1 00:00:03,003 --> 00:00:06,006 [さて おとぎ話の続きを いたしましょう] 2 00:00:06,006 --> 00:00:09,009 [王子様に見初められた シンデレラは➡ 3 00:00:09,009 --> 00:00:14,014 玉のこしに乗り 豪華なお城で 一生 幸せに…] 4 00:00:14,014 --> 00:00:16,016 [暮らせるはずでしたが➡ 5 00:00:16,016 --> 00:00:20,020 何ということでしょう。 彼女の入ったお城は➡ 6 00:00:20,020 --> 00:00:26,026 城は城でも 魑魅魍魎が跋扈する 伏魔殿だったのでございます] 7 00:00:26,026 --> 00:00:28,028 (圭一)もう逃げられんぞ。 8 00:00:28,028 --> 00:00:30,000 (美保子)まあ お母さまが? 倒れられた? 9 00:00:30,000 --> 00:00:31,031 (美保子)まあ お母さまが? 倒れられた? 10 00:00:31,031 --> 00:00:35,035 (源)そそそ… そうなんですよ! このこと早く 佐都ちゃんに…。 11 00:00:35,035 --> 00:00:38,038 すぐに伝えますわ。 12 00:00:38,038 --> 00:00:41,041 [嫉妬を買い 釜ゆでの刑に処された➡ 13 00:00:41,041 --> 00:00:47,047 お姫様の運命は 果たして…] 14 00:00:47,047 --> 00:00:49,049 庶民なめんなよ。 15 00:00:49,049 --> 00:00:59,059 ♬~ 16 00:00:59,059 --> 00:01:00,000 (美保子) ありがとうございました。➡ 17 00:01:00,000 --> 00:01:00,994 (美保子) ありがとうございました。➡ 18 00:01:00,994 --> 00:01:03,997 どうぞ お気を付けて お帰りくださいませ。 19 00:01:03,997 --> 00:01:05,999 あっ! (美保子)あなた どうやって…。 20 00:01:05,999 --> 00:01:08,001 母が倒れたって何ですか? もし 何かあったら➡ 21 00:01:08,001 --> 00:01:10,003 どうしてくれる…。 (美保子)かわいそう! 22 00:01:10,003 --> 00:01:13,006 何で こんな姿に? 早く タオルを! 23 00:01:13,006 --> 00:01:15,008 佐都さんが お風邪をひいてしまいますわよ! 24 00:01:15,008 --> 00:01:17,010 はぁ? (使用人)はい! 25 00:01:17,010 --> 00:01:21,014 これを持って 早く お見舞いに行ってあげてください。 26 00:01:21,014 --> 00:01:23,016 あっ そうそう 八寿子おばあさまには➡ 27 00:01:23,016 --> 00:01:26,019 一言 断りを入れた方が よろしくてよ。 28 00:01:30,691 --> 00:01:33,694 お母さまが倒れられた!? 29 00:01:33,694 --> 00:01:35,696 ですから 今から病院の方に…。 30 00:01:35,696 --> 00:01:38,031 まあ 何ですって! それは大変! 31 00:01:38,031 --> 00:01:40,033 本当に申し訳ありません…。 (秋乃)まさか 次期女主人が➡ 32 00:01:40,033 --> 00:01:44,037 こんな大事な日に 夫の家をほっといて➡ 33 00:01:44,037 --> 00:01:46,039 自分の親のところへ 行こうとするなんて。 34 00:01:46,039 --> 00:01:49,042 (秋乃・冬美)ねえ。 えっ。 35 00:01:49,042 --> 00:01:51,712 (有沙)あしたでいいじゃん。 別に 死ぬってわけじゃないんだから。 36 00:01:51,712 --> 00:01:54,047 でも お客さまは みんな もう お帰りになって…。 37 00:01:54,047 --> 00:01:57,050 帰ってないじゃない! (秋乃)私たちがいるでしょ! 38 00:01:57,050 --> 00:01:59,052 でも 母には私しかいないんです。 39 00:01:59,052 --> 00:02:00,000 佐都さん。 40 00:02:00,000 --> 00:02:01,989 佐都さん。 41 00:02:01,989 --> 00:02:07,995 深山の跡取りと結婚した以上 ここが あなたの家です。➡ 42 00:02:07,995 --> 00:02:11,999 あなたの役目は この家の発展のために➡ 43 00:02:11,999 --> 00:02:17,004 人生の全てをささげること。 44 00:02:17,004 --> 00:02:20,007 それが できないのなら➡ 45 00:02:20,007 --> 00:02:25,012 健太と別れて この家を出ていきなさい。 46 00:02:25,012 --> 00:02:30,000 ♬~ 47 00:02:30,000 --> 00:02:43,030 ♬~ 48 00:02:43,030 --> 00:02:46,033 分かりました。 49 00:02:46,033 --> 00:02:49,036 (秋乃・冬美)オホホホホ…。 50 00:02:49,036 --> 00:02:54,041 《もう 私に 自由なんてものはないんだ》 51 00:02:54,041 --> 00:02:56,043 私 あれが食べたいわ。 52 00:02:56,043 --> 00:03:00,000 (冬美・秋乃)カヌレ。 聞こえてらっしゃる? 53 00:03:00,000 --> 00:03:00,981 (冬美・秋乃)カヌレ。 聞こえてらっしゃる? 54 00:03:00,981 --> 00:03:04,985 《私は 健太と結婚したんじゃなくて➡ 55 00:03:04,985 --> 00:03:06,987 この深山家と結婚した》 56 00:03:06,987 --> 00:03:09,990 《そういうことなんだ》 57 00:03:09,990 --> 00:03:12,993 ハァ…。 58 00:03:12,993 --> 00:03:14,995 《だけど…》 59 00:03:14,995 --> 00:03:18,999 <(美保子)♬「グーチョキパーで グーチョキパーで」 60 00:03:18,999 --> 00:03:23,003 ♬「なにつくろう なにつくろう」 61 00:03:23,003 --> 00:03:27,007 ♬「右手はパーで 左手もパーで」 62 00:03:27,007 --> 00:03:30,000 ♬「板挟み 板挟み」 63 00:03:30,000 --> 00:03:31,011 ♬「板挟み 板挟み」 64 00:03:31,011 --> 00:03:34,014 ごめんなさいね 身動きとれなくなっちゃって。 65 00:03:34,014 --> 00:03:36,016 こんなことなら おばあさまには黙って➡ 66 00:03:36,016 --> 00:03:39,019 見舞いに行かせるべきだったわね。 67 00:03:41,688 --> 00:03:43,690 《何なの? この人》 68 00:03:45,692 --> 00:03:48,695 そう! ここをほったらかして 実家に帰ろうとしたのよ! 69 00:03:48,695 --> 00:03:50,697 (健太)えっ? 何で? (リツコ)お母さまが➡ 70 00:03:50,697 --> 00:03:53,033 入院されたんですって。 (冬美)そんな理由で! 71 00:03:53,033 --> 00:03:55,369 (秋乃・冬美)あり得ないでしょ!? 72 00:03:55,369 --> 00:03:58,038 えっ!? <(運んでくる音) 73 00:04:03,977 --> 00:04:06,313 (有沙)お兄ちゃんからも びしっと言ってあげなよ。 74 00:04:06,313 --> 00:04:10,984 そんなんじゃ 次期女主人は務まらないよって。 75 00:04:10,984 --> 00:04:13,987 何やってんだ? 佐都。 76 00:04:13,987 --> 00:04:15,989 ごめん。 77 00:04:15,989 --> 00:04:17,991 早く お母さんとこ行ってこい。 えっ。 78 00:04:17,991 --> 00:04:19,993 いいいい 俺がやるから。 お茶いる人? 79 00:04:19,993 --> 00:04:22,996 やめなさい みっともない。 80 00:04:22,996 --> 00:04:25,999 そんなこと 嫁のやる仕事です。 81 00:04:31,004 --> 00:04:34,007 ずっと思ってたんだけどさ➡ 82 00:04:34,007 --> 00:04:38,011 男だからとか女だからとか もう そういうの どうでもよくない? 83 00:04:38,011 --> 00:04:43,016 何で うちに嫁いだら 家の犠牲に なんなきゃなんないの? 84 00:04:43,016 --> 00:04:46,019 おばあちゃんたちだって 散々 それで➡ 85 00:04:46,019 --> 00:04:49,022 苦しい思いしてきたんだろ。 86 00:04:49,022 --> 00:04:53,026 家の決まり事に縛られてさ。 87 00:04:53,026 --> 00:04:56,029 俺は うちのそういうところを 変えていきたい。 88 00:04:56,029 --> 00:05:00,000 自分の実家に何かあったときに 帰れない家って 何だよ? 89 00:05:00,000 --> 00:05:00,033 自分の実家に何かあったときに 帰れない家って 何だよ? 90 00:05:00,033 --> 00:05:04,972 俺は このうちと同じように 佐都の実家も すげえ大事。 91 00:05:04,972 --> 00:05:09,977 2つの家を 俺たち2人で守ってくんだよ。 92 00:05:12,980 --> 00:05:15,983 ほら 佐都 早く行け。 93 00:05:15,983 --> 00:05:18,986 お母さん 待ってるよ。 94 00:05:18,986 --> 00:05:30,000 ♬~ 95 00:05:30,000 --> 00:05:31,999 ♬~ 96 00:05:31,999 --> 00:05:36,003 いってきます。 申し訳ありません。 97 00:05:38,005 --> 00:05:40,007 (冬美・秋乃)ああっ! (秋乃)なな… 何てこと! 98 00:05:40,007 --> 00:05:43,010 あり得ない! (有沙)マジか。 99 00:05:51,018 --> 00:05:54,354 うん。 ありがとう 源さん。 うん すぐ行くから…。 100 00:05:54,354 --> 00:05:58,025 あっ! (綾)まあ 何ですの!? 101 00:05:58,025 --> 00:06:00,000 すいません。 <(久美)綾さん。 102 00:06:00,000 --> 00:06:00,961 すいません。 <(久美)綾さん。 103 00:06:00,961 --> 00:06:02,963 あら 久美さん。 104 00:06:02,963 --> 00:06:06,967 ようこそ いらっしゃいました。 主人がお世話になりまして。 105 00:06:06,967 --> 00:06:10,971 いいえ ご無沙汰しております。 106 00:06:12,973 --> 00:06:14,975 どうぞ 中へ。 107 00:06:14,975 --> 00:06:17,978 いえ こちらで失礼いたします。 108 00:06:17,978 --> 00:06:21,982 八寿子さまへの心ばかりの品を お持ちいたしました。 109 00:06:21,982 --> 00:06:24,985 お預かりいたします。 (綾)あっ。 110 00:06:27,988 --> 00:06:30,000 それと これ。 111 00:06:30,000 --> 00:06:30,657 それと これ。 112 00:06:30,657 --> 00:06:32,993 旦那さまが お忘れになって。 113 00:06:34,995 --> 00:06:36,997 ご丁寧に どうも。 114 00:06:36,997 --> 00:06:38,999 いえ。 115 00:06:41,001 --> 00:06:44,004 [たとえ ほんの小さな石ころでも➡ 116 00:06:44,004 --> 00:06:47,007 湖に投じれば 波紋が生じるように➡ 117 00:06:47,007 --> 00:06:51,011 深山家に身を投じた この名もなき女性も➡ 118 00:06:51,011 --> 00:06:53,680 知らず知らずのうちに➡ 119 00:06:53,680 --> 00:06:57,017 あちこちで 波紋を生んでいるようです] 120 00:06:57,017 --> 00:06:59,019 これは どういうことですか? 121 00:06:59,019 --> 00:07:00,000 はい すいません お待たせしました。 122 00:07:00,000 --> 00:07:00,954 はい すいません お待たせしました。 123 00:07:00,954 --> 00:07:03,957 (八寿子)分かりません。 嫁に尾っぽ振って。 124 00:07:12,966 --> 00:07:16,970 [そして その波紋は やがて 大きなうねりとなって➡ 125 00:07:16,970 --> 00:07:20,974 当人に返ってくることでしょう] 126 00:07:22,976 --> 00:07:25,979 安心した 何でもなくて。 127 00:07:25,979 --> 00:07:29,983 もう だから 源さんたちには言ったのよ。 128 00:07:29,983 --> 00:07:30,000 大げさだって。 129 00:07:30,000 --> 00:07:31,985 大げさだって。 130 00:07:31,985 --> 00:07:34,988 全然 あの人たち 聞いちゃいないんだから。 131 00:07:34,988 --> 00:07:38,992 服 ありがとう。 うん。 132 00:07:38,992 --> 00:07:40,994 急に 店のことも 家のことも➡ 133 00:07:40,994 --> 00:07:44,998 全部 一人でやるようになったから 疲れが出たんだね。 134 00:07:44,998 --> 00:07:48,001 違う違う。 年よ 年。 135 00:07:48,001 --> 00:07:50,003 やぁね。 136 00:07:50,003 --> 00:07:52,005 今夜は私 ここに泊まるから。 137 00:07:52,005 --> 00:07:55,008 ありがとね。 138 00:07:55,008 --> 00:07:58,011 佐都の顔見たら 元気出た。➡ 139 00:07:58,011 --> 00:08:00,000 でも これからは➡ 140 00:08:00,000 --> 00:08:00,013 でも これからは➡ 141 00:08:00,013 --> 00:08:02,950 もう こんなふうに帰ってこなくて いいからね。 142 00:08:02,950 --> 00:08:06,954 んっ? ああいう おうちに嫁いだ以上➡ 143 00:08:06,954 --> 00:08:09,957 もう あんたは 普通とは違うんだから。 144 00:08:09,957 --> 00:08:12,960 向こうの家を大事にしなさい。 145 00:08:12,960 --> 00:08:16,964 しっかりと 向こうの世界のことを学んで➡ 146 00:08:16,964 --> 00:08:21,969 誰よりも必要とされる 女主人になるのよ。 147 00:08:21,969 --> 00:08:23,971 お母さん…。 148 00:08:28,976 --> 00:08:30,000 はい 頑張ります。 149 00:08:30,000 --> 00:08:32,980 はい 頑張ります。 150 00:08:32,980 --> 00:08:35,983 でも こっちの家も 健太と2人で守ってくから。 151 00:08:35,983 --> 00:08:39,987 もう この子ったら! 152 00:08:39,987 --> 00:08:41,989 フフフフ…。 153 00:08:45,993 --> 00:08:48,996 昨日は 申し訳ありませんでした! 154 00:08:56,003 --> 00:09:00,000 あ… あの…。 155 00:09:00,000 --> 00:09:00,007 あ… あの…。 156 00:09:00,007 --> 00:09:02,943 (八寿子) 婚家をないがしろにする嫁など➡ 157 00:09:02,943 --> 00:09:06,947 このうちには いりません。 158 00:09:06,947 --> 00:09:09,950 おばあちゃん 待ってくれよ。 159 00:09:09,950 --> 00:09:11,952 ちゃんと話し合おう。 160 00:09:13,954 --> 00:09:17,958 すみません。 昨日は 母のことが心配で…。 161 00:09:17,958 --> 00:09:22,963 でも この家をないがしろに したつもりはありません。 162 00:09:22,963 --> 00:09:27,968 健太さんが言ったように 私たちは 私たちのやり方で➡ 163 00:09:27,968 --> 00:09:30,000 2つの家を守っていくつもりです。 164 00:09:30,000 --> 00:09:30,971 2つの家を守っていくつもりです。 165 00:09:30,971 --> 00:09:33,974 それには まず この世界のことを学んで➡ 166 00:09:33,974 --> 00:09:35,976 深山家にとって 必要とされる人間に➡ 167 00:09:35,976 --> 00:09:37,978 ならなきゃいけないと 思っています。 168 00:09:37,978 --> 00:09:40,981 あらためて 今後とも➡ 169 00:09:40,981 --> 00:09:45,986 ご指導 ご鞭撻のほど よろしくお願いいたします。 170 00:09:45,986 --> 00:09:47,988 私が指導? 171 00:09:54,995 --> 00:09:56,997 佐都! 172 00:10:06,006 --> 00:10:09,009 うんうん。 173 00:10:09,009 --> 00:10:12,012 頑張りなさい。➡ 174 00:10:12,012 --> 00:10:15,015 お母さん 頼みます。 175 00:10:21,021 --> 00:10:23,023 はい。 176 00:10:23,023 --> 00:10:30,000 ♬~ 177 00:10:30,000 --> 00:10:37,037 ♬~ 178 00:10:37,037 --> 00:10:40,040 カフスは磨いておいたか? 179 00:10:40,040 --> 00:10:43,043 はい こちらに。 180 00:10:46,046 --> 00:10:48,048 (久美)いってらっしゃいませ。 181 00:10:48,048 --> 00:10:51,051 (一同)いってらっしゃいませ。 182 00:11:00,994 --> 00:11:03,997 (木暮)よかったんですか? あのまま追い出さなくて。➡ 183 00:11:03,997 --> 00:11:07,000 絶好の機会だったように 思いますが。 184 00:11:07,000 --> 00:11:10,003 狩りをしたことはあるか? 185 00:11:10,003 --> 00:11:12,005 (木暮)はっ? (圭一)狩りの獲物は➡ 186 00:11:12,005 --> 00:11:18,011 わざと泳がせて 泳がせて 袋小路に追い詰める。 187 00:11:18,011 --> 00:11:22,015 もう どうしようもないと悟って 絶望した動物ほど➡ 188 00:11:22,015 --> 00:11:26,019 哀れなものはないよ。 ハハハハハ。 189 00:11:26,019 --> 00:11:30,000 それまで いかに勇猛果敢であろうと➡ 190 00:11:30,000 --> 00:11:30,023 それまで いかに勇猛果敢であろうと➡ 191 00:11:30,023 --> 00:11:34,027 最後は 許しをこうような目で こちらを見る。 192 00:11:34,027 --> 00:11:36,029 そこを…。 193 00:11:36,029 --> 00:11:38,031 ズッドーン! 194 00:11:38,031 --> 00:11:41,034 一発で仕留める。 195 00:11:41,034 --> 00:11:47,040 それが 快感なんだ。 196 00:11:47,040 --> 00:11:50,043 [なんと まあ 恐ろしいことでしょう] 197 00:11:50,043 --> 00:11:52,045 [旦那さまにとって 佐都さまは➡ 198 00:11:52,045 --> 00:11:56,049 狩りを楽しむための獲物 というわけです] 199 00:11:56,049 --> 00:11:59,052 [そんなこととは つゆ知らず…] 200 00:11:59,052 --> 00:12:00,000 あの どこか お加減でも? 201 00:12:00,000 --> 00:12:01,989 あの どこか お加減でも? 202 00:12:01,989 --> 00:12:04,992 えっ? 顔色が悪いようなので。 203 00:12:04,992 --> 00:12:07,995 何でもないわ。 204 00:12:07,995 --> 00:12:10,998 旦那さまの 今日のお戻りは何時でしょう? 205 00:12:10,998 --> 00:12:13,000 今日は木曜日ですよ! 206 00:12:13,000 --> 00:12:15,002 (使用人)申し訳ございません! 207 00:12:15,002 --> 00:12:19,006 [ええ そう 今日は木曜日] 208 00:12:19,006 --> 00:12:23,010 [木曜日が どのような日なのか それは…] 209 00:12:23,010 --> 00:12:26,013 [んんっ…。 私の口からは申せません] 210 00:12:26,013 --> 00:12:29,016 [ただ一つ言えるのは➡ 211 00:12:29,016 --> 00:12:30,000 この深山家には まだまだ たくさんの➡ 212 00:12:30,000 --> 00:12:32,019 この深山家には まだまだ たくさんの➡ 213 00:12:32,019 --> 00:12:35,022 やんごとなき事情がある ということ] 214 00:12:35,022 --> 00:12:38,692 (スピーカー)♬(日本舞踊の音楽) 215 00:12:38,692 --> 00:12:42,029 (師範)あなた どこ見てんの。 こんにちはして どうすんの。 216 00:12:42,029 --> 00:12:44,031 (スピーカー)♬(日本舞踊の音楽) 217 00:12:44,031 --> 00:12:46,033 肩 背中 腰! 218 00:12:46,033 --> 00:12:48,035 おなかが出てる。 219 00:12:48,035 --> 00:12:50,037 足が反対。➡ 220 00:12:50,037 --> 00:12:52,039 あれ? 何 どっち向いてんの? ぐっとぐっと絞って➡ 221 00:12:52,039 --> 00:12:54,041 ぐっと下ろすの。 ああ もう止めて。 222 00:12:54,041 --> 00:12:56,043 もう一回やりましょう。➡ 223 00:12:56,043 --> 00:12:59,046 八寿子さまから厳しくと 申し付けられておりますので。 224 00:12:59,046 --> 00:13:00,000 (スピーカー)♬(日本舞踊の音楽) (師範)しっかり 後ろに足引いて。 225 00:13:00,000 --> 00:13:00,981 (スピーカー)♬(日本舞踊の音楽) (師範)しっかり 後ろに足引いて。 226 00:13:00,981 --> 00:13:02,983 (スピーカー)♬(日本舞踊の音楽) 227 00:13:02,983 --> 00:13:06,987 手の先が汚い! (綾)遅れてごめんなさい。 228 00:13:06,987 --> 00:13:08,989 (師範)よそ見しない! 229 00:13:32,946 --> 00:13:36,617 (一同)ありがとうございました。 230 00:13:36,617 --> 00:13:38,952 ぬおっ! 231 00:13:38,952 --> 00:13:40,954 あなたが深山さま? 232 00:13:40,954 --> 00:13:43,957 お会いできて光栄ですわ。 (女性)ねえ。 233 00:13:43,957 --> 00:13:45,959 葛西 綾です。 先日は どうも。 234 00:13:45,959 --> 00:13:48,962 ああ… こちらこそ。 綾さんは➡ 235 00:13:48,962 --> 00:13:51,965 ジュエリーデザイナーで ございますのよ。 236 00:13:53,967 --> 00:13:55,969 あっ すてきですね。 ねえ。➡ 237 00:13:55,969 --> 00:13:58,972 これから 皆さんで お茶でもいたしませんこと? 238 00:13:58,972 --> 00:14:00,000 (一同)ぜひ。 (女性)綾さんも いかがですか? 239 00:14:00,000 --> 00:14:01,975 (一同)ぜひ。 (女性)綾さんも いかがですか? 240 00:14:01,975 --> 00:14:03,977 ごめんなさい。 241 00:14:03,977 --> 00:14:05,979 今日は 主人が早く帰ってくる日ですの。 242 00:14:05,979 --> 00:14:09,983 (女性)残念。 じゃ 私たちだけで。 243 00:14:09,983 --> 00:14:11,985 痛い! えっ? 244 00:14:11,985 --> 00:14:13,987 そっと貼ってよ。 245 00:14:13,987 --> 00:14:16,990 はいはい 姫様 仰せのとおりに。 246 00:14:16,990 --> 00:14:19,660 でも おばあちゃんも 無茶いうよな。 247 00:14:19,660 --> 00:14:21,662 こんな習い事ばっかり。 248 00:14:21,662 --> 00:14:23,664 言った以上やるしかない。 249 00:14:23,664 --> 00:14:26,333 さすが 佐都。 よし 気合だ! 250 00:14:26,333 --> 00:14:28,335 痛いよ~。 251 00:14:31,004 --> 00:14:33,941 仲良くなれそうな人はいた? 252 00:14:33,941 --> 00:14:37,945 うん。 綾さんって人がいてさ。 253 00:14:37,945 --> 00:14:39,947 綾さん? そう 知ってる? 254 00:14:39,947 --> 00:14:41,949 昨日の快気祝いにも 来てたんだけど➡ 255 00:14:41,949 --> 00:14:45,953 ジュエリーデザイナーでね すてきなの。 256 00:14:47,955 --> 00:14:49,957 愛人だよ。 257 00:14:49,957 --> 00:14:51,959 えっ? 258 00:14:51,959 --> 00:14:53,961 親父の。 259 00:14:53,961 --> 00:14:57,965 えっ? えっ 何? どういうこと? 260 00:14:57,965 --> 00:15:00,000 だって さっき 旦那さんが帰ってくるって。 261 00:15:00,000 --> 00:15:00,968 だって さっき 旦那さんが帰ってくるって。 262 00:15:00,968 --> 00:15:03,971 それ 親父のことだよ。 263 00:15:03,971 --> 00:15:07,975 もう10年以上になるから 夫婦みたいな感覚でいるんだよ。 264 00:15:07,975 --> 00:15:10,978 店だって 親父が買ってやったもんだし➡ 265 00:15:10,978 --> 00:15:13,981 生活費も全部 親父が面倒見てる。 266 00:15:13,981 --> 00:15:16,984 えっ…。 親父は毎週木曜に➡ 267 00:15:16,984 --> 00:15:19,987 その女のところに一泊で通ってる。 268 00:15:22,990 --> 00:15:24,992 (久美)《いってらっしゃいませ》 269 00:15:24,992 --> 00:15:28,996 まさか そのこと お母さんも…。 270 00:15:28,996 --> 00:15:30,000 知ってるよ。 271 00:15:30,000 --> 00:15:30,998 知ってるよ。 272 00:15:30,998 --> 00:15:32,933 家族全員 知ってる。 273 00:15:32,933 --> 00:15:35,602 信じらんない! 何で 知ってて何も言わないの!? 274 00:15:35,602 --> 00:15:37,938 ねえ 何で 健太 怒らないの!? 275 00:15:37,938 --> 00:15:40,941 いや しょうがないんだよ。 母さんだって認めてるし。 276 00:15:40,941 --> 00:15:44,945 むしろ そっとしておいてほしいって…。 277 00:15:46,947 --> 00:15:49,950 いや 俺だって何とかしたいよ。 278 00:15:51,952 --> 00:15:55,956 《しょうがないことなの? 愛人って…》 279 00:16:02,963 --> 00:16:06,967 [何やら 事件の予感がいたします] 280 00:16:09,970 --> 00:16:11,972 (有沙) 佐都さん大変… 早く来て…。➡ 281 00:16:11,972 --> 00:16:13,974 緊急事態発生! 282 00:16:13,974 --> 00:16:17,978 すいません すいません! すいません! 283 00:16:19,980 --> 00:16:21,982 あっ! 284 00:16:21,982 --> 00:16:23,984 有沙さん! 285 00:16:26,987 --> 00:16:28,989 おなかすいた…。 286 00:16:28,989 --> 00:16:30,000 えっ? 287 00:16:30,000 --> 00:16:31,992 えっ? 288 00:16:31,992 --> 00:16:34,928 何か おやつ作って。 289 00:16:36,930 --> 00:16:38,932 はい…。 290 00:16:47,941 --> 00:16:50,944 まあ どうしましょう。 時間がないわ。 291 00:16:50,944 --> 00:16:53,947 どうかされました? 圭一さんのお帰りが早いの。 292 00:16:53,947 --> 00:16:55,949 あと30分で家に着くって。 293 00:16:55,949 --> 00:16:57,951 佐都さんも手伝ってくれる? はい。 294 00:16:57,951 --> 00:17:00,000 (久美)スープを用意しないと。 帰ったら いつも飲まれるの。 295 00:17:00,000 --> 00:17:02,956 (久美)スープを用意しないと。 帰ったら いつも飲まれるの。 296 00:17:05,959 --> 00:17:10,631 あの 毎日こんな手間暇かけて? 297 00:17:10,631 --> 00:17:12,966 圭一さんには おいしく飲んでいただきたいし➡ 298 00:17:12,966 --> 00:17:16,970 毎日の健康管理は 妻である私の役割だもの。 299 00:17:20,974 --> 00:17:24,978 あの お母さん。 実は私 聞いてしまって…。 300 00:17:24,978 --> 00:17:28,982 <(森高)旦那さまが お帰りになられました。 301 00:17:28,982 --> 00:17:30,000 (久美)行くわよ。 あっ はい。 302 00:17:30,000 --> 00:17:30,984 (久美)行くわよ。 あっ はい。 303 00:17:37,925 --> 00:17:39,927 (久美)おかえりなさいませ。 304 00:17:39,927 --> 00:17:41,929 (一同)おかえりなさいませ。 305 00:17:51,939 --> 00:17:54,942 (圭一)もう一度 よく磨いとけ。 306 00:17:54,942 --> 00:17:56,944 かしこまりました。 307 00:18:00,948 --> 00:18:02,950 《あっ すてきですね》 308 00:18:02,950 --> 00:18:06,954 《あのとき見た 綾さんのデザインと同じ》 309 00:18:06,954 --> 00:18:20,968 ♬~ 310 00:18:20,968 --> 00:18:23,971 お母さん…。 311 00:18:23,971 --> 00:18:27,975 さあ スープの仕上げをいたしましょう。 312 00:18:35,983 --> 00:18:38,986 あら? 食パンがないわ。 313 00:18:38,986 --> 00:18:42,656 おかしいですね。 昨日は ちゃんとございましたけど。 314 00:18:42,656 --> 00:18:44,658 (オーブンの音) 315 00:18:47,995 --> 00:18:50,998 (森高)何てことされたんですか!? 316 00:18:50,998 --> 00:18:53,000 すぐ 街まで下りて 買ってきてちょうだい! 317 00:18:53,000 --> 00:18:55,002 (森高)かしこまりました。 318 00:18:55,002 --> 00:18:58,005 圭一さんには こまごまとした決め事が➡ 319 00:18:58,005 --> 00:19:00,000 たくさんあるから…。 320 00:19:00,000 --> 00:19:00,007 たくさんあるから…。 321 00:19:00,007 --> 00:19:02,009 あれがないと…。 322 00:19:02,009 --> 00:19:04,011 (使用人)旦那さまがテーブルに。 323 00:19:11,952 --> 00:19:13,954 おかえりなさい。 (圭一)あっ ただ今 戻りました。 324 00:19:13,954 --> 00:19:15,956 おかえりなさい。 (リツコ)おかえりなさい。 325 00:19:15,956 --> 00:19:17,958 おかえりなさい。 (圭一)うん。 326 00:19:50,991 --> 00:19:53,660 申し訳ありません。 食パンを切らしてしまって➡ 327 00:19:53,660 --> 00:19:55,996 クルトンが作れなかったんです。 328 00:20:04,004 --> 00:20:09,943 私が許せないものを 知っているか? 329 00:20:18,952 --> 00:20:30,000 ♬~ 330 00:20:30,000 --> 00:20:34,968 ♬~ 331 00:20:34,968 --> 00:20:37,971 規律を乱す者だ。 332 00:20:37,971 --> 00:20:40,307 も… 申し訳ありません! 今すぐ作り直…。 333 00:20:40,307 --> 00:20:42,309 もういい! 334 00:20:42,309 --> 00:20:44,978 車を回せ。 (久美)どちらへ? 335 00:20:46,980 --> 00:20:51,985 お前より 綾の方が よっぽど気が利く。➡ 336 00:20:51,985 --> 00:20:53,987 少しは見習え。 337 00:20:55,989 --> 00:20:57,991 すいません お父さん! 338 00:20:57,991 --> 00:21:00,000 食パンを切らしてしまったのは 私のせいなんです! 339 00:21:00,000 --> 00:21:00,994 食パンを切らしてしまったのは 私のせいなんです! 340 00:21:00,994 --> 00:21:03,997 お母さんは何も悪くありません。 だから…。 341 00:21:06,934 --> 00:21:11,939 だから 愛人のところへは 行かないでください! 342 00:21:11,939 --> 00:21:13,941 フフッ…。 343 00:21:17,945 --> 00:21:20,614 お母さんが どれだけ お父さんのことを思って➡ 344 00:21:20,614 --> 00:21:22,950 毎日 スープを作ってるのか➡ 345 00:21:22,950 --> 00:21:26,954 どんな思いで いつも 木曜日を過ごしてるのか。 346 00:21:26,954 --> 00:21:29,957 こんなの おかしいです! お父さんは間違っていま…。 347 00:21:29,957 --> 00:21:30,000 誰に口を利いている。 んっ? 348 00:21:30,000 --> 00:21:34,962 誰に口を利いている。 んっ? 349 00:21:34,962 --> 00:21:40,968 あるじに無礼を働く嫁を 見過ごすのか? 久美。 350 00:21:40,968 --> 00:21:43,971 えっ…。 351 00:21:46,974 --> 00:21:51,979 それとも お前も同じ考えか? 352 00:21:54,982 --> 00:21:57,985 いえ 違います。 353 00:21:57,985 --> 00:22:00,000 (圭一)教育くらい まともにやっておけ。 354 00:22:00,000 --> 00:22:01,989 (圭一)教育くらい まともにやっておけ。 355 00:22:01,989 --> 00:22:03,991 (久美)申し訳ありません。 356 00:22:11,932 --> 00:22:14,935 [実に 衝撃的な出来事でございました] 357 00:22:14,935 --> 00:22:18,939 [これが世にいう 「クルトンスープ事件」] 358 00:22:18,939 --> 00:22:20,941 [長い長い 深山の歴史の中で➡ 359 00:22:20,941 --> 00:22:24,945 初めて 旦那さまに 反旗を翻す者が現れたのです] 360 00:22:24,945 --> 00:22:30,000 一族の長に 嫁が口答えするなんて…。 361 00:22:30,000 --> 00:22:30,951 一族の長に 嫁が口答えするなんて…。 362 00:22:30,951 --> 00:22:32,953 言語道断! 363 00:22:32,953 --> 00:22:35,956 また やっちゃったね。 (大介)愛人の1人や2人で➡ 364 00:22:35,956 --> 00:22:38,959 騒ぐなんて みっともないよ。 みっともない? 365 00:22:38,959 --> 00:22:41,628 この世界では 夫が愛人を囲うなんて➡ 366 00:22:41,628 --> 00:22:43,964 当たり前だからね。 何 言ってるんですか。 367 00:22:43,964 --> 00:22:46,967 (八寿子)正妻なら 「夫が お世話になってます」と➡ 368 00:22:46,967 --> 00:22:50,971 愛人に ご挨拶するぐらいじゃないと。 369 00:22:50,971 --> 00:22:53,974 ねえ? 久美さん。 370 00:22:53,974 --> 00:22:55,976 はい。 371 00:22:55,976 --> 00:23:00,000 この世界の男たちの重圧は 生半可なものではありません。 372 00:23:00,000 --> 00:23:01,982 この世界の男たちの重圧は 生半可なものではありません。 373 00:23:01,982 --> 00:23:10,924 そのストレスを 発散させてあげるのは 妻の務め。 374 00:23:10,924 --> 00:23:13,927 (久美)《主人が お世話になっておりまして》 375 00:23:15,929 --> 00:23:19,933 そんな… そんなの おかしいと思わないんですか!? 376 00:23:19,933 --> 00:23:22,936 別に。 だって そもそも政略結婚だしさ。 377 00:23:22,936 --> 00:23:25,939 リツコさんは? リツコさんも そう思ってるんですか? 378 00:23:25,939 --> 00:23:29,943 まあ… それが当たり前の環境だしね。 379 00:23:29,943 --> 00:23:30,000 そりゃ許せないけど…。 380 00:23:30,000 --> 00:23:31,945 そりゃ許せないけど…。 381 00:23:31,945 --> 00:23:34,948 クロコのバーキン 10個ぐらい買って 発散するかな。 382 00:23:34,948 --> 00:23:37,951 お兄ちゃんが浮気したら あんた どうすんの? 383 00:23:37,951 --> 00:23:40,954 健太は そんなことしません! 佐都さん。 384 00:23:46,960 --> 00:23:50,964 健太だって いずれ 愛人を持ちます。 385 00:23:50,964 --> 00:23:55,969 そのとき あなたはどうするか 心得ておきなさい。 386 00:23:57,971 --> 00:24:00,000 [佐都さまに 理解できるはずがありません] 387 00:24:00,000 --> 00:24:00,974 [佐都さまに 理解できるはずがありません] 388 00:24:00,974 --> 00:24:03,977 [しょせんは 住む世界の違う者同士] 389 00:24:03,977 --> 00:24:05,913 [その辺の小バエに➡ 390 00:24:05,913 --> 00:24:08,916 王たるライオンの生き方を 説いても無駄なこと] 391 00:24:11,919 --> 00:24:14,922 [ただ一つ 確かなことは➡ 392 00:24:14,922 --> 00:24:17,925 ライオンは 目の前を うるさく飛び回る小バエを…] 393 00:24:17,925 --> 00:24:21,929 (携帯電話) [容赦なく振り払う ということ] 394 00:24:21,929 --> 00:24:24,598 どうだ? (携帯電話)(木暮)整っております。 395 00:24:24,598 --> 00:24:26,600 そうか。 396 00:24:26,600 --> 00:24:29,937 では 狩りを始めよう。 397 00:24:29,937 --> 00:24:30,000 ムフ… ムフフフ…。 398 00:24:30,000 --> 00:24:33,941 ムフ… ムフフフ…。 399 00:24:33,941 --> 00:24:38,946 うん… ムハハハ…。 400 00:24:38,946 --> 00:24:40,948 <(ノック) 401 00:24:40,948 --> 00:24:43,951 どうぞ。 (ドアの開く音) 402 00:24:43,951 --> 00:24:46,954 (木暮)失礼します。 少し お時間よろしいでしょうか。 403 00:24:46,954 --> 00:24:49,957 はい。 専務に紹介したい方がおりまして。 404 00:24:49,957 --> 00:24:52,960 はい。 405 00:24:57,965 --> 00:24:59,967 泉!? (泉)深山専務。 406 00:24:59,967 --> 00:25:00,000 よろしくお願いします。 407 00:25:00,000 --> 00:25:01,969 よろしくお願いします。 408 00:25:01,969 --> 00:25:03,971 えっ!? (木暮)先日 フランスから➡ 409 00:25:03,971 --> 00:25:05,906 帰国されたんです。 専務の秘書として➡ 410 00:25:05,906 --> 00:25:07,908 来週から働いていただくことに なりました。 411 00:25:07,908 --> 00:25:10,911 泉が秘書!? 412 00:25:10,911 --> 00:25:13,914 深山社長に お声を掛けていただいたんです。 413 00:25:13,914 --> 00:25:18,919 本日は 手続きと ご挨拶に伺いました。 414 00:25:18,919 --> 00:25:22,589 びっくりした~! えっ? 何年ぶり? 415 00:25:22,589 --> 00:25:24,591 ご無沙汰してます 専務。 416 00:25:24,591 --> 00:25:26,927 専務… えっ? 417 00:25:26,927 --> 00:25:28,929 (美保子)泉さんが秘書? 418 00:25:28,929 --> 00:25:30,000 それは使えそうねぇ。 419 00:25:30,000 --> 00:25:32,933 それは使えそうねぇ。 420 00:25:32,933 --> 00:25:36,937 (明人)うっ… まさか… い… 泉さんを利用するつもり? 421 00:25:36,937 --> 00:25:38,939 何か問題あって?➡ 422 00:25:38,939 --> 00:25:40,941 深山は 跡取りが財産総取りで➡ 423 00:25:40,941 --> 00:25:42,943 きょうだいには 一銭も分与されない。➡ 424 00:25:42,943 --> 00:25:45,946 このまま あの勝手な弟と 庶民の嫁に➡ 425 00:25:45,946 --> 00:25:48,615 飼いならされるような人生で あなた いいの? 426 00:25:48,615 --> 00:25:50,617 私は嫌よ! 427 00:25:50,617 --> 00:25:53,954 今までの苦労が報われないまま 終わって たまるもんですか! 428 00:25:53,954 --> 00:25:58,959 どんな手を使ってでも 絶対に勝つ!➡ 429 00:25:58,959 --> 00:26:00,000 お父さまもホントに怖い方。➡ 430 00:26:00,000 --> 00:26:01,962 お父さまもホントに怖い方。➡ 431 00:26:01,962 --> 00:26:04,898 健太さんが 好きで好きで たまらなかった➡ 432 00:26:04,898 --> 00:26:07,901 泉さんを秘書にあてがうなんて…。 433 00:26:07,901 --> 00:26:09,903 佐都さん…。 434 00:26:09,903 --> 00:26:12,906 大ピンチね。 435 00:26:18,912 --> 00:26:21,915 ヤッベ! 大丈夫ですか? 436 00:26:21,915 --> 00:26:23,917 最悪だよ。 ごめん ごめん ごめん。 437 00:26:23,917 --> 00:26:25,919 サンキュー。 438 00:26:27,921 --> 00:26:30,000 何か ごめんね。 こんな時間まで 手伝ってもらっちゃって。 439 00:26:30,000 --> 00:26:31,925 何か ごめんね。 こんな時間まで 手伝ってもらっちゃって。 440 00:26:31,925 --> 00:26:33,927 お気になさらないでください。 441 00:26:33,927 --> 00:26:35,929 ハァ…。 442 00:26:37,931 --> 00:26:40,601 なあ。 はい? 443 00:26:40,601 --> 00:26:42,603 泉…。 444 00:26:44,605 --> 00:26:48,942 立花さんはさ 何で 日本に戻ったの? 445 00:26:50,944 --> 00:26:55,949 いや ずっと フランスに 住むもんだと思ってたからさ。 446 00:26:55,949 --> 00:26:57,951 意外で…。 447 00:27:04,958 --> 00:27:07,961 向こうで 何かあった? 448 00:27:07,961 --> 00:27:09,963 私も意外でした。 449 00:27:09,963 --> 00:27:12,966 専務は ご実家とは 距離を置かれていたので➡ 450 00:27:12,966 --> 00:27:15,636 まさか 家業を継がれるなんて…。 451 00:27:15,636 --> 00:27:17,638 (頭がぶつかる音) 452 00:27:17,638 --> 00:27:20,974 いった~! ごめん ごめん ごめん…。 453 00:27:20,974 --> 00:27:22,976 もう! 石頭! 454 00:27:22,976 --> 00:27:24,978 そっちだろ! もう! 455 00:27:24,978 --> 00:27:30,000 ♬~ 456 00:27:30,000 --> 00:27:44,998 ♬~ 457 00:27:44,998 --> 00:27:51,004 ♬~ 458 00:27:56,944 --> 00:27:59,947 <ただいま。 <(ドアの閉まる音) 459 00:27:59,947 --> 00:28:00,000 うおお…。 460 00:28:00,000 --> 00:28:01,949 うおお…。 461 00:28:01,949 --> 00:28:05,953 どうした? んっ? 462 00:28:05,953 --> 00:28:07,955 佐都? 463 00:28:07,955 --> 00:28:09,957 よし。 464 00:28:09,957 --> 00:28:11,959 何でもない。 えっ? 465 00:28:11,959 --> 00:28:14,962 ちょちょちょ…。 466 00:28:14,962 --> 00:28:17,965 帰りが遅かったから むくれてんだろ? 467 00:28:17,965 --> 00:28:19,967 んっ? 468 00:28:19,967 --> 00:28:22,970 そうか? そうかそうかそうか。 469 00:28:22,970 --> 00:28:25,973 そんなに俺が好きか? んっ? 470 00:28:29,977 --> 00:28:30,000 別に。 471 00:28:30,000 --> 00:28:31,979 別に。 472 00:28:31,979 --> 00:28:41,922 ♬~ 473 00:28:41,922 --> 00:28:51,932 ♬~ 474 00:28:51,932 --> 00:28:53,934 おいで。 475 00:28:55,936 --> 00:28:57,938 フフフフ…。 476 00:28:57,938 --> 00:29:00,000 よいしょ。 あっ ちょっと待って。 477 00:29:00,000 --> 00:29:00,941 よいしょ。 あっ ちょっと待って。 478 00:29:00,941 --> 00:29:02,943 何? 479 00:29:11,952 --> 00:29:15,956 どうぞ お気になさらずに。 ウフッ。 480 00:29:15,956 --> 00:29:30,000 ♬~ 481 00:29:30,000 --> 00:29:33,974 ♬~ 482 00:29:33,974 --> 00:29:36,910 んっ? 483 00:29:36,910 --> 00:29:38,912 こ… これは…。 484 00:29:38,912 --> 00:29:42,583 ツチノコレベルに幻と 噂の➡ 485 00:29:42,583 --> 00:29:44,918 ブ… ブラックカードですか…。 486 00:29:44,918 --> 00:29:48,922 来週 俺の専務就任祝賀会が あるだろ。 487 00:29:48,922 --> 00:29:50,924 うん。 佐都の服➡ 488 00:29:50,924 --> 00:29:52,926 リツコさんに 見立ててくれって頼んどいた。 489 00:29:52,926 --> 00:29:54,928 支払いは これ使って。 490 00:29:54,928 --> 00:29:58,932 おおお… おお~! 491 00:29:58,932 --> 00:30:00,000 あの なぜ 美保子さんが ここに? 492 00:30:00,000 --> 00:30:00,934 あの なぜ 美保子さんが ここに? 493 00:30:00,934 --> 00:30:03,937 私も センスのいいリツコさんに 見立てていただきたくて。 494 00:30:03,937 --> 00:30:06,940 (店員)いらっしゃいませ。 (店員たち)いらっしゃいませ。 495 00:30:08,942 --> 00:30:10,944 あの ところで今日 他のお客さんたちは? 496 00:30:10,944 --> 00:30:12,946 えっ? 当然 貸し切りよ。 497 00:30:12,946 --> 00:30:15,949 《出た! やんごとなさの無駄遣い!》 498 00:30:15,949 --> 00:30:18,952 他にも人がいらしたら 気が散って ゆっくりできないわ。 499 00:30:18,952 --> 00:30:23,957 《ウフ… ウフフフ…》 500 00:30:23,957 --> 00:30:30,000 ♬~ 501 00:30:30,000 --> 00:30:43,911 ♬~ 502 00:30:43,911 --> 00:31:00,000 ♬~ 503 00:31:00,000 --> 00:31:00,928 ♬~ 504 00:31:00,928 --> 00:31:02,930 じゃあ これで。 505 00:31:04,932 --> 00:31:06,934 たっか…。 面白い方ね。 506 00:31:06,934 --> 00:31:08,936 たかが80万ごときで。 「ごとき」って…。 507 00:31:08,936 --> 00:31:10,938 うまい棒 何本買えると 思ってるんですか? 508 00:31:10,938 --> 00:31:13,941 天文学的数字ですよ? (リツコ)何で?➡ 509 00:31:13,941 --> 00:31:16,944 欲しいんでしょ? いや そうですけど…。 510 00:31:16,944 --> 00:31:18,946 あのね 佐都さん 買えないなら仕方ないわ。 511 00:31:18,946 --> 00:31:22,950 でも 私たちは買えるのよ。 お金なんて いくらでもあるの。 512 00:31:22,950 --> 00:31:24,952 ぜいたくだと 諦めるんじゃなくて➡ 513 00:31:24,952 --> 00:31:29,957 むしろ 手に入れて これに見合った自分になりなさい。 514 00:31:29,957 --> 00:31:30,000 こっから ここまで 全部ちょうだい! 515 00:31:30,000 --> 00:31:31,959 こっから ここまで 全部ちょうだい! 516 00:31:31,959 --> 00:31:35,963 《おいおいおいおい!》 で あなたはどうするの? 517 00:31:37,898 --> 00:31:40,901 《いやいやいやいや…》 518 00:31:44,905 --> 00:31:47,908 《か… 買ってしまった…》 519 00:31:49,910 --> 00:31:52,913 (綾)あら。 520 00:31:52,913 --> 00:31:55,916 ごきげんよう。 こんにちは。 521 00:31:55,916 --> 00:31:58,919 聞いたわよ 圭一さんから。 522 00:31:58,919 --> 00:32:00,000 私のこと よく思ってないそうね。 523 00:32:00,000 --> 00:32:01,922 私のこと よく思ってないそうね。 524 00:32:01,922 --> 00:32:04,925 当然です。 お母さんが苦しんでるのに。 525 00:32:04,925 --> 00:32:06,927 自分に魅力がないから➡ 526 00:32:06,927 --> 00:32:08,929 圭一さんを 引き留めておけなかっただけ。 527 00:32:08,929 --> 00:32:11,932 でしょ? 何言ってるんですか あなた! 528 00:32:11,932 --> 00:32:14,935 少しは 申し訳ないって気持ちは ないんですか? 529 00:32:14,935 --> 00:32:17,938 立場をわきまえて 物を言ってください。 530 00:32:17,938 --> 00:32:19,940 (綾)この世界では 私のような存在は➡ 531 00:32:19,940 --> 00:32:21,942 必要不可欠なのよ。 532 00:32:21,942 --> 00:32:23,944 はっ? 533 00:32:23,944 --> 00:32:25,946 正妻は 子供を産んで 家を守るのが仕事。 534 00:32:25,946 --> 00:32:29,950 愛人は 家の重圧から解放して いやしてあげるのが仕事。➡ 535 00:32:29,950 --> 00:32:30,000 その両方があって 初めて 深山のような家は成り立つ。 536 00:32:30,000 --> 00:32:34,955 その両方があって 初めて 深山のような家は成り立つ。 537 00:32:36,890 --> 00:32:39,893 (綾)あなたも 健太さんを失いたくなければ➡ 538 00:32:39,893 --> 00:32:43,897 美容には気を使った方がいいわ。 539 00:32:43,897 --> 00:32:49,903 ケールは 抗酸化成分が抜群で お肌の健康を保つ他➡ 540 00:32:49,903 --> 00:32:52,906 ビタミン ミネラル フィトケミカルのバランスも良く➡ 541 00:32:52,906 --> 00:32:55,909 美白やコラーゲンに必要な ビタミンCの含有量も➡ 542 00:32:55,909 --> 00:32:57,911 トップクラスなのよ。 543 00:32:59,913 --> 00:33:00,000 久美さんにも勧めておいて。 544 00:33:00,000 --> 00:33:01,915 久美さんにも勧めておいて。 545 00:33:01,915 --> 00:33:03,917 あの人 もう枯れちゃってるもの。 546 00:33:06,920 --> 00:33:08,922 女主人を目指すなら➡ 547 00:33:08,922 --> 00:33:12,926 この世界の道理を よ~く わきまえておくことよ。 548 00:33:12,926 --> 00:33:17,931 私を認めるか否か よ~く考えなさい。 549 00:33:45,826 --> 00:33:48,829 《こっちの世界じゃ 私が間違ってるわけ?》 550 00:33:48,829 --> 00:33:51,832 《もう 何もしない方がいいの?》 551 00:34:00,841 --> 00:34:03,844 綾さん…。 552 00:34:03,844 --> 00:34:07,848 お礼や ご挨拶や お付き合いは 女主人の大切な仕事。 553 00:34:07,848 --> 00:34:11,852 人を問わず 深山にゆかりのある人 皆さんに➡ 554 00:34:11,852 --> 00:34:14,855 お声掛けするのが礼儀なのよ。 覚えておいて。 555 00:34:17,858 --> 00:34:19,860 あっ。 556 00:34:23,864 --> 00:34:26,867 書き損じてしまったわ。 557 00:34:26,867 --> 00:34:30,000 《私… このまま 引き下がっていいの?》 558 00:34:30,000 --> 00:34:31,872 《私… このまま 引き下がっていいの?》 559 00:34:33,874 --> 00:34:35,876 (八寿子)ありがとう。➡ 560 00:34:37,878 --> 00:34:40,547 今日は しっかり頑張んなさい。 561 00:34:40,547 --> 00:34:42,549 はい。 562 00:34:42,549 --> 00:34:44,885 これで 深山家は安泰ね。 563 00:34:44,885 --> 00:34:46,887 ええ。 564 00:34:54,895 --> 00:34:56,897 (係員)こちらでよろしいですか? 565 00:34:56,897 --> 00:34:59,900 はい。 ありがとうございます。 566 00:35:03,904 --> 00:35:06,907 (久美) そのドレス よく似合ってるわ。 567 00:35:06,907 --> 00:35:09,910 本当ですか? 健太も いいって言ってくれたんです。 568 00:35:09,910 --> 00:35:12,846 いるんだね お世辞 真に受ける人。 569 00:35:12,846 --> 00:35:14,848 んっ? んっ? 570 00:35:14,848 --> 00:35:17,518 んっ? んっ? これ 外さないの? 571 00:35:17,518 --> 00:35:19,520 あっ これは大丈夫です。 (有沙)何で? 572 00:35:19,520 --> 00:35:21,522 (大介)帰るわ 俺。 (リツコ)はっ? 573 00:35:21,522 --> 00:35:23,524 こんな日ぐらい いい夫の顔できないの? 574 00:35:23,524 --> 00:35:27,861 そっちこそ また とんでもない請求 来てたけど? 575 00:35:27,861 --> 00:35:30,000 無理しないで お互い自由にやってこうよ。 576 00:35:30,000 --> 00:35:30,864 無理しないで お互い自由にやってこうよ。 577 00:35:32,866 --> 00:35:35,869 暇なくせに いつも どこで何してんだか。 578 00:35:40,874 --> 00:35:43,877 《嘘… でしょ》 579 00:35:43,877 --> 00:35:46,880 普通 来る? 580 00:35:50,884 --> 00:35:54,888 本日は お招きにあずかり 感謝いたします。 581 00:35:54,888 --> 00:35:57,891 このたびは 健太さんの専務ご就任➡ 582 00:35:57,891 --> 00:35:59,893 心より お祝い申し上げます。 583 00:35:59,893 --> 00:36:00,000 ありがとうございます。 584 00:36:00,000 --> 00:36:01,895 ありがとうございます。 585 00:36:01,895 --> 00:36:04,898 お忙しい中を どうもありがとうございます。 586 00:36:04,898 --> 00:36:08,902 (綾)ええ。 普段は ご挨拶だけで 失礼しておりましたが➡ 587 00:36:08,902 --> 00:36:12,840 今日は最後まで 顔を出すつもりでおります。 588 00:36:12,840 --> 00:36:15,843 実は 先日 私の態度がおかしいなんて➡ 589 00:36:15,843 --> 00:36:17,845 言う人がいたもので。 590 00:36:20,848 --> 00:36:23,851 会場へ ご案内いたします。 591 00:36:28,856 --> 00:36:30,000 あら? 何かしら これ!➡ 592 00:36:30,000 --> 00:36:31,859 あら? 何かしら これ!➡ 593 00:36:31,859 --> 00:36:34,862 これじゃ あたしのが見えないじゃない! 594 00:36:34,862 --> 00:36:36,864 申し訳ありません。 595 00:36:36,864 --> 00:36:41,869 ハァ… 久美さんって ホント気遣いの足りない方。 596 00:36:41,869 --> 00:36:45,873 どうりで 圭一さんが 愛想尽かすはずよね。 597 00:36:45,873 --> 00:36:47,875 あのですね…。 (リツコ)ちょっ…。 598 00:36:47,875 --> 00:36:50,878 バカなの!? (リツコ)面倒なことになるから! 599 00:37:04,892 --> 00:37:07,895 花の位置を決めたのは 私です! 600 00:37:10,831 --> 00:37:13,834 本日の主催は 健太さんと私です。 601 00:37:13,834 --> 00:37:16,837 (綾)あら そう? どういう意図で ここにしたのかしら? 602 00:37:16,837 --> 00:37:18,839 ご気分を害されたのなら謝ります。 603 00:37:18,839 --> 00:37:22,843 今すぐ 場所を 移動させていただきますので。 604 00:37:26,847 --> 00:37:28,849 フンッ! 605 00:37:33,854 --> 00:37:35,856 すいません。 606 00:37:35,856 --> 00:37:38,859 ハァ ハァ ハァ…。 607 00:37:38,859 --> 00:37:40,861 だっ! 608 00:37:45,866 --> 00:37:48,869 ここなら いかがでしょうか。 609 00:37:48,869 --> 00:37:50,871 綾さんの名前を 皆さんに➡ 610 00:37:50,871 --> 00:37:53,874 よく ご覧になっていただけると 思います。 611 00:37:53,874 --> 00:37:57,878 あなた この私にケンカ売る気!? 612 00:37:57,878 --> 00:38:00,000 はばかりながら 一つ申し上げます。 613 00:38:00,000 --> 00:38:02,883 はばかりながら 一つ申し上げます。 614 00:38:02,883 --> 00:38:06,887 やはり 私は あなたの存在を 認めることはできません。 615 00:38:08,889 --> 00:38:12,826 夫の門出の日に 私が一番 感謝を伝えたいのは➡ 616 00:38:12,826 --> 00:38:15,829 今まで 健太を 温かく見守ってくださった➡ 617 00:38:15,829 --> 00:38:17,831 お母さんなので。 618 00:38:17,831 --> 00:38:20,834 今日という日に あなたは ふさわしくありません。 619 00:38:23,837 --> 00:38:27,841 どうぞ お引き取りください。 620 00:38:32,846 --> 00:38:36,850 すいません。 通行の妨げになりますので➡ 621 00:38:36,850 --> 00:38:39,853 お花は あちらにお願いできますか。 622 00:38:39,853 --> 00:38:42,856 あっ どうもすみません。 623 00:38:42,856 --> 00:38:44,858 フンッ! 624 00:38:44,858 --> 00:38:54,868 ♬~ 625 00:38:54,868 --> 00:38:56,870 ああ… ハァ…。 626 00:38:58,872 --> 00:39:00,000 あれ? 綾さんは? 627 00:39:00,000 --> 00:39:01,875 あれ? 綾さんは? 628 00:39:01,875 --> 00:39:03,877 (久美)帰ったわ。 629 00:39:06,880 --> 00:39:09,883 佐都さん。 630 00:39:09,883 --> 00:39:14,821 大変なことをしてくれたわね。 631 00:39:14,821 --> 00:39:16,823 えっ。 632 00:39:18,825 --> 00:39:20,827 ああ…。 633 00:39:20,827 --> 00:39:24,831 出過ぎたまねを してしまいました…。 634 00:39:24,831 --> 00:39:29,837 でも… 彼女の あの顔➡ 635 00:39:29,837 --> 00:39:30,000 胸が すーっとした!➡ 636 00:39:30,000 --> 00:39:33,841 胸が すーっとした!➡ 637 00:39:33,841 --> 00:39:36,844 ウフフ… んっ…。 638 00:39:36,844 --> 00:39:39,847 (せき払い) 639 00:39:39,847 --> 00:39:57,865 ♬~ 640 00:39:57,865 --> 00:40:00,000 (圭一)そして 健太には➡ 641 00:40:00,000 --> 00:40:00,868 (圭一)そして 健太には➡ 642 00:40:00,868 --> 00:40:03,871 さらなる発展を遂げてくれるよう 期待しております。 643 00:40:03,871 --> 00:40:07,875 (拍手) 644 00:40:07,875 --> 00:40:12,813 え~ ここで もう一人 ご紹介したい人がおります。➡ 645 00:40:12,813 --> 00:40:16,817 これからの健太を支えてくれる…。 646 00:40:20,821 --> 00:40:24,825 秘書の 立花 泉さんです。 647 00:40:26,827 --> 00:40:30,000 (拍手) 648 00:40:30,000 --> 00:40:31,832 (拍手) 649 00:40:31,832 --> 00:40:47,848 ♬~ 650 00:40:47,848 --> 00:40:49,850 ドレスかぶってる!? 651 00:40:49,850 --> 00:40:53,854 《えっ… これ ホントに同じ服?》 652 00:40:55,856 --> 00:40:58,859 《私と全然 違う》 653 00:40:58,859 --> 00:41:00,000 さすが 泉さん。 気品があるわ~。 654 00:41:00,000 --> 00:41:01,862 さすが 泉さん。 気品があるわ~。 655 00:41:01,862 --> 00:41:05,866 やっぱ 育ちって出ちゃうんだねぇ。 656 00:41:09,870 --> 00:41:13,807 (ざわめき) 657 00:41:15,809 --> 00:41:21,815 《お願い。 見ないで 比べないで…》 658 00:41:25,819 --> 00:41:27,821 申し訳ございません。 659 00:41:29,823 --> 00:41:30,000 (泉) 専務と奥さまにとって大事な日。 660 00:41:30,000 --> 00:41:32,826 (泉) 専務と奥さまにとって大事な日。 661 00:41:32,826 --> 00:41:37,831 そのような日に配慮が足らず 申し訳ございません。 662 00:41:40,834 --> 00:41:43,837 (泉)出直します。 663 00:41:43,837 --> 00:41:45,839 何 構うことはない。 664 00:41:45,839 --> 00:41:48,842 今日は君のことを 皆さんに 紹介しようと思っていたんだ。 665 00:41:48,842 --> 00:41:53,847 いいえ。 私は 自分の無礼が許せません。 666 00:41:53,847 --> 00:41:55,849 すぐに帰ります。 667 00:41:55,849 --> 00:42:00,000 奥さま 本当に申し訳ありませんでした。 668 00:42:00,000 --> 00:42:01,855 奥さま 本当に申し訳ありませんでした。 669 00:42:05,859 --> 00:42:11,465 あの振る舞い なかなかのもんだわ。 670 00:42:11,465 --> 00:42:16,803 (拍手) 671 00:42:16,803 --> 00:42:18,805 悪い ちょっと。 672 00:42:20,807 --> 00:42:25,145 やっぱ お兄ちゃん まだ 泉さんに未練あんのかな。 673 00:42:25,145 --> 00:42:27,147 えっ? 674 00:42:27,147 --> 00:42:29,816 ずーっと 泉さんのことが 好きだったんだよね。 675 00:42:29,816 --> 00:42:30,000 あの2人 いいなずけだったんだけどさ➡ 676 00:42:30,000 --> 00:42:32,819 あの2人 いいなずけだったんだけどさ➡ 677 00:42:32,819 --> 00:42:36,823 泉さんは 好きな人と一緒に フランスに逃げちゃったの。 678 00:42:36,823 --> 00:42:38,825 あのときは お兄ちゃん➡ 679 00:42:38,825 --> 00:42:41,828 正直 立ち直れないんじゃないか ってくらい落ち込んでた。 680 00:42:41,828 --> 00:42:46,834 でも 日本に戻ってきたってことは その彼とは終わったってことよね。 681 00:42:46,834 --> 00:42:48,836 (美保子)シーッ。 682 00:42:51,839 --> 00:42:55,843 《健太が 泉さんを好きだった?》 683 00:42:57,845 --> 00:42:59,847 泉。 684 00:42:59,847 --> 00:43:00,000 気にしないで 早く 奥さまのところに戻ってあげて。 685 00:43:00,000 --> 00:43:03,851 気にしないで 早く 奥さまのところに戻ってあげて。 686 00:43:03,851 --> 00:43:05,853 タクシーまで送るだけだよ。 687 00:43:05,853 --> 00:43:07,855 あっ。 688 00:43:07,855 --> 00:43:10,791 大丈夫か? うん…。 689 00:43:10,791 --> 00:43:22,803 ♬~ 690 00:43:22,803 --> 00:43:26,807 ずいぶん親密そうだ。➡ 691 00:43:26,807 --> 00:43:29,810 でも 心配することはない。 692 00:43:29,810 --> 00:43:30,000 もし仮に あの2人が そういう関係になったとしても➡ 693 00:43:30,000 --> 00:43:34,815 もし仮に あの2人が そういう関係になったとしても➡ 694 00:43:34,815 --> 00:43:38,819 愛人にすればいいだけの話だ。 695 00:43:41,822 --> 00:43:44,825 《まさか お父さん➡ 696 00:43:44,825 --> 00:43:49,830 健太と私の仲を裂くために わざと 泉さんを秘書に?》 697 00:43:57,838 --> 00:43:59,840 美保子さんも 人が悪い。 698 00:43:59,840 --> 00:44:00,000 あら そう? 私は ただ 泉さんに➡ 699 00:44:00,000 --> 00:44:01,842 あら そう? 私は ただ 泉さんに➡ 700 00:44:01,842 --> 00:44:05,846 ドレスをプレゼントしただけよ。 今日 着たらどうかしらって。 701 00:44:05,846 --> 00:44:08,849 今まで 私たちに すり寄ってきた人たちが➡ 702 00:44:08,849 --> 00:44:10,851 みんな 陰で笑ってる。 703 00:44:10,851 --> 00:44:12,853 何が何でも 取り返してみせるわ。 704 00:44:12,853 --> 00:44:14,855 僕はね 美保子さん…。 705 00:44:14,855 --> 00:44:16,857 何!? 706 00:44:16,857 --> 00:44:19,860 いや 何でもないよ。 707 00:44:21,862 --> 00:44:26,867 [光あるところに 影はできる] 708 00:44:26,867 --> 00:44:30,000 [それが 世のことわり] 709 00:44:30,000 --> 00:44:30,871 [それが 世のことわり] 710 00:44:30,871 --> 00:44:34,875 [華やかなりし宴の陰には➡ 711 00:44:34,875 --> 00:44:38,879 いつも 陰謀が渦巻いているもの] 712 00:44:40,881 --> 00:44:43,884 [宴は まだ始まったばかり] 713 00:44:45,886 --> 00:44:50,891 [隠した手の内を それぞれが明かすのは➡ 714 00:44:50,891 --> 00:44:53,894 まだまだ これから] 715 00:44:53,894 --> 00:45:00,000 ♬~ 716 00:45:00,000 --> 00:45:03,904 ♬~ 717 00:45:03,904 --> 00:45:09,910 [さて この宴という名の戦いに 勝利し➡ 718 00:45:09,910 --> 00:45:15,849 最後に笑う者は いったい 誰なのでしょうか] 719 00:45:15,849 --> 00:45:18,852 (八寿子)堂々としてなさい。 720 00:45:23,857 --> 00:45:25,859 深山の女でしょう。 721 00:45:28,862 --> 00:45:30,000 さっさと行って 挨拶してきなさい。 722 00:45:30,000 --> 00:45:32,866 さっさと行って 挨拶してきなさい。 723 00:45:35,536 --> 00:45:37,538 はい。 724 00:45:44,878 --> 00:45:47,881 っしゃ こら! 725 00:46:05,899 --> 00:46:08,902 [『やんごとなき一族』の…] 726 00:46:13,841 --> 00:46:18,846 [そして FODなら 無料期間終了後も…]