1 00:00:00,917 --> 00:00:06,047 ♪~ 2 00:01:49,609 --> 00:01:54,322 ~♪ 3 00:01:58,952 --> 00:02:04,958 ♪~ 4 00:03:15,904 --> 00:03:21,910 ~♪ 5 00:03:36,216 --> 00:03:37,091 (アテナ)あっ… 6 00:03:40,553 --> 00:03:44,766 (ミロ) アテナ 何も変わったことは ございませんか? 7 00:03:45,516 --> 00:03:46,392 はい 8 00:03:46,517 --> 00:03:48,228 (ミロ)先ほど こちらへ― 9 00:03:48,353 --> 00:03:51,564 何者かが入り込んだような 小宇宙(コスモ)を感じたのですが 10 00:03:52,065 --> 00:03:54,484 (アテナ)ありがとう でも心配は要りません 11 00:03:54,609 --> 00:03:59,447 しかし 今はハーデスの先鋒(せんぽう)が 押し寄せている最中 12 00:03:59,697 --> 00:04:01,616 お気をつけになりませんと 13 00:04:02,116 --> 00:04:07,038 ミロ 先ほど ここを訪れた者は 敵ではないのですよ 14 00:04:07,580 --> 00:04:09,707 むしろ 心強い味方となって― 15 00:04:09,832 --> 00:04:12,585 この聖域(サンクチュアリ)に 加勢に来てくれたのです 16 00:04:13,795 --> 00:04:17,840 そのような者 私には全く心当たりは… 17 00:04:17,966 --> 00:04:19,759 その者は― 18 00:04:23,137 --> 00:04:24,222 あの… 19 00:04:30,853 --> 00:04:33,064 (ミロ)なんですと? あの男が! 20 00:04:33,690 --> 00:04:36,234 あの男が 生きていたというのですか? 21 00:04:38,695 --> 00:04:41,531 彼は今 双児宮(そうじきゅう)を守っています 22 00:04:45,743 --> 00:04:47,495 (ミロ)双児宮? 23 00:05:09,767 --> 00:05:12,854 (サガ) まさか あの男が生きていたとは 24 00:05:13,187 --> 00:05:14,063 (シュラ)あの男? 25 00:05:15,440 --> 00:05:16,649 (サガ)しかも― 26 00:05:17,025 --> 00:05:20,611 再び このサガの前に 立ちはだかるとはな 27 00:05:21,321 --> 00:05:24,407 (カミュ)本来 あなたの物である ジェミニの黄金聖衣(ゴールドクロス)をまとった― 28 00:05:24,532 --> 00:05:26,075 あの男を知っているのか? 29 00:05:27,243 --> 00:05:32,248 (サガの声) こいつは かつて このサガに 悪への誘惑を ささやき続けた男よ 30 00:05:36,377 --> 00:05:40,173 (サガ) さあ ここは このサガに任せて 2人は先へゆけ 31 00:05:40,298 --> 00:05:41,299 (カミュ)分かった 32 00:05:41,507 --> 00:05:44,677 元々この双児宮は あなたが預かっていた宮だ 33 00:05:44,802 --> 00:05:47,221 少しばかり ゆっくりするのも 悪くはあるまい 34 00:05:47,346 --> 00:05:49,724 (サガ)早く! (シュラ)よし 行こう 35 00:05:49,849 --> 00:05:51,517 (カミュ)先へ行っているぞ サガ 36 00:06:02,737 --> 00:06:04,697 (サガ)13年前― 37 00:06:07,283 --> 00:06:10,286 人間の力では 決して出ることは不可能な― 38 00:06:10,411 --> 00:06:14,707 スニオン岬の岩牢(いわろう)から お前は行方知れずになった 39 00:06:14,832 --> 00:06:18,044 神の罰を受け とっくに死んだかと思っていたが 40 00:06:18,169 --> 00:06:22,131 (謎の男)神の罰を受けたのは サガ お前のほうではないか 41 00:06:22,256 --> 00:06:23,091 なにっ? 42 00:06:23,216 --> 00:06:24,509 (謎の男)アテナを殺し― 43 00:06:24,634 --> 00:06:29,097 聖域を乗っ取るという野望に 敗れた お前は天罰を受け― 44 00:06:29,222 --> 00:06:31,599 自ら死を選ぶに至ったはず 45 00:06:32,266 --> 00:06:35,561 それが 今また こうしてハーデスの走狗(そうく)となり― 46 00:06:35,686 --> 00:06:37,230 冥闘士(スペクター)の先陣に立って― 47 00:06:37,355 --> 00:06:40,316 アテナのお命を狙いに やってくるとは 48 00:06:40,691 --> 00:06:45,279 サガよ やはり お前は 真の悪そのものだったのだ 49 00:06:45,404 --> 00:06:46,614 黙れ 50 00:06:46,823 --> 00:06:50,493 その悪を この私に植え付けたのは どこの どいつだ? 51 00:06:50,827 --> 00:06:53,121 そもそも お前はこのサガを… 52 00:06:53,454 --> 00:06:56,582 アテナを 死ぬほど憎み続けていた男のはず 53 00:06:58,751 --> 00:07:02,046 そのお前が なぜ ジェミニの黄金聖衣をまとい― 54 00:07:02,171 --> 00:07:04,382 この双児宮を守っている? 55 00:07:04,799 --> 00:07:06,592 マスクを取って答えよ! 56 00:07:20,982 --> 00:07:22,483 (氷河(ひょうが)の声)マーマ… 57 00:07:23,651 --> 00:07:25,570 マーマの眠る船が― 58 00:07:25,695 --> 00:07:30,825 海溝の深淵(しんえん)に沈んでしまってから 会いに行ってないけれども― 59 00:07:30,950 --> 00:07:32,577 寂しくないですか? 60 00:07:33,119 --> 00:07:36,664 今の僕なら どんなに深い闇の底にでも― 61 00:07:36,789 --> 00:07:39,959 潜ってゆく力は あるつもりだけども― 62 00:07:41,043 --> 00:07:43,629 二度と マーマには会いにゆかないと― 63 00:07:43,754 --> 00:07:45,756 誓いを立てたのです 64 00:07:46,632 --> 00:07:50,136 だけど マーマのことを 忘れるなんてことは― 65 00:07:50,261 --> 00:07:52,221 片ときだって ありはしない 66 00:07:52,513 --> 00:07:58,311 僕を 熱き魂で導いてくれた 我が師の1人 カミュが… 67 00:08:01,731 --> 00:08:02,648 (氷河少年)ああ… 68 00:08:02,773 --> 00:08:04,567 (カミュ)もう一度 聞く 69 00:08:04,734 --> 00:08:07,153 お前は何のために 聖闘士(セイント)になりたいのだ? 70 00:08:08,321 --> 00:08:11,741 (氷河少年)マーマを… 僕の力でマーマを 71 00:08:11,866 --> 00:08:13,743 引き揚げてあげるために 72 00:08:14,243 --> 00:08:16,162 (カミュ)死ぬな (氷河少年)えっ? 73 00:08:16,370 --> 00:08:18,748 そういう甘い考えがあるかぎり― 74 00:08:18,873 --> 00:08:21,334 聖闘士になったとしても いつかは死ぬ 75 00:08:22,001 --> 00:08:23,419 見ろ 氷河よ 76 00:08:24,879 --> 00:08:30,176 何万年も溶けたことのない 永遠の強さを持つ永久氷壁だ 77 00:08:30,301 --> 00:08:34,263 氷河よ もしお前が 聖闘士を目指すのなら― 78 00:08:34,388 --> 00:08:36,807 あの氷壁のような強さを持て 79 00:08:37,266 --> 00:08:39,977 太陽の光にさえも 溶かされることなく― 80 00:08:40,102 --> 00:08:42,897 この地上に存在し続けてきた 強さを 81 00:08:45,733 --> 00:08:47,360 よいか 氷河 82 00:08:47,777 --> 00:08:50,655 この凍りついた シベリアの永久氷壁に― 83 00:08:50,863 --> 00:08:53,074 真の強さを学ぶのだ 84 00:09:01,040 --> 00:09:02,250 (氷河の声)マーマ 85 00:09:02,500 --> 00:09:05,753 そして我が師 我が友 86 00:09:06,671 --> 00:09:09,423 かけがえのない 彼らの霊魂を含めて― 87 00:09:09,715 --> 00:09:13,010 僕は ずっと 冥福を祈り続けるつもりです 88 00:09:13,261 --> 00:09:15,596 この氷河の命あるかぎり― 89 00:09:15,888 --> 00:09:19,308 この東シベリアの地で これから ずっと… 90 00:09:19,433 --> 00:09:21,519 (星が流れる音) 91 00:09:21,644 --> 00:09:22,770 まただ 92 00:09:22,895 --> 00:09:27,066 聖域の方角で 異常に小宇宙が 沸き立つのを感じる 93 00:09:27,191 --> 00:09:29,944 聖域で いったい何が起こっているんだ? 94 00:09:30,319 --> 00:09:32,530 (ボロ布) お前が それを知ることはない 95 00:09:38,786 --> 00:09:40,788 氷河よ 久しぶりだな 96 00:09:41,080 --> 00:09:44,375 お前を倒すために 冥界から よみがえってきてやったぞ 97 00:09:48,212 --> 00:09:51,632 (氷河)ああっ バ… バカな! 98 00:09:59,390 --> 00:10:02,810 お前は いったい誰の許しを得て ここにいるのだ? 99 00:10:02,935 --> 00:10:06,022 (謎の男)もちろん アテナの許しを得たのだ 100 00:10:06,272 --> 00:10:09,692 フン アテナが 悪行のかぎりを 尽くしたお前など― 101 00:10:09,817 --> 00:10:11,235 いまさら許すと思うか? 102 00:10:12,236 --> 00:10:14,071 聞け サガよ 103 00:10:24,624 --> 00:10:26,917 私はスニオン岬の岩牢で― 104 00:10:27,835 --> 00:10:30,713 幾たびもアテナに命を救われた 105 00:10:32,131 --> 00:10:36,218 海底神殿でも その大いなる小宇宙に― 106 00:10:36,344 --> 00:10:38,387 至上の愛を見た 107 00:10:42,099 --> 00:10:47,855 アテナは私の心の中の悪を すべて洗い流してくださったのだ 108 00:10:50,024 --> 00:10:55,029 これからはアテナのため 正義のため 戦い抜くのみ 109 00:10:56,197 --> 00:11:00,034 邪悪の輩(やから)は この双児宮から先は― 110 00:11:00,951 --> 00:11:04,038 一歩も通さぬから 覚悟しろ 111 00:11:04,163 --> 00:11:06,415 フン “一歩も通さぬ”? 112 00:11:06,540 --> 00:11:08,459 カミュもシュラも すでに やすやすと― 113 00:11:08,584 --> 00:11:10,002 通り過ぎていったではないか 114 00:11:10,127 --> 00:11:11,754 (謎の男)どうかな? (サガ)なにっ? 115 00:11:11,879 --> 00:11:16,842 (謎の男)この双児宮 かつては守る人間の力によって― 116 00:11:16,967 --> 00:11:19,387 迷宮と化すこともあったはず 117 00:11:19,512 --> 00:11:21,931 な… なんだと? まさか お前 118 00:11:22,515 --> 00:11:23,974 (謎の男)カミュも シュラも 119 00:11:24,100 --> 00:11:27,520 もはや双児宮から 抜け出すことはできんのだ 120 00:11:27,812 --> 00:11:32,066 今頃は私が作り上げた ジェミニの迷宮に迷い込み― 121 00:11:32,191 --> 00:11:34,860 果てしなく さまよい続けていることだろう 122 00:11:36,737 --> 00:11:39,323 お前が必死に ここを守ろうとしていることは― 123 00:11:39,448 --> 00:11:41,867 よく分かった だが… 124 00:11:42,451 --> 00:11:44,328 いまさら ジェミニの聖闘士として― 125 00:11:44,453 --> 00:11:47,415 アテナに忠誠を尽くすなど 笑止千万 126 00:11:48,457 --> 00:11:49,959 お前の心は― 127 00:11:50,084 --> 00:11:54,046 決して拭うことのできない 悪一色に染まっている 128 00:11:54,171 --> 00:11:58,300 それは この私が 一番よく知っていることだ 129 00:12:00,344 --> 00:12:04,557 お前の薄っぺらな忠誠など このサガが引っぱがしてくれる 130 00:12:05,599 --> 00:12:08,310 お前を倒せば迷宮も消える 131 00:12:08,477 --> 00:12:10,521 まさに一石二鳥 132 00:12:10,646 --> 00:12:15,234 まずは そのマスクを剥ぎ取って 13年ぶりに悪の顔を見てやるわ 133 00:12:15,359 --> 00:12:16,277 くらえ! 134 00:12:23,742 --> 00:12:24,994 (サガ)ああっ… 135 00:12:28,914 --> 00:12:32,251 バカめ そんな まやかしが通用するか! 136 00:12:36,172 --> 00:12:36,922 なにっ? 137 00:12:43,721 --> 00:12:45,431 いったい これは? 138 00:12:46,098 --> 00:12:49,268 そうか これも幻影… ということは― 139 00:12:50,227 --> 00:12:52,188 分かったぞ おのれ 140 00:12:52,396 --> 00:12:55,483 どこまで このサガのまねを しでかすつもりか 141 00:12:56,233 --> 00:13:02,072 だが そんな まねごとなど このサガの前では通用せん 142 00:13:04,408 --> 00:13:08,746 お前が どこにいようとも 必ずや一撃をくれてやるぞ! 143 00:13:29,266 --> 00:13:30,309 ここでお待ちください 144 00:13:40,945 --> 00:13:43,280 下の双児宮から ここまで… 145 00:13:43,489 --> 00:13:47,535 はるか離れた場所から これほどの威力を送り出すとは 146 00:13:47,660 --> 00:13:49,203 やはり あの男… 147 00:13:49,328 --> 00:13:50,663 サガ! 148 00:13:50,788 --> 00:13:52,540 信じたくはなかったが― 149 00:13:52,665 --> 00:13:56,335 ずっと感じていた敵の小宇宙は やはり お前たちなのか? 150 00:14:01,799 --> 00:14:03,133 そして― 151 00:14:03,801 --> 00:14:06,095 “聖闘士として戦いたい”と― 152 00:14:06,220 --> 00:14:09,807 アテナにお許しを得に来た男 というのは お前だな? 153 00:14:09,932 --> 00:14:12,810 サガの弟 カノン! 154 00:14:17,439 --> 00:14:22,695 (カノン)さ… さすがに 神の化身とまで呼ばれたサガだ 155 00:14:23,070 --> 00:14:26,490 ジェミニの幻影などに 惑わされる男ではなかった 156 00:14:26,615 --> 00:14:29,618 (ミロ)幸い ダメージは少なかったようだな 157 00:14:29,743 --> 00:14:31,704 ならば ここから立ち去れ! 158 00:14:32,830 --> 00:14:34,748 アテナがお許しになっても― 159 00:14:34,874 --> 00:14:38,836 俺たち黄金聖闘士までが お前を信用すると思うか? 160 00:14:39,044 --> 00:14:42,464 早急に聖域から消えろ 161 00:14:43,632 --> 00:14:44,925 (カノン)それは… 162 00:14:45,467 --> 00:14:46,844 これ以上とどまるなら― 163 00:14:46,969 --> 00:14:49,430 このミロが成敗してくれるぞ カノン 164 00:14:50,055 --> 00:14:52,641 (カノン) 残念だが 立ち去ることはできん 165 00:14:53,017 --> 00:14:54,643 私は ここで戦う 166 00:14:54,768 --> 00:14:57,688 ならば最初の相手は この俺だ 167 00:14:57,813 --> 00:15:01,025 内(うち)に裏切りの不安は 抱えたくないのでな 168 00:15:01,233 --> 00:15:03,402 力づくでも お前をたたき出す! 169 00:15:04,194 --> 00:15:06,238 サガたち冥闘士が迫っている 170 00:15:06,363 --> 00:15:08,365 もはや一刻の猶予もならんのだ 171 00:15:13,829 --> 00:15:16,874 どうあっても ここから立ち去らぬか? カノン 172 00:15:16,999 --> 00:15:18,125 去らぬ 173 00:15:18,292 --> 00:15:20,669 私はアテナを守るために 来たのだから 174 00:15:20,794 --> 00:15:23,380 笑わせるな! ポセイドンを利用して― 175 00:15:23,505 --> 00:15:26,216 アテナはおろか 地上の罪もない人々を― 176 00:15:26,342 --> 00:15:29,428 さんざん苦しめた お前など 誰が認めるか! 177 00:15:32,932 --> 00:15:34,850 もう一度だけ言う 178 00:15:35,059 --> 00:15:36,977 死にたくなければ 去れ 179 00:15:37,102 --> 00:15:40,022 くどい 今 攻めてきている 冥闘士たちが― 180 00:15:40,147 --> 00:15:42,942 1人残らず片づくまで 去ることはできん 181 00:15:43,067 --> 00:15:44,610 ならば くらえ! 182 00:15:44,735 --> 00:15:48,405 真紅(しんく)の衝撃! スカーレットニードル! 183 00:15:51,492 --> 00:15:52,493 (カノン)ウッ 184 00:15:55,037 --> 00:15:58,207 スカーレットニードルによる 外的なダメージは― 185 00:15:58,332 --> 00:16:01,335 針の穴ほどの小さな傷跡だが― 186 00:16:01,502 --> 00:16:04,338 実際には 想像を絶する激痛を受ける 187 00:16:05,089 --> 00:16:10,260 それは まさしくサソリの猛毒が 全身を駆け巡るような衝撃! 188 00:16:12,054 --> 00:16:14,932 (カノン)ドウッ… アアーッ! 189 00:16:18,352 --> 00:16:21,313 このスカーレットニードルを 受けた敵に待っているものは― 190 00:16:21,438 --> 00:16:22,606 2つしかない 191 00:16:23,315 --> 00:16:25,192 精神の死か― 192 00:16:25,609 --> 00:16:27,403 肉体の死か 193 00:16:29,113 --> 00:16:33,158 サソリ座15の星が すべて その体に撃ち込まれる前に― 194 00:16:33,283 --> 00:16:34,618 答えは出る 195 00:16:39,039 --> 00:16:41,333 カノンよ お前はどちらだ? 196 00:16:41,458 --> 00:16:44,211 自我の崩壊か? 肉体の滅亡か? 197 00:16:45,254 --> 00:16:46,422 (カノン)ウワーッ! 198 00:16:57,349 --> 00:16:58,684 ウッ ウウッ… 199 00:16:59,351 --> 00:17:03,897 (ミロの声)おかしい この男 なぜ立ち向かって来ぬのだ? 200 00:17:04,023 --> 00:17:07,776 むしろ俺のスカーレットニードルを 甘んじて受けているような… 201 00:17:10,029 --> 00:17:13,198 カノンの小宇宙からは あの最強だった兄― 202 00:17:13,323 --> 00:17:17,661 サガと同じくらい強大な実力を ひしひしと感じることができるのに 203 00:17:18,078 --> 00:17:20,706 まともに戦ったら よくて互角 204 00:17:21,040 --> 00:17:23,375 ヘタをすれば このミロのほうが 205 00:17:23,500 --> 00:17:27,629 敗北を喫するかもしれん危惧すら 覚えるのに なぜだ? 206 00:17:27,755 --> 00:17:28,630 あっ! 207 00:17:33,427 --> 00:17:36,847 まさか… まさか この男は! 208 00:17:42,770 --> 00:17:44,271 冥闘士… だと? 209 00:17:44,897 --> 00:17:49,068 (バベル) 冥王ハーデス様への誓いにより お前には ここで死んでもらう 210 00:17:49,568 --> 00:17:53,572 (モーゼス)暗く冷たい海溝の底で マーマと一緒に眠らせてやろう 211 00:17:53,697 --> 00:17:57,284 (ミスティ) 何なら聖衣を装着するまで 待ってやってもいいが? 212 00:17:57,576 --> 00:18:00,579 (バベル)まあ 青銅(ブロンズ)風情が 聖衣を身につけたところで― 213 00:18:00,704 --> 00:18:02,247 我らの敵ではない 214 00:18:02,372 --> 00:18:06,251 (氷河)フン その青銅風情に かつて敗れたのは 誰だったかな? 215 00:18:06,376 --> 00:18:07,211 (バベル)なにっ? 216 00:18:08,128 --> 00:18:10,714 (氷河)ましてや 我欲のためにアテナを裏切り― 217 00:18:11,632 --> 00:18:14,176 ハーデスに寝返った 今のお前たちの小宇宙は― 218 00:18:14,301 --> 00:18:15,427 汚れきっている! 219 00:18:15,803 --> 00:18:19,139 そんな薄汚れた小宇宙が いくら束になったところで― 220 00:18:19,264 --> 00:18:21,058 この氷河の敵ではない! 221 00:18:21,558 --> 00:18:22,768 (バベル)ほざいたな! 222 00:18:22,893 --> 00:18:24,645 (バベル)はあっ! (氷河)てやっ! 223 00:18:26,897 --> 00:18:28,607 (モーゼス)うわあ! (バベル)うっ! 224 00:18:42,579 --> 00:18:43,288 (ミスティ)死ね! 225 00:18:43,413 --> 00:18:47,501 (氷河) オーロラサンダーアタック! 226 00:18:48,335 --> 00:18:49,461 (バベル)アア! (モーゼス)ウワ! 227 00:18:52,422 --> 00:18:55,634 (星が流れる音) 228 00:18:56,468 --> 00:18:57,845 (バベル)ウワ… 229 00:18:59,054 --> 00:19:00,848 強くなったな氷河 230 00:19:00,973 --> 00:19:03,058 これならアテナを任せられる 231 00:19:03,183 --> 00:19:05,477 うっ お… お前たち… 232 00:19:05,602 --> 00:19:07,604 ウア… ウッ 233 00:19:10,774 --> 00:19:13,360 急がなければ 聖域へ! 234 00:19:15,279 --> 00:19:16,321 (カノン)ウッ… 235 00:19:19,950 --> 00:19:22,995 ミロよ… どうした? 続けろ 236 00:19:23,662 --> 00:19:27,749 たとえ スカーレットニードル15発 すべてを撃ち込まれても― 237 00:19:27,875 --> 00:19:29,376 耐えてみせるぞ 238 00:19:29,501 --> 00:19:33,255 カノンという自我を失うことも ましてや死ぬことなど― 239 00:19:33,380 --> 00:19:34,965 私には許されんのだから 240 00:19:36,383 --> 00:19:37,467 なぜだ? 241 00:19:37,968 --> 00:19:41,430 (カノン)せっかく アテナから お許しいただいた この身― 242 00:19:42,055 --> 00:19:46,185 ただ1人の敵も倒さずに 死ぬことなど できるものか 243 00:19:47,519 --> 00:19:51,648 さあミロ 遠慮なく撃ってこい さあ! 244 00:19:52,107 --> 00:19:56,945 (ミロの声)この男 今までの せめてもの罪滅ぼしのために 245 00:19:57,154 --> 00:19:59,114 罪をあがなうために― 246 00:19:59,740 --> 00:20:01,825 あえて その身に スカーレットニードルを― 247 00:20:01,950 --> 00:20:03,827 受けているというのか? 248 00:20:04,661 --> 00:20:05,996 (ミロ)よかろう 249 00:20:06,455 --> 00:20:08,665 どこまで耐え抜けるか― 250 00:20:09,541 --> 00:20:13,045 見事15発 その体に受けてみろ カノン! 251 00:20:16,256 --> 00:20:18,884 (カノン)ウウ! ウアーアッ! 252 00:20:20,219 --> 00:20:21,261 ウオッ… 253 00:20:21,511 --> 00:20:22,471 ミロ! 254 00:20:23,347 --> 00:20:26,183 アテナ お出になってはいけません 255 00:20:26,725 --> 00:20:28,185 危のうございます 256 00:20:28,477 --> 00:20:31,396 (アテナ)ミロ あなたは いったい何をしているのです? 257 00:20:31,521 --> 00:20:33,440 カノンは前非を悔いて― 258 00:20:33,565 --> 00:20:36,902 私たちの加勢に来てくれたと 言ったではありませんか 259 00:20:38,028 --> 00:20:39,988 あなたも 今の このカノンを見て― 260 00:20:40,113 --> 00:20:42,366 善か悪か 分からないはずがないでしょう 261 00:20:42,491 --> 00:20:44,284 (ミロ)お言葉ですが アテナ 262 00:20:44,409 --> 00:20:46,787 たとえアテナが お許しになったと言っても― 263 00:20:46,912 --> 00:20:49,831 私やアイオリア シャカやムウたちは… 264 00:20:51,083 --> 00:20:52,042 いいえ 265 00:20:52,459 --> 00:20:54,836 生き残った すべての聖闘士たちは― 266 00:20:54,962 --> 00:20:56,964 決してカノンを認めないでしょう 267 00:20:57,673 --> 00:20:58,632 ミロ… 268 00:20:59,091 --> 00:21:02,844 (ミロ)この男のために それほど多くの血が流されたのです 269 00:21:03,387 --> 00:21:07,182 改心したからといって おいそれと 皆は信用しません 270 00:21:07,849 --> 00:21:11,019 このカノンが 本当に前非を悔いているのなら― 271 00:21:11,144 --> 00:21:14,106 自ら命を投げ出す必要があるのです 272 00:21:14,231 --> 00:21:15,065 (アテナ)そんな… 273 00:21:15,190 --> 00:21:18,277 (カノン)アテナ… いいのです 274 00:21:18,402 --> 00:21:19,778 (ミロ)さあ立て カノン 275 00:21:19,903 --> 00:21:23,115 そして 残り3発 最後まで受け通してみせろ 276 00:21:23,949 --> 00:21:25,075 来い ミロ! 277 00:21:27,536 --> 00:21:29,329 グッ ウウッ! 278 00:21:29,454 --> 00:21:30,914 アア… 279 00:21:31,039 --> 00:21:33,667 ウワアー! 280 00:21:33,792 --> 00:21:34,835 カノン! 281 00:21:35,335 --> 00:21:37,796 ウワアー! 282 00:21:39,506 --> 00:21:41,508 (ミロ)ついに血を吹いたか 283 00:21:41,633 --> 00:21:46,680 その出血に伴い やがて意識は薄れ 五感も途絶える 284 00:21:46,972 --> 00:21:48,890 だが懺悔(ざんげ)のためには― 285 00:21:49,016 --> 00:21:52,394 お前は最後の1発をも その身に受けねばならん 286 00:21:52,769 --> 00:21:54,980 このとどめのアンタレスを! 287 00:21:56,064 --> 00:21:58,025 (ミロの声) ここまで耐えきれたやつにさえ 288 00:21:58,150 --> 00:22:01,111 このアンタレスは 決定的な死を与える 289 00:22:02,321 --> 00:22:04,114 そうだ カノン 290 00:22:04,364 --> 00:22:06,658 これで すべては終わるのだ 291 00:22:06,783 --> 00:22:08,452 すべてな 292 00:22:09,244 --> 00:22:12,080 ミロ あなたは… 293 00:22:13,165 --> 00:22:15,042 (ミロ)さあ ゆくぞ 294 00:22:15,167 --> 00:22:17,836 スカーレットニードル 最大の致命点! 295 00:22:17,961 --> 00:22:19,296 アンタレス! 296 00:22:44,488 --> 00:22:47,365 (ミロ)アテナ 冥闘士の小宇宙が 近づいてきているのを― 297 00:22:47,491 --> 00:22:48,950 ひしひしと感じます 298 00:22:49,117 --> 00:22:51,161 私は自分の天蠍宮(てんかつきゅう)へ戻ります 299 00:22:51,286 --> 00:22:52,162 失礼 300 00:22:52,704 --> 00:22:54,915 (カノン)ま… 待て ミロ 301 00:22:55,207 --> 00:22:57,292 敵である この私の前に― 302 00:22:57,417 --> 00:23:00,087 アテナを お1人にして 心配ではないのか? 303 00:23:02,714 --> 00:23:04,925 (ミロ) ここには もはや敵はおらん 304 00:23:05,509 --> 00:23:07,302 ここにいるのは 我が同志 305 00:23:07,427 --> 00:23:08,261 (カノン)ああ? 306 00:23:08,762 --> 00:23:11,098 (ミロ)その名も黄金聖闘士― 307 00:23:11,348 --> 00:23:13,433 ジェミニのカノンだけよ 308 00:23:13,558 --> 00:23:14,768 ああっ… 309 00:23:16,478 --> 00:23:17,479 ミロ… 310 00:23:18,188 --> 00:23:19,523 (扉が開く音) 311 00:23:26,530 --> 00:23:27,697 (カノン)アテナ… 312 00:23:28,365 --> 00:23:29,199 はい 313 00:23:29,741 --> 00:23:33,787 (カノン)ミロは 最後の1発は アンタレスではなく― 314 00:23:33,912 --> 00:23:35,580 真央点(しんおうてん)を突いて― 315 00:23:35,705 --> 00:23:38,166 このカノンの血止めを してくれたのです 316 00:23:38,708 --> 00:23:43,380 ミロは この私を 真の聖闘士として認めるための― 317 00:23:43,922 --> 00:23:45,632 いわば免罪符として― 318 00:23:45,799 --> 00:23:48,510 スカーレットニードルを 撃ち込んでくれたのです 319 00:23:49,886 --> 00:23:53,515 ええ 2人を見ていて 分かりました 320 00:23:53,640 --> 00:23:57,477 ミロの気持ちも カノン あなたの気持ちも 321 00:24:01,273 --> 00:24:04,860 (ミロの声) 人は やり直せるものなのだな 322 00:24:05,986 --> 00:24:09,698 だがカノンよ この ハーデスとの聖戦では― 323 00:24:09,906 --> 00:24:12,826 多分 俺も お前も 死ぬことになるだろう 324 00:24:13,410 --> 00:24:18,456 いわば お互い わずかの時間 生き延びただけなのかもしれん 325 00:24:24,629 --> 00:24:25,797 (カミュ)双児宮を抜けた 326 00:24:26,298 --> 00:24:29,301 (シュラ)カミュ 今のは いったい何だったのだ? 327 00:24:29,467 --> 00:24:32,387 まるで 同じ所を 走り回っているようだったが… 328 00:24:32,512 --> 00:24:33,930 (カミュ)うん 確かに 329 00:24:34,055 --> 00:24:37,017 うわさに聞いたジェミニの迷宮に 迷い込んだようだったな 330 00:24:37,142 --> 00:24:40,061 しかし その幻覚が消え失せて― 331 00:24:40,187 --> 00:24:43,273 こうして双児宮の外に 出られたということは… 332 00:24:43,398 --> 00:24:44,232 サガ 333 00:24:44,983 --> 00:24:48,862 (カミュ)片づけたのか? この双児宮を守っていた謎の男を 334 00:24:48,987 --> 00:24:53,200 (サガ)いいや 単に一撃を加えて この状況を かわしただけだ 335 00:24:53,700 --> 00:24:57,329 (シュラ) あの男 ただ者ではなさそうだ いったい… 336 00:24:57,454 --> 00:24:58,288 (カミュ)うん 337 00:24:59,331 --> 00:25:02,667 (サガの声) あいつが… あの 弟カノンが 338 00:25:02,792 --> 00:25:06,463 私に代わって この双児宮を 守ろうとしてくれたとは… 339 00:25:06,922 --> 00:25:08,006 まさか… 340 00:25:08,465 --> 00:25:11,092 まさか夢にも思わなかったぞ 341 00:25:12,636 --> 00:25:13,470 (シュラ)サガ? 342 00:25:13,887 --> 00:25:17,641 何でもない 次は4番目の巨蟹宮(きょかいきゅう)だ 急ぐぞ 343 00:25:20,435 --> 00:25:24,522 (サガの声)カノン お前が本当に悪の心を捨て去り 344 00:25:24,648 --> 00:25:27,400 純粋に 正義に目覚めたのかどうか― 345 00:25:27,984 --> 00:25:30,445 真に問われるのは これからだ 346 00:25:30,737 --> 00:25:35,075 それは すべて お前の行動で示してもらうぞ 347 00:25:37,953 --> 00:25:43,541 ♪~ 348 00:26:39,639 --> 00:26:45,645 ~♪ 349 00:26:51,401 --> 00:26:52,777 (星矢(せいや))シャカ出陣 350 00:26:52,902 --> 00:26:56,406 最も神に近いと呼ばれた男が 仕掛ける幻影のワナ 351 00:26:56,531 --> 00:26:58,366 ハーデスの手先となった サガたちを― 352 00:26:58,491 --> 00:27:00,201 止めることができるのか? 353 00:27:00,327 --> 00:27:01,703 ギャラクシアンエクスプロージョン 354 00:27:02,245 --> 00:27:03,621 天魔降伏(てんまこうふく) 355 00:27:03,747 --> 00:27:06,541 最強の黄金どうしの 技のぶつかり合いに― 356 00:27:06,666 --> 00:27:08,752 全聖域が震撼する 357 00:27:08,877 --> 00:27:11,296 聖闘士星矢「かりそめの再会」 358 00:27:11,421 --> 00:27:14,257 君は小宇宙を感じたことがあるか? 359 00:27:16,843 --> 00:27:22,849 ♪~ 360 00:28:44,389 --> 00:28:50,395 ~♪