1 00:00:02,202 --> 00:00:04,938 (木下小一郎長秀)う~ん…。 2 00:00:04,938 --> 00:00:07,641 う~ん…。 3 00:00:17,417 --> 00:00:20,787 (直)起きろ 小一郎。 4 00:00:20,787 --> 00:00:27,661 ♬~ 5 00:00:27,661 --> 00:00:30,430 おはようございます。 6 00:00:30,430 --> 00:00:34,301 フフフフッ。 おはよう。 7 00:00:34,301 --> 00:00:38,972 (笑い声) 8 00:00:38,972 --> 00:01:06,934 ♬~ 9 00:01:06,934 --> 00:01:11,104 ♬~ 10 00:01:11,104 --> 00:01:57,150 ♬~ 11 00:01:57,150 --> 00:02:01,989 ♬~ 12 00:02:01,989 --> 00:02:19,406 ♬~ 13 00:02:19,406 --> 00:02:26,179 ♬~ 14 00:02:26,179 --> 00:02:42,629 ♬~ 15 00:02:42,629 --> 00:02:52,139 ♬~ 16 00:02:52,139 --> 00:03:02,949 ♬~ 17 00:03:06,787 --> 00:03:10,090 (2人)頂きます。 18 00:03:10,090 --> 00:03:12,993 永禄9年 夏。 19 00:03:12,993 --> 00:03:20,200 小一郎と直は 新たな居を構え 共に暮らし始めました。 20 00:03:21,802 --> 00:03:24,938 うまい! はあ~ そうじゃろ? 21 00:03:24,938 --> 00:03:28,775 かか様に味付け教わったの。 22 00:03:28,775 --> 00:03:35,415 こっちも うまいわ! ハハハッ 後で 握り飯もこしらえたるわ。 23 00:03:35,415 --> 00:03:38,719 今日じゃろ? 出立。 24 00:03:40,287 --> 00:03:42,289 ああ。 25 00:03:50,297 --> 00:03:53,200 必ず無事に帰ってくる。 26 00:03:53,200 --> 00:03:57,070 そしたら…➡ 27 00:03:57,070 --> 00:04:00,073 祝言を挙げよう。 28 00:04:01,942 --> 00:04:05,745 やっぱり 私 中村に帰る。 29 00:04:05,745 --> 00:04:10,617 なっ! ま… まだ そんなことを!? ああ 違う 違う! そうじゃない! 30 00:04:10,617 --> 00:04:16,389 えっ? とと様に きちんと言っておきたいんじゃ。 31 00:04:16,389 --> 00:04:21,762 私は 小一郎と めおとになるって。 32 00:04:21,762 --> 00:04:26,399 すまん。 わしが行って 頭を下げるのが筋なのに。 33 00:04:26,399 --> 00:04:29,603 そんなことしたら 火に油だわ。 34 00:04:29,603 --> 00:04:36,276 もしも… もしも 親父様がお許しくださるなら➡ 35 00:04:36,276 --> 00:04:40,147 祝言にも おいでいただきたいのう。 36 00:04:40,147 --> 00:04:45,786 いずれは そばに呼んで 一緒に暮らせんかの。 37 00:04:45,786 --> 00:04:47,721 いいの? 38 00:04:47,721 --> 00:04:50,290 当たり前じゃ。 39 00:04:50,290 --> 00:04:54,161 おほほほ… おい。 40 00:04:54,161 --> 00:04:56,963 私 すごいなあ。 うん? 41 00:04:56,963 --> 00:05:00,834 小一郎なら きっと そう言うと思ってた。 42 00:05:00,834 --> 00:05:04,037 ハハッ また それか。 43 00:05:05,772 --> 00:05:08,475 ありがとう。 44 00:05:12,913 --> 00:05:14,948 (足音) (とも)あっ! 45 00:05:14,948 --> 00:05:17,083 (木下藤吉郎秀吉)何しとるんじゃ? 46 00:05:17,083 --> 00:05:19,986 あ… おっか様に頼まれて お漬物を届けにな。 47 00:05:19,986 --> 00:05:22,255 ほうか。 うん。 あっ ちょ ちょ ちょ…! 48 00:05:22,255 --> 00:05:24,257 何じゃ。 取り込み中だで。 49 00:05:24,257 --> 00:05:29,029 ばかを申せ。 出立の前に 信長様がお呼びなのじゃ。 待てるか。 50 00:05:29,029 --> 00:05:34,334 少しぐらいええじゃろ。の…! 間の悪い男じゃな。の…! 51 00:05:36,269 --> 00:05:38,205 では 行ってくる。 52 00:05:38,205 --> 00:05:40,941 ご武運を。 53 00:05:40,941 --> 00:05:44,411 直を頼みます。 (弥助)お安い御用じゃ。 54 00:05:44,411 --> 00:05:46,780 久々に村に帰れて わしも うれしいわ。 55 00:05:46,780 --> 00:05:50,283 浮かれてないで しっかり 直さんのこと守んなさいよ。 56 00:05:50,283 --> 00:05:54,154 坂井様のことだから 力ずくで 引き止めようとするかもしれないからね。 57 00:05:54,154 --> 00:05:56,156 (弥助)分かっておる。 (直 小一郎)フフ…。 58 00:05:56,156 --> 00:06:00,093 墨俣に城が出来たら わしにくれると 殿は仰せじゃ。 59 00:06:00,093 --> 00:06:05,365 わしも いよいよ城持ちよ。 そうなれば 直のお父上とて➡ 60 00:06:05,365 --> 00:06:08,735 小一郎とのことを 快く祝ってくださるはずじゃ。 61 00:06:08,735 --> 00:06:10,670 城じゃなくて 砦じゃろ。 62 00:06:10,670 --> 00:06:14,074 同じようなもんじゃ。 わしにとっては 城じゃ! 63 00:06:14,074 --> 00:06:17,577 行くぞ。 信長様がお待ちじゃ。 64 00:06:17,577 --> 00:06:21,915 お気を付けて。 直もな。 65 00:06:21,915 --> 00:06:24,751 あっ これ これ! 握り飯! 66 00:06:24,751 --> 00:06:27,587 ああ そうじゃった。 すまん。 67 00:06:27,587 --> 00:06:31,892 そそっかしいなあ 本当に大丈夫かしら。 68 00:06:33,460 --> 00:06:35,762 (織田信長)首尾は どうじゃ。 69 00:06:35,762 --> 00:06:39,099 川並衆が よう働いてくれております。 70 00:06:39,099 --> 00:06:44,904 細工は流々。 あとは 仕上げをごろうじろ。 71 00:06:44,904 --> 00:06:46,973 (蜂須賀正勝)おい 急げ~! 72 00:06:46,973 --> 00:06:50,810 まだまだ足りんぞ! できるだけ多く荷を載せよ! 73 00:06:50,810 --> 00:06:53,947 (稲田植元)正勝様! 正勝様。 74 00:06:53,947 --> 00:06:56,149 斎藤方じゃ! 75 00:07:00,553 --> 00:07:04,424 うぬら ここで何をしている! 76 00:07:04,424 --> 00:07:09,229 ここは わしらの足場じゃ。 何をしようと構わぬであろう。 77 00:07:09,229 --> 00:07:12,732 寄せ集めの地侍風情が 調子に乗るでない。 78 00:07:12,732 --> 00:07:15,368 荷を検めよ! (斎藤の兵たち)はっ! 79 00:07:15,368 --> 00:07:17,904 ほら どけ! どけ どけ! 下がれ! 80 00:07:17,904 --> 00:07:20,707 下がれ! 下がれ! 81 00:07:25,245 --> 00:07:30,083 あの山の木で作った炭が 大変よいと評判でな。 82 00:07:30,083 --> 00:07:35,255 我らは これを 伊勢に届けに参るところよ。 83 00:07:35,255 --> 00:07:38,959 わしの目は節穴ではないわ。 84 00:07:45,966 --> 00:07:49,102 これだけの刀を どこに運ぼうとした。 85 00:07:49,102 --> 00:07:51,604 隠しても無駄じゃ。 86 00:07:51,604 --> 00:07:55,775 うぬらが 織田にくみしたという うわさは 耳に入っておるわ。➡ 87 00:07:55,775 --> 00:07:58,978 織田は何をたくらんでおる。 88 00:08:03,350 --> 00:08:05,885 分かりませぬ。 89 00:08:05,885 --> 00:08:08,221 では➡ 90 00:08:08,221 --> 00:08:12,726 ここで 皆殺しにしてくれる! お待ちくだされ! 91 00:08:12,726 --> 00:08:16,062 わしらは 金で雇われただけでございます。 92 00:08:16,062 --> 00:08:20,734 その刀も炭も 全て 美濃の御屋形様に献上いたしますゆえ➡ 93 00:08:20,734 --> 00:08:23,937 どうか それでお許しを! 94 00:08:26,539 --> 00:08:28,842 いいだろう。 95 00:08:31,378 --> 00:08:34,681 荷を取り上げよ! (斎藤の兵たち)はっ! 96 00:08:44,958 --> 00:08:50,096 ハハハハハッ! うまくいったな。 97 00:08:50,096 --> 00:08:57,604 フン あんな戦場で拾い集めた なまくら刀 いくらでもくれてやるわ。➡ 98 00:08:57,604 --> 00:09:02,342 我らに要るのは このいかだの方じゃからな。 99 00:09:02,342 --> 00:09:04,878 (長康)あやつらの読みどおりであった。 100 00:09:04,878 --> 00:09:11,551 (正勝)あの猿兄弟め。 わしにまで こんな猿芝居をさせおって! 101 00:09:11,551 --> 00:09:15,722 木曽山中で切り出した材木を 一旦 松倉城へと運び➡ 102 00:09:15,722 --> 00:09:19,058 ここで できる限り 組み立てやすい形にいたしまする。 103 00:09:19,058 --> 00:09:23,229 うむ。 ここから先は 川の流れが緩やかになりますゆえ➡ 104 00:09:23,229 --> 00:09:26,132 そのまま 墨俣へと運ぶことができまする。 105 00:09:26,132 --> 00:09:30,370 あとは 一息に組み上げますれば。 106 00:09:30,370 --> 00:09:32,439 いかほどかかる。 107 00:09:32,439 --> 00:09:36,076 一夜… と申し上げたきところではございますが➡ 108 00:09:36,076 --> 00:09:40,380 堀と柵を作り 形を組み上げるまでに3日。 109 00:09:40,380 --> 00:09:44,083 全て出来上がるまでに 7日。 110 00:09:44,083 --> 00:09:49,889 あの墨俣に 僅か数日で 我らの砦が出来上がった時の➡ 111 00:09:49,889 --> 00:09:53,092 龍興のめんくらった顔が目に浮かぶわ。 112 00:09:53,092 --> 00:09:55,762 さぞ まぬけ面でございましょう。 113 00:09:55,762 --> 00:09:58,798 必ず成し遂げよ。 心得ました。 114 00:09:58,798 --> 00:10:05,772 そして できるだけ長く 敵を引き付けておくのだ。 115 00:10:05,772 --> 00:10:10,477 恐れながら それは どういうことでございましょうか? 116 00:10:12,278 --> 00:10:16,783 おとりじゃと!? どういうことじゃ。 117 00:10:16,783 --> 00:10:21,421 確かに 墨俣は 美濃との国境における要の地じゃ。 118 00:10:21,421 --> 00:10:25,792 そこに砦が築かれたとあれば 敵も黙って見過ごすことはできまい。 119 00:10:25,792 --> 00:10:30,296 じゃが 実のところは 敵の本城である稲葉山城からは遠く➡ 120 00:10:30,296 --> 00:10:35,135 その途中には 大垣城の氏家 曽根城の稲葉➡ 121 00:10:35,135 --> 00:10:37,804 北方城の安藤が行く手を阻んでおる。 122 00:10:37,804 --> 00:10:40,139 美濃の三人衆か。 123 00:10:40,139 --> 00:10:43,977 これまで墨俣に 砦を築くのに失敗してきたのも➡ 124 00:10:43,977 --> 00:10:48,314 この三人衆がいたからじゃ。 だから こたびは その裏をかき➡ 125 00:10:48,314 --> 00:10:51,317 敵が砦に気を取られている隙に➡ 126 00:10:51,317 --> 00:10:58,958 もっとも稲葉山城から近い この北方城を攻め落とす。 127 00:10:58,958 --> 00:11:01,961 これが信長様からのお下知じゃ。 128 00:11:01,961 --> 00:11:06,399 美濃の地に詳しい森 可成殿の手勢が 敵に気取られぬよう➡ 129 00:11:06,399 --> 00:11:10,603 時を合わせて 北方城に向かう手はずとなっておる。 130 00:11:12,205 --> 00:11:15,775 おお…。 つまり わしらは また捨て石というわけか! 131 00:11:15,775 --> 00:11:20,413 ハハハハハッ! 何も分かっとらんのう このたーけが。 132 00:11:20,413 --> 00:11:22,949 何じゃと!? 信長様は➡ 133 00:11:22,949 --> 00:11:26,419 わしでなければ やれぬと見込んで 任せてくださったのじゃ。 134 00:11:26,419 --> 00:11:28,955 これほど喜ばしいことはないわ! 135 00:11:28,955 --> 00:11:32,425 ハッ どこまでも めでたいやつめ。 136 00:11:32,425 --> 00:11:37,630 わしは やはり 信長という男は好きになれん。 137 00:11:40,800 --> 00:11:45,305 ここまできて降りるのは なしじゃぞ。 138 00:11:45,305 --> 00:11:48,141 殿が わしを見込んでくれたように➡ 139 00:11:48,141 --> 00:11:54,013 わしも お主らを見込んでおる。 だから話したのじゃ。 140 00:11:54,013 --> 00:11:58,451 一度引き受けた仕事は 投げ出しはせん! 141 00:11:58,451 --> 00:12:01,654 それでこそ蜂須賀殿じゃ! 142 00:12:03,256 --> 00:12:08,595 ⚟(扇子を開閉する音) 143 00:12:08,595 --> 00:12:20,406 (扇子を開閉する音) 144 00:12:22,108 --> 00:12:25,144 織田の動き どう思う? 145 00:12:25,144 --> 00:12:27,447 (扇子を開閉する音) 146 00:12:30,283 --> 00:12:32,785 はあ…。 ⚟(扇子を開閉する音) 147 00:12:32,785 --> 00:12:35,288 邪魔をしたな。 148 00:12:38,591 --> 00:12:45,498 ♬~ 149 00:12:45,498 --> 00:12:49,235 やはり狙いは また墨俣か。 150 00:12:49,235 --> 00:12:56,009 ♬~ 151 00:12:56,009 --> 00:12:59,646 こたびは 何かが違うと申すか。 152 00:12:59,646 --> 00:13:01,914 何が? 153 00:13:01,914 --> 00:13:04,217 ⚟(扇子を開閉する音) 154 00:13:06,386 --> 00:13:08,755 (斎藤龍興)織田も懲りぬのう。➡ 155 00:13:08,755 --> 00:13:13,259 よいではないか また痛い目に遭わせてやれ。 156 00:13:13,259 --> 00:13:18,398 (守就)こたびは 川並衆と 手を結んだ様子もござりますれば➡ 157 00:13:18,398 --> 00:13:21,701 早めに手を打つべきかと。 158 00:13:23,770 --> 00:13:26,406 織田に売り渡すはずの刀を➡ 159 00:13:26,406 --> 00:13:30,610 皆 わしに献上して 命乞いをしたようなやつらじゃ。 160 00:13:30,610 --> 00:13:35,281 そのような寄せ集めと組んだところで 一体 何ができよう。 161 00:13:35,281 --> 00:13:38,584 織田を侮ってはなりませぬ。 162 00:13:41,154 --> 00:13:45,425 賽の河原を知っておるか。 163 00:13:45,425 --> 00:13:49,128 三途の川にある河原じゃ。 164 00:13:49,128 --> 00:13:52,165 そこでは 死んだ幼子が➡ 165 00:13:52,165 --> 00:13:58,304 現世にいる親のことを思って 石を積んでおる。➡ 166 00:13:58,304 --> 00:14:03,142 しかし あと少しというところで➡ 167 00:14:03,142 --> 00:14:09,148 決まって鬼が来て 全て壊してしまうのじゃ。 168 00:14:12,385 --> 00:14:18,925 そうやって その幼子は報われず 石を積み続ける。 169 00:14:18,925 --> 00:14:25,698 まるで 墨俣に砦を築こうとしている 織田のようではないか。➡ 170 00:14:25,698 --> 00:14:29,268 すぐに追い返してはならぬぞ。 171 00:14:29,268 --> 00:14:33,272 ひとつきでも ふたつきでも苦労させ➡ 172 00:14:33,272 --> 00:14:38,978 出来上がる寸前で その夢を根こそぎ奪うのじゃ。 173 00:14:40,980 --> 00:14:44,484 その方が 面白いではないか。 174 00:14:57,130 --> 00:15:00,900 来た。 どこじゃ。 175 00:15:00,900 --> 00:15:03,803 何も見えんがや。 176 00:15:03,803 --> 00:15:08,808 我らは夜 目が利くのじゃ。 すぐに分かる。 177 00:15:19,085 --> 00:15:22,955 あっ あそこじゃ! 来た 来た…! 178 00:15:22,955 --> 00:15:52,618 ♬~ 179 00:15:52,618 --> 00:15:56,289 おう 交代じゃ! ああ…。 180 00:15:56,289 --> 00:16:04,897 ♬~ 181 00:16:04,897 --> 00:16:07,200 うん? 182 00:16:09,235 --> 00:16:11,170 て…! (2人)敵じゃ~! 183 00:16:11,170 --> 00:16:15,575 敵じゃ!(たたく音) いつの間にか 砦が出来ておるぞ! 184 00:16:15,575 --> 00:16:17,510 なぜ気が付かなかった! 185 00:16:17,510 --> 00:16:21,914 昨日の日の暮れの時には 影も形もなく…。 186 00:16:21,914 --> 00:16:25,384 (龍興)たった一夜で それだけのものを造れるわけなかろう! 187 00:16:25,384 --> 00:16:28,087 お前たちが見逃していたのではないか!? (良通)いえ。 188 00:16:28,087 --> 00:16:31,924 ほかの場所で 入念な支度を 行っていたようでございます。 189 00:16:31,924 --> 00:16:35,228 なぜ もっと早く手を打たなかった! 190 00:16:37,797 --> 00:16:40,933 (龍興)所詮は 急ごしらえの砦よ。 191 00:16:40,933 --> 00:16:46,272 目障りな織田の者どもを さっさと蹴散らしてまいれ! 192 00:16:46,272 --> 00:16:48,574 (重臣たち)はっ。 193 00:17:00,720 --> 00:17:04,724 おう しっかりな。 おう 気を付けろ! 194 00:17:15,067 --> 00:17:17,270 おっ? 195 00:17:25,578 --> 00:17:27,613 ハハハッ。 196 00:17:27,613 --> 00:17:38,157 ♬~ 197 00:17:38,157 --> 00:17:42,028 どうじゃ。 まだ敵は現れぬ。 198 00:17:42,028 --> 00:17:45,598 そうではない。 握り飯の味じゃ。 199 00:17:45,598 --> 00:17:49,402 フフッ そりゃ うまいに決まっておろう。 そうか。 200 00:17:49,402 --> 00:17:51,470 どれ わしも一つ…。 おお…! 201 00:17:51,470 --> 00:17:55,775 これは わしのじゃ。 兄者は お寧々殿に作ってもらったではないか。 202 00:17:55,775 --> 00:17:58,411 とうに食うてしもうたわ。 一つくらいええじゃろ。 203 00:17:58,411 --> 00:18:02,415 あ~ 駄目じゃ。 これは 直が わしのために作ってくれたんじゃ。 204 00:18:02,415 --> 00:18:05,184 固いこと言うなて。 ああ~! 205 00:18:05,184 --> 00:18:09,055 あっ ああっ! ほれ 見てみい すぐに渡さんから。 206 00:18:09,055 --> 00:18:11,357 兄者のせいではないか! 207 00:18:11,357 --> 00:18:14,727 (銃声) わっ! 208 00:18:14,727 --> 00:18:16,662 敵じゃ~! 209 00:18:16,662 --> 00:18:19,365 敵じゃ! 敵じゃ~! (正勝)ものども 備えよ! 210 00:18:19,365 --> 00:18:21,867 (一同)おお~! 211 00:18:24,570 --> 00:18:27,073 小一郎 大事ないか!? 212 00:18:27,073 --> 00:18:29,575 直に助けられたわ。 213 00:18:29,575 --> 00:18:34,447 (坂井喜左衛門)よう戻ってきたなあ。 ああ。 さあ ほら➡ 214 00:18:34,447 --> 00:18:37,917 遠慮せずに お食べ。 ねっ! とと様。 215 00:18:37,917 --> 00:18:41,787 黙って出ていってしまって ごめんなさい。 216 00:18:41,787 --> 00:18:44,590 (坂井)ええんじゃ ええんじゃ。 217 00:18:44,590 --> 00:18:47,493 こうして戻ってきてくれたのじゃから。 218 00:18:47,493 --> 00:18:52,932 そうだ ちょうど縁談が またあってな。 私➡ 219 00:18:52,932 --> 00:18:57,637 小一郎と めおとになります。 220 00:19:11,217 --> 00:19:13,519 ほうか。 221 00:19:17,723 --> 00:19:21,360 許してくれるの? 222 00:19:21,360 --> 00:19:24,664 わしが許さなんだら やめるのか? 223 00:19:26,232 --> 00:19:32,104 そうであろう。 あの兄弟は今や➡ 224 00:19:32,104 --> 00:19:36,242 織田家の重臣だそうじゃな。 225 00:19:36,242 --> 00:19:39,945 わしが とやかく言える立場ではないわ。 226 00:19:42,581 --> 00:19:45,885 祝言に来てください。 227 00:19:47,920 --> 00:19:53,726 小牧で一緒に暮らそうって 小一郎が。 228 00:19:57,096 --> 00:20:02,401 わしなどが よいのか? ハハッ もちろんじゃ。 229 00:20:02,401 --> 00:20:05,705 私のとと様なんじゃから。 230 00:20:08,941 --> 00:20:11,444 ありがたい。 231 00:20:16,115 --> 00:20:18,417 ちょっと来なさい。 232 00:20:18,417 --> 00:20:31,430 ♬~ 233 00:20:31,430 --> 00:20:36,969 以前 お前のために仕立てた白無垢が どこかにしまってある。 234 00:20:36,969 --> 00:20:40,005 持っていきなさい。 あ… いいの? 235 00:20:40,005 --> 00:20:44,643 わしが持っていても 宝の持ち腐れじゃ。 ハハハハハッ。 236 00:20:44,643 --> 00:20:47,146 どの辺りにしまったの? うん?➡ 237 00:20:47,146 --> 00:20:49,949 う~ん 何か その…。 238 00:20:51,984 --> 00:20:54,887 とと様!? ⚟(坂井)ふざけるでない! 239 00:20:54,887 --> 00:20:59,725 あのような うさんくさいやつと めおとになど 誰がさせるか! 240 00:20:59,725 --> 00:21:03,095 だましたの!? この卑怯者! 241 00:21:03,095 --> 00:21:08,400 (玄太)ほうか 藤吉郎は そんなに偉くなったのか。 242 00:21:08,400 --> 00:21:10,770 (弥助)今や 織田家の侍大将じゃ。➡ 243 00:21:10,770 --> 00:21:14,106 小一郎も立派になったもんよ。 244 00:21:14,106 --> 00:21:17,143 (玄太)じゃったら なんとかするよう言ってくれ。 245 00:21:17,143 --> 00:21:19,979 ここんとこ日照り続きだで➡ 246 00:21:19,979 --> 00:21:24,283 水を取り合って あちこちの村で いさかいが絶えんのだわ。➡ 247 00:21:24,283 --> 00:21:28,287 このままじゃ また不作だて。 248 00:21:28,287 --> 00:21:32,158 あ~ あいつら 今 美濃攻めの真っ最中じゃ。 249 00:21:32,158 --> 00:21:35,995 そんな小さきことには構ってられんわ。 250 00:21:35,995 --> 00:21:40,800 わしらにとっては 生きるか死ぬかじゃ! 251 00:21:48,807 --> 00:21:50,743 放て~! 252 00:21:50,743 --> 00:21:54,446 (銃声) 253 00:21:54,446 --> 00:21:56,515 かかれ~! 254 00:21:56,515 --> 00:21:58,818 (喚声) 255 00:21:58,818 --> 00:22:04,924 ♬~ 256 00:22:04,924 --> 00:22:07,259 しぶといわ。 257 00:22:07,259 --> 00:22:12,131 安藤殿の参陣を待って 総攻めするしかあるまい。 258 00:22:12,131 --> 00:22:15,601 そうじゃった。 259 00:22:15,601 --> 00:22:19,405 あいつは こういうやつじゃった。 260 00:22:19,405 --> 00:22:25,611 ハア… 会いに来た私がたーけじゃったわ。 261 00:22:25,611 --> 00:22:31,951 この… くそったれじじいが! 262 00:22:31,951 --> 00:22:34,286 あ… あっ! 263 00:22:34,286 --> 00:22:37,089 イタタ…。 264 00:22:38,791 --> 00:22:44,597 ハア… あ… ハア ハア…。 265 00:22:47,132 --> 00:22:49,168 お直様。➡ 266 00:22:49,168 --> 00:22:51,637 お直様。 267 00:22:51,637 --> 00:22:55,140 お直様! 見つけましたよ。 268 00:22:55,140 --> 00:22:57,176 早くお着替えくださいませ。 269 00:22:57,176 --> 00:23:01,914 (直)嫌じゃ! えっ? あっ お… お直様。 270 00:23:01,914 --> 00:23:04,617 お直様! 271 00:23:06,252 --> 00:23:09,154 このバカもん! 272 00:23:09,154 --> 00:23:13,025 蔵の中で遊んではいかんと あれほど申したのに。 273 00:23:13,025 --> 00:23:16,896 だって あの小袖好きじゃないんだもの。 274 00:23:16,896 --> 00:23:19,798 わがままを言うんじゃない! さあ 来い。 275 00:23:19,798 --> 00:23:23,002 嫌じゃ!ああっ! あ…。 276 00:23:39,285 --> 00:23:41,420 とと様…。 277 00:23:41,420 --> 00:23:43,789 大事ないか? 278 00:23:43,789 --> 00:23:46,125 ごめんなさい。 279 00:23:46,125 --> 00:23:49,428 ごめんなさい…。 ああ。 ああ ああ…。 280 00:23:49,428 --> 00:23:58,170 あ~ もうよい。 お直が無事ならば それで よい。 281 00:23:58,170 --> 00:24:03,909 ♬~ 282 00:24:03,909 --> 00:24:05,844 (錠前を壊す音) はっ! 283 00:24:05,844 --> 00:24:09,048 (錠前を壊す音) 284 00:24:12,918 --> 00:24:17,089 お直さん ご無事で!? 遅い! 285 00:24:17,089 --> 00:24:19,024 (正勝)おし。 286 00:24:19,024 --> 00:24:21,593 お~し! 287 00:24:21,593 --> 00:24:25,264 やったぞ~! (歓声) 288 00:24:25,264 --> 00:24:29,101 やったぞ~! ハハハハッ! ついに やったぞ。 289 00:24:29,101 --> 00:24:32,771 誰も成しえんかった この墨俣に城を築いたのじゃ。 290 00:24:32,771 --> 00:24:36,275 じゃから 城じゃのうて… まあ ええか。 291 00:24:36,275 --> 00:24:40,112 わしらにとっては 立派な城じゃ。 そうじゃな。 292 00:24:40,112 --> 00:24:43,015 これで いよいよ 敵も本気で攻めてこよう。 293 00:24:43,015 --> 00:24:48,620 手はずどおり お前は前野殿と共に 森殿に合流してくれ。 294 00:24:48,620 --> 00:24:51,123 ぬかるなよ。 295 00:24:51,123 --> 00:24:53,325 兄者。 296 00:24:56,929 --> 00:25:00,799 すぐに捜させます。 297 00:25:00,799 --> 00:25:03,769 もうよい。 298 00:25:03,769 --> 00:25:11,243 ♬~ 299 00:25:11,243 --> 00:25:17,049 何をしておる。 なぜ逃げておらぬ!? 300 00:25:17,049 --> 00:25:20,252 言い残したことがあったので。 301 00:25:22,955 --> 00:25:25,090 まだ分からんのか。 302 00:25:25,090 --> 00:25:28,594 あんなやつと めおとになることを 祝うことなどできぬ! 303 00:25:28,594 --> 00:25:33,399 どうしてもというなら もはや 父でも子でもないわ! 304 00:25:33,399 --> 00:25:37,603 今日限り 縁を切る! 嘘じゃ! 305 00:25:37,603 --> 00:25:42,941 口では憎たらしいことも いっぱい言われたけど➡ 306 00:25:42,941 --> 00:25:47,813 でも とと様は いざという時は いつだって➡ 307 00:25:47,813 --> 00:25:53,619 自分のことより 私のことを大切にしてくれました。 308 00:25:56,422 --> 00:26:01,627 私は とと様のそういうところを 知っております。 309 00:26:03,195 --> 00:26:05,898 だから…。 310 00:26:08,734 --> 00:26:12,538 今まで ありがとうございました。 311 00:26:14,239 --> 00:26:26,385 ♬~ 312 00:26:26,385 --> 00:26:29,922 ごめんなさい。 313 00:26:29,922 --> 00:26:33,425 いつも言うことを聞かなくて。 314 00:26:35,794 --> 00:26:40,399 でもね とと様。 315 00:26:40,399 --> 00:26:42,768 フフ…。 316 00:26:42,768 --> 00:26:47,272 私 今 幸せなんじゃ。 317 00:26:47,272 --> 00:27:17,736 ♬~ 318 00:27:17,736 --> 00:27:20,439 持っていきなさい。 319 00:27:24,076 --> 00:27:31,750 わしは あの兄弟のことは金輪際許さぬ。 320 00:27:31,750 --> 00:27:35,087 顔も見とうない。 321 00:27:35,087 --> 00:27:39,892 祝言など 誰が行くものか。 322 00:27:41,593 --> 00:27:44,096 じゃが! 323 00:27:46,265 --> 00:27:55,274 お前が… 幸せなら それでよいわ。 324 00:27:57,976 --> 00:28:00,712 それでよいわ! 325 00:28:00,712 --> 00:28:06,051 ♬~ 326 00:28:06,051 --> 00:28:09,555 文は なるべく よこせよ。 327 00:28:11,557 --> 00:28:15,894 それから…➡ 328 00:28:15,894 --> 00:28:18,897 正月には帰ってきなさい。 329 00:28:22,668 --> 00:28:29,074 あと 盆と 刈り入れの時…➡ 330 00:28:29,074 --> 00:28:33,912 あと 祭りの…。 いつか➡ 331 00:28:33,912 --> 00:28:40,118 ややこが出来たら 会わせに参ります。 332 00:28:43,622 --> 00:28:50,362 私も とと様のような親に なりとうございます。 333 00:28:50,362 --> 00:28:54,233 ハハ…。 334 00:28:54,233 --> 00:28:58,737 とと様の娘に生まれてよかった。 335 00:29:01,707 --> 00:29:06,578 ありがとう とと様。 336 00:29:06,578 --> 00:29:20,792 ♬~ 337 00:29:22,894 --> 00:29:30,102 完成した墨俣砦には 斎藤氏のかなりの軍勢が攻めてきました。 338 00:29:31,603 --> 00:29:35,807 こいつは絶景でねえか。 339 00:29:41,246 --> 00:29:45,117 何じゃ 怖いのか? 340 00:29:45,117 --> 00:29:48,987 ぬかせ 武者震いよ。 341 00:29:48,987 --> 00:29:52,391 お前こそ 恐れて小便漏らすなよ。 342 00:29:52,391 --> 00:29:56,928 いや もう 少~し漏らした。 343 00:29:56,928 --> 00:30:03,702 (笑い声) 344 00:30:03,702 --> 00:30:08,407 いっちょ暴れるとするか。 ここが正念場じゃ! 345 00:30:11,276 --> 00:30:13,612 かかれ~! 346 00:30:13,612 --> 00:30:16,114 (一同)おお~! 347 00:30:17,783 --> 00:30:23,955 一方 小一郎たちは 北方城に到着していました。 348 00:30:23,955 --> 00:30:29,428 (森 可成)思惑どおり 手薄じゃな。 349 00:30:29,428 --> 00:30:31,797 行くぞ。 350 00:30:31,797 --> 00:30:44,509 ♬~ 351 00:31:04,262 --> 00:31:07,566 話が違うではないか! 352 00:31:09,601 --> 00:31:13,772 (刃音と 喚声) 353 00:31:13,772 --> 00:31:20,278 (刃音と 喚声) 354 00:31:20,278 --> 00:31:23,181 くっそ~! 355 00:31:23,181 --> 00:31:26,084 行け~! 356 00:31:26,084 --> 00:31:46,805 ♬~ 357 00:31:46,805 --> 00:31:49,307 ここまでか。 358 00:31:49,307 --> 00:31:54,012 (刃音と 喚声) 359 00:31:57,649 --> 00:32:00,452 引け! 引け~! 360 00:32:07,926 --> 00:32:14,432 この城のことを覚えておる者が この先 どれほどおるであろうのう。 361 00:32:16,268 --> 00:32:19,771 たった一夜であったが➡ 362 00:32:19,771 --> 00:32:24,409 お主らと共に造った この城のこと➡ 363 00:32:24,409 --> 00:32:27,712 わしは生涯忘れぬ。 364 00:32:29,781 --> 00:32:32,584 よき城であった! 365 00:32:34,286 --> 00:32:52,971 ♬~ 366 00:32:52,971 --> 00:32:57,642 これは… 油? 367 00:32:57,642 --> 00:33:49,794 ♬~ 368 00:33:49,794 --> 00:33:51,830 やはり来たか。 369 00:33:51,830 --> 00:33:55,133 なぜ…。 もしや 敵の間者が…。 370 00:33:55,133 --> 00:33:58,937 一人残らず討ち取れ! お待ちください! 371 00:34:00,939 --> 00:34:03,241 小一郎! 372 00:34:06,778 --> 00:34:12,384 北方城主 安藤伊賀守殿と お見受けいたしました。 373 00:34:12,384 --> 00:34:18,089 いかにも。 我らの策を見抜かれたこと 実にお見事! 374 00:34:18,089 --> 00:34:21,593 さすがは 美濃に三人衆ありとうたわれた お一人にござります。 375 00:34:21,593 --> 00:34:26,264 わしではない。 見抜いたのは別の者よ。 376 00:34:26,264 --> 00:34:31,403 よきお仲間をお持ちのようで。 何が言いたい。 377 00:34:31,403 --> 00:34:36,775 そのお力 我らにお貸しくだされ。 378 00:34:36,775 --> 00:34:39,110 いきなり何を言いだすのじゃ! 379 00:34:39,110 --> 00:34:41,413 何? ここで 我らが斬り合ったら➡ 380 00:34:41,413 --> 00:34:45,784 何のために 兄者たちが おとりになって 血を流したのか分かりませぬ。 381 00:34:45,784 --> 00:34:49,955 ここは ひとまず刀を収めて 我らの話を聞いてくだされ。 382 00:34:49,955 --> 00:34:52,624 我らは今 そんなことを言える立場ではなかろう。 383 00:34:52,624 --> 00:34:57,128 そこまで言うなら お主らが美濃に寝返ればよかろう。 384 00:34:57,128 --> 00:34:59,831 それでも構いませぬ! 385 00:35:01,967 --> 00:35:05,737 それで 皆が よき暮らしができるようになるのなら➡ 386 00:35:05,737 --> 00:35:08,373 願ってもないこと。 387 00:35:08,373 --> 00:35:13,678 そう思えるよう 拙者を説き伏せてくだされ。 388 00:35:15,580 --> 00:35:19,084 我が兄なら迷わず こう申しまする。 389 00:35:19,084 --> 00:35:25,957 信長様なら 新たな面白き世を 必ずお作りになると。 390 00:35:25,957 --> 00:35:30,762 斎藤龍興様には それができまするか。 391 00:35:33,264 --> 00:35:37,135 できると 申せますか! 黙れ! 392 00:35:37,135 --> 00:35:40,405 この美濃は 我らの手で守ってきたのじゃ! 393 00:35:40,405 --> 00:35:43,108 織田の手になど 渡せるか。 394 00:35:43,108 --> 00:35:45,043 やれ! 395 00:35:45,043 --> 00:35:46,978 ええ~い! 396 00:35:46,978 --> 00:35:56,621 ♬~ 397 00:35:56,621 --> 00:35:58,957 こっちじゃ。 398 00:35:58,957 --> 00:36:02,360 ♬~ 399 00:36:02,360 --> 00:36:04,362 あっ! 400 00:36:17,942 --> 00:36:21,246 (竹中半兵衛)あの~…➡ 401 00:36:21,246 --> 00:36:26,751 こたびの策は どなたが考えたのでありますか? 402 00:36:29,387 --> 00:36:33,091 ⚟おい こっちだ! いたぞ! ⚟こっちだ! 403 00:36:33,091 --> 00:36:38,096 (喚声) 404 00:36:46,104 --> 00:36:50,608 ハア ハア ハア ハア…。 フフフフ…。 405 00:36:50,608 --> 00:36:54,946 落とさないでくださいよ。 大事な花嫁衣装なんじゃから。 406 00:36:54,946 --> 00:36:57,749 ああ 分かっとるわ。 407 00:37:07,892 --> 00:37:10,395 どうしました!? 408 00:37:19,504 --> 00:37:36,921 ♬~ 409 00:37:36,921 --> 00:37:39,924 いかん! 逃げましょう! 410 00:37:42,794 --> 00:37:45,930 危ない 逃げて! 411 00:37:45,930 --> 00:37:59,944 ♬~ 412 00:38:03,414 --> 00:38:08,219 ♬~ 413 00:38:08,219 --> 00:38:13,558 けが… ない? 414 00:38:13,558 --> 00:38:20,064 はあ… ハハッ よかった…。 415 00:38:20,064 --> 00:38:49,928 ♬~ 416 00:38:49,928 --> 00:38:52,831 小六! お~ 将右衛門か。 417 00:38:52,831 --> 00:38:55,400 兄者! 小一郎 どうしたんじゃ。 418 00:38:55,400 --> 00:38:58,603 すまん しくじった。 419 00:38:58,603 --> 00:39:01,339 策が見抜かれておった。 420 00:39:01,339 --> 00:39:03,641 ほうか…。 421 00:39:05,877 --> 00:39:08,546 ようやった。 422 00:39:08,546 --> 00:39:13,218 よう生きて戻った。 それだけでお手柄じゃ。 423 00:39:13,218 --> 00:39:16,221 生きておれば また次がある。 424 00:39:16,221 --> 00:39:21,092 そうじゃな。 ハッ 直と約束したからのう。 425 00:39:21,092 --> 00:39:24,562 あ? 何じゃ おなごのためか。 426 00:39:24,562 --> 00:39:26,598 (笑い声) 427 00:39:26,598 --> 00:39:31,336 さて 帰って 殿様の大目玉でも食らうとするかのう。 428 00:39:31,336 --> 00:39:33,571 どうせ また わしのせいにするんじゃろう。 429 00:39:33,571 --> 00:39:36,474 当たり前じゃ。何でじゃ! (笑い声) 430 00:39:36,474 --> 00:39:38,443 行くぞ。 おう。 431 00:39:38,443 --> 00:39:41,913 行くぞ。 (一同)はっ。 432 00:39:41,913 --> 00:39:45,583 何じゃ 何じゃ。 えっ? 433 00:39:45,583 --> 00:39:49,454 いや 知らん…。 (笑い声) 434 00:39:49,454 --> 00:39:53,758 寧々! 来とったんか。 帰ったぞ。 435 00:39:56,594 --> 00:39:58,796 うん? 436 00:40:15,413 --> 00:40:19,617 村の争いに巻き込まれて…➡ 437 00:40:19,617 --> 00:40:24,289 子供を… 助けようとして…➡ 438 00:40:24,289 --> 00:40:26,991 そんで…。 439 00:40:30,962 --> 00:40:33,431 すまん! 小一郎!➡ 440 00:40:33,431 --> 00:40:37,802 すまん! すまん! すまん! 441 00:40:37,802 --> 00:40:40,605 すまん…。 442 00:40:56,187 --> 00:41:03,261 あ~ 腹減ったわ。 443 00:41:03,261 --> 00:41:08,766 直 握り飯作ってくれ。 444 00:41:10,768 --> 00:41:15,106 あの握り飯…➡ 445 00:41:15,106 --> 00:41:24,816 落としてしもうて 半分ぐらい食べれんかったんじゃ。 446 00:41:26,617 --> 00:41:32,423 でも そのおかげでなあ…➡ 447 00:41:32,423 --> 00:41:36,961 命拾いしたわ。 448 00:41:36,961 --> 00:41:40,164 お前のおかげじゃ。 449 00:41:54,379 --> 00:41:57,815 わしは生きとるぞ! 450 00:41:57,815 --> 00:42:00,118 おい! 451 00:42:01,686 --> 00:42:05,623 わしは約束守ったぞ! 452 00:42:05,623 --> 00:42:08,326 おい! 453 00:42:10,395 --> 00:42:13,698 なのに お前は…。 454 00:42:16,100 --> 00:42:20,605 何やっとんじゃ このたーけが! 455 00:42:22,607 --> 00:42:27,278 何じゃ このありさまは! 456 00:42:27,278 --> 00:42:30,948 何なんじゃ これは! 457 00:42:30,948 --> 00:42:34,786 (すすり泣き) 458 00:42:34,786 --> 00:42:37,622 直! 459 00:42:37,622 --> 00:42:39,924 直! 460 00:42:41,492 --> 00:42:44,495 起きろ! 直! 461 00:42:44,495 --> 00:42:47,131 直! 起きてくれ! 462 00:42:47,131 --> 00:42:50,435 直! 直! 463 00:42:50,435 --> 00:42:52,937 直!