:18:21,401 {\an8}⟨これは…⟩ 254 00:18:25,905 --> 00:18:29,409 (並木)⟨マグマが固まって できたものなんです⟩ 255 00:18:33,913 --> 00:18:38,418 {\an8}(並木)⟨柱状節理ができる様子も 実験で再現⟩ 256 00:18:39,419 --> 00:18:41,421 {\an8}⟨使うのは…⟩ 257 00:18:50,930 --> 00:18:56,436 (並木)⟨ヒビが入り柱状節理と 同じような形になりました⟩ 258 00:18:59,939 --> 00:19:03,443 {\an8}(並木)⟨片栗粉が乾燥して収縮⟩ 259 00:19:14,387 --> 00:19:17,824 (並木)⟨マグマが冷えて収縮した 柱状節理も→ 260 00:19:17,891 --> 00:19:21,394 割れ目が六角形になっています⟩ 261 00:19:30,904 --> 00:19:36,409 (並木)⟨本州との衝突の際に隆起して 姿を現したものだったんです⟩ 262 00:19:37,911 --> 00:19:41,347 {\an8}⟨このように…⟩ 263 00:19:41,414 --> 00:19:46,419 {\an8}⟨…場所が集まっているのが 伊豆半島の特徴⟩ 264 00:19:47,921 --> 00:19:51,925 {\an8}⟨さらに海底火山だけでなく…⟩ 265 00:19:56,429 --> 00:19:58,431 {\an8}(並木)⟨その場所は…⟩ 266 00:20:00,934 --> 00:20:03,870 ⟨目の前に現れたのが⟩ 267 00:20:03,937 --> 00:20:06,306 おぉ~えっ! 268 00:20:06,372 --> 00:20:09,809 >>どうですか?景色は。 (並木)これは…。 269 00:20:09,876 --> 00:20:11,811 {\an8}何か…。 270 00:20:11,878 --> 00:20:13,813 {\an8}>>そうですね。 (並木)へぇ~。 271 00:20:13,880 --> 00:20:16,883 {\an8}>>これはあの…。 272 00:20:20,887 --> 00:20:22,889 {\an8}(並木)⟨これが…⟩ 273 00:20:25,391 --> 00:20:31,397 {\an8}⟨この赤茶色の岩こそ 陸上で噴火が起こった証拠⟩ 274 00:20:38,905 --> 00:20:41,341 {\an8}>>酸化してこの赤っぽく。 275 00:20:41,407 --> 00:20:44,410 (並木)へぇ~。 >>なので…。 276 00:20:46,913 --> 00:20:51,417 {\an8}(並木)あぁ~そういうことか。 277 00:20:52,919 --> 00:20:55,855 {\an8}⟨この城ヶ崎海岸を つくった溶岩は→ 278 00:20:55,922 --> 00:20:58,358 {\an8}およそ4000年前に 噴火した→ 279 00:20:58,424 --> 00:21:01,427 {\an8}大室山から流れたもの⟩ 280 00:21:02,929 --> 00:21:08,801 ⟨これだけの膨大な溶岩が 今の海岸線をつくったんです⟩ 281 00:21:08,868 --> 00:21:12,305 でもこうして近くで見てみると→ 282 00:21:12,372 --> 00:21:14,807 溶岩が冷えて 固まったっていうのが→ 283 00:21:14,874 --> 00:21:16,809 すごくよく分かりますね。 >>そうですね。 284 00:21:16,876 --> 00:21:18,811 実物を見ていただくと→ 285 00:21:18,878 --> 00:21:22,815 イメージしていただけるんじゃ ないかなと思います。 286 00:21:22,882 --> 00:21:28,388 (並木)⟨陸上火山をはじめ 海底火山の痕跡など…⟩ 287 00:21:35,895 --> 00:21:38,831 {\an8}(並木)⟨およそ2000万年前の 地球がつくり出した→ 288 00:21:38,898 --> 00:21:42,402 {\an8}ダイナミックな自然の美を 堪能できました⟩ 289 00:21:43,903 --> 00:21:46,339 (所)はぁ~ 不思議がいっぱいでしたね。 290 00:21:46,406 --> 00:21:48,841 マグマの跡なんだね あれ通ったね。 291 00:21:48,908 --> 00:21:51,344 {\an8}(藤田)所さんここでまたあの…。 (所)何? 292 00:21:51,411 --> 00:21:53,346 {\an8}(所)おっきた何?何? 293 00:21:53,413 --> 00:21:55,415 {\an8}(藤田)実はですね…。 294 00:21:57,917 --> 00:22:00,353 {\an8}こちらです。 295 00:22:00,420 --> 00:22:03,356 東伊豆エリア そして西伊豆エリア。 296 00:22:03,423 --> 00:22:05,291 それぞれ今見てきましたけども。 297 00:22:05,358 --> 00:22:08,795 東伊豆エリアにはこのように 鉄道が走っているんですが→ 298 00:22:08,861 --> 00:22:11,798 西伊豆エリアには 鉄道が走っていませんよね。 299 00:22:11,864 --> 00:22:13,299 (所)ホントだうん。 300 00:22:13,366 --> 00:22:15,301 {\an8}(藤田)でこちらをご覧ください。 301 00:22:15,368 --> 00:22:20,306 {\an8}東伊豆エリアは大室山をはじめ 陸上火山の噴火で→ 302 00:22:20,373 --> 00:22:23,309 {\an8}緩やかな斜面や 台地がつくられたため→ 303 00:22:23,376 --> 00:22:25,812 {\an8}鉄道路線を 敷設しやすかったんですね。 304 00:22:25,878 --> 00:22:27,814 一方で西伊豆エリアというのは→ 305 00:22:27,880 --> 00:22:33,319 断崖急な山地が多いというのは こちらの方で分かりますよね。 306 00:22:33,386 --> 00:22:36,322 (所)西に比べりゃ東側の方が まだなだらかなんだ。 307 00:22:36,389 --> 00:22:37,824 (藤田)そうです。 308 00:22:37,890 --> 00:22:40,827 昔のイラストなんですが まとめたものがあります。 309 00:22:40,893 --> 00:22:44,831 伊豆急は伊豆半島を リゾート地にしようということで→ 310 00:22:44,897 --> 00:22:47,333 {\an8}なんと昭和に入ってからですよ→ 311 00:22:47,400 --> 00:22:50,336 {\an8}ゼロから鉄道路線を 造ったということなんです。 312 00:22:50,403 --> 00:22:52,839 {\an8}伊豆半島南部の 今まで埋もれていた→ 313 00:22:52,905 --> 00:22:56,342 {\an8}無限の観光資源が 日の目を見ることとなったんです。 314 00:22:56,409 --> 00:22:59,846 一方で真ん中に通っている 伊豆箱根鉄道というのも→ 315 00:22:59,912 --> 00:23:02,348 {\an8}元々は生活路線で 明治から造られていた→ 316 00:23:02,415 --> 00:23:05,785 {\an8}鉄道路線なんですが 今はリゾート地→ 317 00:23:05,852 --> 00:23:08,287 ホテルなども建ってる ということなんです。 318 00:23:08,354 --> 00:23:11,791 (所)何か今の技術をもって そっち側にも鉄道を回したいね。 319 00:23:11,858 --> 00:23:13,793 (藤田)西伊豆は西伊豆で バスで巡りますと→ 320 00:23:13,860 --> 00:23:15,294 絶景だらけですから。 321 00:23:15,361 --> 00:23:17,296 私も行ったことがありますけども とてもよかったです。 322 00:23:17,363 --> 00:23:19,298 (所)すごいね鉄道も褒めるけど バスも褒めるね。 323 00:23:19,365 --> 00:23:21,300 (笑い) 324 00:23:21,367 --> 00:23:24,303 (所)でもこの地質っていうか 面白いね! 325 00:23:24,370 --> 00:23:26,305 {\an8}知らないこといっぱいあったね。 326 00:23:26,372 --> 00:23:28,307 {\an8}(並木)見てるだけで 楽しかったんですが→ 327 00:23:28,374 --> 00:23:30,810 {\an8}地質のことを 知ってから見ると→ 328 00:23:30,877 --> 00:23:32,812 {\an8}また見方が変わるなって 思いました。 329 00:23:32,879 --> 00:23:34,313 {\an8}(所)なるほど。 330 00:23:34,380 --> 00:23:37,817 {\an8}何かもうずっと出てきそうね。 331 00:23:37,884 --> 00:23:41,320 {\an8}藤田君? ずっと来る感じするんですけど。 332 00:23:41,387 --> 00:23:43,389 {\an8}はいまた次回。