1 00:00:02,000 --> 00:00:03,566 (女性)あ 豆助(まめすけ)― 2 00:00:03,566 --> 00:00:03,933 (女性)あ 豆助(まめすけ)― 3 00:00:03,566 --> 00:00:03,933 (東(あずま))ちょっと ぽっちゃりしたな 4 00:00:03,933 --> 00:00:04,433 (東(あずま))ちょっと ぽっちゃりしたな 5 00:00:04,433 --> 00:00:05,100 (東(あずま))ちょっと ぽっちゃりしたな 6 00:00:04,433 --> 00:00:05,100 今日も和菓子のお使い? 7 00:00:05,100 --> 00:00:06,233 今日も和菓子のお使い? 8 00:00:06,333 --> 00:00:07,900 (女性)気を付けてね 9 00:00:08,100 --> 00:00:08,933 (船越(ふなこし))走った走った (豆助の鳴き声) 10 00:00:08,933 --> 00:00:09,033 (豆助の鳴き声) 11 00:00:09,033 --> 00:00:09,433 (豆助の鳴き声) (増田(ますだ))今日から 3代目になりました― 12 00:00:09,433 --> 00:00:09,966 (増田(ますだ))今日から 3代目になりました― 13 00:00:09,966 --> 00:00:10,266 (増田(ますだ))今日から 3代目になりました― (ナレーター) 和菓子が大好きな― 14 00:00:10,266 --> 00:00:10,366 (ナレーター) 和菓子が大好きな― 15 00:00:10,366 --> 00:00:11,200 (ナレーター) 和菓子が大好きな― 豆助です どうぞ ごひいきに 16 00:00:11,200 --> 00:00:11,300 豆助です どうぞ ごひいきに 17 00:00:11,300 --> 00:00:12,000 豆助です どうぞ ごひいきに ご主人のお使いに 来た 豆助 18 00:00:12,000 --> 00:00:14,000 ご主人のお使いに 来た 豆助 19 00:00:15,333 --> 00:00:18,800 (店主) あら 豆助 いらっしゃい― 20 00:00:19,000 --> 00:00:20,600 (安田(やすだ))かわいいー 21 00:00:19,000 --> 00:00:20,600 えーっと 今日は…― 22 00:00:20,600 --> 00:00:21,733 えーっと 今日は…― 23 00:00:21,733 --> 00:00:22,166 えーっと 今日は…― 24 00:00:21,733 --> 00:00:22,166 (船越)かわいいなあ 25 00:00:22,166 --> 00:00:22,266 (船越)かわいいなあ 26 00:00:22,266 --> 00:00:22,933 (船越)かわいいなあ 27 00:00:22,266 --> 00:00:22,933 はい あの和菓子ね? 28 00:00:22,933 --> 00:00:25,100 はい あの和菓子ね? 29 00:00:25,100 --> 00:00:25,366 はい あの和菓子ね? 30 00:00:25,100 --> 00:00:25,366 (増田)いい顔してますね 地井(ちい)さん 31 00:00:25,366 --> 00:00:26,133 (増田)いい顔してますね 地井(ちい)さん 32 00:00:26,133 --> 00:00:26,433 (増田)いい顔してますね 地井(ちい)さん 33 00:00:26,133 --> 00:00:26,433 (ナレーター)豆助が お使いに来た こよいの品は? 34 00:00:26,433 --> 00:00:26,533 (ナレーター)豆助が お使いに来た こよいの品は? 35 00:00:26,533 --> 00:00:27,500 (ナレーター)豆助が お使いに来た こよいの品は? 36 00:00:26,533 --> 00:00:27,500 (地井)なあ 37 00:00:27,500 --> 00:00:29,900 (ナレーター)豆助が お使いに来た こよいの品は? 38 00:00:33,233 --> 00:00:34,233 (ナレーター) その和菓子を― 39 00:00:34,333 --> 00:00:37,433 ひと言で 表すとするならば― 40 00:00:37,533 --> 00:00:38,900 それは― 41 00:00:39,500 --> 00:00:41,133 芸術― 42 00:00:41,133 --> 00:00:41,400 芸術― (スタジオの笑い声) 43 00:00:41,400 --> 00:00:42,766 (スタジオの笑い声) 44 00:00:42,866 --> 00:00:43,900 (萬田(まんだ))エロティック なんですよね 45 00:00:44,000 --> 00:00:45,200 (スタジオの笑い声) 46 00:00:44,000 --> 00:00:45,200 香り高い抹茶の砂漠に― 47 00:00:45,200 --> 00:00:46,600 香り高い抹茶の砂漠に― 48 00:00:46,766 --> 00:00:49,933 純白の滝が降り注ぐと― 49 00:00:50,300 --> 00:00:52,233 それは やがて― 50 00:00:53,100 --> 00:00:55,233 美しく滑らかな― 51 00:00:55,333 --> 00:01:01,166 ひすいの大海原へと その姿を変えていく― 52 00:01:02,966 --> 00:01:04,466 その海は― 53 00:01:04,566 --> 00:01:09,500 後に完成のときを迎えた 自らを思い浮かべ― 54 00:01:09,800 --> 00:01:13,500 身も心も弾ませた後― 55 00:01:15,066 --> 00:01:18,500 1つの芸術としか 言いようのない― 56 00:01:19,566 --> 00:01:21,500 この軟らかさを身に帯びゆく 57 00:01:21,500 --> 00:01:22,700 この軟らかさを身に帯びゆく 58 00:01:21,500 --> 00:01:22,700 (東)何これ?― 59 00:01:22,700 --> 00:01:22,800 この軟らかさを身に帯びゆく 60 00:01:22,800 --> 00:01:24,233 この軟らかさを身に帯びゆく 61 00:01:22,800 --> 00:01:24,233 こんなんなるの? 62 00:01:24,233 --> 00:01:24,466 この軟らかさを身に帯びゆく 63 00:01:24,700 --> 00:01:26,333 (増田) この軟らかさですよ 64 00:01:28,766 --> 00:01:30,000 (ナレーター) 口に入れた刹那― 65 00:01:30,100 --> 00:01:31,700 広がるのは― 66 00:01:31,800 --> 00:01:35,066 抹茶の豊かな風味と 程よい甘さ― 67 00:01:35,166 --> 00:01:36,500 そして― 68 00:01:36,800 --> 00:01:40,533 ぷるっぷるの口当たり― 69 00:01:42,833 --> 00:01:45,666 〝抹茶プリン〞 70 00:01:48,200 --> 00:01:50,733 (店主)豆助 はーい 71 00:01:50,833 --> 00:01:53,200 お待たせ― 72 00:01:53,366 --> 00:01:55,666 今日も気を付けて帰るのよ 73 00:01:55,666 --> 00:01:56,800 今日も気を付けて帰るのよ 74 00:01:55,666 --> 00:01:56,800 (萬田)かわいいなあ (安田)かわいいよー 75 00:01:56,800 --> 00:01:58,133 (萬田)かわいいなあ (安田)かわいいよー 76 00:01:58,233 --> 00:02:00,400 (ナレーター)日本っていいな― 77 00:02:00,500 --> 00:02:03,400 「和風総本家」の お時間です 78 00:02:05,400 --> 00:02:05,800 (東)うわ きれい! 79 00:02:05,800 --> 00:02:06,866 (東)うわ きれい! (ナレーター)いにしえの 日本の姿が今なお残る― 80 00:02:06,866 --> 00:02:09,133 (ナレーター)いにしえの 日本の姿が今なお残る― 81 00:02:09,233 --> 00:02:11,433 古都 京都― 82 00:02:11,800 --> 00:02:13,733 あなたは ご存じですか?― 83 00:02:13,833 --> 00:02:15,533 その華やかな都に― 84 00:02:15,633 --> 00:02:18,300 決して 表に出ることのない― 85 00:02:18,400 --> 00:02:22,000 陰から支える 裏の顔があることを― 86 00:02:22,400 --> 00:02:25,066 こよいは いつも見かける… 87 00:02:35,766 --> 00:02:37,266 (増田)朝5時です 88 00:02:37,533 --> 00:02:40,866 (ナレーター) まだ夜も明けきらない午前5時― 89 00:02:43,200 --> 00:02:45,533 しんと静まり返った古都が― 90 00:02:45,633 --> 00:02:49,066 ようやく眠りから目覚めるころ― 91 00:02:49,566 --> 00:02:51,000 路地裏には― 92 00:02:51,100 --> 00:02:54,900 植木に水をあげる 男性の姿がありました 93 00:02:56,800 --> 00:02:59,100 (ナレーター) この方 毎朝 必ず― 94 00:02:59,200 --> 00:03:02,400 京都には欠かせない あることを行います― 95 00:03:02,500 --> 00:03:04,066 それは一体 なあに? 96 00:03:04,066 --> 00:03:04,733 それは一体 なあに? (増田)地井さん いきましょう 97 00:03:04,733 --> 00:03:05,733 (増田)地井さん いきましょう 98 00:03:09,300 --> 00:03:10,100 町を掃除! 99 00:03:11,933 --> 00:03:16,400 (ナレーター)水をやり終えると どんどん建物の裏側へ― 100 00:03:16,566 --> 00:03:19,966 たどりついた先には これがありました 101 00:03:20,700 --> 00:03:21,533 (東)朝 鳴ってたな 102 00:03:22,500 --> 00:03:22,833 鐘ね 103 00:03:22,833 --> 00:03:23,333 鐘ね (ナレーター) そう この方が― 104 00:03:23,333 --> 00:03:23,433 (ナレーター) そう この方が― 105 00:03:23,433 --> 00:03:24,433 (ナレーター) そう この方が― (増田) あ 今朝 鳴ってました? 106 00:03:24,533 --> 00:03:27,000 毎朝 必ず行うのは― 107 00:03:27,100 --> 00:03:28,633 鐘をつくこと― 108 00:03:29,900 --> 00:03:32,866 ここ六角堂(ろっかくどう)の 鐘をつく仕事を― 109 00:03:32,966 --> 00:03:35,533 お寺から任されて50年― 110 00:03:36,500 --> 00:03:39,900 父の代より 毎朝 欠かしたことはありません 111 00:03:41,833 --> 00:03:42,900 (増田)京都の静寂に 響きますねえ 112 00:03:42,900 --> 00:03:44,066 (増田)京都の静寂に 響きますねえ (ナレーター) 京の町の人々へ― 113 00:03:44,066 --> 00:03:44,900 (ナレーター) 京の町の人々へ― 114 00:03:45,000 --> 00:03:47,833 午前6時を 知らせるのです 115 00:03:55,800 --> 00:03:59,100 (ナレーター)なぜ その大役を 任されているのか― 116 00:03:59,200 --> 00:04:00,700 実はこの方― 117 00:04:00,800 --> 00:04:04,833 京都の文化に影響を与える すごい方なんです― 118 00:04:05,800 --> 00:04:08,600 その正体は また後ほど― 119 00:04:09,666 --> 00:04:12,566 京都の裏側24時― 120 00:04:14,033 --> 00:04:15,566 午前6時― 121 00:04:20,566 --> 00:04:23,366 昼は多くの人々で にぎわう― 122 00:04:23,466 --> 00:04:26,033 京都の台所 錦(にしき)市場も― 123 00:04:27,233 --> 00:04:30,266 今は固くシャッターを 閉じたまま― 124 00:04:30,900 --> 00:04:32,533 その裏側には― 125 00:04:32,633 --> 00:04:35,466 古都の食卓を支える人々が― 126 00:04:35,566 --> 00:04:38,733 早くも開店へ向け フル稼働― 127 00:04:39,600 --> 00:04:43,766 外からは うかがい知れない けん騒がありました― 128 00:04:44,966 --> 00:04:49,666 そう こちらは京都の 〝おばんざい〞のお店 129 00:04:56,633 --> 00:04:59,133 (ナレーター) 創業から125年― 130 00:05:00,733 --> 00:05:03,200 京の食文化を 支えてきた― 131 00:05:03,300 --> 00:05:05,233 おばんざいの老舗は― 132 00:05:05,366 --> 00:05:07,633 味も手際の良さも ピカイチ― 133 00:05:07,633 --> 00:05:08,200 味も手際の良さも ピカイチ― (船越)うまそう! (萬田)ね~ 134 00:05:08,200 --> 00:05:08,800 (船越)うまそう! (萬田)ね~ 135 00:05:08,900 --> 00:05:09,900 (増田) おいしそうですね 136 00:05:09,900 --> 00:05:10,600 (増田) おいしそうですね 京都ならではの― 137 00:05:10,600 --> 00:05:10,866 京都ならではの― 138 00:05:10,966 --> 00:05:11,766 食材を生かした品々も― 139 00:05:11,766 --> 00:05:13,200 食材を生かした品々も― (東)すごい種類あるな (安田)ねえ 140 00:05:13,200 --> 00:05:13,300 (東)すごい種類あるな (安田)ねえ 141 00:05:13,300 --> 00:05:14,266 (東)すごい種類あるな (安田)ねえ あっという間に 店頭に並びます 142 00:05:14,266 --> 00:05:16,100 あっという間に 店頭に並びます 143 00:05:22,566 --> 00:05:24,500 (増田)ほんまのウラ (安田)ほんまのウラ? 144 00:05:29,100 --> 00:05:30,200 (梅村(うめむら)さん)これが― 145 00:05:31,566 --> 00:05:32,866 ほんまの裏 146 00:05:33,266 --> 00:05:35,133 (増田)上っていきましたよ 147 00:05:36,166 --> 00:05:37,566 (スタッフ) これ 下りるんですか? 148 00:05:38,000 --> 00:05:39,733 はい ここ下りるんですよ 149 00:05:43,633 --> 00:05:45,300 (増田)のぞき込むと… 150 00:05:46,200 --> 00:05:47,866 (ナレーター) 隣の家との境に― 151 00:05:48,466 --> 00:05:50,200 ぽつりと残された砂の土地 152 00:05:50,200 --> 00:05:51,500 ぽつりと残された砂の土地 (増田)砂地です 153 00:05:53,800 --> 00:05:55,533 (ナレーター)ご主人に 案内された― 154 00:05:55,633 --> 00:05:57,900 建物の一番裏― 155 00:05:58,500 --> 00:06:00,833 敷地の角に設けられた― 156 00:06:00,933 --> 00:06:03,033 この半畳ほどの砂地― 157 00:06:03,133 --> 00:06:05,100 一体 なあに? 158 00:06:05,433 --> 00:06:07,300 (増田)さあ 京都出身 安田さん いきましょう 159 00:06:07,400 --> 00:06:10,166 えーっ 何やろ 何か… 恋愛するとか? 160 00:06:10,266 --> 00:06:11,700 ここで アハハハ (東)何それ― 161 00:06:11,933 --> 00:06:13,700 狭いとこで (安田)会う… みたいな 162 00:06:20,533 --> 00:06:22,200 (地井)なるほどねえ 163 00:06:22,300 --> 00:06:24,200 (ナレーター) かねてよりの風習を― 164 00:06:24,300 --> 00:06:27,633 今でも重視する 京都の人々― 165 00:06:28,433 --> 00:06:30,633 北東の角の鬼門には― 166 00:06:30,733 --> 00:06:34,766 〝難〞が〝転じる〞という 意味でナンテンの木を― 167 00:06:36,000 --> 00:06:37,700 南西の角には― 168 00:06:37,800 --> 00:06:39,533 その葉の形から― 169 00:06:39,633 --> 00:06:42,933 災いを寄せつけない力が あるとされる― 170 00:06:43,033 --> 00:06:45,266 ヒイラギを植える 習慣が― 171 00:06:46,000 --> 00:06:47,966 というわけで正解は― 172 00:06:48,066 --> 00:06:49,300 〝鬼門に設置された 魔よけ〞でした 173 00:06:49,300 --> 00:06:50,633 〝鬼門に設置された 魔よけ〞でした (増田)ちょっと 愛を育むには― 174 00:06:50,633 --> 00:06:50,733 〝鬼門に設置された 魔よけ〞でした 175 00:06:50,733 --> 00:06:51,233 〝鬼門に設置された 魔よけ〞でした 狭いですよね 176 00:06:51,233 --> 00:06:51,700 狭いですよね 177 00:06:51,800 --> 00:06:52,433 (スタジオの笑い声) 178 00:06:52,433 --> 00:06:53,833 (スタジオの笑い声) 179 00:06:52,433 --> 00:06:53,833 (ナレーター)京都の裏側24時 180 00:06:53,833 --> 00:06:55,366 (ナレーター)京都の裏側24時 181 00:06:57,233 --> 00:06:58,333 (男性)いただきます 182 00:06:58,433 --> 00:07:00,133 (ナレーター) 老舗旅館では― 183 00:07:00,233 --> 00:07:02,100 まさに朝食の真っ最中― 184 00:07:03,000 --> 00:07:04,866 さあ 今日はどこへ行こう― 185 00:07:05,633 --> 00:07:08,966 人々が 期待に胸 膨らませるころ― 186 00:07:10,300 --> 00:07:13,000 まだ観光客がいない お寺から― 187 00:07:13,100 --> 00:07:15,800 何やら聞こえる 不思議な音 188 00:07:16,700 --> 00:07:22,033 (摩擦音) 189 00:07:23,833 --> 00:07:26,200 (ナレーター)これは 何をしている音か― 190 00:07:26,300 --> 00:07:27,566 お分かり? 191 00:07:27,933 --> 00:07:28,900 (増田) 船越さん いきましょう 192 00:07:29,000 --> 00:07:30,933 (船越)機を織っている (東)機織り? 193 00:07:32,066 --> 00:07:32,733 (増田)さあ どうだ? 194 00:07:34,466 --> 00:07:35,400 (ナレーター)正解は 〝床を磨く音〞 195 00:07:35,400 --> 00:07:37,066 (ナレーター)正解は 〝床を磨く音〞 (東)分かんねえよ! 196 00:07:37,066 --> 00:07:37,166 (ナレーター)正解は 〝床を磨く音〞 197 00:07:37,166 --> 00:07:37,700 (ナレーター)正解は 〝床を磨く音〞 (増田)まずいですね 5秒シンキング 198 00:07:37,700 --> 00:07:38,733 (増田)まずいですね 5秒シンキング 199 00:07:38,833 --> 00:07:40,366 (東)場所によって 違うでしょ 音 全部 200 00:07:40,466 --> 00:07:41,166 (増田)今のところ 3連敗ですね 201 00:07:41,166 --> 00:07:42,233 (増田)今のところ 3連敗ですね (ナレーター) ここ実相院(じっそういん)は― 202 00:07:42,233 --> 00:07:42,766 (ナレーター) ここ実相院(じっそういん)は― 203 00:07:42,866 --> 00:07:44,233 庭の景色が― 204 00:07:44,333 --> 00:07:44,800 美しく映り込む床で 知られるお寺― 205 00:07:44,800 --> 00:07:47,833 美しく映り込む床で 知られるお寺― (安田)うわあ きれい! 映ってるー 206 00:07:47,833 --> 00:07:48,066 (安田)うわあ きれい! 映ってるー 207 00:07:48,166 --> 00:07:52,033 毎朝7時に こうして丁寧に磨くのです 208 00:08:00,133 --> 00:08:00,966 (ナレーター)これも― 209 00:08:01,066 --> 00:08:05,000 美を尊ぶ 都の先人たちの知恵― 210 00:08:05,400 --> 00:08:08,633 春は豊かな緑を映す 〝床みどり―〞 211 00:08:09,700 --> 00:08:13,133 秋は真っ赤に染まる 〝床もみじ―〞 212 00:08:13,300 --> 00:08:14,533 その美しさに― 213 00:08:14,633 --> 00:08:17,500 今日も ひときわ 磨きをかけて― 214 00:08:19,333 --> 00:08:21,866 京都の裏側24時― 215 00:08:24,900 --> 00:08:26,600 午前8時― 216 00:08:26,900 --> 00:08:31,100 空から京都を見てみると 気になる光景が― 217 00:08:31,733 --> 00:08:35,866 白い服を着た人々が 続々と集まってきています 218 00:08:35,866 --> 00:08:36,433 白い服を着た人々が 続々と集まってきています 219 00:08:35,866 --> 00:08:36,433 (東)ほんとだ 220 00:08:36,433 --> 00:08:37,066 (東)ほんとだ 221 00:08:40,400 --> 00:08:42,933 (ナレーター) 一同が会するその場所には― 222 00:08:43,033 --> 00:08:47,266 何ともいえない ぴんと張り詰めた空気が 223 00:08:48,266 --> 00:08:50,966 (ナレーター) ここで あなたに質問 224 00:08:52,100 --> 00:08:53,700 (一同) おはようございます! 225 00:08:53,700 --> 00:08:53,900 (一同) おはようございます! (ナレーター) この方々― 226 00:08:53,900 --> 00:08:55,200 (ナレーター) この方々― 227 00:08:55,300 --> 00:08:56,800 実は京都に― 228 00:08:56,900 --> 00:08:59,533 なくてはならない 仕事をしています― 229 00:09:00,466 --> 00:09:03,900 その職業とは 一体 なあに? 230 00:09:05,200 --> 00:09:06,566 (増田)さて 今回は― 231 00:09:06,666 --> 00:09:09,366 「京都の裏側24時」と 題しまして 232 00:09:09,466 --> 00:09:12,233 日本が誇る世界遺産 京都は東寺(とうじ)から 233 00:09:12,333 --> 00:09:14,533 お送りしてまいります (東)世界遺産で… ねっ 234 00:09:14,633 --> 00:09:15,433 こうロケするって 235 00:09:15,533 --> 00:09:16,900 なかなか ないことですよね 236 00:09:17,033 --> 00:09:17,733 (増田) こちら セットを― 237 00:09:17,833 --> 00:09:18,533 組ませて いただきました― 238 00:09:18,633 --> 00:09:21,133 東寺の本坊にあります 瓜(うり)の間 239 00:09:21,233 --> 00:09:21,933 (東)はい 240 00:09:22,033 --> 00:09:23,500 (増田)ちょっとね ふすまを見ますと― 241 00:09:23,833 --> 00:09:26,133 瓜のね 絵が描いて あったりするんですが 242 00:09:26,233 --> 00:09:28,566 はい 非常に貴重な建物 そして皆さんの後ろ― 243 00:09:28,866 --> 00:09:31,166 門がありますけれども こちらが― 244 00:09:31,266 --> 00:09:33,333 国宝 蓮華門(れんげもん)で ございます― 245 00:09:33,933 --> 00:09:35,566 はい かの空海(くうかい)が ここから― 246 00:09:35,666 --> 00:09:35,966 旅立っていったと いうふうに― 247 00:09:35,966 --> 00:09:37,100 旅立っていったと いうふうに― (安田)きれーい 248 00:09:37,100 --> 00:09:37,200 (安田)きれーい 249 00:09:37,200 --> 00:09:37,533 (安田)きれーい 伝えられている所で ございます はい― 250 00:09:37,533 --> 00:09:39,466 伝えられている所で ございます はい― 251 00:09:39,566 --> 00:09:40,400 さあ 問題に参りましょう 252 00:09:40,500 --> 00:09:43,600 いや 分かんなすぎるでしょ ヒントがなさすぎでしょう これ 253 00:09:40,500 --> 00:09:43,600 (安田)うーん 難しい 254 00:09:43,866 --> 00:09:45,333 (増田) 分かりました 1つだけ― 255 00:09:45,733 --> 00:09:46,633 ヒント言いましょう 256 00:09:46,733 --> 00:09:48,200 えー 朝礼ではですね 257 00:09:48,300 --> 00:09:50,466 自分たちの目標を 一人一人― 258 00:09:51,066 --> 00:09:52,200 それぞれ 語るんだそうです― 259 00:09:52,300 --> 00:09:53,000 はい (船越)そんなの 260 00:09:53,100 --> 00:09:53,766 どこの朝礼でも 語るんじゃないの? 261 00:09:53,766 --> 00:09:54,933 どこの朝礼でも 語るんじゃないの? (スタッフの笑い声) 262 00:09:54,933 --> 00:09:55,900 (スタッフの笑い声) 263 00:09:55,900 --> 00:09:56,333 (スタッフの笑い声) (増田)その理由は 264 00:09:56,333 --> 00:09:56,933 (増田)その理由は 265 00:09:57,033 --> 00:10:00,300 あまり人と話さない仕事 だからだそうです 266 00:10:00,400 --> 00:10:01,900 (船越)あ なるほどね! 267 00:10:02,000 --> 00:10:02,900 (増田) ひらめきましたか? 268 00:10:03,000 --> 00:10:05,133 (船越)いいえ (スタッフの笑い声) 269 00:10:05,466 --> 00:10:05,933 (増田) さあヒントは以上です 270 00:10:05,933 --> 00:10:07,633 (増田) さあヒントは以上です (船越)1人で黙々と やるってことでしょ? 271 00:10:07,733 --> 00:10:09,333 さっさと お書きください (東)さっさ? 272 00:10:09,433 --> 00:10:10,566 (船越)さっさとって… 273 00:10:10,666 --> 00:10:12,066 ちょいちょい こう冷たい… 274 00:10:12,166 --> 00:10:14,133 (増田)では答えを お出しください 275 00:10:14,233 --> 00:10:15,100 (萬田)分かんないわね これは 276 00:10:15,200 --> 00:10:16,500 (増田)地井さんから 見ていきます 277 00:10:16,600 --> 00:10:20,000 こういう所の隅々の掃除って 誰がしてるのかなあと思うとね 278 00:10:20,100 --> 00:10:21,966 やっぱり なかなか ここ… ここで働いてらっしゃる 279 00:10:22,066 --> 00:10:25,133 ご住職さん… 以下の人たちだけでは 280 00:10:25,233 --> 00:10:26,300 やりきれないんじゃないのかな 281 00:10:26,400 --> 00:10:27,366 萬田さん いきましょう 282 00:10:27,466 --> 00:10:29,966 (萬田)染め物 え… えー ええ… 283 00:10:30,066 --> 00:10:32,766 絵型っていうのかな? 何か 1人でこう… 284 00:10:32,866 --> 00:10:34,100 (増田)船越さん どうぞ (船越)僕は あのー 285 00:10:34,200 --> 00:10:36,500 修復をされる方たち かなと― 286 00:10:36,600 --> 00:10:38,733 何か道具を 持ってらっしゃったような― 287 00:10:38,833 --> 00:10:39,533 気がするんですよね 288 00:10:39,633 --> 00:10:42,600 (増田)さすが2時間ドラマの 帝王でらっしゃるだけあって 289 00:10:42,700 --> 00:10:44,000 この映像の隅々を― 290 00:10:44,100 --> 00:10:44,766 事件のヒントを やっぱり― 291 00:10:44,866 --> 00:10:45,533 探ってらっしゃる わけですね 292 00:10:45,633 --> 00:10:46,466 (船越) いや僕 2時間ないと 293 00:10:46,566 --> 00:10:47,333 解決できないんで 294 00:10:47,333 --> 00:10:47,766 解決できないんで (スタッフの笑い声) 295 00:10:47,766 --> 00:10:49,033 (スタッフの笑い声) 296 00:10:49,033 --> 00:10:49,833 (スタッフの笑い声) 297 00:10:49,033 --> 00:10:49,833 (増田)京都ご出身で いらっしゃいます はんなり美人 298 00:10:49,833 --> 00:10:50,733 (増田)京都ご出身で いらっしゃいます はんなり美人 299 00:10:50,833 --> 00:10:52,133 安田さん いきましょう (安田)はい 300 00:10:52,233 --> 00:10:54,000 漬物屋さんだと思います 301 00:10:54,100 --> 00:10:58,233 あの京都は やっぱ漬物が有名で 千枚漬とか すぐき漬けとか… 302 00:10:58,333 --> 00:10:59,300 続いては東さんです 303 00:11:00,066 --> 00:11:01,533 僕 お寺の掃除ですね 304 00:11:01,633 --> 00:11:02,433 (増田) はい 地井さんと一緒 305 00:11:02,533 --> 00:11:03,933 (東)仏像とかも でっかかったりとか― 306 00:11:04,033 --> 00:11:04,800 するじゃないですか― 307 00:11:04,900 --> 00:11:06,733 だから ああいうとこの 掃除とかを… ねえ 308 00:11:07,800 --> 00:11:09,133 (一同)ありがとうございました 309 00:11:09,233 --> 00:11:13,133 (ナレーター)朝礼も終わり いよいよ仕事に取りかかります― 310 00:11:14,133 --> 00:11:16,066 その手に取ったのは… 311 00:11:16,200 --> 00:11:17,633 (東)一人一人 (地井)えっ 312 00:11:17,633 --> 00:11:18,266 (東)一人一人 (地井)えっ 313 00:11:17,633 --> 00:11:18,266 (ナレーター)そう 仏像― 314 00:11:18,266 --> 00:11:20,000 (ナレーター)そう 仏像― 315 00:11:20,800 --> 00:11:22,866 彼らの仕事は〝仏師―〞 316 00:11:23,433 --> 00:11:26,233 仏様を彫る 神聖な仕事は― 317 00:11:26,333 --> 00:11:29,200 白い さむえを着て 行います― 318 00:11:30,133 --> 00:11:32,766 その弟子たちを 率いるのは… 319 00:11:39,700 --> 00:11:41,200 (ナレーター) その手から生まれる― 320 00:11:41,300 --> 00:11:44,566 仏像が持つ 表情の奥深さ― 321 00:11:45,300 --> 00:11:48,733 現代最高峰ともいわれる その作品は― 322 00:11:49,033 --> 00:11:52,633 布の しわから 縄の装飾まで― 323 00:11:53,100 --> 00:11:56,566 1つの木から彫り出す 〝一木彫り―〞 324 00:11:57,700 --> 00:12:01,000 昨今では 運慶(うんけい) 快慶(かいけい)と― 325 00:12:01,100 --> 00:12:04,200 同等の技術があると ささやかれる― 326 00:12:04,500 --> 00:12:06,833 現代の天才仏師― 327 00:12:06,966 --> 00:12:09,733 その仕事は まさに桁違い― 328 00:12:12,100 --> 00:12:14,100 彼が今 手がけているのは― 329 00:12:14,700 --> 00:12:15,900 5年間かけて― 330 00:12:16,000 --> 00:12:19,600 1体を完成させる 巨大プロジェクト 331 00:12:24,066 --> 00:12:26,200 (松本(まつもと)さん)うまくいける わけないんで 332 00:12:30,466 --> 00:12:31,666 直接 弟子を 333 00:12:32,866 --> 00:12:36,033 (ナレーター)そんな中 一心不乱に のみを打つのは― 334 00:12:36,666 --> 00:12:41,033 息子であり弟子でもある 松本明観(みょうかん)さん― 335 00:12:41,333 --> 00:12:44,433 師匠のイメージを 形にしていきます 336 00:12:59,766 --> 00:13:00,433 (ナレーター)彼らは もはや 弟子の枠を超えた熟練仏師― 337 00:13:00,433 --> 00:13:01,533 (ナレーター)彼らは もはや 弟子の枠を超えた熟練仏師― 338 00:13:00,433 --> 00:13:01,533 (東)すごいね 339 00:13:01,533 --> 00:13:01,800 (ナレーター)彼らは もはや 弟子の枠を超えた熟練仏師― 340 00:13:01,800 --> 00:13:03,566 (ナレーター)彼らは もはや 弟子の枠を超えた熟練仏師― 341 00:13:01,800 --> 00:13:03,566 (増田)お若くて いらっしゃいますよね 342 00:13:03,566 --> 00:13:03,866 (ナレーター)彼らは もはや 弟子の枠を超えた熟練仏師― 343 00:13:04,733 --> 00:13:06,366 師匠を頂点に― 344 00:13:06,466 --> 00:13:09,100 新たな仏像を 世に送り出す― 345 00:13:09,200 --> 00:13:12,100 日本の たくみでもあるのです 346 00:13:12,733 --> 00:13:13,866 (増田)というわけで 正解は― (東・船越)すばらしい (安田)すごーい 347 00:13:13,866 --> 00:13:13,966 (東・船越)すばらしい (安田)すごーい 348 00:13:13,966 --> 00:13:15,500 (東・船越)すばらしい (安田)すごーい 〝仏師〞でございました 349 00:13:15,600 --> 00:13:16,866 船越さん お言葉の中に 350 00:13:16,966 --> 00:13:18,100 お話 近いものは あったんですが 351 00:13:18,200 --> 00:13:19,800 まあ 正解ですね (増田)いや 不正解です 352 00:13:19,900 --> 00:13:22,333 あ そうですか (一同の笑い声) 353 00:13:22,433 --> 00:13:24,733 (増田)もちろん全員 不正解 ということになりまして…― 354 00:13:25,933 --> 00:13:27,233 急に雨が降ってまいりました 355 00:13:27,333 --> 00:13:28,733 (東) 急にどしゃ降りになりましたけど 356 00:13:28,833 --> 00:13:30,666 (船越)涙雨ですね 我々のね 357 00:13:30,766 --> 00:13:32,066 (増田)まだまだ続きます 358 00:13:35,233 --> 00:13:36,100 (弟子)はい 359 00:13:38,000 --> 00:13:38,666 (弟子)はい 360 00:13:39,333 --> 00:13:40,900 (ナレーター)すると突然― 361 00:13:41,000 --> 00:13:44,066 巨大な像を解体し始めました― 362 00:13:44,966 --> 00:13:46,866 ぼさつ像の頭部は― 363 00:13:46,966 --> 00:13:49,000 重さ およそ150キロ― 364 00:13:49,200 --> 00:13:49,600 (増田)あれだけで 150キロです 365 00:13:49,600 --> 00:13:50,966 (増田)あれだけで 150キロです 40名の中から― 366 00:13:50,966 --> 00:13:51,166 40名の中から― 367 00:13:51,266 --> 00:13:54,500 力の強いお弟子さんたちが 選ばれます 368 00:13:54,600 --> 00:13:56,700 (松本さん)まあ 人力に 頼ってるおかげで… 369 00:13:59,666 --> 00:14:01,333 (松本さん)そうそうそう 370 00:14:05,000 --> 00:14:07,200 (弟子)はい はい そのままで はい 371 00:14:09,133 --> 00:14:10,533 (増田)なかなか こういう現場は― 372 00:14:10,533 --> 00:14:10,933 (増田)なかなか こういう現場は― (ナレーター) ところで なぜ仏像を― 373 00:14:10,933 --> 00:14:11,566 (ナレーター) ところで なぜ仏像を― 374 00:14:11,566 --> 00:14:12,533 (ナレーター) ところで なぜ仏像を― 見ないですねえ 375 00:14:12,533 --> 00:14:12,633 見ないですねえ 376 00:14:12,633 --> 00:14:12,833 見ないですねえ 解体して しまうのでしょうか 377 00:14:12,833 --> 00:14:14,900 解体して しまうのでしょうか 378 00:14:21,166 --> 00:14:22,900 (ナレーター) 出発は あした― 379 00:14:23,000 --> 00:14:26,366 なんと東京まで 運搬するのだといいます 380 00:14:30,700 --> 00:14:31,866 (スタッフ)400体? (弟子)はい 381 00:14:33,033 --> 00:14:35,466 (ナレーター)大小 合わせて400体― 382 00:14:35,866 --> 00:14:40,333 壊せば一瞬にして 膨大な作業が水の泡― 383 00:14:40,666 --> 00:14:42,766 全てを梱包し終えるまで― 384 00:14:43,033 --> 00:14:46,300 どうやら 長い一日になりそうです― 385 00:14:48,733 --> 00:14:51,733 京都の裏側24時― 386 00:14:54,433 --> 00:14:55,766 午前9時― 387 00:14:55,866 --> 00:14:58,833 京都タワーには オープンと同時に― 388 00:14:58,933 --> 00:14:59,900 修学旅行生が 押し寄せます― 389 00:14:59,900 --> 00:15:01,766 修学旅行生が 押し寄せます― (増田)行きましたね 修学旅行で 390 00:15:03,200 --> 00:15:05,300 ちょうど そのころ… 391 00:15:06,233 --> 00:15:07,866 (船越)おお すげっ 空撮だ 392 00:15:08,000 --> 00:15:12,466 (ナレーター)建物の合間に 何やらカラフルな色が点々と 393 00:15:15,900 --> 00:15:17,266 (増田)萬田さん いきましょう 394 00:15:17,400 --> 00:15:18,866 (萬田)蛇腹傘? 395 00:15:19,066 --> 00:15:20,266 (増田)傘? (萬田)違うの? 396 00:15:20,366 --> 00:15:21,900 (船越)傘でしょ (萬田)傘でしょ? 397 00:15:22,000 --> 00:15:23,433 (船越)どっから どう見ても 雨ですし 398 00:15:23,533 --> 00:15:27,133 (ナレーター)建物の間に見えた 美しい色の数々― 399 00:15:27,233 --> 00:15:28,166 その正体は― 400 00:15:29,333 --> 00:15:29,866 そう 〝和傘〞 401 00:15:29,866 --> 00:15:31,533 そう 〝和傘〞 (増田) やっと正解が出ました― 402 00:15:31,733 --> 00:15:33,500 やっと答え 当たりましたね 403 00:15:33,500 --> 00:15:33,933 やっと答え 当たりましたね (ナレーター) 自然の光で― 404 00:15:33,933 --> 00:15:35,200 (ナレーター) 自然の光で― 405 00:15:35,300 --> 00:15:38,466 防水用の油を 乾かしていたのです― 406 00:15:39,000 --> 00:15:40,200 この時間から― 407 00:15:40,300 --> 00:15:42,133 伝統工芸の職人さんたちも 動きだします 408 00:15:42,133 --> 00:15:43,266 伝統工芸の職人さんたちも 動きだします (萬田)きれいねえ 409 00:15:43,266 --> 00:15:43,366 伝統工芸の職人さんたちも 動きだします 410 00:15:43,366 --> 00:15:44,033 伝統工芸の職人さんたちも 動きだします (増田)きれいですね 絵になりますね 411 00:15:44,033 --> 00:15:45,566 (増田)きれいですね 絵になりますね 412 00:15:47,466 --> 00:15:51,766 (ナレーター)こちらは 京都独特の町並みの1つ― 413 00:15:52,466 --> 00:15:56,066 奥行きの長い敷地が特徴の 〝京町家―〞 414 00:15:56,066 --> 00:15:56,533 奥行きの長い敷地が特徴の 〝京町家―〞 (増田)縦に長いですねえ 415 00:15:56,533 --> 00:15:56,700 (増田)縦に長いですねえ 416 00:15:56,700 --> 00:15:57,833 (増田)縦に長いですねえ 417 00:15:56,700 --> 00:15:57,833 ここにも京の文化を守り続ける 職人さんがいます 418 00:15:57,833 --> 00:16:01,133 ここにも京の文化を守り続ける 職人さんがいます 419 00:16:03,266 --> 00:16:05,033 (ナレーター) この京町家の奥では― 420 00:16:05,133 --> 00:16:08,166 一体 何を 作っているのでしょうか? 421 00:16:09,800 --> 00:16:10,333 (スタッフ)こんにちは (女性)こんにちは 422 00:16:10,333 --> 00:16:12,300 (スタッフ)こんにちは (女性)こんにちは 423 00:16:10,333 --> 00:16:12,300 (増田)んー まだまだ奥があります 424 00:16:12,300 --> 00:16:12,666 (増田)んー まだまだ奥があります 425 00:16:13,533 --> 00:16:15,200 (ナレーター) かつて京都では― 426 00:16:15,300 --> 00:16:18,166 道に面する 間口の幅によって― 427 00:16:18,266 --> 00:16:20,700 税金が 決められていたため― 428 00:16:20,800 --> 00:16:26,000 間口が狭く 奥行きの長い 京町家ができました― 429 00:16:26,100 --> 00:16:27,200 (機械音) 430 00:16:27,200 --> 00:16:29,433 (機械音) さあ ヒントはこの音― 431 00:16:29,700 --> 00:16:32,133 京町家の奥で 作られているものは― 432 00:16:32,233 --> 00:16:33,700 なあに? 433 00:16:33,800 --> 00:16:35,200 (増田) 東さん いきましょう 434 00:16:35,566 --> 00:16:38,266 何? これ 帯! 足袋! 435 00:16:40,833 --> 00:16:43,033 (ナレーター) 正解は 〝織物〞 436 00:16:43,033 --> 00:16:43,500 (ナレーター) 正解は 〝織物〞 (増田)まあ 正解という ことにしときましょうか 437 00:16:43,500 --> 00:16:45,000 (増田)まあ 正解という ことにしときましょうか 438 00:16:45,100 --> 00:16:45,866 (東) しときましょうって…― 439 00:16:45,866 --> 00:16:46,466 (東) しときましょうって…― (ナレーター)ウナギの 寝床の その奥に― 440 00:16:46,466 --> 00:16:46,766 (ナレーター)ウナギの 寝床の その奥に― 441 00:16:46,766 --> 00:16:48,300 (ナレーター)ウナギの 寝床の その奥に― カラフルだね これ (安田)きれい 442 00:16:48,300 --> 00:16:48,400 カラフルだね これ (安田)きれい 443 00:16:48,400 --> 00:16:49,100 カラフルだね これ (安田)きれい 先染めした糸を 複雑に編み込み― 444 00:16:49,100 --> 00:16:51,500 先染めした糸を 複雑に編み込み― 445 00:16:51,600 --> 00:16:56,233 美しい模様を作る 西陣織(にしじんおり)の工場がありました 446 00:17:04,633 --> 00:17:06,033 (ナレーター) ここで紡がれてきた― 447 00:17:06,133 --> 00:17:07,700 京都の伝統は― 448 00:17:07,800 --> 00:17:09,800 今やネクタイとなって― 449 00:17:09,900 --> 00:17:13,033 男性の首元を彩ります― 450 00:17:15,533 --> 00:17:16,866 その一方で― 451 00:17:16,966 --> 00:17:19,333 1つ また1つと 消えていく― 452 00:17:19,433 --> 00:17:21,133 工場の明かり― 453 00:17:22,966 --> 00:17:26,500 60年以上続いてきた こちらの工場― 454 00:17:26,599 --> 00:17:30,466 もうすぐ その明かりが 消えようとしていました 455 00:17:41,400 --> 00:17:43,466 (ナレーター) 和服から洋服へ― 456 00:17:43,566 --> 00:17:45,533 時代の流れとともに― 457 00:17:45,633 --> 00:17:48,366 西陣織の粋な着物姿も― 458 00:17:48,466 --> 00:17:50,933 すっかり 少なくなりました― 459 00:17:51,333 --> 00:17:53,366 こちら〝藤原(ふじわら)織物〞も― 460 00:17:53,466 --> 00:17:56,766 残り1年分の材料が なくなると同時に― 461 00:17:57,233 --> 00:17:59,766 工場の歴史に 幕を下ろします― 462 00:17:59,766 --> 00:18:00,366 工場の歴史に 幕を下ろします― (増田)ちょっと さみしいですねえ 463 00:18:00,366 --> 00:18:01,600 (増田)ちょっと さみしいですねえ 464 00:18:01,600 --> 00:18:02,033 (増田)ちょっと さみしいですねえ 思えば高度成長期― 465 00:18:02,033 --> 00:18:03,800 思えば高度成長期― 466 00:18:03,900 --> 00:18:08,600 西陣織は驚くほど高値で 取り引きされたもの 467 00:18:26,300 --> 00:18:27,833 (ナレーター) その蓄えで― 468 00:18:27,933 --> 00:18:31,066 子供たちに 取って置きのプレゼントも 469 00:18:38,266 --> 00:18:40,000 (東)すごい 470 00:18:40,100 --> 00:18:43,266 (2人の笑い声) 471 00:18:43,866 --> 00:18:45,766 (ナレーター) 今の2人にあるのは― 472 00:18:45,866 --> 00:18:49,666 寂しさではなく 達成感なのかもしれません― 473 00:18:53,500 --> 00:18:56,466 京都の裏側24時 474 00:18:57,966 --> 00:18:58,766 (増田)11時です 475 00:18:58,766 --> 00:18:59,533 (増田)11時です 476 00:18:58,766 --> 00:18:59,533 (ナレーター) 多くの観光客が参道にあふれる― 477 00:18:59,533 --> 00:19:01,700 (ナレーター) 多くの観光客が参道にあふれる― 478 00:19:01,800 --> 00:19:03,400 午前11時の京の町 479 00:19:03,400 --> 00:19:04,533 午前11時の京の町 480 00:19:03,400 --> 00:19:04,533 (東)すごい人だねえ 481 00:19:04,533 --> 00:19:05,333 (東)すごい人だねえ 482 00:19:05,566 --> 00:19:07,166 (ナレーター) こちらのお寺では― 483 00:19:07,266 --> 00:19:11,600 この日 行われる 法要の準備に大わらわ 484 00:19:17,266 --> 00:19:19,933 (ナレーター)作業が 本格的になる前に― 485 00:19:20,033 --> 00:19:24,100 住職たちは 一足早いお昼御飯― 486 00:19:24,366 --> 00:19:26,700 こんな日に 大活躍するのが― 487 00:19:26,800 --> 00:19:29,000 炊き出しの うどん屋さん 488 00:19:32,133 --> 00:19:35,333 (増田)こういうの あるんですね 炊き出しのうどん屋さんが… 489 00:19:46,433 --> 00:19:48,033 (スタッフの笑い声) 490 00:19:50,600 --> 00:19:51,700 (住職たち)はい 491 00:19:51,800 --> 00:19:54,766 (ナレーター) 作業は これからが本番です 492 00:19:57,633 --> 00:20:00,100 (ナレーター) にぎやかなお昼どきが過ぎ― 493 00:20:00,200 --> 00:20:02,533 ほっと一息をつくころ― 494 00:20:05,700 --> 00:20:07,866 裏通りには… 495 00:20:14,000 --> 00:20:15,466 (ナレーター)そう この方― 496 00:20:15,566 --> 00:20:19,133 早朝 鐘をついていた あの男性 497 00:20:23,033 --> 00:20:23,700 (地井)地下へ? 498 00:20:24,666 --> 00:20:26,266 (ナレーター)その行き先は― 499 00:20:26,366 --> 00:20:29,766 お寺の敷地内にある巨大なビル 500 00:20:30,466 --> 00:20:32,000 (増田)さあ どこへ 向かうんでしょうか? 501 00:20:32,700 --> 00:20:34,133 (ナレーター) この方 実は― 502 00:20:34,233 --> 00:20:36,833 京都の文化を支える 裏方さん― 503 00:20:36,833 --> 00:20:37,333 京都の文化を支える 裏方さん― (増田)ものすごい方です 504 00:20:37,333 --> 00:20:37,433 (増田)ものすごい方です 505 00:20:37,433 --> 00:20:38,333 (増田)ものすごい方です その職業は 一体 なあに? 506 00:20:38,333 --> 00:20:40,566 その職業は 一体 なあに? 507 00:20:40,666 --> 00:20:42,166 (増田)船越さん いきましょう 508 00:20:42,500 --> 00:20:43,800 ふすま絵師 509 00:20:44,533 --> 00:20:45,833 (東)ふすま絵師? 510 00:20:46,400 --> 00:20:48,033 ふすま絵を描く人ですね 511 00:20:48,133 --> 00:20:50,866 (ナレーター) ビルの入り口の石碑には― 512 00:20:51,333 --> 00:20:52,366 “華道家元 池坊(いけのぼう)”の文字 513 00:20:52,366 --> 00:20:54,833 “華道家元 池坊(いけのぼう)”の文字 514 00:20:52,366 --> 00:20:54,833 あっ ああ そうだ 515 00:20:54,833 --> 00:20:55,200 あっ ああ そうだ 516 00:20:59,733 --> 00:21:03,066 (ナレーター)男性が向かう 巨大ビルの その地下には― 517 00:21:03,866 --> 00:21:05,966 大きな花市場が― 518 00:21:08,133 --> 00:21:10,733 はて この方は一体… 519 00:21:15,400 --> 00:21:17,233 (川瀬(かわせ)さん) 御用達店 はい 520 00:21:18,133 --> 00:21:19,666 (ナレーター) ということで正解は― 521 00:21:19,766 --> 00:21:21,366 〝お花屋さん―〞 522 00:21:22,233 --> 00:21:22,300 ここは 全国から― 523 00:21:22,300 --> 00:21:23,700 ここは 全国から― (増田) ちょっと難しかったですね 524 00:21:23,700 --> 00:21:23,900 ここは 全国から― 525 00:21:24,000 --> 00:21:27,000 お華の先生たちが 勉強に訪れる― 526 00:21:27,233 --> 00:21:29,100 池坊の総本山― 527 00:21:29,966 --> 00:21:32,166 午後1時を過ぎたころ― 528 00:21:32,266 --> 00:21:36,200 先生方が授業で使う花を 仕入れに下りてきます― 529 00:21:37,466 --> 00:21:39,566 まさに京都の裏側の― 530 00:21:39,666 --> 00:21:42,666 知られざる お花屋さんなのです― 531 00:21:45,233 --> 00:21:48,200 京都の裏側24時― 532 00:21:51,100 --> 00:21:54,600 秋が気まぐれなのは 都も同じ― 533 00:21:55,700 --> 00:21:59,100 雲行きが怪しくなってきた 京都の空― 534 00:22:00,366 --> 00:22:04,966 しとしとと そぼ降る雨も また古都の風情― 535 00:22:07,100 --> 00:22:10,833 そんな雨の中 静まり返ったお寺に― 536 00:22:13,600 --> 00:22:17,433 突如 現れた スーツ姿の男性が2人― 537 00:22:18,733 --> 00:22:21,266 大きな青い箱を片手に― 538 00:22:21,366 --> 00:22:24,433 どうやら お寺の中へ入っていきます 539 00:22:26,266 --> 00:22:28,666 (ナレーター) ここで あなたに質問― 540 00:22:29,900 --> 00:22:34,800 この青い大きな箱を持った 営業マン風の男性― 541 00:22:35,066 --> 00:22:38,833 この方々の職業は 一体 なあに? 542 00:22:39,000 --> 00:22:41,566 (船越)あの箱の青っていう色には 意味があるんですか? 543 00:22:41,900 --> 00:22:44,700 (増田)うーん… (一同の笑い声) 544 00:22:44,800 --> 00:22:46,500 何で飲み込むんだよ そこをさ 545 00:22:46,733 --> 00:22:48,233 (船越) 大小あるんですか? あの箱は 546 00:22:48,500 --> 00:22:49,366 さあ どうでしょう 547 00:22:49,466 --> 00:22:50,766 (東)もう船越さん だんだん“グー”が 548 00:22:50,866 --> 00:22:53,166 力… 力が入ってきてるよ (一同の笑い声) 549 00:22:53,266 --> 00:22:55,433 (安田)怖い グー (増田)ちなみに この職業― 550 00:22:55,533 --> 00:22:58,066 創業15年 15年だそうです 551 00:22:58,166 --> 00:23:00,433 (船越)え? そんなに短い? 552 00:23:00,533 --> 00:23:02,166 (増田)まあ よくここに 目をつけたなと― 553 00:23:02,766 --> 00:23:03,966 思いましたね 554 00:23:06,133 --> 00:23:08,666 (ナレーター) 2人の男性が訪ねるのは… 555 00:23:08,766 --> 00:23:10,366 (ベルの音) 556 00:23:11,100 --> 00:23:13,366 (ナレーター) お寺の住職の元― 557 00:23:14,500 --> 00:23:17,166 この箱の中のものを届けます 558 00:23:17,566 --> 00:23:18,733 (船越)衣装だ 559 00:23:32,366 --> 00:23:34,266 (ナレーター) この方々の職業は― 560 00:23:34,366 --> 00:23:38,700 お寺の住職が着る衣の クリーニング屋さん 561 00:23:44,200 --> 00:23:46,900 (ナレーター)こちらは 衣や けさなど― 562 00:23:47,200 --> 00:23:51,266 寺院専門の衣類を扱う クリーニング屋さん― 563 00:23:52,400 --> 00:23:54,533 かつては洗わぬまま― 564 00:23:54,633 --> 00:23:57,233 15年ほど着ると 使えなくなっていた― 565 00:23:57,333 --> 00:23:59,133 僧侶の衣― 566 00:23:59,400 --> 00:24:00,800 その扱いは― 567 00:24:00,900 --> 00:24:03,266 実にさまざまな 専門知識と― 568 00:24:03,366 --> 00:24:05,733 技術が必要とされます― 569 00:24:05,900 --> 00:24:08,833 例えば その畳み方だけでも― 570 00:24:08,933 --> 00:24:10,733 100種類以上― 571 00:24:10,833 --> 00:24:14,700 宗派ごとに 細かく 異なるのだといいます― 572 00:24:16,200 --> 00:24:19,033 更にお寺からの 要望に応えて― 573 00:24:19,133 --> 00:24:22,266 近年では 刺しゅうの修繕も― 574 00:24:22,833 --> 00:24:25,233 100年以上前の 糸だけを― 575 00:24:25,333 --> 00:24:27,800 新たな生地と合わせる のせ替え作業 576 00:24:27,800 --> 00:24:28,600 新たな生地と合わせる のせ替え作業 (増田) あの金の部分が― 577 00:24:28,600 --> 00:24:29,433 (増田) あの金の部分が― 578 00:24:29,533 --> 00:24:31,766 まあ いにしえの糸を 使ってるということで… 579 00:24:31,766 --> 00:24:32,233 まあ いにしえの糸を 使ってるということで… (ナレーター) クリーニングし― 580 00:24:32,233 --> 00:24:33,100 (ナレーター) クリーニングし― 581 00:24:33,200 --> 00:24:34,966 修繕することで― 582 00:24:35,066 --> 00:24:37,866 長く きれいに いつまでも― 583 00:24:38,466 --> 00:24:42,600 京都を支える裏方さんが ここにも いました 584 00:24:43,366 --> 00:24:44,600 (増田)というわけで 正解は― 585 00:24:44,700 --> 00:24:46,933 クリーニング屋さん だったんですね― 586 00:24:47,066 --> 00:24:49,133 そういう お言葉は 一切…― 587 00:24:50,066 --> 00:24:52,033 ありませんでしたね 全員 不正解です 588 00:24:52,133 --> 00:24:53,466 衣装って書いてんだからさ 589 00:24:53,566 --> 00:24:54,800 おおむね いいじゃないの? 590 00:24:54,800 --> 00:24:55,400 おおむね いいじゃないの? (スタッフの笑い声) 591 00:24:55,400 --> 00:24:56,133 (スタッフの笑い声) 592 00:24:56,200 --> 00:24:59,233 (東)“惜しかったですね”とか そういう言葉は出ないもんかね? 593 00:24:59,333 --> 00:25:00,900 (増田)でも 貸衣装じゃないですけどね あの… 594 00:25:01,000 --> 00:25:02,200 (東)それは 俺が一番よく分かってる 595 00:25:02,300 --> 00:25:03,166 見て 違うなっていうのは― 596 00:25:03,266 --> 00:25:05,300 そこは ねぎらう立場じゃないの? 597 00:25:05,966 --> 00:25:08,866 (ナレーター)京都の裏側24時― 598 00:25:11,766 --> 00:25:14,633 雨も上がった午後3時― 599 00:25:15,233 --> 00:25:19,800 観光客は 茶屋で みたらしだんごに舌鼓― 600 00:25:21,966 --> 00:25:25,666 そのころ 京都市郊外の倉庫には― 601 00:25:25,766 --> 00:25:29,333 仕事に向かう職人さんの 姿がありました― 602 00:25:31,300 --> 00:25:33,900 手に抱えた バケツの中には― 603 00:25:34,000 --> 00:25:36,933 いくつもの はけと注射器が 604 00:25:39,533 --> 00:25:41,266 (ナレーター) この職人さんたちも― 605 00:25:41,366 --> 00:25:44,366 京都には欠かせない 裏方さん― 606 00:25:44,833 --> 00:25:48,500 この方たちの職業は 一体 なあに? 607 00:25:48,800 --> 00:25:50,400 (増田) 船越さん いきましょう 608 00:25:50,633 --> 00:25:53,100 これはあれです 染め物ですね 609 00:25:53,200 --> 00:25:54,800 (東)染め物? (船越)ええ 610 00:25:56,766 --> 00:25:59,300 (ナレーター) そっと 中をのぞいてみると… 611 00:25:59,600 --> 00:26:01,466 (船越)違うね (スタジオの笑い声) 612 00:26:01,566 --> 00:26:03,033 (ナレーター)そこには… 613 00:26:03,933 --> 00:26:05,733 注射器 何に使うの? これ 614 00:26:06,000 --> 00:26:08,733 (ナレーター)はて 仏師さんかと思いきや― 615 00:26:09,366 --> 00:26:11,800 その仏像の ところどころには― 616 00:26:11,900 --> 00:26:14,866 いくつもの ほころびが目立ちます 617 00:26:21,000 --> 00:26:21,966 (東)ああ なるほどね 618 00:26:22,066 --> 00:26:24,300 (ナレーター)はがれ かけた塗料の裏に― 619 00:26:24,400 --> 00:26:27,533 天然の接着剤〝にかわ〞を 入れると― 620 00:26:30,200 --> 00:26:33,066 見事に ひびが 消えてしまいました― 621 00:26:33,166 --> 00:26:35,333 そう 職人さんたちは― 622 00:26:35,433 --> 00:26:38,333 仏像の修復を していたのです― 623 00:26:40,100 --> 00:26:42,700 数百年かけて できた傷を― 624 00:26:42,800 --> 00:26:47,000 天然の素材で 少しずつ元の形へ 625 00:26:47,233 --> 00:26:48,000 (増田)あれだけ大きな 亀裂ですからねえ 626 00:26:48,000 --> 00:26:49,666 (増田)あれだけ大きな 亀裂ですからねえ (ナレーター)ここから 更に時間をかけ― 627 00:26:49,666 --> 00:26:50,966 (ナレーター)ここから 更に時間をかけ― 628 00:26:51,066 --> 00:26:51,333 風化したように 修復するのです― 629 00:26:51,333 --> 00:26:52,966 風化したように 修復するのです― (東たち)すごーい 630 00:26:52,966 --> 00:26:53,966 風化したように 修復するのです― 631 00:26:55,000 --> 00:26:58,033 京都の裏側24時― 632 00:27:02,400 --> 00:27:04,466 早めのうたげに向け― 633 00:27:04,566 --> 00:27:07,733 芸妓(げいこ)さんも そろそろ動きだしました 634 00:27:09,366 --> 00:27:10,966 (一同)こんにちは 635 00:27:14,100 --> 00:27:16,266 (ナレーター)空から 京都を見てみると― 636 00:27:16,366 --> 00:27:19,933 ひときわ緑の少ない 大きな庭が― 637 00:27:21,200 --> 00:27:22,833 名園として名高い― 638 00:27:22,933 --> 00:27:26,266 東福寺(とうふくじ) 方丈(ほうじょう)庭園の 枯れ山水― 639 00:27:27,100 --> 00:27:30,666 美しく描かれた白砂の波紋 640 00:27:32,200 --> 00:27:33,100 (東)あら 641 00:27:33,900 --> 00:27:35,666 (ナレーター) なんと その上を― 642 00:27:36,300 --> 00:27:38,933 堂々と横切っていく人たちが… 643 00:27:44,133 --> 00:27:45,700 (ナレーター) 実は彼らは― 644 00:27:45,800 --> 00:27:49,133 この枯れ山水を管理する 庭師さん― 645 00:27:50,633 --> 00:27:53,333 雑草やゴミを 取り除くと― 646 00:27:54,933 --> 00:27:56,966 なんと 線まで消し始めました― 647 00:27:56,966 --> 00:27:57,700 なんと 線まで消し始めました― 648 00:27:56,966 --> 00:27:57,700 (東)消しちゃうの? 649 00:27:57,700 --> 00:27:57,966 (東)消しちゃうの? 650 00:27:59,133 --> 00:28:00,700 これは 一体… 651 00:28:05,766 --> 00:28:07,866 (増田)職人歴34年です 652 00:28:10,466 --> 00:28:11,733 (ナレーター) 僅か 10分で― 653 00:28:11,833 --> 00:28:14,533 姿を消してしまった 枯れ山水― 654 00:28:15,466 --> 00:28:19,933 ここから新たな水の情景を 描いていくのです― 655 00:28:20,333 --> 00:28:23,800 デザインは 全て 職人さんの頭の中 656 00:28:30,900 --> 00:28:35,300 (ナレーター)この庭の線を 引き続けて20年の職人さん― 657 00:28:35,400 --> 00:28:36,933 その作業は― 658 00:28:37,033 --> 00:28:39,700 閉園1時間前にしか 見られない― 659 00:28:39,800 --> 00:28:43,033 観光客にとっては 貴重な一瞬― 660 00:28:43,666 --> 00:28:44,466 そして― 661 00:28:44,566 --> 00:28:48,800 熟練の技を持つ者しか できないプロの仕事 662 00:28:54,600 --> 00:28:59,066 (ナレーター)直線を引き終わると いよいよ波紋に取りかかります― 663 00:28:59,166 --> 00:29:00,800 ここで… 664 00:29:05,333 --> 00:29:06,533 (増田)ですよね 665 00:29:09,233 --> 00:29:10,466 (萬田) どうするんだろう? 666 00:29:10,566 --> 00:29:13,333 (ナレーター) 枯れ山水の小さな謎― 667 00:29:14,933 --> 00:29:15,933 なるほど― 668 00:29:16,033 --> 00:29:18,466 歩いた後から消せば済む話 669 00:29:18,466 --> 00:29:19,000 歩いた後から消せば済む話 (萬田) バンカーそうですもんね 670 00:29:19,000 --> 00:29:20,400 (萬田) バンカーそうですもんね 671 00:29:21,466 --> 00:29:22,400 (地井)なるほど 672 00:29:31,100 --> 00:29:32,466 (スタッフ)ああ そうなんですか 673 00:29:33,266 --> 00:29:35,500 (ナレーター) 拝観時間 終了後― 674 00:29:35,700 --> 00:29:37,566 裏方さんだけに 見ることを許された― 675 00:29:37,566 --> 00:29:38,866 裏方さんだけに 見ることを許された― 676 00:29:37,566 --> 00:29:38,866 (安田)うわー きれい 677 00:29:38,866 --> 00:29:38,966 (安田)うわー きれい 678 00:29:38,966 --> 00:29:39,300 (安田)うわー きれい 679 00:29:38,966 --> 00:29:39,300 美しい夕暮れの枯れ山水― 680 00:29:39,300 --> 00:29:42,333 美しい夕暮れの枯れ山水― 681 00:29:42,800 --> 00:29:47,266 職人さんが京都一と豪語する 絶景です― 682 00:29:49,133 --> 00:29:52,033 京都の裏側24時― 683 00:29:55,266 --> 00:29:59,666 ここからが 京都の最も美しい時間― 684 00:30:00,066 --> 00:30:00,633 (地井)きれいだ 685 00:30:00,633 --> 00:30:01,033 (地井)きれいだ 686 00:30:00,633 --> 00:30:01,033 日本一と誉れ高い― 687 00:30:01,033 --> 00:30:02,900 日本一と誉れ高い― 688 00:30:03,000 --> 00:30:05,833 夕日に染まった清水寺(きよみずでら)が― 689 00:30:05,933 --> 00:30:08,533 その姿を現すころ― 690 00:30:11,000 --> 00:30:13,733 いにしえの都に訪れる― 691 00:30:13,833 --> 00:30:16,300 山紫水明の刻― 692 00:30:19,133 --> 00:30:23,900 それは山々が 夕日で紫色に染まり― 693 00:30:24,000 --> 00:30:28,833 水は 沈みゆく太陽の反射で 光り輝く― 694 00:30:29,166 --> 00:30:31,633 そんな京の夕景色― 695 00:30:34,433 --> 00:30:37,566 にぎやかだった参道も店じまい― 696 00:30:37,666 --> 00:30:40,566 町に静けさが戻る午後6時― 697 00:30:42,000 --> 00:30:44,166 迫り来る闇の中― 698 00:30:44,500 --> 00:30:46,733 歴史的建造物は― 699 00:30:46,900 --> 00:30:49,833 その美しさを 雄弁に語る― 700 00:30:50,566 --> 00:30:53,700 古都に夜のとばりが下りました― 701 00:30:55,900 --> 00:30:58,633 ネオン輝く京都の夜― 702 00:30:59,033 --> 00:31:01,266 裏通りを歩いていると… 703 00:31:02,133 --> 00:31:06,400 (たたく音) 704 00:31:06,400 --> 00:31:06,700 (たたく音) 705 00:31:06,400 --> 00:31:06,700 (増田)何か音が 聞こえます 706 00:31:06,700 --> 00:31:06,800 (増田)何か音が 聞こえます 707 00:31:06,800 --> 00:31:08,100 (増田)何か音が 聞こえます 708 00:31:06,800 --> 00:31:08,100 (ナレーター) 京町家の奥から聞こえてくる― 709 00:31:08,100 --> 00:31:09,566 (ナレーター) 京町家の奥から聞こえてくる― 710 00:31:09,666 --> 00:31:11,933 何とも不思議な音 711 00:31:14,366 --> 00:31:16,566 (ナレーター) ここで あなたに質問― 712 00:31:18,233 --> 00:31:19,766 この方 一体― 713 00:31:19,866 --> 00:31:22,700 何を作っている 職人さんでしょうか? 714 00:31:22,800 --> 00:31:24,133 (増田)京都は いろんな職人さんが― 715 00:31:24,233 --> 00:31:25,066 いらっしゃいますねえ 716 00:31:25,066 --> 00:31:25,633 いらっしゃいますねえ (ナレーター)次の4つの 鍵をヒントに― 717 00:31:25,633 --> 00:31:26,933 (ナレーター)次の4つの 鍵をヒントに― 718 00:31:27,033 --> 00:31:27,566 お答えください 719 00:31:27,566 --> 00:31:28,066 お答えください (増田)よく見てください 720 00:31:28,066 --> 00:31:28,966 (増田)よく見てください 721 00:31:47,466 --> 00:31:49,133 (ナレーター) この4つを使って― 722 00:31:49,233 --> 00:31:53,966 職人さんが作っているもの 一体 なあに? 723 00:31:54,666 --> 00:31:56,666 (船越)分からない (スタッフの笑い声) 724 00:31:56,766 --> 00:31:58,566 (船越)全然分からない 725 00:31:59,066 --> 00:31:59,833 (増田)じゃあ これヒントですよ― 726 00:31:59,933 --> 00:32:02,533 地井さん 船越さん 727 00:32:02,633 --> 00:32:06,566 …には特に まあ正解して いただきたいなと― 728 00:32:06,666 --> 00:32:08,266 やっぱり日本を代表するね お二人― 729 00:32:08,366 --> 00:32:09,733 役者さんで らっしゃいますから― 730 00:32:09,833 --> 00:32:12,433 外したら まあ役者失格… 731 00:32:12,533 --> 00:32:14,200 (スタッフの笑い声) 732 00:32:14,300 --> 00:32:16,700 (地井)そこまでほんと 言っていいのか お前 733 00:32:16,800 --> 00:32:18,466 では皆さん 答えをお出しください― 734 00:32:20,333 --> 00:32:22,266 地井さん (地井)竹みつ 735 00:32:22,600 --> 00:32:24,600 っていうか 我々 時代劇やるときの…― 736 00:32:24,700 --> 00:32:26,500 刀を作ってる人 (増田)はい 737 00:32:26,600 --> 00:32:27,500 僕や地井さんが 738 00:32:27,600 --> 00:32:29,100 小道具として 使うものといったら 739 00:32:29,200 --> 00:32:30,666 これでしょうね (萬田)なるほどね 740 00:32:30,766 --> 00:32:33,400 フリップに書かれた答えに 役者生命が懸かっている? 741 00:32:33,633 --> 00:32:35,833 どうしても懸けろって おっしゃるんでしたら 742 00:32:35,933 --> 00:32:37,266 あなたも懸けてくださいよ 743 00:32:37,366 --> 00:32:40,166 (東)もし これが正解だったら アナウンサー 辞めろよ じゃあ 744 00:32:37,366 --> 00:32:40,166 (スタッフの笑い声) 745 00:32:40,266 --> 00:32:42,133 東さんも じゃあ 芸人… 懸けますか? 746 00:32:42,233 --> 00:32:43,533 えっ? 747 00:32:43,633 --> 00:32:45,300 やだよ (一同の笑い声) 748 00:32:45,400 --> 00:32:46,066 (萬田)かわいい 749 00:32:47,633 --> 00:32:50,000 (ナレーター)その作業が 行われるのは― 750 00:32:50,100 --> 00:32:51,666 決まって 夜― 751 00:32:52,033 --> 00:32:55,200 まずは弟子である 息子さんが― 752 00:32:55,300 --> 00:32:57,900 特殊な木工用接着剤を― 753 00:32:58,000 --> 00:33:02,166 材料の木に塗ることから 作業は始まります― 754 00:33:02,700 --> 00:33:04,433 自身の指こそが― 755 00:33:04,533 --> 00:33:07,566 職人さんにとって 最高の道具 756 00:33:09,566 --> 00:33:10,766 (増田)この方も 若くてらっしゃいますねえ 757 00:33:10,766 --> 00:33:11,900 (増田)この方も 若くてらっしゃいますねえ (ナレーター) 接着剤を付けた木を― 758 00:33:11,900 --> 00:33:12,500 (ナレーター) 接着剤を付けた木を― 759 00:33:12,600 --> 00:33:14,266 2枚の竹で挟み込み― 760 00:33:14,266 --> 00:33:14,933 2枚の竹で挟み込み― (船越)きた! 761 00:33:14,933 --> 00:33:15,033 (船越)きた! 762 00:33:15,033 --> 00:33:15,333 (船越)きた! しっかりと 密着させるように 763 00:33:15,333 --> 00:33:16,933 しっかりと 密着させるように 764 00:33:16,933 --> 00:33:17,633 しっかりと 密着させるように (船越)間違えた (東)ええ? 違うの? 765 00:33:17,633 --> 00:33:19,333 (船越)間違えた (東)ええ? 違うの? 766 00:33:19,533 --> 00:33:20,700 (ナレーター) 麻縄で― 767 00:33:20,800 --> 00:33:21,733 ぐるぐる巻きに していきます― 768 00:33:21,733 --> 00:33:23,133 ぐるぐる巻きに していきます― (地井)あー 違ったよ これは 769 00:33:23,133 --> 00:33:23,566 (地井)あー 違ったよ これは 770 00:33:23,566 --> 00:33:24,300 (地井)あー 違ったよ これは 実は これ 父が作業する ための下準備― 771 00:33:24,300 --> 00:33:27,333 実は これ 父が作業する ための下準備― 772 00:33:30,966 --> 00:33:34,133 ここからは まさにスピード勝負― 773 00:33:35,666 --> 00:33:38,733 くさびを 麻縄と竹の隙間に― 774 00:33:38,833 --> 00:33:41,366 次々と 差し込んでいきます― 775 00:33:41,633 --> 00:33:45,166 呼吸に合わせ まるで リズムを刻むように― 776 00:33:46,866 --> 00:33:47,966 そのくさびを― 777 00:33:48,066 --> 00:33:50,133 特殊な木づちで たたくことで― 778 00:33:51,066 --> 00:33:54,333 縄の締まりを より固く しっかりと 779 00:33:58,966 --> 00:34:02,033 (柴田(しばた)さん) いよっ よっ よっ よっ― 780 00:34:02,200 --> 00:34:03,100 よっ 781 00:34:03,333 --> 00:34:04,300 (東)すごーい 782 00:34:04,300 --> 00:34:04,900 (東)すごーい 783 00:34:04,300 --> 00:34:04,900 (ナレーター)更に たたいて― 784 00:34:04,900 --> 00:34:05,866 (ナレーター)更に たたいて― 785 00:34:06,000 --> 00:34:09,166 縄の締め具合を微妙に調整― 786 00:34:10,666 --> 00:34:14,133 くさびを差しては たたく これを繰り返し― 787 00:34:14,900 --> 00:34:18,100 徐々に木を 湾曲させていくのです― 788 00:34:23,400 --> 00:34:26,733 ここまでの所要時間 僅か10分― 789 00:34:27,300 --> 00:34:29,800 集中力が必要とされる 作業だからこそ― 790 00:34:29,800 --> 00:34:31,066 集中力が必要とされる 作業だからこそ― 791 00:34:29,800 --> 00:34:31,066 (増田)足まで 器用に使っています 792 00:34:31,066 --> 00:34:31,166 (増田)足まで 器用に使っています 793 00:34:31,166 --> 00:34:32,566 (増田)足まで 器用に使っています 794 00:34:31,166 --> 00:34:32,566 いつも始まるのは― 795 00:34:32,566 --> 00:34:33,199 いつも始まるのは― 796 00:34:33,300 --> 00:34:35,666 訪ねる人も けん騒もない― 797 00:34:35,766 --> 00:34:38,800 静まり返った夜の この時刻 798 00:34:51,433 --> 00:34:53,866 (ナレーター) 出来上がりの よしあしを決める― 799 00:34:54,199 --> 00:34:56,400 縄の微妙な締め具合― 800 00:34:56,500 --> 00:35:00,466 それを知るのは 職人さんの熟練の手― 801 00:35:02,900 --> 00:35:07,033 父の手を離れた材料は 再び息子の元へ― 802 00:35:07,533 --> 00:35:09,400 麻縄が解かれます 803 00:35:10,266 --> 00:35:11,566 (安田)えー 全然 分からない 804 00:35:12,300 --> 00:35:13,500 (ナレーター) それはまさに― 805 00:35:13,600 --> 00:35:15,966 親子 あうんの呼吸― 806 00:35:16,466 --> 00:35:18,900 2枚の竹と芯の木が― 807 00:35:19,000 --> 00:35:23,233 元から1枚だったように 完全に1つになりました 808 00:35:25,466 --> 00:35:28,566 (ナレーター)ここから いよいよ仕上げの作業― 809 00:35:31,733 --> 00:35:34,366 ゆっくりと木をしならせれば― 810 00:35:34,600 --> 00:35:34,833 (増田) 折れないんですねえ 811 00:35:34,833 --> 00:35:36,233 (増田) 折れないんですねえ 812 00:35:34,833 --> 00:35:36,233 何を作っている職人さんか 皆さん もうお分かりですね 813 00:35:36,233 --> 00:35:38,933 何を作っている職人さんか 皆さん もうお分かりですね 814 00:35:46,066 --> 00:35:47,633 はい これで 弓になりました 815 00:35:48,266 --> 00:35:49,400 (ナレーター) 正解は― 816 00:35:49,500 --> 00:35:52,666 弓を作っている 職人さんでした― 817 00:35:54,133 --> 00:35:59,766 ここは第21代 柴田勘十郎(かんじゅうろう)の工房― 818 00:36:00,500 --> 00:36:05,266 450年以上続く技を 継承してきた父と― 819 00:36:05,500 --> 00:36:07,533 これから それを受け継ぎ― 820 00:36:07,633 --> 00:36:10,100 未来へ つなげていく息子― 821 00:36:11,233 --> 00:36:13,266 京都の竹を使い― 822 00:36:13,366 --> 00:36:16,166 京都の職人の手で 仕上げる― 823 00:36:16,466 --> 00:36:20,566 多くの弓道家が 愛してやまない逸品です 824 00:36:22,333 --> 00:36:23,266 (増田) というわけで正解は― 825 00:36:23,366 --> 00:36:26,166 弓を作ってらっしゃる 職人さんでございました 826 00:36:26,266 --> 00:36:27,866 (船越) 当然 私も使ってます 827 00:36:28,133 --> 00:36:30,100 しかも「京都 弓道殺人事件」という 828 00:36:30,200 --> 00:36:32,766 ドラマもやってます (一同の笑い声) 829 00:36:32,866 --> 00:36:35,966 (船越)もう認めます 失格 俺 830 00:36:36,066 --> 00:36:37,500 (スタッフの笑い声) (地井)はい 私も失格です― 831 00:36:37,933 --> 00:36:39,266 ありがとう! 832 00:36:40,033 --> 00:36:43,100 (ナレーター)京都の裏側24時― 833 00:36:51,933 --> 00:36:55,600 鐘の音とともに訪れる 午前0時― 834 00:36:55,700 --> 00:37:00,966 京都のシンボルの長い一日が ようやく終わります― 835 00:37:03,366 --> 00:37:05,500 閉店後の銭湯では― 836 00:37:05,666 --> 00:37:08,566 ご主人の掃除が 始まりました― 837 00:37:09,200 --> 00:37:12,300 実は毎日 この時間になると― 838 00:37:12,400 --> 00:37:15,833 京都ならではの職業の方が やってきます― 839 00:37:17,133 --> 00:37:18,766 午前1時― 840 00:37:19,500 --> 00:37:22,000 閉店後の銭湯に やってきた… 841 00:37:26,566 --> 00:37:28,533 (君晴さん・君香さん)芸妓どす 842 00:37:29,700 --> 00:37:31,933 (ナレーター) そう 芸妓さん― 843 00:37:32,233 --> 00:37:36,066 京都宮河町(みやがわちょう)で人気の 芸妓姉妹です 844 00:37:39,066 --> 00:37:40,633 (増田)あー おきれいで らっしゃいますねえ― 845 00:37:40,733 --> 00:37:41,666 化粧 落とされてもねえ 846 00:37:48,300 --> 00:37:50,566 (ナレーター) 毎日 午前1時― 847 00:37:50,766 --> 00:37:54,766 姉妹の一日の締めくくりは この銭湯で― 848 00:37:59,300 --> 00:38:01,366 ゆっくり ほっこり― 849 00:38:01,666 --> 00:38:06,666 ほっと一息ついた後は やっぱり締めの この1杯 850 00:38:09,100 --> 00:38:11,133 (萬田)ビールじゃないんだ (安田)かわいい 851 00:38:12,033 --> 00:38:13,133 フフフ 852 00:38:19,000 --> 00:38:20,700 (ナレーター)京都の裏側24時― 853 00:38:20,700 --> 00:38:22,000 (ナレーター)京都の裏側24時― 854 00:38:20,700 --> 00:38:22,000 (増田)まだまだ続きます 855 00:38:22,000 --> 00:38:22,433 (増田)まだまだ続きます 856 00:38:24,700 --> 00:38:27,700 大仏師 松本明慶(みょうけい)氏と― 857 00:38:27,800 --> 00:38:29,266 そのお弟子さんは― 858 00:38:29,566 --> 00:38:33,633 まだまだ仏像の梱包作業を 続けていました― 859 00:38:34,566 --> 00:38:36,066 展示会のために― 860 00:38:36,466 --> 00:38:40,700 400体もの仏像を 梱包しなくてはなりません 861 00:38:52,833 --> 00:38:53,833 (松本さん)よし― 862 00:38:55,200 --> 00:38:56,433 よしよしよし 863 00:38:59,733 --> 00:39:01,100 (ナレーター) そのころ― 864 00:39:01,200 --> 00:39:04,266 同じ松本工房で ただ一人― 865 00:39:04,700 --> 00:39:08,000 じっと仏像と向き合う 女性がいました― 866 00:39:08,600 --> 00:39:12,266 彫刻を終えた仏像の 最後の仕上げ― 867 00:39:12,900 --> 00:39:16,133 目を入れる 〝開眼(かいげん)〞の作業です 868 00:39:20,833 --> 00:39:22,300 (岩田さん) …と言いますか はい 869 00:39:23,833 --> 00:39:28,200 (ナレーター)失敗すれば その仏像は彫り直し― 870 00:39:30,733 --> 00:39:33,166 展示会場に 持ち込むため― 871 00:39:33,466 --> 00:39:37,766 朝までに あと数体を 仕上げなければなりません 872 00:39:43,733 --> 00:39:45,333 (ナレーター)午前3時― 873 00:39:46,266 --> 00:39:49,666 すっぽりと闇に包まれた 町なかに― 874 00:39:50,666 --> 00:39:53,200 ぽつりと ともる 明かりがありました 875 00:39:53,466 --> 00:39:54,966 (増田)お宿です 876 00:39:57,666 --> 00:40:00,000 (ナレーター) こちらの男性が待つのは― 877 00:40:00,100 --> 00:40:03,633 深夜の繁華街から 帰ってくるお客さん 878 00:40:05,300 --> 00:40:06,766 (長野(ながの)さん) はい おかえりなさいませ― 879 00:40:06,866 --> 00:40:08,166 はい どうぞー 880 00:40:10,000 --> 00:40:11,000 (女性)はーい 881 00:40:11,100 --> 00:40:13,566 (ナレーター)旅館 八千代(やちよ)の下足番― 882 00:40:13,666 --> 00:40:15,033 長野さん 883 00:40:24,433 --> 00:40:26,300 (増田)ちょうネクタイが チャーミングです (ナレーター)さりげなく それでいて― 884 00:40:26,300 --> 00:40:26,433 (ナレーター)さりげなく それでいて― 885 00:40:26,533 --> 00:40:28,100 温かな心遣い― 886 00:40:29,366 --> 00:40:31,633 そんな下足番のプロは― 887 00:40:31,733 --> 00:40:35,033 以前 全く違う仕事に 就いていました 888 00:40:49,600 --> 00:40:50,733 (ナレーター) もともとは― 889 00:40:50,833 --> 00:40:53,566 手書きの染め物 職人だった長野さん― 890 00:40:54,600 --> 00:40:57,366 時代の流れとともに やがて廃業― 891 00:40:58,466 --> 00:41:02,866 以来 こちらの 下足番になって13年― 892 00:41:03,700 --> 00:41:05,066 これもまた― 893 00:41:05,233 --> 00:41:09,400 京都の文化を裏で支える 大事な仕事― 894 00:41:10,066 --> 00:41:12,300 今年で78歳― 895 00:41:12,666 --> 00:41:16,800 深夜に帰ってくるお客さんを 待ち続けます 896 00:41:20,600 --> 00:41:22,100 (ナレーター)やっと 最後のお客さんの― 897 00:41:22,200 --> 00:41:23,633 お帰りです 898 00:41:25,700 --> 00:41:27,466 (増田) ああ 外国の方ですね 899 00:41:33,666 --> 00:41:38,200 (ナレーター)英語の勉強は 65歳から始めたといいます 900 00:41:46,733 --> 00:41:49,866 (ナレーター) 午前5時まで あと1時間― 901 00:41:50,033 --> 00:41:51,266 つかの間の休息です 902 00:41:51,266 --> 00:41:52,133 つかの間の休息です ああ 疲れた 903 00:41:52,133 --> 00:41:52,633 ああ 疲れた 904 00:41:53,466 --> 00:41:54,766 (ため息) 905 00:42:00,433 --> 00:42:01,266 (弟子)はい 906 00:42:01,633 --> 00:42:02,533 (弟子たち)はい 907 00:42:02,633 --> 00:42:04,466 (ナレーター) 松本工房では― 908 00:42:04,566 --> 00:42:09,233 ようやく400体の仏像を 梱包し終えました 909 00:42:12,600 --> 00:42:14,133 (弟子たち) お疲れさまでした 910 00:42:22,000 --> 00:42:25,133 (ナレーター)多くの裏方さんが 眠りに就くころ― 911 00:42:25,300 --> 00:42:28,700 ゆっくりと動き始める京の町― 912 00:42:32,200 --> 00:42:33,600 今日もまた― 913 00:42:33,833 --> 00:42:36,900 花屋の川瀬さんの鐘とともに― 914 00:42:37,000 --> 00:42:39,633 古都の朝が始まります― 915 00:42:44,233 --> 00:42:45,900 悠久の営みを― 916 00:42:46,266 --> 00:42:49,666 今に伝える美しき古都の裏側― 917 00:42:50,000 --> 00:42:54,833 そこには陰から支え続ける 人々がいるのです― 918 00:42:56,033 --> 00:42:58,200 京都っていいな 919 00:43:01,400 --> 00:43:02,133 (東)すばらしい 920 00:43:02,933 --> 00:43:04,833 (増田)というわけで 「京都の裏側24時」と 921 00:43:04,933 --> 00:43:06,733 題しまして お送りしてまいりました 922 00:43:06,933 --> 00:43:08,100 でも京都って 帰ってくると やっぱ 923 00:43:08,200 --> 00:43:10,300 〝京都っぽい〞って すごい思うんですよ― 924 00:43:10,466 --> 00:43:12,600 でも それは ああいう方たちが 925 00:43:12,766 --> 00:43:15,200 守ってるからだなあって すごい学びましたね 926 00:43:15,300 --> 00:43:16,200 (増田)そしてですね 後ろに― 927 00:43:16,300 --> 00:43:17,133 実は あるんですが― 928 00:43:17,233 --> 00:43:19,400 東寺のシンボル 五重塔がですね― 929 00:43:19,500 --> 00:43:21,833 ふだんは未公開の 1階の部分を― 930 00:43:21,933 --> 00:43:23,166 今 特別拝観期間中で― 931 00:43:23,266 --> 00:43:25,000 見ることが できるんだそうです― 932 00:43:25,100 --> 00:43:25,866 是非 そちらもね― 933 00:43:25,966 --> 00:43:27,833 足を運んでいただきたいと 思います