1 00:00:12,679 --> 00:00:14,681 (カイ)ラムダ。 2 00:00:14,681 --> 00:00:16,683 (ラムダ)お前たちか。 3 00:00:16,683 --> 00:00:20,520 (オメガ)君まで来たということは 増援は これで全部なのかな? 4 00:00:20,520 --> 00:00:23,857 (ラムダ)いや 次の編成のために 私は すぐに戻る。 5 00:00:23,857 --> 00:00:27,361 ただ現地の者に 確認しておきたいことがあってな。 6 00:00:27,361 --> 00:00:30,697 (カイ)というと…。 (ラムダ)666番。 7 00:00:30,697 --> 00:00:32,699 ローズ・オリアナ王女か。 8 00:00:32,699 --> 00:00:34,868 独断で敵に下ったと聞いた。 9 00:00:34,868 --> 00:00:37,704 (カイ)状況が 悪く重なりすぎたようでね。 10 00:00:37,704 --> 00:00:41,041 あれを裏切りと言うのも いささか酷かもしれない。 11 00:00:41,041 --> 00:00:43,210 そうか。 だが独断によって➡ 12 00:00:43,210 --> 00:00:46,380 仲間たちを危機に陥れたのは 事実なのだろう? 13 00:00:46,380 --> 00:00:48,715 アレの教官を務めたのは私だ。 14 00:00:48,715 --> 00:00:51,218 組織として 制裁を下すのであれば➡ 15 00:00:51,218 --> 00:00:54,221 せめてもの情けだ 私が…。 16 00:00:54,221 --> 00:00:56,390 残念だが それはできない。 17 00:00:56,390 --> 00:00:59,393 この件は すでに 七陰様方の手すら離れた。 18 00:00:59,393 --> 00:01:01,328 七陰の手すら? 19 00:01:01,328 --> 00:01:05,499 まさか… 盟主シャドウ様 自ら!? 20 00:01:05,499 --> 00:01:08,168 (カイ)シャドウ様は敵対する すべての者に➡ 21 00:01:08,168 --> 00:01:10,170 厳たる裁きを下してきた。 22 00:01:10,170 --> 00:01:12,172 (オメガ)あらゆる権威も権力も➡ 23 00:01:12,172 --> 00:01:14,675 彼の方の前には等しく無意味だ。 24 00:01:14,675 --> 00:01:17,844 確かに王女の行動に 問題があったのは事実だ。 25 00:01:17,844 --> 00:01:21,348 だが それはあまりに… いや。 26 00:01:21,348 --> 00:01:25,352 何人たりとも 大いなる意思に 背くことなどできはしない。 27 00:01:25,352 --> 00:01:30,190 王女には ふさわしき結末が 訪れることだろう。 28 00:01:30,190 --> 00:01:32,359 ん…。 29 00:01:32,359 --> 00:01:34,361 もはや我らには➡ 30 00:01:34,361 --> 00:01:36,863 どうすることもかなわないか…。 31 00:03:19,100 --> 00:03:23,503 ⚟なんだってあんな野蛮な連中が デケェ面してんだよ。 32 00:03:23,503 --> 00:03:26,339 ⚟どれもこれも 親殺しの王女のせいだろ。 33 00:03:26,339 --> 00:03:28,675 ⚟物が高いのも カーチャンのメシがまずいのも➡ 34 00:03:28,675 --> 00:03:30,677 全部 あのクソ王女のせいだ! 35 00:03:30,677 --> 00:03:32,679 ⚟本当に許せねえな。 36 00:03:32,679 --> 00:03:35,348 (シド)ローズ・オリアナ。 37 00:03:35,348 --> 00:03:37,350 (シド)結婚断固反対…。 38 00:03:37,350 --> 00:03:40,020 は いいんだけど。 39 00:03:40,020 --> 00:03:42,522 昼間だし 空からってのもな…。 40 00:03:42,522 --> 00:03:45,025 ここは一つ ぱっと門を飛び越す感じで。 41 00:03:45,025 --> 00:03:48,695 今こそ 僕の磨き上げた縮地が輝くとき。 42 00:03:48,695 --> 00:03:52,032 いざ。 (イプシロン)シャドおおおっと シドさん! 43 00:03:52,032 --> 00:03:54,034 (イプシロン)シドさん お久しぶりです! 44 00:03:54,034 --> 00:03:56,203 (シド)イプシロンか 奇遇だね。 45 00:03:56,203 --> 00:03:58,205 (イプシロン)はい! 46 00:03:58,205 --> 00:04:00,140 (イプシロン)シドさんは 例の件で? 47 00:04:00,140 --> 00:04:02,142 (シド)ああ 例の件だ。 48 00:04:02,142 --> 00:04:05,645 いいタイミングで来てくれたな イプシロン。 (イプシロン)とんでもない! 49 00:04:05,645 --> 00:04:08,648 シャドウ様が私に お力を授けてくださったのは➡ 50 00:04:08,648 --> 00:04:11,151 こういったときを 見越してのことなのでしょう! 51 00:04:11,151 --> 00:04:13,487 この国では芸術で認められれば➡ 52 00:04:13,487 --> 00:04:16,490 人種や身分に関係なく 敬意が払われます。 53 00:04:16,490 --> 00:04:20,660 だからこうして 私も堂々と 城に入ることができるのです。 54 00:04:20,660 --> 00:04:24,498 で 一番弟子の僕も 一緒することができる と。 55 00:04:24,498 --> 00:04:27,000 申し訳ありません。 本当は➡ 56 00:04:27,000 --> 00:04:30,670 あるじ様こそが 私のピアノの師匠だというのに…。 57 00:04:30,670 --> 00:04:33,340 《シド:スライム率99%…。 58 00:04:33,340 --> 00:04:36,510 重心の移動に合わせて 常に微細な魔力操作を➡ 59 00:04:36,510 --> 00:04:39,513 繰り返している。 カオス理論すら想定した➡ 60 00:04:39,513 --> 00:04:42,682 無駄に無駄のない無駄な努力》 61 00:04:42,682 --> 00:04:44,684 どうかなさいましたか? 62 00:04:44,684 --> 00:04:47,187 イプシロンの努力のたまものかなって。 63 00:04:47,187 --> 00:04:50,357 そんな 私なんて まだまだです。 64 00:04:50,357 --> 00:04:53,527 ターゲットは 監視をつけて泳がせています。 65 00:04:53,527 --> 00:04:56,029 我々の潜伏には 気づかれていません。 66 00:04:56,029 --> 00:04:58,031 機を見て一気に…。 67 00:04:58,031 --> 00:05:00,800 (ドエム)これはこれは シロン殿。 (2人)んっ? 68 00:05:00,800 --> 00:05:02,969 (イプシロン)ドエム・ケツハット公爵。 69 00:05:02,969 --> 00:05:06,973 (ドエム)本日は昼食会で 演奏なされる予定でしたか? 70 00:05:06,973 --> 00:05:08,975 はい 公爵様。 71 00:05:08,975 --> 00:05:11,812 本日は新曲を 披露させていただく予定です。 72 00:05:11,812 --> 00:05:13,813 それは楽しみです。 73 00:05:13,813 --> 00:05:16,483 シロン殿の楽曲はどれも前衛的で➡ 74 00:05:16,483 --> 00:05:18,485 すばらしいものばかりですから。 75 00:05:18,485 --> 00:05:22,322 私の曲が 国王陛下を失ったローズ王女の➡ 76 00:05:22,322 --> 00:05:25,158 せめてもの お慰みになればよいのですが…。 77 00:05:25,158 --> 00:05:27,160 ありがたい話です。 78 00:05:27,160 --> 00:05:29,162 ですが 申し訳ありません。 79 00:05:29,162 --> 00:05:31,665 ローズは気分がすぐれぬようで➡ 80 00:05:31,665 --> 00:05:34,834 昼食会に出られそうにないと…。 81 00:05:34,834 --> 00:05:38,505 まぁ それでは フィアンセとしてはご心配でしょう。 82 00:05:38,505 --> 00:05:42,175 (ドエム)なに 妻に代わり国を 支えるのが夫の役目なれば。 83 00:05:42,175 --> 00:05:44,844 《シド:ドエム・ケツハット公爵…。 84 00:05:44,844 --> 00:05:49,349 なんとまあ 典型的な悪役貴族の テンプレを生きているんだろう。 85 00:05:49,349 --> 00:05:52,185 やっぱり こういうテンプレを 自然にこなせないと➡ 86 00:05:52,185 --> 00:05:54,688 ネームドへの道は厳しいんだろうな》 87 00:05:54,688 --> 00:05:57,524 (ドエム)ところで そちらの少年は? んっ? 88 00:05:57,524 --> 00:05:59,693 この方は偉大にして崇高なる➡ 89 00:05:59,693 --> 00:06:03,630 私の唯一の ま な で し なのです。 90 00:06:03,630 --> 00:06:05,966 ほう。 シロン殿の弟子! 91 00:06:05,966 --> 00:06:07,968 そのような者がいたとは! 92 00:06:07,968 --> 00:06:09,970 秘めた関係ですので…。 93 00:06:09,970 --> 00:06:13,974 しかし 失礼ですが 入城許可証はどうなされたので? 94 00:06:13,974 --> 00:06:17,978 (イプシロン)私の付き人という形なら 問題なかったはずでは? 95 00:06:17,978 --> 00:06:21,815 (ドエム)申し訳ありません 故あって規約に変更が…。 96 00:06:21,815 --> 00:06:24,651 まぁ そういうことでしたら 今日は出直して…。 97 00:06:24,651 --> 00:06:27,654 (ドエム)いえ それには及びません。 (2人)んっ? 98 00:06:27,654 --> 00:06:30,991 その少年に 1曲弾いてもらえば大丈夫です。 99 00:06:30,991 --> 00:06:33,326 お弟子殿が どれほどの腕前か➡ 100 00:06:33,326 --> 00:06:35,662 皆 気になって しかたないようですし。 101 00:06:35,662 --> 00:06:37,664 《唐突な むちゃぶり…。 102 00:06:37,664 --> 00:06:40,667 モブにすら気を抜かぬ テンプレ悪役スタイルとは➡ 103 00:06:40,667 --> 00:06:43,003 その意気や由。 104 00:06:43,003 --> 00:06:47,507 なら僕も ちょっとピアノが 弾ける系モブとしてお応えしよう》 105 00:06:47,507 --> 00:06:51,011 (パトロン伯爵)シロン殿は間違いなく 世界最高峰のピアニストだ。 106 00:06:51,011 --> 00:06:53,346 その彼女に弟子がいたとは。 107 00:06:53,346 --> 00:06:55,348 (ナリキン侯爵)期待しすぎるのは 酷ですが➡ 108 00:06:55,348 --> 00:06:57,684 余興としては おもしろいですね。 109 00:06:57,684 --> 00:07:00,287 《シド:国民の心は あんなに すさんでいるのに➡ 110 00:07:00,287 --> 00:07:02,956 貴族の皆様は贅沢三昧》 111 00:07:02,956 --> 00:07:06,793 みんなの血税の敵は 僕が取るよ。 112 00:07:06,793 --> 00:07:12,632 ♬『月光』 113 00:07:12,632 --> 00:07:14,634 (マーガレット)はっ! 114 00:07:14,634 --> 00:07:25,478 ♬(ピアノ) 115 00:07:25,478 --> 00:07:28,481 おお! なんと! ♬(ピアノ) 116 00:07:28,481 --> 00:07:31,484 美しい。 ♬(ピアノ) 117 00:07:31,484 --> 00:07:33,486 あぁ…。 ♬(ピアノ) 118 00:07:33,486 --> 00:07:35,488 ♬(ピアノ) 119 00:07:35,488 --> 00:07:37,657 すばらしい…。 月の光が➡ 120 00:07:37,657 --> 00:07:40,327 降り注ぐさまが確かに見える。 121 00:07:40,327 --> 00:07:46,833 ♬(ピアノ) 122 00:07:52,172 --> 00:07:54,674 (歓声と拍手) 123 00:07:54,674 --> 00:07:58,178 ううっ! 感動で涙が大洪水! 124 00:07:58,178 --> 00:08:02,615 『月光』の神髄を拝見できた この瞬間を 私は 聴衆は➡ 125 00:08:02,615 --> 00:08:05,285 一生忘れることはないでしょう! 126 00:08:05,285 --> 00:08:07,454 若き天才音楽家よ。 127 00:08:07,454 --> 00:08:09,622 名前をお聞かせ願えませんか。 128 00:08:09,622 --> 00:08:11,624 あ~ 僕は… んっ? 129 00:08:11,624 --> 00:08:13,960 彼は まだ修業中の身ですので➡ 130 00:08:13,960 --> 00:08:16,629 一人前になったときに お知らせしますわ。 131 00:08:16,629 --> 00:08:20,133 (ドエム)ですが皆 彼のことが 気になっているようですよ。 132 00:08:20,133 --> 00:08:22,135 ぜひ自分がパトロンにと。 133 00:08:22,135 --> 00:08:24,304 (イプシロン)そういった話は まだ早すぎます。 134 00:08:24,304 --> 00:08:26,306 (イプシロン)彼が表舞台へ上がるのは➡ 135 00:08:26,306 --> 00:08:28,475 しかるべき時 しかるべき場所で。 136 00:08:28,475 --> 00:08:30,643 そのときは 世界中の人間が➡ 137 00:08:30,643 --> 00:08:32,645 彼の名前を 知ることとなるでしょう。 138 00:08:32,645 --> 00:08:34,814 (パトロン伯爵)そのときはぜひ お声がけをいただければ。 139 00:08:34,814 --> 00:08:37,150 (ナリキン侯爵)新たな伝説の始まりに ふさわしい舞台を➡ 140 00:08:37,150 --> 00:08:41,054 整えるためなら 協力は惜しみませんぞ! 141 00:08:45,325 --> 00:08:47,327 (シド)シロン様。 んっ? 142 00:08:47,327 --> 00:08:51,831 せっかくなので もう少し城内を 見学して回りたいのですが。 143 00:08:51,831 --> 00:08:53,833 ええ 「せっかく」です。 144 00:08:53,833 --> 00:08:55,835 よい機会かもしれません。 145 00:08:55,835 --> 00:08:57,837 (マーガレット)でしたら私がご案内を。 146 00:08:57,837 --> 00:09:00,273 はっ!? いや 僕は ひとりで…。 シロン様のお弟子様を➡ 147 00:09:00,273 --> 00:09:02,275 お一人にするわけにはいきません。 148 00:09:02,275 --> 00:09:05,612 いや僕は ひとり…。 私 メイドのマーガレットと申します。 149 00:09:05,612 --> 00:09:08,448 ローズ様のお世話も 担当させてもらっていますから➡ 150 00:09:08,448 --> 00:09:10,617 お城のことには詳しいですよ! 151 00:09:10,617 --> 00:09:13,286 先輩の。 お城は初めてですよね? 152 00:09:13,286 --> 00:09:16,289 それなら とっておきの場所に 案内しちゃいますね! 153 00:09:16,289 --> 00:09:19,292 ほ~ん? んっ。 154 00:09:19,292 --> 00:09:21,294 ちょっとアンタ いいかげんにしな…。 155 00:09:21,294 --> 00:09:23,630 (シド)スライム率…。 (イプシロン)んっ? 156 00:09:23,630 --> 00:09:25,632 (シド)ゼロ%か…。 157 00:09:28,635 --> 00:09:32,305 冬だよね 今。 地中にあるアーティファクトが➡ 158 00:09:32,305 --> 00:09:34,307 気温を一定に保っているんです。 159 00:09:34,307 --> 00:09:36,309 ほ~ん。 あの! 160 00:09:36,309 --> 00:09:39,145 先ほどの演奏 とっても感動しました。 161 00:09:39,145 --> 00:09:42,315 お弟子様なら すぐにでも 一流のピアニストになれますよ! 162 00:09:42,315 --> 00:09:45,652 今まで聴いた どのピアノよりも すばらしい演奏でした! 163 00:09:45,652 --> 00:09:47,987 《現代日本に比べれば➡ 164 00:09:47,987 --> 00:09:51,324 この世界の演奏技術は まだまだ発展途上だからね》 165 00:09:51,324 --> 00:09:53,326 こっそり聞いたんですけど➡ 166 00:09:53,326 --> 00:09:56,162 あのパトロン伯爵が 注目していらしたんです! 167 00:09:56,162 --> 00:09:58,164 あの家のお抱えピアニストになれば➡ 168 00:09:58,164 --> 00:10:00,500 年俸1億ゼニーは堅いですよ! 169 00:10:00,500 --> 00:10:03,670 1億ゼニー!? というか年俸制なんだ。 170 00:10:03,670 --> 00:10:06,339 (マーガレット)ナリキン侯爵も 絶賛されていました。 171 00:10:06,339 --> 00:10:08,842 年俸は 7,000万ゼニーで劣りますが➡ 172 00:10:08,842 --> 00:10:11,010 幅の広いコネのある方なので➡ 173 00:10:11,010 --> 00:10:14,013 名声を求めるならナリキン侯爵ですね。 174 00:10:14,013 --> 00:10:16,182 《将来 音楽家ルートか。 175 00:10:16,182 --> 00:10:18,184 年俸制なら いちいちおひねりに➡ 176 00:10:18,184 --> 00:10:20,854 期待しなくてもいいし 案外アリかな》 177 00:10:20,854 --> 00:10:23,523 それから 私の実家もおすすめです! 178 00:10:23,523 --> 00:10:27,193 実家。 年俸は基本 5,000万スタートなのですが➡ 179 00:10:27,193 --> 00:10:30,864 父を説得して必ず 7,000万ゼニー出させます! 180 00:10:30,864 --> 00:10:33,533 出させるんだ。 ここだけの話ですが➡ 181 00:10:33,533 --> 00:10:36,369 私は パトロン伯爵ともナリキン侯爵とも➡ 182 00:10:36,369 --> 00:10:38,872 懇意に させていただいておりますし➡ 183 00:10:38,872 --> 00:10:41,875 私にお任せいただければ すべてうまくいきますよ。 184 00:10:41,875 --> 00:10:44,544 あ~ でもシロン様がな~。 185 00:10:44,544 --> 00:10:48,381 シロン様は かわいいお弟子様を 独り占めしたいだけです! 186 00:10:48,381 --> 00:10:51,718 心配しないで 全部私に委ねてください ねっ? 187 00:10:51,718 --> 00:10:53,720 全力でサポートしますから…。 188 00:10:53,720 --> 00:10:55,722 えっ? あれ? そういえば➡ 189 00:10:55,722 --> 00:10:57,724 ローズ王女のメイドさんなんだっけ。 190 00:10:57,724 --> 00:10:59,726 (シド)彼女 今どこにいるの? 191 00:10:59,726 --> 00:11:01,661 はっ! 192 00:11:01,661 --> 00:11:05,164 (マーガレット)お弟子様は ローズ様が気になるんですか? 193 00:11:05,164 --> 00:11:08,168 私は あの人のことは嫌いです。 194 00:11:08,168 --> 00:11:11,671 あの方が ミドガル王国に留学する以前から➡ 195 00:11:11,671 --> 00:11:14,173 私は お世話係をしていました。 196 00:11:14,173 --> 00:11:17,177 (マーガレット)剣術なんて 野蛮なものに興味を持たれて➡ 197 00:11:17,177 --> 00:11:19,679 少し変わっていましたけど➡ 198 00:11:19,679 --> 00:11:22,015 優しくて 頭もよくて➡ 199 00:11:22,015 --> 00:11:25,351 皆 ローズ様が大好きでした。 200 00:11:25,351 --> 00:11:27,554 でも…。 201 00:11:30,189 --> 00:11:34,527 (マーガレット)あの人のせいで この国は もうメチャクチャです。 202 00:11:34,527 --> 00:11:38,031 それでお弟子様は ローズ様の 居場所が知りたいのですか? 203 00:11:38,031 --> 00:11:42,368 うん まあ。 それは… 秘密です。 204 00:11:42,368 --> 00:11:44,871 教えられるわけ ないじゃないですか。 205 00:11:44,871 --> 00:11:48,041 そうなんだ。 でも…。 206 00:11:48,041 --> 00:11:50,710 でもでも 少しだけなら…。 207 00:11:50,710 --> 00:11:53,713 《シド:引いたと思ったら 一気に近づいて 共感したり➡ 208 00:11:53,713 --> 00:11:56,049 ついでに弱みをさらしたり…。 209 00:11:56,049 --> 00:11:59,052 これあれだ。 宗教の勧誘だわ》 210 00:11:59,052 --> 00:12:02,989 ローズ様は 西の塔の上の階に 閉じ込められています。 211 00:12:02,989 --> 00:12:04,991 2人だけの特別な秘密…。 さすが先輩のメイド。 212 00:12:04,991 --> 00:12:06,993 勧誘の手口がそっくりだ。 213 00:12:06,993 --> 00:12:08,995 (ケビン)おい。 んっ? 214 00:12:08,995 --> 00:12:11,497 (ケビン)こそこそ何してやがる? 215 00:12:11,497 --> 00:12:13,833 どちらさま? ああ? 216 00:12:13,833 --> 00:12:16,836 見りゃわかんだろ。 城の衛兵だよ。 217 00:12:16,836 --> 00:12:20,840 えらい音楽家様にゃ そんなこともわからねえってか!? 218 00:12:20,840 --> 00:12:24,510 俺たち魔剣士が 兵士ごときと 同じ扱いされてるってえのに➡ 219 00:12:24,510 --> 00:12:27,513 テメェらいいご身分だよな? ああ!? 220 00:12:27,513 --> 00:12:30,516 すみません? ナメんじゃねえぞ。 221 00:12:30,516 --> 00:12:32,518 俺たちが国 守ってんだよ。 222 00:12:32,518 --> 00:12:36,189 野蛮な連中と言われようが 命懸けてんだよ! 223 00:12:36,189 --> 00:12:39,692 なのにお前らは 女をはべらして 気楽なもんじゃねえかぁ!? 224 00:12:39,692 --> 00:12:41,861 すみません? ヘラヘラしてねえで➡ 225 00:12:41,861 --> 00:12:43,863 かかってこいよ おらぁ! 226 00:12:43,863 --> 00:12:47,367 自慢の音楽で 野蛮な魔剣士 倒してみろよ おおん!? 227 00:12:47,367 --> 00:12:49,869 すみません? ハッ 情けねえ! 228 00:12:49,869 --> 00:12:52,038 (ケビン)足震えてんじゃねえか! 229 00:12:52,038 --> 00:12:54,707 何が音楽家だ 芸術なんてクソだ! 230 00:12:54,707 --> 00:12:56,709 (シド)すみません? 立場がわかったなら➡ 231 00:12:56,709 --> 00:12:58,711 もう二度と彼女に近づくなよ! 232 00:12:58,711 --> 00:13:02,482 俺とマーガレットちゃんはぁ! 愛し合ってんだよ! 233 00:13:02,482 --> 00:13:04,484 すみませ んっ? 234 00:13:04,484 --> 00:13:08,821 (ケビン)俺たちは毎日毎日この花壇で 愛を確かめ合ってんだ。 235 00:13:08,821 --> 00:13:12,992 俺が見つめると マーガレットちゃんは すぐに振り向いてくれる。 236 00:13:12,992 --> 00:13:14,994 でも気恥ずかしいんだろうな…。 237 00:13:14,994 --> 00:13:19,332 頬を染めて小走りに 去っていっちまうんだ カワイイだろ? 238 00:13:19,332 --> 00:13:23,002 だが俺たちには それで十分なんだ わかるか? 239 00:13:23,002 --> 00:13:27,006 目と目で見つめ合うだけで 伝わる気持ち。 240 00:13:27,006 --> 00:13:29,342 ああ マーガレットちゃん。 241 00:13:29,342 --> 00:13:31,678 まだ ひと言だって 話したことはないけど➡ 242 00:13:31,678 --> 00:13:33,680 君の愛は バッチリ伝わっているぜ。 243 00:13:33,680 --> 00:13:36,349 愛の形は 人それぞれなんだろうけど➡ 244 00:13:36,349 --> 00:13:40,186 相手の行動の一切に 疑問を抱かなくなるとか…。 245 00:13:40,186 --> 00:13:43,189 (シド)やっぱり宗教って怖いな。 246 00:13:46,693 --> 00:13:49,529 (ローズ)お母様を守ることはできた。 247 00:13:49,529 --> 00:13:51,531 けれど この国は…。 248 00:13:51,531 --> 00:13:53,533 シャドウガーデンが動いている。 249 00:13:53,533 --> 00:13:56,035 裏切り者の私のことなど➡ 250 00:13:56,035 --> 00:13:58,371 もはや考慮もしないはず。 251 00:13:58,371 --> 00:14:00,306 それに ディアボロス教団も。 252 00:14:00,306 --> 00:14:02,308 遠くない未来➡ 253 00:14:02,308 --> 00:14:06,312 この国は2つの組織が 衝突する舞台となる。 254 00:14:06,312 --> 00:14:08,981 でも 今の私は…。 255 00:14:08,981 --> 00:14:11,984 んっ? (物音) 256 00:14:11,984 --> 00:14:15,822 はっ! 257 00:14:15,822 --> 00:14:18,157 魔力を使わないと ひと苦労…。 (ローズ)シドくん! 258 00:14:18,157 --> 00:14:20,827 あ 先輩 っと。 259 00:14:20,827 --> 00:14:22,829 シドくん! シドくん! 260 00:14:22,829 --> 00:14:24,997 会いたかった…。 261 00:14:24,997 --> 00:14:26,999 僕もです。 262 00:14:26,999 --> 00:14:29,836 先輩 どうしてもあなたに会いたかった。 263 00:14:29,836 --> 00:14:32,004 (シド)会って 伝えたいことがあったんです。 264 00:14:32,004 --> 00:14:36,175 (ローズ)はっ! だからって…。 265 00:14:36,175 --> 00:14:38,845 (ローズ)でも いったいどうやって ここに? 266 00:14:38,845 --> 00:14:42,014 (シド)知り合いのピアニストの弟子として 潜り込んだんです。 267 00:14:42,014 --> 00:14:44,517 私のために そこまで…。 268 00:14:44,517 --> 00:14:47,520 結婚のことで 話がしたいんです。 269 00:14:47,520 --> 00:14:50,523 はっ! 話すことなんて…。 270 00:14:50,523 --> 00:14:52,525 結婚なんてウソですよね。 271 00:14:52,525 --> 00:14:54,527 (ローズ)ウソではありません。 272 00:14:54,527 --> 00:14:57,530 私は ドエム・ケツハット公爵と結婚します。 273 00:14:57,530 --> 00:14:59,532 (シド)ウソだ! 思い出してください! 274 00:14:59,532 --> 00:15:01,467 あの日のことを。 275 00:15:01,467 --> 00:15:03,469 あの日 先輩は 言ったじゃないですか! 276 00:15:03,469 --> 00:15:05,471 必ず覇王…。 シドくん! 277 00:15:05,471 --> 00:15:08,808 お願い もうあの日のことは…。 278 00:15:08,808 --> 00:15:11,978 私のことは 忘れてください。 279 00:15:11,978 --> 00:15:14,981 先輩…。 280 00:15:14,981 --> 00:15:16,983 嫌です。 はっ! 281 00:15:16,983 --> 00:15:19,652 (シド)だって僕たちは同じなんだ。 282 00:15:19,652 --> 00:15:22,488 先輩は 剣が蔑まれるこの国で➡ 283 00:15:22,488 --> 00:15:24,490 魔剣士になったじゃないですか。 284 00:15:24,490 --> 00:15:27,160 周囲からは否定され 誰からも理解されず➡ 285 00:15:27,160 --> 00:15:29,162 孤独だったはずだ。 286 00:15:29,162 --> 00:15:31,831 でも先輩は自分の生き方を貫いた。 287 00:15:31,831 --> 00:15:33,833 僕も先輩と同じです…。 288 00:15:33,833 --> 00:15:35,835 (ローズ)シドくんも 同じ…。 289 00:15:35,835 --> 00:15:39,338 僕にも誰にも理解されなかった 夢がありますから。 290 00:15:39,338 --> 00:15:42,842 先輩の気持ちは 誰よりも わかるつもりです。 291 00:15:42,842 --> 00:15:46,546 シドくん あなたの夢は…。 292 00:15:50,349 --> 00:15:55,188 (ローズ)私は… 私は シドくんの夢を理解します。 293 00:15:55,188 --> 00:15:57,523 たとえ世界中が 否定しようとしても➡ 294 00:15:57,523 --> 00:15:59,525 私だけは…。 295 00:15:59,525 --> 00:16:01,794 でも世界は そうは思わない。 296 00:16:01,794 --> 00:16:05,131 バカじゃないのか 頭おかしいんじゃないか。 297 00:16:05,131 --> 00:16:07,300 さっさと大人になれよって…。 298 00:16:07,300 --> 00:16:09,302 たとえ誰が何を言おうとも➡ 299 00:16:09,302 --> 00:16:12,305 シドくんの夢は 何よりも尊いものです! 300 00:16:12,305 --> 00:16:14,307 ローズ先輩。 あ…。 301 00:16:14,307 --> 00:16:17,476 僕らは 自分の生き方を貫こうとした。 302 00:16:17,476 --> 00:16:19,479 どんな障害があっても➡ 303 00:16:19,479 --> 00:16:21,647 誰に否定されても 貫いて生きてきた。 304 00:16:21,647 --> 00:16:24,650 でも先輩は今 生き方を曲げている! 305 00:16:24,650 --> 00:16:26,819 はっ! ま 曲げてなど…。 306 00:16:26,819 --> 00:16:29,655 先輩は婚約者を刺して 父親を殺した! 307 00:16:29,655 --> 00:16:32,158 は…。 (シド)理由は聞きません。 308 00:16:32,158 --> 00:16:35,161 きっとそこには 自分の生き方を貫こうとした➡ 309 00:16:35,161 --> 00:16:37,830 先輩の信念があると 信じているから。 310 00:16:37,830 --> 00:16:39,999 でもなぜ先輩は 今になって生き方を➡ 311 00:16:39,999 --> 00:16:42,668 曲げようとしているんです!? (ローズ)それは…。 312 00:16:42,668 --> 00:16:45,171 (シド)一度刺した婚約者と 結婚するなんて➡ 313 00:16:45,171 --> 00:16:47,340 生き方を曲げているのと同じだ。 314 00:16:47,340 --> 00:16:49,509 ずっと 貫いてきたんじゃないんですか! 315 00:16:49,509 --> 00:16:52,311 なのにどうして こんなところで諦めるんです! 316 00:16:56,182 --> 00:16:58,518 (ローズ)もう話すことは ありません。 317 00:16:58,518 --> 00:17:02,788 私のことは忘れて 幸せになってください。 318 00:17:02,788 --> 00:17:05,124 ダメだ! 僕には先輩が…。 319 00:17:05,124 --> 00:17:08,527 それだけが 私の望みです。 320 00:17:12,131 --> 00:17:15,134 話し声がすると報告があったが。 321 00:17:15,134 --> 00:17:17,470 (ローズ)誰かいるように見えますか。 322 00:17:17,470 --> 00:17:20,306 (ドエム)ふん。 323 00:17:20,306 --> 00:17:22,975 (ドエム)泣いていたようだな。 324 00:17:22,975 --> 00:17:26,479 (手を払う音) 325 00:17:26,479 --> 00:17:28,481 触らないでいただけま… ぐっ!? 326 00:17:28,481 --> 00:17:30,483 その態度は よくない。 327 00:17:30,483 --> 00:17:32,652 これから夫婦になるのだから。 328 00:17:32,652 --> 00:17:35,988 形 だけの夫婦で ぐっ! 329 00:17:35,988 --> 00:17:38,491 (ドエム)口の利き方には気をつけろ。 330 00:17:38,491 --> 00:17:40,493 レイナ王妃の命は➡ 331 00:17:40,493 --> 00:17:43,496 お前の態度しだいだと いうことを忘れるな。 332 00:17:43,496 --> 00:17:45,498 くっ! 333 00:17:45,498 --> 00:17:47,833 はい…。 334 00:17:47,833 --> 00:17:50,002 (ドエム)それでいい。 335 00:17:50,002 --> 00:17:52,672 来い 結婚式の打ち合わせがある。 336 00:17:52,672 --> 00:17:54,674 (ローズ)は… はい。 337 00:17:54,674 --> 00:17:56,676 なるほどね。 338 00:17:56,676 --> 00:17:59,011 これはプランBに移るしかないかな。 339 00:17:59,011 --> 00:18:01,447 あむ… それにしても➡ 340 00:18:01,447 --> 00:18:04,951 ひょっとして コレが 結婚指輪だったりするのかな。 341 00:18:04,951 --> 00:18:07,553 ドMくんには悪いことしたな…。 342 00:18:12,625 --> 00:18:15,962 (イプシロン)初めてじゃない? あなたが任務に失敗したの。 343 00:18:15,962 --> 00:18:17,964 (559)申し訳ありません。 344 00:18:17,964 --> 00:18:20,132 666番は速やかに処分します。 345 00:18:20,132 --> 00:18:22,301 軽率な行動ではあるけれど➡ 346 00:18:22,301 --> 00:18:25,137 裏切りと判断するには 早いでしょう。 347 00:18:25,137 --> 00:18:28,808 (559)ですが…。 あなたの忠誠心は すばらしいわ。 348 00:18:28,808 --> 00:18:31,310 でも やりすぎなこともある。 349 00:18:31,310 --> 00:18:33,646 あなたには いずれ 「七陰」に次ぐ立場に➡ 350 00:18:33,646 --> 00:18:35,648 なってもらうつもりでいるの。 351 00:18:35,648 --> 00:18:38,985 (イプシロン)失望させないで。 (559)はい。 352 00:18:38,985 --> 00:18:42,154 それに 今回の失敗は あなたのせいじゃないわ。 353 00:18:42,154 --> 00:18:45,491 ローズ王女に 母親のことを教えてなかった➡ 354 00:18:45,491 --> 00:18:47,493 私たちの責任よ。 355 00:18:47,493 --> 00:18:51,163 まさか サイショの遺跡に レイナ王妃を連れてくるとはね。 356 00:18:51,163 --> 00:18:55,001 あの2人を会わせたのは 私たち七陰のミス。 357 00:18:55,001 --> 00:18:57,169 (559)そんなことは…。 358 00:18:57,169 --> 00:18:59,505 (イプシロン)ウソをつく つもりはなかったけど➡ 359 00:18:59,505 --> 00:19:01,941 知らずに終わらせてあげたかった。 360 00:19:01,941 --> 00:19:04,944 でも この件は シャドウ様が引き継いだのよね。 361 00:19:04,944 --> 00:19:09,115 はい。 あの方は今日 彼女と接触したわ。 362 00:19:09,115 --> 00:19:12,785 はっ! (イプシロン)でも処分は下さなかった。 363 00:19:12,785 --> 00:19:16,455 何か狙いがあるのか 泳がせているのか…。 364 00:19:16,455 --> 00:19:19,125 それとも 更に深い何かが…。 365 00:19:19,125 --> 00:19:21,460 私たちでは わからないわ。 366 00:19:21,460 --> 00:19:24,463 あの方にしか 見えない景色があるのよ。 367 00:19:26,465 --> 00:19:30,136 (559)それはきっと… 孤独な景色ですね。 368 00:19:30,136 --> 00:19:33,973 (イプシロン)666番の件は シャドウ様の判断に任せましょう。 369 00:19:33,973 --> 00:19:36,142 はい。 (イプシロン)問題は➡ 370 00:19:36,142 --> 00:19:38,144 遺跡で見つかった指輪ね。 371 00:19:38,144 --> 00:19:40,479 ん…。 (イプシロン)下手に追い詰めると➡ 372 00:19:40,479 --> 00:19:42,815 ヤツらは鍵を開くかもしれない。 373 00:19:42,815 --> 00:19:45,651 伝説が本当なら この国は…。 374 00:19:45,651 --> 00:19:48,654 (559)黒キ薔薇は それほど危険なのですか? 375 00:19:48,654 --> 00:19:51,657 (イプシロン)かつて滅亡の危機にあった オリアナ王国が➡ 376 00:19:51,657 --> 00:19:55,828 王都に迫る十万のベガルタ軍を 一夜にして葬った。 377 00:19:55,828 --> 00:19:59,331 それは決して おとぎ話などではないのよ。 378 00:19:59,331 --> 00:20:03,169 その力が今度は オリアナ王国を滅ぼすことになる。 379 00:20:03,169 --> 00:20:06,005 安易に動けない。 まずは鍵の所在を突き止め…。 380 00:20:06,005 --> 00:20:08,340 (シド)いや~ いい湯だった。 はっ! 381 00:20:08,340 --> 00:20:11,510 広い風呂はいいねぇ おっ! 382 00:20:11,510 --> 00:20:15,347 さすがイプシロン! やっぱ 風呂上がりには コーヒー牛乳だよね。 383 00:20:15,347 --> 00:20:17,349 (イプシロン)光栄です! (飲む音) 384 00:20:17,349 --> 00:20:19,351 (シド)ぷは~! (飲む音) 385 00:20:19,351 --> 00:20:22,855 (イプシロン)さささ こちらへ。 今 肩をおもみしますわ! 386 00:20:22,855 --> 00:20:25,524 (シド)懐かしいねぇ。 昔 イータが➡ 387 00:20:25,524 --> 00:20:27,860 新しいマッサージ機の実験とか言って➡ 388 00:20:27,860 --> 00:20:29,862 ベータを鳴かせてたっけ? 389 00:20:29,862 --> 00:20:33,699 あの頃は みんなで 毎日一緒にいられましたね。 390 00:20:33,699 --> 00:20:36,202 あ~ん。 (イプシロン)どうぞ 今だけは あの頃のように➡ 391 00:20:36,202 --> 00:20:38,537 心穏やかに おくつろぎください。 392 00:20:38,537 --> 00:20:41,207 ああ… ただのボンクラ学生として➡ 393 00:20:41,207 --> 00:20:43,876 忍んでいる姿すら なんてステキ! 394 00:20:43,876 --> 00:20:45,878 そうだ。 例の件だけど➡ 395 00:20:45,878 --> 00:20:47,880 思ったより早く片付きそうだ。 396 00:20:47,880 --> 00:20:51,050 ま まだ潜入初日なのにもうアレが? 397 00:20:51,050 --> 00:20:54,220 ああ アレについては もう終わったも同然だ。 398 00:20:54,220 --> 00:20:56,388 あぁ…。 (イプシロン)アレを そんなに簡単に…。 399 00:20:56,388 --> 00:21:00,659 (シド)アレくらい 僕にかかれば 指先ひとつでダウンってやつさ。 400 00:21:00,659 --> 00:21:03,662 (559)さ さすがです シャドウ様!! 401 00:21:05,664 --> 00:21:09,335 (モードレッド)進捗はどうだ? ドエム・ケツハット。 402 00:21:09,335 --> 00:21:13,672 万事抜かりなく 事を進めております モードレッド卿。 403 00:21:13,672 --> 00:21:17,343 黒キ薔薇 あの力を取り戻すことで➡ 404 00:21:17,343 --> 00:21:21,013 教団内の我らの権勢は ゆるぎないものとなるだろう。 405 00:21:21,013 --> 00:21:24,183 だが ネズミどもも 嗅ぎつけているようだ。 406 00:21:24,183 --> 00:21:26,685 油断するなよ。 ご心配なく。 407 00:21:26,685 --> 00:21:30,523 「継承の指輪」は 常に私が肌身離さずに。 408 00:21:30,523 --> 00:21:33,526 ならばよい。 事が成った暁には➡ 409 00:21:33,526 --> 00:21:36,695 貴様にも ラウンズの席がもたらされるだろう。 410 00:21:36,695 --> 00:21:39,031 貴様と王女の結婚の儀まで➡ 411 00:21:39,031 --> 00:21:41,700 抜かるなよ ドエム・ケツハット。 412 00:21:41,700 --> 00:21:43,702 はっ。 413 00:21:46,539 --> 00:21:48,541 老害が…。 414 00:21:48,541 --> 00:21:52,211 鍵 ローズ王女 王国。 415 00:21:52,211 --> 00:21:55,381 すべて私の手の中だ。 416 00:21:55,381 --> 00:21:59,385 シャドウガーデン 何するものぞ。 417 00:21:59,385 --> 00:22:01,320 (レイナ)ドエム~ どこぉ? 418 00:22:01,320 --> 00:22:03,322 (レイナ)ドエム~。 419 00:22:06,325 --> 00:22:10,329 まったく… 女というのは度し難い。 420 00:22:12,832 --> 00:22:14,833 (ドアを開ける音) 421 00:22:14,833 --> 00:22:17,836 (レイナ)あん ドエム 寂しか…。 (ドアを閉める音)