1 00:00:05,200 --> 00:00:09,366 (ナレーター)見るだけでなく 音でも癒やされる水― 2 00:00:11,733 --> 00:00:14,633 個性豊かな形の石― 3 00:00:17,233 --> 00:00:18,300 松などの植栽 4 00:00:18,300 --> 00:00:18,966 松などの植栽 5 00:00:18,300 --> 00:00:18,966 (東(あずま))きれいだね 6 00:00:18,966 --> 00:00:19,766 (東(あずま))きれいだね 7 00:00:20,566 --> 00:00:21,533 (里田(さとだ))どこだろう 8 00:00:24,000 --> 00:00:27,100 (ナレーター) 橋や灯籠といった景物― 9 00:00:31,033 --> 00:00:32,833 これだけの要素で― 10 00:00:32,933 --> 00:00:37,966 無限大の自然を描いてきた 日本人の美学の結晶… 11 00:00:43,000 --> 00:00:44,500 (里田)ああ 美しい 12 00:00:49,233 --> 00:00:53,266 (ナレーター)多様に変わる 涼やかな水音をめで― 13 00:00:53,433 --> 00:00:55,733 四季の移ろいを感じ― 14 00:00:56,000 --> 00:00:59,066 その眺望に いつしか時を忘れ― 15 00:01:00,333 --> 00:01:03,500 静ひつでありながら 雄弁に語りかける― 16 00:01:03,633 --> 00:01:05,833 この美しい芸術に― 17 00:01:05,933 --> 00:01:09,400 いにしえの日本人は 何を見たのでしょうか― 18 00:01:13,766 --> 00:01:16,166 今回は そんな日本庭園で― 19 00:01:16,300 --> 00:01:19,333 あなたの和力(わぢから)を試してみましょう… 20 00:01:22,533 --> 00:01:25,433 (地井(ちい))大変だな 難しそうだな 21 00:01:25,533 --> 00:01:26,900 (増田(ますだ))超入門編ですよ 22 00:01:27,033 --> 00:01:28,400 (地井)超がつくのが 23 00:01:28,566 --> 00:01:30,200 (里田)超難しいんだよ 24 00:01:30,300 --> 00:01:32,766 (ナレーター) ひとえに日本庭園といっても― 25 00:01:32,866 --> 00:01:34,566 さまざまな種類があるのを ご存じですか? 26 00:01:34,566 --> 00:01:36,033 さまざまな種類があるのを ご存じですか? 27 00:01:34,566 --> 00:01:36,033 (東) あるだろうねえ― 28 00:01:36,133 --> 00:01:37,633 何々式みたいなの あるだろうねえ 29 00:01:39,166 --> 00:01:42,633 (ナレーター)日本庭園の 様式を大きく分けると― 30 00:01:42,833 --> 00:01:46,700 池などの水系がある 〝池泉(ちせん)庭園―〞 31 00:01:49,500 --> 00:01:54,266 白砂で水を表現した 〝枯山水(かれさんすい)庭園―〞 32 00:01:59,133 --> 00:02:03,533 茶室に通ずる〝茶庭(ちゃにわ)〞の 3種類に分かれます 33 00:02:08,199 --> 00:02:10,433 (ナレーター) それでは あなたに質問― 34 00:02:12,800 --> 00:02:15,766 日本庭園を歩いてると よく見かける― 35 00:02:15,900 --> 00:02:18,200 これの名前は 一体 なあに? 36 00:02:18,200 --> 00:02:18,700 これの名前は 一体 なあに? (東)これは有名だ 37 00:02:18,700 --> 00:02:19,333 (東)これは有名だ 38 00:02:19,466 --> 00:02:21,566 (増田) さあ まずは小手調べと まいりましょうか 39 00:02:21,700 --> 00:02:24,166 (地井)灯籠 石灯籠 40 00:02:24,166 --> 00:02:25,533 (地井)灯籠 石灯籠 (里田)石灯籠 41 00:02:27,500 --> 00:02:30,233 (ナレーター) 正解は 灯籠― 42 00:02:33,533 --> 00:02:37,100 文字どおり 明かりをともすためのもの― 43 00:02:40,400 --> 00:02:44,366 庭園文化の発展とともに 用途に合わせて― 44 00:02:44,500 --> 00:02:47,133 あるいは 美しさを追及して― 45 00:02:47,233 --> 00:02:49,933 さまざまな形の灯籠が 造られました 46 00:02:57,200 --> 00:02:58,433 (ナレーター) それでは― 47 00:02:58,533 --> 00:03:00,900 この椅子の名前は なあに? 48 00:03:01,033 --> 00:03:02,233 (増田)さあ これは どうでしょうか? 49 00:03:02,333 --> 00:03:03,000 (東)何? これ 50 00:03:03,100 --> 00:03:04,800 (地井) 竹椅子… 何だっけ? 51 00:03:04,900 --> 00:03:05,733 (増田)東さん? 52 00:03:05,833 --> 00:03:08,633 (東)全然 分かんない (里田)竹ベンチ? 53 00:03:10,400 --> 00:03:11,866 (ナレーター) 正解は 竹床几(たけしょうぎ)― 54 00:03:11,866 --> 00:03:13,166 (ナレーター) 正解は 竹床几(たけしょうぎ)― (地井)床几だ 床几 55 00:03:13,166 --> 00:03:14,000 (地井)床几だ 床几 56 00:03:17,400 --> 00:03:21,066 庭園の ちょっとした 休憩場所としては もちろん― 57 00:03:21,266 --> 00:03:24,300 夕涼みのときに よく見かけるもの― 58 00:03:25,166 --> 00:03:29,066 ちなみに 竹床几は6月の季語― 59 00:03:29,600 --> 00:03:30,966 豆知識として― 60 00:03:31,066 --> 00:03:32,900 もしよかったら 覚えておいてください 61 00:03:33,000 --> 00:03:34,500 (地井・東)6月… 62 00:03:37,333 --> 00:03:38,866 (ナレーター) それでは これも― 63 00:03:38,966 --> 00:03:41,566 日本庭園では おなじみ― 64 00:03:41,866 --> 00:03:44,466 この並んだ石の 名前は なあに? 65 00:03:44,466 --> 00:03:45,300 この並んだ石の 名前は なあに? (東)踏み石 (地井)踏み石? 66 00:03:45,300 --> 00:03:46,100 (東)踏み石 (地井)踏み石? 67 00:03:48,566 --> 00:03:51,433 違うな 石畳じゃないだろ? 68 00:03:53,166 --> 00:03:55,666 (ナレーター) 正解は 飛び石― 69 00:03:59,366 --> 00:04:00,433 茶室へ向かう― 70 00:04:00,533 --> 00:04:02,600 苔(こけ)むした路地を 歩く際― 71 00:04:02,733 --> 00:04:04,666 苔を傷めず しかも― 72 00:04:04,766 --> 00:04:08,333 履物を汚さないようにと 考案されました 73 00:04:11,333 --> 00:04:13,366 (ナレーター)日本っていいな― 74 00:04:14,100 --> 00:04:16,766 「和風総本家」の お時間です 75 00:04:19,966 --> 00:04:22,333 (女の子)どれもすてきなお庭ねえ 76 00:04:22,433 --> 00:04:25,800 (男の子)そう 日本には 〝三名園〞をはじめ― 77 00:04:25,900 --> 00:04:28,600 美しい庭園が いっぱいあるんだ 78 00:04:29,166 --> 00:04:32,900 ところで その“三名園”って 何なの? 79 00:04:33,033 --> 00:04:34,400 知らない? 80 00:04:34,566 --> 00:04:39,033 “三名園”ってのは 日本を代表する3つの庭園さ 81 00:04:44,266 --> 00:04:45,166 (スタジオの笑い声) 82 00:04:45,166 --> 00:04:45,533 (スタジオの笑い声) 83 00:04:45,166 --> 00:04:45,533 (女の子)え? (男の子)あ ごめん ごめん 84 00:04:45,533 --> 00:04:47,100 (女の子)え? (男の子)あ ごめん ごめん 85 00:04:47,733 --> 00:04:50,166 本当は知らないんでしょ 86 00:04:51,800 --> 00:04:52,900 バレた? 87 00:04:53,000 --> 00:04:54,933 (萬田(まんだ))アハハハ かわいい 88 00:04:55,800 --> 00:04:57,233 (ナレーター) そもそも日本に― 89 00:04:57,333 --> 00:04:59,833 庭園文化が 伝わったのは― 90 00:05:00,066 --> 00:05:02,933 6世紀中頃と いわれています― 91 00:05:03,600 --> 00:05:06,633 江戸時代には 各国の大名が― 92 00:05:06,766 --> 00:05:11,500 ぜいたくの極みとして こぞって 造園するようになりました― 93 00:05:14,266 --> 00:05:17,666 その代表格が 日本三名園― 94 00:05:18,100 --> 00:05:21,300 1つは岡山の後楽園(こうらくえん)― 95 00:05:23,900 --> 00:05:27,833 梅の名所で知られる 水戸(みと)の偕楽園(かいらくえん)― 96 00:05:32,700 --> 00:05:34,833 そして加賀(かが)百万石― 97 00:05:34,933 --> 00:05:37,400 金沢(かなざわ)の兼六園(けんろくえん)です― 98 00:05:38,066 --> 00:05:43,200 池泉庭園の中を歩きながら 景色の移り変わりが楽しめる― 99 00:05:43,333 --> 00:05:48,033 この回遊式庭園は 国の特別名勝― 100 00:05:48,633 --> 00:05:51,833 今回は この兼六園を巡りながら― 101 00:05:52,066 --> 00:05:56,600 日本庭園をより楽しむ方法を お教えしましょう― 102 00:06:01,666 --> 00:06:05,400 ちなみに 兼六園の名前の由来は― 103 00:06:06,900 --> 00:06:10,100 開放的な様子を表す“広大―” 104 00:06:13,733 --> 00:06:18,500 景色が奥深く 静かな様の “幽邃(ゆうすい)―” 105 00:06:20,800 --> 00:06:25,300 橋や灯籠など 人の手を要する“人力―” 106 00:06:27,733 --> 00:06:32,933 古めかしい中に 深い趣をたたえた“蒼古(そうこ)―” 107 00:06:35,100 --> 00:06:39,400 豊富で美しい水の流れ“水泉(すいせん)―” 108 00:06:41,833 --> 00:06:45,633 そして見事な眺めの“眺望―” 109 00:06:47,133 --> 00:06:51,000 庭園に理想的とされる この6条件を― 110 00:06:51,133 --> 00:06:54,066 日本で唯一 満たしていることから― 111 00:06:54,333 --> 00:06:56,866 〝兼六園〞という名が 付けられたのです 112 00:06:56,866 --> 00:06:57,666 〝兼六園〞という名が 付けられたのです (地井)そうなの 113 00:06:59,133 --> 00:07:01,033 (男の子)どうだい? 兼六園は 114 00:07:01,166 --> 00:07:03,466 (女の子)とっても すてき (男の子)だろう? 115 00:07:03,566 --> 00:07:06,866 (女の子) でも やたらと坂が多いんだけど 116 00:07:07,000 --> 00:07:08,233 (男の子)うーん― 117 00:07:08,666 --> 00:07:10,966 多分 昔は この庭― 118 00:07:11,066 --> 00:07:14,566 上級者向けのジョギングコース だったんじゃないかな 119 00:07:16,033 --> 00:07:19,266 さすがに江戸時代に ジョギングは なかったんじゃない? 120 00:07:19,366 --> 00:07:20,333 (男の子)そうなの? 121 00:07:24,000 --> 00:07:26,200 (ナレーター) ここで あなたに質問― 122 00:07:26,333 --> 00:07:29,866 兼六園の正門 蓮池門(れんちもん)をくぐり― 123 00:07:29,966 --> 00:07:32,000 ゆっくり歩いていくと― 124 00:07:32,133 --> 00:07:35,300 緩やかな坂になっていることに 気付きます― 125 00:07:35,400 --> 00:07:39,200 実は これ 日本庭園の技法の1つ― 126 00:07:39,333 --> 00:07:41,933 一体 どんな意味が あるのでしょうか? 127 00:07:42,066 --> 00:07:43,366 (里田)意味? 128 00:07:44,833 --> 00:07:48,366 (地井)次に見せる池を 高いとこから見せるとか 129 00:07:50,800 --> 00:07:53,400 (ナレーター) 兼六園研究会の一員で― 130 00:07:53,566 --> 00:07:56,400 皇室の案内役も 務めた経験のある― 131 00:07:56,500 --> 00:07:59,200 下郷(しもごう)さんに お伺いしました 132 00:08:13,600 --> 00:08:17,066 (ナレーター)門の向こうに続く 緩やかな坂道が― 133 00:08:17,433 --> 00:08:22,766 この先に一体 何があるのだろう そんな期待感を持たせるのです― 134 00:08:23,000 --> 00:08:25,633 これは 〝障景(しょうけい)〞と呼ばれる― 135 00:08:25,733 --> 00:08:28,466 日本庭園の手法の1つ― 136 00:08:28,933 --> 00:08:32,166 坂道を上りきると 開けた視界が― 137 00:08:32,266 --> 00:08:34,766 より美しく 感じられませんか?― 138 00:08:35,433 --> 00:08:41,400 正解は先にある景色を隠し 期待感を持たせるため― 139 00:08:44,033 --> 00:08:48,200 更に先へ進むと 石橋が見えてきました― 140 00:08:48,433 --> 00:08:53,000 日本の庭園にある 一枚岩の石橋の中でも― 141 00:08:53,133 --> 00:08:56,366 3番目に長い 黄門橋(こうもんばし)です 142 00:09:00,733 --> 00:09:03,633 (ナレーター)では この橋について質問― 143 00:09:04,233 --> 00:09:09,100 橋に使われているのは 長さ6メートル 幅1メートル― 144 00:09:09,366 --> 00:09:12,733 地元 金沢で採れる 戸室石(とむろいし)というもの― 145 00:09:13,000 --> 00:09:16,366 実は これ 日本人の美意識から― 146 00:09:16,466 --> 00:09:19,166 ある見せ方の 工夫をしています― 147 00:09:19,966 --> 00:09:22,900 その見せ方の工夫とは なあに? 148 00:09:23,000 --> 00:09:25,700 (東)見せ方の工夫? 149 00:09:28,266 --> 00:09:31,700 (増田)さあ 和風検定 日本庭園1問目です― 150 00:09:31,866 --> 00:09:34,466 この石橋の見せ方の 工夫とは― 151 00:09:34,600 --> 00:09:36,600 一体 何でしょうか? という問題なんですが― 152 00:09:36,733 --> 00:09:38,666 今 見ましたが あの黄門橋― 153 00:09:38,933 --> 00:09:42,366 一枚岩 1枚の岩で できている橋です 154 00:09:42,466 --> 00:09:43,866 (里田)これ 1枚? 155 00:09:44,033 --> 00:09:45,666 (増田) はい 長さ6メートル 156 00:09:45,800 --> 00:09:47,300 (東) やっぱ きれいですね 日本庭園 157 00:09:47,433 --> 00:09:48,333 (萬田)うーん 158 00:09:48,500 --> 00:09:50,800 僕 あの よく いろんなとこ ロケ行くじゃないですか 159 00:09:50,933 --> 00:09:53,466 時間あると 1人で散歩してるんですよ 160 00:09:53,566 --> 00:09:57,800 で そのときに 岡山 行ったときに やっぱ後楽園 見に行きましてね 161 00:09:58,166 --> 00:10:02,366 あと城 城を見つけると 必ずね 登ってかえるみたいな 162 00:10:02,533 --> 00:10:04,766 (里田)えー 物好きですね 163 00:10:04,866 --> 00:10:05,866 (東)うるさい! 164 00:10:06,500 --> 00:10:08,033 男のロマンだよ! 165 00:10:09,200 --> 00:10:10,200 皆さん お出しください― 166 00:10:12,233 --> 00:10:14,766 お願いします 石橋の幅が違う― 167 00:10:14,866 --> 00:10:17,466 なるほど (地井)うーん… 多分 168 00:10:17,566 --> 00:10:19,133 長いものだって 見せるために 169 00:10:19,233 --> 00:10:20,600 目の錯覚にさせるために 170 00:10:20,733 --> 00:10:22,400 こっちの幅とですね 向こうの幅を 171 00:10:22,500 --> 00:10:26,566 わざわざ変えるとね 長く見えるんじゃないかと 172 00:10:26,666 --> 00:10:27,333 萬田さんです― 173 00:10:27,833 --> 00:10:29,866 カーブ 湾曲をつけて 長く見せてある 174 00:10:29,866 --> 00:10:31,066 カーブ 湾曲をつけて 長く見せてある そう 地井さんと一緒 175 00:10:31,200 --> 00:10:36,166 長く見せるために カーブをつけてる 176 00:10:36,433 --> 00:10:39,466 牧田(まきた)さんは萬田さんと 同じことなんでしょうか 扇形 177 00:10:39,566 --> 00:10:40,400 (牧田)日本庭園の橋って 178 00:10:40,500 --> 00:10:43,433 扇形のすごい イメージがあるんで 179 00:10:43,866 --> 00:10:46,533 扇形に あえて 造ってるのかなと 180 00:10:46,666 --> 00:10:47,633 里田さんです― 181 00:10:48,000 --> 00:10:49,866 1枚を 2枚に見せている― 182 00:10:49,966 --> 00:10:51,233 これは どういうことでしょうか? 183 00:10:51,433 --> 00:10:55,800 これは あの1枚の石と いっているけど 184 00:10:55,933 --> 00:10:57,500 結局 2枚に 見せてることで― 185 00:10:57,600 --> 00:10:58,866 演出してるというか 186 00:10:59,000 --> 00:11:00,066 (増田)最後に東さんです 187 00:11:00,300 --> 00:11:03,600 緩やかな曲線 加工しすぎない 188 00:11:03,733 --> 00:11:05,266 そうなんですよ だから あの 189 00:11:05,366 --> 00:11:08,600 あんまりね こう橋だからといって 190 00:11:08,700 --> 00:11:11,666 ギューンとした橋に しちゃうと そこの自然に 191 00:11:11,766 --> 00:11:14,033 溶け込まないんじゃ ないかと思ったんですよね 192 00:11:14,133 --> 00:11:14,900 横から撮って 193 00:11:15,000 --> 00:11:17,633 緩やかな曲線 映ってるからね 194 00:11:17,766 --> 00:11:19,566 そんなもん 陳腐な問題 195 00:11:19,666 --> 00:11:21,600 作らないでしょう この番組は 196 00:11:27,300 --> 00:11:28,700 (東)すごいじゃん 197 00:11:33,333 --> 00:11:37,133 (下郷さん)そうした美意識の 1つの表れではないかと 198 00:11:37,966 --> 00:11:42,766 (ナレーター)長い橋には 厚くて丈夫な石が不可欠ですが― 199 00:11:42,866 --> 00:11:46,233 それでは武骨で 見栄えがよくないため― 200 00:11:46,366 --> 00:11:50,333 わざと2枚に見せるという加工が なされたのです 201 00:11:50,633 --> 00:11:51,566 (東)何で? 202 00:11:51,666 --> 00:11:54,700 (ナレーター)正解は 〝薄く見せるため―〞 203 00:11:54,800 --> 00:11:56,600 〝一枚岩を 2枚に見せている〞でした 204 00:11:56,600 --> 00:11:58,166 〝一枚岩を 2枚に見せている〞でした (東)すごい (里田)すごい 合ってる 205 00:11:58,300 --> 00:11:59,366 (牧田)すげえ 206 00:11:59,600 --> 00:12:03,166 (ナレーター) まさに日本人の美意識を 表す演出ですね 207 00:12:03,300 --> 00:12:06,200 (里田)しかも 一枚と漢字と平仮名… 208 00:12:06,333 --> 00:12:07,533 (東)いやいや それは… 209 00:12:07,733 --> 00:12:09,166 (里田)合ってる (東)興奮しすぎだよ 210 00:12:09,333 --> 00:12:11,033 (増田)お見事です 里田さん 正解です 211 00:12:11,133 --> 00:12:12,433 (東)すごい! 212 00:12:13,200 --> 00:12:14,133 (地井)里田 すごい 213 00:12:14,366 --> 00:12:16,233 (増田)これ 多分 相当 難問だったと思うんですが 214 00:12:16,233 --> 00:12:17,466 (増田)これ 多分 相当 難問だったと思うんですが (東)いや 難問ですよ 215 00:12:17,566 --> 00:12:18,600 里田の答えは もう 216 00:12:18,700 --> 00:12:20,233 笑わなきゃいけないと 思ってたけど 217 00:12:20,333 --> 00:12:21,866 これ正解だったんですね 218 00:12:22,300 --> 00:12:24,566 (増田) ほんとに これは かなり 難しかったと思うんで― 219 00:12:24,666 --> 00:12:26,033 お見事でございました (里田) ありがとうございます 220 00:12:26,333 --> 00:12:32,333 ♪~ 221 00:12:42,800 --> 00:12:47,500 日本庭園って 橋1つにも こだわりがあるのね 222 00:12:47,600 --> 00:12:51,566 そうだよ あっ また橋が見えてきた 223 00:12:51,700 --> 00:12:56,366 (女の子)ああ ねえ あの橋 何かの形に似てない? 224 00:12:56,500 --> 00:12:58,800 (男の子)何かの形? 225 00:13:00,266 --> 00:13:02,500 (ナレーター)金沢 兼六園― 226 00:13:02,966 --> 00:13:06,066 園内の川に架かる橋を よく見ると― 227 00:13:06,300 --> 00:13:08,866 漢字の“入”という字に そっくり― 228 00:13:08,966 --> 00:13:10,600 しかし 字を模して― 229 00:13:10,700 --> 00:13:12,900 造られたわけでは ありません 230 00:13:14,833 --> 00:13:17,800 (ナレーター) では質問 実は この橋― 231 00:13:17,900 --> 00:13:19,833 ある生き物に ちなんだ名前が― 232 00:13:19,933 --> 00:13:21,233 付けられています― 233 00:13:21,533 --> 00:13:24,233 その生き物とは 一体 なあに? 234 00:13:24,533 --> 00:13:25,833 (牧田)ザリガニ 235 00:13:26,500 --> 00:13:27,566 (里田)こい 236 00:13:31,533 --> 00:13:32,933 (ナレーター) 正解は 雁(がん) 237 00:13:33,033 --> 00:13:35,100 (増田) はい 全部 違います 238 00:13:35,666 --> 00:13:37,000 (ナレーター) こうして列をなして― 239 00:13:37,100 --> 00:13:39,533 飛ぶ形に 似ていることから― 240 00:13:39,900 --> 00:13:42,866 雁行橋(がんこうばし)と 名付けられました 241 00:13:43,000 --> 00:13:45,466 (地井) ハハハ 何も知らない 242 00:13:46,133 --> 00:13:48,033 (ナレーター) その他にも日本には― 243 00:13:48,133 --> 00:13:51,233 実に粋な橋が あまたあります― 244 00:13:52,700 --> 00:13:57,166 岡山県の後楽園にある 栄唱橋(えいしょうばし)― 245 00:13:57,433 --> 00:14:01,266 この個性的な形にも 意味があります― 246 00:14:04,233 --> 00:14:08,600 曲がり橋と呼ばれるこの橋には 見せたい景色を― 247 00:14:08,700 --> 00:14:12,166 より印象的に見せるための 工夫がなされています― 248 00:14:12,566 --> 00:14:13,633 (萬田)あっ ほんとだ 249 00:14:13,633 --> 00:14:13,933 (萬田)あっ ほんとだ 250 00:14:13,633 --> 00:14:13,933 こうして曲がることで 視線の先にあった花から― 251 00:14:13,933 --> 00:14:14,033 こうして曲がることで 視線の先にあった花から― 252 00:14:14,033 --> 00:14:16,600 こうして曲がることで 視線の先にあった花から― 253 00:14:14,033 --> 00:14:16,600 (東)はあ なるほど 254 00:14:16,600 --> 00:14:17,800 こうして曲がることで 視線の先にあった花から― 255 00:14:17,933 --> 00:14:21,366 豊かな山の緑へと景色が 変わりました― 256 00:14:22,600 --> 00:14:27,300 では今度は橋を反対側から 進んでみましょう 257 00:14:32,466 --> 00:14:35,300 (東)粋だね 何か (萬田)なるほどね 258 00:14:35,700 --> 00:14:39,166 (ナレーター) ほら また違った景色が現れました 259 00:14:39,266 --> 00:14:42,366 (増田)人の視線までを計算して 260 00:14:45,266 --> 00:14:47,866 (ナレーター)再び 庭園を進みましょう― 261 00:14:48,800 --> 00:14:52,866 うっそうとした森の中 木陰を抜けると― 262 00:14:52,966 --> 00:14:56,633 一気に視界が開け 池が見えてきました― 263 00:14:58,766 --> 00:15:01,933 これは〝明暗の技法〞と 呼ばれ― 264 00:15:02,033 --> 00:15:05,666 木陰を作ることで その先の景色を― 265 00:15:05,766 --> 00:15:07,133 より明るく見せる 効果があるのです― 266 00:15:07,133 --> 00:15:08,800 より明るく見せる 効果があるのです― (東)すごい計算してる 267 00:15:11,500 --> 00:15:14,700 特に池は庭園の顏― 268 00:15:15,266 --> 00:15:17,233 多くの作り手たちが― 269 00:15:17,333 --> 00:15:19,966 力を注いだ 場所でもあります― 270 00:15:20,900 --> 00:15:23,500 例えば この瓢池(ひさごいけ)― 271 00:15:24,633 --> 00:15:26,533 ひときわ目を引くのが― 272 00:15:26,633 --> 00:15:29,266 高さ7メートルの 翠滝(みどりたき)― 273 00:15:30,000 --> 00:15:31,533 実は この滝にも― 274 00:15:31,633 --> 00:15:34,166 作り手の こだわりがありました― 275 00:15:37,933 --> 00:15:42,600 滝の上から 石を1つ また1つ投げ落とし― 276 00:15:42,900 --> 00:15:46,566 自然の滝の音を リアルに再現したのです― 277 00:15:47,533 --> 00:15:50,400 さあ ご堪能ください― 278 00:15:58,933 --> 00:16:03,633 そんな翠滝を楽しむ 一番の観覧ポイントが― 279 00:16:03,800 --> 00:16:05,800 こちらの 日暮橋(ひぐればし)― 280 00:16:07,366 --> 00:16:09,700 ここから滝を眺めると― 281 00:16:09,833 --> 00:16:11,733 そのあまりの美しさに― 282 00:16:11,833 --> 00:16:14,400 日が暮れるのも 忘れてしまう― 283 00:16:14,500 --> 00:16:17,700 そんなことから この名前が付きました― 284 00:16:20,933 --> 00:16:22,900 更に よく見てください― 285 00:16:25,033 --> 00:16:28,933 滝の手前にカエデが かかっているのが分かります― 286 00:16:29,633 --> 00:16:31,133 実は これも― 287 00:16:31,333 --> 00:16:36,533 “飛泉障(ひせんさわ)りの木”と呼ばれる 日本庭園の技法の1つ― 288 00:16:39,800 --> 00:16:45,133 このカエデで滝の一部を隠すことで 奥行き感を出しているのです 289 00:16:45,133 --> 00:16:46,000 このカエデで滝の一部を隠すことで 奥行き感を出しているのです 290 00:16:45,133 --> 00:16:46,000 (東)なるほどね 291 00:16:46,000 --> 00:16:46,766 (東)なるほどね 292 00:16:46,866 --> 00:16:49,033 (里田)どんだけ計算高い… 293 00:16:50,133 --> 00:16:53,100 こんなふうに 日本庭園にあるものには 294 00:16:53,200 --> 00:16:55,166 全て理由があるんだよ 295 00:16:55,266 --> 00:16:58,433 へえ 奥が深いのね (男の子)ああ 296 00:16:58,566 --> 00:17:03,633 じゃあ こんなふうに庭園には 必ず池があるけど どうして? 297 00:17:04,233 --> 00:17:05,766 迷わずイケよ! 298 00:17:06,133 --> 00:17:07,000 え? 299 00:17:07,099 --> 00:17:08,833 (男の子)イケば分かるさ 300 00:17:08,933 --> 00:17:12,966 (女の子)ひょっとして猪木(いのき)? 全然 伝わらない 301 00:17:16,599 --> 00:17:18,833 (ナレーター) ここ 霞ヶ池(かずみがいけ)は― 302 00:17:18,933 --> 00:17:21,200 兼六園を語る上で 欠かせない― 303 00:17:21,300 --> 00:17:23,700 象徴ともいうべき存在― 304 00:17:24,200 --> 00:17:27,033 さまざまな名所を堪能できます 305 00:17:34,100 --> 00:17:36,600 (ナレーター) そこで あなたに質問― 306 00:17:38,266 --> 00:17:43,133 ほとんどの日本庭園には あるものの形を模して― 307 00:17:43,266 --> 00:17:46,000 このような島が造られています― 308 00:17:51,666 --> 00:17:54,566 島に置かれた立派な石と― 309 00:17:55,833 --> 00:17:58,600 この塔をヒントに お考えください― 310 00:18:00,766 --> 00:18:02,566 一体 何の形を模して― 311 00:18:02,666 --> 00:18:05,100 造られた 島なのでしょうか? 312 00:18:08,066 --> 00:18:09,000 えー 313 00:18:09,500 --> 00:18:10,833 (牧田)分かんねえな これ 314 00:18:10,933 --> 00:18:13,400 (里田)いろいろ見えて… いろいろに見える 315 00:18:13,833 --> 00:18:14,600 (増田)まあ 池の中に― 316 00:18:14,700 --> 00:18:16,666 島のようなものが 浮いておりましたが― 317 00:18:16,766 --> 00:18:19,233 あれは一体 何を 表しているものなんでしょうか 318 00:18:19,466 --> 00:18:20,400 えー 319 00:18:20,500 --> 00:18:21,733 (里田)いろいろに見える 320 00:18:24,833 --> 00:18:26,433 もう 分かんないです これ 321 00:18:28,900 --> 00:18:32,966 (ナレーター)島の先端に 立派な石が置かれています― 322 00:18:33,066 --> 00:18:34,733 もう お分かりですね― 323 00:18:34,933 --> 00:18:38,966 これは亀の頭を表した 岩なのです― 324 00:18:39,566 --> 00:18:41,466 正解は 亀でした― 325 00:18:46,133 --> 00:18:49,700 ちなみに塔は 尻尾を模して置かれたもの― 326 00:18:54,933 --> 00:18:58,400 池に浮かぶ この島の正式名称は― 327 00:18:58,500 --> 00:18:59,933 蓬莱島(ほうらいじま)― 328 00:19:02,300 --> 00:19:06,933 島全体を長寿の象徴である 亀に模すことで― 329 00:19:07,200 --> 00:19:09,933 不老不死を願ったと いいます― 330 00:19:10,233 --> 00:19:12,400 ちゃんと意味があったんですね 331 00:19:16,766 --> 00:19:18,900 (増田)萬田さん 東さん お見事でした― 332 00:19:21,033 --> 00:19:22,633 いやあ すばらしい亀ですね 333 00:19:22,733 --> 00:19:25,766 亀の頭のような こう ちゃんとした石でしたね 334 00:19:26,133 --> 00:19:28,200 (牧田)これ隠したい ぐらいです 恥ずかしい… 335 00:19:28,600 --> 00:19:29,966 無人島ではないという 336 00:19:30,066 --> 00:19:31,400 (増田)間違いなく 無人島でしょうね― 337 00:19:31,500 --> 00:19:33,800 あそこはね 人は住んでないでしょうね 338 00:19:33,900 --> 00:19:35,433 (東)何を模したものか って言ってんのに 339 00:19:35,533 --> 00:19:36,733 無人島ではない 340 00:19:37,633 --> 00:19:38,900 分かんなかったです 341 00:19:39,533 --> 00:19:43,200 (女の子)ねえ この灯籠おかしくない?― 342 00:19:43,333 --> 00:19:46,800 何で池の中に 片足 突っ込んでるわけ? 343 00:19:47,166 --> 00:19:51,800 それは明かりをともして 夜中に泳ぐためじゃないかな 344 00:19:52,200 --> 00:19:55,666 この池で泳ぐって? 誰が? 345 00:19:56,366 --> 00:19:59,800 誰って… 亀かな? 346 00:20:00,266 --> 00:20:01,466 (女の子)ん? 347 00:20:03,100 --> 00:20:07,166 (ナレーター)風光明美な池を 更に優雅に演出するのが― 348 00:20:07,300 --> 00:20:11,266 兼六園のシンボル 徽軫灯籠(ことじとうろう)― 349 00:20:11,866 --> 00:20:15,100 形が 琴の糸を支えるコマ― 350 00:20:15,200 --> 00:20:18,733 琴柱(ことじ)に見えることから その名が付きました 351 00:20:18,933 --> 00:20:20,100 (東)琴柱っていうんだ 352 00:20:22,166 --> 00:20:24,933 (ナレーター) ここで あなたに質問― 353 00:20:27,200 --> 00:20:30,933 この徽軫灯籠 明かりをともす以外に― 354 00:20:31,033 --> 00:20:33,933 ここに置かれている 理由があります― 355 00:20:34,133 --> 00:20:36,633 その理由とは なあに? 356 00:20:36,766 --> 00:20:38,066 (牧田)難しい… 357 00:20:40,166 --> 00:20:43,133 (増田)徽軫灯籠が ここに置かれている理由― 358 00:20:43,233 --> 00:20:46,300 明かりをともす以外に あるんです― 359 00:20:46,633 --> 00:20:49,533 足の一部を… ねえ (地井)水の中に入ってるもんね 360 00:20:49,933 --> 00:20:51,533 (増田)牧田さんのその表情は? 361 00:20:51,666 --> 00:20:52,933 (牧田) 結構 自信あります これは 362 00:20:54,733 --> 00:20:58,500 庭園の最も要所といいますかね 363 00:21:05,300 --> 00:21:08,533 (ナレーター)庭園に ひときわ目立つ灯籠があると― 364 00:21:08,633 --> 00:21:11,066 つい目を向けてしまうもの― 365 00:21:12,000 --> 00:21:14,066 そんな人間の心理を利用し― 366 00:21:14,066 --> 00:21:14,433 そんな人間の心理を利用し― 367 00:21:14,066 --> 00:21:14,433 (里田)うわ やっぱり 計算されてる 368 00:21:14,433 --> 00:21:14,533 (里田)うわ やっぱり 計算されてる 369 00:21:14,533 --> 00:21:16,766 (里田)うわ やっぱり 計算されてる 370 00:21:14,533 --> 00:21:16,766 作り手は 人々に注目してもらいたい場所― 371 00:21:16,766 --> 00:21:18,300 作り手は 人々に注目してもらいたい場所― 372 00:21:19,733 --> 00:21:21,633 つまり ここが― 373 00:21:21,733 --> 00:21:24,166 景色のポイントという 印として― 374 00:21:24,266 --> 00:21:26,233 灯籠を置いたのです― 375 00:21:30,533 --> 00:21:34,933 徽軫灯籠から見る あでやかな錦絵の秋― 376 00:21:36,466 --> 00:21:38,766 りんとした白銀の冬― 377 00:21:38,766 --> 00:21:39,233 りんとした白銀の冬― 378 00:21:38,766 --> 00:21:39,233 (東)わあ きれい 379 00:21:39,233 --> 00:21:39,566 (東)わあ きれい 380 00:21:39,566 --> 00:21:40,233 (東)わあ きれい 381 00:21:39,566 --> 00:21:40,233 日本人が愛してやまない 美しい四季が ここにあります 382 00:21:40,233 --> 00:21:44,633 日本人が愛してやまない 美しい四季が ここにあります 383 00:21:45,366 --> 00:21:49,333 (増田) 牧田さん すばらしいんですが 正解としては“ビューポイント” 384 00:21:49,433 --> 00:21:50,866 そこが一番 きれいな景色が 385 00:21:50,966 --> 00:21:52,966 見える所だよ という意味なので― 386 00:21:53,066 --> 00:21:54,966 ごめんなさい 不正解と させていただきます 387 00:21:55,100 --> 00:21:56,066 (里田) チャンスだったのに 388 00:21:56,166 --> 00:21:56,833 僕自身も ちょっと 389 00:21:56,933 --> 00:21:58,100 煮えきらないです この答えじゃ 390 00:21:59,400 --> 00:22:02,066 (増田)里田さん 水に落ちてしまった際― 391 00:22:02,166 --> 00:22:04,366 すぐ つかまれるようにと 392 00:22:04,533 --> 00:22:05,833 不意に落ちてしまったり とかしたときに 393 00:22:05,933 --> 00:22:07,633 すぐに こう つかまれるように 394 00:22:07,766 --> 00:22:09,766 奥の方 行っても その足をたどっていけば 395 00:22:09,866 --> 00:22:11,400 ちゃんと 地上に出れるように 396 00:22:11,566 --> 00:22:13,800 (増田)ほう 他の場所で 溺れてしまった場合には? 397 00:22:13,900 --> 00:22:15,600 …は ちょっと致し方ない… 398 00:22:15,733 --> 00:22:17,066 (一同の笑い声) 399 00:22:17,166 --> 00:22:19,966 (東)あの近くで 落ちたときの場合ってこと? 400 00:22:24,333 --> 00:22:26,666 (ナレーター) 金沢の兼六園― 401 00:22:27,066 --> 00:22:30,666 その中ほどにあるのが 時雨亭(しぐれてい)― 402 00:22:32,333 --> 00:22:35,033 客人を出迎えてくれるのは― 403 00:22:35,133 --> 00:22:38,933 緑の息吹に包まれた美しい庭園― 404 00:22:41,233 --> 00:22:46,666 更に金沢屈指の名店が手がけた 和菓子と抹茶です 405 00:22:47,366 --> 00:22:49,066 (里田)わー おいしそう 406 00:22:49,866 --> 00:22:52,733 (ナレーター) ここでしか味わえない 季節の一品は― 407 00:22:52,866 --> 00:22:56,333 あえて部屋の奥から 鑑賞するのがルール― 408 00:22:56,466 --> 00:22:59,533 もちろん これも理由があってのこと 409 00:23:12,666 --> 00:23:14,400 (ナレーター)障子さえも― 410 00:23:14,500 --> 00:23:18,133 庭園を見せるための 小道具にしてしまう― 411 00:23:18,733 --> 00:23:23,633 まさに日本人の美意識の高さ そのものなのです― 412 00:23:30,066 --> 00:23:33,966 更に 日本庭園に欠かせないのが― 413 00:23:34,066 --> 00:23:35,566 そう 苔― 414 00:23:35,800 --> 00:23:39,133 それは わびさびの 美しさといわれ― 415 00:23:39,233 --> 00:23:42,200 日本庭園ならではの 植栽です― 416 00:23:45,366 --> 00:23:49,266 湿気があり しかも水はけがよく― 417 00:23:49,466 --> 00:23:52,266 適度な日当たりが条件の苔は― 418 00:23:52,633 --> 00:23:58,300 土が粘土質の関東では 一般的に育ちにくいといわれます 419 00:23:58,400 --> 00:23:59,900 (東)そうか 420 00:24:03,400 --> 00:24:07,900 (ナレーター)では 日本が誇る美しい苔の庭園を― 421 00:24:08,000 --> 00:24:09,833 ご覧に入れましょう― 422 00:24:13,666 --> 00:24:17,300 平安時代から続く 京都の名刹(めいさつ) 仁和寺(にんなじ)― 423 00:24:18,733 --> 00:24:22,633 一面に広がる しっとりと 滑らかな苔の美しさは― 424 00:24:22,733 --> 00:24:25,166 まさに圧巻のひと言 425 00:24:25,400 --> 00:24:26,833 (東)芝生みたい― 426 00:24:28,833 --> 00:24:29,666 苔なんだ これ 427 00:24:29,766 --> 00:24:33,466 (ナレーター)時を経ることで 生まれる さびの美しさ― 428 00:24:34,033 --> 00:24:37,566 日本屈指の苔の見られる寺です― 429 00:24:40,133 --> 00:24:41,600 同じ苔でも― 430 00:24:41,700 --> 00:24:43,933 デザインの美しさで 有名なのが― 431 00:24:44,066 --> 00:24:46,733 東福寺(とうふくじ)の 市松模様の苔です― 432 00:24:47,266 --> 00:24:49,933 門の石畳を撤去する際― 433 00:24:50,100 --> 00:24:54,200 ものを無駄にしてはいけない という禅宗の精神から― 434 00:24:54,300 --> 00:24:59,166 苔と組み合わせ この市松模様が生まれました― 435 00:25:04,766 --> 00:25:08,733 さあ 金沢の兼六園に 戻りましょう― 436 00:25:10,766 --> 00:25:13,266 苔と並んで もう1つ― 437 00:25:13,366 --> 00:25:17,366 松も日本庭園には 欠かせない植栽です― 438 00:25:17,833 --> 00:25:22,400 高さ16メートルに及ぶ この 根上松(ねあがりのまつ)は― 439 00:25:22,633 --> 00:25:25,266 その名のとおり 根が地上に― 440 00:25:25,400 --> 00:25:28,566 1メートルほど 出ているのが分かります 441 00:25:28,833 --> 00:25:30,300 (東)これ 根上がりっていうの? 442 00:25:33,000 --> 00:25:36,733 (ナレーター) これは 13代加賀藩主が― 443 00:25:36,833 --> 00:25:39,100 小高い所に松を植え― 444 00:25:39,233 --> 00:25:40,933 根が張ってきたところで― 445 00:25:41,033 --> 00:25:44,133 土を取り除いて造ったもの― 446 00:25:44,300 --> 00:25:47,533 他の庭園では なかなか見ることのできない― 447 00:25:47,633 --> 00:25:49,900 珍しい松なのです 448 00:25:51,466 --> 00:25:53,333 (里田)きれいに除いたんだ 449 00:25:54,533 --> 00:25:55,666 (ナレーター) 個性的な松は― 450 00:25:55,766 --> 00:25:57,633 これだけでは ありません― 451 00:25:58,300 --> 00:26:01,766 まるで 池の水面に沿うように― 452 00:26:01,866 --> 00:26:03,833 悠々と枝を伸ばす 唐崎松(からさきのまつ)― 453 00:26:03,833 --> 00:26:05,200 悠々と枝を伸ばす 唐崎松(からさきのまつ)― 454 00:26:03,833 --> 00:26:05,200 (増田) これも きれいですね 455 00:26:05,200 --> 00:26:05,866 (増田) これも きれいですね 456 00:26:07,033 --> 00:26:11,066 実は ここにも 日本庭園の技法がありました― 457 00:26:15,100 --> 00:26:19,400 松の枝を あえて水面に 乗り出すようにすることで― 458 00:26:19,633 --> 00:26:23,466 陸地と水面の際を 曖昧にしてしまう― 459 00:26:24,900 --> 00:26:28,033 この手法を 〝流枝(なげし)の松〞といい― 460 00:26:28,133 --> 00:26:31,000 長い年月をかけて 造られるのです― 461 00:26:34,700 --> 00:26:37,066 樹齢180年― 462 00:26:38,300 --> 00:26:42,566 今や兼六園の顔とも いうべき 美しい松は― 463 00:26:42,766 --> 00:26:45,300 多くの人々の 手を経ながら― 464 00:26:45,600 --> 00:26:47,166 次の世代― 465 00:26:47,866 --> 00:26:50,766 その次の世代へと 受け継がれ― 466 00:26:51,100 --> 00:26:54,500 また違った姿を 見せてくれることでしょう― 467 00:26:58,500 --> 00:27:03,766 たくさんの人の手 そして作り手の思い― 468 00:27:04,433 --> 00:27:07,800 全てが重なり合って 初めて花開く― 469 00:27:07,900 --> 00:27:10,300 日本庭園の美しさ― 470 00:27:11,500 --> 00:27:15,433 まだまだ 終わりのない庭園のお話― 471 00:27:15,733 --> 00:27:19,066 続きは また今度ということで― 472 00:27:21,466 --> 00:27:24,500 日本庭園っていいな 473 00:27:27,433 --> 00:27:30,700 (地井)いやあ 堪能させてもらいましたね 474 00:27:30,800 --> 00:27:33,000 (増田)とても この 僅かな時間では― 475 00:27:33,100 --> 00:27:34,800 お伝えしきれないかな 476 00:27:34,900 --> 00:27:37,433 知ってて見るのは 全然違うでしょうね 477 00:27:37,533 --> 00:27:42,233 50年後とか100年後を想定して ああいうものを造るんでしょうね 478 00:27:46,800 --> 00:27:50,733 (男の子)ほらほら 見て見て すごいんだよ 479 00:27:51,733 --> 00:27:53,133 何がすごいの? 480 00:27:56,833 --> 00:27:58,633 (女の子)わあ ほんと! 481 00:27:58,733 --> 00:28:00,133 (男の子)だろう? 482 00:28:08,500 --> 00:28:09,966 (ナレーター)この方― 483 00:28:10,066 --> 00:28:12,933 何を作っている職人さん なのでしょうか?― 484 00:28:16,366 --> 00:28:19,300 これからお見せする 3つの鍵をヒントに― 485 00:28:19,400 --> 00:28:21,166 お答えください 486 00:28:37,400 --> 00:28:38,933 (ナレーター) この3つを使って― 487 00:28:39,033 --> 00:28:42,700 職人さんが作るもの 一体 なあに? 488 00:28:44,633 --> 00:28:46,633 これまた分かんないなあ 489 00:28:46,733 --> 00:28:48,200 (里田)難しい 490 00:28:48,300 --> 00:28:50,633 (地井)何で こんなに 難しくするんですか? 491 00:28:50,733 --> 00:28:52,233 (一同の笑い声) 492 00:28:52,500 --> 00:28:53,766 まあ 難しくしようと 493 00:28:53,866 --> 00:28:55,333 思ったわけでは ないんですが… 494 00:28:55,433 --> 00:28:56,466 (地井)ないんですか? 495 00:28:56,600 --> 00:28:58,933 (東)地井さんみたいに 長生きしてんだからさ― 496 00:28:59,233 --> 00:29:00,366 もうちょっと いたわってあげなよ 497 00:29:00,466 --> 00:29:02,033 いたわってくれよ! 498 00:29:02,533 --> 00:29:04,900 ちなみに私は 買ったことがあります 499 00:29:05,033 --> 00:29:06,800 (東)買ったことがある? (里田)あっ やっぱり! 500 00:29:06,900 --> 00:29:08,566 (増田) 買ったことがあります 501 00:29:08,700 --> 00:29:10,800 (東)一人暮らしとか 家族とか関係なく? 502 00:29:10,933 --> 00:29:11,800 (里田)関係ないです (増田)関係ないでしょ 503 00:29:11,900 --> 00:29:13,866 関係なくって 分かってんの? 504 00:29:13,966 --> 00:29:14,800 分かってる 505 00:29:14,900 --> 00:29:17,533 (増田)この職人さん お店は東京です 506 00:29:17,733 --> 00:29:19,200 へえー? 507 00:29:19,666 --> 00:29:21,566 (増田)最後のヒントです 508 00:29:22,566 --> 00:29:23,633 食べ物です 509 00:29:23,733 --> 00:29:25,866 (東)えー 食べ物なの? これ 510 00:29:27,733 --> 00:29:28,233 (ナレーター) その職人さんは― 511 00:29:28,233 --> 00:29:29,666 (ナレーター) その職人さんは― (東)あら 台東区(たいとうく)じゃん 512 00:29:29,666 --> 00:29:29,766 (東)あら 台東区(たいとうく)じゃん 513 00:29:29,766 --> 00:29:30,000 (東)あら 台東区(たいとうく)じゃん 東京都台東区― 514 00:29:30,000 --> 00:29:30,666 東京都台東区― 515 00:29:30,666 --> 00:29:31,566 東京都台東区― (萬田)住んでるの? 516 00:29:31,566 --> 00:29:31,666 東京都台東区― 517 00:29:31,666 --> 00:29:31,766 東京都台東区― (東)いや 僕 地元です 518 00:29:31,766 --> 00:29:31,866 (東)いや 僕 地元です 519 00:29:31,866 --> 00:29:33,166 (東)いや 僕 地元です 520 00:29:31,866 --> 00:29:33,166 人形の街で知られる浅草橋(あさくさばし)にいます 521 00:29:33,166 --> 00:29:35,066 人形の街で知られる浅草橋(あさくさばし)にいます 522 00:29:35,200 --> 00:29:36,833 (東)浅草橋? 523 00:29:37,800 --> 00:29:40,400 (ナレーター) 創業146年の― 524 00:29:40,500 --> 00:29:43,700 老舗ののれんを守る 5代目です― 525 00:29:46,566 --> 00:29:51,966 その作り方は一子相伝 基本の味は しょうゆ― 526 00:29:52,333 --> 00:29:57,800 そこに60年間使われてきた 秘伝のタレを加えます― 527 00:30:01,900 --> 00:30:05,433 素材を煮ては たるに戻すを繰り返し― 528 00:30:05,733 --> 00:30:09,300 うまみが ぎっしりと 詰まった伝統の味― 529 00:30:16,033 --> 00:30:19,100 竹を編んだ この引きざるは― 530 00:30:19,333 --> 00:30:22,633 素材の煮くずれを防ぐ 優れもの― 531 00:30:25,600 --> 00:30:27,266 かまどに入れる火は― 532 00:30:27,366 --> 00:30:31,433 炭より火力が調整しやすい まきを使います― 533 00:30:34,900 --> 00:30:38,033 使う材料は 朝 市場から届いた― 534 00:30:38,133 --> 00:30:42,033 有明海(ありあけかい)産の 新鮮なアサリのむき身― 535 00:30:42,866 --> 00:30:46,400 煮汁の温度が低いうちに 鍋の中へ― 536 00:30:50,033 --> 00:30:53,733 そこにしょうがの薄切りを たっぷりと― 537 00:30:54,133 --> 00:30:58,066 これがアサリの臭みを 取ってくれるのです― 538 00:31:03,300 --> 00:31:06,500 ここからは 職人さんと火との闘い― 539 00:31:07,700 --> 00:31:10,466 煮詰まらないよう タレを足しながら― 540 00:31:10,566 --> 00:31:12,266 強火で煮ていきます― 541 00:31:12,266 --> 00:31:12,733 強火で煮ていきます― (東)強火で煮てくんだ 542 00:31:12,733 --> 00:31:14,100 (東)強火で煮てくんだ 543 00:31:15,233 --> 00:31:19,000 タレの分量 足す回数を 判断するのは― 544 00:31:19,133 --> 00:31:22,566 経験に裏打ちされた 職人さんの勘― 545 00:31:27,200 --> 00:31:29,666 火と格闘すること30分― 546 00:31:30,233 --> 00:31:32,633 泡が 細かくなった瞬間を― 547 00:31:32,733 --> 00:31:35,500 職人さんは 決して見逃しません 548 00:31:35,966 --> 00:31:37,300 (東)へえー カプチーノみてえ 549 00:31:37,400 --> 00:31:39,366 (萬田)ハハ ほんとだ (地井)ほんとだ 550 00:31:39,500 --> 00:31:41,833 (ナレーター)いつ ざるを引き上げるか― 551 00:31:41,933 --> 00:31:44,400 その見極めも一子相伝― 552 00:31:44,566 --> 00:31:48,200 代々当主だけが 会得している技なのです― 553 00:31:52,133 --> 00:31:57,300 さあ 何を作っている職人さんか もうお分かりですね 554 00:31:59,500 --> 00:32:03,100 (ナレーター) つくだ煮を作っている 職人さんでした― 555 00:32:08,766 --> 00:32:12,533 ふっくら あめ色に煮上がった アサリのつくだ煮― 556 00:32:14,466 --> 00:32:17,600 こちらは おなじみ しょうゆを使った― 557 00:32:17,700 --> 00:32:20,233 つくだ煮の 元祖のお店です― 558 00:32:23,266 --> 00:32:28,133 定番は アサリ ゴボウ しらす 昆布― 559 00:32:28,300 --> 00:32:30,066 芝えびの5種類が― 560 00:32:30,166 --> 00:32:32,833 一度に楽しめる 詰め合わせ― 561 00:32:38,100 --> 00:32:41,766 こちらは 江戸前の 小ぶりなアナゴ― 562 00:32:42,166 --> 00:32:45,166 身の芯まで 味が 浸み渡ったアナゴは― 563 00:32:45,266 --> 00:32:47,200 食べ応えも十分― 564 00:32:49,066 --> 00:32:50,500 炊きたての白い御飯につくだ煮を ちょいと載せて― 565 00:32:50,500 --> 00:32:51,900 炊きたての白い御飯につくだ煮を ちょいと載せて― 566 00:32:50,500 --> 00:32:51,900 (東)うわあ 食べたい これ 567 00:32:51,900 --> 00:32:52,000 炊きたての白い御飯につくだ煮を ちょいと載せて― 568 00:32:52,000 --> 00:32:53,366 炊きたての白い御飯につくだ煮を ちょいと載せて― 569 00:32:52,000 --> 00:32:53,366 (里田)おいしそう 570 00:32:53,466 --> 00:32:54,366 さあ 一口― 571 00:32:54,366 --> 00:32:55,300 さあ 一口― 572 00:32:54,366 --> 00:32:55,300 (里田)うわあ 御飯 おいしそう 573 00:32:55,300 --> 00:32:56,233 (里田)うわあ 御飯 おいしそう 574 00:32:56,366 --> 00:32:59,100 ああ つくだ煮っていいな 575 00:33:00,500 --> 00:33:02,733 (増田) 残念ながら全員不正解です 576 00:33:02,933 --> 00:33:04,400 (東)意外と里田が 一番近かったみたいな― 577 00:33:04,400 --> 00:33:04,500 (東)意外と里田が 一番近かったみたいな― (里田)近かった~ 578 00:33:04,500 --> 00:33:04,600 (里田)近かった~ 579 00:33:04,600 --> 00:33:05,766 (里田)近かった~ とこありますね 580 00:33:05,766 --> 00:33:05,866 (里田)近かった~ 581 00:33:05,866 --> 00:33:06,066 (里田)近かった~ 御飯的な感じでいうとね 582 00:33:06,066 --> 00:33:07,366 御飯的な感じでいうとね 583 00:33:07,500 --> 00:33:10,033 だって 釜飯の具みたいな もんですよね 584 00:33:10,600 --> 00:33:11,433 (増田)確かにね (東)遠いっちゃ 585 00:33:11,533 --> 00:33:13,133 遠いけどね 586 00:33:13,566 --> 00:33:14,666 (萬田の笑い声) 587 00:33:14,766 --> 00:33:18,266 (里田)弁当… あと その釜… 釜 588 00:33:19,266 --> 00:33:21,466 (地井)お釜があったからな 589 00:33:22,066 --> 00:33:26,066 (増田)今度はですね 以前 番組の中で茶道の先生 590 00:33:26,166 --> 00:33:28,533 はい すてきなね 591 00:33:28,633 --> 00:33:31,966 あの言葉遣いも意外とね 英語を使っちゃったりして 592 00:33:32,400 --> 00:33:33,733 (増田)裏千家の 師範代でいらっしゃいます 593 00:33:33,833 --> 00:33:35,133 松村(まつむら)先生なんですが 594 00:33:35,233 --> 00:33:40,533 この松村先生にですね 着物を着て いろいろな所に行ってみようと― 595 00:33:40,933 --> 00:33:42,600 …いう新コーナーでございます 596 00:33:47,166 --> 00:33:51,633 (ナレーター) あでやかな着物を身にまとい お外にお出かけ― 597 00:33:52,966 --> 00:33:55,766 そんなとき 日本人ならば― 598 00:33:55,866 --> 00:34:00,133 品格と節度あるマナーを 心掛けたいものです― 599 00:34:01,500 --> 00:34:04,600 そこで どんな場所でも大丈夫― 600 00:34:05,133 --> 00:34:09,166 着物姿のマナーを こちらの先生が伝授 601 00:34:18,433 --> 00:34:20,033 (スタジオの笑い声) 602 00:34:20,133 --> 00:34:22,133 (ナレーター) 「和風総本家」から 生まれた― 603 00:34:22,233 --> 00:34:23,833 和のカリスマ― 604 00:34:24,000 --> 00:34:27,933 お茶を教えて50年の 名誉師範代 605 00:34:38,900 --> 00:34:39,433 (東)あっ ロケ行ったんだ 606 00:34:39,433 --> 00:34:40,600 (東)あっ ロケ行ったんだ 今回は着物姿での 立ち振る舞いについて 607 00:34:40,600 --> 00:34:42,033 今回は着物姿での 立ち振る舞いについて 608 00:34:42,166 --> 00:34:44,300 先生と共にお答えして まいりたいと思います 609 00:34:44,433 --> 00:34:45,333 (増田)先生 どうぞ よろしくお願いいたします 610 00:34:45,433 --> 00:34:46,666 (松村先生)こちらこそ 611 00:34:46,800 --> 00:34:48,833 (増田)先生 今日 着てらっしゃる お召し物も非常に華やかで 612 00:34:48,933 --> 00:34:50,833 いいえ そんなこと ないんですけどね 613 00:34:50,933 --> 00:34:53,633 その場 その場に合わせて 614 00:34:53,766 --> 00:34:58,633 そして もう体についてしまえば こんな楽なものございません 615 00:35:00,166 --> 00:35:03,933 (ナレーター) そんな松村先生の本日のお着物は 616 00:35:10,733 --> 00:35:13,000 (松村先生) 藤でもよかったんだけど… 617 00:35:18,266 --> 00:35:19,466 (ナレーター)そう― 618 00:35:19,566 --> 00:35:22,333 池のある 撮影場所ということで― 619 00:35:22,433 --> 00:35:26,433 水辺に咲くアヤメを 粋にコーディネート― 620 00:35:28,300 --> 00:35:30,633 更にちょっとした おしゃれとして― 621 00:35:30,733 --> 00:35:34,633 裏地には アヤメの紫をデザイン― 622 00:35:35,933 --> 00:35:38,800 そして 帯にもポイントが 623 00:35:40,033 --> 00:35:42,733 (松村先生)アヤメって 水の所に咲くじゃない― 624 00:35:42,833 --> 00:35:44,600 だから 波の流れ― 625 00:35:45,533 --> 00:35:46,400 それは どなたにも― 626 00:35:46,500 --> 00:35:47,833 分かんなくったって いいんです― 627 00:35:47,933 --> 00:35:51,000 自分が選んで自分で着て 自分で楽しむ― 628 00:35:51,366 --> 00:35:52,566 だから… 629 00:35:57,966 --> 00:36:01,200 私からしますと着物っていうのは なかなか着ていると 630 00:36:01,300 --> 00:36:03,500 身のこなし 難しいなあと思うんですが 631 00:36:03,633 --> 00:36:06,500 そうですね やっぱり桜なんか咲いても 632 00:36:06,600 --> 00:36:08,333 “きれいですね!”と こういう人もいるけど 633 00:36:08,433 --> 00:36:09,266 (増田)いますね 634 00:36:09,366 --> 00:36:11,933 これをたもとの中 入れて “桜が…”って 635 00:36:12,033 --> 00:36:15,500 こんな格好をすると 女っぽいとかね 636 00:36:15,600 --> 00:36:17,033 今回 勉強させていただきたいんですが 637 00:36:17,166 --> 00:36:20,233 ある所に連れていっていただけると いうことなんで 是非 638 00:36:20,466 --> 00:36:22,000 もう 気楽な所 639 00:36:22,100 --> 00:36:23,833 そうですか それちょっと聞いて安心しました 640 00:36:23,933 --> 00:36:26,300 そうですか どうぞ (増田)参りましょうか 先生 641 00:36:26,400 --> 00:36:27,166 よろしく お願いいたします (松村先生)そうですか 642 00:36:27,266 --> 00:36:29,966 どうぞご一緒させていただきます 643 00:36:31,133 --> 00:36:32,033 行きましょう 644 00:36:32,166 --> 00:36:38,166 ♪~ 645 00:36:49,333 --> 00:36:50,200 (ナレーター) こうして― 646 00:36:50,300 --> 00:36:54,500 着物姿の立ち居振る舞いを 学ぶべく向かったのは― 647 00:36:54,600 --> 00:36:56,500 千代田区九段(ちよだくくだん) 648 00:36:57,566 --> 00:36:59,100 ここよ これ 649 00:36:59,200 --> 00:37:00,066 えっ? 650 00:37:01,266 --> 00:37:05,800 (ナレーター)先生が選んだ場所 それは意外なことに― 651 00:37:06,300 --> 00:37:09,800 ごくごく庶民的な 中華料理店 652 00:37:13,133 --> 00:37:14,033 (増田)よく いらっしゃってるんですか? 653 00:37:14,133 --> 00:37:16,133 そうなんですよ 行きましょう 654 00:37:16,433 --> 00:37:17,533 行きましょう 655 00:37:17,666 --> 00:37:18,633 ちょっと意外ですよね 656 00:37:18,800 --> 00:37:19,633 (松村先生)そう? 657 00:37:20,766 --> 00:37:22,033 (店員)いらっしゃいませー 658 00:37:22,133 --> 00:37:23,900 (松村先生) 今日 すてきな方をお連れしたの 659 00:37:24,033 --> 00:37:25,166 (増田) どうぞ よろしくお願いします― 660 00:37:25,266 --> 00:37:27,033 先生 ちょっとね 気になるのは 661 00:37:27,133 --> 00:37:29,000 お着物を 着てらっしゃるじゃないですか 662 00:37:29,100 --> 00:37:32,400 で ここ… いうとこ 着物 大丈夫なんですか? 663 00:37:32,500 --> 00:37:33,966 汚したり… (松村先生)大丈夫 大丈夫 664 00:37:36,933 --> 00:37:38,100 (店員)そうねえ 665 00:37:39,000 --> 00:37:43,000 (ナレーター)さあ まずは先生の座り方を拝見 666 00:37:43,700 --> 00:37:44,700 (増田)じゃあ 先生 どうぞ (松村先生)はい 667 00:37:44,800 --> 00:37:46,800 じゃあ ちょっと こう座りましょ 668 00:37:46,933 --> 00:37:48,700 (増田)先生 かなり浅く座りますね 669 00:37:48,800 --> 00:37:50,000 (松村先生)そうですね 670 00:37:53,333 --> 00:37:54,166 (増田)ああ そうですか 671 00:37:54,266 --> 00:37:56,200 どかっとなんて 座るもんじゃないの 672 00:37:56,300 --> 00:37:58,800 足は浮くし 着物は はだけるでしょ 673 00:37:58,900 --> 00:37:59,733 はい 674 00:38:00,366 --> 00:38:05,066 (ナレーター)着物の場合 椅子には浅く座るのが鉄則 675 00:38:05,800 --> 00:38:07,800 それから浅く座って― 676 00:38:07,900 --> 00:38:11,266 膝小僧と膝小僧を つけるようにして― 677 00:38:11,366 --> 00:38:14,666 それから 足首に着物がかかるように 678 00:38:14,800 --> 00:38:17,500 ぐーんとお尻を持ってくと こう座る― 679 00:38:18,833 --> 00:38:21,666 だから慎ましく ちょっと浅く座る 680 00:38:33,600 --> 00:38:35,200 (東)深浅っていうんだ 681 00:38:36,433 --> 00:38:38,333 (ナレーター)では いよいよ お食事です― 682 00:38:38,866 --> 00:38:42,766 ラーメンの美しい食べ方を 伝授していただきましょう 683 00:38:43,666 --> 00:38:44,500 じゃあ 先生 お願いします 684 00:38:44,666 --> 00:38:46,600 はい こうして ちょっと 着ける 685 00:38:46,833 --> 00:38:47,900 まずハンカチを着ける 686 00:38:48,000 --> 00:38:50,533 (松村先生) 私たちだったら こうハンカチをこう当てて 687 00:38:50,766 --> 00:38:53,600 これを私は こうしたいわ 688 00:38:54,633 --> 00:38:56,433 これで頂く ぐっと― 689 00:38:56,566 --> 00:38:59,866 私は こうして食べる ズルズルなんて吸わないの 690 00:39:01,833 --> 00:39:04,066 (増田)そうすると 先生 汁も飛ばないと 691 00:39:04,200 --> 00:39:05,166 うん 692 00:39:08,466 --> 00:39:10,833 (ナレーター)れんげを 手で軽く覆いながら― 693 00:39:10,933 --> 00:39:12,333 口元へ― 694 00:39:12,566 --> 00:39:14,466 覚えておきたい所作です 695 00:39:15,800 --> 00:39:19,366 これは あのお茶の間で男性も 見てると思うんですよ 男性が… 696 00:39:21,900 --> 00:39:22,766 (増田)着物でも? 697 00:39:38,400 --> 00:39:41,566 (ナレーター)更に 食後に使えるマナーも 698 00:39:42,200 --> 00:39:43,166 そう 食べた後 699 00:39:43,300 --> 00:39:45,066 (増田) 先生 今 食べ終わったとしまして 700 00:39:46,800 --> 00:39:49,633 ちゃんと 後始末をして帰る ねっ 701 00:39:49,900 --> 00:39:52,533 先生 今 懐紙が出ましたが ここには ちなみに何かこう 702 00:39:52,666 --> 00:39:54,333 お着物の中には 何か入ってるんでしょうか? 703 00:39:54,466 --> 00:39:57,200 あ ここへは あの お財布 704 00:39:57,300 --> 00:39:58,133 お財布 705 00:39:58,300 --> 00:40:02,900 うん コンパクト 便利だって 何でも全部 ここ入っちゃうのよ 706 00:40:03,033 --> 00:40:06,866 外国旅行 行くときなんかはね この中に 707 00:40:07,033 --> 00:40:08,400 パスポートやなんかを 入れになるの 708 00:40:08,533 --> 00:40:09,633 あ これは 709 00:40:09,800 --> 00:40:11,600 この中に これは私の手拭い― 710 00:40:11,733 --> 00:40:14,700 ここへ こう入れて こう しょって歩けば― 711 00:40:14,833 --> 00:40:15,800 海外 いらっしゃったって― 712 00:40:15,900 --> 00:40:18,633 お着物で行った方が いいよ 便利 713 00:40:18,766 --> 00:40:21,133 それは防犯にもいいと (松村先生)いいわよ そうよ 714 00:40:21,233 --> 00:40:23,000 それから あと指輪 715 00:40:23,100 --> 00:40:27,900 指輪なんかも これを取って ここへ はめちゃえばいいの― 716 00:40:28,066 --> 00:40:29,033 何個でも入るよ 717 00:40:29,200 --> 00:40:30,233 (東)なるほどね 718 00:40:31,400 --> 00:40:33,000 先生 見せてもらってもいいですか 指輪を? 719 00:40:33,133 --> 00:40:35,866 (松村先生) 指輪をこう入れちゃうの― 720 00:40:35,966 --> 00:40:38,566 そして こうして結んでおけば 721 00:40:38,666 --> 00:40:39,933 (増田)あ 今ここにありますね 722 00:40:40,066 --> 00:40:43,400 (松村先生)こうして こうして いるときだけ出せば 723 00:40:43,500 --> 00:40:45,100 だから お着物って便利 便利 724 00:40:45,200 --> 00:40:47,000 はあー 725 00:40:54,966 --> 00:40:57,800 でも 何か ああいう 本当 確かに指をさす1つでもね 726 00:40:57,933 --> 00:40:59,866 あら桜だ お花がって きれいでしたね 727 00:40:59,966 --> 00:41:00,866 (萬田)ほんと きれーい 728 00:41:00,966 --> 00:41:02,900 (東)でも中華料理店のときは “あー!”って 729 00:41:03,000 --> 00:41:04,800 指さしてましたよね 先生ね 730 00:41:04,966 --> 00:41:07,300 (里田)思わず (東)思わずねえ 731 00:41:07,833 --> 00:41:10,866 (地井)ただ こういうことを全然 僕は特にだけど 732 00:41:10,966 --> 00:41:14,833 誰も教えてもらう機会もなかったり 見る機会もあんまりないから 733 00:41:14,933 --> 00:41:17,233 随時 いろいろな所に 行ってみたいなと思うんですが 734 00:41:17,333 --> 00:41:19,033 でも結構入るんですね いろいろ 735 00:41:19,300 --> 00:41:20,333 (増田)入ってましたね 736 00:41:20,433 --> 00:41:22,600 ねー 何か限界まで 挑戦してほしい 737 00:41:22,700 --> 00:41:23,733 (一同の笑い声) 738 00:41:24,066 --> 00:41:26,100 (里田)どこまで入るのか (東)限界までって… 739 00:41:31,266 --> 00:41:34,933 (ナレーター) 初夏の日の光にきらめく茶畑― 740 00:41:35,033 --> 00:41:37,400 茶摘みの光景を見ると― 741 00:41:37,500 --> 00:41:40,300 この歌が 思い浮かびませんか? 742 00:41:40,866 --> 00:41:45,066 (女性たち)♪夏も近づく 743 00:41:45,166 --> 00:41:49,566 ♪八十八夜 744 00:41:51,333 --> 00:41:53,400 (ナレーター) 八十八夜とは― 745 00:41:53,500 --> 00:41:55,800 2月の立春から数えて― 746 00:41:55,933 --> 00:41:58,866 ちょうど 88日目のこと― 747 00:41:59,333 --> 00:42:03,666 毎年 大体 5月2日ごろに 当たります― 748 00:42:05,400 --> 00:42:08,533 新茶は この時期に 摘み取られる― 749 00:42:08,633 --> 00:42:10,500 茶葉のこと― 750 00:42:11,333 --> 00:42:16,466 長い冬を越え ようやく芽吹いた 新葉のことです― 751 00:42:23,966 --> 00:42:28,133 古来から八十八夜に 摘まれた新茶は― 752 00:42:28,266 --> 00:42:31,066 不老長寿の縁起物と されてきました― 753 00:42:36,733 --> 00:42:41,400 一口 飲むだけで ほっとする 日本人の心の味― 754 00:42:41,500 --> 00:42:43,200 それが お茶― 755 00:42:52,300 --> 00:42:55,466 今年もおいしい新茶が採れる この季節― 756 00:42:55,766 --> 00:43:01,300 全国の茶どころを巡りながら あなたの和力を試してみましょう 757 00:43:10,400 --> 00:43:12,600 (ナレーター) 早速 あなたに質問 758 00:43:15,233 --> 00:43:17,300 (ナレーター) 皆さんのご家庭にも― 759 00:43:17,400 --> 00:43:21,933 1つはある この入れ物 名前は なあに? 760 00:43:22,566 --> 00:43:23,866 (東)ええ… 茶筒? 761 00:43:23,966 --> 00:43:26,766 (増田) さあ 超入門編ですよ 762 00:43:30,100 --> 00:43:32,466 (ナレーター) 正解は 茶筒 763 00:43:32,566 --> 00:43:34,366 (東)これ 相当きれいな茶筒ですね 764 00:43:34,500 --> 00:43:35,400 (里田)ねー 色味が 765 00:43:35,533 --> 00:43:39,866 (ナレーター) 茶筒はお茶の風味を 保つための道具です― 766 00:43:42,166 --> 00:43:47,533 湿気を防ぐため継ぎ目には 気密性が要求されます― 767 00:43:50,333 --> 00:43:54,700 最高峰の茶筒を作り出す 工房が京都にあります― 768 00:43:56,366 --> 00:44:00,066 茶筒一筋 130年の開化堂(かいかどう)― 769 00:44:01,133 --> 00:44:03,133 切っているのは銅板 770 00:44:15,933 --> 00:44:17,900 (八木さん)それから 使いやすさ― 771 00:44:18,000 --> 00:44:19,466 …っちゅう点で― 772 00:44:19,566 --> 00:44:22,833 一番優れていると思いますね 773 00:44:24,033 --> 00:44:28,333 (ナレーター)切り出した銅板を まずは 手作業で たたき込み― 774 00:44:28,933 --> 00:44:30,266 正確な円にします― 775 00:44:30,266 --> 00:44:31,266 正確な円にします― (東)きれいだねえ 776 00:44:31,266 --> 00:44:31,400 正確な円にします― 777 00:44:31,400 --> 00:44:31,633 正確な円にします― (萬田)ねえー 778 00:44:31,633 --> 00:44:32,533 (萬田)ねえー 779 00:44:33,200 --> 00:44:35,800 少しでも 円の形がぶれると― 780 00:44:35,900 --> 00:44:40,766 蓋を閉めたときに隙間ができ 湿気が入り込んでしまうため― 781 00:44:40,900 --> 00:44:43,633 作業は微に入り細にわたります 782 00:44:43,766 --> 00:44:45,100 (東)茶筒職人 783 00:44:45,300 --> 00:44:46,866 (里田)いるんですね 機械かと思ってた 784 00:44:46,966 --> 00:44:51,033 (ナレーター)こうして生まれる 美しい円の筒と蓋― 785 00:44:52,600 --> 00:44:56,466 同じ大きさの円が 組み合わされた茶筒 786 00:44:56,966 --> 00:44:58,133 (東)そりゃ するよね 787 00:44:58,233 --> 00:45:00,600 (ナレーター) ぴったりと隙間はありません― 788 00:45:06,200 --> 00:45:08,400 蓋を置くだけで… 789 00:45:11,633 --> 00:45:13,233 (里田)自動だ (東)すごい 790 00:45:13,533 --> 00:45:15,033 (牧田)すげえ 791 00:45:15,733 --> 00:45:17,533 (東)ぴたっと こう… (萬田)ねえ 792 00:45:19,933 --> 00:45:23,700 (ナレーター) 寸分の隙間もなく 仕上げられた茶筒は― 793 00:45:23,966 --> 00:45:26,333 湿気が入り込みにくく― 794 00:45:26,700 --> 00:45:31,300 いつまでもお茶をおいしく保つ なくてはならない道具です― 795 00:45:33,533 --> 00:45:37,333 日本でも有数の銘茶の 産地として知られる― 796 00:45:37,433 --> 00:45:41,666 静岡県北部の川根本町(かわねほんちょう)― 797 00:45:44,666 --> 00:45:49,266 風景を鮮やかな緑に染める 茶畑は今― 798 00:45:49,400 --> 00:45:52,533 まさに新茶の収穫 真っ盛りです― 799 00:45:53,766 --> 00:45:56,433 機械を使った茶摘みが 主流の現在― 800 00:45:56,866 --> 00:45:58,633 人の手で摘むのは― 801 00:45:58,733 --> 00:46:01,266 ほんの僅かな 極上品だけ― 802 00:46:01,966 --> 00:46:06,666 手摘みには 長年の技と 勘が求められます― 803 00:46:15,066 --> 00:46:20,033 芽吹いたばかりの茶葉は まだ柔らかく しなやかです― 804 00:46:22,033 --> 00:46:23,466 その摘み方に― 805 00:46:23,566 --> 00:46:26,033 繊細なテクニックが あるといいます 806 00:46:33,633 --> 00:46:35,433 (スタッフ)一芯二葉(いっしんによう)? 807 00:46:38,133 --> 00:46:39,866 (スタッフ) “いっしんによう”って 言うんですか? 808 00:46:40,000 --> 00:46:41,033 (原田(はらだ)さん)これのね 809 00:46:42,666 --> 00:46:43,766 これがね 810 00:46:43,933 --> 00:46:44,933 (スタッフ)これが 811 00:46:46,700 --> 00:46:48,666 (スタッフ)一芯二葉 812 00:46:50,000 --> 00:46:52,033 (ナレーター) 一芯二葉とは― 813 00:46:52,133 --> 00:46:55,600 新しく育った 枝先の新芽と一緒に― 814 00:46:55,700 --> 00:46:59,200 一番 若い柔らかな 2枚の葉だけを― 815 00:46:59,300 --> 00:47:01,766 一緒に摘み取ることを いいます― 816 00:47:05,500 --> 00:47:09,600 新芽と2枚の若葉で1組です― 817 00:47:11,600 --> 00:47:12,800 原田さんは― 818 00:47:12,900 --> 00:47:15,633 茶摘み歴60年の ベテラン― 819 00:47:15,833 --> 00:47:16,066 手の感覚で葉の枚数を判断し― 820 00:47:16,066 --> 00:47:17,766 手の感覚で葉の枚数を判断し― 821 00:47:16,066 --> 00:47:17,766 (牧田)やっぱ 速いですね 822 00:47:17,766 --> 00:47:18,600 手の感覚で葉の枚数を判断し― 823 00:47:19,100 --> 00:47:22,966 熟練すると 1秒に1組 摘めるそうです― 824 00:47:25,400 --> 00:47:30,166 1日8時間 2万組以上の茶葉を摘むため― 825 00:47:30,700 --> 00:47:33,533 指が渋み成分で 真っ黒に染まります 826 00:47:33,533 --> 00:47:34,533 指が渋み成分で 真っ黒に染まります 827 00:47:33,533 --> 00:47:34,533 (東)うわー ほんとだ! 828 00:47:34,533 --> 00:47:35,433 (東)うわー ほんとだ! 829 00:47:39,733 --> 00:47:42,800 (ナレーター)では ここで あなたに質問― 830 00:47:44,433 --> 00:47:47,533 お茶摘みの女性が 手摘みをする際に― 831 00:47:47,633 --> 00:47:49,933 してはいけないことが あります― 832 00:47:50,166 --> 00:47:52,833 それは 一体 なあに? 833 00:47:56,233 --> 00:47:59,033 (増田) お茶を摘む手摘みの女性が― 834 00:47:59,166 --> 00:48:00,333 気を付けなければ いけないようなこと― 835 00:48:00,433 --> 00:48:04,433 してはいけないことがあります それは一体 何でしょうか? 836 00:48:04,533 --> 00:48:05,833 (東)してはいけないこと? 837 00:48:05,933 --> 00:48:07,433 (増田) 女性陣2人はもう書き上がりました 838 00:48:07,533 --> 00:48:08,500 (里田)はい 839 00:48:08,600 --> 00:48:10,400 (萬田)多分 それしかないもんね (里田)そうですね 840 00:48:10,500 --> 00:48:12,400 (増田) 東さん お書きいただきましょう お願いします 841 00:48:12,533 --> 00:48:13,500 (東)いやいや 書かない まだ 842 00:48:13,600 --> 00:48:15,966 (一同の笑い声) 843 00:48:16,066 --> 00:48:17,800 納得いってない 844 00:48:30,566 --> 00:48:32,433 (スタッフ) お化粧しちゃ駄目なんですか? 845 00:48:32,533 --> 00:48:34,133 (梶川さん)ちょっと ほりゃ― 846 00:48:34,233 --> 00:48:36,833 ちょっと 匂いがするってこというだよね 847 00:48:36,933 --> 00:48:38,300 だから なるたけなら 848 00:48:38,666 --> 00:48:40,433 (スタッフ)あれ じゃあ 失礼ですけど お母さん… 849 00:48:42,500 --> 00:48:45,133 (スタジオの笑い声) 850 00:48:45,866 --> 00:48:48,600 (ナレーター) そう お茶摘みの際は― 851 00:48:48,700 --> 00:48:50,800 お化粧しては いけないのです― 852 00:48:51,866 --> 00:48:54,333 お茶の命は香り― 853 00:48:54,433 --> 00:48:57,533 茶葉に化粧の匂いが 移るのは御法度― 854 00:48:59,233 --> 00:49:01,666 お茶摘みの時期は初夏― 855 00:49:01,900 --> 00:49:06,433 茶摘みの女性たちは 厳しい紫外線にさらされながら― 856 00:49:06,533 --> 00:49:11,333 お化粧は もちろん日焼け止めすら 塗ることができません― 857 00:49:16,366 --> 00:49:19,133 お茶の葉で傷つきやすい手に― 858 00:49:19,233 --> 00:49:21,466 ハンドクリームを塗るのも 控えます― 859 00:49:25,666 --> 00:49:28,933 そんな厳しい環境の中から 生まれたのが― 860 00:49:29,266 --> 00:49:31,700 手甲(てっこう)というこの布です 861 00:49:31,800 --> 00:49:33,366 (牧田) ああ 見たことある 862 00:49:36,100 --> 00:49:37,833 (ナレーター) 厳しい紫外線や― 863 00:49:37,933 --> 00:49:41,166 切り傷から 手を守る道具です 864 00:49:41,533 --> 00:49:43,600 (増田)正解は お化粧ということで― 865 00:49:43,700 --> 00:49:45,600 地井さん 萬田さん 日焼け止めも― 866 00:49:45,700 --> 00:49:47,300 もちろん 塗っては いけないということで― 867 00:49:47,400 --> 00:49:48,266 牧田さん 3人を 正解とさせていただきます 868 00:49:48,266 --> 00:49:49,500 牧田さん 3人を 正解とさせていただきます (牧田)やった 869 00:49:49,500 --> 00:49:50,533 牧田さん 3人を 正解とさせていただきます 870 00:49:51,933 --> 00:49:53,266 (増田)多分 まあ マニキュアも― 871 00:49:53,366 --> 00:49:55,033 塗る方は いないと思いますけどもね 872 00:49:55,133 --> 00:49:56,633 ちょっと 残念なんですが― 873 00:49:56,733 --> 00:49:57,700 里田さんは不正解と させていただきました 874 00:49:57,700 --> 00:49:59,333 里田さんは不正解と させていただきました 半分とか半額 875 00:49:59,500 --> 00:50:00,833 半額って何? 876 00:50:01,966 --> 00:50:03,366 東さんは まあ問題外ですね 877 00:50:03,533 --> 00:50:05,433 いやー でも地井さんは さすがでした 878 00:50:05,566 --> 00:50:07,200 (一同の笑い声) 879 00:50:07,333 --> 00:50:09,800 (地井)気持ち悪いなー (一同の笑い声) 880 00:50:10,500 --> 00:50:13,333 (ナレーター)畑で摘み取られた 茶葉が運ばれるのは― 881 00:50:13,833 --> 00:50:16,300 手もみ職人の 作業場です― 882 00:50:21,933 --> 00:50:23,266 手もみとは― 883 00:50:23,366 --> 00:50:27,033 茶葉の水分を飛ばし 乾燥させる作業― 884 00:50:29,333 --> 00:50:31,733 こちらは静岡で― 885 00:50:31,833 --> 00:50:35,200 手もみを手がけて 50年になる高田(たかだ)さん― 886 00:50:40,433 --> 00:50:42,000 ここ静岡では― 887 00:50:42,100 --> 00:50:44,066 手もみをする 職人によって― 888 00:50:44,166 --> 00:50:46,233 お茶の味が 変わるといわれ― 889 00:50:46,533 --> 00:50:47,133 古くは手もみ職人の番付も 作られていました― 890 00:50:47,133 --> 00:50:48,733 古くは手もみ職人の番付も 作られていました― (東)番付があるんだね 891 00:50:48,733 --> 00:50:51,133 古くは手もみ職人の番付も 作られていました― 892 00:50:54,733 --> 00:50:58,900 では その技を とくと拝見いたしましょう― 893 00:51:01,233 --> 00:51:03,600 作業台のように 見えるのは― 894 00:51:03,700 --> 00:51:06,000 焙炉(ほいろ)と呼ばれる道具 895 00:51:06,100 --> 00:51:07,366 (東)火 付いてんだ! 896 00:51:07,766 --> 00:51:09,033 (里田)熱そう 897 00:51:09,166 --> 00:51:10,733 (ナレーター)加熱器です 898 00:51:29,700 --> 00:51:31,066 (ナレーター)茶葉の温度は― 899 00:51:31,333 --> 00:51:35,933 36度より高くても低くても おいしいお茶になりません― 900 00:51:36,666 --> 00:51:41,200 手の感覚だけで 温度を見極める この作業は― 901 00:51:41,300 --> 00:51:44,066 職人の勘だけが頼りです― 902 00:51:48,566 --> 00:51:51,166 茶葉は一度 もみ始めたら― 903 00:51:51,300 --> 00:51:54,066 途中で 放置することはできません― 904 00:51:54,533 --> 00:51:57,466 休みなしで もみ続けること4時間― 905 00:51:57,466 --> 00:51:58,166 休みなしで もみ続けること4時間― (里田)4時間!? 906 00:51:58,166 --> 00:51:58,266 (里田)4時間!? 907 00:51:58,266 --> 00:51:59,300 (里田)4時間!? 水分の抜けた茶葉は 針のようになります 908 00:51:59,300 --> 00:52:02,466 水分の抜けた茶葉は 針のようになります 909 00:52:02,866 --> 00:52:05,000 (里田) 途中休憩とかない… 910 00:52:07,766 --> 00:52:10,300 (ナレーター)手もみ前と 比べてこのとおり― 911 00:52:11,100 --> 00:52:15,600 こうして手間暇かけて 作られるのが煎茶― 912 00:52:17,033 --> 00:52:19,366 新茶の柔らかい葉は― 913 00:52:19,466 --> 00:52:21,333 お湯に入れると ふわりと葉が開き― 914 00:52:21,333 --> 00:52:22,266 お湯に入れると ふわりと葉が開き― (牧田)ワカメみたい 915 00:52:22,633 --> 00:52:25,900 摘みたての香りが 楽しめるといいます 916 00:52:29,933 --> 00:52:31,566 (牧田) 色があんま出ないんですね 917 00:52:32,666 --> 00:52:36,300 (ナレーター)ちなみに 煎茶と同じ製法でも― 918 00:52:36,400 --> 00:52:40,900 茶葉を摘む前の栽培方法が異なる お茶があります― 919 00:52:42,633 --> 00:52:47,166 お茶の木を なぜか わらの屋根で覆った畑― 920 00:52:47,266 --> 00:52:48,566 こちらの畑は― 921 00:52:49,033 --> 00:52:50,866 摘み取りの 3週間前から― 922 00:52:51,000 --> 00:52:52,800 こうして わらを掛け― 923 00:52:53,200 --> 00:52:56,766 茶葉に直射日光が 当たるのを防ぎます― 924 00:52:58,766 --> 00:53:01,633 この日陰で栽培されるお茶― 925 00:53:01,733 --> 00:53:06,966 実は私たちがよく知る あの最高級茶です 926 00:53:09,266 --> 00:53:11,266 (ナレーター) では ここで質問― 927 00:53:11,366 --> 00:53:13,466 日陰で育てられる 茶葉からできる― 928 00:53:13,566 --> 00:53:15,300 最高級のお茶― 929 00:53:15,300 --> 00:53:15,500 最高級のお茶― (東)牧田君 答えちゃいなよ 930 00:53:15,500 --> 00:53:15,600 (東)牧田君 答えちゃいなよ 931 00:53:15,600 --> 00:53:16,666 (東)牧田君 答えちゃいなよ その名前は なあに? 932 00:53:16,666 --> 00:53:16,766 その名前は なあに? 933 00:53:16,766 --> 00:53:17,933 その名前は なあに? (増田)牧田さん どうでしょう? 934 00:53:17,933 --> 00:53:18,066 (増田)牧田さん どうでしょう? 935 00:53:18,166 --> 00:53:19,400 (東)牧田君 言っちゃいなよ これ 936 00:53:19,666 --> 00:53:21,700 (牧田)何だろう? (増田)さあ どうぞ 937 00:53:22,433 --> 00:53:24,333 (東)出ないの? 抹茶でしょ 938 00:53:25,233 --> 00:53:26,166 (ナレーター)正解は みずみずしい香りの玉露 939 00:53:26,166 --> 00:53:27,500 (ナレーター)正解は みずみずしい香りの玉露 (東)玉露だよ 940 00:53:27,500 --> 00:53:27,633 (ナレーター)正解は みずみずしい香りの玉露 941 00:53:27,633 --> 00:53:28,800 (ナレーター)正解は みずみずしい香りの玉露 (スタジオの笑い声) 942 00:53:28,933 --> 00:53:30,266 (東)これが 言いたかったんだよ 943 00:53:30,400 --> 00:53:31,466 (ナレーター)まろやかな甘さは 日光を遮る一手間で生まれます― 944 00:53:31,466 --> 00:53:33,266 (ナレーター)まろやかな甘さは 日光を遮る一手間で生まれます― 945 00:53:31,466 --> 00:53:33,266 (東)恥ずかしいな 今の 946 00:53:33,266 --> 00:53:35,333 (ナレーター)まろやかな甘さは 日光を遮る一手間で生まれます― 947 00:53:38,033 --> 00:53:43,166 この季節 新茶の香りが 漂うお茶の専門店― 948 00:53:43,700 --> 00:53:47,733 一口にお茶といっても ほうじ茶や番茶など― 949 00:53:47,833 --> 00:53:50,166 さまざまな種類があります 950 00:53:53,500 --> 00:53:55,266 (ナレーター)ここで質問― 951 00:53:55,466 --> 00:53:57,033 煎茶と並んで― 952 00:53:57,133 --> 00:54:01,066 日常的に よく飲まれるお茶が番茶― 953 00:54:02,466 --> 00:54:06,333 では 番茶の意味は 一体 なあに? 954 00:54:09,833 --> 00:54:12,066 (地井)意味? (東)番茶の意味? 955 00:54:14,633 --> 00:54:16,133 (ナレーター)正解は… 956 00:54:16,600 --> 00:54:19,800 (佐野さん) 番茶って私たちは普通… 957 00:54:29,900 --> 00:54:33,133 (ナレーター)静岡では 春から秋にかけて― 958 00:54:33,233 --> 00:54:36,000 煎茶の 一番 二番摘みをし― 959 00:54:36,133 --> 00:54:39,600 10月ごろに 三番摘みが行われます― 960 00:54:40,633 --> 00:54:45,400 正解は一番 二番に摘む 新葉以外の― 961 00:54:45,500 --> 00:54:48,500 硬い茶葉からできる お茶のこと 962 00:54:49,600 --> 00:54:50,633 (地井)渋み強いんだ 963 00:54:52,766 --> 00:54:55,500 (ナレーター)産地に よっては 5月から― 964 00:54:55,600 --> 00:54:59,300 番茶用の硬い茶葉を 摘む所もあります― 965 00:55:04,433 --> 00:55:09,066 ちなみに その番茶を 高温で煎ったお茶は? 966 00:55:16,866 --> 00:55:19,866 (ナレーター)独特な色と 風味のほうじ茶― 967 00:55:20,500 --> 00:55:22,566 香ばしさが特徴です 968 00:55:23,566 --> 00:55:24,033 (東)うまいよね 969 00:55:24,033 --> 00:55:24,733 (東)うまいよね (地井) うまいよね ほうじ茶 970 00:55:24,733 --> 00:55:25,600 (地井) うまいよね ほうじ茶 971 00:55:29,300 --> 00:55:31,366 (ナレーター) お茶どころ静岡では― 972 00:55:31,733 --> 00:55:33,333 茶葉を使った料理が― 973 00:55:33,433 --> 00:55:36,000 この時期 食卓に上がります― 974 00:55:42,133 --> 00:55:44,633 お茶農家を営む 高田さんに― 975 00:55:44,933 --> 00:55:49,000 新茶の季節ならではの料理を 作っていただきました 976 00:55:50,733 --> 00:55:52,633 (スタッフ) 今 何を作って らっしゃるんですか? 977 00:55:54,966 --> 00:55:55,933 (スタッフ)お茶の芽の天ぷら? 978 00:55:56,066 --> 00:55:57,733 (高田さん)はい とにかく… 979 00:56:02,600 --> 00:56:06,633 おいしいですよ 是非 食べてください 980 00:56:08,666 --> 00:56:10,300 (ナレーター) 茶葉の天ぷらは― 981 00:56:10,400 --> 00:56:12,733 産地ならではの味― 982 00:56:13,133 --> 00:56:17,233 また 茶葉と野菜を 煎って作るつくだ煮も― 983 00:56:17,333 --> 00:56:19,200 この季節ならでは 984 00:56:20,000 --> 00:56:20,933 (東)これもおいしそう 985 00:56:20,933 --> 00:56:22,100 (東)これもおいしそう 986 00:56:20,933 --> 00:56:22,100 (ナレーター) お茶の新芽を使った料理は― 987 00:56:22,100 --> 00:56:22,566 (ナレーター) お茶の新芽を使った料理は― 988 00:56:22,566 --> 00:56:23,600 (ナレーター) お茶の新芽を使った料理は― 989 00:56:22,566 --> 00:56:23,600 (里田)御飯に合いそう 990 00:56:23,600 --> 00:56:23,700 (里田)御飯に合いそう 991 00:56:23,700 --> 00:56:24,066 (里田)御飯に合いそう 992 00:56:23,700 --> 00:56:24,066 初夏の訪れを知らせる 郷土の味なのです 993 00:56:24,066 --> 00:56:26,833 初夏の訪れを知らせる 郷土の味なのです 994 00:56:26,833 --> 00:56:28,033 初夏の訪れを知らせる 郷土の味なのです 995 00:56:26,833 --> 00:56:28,033 (東)きれいな料理だね 996 00:56:28,033 --> 00:56:28,500 (東)きれいな料理だね 997 00:56:29,266 --> 00:56:29,900 (女の子)ねえ おいしいお茶の 入れ方って知ってる? 998 00:56:29,900 --> 00:56:31,300 (女の子)ねえ おいしいお茶の 入れ方って知ってる? 999 00:56:29,900 --> 00:56:31,300 (男の子)ん? 1000 00:56:31,300 --> 00:56:33,466 (女の子)ねえ おいしいお茶の 入れ方って知ってる? 1001 00:56:33,666 --> 00:56:35,766 あ… えーと ああ 1002 00:56:35,966 --> 00:56:36,566 実は よくできた急須は こうすると ちゃんと立つんだ 1003 00:56:36,566 --> 00:56:38,600 実は よくできた急須は こうすると ちゃんと立つんだ 1004 00:56:36,566 --> 00:56:38,600 (スタジオの笑い声) 1005 00:56:38,600 --> 00:56:41,766 実は よくできた急須は こうすると ちゃんと立つんだ 1006 00:56:43,566 --> 00:56:45,900 へえ すごーい 1007 00:56:46,166 --> 00:56:48,700 これ 前にテレビで見たんだ 1008 00:56:50,533 --> 00:56:54,400 (女の子)ふーん ところでおいしいお茶の入れ方は? 1009 00:56:56,333 --> 00:56:58,266 (男の子)うーん… 面目ない 1010 00:57:00,866 --> 00:57:02,433 へえー 1011 00:57:05,500 --> 00:57:07,800 (ナレーター) あなたはご存じですか?― 1012 00:57:07,900 --> 00:57:10,066 おいしいお茶の入れ方― 1013 00:57:16,100 --> 00:57:18,166 静岡と並んで― 1014 00:57:18,266 --> 00:57:22,533 銘茶の産地として知られる 京都府宇治市(うじし)― 1015 00:57:27,600 --> 00:57:29,333 老舗の のれんを― 1016 00:57:29,433 --> 00:57:33,600 200年以上 守り続ける 福寿園(ふくじゅえん)が開設したのが― 1017 00:57:33,900 --> 00:57:34,866 こちら 宇治工房 1018 00:57:34,866 --> 00:57:35,766 こちら 宇治工房 (東)ペットボトルの お茶になってるやつだよね 1019 00:57:35,766 --> 00:57:35,966 (東)ペットボトルの お茶になってるやつだよね 1020 00:57:35,966 --> 00:57:36,933 (東)ペットボトルの お茶になってるやつだよね (里田)あっ ああ 聞いたことある 1021 00:57:36,933 --> 00:57:39,333 (里田)あっ ああ 聞いたことある 1022 00:57:39,433 --> 00:57:42,233 (ナレーター) 落ち着いた趣の店内には― 1023 00:57:42,466 --> 00:57:47,500 代々 製法を守り続けてきた 極上のお茶が並びます― 1024 00:57:51,333 --> 00:57:52,433 併設する茶寮では― 1025 00:57:52,433 --> 00:57:53,600 併設する茶寮では― (東)おいしそう これ 1026 00:57:53,700 --> 00:57:54,933 お茶を使った スイーツが楽しめます― 1027 00:57:54,933 --> 00:57:56,933 お茶を使った スイーツが楽しめます― (里田) うわあ 食べたーい 1028 00:57:56,933 --> 00:57:57,266 (里田) うわあ 食べたーい 1029 00:57:57,266 --> 00:57:58,133 (里田) うわあ 食べたーい こちらは抹茶ぜんざい― 1030 00:57:58,133 --> 00:58:00,233 こちらは抹茶ぜんざい― 1031 00:58:02,466 --> 00:58:07,300 ほうじ茶とセットで頂く 茶の香もちも人気です― 1032 00:58:10,933 --> 00:58:14,300 お餅に練り込んだ ほうじ茶の香りが― 1033 00:58:14,400 --> 00:58:16,900 口いっぱいに 広がります― 1034 00:58:20,933 --> 00:58:22,300 おいしいお茶を― 1035 00:58:22,400 --> 00:58:24,266 より おいしく 頂くため― 1036 00:58:24,700 --> 00:58:26,300 宇治工房では― 1037 00:58:26,400 --> 00:58:28,666 お茶の入れ方の所作を 学ぶ― 1038 00:58:28,766 --> 00:58:30,233 煎茶道の教室や― 1039 00:58:30,233 --> 00:58:31,066 煎茶道の教室や― (東)煎茶道なんて あるんだ 1040 00:58:31,066 --> 00:58:31,666 (東)煎茶道なんて あるんだ 1041 00:58:33,000 --> 00:58:37,600 宇治発祥の手もみの技に 触れる体験もできます 1042 00:58:37,700 --> 00:58:39,033 (里田)これやりたーい 1043 00:58:39,200 --> 00:58:40,066 (東)4時間だよ 1044 00:58:40,466 --> 00:58:41,333 (ナレーター) ここで― 1045 00:58:41,433 --> 00:58:44,133 お茶のインストラクターを しているのは― 1046 00:58:44,300 --> 00:58:47,866 老舗に勤めて40年の 若原(わかはら)さん― 1047 00:58:49,700 --> 00:58:54,966 では おいしいお茶の入れ方を 教えていただきましょう 1048 00:59:11,766 --> 00:59:15,500 (ナレーター) 〝煎茶を入れる〞とは 茶葉をお湯で戻し― 1049 00:59:16,166 --> 00:59:19,166 じっくりと うまみを引き出す作業― 1050 00:59:19,466 --> 00:59:23,166 お湯の温度は70度が 適温だそうです― 1051 00:59:24,400 --> 00:59:26,366 ご家庭にある ポットのお湯は― 1052 00:59:26,466 --> 00:59:28,033 大体 90度― 1053 00:59:28,166 --> 00:59:32,000 直接 急須に入れては 茶葉が開き過ぎるため― 1054 00:59:32,100 --> 00:59:33,833 うまみが 引き出せません― 1055 00:59:34,500 --> 00:59:38,233 どうすれば 適温70度になるのでしょうか 1056 00:59:38,233 --> 00:59:38,633 どうすれば 適温70度になるのでしょうか 1057 00:59:38,233 --> 00:59:38,633 (里田)気になる 1058 00:59:38,633 --> 00:59:39,100 (里田)気になる 1059 00:59:39,100 --> 00:59:39,500 (里田)気になる 1060 00:59:39,100 --> 00:59:39,500 (若原さん)これも結構 熱いお湯 1061 00:59:39,500 --> 00:59:40,933 (若原さん)これも結構 熱いお湯 1062 00:59:45,333 --> 00:59:48,033 (ナレーター) 湯冷ましとは その名のとおり― 1063 00:59:48,166 --> 00:59:51,366 お湯を冷ますために 使うお茶道具 1064 00:59:52,700 --> 00:59:53,866 (若原さん) 大体 普通ね… 1065 01:00:02,500 --> 01:00:06,466 (ナレーター) 湯冷ましに90度の お湯を移し替える― 1066 01:00:06,633 --> 01:00:08,733 この移し替えるという 作業で― 1067 01:00:08,833 --> 01:00:10,900 大体 10度ぐらい 下がるそうです 1068 01:00:19,433 --> 01:00:23,900 (若原さん)というのは 入れますとね これで… 1069 01:00:27,266 --> 01:00:29,000 (増田) もうワンクッション あるんですね 1070 01:00:29,100 --> 01:00:30,933 (里田)えー 覚えきれなーい 1071 01:00:31,033 --> 01:00:33,266 (ナレーター) 湯飲みの外側に触れ― 1072 01:00:33,366 --> 01:00:35,400 熱くても 持てるくらいの温度が― 1073 01:00:35,500 --> 01:00:37,500 70度です― 1074 01:00:38,133 --> 01:00:41,200 煎茶は産地や銘柄によって― 1075 01:00:41,300 --> 01:00:44,566 最適な量が それぞれ変わるといいます― 1076 01:00:45,033 --> 01:00:50,866 適量はお店の人に伺ってみるのが 最も正確だそうです― 1077 01:00:53,733 --> 01:00:57,500 70度になったお湯を 急須につぐ― 1078 01:00:58,533 --> 01:01:03,466 と ここで気になるのは どの程度 待てばよいのか― 1079 01:01:07,400 --> 01:01:09,866 煎茶のうまみを 引き出すには― 1080 01:01:09,966 --> 01:01:12,133 1分もあれば十分― 1081 01:01:12,600 --> 01:01:16,900 濃い味がお好きな方は 1分半が目安です― 1082 01:01:18,366 --> 01:01:23,633 置き過ぎは風味を損ないます 蓋をして蒸らしましょう― 1083 01:01:23,733 --> 01:01:28,333 つぎ方にも おいしいお茶を 極める作法があります― 1084 01:01:29,233 --> 01:01:31,633 それぞれの茶碗に 少しずつつぐ― 1085 01:01:31,733 --> 01:01:34,100 回しつぎが基本 1086 01:01:36,000 --> 01:01:37,900 (里田)ああ 戻るんだあ 1087 01:01:40,033 --> 01:01:43,866 (ナレーター) こうしてお茶の濃さを 均等にするのです 1088 01:01:56,566 --> 01:01:59,133 (ナレーター) 70度のお湯で入れた 煎茶は― 1089 01:01:59,233 --> 01:02:03,100 最後の滴に うまみが 詰まってるといいます― 1090 01:02:03,433 --> 01:02:06,433 究極の味と香りを 楽しみましょう― 1091 01:02:09,800 --> 01:02:14,900 生活の中に和みと 癒やしを与えてくれる日本茶― 1092 01:02:17,233 --> 01:02:19,966 茶葉のうまみが詰まった滴は― 1093 01:02:20,066 --> 01:02:23,366 極上のひとときを 提供してくれます― 1094 01:02:26,400 --> 01:02:28,266 お茶っていいな 1095 01:02:33,766 --> 01:02:36,566 (女の子)あなたって 前から お城が好きだもんね 1096 01:02:36,666 --> 01:02:39,500 (男の子)そう 城は男のロマンさ 1097 01:02:39,600 --> 01:02:42,400 あなたが行くなら私も行くわ 1098 01:02:42,600 --> 01:02:46,433 (男の子)ありがとう 君に日本一の城を見せてあげよう 1099 01:02:46,666 --> 01:02:48,966 いざ出陣じゃあ! 1100 01:02:49,333 --> 01:02:50,566 (女の子)うん?― 1101 01:02:50,933 --> 01:02:54,500 ねえ どうしたの? その刀のおもちゃ 1102 01:02:54,600 --> 01:02:55,833 子供じゃあるまいし 1103 01:02:55,933 --> 01:02:58,533 うるさいな 僕はこれから天守閣を目指すんだ 1104 01:03:01,300 --> 01:03:04,766 (男の子)え… うっ そりゃ… 1105 01:03:10,200 --> 01:03:11,833 (男の子)違うの? 1106 01:03:13,633 --> 01:03:15,300 (2人)う~ん 1107 01:03:17,666 --> 01:03:19,400 (ナレーター) 旅行に出かけると― 1108 01:03:19,500 --> 01:03:22,200 何となく 立ち寄ってしまう お城― 1109 01:03:22,700 --> 01:03:26,166 そんな お城について あなたに質問 1110 01:03:28,366 --> 01:03:29,700 (ナレーター) 兵庫県にある― 1111 01:03:29,800 --> 01:03:32,766 この白い壁の お城の名前は? 1112 01:03:36,266 --> 01:03:37,366 (東)姫路城(ひめじじょう) 1113 01:03:37,500 --> 01:03:38,633 (増田) さあ どうでしょう? 1114 01:03:39,833 --> 01:03:41,300 (ナレーター) 正解は 姫路城 1115 01:03:41,400 --> 01:03:43,933 (牧田)これ新幹線から 見れますよね 確か 1116 01:03:44,033 --> 01:03:45,633 (ナレーター) その美しさから― 1117 01:03:45,733 --> 01:03:48,433 世界に名を知られる 名城です 1118 01:03:52,533 --> 01:03:54,733 (ナレーター) では 長野県にある― 1119 01:03:54,833 --> 01:03:58,566 黒い壁の このお城の 名前は なあに? 1120 01:04:00,800 --> 01:04:02,400 (地井)松本城(まつもとじょう) 1121 01:04:05,633 --> 01:04:07,133 (ナレーター) こちらは 松本城 1122 01:04:07,266 --> 01:04:08,466 (増田)ご名答です 1123 01:04:08,933 --> 01:04:11,366 (ナレーター) 別名 烏城(からすじょう)とも呼ばれ― 1124 01:04:11,600 --> 01:04:14,933 漆の黒い壁が実に美しいお城です 1125 01:04:14,933 --> 01:04:15,466 漆の黒い壁が実に美しいお城です 1126 01:04:14,933 --> 01:04:15,466 (牧田)かっこいいっすね (里田)ダンディですね 1127 01:04:15,466 --> 01:04:16,933 (牧田)かっこいいっすね (里田)ダンディですね 1128 01:04:17,166 --> 01:04:18,033 (東)ダンディ… 1129 01:04:20,366 --> 01:04:21,533 (ナレーター) 一方― 1130 01:04:21,633 --> 01:04:26,333 滋賀県の山の上に築かれた この お城の名前は? 1131 01:04:26,700 --> 01:04:28,733 (萬田)えーっとね 彦根(ひこね) 1132 01:04:28,866 --> 01:04:29,700 (東)彦根城 1133 01:04:29,866 --> 01:04:32,700 (増田)萬田さんは彦根 東さんも彦根城 1134 01:04:34,233 --> 01:04:35,400 (ナレーター)正解は― 1135 01:04:35,500 --> 01:04:37,833 彦根山の上に建つ 彦根城― 1136 01:04:37,833 --> 01:04:38,633 彦根山の上に建つ 彦根城― (増田)萬田さん お詳しいですね 1137 01:04:38,633 --> 01:04:39,166 (増田)萬田さん お詳しいですね 1138 01:04:39,166 --> 01:04:39,500 (増田)萬田さん お詳しいですね 安土桃山(あづちももやま)時代から 今に伝わる― 1139 01:04:39,500 --> 01:04:42,133 安土桃山(あづちももやま)時代から 今に伝わる― 1140 01:04:42,233 --> 01:04:44,866 優美な平山城です 1141 01:04:46,466 --> 01:04:48,733 (ナレーター)それでは 日本のお城で― 1142 01:04:48,833 --> 01:04:52,333 よく耳にする 天守閣って どこ? 1143 01:04:52,433 --> 01:04:54,466 (東)一番上じゃないの? 1144 01:04:54,566 --> 01:04:57,300 (地井) 一番上じゃないの? 1145 01:04:58,200 --> 01:05:04,266 ♪~ 1146 01:05:15,333 --> 01:05:19,166 (ナレーター)正解は この建物全体のこと― 1147 01:05:20,700 --> 01:05:21,866 天守閣とは― 1148 01:05:21,966 --> 01:05:24,600 明治以降になってからの 俗称であり― 1149 01:05:24,933 --> 01:05:27,466 正式には 〝天守〞といいます 1150 01:05:41,200 --> 01:05:43,533 (ナレーター) 戦乱の時代を生き抜き― 1151 01:05:43,633 --> 01:05:48,133 今なお 当時を 雄弁に語りかける日本の城― 1152 01:05:48,666 --> 01:05:51,200 足を踏み入れた瞬間― 1153 01:05:51,366 --> 01:05:53,900 その細やかな工夫に 驚かされ― 1154 01:05:54,333 --> 01:05:57,466 美しい意匠に 心奪われます― 1155 01:06:00,566 --> 01:06:02,633 政治の拠点であり― 1156 01:06:02,733 --> 01:06:05,566 更に 防衛の拠点であった城は― 1157 01:06:05,666 --> 01:06:09,466 まさに 日本人の知恵と 美意識の宝庫― 1158 01:06:13,266 --> 01:06:16,433 壮麗な門の向こう そこには― 1159 01:06:16,566 --> 01:06:20,466 戦乱を生きた 日本人の姿が見えてきます― 1160 01:06:21,666 --> 01:06:23,833 さあ あなたの城の和力 試してみましょう 1161 01:06:23,833 --> 01:06:25,266 さあ あなたの城の和力 試してみましょう 1162 01:06:23,833 --> 01:06:25,266 (里田)わあ きれい― 1163 01:06:25,266 --> 01:06:26,300 さあ あなたの城の和力 試してみましょう 1164 01:06:26,300 --> 01:06:26,433 さあ あなたの城の和力 試してみましょう 1165 01:06:26,300 --> 01:06:26,433 すごい きれい 1166 01:06:26,433 --> 01:06:28,133 すごい きれい 1167 01:06:33,933 --> 01:06:35,000 (ナレーター)現在― 1168 01:06:35,100 --> 01:06:38,433 国宝に指定されている城は 全部で5つ― 1169 01:06:40,200 --> 01:06:44,133 長野の松本城 愛知の犬山城(いぬやまじょう)― 1170 01:06:44,500 --> 01:06:46,500 滋賀の彦根城― 1171 01:06:46,733 --> 01:06:49,466 更に兵庫の姫路城と― 1172 01:06:49,566 --> 01:06:52,633 天守を持たない 京都の二条城(にじょうじょう)です― 1173 01:06:55,000 --> 01:06:59,233 そのうち 最も 完成度の高い城として― 1174 01:06:59,400 --> 01:07:03,933 世界文化遺産に 登録されたのが姫路城― 1175 01:07:10,533 --> 01:07:13,266 城としての防衛機能は もちろん― 1176 01:07:13,566 --> 01:07:17,633 美しさを兼ね備えた 勇壮華麗な この城は― 1177 01:07:17,833 --> 01:07:19,000 城全体が まるで羽を休める 白鷺(しらさぎ)のように見えることから― 1178 01:07:19,000 --> 01:07:20,500 城全体が まるで羽を休める 白鷺(しらさぎ)のように見えることから― 1179 01:07:19,000 --> 01:07:20,500 (里田)すごい! 1180 01:07:20,500 --> 01:07:22,933 城全体が まるで羽を休める 白鷺(しらさぎ)のように見えることから― 1181 01:07:23,566 --> 01:07:26,900 別名 白鷺城とも 呼ばれています― 1182 01:07:30,000 --> 01:07:33,500 この城には 1580年― 1183 01:07:33,766 --> 01:07:38,500 西国攻略の拠点として 羽柴秀吉(はしばひでよし)が入城― 1184 01:07:39,400 --> 01:07:44,066 その後 池田輝政(いけだてるまさ)が 大改築を開始します― 1185 01:07:46,666 --> 01:07:48,166 9年間に― 1186 01:07:48,266 --> 01:07:50,666 延べ2千500万人以上の 人が― 1187 01:07:50,833 --> 01:07:52,766 この城造りに関わり― 1188 01:07:53,566 --> 01:07:55,900 広さ約7万坪に及ぶ― 1189 01:07:56,000 --> 01:07:58,200 大城郭が 誕生したのです― 1190 01:07:58,200 --> 01:07:58,666 大城郭が 誕生したのです― (里田)全部 お城だ (東)全部 そうだよ― 1191 01:07:58,666 --> 01:07:59,233 (里田)全部 お城だ (東)全部 そうだよ― 1192 01:07:59,233 --> 01:08:00,266 (里田)全部 お城だ (東)全部 そうだよ― 1193 01:07:59,233 --> 01:08:00,266 今回は この世界遺産 姫路城を元に― 1194 01:08:00,266 --> 01:08:00,700 今回は この世界遺産 姫路城を元に― 1195 01:08:00,700 --> 01:08:02,333 今回は この世界遺産 姫路城を元に― 1196 01:08:00,700 --> 01:08:02,333 堀からなにから 1197 01:08:02,333 --> 01:08:03,500 今回は この世界遺産 姫路城を元に― 1198 01:08:03,633 --> 01:08:04,100 日本の城を見ていくことに いたしましょう 1199 01:08:04,100 --> 01:08:05,500 日本の城を見ていくことに いたしましょう 1200 01:08:04,100 --> 01:08:05,500 (里田)え すごい 1201 01:08:05,500 --> 01:08:06,766 日本の城を見ていくことに いたしましょう 1202 01:08:06,766 --> 01:08:06,966 日本の城を見ていくことに いたしましょう 1203 01:08:06,766 --> 01:08:06,966 (東) 要塞だよね ほんとに 1204 01:08:06,966 --> 01:08:08,433 (東) 要塞だよね ほんとに 1205 01:08:10,433 --> 01:08:13,733 (ナレーター) 姫路城の正門に当たる 桜門から― 1206 01:08:13,833 --> 01:08:15,866 天守を目指しましょう― 1207 01:08:19,000 --> 01:08:23,333 この門をくぐると 目の前には広い敷地― 1208 01:08:23,433 --> 01:08:26,933 更に正面に天守が見えてきます 1209 01:08:27,333 --> 01:08:30,899 直線距離にして ざっと300メートル― 1210 01:08:33,933 --> 01:08:39,000 天守を目指し奥へ進むと またも門が目の前に― 1211 01:08:39,333 --> 01:08:44,166 これが姫路城最大の門 菱(ひし)の門です― 1212 01:08:49,433 --> 01:08:53,700 監視用の櫓(やぐら)を合わせた 城独特の櫓門は― 1213 01:08:54,233 --> 01:08:55,833 優美な窓や― 1214 01:08:55,933 --> 01:08:59,866 秀吉が朝鮮から持ち帰った 滴水瓦など― 1215 01:09:00,233 --> 01:09:04,033 桃山時代の風格を今に伝えます― 1216 01:09:04,433 --> 01:09:08,166 その横に目を向けると しっくいの白壁に― 1217 01:09:08,300 --> 01:09:10,233 さまざまな形の穴があることに 気付きます 1218 01:09:10,233 --> 01:09:12,433 さまざまな形の穴があることに 気付きます 1219 01:09:10,233 --> 01:09:12,433 (里田)ああ かわいい ほんとだ 1220 01:09:14,600 --> 01:09:17,366 (ナレーター)ここで あなたに質問― 1221 01:09:18,166 --> 01:09:22,933 丸 三角 四角― 1222 01:09:24,100 --> 01:09:26,633 一列に並んだ この穴― 1223 01:09:26,966 --> 01:09:30,633 一体 何をするための ものなのでしょうか? 1224 01:09:32,833 --> 01:09:35,266 (増田)丸 三角 四角と いくつも穴が開いておりました 1225 01:09:35,366 --> 01:09:37,566 (里田)これ 見たことある気がする 1226 01:09:38,600 --> 01:09:40,800 (増田)地井さんも 考えてらっしゃいますが 1227 01:09:43,200 --> 01:09:45,533 (増田) 大きさの違うのもありそうですね 1228 01:09:45,866 --> 01:09:48,399 問題は壁に1列に並んだ穴― 1229 01:09:48,666 --> 01:09:51,100 一体 何のためのものなのかと いうことなんですが 1230 01:09:52,833 --> 01:09:56,833 (ナレーター) 姫路市立城郭研究室の 上田(うえだ)室長が― 1231 01:09:56,933 --> 01:09:59,166 答えてくださいました 1232 01:10:00,366 --> 01:10:02,033 (上田さん) あれはですね… 1233 01:10:06,866 --> 01:10:09,466 (上田さん) …そのための穴ですね 1234 01:10:09,600 --> 01:10:10,733 (ナレーター)正解は― 1235 01:10:10,833 --> 01:10:14,033 鉄砲や矢で 攻撃するための穴― 1236 01:10:15,000 --> 01:10:18,033 火縄銃が全盛を極めた 戦国時代― 1237 01:10:18,166 --> 01:10:20,666 この穴は狭間(さま)と呼ばれ― 1238 01:10:20,766 --> 01:10:23,733 城には なくては ならないものでした 1239 01:10:31,866 --> 01:10:33,166 (地井)銃口は小さいからだ 1240 01:10:33,266 --> 01:10:35,466 (ナレーター) 手前を広くすることで― 1241 01:10:35,566 --> 01:10:37,866 内側から外が見やすく― 1242 01:10:38,000 --> 01:10:39,300 鉄砲の方向も― 1243 01:10:39,400 --> 01:10:42,266 無理なく 自由に 変えられるのです― 1244 01:10:43,300 --> 01:10:47,300 更に外側から 銃弾が 飛び込みにくいのです 1245 01:10:47,433 --> 01:10:48,433 (萬田)なるほどね 1246 01:10:51,333 --> 01:10:55,100 (ナレーター)四角い穴には 細長いものもありますが― 1247 01:10:55,333 --> 01:10:58,266 これは矢を射るための 矢狭間(やざま)― 1248 01:10:58,400 --> 01:10:59,600 矢を射やすいように― 1249 01:10:59,700 --> 01:11:02,033 縦長に なっているのです― 1250 01:11:02,633 --> 01:11:05,933 ちなみに 姫路城にある狭間は― 1251 01:11:06,033 --> 01:11:08,000 およそ 5千箇所― 1252 01:11:08,533 --> 01:11:10,200 防御の機能はもちろん― 1253 01:11:10,600 --> 01:11:13,466 三角や四角を うまく組み合わせ― 1254 01:11:13,566 --> 01:11:16,500 見た目の美しさを 追求した狭間は― 1255 01:11:16,666 --> 01:11:18,900 この姫路城が一番― 1256 01:11:19,333 --> 01:11:24,400 だからこそ多くの人々を 魅了してやまないのです 1257 01:11:25,200 --> 01:11:28,033 (増田)地井さん 萬田さんが正解でした― 1258 01:11:30,000 --> 01:11:31,433 鉄砲に限らず― 1259 01:11:31,533 --> 01:11:33,033 矢狭間というのは ありましたが 1260 01:11:33,166 --> 01:11:35,533 矢を撃つための狭間もあると 1261 01:11:35,633 --> 01:11:37,000 それにしては ちっちゃいなと思ったけど 1262 01:11:37,100 --> 01:11:37,933 後ろ側から見ると 1263 01:11:38,033 --> 01:11:40,033 大きくなってたんだね ちゃんとね 1264 01:11:40,333 --> 01:11:42,033 ちゃんと考えられてましたね 1265 01:11:42,533 --> 01:11:46,333 (ナレーター) さあ 菱の門の 先へと進みましょう 1266 01:11:47,500 --> 01:11:50,966 門をくぐったら 天守閣は もう目の前だぞ 1267 01:11:51,066 --> 01:11:52,633 楽しみ― 1268 01:11:53,300 --> 01:11:58,000 あれ まだ先じゃない ちょっとしたハイキングね 1269 01:11:58,100 --> 01:12:01,833 (男の子) 戦って疲れるんだな ふう 1270 01:12:03,733 --> 01:12:07,600 (ナレーター)菱の門をくぐると 更に門が現れます― 1271 01:12:08,266 --> 01:12:09,666 いの門です― 1272 01:12:11,666 --> 01:12:13,500 その先の広場は― 1273 01:12:13,600 --> 01:12:17,700 かつて櫓があった 二の丸という場所― 1274 01:12:18,266 --> 01:12:19,633 ここで質問 1275 01:12:21,800 --> 01:12:24,066 (ナレーター) 二の丸や本丸など― 1276 01:12:24,166 --> 01:12:26,100 日本の城でよく聞く― 1277 01:12:26,200 --> 01:12:29,300 〝丸〞とは どんな 意味なのでしょうか? 1278 01:12:30,833 --> 01:12:31,866 (萬田)日の丸? 1279 01:12:31,966 --> 01:12:33,100 (里田)あー 日の丸 1280 01:12:33,200 --> 01:12:34,800 (牧田) 船みたいなものとか… 1281 01:12:41,266 --> 01:12:42,500 (ナレーター) 〝丸〞とは― 1282 01:12:42,600 --> 01:12:46,133 塀や石垣で仕切られた 区画のこと― 1283 01:12:46,666 --> 01:12:51,300 その区画ごとに 二の丸 本丸と 呼ばれていたのです― 1284 01:12:53,333 --> 01:12:57,333 では 本丸って どんな所か ご存じ?― 1285 01:12:57,800 --> 01:13:02,233 ここは城主の御殿があり 政務をつかさどる― 1286 01:13:02,366 --> 01:13:05,433 いわば県庁や 市役所のような場所― 1287 01:13:05,966 --> 01:13:08,200 池田輝政の時代には― 1288 01:13:08,300 --> 01:13:10,733 天守の目の前に ありました― 1289 01:13:14,000 --> 01:13:17,966 二の丸を過ぎ いろはの ろの門をくぐると― 1290 01:13:18,266 --> 01:13:21,200 次第に道が 険しくなってきます― 1291 01:13:27,000 --> 01:13:33,133 しかも 右へ大きく曲がると 今度は長い石段が続きます― 1292 01:13:33,966 --> 01:13:38,666 攻め入る方も さぞや やきもきしたに違いありません― 1293 01:13:39,500 --> 01:13:42,366 ようやく見えてきたのが はの門― 1294 01:13:42,766 --> 01:13:44,566 いろはの順に歩いて― 1295 01:13:44,666 --> 01:13:46,800 天守に 向かっているはずが― 1296 01:13:47,166 --> 01:13:50,500 その姿は まだまだ はるか遠く― 1297 01:13:51,466 --> 01:13:53,866 一体 どうなっているのでしょう?― 1298 01:13:56,266 --> 01:13:58,200 更に にの門は― 1299 01:13:58,300 --> 01:14:02,133 大人なら 頭がついて しまうほどの低さ― 1300 01:14:06,800 --> 01:14:09,633 右に左に方向を変え― 1301 01:14:09,733 --> 01:14:12,600 かがまないと 通れない門をくぐり― 1302 01:14:12,700 --> 01:14:18,033 やっと たどりついたのが 城を1周した東側部分― 1303 01:14:22,133 --> 01:14:24,533 この迷路のような 経路を― 1304 01:14:24,633 --> 01:14:27,166 〝螺旋型縄張(らせんがたなわば)り〞 といい― 1305 01:14:27,266 --> 01:14:28,200 敵が簡単に― 1306 01:14:28,300 --> 01:14:31,666 天守に近づけない仕組みに なっているのです― 1307 01:14:33,766 --> 01:14:36,633 敵の進攻を 防御する工夫は― 1308 01:14:36,800 --> 01:14:40,766 山の上に築かれた 彦根城にも見られます― 1309 01:14:42,633 --> 01:14:45,900 天守へと続く 天秤櫓(てんびんやぐら)― 1310 01:14:46,200 --> 01:14:48,333 そこに向かう橋を渡るには― 1311 01:14:49,033 --> 01:14:50,900 一度 大きく う回するように― 1312 01:14:51,000 --> 01:14:52,866 道が作られています― 1313 01:14:55,966 --> 01:15:00,933 実は これこそが 緻密に 計算された防御策― 1314 01:15:04,933 --> 01:15:08,933 必ず敵は ここで 城に 背を向けることになり― 1315 01:15:09,366 --> 01:15:11,233 守る側からすれば― 1316 01:15:11,333 --> 01:15:13,166 攻撃が しやすいように なっているのです― 1317 01:15:13,166 --> 01:15:14,266 攻撃が しやすいように なっているのです― (萬田)すごいですね 1318 01:15:14,266 --> 01:15:14,700 (萬田)すごいですね 1319 01:15:17,433 --> 01:15:21,600 更に石段も 微妙に段の幅を変え― 1320 01:15:21,700 --> 01:15:26,033 敵に一気に攻め上ることを させない周到ぶり― 1321 01:15:29,800 --> 01:15:32,800 さて 姫路城へ戻りましょう― 1322 01:15:35,333 --> 01:15:39,366 標高46メートルの姫山(ひめやま)に 築かれた― 1323 01:15:40,266 --> 01:15:42,466 姫路城大天守― 1324 01:15:43,100 --> 01:15:47,300 外観は5層ですが 内部は地上6階― 1325 01:15:47,400 --> 01:15:49,900 地下1階の複雑な構造に なっています 1326 01:15:50,000 --> 01:15:51,433 (増田) 人があれだけ小さいですからね 1327 01:15:51,533 --> 01:15:52,533 (牧田)地下がある 1328 01:15:52,833 --> 01:15:55,800 (ナレーター)高さは なんと46メートル― 1329 01:15:56,033 --> 01:15:58,300 現在日本に残る― 1330 01:15:58,400 --> 01:16:02,433 12の天守の中でも 最も高い建物です― 1331 01:16:05,033 --> 01:16:09,166 その歴史の面影を 今に伝える石垣― 1332 01:16:09,466 --> 01:16:11,500 打込接(うちこみはぎ)と呼ばれ― 1333 01:16:11,600 --> 01:16:16,533 切った石の隙間に細かな石を 詰めながら積んでいく手法です 1334 01:16:16,633 --> 01:16:18,466 (里田)えー 大変 1335 01:16:19,400 --> 01:16:22,133 (ナレーター) 特に姫路城のこの石垣は― 1336 01:16:22,266 --> 01:16:26,866 扇を開いたような 優美な曲線を描くことから― 1337 01:16:27,166 --> 01:16:29,733 扇の勾配と 呼ばれています― 1338 01:16:32,700 --> 01:16:36,366 ちなみに 彦根城天守の石垣は― 1339 01:16:36,566 --> 01:16:40,666 自然石を細かく加工せずに 積み上げたもの― 1340 01:16:41,433 --> 01:16:43,466 コーナーは互い違いに 組まれています― 1341 01:16:43,466 --> 01:16:44,633 コーナーは互い違いに 組まれています― (萬田)すごいですね (地井)すごいよね― 1342 01:16:44,633 --> 01:16:44,733 (萬田)すごいですね (地井)すごいよね― 1343 01:16:44,733 --> 01:16:44,933 (萬田)すごいですね (地井)すごいよね― 平面は表からは 見えませんが― 1344 01:16:44,933 --> 01:16:45,033 平面は表からは 見えませんが― 1345 01:16:45,033 --> 01:16:46,233 平面は表からは 見えませんが― この技術は 1346 01:16:46,233 --> 01:16:47,866 平面は表からは 見えませんが― 1347 01:16:47,966 --> 01:16:51,433 ゴボウのように長い石を 積み上げたもので― 1348 01:16:51,533 --> 01:16:54,466 想像以上に 丈夫なのだとか― 1349 01:16:57,933 --> 01:17:00,766 一方 江戸城(えどじょう)に残る石垣は― 1350 01:17:00,900 --> 01:17:02,566 石と石が密着するよう― 1351 01:17:02,666 --> 01:17:05,666 きれいに 加工した切込接(きりこみはぎ)― 1352 01:17:05,766 --> 01:17:09,233 日本に残る石垣の 最高傑作です 1353 01:17:11,133 --> 01:17:13,266 (ナレーター) ここで あなたに質問― 1354 01:17:13,366 --> 01:17:17,266 城でこんな形のものを よく見かけますよね― 1355 01:17:18,566 --> 01:17:20,533 では これの名前は なあに? 1356 01:17:20,533 --> 01:17:21,000 では これの名前は なあに? (東たち)しゃちほこ 1357 01:17:21,000 --> 01:17:22,500 (東たち)しゃちほこ 1358 01:17:23,400 --> 01:17:24,333 (東)エビ反り 1359 01:17:26,833 --> 01:17:30,733 (ナレーター)正解は 魚偏に虎と書いて 鯱(しゃち)― 1360 01:17:30,833 --> 01:17:33,266 または しゃちほこと呼びます― 1361 01:17:33,666 --> 01:17:35,133 13世紀ごろ― 1362 01:17:35,233 --> 01:17:38,833 中国から伝わった 想像上の生き物です― 1363 01:17:40,966 --> 01:17:45,833 体は魚ですが 実は鯱の顔は虎― 1364 01:17:46,400 --> 01:17:47,466 なぜ城の屋根に― 1365 01:17:47,566 --> 01:17:50,133 置かれるように なったのでしょうか?― 1366 01:17:50,300 --> 01:17:53,233 それは火が大敵の城に― 1367 01:17:53,333 --> 01:17:56,366 水にゆかりのある 守り神として― 1368 01:17:56,766 --> 01:17:58,066 安土城に最初に― 1369 01:17:58,166 --> 01:18:00,600 取り付けられたと いいます― 1370 01:18:02,366 --> 01:18:05,600 ちなみに ぴんと反り返った形は― 1371 01:18:06,266 --> 01:18:08,500 唐招提寺(とうしょうだいじ)などで 見られる― 1372 01:18:08,733 --> 01:18:12,300 鴟尾(しび)という想像上の 魚の装飾から― 1373 01:18:12,400 --> 01:18:15,200 変化していったと いわれています― 1374 01:18:17,833 --> 01:18:21,533 続いては この屋根の三角の部分― 1375 01:18:21,633 --> 01:18:23,800 名前は なあに? 1376 01:18:25,166 --> 01:18:26,400 (増田) さあ どうでしょうか? 1377 01:18:27,866 --> 01:18:31,600 (ナレーター)これは破風(はふ) 聞いたことありますよね? 1378 01:18:31,700 --> 01:18:33,566 (東)全然ない (里田)知らない 1379 01:18:33,666 --> 01:18:36,000 (ナレーター)日本の城で よく見かける― 1380 01:18:36,100 --> 01:18:40,000 屋根の三角部分を 千鳥破風と呼び― 1381 01:18:40,100 --> 01:18:43,033 城を楽しむための 一要素です― 1382 01:18:45,066 --> 01:18:49,266 一方 上部が なだらかに カーブするものを― 1383 01:18:49,366 --> 01:18:51,033 唐破風(からはふ)と呼び― 1384 01:18:51,133 --> 01:18:54,533 日本では姫路城の 天守のものが最大です 1385 01:18:55,600 --> 01:18:58,066 (ナレーター)それでは ここで あなたに質問― 1386 01:18:59,466 --> 01:19:04,866 天守の隅をご覧ください 壁が 少し盛り上がっていますよね― 1387 01:19:05,300 --> 01:19:09,566 真下から見上げると 何だか穴が開いています― 1388 01:19:11,433 --> 01:19:15,300 この穴 一体 何のためのものでしょう? 1389 01:19:17,133 --> 01:19:18,600 (東)えー? 1390 01:19:25,466 --> 01:19:26,533 (東)何だろうな 1391 01:19:26,633 --> 01:19:29,500 (増田)幅としてはですね 10センチから15センチぐらい 1392 01:19:29,600 --> 01:19:31,366 (里田)あー (東)何だろうね?― 1393 01:19:31,633 --> 01:19:33,900 やっぱ 端っこにあるから 意味があるんだろうね 1394 01:19:34,466 --> 01:19:35,766 (増田)これ難しいですか? 1395 01:19:35,866 --> 01:19:39,066 (地井)難しい いろんな考え方ができるでしょう 1396 01:19:39,166 --> 01:19:40,200 (増田) 中に入ってみたら どうか― 1397 01:19:40,300 --> 01:19:43,133 穴を見下ろすと こういう スリットになってるんでしょうね 1398 01:19:45,166 --> 01:19:48,300 (地井)何だろうな? 四隅にこうあるって 1399 01:19:49,833 --> 01:19:51,866 (上田さん)あのちょっと 細い隙間なんですけれども 1400 01:19:54,933 --> 01:19:57,700 (ナレーター)そう これは敵に向けて― 1401 01:19:57,800 --> 01:20:00,700 石を落とすための 穴だったのです 1402 01:20:09,233 --> 01:20:12,600 (上田さん)…いうのが 石落としの仕組みです 1403 01:20:14,500 --> 01:20:17,166 (ナレーター) 内側からこの穴を見てみると― 1404 01:20:17,266 --> 01:20:20,066 意外に 大きいことに驚かされます― 1405 01:20:21,933 --> 01:20:25,233 10センチから 15センチ大の石を― 1406 01:20:25,333 --> 01:20:27,866 敵に向けて 投げ落とすのです― 1407 01:20:28,700 --> 01:20:31,866 その存在を知らずに よじ登る敵は― 1408 01:20:32,000 --> 01:20:34,500 まさかの攻撃に ひとたまりもありません 1409 01:20:34,666 --> 01:20:35,666 (里田)確かに 1410 01:20:41,733 --> 01:20:43,133 (ナレーター)石は もちろん― 1411 01:20:43,233 --> 01:20:47,133 熱したお湯や油まで 落とした城もあったそうです 1412 01:20:49,033 --> 01:20:51,433 正解は地井さん そして牧田さんです 1413 01:20:55,666 --> 01:20:58,800 四つ角 その角の角から 登ってくる敵を 1414 01:20:58,900 --> 01:21:00,833 倒すという意味では 牧田さんも十分 正解でございます 1415 01:21:00,933 --> 01:21:01,800 ありがとうございます 1416 01:21:01,900 --> 01:21:03,133 里田さんですが… 1417 01:21:03,300 --> 01:21:04,466 (東と牧田の笑い声) 1418 01:21:04,566 --> 01:21:06,533 (増田) 何と お読みしたら いいんでしょうか? 1419 01:21:06,633 --> 01:21:08,400 (地井) すい… すいりょくびん 1420 01:21:08,566 --> 01:21:10,200 (一同の笑い声) 1421 01:21:11,033 --> 01:21:16,133 (ナレーター)姫山に築いた 高さ46メートルの姫路城大天守― 1422 01:21:17,033 --> 01:21:18,900 さて いよいよその中に― 1423 01:21:19,000 --> 01:21:21,000 入ってみると いたしましょう― 1424 01:21:23,133 --> 01:21:25,866 外の優美さとは 打って変わって― 1425 01:21:25,966 --> 01:21:29,466 少々 武骨な 地下1階部分― 1426 01:21:31,900 --> 01:21:36,866 攻め込んできた敵をこれ以上 先へ上がらせまいと設計した― 1427 01:21:37,000 --> 01:21:38,300 急な階段は― 1428 01:21:38,766 --> 01:21:41,433 50度もの勾配が あります― 1429 01:21:47,433 --> 01:21:51,866 そこには鍵付きの頑丈な戸板が 設置されています― 1430 01:21:54,600 --> 01:21:56,633 万一 攻め入られても― 1431 01:21:56,766 --> 01:22:00,866 なお抵抗できるように 考え出された秘策― 1432 01:22:05,033 --> 01:22:11,133 戦国の時代 攻め入る敵陣に なお抵抗を試みようと― 1433 01:22:11,233 --> 01:22:14,800 壁の至る所に作られた 武具掛けに― 1434 01:22:14,900 --> 01:22:18,200 火縄銃や やりが ずらりと並びます― 1435 01:22:28,333 --> 01:22:32,900 数々の門をくぐり 急な階段を駆け上がり― 1436 01:22:33,000 --> 01:22:38,000 ようやく到達するこの先が 天守の最上階です― 1437 01:22:43,133 --> 01:22:46,866 そこは 明るい光にあふれる― 1438 01:22:46,966 --> 01:22:49,633 最高にして最後の場所― 1439 01:22:52,900 --> 01:22:57,000 幾多の時代を知る 歴史の生き証人たちが― 1440 01:22:57,400 --> 01:23:01,166 窓の向こうで 静かにたたずみます― 1441 01:23:02,666 --> 01:23:06,866 今は ただ静かに 時が過ぎゆく天守― 1442 01:23:07,366 --> 01:23:12,033 かつての城主はここから どんな景色を見たのでしょうか