1 00:00:01,120 --> 00:00:05,120 ♬~ 2 00:00:08,480 --> 00:00:11,900 (エラム)はぁ はぁ はぁ はぁ…➡ 3 00:00:11,900 --> 00:00:15,070 はぁ はぁ はぁ はぁ…。 4 00:00:15,070 --> 00:00:17,050 (アルスラーン)連絡が入ったか? 5 00:00:17,050 --> 00:00:20,760 は… はい。 ガーデーヴィが 戦象部隊を連れ➡ 6 00:00:20,760 --> 00:00:22,960 ウライユールを たったようです。 7 00:00:22,960 --> 00:00:25,830 (ギーヴ)ふん…。 (ダリューン)動いたか。 8 00:00:25,830 --> 00:00:29,830 (ナルサス)アンドラゴラス王でさえ 正面から戦おうとしなかった➡ 9 00:00:29,830 --> 00:00:32,030 戦象部隊が ついに…。 10 00:00:34,220 --> 00:00:36,860 (エラム)それと…。 なんだ? 11 00:00:36,860 --> 00:00:40,660 ラジェンドラ軍が ガーデーヴィ軍の背後に回ったと。 12 00:00:42,730 --> 00:00:45,650 どうも 私が考えていた状況の中で➡ 13 00:00:45,650 --> 00:00:48,820 最も ばかばかしい事態に なったようです。 14 00:00:48,820 --> 00:00:52,540 ♬~ 15 00:00:52,540 --> 00:00:56,790 (ナレーション)<パルス暦321年 初頭> 16 00:00:56,790 --> 00:00:59,710 <無双と名高い戦象部隊を率い➡ 17 00:00:59,710 --> 00:01:02,810 ガーデーヴィ軍15万が動いた> 18 00:01:04,150 --> 00:01:08,590 <対するは ラジェンドラと アルスラーンの連合軍> 19 00:01:08,590 --> 00:01:13,360 < しかし その兵力は6万と 差は歴然であった> 20 00:01:13,360 --> 00:01:15,430 グオォォーー! 21 00:01:15,430 --> 00:01:17,730 (ガーデーヴィ) 王位簒奪を企てる➡ 22 00:01:17,730 --> 00:01:21,350 ラジェンドラを討つ! 大義は 我らにあり! 23 00:01:21,350 --> 00:01:23,370 ヒヒーン! 24 00:01:23,370 --> 00:01:26,390 (ラジェンドラ)ガーデーヴィは 連戦連敗。 25 00:01:26,390 --> 00:01:28,860 自らの無能をさらした! 26 00:01:28,860 --> 00:01:31,160 流れは 俺たちにある! 27 00:01:35,030 --> 00:03:03,930 ♬~ 28 00:03:05,220 --> 00:03:11,880 ♬~ 29 00:03:11,880 --> 00:03:15,010 (ナルサス) ここに 我がパルス軍が1万➡ 30 00:03:15,010 --> 00:03:17,900 ここに ガーデーヴィ軍が15万➡ 31 00:03:17,900 --> 00:03:21,470 そして ここに ラジェンドラ軍が5万。 32 00:03:21,470 --> 00:03:25,890 挟み撃ちか。 本来なら 戦術的に有利だが…。 33 00:03:25,890 --> 00:03:31,650 はい。 敵の数が圧倒的に多い場合 意味をなしません。 34 00:03:31,650 --> 00:03:34,400 例えば ガーデーヴィ軍2万ほどの兵を➡ 35 00:03:34,400 --> 00:03:38,540 パルス軍に当て 動きを封じる。➡ 36 00:03:38,540 --> 00:03:42,740 その間に 残り13万の兵で ラジェンドラをたたく。 37 00:03:44,340 --> 00:03:47,280 そうなれば 我々の負けです。 38 00:03:47,280 --> 00:03:49,900 戦況は 圧倒的に不利か。 39 00:03:49,900 --> 00:03:58,700 ♬~ 40 00:04:00,060 --> 00:04:02,210 ドサッ!(倒れる音) パリン!(割れる音) 41 00:04:02,210 --> 00:04:05,130 (ガーデーヴィ) どの面下げて 戻ってきた!➡ 42 00:04:05,130 --> 00:04:08,930 グジャラート城が落ちたのは 貴様の落ち度だ! 43 00:04:08,930 --> 00:04:12,130 (ジャスワント) うっ…。 申し訳ございません。 44 00:04:15,270 --> 00:04:18,010 ぬぅ…。 (マヘーンドラ)なっ!➡ 45 00:04:18,010 --> 00:04:21,260 ガーデーヴィ様! んん? 46 00:04:21,260 --> 00:04:24,530 (マヘーンドラ)お怒りは ごもっともながら➡ 47 00:04:24,530 --> 00:04:26,570 どうか 償いの機会を。 48 00:04:26,570 --> 00:04:28,800 あっ…。 49 00:04:28,800 --> 00:04:32,300 どういうつもりだ 間者ごときに。 50 00:04:33,760 --> 00:04:35,760 けっ! 51 00:04:39,130 --> 00:04:41,230 (ガーデーヴィ) マヘーンドラの顔を立て➡ 52 00:04:41,230 --> 00:04:44,790 貴様の首は 一時 胴体に預けておく。➡ 53 00:04:44,790 --> 00:04:46,790 だが…。 54 00:04:54,380 --> 00:04:57,980 今後また失敗があれば 容赦せぬ。 55 00:05:01,750 --> 00:05:03,820 承知しております。 56 00:05:03,820 --> 00:05:08,990 (マヘーンドラ)ご安心ください。 戦力は いまだ我らの方が はるかに上。➡ 57 00:05:08,990 --> 00:05:12,410 負ける可能性など 万に一つもございません。 58 00:05:12,410 --> 00:05:14,410 当たり前だ! 59 00:05:20,940 --> 00:05:23,960 大丈夫か? ジャスワント。 60 00:05:23,960 --> 00:05:26,160 (ジャスワント)申し訳ございません。 61 00:05:26,160 --> 00:05:31,150 私の失策で マヘーンドラ様にまで ご迷惑を。 62 00:05:31,150 --> 00:05:33,700 (マヘーンドラ) あれは お前のせいではない。 63 00:05:33,700 --> 00:05:37,300 パルスの軍師の知恵が 並外れていただけだ。 64 00:05:39,220 --> 00:05:43,580 ガーデーヴィ様は 他人に対して 慈悲がなさすぎる。 65 00:05:43,580 --> 00:05:48,120 あれでは 臣下の心が離れていくばかりだ。 66 00:05:48,120 --> 00:05:50,750 臣下の心…。 67 00:05:50,750 --> 00:05:53,220 (ジャスワント・心の声) ≪あの王子と臣下たちは➡ 68 00:05:53,220 --> 00:05:55,570 互いを よく思い合っていた≫ 69 00:05:55,570 --> 00:05:58,510 ♬~ 70 00:05:58,510 --> 00:06:03,510 カン カン カン…(刀を鍛える音) 71 00:06:03,510 --> 00:06:07,720 ♬~ 72 00:06:07,720 --> 00:06:11,440 ガーデーヴィが 軍を2つに分けたようだ。 73 00:06:11,440 --> 00:06:13,740 一方を 俺たちのところへ➡ 74 00:06:13,740 --> 00:06:17,460 もう一方を ラジェンドラの軍へ 向かわせている。 75 00:06:17,460 --> 00:06:20,200 お前の予想どおりに 事が動いたな。 76 00:06:20,200 --> 00:06:23,180 それが 用兵の常道だからな。 77 00:06:23,180 --> 00:06:28,070 だが ガーデーヴィは 我らパルス軍の真価を知らぬ。 78 00:06:28,070 --> 00:06:31,930 しかし ガーデーヴィと ラジェンドラの王位争いは➡ 79 00:06:31,930 --> 00:06:34,310 考えさせられるものがあるな。 80 00:06:34,310 --> 00:06:37,520 アルスラーン殿下と ヒルメス王子の争いに➡ 81 00:06:37,520 --> 00:06:39,530 重なって見えるか? 82 00:06:39,530 --> 00:06:45,290 ああ。 いずれ 殿下は ヒルメス王子と 対峙することになろう。 83 00:06:45,290 --> 00:06:48,090 一体 どのような道を選ばれるのか。 84 00:06:49,330 --> 00:06:52,650 そのときには 再び 殿下の器が➡ 85 00:06:52,650 --> 00:06:54,850 問われることになるだろうな。 86 00:07:00,100 --> 00:07:04,060 <パルス暦321年2月> 87 00:07:04,060 --> 00:07:07,410 <ラジェンドラ軍と ガーデーヴィ軍は相対し➡ 88 00:07:07,410 --> 00:07:11,370 戦いの幕が 切って落とされようとしていた> 89 00:07:11,370 --> 00:07:15,970 ダン ダン ダン…(太鼓の音) 90 00:07:17,310 --> 00:07:26,090 ダン ダン ダン… 91 00:07:29,500 --> 00:07:31,720 ラジェンドラよ! 92 00:07:31,720 --> 00:07:35,490 奴隷の子でありながら 王位を狙う 身の程知らずが! 93 00:07:35,490 --> 00:07:38,280 似合いもしない白馬から降りて 土下座をすれば➡ 94 00:07:38,280 --> 00:07:40,810 命だけは助けてやろう! 95 00:07:40,810 --> 00:07:44,400 はっ! 血統からいえば はるかに優位なのに➡ 96 00:07:44,400 --> 00:07:48,220 父は 貴様を 正式な王太子としなかった! 97 00:07:48,220 --> 00:07:51,910 貴様自身が 俺より見劣りするからよ! 98 00:07:51,910 --> 00:07:55,090 認めたらどうだ? たたき潰せ! 99 00:07:55,090 --> 00:07:59,910 (ガーデーヴィの兵たち)うお~~! 100 00:07:59,910 --> 00:08:02,080 (ラジェンドラ)かかれ! 101 00:08:02,080 --> 00:08:04,190 (ラジェンドラの兵たち)うお~~! 102 00:08:04,190 --> 00:08:12,710 ♬~ 103 00:08:12,710 --> 00:08:14,910 ヒヒーン! うわっ! ううっ! 104 00:08:14,910 --> 00:08:17,480 はっ! ぎゃあ~! 105 00:08:17,480 --> 00:08:19,720 うわぁ~! 106 00:08:19,720 --> 00:08:22,540 ヒヒーン! うわっ! 107 00:08:22,540 --> 00:08:27,330 ♬~ 108 00:08:27,330 --> 00:08:30,040 (ジャスワント)進め~! 109 00:08:30,040 --> 00:08:34,180 あっ! うわっ! うっ うぅ…。 110 00:08:34,180 --> 00:08:36,900 (ジャスワント) ≪川のせいで 軍が分断され➡ 111 00:08:36,900 --> 00:08:40,140 ガーデーヴィ様の 数の強さが生かせない≫ 112 00:08:40,140 --> 00:08:43,460 ≪これも あの軍師の策か≫ 113 00:08:43,460 --> 00:08:46,660 ガーデーヴィ様 前線部隊が押されています! 114 00:08:48,300 --> 00:08:50,380 戦象部隊を出せ。 115 00:08:50,380 --> 00:08:56,780 ドーン ドーン… ダン ダン ダン… 116 00:08:58,160 --> 00:09:01,010 グオォォーー! 117 00:09:01,010 --> 00:09:08,850 ♬~ 118 00:09:08,850 --> 00:09:11,650 (ラジェンドラの兵たち)うわぁ~! (隊長)構え! 119 00:09:13,500 --> 00:09:16,340 (ラジェンドラの兵たち)うわぁ~! 120 00:09:16,340 --> 00:09:18,910 グオォォーー! 121 00:09:18,910 --> 00:09:20,860 うっ… うわっ! 122 00:09:20,860 --> 00:09:25,270 ♬~ 123 00:09:25,270 --> 00:09:28,040 (ラジェンドラ) 早いな。 もう出てきたか。➡ 124 00:09:28,040 --> 00:09:31,690 弓箭隊 前進! 象どもに矢を浴びせろ! 125 00:09:31,690 --> 00:09:34,290 (隊長)構え! 撃て~! 126 00:09:36,390 --> 00:09:40,880 (ガーデーヴィの兵たち)うわぁ~! グオォーー! 127 00:09:40,880 --> 00:09:43,780 (隊長)構え! 撃て~! 128 00:09:45,470 --> 00:09:47,710 (隊長)何やってる! 撃て! 129 00:09:47,710 --> 00:09:51,480 ♬~ 130 00:09:51,480 --> 00:09:54,280 (ラジェンドラの兵たち)うわぁ~! 131 00:09:58,270 --> 00:10:01,050 (ラジェンドラ) なぜだ!? 寒さに弱い象どもが➡ 132 00:10:01,050 --> 00:10:03,400 ここまで動けるはずがない。 133 00:10:03,400 --> 00:10:06,190 (副官)象どもを興奮させ 戦わせるために➡ 134 00:10:06,190 --> 00:10:08,960 薬物を使っているのでしょう。 くっ!➡ 135 00:10:08,960 --> 00:10:12,630 せめて パルスの騎馬隊がいれば…。 到着は まだか!? 136 00:10:12,630 --> 00:10:15,630 ≫ドドッ ドドッ(馬の足音) ≫(兵)報告申し上げます! 137 00:10:17,020 --> 00:10:19,470 パルス軍は グジャラート城において包囲され➡ 138 00:10:19,470 --> 00:10:21,470 足止めされているもよう! 139 00:10:21,470 --> 00:10:23,470 何!? 140 00:10:35,840 --> 00:10:38,540 (ガーデーヴィの兵たち)おぉ…。 ちっ! 141 00:10:40,020 --> 00:10:43,230 パルス軍の助けは 来ないということか!? 142 00:10:43,230 --> 00:10:45,330 残念ながら…。 143 00:10:47,680 --> 00:10:51,740 ♬~ 144 00:10:51,740 --> 00:10:54,340 (2人)うっ… うわぁ~! 145 00:10:57,210 --> 00:11:01,200 あっ! ああ~ うわぁ~! 146 00:11:01,200 --> 00:11:04,130 (ラジェンドラの兵たち)うわぁ~! 147 00:11:04,130 --> 00:11:10,470 ♬~ 148 00:11:10,470 --> 00:11:12,590 勝負はついた。 149 00:11:12,590 --> 00:11:16,190 これ以上は ただの虐殺だ。 150 00:11:16,190 --> 00:11:18,150 (副官)ラジェンドラ様。 151 00:11:18,150 --> 00:11:20,310 ≫(兵)報告します! 騎馬隊 全滅です! 152 00:11:20,310 --> 00:11:24,850 ≫(兵)後続部隊も壊滅状態。 もはや なす術もありません。 153 00:11:24,850 --> 00:11:28,610 ♬~ 154 00:11:28,610 --> 00:11:33,490 これ以上 俺についてきた者たちを 死なせるわけには…。 155 00:11:33,490 --> 00:11:35,630 これまでか…。 156 00:11:35,630 --> 00:11:38,870 ≪ドドドドッ…(馬の足音) ≪ボォーー(角笛の音) 157 00:11:38,870 --> 00:11:42,000 ♬~ 158 00:11:42,000 --> 00:11:45,760 (兵)パルス軍が到着しました! (兵たち)おおっ! 159 00:11:45,760 --> 00:11:50,830 ♬~ 160 00:11:50,830 --> 00:11:53,060 アルスラーン殿! 161 00:11:53,060 --> 00:11:56,260 ♬~ 162 00:13:59,990 --> 00:14:03,230 (パルス兵たち)うお~~! 163 00:14:03,230 --> 00:14:07,400 ♬~ 164 00:14:07,400 --> 00:14:09,420 はあっ! (ガーデーヴィの兵)うわっ! 165 00:14:09,420 --> 00:14:16,090 ♬~ 166 00:14:16,090 --> 00:14:19,090 黒い嵐だ…。 (2人)うわっ! 167 00:14:20,640 --> 00:14:23,980 (2人)うわっ! (2人)ぐわっ! 168 00:14:23,980 --> 00:14:26,530 てやぁ~! (ファランギース)はっ! 169 00:14:26,530 --> 00:14:28,530 ザシュ! うっ! がはっ! 170 00:14:30,420 --> 00:14:32,890 俺が助けるつもりだったが…。 171 00:14:32,890 --> 00:14:34,940 よそ見を! ぐわっ! 172 00:14:34,940 --> 00:14:36,940 面白くない。 173 00:14:38,450 --> 00:14:41,480 (ラジェンドラ)アルスラーン殿!➡ 174 00:14:41,480 --> 00:14:44,280 グジャラート城で 足止めされていると聞いたが➡ 175 00:14:44,280 --> 00:14:46,390 どうやって ここまで来られた? 176 00:14:46,390 --> 00:14:50,010 ちょっと 飛んでまいりました。 へっ? 177 00:14:50,010 --> 00:14:52,790 (ナルサス) まあ 今頃 城に入った兵士たちは➡ 178 00:14:52,790 --> 00:14:55,530 地団駄を踏んでいるでしょうな。 179 00:14:55,530 --> 00:14:57,380 中身のない張り子細工を➡ 180 00:14:57,380 --> 00:14:59,930 血眼で見張っていたのですから。 181 00:14:59,930 --> 00:15:02,850 ♬~ 182 00:15:02,850 --> 00:15:04,920 城の中には 誰もいません。 183 00:15:04,920 --> 00:15:06,960 どういうことだ? 184 00:15:06,960 --> 00:15:11,510 報告します! パルス兵数名が 裏門から逃走したもようです。 185 00:15:11,510 --> 00:15:14,210 何!? そうか➡ 186 00:15:14,210 --> 00:15:18,290 本隊は 俺たちが来る前に 脱出していたのか。 187 00:15:18,290 --> 00:15:20,240 くそっ!➡ 188 00:15:20,240 --> 00:15:22,260 くそっ くそっ! 189 00:15:22,260 --> 00:15:25,540 ははははっ。 さすがはナルサス卿。 190 00:15:25,540 --> 00:15:27,680 聞きしに勝る策略家よ。 191 00:15:27,680 --> 00:15:30,410 お褒めにあずかり光栄です。➡ 192 00:15:30,410 --> 00:15:33,380 しかし ここからが正念場。➡ 193 00:15:33,380 --> 00:15:36,650 問題は ガーデーヴィの戦象部隊です。 194 00:15:36,650 --> 00:15:39,720 (ラジェンドラ)ああ。 ご安心ください。 195 00:15:39,720 --> 00:15:42,030 我らパルス騎馬隊の真価は➡ 196 00:15:42,030 --> 00:15:45,810 その機動力と 柔軟な戦術にあります。 197 00:15:45,810 --> 00:15:48,110 ん? うん。 198 00:15:52,600 --> 00:15:56,220 後衛の戦象部隊を パルス軍に たたきつけろ! 199 00:15:56,220 --> 00:15:58,490 ダン ダン ダン… 200 00:15:58,490 --> 00:16:02,000 (ガーデーヴィの兵たち)うお~~! 201 00:16:02,000 --> 00:16:05,080 狙いは パルス軍だ! 潰せ~! 202 00:16:05,080 --> 00:16:07,680 (ガーデーヴィの兵たち)うお~~! はっ…。 203 00:16:10,200 --> 00:16:13,500 行くぞ! (パルス兵たち)うお~~! 204 00:16:15,210 --> 00:16:17,130 集まれ! 205 00:16:17,130 --> 00:16:28,860 ♬~ 206 00:16:28,860 --> 00:16:31,360 (ガーデーヴィ)ははははっ! 207 00:16:31,360 --> 00:16:34,310 見ろ パルス兵どもが退いていくぞ! 208 00:16:34,310 --> 00:16:38,120 我が戦象部隊には 何者も勝てんのだ! 209 00:16:38,120 --> 00:16:41,190 ≫(ジャスワント) いけません ガーデーヴィ様!➡ 210 00:16:41,190 --> 00:16:43,420 ヤツら 何か変です。 211 00:16:43,420 --> 00:16:45,660 象たちを下がらせてください。 212 00:16:45,660 --> 00:16:51,080 何を言っている。 今こそ ヤツらを壊滅させる好機だろうが。 213 00:16:51,080 --> 00:16:55,370 パルス軍を 徹底的に追い込め。 俺も出るぞ! 214 00:16:55,370 --> 00:16:58,140 グオォォーー! 215 00:16:58,140 --> 00:17:00,200 ガーデーヴィ様! 216 00:17:00,200 --> 00:17:04,730 ♬~ 217 00:17:04,730 --> 00:17:07,130 グオォォーー! 218 00:17:08,760 --> 00:17:10,800 なんだ あれは!? 罠か!? 219 00:17:10,800 --> 00:17:12,820 止まれ! ガン 220 00:17:12,820 --> 00:17:14,800 (ガーデーヴィの兵たち)おぉ…。 221 00:17:14,800 --> 00:17:17,340 象が 命令を聞かない! はっ! 222 00:17:17,340 --> 00:17:21,390 ♬~ 223 00:17:21,390 --> 00:17:23,280 うわぁ~~! 224 00:17:23,280 --> 00:17:26,910 ♬~ 225 00:17:26,910 --> 00:17:30,770 グオォォーーー‼ 226 00:17:30,770 --> 00:17:33,420 うわぁ~! 227 00:17:33,420 --> 00:17:36,470 (ラジェンドラ)なんと…。 (ナルサス)もともと 象とは➡ 228 00:17:36,470 --> 00:17:38,580 小回りの利かぬ動物。➡ 229 00:17:38,580 --> 00:17:42,050 薬物で興奮しているとなれば なおさら。 230 00:17:42,050 --> 00:17:44,780 そして…。 発射! 231 00:17:44,780 --> 00:17:47,830 ♬~ 232 00:17:47,830 --> 00:17:51,830 グオォー… グオォー… 233 00:17:54,360 --> 00:17:57,030 (ナルサス) 象の皮膚には 矢は通りません。➡ 234 00:17:57,030 --> 00:18:02,530 故に より大きな槍を使い その穂先に毒を塗っておきました。 235 00:18:04,890 --> 00:18:07,870 象を止めろ! ここからなら 止まれるはずだ! 236 00:18:07,870 --> 00:18:10,790 はっ! 止まれ!➡ 237 00:18:10,790 --> 00:18:14,090 くっ… 止まれ 止まれ! 238 00:18:15,500 --> 00:18:18,280 グオォォーー 239 00:18:18,280 --> 00:18:20,980 ふぅ~。 あっ! 240 00:18:23,100 --> 00:18:26,900 ガーデーヴィ様 あの黒い騎士が…。 241 00:18:28,230 --> 00:18:30,830 はっ…。 (兵)殿下を守れ! 242 00:18:30,830 --> 00:18:33,800 (ガーデーヴィの兵たち)うお~~! はあっ! くっ! てやっ! 243 00:18:33,800 --> 00:18:36,030 はあっ! ぐわぁ~! 244 00:18:36,030 --> 00:18:41,390 武器は同じか。 槍に関しては 俺も腕に覚えがある! 245 00:18:41,390 --> 00:18:43,460 はあっ! 246 00:18:43,460 --> 00:18:46,030 馬ごと踏み潰せ! はっ! 247 00:18:46,030 --> 00:18:51,970 ♬~ 248 00:18:51,970 --> 00:18:55,050 でやっ! はあっ! うわっ! 249 00:18:55,050 --> 00:18:57,850 あぁ…。 うっ… はっ! 250 00:18:59,240 --> 00:19:01,930 覚悟! ≫(ジャスワント)させぬ! 251 00:19:01,930 --> 00:19:05,650 ♬~ 252 00:19:05,650 --> 00:19:09,000 はあ~! ふん! ふん! くっ! 253 00:19:09,000 --> 00:19:11,690 はっ! (ガーデーヴィ)うっ! こらっ 何を! 254 00:19:11,690 --> 00:19:14,550 (ジャスワント)お乗りください。 はっ! ヒヒーン! 255 00:19:14,550 --> 00:19:19,390 ♬~ 256 00:19:19,390 --> 00:19:21,390 (ファランギース)逃がすか。 257 00:19:22,810 --> 00:19:24,830 ≪待ってくれ! はっ。 258 00:19:24,830 --> 00:19:26,830 頼む 撃たないでくれ。 259 00:19:29,290 --> 00:19:31,660 (ファランギース)殿下が あの者をお助けになるのは➡ 260 00:19:31,660 --> 00:19:34,070 これで 二度目でございます。 261 00:19:34,070 --> 00:19:38,750 あの者に恩を感じる心があれば よろしゅうございますが。 262 00:19:38,750 --> 00:19:48,690 ♬~ 263 00:19:48,690 --> 00:19:52,590 <チャンディガルの野における 戦いは終わった> 264 00:19:52,590 --> 00:19:57,660 <ガーデーヴィは 戦象部隊を壊滅させ 逃亡> 265 00:19:57,660 --> 00:20:01,130 <ラジェンドラと パルス連合軍の勝利として➡ 266 00:20:01,130 --> 00:20:03,130 歴史に刻まれた> 267 00:20:11,650 --> 00:20:13,700 (ガーデーヴィ)なぜ あの場で逃げた!? 268 00:20:13,700 --> 00:20:17,450 お前は 私を 救ったなどと思ってはいまいな!? 269 00:20:17,450 --> 00:20:19,590 いえ そのような…。 270 00:20:19,590 --> 00:20:23,490 (ガーデーヴィ)あの逃走で 我が軍の敗北は決定した。➡ 271 00:20:23,490 --> 00:20:26,990 逃げてはならなかったのだ! しかし ガーデーヴィ様…。 272 00:20:26,990 --> 00:20:30,760 (ガーデーヴィ)貴様は意見する前に 打開策を考えろ!➡ 273 00:20:30,760 --> 00:20:32,930 これ以上の敗北は許さん! 274 00:20:32,930 --> 00:20:34,930 承知しております。 275 00:20:37,040 --> 00:20:40,040 (ガーデーヴィ)くっ… 役立たずどもめ! 276 00:20:45,000 --> 00:20:50,380 わしは 補佐する相手を 間違ったのかもしれん。 277 00:20:50,380 --> 00:20:52,400 (ジャスワント)申し訳ございません。➡ 278 00:20:52,400 --> 00:20:55,970 またしても 閣下の顔に 泥を塗るようなまねを…。 279 00:20:55,970 --> 00:20:59,540 何を言う。 お前がいなければ ガーデーヴィ殿下は➡ 280 00:20:59,540 --> 00:21:02,550 確実に討ち取られていた。 (ジャスワント)あっ…。 281 00:21:02,550 --> 00:21:06,920 ジャスワントよ もはや我らは 都の城壁を頼り➡ 282 00:21:06,920 --> 00:21:11,100 ラジェンドラを退けるしかない。 頼りにしておるぞ。 283 00:21:11,100 --> 00:21:14,460 ありがたきお言葉。 微力ではございますが➡ 284 00:21:14,460 --> 00:21:17,980 必ず 閣下のお役に 立たせていただきます。 285 00:21:17,980 --> 00:21:19,880 うむ。 タッタッタッ…(足音) 286 00:21:19,880 --> 00:21:22,020 (兵)急報です! ん? 287 00:21:22,020 --> 00:21:24,170 国王陛下が 目を覚まされました! 288 00:21:24,170 --> 00:21:26,740 (2人)はっ…。 289 00:21:26,740 --> 00:21:30,340 (ガーデーヴィ)あぁ… 父上。 290 00:21:30,340 --> 00:21:35,300 (カリカーラ)んん… おお ガーデーヴィか。 291 00:21:35,300 --> 00:21:38,530 よくぞ お元気になってくださいました。 292 00:21:38,530 --> 00:21:41,820 (カリカーラ)変わりはないか? はい。 293 00:21:41,820 --> 00:21:44,550 ラジェンドラも呼んできてくれ。 294 00:21:44,550 --> 00:21:47,970 あやつの顔も見たい。 295 00:21:47,970 --> 00:21:50,680 そのことでございます。➡ 296 00:21:50,680 --> 00:21:55,150 弟が 私を殺し 王位を奪おうとしているのです。 297 00:21:55,150 --> 00:21:57,170 何? 298 00:21:57,170 --> 00:22:00,700 (ガーデーヴィ)ラジェンドラは 自分に従う兵士を集め➡ 299 00:22:00,700 --> 00:22:04,210 今も この都に 攻め入ろうとしています。 300 00:22:04,210 --> 00:22:09,950 どうか父上 争いを止めるため ヤツに誅罰を与え➡ 301 00:22:09,950 --> 00:22:13,250 私を 正式に次期国王に…。 302 00:22:14,850 --> 00:22:20,510 おおかた 見苦しい兄弟ゲンカを しておるといったところじゃろう。 303 00:22:20,510 --> 00:22:24,010 (ガーデーヴィ)あっ…。 (カリカーラ)まったく お主らは…。 304 00:22:24,010 --> 00:22:26,760 (ガーデーヴィ)で… ですが 父上! 305 00:22:26,760 --> 00:22:30,330 わしは 知恵に限りある身。➡ 306 00:22:30,330 --> 00:22:32,640 この裁断は➡ 307 00:22:32,640 --> 00:22:35,840 神々にお任せするしかあるまい。 308 00:22:38,230 --> 00:22:43,530 (カリカーラ)神前決闘によって 我が後継者を定めることとする。 309 00:22:54,710 --> 00:22:58,230 神前決闘? うむ。 310 00:22:58,230 --> 00:23:00,400 それは 一体…。 311 00:23:00,400 --> 00:23:03,220 (ファランギース)神前決闘とは シンドゥラ国における➡ 312 00:23:03,220 --> 00:23:06,350 特殊な裁判法と聞きます。➡ 313 00:23:06,350 --> 00:23:09,310 争う2名が 武器を取って決闘し➡ 314 00:23:09,310 --> 00:23:14,390 その勝者を 神々の名において 正義と認める… という。 315 00:23:14,390 --> 00:23:17,250 (ラジェンドラ)うむ そのとおりだ。➡ 316 00:23:17,250 --> 00:23:20,450 つまり 俺とガーデーヴィが 1対1で戦い➡ 317 00:23:20,450 --> 00:23:23,650 勝った方が 次期国王となる。 318 00:23:23,650 --> 00:23:25,640 シンドゥラの王様は➡ 319 00:23:25,640 --> 00:23:29,710 よっぽど 自分で責任を取るのが お嫌いらしいな。 320 00:23:29,710 --> 00:23:34,250 結局は 神々に 判断を押しつけるだけか。 321 00:23:34,250 --> 00:23:38,130 私も ただ勝った方が 正しいというやり方は➡ 322 00:23:38,130 --> 00:23:40,700 おかしいと思う。 まこと➡ 323 00:23:40,700 --> 00:23:43,460 殿下の おっしゃるとおりでございます。 324 00:23:43,460 --> 00:23:46,980 しかし 神前決闘にも利点があります。 325 00:23:46,980 --> 00:23:48,980 それは? 326 00:23:48,980 --> 00:23:52,500 軍を動かして殺し合う必要がない。 327 00:23:52,500 --> 00:23:54,520 つまり 犠牲者が➡ 328 00:23:54,520 --> 00:23:56,820 ただ1人で済むことです。 329 00:23:58,860 --> 00:24:00,970 (ラジェンドラ)この神前決闘だが➡ 330 00:24:00,970 --> 00:24:04,010 代理人に戦わせることもできる。 331 00:24:04,010 --> 00:24:07,210 そこで 折り入って頼みがあるのだが…。 332 00:24:08,950 --> 00:24:14,240 ダリューン殿に 俺の代理人として 戦ってもらいたいのだ。 333 00:24:14,240 --> 00:24:16,470 なっ…。 334 00:24:16,470 --> 00:24:21,540 どうか アルスラーン殿 ダリューン殿 お願いする! 335 00:24:21,540 --> 00:24:23,540 はあ? 336 00:24:27,300 --> 00:25:30,160 ♬~ 337 00:25:34,420 --> 00:25:55,650 ♬~ 338 00:27:27,980 --> 00:27:30,120 <ダリューンこそ アルスラーンにとって大事な➡ 339 00:27:30,120 --> 00:27:32,400 本当に大事な部下ではないのか> 340 00:27:32,400 --> 00:27:34,750 <ダリューンを このような決闘に出したのは➡ 341 00:27:34,750 --> 00:27:36,950 間違いではなかったのだろうか> 342 00:27:39,010 --> 00:27:41,210 <少年は そして王となる> 343 00:30:15,520 --> 00:30:18,020 今日午前11時頃、 344 00:30:18,020 --> 00:30:20,270 東京・調布市の住宅街に 345 00:30:20,590 --> 00:30:22,590 小型飛行機が墜落し、 346 00:30:23,410 --> 00:30:25,690 住宅9棟と車2台が燃え、