1 00:00:33,634 --> 00:00:36,803 (雙星彦馬)もう半年になります。 2 00:00:36,803 --> 00:00:40,524 そろそろ 会わせてくださいますように。 3 00:00:40,524 --> 00:00:43,493 (雁二郎)「西洋武器或問」が 盗まれまして。 4 00:00:43,493 --> 00:00:50,233 (静山)同じくして 飯炊き女のお里が 姿を消した。 5 00:00:50,233 --> 00:00:53,236 <松浦静山から盗み取った本を➡ 6 00:00:53,236 --> 00:00:58,258 織江は 川村に渡すのを ためらった。➡ 7 00:00:58,258 --> 00:01:01,561 静山に 謀反の疑いがかけられ➡ 8 00:01:01,561 --> 00:01:04,731 彦馬に 累を及ぼすのではと 心配した> 9 00:01:04,731 --> 00:01:08,235 (織江)渡せば 彦馬さんまで➡ 10 00:01:08,235 --> 00:01:10,504 静山と共倒れの憂き目に 遭うのでは。 11 00:01:10,504 --> 00:01:13,407 (川村)あの2人を探れ。 12 00:01:13,407 --> 00:01:15,842 (雁二郎) 御前の本を盗んだという事は➡ 13 00:01:15,842 --> 00:01:20,530 お父上の妻は 我々の敵に 回ったという事です。 14 00:01:20,530 --> 00:01:24,434 <一方 彦馬は 織江を諦めるべきだという➡ 15 00:01:24,434 --> 00:01:27,437 雁二郎に反発したのである> 16 00:01:27,437 --> 00:01:31,742 私は その全てを知っている。 17 00:01:31,742 --> 00:01:43,842 ♬~(テーマ音楽) 18 00:01:49,726 --> 00:01:53,430 <彦馬には まだ 本を盗んだ織江の➡ 19 00:01:53,430 --> 00:01:57,267 罪の償い方は 見つかっていなかった> 20 00:01:57,267 --> 00:02:01,605 (忠太)うるさい! (その)やめなさいよ まきちゃん! 21 00:02:01,605 --> 00:02:04,658 どうしたんだ? (忠太)おまきが 俺の字➡ 22 00:02:04,658 --> 00:02:07,277 下手だって笑いやがった。 (まき)いつまでたっても➡ 23 00:02:07,277 --> 00:02:10,497 上達しないから。 下手は 分かってるよ。 24 00:02:10,497 --> 00:02:12,933 けどな そう ずばり言われたら 腹立つんだよ。 25 00:02:12,933 --> 00:02:15,135 (ゆう)それで 私 おまきちゃんに➡ 26 00:02:15,135 --> 00:02:17,688 「なにも 笑う事ない」って。 おゆうは ここで➡ 27 00:02:17,688 --> 00:02:19,773 一番上手だから 偉そうに言うのよ! 28 00:02:19,773 --> 00:02:24,161 何が偉そうなの!? ああ ああ 落ち着いて 2人とも。 29 00:02:24,161 --> 00:02:28,732 さあさあ 早く座って。 はい。 はい 座って 座って。 30 00:02:28,732 --> 00:02:32,232 あれ? ない。 31 00:02:34,371 --> 00:02:39,092 弁吉 私の書いたので 何してるの? 32 00:02:39,092 --> 00:02:42,092 (弁吉)へへ お手本に。 33 00:02:48,351 --> 00:02:50,370 これだ! 34 00:02:50,370 --> 00:03:00,430 ♬~ 35 00:03:00,430 --> 00:03:02,482 違う。 36 00:03:02,482 --> 00:03:05,802 お分かりになりませぬか? 37 00:03:05,802 --> 00:03:10,774 つまり 盗まれた本と同じものを 何冊も 書き写すのです。 38 00:03:10,774 --> 00:03:13,777 もちろん 肝心の 御前の書き込みも加えて。 39 00:03:13,777 --> 00:03:19,166 それを 巷の名だたる本屋 古本屋 貸本屋に並べてもらうんです。 40 00:03:19,166 --> 00:03:22,519 そうすれば 盗まれた本に 書き込まれた文言は➡ 41 00:03:22,519 --> 00:03:25,105 御前のものという事には なりますまい。 42 00:03:25,105 --> 00:03:27,207 なるほど。 はい。 43 00:03:27,207 --> 00:03:31,561 しかし 書き写す元の本が 手元にないのだ。 44 00:03:31,561 --> 00:03:33,797 そこなんですよ。 45 00:03:33,797 --> 00:03:38,802 ですよね。 う~ん。 46 00:03:38,802 --> 00:03:41,404 あっ あの本を 持っておいでの方に➡ 47 00:03:41,404 --> 00:03:44,207 お心当たりは ございませんでしょうか? 48 00:03:44,207 --> 00:03:49,207 う~ん。 鍋島家の古賀様辺りは? 49 00:03:52,399 --> 00:03:56,102 蘭学者の宇田川何とか。 50 00:03:56,102 --> 00:03:59,206 ああ 1人 心当たりが。 51 00:03:59,206 --> 00:04:02,559 どなたで? 中津奥平家 江戸家老➡ 52 00:04:02,559 --> 00:04:04,759 湯川主膳。 53 00:04:12,202 --> 00:04:14,202 えいっ! やっ! 54 00:04:16,306 --> 00:04:18,406 (足音) 55 00:04:27,701 --> 00:04:34,474 例の松浦静山の本だが➡ 56 00:04:34,474 --> 00:04:37,844 大いに役に立ちそうだ。 57 00:04:37,844 --> 00:04:39,863 さようで。 58 00:04:39,863 --> 00:04:47,270 近々 静山は ご公儀の詮議を 受ける事になろう。 59 00:04:47,270 --> 00:04:53,260 詮議の次第によっては 静山はおろか➡ 60 00:04:53,260 --> 00:04:57,060 松浦家の命運も決する。 61 00:05:01,935 --> 00:05:08,308 時に 母御は だいぶ よいようだな? 62 00:05:08,308 --> 00:05:11,561 このところ たびたび 外に出ているようだ。 63 00:05:11,561 --> 00:05:13,597 (女1)あの子は 先生に 懐いているからさ。 64 00:05:13,597 --> 00:05:15,699 (女2)そうだね。 (女3)人がいいからさ。 65 00:05:15,699 --> 00:05:19,469 (女2)ところで 先生 妻恋稲荷 よく拝むよね。 66 00:05:19,469 --> 00:05:21,738 (女3)誰か 恋しい人でも 捜してるのかね。 67 00:05:21,738 --> 00:05:24,558 (女1)おっ。 (女2)ここに いるのにね。 68 00:05:24,558 --> 00:06:00,758 ♬~ 69 00:06:08,501 --> 00:06:11,371 (静山)わしが書き込みをした 文言は➡ 70 00:06:11,371 --> 00:06:13,723 付箋に書いて 挟んでおいた。 71 00:06:13,723 --> 00:06:16,776 これも 私が書き込みます。 72 00:06:16,776 --> 00:06:19,145 鉛筆で書いた。 73 00:06:19,145 --> 00:06:22,532 えっ? うん? 74 00:06:22,532 --> 00:06:58,251 ♬~ 75 00:06:58,251 --> 00:07:03,039 あっ! ああ…。 76 00:07:03,039 --> 00:07:08,628 えっ? あっ あっ あっ! ああ…。 77 00:07:08,628 --> 00:07:14,534 ああ やはり お一人 根を詰めてらっしゃいますな。 78 00:07:14,534 --> 00:07:16,636 事は急ぐ。 79 00:07:16,636 --> 00:07:18,705 バカ話の相手は できんぞ。 80 00:07:18,705 --> 00:07:22,042 どなたか 手を借りたほうが よいのではないですか? 81 00:07:22,042 --> 00:07:24,127 何を申すか!? 雁二郎。 82 00:07:24,127 --> 00:07:26,997 これは 私なりの償いなのだ。 83 00:07:26,997 --> 00:07:29,597 何としても 一人で。 84 00:07:32,635 --> 00:07:35,422 (雅江)この辺りは 路地が入り組んでる。 85 00:07:35,422 --> 00:07:38,842 追っ手がたどりつくには 厄介。 逃げるには 好都合。➡ 86 00:07:38,842 --> 00:07:42,529 家は ここだ。 いいね? 87 00:07:42,529 --> 00:07:44,529 ああ。 88 00:07:55,875 --> 00:08:00,730 ここを抜ける時は 2人一緒じゃ 無理だよ。 89 00:08:00,730 --> 00:08:02,832 そうだね。 90 00:08:02,832 --> 00:08:07,771 いざという時は ためらう事なく 一人ででも出たほうがいい。 91 00:08:07,771 --> 00:08:10,471 知らせる手だては? 92 00:08:17,931 --> 00:08:24,631 これが 裏になってる時は 「私は出た。 すぐに出よ」。 93 00:08:33,630 --> 00:08:36,132 (お蝶)2人とも いたの? ああ。 94 00:08:36,132 --> 00:08:39,069 ここのとこ なぜだか 務めもないし。 95 00:08:39,069 --> 00:08:41,838 私も 暇。 2人して➡ 96 00:08:41,838 --> 00:08:44,240 芝居見物にでも行ってきたら いいじゃないか? 97 00:08:44,240 --> 00:08:47,811 ああ。 近々 それもいいね。 98 00:08:47,811 --> 00:08:50,613 うん。 99 00:08:50,613 --> 00:08:52,766 何か 燃やした? 100 00:08:52,766 --> 00:08:57,203 ああ。 古いお札をね。 101 00:08:57,203 --> 00:09:00,203 ふ~ん。 102 00:09:04,794 --> 00:09:06,763 様子は? 103 00:09:06,763 --> 00:09:11,034 暇を持て余してるようで 芝居に誘われもしました。 104 00:09:11,034 --> 00:09:13,636 雙星彦馬は? 105 00:09:13,636 --> 00:09:17,423 相変わらずの 寺子屋通いだけでして。 106 00:09:17,423 --> 00:09:20,393 うん。 ≪(順平)本所の静山にも➡ 107 00:09:20,393 --> 00:09:22,745 動きはありませんな。 108 00:09:22,745 --> 00:09:27,033 何だ? 宵闇もいたのか? 109 00:09:27,033 --> 00:09:31,638 ≪(順平)本を とられたと知って 善後策を講じているのか➡ 110 00:09:31,638 --> 00:09:36,943 あるいは たかをくくって うっちゃっているのか。 111 00:09:36,943 --> 00:09:42,398 ただ 目新しいとこでは 1~2度 深川森下に行きました。 112 00:09:42,398 --> 00:09:45,401 森下? そこに 西海屋の➡ 113 00:09:45,401 --> 00:09:49,455 持ち家がありまして。 不審があるのか? 114 00:09:49,455 --> 00:09:54,427 今のところ 分かりませんが そこで 西海屋と落ち合い➡ 115 00:09:54,427 --> 00:09:59,833 世間話か 茶を飲む程度で 引き揚げてますね。 116 00:09:59,833 --> 00:10:02,233 ♬~ 117 00:10:14,998 --> 00:10:19,869 今日 下屋敷に 大目付が参りました。➡ 118 00:10:19,869 --> 00:10:23,806 御前に お召し出しの沙汰が。➡ 119 00:10:23,806 --> 00:10:25,859 あの本が とうとう➡ 120 00:10:25,859 --> 00:10:29,863 大目付 老中にまで 上がったという事でしょう。 121 00:10:29,863 --> 00:10:34,667 5日後 評定所にて 詮議と相成りました。 122 00:10:34,667 --> 00:10:37,837 5日後? はい。 123 00:10:37,837 --> 00:10:41,074 遅くとも 3日後までには この本を。 124 00:10:41,074 --> 00:10:43,243 間に合いますか? ああ。 125 00:10:43,243 --> 00:10:45,528 間に合わせる なんとかして。 126 00:10:45,528 --> 00:10:49,182 となれば 本日より 不肖の身ながら➡ 127 00:10:49,182 --> 00:10:52,368 私が ここに泊まり込みましょう。 128 00:10:52,368 --> 00:10:55,972 な… 何をする? はっ 火急に際して➡ 129 00:10:55,972 --> 00:11:00,026 親孝行に励みたいと存じまする。 130 00:11:00,026 --> 00:11:02,262 (富蔵)何だよ? (しか)ほら。 131 00:11:02,262 --> 00:11:06,366 いつか 雙星さんに 「父上」とか言った人。 132 00:11:06,366 --> 00:11:09,869 へへ… どうも。 私は この佐平店の大家で➡ 133 00:11:09,869 --> 00:11:12,572 富蔵と申しまして。 ああ それは それは。 134 00:11:12,572 --> 00:11:15,425 雙星雁二郎と申します。 よろしくお願いします。 135 00:11:15,425 --> 00:11:17,410 ふ… 雙星? はい。 136 00:11:17,410 --> 00:11:20,230 ああ なるほど。 彦馬さんのお父上? 137 00:11:20,230 --> 00:11:22,932 ああ。 伜です。 138 00:11:22,932 --> 00:11:27,036 ヘヘヘ… お父上も 冗談が過ぎますね。 139 00:11:27,036 --> 00:11:31,036 いやいや いやいや 養子なんですけどね。 140 00:11:38,331 --> 00:11:41,831 おっ 飯前ですな? シーッ! 141 00:11:43,836 --> 00:11:47,840 「米は炊くけど おかずが ねえようだ」って言ったら➡ 142 00:11:47,840 --> 00:11:50,710 うちのが 「持ってけ」って。 かたじけない。 143 00:11:50,710 --> 00:11:53,710 (富蔵)いや いいって事さ。 144 00:11:56,699 --> 00:11:58,699 (富蔵)太郎吉。 145 00:12:01,120 --> 00:12:20,707 ♬~ 146 00:12:20,707 --> 00:12:26,312 あっ 雁二郎…。 ありがとう。 147 00:12:26,312 --> 00:13:07,112 ♬~ 148 00:13:09,272 --> 00:13:14,372 お父上 ご確認を。 149 00:13:22,085 --> 00:13:26,689 お父上 ご苦労さまでございました。 150 00:13:26,689 --> 00:13:28,689 ああ。 151 00:13:32,095 --> 00:13:37,795 お父上 少しだけ 少しだけ…。 152 00:13:40,203 --> 00:13:42,505 これを買い上げて いただきたいのですが。 153 00:13:42,505 --> 00:13:46,743 (商人)あっ はい。 「西洋武器或問」? 154 00:13:46,743 --> 00:13:53,399 ほう。 これは なかなか手に入らないものですが。 155 00:13:53,399 --> 00:13:56,135 ああ。 ちと金が入り用で。 156 00:13:56,135 --> 00:13:59,835 ああ かしこまりました。 157 00:14:03,543 --> 00:14:06,079 (雁二郎)出来上がった本は 7冊。 158 00:14:06,079 --> 00:14:08,865 全て 市中の本屋へ売りました。 159 00:14:08,865 --> 00:14:11,300 (千右衛門)7冊も? ああ。 160 00:14:11,300 --> 00:14:15,700 あとは ご公儀が どう出てくるかですな。 161 00:14:22,111 --> 00:14:27,033 うん。 しかし 彦馬め。 162 00:14:27,033 --> 00:14:36,025 「思い込んだら 何とか」とは言うが いや あの一念には恐れ入る。 163 00:14:36,025 --> 00:14:39,562 小さい時分から 茫洋としたヤツではありますが➡ 164 00:14:39,562 --> 00:14:43,533 妙に 意地を張るところが ございまして。 165 00:14:43,533 --> 00:14:47,937 張りましたなあ 意地。 166 00:14:47,937 --> 00:14:49,937 ハハハ…。 167 00:14:59,198 --> 00:15:01,634 これは? 江戸の名だたる本屋に➡ 168 00:15:01,634 --> 00:15:04,537 売られていた。 169 00:15:04,537 --> 00:15:09,542 お前が盗み取った本と 寸分たがわぬ書き込みもある。 170 00:15:09,542 --> 00:15:12,742 (平沢)先手を打たれましたな。 171 00:15:21,721 --> 00:15:24,240 どうした? 172 00:15:24,240 --> 00:15:27,740 盗み取った本にはなかったものが。 173 00:15:31,831 --> 00:15:34,531 他の本にも 描かれています。 174 00:15:41,073 --> 00:15:45,161 それで 川村様 この本を売りに来た男ですが➡ 175 00:15:45,161 --> 00:15:49,332 本屋に聞くと 細身の男で 若く➡ 176 00:15:49,332 --> 00:15:52,632 どうも 江戸の者では ないようだと。 177 00:16:02,695 --> 00:16:05,665 あいつだ。 178 00:16:05,665 --> 00:16:08,765 雙星彦馬。 179 00:16:28,287 --> 00:16:40,233 ♬~ 180 00:16:40,233 --> 00:16:46,422 この地上から 星までの隔たりは 一つ一つ違うんですよ。 181 00:16:46,422 --> 00:16:48,774 へえ。 182 00:16:48,774 --> 00:16:54,774 近い星もあれば 遠くの星もあるのだと思います。 183 00:16:56,732 --> 00:17:03,539 何だか 人と人の有り様と 似てますね。 184 00:17:03,539 --> 00:17:10,263 近しいと思っていた人が 実は 案外 心は遠く離れていたとか➡ 185 00:17:10,263 --> 00:17:17,803 虫が好かないと思っていた人が 思いの外 心優しい人だったり➡ 186 00:17:17,803 --> 00:17:21,807 思い違いしている事など ありませんか? 187 00:17:21,807 --> 00:17:30,099 ♬~ 188 00:17:30,099 --> 00:17:36,505 このまま 波任せに流されるのも いいな。 189 00:17:36,505 --> 00:17:40,810 流されたら どこへ行くのでしょうか? 190 00:17:40,810 --> 00:17:47,633 ♬~ 191 00:17:47,633 --> 00:17:50,936 どこか他の国に行けば➡ 192 00:17:50,936 --> 00:17:57,243 身も心も しがらみから 解き放されるのでしょうね。 193 00:17:57,243 --> 00:18:03,966 ♬~ 194 00:18:03,966 --> 00:18:08,888 異国へ行く時は 彦馬様とご一緒ですね。 195 00:18:08,888 --> 00:18:10,973 うん。 196 00:18:10,973 --> 00:18:26,573 ♬~ 197 00:18:49,462 --> 00:18:55,201 (勘兵衛)松浦静山の詮議は 日延べとなった。 198 00:18:55,201 --> 00:19:00,506 日延べとはいうが 実際には 沙汰やみじゃ。 199 00:19:00,506 --> 00:19:03,776 これと同じものが 市中に 出回っていては➡ 200 00:19:03,776 --> 00:19:06,962 静山を責めきれぬ。 のう? 201 00:19:06,962 --> 00:19:09,662 (安藤)全くもって。 202 00:19:11,934 --> 00:19:17,640 我らの思惑が 静山側に 漏れたという事は あるまいな? 203 00:19:17,640 --> 00:19:20,926 まさかそのような事は…。 そのような事は? 204 00:19:20,926 --> 00:19:24,826 あるまいと存じます。 205 00:19:42,748 --> 00:19:59,365 ♬~ 206 00:19:59,365 --> 00:20:01,500 どうしたのさ? 織江。 207 00:20:01,500 --> 00:20:05,070 うん。 おばさんは? 208 00:20:05,070 --> 00:20:07,706 留守? あっ… うん。 209 00:20:07,706 --> 00:20:11,827 じゃ ちょうどいい。 芝居に行かない? ああ でも…。 210 00:20:11,827 --> 00:20:15,114 もう始まってるけど いいでしょう? 途中からでも。 211 00:20:15,114 --> 00:20:19,135 さあ 行こう! うん。 212 00:20:19,135 --> 00:20:24,356 だけど 織江と 芝居に行くなんて これまで 一度もなかったね。 213 00:20:24,356 --> 00:20:26,976 ああ。 話するだけで。 214 00:20:26,976 --> 00:20:31,597 お互い お務めもあったしね。 そうだね。 215 00:20:31,597 --> 00:20:34,700 でも 小さい時分は あちこちに行ったね。➡ 216 00:20:34,700 --> 00:20:37,803 湯島天神の梅でしょう?➡ 217 00:20:37,803 --> 00:20:41,507 藤の花だったら 亀戸天神。 218 00:20:41,507 --> 00:20:46,362 桜は ほら。 あっ… うん 御殿山。 219 00:20:46,362 --> 00:20:49,732 目の下には 海。 その向こうには➡ 220 00:20:49,732 --> 00:20:53,202 うっすらと 房総の山並みが 見えて…。 221 00:20:53,202 --> 00:20:55,254 うん。 222 00:20:55,254 --> 00:20:58,307 屋敷の人たちも 入れ替わったりして➡ 223 00:20:58,307 --> 00:21:02,807 年の近い話し相手は 織江だけになっちまったよ。 224 00:21:05,047 --> 00:21:09,869 織江とおばさんが いてくれるだけで 心丈夫だよ。 225 00:21:09,869 --> 00:21:15,207 ほら 私には もう 親兄弟もいないから➡ 226 00:21:15,207 --> 00:21:18,911 あんたたちを 身内だと思う事にしてるんだ。 227 00:21:18,911 --> 00:21:20,911 そう。 228 00:21:29,538 --> 00:21:33,938 いつまでも こうやって 歩けたら いいね。 229 00:21:37,129 --> 00:21:39,348 あっ 織江 見ない? 230 00:21:39,348 --> 00:21:42,334 うん。 そうね…。 231 00:21:42,334 --> 00:21:44,770 あっ 私 芋飴買うよ。 232 00:21:44,770 --> 00:21:47,406 あんた 好きだもんね。 うん 好き。 233 00:21:47,406 --> 00:21:49,491 (男)さあ いらっしゃい! 234 00:21:49,491 --> 00:21:52,491 いらっしゃい。 さあ どうぞ。 235 00:22:01,303 --> 00:22:03,355 ♬~ 236 00:22:03,355 --> 00:22:05,491 さあ いらっしゃい。 237 00:22:05,491 --> 00:22:10,930 ♬~ 238 00:22:10,930 --> 00:22:12,930 あっ…。 239 00:22:17,553 --> 00:22:32,501 ♬~ 240 00:22:32,501 --> 00:22:36,488 (子供)「おねえちゃんに 渡して」って。 241 00:22:36,488 --> 00:23:02,988 ♬~ 242 00:23:04,934 --> 00:23:10,139 雅江と織江親子は 抜けた。 243 00:23:10,139 --> 00:23:13,525 これは 裏切りだ。 244 00:23:13,525 --> 00:23:15,725 決して 捨て置かぬ。 245 00:23:17,763 --> 00:23:20,449 行方を探り➡ 246 00:23:20,449 --> 00:23:25,949 見つけ次第 殺せ。 247 00:23:28,123 --> 00:23:30,523 下がってよい。 248 00:23:37,566 --> 00:23:39,566 (川村)お蝶。 249 00:23:45,874 --> 00:23:51,274 織江の事は 返す返すも 申し訳ありませんでした。 250 00:23:55,601 --> 00:24:01,273 そなた 雙星彦馬を殺せ。 251 00:24:01,273 --> 00:24:03,826 ♬~ 252 00:24:03,826 --> 00:24:06,245 なぜ? 253 00:24:06,245 --> 00:24:09,081 訳を聞いて どうする? 254 00:24:09,081 --> 00:24:11,166 いえ。 255 00:24:11,166 --> 00:24:14,366 命じられた事を しとげればよい。 256 00:24:16,338 --> 00:24:23,245 そなた これまで いくつか しくじりを犯した。 257 00:24:23,245 --> 00:24:25,464 はい。 258 00:24:25,464 --> 00:24:29,334 その穴埋めをせよ。 259 00:24:29,334 --> 00:24:31,934 雙星彦馬を…。 260 00:24:34,773 --> 00:24:37,960 私が殺せば…。 261 00:24:37,960 --> 00:24:40,596 何だ? 262 00:24:40,596 --> 00:24:44,333 織江の命が助かるという事は? 263 00:24:44,333 --> 00:24:47,336 それは…➡ 264 00:24:47,336 --> 00:24:50,039 ない。 265 00:24:50,039 --> 00:24:52,239 行ってよい。 266 00:25:07,306 --> 00:25:09,906 聞いていたのか? 267 00:25:12,211 --> 00:25:17,533 織江が心寄せる男の始末ですか? 268 00:25:17,533 --> 00:25:23,238 なにも 川村様の嫉妬などと 申しているのではございません。 269 00:25:23,238 --> 00:25:27,292 掟だ。 はい。 270 00:25:27,292 --> 00:25:37,302 雙星彦馬が殺されれば 仕返しに 織江は 我らの前に現れる。 271 00:25:37,302 --> 00:25:41,640 (小太鼓の音) 272 00:25:41,640 --> 00:25:45,727 (お蝶)飴の中から お多福出たよ。 273 00:25:45,727 --> 00:25:48,497 1つ 4文 蜜の味。 274 00:25:48,497 --> 00:25:52,634 欲しいのか? (お蝶)甘い 甘いよ。 飴だよ。 275 00:25:52,634 --> 00:25:54,670 (小太鼓の音) 276 00:25:54,670 --> 00:25:58,440 すまんが いかほどかな? 277 00:25:58,440 --> 00:26:01,777 1袋に3つ入って 12文でございます。 278 00:26:01,777 --> 00:26:04,263 12文? 279 00:26:04,263 --> 00:26:07,763 あっ はい。 280 00:26:09,835 --> 00:26:13,222 おい 太郎吉。 3文 足らんな。 281 00:26:13,222 --> 00:26:15,257 3文は おまけしますよ。 282 00:26:15,257 --> 00:26:18,243 ああ それは 困る。 283 00:26:18,243 --> 00:26:31,340 ♬~ 284 00:26:31,340 --> 00:26:33,709 (朔之助)雙星さん! 捜してたんだよ。 285 00:26:33,709 --> 00:26:35,844 ああ ちょうどよかった! 286 00:26:35,844 --> 00:26:38,797 すみませんが 3文貸していただけますか? 287 00:26:38,797 --> 00:26:40,849 えっ? 3文。 288 00:26:40,849 --> 00:26:44,403 ああ あの…。 289 00:26:44,403 --> 00:26:47,389 1 2 3文。 はい 3文。 290 00:26:47,389 --> 00:26:49,424 はい ちょうど 12文。 291 00:26:49,424 --> 00:26:51,793 毎度 あり! 292 00:26:51,793 --> 00:26:53,829 (小太鼓の音) 飴の中から…。 293 00:26:53,829 --> 00:26:57,599 助かりました。 原田さん 何ですか? 294 00:26:57,599 --> 00:27:05,657 あっ。 いや ちょっと… つきあってもらいたいんだが。 295 00:27:05,657 --> 00:27:09,328 ああ。 太郎吉を 長屋まで頼む! 296 00:27:09,328 --> 00:27:13,849 (忠太)いいよ! 分かった! 太郎吉 おいで! 297 00:27:13,849 --> 00:27:18,303 (女)お待たせしました。 あっ ありがとね。 298 00:27:18,303 --> 00:27:20,303 ごゆっくり。 299 00:27:23,792 --> 00:27:27,095 ああ 違う 違う 違う。 あっち。 300 00:27:27,095 --> 00:27:29,095 (およう)ヨイショ! 301 00:27:35,804 --> 00:27:38,774 ああ。 302 00:27:38,774 --> 00:27:40,893 おようというんだ。 303 00:27:40,893 --> 00:27:44,830 前々から よいなと思ってるんだが どうしたらいい? 304 00:27:44,830 --> 00:27:47,766 じゃ 声をかけてみては どうですか? 305 00:27:47,766 --> 00:27:51,403 それができるぐらいなら おぬしに 相談なんか…。 306 00:27:51,403 --> 00:27:53,772 私に相談されても…。 307 00:27:53,772 --> 00:27:56,775 冷たいな。 3文も貸したのによ。 308 00:27:56,775 --> 00:28:00,095 いや 原田さん…。 309 00:28:00,095 --> 00:28:06,468 人の恋路に 手を貸せば 何かいい事 きっとある。 310 00:28:06,468 --> 00:28:11,106 おぬしが捜している女が 現れるという事も ある。 311 00:28:11,106 --> 00:28:15,127 おお…。 ああ 来た! 来た 来た 来た! 312 00:28:15,127 --> 00:28:17,462 ああ いらっしゃい! ああ はいはい。 313 00:28:17,462 --> 00:28:20,499 はい どうぞ。 あっ じゃ 饅頭を。 314 00:28:20,499 --> 00:28:22,834 はい いくつ? 2つ。 2つ。 315 00:28:22,834 --> 00:28:25,234 2つ。 あいよ! 316 00:29:03,659 --> 00:29:10,859 お前 小さい頃から 私に鍛えられて 憎んだろう? 317 00:29:15,570 --> 00:29:18,870 鍛える時は 鬼になったからね。 318 00:29:21,810 --> 00:29:24,863 憎んだ。 319 00:29:24,863 --> 00:29:32,763 それでいい。 憎しみを持てば むざむざ殺される事もない。 320 00:29:35,407 --> 00:29:39,907 でも どうして おっかさんまで抜けたの? 321 00:29:50,806 --> 00:29:56,845 昔 諦めた事を 20年ぶりに果たそうと思ってさ。 322 00:29:56,845 --> 00:30:00,332 諦めた? 323 00:30:00,332 --> 00:30:07,372 ちょっと ほれた男がいてね。 324 00:30:07,372 --> 00:30:14,329 務めを捨てようかなんて しおらしい時もあったのさ。 325 00:30:14,329 --> 00:30:17,299 平穏に 子を産んで➡ 326 00:30:17,299 --> 00:30:22,499 女と生まれたからには 母親にもなりたかったんだ。 327 00:30:24,573 --> 00:30:27,342 おかげで なれたよ。 328 00:30:27,342 --> 00:30:31,813 ♬~ 329 00:30:31,813 --> 00:30:35,834 私のおとっつぁんというのは? 330 00:30:35,834 --> 00:30:40,172 ♬~ 331 00:30:40,172 --> 00:30:42,441 生きてるの? 332 00:30:42,441 --> 00:30:45,994 ♬~ 333 00:30:45,994 --> 00:30:48,246 聞いて どうする? 334 00:30:48,246 --> 00:30:51,933 ♬~ 335 00:30:51,933 --> 00:30:56,938 そうだね。 336 00:30:56,938 --> 00:31:03,462 いいか? 織江。 川村様は 我らに容赦なく襲いかかる。 337 00:31:03,462 --> 00:31:06,262 毎日が 命懸けだよ。 338 00:31:10,719 --> 00:31:13,271 おお。 339 00:31:13,271 --> 00:31:18,326 ハハハ… 出来ました。 340 00:31:18,326 --> 00:31:22,097 えっ? 戦をなさるおつもりですか? 341 00:31:22,097 --> 00:31:24,599 好んでは せん。 342 00:31:24,599 --> 00:31:29,104 まさか これを 船に備えるつもりですか? 343 00:31:29,104 --> 00:31:32,224 私は 船に 武器は不要と申しましたが。 344 00:31:32,224 --> 00:31:36,778 海の向こうの 未知の国へ 行こうとしているのだ 彦馬。 345 00:31:36,778 --> 00:31:38,980 はい。 そこには➡ 346 00:31:38,980 --> 00:31:42,334 何が待っているやもしれぬ。 347 00:31:42,334 --> 00:31:46,671 いわれのない敵意を 向けられるおそれもある。 348 00:31:46,671 --> 00:31:51,760 その時は 船も 乗り込んだ者たちも➡ 349 00:31:51,760 --> 00:31:53,929 守らねばなるまい? 350 00:31:53,929 --> 00:31:56,031 はい。 しかし…。 351 00:31:56,031 --> 00:32:01,369 お父上は 子供たちを守るために 剣術が習いたいと申され➡ 352 00:32:01,369 --> 00:32:03,638 稽古に励んでおられるでは ありませんか!? 353 00:32:03,638 --> 00:32:08,026 それとは…。 それと同じよ。 354 00:32:08,026 --> 00:32:16,902 無論 大筒を使わずに済めば それは それでよいのだよ。 355 00:32:16,902 --> 00:32:18,902 ああ…。 356 00:32:53,805 --> 00:32:55,805 ああっ! 357 00:33:18,563 --> 00:33:21,833 織江。 織江? 358 00:33:21,833 --> 00:33:26,438 お蝶。 川村様の言いつけだ。 359 00:33:26,438 --> 00:34:11,038 ♬~ 360 00:34:14,269 --> 00:34:16,269 うあっ! 361 00:34:28,166 --> 00:34:30,666 あっ… 織江! 362 00:34:57,195 --> 00:34:59,195 お蝶! 363 00:35:08,657 --> 00:35:10,857 お蝶。 364 00:35:22,971 --> 00:35:25,640 来ないで! 365 00:35:25,640 --> 00:35:28,943 織江。 来ないで! 366 00:35:28,943 --> 00:35:38,036 ♬~ 367 00:35:38,036 --> 00:35:40,455 織江…。 368 00:35:40,455 --> 00:35:46,561 ♬~ 369 00:35:46,561 --> 00:35:50,532 心に思う人を…➡ 370 00:35:50,532 --> 00:35:53,735 大切にするんだよ。 371 00:35:53,735 --> 00:36:03,128 ♬~ 372 00:36:03,128 --> 00:36:05,780 お蝶。 373 00:36:05,780 --> 00:36:45,403 ♬~ 374 00:36:45,403 --> 00:36:48,206 父上。 375 00:36:48,206 --> 00:36:50,506 これは…。 376 00:37:03,404 --> 00:37:13,204 あの亡骸は 奉行所の原田さんが 無縁仏として葬ってくださると。 377 00:37:21,706 --> 00:37:28,306 先ほど 走り去ったのは ご妻女でしたな。 378 00:37:30,965 --> 00:37:37,071 仲間同士 殺し合う。 それも 忍びの務め。 379 00:37:37,071 --> 00:37:40,975 悲しいものです。 380 00:37:40,975 --> 00:37:44,929 お前に 何が分かる? 381 00:37:44,929 --> 00:37:51,769 私も 平戸の忍びでございます。 382 00:37:51,769 --> 00:37:57,308 親の代から 御前お一人の御用を 務めております。 383 00:37:57,308 --> 00:38:01,808 これは 雙星一族の者も知らぬ事。 384 00:38:03,865 --> 00:38:06,317 御前が隠居なされてからは➡ 385 00:38:06,317 --> 00:38:11,617 平戸 長崎の様子をお知らせ するのが お役目でした。 386 00:38:15,643 --> 00:38:24,143 お父上 あのような女を お父上は まだ 追い求めますか? 387 00:38:30,308 --> 00:38:36,130 ♬~ 388 00:38:36,130 --> 00:38:39,701 [ 回想 ] (お蝶)心に思う人を➡ 389 00:38:39,701 --> 00:38:45,240 大切にするんだよ。 390 00:38:45,240 --> 00:38:49,143 お帰り。 芋飴。 391 00:38:49,143 --> 00:38:51,446 あんた 好きだもんね。 うん 好き。 392 00:38:51,446 --> 00:38:54,432 羨ましいよ 織江が。➡ 393 00:38:54,432 --> 00:38:56,401 たとえ 会えなくても➡ 394 00:38:56,401 --> 00:39:01,139 心のよりどころになる人が いるって事。 395 00:39:01,139 --> 00:39:11,399 ♬~ 396 00:39:11,399 --> 00:39:13,635 お蝶。 397 00:39:13,635 --> 00:39:42,635 ♬~ 398 00:39:44,732 --> 00:39:47,635 ♬~ 399 00:39:47,635 --> 00:39:49,687 織江! 400 00:39:49,687 --> 00:39:56,894 ♬~ 401 00:39:56,894 --> 00:39:59,931 来ないで! 402 00:39:59,931 --> 00:40:02,767 織江! 来ないで! 403 00:40:02,767 --> 00:40:26,867 ♬~ 404 00:40:40,571 --> 00:40:42,771 これは…。 405 00:40:46,511 --> 00:40:48,646 織江。 406 00:40:48,646 --> 00:41:36,778 ♬~ 407 00:41:36,778 --> 00:41:40,631 抜けるのは危ない事を知りながら 私のために。 408 00:41:40,631 --> 00:41:42,633 娘を よろしく。 409 00:41:42,633 --> 00:41:44,736 抜けて 生き延びる手だては? 410 00:41:44,736 --> 00:41:46,771 ない。 終生追われる。 411 00:41:46,771 --> 00:41:49,140 川村様のお命を頂戴する。 412 00:41:49,140 --> 00:41:51,140 おっかさん。 413 00:41:55,596 --> 00:41:59,367 ここが その方ら親子の 死に場所だ。 414 00:41:59,367 --> 00:42:01,367 織江! 415 00:42:08,309 --> 00:42:15,466 ♬~ 416 00:42:15,466 --> 00:42:22,023 ♬「なぜに悲しみは いつか途絶えて」 417 00:42:22,023 --> 00:42:28,629 ♬「なぜに思い出は 美しいままで」 418 00:42:28,629 --> 00:42:35,403 ♬「分かち合った時間が 忘れられずに」 419 00:42:35,403 --> 00:42:45,229 ♬「いつまでも ここを離れられない」 420 00:42:45,229 --> 00:42:51,736 ♬「風吹くたび 花散るたび」 421 00:42:51,736 --> 00:42:58,543 ♬「空を見上げても 何度でも誓うよ」 422 00:42:58,543 --> 00:43:07,885 ♬「幻でも 偽りでも 生まれ変わっても」 423 00:43:07,885 --> 00:43:13,341 ♬「見つめ続けていくから」 424 00:43:13,341 --> 00:43:26,041 ♬~