1 00:00:02,502 --> 00:00:04,505 <朝陽:俺の名は軍場朝陽。 2 00:00:04,505 --> 00:00:07,341 ごくごく普通の高校生。 3 00:00:07,341 --> 00:00:11,678 とある事故をきっかけに 憧れの異世界へと召喚され→ 4 00:00:11,678 --> 00:00:13,847 冒険者ライフを満喫中!> 5 00:00:13,847 --> 00:00:15,849 (朝陽)うわっ! んっ…。 6 00:00:15,849 --> 00:00:17,851 <朝陽:なんだけど…> 7 00:00:17,851 --> 00:00:21,521 (ゴブリン)ギャア! うおおお~! てい! 8 00:00:21,521 --> 00:00:24,024 プギャア! やった! あ…。 9 00:00:24,024 --> 00:00:27,194 ん んん~? あ…。 10 00:00:27,194 --> 00:00:29,363 《朝陽:残念ながら スキルも能力値も→ 11 00:00:29,363 --> 00:00:32,032 ごく普通の一般人レベル。 12 00:00:32,032 --> 00:00:35,535 いわゆる 俺ツエーなどとは 無縁の冒険者だ…》 13 00:00:35,535 --> 00:00:38,705 ひいぃ! みんな~ アイツ やっちまえ! 14 00:00:38,705 --> 00:00:41,041 うわああ~! 15 00:00:41,041 --> 00:00:43,710 《しかし俺には 普通ではない特性が→ 16 00:00:43,710 --> 00:00:45,913 一つだけある。 それは…》 17 00:00:48,882 --> 00:00:51,218 (真夜)姉 ファイア~! 18 00:00:51,218 --> 00:00:53,220 (ゴブリンたち)ギャアア~! うわ…。 19 00:00:53,220 --> 00:00:57,891 ♬~ 20 00:00:57,891 --> 00:00:59,893 《それは…。 21 00:00:59,893 --> 00:01:03,997 異世界最強の姉がいることだ!》 22 00:01:03,997 --> 00:01:07,000 大丈夫か 朝陽! (朝陽)マヤ姉…。 23 00:01:07,000 --> 00:01:09,836 手助けは無用って言ったのに…。 24 00:01:09,836 --> 00:01:11,838 1対1ならな。 25 00:01:11,838 --> 00:01:15,175 しかし 多勢に無勢となれば 話は別だ。 26 00:01:15,175 --> 00:01:17,678 (朝陽)まぁ 助かったよ実際。 27 00:01:17,678 --> 00:01:20,347 (真夜)むっ 砂ボコリがついているぞ。 28 00:01:20,347 --> 00:01:22,849 パンパン ペシペシ。 ありがとう マヤ姉。 29 00:01:22,849 --> 00:01:25,185 《朝陽:ただし この頼もしい姉にも→ 30 00:01:25,185 --> 00:01:28,021 普通ではない特性が 一つだけある。 それは…》 31 00:01:28,021 --> 00:01:30,023 (真夜)ふんっ! ガシィ? 32 00:01:30,023 --> 00:01:34,027 朝陽… 本当にいいお尻をしているな…。 33 00:01:34,027 --> 00:01:36,029 興奮を禁じえないぞ? 34 00:01:36,029 --> 00:01:38,865 ん んんん…。 《この姉…。 35 00:01:38,865 --> 00:01:42,202 極度のブラコンなのである!》 36 00:01:42,202 --> 00:01:44,204 お尻だけじゃ 満足できん! うわああ~あ! 37 00:01:44,204 --> 00:01:47,374 身体の隅々まで 成長をたしかめさせてくれぇ! 38 00:01:47,374 --> 00:01:49,710 や やめろ! ヘンタイ姉! うわっ! 39 00:01:49,710 --> 00:01:52,379 《早く 一人でも 何とかやっていけるように→ 40 00:01:52,379 --> 00:01:54,381 ならなくちゃ…》 41 00:01:54,381 --> 00:01:57,217 一人で何をする気だ! お姉ちゃんにもやらせろ! 42 00:01:57,217 --> 00:01:59,219 ん… だから! 43 00:01:59,219 --> 00:02:02,422 (朝陽)人の思考を読むな~! 44 00:03:34,360 --> 00:03:37,690 (鳥のさえずり) 45 00:03:37,690 --> 00:03:39,700 (朝陽)うわあ やった~! 46 00:03:39,700 --> 00:03:41,700 (真夜)どうした? 朝陽…。 47 00:03:41,700 --> 00:03:43,700 やっとレベルが 10になった! 48 00:03:43,700 --> 00:03:46,700 ふたケタ台! やったな! おめでとう! 49 00:03:46,700 --> 00:03:49,370 チュートリアル終えたくらいの レベルだけどね。 50 00:03:49,370 --> 00:03:51,310 でも うれしいよ! 51 00:03:51,310 --> 00:03:53,310 しかし…。 んっ? 52 00:03:53,310 --> 00:03:57,150 私が 何十 何百と倒してきた モンスターの経験値は→ 53 00:03:57,150 --> 00:03:59,820 朝陽には 加算されていなかったんだな。 54 00:03:59,820 --> 00:04:01,990 (朝陽)自分が与えた ダメージ値の分しか→ 55 00:04:01,990 --> 00:04:03,990 入ってこないみたいだね。 56 00:04:03,990 --> 00:04:06,320 もしくは その戦闘における貢献度かな? 57 00:04:06,320 --> 00:04:08,330 ヒーラーなら回復量とか→ 58 00:04:08,330 --> 00:04:10,830 支援職なら バフデバフをかけた回数とか? 59 00:04:10,830 --> 00:04:13,830 そういうことか…。 バフバフ バブバブ? 60 00:04:13,830 --> 00:04:15,830 まぁ とにかく 俺自身が→ 61 00:04:15,830 --> 00:04:19,170 頑張って攻撃しないと ダメみたい。 そうか…。 62 00:04:19,170 --> 00:04:22,840 なら 簡単にレベルを上げる方法が あるぞ! おっ なに? 63 00:04:22,840 --> 00:04:25,180 私がモンスターを捕まえておくから→ 64 00:04:25,180 --> 00:04:29,350 朝陽は そいつを攻撃し続けろ! イジメじゃね~か! 65 00:04:29,350 --> 00:04:31,350 レベル上げのためだからって→ 66 00:04:31,350 --> 00:04:34,180 無抵抗の相手を 一方的に斬り続けるとか→ 67 00:04:34,180 --> 00:04:36,350 俺には 無理だっつ~の! 68 00:04:36,350 --> 00:04:39,520 名案だと思ったんだが… あっ! 69 00:04:39,520 --> 00:04:42,030 なら 私を攻撃しては どうだ? 70 00:04:42,030 --> 00:04:45,200 高レベルなら 経験値もドッサリなんじゃないか? 71 00:04:45,200 --> 00:04:48,030 (朝陽)俺が マヤ姉を攻撃!? 72 00:04:48,030 --> 00:04:50,800 それも俺にはできないって…。 73 00:04:50,800 --> 00:04:53,470 万が一ケガでも ってこともあるじゃん。 74 00:04:53,470 --> 00:04:56,810 なっ! なんてかわいい弟なんだ! (衝撃音) 75 00:04:56,810 --> 00:04:58,980 辛抱たまらん! そっちも攻撃すんの→ 76 00:04:58,980 --> 00:05:02,150 ちょっとは ちゅうちょせんか~い! 77 00:05:02,150 --> 00:05:05,480 だいたいさ こういうのは 地道にレベル上げて→ 78 00:05:05,480 --> 00:05:07,650 ステ振りしていくのが 楽しいの。 79 00:05:07,650 --> 00:05:10,820 チートで最強とか ゲームの楽しさ放棄してるよ。 80 00:05:10,820 --> 00:05:13,820 ん~? んっ? なに マヤ姉。 81 00:05:13,820 --> 00:05:15,990 いや… どのみち私が→ 82 00:05:15,990 --> 00:05:17,990 一撃で 戦闘を終わらせるのだから→ 83 00:05:17,990 --> 00:05:20,500 朝陽の成長に あまり意味はないのでは? 84 00:05:20,500 --> 00:05:22,830 ふびゃあ! う うぅ…。 85 00:05:22,830 --> 00:05:25,000 み ミもフタもないことを…。 86 00:05:25,000 --> 00:05:27,000 だいたい 朝陽が前に出て→ 87 00:05:27,000 --> 00:05:29,010 危ない目にあったら 大変じゃないか! 88 00:05:29,010 --> 00:05:31,840 んっ… それでも 俺も強くなりたいの! 89 00:05:31,840 --> 00:05:34,180 でないと…。 90 00:05:34,180 --> 00:05:36,180 フッ…。 91 00:05:36,180 --> 00:05:38,180 ふんむ! んっ!? 92 00:05:38,180 --> 00:05:40,520 とりあえず 特化した育成は→ 93 00:05:40,520 --> 00:05:42,690 もう少しレベルが 上がってから考えるか…。 94 00:05:42,690 --> 00:05:44,850 あとは スキルも新しいのを…。 95 00:05:44,850 --> 00:05:48,020 あぁ う~ん…。 (真夜)ガッ! 96 00:05:48,020 --> 00:05:50,290 ステータスは もういいだろ! 97 00:05:50,290 --> 00:05:52,960 お姉ちゃんの相手をしろ! うあああ~! 98 00:05:52,960 --> 00:05:56,300 毎度毎度うざ絡み やめ~い! んっ? 99 00:05:56,300 --> 00:05:58,970 《はっ! このスキル… これだ!》 100 00:05:58,970 --> 00:06:01,140 あさひ~! 101 00:06:01,140 --> 00:06:03,310 うっ うお…。 102 00:06:03,310 --> 00:06:06,310 あ… 朝陽!? 103 00:06:06,310 --> 00:06:08,310 (朝陽)フッフッフ…。 んっ? 104 00:06:10,310 --> 00:06:12,320 逃走スキル エスケープ。 105 00:06:12,320 --> 00:06:16,650 これがあれば マヤ姉のガッからも 逃げる事ができるんだよ! 106 00:06:16,650 --> 00:06:19,320 なに~!? 107 00:06:19,320 --> 00:06:22,830 《してやったりだ! 珍しく マヤ姉に勝った気分!》 108 00:06:22,830 --> 00:06:24,830 んっ? (燃える音) 109 00:06:24,830 --> 00:06:28,830 フッフッフ…。 な なに? どうしたのマヤ姉? 110 00:06:28,830 --> 00:06:31,840 知らなかったのか 朝陽? 111 00:06:31,840 --> 00:06:33,840 獲物が逃げれば逃げるほど→ 112 00:06:33,840 --> 00:06:36,670 私は燃えるタイプだということを…。 113 00:06:36,670 --> 00:06:39,180 に 肉食系女子! 114 00:06:39,180 --> 00:06:42,680 というか 弟を獲物にするんじゃな~い! 115 00:06:42,680 --> 00:06:44,680 あしゃひ~! 116 00:06:44,680 --> 00:06:47,350 エスケープ! えっ…。 117 00:06:47,350 --> 00:06:51,120 MP切れ? 1回だけで~? 118 00:06:51,120 --> 00:06:53,460 (シャッター音) 119 00:06:53,460 --> 00:06:57,630 アッハハ! ほ~ら捕まえたぞ! うう~ うわああ! 120 00:06:57,630 --> 00:07:01,300 (朝陽)だああ~! MPにも ステ振りしときゃよかった~! 121 00:07:01,300 --> 00:07:03,300 (真夜)ほらほら~! 122 00:07:03,300 --> 00:07:05,640 (朝陽)はあ~あ…。 123 00:07:05,640 --> 00:07:07,970 やっぱりいつまでも マヤ姉だけに頼ってちゃ→ 124 00:07:07,970 --> 00:07:10,470 強くなれないもんな…。 125 00:07:10,470 --> 00:07:14,980 俺も誰か 他の人とパーティ組んでみるか…。 126 00:07:14,980 --> 00:07:18,480 (朝陽)う~ん 条件厳しいのばっかだな…。 127 00:07:18,480 --> 00:07:20,820 ブラックバイトの募集かよ。 128 00:07:20,820 --> 00:07:23,490 《しかし ずっとマヤ姉と→ 129 00:07:23,490 --> 00:07:26,160 2人で行動してたから 忘れてたけど…。 130 00:07:26,160 --> 00:07:29,990 パーティ組むってのも 異世界モノの だいごみだよなぁ。 131 00:07:29,990 --> 00:07:32,330 レイドボスを相手に→ 132 00:07:32,330 --> 00:07:34,830 みんなで協力して戦ったり…。 133 00:07:34,830 --> 00:07:36,830 いろんなところを冒険して→ 134 00:07:36,830 --> 00:07:40,170 寝食をともにして 思い出を作って…。 135 00:07:40,170 --> 00:07:43,670 ラブロマンス的な展開も あったりして…》 136 00:07:43,670 --> 00:07:46,180 (朝陽)ムフッ ウフフ… ウフフフ~。 137 00:07:46,180 --> 00:07:49,850 (ターニャ)パーティメンバー探しっすか? ターニャ! 138 00:07:49,850 --> 00:07:52,620 今の時期って 売れ残りが多いんすよ。 139 00:07:52,620 --> 00:07:54,780 あのへんのやつとか 2か月くらい前から→ 140 00:07:54,780 --> 00:07:57,450 貼ってあるんすよね。 ナハハ…。 141 00:07:57,450 --> 00:08:00,620 ところで アサヒくんは まだソロでやってるんでしたっけ? 142 00:08:00,620 --> 00:08:04,290 いや マヤ… あ 姉貴と2人。 なるほど~。 143 00:08:04,290 --> 00:08:06,300 じゃあ アサヒくんが前衛やって→ 144 00:08:06,300 --> 00:08:08,800 お姉さんが 後方支援って感じか~! 145 00:08:08,800 --> 00:08:11,130 《いや… マヤ姉が殲滅役で→ 146 00:08:11,130 --> 00:08:13,800 俺は後方観戦役 って感じなんです…》 147 00:08:13,800 --> 00:08:17,640 パーティの組み方は自由だけど バランスがよくて有名なのは→ 148 00:08:17,640 --> 00:08:20,540 ジークフリートさん率いる バルムンクっす! 149 00:08:22,480 --> 00:08:25,480 <ターニャ:ゴードンさんは 鉄壁の守りを誇るタンク。 150 00:08:25,480 --> 00:08:27,480 ソーサレスのミモザさんは→ 151 00:08:27,480 --> 00:08:31,490 あらゆる魔術にたけた ヒーラー&バフデバフ役。 152 00:08:31,490 --> 00:08:35,830 エルフの弓遣い シューレインさんが遠距離から。 153 00:08:35,830 --> 00:08:38,660 ジークフリートさんが 近距離から攻撃する→ 154 00:08:38,660 --> 00:08:41,160 二段構えのアタッカー編成!> 155 00:08:41,160 --> 00:08:45,000 まさに理想のパーティ構成っすね~。 へぇ~。 156 00:08:45,000 --> 00:08:48,510 パーティで 役割分担して戦うのって やっぱいいな~。 157 00:08:48,510 --> 00:08:52,280 そういえば ジークフリートさんって 今 どうしてるんだろ? 158 00:08:52,280 --> 00:08:54,610 たしか魔王軍討伐に出たよね。 159 00:08:54,610 --> 00:08:58,450 それが 途中で なぞの敵相手に全滅しかけて→ 160 00:08:58,450 --> 00:09:00,950 逃げ帰って来たって話っすね~。 161 00:09:00,950 --> 00:09:03,290 ええっ? あのバルムンクが!? 162 00:09:03,290 --> 00:09:06,790 そうなんすよ。 いったい どんな怖ろしいヤツが…。 163 00:09:06,790 --> 00:09:09,960 アサヒくんも 気をつけるっす! ありがとう…。 164 00:09:09,960 --> 00:09:14,300 ま~ でも 希望のホープアサヒくんなら 当然 気をつけてるっすよね~。 165 00:09:14,300 --> 00:09:17,470 アハハ… とりあえずパーティのことは→ 166 00:09:17,470 --> 00:09:19,800 もうちょっと考えてみるよ。 167 00:09:19,800 --> 00:09:22,310 (ざわめき) 168 00:09:22,310 --> 00:09:24,810 (朝陽)パーティか~。 169 00:09:24,810 --> 00:09:27,480 でも 俺が他の人と組んだら マヤ姉は…。 170 00:09:27,480 --> 00:09:29,480 (チンピラ)てえ! んっ? (倒れる音) 171 00:09:29,480 --> 00:09:32,320 (チンピラ)おい よっぱらい! どこ見て歩いてんだ ボケが! 172 00:09:32,320 --> 00:09:34,650 (ジークフリート)うぃ… ヒック。 173 00:09:34,650 --> 00:09:37,490 ああ~ イテェ 肩がイテェよぉ~。 174 00:09:37,490 --> 00:09:40,660 兄貴の肩が 外れちまったじゃね~かよ! 175 00:09:40,660 --> 00:09:42,830 《朝陽:酔っ払いが 絡まれてるのか…。 176 00:09:42,830 --> 00:09:44,830 関わらないでおこう…》 177 00:09:44,830 --> 00:09:48,160 治療代よこせ オラァ! 出せ 出せ 金出せ! 178 00:09:48,160 --> 00:09:50,670 金? アハァ…。 179 00:09:50,670 --> 00:09:53,340 酒代で 全部使っちゃったよ~。 180 00:09:53,340 --> 00:09:55,340 文無しですぜ 兄貴! 181 00:09:55,340 --> 00:09:58,640 チッ もういい おっ死んじまいな! 182 00:10:00,680 --> 00:10:03,180 あっ! いっ! うっ! 183 00:10:03,180 --> 00:10:07,020 (チンピラたち)なんだ~!? 見過ごせないよな やっぱり…。 184 00:10:07,020 --> 00:10:10,690 俺が注意を引く その間にアンタは逃げろ。 185 00:10:10,690 --> 00:10:13,020 あ…。 (チンピラたち)このガキィ! 186 00:10:13,020 --> 00:10:16,530 《よし! なるべく引きつけてから エスケープで離脱!》 187 00:10:16,530 --> 00:10:18,700 えっ? えっ! おぉ! 188 00:10:18,700 --> 00:10:21,200 はっ! 189 00:10:21,200 --> 00:10:23,900 な なんだテメェ! 190 00:10:26,370 --> 00:10:29,370 ぐ ぐあああ~! 191 00:10:29,370 --> 00:10:31,540 ば バカな! 192 00:10:31,540 --> 00:10:34,040 フン…。 193 00:10:34,040 --> 00:10:37,050 うおおお~! 194 00:10:37,050 --> 00:10:39,050 な…。 195 00:10:39,050 --> 00:10:41,050 うあ…。 196 00:10:41,050 --> 00:10:44,550 《一瞬で ならず者3人を片づけた…。 197 00:10:44,550 --> 00:10:47,390 な 何者なんだ この人は…》 198 00:10:47,390 --> 00:10:50,330 む… うぇ…。 199 00:10:50,330 --> 00:10:53,000 おええぇ…。 《ホントに何者!?》 200 00:10:53,000 --> 00:10:55,500 んっ… 大丈夫か? 201 00:10:55,500 --> 00:10:59,500 ほら 背中さすってあげるから…。 うう ありがとう…。 202 00:10:59,500 --> 00:11:03,510 あれ アンタ もしかして…。 うぇ…。 203 00:11:03,510 --> 00:11:05,610 (朝陽)あの バルムンクの…。 204 00:11:07,680 --> 00:11:10,180 うぇ…。 (朝陽)ジークフリートさん!? 205 00:11:14,020 --> 00:11:17,020 はああ~! (飲む音) 206 00:11:17,020 --> 00:11:20,190 水を飲んだら 落ち着いてきたよ…。 207 00:11:20,190 --> 00:11:23,190 ありがとう アサヒくん。 それは よかったです。 208 00:11:23,190 --> 00:11:25,530 でも あの… ええと…。 209 00:11:25,530 --> 00:11:28,360 ジークフリートさん ですよね? 210 00:11:28,360 --> 00:11:33,200 冒険者ランクがドラゴン級の その… 「竜狩り」の…。 211 00:11:33,200 --> 00:11:35,210 フッ…。 212 00:11:35,210 --> 00:11:37,710 今の俺… いや 僕には→ 213 00:11:37,710 --> 00:11:40,540 そんなたいそうな名前は 不相応だよ…。 214 00:11:40,540 --> 00:11:43,050 そう 「忠犬ポチ」…。 215 00:11:43,050 --> 00:11:45,720 「忠犬ポチ」くらいが ちょうどいいのさ…。 216 00:11:45,720 --> 00:11:48,890 ポチって… ええ… いったい何が…。 217 00:11:48,890 --> 00:11:52,160 魔王軍討伐へ向かった 僕らだったけど→ 218 00:11:52,160 --> 00:11:54,320 結果は散々だった…。 219 00:11:54,320 --> 00:11:58,330 笑ってくれ 相手は たった一人の魔族だったんだ。 220 00:11:58,330 --> 00:12:00,330 (朝陽)えぇ!? 221 00:12:00,330 --> 00:12:04,170 (ジークフリート)そいつの力は 圧倒的だった。 222 00:12:04,170 --> 00:12:06,840 どんな攻撃も まるで 赤子の手をひねるように→ 223 00:12:06,840 --> 00:12:08,840 あしらわれたよ…。 224 00:12:08,840 --> 00:12:12,840 しかも アイツは 全然 本気すら出しちゃいなかった…。 225 00:12:12,840 --> 00:12:16,010 そ そんな怖ろしいヤツが いるなんて…。 226 00:12:16,010 --> 00:12:18,010 ま… そんなわけで→ 227 00:12:18,010 --> 00:12:21,350 僕は一気に自信を失って 今は酒びたり。 228 00:12:21,350 --> 00:12:24,850 ご覧のありさまさ…。 ジークフリートさん…。 229 00:12:24,850 --> 00:12:27,520 んっ… それだよ! 230 00:12:27,520 --> 00:12:30,690 イタい両親にジークフリートなんて 大仰な名前をつけられて! 231 00:12:30,690 --> 00:12:33,360 それでも名に恥じぬよう 必死に努力して! 232 00:12:33,360 --> 00:12:36,530 虚勢を張るためにクールキャラで 一人称も僕から 俺にかえて! 233 00:12:36,530 --> 00:12:39,870 気づいたら なんか流れで 魔王軍討伐とか行くハメになって! 234 00:12:39,870 --> 00:12:42,540 そんで全滅して! 街の人たちからは→ 235 00:12:42,540 --> 00:12:44,540 勝手に落胆されて うしろ指さされて! 236 00:12:44,540 --> 00:12:47,040 悲惨すぎない 僕の28年! 237 00:12:47,040 --> 00:12:49,880 で でもほら かけがえのないものとかも→ 238 00:12:49,880 --> 00:12:52,150 得たでしょう!? 仲間との友情とか→ 239 00:12:52,150 --> 00:12:54,150 思い出的なヤツとか。 240 00:12:54,150 --> 00:12:57,150 バルムンクは理想のパーティだって さっきターニャから…。 241 00:12:57,150 --> 00:12:59,820 いいかい アサヒくん…。 へっ? 242 00:12:59,820 --> 00:13:03,330 現実は そう甘くないんだよ。 はい? 243 00:13:03,330 --> 00:13:05,330 教えてあげよう…。 244 00:13:05,330 --> 00:13:08,830 この世の「ことわり」というものを。 はい? 245 00:13:08,830 --> 00:13:10,830 (ジークフリート)遊び好きのミモザは→ 246 00:13:10,830 --> 00:13:13,670 クランの金を使って 連日ホスト通い! 247 00:13:13,670 --> 00:13:17,010 エルフのシューレインは 150歳超えだからって→ 248 00:13:17,010 --> 00:13:20,180 いつも上から目線で 僕に説教! 249 00:13:20,180 --> 00:13:23,180 ゴードンは 全然しゃべらないコミュ障! 250 00:13:23,180 --> 00:13:25,380 そういえば 素顔も見たことなかったよ! 251 00:13:27,350 --> 00:13:29,520 つまりだ…。 252 00:13:29,520 --> 00:13:32,020 パーティに夢を見るな。 253 00:13:32,020 --> 00:13:34,020 あ あ…。 254 00:13:34,020 --> 00:13:36,360 フッ… バルムンクは→ 255 00:13:36,360 --> 00:13:39,360 今回の魔王討伐失敗を機に 解散したよ。 256 00:13:39,360 --> 00:13:41,360 あ~ せいせいした。 257 00:13:41,360 --> 00:13:43,870 やっぱり 1人が一番! ソロ最高! 258 00:13:43,870 --> 00:13:46,040 ハハハ! アッハハハ! あの…。 259 00:13:46,040 --> 00:13:49,970 でも やっぱり冒険中は 頼りになったんじゃないですか? 260 00:13:49,970 --> 00:13:51,970 守ったり 守られたり…。 261 00:13:51,970 --> 00:13:53,980 ん…。 262 00:13:53,980 --> 00:13:58,310 そうだな それはそうかもね。 263 00:13:58,310 --> 00:14:02,320 ん… じゃあ 俺はこれで! んっ! 264 00:14:02,320 --> 00:14:05,660 あ… うん。 ありがとう いろいろ。 265 00:14:05,660 --> 00:14:08,990 アサヒくん… か。 266 00:14:08,990 --> 00:14:11,160 (ジークフリート)僕にもあったな…。 267 00:14:11,160 --> 00:14:14,500 目の前の困っている人を ただ助けたいっていう→ 268 00:14:14,500 --> 00:14:17,300 そんな純粋な かけだしのころが…。 269 00:14:19,840 --> 00:14:21,840 フッ…。 270 00:14:21,840 --> 00:14:25,510 (ジークフリート)ちょっと控えようかな お酒…。 271 00:14:25,510 --> 00:14:27,510 (ドアの開閉音) 272 00:14:27,510 --> 00:14:29,510 (朝陽)やっぱり どこかのパーティ募集に→ 273 00:14:29,510 --> 00:14:32,010 応募してみようかな。 エヘヘ…。 274 00:14:32,010 --> 00:14:34,350 グーッドタイミングっす アサヒくん! 275 00:14:34,350 --> 00:14:36,690 へっ? 緊急クエストっす! 276 00:14:36,690 --> 00:14:40,360 街外れの集落を襲っている ワイバーンの群れを討伐せよっす! 277 00:14:40,360 --> 00:14:44,360 ワイバーン!? 今は高ランクの冒険者が みんな出払ってて…。 278 00:14:44,360 --> 00:14:47,700 ワイバーン 討伐歴のあるアサヒくんに お願いしたいっす! 279 00:14:47,700 --> 00:14:50,470 《それ殺ったの マヤ姉だけどね…》 280 00:14:50,470 --> 00:14:53,970 わかった。 じゃあ いったん宿屋に戻って マヤ姉を…。 281 00:14:53,970 --> 00:14:57,140 じゃなかった 準備を…。 そんな時間ないない! 282 00:14:57,140 --> 00:14:59,980 馬車で すぐに現地に送り届けるっす~! 283 00:14:59,980 --> 00:15:03,480 はっ!? いや ちょっと 待って~! 284 00:15:03,480 --> 00:15:05,480 (ワイバーンたち)グゥ グァ…。 285 00:15:05,480 --> 00:15:09,650 グオオォ~! 《絶体絶命! 286 00:15:09,650 --> 00:15:12,990 馬車も俺を降ろして 速攻で帰ってったし…》 287 00:15:12,990 --> 00:15:15,160 いや… 「逃げる」コマンドとか→ 288 00:15:15,160 --> 00:15:18,660 逃げ足のスキルとかないのかな~ なんて…。 289 00:15:18,660 --> 00:15:21,000 (ワイバーンたち)グアアア~! あああ~ れれれ! 290 00:15:21,000 --> 00:15:23,830 (ワイバーンたち)グアアア! 291 00:15:23,830 --> 00:15:26,340 (朝陽)わ…。 292 00:15:26,340 --> 00:15:28,340 ワイバーンが…。 293 00:15:31,010 --> 00:15:33,010 (キルマリア)カッカッカ! 294 00:15:33,010 --> 00:15:36,850 (キルマリア)相変わらず 災難に見舞われる少年じゃのう! 295 00:15:36,850 --> 00:15:40,520 キルマリア!? ツレないのう アサヒ。 296 00:15:40,520 --> 00:15:44,350 姉と呼んでくれても いいのじゃぞ? クシッ! 297 00:15:44,350 --> 00:15:47,520 いや それは 1回間違えただけで…。 298 00:15:47,520 --> 00:15:50,290 ふむ… キルマリア姉…。 長いか。 299 00:15:50,290 --> 00:15:52,630 キル姉… なんか物騒じゃな。 300 00:15:52,630 --> 00:15:54,960 聞いてる? 俺の話…。 301 00:15:54,960 --> 00:15:57,970 まぁ でもありがとう また助けられた。 302 00:15:57,970 --> 00:16:02,310 カッカッカ! アサヒは弱いからのう。 助けてやらんとな! 303 00:16:02,310 --> 00:16:04,310 《俺が弱いんじゃなくて→ 304 00:16:04,310 --> 00:16:07,140 あなたら お姉様がたが 強すぎるんだよなぁ…》 305 00:16:07,140 --> 00:16:09,310 でも なんでここに? 306 00:16:09,310 --> 00:16:11,310 また腕試しのモンスター退治? 307 00:16:11,310 --> 00:16:14,150 これを届けに来てやったんじゃよ。 308 00:16:14,150 --> 00:16:16,150 わっと… んっ? 309 00:16:16,150 --> 00:16:18,320 (朝陽)冒険者バッジ? 310 00:16:18,320 --> 00:16:22,330 そうか あのとき落としたまんまだった。 311 00:16:22,330 --> 00:16:25,830 わざわざサンキュー! まぁ それはついでじゃよ。 312 00:16:25,830 --> 00:16:28,160 わらわの真の目的は…。 313 00:16:28,160 --> 00:16:31,330 (ワイバーンたち)グアアア…。 えっ…。 まだ ワイバーンが!? 314 00:16:31,330 --> 00:16:34,000 案ずるでない アサヒ 返り討ちにして…。 315 00:16:34,000 --> 00:16:36,340 (真夜)姉 サンダー! あ…。 316 00:16:36,340 --> 00:16:39,510 (ワイバーンたち)グ グア…。 う ううぅ…。 317 00:16:39,510 --> 00:16:41,610 (真夜)んっ…。 318 00:16:44,350 --> 00:16:46,680 マヤ姉! 来よったな マヤ! 319 00:16:46,680 --> 00:16:48,680 (キルマリア)わらわの真の目的はマヤ! 320 00:16:48,680 --> 00:16:50,620 おぬしと再戦することじゃ! 321 00:16:50,620 --> 00:16:53,120 さあ! 勝負! 322 00:16:53,120 --> 00:16:55,120 (真夜)大丈夫か 朝陽! 323 00:16:55,120 --> 00:16:57,960 姉を置いてワイバーン退治など 無茶なマネを! 324 00:16:57,960 --> 00:17:00,960 いや 俺もなりゆきで こうなっちゃって…。 325 00:17:00,960 --> 00:17:03,300 (真夜)ケガはないか? ほらポーションきめとけ。 326 00:17:03,300 --> 00:17:05,970 いっぱいあるからな! (朝陽)へ 平気だよ。 327 00:17:05,970 --> 00:17:08,300 無傷だって ほら…。 (真夜)そうか! 328 00:17:08,300 --> 00:17:11,140 では帰ろう すぐ帰ろう! (朝陽)でも… え え? 329 00:17:11,140 --> 00:17:15,310 待たんか コラァ! なんだ いたのか 半裸ツノ女。 330 00:17:15,310 --> 00:17:18,310 おったわ! そして誰が半裸ツノ女じゃ! 331 00:17:18,310 --> 00:17:20,820 その格好 朝陽の目に毒だ。 332 00:17:20,820 --> 00:17:22,820 視界から外れてくれないか? 333 00:17:22,820 --> 00:17:26,320 おぬしのヘソ出しルックとて 肌色率は そう変わらんだろうに。 334 00:17:26,320 --> 00:17:28,320 フッ… 言ったろう? 335 00:17:28,320 --> 00:17:30,330 これは朝陽が選んだファッションなのだ。 336 00:17:30,330 --> 00:17:33,160 ビキニアーマーを好む 弟の趣味さ! 337 00:17:33,160 --> 00:17:35,330 うわ… おおい!? 338 00:17:35,330 --> 00:17:37,330 また唐突に俺を巻き込むな~! 339 00:17:37,330 --> 00:17:40,340 他にも婦警やナースも 好みらしいのだが→ 340 00:17:40,340 --> 00:17:42,340 あいにくと こちらの世界では…。 341 00:17:42,340 --> 00:17:44,340 ああ好きさ! 好きだよ! 342 00:17:44,340 --> 00:17:46,340 でもそのへんで 勘弁してください! 343 00:17:46,340 --> 00:17:48,340 アサヒ… やはりおぬし…。 344 00:17:48,340 --> 00:17:50,280 (朝陽)キルマリアも どん引きすな~! 345 00:17:50,280 --> 00:17:53,780 とにかく再戦じゃ 今度は負けんぞ マヤ! 346 00:17:53,780 --> 00:17:57,290 なぜ私が お前と戦わなければならない? 347 00:17:57,290 --> 00:17:59,790 なぜって… えっ いや えっ? 348 00:17:59,790 --> 00:18:02,460 た 戦いに理由など いらんじゃろ!? 349 00:18:02,460 --> 00:18:05,130 どっちが上か! それだけで血がたぎらんか!? 350 00:18:05,130 --> 00:18:07,460 面倒くさい。 えっ? 朝陽の世話以外に→ 351 00:18:07,460 --> 00:18:09,470 リソースを割きたくない。 352 00:18:09,470 --> 00:18:12,970 ならば! その弟を人質にとってやろう! 353 00:18:12,970 --> 00:18:15,640 キルマリア どういうつもりだ! んっ! 354 00:18:15,640 --> 00:18:17,810 戦う口実作りに付き合え! 355 00:18:17,810 --> 00:18:20,810 ほれ ぴえ~ん お姉しゃん 助けて~と泣き叫ばんか! 356 00:18:20,810 --> 00:18:23,310 できるか んな情けないマネ! 357 00:18:23,310 --> 00:18:26,120 って あれ マヤは? はっ! 358 00:18:28,820 --> 00:18:31,490 (真夜)ふんっ! ぶほおぉ…。 359 00:18:31,490 --> 00:18:34,490 まったく 迷惑な女だ。 360 00:18:34,490 --> 00:18:37,330 行こう 朝陽。 あ ああ…。 361 00:18:37,330 --> 00:18:39,500 へぶしっ! しつこいぞ お前~! 362 00:18:39,500 --> 00:18:42,500 カーッカッカ! その調子でかかってこんか~! 363 00:18:42,500 --> 00:18:44,670 (真夜)調子に乗るなよ このスケベ女! 364 00:18:44,670 --> 00:18:47,500 (キルマリア)なにを~! キャ キャットファイト…。 365 00:18:47,500 --> 00:18:49,510 (争う声) 366 00:18:49,510 --> 00:18:52,780 えっ… あ~れ~! 367 00:18:52,780 --> 00:18:54,780 朝陽! 368 00:18:54,780 --> 00:18:56,950 (キルマリア/真夜)ん… んっ! 369 00:18:56,950 --> 00:18:59,280 うう う うわ…。 370 00:18:59,280 --> 00:19:01,450 朝陽を離してもらおう! 371 00:19:01,450 --> 00:19:04,950 ま 真夜姉!? 待った! この状態でコイツを倒したら…。 372 00:19:04,950 --> 00:19:08,620 姉 サンダー ブレイク~! 373 00:19:08,620 --> 00:19:10,630 グアアア~! 374 00:19:10,630 --> 00:19:12,630 うわああ~! 375 00:19:12,630 --> 00:19:14,630 うっ… う…。 376 00:19:14,630 --> 00:19:16,970 あ…。 間一髪じゃな アサヒ! 377 00:19:16,970 --> 00:19:19,070 キルマリア。 378 00:19:22,640 --> 00:19:24,640 うぇ~。 379 00:19:24,640 --> 00:19:28,480 (キルマリア)迷いなく攻撃側を 請け負ったか 意外じゃな。 380 00:19:28,480 --> 00:19:31,310 お前… キルマリアは飛べるからな。 381 00:19:31,310 --> 00:19:34,480 適材適所 任せたまでだ。 382 00:19:34,480 --> 00:19:38,650 ほう 信用したのか 魔王六将たるわらわを。 383 00:19:38,650 --> 00:19:40,660 フッ 笑わせる。 384 00:19:40,660 --> 00:19:44,160 《朝陽:この二人 やっぱり 似たもの同士のような…》 385 00:19:46,500 --> 00:19:49,170 (真夜)さっ 帰ろう 朝陽。 ああ うん。 386 00:19:49,170 --> 00:19:52,170 (キルマリア)させるか~! なっ! うおお! 387 00:19:52,170 --> 00:19:54,170 今度は油断せぬぞ! 388 00:19:54,170 --> 00:19:56,170 さぁ 改めて わらわと戦ってもらおう! 389 00:19:56,170 --> 00:19:58,510 エスケープ。 あ あれ…。 390 00:19:58,510 --> 00:20:02,850 な 転移の術…。 いつの間に身につけたのじゃ!? 391 00:20:02,850 --> 00:20:04,850 フンッ…。 392 00:20:04,850 --> 00:20:08,020 まさか先ほども わらわが助けずとも…。 393 00:20:08,020 --> 00:20:10,690 あ~ いや 集中しないと無理だから。 394 00:20:10,690 --> 00:20:13,190 さっきはホントに助かったよ ありがとう。 395 00:20:13,190 --> 00:20:17,030 そうなのか? 朝陽ならできると 私は思っていたんだが? 396 00:20:17,030 --> 00:20:19,200 キルマリアは あくまで保険で…。 397 00:20:19,200 --> 00:20:21,860 だから せめて確認しといてよ! 398 00:20:21,860 --> 00:20:24,200 クッ… カッカッカ! 399 00:20:24,200 --> 00:20:27,370 イクサバ姉弟 やはり興味深い! 400 00:20:27,370 --> 00:20:30,870 (キルマリア)弟の方も ただ弱いだけではなかったのだな。 401 00:20:30,870 --> 00:20:34,380 当然だ! 朝陽は かわいいだけでなく→ 402 00:20:34,380 --> 00:20:37,880 日々 成長しているのだからな! マヤ姉…。 403 00:20:37,880 --> 00:20:41,380 フッ… 今日のところは 勘弁してやろう。 404 00:20:41,380 --> 00:20:45,550 ではな! マヤ アサヒ! また顔を出す。 405 00:20:45,550 --> 00:20:49,230 冗談じゃない。 朝陽 塩撒け 塩。 ハハハ…。 406 00:20:49,230 --> 00:20:51,730 あ…。 フッフフ…。 407 00:20:54,000 --> 00:20:56,170 《マヤ姉は やっぱり…》 408 00:20:56,170 --> 00:20:58,830 どうした? そんなに見つめて…。 409 00:20:58,830 --> 00:21:02,140 私の顔に 何かついているのか? いや…。 410 00:21:04,170 --> 00:21:07,010 俺には マヤ姉だけでいいかなって。 411 00:21:07,010 --> 00:21:10,010 それつまり! マヤ姉以外 何もいらないという→ 412 00:21:10,010 --> 00:21:12,010 熱烈なプロポーズか! 413 00:21:12,010 --> 00:21:14,520 (朝陽)ううわ…。 私も朝陽だけでいい! 414 00:21:14,520 --> 00:21:16,520 朝陽 単推しだ! 一緒だ! 415 00:21:16,520 --> 00:21:18,850 そうじゃなくて パーティの話だから! 416 00:21:18,850 --> 00:21:22,190 (真夜)クフフッフ~! ああ! 今夜 パーリーナイトだ! 417 00:21:22,190 --> 00:21:26,200 (真夜)寝かさないぞ~! (朝陽)そのパーティとも ちげえぇ! 418 00:22:56,990 --> 00:22:58,990 のうのう アサヒ~。 419 00:22:58,990 --> 00:23:02,660 そもそもなんで あのとき わらわを姉と間違えたんじゃ? 420 00:23:02,660 --> 00:23:04,660 ほら 最初に会ったとき。 421 00:23:04,660 --> 00:23:08,830 《む 胸の感触で間違えたなんて とても言えやしない…》 422 00:23:08,830 --> 00:23:11,170 ほう なるほど そんな理由で。 423 00:23:11,170 --> 00:23:13,340 まだ何も言ってないんだけど!? 424 00:23:13,340 --> 00:23:15,840 フッ… わらわは魔族ぞ。 425 00:23:15,840 --> 00:23:19,510 人の心くらい読めるわ。 隠しごとは無駄か…。 426 00:23:19,510 --> 00:23:22,010 ああ そうだよ。 うずめた胸のサイズで→ 427 00:23:22,010 --> 00:23:24,010 間違えちゃったんだよ! 428 00:23:24,010 --> 00:23:26,180 冗談のつもりで カマをかけたのじゃが→ 429 00:23:26,180 --> 00:23:29,180 まさか 胸のサイズで 判断しておったとは…。 430 00:23:29,180 --> 00:23:31,390 謀ったな~!!