1 00:00:06,471 --> 00:00:10,308 ほな… おやすみ。 2 00:00:10,308 --> 00:00:12,977 おやすみ。 3 00:00:12,977 --> 00:00:23,777 ♬~ 4 00:00:37,802 --> 00:00:41,672 (水田)4日も留守だと 書類も たまってきますね。 5 00:00:41,672 --> 00:00:43,975 (常子)そうですね。 6 00:00:43,975 --> 00:00:47,812 帰っていらしたら バリバリ 働いて頂かないと。 7 00:00:47,812 --> 00:00:50,147 (美子)花山さん 今日 戻られるんでしょ? 8 00:00:50,147 --> 00:00:52,650 うん そのはずなんだけど…。 9 00:00:52,650 --> 00:00:55,319 (島倉)常子さん。 常子さん! はい。 10 00:00:55,319 --> 00:00:57,355 どうしたの? そんな大きい声出して。 11 00:00:57,355 --> 00:00:59,657 花山さんの奥様から。 12 00:00:59,657 --> 00:01:02,857 花山さんが 東京駅で倒れたそうです。 13 00:01:04,529 --> 00:01:06,531 もしもし。 14 00:01:06,531 --> 00:01:09,166 ♬「普段から」 15 00:01:09,166 --> 00:01:12,203 ♬「メイクしない 君が」 16 00:01:12,203 --> 00:01:17,875 ♬「薄化粧した朝」 17 00:01:17,875 --> 00:01:24,515 ♬「始まりと終わりの狭間で」 18 00:01:24,515 --> 00:01:32,123 ♬「忘れぬ約束した」 19 00:01:32,123 --> 00:01:37,628 ♬「花束を君に贈ろう」 20 00:01:37,628 --> 00:01:44,302 ♬「愛しい人 愛しい人」 21 00:01:44,302 --> 00:01:50,174 ♬「どんな言葉並べても」 22 00:01:50,174 --> 00:01:55,479 ♬「真実には ならないから」 23 00:01:55,479 --> 00:01:58,149 ♬「今日は贈ろう」 24 00:01:58,149 --> 00:02:06,657 ♬「涙色の花束を君に」 25 00:02:06,657 --> 00:02:15,666 ♬「涙色の花束を君に」 26 00:02:15,666 --> 00:02:22,466 ♬~ 27 00:02:24,375 --> 00:02:28,179 (ノック) 常子です。 28 00:02:28,179 --> 00:02:31,379 ≪(三枝子)どうぞ。 失礼します。 29 00:02:36,287 --> 00:02:38,587 (花山)やあ お二人さん。 30 00:02:41,792 --> 00:02:44,695 (三枝子)常子さん 美子さん➡ 31 00:02:44,695 --> 00:02:48,566 この度は お騒がせ致しました。 32 00:02:48,566 --> 00:02:51,502 あ… あの…。 33 00:02:51,502 --> 00:02:54,805 花山さん あの… お体は? 34 00:02:54,805 --> 00:02:57,605 問題ない。 落ち着いてるよ。 35 00:02:59,977 --> 00:03:01,912 ごめんなさい。 36 00:03:01,912 --> 00:03:05,316 電話をした時は 私も動転してしまっていて…。 37 00:03:05,316 --> 00:03:08,219 容体も分かっていなかった ものですから。 38 00:03:08,219 --> 00:03:11,422 (花山) 倒れたなんて 大げさなんだ。 39 00:03:11,422 --> 00:03:15,660 例の… あ~! 例の 胸のあれでね➡ 40 00:03:15,660 --> 00:03:19,830 少し苦しくなったから 腰を下ろしただけだ。 41 00:03:19,830 --> 00:03:21,866 本当に平気なんですか? 42 00:03:21,866 --> 00:03:25,503 ああ このとおりさ。 43 00:03:25,503 --> 00:03:27,538 はぁ…。 44 00:03:27,538 --> 00:03:31,942 もう 心配かけないで下さいよ。 45 00:03:31,942 --> 00:03:35,446 みんな 病院に駆けつけるって 言って 大変だったんですから。 46 00:03:35,446 --> 00:03:37,948 それは すまなかった。 47 00:03:37,948 --> 00:03:39,984 (茜)だから 止めたのよ。➡ 48 00:03:39,984 --> 00:03:43,120 それなのに 無理して 広島に向かうから。 49 00:03:43,120 --> 00:03:45,056 ああ。 50 00:03:45,056 --> 00:03:48,356 そんなに急ぎの原稿が あるんですか? 51 00:03:50,795 --> 00:03:55,495 いや 私たちは 取材の事は何も…。 52 00:03:59,804 --> 00:04:06,310 戦争中のね 人々の暮らしの記録を 記事にしたいんだ。 53 00:04:06,310 --> 00:04:08,245 戦争…。 54 00:04:08,245 --> 00:04:10,648 (花山)ただの戦争の記録じゃない。 55 00:04:10,648 --> 00:04:13,984 名もない市井の人々が どのような 暮らしをしていたのか➡ 56 00:04:13,984 --> 00:04:17,655 戦争の記録を残したいんだ。 57 00:04:17,655 --> 00:04:20,691 歴史的な大きな事件ではなく➡ 58 00:04:20,691 --> 00:04:24,328 あの戦争の中での日々を 残しておこうと。 59 00:04:24,328 --> 00:04:26,997 いつから そんな事を? 60 00:04:26,997 --> 00:04:29,333 以前から探していたんだよ。 61 00:04:29,333 --> 00:04:33,604 「あなたの暮し」が これからの世に 提案すべきものは 何なのか。 62 00:04:33,604 --> 00:04:38,943 それが 戦時中の暮らしの記録ですか? 63 00:04:38,943 --> 00:04:40,878 ああ。 64 00:04:40,878 --> 00:04:43,614 これからは 世の中から 忘れ去られないように➡ 65 00:04:43,614 --> 00:04:47,614 訴えていくのも この雑誌の役割だと思ってね。 66 00:04:51,122 --> 00:04:53,624 あの戦争は➡ 67 00:04:53,624 --> 00:04:58,129 我々庶民の暮らしを メチャクチャにした。 68 00:04:58,129 --> 00:05:03,000 戦争の経過などは 正確な記録が残されているが➡ 69 00:05:03,000 --> 00:05:05,302 あの戦争の間➡ 70 00:05:05,302 --> 00:05:08,973 ただ 黙々と 歯を食いしばって 生きてきた人たちが➡ 71 00:05:08,973 --> 00:05:13,844 何を食べ 何を着て どんなふうに暮らしていたか。 72 00:05:13,844 --> 00:05:17,481 それについて 具体的な事は ほとんど残されていない。 73 00:05:17,481 --> 00:05:20,518 それを残したいんだ。 74 00:05:20,518 --> 00:05:26,824 私は 終戦を迎えた あの日以来 ずっと考えていた。 75 00:05:26,824 --> 00:05:34,265 もし 一人一人が 自分の暮らしを 大切にしていたら➡ 76 00:05:34,265 --> 00:05:39,436 もし 守らねばならない 幸せな家族との➡ 77 00:05:39,436 --> 00:05:42,106 豊かな暮らしがあったなら➡ 78 00:05:42,106 --> 00:05:45,406 あの戦争は 起きなかったのではないかとね。 79 00:05:48,445 --> 00:05:51,115 二度と戦争が起きぬように➡ 80 00:05:51,115 --> 00:05:54,785 あの戦争に 関わってしまった人間として➡ 81 00:05:54,785 --> 00:05:59,085 戦後生まれの人にも きちんと伝えたいんだ。 82 00:06:01,659 --> 00:06:05,796 それで 広島へ…。 83 00:06:05,796 --> 00:06:08,699 ああ。 84 00:06:08,699 --> 00:06:12,970 だが 思うようにはいかなかった。 85 00:06:12,970 --> 00:06:18,309 つらい記憶だ。 皆 口が重くてね。 86 00:06:18,309 --> 00:06:22,646 戦争中の事は話したがらない。 87 00:06:22,646 --> 00:06:26,817 今更 蒸し返してほしくないとも 言われた。 88 00:06:26,817 --> 00:06:29,720 では 取材は失敗ですか? 89 00:06:29,720 --> 00:06:33,424 また行くさ。 来週にでも。 90 00:06:33,424 --> 00:06:36,927 来週? 1週間もあれば退院できるだろう。 91 00:06:36,927 --> 00:06:39,964 退院できたからといって 病気が治った訳ではないんですよ。 92 00:06:39,964 --> 00:06:43,100 治るまで待ってはおれん。 でしたら花山さんの代わりに私が。 93 00:06:43,100 --> 00:06:46,937 駄目だ! 従軍経験がある 私でなくては できん! 94 00:06:46,937 --> 00:06:50,774 じかに 人々の声を聞いて 記事にしてみたいんだよ! 95 00:06:50,774 --> 00:06:52,710 (茜)いい加減にしてよ お父さん! 96 00:06:52,710 --> 00:06:55,446 こんなに 皆さんが 心配して下さってるのに➡ 97 00:06:55,446 --> 00:06:58,349 どうして 分からないの?➡ 98 00:06:58,349 --> 00:07:01,252 お父さんは もう年なのよ。➡ 99 00:07:01,252 --> 00:07:05,623 お仕事よりも お体を もっと大事にして。 100 00:07:05,623 --> 00:07:07,958 (三枝子)私も 茜に賛成です。 101 00:07:07,958 --> 00:07:10,794 もし 今度 倒れたらと思うと➡ 102 00:07:10,794 --> 00:07:14,965 私も 生きた心地はしません。 103 00:07:14,965 --> 00:07:17,001 お願いします。 104 00:07:17,001 --> 00:07:19,701 どうか お考え直し下さい。 105 00:07:23,641 --> 00:07:26,143 死んでも構わん。 106 00:07:26,143 --> 00:07:30,648 私は 死ぬ瞬間まで 編集者でありたい。 107 00:07:30,648 --> 00:07:32,616 その瞬間まで➡ 108 00:07:32,616 --> 00:07:35,920 取材し 写真を撮り 原稿を書き➡ 109 00:07:35,920 --> 00:07:38,822 校正のペンで 指を赤く汚している➡ 110 00:07:38,822 --> 00:07:42,322 現役の編集者でありたいんだ! 111 00:07:44,094 --> 00:07:48,594 常子さん。 君なら 分かるだろう! 112 00:07:55,806 --> 00:08:00,945 私は…➡ 113 00:08:00,945 --> 00:08:04,145 取材に賛成する事はできません。 114 00:08:07,618 --> 00:08:11,956 奥様や茜さんが 反対してらっしゃるのに➡ 115 00:08:11,956 --> 00:08:14,792 認める訳にはいきません。 116 00:08:14,792 --> 00:08:22,466 ♬~ 117 00:08:22,466 --> 00:08:27,137 常子さん ありがとうございます。 118 00:08:27,137 --> 00:08:29,807 ありがとうございます。 119 00:08:29,807 --> 00:08:32,576 いえ…。 120 00:08:32,576 --> 00:08:44,288 ♬~ 121 00:08:44,288 --> 00:08:47,591 (鞠子) それで 花山さんは納得したの? 122 00:08:47,591 --> 00:08:52,262 多分ね…。 123 00:08:52,262 --> 00:08:55,766 それっきり 黙ったままだったから…。 124 00:08:55,766 --> 00:08:58,102 そう…。 125 00:08:58,102 --> 00:09:00,137 お医者さんは 何と? 126 00:09:00,137 --> 00:09:02,272 もちろん 安静ですよ。 127 00:09:02,272 --> 00:09:05,109 たとえ 1週間で退院できたとしても➡ 128 00:09:05,109 --> 00:09:09,780 すぐに 仕事や ましてや 広島に出かけるなんて➡ 129 00:09:09,780 --> 00:09:12,683 とても許可できないって。 130 00:09:12,683 --> 00:09:15,953 (たまき)それでも 花山さんは➡ 131 00:09:15,953 --> 00:09:19,653 取材なさりたいでしょうね…。 132 00:09:21,625 --> 00:09:24,925 あっ ごめんなさい。 133 00:09:31,735 --> 00:09:36,240 とと姉は まだ迷ってるのね。 うん? 134 00:09:36,240 --> 00:09:40,110 本当に止めてよかったのか。 135 00:09:40,110 --> 00:09:44,114 うん…。 136 00:09:44,114 --> 00:09:48,752 奥様と茜さんのお気持ちを 考えると➡ 137 00:09:48,752 --> 00:09:52,589 とても許可なんて できないわよね。 138 00:09:52,589 --> 00:09:57,761 私は 今日の花山さんのお姿を 見ただけで➡ 139 00:09:57,761 --> 00:10:02,633 もう それだけで うなずけなかった。 140 00:10:02,633 --> 00:10:06,937 最近は 昔じゃ考えられないような➡ 141 00:10:06,937 --> 00:10:09,237 老け込みようですからね。 142 00:10:11,809 --> 00:10:15,446 [ 回想 ] 私は 死ぬ瞬間まで 編集者でありたい。 143 00:10:15,446 --> 00:10:21,118 その瞬間まで 取材し 写真を撮り 原稿を書き➡ 144 00:10:21,118 --> 00:10:23,787 校正のペンで 指を赤く汚している➡ 145 00:10:23,787 --> 00:10:26,457 現役の編集者でありたいんだ! 146 00:10:26,457 --> 00:10:39,169 ♬~ 147 00:10:39,169 --> 00:10:42,639 私が勝手に抜け出さないか 見張りに来たのか。 148 00:10:42,639 --> 00:10:45,542 そんな…。 違いますよ。 149 00:10:45,542 --> 00:10:49,513 (茜)せっかく お見舞いに来て下さったのに。 150 00:10:49,513 --> 00:10:52,316 お花 とても きれい。 151 00:10:52,316 --> 00:10:56,186 ありがとうございます。 いえ。 152 00:10:56,186 --> 00:11:00,986 怒ったりしたら 駄目ですよ。 血圧 また上がりますから。 153 00:11:05,662 --> 00:11:08,662 (茜 三枝子) ありがとうございました。 154 00:11:15,005 --> 00:11:17,908 花山さん。 155 00:11:17,908 --> 00:11:22,708 取材をなさりたいという気持ちに お変わりはありませんか? 156 00:11:24,515 --> 00:11:27,184 もちろんだよ。 157 00:11:27,184 --> 00:11:31,054 あれから いろいろ考えたんですが➡ 158 00:11:31,054 --> 00:11:35,459 やはり 花山さんが なさろうとしている企画は➡ 159 00:11:35,459 --> 00:11:38,362 続けるべきだと思うんです。 160 00:11:38,362 --> 00:11:42,132 (茜)待って下さい。 父は 仕事ができる状態じゃ…。 161 00:11:42,132 --> 00:11:47,804 ええ ですから これ以上の取材を 認める事はできません。 162 00:11:47,804 --> 00:11:49,840 どういう事だ? 163 00:11:49,840 --> 00:11:53,977 取材しなければ 戦争体験者の声を 集められんだろう。 164 00:11:53,977 --> 00:11:56,480 「あなたの暮し」で➡ 165 00:11:56,480 --> 00:11:59,516 戦時中の暮らしについて 書いて下さいと➡ 166 00:11:59,516 --> 00:12:02,819 読者の方から募集するのは いかがでしょうか? 167 00:12:02,819 --> 00:12:06,323 募集? そう。 原稿用紙1枚でも➡ 168 00:12:06,323 --> 00:12:08,258 それよりも短くたっていいんです。 169 00:12:08,258 --> 00:12:11,662 皆さんが書いて下さったものを まとめる事ができたら…。 170 00:12:11,662 --> 00:12:14,565 あっ それなら 取材に出向かずとも➡ 171 00:12:14,565 --> 00:12:18,168 多くの声を集める事が できますよね。 172 00:12:18,168 --> 00:12:23,968 だが 本当に それで 質の高い記事に? 173 00:12:27,344 --> 00:12:31,344 読者を信じてみませんか? 174 00:12:32,950 --> 00:12:37,788 商品試験の時も 信じて応援して下さったんです。 175 00:12:37,788 --> 00:12:40,290 新しい雑誌が 日々 生まれる中で➡ 176 00:12:40,290 --> 00:12:43,290 買い続けて下さっているような 方々です。 177 00:12:45,128 --> 00:12:47,631 我々の思いに共感して➡ 178 00:12:47,631 --> 00:12:49,666 戦時中の暮らしについて➡ 179 00:12:49,666 --> 00:12:53,303 ありのままに 語って下さるはずです。 180 00:12:53,303 --> 00:12:56,974 奥様と茜さんは いかがでしょうか? 181 00:12:56,974 --> 00:13:00,010 これだと 花山さんのお体に 負担をかけず➡ 182 00:13:00,010 --> 00:13:03,480 記事を作る事ができると 思うんですが。 183 00:13:03,480 --> 00:13:07,985 ご配慮 ありがとうございます。 184 00:13:07,985 --> 00:13:10,485 ありがとうございます。 185 00:13:17,995 --> 00:13:23,500 花山さんは… いかがです? 186 00:13:23,500 --> 00:13:26,700 募集文は 私に書かせてくれ。 187 00:13:30,674 --> 00:13:32,674 はい。 188 00:13:35,279 --> 00:13:39,449 (花山の声) その戦争は 昭和十六年に始まり➡ 189 00:13:39,449 --> 00:13:42,486 昭和二十年に終わりました。 190 00:13:42,486 --> 00:13:46,790 それは 言語に絶する暮しでした。 191 00:13:46,790 --> 00:13:49,693 その言語に絶する 明け暮れのなかに➡ 192 00:13:49,693 --> 00:13:53,463 人たちは やっと ぎりぎり生きてきました。 193 00:13:53,463 --> 00:13:58,335 親兄弟 夫や子 大事な人を失い➡ 194 00:13:58,335 --> 00:14:00,804 そして 青春を失い➡ 195 00:14:00,804 --> 00:14:03,707 それでも 生きてきました。 196 00:14:03,707 --> 00:14:06,977 そして 昭和二十年八月十五日➡ 197 00:14:06,977 --> 00:14:09,646 戦争は すみました。 198 00:14:09,646 --> 00:14:14,484 まるで うそみたいで ばかみたいでした。 199 00:14:14,484 --> 00:14:16,820 それから 二十八年がたって➡ 200 00:14:16,820 --> 00:14:18,855 あの苦しかった思い出は➡ 201 00:14:18,855 --> 00:14:20,991 一片の灰のように➡ 202 00:14:20,991 --> 00:14:23,660 人たちの 心の底ふかくに沈んでしまって➡ 203 00:14:23,660 --> 00:14:25,595 どこにも残っていません。 204 00:14:25,595 --> 00:14:27,831 いつでも 戦争の記録というものは➡ 205 00:14:27,831 --> 00:14:29,766 そういうものなのです。 206 00:14:29,766 --> 00:14:33,603 あの忌わしくて 虚しかった 戦争の頃の「暮し」の記録を➡ 207 00:14:33,603 --> 00:14:36,940 私たちは残したいのです。 208 00:14:36,940 --> 00:14:39,776 あの頃 まだ生まれていなかった 人たちに➡ 209 00:14:39,776 --> 00:14:41,712 戦争を知ってもらいたくて➡ 210 00:14:41,712 --> 00:14:45,449 貧しい一冊を残したいのです。 211 00:14:45,449 --> 00:14:49,619 もう二度と 戦争をしない世の中に していくために。 212 00:14:49,619 --> 00:14:53,457 もう二度と だまされないように。 213 00:14:53,457 --> 00:14:56,293 どんな短い文章でも構いません。 214 00:14:56,293 --> 00:15:01,798 ペンをとり 私たちの元へ お届けください。 215 00:15:01,798 --> 00:15:11,475 ♬~ 216 00:15:11,475 --> 00:15:15,645 おはようございます。 (一同)おはようございます。 217 00:15:15,645 --> 00:15:18,315 (島倉)常子さ~ん! はい。 218 00:15:18,315 --> 00:15:22,652 (島倉)大変です! どうしたんですか? 島倉さん。 219 00:15:22,652 --> 00:15:25,952 もういいから 来て下さい。 早く!