1 00:00:05,100 --> 00:00:09,500 私… 分かるんです 。 分かるって? 2 00:00:09,500 --> 00:00:13,500 嘘が 聞こえるんです 。 3 00:00:13,500 --> 00:00:16,500 《私は… バケモノなんです》 4 00:00:18,500 --> 00:00:21,500 おい あんた! その中に子供がいるだろう? 5 00:00:21,500 --> 00:00:24,500 ( 男 ) いませんよ 子供なんて 。 6 00:00:24,500 --> 00:00:26,500 嘘! 7 00:00:26,500 --> 00:00:28,166 祝さん! あ痛っ… 。 8 00:00:28,166 --> 00:00:29,833 ( 男 ) 邪魔すんじゃねえ! 9 00:00:29,833 --> 00:00:30,500 うわっ… 。 10 00:00:30,500 --> 00:00:31,500 うわっ… 。 11 00:00:33,500 --> 00:00:35,500 よいしょ 。 12 00:00:39,500 --> 00:00:41,500 ううっ! 13 00:00:44,166 --> 00:00:45,833 うわああ! 14 00:00:47,500 --> 00:00:51,166 お手柄 。 祝さん… 。 15 00:00:51,166 --> 00:00:53,500 タロちゃん 。 16 00:00:53,500 --> 00:00:55,500 ごめんね… 。 17 00:01:01,166 --> 00:01:02,833 ( 中学生 ) おはようございます 。 18 00:01:02,833 --> 00:01:04,500 早かないよ 。 19 00:01:10,500 --> 00:01:14,500 《お母さん お元気ですか?》 20 00:01:14,500 --> 00:01:17,500 《私は元気です》 21 00:01:17,500 --> 00:01:21,500 《村を出てから しばらく たちますね》 22 00:01:21,500 --> 00:01:25,500 《ずっと手紙を出せなくて ごめんなさい》 23 00:01:30,500 --> 00:01:34,500 《私は 探偵さんと知り合い➡ 24 00:01:34,500 --> 00:01:36,500 遠く離れた とある町で➡ 25 00:01:36,500 --> 00:01:40,500 住み込みで 働くことになりました》 26 00:01:40,500 --> 00:01:43,500 《心配しないでくださいね》 27 00:01:43,500 --> 00:01:46,500 《いわい》 《えっ?》 28 00:01:46,500 --> 00:01:49,500 《僕の名前 祝 左右馬》 29 00:01:51,500 --> 00:01:53,500 鹿乃子くーん 。 30 00:01:53,500 --> 00:01:55,500 はーい 。 31 00:01:58,166 --> 00:02:00,500 よいしょ 。 ん? 32 00:02:02,500 --> 00:02:04,500 行くよ 。 33 00:02:04,500 --> 00:02:06,500 はい! 34 00:02:08,500 --> 00:02:11,500 はい これが鹿乃子君の 。 35 00:02:11,500 --> 00:02:13,833 えっ? 背負って 。 36 00:02:13,833 --> 00:02:16,500 ハァ ハァ… 先生… 。 37 00:02:16,500 --> 00:02:19,500 じーさん おはよう 。 早かねえよ 。 38 00:02:19,500 --> 00:02:21,166 おはようございます 。 39 00:02:21,166 --> 00:02:22,833 先生 。 ん? 40 00:02:22,833 --> 00:02:27,500 お稲荷さんの掃除が 探偵の仕事なんですか? 41 00:02:27,500 --> 00:02:30,500 正確には 探偵と助手の仕事だね 。 42 00:02:30,500 --> 00:02:32,500 正確には 探偵と助手の仕事だね 。 43 00:02:32,500 --> 00:02:34,500 稲荷を掃除すれば➡ 44 00:02:34,500 --> 00:02:39,500 今月稼ぐことのできなか っ た家賃を 大家さんが まけてくれるんだ 。 45 00:02:39,500 --> 00:02:42,500 はぁ そうなんですか 。 46 00:02:50,500 --> 00:02:53,500 鹿乃子君 もういいかな 。 47 00:02:53,500 --> 00:02:55,500 はい 。 48 00:03:06,500 --> 00:03:08,500 よし 。 49 00:03:10,500 --> 00:03:13,500 ( 男性 ) ご苦労さまです 。 ➡ 50 00:03:13,500 --> 00:03:15,500 こちらに お願いいたします 。 51 00:03:15,500 --> 00:03:19,500 ( 子供たち ) キャラメル どーっちだ? 52 00:03:19,500 --> 00:03:22,833 ( 子供たち ) こっち 。 ➡ 53 00:03:22,833 --> 00:03:24,500 えーっ !? 54 00:03:24,500 --> 00:03:27,500 鹿乃子君 やってみよう 。 55 00:03:27,500 --> 00:03:29,500 えっ? 56 00:03:29,500 --> 00:03:30,500 これが 「 本当 」 で これが 「 嘘 」 57 00:03:30,500 --> 00:03:33,166 これが 「 本当 」 で これが 「 嘘 」 58 00:03:33,166 --> 00:03:35,500 やってみて 。 えっ? 59 00:03:35,500 --> 00:03:38,500 これが 「 本当 」 これが 「 本当 」 … 。 60 00:03:38,500 --> 00:03:40,500 で これが 「 嘘 」 61 00:03:40,500 --> 00:03:42,500 「 嘘 」 … 。 うん 。 62 00:03:42,500 --> 00:03:44,500 えっ… えっ ちょ… えっ 先生! 63 00:03:44,500 --> 00:03:48,500 ( 子供たち ) キャラメル どーっちだ? 64 00:03:48,500 --> 00:03:52,500 どっちに持ってる? 聞いたら駄目だよ 。 65 00:03:52,500 --> 00:03:54,500 嘘ついてもいいよ 。 どう? 66 00:03:56,500 --> 00:04:00,500 じゃあ… こっちかな? 67 00:04:00,500 --> 00:04:02,500 違うよ 。 68 00:04:08,500 --> 00:04:10,500 こっちかな? 69 00:04:10,500 --> 00:04:12,500 違うよ 。 70 00:04:17,500 --> 00:04:20,500 あるのは… 。 71 00:04:20,500 --> 00:04:23,500 こっちだ! 72 00:04:23,500 --> 00:04:26,500 ( 子供たち ) えっ! もーらい! キャラメル 。 73 00:04:26,500 --> 00:04:28,500 はい 次 次 次 。 どっち? 誰? ( 子供 ) はい 。 74 00:04:28,500 --> 00:04:30,500 はい 。 75 00:04:30,500 --> 00:04:36,500 いいよ 。 ( 子供たち )キャラメル どーっちだ? 76 00:04:36,500 --> 00:04:38,166 こっちかな? 77 00:04:38,166 --> 00:04:39,833 ( 子供 ) 違うよ 。 78 00:04:44,500 --> 00:04:46,500 こっちだ! 79 00:04:46,500 --> 00:04:48,500 ( 子供たち ) ええっ !? はい~! 80 00:04:48,500 --> 00:04:54,500 [先生は 今 イカサマの最中です] 81 00:04:54,500 --> 00:04:57,500 あるのは こっちだ 。 82 00:04:57,500 --> 00:05:00,500 ( 子供たち ) え~ !? 83 00:05:00,500 --> 00:05:02,500 あるのは こっちです 。 84 00:05:02,500 --> 00:05:04,500 何で分かったんですか? 85 00:05:04,500 --> 00:05:07,500 ( 子供たち ) え~ !? すごい! 絶対ずるしてるよ! 86 00:05:07,500 --> 00:05:10,500 百発百中! 何で分かるの? 87 00:05:10,500 --> 00:05:12,500 それはね… 。 88 00:05:12,500 --> 00:05:16,500 僕が嘘を聞き分けられるからだよ 。 89 00:05:16,500 --> 00:05:20,500 ( 子供たち ) 嘘! そんなわけないじゃん! 90 00:05:20,500 --> 00:05:23,500 ( 子供 ) 何か仕掛けがあるんだよ! 91 00:05:23,500 --> 00:05:25,500 ( 子供 ) おっちゃん キャラメル 返して 。 92 00:05:25,500 --> 00:05:27,500 おっちゃんじゃない お兄さん 。 93 00:05:27,500 --> 00:05:29,500 先生 返してあげてください 。 94 00:05:29,500 --> 00:05:30,500 [祝先生と出会ってから➡ 95 00:05:30,500 --> 00:05:32,500 [祝先生と出会ってから➡ 96 00:05:32,500 --> 00:05:36,500 気持ちが どんどん軽くなっていきます] 97 00:05:36,500 --> 00:05:39,500 不思議な力なんて 根拠のないことを➡ 98 00:05:39,500 --> 00:05:42,500 信じさせる方が大変だよ 。 99 00:05:42,500 --> 00:05:47,500 根拠さえ それっぽいと 何でも信じちゃうけどね 。 100 00:05:47,500 --> 00:05:51,500 《根拠さえ それっぽいと 何でも信じちゃうけどね》 101 00:05:51,500 --> 00:05:53,500 《信じちゃうけどね》 102 00:05:55,500 --> 00:05:57,500 すいません… 。 103 00:05:57,500 --> 00:06:00,500 [このご恩に報いるべく➡ 104 00:06:00,500 --> 00:06:05,500 探偵助手として 先生のお役に 立ちたいのですが…] 105 00:06:05,500 --> 00:06:11,500 [先生のお役に立つ日は 来るのでしょうか?] 106 00:06:11,500 --> 00:06:13,500 ( 風の音 ) 107 00:06:13,500 --> 00:06:23,500 ♬~ 108 00:06:50,500 --> 00:06:52,500 ( 達造 ) おかえり 。 ただいま 。 109 00:06:52,500 --> 00:06:54,500 お稲荷さん掃除かい? うん 。 110 00:06:54,500 --> 00:06:57,500 これ 見てみ 。 すごい こんなにいっぱい 。 111 00:06:57,500 --> 00:06:59,500 今晩 これ出そうと思ってさ 。 112 00:06:59,500 --> 00:07:00,500 栗ご飯? おう 。 腹すかして待っとけよ 。 113 00:07:00,500 --> 00:07:03,500 栗ご飯? おう 。 腹すかして待っとけよ 。 114 00:07:03,500 --> 00:07:05,500 はい 。 じゃあ 今夜も先生と一緒に… 。 115 00:07:05,500 --> 00:07:07,500 鹿乃子君! 116 00:07:07,500 --> 00:07:09,166 大変だ! 117 00:07:09,166 --> 00:07:11,166 へっ? えっ? 118 00:07:11,166 --> 00:07:14,500 えっと… 先生? な… えっ? 119 00:07:16,500 --> 00:07:18,500 すごい…! 120 00:07:18,500 --> 00:07:21,500 いない間に 大家さんが 置いていったみたいだ 。 121 00:07:23,500 --> 00:07:26,500 「 鴨羽池の藤島さん家に➡ 122 00:07:26,500 --> 00:07:30,500 松茸と栗と果物を 綺麗に詰め替えて➡ 123 00:07:30,500 --> 00:07:32,500 届けてあげてください 」 124 00:07:32,500 --> 00:07:34,500 「 よろしくお願いします 」 125 00:07:34,500 --> 00:07:36,500 「 大家 」 126 00:07:36,500 --> 00:07:39,500 稲荷も掃除したし これを届ければ➡ 127 00:07:39,500 --> 00:07:43,500 今月の家賃は おまけどころか 払わずに済むかもしれない! 128 00:07:45,500 --> 00:07:49,500 マツタケ… 。 マツタケ… 。 129 00:07:52,500 --> 00:07:57,500 持っていくか それとも 食べるか 売っ払うか… 。 130 00:07:57,500 --> 00:08:00,500 ( 匂いを嗅ぐ音 ) 131 00:08:00,500 --> 00:08:01,500 ( 匂いを嗅ぐ音 ) 132 00:08:01,500 --> 00:08:04,500 ま… 迷っちゃ駄目です! 133 00:08:04,500 --> 00:08:07,500 あっ ほら 先生の分が あそこに! 134 00:08:09,500 --> 00:08:11,500 マツタケが入ってない! 135 00:08:11,500 --> 00:08:15,500 確かに 入ってませんね 。 136 00:08:21,500 --> 00:08:23,166 マツタケ… 。 137 00:08:23,166 --> 00:08:25,166 いや! 我慢できるうちに持っていこう! 138 00:08:25,166 --> 00:08:27,500 鹿乃子君 マツタケを詰めて! 139 00:08:27,500 --> 00:08:29,500 はい! 140 00:08:29,500 --> 00:08:30,500 できるだけ 人目の多いところを通って 。 141 00:08:30,500 --> 00:08:32,500 できるだけ 人目の多いところを通って 。 142 00:08:32,500 --> 00:08:35,500 はい 。 自分を制しよう! 143 00:08:35,500 --> 00:08:37,500 立派です 先生! うん! 144 00:08:42,500 --> 00:08:45,500 これで 何とか 今月も暮らしていけそうだ 。 145 00:08:45,500 --> 00:08:48,500 探偵の仕事はいいんですか? 146 00:08:48,500 --> 00:08:51,500 「 順番に並んでください 順番に並んでください 」 147 00:08:51,500 --> 00:08:54,500 って言いたいって 言ってたじゃないですか 。 148 00:08:54,500 --> 00:08:56,500 ♬ ( 太鼓 ・ かねの音 ) ( 一同 )『 打ち首 』 じゃ! 149 00:08:56,500 --> 00:08:59,500 重いよ~ 。 ♬ ( 太鼓 ・ かねの音 ) 150 00:08:59,500 --> 00:09:00,500 先生 。 ♬ ( 太鼓 ・ かねの音 ) 151 00:09:00,500 --> 00:09:01,500 先生 。 ♬ ( 太鼓 ・ かねの音 ) 152 00:09:01,500 --> 00:09:12,500 ♬ ( 太鼓 ・ かねの音 ) ( 一同 )『 打ち首 』 じゃ! 若竹座! 153 00:09:12,500 --> 00:09:15,500 先生 宣伝しましょう 。 154 00:09:15,500 --> 00:09:18,500 もっと大勢の人に 探偵の仕事を宣伝しましょうよ 。 155 00:09:18,500 --> 00:09:21,500 先生は すごい方なんですから! 156 00:09:21,500 --> 00:09:25,500 祝事務所のビラを配るとか 歌って踊るとか➡ 157 00:09:25,500 --> 00:09:27,500 新聞広告を打ってみるとか !? 158 00:09:27,500 --> 00:09:29,500 鹿乃子君 。 159 00:09:29,500 --> 00:09:30,500 先立つものがない… 。 160 00:09:30,500 --> 00:09:32,500 先立つものがない… 。 161 00:09:34,500 --> 00:09:36,500 そうでした 。 162 00:09:43,500 --> 00:09:46,500 これが 鴨羽池 。 163 00:09:46,500 --> 00:09:49,500 で あれが 藤島邸 。 164 00:09:49,500 --> 00:09:51,500 おっきい! 165 00:09:51,500 --> 00:09:53,500 ( 戸の開く音 ) 166 00:09:53,500 --> 00:09:56,500 ごめんください 。 ( お手伝いさんたち ) はーい 。 167 00:09:56,500 --> 00:09:59,500 ( 雪乃 ) あらまあ 立派なマツタケ 。 168 00:09:59,500 --> 00:10:00,500 ( お手伝いさん ) わあ 立派な栗 。 169 00:10:00,500 --> 00:10:01,500 ( お手伝いさん ) わあ 立派な栗 。 170 00:10:01,500 --> 00:10:03,500 ( お手伝いさん ) わあ 立派な果物 。 171 00:10:03,500 --> 00:10:06,500 ( 雪乃 ) ありがとう 。 重かったでしょう? 172 00:10:06,500 --> 00:10:08,166 いえいえ 。 173 00:10:08,166 --> 00:10:10,166 《重かったですよね》 174 00:10:13,500 --> 00:10:16,500 お茶でも召し上がってらして 。 カステラは お好き? 175 00:10:16,500 --> 00:10:18,500 カステラ…! 176 00:10:18,500 --> 00:10:20,500 いえいえ 奥さん そんな カステラなんて 。 177 00:10:20,500 --> 00:10:22,500 ねえ? ねえ… 。 178 00:10:22,500 --> 00:10:25,500 ⚟耕吉? 耕吉! 179 00:10:25,500 --> 00:10:27,500 ん? この声 どこかで… 。 180 00:10:27,500 --> 00:10:30,500 ⚟耕吉? 181 00:10:30,500 --> 00:10:33,500 あら? あなたたち この間の 。 182 00:10:33,500 --> 00:10:36,500 ( クラクション ) 《わっ!》 183 00:10:36,500 --> 00:10:38,500 《危なくてよ!》 184 00:10:38,500 --> 00:10:40,500 ( 乱暴にドアを閉める音 ) ( 千代 ) 《危なくてよ 危なくてよ➡ 185 00:10:40,500 --> 00:10:42,833 危なくてよ 。 うちの優秀な運転手を➡ 186 00:10:42,833 --> 00:10:44,833 人殺しにするおつもり?》 187 00:10:44,833 --> 00:10:46,500 あっ! 188 00:10:46,500 --> 00:10:49,500 急に飛び出してきた 危ない方たちね 。 189 00:10:49,500 --> 00:10:51,500 千代! 190 00:10:51,500 --> 00:10:54,500 ( 千代 ) やっぱり あなた… 。 191 00:10:54,500 --> 00:10:56,500 貧乏ね 。 192 00:10:56,500 --> 00:11:00,500 そして あなた もっと貧乏ね 。 193 00:11:00,500 --> 00:11:03,500 車の中から見たときも そうだったけど➡ 194 00:11:03,500 --> 00:11:05,500 今日も安物の服を着ているわ 。 195 00:11:05,500 --> 00:11:10,500 うちほどの家を訪ねるのにも安物 しかも 着古し 。 196 00:11:10,500 --> 00:11:13,500 さらには 少し時季外れ 。 197 00:11:13,500 --> 00:11:16,500 髪も伸びっ放しで 油もつけていない 。 198 00:11:16,500 --> 00:11:18,500 でも 顔色はいいから きっと 食べ物はいいものを… 。 199 00:11:18,500 --> 00:11:21,500 ( 雪乃 ) 千代! おやめなさい 失礼な 。 200 00:11:21,500 --> 00:11:24,500 申し訳ありません 。 201 00:11:24,500 --> 00:11:27,166 ホントのことなので… 。 ( 小突く音 ) 202 00:11:27,166 --> 00:11:29,166 ( 千代 ) 当たったかしら? 203 00:11:29,166 --> 00:11:30,500 探偵とは こういう細かいところを見るのよ 。 204 00:11:30,500 --> 00:11:31,500 探偵とは こういう細かいところを見るのよ 。 205 00:11:31,500 --> 00:11:34,500 探偵? ( 千代 ) そうよ 。 206 00:11:34,500 --> 00:11:37,500 ビモク ・ シュウレイ? シュウレイ… 。 207 00:11:37,500 --> 00:11:39,500 ( 千代 ) 眉目秀麗 。 208 00:11:39,500 --> 00:11:42,500 美しくて賢い 名探偵 眉目秀麗 。 209 00:11:42,500 --> 00:11:44,500 昨日 読んだばかりなの 。 210 00:11:44,500 --> 00:11:46,166 へぇ… 。 ( 時計の鐘の音 ) 211 00:11:46,166 --> 00:11:48,500 はっ! もう こんな時間! 耕吉はどこ? 212 00:11:48,500 --> 00:11:51,500 『 打ち首 』 が始まってしまうわ! う… 打ち首 !? 213 00:11:51,500 --> 00:11:54,500 芝居だよ 鹿乃子君 。 あっ 。 214 00:11:54,500 --> 00:11:57,500 ( 千代 ) そこの若竹座に 中村屋の 『 打ち首 』 が来てますの 。 ➡ 215 00:11:57,500 --> 00:12:00,500 ものすっごい人気で 切符がなかなか取れないんですの 。 216 00:12:00,500 --> 00:12:01,500 ものすっごい人気で 切符がなかなか取れないんですの 。 217 00:12:01,500 --> 00:12:03,500 そうなんですね 。 ( 耕吉 ) お嬢さま 。 218 00:12:03,500 --> 00:12:05,500 ありがとう 。 219 00:12:05,500 --> 00:12:07,166 耕吉 。 ( 耕吉 ) はい 。 220 00:12:07,166 --> 00:12:10,500 この方々 この間 耕吉にはねられようとした方々よ 。 221 00:12:10,500 --> 00:12:13,500 すいませんでした 。 ( 千代 ) では いってきます 。 222 00:12:13,500 --> 00:12:15,500 今 車を回します 。 223 00:12:15,500 --> 00:12:17,500 ( 千代 ) すぐそこだから 一人で行けるわ 。 224 00:12:17,500 --> 00:12:19,500 いけません 千代! 225 00:12:19,500 --> 00:12:22,500 耕吉に送ってもらいなさい 。 226 00:12:22,500 --> 00:12:24,500 でも 歩けばすぐですわ 。 227 00:12:24,500 --> 00:12:27,500 いいから 車で行くのです 。 228 00:12:27,500 --> 00:12:29,500 耕吉 。 ( 耕吉 ) はい 。 229 00:12:31,500 --> 00:12:36,500 もう… 。 じゃあ いってきます 。 230 00:12:36,500 --> 00:12:38,500 ごきげんよう 。 231 00:12:41,500 --> 00:12:44,500 にぎやかな方ですね 。 232 00:12:59,500 --> 00:13:00,500 ( お手伝いさんたち ) どうぞ 。 233 00:13:00,500 --> 00:13:01,500 ( お手伝いさんたち ) どうぞ 。 234 00:13:01,500 --> 00:13:04,500 ( 鹿乃子 ・ 左右馬 ) カステラ…! いただきます 。 235 00:13:14,500 --> 00:13:16,500 ん~ 。 236 00:13:16,500 --> 00:13:22,500 祝さんは 探偵さん… ですよね? 237 00:13:22,500 --> 00:13:25,500 ええ 。 彼女は助手で 。 238 00:13:25,500 --> 00:13:28,500 あっ そうですか 。 はい 。 239 00:13:28,500 --> 00:13:30,500 ああ… 。 240 00:13:32,500 --> 00:13:35,500 探偵さんというのは➡ 241 00:13:35,500 --> 00:13:38,500 捜し物を見つけたり➡ 242 00:13:38,500 --> 00:13:43,500 困り事を解決したり なさるのよね 。 243 00:13:43,500 --> 00:13:45,500 《ん? 何か…》 244 00:13:45,500 --> 00:13:48,500 何かお困り事ですか? 245 00:13:53,500 --> 00:13:55,500 もしかして➡ 246 00:13:55,500 --> 00:13:58,500 あんなに元気で快活な 千代さんに➡ 247 00:13:58,500 --> 00:14:00,500 近くの劇場へ行くのに わざわざ 車を使わせたことと関係が? 248 00:14:00,500 --> 00:14:01,500 近くの劇場へ行くのに わざわざ 車を使わせたことと関係が? 249 00:14:01,500 --> 00:14:07,500 ああ… 探偵さんは 何でもお見通しなんですね 。 250 00:14:07,500 --> 00:14:09,500 主人を呼んでちょうだい 。 251 00:14:09,500 --> 00:14:11,500 はい 奥さま 。 252 00:14:13,500 --> 00:14:20,500 [どうやら 探偵助手としての 初仕事が始まりそうです] 253 00:14:20,500 --> 00:14:22,500 ( お手伝いさん ) 旦那さま 。 ➡ 254 00:14:22,500 --> 00:14:25,500 奥さまが お呼びです 。 255 00:14:25,500 --> 00:14:27,500 ああ 。 256 00:14:39,500 --> 00:14:41,500 ⚟ ( 足音 ) 257 00:14:45,500 --> 00:14:47,500 ( 幸弘 ) どうぞ 。 258 00:14:47,500 --> 00:14:49,500 藤島 幸弘です 。 259 00:14:49,500 --> 00:14:52,500 あっ 。 先日は 娘が無礼を働き➡ 260 00:14:52,500 --> 00:14:54,500 大変申し訳ない 。 261 00:14:57,500 --> 00:14:59,500 で これが? 262 00:14:59,500 --> 00:15:00,500 ( 幸弘 ) 4日前に 玄関先に放り投げられていてね 。 ➡ 263 00:15:00,500 --> 00:15:02,500 ( 幸弘 ) 4日前に 玄関先に放り投げられていてね 。 ➡ 264 00:15:02,500 --> 00:15:06,500 手広く商いをしているので 商売敵は多いが➡ 265 00:15:06,500 --> 00:15:10,500 人様に恨まれる覚えはない 。 今まで大きなもめ事もないし➡ 266 00:15:10,500 --> 00:15:13,500 ただの いたずらであるとは 思っているのだが 。 267 00:15:13,500 --> 00:15:17,500 数日前に 柄の悪い2人組の男たちが➡ 268 00:15:17,500 --> 00:15:19,500 家の様子を うかがってたみたいなんです 。 ➡ 269 00:15:19,500 --> 00:15:21,500 そうよね? ( お手伝いさん ) は… はい 。 270 00:15:21,500 --> 00:15:23,500 それは いつごろのことですか? 271 00:15:23,500 --> 00:15:28,500 私が 半日休みを 頂いた日でしたから…➡ 272 00:15:28,500 --> 00:15:30,500 6日前です 。 273 00:15:30,500 --> 00:15:34,500 2人の男が 屋敷の中をのぞいていて 。 274 00:15:34,500 --> 00:15:36,500 どんな風体の男でしたか? 275 00:15:36,500 --> 00:15:39,500 ( お手伝いさん ) 着流しの男と スーツ姿の男が… 。 276 00:15:39,500 --> 00:15:42,500 ( 男 ) 《藤島… 3万はいけるな》 ( お手伝いさん ) 表を ウロウロ して➡ 277 00:15:42,500 --> 00:15:44,500 屋敷の中をのぞいて… 。 ( 男 ) 《5万だな》 278 00:15:44,500 --> 00:15:47,500 ( お手伝いさん ) 何か怖いなと思いました 。 279 00:15:47,500 --> 00:15:51,500 投げ文と 2人の怪しい男… 。 280 00:15:51,500 --> 00:15:54,500 他には? 今のところ それだけだよ 。 281 00:15:54,500 --> 00:15:57,500 脅迫も要求もないので 警察には頼れず➡ 282 00:15:57,500 --> 00:16:00,500 目的も分からないので 対処のしようもない 。 283 00:16:00,500 --> 00:16:01,500 目的も分からないので 対処のしようもない 。 284 00:16:01,500 --> 00:16:03,500 それで 千代さんは➡ 285 00:16:03,500 --> 00:16:06,500 用心のために 車で移動されてるのですね 。 286 00:16:06,500 --> 00:16:09,500 はい 。 耕吉が そう提案してくれて 。 287 00:16:09,500 --> 00:16:13,500 耕吉さんは 藤島家の運転手さんですよね? 288 00:16:13,500 --> 00:16:16,500 ええ 。 もう 7年も うちに勤めてくれています 。 289 00:16:16,500 --> 00:16:20,500 真面目で 千代の面倒をよく見てくれていて 。 290 00:16:20,500 --> 00:16:23,500 ⚟ ( お手伝いさん ) だ… 旦那さま! ( 幸弘 ) 何事だ 騒々しい 。 291 00:16:23,500 --> 00:16:25,500 これを 。 292 00:16:28,500 --> 00:16:30,500 ( 雪乃 ) あなた? 293 00:16:30,500 --> 00:16:31,500 ( 雪乃 ) あなた? 294 00:16:31,500 --> 00:16:33,500 「 娘は預かった 」 295 00:16:33,500 --> 00:16:38,500 「 警察には言うな 。 言えば娘の命はない 」 296 00:16:38,500 --> 00:16:40,500 《ゆ… 誘拐 !? 》 297 00:16:40,500 --> 00:16:42,500 「 娘を帰してほしくば➡ 298 00:16:42,500 --> 00:16:47,500 1時間以内に 8,300 円を 中央駅まで持参せよ 」 299 00:16:47,500 --> 00:16:50,500 千代… 。 300 00:16:50,500 --> 00:16:54,500 ( 幸弘 ) この前の投げ文と 同じ便箋 同じ文字 。 301 00:16:54,500 --> 00:16:56,500 ただの脅しではなかった ということか 。 302 00:16:56,500 --> 00:16:58,166 1時間以内… 。 303 00:16:58,166 --> 00:17:00,500 1時間とは いったい いつから1時間だ !? 304 00:17:00,500 --> 00:17:03,500 この手紙は いつ どこから? それは 今さっき… 。 305 00:17:03,500 --> 00:17:05,500 ( 耕吉 ) 旦那さま… 奥さま… 。 306 00:17:05,500 --> 00:17:07,500 こ… 耕吉! 307 00:17:07,500 --> 00:17:09,500 ( 雪乃 ) 千代は? 千代はどうしたの? 308 00:17:09,500 --> 00:17:11,500 ( 耕吉 ) 申し訳ございません! 309 00:17:11,500 --> 00:17:13,500 耕吉 いったい何があったんだ !? 310 00:17:13,500 --> 00:17:17,500 ( 耕吉 ) お嬢さま… お嬢さまが… 。 311 00:17:17,500 --> 00:17:20,500 何者かに 連れ去られてしまいました 。 312 00:17:24,500 --> 00:17:26,500 それは う… ごっ… 。 313 00:17:26,500 --> 00:17:28,500 う? ( 雪乃 ) ご? 314 00:17:28,500 --> 00:17:30,500 何でもないです 。 315 00:17:30,500 --> 00:17:31,500 何でもないです 。 316 00:17:31,500 --> 00:17:35,500 ( 幸弘 ) 耕吉 いったい何があったんだ? 317 00:17:35,500 --> 00:17:39,500 私が お嬢さまを 劇場の入り口までお送りして➡ 318 00:17:39,500 --> 00:17:42,500 駐車場で待っておりましたら➡ 319 00:17:42,500 --> 00:17:44,500 男に手紙を渡されました 。 320 00:17:44,500 --> 00:17:46,500 内容に驚き➡ 321 00:17:46,500 --> 00:17:48,500 慌てて男を追ったのですが➡ 322 00:17:48,500 --> 00:17:51,500 そのまま2人の男に殴られ➡ 323 00:17:51,500 --> 00:17:55,500 その隙に逃げられてしまいました 。 324 00:17:55,500 --> 00:17:57,500 取り返しのつかないことを… 。 325 00:17:57,500 --> 00:17:59,500 《今のも全部嘘だ》 326 00:17:59,500 --> 00:18:00,500 ( 幸弘 ) 警察を呼びなさい! きっと 例の2人組だ! 327 00:18:00,500 --> 00:18:01,500 ( 幸弘 ) 警察を呼びなさい! きっと 例の2人組だ! 328 00:18:01,500 --> 00:18:03,500 ( 雪乃 ) あなた そんなことしたら 千代が… 。 329 00:18:03,500 --> 00:18:05,500 いけません 旦那さま! ( 幸弘 ) 何? 330 00:18:05,500 --> 00:18:08,500 やつらが 屋敷を見張ってるかもしれません 。 331 00:18:08,500 --> 00:18:11,500 《また!》 332 00:18:11,500 --> 00:18:13,500 なるほど 。 333 00:18:13,500 --> 00:18:15,500 まずは 千代さんの確保を 。 334 00:18:15,500 --> 00:18:19,500 鹿乃子君 君は 引き続き 合図をお願いします 。 335 00:18:19,500 --> 00:18:21,500 はい 。 336 00:18:21,500 --> 00:18:23,500 耕吉さん 。 はい 。 337 00:18:23,500 --> 00:18:25,500 探偵の祝です 。 338 00:18:25,500 --> 00:18:27,500 探偵? 339 00:18:27,500 --> 00:18:29,500 あなたに お聞きしたいことがあります 。 340 00:18:29,500 --> 00:18:30,500 は… はい 。 341 00:18:30,500 --> 00:18:31,500 は… はい 。 342 00:18:31,500 --> 00:18:34,500 あなたは 千代さんが連れ去られた現場を➡ 343 00:18:34,500 --> 00:18:36,500 見ていないようですが➡ 344 00:18:36,500 --> 00:18:39,500 あの手紙を受け取った後➡ 345 00:18:39,500 --> 00:18:41,500 千代さんがいないことを 確認しましたか? 346 00:18:41,500 --> 00:18:43,500 もちろんです 。 347 00:18:43,500 --> 00:18:45,500 すぐに劇場の中に入って 捜しましたが➡ 348 00:18:45,500 --> 00:18:48,500 お嬢さまの姿はありませんでした 。 349 00:18:50,500 --> 00:18:55,500 では 千代さんは 劇場にいない… のですね? 350 00:18:55,500 --> 00:18:57,500 いません 。 351 00:18:59,500 --> 00:19:00,500 なるほど では… 。 あっ…!➡ 352 00:19:00,500 --> 00:19:01,500 なるほど では… 。 あっ…!➡ 353 00:19:01,500 --> 00:19:03,500 うう… 。 ( 幸弘 ) 耕吉 。 354 00:19:03,500 --> 00:19:06,500 ひとまず 傷の手当てを 。 ( 耕吉 ) はい… 。 355 00:19:08,500 --> 00:19:12,500 ( 幸弘 ) ったく 何でこんなことに! 356 00:19:19,500 --> 00:19:21,500 奥さん 。 357 00:19:21,500 --> 00:19:23,500 ちょっと よろしいですか? 358 00:19:23,500 --> 00:19:25,500 は… はい 。 359 00:19:25,500 --> 00:19:27,500 鹿乃子君 。 はい 。 360 00:19:30,500 --> 00:19:32,500 ん? 361 00:19:32,500 --> 00:19:34,500 では 。 362 00:19:34,500 --> 00:19:38,500 えっ? あっ… せ… 先生… 。 363 00:19:38,500 --> 00:19:42,500 どうしよう… 。 364 00:19:42,500 --> 00:19:45,500 いったい 何ですの? しーっ 。 365 00:19:45,500 --> 00:19:47,500 千代さんの居場所が分かりました 。 366 00:19:47,500 --> 00:19:49,500 何ですって !? 367 00:19:49,500 --> 00:19:52,500 千代さんは 劇場にいます 。 368 00:19:52,500 --> 00:19:54,500 ( 雪乃 ) えっ !? 詳しい話は 後で 。 369 00:19:54,500 --> 00:19:56,500 お二人は 急いで劇場へ行って 千代さんを連れ➡ 370 00:19:56,500 --> 00:19:58,500 戻ってきてください 。 はい 。 371 00:19:58,500 --> 00:20:00,500 奥さま そんな怪しい話 信じてよろしいのですか? 372 00:20:00,500 --> 00:20:01,500 奥さま そんな怪しい話 信じてよろしいのですか? 373 00:20:01,500 --> 00:20:03,500 ( 雪乃 ) そう言われて➡ 374 00:20:03,500 --> 00:20:05,500 行かずにおられる母は おりませんわ 。 375 00:20:05,500 --> 00:20:07,500 参りましょう 。 ( お手伝いさん ) はい 奥さま 。 376 00:20:18,500 --> 00:20:21,500 千代! お… 落ち着いてください 。 377 00:20:21,500 --> 00:20:28,500 私は 今まで 誰も傷つけず 誰にも誠実に生きてきたつもりだ 。 378 00:20:28,500 --> 00:20:30,500 それでも 私を恨む者がいるのか! 379 00:20:30,500 --> 00:20:31,500 それでも 私を恨む者がいるのか! 380 00:20:31,500 --> 00:20:33,500 傷つけるつもりがなくても➡ 381 00:20:33,500 --> 00:20:36,500 誰かを 傷つけてしまうことはあります 。 382 00:20:36,500 --> 00:20:40,500 ( 一同 ) 《気持ち悪い…》 383 00:20:40,500 --> 00:20:45,500 知らないうちに 嫌われて… 。 384 00:20:45,500 --> 00:20:47,500 知らないうちに? 385 00:20:47,500 --> 00:20:51,500 だから えーっと… すいません 。 386 00:20:53,500 --> 00:20:56,500 失礼する 。 あ… ちょっと 待ってください 。 387 00:20:56,500 --> 00:20:58,500 金を用意しなければ 。 388 00:20:58,500 --> 00:21:00,500 先生が戻るまで待ってください 。 悪いが時間がないんだ 。 389 00:21:00,500 --> 00:21:01,500 先生が戻るまで待ってください 。 悪いが時間がないんだ 。 390 00:21:01,500 --> 00:21:03,500 もう少しだけ 待ってもらえないでしょうか 。 391 00:21:03,500 --> 00:21:06,500 待てば何か解決するのかね !? 392 00:21:08,500 --> 00:21:11,500 すまない 。 393 00:21:11,500 --> 00:21:13,500 ⚟ ( 耕吉 ) 旦那さま 。 394 00:21:15,500 --> 00:21:17,500 旦那さま 。 ( 幸弘 ) 傷の手当ては済んだのか? 395 00:21:17,500 --> 00:21:19,166 はい 。 396 00:21:19,166 --> 00:21:22,500 時間がありません 。 犯人の言う 1時間以内というのが➡ 397 00:21:22,500 --> 00:21:25,500 もし 芝居の開演時間からだとすると… 。 398 00:21:25,500 --> 00:21:27,166 ( 幸弘 ) そうだな 。 399 00:21:27,166 --> 00:21:28,833 あっ ああ… 。 400 00:21:38,833 --> 00:21:40,500 ( 解錠音 ) 401 00:21:50,500 --> 00:22:00,500 ♬~ 402 00:22:00,500 --> 00:22:06,500 ♬~ 403 00:22:06,500 --> 00:22:08,500 先生 。 404 00:22:08,500 --> 00:22:11,500 藤島さんは? あ… それが… 。 405 00:22:16,500 --> 00:22:18,500 ん? 406 00:22:21,500 --> 00:22:23,500 祝君 。 407 00:22:23,500 --> 00:22:25,500 行ってくる 。 408 00:22:25,500 --> 00:22:28,500 藤島さん 。 ん? 409 00:22:28,500 --> 00:22:30,500 千代さんが 本当に劇場にいないのか➡ 410 00:22:30,500 --> 00:22:31,500 千代さんが 本当に劇場にいないのか➡ 411 00:22:31,500 --> 00:22:34,500 ちゃんと確かめるべきですよ 。 412 00:22:34,500 --> 00:22:36,500 確かめるって それは先ほども言ってただろう➡ 413 00:22:36,500 --> 00:22:38,500 千代は 劇場にはいなかったと 。 414 00:22:38,500 --> 00:22:41,500 ええ 。 ですが 劇場は広く たくさんの人が集まる 。 415 00:22:41,500 --> 00:22:44,500 耕吉さんが見落としていた ということもあるでしょう 。 416 00:22:44,500 --> 00:22:46,500 み… 見落としてなんかいません 。 417 00:22:46,500 --> 00:22:49,500 お嬢さまは 本当にいなかったんです 。 418 00:22:49,500 --> 00:22:52,500 《嘘… やっぱり 耕吉さんは➡ 419 00:22:52,500 --> 00:22:55,500 嘘をついています》 420 00:22:55,500 --> 00:22:58,500 耕吉さんも 動揺していたでしょうし➡ 421 00:22:58,500 --> 00:23:00,500 千代さんの座席番号を 知っていたなら ともかく… 。 422 00:23:00,500 --> 00:23:03,500 もちろん 座席番号も把握しています 。 ➡ 423 00:23:03,500 --> 00:23:06,500 お嬢さまの座席まで行って 確認しました 。 424 00:23:06,500 --> 00:23:08,500 ああ だったら ちょうど お手洗いだったとか? 425 00:23:08,500 --> 00:23:10,500 違います! そうですか? 426 00:23:10,500 --> 00:23:16,500 《先生 どうして同じことを 何度も確認しているの?》 427 00:23:16,500 --> 00:23:18,500 周りの方にも尋ねました 。 428 00:23:18,500 --> 00:23:21,500 けれど お嬢さまの席は ずっと空席だったと 。 429 00:23:21,500 --> 00:23:23,500 あ~ それは念入りですね 。 430 00:23:23,500 --> 00:23:26,500 ( 幸弘 ) 時間がないんだ 祝君 。 悪いが失礼するよ 。 431 00:23:26,500 --> 00:23:28,500 ( 耕吉 ) お供します 。 ( 幸弘 ) 一人で大丈夫だ! 432 00:23:28,500 --> 00:23:30,500 ( 耕吉 ) ですが… 。 ちょっと待った! 433 00:23:30,500 --> 00:23:32,500 ご主人… 。 434 00:23:37,500 --> 00:23:39,500 これをご覧ください 。 435 00:23:44,500 --> 00:23:47,500 よーく 見てください 。 436 00:23:47,500 --> 00:23:49,500 これは何に見えますか? 437 00:23:49,500 --> 00:23:52,500 カステラではないのかね? いかにも 。 438 00:23:52,500 --> 00:23:54,500 これは さっきまで 僕が食べていたカステラです 。 439 00:23:54,500 --> 00:24:00,500 ああ 。 では こちらはどうです? 440 00:24:00,500 --> 00:24:04,500 こちらは 鹿乃子君が食べていた カステラです 。 441 00:24:04,500 --> 00:24:10,500 ( 幸弘 ) ああ 。 よーく よーく見てください 。 442 00:24:12,500 --> 00:24:15,500 どっちが大きいですか? 443 00:24:19,500 --> 00:24:21,500 こっち 。 さすがは ご主人 。 444 00:24:21,500 --> 00:24:24,500 同じ時刻に 食べ始めたはずなのに➡ 445 00:24:24,500 --> 00:24:27,500 どういうわけか 鹿乃子君のカステラの方が➡ 446 00:24:27,500 --> 00:24:29,500 やたらと残っている 。 447 00:24:29,500 --> 00:24:30,500 鹿乃子君は カステラが好物のはずなのに 。 448 00:24:30,500 --> 00:24:33,500 鹿乃子君は カステラが好物のはずなのに 。 449 00:24:33,500 --> 00:24:36,500 つまり 鹿乃子君は 僕より ゆっくりと➡ 450 00:24:36,500 --> 00:24:39,500 カステラを食べていたことになる 。 そうだね? 451 00:24:39,500 --> 00:24:42,500 せ… 先生? 好物のはずのカステラを➡ 452 00:24:42,500 --> 00:24:46,500 鹿乃子君が ゆっくりと 食べていた理由は ただ一つ 。 453 00:24:50,500 --> 00:24:53,500 貧乏なわれわれが 次に いつ カステラに➡ 454 00:24:53,500 --> 00:24:56,500 ありつけるか分からないため 少しでも長く楽しめるよう➡ 455 00:24:56,500 --> 00:24:58,500 食べていたのです! 456 00:24:58,500 --> 00:25:00,500 ( 乱暴に皿を置く音 ) 457 00:25:00,500 --> 00:25:04,500 い… 祝君 それに いったい何の意味があるのかね? 458 00:25:08,500 --> 00:25:10,500 特に意味はありません 。 はあ !? 459 00:25:10,500 --> 00:25:12,500 時間を稼いでいるんです 。 460 00:25:12,500 --> 00:25:14,500 ( 幸弘 ) 何を考えてるんだ 。 こっちは時間がないんだ! 461 00:25:14,500 --> 00:25:16,500 そうです お嬢さまが危ないんです! 462 00:25:16,500 --> 00:25:19,500 ⚟何事ですの !? ( 幸弘 ) こ… この声は! 463 00:25:21,500 --> 00:25:23,500 お待ちしてました 。 464 00:25:27,500 --> 00:25:29,500 ち… 千代! ( 千代 ) 何が千代よ! 465 00:25:29,500 --> 00:25:30,500 ( 幸弘 ) えっ 。 ( 千代 ) どうして 観劇中に➡ 466 00:25:30,500 --> 00:25:31,500 ( 幸弘 ) えっ 。 ( 千代 ) どうして 観劇中に➡ 467 00:25:31,500 --> 00:25:34,500 連れ戻されるの? ( 幸弘 ) いや… だって お前➡ 468 00:25:34,500 --> 00:25:37,500 誘拐されていたのでは? ( 千代 ) 誘拐? 何のことですの? 469 00:25:37,500 --> 00:25:40,500 千代は ずっと 若竹座におりましたわ 。 470 00:25:40,500 --> 00:25:45,500 なっ… 。 だそうですよ 耕吉さん 。 471 00:25:45,500 --> 00:25:49,500 耕吉? どうしたの? 472 00:25:49,500 --> 00:25:53,500 千代さんは 劇場にいなかったんですよね? 473 00:25:53,500 --> 00:25:58,500 座席番号も確認して 周りに聞いたはずですもんね? 474 00:26:00,500 --> 00:26:02,500 嘘を ついたのか? 475 00:26:04,500 --> 00:26:07,500 なぜだ? 耕吉 いったいなぜ? 476 00:26:09,500 --> 00:26:12,500 この誘拐事件には 不自然な点があります 。 477 00:26:12,500 --> 00:26:14,500 不自然な点? 478 00:26:14,500 --> 00:26:19,500 まず 千代さんを誘拐したという 手紙の内容 。 479 00:26:19,500 --> 00:26:23,500 1時間以内に金を持ってこい とありますが どうも短すぎる 。 480 00:26:23,500 --> 00:26:25,500 ああ 確かに 。 481 00:26:25,500 --> 00:26:28,500 犯人は なぜ そんなに急いでいたのか? 482 00:26:28,500 --> 00:26:30,500 それは… 。 483 00:26:30,500 --> 00:26:35,500 演劇の上演中に 事を済ませたかったからです 。 484 00:26:35,500 --> 00:26:39,500 この時間であれば 千代さんは 劇場から動くことはない 。 485 00:26:39,500 --> 00:26:42,500 そして 手紙のよこし方も 不自然です 。 486 00:26:42,500 --> 00:26:46,500 犯人は 劇場と藤島邸が近いことを 知っているはずなのに➡ 487 00:26:46,500 --> 00:26:51,500 千代さん誘拐の手紙を わざわざ耕吉さんに託した 。 488 00:26:51,500 --> 00:26:56,500 顔を見られる危険を冒してまで 直接 耕吉に手渡す必要があった 。 489 00:26:56,500 --> 00:26:59,500 そうです 。 なぜなら 藤島家の誰かが手紙を読み➡ 490 00:26:59,500 --> 00:27:00,500 千代さんを捜しに 劇場へ向かっては都合が悪い 。 491 00:27:00,500 --> 00:27:02,500 千代さんを捜しに 劇場へ向かっては都合が悪い 。 492 00:27:02,500 --> 00:27:06,500 手紙の到着と 千代さんが 誘拐されたという証言が➡ 493 00:27:06,500 --> 00:27:09,500 同時である必要があったのです 。 494 00:27:09,500 --> 00:27:14,500 《すごい 。 嘘と事件の辻褄が どんどん合っていく》 495 00:27:14,500 --> 00:27:20,500 つまり 千代さん誘拐事件は 全て➡ 496 00:27:20,500 --> 00:27:24,500 耕吉さんが作り上げた 嘘によるものなのです 。 497 00:27:24,500 --> 00:27:26,500 そんな… 。 498 00:27:26,500 --> 00:27:30,500 では うちをのぞいていたという 2人組の男たちは何です? 499 00:27:30,500 --> 00:27:32,500 あなたたち 見たと言っていたわよね? 500 00:27:32,500 --> 00:27:34,500 ( お手伝いさんたち ) はい 。 ( 雪乃 ) あれは 嘘? 501 00:27:34,500 --> 00:27:37,500 嘘ではありません 。 本当にのぞいていました! 502 00:27:37,500 --> 00:27:42,500 《そう 女中さんの話は 本当だ》 503 00:27:42,500 --> 00:27:45,500 耕吉さん 。 504 00:27:45,500 --> 00:27:50,500 あなたは その男たちを知っている 。 505 00:27:50,500 --> 00:27:52,500 知りません 。 506 00:27:52,500 --> 00:27:55,500 《嘘》 507 00:27:55,500 --> 00:27:59,500 例えば 金銭を要求されていたとか? 508 00:27:59,500 --> 00:28:00,500 男たちに金を渡すため 千代さん誘拐事件をでっち上げ➡ 509 00:28:00,500 --> 00:28:04,500 男たちに金を渡すため 千代さん誘拐事件をでっち上げ➡ 510 00:28:04,500 --> 00:28:07,500 幸弘さんから 身代金をだまし取ろうとした 。 511 00:28:07,500 --> 00:28:10,500 違いますか? 512 00:28:10,500 --> 00:28:13,500 違うわ 。 513 00:28:13,500 --> 00:28:16,500 さっきから聞いていれば 何ですの? 514 00:28:16,500 --> 00:28:18,500 こんなの ただの当て推量じゃない 。 515 00:28:18,500 --> 00:28:20,500 千代 。 ( 千代 ) 耕吉は 座席番号を➡ 516 00:28:20,500 --> 00:28:23,500 間違えていただけで 犯人は他にいるかもしれない 。 517 00:28:23,500 --> 00:28:25,500 あなたの推理は穴だらけです 。 518 00:28:25,500 --> 00:28:29,500 証拠もないのに どうして 全部嘘だと決め付けますの? 519 00:28:29,500 --> 00:28:30,500 《耕吉さんは 自分を こんなに信じてくれている➡ 520 00:28:30,500 --> 00:28:33,500 《耕吉さんは 自分を こんなに信じてくれている➡ 521 00:28:33,500 --> 00:28:36,500 千代さんを利用して 嘘をついて…》 522 00:28:36,500 --> 00:28:41,500 千代は 子供の頃から 耕吉を知っております 。 523 00:28:41,500 --> 00:28:43,500 耕吉は… 。 524 00:28:43,500 --> 00:28:47,500 耕吉は 決して そんなことをする 人ではありませんわ! 525 00:28:51,500 --> 00:28:54,500 まあ 君が信じようと信じまいと➡ 526 00:28:54,500 --> 00:28:56,500 誘拐が解決すれば➡ 527 00:28:56,500 --> 00:28:58,500 僕の依頼は終わ… 。 ちょっと待ってください! 528 00:28:58,500 --> 00:29:00,500 えっ 。 《気味悪がられてもいい》 529 00:29:00,500 --> 00:29:03,500 《千代さんのために…》 530 00:29:03,500 --> 00:29:06,500 耕吉さんは 嘘をついています 。 531 00:29:06,500 --> 00:29:08,500 私には分かります! 532 00:29:08,500 --> 00:29:12,500 分かるって ど… どうして分かるのよ? 533 00:29:12,500 --> 00:29:14,500 それは… 。 534 00:29:16,500 --> 00:29:20,500 私には… 。 535 00:29:20,500 --> 00:29:24,500 私には 嘘… 。 うん さすが鹿乃子君 。 536 00:29:24,500 --> 00:29:26,500 僕の助手なだけあるなぁ 。 537 00:29:26,500 --> 00:29:28,500 どうして耕吉さんが 嘘をついてると分かるのか➡ 538 00:29:28,500 --> 00:29:30,500 君も気付きましたか 。 うんうん 。 539 00:29:30,500 --> 00:29:32,500 君も気付きましたか 。 うんうん 。 540 00:29:32,500 --> 00:29:34,500 《先生》 541 00:29:34,500 --> 00:29:36,500 秘密は言っちゃ駄目でしょ 。 542 00:29:36,500 --> 00:29:40,500 ちょっと いったい何ですの? どうして嘘が分かる っ ていうのよ !? 543 00:29:40,500 --> 00:29:45,500 え~? 言いたくないんだけどなぁ どうせ信じないし 。 544 00:29:45,500 --> 00:29:48,500 ( 千代 ) なっ… 。 簡単なことですよ 。 545 00:29:48,500 --> 00:29:53,500 耕吉さんが嘘をついてると なぜ分かるのか それは… 。 546 00:29:55,500 --> 00:29:57,500 耕吉さんは 嘘をつくとき➡ 547 00:29:57,500 --> 00:30:00,500 チラッと 右斜め下 45 度を見るのです! 548 00:30:00,500 --> 00:30:01,500 チラッと 右斜め下 45 度を見るのです! 549 00:30:08,500 --> 00:30:10,500 まあ これを言うことで➡ 550 00:30:10,500 --> 00:30:13,500 耕吉さんが意識して 反応が出なくなってしまうので➡ 551 00:30:13,500 --> 00:30:15,500 言いたくなかったんですけどね 。 552 00:30:18,500 --> 00:30:21,500 なるほど… 。 553 00:30:21,500 --> 00:30:27,500 祝君の話は筋が通ってるし 嘘を言ってるとも思えない 。 554 00:30:27,500 --> 00:30:30,500 耕吉 どうなんだね? 555 00:30:39,500 --> 00:30:42,500 祝さまのおっしゃるとおりです 。 556 00:30:49,500 --> 00:30:52,500 私は嘘をつきました 。 557 00:30:54,500 --> 00:30:57,500 《不思議な力なんて 根拠のないことを➡ 558 00:30:57,500 --> 00:30:59,500 信じさせる方が大変だよ》 559 00:30:59,500 --> 00:31:00,500 《根拠さえ それっぽいと 何でも信じちゃうけどね》 560 00:31:00,500 --> 00:31:05,500 《根拠さえ それっぽいと 何でも信じちゃうけどね》 561 00:31:05,500 --> 00:31:09,500 半年前 私は➡ 562 00:31:09,500 --> 00:31:16,500 兄が小豆相場で作った 借金返済の保証人になりました 。 563 00:31:16,500 --> 00:31:21,500 しかし 先月 兄が失踪し➡ 564 00:31:21,500 --> 00:31:24,500 お前が代わりに返せと➡ 565 00:31:24,500 --> 00:31:28,500 高利貸が私の元に現れました 。 ( 男 ) 《耕吉》 566 00:31:28,500 --> 00:31:30,500 ( 男 ) 《これ 覚えてるよな?》 567 00:31:30,500 --> 00:31:31,500 ( 男 ) 《これ 覚えてるよな?》 568 00:31:31,500 --> 00:31:35,500 《早く返してもらわねえと 困るんだよ》 569 00:31:35,500 --> 00:31:40,500 ( 男 ) 《藤島んとこの娘 カワイイよな》 570 00:31:40,500 --> 00:31:43,500 ( 耕吉 ) 少しずつ 借金を返していましたが➡ 571 00:31:43,500 --> 00:31:50,500 突然 今月末までに 残り全てを返せ➡ 572 00:31:50,500 --> 00:31:56,500 できないなら お嬢さまをさらって売り飛ばすと 。 573 00:31:56,500 --> 00:31:59,500 ( 耕吉 ) 何としても お嬢さまをお守りせねば 。 ➡ 574 00:31:59,500 --> 00:32:00,500 しかし 金を返せる当てなどない 。 575 00:32:00,500 --> 00:32:03,500 しかし 金を返せる当てなどない 。 576 00:32:03,500 --> 00:32:08,500 それで このようなバカな考えを 思い付いたのです 。 577 00:32:08,500 --> 00:32:10,500 なるほど 。 578 00:32:10,500 --> 00:32:13,500 男たちを 千代さんに近づけないために➡ 579 00:32:13,500 --> 00:32:16,500 あなたが脅迫状を書いて➡ 580 00:32:16,500 --> 00:32:18,500 どこへ行くにも 車で送り迎えするよう➡ 581 00:32:18,500 --> 00:32:20,500 申し出たんですね 。 582 00:32:22,500 --> 00:32:24,500 ( 耕吉 ) 申し訳ございません! 583 00:32:26,500 --> 00:32:29,500 バカ者 。 ( 千代 ) お父さま 耕吉は… 。 584 00:32:29,500 --> 00:32:30,500 耕吉 。 585 00:32:30,500 --> 00:32:31,500 耕吉 。 586 00:32:31,500 --> 00:32:34,500 初めから 正直に話してくれていたら➡ 587 00:32:34,500 --> 00:32:37,500 すぐに済んだ話だったじゃないか 。 588 00:32:39,500 --> 00:32:42,500 いけません 旦那さま 私にそのような情けは… 。 589 00:32:42,500 --> 00:32:44,500 いいんじゃないですか? 590 00:32:46,500 --> 00:32:48,500 耕吉さんなら➡ 591 00:32:48,500 --> 00:32:51,500 本当に千代さんを誘拐するのも 簡単だった 。 592 00:32:51,500 --> 00:32:55,500 もっと確実に身代金を頂く方法は いくらでもある 。 593 00:32:55,500 --> 00:33:00,500 でも 耕吉さんは 千代さんを 傷つけない方法を選んだ 。 594 00:33:00,500 --> 00:33:01,500 でも 耕吉さんは 千代さんを 傷つけない方法を選んだ 。 595 00:33:01,500 --> 00:33:04,500 まあ おかげで この場に居合わせた探偵に➡ 596 00:33:04,500 --> 00:33:06,500 見抜かれてしまいましたがね 。 597 00:33:06,500 --> 00:33:09,500 しなくてもいいケガは 無駄に深手だし➡ 598 00:33:09,500 --> 00:33:12,500 要求金額は 8,300 円きっかりです 。 599 00:33:12,500 --> 00:33:15,500 バカ正直に それだけ要求するなんて➡ 600 00:33:15,500 --> 00:33:18,500 アホですよ アホ 。 せ… 先生! 601 00:33:18,500 --> 00:33:22,500 皆さんも分かってるんですよ 。 602 00:33:22,500 --> 00:33:27,500 あなたは もう二度と こんなことをしない人だと 。 603 00:33:27,500 --> 00:33:30,500 ♬~ 604 00:33:30,500 --> 00:33:42,500 ♬~ 605 00:33:42,500 --> 00:33:46,500 まったく 大バカ者だよ お前は 。 606 00:33:54,500 --> 00:34:00,500 このご恩とお金は 一生をかけてお返しします 。 607 00:34:00,500 --> 00:34:02,500 このご恩とお金は 一生をかけてお返しします 。 608 00:34:02,500 --> 00:34:08,500 [耕吉さんの その言葉には もう嘘はありませんでした] 609 00:34:08,500 --> 00:34:12,500 ( 耕吉 ) ありがとうございます! 610 00:34:12,500 --> 00:34:15,500 素晴らしいわ… 。 611 00:34:15,500 --> 00:34:18,500 ん? 612 00:34:18,500 --> 00:34:22,500 これが本当の探偵さんなのね 。 ➡ 613 00:34:22,500 --> 00:34:26,500 従来の型にとらわれぬ 斬新なヘアスタイル➡ 614 00:34:26,500 --> 00:34:30,500 物質主義的風潮をよしとせぬ 堅実な装い 。 615 00:34:30,500 --> 00:34:33,500 祝 左右馬さま… 。 616 00:34:33,500 --> 00:34:38,500 名探偵 眉目秀麗もかくありや との解決ぶり 感動ですわ 。 ➡ 617 00:34:38,500 --> 00:34:41,500 お礼は何がよろしくて? お金 。 618 00:34:41,500 --> 00:34:45,500 徹底した職業意識 すてきですわ 。 ➡ 619 00:34:45,500 --> 00:34:47,500 助手のあなたにも何かお礼を 。 620 00:34:47,500 --> 00:34:49,500 えっ わ… 私? 621 00:34:49,500 --> 00:34:52,500 ( 千代 ) 何でもおっしゃって 。 622 00:34:52,500 --> 00:34:56,500 では 千代さんの周りに 困っている方がいらっし ゃっ たら➡ 623 00:34:56,500 --> 00:35:00,500 九十九夜町の 祝 左右馬先生は 優秀な探偵だと➡ 624 00:35:00,500 --> 00:35:02,500 教えて差し上げてください 。 625 00:35:02,500 --> 00:35:06,500 ( 千代 ) まあ 慎み深い方だこと 。 ➡ 626 00:35:06,500 --> 00:35:08,500 心得ましたわ 。 627 00:35:15,500 --> 00:35:20,500 あの 一件落着の雰囲気の中 すみません 。 628 00:35:20,500 --> 00:35:23,500 耕吉さんを脅していた2人組➡ 629 00:35:23,500 --> 00:35:26,500 そのお金を渡して 本当に引き下がるんでしょうか 。 630 00:35:26,500 --> 00:35:28,500 まだ何かあると? 631 00:35:28,500 --> 00:35:30,500 こうして 全てバレてしまったんです 。 632 00:35:30,500 --> 00:35:31,500 こうして 全てバレてしまったんです 。 633 00:35:31,500 --> 00:35:33,500 藤島家の皆さんで➡ 634 00:35:33,500 --> 00:35:37,500 脅されたことを 警察に 相談した方がいいかもしれません 。 635 00:35:37,500 --> 00:35:39,500 ねっ? 636 00:35:39,500 --> 00:35:41,500 はい 。 637 00:35:45,500 --> 00:35:49,500 では 失礼しようか 鹿乃子君 。 638 00:35:49,500 --> 00:35:51,500 失礼します 。 639 00:35:53,500 --> 00:35:55,500 失礼します 。 640 00:35:59,500 --> 00:36:00,500 よいしょ 。 641 00:36:00,500 --> 00:36:01,500 よいしょ 。 642 00:36:07,500 --> 00:36:10,500 鹿乃子君 。 はい 。 643 00:36:10,500 --> 00:36:12,500 昼飯にしようか 。 644 00:36:12,500 --> 00:36:14,500 はい 。 645 00:36:21,500 --> 00:36:24,500 栗ご飯 おいしいね 。 646 00:36:24,500 --> 00:36:26,500 おいしいですね 。 647 00:36:26,500 --> 00:36:28,500 ( 客たち ) ごちそうさまでした 。 648 00:36:28,500 --> 00:36:30,500 またお願いしますね 。 ( ヨシ江 ) 気ぃ付けて 。 649 00:36:30,500 --> 00:36:31,500 またお願いしますね 。 ( ヨシ江 ) 気ぃ付けて 。 650 00:36:31,500 --> 00:36:33,500 ( 達造 ) どうも 。 651 00:36:33,500 --> 00:36:37,500 カステラも おいしかったよねぇ 。 652 00:36:37,500 --> 00:36:40,500 3日たっても悔やまれます 。 653 00:36:40,500 --> 00:36:45,500 ゆっくり食べてしまったせいで 食べ切れなくて… 。 654 00:36:45,500 --> 00:36:47,500 ( 戸の開く音 ) ( ヨシ江 ) いらっしゃい 。 655 00:36:47,500 --> 00:36:49,500 ( 端崎 ) こんにちは 。 656 00:36:49,500 --> 00:36:52,500 お前も昼飯か 。 私は 貴様と違って➡ 657 00:36:52,500 --> 00:36:55,500 しっかりと お代を払って食べるがな 。 658 00:36:55,500 --> 00:36:57,500 僕だって ちゃんと付けている 。 659 00:36:57,500 --> 00:37:00,500 胸を張るな 。 660 00:37:00,500 --> 00:37:03,500 ( 達造 ) 何にしよう? ( 端崎 ) 私も栗ご飯を 。 661 00:37:03,500 --> 00:37:05,500 ( 達造 ) はいよ 。 ( ヨシ江 ) もらいます 。 662 00:37:05,500 --> 00:37:07,500 ありがとうございます 。 ( ヨシ江 ) はい 。 663 00:37:09,500 --> 00:37:14,500 貧しくとも 裕福な人をねたむ者と ねたまぬ者の違いは➡ 664 00:37:14,500 --> 00:37:16,500 何なのだろうな 。 665 00:37:16,500 --> 00:37:18,500 へっ? 666 00:37:18,500 --> 00:37:21,500 昨日 捕まえた男たちが➡ 667 00:37:21,500 --> 00:37:25,500 金持ちの家ばかり狙って ゆすりたかりをしていた 。 668 00:37:27,500 --> 00:37:29,500 とある資産家から➡ 669 00:37:29,500 --> 00:37:30,500 運転手が 借金のカタに 脅されていると相談があってな 。 ➡ 670 00:37:30,500 --> 00:37:33,500 運転手が 借金のカタに 脅されていると相談があってな 。 ➡ 671 00:37:33,500 --> 00:37:36,500 最近 似たような事件が 幾つかあったのだ 。 672 00:37:36,500 --> 00:37:39,500 はい 栗ご飯 お待ち遠さん 。 673 00:37:39,500 --> 00:37:42,500 ありがとうございます 。 674 00:37:42,500 --> 00:37:45,500 今回の被害者が 脅されている最中に➡ 675 00:37:45,500 --> 00:37:47,500 警察に通報してくれたおかげで➡ 676 00:37:47,500 --> 00:37:53,500 犯人を取っ捕まえて 洗いざらい 調べることができたのだ 。 677 00:37:53,500 --> 00:37:58,500 《さあ 松風の銀次 じ っ くり話を聞かせてもらおうか》 678 00:37:58,500 --> 00:38:00,500 それはよかったな 。 679 00:38:00,500 --> 00:38:04,500 ( 達造 ) ほれ よかったら これも食ってみな 。 680 00:38:04,500 --> 00:38:06,500 大将 ありがとう! 681 00:38:06,500 --> 00:38:10,500 ( 端崎 ) その人たちに 直接 何かされたわけでもないのに➡ 682 00:38:10,500 --> 00:38:12,500 ただ金持ちを苦しめたかったと 。 683 00:38:12,500 --> 00:38:15,500 ふ~ん 。 ( 達造 ) まっ 結局よ➡ 684 00:38:15,500 --> 00:38:18,500 自分たちより幸せに暮らしてる やつらのことが➡ 685 00:38:18,500 --> 00:38:21,500 心底 気に食わねえってこったろ 。 686 00:38:21,500 --> 00:38:23,500 何もしてなくとも➡ 687 00:38:23,500 --> 00:38:26,500 そこまで人から恨まれることも あるのだな 。 688 00:38:26,500 --> 00:38:28,500 柿もおいしいよ 鹿乃子君 。 689 00:38:28,500 --> 00:38:30,500 ( ヨシ江 ) 八百六の奥さんから 聞きましたよ 。 ➡ 690 00:38:30,500 --> 00:38:34,500 端崎さん 犯人を投げ飛ばして 大活躍やったって 。 691 00:38:34,500 --> 00:38:36,500 ( 達造 ) え~! ( ヨシ江 ) すごいと言うてました 。 692 00:38:36,500 --> 00:38:38,500 ( 端崎 ) そんな大したことではありません 。 693 00:38:38,500 --> 00:38:40,500 ( 達造 ) へぇ そいでそいで? 694 00:38:54,500 --> 00:38:59,500 ごめんください 。 んっ あららら… 。 695 00:39:02,500 --> 00:39:06,500 祝君 先日は大変世話になった 。 696 00:39:06,500 --> 00:39:09,500 そんなそんな お気遣いなく 。 697 00:39:12,500 --> 00:39:17,500 ( 幸弘 ) 耕吉を脅していた男たち 警察に無事逮捕されてね 。 698 00:39:17,500 --> 00:39:22,500 そのようですね 。 知り合いの刑事に聞きました 。 699 00:39:22,500 --> 00:39:26,500 祝君のおかげだ 。 君があの場にいなければ➡ 700 00:39:26,500 --> 00:39:30,500 まだまだ 耕吉や千代が 危険にさらされていただろう 。 701 00:39:30,500 --> 00:39:31,500 まだまだ 耕吉や千代が 危険にさらされていただろう 。 702 00:39:33,500 --> 00:39:36,500 耕吉さんは どうされました? 703 00:39:40,500 --> 00:39:43,500 ( 幸弘 ) まったく 不義理な男だ 。 704 00:39:43,500 --> 00:39:47,500 あいつには 死ぬまで うちで働いてもらうよ 。 705 00:39:47,500 --> 00:39:50,500 それはよかった 。 706 00:39:50,500 --> 00:39:52,500 ( 幸弘 ) では 。 707 00:39:59,500 --> 00:40:00,500 祝君 。 はい 。 708 00:40:00,500 --> 00:40:02,500 祝君 。 はい 。 709 00:40:02,500 --> 00:40:07,500 君は 人から嫌われたことは あるかね? 710 00:40:07,500 --> 00:40:11,500 ありますよ 。 僕は わりと厄介なんです 。 711 00:40:13,500 --> 00:40:15,500 あのとき 耕吉に➡ 712 00:40:15,500 --> 00:40:18,500 初めから正直に話してくれれば と言ったが➡ 713 00:40:18,500 --> 00:40:22,500 耕吉が言えずにいたのは 私のせいなのかもしれない 。 714 00:40:29,500 --> 00:40:30,500 自分では分からないうちに➡ 715 00:40:30,500 --> 00:40:32,500 自分では分からないうちに➡ 716 00:40:32,500 --> 00:40:37,500 耕吉が本心を言えない関係を つくり出していたのかもしれない 。 717 00:40:40,500 --> 00:40:45,500 ああ 君の助手君にも よろしく 。 718 00:40:45,500 --> 00:40:57,500 ♬~ 719 00:40:57,500 --> 00:40:59,500 鹿乃子君 。 720 00:40:59,500 --> 00:41:00,500 そこで ずっと 聞いているんでしょ? 721 00:41:00,500 --> 00:41:01,500 そこで ずっと 聞いているんでしょ? 722 00:41:01,500 --> 00:41:03,500 あっ… あっ あっ… 。 723 00:41:03,500 --> 00:41:07,500 こそこそしていないで 一緒に話を聞けばいいのに 。 724 00:41:07,500 --> 00:41:10,500 す… すみません 。 725 00:41:10,500 --> 00:41:12,500 お手柄でした 。 726 00:41:12,500 --> 00:41:14,500 えっ? 727 00:41:14,500 --> 00:41:17,500 初仕事にして申し分ない働きです 。 728 00:41:21,500 --> 00:41:24,500 君は縮こまらなくていいんです 。 729 00:41:28,500 --> 00:41:30,500 君の力は 本当に素晴らしいものなんだから 。 730 00:41:30,500 --> 00:41:34,500 君の力は 本当に素晴らしいものなんだから 。 731 00:41:40,500 --> 00:41:43,500 はい 。 732 00:41:43,500 --> 00:41:45,833 その証拠に 見てごらん 。 733 00:41:45,833 --> 00:41:48,500 あっ 。 君の力のおかげで➡ 734 00:41:48,500 --> 00:41:50,500 こんなものを頂けた 。 えっ? 735 00:42:00,500 --> 00:42:03,166 ご… ごごご… 50 円! 736 00:42:03,166 --> 00:42:05,500 はっ! カカカカ… カステラ! 737 00:42:05,500 --> 00:42:08,500 ( 2人 ) うわああ~! 738 00:42:08,500 --> 00:42:12,500 50 円! 今までで 一番おいしそうです! 739 00:42:12,500 --> 00:42:15,500 鹿乃子君 やっぱり君の力はすごいねぇ! 740 00:42:15,500 --> 00:42:18,500 やった~! カステラ カステラ! 741 00:42:18,500 --> 00:42:21,500 鹿乃子君 。 742 00:42:21,500 --> 00:42:24,500 これからも よろしく頼むよ 。 743 00:42:24,500 --> 00:42:27,500 はい! 744 00:42:27,500 --> 00:42:29,500 あ~ すごい! 745 00:42:29,500 --> 00:42:30,500 [こうして 私の探偵助手としての初仕事は➡ 746 00:42:30,500 --> 00:42:33,500 [こうして 私の探偵助手としての初仕事は➡ 747 00:42:33,500 --> 00:42:37,500 何とか 無事に終えることができました] 748 00:42:37,500 --> 00:42:40,500 ( 2人 ) ♬ 「 1 2 3 4 50 円 」 749 00:42:40,500 --> 00:42:43,500 ♬ 「 1 2 3 4 50 円 」 ♬ 「 カステラ カステラ 50 円 」 750 00:42:49,500 --> 00:42:53,500 「 お母さん お元気ですか? 」 751 00:42:57,500 --> 00:42:59,500 「 私は元気です 」 752 00:43:01,500 --> 00:43:06,500 「 ずっと 手紙を出せなくて ごめんなさい 」 753 00:43:06,500 --> 00:43:13,500 「 私は 探偵さんと知り合い 住み込みで働くことになりました 」 754 00:43:13,500 --> 00:43:16,500 「 心配しないでくださいね 」 755 00:43:16,500 --> 00:43:20,500 「 お体に気を付けて 」 756 00:43:20,500 --> 00:43:24,500 「 また 手紙書きます 」 757 00:43:24,500 --> 00:43:26,500 「 鹿乃子 」 758 00:43:28,500 --> 00:43:30,500 探偵… 。 759 00:43:30,500 --> 00:43:31,500 探偵… 。 760 00:43:31,500 --> 00:43:34,500 ニャー 。 ( 少年 ) 新聞でーす 。 761 00:43:34,500 --> 00:43:36,500 ニャー 。 762 00:43:38,500 --> 00:43:40,500 ( 少年 ) 新聞でーす 。 763 00:43:49,500 --> 00:43:53,500 ( タロ ) かーのっこちゃん 。 タロちゃん 。 おはよう 。 764 00:43:53,500 --> 00:43:55,500 おはよう 。 765 00:43:55,500 --> 00:43:58,500 父ちゃんが これ 。 ん? 766 00:43:58,500 --> 00:44:00,500 ( タロ ) ここだって 。 767 00:44:03,500 --> 00:44:07,500 えっ !? 「 名探偵登場 」 768 00:44:11,500 --> 00:44:13,500 先生! 769 00:44:13,500 --> 00:44:17,500 ん? 見てください これ! 770 00:44:17,500 --> 00:44:19,500 「 名探偵登場 」 771 00:44:23,500 --> 00:44:29,500 「 容姿端麗 頭脳明晰 正義の味方の名探偵 」 772 00:44:29,500 --> 00:44:30,500 「 資産家も 活躍に見合った報酬を支払った 」 773 00:44:30,500 --> 00:44:33,500 「 資産家も 活躍に見合った報酬を支払った 」 774 00:44:33,500 --> 00:44:35,500 千代さんですね きっと 。 775 00:44:35,500 --> 00:44:38,500 藤島 千代 何てことを! 776 00:44:38,500 --> 00:44:41,500 えっ? ( 男性 ) ごめんください!➡ 777 00:44:41,500 --> 00:44:45,500 左右ちゃん 新聞見たんだけど 報酬 入ったって? 778 00:44:45,500 --> 00:44:47,500 まいど 坂東屋でーす! えっ えっ… ちょっと… 何? 779 00:44:47,500 --> 00:44:49,500 ( 男性 ) 掛け取りだよ~ 。 780 00:44:49,500 --> 00:44:52,500 ( 男性 ) こんちは~! あっ 左右ちゃんがためてるツケ➡ 781 00:44:52,500 --> 00:44:54,500 今日こそ 払えるんだよな? 782 00:44:54,500 --> 00:44:56,500 あっ あっ… え~? 783 00:44:56,500 --> 00:44:59,500 えっ… ちょっと… 。 784 00:44:59,500 --> 00:45:00,500 はい! はい! はい! 今日 お金 払うから! 785 00:45:00,500 --> 00:45:03,500 はい! はい! はい! 今日 お金 払うから! 786 00:45:03,500 --> 00:45:05,500 順番に並んでください 。 787 00:45:05,500 --> 00:45:09,500 [この事件で 先生がもらった報酬は➡ 788 00:45:09,500 --> 00:45:13,500 夢のように 消えていったのでした] 789 00:45:13,500 --> 00:45:15,500 鹿乃子君 押さえて! 押さえて! 790 00:45:15,500 --> 00:45:18,166 順番に並んでください! 791 00:45:19,833 --> 00:45:22,500 順番に並んでください! 792 00:45:25,500 --> 00:45:27,500 ああ~! 左右ちゃん 。 793 00:45:27,500 --> 00:45:30,500 キャ~! ハァ ハァ… 。 鹿乃子君 押さえて 押さえて 。 794 00:45:30,500 --> 00:45:32,500 左右ちゃん! 795 00:46:07,600 --> 00:46:09,600 [ 『 嘘解きレトリック 』 は…] 796 00:46:16,500 --> 00:46:18,500 [そして…]