1 00:00:36,330 --> 00:00:39,600 ≪(生徒1)ほんまに? 2 00:00:39,600 --> 00:00:41,602 ≪(生徒2)どんな人やろ? 3 00:00:41,602 --> 00:00:45,606 (笑い声) 4 00:00:45,606 --> 00:00:48,326 (八重)こんな時間に どうしたの? 5 00:00:48,326 --> 00:00:50,326 (みね)きゃ~っ! 6 00:00:53,931 --> 00:00:56,934 お… お化け! 7 00:00:56,934 --> 00:00:59,503 (新島)わ… 私です 私です。 8 00:00:59,503 --> 00:01:01,803 (時栄)新島様? 9 00:01:03,608 --> 00:01:06,327 こんな時間に どうしたの? 10 00:01:06,327 --> 00:01:10,331 神戸の親が 許嫁の写真 送ってきてん。 11 00:01:10,331 --> 00:01:14,285 卒業したら 嫁入りやな。 (笑い声) 12 00:01:14,285 --> 00:01:17,004 もう遅いがら 部屋に戻りなさい。 13 00:01:17,004 --> 00:01:21,659 (2人)はい。 おやすみなさい。 14 00:01:21,659 --> 00:01:25,029 (生徒1)ええ男やなぁ。 (生徒2)写真では分からへん。 15 00:01:25,029 --> 00:01:28,029 嫁入りか…。 16 00:01:29,934 --> 00:01:35,634 [ 回想 ] 八重さん 私の妻になって頂けませんか? 17 00:01:37,325 --> 00:01:41,329 もう! 気になって 眠れねえ。 18 00:01:41,329 --> 00:01:44,265 眠れない…。 19 00:01:44,265 --> 00:01:47,601 明治8年 夏。 20 00:01:47,601 --> 00:01:53,941 京都に キリスト教主義の学校を 作ろうと決意した襄は➡ 21 00:01:53,941 --> 00:01:57,928 覚馬の家の居候となっていた。 22 00:01:57,928 --> 00:02:07,321 ♬~(テーマ音楽) 23 00:02:07,321 --> 00:04:33,021 ♬~ 24 00:04:35,336 --> 00:04:38,022 (覚馬)お化けと間違われたか。 25 00:04:38,022 --> 00:04:42,042 井戸端から 白いものが ぬ~っと現れだがら…。 26 00:04:42,042 --> 00:04:44,595 (時栄)真夜中やし お化けにしか見えへんかったな。 27 00:04:44,595 --> 00:04:46,597 (久栄)うん 怖かった。 28 00:04:46,597 --> 00:04:50,334 …すいません。 29 00:04:50,334 --> 00:04:55,005 考え事を始めると 眠れなくなってしまって。 30 00:04:55,005 --> 00:04:58,993 学校設立の支度に 何か不都合でも? 31 00:04:58,993 --> 00:05:04,999 資料は 一とおり そろいました。 今日 府庁に届けてきます。 32 00:05:04,999 --> 00:05:08,999 眠れなくなったのは その事ではなくて…。 33 00:05:14,942 --> 00:05:20,331 実は 八重さんに プロポーズしました。 34 00:05:20,331 --> 00:05:24,602 (佐久)プロ… プロポー? 35 00:05:24,602 --> 00:05:26,670 結婚の申し込みです。 36 00:05:26,670 --> 00:05:29,990 (一同)えっ! 37 00:05:29,990 --> 00:05:32,993 そんな話 いつ したんだ? 38 00:05:32,993 --> 00:05:35,996 昨日です。 39 00:05:35,996 --> 00:05:38,666 八重は 何と? 40 00:05:38,666 --> 00:05:42,953 いや~ 黙って 行ってしまいました。 41 00:05:42,953 --> 00:05:46,323 怒らせたのかな~? 42 00:05:46,323 --> 00:05:51,946 つい 勢い込んで お願いしてしまったから…。 43 00:05:51,946 --> 00:06:03,674 ♬~ 44 00:06:03,674 --> 00:06:06,343 そんな事 うちらが やります。 45 00:06:06,343 --> 00:06:08,662 ああ 一緒にやれば 早く片づきますから。 46 00:06:08,662 --> 00:06:13,334 でも 男の人が 台所に入るものではありませんよ。 47 00:06:13,334 --> 00:06:16,287 そうですか? 私は 食いしん坊なので➡ 48 00:06:16,287 --> 00:06:18,706 台所が大好きですが。 49 00:06:18,706 --> 00:06:20,658 まあ! 50 00:06:20,658 --> 00:06:23,661 これは ここで いいですか? あ…。 51 00:06:23,661 --> 00:06:25,961 さあさあ やりましょう やりましょう。 52 00:06:28,282 --> 00:06:34,622 明るくて 正直で いいお方だなし。 53 00:06:34,622 --> 00:06:37,274 はい。 54 00:06:37,274 --> 00:06:42,997 西洋の男の人は みんな ああなんだべか? 55 00:06:42,997 --> 00:06:46,000 新島さんのお人柄でしょう。 56 00:06:46,000 --> 00:06:49,003 気取ったところが 一つもねえ。 57 00:06:49,003 --> 00:06:53,657 人の心に すっと入ってくる。 58 00:06:53,657 --> 00:06:56,927 んだけんじょ…➡ 59 00:06:56,927 --> 00:07:03,667 たまげたぁ。 八重を 嫁に欲しいってのは。 60 00:07:03,667 --> 00:07:07,338 悪い縁では ねえと思います。 61 00:07:07,338 --> 00:07:12,276 ただ 八重が どうか…。 62 00:07:12,276 --> 00:07:17,331 ♬~ 63 00:07:17,331 --> 00:07:24,672 (談笑) 64 00:07:24,672 --> 00:07:30,928 布は 体の正面に。 ゆったりと構えで。 65 00:07:30,928 --> 00:07:35,933 背筋 しゃんと伸ばして。 (生徒たち)はい。 66 00:07:35,933 --> 00:07:40,354 (時尾)昔と同じだ。 67 00:07:40,354 --> 00:07:42,373 時尾さん!? 68 00:07:42,373 --> 00:07:44,673 八重さん! 69 00:07:48,278 --> 00:07:50,998 よがった! 元気そうで! 70 00:07:50,998 --> 00:07:54,335 よぐ ここが分かったな。 あちこち 聞いて回って➡ 71 00:07:54,335 --> 00:07:57,271 女紅場で働いていんのが 八重さんでねえかと。 72 00:07:57,271 --> 00:08:00,658 時尾さん ちっとも変わんねえ。 73 00:08:00,658 --> 00:08:02,958 八重さんも。 74 00:08:04,995 --> 00:08:08,265 あっ あなた…➡ 75 00:08:08,265 --> 00:08:11,268 確か 新選組の? 76 00:08:11,268 --> 00:08:15,656 私の旦那様です。 77 00:08:15,656 --> 00:08:19,656 (ガタガタと立ち上がる音) 78 00:08:24,281 --> 00:08:28,702 届け出の書類を そろえてきました。 79 00:08:28,702 --> 00:08:32,005 これが 私塾開業願い。 80 00:08:32,005 --> 00:08:36,005 で こっちが 外国人教師雇用願いです。 81 00:08:38,595 --> 00:08:40,931 お願いします。 (槇村)ノー。 82 00:08:40,931 --> 00:08:42,933 これは 受け取れん。➡ 83 00:08:42,933 --> 00:08:47,337 外国人教師の雇用は まかりならん。 84 00:08:47,337 --> 00:08:52,326 なぜですか? 官立学校にも 外国人教師は 大勢いますよ。 85 00:08:52,326 --> 00:08:54,595 ここは 京都じゃ。 86 00:08:54,595 --> 00:08:58,265 開港地でもなけりゃ 異人の居留地でもない。 87 00:08:58,265 --> 00:09:00,601 Do you understand? 88 00:09:00,601 --> 00:09:03,337 いや しかし…。 89 00:09:03,337 --> 00:09:09,037 坊主たちが 嘆願に押しかけよって うるそうて かなわんのじゃ。 90 00:09:10,677 --> 00:09:13,997 耶蘇の宣教師が 学校で教えるなんぞ➡ 91 00:09:13,997 --> 00:09:16,297 もってのほかじゃと。 92 00:09:18,268 --> 00:09:21,004 …すごい数だ。 93 00:09:21,004 --> 00:09:27,027 西洋の学問 大いに結構。 94 00:09:27,027 --> 00:09:32,332 じゃが 耶蘇教を教えるんなら 許可は出せん。 95 00:09:32,332 --> 00:09:34,935 槇村さん… それでは 話が違います! 96 00:09:34,935 --> 00:09:41,325 京都で 坊主を敵に回しちゃ 府政が立ち行かん。 97 00:09:41,325 --> 00:09:44,995 しかし 私が作りたいのは キリスト教に根ざした学校で…。 98 00:09:44,995 --> 00:09:50,995 そんじゃあ 自分で 寺を回って 口説いてみるんやな。 99 00:09:57,608 --> 00:10:00,327 (覚馬)不思議なもんだ。 100 00:10:00,327 --> 00:10:04,832 まさか 2人が 夫婦になっていたとは。 101 00:10:04,832 --> 00:10:09,336 (藤田)去年の秋 祝言を。 102 00:10:09,336 --> 00:10:15,993 仲人は 大殿様が務めて下さいました。 103 00:10:15,993 --> 00:10:20,998 (佐久)おお 大殿様が! 104 00:10:20,998 --> 00:10:25,998 山川様と佐川様が 取り計らって下さって。 105 00:10:27,671 --> 00:10:34,261 [ 回想 ] この度は 我々のような者のために➡ 106 00:10:34,261 --> 00:10:39,561 まことに かたじけなく 存じまする。 107 00:10:43,003 --> 00:10:47,941 (容保)いや めでたい。 108 00:10:47,941 --> 00:10:54,998 (浩)時尾殿 お美しい嫁様ぶりだ。 109 00:10:54,998 --> 00:10:57,601 まあ…。 110 00:10:57,601 --> 00:11:04,675 (佐川)斎藤 にしゃ 穏やかな面つきになったな。 111 00:11:04,675 --> 00:11:09,947 都にいた頃は 狂犬のような目をしていたぞ。 112 00:11:09,947 --> 00:11:14,935 それは 佐川様も ご同様では? 113 00:11:14,935 --> 00:11:18,939 こいづ 口数が増えたな。 114 00:11:18,939 --> 00:11:22,326 (笑い声) 115 00:11:22,326 --> 00:11:32,336 ようやく 一つ 報いる事ができた。 116 00:11:32,336 --> 00:11:39,660 最後まで 会津に尽くした者たちに➡ 117 00:11:39,660 --> 00:11:47,935 いつか 報いたいと願っていた。 118 00:11:47,935 --> 00:11:57,995 ♬~ 119 00:11:57,995 --> 00:12:04,695 身に過ぎた お言葉にございます。 120 00:12:09,006 --> 00:12:15,262 幸せに 暮らせよ。 121 00:12:15,262 --> 00:12:18,665 (2人)はい。 122 00:12:18,665 --> 00:12:24,004 (覚馬)殿は どんなご様子だった? 123 00:12:24,004 --> 00:12:27,991 (藤田)ちりぢりになった 藩士の方々の身の上を➡ 124 00:12:27,991 --> 00:12:30,291 案じておいででした。 125 00:12:31,995 --> 00:12:35,999 覚馬さんたちの暮らしぶりを お伝えしたら➡ 126 00:12:35,999 --> 00:12:38,999 どれほど喜ばれるか。 127 00:12:40,671 --> 00:12:42,673 そうか。 128 00:12:42,673 --> 00:12:46,660 (時尾)今も 一日も欠かす事なく➡ 129 00:12:46,660 --> 00:12:51,960 戦で亡くなった人たちの ご供養をされておいでだそうです。 130 00:12:58,005 --> 00:13:01,274 ただいま 戻りました。 131 00:13:01,274 --> 00:13:05,996 (覚馬)府庁の首尾は どうだった? 手続きは うまぐいったか? 132 00:13:05,996 --> 00:13:09,266 いや~ 困った事に…。 133 00:13:09,266 --> 00:13:14,004 あ… お邪魔ではありませんか? 134 00:13:14,004 --> 00:13:17,607 構わねえ。 昔なじみだ。 135 00:13:17,607 --> 00:13:19,993 あ… こんにちは。 136 00:13:19,993 --> 00:13:22,262 (覚馬)…で どうした? 137 00:13:22,262 --> 00:13:28,935 いや~ 実は 槇村さんの態度が変わりました。 138 00:13:28,935 --> 00:13:34,941 「『聖書』を教えてはならない」 「宣教師を雇うな」と。 139 00:13:34,941 --> 00:13:37,327 何!? 140 00:13:37,327 --> 00:13:44,334 僧侶たちが キリスト教反対を唱えて 押しかけてきているそうです。 141 00:13:44,334 --> 00:13:48,005 (覚馬)とうとう始まったか。 142 00:13:48,005 --> 00:13:50,005 (ため息) 143 00:13:51,992 --> 00:13:58,992 うまくいくと思っていましたが やはり 京都は難しいですね。 144 00:14:04,671 --> 00:14:08,942 (時尾)うぢの人 今 東京の警視庁に勤めでるの。 145 00:14:08,942 --> 00:14:12,596 佐川様のお引き立てのおかげだ。 146 00:14:12,596 --> 00:14:17,334 斎藤様とは なじょして? 147 00:14:17,334 --> 00:14:22,989 斗南で ずっと助けてもらってた。 148 00:14:22,989 --> 00:14:28,995 藩が無くなった時 私 「おかげで ここまで 生き抜けました」と➡ 149 00:14:28,995 --> 00:14:34,034 お礼を言いに行ったんだ。 そしたら あの人…➡ 150 00:14:34,034 --> 00:14:38,672 「俺は お前が支えだった」と 言ってくれて。 151 00:14:38,672 --> 00:14:44,611 少しは 力になれてたのかと 思ったら うれしくて。 152 00:14:44,611 --> 00:14:47,311 そうがし。 153 00:14:51,618 --> 00:14:55,005 尚之助様とは? 154 00:14:55,005 --> 00:14:58,992 一度だけ 東京で会った。 155 00:14:58,992 --> 00:15:02,996 もう 2年も前だ。 156 00:15:02,996 --> 00:15:06,933 斗南での訴訟の事は? 157 00:15:06,933 --> 00:15:09,336 聞いだ。 158 00:15:09,336 --> 00:15:16,326 訴訟が片づくまで 東京から動けねえ事も。 159 00:15:16,326 --> 00:15:21,932 そばにいたかったけど 京都に戻れと言われて➡ 160 00:15:21,932 --> 00:15:25,352 それっきりだ。 161 00:15:25,352 --> 00:15:29,372 もう 夫婦ではねえ。 162 00:15:29,372 --> 00:15:32,592 何度か 文も書いたけんじょ➡ 163 00:15:32,592 --> 00:15:36,592 返事は 一度も来ねえ。 164 00:15:39,933 --> 00:15:46,006 斗南の暮らしは 苦しかった。 165 00:15:46,006 --> 00:15:51,661 尚之助様は 今も 自分を責めておいでなんだべ。 166 00:15:51,661 --> 00:15:58,001 あの時 米の買い付けさえ うまくいっていればと。 167 00:15:58,001 --> 00:16:01,338 んだから 何もかも 助けも拒んで…。 168 00:16:01,338 --> 00:16:03,338 分がってる。 169 00:16:04,941 --> 00:16:12,241 そんじも 私は 力になりたかった。 170 00:16:14,668 --> 00:16:19,673 もし 八重さんが 尚之助様の立場だったら➡ 171 00:16:19,673 --> 00:16:21,942 なじょした? 172 00:16:21,942 --> 00:16:23,994 え? 173 00:16:23,994 --> 00:16:30,700 きっと 自分の事は忘れてほしいと 言うんでねえべか。 174 00:16:30,700 --> 00:16:36,700 大切な人を つらい境遇に 巻き込みたぐねえもの。 175 00:16:39,593 --> 00:16:42,929 (藤田の笑い声) 176 00:16:42,929 --> 00:16:46,929 あれは 本当に参りました。 (笑い声) 177 00:16:49,336 --> 00:16:54,274 時尾。 俺は この人と飲み明かす。 178 00:16:54,274 --> 00:16:58,995 お前は 先に寝ろ。 はい。 179 00:16:58,995 --> 00:17:00,997 もう遅いので 私の部屋で。 180 00:17:00,997 --> 00:17:05,268 続きを聞かせてくれ アメリカの話。 はい。 181 00:17:05,268 --> 00:17:07,337 おい 時尾。 182 00:17:07,337 --> 00:17:11,274 アメリカでは 女が 男の前を歩くそうだ。➡ 183 00:17:11,274 --> 00:17:15,574 おかしな国だ。 (笑い声) 184 00:17:18,265 --> 00:17:22,269 たまげた! うぢの人が笑ってる! 185 00:17:22,269 --> 00:17:25,569 (2人の笑い声) 186 00:17:31,027 --> 00:17:37,327 俺がいた頃 都は ひどく殺伐としていた。 187 00:17:39,603 --> 00:17:46,343 幾度も斬り合い 血を浴びた。 188 00:17:46,343 --> 00:17:52,343 だが 今は 妙に懐かしい。 189 00:17:54,935 --> 00:17:58,939 おかしなものだな。 190 00:17:58,939 --> 00:18:03,660 よい時ばかりでは なかったのに➡ 191 00:18:03,660 --> 00:18:08,960 近頃は よく 京都の夢を見る。 192 00:18:10,600 --> 00:18:15,605 それだけ 激しく 熱い日々だったんですね。 193 00:18:15,605 --> 00:18:18,942 皆 命懸けだった。 194 00:18:18,942 --> 00:18:22,595 時尾に 一度見せたくて 連れてきた。 195 00:18:22,595 --> 00:18:28,895 俺たちが 会津と出会い 共に戦った場所を。 196 00:18:31,338 --> 00:18:38,361 よいところも 嫌な思い出しかないところも。 197 00:18:38,361 --> 00:19:09,259 ♬~ 198 00:19:09,259 --> 00:19:18,618 (せきこみ) 199 00:19:18,618 --> 00:19:23,673 ♬~ 200 00:19:23,673 --> 00:19:28,928 (せきこみ) 201 00:19:28,928 --> 00:19:34,267 ♬~ 202 00:19:34,267 --> 00:19:39,639 (せきこみ) 203 00:19:39,639 --> 00:19:44,260 ♬~ 204 00:19:44,260 --> 00:19:48,698 (川崎)しっかりしろ…。 205 00:19:48,698 --> 00:19:52,998 まだ 書く事がある。 206 00:19:54,621 --> 00:19:58,942 (せきこみ) 207 00:19:58,942 --> 00:20:02,262 ♬~ 208 00:20:02,262 --> 00:20:08,668 (せきこみ) 209 00:20:08,668 --> 00:20:10,968 行こう! おう! 210 00:20:13,957 --> 00:20:16,659 先生 いるかい? 211 00:20:16,659 --> 00:20:18,959 大根 煮てきたよ。 212 00:20:26,002 --> 00:20:28,002 先生? 213 00:20:31,991 --> 00:20:34,994 (女)誰か! 医者 呼んどくれ!➡ 214 00:20:34,994 --> 00:20:37,994 お隣の先生が 大変だよ! 215 00:20:40,617 --> 00:20:43,653 八重さん…。 216 00:20:43,653 --> 00:20:59,653 (せみの声) 217 00:21:05,608 --> 00:21:09,596 (奥山) 八重先生 何 作ってはんの? 218 00:21:09,596 --> 00:21:12,599 英語の授業で 使えるかと思って。 219 00:21:12,599 --> 00:21:19,599 (佐々山)へえ~ 歌の本か。 ほんまに 熱心やな。 220 00:21:21,341 --> 00:21:25,945 (舎監)八重先生。 さっき お宅から 使いの方が来はって➡ 221 00:21:25,945 --> 00:21:28,615 家に戻ってくるようにと。 222 00:21:28,615 --> 00:21:30,615 はい。 223 00:21:32,335 --> 00:21:35,338 あ あの…。 あの ちょっ…! 224 00:21:35,338 --> 00:21:38,341 (僧侶)耶蘇は 都から出ていけ! 225 00:21:38,341 --> 00:21:42,595 話を聞いて下さい! キリスト教は 人心を乱すものではありません! 226 00:21:42,595 --> 00:21:47,600 都は 古来 仏様のおわすとこと 決まってるのや! 227 00:21:47,600 --> 00:21:50,103 寺に 迷惑はかけませんから! 228 00:21:50,103 --> 00:21:52,903 耶蘇いうだけで 迷惑なんや! 229 00:21:55,592 --> 00:21:57,892 痛っ…。 230 00:22:00,930 --> 00:22:04,934 兄様 何か? 231 00:22:04,934 --> 00:22:07,937 そこに座れ。 232 00:22:07,937 --> 00:22:10,637 …はい。 233 00:22:27,273 --> 00:22:31,327 尚さんが…➡ 234 00:22:31,327 --> 00:22:34,027 死んだ。 235 00:22:42,272 --> 00:22:47,272 胸を患っていたそうだ。 236 00:22:49,996 --> 00:22:57,687 療養中の病院を出て 仕事をしていたらしい。 237 00:22:57,687 --> 00:23:01,687 やり遂げたい事があるからと…。 238 00:23:07,997 --> 00:23:13,997 これが 残されでいた。 239 00:23:20,994 --> 00:23:23,994 (佐久)「会津戦記」…。 240 00:23:29,669 --> 00:23:37,994 (覚馬)守護職を拝命してから 会津に 何が起きたか➡ 241 00:23:37,994 --> 00:23:42,999 国元にいた 尚之助の目に映った事が➡ 242 00:23:42,999 --> 00:23:46,669 皆 書いである。 243 00:23:46,669 --> 00:23:51,274 籠城戦の途中で 終わってる。➡ 244 00:23:51,274 --> 00:24:00,266 ほかに 身内も 知らせる先も ねえがらと➡ 245 00:24:00,266 --> 00:24:03,266 うちに届いた。 246 00:24:05,655 --> 00:24:15,655 近所の人たちが 近くのお寺に葬ってくれたそうだ。 247 00:24:17,333 --> 00:24:19,633 (佐久)八重。 248 00:24:24,324 --> 00:24:26,993 女紅場に戻ります。 249 00:24:26,993 --> 00:24:33,599 今日は みんなして 尚之助様の供養すんべ。➡ 250 00:24:33,599 --> 00:24:36,299 なあ? 251 00:24:38,338 --> 00:24:41,607 まだ 仕事があっから。 252 00:24:41,607 --> 00:24:44,310 八重! 253 00:24:44,310 --> 00:24:56,356 ♬~ 254 00:24:56,356 --> 00:24:59,359 ああ 八重さん。 255 00:24:59,359 --> 00:25:04,597 あの… 傷薬を 少々拝借できますか? 256 00:25:04,597 --> 00:25:07,934 ほら これ。 257 00:25:07,934 --> 00:25:11,270 [ 回想 ] (川崎)平気ですよ。 後で 自分で やりますから。 258 00:25:11,270 --> 00:25:13,623 ほら…。 259 00:25:13,623 --> 00:25:16,659 ♬~ 260 00:25:16,659 --> 00:25:20,659 また 一人で勝手に…。 261 00:25:23,666 --> 00:25:26,002 どうしたんですか? 262 00:25:26,002 --> 00:25:28,271 八重さん! 263 00:25:28,271 --> 00:25:36,971 ♬~ 264 00:25:38,931 --> 00:25:42,268 (覚馬)都に旅立つ前➡ 265 00:25:42,268 --> 00:25:51,677 俺は 尚之助に 家を託し 会津を託した。 266 00:25:51,677 --> 00:25:57,934 あの男は 律儀に 俺との約束を守り➡ 267 00:25:57,934 --> 00:26:06,325 どうすれば 会津を守れるか 家を 八重を守れるか➡ 268 00:26:06,325 --> 00:26:12,325 それを考え やり続けた。 269 00:26:14,000 --> 00:26:20,673 戦に敗れ 斗南で 辛酸をなめても➡ 270 00:26:20,673 --> 00:26:24,594 まだ考えでいた。 271 00:26:24,594 --> 00:26:30,950 なじょして 会津が 滅びねばならながったのか。 272 00:26:30,950 --> 00:26:34,337 それを書き記したのが➡ 273 00:26:34,337 --> 00:26:36,637 これだ。 274 00:26:40,593 --> 00:26:48,893 何一つ 報いてやれなかった。 275 00:26:52,672 --> 00:27:00,372 尚之助は 病に倒れたんではねえ。 276 00:27:02,665 --> 00:27:06,365 あの戦で 死んだんだ。 277 00:27:08,271 --> 00:27:16,271 ゆっくりと 時をかけた 戦死だ。 278 00:27:18,614 --> 00:27:23,603 でも…➡ 279 00:27:23,603 --> 00:27:27,603 なんて 力強い字だ。 280 00:27:29,275 --> 00:27:36,616 死を目前にした人の どこに こんな力が…。 281 00:27:36,616 --> 00:27:50,263 ♬~ 282 00:27:50,263 --> 00:27:56,619 最後の一文字まで 気迫が籠もってます。 283 00:27:56,619 --> 00:28:31,337 ♬~ 284 00:28:31,337 --> 00:28:40,279 私は また 置いてかれた。 285 00:28:40,279 --> 00:28:51,941 ♬~ 286 00:28:51,941 --> 00:28:55,328 (ゴードン)「Whosoever therefore shall humble himself➡ 287 00:28:55,328 --> 00:28:57,930 as this little child,➡ 288 00:28:57,930 --> 00:29:03,336 the same is greatest in the kingdom of heaven.」。 289 00:29:03,336 --> 00:29:08,336 八重さん 日本語に。 290 00:29:12,662 --> 00:29:19,669 「この幼子は 天の御国で 最も偉大なもの」…。 291 00:29:19,669 --> 00:29:25,669 「この幼子のように へりくだる者は」です。 292 00:29:27,994 --> 00:29:30,947 今日は ここまでにしましょう。 293 00:29:30,947 --> 00:29:33,666 はい。 294 00:29:33,666 --> 00:29:39,005 どうしました? 近頃の八重さんは➡ 295 00:29:39,005 --> 00:29:44,010 まるで 心が どこかに 飛んでいってしまったようだ。 296 00:29:44,010 --> 00:29:46,762 (ノック) 297 00:29:46,762 --> 00:29:53,002 (英語で) 298 00:29:53,002 --> 00:29:56,302 八重さん ピクニックに行きましょう。 299 00:30:02,328 --> 00:30:08,668 新島様 何ですか? ピクニック。 野駆けですよ。 さあ。 300 00:30:08,668 --> 00:30:12,655 鳥羽街道を 南へ お願いします。 へい。 301 00:30:12,655 --> 00:30:15,655 飛ばして下さい。 へい。 302 00:30:33,943 --> 00:30:37,997 こごは…? 303 00:30:37,997 --> 00:30:42,297 三郎さんが戦った場所です。 304 00:30:44,003 --> 00:30:49,003 どういうつもりで 私を こごに連れてきたのです!? 305 00:30:51,660 --> 00:30:54,997 京都に来て 4年になるのに➡ 306 00:30:54,997 --> 00:31:00,002 あなたは 一度も ここに来ていないそうですね。 307 00:31:00,002 --> 00:31:02,004 帰ります。 308 00:31:02,004 --> 00:31:07,259 向き合った方がいい。 つらくても。 309 00:31:07,259 --> 00:31:09,261 放してくなんしょ。 310 00:31:09,261 --> 00:31:14,950 三郎さんや 会津の大切な人たちが 亡くなった事➡ 311 00:31:14,950 --> 00:31:20,339 あなたが しっかりと受け入れなければ…➡ 312 00:31:20,339 --> 00:31:24,660 亡くなった人たちは 安らかに眠れません。 313 00:31:24,660 --> 00:31:29,665 あなたの心の中の戦も 終わりません。 314 00:31:29,665 --> 00:31:33,335 あなたに 何が分かるのですか! 315 00:31:33,335 --> 00:31:36,989 分かりません。 316 00:31:36,989 --> 00:31:46,599 私は 三郎さんも 会津も 尚之助さんの事も知りません。 317 00:31:46,599 --> 00:31:50,936 あなたの代わりに 悲しむ事はできません。 318 00:31:50,936 --> 00:31:57,636 できるのは ただ 悲しむあなたの そばにいる事だけです。 319 00:32:02,998 --> 00:32:07,002 どの辺りですかね? 320 00:32:07,002 --> 00:32:12,002 三郎さんが倒れたのは。 321 00:32:14,994 --> 00:32:20,983 まだ どこかに 気配が残っているかもしれない。 322 00:32:20,983 --> 00:32:24,987 おがしな事を! 残ってるはずがねえ! 323 00:32:24,987 --> 00:32:29,275 何か聞こえないかな? 324 00:32:29,275 --> 00:32:34,613 戦っていた時の音 三郎さんの言葉。 325 00:32:34,613 --> 00:32:36,665 やめてくなんしょ! 326 00:32:36,665 --> 00:32:40,286 何にも 聞こえるはずが ねえべした! 327 00:32:40,286 --> 00:32:43,656 そうでしょうか? 328 00:32:43,656 --> 00:32:49,662 私は あなたが亡くなった人たちに 語りかければ➡ 329 00:32:49,662 --> 00:32:53,662 きっと 何か 答えてくれると思うんですが。 330 00:32:56,001 --> 00:33:02,942 その声に 耳を傾けてみて下さい。 331 00:33:02,942 --> 00:33:23,996 ♬~ 332 00:33:23,996 --> 00:33:30,996 土は 温けえ。 333 00:33:34,006 --> 00:33:39,306 亡くなった人たちは もう どこにも行きません。 334 00:33:41,330 --> 00:33:48,330 あなたのそばにいて あなたを支えてくれます。 335 00:33:50,005 --> 00:33:54,610 あなたが 幸せであるように。 336 00:33:54,610 --> 00:33:57,263 強くなるように。 337 00:33:57,263 --> 00:34:03,669 ♬~ 338 00:34:03,669 --> 00:34:06,369 [ 回想 ] 三郎! 339 00:34:09,658 --> 00:34:11,677 (三郎)行ってまいりやす! 340 00:34:11,677 --> 00:34:13,679 行ってきらんしょ。 341 00:34:13,679 --> 00:34:17,266 ♬~ 342 00:34:17,266 --> 00:34:26,659 (権八) 八重。 にしゃ わしの誇りだ。➡ 343 00:34:26,659 --> 00:34:30,663 皆を守れ。 344 00:34:30,663 --> 00:34:32,998 お父様! 345 00:34:32,998 --> 00:34:35,267 私は ここで生きたい。➡ 346 00:34:35,267 --> 00:34:40,623 八重さんと共に 会津で生きたいんです。 347 00:34:40,623 --> 00:34:44,977 妻になって下さい。 348 00:34:44,977 --> 00:34:47,329 はい。 349 00:34:47,329 --> 00:35:24,629 ♬~ 350 00:35:27,336 --> 00:35:34,336 (川崎) あなたは 新しい時を生きる人だ。 351 00:35:42,001 --> 00:35:45,001 おなか すきませんか? 352 00:35:47,656 --> 00:35:53,356 ピクニックには これがなければ 始まりません。 353 00:36:06,608 --> 00:36:09,661 何ですか? これ。 354 00:36:09,661 --> 00:36:13,265 サンドイッチ。 355 00:36:13,265 --> 00:36:17,336 サンドイッチ…? 356 00:36:17,336 --> 00:36:20,336 ここに座りましょうか。 357 00:36:21,940 --> 00:36:23,940 さあ。 358 00:36:29,331 --> 00:36:34,331 ゴードンさんのキッチンで 私が作ったんです。 359 00:36:53,605 --> 00:36:57,605 おいしい。 でしょ? 360 00:36:59,278 --> 00:37:01,930 よかった。 361 00:37:01,930 --> 00:37:22,668 ♬~ 362 00:37:22,668 --> 00:37:28,006 襄の学校設立は 事態が好転しないまま➡ 363 00:37:28,006 --> 00:37:30,592 秋を迎えていた。 364 00:37:30,592 --> 00:37:36,999 学校の件 一向に話が進まんのは どういう訳ですか? 365 00:37:36,999 --> 00:37:42,020 あっ? 坊主たちが譲らんのじゃ。➡ 366 00:37:42,020 --> 00:37:45,023 日頃は 宗派の違いで もめちょっても➡ 367 00:37:45,023 --> 00:37:50,279 相手が耶蘇教となると 手を組むもんじゃな。 ハッハッハッハ。 368 00:37:50,279 --> 00:37:53,265 なんとか 説き聞かせやしょう。 369 00:37:53,265 --> 00:37:58,270 (槇村)いや もっと厄介な事が ほかにある。 370 00:37:58,270 --> 00:38:01,957 異人を雇うんは 条件が うるそうてな。 371 00:38:01,957 --> 00:38:04,326 東京に問い合わせたところ➡ 372 00:38:04,326 --> 00:38:09,932 宣教師が学校で教えるんは 法令に違反するそうじゃ。 373 00:38:09,932 --> 00:38:14,670 しかし 木戸さんの後押しもある。➡ 374 00:38:14,670 --> 00:38:19,274 政府に働きかけて 認めさせる事もできるはずです。 375 00:38:19,274 --> 00:38:21,927 わしにゃあ 法令違反はできん。 376 00:38:21,927 --> 00:38:25,330 京都のためです。➡ 377 00:38:25,330 --> 00:38:30,335 外国人を雇うには 高い給金を払わねばなんねえ。➡ 378 00:38:30,335 --> 00:38:37,326 だが 宣教師は 自前で学問を教え 京都の発展に役立ってくれます。 379 00:38:37,326 --> 00:38:40,929 じゃからというて…➡ 380 00:38:40,929 --> 00:38:44,929 政府に にらまれちゃ どねえにもならん。 381 00:38:47,603 --> 00:38:53,942 2年前の小野組の一件以来 わしも 知恵がついた。➡ 382 00:38:53,942 --> 00:38:57,596 京都を立て直しても 時局を読まにゃ➡ 383 00:38:57,596 --> 00:38:59,896 かえって 汚点になる。 384 00:39:01,600 --> 00:39:05,337 汚点? 385 00:39:05,337 --> 00:39:13,595 槇村さん あなたは 誰のために 政を行っているのですか。➡ 386 00:39:13,595 --> 00:39:15,931 京都のためですか? 387 00:39:15,931 --> 00:39:23,231 それとも ここでの成果を手土産に 政府に取り入るためですか? 388 00:39:27,659 --> 00:39:31,930 そねえな事➡ 389 00:39:31,930 --> 00:39:36,685 会津の者に話しても しかたなかろう。➡ 390 00:39:36,685 --> 00:39:43,325 あんたは 所詮 日の目を見ん側の人間じゃ。 391 00:39:43,325 --> 00:39:47,329 坊主と宣教師の事が 解決せんうちは➡ 392 00:39:47,329 --> 00:39:50,949 学校設立は認められん。 393 00:39:50,949 --> 00:39:52,951 おい。 394 00:39:52,951 --> 00:40:00,993 ♬~ 395 00:40:00,993 --> 00:40:03,993 (僧侶)何べん来ても あかん! 396 00:40:05,614 --> 00:40:08,333 まず 話を聞いて下さい! 397 00:40:08,333 --> 00:40:11,633 耶蘇の話など 聞く耳 持ってへん! 398 00:40:28,003 --> 00:40:30,672 痛っ! 399 00:40:30,672 --> 00:40:34,926 もう少し そっと お願いします。 400 00:40:34,926 --> 00:40:38,163 男のくせに これぐらい辛抱できなくて➡ 401 00:40:38,163 --> 00:40:40,999 なじょすんのですか。 はあ…。 402 00:40:40,999 --> 00:40:44,002 荒療治の方が 治りが早えのです。 403 00:40:44,002 --> 00:40:47,005 大勢の手当てをしてきた 私が言うのですから➡ 404 00:40:47,005 --> 00:40:49,305 間違いありません。 405 00:41:00,268 --> 00:41:06,008 八重さん 改めて お願いします。 406 00:41:06,008 --> 00:41:09,008 私の妻になって下さい。 407 00:41:11,596 --> 00:41:20,322 私は 尚之助様を忘れる事は できねえがら。 408 00:41:20,322 --> 00:41:22,941 いいのです それで。 409 00:41:22,941 --> 00:41:26,595 むしろ 忘れないでいてほしい。 410 00:41:26,595 --> 00:41:28,664 え? 411 00:41:28,664 --> 00:41:33,001 私は 川崎さんに喜んで頂けるような➡ 412 00:41:33,001 --> 00:41:36,355 夫婦になりたいんです。 413 00:41:36,355 --> 00:41:39,358 私の伴侶となる人は➡ 414 00:41:39,358 --> 00:41:42,361 あなた一人しかいない。 415 00:41:42,361 --> 00:41:45,597 あなたとなら 共に歩んでいける。 416 00:41:45,597 --> 00:41:49,935 すばらしいホームが築ける。 417 00:41:49,935 --> 00:41:53,235 どうか お願いします。 418 00:42:04,599 --> 00:42:06,599 はい。 419 00:42:10,272 --> 00:42:13,325 今 「はい」と言いました? 420 00:42:13,325 --> 00:42:15,927 フフッ! 421 00:42:15,927 --> 00:42:21,333 新島様は ほんとに面白い。 422 00:42:21,333 --> 00:42:28,633 私 あなたと一緒に ホームを作ってみます。 423 00:42:33,995 --> 00:42:36,295 やった…。 424 00:42:38,667 --> 00:42:40,967 ありがとう 八重さん! 425 00:42:42,671 --> 00:42:44,689 ありがとう! 426 00:42:44,689 --> 00:42:47,689 ありがとう! あ~! 427 00:42:49,594 --> 00:42:56,952 八重の目の前に 新しい景色が 広がろうとしていた。 428 00:42:56,952 --> 00:43:01,656 ♬~ 429 00:43:01,656 --> 00:43:05,660 解雇!? ここを辞めてもらうよう お達しが出ました。 430 00:43:05,660 --> 00:43:08,663 (生徒)八重先生は 耶蘇の方と結婚するって。 431 00:43:08,663 --> 00:43:13,001 自分は 絶対に耶蘇にはならんと 宣言せろ。 432 00:43:13,001 --> 00:43:16,271 あなたの苦しみは 私の苦しみです。 433 00:43:16,271 --> 00:43:18,657 全てを打ち明けて下さい。 434 00:43:18,657 --> 00:43:22,994 (佐久) ほかの人が思いつかない事を するのが 八重だ。➡ 435 00:43:22,994 --> 00:43:26,331 信じたように 生きてみっせ。 436 00:43:26,331 --> 00:43:31,631 これがらは あなたの行く道が 私の行く道です。 437 00:43:36,041 --> 00:43:39,494 <川崎尚之助の故郷 出石は➡ 438 00:43:39,494 --> 00:43:44,666 但馬の小京都と呼ばれる 山あいの小さな城下町です。➡ 439 00:43:44,666 --> 00:43:49,271 尚之助は 気さくな人柄で 才気あふれ➡ 440 00:43:49,271 --> 00:43:52,991 和歌にも秀でていたと 伝わっています。➡ 441 00:43:52,991 --> 00:43:55,660 八重の最初の夫となり➡ 442 00:43:55,660 --> 00:44:01,666 会津戦争では 大砲隊を指揮して 奮闘しました。➡ 443 00:44:01,666 --> 00:44:05,670 その後 尚之助は 旧会津藩士たちと共に➡ 444 00:44:05,670 --> 00:44:09,658 東京での謹慎を経て斗南へ移住。➡ 445 00:44:09,658 --> 00:44:12,110 藩の食糧難を救おうと➡ 446 00:44:12,110 --> 00:44:14,596 米の調達に奔走しますが➡ 447 00:44:14,596 --> 00:44:19,601 協力者に だまされ 裁判沙汰となります。➡ 448 00:44:19,601 --> 00:44:22,370 供述の記録では➡ 449 00:44:22,370 --> 00:44:25,106 「飢餓を 傍観できなかった」➡ 450 00:44:25,106 --> 00:44:27,993 「全ては 自分の 考えで行った」と➡ 451 00:44:27,993 --> 00:44:30,993 責任を 一身に 背負っています> 452 00:44:32,597 --> 00:44:35,267 <晩年は 裁判のため➡ 453 00:44:35,267 --> 00:44:38,670 東京の鳥越で過ごしています。➡ 454 00:44:38,670 --> 00:44:45,670 困窮の末 裁判の決着を見ないまま 肺炎で亡くなりました> 455 00:44:47,329 --> 00:44:50,932 <尚之助は 会津に思いを寄せ➡ 456 00:44:50,932 --> 00:44:56,632 会津のために生涯をささげた 男だったのです> 457 00:45:33,708 --> 00:45:49,424 ♬~ 458 00:45:49,424 --> 00:45:53,395 <思う者 思われる者。➡ 459 00:45:53,395 --> 00:46:00,085 酔いどれ小籐次を巡って いとおしむ心が重なり合う>