1 00:01:44,538 --> 00:01:47,140 (隼)お~い ごはんだぞ! 2 00:01:49,209 --> 00:01:52,212 今日は 岳の好きな さばみりんだぞ! 3 00:01:52,212 --> 00:01:56,049 フフーン! うれしいか? 岳。 4 00:01:56,049 --> 00:01:59,219 (岳)あっ ああ…。 5 00:01:59,219 --> 00:02:01,321 んっ? どうした? 岳。 6 00:02:01,321 --> 00:02:03,490 食べたいって言ってたろ? 7 00:02:03,490 --> 00:02:05,492 あっ うん その…。 8 00:02:05,492 --> 00:02:07,661 すまない 違うんだ。 9 00:02:07,661 --> 00:02:10,330 宿題で どうしても解けない所があって➨ 10 00:02:10,330 --> 00:02:12,332 そのことを考えていた。 11 00:02:12,332 --> 00:02:15,836 (尊)岳さん よければ 力になりましょうか? 12 00:02:15,836 --> 00:02:17,838 お~ いいじゃないか! 13 00:02:17,838 --> 00:02:22,009 尊は 教えるの 上手だぞ。 よし! 動画 撮ろう! 14 00:02:22,009 --> 00:02:25,512 ありがとう。 だが 待ってほしい。 えっ? 15 00:02:25,512 --> 00:02:27,681 もう少し 自分で頑張ってみて➨ 16 00:02:27,681 --> 00:02:31,018 それでも できなかったら お願いさせてほしい。 17 00:02:31,018 --> 00:02:34,354 え~? 岳は もう 十分 頑張ったって! 18 00:02:34,354 --> 00:02:38,025 教えてもらいなよ! 何を言ってるの? 兄さん。 19 00:02:38,025 --> 00:02:40,027 尊 教えてやれって。 20 00:02:40,027 --> 00:02:42,029 ハハッ… ハッ…。 21 00:02:54,875 --> 00:02:57,711 《さかのぼること 数時間…》 22 00:02:57,711 --> 00:03:01,648 《木下:はい みんな プリント もらいましたか? 23 00:03:01,648 --> 00:03:04,851 ちゃ~んと おうちの方に渡してね。 24 00:03:08,989 --> 00:03:11,158 (和歌)岳ちゃ~ん! んっ? 25 00:03:11,158 --> 00:03:14,995 帰ろう! エヘヘッ…。 26 00:03:14,995 --> 00:03:16,997 あっ ああ…。 27 00:03:21,501 --> 00:03:23,503 《どうしよう…》 28 00:03:33,013 --> 00:03:35,015 (虎次郎)んっ? 29 00:03:41,521 --> 00:03:45,859 あっ… いいのか? えっ? 30 00:03:45,859 --> 00:03:49,029 (虎次郎) 思い切り 桂馬の利きだが。 31 00:03:49,029 --> 00:03:51,198 あっ! 32 00:03:51,198 --> 00:03:55,035 えっ… え~っと…。 33 00:03:55,035 --> 00:03:57,037 俺としたことが…。 34 00:03:57,037 --> 00:04:01,141 これは どこに置こうか。 岳…。 35 00:04:01,141 --> 00:04:03,143 《霧島さんや~。 36 00:04:06,146 --> 00:04:09,483 これから シルバー町内会だぞい。 37 00:04:09,483 --> 00:04:13,987 今日の議題は 子どもたちの 見守りについてじゃ。 38 00:04:13,987 --> 00:04:19,493 おや しまった。 うっかり忘れていた。 39 00:04:19,493 --> 00:04:22,829 すまんが 少し 留守を頼めるか? 40 00:04:22,829 --> 00:04:25,532 もちろんだ。 任せて~。 41 00:04:28,502 --> 00:04:32,339 んっ? どうした? 虎次郎さん。 42 00:04:32,339 --> 00:04:38,345 いや… 将棋は そのままに 戻ったら 続きをしよう。 43 00:04:38,345 --> 00:04:42,516 いってらっしゃ~い。 ああ。 44 00:04:42,516 --> 00:04:46,353 霧島さんちは にぎやかで いいですな。 45 00:04:46,353 --> 00:04:51,358 ほんにのう。 うちなんて 孫に触らせてもらえんからな。 46 00:04:51,358 --> 00:04:53,660 よその子を見守りじゃい。 47 00:04:59,966 --> 00:05:02,469 (和歌)岳ちゃ~ん。 んっ? 48 00:05:02,469 --> 00:05:07,073 線路 作るの 楽しくない? 49 00:05:10,644 --> 00:05:16,650 いや 違うんだ。 その… 少し 考え事をしてしまって…。 50 00:05:16,650 --> 00:05:20,654 すまない。 あっ…。 51 00:05:20,654 --> 00:05:26,159 岳ちゃん 今日は なんだか 元気がないみたい。 52 00:05:26,159 --> 00:05:28,161 悩み事があるの? 53 00:05:28,161 --> 00:05:30,330 僕が 相談に乗ってあげる! 54 00:05:30,330 --> 00:05:33,633 悩みなど ないさ。 55 00:05:35,836 --> 00:05:37,837 あっ…。 56 00:05:41,508 --> 00:05:44,678 うっ… うっ…。 57 00:05:44,678 --> 00:05:49,182 えっ? どっ… どうした? 和歌! なぜ 泣く? 58 00:05:49,182 --> 00:05:53,353 うっ…。 ごめんね 岳ちゃん。 59 00:05:53,353 --> 00:05:56,356 僕が 頼りないから…。 60 00:05:56,356 --> 00:06:01,294 僕が もし おじいちゃんみたいだったら➨ 61 00:06:01,294 --> 00:06:04,965 もっと 岳ちゃんの力になれるのに。 62 00:06:04,965 --> 00:06:09,636 (泣き声) 63 00:06:09,636 --> 00:06:11,805 そんなことはない! 和歌。 64 00:06:11,805 --> 00:06:15,508 俺には 2人とも 大切な友人で 心の支えだ。 65 00:06:17,477 --> 00:06:19,479 ほんと? 66 00:06:19,479 --> 00:06:21,481 んっ…。 67 00:06:21,481 --> 00:06:23,483 あっ…。 68 00:06:28,154 --> 00:06:30,323 ハァ…。 69 00:06:30,323 --> 00:06:34,527 今日 授業参観のプリントをもらったろ? 70 00:06:37,664 --> 00:06:42,168 俺は これを 隼兄さんには見せないつもりだ。 71 00:06:42,168 --> 00:06:45,338 え~! でも…。 72 00:06:45,338 --> 00:06:47,340 もちろん いけないことだ。 73 00:06:47,340 --> 00:06:52,012 あのプリントは 保護者に渡すよう 先生から託された物。 74 00:06:52,012 --> 00:06:54,014 けれど…。 75 00:06:54,014 --> 00:06:58,685 授業参観は 平日だ。 これを見せれば きっと➨ 76 00:06:58,685 --> 00:07:02,622 隼兄さんは お仕事を休んでしまうだろう。 77 00:07:02,622 --> 00:07:04,958 僕のお母さんも お仕事だけど➨ 78 00:07:04,958 --> 00:07:07,627 きっと お休みして 来てくれるよ。 79 00:07:07,627 --> 00:07:11,798 他の子も 親が お仕事なら おんなじだよ。 80 00:07:11,798 --> 00:07:14,134 それは そうだが…。 81 00:07:14,134 --> 00:07:17,804 隼兄さんは 教師だ。 82 00:07:17,804 --> 00:07:20,807 彼には 彼の生徒さんがいる。 83 00:07:20,807 --> 00:07:26,146 俺の授業参観より 彼らのことを 優先させるべきだと 俺は思う。 84 00:07:26,146 --> 00:07:32,152 それに お仕事を休めば その分 あとで忙しくなってしまうだろ? 85 00:07:32,152 --> 00:07:35,488 隼兄さんは 家のことをやったあと➨ 86 00:07:35,488 --> 00:07:39,326 毎日 夜遅くまで 授業の準備をしているんだ。 87 00:07:39,326 --> 00:07:43,830 これ以上 無理をさせられない。 88 00:07:43,830 --> 00:07:46,833 岳ちゃん…。 89 00:07:46,833 --> 00:07:48,835 優しい。 90 00:07:48,835 --> 00:07:51,004 そんなことはない。 91 00:07:51,004 --> 00:07:54,341 隼兄さんが 日頃 俺に してくれていることを思えば➨ 92 00:07:54,341 --> 00:07:57,844 足りないくらいだ。 あっ! 93 00:07:57,844 --> 00:08:00,280 フッ… わかった! 94 00:08:00,280 --> 00:08:03,450 んっ…。 んっ! 95 00:08:03,450 --> 00:08:06,119 僕も 隼お兄ちゃんに 授業参観のこと➨ 96 00:08:06,119 --> 00:08:08,621 ないしょにするよう 協力する! 97 00:08:08,621 --> 00:08:10,957 あっ…。 98 00:08:10,957 --> 00:08:12,959 フッ…。 99 00:08:14,961 --> 00:08:16,963 フッ…。 100 00:08:16,963 --> 00:08:19,966 和歌 ありがとう。 エヘヘ…。 101 00:08:22,302 --> 00:08:24,637 あっ! んっ? 102 00:08:24,637 --> 00:08:27,640 お母さんに プリント 渡したら➨ 103 00:08:27,640 --> 00:08:29,809 隼お兄ちゃんに 授業参観の話➨ 104 00:08:29,809 --> 00:08:32,645 しちゃったり するかもしれないよね。 105 00:08:32,645 --> 00:08:35,315 あっ…。 106 00:08:35,315 --> 00:08:37,984 可能性は なくはないな。 107 00:08:37,984 --> 00:08:39,986 んっ…。 108 00:08:46,326 --> 00:08:49,162 まっ… まあ そのときは そのときだ。 109 00:08:49,162 --> 00:08:52,499 なんとか ごまかすか 無理なら 白状するさ! 110 00:08:52,499 --> 00:08:56,002 うっ…。 うぅ…。 111 00:08:56,002 --> 00:08:58,838 僕も お母さんに プリント 渡さない! 112 00:08:58,838 --> 00:09:02,275 えっ! 113 00:09:02,275 --> 00:09:04,444 それは だめだ 和歌! 俺のせいで➨ 114 00:09:04,444 --> 00:09:07,614 お前まで巻き込めない。 いいの! 115 00:09:07,614 --> 00:09:10,316 うぅ…。 うっ…。 116 00:09:12,619 --> 00:09:15,622 お母さんが来なくっても 平気。 117 00:09:15,622 --> 00:09:18,024 岳ちゃんと 授業 一緒だもん。 118 00:09:21,127 --> 00:09:24,297 和歌…。 (物音) 119 00:09:24,297 --> 00:09:26,299 あっ…。 んっ? 120 00:09:26,299 --> 00:09:29,469 おじいちゃん…。 121 00:09:29,469 --> 00:09:34,140 すまない すべて 聞いてしまった。 122 00:09:34,140 --> 00:09:36,142 あっ! えっ…。 123 00:09:39,145 --> 00:09:41,314 《虎次郎さんは 大人だ。 124 00:09:41,314 --> 00:09:44,150 やっぱり 俺のしようとしていることは➨ 125 00:09:44,150 --> 00:09:46,653 いけないことだと 反対するだろうか…》 126 00:09:54,160 --> 00:09:56,329 2人とも…。 127 00:09:56,329 --> 00:09:58,331 んっ…。 あっ…。 128 00:10:04,337 --> 00:10:09,008 授業参観を 隼君や咲に見てもらわなくて➨ 129 00:10:09,008 --> 00:10:11,010 ほんとに いいのか? 130 00:10:13,346 --> 00:10:18,151 ああ。 俺の意志は固まっている。 僕も! 131 00:10:20,186 --> 00:10:22,522 そうか…。 132 00:10:22,522 --> 00:10:42,375 (心臓の鼓動) 133 00:10:42,375 --> 00:10:44,878 それならば➨ 134 00:10:44,878 --> 00:10:46,880 俺が行こう。 135 00:10:46,880 --> 00:10:48,882 えっ? あっ! 136 00:10:48,882 --> 00:10:54,053 和歌の祖父として 岳の友人として➨ 137 00:10:54,053 --> 00:10:57,056 2人の授業を見届ける。 138 00:10:57,056 --> 00:10:59,058 あっ…。 139 00:10:59,058 --> 00:11:01,995 おじいちゃん それじゃあ…。 140 00:11:01,995 --> 00:11:06,499 ああ 2人の秘密は守ろう。 141 00:11:06,499 --> 00:11:10,169 ハァ… わ~い! 142 00:11:10,169 --> 00:11:12,172 アハハッ! ハハッ! おっと…。 143 00:11:12,172 --> 00:11:14,507 おじいちゃん 大好き! 144 00:11:14,507 --> 00:11:17,510 ウフフッ ハハッ ハハッ! フフフッ! 145 00:11:17,510 --> 00:11:21,014 んっ? どうした? 岳。 146 00:11:21,014 --> 00:11:24,117 俺では やはり 力不足か? 147 00:11:27,187 --> 00:11:32,525 虎次郎さん 俺は 自分が恥ずかしい。 148 00:11:32,525 --> 00:11:37,363 あなたの友情を 信じきれていなかった。 149 00:11:37,363 --> 00:11:39,365 すまない! 150 00:11:39,365 --> 00:11:43,369 ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ! 151 00:11:46,372 --> 00:11:50,043 うん… その日 咲は 出勤のようだ。 152 00:11:50,043 --> 00:11:54,047 やった! おじいちゃんが 出かけても 気付かれないね! 153 00:11:54,047 --> 00:11:59,886 ああ。 当日まで 参観日のことを 隠しきれれば 大丈夫だろう。 154 00:11:59,886 --> 00:12:04,991 もう一度 確認するが 本当に いいのだな? 155 00:12:04,991 --> 00:12:08,828 隼兄さんに 自分の生徒を 優先してほしいという気持ちに➨ 156 00:12:08,828 --> 00:12:12,165 変わりはない。 覚悟はできている。 157 00:12:12,165 --> 00:12:17,503 僕も! あっ… 2人とも…。 158 00:12:17,503 --> 00:12:22,842 巻き込んでしまって すまない。 ありがとう。 159 00:12:22,842 --> 00:12:25,011 フッ…。 160 00:12:25,011 --> 00:12:28,348 フフッ! 161 00:12:28,348 --> 00:12:30,550 みんな 手を重ねて! 162 00:12:32,685 --> 00:12:35,855 フフッ! 163 00:12:35,855 --> 00:12:38,358 んっ… んっ? (和歌)おじいちゃんも! 164 00:12:38,358 --> 00:12:42,195 あっ ああ。 165 00:12:42,195 --> 00:12:44,530 参観日が終わるまで➨ 166 00:12:44,530 --> 00:12:48,034 秘密を隠し通すぞ~! 167 00:12:48,034 --> 00:12:50,036 (3人)お~!》 168 00:12:56,376 --> 00:12:59,879 《というわけで 今に至る。 169 00:12:59,879 --> 00:13:03,650 俺のために 決して 褒められたことではない秘密に➨ 170 00:13:03,650 --> 00:13:07,487 つきあわせてしまった 2人の恩に報いるため➨ 171 00:13:07,487 --> 00:13:12,492 何がなんでも 兄さんたちに 知られてはならない!》 172 00:13:14,994 --> 00:13:17,830 これ 少し 味 濃かったかな? 173 00:13:17,830 --> 00:13:20,333 そう? そんなことないよ。 174 00:13:20,333 --> 00:13:23,670 そうか? 湊は どうだ? 175 00:13:23,670 --> 00:13:27,507 (湊)えっ… あっ ああ… 全然。 176 00:13:27,507 --> 00:13:33,012 ていうか 湊 今日は えらく おとなしいな。 177 00:13:33,012 --> 00:13:35,515 なっ! 178 00:13:35,515 --> 00:13:38,184 なっ なな… 何 言ってんだ! 179 00:13:38,184 --> 00:13:41,521 俺は いつだって もの静かな クールな男だぜ! 180 00:13:41,521 --> 00:13:45,024 いつもどおりだろ! アハハハ! アハハハ…。 181 00:13:45,024 --> 00:13:47,527 怪しいな。 182 00:13:47,527 --> 00:13:50,697 さては 小テストかなんかで 悪い点 取ったんだろ。 183 00:13:50,697 --> 00:13:53,866 出しなさい! そんな物 ねえっつの! 184 00:13:53,866 --> 00:13:57,370 ほんと 何 言ってんだ? 隼 ばかだな! 185 00:14:06,813 --> 00:14:09,816 《おっ… 俺は 知ってしまった》 186 00:14:23,830 --> 00:14:28,000 《柚木湊 中学1年生。 187 00:14:28,000 --> 00:14:31,003 俺は 知ってしまった》 188 00:14:35,675 --> 00:14:41,347 《ああ。 当日まで 参観日のことを 隠しきれれば 大丈夫だろう。 189 00:14:41,347 --> 00:14:46,352 もう一度 確認するが 本当に いいのだな? 190 00:14:46,352 --> 00:14:50,189 隼兄さんに 自分の生徒を 優先してほしいという気持ちに➨ 191 00:14:50,189 --> 00:14:53,693 変わりはない。 覚悟はできている。 192 00:14:53,693 --> 00:14:59,031 僕も! あっ… 2人とも…。 193 00:14:59,031 --> 00:15:02,802 巻き込んでしまって すまない。 ありがとう。 194 00:15:02,802 --> 00:15:06,639 (湊/宇多)ああ…。 195 00:15:06,639 --> 00:15:09,809 (2人)あっ…。 (和歌)みんな 手を重ねて! 196 00:15:09,809 --> 00:15:12,311 (2人)うっ あっ…。 197 00:15:12,311 --> 00:15:16,816 (和歌)おじいちゃんも! (虎次郎)あっ ああ。 198 00:15:16,816 --> 00:15:18,985 (2人)うっ… うっ…。 199 00:15:18,985 --> 00:15:21,654 (和歌)参観日が終わるまで➨ 200 00:15:21,654 --> 00:15:24,824 秘密を隠し通すぞ~! 201 00:15:24,824 --> 00:15:27,026 (和歌/虎次郎/岳)お~! 202 00:15:28,995 --> 00:15:37,003 (宇多/湊)うわ~! 203 00:15:37,003 --> 00:15:41,841 (宇多)ハァハァハァ… あっ…。 ハァハァ…。 うぅ~! うわっ! うっ! うっ! 204 00:15:41,841 --> 00:15:45,845 ハァ…。 うわ~! うわ~! うわ~! 205 00:15:45,845 --> 00:15:49,182 (宇多/湊)うわ~! (鳴き声) 206 00:15:49,182 --> 00:15:53,019 (2人)うわ~! うっ うわっ! 207 00:15:53,019 --> 00:15:55,188 うっ! うわ~! うわ~! 208 00:15:55,188 --> 00:15:57,190 うっ…。 うっ! ハァハァ…。 209 00:15:57,190 --> 00:15:59,192 (2人)うわ~! 210 00:15:59,192 --> 00:16:05,131 ハァハァ ハァハァ ハァハァ…。 うっ… ハァハァ ハァハァ…。 211 00:16:05,131 --> 00:16:10,636 ハァハァ…。 とっ… とんでもねえ タイミングに 居合わせちまった! 212 00:16:10,636 --> 00:16:14,640 おい お前んち セキュリティー 甘すぎんだろ! 213 00:16:14,640 --> 00:16:17,476 まっ… まあ 古い家だからな。 214 00:16:17,476 --> 00:16:20,146 基本は 筒抜けよ。 215 00:16:20,146 --> 00:16:24,650 あいつら 極秘会議は もっと安全な所でやれよ。 216 00:16:24,650 --> 00:16:26,652 フゥー…。 217 00:16:29,655 --> 00:16:32,158 で… どうする? 218 00:16:32,158 --> 00:16:35,828 えっ? そりゃ お前 決まってんだろ。 219 00:16:35,828 --> 00:16:37,997 聞かなかったことにすんだよ! 220 00:16:37,997 --> 00:16:40,099 おっ… おお…。 221 00:16:43,169 --> 00:16:45,338 でも いいのかな? 222 00:16:45,338 --> 00:16:48,508 おいおいおい 寝ぼけたこと 言うなよ。 223 00:16:48,508 --> 00:16:51,677 いいとか悪いとか そういうことじゃねえだろ! 224 00:16:51,677 --> 00:16:53,679 お前も聞いたろ? 225 00:16:53,679 --> 00:16:56,682 隼兄ちゃんに 自分の生徒を 優先してほしいっていう➨ 226 00:16:56,682 --> 00:16:58,684 岳の気持ちを! 227 00:16:58,684 --> 00:17:01,954 あの真面目な岳が そう決断したんだぜ。 228 00:17:01,954 --> 00:17:04,457 和歌も じいちゃんも それが わかってるから➨ 229 00:17:04,457 --> 00:17:06,626 協力することにしたんだろ? 230 00:17:06,626 --> 00:17:09,128 だったら 私らがするべきは➨ 231 00:17:09,128 --> 00:17:12,131 あいつらの気持ちを 尊重してやることだけだ! 232 00:17:14,634 --> 00:17:19,805 うん…。 そっ… そうだよな。 そうだ! 233 00:17:19,805 --> 00:17:22,975 それには 聞かなかったことに すんのが いちばんだ! 234 00:17:22,975 --> 00:17:25,478 お互い 今日のことは 忘れよう! 235 00:17:25,478 --> 00:17:27,780 いいな? ああ》 236 00:17:36,322 --> 00:17:39,325 《岳…。 237 00:17:39,325 --> 00:17:43,162 小学生になって 初めての授業参観なのに➨ 238 00:17:43,162 --> 00:17:45,364 本当に いいのか?》 239 00:17:47,667 --> 00:17:50,002 《俺は 初めてのとき➨ 240 00:17:50,002 --> 00:17:54,173 母さんが 本当に来るのかって ドキドキしてたな》 241 00:17:54,173 --> 00:18:14,126 ♬~ 242 00:18:14,126 --> 00:18:20,132 ♬~ 243 00:18:20,132 --> 00:18:22,134 《あっ…。 244 00:18:28,140 --> 00:18:30,142 あっ ハハッ…》 245 00:18:30,142 --> 00:18:44,490 ♬~ 246 00:18:44,490 --> 00:18:47,493 《母さんが来たのが うれしくて➨ 247 00:18:47,493 --> 00:18:49,795 わかりもしねえのに 手 挙げて…》 248 00:18:58,504 --> 00:19:02,308 《フッ… フッフフフフ…》 249 00:19:06,779 --> 00:19:08,781 《でも…》 250 00:19:14,787 --> 00:19:16,789 《あっ…》 251 00:19:24,463 --> 00:19:26,465 《途中で いなくなっちゃって…》 252 00:19:30,803 --> 00:19:34,140 《尊のとこにも 行かないといけないから➨ 253 00:19:34,140 --> 00:19:36,475 わかってたけど…。 254 00:19:36,475 --> 00:19:40,146 他の子だって 兄弟がいる子は 同じだったし…。 255 00:19:40,146 --> 00:19:44,850 それでも やっぱり ずっと 見ていてほしかった》 256 00:19:52,825 --> 00:19:58,164 湊! 岳! お風呂に入りなさ~い! 257 00:19:58,164 --> 00:20:01,167 了解だ 隼兄さん。 258 00:20:01,167 --> 00:20:04,837 湊~! (ドアの開く音) 259 00:20:04,837 --> 00:20:06,839 悪い! 俺 今 忙しいから➨ 260 00:20:06,839 --> 00:20:10,176 先 入って 岳! (ドアの閉まる音) 261 00:20:10,176 --> 00:20:13,512 あら 珍しいこともあるもんだな。 262 00:20:13,512 --> 00:20:17,183 岳のお風呂係は俺のものって うるさいのに。 263 00:20:17,183 --> 00:20:19,351 俺は 1人でも平気だ。 264 00:20:19,351 --> 00:20:23,522 岳さん よかったら 俺が お背中 流しましょうか? 265 00:20:23,522 --> 00:20:26,192 尊兄さん これは かたじけない。 266 00:20:26,192 --> 00:20:30,863 えっ レア? あっ… あの… スマホで撮っていい? 267 00:20:30,863 --> 00:20:34,166 しっかり 鍵 締めて 入ろうね 岳。 268 00:20:37,870 --> 00:20:39,872 んっ…。 269 00:20:41,874 --> 00:20:45,044 んっ…。 270 00:20:45,044 --> 00:20:55,054 ♬~ 271 00:20:55,054 --> 00:21:06,999 ♬~ 272 00:21:06,999 --> 00:21:11,003 《岳 悪い》 273 00:21:11,003 --> 00:21:14,173 岳さん 宿題 できた? 274 00:21:14,173 --> 00:21:18,010 えっ? さっき できないって言ってたやつ。 275 00:21:18,010 --> 00:21:21,680 あっ… ああ! おかげさまで。 276 00:21:21,680 --> 00:21:25,351 ごはんを食べて 糖分チャージしたのが よかったみたいだ。 277 00:21:25,351 --> 00:21:27,853 そう… なら よかったけど。 278 00:21:31,357 --> 00:21:33,359 んっ…。 279 00:21:33,359 --> 00:21:37,196 岳はさ 隼兄さんと似てて➨ 280 00:21:37,196 --> 00:21:39,865 なんでも 1人で解決しようとするけど➨ 281 00:21:39,865 --> 00:21:43,702 もっと 俺たちを 頼ってくれていいんだからね。 282 00:21:43,702 --> 00:21:46,205 あっ…。 283 00:21:46,205 --> 00:21:48,374 あっ ああ…。 284 00:21:48,374 --> 00:21:51,210 ありがとう 尊兄さん。 285 00:21:51,210 --> 00:21:53,212 あった! 286 00:21:56,048 --> 00:21:59,218 《俺なんて 母さんが来てくれても➨ 287 00:21:59,218 --> 00:22:03,155 途中から いなくなっただけで あんなに悲しかったんだ。 288 00:22:03,155 --> 00:22:05,357 岳だって 平気なわけない》 289 00:22:07,493 --> 00:22:09,495 《きっと➨ 290 00:22:09,495 --> 00:22:11,497 本当は…》