1 00:00:45,402 --> 00:00:48,902 (佐久間)おう ここか。 2 00:00:50,941 --> 00:00:53,777 (師範)青銅製だ。 (塾生)青銅製。 3 00:00:53,777 --> 00:00:57,998 (英書を読む声) 4 00:00:57,998 --> 00:01:00,667 (覚馬)肝要の地にのみ 砲台を築き➡ 5 00:01:00,667 --> 00:01:03,470 そこに びっしりと 大砲を置かねば なんねえ。 6 00:01:03,470 --> 00:01:08,709 セヴァストポールでは 34の砲台に 1,400門の大砲が備えてある。 7 00:01:08,709 --> 00:01:13,109 (広沢)覚馬さん。 お客様です。 (覚馬)うむ。 8 00:01:15,065 --> 00:01:19,186 象山先生! おう! 久しいの 覚馬。 9 00:01:19,186 --> 00:01:26,910 ♬~ 10 00:01:26,910 --> 00:01:33,634 おう! 木挽町の我が塾と よく似ておるな。 11 00:01:33,634 --> 00:01:39,239 ここでは 洋学を志す者は 他藩の 者も受け入れていると聞いたが? 12 00:01:39,239 --> 00:01:44,762 それも 先生の塾に倣いました。 殿も 快く お許し下さいまして。 13 00:01:44,762 --> 00:01:48,132 いや 会津は旧弊なお国柄と 聞いたが➡ 14 00:01:48,132 --> 00:01:52,136 殿様は ものの分かる お方と見えるな。 15 00:01:52,136 --> 00:01:54,555 先生は いつ こちらに? 16 00:01:54,555 --> 00:02:00,444 ああ 半月ほど前に 幕命によって 上洛した。 17 00:02:00,444 --> 00:02:04,698 わしにしか できん 役目があるというんでね。 18 00:02:04,698 --> 00:02:07,434 それは? 19 00:02:07,434 --> 00:02:13,334 止まった歯車を回し 時を前に進めるのだ。 20 00:02:16,477 --> 00:02:21,632 朝廷に 開国を説くのだ。 21 00:02:21,632 --> 00:02:23,832 えっ? 22 00:02:26,570 --> 00:02:35,462 ♬~(テーマ音楽) 23 00:02:35,462 --> 00:03:01,062 ♬~ 24 00:03:04,675 --> 00:05:00,475 ♬~ 25 00:05:04,795 --> 00:05:07,695 (時尾)やっ! やっ! 26 00:05:13,020 --> 00:05:15,020 やっ! 27 00:05:17,407 --> 00:05:19,407 やっ! 28 00:05:23,397 --> 00:05:25,997 参りました。 29 00:05:29,369 --> 00:05:36,076 (八重)いよいよ… 明日だなし。 30 00:05:36,076 --> 00:05:38,976 うん。 31 00:05:40,998 --> 00:05:47,671 お城さ あがったら しばらく 会えねえな。 32 00:05:47,671 --> 00:05:53,610 宿下がりは 当分 先だべな。 33 00:05:53,610 --> 00:05:58,110 寂しくなる。 34 00:06:00,367 --> 00:06:07,741 なあ 覚えてる? お殿様が 初めてお国入りした時➡ 35 00:06:07,741 --> 00:06:15,599 八重さん 桜の高い枝に登ってた。 うん。 時尾さん 下で心配して。 36 00:06:15,599 --> 00:06:18,899 いづも そうだった。 37 00:06:21,038 --> 00:06:27,110 大蔵様も いづも 八重さん見てた。 38 00:06:27,110 --> 00:06:29,196 えっ? 39 00:06:29,196 --> 00:06:33,366 ほんとは気付いてたけど 教えたくながった。 40 00:06:33,366 --> 00:06:36,166 あんまり 妬ましぐて…。 41 00:06:38,171 --> 00:06:40,807 ごめんなんしょ。 42 00:06:40,807 --> 00:06:46,307 私 嫌なおなごだべな。 43 00:06:48,899 --> 00:06:51,599 私だって…。 44 00:06:53,570 --> 00:06:55,972 妬ましかった。 45 00:06:55,972 --> 00:06:59,559 時尾さんが ご右筆に選ばれて。 46 00:06:59,559 --> 00:07:07,267 私の方が お役に立つのにって うぬぼれていた。 47 00:07:07,267 --> 00:07:12,172 (ユキ)八重ねえ様! 時尾あね様!➡ 48 00:07:12,172 --> 00:07:15,876 喧嘩は なりませぬ! えっ? 49 00:07:15,876 --> 00:07:20,464 仲良しの2人が 争っては なりませぬ。 50 00:07:20,464 --> 00:07:26,570 あれ? 果たし合いは もう終わったのがし? 51 00:07:26,570 --> 00:07:29,005 どういう事だ? 52 00:07:29,005 --> 00:07:32,742 薙刀で決闘してるって おば様から聞いたげんじょ。 53 00:07:32,742 --> 00:07:36,062 アハハハハ! ハハハ! 54 00:07:36,062 --> 00:07:40,934 ユキさん。 おっ母様に まんまと担がれたな! 55 00:07:40,934 --> 00:07:44,938 なんて格好! ハハハ。 56 00:07:44,938 --> 00:07:49,538 うわ~ もう なじょなってんだべ? 57 00:07:51,578 --> 00:07:57,167 時尾さんに 何かあったら いづでも お城さ 飛んでいくがら。 58 00:07:57,167 --> 00:08:02,305 鉄砲 担いで? うん 友達だもの。 59 00:08:02,305 --> 00:08:06,943 (笑い声) 60 00:08:06,943 --> 00:08:11,164 やだ 笑い過ぎて 涙が…。 61 00:08:11,164 --> 00:08:13,500 私も…。 62 00:08:13,500 --> 00:08:19,272 笑ってんだか 泣いてんだか あね様たち 天気雨みでえ。 63 00:08:19,272 --> 00:08:23,910 (笑い声) 64 00:08:23,910 --> 00:08:29,110 (犬の遠ぼえ) 65 00:08:31,401 --> 00:08:33,970 (浪士)あっ…。 66 00:08:33,970 --> 00:08:36,273 (桂)おい 立て。 走れ 走れ。 67 00:08:36,273 --> 00:08:39,326 桂先生 先に行って下さい! 68 00:08:39,326 --> 00:08:43,363 ♬~ 69 00:08:43,363 --> 00:08:45,365 やめんか! 逃げろ! 70 00:08:45,365 --> 00:08:48,451 (浪士)オ~! 71 00:08:48,451 --> 00:08:57,177 ♬~ 72 00:08:57,177 --> 00:08:59,346 (木戸をたたく音) 73 00:08:59,346 --> 00:09:07,604 ♬~ 74 00:09:07,604 --> 00:09:10,173 (斎藤)長州藩邸か…。 75 00:09:10,173 --> 00:09:13,426 ♬~ 76 00:09:13,426 --> 00:09:18,732 (慶喜)長州の者たちが 都に入り込んでいるとの事だが。 77 00:09:18,732 --> 00:09:22,335 (容保)はい。 78 00:09:22,335 --> 00:09:26,172 (田中)既に 長州に一味する浪士➡ 79 00:09:26,172 --> 00:09:31,211 200人余りが潜伏しているように ごぜえまする。 80 00:09:31,211 --> 00:09:35,799 厄介な…。 何を企んでいるのか。 81 00:09:35,799 --> 00:09:43,173 (容保)ただいま 所司代と共に 探索を進めております。 82 00:09:43,173 --> 00:09:47,911 桑名公は 会津殿の 実の弟だそうじゃの? 83 00:09:47,911 --> 00:09:52,332 (定敬)はっ。 同じ美濃高須家の 生まれにございます。 84 00:09:52,332 --> 00:09:58,521 よい方が所司代となった。 兄を助け お役目に励まれよ。 85 00:09:58,521 --> 00:10:01,074 ははっ。 86 00:10:01,074 --> 00:10:08,064 会津殿は 年初よりの病のため 守護職辞任を願い出たと聞くが。 87 00:10:08,064 --> 00:10:13,169 十分な働きが できぬのでは かえって 不忠になるますゆえ。 88 00:10:13,169 --> 00:10:15,221 それは 心得違いじゃ。 89 00:10:15,221 --> 00:10:19,175 養生しながらでも 勤められるがよい。 90 00:10:19,175 --> 00:10:27,267 何しろ 貴公は 帝のご信任が 殊のほか 厚い。 91 00:10:27,267 --> 00:10:30,067 身に過ぎた お言葉。 92 00:10:32,188 --> 00:10:34,975 辞められては 余も困る。 93 00:10:34,975 --> 00:10:41,975 会津の力添えがなくては 都は とても治めきれぬ。 94 00:10:49,572 --> 00:10:56,272 共に命を捨てる覚悟で 都をお守り致そうぞ。 95 00:11:09,125 --> 00:11:13,596 (佐久間) これを中川宮にお見せし➡ 96 00:11:13,596 --> 00:11:18,902 攘夷が いかに無謀であるかを お話し申し上げてまいった。 97 00:11:18,902 --> 00:11:21,905 (覚馬)宮様は 何と? ああ。➡ 98 00:11:21,905 --> 00:11:28,345 筋道の立った開国の理を聞き 得心がいったとの仰せであった。 99 00:11:28,345 --> 00:11:31,998 では 攘夷の督促は やみますか? 100 00:11:31,998 --> 00:11:36,202 無論 そうなるであろう。 だが その程度では足りん。 101 00:11:36,202 --> 00:11:41,102 全てを覆して 新しい流れを作らねば。 102 00:11:43,009 --> 00:11:48,181 帝より 開国の勅旨を お出し頂くよう➡ 103 00:11:48,181 --> 00:11:51,434 進言してまいった。 えっ? 104 00:11:51,434 --> 00:12:00,744 開国こそが国是であると 朝廷より天下に号令して頂くのだ。 105 00:12:00,744 --> 00:12:05,065 しかし そんな事 できるのでしょうか? やるのだ。 106 00:12:05,065 --> 00:12:11,638 やらねば いずれ メリケンのように 国を二分する内乱となる。 107 00:12:11,638 --> 00:12:17,844 この企てを知れば 攘夷激派が黙ってはおるまい。 108 00:12:17,844 --> 00:12:25,902 開国の勅旨を阻むために あるいは 御所を襲うかもしれぬ。 109 00:12:25,902 --> 00:12:29,902 御所を? そったな むちゃを…。 110 00:12:35,195 --> 00:12:42,802 そこでだ 帝をお守りするために 会津の力を借りたいのだ。 111 00:12:42,802 --> 00:12:45,271 御所の守備を固めよと? 112 00:12:45,271 --> 00:12:53,997 いや。 しばらくの間 帝には 都を留守にして頂くのだ。 113 00:12:53,997 --> 00:13:03,897 ♬~ 114 00:13:06,075 --> 00:13:09,345 (佐久間) ああ もう この辺りでよい。 115 00:13:09,345 --> 00:13:15,635 (覚馬)先生 そのいでたちは いささか 目立ちすぎるかと。 116 00:13:15,635 --> 00:13:21,241 大役を果たす者は 装いも それ相応でなくてはなるまい。 117 00:13:21,241 --> 00:13:26,479 んだげんじょ 都は剣呑です。 目を付けられ 狙われでもしたら。 118 00:13:26,479 --> 00:13:34,279 ふん! 「折にあえば 散るもめでたし 山ざくら」。 119 00:13:37,307 --> 00:13:41,744 花は ふさわしき時に 堂々と散る。 120 00:13:41,744 --> 00:13:45,198 命を惜しんで 地味な装いをしたんでは➡ 121 00:13:45,198 --> 00:13:50,904 我が信条に反するわ! フフフッ。 では あとは頼んだぞ。 122 00:13:50,904 --> 00:13:53,704 はっ。 はっ。 123 00:14:04,400 --> 00:14:07,737 (梶原)帝を彦根城に 移しまいらせるというのですか? 124 00:14:07,737 --> 00:14:10,106 都は不穏すぎやす。 125 00:14:10,106 --> 00:14:14,944 それに 御所は城と違って 戦をするようには出来てねえ。 126 00:14:14,944 --> 00:14:18,998 (大蔵)大軍で攻め込まれたら 守りようがありませんね。 127 00:14:18,998 --> 00:14:22,235 この際 御所を 城構えに造り替える事も➡ 128 00:14:22,235 --> 00:14:25,805 考えた方がいいかもしんねえ。 なるほど! 129 00:14:25,805 --> 00:14:30,009 彦根遷座とは奇策のようだが なかなかの妙案ですね。 130 00:14:30,009 --> 00:14:33,379 私から 上の方々に 諮ってみましょう。 (覚馬)はい。 131 00:14:33,379 --> 00:14:38,351 (二葉)旦那様 よろしゅうござりやすか? 132 00:14:38,351 --> 00:14:40,351 おう。 133 00:14:44,507 --> 00:14:48,278 何も ねえげんじょ 召し上がってくなんしょ。 134 00:14:48,278 --> 00:14:54,601 二葉殿か! これは見違えた。 奥様らしくなられやしたな! 135 00:14:54,601 --> 00:14:56,970 まだ不慣れで 行き届きませぬ。 136 00:14:56,970 --> 00:14:59,839 いや うちの妹とは大違えだ。 137 00:14:59,839 --> 00:15:03,843 ああ あの打てば響くような 妹御か。 ハハハッ。 138 00:15:03,843 --> 00:15:09,132 ご縁談は? もう決まりやしたか? それが さっぱり。 139 00:15:09,132 --> 00:15:11,935 やはり 鉄砲など撃つのが いかんのでしょ。 140 00:15:11,935 --> 00:15:17,740 ハハハッ。 ああ 姉上 都見物には行かれたんですか? 141 00:15:17,740 --> 00:15:23,346 まあ のんきな事を。 物見遊山に 来ているのでは ありませんよ。 142 00:15:23,346 --> 00:15:27,900 私は 旦那様のお役目を お支えするために参ったのです。 143 00:15:27,900 --> 00:15:33,706 ハハッ 余計な事を言いやした。 いや たまには都見物もいいな。 144 00:15:33,706 --> 00:15:38,261 どうだ? 祇園祭の山鉾でも 見に行くか? 145 00:15:38,261 --> 00:15:42,031 んだげんじょ そんな 町人のような まねは…。 146 00:15:42,031 --> 00:15:47,036 いや 土地に なじむのも お役目のうちだ。 147 00:15:47,036 --> 00:15:49,389 承知致しました。 148 00:15:49,389 --> 00:15:52,859 では ごゆるりと。 149 00:15:52,859 --> 00:16:05,471 ♬~ 150 00:16:05,471 --> 00:16:11,471 祇園祭… 何着ていくべ? 151 00:16:13,563 --> 00:16:16,599 よく できた ご妻女ですね。 152 00:16:16,599 --> 00:16:22,305 しっかり者というか もの堅いというか。 153 00:16:22,305 --> 00:16:27,143 どうも その… 姉上は昔から 融通の利かねえとこがあって。 154 00:16:27,143 --> 00:16:30,546 いや あれでこそ 家を任せられる。 155 00:16:30,546 --> 00:16:34,746 私には過ぎた妻だ。 そうがし。 156 00:16:36,803 --> 00:16:41,303 縁談か。 八重も そろそろ…。 157 00:16:43,343 --> 00:16:48,164 (権八)おなご一とおりの業は 身につけさせておりやす。 158 00:16:48,164 --> 00:16:53,803 (佐久)炊事 洗濯は もちろんの事 機織り お蚕さんの糸取り➡ 159 00:16:53,803 --> 00:16:56,189 お針に それから 小笠原流。 160 00:16:56,189 --> 00:16:59,826 それと…。 (うら)畑も。 161 00:16:59,826 --> 00:17:04,026 大根や豆も うま~く育てます。 162 00:17:06,933 --> 00:17:11,037 (岡本)先方は 昨年 ご妻女を病で亡くされ➡ 163 00:17:11,037 --> 00:17:16,075 後添いという事になりやすが…。 承知しておりやす。 164 00:17:16,075 --> 00:17:20,229 年は ちっと上だげんじょ 人柄は よし➡ 165 00:17:20,229 --> 00:17:23,533 お役目にも 懈怠なく 励んでおられやす。 166 00:17:23,533 --> 00:17:28,404 後添いというのは なじょなものでしょう。 167 00:17:28,404 --> 00:17:32,241 何事も ご縁だから。 168 00:17:32,241 --> 00:17:36,212 んだら 先方さ 訪ねて 話してくんべし。 169 00:17:36,212 --> 00:17:39,365 よろしくお願い致しやす。 170 00:17:39,365 --> 00:17:41,765 ≪(爆発音) 171 00:17:46,572 --> 00:17:50,093 (川崎)しまった。 しくじった。 172 00:17:50,093 --> 00:17:54,030 (ユキ)たまげた。 173 00:17:54,030 --> 00:17:57,667 八重さん おけがは? 大丈夫です。 三郎は? 174 00:17:57,667 --> 00:18:00,937 (三郎)無事です。 (ユキ)血… 血が出てる! 175 00:18:00,937 --> 00:18:03,806 破片が…。 176 00:18:03,806 --> 00:18:05,906 あっ…。 177 00:18:10,563 --> 00:18:14,066 三郎 ぼんやりしてねえで 早ぐ片づけて。 178 00:18:14,066 --> 00:18:16,402 はい。 179 00:18:16,402 --> 00:18:20,873 慣れた作業でも 油断すると 危ねえがらし。 180 00:18:20,873 --> 00:18:22,975 はい。 181 00:18:22,975 --> 00:18:27,296 八重ねえ様 頼もしい! 182 00:18:27,296 --> 00:18:32,835 なじょした? 大事ねえか? はい。 よくあっ事ですから。 183 00:18:32,835 --> 00:18:40,343 ♬~ 184 00:18:40,343 --> 00:18:43,279 (笑い声) 185 00:18:43,279 --> 00:18:47,133 ♬~ 186 00:18:47,133 --> 00:18:49,433 八重…。 187 00:18:54,040 --> 00:19:00,640 今回も 縁談は ないようだ。 はい…。 188 00:19:11,858 --> 00:19:17,680 まだ お仕事ですか? ええ。 あと少し…。 189 00:19:17,680 --> 00:19:20,566 新式銃は なじょな具合です? 190 00:19:20,566 --> 00:19:25,171 ここを直したら ずんと よくなりました。 191 00:19:25,171 --> 00:19:29,809 これなら ずっと使いやすくなる。 192 00:19:29,809 --> 00:19:35,114 どれ? ほら ここです。 あ…。 193 00:19:35,114 --> 00:19:42,088 ♬~ 194 00:19:42,088 --> 00:19:44,907 こったに汚れて。 取り替えやしょう。 195 00:19:44,907 --> 00:19:48,494 平気ですよ。 なりませぬ。 196 00:19:48,494 --> 00:19:52,465 膿むと熱が出やすよ。 あとで 自分で やりますから。 197 00:19:52,465 --> 00:19:56,252 ほら…。 はい。 198 00:19:56,252 --> 00:20:08,331 ♬~ 199 00:20:08,331 --> 00:20:12,702 仕掛けは ほぼ出来上がりました。 200 00:20:12,702 --> 00:20:18,207 これなら ゲベールの3倍は早く撃てる。 201 00:20:18,207 --> 00:20:24,830 あとは 精度を上げて 数を多く作る事ですが➡ 202 00:20:24,830 --> 00:20:30,269 それには 藩の後押しが要ります。 203 00:20:30,269 --> 00:20:38,511 きっと 認めて頂けます。 洋式銃が優れている事は➡ 204 00:20:38,511 --> 00:20:42,615 今では 子どもでも 知っているんですから。 205 00:20:42,615 --> 00:20:45,167 ええ…。 206 00:20:45,167 --> 00:20:51,767 ただ 私から願い出る事は できぬので。 207 00:20:55,378 --> 00:20:57,878 あ…。 208 00:21:02,468 --> 00:21:07,506 仕官など どうでもよいと 思ってきました。 209 00:21:07,506 --> 00:21:11,906 でも それは 覚馬さんが いればこそで…。 210 00:21:14,347 --> 00:21:16,666 申し訳ねえです。 211 00:21:16,666 --> 00:21:22,066 いや 八重さんが謝る事では…。 212 00:21:24,040 --> 00:21:31,397 せめて 私が 撃ち方を ご披露できればいいのですが。 213 00:21:31,397 --> 00:21:36,697 八重さんなら 百発百中ですからね。 214 00:21:43,743 --> 00:21:47,680 さて あと もう一息です。 215 00:21:47,680 --> 00:21:51,017 はい…。 216 00:21:51,017 --> 00:21:53,536 (戸をたたく音) ≪開けろ! 217 00:21:53,536 --> 00:21:56,736 ≪早く開けぬか! 218 00:22:00,042 --> 00:22:04,563 (古高)朝早うから 何の騒ぎですやろ? 219 00:22:04,563 --> 00:22:08,968 (近藤)京都守護職お抱え新選組。 御用改めである! どけ! 220 00:22:08,968 --> 00:22:11,370 (古高)お待ち下さい。 これ 神妙にしろ。 御用改めだ! 221 00:22:11,370 --> 00:22:14,870 (古高)待っておくれやす。 待っておくれやす。 222 00:22:22,098 --> 00:22:26,435 土方さん これを。 223 00:22:26,435 --> 00:22:29,035 (土方)やはりな。 224 00:22:31,107 --> 00:22:37,407 枡屋喜右衛門こと 古高俊太郎 屯所まで 同道願う。 225 00:22:39,799 --> 00:22:42,001 (近藤)吐いたか? 226 00:22:42,001 --> 00:22:45,671 (土方)いいえ まだ。 227 00:22:45,671 --> 00:22:48,671 起きろ! 228 00:22:53,929 --> 00:22:57,666 まとめて ひっくくってやる。 (打つ音) 229 00:22:57,666 --> 00:23:02,705 (広沢)新選組より 新たな知らせが参りやした。 230 00:23:02,705 --> 00:23:06,008 古高の家より 武器や書状が 出たようでございやす。 231 00:23:06,008 --> 00:23:08,744 では 浪士どものねらいは やはり? 232 00:23:08,744 --> 00:23:11,063 世上に噂のあるとおり➡ 233 00:23:11,063 --> 00:23:15,051 都に火を放ち 帝を長州にお連れする事かと。 234 00:23:15,051 --> 00:23:18,738 何? 古高の一味の者どもは➡ 235 00:23:18,738 --> 00:23:21,073 今後の事を決めるために 集まるはず。 236 00:23:21,073 --> 00:23:23,075 (横山)場所は どこじゃ? 237 00:23:23,075 --> 00:23:29,365 しかとは分かりませぬが 会津にも出動を願い出ております。 238 00:23:29,365 --> 00:23:34,365 不逞浪士どもを一掃する よい折やもしれませぬ。 239 00:23:36,338 --> 00:23:41,410 (秋月)しばらくお待ち下せえませ。 ここは まず➡ 240 00:23:41,410 --> 00:23:44,964 一橋様と京都所司代に知らせて 兵を集め➡ 241 00:23:44,964 --> 00:23:48,033 一斉に 捕り物にかかるべきかと 存じまする。 242 00:23:48,033 --> 00:23:51,537 そげな 悠長な事してて 取り逃がしたら なじょする? 243 00:23:51,537 --> 00:23:56,308 手勢を増やし 取り囲んで 穏便に 捕縛するのが 得策にごぜえます。 244 00:23:56,308 --> 00:24:00,045 斬り合いとなれば 浪士どもは捨て身となり➡ 245 00:24:00,045 --> 00:24:03,845 それこそ 町に 火を放つやもしれませぬ! 246 00:24:06,569 --> 00:24:09,269 (修理)殿…。 247 00:24:11,240 --> 00:24:15,111 一橋公と所司代に使者を立てる。 248 00:24:15,111 --> 00:24:20,749 新選組は 祇園会所から 共に出動するよう 下知せよ。 249 00:24:20,749 --> 00:24:22,852 ははっ! 250 00:24:22,852 --> 00:24:30,242 ♬~ 251 00:24:30,242 --> 00:24:33,746 皆はまだか? (吉田)五ツまでには 集まるでしょう。 252 00:24:33,746 --> 00:24:37,800 (宮部)桂さん。 会津の備えが 調わぬうちに 先手ば打とう。 253 00:24:37,800 --> 00:24:41,137 うかつに動いては なりません。 「時を待て」と➡ 254 00:24:41,137 --> 00:24:44,290 皆に言うてつかあさい。 僕は よそに知らせに行く。 255 00:24:44,290 --> 00:24:46,826 ばってん 古高を見捨てる訳には…。 256 00:24:46,826 --> 00:24:49,478 取り戻す折は あります。 今夜は いけん。 257 00:24:49,478 --> 00:24:55,678 新選組が 嗅ぎ回っちょる。 宮部さん! いいですね? 258 00:25:02,741 --> 00:25:08,948 ♬~(祇園囃子) 259 00:25:08,948 --> 00:25:20,876 ♬~ 260 00:25:20,876 --> 00:25:26,165 遅い。 会津は まだか? 261 00:25:26,165 --> 00:25:29,702 うむ。 262 00:25:29,702 --> 00:25:35,202 どうする? ぐずぐずしていては 取り逃がすぞ。 263 00:25:37,176 --> 00:25:39,176 行くか? 264 00:25:41,997 --> 00:25:44,984 いざ! (一同)オ~! 265 00:25:44,984 --> 00:25:55,344 ♬~ 266 00:25:55,344 --> 00:25:57,796 (吉田)壬生浪どもは どこまで➡ 267 00:25:57,796 --> 00:26:01,634 こちらの動きを つかんどるんでしょう? 268 00:26:01,634 --> 00:26:04,570 古高が口を割るとは 思わんばってん。 269 00:26:04,570 --> 00:26:07,740 桂さんに 釘ば刺されたけん➡ 270 00:26:07,740 --> 00:26:12,144 しばらくは 潜んで 様子ば見た方が よか。 はい。 271 00:26:12,144 --> 00:26:14,863 ♬~ 272 00:26:14,863 --> 00:26:19,668 ≪(池田屋主人)お客様! 御用改めでございます! 273 00:26:19,668 --> 00:26:22,688 貴様ら~! 274 00:26:22,688 --> 00:26:25,888 ♬~ 275 00:26:31,213 --> 00:26:35,813 会津藩お預かり 新選組である! 276 00:26:42,875 --> 00:26:45,611 (笛の音) 277 00:26:45,611 --> 00:26:48,297 容赦無用! 278 00:26:48,297 --> 00:27:01,577 ♬~ 279 00:27:01,577 --> 00:27:05,531 (秋月)ご家老! (広沢)ご家老! 一大事にごぜえます! 280 00:27:05,531 --> 00:27:10,686 新選組が 三条小橋の池田屋に 斬り込みました! 281 00:27:10,686 --> 00:27:12,986 何? 282 00:27:15,607 --> 00:27:18,777 出陣! (藩士たち)オ~! 283 00:27:18,777 --> 00:27:55,230 ♬~ 284 00:27:55,230 --> 00:27:57,182 待て~! 285 00:27:57,182 --> 00:28:01,136 ♬~ 286 00:28:01,136 --> 00:28:05,441 急げ! 一人も逃がすな! 287 00:28:05,441 --> 00:28:31,300 ♬~ 288 00:28:31,300 --> 00:28:33,452 おのれ…。 289 00:28:33,452 --> 00:28:50,202 ♬~ 290 00:28:50,202 --> 00:28:55,224 ぬしたちは 大義が分からんとか! 291 00:28:55,224 --> 00:28:58,127 ばかたれが! 292 00:28:58,127 --> 00:29:11,527 ♬~ 293 00:29:13,792 --> 00:29:16,092 (秋月)どけ! こら どかんか! 294 00:29:22,901 --> 00:29:26,738 しっかりして下さい。 敵は? 敵は どこじゃ! 295 00:29:26,738 --> 00:29:30,542 土方殿 これは一体? 296 00:29:30,542 --> 00:29:35,164 今 ご到着ですか。 勝負は 既に決しました。 297 00:29:35,164 --> 00:29:39,802 会津の皆様には 捕り縄でも ご用意下され。 298 00:29:39,802 --> 00:29:43,539 秋月! どういう事だ? 299 00:29:43,539 --> 00:29:52,831 ♬~ 300 00:29:52,831 --> 00:29:54,833 どけ! 301 00:29:54,833 --> 00:29:59,505 ♬~ 302 00:29:59,505 --> 00:30:01,507 これは…。 303 00:30:01,507 --> 00:30:32,571 ♬~ 304 00:30:32,571 --> 00:30:39,194 肥後の宮部さんじゃねえか! なじょして こった事に? 305 00:30:39,194 --> 00:30:47,703 ♬~ 306 00:30:47,703 --> 00:30:55,143 にしら なぜ 勝手なまねを? 誰が斬れと命じた? 307 00:30:55,143 --> 00:30:59,798 我らも 命懸けでござる。 お手前らのように➡ 308 00:30:59,798 --> 00:31:04,636 悠然と構えていては 敵に逃げられる。 何? 309 00:31:04,636 --> 00:31:07,836 (浪士)うわ~! 310 00:31:11,927 --> 00:31:15,327 (浪士)ううっ…。 311 00:31:23,855 --> 00:31:25,857 隙だらけだ。 312 00:31:25,857 --> 00:31:51,400 ♬~ 313 00:31:51,400 --> 00:31:54,600 愚かな事をしたものだ。 314 00:31:58,840 --> 00:32:05,914 おぬしたちは 火薬蔵に火を付けたのだぞ。 315 00:32:05,914 --> 00:32:12,214 長州は 今に牙をむいて 襲ってくる! 316 00:32:15,907 --> 00:32:18,507 先生? 317 00:32:20,579 --> 00:32:24,433 中川宮を お訪ねしてくる。 戦になる前に➡ 318 00:32:24,433 --> 00:32:29,237 帝を彦根に お連れしなければ ならぬからな。 319 00:32:29,237 --> 00:32:33,041 御所まで お供しやす。 先生が刺客に襲われたら大変だ。 320 00:32:33,041 --> 00:32:38,647 断る。 今 会津の者を 供に連れたのでは➡ 321 00:32:38,647 --> 00:32:41,500 かえって 命が危ない。 322 00:32:41,500 --> 00:32:44,000 んだげんじょ! 323 00:32:46,071 --> 00:32:54,313 これが 6連発だ。 勝殿が 神戸から送ってくれた。 324 00:32:54,313 --> 00:32:56,465 先生! 325 00:32:56,465 --> 00:33:05,974 いや 案ずるな。 わしには まだ やる事がある。 326 00:33:05,974 --> 00:33:11,074 今は まだ 散る時ではない。 327 00:33:20,572 --> 00:33:28,330 (頼母)新選組は やりすぎる。 これで会津は敵持ちになった。 328 00:33:28,330 --> 00:33:34,830 (佐川)寄せ集めの浪士ごときに 先んじられるとは情けねえ。 329 00:33:47,382 --> 00:33:52,671 官兵衛 にし 都に行け。 330 00:33:52,671 --> 00:33:58,493 横山様に代わって 神保内蔵助殿が京詰めとなる。 331 00:33:58,493 --> 00:34:02,547 官兵衛を 都に呼び寄せて頂けるよう➡ 332 00:34:02,547 --> 00:34:05,884 わしが じきじきに 内蔵助殿に願い出る。 333 00:34:05,884 --> 00:34:07,969 ご家老…。 334 00:34:07,969 --> 00:34:12,140 藩士の次男三男の中から 腕に覚えのある者を選び➡ 335 00:34:12,140 --> 00:34:16,895 一緒に京に連れていけ。 にしが指揮を執れ。 336 00:34:16,895 --> 00:34:19,095 はい! 337 00:34:21,133 --> 00:34:30,175 ここまで来たら 兵力を増やすしか 会津を守る手だてはねえ。 338 00:34:30,175 --> 00:34:35,775 身命を賭して 務めまする! 339 00:34:37,866 --> 00:34:46,066 しかし 事態は 頼母の予想を 上回る早さで展開していった。 340 00:34:48,059 --> 00:34:52,981 長州藩は 1,000人を超す大軍を率いて上洛。 341 00:34:52,981 --> 00:34:58,286 京を包囲するかのように 陣を敷いたのである。 342 00:34:58,286 --> 00:35:01,706 ♬~ 343 00:35:01,706 --> 00:35:06,711 (久坂)いよいよ 雪辱を果たす時です。 344 00:35:06,711 --> 00:35:11,333 (真木)今度は 会津が都を追われる番だ。 345 00:35:11,333 --> 00:35:16,772 (諸侯)長州は もともと 勤王の志の厚い藩にござります。 346 00:35:16,772 --> 00:35:21,443 (慶喜)家老の福原越後を呼び出し 問いただしたところ➡ 347 00:35:21,443 --> 00:35:24,796 藩主親子の罪一等が 減じられれば➡ 348 00:35:24,796 --> 00:35:28,066 兵たちも得心して退くと 申すのだが。 349 00:35:28,066 --> 00:35:31,903 それでは 後手に回りまする。 350 00:35:31,903 --> 00:35:36,324 叡慮に反する振る舞い➡ 351 00:35:36,324 --> 00:35:41,096 武力にて一掃すべきと存じまする。 352 00:35:41,096 --> 00:35:45,917 守護職は 都で戦をするつもりか? 353 00:35:45,917 --> 00:35:53,742 伏見 山崎… あるいは 街道にて食い止めます。 354 00:35:53,742 --> 00:36:01,800 万が一という事がある。 貴公 殊更に武力討伐を言い立てるは➡ 355 00:36:01,800 --> 00:36:05,270 長州の恨みを恐れるあまりか?➡ 356 00:36:05,270 --> 00:36:13,445 池田屋では 会津配下の者どもが 要らざる斬り合いをした。 357 00:36:13,445 --> 00:36:16,131 長州が押し上ってきたのは➡ 358 00:36:16,131 --> 00:36:18,500 その恨みを晴らすためとも 思えるが。 359 00:36:18,500 --> 00:36:21,200 それは あまりに…。 360 00:36:23,238 --> 00:36:27,843 会津の戦には つきあえぬ。 361 00:36:27,843 --> 00:36:38,253 ♬~ 362 00:36:38,253 --> 00:36:41,256 兄上…。 363 00:36:41,256 --> 00:36:45,243 ♬~ 364 00:36:45,243 --> 00:36:51,766 (田中) 命を捨てて 共に都を守ろうど 仰せになったお方が➡ 365 00:36:51,766 --> 00:36:56,204 どの口で あのような事を? 366 00:36:56,204 --> 00:37:02,761 (内蔵助)長州は どう出るつもりかのう? 367 00:37:02,761 --> 00:37:05,797 じっと動かぬのが 不気味にごぜえます。 368 00:37:05,797 --> 00:37:10,502 何か裏があるものと。 369 00:37:10,502 --> 00:37:12,637 (内蔵助)秋月。 はっ。 370 00:37:12,637 --> 00:37:22,664 池田屋の一件は ぬしの失策と 非難の声が上がってる。 371 00:37:22,664 --> 00:37:30,264 是非もねえ。 しばらく下がっておれ。 372 00:37:35,493 --> 00:37:38,730 ははっ。 373 00:37:38,730 --> 00:37:48,673 (容保)我らは 会津のために 働いてきたのではないのじゃ。 374 00:37:48,673 --> 00:37:57,073 はい。 全ては 都を守護するためにごぜえます。 375 00:37:59,668 --> 00:38:03,905 この事…➡ 376 00:38:03,905 --> 00:38:10,245 主上だけは お分かり下さるはず。 377 00:38:10,245 --> 00:38:21,222 ♬~ 378 00:38:21,222 --> 00:38:24,576 ご評議は 済みましたか? 379 00:38:24,576 --> 00:38:27,462 いや まだだ。 380 00:38:27,462 --> 00:38:33,234 よいのですか? 秋月さんは。 うむ…。 381 00:38:33,234 --> 00:38:38,790 わしは 公用方を外れたのでな。 えっ? 382 00:38:38,790 --> 00:38:41,443 近く 会津へ戻る。 383 00:38:41,443 --> 00:38:45,046 お待ち下さい。 秋月さんが いなくなったら➡ 384 00:38:45,046 --> 00:38:47,165 都は なじょなんですか? 385 00:38:47,165 --> 00:38:52,070 他藩とのつなぎは? 長州の動きの探索は? 386 00:38:52,070 --> 00:38:56,374 まさか 池田屋の事で? 387 00:38:56,374 --> 00:38:59,678 わしの失策であった。 388 00:38:59,678 --> 00:39:02,280 そんな…。 389 00:39:02,280 --> 00:39:07,335 ♬~ 390 00:39:07,335 --> 00:39:10,121 (銃声) 391 00:39:10,121 --> 00:39:12,841 ♬~ 392 00:39:12,841 --> 00:39:15,510 (銃声) 393 00:39:15,510 --> 00:39:23,501 ♬~ 394 00:39:23,501 --> 00:39:25,801 (銃声) 395 00:39:27,906 --> 00:39:34,179 3倍の早さで撃つ事ができれば 兵が3倍いるのと同じだ。 396 00:39:34,179 --> 00:39:38,199 こんな たやすい算術が なぜ分からんのだ? 397 00:39:38,199 --> 00:39:40,599 (銃声) 398 00:39:42,470 --> 00:39:47,770 もう やめてくなんしょ。 銃身が熱くなって 危ねえ。 399 00:39:49,677 --> 00:39:55,734 この銃は 必ず 会津の役に立つ。 それなのに➡ 400 00:39:55,734 --> 00:39:59,434 ろくに評議もなさらずに お取り下げだ! 401 00:40:01,406 --> 00:40:06,127 分からず屋どもが! 兄様も同じでした! 402 00:40:06,127 --> 00:40:12,927 何を言っても聞いて頂けず 禁足のご処分も受けやした。 403 00:40:14,903 --> 00:40:20,141 会津は頑固で たやすくは動かねえげんじょ➡ 404 00:40:20,141 --> 00:40:23,728 諦めては なりませぬ。 405 00:40:23,728 --> 00:40:30,218 認めて頂けるまで 何度でも何度でも 作り直すべ。 406 00:40:30,218 --> 00:40:36,441 ♬~ 407 00:40:36,441 --> 00:40:44,983 私が… 私が ずっと お手伝い致しやす。 408 00:40:44,983 --> 00:40:57,178 ♬~ 409 00:40:57,178 --> 00:40:59,414 八重さん…。 410 00:40:59,414 --> 00:41:03,051 はい。 411 00:41:03,051 --> 00:41:08,006 ♬~ 412 00:41:08,006 --> 00:41:10,024 ありがとう。 413 00:41:10,024 --> 00:41:25,607 ♬~ 414 00:41:25,607 --> 00:41:31,062 そのころ 箱館の外国人居留地では➡ 415 00:41:31,062 --> 00:41:38,753 一人の若者が ひそかに 日本を脱出しようとしていた。 416 00:41:38,753 --> 00:42:05,730 ♬~ 417 00:42:05,730 --> 00:42:18,960 (船長 英語で) 418 00:42:18,960 --> 00:42:36,344 ♬~ 419 00:42:36,344 --> 00:42:39,063 (新島)さらば 日本。 420 00:42:39,063 --> 00:42:42,867 窮屈な私の国。 421 00:42:42,867 --> 00:42:50,375 それは 上州安中藩士 新島七五三太。 422 00:42:50,375 --> 00:42:58,575 後の新島 襄が 単身 アメリカへ渡る 旅の始まりであった。 423 00:43:02,103 --> 00:43:05,139 佐川様に入隊を願い出たのか? 424 00:43:05,139 --> 00:43:08,543 (佐川)何度 頼まっちも 都には連れていけねえ。➡ 425 00:43:08,543 --> 00:43:12,380 16の子に 命を捨てろとは 言えぬゆえな。 426 00:43:12,380 --> 00:43:15,900 早ぐ手柄を立ててえ気持ちは 分がるげんじょ。 427 00:43:15,900 --> 00:43:20,371 分がる訳ねえ! 姉上に 何が分がんだ? 428 00:43:20,371 --> 00:43:23,608 (刺客)帝を奪い去る国賊め! 429 00:43:23,608 --> 00:43:26,277 (広沢)象山先生が襲われました! (覚馬)先生は どこだ? 430 00:43:26,277 --> 00:43:28,563 (長州兵) 西国街道に援軍が進んじょる! 431 00:43:28,563 --> 00:43:31,363 敵は奸賊 松平容保! 432 00:43:33,401 --> 00:43:37,238 <元治元年 祇園祭の2日前➡ 433 00:43:37,238 --> 00:43:41,809 長州藩士を中心とした 急進的な藩士たちが➡ 434 00:43:41,809 --> 00:43:46,464 都の焼き打ちを 画策している事が判明。➡ 435 00:43:46,464 --> 00:43:51,402 新選組から知らせを受けた 松平容保は➡ 436 00:43:51,402 --> 00:43:54,472 各藩に出動を命じます。➡ 437 00:43:54,472 --> 00:44:03,398 尊攘派の藩士たちは 三条小橋の 池田屋で議論の最中でした。➡ 438 00:44:03,398 --> 00:44:08,069 その中には 山本覚馬や吉田松陰と同じく➡ 439 00:44:08,069 --> 00:44:14,575 佐久間象山の下で学んだ 肥後藩の宮部鼎蔵がいました。➡ 440 00:44:14,575 --> 00:44:18,112 宮部は 松陰と旅した会津で➡ 441 00:44:18,112 --> 00:44:24,068 藩士たちと交流を深め 藩校 日新館にも訪れましたが➡ 442 00:44:24,068 --> 00:44:29,607 今や 会津と敵対する立場の 重鎮となっていました。➡ 443 00:44:29,607 --> 00:44:35,530 6月5日 夜 新選組が池田屋に襲撃。➡ 444 00:44:35,530 --> 00:44:39,801 激闘の末 宮部は自害します。➡ 445 00:44:39,801 --> 00:44:44,772 その死は 尊攘派にとって 痛手となりました。➡ 446 00:44:44,772 --> 00:44:48,826 長州藩は 復讐に燃え 挙兵。➡ 447 00:44:48,826 --> 00:44:55,926 池田屋事件を境に 会津藩の運命は 大きく変わっていくのです> 448 00:45:37,842 --> 00:45:44,082 <柳生十兵衛。 柳生但馬守宗矩の嫡男にして➡ 449 00:45:44,082 --> 00:45:49,404 その剣 天下に並ぶ者なし。➡ 450 00:45:49,404 --> 00:45:54,242 寛永14年 島原で一揆が勃発。➡ 451 00:45:54,242 --> 00:45:59,397 旗頭は 天草四郎時貞。➡