1 00:00:35,472 --> 00:00:38,475 慶応4年6月➡ 2 00:00:38,475 --> 00:00:43,747 新政府軍は 奥州街道に兵を進めた。 3 00:00:43,747 --> 00:00:49,753 頼母は 再び 恭順を説くが 受け入れられず➡ 4 00:00:49,753 --> 00:00:53,407 白河総督の任を解かれる。 5 00:00:53,407 --> 00:01:00,814 7月 新政府軍に抗戦を貫いた 二本松藩は壊滅し➡ 6 00:01:00,814 --> 00:01:05,469 奥羽越列藩同盟は 崩壊寸前となった。 7 00:01:05,469 --> 00:01:09,473 刻々と 会津に危機が迫っていた。 8 00:01:09,473 --> 00:01:11,773 (八重)しっかりしっせえ! 9 00:01:15,145 --> 00:01:17,145 (大山)運んじょけ。 10 00:01:19,149 --> 00:01:23,303 陽暦に直せば 既に10月。 11 00:01:23,303 --> 00:01:27,975 奥羽には もう 寒さが忍び寄っていた。 12 00:01:27,975 --> 00:01:30,811 支度は 整いもしたど。 13 00:01:30,811 --> 00:01:34,148 (板垣)ぐずぐずしよったら 奥羽に 冬が来る。 14 00:01:34,148 --> 00:01:37,418 その前に どういても 会津を たたかんといかん。 15 00:01:37,418 --> 00:01:40,421 どの峠から 攻めもんそか。 16 00:01:40,421 --> 00:01:52,421 ♬~ 17 00:01:54,485 --> 00:01:57,785 (権八)座れ。 (徳造)はい。 18 00:02:02,493 --> 00:02:07,531 皆も知ってのとおり 二本松も落ぢた。 19 00:02:07,531 --> 00:02:10,150 (川崎)仙台藩 米沢藩も➡ 20 00:02:10,150 --> 00:02:14,138 早々に 奥州街道から 兵を引き始めています。 21 00:02:14,138 --> 00:02:20,144 (権八)事によれば ご城下での戦になるかもしんねえ。 22 00:02:20,144 --> 00:02:26,150 何があっても 殿とお家を第一に考えで動げば➡ 23 00:02:26,150 --> 00:02:30,421 会津の人間として 道を誤る事はねえ。 24 00:02:30,421 --> 00:02:33,757 見苦しいまねは 決してすんな。 25 00:02:33,757 --> 00:02:35,809 (みね)はい。 26 00:02:35,809 --> 00:02:38,509 みね嬢様は 頼もしいな。 27 00:02:40,097 --> 00:02:48,405 ♬~ 28 00:02:48,405 --> 00:02:52,142 お城からのお召しに備えて 余分なものは埋めておきましょう。 29 00:02:52,142 --> 00:02:56,763 んだな。 おお それは持っていくべ。 30 00:02:56,763 --> 00:02:59,263 はい。 31 00:03:03,420 --> 00:03:06,406 それは? 32 00:03:06,406 --> 00:03:11,411 ああ… 八重のだ。 33 00:03:11,411 --> 00:03:41,808 ♬~ 34 00:03:41,808 --> 00:03:44,808 三郎…。 35 00:03:47,748 --> 00:03:57,090 ♬~(テーマ音楽) 36 00:03:57,090 --> 00:04:22,816 ♬~ 37 00:04:22,816 --> 00:06:22,116 ♬~ 38 00:06:24,821 --> 00:06:27,841 (黒河内)情げねえ 情げねえ…。 39 00:06:27,841 --> 00:06:32,813 大丈夫がし? (黒河内)ああ さすけねえ。 40 00:06:32,813 --> 00:06:36,513 春英先生から 薬を…。 41 00:06:42,422 --> 00:06:44,808 (ユキ)お加減は? 42 00:06:44,808 --> 00:06:49,813 とうとう 目と脚に来た。 43 00:06:49,813 --> 00:06:56,513 こった時に お役に立てぬとは 情げねえ! 44 00:06:58,138 --> 00:07:01,141 先生…。 45 00:07:01,141 --> 00:07:09,441 ≪(掛け声) 46 00:07:11,168 --> 00:07:14,471 (竹子)水車 用意! 47 00:07:14,471 --> 00:07:16,471 始め! 48 00:07:18,091 --> 00:07:21,094 (掛け声) 49 00:07:21,094 --> 00:07:23,747 すごい気合い。 50 00:07:23,747 --> 00:07:26,149 八重様。 51 00:07:26,149 --> 00:07:28,135 (優子) ご一緒して下さるのですね? 52 00:07:28,135 --> 00:07:31,088 (こう)交代しましょう。 (一同)はい。 53 00:07:31,088 --> 00:07:33,140 これは? 54 00:07:33,140 --> 00:07:37,644 (こう)おなごたちで 薙刀隊を作る事にしたのですよ。 55 00:07:37,644 --> 00:07:41,481 私たちが盾となって 照姫様を お守りしましょう。 56 00:07:41,481 --> 00:07:45,485 (まき子)八重様がいれば なおの事 心強い。 57 00:07:45,485 --> 00:07:48,755 万が一の時には 諏訪のお宮で 落ち合って…。 58 00:07:48,755 --> 00:07:54,077 私は ご一緒できねえから…。 59 00:07:54,077 --> 00:07:56,079 (こう)なぜです? 60 00:07:56,079 --> 00:07:59,483 戦う気がねえのですか? まさか…。 61 00:07:59,483 --> 00:08:01,501 あね様? 62 00:08:01,501 --> 00:08:03,920 (すま子)いざとなったら…。 (竹子)八重様には➡ 63 00:08:03,920 --> 00:08:06,807 別のお考えが おありなのでしょう。 64 00:08:06,807 --> 00:08:10,807 私たちは 稽古を。 (一同)はい。 65 00:08:14,080 --> 00:08:21,780 ♬~ 66 00:08:24,141 --> 00:08:28,762 八重ねえ様 悔しぐねえの? 言われっ放しで。 67 00:08:28,762 --> 00:08:31,148 ≪(掛け声) 68 00:08:31,148 --> 00:08:34,151 みんな 勇敢だ。 69 00:08:34,151 --> 00:08:41,408 立派に戦って 照姫様を きっとお守りすんべ。 70 00:08:41,408 --> 00:08:43,810 会津のおなごだもの。 71 00:08:43,810 --> 00:08:47,814 んだげんじょ…➡ 72 00:08:47,814 --> 00:08:54,805 薙刀では 薩長は倒せねえ。 73 00:08:54,805 --> 00:08:57,757 あね様…。 74 00:08:57,757 --> 00:09:02,796 ♬~ 75 00:09:02,796 --> 00:09:10,086 薙刀ではねえ お城を守れんのは。 76 00:09:10,086 --> 00:09:13,840 (梶原)列藩同盟の結束さえ もっと強ければ…。➡ 77 00:09:13,840 --> 00:09:16,743 それがしの失態にごぜえます! 78 00:09:16,743 --> 00:09:24,443 (内蔵助)しかたねえ。 それより 敵が どっから来るかだ。 79 00:09:32,809 --> 00:09:38,148 (秋月)敵軍が 動き出した様子にごぜえます。 80 00:09:38,148 --> 00:09:43,470 (田中) いよいよ 峠を攻めてくっか。 81 00:09:43,470 --> 00:09:47,140 (萱野)中山峠を越えてくっとの 噂がある。 82 00:09:47,140 --> 00:09:49,476 (秋月)それも 兵をおびき寄せ➡ 83 00:09:49,476 --> 00:09:52,776 ほかから攻め込む おとりかもしれませぬ。 84 00:09:54,481 --> 00:09:58,485 猪苗代の北からか 南か!? 85 00:09:58,485 --> 00:10:04,157 手勢が少なすぎる! 主力部隊が 四方に出払った上に➡ 86 00:10:04,157 --> 00:10:06,743 まだ あちこちに 振り分けねばなんねえか! 87 00:10:06,743 --> 00:10:09,746 (佐川)なれども 西国の兵たちは➡ 88 00:10:09,746 --> 00:10:15,752 寒さに弱ぐ 冬は 使いものになりませぬ。➡ 89 00:10:15,752 --> 00:10:20,807 雪さえ降れば 我が方が 俄然 有利。 90 00:10:20,807 --> 00:10:27,430 雪が 我らの味方か。 冬まで あと僅か。 91 00:10:27,430 --> 00:10:31,084 今が ふんばりどころにごぜえます。 92 00:10:31,084 --> 00:10:34,804 (内蔵助)官兵衛。 にしゃ➡ 93 00:10:34,804 --> 00:10:40,744 敵に 鬼と呼ばれ 恐れられていると聞いたぞ。 94 00:10:40,744 --> 00:10:45,765 (田中)ほう 鬼の官兵衛か。➡ 95 00:10:45,765 --> 00:10:52,472 その鬼に 殿から ご沙汰がある。 96 00:10:52,472 --> 00:10:55,091 (容保)官兵衛。 (官兵衛)はっ。 97 00:10:55,091 --> 00:10:58,812 家老に進め。 はっ? 98 00:10:58,812 --> 00:11:04,084 日光口の大蔵にも使者を送った。 99 00:11:04,084 --> 00:11:08,138 そろって 家老に昇進だ。 100 00:11:08,138 --> 00:11:16,146 危急の折を乗り切るには にしゃらの若い力が要る。 101 00:11:16,146 --> 00:11:18,446 (田中)お受けせよ。 102 00:11:20,817 --> 00:11:25,472 苦しい時だが 頼むぞ。 はっ! 103 00:11:25,472 --> 00:11:27,474 (容保)土佐。 (田中)はっ! 104 00:11:27,474 --> 00:11:37,417 万が一 峠を破られた時には 触れを出し 藩士を皆 城に集めよ。 105 00:11:37,417 --> 00:11:40,136 承知致しました。 106 00:11:40,136 --> 00:11:47,136 その折には 頼母にも 登城を命じる。 107 00:11:57,837 --> 00:12:02,409 皆 力を合わせよ。➡ 108 00:12:02,409 --> 00:12:07,747 会津は 会津の手で守るのじゃ! 109 00:12:07,747 --> 00:12:10,047 (一同)はっ! 110 00:12:11,818 --> 00:12:16,806 領内への敵の侵攻を 何としても阻むべく➡ 111 00:12:16,806 --> 00:12:22,806 会津藩は 城下に至る道を 全て封鎖する作戦をとった。 112 00:12:25,148 --> 00:12:27,817 (中村)失礼しもす。➡ 113 00:12:27,817 --> 00:12:33,423 西郷さあ いつ 薩摩から 戻いやったとごわすか。 114 00:12:33,423 --> 00:12:35,408 (西郷)半次郎どん➡ 115 00:12:35,408 --> 00:12:39,763 早速じゃっどん 兵を率いて 日光口まで行ってくいやい。 116 00:12:39,763 --> 00:12:43,483 攻めあぐねて 難儀しちょるそうじゃっで。 117 00:12:43,483 --> 00:12:45,752 残るは 会津じゃっどん。 118 00:12:45,752 --> 00:12:49,806 (中村) 会津は なかなか落ちもはんそ。 119 00:12:49,806 --> 00:12:55,478 意地に懸けても 最後の一兵まで 戦い抜くっとが 士風ごわんで。 120 00:12:55,478 --> 00:13:00,433 じゃっどん 早う 片づけんこつには➡ 121 00:13:00,433 --> 00:13:03,470 双方の兵が 無駄に死ぬ。 122 00:13:03,470 --> 00:13:08,470 総督府は 会津を 根こそぎ 滅ぼすつもりでは? 123 00:13:10,744 --> 00:13:15,415 私怨で始めた戦じゃなか。 124 00:13:15,415 --> 00:13:20,103 治むっ道を探らんなならん。 125 00:13:20,103 --> 00:13:23,089 話してみっか➡ 126 00:13:23,089 --> 00:13:26,089 あん男と。 127 00:13:27,744 --> 00:13:31,744 (野沢)先生…。 先生! 128 00:13:34,084 --> 00:13:39,456 (牢番)はやり病で もう 幾人か死にもした。 129 00:13:39,456 --> 00:13:43,076 薬は与えたとか? はい。➡ 130 00:13:43,076 --> 00:13:48,148 そいでも 体が弱っちょる者から 死んでいきもす。 131 00:13:48,148 --> 00:13:54,087 医者に診せえ。 牢におっては 助からんとなら➡ 132 00:13:54,087 --> 00:13:58,408 出してやっても よか。 あ…。 133 00:13:58,408 --> 00:14:02,145 早う 医者を呼ばんか! はい。 134 00:14:02,145 --> 00:14:04,814 (野沢)ありがとうございます。➡ 135 00:14:04,814 --> 00:14:07,514 ありがとうございます! 136 00:14:15,408 --> 00:14:18,411 死なすっとは 惜しか。 137 00:14:18,411 --> 00:14:25,101 (覚馬)うら… 八重…。➡ 138 00:14:25,101 --> 00:14:27,804 八重…。 139 00:14:27,804 --> 00:14:32,075 8月21日 新政府軍は➡ 140 00:14:32,075 --> 00:14:36,079 守りが手薄だった母成峠を突破。 141 00:14:36,079 --> 00:14:41,779 会津は ついに 領内への敵侵入を 許してしまった。 142 00:14:45,855 --> 00:14:54,814 会津軍800は 3,000の敵の前に やむなく 猪苗代城へ撤退した。 143 00:14:54,814 --> 00:15:01,588 (藩士たち) 家並みの触れにござりまする! 144 00:15:01,588 --> 00:15:03,806 (藩士) 敵は 猪苗代城に迫っております。 145 00:15:03,806 --> 00:15:09,429 15歳から60歳までの男子は 皆 城に入るよう 命が下りました。 146 00:15:09,429 --> 00:15:13,149 謹んで承りました。 147 00:15:13,149 --> 00:15:16,753 (藩士)戦支度を整え 急ぎ 登城なされませ。 148 00:15:16,753 --> 00:15:18,753 はっ! 149 00:15:22,475 --> 00:15:25,475 (艶)これを。 150 00:15:32,468 --> 00:15:42,145 (健次郎)「天下 とどろく名をば 上げずとも➡ 151 00:15:42,145 --> 00:15:48,445 遅れなとりそ もののふの道」。 152 00:15:51,087 --> 00:15:57,076 (艶)手柄は 上げずともよい。 んだげんじょ➡ 153 00:15:57,076 --> 00:16:05,151 命を惜しんで 遅れをとってはなりませぬ。 154 00:16:05,151 --> 00:16:07,151 はい。 155 00:16:11,140 --> 00:16:16,840 では 行ってまいります。 156 00:16:22,418 --> 00:16:27,807 (権八)会津代々に伝わる 出陣祝だ。 157 00:16:27,807 --> 00:16:35,107 (佐久) 勝って まめで 来る身を待つ。 158 00:17:02,475 --> 00:17:07,475 ご武運を お祈り致しておりやす。 159 00:17:13,102 --> 00:17:16,139 戦の成り行き次第では➡ 160 00:17:16,139 --> 00:17:19,809 お前たちにも お城から ご沙汰があんべ。 161 00:17:19,809 --> 00:17:25,148 その時には 慌てる事なく お指図に従え。 162 00:17:25,148 --> 00:17:27,148 はい。 (うら)はい。 163 00:17:42,749 --> 00:17:45,318 お父様。 164 00:17:45,318 --> 00:17:48,421 私も お供させてくなんしょ。 165 00:17:48,421 --> 00:17:50,473 八重! 166 00:17:50,473 --> 00:17:53,159 鉄砲の腕は 人に負げねえ! 167 00:17:53,159 --> 00:17:58,431 大砲の事も 西洋戦術の事も 全て 分かっておりやす。 168 00:17:58,431 --> 00:18:01,984 私を 戦に連れていってくなんしょ! 169 00:18:01,984 --> 00:18:03,970 ばか言うんでねえ!➡ 170 00:18:03,970 --> 00:18:07,807 鉄砲持って 戦場に行くおなごが どこに いんだ!? 171 00:18:07,807 --> 00:18:10,426 会津を守るためです! 172 00:18:10,426 --> 00:18:14,814 お城を お殿様を守るためです! 173 00:18:14,814 --> 00:18:18,301 私の腕は 必ず お役に立ちやす! 174 00:18:18,301 --> 00:18:20,420 駄目だ! お父様! 175 00:18:20,420 --> 00:18:24,140 にしゃ 武士ではねえ! 武士の娘だし! 176 00:18:24,140 --> 00:18:29,412 二本松では 小さな子どもまで戦った。 177 00:18:29,412 --> 00:18:32,148 敵が 目前に迫っていんのに➡ 178 00:18:32,148 --> 00:18:35,151 ただ黙って 見では いらんねえ! 駄目だ! 179 00:18:35,151 --> 00:18:38,137 私は 三郎の敵を討ぢてえ! 180 00:18:38,137 --> 00:18:41,808 私は 鉄砲で戦いやす! 181 00:18:41,808 --> 00:18:44,744 八重! (頬を打つ音) 182 00:18:44,744 --> 00:18:49,749 お許しもなく おなごを 戦場に連れていける訳がねえべ! 183 00:18:49,749 --> 00:18:55,749 余計な事言って 大切なご出陣の 邪魔をしては なんねえ! 184 00:19:01,094 --> 00:19:05,415 ♬~ 185 00:19:05,415 --> 00:19:07,415 行っでくる。 186 00:19:10,770 --> 00:19:15,808 三郎の敵は わしが討つ。 187 00:19:15,808 --> 00:19:18,508 (佐久)八重。 188 00:19:23,416 --> 00:19:25,768 ご武運を。 189 00:19:25,768 --> 00:19:47,840 ♬~ 190 00:19:47,840 --> 00:19:50,076 ばか者が! 191 00:19:50,076 --> 00:20:47,817 ♬~ 192 00:20:47,817 --> 00:20:51,517 (すすり泣き) 193 00:20:53,422 --> 00:20:59,412 敵が城下へ侵攻するのを 絶対に阻止したい会津軍は➡ 194 00:20:59,412 --> 00:21:04,483 残り少ない兵力の投入を 余儀なくされた。 195 00:21:04,483 --> 00:21:07,803 頼母は 背炙山に布陣。 196 00:21:07,803 --> 00:21:11,757 一方 萱野は 大寺に 官兵衛は 強清水に➡ 197 00:21:11,757 --> 00:21:16,312 それぞれ部隊を率いて 急行した。 198 00:21:16,312 --> 00:21:19,081 (土方)できるだけ 時を稼ぐ! 急げ! はっ! 199 00:21:19,081 --> 00:21:21,817 斎藤! (斎藤)はい! 200 00:21:21,817 --> 00:21:27,139 だが そのころ 既に 猪苗代では…。 201 00:21:27,139 --> 00:21:31,744 もう ここも いけねえ。 城に火をかけて 退却するぞ。➡ 202 00:21:31,744 --> 00:21:35,481 仙台で もう一戦だ。 203 00:21:35,481 --> 00:21:39,752 まだ 榎本艦隊がある! 204 00:21:39,752 --> 00:21:42,471 俺たちは 仙台で待つぞ。 205 00:21:42,471 --> 00:21:48,077 私は 戻ります。 戻る? どこにだ!? 206 00:21:48,077 --> 00:21:50,746 会津に。 ばかな! 207 00:21:50,746 --> 00:21:53,933 この分じゃ 2日か3日で 城下まで攻め込まれるぞ! 208 00:21:53,933 --> 00:21:56,319 それでも 会津は戦うでしょう。 209 00:21:56,319 --> 00:22:00,473 ならば 新選組も 共に戦うまで。 210 00:22:00,473 --> 00:22:05,745 この戦 待っているのは 籠城戦だ。 援軍が来る当ても ねえ! 211 00:22:05,745 --> 00:22:09,045 死にに帰るようなもんだ! 212 00:22:11,083 --> 00:22:15,087 いいから 一緒に来い。 213 00:22:15,087 --> 00:22:18,074 斎藤! 今 会津を…! 214 00:22:18,074 --> 00:22:25,081 今 会津を見捨てるのは 義にあらず。 215 00:22:25,081 --> 00:22:31,854 生死を共にした仲間を 捨てるのは…➡ 216 00:22:31,854 --> 00:22:34,854 士道に背きます。 217 00:22:37,410 --> 00:22:40,146 お前…。 218 00:22:40,146 --> 00:22:47,136 ふっ… 会津に ほれた女でもできたか? 219 00:22:47,136 --> 00:22:52,436 ええ。 相手は 女ではなく…。 220 00:22:57,146 --> 00:23:04,420 (斎藤)愚かなほどに まっすぐな 会津という国です。 221 00:23:04,420 --> 00:23:09,809 どうやって戦う気だ。 銃も弾も 底をつきかけてるぞ。 222 00:23:09,809 --> 00:23:12,509 弾が尽きても…。 223 00:23:14,480 --> 00:23:17,180 まだ 刀がある! 224 00:23:21,087 --> 00:23:23,387 そうか。 225 00:23:27,476 --> 00:23:34,750 ならば 俺は 俺の戦をしに行く! 226 00:23:34,750 --> 00:23:36,750 はい。 227 00:23:44,477 --> 00:23:47,747 (梶原)猪苗代から 知らせにごぜえます。 228 00:23:47,747 --> 00:23:52,418 我が軍は 城に火を放ち 敗走致しました! 229 00:23:52,418 --> 00:23:55,137 まことか!? 230 00:23:55,137 --> 00:24:00,409 速い…。 敵の動き 速すぎる。 231 00:24:00,409 --> 00:24:02,411 (田中)十六橋は なじょした!? 232 00:24:02,411 --> 00:24:05,147 橋を落どせとの命令は 届いでんのか!? 233 00:24:05,147 --> 00:24:09,485 はっ。 なれど あの橋は 石の橋。 たやすくは 壊せませぬ! 234 00:24:09,485 --> 00:24:14,757 川を越えられては ご城下まで 2里もねえぞ。 235 00:24:14,757 --> 00:24:17,476 (容保)出陣する。 236 00:24:17,476 --> 00:24:20,746 (田中)殿! (容保)滝沢本陣にて 指揮を執る! 237 00:24:20,746 --> 00:24:25,084 危のうごぜえます! 滝沢は 十六橋に近すぎまする! 238 00:24:25,084 --> 00:24:30,784 大殿は ご城内にて 全軍の指揮を。 239 00:24:32,508 --> 00:24:35,208 いや…。 240 00:24:39,098 --> 00:24:44,754 こたびこそ…➡ 241 00:24:44,754 --> 00:24:50,754 わしは 皆と共に戦わねばならぬ。 242 00:24:55,097 --> 00:24:57,483 城を頼む。 243 00:24:57,483 --> 00:24:59,485 土佐! はっ! 244 00:24:59,485 --> 00:25:02,185 我に続け! はっ! 245 00:25:08,410 --> 00:25:14,784 (田中)大殿のご出陣だ! (藩士たち)オ~! 246 00:25:14,784 --> 00:25:39,809 ♬~ 247 00:25:39,809 --> 00:25:44,146 前線へと向かう容保を 護衛する兵は➡ 248 00:25:44,146 --> 00:25:49,418 白虎隊ら 年の若い兵たちであった。 249 00:25:49,418 --> 00:25:55,407 城内には もはや 精鋭部隊が残っていなかった。 250 00:25:55,407 --> 00:26:02,481 ♬~ 251 00:26:02,481 --> 00:26:05,434 (時尾)盛之輔…。 252 00:26:05,434 --> 00:26:09,138 (照姫)身寄りの者か? 253 00:26:09,138 --> 00:26:16,838 弟にごぜえます。 そうか。 案じられるのう。 254 00:26:33,145 --> 00:26:39,802 大殿は ご出陣あそばしました。 255 00:26:39,802 --> 00:26:44,139 城を守る私たちも 油断せず➡ 256 00:26:44,139 --> 00:26:49,144 それぞれの立場で 精いっぱい 勤めましょうぞ。 257 00:26:49,144 --> 00:26:51,146 (一同)はい。 258 00:26:51,146 --> 00:26:54,446 近う。 (側近)はっ! 259 00:26:59,138 --> 00:27:02,758 梶原殿に お伝え下さい。 260 00:27:02,758 --> 00:27:06,095 傷を負うて戻られる方々は➡ 261 00:27:06,095 --> 00:27:10,749 城の女たちが ご介抱に当たりますと。 262 00:27:10,749 --> 00:27:12,751 (側近)はっ! 263 00:27:12,751 --> 00:27:15,137 それから➡ 264 00:27:15,137 --> 00:27:21,427 塩の蓄えが 十分かどうか 今のうちに 確かめておきなさい。 265 00:27:21,427 --> 00:27:23,746 直ちに! 266 00:27:23,746 --> 00:27:45,084 ♬~ 267 00:27:45,084 --> 00:27:49,084 盛之輔さん! 悌次郎さんもいる! 268 00:27:53,075 --> 00:27:55,077 ヤーゲル銃…。 269 00:27:55,077 --> 00:27:59,481 悌次郎さん よ~ぐ引き付げて 撃ちなんしょ。 270 00:27:59,481 --> 00:28:02,484 敵の銃は ヤーゲル銃より 遠ぐまで撃てる。 271 00:28:02,484 --> 00:28:05,087 遠間で撃ち合わず 引き付げてから! 272 00:28:05,087 --> 00:28:07,823 皆も聞いてくなんしょ! 273 00:28:07,823 --> 00:28:11,076 銃の事は 悌次郎さんに しっかり教えてあっから➡ 274 00:28:11,076 --> 00:28:13,078 よぐ聞くように! 275 00:28:13,078 --> 00:28:17,433 まともに撃ち合って 無駄に死んでは なんねえ! 276 00:28:17,433 --> 00:28:28,477 ♬~ 277 00:28:28,477 --> 00:28:31,480 (板垣)橋が落とされる訳には いかん!➡ 278 00:28:31,480 --> 00:28:36,468 おまんら! 休みゆうやつは ぶった切るぜよ! (一同)オ~! 279 00:28:36,468 --> 00:28:42,408 急ぎや! ぶった切るぜよ! 行きや! 急ぎや! 280 00:28:42,408 --> 00:28:48,708 そのころ 新政府軍は 怒とうの進軍を続けていた。 281 00:28:55,471 --> 00:29:00,476 (伝令)申し上げます! 十六橋を 破られましてごぜえます! 282 00:29:00,476 --> 00:29:02,478 十六橋が!? 283 00:29:02,478 --> 00:29:05,481 橋桁を崩している間に 敵の砲弾を浴び➡ 284 00:29:05,481 --> 00:29:09,134 橋は 既に 敵の手に落ちましてごぜえます! 285 00:29:09,134 --> 00:29:14,406 猪苗代敗走の知らせ 先ほど 聞いたばかりではないか。 286 00:29:14,406 --> 00:29:16,408 (定敬)兄上。 287 00:29:16,408 --> 00:29:19,812 戸ノ口原の守備は!? 288 00:29:19,812 --> 00:29:24,083 戸ノ口原が破られては 一気に城下に攻め込まれる。 289 00:29:24,083 --> 00:29:28,754 (伝令)手勢が足りず 援軍を願い出ておりまする。 290 00:29:28,754 --> 00:29:31,473 土佐。 はっ! 291 00:29:31,473 --> 00:29:36,745 本陣を二手に分け 半数を 戸ノ口原に向かわせよ。 292 00:29:36,745 --> 00:29:40,749 本陣も 手薄にごぜえます。 293 00:29:40,749 --> 00:29:46,755 援軍となると 白虎隊も出陣させねばなりませぬ。 294 00:29:46,755 --> 00:30:02,755 ♬~ 295 00:30:08,744 --> 00:30:14,083 白虎士中二番隊に 出陣の命が下りた! 296 00:30:14,083 --> 00:30:16,383 (一同)おお! 297 00:30:18,087 --> 00:30:24,810 これは 大殿が 皆のために 手ずから お裂き下さった。 298 00:30:24,810 --> 00:30:29,510 身につけて 出陣せよ。 (一同)はい! 299 00:30:42,478 --> 00:30:50,102 にしゃらは 若年なれど 本軍の兵だ。➡ 300 00:30:50,102 --> 00:30:53,472 ひるまずに 戦ってまいれ! 301 00:30:53,472 --> 00:30:55,472 (一同)はい! 302 00:31:17,095 --> 00:31:20,482 皆の武運を祈る。 303 00:31:20,482 --> 00:31:22,484 (一同)はっ! 304 00:31:22,484 --> 00:31:27,184 いざ 出陣! (一同)オ~! 305 00:31:33,428 --> 00:31:41,470 ♬~ 306 00:31:41,470 --> 00:31:44,473 土佐。 はっ。 307 00:31:44,473 --> 00:31:46,808 (容保)城下に 使いを送る。 308 00:31:46,808 --> 00:31:54,116 戸ノ口原が敗れた時に備え 籠城の構えをとらせよ。 309 00:31:54,116 --> 00:31:56,134 ははっ! 310 00:31:56,134 --> 00:32:00,472 ♬~ 311 00:32:00,472 --> 00:32:06,979 (藩士たち) 家並みの触れにございます! 312 00:32:06,979 --> 00:32:09,481 敵軍が迫った時は 半鐘を鳴らしまする。 313 00:32:09,481 --> 00:32:11,817 藩士家族は それを合図に お城に入り➡ 314 00:32:11,817 --> 00:32:15,754 町方 村方の者は 城下を出よとの お達しにござる。 315 00:32:15,754 --> 00:32:20,409 承りましてございます。 316 00:32:20,409 --> 00:32:22,411 (砲撃音) 317 00:32:22,411 --> 00:32:24,479 あの音は! 318 00:32:24,479 --> 00:32:31,479 おっ母様 敵は もう 間近まで迫ってっからし。 319 00:32:42,414 --> 00:32:44,816 (お吉)これは…。 320 00:32:44,816 --> 00:32:49,471 今まで よく仕えてくれた。 321 00:32:49,471 --> 00:32:55,744 僅かばかりだげんじょ 村に戻って 身を立てる足しにしっせ。 322 00:32:55,744 --> 00:33:00,148 もらえねえ。 皆様方に ご入り用のお金だべ! 323 00:33:00,148 --> 00:33:02,484 もらえねえ…。 324 00:33:02,484 --> 00:33:07,184 城に入っても 使いみちは ねえから。 325 00:33:10,075 --> 00:33:16,081 早鐘は いつ鳴っか 分がんねえ。 326 00:33:16,081 --> 00:33:21,770 2人とも 今夜のうちに 村に帰らんしょ。 327 00:33:21,770 --> 00:33:26,074 逃げ遅れたら 命が危ねえ。 328 00:33:26,074 --> 00:33:28,744 (徳造)嬢様…。 329 00:33:28,744 --> 00:33:33,148 んだら 早くしっせ。 330 00:33:33,148 --> 00:33:38,420 使えるものがあったら 持ってって構わねえから。 331 00:33:38,420 --> 00:33:41,807 嫌でごぜえやす。 332 00:33:41,807 --> 00:33:45,477 無事に お城に入んの 見届げねえうちは➡ 333 00:33:45,477 --> 00:33:49,431 村には帰れねえ! 荷物を担いで お送り致しやす! 334 00:33:49,431 --> 00:33:52,084 今は 出ていけねえ! 335 00:33:52,084 --> 00:33:54,936 気にかかる話を いっぺえ聞いたんだ。➡ 336 00:33:54,936 --> 00:33:59,074 敵が ご城下に来たら➡ 337 00:33:59,074 --> 00:34:05,080 乱暴されねえように 足手まといにならねえように➡ 338 00:34:05,080 --> 00:34:09,484 おなごは みんな 死ぬ覚悟だと。 339 00:34:09,484 --> 00:34:12,471 心配いらねえ。 340 00:34:12,471 --> 00:34:16,475 私たちは 必ず お城に入る。 341 00:34:16,475 --> 00:34:18,475 嬢様…。 342 00:34:21,813 --> 00:34:25,150 (佐久)家並みのお触れが 回ったからには➡ 343 00:34:25,150 --> 00:34:30,405 おなごも 子どもも 力を合わせて お城を守るという事だ。 344 00:34:30,405 --> 00:34:36,144 みんなで 会津を守るんだ。 345 00:34:36,144 --> 00:34:38,764 (うら)炊事 洗濯➡ 346 00:34:38,764 --> 00:34:43,118 おなごにできる事は いっぱいある。 347 00:34:43,118 --> 00:34:45,118 なあ。 348 00:34:47,139 --> 00:34:50,742 分かったら 早く支度しっせ。 349 00:34:50,742 --> 00:34:55,442 せめで 今夜は お支度を手伝わしてくなんしょ! 350 00:35:01,420 --> 00:35:07,743 …んだら。 ありがとなし。 351 00:35:07,743 --> 00:35:10,043 はい! はい! 352 00:35:12,748 --> 00:35:17,803 (雷鳴) 353 00:35:17,803 --> 00:35:21,423 大砲の音だべか? 354 00:35:21,423 --> 00:35:25,077 いや。 355 00:35:25,077 --> 00:35:27,813 今のは 雷だ。 356 00:35:27,813 --> 00:35:35,087 (雷鳴) 357 00:35:35,087 --> 00:35:42,077 (雨の音) 358 00:35:42,077 --> 00:35:44,079 (雷鳴) 359 00:35:44,079 --> 00:35:50,469 滝沢本陣から出撃した 白虎隊士中二番隊は➡ 360 00:35:50,469 --> 00:35:55,474 その夜 戸ノ口原で 野営となった。 361 00:35:55,474 --> 00:35:59,744 (雨の音) 362 00:35:59,744 --> 00:36:03,081 (日向)皆 腹が減ったべ。 363 00:36:03,081 --> 00:36:08,381 食べ物を調達してくっから ここで待っておれ。 364 00:36:10,088 --> 00:36:14,743 (日向)儀三郎 わしが戻るまで 皆を頼む。 365 00:36:14,743 --> 00:36:16,745 (儀三郎)はい。 366 00:36:16,745 --> 00:36:22,751 (雷鳴) 367 00:36:22,751 --> 00:36:31,743 (雨の音) 368 00:36:31,743 --> 00:36:38,043 皆 もっと固まれ。 くっつけば 暖がとれる。 369 00:36:51,813 --> 00:36:56,151 ♬「おしくらまんじゅう」 370 00:36:56,151 --> 00:36:59,851 ♬「おしくらまんじゅう」 371 00:37:06,778 --> 00:37:10,815 ♬「おしくらまんじゅう」 372 00:37:10,815 --> 00:37:14,115 (悌次郎)♬「押されて泣くな」 373 00:37:15,804 --> 00:37:19,504 ♬「押されて泣くな」 374 00:37:23,478 --> 00:37:31,086 ♬「押されて泣くな」 375 00:37:31,086 --> 00:37:34,472 ♬「おしくらまんじゅう」 376 00:37:34,472 --> 00:37:41,079 ♬「押されて泣くな」 377 00:37:41,079 --> 00:37:43,098 おっとっと! 378 00:37:43,098 --> 00:37:47,135 (笑い声) 379 00:37:47,135 --> 00:37:50,435 子どもみでえだな。 380 00:37:54,142 --> 00:37:58,079 明日は 戸ノ口原から 敵を追っ払ってやんべ! 381 00:37:58,079 --> 00:38:00,079 (一同)オ~! 382 00:38:04,102 --> 00:38:06,755 (雷鳴) 383 00:38:06,755 --> 00:38:11,142 ♬~ 384 00:38:11,142 --> 00:38:16,765 俺たちは 会津の武士だ。 385 00:38:16,765 --> 00:38:44,809 ♬~ 386 00:38:44,809 --> 00:38:48,809 これだ。 重てえぞ。 おう。 387 00:38:51,483 --> 00:38:55,470 何で 穴 掘ってんの? 芋や野菜を埋めんだ。 388 00:38:55,470 --> 00:38:57,973 あとで 掘り返して 食べれんべ。 389 00:38:57,973 --> 00:39:01,476 んだら お吉の好きな かぼちゃも埋めんべ。 390 00:39:01,476 --> 00:39:04,476 嬢様…。 391 00:39:06,414 --> 00:39:19,077 (お吉の泣き声) 392 00:39:19,077 --> 00:39:48,506 ♬~ 393 00:39:48,506 --> 00:39:54,512 [ 回想 ] (三郎)姉上が嫁に行けば 角場は 俺の天下だと思ったげんじょ。 394 00:39:54,512 --> 00:39:57,148 ♬~ 395 00:39:57,148 --> 00:40:01,086 [ 回想 ] 覚悟はいいな! はい! 396 00:40:01,086 --> 00:40:03,138 ダン! 397 00:40:03,138 --> 00:40:06,908 私 やっぱり 鉄砲さ やりでえ! お父様 教えてくなんしょ! 398 00:40:06,908 --> 00:40:10,108 駄目だ。 ならぬことは ならぬ。 399 00:40:11,813 --> 00:40:18,803 今まで ありがとなし。 400 00:40:18,803 --> 00:40:28,803 ♬~ 401 00:40:35,136 --> 00:40:37,105 (物音) 402 00:40:37,105 --> 00:40:39,140 おい! 403 00:40:39,140 --> 00:40:41,840 おい! おい! 404 00:40:57,409 --> 00:40:59,427 (銃声) 405 00:40:59,427 --> 00:41:02,080 敵だ! みんな 構えろ! 406 00:41:02,080 --> 00:41:06,835 (銃声) 407 00:41:06,835 --> 00:41:14,809 (半鐘の音) 408 00:41:14,809 --> 00:41:17,812 お吉! お吉や! (お吉)へえ! 409 00:41:17,812 --> 00:41:20,815 荷物が出来たら 運んでおくれ。 (お吉)へえ! 410 00:41:20,815 --> 00:41:24,803 八重は? 角場に駆けていったげんじょ。 411 00:41:24,803 --> 00:41:27,405 もう 随分 皆さん お城へ向かってるみてえだ! 412 00:41:27,405 --> 00:41:30,759 表 見てきやす! すまねえなし。 へえ! 413 00:41:30,759 --> 00:42:10,081 ♬~ 414 00:42:10,081 --> 00:42:12,381 おっ母様。 415 00:42:20,425 --> 00:42:23,745 その格好! 416 00:42:23,745 --> 00:42:29,045 私は 三郎と一緒に お城にあがりやす。 417 00:42:30,752 --> 00:42:36,741 今から 私が 三郎だ。 418 00:42:36,741 --> 00:42:44,816 逆賊呼ばわりして 会津を滅ぼしに来る者たちを➡ 419 00:42:44,816 --> 00:42:48,820 私は 許さねえ。 420 00:42:48,820 --> 00:42:51,120 八重! 421 00:42:52,757 --> 00:42:58,757 私は 戦う。 422 00:43:01,749 --> 00:43:04,752 私が 鉄砲隊を指揮致しやす。 423 00:43:04,752 --> 00:43:09,090 私は 山本覚馬の妹だ。 424 00:43:09,090 --> 00:43:12,477 鉄砲の事なら 誰にも負げねえ! 425 00:43:12,477 --> 00:43:16,414 (容保)ここを死守する! 敵に 外堀を越えさせるな! 426 00:43:16,414 --> 00:43:20,418 (竹子)死ぬのは 一人なりとも 敵を倒してからになさいませ! 427 00:43:20,418 --> 00:43:25,073 (時尾)私たちのご城下が 焼けてしまった。 428 00:43:25,073 --> 00:43:28,810 仲間がやられんのを 黙って見るつもりはねえ! 429 00:43:28,810 --> 00:43:31,510 会津は この手で守る! 430 00:43:33,147 --> 00:43:38,803 <猪苗代湖から流れる 日橋川に架かる十六橋。➡ 431 00:43:38,803 --> 00:43:42,073 新政府軍の城下侵入を防ぐため➡ 432 00:43:42,073 --> 00:43:45,843 会津藩は 橋を爆破しようとしますが➡ 433 00:43:45,843 --> 00:43:51,149 敵の進軍が早く 突破されてしまいます。➡ 434 00:43:51,149 --> 00:43:55,803 白虎隊を従えて 滝沢本陣にいた容保は➡ 435 00:43:55,803 --> 00:43:58,806 前線からの援軍の要請に対し➡ 436 00:43:58,806 --> 00:44:03,806 白虎士中二番隊に 出陣を命じたのです> 437 00:44:13,137 --> 00:44:16,741 <隊士の一人 飯沼貞吉は➡ 438 00:44:16,741 --> 00:44:18,743 母から贈られた和歌を➡ 439 00:44:18,743 --> 00:44:22,430 襟に縫い込み 戦ったと いわれています。➡ 440 00:44:22,430 --> 00:44:26,584 しかし 新政府軍の猛攻の前に➡ 441 00:44:26,584 --> 00:44:31,172 飯盛山まで 退却を余儀なくされます。➡ 442 00:44:31,172 --> 00:44:34,809 雨のように 弾丸が降り注ぐ中を➡ 443 00:44:34,809 --> 00:44:38,763 銃身が 触れないほど熱くなるまで 応戦し➡ 444 00:44:38,763 --> 00:44:42,817 勇敢に戦った白虎隊。➡ 445 00:44:42,817 --> 00:44:47,071 彼らの純粋な 会津武士としての思いが➡ 446 00:44:47,071 --> 00:44:52,371 ここ 飯盛山での悲劇を 生む事になるのです> 447 00:45:33,851 --> 00:45:36,237 (女たちの笑い声) 448 00:45:36,237 --> 00:45:42,894 (おきみ)せめて あと10年 若けりゃね。 ハハハ…。 449 00:45:42,894 --> 00:45:45,830 こら こら! 女の子いじめちゃ 駄目だよ。 450 00:45:45,830 --> 00:45:48,533 (勝五郎)王手! (桂三郎)うん? これ 待った! 451 00:45:48,533 --> 00:45:51,669 おいおい 何度目だよ!? この野郎。 (お麻)勝五郎さん ごめんなさい。 452 00:45:51,669 --> 00:45:54,305 うちの旦那じゃ 弱すぎて 勝負にならないでしょう? 453 00:45:54,305 --> 00:45:58,109 いいのよ。 どうせ 仕事がなくて 暇持て余してるんだ。 454 00:45:58,109 --> 00:46:00,411 うるせえ。 ひと言多いんだ お前は。