1 00:00:02,520 --> 00:00:15,520 ♪~ 2 00:00:18,360 --> 00:00:23,730 アンチ… エイジング! 3 00:00:23,730 --> 00:00:25,850 <「絶メシ」。 4 00:00:25,850 --> 00:00:27,850 それは…> 5 00:00:31,500 --> 00:00:34,000 <失ってしまうには あまりにも惜しい 6 00:00:34,000 --> 00:00:38,680 歴史が積み重ねた その味と 味わい。 7 00:00:38,680 --> 00:00:42,200 これは 平日に くたびれたサラリーマンが 8 00:00:42,200 --> 00:00:44,180 そんな 絶メシに出会う 9 00:00:44,180 --> 00:00:47,690 週末1泊2日の物語。 10 00:00:47,690 --> 00:00:52,590 それでは 案内を開始します> 11 00:01:04,030 --> 00:01:06,370 今日の会議は 重かったな。 12 00:01:06,370 --> 00:01:08,570 はぁ~。 13 00:01:11,660 --> 00:01:14,840 ただいま。 は~い おかえり。 14 00:01:14,840 --> 00:01:18,030 あ~ 疲れた。 15 00:01:18,030 --> 00:01:21,380 ちょっと 先 シャワー浴びちゃうわ。 16 00:01:21,380 --> 00:01:24,180 は~い どうぞ~。 17 00:01:32,690 --> 00:01:35,200 あれ? シャンプー 変わった? 18 00:01:35,200 --> 00:01:44,100 ♪~ 19 00:01:54,370 --> 00:01:56,670 歯槽膿漏…。 20 00:01:59,520 --> 00:02:03,430 シミナイン? 21 00:02:03,430 --> 00:02:06,030 あっ あっ えっ? 22 00:02:06,030 --> 00:02:09,830 うわっ… あっ…。 23 00:02:14,070 --> 00:02:17,690 佳苗 俺のシャンプー 変えてくれたの? 24 00:02:17,690 --> 00:02:20,540 ん? うん。 25 00:02:20,540 --> 00:02:24,640 なんか いろいろ考えて 買ってくれたのかな? 26 00:02:26,720 --> 00:02:35,120 ♪~ 27 00:02:37,860 --> 00:02:40,750 <目的地まで 100キロ。 28 00:02:40,750 --> 00:02:44,650 1時間37分くらい かかります> 29 00:02:44,650 --> 00:02:51,660 <週末 私は ちょっとした旅に出る。 30 00:02:51,660 --> 00:02:54,540 1人だけの時間を 満喫できる 31 00:02:54,540 --> 00:02:57,480 私の 小さな大冒険。 32 00:02:57,480 --> 00:03:00,650 ルールは 3つ。 その1。 33 00:03:00,650 --> 00:03:02,820 期間は 金曜日の帰宅後から 34 00:03:02,820 --> 00:03:07,320 妻の教室が終わる 土曜日の夕方までの 1泊2日。 35 00:03:07,320 --> 00:03:09,720 その2。 36 00:03:09,720 --> 00:03:12,980 誰も 誘わない。 誰も 巻き込まない。 37 00:03:12,980 --> 00:03:16,160 その3。 38 00:03:16,160 --> 00:03:20,320 高速代 ガソリン代 食費 39 00:03:20,320 --> 00:03:24,010 いろいろ含め 小遣いの範囲内に収める。 40 00:03:24,010 --> 00:03:27,140 そのために 必要不可欠なのは 41 00:03:27,140 --> 00:03:30,140 車中泊…> 42 00:03:36,370 --> 00:03:39,220 《なぜか今は マイナスイオンを浴びたい。 43 00:03:39,220 --> 00:03:43,120 そう思って 山梨に来てしまった》 44 00:03:45,290 --> 00:03:49,700 急激老化の分かれ道! 45 00:03:49,700 --> 00:03:54,050 男性も 30代からのアンチエイジング。 46 00:03:54,050 --> 00:03:56,850 じゃ 俺もう 40だ…。 47 00:04:02,030 --> 00:04:05,860 《気付けば俺も 中年 オブ 中年。 48 00:04:05,860 --> 00:04:08,170 育毛シャンプー 薬用歯磨き。 49 00:04:08,170 --> 00:04:12,050 あれは 若くいろ! という 佳苗からの 50 00:04:12,050 --> 00:04:14,090 無言のメッセージなのか?》 51 00:04:14,090 --> 00:04:17,190 あっ 白髪! 52 00:04:25,750 --> 00:04:30,950 《着実に迫りくる エイジングと闘う時がきたのか》 53 00:04:37,010 --> 00:04:50,080 ♪~ 54 00:04:50,080 --> 00:04:55,580 アンチ… エイジング! 55 00:04:57,700 --> 00:05:00,900 《これで 外 出たら パニックになるかな?》 56 00:05:04,520 --> 00:05:07,820 (いびき) 57 00:05:19,150 --> 00:05:38,340 ♪~ 58 00:05:38,340 --> 00:05:41,480 一晩 つけたら 59 00:05:41,480 --> 00:05:46,870 ガサガサになっちゃった~! 60 00:05:46,870 --> 00:05:49,480 あっ 痛っ! 61 00:05:49,480 --> 00:06:21,480 ♪~ 62 00:06:21,480 --> 00:06:26,910 さて いただきに行きますか。 63 00:06:26,910 --> 00:06:52,230 ♪~ 64 00:06:52,230 --> 00:06:55,820 《どこだ どこだ どこだ? センサーをきかせろ! 65 00:06:55,820 --> 00:06:57,820 おっ?》 66 00:07:12,870 --> 00:07:15,200 これは…。 67 00:07:15,200 --> 00:07:20,880 《この2軒 どちらも俺のセンサーが 反応を示している。 68 00:07:20,880 --> 00:07:25,510 俺の巴里。 俺の何々って はやってるけど 69 00:07:25,510 --> 00:07:28,520 あれ系の発祥か? 70 00:07:28,520 --> 00:07:32,520 そして キッチン ミナミ。 こちらは 洋食か。 71 00:07:32,520 --> 00:07:36,690 看板の文字が もう期待できる。 72 00:07:36,690 --> 00:07:40,180 う~ん 悩む 悩むぞ! 73 00:07:40,180 --> 00:07:44,080 店前に来ての二択は 初めての経験だ。 74 00:07:44,080 --> 00:07:46,180 巴里か? ミナミか? 75 00:07:46,180 --> 00:07:48,700 ミナミか? 巴里か? 76 00:07:48,700 --> 00:07:52,900 まるで 甲府にたたずむ 風神と雷神だ》 77 00:08:00,520 --> 00:08:02,530 《しまった! 78 00:08:02,530 --> 00:08:05,390 先に ミナミにロックオンされてしまった。 79 00:08:05,390 --> 00:08:09,090 あばよ 巴里》 80 00:08:16,550 --> 00:08:20,050 いらっしゃいませ。 お座敷どうぞ。 81 00:08:25,690 --> 00:08:30,390 《この雑多感 好きな感じだ》 82 00:08:41,190 --> 00:08:43,170 《んっ? 83 00:08:43,170 --> 00:08:45,560 1 2 3…。 84 00:08:45,560 --> 00:08:49,110 4 5 6 7。 85 00:08:49,110 --> 00:08:51,530 この店 カレンダーが7つもある。 86 00:08:51,530 --> 00:08:58,330 一日一日の時間を しっかり刻めってことか?》 87 00:09:00,460 --> 00:09:02,460 どうぞ。 ありがとうございます。 88 00:09:10,590 --> 00:09:13,190 《ポークジンジャーに ハンバーグ。 89 00:09:13,190 --> 00:09:16,860 サーロインステーキ…。 90 00:09:16,860 --> 00:09:20,850 ラーメン カツカレーに グラタン。 91 00:09:20,850 --> 00:09:24,150 危ない 決められないぞ》 92 00:09:26,520 --> 00:09:29,190 《エビフライ定食。 93 00:09:29,190 --> 00:09:31,190 エビフライ定食? 94 00:09:31,190 --> 00:09:35,840 あそこにも。 この店は エビフライ推しなのか? 95 00:09:35,840 --> 00:09:40,640 いや そもそも 山梨に 海はないよな?》 96 00:09:42,730 --> 00:09:45,790 2, 300円!? 97 00:09:45,790 --> 00:09:51,360 《待て サラリーマンのランチに 2, 300円は 大冒険だ。 98 00:09:51,360 --> 00:09:54,400 決して払えない金額ではない。 99 00:09:54,400 --> 00:09:56,530 ただ 食べた満足感が 100 00:09:56,530 --> 00:10:00,530 2, 300円を払ったという 罪悪感を 超えてくれるか どうかなんだ》 101 00:10:03,190 --> 00:10:05,520 何にします? あっ…。 102 00:10:05,520 --> 00:10:07,680 すみません…。 103 00:10:07,680 --> 00:10:13,350 あっ エビフライ? うちのエビフライは うまいよ~。 104 00:10:13,350 --> 00:10:16,020 天然物の エビに こだわってるからね。 105 00:10:16,020 --> 00:10:18,350 天然物ですか。 そうだよ。 106 00:10:18,350 --> 00:10:22,390 毎朝 市場にあがる イキのいい エビだけ使ってるからね。 107 00:10:22,390 --> 00:10:25,510 それは おいしそうですね。 108 00:10:25,510 --> 00:10:27,680 《おいおい 話に乗るんじゃない 民生。 109 00:10:27,680 --> 00:10:30,060 こんなに エビフライの話を聞いておいて 110 00:10:30,060 --> 00:10:33,180 じゃあ グラタンで って言えるのか? 111 00:10:33,180 --> 00:10:35,190 お前に そんな勇気 あるのか?》 112 00:10:35,190 --> 00:10:38,520 大きさだってね 普通のエビフライとは 113 00:10:38,520 --> 00:10:41,160 比べ物にならないよ。 あの 普通のエビフライが 114 00:10:41,160 --> 00:10:43,180 これくらいだったら…。 エビフライ定食で! 115 00:10:43,180 --> 00:10:45,880 はいよ。 116 00:10:48,350 --> 00:10:53,710 《帰りは 下道で帰ろう。 117 00:10:53,710 --> 00:10:56,510 お魚たちよ 118 00:10:56,510 --> 00:11:03,500 この浮き足だった気持ちを 癒やしておくれ》 119 00:11:03,500 --> 00:11:05,600 じゃあ ごちそうさま。 ごちそうさま。 120 00:11:08,520 --> 00:11:14,830 もしもし? 景子 景子… うん 今ね 甲府にいる。 121 00:11:14,830 --> 00:11:16,840 うん 大丈夫。 うん 夕方までには帰るから。 122 00:11:16,840 --> 00:11:19,540 《この声 どこかで…》 123 00:11:36,510 --> 00:11:38,850 いらっしゃいませ。 124 00:11:38,850 --> 00:11:40,880 1人で。 125 00:11:40,880 --> 00:11:43,080 鏑木さん!? 126 00:11:45,170 --> 00:11:47,360 あのあの あの…。 127 00:11:47,360 --> 00:11:49,710 僕です あの ノーマル… ノーマルです。 128 00:11:49,710 --> 00:11:52,850 えっ ノーマルさん!? 129 00:11:52,850 --> 00:11:54,810 ノーマルさんじゃん なんで ここにいるの? 130 00:11:54,810 --> 00:11:57,300 いやいや こっちのセリフですよ。 ヒゲそった? ヒゲそったでしょ! 131 00:11:57,300 --> 00:11:59,490 いや~ はい…。 あっ ちょっ ちょっ…。 132 00:11:59,490 --> 00:12:02,660 こんなところで会うなんて なんか俺たち もう運命だね。 133 00:12:02,660 --> 00:12:04,820 あっ… ホントですね。 134 00:12:04,820 --> 00:12:06,830 《この人は 鏑木さん》 135 00:12:06,830 --> 00:12:09,860 ((すみません! はじめまして。 (ホイッスル) 136 00:12:09,860 --> 00:12:13,480 早速 行こう! 車中泊)) 137 00:12:13,480 --> 00:12:15,550 《いわば 俺の車中泊の師匠》 138 00:12:15,550 --> 00:12:17,850 ((ハハッ また会っちゃったね ノーマルさん)) 139 00:12:17,850 --> 00:12:22,810 《一応 以前 ともに車中泊をした仲だ》 140 00:12:22,810 --> 00:12:24,990 どう? やってる? 車中泊。 141 00:12:24,990 --> 00:12:27,150 あっ 再開できました。 うん。 142 00:12:27,150 --> 00:12:30,000 えっ なんで 鏑木さんは ここにいるんですか? 143 00:12:30,000 --> 00:12:34,150 いや~ 前にさ ノーマルさんに 絶メシのこと聞いたじゃん。 144 00:12:34,150 --> 00:12:36,640 実は あれから 俺も ハマっちゃって。 145 00:12:36,640 --> 00:12:39,640 あっ そうなんですね。 うん。 146 00:12:39,640 --> 00:12:42,480 何にしますか? エビフライ定食で。 147 00:12:42,480 --> 00:12:45,650 はい。 《えっ? 注文 早っ! 148 00:12:45,650 --> 00:12:50,650 俺が人生の決断のように悩んだ 2, 300円を ものの2秒で》 149 00:12:50,650 --> 00:12:52,820 えっ? 注文 早っ! 150 00:12:52,820 --> 00:12:57,160 俺が人生の決断のように悩んだ 2, 300円を ものの2秒で…。 151 00:12:57,160 --> 00:12:59,480 って 顔してるけど どうかした? えっ あっ えっ? 152 00:12:59,480 --> 00:13:01,480 いや あっ はい。 えっ なんで? はい はい…。 153 00:13:01,480 --> 00:13:03,780 さすがです。 154 00:13:13,360 --> 00:13:15,530 はい エビフライ定食です。 155 00:13:15,530 --> 00:13:17,530 ありがとうございます。 156 00:13:19,900 --> 00:13:23,400 《でかい。 想像以上に でかい!》 157 00:13:26,520 --> 00:13:28,520 《なんだ このエビフライ。 158 00:13:28,520 --> 00:13:31,360 顔くらいある。 159 00:13:31,360 --> 00:13:36,850 そして 尻尾が おもしろい》 160 00:13:36,850 --> 00:13:40,270 これ すっごいエビだね。 161 00:13:40,270 --> 00:13:42,540 鏑木さんも 頼んでますよね? 162 00:13:42,540 --> 00:13:44,540 取ったりしないよ。 163 00:13:50,530 --> 00:13:52,630 いただきます。 164 00:14:04,340 --> 00:14:06,660 《分厚っ! 165 00:14:06,660 --> 00:14:11,030 こんなに エビの味を感じるエビフライ 初めてだ。 166 00:14:11,030 --> 00:14:14,170 完全に エビが主役。 167 00:14:14,170 --> 00:14:17,170 衣が 脇役に回ってる》 168 00:14:17,170 --> 00:14:20,680 うっ… うまっ! 169 00:14:20,680 --> 00:14:25,000 《なんなんだ このエビフライ。 こんなに 身が大きいのに 170 00:14:25,000 --> 00:14:29,350 味が繊細だ! うまい うまいぞ! 171 00:14:29,350 --> 00:14:33,150 見た目と 中身のギャップに やられちまいそうだ!》 172 00:14:36,830 --> 00:14:40,010 《ここからは マヨで…》 173 00:14:40,010 --> 00:14:43,110 《エビフライ 第二章だ!》 174 00:14:46,990 --> 00:14:50,820 (2人)うまぁ~! 175 00:14:50,820 --> 00:14:53,330 《これは 超えてくるぞ。 176 00:14:53,330 --> 00:14:57,200 2, 300円の罪悪感を 満足度が超えてくるぞ》 177 00:14:57,200 --> 00:15:02,000 《1本で この満足度 恐るべし! 178 00:15:02,000 --> 00:15:09,010 これが もう1本あるだなんて 幸せと呼ぶしかないだろう!》 179 00:15:09,010 --> 00:15:11,810 すごい食べっぷり。 180 00:15:38,820 --> 00:15:43,010 あっ あの~ なんか ついてますか? 181 00:15:43,010 --> 00:15:45,180 いやいや いやいや…。 ごめんよ。 182 00:15:45,180 --> 00:15:47,310 お客さんの表情を見てんだよ。 183 00:15:47,310 --> 00:15:49,330 表情ですか? 184 00:15:49,330 --> 00:15:51,330 お客さん この店 初めてでしょ? 185 00:15:51,330 --> 00:15:54,200 だから どんな反応するかな~って。 186 00:15:54,200 --> 00:15:56,490 えっ 僕 どんな顔してました? 187 00:15:56,490 --> 00:15:59,840 外さなくて よかったな~って顔? 188 00:15:59,840 --> 00:16:01,860 《バレてる》 189 00:16:01,860 --> 00:16:04,000 ノーマルだね 相変わらず。 そこの お兄さんは 190 00:16:04,000 --> 00:16:06,500 いい食べっぷりだね。 あっ ありがとうございます。 191 00:16:06,500 --> 00:16:09,000 でも ホントに おいしくて! うん。 192 00:16:09,000 --> 00:16:14,510 《鏑木さんは お兄さん… なんだ》 193 00:16:14,510 --> 00:16:17,680 いつも見てるんですか? お客さんの表情を。 194 00:16:17,680 --> 00:16:20,660 だって 気になるじゃない。 自分の作ったものが 195 00:16:20,660 --> 00:16:23,000 おいしかったのか? 口に合ったのか? 196 00:16:23,000 --> 00:16:25,330 確かに。 197 00:16:25,330 --> 00:16:28,150 ここに店 出して 40年近く。 198 00:16:28,150 --> 00:16:31,320 毎日 それ見るの 生きがいにしてんのよ。 199 00:16:31,320 --> 00:16:34,660 いろんな顔 見てきたんですね。 200 00:16:34,660 --> 00:16:37,850 いちばん 印象に残ってる顔は 201 00:16:37,850 --> 00:16:42,380 前に 刑務所に入ってた人が 出所したあと 202 00:16:42,380 --> 00:16:46,180 真っ先に うちに来て ごはん食べてくれてね~。 203 00:16:51,190 --> 00:16:53,190 ((いらっしゃい。 204 00:17:00,190 --> 00:17:04,020 かつ丼と 瓶ビールください。 205 00:17:04,020 --> 00:17:06,020 はい。 206 00:17:36,860 --> 00:17:40,010 はぁ~。 207 00:17:40,010 --> 00:17:43,880 ハァ… ハァ ハァ…)) 208 00:17:43,880 --> 00:18:06,170 ♪~ 209 00:18:06,170 --> 00:18:11,760 かつ丼 食べた あのときの表情は 忘れられないな~。 210 00:18:11,760 --> 00:18:15,310 想像しただけで おいしそうですね。 211 00:18:15,310 --> 00:18:19,160 できるなら死ぬまで お客さんたちの顔 見てたいよ。 212 00:18:19,160 --> 00:18:22,020 見てくださいよ。 でも 最近は 213 00:18:22,020 --> 00:18:25,050 体に ガタもきちゃって…。 214 00:18:25,050 --> 00:18:29,050 夫婦2人で いつまでやれるのかね。 215 00:18:38,020 --> 00:19:09,310 ♪~ 216 00:19:09,310 --> 00:19:11,810 (2人)ごちそうさまでした! 217 00:19:25,810 --> 00:19:28,980 いや~ エビフライ 半端なかったです。 218 00:19:28,980 --> 00:19:31,640 罪悪感 吹き飛びました。 ありがとね。 219 00:19:31,640 --> 00:19:34,990 でも 一番のオススメは ビーフシチューなんだけどね。 220 00:19:34,990 --> 00:19:37,810 えっ そうなんですか? 221 00:19:37,810 --> 00:19:41,330 自慢の ワインビーフだからね。 222 00:19:41,330 --> 00:19:44,820 うわっ うまそう。 223 00:19:44,820 --> 00:19:47,220 《2… 2, 600円! 224 00:19:47,220 --> 00:19:52,990 これはまた 次の冒険にしよう》 225 00:19:52,990 --> 00:19:55,840 いい顔してくれて ありがとね。 226 00:19:55,840 --> 00:19:58,380 (2人)はい。 じゃあ ごちそうさまでした。 227 00:19:58,380 --> 00:20:00,420 ありがとうございました。 ごちそうさまでした。 228 00:20:00,420 --> 00:20:03,170 ありがとうございました。 あっ ちょっ…。 229 00:20:03,170 --> 00:20:05,670 ハハハ…。 230 00:20:09,060 --> 00:20:11,810 《笑顔を求め 厨房から チラリとのぞく 231 00:20:11,810 --> 00:20:15,150 店主のまなざし キッチン ミナミ》 232 00:20:15,150 --> 00:20:20,340 《ここも また 絶やしたくない 絶品メシ》 233 00:20:20,340 --> 00:20:24,140 《2人:絶メシ フォーエバー!》 234 00:20:28,160 --> 00:20:31,330 いや~ うまかったね。 235 00:20:31,330 --> 00:20:35,820 あれ? 鏑木さん あの 前の 車中泊カーは? 236 00:20:35,820 --> 00:20:39,320 あぁ… いや~ 実は それがね。 237 00:20:42,820 --> 00:20:45,830 えっ 手放したんですか? う~ん。 238 00:20:45,830 --> 00:20:51,000 以前 ほら 妻に謝りに 石川に行ったでしょ? 239 00:20:51,000 --> 00:20:55,650 やっぱり あんな高いものを 相談なしに 買った自分が 240 00:20:55,650 --> 00:20:58,990 悪いなってね。 そうなんですね。 241 00:20:58,990 --> 00:21:04,650 でも 今の車でも 十分 車中泊 楽しめるのよ。 242 00:21:04,650 --> 00:21:09,300 おかげでさ 今じゃ 夫婦円満。 243 00:21:09,300 --> 00:21:14,310 何ていうか その か… 鏑木さんって その…。 244 00:21:14,310 --> 00:21:16,990 どうやって そんな 若くいるんですか? 245 00:21:16,990 --> 00:21:19,310 ん? 若くいる? 246 00:21:19,310 --> 00:21:21,650 いや 何かしてるのかな~って。 247 00:21:21,650 --> 00:21:24,650 何にもしてないよ。 248 00:21:24,650 --> 00:21:29,170 見てよ ほら プカプカ 浮かんでるだけだもん。 249 00:21:29,170 --> 00:21:33,840 つまりさ 逆らっちゃ だめなのよ 年を取ることに。 250 00:21:33,840 --> 00:21:41,520 あと 奥さんにもね。 確かに そうですね。 251 00:21:41,520 --> 00:21:48,010 というかさ ノーマルさんって 肌 きれいだよね。 252 00:21:48,010 --> 00:21:50,930 ちょちょ… 何ですか ちょっと急に やめてくださいよ。 253 00:21:50,930 --> 00:21:54,860 いや 前からさ 言おうと思ってたんじゃんか。 254 00:21:54,860 --> 00:21:57,220 ちょっと 鏑木さん… ちょっと そんなとこ触んないでください。 255 00:21:57,220 --> 00:22:00,750 それじゃあ 行きます。 おう! また会おう! 256 00:22:00,750 --> 00:22:05,190 相棒! はい。 257 00:22:05,190 --> 00:22:08,380 えっ あっ あの… く… 車 出ます。 258 00:22:08,380 --> 00:22:12,080 えっ あっ じゃあ じゃあ ちょっと… 失礼します。 259 00:22:27,180 --> 00:22:30,680 あれ? インター あっちじゃない? 260 00:22:30,680 --> 00:22:35,170 あっ あの 景色が見たくて 下道で帰ろうかと。 261 00:22:35,170 --> 00:22:38,110 そうなんだ。 気をつけて。 262 00:22:38,110 --> 00:22:40,410 はい。 あっ 鏑木さんも。 263 00:22:42,830 --> 00:22:47,720 《エビフライを 頼んだからだって 言えない》 264 00:22:47,720 --> 00:22:51,620 <今週も お疲れさまでした>