{ "equipDict": { "uniequip_001_mgllan": { "uniEquipId": "uniequip_001_mgllan", "uniEquipName": "マゼランの記章", "uniEquipIcon": "original", "uniEquipDesc": "マゼランは自身で開発したドローンモジュールを用いての作戦参加に秀でている。\n外勤部門の決定に基づき\n外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、召喚師の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_248_mgllan", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1627959600, "uniEquipShowEnd": 1627959600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#ffd800" }, "uniequip_002_mgllan": { "uniEquipId": "uniequip_002_mgllan", "uniEquipName": "ドローン操作専門モジュール", "uniEquipIcon": "uniequip_002_mgllan", "uniEquipDesc": "一度目の果てなき氷原の探索。直近の観測基地から二十五日の位置にて:\n先ほど雪原から木の枝を一本発掘。\n具体的なデータはデータ表参照。簡単に説明すると、あたしの腕とほぼ同じ長さの木の枝だよ。\nかなり長い時間を掛けてケイ化したって断言できる。今あたしが持ってるこれは、完全にケイ化するまで少なくとも90%は分解されたはず。\nだとすると、元々はどのくらい太い枝だったんだろうね!\nきっと……こないだ見たあの一本木の幹くらいなんじゃないかな?\nそしたら木全体はライン生命本部ビルほど高くなるんじゃない?\nわー、すっごいよね。\nそんなに重くはないし、できるだけ原型を留めたまま持ち帰りたいから、ウルサスの国境検査の警官さんがあんまり意地悪しないといいんだけど。\n\n二度目の果てなき氷原の探索。直近の観測基地から二十八日の位置にて:\n今は洞窟で避難中。外は吹雪がひどくて今日はもう進めなそうだし、ここでしっかり休もう。\n予備のドローンも全部使っちゃてるから、計画通りに進めるなら、あと一機でもドローンが壊れたら帰らないと。\n理論上の探索限界だと、氷原奥地に向かって一ヶ月半は進めたはずなんだけど、現実は残酷だったよ。一ヶ月でもう限界だなんて……\n吹雪が止んで、これ以上発見がなければ、あたしは……\nねぇ!何を見つけたと思う?!\n花畑、しかも洞窟の中で!\n植物は氷層の中から水分と養分を得てるみたいで、あんまり丈は伸びてないけど、元気に成長してるみたい。\n一株だけ完全な状態で採取して培養ポットに入れて、観測基地で初歩的な性質分析を行ってからラインに持ち帰ることにしたよ。\n吹雪が止んだら、あと二日ほど進んでみよう。二日だけ進んで、そこでもう撤退。\n衝動は命取りになるから気をつけないと。\n\n二度目の果てなき氷原の探索。直近の観測基地から三十日の位置にて:\n源石氷晶がまるまるひとかたまり!あたし三人分くらいの高さがありそう!\nしかも完璧な菱形だから、もし今吹雪いてなかったら、きっと光を反射して輝く最高の光景が見れたのに!\nはぁ、吹雪の中であのまま無造作に転がってるなんて、可哀想すぎるよ。\nここの位置座標をマーキングして、撮影もしといた。次に来るときも目印を手がかりに見つけられるといいんだけど。\n氷晶が完全な状態で残っていることの意義を考えたら、直接標本採取するわけにはいかないけど、幸い、地面には欠片がたくさん転がってた。十分な量もあるから、持ち帰れば一年分の分析にも困ることはなさそう。\n今回の調査の目標は達成できたから、そろそろ帰ろう!\n前回と同じ警官さんに会えるかな?\n\n三度目の果てなき氷原の探索。直近の観測基地から十五日の位置にて:\n本部の提案により、進行方向を調整。\nだけど十五日も進んだ後に、急に止められちゃった!\n相手はウルサスの公式トランスポーター。\nこの先は軍事管制区だから、これ以上進むのはやめろって言ってきたんだ。\nだからあたしは、ウルサス政府が発行した探索許可証、探索ルート確認書と氷原地図作成委託書を見せて、ここを通る権利があるって主張したんだ。\nそれでも相手はあたしに引き返すように強く命令してきた。自分にはより強い権限があって、あたしが持つ文書の有効性を一時的に無効にできるなんて言ってさ。\nその言い方自体はキツかったんだけど、なんだか言葉の裏には、乞い願っているような感情があるように感じてさ。\nここを進めば、きっとすっごく探索に値するものがあるって感じはしたけど、よその領土での探索中に公務員と衝突を起こすのは賢いやり方じゃないことも分かってる。\nだから、了承したことを表明して、鱗獣の干し物をひと包みプレゼントしたんだ。\nそしたらその人も気取るのをやめて、あたしが引き返すのに必要なサポートを提供してくれるって言ってくれたよ。\n予報によれば、明日明後日くらいにここでは大きな吹雪が吹き荒れるみたいだから、こんな時に助けをもらえるなんて願ったり叶ったりだったよ。\n探検の目標には到達できなかったけど、ほかの成果はそれなりに喜んでいいものだったかな。\n何より、ここで新しい友達ができたからね。\n空から黒い雪が降ってきた。天災が起こる予兆なのかな?\n彼が気付かないように、雪を一片だけ採取しといた。\nこの雪から、何か面白い発見ができるといいな。", 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"シーンは「椅子」に腰かけて、椅子ごとゆっくりと目標地点に向かって進んでいる。\n「椅子」は二台の可動式撮影機材の間に、木の板がかけられたものである。\nレンズはこの「椅子」に関して、かなりの不満があった。レンズのプログラムにインプットされたデータに基づくならば、少なくとも上にはふかふかの座布団と、人体工学に適した背もたれを備えていなければ、椅子としての基準を満たすことなど不可能だからだ。\nだがシーンお嬢様のまったく意に介さない様子を見て、レンズは何も言わないことにした。\n「あと、どれくらい?」\nシーンはいつものゆったりな口調でたずねた。\n「あと200メートルほどです。もうすぐですよ!」\nお嬢様が聞きたいことはすぐにわかったけれど、礼儀と尊敬を込めて、レンズはシーンが言い終わるまで返答を控えた。\n「うん」\nシーンは再び沈黙した。\n今朝、シーンはロドスの頂上で涼んでいた時に小さな丘を見つけた。サルゴンの高山とは比べ物にもならないけれど、ここのところしばらく平原続きだったので、ふと目に入った小さな丘がシーンを引き付けたのだ。\n丘の上からなら、きっと素晴らしい景色を撮れると彼女は信じていた。\n衝動に駆り立てられ、シーンはレンズを急かして手続きを終えると、車両や人手を借りて、急いで(シーンにしては、かなり急いだといえる)丘に向かった。\n「角度」、「照明」、「彩度」、「コントラスト」。\nまだ撮影ポイントに到着していないのに、シーンはすでにそれらに考えを巡らせていた。\nシーンは生活において、大半はそういったものを考えている。\n彼女にとってそれは職業であり、趣味でもあるからだ。\n「つきましたよ、お嬢様。前方の岩石を超えれば目的地です!撮影機材たちも、レンズも通れないので、お嬢様には少し歩行していただく必要がございます」\n「わかった」\nシーンはゆっくりと「椅子」から滑り降りた。\nそしてカメラを構えて、\n一歩ずつ歩み、\n一段ずつ階段を上った。\nやがて太陽の光が瞳の奥まで注がれ、大地が眼前に広がった――\n日の光が頬にこぼれた温かさも、風が腕を撫でていった涼しさも、\n羽獣の囀りも、花の香りも、岩の荒さも、\n新緑が少しばかりの褐色をまとい蒼穹の彼方まで綴られる様も、\n光が雲の海を光明と影に分断する様も、シーンはすべて覚えている。\nシーンは常に、構図のことを考えているのだ。\nしかしひとたび真の景色を目の当たりにすれば、思考などただの足かせにしかならなかった。シーンがなすべきことは、忠実に目の前のすべてを記録すること、ただそれだけである。\nカメラを構えて、シャッターを切る。\n撮影はただそれだけの簡単なことで――\nとても楽しいことなのだ。\n*カシャッ*", 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"スレッドの最適化――クリア\nミーボのメンテナンス――クリア\n爆破回収回路――クリア\n操作ソフトウェアアップデート――クリア\n*未公開*プラン――初期開発段階\n……\nクロージャの人工知能ロボットは最高だよね。\n欲しい!私も欲しいよ!ミーボたちを全部そんな風にしたい!!!\nそれぞれ役割を持ったミーボ軍団、えへ、えへへへ。\n……\nだけどクロージャですらコードや演算ロジックを全部把握できてないから、一部のメンテナンスはロドスの中枢頼りだって言ってたっけ。\n理屈を理解できていない技術は実用化するには不安が残るし、やっぱりおとなしく自分で開発しよう。\n最近ミーボの作業効率もかなり上がったし、爆破回収率も安定しているから、この段階の研究開発は大体終わったって言えるかな。\n次は――ミーボの自律ロジックの研究開発……\n学習装置をミーボ*番号不明*号に取り付けてからかなり経ったけど、最近ようやくそれなりの成果が出たって言える程度だけどね。\nもし来訪者のためにドアを開けるのを成果と言えるのならね、あはは……\n戦場の複雑な環境下だと、作動に影響しそうで心配なんだよね。\nでも連れてかないとデータが集まらないし……\n……\nやっぱり連れていこう。データは全部バックアップしてあるし、ハードウェアのスペックも記録してある。\n万が一、万が一のことだけどね、もし廃棄処分になっちゃったら、どうにかしてドクターから廃棄料金と休暇を取らなきゃ。\nそれから半年かけて新しいのを組み立てて……\n絶対何かしら進展を掴まなきゃ、ちょっとだけでいいから!!\nエンジニア課のご老人のためじゃなく、私のためでもなく、\n君自身のためなんだよミーボ!\nもし君が人工知能と呼べるレベルに成長する日が来たら、なんて声かけてあげたらいいの?\nああ、やめたやめた、昔馴染みなんだから、言いたいことなんてお互いわかっちゃうよね。\nでしょ、ミーボ。\n――ライン生命エンジニア課所属、ラボ・ルトラメンバー:メイヤー・ストーニー 『ミーボメンテナンス日誌』より抜粋", "typeIcon": "sum-x", "typeName1": "SUM", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": 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"uniEquipIcon": "uniequip_002_deepcl", "uniEquipDesc": "ディピカさんの顔料はどこから調達したのだろうか?\nすりつぶした鉱石?\nそれとも近代工業の産物?\nまったくわからない。\nだが、あの青は私を不安にさせるのだ。\nとても、とても不安になる。\n私は彼女が顔料をパレットにのせるを見つめていた。\n彼女は欲する色の調合に専念していた。\n顔料は流れ、混じりあい、細かな音を立てていた。\nそれは絵を描くための準備なのか?それとも彼女のアーツなのだろうか?\n私は恐ろしく感じた。\n彼女はそんな私の恐怖を感じ取ったようだ。\nそして、笑いながら、簡単なアーツの一部だと私を慰めるように説明した。\nそんな中、パレットに小さな生き物が現れた。\n彼女は、それを自分の「アシ」さんだと言った。\n私の耳元で、これらの小さな生き物に似合わない奇妙な雑音が響いた気がした。\nだが、あの生き物がなかなかに愛らしいことは、認めざるを得ないだろう。\nそれは時折キャンバスに飛び乗り、時には顔料に落ちたりした。\nディピカの画作を手伝っているのだ。\n「アシさんとは、そういうことか!」\n私は思わず感嘆の声を上げた。\n彼女はうなずいた。\n彼女は微笑んでいた。\n……\n時が流れ、空白のキャンバスは次第に満たされていった。\nディピカがそれを私に手渡すと、私は約束した報酬を支払った。\n「この似顔絵、きっと気に入ると思うよ!」\n彼女は嬉しそうだった。\n私もそうだった。画家の両手から自らの似顔絵を受け取れるのは、この上なく喜ばしいことだ。それが生き写しのようによく描かれているのならなおさらだ。\n輝くように明るい色に、写実的な表情。\nなんと精巧な絵なのだろう!\nそれを飾るとき、いくつかの疑問が浮かんだ。\n「彼女、青以外の色なんて使っていたか?」\n「あの気味の悪い雑音はなんだったのだろう?」\nしかしいざ作品を眺めると、そんな疑問は吹き飛んでいった。\n知るか。\nどうでもいい!\nひとの秘密を勘ぐるなんて失礼だ!\nそれに、多少怪しいからといって、私とはなんの関係もないだろう?", "typeIcon": "sum-y", "typeName1": "SUM", "typeName2": "Y", 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"uniequip_002_pallas", "uniEquipName": "「故郷の山岩」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_pallas", "uniEquipDesc": "この身に宿る黒き石のために、私は先祖代々が庇護する故郷を離れました。\nああ、わが身に課せられた苦しみにも、私は笑顔をもって向き合いましょう。\nしかし、ミノスとの絆と決別し、根を失った私はどのように生きていくべきなのでしょうか。\nアテヌスのハーブケーキをもう一度味わいたいのです。\nラケダイモンの美酒をもう一度痛飲したいのです。\nコリニアの市場でもう一度土産を買いたいのです。\n哲学者たちと心を交わし、武人たちと腕を競い、商人たちと値打ちをしたいのです。\nいつになれば、あの日々が再び戻ってくるのでしょうか?\nミノスの山々よ、どうか私の小言を聞いてください。\n尊きアトスよ、あなた様は今も、ミノスの人々を育んでくださっているのでしょうか。\n泉を汲む信徒たちが、変わらず賛美と供物をささげていることを強く願います。\nヒュムノイ、わが最も敬愛する導師よ、今もあなた様の下で、命の真髄を悟らんとする者がいるのでしょうか。\nあなた様が表現を苦手とすることは存じております。ですが、もし真摯な思いを胸に抱く者が訪れたのならば、ぜひともお導きください。\nああ、ヘリアよ。敬うべき、偉大なるヘリア。今この時にも、愚か者が己が蛮勇を示そうと、あなた様の頂へ挑んでいるのでしょうか。\n多少の罰をお下しになっても、どうか彼らの下山をお許しください。かの者たちは若さゆえの恐れ知らずにすぎません。一時の怒りで、どうか彼らの未来を奪わないでいただければと切に願います。\nミノスの大地よ、あなた様を前にすれば、言葉というものは蒼白に成り下がります。いかなる修飾も、あなた様の壮麗さには遠く及ばないでしょう。\nそれでも私は語り続けます。綴り続けます。\n故郷を遠く離れたフォルテができる、唯一の己を慰める手段なのですから。もし語らなければ、綴らなければ、心の苦痛は命をも脅かすでしょう。\nどうかこのような浅はかな手段をもって心を癒そうとする私をお許しください。\n私は今もこれからも、あなた様の懐を離れた場所をさまようのでしょう。\n数年になるか、数十年になるか、私自身も予想がつきません。\nそれでも、あなた様に誓いましょう。\nどれほどの歳月が過ぎようと。\n私は必ずや、あなた様の下に帰ります。\nミノス人が語りうる最も誠実な誓いとして、お聞き納めください。\nこの言葉、必ずやあなた様に届くと信じております。\nなぜならば、エーゲより採りし盤石が、今に至るまでわが鎚に堅く埋め込まれているのですから。\nそれは私とともに困難に立ち向かい、私とともに生死の境をくぐり抜けてきました。\n私の信仰を見届け、私の詩を聞き、偉業を共に成し遂げました。\n幾千万の試練を経たのちに、勝利の旋律が必ず奏でられることでしょう。\nそしてこの盤石は神殿の土台の一部となり、あなた様に私の叙事詩を詠みあげるのです。\nその時が、一刻も早く訪れるよう、心より祈っております。\n――パラスの筆記の殴り書きより抜粋", 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"試合会場に立つ前から、ゾフィアは自身と亀裂騎士との間に差があることを承知していた。しかし実際に剣を交えて初めて、彼女はようやくその致命的な差を身をもって思い知った。\n相手にはゾフィアの試合を何度も見直し研究する専業者もいて、彼女と体型が近いコーチが似た武器を使用し再現訓練を行い、試合前からゾフィアが使い慣れたすべての技を知り尽くしていたのだという。\nまた、亀裂騎士の鎧もゾフィアの鞭刃をピンポイントに対策して鍛造されており、鞭刃が絡まりづらいだけではなく、大ぶりで斬りかかっても致命傷を与えることが難しくなっていた。\nさらには、彼の得物である双剣も、それぞれの刃に特殊加工がされており、糸やワイヤーを切断しやすくなっていたのだ。\nゾフィアは当初、それらは全て単なる噂だと考えていたが、残念なことに、すべてが真実だったようだ。\n幾度となく繰り返された鍔迫り合いも、すべてゾフィアが押し切られる結果となってしまい、彼女は諦めることを考え始めた。\n亀裂騎士のバックには、一体いくつの企業が付いているのだろうか?何百人もの人員が、鞭刃騎士ひとりを倒すために謀略を尽くしていたのだろうか?\nどうにか局面を打破する手段を見つけなければ勝機はない。\nマーガレット――ニアールもあの時、今の自分のようにひとりきりで戦っていたのだろうか?\n劣勢に追い込まれたとき、彼女は動揺したのだろうか?勝利を疑ったのだろうか?\nゾフィアはその答えを知っている。そして、自分自身がニアールたり得ないことも知っている。\nそれでも、技術、武器、防具、それらが優勢をもたらすことはないと思い知らされたとき、ゾフィアが頼りたいと思ったのは、ニアールと同じものだった。\n信念、そして決意。\nゾフィアは攻め方を何度も変化させ、まだ習得しきれていない技まで用いて攻撃を続けた。\n鞭刃を振り回すのではなく、刃で叩き切る動作をより多く取り込んだ。\nそう、今の鞭刃ゾフィアには明確な目的があるのだ。\n相手を惑わすことである。\nそうして相手の注意が分散した瞬間を逃さず、\n鞭刃を亀裂騎士の武器に巻き付ける。そして糸が切断される前に、\nその刃を絡め取るのだ!", "typeIcon": "ins-x", "typeName1": "INS", "typeName2": "X", 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"uniequip_002_swire", "uniEquipName": "防犯ルージュ", "uniEquipIcon": "uniequip_002_swire", "uniEquipDesc": "本日、龍門上級警司スワイヤーは非番である。そのため、いつものように大古プラザへショッピングに向かった。\n建物の隅から隅までを六時間かけて回り、八つの大きなショッピングバッグを手にした彼女は、帰路につく前に角を一つ曲がって、スワイヤー家傘下の口紅専門店に寄った。\n「いつも通り、#38のバレットを5本ちょうだい。よろしくね」とスワイヤーは口慣れた調子で販売員に注文した。38番のバレットは彼女が一番お気に入りのカラーで、十年にわたって口紅はこれを愛用し続けている。\nしかしその値段は……\n「承知いたしました、スワイヤーお嬢様。今すぐ用意いたします」販売員も手慣れた様子で、同僚に店番を頼むと、素早く倉庫へ商品をピックアップに向かった。ほどなくして、木製の入れ物とともに戻り、それをスワイヤーへと差し出した。\n「ご確認よろしくお願い致します」\nスワイヤーはそれを開けるかと思いきや、返事だけ返すと、身に着けているバッグを漁り始めた。\nしばらくして、ようやく中からミニバッグを取り出した。はたから見れば、手提げバッグのミニチュア版に見えただろう。\nバックルを開けてかぶせをめくると、中には黒ベルベットが敷かれた凹みがあり、そこに使い切った38番のバレットがはめられていた。\nスワイヤーはそれらを取り出してカウンターに置き、新しく購入したもののうちの四本は凹みに入れ、残る一本は直接ポケットに突っ込んだ。\nその後、下ろしていたショッピングバッグを再び腕に掛け戻すスワイヤーを見て、販売員は気が気でない様子だった。\n「お嬢様、荷物持ちをお呼びしましょうか?」\n「へっ?大丈夫よ、そんな重くないし」\n「それだけ持っていて本当に重くないのですか、お嬢様……」\n「本当よ。じゃあまたね」という返事は、店舗から数歩離れた位置から響いた。スワイヤーは確かに、誰かの助けを必要とするタイプではない。\nむしろ、ほかの者たちが彼女を必要とするのである。\nデパートの入り口を出てすぐ、助けを求める女性の叫び声がスワイヤーの耳に飛び込んだ。見れば、いかにも間抜けそうなひったくり犯が、女性の手提げバッグを引っ提げて無我夢中に逃走していた。\nしかも、あろうことか上級警司である自分の方向に駆けてきたのだ。\nちょうどいいわね。スワイヤーはそう思った。\nちょうど、今日は武器を身に着けていない。\nちょうど、今日新しい口紅を買ったばかりである。\nそしてちょうど、そのうち一本が今ポケットに入っているのだ。\nスワイヤーは、ひったくり犯に一生忘れられないだろう罰を与えることに決めた。\nショッピングバッグをおろして、口紅を取り出し、ふたを開けて、底面のセーフティシールをはがして、スワイヤーはひったくり犯が接近するのを待ち構えた。\n数秒後、その場に居合わせた者たちは、くぐもった鈍い音を聞いた。そのすぐ後に愚かなひったくり犯の悲鳴と倒れる音、そして巡回中の近衛局局員の怒号が響き渡った。\n\n数分後\n「お疲れ様です、お嬢様。休暇中なのに犯人逮捕にご協力いただけるとは」強盗未遂事件の監査に来たホシグマは、正義の名の下に勇敢さを見せた立派な市民――スワイヤーに笑顔を向けた。\n業務中であれば、スワイヤーはきっと事件の振り返りと犯人の尋問を率先して行っていただろう。\nしかし今日は非番であるから、事件はスワイヤー担当ではないのである。\n「あたしと鉢合わせしちゃうなんて、不運もいいところね」\n「確かに、強盗を働いた矢先に非番の警司と出くわすのは、龍門では珍しいことでしょう」\n「ふん、まあいいわ。局まで連行してちょうだい、あたしは家に帰るから、この事件の処理は明日するわ」\n「ええ、お嬢様がそう言うのなら」\n「ですが少々お待ちを、少し確認したいことが」\n「何?」\nスワイヤーが振り返ると、ホシグマが調査報告書に何か書き込んでいるのが目に入った。\n「この、容疑者が倒されたことについて、どう書いたらよろしいでしょうか?」\nホシグマは自分に判断を仰いでいるのだ。スワイヤーはすぐその意図に気付いた。\n「口紅で、ってそのまま書けばいいのよ。こんな奴に気なんて遣わなくていいわ」\n「あはは、わかりました」と答えながら、ホシグマは楽しそうに報告書に「容疑者は口紅によって倒された」と記載した。\n「なんか帰るの面倒くさくなってきたわ。さっさと書いちゃいなさい、一緒にご飯行くわよ」\n「それから荷物持ちと、自宅までの見送りをやらされるというわけですか、お嬢様。ふふっ」\n「聞かないでよ、もう。早くしなさい」\n「わかりました、すぐ報告書を提出しますので、もう少々お待ちください。」\n「食事のときには、『口紅』の武勇伝をよく聞かせていただきたいですね」\n「もちろん」\n\n「やっぱり今すぐ荷物持ってくれる?ちょっと腕が疲れたわ」\n「はいはい、今やりますよ」", 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"木の葉がしおりとして小説に挟みこまれる。\n\n『騎士の森』二十一頁\n「騎士隊に入隊させてください!」\n「もう少し大きくなってからだ」\n「一年前もそう言ってたじゃないですか。もう待ちきれませんよ!クロスボウだって上手に扱えるようになったんです。200メートル先の切り株にだって当てられますよ!」\n「わかったわかった。それじゃあ、日が暮れるまでに町の外で鉗獣を一匹仕留めて、野営地に持って帰ることができたら入隊させてやろう」\n断り切れなかった隊長は、無理難題を押しつけることで彼女を諦めさせようとした。しかし彼女は諦めるどころか、覚悟を決めたかのように頷くと、踵を返してクロスボウを揺らしながら町の外へ駆けていった。\n彼女が本当に挑戦するとは思っていなかった隊長は、子供一人に鉗獣の相手をさせることなどできないと、こっそり彼女の後をつけた。彼女がどうやって鉗獣と戦うのか知りたいという好奇心もあったのかもしれない。程なくして、彼女は狙撃に適した位置を見繕うと、環境に溶け込む迷彩を施し、得物を構えた。それから放った三矢すべてを鉗獣の急所に命中させる様子を見て、隊長は考えを改めた。\n彼女が自分よりも大きい鉗獣の亡骸を引きずりながら町へ戻ろうとしたとき、隊長が姿を見せた。\n「これからは俺についてこい」\n泥まみれで見上げる少女の顔に、笑顔が浮かんだ。\n\n『騎士の森』五十三頁\n時は瞬く間に流れ、ずいぶん成長した少女は、ウルサス軍との戦闘にも参加するようになり、たびたび功を立てた。騎士隊はまるでつかみどころのない風のようにウルサス軍を襲撃すると、完膚なきまでに叩きのめし、跡も影もなく姿を消す――そんな噂が広まり、騎士隊はウルサス軍の恐怖の対象となり、少女は辺境の町の人々からは戦の英雄と呼ばれるようになった。\n「また勝てたのに、なぜそんな浮かない顔を?」少女は隊長に問う。\n「もうすぐ冬で、物資も心許ない。あとどれだけ耐えられるんだろうな?」\n\n『騎士の森』百三十七頁\nいつかこうなるんじゃないかと思っていたことが現実となった。\n敵の大軍の侵攻を受け、騎士隊がこれまで通り迂回作戦を展開しようとした刹那、ウルサスの砲火がまるで狙い撃ちの如く降り注いだのだ。余りに圧倒的な戦力差に、騎士隊はなす術もなかった……\n「狙い撃ちなんてできるはずない!ウルサス側に騎士隊の位置を知る手段なんてないはずだ!まさか――」\nそれ以上思考を巡らせる余裕はなかった。今考えるべきことは、如何にして敵の包囲網をかいくぐるかのみだ。ここで死んで、全てが無意味になってしまうのだけはなんとしてでも避けねばならない。\n「いつかきっと、見つけ出してやる。誰が騎士隊を――」\n命からがら砲弾の雨から逃れ、少女は九死に一生を得た。故郷を焼き尽くす業火にあてられ、背中が火照っていた。\n\n『騎士の森』二百一頁\n以降のページは燃えてなくなっている。このページに挟まれていた木の葉の角も焦げている。\n\n木の葉はフィルムでコーティングされ、少女の戦術装備バッグの中に大切にしまわれている。装備の片付けをする度に、その木の葉を確かめるのが少女の習慣となっていた。\nこの故郷の木の葉は、彼女が目にすることのできる最後の一枚なのかもしれないのだ。\nこれは古い戦争に関する、古い物語――誰とも関係のない物語だ。\nしかしファイヤーウォッチにとって、この本の物語は、残されたのがその木の葉だけであろうと、特別な意味を持ち続けているようだ。", 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"定期検査が終わった後、ガヴィル先生に飲みに誘われたけどまた断った。別に先生が嫌いとかじゃないし、いい人だと思ってる。でも面倒ごとは嫌いなんだ。\nガヤガヤとした喧噪に、アルコールに腕相撲、そして必ず現れるトミミとかいう子……一つずつなら別に気に障ることもないし、可愛いとさえ思うこともある。だけど全部いっぺんに来られると、それは面倒以外の何物でもない。だからバーで一晩無駄にするより、一人デッキで風に当たりながらジュースでも飲んでた方がいい。そう、今みたいにね。\n\nジュースはすぐに空っぽになった。\n一人でいると気楽だけど、すぐつまらなく感じてしまう。\n整備セットが入った工具箱を開いて、「銃」のメンテナンスをすることにした。まぁ娯楽代わりってやつかな。\n完全分解。20秒。\nパーツに付着した汚れを拭き取る。81秒、\n金属パーツの潤滑剤を交換。35秒。\n組み立て。15秒。\nもしこの銃が本物だったら、整備セットももっと役に立つんだろう。だけどあいにく、私のは変わった形のスリンガーみたいなものだし、特注の墨弾しか発射できない。耳にするだけで震えが来る源石なんかとは一切関係ない代物だ。\nでもそれを人に押しつけたり、使えないものを無理に使おうとしたって何にもならない。使える人が決まってるものだってあるんだ。\n\nもう一本ジュースをもらいに行こうか迷っていると、何人かデッキへ上ってきたようだった。足音以外には何も聞こえない。その人たちは私の気配を察してか、あえて近づいてこようとはせず、デッキの向こう側で立ち止まったようだった。\nほどなくして、軽やかな歌声が聞こえてきた。振り返ってみると、そこには予想通りアビサルハンターたちがいた。\nあの三人を見ると動悸がする。ドクターには「一目惚れ」だなんて言ってあるけど、もちろん冗談だ。おおよその予想はついていて、たぶん小さい頃のあの件が関係してる。だけど聞きに行くつもりもなければ、深く考えるつもりもない。どうせ聞いても教えてもらえないだろうし、考えたってろくな解決法なんて浮かびやしない。悩みが増えるだけなら何もしない方がマシだ。\nだってそんなの、ガヴィル先生が百人に分身して、バーを百軒はしごさせられて、百晩そこで過ごすよりも百倍面倒だから。\nだから、例の件が私の日常生活に浸蝕してこないのなら、それでいい。積極的に面倒事の渦に飛び込む趣味なんてないから。\nだけど、時折――本当に時折。\n目を閉じると、人の姿が見えることがあるんだ。全く記憶にない人物だけど、間違いなく、私を面倒事に巻き込んだ中心人物だってわかる。\n海の匂いをまとった、ローブを着たイベリア人……\n思考を断ち切るように、私は銃を背負って立ち上がる。散々駄々をこねてようやく手に入れた工具箱の取っ手が手になじむ。さあ、二杯目のジュースを取りに行こう。", 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"本日、アンブリエルはとある任務を受けた。\nいや、任務と言うよりも、ちょっとしたお願いと言ったほうが正しいかもしれない。\nなぜそんな任務を受ける気になったかというと、依頼人のビーンストークが提示した報酬――美しく咲く木の彫刻が施された、精巧な木製のオルゴールに心をわしづかみにされたからである。その美しい花弁を目にした瞬間、彼女はこのときめきに抗える人なんているはずない、と感じたのだ。\n「あたしのハガネガニちゃんたちが、輸送中に迷子になっちゃったの!それも二匹も!みんなすっごく大切な子なんだ。おねがい!探すの手伝って!」\nビーンストークから提示されたポイントに到達し、レーダー装置を展開した彼女は、まさか自分に荒野でハガネガニを探す日が来るとは……と溜息をついた。\n「あたしの本職なんだっけ……」\n……\nハガネガニ捜索もそれなりに面白そうだし、まぁいっかぁ、と彼女は自分に言い聞かせた。これまで目にしてきたハガネガニは、どれも感染した野生のものばかりで、不快な見た目で厄介な相手ばかりだったが、ビーンストークのハガネガニは、意外と可愛いかもしれない。\nアンブリエルはそんなことを考えながらも、報酬のオルゴールのことを思い出していた。\nそう、ハガネガニの可愛さは重要ではないのだ。\nさっさと依頼を片付けて、あの綺麗なオルゴールを貰っちゃおう、と彼女は側に展開した装置を起動した。\n電源を入れて、スタンドを立てて、角度を合わせて、データを入力したらターゲットの情報を確認して……\nそこで彼女は、異変に気付いた。レーダーに不具合が生じているようだ。\nデタラメに跳ね上がるデータも、煙が立ち始めたバッテリーも、それをうかがい知るには十分過ぎるほどだった。\nまさか一旦帰還してレーダーを修理しないとダメ?でもそしたら今日中に任務が終わらないよ。オルゴールだって……そんな……\n……\n「あーっ忘れてた!補助機材があるんだった!!」\n荒野に響く大声の後、彼女は興奮した様子で機材バッグを広げると、鼻声混じりに装置の修理と部品交換をこなした。\n装置のみならず、自身の心情の調整も終えたらしい彼女は、センサーを設置すると、アーツを展開した――\n「なーんかアレだね、昔サボってる学生を捕まえてあげてた時みたい。うーんと、ハガネガニちゃんはどこかなぁー、っと。」\n……\n数十分後、桃色の髪をはためかせながら、サンクタ人が丸くなった二匹の小さなハガネガニを入れた養殖箱を抱えて、ビーンストークの元へ戻ってきた。\n彼女の後ろに見える箱には、三つのそれぞれ違う色の羽獣の卵も入っていた。\nそうして、ビーンストークは無事大切なハガネガニたちと再会し、アンブリエルも報酬――あまりの美しさに触れることすら憚られるオルゴールを手に入れたのだった。\n「助かったよ、ありがとう!」喜ぶビーンストークを尻目に、アンブリエルは嬉しそうにオルゴールを眺めながら、戦場じゃなくてもああいう機材って役に立つんだね、と感心した。\n「あれ、それ飼うつもり?」ビーンストークは羽獣の卵を指さした。「羽獣の卵の孵化にはインキュベーターが必要だし、定期的に向きを変えてあげなきゃいけないんだけど、大丈夫……?」\n「そんなめんどいの?!」\n「で、でも捨てちゃダメだよ!バニラさんに訊けば……きっと詳しく教えてくれるからさ!」", 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"「もし源石に本当に情報を蓄積する機構が備わっており、さらに我々がそれをデコードし言語化できるようになれば、クルビアの科学技術は飛躍的な発展を遂げることだろう!」\n「大きな壁に突き当たった。現状の電子計算設備では、源石が宿す膨大で乱雑な情報をさばききれない。より適した計算媒体がなければ……」\n「人間に計算させるだと!?確かに大胆な考えだが、現実的か否か……検討させてくれ。」\n「人間を計算媒体とするデコーダーのプロトタイプが完成した。あとは人選だ。頭脳明晰かつ機敏に反応できる者を実験対象としたい。その中でもコンピューターやデータの扱いに長けた者が適任だ。」\n「人選が決まった。コードネーム:フィリオプシス。」\n「ライン生命を見渡しても、彼女以上の適任はいないだろう。実験に伴うリスクを彼女に伝える必要はない、と上からは言われているが、彼女にはその全てをありのままに伝えた。クルビア人として、一人の人間としての最低限のモラルだ。」\n「彼女の同意が得られた!彼女なら受けてくれると思っていた!見込み違いではなかったのだ!」\n「実験前期の注意点と操作マニュアルの把握が完了した。さすがの物覚えの良さだ。さて、いよいよ明日、実験開始だ。クルビアの未来をこの手に掴むときが来たのだ!」\n「実験は順調だ。全数値共に安定して制御範囲内にあり、このペースで少しずつ、少しずつ……なっ!なんだこれは!早く切断――」\n「セーフティ機能がすぐに作動したが、彼女はすでに……損傷を受けて、脳が……」\n「それだけではない。源石感染まで……」\n「(途切れ途切れに響くすすり泣き)」\n「上が寄越した人員が応急措置を行っている。だが、これでは……」\n「私のせいだ、全て私のせいだ……」\n「彼女が事故発生までに受け取った情報を元に、人体埋め込み式のチップを制作した。これが彼女の脳の一部機能を肩代わりしてくれるはずだ。」\n「部門責任者たちはこの提案を大いに称えた。奴らが何を考えているかなど丸わかりだ。」\n「チップ埋め込みの手術は成功した。しかし彼女は一切の反応示さない。」\n「彼女が目覚めた!だが言語中枢に……問題が生じているようだ。」\n「脳内に声が――既知の言語からは逸脱した声が響き、精神に大きな負担を掛けている。」\n「そして、機械的な言語ロジックを用いることでしか、その苦痛を軽減できないと彼女は語った。」\n「彼女はクルビア初の、チップを埋め込まれて生き延びた人間だ。これは偉業とさえ言えるだろう。」\n「だが、彼女の目に映るこの大地は、どうやら前とは全く異なるものとなったらしい。」\n「私も脳にチップを埋め込むことにした。傷口はまだ痛むが、それでも知りたいのだ。源石が宿す情報が、いったい彼女にどのような変化をもたらしたのかを。」\n「そして、彼女が聞いた声の正体を。」\n「私は必ず、実験を再現してみせる。」\n――ライン生命、*未知*プロジェクト責任者生前の録音より", 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お父さんったら、あなたが小さいころ大好きだったお菓子をたくさん作ってもらったみたいなの。食べるなって叱ってたのもお父さんなのに、笑っちゃうわね。もしそっちに届いても、一気に食べちゃダメよ!\n\n――ベアトリス・アリゾナ\n\n\nグレース、ロドスを視察させてもらった。お前の同僚に聞いたが、お前は今、外勤任務で危険な地域へと向かい、戦場医療救助サポートとやらをしているそうじゃないか。\n確かにロドスはこの大地で一二を争うほどの素晴らしいところと言えるかもしれない。だがお前がここにいるのは、患者として治療を受けるためであって、あちこち駆けずり回るためではないことを忘れるな。\nお前の治療費くらい、私たちがいくらでも負担してやれる。だが、お前を再び失ってしまうことだけは、何があっても受け入れられない。\n食べ物や日用品を持ってきたので置いていく。日持ちしないものもあるから、くれぐれも忘れないように。\n他にもなにか必要なものがあれば言いなさい。\nベアトリスがお前としっかり話し合えとうるさいので、来月もう一度来るつもりだ。\n母さんには手紙をたくさん出してやってくれ。\nそれと、お前の宿舎の机の引き出しが壊れていたから、直しておいた。あまり物を詰め込みすぎないように。\n\n――ヘンリー・アリゾナ", "typeIcon": "rin-x", "typeName1": "RIN", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_275_breeze", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_001_breeze_13", "uniequip_002_breeze_14" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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"パフューマーは同時に複数のオペレーターを治療することに秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、群癒師の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_181_flower", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1631847600, "uniEquipShowEnd": 1631847600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_flower": { "uniEquipId": "uniequip_002_flower", "uniEquipName": "「エーゲの口づけ」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_flower", "uniEquipDesc": "息を吸って――\n鼻の中で膨らむ香りを感じて――\nゆっくり息を吐いて――\nどうかしら、ドクターくん。\nえ、秘訣?何の秘訣かしら?\nああ、それはね、多種多様な原料と、ちょっとだけ複雑な手順にあると思うわ。\nもっと知りたいって?\nあらあら、まさか私の配合を再現するつもりなのかしら。\nふふ、配合のレシピを書き出してあげてもいいわ。どのみち、ミノスでしか採れない原料が必要になるから。\nどれも替えの効かない原料なの。\n言うなればこれは――私のミノスに関する思い出を濃縮したようなもの。\n夜のエーゲ平原、悠々と空を滑る羽獣、湖の底に沈む月、そして、ボロニア色の春――\n目に見えて、\n肌で感じられる、\n唯一無二のもの。\nああ、でも――唯一無二とは少し違うわね。だって、香りは誰でも嗅げるもの。\nみんなの鼻を借りて、故郷への想いを紛らわせていることにしておきましょう。\nじゃあ、ドクターくん、教えてくれるかしら。\nこの「エーゲの口づけ」の香りに、\nあなたは、何を感じたのかしら。", "typeIcon": "rin-y", "typeName1": "RIN", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_181_flower", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_001_flower_15", "uniequip_002_flower_16" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30043", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ 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"役者はいつも、黄昏時に街のとある通りへ訪れ、曲がり角へと向かう。\nそこは人通りも少なく静かで、角の売店が店頭に立てたパラソルが目を引く。夕陽の残照はパラソルに遮られながらも、デコボコしたタイルに暖色の濃淡を作っていた。\nこのところ彼は、仕事を終え稽古の予定もないときに、他人の視線をかいくぐり、頻繁にここに訪れていた。\n舞台を降りた彼は静かな人で、フルーティなお茶を好む。ティーカップを手に、誰もいない黄金色の通りを眺めながら、彼はわずかに目を細めた。シャツの襟とネクタイで隠れてはいるが、近頃はっきりと目視できるようになった喉元の源石結晶が、チクチクと痛む。\n彼はふと、指導の時以外はなかなか姿を見せない劇団長が、しばらく前に言ったことを思い出した。\n劇団長はどこか賞賛するように、君が正式に仲間に加わる日を心待ちにしていると語った。\nそして、何もかも解き放ち、思う存分舞台を演じてほしいと言っていた。\n――それは、君だけのステージになるだろう、と。\n時折、役者はどこから湧いて来るのかもわからない焦燥感にかられることがある。しかし、ヴィクトリアの薄霧のような憂鬱さに包まれながら、止めどなく溢れる喜びがあることも、はっきりと認識している。\nありきたりな舞台ではない。移動式劇団が演じてきた舞台とも、彼がこれまで接してきたどの舞台とも異なる。\nこれは彼の舞台であり、彼の人生であり、運命でもあるのだ……\n\n「にゃあ。」\n黒い猫が街角に姿を見せた。これほど美しい生き物は、そうそうお目にかかれるものではない。それらはまるで何かの伝説のように、気ままに姿を現すのだ。まさに今、この黒猫が街角に現れたように。\n役者の思考は黒猫に遮られた。猫を捉えた瞳の奥から不穏な火照りは霧散し、彼の表情が和らいだ。軽やかに歩み寄る黒猫を眺めていると、いつの間にかわずかに微笑んでいた。\nこのところ役者はいつも、街のこの通りへ訪れ、曲がり角へと向かう。そこは人通りも少なく静かで、ハーブティの味はいまいちだが、よく黒猫がやってくる。威風堂々と金色の夕暮れを踏みしめながら、悠々と姿を見せるのだ。\n「にゃーお。」\n黒猫は優雅に尻尾をくねらせながら、彼の近くに寄ってきた。\n役者は恐る恐る手を伸ばした。黒猫は彼を一睨みしたが、耳を震わせただけで、それを拒みはしなかった。彼はそのまま、毛の流れにそって黒猫の柔らかい毛並みを整えた。猫の身体に浮いた夕暮れが、彼の指先を染めた。\n瞳の奥から、微笑みが他の感情を呑み込んで広がっていくようだった。まだ口にしていないが、この特別な友人にはとうに名前を付けてある。\nこれからも黒猫が訪ねてきてくれるのならば、こう尋ねてみようと決めているのだ。「一緒に来るかい?」と。", 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"レッドの記章", "uniEquipIcon": "original", "uniEquipDesc": "レッドは繰り返し戦場に切り込む戦術に秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては特殊オペレーターとして区分し、執行者の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_144_red", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1635735600, "uniEquipShowEnd": 1635735600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_red": { "uniEquipId": "uniequip_002_red", "uniEquipName": "謎多き戦術バッグ", "uniEquipIcon": "uniequip_002_red", "uniEquipDesc": "足音がする。\n靴が落ち葉を踏む音だ。\n一匹狼は、獲物が視界の一方から一方へと移動するのを待ち、頃合いを見計らうと、幽霊のように獲物の背後を掠めた。その手元で、金属質の何かがきらめいた。\n次の瞬間、一匹狼は再び夜に溶け込んだ。\n\n獲物も何かを感じたのか、警戒しながら周囲を見渡し、ポケットに手を入れた。そしてそこにあるべき触感に安堵すると、そのまま歩みを進める。ポケットに入れていたはずのチップが、すでに別のものとすり替えられていることも知らずに。\nそして、先ほど触れた偽物のチップでさえ、あと数分もすればポケットに開けられた穴から滑り落ちて、林の落ち葉に紛れて消えてしまうのだ。\n\n人の気配が完全に消えた後、一匹狼は枯れ葉の山から姿を現した。\n今回の真の獲物――例のチップは、すでにバッグの中にしまわれている。\n任務を終えた一匹狼は帰路につく。しかしその心が鎮まることはなかった。\n任務のせいではない。人気のない荒涼とした気配に包まれていると、シラクーザの荒野を思い出すからだ。\n\n一匹狼は歩きながら、過去を想う。\n血が荒野に染みついていたのを覚えている。オバアサンは彼女に荒野を出る方法を教えると、そのまま彼女を荒野のど真ん中に放り込んだのだ。\nそれから、一生分の可能性を前借りして、全身に血を浴びながら、なんとか荒野を飛び出した。\nオバアサンは満足げだった。しかし、オバアサンが彼女に期待していたことは、そこまでだった。\n\n荒野を出た彼女は、そのまま荒野よりもずっと広い、「生活」という名の迷宮に迷い込んでしまった。\nこの迷宮には無数の解き方がある。しかし、オバアサンはいずれの解法も教えてはくれなかった。\nそのため、彼女は「生活」とは何かを知らないし、知りたいとも思わない。なにより、もう学ぶにしても、試すにしても限界だった。一番手っ取り早い方法で、この迷宮から解き放たれてしまいたい。その考えのみが残った。\nもしケルシーがいなかったら、彼女はとうにその方法によって、この迷宮を抜けていただろう。\n\n「どこへ行けばいいのかわからないなら、立ち止まって眼前の道に思いを馳せてみてもいい。その間、君は守られる。」ケルシーはそう教えてくれた。\nだから彼女はケルシーの言う通りにしているのだ。\nロドスという交差点に立ち止まっている間、彼女は食べ物も、住処も、使い道が分からない給料も得られた。さらには、ループスの尻尾に触れることのできない時に握りしめられる、ふわふわしたボールまで与えられた。彼女はそれを、大切にバッグにしまっている。\nだが、彼女はいつまでここに立ち止まるのだろうか?\nケルシーは何も教えてくれなかった。\n彼女がこの果てしなく広い迷宮に順応することはほぼ不可能だろう。荒野も、とうに彼女を必要としていない。\nならば、迷宮から去るべきなのだろうか?\n彼女にはわからない。\n\n使い慣れたナイフがバッグの奥にしまわれている。バッグの中身がこすれて出るか細い音は、まるで嗚咽のようだった。", 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"uniequip_002_waaifu": { "uniEquipId": "uniequip_002_waaifu", "uniEquipName": "紅眉詠春拳譜", "uniEquipIcon": "uniequip_002_waaifu", "uniEquipDesc": "五歳になった年に、ワイフーは父に書斎に通された。書斎は巨大な本棚に埋め尽くされており、そこには様々な流派の武術の古書がずらりと並んでいた。\n「一冊選び、学べ。三ヶ月後に見せてもらう。」\nまだろくに字も読めなかったワイフーは、しばらくうろうろと本棚を見て回り、ホコリだらけの本棚から一冊抜き取った。本の表紙には「紅眉詠春拳譜」と書かれていたが、それがどのような拳法で、どのような特徴があるかなど知るよしもなかった。ただ名前が気に入って選んだだけなのだ。\n父は一切指導してくれなかったため、ワイフーは本のみを頼りにするほかなかった。書かれている内容はあまり理解できず、「邪行仇念、正しく精神に用ひよ」といった言葉も全く理解できなかったが、図解の動きにならって一挙手一投足を学び、常に全身全霊で鍛錬に打ち込んだ。\n三ヶ月後、ワイフーは父の前で三百二十七の型すべてを演じて見せた。流れるような動きに抜け目はないように思えたが、父は眉間にしわを作りながら深い溜息をついた。\n「いかん。なってない。鍛え直せ。」\nワイフーにはどこがいけないのかわからなかったが、従わざるを得なかった。\nさらに一年が経ち、父はワイフーに簡単な返し技の稽古をつけるようになった。明らかに手加減されていたが、それでも些細なほころびを突かれてばかりだった。そのたびに、父の容赦ない拳が振り下ろされた。\nどの技も心身に染み込んでいるはずなのに、なぜ自在に振るうことができないのか。悩むワイフーは再び拳譜にすがると、何度も読み返した。そしてようやく、目立たないところに記された言葉が目に留まった。\n「定法と云ふと雖も、変化は人の為すなり。」\nそれからさらに数年が過ぎ、ワイフーは武術書の内容を暗唱できるほどになっていた。本は部屋の隅に追いやられ、ほとんど開かれなくなって久しい。稽古中に父の手痛い拳を受けることも少なくなり、父は昔よりもずいぶん丸くなったと感じていた。しかしそんな矢先、父は一対の短刀と一言を残し、家を出て行ってしまった。\n「あるものを探しに。」\n自分やこの家を捨ててまで、父は何を追い求めるのだろうか。ワイフーには理解できなかった。それからほどなくして、ワイフーも家を離れ、新たな環境での生活を始めることとなった。\n部屋の整理をしていると、再びあの拳譜が目にとまり、何気なくページをめくった。一枚ずつページをめくっていくと、まるで在りし日の光景が目の前に蘇るようだった。そして、最終巻の末尾に記された「武、精通せんと欲すれば、唯だ苦練に従ふのみ。為無く我無く、界無く終無し。」という言葉が目に留まった。\n「父さんの言う通りでした。必ず父さんに追いついて、それから追い越して見せます。」", "typeIcon": "exe-x", "typeName1": "EXE", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_243_waaifu", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_waaifu_1", "uniequip_002_waaifu_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31014", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30064", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30014", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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ほれ、さっさと行け!」\n大旦那様はいつも怒ってばかりだ。今回のように、少しでも気に入らないことがあると大声で怒鳴るのだ。\n\n「大旦那様、この通り無事に退院できたじゃありませんか」\n「だからどうした? おぬしの任務はあのウルサスのスパイを引きずり出すところまでじゃ。その後の処理はワシに任せろと言ったじゃろうが。誰がその身で刃を受け止めろと命じた?」\n「緊急事態でしたので……」\n「緊急だろうが許さん! 二度と同じことをせぬように、今度こそ手ひどく罰してやる!」\n「どう罰するおつもりですか?」\n「うむ、それは……」\n「思いつきましたか?」\n「ふん、この跳ねっ返りめ。いつもワシの命令を反故にしおって」\n「あたしはずっと聞き分けがいいつもりですけど」\n「……そうじゃ、そのボロい服も気に入らん。第四階級の騎士になったというのに、身だしなみがなっておらん! ワシの今月の補助金じゃ、これで服を揃えてこい! 金を使い切るまで再び門をくぐることは許さんぞ!」\n「大旦那様、こんな大金を全部服に使わせるなんて、あたしを服で生き埋めにでもするつもりですか?」\n大旦那様はバツが悪そうに咳払いをすると、足を速めてさっさと行ってしまった。夕陽が大旦那様の肩にこぼれ落ちていた。\n\n「帰りたくなったらいつでもカジミエーシュに帰ってこい。帰って来たくなければ……何も気に病むことはない、行け!」\n――それが大旦那様が下さった別れの言葉だ。\nドクター、知っての通り、あたしはまだ物心もつかない頃にカジミエーシュに誘拐されてきたの。あたしが売られた村では、苦しい仕事の他には暴力や罵倒があるばかりだったわ。その村から逃げ出したって、値札を付けられる立場からは逃げ出せなかった。\nだけど、「市場」で大旦那様と目が合ったあの瞬間……\n運命が初めて、あたしに微笑んでくれたの。", "typeIcon": "exe-x", "typeName1": "EXE", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_237_gravel", "tmplId": null, 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"「水……」\n砂嵐の中をかなり歩いた上、水も丸一日口にしていない。身体の限界が近づいていた。\nケルシーは水筒を出すわけでもなく、冷たく「もう少し我慢しろ。」と告げると、さっさと歩き出してしまった。\nどれほど砂嵐の中を歩いただろうか? 三時間? 五時間? 砂嵐が絶えず服の中に差し込まれ、勢いそのままに顔を叩く砂に、目が潰れてしまいそうだった。しかし止まるわけにはいかない。後ろから執拗に迫るサルカズの傭兵は、その責務に駆られ、砂嵐でも歩みを止めることはないのだ。\n水は……とうに飲み干してしまったのだろう。\n砂漠には空の水筒に砂をつめて希望を絶やさないようにする伝統があると聞く。だがもう砂など飲み飽きた。水だ。水のことしか考えられない。手に入るのなら、手持ちの硬貨をすべて出したっていい。\nしかしこの砂漠では、輝く金属には何の価値もないのだ。\n銀色のトランクを抱きしめて、歯を食いしばりながら足を動かす。\n耳に飛び込むすさまじいうなり声は、亡者の泣き声のようであり、亡霊の呼び声のようでもあった。ソーン教授もそれに混じり、僕の名前を呼んでいるのかもしれない。\nだが、もうよく聞こえない。\n頭の中ではそんな音が反響し続けている。どれほどになるだろうか? 三分? 三時間? それとも三年?\n砂嵐に覆われた空からは、昼夜の表情すらうかがい知ることはできず、まるで時間が止まってしまったかのようだ。その下で生を求めてもがく人々だけが、刑罰に耐え続けているのだ。\n僕はただ研究がしたいだけ――ただ科学の進歩の一助になりたいだけだ。こんな風に、砂の海に倒れて干からびるのは本意じゃない。\n頭がもやもやしてガンガン痛む。身体はとうに知覚を失ったようだ。僕はまだ歩いているのだろうか? それともエリオットという名の肉体が蠢いているのを傍観しているだけなのだろうか?\nいいや……もはや思考すら贅沢なものになってしまった。今頭にあるのは、「進め」という指令だけだ。\n進め……進め……進め……\n……しかし砂漠はどこまでも広がっている。\n「エリオット、口を開け。」\n口を?\n無意識に唇と歯が緩み、口の奥への通り道を露わにしていた。\n砂をまとった果実が口の中に飛び込む。\n酸っぱくて渋い。いや、甘い? ああ、水、水だ。\n水だ。\n……\nいつの間にか、耳元の風音は止み、大地は静寂を取り戻していた。そこにあるのは、太陽と、砂漠と、そこを歩む平凡な二人だけだった。\n……\n視線を上げると、どこまでも一面の砂が広がっていた。\n一目で見通すことなど到底不可能だ。まるで地面に散らばり、濡れた革靴で何度か踏まれた技術資料のようだ。元通りに集めることも、揃えることもできない。\n感情のままに砂を蹴り上げた。蹴られた砂は砂丘の傾斜を転がり落ち、何ごともなかったかのように砂漠の中に溶けてゆく。\n砂、あるのは砂ばかりだ。\n生まれて初めて砂を恨んだ。\n「行くぞ。もうすぐ補給が得られる。」\nケルシーの言葉が思考を遮った。\nだけど、もうすぐって、どれくらいの時間なのだろう。\n補給といっても、どれほどの補給が得られるのだろう。\nケルシーは決して、余計な希望を持たせるようなことはしない。\nだが、少なくとも……\n視界の奥に、サボテンが一株見えた気がした。", "typeIcon": "cha-x", "typeName1": "CHA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_472_pasngr", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_pasngr_1", "uniequip_002_pasngr_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": 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"チェンは近接戦闘において敵を多段攻撃で制圧することに秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては前衛オペレーターとして区分し、剣豪の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_010_chen", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1640055600, "uniEquipShowEnd": 1640055600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_chen": { "uniEquipId": "uniequip_002_chen", "uniEquipName": "ロドス制式刀剣", "uniEquipIcon": "uniequip_002_chen", "uniEquipDesc": "7月7日、晴天。誕生日。彼女はウェイ・イェンウーに抜刀を見せようと意気込んでいたが、当のウェイは姿を見せなかった。それから三日も待ったが、それでも会うことは叶わなかった。\n5月13日、曇天。涙鋒の技をもって樹齢30年の大木を切り倒すと、倒れた木で屋根が破壊された。しかしウェイ・イェンウーは姿を見せず、人を寄越して新しい木を植えさせただけだった。彼女はウェイに認められることを諦めた。\n1月1日、大雨。元日。土砂降りの中スラム街に向かう途中、義憤に駆り立てられ15人の悪党を相手取る。生きるか死ぬかの瀬戸際、携帯していた剣で奔夜の技を放ち、7人を傷つけ、8人を退けた。騒ぎは上層部にまで届き、ウェイ・イェンウーが珍しく姿を現わした。剣の痕跡を見たウェイは、彼女を一瞥して去って行った。なぜ手を出してしまったかは覚えていないが、ウェイのあの失望した眼差しはいつまでも忘れられない。\n12月25日、晴天。前衛学校からの帰り道、正義の名の下、然るべき時に揚眉の剣を放った。彼女は意気揚々と、この手で天下の不平を一掃できるのだと勇んでいた。\n7月30日、曇天。5日間の昏睡状態を代償に絶影の剣を放ち、重要指名手配犯を切り伏せる。龍門のチェン・フェイゼがついにその名を轟かせた。彼女が目覚めると、赤霄が傍に置かれていた。ウェイ・イェンウーは一度も見舞いに来なかった。\n8月13日、曇天。感染者である犯人の追跡中に赤霄の抜刀を試みたが、赤霄は一切反応を示さなかった。その後、窮地に追い込まれるも、心が通じ合ったのか赤霄の抜刀に成功し、地下駐車場の半分を切り崩した。彼女はウェイ・イェンウーに、「赤霄とは一体何なのか」と問いに行こうとしたが、ウェイは面会を許さなかった。\n9月30日、晴天。再び赤霄を抜き、金庫の扉を切り崩して閉じ込められた人質を救出した。彼女はおぼろげに、赤霄とは意志の剣であることを悟り始めた。多くのことを成し遂げた気でいたが、それでもまだ遠く及ばない。より早く、より強くならねばならない。\n7月7日、曇天。誕生日。十数年来初めてウェイ・イェンウーが彼女の剣を見たいと言いだした。彼女はこれまでに学んだ全てを、未完成の雲裂の剣に込めて放ち、それを回答とした。ウェイは一切評価を下さなかった。\n1月11日、晴天。ロドスと共に龍門を後にした。後の旅路において、赤霄が抜かれることは滅多になかった。", 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"uniEquipIcon": "uniequip_002_bibeak", "uniEquipDesc": "一本一本の縫い糸、一つ一つの縫い目に込められた想いを、バイビークは知っている。\n紙に設計図を引くところから、業者の担当と打ち合わせを重ねた特注の生地が手元に届くまで、そのすべてが自分への贈り物なのだ。\nそれらの未来はバイビークの手によってやがて具現化し、素晴らしい作品となるだろう。\n\nロドスでの生活は想像していたよりもずっと自由だった。被治療者として加入した立場であっても、好きな時に糸を手に取ることができたし、ささやかな裁縫講座を開き、未来に希望を持つ子供たちの指導にあたることもできた。\n初めて裁縫講座にやって来た子供たちは、すべての物事に対して好奇心旺盛だった。子供たちは作業机に群がり、思い思いの道具に手を伸ばした。しかしその最中、一人の男の子が思いがけず裁縫バサミにぶつかり、その刃で生地を傷つけてしまった。\n子供たちは突然の状況に驚き、その騒ぎの中心でおろおろしていた男の子を、罪の意識もなく犯人としてつるし上げた。\n「先生のお洋服の布を破った! いけないんだ!」\n「バイビーク先生! こいつが犯人だよ!」\n机上の裂けた生地に目をやったバイビークが何か言う間もなく、男の子は顔を真っ赤にして飛び出して行ってしまった。\nバイビークはひとまず子供たちを落ち着かせ、男の子の行方を聞き出した。男の子の部屋をノックしながら声をかけると、顔を涙の跡だらけにした男の子がドアを開けた。男の子はうつむきながら、貯金箱を取り出した。\n「お小遣いを全部入れたよ。お洋服を破っちゃって、本当にごめんなさい!」\n先生たちが皆そうするように、バイビークは片膝をつき、男の子の肩を叩きながら優しく慰めた。抱きしめられた泣き虫の男の子も、ほどなくして泣き止んだ。\n\n生きていれば期待外れなこともよく起きる。引いた線がデザインに花を添えるか、全てを台無しにするかは、バイビークにもわからないのだ。\nバイビークは貯金箱を受け取ったが、中身を取り出すことはしなかった。そして、制作の真っ只中にある服のデザインを、成長した子供に似合うようなシャツに変更することを決めた。\n平凡な裁縫師ならば、予期せぬミスは逐一修正しながら作業を進めるだろう。しかし良い裁縫師は、そんなミスを誰もが驚くようなサプライズに変えてしまうのだ。\n後日再び子供たちが裁縫教室にやって来ると、例の男の子は最後列で縮こまっていた。\nバイビークは微笑むと、男の子を作業机のそばに呼び、真新しいシャツを取り出した。「貯金箱は確かに受け取りました。さあ、あなたのために作ったお洋服を、みんなにお披露目しましょう。」\n子供たちは一斉に歓声を上げ、その中心で一番に喜んでいる男の子を突っついてからかった。\n喜びで顔を真っ赤にする男の子を見て、バイビークは思った。この子はきっとこのプレゼントを大切にしてくれる。そしてそれを身にまとって、正しい行いをするのだろうと。\nまさにこれこそが裁縫師の願いというものだ。針と糸で素晴らしい未来を編み上げ、それを人々にもたらす――\n希望と期待を、人々に着せてやるのだ。", "typeIcon": "swo-x", "typeName1": "SWO", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": 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"uniEquipDesc": "カッターは自らに三つの掟を課している。\n罪なき者を決して手にかけないこと。人身売買や詐欺に関与しないこと。任務に無関係の者に損害を与えた場合、必ず元値で弁償すること。\n今日カッターは、その信条とも呼べる掟に則り行動を起こした。彼女は人々が眠っている隙に看守の傭兵を気絶させ、コンテナを開くと中の少女に手を差し出した。\nカッターは傭兵とはどんなものかよく理解している。常に死と隣り合わせの彼らにとって、「ブツ」を逃してしまうことは彼らの名声を損なうだけでなく、生活が立ち行かなくなる危険性をも秘めている。それを避けるためになら、仲間を殺すことになろうと彼らは一切ためらわないのだ。しかしカッターも、この罪なき少女のためには、ためらうことなどできなかった。\n明かり一つない暗闇の中で身を潜めていると、彼女は喉の奥からさびた鉄のような味を感じ、かつて日照りの下で彼女の顔面を伝った血のにおいを思い出した。背中に担いだ少女がカッターの腕を強く握る。その様子はまるで、何年も昔のあの日、誰のものかも分からない剣を握りしめていた自分のようだった。\nカッターはずり落ちてきた少女を背負い直し、一息ついた。\n張りつめていた神経が緩んだ瞬間、痛みが体を駆け巡った――月明かりを借りて傷口を見ると、数時間前に掠めた矢が、彼女の肩と少女の腕に傷を作っていた。その血は混ざり合って固まっていたが、今再び傷口が開いたようだった。\nカッターは傷口を眺めながら、突発的な事態に頭の中の雑音が大きくなるのを感じた。\n運命が手を伸ばし、カッターの首に巻かれた縄を突然引き絞ったかのようだった。彼女はあまりの息苦しさに手が冷たくなるのを感じ、耳の中で重く響く心臓の一拍一拍に押しつぶされそうだった。この闇に溺れて死んでしまうのではないかとすら思った。\n放心状態で立ち尽くすと、肩の傷口が火に焼かれたように熱かった。", "typeIcon": "swo-y", "typeName1": "SWO", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_301_cutter", 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"ヴィクトリア王立前衛学校を卒業するには、最後に課せられる卒業試験を通過する必要がある。\nバグパイプに課せられた試験の内容は、「カイシャー郡南部の物流倉庫に潜入し、現地の暴徒の人質にされた一般市民を救出せよ」というものだった。\n出発前、バグパイプは教官室に呼び出された。\n「現地の駐在軍や警察に警戒されないように。」\n「無関係の事項には関わらないように。」\n「怪我をしないように。」\n先生はこれらの課題を告げた。\n「スリム先生、これは命令ですか?」\n「はぁ……」先生は一つ溜息をすると、「まぁ、私からのお願いだと思っておいて。」と語った。\nバグパイプは3つの「お願い」を真面目な顔で手帳に書き写すと、一番上に書かれていた「人助け」という文字の下に、強調のアンダーラインを引いた。\n任務の前半はとても順調だった。\nバグパイプは無事目標地点への潜入に成功し、コンテナの下に身を隠した。その後、そこで10時間も暴徒が現れるのを待った。\n「奴は?」\n「ああ、あの女はあそこの赤い車の中だ。どうする?」\n「どうするもこうするもあるか。さっさと片付けちまえ。」\n赤い車。バグパイプはそのキーワードを聞き逃さず、瞬時に行動を開始した。\n車の警護をしていた2名の暴徒を軽々と倒し、麻酔を打たれて昏倒した市民を見つけたバグパイプは、さらに別の暴徒の会話も捉えた。\n「他の奴らはおとなしくしてるか?」\n「薬を打ってあるからな、ぐっすりだ。」\n「身分の偽造は?」\n「男爵の口添えで、警察も素早く対応してくれたよ。」\n「他の住民にバレてないよな?」\n「バレるもなにも、みんなサルゴンから来たいわく付きの奴らだからな。家族が探しに来ることすらねぇよ。」\n「よし、じゃあ夜になったら国外に送るぞ。けっこうな数のクルビアのラボから催促されてんだ。」\nバグパイプは2秒ほどためらい、さらに手帳を開くと一番上の行に3秒間目をやって手帳を閉じた。\n大型トラックのエンジン音が聞こえた。バグパイプは左右を見渡すと、付近で一番大型の車両を見繕い、任務のターゲットを背負って運転席に飛び込んだ。\nエンジンをかけて、一気にアクセルを踏み込む。\n大型トラックは、そう遠くへ行かないうちに、倉庫の入り口に突如現れたコンテナ用クレーン車に追突されて停止した。クレーン車はかなりの勢いで走ってきたのか、倉庫の壁が半分崩れていた。\n数分後、知らせを受けてやってきた警察が、目を回した暴徒12名と、左手の薬指をすりむいたバグパイプを連行した。\nバグパイプは学校に戻ると、先生を訪ねた。\n「申し訳ございません。お願いは一つも守れませんでした。」\n先生はしばらく何も言わなかったが、やがてバグパイプに推薦状を差し出した。\n「ええっ? テンペスト特攻隊? スリム先生、私なんかが本当にいいんですか?」\n「ええ、推薦状はとっくに書いてあったわ。」\n「ありがとうございます!」\n「だけど……君が大型トラックにクレーン車で衝突した時、一緒に乗せていた人が誰かわかってる?」\n「任務のターゲットですよね?」\n「あれはね、意識を失った一般市民のふりをしたテンペスト特攻隊の隊員よ。本来は、彼女とその仲間たちであの十数名の暴徒を捕まえる予定だったの。でも君のおかげで、任務が前倒しに終わったみたいね。」\n「じゃあ本物のターゲットはどこに?」\n「ぶつけられた方のトラックの中よ。でも怪我もなく、無事に帰宅したわ。」\n「えっと、じゃあ……任務完了、でいいんですか?」\n「ええ」先生はバグパイプの肩を叩き、再び溜息をついた。「合格よ。正式に配属が決まれば、本物の破城弾も支給されるわ。」\nバグパイプは目を大きく見開いた。スリムは合格を言い渡された学生が皆そうするように、バグパイプも歓声を上げて喜ぶだろうと予想していたが、彼女はそんな予想を遙かに上回る喜びようだった。\n「道理で! 身長2メートルもある『一般市民』なんてなかなかいねぇもんなぁ! かっこ良すぎるべ! う、うちもあの人みたいな戦士と戦友になれるんですか!? うわぁ……あっ、コードネームも必要ですよね? テンペスト特攻隊ってどんなコードネーム使ってるんですか? 楽器? じゃあうち、コードネームは変えなくていいべ! 先生先生、手土産は何を持っていけばいいんでしょうか? ひき肉のゼリーは気に入ってもらえるでしょうか? それからそれから……」\n「リタ、苦情は受け付けないわ。」\nスリムはやれやれと言った様子でつぶやいた。彼女は素晴らしい生徒だ。将来きっと……良い兵士になるだろう。", "typeIcon": "chg-x", "typeName1": "CHG", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "green", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_222_bpipe", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, 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"騎馬警官の警察章を手に入れてから、グラニはこの日の到来を待ち望んでいた。財布捜しや鍵開けといった些細な任務ではなく、ようやく正式な騎馬警官らしい任務が下されたのだ。任務の内容は、「犯人の護送」であった。\n「あっ、別に鍵開けは騎馬警官の仕事じゃないって言いたいわけじゃなくて……ただ……」\n――ただ昔から憧れてた仕事にようやくちゃんと携われるから嬉しいんだ。\n\n「武装集団の襲撃を受けました! 人手が足りません、第三小隊に支援求む!」\n「第二小隊はどうだ!? 緊急支援に2名回せ! 本部の者が到着するまで持ちこたえろ!」\n「第二小隊はグラニの隊です……あいつじゃ……やはりこの手の任務にあいつを参加させるべきではなかったのでは……」\n突然の襲撃により、護送車の隊列は緊急停止に追い込まれた。元より備えはあったものの、相手の人数は騎馬警官たちの予想を上回っていたのだ。\nグラニは護送車の後方で防衛態勢をとり続けていた。護送していた犯人は社内の同僚に押さえ込まれている。規則に則るなら、同僚が再び車両のドアを開くことはないだろうから、犯人が奪還される心配は無用だろう。\n次にやることと言えば、なんとか状況を引き延ばして、支援を待つ。それだけだ。\nただ、先ほどの上司の言葉にグラニは少し怒りを覚えた。似た言葉は幾度も投げかけられてきたが、初めて正式な任務への参加が許されたこともあって、自分の力をようやく認めてもらえたと思っていたのに。\n――……そうじゃなかったんだ。\n\n「お前はそこで車両を守っていろ。あとは俺たちがなんとかする。」\nグラニは二人の先輩が、向かい側の敵に射撃する様子を眺めていた。ひとり、またひとりと敵を倒していく……その時、大量の敵が遮蔽物の後ろから飛び出し、「相手は二人だけだ!」と叫びながら、二人に突撃した。その攻撃に、二人の先輩も無傷ではいられなかった。グラニは彼らが傷口を押さえた手のひらが、真っ赤になっているのを目の当たりにした。\n幸い、停止した車両がちょうど良い遮蔽物となった。グラニはそこに身を隠しながら、隙を突いて何度か敵陣に切り込んだ。同僚たちはろくに期待していなかったが、グラニはなんと敵陣を切り崩し、さらには二名の負傷者をその小さな体で一人ずつ安全地帯まで引きずって避難させたのだ。敵はというと、どうやら一時後退を選んだようだ。\n\n……\n増援としてやってきた後続の小隊が、犯人護送の任務を引き継ぐこととなった。一方グラニは、負傷した先輩と同僚を近くの病院まで送り届ける役割を任された。\n彼女は徐々に他人からの評価を覆し始めている。彼女自身、自分を肯定し続けてはいたものの、それでも他人から認められるとなんとも喜ばしかった。\nグラニは肩の警察章をぬぐった。戦闘によりホコリまみれになったそれは、再びキラキラとした輝きを取り戻した。", "typeIcon": "chg-x", "typeName1": "CHG", 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"uniequip_002_wildmn": { "uniEquipId": "uniequip_002_wildmn", "uniEquipName": "ランススペアセット", "uniEquipIcon": "uniequip_002_wildmn", "uniEquipDesc": "イヴォナ・クルコフスカが最も心残りに思っていることの一つとして、カジミエーシュから離れる前、部屋のワイングラスを持ち出さなかったことがある。\n金でできたあのワイングラスは、イヴォナの成人記念に贈られたプレゼントだった。当時のクルコフスカ一族に彼女ほど勇敢な者はおらず、いつしかイヴォナは一族の誰からも期待される騎士となっていた。\nイヴォナは軍営で長期間の生活をすることに慣れていた。現代的な娯楽に接する機会はほぼなく、非常に厳格な生活サイクルを保ったまま訓練を続けていた。すべては征戦騎士となるため――最も勇敢な征戦騎士になるという、たった一つの目標のためであった。\nクルコフスカ一族にとって、征戦騎士として功を立てることは、至高の名誉である。古き一族は国境を守り、その背後に繁栄たるカジミエーシュの街を背負う。立ち向かうはウルサスの凍える冬である。英雄の物語を聞いて育ったイヴォナは、国境の危険で混沌とした戦場に、純粋な恐怖と憧れの感情を向けていた。\n一族の首席騎士が金のワイングラスをイヴォナに贈ってから、彼女の思いはさらに純粋に研ぎ澄まされた。ひたむきに血を滾らせる彼女は、危険も顧みず、どんな困難な訓練にも率先して参加して己を高めていった。崇高な理想の背後に隠れる薄汚い取引や、謂れのない戯言に一度も目をやったことがなかった。そして彼女は……\n彼女はあまりにもひたむきに駆け抜けるあまり、そこかしこに危険が埋まっている場所ではいつ何時も警戒を解いてはならないことを、一秒の油断でも取り返しのつかない悲劇に繋がる可能性があることを忘れていた。\nイヴォナが忘れたのはその一度だけだった。たった一度だった。\nイヴォナは容赦なく原野に叩き落された。一人で走り、一人で怪我を負い、孤独な一人で在り続けた。源石結晶を生やした野生の猛獣がすぐそばで息絶える直前にあげた悲鳴が、彼女の鼓膜を貫いた。爆発で四散した鋭い源石結晶が、動けなくなっていた彼女の体に刺さった。\n意志だけで救援者がたどり着くまで持ちこたえたイヴォナは幸運にも生き残ることができた。しかしそれ以来、彼女は完全にこれまでの生活からはじき出された。\nあのワイングラスはキャビネットの中に、ガラスのドアの向こうに置かれている。家に戻る度、イヴォナはそれを埃ひとつ残さず拭いていた。\nのちにイヴォナは一族に帰ろうと試みたことがある。せめて親に会うだけでも、せめて部屋に戻って、思い出の一つや二つ連れて行くだけでも、と――\nイヴォナがあの重い木製の扉に踏み入ることは、二度となかった。", 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ドクターに怒られちゃうかな?」\nブラッドブルードのエンジニアははっとした様子で口を押さえると、そのまま特殊人員宿舎の開け放したままのドアをくぐり、扉を閉めながら、満面の笑みでウインクを投げかけた。\n「じゃあまたね。ハッピーホリデー!」\n「ハッピー……ホリデー。」\n私は小包を抱えて立ち尽くした。返事をしたつもりだったが、扉の外までしっかりと届いただろうか。\nリードにとって、祝日は楽しいものではなかった。\n両親は祝日の鐘の中で命を落とした。ロンディニウムから持ち帰ってくれたプレゼントは両親の足下に散らばり、包み紙には血が染みていた。\nそれから姉が雪に沈む私を引き起こし、そのまま手を引いて、一つ、また一つと小道を抜けた。周囲の建物の窓からは蝋燭の暖かな光が漏れているというのに、私たちの進む先には何もなかった。\n後方から足音が徐々に近づいてきた。しっかり隠れるようにと姉に言いつけられ、私は一番目立たなそうな暗がりを見繕い、そこに身を隠した。呼吸音を立てることすらためらわれ、肺がギシギシ痛んだ。\n「もう大丈夫。ラフシニー、立ちなさい。」\n姉の声がそばで響いた。目を開くと、窓の中から炎が漏れ出し、なんとも奇怪でおぞましい紫色に変化するのが見えた。まるで夜の漆黒さえも、それに恐れをなして退いているかのようだった。\n先の恐怖で腰が抜けてなかなか立てなかったが、姉は再び手を伸ばすこともなく、さっさと炎の中に戻っていった。追いかけなければ、一生ここに取り残されるであろうことを悟った。\n奥歯を噛みしめて立ち上がる。恐怖と痛みに耐えながら、炎が照らす後ろ姿の影を追いかけた。いつのまにかかなりの距離を歩いた。私自身も、端から見れば炎の中の小さな影の一つになっていただろう。\nそれから、炎が鎮まることはなかった。それは私の目の中、心の中、そして祝日の闇夜の中で燃え続けた。\n5年後、姉から一本の槍を授けられた。\n覚えている限り、それが最後にもらった祝日のプレゼントだ。槍を手にすると、炎は槍の切っ先にも燃え移った。\nいつの間にか、そんな温度にも慣れ、呼吸の度に全身を駆け巡る痛みにも慣れていた。この不滅の炎は生涯を通して、いや、死後も追いかけてくるのだろう。\n――このプレゼントを受け取るまでは、そう考えていた。\n不滅の炎を鎮めようとする者がまだいるのだと、私は驚いた。\nそれからというもの、テストや訓練の際には、毎回その手袋を付けるようになった。さらに戦闘後、クリーニングセットの説明書通りに、槍の切っ先を清めるようになった。\nどんな薬剤や素材を用いてもドラコの炎は鎮められないことを、クロージャには伝えていない。\nなぜなら、このプレゼントを受け取った瞬間、久しく感じていない涼しさを確かに感じたからだ。", 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"年老いたサルカズの講師は、黒板に大きく二つの文字を書いた――\n「西遷」\n「テラ暦898年、サルカズ人の国都が再び灰燼に帰してしまいました。」\n「それにより、多くのサルカズ人は信念と勇気を完全に失ってしまいました。」\n「そして彼らは逃げることを選びます。故郷に積み上がる瓦礫、そして自身の運命から逃げるため、異国を目指したのです。」\n「ガリアからヴィクトリアへ、そして今のクルビアへ。」\n「しかし、流れ者のサルカズたちに、家と呼べる場所はできませんでした。」\n「たとえクルビアでも、サルカズ人は都市と荒野の狭間に追いやられて暮らすことを余儀なくされました。」\n「鉱石病を患ったサルカズともなれば、なおさらです。」\n「そのような抑圧された苦しい日々の中、ビル・ペルレイというサルカズ人が、音楽を用いて生活の不満を訴えることを選びました。」\n「生きていれば、誰でも叫びたくなるときがあるものだ。」\n「ビル・ペルレイの名言です。」\n「ひとたび彼がギターを持つと、多くの人々が彼の歌声に耳を傾けました。」\n「彼の叫びはクルビアの市街を、そして荒野を飛び越え、クルビア大平原に響き渡りました。」\n「リターニアの音楽家はそれを鼻で笑いましたが、かのロックシンガーは紛れもなくクルビアのポップカルチャーを塗り替えたのです。」\n「そして、多くのサルカズ人の運命をも変えました。」\n講師は黒板に、歴史に名を残したサルカズ人と、そのロックバンドの名を書き記した。\n「じゃあそのビル・ペルレイはその後どうなったんですか?」\nひとりの学生が講師に質問した。\n「彼はクルビアで売れっ子になり、そのレコードはヴィクトリアにまで輸出されるほどでした。」\n「ですがある日、彼はギターと共に都市を離れ、荒野へ向かいました。」\n「かの偉大なるシンガーは、友人にはこう語ったそうです。」\n「故郷――かつてのカズデルに戻るのだ、と。」\n「それから彼を見た者は、一人もいません。」\nヴィグナは真剣にペンを走らせ、これらの歴史を、かのサルカズシンガーの伝説をノートに書き写した。\n\n――夜、地下ライブのバックステージにて\nヴィグナはギターのチューニングをしていた。\n伝説のシンガーの物語、サルカズ人の過去、故郷の歴史、それらが彼女の頭の中を巡っていた。\n彼女はバンドのドラマーを見上げた。若きサルカズ人は、ドラムスティックを丁寧に拭いている。\n「フィノ、いつかカズデルに戻るって考えたことある?」\n「カズデルに? なんで?」\nドラマーのフィノは、不思議そうにヴィグナの方を見た。\n「なんでカズデルに戻らなきゃいけないんだ?」\n「サルカズ人はいつか自分の故郷に戻るものでしょ?」\n「ワハハハ、何冗談言ってんだよ!」\n若きサルカズ人は立ち上がった。\n「俺はクルビア人だぜ、ここが俺の故郷だ。」", "typeIcon": "chg-y", "typeName1": "CHG", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_290_vigna", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_vigna_1", "uniequip_002_vigna_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30083", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31053", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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"木製のソードスピアを手に、全身に防具を纏ったマーガレットは、精神を集中させて男と対峙している。\n男は手中の木剣を軽く揺らしていた。まったく敵意があるように見えないが、ひとたびこちらの気が緩めば木剣はソードスピアをくぐり抜けて、自分の頭をポンッと叩いてくるだろうことをマーガレットは知っている。\nソードスピアのリーチの優位を生かして、マーガレットは攻撃の糸口を探り続けた。いつものように、男はすぐに隙を作ってみせてきて、マーガレットは機を逃さずにソードスピアを繰り出した。「よくやった、マーガレット」槍の勢いを殺しきれないふりをして地面に転がったスニッツ・ニアールは、仰向けになると娘に親指を立てて見せた。\n「父上……」\n剣術を学び始めてから、マーガレットが打ち合い稽古で父に一撃与えたことはほとんどなかった……\n「私の剣は、届いたのでしょうか?」\n「ああ。届いたとも、マーガレット」\n「というわけで、手を貸してくれるか?」\n「は、はい、申し訳ありません、父上」マーガレットは急いでソードスピアを置くと、両手で父の片手を掴み、全力で引っ張り起した。\n「すごいわ、仔馬ちゃん。もうお父さんもやっつけられるようになったのね」\nおくるみに包まれたマリアを連れて、母ヨランタが訓練場の入り口に姿を見せた。\n「わはは、槍を突き出した時のあの気迫をお前にも見てほしかったよ」\n\n「母上、どうしてこちらに?」\nすでに夜も遅いはずなのに、母は外出着を着こんで荷物を背負い、今にも遠出しそうな装いをしていた。\n「そろそろ時間よ、スニッツ。早く準備してちょうだい」\n「わかった、五分間くれ」\n父が訓練用の防具を脱ぐと、その下の甲冑が露わになった。\n「父上、母上、どちらに行かれるのですか?」\n「すまんな、マーガレット。言えないんだ」\n「北にお土産でも買いに行ったと思ってちょうだい」\n「長く、なるのでしょうか」\n「そうだな……」マーガレットの父はしばし考えこみ、「少しかかるだろう」と答えた。\n「だからね、マーガレットに少しお願いをしてもいいかしら?」\n「もちろんです、母上。私にできることでしたら、何でもやります!」\n「まずは……」母は身をかがめ、すやすやと眠るマリアをマーガレットに抱かせた。「妹とおじいちゃんのお世話をお願いね」\nこの時のマリアは幼いマーガレットにも軽々と持ち上げられる重さだったが、受け止めたマーガレットは妹が腕から滑り落ちないようにとても気を遣っていた。\n「それと、剣の鍛錬で困ったことがあったら叔父さんに頼るといい。お父さんよりもずっと経験豊かだからな」\n「はい、父上……」\n……\n「他に何かあったかしら?」\n「大体こんなもんだろう」\nコン、コン、コン――\n誰かがノックをしている。\n一回ごとに心臓が跳ね、まるでそこを直接叩かれているようで、彼女は恐怖を覚えた。父と母がどこかへ行ってしまう。\n父はソードスピアを背負い、母は弓やクロスボウの用意を整えた。マーガレットは二人の後について門へと向かった。\nドアを開けると、銀色の鎧を纏った征戦騎士が二人そこに立っていた。\nマーガレットには、その二人が人を頭からかじる怪獣のように見えた。\n「スニッツ閣下、ヨランタ閣下。お二人が大騎士領を離れるための護衛を務めさせていただきます」\n両親は小さな声でそれに応え、マーガレットへと振り向いた。\nスニッツはマーガレットとマリアとぎゅっと抱きしめた。\nヨランタは二人の頬にキスを残した。\nそして、マーガレットは家の門前に佇み、遠さがっていく父と母を見送った。\nずっと、父と母が急に振り返って、嘘だよ本当はどこにも行かないよと言ってくれるのではないかと期待していた。\n門の外で二人を見送る叔父が、二人をあたたかい我が家へと連れ戻してくれるのを期待していた。\n上の階で病床に就いている祖父が飛び出してきて、話の通じない征戦騎士を追い払うことも期待してしまった。\nだけど、マーガレットの期待はどれも期待のままで終わった。\n彼女が誇り、彼女の太陽たちは、大騎士領の地平線に沈み、どんなに目を凝らしても二度と昇ってくる姿を見ることはなかった。\nマーガレットは心の中が空っぽになってしまったような気がした。\nマーガレットにできるのは、家のドアを閉めて、腕の中の妹を抱きしめること。\nただそれだけしかなかった。", 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"スカジは水に沈んだ。\n肌は再び潤いを取り戻し、慣れ親しんだ塩辛い水が口に流れ込んだ。\n彼女は目を開いた。\nこの深さならば、まだ海面の上にある太陽や周囲を泳ぎ回る海洋生物を見ることができる。\nもうしばらくここに留まりたかったが、身体は沈み続ける。水流が彼女を引っ張り、海の奥へと誘おうとしているようだ。\nスカジはそれに抵抗しなかった。\n次第に海面から差し込む光が消えていき、周囲は暗闇に包まれた。水の圧力も徐々に強まり、水流と音からしか、辺りの状況を判別できなくなった。\nしかしスカジは、この状況に安らぎを覚えた。ここは一番慣れ親しんだ環境なのだ。アビサルハンターとして僚友たちと任務に就いていた時は、いつもこのような海域でシーボーンを屠っては、光をたどり海底の街へと帰還していたものだ。\nしかし今となっては、スカジの周囲には冷たい海水があるのみだった。\n彼女はそれに寂しさを覚え始めた。\n……\nまもなく海底に到達するだろう。海底都市はいつもそこで見え隠れしていたはずだ。\nどれほど昔だろうか、これらのエーギルの奇跡的な技術は、海底全域を明るく照らすほどのものだった。しかし思い出に残っているのは、せいぜい都市群の光だけだ。\nそれに……\n都市はいつの間にか、彼女にとって遠く、得体の知れないものに変わってしまっていた。\nスカジは海に属していながら、あの場所には属さないのだ。\n彼女は海底に倒れ、動きを止めた。\n彼女は孤独を感じた。\n……\n唐突に、海中に歌声が響いた。\n文字にも、感情にも囚われない、自然な歌。\n彼女はそれを確かに聴いた。\n周囲の「生物」が、声をたどってやってきた――\n際限なく、どんどん増えていく。\nそして、エーギルの寂れた明かりの中、「それら」が姿を現わした――\n恐魚、シーボーン、そして海中の大いなる存在。\n条件反射的に、スカジは身を起こした。彼女の手には、いつの間にかエーギルの長剣が握られていた。\nスカジは直ちに周囲の水流を掌握し、その勢いを借りて怪物の群れへと突撃した。それに追従するように、いくつかのおぼろげな影も共に海中を駆けた。どの影もスカジと似た服を身にまとい、手にはそれぞれ巨獣を屠るための武器が握られていた。\nその瞬間、スカジは感じた――\nパチン!\nスカジは目を覚ました。身体はベッドに横たえられており、そばには忙しそうに稼働する医療機器が設置されていた。\nロドスのメンタル医療オペレーターが真剣に医療機器に表示される数値を見つめている。鳴らしたばかりの指はまだ宙ぶらりんで、もう片方の手で何かを書き連ねている。\n「スカジさん、ご気分はいかがですか?」\n「そうね――\n最高よ。」", "typeIcon": "dre-y", "typeName1": "DRE", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_263_skadi", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_skadi_1", "uniequip_002_skadi_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"uniEquipId": "uniequip_002_franka", "uniEquipName": "刃先テルミットユニット", "uniEquipIcon": "uniequip_002_franka", "uniEquipDesc": "十回目の定期健康診断。\n鉱石病の病状は安定しており、アーツの力は鉱石病の影響でさらに強まっている。事前に準備しておいた新テクノロジーのモジュールを組み込むことで、テルミットレイピアの威力も一段と増すことだろう。\nなーんだ……結局、鉱石病って発作が起きたらちょっと痛いだけの病気じゃない。生活に支障はきたさないし戦闘力もアップするなんて、悪くないわね。\n今度優等生サマとこの話になったら、言ってみようかしら。きっと面白い顔をしてくれるでしょうね。\nそれから、どんな言葉をくれるのかしら……\n「身体の話は冗談じゃ済まないんだよ!」\n「悪くないわけないでしょう! 死んじゃうかもしれないのに!」\nまぁまぁ、そんなこと気にせず、今を楽しめばいいじゃない。ね?\n「大地を旅したいんでしょう! 鉱石病になっちゃったらもう……」\n……\n……\nそうね。あの旅行計画書も……\nかなりの計画が、実現不可能になっちゃったわね。\nホント残念。病気になる前に達成できた計画なんて十分の一もないわね。残りの計画にある場所は、感染者をまったく受け入れてくれないところも多いわ。\n――ウルサスの壮大な雪原、ロンディニウムにあるいいとこ取りの庭園、リターニアのミュージックホール、カジミエーシュの騎士競技スタジアム、サルゴンの幾千万の羽獣が飛び交う砂漠……そんな場所に、あの子と一緒に行けたらなんて考えてたのに。\nもう塗りつぶしちゃおう……\nもう、なんでこんなこと思い出しちゃうのかしら……優等生サマのせいね、小言を聴きすぎて、あの子がいないときにまで頭の中に響いてくるみたい。\n考えるのはやめよう。\n……\nやっぱり、塗りつぶさないでおこうかしら。\nロドスも頑張ってるし、あたしもまだまだ頑張るつもりだもの。\n今はダメでも、もしかしたらいつか……\nいつか、感染者を受け入れてくれるようになるかもしれないんだから。", "typeIcon": "dre-x", "typeName1": "DRE", "typeName2": "X", 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ここで問題である……」\n「……」\n「トロッコ問題バージョンアップ版:手術問題!\n私の隣にいるこちらの医者を例にするのである。こちらの凄腕で心優しい医者は、ある日6名の患者を治療することになった。患者は皆、もう長く持ちそうになく、それぞれ異なる臓器を移植してやらねばすぐにでも死んでしまいそうなのである。しかし病院にはそのための臓器がないときた。そんな中、たまたま定期検診に来た別の患者を診察したところ、なんと彼の臓器は例の6名に見事に適合し、全く拒絶反応が起きないことが判明したのである。さらに、その患者は通りがかりでこの病院に寄っただけなので、仮にいなくなったとしても、この病院が怪しまれることはないだろう。ならば、医者はどうすべきだろうか?\n\nトロッコ問題が問うているのは、最終的な答えではなく、そこに至るまでの葛藤の過程なのである。迷いが生じたかどうか、打算的な考えの有無、良心の呵責に苛まれたか、義と情のどちらをとるか――それらが細かな表情や目つき、感情として表れ……」\n「貴様ら、芸術に対する感性がないにも程があるぞ……断罪とは、言うまでもなく一種の芸術なのである。断罪前の厳しい試練も、断罪拳法の技一つ一つも芸術だ。断罪後に試練を乗り越えて高みに至ることも、さらなる芸術に他ならない!ぐぬぬ、貴様らに理解できないのも仕方ないのである。」\n「それより、さっきのお医者さんまでビビって逃げちゃいましたよ!」", "typeIcon": "dre-x", "typeName1": "DRE", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_159_peacok", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_peacok_1", "uniequip_002_peacok_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": 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"マトイマルは薙刀で戦場に切り込む戦術に秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては前衛オペレーターとして区分し、勇士の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_289_gyuki", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1643079600, "uniEquipShowEnd": 1643079600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_gyuki": { "uniEquipId": "uniequip_002_gyuki", "uniEquipName": "切竹艶めく生け花", "uniEquipIcon": "uniequip_002_gyuki", "uniEquipDesc": "かの若き鬼の武士は、毎日この街道を通る。そのたびに生け花教室の窓ガラスに張り付き、新しい生け花の作品を一通り眺めた後、満足げに去って行くのだ。鬼族の年齢は見た目に出ないが、竹の薙刀を背負っている様子を見るに、まだ修行中の武者なのだろう。うちの生け花教室には、鬼を入れないという暗黙のルールがある。粗暴な鬼族の者をひとたび入れてしまえば、数ヶ月心血を注いだ生け花が台無しにされてしまう可能性があるからだ。さらに、もしバックに同族のスジ者でもついていれば、道理など何の役にも立たなくなる。\n生け花教室の向かいの路地裏は、ガラの悪い学生たちのたまり場になっているようだ。弱い学生が連れ込まれてカツアゲされたり、暴力を振るわれたりすることはもはや日常茶飯事だ。水曜の夕方にも、リュックを背負った男の子がボロボロにされた様子で泣きながら窓の外を駆けていく姿が目に入った。木曜日、男の子が例の鬼と一緒に通りかかったが、しばらくすると男の子が一人で引き返してきて、路地に入って行った。\n金曜の午後、先生の手伝いで花の整理をしていると、鉄パイプや酒瓶、バールなどを持って路地で待ち伏せしている集団が目に入った。警察に通報しようとしたが、どうやらターゲットが到着したようで、彼らは一斉に立ち上がった。その視線の先には、帰宅路につく男の子と、前日と同じように彼に付き添う鬼の姿があった。二人が生け花教室の窓付近に差し掛かった時、男の子は突然駆けだして逃げていった。唖然として立ち尽くす鬼を、いじめっ子集団が取り囲んだ。\n彼らは殺す気で鬼に飛びかかったように見えた。鬼は竹薙刀で攻撃を何度か受け止めたが、やがて薙刀も折れてしまった。\nその瞬間、私は初めて「鬼」を目の当たりにした。\n薙刀を失った鬼は徒手空拳で、自らの骨格や関節を武器代わりに固い金属と打ち合った。血で相手の目を潰し、拳が受け止められたら膝で突き上げ、膝を止められたら角をぶつけ、角をかわされたら牙で噛みついた。警察の警報器が鳴り響いたとき、そこに立っているのは彼女多々一人――ただ一匹の鬼だけだった。\n彼女が無表情で口元の血を拭う様子は、まさに伝説の人食い鬼のようだった。人々は彼女の無言の圧力に怯え、窓や扉の向こうから、彼女を指さして揶揄した。\nすると、なんと先生が生け花教室のドアを開けて出て行き、先ほど整えた竹の葉を彼女の手に握らせたのだ。\n若い鬼の武士は目をぱちくりさせると、まるで悪夢から覚めたかのように優しくそれを握りしめ、先生に笑顔を向けた。", 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"廉(レン)家の道場を離れる時、勾呉はもう何日も雨に降られていた。落ちたアオギリの葉が地面にびっちりと張り付き、土の生臭さに蓋をしていた。彼は道場の門に内側から鍵をかけ、誰もが寝静まった深夜を狙い、修行用の武器棚から銅棍を拝借すると、壁を越えて道場を後にした。\nそれからしばらくして、勾呉近くの街に、サングラスを掛けた占い師が出没するようになった。晴れの日は十字路のそばで占いを、人通りの少ない雨の日は、一人傘をさして町外れの川で釣りをする姿が目撃された。彼をすっぽりと覆う傘は、骨組みがしっかりしていて重量もあり、ちょっとのことでは風にさらわれることはなかった。彼の自由気ままな暮らしを羨ましがり、「天命を知るからこそ、俗世の波に踊らされることがないのですね。」と声を掛ける者がいれば、「エセ占い師ごときが、本当に未来を占えるのなら、自分の運命も知っているのだろうな?」と批判的に問い詰める者もいた。\n「それはもう、当然でございましょう。」彼はすべての問いに、笑ってそう答えた。\n傘は雨こそ凌げど、吹き矢や飛び道具の類いの暗器は防げない。彼は傘が破られる度に、荷物をまとめては別の街へ向かい、傘を修理してはまたすぐに破られる日々を繰り返した。雨風に打たれ彷徨う時間が増えるに従い、彼は自分にはもう行き場などないのだと強く自覚するようになっていった。自らの命運の終着点はあの道場にあり、そこに到達してしまえばもうそれ以上歩む必要はないと確信する一方で、ではそれまでの間はどこに向かって歩めば良いのかがわからなかった。この傘に守られたわずかな地面は、辛うじて彼一人が足を休めることのできる広さしかなく、到底頑丈な家とは呼べないのだから。\nそんな折、彼は風変わりな者たちと出会い、ほどなくして彼らから一つの言葉を学んだ。炎国の言葉で言い換えるなら、「天命は人に在り」と表すべきだろう。\n――以上が、オペレーターとなったウユウがあなたに語った内容だ。現在、ロドスは発達中の小型天災から全速力で避難している最中であるが、ウユウは悠々と椅子に寝転ぶようにもたれかかり、例の傘は閉じた状態でそばに立てかけられている。艦船の窓からは、源石雨の奥に燦々と輝く太陽が見えた。\n「雨上がりに太陽、お天道様が下界を見渡しているわけだね。おっと、ドクター、サングラスはご入り用かな?」", "typeIcon": 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いいか?」\n「こないだは『人を騙すべからず』だったじゃねえっすか……」\n「人生の教訓は山ほどあんのさ、全部覚えとけ!」\n「鱗獣団子はな、鱗獣をさばくところから全部手作りと相場が決まってんだ。つまり、鱗獣団子作りを学ぶならまずは包丁の使い方からから勉強しなきゃいかんわけだ。それで……ええと……」董の親父は少しだけ言葉に詰まった。教えるべきことが多すぎてなかなか言葉で説明しづらいようで、「手本を見せてやるから、しっかり見とけよ。」とだけ言った。\n董の親父が革制のかばんを机に広げると、中には鋭く光を反射する刃物がずらりと並んでいた。親父は水槽から活きのいい鱗獣を網ですくうと、それをまな板に何度か叩きつけてシメた。そして異なる形状の刃物を次々に取り出すと、小さいもので鱗を処理し、大きいもので腹を割き、順序よく魚をさばいていく。先ほどまで動いていた鱗獣が、親父が手をささっと動かしただけでパーツごとにバラけていき、まな板に整然と並んでいった。\n「パッと見難しそうだろうが、こんなもんさ。包丁さばきのコツは、習うより慣れよ、だ。」\n俺は見よう見まねで鱗獣のさばき方、すり身の練り方、スープの味付けを学んでいった。董の親父からは覚えがいいと褒められて、俺が代わりに店を出すようになるまでにはそう長くかからなかった。\nある日、数人で来てかなりの量を注文した客がいた。食べ終わっても支払う素振りすら見せず、そのまま出て行こうとしやがった。\n親父の店はずっとツケ払いありでやってるが、あいつらときたら、しょっちゅう食べに来てるくせに、一度も金を払ってるのを見たことがねぇ。腹が立ってお灸を据えてやろうかと思ったが、親父が慌てて飛び出してきて、俺とあいつらの間に立ちふさがった。\n「鱗獣団子の一杯や二杯、大した金じゃねぇ。次に払ってくれりゃいいさ。」\n親父が出てきたとなっちゃ、俺も手を引っ込めざるを得なかった。だけどあいつらはそれで調子に乗って、こんなことを言いやがった。\n「露店の鱗獣団子売り風情が黙ってろ! いつも本なんか読んで気取り散らしやがってよ!」\n親父がゆっくりと向こうに振り返った。俺からは親父の顔は見えねぇけど、あのチンピラどもは鬼でも見たかって勢いで転がるように逃げてった。\nその夜、董の親父は俺に包丁セットをくれた。\n「大事にしろよ、古ぼけて見えるかもしれねぇが、安モンじゃねぇぞ。」\n「ついでにもう一つ、包丁さばきの教訓を教えてやろう。刃物を扱うならば、普段はその鋭さを隠すことを覚えるべし、だ。」", "typeIcon": "mer-x", "typeName1": "MER", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_272_strong", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_strong_1", "uniequip_002_strong_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31013", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30083", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": 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さすが大先生です!」依頼人はリーのそばに近寄り、何一つ書かれていない羅盤をのぞき込む。盤面は鏡のように、哀愁を帯びた顔を映している。\n「天地万物、気の流れでつながっているものです。気の流れが合えば吉、合わなければ凶。この部屋は四方の流れが不順である上、五行もことごとく相克しており、まさしく避けるべき家そのものですよ。ここに長く留まれば、商売が順調にいかなくなるばかりか、部屋の持ち主ももしかしたら……」\n「だ、大先生、どうか、どうかお助けくださいませ!」\n「まあまあ慌てなさらずに。龍門での初めてのお客様ですからね、これも何かしらの縁ですから、一つアフターサービスをいたしましょう。別の場所をお教えいたしますので、三日内にここから引っ越しなさってください。こちらの部屋は、私めがどうにかいたしましょう」\n「ありがとうございます、ありがとうございます!」\n\n「それで元の半分もない値段で、こちらの部屋を借りたというわけですか?」\nのちに、リーは食事の場で子供三人にこの話をした。ウンは腹を抱えっぱなしで、アに至っては地面に転がるほど笑いこけていた。ワイフーだけは詐欺犯を前にしたように、リーをじっと見つめている。\n「本当に羅盤から風水を読み取れるんですか?」\nリーは悠々と一口お茶を飲み、また例の羅盤を取り出した。子供三人も寄ってきて、盤面には好奇心に満ちた三つの顔が映った。\n「内装業の会社を開いていた人でね。ここ数キロ範囲内の街は全部、内装工事を終えたばかりの新築ビルばかりだからねぇ。受けられるような仕事もまともにないだろう?あながち嘘でもないのさ」", "typeIcon": "mer-x", "typeName1": "MER", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_322_lmlee", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_lmlee_1", "uniequip_002_lmlee_2" ], 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"uniequip_001_ling", "uniEquipName": "リィンの記章", "uniEquipIcon": "original", "uniEquipDesc": "リィンは「清平」及びその派生物を使役しての作戦行動に秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、召喚師の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_2023_ling", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1643079600, "uniEquipShowEnd": 1643079600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#4384aa" }, "uniequip_002_ling": { "uniEquipId": "uniequip_002_ling", "uniEquipName": "詩は短く、夢は長く", "uniEquipIcon": "uniequip_002_ling", "uniEquipDesc": "砂漠の奥から届く風が、遮るもののない牧草地を通り抜け、やがて闇夜の中でも白昼のように輝かしい移動都市へと至る。\n「この風は――」\n「どうした?」\n「なに、束の間どのように表せばいいか分からなくなっただけだよ」\n「口を開けば名句を垂れ流すリィンも、言葉に詰まることがあるんだな」\n\n風は庭園の軒先から回り込んで、柳の枝先でくるりと回った。それで勢いが削がれたのか、リィンの頬を撫でる頃にはひどく優しい手つきになっていた。\n「酒尽くすも高朋兀として相留まり、暖風は送る——」\n「お前の近頃の詩を見たよ……」と、急に声が聞こえた。\n「大兄……」\n「暖風、薫風、東風、蓮の風、柳の風、風が橋を渡り、風が扇子に潜る……風がない場所を詠む気はないのか?」\n「この世に、風がない場所なんてあるかな?」\n彼女はもう、これが何度目の詩会であるか思い出せなくなっていた。この頃は似たような庭園に、似たような曲水の宴ばかり。千杯飲めども酔いもせず、見分けのつきにくい詩が百余り、詠まれた人の情だけが巡っていく。心ゆくまで楽しめたと言えばその通りなのだが、それにしてもあまりにもすぐ情感のてっぺんまでたどり着いてしまうのである。\n「お前を必要とするだろうところがある……お前はそこで、新しい詩を紡ぎ出すことができるだろう」\n\n限られた水源地を確保するために、その移動都市は山を壁とすることはなく、広大な砂漠のど真ん中に建築されていた。その姿はまるで天地のどこにも寄る辺のない孤独な巨人のようだった。風はなにものにも妨げられることなく吹きわたり、その風に巻き上げられた荒い砂粒が頬を掠れば、まるでナイフに切り付けられたようだった。\nそこには風がないわけではなかった。ただ、あのような風がないというだけだった。関山遠し、春風度らず。\nリィンは弓矢が届きそうな距離にある牧草地を見つめた。ほんの僅か残った精鋭が草の中に潜んでいる。甲冑には湿った稲穂が巻き付けられていて、三軍共に息をじっと潜めてその時を待っていた。闇夜の中の牧草地は、ただの牧草地のように見えた。\n暗闇を呼び覚ますかのような街を餌に、牧草地を罠とした待ち伏せである。\n「松明をもっと明るく燃やして」\n「もう十分明るいですよ、あいつらを引き付けるには十分です」\n「あの草地にいる勇士にみせるんだよ。大戦はもう目の前だ、九死に一生すらない戦いだから、誰だって思わず振り返ってしまうものさ。もっと明るくしてあげて。故郷の明かりの代わりになればいい」\n長風は原上の火を滅せず、一夜にして征夫は尽く望郷す。\n\n風が冷たい。夢から醒める。見上げてみると、山城の夜はもうとっぷりと深く、湖松酒の空の酒甕が東屋に積み上げられていた。目の前の紙には、半分しか書かれていない詩文がある。\nあのような風だけが、百年という時を超えても時折夢の中にまで届くのだろう。\n長き夢を悲しみ、酔いて灯を挑(かか)ぐ。他年の長風今猶お在り、旧時の鉄甲新声を踏む。", 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"それは何年も前のうららかな午後のこと。\nまだ幼さが残るリーベリの少女の前に、老人が無骨なケースを差し出した。\n少女は顔にホコリをつけたまま、そのケースへと目を向けた。\nこの時、同年代のサンクタたちは銃をまるで手足のように扱っていたが、彼女は未だその習得に四苦八苦していた。\n「フィア。ワシはそれを種族の差だから仕方ないなどと慰めはせんし、どこぞの主教のように銃はサンクタのみに許された栄光だなどと言う気もない。」\n「おぬしの努力は、いつか実を結ぶ……いや、すでに花開く直前じゃ。」\n「それがおぬしの望むものかはさておきのう。」\n「じゃが、ここには別の道も――あるいは、おぬしが往く道の助けとなる道具もある。」\n「そのケースには、ワシの古い友人の残した物が入っていてな。」\n「あやつはメカニックだったんじゃが、戒律に背いたことで、今やラテラーノには戻れなくなってしまったんじゃ。」\n\n「しかしのう、フィア。戒律がワシらのすべてというわけではないじゃろう?」\n「……そう驚いた顔をするでない。『水と食料が我々のすべてだ』と主張する者などおらんし、それと同じことじゃよ。」\n「ワシらはただ、それに頼らなければ生きてはいかれぬというだけのこと。」\n「戒律を逸する何かは必ず存在するんじゃ。」\n「ただ、人によってその名称と定義は異なり……それを感情と呼ぶ者もおれば、正義と呼ぶ者も、手の届かぬ希望と呼ぶ者もおるだろう。」\n「ともかく、焦りも心配もいらぬ。」\n「おぬしがやると決めたのならば、それを阻める者など誰一人おらぬのだから。」\n……\nそのリーベリは、もはや幼い少女ではない。\nこれまで多くの場所に足を運び、多くの景色を目にしてきた。\nけれどそれでも、ラテラーノの午後はいつの日もうららかだった。\n二振りの武器は、彼女と共に長い時間を過ごしてきた。\n危機に瀕した際に身を守ってくれたこともあれば、無情にも誰かの希望を摘み取ることもあった。\n彼女は、長年連れ添ってきた相棒たちを丁寧に手入れして、油を差した。\n一発一発、弾薬の空気圧を調整し、何度も順番を確認した。\nいよいよ八年にわたって追い続けてきた仇と対峙するのだ。\nどれだけ準備を重ねても十分だとは言い難い。\n\n「戒律を逸する何かは必ず存在する」。\n彼女の心には恨みも、憐憫もない。\n清算されるべきことはそうされねばならず、代償を負うべき者はその代償を支払わねばならない。\n彼女自身も、これはただの執念に過ぎないということをよく理解している。\nけれども、彼女は最後の一発を弾倉に込めた。", 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"彼女が一枚目の認識票に刻んだコードネームは「ブラントウェッジ」だった。\nそれは、傭兵として受けた初仕事だ。\n任務内容は商隊の護送というありがちなもので、およそ五日ほどの行程だった。\n二日目の夜、別の傭兵部隊から目をつけられたことを察知して、襲撃に備えた。\n三日目の夜明け頃、追跡してくる部隊が二つに増えたことに気付き、逃走手段を考え始めた。\n四日目の夜、二つの部隊が同時に襲撃を仕掛けてきたのだが、彼らは互いを敵視し、争い始めた。\nそうして、結果的に相打ちとなり、生存者は残らなかった。\n……\n彼女が十枚目の認識票に刻んだコードネームは「ヘヴィアロー」だ。\n当時受けたのは、難民たちを隣の都市まで護送する任務だった。\n難民の中には、軍事スパイが一人紛れ込んでいたようだが、彼女自身の任務にはなんら影響はなかった。\n彼女は無事に護送を終えるため、追っ手の傭兵を足止めすることに集中した。\nしかし、ほどなくサルカズの子供が本隊からはぐれてしまったことで、その子を助けるべく敵狙撃手と対峙する羽目になった。\n三日三晩のにらみ合いを経て、ようやく相手を仕留め事なきを得たのだが、その狙撃手のいた場所を調べると、射殺した相手もサルカズだったことがわかった。\n――さらには、それは助けた子よりほんの少し年上なだけの子供だった。\nその出来事のあと、彼女はカズデルを離れた。\n……\n十七枚目の認識票――最後の一枚に刻んだコードネームは、「メテオリーテ」だ。\n彼女はカジミエーシュのとある民間軍事組織に雇われ、遊撃部隊の一員としてウルサス軍と交戦を繰り返した。\nこれまでの任務とは異なり、遊撃部隊のメンバーたちは家族のように親しく、彼女のこともサルカズ傭兵であることを理由に差別したりはしなかった。\n思ってもみなかったことだが、ここで友人と呼べる仲間もできた。\nだが、美しい日々は長くは続かない。\nある日、遊撃部隊を裏切った者が現れ、彼らは壊滅的な被害を受けてしまった。\n命からがら火の海を脱した彼女は――友人たちの怒りと恨みの眼差しを一身に受けることとなった。\n……\nそれらの認識票は、とある名簿と共にロドスへ提出された。\n「メテオリーテ」の認識票だけは他と異なり、血液型も所属部隊も記されておらず、中心部にコードネームが刻まれているのみだ。\nしかし、その裏側を見れば、サルカズ語でこう刻まれていた――\n「サルカズに二度と苦難が訪れませんように。」", 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"サルゴンの武器闇市の一角で、ありきたりな揉め事が起きていた。\n「約束と違う!こりゃどう見てもBSWの銃じゃねえ!」\n「ふざけんな!BSWの銃なんざ、そう簡単に手に入るかよ!こんなもんを調達するだけでも、仲間が一人やられたんだぞ!」\n「いいからまともに使える銃をよこしやがれ!こんなガラクタ使うくらいなら、ハンマーでも振り回したほうがまだマシだ!」\nヴイーヴルの親玉らしき男はますます怒り狂った。\nその背後には、彼の配下の屈強なヴイーヴルたちが列を成している。\n「アーツも使えねえのに銃なんざ欲しがるんじゃねえ!買わねえなら別に構わんが、前金は返さねえからな!」\nサルカズの商人が手を一振りすると、彼の後ろに立つ仲間たちが刀を抜いた。\n\nと、そんな一触即発の空気を破るかのように、ヴイーヴルの若者がふらりと現れた。\n「それ、直せるぜ。」\n素知らぬ顔でそう語る彼は、痩せ細った体躯だけ見ればとてもヴイーヴルには見えなかった。目を引くのはその真っ赤な髪の毛だ。\n「俺ならその銃を使えるようにしてやれる。そうだな、報酬は……」\nそう提示された妥当な金額に双方は納得し、若者に道を譲った。\n彼らが見守る中、若者はその場に置かれた銃を一丁手に取ると、工具箱を開いた。\nそうして、銃を一つ一つのパーツにまでバラしてから、また一つの形へと組み上げていった。\nその手さばきは取り立てて早くはなかったが、彼が何をどう直したかを理解できる者はいなかった。\nそれが終わると、若者は組み立てた銃をヴイーヴルの親玉に手渡した。\n親玉は疑わしげにそれをじろじろと眺めてから、銃口を空に向けて引き金を引いた。\nすると、乾いた銃声が闇市中に響き渡った。\n「おっと、二発目はまだ撃てねぇぜ。完全に使えるようにすんなら、工房に持ち帰って直さねぇとな。」\n\n先ほどまで剣呑な言い争いをしていた者たちは、その光景を見るや一転して、銃よりもよほど価値のあるものを見つけたというように、十数人分の視線で以て若者を捉えた。\n「坊主、さっきのはどうやったんだ?」\n「おい、そう緊張すんなよ。素直に教えてくれりゃあ何もしねえからさ。」\nしかし、にじり寄る者たちを見て、若者は突然高笑いをした。\n「フフ、ハハハハハ! 愚かな凡人共め!」\n「お前らみたいな無知蒙昧の連中が、真実の力を垣間見ようとでも?」\n「そんなに知りたきゃ、教えてやろう――武器には魂が宿ってんだ!」\n「そして、その魂と共鳴できるのは、真なる賢者、真に崇高なる者だけなんだよ!」\n彼の言葉に、混乱しつつあったその場が一瞬にして静まりかえった。\n「狂人め。」\nサルカズはそう吐き捨てた。\nけれども、ヴイーヴルの親玉は現金が詰まったケースから一束取り出して若者に渡し、残りの金を商人に手渡した。\n商人はそれを受け取ると、振り向きもせずに去って行った。\n「坊主、教えたくねえなら別に構わん。」\n「だがその代わり、金も工房も用意してやるから、俺んとこで働かねえか?」\n親玉はそう言って、奇人と呼ぶべきその若者を誘った。\n「いいぜ。取引成立だな。」\n若者は用意された工房に住むことを決めた。\n\n夜遅く、彼は一冊のノートに、昼間見た銃のモデルと数量を書き込んでいた。\n「クルビア製の武器:サルカズの商隊によってサルゴンへ密輸された。経路は不明。」と、そう記して。\n彼は独りごちる。\n「よしっ、こっからだな。」", "typeIcon": "art-x", "typeName1": "ART", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_379_sesa", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_sesa_1", "uniequip_002_sesa_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30074", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 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"某日、大雪の竹林にて――\n痩せ細った人影が、よろめきながら竹林に駆け込んでいく。\n身を隠しつつここまでやってきた少女は、冬の筍をいくつか見繕って飢えをしのぎ、氷をかじって渇きを癒すつもりだった。\n竹林はこれ以上ない隠れ蓑になると判断してのことだったが、しかし、そう考えるのは彼女だけではなかった。\nその竹林には、一族粛清を逃れた最後の一人を始末するという任務を帯びた十数人の忍者が潜んでいたのだ。\n風が吹けば、葉が乾いた音を立て、竹の枝が頭上で波打つ。\nそして、枝から小さな雪の塊がはらりと落ちる。\nそれらは地に落ちる前に横風でほどけ、霧となって空気に溶けていく。\n別の枝へと目をやると、数羽の羽獣が伸ばした首を引っ込めて、安心したように再び羽を膨らませ、互いに身を寄せ暖を取り始める様子が目に入った。\n辺りは静寂に包まれている。\n\n痩せ細った少女が顔を上げた。\nそこへ、銀色の閃光が走る。\nすると、体躯に見合わぬ大きな手裏剣が少女の手から放たれて、雪を巻き上げ風を切った。\nここに至るまでに用途を問わず酷使されてきたこの武器には、すでに刃こぼれが生じてはいたが、それでも人が隠れた竹の葉の束を斬って落とすだけの威力を残していた。\n手裏剣に撃ち落とされた忍者が短く合図を出すと、粉雪が重なる葉の間で弾け、張り巡らされた罠が起動して、少女の逃げ道を塞いだ。\n彼女は枝を頼りに飛び上がろうとしたが、降り注ぐ刃に阻まれ、あえなく落ちてしまった。\n数日飲まず食わずで衰弱したその身体では、いくら竹の枝を掴もうとも、手を滑り抜けていくばかりだ。\nそれでも一矢報いようと、少女は落ちながらも最後の隠し矢を放った。\nその矢はむなしく空を切ったが――相手の忍者も何故か少女とほぼ同時に墜落し、うめき声を上げた。\n\n見やれば、忍者の背中に突き立った刀を黒衣の龍が引き抜いているのが目に入った。\n「お嬢さん、ここにいたのね。」\n少女はなんと答えたらいいかもわからず、茫然とした。\n「私はフミヅキよ。」\nそんな少女の頭をポンポンとあやすように撫でながら、龍は言った。\n「あなた、刀は使えそう?」\n呆気に取られていた少女は、ようやく我に返りうなずいた。\n彼女は地面の雪を一握り頬張って飲み下すと、フミヅキの腰に残った短刀を借りて、竹林に潜む敵へと向かっていった。\n小さな背中を見送ってから、フミヅキもその後へと続いた。\n竹林にまっすぐ差していた陽の光が傾いていく中、忍者たちはひとり、またひとりと、増援の合図を送る間もなく倒れていく。\n最後の一人が力を振り絞り、少女の胸めがけて暗器を投じた。\nしかし、フミヅキが少女を突き飛ばしたことで、命を奪うはずの一撃は虚空を貫くのみに終わった。\n\nそうしてすべての片が付いたあと、少女は小さな体を竹林に横たえた。\n傷口を押さえながらも、ようやく一息をつく。\n陽の光が葉の隙間から頬に零れ落ち、羽獣の羽音が耳をくすぐる。\n力尽きて気を失う寸前、彼女の心には、幼少期から両親に言いつけられていたことが浮かんだ。\nその日、少女はこの姫君に忠誠を誓うと決めたのだった。", 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"uniequip_002_dusk": { "uniEquipId": "uniequip_002_dusk", "uniEquipName": "無題の巻物", "uniEquipIcon": "uniequip_002_dusk", "uniEquipDesc": "灰齊山頂、竹林の陋屋にて。\n紅の鉾先を墨に染め、剣を以て絵巻を指す。\n山々は雄々しく、大河の流れは止まず。\n花は鮮やかにして柳は瑞々しく、草木より芳香漂う。\n絶景を遠く見渡し、剣を振るい水墨を跳ね散らす。\n薄墨を以て山々を染め、松煙墨を以て翠の枝をなぞり、渇筆を以て険しき崖を積み重ね、淡墨を以て煙雲を再現す。\n\nすべてを描き終え、剣を収める。\nしばらく眺めはしたものの、結局、シーは軽くため息をついた。\n霧雨に覆われた山水はことごとく色を失い、文机に残るのはまっさらな巻物のみだ。\n灰齊山の景色を描くことは、百回、千回と試してきた。\n冬が去り、春が訪れて、幾千の木々に花が咲く様。\n天から玄石が降り注ぎ、異形の結晶が生えてくる様。\n山が開かれ、道が切り拓かれる様。\nそして、ひととせが祝いの時を迎える様。\n幾度も目の当たりにし、幾度も描こうと試みた。\nだが、それにも飽いたし、何より疲れてしまった。\nゆえにこの筆には、己の道を勝手に歩んでもらうとしよう。\n\n…………\nシーが気付いた時、紙面にはすでに、小さな何かが描かれていた。\n煙と墨を纏い、岩の上で誇らしげに上を向いているが、よくよく観察してみれば、まだ幼獣にすぎないようだ。\n幼獣は、同じようにシーを見詰め返してきた。\n筆にして筆に非ず、墨にして墨に非ず、絵巻にして絵巻に非ず。\n形あるものは皆、偽りにすぎない。\nしかしその活気あふれる姿と面持ちは、シーを多少なりとも喜ばせた。\nそうしてふと、彼女の興が乗った。\nしばらくすると、絵巻の中の小さな何かは、紙面から浮かび上がった。\n「無から有を生んだこの一筆……」\n「あの老いぼれたちに見られたら、またくどくど言われるのでしょうね。」\n「だけど……」\n「この世とは無関係ですって言わんばかりの顔をしてるところは、少し面白いわ。」\n「山高く、水遠けれど是処なく、吾人の世にて自在なることに無碍なり。」\n「そうね……」\n「名前は、『ジザイ』にしましょ。」", "typeIcon": "spc-x", "typeName1": "SPC", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", 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"鋳造室に鳴り響いていた、何かを叩く音が止まる。\nラヴァは、職人から重い鉄バサミを受け取ると、真っ赤に焼かれた短刀を冷たい水へと沈ませた。\n気泡と白い煙とが、水が湯に変わる音と共に湧き出して、彼女の視界を曇らせていく。\nやがて、冷却を終えた短刀は鋳造台に置かれた。\nその刃には、ラヴァの手によって、彼女の双角を模した彫り込みがされている。\n\n「かっこいい……! それ、ぼくもほしい!」\nそう口にした少年はスラムの生まれだ。\nラヴァが彼らスラム出身の子供たちと仲良くなったのには、あるきっかけがあった。\n以前の少年たちは、美味しい物には恵まれない暮らしをしていた。\nラヴァの好物の甘い物など、見たことすらもなかったのだろう。\nそのためか、彼らはラヴァが下げていたポーチからする甘い香りに興味津々だった。\nそこで、ラヴァはそのポーチに入れていた真っ白なお菓子を、恐る恐る手を伸ばしてきた子供たち一人一人に持たせてやった。\n以来、この子たちは、親が教えた「魔族」という言葉を綺麗に忘れ、それどころか、このかっこいいお姉ちゃんと一緒に遊びたいとさえ思うようになったのだ。\nそうして今では、子供たちの真っ黒な瞳の奥に見えていた疎外感が、時の流れと、ラヴァが示した善意によって消えていきつつあった。\nこの日、ラヴァはそれを確かめた上で、ずっと聞きたかったことを聞いてみることにした。\n\n「なあ、アーツのことは知ってるか?」\nラヴァは真っ赤な炎の花をいくつも生み出して見せた。\n絡み合う枝や蔦に咲いた花々は、夜空の下で美しく咲き誇る。\n子供たちは近寄りたそうにしたものの、勇気が出ない様子だった。\nそこでラヴァは、彼らの手を引き、目線を合わせて、初歩的な知識を教えてみた。\nすると、それまでアーツと無縁に生きてきた彼らは、興奮気味にラヴァの真似をし始めた。\n驚いたことに、子供たちの何人かの手の間から、微かな光がこぼれていた。\nまだまだ未熟ではあれど、確かにそれはアーツだった。\nその光は、ラヴァの驚き喜ぶ顔を照らし出した。\n彼女はその時、ずっとやりたかったことをやってみようと決意した。\n現実的な利益の側面から見ても、ある程度のアーツを身につけるのはいいことだ。\n安定した仕事に就くのに役立つし、それで食べていくこともできるだろう。\nそうなれば、過酷な運命を少しだけでも変えられる。\n飢えと寒さに耐えながら、スラムで生きる必要はなくなるのだ。\n\n時は一日、また一日と過ぎていく。\nこの大地は、より良いものにはならないが、これ以上悪くもなりはしない。\n変わることなく、災いと幸せを、そして生と死を育んでいくのだ。\nこの子供たちは、サルカズのアーツを身につけた。\nそれだけで良いほうに変わるわけではないが、悪いほうに変わることもない。\nけれども、いつも通りの生活の中、知らず知らずのうちに、彼らの未来は変わり始めている。\n新たに打たれた短刀は、好奇心に満ちた小さな手から手へと受け渡されていた。\nラヴァは、自分のやり方で、物事を変えていこうとしているのだ。", 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"そのコータスの少年は、両親に会ったことがない。\n彼が二人の顔を見られるのは、数枚の集合写真の中でだけだった。\nこれは、レム・ビリトンの採掘船で生まれた子供にとっては、さほど珍しい話でもない。\nしかしだからと言って、その状況を受け入れろというのも酷な話だろう。\n\n少年は幼いコータスの例に盛れずやんちゃで、時々トラブルを起こすこともあったが、一方で別の側面も持っていた。\n彼が静かに椅子へと腰を下ろし、父の遺した技術書を黙々と読むその姿は、図書室にあまり足を運ばない者にとっては想像もつかないものだろう。\n少年のその意外な一面は、物心ついた時から面倒を見てくれていた厳しくも博識な老人の影響だった。\n彼らには血の繋がりこそなかったが、老人は彼に保護者として寄り添っていた。\n\n少年は、彼の境遇ならば抱いて当然の疑問を、その少々風変わりな保護者に向けて投げかけた。\n「お父さんとお母さんはどんな人だったの?」\n「二人はどうして死んじゃったの?」\nしかし、実際は少年にも、大方の予想はついていた。\n読みふけった本から多くの知識を得ていた彼は、発掘隊の集合写真に写る父のそばに置かれた設備や測定機の意味するところを、とうに理解していたのだ。\n\n少年は、見かけよりもずっと繊細な心の持ち主だった。\n自分から周りに聞いて見るまで、誰一人話題にも上げなかった自らの父のことを、\n「仕事中のミスで、周りの人を巻き込み、危険な目に遭わせてしまったのではないか?」\n「皆がその話を避けているのは、自分に罪悪感を抱かせないためなのではないか?」と心配していたのだ。\n\n聡明な老人は、彼のそんな思いを見抜いていたが、その上で、アリーシャと交わした約束を守り続けた。\n約束というのは、このようなものだ。\n\nアリーシャの息子の面倒を見ること。\nその子に、父親と同じ道を――苦難の待ち受けるその道を歩ませないこと。\n父親の最期について悟らせないこと。\n彼の忠告も聞かず、災害後の現地調査などという名目で危険な探索に乗り出した挙句、土砂崩れに巻き込まれた馬鹿な連中を救い出すために、父は命を落としたのだという事実を決して伝えないこと。\nそして、母が気を病んだ末に亡くなったのは、父のせいだとは思わせないようにすること。\n\nだが、かつてはこの船の天災トランスポーターでもあった老人は、一つだけ約束を破ってしまった。\n少年の父が英雄であったことを、隠し通す気にはなれなかったのだ。\n不当な扱いを受け、ヴィクトリアからこの地へと飛ばされて、それでも天災に抗うべくその身を捧げた青年のことを、老人は誇らずにいられなかった。\n\n「だがな、アリーシャ……」\n「おぬしがあの子をレオンハルトと名付けた時、父親のように育ってほしいと少しも願わなかったとは言えまいよ……」\n\n恐らくはその血がそうさせたのだろうが、どれほど説得を重ねても、天災トランスポーターになるという少年の決意は揺るがなかった。\nその後、彼は命を預けるに足る親友とも出会い、瞬く間に成果をあげて周囲の人々にも認められることとなるのだが――\nそれはまた、別のお話。", 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"グレイは、受け取ったばかりの真新しい杖を抱きしめ、ロドスの廊下で茫然と立ち尽くしていた。\nその杖はなめらかな持ち手と最新のパーツで組まれた稼働部からなる逸品で、金属特有の香りを漂わせている。\nグレイにとって、傷一つない新品を自分専用として与えられるのはこれが初めてのことだった。\n彼はあふれる想いで胸をいっぱいにしながらも、まだそれを言葉にできずにいた。\n\n今朝のこと、グレイは、笑みを浮かべた医療部のお兄さんとお姉さんからドクター宛に書類を届けてほしいと頼まれた。\nそこで、書類を抱えてドクターの執務室を訪ねてみたところ、予想だにしないプレゼント――この杖を受け取ったのだ。\n\n前の杖でも一通りのアーツは使えたのだが、グレイはかねてより、自分ならもう一つ上の段階を目指せるはずだと信じて疑わなかった。\nこのプレゼントの意味を考えるより先に、その思いが彼の足をデッキへと突き動かした。\n透き通るような青い空の下、風が髪を撫で、空気が喉へと流れ込む。\nグレイは顔を真っ赤にして、これまで学んできた知識を頭の中でそらんじながら杖を掲げた。\nそれを握る両手は、少しも震えてはいなかった。\n\n母から、そしてロドスの教官たちから教わったアーツ、それから電気設備のメンテナンスで学んだ知識――グレイは自分のやり方で、そうした人々や物事に報いることに決めたのだ。\n――冷たい金属が情熱に燃え、暗がりを彼の光が照らし出す。\nグレイは遥か遠く離れた故郷の方向を見据えていた。\nここからでは故郷の輪郭すら見えないが、懐かしい我が家の匂いはまだ鼻の奥に残っており、子供の頃に触れた廃棄源石の感触を手が覚えていた。\nロドスでの成長を経て、グレイはより広い範囲を照らせるようになっていた。\nしかし、両親と共に小さな仮設電灯の下で身を寄せ合っていた記憶が、彼にとってはいまだに一番明るい思い出だった。\n杖の先端に取り付けられたアーツユニットの電圧が一瞬にして高まる。\nすると、ぶつかり合っていた電荷はまるでアーツを使う彼自身の心を映すかのように整然と一つの方向へ流れだし、一箇所に集うと、まばゆい光を放った。\nそこら中からデッキに吹き込む風で髪を乱しながら、内気で人見知りな少年が煌々と辺りに光を投じるその様子は、まるでアーツユニットではなく、彼自身が光り輝いているかのようだった。", 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"「止まりなさい。」\n冷たい声と同時に男の耳に届いたのは、何か鋭いものが空気を切り裂く音だった。男が無意識に音の方へ目を向けると、足のすぐそばにクロスボウの矢が深く突き刺さっていることに気が付いた。\n「た、助けてくれ!」\n男は腰を抜かし、そのまま尻餅をついた。\n「助かりたいのなら、盗んだものを戻してきなさい。」\nシュヴァルツは建物の屋根から、冷たい眼差しで男を見下ろした。\n「鉱石病のせいで仕事がねぇんだよ!これ以上食わないでいりゃ飢え死にしちまうんだ!」\nシュヴァルツの視線が男を刺激したのか、彼は怒りを露わにした。\n「お前らだって感染者だろ!なんで見逃してくれねぇんだよ!」\nシュヴァルツはしばしの沈黙の後、溜息をついた。\n「これもあなたのためです。それと、仕事が見つからないならロドスに来るといいかもしれません。」\n怒りが鎮まり、すでに後悔し始めていた男は、その意外な言葉を聞いて素っ頓狂な声を返した。\n「い、いいのか?」\nシュヴァルツはそれには答えず、踵を返した。彼女は同僚たちがその後の対応をしてくれることを知っていた。\nロドスに来て、多くの同僚ができた。加入したばかりの頃、ターゲットを射殺しかけて同僚と揉めたことを思えば、自分がこれほど同僚を信頼するようになっているのが不思議でたまらなかった。\nロドスで引き受ける任務は加入時に想像していたほど複雑ではなく、すぐに順応することができた。しかし彼女は知っている――自分と同じように戦場慣れした同僚たちがこれまで何をしてきて、これから何を成し遂げようとしているのか……そして自分は彼らの一員にはなり得ないということを。シュヴァルツはロドスの信念に共感したからではなく、あくまでセイロンの従者としてロドスに加入しただけなのだ。\nただ――\nシュヴァルツは足を止め、振り返った。案の定、同行したオペレーターがうなだれる青年を慰めていた。\n――感染者。\nこれまで長い間、いくらセイロンがこの身に巣くう鉱石病を治したがっている様子を見ても、自分が病人であるという実感は湧かなかった。この命がそれほど大事だとは思わなかったし、鉱石病にしても、それほど特別な病気だとは思ってはいなかったのだ。\nしかしロドスに来てから、ある意味自分は幸運だったことに気付かされた。なぜなら、これまで鉱石病によって差別された経験が一度もないのだから。\nそれでも彼女は感染者なのである。\n昔のシュヴァルツはセイロンが何かに怒っていても、ただ側に寄り添い、怒りが収まるのを待ってから紅茶を入れることしかできなかった。しかし最近では、少しだけセイロンのことを理解し、共感できるようになってきたように思う。\n「シュヴァルツ、泥棒は捕まった?」\n現地の者に地質に関する質問をしていたセイロンは、戻ってきたシュヴァルツに気付き、嬉しそうに手を振った。\nシュヴァルツは頷くと、軽やかに二度三度跳躍して、セイロンの側にひらりと着地した。\n「あのねシュヴァルツ、この近くで身寄りのない感染者たちが通行人を襲っているらしいの。今回の外勤任務とは関係ないけれど、どうにかならないかしら?」\n「承知しました。」\n――私にできることは、まだまだあるのかもしれない。", 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"「毛並みの乱れは大地の乱れ!」\n「『Mr.ヴォイト』のヘアトリートメントで、魅力の階段を駆け上がれ!」\n「……」\nモデルが大きな尻尾を持ち上げて、誇らしげにそれをカメラに見せつけている。カメラワークもなにもあったものではないし、モデルのポージングも硬く不自然だった。こんな広告が流れたところで、そのヘアトリートメント剤の名が広まることなどあるのだろうか。しかしながら、その尻尾があまりにも立派なのは事実であった。ふさふさで艶があり、文句なしの角度で反っている。\n\n天災トランスポーターのプロヴァンスには、当然モデルの経験などなかった。彼女はこれまで幾度となくこんな言葉を耳にしてきた――「最高の結果を残すことなどできはしない。我々はただ、次はもっと上手くやるだけだ」。この「もっと上手く」が示すのは、今回の結果に心残りがあるということだ。荒野をいくら駆け回っても観測した情報がすべて正しいのか、想定被災地への情報伝達が間に合うのか、そしてその情報は現地の人々全員に伝わるのかを断定することなどできない。天災トランスポーターの仕事に心残りはつきものであり、誰もが「次はもっとうまくやろう」と傷をなめ合うことしかできないのだ。\n\n荒野から救い出した人々を安全地帯まで連れて行き、振り返った先で集落が暴風の餌食となりもう見えなくなっていたときも同じだった。まだそこには救い出せなかった人が残っていたかもしれないが、プロヴァンスは「自分を責めちゃダメだよ。荒野の集落は分散しすぎてるし、通信インフラも全然整ってないから、足だけを頼りに救助活動を行ってもこれが精一杯なんだよ……次はもっと上手くやろう」と自分を慰めるしかなかった。\n翌日、街で物資の補給をしていると、プロヴァンスは例の施工班と鉢合わせた。彼らはある企業に雇われ、現地政府の局地通信システム改造に協力し、さらにいくつかの交差点に電子スクリーンを設置する予定だという。その用途は……広告を流すためだった。ここでは生活水準向上を啓蒙する広告が嫌というほど流れるのに、荒野の人々には生死に関わる災害情報すら届かないのが現状だ。プロヴァンスは企業の責任者に面会を申し入れ、局地通信システムのカバー範囲を緊急通信チャンネルだけでも構わないので近郊の荒野まで広げることはできないかと懇願した。\n「メシさえろくに食えない荒野の連中に、ヘアトリートメントの広告を見せてどうするんだ?我々に何の利益がある?」\n「希望の伝達だとかご立派な理想論は結構だ。それは君たち天災トランスポーターの願いに過ぎない。」\n「どうしてもダメなの……?」\nプロヴァンス自身も、おそらく聞き入れてはもらえないだろうとわかっていた。もし緊急通信回線を敷いてもらえれば、将来もしもの事態が起きた際に、情報をいち早く伝えることができるというのに……\nしかしプロヴァンスは諦めなかった。最高の結果を残すことはできなくとも、もっと上手くやることはできるはずだ。ならば、手を尽くさない理由などない。\n「……さっき、ヘアトリートメントの広告って言ってなかった?」\n「それなら、こういう交換条件はどうかな。えっと、僕が――」", 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"連中は一線を越えた。\nあのシラクーザ人にヴィクトリア人、それからボリバル人どもはよってたかって罪無き子を傷つけた挙句、札束で警察を黙らせた……これがクルビアという国だ。そんなこと、俺はとっくにわかっていたはずだ。\n誰もあの子の助けになることはできなかった。「アシッドドロップ」という名前で大会にエントリーしていた頃は、砂丘の向こうに輝く太陽のように眩しい存在だったあの子も、今となっては感染病を患い行方知れずだ。これを録画している時点で、あれからもう一ヶ月になる。\nあの子にボウガンの手ほどきをした時のことはよく覚えている。あの子の目に宿った活力は、林を吹き抜ける清らかな風よりもエネルギッシュで、どこか妻を思い起こさせたものだ。それなのに俺の娘ときたら――娘か……当時は、俺に二人も娘ができるなんて思ってもみなかったもんさ。そう、「アシッドドロップ」はまさに二人目の娘も同然で、その名の通りあめ玉のような子だった。あの子の親父は仕事でなかなか娘に会えなかったもんで、たまに娘に会いに来ると、いかつい図体でばつの悪さと愛おしさを目に浮かべるばかりだったよ。酒を飲むと奴は「どうすればいい父親になれるだろう」としきりにこぼしていたもんだ。そんなこと、俺が聞きたいくらいだってのによ。\n当時は俺たちの家族付き合いは、残り少ない人生を彩る光になるなんてめでたいことを考えちまってたもんだ。しかし、たった一夜でそれは一変してしまった。残ったのは、俺がかつて「没収」したあの子のスケボー二つだけさ。今も納屋に――ボリバルの軍刀の下にしまってあるよ。\n俺みたいな老いぼれ風情じゃ、あの時はただなりゆきを見ていることしかできなかったが、それからずっとなにかしてやれることはないかと考えてたんだ……それで今日になってやっと、重い腰を上げたというわけだ。ふっ、無力で優柔不断な俺らしいだろう?\n……(沈黙)\nビデオは二つある。もしあの子を見つけた奴がいたら、一つ送ってやれ。機会があれば特製オニオンリングの作り方を教えてやる。秘訣はチーズだ。\n……(沈黙)\n徒党を組んで異分子を排除することにかけちゃ、奴らの右に出る奴はいねぇ。俺の勝算はあまりないだろうな。それにしても、こんな危険を冒そうとするなんて、父として娘には申し訳が立たないよ。だが、嬉しいことに……すべてを話したあと、娘は泣いて同意してくれたんだぜ。\n……(沈黙)\nよう、嬢ちゃん。うちのはねっ返りもグッといい女になってるぜ。お前はどうだ?今どこにいるんだ?\nどこで何をしてようと、ちゃんと生きてるんだろう?\nマフィアのごろつきどもなんて、蒸気騎士の足下にも及ばない。巫王の塔から降り注ぐ炎と比べたら屁でもねぇ。\n……(酒を注ぐ音)\n嬢ちゃん、覚えとけ。いいか――\n「一杯目は自由に、二杯目はオニオンリングに、そして三杯目は自分自身のために。」\n――あるビデオテープより。かつてはある地方警察局にて厳重に保管されていたが、警察局盗難事件を機にロドスへと送られることとなった。送り主は「オニオンリング同盟」となっている。", 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"スズランをロドスに託した両親は、その去り際に、目を真っ赤にした愛娘にある「お守り」を手渡した。\n「お守りからチクタク聞こえなくなったら、パパとママは戻ってくるよ。」\n端から見れば子供騙しの約束に見えただろう。\nだがスズランは、すすり泣きながらも頷いた。\n「パパとママは約束を破ったことなんてないんです。」\n後に、スズランは友人たちにそう話したそうだ。\nそしてスズランは、今でもそのしっかりと重量感のある小さな布袋を肌身離さず身に着けている。\n毎晩就寝の時間になると、スズランはお守りから聞こえる機械音に耳を傾け、両親に聞いてほしい話を語りかけながら安心して眠りについた。\n毎晩そうやって過ごした。\n「お守りを開けて中のものを止めてしまえば両親が来るんじゃないか?」とそそのかす者もいたが、スズランは頑なにそれを拒んだ。\n「お守りは開けちゃうと効果がなくなるんです。絶対ダメです!」\n中に何が入っているかなど、スズランはとうに知っていた。布越しで中のものに触れ、ある程度の知識と照らし合わせれば答えは明白だった。\nしかしスズランは、両親の言いつけを信じて待つことを選んだ。\n一日、また一日と時間が過ぎていった。\nそんなある日の午後、ポケットの中のお守りから微細な振動が感じられなくなった。\nすると――突然母親が背後に現れて、大きな袋を下げた父親も姿を見せた。二人の温かな笑顔がとても懐かしかった。\nそう、パパとママは約束を破ったことなどないのだ。\n再び集った家族は、わずか数日であったが、忘れられない団らんのひとときを過ごした。\nそしてまた、別れの日がやってきた。\n父は大げさに祝辞を読み上げるとお守りを開封し、母が懐中時計の盤面を検査したのち、ゼンマイを巻いてくれた。\n二人は見事な役割分担で懐中時計の針を再び動かすと、スズランにそれをお守りの袋に入れて、紐を固く閉じるよう言った。\n簡素で素朴な「儀式」はそうして執り行われた。短い時間ではあったが、三人とも真剣に取り組んだ。\n神職者と、殺し屋と、オペレーター。\n父と、母と、娘。\n小さなお守りが、三人の魂を固く結びつける。\n互いを尊重しているからこそ、約束は必ず守る。\n互いを信頼しているからこそ、約束が果たされるまで我慢できる。\n彼らは大地の残酷さ故に、離ればなれにならざるを得なかった。\nしかし「愛」は空間や時間を越えて、彼らに再会する力を与えるのだ。\n「またお守りからチクタク聞こえなくなったら、パパとママは戻ってくるよ。」\n「それまでは、ちゃんと時間通りに早寝早起きするのよ。」\n「うん!」\n「ママ、パパ、いってらっしゃい!」", 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"あれは不思議な体験でした。\n鉱石病に感染したことが発覚して、街を追い出された時の話です。あるトランスポーターが、手紙を一通届けるためだけに、夜を徹して荒野の集落まで追いかけてきてくれたんです。「誰かの気持ちを無駄にしないために」と言って。\n私の意気消沈した様子が気になったのでしょうか。彼女は私に手紙を渡すと、かしこまった様子で手を差し伸べました。\n「……落ち込んでるなら、いいリラックスの方法があるんだ。やってみない?」\n鉱石病と診断されてから私は人との接触を避けるようにしていたのですが、なんと彼女は直に私の腕をつかんだんです。\n次の瞬間、体が急にふわりと軽くなりました。\nまるで自分の体が空気に溶け込んだようで……体内の源石すら消えてしまったみたいな軽やかさでした。光り輝く杖から放たれたアーツが私たちの周りを漂って、ホタルのように明滅していたのを覚えています。\nはたから見れば、私たちも空を漂う大きなホタルに見えたことでしょう。足を付けていたはずの地面がゆらゆらと遠くなり、いつの間にか自分の影さえ見えなくなっていました。下に見えるのは移動都市の軌道と、火花のように揺らめく集落の灯りだけでした。\n「体も心も軽くなったでしょ?悩みもホコリみたいに軽くなった気がしない?」\n遠くの移動都市に目をやると連なる街灯が線をなし、ビルの影は夜に溶け込んでいました。立ち並ぶビルの隙間を慌ただしく駆け回っていた頃は、その冷たい威圧感にうんざりしていたものですが、改めて遠くから見下ろすと、些細で取るに足らない存在だったのだと気付かされました。\n「よし、じゃあ深呼吸してみて。吸って――吐いて。」\n私の呼吸は風に溶けていきました。そのまま静かに夜風の中を漂っていると、荒野の砂塵も遠くに散っていき、空に浮かぶ星は手が届きそうなほど近くに見えました。\n「――ホコリみたいな悩みは、ぜーんぶ君に吹き飛ばされちゃったよ。やったね!」トランスポーターの明るく軽快な声が、私の耳元で響きました。", "typeIcon": "dec-y", "typeName1": "DEC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": 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"uniEquipDesc": "彼女がその瞬間に感じた喜びは、如何なる言葉でも言い表せないだろう。\n\nそのパワードスーツを手にしても、グラウコスはほとんど期待感を抱かなかった。せいぜいほんの少しだけ楽に歩けるようになり、両足で地面の感覚を味わっていられる時間が長くなる程度だろうと冷めきっていたのだ。\nそれがどのような新しい変化をもたらしてくれるかは定かでなかったが、車椅子よりは役に立ち、ないよりは幾分ましであろうことは確かだった。しかし彼女は、ずっと立っていたいという願いを実現することはできないだろうと半ば諦めてもいたのだ。\n早速彼女は、順々にパワードスーツを足に装着していった。ひんやりとした金属が肌に張り付き、固定用バックルが弱った両足の筋肉を締め上げる。少し足を持ち上げてみても、その重たい金属の塊のせいで、余計に足が動かしづらくなったように感じるばかりだった。\n彼女は自分の足で走れなくなって、もうずいぶん長い。\n「本当に役に立つの?」\n小さな声で自問しながら、電源に指を伸ばす。この手の機械製品に触れたことのない彼女には、どうなるかなど全く予測不能だった。\n\n数年前、筋肉萎縮の原因は一族に蔓延る遺伝性疾患によるものだと知ってからも、彼女は治るかもしれないとどこか楽観的であった。一族の中でも重症化するケースはごくわずかであったため、自分がその内の一人になるとは夢にも思わなかったのである。\nしかし日が経つにつれ、彼女はいくら手を尽くしても両足が力を失っていくばかりの現実に打ちのめされていき、いずれ訪れるであろう結末を受け入れるように自分自身を説得することしかできなくなっていった。\n\nパワードスーツが起動した瞬間、あふれんばかりの力が突如として彼女の足にもたらされた。衝動的に、彼女はその力を借りて勢いよく立ち上がっていた。そして激しく脈打つ心臓が送り出す血液に促されるまま、恐る恐る小さな一歩を踏み出す――\nさらにもう一歩……\n二歩……\n三歩……\nグラウコスはそのまま部屋を出た。溢れ出す想いがツンと鼻の奥を刺激し、彼女の理性を吹き飛ばした。\nなりふり構わず走り出してしまいたかった。まだバランスがうまく取れずふらついてはいたが、すべてを手にしたような気分だった。\n冷たく硬い金属の塊が、彼女の弱った両足を確かに支えている。逆風に逆らいながら、外に広がる雄大な大地へ向かって、彼女は駆けだした。", 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塩:1g\n※基本のクッキーだけど、グムが大好き。\n1.常温に戻したミルクに砂糖を入れて混ぜ合わせる。\n2.砂糖が溶けたら卵液を入れ、なめらかになるまで混ぜ合わせる。\n3.酸味の強いドライベリーは細かくスライスしておく。\n4.薄力粉をふるいにかけてから加え、スライスしたドライベリーも入れて混ぜ合わせる。\n5.出来上がった生地を4cm角の角棒状に成形する。\n※ソニア用の場合はもう少し大きめに作る。ナターリアは塩多めが好き。ロザリンにはハチミツをかけてあげる。\n6.成形した生地を一時間冷蔵庫に入れた後、適度な厚さに切り分ける。\n7.170℃に予熱したオーブンで20分焼いて完成。\n……\nこの上司が最終的な黒幕だと思い込んでいましたが……まさかそういうことだったなんて!改めて読み返してみれば、確かに彼は普段なら絶対しない行動を取っていましたね。証拠を探っている主人公をあれだけあからさまに見逃して、集会では真摯に誓いを立てて……さらにご婦人とは政略結婚ではなく本当に相思相愛で……自殺を皮切りに……\n作者が狙った叙述トリックに泳がされた部分もありますが、先入観によって多くの違和感を見逃してしまっていたのも事実です。\n人というものは、特定の環境において様々な情報の影響を受けることで、本来見逃さないはずの情報さえ見逃してしまうようになるのかもしれませんね。\n実際、私がそうだったんですから。\nこれからも常にこの反省を忘れないようにしないと。\n……\nロドスに来てから私はドクターに何冊も本を借りて読みましたし、ただの学生の身でありながら、同年代の学生には得がたい経験もしてきたと自負しています。今の私の知識量ではまだまだこの『深き森』に記されている問題の本質まで理解できたとは言い難いですが、そんな経験のおかげか、多少なりとも著者の意図を感じ取り、共感することができた気がします。\n例えば「集団性」の一節――「初めて悪事を働いた者は、誰もそれを罰さないことに気付くだろう。何故なら、その悪事を目撃した者は自らの『素晴らしい日々』を滞りなく過ごすために、見て見ぬ振りをすることを選ぶからである。そのため彼らは二度、三度と罪を重ねていくのである。しかし、誰かがそこから目をそらさず、声を上げさえすれば、その混沌は切り開かれるのだ。」\nそう、目をそらさず、声を上げさえすれば、混沌を切り開くことだってできるんです。\n\n――イースチナの読書メモより抜粋", 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"私のお仕事を引き継いでくださる方へ\n\nはじめまして。ポデンコと申します。\n\nまず、お仕事をお任せすることになったのは、私の体調不良が原因です。最近体調がすぐれなかったのでお医者さんに相談したところ、過労のため休養が必要と診断され、植物のお世話をすることもしばらく禁止されてしまいました。つきましては療養庭園のお仕事を一部お願いさせていただくことになりますので、必要な業務を一通り書いておきます。もしご不明な点がございましたら、庭園のラナさんにおたずねください。あまり長い間ご迷惑をおかけするわけには参りませんので、私も極力早く復帰できるように努めます。\n以下お仕事の説明を読む前に、まずはこの手紙が置いてあった場所の右奥をご覧ください。ハーブティーのティーバッグと、お茶請けのお菓子をお礼として置いてありますので、どうか召し上がりながら読んでいただければと思います。\n\n毎日やること:\n1.温度管理と警報報告\nそれぞれの温室の入り口には、温度コントロール用の操作パネルが設置されていますので、毎日データに異常がないか確認してください。もし警報が出ていたら、すぐにラナさんにご報告いただき、適切なご対応をお願いします。\n2.照明設備の操作\n庭園の照明システムはPRTSが一括管理しているので基本的には操作不要なのですが、ごく稀に正常稼働していないことがあり、その際は手動で正確な位置に調整する作業が発生します。具体的な操作方法は別紙に図解を載せましたので、そちらをご参照ください。\n3.お花の水やり\nほとんどのお花は温室のシステムが自動的に水やりするようになっています。時間表が入り口に貼ってありますので、水やり中は温室に入らないようお願いします。また、それ以外の花、つまり私の工房にある分のお花なのですが、そちらは大変お手数ですが毎日水やりのご対応をお願いします。お花ごとに必要な水量と栄養剤を植木鉢に書いておいたので、じょうろの目盛りを見て、過剰に水をあげ過ぎないようにご注意ください。\n……\n以上になります。お忙しい中お手伝いいただき、本当にありがとうございます。ハーブティーとお菓子がお口に合いましたら、休養が終わった後にまたご馳走させてください。\n\n\nポデンコ", "typeIcon": "dec-x", "typeName1": "DEC", 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{ "uniEquipId": "uniequip_002_skgoat", "uniEquipName": "確認待ちの申請書", "uniEquipIcon": "uniequip_002_skgoat", "uniEquipDesc": "支払内容:\nバイクの修理、及び音楽プレイヤー搭載の費用\n申請理由:\nバイクが故障したのでその修理を行うついでに、音楽プレイヤーを搭載して乗り心地を向上させようと考えております。ご確認のほど何卒よろしくお願いいたします。\nエンジニア部からの参考意見:\nバイクはフェルナンド第二世代のサイドカー付きオートバイクで、四皇会戦よりも前に生産された骨董品のようです。車体の点検を担当したグレイパウさんによると、あまりにも古いものであるためパーツを探すのは困難を極めるとのことでした。安全面からも、これほどの旧式バイクは路上ではなく博物館に飾っておくのが一番かと思われます。グレイパウさんからアーススピリットさんに同様の説明を行いましたが、あのバイクはかつての師であるバッハマン教授の遺品であり、大切なものであるためどうしても対応してほしいとのことでした。大学時代のアーススピリットさんは石の入ったケースを抱えてあのバイクのサイドカーに乗り、バッハマン教授とのフィールドワークに精を出したそうで、卒業祝いとして教授からバイクを託され、その際とある約束を言いつけられたそうです。バッハマン教授亡き今となっては、あのバイクだけがその約束を彼女に思い起こさせるものらしく、かなり愛着があるようです。アーススピリットさんは休暇中もよくあのバイクで外出しており、空いたサイドカーには様々な石や他のトランスポーターを乗せています。\nエンジニア部における結論:\nアーススピリットさんの所属部署は、その特殊性故にドクターが直属の上司となりますので、本申請はドクターに移管させていただきます。\n\n支払内容:\n音叉のサプレッサー取り付け費用\n申請理由:\n鉱石病のせいか、あの音が以前にも増して耳に響くようになりました。音叉にサプレッサーを取り付けて軽減できればと思います。\n医療部からの参考意見:\nアーススピリットさんの鉱石病が悪化していることは事実です。しかし、彼女の語る「音」に関しては我々には聞こえていません。検査の結果、彼女の鉱石病悪化の原因は、無意識にアーツを使い続けてしまっていることと関係しているようです。\nエンジニア部からの参考意見:\nアーススピリットさんの音叉は、彼女の師がリターニアで特注したものです。ロドスで出力を制限する調整を行うには、それ相応の技術が必要となります。\nエンジニア部における結論:\nアーススピリットさんの所属部署は、その特殊性故にドクターが直属の上司となりますので、本申請はドクターに移管させていただきます。\n\n休暇申請:帰省\n申請期間:4月1日から4月8日\n申請日:2月24日\n申請者:グラシエール・ヴェーゲナー\n申請内容:\n長い間家に戻っていないので、リターニアに近づく時期に一度戻れればと思います。\n人事部における結論:\n許可します。彼女は直近の外勤任務にて不審者よる襲撃を受け負傷したため、現在医療ポッドで治療中となりますが、改めて本人に確認したところ申請期間に調整は不要とのことでした。また、今回の帰省にはプロヴァンスさんとエイヤフィヤトラさんも同行予定です。ただし、プロヴァンスさんの休暇申請に関しては、本人が外勤任務により本艦に戻っていないため、まだ申請待ちとなります。\n※アーススピリットさんの所属部署は、その特殊性故にドクターが直属の上司となりますので、本申請はドクターに移管させていただきます。", "typeIcon": "dec-y", "typeName1": "DEC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_183_skgoat", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_skgoat_1", "uniequip_002_skgoat_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30023", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30083", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31033", "count": 6, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 30000, "type": 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"今日は任務のない休日だ。\nこんな日にすべきことといったら、次の任務や戦いにベストな状態で挑むべく、目いっぱいリラックスすることくらいのものである。\nスペクターはレコードボックスから一枚適当に見繕い、蓄音機にかけた。\nその場に抑揚のついた音楽が流れ出す。\nこのレコードはイベリアの黄金時代に作られた傑作で、イベリアのオペレーターから買い取ったものだ。\n\nスペクターは目を閉じてソファに沈み込むと、静かにそれを楽しむ。\n黄金時代のイベリアがいかなる偉業を成し遂げたかということなど、彼女には知るよしもない。\nだが、この音楽からはそれがいかに輝かしい時代であったかが伝わってきて、当時の人々の誇らしげな顔が目に浮かぶようにすら感じていた。\n確かに、悪くない。彼女はそう認めた。\n「陸上文明の素晴らしさ」とやらに対する軽蔑を隠すつもりはないものの、こうした偏見を芸術の分野にまで持ち込むつもりもなかったのだ。\n――そう、これは「偏見」である。\n彼女は、「偏見」を持っていることに自覚的でありながら、ドクターの前でも隠そうとはせず、自分を貫いている。\nしかし、これは決して無意味なこだわりではなかった。\nその上で、彼女は自分の偏見を、隊長の持つ傲慢さとは似て非なるものだと考えてもいた。\n隊長の「傲慢」は、総戦略設計士としての彼女の視野がもたらすものだろう。\n一方でスペクターは、自身の力の根源がどこにあるかには関心がない。\n偏見を持っていながらも、ロドスでの今の仕事に情熱を燃やしているのだ。\nとはいえ、彼女にも時折、こう考えてみる時がある。\n「故郷にあるあの彫刻や、私の故郷そのものは、今頃どうなっているのかしら。」\n\n音楽が止まった。\nローレンティーナが目を開くと、もうずいぶんと見慣れてきた天井がそこにある。\n恐らくはこの先も、一層この環境に馴染んでいくのだろうが、それに対する恐怖はなかった。\nその手の恐れは、慣れ親しんだ環境を離れたくないという思いからくるものだが、彼女はすでにエーギルで暮らしていた頃の感覚をほとんど忘れてしまっていたのだ。\nスペクターはレコードボックスから丸ノコの刃を取り出して、優しく手入れをし始めた。\nそれと同時にレコードを取り替えて、再び音楽を流す。\nイベリア人が様々な方法で黄金時代の輝きを後世に残そうとしたように、自分もかつて熱中していた彫刻に再び目を向けて、何か彫ってみても良いかもしれない。\n幸い、故郷に戻るのは当分先のことになるだろうし、その有様を思い出す時間はたっぷりと残されているのだから。\nスペクターはどこか自嘲気味に、そんなことを考えていた。", 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"uniequip_002_kazema", "uniEquipName": "お古", "uniEquipIcon": "uniequip_002_kazema", "uniEquipDesc": "――頭に土を乗せたまま、カゼマルは両親に決意を告げた。\n\n彼女は五歳から忍者になるための訓練を受けてきた。一族、忠誠、自由、そして未来……当時の彼女はそれらをどれもよく理解していなかったが、ただ歯を食いしばり、大きな両目を輝かせながら、子供にとってはあまりにも過酷な訓練を耐え忍んだ。素晴らしい先輩たちのように、首席となって主に忠義を尽くしたい一心だった。\n彼女は「忠義を尽くす」ことの真意は知らずとも、それは至高の名誉であり、両親も彼女にそれを成し遂げてほしいと願っていることを知っていた。ならば、成し遂げねば。\n\n――両親との相談を終えると、頭に乗った土を落とす手間も惜しんで、カゼマルはそのまま若き主に謁見した。\n\n訓練を重ねた彼女は主に従える忍者となった。髪を頭巾の中に隠し、爪も短く整えた。竹筒に入った密令が次々と届けられ、それらを一つ一つ静かに読み解いた。そこに記された知らない名前の持ち主は、一羽の羽獣さえ気付かぬうちに、ひっそりとすべてを失う定めだった。\n「大義であった。」\n主はよくそう褒めてくれた。しかし、暗がりに身を潜めている時に聞いた「そうやって泣いてると黒い服の人に連れて行かれちゃうわよ!」という、どこかの母親が子供を叱りつけた声が妙に耳に残った。\n\n――若き主は、頭に土を乗せたままの社員に目をやった。\n\n主が亡くなって新たな「制服」を賜ると、彼女は黒い忍者装束を脱ぎ捨て、もう二度と密令が仕込まれた竹筒を受け取ることもなくなった。\n会議室は暗がりにはないが、狭くて閉鎖的だった。白昼堂々交わされる契約書のやり取りは、あまりにも平和過ぎた。そんな退屈な日々に飽き飽きしながらデスクの前で凝り固まった首を回すと、「ゴキッ」と関節の鳴る音が頭に響いた。前回こんな音を聞いたのは、暗器が頭を掠めた時だったはずだ。\n座りっぱなしは性に合わなかった。それにいつかどこかの母親が言っていた、子供騙しの「黒い服の人」になるのも嫌だった。\nこんなこと、自分がやるべきことでも、好きなことでもない。本当の「善いこと」がやりたかった。せっかく身に着けた技を埋もれさせないために、新たな道を歩み出したかった。しかし、その一歩を踏み出す決心はまだついていない。\n\n――若き主が手を伸ばし、カゼマルの色が薄い髪を覆った土を払った。そして一通の離職証明と、「ロドス」と書かれた名刺を手渡した。\n\nそんな悩みに悶々としていたある日の仕事終わりだった。無造作に置かれていた植木鉢が風で落下し、それは空中で土や枯れ葉をまき散らしながら緩やかな弧を描き、ちょうど通りかかったカゼマルの頭を直撃した。\nその衝撃でカゼマルはすっかり目が覚めた。土と植木鉢の破片を頭に乗せたまま、彼女はこう思った。「ここから離れたい。いや、離れないと。」", 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"ジョディの脛には、もうほとんど見えなくなった傷跡がある。\nこれは九歳の時についてしまったものだ。\n幼い頃の彼は町の広場沿いのベンチに座っているのが好きで、ただ膝を抱えて広場の中央にある彫刻を――灯台を模した彫刻を眺め、ぼんやりと一日を過ごしていた。\nジョディが自分でじっくり吟味した定位置に腰掛けていれば、そこからは夕暮れのある一瞬だけ、沈む太陽が彫刻のてっぺんに重なって、小さな灯台に光が灯ったように見えるのだ。\nしかし残念ながら、そんな光景はほんの一瞬のものでしかない。\n数度呼吸するうちに、彫刻に灯る光は消え、すぐに辺りのすべてが影に、闇に飲まれていき、垣間見たその光景はまるで幻覚だったかのように消え去ってしまう。\n幸い、太陽は明くる日も昇り、灯台もまた光を灯すのだが、無論それは変わらず、一瞬だけのことだった。\n\n九歳の誕生日、ジョディは大きなことをしようと決意した。\n結局のところ、もっと恒久的な何かを手に入れたいと、そう思っていたのだ。\n彼は、町の年老いた労働者たちが誇りに思っていながらも隠しておこうとするそれを、顔も知らない両親が姿を消した際、目指していたという本物の「イベリアの眼」を、自分の目で見てみたかった。\nそれゆえ、ジョディは広場の彫刻に登り始めた。\nこの上に立てば、きっと深い霧を裂いて輝く、灯台の光が見えると信じて。\n一歩、また一歩と登っていくと、広場の通行人たちが慌てて叫んでいるのが聞こえた。\nけれども、彫刻のてっぺんはもうすぐそこにあった。\n軽くジャンプでもすれば、きっと……\nその時、ジョディは突然、自分が落ちて行っていることに気が付いた。\n足掛かりにしていた突起が崩れたのかもしれないが、理由などもはやどうでもいい。\nジョディは必死で視線を遠くに投げかけた。\nほんの一瞬でもいいから、見てみたかったのだ。\nしかし、そこには――何もなかった。\nただ薄絹のような霧だけが、海上のすべてを覆い隠していた。\n\nジョディが目を覚ますと、そこは自宅だった。\n足には包帯が巻かれていて、部屋には肉粥のいい香りが漂っていた。\n彼が寝返りを打つ物音を聞いて、ディアゴがキッチンから顔を出した。\nジョディはひどく叱られるものと思ったが、ディアゴはただ暫し彼をじっと見つめてから、ため息をついて机のほうを指さしただけだった。\n視線を向ければ、そこには魅力的に輝く金属製の望遠鏡が置かれていた。\n\n――そんなすべては、もう何年も前のことだ。\n彼の傷跡は今や薄くなっていて、町の広場だけが、時間に忘れ去られたかのように何一つ変わらずそこにある。\nジョディは子供の頃一番好きだったその場所に座った。\n本物のイベリアの眼をついに見ることができたというのに、ジョディにはもう、おじさんと並んでベンチに座り胸躍らせる物語を聞くことも、代わる代わる望遠鏡で遠くを眺めることもできなくなってしまった。\nそもそも、望遠鏡を使ったところで、霧の向こうを目にすることなどできないのだが……\nそのことだけは、二人のどちらも、まるで示し合わせたかのようについぞ口にはしなかった。", 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"病院の廊下に置かれた長椅子に、本を読んでいる学生と教師と思わしき佇まいの女性が並んで座り、その隣では悩ましげな表情を浮かべた労働者が、何やらぼそぼそとつぶやいていた。\n「ピーター・デイビスさん。」\n医者が検査結果を持って検査室から現れた。\n名前を呼ばれた労働者は緊張した面持ちで顔を上げ、学生は読んでいた本を閉じた。\n「――血液中の源石結晶密度はやや高めですが、鉱石病の兆候は見られません。」\n「次に、セイロン・ドルクスさん。」\n「同じく血液中の源石結晶密度はやや高めですが、こちらも同様に鉱石病の兆候は見られません。」\nその場の三人は同時にほっとした表情を浮かべると、学生は嬉しそうに「ほら先生、二人とも大丈夫でしたわ!」と教師に向かって声を上げた。\n「運が良かっただけよ。」\n教師は険しい表情で頭を左右に振った。\n「フィールドワークは規定の安全区域で時間を遵守して実施するだけでなく、防護措置もしっかり取るべきだと注意したはずよ。専用の防護服もなしに、高度に活性化した源石と接触するのは極めて危険な行為なの。それに、私たちには本来採掘場に入る権利はないのよ。あなたのあらゆる行動が責任問題に繋がる可能性だってあったの。セイロン、優等生のあなたがどうしてこんなこと……」\n「ですが、どうしても本で学んだ理論を証明したくて……それに、もしデイビスさんたちに採掘を中止するよう提言しなければ、きっと突発的な感染事故が起きたに違いありませんわ。そのようなことを見過ごすなんて――」\n「もしその判断が誤りだったら?」\nセイロンは言葉に詰まった。沈黙の後、彼女は頭を垂れて「申し訳ございません。」と深く詫びた。\n「除名処分にはしないけど、この科目は再履修してもらうわ。」\n教師は長椅子から立ち上がった。\n「今回が初めてのフィールドワークだし、これ以上は言わないけれど、今後はきちんと防護措置にも気を配りなさいね。」\n\n教師が離れると、顔をこわばらせていた労働者がようやく口を開いた。\n「俺たちは感謝してもしきれねぇってのに、そのせいで君に迷惑をかけちまったみたいで……先生は君が悪いと思ってるみたいだったし……」\n「いえ、どうかお気になさらず。」\nセイロンは微笑んでみせた。\n「先生の仰りたいことはよく分かっているつもりです。この科目では、こういったことをしっかり覚える必要があるからこそのお言葉ですわ。恐怖を知り、最悪の結果を予測し、その責任を担えるかの判断をできるようにならなければいけませんの。」\n「その後に初めて、選択を行えるようになるのですから。」", 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"それはある雨の日でした。ひとりの若い旅人が我が家のドアを叩き、少し雨宿りをさせてほしいと、か細い声で言いました。\n村に奇病が蔓延し、子供たちが一人また一人と病に冒されていたのもその時期です。うちのウィッキーも例外ではなく、奇病に苦しむ日々を送っていました。村人たちの間ではきっと魔族の巫術だろうという噂が広がり、みな固く戸締まりをして家に閉じこもっていました。ですが私たちは風が吹けば折れてしまいそうなほどの女性を、暴風雨の中で荒野へと追い返すことなどできず、仕方なく部屋に招き入れました。\nその方はウィッキーの様子を一目見ただけで異常に気がつきました。私たちに詳しい症状と村の状況を訊ねた彼女は、自身が放浪医であることを明かしました。\n「巫術やアーツの類いではなく、病気の一種です。土地や水源が汚染されたことで、まずは子供たちが病気にかかってしまったようです。毒素が蓄積されていけば、いずれ大人たちにも症状が出てしまいます。」\n彼女はそう言うと持っていた救急箱を開き、慣れた手つきで薬剤の調合を始めました。\n「私にできるのはあくまで応急処置です、申し訳ございません。このような病気の場合、汚染源から離れ、長期的な投薬により徐々に体を整えるのが唯一の治療法です。可能であれば、村人の皆様にお伝えいただき、移住を検討していただけると。」\n「だがここは俺たちの故郷なんだ。」\n夫が心配そうに言いました。\n「仮にこの土地が本当に病気の原因でも、俺たちはここから離れてどこで暮らせばいいんだ?」\nお医者さんはそれ以上は語らず、黙々と調薬を続けました。\n\n翌日は晴れました。玄関前で、ひっそりと去ろうとしているお医者さんとばったり会いました。ドアにはどこにでも咲いているような野花が、まだ摘んで間もない様子で飾られていました。それを目にした瞬間、頭の奥で眠っていた記憶と、目の前のお医者さんの姿が重なりました。\n「お医者さん、前にお会いしたことがありましたね。今やっと思い出しました。」\n「まだ私たちが移動都市の周辺にある村に住んでいた頃です。みんなの病気を診てくださったのと、まだ子供だった私たちにこうやって花を摘んできてくださったのを覚えています……私はいつもカーテンの陰からこっそり見ていました。」\n「もう何十年も前になりますね。実はあれから母が鉱石病に感染してしまい、追い出されてここに流れ着いたんです……私もすっかり年を取りましたし、もう顔を見ても分からないでしょうね。ですが、お医者さんはあの頃と全く変わらない様子で……」\n私は心からの感謝を伝えようとしました。当時は高熱に苦しんだ私を救い、今は私の子供を助けてくださったのですから。しかしお医者さんは呆然とした表情の後、まるで泣き出してしまいそうな程に悲しい顔をしました。\n「ごめんなさい、どうか……どうかそれ以上は仰らないでください。私のことなどもう忘れていただいて結構ですから。」", 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"どこでなくしたのか、炎国での任務時になんとなく買ったお守りが見当たらなくなった。現地の人が、お寺でご加護を授かったものだと得意げに語っていたお守りだ。\nどうしたものかと悩んでいると、「セイリュウ」というオペレーターに訊ねてみてはどうかとアドバイスされた。セイリュウ……あまり印象にない名前だが、後方支援部の遺失物取り扱い担当の新人だろうか?\n宿舎を訪ねてみたが、どうやら不在のようだ……\n会議室にもいない……\n結局、私は大浴場で彼女を見つけた。点検の仕事を終えてちょうど――入浴中のようだ。外にまでご機嫌な歌声が響いており、なんとも見事な高音だった。しばらく待っていたが……こんなに長湯して、気分が悪くならないのだろうか?\n「ごめんね、待たせちゃったかな。」\n「ロドスの汚染物質排出処理自体は合格だけど、それに使うろ過設備の清掃がちょっと疎かになっちゃってたんだ。どのエリアにも堆積物が溜まってて、その処理に何度も行き来する必要があったから、全部終わってやっとお風呂に……ふふっ。」\n「あ、お目当てのお守りは……えーっと……」\n彼女が取り出した袋を開けると、私のお守りが目に入った。他にも、ビー玉やヘアピン、試験管、果ては挿弾子までもが入っているようだった。\n「これ……全部ろ過設備の中で見つけたの?」\n「そうだよ。最初はどれも泥だらけになっちゃってたけど、ちゃんと洗ってあるから安心して。」\n私は「どうしてそんなところに?」と言いかけてなんとか言葉を呑み込んだ。それは、自分自身に問いかけるべきだろう……\n後に、エンジニア部の友人と当時の故障点検について話す機会があった。問題はまさに汚染物質排出システムの詰まりにあったのだが、セイリュウが清掃しなければ誰も気付かないところだったらしい。\n入職してたった一日のセイリュウが、一人で清掃任務をすべて引き受け、ドロドロになったろ過設備の中に丸二日もこもっていたと聞いて驚いた。\nそしてその詰まりの「元凶」が、私たちがうっかりなくしてしまった「宝物」の数々だったという事実には、頭の上がらない思いだった。\nそんなことを考えていると、私が感謝の言葉を述べたときのセイリュウの恥ずかしそうな笑顔が浮かんだ。彼女はただ「これからは気をつけてね」と言って、いくつかの注意事項を述べただけだった。\n蛇口をひねったり、スイッチを押したりといった動作一つで、水はいとも容易くすべてを流し去ってしまう。そして水がすべてを流し去るからこそ、我々は見えない場所に堆積していく汚物に気付くことができないのだ。\nセイリュウはロドスの艦上汚染物質排出関連の業務を担当することになったらしい。なにかお返しがしたかったが、彼女の好みが分からなかったので、石鹸を買ってプレゼントした。しかし彼女の元に届いた石鹸は一箱だけではなかったらしい。それだけ多くの者が、彼女に感謝の気持ちを伝えたかったということだろう。\n\n――セイリュウの定期評定にて、あるオペレーターの口述まとめ。", 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"評定表コード:RDLEDSG03\nコードネーム:ユーネクテス\n本名:ズゥママ\n配属年数:半年\n……\n参加プロジェクト:\n1.大型ロボット「アイアンハイド」の設計、開発、パーツ生産および組み立て。\n2.訓練場の最新エネルギー発生装置のメンテナンス、修理、アップデート。\n3.ドローン隊の武器積載改良案の考案。\n4.ロドス本艦自動航行システムのメンテナンス。\n5.一部のスーパーマシン改造に関する開発計画が承認され、エンジニア部にてプロジェクトの立ち上げが決定済み。\n……\n12.作業プラットフォーム「Lancet-2」の定期メンテナンス、塗装、及びメンタル面でのコミュニケーション、カウンセリング(注:これらに関してはオペレーターがエンジニア部に申請後、正式に認可される前に実施したものである。「Lancet-2」がこちらの行為を拒絶していないことを考慮し、エンジニア部としては過剰な介入を避ける方針とした)。\n……\n総合評定:\nユーネクテスはエンジニア部に配属されて以来、多くのプロジェクトに参加し、各方面で優れた成果を残した。よって、すでに初歩的な独立研究開発を行う能力が備わっていると判断しても問題ないだろう。\n……\n責任者補足(口述の内容をそのまま記載):\nえぇ~、毎回こんな改まって査定させるなんて、仕事の邪魔なんだけど……\nえーっとね、あの子なら育てる価値は十分にあると思うよ。マイクロコンデンサの性能テストのやり方を覚えたかと思ったら、そのまま手探りで精密な基板を組み立てちゃった時は驚いたなぁ。あの天才っぷりはあたしそっくり!\nそれにすっごい勉強熱心でさ、たった半年でロドスにある工学関連の本を全部読破して、それについて技術者たちと討論したりなんかしちゃってさ。本当にすごい技術ってのは本には載ってないものだし、まだまだ学んでもらいたいことはたーくさんあるけどね。\nあの子がどうしてそんな急いでるのかなんてわからないけど、もしかしたらロドスに来てからまだ心底驚かされる出来事に遭遇してないせいかもね……\nあの子はこれまでに二回、人生観を変えてしまうほどの衝撃的な経験をしてるって話は聞いてるでしょ?小さい頃に航行する移動都市を初めて見たときが一回目、アカフラでLancet-2が言葉を話すのを見た時が二回目ってことだけど、機械や自分自身が三回目を起こすのに期待してるんじゃないかな。\nその期待はつまり、ある種の可能性でもあって……遠くない未来に自分を驚かせるような機械を――もしかしたら、テラに技術革命を起こす程の創造物を生み出しちゃうのかもね!\n本当にそんなことになったら、エンジニア部部長の座を譲ることだって……ちょっと、今のは冗談だから記録しなくていいからね。\n\n日付:12月13日\n責任者:クロージャ", 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"マゼランちゃん、写真届いたよ。ありがとう。オーロラがとっても綺麗に写ってて、すっごく……心が揺さぶられた。うーん、この感動をなんて表現したらいいかわからないや。\nロドスに送ってもらった他の資料も見たけど、あの黄色い花にはビックリしたなぁ。極北の氷雪地帯にもあんな綺麗な花が咲くんだね!本当に不思議。\n「調査員のサポートとして今後の科学調査に参加する」って提案だけど、真剣に考えてみたんだ。「行く」「行かない」って話じゃなくてね――「もし行ったら私に何ができるか」って。まぁまだ本艦で鉱石病の治療を受けないといけないから、今すぐどうこうってわけじゃないけどね。\nメイヤーさんに聞いたんだけど、超低温下だとマゼランちゃんの「ドローン・DDF」は安定した駆動が保証されないんだよね。私はアイアンフォージ工科大学にいた頃に科学特殊撮影も履修してたから、それを生かそうと思って自分の盾に撮影用モジュールを装着してみたんだ。\nこれがあればきっと、ある程度の撮影作業と資料保管の仕事を担当できると思うよ。ドローンが行けない特殊な地形にも、私がこの盾を持って撮影に向かうことだってできるからね。それに盾自体が基礎防護設備代わりにもなるから、安定性は折り紙付きだよ。\n……\n私はね、マゼランちゃんのことを心から尊敬してるんだよ。みんなが思い思いに未開の地に対する稚拙な想像をしてる時に、マゼランちゃんはもうその奥地まで進んじゃってるんだもん。\n私がまだ科学調査団にいた頃に、最北の氷原でオーロラを見たことがあるんだけど、その時に得た大切な学びが今でも頭に残ってるんだ。イェラグみたいな雪山や、イェラガンドの加護みたいなものは、どこにでもあるわけじゃないけど、どんなところにも常識をはるかに超える美しいものがあるんだ、ってね。そして黒流樹海や、環山平原……ああいう綺麗な景色は神様が与えたものじゃなくて、元からテラの一部だったんだって。この大地に対して、私たちが見聞きして、信じているものはまだまだ狭く浅いんだなぁって、思わず考えちゃった。\n私は今、もう一度オーロラや氷雪地帯を見に行きたいって思ってるけど、それは何かを証明するためじゃなくて、ただ「見たい」ってだけなんだ。「イェラグを守りたいなら、我々が身を置く天地を知らねばならない」って旦那様の言葉はやっぱり正しかったみたい。\n勇気を出して前進して、未開の地を探索することは……後ろにある家や故郷を守ることに通じるんだよね。それに、氷雪地帯や極寒の地みたいに秘密がたくさん眠ってる場所は、もう色んなところから目を付けられてるだろうから、うかうかしてられないよ。\nだからね、マゼランちゃん……準備ができたら、すぐにドクターに申請するつもりだよ。\n……\nえっと……私、人よりたくさん食べるし、たくさん寝ちゃうけど……仕事中はしっかりやるから心配しないで。絶対にマゼランちゃんの助けになるから。\n\n――オーロラがマゼランに送った通信記録より", 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"「経典に命を救われた奇跡の子」――最初は皆、彼女をそう呼んでいた。\n突如降り注いだ災害は町一つをいとも容易く滅ぼして、生き残ったのは彼女のみ。\nそれを発見した大審問官は、彼女を幸運な生存者として裁判所へと連れ帰った。\n審問官となる資格を得られるのは、懲罰軍の中でも優秀な者ばかりだったが、審問官にならねばという彼女の強い意志は揺るがなかった。\n選ばれた存在となる以上、すべての法律を暗記しなければならない。\n最も特別な存在となる以上、すべての科目で一番の成績を納めなければならない。\nある日の手合わせで、彼女は十歳以上も年上の相手に為す術もなく打ちのめされたが、それでも倒れまいと踏みとどまった。\nけれどその時、朦朧とする意識の中、師匠の声が耳に届いた。\n「経典とは、お前という個人のみならず、人々を救うものだ。」\nその言葉はまるで、師から下された判決のようだった。\n大きく息を吐いたあと、彼女は初めて敗北を認めた。\n\n「大審問官ダリオの愛弟子」――のちに、彼女はそう呼ばれるようになった。\n経典に判断基準が書かれていない場合には、師匠が言い渡す判決が正しいに違いない。\nそう信じ切っていたその頃の彼女は、審問官としての試験にいつまでも合格できずにいた。\nしかしある時、師匠の判決とは逆の意見を思わず口走った瞬間、そんな日々は突然終わりを告げた。\n師はその意見を却下しながらも、彼女に向かって頷いてくれたのだ。\n\n「審問官アイリーニ」――裁判所から正式な辞令が下りると、彼女はそう名乗るようになった。\n師匠は事あるごとに、「お前自身の考えで判決を下せ」と言い聞かせてくれた。\nそうして、彼女は繰り返し過去の事例を読みふける傍ら、何度も危険な現場で判決を下し続けた。\nたった数年で、彼女が解決した事例は百にも上る数になった。\n一件をこなすそのたびに、彼女は自身の判決について師匠に報告していたが、彼は何一つ評価を下しはしない。\nグランファーロの海岸で師に別れを告げ、彼女ひとりで海の脅威に立ち向かうことになったその時に至っても、彼はこう口にするばかりだった。\n「お前が正しい判決を下すその時を、楽しみに待っていよう。」\n経典、師匠、そして自分自身。\n本当の危機を前にした時、すべての意志が融合し、ハンドキャノンから迸る閃光となった。\n\n「イベリア裁判所のトランスポーター、アイリーニです。」――ロドスにやってきた小柄なリーベリは、そう自己紹介をした。\n誇らしげに胸を張る彼女の目には、これまでよりもずっと確かな意志が宿っていた。\nイベリアの海岸線で、二度と海に飲まれまいと抵抗する岩礁のように堅く、確かな意志が。", 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"「もしや、あなた様は……お待ちください!」\n医療部から出たエーベンホルツは歩速を速めて、声をかけてくる者を振り切ろうとした。しかし相手はぴったりと後ろにつけて、宿舎の前まで追ってきた。\n「この区画は立ち入り禁止だ」\n「やはりウルティカ伯爵様だったのですね!遠目にも溢れ出る気品、ただならぬ方だと見た私の目に狂いはありませんでした!」\n男は額から脂汗を滲ませながら、わざとらしく、密談でもするかのようにぐっと声を押し殺した。\n「ご無事だと思っていました。世を忍んでどちらかに身を寄せているのだと信じておりましたぞ」\n「人違いだ」\n「まさか!アゴノー家に代々伝わるダイスとアーツユニットは、二十数年前にウルティカ伯爵と共に消えた代物です!私は幼い頃からアゴノーと共に育ちました。実物を見たこともありますし、彼本人の口から、陛下より賜ったものだと聞いているのです!似たようなものが、そうそうあるはずがありません!」\n「アゴノー?……知らんな」\n「ですが、確かにアゴノー家のものです。それを武器としているあなた様が、ウルティカ伯爵でないはずがない!」男は息を荒げた。「あの後、私がどんな目に合ったかきっとご存じでないでしょう!奴らは私にアゴノーの狂気が伝染したなどと宣って、触れてはいけない何かのように扱ってきました。だが、アゴノーは初めから最後まで正気だった!もちろん私もです!それなのに、奴らに陥れられて感染者となったせいで、土地も家財も失いました。豊かな地を治める辺境貴族であったのが、今ではこの体たらくです!」\n「同情はするが――」\n「いえ、こんなのはまだ序の口なんです!奴らの残忍さは想像を絶します!」\n「想像を絶する?何があったんだ?」\n「私の一人娘が……どうやって言い包められたのか、私の意志に逆らって、薄汚い平民と結婚したばかりか、おぞましいことに子まで産んだのです!これは死よりも酷い屈辱です!あなた様が治める場所でこのような蛮行を許すおつもりですか!」\n「……」\n「どうか私めを従者にしてください!あの時代へ、恐怖でもってすべての者を律する時代へ連れ戻してください!あなた様を疑うような虫けらどもを絶望の中で震え上がらせ、恐怖でもって平民どもの頭から、身の程知らずな考えを消し去ってください!」\n「もちろん、私も謹んであなた様がくださるすべてを受け入れましょう。恩寵であろうと刑罰であろうと、すべてを!日々命を燃やし尽くすつもりであなた様を畏れ敬い、あなた様に尽くし、あなた様の命令ならばどのようなものだろうと従いましょう!もしこの命をお望みならば――」\nエーベンホルツは重々しくため息をつき、数個のダイスを手のひらに乗せ、男の目の前へと持って行った。\n「では、君を私の従者とする。これから行うのは他言無用の儀式だ。目を閉じてよく聞け。」\n男は興奮のあまり全身が震えていた。\n「ウルティカ伯爵なんてクソくらえだ」\n「?!」\n「皇帝陛下なんてやつらも、選帝侯なんて連中も、公爵も伯爵も男爵も、そして貴族のお前も――いや、元貴族だったか。みんな、クソくらえ、だ」\nエーベンホルツの言葉が続くにつれて、男の顔が歪んでいった。\n「目を覚ませ。自分が人より上であるなんて夢はとっとと捨てろ」\n「すでに土地を失ったのならば、誇りある平民のように、胸を張って生きろ」\n「私にできる忠告は、それだけだ」", 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"「アイリスさん、俺は……あなたのやっていることがあまり信じられないんです。」\n子供たちから預かった品物をアイリスの宿舎へと運ぶ手伝いをしながら、ホアキンはついそうこぼした。\n口をついて出た言葉はたちまち後悔へと変わったが、アイリスは怒った様子もなく、真剣な眼差しで「なぜですの?」と言葉を返す。\nホアキンはそんな彼女にこう言った。\n「俺も、子供の頃ヴィクトリアでお城にまつわる童話を聞いたことがあります。」\n「大地を彷徨うとある魔女が、子供たちの一番大切な宝物を盗んでは森にあるお城に隠してしまうというお話で……もちろん一度奪われたら返してはもらえません。」\n「魔女は心の隙間を宝物で埋め、その一方で子供たちは悔しさと憎しみを抱いて大人になる――と、そう聞きました。」\n「当時の俺の宝物は、誕生日に母が作ってくれた五芒星のペンダントだったんです。」\n「だから童話を聞いて以来、ペンダントが奪われないかが心配で、毎晩それを握りしめて眠りました。」\n「……でも結局、魔女にペンダントを奪われることはありませんでした。」\n「代わりに、魔女は……俺の両親と、村のすべてを奪っていったんです。」\n「突然発生する天災に、終わらない戦争……」\n「あなたの言うような『お城』なんて、たとえ童話の中だろうと、ヴィクトリアには存在しないんですよ。」\n最後に彼はこう訊ねた。\n「アイリスさん、あなた自身にも小さい頃、『お城』に何かを預けたことがあるんですか?」\n\n今口にしたのはあまりに意地悪な質問だと、彼も頭ではわかっていた。\nそれはマジシャンに向かって「生きたまま人の首と体を切り離すことなんて、本当にできるとお思いですか?」だとか、あるいは「空っぽの帽子から小動物を生み出すことができるなんて、本気で信じているんですか?」と聞くようなものだった。\n夢の創造主というのは、当人は夢の外に身を置いて、その夢を信じこむことなどないものだ。\n無論、「信じている」と嘘をつくことはできるが。\n\nけれど、アイリスは迷う素振りもなく答えた。\n「ええ。私はお城を預けましたの。」\n「……と言ってもよくわからないでしょうし、順番にお話ししますわね。」\n「お城と言うのは、小さい頃に夢で見た場所ですの。」\n「とっても大きなお城で、たくさんお部屋があって、どのお部屋にも大きなタンスが置いてありますのよ。」\n「しかもそのタンスは特別で、時間さえも閉じ込めてしまえるの。」\n「お陰で、中に入れたものは一切劣化しませんし……本当にそんなお城があれば、大切な物を二度と失わずに済むと胸が躍ったものです。」\n「それで、目が覚めたあと、おばあ様にそのお話をしたら、夢に出てきたお城を飛び出す絵本にしてくださって……もちろん、その絵本は私の大切な宝物になりましたわ。」\n「その後ある日のこと、おばあ様は私を本物のお城に連れて行ってくださいましたの。」\n「驚いたことに、そのお城は飛び出す絵本に――つまりは、夢に出てきたお城そっくりでした。」\n「お城に入ると、私は早速一つ目のお部屋にある、夢で見た通りの大きなタンスのそばまで行って……」\n「一番上の引き出しに、宝物の絵本をしまっておきました。」\n「すると、おばあ様がこうお尋ねになりましたの。」\n「『将来このお城の主として、子供たちの助けになるつもりはないかい?』と……」\n――アイリスは嘘など言っていない。ホアキンはそう確信した。\n彼女の語る内容がどれほど信じがたくとも、彼はロドスで過ごした日々の中で、嘘と真実を見分ける洞察力を身に着けていたのだ。\nアイリスという人物は、決して夢の創造主やマジシャンの置かれる立場にはなく、むしろマジックショーに登場する小動物の如く、童話という「真実」の中に生きているように感じられた。\n……だからこそ、ロドスの子供たちも彼女を信じるのだろう。\nそんなことをつらつらと考えながら、ホアキンはキャンディの缶やおもちゃ、模型を大小に分類する仕事を続けた。\n「あの、アイリスさん。つまらないことばかり言ってしまって、ごめんなさい。」\n「お気になさらず。……あら、そのネックレス……」\nホアキンはアイリスの視線を追い、自身の胸元で鈍く輝く銀色の星を見下ろした。\nそれはあまりに長く身に着けていたせいで、元の色はもうわからなくなっている。\n「ホアキンさん、あなたのお城は、あなたご自身のようですわね。」", 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"インディゴがロドスに来たばかりの頃、彼女のアーツユニットである杖を調査させてもらったことがある。\nしかし、先端の構造部が要であるということまでは明らかになったものの、それ以上の成果は得られなかった。\nその後の追加調査でも大きな成果は上がらなかったが、偶然通りがかった新入りのアイリーニとルーメンから貴重な意見を得ることができた。\n設備使用許可証の申請をするためにエンジニア部を訪れたという二人は、インディゴの杖を見るや、「イベリアの眼」で同じような物を見たと言ったのだ。\n「イベリアの眼」……それはイベリアの海沿いに点在する灯台である。\nかつて国家全体を照らす大規模な計画の一環として建てられたのだが、数十年前の大災害により放棄され、今や時代の遺物と成り果てている。\nインディゴの師はまさにそうした灯台の守り人であり、彼女が故郷を去る折りにこの杖を託してくれたらしい。\n\n「先端の構造部は、イベリアの灯台システムにおける制御装置の一種である」という結論に、恐らく間違いはないだろう。\nしかしインディゴ曰く、師は生涯ロックベイの灯台を守り続けており、いつか再び灯台に光が灯ることを望んでいたという。\nならばなぜ、その鍵ともなり得る杖を彼女に託し、故郷を離れるよう命じることまでしたのだろうか。\n「先生はきっと、私が外で見識を深めて杖の秘密を解き明かし、その力を取り戻せるようにとお考えになったのだと思います。……先生らしいお心遣いです。」とインディゴは語った。\nそれに対してアイリーニは、「そうしたエーギルの遺物がなければ、灯台に光を灯すことはできないのかしら?イベリアの存続は、今度こそイベリア人自身の力で成されるべきだと思うけど。」と言葉を返した。\nインディゴとアイリーニ、二人の相反する考え方には、イベリア人が持つ二通りの未来への展望が見受けられ、参考に値するものだった。\n\nしかし二人がその場を離れると、一人残ったルーメンは彼女らとまったく別の――より「世俗的な」推測を述べた。\nそれは要約すると、年寄りが孫娘を大都市へと送り出すにあたって、家で唯一価値のある家宝を荷物に詰め込んでやり、彼女がこんな寂れたところへ二度と戻らずに済むように、と願うようなものではないか……という考えだった。\n何しろ、たとえ将来孫娘が戻ってきたとしても、自分はもうそこにはいないのだから、と。\nそして、ルーメンはこう付け加えた。\n「ご年配の方というのは、常々そういうものなんです。本人には知らせないまま、子供のために何もかも用意してあげたがるんですよ。」\nともあれ、ひとりの老人がどのような意図でインディゴに杖を託したのかを、これ以上追及する必要はないだろう。\nアーツユニットの出処さえ明らかになれば、彼女に関する調査は完了となる。\nその上、彼女がすでにこれほどロドスから歓迎されている以上、調査結果がどうあれ、今後のことに影響を及ぼす可能性は極めて低いのだ。\nしかし、アーツユニットの出処を知った彼女は、一瞬だけ呆けたような表情を見せていた。\nあの刹那、彼女が一体何を考え、何を決意したのか――我々には知る由もない。", 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"サリアは目の前に置かれた古いメカニカルグローブを見やった。\nこれは元々、ライン生命本部警備課の主任オフィスにある棚に仕舞われていたものだ。\nあまりにも急に飛び出してきたため、私物はほとんど持ち出せず、このグローブも本来例外ではなかった。\nあのオフィス自体彼らの手でとうに片付けられているはずだが、なぜこれが残っていたのだろう?\nそしてなぜ今になってロドスに届けられたのだろうか?\n\n数日前、マイレンダー基金の介入で、数十にも及ぶ違法実験拠点の建造が中止された。\n彼らは都市計画部門の役員を買収して審査を回避し、虚偽の計画書を出して倫理委員会の目を誤魔化していた。\nもはや使い古された手ではあったが、その違法なやりとりの証拠を掴むべく、サリアは数ヶ月間奔走し続けたのだ。\nアンソニー・サイモンが調査に加わったことで、より多くの情報源にあたることができたことは幸いだった。\nそうして閉鎖となった拠点の過半数において、その背後にライン生命の影がちらついていたのだが――\nこのボクシンググローブが今ここに現れた理由も、まさにそこにあるのかもしれない。\n恐らくは警告、あるいは何かしらのメッセージなのだろう。\n\nこれは、サリアにとって最初のグローブというわけではない。\n彼女が初めて手に入れたグローブは父から与えられたもので、それは子供の手には合わず、使うたびに手が血まみれになるような代物だった。\nサリアは父の言いつけ通り、そのグローブで何度もサンドバッグを打ち据えることで、軟弱さも、意味のない感情も、己の中からすべて追い出してきた。\n――人の感情とは、揺らぎに満ちたものである。\n彼女は対峙した相手のそれが最も乱れる瞬間を見極めるだけで、容易く防御を打ち崩すことができるようになっていった。\nほかのスポーツマンのようにボクシングを心から楽しんだことは一度もなかったが、その技術に支えられて、今日まで歩みを進めることができたのだ。\nその指は無意識に、グローブの裏側に刻まれた文字をなぞる。\n「トリマウンツ工科大学」と書かれたそれは、サリアがかつて大学間の大会に出場した際使っていたものだった。\n当時の彼女は、いつも深夜までトレーニングに打ち込んでおり、そのそばには常にもう一人の姿があった。\nその人物はボクシングが好きというわけでも、試合に興味があるわけでもなく、ただ「様々な環境に身を置くことで、多角的な思考の一助とするため」という理由でそこにいると言っていた。\nそれは決して冗談ではなく、現にその人物はサリアの動きに着想を得て、腕用の外骨格操作システムを構想するに至ったのだ。\nそしてそのシステムは、今でもライン生命の統括オフィスで活用されている。\n\n――長年使われていなかったにも関わらず、グローブは以前の通り手に馴染みそうに見えた。\nサリアはそれをつけようとしたが、肩甲骨の後ろから走る痛みに手を止める。\n……もっと強力な鎮痛剤を調合しなければなるまい。\n前回の調査中に襲撃してきた傭兵の数は、その前からまる一個小隊分増えていた。\nつまり、真相は目の前だということだ。\n数分後、サリアはグローブを置くと、それを臨時デスクの一番下の引き出しに仕舞って、一つの書類を――イフリータの身体検査報告書、その最新版を手に取った。", 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"コーヴァルには夢があった。すでに若人へと贈った、一つの夢が。\n\n――マリアが幼い頃のこと。\n彼女は先祖たちの肖像画を眺めながら、姉マーガレットとおばのゾフィアのそばに座って、二人が語るカジミエーシュの古い騎士伝説に耳を傾けていた。\nそのさなか、マリアは顔を上げて、ふと浮かんだ疑問を口にした。\n「その騎士たちの鎧って、お姉ちゃんのと同じ造り?」\n笑って首を横に振るマーガレットに、マリアは続けて、「じゃあ剣は?」と問いかけた。\nゾフィアは思わずといった様子で笑い出すと、せっかくのお天気だし、コーヴァルの工房に行ってみましょうかと提案してくれた。\nその日の午後、マリアたちは工房を訪れた。\nそこには、普段優しく親しみやすくも、時折うるさく大騒ぎするあのコーヴァルおじさんが、真摯な姿勢で鍛冶に打ち込む姿があった。\n「騎士の栄誉ってもんを冠で表現できるとしたら、その冠を造るのは職人団の仕事に違いねえさ。」\n笑ってそんなことを言いながら、彼はマリアを抱き上げてくれた。\nマリアは鉄のにおいが嫌ではなかった。\nそして彼女は、姉やおばが武器を眺める時の喜色満面な様子を、それと同じような表情で眺める子だった。\nさらには運の良いことに、彼女はその興味の矛先に天賦の才を持っており、それを自覚した彼女の心は大層弾んだ。\n\n――時は巡り、マリアは成長した。\n「まったく、天才ってのはマリアみたいなのを言うんだろうなあ。」\nコーヴァルは口元のビールの泡を拭いつつ、言葉を続ける。\n「ああ、天才と言や、覚えてるか?」\n「……俺たちが、平原で孤立無援の城を守り抜いた時のこと。」\n「当時職人団にいた、目立たねえ片目の鍛冶師が、たった一人でどんだけのことをやってくれたか……」\n「あいつがいなけりゃ、援軍が来るまで持ちこたえるなんて夢のまた夢だったろうな!」\n彼の言葉に、フォーは答える。\n「無論覚えておるさ!忘れようもなかろう!」\n在りし日を振り返る老騎士は表情を輝かせ、酔いも忘れた様子だった。\n「とはいえ、あやつと比べずとも、マリアの才能くらい誰もが知るところじゃろうが!」\nコーヴァルは咄嗟にいつも通り反論しようとしたが、そこで口ごもった。\n彼は思い出したのだ――あの過去と、今は亡き友人たちを。\n沈黙の意味を汲み取ったフォーは、さらに酒をあおると声を低くしてこう問いかけた。\n「お主はマリアのことをどう思っとるんだ?」\n「……俺、か?」\nコーヴァルはハッとした様子で、しばらく呆けた顔をしてから、明るい笑顔を見せた。\n「もしあの時マリアがいてくれりゃあ、城を守るどころか反撃に出ることだってできただろうよ。」\n彼の返答にフォーは少し笑ったが、何も言わなかった。\n追放されたマーガレットのことを思い出したのだ。\n\nその当時、マリアは何日も泣き続け、姉を探しに行くと言って聞かなかった。\n毎晩、彼女が眠るまでゾフィアが付き添ってくれなければ、今頃どうなっていただろう。\nコーヴァルはニアール家を守れなかった己を憎み、今は亡きキリル様に顔向けできないとすら思った。\nここ数年の彼は、自ら鍛冶のハンマーを振るうこともほとんどなくなっていた。\n老いぼれにはこの輝かしい都市が錆び付いていく様子を無力に眺めることしかできないのだ。\n「――あの子の手を借りて……もう一度。力強く鉄を打つ、あの音を聞きたいもんだ。」\nコーヴァルはそうつぶやいた。\n「……なんじゃ、飲み過ぎたのか?」\n「いいや。こんなふうにだなあ……」\nフォーの問いにはちぐはぐな答えを返して、コーヴァルは身振り手振りで鉄を打つ動作をしてみせる。\nその手には本当にハンマーが握られているかのようで――テントの外に草原が雲を舐めるように広がる様子や、木と石がぶつかる音から雄大な砦が生まれてくる様子を思わせた。\nカーン――\nその音は、天まで響き渡っていた。", 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"パチパチと音を立てる焚き火へと騎士が歩み寄り、そのしばらく手入れされていない鎧に、ぼんやりとした灯りが映る。\n胸部に描かれた紋章はすでに摩耗してしまっているものの、各地を渡り歩いてきた医師の観察眼を以てすれば、それがカジミエーシュの造りであることは一目で分かった。\n「失礼、彼女はもう休んでいるか?」\n騎士は申し訳なさそうに声を落とす。\n「当人が弱っているにもかかわらず、私を治療するため懸命にアーツを使ってくれたことが、あまりに心苦しくてな。」\n「何か手伝えることがないかと思い、戻ってきたのだが……」\n彼女の言葉に、医師は答えた。\n「お気遣いなく。それより、どうぞ座ってください。」\nしかし、騎士は静かに、しかし有無を言わせない様子でこう返す。\n「いいや。ここは、私が見張り役を務めよう。」\nそして、戦槌を握りしめると、五歩ほど離れたところに立った。\n身につけた鎧には、まだ点々と血の跡が残されているのが見て取れる。\nというのも彼女はつい数時間前、黄昏時の荒野で、命を懸けて傭兵部隊からキャラバンを守ったばかりなのだ。\nその際に彼女が放ったアーツは、地平線に沈む太陽が再び昇ったかと錯覚させられるほどに眩く輝くもので、手にした武器は今もその金色の輝きをわずかにまとってすらいる。\n\n騎士は自分を感染者だと言い、傭兵の体に巣くう鉱石病も、死ぬことさえも怖くはないと語った。\nすると、医師は騎士へと問いかけた。\n「先ほどのこと……あなたはやはり、止められたくはなかったとお思いでしょうか?」\n「けれど仮に、あの傭兵部隊を全滅させたとしても、この近辺を縄張りとするほかの傭兵たちまで根絶やしにすることはできません。」\n「別の傭兵たちが、同じように略奪を繰り返すだけのことでしょう……」\n「それを理解した上で、なおもそうお考えになるのですか?」\n暫し、長い沈黙が続いた。\nふと騎士が振り返ると、アーツユニットを抱えて眠る白いサルカズに目が止まる。\nその胸は儚げな呼吸で微かに上下しており、か細い四肢からは細かく尖った源石結晶が飛び出していた。\n「すまない。私はただ……今もなお、そうした不条理に慣れることができないだけなのかもしれない。」\nそうして、騎士は視線を足下に落とした。\n「打ち倒せない相手や、不治の病……あの時の怒りはあなたたちではなく、その不条理に向けたものなんだ。」\nその無力感を湛えた怒りは、闇夜の下で静かに燃えている。\n医師は、彼女のような純粋な眼差しをよく知っていた。\n――燃え広がれずに燻る炎は、やがて悲惨な戦争の中、燃え尽きる定めにあるものだ。\n「他人を守るために動けるというだけでも、十分だと思いますよ。」\n医師は木の枝でたき火をつつくと、騎士に向かって頷いて、こう呼びかけた。\n「さあ、こちらへお座りください。そのくらいしても、リズを起こしてしまうようなことはありませんから。」", 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"おばあちゃんに料理を教わるために、ラーダはキッチンへ様々な調味料と香り高いライ麦粉を並べた。\n今日はおばあちゃんの一番の得意料理、あまーいはちみつパイの作り方を教えてもらうのだ。\n甘くておいしいはちみつをたっぷり、それからフルーツジャムにサクサクのナッツもたくさん入れよう!\nラーダはそう心に決めていた。\nとっても大きなはちみつパイを作って、大好きな人たちと一緒に食べれば、ひと口ごとにあまーい幸せが広がって、みんな大満足になれるはず……\n彼女はそう考えていたのだ。\n大好きなものを、大好きな人たちと分け合う。これ以上の幸せなんてあるだろうか。\n……\n「ラーダ、急いで荷造りするぞ。今は最悪の状況だ。これ以上学校には残ってられねえ。」\n教室に入ってくるやいなや、リーダーのソニアお姉ちゃんがそう言った。\nラーダはあまり深く考えず、良い子で頷いた。\n「うん、すぐやるよ。」\nそこへそばにいたアンナお姉ちゃんが呼び止めてくる。\n「ラーダ、少しいいですか。」\nアンナお姉ちゃんは、ラーダにはちみつパイを一切れ手渡してこう言った。\n「あなたも食べてください。学校の食料がほとんど燃えてしまっても今まで凌いでこられたのは、あなたが持っていたはちみつパイのおかげですし……」\nすると、ロザリンお姉ちゃんが大きな声で笑って肯定する。\n「しかもこのパイ、こんなにでかくて甘いしな!」\n続けて、ナターリアお姉ちゃんも、ラーダを褒めてくれた。\n「本当にあなたのおかげよ、ラーダ。これがあれば、ひと口食べるだけでお腹いっぱいになれるものね。」\nソニアお姉ちゃんもその言葉に頷いて、「そうだな」と言ったが、すぐに顔をしかめてしまった。\n「なのにオマエは全然食ってねえだろ。こないだもアタシらの分を用意するばっかりで、ビスケットまでほかの連中に分けてたじゃねえか。」\n\nお姉ちゃんたちはラーダを囲んで、多めに食べなさい、と残った食べ物を渡してくれた。\nそんなたくさんの食べ物と一切れのはちみつパイを両手に持って、ラーダはまばたきをなんとか堪え、お姉ちゃんたちに背を向けた。\nできるだけ音を立てないように鼻をすすり、こぼれてしまった涙を拭う。\n乾燥して切れた唇をわずかに開き、パイを口元に持っていくと、大袈裟にかぶりつくフリをしながら、ほんの少しだけパイ生地と中の餡を歯で削り取って、口の中に含んだ。\n彼女は思った。\n(……甘いなあ。すっごく甘い……)\n(なんでこんなに甘いんだろう。……こんなにおいしいパイ、ラーダは初めて食べたよ……)\n「……うん!いっぱい食べさせてもらっちゃった……ありがとね!」\nラーダは振り返ると、ほとんど大きさの変わっていないパイを急いでバッグに詰め込んで、心配そうなお姉ちゃんたちにとびきりの笑顔を向けた。\n「もう心配しないでっ!これでほんとに大丈夫!」\n「ラーダのパイはたっくさんはちみつが入ってるから、すぐに満腹の元気もりもりになれちゃうもん!」\n(――お姉ちゃんたちと一緒ならね。)\nラーダは、ひそかにそう思った。\n(お姉ちゃんたちと一緒だったら、何をするのも苦しくないし、何にも怖くないんだから。)", 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"沁礁闇市は、私が生まれ変わった場所です。\n――西の通路の果てにある、空の青が見える空き地。あの場所はかつて、ある武器商人の縄張りでした。\nかの地を訪れてから数年間、私はさる天性の暴君の下で働いていました。\nあの男の鞭は私の背に傷痕を残しましたが、私は彼を恨みはしませんでした。\nなぜならそれは、酒に酔った彼が、憤る部下に喉を搔き切られ、崖から突き落とされたことと同じく、至極当然のことでしたから。\n私は一枚目の金貨を、あの裏切り者たちの手の平に置きました。\n金貨がほんのりと温かかったことを、この指先が覚えています。\n\n――沁礁の北方、外縁部にあるオアシス。そこは、傭兵たちが長らく根城にしていた場所です。\n兵士たちは日々目まぐるしく入れ替わりましたが、その主が変わることはありませんでした。\n彼は私にとって最大の顧客であり、酒の飲み方を教わった人でもあります。\nですがあの冬の日、彼は死にました。\n私の所有する倉庫の前で、身体に無数の穴を作り、なんとも無残に息絶えたのです。\n彼は、私の作り出した物に目が眩み、私の防衛策によってあえなく命を落としました。\nしかし……傭兵に忠誠心などはありません。\nですから私は彼の葬儀で傭兵たちに褒美をやりました。\n悲しいことに、彼の命に付けられた値段は、まともな酒の一本すら買えないものでした。\n\n――沁礁の南のとある町。トランスポーターと商人たちがひっきりなしに出入りするそこでは、値札と金が飛び交っていました。\n恐らく、あの領主も町の持つ価値をはっきりと理解していたことでしょう。\nそしてそれは、イバトの首長がかの地を特別視していた所以でもありました。\n私はサルゴンの混沌を極める野蛮な政治には興味を持てませんが、権力者たる領主の後ろ盾は必要でした。\n沁礁闇市の勢力図についてなどは、あまりにも退屈で話す気にもなれませんけれど、領主のこととなれば、我々の間では話題に事欠かなかったものです。\nとはいえ、あのように脆い関係性が長く続いていたことには、正直なところ私も驚きました。\nあの領主も案外見かけによらなかった……ということでしょうか?\nともあれ、ある種の尊敬の念から私はかの反乱には参加せず、領主の一族が傀儡に成り下がったあと、あの哀れな少年のもとを訪ねるだけに留めました。\nその子はエリオットに――そう、私によく似ていたのを覚えています。\n\n――沁礁闇市の中心部。そこには……かつてのパーディシャーが眠る、古びた墓があります。\nイシンは毎晩、星空の下で古くなった記憶を磨き上げるように、昔を懐かしんでいたものです。\n……ずっと昔、私は彼の富を使い果たしてしまったことがありました。\nあとから数倍にしてお返ししましたが、イシンは気にも留めない様子でした。\n日に日に老いてゆく彼は、時折他愛もないことを訊ねてくるものの、それ以外に大した交流はなく……\nあの日イシンは、なぜ人々が私を「サンドソルジャー」と呼ぶのかを訊ねてきました。\n虚無の砂粒を、悲しき兵士を表すその言葉は――まさしく、私の憎しみの象徴です。\nだからこそ私は、人々にそう呼ばれることを喜んで受け入れました。\n程なくして下される法無き審判の代償を、予め支払っておくためにも。\n何しろ沁礁闇市も、ああした数々の町も、すべては燃え上がるのを待つ薪に過ぎないのですから。\n私はイバト首長が彼の地を訪れるのを待ちました。\nできることなら、この砂の海さえ焼き尽くしたいとすら思いました。\nそうして、火を付けた最後の瞬間――\n――私は、若きエリオット・グラバーが科学博物館の見学へと連れて行かれたとある午後を思い出したのです。\n新型の源石エンジンが火を灯し、巨大な機械を動かす様に、彼は心を打たれました。\n彼はその感動をいつまでも覚えています。……私は、いつまでも覚えています。", 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"スカジはある夢を見た。その夢の中の景色は、この上なく美しかった。\n果てしなく広がる星空は、海をそのまま映したかのようで、点々と空に並んだ星々は、深海に揺らめく灯火のよう。\n空気はあまりに湿っていて、強い浮力すら感じさせた。\n手を伸ばし、優しく空気をかいてみれば、ふわりと身体が浮き上がったかもしれない。\n周りを見れば、たくさんの人が両手を広げて夜空を泳いでいる。誰もが自由で、平和な光景だった。\nしかしスカジは空を泳ごうとせず、海岸に腰を下ろしたまま、柔らかな波に時折靴を撫でられながら、静かにその光景を眺めた。\n肌身離さず持ち歩いている大剣は彼女のそばに横たえられて、その反対側には、赤い舞台衣装を着た少女が座っていた。\n少女の被った大きな帽子のせいで顔を確かめることはできなかったが、自分と同じで柔らかく長い、白い髪をした彼女に、スカジは親近感を覚えた。\n夢というものが得てしてそうであるように、この夢には確かな起点は存在せず……\nこれは夢だとスカジが気付いた時には、すでに少女はそこにいた。\n「あなたは、ハンターなのかしら?」\n赤を纏う少女がそう尋ねた。その声はどこか遠くから響いているようで、とても美しかった。\n「ええ。」\n「それなら、狩りが好きなの?」\n「いいえ、そんなに。だけど、恐ろしい生き物がいつも同胞たちの命を狙っているから、誰かが戦わないと。」\n「同胞を守るために、ほかの種族を狩っているということ?」\n「そういうことになるかもしれないわね。」\nそれを聞いた少女は、真剣な声で問いかけた。\n「だったら……どうして、全員『同胞』同士にならないの?」\nスカジはその問いに、別の問いを返した。\n「あなたのいるところでは、みんなが同胞同士なの?」\n少女は長い沈黙のあと、ようやく頷いた。\n「私のところでは、互いに狩り合うようなことはないもの。」\n「じゃあ、普段は何をしているの?」\n「歌う以外は、何もしていないわ。」\n「あなたの故郷のほうが平和そうね。」\n「ええ。あなたが今見ているようにね。」\n少女は細い指を伸ばし、遠くを指した。\n視界の果てに、海面と夜空を分かつ線は見当たらなかった。すべてが一つに融け合い、一切の隔たりが消えていたのだ。\n「そろそろ行くわ。さようなら。」\nスカジは剣を手に立ち上がった。\n「狩りに行くの?」\n「目を覚ますのよ。まあ、目が覚めたら――そうね、狩りを続けるわ。」\n「……あなたがいつか、そんな命運から逃れられますように。」\n「そんなことが叶うなら、ね。」\n……\nそれは、まだエーギルにいた頃見た夢だ。\nほかの夢と同じように、記憶の欠片となって奥底に埋もれたその夢は、サルヴィエントで赤い舞台衣装に袖を通した時ですら、沈黙を保つばかりだった。\n「こうして見ると、なんだか少しもハンターには見えないわね。」\nスカジは鏡の中の自分を見て、そう独りごちた。\n「今のあなたは、誰なのかしら?」", 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"親愛なる妹へ:\n\nあなたがBSWに加入して一人前の傭兵になると決めた時から、私が設計した装備を身につけてあなたが戦場に赴く日を、私はずっと楽しみにしていたの。今、その望みがようやく実現して、お姉ちゃんがどれだけ喜んでいるか想像できるかしら?\nこの戦闘用グローブはクルビアからサーミへと向かう開拓隊のために設計したものよ。保温性のある素材で、指関節部分に特別な防護対策を施してあるから、耐寒性についての要望は満たしているはずだわ。アーツ伝導の問題についても十分に配慮したつもりだけれど、銃での射撃は極めて精密な操作が要求されるから、違和感がないとは保証できないわ。次の手紙では実戦での使用感の報告を忘れないでちょうだいね。もし便箋一枚にも満たない報告だったりしたら、こっそり私に装備を発注したことをお父様に告げ口してしまうから。\nウルサスでとても寒い冬日を経験したせいで、今でも冷たい水に触れると震えてしまうって前に言ってたわよね。だから冷凍保存が必要なデザートは送らないことにしたわ。あなたが今所属している提携会社の待遇が、ひどいものではないといいのだけれど。\nあなたはずっと、直近の作戦で十分な貢献ができなかった自分の情けなさを悔やんでいるみたいね。具体的な出来事は教えたくないみたいだけれど、でも私が思うに、任務が終了したその瞬間にあなたがまだ自分の両足で立っていたというだけで、それはとてもすごいことなのよ。厳しい戦いに直面するのは、傭兵には避けられないことなの。奇想天外な戦場の逸話を、私でさえ顧客からたくさん聞いてきたわ。百戦錬磨の戦士にだって忘れられないトラウマはあって、勝てない敵はいるのよ。昔のことを思い出して、会議中に涙をこぼしてしまった人も見たことがあるわ。\nもしあまりにも多くの悪夢にうなされるようだったら、いつでも家に帰ってきていいのよ。\n――でもあなたはもう新しい装備とたくさんのエッチング弾を注文したのだもの。あなたの勇敢さの証明は、それで十分じゃないかしら?\n\nそれと、危ないことはしないようになんて言ったりはしないけど、私が設計した装備をつけてケガされたら困るわ。だから次の任務に行く前には体調を万全に整えること。いいわね?", "typeIcon": "mar-y", "typeName1": "MAR", "typeName2": "Y", 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"鬱蒼とした山林を駆け抜けてきて、彼女の心臓は早鐘を打っていた。足元でもがき続ける獲物がその鼻から吐き出す息は、林間に漂う寒さによって、白い霧のようにもくもくと立ち昇っていく。\n彼女は身をかがめると、獲物の耳元で慰めの言葉を優しく口にした。\n「シーッ。すぐに終わるから、じっとしててね。」\n彼女が穏やかに撫でると、獲物は少しずつ暴れるのをやめ、真っ黒な瞳を彼女へと向けた。よどんだ水たまりのような目の中で、瞳は変わらずに揺れ動いている。ぐるぐると渦を巻きながら、自分と視線を交わすその目から、粘り強く最後の慈悲を探ろうとしている。\nしかし彼女の声は、落葉を吹き散らす無情な風のように響いた。\n「すぐに終わるから。」\n腰に帯びたハンティングナイフを抜くと、素早く手際のいい動きで獲物の喉笛を切り裂く。鮮血が傷口から流れ落ち、湿った泥に染み込んでいく。残された濃い血のにおいは、腐敗した落葉のにおいと混ざり合って、彼女の鼻腔にこびりついた。\n春の気配が漂い始めた季節、氷も残る雪解け水の渓流に手を浸すと、指は赤くかじかんだ。ナイフについた血は水の流れに溶け、川の中を一筋の赤い糸が山林の端へと伸びていく。\n彼女の背後の樹上には一枚の完全な毛皮が吊るされ、その下で燃え盛る焚火が毛皮を炙り、水分を飛ばしていく。獲物は既に半分に分けられており、一方は火にかけられ、食欲をそそる脂のにおいを発している。もう一方は渓流の畔に捨て置かれており、やがて血のにおいに誘われた動物がそれを見つけ出し、持ち去ることだろう。\n夜が去って朝が訪れ、日差しが東の空から林の中に差し込んでくる。きらきらと煌く渓流の水面で繰り返し屈折したそれが、夜を無防備に過ごしていた両目に届く。彼女はさっと手の甲を目の前に掲げ、突き刺すような陽光に目が慣れるのを待った。まぶたの毛細血管を流れていく温かさが、その美しい光を自らの目で見てみてはどうかと彼女を誘う。彼女はひとつ息を吐いて、固く閉じた指を少しずつ開いた。まつげを何度か震わせてから目を見開けば、指の隙間から漏れ出してきたのは、一面に広がる鮮やかな緑の木々だった。\n林の奥では一匹の雌の獣が、木々に隠れながら悠々と草を食んでいた。その深い林が既に自らを閉じ込める檻と化していることにも、今まさに弓につがえられた一本の鋭い矢が自らの喉元に狙いを定めていることにも気づかないまま。", 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"荒野に一本の旗が打ち立てられていた。誰が立てたのか、どこの集落のものなのか、知る人はいなかった。地面に突き刺さった粗雑な造りの旗竿によってそれは支えられ、砂礫を巻き込んだ風に吹かれては、ピンと引き伸ばされていた。\n通りすがりの男がその旗の模様を目にし、かすかに見覚えがあると感じたが、どこで見たものかはまったく思い出せなかった。彼の家の積み藁に被せられた布地にはよく似た風変わりな模様があったが、積もった埃のせいで見えづらくなっていたのだ。\n彼は高くそびえる旗を見て、この旗竿を斧で叩き割りたいと思った。旗の布地は丈夫そうだし、旗竿も暖を取るのに使える。誰も必要としないものなら、叩き割ってより有用な使い方をすべきだろう。この荒野の集落たちが土地や資源のために争い合い、併合しあって、最後にはまったく新たな文明と化すのと同じことだ。\n斧が旗竿に振り下ろされたが、断ち割ることは叶わなかった。手を伸ばして揺らしてみたところで、風を受けた旗がはためいて、太陽の光を浴びるばかりだった。彼は地面に唾を吐き捨て、日差しに目を細めながらそれを見上げる。真新しい生地には雨水や土埃の汚れもなく、麻の繊維がきらきらと輝いていた。\n\n数日前、一本の機械の腕が、故郷の小さな家の周囲に設けられた罠を撤去し、長い間放置され荒れ放題の畑から麻を摘み取って、両親から教わったやり方で丁寧に編んだ。弓を持ち慣れた手はぎこちなかったが、機械の手はきびきびとした動きで麻糸を編み上げていった。\nもしその腕がかつてはより力強く弓を引けることで主の寵愛を感じていたならば、今は主の意に従ってより繊細に編み物ができることに誇りを抱いただろう。だが機械の腕はそんなことは考えない。ただ主の意向に沿って、彼女の考えを実現するだけである。\n数年前、腕の主は腕をつけてくれた老人に感謝し、これでもっと敵討ちがしやすくなると言った。彼女はより力強いその腕で、傭兵たちの体を射抜いていった。そして彼女は傭兵の残したものと、そこに描かれた見慣れない模様を目にしたのだ――その傭兵の物語がそこにあった。しかし彼の時間はそこで止まり、彼のこれまでの全ては皆に忘れ去られていく。彼女は身にまとっていたマントを脱ぎ、あと少しで喉を切り裂かれていた傷口を強く押さえた。復讐は一人の人間の過去を容易く消し去ってしまう。自分たちの集落までこうなって欲しくないと、彼女は思った。\nだからこそ彼女は故郷に帰り、マントを編み上げ、頑丈な旗竿を探し、それを地面に深々と突き立てたのだ。\nそれはその集落が荒野に残した最後の象徴であり、復讐のための彼女の腕が文明を編み上げた記念である。旗は風にはためき、鋼鉄の腕の主は新たな道へと踏み出す。この旗を見た者は、彼女が編み上げた模様を思い出の中に残すだろう。", 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"uniequip_002_mm": { "uniEquipId": "uniequip_002_mm", "uniEquipName": "新米探偵セット", "uniEquipIcon": "uniequip_002_mm", "uniEquipDesc": "ある金曜日、冷酷なる資産家のブレッド夫人が不幸な死を遂げた。\n彼女のために早朝からお茶と朝食を用意したメイドが、主人を起こしに行ってみると、夫人はすでに息絶えていたという。\n光を失い濁ったその瞳には、恐怖の色だけが残っていて――\n\nメイドの甲高い叫び声が別荘に響いた。\n\nその後ほどなくして、警察が到着したのだが……\n大量の警官たちが別荘へとなだれ込むより前に、正門から招き入れられた若い女性の行動が皆の注目を集めていた。\n若い女性――あるいは少女と呼ぶべき年頃の彼女は、左手に一本のパイプを持っている。\nしかしそれを吹かすわけでもなく、単なる資格と自信の象徴として握っているだけのようだった。\n彼女は軽く身をかがめると、空いた右手でルーペを持って別荘内を一歩一歩測量し、ついに数人の容疑者の前で顔を上げた。\nその場の誰もが、彼女の表情には少し緊張が感じられるように思った。\n少女は深く息を吸うと、背筋をまっすぐ伸ばす。\n容疑者たちに自らの迷いや不安を悟られまいと、パイプを強く握り締め……そうするうち、次第に落ち着いてきたようだった。\n上向きに跳ね上がった強烈なクセ毛を伴う長髪は二つに束ねられており、赤いフチのメガネの奥では、明るいブルーの瞳が容疑者たちを鋭く睨んでいる。\n\n「ご機嫌よう、お集まりのみなさま方。」\n少女は懐から、恐らく欠かさず手入れしてきたのだろう精巧な作りをした年代物の懐中時計を取り出した。\nそして現在の時刻を確認すると、少々明るすぎるくらいの声で自己紹介を始めた。\n「朝早くからご苦労なのだ。私は、本件の解決を依頼された探偵で――」\n\n――探偵だと!? 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"ロドスの食堂でデザートブームが巻き起こってから一週間になろうとしている。今では夕食後、多くのオペレーターは食堂を離れようとしない。片付けの済んだテーブルの前で、今日のデザートを首を長くして待ち続けるのだ。\n一人の匿名希望のオペレーター(決してラテラーノ人ではない)に聞き込みを行ったところ、彼女はこう語った。「ここ最近、たまに食堂でレアなデザートが出るってみんなが言っててな。アタシも最初は信じてなかったんだが、昨日の夜、アタシのデザートに対する認識は完全にひっくり返されちまったんだ。」\n我々は半信半疑のまま、デザートコーナーにぎっしりと並ぶケーキの中から、ごく一般的な「レモン」の見た目をしたものを一つ手に取った。普段はそのまま食べないその果物を切ってみれば、嗅ぎ慣れたレモンの香りが漂うと同時に、美しく繊細なケーキの断面が目に飛び込んできた。そして絶妙な甘酸っぱさのクリームとスポンジが挟まった「果肉」を堪能した後、我々が抱いた感想は他のオペレーターと同じだった。つまりパティシエの創意工夫と卓越した腕前の虜となったのだ。\n我々は食堂の厨房に頻繁に出入りするオペレーター数名に取材を試みたが、彼らは皆笑いながら質問への回答を拒んだ。最終的に我々はケオベ氏を突破口とすることでようやく十分な手がかりを得て、デザートの制作者……いや、創作者を発見したのだ。\n我々が件のオペレーターを発見したのは医療部だったが、その時の彼女は多忙で取材を受ける時間がなかった。\nちょうど手が空いていたハニーベリー氏のリークによれば、そのオペレーターは最近、子供でも服用しやすい薬剤開発の案件で医療部に協力しているために忙しいのだとか。\nロドスには小児患者も少なくない。そうした低年齢の患者の服薬遵守率をいかに高めるかというのは、医療オペレーターを長年悩ませている難題である。多くの子供は嫌なにおいのする薬液や錠剤を前にすると、本能的な拒否反応を示す。医療オペレーターの多くは薬剤に糖を加えることでの解決を図ろうとするが、それでは薬剤自体が発する異臭の問題は解決できない。\n件のオペレーターの協力の下、医療部は既に数種類の薬剤の開発に成功している。件のオペレーターはにおいと色を精密にコントロールする技術を持ち、不快なにおいを抑えるだけではなく、薬剤独特のにおいを食欲をそそる香りの一部にしてしまう調合すらも可能なのだ。厳密な安全性テストを経てから子供たちに与えられたその薬剤は、すぐに大反響を呼んだ。小さな患者たち曰く、急に薬の時間が訪れるのが楽しみになったとのことだ。\n\n(記事原稿の下部に残された殴り書き:彼女は恥ずかしいからこの記事を公開しないでほしいと言い、さらに賄賂として我々にたくさんのデザートを渡した……こんなの、言うことを聞くしかないじゃないか!)", 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"休暇を取ったプラチナは、サーミへと向かった。\n元々はドクターも誘っていたのだが、薄給なロドスの仕事に対して昇給の望みを抱かないのと同じように、書類の山に囲まれたドクターが一緒に来てくれるとは彼女も思ってはいなかった。\n何はともあれ、二ヶ月の休暇を取ることはできたのだから、それは良いことである。\nサーミの土地に足を踏み入れると、クルビア人が丁寧な物腰で自らの別荘へと招いてくれた。\n平原には雪が降っており、どこぞで摘んだのだろう花を抱えた男性を先頭にして、雪の上を静かに進む群衆の姿がある。\n彼らは黙って男性のあとをついて歩き、湖畔のほうへと向かっていた。\nその中の子供が一人、足を滑らせて転んでしまった。\nプラチナが手を貸して起こしてやると、花びらがその手のひらに舞い落ちる。\n彼女はその時、昔を思い出した。\nまだ彼女が独立騎士だった頃、押し掛けてきたファンたちが手渡してくる花々は、綺麗で、良い香りがして、いつまでもみずみずしくあるかのように思えたものだ。\nそうして彼女はふと、花を抱えて歩く人々を見て、彼らがその花を誰に捧げようとしているのかを知りたくなった。\n\n湖畔には真っ白な祭壇が高くそびえ立っていて、人々が真っ赤な花をその周りに散らしていた。\n「ここでは皆で、昔亡くなったとある英雄を弔っているんだ。先頭の男はその英雄の末裔でね。あれは、あの部族特有の習慣なのさ。」\nプラチナがガイドとして雇ったクルビア人は、そう説明してくれた。\n人々は花を湖に撒きながら、踊ったり、歌ったりしている。\n名も知らぬその歌の厳かな曲調に合わせて、焚き火の炎が揺らめいていた。\n涙を流す人もいれば、黙祷している人もいる。彼らの目は純粋な敬慕の光で輝いていた。\n人々が焚き火のそばで食べ物を分け合うさまを遠くから眺めていると、彼らはプラチナを手招きしてくれた。\n言葉が通じずとも、気持ちは通じ合うものである。\n彼女は現地の酒を味わったり、老婦人から真っ赤な花をもらったりした。\n「賑やかだな……」\nプラチナはそう思った。\nそんな時、彼女はさっき助け起こした子供に手を引かれた。\nその子は楽しげにくるくると回りながら焚き火のほうへと駆けて行き、食べ物をたくさん持って戻ってきた。\n彼女はその好意を受け止め、目の前の人々を見やった。\n部族は英雄を育み、英雄は生涯をかけてウルサスと戦って、国境で死を遂げたという。\n数え切れないほどの人間たちがその物語を記憶に刻み、外から来た彼女のような人に伝えてくれるのだ。\n一方で――逃げ延びた一人の暗殺者の物語は、ナイフとフォークで切られた肉と一緒に呑み下され、ここにない血痕と残骸は柔らかいナプキンで拭き取られていった。\n\n湖畔から平原まではかなりの距離がある。\nクルビア人は毛布に包まったまま相変わらず遠くに立っていた。\n彼は別荘の灯りに照らされながら、再びガイドを頼まれるのを待っている。\nプラチナは焚き火のそばに立ち、群衆を眺めながら、ただの一言も喋らずにいた。", 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"彼女は幼い頃よく遊んだ廊下で目覚め、今日は父の帰りが遅かったことを思い出した。彼女は廊下で父を待つ。夕焼けが秋風に運び込まれてくる。大きなビルなどない田舎町では、時間がもたらす贈り物をいつも真っ先に受け取ることができる。彼女がこっそりと父の部屋のドアを開けると、父の険しい表情が目に飛び込んできた――何かあったんだ、と子供の直感が彼女に告げた。\n彼女は母の腕に抱きしめられて目覚め、自分がもう九歳になったことを思い出した。本当なら友達を招いてお祝いをし、ケーキを分け合っていた日だ。火が灯るのは蝋燭のはずで、町であるべきではなかった。自分の視線に気づいた瞬間、母の顔に浮かんでいたはずの憎しみも不安も、月明かりに隠されるように消えていった。深い夜の中、母は彼女にきっと大丈夫だからと言った。\n彼女は荒野に立つテントの中で目覚め、逃げ延びてからもう三ヶ月になることを思い出した。あの町で起こった異常事態は、どうやら親戚の人々に母娘二人を追放する口実を与えたらしい。幼い彼女が抱いていた他人への信頼は、音を立てて閉ざされた。もう何日も父に会えていない。大声で泣きたくなった彼女は母の胸に飛び込んだが、彼女が泣き出すよりも前に地面へと水滴が落ちた。\n彼女は見覚えのない車庫の中で目覚め、もうすぐ十歳になることを思い出した。周りにいるのは冷たい大人ばかりで、誰もが絞り出したような笑顔を浮かべていた。聡明な彼女は彼らに悪意がないと知っていたが、しかし結局のところ彼女はただの子供だった。母が彼女をロドスに預けると決めたのだと、周りの大人たちが言った。母は去り、その行方はわからなかった。\n彼女は真新しい布団に包まれて目覚め、自分の腕が傷だらけなことを思い出した。盗み出した研磨紙で、滑らかだった皮膚を、皮と肉が裂けるまで擦ったのだ。痛みは耐え難いほどだったが、あの黒い結晶を思い出す度に、こみ上げる感情で喉元がきつく締め上げられた。吐きそうだったが、吐けはしなかった。もう随分長く、まともに食事をできていない。\n彼女は洪水の激しい轟きの中で目覚め、アーミヤや感染者たちがまだ下にいることを思い出した。名もなき英雄たちが立ち向かっているのは、天災そのものだ。雨風に打たれながら顔を上げた彼女は、ふと思った。人々の苦しみに重さの違いなんてなく、希望もまたそうだと。彼女は水に飛び込んだ。せめてアーミヤだけでも助けなければならない。感染者たちが水に落ちたら、洪水が引いても水源が汚染されるんじゃないか?人々が怯えながら交わす声が背後から聞こえた。\n彼女は燃えるような夕陽の下で目覚め、甘糖市で多くの、本当に多くの人々を救い出せたことを思い出した。母のことを思い出すと不意に悲しくなったが、自然と微笑みを浮かべていた。父のことは理解できたが、母は未だに見つからない。私に見つけられるだろうか?そのことを考えると少し頭が痛むが、心は意外なほど軽かった。\n彼女は振り返り、自分と同じように傷だらけの大柄なフェリーンに向かって、大声で怒鳴った。\n「ブレイズ!もっとまともな方法で起こせないの?」", 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"「この記録を一文字でも信用する人など、誰一人としていないでしょうね!」\n「たとえ教皇聖下が直々に、あなたの起こした爆発事故は全て不慮の事故だったと語られたとしても――」\n「教皇聖下が信用を失うだけだわ。」\n「自分の目で見てみなさい、レミュエル。」\n「学校の食堂で起きた爆発の件。あなたは上階から小麦粉袋を落とした――ここまではよしとしましょう。」\n「百歩譲ってその真下で料理長がタバコを吸っていたのが彼の不運だったとしても、小麦粉袋が都合よく破けたのはどういうことかしら?」\n「手が滑った?偶然?サルカズ騙しもいいところよ!」\n「まあいいわ、これがすべて偶然だったとしましょうか。でも次の件はどう説明するつもり?」\n「射撃大会の弾薬庫の件を事故とは言わせないわよ!?さっさと白状しなさい!」\n「あの日、宙を舞う銃騎士様を見て、校長がどんな顔色をしていたかあなたにわかる!?」\n「跳弾ですって?はっ、そんな説明が通ると思っているの?」\n「もしクリップ内の弾薬が全部跳弾したところで、弾薬庫を吹き飛ばすなんてことありえないわ!」\n「ヘラヘラしていないで、観念して正直に語りなさい!」\n「何ですって?弾薬を運んでいた駄獣に跳弾した弾丸が運悪く当たっちゃって、驚いた駄獣が弾薬庫に突っ込んだのが原因?」\n「それは……確かに……不慮の事故と言えるわね……」\n「でも教室の件は、あなたがわざとしでかしたに決まってるんだから。」\n「一体なんのつもりで教壇の下に爆薬を仕掛けたのよ。あなた、あの先生にすごく懐いていたじゃないの!?」\n「え?彼女をサプライズで喜ばせるつもりだったですって?ハッ、派手なサプライズにはなったわよね。彼女が教室に入る前に爆発しちゃったんだから。」\n「見なさい、これがあなたのイタズラの……え?原因は花火の経年劣化?」\n「うーん……映像を見るに……確かにその可能性も……」\n「……」\n「わかったわ、レミュエル。この記録にあることはすべて不慮の事故だったと認めましょう。」\n「でも警告しておくわ。今、学校内の規律問題を任されているのはこの私なんですからね。」\n「くだらない真似はもうよしなさい。さもなくばどうなるか、あなたが一番よく知っているはずよね。」\n「なによ、何を持ってきたの?」\n「プレゼントですって?モデルガン?」\n「そして中には……キャンディブレッド!?」\n「ふんっ、あなたもちょっとは私の好きな物をわかっているみたいね、殊勝なことだわ。」\n「いつもそうやって物分かりが良いと嬉しいのだけれど。」\n「もう行っていいわよ、レミュエル。」\n「……」\n「これ本当にキャンディブレットなのかしら?」\n「……」\n「うん、ベリー味で甘さもちょうどいい具合ね。」\n「モデルガンもすごく精巧なつくりだわ。撃てないのが惜しいくらい。」\n「……」\n「ちょっと引き金を引いてみようかしら。」\n(撃鉄の作動音)\n(激しい爆発音)", 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"ヒルデガルトがラテラーノを離れ、平穏ならざる旅路に足を踏み出す前、彼女は一つの小さな巾着を受け取った。中に入っていたのは一握りの今年採れた麦粒である。\nこれはランデン修道院のささやかな伝統であり、かつてヒルデガルトも旅立たんとする先輩たちに同じものを用意したことがあった。修道士たちは修道院で育てた小麦の中から最も質のいいものを選び、丁寧に脱穀し、乾燥させ、手製の巾着に収める。そうすることでランデン修道院の優れた品格と誉ある使命が宿されると信じられており、曰く、ランデン護衛隊員が窮地に陥った際に加護をもたらしてくれるのだという。\nこの伝統の由来について、ヒルデガルトは修道院の先輩たちと何度となく議論をした。ある者はその麦粒がいざという時の非常食になるのだと語ったが、別の考えを持つ者たちもいた。ある逸話によれば一人の偉大なランデン戦士がその旅の途上、携帯していた小麦でビールを醸造し、水源が汚染されてしまった村の人々に安全な飲み物と長きにわたる祝宴をもたらしたのだという。\nなんであれ、小麦とは素晴らしい物だ。パンや酒を連想させるそれは、尽きることのない希望を象徴する。甘美な喜び、平穏な暮らし、そうした全てが詰まっている。\nヒルデガルトも旅の最中、とある古戦場を通りかかるまで、ずっとそう考えてきた。\nそこは何百年も昔にランデン護衛隊が敵を迎え撃った土地だった。書物の中で語られているその地での戦いは凄惨なものだ。だからそこには今も変わらず陰鬱とした空気が満ちているのだろうと、ヒルデガルトはそう思っていた。\nだが、違った。そこに広がっていたのは一面の麦畑だった。\n正確には畑ではない。なぜならばそこに生えた小麦は農民たちが育てたのではなく、平原にどこからともなくもたらされ、見渡す限りにまで増えていったものだからだ。折しも季節は刈り入れ時、黄金の麦穂は夕日の下でまばゆく輝いている。\nヒルデガルトはその手で巾着を握りしめながら、悟った。この麦は彼女の手の中にあるお守りから芽吹き、鮮血によって育まれたのだと。\n彼女はふと、ランデン修道院の修道士たちがこの一握りの麦粒を「明日の種」と呼ぶことを思い出した。\n明日がどんな日になるか。それは誰にもわからない。いつもと変わらない平凡な一日かもしれないし、血と涙に染め上げられた一日かもしれない。けれど種を携えてさえいれば、いつかはそこから素晴らしい物が芽生えるだろう。たとえそれを育むのが苦難であったとしても。\nヒルデガルトは明日の種を大切にしまい、再び歩き出した。", 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自分が経験した一番過酷な戦場は、カジミエーシュの競技場だ。それも、“試合”だった。\n自分は本当に、この仕事をこなせるのだろうか?\nなぜクルビア人はこうして各国の戦士をひとところに集めたのだろう。\n浮かんだ疑問がヤコブをさらなる思考に沈めかけた時、会議室の扉が押し開かれた。\n部屋に踏み込んできたのは、すらりとした長身の女だ。\n腰に小型の銃をぶら下げていたが、サンクタ人ではないようだ。\nサングラスを掛けた顔の表情は窺い知れないが、自分に集まった視線をなんら気にしていないように、ゆったりと赤い三つ編みを揺らして演台に立つ。\n\n「ようこそ、我が小隊へ」\n「あたしのことはAshと呼んでいいわよ。」\n", "typeIcon": "mar-y", "typeName1": "MAR", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_456_ash", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_ash_1", "uniequip_002_ash_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 3, 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"大学で受けた初めての授業で、校内を歩き回った時のことは今でも覚えてる。\nその日、あたしたちは高名な教授が入ってきて自己紹介をし、授業を始めてくれるのを待っていた。\n――だって、みんな「授業」っていうのはそういうものだと思ってたから。\nでも、あの「教授」は教室に入ってくるや否や、荷物をまとめてついてきなさい、って言ったんだ。\n学生たちは言われた通りにしたし、あたしももちろんそうした。\n「教授」は歩きながら、クルビアの地質構造や、探査機生産メーカー、考古学の発見なんかの話をしてくれたんだけど、彫像や肖像画の前を通る時には必ず立ち止まって、クルビアの科学事業に大きく貢献したその偉人や卒業生たちを紹介していた。\nそうしてやっと一通り回り終えて、あたしたちが教室へ戻された時、その授業の本当の先生がやってきた。\n先生は「教授」を教室から送り出すと、みんなに軽い自己紹介をして、今日の授業はこれでお終いだと言った。\n一斉にひそひそ話を始める同級生たちには、今のはいたずらじゃないかと言う人から、大学の伝統だろうと言う人、あのおじいさんが権力に物を言わせて勝手にやってるんだろうなんて言う人までいて……\nそうなると、さっきおじいさんが話していた内容なんてもう誰も気に留めていなかった。\n……\nある日、キャンパスに流れる小川のほとりでお昼ご飯を食べていたら、偶然そのおじいさんに会った。\n向こうはまだあたしのことを覚えていたようで、君は熱心にメモを取っていた子だね、なんて言ってくれた。\n「この大学の先生なんですか」って聞いたら、おじいさんは「いいや」と答えて、こう続けた。\n「私はここにあぶく銭を出資しているだけの人間さ。」\nそこでようやく気が付いた。目の前にいる人は、この学校の理事なんだって。\n本人曰く、おじいさんはもう一線から身を退いていて、家業も全部子供たちに任せた結果、やることがなくなったらしい。\nそれで、時々学校へ来てはぶらぶらしているんだとか。\nそんな話をしたあと、「君はこれからどうするつもりなんだい」と聞いてきたので、あたしは「観測員になりたいです」って答えた。\nすると、おじいさんはこう言った。\n「何年か観測員をしたあとは、環境保護団体のシニアコンサルタントになるのかな。人生計画がしっかりしているね。」\nそこで、あたしはこう答えた。\n「そうじゃなくて……身体が持たなくなるまで、ずっと観測員でいたいんです。」\nその言葉を聞いたおじいさんの目は少し輝いたようだった。\n「では幸運を祈ろう、観測員さん。成果を上げたらここへ戻って、後輩たちに先人の物語を聞かせてあげるのを忘れないようにな。」\nおじいさんはそう言うと去っていき、あたしたちの人生はそれ以来二度と交わりはしなかった。\n\n実際この仕事に就くまでは、このやりとりをお年寄りから学生への単なる激励だと思っていた。\nでも今は、あの言葉に含まれていた期待の気持ちがはっきりと理解できる。\nどんな学問も、一朝一夕にして成果を上げられるようなものじゃない。\n人々は一部の天才だけを記憶に留め、すべての功績は、奇跡を生み出した人間の手柄にされてしまうものだ。\nそれでも、ゆったりと流れる歴史の中で、それぞれの学問が人々に忘れ去られないようにするためだけに、多くの人はすべてを投げ打っている。\n命というのは限られたもので、次の世代の人々は常に一から学ばなければいけない。\nあたしたちにできることは、絶え間なく積み重ねを作り続け、のちの人たちのために道を切り拓くことだけだ。\nあたしの発見は、この大地を変えるに足るものになるだろうか。\n今わかっていることは――あたしが学び、求めたものはこれからのちの人たちに受け継がれるだろうということくらいだ。\nそうすれば、その人たちはあたしがつまずいた穴にひっかからずに済むし、あたしが流した血を流さずに済む。\n彼らはあたしより一歩遠くまで進み、一歩先の景色を眺められる。\nそれは小さな一歩かもしれないけれど、新たな歴史を作り出すことができるものだ。\nあたしはその日が来るのを楽しみに待っている。\n――マゼランの教育用ドローン・DDFの開発ファイル、そのはしがきにて", 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"(背景は荒れ果てた山。去年のお祭りで使われていた黒いカーテンの上に、二つの月を吊るすこと。)\n(コロスが左から入場し、合唱。英雄が舞台裏から現れる。)\n(以下、英雄の台詞。)\n親愛なる同胞たちよ、今宵我らはついに此処へ集った。\n我らの足元に広がる峰は、ミノスの最高峰である。ここから一望できる、双月の光が覆いし土地のすべてが、我らの故郷なのだ。\n山の泉はここから流れゆき、三千里もの山々を越え、三千里もの草原を渡り、最後にはエーゲ平原の湖に流れ込んで、我ら一人一人の血に溶け込んでゆく。\n同じ言葉、同じ故郷の歌、同じ信仰が我らを此処へと立たせ、共通の敵を駆逐せしめるのだ。\nそして今宵からは、我らの血も一つところに交わることとなるだろう。\nさあ、共に一杯の泉水を飲もう。勝利を手に帰ってきた暁には、この泉水で醸造したハチミツ酒を、再び酌み交わそうではないか。\n(英雄とその追随者たちが酒を飲む。ティミーは未成年なので、代わりにジンジャーエールを飲むこと。)\n我らは皆等しくこの地に生を受け、最初に眼を見開いた時から、卑劣な闖入者たちが破壊し尽くした土地ばかりを目の当たりにしてきた。\nゆえに我らが最初に上げた泣き声は、侵略者たちの誇らかな笑い声と混ざり合っていたことだろう。\n我らは皆、古の書物に記される詩の如き平穏な日々を目にしたことなどない。\nしかし百年前ならば、ミノスという土地は今と違った様相を呈していたに違いないのだ。\n(楽隊がここで演奏を開始する。抒情的な旋律から段々と激しく。)\n(コロスが踊る。アーツと組み合わせること。)\n暖かな日差しのもと、人々が武芸を競い合うことには命の危険などありはせず、ただ意志と肉体の鍛錬という目的があるだけだった。\n言葉を交わし論じ合う行為も、憎しみによる罵倒ではなく、ただこの大地の最深奥に潜む秘密を探るためであったのだ。\n森林は伏兵が隠れ潜む危険な場所とは限らず、ヘリアの山林は詩においてまた別の味わいを持っている。\n河川は敵軍の陣地を破壊するためだけに用いられるのではなく、その中で水を浴びながら高らかに歌い上げることもできるものだ。\nバラには棘の守りが必要なのと同様、美しい詩もまた、剣と盾でもって守らねばならぬ。\n我らは鎧を花で飾ることもでき、軍歌の中に詩を取り入れることもできる。\n見よ、双月は既に天の頂きへと昇った。\nこの戦いの勝利もまた、この澄み渡る夜空のように瞭然たるものとなることを、我は信じている。\n(最大限ライトアップを。)\n勇士たちよ、英雄たちよ。最後に一度自らの武器を研ぎたまえ。\n朽ちた林木は養分となりて大地に報恩し、荒れ果てた廃墟もまた栄光を再建する礎となる。\n今宵我らは、我らの信仰を、そしてミノスの歴史と未来を奪還するのだ。\n(英雄が剣を振りかざし、追随者たちが武器を掲げて隊列を作り、コロスが合唱する中で幕が下りる。)\n(小道具の武器の数に注意しておくこと。くれぐれも本物の武器を紛れ込ませないように。)\n――アクロティ村演劇祭の演目『ヘリアの輝き』第三章より抜粋。パラスは自身が演じる英雄シーポスのセリフの横に、大量の注釈を書き加えていた。", 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"これはアステシアが妹のために選んだプレゼントだ。\n一年前、彼女は自分で描いた完成予想図を基にして、妹行きつけの工房に時計のパーツを一式注文した。\nそうして、パーツの型や細部のディテールについてはアステジーニが誰より信頼を置く工匠にすべて任せて作ってもらったのだ。\n元々は誕生日パーティーで直接手渡ししようと思っていたのだが、どうにも気の利かないアステシアは、家で誕生日を祝うことなどしばらくやっていなかった。\nそのため彼女は、ちょうどいいタイミングが来るまで待つことにして……\n結局、それはアステジーニの大学進学祝いとして、その当日贈られることとなったのだ。\nアステシアは、きっと妹は喜んでくれるに違いないとそう思った。\n\n実際、アステジーニ――エレナは喜んだし、それをすぐにも組み立てたいと思っていた。\nしかしその未完成の芸術品を前にした時、彼女はふとそれを一人で完成させるべきではないように感じた。\n何とかして時間を作り、姉を少しだけ独り占めして、二人で一緒に組み立てたい……\nそう考えた彼女は、自分のノートにメモをすると、大学の果てなき課題とプロジェクトの数々へと真っ向から飛び込んでいったのだ。\n\n彼女はその後も、ずっとそのことを覚えていた。\n姉に会うたび、彼女を宿舎へ連れて行って、あのプレゼントを一緒に完成させたいと思っていた。\nけれど、彼女の持ちうる時間はどれもあっという間に、論文の締め切りやら、発表のリクエストやら、プロジェクトのプレッシャーやらに奪われてしまうのだ。\nゆえにそれをいくら思っていようと、彼女は現実に抑圧され、自らの衝動を抑え込んでしまっていた。\n時が過ぎても消えない望みもあるものだが、それを叶えるための時間は、生活と仕事のために幾度となく先延ばしになっていった。\n……\nそして今、ある事情により彼女はライン生命からロドスへと赴任してきた。\nライン生命の同僚たちが荷物をまとめておいてくれたため、アステジーニはまだ空っぽの新しい宿舎に、小高い山のごとく私物を積んだり、実験用具を一つ一つ広げたりしているところだ。\nそんな時、彼女はほこりを被った箱を見つけた。\nしかし、あの実験室で一心不乱に研究に励む石頭の同僚たちはほこりを拭う雑巾すらも用意してくれていなかった。\nそこで、彼女は仕方なく、隣の宿舎の扉を叩くことにした。\n隣人への挨拶を済ませて、雑巾を貸してもらうために。\n\nノックのあとに、扉が開く。\nそこにはアステシアが立っており――唖然とする妹の手にきれいな布巾を握らせて、工具箱を一つ持たせてくれた。\n……\n姉妹が部屋を片付け終えたら、きっと時計の鳴る音が聞こえ始めることだろう。", 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"uniequip_002_glady": { "uniEquipId": "uniequip_002_glady", "uniEquipName": "執政官の手鏡", "uniEquipIcon": "uniequip_002_glady", "uniEquipDesc": "母の出かける物音が遠ざかり、やがて聞こえなくなったあと、幼きグレイディーアはベッドから起き上がった。\nアシスタントAIに声をかけて明かりをつけさせ、枕の下に隠した小さな手鏡を取り出す。\n普段通りの生活リズムなら、時計の数字がすべてゼロになったあとまで目を覚ましていることはないのだが、その夜の彼女は自身と向き合い、決断を下さねばならなかった。\nほかのエーギル人から見れば、彼女は科学アカデミーの大物の娘であり、数々の青少年大会で優勝を総なめした実力者であり、仲睦まじい家庭で育ち、幼くして成功を手にした人物だ。\nしかし、鏡に映るその顔はまるで感情のないロボットのようだった。\n――グレイディーアが物心ついた頃にはもう、生みの母はエーギルの事業と科学アカデミーの決定に心酔しており、この家はアカデミーの休憩室に次ぐもう一つの居住地でしかなかった。\nかつては彼女も、母が自分に成果を求めていると思い込み、幼い自分に成人と同じ基準を課してまでそれに応えようとしたものだったが……\n母はその努力に一切反応しなかった。\n――認められることはおろか、批判されることすらもなかったのだ。\n母はエーギルに、持ちうる時間のすべてを捧げており、娘に構う暇など一分一秒たりとも持ち合わせていなかった。\nそのうちに、「母が自分を産んだこと自体がある種のアクシデントに過ぎず、この家庭は存在する必要もなかった」――と、グレイディーアは結論づけた。\nそうとなれば、「家」と呼べる場所を、「家族」と呼べるエーギルを探さねばならない。\nそのために行動しなければ。彼女は覚悟を固めた。\n民事裁判所に立つ母がどのような弁明をするのかも、自らの耳で聞き届けるつもりで。\n手鏡をしまうと、明かりを消して目を閉じる。頭の中では、今後の構想が組み上げられ続けていた。\nその夜、彼女は一睡もできなかった。\n\nグレイディーアは執政官邸の大きな姿見の前に立ち、そこに映るちっぽけな自分を眺めた。\n数時間後にはここを離れ、手術台に横たわって、アビサルハンターになるための改造手術を受けることになっている。\n手術が終われば、彼女は技術執政官の肩書きを失い、軍事指揮官としての責務を負うことになるだろう。\n戦場に立ち、両手を血に染める怪物となるのだ。\nそうなれば、彼女が描いていた人生設計はもはや叶わぬものとなり、命までもが奪われることになる、かもしれない。\n彼女は一度として死や犠牲を恐れたことはなかったが、鏡に映った美しいホールが心残りを思い出させた。\nアビサルハンターになれば、今ある欲望や責任は打ち捨てられ、これまでに交わした数々の約束は二度と叶わぬものになる。\nもし手術を遅らせることができたら……もしエーギルがもっと早く計画の全貌を打ち明けてくれていたら……\nそんな考えが頭を巡りだして初めて、自分が思うほどすべてを掌握しきれていたわけではないことに、彼女は気が付いた。\n今失おうとしているものを、この先取り戻すことなどできはしないのだ。\nグレイディーアは再びホールをぐるりと見回すと、自身の書斎へ戻った。\nそうして数時間後、アビサルハンターの実験基地へと出発した。\nその直前、彼女は執政官邸のアシスタントAIに、二つのファイルを保存しておくよう依頼した。\n一つはアビサルハンターとなったあとのスピーチ原稿であり、もう一つは、遺書だった。\n……\nエーギルに属さない土地へ追放されたグレイディーアは真の意味ですべてを失った。\n彼女のもとに残ったのは、血まみれの矛と、なんとか体裁を保てそうな衣装、そして果てなき渇きと灼熱感だけだ。\n今の彼女は、淡水でできた水たまりの前で、そこに映る自分を眺めながら、服の汚れと血を洗い落としている。\n泥や砂は水をかければ流れ落ちるが、服にこびりついた血はなかなかきれいに落としきれず……彼女にはただそれをこすり続けることしかできない。\n赤黒い固体が透明な液体に触れ、血と同じ色に染まって指の隙間からしたたり落ちる。\nその様子を眺めながら、彼女は手を動かし続けた。\nそれが彼女自身の血なのか、それともシーボーンの血なのか、あるいは仲間たちの血なのか……\nグレイディーアには判別が付かなくなっていた。\n――ふと、何かに気付いた彼女は、再び水たまりを覗き込み、自身の首元を確かめた。\n小さな鱗が一枚、そこにある。\nその時、グレイディーアはなぜだか母を思い出した。\nもし過去に戻れるのなら、たとえ母に冷遇され続けるとしても、この鱗が首に現れるような未来は選ばないだろう。\nけれど、目の前のこれはすでに起きてしまったことだった。\nグレイディーアは立ち上がり、淡水の滴る髪の毛を背中に流す。\n自身の心にある怒りと不満を感じてはいたが、それをあらわにする必要などなかった。\nそうしたところで、何の意味もないからだ。\n彼女はたしかに、すべてを失った。\nしかしそれと同時に、なおも最低限の体面と尊厳を保てる可能性が残っていることにも気付いた。\nつまるところ彼女はまだ、顔を上げて前に進めるのだ。\nグレイディーアに希望は必要ない。\n彼女はただ可能性や実現性、そして結果のみによって動く。\n――まだエーギルに戻れるかもしれない。\n散り散りになったアビサルハンターを、見つけ出すことができるかもしれない。\n確率が残されているのなら、試すべきなのだ。\n今、すぐにでも。\nグレイディーアは矛についた血をきれいに拭き取ると、「水たまり」のそばから姿を消した。\n数秒後、その移動に伴う衝撃波が水たまりの水を吹き飛ばし、彼女の痕跡を完全に消し去った。", 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"uniequip_002_slchan", "uniEquipName": "「頂上への到達」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_slchan", "uniEquipDesc": "――登山家にとって、「山」とはどのような存在なのでしょう。\n「高みの象徴」、でしょうか?\n物理的、精神的な意味を始めとして、様々な意味で……その高さを乗り越え、天に手を伸ばすことで、自身の価値を証明することができるもの。\nそう考える方も多いかと思います。\nたしかに、それも一つの答えでしょう。しかし、それだけが答えというわけでもありません。\nというのも、少なくともエンシア様にとって「山」は、そして「登山」はそう単純なものではないからです。\nイェラグにいた頃のエンシア様からすれば、登山とは山を征服することではなく、何かを繋ぐことだったのかもしれません。\nその時、麓にはエンシオディス様とシルバーアッシュ家のすべてがあり、山頂にはイェラグの巫女たるエンヤ様が暮らしておられました。\nそんな中でエンシア様は聖なるカランド山を登破し、山を征服することにせよ、何かを繋ぐことにせよ、見事にそれを成し遂げられたのです。\n\nそして今日、再び素晴らしい報せがこのイェラグへと届けられました。\nエンシア様がボリバルの登山大会で見事優勝を飾った、との報です。\nしかし、大会はハプニングの連続であり、命がけで手にした栄誉の裏には、皆様の想像を遙かに凌ぐ危険と苦労があったということでした。\n……その発端となったのは、主催側の気候観測装置が故障していたことです。\nこれにより、参加者たちは登山中に突如猛烈なブリザードに見舞われ、大規模なクレバスにまで出くわしてしまいました。\n多くの人々の道は閉ざされてしまい、主催側も大会の中止を宣言して直ちに救助隊を組織し、まだキャンプまで戻っていない参加者の救助活動を開始したそうです。\nエンシア様もまた、被害を免れることはできず、通信装置や防寒テント、そして食料の一部までもを避難の過程で失ってしまわれました。\n――自然災害下の極限環境では、一秒でも長く留まるごとに危険が増していくものです。\nしかしエンシア様はその時点で、テラ全土で最も難易度が高いとされる氷壁を突破されており、頂上到達が現実味を帯びる場所に至っていらっしゃいました。\nご本人もきっと、こうお考えになったことでしょう――来た道を辿って下山すべきか、それともこのまま頂上を目指すべきか……と。\n……\n「頂上からの景色、最高だったよ!」\nお目覚めになったエンシア様が、救助班を前に口にされた第一声はそんなお言葉だったそうです。\nこれを受けて、主催側も一度は中止を宣言した大会の有効性を認め、優勝トロフィーをエンシア様に授与しました。\nこうして、エンシア様はこの大会で唯一にして最高の受賞者となられたのです。\n\nイェラグの外にある険しい山では、当然ながらイェラガンドのご加護もありません。\nエンシア様もただのよそ者としか思われていなかったのかもしれません。\nですが、そんな境遇にありながら、エンシア様は未知なる風景をその目に収めるためだけに、山の頂上へ旗を突き立ててみせたのです。\n……\nそれでは、主催者のコメントを以て、特別放送の締めくくりとさせていただきます。\n「彼女こそ、真の登山家だ。」\n――ボリバルの登山大会でクリフハートが優勝したという報せを受け、イェラグの放送局が実施した臨時放送より抜粋。", 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もう10分は待ってるんだけど。」\n「もう少しだけ待ってよ、ほんとにあとちょっとだからさー!」\n「じゃあもう10分だけね。それ以上は待たないから。」\n「りょーかい!」\n「あー、でもこれも良いんだよね……すっごくすっごく素敵だもん……」\n彼女が目を向けた箱の中には、丁寧な作りをしたレザーチョーカーが収まっている。\n中央に煌びやかなメレダイヤがあしらわれたそのチョーカーは、安価なプラスチック製品に囲まれて異質な雰囲気を漂わせていた。\nそれは数ヶ月前同じチームになったオペレーターの窮地を救った際に、お礼としてプレゼントされたものだ。\n好みに合ったプレゼントでとても気に入ったのだが、彼女はこれまで自分でこうしたものを選んだことはなかった。\nというのも、到底手が届くものではなかったからだ。\n\n彼女は以前、宝飾店のショーケースの前に立ち、ガラスに映る自分の姿を展示台に重ねて眺めたことがあった。\nそうすれば、チョーカーが自分の首に巻かれているように見えたからだ。\nそれは、水面に映し出された双月になら手が届きそうに見えることにどこか似ていた。\n彼女が瞬きをすれば、ガラスに映る少女も瞬きをする。その瞬間だけ、彼女とその少女は一つになるのだ。\nけれど、ガラスの中の虚像はいつまでもそこにあるわけではなかった。\n「きっとぼくが相当物欲しそうな顔してたから、あの子に気付かれちゃったんだろうな。」\n「でも、こういうのってつらいところだよねー。」\n「どうしても欲しいのに手が届かない物がある時、今のぼくはただ妄想することしかできないんだもん。これが昔だったら……」\n「もー、どうしてこんな人たちの仲間になっちゃったんだろ!」\nロープはチョーカーを鼻先に近づけ目を閉じると、革特有のスモーキーな香りを目いっぱい吸い込んだ。\nそれは、革をなめす過程で染み込んだ薬品のにおいだった。\n「あー、お金のにおいって感じする……今日はこれを付けちゃおっかな? でもこの革こんなに柔らかいし、傷がついたらどうしよう……」\n両手に捧げ持ったそれに頬ずりをすると、柔らかくマットな質感が心地いい。\n「う~ん、気持ちいいなぁ。超お気に入りなんだけど、もったいなくて付けられないよ……」\n「――ねえ、10分経ったよ! 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"シアン。\nそれは人工湖の色。\n私はあまり水遊びを好まない。しかし湖の畔に寝椅子を運んでそこに座り、視れども見ずに本の頁を捲りながら、水中の喧騒を眺めることがある。\n私の知るドゥリン族のたわむれとは、かくも平和であった。文字通りの水かけ合戦が、彼らにとっては一番に苛烈な争いであるのだ。\nもし人類が、一切れの黒パンを巡って命を奪い合う段階を脱することがあれば、人の社会は湖水のように清らかで美しいものとなるのだろう。\n\nイエロー。\nそれは人工太陽の色。\n私はよく、大勢のドゥリンたちで賑わうまんまる広場まで出掛けていって、陽だまりに似た色合いの蜂蜜酒を片手に、雑踏の只中に立つ。そして全身で、天井から降り注ぐ些かご機嫌すぎる陽光を享受するのだ。\n人工の代物であったとしても、日の光を浴びると思わず心が躍ってしまうのは変わらない。\nたとえ、二度と双月に照らされることがなかったとしても、私は人の手によるぬくもりが、冷たく閉ざされた雪原を覆う方を選ぶ。\n\nマゼンタ。\nそれは温室の花の色。\n私がゼルウェルツァで一番よく執筆するのは広告のコピーであるが、それを書くにあたって、咲き誇る花たちはいつも私にインスピレーションを与えてくれる。\n別段、コピーの作成で思いを表す必要はないが、しかし、あの花々を見るたびに、混じりけのない美に対する感嘆が沸きあがってくる。\nもし皆が皆、自分だけの花を育てる余裕を持てるのであれば、多少なりとも権力や金銭から注意を逸らすことができるのではないだろうか。\n\nブラック。\n……泥の色。大地の色。\n印刷物から最も遠く、真実に最も近い色。\nかつての私がそれを前に逃げ出し、遠ざけようと願いながらも、立ち向かわざるを得なかった色。\nだが、黒はインクの色でもある。\n今となっては、黒色インクでこの大地に蔓延る暗闇を少しでも書き表せればそれでいい。私はただそれだけを望んでいる。", "typeIcon": "arc-y", "typeName1": "ARC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": 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"uniEquipDesc": "あの子もいずれは、ありふれた結果に終わるのだろうと思っていた。\nしかし、その舌が使者の贈り物に触れてもなお、あの子は大群の声に呑まれ卑小な恐魚に成り果てることなく、すべてを我が物にしてみせた。\nとなれば、事情は変わってくる。\n\n私は、あの不幸にも行われた略奪を阻止できたはずだった。\nけれど実際には何もせず、ただ賊徒の悪行を眺めていただけだ。\n今となってはそんな自分を軽蔑することしかできない。\n傍観に徹した理由が、十分な資質を持った被検者を確保し、人類の可能性を探ることにあったのを考慮しても、だ。\nのちにあの子も、本来なら私がすべての人を救えたはずだと気付いただろう。\nだが、あれは聡い子だ。わざわざ私を問い詰めるまでもなかったのかもしれない。\nそう、あの子は聡く、向上心もあったが、一方で知識に敬意を抱くことも、それを単なる道具と見下すこともなく――\nまるで傍観者であるかのように、すべての事象から一歩引いて、目にするものものを分析しているふうでもあった。\nあれが使者の血肉で結ばれた繋がりに惑わされなかったのは、そのためなのかもしれない。\n仮に違う出自であったなら、界隈に新たな風を吹かせる学者として名を馳せた可能性すらある。\nともあれ、あの子に何の変化も見られなかったことで、私は自身の研究を疑わざるを得なくなった。\nそのため、観察期間を延長することになったのだ。\nやがてあの子は例の賊徒たちを探し当てると、自身の血肉を切り取って分け与え、問いを投げかけた。\n彼らが悪の道へと踏み入ったのは、飢えと貧困のためか否か。\n豊かな生活が保障されるのなら、その道から足を洗えるか否か――\n\nあの子もいずれは、ありふれた結果に終わるのだろうと思っていた。\nしかし、今回は――人類の希望を見いだせるかもしれない。", "typeIcon": "amb-x", "typeName1": "AMB", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_437_mizuki", "tmplId": null, 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"雑貨屋の倉庫入口に貼られた付箋:\nごめんなさい。ちょっと具合が悪くなっちゃったから、30分だけ早退してお医者さんに行くね。\n前に怪我したところがちゃんと治ってなかったみたいで……急に身体があちこち痛くなっちゃって。\nだけど今日の入荷分はもう棚卸しできてるし、わたしのことが嫌いな人もお店までは追いかけて来てないから、安心してね。\n\n作りの甘い香水瓶に貼られた便箋:\nずっとわたしを気にかけてくれて、いつもわたしを見つけてくれて、ありがとう。\nこれ、プレゼントだよ。\n感謝の気持ちを表すには、これだけじゃ全然足りないから、わたしにできることがほかにもあったら必ず教えてね。\nわたしの病気は多分この先もっと悪くなっちゃうと思うんだけど、その時が来たら、これを見てたまにわたしを思い出してくれたら嬉しいな。\nでも、思い出せなくたっていいからね。\n\n市場の砂に埋もれた付箋:\nこんにちは。商品の整理とか、砂埃の掃除は必要ない?\nほかの仕事でも何でもやるから、代わりに食べ物を少し分けてほしいの。\nわたしがどこにいるかはわからないかもしれないけど、怖がらないで。\nどんな仕事でも、真面目にきちんとやるからね。\n\nナイフの下敷きになっている便せん:\n任務完了。\n\nロドス休憩室内掲示板の隅に貼られた付箋(周りのカラフルな付箋でほとんど隠れてしまっている):\nパーティーで聴いたみんなの歌、すごく素敵だった。\nうるさいって人もいたみたいだけど、わたしは全然そう思わなかったよ。\nでも、次は防音がしっかりした会場でやることになりそうなら、その時はここにお知らせを貼ってほしいな。\nそれから、飲み物をオススメしてくれた人へ、ありがとう。\nオレンジ色の甘酸っぱいやつ、美味しかった。\n――マンティコア", "typeIcon": "amb-x", "typeName1": "AMB", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_215_mantic", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, 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-ONLINE-」をお買い上げいただき、ありがとうございます。\n\n■このゲームについて\nPvPとPvEの要素を兼ね備えたサバイバルRPGです。\nプレイヤーは個性溢れるキャラクターたちを操作して、過酷な環境を生き延びることで、サバイバルランクを高め、ほかのプレイヤーとサバイバル大会優勝の座をかけて競い合うことになります。\nもちろん、多くの場面ではほかのプレイヤーとの協力も不可欠です!\nフレンドを誘ってゲームを楽しみましょう。\n\n■必要機材について\n本ゲームを遊ぶにはコントローラーが必要です。\nマルチプレイをする場合は、人数分のコントローラーをご用意ください。\n\n■アイテムについて\nゲーム内のアイテムはすべて、フィールド探索とクラフトで獲得することができます。\nアイテムはバッグの中に入れておけますが、バッグには容量制限がありますので、すぐ使わないアイテムはフレンドと交換したり、あるいはプレゼントしてあげたりするといいでしょう。\nまた、新しいアイテムを入手すると、アイテム図鑑がアンロックされていきます。\nこの図鑑をコンプリートすればレアな実績も解除されますので、どんどんアイテムを交換してコンプリートを目指しましょう!\n\n■PvPについて\nこのゲームには協力要素もありますが、真の目的はサバイバル大会にあることをお忘れなく!\n楽しく力を合わせたあとは激しい競争が待っています!\nサバイバルの腕を生かして資源を奪ったり、待ち伏せや襲撃を仕掛けて戦いを挑んだりと、戦略はあなた次第!\nサバイバルランクが高いほど戦闘は有利になりますよ!\n鍛えた技で全プレイヤーの頂点を目指しましょう!\n\n以上が、本ゲームの概要となります。\nフレンドと一緒に彩り豊かな大地へ飛び込み、心ゆくまで楽しんでください!", "typeIcon": "amb-x", "typeName1": "AMB", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_478_kirara", "tmplId": null, "showLevel": 1, 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"「まずはキャンバスにする壁選びだが、目立たなすぎたり綺麗すぎたりするやつや、ボロっちいやつなんかは全部アウトだ。」\n「それと、ここは街中じゃなくてロドスだってことを忘れんなよ。ブリッジや通路沿いでやると、クロージャにどやされちまうぜ。」\n「さて、次は塗料選びだな。彩度の高さはどうかとか、変なにおいがしないかとかの基準もあるが、何より大事なのは塗料の密着力とカバー力――要は色の乗りやすさだ。」\n「塗ってるそばから液だれしちまうような塗料だと、どんな超絶テクで塗っても台無しになっちまうからな。」\n「んで、三つ目は文字をどうやってド派手にアレンジするかって話だが……」\n……\n「そいで、最後は何を描くかだ。言っとくが、何をするにもただフラストレーションをぶちまけるだけじゃあダメだぜ。」\n「ペンキをやたらめったらにぶっかけるのも、暴力を他人にぶつけるのも、無意味なストレス発散でしかねぇからな。」\n「感情任せにモノを滅茶苦茶に汚してちゃ、芸術とは言えねぇ。グラフィティってのはそういうもんじゃねぇんだ。」\n「てめぇの思想や伝えたい情報を込めてこそのグラフィティだと思え……クールに、んでもってビビらずにやるのさ。」\n――ロドスで実施されたグラフィティアート講座におけるイーサンの発言より\n\n「あいつだよ、あの身体の色を変えられるサヴラが、俺たちの計画をぶち壊しやがったんだ。」\n「っていうのも、スラムはそこら中落書きだらけだろ? 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"至らずの美しさ", "uniEquipIcon": "uniequip_003_ghost2", "uniEquipDesc": "「あの際限なく湧いてくる肉塊との殺し合いは、もはや我々にとって不可避にして唯一の使命になってしまったのかもしれない。」\n時計は規則的にリズムを刻み、巨大艦船はドームの光を遮っている。\nウルピアヌスは明滅するいくつかの表示灯を見上げながら、物思いに耽っていた。\nそれに対して若き女性執政官は熟考の末、「そんなはずではなかったわ。」とこぼした。\n「そうだな。エーギル人が目覚めた直後に考えることが失ったものについて……」\n「あるいは、それをどう取り戻すかについてであってはならないはずだった。」\nウルピアヌスは暫し黙り込む。彼の掠れた声からは、捉えようのない感情が滲んでいた。\nそうして、彼は溜息をこぼした。\n「俺たちはこれまで数多くの偉業を成し、そして数多くの物を生み出してきた。」\n「しかし、今となっては生きるための闘争こそが、我々新世代にとって、唯一の馴染み深い行為となってしまった。」\n「闘争という言葉の気高さを否定はしない。だが、俺たちが確かに備えていたはずの創造力や探究心は、今まさに人々の中から消えつつある……」\n二人は同時に遠くへ目を向けた。ドームの下一面が明るく照らされている。\n「……いや、消されつつあると言うほうが正しいな。」ウルピアヌスはそう付け加えた。\nグレイディーアはウルピアヌスを一瞥すると、暫し言葉を選んだ後にこう問いかけた。\n「そう感傷的になるなんて、あなたらしくないのではなくて?」\nすると、彼は答えた。\n「そうだな。」\nそして今度は言葉に詰まることなく続けた。\n「俺たちはこの問題に、より真剣に向き合うべきだ。」\n「我々の文明は、いつまでも尾を引くこの災厄の中で恒久的な変化を迎えつつあるのだから。」\nグレイディーアがそれに対してさらに言葉を続けるべきか迷った時、轟音がそれを止めさせた。\n音に続けて、さらに多くの巨大艦船が着港し、新たに移住と再建が成されていく――\n\nその光景を目の当たりにすれば、グレイディーアはウルピアヌスの言葉について真剣に考えざるを得なかった。\n美しいものを探究する心、新たな物事を創造する力。\nグレイディーアが生まれるよりもずっと昔――数百、数千年も前かもしれないが、\nともあれ当時のエーギル人がこの偉大なる文明を築き上げた時、その輝きに影が差す未来を想像したことはあっただろうか?\n訪れてしまった今日のために、彼らは何らかの準備をしていたのだろうか?\nしかし、そんな思考は一瞬のものだった。彼女にとって大切なのは過去ではない。\n重要なのは、今何を準備すべきか、そして今何ができるのか、なのだから。\n\nその時、ウルピアヌスが唐突に沈黙を破った。\n「――新しいアビサルハンターのことだが。」\n「芸術に関心を持っているそうだな。聞くところによると、ダンスやオペラへの造詣も深いとか。」\n彼の言葉に、彼女は答える。\n「ええ。ローレンティーナ自身が言うには、特に故郷の彫刻芸術が印象深く残っているそうよ。」\nウルピアヌスは身を翻して背を向けた。\n「ならば彼女にはまだエーギル人にあるべき資質が残っているというわけだ。」\n実験を経て傷だらけになった彼の身体は、すでに執政官がこの季節にまとう薄手の服では隠し切れなくなっていた。\n「どんな奴だ?エーギル旧時代の生活の縮図のような人物であれば、道を外れることを強要されて恨みを抱いているだろうな。」\n「いいえ。そういった感情は、彼女を形作るエッセンスにしかなり得ないわ。」\nグレイディーアは珍しく微笑んだ――彼女の微笑みは、筋肉や神経伝達レベルの些細な変化を細かく観察して初めて観測できるものではあるが。\n「あの子は、闘争の中で自分だけの美を創造しているのよ。あなたが言うように、興味津々でね。」\nウルピアヌスは答えの代わりに鼻を鳴らすと、彼女を残して立ち去った。\n残されたグレイディーアは一人、巨大艦船が落とす影の中で静けさを味わう。\nエーギル人が前に進む足音だけが、ホールに反響していた。", 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"敬愛なるユスティナさんへ\n\nはじめまして。\nあなたの忠実な支持者より、お便り申し上げます。\n月並みな書き出しで申し訳ありません。\n実は尊敬する方にお手紙を書くのはこれが初めてで、どのような形で書くかを悩みに悩んで書き損じでゴミ箱を一杯にした挙げ句、結局こんなものに落ち着いてしまいました。\nですが過去のインタビューで、あなたはファンレターすべてに目を通していると仰っていましたので、私の言葉も届いていると信じています!\n\nまずは、「遠牙」という騎士称号の獲得おめでとうございます!すごくかっこいい称号だと思います!\n飛羽騎士との試合は、私もスタジアムで観戦していました!\nユスティナさんが誰の助けも借りず勝利を手にした姿にはきっと会場のみんなが心を打たれたはずですし、まさしくシーズン一位に相応しいパフォーマンスだと感じました!\n私は、三年前初めてあなたの試合を見たその時から「騎士ユスティナ」の大ファンです。\nあなたは覚えていらっしゃらないかもしれませんが、あの試合でお相手の騎士の攻撃が逸れて観客へ被害が及びそうになった時に、身を挺して守ってくださったことがきっかけでした。\n実はあの時、ユスティナさんの真後ろにあった最前列には、私たち家族がいたんです。\nあの瞬間から、あなたは私の憧れの的になりました。\nユスティナさんは、まさしく真の騎士です。\n\n当時私はまだ学生の身で、頑張っていい成績を収められたらご褒美として家族があなたの試合に連れて行ってくれていました。\nいわば、あなたこそが私の原動力だったんです。\nこれまで何度、あなたのような栄誉ある騎士になりたいと思ったことかわかりません!\nそんな騎士の矢が無力な者に向けられることなど、ありえないと思います。\nですから、ユスティナさんがほかの騎士団のファンに暴力を振るったなんて根も葉もない噂、私は絶対に信じません!\n私の思い描く「遠牙」騎士ユスティナは、どんな痛手を受けても決して折れることはなく、試合の場を離れた時も決してほかの騎士に暴言を吐くことのない、素晴らしい騎士です。\n我々ファンは、あなたに向けられた罵詈雑言を信じることはありません。\n無責任な新聞社が好き放題に書いた低俗な記事のことなど、どうかお気になさらないでくださいね。\n私たちは皆、ユスティナさんが一日でも早く復帰されることを願っていますよ!\n\nそれから、最近あなたがご自分の騎士団を立ち上げようとお考えになっていることを聞き、とても嬉しく思っています!\nこれまではいつもお一人でいらしたので、孤独な思いをされていないかを勝手に心配していたものですから。\nどうあれ、騎士団を立ち上げるにせよ、ほかの騎士団に加入するにせよ、あるいは引き続き独立騎士として活動されるにせよ、あなたのご決断であれば我々はいつまでも支持し続けます!\n最後に、今後益々のご発展とご活躍をお祈りして結びのご挨拶とさせていただきます!\n\nあなたの忠実な支持者より", 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"デーシュットの『カジミエーシュの現行法律と商業資本の対立、講和及び想定され得る未来』は鋭い観点を持ち、論証も正確で、理論の深さと実践の価値を両立した紛れもなく極めて優秀な論文だと言えよう。しかし彼女に法学部の優秀卒業生という栄誉を授与すべきかについては、私と他の教授たちとでひと悶着あった。\n教鞭を執り始めて数十年、その胸に大志を抱く学生は幾度となく見てきた。彼らが誓いを立てるために法典の表紙を押さえる指は少し震えていても、決意を秘めた真摯な目は燃えるように輝いているものだ。\n進路を変えたり、道を見失う学生もまたよく見てきた。彼らは資格認定試験に現れる「強盗が威嚇目的により被害者の腕部に擦過傷を負わせ、その結果被害者が持病の造血機能障害により血が止まらず死亡した場合、いかなる量刑に処すべきか」のような馬鹿げた設問に戸惑いを覚え、それからさらに、覚えなければならない知識と実際に使う知識が今のカジミエーシュではあまりにも乖離しているという事実に驚愕するのだ。\n法典の条文は明確であっても適用範囲が狭く、競技場や商店街の成長スピードに追い付けていない。「道具論」と「目的論」の論争が行われるのは教室の中でのみであり、法律を現実に適用する際には個々の解釈や補足、模範的な判例に頼っているのが現状……空白とも呼べる法の形態こそが、カジミエーシュの法制度の真実なのだ。この事実は我々老人にすら容易く呑み込めるものではなく、若者たちにとってはなおさらであろう。\nデーシュットは非常に優秀な学生だ。かつて彼女に、学校に残ってさらに高度な学問を修めるよう勧めたことがある。より多くの知識の積み重ねと、弁証法的思考により、彼女の聡明な頭脳はさらに磨きがかかるはずだと。しかし彼女は、一刻も早く実践の中で力を発揮することを望んでいた。件の論文を執筆するよりも前に、彼女は既にロングレインズ法律事務所の正式な採用通知書を受け取っていた。彼女の実習に先んじて私は彼女の指導を担当するシニア弁護士に、世間知らずな学生をどうかよろしくお願いますと声をかけた。しかし先方が言うには、デーシュットは法律事務所によく「適応」しているそうだ。端的で的確なアドバイスを行い、訴訟を優位に推し進めてくれている。だからそう心配することはありません、と。\nデーシュットは素晴らしく聡明であると同時に、少し融通が利かなすぎるきらいがある。彼女と他の多くの学生の最大の違いが、それだ。法律を用いて心理を追求せんとする執着が、彼女の優秀な成績を支えている。しかしまだ彼女には「答えが見つからない」ことへの心構えと準備がない。教師には学生の未来を決める権利はない。できるのはその背中を見送り、前途を祝福するのみだ。\n大騎士領のきらめくネオンの中で、道を見失う若者は多い。どうか彼女がその一人とならないことを、祈るしかない。\n……\n\n――デーシュットの指導教員、ワールブルツ教授の法学部優秀卒業生内部評議会における発言より抜粋", 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"雪境(ヒーラ)の最も寒い季節、お前の母は激しい陣痛のせいで駄獣から落ちてしまった。しかし厚く積もった雪が母とお前を救ったんだ。\n彼女の次第に大きくなっていくうめき声を聞いて、家畜たちは一頭、また一頭と集まってきた。彼らは彼女を囲うように一つの円を作った。家畜たちの毛皮は温かく、分厚く、きめ細やかで、吹雪を円の外にまで追いやった。さらに家畜たちの鼻から吹き出す熱気は壁となって、お前の母が出産できるだけの温度をもたらしてくれた。\nお前はそうして産まれたんだよ。\nお前は顔をしわくちゃにして、ずっと泣いていた。そのぎゅっと閉じられた目を、私はできるだけ優しく撫でたが、私のざらざらした肌に擦れてお前の目じりは赤くなってしまった。私の生まれつき大きな手を、お前の祖父は褒めてくれたものだ。きっと一家を養える男になる、とね。けれどあの日、私はお前を怖がらせるばかりで、泣き止ませることもできなかった。\nそんなことをしているとお前の母に、手をぴしゃりと叩かれてしまってね。苦笑いしながら手を戻そうとした時、お前の指がおくるみの中から伸びてきて、私の指を強く握ったんだ。わかるかい、お前はほんの私の掌ほどの大きさだったのに、私のことを慌てふためかせ、雪の中で呆然と立ち尽くすしかできなくさせたんだ。\nひゅうひゅうと絶えず吹き荒んでいた吹雪は、家畜たちが作った産室にまで入り込んできた。さらけ出されたお前の肌は健康的な赤色から、不吉な青紫色へと変わっていった。お前の母は私のローブの前襟を開いて、お前を私の胸元に押し込んだんだ。私は慎重に、慎重にローブでくるんで、お前を二つ目の心臓みたいに扱った。寒さでかじかんだ小さな顔が私の体温で温まると、お前はようやく泣き止み、指をくわえながら弱々しく呼吸していた。\nその時、お前の母親は私の背中におぶさりながら、口笛を吹いて家畜たちを彼らの家へと戻そうとしていた。家畜の群れは狭くなだらかな坂道を辿っていった。私はまるで家畜の群れの主だった。背中に細身で軽い彼女を乗せ、懐にか弱いお前を抱えていただけなのに、雪に深く埋まった私の両足は絶え間なく震え、天地全ての重さを背負っているような気持ちだったよ。\nそれからずっと後、確かいつかの聖猟の時だったと思うが、あのローブの胸のところには穴が開いてしまった。去年、お前の母がタンスの中から引っ張り出すまで、私たちはそのことをすっかり忘れていた。彼女はそれを丁寧に繕ってから、また着てみる?と私に聞いてきたんだ。私は首を横に振り、お前に送ろうと答えた。私はもう老い先短い身で、お前は今がちょうど働き盛りだ。山のように高くそびえ立ち、北風も吹雪も恐れぬ男になった。もうこのローブに包まれずとも凍えないだろうが、それでも私はお前がこれを着ている姿を見てみたいのだ。今のお前は、昔の私にそっくりだろうか?\nだからこれを送ろう。再びこれに身を包んでみてくれ。\nたとえ私が老いさらばえ、胸が痩せこけ、ローブがボロボロになろうとも、これは心臓を一つ守り通すことができるのだから。\n――父からの手紙", 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"あー、お昼寝ってぽかぽかで気持ちいいなぁ。ひと眠りしたら野球観戦の時間だ。クオーラは甲板で満足げに寝返りを打った。\n\nはれれ?ここはどーこー?どうして太陽がボールで、雲がグローブになってるの?彼女の目の前によく知っている野球場が現れた。かつてはここで思う存分にバットを振るったものだ。おや?球場の外で誰かが泣いてるよ。男の胸元には多くの結晶があり、彼のバットは真っ二つに折られて転がっていた。\nこんにちは、どうして泣いてるの?はれ、どこかで会ったことあったっけ?もしかしてあの大スター選手のアンブル・エドワーズ?見て見て、ボクのバットにはあなたのサインが入ってるんだ!ボクが間違ってエドガーズって書いちゃったやつだけどね、えへへ!\nしかし目の前の人物は彼女に応えず、涙を流し続けていた。球場の人々が彼女たちを追い立て始めると、罵声はバットとなって飛んできて、男の体にある源石結晶へとぶつかった。男がたまらず服で胸元を覆い隠して身を縮こめると、その体は段々と物言わぬ固い石の塊に変わっていき、やがて光を失った。\nクオーラは自身のリュックを彼の体へと被せ、告げた。ボクがロドスに連れて行ってあげるからね、必ず元の姿に戻してみせるよ。\n彼女たちはヘルメットの丘を越え、バットの橋を渡り、ボールに乗って空を飛んで――\n船の姿が徐々に見えてくると、クオーラは元気よくいった。見て、ついたよ!ここなら病気も治せるし、球場から追い出されることもないし、服で石を隠す必要もないんだ。街中があなたに歓声を送り続けるよ――無敵のスター、アンブルって!\n喜びに満たされた男は体を覆う石を破り、伸ばした腕でバットを振るった――\n\nうーん……いたた!ボクの頭をぶったのは誰?\nラヴァ、聞いてよ。ボク、すごく長い夢を見たんだ!えーっと……どんな夢だっけ?\nまぁいっか!さあ、もう野球の試合が始まるよ!今日の注目選手は、ついに返り咲いたアンブルさんだ!\n\n感染者たちのコミュニティには柵で囲われた空き地があり、人々はそこを球場と呼ぶ。\nクオーラはそこで憧れの大スターを見つけた。返り咲いた選手は体の結晶を隠していない。大歓声が他の全ての音をかき消し、彼女は興奮して跳びあがった。\nその時、球場内にいたアンブルがクオーラに向かって手を振った。それどころか彼は人だかりを抜け出してきて、彼女の肩を軽く叩いた。日差しの下、クオーラの目に映ったのは太陽よりも眩しい笑顔だった。\n彼女はふと思い出した。自分は昔、鉱石病が原因で野球場を追い出されたことがあった気がする。それにあの日、自分は街を端から端まで歩き回り、一人の涙を流す選手を見かけた気もする。\nその選手が誰だったのか、自分が何を言ったのか。それを思い出すことはできなかった。それでも今、目の前の選手は彼女にこう言った。\n「あの時は慰めてくれてありがとうな、お嬢ちゃん。」", 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"バブルは最悪な気分だった。\n最近、彼女は同年代の友人たちと一緒に『三人の小さな剣士』という新アニメを見たのだ。その中では彼女達と同じくらいの年頃の小さな英雄たちが、光り輝く源石の剣を手にし、すごくカッコいい必殺技を放っては画面全体をキラキラのエフェクトで埋め尽くしていた。その雄姿は子供たちを熱狂させた。ただ一人、クールぶっているシャマレだけは「おもちゃみたいに安っぽい剣ね」なんてうそぶいていたけれど。\nバブルは元々、武器にこれといった思い入れはなかった。特に剣は軽くて脆そうで、大きなハンマーや斧のような頑丈な武器にはきっと敵わないと思っていた。\nしかしある日、一緒にアニメを見た友達がみんなの前で剣を取り出した時、彼女はいても立ってもいられなくなった。\nその剣はアニメに出てきたものとそっくりだった!あのエフェクト、あのボタン。剣を高く掲げ必殺技をカッコよく叫ぶ友達の姿が目に焼き付いた。\nバブルの心には独占欲がふつふつと湧き上がっていた。\n他人から物を奪ってはいけない。バブルはその決まりをよく理解していたが、ではどうすればあの剣を手に入れられるのかはわからなかった。\n買えばいいのかな?どうやって?誰から?いくらで?彼女はこの鉄の船の中にいくつ部屋があるのかすら知らない。これはカジミエーシュから運ばれてきたものだから今はもう買えないと、友達からそう言われてしまってはもう彼女にできることはなかった。\nこのバブルが欲しがっている物が手に入らないなんて!バブルの心でそんな考えが膨れ上がっていったが、現実は変わらなかった。彼女にできることはなく、おもちゃの剣を手に入れたいならば、他人から奪うしかない。しかし最近学んだ決まりと育まれた道徳が、おもちゃを奪ってしまいたいという彼女の衝動を抑え込んだ。\nだからバブルにできたのは我慢することと、大声を出したり八つ当たりをしたりして不満を発散することだけだった。時には暴れ疲れた末に宿舎に引きこもり、部族のトーテムを抱きしめて一人泣いたりもした。\n無力感がバブルの体に重くのしかかっていった。\n\nモルテはその感情を味わい、シャマレにも分け与えた。\n事のあらましを理解したシャマレは、医療部の心理カウンセラーを訪れた。ほどなくして、人事部から一通の手紙がサルゴンへと送られることになった。\n\n今日は年に一度の、バブルの「パパに会える日」である。彼女の父は毎年一度、彼女に会いに来ると約束をしていた。この日は誕生日を除けば一年の中で最も重要な日だった。バブルは空元気を振り絞って笑顔を作り、父に会った。しかし父の顔を見た瞬間に苦しさがすべて涙となって溢れ出し、彼女は何も言えないまま、ただ父の懐に飛び込んで泣き続けた。\nやがて彼女は泣き止み、父の懐から跳び下りてソファーに座った。すると父はリュックから一振りのおもちゃの剣を取り出した。\nその瞬間、バブルは両目を星のようにキラキラと輝かせたのだった。", 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"三日\n今日の龍門は快晴。ソラと一緒に街に出かけた。行きつけの装備店を通ったら、店ん中で合金パーツパックが売られとって、思わず衝動買いしてもうた。うぅ……財布に大痛手や、しんどいわぁ。\n七日\n一日中かんかん照りで、暑くて死にそうやった。でも一番気に入っとる露店がお菓子の新しい味を出しとったから、炎天下に一時間半も並んでもうた。晒しとったお腹が日焼けで真っ赤っかや。ソラがくれた薬を塗ったらだいぶ効いて、寝る前には痛みも引いたわ。\n十日\n天気は曇り。傘を新しく仕入れたら、貯金が尽きてもうた。来月はカップ麺で乗り切らなアカンな。日頃から貯金しとくべきってわかっとるのに、なんでちっとも節約してへんねん過去のウチは。\n十七日\n天気は曇り。スペアリブ煮込み味のカップ麺はうまいな。丸々一週間食い続けても飽きひんわ!\n二十日\n晴れ時々曇り。スペアリブ煮込み味のカップ麺はもう食い終わってもうて、ネギの卵炒め味しか残っとらんわ。まあ、我慢すればぼちぼちいける。\n二十三日\nカップ麺も全部食い終わってもうた……一つも残っとらん。テキサスはんがクッキーを分けてくれたんやけど、腹ペコのウチにはあの時のテキサスはんが光り輝いて見えたわぁ。\n二十四日\n嵐が来よった!!朝のうちは日差しがギラギラ照りつけとって、ウチの露店の前を通る人たちは、傘なんて誰も見向きもせんまま通り過ぎとったのにな。急に雨雲が垂れこめたかと思うたら、雨宿りをする暇もなくみんなずぶ濡れになってもうて、ウチの傘もあっという間に完売御礼やわ!よっしゃ!\n今回の儲けはデカいし貴重やな。銀行に預けて、コツコツ計画的に使わなアカン。もしかしたらこれはいい機会なのかもしれへん。ウチのずっと前からの夢――龍門に自分の雑貨店を持つって計画に取り掛かり始めるのに。\n龍門の法外な土地の値段に比べたら、この程度の預金は取るに足らんのかもしれへん。けどうちが思うに、これは悪くないスタートなんちゃうやろか。\n三十一日\nウチの一番好きなブランドが新しいミリタリーブーツを出しよった。こんなはずやなかったんや。一時の衝動は永遠の後悔しか生まへん。これは……一晩かけてじっくりと自分の行動を反省すべきかもしれへんな。欲望に流されるなんて自分にガッカリやし、情けなくなってまうわ……\n一日\nいやぁ、最新のミリタリーブーツの履き心地は最高やな!財布は薄くなってもうたけど、値段だけの価値はあったわ。後悔なんてあらへんあらへん!", 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"カジミエーシュ。かつての彼ならば通りを埋め尽くすネオンに少し委縮してしまっていたかもしれない。しかし今の彼は自身が背負う責任をはっきりと理解していた。その日、交渉を成功裏に終えてからガラスの門を出ると、消えることのないビルの灯りが彼の影を長く伸ばした。バイソンはそれを見てようやく、もう深夜なのだと知った。\nラテラーノ。街角の建物が彼の頭上でいきなり倒壊した。バイソンは驚愕の中で、頭に直撃する寸前のスイーツをキャッチした。荘厳な教会が日差しの下で放つ輝きにしばし心を奪われ、それから扉を開ければ中では多くのトランスポーターが集まっていた。\nクルビア。休むことを知らない開拓都市は彼に人間の生命力への深い敬意を抱かせ、数々の最先端技術は彼により慎重な契約条項の検討と言葉選びを行わせた。向かい側に何名もの上層部の人間が並ぶ中、バイソンはそのテーブルの前に一人で座った。\nサーミ。彼は少しの間だけ氷原に踏み入れてみたが、残念ながら少年の気概は自然の力に打ち勝つことはできなかった。バイソンが小屋の中で毛布にくるまりながら白湯をすすっていると、外からゆったりとした歌声が響いてきた。彼は窓にもたれかかり、その歌詞のおおまかな意味を胸に刻み込んでいった。\nシラクーザ。砂漠の風砂に地図を引きちぎられ、バイソンは色とりどりの灯りだけを頼りに目的地のバーへとたどり着いた。戸を開けると、中にいた三人のループスは静まり返った。彼は布で隠された銃器が放つ冷たい光を無視し、冷静に荷物と情報を受け渡した。\n炎国。慣れ親しんだ場所まで帰ってきた。ドアを開けて中に入れば、変わらぬお祭り騒ぎがそこにあった。バイソンは以前、おびただしい数のキャンディーが空から降ってきた時の驚きを思い出した。今、彼は目の前に広がる混沌を眺めながら、赤髪の先輩が差し出してきた盾を受け取ろうとしていた。変わり果てた姿のその盾は、かろうじて彼の父がデザインした時の面影を残していた。\nこれまでの旅路で培った精神力で彼はどうにか平静さを保っていたが、その脳裏にはこの大地で見てきた様々な情景が一瞬でよぎっていった。「配達中にアクシデントがあって、咄嗟にその盾で防いだ。改造はそのお礼だよ」といった説明が音楽の隙間を縫って行われた。\nバイソンは元は父からの贈り物だったそれを受け取ると、音楽とアップルパイの香りに包まれながらバーの裏手に回り、手紙をしたため始めた。\n宛名、時候の挨拶に続いて本文では父と母の体の具合を尋ね、直近の仕事の状況を記した。ふと顔を上げれば、入り口にいたマフィアの用心棒へシャンパンがぶちまけられるのが見えた。バイソンは素早く手紙を懐にしまい、盾を持ち上げた。\nもしもいつか一人前になったら……改造された盾のゴテゴテとしたモジュールの使い道で悩みながら、バイソンは同時にこう思わずにはいられなかった――ここをまともな企業として一ヶ月間は平和に運営してみせるんだ!と。\n……いや、もう少し大きく出よう。一年間だ!", 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"「みんなはお前のことをスパイだとか裏切り者だとか言うけど、俺は信じないぞ!」\n「俺たちは最高のパートナーで、これは何かの間違いだ!そうだよな!?」\n「本当なのか!?本当にお前は俺たちを裏切ったっていうのか!?」\n「なぜだ!理由も分からないままでは、俺は納得しないからな!」\n「自分は潔白だと一言いってくれるだけでいい、それだけで俺はお前を信じられる!」\n「お前は俺を助けてくれたじゃないか。あの時からずっと、お前は俺の恩人だった……」\n「もう忘れちまったっていうのか?」\n「けどな、俺にとっては変わらぬ真実だ……たとえ命令だとしても、俺はお前とは戦わないぞ!」\n――漫画『戦場の奇兵』第六巻九話より抜粋\n\n元サルゴン兵士の新入りは部屋の隅に座り込んで漫画を読む時、いつもごく静かにしている。\nしかし今日は少し様子が違った。休憩室にいたオペレーターたちが耳にしたのは、堪え切れなかったようなはっきりとしたすすり泣きである。休憩室の隅のソファの上、一冊の漫画を手にヘビーレインが涙を流しているの気づき、その場の全員が驚いた。\nその異常事態について、すぐに様々な意見が交わされた。\n\n「あの漫画、泣くようなところあったっけ?」\n「わからん。あのシリーズは駄作だと思ってたけど。」\n「じゃあどうして……」\n「本人に直接聞いてみたらいいんじゃないか?」\n「待て待て、もし触れて欲しくないことだったらどうするんだよ!」\n「じゃあどうするんだ?」\n「俺にアイデアがある。」\n\n騒ぎに自分の漫画鑑賞を邪魔されたからか、ヘビーレインにその漫画を貸した張本人であるスポットがあくびをしながら立ち上がった。そして涙を流し続けているヘビーレインの元へ行くと、その肩をポンポンと叩いた。\n「その漫画な――」スポットはゆっくりと言った。\n「主人公が最終的に盾一つで大砲を受け止める超人になるから、主人公サイドのキャラはみんな生き残る。裏切り者の仲間も実は重要な任務を負った二重スパイで、敵は全員そいつに説得されて投降するんだ。」\nスポットは淡々と続ける。「あんたが持ってるその巻からストーリーがめちゃくちゃになるから、その先はいまいちだぞ。」\n\nヘビーレインのすすり泣きが止まった。彼女の顔は、ネタバレを聞いた後の微妙な心境からくる無表情だった。\n「じゃあつまり……主人公はみんなを守り抜いて、裏切り者はいない……ってことですか?」\nヘビーレインはゆっくりと漫画を閉じた。\n確かにありきたりな結末だ。適当に取ってつけたような展開で、聞いた直後は盾で殴られたような頭痛がした。\n\nでも……\n漫画なんだから、ハッピーエンドで何が悪いというのだろう?\nそれに盾一つで大砲を防ぐというのは――す、少しだけカッコいいし。", 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"ヒゲの少し白くなったエンジニアオペレーターが、私のオーダーしたアーツユニットセットを手渡してくれた。オーダー通りの外観だ。余計な装飾のない素朴な金属ケース、表面が鏡のように磨き上げられた短杖と、完全な球形をした銀色のリザーブユニット。完成したばかりの源石機器からは溶剤のにおいがした。\n私がケースの中から杖を取り出せば、リザーブユニットが静かに浮かび上がる。それは杖の動きに呼応し、私の手のひらから数十センチ離れた中空で安定した軌道を描き出した。\nリザーブユニットに命を下すと、合金製の的に描かれた赤い円は着弾の衝撃で凹んでしまった。文句なしのエネルギー変換効率だ。\n私とエンジニアオペレーターは目を見合わせる。これは紛れもない傑作だと、二人とも確信を得ていた。\n\n数ヶ月後、私が彼と再び会った時、私の手には古い杖が、ポケットには源石ダイスがあった。\n「古い物ほどよく馴染む、ですか。」彼はそう言った。\n私は肩をすくめる他なかった。\n「どうしてまた古い装備に戻されたのか、理由はお聞きできますか?」彼の目はゴーグルの裏で鋭い光を放っている。「見た目が気に入らなかった、でも構いません。これはエンジニア部のアフターサービスだと思っていただければ結構ですので。」\n「理由は……音だ。」\n「音ですか?」\n私は意を決して短杖を取り出し、軽く振ってみせた。その杖の先端が空気を掻き分けて発する音は、風を切る音ではなく、音楽の音色である。\n「あなたから依頼を受けた後、私もその杖を調べてみました。その杖が発生させる空気の振動周波数は確かに超常的です。しかし不思議ではあっても、アーツの発動にはなんら寄与していません。利益も、障害もです。」\n「それは認めよう。だがこれは私の個人的な――」\nそう、個人的な事情だ。\n私が新しい杖をオーダーしたのは、まさにこの忌々しい音楽を遠ざけるためだった。この音色はかつてアフターグローホールの前に鳴り響いた不思議な旋律と全く同じだ。昼間に古い杖を振れば、夜には必ず同じ夢を見る。あの時の光景と、あの時の旋律を。\n新しい杖は私の夢から音色を失わせることには成功した。しかしあの光景は未だに私の目の前に現れる。音のない足掻きは一層惨たらしく、音のない死闘は一層恐ろしい。\n再び古い杖を持ち始めて、ようやく気付いた。あの悪夢は既に私の人生を頭から爪先まで貫いており、忘れようとする試みは全て徒労なのだと。\n私は逃れられず、和解することもできない。私にできるのはそれが私の一部であることを認め、生涯戦い続けることだけだ。\n新しい杖をオーダーし、そしてその杖を手放したのとまさに同じように。\nウルティカ伯爵ならば背を向けて逃げ出し、戸惑いと怒りを他人に押し付けることができた。だがエーベンホルツにはそれはできない。\nそしてエーベンホルツにはあの自らを高貴だと思い込む愚かな人々を一喝することはできるだろう。しかし自分が機嫌を損ねてしまった工匠を前にして、失礼な態度を取る権利は果たしてあるのだろうか?\n答えは明白だった。\n再び相手を怒らせるだけかもしれないと不安になりながら、私はどうにか咳払いを一つした。\n「長く込み入った話になってしまうが……お聞きになりたいのであれば、全てをお話ししよう。」", 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"あの荒野を往く巨大な物体は一体何なんだ?いくら考えても答えが得られることはなく、ズゥママは三日三晩うまく寝付けなかった。\nガヴィルはズゥママの目を囲う厚いクマを見て気遣う言葉をかけながら、同時にいつも通りに容赦のない一撃も見舞った。ズゥママは地面に倒れこんだが、今日は急いで立ち上がることはしなかった。\n「ズールザックじいやが、あれは移動都市だと言っていた。では移動都市とはなんだ?」ズゥママは青空を仰ぎながら、三日間悩み続けていた疑問を友人に投げかけた。これほど思い悩むのはズゥママにとって初めてのことだった。樹の上に見たこともないキノコが生えていた時でさえ、一日半の間考え込んだだけだった。\n「理由も所以も、自ずから道理があるもんだ。」――ガヴィルは自分ではウィットに富んでいると思っている返しをした。ズールザックから聞いたことわざである。ガヴィルが腕を振り回す。「ズゥママ、休憩はもう十分だろ?続きをやろうぜ!」\nズゥママはふいに退屈を覚えた。起き上がった彼女は、移動都市が通り過ぎていった場所へと向かった。移動都市の輪郭はまだおぼろげながら見えたが、目の届く距離というのは脚の届く距離よりも遥かに長いものだ。子供の足で前進する機械に追い付けるはずもない。夕日が沈むまで、ズゥママは自分と移動都市との間の距離が僅かたりとも縮まらないことを確かめ続けた。\n少し気落ちした彼女が地面にへたり込むと、何か違和感を覚えた。お尻の下を探ってみれば、そこにあったのは怪しげな金属の輪だった。部族で最も知識の豊富な男がこれと同じような物を持っているのを、ズゥママは見たことがあった。名前は確か「ナット」だったか?それとも「キャット」だったか?\nズゥママはそれをポケットにしまった。もしかしたらそれは移動都市から落下したのではなく、そそっかしい旅人の落とし物だったのかもしれない。しかしズゥママははこの時、それをとても気に入っていた。\n彼女はこうした鉄屑や怪しげなパーツを集め始め、手当たり次第に組み合わせていった。初めは紐でくくりつけ、次に接着剤でくっつけていたが、ある日、通りがかったキャラバンから溶接というもののやり方を聞いた。\nそしてある日、ついに奇妙なおもちゃがズゥママの手で誕生した。ガヴィルとトミミはそれを「醜い」と評したが、ズゥママはとても気に入った。\nズゥママはそれを手に、以前移動都市が通る様子を眺めた場所を再び訪れた。あの移動都市はとうに見えなくなっていたが、あれが移動する時に伴う振動はまだ感じられるような気がした。\n一人の奇妙なリーベリが突然ズゥママの前に現れて言った。「お前さん、何を考えておるのじゃ?」\nズゥママは小さな醜い骨組みを、痛いほど強く握りしめて答えた。\n「私は、これを動かしてみたい。」", 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"流砂は頭上で渦を巻き、光は目に入るあらゆる物事に疑念を生じさせる。\n声が彼女を呼んでいる。魂が彼女の肌をめくり上げ、そうして初めて、彼女は自分が疲れ切っていたことに気付いた。\n彼女は果てしなき大地を目にした。それは生命を育んでいる。\n何かが彼女の手を固く握りしめているのを感じる。彼女は振り返り、曖昧な記憶の中から自分の名前を探した。\nケルシー。\n彼女は自分が使命を抱いてこの文明の廃墟に生まれたことは知っていたが、自らの行く末は知らず、またそれを知る者も存在しなかった。\n食事や睡眠からは逃れることができないように、その使命から逃れて生きることなど、彼女には到底不可能だった。\n彼女は遺塵の上に踏み出して、何万年も積み重ねてきた記憶と知識を慎重に整理していく。\n廃墟から興る新たな国家を見て、その廃墟と化した王権はかつて自身が捨て去った成果の一つであることを思い出した。\n凄惨な戦場に掲げられた真新しい旗を見て、争い合う両者はかつて共通の敵に立ち向かうべく手を取り合っていたことを思い出した。\n森を眺めれば砂漠を、高山を望めば湖沼を思い出し――時間という名の大河を歩む。\n足を止め石を拾い上げれば、激しい時の流れは彼女の身体で分かたれて、その先へと流れていく。\nしかし彼女は変わらない。彼女に過去はなく、未来もない。\nしばしの時間をかけてようやく思考の整理を終える。\n彼女は前回迎えた死を思い出した。\n流れていった歳月は、生命の形に変化を生じさせるには十分であった。\nしかし、死がこれほど早く訪れるとは予想しておらず、ゆえに今まさに変化しつつある物事も存在しているようだった。\n生命はその野性に従って繫栄し、大地は目まぐるしく変化する。\n人造の機械が轟音とともに駆動して、源石エネルギーの輝きが物陰までもを照らし出す。\n人々は暗がりでもがきながら光を目指し、光に照らされれば暗闇を軽んじる――幾度となく繰り返してきたことだ。\n彼女の表情は移動都市が巻き上げる砂埃に隠されていたが、その実、彼女は不安を感じていた。\n星々を偽りの空の裏側へと隠すかの意志は、地表の興亡を今もなお注視し続けているのだろうか?\nテラの人類がその手で築き上げてきた文明を冷たい虚空へと送り出し、数えきれないほど失われてきた生命たちへと仲間入りを果たすまで、あとどれだけの時間があるのだろうか?\n残された時間は多くはない。ケルシーはそう自らを戒めて、これまであまりにも膨大な時間を浪費してきたことに自責の念を覚えた。\n彼女はほとんどの時間を、テラが自ら辿ろうとする破滅の運命を避けさせるため、彼らが安全なほうへ舵を切るよう導くために使ってきた。\nそれだけで彼女はすでに、身も心も憔悴しきっていた。\n彼女は全知全能の生命などでは決してない。\nだがそれでも、世界のすべてへ手を差し伸べることを自らに課し続けていた。\n彼女の抱える使命が公正であったことなどなかった。\n急がねば。手段を選んではいられない。\n彼女は破壊されたカズデルに視線を向ける。\n魔王の伝説に触れるのはこれが初めてではない。\nその古の力を再び手にし、利用することを考えたのは長い年月の中で一度や二度ではなかった。\n彼女はティカズに関する記憶を無理矢理頭の奥にしまい込む。\n源石がまだ生命を今の形に作り変えていなかった時代を懐かしんだりしないように。\nとうに失われた一つの可能性に、思いを馳せたりしないように。\nあるいは……今度こそ、決断を下す時が来たのかもしれない。\n…………\n……\n「ケルシー。これが……あなたが前回歩んだ旅路なのね。」\n「実際には、君が見たものよりさらに果てしなく、何千何万倍も長いものだがな。テレジア。」\n「それでも私は今、初めてあなたを――私の敵を、理解できたのかもしれないわ。」\n「……同感だ、サルカズの王よ。」", 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"それは不安になるほど静かな真夜中のことだった。邸宅に灯りは点されておらず、月明かりだけがひっそりと窓から差し込んでいた。\n聡明な少女は薄闇の中を、母親を乗せた分娩台まで案内された。\nその少女はまだ幼い身ながらも既に厳格な指導を受け始めており、剣と鞘を授かっていた。子は親の美徳を当然受け継いでいるものであり、血脈には力と知恵が刻み込まれている――聴罪師たちはそうした理念を信奉していた。\n少女は自らの母親をじっと見つめた。白髪のサルカズの女性は両目を閉じて仰向けに寝かされている。その寝姿は静かで美しく、壁に投げかけられる影は慈悲深い山々のようだった。\n彼女の身体の下にいる赤子もまた月明かりを浴びている。壁の上で引き伸ばされた赤子の影は、まるで怪物のように見えた。新たに産み落とされたその命は脆弱で無力だったが、普通の赤子のように本能的に泣き出すことはなかった。赤子が光を知らないその両目を開くと、月の光は雲によって遮られ、母親の腕はベッドの端から滑り落ちた。壁にいた影の怪物が、光とともに消え失せる。\n少女は目の前で繰り広げられる生命の継承を、じっと見守っていた。\n生命が消えゆく様をその目で見届けるのは、少女にとって初めてではない。少し前に彼女の父親が亡くなっていたからだ。そして今、再びの一つの生命の終焉と、一つの新たな生命の誕生を目の当たりにしている。生命の消滅と消失、生命の受胎と新生。そのすべてが、細部に至るまで少女の眼前に顕現する。しかし彼女のアーツは……聴罪師に属するアーツは、彼女の予想に反して何の感応も見せず、指先に収束することもなかった。\nどうして?\n少女は困惑した。\n「生命」とは父が時折口にしていた概念である。それは聴罪師たちがその手に握る得物であると同時に、自らの頭で悟り、理解せねばならないと言い聞かされてきたものである。しかしその父の死の記憶はまるで薄いベールのようで、まるで厚さも重さも感じられなかった。母の死は、まるで一瞬ですべての生命力が奪われたように、突然であっけないものだった。そしてその静寂の中で、彼女の弟はひっそりと命を授かった。\n生命とは一体何なのだろう?\n彼女が感じたものは一体何なのだろう?\n一族という枠組みの中に同じ長い白髪を持つ父と母がいて、その父と母によく似た自分がいて、そして産声も上げない弟が新たに生まれた。それらの生命の間に何か共通点はあるのだろうか?\n「我々の生命はいずれ、より気高い形で一体となる。」父は息を引き取る前、少女にそう告げた。\nそれは決して崇高な理念ではないのだろうと、少女は直感していた。\n生命は今も、最も純粋な血脈を有するこの一族の中を流れ続けている。その瞬間、彼女は何かが彼女の元に戻ってきたと感じた……あるいは、その何かは一度として彼女の傍を離れたことがないのかもしれなかった。", 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"日暮れはまだ訪れていなかったが、教室の窓から太陽は既に見えなくなっていた。\n薄暗い茜色は吹き荒ぶ強風によって地平線から追い出された。濁った空気に遮られた太陽はぼやけた黄色の輪っかとなり、周囲の空を濃いオレンジに染めることしかしていない。\nトゥイエは熱く乾いた空気に息苦しさを覚え、襟元を引っ張る。彼女は窓の外、天地を覆い尽くすような砂埃をじっと眺めながら、授業が終わった後のことを考えていた。\n強風は絶え間なく吹きつけ、そこに混じった砂粒が窓を打つものだから、パラパラとやかましい音は鳴り止まなかった。長いひげを蓄えた教授はやむを得ず講義を中断し、音が止むのを待つことにした。\nおさまらぬ砂嵐の中、無残にも崩れ落ちた土塀の下で、一株のサジーがぐらぐらと揺れていることにトゥイエは気が付いた。まばらに生えた枝の先端には、まだ若く弱々しい蕾が一つ残っており、しかし今にも強風で引きちぎられそうになっていた。\n「チッ……」トゥイエは教科書を閉じて鞄にしまうと、身をかがめて教室後ろの扉から抜け出そうと試みた。\n「どうやらもう十分に勉強したつもりのようですね、トゥイエさん?」\n「え!?」\nトゥイエが顔を上げると、教壇の上の教授は腕組みをし、険しい顔つきでこちらを見ていた。\n「トゥイエさん、先ほど私は何の話をしていましたか?正しく答えられたら、単位の没収は見逃してあげましょう。」教授はそう言ってひげを撫でた。\n「排水弁に必要な差圧の不足によって引き起こされる凝縮器の蒸気漏れについて、だろ。」\n「私はまだそこまで授業を進めていませんよ、トゥイエさん。」\n「この後すぐに説明しようとしてただろ?」トゥイエは眉と口の端の両方を吊り上げてみせた。\n手に負えない学生を前に教授はため息をこぼし、渋々と返事をした。\n「いいでしょう、さっさと行きなさい。ここにいられても、講義の妨げになるだけですしね。」\n「じゃあ私の単位は?」\n「はぁ、今回に限ってだけは認めるとしましょう。次はありませんよ。」\n教授は咳払いをして講義を続けようとしたが、トゥイエが次に吐いた減らず口を聞いて思わずひげを逆立てた。\n「正直、没収されたって別に構わないんだけどな。もうとっくに十分な単位は取ってるし。」\n言い終わらないうちにトゥイエは鞄をひっつかみ、教室を飛び出した。残されたのはゆっくりと閉じていくドアと、耳をつんざくような金切り声だった。\n「この不良!戻ってきなさい!」\n教室内からの教授の怒鳴り声と駆けていくトゥイエの笑い声は重なり合って廊下に響き、やがてまた静寂が訪れた。\nそれから何年も経ったが、学生時代を思い出すたびにトゥイエはいつもにやけてしまう。今でもその教授とは手紙のやり取りをずっと続けている。手紙を書き終えた後はいつも、背中のバッグから冷却凝縮式集水装置を取り外して、中の水を窓辺に置いた植木鉢に注ぐ。そこに植えられているのは美しく健やかに育った、一株のサジーだ。", "typeIcon": "phy-x", "typeName1": "PHY", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_402_tuye", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_tuye_1", "uniequip_002_tuye_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30064", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31054", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31044", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": "GOLD" } 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"学業を修め、正式に職務に就いたその日、フォリニックは水色のネッカチーフを手に取った。医療用手袋に近い色合いのそれを選ぶ時、ためらいはなかった。服装を丁寧にコーディネートし、鏡の前で三度身だしなみを確認すると、資料と道具を持って、彼女はロドス医療部内の自分の持ち場へと向かった。\nその日は特に何事もない一日だった。自分の席につき、アントや他の同僚たちと顔を合わせ、今後のスケジュールを立て、会議に参加し、昼食を取った。それから様々な手続きを済ませ、これから使うことになる実験室を確認し、夕食を取り、ケルシー先生と言葉を交わし、図書室で読書をした。このようにして一日は過ぎていった。\nしかしケルシー先生の些細な仕草が、フォリニックの心に引っかかった。自分の方を見るたびに、先生がネッカチーフをちらりと気にしているように思えたのだ。その日一日で先生には何度か会ったが、彼女はほとんど毎回そうした素振りを見せていた。自分の着方が変なために、先生は迂遠なやり方でその事実を伝えようとしているのではとフォリニックが思ってしまったほどだ。しかし宿舎に戻って鏡の前に立ってみても、ネッカチーフは変わらずきちんと胸の前で結ばれていた。\nそもそも何か問題があったなら、ケルシー先生はその場で指摘してくれるはず。フォリニックはそう思い、ネッカチーフを外し、もう一度結び直した。\nなら、先生は一体何が気になったのだろうか?\nフォリニックは悩みながら再びネッカチーフを外す。母が教えてくれた結び方を思い出す。その記憶を辿るように、ゆっくりとした仕草でもう一度結び――\n不意に、口を押えようとする暇もなく、激しい嗚咽がこみ上げてきた。フォリニックは自制的な人物だったが、今はとても自分を抑えられそうになかった。\n声を押し殺そうと歯を食いしばっても、激情が喉を詰まらせるばかりで、結局より激しく涙を流す他なかった。\nまっすぐに立っていることすらできず、机の角に縋る手も長くは持たなかった。ほどなくして彼女は床に倒れこみ、どうすることもできずただ身体を丸めた。\n思考が、理性が、何の役に立つというのだろう?\n痛みと涙、彼女に残されているのはそれだけだ。\nその苦しみは一晩で取り除けるようなものではなかった。\n忘れ去りたいと願ったとしても、肉親を失ったこの永遠にも思える悲しみを消し去るのに、一体どれほどの時間が必要なのだろう?\n……\n次の日の朝、フォリニックは冷たい床の上で目覚めた。彼女は目をこすってから、浴室で冷たいシャワーを浴びた。冷水が背中を打っている間に考えていたのは、自分の仕事をもっと増やせないだろうかということだった。\n出かける時、彼女が選んだのは真っ黒なネッカチーフだった。", 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"【血液センターのサンプル採取問題に関する医療部オペレーターとの質疑応答記録】\nロドスのメディカルチェックは、その過程の細部に至るまで本人に公開されています。受検者の要望によっての検査項目の増減も可能ですし、すべての手続き及びプロセスは完全にオープンであり、そこには如何なる欺瞞も存在しません。\n患者の情報は厳格なセキュリティにって守られ、現在に至るまで我々が設立した血液センターから血液サンプルが失われたことは一度としてないんです。そうです、一度としてです。\nそれらのサンプルが安全な監視下に置かれていること、疾病の治療という目的でのみ使用されること、ともにロドスの名において保証します……え?血液センターの管理人ですか?\nおほん、血液センターを管理されているのは、ロドスの古参メンバーの一人であるワルファリン先生ですとも。\nブラッドブルードが目を光らせている以上、ほんの一滴であっても血液を盗み出せる者などいないでしょう。管理人がワルファリン先生であるからこそ、ロドスの血液センターは外敵からの如何なる脅威に晒されることはないと、我々は自信を持って断言できるのです。\n\n【ワルファリンの日記より抜粋】\n今日、新人オペレーターたちの採血分析が終了した。この頃やたらと新人が多くないか?フェリーン、ペッロー、リーベリ、そしてサルカズ……数多くの新人にその何倍もの回数の採血をしたものだから、最初は食欲をそそっていたはずの匂いで、最後には胸やけを起こしてしまったわ。\nケルシーは妾の卓越した自制心を褒めて然るべきであろう。節操なく暴れ回る小僧どもはおろか、一族の老いぼれどもですら、こうした忍耐においては妾の足元に及ぶべくもない。\n……まあいい、連中と比べたところで何の意味もない。\nそれより、せっかくロドスにこれだけ多くの人材が集まっているのだ。仕事の合間に少しばかり余分に採血をしても、何の問題もないはず。あのスカジとかいうオペレーターに加えて、スペクターにグレイディーア……このような絶好の機会を逃す手などあろうはずもない!\nそれに、ドクターだ。\nドクターめ。まったく、見ているだけで研究者としての心をくすぐりおる。妙なものだ、あの匂いは一体どこから来ておるのだ?どうして妾はこんなにも強く惹きつけられる?他のブラッドブルードはどんな反応を示す?クロージャは……いや、あいつは参考にならんな。\n妾の見立てが間違っていなければ、ドクターの身体には何か秘密が隠されている。ケルシーならばその秘密を知っているはずだが、奴は話したがらぬし、他人が探るのにもいい顔はせぬだろう。\nおのれ、ケルシーの奴め!真相を明るみに出すチャンスを目の前にぶら下げながら、その探求を禁じるとはどういう了見だ?\nいや、最近はケルシーの監視もそれほど厳しくない。折りを見て試してみてもよいのではないか?\nうむ、少し計画を練ってみるとしよう……", 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"「医療ドローンに防衛モジュールを実装したいって?」\nラボ・ルトラの扉の外で、マゼランがサイレンスを見つめた。果てしない氷原で元気に飛び跳ねるシーボーンを目撃したかのように、その目はまん丸に見開かれている。\n「うん……おかしいかな?」\n「よく考えたら別におかしな話ではないか。そんな要望をされるなんて考えたこともなかったってだけで。ドローンの強化って聞いて、あたしはてっきり治療効率か耐久性を上げたいのかと思ってたよ。」\n「以前の私だったらそう考えていたと思う。」\nマゼランは何も言わなかった。彼女は多くの時間を氷原と向き合って過ごしてきたが、ライン生命の内部で起きたことを何も知らないわけではない。\n「私は最初、ただ研究者になりたかった。源石と生命の関係性を完全に解明して、自分の手で知識の新しい地平を開きたかっただけだった。」\n「でも色々なことを経験して、私はついに一つの事実を無視できなくなった。つまり、研究の方針を変えない限り、私の理念から『人』を排除することは永遠にできないんだ。」\n「新しい仕事を始めるよりも前に、私は一人の医師としての立場から自分の夢と野心を見つめ直さなくちゃならない。私にとって、それが人に対する最も基本的な敬意の表し方だから。」\n「あのドローンたちは昔の私のアイデアの結晶なんだ。」\n二人は図らずも同時にラボの方を見た。中ではメイヤーが必死に知恵を絞っており、迂闊に入っていったら噛みつかれかねない。\n「あたしは医療については門外漢だけど、あのドローンたちは医者の両手の延長としてはもう完璧だと思うけどね。」\n「そうかもしれないけど、段々こう思うようになってきたんだ。一人の医者……それだけじゃまだ足りないんじゃないかって。」\nサイレンスは難しい顔をし、自分の髪をいじる。\n「人は源石よりもずっと複雑だよね。」\n「私たちは源石の活性化の状況を外見からある程度判断できるし、自然現象から天災の発生を予想することも、有効性が証明されている防護手段で感染を防ぐこともできる。」\n「でも一人の人間の見た目から、その人物の内面を判断することはできる?一つの指標が下降傾向を示したとして、それが意味しているのが好転なのか悪化なのかもわからない。クロスボウを構える人を見ても、誰かを守るためなのか、誰かを殺すためなのかもわからない。」\n「いつだって雪原は穏やかそうに見えるもんね。」マゼランはそっと呟いた。\n「そう、いつも雪原は穏やかそうに見えるから。」\n「だからこそその雪原が私たちに牙を剥いた時、守るべき人たちを守るために、もっと強硬な手段が必要だと思ったんだ。」", 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"今まででわかった情報から推測すると、感染者の体表にある源石結晶は活性源石ではないんだろう。先生や先輩たちには何の感染症状も出ていないんだから。つまり感染者との日常的な接触や、彼らへの治療行為によって、感染が引き起こされることはなさそうだ。\nそれを踏まえた上で今のところ確かなのは、私は活性源石に接触したことで感染したということだけかな。\nどこで活性源石に接触したかは……この辺りのエリアはもう汚染されているとか?いや、先生や先輩たちが感染していない以上、可能性は高くなさそう。じゃあ、私が感染者の血液に接触したから?こっちの線は濃厚そうだ。\n感染者の体内の血液に活性源石の成分が含まれているのは間違いないはず。後は色んな要因を区別して分析する必要がある。私の傷口に接触したのかどうか、接触時間はどれくらいか、接触した血液の鮮度はどの程度か?\n仮に接触部に傷口があり、新鮮な血液が接触し、比較的長時間の接触で感染が起きるものだとする。じゃあ流れてからしばらく経った後の血液が、傷口に比較的長時間の接触をした場合は感染するのかな?これの検証ができれば、感染者の血中の源石活性が時間の経過で失われるのかどうかが確かめられる。じゃあ傷口がなくて、新鮮な血液に長時間触れたら?それと、鮮度の低い血液が傷口ではないところに、長時間接触した場合は……\n残念ながら自分がいつどうやって感染したのか、細かい状況はほとんど思い出せない。最近はあまりに忙しかったから……\nでも自分の体の源石結晶に気づく前に、発熱とか眩暈とかの症状が出ていたのは覚えている。そうだ、あの時は過労のせいで調子を崩してしまっただけだとばかり思っていたけど、今考えるとあれも鉱石病感染での初期症状の一環だったんだ。私が診察した患者さんの中にも、自分の症状をそういう風に説明する人は多かったし。\nそれと、ここ最近で治療をした感染者の方たちを思い返す限り、私の症状は比較的軽症な気がする。もっと踏み込んだ検査をしてみないことには、はっきりしたことは何もわからないけど。\n今いえることはこのくらいかな。また何か思いついたことがあったら、その都度付け加えていこう。\n先生や先輩たちはここに残って彼らの仕事を続けるらしい。残された私にできることは、感染者としての実際の体験を医者の視点から伝えることだけ。今は鉱石病の専門的な治療と研究を行う医療機関を探している。この未だに解明されない疾病の対処を、私たちみたいなボランティアに頼っているだけでは、効果的な治療効果を得るのは難しい。私のケースみたいに、かえって感染者が増えてしまうことにもなりかねない。さらに専門的で、より深く踏み込んだ研究を実施しなければ、この疾病に対抗することはできないだろう。\nけどそんな機関、どこかにあるんだろうか?\n――鉱石病と診断された後のススーロの日記より", 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"一部オペレーター間に出回っている治療を受ける際の指南書:\n……が担当だったのならば、君は運がいい。彼は君のことを優しく治療してくれるだろう。\nしかしもしも君の主治医がガヴィルだったのならば、アドバイスは一つだけだ。小賢しいことは考えず、黙って彼女の言うことを聞きなさい。ガヴィルの治療を経験済みの人ならば、私の言っている意味がわかるはずだ。\nしかしこの指南書は初々しく可愛らしい新人諸君に経験と教訓を伝えるためのものであるから、もう少し詳細を記載しておこう。以下の内容によく目を通しておくことをおすすめする。\nまず初めに、君がどんな噂を耳にしていても、怖がる必要はない。ガヴィルは医師の資格を持つ歴としたプロフェッショナルで、その医療技術はロドスの皆からも評価されている。仮に彼女が君を治療してやるといいながら危険そうな工具(ハンマー、ドリル、インパクトドライバー、その他諸々)を持って接近してきたとしても、その場でおとなしくしていた方がいい。彼女は本当に君の傷を治療するためにやってきた可能性が高いからだ。もちろん、ただ単に敵から奪ってきたばかりの「おもちゃ」を自慢しに来ただけという可能性も否定はできない。その場合は適度に彼女への尊敬の念をアピールすると効果的だが、くれぐれもやりすぎないように。さもなくば痛い目を見ることになる。\n次に、治療においての彼女の指示には100パーセント従うこと。たとえ苦い薬を飲まされようと文句を言ってはいけない。それは君のためを思ってのことなのだから。ガヴィルから厳格な食事制限を下された時は、絶対に盗み食いが見つからないという珍妙なアーツを君が持っていない限りは、遵守すべきだろう。彼女は患者に対してきちんと責任を負う立派な医者であるから、医者の指示に背いたことが彼女に知れれば深刻な結果を招くことになる。その際に発生するクレームの一切を、ロドス医療部は受け付けていない。\n最後に、君が戦場で負傷して応急処置が必要になった時は、なるべく早くガヴィルの元を訪れること。彼女の携帯する麻酔薬が底をついてしまっていた場合、彼女は「ナチュラル麻酔術」と呼ばれる非常にユニークな技術を用いて君に術前の準備を執り行うことになる。医療部の評価によれば、患者の治療体験がよりひどいものになる以外はその技術の安全性にさしあたり問題はないそうだ。\nかつてその技術を体験した被害者である筆者の責任として、補足しておこう。あれは「よりひどい」なんて一言で言い表せるものでは決してない。", 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"「かなりの量の薬草を持っているようだが、すべて君が自分で採取したものか?」\n「はい。薬草があればハルモニーを助けられると思って。でも作った薬は痛み止めにもならなくて、結局わたしは彼女に何もしてあげられませんでした……ハルモニーが今生きていてくれるのは、ロドスのオペレーターさんたちがわたしたちを見つけてくださったお陰です。」\n椅子に座ったフェリーンは、目の前のヴァルポを静かに見つめていた。\n「わたしは本当に役立たずです……ハルモニーが鉱石病に感染したのはわたしのせいなのに、苦しみを和らげてあげることすらできないなんて……」\n「そうとは限らないさ。」\n「ありがとうございます。でも慰めていただく必要は――」\n「慰めを口にしたつもりはない。ところで君はこの薬草をハルモニーに服用させる際、どうしていたんだ?未加工でというわけではないだろう?」\n「はい、一応薬草を加工する方法は一通り知っているつもりです……作った薬は何の役にも立たなかったですが。」\n「作ってみてくれ。」\nその言葉を聞いてヴァルポは涙目になったが、フェリーンは取り合わなかった。\n「今ここでその薬を作ってみてくれ。作業環境が不足しているなら、ロドスの薬品実験室を使っても構わない。」\n「い、いえ、ここで大丈夫です。」\n\nヴァルポは鼻をすすって、携帯している製薬道具で作業に取り掛かった。道具を扱う手つきは習熟していた。\n薬草を乾かし、刻み、すり潰し、浸し、濾過する。\nほんの十数分で、薬草は試験管の中できらめく液体へと変貌していた。ヴァルポの動きはまるで精密機械のようだった。\n「試験管内の浸出液を観察してみてくれ。どんな色をしている?」\n「きれいな緑色です。」\n「君が作った薬品はいつもそれと同じ色をしていたか?」\n「そうだと思いますが……はっきりは覚えてないです。ハルモニーの容体は深刻で、わたしはずっと焦っていて、薬も一度にたくさん作る必要があって……薬品の色を気にする余裕はありませんでした」\n「そうか。ではもう一度作ってみてくれ。」\nほどなくして二本目の試験管も同じ色をした浸出液で満たされた。\n「続けてくれ。君の前にある試験管のすべてが同じ薬液で満たされるまでだ。」\n意図の読めない指示はヴァルポを困惑させた。しかしロドスへの感謝の思いが疑念を押しとどめさせ、彼女は指示に従って忙しなく動き始めた。\n\n夕日は西に傾き始めていた。\nヴァルポにはようやく周囲に目を向ける余裕が生まれ、そして彼女は目の前の光景に愕然とした。\n薬液で満たされた試験管は一列に並べられ、一本一本に製作時刻の書かれたラベルが貼られている。時刻を遡るほど、薬液の色は濃くなっていた。きれいな緑色は徐々に濃緑になっていき、最初の一本は完全に黒く変色してしまっていた。それらの試験管は何かを、重々しく伝えてくるようだった。\nフェリーンは立ち上がった。\n「人は薬剤を用いて他者の生命を引き伸ばそうと試みる。そのような努力はいずれも賞賛に値する。しかし多くの場合において薬剤の命は人のそれよりも短いという事実は、往々にして失念されてしまう。」\n「命の儚さを忘れないでくれ。それさえ忘れなければ、ロドス医療部の扉は君のために開かれるだろう。」", 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\n\n持燭人(じしょくにん)が任務で勾呉城辺りを訪れた折、偶然道端でこのような歌を口ずさむ子らを見かけた。含蓄深い詞は難解であり、多くの人の口を経るうちにところどころ誤って伝わっている節もあった。それでも持燭人はそれらの言葉の端に穏やかならざるものを覚え、子らに歌の意味と出所を知っているかと尋ねたが、子らはみな首を横に振った。持燭人は仕方なく、詞を書き留めた後で子らを家に帰した。\n後に、持燭人はその地の役所に直に報告し、治安の管理を強め、前触れのない災害に備えるよう求めた。同年の秋の終わり、その地は水害に見舞われた。その年の収穫は例年の三割にも及ばなかったが、幸いにも役所には予めの備えがあり、隣町からも速やかに食糧を運び込んだことで、大きな騒ぎにはならなかった。そして災害後の再建も滞りなく進んだという。\nこれらの出来事はすべて、司歳台事件簿に記載されているものである。", "typeIcon": "spc-y", "typeName1": "SPC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_2015_dusk", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_dusk_3", "uniequip_003_dusk_4" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { 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"――ほのかに良い香りが漂う一通の手紙。\n封筒には受取人の名前と住所が丁寧な筆跡で記されており、封蝋の代わりに藤色のドライフラワーがのりで貼り付けられている。\nこの手紙を託された時、その差出人はどこか恥ずかしげな、しかし期待に満ちた甘い笑顔を浮かべていた。\n返事が来たらすぐに知らせてね、とその子は何度も念を押していった。\nアンジェリーナはそっと手紙を受取人宅の窓辺に置き、翌朝まで風に飛ばされてしまわないよう、きれいな石でその想いを押さえておいた。\n受取人は、この手紙を見たらどんな気持ちになるんだろう?\nアンジェリーナは建物の上から軽やかに跳び下りた。\n\n――大層古い一つの箱。\n多くの歳月を経てきたのだろうその箱の差出人は、荒野の集落に住む感染者の老人だった。\n彼は震える手で何度も住所を書き直し、力を振り絞ってどうにか書き終えたところで、穏やかな表情で息を引き取った。\n集落の仲間たちは彼の亡骸を手際よく遠くへと運んでいき、それが粉塵となって散るのを見送った。\nアンジェリーナは老人が記した住所を訪ねたが、そこにあったのは老人が口にしたような小さな家ではなく、華やかな新築の住宅だった。\n彼女は、暫し立ち尽くした。\nあの人はこの箱を誰に届けてほしかったんだろう?\n箱の中身は何だろう?\n結局、アンジェリーナは古い箱を丁重に鞄へと戻した。\n問いの答えを自分が得ることはないということを、彼女はわかっていた。\n\n――瑞々しい一包みのオレンジ。\nアンジェリーナは露店で慎重に選んだ果物から枯れ葉を取り除き、丁寧に表面を拭き、さらには水も吹きかけておいた。\n今日は受取人も宛先も、差出人すらもない配達だ。\n彼女は自分の記憶に従って、よく知る場所までやってきた。\nこの通りの東から数えて三軒目。\n門の前の郵便箱にはかつて、ハートが描かれた手紙が届けられたことがある。\nその手紙を見つけた時、この家の夫婦は差出人を見ることすらできなかった。\nしかし今朝――彼らは、ノックの音で扉を開けた。\n誰もいない玄関には、オレンジがいくつか浮いていて……\nそれを見た瞬間、夫婦は自分たちの娘が帰ってきたことを悟り、歓喜の涙を流した。\nアンジェリーナは隠れていた扉の影から飛び出すと、二人と強く強く抱きしめ合うのだった。", "typeIcon": 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"ヴィーナは屋根に座って、頭上の雲が次第に低く重くのしかかってくるのを眺めていた。\nこの時期のロンディニウムは、夕方になると必ず一度雨が降る。\nそれは大した雨ではなくしとしとと降る程度のもので、仕事帰りの労働者たちの急ぎ足を止めるには至らない。\nしかし、地面に染み込んだにおいをすべて地面から引き出すには十分だ。\n腐った木や鱗獣の生臭さ、そしてもちろん汗のにおい……\nノーポート区のにおいは、ここがロンディニウムの一部であることをあまり感じさせないものだ。\n大きめの物流倉庫が軒並み北部に移転して、工場や市場もそれと一緒に移っていった今、残された移動区画にはほかの区画でいらなくなったゴミと行き場のない人々がひしめき合うようになっていた。\n\n下の階のボクシングハウスで歓声が起こる。どうやらまたインドラが勝ったようだ。\n今宵はグラスゴーにとって祝いの夜だった。\n今日の午後、ヴィーナが仲間を連れてセーラーストリートの闇カジノを襲撃したところ、相手のロニー兄弟は恐れおののいてノーポート区から逃げ出したのだ。\nこれによって、この一帯の街はすべてグラスゴーのものになった。\nモーガンは興奮した様子で何樽も酒を運び込み、盛大に祝おうと言い出した。\nいわく、それは街角の一番派手な酒屋で大金をはたいて買った酒だそうだが、ベアードは彼女がぼったくられたのではないかと心配していた。\nそのうちに、酔っ払った連中が発する「王に乾杯!」という大声が街中に響き渡っていく。いくつかのギャングを配下に収めたことは、攻城略地の一環と呼べるのだろうか?\n最初に王と呼ばれた時、ヴィーナはどんな顔をすべきかわからなかった。\nインドラたちはまだヴィーナの出自を知らない。\n故意に隠しているからではなく、何となく伝えるタイミングが見つからなかったからだ。\nノーポート区とオークタリッグ区はまるで別の国のようで、ここでは他人の両親が誰なのかなど気にする者はいなかった。\nしかし一度だけ、グラスゴーが警察に絡まれて、ヴィーナが警察署に送られた際、警官が慣例に従いヴィーナの種族を尋ねたことがあった。\nその時彼女は、顔に油の浮いた警官をじっと睨んで、衝動的に「アスラン」と答えた。\nそれを聞いた警官は数秒呆気にとられ、そのあとヴィーナの襟を掴んで頭を机に抑えつけようとした。\nだが、ヴィーナはその場を少しも動かず座したまま、その首も少したりとも曲がることはなかった。\n警官は顔を真っ赤にして力を込めたが、酒ばかり飲んで脂質過多の食生活を送る彼の手は震えて役に立たず、やむなく暴力の代わりに暴言を以て罵ることを選んだ。\n「このゴロツキめ、出まかせばかり言いやがって!今月中に釈放されると思うなよ!」\nしかし翌日、ヴィーナはすぐに釈放された。\n迎えに来たのはインドラとモーガンで、インドラは自分がいかにして火炎瓶を使い男爵の手下をビビらせて撃退したかを語り、モーガンは袖の下で話をつけるのは本当に金がかかると愚痴った。\n\n街角を通り過ぎる時、ヴィーナは思わず振り返った。\nけれどもそこには彼女を見つめる人も、大きな生き物もいなかった。\n先ほど一瞬視界をよぎった金色は、目を掠める太陽の光だったようだ。\n――もうどれだけの時間ガウェインと会えていないのだろうか。\nヴィーナの師は、どこにでも姿を現すことができるはずだった。\n鱗獣フライの屋台の前でも、ボクシングハウスの人混みの中でも、あるいは頭上の雲の中でも……どこに現れても不思議ではない。\nそれを思うとヴィーナは形容しがたい苛立ちを覚え、我知らず苦いキャンディーを口に突っ込もうとした。\nしかし、手を伸ばした先にある缶は空になっていた。\n軽くなった空の缶を意識すると、ヴィーナの心までもが重心を失って浮き足だつように感じる。\n次は何か重いものでも詰め込んで重石にしておこうと、彼女は思った。工事現場のリベットなんかはちょうどいいかもしれない。\n後ろからベアードの呼ぶ声がする。\nキャンディーの缶をズボンのポケットに戻すと、ヴィーナは微笑んで身を翻し、王のための喧騒の中へと戻っていった。", 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"「ご老人!どうか水を一口恵んでいただけぬだろうか?」\n「構わんが、飲み過ぎんでくれ……瓢杓の水を飲み干されてしまっては、半日の努力が無駄骨じゃ。」\n「なんと、それはどういったご事情で?」\n「この山の南には良き畑が三千畝(せ)あり、北には湖が三万町も広がっておる。じゃがよりによってこの雲にも届く邙山(ぼうざん)が二つを隔て、連綿たる山々はたとえ羽獣であっても容易く飛び渡ることかなわん。苗が水を必要とするからには、わしは北の水を汲んで南の畑を潤さねばならん。しかしわしにはこの瓢杓しかないのじゃ。」\n「それで何度も何度も山を越えておられると?ですがその瓢杓一つでは、いつまで汲み続けても終わらぬのではないでしょうか?」\n「そうじゃのう、いったいいつまで続けねばならんのやら……」老人は石に腰を下ろし、そう嘆いた。\n\n「それならば、どうか拙僧に手伝わせていただけぬか!」\n「助けてくれるというのか?」\n「はい。思えばご老人の仰る通りです。強固な円匙があらば、山の南北をつなげる運河を掘る道もありましょう。山を動かすアーツを知るならば、その神がかりを以て山を移し、畑と湖を隣り合わせることも叶ったやもしれません。しかし手元にその瓢杓のみとなれば、繰り返し水をすくうことしかできません。目の前に題目が、手の中に道具があり、その題目が避けては通れぬものなれば、成せることを成す他ないのです。」\n「じゃが山の向こうの畑の広さと言ったら、見渡しても果てが見えぬほどじゃ。邙山の山道の険しさもまた然り。あの幾重にも曲がりくねった山道を歩けば、たちまち雲と霧の中で迷ってしまう。たとえおぬしがわしより何十も若いとしても、一生をかけたところでどうにもならんじゃろうて。」\n「拙僧も何も畑すべてに水をやれると思ってはおりません。しかし山道を一度行けば、それは一度の修行となります。瓢杓一杯の水を汲めば、瓢杓一杯分の可能性となるのです。」\n「それに先ほど、ご老人から一口の水のご恩を受けたのも何かのご縁でございましょう。拙僧はまだ若く力もあり、足も速いのですから、手伝わせていただくのが道理でござる!」\nそう言ったサガの持つ瓢杓にはまだ半分以上も水が残っていたが、サガはそれをしっかりと握り、身をひるがえして山の北側に向かった。\n\n「底抜けのバカね。」\n一陣の風が吹き、雲が散り消える。果てなく続く山道に、老人の姿はどこにもなかった。\n「間違いなくバカだけど、その真心に疑いはないわ。思うままにやらせておきましょう。」", 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"そびえ立つビル群が雲を突き破る様を見上げた時、まだ焔尾騎士ではなかったザラックの少女が思い浮かべたのは、故郷にあった一本の天にも届く赤松の木だった。\n心の中にかすかな懐かしさと苦しさがよぎる。\n少しも損なわれることなく生い茂っていた最後の赤松林が、突如降り注いだ天災で壊滅したことを思い出したのだ。\nとはいえソーナは、その後林の様子を見に戻ったことは一度もない。\nもしかしたら、あの木が火災の中を運よく生き延びているのではないか……\nあるいは、次の年に、無事だった松ぼっくりが、灰に覆われた土の中から新たな命を芽生えさせてはいるのではないか、と思ったからだ。\nそう、まるでソーナ自身のように。\n彼女は、天災で命を落とした家族や友人の分まで生き延びねばならなかった。\nカジミエーシュという大地に根を張って、芽吹かなければ……そんな思いを抱いていたからこそ、今まで懸命に生きてこられたのだ。\nしかし、ソーナはすぐに頭を振ってそうした考えを振り払った。\nそんなふうに考えたところで、自己嫌悪に陥るだけだ。そうではなく、明るく朗らかでいなければ。\n明るげに振る舞っていれば、あの商人たちも慈悲を示して、小さな感染者の少女にもできる仕事を恵んでくれるかもしれないのだから。\n\nその後、ソーナは新聞やテレビを通じて、感染者でも騎士になれることを知り、そうなる道を探し出そうと考えた。\n彼女が騎士になろうと思ったのは、ただ食い扶持を得たかったからであり、古くから伝わる騎士道精神を刻み込まれていたからでも、偉大な願いや希望を持っていたからでもなかった。\nソーナは拳を握り締め――\nその拳を、同じ感染者である哀れな人々に振るうことを強いられた。\n彼女は非力だったが、軽く優れた身のこなしを持っていた。\nそのおかげで、数ある感染者の中から頭角を現わした結果、闇社会の出資者たちに見込まれて、「クリーニングルール」の試合に参加することになったのだ。\n武器が吹き飛ばされ、絶体絶命に陥りながらも、相手の顔に拳を叩きこんだことで、ソーナはまた一日分の生存権を勝ち取ることができたが――彼女は、それを喜べなかった。\n非力な彼女が一撃で相手を殴り倒せたのには理由があったからだ。\n相手はろくに食事も取れておらず、その上前日の夜に、出資者からのご褒美でもらった騎士競技のチケットが原因で、乱闘に巻き込まれてしまっていた。\nソーナはどうしても喜べなかった。非力どころか、まったくの無力だと感じた。\n\n彼女には、色々な人が言葉をかけてきた。\n「少し着飾れば、きっと目を見張るほど可愛くなる」と褒めてくれる人もいた。\n「正式な訓練さえ受ければ、きっと競技場を駆ける名選手になれる」と言ってくれる人もいた。\nそんなある日、とある一言を向けられたソーナは、呆然と立ち尽くした。\n――「君の尻尾は燃える炎のようだ。」\nそれは特段深い意味のある言葉ではなかった。\n彼女に感心してそう声をかけたのも、ごく普通の、暴力を見世物にして喜んでいる観客の一人に過ぎなかった。\nだがその日、ソーナは初めて、試合のあとにむせび泣いた。\n彼女は初めて気が付いたのだ。自分が、炎のように燃える人であるべきだということに。", 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"龍門近衛局/聞き取り調査記録\n「ええ、はっきり覚えてます。黒髪にオレンジの目をしたループスのお嬢さんですよね。メッセンジャーバッグを提げてましたよ。」\n「テキサスさんっていうんですか?へえ、知りませんでした。」\n「当時の状況ねえ……俺は普段通りカウンターでぼーっとしてましたけど。」\n「いやね、うちみたいなちっちゃいスーパーは、午後三時くらいになると暇でしょうがないんですよ。」\n「学生さんはまだ学校だし、オフィスの人らは昼こそ息抜きに来てくれますが、午後は皆さん上司のもとで仕事の続きしてますから。」\n「そういう時間帯に商売の助けになってくれるのは、むしろ見回りの警官さんたちで……」\n「あ、鬼の姐御はご存じですよね?角があって背の高い人ですよ。あの方とは――」\n「――っと、そうだった。話を戻しまして、あの時のことですね。」\n「店に入ってきたのは、超ヤバそうな黒服の連中だったんです!」\n「いや、ちょっと盛ったかもしれませんが、そんなのが少なくとも二十人はいましたよ。いやあ、俺らみたいな一般市民には見たこともないような光景でした。」\n「あいつらはそのテキサスさんのバッグを狙って飛びかかりましてね……刃物を持った連中が一斉にですよ!」\n「ほんっと、一回あんな場面に出くわしちまうと、映画なんざどれも子供騙しですね!」\n「俺は龍門のカンフー映画を観つくしてきたマニアなんですが、テキサスさんの構えは普通じゃありませんでした。」\n「見た感じ結構若そうですけど、一体どこであんな技を習得したのやら……熟練の動きをしてた理由だって、想像するだけでも恐ろしいですよ。」\n「はい。防犯カメラでご覧になったと思いますが、俺はカウンターの下に隠れてました。」\n「それでも、ちゃんと聞き耳を立ててたんで状況はわかりましたよ!弾かれたナイフがすぐ隣に降ってきたりもしましたし!」\n「で、そのあとは赤い髪のサンクタが現れたんですが……多分テキサスさんを助けに来たって感じだったと思います。」\n「二人が呼び合うのを聞いてた限り、名前は多分……エクシア?だったかと。」\n「それから、どんがらがっしゃん、ドッカーン!とド派手な爆発がありまして……なんていうかもう、内臓まで震えちゃいましたね、あれは!」\n「でも、しばらくしたら静かになったんで、勇気を振り絞ってカウンターの下から出てみたんです。」\n「そしたら、黒服の連中は全員倒れてて、俺の店も――あっ、店のこと自体はご心配なく。全部終わってから、ビッグスターが二人来てくれましたんで。」\n「ソラさんとあのラップ歌手のリーベリが、太っ腹にもすんごい額の賠償金を積んでくれたんです。」\n「あれだけありゃあ、店を直したついでに瘤獣団子売場だって作れちゃいますよ!」\n「――テキサスさんはどうしたのかって?えーっと、あの人なら……事が終わった後、お菓子を持って会計に来ましたよ。」\n「ええ、学生さんの間で流行ってる、ソースのかかったスティックビスケットです。あれを何箱も買っていかれました。」\n「チョコ味にバニラ味、あと新作の塩味もでしたね。それと、一龍門幣で買い物袋もつけて……」\n「無駄話ばっかりとはなんですか!うちのスーパー特製のイラストがついた袋なんですよ!」\n「あ~ハイハイ、ここまでにいたしま~す。」\n「と、そうだ警官さん、あと一個だけ――そのテキサスさんって、近衛局と近い立場の人なんですか?」\n「だったら、一つ伝言お願いしますよ。お菓子のポイントカードで引き換えた限定版の野球帽が届いてるんで、暇な時にでも取りに来てくださいって……」\n当直の警察官による備考記入:ファイル-ペンギン急便1097(102)に分類済、本件に関する責任追及はひとまず保留とする。", 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"キアーベには以前、気になる女の子がいた。\nその子は人目を引くタイプでこそないものの、よく動く尖った耳をしたループスで、キアーベと目が合うとそれを時折ピンと立たせるのが印象的だった。\n彼女は控えめで礼儀正しく、かなり良い教育を受けたお嬢様らしかったが、キアーベはそこに惹かれたわけではない。\nその子の存在を意識するようになったのは、彼女がしばしば自動車修理工場へ顔を出すにもかかわらず、修理してほしいものを持ってこないからだった。\nその上彼女はよくキアーベの隣にやってきて、仕事に関する質問をしてくるのだ。\nキアーベからすれば彼女はかなりのド素人で、どうも煩わしく、いつも適当な返事を一つ二つして切り上げようとしていたのだが……\nある時、彼女を見直すようなきっかけがあった。\nそれはキアーベの上司宛にとある客からクレームが入った時のことだ。\nクレームの原因は、客の車を修理していたキアーベが、その際勝手に垂直ジェットエンジンを取り付けて、外装にスプレーで落書きのような塗装をした挙句、すべての費用を修理費に加算したことだった。\nしかし、そこで立ち上がったのがあの女の子だ。\n彼女はキアーベの改装をかっこいいと言って、賠償金を全額立て替えてくれた。\nそれを受け、キアーベはこう思った。\n「なかなか見る目があるじゃねえか。」\n\nある日、またキアーベに会いに来たその子は、とても手の込んだケーキを持ってきてくれた。\nキアーベは最初断ろうとしたが、彼女はこう言った。\n「ケーキを食べすぎると太ってしまうから、食べきれない分をあげたいの。」\nそこで、彼はそれを渋々受け取ったのだ。\nところがいざ一口食べてみると、驚いたことにそのケーキは彼がそれまで食べた物の中で一番美味しいと言えるほどのものだった。\nキアーベは大層感激して、お返しに何かそれまでにないような貴重なものをプレゼントしたいと思い、仲間たち――ブローカとアオスタにアイデアを伝えて助けを求めた。\n話を聞いたブローカは自分から原型の設計を引き受けてくれた。\n一方アオスタはキアーベのアイデア自体には疑問を持ったようだが、それでも外見のデザインを引き受け、細部への意見も出してくれた。\nそしてキアーベ本人は、製作中ふんだんに想像力を発揮する役割を担い――数日の徹夜を経てついに、三人の努力の結晶たる一大作品が世に生まれたのである。\n\n次に女の子が工場を訪れた日、すべては彼らの思った通りに進んでいた。\nブローカが流しておいてくれた音楽の中で、キアーベはプレゼントを女の子の前へと運び、考えに考えた決め台詞を口にしたのだ。\n「どうだ、気に入ったか?俺様が手ずから作ったジャッキだぜ。」\n「こいつがあれば、たとえお前がどんだけ食って太っても車に乗せてやれるだろ。これでもう二度と体重なんか心配しなくていいってわけだ。」\n……その後、件の女の子を工場で見かけた者はいなかったという。\nそして後日、キアーベ一味の小さな金庫の中には、再塗装された奇抜な造形のジャッキが、一味に伝わる宝として永遠に収蔵されることになった。", 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"ヴァイスは身体についた雪を綺麗に払ってから、部屋へと入ってきた。\n彼の身体の傷痕や巻かれた包帯がなければ、普段と変わらぬ淡い笑みからは、今まさに困難な戦いを切り抜けてきたところだと察することはできないだろう。\nその戦いというのは――エンシオディスを標的とした暗殺だった。\n当初、暗殺者たちの動きを知らせるヴァイスからの通信は具体的な位置を伝える前に切れてしまったため、ほかの護衛たちはひとまずエンシオディスの身辺の守りを固めることにした。\n彼らは盾と刀を握り締め、旦那様の傍らに立つキャプリニーの女性を横目で見やった。\n彼女が旦那様と共にいる限り、どんな刺客も務めを果たせはしまいと思いながら。\n二人が息を合わせれば、この件は最小限の被害で片を付けられるだろうことは明白である。\n何より、今回はすでに「暗殺の動きあり」という一番重要な情報が届けられている以上、あとはむざむざと死にに来る敵を根気よく待てばいいだけだ。\n……しかし、どれほど待てども敵はやってこなかった。\n\n状況を確かめに山へ踏み込んだ護衛たちは、ある光景を目にして立ち尽くすこととなった。\n罠を用いて十数人にも及ぶ敵をバラバラにしたのだろうその現場。\nそして、そこに一人残ったヴァイスの姿……それはどちらも惨い有様だったのだ。\n石同士を打ち付けて作ったらしき鋭い石の刃と、雪に覆われた木の枝だけで作られた即席の罠は、本来人目につくことはなかったはずなのだろう。\nしかし、そこから流れ出る血は周囲の雪に幾重にもわたり染み込んで、数メートル先の雪までもを淡い桃色に染め上げていた。\n雪道には刺客たちのすでに硬くなった身体の一部や、誰のものとも知れない血痕と肉片が散乱しており、刺客の身体に残された精確かつ非情なまでの傷跡からは、そこにこめられた怒りすら読み取れるほどである。\n一方で、ヴァイスの身体に刻まれた、骨まで見えるような刀傷には護衛たちも思わず顔をしかめた。\nイトラは特別強靭な種族ではない。\nさらに、いかにヴァイス個人の能力が高くとも、彼はあくまで人間であり、単なるエンシオディスの護衛でしかない。\nましてや普段の彼は、イェラグのために手紙を運ぶことにほとんどの時間を費やしているような人物である。\n彼の手から淡い香りをまとった手紙を受け取る日常とその朗らかな表情を愛し、彼がエンシオディスに向ける忠誠心を認め、評価している人々は、彼にこんな一面があるとは考えもしないことだろう。\n戦えと命じられたわけでもないのに、なぜ彼はここまでするのだろうか?\n単独行動中だったことを考えれば、暗殺について伝えた時点で十分な仕事をしたと言えるはずだ。\nあとは一人どこかに身を潜めていたら、護衛たちがこの反乱を防いでくれたことだろう。\n\nエンシオディスは目の前のヴァイスに視線を向けたが、何も言葉をかけなかった。\nヴァイスは机の上の手紙や書類を整理すると、恭しく部屋をあとにする。\n扉が閉まる直前、エンシオディスは風に溶けていく言葉を一つ耳にした。\n「……使命に背きは致しません。」", 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"「お椀は食べ物を入れるためのもので、スプーンはそれをすくうもの。水筒は水を入れるのに使うんだよ。」\n「それと、大きなものはこうしてナイフで切ってから、フォークで刺して食べるようにね。わかった?」\n生まれて初めて食卓を囲み、食器の使い方を学ぶ幼いザラックたち。アムランもその一人だった。\n目の前には見たことがないほど豪華な食事が並べられ、きらりと光る油のテカりは流れる黄金のようにさえ見えた。\n「アムラン、私ね……大きくなったら、みんなで毎日こういうご飯を食べられるようにしてみせるわ!」\nそんな声に振り向けば、愛する人がそこで笑っていた。\n\nあれから長い年月が過ぎた。\nアムランが仲間のもとを去り、愛する人から離れて闇の中を一人歩いていくようになるほど長い年月が。\nその代償として、彼女は過去を思い返す気力を失い、今では腹を満たすことさえも過ぎた望みとなっていた。\nある日のこと、誰もが嫌がる汚れ仕事がまたアムランのもとに回ってきた。\n彼女はそれを引き受けたものの、ターゲットへの接触の際にしくじって、装備をすべて失ってしまった。\nなんとか下水道に転がり込んで命拾いはしたのだが、このまま任務を諦めれば相応のツケを払わされるだろう。\nもう戦う力など残っていないのに、アムランは湿ったレンガの壁にもたれながらも下水道を進み、悪臭を放つ汚水に目を向けて、武器になりうるものを必死で探した。\nそうして、捨てられた携帯用の食器セットを汚水の中から見つけ出したのだ。\n彼女はそれを拾い上げ手入れをしてから腰に下げ、下水道から這い出して――ターゲットがいる高級レストランを探し当てた。\nターゲットを片付ける過程では、お椀にスプーン、フォークやナイフ、そして水筒……拾った食器のすべてが役立った。\nこんなやり方は初めてだったが誰にも気付かれずスマートに仕事を終わらせられたのだ。\n\n煌びやかな高級レストランを出たアムランは、ひとり街を歩く。\n空腹のせいで身体からはどんどん力が抜けていく。\nやがて彼女は壁にもたれてずるずると座り込み、膝を抱えて深く頭を埋めてしまい……そんな時、声がした。\n「ねえ、もしかしてお腹すいてるの?よかったらうちに来ない?」\nアムランが顔を上げると、そこには大きな尻尾のループスが立っていた。\n彼女はアムランを自分が働く事務所へと連れ帰り、残っていた食料をすべて出してくれた。\n「これしかないんだけど……まあ、遠慮しないで食べてよ!」\nアムランはすぐに食事を始めたが、それを見たループスは顔をしかめる。\n「ちょ、ちょっと!手づかみしちゃダメ!君の持ってるそれ、食器セットじゃないの?」\n「あ、もしかして使い方がわからないとか?だったら、僕が教えてあげるよ!」\n「こうやって食べ物をお椀に入れて……そのスプーンですくって食べるんだ。」\n「大きなものはナイフで切り分けてから、フォークで刺して食べるといいよ。」\n「そうだ、その水筒貸して。お水を入れてあげる!」\n「もしまたお腹がすいちゃったら、いつでも来ていいからね……って、どうしたの?」\nアムランは天井を仰ぎ、懸命に何度も瞬きをした。涙がこぼれてしまわないように。", "typeIcon": "sol-x", "typeName1": "SOL", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_149_scave", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_scave_1", "uniequip_002_scave_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30043", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31023", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30033", "count": 6, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 30000, "type": 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"specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_headbr": { "uniEquipId": "uniequip_002_headbr", "uniEquipName": "冬将軍の卒業記念品", "uniEquipIcon": "uniequip_002_headbr", "uniEquipDesc": "誰かが背中をつついてきたがズィマーは振り返らなかった。\n今のは、イースチナがイヤホンの音漏れを伝えるためにしたことだと理解しているのだ。\nズィマーの趣味は音楽を聴くことである。\n中でもお気に入りなのはウルサスの若者の間で流行っている「ハードベース」。いわゆるエレクトロニック・ダンス・ミュージックの一種だ。\nアップテンポで心に響く低音はいつでも彼女の血を沸かせ、その音楽と共に抗い難い衝動が――\n力を振るってつまらない日常すべてをぶち壊し、今すぐ束縛から逃れたいと思わせるエネルギーが身体に満ちていく。\nズィマーには一時期、戦闘中にイヤホンをつけたまま、「相手になんねー雑魚」を片付けながら足で拍子を取っていたことすらあった。\n\nある日の訓練後、ドーベルマンは彼女に厳しい指摘をした。\n「お前は暴力を無暗に振りかざしているだけだ。」\nそれに対して、ズィマーは皮肉めいた笑みを返すにとどめた。\n彼女が見た目のわりに衝動的なタイプではないことは周知の事実である。\nケンカ腰な言動をとってもそれを意に介さない相手――たとえばドクターのような人と、そうでない人をはっきりと区別しているのだ。\n彼女には規則を重んじる一面もあり、反骨心を見せるべきでない相手の存在も理解している。これはいわば、彼女のような若者の処世術だ。\n一方で、もう一人の指導者ニアールは、ドーベルマンとは違う姿勢を見せてきた。\n彼女の指導態度は厳しいというほどではなかったが、カジミエーシュの騎士が秘めた一分の隙もない手ごわさはズィマーに悔しさと己の無力を感じさせるには十分だった。\nさらにはその後、ニアールはズィマーお気に入りの曲をいくつか聴いて、「エネルギッシュで悪くない」と評価した。\nズィマーはその時、次に飛んでくる言葉を警戒しながらこう言った。\n「アンタもアタシに説教垂れるつもりか?」\n騎士は首を横に振った。\n「いいや。どんな音楽を聴こうと構わん。」\nそれは耳触りのいい言葉だったが、続く言葉はそうではなかった。\n「だが、今の実力では、戦闘中に気を抜いている資格などないな。私から合格をもらいたいなら、このままではいけない。」\nズィマーは思わず彼女をにらんだ。\nしかし、騎士は冬将軍の怒りなど意に介さず、ズィマーが両親にも言われたことのない言葉を口にした。\n「プレイヤーとイヤホンは私が預かっておく。」\n「そんな顔をするな。いつか君が私の片腕を破り、チームを率いる資格を得た暁には、新しいものをプレゼントしよう。」\n「その時にはカジミエーシュの最新モデルを見繕うと約束する。きっと気に入るさ。」\n「……」\n\n冬将軍は腕に付けたカジミエーシュ製の音楽再生機能付き最新通信機をひと撫でした。\nそして無言で音楽を止めると、小隊の通信チャンネルへと繋ぐ。\n隊員たちがガヤガヤと話すその声は、ハードベースに引けを取らないアップテンポに感じられた。\nズィマーは無意識に足で拍子を取っていることにも気付かず、しばらくそれに耳を傾けた。\n脳内に響くそのリズムは、一番お気に入りの曲よりも激しく、熱いものだった。\nなるほど、たしかに――\n彼女は、この新装備を気に入っていると認めざるを得なかった。\n音楽に頼らずとも、ズィマーの血潮は沸き立っていたのだから。", "typeIcon": "sol-x", "typeName1": "SOL", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_115_headbr", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_headbr_1", "uniequip_002_headbr_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31024", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31014", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30044", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"自分の武器に名前を付けるより愚かなことなどないだろう、とテキサスは目の前の記入表を眺めてそう思った。\nヌオバ・ウォルシーニは武器の所持どころか所蔵までもを禁止しており、ペンギン急便は例外的な存在ではあるものの、それでも全員武器登録の手続きを行わねばならなかった。\nしかも、登録したからといって市内で使えるわけではなく、特定の状況でなら武器を手元に戻すことができる、というだけの話である。\n当然ながら、別段武器に名前まで付ける必要はないのだが……\nエクシアが楽しげな様子で自分の銃一丁一丁に(一秒前に思いついたような)名前を付けていくところと、時折彼女が向けてくる誇らしさと期待が入り交じった視線を見るに、自分で名前を付けておかないと、間違いなく彼女に記入表を奪い取られて、この二振りの武器に間抜けな名前を付けられてしまうのが容易に想像できたのだ。\n\nテキサスはこの武器に思い入れがあるわけではない。\nというのも、これはもとより、あまり受け取りたくもないプレゼントでしかなかったからだ。\nそもそも彼女は物に特別な感情を抱くタイプではない。\nこれまで長く使っていた剣すらも、その製造方法が独特で替えが利かないものでなければ、きっと何度も取り換えていたに違いなかった。\nその上、この二振りの剣を作った人間が、テキサスの名から何らかの……「魂」と呼べるものを得て、それを武器に込めようとしていることは明らかだ。\nテキサスに取っては迷惑でしかなかったが、武器の検査をしにきた職員は「これほどの武器には素晴らしい名が付けられているに違いない」という期待の眼差しを向けてきた。\n\nドアがギィと音を立てて開き、大小のバッグを提げたソラとクロワッサンが入ってくる。\n新しいアジトには色々と装飾品が必要で、そうしたものはいつも二人が担当していた。\n「あれっ、テキサスさん、もう三時間はそこに座りっぱなしじゃないですか!」\n彼女のそばにやってきたソラは、出かけた時とまるで変わらない記入表の状態を見て驚きの声を上げた。\nテキサスは肩をすくめて、お手上げだとでも言うようにペンをソラに手渡した。\n「あたしはアジトの整理整頓で忙しいので、お手伝いする余裕なんてないですからね。」\nソラはそう言って口を尖らせた。\n「それに、ファミリーの沽券に関わる問題なんて、あたしみたいな一介の役者には関係ありませんし!」\nテキサスはソラに恨めしげな視線を向けた。\n過去のすべてを告白して以来、そんな昔の出来事は、仲間内ではなんてことのないジョークの種として扱われるようになっていた。\n続けてテキサスがクロワッサンを見やると、彼女は肩をすくめるジェスチャーで手伝いを拒否してきたが、すぐに思い出したかのようにバッグから何かを取り出し、テキサスへと投げてよこした。\n「そういや、ついでに買うてきといたで。時間はたっぷりあるんやし、ゆっくり考えてみいや。」\n投げ渡されたそれは、一箱のチョコレート菓子だ。\nクロワッサンはそれだけ言うと、キッチンの方へ向かっていった。\nキッチン用品を相当買い込んだようだし、今夜は彼女がヌオバ・ウォルシーニで初めて迎える夕飯に腕を振るうことになるのだろう。\nソラが蓄音機に新しいレコードを入れると、穏やかな音楽がアジトに響き渡る。\n彼女はそのまま、抱えていた台本に目を通し始めた。新しい仕事を引き受けてきたに違いない。\nエクシアと記入表の戦いは終盤に差し掛かっているようで、その表情を見る限り、自分の成果に大層満足しているようだ。\nけれども、次に武器を受け取る時には、きっと今付けた名前を一つとして思い出せはしないだろう。\n――これが彼女の日常だ。\nテキサスは菓子の包みを開けると、中から一本取り出してゆっくりかじっていく。\nすると、チョコレートが口の中で少しずつ融けていく食感と、今彼女が感じているものすべてが、一瞬でインスピレーションをもたらした。\n彼女はペンを取り、「ブルーベリーとビターチョコ」と書き込んでそのままペンをテーブルの上に放り投げた。\nエクシアが記入表を覗き込み、偉そうな態度で「これはちょっとおバカな名前としか言いようがないね、相棒」と告げる。\n「私もそう思う」と答えながら、テキサスはリクライニングチェアにもたれて後ろに倒し、イヤホンを付けた。\n「だが、バカなくらいがちょうどいい。」", "typeIcon": "exe-y", "typeName1": "EXE", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_1028_texas2", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_texas2_1", "uniequip_002_texas2_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"ロドスのデッキでは時折、ルナカブのテントを見かけることがある。\n当然ながら、これは規律違反だ。\n(あまりそこにはいないとはいえ)ルナカブには自分の宿舎があるし、デッキに住むことは安全規則と消防規則の両方に違反する行為である。\nそれでも彼女は何度もパトロールの目を逃れ、小さなテントをこのデッキに――空が見える場所に建て続けてきた。\n\nこのテントはルナカブが自分で製作したものなのだが、もしかすると「製作」というのは大げさな言い方かもしれない。\nというのもこれは、大量の布を適当につなぎ合わせて骨組みを入れることで、かろうじて荒野の強風に耐えられるようにした程度のものだからだ。\nそして、その布地の出処が判明したのは――\nルナカブが今期11回目となる倉庫侵入を試みた際に、セキュリティシステムが作動したことで、人事部が改めて彼女と話し合いの場を設けた時だった。\nその結果として、彼女が持っていたまだ所有者登録のないロドスの制服数着(うちいくつかはすでに裁断されテントの一部になっていた)が押収されたのだ。\nルナカブが見せた態度は良好だったが、自分は「偶然通りかかっただけ」であり、「外では見張りがいなければ勝手に物を拾っても構わないのだ」というのが彼女の主張だった。\n人事部は彼女の認識のズレを正し、ロドスの規律を再度強調した上で、ほかの布地をどこで手に入れたかの聞き取りを行った。\n「灰色のは森の木に引っかかってたから拾ったのだ。」\n「こっちはあったかくて、雪の時に使えるやつ。そっちは、埋まってたのをアンニェーゼが教えてくれて拾ったやつだ。」\n「これなんかすごいぞ、水をはじくやつなのだ!人からもらったんだが……なんだその顔は?本当にもらったのだぞ!道を教えたら、お礼にって言ってくれたのだ!」\n「いや、これはだな……なに、この服は『てつづき』すれば大丈夫なのか?さっきも言ってたが、その『しんせいてつづき』はどうすればいいのだ?」\n「……この毛皮は、友達のものだ。見ていると恋しくなる。」\n\n最終的に、人事部はロドス制式外勤用テントの支給を提案したが、ルナカブはそれを断ったという。", "typeIcon": "dea-y", "typeName1": "DEA", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": 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"腐った枝や葉っぱが混じり合ったジャングルの泥沼を進む以上、用心は意味をなさない。男はバランスを崩し、泥の中に勢い良く倒れてしまった。\n「いつまで歩かせるつもりだ!?俺を殺すんじゃないのか!?」何とかもがいて起き上がった男は背後に向かってがなり立てる。\nしかしその声は震えており、そこに男の恐怖と動揺が表れていた。\n「止まっていいとは言っていません。進みなさい。」\n背後から聞こえてくると思われた声は、意外にも頭上から聞こえてきた。\n声のほうに目を向けると、あの恐ろしい女が太い木の上に立っていた。その顔はほとんど葉に隠れ、硬く横一線に結ばれた口元しか見えない。\nカチッという音が響く。それは矢を装填した音なのだと男にはわかっていた。\n心音がばくばくと高鳴っていき、森の中で聞こえるほかの音すべてを飲み込んでいく。\nそれはさながら、男の頭を埋め尽くしていく一つの感情のようだった。\n死にたくない。\n男は泥まみれの地面に手をつくと、その勢いで泥沼から這い上がり、足をもつれさせながらもジャングルの奥へと駆けていった。\nけれども死は影のように付き纏い、振り払うことはかなわない。\n女が引き金を引くと、飛び出した矢は男の頭をかすめ、骨が見えるほどの傷を残した。\n「ああああっ!」\n男の悲鳴は天にまで響いた。\n「なぜだ、どうして俺が殺されなきゃならない!」\n血の溢れる傷を押さえながら男はみじめに喚き散らす。\nしかし、女は問いかけに応えず、冷たく指令を下すだけだった。\n「道を間違えています。右に向かいなさい。」\n男はぜえぜえと息を荒げて身体を引きずり、よろけながらも女が示したほうへ向かった。\nそうして泥沼を進むうちに、彼はまともに進めなくなったことに気が付いた。\n足を強く吸い寄せるかのように泥が纏わりつき、それを振りほどこうとすればするほど身体は深く沈んでいく。\n泥はやがて男の腰までを飲み込んで、胸元までもすぐに到達しようとしていた。\n「頼む、いっそ一思いに殺してくれ……!泥沼で溺れ死ぬなんて御免だ!」\n逃れるすべはないと悟った男はついに泣き声をあげた。\nだが、その醜態を前にしても女は欠片も動じることなく、ただ男が泥沼の中で絶えずもがく姿を眺めていた。\n「三年前、あなたは防護措置もさせずに未成年労働者を採掘場に送り、源石の採掘をさせていましたね。」\n「その後鉱脈が活性化したせいで爆発が起こり、坑道は崩落して、全員が生き埋めになりました。」\n「あなたはきっと、これほどの規模の事故であれば、子供たちが生きているはずがないと思ったのでしょう。だから救援を出さず、死にゆく子供たちを放置した……」\n「ですが一人だけいたのです。剃刀一つで外への道を掘り進め、その場を逃れた強い子が。」\n「彼は一瞬たりとも休まずに、七時間も掘り続けていたそうです……」\n「それが何だ!お前と何の関係がある!?」取り乱した男は泣き叫ぶ。\n「何の関係もありません。」\n「私はただ、自分も子供の頃に剃刀を一つ持っていたことを思い出しただけです。もっとも、私はそれを使って土を掘っていたわけではなく――」\n女は一度言葉を止め、そして続けた。\n「……他人の喉笛を掻き切っていたのですが。」\n「とはいえ、大差はないでしょう。我々が剃刀一つで生き残った者同士であることには違いないのですから。」\n「――あなたも今、生き残りたいと強く思っているのでは?」\n女はポケットからぼろぼろの古い剃刀を取り出し、泥沼へと投げ込んだ。\n「さあ、その想いを見せてください。」", 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"向こう見ずな輩によって最初の矢が放たれ、近衛局の協力者であるシャンは思わず息をのんだ。その両目が信じられないと言わんばかりに見開かれる。\n「こんなこと企んでたなんて聞いてねぇよ!」とシャンは叫んだ。「市街地で撃ってくるだなんて!掟破りもいいとこだ!」\n「ハイリスクハイリターンの賭けに出たということだろう。驚くようなことじゃない。」\n大柄な鬼族の女性はドラム缶に背を預けていた。リラックスしているように見えて、その手が盾から離れることはなかった。\n周囲の騒ぎは少しずつ収まりつつある。\nホシグマは周囲に目を走らせた。辺りは暗闇に沈んでいるが、そこに危険が潜んでいることはわかっていた。\n近衛局の支援はまだこちらに向かっている最中で、無法者たちは自分たちを包囲している。いつ更なる攻撃がきてもおかしくなかった。\n最悪としか言えない状況だ。できることは、包囲網を突破するチャンスをただ待ち続けることだけだった。\nシャンの顔は青ざめていた。彼はかつてダウンタウンエリアのありふれた青年だった。自分は「筋者」であると吹聴しながら、あちこちの街を渡り歩き、好きなようにストリートで生きてきた小物でしかなかった。\nそんな彼も今では近衛局の諜報員だった。昔よりもずっと落ち着いた様子は、ホシグマを安堵させていた。\nどちらからともなく、近況についての話題になった。\n「他の連中も元気にやっているか?」\n「はい、みんな元気ですよ。センは実家のコネで職に就きましたし、ダートウはバーをやってます。というか、その開店手続きは鬼の姉御にお願いしたんでしたっけ。」\n「そうだったな。お前はどうだ?何年も実家に帰っていないと聞いたが。」\n「ええ。ややこしい身分なんで、帰りにくくて。」\n「なら家族の生活は?」\n「年金暮らしですね。多くはないですが、まぁ生きていけるくらいはもらえてるみたいです。」\n「いいことじゃないか、安定した生活だ。」\n「姉御はどうなんですか?」\n「どうということはない。自分一人を養うだけならどうにでもなるさ。」\nシャンはそれ以上喋らなかった。ホシグマも特に言葉を発さなかった。\n少し前まで雨の降っていた空は、ひどくどんよりとしていた。\nそばに積み上がったゴミ袋からは気持ち悪い色の汚水がにじみ出ている。それは二人の足元をかすめ、近くの下水溝へと流れ込んでいた。\nガサゴソとした物音すらも次第に聞こえなくなっていった。静けさが増していくほど、神経も張りつめていった。\nそんな時、シャンは急に饒舌になった。\n「姉御。姉御は怖くないんですか?」\n自分で聞いておいて、返事を待たずに彼は続けた。「俺が今回の近衛局の仕事を引き受けたのは、姉御も参加されるって聞いたからなんです。」\n「前に一度、ああいう連中から誘いを受けたことを覚えてます?商売敵の店主を刃物で脅してひと稼ぎしようって誘われた件です。」\nホシグマは路地の入口をただじっと見つめ、うなずきはしなかった。\n数年前に出会ったその若者たちのことは覚えていた。人々から社会に適応できないクズとみなされた彼らは、まるでこの路地に転がるガラクタのようだった。ぞんざいに生きて、そうと知らぬうちに人生を台無しにしてしまいそうな印象だった。\nそんなこともあってか、ウェイ・イェンウーに近衛局へと誘われたホシグマは、一晩考えた後でうなずいたのだった。\n龍門はこれから変わっていくのだと信じて。\n「あの時、姉御が止めてくれなかったら、俺は多分あいつらについていってたと思います。」\n背後から聞こえる声は少し震えていた。\n「あいつら、結局本当に人を手にかけちまって全員ムショにぶち込まれたって、後で風の噂に聞きました。」\n「それに、他所からきたマフィアに絡まれた時も、奴らを止めてくれたのは姉御でしたっけ。」\n背後の男の声は上擦り、カチカチと歯のぶつかる音も聞こえたが、それでも話は続いた。\n「考えてみたんですが、うちの家族が年金だけで生活するのってやっぱりちょっと厳しんですよ。」\n「俺がいなければ、姉御は簡単に包囲網を抜けられますよね。」\n「保険金もおりるので、誰も損はしません。」\n「だから姉御、お願いです。俺に構わず――」\n\n――ガキン\n\n突如、金属音が鳴り響いた。\nそれが合図だったかのように、沈黙し続けていた近衛局の督察官はその身を山の如くそびえ立たせ、雄たけびをあげた。\n全ては一瞬の出来事だった。ゴミが踏みつぶされる音。積み重なったドラム缶がぶつかり合う音。クロスボウの矢が空気を切り裂く音。そして――\n金属が衝突する重い音。\n防ぎきれなかった一本の矢が、ホシグマの懐の龍門近衛局督察証を撃ち抜いた。しかしホシグマはその盾で全ての敵を薙ぎ払い、守るべき人の前に一歩も引くことなく立ち続けた。\nホシグマは盾を構え直しながら、口の中の血を飲み込み、二度咳払いをしてからようやく口を開いた。\n「お前に構わず行け、というのはできない相談だ。」\n口元の血を拭ってもなお、ホシグマの声は液体でくぐもった響きだった。「どうせするなら私にできそうなお願いに変えてくれ――例えば、今回の仕事の報酬を割増しで申請しておくとかな。どうだ?」", 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"チェルノボーグにて。\nナターリアは体を丸めて、ビニールシートからはみ出した足を収めた。\n彼女は一人で眠る時、わずかに暖を取りながら難民やレユニオンに見つからないよう休むことにもうすっかり慣れていた。\n実のところ、まだ寝るような時間ではないのだが、今日の彼女は疲弊しきっていた。\nというのも、ひと騒動終えたところだからだ。\n熱を出したラーダに少しでも味のあるスープを作ってやるために、つい先刻ソニアが難民から革のベルトを強奪してきたことで騒動は始まった。\nそのベルトは普通の半分ほどの長さしかなかったが、容易く見逃してもらえるはずもなく、難民はソニアを追って隠れ家までやってきた。\n疲れて眠っていたナターリアはその騒ぎ声に目を覚まして、これまで出番のなかった巨大な兵器を初めて使うに至ったのだ。\n\nその兵器は数日前焼け焦げた廃墟に転がっていた物だ。\nしかし廃墟で残りの部品を確認したところ、使い物にならないと判明し、彼女たちの心は絶望感に満たされた。\nナターリアが「おそらくは廃棄された攻城兵器だろう」という見解を述べると、沈黙が辺りを包んでいった。\nそれでも彼女は使えそうな布紐を見つけてきて巨大な兵器にくくりつけ、それを担ぎ上げた。\nアンナとソニアは何も言わずに、ただそれぞれの武器を握りしめ、黙って歩くだけだった。\nナターリアはそんな二人の後ろを追って歩いた。\nそして今、その兵器はラーダの首の下にあてがわれている。\n拾った布で包んだおかげで、多少は枕に近い役割を果たしてくれるだろうそれは、先ほど受けた襲撃の際には何を射出することもできなかった。\nそれでもその時、ナターリアは死を覚悟した仲間たちの前に立ち、襲撃者を威嚇するように兵器のパーツを取り外した。\nすると、不思議と兵器が起動して、火花とともに黒煙を上げ、近くの物ものに火をつけた。\nたちまちその火は燃え広がり、追ってきた難民は退散したが、彼女たちは隠れ家を失ってしまったのだ。\n\n三人と一人は廃墟の隅でビニールシートを引き上げる。\nアンナは音を押し殺すように弱く咳き込み、ソニアは目を大きく見開いて眠気に打ち勝とうとしていた。\n遠方で上がる炎が、彼女たちの顔に映って明滅する。\n突然、高熱にうなされるラーダが両手を強く握りしめたまま起き上がると、うわ言を口にしながら手元のフライパンを掴んで飛び出そうとした。\nアンナは手慣れた様子で彼女の額に手を置いて、ソニアは外の冷たい空気が入り込まないようビニールシートの端を押さえた。\nシートから顔を出す彼女たちには、漆黒の夜空と煌めく星々、そして三人からやや離れてシートの隅で縮こまるナターリアの姿が見えていた。\nラーダはうなされながらもナターリアに手を伸ばし、自身と同じく青白い手を引き寄せると、ようやく安心したように静かに眠りだした。\n翌日、ナターリアは身体の近くに慣れない温かさを感じて目を覚ました。\n見やれば、重く巨大な兵器に小さく汚れた星のぬいぐるみが括り付けられ、そこでユラユラと揺れている。\nそのすぐそばでは、ラーダが笑っていた。\n\nロドスにて。\n「まだ準備ができてないのよ。もう少しだけ待ってくれない?ソニア。」\n「いい加減にしろよ、ナターリア。」\n「登録武器の変更申請を出したのはオマエだろうが。どうしてアタシが急かさないといけねえんだ?こういうのは後方支援部の――オマエの仕事だろ。」\n「この武器にもすっかり慣れたように思い始めたものだから……」\n「慣れたって、ろくに使ったこともないのにか?あの時だって慌てて使おうとして、スクラップ寸前のそいつが爆発しかけただけじゃねえか。」\n「どうすればこれの威力を最大限発揮できるかは知っているわよ。」\n「元は軍人が使うような攻城兵器だってのもオマエが言ったことだろ。いつから軍人になったんだよ。」\n「じゃあ……色が気に入ったから、じゃダメかしら?」\n「チッ、バカにしてんのか?交換すんのかしないのか、ハッキリしやがれ!」\n白い髪の少女は笑い出した。\n彼女は、小さく汚れた星のぬいぐるみを背に回した手で撫でながら、隙間風に凍えたあの夜、身を寄せ合って眠った仲間と、そのかけがえのない温かさを思い出していた。\n「やっぱり交換しないでおくわ。気が変わったの。だって、これは私にとってはただの武器じゃないもの。」", 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"「やはりここを出るべきだな、俺は。」\nうつむいて麻縄で矢じりを縛りつつ、男は一人呟いた。\n「数日前通りかかった傭兵隊が狙撃手を探していたはずだ……俺ならうってつけだろう。」\n「広大な砂漠を越えて、鬱蒼とした森を抜ければ、北方の都市にたどり着く。」\n「その都市には雪が降るらしい。冬になると、どんなに着込んでも凍えるほどに寒いとか。」\n「そこでなら新しい友もできるだろうし、金を貯めて大きな家を買うことも、伴侶を見つけることもできるはずだ。」\n「今いるここは、俺の居場所じゃない。とにかく暑いしみんないつも汗だくだし……」\n「生活だってつまらない。毎日、動物の後を追うぐらいしかやることがないくらいだ。」\n「俺のやるべきことはもっとほかにあるはず――そうだろう?」\n矢を手にして幾度か振り、矢じりがきちんと固定されているのを確認すると、男はそれを弓につがえた。\nその矢は、肉眼では捉えられぬほど遠くへと放たれて消えていった。\n\n「ここを出たほうがいいぞ、あんた。」\nその言葉に、男はうつむいたまま何も答えなかった。\n斧が何度か振り下ろされ、薪の山ができあがっていく。\n「数日後にこの辺りを通る傭兵隊は狙撃手を探しているらしい……あんたならうってつけだろう。」\n「広大な森林を越えて、波打つ麦畑を抜ければ、南方の町にたどり着く。」\n「その町は雪など滅多に降らないらしい。冬でも着込む必要はないし、木々も青々としているとか。」\n「そこでなら新しい友もできるだろうし、金を貯めることも、余生を一緒に過ごしてくれる女を見つけることもできるはずだ。」\n「今いるここは、あんたの居場所じゃない。とにかく寒いし冬は吹雪いてばかりだし……」\n「周りを見渡してみろ。人家もほとんどないこの荒れ地じゃ、狩りをするほか楽しみなんてない。」\n「あんたのやるべきことはもっとほかにあるはず――そうだろう?」\n男は斧を軽く振るうと、薪の山の上にそっと置いた。\nそして、なおも黙り込んだまま、ただ唇をかんでいた。\nしばらくするうちに口の中には鉄の味が広がっていく。\nやがて、男はこう答えた。\n「いいや、ここがいい。俺はここに残るべきなんだ。」\n「残ってどうするつもりだ?」\n「待つのさ。」\n「待つって何を?」\n男はその答えがわからず、再び口をつぐんだ。\n自分が待っているのは、吹雪の終わりだろうか。あるいは雪解けだろうか。\nもしかすると、少年時代に放った矢が時を越え、あの頃の無知な勇気と無邪気な誓いを乗せたまま、騙し騙し生きている現状を打ち砕いて心臓に突き刺さるのを待っているだけかもしれない。\nそうなれば、彼の心は一度砕かれ、再び輝き出して温もりを取り戻すことだろう。", 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"引き金を引くと弦が解放され、勢いよく飛び出した矢は的へと突き刺さった。的に歩み寄り、矢が射抜いたのが正確に中心であることを確認しても、トギフォンスの心が晴れることはなかった。\n通常の矢が刺さった的、何本もの徹甲矢が突き立てられた壁、爆撃によって床に飛び散った的の残骸――辺り一面に破壊の痕跡があった。見たこともない惨状を前にして、ここを管理するオペレーターは早々に上司への報告に向かった。残されているのは意地になって矢の調整を続けるトギフォンスのみだった。ほどなくして、的に矢がもう一本撃ち込まれた。\n訓練場の責任者がオペレーターに引きずられてきた時、トギフォンスは調整箱を使って殺傷力を高めた矢じりを矢に装着しているところだった。そしておもむろに的をハチの巣にした。\n責任者はその場に立ちすくんだ後、振り返ることなくオペレーターを工房まで連れ戻した。トギフォンスが何に対してムキになっているのかはわからなかったが、今むやみに近づけば自分たちが我を失ったヴイーヴルの矢の餌食になることはわかっていた。\n……\nトギフォンスの担当である上級職人がやってきた時には、訓練場はまるで砲火の洗礼を受けたようなありさまになっていた。あらゆる射撃の的にできるもの、爆撃の対象にできるものはトギフォンスの攻城用弩によって破壊されていた。当の彼女は今は静かに攻城用弩の傍でじっと座っていたが、その姿はまるで噴火を待つ活火山のようだった。\nこんな彼女を見るのは初めてだった。職人が何を言っても、トギフォンスはピクリとも反応しない。仕方なく職人は弩に弓が装填されていないことを確かめた後、オペレーターに訓練場の清掃を命じ、自分は引き続きトギフォンスをなだめることにした。\nどれだけ時間が経っただろうか。トギフォンスは突如として我に返ると、部品の仕様や機械の調整について尋ね始めた。職人はその質問に一つ一つ答え、ようやく胸を撫で下ろした。\n今日、火山が爆発することはなさそうだ。彼はそう結論付けるとトギフォンスの横に腰を下ろした。見つめる先で彼女は攻城用弩の調整を行い、新たな矢で交換したばかりの的の中心を射抜いた。しかしトギフォンスは前と同じように、矢を引き抜いてから的を一瞥すると、がっかりした表情で攻城用弩の傍へと戻り――\nそれから職人の目の前でやり投げのように勢いよく矢を投げた。矢は的を砕き、訓練場の壁に突き刺さった。\nそうした後でトギフォンスはお手上げとばかりに自身の師匠を見つめた。彼女にしては珍しく、やるせない表情を浮かべていた。\nここで彼女を放っておけば、彼女はいつまでもふてくされているだろう。だが職人には妙案があった。彼はトギフォンスに近づき、軽く告げた。\n「来週停泊する街で、都市防衛砲の修理依頼を受けている。よかったら見においで。」", 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"村の南にある森、エラトがそこで過ごし始めてひと月が過ぎていた。\n彼女は木の枝に腰掛け、退屈そうに竪琴(リラ)の弦をいじっている。つい最近まで、ここは村の有志が組織した遊撃隊と侵略者が争いを繰り広げた戦場だった。ミノスに対するサルゴンの植民統治も今や過去のものであり、小規模の侵略者たちが彼らのものでない土地から去るまでそれほど時間はかからなかった。\n「敵を退けた勇敢な弓の達人は、皆から敬愛される英雄となり、国一番の弓の腕を大会で示した。そして彼女は故郷に戻り、自分の農場と庭園を持ち……ってダメダメ。こんな結末じゃ味気なさすぎるわ。英雄の冒険譚だもの、もっとスリルにあふれる展開がないとね?」\n静寂に包まれた森の中、ただ一人で物語を歌うエラトの声だけが響く。ピンと張られた弦が震えることで発せられる音が、かすかにメロディを紡ぎ始める。数匹の羽獣がその音に惹かれて集まり、近くの枝や彼女の肩に止まった。\nエラトは南の方角を眺めてため息をこぼした。頭上の星々の光は、生い茂る枝に遮られてささやかに漏れてくるのみ。遠方から吹いてくる風も、鬱蒼とした樹海に阻まれている。\n「聞けばこの森の南には果てのない砂漠があるとか。あの撃退された侵略者たちはその砂漠からやってきた。」\n「草花のない土地での暮らしは辛いことでしょう。でも、ならばどうしてこの大地はこんな風なのかしら?花や草が咲き誇る場所もあれば、荒野ばかりが広がる場所もある。」\n「神様が大地を創造された時に、少し横着をなされたのかしら。丹精を込めて草花が生い茂る山々や青く澄んだ湖を作った場所もあれば、砂漠と雪原で乱雑に塗り潰してしまった場所もある。住む場所に天と地ほどの差があるから、人々の間ではわだかまりが生じて、様々な争いへと繋がる……あなたたちはどう思われますか?」\nもちろん、羽獣は答えなかった。ただエラトのヘアピンに挟まった花をくわえ、自らの巣へと帰っていった。\nエラトはその問いかけを前振りに言葉をつづけ、演奏と歌を紡いでいった。英雄が故郷を離れるところから、その途上で経験した出来事、意気投合し志を同じくした友人、道すがらに成敗した悪人などと物語は続いていった。「勇敢な弓の達人が大地の果てまで辿り着き、そこで隠れて怠けていた創造主へと弓を放つ」。物語がそんな場面に差し掛かった頃には、彼女のもとを離れずにいた最後の一匹の羽獣は、彼女の傍で眠りについていた。\nエラトは木の枝から飛び降り、軽やかな休符のように芝生を踏んだ。\n「外へ飛び出せば、そのような物語に出会えるかもしれませんわね。」", "typeIcon": "sie-x", "typeName1": "SIE", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4043_erato", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_erato_1", "uniequip_002_erato_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31054", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31034", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31044", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": "GOLD" 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"ヘラグは親友から差し出されるまま、馴染みのない懐中時計と刀を受け取った。\nしかし、頭に浮かんだ疑問が言葉になる前に、親友の身体からは命が失われていた。\n過去に類を見ないほど大きな反乱がウルサスを戦火に包もうとしていることも、そして今まさに敗北を喫したこの戦いと、命令を拒んだ軍隊こそが、反乱の静かな前触れであったことも、当時のヘラグはまだ知らなかった。\n目の前の嵐は過ぎ去ったが、奇妙な静けさはまだ消えていない――彼はそう感じるのみだったのだ。\nヘラグは託された極東の刀を腰に差し、鞘から引き抜いてその刀身を眺めたが、そこに刻まれた文字はまるで読めはしなかった。\nその剥き出しの刃を戦場の地図が広げられた机に横たえると、冷たく長い刀身が入り組んだ戦線を真横から貫いて、地図上に大きな十字を生み出す。\n続けて懐中時計を開くと、中には見知らぬ少女の写真が入っていた。\n大人しそうな見た目と裏腹に、その瞳は年齢相応の生き生きとした好奇心にあふれている。\nと、その時、司令室の物陰から一人の少女が出てきた。\n顔立ちや体つき、服装、さらには肩の源石結晶に至るまで、写真の少女と瓜二つである。\nしかし、ヘラグを見る眼差しだけは、写真とまるで違っていた。\nそこには好奇心も恐れもなく、敵意さえもほとんど感じられない。\nまるで戦いを経て感情が燃え尽きてしまったかのようにその瞳の奥は静まり返っていた。\nヘラグは少女に声を掛け、懐中時計の写真を見せたり、机上の刀を指差したりしてみたが、彼女はそれを黙って見つめるばかりだ。\nその様子は、戦友の死体を静かに眺めていた先ほどのヘラグ自身のようだった。\n彼は悟った。\n刀と同じく、この少女も色々な人の元をたらい回しにされてきたのだろうと。\n\nすると、少女が突然、己が身の丈より大きな刀を机から持ち上げた。\nそしてそのまま、フラフラとした足取りでヘラグに近づいてくる。\n長身のリーベリは言葉を発さずにいた。\n刀を持つ少女の姿勢は、自分を攻撃しようとしているようには見えなかったからだ。\n無論それが極東特有の刀捌きだという可能性はあった。\n地面に当たって刃こぼれさせないようにと刀の柄を握りしめているのも彼を騙すための芝居で、次の瞬間には冷たい刃先を喉元に突きつけてくる可能性もあった。\nそれでもヘラグは微動だにしなかった。\n\n少女は腕を震わせながらも、ようやくヘラグのそばまでやってきた。\n刀を高く持ち上げて、その刃先を地面に向ける。\nヘラグは見下ろすようにして、少女と目を合わせた。\n彼女は彼に何かを求めているようだ。\n求めるところがわからずとも、ヘラグはゆっくりと頷いてみせた。\nそれを見た少女は、その刀をヘラグが差した鞘へと収めた。\nそうして、彼女は口を開いた。\n強い極東の訛りを帯び、ウルサス語特有の耳に付くイントネーションも混ざる共通語で。\n「降斬(くだりきり)を捨てないで。」", 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"テレビの前にいるアカフユに対して、キララがしきりに視線を向けていた。\n「先刻よりしきりにこちらを見ておるようだが、いかがしたのだ?これに興味でもあるのか?」アカフユは振り返りもせず、片手で肩当てを外すとキララに向かって投げ渡した。彼女は視力こそ悪いが、そんなことを感じさせないほどに感覚が鋭い。\n「これって……」\n「一族に伝わるものだ。ああ、さほど貴重なものでもないぞ。お殿様が直々に前線に出られることが少なくなったゆえ、私に譲ってくださったというだけだ。」\n「珍しいデザイン、だね……」\n「確かに特別な様式やもしれぬ。昔からのならわしというやつでな、家ごとに作りが違っておるのだ。」\nキララは肩当てをあちこち触りながら、自分の手元の携帯機の画面を眺めた。ゲーム内の甲冑とまじまじと見比べる。\nそして、このゲームを作った人は絶対アカフユを知っていると思った。\n「聞かれて思い出したのだが、以前にも似たようなことを問われたことがあった。私が率いた隊にいた、お主と同じくらいの年頃の娘だ。おずおずと寄ってきて、この鎧にはどんなハイテクな素材が使われているのかとか、本当に榴弾を防げるのかとか聞いてきてな。フッ、どうやら私を時代遅れの人間と勘違いしていたらしい。」\n「それで、防げるの?」\n「聞くまでもあるまい。硬いと言っても、ただの金属の板に過ぎぬのだぞ。こんなものより、上官の指示や日頃の鍛錬の方がよほど頼りになる。それは彼奴も承知していただろう。ただ、この肩当てに何度も助けられたのもまた事実。ほれ、そこにある凹みがその証拠だ。これがなければ、腕を射抜かれていたことだろう。……そういえば、最後の合戦には彼奴もいたな。私のすぐ傍に立っておったのだが……彼奴は命を落としかけていた。」\n踏み込み過ぎないよう、キララは返事をしなかった。\n膝に伝わるずっしりとした重みは、この肩当てが唯一無二であることを物語っている。代々受け継がれてきた栄光を刻みつつ戦火と血潮の匂いを漂わせる、そんな代物だ。\nそれが今や人気ゲームのレアアイテムになって、金さえ払えば手に入る。\nアカフユがおもむろに立ち上がった。キララはアカフユが振り向く隙をついて、新しく買ったそのゲームを隠そうとした。\n「話のついでに、少し時間はあるか?」しかし、予想とは裏腹にアカフユは彼女の方へと歩いてきた。「ついさっき、ステージのボスをノーダメージで倒してな。録画したから、お主がよく見ている掲示板にアップしてもらえると助かる。そうだ、書き込みには必ず私の名前を入れてくれ。でなければやつが気づかぬやもしれん……」\n今テレビに映っているのが自分と同じゲームだと、今更ながらキララは気づいた。主人公が手にしているのは攻撃力が最も低い木刀で、防具はほぼ何もつけていない……自分の膝に乗っているのとよく似た肩当てを除いて。\n「ねぇ……それ、気にならないの?」\n「何がだ?……ああ、鎧のことか。まあな。――全ての極東の人々が、戦場ではなくゲームの中でこいつの存在を知る。そんな日が来るとすれば……それはつまり、戦争の時代が終わったということを意味するのだろう。」\nアカフユは肩当てを手にすると、丁寧に身につけた。\n「そんな日は、むしろ待ち遠しいくらいだ。」", 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アイ・ラブ・フラワー♬~\n【きらりんビューティーさんより】\n聞いて聞いて、今日ネイルサロンで意外な人を見かけたの!丼もの屋の松本さんだよ!\nしかもあの人、オーナーのためにコーヒーを持ってきてた!\nあの二人、絶対、ぜーったい怪しいって!!\n【龍門速報より】\nグルメ探訪、今週は商店街の丼もの屋さんを再訪問!\nなんと最近は、若い女性に大人気の新メニューを出しているとのこと。\nこのピンクのハートのトッピングは必見です!\n可愛すぎて食べるのがもったいないくらいですね!\n【♥キャシーリリーのネイルサロンより】\nこの度、当店オーナーが婚約することになりました!\nこれを記念して、各種割引を実施中です!事前予約ならさらにお得に!\nリピーター様もご新規様もぜひご利用ください♡♡♡!", "typeIcon": "sbl-x", "typeName1": "SBL", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_337_utage", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_utage_1", "uniequip_002_utage_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30063", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, 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"人物:ハミルトン\nヒロック郡に駐屯するヴィクトリア軍の大佐。一般市民の出身で、いかなる勢力との関わりもない。ターラー人に対しては非常に強硬な姿勢と行動を見せる。警戒心が強いため、暗殺を含め彼の無力化を目的とした作戦行動は推奨しない。\n12日の夜、二名のトランスポーターと水上レストランで会食。唇の動きから判断して、トランスポーターはある伯爵が派遣した者のようだ。\n……\n予想通り、彼と意思疎通を図る試みは全て失敗に終わった。ヒロック郡の鉱石病問題の過激化については人為的なものであると見ていいだろう。彼の背後には彼の憎しみを煽り、そしてその独りよがりな性格を利用してウェリントン公爵の立場を探ろうとしている者がいるようだ。軍部の計画は既に固まっているようで、写真は辺境地区の駐屯地に送られた電報を写したものである。\nなお、軍からの疑いの目を逃れるためには、彼に適宜情報を提供する必要がある。\n\n人物:モーニング伯爵\nウェリントン伯爵に取り入ろうとしている伯爵。ロンディニウムに近い領地を持ち、最近源石製品の発注を大量に受けたようだ。受注量から予想すると、ロンディニウム外部の各駐屯軍に盤石な足場を築くだけの軍事力は持っていると思われる。\nボリバルのコーヒーは夫人との共通の趣味であり、毎年揃ってコーヒー豆の買い付けに赴いている。未成年の長女はオークタリッグ区の私立高校に通っており、昨年ロンディニウムを離れている。\n署名と筆跡は写真の通り。\n……\nスカマンドロス家と良好な関係を築いており、側近の多くも白狼伯爵に対して尊敬の念を抱いている。リタが最も重要な取引材料となるかもしれない。仮にマンドラゴラがリタを伴って彼に会うことができれば、円滑に話を進められる可能性もある。旧友の娘に危険が及ぶような事態は彼も避けたいはずだ。時間は限られている。彼の背中を押し、ダブリンがロンディニウムに入る作戦への協力を決断させる必要があるだろう。\n\n組織:「ロドス」\nラフシニーを連れ去った製薬会社。ヴィクトリア領内で登録している4種類の薬は、いずれも鉱石病に関係している。\n……\n\n「その後の何ページかは全部あなたたち自身の内容だし、真面目に読む必要はないでしょ?」\n「一年近く追ってきたのに、得られた情報はたったのこれだけ。あなたたちの秘密保持工作に賞賛を送りたいくらいだわ。」\n「そうそう、そちらに提供してあげた情報は、双方の利益になると私が判断して、私が厳選したほんの一握りに過ぎないの。そこに虚偽があるかどうかの判断はお任せするわね。」\n「……あら、私のやり方はこれ以上ないほど平和的だと思うのだけれど。」\n「私は誰かを敵に回そうとしたことはないし、他人を犠牲にすることも好きじゃないの。」\n「私が好きなのはただ一つ。人々をあるべき場所に立たせ、相容れないもの同士に調和の取れたハーモニーを奏でさせることよ。」", 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"ヒルデガルトは何年も大地を渡り歩く中で、テラ大陸の国々を巡り、様々な風景を目にしてきた。\nある日にはウルサスの小さな村を偶然通りかかった。そこはほとんど外界から隔絶されていて、村人たちはその日の糧を得るだけで精一杯であり、未来や信仰を気にかけることなどできるはずもなかった。しかしそんな土地にも在りし日のランデン護衛隊を知る少女がおり、彼女はラテラーノ教皇の教えをよく覚えていた。なぜなら少女の祖父がかつて、ランデン護衛隊と肩を並べて戦ったことがあったからだ。祖父の経験は過去の記憶に変わり、過去の記憶は少女を寝かしつけるための童話に変わったが、救済の信念だけは変わっていなかった。少女にとってヒルデガルトが村を訪れたことは、予言と教えにある救済の存在を証明するものであった。\nだからこそあの残酷な冬の日、少女は今際の際に、たった一つの宝物だったガラス玉をヒルデガルトに差し出したのである。それは自分にラテラーノ式の葬儀を挙げてもらうための代金だった。\n\nラテラーノの教えに従い、ヒルデガルトは少女のために静かに祈った。\n「大地も大地にある欲も過ぎ去っていきます。しかし、教えと信念を行う人は永遠に生き続けます。」\n\n旅に出てからというもの、ヒルデガルトは大陸に残されたランデン修道院や護衛隊の逸話、痕跡、伝説を集めては一冊の手帳にまとめていた。そこには落ちぶれた流れ者から買った古い勲章の来歴、サルカズに伝わるランデン護衛隊の奇妙な童話、さらには炎国のグルメ評論家がシスティミルクパンを試食した時のレポートに至るまで、実に様々な内容が記載されている。\n\n「子供の頃に父が読み聞かせてくれた童話と同じです。森の中を歩き続けて道を見失ったとしても、道しるべとして地面に落としておいたパンくずを辿っていけば、いつかは家に帰ることができます。」\n\n「あれ、でもその童話の最後って、羽獣がパンくずを全部食べちゃって、結局道を見失ったまま永遠に森をさまようんじゃなかったっけ?」\n\n「あー……とにかく私が言いたいのは、必要とする人々の心に信仰が根付いているのならば、それに伴う物語もまた華やかな行事やビールと一緒に伝わっていくということです。あなたがどこにいても、どれほど遠く離れようと、振り向きさえすればランデン修道院はいつでもそこにあります。全ての物事は記録しておくに値するものなんです。」\n\nこんな風に、ヒルデガルトは実に楽観的だ。ランデン修道院の未来については、彼女も色々と考えたことはある。経営不振から閉鎖を余儀なくされる。テラの戦火の中で灰に帰す。あるいは修道院の意味や役割が人々から、ひいてはラテラーノからすら必要とされなくなるといった最悪の可能性まで考えたこともあった。しかしそんな心配を抱えても、幾度となく失望と無力感に苛まれても、彼女が足を止めることは一度もなかった。\n\nラテラーノの教えに次のような一節がある――わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは過ぎ去るが、見えないものは永遠に存続するのだから。\n\n「もちろん、そうやって集めた物語や伝説を整理してランデン修道院の本として出版できれば……もっとたくさん資金を集められるかもしれませんしね!」", 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"どんなに立派な大木も、その始まりはちっぽけな種だ。\n獣の餌食となってその小腹を満たすことすらできずに終わるか、深く根を張り空に向かって無数の枝を伸ばす大樹になるかは、芽吹いた時点では誰にもわからない。\n確かに、中には生まれつき一族の長となりうる非凡な力を持つ個体もあるかもしれないが、どんなに取るに足らない存在も、時が流れるうちに進化していくのが自然の摂理である。\nそれを思えば、今は小さな苗であっても、遠い未来には今の我々に想像もできないほどに強くたくましく大きな木へと成長を遂げているかもしれない。\nだが、そんな日など本当に来るのだろうか?\n――いいや、きっと来るだろう。\n木々は自らが生きながらえるためだけに地中の養分を使うのではなく、種を残して土へと還り、次の命の糧となる。これはまさしく、その未来を実現するためなのだ。\n根底にあるのは哀れみではなく、未来への希望なのである。\nときに、この想定を特定の種のみならず、生態系全体に当てはめてみると、見えてくるものがある。\nすべての生き物が助け合いながら、共に大地と海を作り変え、惑星全体を豊かなものに変える。お互いのため、そして後世のために暮らしやすい環境を作っていく……今はごく平凡な種のひとつひとつに、そうした可能性が等しく存在しているのだ。\n……\n計画は本来、そうした未来を迎えるはずだった。\n思いもよらないものが天から降り注いでくるまでは……", "typeIcon": "amb-y", "typeName1": "AMB", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_437_mizuki", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_mizuki_1", "uniequip_003_mizuki_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": 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"uniEquipDesc": "エイヤフィヤトラは敵に対するアーツ攻撃に秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては術師オペレーターとして区分し、中堅術師の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_180_amgoat", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1690527600, "uniEquipShowEnd": 1690527600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_amgoat": { "uniEquipId": "uniequip_002_amgoat", "uniEquipName": "「聞き逃した声」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_amgoat", "uniEquipDesc": "愛する我が子へ\nこの天災研究データを解読できるようになる頃には、あなたは一人前の科学者になっていることでしょう。\n努力家で才能もあるあなたなら、そのうちそうなってくれると信じているから、何も心配はしていません。あなたは私の一番の誇りだもの。\nきっといつかこれを読んでくれると信じて、仕事の合間に、普段伝えられないことを書いておこうと筆を執りました。\n\n私たち二人があまりそばにいてあげられないことを、あなたはきっと不満に思ったことがあるでしょう。\nけれど私たちも、寝ているあなたを置いて仕事に出かけるたびにつらく思っていました。\n最後の別れになるかもしれないと思うと、どんな顔をして行ってきますと言えばいいのかわかりませんでした。\nそれでも、私たちがすべてを懸けてやってきた仕事には大きな意味があるのだと、どうか信じてほしいと思います。\n広大な大地に比べれば、人間はちっぽけな存在ですが、それに甘んじるつもりはありません。知識の探求は、この小さな命に意味を持たせてくれるものです。\n知識さえあれば、人間は目の前の限界を超え、何層にも重なる土層や岩層を通り抜けて、大地の本当の姿を垣間見ることができ、自分たちが何者かを知ることもできます。\nだからこそ火口に立ち眼前の深い穴を眺めながら、ここから大地の最奥にある秘密に辿り着けるだろうかと考えてみるのです。\nその一方でこの仕事は、こうして文字を書いて恐怖を少しでも和らげようとするほどにとても危険なものです。\nそれでも、これは私たち夫婦共通の願いだから――どうしても成し遂げねばなりません。\n私はあなたのお父さんと家庭を築けて本当に幸運だし、あなたという大きな贈り物を授かれて幸せです。\nだから、あなたが私たちと同じ道を選んでくれるのは本当に嬉しいことです。\nけれどもちろん、あなたを後継者にしようなどとは考えていません。\nあなたは私たちの仕事を引き継がなければと思う必要はないし、あなたならもっと大きな成果を上げてくれると信じています。\n私も、娘であるあなたの繊細さ、集中力、粘り強さ、勇気には、科学者として学ぶべきものが多くあり、それはとても幸せなことです。\nあなたが今後も研究の道を歩み、その努力が報われる日が来ることを心から願っています。\n私たち夫婦は多くの研究成果を出してきたけれど、一番の宝はやはりあなたをおいてほかにありません。\nそんなあなたと一緒に人類の知識を開拓していきたいと願うからこそ、私たちは一生懸命頑張っています。\nあなたなら私たちの築いたものを足掛かりにして、もっと明るく素敵な大地を目にすることができるでしょう。\n\n――分厚い研究資料の中には、そんな手紙が挟まっていた。", 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"ケオベが今日最初に抱いた疑問は――\nなぜ、こんなにたくさんパンがあるのに自分は一つももらえないのかということだった。\nパンを手にカウンターの前に立つ彼女を、険しい表情の店主がじっと見つめる。\nお腹を空かせたケオベが思わずパンに食らいつくのを見て、店主はパンの代金を払うように言ってきた。\nだが、ケオベはお金など持っていない。\nそこで代わりに折れた矢と、どこから持ってきたかわからないポッキリ折れたガラス管、それから……と使えそうなものをどんどん取り出していると、外で叫び声が上がった。\n「強盗だ!」\nその声を聞いたケオベはパンを持ったまま飛び出した。\n\nケオベが今日二つ目に抱いた疑問は――\nなぜ、悪い奴は他人の財布を奪い、みんながパンを食べられないようにしようとするのかということだった。\n彼女がバイクを追い続けると、バイクは畑道をひたすら走っていき、そのうちに空がだんだん暗くなってきた。\nケオベは少し疲れてきたが、悪い奴はまだバイクに乗っている。\nけれど、その悪い奴は追走劇に興奮したようにこう叫んだ。\n「半日も追いかけてくるなんざ、大した化け物だ!いっちょやり合ってみようじゃねえか!」\nバイクが止まり、悪い奴は鉄パイプを手にドタバタ走ってきて、パンでドカンと張り倒された。\nケオベはなおもパンを持ったまま、倒れこんだその男をまじまじと見た。\n\nケオベが今日三つ目に抱いた疑問は――\nなぜ、突然ほかの人にまで、武器の声が聞こえるようになったのかということだった。\n財布を取り戻した人々に囲まれながら、ケオベは店主に向かってこのパンを自分のものにしたいと言った。\nパンが自分に向かって言葉を発した気がして、これも武器なのだろうと思ったからだ。\n「へえ、それでパンは何て言ったんだい?」と優しい表情の店主が尋ねる。\nケオベはしばし首をかしげて考えてから耳をそばだてて、「お腹がぐーって鳴ってたよ!」と答えた。\n\nこうして、ケオベは袋一杯のパンを抱えて、家や平らな道のある場所を後にした。\nだが不思議なことに、人を殴れるパンは喋らなくなり、しかも噛めないほど硬くなってしまった。\nいつか必ず三つの疑問を明らかにするぞと、ケオベはそう思った。", "typeIcon": "ccr-x", "typeName1": "CCR", 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"uniequip_002_absin": { "uniEquipId": "uniequip_002_absin", "uniEquipName": "「保護者」軍用通信ユニット", "uniEquipIcon": "uniequip_002_absin", "uniEquipDesc": "レユニオンによる封鎖と追跡から逃れていた頃、アブサントは外部の駐屯軍に何度となく連絡を試みていた。所在のわからない父に対しても繰り返し呼びかけていたが、聞こえるのは絶望を意味する無機質な雑音のみで、反応は一切得られなかった。前も後ろもわからないまま、頼りなく揺れるロウソクの火を頼りに、冷え切った偽りの希望を信じて歩き続けているような感覚だった。\nアブサントの記憶が正確ならば、気を失いかけたその瞬間、通信機から父の声が聞こえたことがあった。そのおかげで意識を取り戻し、通りかかったレユニオンから身を隠すことができた。しかしあまりにも短い通信だったために、あれが現実にあった声なのか、飢えと恐怖と絶望の中で聞いた幻聴だったのか、今となっては判断がつかない。\n\n後にロドスに入ってからもアブサントは人がいない時を見計らい、父親が向こう側で静かに聞いているかのように、通信機に語りかけることがあった。\n「父さん、聞こえる?今ね、ロドスっていうところにいるんだ。ここなら安全だってみんな言うけど……本当にそうだといいな。」\n「今日の晩ご飯はちょっと硬かった。でも、たくさん食べたよ。」\n「ロドスでの訓練が始まったよ。ドーベルマン先生……えっと、私の今の教官ね。その人に褒められたんだけど……あの言葉が単なる慰めと励ましだったのは知ってるよ……」\n「これからは他のオペレーターと一緒に任務に出られるみたい。でも、うまくやれるかな……」\n「今日ね、ズボンが短くなってるのに気づいたんだ。ちょっと背が伸びたんだよ、父さん。」\n「父さん、聞いてよ……」\n……\n\n「アブサントは心理療法の時間になると、いつも通信機から父の声が聞こえた件について話す。様々な証言を繋ぎ合わせ、後にチェルノボーグで収集した情報も分析し、総合的に判断した結果、通信の事実はあったと考えられる。しかし彼女が聞いた声は父親の通信機からのものではなく、レユニオンの通信機からのものである可能性が非常に高い。生き残った一般警察が集まる避難所に暴徒が突入した際、混乱の中で偶然アブサントの父親の声が紛れ込んだのかもしれない。」\n「ウルサス軍警の通信機がレユニオンの信号を受信できた理由は、あくまで混線によるものだと思われ、異常現象ではないためこれ以上の調査は行わない。」\n「以上の医療記録は当日中に廃棄すること。」", 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"「森」の中を走る小さな影があった。それは鉄筋の間を飛び移り、小道を駆け抜け、色あせた看板をてっぺんまでよじ登る。すると、カンが倒れた音がして、それはその音に思わず後ずさりをし、さっと物陰に隠れた。そうして月明かりの下に他の影がないことを確かめてから、煙のように軽やかな身のこなしでガラスのない窓へと飛び込んだ。\n水たまりを注意深く避け、奥に進む。雨上がりのせいか今晩はいつになく明るい。嫌な感じだ。昔は霧の立ち込める森に近づく人間などいなかった。なぜなら、そこは魔女の縄張りだから。魔女の力を得ようとした欲深い商人たちは、大抵黒い霧を首に巻き付けられておしまいだった。暗い夜からいくらかの恩恵を受けられたのは道に迷った子供たちだけだ。その子らの大半はもう別の呪いにかかっていたが、霧と闇はその身に巣食う不吉な石を隠してくれたのだ。\n最初の魔女の森は、とうの昔に大火の中に消えた。移動都市を転々としながらどれだけ探しても、ネオンと高層ビルの陰に挟まれた空き家なんて、安全な縄張りとは到底言えない。\n音もなく仮住まいを見回せば、ガラクタの中にあの帽子を見つけた。広いつば、幾重にも重なった布。裏地には何度も繕った跡がある。異なる素材の当て布は、異なる手によって縫い付けられたものだ。年老いた手も、若い手もあったが、どれも柔らかかったことを覚えている。帽子の中へと思い切り飛び込んでみた。体を布地ですっぽりと包まれる感触は、まるであの人たちの腕の中に帰ったようだった。\nふと頭の上に手が置かれた。この手を知っている。あの人たちの中で一番若く、そして自分の傍にいてくれる最後の一人の手だ。かつては彼女達と同じように若草や紙のにおいがしていたこの手も、この頃はしばしば鉄と血のにおいに塗れるようになった。\n「はぁ、また見つかっちゃったよ~。」若い魔女は傍にいる生き物を抱き上げると、それが被っていた帽子を自分の頭に乗せた。「ねぇ、次はどれくらい見つからずに逃げ続けられるかな?」\n黒い生き物は魔女に頬ずりをした。そうして、一人と一匹は夜闇へと飛び込み、森へ駆けていった。ずっとそうあるべきだったはずの、自由な姿で。", "typeIcon": "ccr-x", "typeName1": "CCR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", 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"uniEquipName": "お手製のストック", "uniEquipIcon": "uniequip_002_qanik", "uniEquipDesc": "幼いカニパラートは父と母に手を取られ、膝下まで雪の積もった道を歩いている。\n自らの足で氷原を測量するのは、部族の救助隊の中で代々受け継がれてきた習慣だ。子供たちは片言の言葉やつかまり立ちを覚えたころには、両親から歌や物語としてそれらを少しずつ伝えられ始める。\n部族の子供が風雪に立ち向かえる大人であると認められるためには、単に歳を重ねればいいというわけではない。一人で氷原に入り、自身が生まれた時に両親が凍った枝にくくりつけた幸福の結縄を持ち帰らなければならないのだ。兄や姉が自慢半分、忠告半分に聞かせてくれた氷原の様子は、幼いカニパラートの心を躍らせた。\nきらめく樹氷に覆われながらも折れることのない枝、十人がかりでも抱えられないほど大きな透き通った氷塊。兄や姉の足跡が、氷原にどんどんと広がって、大樹が枝を伸ばすかのようにどこまでも遠くへ向かっていくのを、彼は幾度となく想像した。\n大人になったら救助隊員になりたいとカニパラートが誇らしげに告げたその日、父は木の棒を削って小さなストックを作ってくれた。彼は嬉しくなってそれを持ちながら走り回り、盛大に転んだ。幼いカニパラートが顔を上げると、父が笑いながら手を貸してくれた。空には無数の星が瞬き、彼の鼻先に雪片が触れた。\n\n彼は一人、膝下まで雪の積もった道を歩いている。\n兄や父すらも行ったことのない、遠い場所まできていた。ただ、それは父の命が氷原に散り、兄は足の怪我のせいで任務を受けられないからだ。それは彼もわかっている。他の隊員たちは若さを理由に彼を心配していたが、それでも彼はいつでも最前線に立ってきた。\n彼は不思議な天候の数々を記録しては、部族の歌詠みの老人につぶさに語って聞かせた。彼はクルビア部隊付きの医師たちの命を救い、その医師たちは恩に報いるために集落に残って人々の病気や怪我を熱心に診てくれるようになった。彼は部族一の頑固者の老人に寄り添い、その膝元に手を置きながら何度となく説得をした、母親のために頻繁に村を訪れるリーベリの女性とその老人が交流できるようになるまで。\n\n彼は部族から抜け出て、そして多くのものを持ち帰ってくる。\n何度となく行き来を繰り返したある時、彼は不意に転んでしまった。周りの人々は心配して助け起こそうとしたが、カニパラートはただ顔を拭い、仰向けになって空を眺めた。\n「もし鼻に雪が落ちてきたら、父さんが会いにきてくれたってことだよね。」\n彼の鼻先に雪片が触れた。", 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20:37\n―グロリアさん、ご気分はいかがですか?\n少しよくなりました。すみません、私また……\n―大丈夫ですよ。この花とアロマで多少はリラックスできそうですか?\nはい……\n―あなたがパニックになる原因は「ナイトメア」ですか?\nわかりません。\n―グロリアさん、今回の面談ではあなた本人と多くお話ししたいので、なるべく「ナイトメア」が出てこないようにすることはできますか?\nや……やってみます。\n―ありがとうございます。きっとできますよ。もし彼女が出てきそうになったら、大きな声で知らせてくださいね。\n―さて、では始めましょう。前回の面談で「ナイトメア」が出てきている間も意識があると仰っていましたね。その時はどのような感覚なのでしょうか?\nえっと……大きなモニターの前に座っているような感覚です。視覚も聴覚も……はっきりしています。でも基本的には何もできません。\n―体の制御を取り戻そうともがいているように見える時があるのですが、ではあれはどのような感じですか?\nとにかく逃げるんです。ネバネバした黒い糸が絡みついてくるので、それを振り払って……ケホケホ、ケホケホ!\n―グロリアさん、酷い咳ですね。大丈夫ですか?\nあの、お水を一杯もらえますか?\n―どうぞ。\nありがとうございます。\n―続けましょう。そうやって体を取り戻そうとするのは「ナイトメア」に体を乗っ取られているのが嫌だからですか?彼女を受け入れられないということでしょうか?\nいえ、私はただ……自分がすごく無力に感じて……逃げないと、何かが消えてしまうような気がするんです。\n―「ナイトメア」のことをどう思いますか?\n私とは全然違いますし、私にはやれないようなこともやってしまうので、ちょっと怖いです。\n―二人はそれぞれ独立した存在だと思いますか?\n多分、そうだと思います。\n―では仮に……仮に、ですよ?ある日、二人のうちあなただけが残ることになったら、どう思いますか?\nわかりません……ケホケホ、すみません。もう少しお水をいただきますね。\n―ええ、リラックスしてください。では別のアプローチでお話をしましょう。\n―今からあなたの心の奥底にある記憶を呼び覚まします。決して傷つけたりはしませんので、安心してください。\n―ではこの手を見てください。三本の指が折れていくと、ゆっくりとあなたの心の奥に入り込んでいきます。\n―3。\n―2。\n―1。\n―あなたはグロリアさんですか?\nはい。\n―グロリアさん。「ナイトメア」が初めて出てきた時のことを思い出せますか?\n正確にいつだったかは覚えていませんが……あの日、悪夢を見たのを覚えています。\n―悪夢?\nはい。白い壁と明るい廊下、沢山の人、それと血があって……それから彼女が現れたんです。\n―最初は夢の中に現れたと言うことですか?\nはい。\n―夢の中で彼女は何をしましたか?\n私を……助けてくれました。\n―助けた?彼女は他に何を?\nうっ……ケホケホ!お、お水……\n―焦らなくて大丈夫です。ゆっくり伺いますから。\n―お水ですよ、どうぞ――きゃっ、すみません、手が滑って!\n……ふふふ、あはははは!\n―「ナイトメア」!?兆候はなかったのに、どうして!?\nあなたは気づかなかったみたいだけど、グロリアはちゃーんと合図を出していたわ。どう?あの子のマネ、上手だったでしょう?\n―誰か来て!「ナイトメア」が……\nしーっ、騒がないの。あなた、本当にさっきの話がただの悪夢だと思った?本当に源石を求めているのは、一体誰なのかしらね?\n二輪咲きの花……そこにある真実と嘘を、あなたはどう見分けるつもりなのかしら。\nさあ、私の言うことを聞いて、源石を渡しなさい……\n[録音終了]", 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"(♪穏やかなBGM)\n『画面の前のみなさん。瞑想を始める前に、まずは座り心地のいい椅子を見繕って、そこにゆったりと座ってみてください。』\nええと……この椅子ならぴったりかな。背もたれと座面の隙間にしっぽが入りそうだし。\nちょっと苦しいけど、しょうがないよね。\n瞑想にはダイエット効果があるって雑誌に書いてあったし、痩せたいところをぎゅっと潰しておけば、きっと効き目も上がるはず……\n\n『背もたれに寄りかからないようにして、身体を真っすぐ伸ばします。しっぽはぶらーんと垂らして、両手を膝の上に置いてください。肩の力を抜いて胸を張りましょう。ただし、お腹が力まないようにしてください。』\nこれじゃダメだよね。もっとシャキッと座らなきゃ。\n昨日、ガヴィルさんのカルテからこっそりサインの部分を切り取っちゃったから、本人にバレちゃった時に備えて、ちゃんと準備しておかないと……\n\n『最初は深呼吸からです。吸って、吐いて。吸って、吐いて。』\nすぅ……はぁ……すぅ……はぁ……\n\n『それでは、これを十二回繰り返します――吸って、吐いて。』\nえっ、十二回も!?そんなにたくさん……!?\nいけない、集中しなくちゃ!すぅ……はぁ……!すぅ……はぁ……!\n\n『身体の中にある静けさを感じてみましょう。』\n顔がぽかぽかするけど、これが静けさなのかな?多分そうだよね。\n\n『目を閉じて心の重しを外し、美しい未来を想像してください。』\n美しい未来?ええと、ガヴィルさんのお手伝いができるようになりたいな!\nガヴィルさんがお医者さんをやるなら、私は代わりにほかのことを全部やってあげて……\n部族の族長に……それか、大族長になってもいいし、やりたくない喧嘩をやることになっても大丈夫!\n\n『そのまま、楽しいことを考え続けましょう。』\nそしたらガヴィルさんはきっと褒めてくれるよね。\nトミミ、やっぱりお前が一番頼れるな!いつだってアタシの力になってくれるし、とか――\n\n『素敵な光景が目に浮かんでくるはずです。』\nガヴィルさんが、目の前に……えっ、今私が一番頼れるって言ってくれた!?\nうわわわ~~っ!\n\n『もう一度深呼吸です。意識を集中して……』\n「おう、トミミ。ここにいたのか。」\n「が、がが、ガヴィルさん!?わっ、私、あなたのお役に立ててますか!?」\n\n『無理に呼吸を合わせるのではなく、それに伴う感覚に意識を向けて……』\n「えっ?ああ、まあいつも助かってるぜ。」\n「ほ、本当ですか!?」\n\n『雑念に気を取られないように……』\n「ロケットランチャーの件はともかく、ゼルウェルツァんときも、アカフラに戻ったときも、ずっとアタシの手助けしてくれて……」\n「っておい、そんなにしっぽをバタバタさせんなよ。椅子が壊れちまうぞ――」\n――バキッ。\n\n『息を吸うときは綺麗なエネルギーを身体に取り込むように、息を吐くときはネガティブな感情とモヤモヤを一緒に吐き出すように……』\n「ああっ!しっぽサポーターが!!ガヴィルさんから昨日もらったばっかりなのに~っ!!」", 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"始めにいくつかのぼんやりとした人影が、次にまばゆい光が見えた。\n光はゆっくりと遠ざかり、天に昇ったかと思うと、輝くまだら模様となって――ほどなくそれも消えていき、無意味な漆黒だけが残る。\nその輝くまだら模様を形作る小さな点の一つ一つが天体であり、そして星々の故郷の名が「宇宙」であることを、あなたは思い出した。\nふいに視界が開けて、滑らかな金属と密閉された空間、そして透明な窓があなたのもう一つの目となった。\n――その窓を通して、あなたは巨大な灰色の球体を見ていたのだ。\nあの常人には理解の及ばぬ巨大な構造物の中で、それは生みの親を静かに待っている……\nあなたは突然感極まり、ある種の体液が視界を滲ませた。その感情の出処は、赤子の――我が子の生まれる瞬間を見たことにあるようだった。\n新たな運命、その魂に託された思い……しかしあの大きな構造物を前にすれば、この小さな命はなんと取るに足らないことだろうか。\nふと視線を下に向け、大小様々な作業用の戦艦が目に入ると、数学者であるあなたはすぐさま冗談じみた比較を行った。\n――あの中で一番小さな戦艦ですら、人類の赤子の数千万倍はあるだろう、と。\nだが、あなたたちはやってのけたのだ。\n遙か遠い昔、火を起こし、あるいは狩りを始めたその時代から、今日この日まで歩んで見せた。\nあなたはそれを誇らしく思った。\nどういうわけか、その誇らしさはまるで自分自身のものかのように感じて――その瞬間、さらに多くの情報が脳内へと流れ込んできた。\nあなたは自分が誰かを思いだし、あの人工衛星の設計者が己であることを理解した。\nそうしてあなたは、長い長い亜空間での旅を終え、ついに衛星の完成を目にする瞬間を迎えたのだ。\n名誉、財産、家族、理想……そんな言葉が浮かんでは、渦を巻いて消えていき、最後に残ったのはたった一つ……\n……\n…\n「未来……」\n「なんだって?お前、一体何が見えたんだ?」\n「……」\n「おい、返事しろ!おい!」\n全員が沈黙すると、そばにいた若い女性が慌てだした。\n「彼の脳を調べて!ああもう、データベースとの通信プロトコルを確立したばかりでこんなに急ぐべきじゃないって言ったでしょ!やっと最初の転送に成功したところだったのに!」\n「……すまなかった。」\n「はあ?何がだよ。」\n「実は……これまで、私は君たち惑星エンジニアのことが好きじゃなかったんだ。どうも見かけ倒しの研究ばかりしているように思えて……だが、違った。私には見えた。君の過去を見て、それに共感し、君の感情もに触れたんだ。まさしく……何にも代えがたいものだった。」\n「まさか……」\n「ああ。君がどこにでもいる父親らしく子供や家族を思い出しながら、あの驚くべき人工の月を見る様を感じたよ。しかも、それは想像を絶する体験だった……我々は成功したんだ。」\n再び、全員が沈黙する。\n「それなら……」沈黙を打ち破ったのは比較的若い赤髪の女性だった。「それは、私たちの時代やこれからの時代を、どう記録するのかな?」\n「くだらない出来事の寄せ集めが記録されていくだけだろうな。」誰かが無頓着に言葉を返す。「そんなの嫌ってほどわかってるだろ。だけど今後は、奴らもおいそれと歴史を好き勝手飾り立てることはできなくなるさ。」\n「人類をもう少し信じてあげたらどうかしら。」老齢の女性は自然に腰かけ、姿勢を楽にして続けた。「私たちはもう充分に教訓を得たでしょう。後世の人々が同じ轍を踏むことはないはずよ。」\n誰かが苦笑いした。それが美しい願いにすぎないのはわかりきっているからだ。\n「……ともあれ、俺たちは成功したんだよな?DWDB-221Eがこうも早く実るとは……驚いたよ。」\nそう言うと、無造作な髪の男はすっくと立ち上がった。\n「そうとなったら、いい加減DWDB-221Eって呼び方は止さないか?プロジェクトコードに命名規則があるのは知ってるが、俺たちの仕事にはAmaのような機械的で冷たい略称じゃなく……もっと立派な正式名称を付ける価値があるはずだろう!?」彼は半年以上繰り返してきた提案を再び持ち出した。「たとえば、そうだな……『運命』、あるいは『世界の真理』とか。」\n先ほどまでと打って変わって、気まずい沈黙が場を包んだ。\n「『黒い王冠』は?一部現象にともなう視覚効果を直感的に言い表すと、まさにそういう感じでしょ。」\n「微妙だな。つまらん歴史ドラマのタイトルみたいに聞こえるし。」\n「それなら……」\nきりのない議論を始めんばかりの部下たちを遮った老女は、窓の外の星々を見やった。\n悪い報せもいくつか入ってきてはいるが、無数に連なる過去の歴史がそうであったように、どんな苦境も人類は乗り越えていくのだろう。\n「こう名付けるのはどうかしら。」\n「――『文明の存続』計画。」", 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"uniequip_003_lumen", "uniEquipDesc": "裁判所に一人のエーギル人がやってきた。\n奴はここで働くために来たそうだが、エーギル人が被告人として入廷する以外の理由で裁判所に足を踏み入れたことなど、少なくともこの三十年……いや、四十年はなかったはずだ!まったくもって信じられん。\nしかも、あの青年は特段優れた何かを持っているようには思えない。\nそこそこ上背はあり、顔は整っている方だが、ひょろりとしていて覇気が感じられず、どう見ても注目するに値する人物には見えないのだ。\nエーギル人の身でありながらあれほど堂々と裁判所に姿を現わしたという事実がなければ、私のような新人でさえ奴に目を向けることはなかっただろう。\nだが、今では裁判所のあちらこちらで、あのエーギル人に関する噂が聞こえてくる。\n中には、奴がどこぞの凶悪犯の関係者で、一時的にここに拘留されているだけだという噂もあったが、あの――確かジョディ・フォンタナロッサとかいう名前の――青年は、明らかに行動制限など受けていない。\n他方で、これはカルメン閣下からのメッセージだという者もいる。\nいわく「今後裁判所は再び島民を受け入れていき、ひいては一部島民を重用することも厭わない」という意思表示なのだというが、あのジョディという青年は貧弱な体つきをしているし、頭が切れるわけでもないようだし、なんてことのないデスクワークしか任せてもらっていないところを見るに重用されているとは言い難いだろう。\n\n私は偶然にも奴と仕事場が近いので、じっくりと観察する機会がある。\nあのエーギル人は、毎朝始業の二十分ほど前にはタイムカードの打刻を行っている。\nそこから少し遅れることはあれど、遅刻したことは一度もない。\nしかし時々ヘマをすることはある。\nこの間など、プリンターの操作を誤り、公務用印刷用紙を数十枚も無駄にしていた。\n通りがかりついでに私がプリンターを停めてやっていなければ、もっとひどいことになっていたかもしれない。\n無論手伝おうと思ってのことではなく、仕事への責任感からそうしただけなのだが、奴にそう説明しても何か勘違いしているようで、ただ笑顔を見せるばかりだ。まったくもって忌々しい!\n\nそういえば、こんなこともあった。\nある日、重要な仕事で同僚たちと深夜まで残業していると、奴が飲み物を持ってきた。\nそして、僕が調合したハーブティーです、よかったら……とかなんとか言いながら差し出してきたのだ。\n私はこれっぽっちも飲みたくなかったが、確かに眠気覚ましになりそうだったから、仕事のために仕方なく飲んでやった。\nその後、残業が終わる頃にはもう夜明け前になっていてハーブティー以外何も口にしていなかった我々は腹を空かせていた。\nそんな時に、暗がりの奥から足音が近づいてきたと思えば、足音の主が灯りを点けた。\n――そう、それはあのエーギル人だったんだ。\n奴がまだ帰っていなかったことにも驚いたが、見れば奴はその手に小さな鍋を持ち、腕には食べ物の入った袋をいくつもぶら下げていた。\n「あっ、お仕事は終わられましたか?遅くまで本当にお疲れ様です。」\nなどというと、奴は申し訳なさそうな顔で我々を見て、こう続けた。\n「すみません。僕では皆さんの仕事を直接お手伝いできないので、せめて胃に優しい食べ物をと思って……」\n口癖のように自虐的で謙遜に満ちた言葉を繰り返す奴の喋りに付き合っていられず、私はさっさと鍋を受け取った。\nその中にはハーブ粥が入っていた。おそらくは、これまた健康に良いレシピか何かだろう。\n――カルメン閣下があのエーギル人を弟子として認めたなどという荒唐無稽な噂を信じる気は絶対にない。\nだが、裁判所が再び島民を受け入れると決めたというのが本当であれば、それほど悪いことではないだろうと私は思う。", 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"シードラゴン開発日誌02\nラボのほうで、新型の生物材料の効果を試す実験中。\nデータが揃うまでにまだ5時間はかかるから、この時間を利用してシードラゴンの改造を試みる。\n内部のセンサーパーツと、蓄水砲の索敵システムとの連結度を強化した。\nこの先の戦いは、リーフたちのサポートがあれば、蓄水砲の精度がさらに高まるはず。\n\nシードラゴン開発日誌04\nほかのオペレーターから、またあの子たちの名前について聞かれた。\n本当に、ほかの子と区別するためだけにつけてるのに。\n実際、「なんとか-1」とか「X」、「β」みたいな記号を使ってもいいんだけど、「リーフ」みたいに名前っぽくなってるほうが少し便利ってだけで……\nみんなが何をそんなに不思議がってるのかよくわからない。\n\nシードラゴン開発日誌06\nシードラゴン二機の一番大事な部品が破損してしまって、使用不能に陥った。\nこれを機に、あの子たち全員の入れ替えを考えたほうがよさそう。\nクロージャもそれに乗じてシードラゴンのカスタマイズをしたがってたけど、断った。\nLancet-2やCastle-3はとても可愛いし、メイヤーとミーボの関係性も興味深いとは思う。\nでも、リーフたちに音声モジュールが搭載されるのは想像できない。\nあの子たちは今のままで十分だよ。\n\nシードラゴン開発日誌09\nロドスに来たばかりのアイリーニさん、ルーメンさんと話して、イベリアで起きたことや今起きていることを大方把握した。\n閉ざされていた引き出しがついに開かれてしまったんだ。\n禁則地が広がっていくうちに、秘密として扱われていたものは逆に、白日の下に晒される\nそしてそれは、皆が力を合わせて立ち向かわなければならない危機、あるいは逃れられない悪夢に変わっていく……\n封鎖はもはや意味を持たない。永遠に岸の上に立っていられる人なんていないんだ。\n\nアイリーニさんはリーフに気付いた。――もちろん、あの子の機能にってことじゃなくて。\nあの審問官さんは鋭い。シードラゴンは確かに、一族に代々伝わるモチーフを原型に作ったものだ。\n私自身、このモチーフは何を元に作られたのか、何を示しているのか、特別な意味があるのか、何か情報が隠されているんじゃないか、モデルはなんなのか……推測を立てたことがある。\nもちろん、イベリアを離れてからはそんな推測自体に大した意味がなくなって、うやむやの内に終わったけど。\nもしもこのモチーフが一族や、イベリアや、海の過去と何か関係があるとしたら……\nそして、もっと大事なことは、この大地に潮が満ちてきてしまっているということ。\nこれはもしかしたら、未来に関わる可能性があるのかもしれない。\n……\nまたアイリーニさんと話したほうがいいかな。\nあるいはシードラゴンの開発計画に、新しい項目を追加したほうがいいのかも……", 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"「うちで……このパティスリーで働きたいって?公証人役場の執行人が!?」\n「はい。」\n……\n実のところ、執行人である彼がなぜこの仕事をしたがるのかをいくら説明したところで、店長がそれを理解することはないだろう。\nしかしラテラーノのサンクタは気まぐれなことでも有名な上、特段拒む理由もなかったので、店長はエゼルを店に留まらせることにしてくれた。\n初めのうち、まったくの素人であるエゼルの腕前は上手いとは言えなかったが、真面目で丁寧な仕事ぶりであることは確かだった。\nそんな彼は必要な原料と用量、割合、コツなどを漏れなく自分のノートに記録していた。\n当然、彼の正体に気付いて驚く人も周りにはいた。\n中には、エゼルが何か大きな事件のためにこの店に潜入しているのではと疑う人もいたほどだが、結局何事もなく一週間が過ぎていった。\nエゼルは公証人役場での働きぶりと同様、遅刻も早退も一度としてしなかったが、どんなに店が忙しい時も決して残業はせず、必ず定時には仕事を切り上げていた。\n\n「セシリア、ただいま。ほら、クッキーだよ。」\n「ありがとう、エゼルお兄ちゃん!」\n「おいしい!これ、お兄ちゃんが作ったの?」\n「うん。あと何日かして準備が整ったら、お父さんを探しに行こうか。」\n「わかった!」\n……\n「なんだ、もうやめちまうのか?そうか……お前さん、相当真面目にスイーツ作りの勉強してくれたのにな。まさか秘伝のレシピまで覚えちまうとは思わなかったよ、はははっ。」\n「急な話ですみません。お陰様で、いろいろ勉強になりました。」\n……\n「エゼル、お前の欲しがってた情報は全部この中だ。」\n「ありがとうございます、リケーレ先輩。」\n「ロドスへの入職後はどこへ向かうか決めてるのか?」\n「そうですね……手持ちの情報からの推測ですが、少し心当たりがあるので。」\n「さあセシリア、出発しようか。」\n……\nエゼルのノートを見ると、その内容はイメージ通りと感じるだろう。\n――そこには、仕事の日誌や今後のスケジュール、コーヒーのレシピなどがつらつらと記されているからだ。\nしかし、あるページには拙い文字で「ラテラーノのスイーツが食べたい」と書かれていて、その下にはエゼルの筆跡でスイーツの作り方がメモされていた。\n「ラテラーノを離れたら同じものを買うのは難しいですし、たくさん買い込んでも途中でダメになってしまうので、自分で作り方を学ぶのが一番だと思ったんです。」\n「今の状況では、ラテラーノを離れて一人のサルカズを見つけるなんてほとんど不可能に近いことだというのはよくわかっています。僕はずっとセシリアのそばにいる覚悟ですが、セシリアにとってはこれからの旅がきっととても辛いものになるだろうとも思うんです。」\n「だから、やりたいことをノートに書いてみてって彼女に言ったんです。それがどんなに非現実的なことでも、僕は真面目に計画を立ててその通り『執行』し、実現していくつもりです。この旅が、セシリアにとって希望に溢れたものになるように。」\nエゼルはそう説明してくれた。\n「あっ!セシリア、待って!」\n「それはブラックコーヒーだよ。そんなものを飲んだら背が伸びなくなっちゃうぞ!」", 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"「はくしょん!はっ……くしょん!」\n厨房の扉の前には人だかりができており、皆一様に鼻をこすりながらひどいくしゃみをしていた。\n延々と誰かのくしゃみが聞こえており、誰もが目もまともに開けられないような始末だ。\n元凶は扉の隙間から漂うむせかえるような辛味に満ちた香りであり、その場の全員が鼻孔を充血させ、喉のかゆさを感じていた。\n「くしゃん!うっ……うう……」\n耐え難い苦痛にもかかわらず、その場から離れようとする者はなく、それどころかもっと大勢が食堂へと押しかけてくる。\n「お、終わったのか?エフイーターさんはまだ中に?」\n「げほっ、ごほっ……ああ、中からずっとトントンって音が聞こえてくるだろ。きっとまだトウガラシを刻んでるんだよ。」\n「目も鼻も痛すぎ……も、もうダメかも……はっくしょん!」\n「だったらさっさと離れろよ……うえっ、げほっ……」\n「いいえ、出し抜こうたってそうはいかな――は、っくしょん!」\n\nその時、キィという音と共に、厨房の扉が中から開かれた。\n瞬間、室内に漂う香りはよりいっそう濃く刺激的になっていく。\nそうして出てきたのは、皿を手に満面の笑みのエフイーターだった。\n「できたよー!さ、みんな食べてみて!特別に実家の手作り辣醬(ラァジャン)を入れてみたんだ!」\n分厚い輪切りの真っ赤なトウガラシと、辣醬……ラー油でテカテカの料理を見て、さっきまで首を長くして待っていた人々は急に黙り込み、思い思いの表情で互いに顔を見合わせ始めた。\n「どうしたの?ほらほら、突っ立ってないで座って食べなよ!」\n「エフイーターさん、これって……めちゃくちゃ辛いですよね?」\n「いやいや、ちっとも辛くないって!さっき味見したんだから~!」\n「じゃあ……食べてみようかな。」\nその声に人だかりが綺麗に割れ、猛者のための道が作られた。\n皆の尊敬の眼差しを受けながら一人のオペレーターが食卓に着き、両手を擦り合わせて、震える手で箸を掴む。\n「はーい、召し上がれ!」\nエフイーターの期待に満ちた目に耐えかねたのか、その箸が絶え間なくかちかちと震えて音を立てる。\nそして皿の上で何度か弧を描いたあと、箸はようやく皿の中から比較的トウガラシまみれでないほうの肉を慎重につまみ上げた。\nオペレーターはその少し縮れた肉片についたトウガラシの種とサンショウの実を振り落とそうと、高々と持ち上げた箸を振る。\nそれでもまだ不十分なのか、さらに肉を皿の縁へと何度か擦りつけた。\n残ったラー油をしっかり落として……ごくりと喉を鳴らし、ようやく口へ放り込む覚悟を決めたようだ。\n「待って!一回水ですすいだほうがいいんじゃない?」\n人だかりからのアドバイスを聞き、彼女ははっとした様子で、つまんだ肉をコップの中に突っ込んだ。\nすると、澄んでいた白湯が一気に一面真っ赤なスープに変わり果て、水面には油が漂い出す。\nそれでも肉本来の色が戻ったのを見て、彼女はふうと息を吐き、それから一思いに肉を口に放り込んだ。\n「どう、美味しい?」エフイーターは何度かまばたきをしてそう尋ねた。\n「げほっ、ごほごほっ……み、水!ごほっ――」\n「(ごくごくごく……)」\n「あっ……その水ってさっき……」\n「ん!?んんんん~~~!!!!」", 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"「……お客様一人一人に合わせたカスタム防護パーツで最高の耐熱性をご提供します!」\n店内から漏れ聞こえるコマーシャルに、龍門消防署の制服を着た二人組がショーウィンドウの前で歩を緩めた。\n「人とは違う立派な角を防護しきれず、お困りのあなたも!もこもこのしっぽを服に押し込めるのが大変なあなたも!」\n「プロフェッショナルのお悩みには、OF-6D型多機能防火服で決まり!」\n「鋭い角も、ピンと立ったお耳も、ふわふわの羽耳も!OF-6Dなら頭部パーツの調整でスペース確保はばっちりです!」\n「さらに、普通のパーツじゃ満足できないというフォルテやキャプリニー、エラフィアなどの皆様向けのカスタムとして、専用の角カバーもございます!」\n「こちらはなんと大切な角を熱から守り、潤いまで保持する優れもの!」\n「さて、火災現場から逃げるにも助けに入るにも、もう一つの悩みの種と言えば尻尾ですが……こちらもご安心ください!」\n「このカスタム尻尾パーツなら、防護服の中でも自由にしっぽを伸ばせる上、脱いだあとでも毛並みはふわふわのつやっつや!」\n「これでもう、しっぽがくたくたのゴワゴワになる心配もありません!」\n……\n「何だよ、気になるのか?」\n「ちょっとな。」\n「へえ、エーギルのくせに毛並みの心配してんのか?」\n「違うっての。ただショウのこと考えてただけだよ。」\n二人はとうとう店の入り口で立ち止まった。\n「あの子、これまでしっぽはどうしてたんだろうな。体格からして、一番小さい防火服しか着られないけど……しっぽの方は一番大きいサイズじゃなきゃ入りそうもないしさ。」\n「普段の仕事はそのまま服の外に出してるが、現場に向かう時は一回り大きいサイズの防火服を着て、しっぽを腰に巻き付けてるみたいだぜ。」\n「そう、俺が気になってるのはそれなんだよ。この間……俺は別件に当たってたんだが、あとからあの子の行ってた現場の報告書を見たら、ショウしか通れないような狭い隙間があったから、そこを潜り抜けて救助せざるを得なかったとかって話を見かけてさ。」\n「あー、その話な。時間もないし、しっぽを腰に巻き付けてたら防護服が膨れ上がって通れないってんで、結局しっぽを出したまま入ってったんだよ。中にいた人は無事に救出できたが、あいつのしっぽのほうは……」\n「でもまあ、ケガはなかったんだよな?」\n「お前は髪がチリチリに焼かれることをケガしたって言うタイプか?」\n「ごめんって……お前らが角やしっぽをどう思ってるかよくわかんないからさ。だって考えてもみろよ、あの子は今でも休みを取ってるんだぞ。」\n「え?てっきり繁忙期じゃない時期を見計らってしばらく休んでるだけだと思ってた。」\n「お前なあ……」\nしばらくの沈黙ののち、二人は互いに目を合わせて、示し合わせたように店内へ入っていった。", 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"イフリータはもう長いこと、頭の中に響くあの声を聞いていなかった。\nドアの向こうから漏れ聞こえた名前と過去の記憶が絡み合い、苦痛の中に怒りが混じり、そして怒りが幻覚をもたらす。\n穏やかそうに見えるキャプリニーの老人にベッドへ寝かされ、彼女は手を伸ばして何かを掴もうとする。\n黒焦げになった廃墟に燃える炎の中を探ると、羽のような手触りの何かに触れた。\nしかしそれは一瞬で消え去り、彼女を導いてくれる人はいなくなる。\n\n「また怒りを感じているのか、小娘。」\n「わかっているのだろう。怒れど喚けど、お前の苦しみは消えず、問題が消えることもないのだぞ。」\n――黙りやがれ。オマエなんて、頭の中で喋って頭痛を起こすことくらいしかできないくせに……何も知らねーのに偉そうにしやがって!\n「だが、お前の腕に注射針が刺されるあの感覚は知っている。」\n「そしてそれより以前、奴らから怪物扱いを受けていたこともな。お前自身、そう感じていただろう。」\n――それは全部あのヤギのジジイのせいなんだ!アイツがオレサマをこんな風にしやがった!アイツが……!\n「サイレンスは過去に起きたことを知りながら、お前があの老いたヤギを焼き尽くすことを禁じているな。お前も不満があるのではないか。」\n――サイレンスは……間違ってなんかない!オマエに何がわかるってんだ!?オレサマはサイレンスに不満なんか――\n「だが、お前の表情は今も怒りに満ちている。」\n「本当はすでに決めているのだろう?この場所の人々は拘束具でお前を縛り付けたりはしない。」\n「ならば密かにここを出て、あの老いたヤギを見つけ出し、彼奴の頭を砕き、実験室を焼き尽くし、そうして……」\n――そんなことしねーよ。サイレンスに言われなくてもそんなことしちゃいけないことくらいわかってる。オレサマがやるべきことは、アイツを殺すことじゃない……でも、わかんねーんだよ!だってアイツは……!どうしてやっちゃいけないんだ!?あんな奴焼き尽くして――\n「震えているな、小娘。あの苦しい日々を思い出しているのだろう……」\n「その辺りにしておけ。」\n――オマエを……クソデブ野郎をコントロールできるようになれば、みんなを守れるんだ……!そうしたら、サイレンスも今みたくサリアとケンカすることないだろ!それに、ダリアだって……\n「……泣いているのか。」\n――黙れ!\n「あれはお前のせいではない。」\n――じゃあ誰のせいだってんだ……一体誰のせいにすればいいんだ?ヤギのジジイを燃やしちゃいけないなら、誰のせいにすれば……?\n声はしばらく黙り込み、同時にイフリータの頭痛も大分和らいだ。やがて再び、声が聞こえる。\n「私にもそれはわからない。」\n「だが、お前はいずれ、善悪の区別を理解し、経験を糧に判断基準を得て、正しきを成すことができるようになるやもしれん。」\n――ッ……頭がいてえ……\n「お前の周囲には、今や多くの人々がいる。」\n「ショウという娘は先だって、お前に使わせすぎぬようにと、あのコンロを倉庫の隅にある階段の下に隠していた。」\n「ミントという娘のほうはお前に本を貸したがっている様子だ。」\n「そして、ビーズワクスといったか。あの娘は、薫り高い香油を持っているようだ。行けばあやつはお前の角も喜んで磨くことだろう。」\n「あやつらの力はお前も知っての通りだ。お前があやつらを守ろうとしているように、向こうもお前を守ろうとしている。」\n「それでもお前は、『あの太った喋る風船のことはどうしたら』などと、いつまでも心配しているのだ。」\n――……怖いんだよ……\n「いいや、お前は恐怖に縛られなどしない。」\n\nあの声がもたらす苦痛が引いていく。\n彼女は真っ白な空間に目を向けた。今話しているのは、誰なのだろう?\n……\n「今は眠れ、イフリータ。この炎が、私とお前の夢を焼き尽くすことはない。我々は安寧を得るのだ。」\n炎が徐々に消えていく。\n夢の空間を占拠していた巨大な何かが消えていき、その炎も段々と澄んだものへと変わっていく。\n意識は朦朧とし、イフリータはその上で眠りに落ちた。\nもう苦痛は感じない。炎は彼女と溶け合っていく。\n……彼女は、あの炎を受け入れた。", 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"一つ、つまらない話をしよう。\nクルビアの中流家庭に生まれた子供の多くは、裕福な暮らしを送っているにもかかわらず、他人から学んだ反抗心で自分の個性を主張したがるものだが――この物語の主人公も、そういうタイプの人間だ。\nダウンタウンの子供たちはみな想像力と元気が有り余っているようで、彼らのフリースタイルスケートボードやグラフィティアート、ストリートラップには、ある種の不思議な魔力があった。\nしかもそれは街同士の交流がなくとも、それぞれの街で自然に発生するものなんだ。\n私立校に通う子供の中にも、そういう「クールでワイルドな遊び」の虜になる奴はいる。\nしかしそういう奴らは大抵親や教師に咎められると手を引くから、その遊びを体験することはない。\n\nであれば、我らが主役はどうか?\n彼は支持も反対も受けなかった。彼の親は無関心だったんだ。\nだからこそ彼は同世代の子らの半歩先を行き、自由時間は大概ダウンタウンの子供たちとつるんでいたんだが……ストリートの活動に直接参加することはなかった。\n友達に馬鹿にされるのが嫌だったのか?\n感染者と行動するとトラブルを起こしてしまうからか?\nあるいは、自分はあの子らのように、どこにもぶつけられない感情が身体の中で渦を巻いてるわけじゃないとわかっていたからか?\nそれは誰にもわからない。\n唯一わかっているのは、その街で感染者に不利な新条例が公布されたあと、彼が自分の知識を使ってその子らに特別なペイントスプレーを提供したということだけだ。\n仮にそれがペイントされた壁を水や普通の洗剤で洗おうものなら、落書きの下から浮かび上がってくる市政府に対する罵詈雑言に一層落胆させられたことだろう。\n――まあまあ面白い話だ、と?まあ最後まで話させてくれ。\nそう、これにはまだ続きがあるんだ。\n\n数年後、当時子供だったダウンタウンの連中も大人になり、市政府支給の試作武器を含む「生活必需品」を手に開拓隊に加わった。\n噂では、そいつらのいる部隊は地図上にスプレーを吹き付けるみたいにたやすく蛮族を蹴散らして、クルビアのために理想的な移動区画用地を拡げているそうだ。\nもちろん当時作り上げた街の文化も、そいつらの出立で消え去ることはなく、それどころか今では若者たちの間で流行りのエンタメになっているらしい。\nそれなら、あの主人公はどうなったのかって?\n彼はその街を離れてから、当時思い付きで作ったペイントスプレーや、自分で塗装したスケートボードには二度と手をつけなかった。\nそうして今は仕事を見つけ、毎日得意先のために効率的な新しい武器を作ったり、あるいはそういう武器を効率的に破壊したりする手段を研究しているそうだ。", "typeIcon": "bla-x", "typeName1": "BLA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_489_serum", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_serum_1", "uniequip_002_serum_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31014", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30064", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30014", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": "GOLD" 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"私は木柱が嫌いだ。\nあれは大きすぎる上に重すぎるし、変化に乏しく、自分から動くこともない。そして、どれだけ叩き切ろうと反撃してくることもない。\n訓練用の道具としては非効率的すぎるし、色々な訓練のニーズに答えることもできない。いっそゴミとして捨ててしまうほうがいいのではと思うほどだ。\n笑わずに聞いてほしいんだが、私はこの場の誰よりも非効率的な行為を忌み嫌っている自負がある。\nそう言いながら毎日木柱を使った練習に励んでいるわけだが……正直、これを見ただけで嫌気がさしてくる。\n初めて刀を手にしたその日から、私が訓練に使っているのは、自分の背よりも大きく、抱えきれないほど太い巨大な木柱だ。\n雪の積もった屋外道場の真ん中に木柱が置かれていて、刀を勢いよく振り続けることでしか体温を保てないほどの環境の中、その時私が受けた指示は、「木柱を刀で断ち切るまで、暖炉の燃える屋内へ戻ることは許さん」というものだった。\nそうして初日、私は六本の刀をダメにした末、木柱を八つの塊へと叩き切った。\nそれからというもの、私はほぼ毎日刀を振っている。\n一本、また一本と木柱を斬り続け、叩き切ったらまた次の物に換える。そんな習慣を今日まで続けてきたんだ。\n――「ほぼということは、毎日じゃないんですか?」と言ったか。鋭いな、良い質問だ。\n「ほぼ」と表現したのには理由がある。私は一度、その習慣をやめたことがあるんだ。\nロドスに来てすぐの頃、初めて外勤任務に参加した時のことがきっかけでな。\n当時、初めて任務に出た私は君たちと同様、勝利を渇望していたのだが、あいにく大きな困難に出くわした。\n私たちが相手取ったのは、経験豊富な術師だったんだ。\n彼は小柄で機敏であり、ほかの仲間の援護を受けつつどこからともなく現れては、アーツを放ってきた。\n我々はそのアーツを前に身が持たず、私の刀も彼の脅威とはなりえなかった。\nそうして、我々は一度惨敗した。\n帰還した私は悔しさに苛まれ、この敗北を手にした刀のせいにした。\nゆえに訓練を放棄して徹夜で録画映像を研究し、術師の一挙手一投足を見て対処法を編み出そうとしたんだ。\nその後、準備が整ったと感じた時、私は新しい武器を山のように持って一人で術師に挑みに行った。\n結果は失敗に終わったよ。\n原因は、その対処法が間違っていたからだとか新しい武器が彼に効かなかったからではなく、そもそもその対処法や武器の扱いをきちんと練習しなかったからだった。\n私は、自分にはできると根拠もなしに思い込み、映像を数回見ただけで戦いに臨んでしまったんだ。\nしかしそんな行為は非効率的で無意味であり、高確率で失敗に終わるということを、事実が証明してくれた。\n\nその後任務から戻った私は、再び木柱相手に訓練を始めた。\nあれを相手にするのにはとっくにうんざりしているが、それでも基礎となる訓練や、新しく編み出した型の練習には十分役立つ。それで十分だからな。\n――この場に座っている者たちは、皆間もなく初めての外勤任務に参加する予定の優秀な新人オペレーターたちだ。\n行動隊A4の隊長として、私から皆に忠告がある。\n技術を磨くことを決して怠るな。これこそが、効率的に成果を上げる唯一の道なんだ。\nそれと、勝手な判断で動かないこと。幸運で何とかなる場合もあるが、必ず運が味方してくれるとは限らないからな。\n木柱でも、射撃の的でも、あるいは訓練用人形でも何でもいい……とにかく休まず日々向き合い続けろ。それこそが君たちのすべきことだ。\nさて、話は終わったが……ほかに何か質問は?\nん?作戦記録を見たのか?ああ、確かにあの術師なら、最終的には私が片付けた。\n先ほど「失敗に終わった」と言ったのは、新しい対処法を使うことに失敗したという意味だ。\nあの時、私が最後に思いついたのは、再び刀を抜くことだった。\n一瞬の隙を突いて、木柱を叩き切る要領で、一太刀で仕留めた。\nそうしてあの術師を打ち倒した。それだけのことさ。", 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"▼地図はしっかり読め!\n……\n2.ロドスの施設案内図\n(手描きの図が描かれており、よれよれの線から辛うじてロドス内の施設配置が読み取れる。訓練室の位置が大きな赤丸で囲われている)\nヤトウが訓練したあとは、必ず設備が破損してないかをチェックして、もしあればすぐに修理を依頼すること!\n……\n5.龍門の地図\n(新聞から切り取られた一枚の地図。ロドスの事務所とセーフハウスの位置にマークがついている)\n何かあったらまず事務所を訪ねろってヤトウに言っとくこと!\n補足:事務所をノックしても反応がない時、ヤトウが扉を蹴破ろうとするのは絶対止めること!\n……\n▼厄介な敵の図鑑\n……\n3.バクダンムシ\n(かなり画質の粗い写真がついている)\n腹が黄色く光ってるオリジムシ。\n見た目からしてろくでもねえ奴だが、実際倒されるとところ構わず爆発しやがる。\n当たるとめちゃくちゃ痛いから用心しろ。ヤトウには、いきなり斬りかからないように言い聞かせること!\n注意:アイツがもう突っ込んじまってた時は、急いで盾を構えること!\n……\n27.ハガネガニ\n(非常に抽象的な手描きの図がついている)\n全身光を反射してギラギラしてる感染生物。\n弱点はよくわからんが、とにかく必死に殴りまくってればいける。\nスペシャルアドバイス:こいつはヤトウに頼んでOK!\n……\n▼武器の使い方\n……\n2.盾\n(何かの百科事典から切り抜いてきたらしい、長い紹介文が貼り付けられている)\nこいつのことはよくわかってる。\n何か音が聞こえた方向とか、何かが見えた方向に構えればいい。\n仲間を守ってそこに立ったら、一歩だってあとには引けねえ。\n……\n▼日常で役立つ知識の覚書\n……\n53.人へのアドバイスの仕方\n大体の奴が相手なら、普通にどうすべきか伝えればいいだけだ。\nけど、ヤトウは気が短いから、口で言っても聞いてくれねえことが結構ある。\nそういう時はまず落ち着かせて座らせてから、きちんと理由を説明してわかってもらえばなんとかなる。\n……\n237.日差しに注意!\nヤトウの肌は太陽の光にかなり弱い。日差しにはよく注意して守ってやること。\n→新しい装備に換えてからは、その必要もなくなったみたいだ。本当によかった。\n……\n561.ヤトウの誕生日\n5月14日。\nこれはついでにメモしといたやつだ。\nけど、万が一次の任務で何かが起きて、急に色々忘れちまったら困るだろうし、まあ、一応な。\n……\n(ノートの見開きに何か書かれている)\nこの手帳を拾った人へ\n俺はノイルホーン。この手帳の持ち主だ。\nこれを拾ってくれたあんたが俺を見つけられなかった時は、俺の代わりに、ロドスにいるヤトウって奴に渡してほしい。\nそれと悪いが、あいつに伝えてやってくれ。\n何かあったらこの手帳をよく読むように、ってな。\nそうすれば、俺がそばにいなくても、あいつのことを助けてやれるから。\nよろしく頼むぜ。", 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"黄昏と闇夜が入れ替わる時、再び人が倒れた。\n彼らは戦場から必死に逃げ延びているところだったが、その途中で病魔に捕えられたのだ。\nもはや、あとに待つのは死のみで、その淵へと瀕した青年は足掻く気力すら失っていた。\nその傍らにうずくまる彼の母親にできることといえば、生まれたばかりの赤ん坊にそうするように、ただ彼を抱き締めてやることだけだった。\n懐に抱く身体には二度と温もりが戻らないと知り、母親は声を上げる。\nそれは叫び声と言うよりは乾いた泣き声のようだった。\nすると彼女の声が届いたかのように、青年の痩せ細った胸がかすかに脈打った。\n直後にどくん、ともう一度、身体の奥底から響く音は次第に大きくなっていく。\nまるで、消えゆく生命力が再び戻ってきたかのように。\n母親はばっと身を起こし、いつの間にやら目の前にいた見知らぬ人の手を握る。\n一目見てその二人がサルカズであることはわかったが、彼女らが生の福音をもたらす者だろうと、死をもたらす使者だろうと、彼女には懇願することしかできない。\n\n白衣のサルカズが患者の胸に手を置いて、黒衣のサルカズが彼らへ視線を向ける。\nすると、沈みかけていた日の光が夜空を離れ、今際の際にある人の暗い両目へと落ちた。\n彼と母親の視線が、そこに再び重なる。\n一人の人生の始まりから終わりまで、あらゆる場面を刻み込んだ記憶とそこに秘められた感情が、彼らの身体から滲み出て、薄い夕陽と共に二人を取り囲んでいく。\n夕陽は温もりを持たず、流れゆくこともなく、ただ死者の元から生者の目の中へやってくるばかりだ。\n一粒の涙が母親の枯れ果てた目から流れ落ち、闇夜があらゆる人を分け隔てなく包み込んだ。\nシャイニングは、わずかに残った黄昏と夜の帳が溶け合う瞬間を、静かに見守っていた。\n\n「古のカズデルには白い角を持つ魔王がいた、という伝説がある。」\n冷淡な声が彼女の背後から響いた。\n「魔王は時間を『織る』能力を持っており、黄昏を糸と成してサルカズの過去、現在、そして未来の栄光を空の上へと織り出したそうだ。戦場で殺し合う戦士たちは、それを見上げるだけでそこへ映り込む永遠を目にすることができ、それによって彼らは生死を気にも留めなくなり、魔王の指揮のもと不敗を誇ったという。」\n「カズデルには、そうした物語がたくさんあるものですよ。」白い角の医師はそう答えた。\n「生きている人間を生死の境界に触れさせることは、彼らに死へと突き進む勇気を与えるのみならず、命は決して無意味なものではないと実感させることもできる。ひいてはそれは、愛する人との別れをより良い形で迎えられるということだ。」\nケルシーは事実を述べていく。\n「君とナイチンゲールの治療のおかげで死に際の患者が陥りかけていた鉱石病の発作を抑制することができた。彼の体内で急速に生長していた源石結晶が一時的な小康状態に入ったことで、患者を静かに見送り、彼の母親を救うことまでも実現したんだ。」\n「だからあなたは、私に目を光らせていたあの刺客に手を出させなかったのですね。」\n「――昨日君に会った時、君がアーミヤに向けた眼差しに気が付いてな。君は最初から彼女の正体を知っていた上、自身の秘密を打ち明けるつもりもなかったのだろうが、あの瞬間の感情を隠せてはいなかった。」\n「その感情というのは?」\n「憐憫だ。」ケルシーはシャイニングの目を見つめた。\n「今この時そうであるように、君のまなざしは医者のそれだった。」", 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"ガウェインは街の中を歩いていた。\nこれほど長い年月を過ごしていながら、彼は今も目の前のすべてに慣れきっているわけではない。\nロンディニウムの雲はいつも低く垂れこめているが――それは一体いつからだったろうか?\nガウェインは懸命に思い出そうとしたが、確かな答えは得られない。\n以前空を仰ぎ見た時には、こんなもやなどまだ存在していなかったような気もした。\n……アレクサンドリナ・ヴィーナ・ヴィクトリアがバーのカウンターに突っ伏して眠っている。\n彼女は昨日、仲間たちと共に何とか警察の手を逃げ延びたところだった。\nガウェインは思う。\nこういう時、彼女はその祖母にそっくりだ。……いや、あれは曾祖母だったか?\n金の巻き毛をしたあのマチルダという女性とヴィーナはどのような血縁関係に当たるのだったか……\n考えるうち、幼い顔から老いた顔までが次々に記憶をよぎって、最後には風砂の中に消えていった。\nそのうちいくつかは実際には存在しない、彼の想像がつぎはぎとなって生んだ顔なのかもしれない。\nガウェインは、自分が当初の予想よりずっと長くこの家族のそばに居続けてしまっていることを認めざるを得なかった。\n\n彼は常に人前に姿を見せるわけではなく、自身が権力の象徴としてみなされるのを嫌っていた。\nというのも、それは最初の誓いにそぐわないからだ。\nそれでも、彼らの興隆と没落の結果、ガウェインが人々の営みから目を背け難くなったことも確かである。\n歴史を顧みさせられるような時は常々あり、彼らの身体に似たような影が重なる瞬間もしばしばあった。\n以前、ヴィーナは自身の師たるガウェインに尋ねてきたことがある。\n「どうしていつも傍にいてくれるのか」と。\nガウェインはその時、ただ黙っていた。\nそう――結局最後には別れがやってくるのだから、二度と干渉すべきではないととうに学んでいたのだ。\nガウェインはかつてルガサルグスと共に、今ではフェーンホットランドと呼ばれている戦場に馳せ参じたことをかすかに覚えている。\n血気盛んな男を背負い、隣を走るナイツモラのハガンと共に、遠方の風砂目掛けて突撃していった時のことを――\nそして、皆あの場所で命を落としたという知らせをルガサルグスの娘へと持ち帰った時の、己のたてがみが涙で濡れるその感触を覚えている。\nあの日々は……やがて儚く消えてしまった。\n歳月は、人間が獣主よりはるかにか弱いという事実を、彼にはっきりと理解させてきた。\n長く過ごしてきたその中には、あまり頻繁には思い起こさない記憶もあり、そうしたものは彼自身、ごく稀に夢の中で思い返すくらいのものである。\n\nそれは、歴史というものが書き起こされるよりもずっと昔の出会いだ。\nガウェインをただのひと時も恐れはしなかったあの荒野の無鉄砲な少年と共に旅した道のり、歓呼と涙、歌声と美酒、そして――少年だった彼が老い、死んでいったこと。\nそれは獣主としてではなく友として、ガウェインが初めて見届けた死だった。\n肉体からは温もりが消え、彼の呼吸が口と鼻の中で流れを止めていく……\nガウェインはそれまで、死を見届けることがこんなに辛いことだとは思いもしなかった。\nその時、ガウェインは彼に誓った。\n彼の子孫が自分を必要としなくなる日まで、彼らが生きていけるよう手を貸してやると。\n――黄金の如き生き物は歩みを止め、目を細める。\n彼は……あの友は……あの子は、なんという名だっただろうか?\nガウェインはふうと息を吐き出した。幸い、彼はまだ誓いに背いてはいない。", 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"夜更け過ぎ、街灯が徐々に消えゆく中で、道端に構えた屋台の前に吊るされた灯りだけが、ゆらゆらと揺れている。\nそこでは鍋から湯気が立ちのぼり、その向こうには、鍋のそばに腰かけた店主の顔が見え隠れしている。\n遠目に見知った人影を見止めた彼は、おもむろに立ち上がると、軽く伸びをした。\n「久しぶりですね、お嬢さん。」\n「最近忙しくて。ようやく時間を作れたの。」\n「ご多忙ですなあ。毎日ここをお通りになるのを見かけてますが、店のほうにはしばらくいらしてませんでしたし。」\n「車仔麺(チェージャイミン)一つ。麺は油麵(ヤウミン)で、スープはカレーベース、トッピングに鱗獣団子も二つ追加でお願い。」\n「はいよ。」\n女性客は調理台の近くにゆっくりと腰を下ろした。\n店主はそれに背を向けて、地面に落ちた鱗獣のように腰を曲げ、料理の準備に取り掛かる。\nスープを碗に注ぎ、麺をゆで、具を手際よく切り分けていく。\nその一連の動作は、まるで流れる水のように滑らかだった。\n「こんなに遅くまでやってるなんて、ずいぶん繫盛してるみたいね。」\n「これも全部鼠王さんの……や、昔は鼠王さんの、今はお嬢さんのおかげですよ。俺が見習いだった時分には、こんな時間まで店を開けとく勇気がある奴なんて誰もいませんでしたからね。」\n「薬は足りてるの?」\n「ツテはあるんで、切らしたことはありません。発作なんか起こしちまったら、お嬢さんに迷惑かけちまいますから。」\n「身体は大事にしなさいよ。病気が悪化したら、一番困るのはあなた自身なんだから。」\n「俺の命はあなた方親子に拾ってもらったもんですから……お嬢さんがまだうちに麺を食いに来てくれるだけで光栄ってもんですよ。」\n「そう。お父さんの願いはいつだって変わらず、みんなが良い暮らしを送れるように――」\n――その時、包丁とまな板が奏でていた規則的な音の中に、鈍い音が割り込んで話の腰を折った。\n「おっと、すいません……新しい鍛冶屋の腕がどうも悪くてね。力ずくじゃないと切れない時があるんです。前に世話んなってた隣の鍛冶屋は『包丁の梁(リャン)』なんて呼ばれてて、あいつに頼めば鋭くピカピカに仕上げてくれたもんなんですが。」\n「その人はどうしたの?」\n「死にましたよ。五年前にね。」\n「五年経っても覚えてもらってるなんて、きっといい人だったんでしょう。」\n「いい奴ってほどじゃありませんよ……情には篤いが無鉄砲で、頑固者で。……バカな真似をしたのは、たったの一度だけでしたがね。」\n「あれは大きな過ちだったわ。」\n「お嬢さんや鼠王さんみたいな賢い方は、なんだってお見通しなんでしょう。俺らみたいな下々のもんはたまにバカなことをやらかしますから、これからも遠慮なく躾けてやってください。」\n「それでも、私の言うことを聞いてくれるの?」\n「あいつが死んだ理由を聞かずにおいてくれたこと、ありがたく思ってますよ。」\n「やっぱり私を恨んでるのね。」\n「言ったでしょう、この命はお二人に拾ってもらったもんだって。恩人を恨むはずなんかありません。」\n「……」\n「さ、お嬢さん。麺が出来上がりましたよ。」\n店主はどんぶりを客に出すと、その場を離れず、彼女がきれいに平らげる様をそばで眺めていた。\n食べ終えると、客は鞄から小銭を取り出し机に置いた。\n「お釣りはいらないわ。」\n「どうも。夜道は暗いですから、気をつけてお帰りください。」\n「心配しないで。目端は利くほうだから。」\n「それでも、どうかお気を付けて。俺たちにはお嬢さんが必要ですから。」\n「あなたも、もう遅いしそろそろ帰りなさい。」\n「お嬢さん……」\n「あなたを恨む度胸なんてありませんが、一つだけ聞かせてください。」\n「当時と同じようなことが今起きたとしたら、お嬢さんは同じようなことをなさるんでしょうか?」\n「ええ。」\n「今私がここにいるのは、龍門が二度とあの頃に戻らないようにするためだから。」", 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"四十二回目の迷子を経験した後、ミントはようやく他のオペレーターのアドバイスに従い、集中力を鍛えることに決めた。\nフリーマーケットでたくさんの道具を買い、彼女は訓練を開始した。\n・メトロノーム\n店主さんによるとこれは楽器を学び始めたばかりのリターニア人が使う道具で、リズムを取るためのものらしい。『集中力を高める100の方法』には規則的な周期で鳴る音は集中力を高め、リズムに合わせて自分の思考を整理することで考えを明確化できるようにすると書いてあったから、きっと役に立つはず。\n「チク、タク、チク、タク、チク、タク、小石、さん、小枝、さん、お外、には、たく、さん、キラ、キラ、キラ、キラ、綺麗、だな、気に、なる、行って、みよう……」\n・シンギングボウル\n「いつまでも響き渡る穏やかで透き通った音を浴びていると、心が安らぎ自分自身と向き合うことができる。」\nこれが鳴らす音は、プラマニクスさんの鈴の音みたいに心を落ち着かせてくれる……もしかしてこれもイェラグから伝わってきたものなのかな?たしかイェラグにはカランドっていう聖なる山があるんだよね。他にもクリフハートさんが色々教えてくれたんだ。いつか私も行ってみたいなぁ。きっとたくさん地質学の知見が得られるはず!あ、そういえば黒流樹海も行きたい場所リストに入れてあったっけ。そっちの方はまずアスベストスさんにお話を伺ってみるべきかな?それにしても、アスベストスさんが持ってるドアは見るからにすごそう……\n・集中力訓練カード\nこれは私が集中力を高める訓練をするって聞いたスカイフレア先輩が送ってくださったプレゼント。「対象年齢:3~5歳。誤って飲み込まないようにご注意ください」って、先輩はなんでこんな子供用のものを私に?\n・「怪物の本」用のブックバンド\nこれは集中力の訓練とは関係ないけど、テーブルに置きっぱなしになってたから一緒にしまっておこう。\n・石ころ\nサガさんいわく、何の変哲のない石ころでもいいから一つの物事に気を集中すれば、心は静まり、万物の根底にある本質について思いを巡らせることができるんだって。それからサガさんが瞑想に誘ってくれて、一緒に集中力を高めてみたんだけど……それにしてもあの納豆ご飯、すっごく美味しかったなぁ。\nその後、四十三回目の迷子となったことで集中力の訓練は失敗に終わり、覚え書きもここまでになっている。最後の記録は消火器についてだった。\n・消火器\nスカイフレア先輩が怒りのあまりに起こした火を、これで消し止めることができた。なんだか……集中力不足が引き起こす最悪の事態を解決する上で、他の道具よりも役に立ったような……\nでも……後でちゃんと謝らないと……", 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"ロドスの小隊が奴隷商人の手から救い出した時、その十一、二歳のエラフィアの少女は泣きも騒ぎもせず、こちらからの問いかけに答えることもなかった。実直で明るい性格の隊長は対応に困り、少女の世話をビーズワクスに任せて逃げた奴隷商人の追跡へと向かった。\nビーズワクスも隊長のように社会性の高い人物だったならば、そんな状況を気まずく思ったのかもしれない。\nしかし少女に話す気がないと理解した後、ビーズワクスがしたのは新緑の芽吹く密林に目を向けることだけだった。\nしばらくぼんやりとしていたビーズワクスは、ふと少女が自分の角をじっと見つめていることに気づいた。\nつられて視線を向けると、少女はすぐに目を逸らしてしまう。そんなことを何度か繰り返した末、ビーズワクスはようやく口を開いた。\n「そんなに気になるなら、触ってもいいよ。」\n少女は大きく目を見開いた。\n「遠慮しないで。」\n少女はおずおずと立ち上がり、ビーズワクスに歩み寄った。角に触れる手つきは、まるでそこに臆病な小鳥が留まっているかのように恐る恐るとしていた。\n「きれい……」\nビーズワクスはこれまでにも何度も、角を持つ他のオペレーターからそうした言葉をかけられてきた。初めは照れと驚きを感じるばかりだったが、やがて礼儀正しく「あなたの角も素敵ですね」と返すことを覚えた。\nだが奴隷商人から救い出されたばかりのエラフィアの角は艶がなく薄汚れているばかりか、片方は折れてしまっていた。それを見たビーズワクスは、普段とは別の言葉を返すことにした。\n「君の角も、私のみたいにしてあげようか?」\nまだ少し肌寒い三月の春風の中、幼いエラフィアは地面にそのまま座り込んだ。\nビーズワクスは少女の角に絡まっていた汚い綿くずを取り除くと、角のケアセットを取り出す。それから表面の汚れを柔らかい布で拭き取り、角の分け目に詰まった汚れをブラシで払っていく。\nエラフィアはまるで何か厳かな儀式にでも参加しているかのように、目をつむって俯いていた。\nビーズワクスはあらかたの汚れを落とし、けば立ってしまっていた角質をやすりで根気強く取り除いてから、丁寧にオイルを塗った。そして一通りの作業を終えると、ケアセットから取り出したリボンを角の折れたところで蝶結びにしてあげた。\n「できたよ。」\nビーズワクスは少女に手鏡を渡した。\n初め少女は鏡を見るのを恐れていたが、細めでちらりと角を確認するやいなや、驚きのあまり大きく目を見開いた。興奮と喜びによって、そのやつれた頬も赤く染まっていった。\nビーズワクスは立ち上がって伸びをしてから、最後の仕上げがまだ終わっていないことを思い出した。\n彼女は自分の頭をこつんと叩き、懐から小さな金色の石を取り出す。それに細い縄を巻きつけ、エラフィアの折れていない方の角に結びながら、小声でこう唱えた。\n「汝に神の祝福があらんことを。汝が搾取や飢餓から遠ざかり、烈日、嵐、そして波打つ金色の砂原の如く、いつまでも強く美しくあらんことを。」", "typeIcon": "plx-x", "typeName1": "PLX", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_344_beewax", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_beewax_1", "uniequip_002_beewax_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31044", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30084", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31054", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"耳をつんざく警報が夜空に響き渡り、少女は驚いて目を覚ました。\n砂塵が基地を包み込み、暴風が激しく扉や窓を叩いている。\n彼女はとっさに母を呼ぼうとしたところで、大人は皆探索任務で基地の外へ出かけていることを思い出した。\nその時、凄まじい音がした。仮設住宅の屋根のどこかが壊れたようだ。\n黄色の怪物が徐々に迫る中、逃げ場をなくした少女は、ベッドの隅で縮こまることしかできずにいた。\nすると、銀色の光が地の底から浮かび上がってきて、母の手のように少女の頬を撫でた。\n少女は母がくれた童話の本を強く抱きしめ、母に何度も読み聞かせてもらったお話を思い出して、あの暖かい文章から勇気をもらおうとしていた。\n\n荒れ狂う風が砂を幾重にも巻き上げる中、銀色の光はさらに輝きを増し、やがて銀色の帯となって少女を優しく抱き上げる。\n彼女の意識は銀色の夢へと沈んでいき――優しく爽やかな夢の中で、彼女は月光に乗って空を飛び、砂嵐と怪物をぐんぐんと引き離していった。\n\n「……容体はどうでしょう?」\n「バイタルサインは正常です。少し驚いただけで、すぐに目を醒ますと思いますよ。」\n「では、先ほどの異常なエネルギー反応は……」\n「この銀色のものでしょうね。最初期の開拓隊が残した記録によると、これは自ら開拓隊に志願したある女性科学者が開発した『伝達物質』と呼ばれる特殊なものだそうです。」\n「遭難した開拓者をしばしば基地に送り届けたことから開拓者の間で『銀の靴』と呼ばれていたとか。」\n「その話……この開拓地が拓かれたばかりの頃のことですよね?ずいぶん昔のことですし、ただの迷信だと思っていました。」\n「ううん、絶対ほんとの話だよ。」\nいつのまにか目を覚ましていた少女が、母親に呼びかける。\n「お母さん……」\n「ええ、ここにいるわ。」\n「『銀の靴』を作った人は……どこに行っちゃったのかな?」\n母親はしばらくの沈黙のあと、娘に現実的な推測を伝えることにした。\n「記録通りなら、その人はここで暮らしていたはずだけど、その後の行方は誰も知らないみたい。もしかすると奥地を探索する任務中にいなくなってしまったのかもしれないし、あるいは……その先のもっと遠くにある、次の開拓地に向かったのかもしれないわ。」\n少女は一瞬落胆したが、枕元に置かれた童話の本に目をやると、何かに気付いたように飛び起きて、それを強く胸に抱きしめた\n「わかった!その人って、この本のヒロインにそっくりなんじゃない?」\n「たしか……ずっと旅を続けている女の子よね?」\n「うん!わたし、この子が大好きなの!」\n「そういえばその本の作者さんも初期開拓隊の一員だったらしいから、そのモデルってもしかして……」\n「そうだよ、絶対そう!」女の子は目をキラキラと輝かせた。\n「この子は家族と再会できたし、夢も叶えたの。きっとわたしも、叶えられるよね!」", 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"01月03日\n予定:クロージャさんと『判官筆VS鉄血金剛』を見に行く約束。追記:無茶苦茶な映画すぎて、ずっと笑いっぱなしだった。これからは龍門のレトロ映画も追ってみようかな。\n01月15日\nシアタールームで偶然ウィスパーレインさんに会ったから、せっかくだし一緒に『サタンフラメンコ』という長編映画を見た。長い映画だったけど、かなり引き込まれた。\n…\n02月14日\n予定:一人で『コロシヤ』を再履修する。追記:恋愛はやっぱり他人がしてるのを見るほうが楽しい。\n…\n03月02日\n予定:外勤任務。追記:感染者の境遇は本当にひどかった……私も何か力になりたい。\n…\n03月11日\n予定:特殊オペレーターの強化訓練に参加する。追記:すごい人たちばかりだった……ちょっと腰が引けちゃった。\n…\n04月17日\n予定:任務に向かうついでに父さんのお見舞い。追記:すぐ癇癪を起こすのは相変わらずだったけど、お世話をしてくださってるオペレーターさんによると、私の仕送りを全部こっそり貯金に回してるらしい。\n…\n05月18日\n誕生日。追記:ドゥーマがケーキを用意してくれて、マウンテンとカフカもお祝いに来てくれたから、一緒に大好きな『セリョージャの村は戦場だった』ってレトロ映画を見た。カフカは映画の途中で帰っちゃったけど、それでもすごく楽しかった。\n…\n06月12日\n予定:『大人は理解してくれない』のHDリマスター版が上映されるから、絶対に映画館で見る。追記:最高。映画館はほぼ貸し切りだった。みんなレトロ映画の良さを分かってない!\n…\n07月10日\n予定:外勤任務。追記:思いも寄らない街で母さんを見かけた。楽しそうに笑ってたけど、私は声をかけなかった。\n…\n09月30日\n予定:クロージャさんとウィスパーレインさんと一緒に映画鑑賞会。すごく楽しみ。\n…\n12月31日\n予定:ロドスの年越しパーティに参加する。色んな人と交流して、視野を広げよう。頑張れ私。\n\n――ドクターの誕生日の日付のマスには、彼女の手で大きなスマイルマークが描かれている。", "typeIcon": "trp-y", "typeName1": "TRP", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", 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"uniequip_002_rfrost", "uniEquipName": "ウェルカムマット", "uniEquipIcon": "uniequip_002_rfrost", "uniEquipDesc": "「この程度の威力で足りるのですか?」\nエンジニア部の担当者は、困惑を顔にのせて、眼前の“オペレーター”をみた。\n「どうかしら……我々の故郷では十分だったけど」\n「足をとられた場合、脱出するのは非常に困難よ」\nFrostはウェルカムマットの調整をしながら、エンジニア部のオペレーターに罠の構造を伝える。\n「しかし、この程度の威力ではどうしたって無理でしょう」\n「アーツへの耐性を置いておいたとしても、誰だって抜け出せますよ。この私ですら」\n「とはいえ、あなた方の装備は素晴らしい技術が用いられていますね。通信機なんて驚異的な出来です。源石による動力の供給がなくとも動作して、しかも驚くほど小型だ」\nエンジニア部のオペレーターは、好奇の眼差しでティナの持つ電子機器を眺め回した。\n「特にこのソーラー充電装置! どうやったらこんなに小さく? クルビアでだってこんな技術はみたことがありません。本当に不思議です」\n「いずれにしろ、これらの改造には時間が必要です。もしご興味があるなら、エンジニア部にいらしていただければ、作業の見学もできますよ」\n「ああそうだ。弓が必要なのだけど、ここで申請できる?」\n「弓?」\nそれから何時間かのち、エンジニア部のオペレーターは、ティナが全力でサルカズの軍用弓を引こうと努力するのをみて、今度は先ほどよりも訝しげな表情を顔にのせた。\n極めて専門性の高い軍事的素養と戦闘技術、先進的な戦術装備。それらと不釣り合いに低い身体的素質。彼らは一体どこからやってきたのだ?\nあるいは、彼らは身体能力が欠如しているから、技術で補助する必要があるのだろうか?\nだが、一人一人を尊重するというロドスの不文律に則って、彼は深くは追求しなかった。このような疑問はやはり、自分の脳内に留めておく方がいい。", "typeIcon": "trp-y", "typeName1": "TRP", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", 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"「やっと見つけた、いやあ肝を冷やしたぜ。明日の現場でこいつを着けてなかったら、親方にどやされちまってた。しかし親方がみんなにこの、なんつったっけ……工事レコーダー?ってのを着けさせるのはどうしてなんだろうな。」\n「俺が知るかっての。つーかそれ、録画しっぱなしじゃねぇか。どうやって失くしたのか見てみたらどうだ?」\n「そうだな。」\n\n【モニター画面】一人の作業員が退勤に向けて服を着替える前に、工事レコーダーを外して置いていっている。\n「ハハッ、誰かに盗られたとか言ってなかったか?自分がおっちょこちょいだから失くしただけじゃねぇか。」\n「うるせえ。」\n\n【モニター画面】作業員たちが出て行った後、シャナが突然工事現場にやってくる。\n「あれ、親方じゃねぇか?」\n\n【モニター画面】シャナが備品の損耗状況をチェックしつつ、動作に不調がある工具を整備していく。それから一台のボーリングマシンの前で足を止めた彼女は、ノートを取り出して何かを書き込み始める。\n「おかしいと思ってたんだ。うちの建設隊は少人数過ぎて整備士だっていねぇのに、どの工具もいつも不備なく動いてたからな。親方がやってくれてたんだな。」\n「たしかに、おととい岩盤を掘ってた時、ブロックの奴のボーリングマシンは調子悪そうだったもんな。みんなは騙し騙し使っていこうなんて言ってたけど、親方は見逃さねぇってわけだ。」\n「うちのドリルがどこのより使いやすいのも、全部親方が改造してくれたおかげだしな。あの人は本当にプロだよ。」\n\n【モニター画面】シャナはそのまま最近の施工状況のチェックを始める。すでに施工が完了した工事のチェックをしていた時、彼女は少し考え込む様子を見せ、工事レコーダーを取り出して確認し始める。\n「あそこは確かジャレンが家族に電話しなきゃとか何とか言って、急いで終わらせてたところだよな。俺もなんとなく違和感があったんだが、忙しすぎてじっくり確認はできてなかった。」\n「シッ、親方が何か言ってるぞ……『コンクリートの厚みが三センチ足りない』だってよ。こいつはでけえ欠陥だな。なるほど、レコーダーってのはこう使うのか。」\n\n【モニター画面】シャナがチェックの合間にミントキャンディの包みを開けるも、運悪くそれを地面に落としてしまった。彼女はそれを拾い上げ、飴に付いたほこりを吹き飛ばすと、何事もなかったかのように口に入れる。\n「いやぁ、親方って普段は元気ハツラツって感じだが、採掘場に入ったら……俺たちと同じように苦労をしてんだな。」\n「あの人みたいな良い親方には、今まで働いて来た中でも一人しか会ったことねぇや。」\n「なんだ、他にもいるってのか?」\n「ああ、昔の親方でな。そこそこ歳がいった親父さんだが、俺たち感染者を差別したりしなかった。よく娘さんを採掘場に連れてきては、俺たちと一緒に飯を食べてたっけ……俺は一生あの人についていくつもりだったが、ある工事の時に事故が起きちまって、施工隊は解散に追いやられたんだ。」\n「そいつぁ残念だったな。」\n「もう十何年も前のことだけど、あの人の名字はまだ覚えてるよ。たしか……モーイマンさんだったはずだ。」\n「おい……うちの親方の名前は、シャナ・モーイマンだぞ。」", 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"「スロバーノッカー」の看板は確かに変わっていた。\nその日、ヴィーナの協力によって封鎖エリアにあるボクシングジムに戻ったモーガンが最初にしたことは、看板を確認することだった。看板に塗られたペンキは質が悪く気泡まみれだったが、「スロバーノッカー」の文字は当初ハンナが書いたものよりずいぶん整っていた。\nモーガンの部屋のベッドの下、鍵のかかった箱の中にはずっと気がかりだった「モーガンの回顧録」が静かに横たわっていた。モーガンは箱に触れられた痕跡がないことを何度も確認してから、ようやく中に隠していた上物の酒を取り出すと勢いよく二口ほどあおったが、思い切りむせてしまった。\nたとえ飲み頃を過ぎてしまっていてもやはり良い酒は試す価値がある、とモーガンは思った。\nモーガンは箱の中に詰まった懐かしい品々を眺め、何かが足りていないような気がした。\n対照的に回顧録の内容であれば、ちらりとページをのぞき見るだけで、当時の出来事を細部に至るまで思い出すことができた。\nそれはまだグラスゴーの事業がストリートの人々に認められていなかった頃の出来事だ。その頃のモーガンは、たとえばグラスゴーの体面を整えるためによそ者を派閥内に引き込むといった、ごく浅いアイデアを時々思いついていた。しかし単細胞のハンナがそれに乗り気になったのは予想外で、そのせいで街の外からきた若者たちはしつこく声をかけられることになってしまった。\n結局、そのハンナの鼻っ柱をへし折ったのは、若者たちを守るために割って入ってきたヴィーナだった。\nモーガンが初めてヴィーナの名前を聞いたのも、十数年前のその日だ。ハンナはその「よそ者」のフェリーンを説得してグラスゴーに引き入れようと、しきりにモーガンをそそのかした。終いには、「街のおもちゃ工場はうちのシマだ」などという大口まで叩いてみせたが、そのフェリーンは興味を示さなかった。\nそれ以上にハンナを気まずくさせたのは、中央エリアの貴族の使用人がおもちゃ工場に対して理不尽な言いがかりをつけた時のことだった。モーガンとハンナは街を守るために体を張ったが返り討ちにあってしまい、結局ヴィーナのお陰でなんとか二人とも解放されたのだった。\nあの日、ハンナは帰ってからもずっと苛立っていた。あれが嘘だとバレた以上、彼女がグラスゴーに加入するとは思えなかったからだ。しかしそんな二人は、その日の夜に大きなおもちゃ箱を抱えながらボクシングジムのドアを叩いた傷だらけのヴィーナに驚かされることになった。\n「おもちゃ工場の工場長からもらったものだ。これで工場がグラスゴーのシマだと誰もが知るだろう。」\nこの件があってから、モーガンは度々この話を蒸し返してはハンナをからかった。あの時の呆気にとられたハンナも、嬉しそうにしていたヴィーナも、回顧録には主役として記録されている。\n\nモーガンをそんな思い出の中から呼び戻したのは、困り顔のヴィーナだった。\n「部屋でこれを見つけたのだが、見覚えはあるか?」\n箱の中身の何が欠けていたかを思い出したモーガンは、大喜びで跳び上がってヴィーナの首に腕を回した。\n「ハンナちゃんに聞きに行こう。あの子なら知ってるかもよ?」\n看板は変わってしまっても、みんなは変わっていなかった。", 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"あぁ、歳よ!\nこの地は広く、人多し。\n御身は生まれながらの傑物なり。\n天地を思うままに行き、鱗より落ちたるかけらは時に地に積もり丘となり、青々とした群山はことごとく御身の下でひれ伏せり。\n御身の言葉はそれすなわち海の如き神秘の秘術なれば、炎国に轟く御名は天ほどに高し。\n御身は自然法則を統べ括り、様々なる法術の扱いに堪能にして高尚なれば、自然のすべてがあなたの助力となり得たり。\n人との交わりを申さば、炎国の民草は御身の徳を心より崇め、獰猛なる獣の身なれどかくも仁義に厚きものかと口にせり。\nまた、御身の純朴と善心を称え、かくも麗しき獣あれとやと感嘆せり。\n今日に至れど人々はいまだ、歳はみだりに殺生をせぬ品徳を有すと口にす。\n昔、御身は天地の狭間にて乱れし気流を鎮め、其を雲と成し雨降らせ、炎国に吉兆をもたらせり。\n御身は細やかなる策を巡らせ、炎国人の行く末がため、御身の同胞を殺めたり。\n御身は斯様に無私寛大なれば、まさに天下の人々の栄光なり!\n……\n御身の滅ぶる時、山湖までもが共に嘆き、草花は涙し、万人が御身の美しき心に胸打たれたり。天地も幾重なる霧を立たせ、強き秋風を幾度となく吹かせり。\n御身を想いし人々は、雲眺むれば其に果てなきを恨み、川眺むれば其が止まらぬを憎む。\n御身の滅ぶる時、香炉の香は燃え尽きて、我が兄弟姉妹も去りゆかば、墓を守るは我ばかりなり。\n御身の策破れ、居所も滅びたることは、老若の知るところなり。\nいとあさましきことこの上なし!\n斯様な惨禍を前にして、御身は口惜しきをおぼえぬか?\nこれなる災いを引き起こせし者は誰か?\n御身は斯様に落ちぶれたれば、なおも重ねて百の身体あれど、真の身体を取り返せしことあらんや?\n歳よ、歳よ、史書には御身の行い記され、幾千年後も、詠い継がれ称えられん。\n■■おかしきかな!\n……\n真龍曰く、歳在る限り、私はいずこへもまかりならぬという。\n約束せし百年を過ぎて、私もとうに疲れ果てぬ。\n今やいみじく味気なし。外へまかりて、火鍋など食うとす。\n\n――蝋燭を灯し、扉を三度叩いたあと、司歳台持燭人が陵墓へと入った。\nその時には、守り人はすでにいなくなっており、代わりに南東の一角の壁に文字が刻まれているばかりだった。\n字は壁に深く刻まれ、その内容と形式を見るに、恐らくは彼女が残した……歳への追悼文だろうか?", 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"イェラグの名が広まるにつれて、イェラグの雪山も次第に人々に知られるようになった。\n中でも永遠に溶けることのない源石氷晶は、誠実さの象徴として追い求める者が後を絶たなかった。\n源石氷晶は確かに実在するが、実際に手に入れるのは極めて困難だった。なぜならそれは最も険しい山の頂を探してやっと見つかる可能性がある、という程度の非常に希少なものだからである。それを求めてやってきた人々の多くは、何の成果も得られないままに落胆して帰る羽目になった。\nしかしノーシスにとって、その在処を特定するのはさほど難しいことではなかった。代々イェラグの書物を守ってきたエーデルワイス家の人間は、誰よりも雪境(ヒーラ)のことを知り尽くしている。\nむしろ彼にとっては、登山の方が困難であった。\nそれというのも、彼はイェラグで過ごした少年時代ですら書物の山で時間を過ごすのを好む子供だったからだ。さらに一家全員でヴィクトリアに移ると、ほとんどの時間を勉学に費やすようになった。\nそのためエンシオディスとともにイェラグに戻った後も、彼は雪山への挑戦に微塵も興味を示すことはなかった。\nしかしその日、彼は一人雪山へと足を踏み入れ、古い手記に従って人里離れた山頂を目指した。辿り着いた頂では、源石氷晶が採掘されるのを静かに待っていた。\n源石氷晶を見たノーシスは過去を思い出さずにはいられなかった。\nイェラグを強大な国家へと変えるという夢を実現させる手段は、彼がヴィクトリアで様々なことを学ぶうちにどんどん変化していった。そして最終的には、自分の出した結論が幼少期にエンシオディスとともに夢見た未来とは真逆であることを認めざるを得なくなった。\nだから彼は別れ際に交わした約束を思い出すと、心に引っかかりを覚えるようになっていた――エンシオディスはヴィクトリアにくるだろうか?もしきたとして意見が一致しなくなった場合はどうすべきだろうか?と。\n果てして、エンシオディスはやってきた。二人の間に衝突こそ起きなかったが、理念に食い違いが生じていることは互いが理解していた。それでも同じ夢のため、二人は手を取り合うと決めたのだった。\n雪山事変ではエンシオディスの計画を逆手に取り、さらに過激な手段でエンシオディスに決断を強いることも考えていた。\n思考し、判断し、迷い、さらに思考を繰り返す。誰もいない片隅で、無数のアイデアを頭に巡らせる。自分はそれを実行することになるだろうと彼は考えていたが、結局そうすることはなかった。\nあの部屋で再び握手を交わしたあの瞬間、ノーシスは自分が何を選ぶのか悟ったのだ。\nエンシオディスはどうやらドクターに氷晶を送ったらしい。ノーシスもまたそれを手に入れることにしたが、それを誰かに渡すつもりはなかった。\n雪山事変が収束し、何の特別な意味もないその日に、彼は一人雪山へと踏み込んだ――氷晶で剣を打ち、自らに贈るために。\n氷晶で作られた剣は実戦には向かない。もし武器を剣に変えるつもりならば、別で戦闘用の物も作らねばならなかったが、その必要はなかった。その剣を戦闘に用いるつもりなどなく、永遠に日の目を見ることがないようしまい込んでおくつもりだったからだ。\n氷晶は永久不変の忠誠を象徴している。彼はエンシオディスに忠誠を誓ったことは一度もないし、今後もそうすることはないだろう。彼が忠誠を誓うのは、自分自身にだけだった。\nそして彼が選んだのは――\n腰元の通信機から振動が伝わってきた。通信ネットワークは今やイェラグ全域を網羅しており、雪山の中にいても信号を受信できる。\n「会議の時間だ。」\n「わかっている。」\n源石氷晶を慎重に採取ししまい込むと、彼は振り返って山を下った。\nカランド貿易の最高技術責任者である彼には、暇な時間などそう多くはないのだ。", 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"暗い瞑想室の中、暖炉の炎が疲れを知らずに燃え続けている。\n歴代のイェラグの巫女たちは経典の釈義を終えたあと、皆ここに座り静かに瞑想しながら、雪境の生きとし生けるものたちについて思いを巡らせるのだ。\n「エンヤ……エンヤ!」\nその声に目を覚ましたエンヤは口元を拭うと、熱気で火照った頬を擦りながらはにかんだ。\n「ごめんなさい、ヤエル……」\n「シルバーアッシュ家の当主、エンシオディスがいらしてたわよ。」\n「そうでしたか。面会の要望はありましたか?」\n「いいえ。巫女への祝福の言葉をいくつか捧げたあと、これをあなたに渡すように言って、帰っていったわ。」\nエンヤは侍女の手から、表面に細かい模様が彫られた、精巧な作りの小さな鈴を受け取った。\n彼女が鈴を軽くゆらすと、部屋中に美しい音色が響き渡る。\n「巫女への献上品ですって。シルバーアッシュ領の工場で作ったもので、谷地の田園には似たような鈴がたくさん吊るされているらしいわよ。」\nエンヤはその鈴をじっと見つめる。\nエンシオディスの言わんとすることはわかっていた。\n彼女には子供の頃、エンシオディスと一緒に、父の工場で廃棄された鉄片を使って鈴を作ったことがある。\nそのあとエンシアも連れて、完成した鈴を広大な田園に吊るし、通り過ぎる風が音色を奏でるのを待っていたものだ。\n「すみませんが、これまでの献上品と一緒にしまっておいてもらえますか。」\n言うとしばし迷ってから、彼女は侍女を呼び止めた。\n「ついでに、ベッドの横にある棚の、一番下の引き出しに入っている物を取ってきてください。」\n戻ってきた侍女の手の中には、途中まで編まれた男物のマフラーがあった。\n柔らかな毛糸がいくつも編み込まれているそれはしっかりと分厚く、針目には寸分の狂いもなく、すでに完成している部分は文句なしの出来だった。\n「これは……」\n「エンシオディスがまだヴィクトリアにいた頃、彼のために編んでいたマフラーです。彼が帰ってきた時に渡したかったのですが、色々あってまだ未完成で。」\n「こんなに長い間持っていたなんて……彼にまだほんの僅かでも期待しているのね。」\n「私は巫女になってからというもの、ここにある経典すべてを読み尽くしてきました。中にはイェラグの千年もの歴史や、果てはカランドが万物に与えた答えまでもが記されていましたが、たった一つだけ、経典に答えが記されていないことがあったのです。」\n「へえ、何かしら?」\n「織物の編み方です。」\nエンヤは急に黙り込み――昔、父が窓辺に座って顔に陽の光を浴びながら、子供たちのためにマフラーを編んでいた姿を思い出した。\nその時、兄は外で剣術の鍛錬に励み、妹は山の画集を眺めていた。\nそして父のそばに座ったエンヤは、その手の動きを静かに眺めながら、一連の動きをすべて頭に刻み込んだものだ。\n彼女はそうして編み物を覚えた。\n\n経典には多くの知識が記されているが、永遠に答えの見つからない問題もある。\nだが、彼女はすでに編み物や家族、そして未来についての答えを知っているのかもしれない。\n「明日はいよいよ三家会議の日でしたね。」\n「ええ。明日は、ほかの二家が手を組んでシルバーアッシュ家を非難するでしょうね。エンシオディスはどう対応するのかしら……」\n「彼がどうするにせよ、最終的には私が始末をつけることになるでしょう。」\n「どうしてそう言い切れるの?」\n「彼も私も……『シルバーアッシュ』ですから。」\nそこまで言うとエンヤは不意に立ち上がり、侍女の予想だにしない行動を取った。\n彼女は分厚いカーテンを思い切り開いたのだ。\n千年の時を経て、この暗い部屋に初めて日の光が差し込む。\n光に照らされた彼女の指の間で、編み針と毛糸が舞い踊る。\nすでに編み終えた糸の中に、新たな糸が織り込まれていく。\n誰のためでもなく、ただマフラーを編み終える未来へ向けて、彼女はひたすらに編み続けた。\n「シルバーアッシュ家の子らは、それぞれの道へと踏み出すのです。」", "typeIcon": "umd-x", "typeName1": "UMD", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_174_slbell", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_slbell_1", "uniequip_002_slbell_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30044", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30064", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30084", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"「この子、リンゴが欲しいんだって。」\n「聞こえないの?一つだけで良いからリンゴが欲しいんだって。」\n気に留める者は誰もいなかった。\n彼女は伸ばされた腕を見やった。痩せこけ、血色のない不健康な肌の色をしていたが、その持ち主は彼女とさほど変わらない年齢の女の子だった。ちょうどリンゴが一つ乗るくらいの大きさの手のひらを、握ったり開いたりしている。\n周囲の人々が女の子に向ける感情を、彼女ははっきりと理解できた。普段彼女に向けられる感情を不安や恐怖と呼ぶのならば、女の子に向けられている感情は無関心であった。より正確に言うと、そこには僅かばかりの嫌悪感が入り混じっており、その人間の形をした身体は最初から自分たちとは別の生き物だといわんばかりだった。\n「アンタ、リンゴを食べたことあるの?」彼女からの問いかけに、女の子は首を横に振った。\n彼女もリンゴを食べる機会はあまりなかったが、そのおいしさは知っていた。使用人がごく稀に買ってきて、彼女に近づかないように入り口へと置いていくことがあるからだ。\n一方で、この女の子はひょっとすると、リンゴを遠くから見たことがあるだけか、あるいは通行人の会話の中から漏れ聞いたことがあるだけなのかもしれない。\n彼女は少し考え込んでから、同行しながらもまるで近付いてこようとしない使用人のほうを見た。そして使用人に近づくと、勇気を振り絞ってこう告げた。\n「アタシ……リンゴが欲しいんだけど。」\n脅すわけでも呪うわけでもなく、ただほかの人がするのと同じように、自分の思いをそのまま伝えてみた。\nしかし使用人は手を震わせながら目を見開くと、叫び声を上げて一目散に逃げていってしまった。\n\nその数日後、町では「島の少女がリンゴを呪いの道具にしたらしい」という噂が出回り始めた。ロマーノ家の九十になるおばあちゃんが突然病に伏せったのも、ブチェラッティ家の長女がお嫁に行けないのも、すべてその悪辣な呪いのせいらしいと騒ぎになった。町民たちは呪いに満ちた島へとリンゴが届けられないよう、リンゴは元より、形の似たものまですべてを隠すようになった。\n彼女は長い間待ち続けたが、リンゴが届くことはなかった。\nそしてリンゴが消えてしまったことで、自分は永遠にあの人たちと同じにはなれないのだと理解した。\n彼女はみんなとは違うのだ。\n「アンタたちなんて……悪霊に呪われてしまえ……」\nある日、屋敷の使用人が掃除中、布で作られたリンゴを見つけた。それには釘が深く打ち込まれていた。\n使用人は先日買ったリンゴと最近絶え間なく続く頭痛を結びつけ、冷や汗で服を濡らした。\nそうして、屋敷の中で次々と布製のリンゴが見つかるようになると、ある恐ろしい噂が町中に広まった。\n「リンゴを持つ者には呪いが降りかかる。」\nたちまち町の人々はみんなリンゴを捨て始めた。箱一杯のリンゴが湖に沈められ、食べ頃に熟したリンゴが道ばたに投げ捨てられた。さらには町の名前を「リンゴなき町」に改名しようという意見まで挙がり、満場一致で可決された。\nある真っ暗な夜、彼女は一人で湖の畔までやってくるとそこに流れ着いたリンゴを拾った。一口かじると、甘くみずみずしい果汁が喉に流れ込んできた。\nその日の眠りの中、彼女は久しぶりに素敵な夢を見た。道ばたに佇む女の子が真っ赤に熟れたリンゴを頬張る夢だった。", 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"「私は些か心配なんだ、Outcast。チェルノボーグ中枢区画からの帰還以来、直近の任務で見てきたRosmontisのやり方は過激と言わざるを得ない。ミリア地区の誘拐事件は確かに腹立たしかったが、あれは本来ミノス警察の管轄だろう。本来の計画では、我々の仕事は悪党どもの殲滅ではなく、囚われた感染者の子供たちを救出することにとどまっていたのに。」\n「任務中に作戦目標が変わることなんて、よくある話だろう?君もRosmontisの判断を信じてあげるべきだと思うけどね、Pith。」\n「生き残った目撃者は、Rosmontisを『ミリアの災い』と呼んでいたそうだぞ。本人が覚えていないのは幸いだが……Touchいわく、任務を終えて本艦に戻った頃には、あの子は任務関係の記憶をすべて失っていたという話だ。私からすればあの子を心から信じてやることは難しい。あの子の脳は今回の任務から経験を汲み取ることもできないからな。」\n「記憶というものすべてが有益な経験になるとは限らない。時には重荷になることだってあるだろう?主観的な思い込みや、集団的無意識に束縛されない彼女は、我々の誰よりも公正な存在と言えるかもしれない。あの子は永遠に汚れることなき鏡のように、周りで起きることの是非や善悪をはっきりと映し出し続けてくれるのさ。」\n「だからこそケルシーは私たち二人にあの子の指導を任せたのだろうな。だが、たとえ今のあの子が我々の道徳観を反映しているとしても、ロドスが彼女と永遠に共にいられる保証はない。我々がいなくなったら、誰がその鏡そのものの善悪を定めるんだ?」\n「おや、彼女が目を醒ましたようだよ、Pith。それは直接彼女自身に聞いてみるとしようか。」\nこんにちは、Outcast。\n「やあ、Rosmontis。」\nOutcast、どこかに行くの?\n「ああ、ヴィクトリアまで、ちょっとした任務でね。すぐに戻るつもりだが……Pithの言うように、私もケルシーも、ほかの皆も……いずれはどこかへ行くことになるのかもしれない。」\nじゃあ、アーミヤも?\n「あるいはね。未来のことは誰にもわからない。だから我らが小さき裁判官たるRosmontis殿には、我々の代わりに、君自身をよく見ておくようにお願いできると嬉しいな。」\nわかった。Outcastにも、みんなにも約束するね。全部メモしておくから。\nOutcastがしてくれたお話も、全部記録してるから、絶対忘れないよ。\n約束はちゃんと守るから、二人とも心配しないで。\n\nもしも私が悪い人になっちゃったら……ううん、未来の私がどんなふうになったとしても……\nそれをちゃんと記録して、見極めるから。", 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"荒野でグレイが先ほど完成させたばかりの試作品をテストしている。\n彼はこのためにもう何日も徹夜しており、夜中にこっそりと灯りをつけてデバッグやコンパイルの作業をすることもままあった。そうして慎重に作業に取り組んでいると、時折彼は子供の頃にぼろ家で過ごした日々のことを思い出した。母は拾ってきたジャンクにアーツで少し手を加え、日が沈んで真っ暗になった家でも本が読めるようにと、僅かな光を灯してくれたものだった。しばらくするとジャンクには限界がきて、鼻を刺すような煙とまぶしい火花をまき散らし、それまでで一番明るい光を一瞬だけ放った後、辺りはまた暗闇に包まれるのだ。\n今やグレイはこの真っ暗な荒野にすっかり慣れきっていた。荒野には灯りも、彼以外の人間も存在しない。蛍が放つ微かな光はたった二歩先の闇すら照らせず、後にはごうごうと吹き荒れる風があるばかり。時にはその音すらも聞こえなくなった。\nグレイはスタンドを組み立て、データを入力し、装置を起動した。これが一体何をもたらしてくれるのかは、彼自身にもはっきりとはわからなかった。ただ数日前に算出したデータ通りのものをなんとか実現させ、それが何らかの結果をもたらしてくれることを期待していただけだ。\nもしかしたら、村一つが安定した電力供給を得られるようになるかもしれない。もしかしたら、ある技術において欠けていた要素がようやく補えるのかもしれない。あるいは、何も起こらずただまぶしいばかりの火花が飛び散るだけかもしれない。\nもはや暗闇を恐れることはない彼だったが、それでもこの瞬間は緊張を覚えた。火花の一つすらも起こせないかもしれないと思うと、どうしても不安に駆られた。\n「怖がらないで、私の愛しい子。私は福祉施設で働くうちに多くの死の淵にある人々を見てきたわ。家族に見守られている時には、どんな感情にだって意味があるの。けれどただ恐れているだけなのはダメ。恐怖は何も生み出せないのよ。」\n装置が輝き出すと、驚いた蛍は散り散りになり、荒野の闇へと消えていった。\n装置の光は暗闇を照らしたが、火花を散らす間もなく、その光は闇に飲まれてしまった。\n「また失敗だ……」\nグレイは気落ちして、地面に寝そべった。風が吹きすさぶ荒野の中でも、母が自分を抱きしめてくれているような気がして、寒さは感じなかった。\nそうして彼が目を閉じた時、遠く離れた村の電力システムが突然高能率で駆動し始め、村中に光が満ちた。しかし、この夜更け過ぎの静けさの中では、深い眠りに落ちたグレイも含めて誰一人としてそれを知ることはなかった。\n照明が輝く自室から、Mechanistが窓の外に目を向けると、空で星が一つきらりと瞬いたかと思えば、荒野に真っ白な光が灯った。まるで永遠に燃え尽きることのない星々が、ついに地面に降り注いできたかのように。\nMechanistは読んでいた本を閉じ、外に出た。\n「私の愛しい子、たとえ恐れを抱いたとしても、決してその足を止めないで!」", 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"オペレーターとしての入職健診を受けるため、ホルハイヤは身に着けている煩雑な装備を外し、それをエンジニア部に預けた上で既定の検査を行わなければならなかった。\nまずは背中の外骨格装甲からだ。\nそれが地面に置かれた時のずっしりとした物音が、その重量を物語る。\nレイジアン工業が開発した外骨格装甲を原形としたそれの重さは95キロにも達しており、アーツを使って浮かせなければ彼女がそれを身に着けることは到底不可能だった。\nその装備にはアーツ増幅装置が搭載されているほか、近接戦闘の際にはある程度の殺傷力を発揮するという、外骨格装甲らしい性能もついている。\nまた、両サイドのケースには様々な生活必需品が収納されており、時折邪魔になることもあるが、それ以上に役に立つ場面も多い。\n何よりも重要なのは、この外骨格が伝承として語り継がれる「ククルカン」の「羽翼」を模して作られたものだということだ。\n彼女の両親やその祖先も、同じようにその時代ごとの最も頑丈な素材で「翼」を作り身に着けていたことを思えば、決してそれを放棄することはできなかった。\nその次に外すのはコートだ。\nこのコートは最近新調したばかりで、ヴォルヴォート・コシンスキーが開発した新繊維が用いられており、マイレンダーのルートを使って手に入れた代物だ。\n「ククルカン」の皮膚はいかなる刃も通さないという伝承の如く、このコートの繊維も普通の武器ではまったく歯が立たないものである。\nさらに彼女は、ローブと外骨格をつなぐチューブを慎重に取り外していった。\nこのチューブは栄養剤や応急薬など、状況に応じて異なる液体が流れるようになっている。\n「ククルカン」は強大かつ孤高の存在であるがゆえに、彼女もまた一人で数多の危機を乗り越えねばならない。\n最後に置くのはアーツユニットだった。\nこれはマイレンダー基金傘下の極秘実験室がホルハイヤのアーツに合わせて作った特注品である。\n彼女は細心の注意を払い、その先端部の内側に仕込んである箱を取り出した。\nロドスがアーツユニットからマイレンダーの技術を盗めるか否かに関心はなかったが、この小さな箱には、ククルカンの一族の数百年もの歴史が貯蔵されているのだ。\n「翼」と「皮膚」、そして「孤高」であること――このすべては、彼らにとって重荷であると同時に、誇りでもあった。\nこうした偽りの装飾品を脱ぎ捨てる時が来るのなら、それは彼らが「ククルカン」の姿へと回帰する時だと彼らは信じていた。\nそして今……人事部のオペレーターが彼女の名を呼ぶまで、誰もいない部屋の中で、ホルハイヤは手の中の箱をずっと見つめていた。\n彼女は少し考えたあと、箱をしまうのではなく、コートの上に置いて部屋を出た。", "typeIcon": "ccr-x", "typeName1": "CCR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4027_heyak", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_heyak_1", "uniequip_002_heyak_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"最新技術が用いられているという「粒子振動ブレード」を手にして、自分よりも頭二つ大きなサルカズと対峙した時、彼女は小瓶の形をしたイヤリングを片耳から外した。その中には彼女が丁寧に調合した緑色のネロリフレグランスが入っている。その香りのおかげで、彼女はここまでの道中で車酔いせずに済んだのだ。\n今回、彼女とその同僚の標的は逃亡犯の一味で、そのリーダーは今目の前に立っていた。かなり慌てた様子だった依頼主は相当な報酬金とともに、白兵戦が苦手な彼女へとこの武器を押しつけてきたのだ。そして、これを使えばサルカズを始末できるのは当然だといわんばかり、任務を終えたら武器の性能と各種データを報告するよう言いつけた。\nサルカズはどこからか奪ってきた剣を腰にさげながら、彼女を侮辱するかのように腕に残る無数の傷跡を見せびらかした。彼女は冷静を装ったが、その心拍数はどんどん上昇していった。\nサルカズが剣を抜き、彼女に向けて構えた。その動作がフェイントである可能性に思い巡らせた彼女の反応は一拍遅れ、その時にはもう刃が振り下ろされていた。彼女は間一髪のところで正しい判断を下し、身構えたが、遅きに失した。見れば、手に持った武器が真っ二つに折られている。\n次の一撃がくる前に、彼女は自ら地面に伏せ、イヤリングを握り潰した。\n濃厚なネロリの香りが鼻をつく。サルカズもそのにおいを嗅いだことを確信してから、彼女は顔を上げた。\n予想通り、サルカズの表情は恐ろしいものから呆然としたものに変わり、最後には似つかわしくない柔らかなものとなった。二本の刀傷が入った唇はもごもごと動き、戸惑いを覚えている様子だった。もし十分に時間を与えたならば、どんな言葉を口にしていただろうか。\nだが彼女はそんな時間を与えず飛び起き、半分残った刃をサルカズの胸に思い切り突き刺した。サルカズは大きく目を見開き、そのまま仰向けに倒れていった。\n刃をサルカズの胸から引き抜くと、温かな鮮血が手を汚す。\n彼女はふと泣きたくなった。たった今刺し殺した相手がまるで長年連れ添った親友のように感じられたのだ。けれどもそれは事実ではなく、彼女自身が砕いたフレグランスの効果に過ぎなかった。\nフレグランスを調合した時、メラナイトはフレグランスにそういった効果があることを把握していた。低濃度では単なる酔い止めだが、高濃度ではリラックス効果と擬似的な親近感を呼び起こすため、いざという時の切り札になることを。\n相手のサルカズはそれを知るはずもなく、二人の間に本当に忘れ去られた過去があると錯覚し、刺し殺された。しかしそれが薬品の効果によって引き起こされたホルモンの乱れの一種に過ぎないと知っていた彼女は、その場でサルカズを刺し殺すことができたのだ。そして、あと五秒もすればネロリの香りは霧散していき、偽りの感情は消え去ることもまた彼女は知っていた。\n五秒はあっという間だった。\n案の定、悲しみは消えてなくなり、しかし彼女は自己嫌悪に襲われた。\nそのイヤリングは入職当初に自分へのご褒美として選んだものだった。\nあの時はただ、本当に車酔いを和らげるフレグランスイヤリングが欲しかっただけだったことを、彼女は思い出していた。", "typeIcon": "arc-y", "typeName1": "ARC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4006_melnte", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_melnte_1", "uniequip_002_melnte_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30074", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30014", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30054", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"星空の下に広がる荒野を、飢えた奴隷がよろよろと歩いている。やがて奴隷は、遠くの焚き火のそばに無言で佇む傭兵の姿を見止めた。\n奴隷は緊張した様子で地に伏せると、両手で自身の持つ唯一の武器を差し出した。\n「私は荒野の上を止まることなく走り続ける巨大な船を探しています。その主が、我々を保護してくれると聞き及んだのです。」\n「あんた誰?」傭兵は奴隷に見向きもしなかった。\n「私はスカーモールから逃げ出した奴隷です。誤って衛兵を傷つけてしまいました。もう戻ることはできませんが、それでも生き延びたいのです。」\n傭兵は焚き火を見つめながら少しの間黙り込み、それからこう告げた。\n「その巨大な船が明日通るルートを知ってるから、夜が明けたら連れていってやってもいいわ。」\n奴隷は感激して傭兵に感謝の意を伝えると、武器を下ろし、そのまま横になって眠ろうとした。\n\n星空の下に広がる荒野を、隻腕の衛兵がよろよろと歩いている。やがて衛兵は、遠くの焚き火のそばに無言で佇む傭兵の姿を見止めた。\n衛兵は緊張した様子でじっと立ちすくんだ。その手には自分を守るための武器は握られていない。\n「私は荒野の上を止まることなく走り続ける巨大な船を探しています。その主が、我々を保護してくれると聞き及んだのです。」\n「あんた誰?」傭兵は衛兵に見向きもしなかった。\n「私はスカーモールから逃げ出した衛兵です。奴隷を憐れんで逃がしてしまいました。もう戻ることはできませんが、それでも新たな主に力を捧げたいと思っております。」\n傭兵は焚き火を見つめながら少しの間黙り込み、それからこう告げた。\n「その巨大な船が明日通るルートを知ってるから、夜が明けたら連れていってやってもいいわ。」\n衛兵は感激して傭兵に感謝の意を伝えると、半ばで断ちきられた腕を庇いながら、そのまま横になって眠ろうとした。\n\n「でも、連れて行けるのは一人だけよ。」\n立ち上がった傭兵の、焚き火に照らされたその顔には、ありありとした嫌悪が滲んでいた。\n焚き火の明かり越しに、奴隷と衛兵の視線が交差した。\n「朝になったら、また戻ってくるわ。」そう言い残すと傭兵は焚き火を離れ、星空の下に広がる荒野に姿を消した。\n荒野に最初の日の光が差し込む頃、傭兵は火の消えた焚き火のそばに戻ってきた。\nしかしそこには奴隷も衛兵もおらず、一本の武器だけが残されていた。\n傭兵がその武器を手に巨大な船へと戻ると、門番を任されていたゴリアテ人はその二人の結末に興味を示した。\n「どうでもいいわ。だってあいつらには、そもそも殿下のために働く資格がないもの。」\n「資格があるかなんてどうやって判断したんだ?」大男はからかうように問いかけた。\n「私が好き勝手すると彼女はいつも咎めるけど、私を追い出そうとしたことなんて一度もないのよ。」傭兵は笑って答えた。\n「基準なんて、あたし自身に決まってるでしょ。」", 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"砂塵が空に口づけする中、遠方にあるオアシスの畔では行商人が足を休めている。\nケルシーは長いこと黙り込んでデッキに佇み、時に遠方を眺めたかと思えば、時に自分の足元に視線を向けていた。\nその動作は、まるでロドスという名のこの船が彼女にしている隠し事を探っているかのようだ。\n少しすると、若きクロージャが書類の山を持ってやってきて、少し迷ってからケルシーの思考を遮った。\n「ロドス・アイランド製薬!」\nクロージャはわざとらしい笑顔を浮かべて、思い出を頭の片隅に追いやると、言葉を続けることにした。\n「レム・ビリトン側の手続きは終わったよ。あのウサギたちったら、うちのアーミヤちゃんみたいな可愛げもないし、面倒な連中でさー!こんなに時間をかけさせといて、『この船は当初鉱物輸送船として登録されていて』とかなんとか言い出すんだから……」\nクロージャはそこで言葉を止めた。\n幸いケルシーも我に返ったようで、なだめるような口ぶりで「苦労を掛けたな」と答えた。\n「この後はどうするの?」\n「前回の会議で結論が出なかった部分の続きだ。」\n「もっとたくさんの人が出ていっちゃうのかな?」\n「そうなるだろうな。」\nケルシーは再び遠方を眺めた。あの行商人はすでに荷物をまとめ終えたようだ。\n「彼らはバベルの人間であってロドスの人間ではない。互いの間にこれ以上血が流れないよう祈るばかりだ。」\n「それはわかってるけど、でも――」\n割って入った声に、会話は中断された。\n「ケルシー先生?クロージャさん?」\nその声を聴いた瞬間、ケルシーの目には微かな優しさと心配が浮かび、そしてすぐいつもの無表情へと戻った。\n「しっかり休むよう言ったはずだ、アーミヤ。」\n「私は大丈夫です。ただ、また悪夢を見てしまって。」\nアーミヤは襟口をすぼめるように寄せた。強風の中に立つその身体はとても小さい。\n「ドクターをチェルノボーグに送る途中にも、荒野に停泊していた時にも……あのサルカズの戦士たちは……」\nケルシーとクロージャは素早く視線を交わした。\nクロージャはケルシーの考えを理解している。アスカロンやAceもよくアーミヤの見舞いに行っているからだ。\n彼らが何も言わずとも、今のアーミヤなら察せてしまうだろう。\n「ああ。彼らは我々と敵対する道を選んだ。」\n「なぜですか?」\n「彼らはまだバベルから与えられた美しい約束の中に生きていて、幻とも言えるそれを手放したがらない。向こうからすれば、こちらの行動は脱走兵と変わらないものだろう。」\n「テレジアさんの約束が、その幻なんでしょうか?」\n「彼らにとってはもはや決して掴めない幻に等しい。」\nケルシーは静かにアーミヤのそばに立ち、その頭を撫でた。アーミヤは少し背が伸びたようだ。\n「それでも彼らは、戦争を継続すればすべての問題を解決できると思っているんだ。」\n「ですが、彼らが間違っているようにも思えません。」\nケルシーは少し驚いて、アーミヤへと視線を向けた。\n疲れ果て、戸惑いを抱く少女を、ケルシーはしばらくの間見つめ、そして何か報われたような安堵を覚えた。\n「その通りだ、アーミヤ。彼らも間違ってはいない。」\n「では、ドクターはどうなるんでしょう?ウルサスは安全なんですか?」アーミヤはケルシーを見上げた。「ドクターに会いたいです。」\nこの子供っぽい仕草と言葉に、ケルシーは珍しく動揺した。\nするとクロージャが、後ろからアーミヤを抱きしめる。\n「ねえ見て、アーミヤちゃん!」\n少女の目に映ったのは、名も知らぬレム・ビリトンの行商人が、遠くで砂塵を巻き上げながらバギーで疾走していく姿だった。\n至るところに荷物がくくりつけられたそのバギーは重たそうだったが、どこか可愛らしくも見えた。\nクロージャはおどけて笑うと、アーミヤを強く抱きしめた。\n「ロドスの旅はこれからだよ。ドクターが戻ってきたらあたしたちがテラで一番すごい鉱石病専門家になるわけだしね!」", 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"雨が上がったばかりだってのに、すぐ夜の帳がおりてきやがった。しかし、力任せにドア閉めて飛び出すのはこれで何度目だろうな?\nウンの野郎にはマジでうんざりだ。「医学の意義」だの「正しい道」だの「責任」だの、御大層な言葉ばっかり使いやがって。\nまあ、街中だって静かとは言えねぇけど、少なくともそれは俺には無関係な騒がしさだ。昔親父と一緒に逃げてた時だって、こんなもんだったしな。\n「ど、泥棒だーっ!」\nうっぜぇ。こんな下んねぇ茶番劇ばっかり飽きずに毎日繰り返しやがって。\nにしたって、あの観光客のほうも、右腕が筋無力症の泥棒なんざにバッグひったくられるなんて救いようがねぇな。\nおっと、この泥棒、なんか見覚えがあるぞ。たしかこの前、俺に解毒を頼みに来たツイてねぇ男だ。\n夜中に、オーキシンを打たれたナスみたく腫れ上がった状態でお仲間に担ぎ込まれてきたんだが……\nどうやら手加減しすぎちまったらしい。\nこうなるって知ってたら、左腕の毒ももうちっと野放しにさせておいたんだが。\nったく、だから言ったんだよ。医学ってのは、根本から被害を防ぐことなんてできねぇって。\nそれなのに、ウンのやつときたら……\n「うぅっ、おじいちゃん……」\nうわっ、また面倒ごとになりそうだ。絶対こっち見んなよ。\n「ね、ねえ……お医者さんなの?おねがい、おじいちゃんを助けて!ぼくにはもう、おじいちゃんしかいないんだ……」\n助ける?どうしろって?その爺さんはもう寿命だ。檀木の棺桶にでも入れて、少しは見栄え良く逝かせてやるくらいならできるかもしれねぇが、そんな役割俺はまっぴらごめんだね。\nああ、あの時もたしか、雨が降りやんだ夜だった。流れ弾が当たって、親父はもう虫の息で……俺を引きずって今みたいな街角に隠れたっけ。\n俺があいつの跡を継いで、その痛みを癒すか……あるいは、苦しみから解放してくれたらとでも期待してたんだろうな。\n親父の最期はどこか滑稽だった。いつも毒医を自称していたことを思い出すと、なおさらだ。\n「ぐすっ、うぅ……」\n……仕方ねぇ。このガキのブサイクな泣き顔を何とかしねぇとな。\nスイカ味とライチ味、それとパイナップル風味を混ぜて泡消しして……っと。\nよし、完璧。間違いなく、これが今一番必要な薬だ。\nほらじいさん、かわいい孫にあんまり心配かけんなよ。今注射してやっからさ。\n「あれ?おじいちゃん、目が覚めたの?おじいちゃん……?ねえ、お医者さん。おじいちゃん、どうしてずっと笑ってるの?……もう、そんなに笑わないでよ、ぼくまでつられて笑っちゃいそう……」\n多少の副作用は仕方ねぇだろ。それと、二度と医者なんて呼ぶんじゃねぇぞ。\nはっきり言っとくが、その爺さんは今夜を越えられたとしても――\nまあいい。少なくとも、今夜は越えられるわけだしな。\n……\n「それを言うなら、料理だって飢えを根本から解決することはできないだろ。君は料理も無駄なものだって言うのかい?」\nっと……なんで説教じみたウンの言葉が頭をよぎったんだ?\nまあ、でも、確かにちょっと腹は減ったけど。\nん?台所の電気がまだ点いてるな……ウンのやつ、まだ寝てねぇのか?\n「はい、夜食。」\n「食べ終わったら、皿を洗って食器棚に戻しておくんだよ。そうやって、いい習慣を身に着けていかないと。」\nっだー、またお説教かよ……", 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"背後から妙な音が聞こえて、レミュアンは振り向きざまに銃を構えた。\nそこにあったのは一台のドローンだ。\n気流の中で大きな音を立てているこの「精密機器」を見た瞬間、彼女にはその持ち主の見当がついた。\n「今度は何のつもり?」\n少し呆れた様子でため息をついたあと、レミュアンはドローンのカメラを見つめ、銃をしまった。\n「今日は捕まえに来なかったし、こっちの勝ちね。」\n「九十九日連続記録もここまでかしら、先輩?」\nドローンからは冗談めかした声が聞こえる。\n「時間は有限なのよ。いつまでも問題児に付き合っているほど暇じゃないわ。」\n「それで?今日はこのかわい子ちゃんを代わりに授業に出させるつもりなのかしら?リア。」\nレミュアンはそのまま校舎へと向かっていく。\n自身が「かわい子ちゃん」と呼ぶそのドローンに尾行されることにも、すっかり慣れてしまったようだ。\nそのドローンのカメラを通して、スプリアはピンクの髪のサンクタを観察していた。\n校長や先生たちでさえ、授業への出席を催促するのを諦めた今、「スプリアを授業に出席させる」というくだらない日課を続けているのはもはや彼女だけになった。\nなんとも……実に興味深く観察のしがいがある人物だ。\n送られてくる映像をじっと見つめながら、スプリアはその一挙手一投足を観察していた。\n彼女が今日はどのようにして、自分を、あるいは自分が用意した「プレゼント」を見つけるのかを。\nと、気が散っていたほんの一瞬の間に――「ボンッ」という音がした。\nそれと同時に、スプリアはまたドローンを彼女に破壊されたことに気がついた。\n「前にいるドローンはただのホログラム。本当の『かわい子ちゃん』はこっちでしょう?まったく、こんなことにばかり技術力の無駄使いをして。」\n「ほら、もう隠れるのはやめなさい。私を観察したいのなら直接来たらどう?隅々まで堂々と見ればいいじゃない。」\nレミュアンは再び銃をしまった。\n「あーあ、やっぱ先輩の目は欺けないか……」\nスプリアは屋根から飛び降りて、がっくりと言わんばかり、レミュアンの横にあったベンチに寝転がった。\n「それでも、勝ちには変わりないかな。」\n「先輩はこれで私に二回も負けたことになるわね。私を出席させるのを諦めた時と、先輩にあげるはずだったプレゼントを銃で打ち壊した時ってことで。」\n「あら、そう?周りをよく見てみたら?」\nレミュアンが言い終わると同時に、澄んだ笛の音が響いて、きちんと整列した学生たちが目の前を走り抜けていった。\n彼らは皆、頭の上に七個も八個もアイスクリームを乗せており、スプリアはそれに困惑した。\n「お勉強の時間よ、リアちゃん。今日は課外授業ね。外に出て、スイーツを護送するという内容よ。」\nピンクの髪のサンクタはベンチのそばにしゃがみ込む。\nスプリアは彼女の視線を逃れようとして別の方向を向いたが、強烈な日の光に目がくらんでしまった。\n騒がしい街の中、スプリアの耳に届いたのはレミュアンのささやき声だけだ。\n「『かわい子ちゃん』をちゃんと修理したら、またちょうだいね。今度は私の好きな色に塗り替えるのも忘れないように。」", 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"「リケーレというのは、君のことかい?」\n冷たくて硬い何かが頭に突き立てられる。\nリケーレはそれが何なのかを知っていた。おそらく、サンクタの銃だ。\nふと、教会にいた爺さんも銃を持っていたことを思い出す。\n爺さんはその銃をとても大切にしていて滅多に取り出さなかったが、一度だけ、リケーレに銃身を触らせてくれたことがあった。\nリケーレが彼と同じサンクタだったからだ。\n「若人よ、君も自分の銃を持つべきだ。」\n自分を見つめる老人の瞳が、何かを訴えているように見えたが、それが何なのかリケーレにはわからなかった。\n本当に、自分は銃を持つべきなのだろうか?\nリケーレにはよくわからない。\n今まで彼は、街にたむろす他の若者となんら変わりなく生きてきた。\n彼らは街中をぶらついて、どこでも喧嘩三昧だ。\nマフィアのために雑用をしたり、遊技場にあるゲーム機で遊ぶ権利を奪い合ったりすることを「縄張り争い」と呼んでいて……\nそんな自分が、銃を持つ必要などあるのだろうか?\n「ほう、こんな時に考え事かい?」\n目の前のサンクタはその銃で頭を小突いてきた。今度はもう少し力を込めて。\n「引き金を引かれるのが怖くないのか?」\n「あなたはそんなことしませんよ。だって俺たちは……ええと、同胞を傷つけることはできない……はずですよね?」\nそれはその場しのぎの言葉だった。\n同胞を傷つけることはできない、というのは教会の爺さんが言っていたことだ。\nなんとなく覚えてはいたが、今までそれを気に留めたこともなかった。\nリケーレは用心深く目の前にいるサンクタを観察する。\n長旅をしてきた様子ではあるが、身なりはしっかり整っていて、顔色も悪くない。\nそんな彼と自分が、同胞と呼べるのだろうか?いや、まだわからない。\n「その通り。我々は、同胞に銃を向けることなどできない。」\nサンクタは確かにそう言った。だが、何事にも変化はつきものだ――\nカチャッ。\n引き金が引かれた音がした。\nリケーレは瞬時に息を止め、片側へと倒れ込んだ。\n彼はこの結果に対して失望など感じてはいなかった。\nただ己の命を奪いかねないこの弾を躱そうとして――\n「……へっ?」\n額から伝わるわずかな痛みと共に、何かが落ちてきて、リケーレはそれを掴み取った。\n……キャンディだ。\n「挨拶代わりだよ。」\nサンクタはクスクスと笑う。先ほどの威圧感は跡形もなくなっていた。\n彼はキャンディーを撃ち出すオモチャを指先でくるりと回すと、リケーレに渡した。\n「教会の責任者から君のことは聞いてるよ。帰還時に連れて行くように言われているんだ。」\n男はリケーレに向かってウインクをした。\n「それで、君はどう思う?ここを出て……私たちと、ラテラーノで暮らしたい?」", 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"これはきっと夢だ。マリアはそう思った。\n見知らぬ司会者が自分の礼服を整えてくれており、冷たい光が会場全体を覆っている。\n夜空は遙か遠くに見え、雑多な繁栄が彼女を包み込んでいた。\n振り返れば、表情の見えない征戦騎士たちが目に入る。目が痛くなるほどにまばゆい銀色の鎧を纏う彼らは、マリアへ向けて会釈をした。\n数人の年長者が前に歩み出て、不明瞭な言葉を読み上げる。\n続けて、大騎士長ラッセル――以前より幾分か老いたように見えるかの英雄が、儀仗兵とともに一枚の盾を両手に乗せて近づいてくるのが目に入った。\nマリアはその盾に見覚えがあった。\nニアール家の家紋が刻まれ、ニアール家の旗に包まれている、見知った盾だ。\n彼女はこの式典が意味することを察して、心がざわつくのを感じた。\n叔父は首席騎士になることを拒み、姉は今の騎士制度自体を認めていない。\nでは、自分はどうするべきなのだろうか?あるいは……どうしたいのだろうか?\nマリアは慌ててあたりを見回した。\n姉はこの場にいない。叔母もいない。\nそして、ムリナール叔父さんも、フォーゲルヴァイデおじさんも、コーヴァル師匠も、マーティンおじさんもいなかった。\n逃げ出したいと思っても、理性が彼女をその場に縛り付けていた。\nあまりにも重要なこの場面では、たとえそれが本意でなくとも、たじろぐことは許されなかった。\n緊張と不安に、マリアの意識はしばし過去を巡った。\n熱気のこもった工房で、彼女は真新しい剣を姉のマーガレットに手渡していた。\nフォーゲルヴァイデおじさんとコーヴァル師匠はいつものように口げんかをしていて、ゾフィア叔母さんは優しく額に溜まった汗を拭い、乱れた髪を整えてくれた。\nムリナール叔父さんはそう遠くない木の下に佇み、静かにその光景すべてを見守っていた。\nさらに、道の向かい側には、幼年期の記憶の中に消えていった父と母、そして希望の片隅にだけ槍の影を残していった祖父が……\n「今日より、あなたがニアール家の首席騎士です。」\nマリアは盾を受け取ったが、両腕にかかる孤独の重みが彼女を心細くさせた。\nまだ、今見た過去の幻想から抜け出せていないように感じて、彼女は設計図を眺めたり、炉を操ったりしているような気分になった。\n道楽のためだけの甲冑も、罪なき者を殺める槍も作りたくはない。\n彼女が作りたいものは、「理想」だった。\n「理想」は愛する人々を守り、英雄の力となり、己の支えとなり、迷いや孤独に対する不安を晴らしてくれる。\n鉄と鉄がぶつかり合う音が絶えず耳元で鳴り響き、それが歓声や栄光を覆い隠していった。\n\n「マリア。」\n聞き慣れた声が彼女を優しく呼ぶ。\n顔を上げれば、騒がしかったはずの競技場には誰一人いなかった。", 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"この頃、ソーナがいつも年食ったとか体が言うこと聞かなくなってきたとか愚痴ってるんだ。何のつもりか知らないけど、数年前まで競技場で跳ね回って、無冑盟を都市中で翻弄してた奴が何言ってんだよ!――ワイルドメイン\n\n一昨日耀騎士の手伝いに行って、三日も徹夜したから眠いんだろう。あと、このメッセージを見たら抑制剤の残額の支払いに行くように。――アッシュロック\n\nそれならトランスポーターに依頼してある。イヴォナが時間通りに思い出すことなんて期待しない方がいいから。――ファートゥース\n\n大事なお知らせ:近日中にロドスの事務所で安魂夜のパーティをやるらしくて、感染者の子どもたちも参加するって。――フレイムテイル\n\n子どもたちにとっては賑やかな方がいいと思うが、お前にそんな体力は残っているのか?もう二日も姿を見ていないが。――アッシュロック\n\nあ、そういや昨日マリアが装備を取りに来たんだ。グレイナティはソーナが戻ってきたと思ってドアを開けたんだが、お前じゃねえって気付いて……――ワイルドメイン\n\n気付いて、どうしたの?――フレイムテイル\n\n帰ってきたら教えてやる。――ワイルドメイン\n\nソーナがは忙しいんだ。迷惑をかけないように。――アッシュロック\n\nこのメッセージボードは、結局何のためにあるの?都市間ネットワークを使ってメッセージを送った方がいいんじゃない?――ファートゥース\n\n帰ってきた時ユスティナがボードにメッセージを貼り付けるか悩んでいるのを見かけた。10分も。――アッシュロック\n\n気付いたんだ。みんなが見られるメッセージボードに貼らない方がいいこともあるって。――ファートゥース\n\nあたしたちの仲で隠し事?そんなのダメ、大至急ユスティナを尋問しなきゃ。――フレイムテイル\n\n秘密。できれば灰毫には知られない方がいい。――ファートゥース\n\nまたグレイナティを騎士称号で呼んでやんの。――ワイルドメイン\n\nその秘密が、お前たちがこっそり買った秋の新作コートと極東のゲーム機でないことを祈る。――アッシュロック\n\n短くて書きやすいから。少なくともゲーム機の方は、ソーナが買いたいって言ったんだ。――ファートゥース\n\n(°Д °)――フレイムテイル\n\n没収してみんなで使おう。――アッシュロック\n\n鏡の前で灰毫がずっと試着してるんだけど、あたしのは?――ワイルドメイン\n\n走りにくいな。気持ちだけ受け取って、コートはユスティナにやるよ。――ワイルドメイン\n\nそういうものを買うって、商業連合会に降ったことにならないの?――ゾフィア\n\nご利用にあたって:外部の方が本メッセージボードをご利用する場合、税金の支払いが発生します。――フレイムテイル\n\nみんなお出かけしてたみたいだけど、装備のメンテが終わったから倉庫に入れておいたよ。――マリア\n\nご利用にあたって:ニアール家の方は税金免除となります。――フレイムテイル\n\nふんっ。――ゾフィア\n\n苦労をかけた。――マーガレット\n\nどういたしまして。――フレイムテイル\n\nメッセージボードの高さをもっと下げてほしいわ。或いは、ジャスティスナイトにロボットアームを増やしてもらえないかしら?――ジャスティスナイト\n\nそのくらい朝飯前だよ。――クロージャ\n\nやめろ!!――ワイルドメイン\n\nユスティナが何日か前に書いてた質問に答えるわね。あたしたちは普段からあちこち忙しく駆け回ってて、なかなか顔を合わせられないでしょ。それでも、ここはあたしたちの家、せっかくできた家なの。だからなにか残しておきたくて。その方が面白そうでしょ?――フレイムテイル\n\nあ、それと、電気代の支払いを忘れてない?――フレイムテイル", "typeIcon": "sol-x", "typeName1": "SOL", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_420_flamtl", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_flamtl_1", "uniequip_003_flamtl_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, 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"サンタラは炎が上がる酒を一気に飲み干すと、冷たい雪の結晶を伴う息を一つ吐く。\nその中に滾る炎熱に、彼女はいささか驚きを隠せずにいた。\nサーミにはこのようなものは存在しないのだ。\n彼女がサーミを去ってからまだそれほど時間は経っておらず、ロドスの人々と特別親しくなったわけでもない。\n急性の鉱石病を発症したことで休養が必要にならなければ、ここに留まることもなかっただろう。\nましてや、艦内のバーでスペシャルカクテルを味わうなど考えられないことだった。\nそんな彼女の隣に、決して歓迎できない客が座った。ウルサス人の男性だ。\n彼はサンタラをよそ者扱いすることなく、情熱的な挨拶をしてきた。\n無論それは、サンタラからしてみれば、粗野なウルサス人の独り言に過ぎないのだが。\nロドスにいる時はこちらからウルサス人に手出ししないとは約束していたが、だからといって彼女には、ウルサス人に対する嫌悪感を隠すつもりもない。\nそれゆえに、周囲の気温は瞬時に数度下がった。\nウルサス人のほうも何かを察したようで、それ以上話しかけようとはせずにグレープジュースを注文し、そしてサンタラにもスペシャルカクテルを注文して寄越した。\nしかし、彼女はそれを受け入れず――\nバーテンダーがカクテルのグラスから手を離した瞬間、その燃えるカクテルは氷へ姿を変えてしまった。\nウルサス人はサンタラの前に置かれたカクテルを手にとると、なんとかそれを融かして飲める状態にしようとした。\nけれど、それは難しいことだった。\n隣にいるシャーマンが、絶えずグラスの中に固まった酒の温度を下げ続けているとなればなおさらだ。\n偶然の出会いは、今や二人の力比べの場と化していた。\n氷を融かさんとするウルサス人と、氷の中に閉じこもってしまったフェリーン。\n二人の競い合いは、バーの常連客が皆店を出て、バーテンダーが閉店準備を始めてもなお続いていた。\n見かねたバーテンダーは、二人を追い出して店を閉めるために、凍った酒の入ったグラスを取り上げ……\n静かな戦いは、一度幕を下ろしたのである。\nそこで、サンタラは何も言わずに立ち去ろうとしたが、「ウルサス人」は突然彼女を呼び止めた。\n――その声は、サンタラがよく知るものだ。\nそれはロドスで初めてできた友人……とあるフェリーンのオペレーターの声だった。\nサンタラが振り返ると、声の主は変装を解き、フェリーンの耳をあらわにした。\n彼女は性別も、性格も、種族すらをも偽っていたのだ。\nサンタラは彼女がこうしたことに長けているのを知ってはいたが、決して受け入れられない悪ふざけに感じた。\n「あのお酒、私からなら受け取ってくれてたのかしら?」\nそう聞くと、彼女はどこからともなくカクテルを取り出した。その表面には冷たく青い炎が揺れている。\n「逆に言うと、私がウルサス人だったら、友達になることすらできなかったってこと?」\n「へーえ、あなたってそういう人なのね、サンタラ。あの国から受けた苦しみを、ただ耳が丸いだけの知らない善人にもぶつけるつもりなの?」\nサンタラは一瞬友人の無責任な悪ふざけを責めようとしたが、相手の湿った髪の毛を見て自分の行いを振り返り反論を呑み込んだ。\n胸に滾る憎悪はそう易々と収まるものではないが、彼女は理性的な人間なのだ。\n「一口どう?」と、フェリーンはカクテルを半分ほど喉に流してから、青色の炎を吐き出し、中身が半分残ったグラスをサンタラへと手渡す。\nグラスを受け取ったサンタラは、それを一気に飲み干した。\n彼女が再び口を開いたとき、鮮やかな炎が一瞬だけ宙を舞った。", 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"通信記録012-1177\n「もしもし、聞こえる?ねえ、僕大変なことになっちゃったんだけど!」\n「どうした、頭でもカチ割られたのか?」\n「それよりもひどい状況だよ!!!」\n「今どこにいる?」\n「いつもの場所……」\n\n通信記録013-1177\n「どうしたの?すぐかけ直してくるなんて……」\n「ぷっ……あっははははははは!」\n「……」\n「すまん、もうちょっと笑わせてくれ……あははははっ……」\n「……そんなに笑わないでって!僕にとっては一大事なんだから!」\n「とにかく、一つ貸しってことにしてもらっていいから頼みを聞いてよ。解決したら絶対にたんまりお礼するからさ!」\n「はいはい、わかったよ。で、俺は何をすればいい?」\n「とりあえず――誰にも話さないで!」\n\n通信記録025-1177\n「ブツが届いたぞ。」\n「やった!早く送って!」\n「それは構わないが、お前もう引きこもって三日になるだろ。」\n「医療部の連中も心配してるし、そろそろはぐらかしきれないぞ。」\n「いいから僕を信じてよ。今度こそ絶対に大丈夫な予感がするんだ!」\n「だって、ネットで評判のお宝だからね!極東のとある美容院が出してるやつなんだけど、どんなひどい状態でも一瞬で元通りになるらしいよ!」\n\n通信記録028-1177\n「例のお宝、どうだった?」\n「……あんまり効いてないみたい。」\n「もう少し温度を上げたほうがいいのかな?それか、あと何時間か待ってみるとか?」\n「どうせまた騙されたんだろ。その辺で、いい加減諦めろって。」\n「そろそろ俺が医療部に行って、お前の悩みを解決してもらえるように頼んだほうが良さそうだし。」\n「ちょっと待って――」\n「……珍しいな、てっきりいつもの減らず口で魅力的な条件でもつらつら並べて引き留めようとすると思ったんだが。」\n「……」\n「おい、どうした?応答してくれ。」\n\n通信記録273-1000\n……け……\n「これは……隊長?」\n……を求む。\n「……救援要請コードだ。」\n「どうも信号が弱いみたい……今増幅器を付けたよ!」\n「指令の復唱をお願い。」\n座標……送……\n「座標?」\n「……これだね。了解、受け取ったよ。」\n「すぐに行くから!」\n\n通信記録029-1177\n「おい、エリジウム?聞こえてるのか?」\n「ごめん、緊急通信をキャッチしたから、そっちの任務を片付けてくるよ。」\n「はぁ?それじゃお前の一大事は諦めるってことでいいのか?」\n「それは今言わないで!!」\n\n通信記録277-1000\n……通信基地局はすべて破壊され、お前が最後の頼みだったんだ。\nすぐに援軍を寄越してくれて助かった。お前のおかげだよ。\nそれにしても、まだそんなものを持っていたのか。\n「ああ、このとっくに捨てちゃっててもおかしくない受信機のこと?あはは……ちょうどあの時、部屋の片付けをしてたからさ。」\nそうか。\nところで――お前の髪。「稲妻型」の赤毛にしたのは、そういう新しいスタイルか?\n皆お前を見るなり笑っていたのを見るに、かなり評判が良さそうだな。\n「ち、違うって!事故なんだよこれは!!!」", 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"「よしジェニー、アイスを買ってきてあげるからいい子で待ってなさい。好きな味を選んでいいぞ、何が食べたい?」\n女の子は首をかしげてしばらく考えたあと、答えた。\n「チョコレート!チョコレート味がいい!」\n「そうかそうか。今日は新年のお祝いも兼ねて、ダブルのを買ってあげようと思うんだが……もう一つはどうする?」\n「それもチョコがいい!二つとも同じのにして!」\n「お姫様の仰せのままに。」\n「パパ、だーいすき!」\n「ははっ、パパもさ。じゃ、ここで待ってるんだぞ。」\n父が遊園地の人ごみをかき分け、その背が消えていくのを見送ったジェニーは、視線をつま先に落として、数を数えながら帰りを待つことにした。\n「いーち、にーい、さーん……」\n唐突に、力強いドラムの音が少女のつぶやきを遮った。\n彼女が顔を上げると、向かいに置かれた人形劇の幕が開かれ、司会者が上機嫌にハンドドラムを打ち鳴らしているところだった。\n「いち、にの、さーん!さあさ、人形劇の始まりだよ!小さなお友達大歓迎!寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!今日の演目は『牧童の歌』だ!」\n可愛らしい人形に惹かれて、少女は思わずその小さな劇場に近づいた。\n「一月、王国は豪奢な杖を掲げ……♪二月、将軍は鋭きサーベルを振るう……♪」\n「三月、川のほとりで炎が上がり……♪四月、草地に芽吹く新芽はない……♪」\n「五月、牧童は震える角獣を抱え……♪新たな安住の地を探すと誓った……♪」\nふわふわの角獣を抱えた人形がひどく悲しそうに見え、少女は思わずスカートの裾をぎゅっと握った。\n舞台の裏側に立った司会者はそのまま歌い続けている。\n「八月、牧童は荒々しき川を渡り……♪導かれし角獣たちはけたたましく鳴いた……♪」\n「九月、牧童を迎えしは昏き森……♪怯える角獣たちは首を振る……♪」\n「十月、牧童は高山の麓で立ち止まり……♪角獣たちが彼を囲む……♪」\n「十一月……」\n司会者が続きを歌おうとした瞬間、少女は大きな手に引かれ、観客席から連れ戻された。\n「ジェニー!どうしてこんなところに?あそこで待ってなさいと言っただろう?」\n「に……人形劇が始まって、面白そうだったから……」\n「ベンチに誰もいないのを見て、パパは本当に心臓が止まるかと思ったよ。」\n「ごめんなさい、パパ。勝手にいなくなって……心配させちゃって。」\n「いいさ。そろそろ帰ろうか。」\n「もうちょっとだけ見てもいい?せめて……」言いかけた少女は残りの言葉を呑み込んだ。\nなぜなら、壇上で小さな人形が角獣と抱きしめ合う様子と、その背景が春一色に変わっているのが目に入ったからだ。\n彼女はほっと一息つくと、父の手を取った。\n「おうちに帰ろう、パパ。」\n「そうだね。おっ、あの牧童と角獣たちは、新しいお家を見つけたみたいだね。よくあるハッピーエンドってわけか……ほら、アイスクリームだよ。」\n「ありがとう。」少女はアイスクリームを一口舐めてからこう聞いた。「ハッピーエンドじゃダメなの?」\n「そんなことはないよ、ジェニー。だけど、いつもそればかりだから、みんな見飽きているのさ。」\n「そうなの?素敵な結末はどれだけあってもいいと思うけど……」少女はまた一口、アイスクリームを舐めていた。", 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\n失くしたお宝のほうも、このテーブルクロスと同じくらい大事なものなんだよ。 \nさらに追伸: \nこれ、リンゴちゃんのことじゃないからね! \nあれもお宝だけど、失くしてないもん!エンジニア部に貸しただけ! \n追加情報!: \n探してるお宝は、あたしがロドスで初めて手に入れたものなの。 \nほかの人いわく、ロドスの一員になった証なんだって! \n正直あたし、最初はロドスのこと特になんとも思ってなかったけど、過ごしてるうちに結構いいところだなあって気付いてさ。 \nどこへ行っても何か新しいことが待ってるし、みんな優しいし、あたしの話をちゃんと聞いてくれて、このテンニンカ大将軍の実力を信頼してくれるし、実際みんなの役にも立てるし!なにより、誰もあたしの旗を笑ったりしないからね。ドクターなんかはむしろ気に入ってくれてるくらい! \nロドスにいると楽しいからその証ってやつも大事になってきて、あたしにとってのお宝になったんだ。 \nこれだけ書けばもう伝わるよね? \n…… \n「テンちゃんさー、探してるお宝ってもしかして……IDカード?」 \n「そういえばそんな名前だったかも……あああっ、思い出した!それだよそれ!」 \n「でもさー……それなら、胸元に付いてない?」 \n「うっそぉ!?」", "typeIcon": "bea-x", "typeName1": "BEA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_151_myrtle", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_myrtle_1", "uniequip_002_myrtle_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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"ティフォンは距離を保って火力で大型の敵を制圧することに秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては狙撃オペレーターとして区分し、破城射手の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_2012_typhon", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1708999200, "uniEquipShowEnd": 1708999200, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#ab7fbd" }, "uniequip_002_typhon": { "uniEquipId": "uniequip_002_typhon", "uniEquipName": "自然の容認", "uniEquipIcon": "uniequip_002_typhon", "uniEquipDesc": "背の高いフェルトハットをかぶり、毛皮の襟巻で顔のほとんどを覆い隠したとある夫婦が足を止めた。\nそれから彼らは慎重に、恭しく荷物から血の滴る肉を取り出し、その血を木の根に垂らした後、肉を枝へと吊るす。\nそうして彼らは、曖昧で、自分たち自身意味をよく理解していない音節の連なりを唱え始めた。\nそんな中、彼らの娘はそう遠くない辺りにいて、のろのろと夫婦に付いてきていた。\n彼女は両親と手を繋ぎたいと思ったが、あいにく両手は塞がっている。\n今日は彼女にとって初めて、大人のように武器を携えて外へ出た日だったのだ。\n武器を持つことは戦うことを意味しており、戦うのならば油断は許されない、という両親の教えに従い、彼女は矢をつがえたまま弓を持ち歩いていた。\n「あの子にも、いずれはこういうことを教えてあげないと。」と、母の声が言った。「弓の引き方やナイフの研ぎ方、罠の仕掛け方、それから、恐れを抱かないこと、どんなものにも対抗できる力を身につけること……そうしなければ生きてはいけないということも。だって、私たちがサルカズであることはいずれ気付かれてしまうでしょう。そうなれば、サルカズを受け入れてくれる場所なんてどこにもないのだから。」\n「だが、もう昔の生活には戻らないと約束したじゃないか。」今度は父の声が聞こえた。「それに……あの子とも約束していただろう?確かあの日は虹が出ていて、私は森に入って膝鎧でそれを受け止めていたな。覚えているか?」\n「その時あの子はまだ生まれてもいなかったじゃない……はぁ、まあいいわ。」母の声がずいぶんと柔らかくなった。「さっき言ったようなことはもちろん教えるけれど、祈りも捧げるようにしましょう。たとえ、サーミの地にサルカズへの祝福を請うのが荒唐無稽なことだとしてもね。とにかく、私たち脱走兵は連中に見つかりさえしなければそれでいいのだし……」\n娘はふと、道端に佇む粗末な木彫りに気を引かれて足を止めた。\n聞こえていた両親の声は徐々に遠ざかっていく。\n木彫りが指し示す方向には、必ず良いものがたんまり置かれた木のうろがあることを彼女は知っていた。\n何か家に足りないものがあり、それを手に入れる術がない時、両親がよくそんな木のうろを探していたからだ。\n彼女は色鮮やかな飾り結びが欲しくなり、木彫りが示す方向へと、狭い木々の隙間を縫って進んだ。\nその道すがら、木のうろでの物々交換に使うため、果実やきれいな石など、ぴんと来たものを拾っては矢筒に入れながら。\nけれどそうしているうちに、いつの間にか彼女は野獣が潜む森へと足を踏み入れていた。\n……\n時が経ち、サルカズの少女はそんな幼い頃の経験をすべて忘れてしまっていた。\n両親が自分を探して呼んだ名前も、両親を驚かせようと手を見せた時、そこに結んでいた飾り結びの色も――\nその時の両親の反応すらも。\n\n「見てくれ、この子を生かしてくれたのは……」\n男は娘の矢筒を指さして、信じられないという顔で愛する妻を呼び寄せた。\nその中にサルカズの夫婦が見たものは、小さな矢筒の底に残った、雪の塊が融けたかのような湿った跡だった。", 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"サモワール――ウルサス式の湯沸かし器が、ヒューと小気味よく音を立てている。それはまるで、夜明けの塹壕から聞こえるいびきのようだ。\n何年も昔に、凄惨な戦闘を終えた直後で軍用物資がすべて枯渇し、清潔な水の一滴も見つからない状況に置かれたことがあった。\n負傷した戦友はヘラグのそばで抑えたうめき声を漏らしており、へラグは行軍用鞄を漁って傷だらけのサモワールを取り出し、疲労を引きずりながら器いっぱいの雪を沸かしたものだ。\n――それ以来、そのサモワールはずっとヘラグの手元にある。ネオンはティータイムのたびに、そんなものは捨ててしまえと小言を言っていたが、無論それは彼女なりの冗談だった。\nそのネオンからの手紙は、まだテーブルの上に置かれたままになっていた。年寄りにとって、「自分とのコミュニケーションに飽き飽きしたから子供が家出した」場合と、「自分からは承諾を得られないことを成長した子供が察し、こちらを立てるために敢えて相談もせず、身勝手を装って家出した」場合では、どちらがより傷つくことだろうか。\nヘラグは常々、自分の教育方法には何か問題があるのではないかと反省してばかりだった。\n最初の頃は、引っ込み思案な子供との付き合い方がわからず、それ以上に、自分などに教えてやれるようなことはないようにも感じていた。彼は、残酷な戦争、無常な世の中、病気や苦しみ……そういったものを、すでに子供の目の中に見てしまっていたのだ。\nそんな中で、自分にできることと言えば、人生はそれだけではないと気付かせてやることくらいだろうとヘラグは思っていた。そこで、彼は多くのものをネオンの生活にもたらした。\nクラシック音楽の素晴らしさを教え、チェロの弾き方を教え、読み書きを教え……そうして、ネオンの変化を感じ始めたのはいつからだろう。\n彼女がこっそり診療所で、鉱石病関連の医薬品運搬作業に関わっていたことに気付いた時からだろうか?\nチェルノボーグから避難して以降、彼女はまるでヘラグの代弁者のように振る舞うようになった。\n患者の安全な配置からロドスとの医薬品共同開発まで、アザゼル再建に関わる業務のほとんどはネオンが担当していた。そもそも、へラグは医療や診療所の経営には疎かったので、当然の成り行きではあったが……\nネオンは時々姿を消すことがあり、再び戻ってきた時は必ずと言っていいほど頭痛の種を持ち帰ってきた。\nそれは本来の性格ゆえのことかもしれないし、彼女自身もそんな自分が好きらしかった。\n一方でヘラグも、自分にまだこうした暮らしを守る力が残されていたことを喜んだ。\n……しかし、だからこそ彼は、あの手紙をしっかり隠しておかなかったことを心底悔やんだ。\nあの冬、彼らは全力を尽くして、診療所の患者と医師、医療資源をチェルノボーグから引き上げたが……「アザゼル」という名前だけは、そこに置いていくしかなかった。\n一度廃都市となり、今となっては工業粉塵と検問所、そして軍警で溢れかえっているその移動区画は、依然として「チェルノボーグ」の名を冠している。\nそこに「アザゼル」は「再建」され、皇帝直属の観察員からも、その存在を黙認されているという話だ。\n「アザゼル」は、ある種の信念の象徴である。\nかつてその名は、帝国から膿と見なされた人々に、長き冬には得難い安らぎを与えてくれるものだった。感染者たちは疑いもなく再びその名のもとに団結することを選び、荒野や凍原をさまよっていた者たちでさえも、自ら進んでやってきたほどだ。\nそう、感染者はこれまでずっとウルサスの膿と見なされてきた。\n――1096年の出来事は、感染者に対する帝国の態度を変えられたのか?答えは否。まさしく笑止千万だ。\nいわゆる「チェルノボーグ直轄区」は、軍警でさえ郊外以外の秩序維持を放棄するような場所だった。\n再建された「アザゼル」が見捨てられた地でどのような役割を担っているのかは、へラグも、無論ネオンもよく理解していた。\n感染者で埋め尽くされた区画では、失踪や死などはより多くの混乱によって上書きされてしまうだけだろう。だが今でも、そうしたことは現に起こり続けているのだ。\n血を熱く滾らせる若者は、それを容認することなどできなかった。彼女は密かに戻ってきて、へラグのためにお茶を淹れると、別れも告げずに降斬を持ち去ったのだった……\n蒸気がサモワールの蓋を持ち上げ、沸騰音が次第に大きくなっていくにつれて、彼の声は聞こえないほど小さくなっていった。\nああ、冬の枯れ草の如き静けさよ。\n「我々はウルサスに歯向かうことなど永遠にできない。帝国は裏切り者に幻影と辱めを与えるだろう。」\n「ヘラグよ。」\n「我々は過去に背を向けることなどできない。なぜならそれは、永遠に消えることのないものだからだ。」\n「我々は過去に背を向けることなどできない。なぜならそれが、己が未来を掴んで放さぬものだからだ。」", 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"死とは何か?\n師匠たちはこう論じる――それはドラマチックで、突発的で、秘め事めいたものである、と。\n登場人物の死は芸術的であり、大抵の場合演目のクライマックスに相当し、人の心をわしづかみにして、物語に引きずり込むものだ。\nそして、観客たちはこう期待する――扇情的で、狂気的で、刺激的で、愉快な死を、と。\n彼らは死の影に潜む物語に魅了されるのだ。\nすべては芸術のために……彼はそう教えられ、そう信じていた。\n師匠たちが幾度も見せてくれた芸術的な死を目の当たりにした時、彼は大いにその死の影に潜む感情を味わうことができた。\n彼は、自分が芸術の申し子であることを知っていた。そうであると信じていた。\n自分は、この舞台のために生まれ落ちたのだと思っていたのだ。\nしかし――\n実際に主役として舞台に立った時、初めて自分のための演目を迎えた時、骨の髄まで刻まれた技術をいかんなく発揮した時、刃の先端が軽やかに血管を切り裂いた時――彼ははっきりと己の考えを理解した。\n死は、それ以外の何物でもないのだ、と。\nそれは芸術的でもなければ、期待が寄せられるものでもなく、ただ、一つの命が消えたことを意味するだけのものだった。\nその瞬間から、すべてが変わってしまった。\nかつて辿り着けようもないほどの高みに見えていた芸術の崇高さは失われ、かつて背負うことを望んだ期待に背中から刺されるような思いをした。\n恩師はもはや恩師ではなく、殺人者としか見えない。\nそう、彼らはただの人殺しであり、彼もまた、それと同じ人殺しなのだ。\n壇上の役者も、客席の観客も、みな人を殺した罪人に過ぎない。\nそしてどのような物語であれ、罪人は罰を受けるべきなのだ。\nそんな彼の思考は、肩に乗る馴染み深い重さによって遮られた。\nそこにいるのは、あの黒猫だ。彼が顔を向ければ、向こうもじっと見返してくる。\n出会った時以来、彼女はこうしてよくそばに現れるようになった。\n時には、彼女がどうやって近づいてきたかすらわからないことすらある。\n今夜は彼にとって、とても重要な夜だった。それゆえ、彼は彼女に訊ねた。\n「私と来てくれるか?」\n黒猫は少し毛繕いをしてから、今のは下らない質問だと言わんばかりにあくびをした。\n「君に名前をつけるとしよう。クリスティーンというのはどうだ?」\n「にゃあ。」\n黒猫――いや、ミス・クリスティーンはどうやら満足したらしかった。\n彼女はひょいと窓枠に飛び乗ると、彼のほうを振り返ってくる。\n理由はわからないが、ミス・クリスティーンは自分を気に掛けてくれているようだと彼は感じた。\n「心配には及ばない。」\nそう、もはや心配は無用だった。\n彼は決心したのだ。\n幕がゆっくりと開かれる。シャンデリアは舞台中央の天井に高く吊るされ、見下ろす客席は満席で、誰もが演目を待ち望んでいた。\n彼は舞台の中央に向かって歩いていく。\n殺人者への裁きは、正義の怒りによってもたらされることもあれば、罪に対する自責の念によってもたらされることもある。\nしかしどうあれ、その結末は等しく同じだ。\n彼は咳払いをした。\n今宵、死は平等に訪れるだろう。", 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"「……浩然閣に選出された少卿たちは例外なく、どこから手を付けるべきかもわからないほど厄介な事件を受け持ったことがあるものです。」\n「道理で私のことにそこまで心を砕いてくれるわけだ。*スラング*、どうせ相当こじれた案件だからそうせざるを得ないんでしょ?あの数の羅列を聞いてるだけで頭が爆発しそうだよ。」\n「いいえ、その要因は私のとある先輩にあります。」\n「っていうと?」\n「私が大理寺少卿に就任したばかりの年のことです。例によって、過去の書類を読み返していた私は、その先輩がある巨悪を打ち倒すべく、ねつ造した証拠を用いて相手を弾劾したことを知りました。当時、先輩はすでに引退していましたが、監察官を説得して彼を都に呼び戻して処罰を受けてもらったのです。」\n「ふーん。君のやり方の是非を問うつもりはないけど、それが私とどういう関係があるの?」\n「後にわかったことには――先輩は決して、慣例に則り引退したわけではありませんでした。彼は、故郷で畑でもやりながら老後を過ごしていたというわけでもなく、身分を隠し、命に従い一連の未解決事件の追跡を行っていたのです。……その時点で、彼は三人目の子供の消息を突き止める寸前だったようですが、ちょうどその折に私が彼の過去の過ちを知ってしまい――いきなり何ですか、肩を掴まないで……」\n「君は利用されてたんだね。つまり、そのいざこざがなければ、親父の件はとっくに明るみになってたってこと!?……ちょっと、そんな顔しないでよ。君を責めてるわけじゃないからさ。あの件はこじれにこじれてたし、誰のせいでもないよ……ほら、続けて。」\n「当時、あなたのお父様は突然異動を命じられ、ヴィクトリアへ向かうことになりました。そして、先輩が牢に入れられてから半月ほど経ったある日の夜――大理寺の文書保管庫が偶然火事に見舞われ、南区の文書すべてが灰になりました。……天師の仰る通り、大理寺少卿であるからにはこの問題の真相を突き止めねばなりません。そして真相を明らかにするためには、少卿の身分すら捨てねばならないのです……ですから私が、その責務を引き継がなくては。」\n「何度も言ってるけど、知ってることを全部話してよ!今すぐ、全部!」\n「いいえ。話したところであなたには何もできません。今のあなたは、『ロドスに身を寄せるヴィクトリア人』に過ぎないのですから。あなたはあなたの知ることや経験したことをすべて話し、あとのことはすべて私に任せておけば良いのです。」\n「ふざけたこと言わないで!わけもわかんないうちに外国で死んじゃったのは、君のお父さんじゃなくてうちの親父なんだよ!それに、書類上死人扱いされて、長い間あちこち彷徨う羽目になったのだって、君じゃなくて私なんだから!君ときたら、仮面を外すようになってからも憎まれ口はまるで変わらないね!……まったく、君が何を心配してるかくらいわかってるよ。だけど、ビビることないじゃない!私はロドスのエリートオペレーターなんだよ。君だって、私のチェーンソーの切れ味も、私のアーツのこともわかってるよね?それにさ、どんなに複雑な状況でも、どれだけ敵が多くても、向こうだって一生隠れてるわけにはいかないはずでしょ?」\n「……」\n「……あっ。そういえばさっき、君の先輩が三人目の子供の消息を突き止める寸前だったって言ったよね?」", 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"天井の低い小屋の中で、松明が静かに燃えている。木板の隙間から風が吹き込み、いくつかの影がわずかに揺れた。\n「入って。」\n小屋の扉が力強く開かれ、緑の人影がやや切羽詰まった様子で、扉の枠にぶつかりながらも火明かりの中に飛び込んできた。\n「じゃあ、順番に確認するから見せてちょうだい。」\n「あ、ああ……」ガヴィルはぶつけた頭をさすりつつ答えた。\n「じゃあ、順番に確認するから見せてちょうだい。」\nガヴィルは背後の袋を尻尾で持ち上げ、慎重にテーブルの上に広げた。\nすると、様々な武器が転がり出て、テーブルの向かい側にいた人物がそのうち一本を手に取った。\n「まずは剣か。」\n「研がれた跡があります。鋭い刃先ですね。」\n別の声がして、ガヴィルはその方向に顔を向けたが、すぐに頭をひっこめた。\n「で、チェーンソーだな。」\n「チェーンは綺麗に手入れされてますね。ドライブシャフトのオイルも新しいですし、持ち手のグリップテープも交換されてます。駆動列の状態もいいですし、エネルギー供給システムも安定してるみたいです。」\n「なるほどね。斧はどうかしら?」\n「チェーンソーと似たような状態ですが、斧の表面に少し錆びが……」\nそこへ、また別の声が響いた。\n「それはガヴィルのせいじゃない。私が作った時から錆びていたからな。」\n「……一番良い素材を使った、って言ってませんでしたか?」\n「これで一番の素材なんだ。『アイアンハイド』に使っているものでさえ、ここまでの素材はない。」\n「二人ともそこまでにして。まだ終わってないのよ……ね、ガヴィル。」\n「ああ……」\n「アーツユニットが見当たらないようだけど?」\n「あー、それはだな……」ガヴィルは俯いた。\n「どうしたの?いいから出して。」\nこれ以上隠しようがないと悟ったガヴィルは、険しい顔をしてブーツから杖状のアーツユニットを抜き出した。\n「アーツユニットは……この通りだ。」\n「どうして壊れたの?」\n「こないだ外でケンカした時に、ちょっと振り回したら……壊れちまってさ。」\n「バカな。アーツユニットの強度なら高めておいただろう。メンテナンスさえ怠らなければそんなことには……ガヴィル、点検の日程表を見せろ。しっかり記載しているのか?」\n「当たり前だろ!」\n「ならば、先月の三日は何をしていた?定期メンテナンスの予定日だったが、何も書いてないじゃないか。まさか忘れていたのか?」\n「忘れてねぇよ。あ、あの日は忙しくて……ほら、お前も知ってるだろ!ドゥリン人のロボットとケンカしてたんだよ!あのロボットの設計図だって、お前があいつらにやったんじゃねぇか!」\n「そういえばそんなこともあった気がするな。だが、お前がアーツユニットを壊したことに変わりはない。つまり……」\nガヴィルは深く息を吸い込んだ。\n「五日間肉はおあずけだよな。覚悟はできてるよ……」\n束の間の静寂のあと、テーブルの向かいにいた人々は顔を見合わせ、ぷっと噴き出した。\nそれを受け、ガヴィルの顔が困惑の色に変わっていく。\n「何がおかしいんだよ……おい、トミミ?ズゥママ?イナム!何笑ってんだ?」\nすると、イナムが頭をかきながら口を開いた。\n「まさかガヴィルが武器の手入れを真面目にやってるとはね。像も立てたし、ちゃんとしなきゃってことかしら……」\n「そりゃあ、ちゃんとやるってお前らと約束したんだからやるだろ!アタシのこと信じてねぇのか!?」\n「武器のメンテナンスが面倒だとお前が愚痴っていると聞いて、確かめることにしただけだ。」ズゥママはそう説明した。\n「五日間お肉禁止なんて冗談ですよ……ガヴィルさんにとってはかなり残酷な罰ですしね。」トミミが小さな声で言った。\nそうして、ガヴィルは長い安堵のため息をついた。\n「ビビったぜ。本気でそんな拷問を受けることになるのかと……」\n「ともあれ、アーツユニットは新しいものを作ってやろう。今後は定期メンテナンスを怠らないように!」\n「わかったよ……ん?なんかいい匂いがするな。こいつは――」\n「あんたのことは良くわかってるし、別の罰を用意したの。」イナムはさらに言葉を続けた。\n「鍋いっぱいのジャングルシチューよ!ガヴィルは私たちが食べ終わるまで、そこに突っ立ってなさい。」\nガヴィルは目を見開いた。\n「おい、やっぱりこんなの拷問だろ!」", 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\n「兄弟ならば、助け合うのは当然ではありませんか?」 \nその一言だけを残し、弁護士は去って行く。\n「待て、戻ってこい!貴様!」 \n紳士は鉄格子にしがみついて叫び、隅にいた男は彼を慰めようとした。\n「そうだ、俺と一緒に行かねえか?」 \n「バカげたことを言うな!君の兄弟だって来るはずがないさ!どうせ君も、ファミリーから見捨てられたのだろう?ここにいる連中は皆そうだ!」\n「……ファミリー?んなもん関係ねえよ。あいつは俺にとっちゃ兄弟なんだ。来るに決まってんだろ。」\n「もうよせ、このバカめ!外の警備は厳重だし、この壁は50cmもの厚みが――」 \nと、耳をつんざく轟音が紳士の言葉を遮った。\nそれと同時に、大きなドリルがゆっくりと壁の中から顔を出す。\nそうしてまるで紙でもちぎるようにして、壁を破壊していった。\n塵と瓦礫がさらさらと落ちて、地面まで微かに揺れている。\nその後、壁の穴から、巨大な電動ドリルを持った屈強な男が入ってきた。\n彼は光を背に受けており、顔ははっきりとは見えない。 \nその男は落ち着き払った様子でドリルの電源を切ると、呆然とする紳士に問いかけた。\n「お前も来るか?」", "typeIcon": "cen-x", "typeName1": "CEN", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_356_broca", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_broca_1", "uniequip_002_broca_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31034", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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"スペクターは燭台を握りしめた。彼女はそれを覚えている。だが、それはここにあるはずのないものだった。\nつい先ほどまで、医療部のオペレーターが訪れていた。彼らは彼女の指先から慎重に血を一滴採取した後、誰も意味を知らない祝詞を唱える彼女を一人残して去っていった。彼らは彼女の身体をいたわり、引き裂かれた自我を癒そうとしているのだ――そんな彼らが、このように悪趣味なプレゼントをするはずはなかった。\n彼女は蝋燭の灯りに触れたが、指先に温度は微塵も伝わってこなかった。束の間の正気と静寂は泡のように海岸に打ち上げられ、波の先端が切り裂かれた胸と暗闇の中にさらされた狂気をかすめ、その雄叫びを打ち消した。それと同時に、白い炎が彼女の腕を這い上がり、修道服の袖を燃やし、肩を伝って長い髪に溶け込んでいった。\n蝋燭の光越しに中を覗き込むと、そこには一体の彫像の前に立つローレンティーナの姿があり、漆黒の海が灯りに満ちたドームを包み込んでいた。石の中から解放された造形は彼女の目に映り、その影は一つの部屋のように空間を押し広げていた。石を削る機械を持ち上げるローレンティーナの側では、「リトル・ハンディ」がくるくると旋回しながら、飛び散った破片を飲み込んでいた。\n蝋燭の光越しに中を覗き込むと、叫び声や鋭い音と共にノコギリの刃が四方に広がり、血肉が身体から引き剥がされ、骨が交差しバラバラになっている様子があった。ドームの下に生まれたハンターが目の前に積み上がった血肉の壁を引き裂くと、ハンターたちの敵はまるで雨粒の様に海底に墜ちていった。一本の矛によって空洞が穿たれ、鋭く明晰な命令が伝わる。海流に乗って突進を繰り出すローレンティーナは、歌声を耳にした。\n蝋燭の光越しに中を覗き込むと、燭台の向こう側に、神聖な白色で、涙を流す時に影をまとう彫刻がたたずんでいた。彼女は切り裂かれ、癒合し、再び切り裂かれ、また癒合する。最後に、彼らはスペクターでローレンティーナを切り裂き、陸地の種を彼女の体内に根付かせた。そうして、シスターは燭台の前に跪き、ペンダントを握りしめながら、誰も意味を知らない祝詞を音もなく唱えるのだった。\n蝋燭の光越しに中を覗き込むと、医療部の扉が開け放たれた。懐かしい香りがしたかと思えば、軽やかで力強い足音によって燭台が落ち、廊下の光へと溶けていった。スペクターは体を丸めながら、めったにない穏やかな夢を見ていた。夢の中では、彼女は燭台の上で燃えていて、まるで四本目の蝋燭のようだった。", 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"ある母親が、目の前で頭をかくコータスの娘に向かって怒っている。\n「あんたって子は、性懲りもなく抜け出そうとしたね。あんまり聞き分けのないことすると、力ずくで休ませるよ!」\nサベージは母が頭に載せていたバスケットを代わりに担ぐと、その中に山積みになったニンジンを一つ手にとった。\n「うーん、新鮮。甘くてシャキシャキしてるね。お出かけのおやつ代わりにはもってこいだよ!余りは戻ってからキャロットパイにしてあげるね。」\nそれを聞いた母は飛び上がり、サベージの頭を叩いた。\n「このニンジンはあんたを家でおとなしく療養させるための物なんだよ!」\n「まったく……あんたときたら、こないだ例の廃棄鉱区から気の抜けた顔で戻ってきて以来、ずっとそんな調子だね。」\n「幽霊を見たなんて大騒ぎしたかと思えば、何度も外へ行こうとするし……家族があんたのためにやってることもまるでお構いなしだから、心配でしょうがないよ。」\n実際には幽霊に出くわしたわけではなかったのだが、かといってサベージには、母にどう説明すればいいかなどわからなかった。\n事実として、あの子ウサギを連れた謎の人物は、如何なる滞在の痕跡も残していないのだ。\nまるでそんな人物など、初めからこの大地に存在しなかったかのように。\nだが、そんなことがあり得るのだろうか?\n「どこだかで急に気を失って、一緒にいた人たちがみんな消えちゃったとか言うけどね……」\n「幽霊に会ったなんて話は、ここいらの採掘家にとっちゃそう珍しくもないことだし、そんなに気にすることもないんだよ。」\n「違うんだって!あの人たちはレム・ビリトンを彷徨う幽霊とか、そんなんじゃないから!」\n消えた二人と共に過ごした時間は短かったが、サベージは覚えていた。\nあの夜、自分の腕の中で縮こまって深い眠りについた少女の体温を。\nそして、崩落した坑道の岩を目いっぱいの力で打ち砕き、二人を救い出した時、くだんの謎の人物が確かに血を流していたことを。\nあの人たちは旅の終着点がどこにあるかを語らなかったが、全身を包み隠すような服装の謎の人物は、一人でいる時、静かに星空と遠くの大地を見つめていた。\nその旅路の先には、何が待ち受けているのだろうか?\nサベージにはわからなかった。しかし、彼らは助けを必要としているに違いない。\n「母さん、もう時間がないの!ハンマーが直ったかどうか、修理隊に確認もしてこないと!」\nこの情熱に満ちた娘のことを、母はよく理解していた。彼女は小さい頃から、一度決めたことは絶対に曲げない子だったのだ。\n「やれやれ、もう一週間もポストに手紙が入れっぱなしじゃないか。そんな調子で、本当に自分の面倒なんて見られるのかねぇ……」\nしかし、その放置されていた手紙のおかげで、サベージはようやく落ち着きを取り戻した。\nその中には、彼女のために描かれた手書きの武器の設計図が入っていたのだ。\nそして設計図の隅には、三人の人物を描いた落書きと、メモ書きが残されていた。\n「お姉さんへ。ちゃんとお別れできなくてごめんなさい。武器を壊してまで助けてもらったこと、ドクターもごめんなさいって言ってました。」\n手紙をしっかりとしまうと、サベージは長い息を吐く。\n彼女は再び旅に出るのがもう待ちきれなくなっていた。\n直感が強く彼女に告げているのだ。\nきっといつか、彼らと再び巡り会い、果たせなかった旅を今度は成し遂げられるはずだ、と。", 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"「写真に写っている女の子の顔を、よく覚えておいてくれ。」\nダニー・キープは、ラスティケージにそう言って聞かせた。\n「誰かがこの娘を連れて訪ねてきたら、俺の代わりに面倒を見てやってほしいんだ。」\nロイド・ロゼッタ生物実験室の飼育員である彼は、かつてたびたびわずかなアルコールに任せて、誇らしげに語ることがあった。\nそれは、己の会社がいかにして原住民の生活の拠り所であったジャングルや水源を奪い取り、いかにして20ドルぽっちの金券と少しの食料で基準を満たすアダクリスの子を買い取ったのか……ということだった。\nさらには、この20ドル分の価値しかない子どもたちは、「アダクリスの戦神」のコピーとして改造されるのだという。\nそうして競合他社を打ち倒し、軍からのオファーも受けて、故郷に錦を飾るのだとまで、彼は豪語していた……\nだが、熱意に溢れ研究者気質でもあった彼は、その半年後には毎晩酒に溺れ、実験がどれほどうまくいっていないかを愚痴るようになっていた。\n第II相動物実験に用いられた羽獣が一匹脱走しただの、第I相人体実験と第II相人体実験がどちらも失敗に終わって、実験体がすべて処分されることになっただの……\nそして彼は、第Ⅳ相人体実験において最も特異な個体である、実験体75号についても語った。\n実験体75号は、二本の角を持たないだけでなく、その性格も戦争兵器には似つかわしくないものだった。\nすでに有効性が証明されたさまざまな手段を用いて、虫の息になるまで追い詰めても、彼女は「戦神」に相応しい特性を一切発現させなかったのだ。\nしかし不思議なことに、失敗作である実験体75号が彼に与えた失望はごく短期間のものに過ぎなかった。\nほどなく彼は酒に溺れることもなくなり、実験体75号の日々の生活や、飼育員セリーナとの幸せな未来についてを語るようになった。\nそして、二人はある娘――お姫様の物語が大好きな子を養女に迎えるかもしれないということや、皆で一緒にシエスタでバカンスを過ごすかもしれないということを、嬉しそうに話すようになったのだ。\n……誤った結果が、迷える魂を正しい道へと導いてくれたと言えるだろう。\n\nけれども、ある日の訓練の際、第Ⅳ相人体実験の「成功例」たる実験体たちが突如一斉に暴走し、数名の研究員が命を落とすという事件が起きた。\n規定に従うのなら、第Ⅳ相人体実験で生み出された実験体はすべて、「人道的な」処分を受けることになる。\nそんな夜に、ダニーはラスティケージの酒場を訪れ、実験体75号の写真を彼に手渡したのだった。\nだが結局、ダニーも写真の少女も、その後酒場を訪れることはなかった。\nそうしてやがて、実験室から「ダニーと他エリアの飼育員セリーナは、実験事故により死亡した」という告知が出た。\nそれから六年が過ぎた。\n騒がしかった酒場は今や荒野のハンターたちのたまり場となり、かつては手が込んでいた料理も、新鮮な獣肉ばかりを出すようになっていた。\n……開拓の波に乗って開かれた酒場は、今となっては枯れつつある大地の上、鉱石病のせいで波に見放された開拓者たちと共に、苦しみながら存続しており、生物実験室すらも移動施設の走行が困難なソフトパッセージエリアに取り残されたままになっていた。\nそして今――ラスティケージは、そう遠くない位置にいる少女と、手に持った写真とを見比べていた。\n何故か角を生やしてはいるが、同一人物であることは間違いない。\n彼は純粋な野生の狩猟を、彼女を中心に形成された食物連鎖を目の当たりにした。\n文明の痕跡が徐々に消え去り、荒野が彼女の本来の姿を露わにしている――\nすでに重度の感染者である彼に、勝ち目がないことは明らかだった。\n結局、ラスティケージはクロスボウを下ろした。\nそして最後の力を振り絞ると、長年蓄えてきた物資を、荒野からの選別として彼女に贈ったのだった。", "typeIcon": "cen-y", "typeName1": "CEN", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_127_estell", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_estell_1", "uniequip_002_estell_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31013", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30063", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30073", "count": 6, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 30000, "type": 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"斜陽ががらんとした街角を染め上げながら通り過ぎ、柔らかな海風と共に風化した看板をかすめて、鈍い金色に輝かせた。\n客足を待つ店、高みを目指して背伸びする古びた建物、そしてまだ成長しきってない高木。\n永遠に時間が止まってしまったかのような、こうした光景もまた、さざ波のような夕陽に照らされて、陽光とともにぼやけていた。\n彼女は街角を曲がり、道端の無言の戸板を手慰みに撫でていくと、灰色の板と錠前が崩れ落ち、これまた灰色の埃をまき散らした。\n舞い上がる塵の隙間からは、ようやく本来の青と赤のペンキが現れる。\n火山灰に覆われた都市には、もはやかつての鋭気など残ってはいない。\nそれはまるで少女の夢の反対側にたたずんでいるかのようだった。\n目の前に広がる光景と、祖父がかつて語り聞かせてくれた物語はまるで結びつかない。\nそれでも、とうの昔に過ぎた燃えるような夏も、透き通るような海辺の青さも、確かにここにあったはずだ。\nしゃんと背筋を伸ばし、掛け声を張り上げ汗を流しながら懸命に働けたのは、そんな景色があったからこそだと年配者たちが語る以上は。\n……だが、そうであっては困るのだ。\n背負ったリュックの丈夫な肩ヒモが、すでに痛いほど身体を締め付けているにもかかわらず、彼女は埃まみれの両手でヒモをもう一度締めなおす。\n誰しも、過去の幻影の中で永遠に生きられるわけがないし、思い出を糧として永遠に情熱を燃やし続けられる人も存在しない。\n加えて、過去に戻りたいがために覚めない夢につくというのもおかしな話だ。\n何事にも終わりが来るもので、その先には新たな始まりが待っている。\n彼女はこれまで、恐ろしい絶望に直面してきた。\n自己否定も、鉱石病がもたらす戸惑いも、己が他者より優れているわけではないと気付いたときの憂いも、すべて乗り越えてきた。\nあとを追い続けるだけなど、もうたくさんだ。\n彼女は新たな目標と情熱、そして成果を得ることになるだろう。\n太陽は完全に沈み、彼女は遠くに灯る明かりを見た。それはニューシエスタの輝きだ。\n\nさよなら、幼き日の夢よ。今こそ、次の目的地へと向かう時だ。", "typeIcon": "sol-x", "typeName1": "SOL", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", 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"uniequip_002_bryota", "uniEquipName": "食後のお楽しみ", "uniEquipIcon": "uniequip_002_bryota", "uniEquipDesc": "古いポスターにカセットテープのケース、カーボンのペンにスケッチブック、そして水泳ゴーグル……と、色々なものがベッドの上に投げ出されていく。\n少年は宝探しをするように兄の「秘密基地」を漁っていた。\n「いいもの見っけ! リーフ、こっちこっち!」\n呼び声を聞いた女の子がやってくると、散らかされた部屋を見て少し怒ったように口を尖らせた。\n「ルートったら!もう……ヘイリーが言ってたでしょ、勝手にエニスの物に触っちゃダメだって!」\n「ジャジャーン!エニスのスケジュール表!」\n「リーフだって、エニスが今日どこで何をしてるか気になるだろ?」\n「……」\n少年は兄のスケジュール表を戦利品でも見せびらかすかのように誇らしげに振ってみせた。\n女の子はまん丸な目を瞬かせながらも、揺れ動く紙を見つめる。結局、どうやら言いくるめられてしまったようで、大人からの言いつけなどは遥か彼方に忘れ去られてしまった。\n「エニスは一緒に缶蹴りしてくれるって約束してくれたんだ!」\n「あたしにも、髪を結ってくれるって約束してくれたもん!」\nそうして、一人はベッドに寝っ転がり、もう一人は壁に寄りかかった状態で、二人は少しでも多く兄と居る時間を勝ち取るために争いだした。\n「えーとなになに、『5時半、仕入れ。コショウが切れた。ちゃんと買っておかないと、またヘイリーに料理が味気ないって文句を言われちまう。』……」\n「……『9時半、手紙の配達。ついでにチャックが使いたがってたストックも送ってあげないと。家に置いたって埃が溜まるだけだし。』……」\n「……『1時から4時はトム爺ちゃんの日向ぼっこの時間だから、店番の手伝い。リーフとルートのためにアイスを取っておく、イチゴとチョコレート味!』……」\n「えっと、6時は……」\n「じゃあ、8時は……」\nスケジュールはびっしりと埋まっており、メモもたくさん書き込まれていた。\n子供たちが何度読み返したところで、そこには自分たちが割って入れる隙などない。\n「うわぁ、こんなにいっぱいやることあるのか……エニス、晩ご飯食べに帰ってこれるかな?」\n「夕飯は絶対一緒に食べてくれるよ!ねぇ、アイスをもらいに行くのはやめない?あたしたちで先に、ヘイリーと一緒に支度を済ませちゃおうよ。」\n「じゃあ、缶蹴りもなしにしとこっか。」\n「髪を結ってもらうのも今度にする!」\n男の子はベッドの下からチェス盤を取り出し、女の子は引き出しの中から駒を見つけた。\n「代わりに、ご飯食べたら、これで一緒に遊んでもらお!」\n「でも、エニスは一日中働きっぱなしで疲れてるだろうし……付き合ってくれるかな?」\n「もちろんだよ!エニスが言ってたもん。」\n「あたしたちと一緒に遊ぶ時が一番楽しいって!」", 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"「フェンレン貿易は卓越した戦略的思考と、努力を惜しまぬ振る舞い、そして人道的な姿勢で国際市場の扉を開き、シエスタ経済に新たな活力を与えました。ベアトリクス・スワイヤー女史が自ら仰ったように、ビジネスの価値とは話し合いから生まれるものであり、そして何よりも偉大なビジネスというのは、未来との対話にこそあるのです。」\n――シエスタ1099年度最優秀事業者賞の受賞者紹介より\n\nシエスタ市シティホールで開催された毎年恒例の祝賀会で、スワイヤーはセイロン・ドルクスから直々にメダルを授与された。\nそしてそのメダルは今、スワイヤーがシエスタから龍門に持ち帰った手土産の山に埋もれている。\n「シエスタにはバカンスのために行かれたのでは?こんなものまでお持ちになるなんて、一体何があったのですか?」\n表彰状に綴られたクルビア語を見て、ホシグマが不思議そうに尋ねた。\n「『何よりも偉大なビジネスというのは、未来との対話にこそある』――うん、やっぱりいい言葉ね。アタシの自伝にも残しておかなくちゃ。」\n「表彰の言葉として色々書かれているようですが……いやはや、二ヶ月足らずでよくぞここまで多くをやり遂げましたね。『国際市場の扉を開いた』というのは?」\n「ちょっとしたコネを使ったの。シエスタで売れ残っていたコーヒー豆を、カジミエーシュに売ったのよ。――あとで味見でもしてみる?バッグにまだ少し残りがあるから。」\n「ありがとうございます。ところで、この『人道的な姿勢』というのは何ですか?」\n「少し投資をしてあげただけ。火山温泉をウォーターパークに作り替えてみたんだけど、みんな結構気に入ってくれたみたい。」\n「では、『努力を惜しまぬ振る舞い』は……」\n「シエスタの都市建設に参入したい企業は結構いるの。その中で競争入札に勝ちたければ、それなりに目立つことをしないといけないのよ。」\n「お嬢様、一体どんな手を使ったんですか?」\n「そこは企業秘密ね。知らないほうがいいこともあるものよ。」\n「はあ……」\n「ほら、そっちはもういいから、お土産の整頓を手伝ってちょうだい。あ、このサーフボード、アンタにあげるわね。ネズ公の分は火山泥パックでしょ、それとアホ龍にあげるレコード――は、自分で取りに来させましょ。あとはウェイ長官へのフルーツの缶詰と……」\n二人は午後を丸々使って、山積みの土産物を分類して整理した。\nそうして、最後にぽつんと残ったのは、例の表彰メダルだけになった。\n「これはどこかに飾っておきますか?部屋の棚はもうトロフィーでいっぱいのようですが……」\n「いいの。これは老いぼれのトラへのお見舞いだから――明日、病院に行くつもりなのよ。その時に自分で持ってくわ。」\nスワイヤーはメダルをハンドバッグに入れて、気持ちよさそうに伸びをした。\n「龍門の未来を代表して、少しお話しをしに行かないとね。」", 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"「フェデリコ、こいつはどうだ?」\n「アンブロシウス修道院の外壁に設置されていた、サーチライトのカバーでしょう。少なくとも一年以上は使われていないものと思われます。」\n「少し埃をかぶってるが、サイズは丁度よさそうだな。あとはこいつを真ん中で切って綺麗に拭いてやれば、あの花のケースに使えるだろ。」\n「住民の同意は得られたのですか?」\n「オレンが特殊部隊を寄越した時、物資を運び込んでたおかげで、ここの住民たちにはもうこんながらくた必要なくなってるよ。まあ、切る作業は俺に任せとけ。お前が素手でカチ割るところなんて見たくないからな。」\n「ですが、修道院が移動を再開するまで、長くともあと一時間ほどしかありませんよ。」\n「間に合うさ。けどよ、フェデリコ……」\n「何でしょうか?」\n「あのガーデナーは特に遺言を残さなかったんだろ。」\n「ええ。修道院の住民だったクレマン・デュボワ氏は、すでに滞りなく埋葬されました。執行可能な遺言や個人的な遺産などは一切遺されていません。」\n「そうじゃなくて……俺の訊きたいことはわかってんだろ?」\n「私がこの花を残そうとする目的を探っているのでしょう。」\n「お前がこういう内情のややこしい任務をこなすのは初めてでもない。なのに、何か物を残そうとするのなんか初めて見たからな。……お前、どうしちまったんだ?」\n「任務は完了しましたが、アンブロシウス修道院が残した疑問の答えがまだ見つかっていませんので。」\n「俺の記憶が確かなら、どっかの聖徒がありがたいお言葉を残してたと思うんだけどな。『銃には目標が必要だが、すべての問題に必ずしも答えがあるとは限らない』なんてやつをさ。」\n「しかし、疑問点をそのままにしておくのは賢明とは言えません。その後の任務の執行結果に直接影響を与えかねませんから。」\n「あーそうかい、余計なお世話だったな。いや待て、お前まさか任務の進捗報告の時にでも、教皇聖下に直接聞いたりなんかしてないよな?」\n「しましたが、答えを得ることはできませんでした。」\n「それでそんなほとんど丸焦げの花をドライフラワーにして保存しようなんて考えたわけか。合点がいったよ。ただ、一言言わせてもらうと、その花をそのままの姿で残しておけるかは、俺が今切ってるカバーのあるなしで決まるようなもんじゃないぜ。その花はもう死んでる。もうこれまでとは別物になっちまってるんだよ、フェデリコ。」\n「リケーレ、今回の対話であなたが口にした言葉の文字数は、平均値を大幅に上回っています。」\n「はははっ。こいつはただの雑談だし、その平均値とやらの出処もひとまず置いとくとしようか。よし、できたぜ。あとは洗って台座をつければ完成だ。店に並んでるやつと比べても遜色ないぞ。」\n「ありがとうございます。」フェデリコは同僚から汚れたガラスのカバーを受け取ると、がらくたが積まれた物置部屋を後にした。\n「さーて、ラテラーノの新たな聖徒様はどんな答えを見つけるんだろうな。」", 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"みんなはどうして、お酒が好きなのかな?\nバーテンダーとして働き始めたばかりの頃、ラファエラの頭にはいつもそんな疑問が浮かんでいた。\nわからないことがあったら、パパに聞けば答えが得られる。だけど、これは仕事のことだから――\nパパは普段、私に仕事の話なんてほとんどしないし、わたしもそれと同じように、パパに仕事の話をしちゃいけない、と彼女は思っていた。\nもちろん、お兄ちゃんにもこんな質問はしたくない。というか、こういう質問は特に、お兄ちゃんには訊きたくなかった。\nそれなら、お客さんに訊いてみよう!と、彼女はそう考えた。\nドッソレスには多くの人が訪れており、ラファエラはごく短期間に多くの常連と顔なじみになっていた。\n彼らは皆、ラファエラとのおしゃべりが好きなのだ。\n質問を受けた常連の答えはそれぞれだった。\nホタの曲に乗って激しく踊っては、大声でラファエラのことを「ラファ」「お嬢ちゃん」と呼ぶお客さんは、お酒の色や舌触り、風味を楽しむため、そして何より刹那的な喜びを味わうために飲んでいると答えた。\nファドの歌声の中で、バーカウンターに寄りかかりながらゆっくりと手を挙げ、ラファエラのことを「シウバさん」と呼ぶお客さんは、起きたことを忘れてひとときの安らぎを得るために飲んでいるだけだと言った。\nそうして、彼らは一様に、こんな言葉を添えた。「聞いてくれてありがとう。」\nラファエラには、こうした答えをすべて理解できているどうかはわからなかったが、決して彼らの返答を忘れることはなかった。そうあるべきだと思ったのだ。\n\nそして、時が経った。\n陸上艦が走っている時はいつも、船室のあちこちから規則的なうなり声のような音が聞こえる。\n羽獣のさえずりや、打ち寄せる波の音とはまるで違うその音に、ラファエラはまだ慣れていなかった。\nしかし、その音を不快に思うこともなかった。\nこの音については、以前ほかのオペレーターに訊ねたこともあり、彼女はすでに陸上艦の中というのはこういうものだと知っている。\n\n陸上艦には音楽の種類も豊富にあり、聞いたことがないものも多くあった。\nけれども、そんな場所にも、激しく踊りながら大声で「ラファ」「お嬢ちゃん」と呼んでくる人はやはりいた。\nそういう人に出会ったときは、注文通り、ドリンクの中に最も甘く香り高い果汁を絞り入れ、爽やかなシロップで割ってやり――\n同時にこっそりと、その一杯を一番清涼感が感じられてさっぱり飲める濃度に薄めてやるのだ。\nそうすれば、飲んだ者に刹那的な喜びと、それを楽しめるくらい明瞭な思考を与えることができるから。\nまた、同じように、バーカウンターに寄りかかりながらゆっくりと手を挙げ、彼女のことを「シウバさん」と呼んでくる人もいた。\nそんな人には、彼らがささやく通り、目の前のラックから一番苦くて強い酒を数本取り、グラスに注いでやる。\nだが同時に、現地では最高級と評されるログローニョ産の美酒を垂らすことも忘れてはいけない。\nそうすれば、その人物が苦みの強い酒を飲み干す様子を眺めつつ、喉に残るのは苦みだけではないと知ることができるから。\n「ありがとう。」\n彼らはいつもそう言ってくれた。\nそれに頷き返すこともあったが、なんだかおかしい気もして、頷かないこともあった。\nもちろん、こうしたカクテルの作り方はすべてが『ドッソレスカクテルブック』に載っているわけではなかったが、彼女は自分でレシピを書き加えていた。\nその本自体は、もうそれを持つべき人にプレゼントしてしまって、手元にはない。\nけれど彼女は決してその内容を忘れることはなかった。\nラファエラはそれでいいと思ったのだ。\nそうあるべきだ、と。", 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\n今やお前は、潮の満ち引きの仕組みはもちろん、海面が青白く光り出した時には、鱗獣や海の獣たちをそっとしておくべきだということも知っている。\n同じように、オベロスの灯台の先端が影月の縁に触れたなら、それは我らエーギル人が家路につくべき時だということも――\nそして、天まで届く大波や、弾けて消える波しぶきと分かり合い、言葉を交わすすべまでもな。\nお前は彼らとの対話を好み、彼らもまた心の内を喜んでお前に打ち明けてきた。\nそうして話してきた内容は覚えているかい?\n……そうだ。彼らは皆海の一部であり、それぞれに違いはないのだよ。\nもはやお前は、大波がどこへ消え、一番小さな泡がどこで海に溶け込むのかも知っている……もう教えてやれることはない。\nだから、今日は違う話をしよう。覚悟を決めて、よく聞いてほしい。\n私もこの船も歳を取った。これまでは眼前に広がるこの大地と海を長年駆け回ってきたが、これ以上遠くへは行かれないんだ。\n見なさい。\n今まさに、海風は私の頬を吹き枯らし、大気は私の骨を風化させ、星明りは私の肩へと重くのしかかって、押しつぶそうとしている。\nお前がいてくれなければ、きっとこの櫂さえ持ち上げられないことだろう。\nだが、お前は私とは違う。お前の腕は、これからもっとたくましくなる。\nその骨も肉も、私のものよりしなやかで、その瞳には私よりも強く生気が宿っている。\nお前の思考も、私より明るいものだろう。\nならばお前は、さらなる高みを、遥か彼方の海を目指すべきだ。\n年若き我が子よ、遠くへと旅立ちなさい!\nこことはまるで違う海がお前を待っているんだ。\n――そこには、お前のよく知る鱗獣も、恐ろしい海の獣もおらず、道を示してくれる灯台もない。\nお前の行くべき場所は、そんな星の彼方の海なんだ……\nきっとその場所にも潮があり、波があり、お前のように煌めく無数の海のしぶきがあるだろう。\nお前はこれまでと同じく、新たな潮や波と知り合い、私すら聞いたことのない物語を彼らから聞くことになるだろう。\nさあ、双月と旅路を共にしなさい。否、双月よりもなお高く遠く、広大な場所へと向かいなさい…… \nなぜそうすべきなのかを私から教えることはできない。それはいつの日か、自分で知ることになるだろう。\nただ……これだけは覚えておきなさい、ハイモア。\n前から言ってきた通り、彼方を目指して船出することは決して逃げではない。故郷を離れるのも、決して故郷に失望したからではない。\n若いお前は、同じく若く希望に満ちた故郷のためにこそ遠くを目指すのだ。\nそうして多くの海流を、多くの波を見届けた後に故郷へ帰り、それを私たちに語っておくれ。\nわかったね、ハイモア。船出は別れではないんだ。\nそれから、もう一つ。決して錨を忘れてはいけないよ。\n錨がある限り、船は必ず岸へとたどり着ける。\nそして錨があればこそ、遠くへと旅立った子供も、いつか必ず故郷に帰ることができるのだから。", "typeIcon": "rea-x", "typeName1": "REA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4066_highmo", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_highmo_1", "uniequip_002_highmo_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30084", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": 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"ヒューマスが入職したばかりの頃のことだ。\nクルビアの開拓地にある廃棄物処理場の責任者が来たということで、エンジニア部の多くのオペレーターは、そんな経歴を持つ人物なら、何か特別なスキルを持っているのではないかと興味津々だった。\n実際にヒューマスが長年連れ添った工具の数々を引っ提げてエンジニア部に顔を出した時、その場にいた全員が衝撃を受けた。\nまず、工具箱の大きさが尋常ではなく、ヒューマスのような力仕事に慣れた人間でなければ、片手で持ち運ぶことなどできそうもなかったのだ。\nさらに、その工具箱には普通の工具以外にも、奇妙な形をした用途不明のものが大量に入っており、見た者を困惑させるには十分だった。\n幸い、ヒューマスは己の知識を出し惜しみしない人間であり、そのおかげで、それから数時間のうちにエンジニア部のオペレーターたちは大いに知見を広げることができた。\n「こいつは多機能リモコンなんだが、改造の余地が結構あってな。ここをこうして……こうやって……組み直せば、テレビのリモコンから爆弾の遠隔起爆装置に早変わりだ。出力もデカくて、有効距離も長いから結構使い勝手がいいぜ。」\n「こっちは普通の手回し発電機だが、一つ追加機能がある。発電しながらトウモロコシの粒を取ったり、ジャガイモの皮むきをしたり、って具合でな。処理場じゃ電気はいつも足りてなかったし、食えるもんはトウモロコシとジャガイモだけってことも多かったからさ。」\n「この鎌は、車のドアを引っぺがして作ったやつだな。ありゃなかなか大した車だったぜ。廃車になって運ばれてきてからしばらく放置されてたんだが、かなり頑丈で解体するにも骨が折れたよ。見た目に関しちゃ、わざと大袈裟に作ってある。こいつを見た相手がビビってくれりゃ、ケンカしなくて済むからな。」\nこの創意に溢れた工具の説明会が終わると、ちょうど夕食の時間を告げるチャイムが鳴った。\nそこで、頭がパンク寸前になっていたエンジニア部のオペレーターたちは、待ってましたと言わんばかりにこの一風変わった新しい仲間を食堂へと連れて行き、歓迎会を予定通りに執り行った。\nその場でヒューマスは、興味津々な同僚たちに、彼には慣れ親しんだ開拓地の人々や出来事について話してやった。\nそうして、話を聞いた者たちは、ヒューマスがどうやってあのような技術を身につけたのかをようやく知った。\n開拓地は、常人の常識だけで生きていけるような場所ではなかったのだ。", 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"とある小さな家の庭で、若い農夫が農具を下ろして座り込んだ。\n「いやぁ、本当にありがとうございました、先生!農具の使い方が下手なもんで、この傷じゃ危うく足を引きずって歩けなくなるところでしたよ。」\n医者は処方箋と薬草をしまうと、服薬時間や回数に注意するよう丁寧に言い聞かせた。\n農夫は地面に座り、山を見下ろす。「私は一日で半畝(はんせ)の土地を切り拓けるんですが、村には大勢人がいるもんで……この山を全部拓いて作物を植え、全員を腹いっぱい食わせるには、あと百年は働かないとならんでしょうね!」\n「そうだ、飲んだら不老不死になって、ついでに駄獣みたいに力持ちになれる薬なんてありませんか?この村は私を頼りにしてくれてるんで、そんなのがあればいいんですが!」\n医者は笑って眉を下げ、医学書の端を折ると、「試してみましょう。」と答えた。\n\n医者は様々な場所を旅して、そのうち荒野には墓がいくつか増えていった。そして彼女は、再び小さな家の門を叩いた。\n農夫は敷居に腰掛けて、干からびた麦の穂を握りしめている。顔にいくつかしわができた彼は、拳で強く胸を叩いて、苦し気にこう言った。「駄獣が歳で逝きました。まさか私より先に死ぬなんてね。」\n医者は彼を診てやり、病気はないが無理をしないようにと告げて、またいくつか薬を処方した。\n農夫は薬草を脇に置き、言った。「末の息子を、移動都市とかいう場所に行かせてやりたいんです。そこでなら、未来を拓くこともできるはずですから。ただ、お金がどうにもなくて、どんなに畑仕事をしても足りないんです。」\n新しく買った小さな駄獣を引きつつ、彼はしばらく考え込んでから口を開いた。「このまま土地を拓き続けるにしても、私はもう老い先短い身の上です……一体どうしたらいいんでしょう?私がいなくなったら、末の息子はどうすれば?……数年でも構いませんから、寿命を延ばす方法はありませんか?」\n医者は何と言葉をかけていいかわからず、さらに丸薬を出してやるしかできなかった。「体力を補う薬です。これならば、あるいは……」\n\nその後、医者はいくつかの地を歩き、大小様々な村や町に足を踏み入れ、無数の祈りの声を聞いた。そうして彼女は、再びあの痩せこけた駄獣と、それを引く農夫のことを思い出した。\n小さな家には普段よりも多く人がいて、農夫は床に横たわっていた。彼は子供たちに手を握られており、その後ろには孫たちが立っていた。数人の眼差しが、まだ助かるかと尋ねるように、彼女を見つめた。\n医者は前に出て言った。「以前、言っていましたよね。不老不死の薬が欲しい、と。私が作りましたから、これを飲めばまだ……」\n老人はしばらく沈黙し、しわだらけの口を動かした。「本当は、そんな薬などないのでしょう?……先生はずっと歳をお取りになりませんが、この薬を飲んだところで、私にはきっと効き目がないはずです……」\n医者は彼の視線を辿り、家の外を見やった。苗は半分しか植えられておらず、末の息子の足にはまだ泥が付いている。農夫がため息をついて目を閉じると、末の息子は静かに泣き出した。\n\nそれから、医者は山に入った。\n「老いは治せぬものなのでしょうか?」答える者はない。しかし樹木がざわめいて、羽獣がささやいた。\n山の蓮が口を開いた。「治せぬ。不死を求めるのは贅沢な暮らしをする者だけだ。」\n「では、病は治せぬものなのでしょうか?」\n小さな獣が口を開いた。「治せる。衆生は皆、無病息災を求めるものだ。」\n医者が振り返ると、蓮は咲き誇り、獣はただ水を飲むばかりで、何も答えはしなかった。\n医者は悟った。「不死ではなく、ただ息災であれるように。苦しむ民のため、この先はただ病をのみ治し続けましょう。」", 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"この先に、サイレンスの新しいオフィスがある。\nその場所へと歩んでいく彼女の傍らには、要人警護の規則に則り、二人の警備課職員が彼女の荷物を携えて立っていた。\nそう、今や彼女は要人と呼ばれる存在になったのだ。\nここは統括執務室の下の階で、各種事務系のオフィスも同じ階に集められている。\n彼女にとっては知らない場所でもなかったが、なにやら今日は冷房が少し肌寒く、靴音がいつもより響く上に、周囲からは……刺すような視線を感じて、彼女はたまらずため息をついた。\nけれどそんな気も知らず、後ろに控えた警備課職員の一人は、内心その姿に尊敬の念を募らせていた。\nというのも、そのため息を就任早々ライン生命の未来を憂えて発したものと捉えたからだ。\nその時、彼の端末が鳴る。何か連絡が来たようで、彼はそれに小声で応答すると、通信を切った。\n「何かあったの?」\n「いえ、どうぞご心配なく。たいしたことではありません。誰かがエンジニア課のパイプラインを勝手に使って何かを送ったようでして、それを同僚が追跡しているだけのようです。」\nともあれ、オフィスはもうすぐそこだ。\n警備課の職員は慣れた手つきでドアを操作すると、「どうぞ」と彼女を促した。\n『――認証完了。ようこそ、コンポーネント統括課特別顧問、オリヴィア・サイレンス女史。』\n彼女はドアを開け、オフィスへと足を踏み入れる。\n警備課の職員は荷物をローテーブルの上に置くと、彼女がうなずいて見せたのを合図に出て行った。\n部屋の中を見渡せば、そこは標準的な大型オフィスで、イフリータが走り回っても余りあるような広さだった。\nと、感慨に浸る間もなく、背後の扉が突然開くと、すぐに閉まる。\n「まだ何か――」彼女は言いかけた言葉を呑み込んだ。そこにいたのは、人間ではなく……\n「ミーボ!?」そう、それは紛れもなく、あのメイヤーの自信作だ。\nミーボが背負った袋の中にはコーヒー豆とコップが入っており、一通の手紙が添えられていた。無論、その筆跡はメイヤーのものだ。\n『お祝いに何を贈ろうかずっと考えてたところに、ジョイスがコーヒー豆をあげるつもりだって聞いたから、ビビッと来て特別仕様のミーボを作ってみたよ。』\n『君が出発するまでに間に合わせられなかったから、完成したら郵送しようと思ってたんだけど、統括課の人に聞いたら君宛てのプレゼントがもう山積みで、安全検査だけでも半月かかるって話で、待ちきれなくてエンジニア課のパイプラインを拝借しちゃった。』\nそんな手紙を読んでいると扉をノックする音が響いた。\nまずい、とサイレンスは思う。もしミーボに気づかれたら――\nだが、顔を上げてみれば、ミーボは新しいデスクに飛び乗り、複雑な変形過程を経て、コーヒーメーカーに早変わりしたところだった。\nそこへ、警備課の職員が申し訳なさそうに入ってくる。\n「申し訳ありません、サイレンスさん。例のパイプラインで送られた荷物、どうやらこのオフィスに届いたようなのですが……おや、そちらは?」\nサイレンスは反射的に答えた。\n「ただのコーヒーメーカーだよ。」\n「ですが……」\n「昇進祝いに友達が贈ってくれたの。何か問題でも?」\nサイレンスはそう言いつつ、コーヒー豆をミーボの中に入れ、なるべく手慣れたふうを装ってコーヒーを淹れようとした。\n――えっと、ボタンはこれかな?あっ、よかった、合ってそうだ……などと思いながら。\n「いいえ、異常がないようでしたら問題ありません。失礼いたしました。」\n警備課の職員は疑う様子もなく身を翻して出て行き、彼女は安堵の息をついた。\nそういえば、と手紙の続きに目を落とせば、こんなことが書かれていた。\n『送別会でも言ったけど、改めて昇進おめでとう、サイレンス!次、本部に帰った時は遊びに行くからね!』\nその文言に、彼女は少し心が軽くなった気がした。\n以前とは変わったことも確かにあるが、ずっと変わらないこともあるようだ。\nこのコーヒーメーカーがあれば、眠気に負けずに明晰な思考を保ち続けられるはずだと、彼女は思った。", 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"山に漂う霧の晴れぬうちに、おぼろげな月輪が空へ昇ってきてしまった。\n霧を纏った月明かりは青みがかった灰色に滲み、軽やかな絹の如く、まばらな枝葉に絡みついている。\nその様子は、この静けさを失くした夜を帳の中へと引き込もうとしているかのようだ。\n石灯籠の明かりのまわりを、小虫が鳴き声をあげながらぐるぐるとさまよっていた。\nほどなくして、虫は飛ぶのに疲れたようで、つるりとした石の上へと止まる。\nすると、その「石」に皺が寄り、何者かの手が扇ぐようにして、迷子の虫は払いのけられた。\n「まったく、いつになったら霧が晴れるのやら……」\n僧侶は石灯籠にもたれたまま座り、疲労を隠しきれない顔に苦笑いを浮かべていた。\n彼は早朝、夜が明けきる前に果物やタケノコを採ろうと山に登ってきたのだが、突然霧に見舞われて道に迷ってしまったのだ。\nもうもうと立ちこめる霧の奥にぼんやりとした光を見つけ、麓にある人里の光かと近付いてきてみたものの、それは苔に覆われた粗末な石灯籠でしかなかった。\nそうして知らぬ間に霧はさらに濃くなっており、山を下りる道を探すどころか、一寸先もはっきりとは見えないほどになってしまった。\nゆえに僧侶はこの場で足を止めざるを得ず、こうしてまた夜が訪れるまで石灯籠と共に待ち続けていたのだ。\nそこへふと、澄んだ鈴の音が鳴り響いた。\n寝ぼけ眼を擦りながら、僧侶は、霧の奥にまた微かな灯りが現れるのを目にした。\nここへ来た時と異なるのは、その灯りが向こうからゆらゆらとやってくるところだ。\nやがてゆっくりと、しかし確かな足音が近づいてきたかと思えば、淡く青白い帯が石灯籠の笠を撫でていく。\n薄い月明かりと灯籠のほのかな明かりを借り、僧侶はそこでようやく相手の顔を見た。\n「あなたは……山頂の神社の……」\n「こんばんは。どうやら、この山をあまりご存知ない方とお見受けします。山中はすでに早春を過ぎておりまして、今は雲や霧が最も生じやすい時期ですので。」\n「あなたは、麓のお寺に新しく入られた方ですか?」\nそう尋ねられた僧侶は、答えに窮した。\n「そう案ずることはありません。」\n「私は神職を務める身ですが、平時はあまり社の中に留まっていたくはないのです。」\n「山の中で足を踏み外した方に手を差し伸べ、霧の中で道に迷われた方を案内するほうが私にとっての『神職』の解釈に近しい振る舞いですから……」\n「あなたがここにいる理由も、ここで立ち往生している理由もうかがいませんよ。」\n半信半疑の僧侶をよそに、彼女がアーツユニットを振れば、光の粒と水気を纏った帯がたなびき、鈴の音が鳴り響いて、わずかに霧が晴れた。\n深い森の狭き道も徐々に姿を現して、見上げてみれば、山頂へと通じる道には笠木を渡した二つの柱――いわゆる「羽栖」、神社という神域への門が立っている。\n「さあ、参りましょう。」\n「ここから麓の寺までは距離がありますので、ひとまず山頂で一夜を過ごし、明朝霧が晴れたあとにでも、麓まで送って差し上げます。」", 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\nおかげで、都市内に他の友軍が確かに存在することを知り、勇気づけられた次第だ。 \nしかし、彼らもまた、上からの有効な指令を伝えてはくれなかった。 \nページを血で汚してしまって申し訳ないが、負傷兵士の治療が急務となっており、こちらにはすでに報告すべき作戦状況も存在しない。 \nこれは単なる、救援を求める手紙だ。 \n一体、外では何が起きているのか、情報開示を求む。 \n\n(日付なし) \n以降、状況報告はしない。私の小隊はなくなった。 \n今日に至るまで返答がない理由を問いたい。 \n作戦目標もあの情報もすべて偽物だったのかを、なぜ皆無意味に命を落としていったのかを問いたい。 \nこの報告書を受け取ったあなたへ。 \nあなたが誰であっても構わない。私はもう司令部に戻るつもりはない。 \n小隊員の命を背負っているのだから、私は罪を償わなければならないし、それはあなたも同じことだ。", "typeIcon": "bls-x", "typeName1": "BLS", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_492_quercu", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_quercu_1", "uniequip_002_quercu_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30054", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": 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"「リスカム、なんでこんなところにケーキがあるの?」\n「人事部から新人にだって。」\n「ああ、チーム専属のエンジニアになったっていう新人ちゃんね。学校を卒業したばっかりなんでしょ?新入りなんて久しぶりだし、ちょっとからかっちゃおうかな。あはっ、いいこと思いついた!まずはケーキをロッカーに隠して、っと……」\n「フランカ、余計なことはしないで。ほら、ちょうど来たみたいだよ――どうぞ。」\n「失礼しまーす、先に荷物置かせてね~。えっと、B.P.R.S.ってここで合ってる?」\n「……ローラ・アリアスかしら?」\n「そうだよ。」\n「それじゃローラ、今からB.P.R.S.の面接を始めるけどもちろん聞いてるわよね?」\n「ちょっとフランカ――」\n「面接?そんなの聞いてないような……まいっか。じゃあはじめちゃって。」\n「最初の質問よ。あなたが持ってきたそのデカいのは一体何?」\n「えっ、これ?……『牽引式遠距離運搬機・プロトタイプ』だよ。元々はあたしちゃんの卒業制作だったんだけど……BSWに来ることが決まったから、警備用途でも使えるように改造したんだ。でもこれ以上の研究開発にはお金がかかるし、経費申請するにも実験データがいるからここに加入申請を出したわけ。まぁ、直接触ったほうがわかりやすいんじゃないかな。使ってみる?」\n「せっかくだし、リスカムに――」\n「こんなに興味を持ってるんだからフランカに使わせてあげて。」\n「じゃあこのハンドルを握って。安全第一でね~。」\n「警備の仕事やってると、敵が遠くにいるってこともよくあるでしょ。そこでこれを使えば、遠くの物とか人を引っ張って来られるんだ。トリガーを引いたら発射されるよ。」\n「へぇ~、確かに普通のフックよりはしっかりしてるわね。でも、よくある機能じゃない?」\n「うん、今のは実装済みの基本機能を紹介しただけだからね。あたしちゃんとしては別の方向を模索中なんだ。知っての通り、複雑な地形じゃ普通のフックはあんまり役に立たないでしょ?だけど、このマシンクローなら大抵の物をわしづかみにできちゃうんだ……ま、これも試してみよっか。このボタンでモードを変えられるよ。」\n「結構便利じゃない!ねえリスカム、ここでアレを引っ張ってみましょうよ……」\n「使い方はさっきと同じね。ただし、まだ調整が終わってないから――」\nガッシャーン!\n大きな音と共に、フランカが元居た場所から消え、一瞬で部屋の向こう側へと移動した。\nそこにあったロッカーも倒れ、辺り一面にぐちゃぐちゃのケーキとクリームが飛び散っている。\n無論、一番クリームの被害が大きかったのはフランカの顔だ。\n「――不安定な物体に向けて発射しないでって言おうとしてたんだ。逆に自分が引っ張られちゃうからさ……」\n申し訳なさそうにしているローラに対して、リスカムは表情を崩さないよう顔に力を込めながら目を向けた。\n「残念ながら歓迎用のケーキはなくなっちゃったけど、面接は合格だね……B.P.R.S.にようこそ、ローラ。新生活を楽しんで。」", 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\n「あの頃も十分幸せだったと思うけどな。」遠くから近づいてくるバグパイプの声が、チェンの耳へと届く。 \n「そうだな。私にとっては一番純粋に過ごせた時間だったようにも思う。面倒なことなど考えず、ただ訓練と勉学に集中すればよかったのだから。」 \n「当時のおめーさんが狂ったように訓練に励んだり、全科目オールAを取ったりしてた原動力はそれ?」バグパイプは両手をチェンの肩に置き、軽く彼女を揺さぶった。 \n「……だが、いざ戻ってみれば、剣で解決できないことはあまりにも多いと気付かされたよ。時々自分がひどく矮小な存在にさえ思えてな。たとえ全力で職務を全うしたとて、多くを変えることはできない――敵を消し去っても、問題が解決するとは限らないから。」チェンは過去の苦悩を振り落とすかのように頭を振った。 \nそれから、二人は小高い坂道を下っていった。記憶の中にあった花壇は、依然としてそこにある。 \nかつて高々と掲げられていた前衛学校の校章は半分に割れ、片方は土に深々と突き刺さっており、もう片方は折れた石柱に寄りかかっていた。 \n西に傾く夕陽が錆びついた校章へと注ぎ、わずかに残された金属光沢がかつての栄光を物語る。 \n「何もかも変わってしまったな。ヴィクトリアもそうだろう?」チェンは校章を見つめながらつぶやいた。 \n「変わらない人だっているよ。チェンちゃんが来るって聞いたから、この前テイラー教官を訪ねてきたんだけどさ。ほら、おめーさん、あの時急いで出てっちゃったから、宿舎に資料とか置き去りにしてったべ?そういう荷物、教官がずっと代わりに保管してくれてたんだって。見て、履修証明書もあるよ。そうそう、あとこれも!」 \nバグパイプはカバンから書類の束と、木剣を一本取り出した。 \n「おめーさんが昔使ってた訓練用の剣!学校の備品だから本当は回収されるはずの物だけど、チェンちゃんは飛びぬけて優秀だったし、教官からサプライズとしてプレゼントするつもりだったらしいよ。」 \n「そうか。私の代わりに、お礼を伝えておいてくれ。確かに、あの時は事を急きすぎていたからな……」 \n「でも今はこうして帰ってきたじゃない。ここ数年は、二度と戻って来なかった同級生がほとんどだからね。」 \n二人の間にしばらくの沈黙が広がった。 \n「十年後のチェンちゃんはどこにいるんだろうね?」 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"温かい息が顔をかすめ、見慣れた光景が視界を押し広げていく。\n意識がはっきりしてくると、周りのすべては先ほどまでとうり二つになっていた。\n老いたクスノキの下には、兄弟子が手ずから彫った木製の駄獣が立てかけられており、黒毛の幼い牙獣がそれに抱きつき牙を磨いている。\n編み笠の縁からはみ出した、毛羽立つ茶色い繊維が彼女の額をくすぐり、馴染み深い綿カビのにおいが漂ってきた。\nそこで、サガはぎょっとした。今目の前を横切った老僧が、住職様にほかならなかったからだ。\n彼女は慌てて気を引き締め、姿勢を正そうとしたが、その背は凝り固まっており、即刻背筋を伸ばすことを許してはくれなかった。\n山を下りた当初、まだ幼かったサガの身長は住職様の肩の高さまでしかなかった。\nそして今、百をも超える春に滴った雨と、同じく百にも上る秋に散った落ち葉に押しつぶされ曲がった背中は、あの頃のように住職様の肩の高さまでしか届かなくなってしまっていた。\n「住職様、拙僧は……」\n老躯の住職は彼女の言葉を気にも留めず、ただ足を動かすようにとあごで促しながら、手にした棒を無遠慮に伸ばしてくる。\nサガは仕方なく重い足を引きずり、よろよろとそれを避けながら、どもる口で困惑を訴えることしかできなかった。\n彼女はその棒に見覚えがある――それは、かつて住職様が稽古を付けてくれた時に使っていたカシの棒だ。\nしかしどういうわけか、今は雑巾を括り付けられて、床拭きに使われているようだ。\n「拙僧は……否、愚僧はお恥ずかしながら、ご教示いただきたいことがありまする!」\n「愚僧が行脚を始めてはや百年となりました。ですが、ますますわからなくなって参ったのです。山を下りた時愚僧は何事にも明確な道理があるものと思っておりました――世間には不可解な事象が数多あれど、その解は何処かに見出すことができよう、と。ゆえにシー先生の絵巻にて幾年も留まれども、ただ趣きあるものだとしか思いませなんだ。」\n「しかし、愚僧がそのように認識していた道理のすべてが、今や道理ではなくなってしまったのです。多くを見るほどに、世間の人も物事も等しく同じ姿であるように思えました。この世に生きる者は皆ただ鏡を手にしているにすぎず、その鏡で己か他者を映したのち、あちこちから色彩を工面しては、鏡に映る者に塗りたくり、体裁を取り繕っているのにすぎぬのだと感じました。その先でついに、鏡面を覆い隠してしまうほど色を塗りたくった人は、己が善悪を知り、真偽を見分けられるようになったと思い込むのです。学を求め、道をたずねて早百年……けれども荷物を覗いてみれば、愚僧は汚れた鏡ばかりを手に入れておりました。仮に、世の道という道が等しく斯様なものばかりというのならば、真の道を求めるには一体何処を訪ねればよいのでしょうか?」\n住職はサガが話し終えるのを待ち、手を止めると、顔を上げて答えた。\n「お主が駄獣とならば、自ずと道が見えようぞ。」\nそして彼女がそれ以上何かを問う前に、雑巾を付けた棒をまっすぐ彼女の顔めがけて突き出した。\n\n――サガが夢から飛び起きれば、すでに正午になっていた。\n目を開けばすぐそこに、共に道行く駄獣の顔がある。\nどうやら待ちくたびれていたようで、分厚い舌で彼女の顔を舐めていたのだ。\n「待たせたな、それではいざ行かん!」", 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"ホルンは木に背を預けて座っていた。その木の幹には砲弾で撃ち抜かれた穴が開いており、そこから抜ける風が壊死した木のささくれをこすって、ある種の粗雑な楽器のように嗚咽めいた音色を響かせている。\nそれでもここは、戦場よりずっと静かだった。一休みしようと彼女が目を閉じると、誰かが近づいてきた。\n「隊長隊長、ここにいたんだね!」バグパイプが腕に抱きつき、肩にあごを乗せてくる。重いと感じてホルンは腕を引き抜こうとしたが、ヴィーヴルの怪力に掴まれた腕はなかなか抜けなかった。\n「ずっと探してたんだから。」と、バグパイプは目をまたたかせて、何とも哀れっぽい声で訴えかけてきた。\n「ずっと、ずーっとだよ。」\nふと気がつくと、疲れすぎていたせいか、目を閉じるだけのつもりが眠り込んでしまっていたようだった。ホルンは少し罪悪感を覚えた。テンペスト特攻隊の隊長として、隊員たちを放ったまま一人で休息を取るのは褒められたことではない。\n戦況はどうなっているのだろうか?トライアングルの偵察小隊は戻ってきたのだろうか?バグパイプの受けた傷はまだ痛んでいるのだろうか?あまりにも多くの問いかけは、のどに詰まって出てこない。\nその時、背後から足音と歓談の声が聞こえてきた。きっと、オーボエがまたつまらないジョークを言ったのだろうとホルンは思った。\nチェロが周りの者から一拍遅れて、誰よりも大きな笑い声を上げている。彼女はそうして笑いながらオーボエの肩を強く叩いているのか、勘弁してくれとおどけたオーボエの声がする。バグパイプはようやくホルンの腕を放すと、飛び上がって隊員たちに勢いよく手を振った。\n振り返りたい、とホルンは思った。そうできたらと強く願えど、彼女にはそれができなかった。たとえ振り返ったとしても、実際のところそこには木にぽっかりと開いた穴しかないことをよくわかっていたのだ。\n振り返ってはいけない。振り返ったが最後、みんなの声はたちまち消えてしまうだろう。\n\n「――あら、夢でも見てたの?」ロックスレイが、相変わらずのからかうような口調で彼女に声を掛けてくる。\n「たまには私に一番を譲るくらいしたって、別に何でもないでしょうに。居眠りするほどクタクタになるまで勉強するなんて、あなたらしくないことしてるのね。」\nホルンは、手元にあった本が閉じられ、そこに細い緑色の針が挟まっているのを見た。\n近頃ロックスレイは、期末のストレス発散に最適だなどと言って、フェルトワークに精を出している。そうして作った黄土色の玉を見せてきて、それをホルンの頭だと言い張りもした。ホルンは何度も、自分の髪色は金と白の中間のような色だと強調したが、ロックスレイは聞く耳を持たないのだ。\n「それで、一体どんな夢を見てたの?また戦場の夢?」ロックスレイは未完成のフェルトの塊を置くと、指先をあごに当てながら好奇心を隠さずに続けた。\n「あなたの夢に出てくる未来はどんな姿をしているのかしら?私、まだ卒業後の進路は考え中なのよね。後方の管理はちょっと退屈すぎるし、やっぱり参謀でも目指してみるとか?あーあ、初めての戦争はどんな感じになるのかしら。思えばこんなのんびりした時間って、私たちにとっては日に日に残り少なくなっていくものよね。」\n残念ながら、誰が望もうと時間が歩みを緩めることはないものだ。作りかけのフェルト細工は地面に横たわり、いつのまにか本当に土同然の色になってしまっていた。\nロックスレイがホルンの顔をどう作るつもりだったのかは、ホルンには想像もつかないことであり、もはやそれを知る機会もないことだった。\nそれどころか、彼女はロックスレイの顔をよく思い出せなくなっていた。親友だった彼女はいつも一番明るい場所に好んで座っていたものだが、その明るい緑の髪も、誇らしげな笑顔も、すべてが炎のような陽光に溶け込んでしまったかのようだった。\n\n――ざらついた肌触りの手が、ホルンの顔をなでた。\n彼女が中庭のカエデの木の下で昼寝をしていると、いつも祖母がやってきては、うちわを扇いで日差しを遮り、虫を追い払ってくれたものだ。\nきっと自分はまだ夢の中にいるのだろう、といやに客観的な思考が巡り、目を開けずにおこうと彼女は思った。\n小さい頃のホルンは、よく祖母にくっついて、昔の軍での出来事や祖母のそのまた祖父のこと、そして歴代の「白狼」たちの功績などをしつこく聞いて回ったものだった。その頃の彼女は先祖たちのように、ヴィクトリアのために戦うことを夢見ていたのだ。\nしかし、いざ本当に戦争が起きた今、彼女が夢の中で聞いたのは祖母がうちわを扇いでくれる音だった。\nパサリ、パサリ、と一定のリズムで聞こえる力強い音には、睡眠そのものよりも癒やされるような心地がした。\nそうして、ついに彼女が目を開けると、申し訳なさそうに微笑むフェイストの姿が目に入った。自分の仕事で居眠りの邪魔をしたことが不本意だったらしい。\nそういえば、私の盾もそろそろメンテナンスが必要かもしれない、とホルンは思った。\n盾のほうへと目を下ろすと、一陣の風が吹き抜け、小さな花びらが舞って、まだらに摩耗した盾へと落ちる。\nどうやら彼女が背を預けていた木は、砲火に撃ち抜かれた今もなお、確かに息づいているようだ。", 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"愛するアグニへ\nあなたが家に帰ってきてくれたのは何年ぶりかしら。自分で事業を立ち上げたと聞いて、私もお父さんもすごく嬉しかったのよ。だけどあなたが急いで行ってしまったから、話せずじまいになってしまったこともたくさんあるの。\nあなたからは、荷物をたくさん持っていくのが嫌だから昔の物は後で送ってほしいって頼まれていたことだし、せっかくの機会だから、送るものリストに今回伝えられなかったことを書き添えておくわね。\n\n「マッチ(半ケース)」\nあなたが三歳だった頃、大人の真似をして、力いっぱいマッチを擦って火を点けたことがあったの。燃えるマッチを指に挟んだあなたに、お父さんが慌てて駆け寄っても、あなたはけらけら笑いながら、お父さんに向かってマッチを挟んだまん丸のこぶしを振っていたのよ。結局それで火が消えたから、何事もなかったのだけどね。\n「磨耗した着火装置」\nこれはいつかの夏休み前に、あなたが誰かからもらってきたものだったわね。元々は壊れていたのに、あなたったら学校が始まる頃にはすっかり直しちゃって。お父さんは何度も取り上げようと考えていたようだけど、あなたがこれを指先で回している時の嬉しそうな顔を見たらどうしても踏ん切りがつかなかったみたいよ。\n「高そうなライター」\nこれはアイシーが初めて鉱坑に行く前に、あなたに贈ってくれたものだったわね。あの頃、あなたは移動都市の高校に通うことが決まって、家族とはあまり話したがらなくなっていたけど、私たちはてっきりそういうお年頃なのだとしか思っていなかったの。\nだけどあなたが家に戻ってきて十八歳の誕生日を過ごしたあの日、アイシーが鉱山事故で亡くなったことを知ってお父さんと大喧嘩したときに、私たちはこれまで簡単に考えすぎていたのだと思い知らされたわ。\nあれももう、十年以上も前のことになるのね。実はお父さんも初めのうちは、あなたに家業を継がせたいと思っていたのよ。そうすれば、私たちの考えを理解できなくても、あなたのやりたいように経営して、事業の行く先を決められるし、いっそ事業ごと売り払ってしまっても構わないとさえ考えていたの!\nだって、私たちにとっては家業なんかより、娘が両親に心を開いてくれることのほうが大事だもの。\nでも、お父さんがその話をするたびにあなたたちは口論になって、大学を卒業する頃にはもう、私たちと口を利くのも億劫という様子だったわよね。\n「携帯式消火器」\nこれは元々、あなたの十八歳の誕生日プレゼントに贈るつもりだったの。これを選んだ時は、まるであなたに白旗を上げたような、どこかほっとする気持ちだったのを覚えているわ。\nあなたは火遊びが好きで、しかもそれがすごく上手だった。だから私たちもそれを受け入れると、ただ火を消すことだけは忘れないでほしいと伝えたかったのよ。\nとはいえ、今にして思えば、そんな心配も余計なお世話だったみたいね。\n今回帰ってきたあなたを見て、一目でその成長っぷりが伝わってきたわ。もうあなたは、自分の考えがあるのにそれを表現できない子供なんかじゃないのね。だけど、経営の調子を訊ねた時、支援は必要かを聞いたら、あなたはただ笑って、何も問題ないから、としか答えてくれなかったわよね。\nアグニ、あなたの頑固さや意志の強さはよくわかっているわ。でも、あなたが苦労していることを共有して、私たちにアドバイスくらいはさせて――\nいいえ、本当はあなたと一緒にため息をついて、涙を流すだけでもよかったのよ。今みたいに、あなたがどんな困難にぶつかっているかもわからない状況だと、お父さんはバルコニーでタバコをふかすことしかできないし、私はこうして手紙を書くことしかできないから。\n今になってこのプレゼントをあなたに送ったのは、あなたの考えや意志を尊重するという私たちの気持ちを伝えたかったからなの。\nだから、あなたもたまには……私たちに心を開いてくれないかしら?\n返事をもらえたら、お母さんもお父さんもすごく嬉しいです。本当よ。\n愛を込めて、お母さんより", 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"日暮れも近くなった頃、人波が通りの両端から引いていき、雪で洗われた路面が姿を見せる。グレイナティはわずかにためらったが、ついに一歩踏み出して、路面を踏みしめた。\n「滑るな……それもかなり。すぐにも転んでしまいそうだ。」最初に頭に浮かんだ考えはそれだった。\n「だが、転ばずにいられたら、なかなか面白そうだ。」続けざまに、そんな考えが頭をよぎった。\nグレイナティはサングラス越しに周りの状況を慎重に観察した。真っ直ぐに長く伸びた通りは、助走をつけるには十分だ。すっかりがらんどうになった今、誰かに見られる心配もいらないだろう。\n「……一、二の、さん!」数歩下がった後、冷たい風に逆らって走り出す。一歩ごとに速度は増していったが、彼女はある地点で急に足を止め、慣性に身を任せてそのまま前へと滑り出した。\nそうして、やがて動きが止まると、きびすを返して長い通りの逆側へと駆けていき、同じことを繰り返す。\n1メートル、2メートル、3メートル……走る速度も、滑る速度もだんだんと上がっていき、繰り返す度に滑走距離は伸びていった。\n彼女の鼓動もまた、駆けるリズムと共に加速し、心拍数の乱れが浮遊感をもたらす。体が軽く感じて、まるで大河の――時間という名の大河の水面へと浮かび出るような心地になった。\n「怖がらずにもっとスピードを出してみなさい。大丈夫だよ、私たちが受け止めるから。」彼女がぼんやりしていると、耳元をごうごうと吹き荒れる風の奥から、懐かしい激励の声が聞こえた気がした。\nあの当時と似た今の状況が、ホコリの積もった幼き日々の記憶の奥からそれを呼び起こしたのだ。道の向こうには、笑顔の夫婦がこちらに向かって手を広げている。\nそれゆえ彼女は、全力で駆けだした。しかし、足元の小石が彼女をたちまち現実へと引き戻してくる。\n「カイちゃん、起こしてあげよっか?」夕陽を遮った人影が、こちらに手を差し出した。\n「どうしてここに?」グレイナティはその手を取った。\n手を借りて立ち上がると、彼女は身体に付いた雪をはたいて、遠くに落ちたサングラスと帽子を拾い上げた。\n「だって、ビールを買いに出かけたっきり、こんな遅くなっても帰ってこないんだもの。心配になって様子を見に来たの。」\n「こほん、別に何事もなかったが。」\n「嘘ばっかり。目が赤くなってるじゃない。」\n「太陽がまぶしくてな。」\n「へえ、もう沈んでる太陽が?」\n「……手を貸してくれてありがとう。」彼女は帽子とサングラスを再び身に着けると、真っ赤な目元と赤く染まった頬を隠した。\n「どういたしまして。」\n「それより、今さらそんなにしっかり変装しなくていいと思うわよ、カイちゃん。」\n「なぜだ?」\n「この通りには、窓ガラスがマジックミラーになってるお店があってね。外から中は見えないけど、中からは外の様子がはっきり見えてるの。」\n「ということは、さっきの私の様子も……」\n「そういうこと。……あの店は満席だったし、お客さんの中にはカイちゃんのファンもいたからね。」", 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"『外勤任務に就いて231日目。周りのすべてが慣れ親しんだものとはかけ離れており』――\n明け方、デルフィーンはまだ燃え尽きず残っていた焚き火のわずかな光を借りて日記を書き始め……ほどなくして筆を止めた。というのは、ロンディニウムでの大戦から早くも一年近くが過ぎたことにふと気付いたからだ。\n遊侠としてヴィクトリアへ戻り、辺境を渡り歩き始めて以来、彼女は今まで気付きもしなかった不公平をあまりにも多く目撃するようになった。それに伴い、剣で自らの信じる正義を執行することにも、次第に慣れてきていた。\nそれゆえ、この近くにサルカズの流れ者が集団で隠れ住み、住民の安全を脅かすのみならず方々で略奪をしているという話を聞いた彼女は、すぐさま次の目的地を定めた。\n「恐らく、その人たちはロンディニウムを目指す途中で終戦を知った不運な人々なのでしょうけどね。」\n――と、その時、後ろから声がした。\n「たすけて……」\n声に振り向けば、幼いフェリーンの少女が物陰から顔を覗かせている。\n少女は震えながら遠くの黒い地平線を指さし、そちらを見たデルフィーンは、刀を提げて近付いてくる四つの人影に気付いた。\n「あの人たち、みんな魔族なの。お願い、お家まで送ってもらえない?」と少女は言った。\nデルフィーンが母の形見たる長剣を抜けば、その刀身にはアーツが流れ輝いて、少女の怯える顔を照らし出す。そこには、鞭打たれたらしきいくつかの傷跡と黒い結晶が見て取れた。\n一方で、遠い人影は皆足を止め、その後身をひるがえして地平線の先に広がる闇へと姿を消した。\n「お家まで送ってほしいと言いましたか?」\nデルフィーンの鋭い眼差しをその少女は直視できないようで、少しためらってから頭を垂れたままうなずいた。\nしかし、いざ少女をつれて野営地まで向かってみれば、なぜだか彼女は締め出されてしまった。どうやらそこの頭目はデルフィーンのことを警戒しているらしい。\nそして、野営地を一目見たデルフィーンのほうは、そこでフェリーンの感染者たちがひと固まりになり、鞭と震える四人のサルカズの子を隠そうとしているのを見た。\n彼女の胸には怒りの炎が燃え上がった。\n「こうして罪のない子供たちに追い立てられたふりをさせ、他人を騙しておびき寄せては餌食にしているんですね。」\n「さあ、あなたは戻りなさい。」デルフィーンは女の子を放してやると、野営地の頭目を指さし、こう言った。「あなたはついてきてください。これまでにあなたたちが傷つけてきた無辜の人々のため、報いを受けてもらわねばなりませんので。」\n「報いだと?俺は手下たちに食わせるためにやってるんだぞ。」\nその言葉に、彼女は首を横に振った。\n「それは言い訳になどなりません。その子たちが大人になった時、どんな人間になってしまうかを考えたことはないのですか?」\nそうしてデルフィーンは頭目を連れ、野営地からは決して目が届かないほど遠くまで歩いて行った。\n「野営地の人々のことは、私がロドスに掛け合って助けてもらえるよう頼んでみます。――さあ、剣を構えなさい。」\n外勤任務に就いて231日目。デルフィーンが剣を収めたその箱にはまた一つ傷跡が増え、彼女はヴィクトリアからさらに遠ざかるその道を進んでいった。", 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"ヴァーダントが一歩踏み出した途端、突如として茂みの中から腕よりも太いツルが彼をめがけて飛んできた。隣にいたガイドがすぐさま槍を投げつけると、それはまるで意思を持っているかのように、元の場所へと引っ込んでいく。\n「今の何!?なんであんなに太いの!?」\nすると、ガイドは頭をポリポリ掻いてこう言った。「あんくらい普通だろ。あれ目当てで来たくせに知らなかったのか?」\n「話が全然違うじゃないか……」ヴァーダントはため息まじりに続けた。\n「雇い主からは、今回のターゲットはアカフラのジャングル奥深くの生き生き育った食虫植物だって聞いてたんだよ。一鉢育てれば屋内のオリジムシを一掃できるし、ヴィクトリアの上流階級で絶対流行るはずだって……」\n何を言っているのやらという顔で聞いていたガイドは、とりあえずとばかりに尋ねてきた。「で、結局あれ、いるのか?いらないのか?」\nその問いにヴァーダントは頭を抱えた。「もう少し考えさせてよ。サンプルが取れなきゃ怒られるだろうけど、命あっての物種だし……」\n「はあ?お前、出発前に言ってたじゃねえか。『オレ一人で、この部族の勇士五人は相手できるぜ』とかなんとか……五人力ならこんくらい余裕だろ?でなきゃ、族長だって俺一人だけつけて見送ったりしなかったぞ。」\n「それは……多少オーバーな表現もこの仕事には必要っていうか……」\nそうこうするうちに一本のツルが音もなくガイドの足首に巻き付いた。それが動くよりも一瞬早く、ヴァーダントは彼の手を慌てて掴んだが、ツルの力は思いのほか強く、茂みのほうへとどんどん引っ張られていく。ヴァーダントもまとめて引きずられ、彼は自分の靴のスパイクが足元の地面を鋤の如く耕していくのを感じた。\n心の中で雇い主に悪態をつきつつ、彼は片手でノコギリの液体カートリッジを交換し、ガイドの足首に向けトリガーを引いた。すると薬が噴き出して、ほどなくツルはガイドの足に絡みついたそこから枯れていき、そのまま茂み全体も茶色く枯れ果ててしまった。\nおかげで危機を脱したガイドは、ごろりと地面から起き上がって言った。「助かったぜ兄弟!……えっと、そんでどうするよ。今からあれを採って帰るか?」\n「残念だけど、もう無理だよ。今撒いたのは一番強力な枯葉剤だから、一株全部ダメになっちゃったんだ。あれじゃ採っても意味がない。」\n「まあまあ、大丈夫さ、また次があるって!お前のすんげえ薬があれば今度はきっといけるからよ!」\n「う、うん……」\n「正直言うと、俺らはホラ吹き野郎が大嫌いでな。だからさっきまではお前のことも頼りにならねえと思ってたんだが、あいつを一撃で仕留めちまうんだから大したもんだぜ!これなら五人は相手できるってのも納得だ!」\n「で、でしょ?」\n「部族に帰ったらみんなに言ってやらなきゃな!お前は――」ガイドはヴァーダントに親指を立てた。「すげえ奴だって!ま、そうすりゃレスリングを挑んでくる奴もいるだろうが、お前なら何てことねえだろ!その薬をかけてやりゃ、相手はぐったりだ。これならお前みたいなチビでも簡単に勝てるさ、ハハハハ!」\n急に饒舌になったガイドの話を顔を赤らめて聞いていたヴァーダントだったが、ティアカウを名乗る人々が代わる代わる挑んでくるのを想像すると悪寒が走る。\nとはいえ、戻って怒り狂う雇い主を相手取るのに比べれば……なんだか、これも悪くないような気がした。\n今夜くらいは自分を飾るのをやめて、思う存分食べて飲み、何十回と地面に投げ飛ばされる覚悟をすることにしよう、と彼は思った。", 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"「そう緊張しなくてもいいわよ、フィアメッタ。前向きに考えましょう。次からは自分たちの仕事をレミュアンに報告できるのよ。」\nヴェルリヴは書類に目を落としながらも、まるでこちらの考えを察しているかのように言った。彼女のこういうところがつくづく嫌いで、フィアメッタは思わずため息を漏らす。\nサンクタは共感能力で同族の感情を知ることができる。とはいえ、サンクタではないフィアメッタに対して共感能力は作用しないはずだが、ヴェルリヴにはいつも見透かされているような気がした。\nふと、ヴェルリヴが何かを思い出したかのように顔を上げ、こちらに視線を向けてくる。\n「そういえば、フィアメッタ。今ここに、一つチャンスが転がっているの。」\n「チャンス?」\n「ええ。独立するチャンスよ。」\n「……」\n「あなたとモスティマの小隊は、あなたたち二人のために作られたみたく特殊な編成だから、手を加えるには少し手間がかかったわ。けれど今、レミュアンがそこに加わって、否が応でも編成を組み直さないとならない……とあれば、ちょうどいい機会でしょう。」\n「それは誰の考え?モスティマ?レミュアン?それとも教皇聖下、あるいはあなた?」\n「私は自分から面倒事を招くような真似はしないわ。だけど、これに関しては思うところもあってね――」\nヴェルリヴはそこで一度言葉を句切ると、手元の引き出しから書類を取り出した。一目見れば、それがアンドアインの情報であることがわかる。\n「万国サミットの一件を経て、アンドアインの危険性はより一層高まった。もしあの男の捕獲に専念してくれるハンターがいてくれたら、私も少しは気が休まるわ。」\n「……時々、ほかのラテラーノ人もあなたくらい真剣にラテラーノの未来を憂えてほしいと思わされるわね。」\nこれは本心だった。こと仕事においては、フィアメッタはヴェルリヴのことを尊敬すらしていた。\n「では、お返事はいかがかしら。」\n「お断りするわ。」\n「モスティマと行動を共にすることは、アンドアインを捕らえる上では一番効率的なやり方でないことくらい分かっているでしょう?それならどうして?」\n「モスティマのほうがもっと厄介だもの。」\n「つまり……アンドアインは決していなくなりはしないけれど、ある日突然ふっと消えてしまう誰かがいるとしたら、それはモスティマのほうだとでも言いたいの?」\n「いいえ。モスティマは教皇聖下の命を受けてから、一度だって自分の考えを語ったことはないし、私だけがいつまでもバカみたいにアンドアインに執着している構図になってることだってもう気にしてないわ。あいつとレミュアンに別の考えがあっても責めたりするつもりもない。だけど――」\n思いがけず、「だけど」には感情が乗った。\n「モスティマがあの杖に何を見て、何を思ったにせよ、レミュアンがアンドアインの何を赦したにせよ――二人自身の口からそれを私に語る義務がある。その義務がまだ果たされていないのよ。」\n「もし二人がいつまでもそれを言わなかったら?」\n「いくらでも待てるわ。私があの二人の友人で、あの二人が私の友人である限りね。」\n「そう。途方もなく長い旅路になりそうだけど、いいのね?」\n「もうとっくに旅の途中よ。」", 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\n暖炉の前へと歩み寄った彼は、その中で炎が燃える様子をまだ覚えているような気がした。ここには火が、温もりがあったのだ。\nけれど今、その醜く大きな口が呑み込んでは吐き出しているのは暗闇だけだった。彼は目の前の濁った空気を手で払い、つかの間少しはマシな空気を吸った。\n「無駄なことを。十秒もすればまた、貴様の鼻腔を濁った空気が満たすというのに。」\nエーベンホルツはアーツユニットを引き抜いた。源石のダイスが浮かび上がり、旋回して軌道を描き、光と熱を発する。\n「ああ、好きにするがいい。風を起こし火を呼んで、塵を掃き、腐り落ちたものを焼き払う程度は造作もないはずだ。貴様が今まさにそうしたように、一定の効果はあるだろう。」\n彼が黙ってアーツユニットをしまうと、源石のダイスも手中に戻った。そうして身をかがめれば、暖炉の中から闇が見つめ返してくる。\n「だが、それはいずれ舞い戻るものだ。存分に抵抗し、拒絶し、暗闇が近付けぬよう必死に足掻いてみせよ。これまで長きにわたり戦ってきたようにな。濁った空気を払いウルティカを去るもよし、はるか遠くへ逃げるもよしだ。微かな光を幾度灯せど、長き夜を白昼に変えることなど貴様には決してできぬがな。」\nエーベンホルツは手を伸ばして灰の中を探ると、まだ燃え尽きていない枯れ枝を拾い上げた。\n「衰朽はこのロビーを緩やかに満たし、いずれは貴様の身体と精神をも蝕むだろう。貴様の両親や、それより以前の高塔の主一人一人がそうであったように。」\n「そんなことはない!」頭の奥から生じためまいは一瞬にして、意識のすべてを乗っ取った。その声はあざ笑うような声を轟かせ、彼の視界をぼやけさせる。\n黒く焦げた枯れ枝からは同じく焦げた新芽が伸び、彼の手のひらをすり抜けて手首に絡み、腕へと巻き付いてくる。そこには棘が生え、皮膚を突き破り、彼の骨髄を刺した。鮮血がにじみ出て、枯れ枝を伝い落ちていく。暗闇に落ちた血は、燃えさしに染み込んでいった。\n「ウルティカの血は暗中の枯れ枝。いずれは衰え枯れていくものだ。そこから抜け出すことなどできぬ。」\nエーベンホルツが目を開けば、枯れ枝はその手中にはなかった。腕には薄く灰がついているだけで傷などなく、彼の血は今も皮膚の下を流れている。己の脈拍は、先ほどのすべてが単なる幻覚であることを示しているように思えた。彼はもう、こうした幻覚にうんざりしていた。\n「そんなことはない。」エーベンホルツが口を開く。\n「ウルティカの枝葉がいずれ衰え枯れていくことも、お前が私の身体にまとわりついてくる限り、この悪夢は永遠に終わらないのだろうこともわかっている。」\n「だが、とうに滅びているべき古くくだらぬそうした言説はあまりに長く流布してきた。ゆえにそれは――」\n彼は暖炉の中の暗闇を睨んだ。あの黒く焦げた枯れ枝は燃えさしの中に横たわり、血と黒い土にまみれていた。枝についた鮮血がひび割れた亀裂に染み込んで、熱を帯びたかと思えば火花を散らし、枯れた枝先でパチパチと音を立て始める。瞬く間に火花が集まり、黒い炎となって枯れ枝を包み込む。燃えさしには再び火が付いた。\n「このように終わり、終止符を打たれるべきなのだ。」\n暖炉には闇より深く黒い炎が燃え上がり、枯れ枝の発する光がロビーのすべてを照らし出す。あの声はようやく嘲るのをやめ、ついに答えなくなった。\n「――では、例の情なき大権とやらに会ってみるとしよう。」", 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"「カズデル」。\nリターニアから逃げ去る道中、マドロックを取り囲む小隊員たちはカズデルのことばかり話していた。\nもしもカズデルにいられたなら、どんなによかっただろう。同胞がいて、食料があって、何より腰を据えられる場所があるというのはどれだけ素晴らしいことか、と。\nその時、マドロック小隊のほとんどはリターニアで新たに加わった人員となっており、ウルサスからここまでついてきた古参の人々はすでにごくわずかだった。\nそうしたリターニアで仲間になった人々は、その大多数が、かつては故郷近くの定住地を転々としながら、日雇いの仕事や、傭兵部隊の間を奔走して商いをするなどして暮らしていたらしい。ゆえに、実際にカズデルへ行ったことのある人間は誰もいなかったが、かの地への郷愁は切実なものだった。\n「暗くなる前に山脈を越えなければ。」マドロックは、朝出発する前に皆に向けてそう告げた。\nひどく湿り気を帯びた空気の中、平原を歩く小隊員たちの目には、連綿と続く尾根の姿が靄でぼやけてやけに大きく重たく見えた。斜面に生えた野草にはどれも重く水滴がついており、青々としているはずのそれを苔のような色に、そして疲れてうつむいているかのように見せていた。\n疲れ切った一行は、同じく疲れ切ったような草を踏み進んでいく。しかし、彼らを待っていたのはさらに疲弊させられる未来だった。眼前の丘の向こうから大きな黒雲が流れてきている。じきに嵐がやってくるのだ。濃い霧がたちまち山間に降りかかり、わずかに見え隠れする白い雪だけを残して、山頂を覆い隠していく。やがて、どうすべきかを尋ねるように、皆の視線がマドロックに集まった。\nマドロックは高くそびえる岩壁の縁へと登ると、この地の声なき友人たちにそっと呼びかけた。\nすると、硬い岩は土石の子の求めに対し、打てば響くように応え、その場で軽やかに崩れ、再び形を成して、簡素ながらも暖かな岩窟となってくれた。\nかくして有難くその岩窟に身を寄せた人々は、暗くなってきてからも雨が降りやまずにいることに気付いた。\n「追っ手もこの雨で足止めされてたらいいな。」と、隊員の一人が冗談半分にそう言った。\n「まあ、俺らがカズデルにいられたらそれが一番だけどさ。あそこなら、隊長が作ってくれたこの岩窟みたいに丈夫でしっかりした家があると思うんだ。っていうか、そうであってほしいな……」\nそれを皮切りに、ほかの人々も憂鬱な天気の下、夜遅くまでカズデルに思いを馳せて言葉を交わし合った。\nマドロックは黙したまま地面に軽く手を当てて、雨粒が土石を叩くかすかな振動を感じていた。\n確かに、こんな場所だったらいいな、と思いながら。", 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"切り離された誰かの手が耳元をかすめて飛んでいくのを見てようやく、ラヴィニアは我に返った。\nほんの数時間前、彼女は初めてファミリー関係の裁判を終えたところだった。\nこの道を進むと決意して以来、彼女はマフィアによる司法への干渉を多く見聞きし、実際に経験し、さらには身近な人間が失踪するような事態すらも体験していた。\nだが、それでもラヴィニアは自分を貫き通してきた。心の準備はとうにできており、その程度の困難で彼女が打ちひしがれることなどなかったのだ。それどころか、そうした出来事が起きれば起きるほど、この現状を変えなければという思いは強まる一方だった。\n――その日仕事を終えて、車を留めた路地へと足を踏み入れるまでは。\n彼女はその時、考え事にふけっていた。明日はこの道を進む後押しをしてくれたあの人に会い、彼の期待に応えられたことを報告しなければならない。だが、そんな伝え方では軟弱に見られかねないし、いっそ強気に、いつか彼のファミリーが裁判沙汰になった時も、自分はただ公正な判断をするだけだということも伝えておくべきかもしれない……と。\nそれゆえ、よく知った手が肩を引いてくれなければ、彼女の頭は矢で射抜かれていただろう。\nその瞬間、ラヴィニアの思考は停止して、その手の主――ベルナルドが自分の前に立ち、向かってくる人影を次から次へと片付けていくのを呆然と眺めることしかできなくなった。\nそうして我に返った彼女は、聞きかじった話から想像することと、身をもって経験することの違いをやっと思い知った。\n路地が一度静まったところで、ベルナルドが後ろに控えた部下に頷いてみせた。すると、その部下はラヴィニアの身長の半分はあろうかという大きな箱を抱え持ってきた。\nベルナルドが箱を開けると、そこには金属のガントレットが、そしてそれと鎖で繋げられたガベルが横たわっていた。その金色の輝きは暗い街灯の下では少し眩しいほどだったが、なんといっても印象的なのはガントレットに絡みついたイバラのような棘だった。\n「ラヴィニア。私も、いつも君を守ってやれるわけではない。」ベルナルドはそう言うと、ガントレットを取り出し、彼女に手渡した。\n「この道を進み、生き延びたいと望むのなら、今日この時から自分を守る術を学びなさい。」\n暫し沈黙したのち、ラヴィニアはそれを受け取ると、鋭い棘が皮膚を撫でる痛みを厭わず身につけた。そうして彼女は、路地の奥へと歩いていった。\nベルナルドとすれ違った彼女はすでに理解していた。この夜はまだ深いが、彼はそれを共に歩んではくれない。赤い血に染まった暗闇を、今度は一人で歩いていかねばならないのだ、ということを。\nかくして、ベルナルドが生涯で初めて、そして唯一彼女に贈ったプレゼントは、贈られたその日に血に染められることとなった。", 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"「想像してみたまえ。起点もなくば終点もなく、虚無にあらずされど虚無と共にあり、時間にあらずされど時間の友であるものを。」\n早朝、ヴァルカンは火ばさみを手に取り、炉から真っ赤に焼かれた鉄塊を取り出し「椎鍛者」の上に置いた。その時の彼女はふと、以前ラケダイモンの祭司が口にした言葉を思い出していた。\n「それは滅びだ。避けようのない滅亡だよ。」\nヴァルカンは軽く手首を回すと、道具をハンマーに持ち替えて鍛造を始めた。\n――昔、まだミノスに住んでいた頃の彼女は、暇を持て余した時にはしばしば歴代の英雄を祭る宮殿へ足を運んで、友人たちと時間を潰したものだった。そんな時、彼女は滅多に口を開かず、大抵の場合他人の講演や弁論に耳を傾けていた。\n「ゆえにこそ、我らは永遠を追い求める。狂ったように土を掘り起こしては、その中からわずかでも文字の刻まれた遺跡が見つかることを望み、いざ見つかればそれをある種の永遠の断片として崇拝する。というのは、『永遠』という概念が実際に存在すると知るだけでも、我らのようないずれ死にゆく者たちにとっては十分な慰めとなるからだ。」\nヴァルカンは、当時宮殿で見た、彫刻の前に並ぶロウソクを思い出した。巡礼者たちの手で供え物として先祖に向けて捧げられたそれは、火が灯されてからしばらくは静かに燃え、その場の人々と同じく祭司の言葉に胸打たれたかのように沈黙していたものだった。しかし、次第にロウが溶け、小さくなっていくほどに、その火は踊り狂い始めるのだ。まるでその場で沈黙していた人々の思考のように。\n\n――彼女は、火ばさみである程度形を整えた鉄塊を水へと入れた。するとじゅわっという大きな音が一瞬だけして、すぐに静かになっていく。それから、ヴァルカンは再び鉄塊を炉に入れて、同じ動作を繰り返した。\nミノスの人々がこうした大きな命題に執着する理由を、彼女は深く理解していた。\nそれは、ミノスがあまりに古く、そしてあまりに新しいからだ。その歴史は不滅に近いものでありながら、一度は滅びかけていた。\nだが、彼女自身はそうした永遠への崇拝や滅びへの恐怖に関心などなく、さらに言えば、そんなものはサルゴンとミノスの文化が融合して生まれた寄る辺なき空想でしかないとすら思っていた。\n\nやがて、彼女は完成した作品を鉄床の上に置いた。この質素な鉄のインゴット作りは、ミノスの鍛冶職人が何代にもわたって受け継いできた日課である。こうして出来たインゴットは、将来的に別の形に変じるか、あるいは再び溶かされ何かしらの装備の壊れた「脊椎」の代わりとして使われることだろう。\nその後、ヴァルカンは炉を閉じて、ついでに焼いたはちみつクッキーを取り出した。\n「私は目の前のことにだけ集中するさ。」と、彼女は自らに向けてそう言った。", 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"青年はほどいたベルトを再び巻き付けた。\n幾重にも巻かれたベルトの下には、重々しい剣が隠されている――厳密には隠れきってはいないが。\nあまりに大きなその剣は、厳重にベルトを巻かれていてもその輪郭を露わにしていた。剣のつばは大抵の人間の肩幅よりも広く、刀身はほとんどの者の肩を超えるほどの丈があった。ベルトに縛られた剣は刃こそ剥き出しになっておらず、殺戮を繰り広げることはかなわないが、見た者を震え上がらせる武器としては十分だった――あるいは、それこそが目的なのかもしれない。剣の主たる青年はこの剣に、誰かの命を奪うことではなく、ただそれを握ることで警告となるものであることを望んでいた。血と死を隔てるものは、このベルトのほかになく――ゆえに、この薄いベルトを超えることなかれ、と。\n事実、青年はたしかにそう考えていた。彼はあえて剣をベルトで縛り、刃を覆い隠し、人の視線を遮っている。刃は耐え忍ばねばならぬものだ。耐え忍ぶことで損耗を避け、血と死を遠ざけることもできる。ほとんどの場合は、いかに耐え忍ぶことになろうと、目に見えぬ場所に匿われていようと、刃にはその本来の役割を果たすことができるものだ。彼の剣の扱いは、まさしく自分自身に対する扱いと同じだった。\n彼に言わせれば、己は剣であり、刃でもあるが、目立たぬようその刀身を隠していなければならないという。そして彼は、かねてよりそうしてきた。怒り、苦しみ、喜び、興奮、そして激励を幾重にも重ねたベルトで縛り上げ、身体も精神も引き締めてきたのだ。\nだが今となっては、すべてが変わりつつあった。\n敵が四方八方から押し寄せてくる――そんなイメージが膨れ上がっていた。青年はかつて、奴らがオンワードの森の中、シュトルム領の雨雲の下、そしてヴァッサー領の湖と川に潜み、エーデンヘルの泥と石の上に居座る様子を、奴らが高塔の間を行き来し、宮殿や学院、屋敷に出入りしている姿をたびたび思い浮かべていた。その光景は青年にとって決して想定外ではなかったが、ただ今日実際このような事態に陥るとは思っていなかった。自身が切り拓くべき物事が真に眼前に迫った今、かえってその姿がはっきりとは見えなくなってしまったのだ。\n奴らはどこにいるのだろうか?敵はまだ近づいてきていないが、元より至るところに潜んでいることを彼は知っていた。幾重にもベルトを巻き付けて自身を覆い隠しているのに、なぜ今はこうも丸裸になっているように感じてしまうのだろうか。こうした事態を予測していなかったわけではなく、今日のために準備をしてこなかったわけでもないというのに。青年はいつかこんな日が訪れることを知っており、フリーモントもとうに警告を発していた。これは、お前が自分で選んだ戦いなのだと。\nそう、俺が自分で選んだ戦いなんだ。青年はそれを再確認し、剣を再びしっかりと縛り上げた。", 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\n耳元にくぐもった音が響く。ミヒャはその音をよく知っていた。それは彼自身のアーツだ。無音の波が彼を中心に拡がっていき、「夕映え」の音を押しのけ、書斎の隅々までを包み込む。部屋は音を遮断し、ミヒャの思考にも雑念が入らなくなった。\nそうして、彼は例のカスタネットを手に取った。普通のものよりずっと重量のあるそれは、一般的なカスタネットよりよほど分厚い木材で作られている。そこにはめ込まれた――あるいは、はめ込まれていたというべき金線は、楽器の音響構造を完全に無視したものであり、カスタネット本来の音色を台無しにしていた。無論その表面を飾る仰々しい宝石など言うまでもないだろう。\nそうしたもののお陰で、そのカスタネットは豪華で高貴なものにこそ見えたが、本来あるべき音を出せなくなっていた。それはもはや楽器とは呼べず、「素晴らしき」賜り物、あるいは「類まれなる」おもちゃでしかない。\nカスタネットを下賜されて以来、ミヒャはそれを真の意味で大切にしたことなどなかった。正常な音色を奏でられない楽器など少しも欲しくはない――これを渡してきたあの人は、まさに言外にそう伝えてきていたのだと、彼は知っていた。そのため、ミヒャはそのカスタネットを恐れ、憎み、それが目に入るたびに神経を逆なでされるような思いに苦しめられてきたのだ。\n彼はそれをそばに置くのも嫌だった。ゆえにただのおもちゃと見なして、金線が剥がれ落ち、滑らかな黒い表面が傷だらけになるまでぞんざいに扱ってきた。それどころか、いっそ投げ捨てたいと考えたことすらある。山の中に、風の中に、凝り固まった夕景の中に放り投げられたとしたら、どんなにいいだろうか、と。\n「それは手元に置いておけ。お前は、たかがおもちゃなどに傷つけられる人間ではないだろう。その事実を証明するために持っておくことだ。ループカーンのためではなく、お前自身のために。」そう話す声はすぐ近くにあるようでいて、どんな声より遠かった。ミヒャがカスタネットを残しておく理由はその声にある。かつてあの高塔を臨むたび、塔の落とした黒い影が自分を強くしてくれたことを今もなお覚えているのだ。\nミヒャは窓の外へと目を向けた。そこに見えるのは、金色の夕景だけだった。", "typeIcon": "gua-y", "typeName1": "GUA", "typeName2": "Y", 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"「何を持ってきたんだい?」\n質屋の主人は、懐で咳き込む子供の背中をあたふたと叩いており、客がカウンターに広げた品物には目もくれなかった。\nその時、バグパイプは自分が一瞬答えに詰まったことに驚いた。何よりも知り尽くしているはずのものなのに、これが何かを答えられなかったのだ。\n\n――そうだ、これは鉄の棒と布袋だ。\nこの鉄の棒は、カイウェン郡の積みわら置き場で使ったものだ。\nあの時は、まるで発酵したオリジムシの粘液のような悪臭が、夢の中へと乱暴に入り込んできた。目を開けば、腹を空かせた招かれざる客――年老いた裂獣が、顔によだれを垂らしてきていた。そこで彼女は反射的にそばにあった鉄の棒を掴むと、裂獣の頭を思い切り殴りつけ、なんとか難を逃れたのだ。\nそしてこの布袋は、ペニンシュラ郡の砂利道で使ったものだ。\nあの関所の衛兵はかなりの力持ちだった。キャラバンの荷台から引きずり下ろされた時は、腕がもげるかと思ったほどだ。そこで彼女は、慌てて身分証を布袋の隙間に押し込むと、荒野を渡り歩く流浪の吟遊詩人を装ってなんとかその場を切り抜けたものだ。\n――いや、もしかすると、バールと軍隊ラッパだっただろうか?\nこのバールは、コナー郡の湿地帯で命を助けてくれたものだ。\nあの時は、傭兵のアーツが危うく、身を隠していた木の樹幹を真っ平らにするところだった。破城矛の弾薬マガジンもそんなときに限ってうまく開かず、もし持っていたバールがマガジンの取っ手にはまってくれなければ、あの場で命を落としていたかもしれない。\nそしてこのラッパは、カイシャー郡の白い砂地で鳴らしたものだ。\n犠牲になった兵士たちは遺言を残すこともかなわず、生き残った上官も軍隊ラッパを吹き鳴らせぬほど負傷していた。燦々とした日照りの下、粗末な集団墓地は恐ろしいほど静まり返っていたものだ。それでも幸いバグパイプが持っていた楽器で高らかな音を響かせたおかげで、人々は亡き戦友たちとの別れの場を、なんとかそれらしく整えることができたのだ。\n――ああいや、違う。これは本当は、クランクハンドルとバグパイプだった。\nこのクランクハンドルは、村で一番大きなトラクターに付けられていた、腕の半分ほども長さがあるものだ。彼女は当時、強がって母よりも上手にエンジンをかけられることを証明しようとして、腕を脱臼してしまった。それでも、トラクターに乗って病院に向かう道すがら、彼女の笑い声は村の駄獣を半分も呼び寄せたものだった。\nそしてこのバグパイプは、小さな瘤獣の革袋に、彼女の母がチェック柄の柔らかな生地を縫い付けて作ってくれたものだ。村の人々は皆、くるくると周りながらバグパイプを吹くという彼女の特技を知っており、幼い彼女が習いたてのバグパイプで村中に耳をつんざくけたたましい音を響き渡らせていたこともよく覚えている。\n\n残念ながら今となっては、破城矛のマガジンをこじ開け裂獣を殴りつけたクランクハンドルはすっかり変形してしまい、もはやトラクターのエンジンを始動させることなどできない。\nそして、哀悼の旋律を奏で、パイプバッグに身分証を潜ませたバグパイプも空気が漏れて、まともな音を鳴らすことはできなかった。\n店主は渋い顔をして、カウンターの下から薄汚れたコインを二枚取り出した。今日まで歩み続けるうちに、故郷が彼女に残したものはもうこれだけになっていたのだ。しかし少なくとも、この二枚のコインによって、故郷は彼女をもう少し先まで送り届けてくれるだろう。", 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"これまでもそうだったように、我々は皆影に身を置いている。\n真夜中、バーのさほどまぶしくない照明だけが耀騎士の顔を照らしていた。出会ったばかりのころを思い返してみれば、これほど穏やかで柔らかな表情をした彼女を見ることなどそうそうなかったはずだ。そのことは、私とリズさんが誰よりもよく知っている。騎士の膝の上ではその妹が時々寝言を口にしながら眠っていた。妹を起こしてしまわないようにと、彼女はできるだけ物音を立てずに、何年も会えていなかった家族をじっと見守っている。ウィスラッシュ――ゾフィアさんは姉妹の邪魔をしないように、ニアールさんの尻尾と髪をとかしていた。耀騎士の毛髪には血が付いている。その血は影から現れた者が残していったのだが、そんな影の中の反響もこの静かなバーまで踏み込むことはできないだろう。\nリズさんは少し眠そうに見えるが、休もうとはしなかった。私たちは耀騎士に、ロドスのオペレーター・ニアールに、そしてマーガレットに話したいことがたくさんあるのだ。幸か不幸か、私はそうした彼女の側面をどれもよく知っていた。\nこのような日がいつかやってきてしまうことはわかっていたし、それ故に、少しばかりの不安と名残惜しさを抱き続けていた。\n私たちは真の意味で離ればなれになるわけではないことは理解している。けれど、私たちがそれぞれ立ち向かうべきものは、それぞれが大きくかけ離れていた。\nマリアさんが目を覚まし、姉のそばで眠ってしまったことに気付いて少し顔を赤らめた。ゾフィアさんはそれをからかいながらも、姉妹があまり身だしなみに気を遣わないことに小言を言う。ゾフィアさんはニアールさんよりも少し小柄で、ニアールさんを見る時は無意識にやや見上げる格好になるので、少し大変そうに感じた。失礼は承知だが、私はどうしても、耀騎士を前にした彼女の表情を観察してしまう。彼女は、耀騎士には負けたくないと思うこともあるのだろうか?それとも、共に肩を並べて戦うことを望んでいるのだろうか?あるいは、自身の理想と信念を、この具現化された騎士の化身に託そうとしているのだろうか?\nそして――私自身は、マーガレットさんをどう見ているのだろう?使徒の……同行者としてだろうか?私たちは苦難を分かち合い、互いにすべてをさらけ出してきた。私たちは……\nその時、マーガレットさんが私の肩を叩いた。彼女のほうも、ずっと私に話したかったことがあるという。彼女は故郷に、カジミエーシュに、彼女の出発地点に戻ってきた。しかし、私たちの出発地点はこの地にはなく、それはカズデルに、サルゴンに、ロンディニウムに存在している……私たちの罪悪と苦難は、ここにはないのだ。だからこそ、彼女の光に導かれて立ち上がった人々が闇夜を見上げたとき、それがどんな光景に映るのか、強く興味がそそられた。\nそうしてふと、残念な気持ちがこみ上げてきた――私はかねてより自らの血脈を憎んでおり、血縁というものの美しさを、家というものの意義を味わったことがない。一方で彼女にとっては、そうしたものを持つことこそが当然のことだった。祝福され、注目されるべき存在として彼女はそこにいた。私はその中に加わるには相応しくない。自らの道を見つけるべきなのだ。しかるのちに、彼女の輝きは必ずやその肉体という高塔を離れ、私たちがかつて荒野で、戦場で、そしてロドスで交わした数多の約束を果たしていくことだろう。\nだからこそ私は余計な言葉を交わさずに、ただ黙って微笑みを返したのだ。\n聴罪師の罪悪の原点は、純粋な闇ではない。光はすでに予言されていた。\n我々は皆影に身を置いている。我々の影の神託が、各々異なるにも関わらず。\nマーガレットさんがバーの扉を押し開け、何気なくこう言った。\n騎士たるもの、自らを直視し、見つめ直し、律すべきものを律し、自らの光とならねばならない。己に光が灯されれば、いかなる者であれ、己が影にまとわりつかれてなどいなかったことに気付くだろう――と。", 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"ある深夜、スージーはまだ教科書をめくっていた。明日はアーツ理論の試験がある。最後の夜を無駄にしないよう、一通り復習をしなければ。教科書の隣にはノートが広げられ、以前は理解できなかった部分や、間違って覚えていた部分も、今は正しい解説が書き記されている。\nそのうちに、そろそろ眠らないと……と、落ちるまぶたがそう告げてきた。\nそこで彼女は寝る前に、明日の試験に必要なものをバッグに詰め込むと、スケジュール帳を開く。その中には、彼女の日々のタスクがわかりやすく整理されて書かれていた。これは、彼女がクエルクスの下で働いていた頃に身に着けた習慣だ。時間通り営業した上で、仕入れに在庫の確認、店舗の清掃と毎日のタスクはたくさんある。それに加えて、しばしば突発的なトラブルにも見舞われてしまうのだが、やるべきことを予めスケジュール帳に書き込んでおけば、少なからず安心できるのだ。\n明日のタスクは以下のようなものだ。\n【午前】\n・(7:30~9:30)試験!\n・(9:30~10:30)アーツ理論入門の授業でアシスタントをする\n【お昼】\n・(12:00~13:00)美容室のお手伝い\n【午後】\n・(14:00~16:00)訓練場で練習/ラナさんの花壇のお手入れ(行く前に必要かどうか確認すること)\n・(17:00~18:00)美容室のお手伝い\n・(18:00~21:00)バーのお手伝い\n・(21:00~22:00)お勉強\nスージーはスケジュール帳を眺めて暫し考えてから、バーを手伝う時間を縮めて、その下に新しい予定を追加した。\n・(20:00~?)理論の先生に将来のことを相談する\nロドスの講師もオペレーターも責任感が強いため、スージーは試験に落ちる心配はまったくしていなかった。だが、将来のことを相談するなら先生は頼れる人だと思ったのだ。\n彼女は近頃、常に自分が発している静電気をある程度制御できるようになってきた。彼女が髪を切りながら、術師としての授業で学んだちょっとしたテクニックを用いて、微弱な電気で作業を短縮していることはまだほとんど知られていない。\nこうした努力のすべてには、理由があった。\nスージーはスケジュール帳を数ページめくると、手を止めた。その先のページはほとんど真っ白だが、一か所だけ書き込まれている重要な予定がある。\n「ママへの送金」\n母からはいつも、そんなことをしなくていいと言われているのだが、それでもスージーは家族のために何かをしたいと思っていた。一方で母もまた、同じタイミングで彼女に送金をしてくれるのだ。そうしていつしか、それは二人が安否を確かめ合う方法になっていた。\nスージーはスケジュール帳を翌日のページへと戻すと、先ほど書き加えたばかりの予定を、さらに書き換えることにした。\n彼女は着実に歩みを進めるタイプの人間だ。はるか遠くの壮大な未来に思いを馳せたところで、それは今の人生に何かをもたらしてくれるわけではない。ゆえに、彼女はそれよりも一冊一冊の本を大切に読み、目の前の仕事を堅実にこなして、一つ一つの機会を確実に掴んでいきたいと考えている。結局、想像というのは現実になるとは限らないが、今ロドスで過ごしているこの毎日は、努力をすれば報われるようなものであり、彼女が求めているのはまさしくそういう生活だった。\nそこで、彼女は予定をこう改めた。\n・(20:00~?)理論の先生に今後の授業のことを相談する\n彼女にとって、今相談すべき内容はこれだった。\nそろそろ眠らないと……と、乾燥した目がまぶたを落として、今にも閉じてしまいそうになる。\n彼女はおとなしくスケジュール帳を閉じ、明かりを消して布団に入り、緊張で高鳴る心臓を鎮めようと試みた。明日の試験で良い点を得られるように願いながら。\n明日も大変な一日だろうが、いつもの如く収穫の多い日になることだろう。\n……\nスージーは満ち足りた気持ちで、暖かな夢の中へと沈んでいった。", "typeIcon": "fun-x", "typeName1": "FUN", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_377_gdglow", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_gdglow_1", "uniequip_002_gdglow_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"「やっほー、ロックロック!あたしからのちょっとしたプレゼントだよ!説明書を書いてあげようと思ったけど、材料をくれたステインレスが、このドローンのことは文字で説明しない方がいいって言うから、オーディオメッセージにしてみたよ!まずは……」\nロドスの訓練場にやってきたロックロックは、クロージャのメッセージに従ってサプライズプレゼントのドローンを操縦していた。戦場のシミュレーション空間を素早く駆け回るドローンは、地面に小さな影を落としている。\n加速力は充分、方向転換速度も優秀、上昇・下降速度も秀でており、操作遅延は少なく、ホバリングも安定している。優れた戦術ドローンと言って差し支えなさそうだ。しかし、ロックロックは、改良の余地があると感じていた。同時にそう思ったこと自体にも、彼女は強い興味を抱いた。きっとハンドメイド機器をつぶさに観察する習慣と、職人としての真摯な熱意が彼女をそうさせているのだろう。\n宿舎に戻ると、さっそくロックロックはプレゼントされたドローンを解体しはじめた。その過程で彼女は設計の妙に何度も唸らされた。フレームは極めて優れた技術がなければ作れない構造であり、切断の精密さや材料の品質を見れば、先進的な機器を用いているとわかる。各パーツをつなぐ配線も非常に合理的で、空間を最大限に有効活用している。これらは全て、ロックロックの操作の癖に合わせて特別に設計されたものだろう。何より、彼女は大型の機器やドローンを好まないことが反映されていた。しかし、まさにそのことが彼女の頭を悩ませた。コンパクトさを追求した構造の最新モデルは、エネルギーを十全に発揮できないものだ。そのため、ロックロックのもう一つの直感に反しているように感じた。それはなぜクロージャがこのようならしくない設計にしたのか、というものである。\nさらに詳しく調べるうちに、ロックロックはまた驚かされた。ドローンのフレームに小さな箱がはめ込まれており、回路や部品がすべてその箱を避けるようにして配置されているのである。設計者はコンパクトな設計を心がけたうえで、さらにわざわざ箱をはめ込む空間を作っているようなのだ。開けてみると、中にはクロージャとロックロックが描かれたふせんが詰められ、ひと言メッセージが添えられていた。「クロージャからロックロックへ!」と。\nふせんを眺めていると、言葉にしがたい感情がロックロックの胸に湧き上がってきた。それは、職人同士にしか通じないある種の暗号――本当のプレゼントを見つけてくれるはずという信頼だった。そのプレゼントを取り出すと、ドローンそのものが新たなプレゼントになった。空いた部分はどうするべきだろう。動力の調整に充てるのがいいだろうか?いっそのこと全体を再配置し直してみようか?ロックロックはしばらく考え込んだ。 \nそして同時にもう一つ考えねばならないことがあると気づく……次にクロージャとフェイストに会う時は、本当に贈りたい物をどこに入れておくのがいいだろうか?\n", "typeIcon": "fun-x", "typeName1": "FUN", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4040_rockr", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_rockr_1", "uniequip_002_rockr_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31054", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30054", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30024", 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"長らく失われていた、遠い昔の感覚が、心の中に戻ってきた。\n流れる空気が集まって、風を生み出す。そうして吹き付ける風が腕や背中をなぞっては、指の隙間をかすめて音を立てた。イェラグの人々にとっては、この風はいささか冷たすぎるかもしれない。\nそのうち、風の音が乱れ始めた。束になったその音は、混ざりこむうわごとに乱されて、支離滅裂な歌となり、百万の日出と日没を貫いてはいつまでも身体にまとわりついてくる。この音は空気中に蓄積して、黒い棘を伸ばしていった。黒い雨粒が棘の先端から滴り落ち、今にも大地に、そして山と木の間に落ちて黒く塗りつぶさんとしている。それは騒がしく、敵意に満ちていて、決して抗いようのない危険そのものだった。\nこれまで通り、どうすべきか考えを巡らせる。だが、これまでと違って、それには今や随分と労力を要した。\n百万の日出と日没の間に積もった雪を探り、織物の中の一糸を手繰るようにしてつまんでみると、空気の流れが変わった。意思に従って、積もった雪は舞い上がり、一枚の幕を織り成していく。そうして、何度もそうしてきた通り、その幕で黒い雨を受け止め、足元の土地から追い払った。\n――\n「ヤエル。ヤエル?」\n柔らかく呼ぶ声が、風雪の織り成す幕をすり抜けて耳へと届く。ヤエルがハッと我に返ると、その腕には半分までで止まった編み物が掛けられていた。片手には編み針を持っているが、先ほどまでもう片方の手でつまんでいたはずの糸は、毛糸玉の中に戻ってしまっている。\n「ごめんなさいね、巫女様。なんだかぼーっとしちゃって。」\nヤエルが巫女に編み物を習い始めて、これで三日目だ。この蔓珠院にあるエンヤの部屋の壁には、一面に手製の織物が掛けられている。彼女にとって、編み物は修行の一環でもあるのだ。\n「むぅ……そうですか。私の教え方が難しすぎたせいでしょうか?」\nヤエルの向かいに座っているエンヤは、彼女を責めるどころか申し訳なさそうな顔をした。エンヤもその手に編み針を持ち、毛糸をつまんでいて、ヤエルが編んでいるものと似た編み物を腕に掛けていたが、その完成度は段違いで、見栄えも良いものだった。\n「そんなことないわ。あなたのお説法より、ずっとわかりやすいくらい。」\nエンヤはそれを聞くと笑みを浮かべて、毛糸玉へと手を伸ばし、糸をつまんでヤエルに差し出した。\n「私が説法をしている時に、あなたがそこまで深く考え込んでいたことなんてありませんよ。」\nヤエルが糸を受け取れば、温かな気持ちが指へと伝わってくる。彼女は、この織物をきちんと完成させないと、と思った。\n「巫女様の編み方と、イェラガンドが風雪を編む時のやり方は、似てるような気がしただけよ。」\n窓の外では吹雪が激しさを増しており、屋内の織物までを揺らしてしまいそうなくらいだ。\n長らく失われていた、温かな感覚が、心の中に戻ってきた。", "typeIcon": "fun-y", "typeName1": "FUN", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4013_kjera", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_kjera_1", "uniequip_002_kjera_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31044", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30104", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30024", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": "GOLD" 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"「治療の時間だよ、ミニマリスト。」\nその言葉と共に再び戸を叩く音がした。\nミニマリストは声もノックする音も無視して、机の上のねじれた模型に目を向けた。こんなデザインのものを提出してニュー・ゼルウェルツァのランドマークにするくらいなら、今すぐこの船を跳び下りた方がマシだ!\n彼はすぐ模型から目をそらした。自ら造ったこの模型が、今は彼を苦しめている。それはまるで誇り高き己の作り手をあざ笑っているかのようであった。享楽というものをまるで解していないのだと。\n「オレにはできない……」\n彼は自分に言い訳をしたかった。その場をぐるぐると回る足取りが早まっていく。まるでピンと張った糸に引っ張られるように。彼はかつて、今と同じ早足で「設計代表」の後ろ姿を追っていた。その肩書を自らの手にしてからも、緊張が増すことはあれど減ることはなかった。一生は短い。立ち止まっている時間はない。責任感が、右足の痛みと同じくそう思い出させた。\n立ち止まっている場合ではない。\n彼は、とにかくインスピレーションを得ようとして部屋中を漁った。図面が屋内を舞い、模型が床に落ちても、アイデアは湧いてこない。彼は苦悩のあまり頭をかきむしった末に、ついにある物に目を向けた。\nベリートマト酒の入った樽である。\nキャッチが置いていったものだ。一族の者は皆酒好きだった。多くのドゥリンにとって、享楽と酒は切っても切れない関係にある。樽を見て不意に、師匠が窓の外のドームをゆったりと眺めながら、卓に着いて飲むことがあったことを、彼は思い出した。\nやや抵抗を感じたものの、自分も試してみたいという考えが一度浮かべば、抑え込むことはできそうになかった。彼はなんとか樽をこじ開け、その中身を杯になみなみに注いだ。鼻腔に飛び込む酒の香りにぼんやりしていると、彼はふと杯の中に映る影が記憶の欠片のように見えた気がした。\n「興味があるなら、試してみればいい。」\nあの日、師匠の言葉に促され、手渡された酒瓶の中身を一気に流し込んだ。酒の強さで目が回り、仕事どころではなくなった。彼は痛みで正気を保とうと、右足の小さく群れなす石をかきむしった。\nそんな彼を見て、師匠は笑った。\n「生を享受することは我々ドゥリンの美徳だ。私たちの故郷はそうして興った。スディチ、覚えておくといい。お前とて例外ではないのだからな。」\nかつて聞いたその言葉を思い出し、意識を取り戻す。気付けば、彼は静かに椅子に座り、キャッチ、師匠、そして一族の人々と同じように杯を携えてゆったりと窓の外を眺めていた。彼の手は無意識に足の石をかきむしろうとしていたが、中空で動きを止めた。\n石によって生じる痛みは、酒に目を向ける前にすでに消えていた。\n「ガヴィル、やっと来たのね!こいつ、ずっと部屋に閉じこもって返事しないんだよ!」\n「アタシに任せろ――」\nそんな時、扉が予兆もなく開いた。勢い良く繰り出されたガヴィルの拳は、あと一センチでミニマリストの鼻に当たるところだった。\n「ガヴィル?ちょうどよかった。医療部に連れて行ってくれよ。治療を受けないと。って、なんで突っ立ってるんだ?」\nガヴィルはミニマリストの後方をちらっと見た。そこには娯楽施設のシンプルな模型と空になったの杯が置かれている。彼女はすべてを理解し、笑みを浮かべた。\n「ーーっ痛ぁ!!なにするんだ、ガヴィル!治療を受ける前に酒なんか飲むわけないだろ!香りだけ嗅いで樽に戻したんだよ!」", "typeIcon": "fun-y", "typeName1": "FUN", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4054_malist", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_malist_1", "uniequip_002_malist_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30014", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31024", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30034", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"「脚本:カシャの大型フェリーン克服実験」\n1.昼間、ロドス甲板、引き、カシャがあいさつ・ノリノリで今回の撮影を紹介\n「はい、OK!」\n「カシャ、もしかして緊張してんのか?気楽に頼むよ。プロなんだから、ファン向けのおもしろ動画なんて簡単だろ。脚本に沿って盛り上げてくれればいいんだから。じゃ、よろしく!」\n「……って、どうした?笑顔がひきつってるぞ?」\n2.昼間、訓練室、寄り、カシャは勇敢にも訓練を終えたばかりのインドラにボクシング対決を挑む\n「いいぞ、行け行け!……って、勇んで声をかけておいて、逃げ腰なのはよくないぞ?」\n「カット、もう一回行こう。足をブルブルさせないで……声もそんなんじゃダメ!」\n3.昼間、訓練室、寄り、カシャとブローカが訓練で腕相撲\n「3、2、1――始め!カシャ、頑張れ!頑張れ!負けたっていい、大事なのは挑戦する勇気だ!」\n「……待った待った!ブローカさん、カシャをトロフィーみたいに持ち上げないで!すっかり固まっちゃってるじゃない!」\n4.昼間、図書室、寄り、カシャとマウンテンがのんびりとお茶を飲みながら読書をする\n「よかった。図書室のシーンなら、カシャも少しは肩の力を抜けられる……」\n「カシャ、そのままカメラに紹介をしてくれ!この素敵なアフタヌーンティーの時間に何を読んでるんだい?」\n「……『突然!人が死ぬ瞬間百選!』!?……そんな物騒なのダメダメ、カット!!」\n5.夕方、応接室、寄り、カシャとイェラグの優秀な企業家との座談会・対局\n「シルバーアッシュさん、撮影が遅れてすみません……でも、もう撮影は始まっているのに、どうして外に?あなたがここに居るのなら中にいるのは……誰です?」\n「……テンジンですって!?」\n6.夕方、ロドス廊下、寄り、カシャ■■■(ここで紙が破られている)\n「カット、カット!ブレイズさん、何をしてるんですか。脚本には書かれてませんよ!……はい?さっきカシャと話し合って決めたこと?黙ってそのまま撮影すればいい?どういうことです?」\n「カシャの目が、真っ赤ですけど……」\n「ブレイズさん、どうして窓を?抱き上げてどうするつもりですか?どうして跳び下りて――」\n「ぎゃあああ!中止!中止!!死ぬな、カシャ!!!もうこんなのイヤ!!!」", "typeIcon": "fun-y", 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"デーゲンブレヒャーの手荷物の中にはバッジ専用のケースがある。オペレーターテストが早々に終わってしまったため、彼女は余った時間を使い、人事のオペレーターにそれぞれのバッジの意味を説明してくれた。\n・カジミエーシュチャンピオン騎士勲章\n二本の鐧(カン)がクロスした黒い立体褒章がケースの下部に鎮座しており、一目見ればカジミエーシュが彼女のためにデザインしたチャンピオン褒章だとわかる。彼女は三期連続優勝を果たしたため、本来褒章は三つ受け取っているのだが、大騎士長から直々に賜ったのは最初の一つだけだったという。そのため、その一つだけを捨てずに残しており、今ではそれが、カジミエーシュ関連の物品として彼女が唯一手元に置いているものだった。\n「記念品としての価値くらいはあるでしょう。」\n・『感謝の印』\n逆三角形の中にイェラグの聖山カランドが描かれているが、公式に発行されたものではない。以前、デーゲンブレヒャーが雪崩事故からある一家を救ったところ、彼らはブラウンテイル家に属していたらしく、当主のラタトスに頼んで、デーゲンブレヒャーのために勲章を作ってくれたのだそうだ。\n「初めてこういうものをもらったのはもう十年近くも前になるわね。好意からの贈り物だとはわかっているし、その気持ちを勲章で表すのも嫌いじゃないわ。だけど私がこれを受け取ったって噂が広まって以来、似たようなことをするたびに三家から色んな勲章が届くようになって、今では家の棚が一杯になってるの。」\n・『シルバーアッシュの剣と盾』\nケース上部の左から二番目にある勲章には、剣と盾が描かれている。カランド貿易社員の間では常識だが、この勲章を身に着けている人間は、如何なる状況でもカランド貿易内での行動を阻害されることはない。元はエンシオディスがデーゲンブレヒャーのために作った通行証のようなものだったが、勲章など付けていなくとも、彼女の存在を軽視できる者などいないことは明白であった。今やこの勲章の価値は、デーゲンブレヒャーがカランド貿易に属していることを、他者に再確認させることにある。\n「前にこれを付け忘れた時は、その日一日エンシオディスがやけに静かだったわ。しまいには、会社に何か不満があるのか、なんて聞いてくる始末でね。」\n・『イェラガンドの戦士』\n左から三つ目にあるのは、蔓珠院から贈られた栄誉勲章だ。エンヤが正式に巫女となった際、直々に付けてくれたのだという。\n「巫女様からすれば、あの当時にできた中で最大の抗議だったんでしょうね。私自身は、イェラガンドに特別思うところはないわ。せいぜい、一度手合わせしてみたいというくらいね。」\n・『十周年記念』\n知り合って十年目の節目にエンシオディスが用意した、ちょっとした贈り物。彼女がカランド貿易で過ごした十年を記念するものでもあるらしい。二人が知り合ったばかりの頃は、まだカランド貿易も存在していなかったのだが、エンシオディスはその時点で、未来の青写真を描いていたようだ。\n「エンシオディスからこの勲章を受け取った時、あれから十年になると言われても、あまりぴんとは来なかったの。これは、感謝の気持ちの表れというより、十年前に彼自身が叩いた大口を今でも忘れていないと、私に伝えようとしてのものでしょうね。それで、イェラグに関しては……静かで過ごしやすいところへ旅行したくなったら、私に聞いてくれたらいいわ。」", 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"暗闇の中、リードは手探りで丁寧に髪を整えると、改めて背筋を伸ばす。\n彼女は、昔よく見ていた夢を思い出した。背後に伸びる影の上に姉が立っており、ひどく重い王冠を被るリードの姿を眺めている、という夢だ。彼女は、自分が王冠を戴くのは間違っていると思ったのだが、どうしてもそれは頭から外れず、取るには炎で融かすしかなかった。融けた金属は頬を伝って流れ落ち、とても熱く感じたのだが、冷たい紫の炎に慰められるほうがよほど恐ろしく、ゆえに声を一切上げずにいたものだ。\n彼女は、先日高速軍艦の航跡沿いに進んでいた時出会った二人を思い出した。彼らは「ダブリン」の名を知っており、彼らの土地には炎で焼かれた痕跡があった。二人は、「私たちの暮らしを破壊したのはお前か?」とリードのことを責め立てた。生命の火を操るドラコはしばし押し黙っていた。自分の姉が人々にどんな恐怖を残していくかをよく知っていたからだ。けれど結局、彼女は首を縦に振った。というのは、彼女がダブリンのリーダーであり、ターラー人にダブリンは二つも必要なかったからである。\n誰かが彼女の名を呼んだ。彼女は立ち上がり、狭い木の扉をくぐる。\n――そうして彼女は、干し草が敷き詰められ、色とりどりのボール紙で飾られた脱穀場へ足を踏み入れた。\n舞台衣装は動きにくく、愛する者のボタン穴へと花を挿すように、皆が彼女の衣装にリボンを掛けていった。千年前の赤き龍が、こんな格好で戦場へ赴いたとは到底思えない。\nだがそれで構わなかった。王冠を戴く者の見た目など、彼らが心に留めておくべきことではないのだ。ゆえに吟遊詩人が韻を踏むべく、伝説のドラコの英雄は長い金髪の持ち主だということにしても特に問題はないだろう。\nリードは咳払いをすると、やや緊張した面持ちで尻尾を振った。目の前のターラー人たちは、沼地にできた泥水の混じる細い川が、高速軍艦の走った跡であることを知らない。北の空に溜まる黒い雲が、戦火の煙であることを知らない。彼らが知ることと言えば、納税を終えた後食事にありつけることの有難みや、豊作を願って祭祀を執り行い、芝居を披露することの重要性くらいだった。リードと共に戦ってきた戦士たちは後列に座り、ほかのターラー人と同じ期待の目で彼女を見ている。リードは彼らから、もしセリフを間違えてしまったら次の一年は豊作に恵まれないというふうに教わっていた。\n「そなたらに土地を、恵まれた天候を授けよう。」\nそのセリフと共に槍の穂先が燃え上がると、観衆はしんと静まり返る。その場の全員が同じ錯覚を抱いたか、あるいは目の前の人物に対して、あるぼんやりとした予感を覚えたのかもしれない。\nリードがこうべを垂れると、子供が彼女の頭へとカラフルな花冠を載せた。それぞれの花は、健やかに育つ作物を象徴している。\n花冠は軽かった。彼女は間を置いてから、長年変わらず村に伝わる台本に、自らの意志でセリフを一つ付け加えた。\n「我はそなたらに、平和を授けよう。」", 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"「本日分の郵便物はこれで全部です!皆さんもうすぐ退院なので、量は少ないですけど、仕分けお願いしますね、ハイビスカス先生!」\n「ありがとう。本当は従業員ではないあなたに、こんな仕事をさせてはいけないのですが。特にあなたのような、傷が癒えて間もない、まだ鉱石病が進行している方には……」ハイビスカスは女の子に紙を折って作った花を渡し、小包や手紙を一点ずつ手に取った。そして、これは六号病床に、この手紙は十三号病床のおじいさんに、この大きくて軽い小包は五号監護病室の女の子に、中身はきっとこの前約束したお人形ね……といった具合で確認を進める。\n「とんでもないです!もう動けるようになったんだから、ベッドでじっとなんてしてられません。」女の子は上着を羽織り直し、最上部のボタン二つを丁寧にかけると、紙の花をえりにつけた。「私、トランスポーターなんです。怪我をしてロドスで治療を受けてる間はもう息が詰まりそうで……ハイビスカス先生も、動いたほうが回復も早くなると言ってましたよね?」\n「とはいえ、病状の進行には気を付けてくださいね。」ハイビスカスは手につけたサーベイランスマシンを見せた。\n女の子はその意図を察し、同じ位置に着けているサーベイランスマシンを小突いてみせる。\n「退院後はトランスポーターの仕事に復帰するのですか?」\n「ええ。ずっとトランスポーターをしてましたから。あちこち走り回るのが性に合ってるみたいで。それにちょっとした傷や痛みは大して気にならないですし。」\n「鉱石病はちょっとした傷や痛みなどではありません。診断の結果には常に気を配っていただかなくては。」\n「それもわかってます。けど太陽がいずれ沈むように、人も土に帰るものですから。それでも日々生きていかなきゃいけない、そう思いませんか?」\n……\n「ハイビスカス先生、この荷物を届けたらもう退院の手続きに行っちゃいますが、先生の方で何か送りたい荷物とかはないですか?私の復帰後の、一番目のお客さんになってもらいたいんです。」\n「ええ、もちろん。ところで次はどこへ向かうのですか?」\n「まず故郷のヴィセハイムへ帰るつもりです。そういえば……確かあの時、アフターグロー区で鉱石病患者の治療を指揮していたのがハイビスカス先生でしたね。」\nハイビスカスはブローチを外す。源石製の、花を象ったそのブローチはすでに活性を失っている。花を構成する不活性な結晶は力を発しておらず、灰燼や、枯れ枝や、乾ききった涙と同じく無機質なものだ。それでも、灰燼や、枯れ枝や、乾ききった涙とはまったく異なっていた――心を込めてハイビスカスの花の形に彫ってくれた人がいたおかげで、黒い結晶のブローチは今なお光を放っている。\n「では、この花のブローチを、私の代わりにヴィセハイムに送っていただけますか。この花はヴィセハイムで咲くべきだと思うのです。」\nヴィセハイムも、そしてあなたも、本当の意味で回復することを願って……", 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"ヴァンデラからの依頼:\nディピカさん、こんにちは。依頼がありご連絡します。これは、私の生家のドアにはめ込まれていたステンドグラスの破片です。もとは十二歳の誕生日に祖父が作ってくれて、温室に備え付けていたものでした。ですが、後の戦争で割れてしまったので、その破片をすべて集めてロドスに持ってきていたんです。初めは思い出として残しておくつもりだったのですが、ディピカさんならステンドグラスを修復できると伺って、この依頼をさせていただきます。料金はいくらかかっても構いませんので、どうか復元をお願いします。\n割れて鋭利な破片なので、一枚ずつ緩衝材で包んでいます。取り出す時は、手を切らないようお気を付けください。\nディピカの返信:\n戦争で割れちゃったから、こんなに土まみれなんだね。土を落とすのに少し時間がかかるから、しばらく待ってて。\nヴァンデラの返信:\nありがとうございます。もしよろしければ、落とした土は取っておいていただけませんか?\nそれは、故郷の土なんです。私はロドスでも故郷の花を育てているのですが、育ちが悪く悩んでいたところで。その土を鉢に加えれば、もっと良く育つかもしれないと思って。\nディピカの返信:\nうん、いいよ。明日の十二時までに受け取ってね。\nヴァンデラの返信:\nよろしくお願いします。\n(ヒナギクを一輪贈ります。お気に召しますように。)\nディピカの返信:\n修復は順調だよ。破片がきちんと保存されてたから、つなぎ合わせるのもそんなに難しくなかった。だけど、赤い色がひび割れに染み込んで、元の模様が台無しになっちゃってる破片も多いし、そうなってるところは新しいガラスに交換したほうがいいと思うよ。模様は私がそっくりそのまま描き直してあげるから。\nヴァンデラの返信:\nごめんなさい。ひび割れに染みてしまっているのは、知らないうちに飛び散っていた血だと思います。きれいにしたと思っていたのですが。\n一度よく考えてみたいので、修復作業も一旦止めていただいて大丈夫です。\nよろしくお願いします。\nディピカの返信:\nヴァンデラさん、大丈夫?あれからもう一ヶ月経つけど音沙汰ないから心配だよ。\nヴァンデラの返信:\nご心配をおかけしてすみません。しばらく故郷に帰っていました。\nステンドグラスに染みた血を見て、思い出したくないことを思い出してしまったんです。血に濡れたまま、細い小道を必死で走ったあの時のことを。地面に血が垂れて黒い跡が残っているのを見て、私は思わず目を背けてしまっていました。\nですが、今回故郷へ帰ってみたら、あの時通った道には真っ赤なバラが咲き誇っていました。もしかするとあの日、私のポケットから種が落ちて、それが血を養分に、太陽と雨に向かって花を咲かせたのかもしれません。\nそれを思うと、血が染み込んでしまったそのガラスも残しておきたいと考えるようになりました。ですから、そこに今回お送りするものと同じような、美しい花を描いていただけますか。血のような色と、温かみを持った花を。\n(故郷のバラを贈ります。アーツで元気な状態を保たせていますので、ぜひこの美しさをお楽しみください。)", 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"サルゴンには、「異郷で旧友に会う驚きと喜び」という感情を表現するためだけに用いられる単語がある。そのことからも、サルゴン人にとっての故郷、ひいては「故郷の音」がいかなるものなのかを窺い知ることができるだろう。しかしながら、ビーズワクスが突然リターニアのレストランに現れ、姉の目の前に座った時、ゆっくりと耳元の通信端末から手を離すカーネリアンの顔に喜びはなく、彼女には珍しい驚愕の色だけが浮かんでいた。\n「お姉ちゃん、お……驚いた?えへへ……」\nカーネリアンは急いでマイクを切った。\nビーズワクスは、リターニアに来てはいけないと姉が言っていたのを忘れたわけではない。だから心許なげに、通りかかったついでに来たと言い訳をしたのだ。そんな見え透いた嘘を聞いて、カーネリアンはロドスの誰が余計な世話を焼いたのかまで見当を付けることができた。\nしかし、だからと言って彼女は無粋な真似はしない。カーネリアンは素知らぬふりでアンケセナーに近況を訊ね、旅の途中で何があったのかを聞いた。二人のいるテーブルは和やかな雰囲気だったが、耳元で聞こえる状況はまるで違っていた。\n「リーダー!応答してください!ターゲットが法陣の中央に到達しようとしています!」\n「どうかしましたか!?レストランで何かトラブルでも!?」\n「お姉ちゃん、何か聞いてるの?耳元で音がしてるみたいだけど。」\n「ああ、音楽を少しね。リターニア人の音楽はなかなか悪くない。アンケセナーも気に入ると思うよ。」\n「リーダー!ご無事ですか!?」\nカーネリアンは立ち上がった。「おっと、少しボリュームが大きすぎたかな。調整してくるよ。」\nカーネリアンが口にした「音楽」という言葉で、ビーズワクスは不安に駆られた。数年ぶりに再会できたと思えば、見知らぬ国が姉に変化をもたらしてしまっていたようだ。きらびやかな曲にすっかり慣れ親しんでいるのだとしたら、今もまだ「あれ」を気に入ってもらえるだろうか?ビーズワクスは包みを開けるのが恥ずかしくなり、それをぎゅっと強く握りしめた。\nカーネリアンは驚くほど早く戻ってきた。通信端末を外した彼女の顔には、ようやく一息つけたというような安堵の笑みが浮かんでいた。\n「お姉ちゃん、音楽はもういいの?」\n「ああ、聞き終わったから。それより、もっと大事なものが私を待っているわけだしね――」\n故郷で口にされるその単語は、ある種の感情を表すものだ。その言葉に、人を安心させてくれるようなカーネリアンの表情が加わって、それはアーツのようにビーズワクスの不安を消し去ってくれた。彼女は意を決して、包みから「あれ」を――リターニアの雰囲気には相容れない、素朴なサルゴンのシストラムを取り出した。\n「おお!私が唯一演奏できる楽器じゃないか!とっくに捨てられてしまったものと思っていたよ。」\nシャンシャン、シャンシャンと鳴り響くのは、故郷の温かで素朴な音だ。\n「懐かしいね。昔はこれでアンケセナーをあやしたものだ。覚えてるかな?」\n「お姉ちゃんはきっと、リターニアで大事なことをしてるんだよね。」\n「なんだって?いやいや、私はただ……」\n「たまには手を休めて、この音を聞いてみてね。たまにでいいから……忙しくて手紙の返事も書けない時とか、家に帰る時間もない時は、これを鳴らして……」\nカーネリアンは強がるのをやめて、表情を和らげた。\n「わかったよ。返事も書くようにするし、できるだけ早く家にも帰るから。」と、そう言ってやれたらと思ったが、いつになれば果たせるかもわからない約束を口にすることはできず、代わりにただシストラムを手に取って軽く振った。\nそれは不思議な感覚だった。リターニアのレストランにいながらにして、サルゴンの木の葉が擦れ合う音が聞こえたような気がしたのだ。カーネリアンとアンケセナーはその音を、森の音楽と呼んでいた。二人が愛した、その音だった。", 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"「科学的に言えば、私たちが現在生活しているこの大地はさまざまな成分が混じった媒質で満たされてる。そしてテラでは、この媒質を総称して空気と呼称する。つまり、液体という媒質に満たされた海と、本質的な違いはないわけだね。イベリアの内陸で暮らすエーギルはその認識を活かして、こういう空気中を漂う玩具を作るの。」\nロドスのオペレーターたちが船室を漂うN.B.P.を発見した時、ウィーディはこの正体不明のデバイスについてそう説明した。\n「これは海に特有の習慣なのか?」\nウィーディはゆっくりと地面へ戻ってゆくデバイスを静かに見つめていた。そうしているうちに突然、イベリアは多くの人がイメージを抱く海しかないような場所ではなく、乾燥した広い陸地もあるのだと、すべての人に伝えたい気持が彼女の中で沸き上がった。しかし、たとえロドスにおいても、この緊迫した状況にある閉鎖的な国のイメージはステレオタイプなイメージで固定されてしまっている。\n彼女はN.B.P.の柔らかい「羽」をしまい、箱に詰めた。「実は私、海に戻ったことはないし、エーギルのことはよく知らないの。みんなと同じで、エーギルの地を踏んだこともない。たしかに私はエーギル人だけど、岩礁よりも、内陸の風に舞う砂や、早朝の霧や、灌木の方が身近に感じるくらいなんだ。まだ子供だった頃、母と一緒にバイオテクノロジー技術で土地の砂漠化問題を解決する現場に行ったことがあるけど、屋外でする仕事の合間に、母はこういうおもちゃを飛ばして、私たちはその後を追いかけたんだよ。特に何の意味もない、ただの暇つぶしのためにね。」\n彼女は、自分の故郷であるイベリアのことを思い出した。「大いなる静謐」は、無情にもイベリアにおけるエーギル人の地位を変えた。家を「訪問」してきた裁判所の審問官は、ウィーディたち家族に「危険なエーギルの技術を広める」ことを禁止した。しかし、現在もイベリアで暮らす大多数のエーギル人にとって、「エーギル」はもはやただの薄れゆく烙印に過ぎない。\n「子供の頃って、そんなに前から高度なバイオ技術があったの?」\n「ううん。さっきのは私がここ数日で作った改良型。流砂の中を『漂って』移動できるようにしたんだ。でも……欠点が増えちゃった。」そう言い終えると、ウィーディは箱を持って船室を出ていった。\nこの水生生物によく似た改良型が、実はすでに水を泳ぐ能力を失っているという事実を、彼女は自分の胸の内だけに秘めておくことにした。", 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"スズランは、緊迫した様子の二人の医療オペレーターを見かけた。一人は防護服を身にまとい、もう一人は袋を携えて、遊戯室の入り口に万全の状態で待機している。\n事の発端は複雑な話ではなかった。ズタボロのぬいぐるみに、不安げな少年、そしてアーツの失敗。そのアーツによって修復されるはずだったぬいぐるみは、今や恐ろしい源石結晶に貫かれてしまっていた。\nスズランが通りかかった時、ぬいぐるみを誰にも取られないように抱きかかえて泣く少年の姿が目に入った。\n「ちょっと石が生えちゃっただけだもん。この子は何も悪いことしてないし、危なくなんかないよ!」\nかつて、スズランにも大好きなぬいぐるみがあった。少年が抱えているそれより遥かに作りが良く、青いコートを着た、ふわふわの鼷獣の毛がついたぬいぐるみだ。そんなぬいぐるみからも、同じような結晶が生えてきたことがあった――スズランがそのぬいぐるみを抱いて眠りについた直後に、鋭い痛みが乱暴にスズランを夢の中から引き戻したのだ。\n「せっかくゴミ箱から助けてあげたんだから、もう絶対捨てちゃダメだってば!」\nスズランはあの夜のことをよく覚えていないが、母の腕の暖かさと、医者の優しい声は覚えていた。翌朝になれば、まったく同じぬいぐるみが新品同然の状態でベッドに現れていたことも記憶に残っている。\n「パパとママが連れてかれた時もこうだったんだ!全部持ってかれて、埋められちゃって……どうしてぼくを、ぼくたちの物を怖がるの!?」\nスズランにはどうしてそうなるのかはわからなかった。彼女の人生では、そんなことは起こらなかったからだ。けれど、自分の時と似た状況に変えることはできるかもしれないと思った。そこで、彼女は医療オペレーターの制止を気にも留めずに少年へと近付くと、ある物語を聞かせることにした。\n\n「こ、こんにちは……そのぬいぐるみさん、私は危なくなんかないと思うよ……」\n「ほんとに?お姉ちゃんもそう思う?」\n「うん。その石は、こことは別の、もう一つの大地から来た琥珀なんだ。よく見ると、透き通って見えるでしょう?身体にそれと同じ石が生えてる人は、琥珀の中で眠る虫さんみたいに、いつかはその石の中で眠ることになるんだよ。それからまた目が覚めたら、もう一つの大地を旅するんだって。」\n「やっぱり、あいつらはぼくを騙したんだね!パパとママのこと『死んだ』としか言わなくて、何も説明してくれなかったんだ!いくら言っても、めんどくさそうな顔して、『死んだったら死んだんだ』とか繰り返すばっかりでさ……あいつら、何もわかってなかったんだね!」\n「ええと、その人たちは知らなかったのかもしれないけど、こことは別の大地があるっていうのは本当の話だよ……身体に石が生えてから消えちゃった人たちは、実はみんな、今はそのもう一つの大地を旅してるんだって。だから今頃は、きっと金色の水面に浮かんで、あったかいお日様の光を浴びてるんだと思うな。」\n「それじゃあ、ぼくたちもいつかは、そこに行ける?」\n「もちろん。でも、旅に出る前にはよく眠らないといけないんだって。ほら、このぬいぐるみさんはここにいると、周りが賑やかで眠れないみたいだよ。ゆっくり眠らせてあげることにしない?」\n\nその後ほどなくして、遊戯室にはぬいぐるみの入ったガラスケースが設置された。そこに貼られたしわしわの紙には、こう書かれている。「旅の途中です。起こさないでね。」", 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"街ゆく人影も少ない、ある炎天下の午後。リーはおかもちを手に、■記商会の目立たない扉を叩いた。\n「ったく、どこのボンクラだ。最期の食事を持ってくんのにご丁寧にノックなんかしやがって。さっさと持ってこい。」\n「すみません、お邪魔しますよ。リンさんから、こいつを届けてほしいって頼まれましてねぇ。」\n「……てめえかよ。で、本当にあいつのために働いてんのか?」\nリーはそれには答えずに、おかもちから小皿に盛られた料理を一皿ずつ取り出して、男の前の四角い机に並べていく。\n「俺たち兄弟の好み、はっきり覚えてやがんだな。」\n「当然じゃないですか。あなたたち尚蜀の人は、好き嫌いが激しいですからねぇ。あなた以外は皆辛いのが苦手で、故郷の家庭料理ばかり食べてたでしょう。」\n男は、トウガラシのかけらも見当たらない机を眺めてため息をついた。「だが、こんなもんを喜んで食ってた連中はみんな死んじまった。」\n「てっきりその話は避けるとばかり思ってましたよ。」\n「そっちこそ、自分の手も汚れてるってことくらい自覚してると思ってたがな。」\n「裏社会を牛耳るのと人を殺すのはまるで違うでしょう。あなたが自分で選んだことじゃないですか。」\n「俺たちゃカタギじゃないんだぞ。実権を奪れなんて言われたら、ほかのやり方なんて思いつかねぇんだ。」\nリーは首を振ると、おかもちから最後の一皿を取り出した。\nすると男の目が輝く。\n「おお、尚蜀の麻辣豆腐もあったのか――いや待て、てんで赤くないじゃねぇか。どうせ龍門の料理人が作ったんだろ。こんなもん食えるかよ。」\n「作ったのはおれですよ。」\n男は疑わしげな顔で豆腐をつまみ、口に入れて転がしてみた。するとたちまち辛味が広がり、彼は何度もむせこんだ。\n「げほっ、ごほっ、さすがはリー大先生、こいつはお手上げだ。」\n「辛くなさそうに見えて辛い物を作る方法なんて、いくらでもあるもんです。」\n「そりゃあそうだろうよ。手練手管のリー先生様は、戦わずして俺に取って代わるなり、新しくあの老いぼれネズミと張り合える奴になったくらいのご手腕だ。あんたの輝かしい未来を祝福してやらねぇとな。」\n「輝かしい未来だなんてそんな。おれは、龍門でもうしばらく穏やかに過ごしたいだけですよ。」\n「信じると思うか?」\n「初めっからおれを疑いながらも、あなたは結局おれの言う通りにしてたじゃないですか。おれの言うことがどれも本当だってわかってたんでしょう?」\n「……あんたが俺をハメたのも、その穏やかな暮らしのためか?」\n「自分だけのためじゃありませんがね。」\n「俺を倒したよそ者のあんたが、これからはあの老いぼれネズミの上客になるってんなら、穏やかな暮らしなんて簡単に手に入るだろう。だが、『自分だけのためじゃない』ってのはどういう意味だ?」\n「あなたが失脚した今、龍門にはもう影響力のあるヤクザは残ってません。そんで、リンさんが、散り散りになったチンピラ崩れが治安を乱すのを止める手立てがあるなんて言ったもんで、おれはそいつを信じてるんです。」\n男は暫し呆けた顔をしてから、やがて箸を手にした。\n「出て行ってくれ。あんたにこの道でやっていくつもりがねぇのなら、なおさら手を汚さねぇほうがいい。」\n「まあそう慌てずに。」\nリーは男の懐目がけて何かを放り投げた。\n「こいつは?」\n「車の鍵ですよ。あなたが本気で、世のため人のために何かをしたいと思うなら、そいつを使ってください。乗ればどこへ向かえばいいかはおのずとわかりますんでね……」\n「……もう二度と、みんな揃った食卓をダメにしないでくださいよ。」", 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\n果てなき暗闇の中では、他の意識も生まれつつあった。今のところ、そうした意識は彼のものほどはっきりしてはいなかったが、彼らもまた彼であり、同じように濁った水から飛び出すことを望んでいた。彼はまだ、人間たちがこの関係性をどう表現するかをはっきりと覚えていた。つまり、彼らは彼の……弟妹たちとなるのだ。彼は胸を裂かれるような鋭い痛みに耐えながら、腕を振り下ろした。煙は散り散りになり、剣が混沌を切り裂き、天と地に変えた。 \n天地は開闢し、自ずと晦は明へと及ぶ。 \n持燭人が石室に押し寄せ、禁軍が陵墓を厳重に取り囲んだ。彼はついに―― \n解放されたのだ。 \n石台にどっしりと居座る香炉から煙がたなびいている。その奥底ではまだ、あの巨獣が眠っていた。彼は自分の体が軽くなるのを感じ、一筋の煙となって香炉の穴から飛び出した。持燭人や禁軍の頭上を通り越し、陵墓を封印する石門をすり抜け、百灶(バイザオ)の上空を流れて、彼方へと飛んでいったのだ。", "typeIcon": "fgt-x", "typeName1": "FGT", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_2024_chyue", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_chyue_1", "uniequip_002_chyue_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", 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"「シュウ天師、どうしても分からないことがあるんだけど、ご教授賜れますか?」\nシュウが顔を上げると、先ほどまで目の前に浮かんでいた天師儀は収縮して小さな四角い塊になり、軽やかに彼女の手の中へと戻った。\n声の主は、華奢な足を木に引っかけて逆さまにぶら下がり、手には真っ赤な果物を握っていた。あどけなさの残る見た目とは裏腹に鋭いその眼差しは、同じく上下逆さまになって、手中の天師儀を見つめている。\nシュウは微笑んで、天師儀を握った。「農地に来るなんて珍しいわね。若者たちの学業の視察でもしにきたのかしら?」\n「あんな不甲斐ない連中のことなんか視察したってしょうがないでしょ!」少女が袖で果実を拭い、大きな口でかじりつくと、たちまち甘く爽やかな香りが二、三丈の距離を超えて届いた。\n「っていうかあんた、普通の人間じゃないのに、なんで天師儀なんか使うわけ?本当はチラッと目を向けて、少し指で触れるだけで、この田んぼの収穫量ぐらいすぐ分かるんじゃないの?」\n「あら、私にはそんな力なんてないかもしれないでしょう?もしかすると、これまで多くを見てきたから、その経験で自然と天候の変化を読み取って、種が作物まで育つかどうかを想定できるだけかもよ?」\n「そんなわけないじゃない!真剣に聞いてるんだから、誤魔化さないで。」\nシュウは田の上で身をかがめると、その雲のような尾でひんやりとした畝(うね)の上をゆっくりと撫でた。\n幼苗期が過ぎ、まもなく土ごと栽培区画に移される若芽は、夏のまだ熱い夕日に照らされながら優しく輝いていた。\n「春雨に啓かれし春、清らかに穀と天とをすすぎ、夏の滿たる芒、夏暑相連ぬ。秋に處り露おき秋寒霜もて降し、冬の雪雪として冬は小なり大なり寒し。」\n彼女がそっとそう詠む様は、まるで昨夜見た夢を撫でているかのようだった。\n「人一人の力では、いくら願えど百穀常青をもたらすことはできないわ。けれど、我が我に非ず、黍(シュウ)また黍に非ざる時のこと、この節気の歌の半分を完成させた人がいたのよ。」\n「その千年後、彼女の後継者がこの天師儀を作ったの。六つの相と、様々な形態を持ち、それぞれ異なる区画でデータを共有して、天杭を遠隔操作することができるのよ。」青色の四角い塊が再びシュウの掌の上に浮かび上がった。「私のはちょっと違うけど、機能的には同じで――節気の歌にしても、天師儀にしても、すべては天象を観測し、時暦を司るためのもの。」\n「ペッ」と果物の種が矢のように上空に放たれ、木に留まっていた羽獣たちが驚いて散り散りになって、種はかなりの時間をおいてから遠くの地面へと落ちた。「もういいわ。何も訊かなかったことにして。また昔の神農のうたい文句を盾にされたんじゃつまらないし。」\n子供は木から飛び下りると、振り返りもせずに去ろうとした。するとシュウは唐突に思い至り、ポンと手を打った。\n「もしかして、私のところに来たのは……天師儀の使い方が分からないからかしら?それなら、私がホーシェンに聞いてあげても……」\n「変なこと言わないで!」", 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"占広(ジャン・グァン)は、自分がまもなくミンチにされるかもしれないことを悟った。\n共に逃亡していた山海衆はついさっきまで大声で罵声を上げていたが、瞬く間に一人、また一人とほの暗い森の中で静かになっていった。そして彼は鏢が木の幹に打ち込まれたことと、空から降ってきた縄によって江畔の崖際に吊るされたことだけは覚えていた。\n「占広。男、フェリーン、姜斉の東出身。」\n縛られた凶漢は、聞こえた声に目を向けた。そこには、黒い服を身に纏い、腰の後ろに長方形の箱を携えたフィディアの少年が断崖へと歩み寄ってきていた。\n「山海衆と結託し、無法者を集めて悪事を働こうとした主犯として……炎国の法において、あなたがどのような罪に問われるかは知っていますね?」\n「チッ、毛も生えそろってねえような若造の小役人が、俺様をどうにかしようってか?殺されてえのかよ!」\nその時、河にかかった霧が晴れ、月明かりが「小役人」の鉄仮面を照らした。\n「クソッ!て、てめえ、司歳台の持燭人か!」占広の全身から冷や汗が吹き出す。\n「司歳台を知っているのなら、この事実も知っているでしょう……」少年は一歩前に出た。\n「山海衆と結託し、多くの命を奪った凶漢に対しては、持燭人であれば、三法司に代わってその場で裁きを下すこともできる。」\n\nしかし占広もただ者ではない。彼は歯を食いしばると、持燭人が近づいてきたタイミングを見計らって身体をのけぞらせ、宙返りするように強力な蹴りを繰り出した。\nシュッ、と短剣のように鋭い足の爪が風を切り、少年の喉元ギリギリをかすめると勢いそのまま縄を切断する。そして凶漢は、崖の下を通りかかった漁船目がけて飛び降りると、漁夫を人質に取ってしまった。\n「船を出せ!さっさとしろ!」エンジンがかかると、船は速度を上げながら川のほとりを離れていく。司歳台を相手に九死に一生を得た凶漢は、思わず勝ち誇ったように振り返った。\nその時、占広は、船尾の明かりが照らし出す光景を目の当たりにした――あの黒衣の少年が、断崖を下る勢いを利用して、一息で二十丈もの距離を、川面を滑るようにして跳んだのだ。そうして彼は、波に点々と白い花を咲かせながら、まるで疾風に舞う黒い葉の如く、静かに船の甲板に着地した。\n腰の後ろの箱を開くと、少年はそっと刀の鞘に触れた。\n「司歳台の公務によって発生した損害は、法に基づき賠償がなされます。」\n「てめえ――」\n占広が言葉を続ける間もなく、船の両側のライトは一瞬で細切れにされてしまった。真っ直ぐで鋭い長刀が、暗闇の中でガラスの破片を巻き上げて、占広の命からがら逃れたばかりでまだ高鳴っていた心臓を再び凍り付かせた。その鋭い刃を届かせる前に、少年が長槍のような蹴りを繰り出すと、それは漁夫の肩をかすめ、凶漢の喉を貫いた。全身の力が抜けた占広は、そのまま甲板に背中から倒れ込み、彼の股からは温かいものが流れ出ていった。\n意識を失う前、彼は鉄仮面の奥にある暗月のように深い青をした眼差しと、腰の箱の内側に小さく刻まれた、刀を取り出す時でなければ見えないような金色の文字を見た――\n「秉明燭者、豈苦夜長」\n――明るい燭火を持つ者ならば、夜の長きをどうして辛いと感じようか。", 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"5月10日\n巡り巡って、この社会体験研修というものは、やはり僕を大荒城へと連れてきた。気候や訛りになじめないのはもちろん、ここの酸菜(さんさい)はしょっぱいと聞いた!これから一年、一体どうなってしまうんだろう。\nここに来てからというもの、うまくいかないことばかりだ。人と話したくても、口を開けば焦って早口になってしまうし、言葉はうまく伝わらないし、牧獣にさえ逃げられてる!\n\n5月21日\n不思議な女の子に出会った。彼女はつま先立ちで牧獣の背中に立って、そこかしこを飛び回っていた。最初に見かけた時は牧獣の群れに羽獣でも舞い降りたのかと思ったほどだ。ぬかるみを慎重に一歩ずつ踏みしめて歩く僕を見て、彼女はくつくつと笑った。\n「おまぬけさん!」と彼女は言った。\n僕は思わず戸惑った。\n「靴を脱ぎなよ!」\nそう言われて、僕はさらに困惑した。\n「牧獣の背中を飛び移っていけば、泥の中を歩かなくてもいいでしょ。あたしが教えてあげる!」\nその日、僕は八回も牧獣の背中から落ちた。そのせいで口に入った泥は、一日分の食事よりも多かった。彼女は僕の背中を叩きながら、耳羽を震わせて笑っていた。災難といえば災難だけど、彼女の笑顔を見てると、なんだか悪くない気がした。\n\n7月8日\n今日、あの女の子は牧獣の囲いの近くにしゃがみ込み、頭を揺らしてオカリナを吹いていた。\n「泥壺くん!早く早く!」\n誰のことだろう、とその時は思った。\n「あなた、ここへ来たばかりでしょ?この間言いそびれちゃったね。あたしはシャオマンって言うの!」\nそこで、もしかすると、泥壺くんというのは僕のことだろうか、と察した。\n「ねぇ、牧獣と話してみたくない?あたしの特技なんだよ!他では教えてもらえないんだからね!」\n彼女は片手を僕の顔に、もう片方の手を牧獣の顔に添えて、目を合わさせた。牧獣の潤んだ瞳を間近で見た僕は牧獣にも人間と同じように喜怒哀楽があることを初めて知った。それ以降、僕の声を聞いても牧獣は逃げなくなった。道端を歩くだけでも牙獣に追いかけられる僕に、動物の友達ができるなんて想像したこともなかった。\n\n10月4日\n僕がシャオマンを探していると、彼女は学生らしき男の子と一緒に小さな骨を投げ上げては受け止めてを繰り返していた。何やら変わった遊びをしているようだ。\n「泥壺くん!一緒に遊ぼう!」\nうん、と僕は答えた。\n「この子は『でか角くん』だよ。あなたたち、まだ会ったことなかったっけ?」\nううん、と僕は答えた。\n「シュウ姉ちゃんがスープを作ってたから、出汁を取るのに使った骨をもらってきたんだ。何の骨かは知らないけど……でか角くんはどう思う?そうだ、泥壺くんにはあなたが教えてあげてよ!」\n牧獣の足の骨が遊び道具になるなんて、知らなかった。でも僕は下手くそで、何度やってもうまく受け止められないばかりか、二人の頭にぶつけまくってしまった。\nとはいえ、でか角くんもとてもいい人で、僕と同じく口数が多いわけではないけど、仕事の時は毎回僕を連れていってくれる。シャオマンのほうは、牧獣の背中に寝そべっていたり、木にぶら下がっていたりで、手を貸してくれることもあるけど、無理やり遊びに連れていかれることもある。\nそんな毎日を送るうちに、この果てしなく広がる田野が最近は少し馴染みのある景色に思えてきた。\n\n5月20日\n車に乗って大荒城を出る時、田水田を歩く牧獣の群れが目の前を通り過ぎた。あのまるまるとした生き物の姿が徐々に小さくなっていくにつれて、ちょうど一年前、初めて大荒城に来た時のような不安が再び襲ってきた。大荒城の田野や牧獣をもう見られないのはもちろん、シャオマンやでか角くんのような優しい友達は学校にはいないだろうと思った。この先の二年間、どうやって過ごせばいいんだろう。", 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"「ホーシェン――」\nホーシェンは土手から勢いよく立ち上がると、振り向いて辺りを見回した。その際慌てて立ち上がったせいで、糸巻きは川の中へ落ちてしまった。紙で作られた尾のない羽獣の凧(たこ)は、白く輝く空の小さな点となり、川伝いに下流のほうへ向かって彼の視界から消えていった。\n彼自身、この川を伝って大荒城に流れ着いた身だ。強風が岸辺に向けて吹いていなければ、あるいは水田に土嚢を運んでいた農民が発見してくれなければ、当時二歳にも満たない子供だった彼の命は恐らくなかっただろう。その時、天師と農民たちは、彼の処遇について夜通し話し合った。戸部に指示を仰ぎ、上流にトランスポーターも送った。しかしその年、北では干ばつに続いて洪水が起こり、南も天災による被害が大きかったため、彼の親族探しは徒労に終わってしまった。\nかくして、ホーシェンはホーシェンとして大荒城に残ることになったのだ。\n彼は田園で、ポンプのそばで、移動式のビニールハウスで、天師の宿舎で、農家の庭で、そして人工用水路の間の点検用通路で育った。\nホーシェンは未だに覚えているーーシュウ天師が同じ年頃の子を集めて手相を占い、指に酒をつけて皆の額に触れたこと。小満(シャオマン)と一緒に牧獣の背中にまたがりながら、百竈、尚蜀、もしくは北方の丹燕に向かう小山のような貯蔵船を眺めていたこと。糖料作物の実験水田が自然発火し、大荒城が丸一ヶ月間、常に水あめを煮詰めているような香りに包まれていたこと……\nホーシェンが目をこすると、幼い頃から彼を知る農民たちが駆け寄ってきた。\n「試験、受かってるぞ!」\n彼らは満面の笑みでホーシェンの名を大声で呼ぶ。\n「お前さん、受かったんだ!今日からシュウ天師の弟子だなぁ。」\nその背後には、悠然と若草を食む一頭の牧獣と、その背につながれた真新しい鉄尺、そして銀色の凧が見えた。強風が彼の背中を人々のほうへ押す。天地を切り開くようなヒューヒューという音がして、鈴がリンリンと鳴り響く。\n彼は土手を駆け下り、銀色の風を引き連れて、乙未号区画の用水路の脇を駆け出していった。", "typeIcon": "bea-x", "typeName1": "BEA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": 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"uniEquipName": "「自由の代償」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_f12yin", "uniEquipDesc": "……\n投獄されたばかりの頃、私は憤りを感じていました。\n自分の置かれた状況に腹を立て、自分の運命を呪って。この鎖やスパイクを武器に、周囲の囚人や看守を相手に怒りをぶちまけたこともあります。\nこれは多くの人を痛めつけ、私自身も多くの傷を負いました。それでも私の怒りはまるで収まらず、ますます燃え上がるばかりでした。\nそのせいで倒れたことも何度かありました。ずっと私を手当てしてくれていた医師は、それを私の弱さだと伝えてくれたものです。\n彼女には、本当に感謝しています。\nその日以来、私は自制を心がけるようになりました。この鎖やスパイクも、他人を傷つけるために使うのではなく、自分や、自力で己を守れない者を守るために使うようになりました。\nそうして私は人からの尊敬や、獄中におけるある程度の自由を得ることができたのです。しかし、私は怒りを制御できるようになっただけで、その怒りが消えたわけではありませんでした。しんと静まった夜中には、私はまだその怒りに苦しめられている、などという事実は私だけが知るものでした。\nそれでも、私には少なくとも、前に進み続けられるという感覚がありました。次第にこの鎖とスパイクは、私が自制心を保つためのものになっていきました。\n私は、とある製薬会社に入った時にも、習慣的に、単なる鍛錬の道具としてこうしたものを身に着けていましたが、中には格好が良いからと言って真似をしてくれる者たちもいたものです。\nそこで過ごした時間は本当に楽しいものでした。けれども、父母の訃報を聞いた時、私の心にある疑問が浮かびました。\nこれまでずっと、私はどうして自分で自分を縛るような真似をしていたのか、と。\nいつか怒りを爆発させるためか、あるいはいつか憎しみを手放すためなのか……\n今や、私の両親は亡くなり、二人を陥れた人々も命を落とし、私自身に対する疑惑も晴れています。\n怒りは消え、憎しみも収まり、私は自由になったはずでした。\nそれでも、幸せではないのです。私は、ハイドブラザーズが死んだ瞬間、次に何をすべきかわからなくなり、ただ虚しさだけが胸に残りました。\nそんな時、この身に着けた鎖とスパイクの重みを感じた私は、ふと理解したのです。\n私が自分を縛ってきたのは、自由に対する代償を払うためだったのだと。それは、私に重みを感じさせるだけでなく、私がまだ生きていることを実感させてきます。\nそう、私にはまだ命があり、帰る場所もあり、為さねばならぬことがあるのです。\n――マウンテンの弔辞、両親の葬式にて", 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\nフィン哨戒長はかつて、騎士たちがラウンドシールドを誇示する光景についてダグザに語ったことがあった。祭典の日の夕刻、騎士たちは鎧を身にまとい、武器を携えて通りに繰り出すのだという。彼らが手にする盾の模様は、誇り高き出自を示すものもあれば、様々なポーズをとる戦士、色とりどりの花々、逞しい野獣、さらに線が網目のように交差したものなどもあり、様々だった。小気味よい太鼓のリズムが低いトランペットを伴って、整然と並んだ隊列を囲み、皆が塔楼に灯る火の輝きを目指していた。\nしかし、今ではその塔楼はとうの昔に崩壊しており、こうした光景はもうダグザの想像の中にしか存在しなかった。 \n「実のところ、師匠の記憶の中にある光景を、この目で見たことはないんだ。」ダグザは少し我に返った様子でこう続けた。\n「私の騎士としての身分は、あの本――騎士の生涯が記され、その一生が栄光に満ちたものであるか否かを定められる本と共に消えてしまった。ゆえに、今でも記憶に留めるに値するものがあるとすれば……」\n彼女は盾を持って工房へと向かうと、彼女を象徴するもの――ストリートの紋章を描いたのだった。", "typeIcon": "fgt-y", "typeName1": "FGT", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_157_dagda", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_dagda_1", "uniequip_002_dagda_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30064", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 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"original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_155_tiger", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1722391200, "uniEquipShowEnd": 1722391200, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#C22B34" }, "uniequip_002_tiger": { "uniEquipId": "uniequip_002_tiger", "uniEquipName": "「ハンナの脱臼手当セット」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_tiger", "uniEquipDesc": "「体感を安定させろ。ステップをコントロールするんだ……」\nノーポート区を縄張りとするギャングのリーダーは、自分にそう言い聞かせていた。\n遠のきかける意識の中、インドラは己を奮い立たせ、応戦体勢を取る。\n間もなく勝敗は決するだろう。恐らく、次の一撃で。 \n「まだやるつもりか?」\nそんな相手の冷静な声は、自分の荒い呼吸音でほとんどかき消されていた。 \n乱れた銀髪が額から垂れ落ちて視界を遮り、眼前に立つ揺るぎない金色の人影は、街灯に照らされさらにぼやけて見えた。\n「勝ち誇ってんじゃねーぞ、このチビ……俺はまだ、負けてねぇ!」\nインドラは呼吸を整えて、重心を後ろに引いた左足へと悟られぬように移しながら、長髪を肩の後ろに引っかけた。そうして拳を上げて構えると、指を曲げ、使い込まれたナックルダスターをさらに強く握りこんだ。 \n「よく覚えておくんだな、よそ者が。この辺りは俺様の――グラスゴーのインドラ様のシマなんだよ!」\n言うやいなや、銀色の影が地面を蹴り、瞬く間に相手の目の前へと迫る。振り上げた左手で全力の一撃を放つかに見えたそれはしかし、その勢いで身体をひねり、次に繰り出す右のこぶしにすべての力を込めていた。 \nインドラは、金髪の少女が耳元でささやくのを聞いた。\n「ああ。グラスゴーのインドラだな。覚えておこう。」\nそれはいつも通りの落ち着いた声だった。\nインドラは覚えている――バランスを崩したあと、冷たいアスファルトに叩きつけられるだろうと思っていた彼女の身体には、想像したような硬い感触は訪れず、目を閉じたまま……太陽の光の中に落ちていくような感覚を覚えたことを。 \n「ん?逃げるって、何の話だ?わりぃ、ヴィーナ……ちとぼーっとしてた。」 \n「グラスゴー戦術指南のことだ。貴様が要約したのだろう?第四条に記されているのは、最も重要な『逃げるべき時は逃げろ』だったな。」 \n「おう、そうだぜ!そいつは長いことストリートで喧嘩してて覚えたことの集大成だからな。」 \n「だが、我々が初めて出会ったあの時は違った。貴様はあの夜、なぜ逃げなかった?」 \n「んー、ちょっと考えてみるよ。」インドラはうつむくと、しばらく考え込んだ。「昔なら、逃げを選ぶのは生き延びるためだったんだ。ストリートで食ってくには、まず自分の命を守んねーといけねぇからな。でも……」 \n「でも、何だ?」\nシージは座り直すと、インドラのほうへ目を向けた。 \nインドラも顔を上げ、シージへと目を向けた。ジムの照明が明滅する中、二対の金色の瞳が見つめ合い、インドラはアスランの瞳の中に己の姿を見た。 \n「でも、太陽が嫌いなフェリーンなんかいねーだろ?」\nインドラはにやりと笑うと、無邪気な様子で白い歯をのぞかせた。", "typeIcon": 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"故郷のアカフラに戻る時、クマールは単語カードをぶら下げていた。今では、拙い筆跡で書かれたそれを頼りに単語の意味を確かめる必要はなくなったが、それでも彼女は、付け外しを繰り返すうちに大きくなるベルトの穴からそれを下げていたのだ。\n「これは故郷の花。残りは、すべて故郷を出てから摘んだものだ。」\nロドスのオペレーターが好奇心からカードに貼り付けられた花について尋ねたところ、クマールはそう答えた。ジャングルで育った少女は、言語を学ぶ際にその目印として、最初は花を用いていたのだ。――幼い頃から、彼女はこの繊細な植物たちに魅了されていた。花は素早い拳と同じく彼女の心を惹きつけて、野生の遠吠えの如く共感を呼び起こすものだった。\nある意味、花はどれほど屈強な戦士よりも力に満ちていた。そして、花の名とそれが持つ物語にクマールは早くから慣れ親しんでおり、密林の外の人たちが花を用いてどのように季節を彩り、生命を語るかを理解していた。そんな花々を形容するために使われる言葉はどれも、もはや知らない言葉ではなくなっている。しかし今なお、それはテラのあらゆる扉を開くカギとして、彼女の腰にぶら下がっていた。\n「見ろ、我が一族最強の戦士が戻ったぞ!彼女は我らが想像もできないような場所に足跡を残し、今帰ってきたんだ!」\nクマールが藁のすだれをくぐると、室内では故郷の言葉が飛び交っていた。そのときになってようやく、彼女はこのジャングルの家の門をくぐるのに、「カギ」が必要ないことに気がついた。\nクマールはすぐ、一族の子供たちに取り囲まれた。子供たちは興味津々でカードに書かれた花の名前を指さしては、外の話をしてもらいたがった。\n「ジャングルの外は……とても広かった。」\n彼女は、言語を習得する過程で最も嬉しかった瞬間のことを思い出していた。それは初めて単語の意味を理解できた時でも、ブレイズのお頭とスムーズにコミュニケーションが取れた時でもなく――密林に咲く花が故郷では何を意味するのかを、他人にはっきりと説明できた時のことだった。\n「……いや、私から聞くのではなく、自分の目で確かめるべきだ!」\n「そうして、身振り手振りを用いてでもいいから……外の人々に私たちの強さを教えてやれ。」\nクマールは密林の花が貼り付けられた一枚目の単語カードをめくった。生命力に満ち溢れ、適応力に優れたその花は、密林であろうと草原であろうと、あるいは荒野であろうとも、鮮やかに咲き誇ることができるのだ。", 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"今週の初め、当市の警察はフュッセン家具センターで発生した大規模な人質事件が解決したことを正式に発表しました。事件に関与したとみられる人物は全員拘束されており、人質は全員救出された上で病院での治療を受けているとのことです。本件を引き起こした犯罪集団は、同州及び近隣の三州で強盗や誘拐を繰り返しており、今月だけで十七件もの事件を起こしていました。これにより社会はパニックに陥り、各州の治安当局が連携して監視を続けていましたが、当局の適切な配置と連携の取れた指揮の下、今回ついに一斉摘発に至りました。正義は果たされ、市民の生命と財産の安全が守られたのです。\nしかしながら、この警察の発表に市民からは疑問の声が続出しています。事件を実際に解決したのは、ここ数日話題となっている無名の若き補佐警官だというのです。それを示すように、事件解決以来、ショッピングモールの監視カメラの映像が、本市の都市間ネットワークに出回っています。その映像には、バッジを付けずに補佐警官の制服を着たペッローの若い女性が、隣のビルから家具センターの屋上へと飛び移り、犯行グループと四十分にも及ぶ追跡劇を繰り広げる様子が映っています。警察が到着したのは、彼女がすべての犯人を取り押さえた後のことでした。さらに驚かされるのは、彼女の並外れた身のこなしです。様々な家具を駆使しながら、犯人たちと渡り合う技の数々には目を見張るものがあります。中でも注目を集めたのは、鋭い刃物やクロスボウで武装した八人組に囲まれた彼女が、瞬く間に犯人たちを制圧した際に用いていた武器でした。家具センターのオーナーによるとこちらは、特殊なデザインのため販売には苦戦しているスチール製の椅子、とのことです。その椅子で犯人たちを制圧していく彼女の勇姿は、人々の心に刻まれました。\nこうして噴出している市民の疑問に対して、警察からの回答を得ることができました。この映像内の女性は、正規の制服こそ着ていないものの、警察が派遣した特殊部隊員であり、犯罪集団を追跡すべく秘密裏に配置され、指示を受けて犯人を拘束したとのことです。「彼女は自警団である」「警察は何もしていない」などのうわさはすべて虚偽であり、まして「警察組織と犯罪者が結託している」といううわさはまったくの無根拠で、警察のイメージを損なうものだと遺憾の意を示しています。\nしかし一方で、十人以上の犯人を一人で制圧し、人質全員を救出した謎の女性は、警察の到着と同時に捕縛、連行されたと主張する目撃者もいます。また、昨年の大規模な源石事故の際、勇敢にも数人を救い出し、前市長の悪行を暴いた英雄的な警官は彼女だったという市民の声も出てきています。こうした情報について、現状では警察からの回答は得られていません。我々は、それ以前にもこの「特殊部隊員」への取材を申し込んでいますが、警察は治療中であることを理由にこれを断っています。", 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"「左のパンチ、続けて右も!この速さ、そしてパワー……こ、このウルサス人は今までどこに潜んでいたんだーっ!?」\n「信じられない光景だ!この神聖なリングに突如乱入してきた第三の拳闘士は、熱戦を繰り広げていた『暴虐の野獣』二人が繰り出す強烈なパンチをすべて受け止めているーっ!」\n「えっ?……俺を連行するって?この地下闘技場があんたらの薬を買いためて、転売してる疑いで?」\n「ま、待ってくれ!せめてこの試合を最後まで解説させてくれないか!こんなにも自由で激しく、一人で複数人を相手取り強者を制する戦いっぷり――これぞ地下格闘技のあるべき姿なんだ!」\n解説員を連行中のオペレーターたちが、行儀の悪い観客から投げつけられた酒瓶やボロいボクシンググローブを振り払う。すると、そこに強面の用心棒たちが立ちはだかった。ロドスとしては事を荒立てたくはなかったが、すでに観客は騒然としている。\nそこで、オペレーターたちは地下の流儀を肌で感じる覚悟を決めた。シュラが用意していたマウスガードをつけたその時、思い立ったら即行動のウルサスの闘士がリングを飛び降り、オペレーターの前に立つ。\n「ここはアタイに任せとけ!奴らとアタイ、どっちが地下の流儀をよーく知ってるか、教えてやるよ!」\nシュラは薄暗い照明に照らされてボロいリングに立ち、ゴングの音と共に響く歓声と罵声を聞きながら育った。自分よりはるかに強い相手や、不公平なジャッジ、そして気に食わないのに手も足も出ないすべてを、歯を食いしばって耐えることを早いうちから学んでいたのだ。倒れては立ち上がり、全身全霊で拳を振り続けた彼女は、その拳で心の奥底にある不満を表し、血の中に潜む反抗心を解き放ってきた。\nシュラが我に返った時、彼女はオペレーターたちに支えられながら、地下闘技場を後にするところだった。大勢の敵を前にして、シュラはまたしても、仲間たちが自らのものを取り戻すために十分な時間を稼いだのだ。今晩の祝勝パーティーでは、シュラが飲みきれないほどのハチミツを注文しようと皆が話し合う声が聞こえる。呆れたように笑ったシュラは、その時ようやくズキズキとした痛みに気が付いた。\n「シュラ……ひどいケガだぞ。まずは医療オペレーターに手当してもらったらどうだ?」\n「んん……ペッ……こんなの大したことねぇよ!」\nシュラが口を開いた瞬間、マウスガードが飛び出してきた。驚いたことに、それは原型を留めないほどに嚙み潰されていた。", 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"ケストレルは自分たちの手で燃やした廃墟を後にして、最初の集合地点へと戻る道を先導していた。火の勢いは激しく、空から降る雨粒さえも地面に届く前に蒸発してしまうほどだ。大気中に残るのは、ぱちぱちと燃える火の音だけだった。\n「姉御、今日は何人仕留めました?」\n沈黙を破って、誰かがケストレルに尋ねた。\n「ああ?そんなの覚えてないよ。」\nすると、別の疲弊しきった声が響いた。\n「まったく、青いな。殺し合いでいちいち数なんか気にするわけがないだろう。」\n「生き残っただけで十分なんだから。」\nケストレルはそれ以上何も言わなかったが、一方である人物の顔を思い浮かべていた。\nそれは彼女の「古い知り合い」だ。思い浮かべたその顔は、恐怖と焦りで歪んだ表情をしていた。\n火の手が迫り来る中で、ケストレルが一歩ずつ近づいていけば、彼に残された選択はビルの屋上から飛び降りることだけだった。ゆえに、炎に飲まれていく姿を見たのが最後になった。\n彼の顔はよく知っていた。というのも、ケストレルの友人を殺した犯人だからだ。\n「とはいえ、今回の勝利は祝うべきものだ。俺たちは今日、同胞を惨たらしく扱った罪人どもをまた何人か始末したわけだからな。」\nケストレルは立ち止まると、彼女が連れて来た後輩たちへと顔を向けた。遠くで燃える炎が、ケストレルの瞳の中で光っていた。\n同胞は歓声を上げていたが、ケストレルの表情に笑顔はない。\n「それで、始末する相手はあとどれくらいいるんでしょう?」と、先ほど沈黙を破った声が再び響いた。\nケストレルが声のほうへ目を向けると、そこにはうら若き少女が立っていた。部族が滅ぼされていなければ、彼女は戦列に加わることなく、青春の日々を謳歌できていたのだろう。\n彼女の身体には、「歯形」すら描かれていなかった。\n「お前も今日はよくやったな。褒美として『歯形』を贈ろう。」\nケストレルは彼女の質問には答えず、そう言った。\n「どんな模様がいいかを、帰り道で考えておきな。」\n「本当に?」\nケストレルはふと、この会話に既視感を覚えた。\nかつては彼女のほうが、この少女と同じ立場だった。そして、今のケストレルと同じ立場にいたのは、彼女を育てた首領だった。首領は当時ケストレルにとって一番近しい人で、彼女の左腕に「歯形」の一画目を描いた人物でもあった。\nケストレルは、思わず自分の左腕を抱きしめるように握った。温かい思い出は、雨降る夜の寒さをしばし忘れさせてくれた。しかし、雨の中で自分を待つ仲間たちを見て、彼女はすぐに我に返った。\n「ああ、本当だ。――まずは集合地点に急ごう。あの箱を出してくるから、後で好きなのを選ぶといい。」\n一行はゆっくりと移動し始め、その姿は、次第に夜の闇に溶けていった。", 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"彼女は祖父の手を取り、大きな四角いデスクの上に登った。\n「さて、ジェシカちゃん。絵を描く前に、手に付いたビスケットの欠片とケーキのクリームを綺麗にしておくんだぞ。」\n「きれいに拭いたよ!ねえおじいちゃん、今日はなにを描くの?」\n「そうだなぁ……ああ、この賞状を見ておくれ。これはおじいちゃんが昔、開拓地でもらったものなんだ。でも開拓地の挿絵が入ってなくてね。それをジェシカちゃんが描くのはどうだい?」\n「えっ……でもわたし、開拓地に行ったこともないのに……」\n「お兄ちゃんやお姉ちゃんは、パパと一緒に何度も開拓地に行っていたね。何があるだとか、言ってなかったかい?」\n「うんと、開拓地にはなにもないんだって。でも……『利益の源泉』だって言ってた。その言葉は聞いたことあるけど、どうやって描けばいいのかな?ジェシカぜんぜんわからない……」\n「それは……また小難しい言葉を教わったね。だが、そんなものより、皆が見たこともないようなものを描こうか。おじいちゃんが教えてあげよう。この前話した、『荒野の七人の用心棒』、『リーベリの空飛ぶ盗賊』の話は覚えているかい?」\n「うん、もちろん!」\n「それじゃあ、大サボテンはどんな形かな?」\n「大きくて立派で、裂獣みたいだったんだよね!」\n「では、タンブルウィードがあれば、野原で火を焚くことができるのはどうしてか、覚えているかい?」\n「もこもこしてるから、ちょっとでも火が付いたらよく燃えるんでしょ!」\n「駄獣の乗り方は?」\n「手綱を取って、背中にまたがるんだよね!」\n「ジェシカちゃんは本当に賢い子だ。確か、お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じように、色んなものを見聞きしたいと言っていたね?あの子たちと同じくらい大きくなったら、きっと同じくらいの物知り博士になれるぞ。実は、おじいちゃんのとっておきのお話は、ジェシカちゃんにしか教えてないんだ。お兄ちゃんたちはもちろん、パパだって知らないだろうな。」\n「ほんと?じゃあ今度みんなが帰ってきたら、わたしからお話ししてもいい?描いた絵も見せながら!きっと、びっくりするよね!だってジェシカは、みんながまだ知らないことを知ってるんだから!」\n……\n彼女は駄獣の手綱を取って、鞍にまたがると、夕陽の方角に向かって古い紙を広げた。\nその夕陽は荒野の向こうに沈みかけており、最後の温もりが紙面を照らしている。やや色褪せた万年筆の筆跡から、つやつやとした光が浮かび上がって見えた。\n駄獣にまたがった老人がそばにやって来る。ジェシカは手綱をしっかり握ると、鞍の上で座り直した。\n「ジェシカ、何を見てるんだ?」\n「あっ……小さい頃に描いた、開拓地の絵です。」\n「前にも開拓地に来たことが?初めて聞く話だな。」\n「いいえ、これは開拓地の様子を聞いて、教わりながら描いたものなんです。」\n「悪くない。それに、この『キャンバス』がいい味を出している。」\n「この賞状の持ち主だった祖父が、わたしに絵を教えてくれた人で。」\n「お前の爺さんは、連邦の英雄だったのか?」\n「はい。……連邦の英雄でもありますが、わたしのヒーローでもあるんです。」 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"「……ジジ……ジジジ……」\n襲撃が始まると、すぐに通信が遮断された。彼らはどうやって、わたしたちの通信の周波数を知ったのだろう?\n「フランカ、フランカ?こちらリスカム、聞こえますか……」\n「……ジジ……ジジジ……」\nわたしたちを引き離すために、わざとアーツで罠を仕掛けてくるなんて……どうやら、こちらの連携戦術を熟知しているみたいだ。\n付近の敵は、左に五人、右に三人、前方に七人の合計十五人。全員ヴイーヴルで、厚いサングラスをかけ、絶縁シールドを装備している。\nなるほど、こちらについての情報をよく把握しているらしい。ここへ来ることも事前に知っていたのだろう。\nこれまでに遭遇した盗賊や強盗とはまるで違う。彼らは組織化されており、充実した装備を持ち、戦術的な動きをしている。プロが訓練を施しているに違いない。\nでも、一体誰が?\n「BSWの傭兵が、どうして大きな顔をしてヴイーヴルに戻ってきた?」\n廃墟となったビルの奥から届くその声は、アーツによって加工されている。声の主は自分の正体を明かすつもりはないらしい……今のところは。\n敵は組織的に周囲を固め、サングラスと盾を装備して強気になっているのか、こちらに近づいてくる。\nそれなら、もっと近くまで引き付けよう。\nわたしが盾を掲げると、角の先端に熱が集まる。深く息を吸い込んで――呼吸と鼓動が一拍止まった。目を閉じれば、耳の中で雷鳴が鳴り響く。再び目を開け、ひと時意識がぼんやりとするのを感じた。\n「ヴイーヴルはお前が去った頃とは違う。それを思い知らせてやる。」\n「アーツが無効化されたぞ、今だ!」\n眼前の敵の絶縁シールドが焼け焦げて膨らんでいる。\n彼らは警戒を怠った。よし。\nわたしはベストの外側に留めておいた小型装置を手に取った。エンジニア部のオペレーターが言うところの「試験型蓄光弾」、わたしの「スタニングストレージ」だ。\n指先を媒介としてアーツを使えば、蓄光弾に仕込まれた源石回路がパチパチと音を立てる。それを空中に放つとまた耳鳴りがした。\n狭い廃墟の空間に再び閃光が走る。蓄光弾に蓄えられていた電流が、空気とシールドを貫いた。そして、それに呼応するように十五人の敵が倒れていく。\n「驚いたな。お前がヴイーヴルに持ち帰りたいと言っていたのは、そんなものなのか?」\n「何を持ち帰りたいかくらい、自分でよくわかってる。」\n「だけどその前に、まずはヴイーヴルから出て行ってもらうよ!」", 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……」\n「あのひっくり返ったお椀がみえる?」\nヒヤシンス伯爵は、前方にある倒壊した電波望遠鏡を指差した。\n幅数十メートルのボウル型のアンテナ。それが大地に伏せられ、強固なシェルターとなっていた。\n「あそこなら、人がたくさん住めるはずだ」\n「この付近には水源があって、記録によれば天災の発生も稀らしい」\n「だったらなんで、ここには誰もいないんだ?」\n「怖いからだよ」\n若い伯爵は、苦い笑みを浮かべた。\n「サルゴン人は、この建物が古の禍の残滓だと思っていて」\n「ミノス人も、ここにくると呪詛を受けると考えている」\n「だけど、私は根拠のない風説は信じていない。学者だからね」\n難民たちは、すでに動き始めていた。古代の遺跡の中で、安息できる場所を探すのだ。\nここが、彼らの新たな故郷なのだから。\n\n夜。ケッツは一人で古代技術の塊の上に座って、眼下に並んだ建造物をじっと見つめていた。\nどれほど昔に作られたかも分からないモノが、今なお形を保っているなんて、一体どんな建材が使われているんだろうか?\nこの世界の者は、かつて星の浮かぶ空を見上げたようだ。だが、その後なにが起きたのだろう。\nケッツは、顔を上げて、どこまでも続く荒野を見つめた。\n遠く、大地に引かれた一本の線から、双子の月がゆるやかに姿を見せようとしていた。", "typeIcon": "spt-x", "typeName1": "SPT", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_457_blitz", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_blitz_1", "uniequip_002_blitz_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": 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"Elaは戦場での待ち伏せや罠の設置に秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては特殊オペレーターとして区分し、その証として特別にこの記章を授ける。 \nだがしかし、彼らのような人々に本当にこのような証明が必要なのであろうか?", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_4123_ela", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1725519600, "uniEquipShowEnd": 1725519600, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#0b5c3e" }, "uniequip_002_ela": { "uniEquipId": "uniequip_002_ela", "uniEquipName": "社会の期待を背負って", "uniEquipIcon": "uniequip_002_ela", "uniEquipDesc": "ある日のこと。\n「本当にありがとうございます、ロドスの傭兵さん!ミリニア村には、まさにこの薬が必要だったのです。遠路はるばるお越しくださり、感謝に堪えません!」\n「私はエルズビエタ・ボサック。コードネームはEla。」\n「Elaさん。サルゴン人が来るまでは、この辺りにはこういう言い伝えがあったのです。『ミノス人は敬うべし。たとえ手土産を持って訪ねてきても。』あなたはカジミエーシュの方ですが、その堂々たる佇まいにはミノス人のような気風を感じますよ!」\n「その言い伝えはあなたが思ってるような意味じゃなさそうだけど……とにかく、あなたがここのリーダーなら聞きたいことがあるの。」\n「もちろん、神殿の司祭として、知っていることはすべてお答えしますよ!」\n「ここは最近ようやく独立した国だと聞いたけど、事実なの?」\n「そうとも言えますし、そうでないとも言えるでしょうね。ミノスはヒュムノイが生み出せし伴侶ですから、一心同体であり最後まで添い遂げる定めにあります。ですがサルゴン人を追い出した件は……ははっ!とはいえ、偉大なるデルフィ川で戦争を見なくなってもう数十年になります!西のヴイーヴルはまだサルゴンと争っているようですが……」\n「あなたたちは独立してから、大規模な文化復興と芸術品の復元を行ってる最中、なのかしら?」\n「……ああ、そのことですか。――はっきりと申し上げておきますと、ミリニアには確かに何もないように見えるかもしれませんが、決して困窮しているわけではありません。村人たちが日常的に使用している薬や抑制剤はご覧の通り、私どもの神殿にとってはさほど大きな負担にはなりませんしね。外にある古代都市のレリーフや彫像も、我々の資金不足ゆえに修復されていないわけではないのですよ!」\n「じゃあ、どうしてあの芸術品は地面に散らばったままなの?」\n「私は祝祭の執り行い方や村の隣人たちのことはすべて熟知しておりますし、三つの都の昔話や大地の動向に関しても、その大半を理解していると言えるでしょう。」\n「しかし、ああいった彫像をどこの誰が作ったのか、どのようにして彫り上げたのかは、私には知る由もありません。」\n「私のみならず、村人にも、アテヌスの巨匠にもわからぬものを――どのように修復しろと言うのでしょう。それゆえに、結局手つかずのままなのですよ。」\n「あなたの想像で復元してみたら?」\n「なりません!無名の伝承者の元にあっては、英雄もまた無名となってしまうものです!それでは、あの出自も帰属もない酒浸りたちのほうが、かえって名を残せそうなものですよ。」\n「たとえば、私が今日村の外の荒野へと出て、そこに倒れた名もなき像を見つけたとします。このフォルテの力をもってすれば、一人で像を立ち上がらせることもかないましょう。」\n「しかしそれでは、私が散歩にでも出かけ、地面に木の杭を突き立てるのと何が違うのでしょうか?」\n「……無名の芸術家が手掛けた芸術は、社会から逸脱してしまう、と。」\n「難解な言葉を用いるのならば、そうなるのかもしれませんね!」\n「けれど、あなたは社会から逸脱した芸術なんて求めていない、ということかしら。」\n「……難解な言葉を用いるのならば、そうなるのかもしれません!」\n「だったら、社会を記録するための芸術ならどう?」\nまた、ある日のこと。\n羽獣が夜明けの詩を詠み始め、ミノスの金色の朝日がいつも通りミリニア村に金色の贈り物を注いだ時。村人たちは、神殿の荘厳な壁が、その特有の純白をもってまばゆい光を反射してこないことに驚いた。\n「司祭様、この色鮮やかな絵は何なのでしょう?」\n「画家いわく、我々を描いたものだそうで――外国式の『グラフィティアート』と呼ばれる絵画ですよ!」", 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\nそれは第二制御室からのアナウンスだった。制御室は彼らの頭上80メートルほどの位置にあり、その50メートル上には第二メインキャンプのある自然洞窟と、副坑道に続くレールがあり、さらにそこから600メートル上がると地表に到達、そしてその先にはどこまでも広がるタルガンギルス大鉱脈がある。 \nアナウンスで触れられていた削岩機は、彼らよりもさらに地中深くへと到達していた。 \n「――いや、待ってください!二番超深部掘削孔、第二内壁に異常な振動を検知!緊急停止します!」\nそんな悪ふざけのようなアナウンスが続く。 \n掘りあててはならないものが迫っているようだ。作業員は制御パネルに駆け戻ると、一番大きく丸い、赤いボタンを叩いた。それは削岩ドリルを緊急停止し、内壁に融合剤を注入するためのものだ。 \nしかし注入機は反応せず、源石エンジンの轟音も止まない。 \n大きく鈍い音が作業室へと響き渡った。それは地中深くからではなく、まるで遠い過去から響いてくるように感じられた。 \nそうしてその音は、二つになり、三つになり、連続的な打撃音になっていった。\n二人の目の前にある外壁も、ついに激しく震え始める。 \n二番超深部掘削孔が呼び覚ました何かが、太陽を目指しているのだ。 \n「全クラスターチャージ、起爆!」作業者にとっては初めて聞く声だったが、すぐにそれが無口な男の出した声であることに気付いた。 \nそしてその声のおかげか、その声によって引き起こされた何事かのおかげか…… \n振動は止み、避難を促すアナウンスが流れるまでの間、しばし静寂が続いた。 \n「要項に『源石爆弾の使用を禁ずる』とあったのを見て来たんだ。」 \n男が今日二度目に発したであろうその声は、先ほどよりずっと小さなものだった。 \n「あんたたちの緊急注入システムにも問題があると見える。上に戻ったら、俺に調べさせるように口添えしてくれ。」 \n「ああ、うん、わかったよ。」 \n後になってみなければ、それが深刻なものだったのか、些細なものだったのかもわからないような事故のあと、ようやく会話が始まった。 \n「……しかし、あんちゃんのゴーグルの光ってるやつはそりゃなんだ?思わず笑っちまうじゃねえか。」", "typeIcon": "cen-y", "typeName1": "CEN", "typeName2": "Y", 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"uniequip_002_iana": { "uniEquipId": "uniequip_002_iana", "uniEquipName": "「遥けき未知の世界」", "uniEquipIcon": "uniequip_002_iana", "uniEquipDesc": "「音声記録開始。ロドス、レインボー小隊、コードネームIana。チーム内通信のため機密保持厳守。」 \n「あー、テレポート事故から今日で――日数はメインキャンプに戻り次第補足するけど、とりあえず――サルゴンでの実験開始から四十一日目。」 \n「昼間のうちに、初日に設置したカメラをすべて回収して、今はその成果を端末に取り込んでるところ。ただ、ここの端末は有線接続しかできないし、車に積み込んだコンピュータの性能では、私のアルゴリズムは処理できない。だから具体的な分析作業はメインキャンプに戻ってからでないとできないわ。」 \n「とはいえ、ここには自分自身の目も頭もあるし、取り込み作業を進める傍ら、昼からずっと手作業で写真の分析を行ってるところ。これで少なくとも初期段階の仮説は立てられるし、これまで各地で行ってきた観測結果もある程度検証できるはずよ。」 \n「コロンビア――いえ、テラのクルビア人たちは最近、高エネルギーの粒子線のような実験装置を発射して、空に穴を開けた。『空は偽りのものである』という見方はまもなく常識に、一般的な世論になるでしょうね。」 \n「そして私たちの実験は、その偽りの空の層の整合性や均一性を推測するのに役立つ可能性がある。」 \n「肉眼でこうした写真を観察した結果、星々は時間や観測エリアによって明らかな不連続性を示していた。さらにその実態は、ここの文献に記載されているものを遙かに上回っているわ。結論を出すには、まだコンピュータを使った分析結果を待つ必要があるけど、私の第一印象と大きくズレはしないと思う。」 \n「つまり、空の整合性というもの自体が存在せず、その本質はエリア別に投影されただけのもので、投影元は空の外側にあるかもしれない、ということね。他にもいくつか仮説を立てているわ。」 \n「だけど、私はここが地球型惑星であるという仮説に依然として自信を持っている――というのも、一般的な光学観測による結果もその仮説を支持しているからよ。それを完全に説明できる人はほとんどいないようだけど、現地の人たちはみな、普遍的にその認識を持ってはいるみたい。一度も海を見たことがない人たちでも、足元の大地は平らではなく丸いことを知っているの。」 \n「ここの人たちは無線通信技術を知っているものの、彼らの信号ではこの惑星の電離層までは届かないみたい。そこで代替案として、帯域幅が広く、エネルギーコストもほとんど無視できる一種の中継リンクのような仕組みを使っているの。だけど、その技術があるからか、中波信号を使った遠距離無線通信は試みたことすらないようだった。だから文献だけでは、問題がD層とF層のどちらにあるかは判断できない――もちろん、テラという惑星が、地球と同じ大気と日照条件を持っていることが前提となる仮説ではあるけれど。個人的には、その可能性は高いと思うわ。」 \n「彼らの技術や技術移転の方法、そして技術発展の根源は、私たちのものとは完全に違うように見えて、実は共通点もある。」 \n「……」 \n「実は、この地でカール・ジャンスキーの実験を再現してみたの。ここでは誰も思いついてないみたいだから、私が代わりに。どうしても我慢できなくてね、ごめんなさい。」 \n「テラの人々は、私たちがどこから来たのかなんて知らないけど、それでも外の世界に対する好奇心は高まりつつあるように思う。」 \n「だから、彼らの助けに……探索者の一員になりたいのよ。」 \n「どこにいたって、私の想いは変わらない。」 \n「……」 \n「さて、アンテナがどんな信号を拾ったか見てみようかしら……」 \n「え?」 \n「この強度に、この……周期……」 \n「……これは一体?」", "typeIcon": "pum-x", "typeName1": "PUM", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4124_iana", "tmplId": null, "showLevel": 1, 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"「この人を救ってくださって、ありがとうございます。お礼にお金はお支払いできますが……あなたをお連れすることはできません。」 \n年配のフェリーンの女性が、輸送車の日よけの下でそう言った。彼女の足元には汚れたマットレスが敷かれ、そこに彼女と同年代のループスの男性が横たわり、四肢が結ばれているかのように身体を縮こまらせていた。\nしかし、その表情は落ち着いていて、汗もほとんど引いていた――薬が効いているのだ。 \n「お邪魔になるようなことはしません。それに、まだお手伝いできることがあるかもしれませんから。」 \n褐色の肌をした男性が、彼らを説得するようにそう言った。彼は明確な種族的特徴を持たず、ミステリアスな印象だ。 \n「ですが、このルートはいつも災害に見舞われるんですよ。だからこそ私たちのような年寄りに任されているというのに、あなたがそんな危険を冒す必要がどこにあるんですか?」 \n「町にいる天災トランスポーターが描いた地図を持っているのですが、それによると、あなたたちの目的地はまだ都市の通信圏内にあるようです。安全のためにも、やはり同行させていただけませんか。」 \n「それでも……私たちは自分たちの水と食糧しか持っていないんですよ。意地悪をしたいわけではなく、物資がこれだけしかない以上、一人であっても同行者を増やすわけには……」 \n「私も自分の物資は持っていますからご心配なく。地図のルート通りに進めば、水も食料も間に合いますしね。私の分の物資があれば、より柔軟な対応もできるでしょうし。」 \n「私たちの輸送車は二人乗りなんですよ。窮屈な思いをさせるわけには……」 \n「こちらとしては、荷台でも構いませんのでお気になさらず。」 \n「で、ですが、私たちは向こうに着いて荷物を下ろしたらすぐに戻る予定でいるんですよ。向こうから輸送する荷物もありませんし、我々が離れてしまえば、しばらくはシラクーザに戻れないかもしれません。」 \n「それで問題ありません。友人たちと現地で合流するつもりなので……私は、向こうに着きさえすればいいのです。お気遣いには感謝いたしますが、私のことはご心配なく。お二人のお身体のほうが気になりますしね。」 \n「……」 \n「はぁ……」 \n「あなたが何をしに行くおつもりかはわかります。時折そういう方がいらっしゃいますから。それでもあの地では何もかもが不足していて、私たちが時折物資を届けてもほとんど役に立たないくらいなんです。あなたが向かわれたとしてもそれは同じことですし、もしかしたら命を落としてしまうかも……結局、あの地の人だろうと、我々のようなよそ者だろうと、苦しむのは善人ばかりなんですよ。」 \n「我々はもう年ですから、そんなことにも慣れっこですが、あなたまでそうする理由はないでしょう?」 \nギュスターヴ・カテブは目的地の方角へ目を向けた。道らしきものは何もない。うわさに聞く移動都市――煙と粉塵を吐き出す移動区画が集まって構成される巨大なそれは、まだ彼の視界に入っておらず、地平線上の砂塵と灰だけが、同じ色をした彼の瞳に映っていた。 \n「あなたの懸念はごもっともです。私はこの地について知らないことが多すぎますし、これまでの経験が役立つとも限りません。物理的な準備はできていても、心理的な準備は整っていないのかもしれません。」 \n「ですが、時間はあまりにも少なく、やるべきことはあまりにも多い。そんなことに構っている余裕はないのです。どうかこれ以上、止めないでください。共に行きましょう。」 \nその都市の名はカズデル。彼にとって、そこはまったく未知の都市であり、彼の元居た地にはそんな名前の場所すら存在しなかった。 \nけれどそれは重要なことではない。彼は医者なのだ。それが故郷であろうと、見知らぬ土地であろうと、彼は自分が最も必要とされる場所へと赴かねばならないのだから。", "typeIcon": "ins-y", "typeName1": "INS", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4125_rdoc", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_rdoc_1", "uniequip_002_rdoc_2" ], "unlockFavors": { "1": 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"改良型ブリーチング弾", "uniEquipIcon": "uniequip_003_ash", "uniEquipDesc": "「あの国には大統領がいるのね?」 \n「はい。あの国の最高権力者がそう呼ばれていると聞きました」 \n「待って」 \n「さっき、ヴィクトリアには国王、リターニアには女帝、ウルサスには皇帝がいると言ったわよね」 \n「それなのにクルビア人のトップは大統領?」 \n「そうです……あの、何か問題でも?」 \n\nサムタックの前で、赤髪の奇妙な傭兵は口をつぐんで考え込んだ。 \nレインボー小隊という名の傭兵部隊がロドスに訪れてからというもの、コードネーム“Ash”というこの戦士はずっと不思議な質問ばかりしてくる。 \n\n「それじゃあ、もう一ついいかしら」 \n「はい、なんでしょう」 \n「クルビアにニューヨークという都市はある?」 \n「ああ、ヨーク郡のことでしょうか?あれはヴィクトリアの都市ですよ」 \n「つまり、ヴィクトリアにはヨーク郡があるけど、クルビアにニューヨークはないのね? \n「ええ」 \n\nまたしても傭兵は考え込んだ。「おかしすぎる」というようなことを小さく呟いている。 \nサムタックは先週、食堂でAshが藍色のトマトと、正方形のポテトを見ていぶかしがったのを覚えていた。 \nその場にいたオペレーターたちはみな、理解ができないようだった。 \nこれほど当たり前のことを知らないなんて、彼女らは、一体どこの出身なのだろうか? \n\n「そういえば……」 \nサムタックは話題を変えることを選んだ。 \n「今週の休みですが、エンジニア部が甲板でサッカーの試合をするそうです。Ashさんも見に行きますか?」 \n「サッカー……とは、どういうものなの?」 \n「サッカーを見たことがないんですか?11人ずつの2チームに分かれて、相手の陣地にあるゴールにボールを蹴り入れるスポーツですよ」 \n「ああ!そう、そうなのね。それなら知っているわ」 \n瞬間、Ashの表情が一気に和らいだ。 \n\nそんなに安心するようなことがあっただろうか? \nサムタックは釈然としないままだった。 ", "typeIcon": "mar-x", "typeName1": "MAR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": 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"uniequip_002_mlyss", "uniEquipName": "身繕い用水影", "uniEquipIcon": "uniequip_002_mlyss", "uniEquipDesc": "生態課の職員たちは出勤していないような早い時間にもかかわらず、とある人影が生態研究園を散策していた。つい先ほど起動したスプリンクラーによって、生態研究園全体にたちまち霧が立ち込める。その人影は自由気ままに軽やかなステップを踏み、次々に植物たちを横切ると、時折懐の端末をタップしながら、また次のエリアへと漂っていく。そうして生態研究園を一通りぐるっと巡った後、彼女は端末を会議室に置き、「ぽちゃん」という音とともに跡形もなく姿を消した。\n\n空がほんのり明るくなった頃、トリマウンツにあるパン屋の前にはすでに長蛇の列ができていた。大半の研究員たちにとって、食事というのは腹を満たせればそれでいいというものだが、中には多少の時間を使ってでも飲食にこだわりたがる者はいる。彼女の姿もその列の中にあった。焼きたてのパン、特にこの店の皮目にパリッと張りがある塩パンがお目当てなのだ。目の前に伸びる列を眺め、そして通りの向かい側にある大時計を一瞥した彼女は、あとどのくらい並べばあの味にありつけるのかに思いを巡らせた……\n\nミュルジスは鏡台の前に座って、うつろう水影に目を向けて髪を梳いていた。\n三十分後には生態課の会議に出席しなければならないというのに、どうやらあまり急いではいないようだ。\n小さな水影は鏡代わりになり、本体の動きに合わせてゆらゆらと身体を動かしている。時にはいたずら心が湧いたかのように、水影もポーズを決め、化粧をしている本体をからかってくる。\n今日はどんな髪型にしようか、どのアクセサリーを付けて出かけようかと一通り悩んだ後、ミュルジスはリップクリームをポケットに滑り込ませ、手を振って水影を元の噴水へと戻した。\nドアを開ければ、机の上に置かれたパンが目に入る。そのほかに、サラダと飲料水も置かれていた。\n\n生態課のオフィスに入ると、職員たちが彼女をわっと取り囲み、そのまま共に会議室へと向かっていく。新人職員は、主任が何も持ち込まずにそのまま会議を始めたことに驚いていたが、古参の職員たちはとっくに慣れたという顔をしている。\n何しろ、彼ら生態課の主任はあのミュルジスなのだ。彼女が何を行い、これから何をしようとしているかを予測するのは、おそらく天に昇ること以上に困難を極めることだろう。\nそれゆえ、彼らには想像もできないはずだ。この時間になっても、彼女が――\n生態研究園に植えられた植物の葉の下で、葉先にたまった露を眺めていることも。\n街に佇む公園の噴水脇で、集まった羽獣に餌やりをしていることも。\n鏡台の噴水の中で、引き続き悠々と居眠りしていることも。\nそして――\n\n「あたしが今このロドスで、あなたと一緒にコーヒーを嗜んでいることもね。」\n「どう?すごいでしょ?」\n腰に手を当て、鼻を高くするミュルジスを見て、あなたは慌てて誉め言葉を贈った。彼女の摩訶不思議な力を、実際に見せつけられたからだ。しかし、一部の「些細な点」において、彼女の語った内容はあなたが目撃したことと若干乖離していた。あなたの見た事実はこうだ――\n彼女が端末を操作する時に、ボタンを押し間違えたせいで、生態課の職員たちは生態研究園のあちこちで雨宿りを強いられていた。\n彼女が公園で羽獣に餌やりをしていた際には、突然その餌を自分の口に放り込んでいたこともあった。\nそして、彼女が手にしたリップクリームで下顎にきれいな曲線を描く様子も見たことがある。\n熟練の腕を以てしても、多くの端末を同時に操作すればミスは起こり得るものだ。となれば、多くの水影を操るミュルジスに関しては、言うまでもないだろう。\nだが、以前に見た光景を――彼女がスプーンを持ったまま、コーヒーカップの真上の何もない空間を撹拌している場面を思い出したせいで、あなたはついつい噴き出してしまった。\nそのため当然のことながら、あなたはミュルジスが作り出した水影による連続攻撃を受けたのだった。", 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"靴磨きは恐る恐るベッローネファミリーの応接室へ入った。\nその不安は、ここがベッローネファミリーの敷地であることから来るものではない。彼はベルナルドのために三十年も革靴を磨いてきており、ベルナルドのほうも常に自身を尊重する者たちに敬意を表していた。彼が最後にこの場所を訪れたのは、ベルナルドに息子の名を付けてもらう時だった。\n彼が今日こうして畏れ多い様子で腰掛けているのは、相手がベルナルドだからではなく、その息子レオントゥッツォだからだ。\n彼はこれまで、この若旦那についてはあまり聞いたことがない。ただ彼が、一度も自分に靴磨きを頼んだことがないことだけは知っていた。\n「親父はしばらく留守にしている。だが、俺のことは親父と同じように信頼してくれて構わない。」\n青年の言葉には不思議な力があるようで、靴磨きは少し安堵して、彼がここに来ざるを得なかった理由を述べた――\n曰く、彼にはカタギの息子がおり、クルビアからやってきた女性と恋に落ちたのだが、その女性には一方的に思いを寄せてくる横暴な求婚者がいたらしい。その求婚者は息子の存在を目障りに感じたのか、三日前の夜に息子を待ち伏せし、重傷を負わせたのだという。靴磨きは裁判所に助けを求めようとしたが、その求婚者はクルビア系のとあるファミリーに属する人物で、相手の雇った弁護士によっていとも容易く無罪にされてしまったとのことだった。\n「私が裁判所を出た時、そいつが近付いてきたと思えば、少しの紙幣を握らせてきたのです。そしてニヤニヤしながら、息子の治療代にでも充ててやれと言ってきました。私は……」靴磨きは話しているうちに、その乾ききった目から涙をどっと溢れさせた。\nレオントゥッツォは静かに耳を傾けていた。もし親父がここにいたら、きっと靴磨きの肩を優しく叩いて彼を慰め、彼の痛みを尊重しながら、人情味溢れる解決策を提示してくれるに違いないと、彼はそう思った。\n普通なら、いわゆる「解決策」というのは血を見るようなものになる。\nだが、彼はそんなことはしない。\n「あなたの望みは?」\n「敬愛なるレオントゥッツォさん、私の望みはただ一つです。私はただ、正義の執行を願っているのです。」\n「正義か。奴らにも、息子と同じ苦しみを味わわせてやりたいという意味と考えてもいいだろうか?」\n「はい、それ以外には何も望みません。」\nレオントゥッツォが指を鳴らすと、赤髪の青年が裏から現れた。\n「ディーマ、まずはそいつのバックについているファミリーを調べてくれ。」\n「そのくらいなら簡単だが、その後はどうする?」\n「俺の記憶が確かなら、あの手のクルビア系ファミリーの連中は俺たちを介さずシラクーザの地元政府と関係を構築しようとしていたはずだ。それならこちら側から、シラクーザにいるファミリーを挙げてクルビアの開拓地に『人材』を派遣するという法案を出してやろう。うちからは、元々追放処分予定の奴を数人出せばいい。」\n赤髪の青年が指を鳴らした。「それで、向こうのファミリーからはそいつが送り込まれるように仕向けると?」\n「そうだ。」\n「了解。」\nそう言って青年は部屋を後にした。レオントゥッツォは驚いた様子の靴磨きに向き直ると、「こちらから提供できる正義は、こういったものだ。満足していただけただろうか?」と尋ねる。\n靴磨きはすぐにその策の目的を理解し、レオントゥッツォに向けていた困惑の眼差しをたちまち感謝の眼差しへと変えた。\n「そうだ、これを受け取ってくれ。」\n「これは……」\n「俺の『銃』だ。それを靴磨き道具の横にでも置いてくれたらいい。そうすれば、もう邪魔者は寄ってこないはずだ。」\n「しかし――」\n「安心してくれ、そいつは滅多に使わないものなんだ。あなたがぐっすり眠れるようになったら、うちの屋敷の門番にでも届けてくれればいい。」", 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"この長鼻眠獣は今夜、まともに眠れはしないだろう。それは彼女も同じことだ。\n彼女はこれまで生物学の講義など受けたことはないし、それゆえ長鼻眠獣にとって、不眠がどれほど致命的な問題なのかを知らない。だが、もし毎日十六時間の睡眠が確保できなければ、長鼻眠獣は神経障害と臓器不全で命を落としてしまうのだ。\nとはいえ、彼女は狩人だ。砂地に残された痕跡を観察すれば、この幼い眠獣たちはつい先ほど両親を失ったのだと察することができた。掘り起こされた巣穴の奥から、爪痕と血痕が伸びている。甲殻が低木を擦る音と、次第に遠ざかっていく足音が聞こえる。ちょうど彼女と入れ違いで、二頭のサンドビーストが先んじて獲物を手に入れて、颯爽と立ち去っていったのだ。\n狩人は決して、手ぶらで帰ることを良しとはできない。\nそこで彼女はブーツの横からナイフを抜き取り、足音を殺し、小さく鳴いている幼獣のもとへ近付いていく。彼女の育ての両親は、これまで何度も教えてくれた。荒野に生きるすべてのものに、相応の価値があることを。熟練の狩人の手にかかれば、他の獣を誘き寄せるにせよ、危険な捕食者を前にした時囮にするにせよ、この瀕死の幼獣たちは役に立ってくれるだろう。\n星々は依然夜空に燦然と輝いており、地平線はまだ白んでもいない。約束通り野営地へと戻ってきた狩人は、合図の口笛を吹いた。すると、彼女より少し年下の子供たちが現れて、クロスボウやら罠やらをしまい込み、嬉々として彼女の肩から獲物を受け取る。彼らはすぐさま皮剥ぎ用のナイフと骨砕き用の斧を研ぎ始め、荒野の真ん中に設営された小さなキャンプは賑やかになっていく。ほどなくして、毛皮と内臓は何とも言えないような生臭い蒸気に変化し、焚き火の中から空へと立ち上っていった。\n熱い茶をすすり一息つくと、狩人は自分のテントへ戻った。彼女は懐を探ると、幼い眠獣の柔らかく暖かい身体を優しく抱きかかえた。眠獣はもはや悲し気に泣くことはなく、狩人の腕の中で静かに微睡んでいる。その顔を見れば、まっすぐに伸びた黒と白の模様が両目の間を走っていた。この子はさきほどの狩りの中で唯一生き残った幼獣だ。強かで勇ましいこの眠獣は狩られていた時、他のきょうだいより多くの催眠物質を分泌していた。\n狩人も、そして野営地にいる他の子供たちも、移動都市のおとぎ話とはかけ離れた暮らしをしている。困窮している上に、放浪を強いられるこの暮らしには、飼い慣らされたペットではなく、共に手を携える仲間が必要なのだと、狩人は重々承知していた。\nやがて彼女は小さなフェルト生地を取り出すと、安らかに眠る幼い眠獣をその上に置き、疲労で張り詰めた指に鞭打って針を持った。テントの外に光る焚火と星光を頼りにして、日の出前にはこの寝坊助のために帽子を縫ってやらなければ……\nよし、今日からこの子の名前は「メット」だ。", 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"「ビーンストークさん、この前業者さんに依頼した宣伝文と説明書の草案がやっと届きましたよ!」\n「やったぁ、早速見てみよう!」\nハガネガニ用スマート給餌器「カニカニビュッフェ」!本製品は最新のスマート技術を駆使して、ハガネガニ飼育のよくあるお悩みを解決するべく開発されました!ご自宅を留守にする際、ハガネガニから目を離すのが心配なあなたも、衛生面に不安の残る給餌器を置いておくのは、ハガネガニの健康に影響しそうで怖いというあなたも!「カニカニビュッフェ」があれば、そんな心配はもうご無用!これ一台でハガネガニちゃんに、健康に優しく衛生的で、一日に必要なエネルギーがしっかり備わった、栄養バランス抜群のご飯をご提供します!\n「なかなかいい感じですね。『最新のスマート技術』というのはどういうものなんですか?」\n「メイヤーさんに頼んで作ってもらった、生き物の動作に反応して動くシステムのことだよ。交換条件として、ぴーちゃんを貸して、生き物を模したスマートロボットの開発に協力しなきゃいけなかったけど。」\n「なるほど……」\n本製品を初めてご使用になる際には、説明書の指示に従って給餌器とフード入れを組み立てた後、タッチパネルから給餌器の基本設定を完了してください。「カニカニビュッフェ」では、デフォルトで三種類の給餌プランが登録されていますが、そのほかにも、お客様ご自身で設定した給餌プランを最大十種類まで保存することができます。また、ハガネガニの食事シーンを絶対に見逃したくないという方には、今なら別売りの外付けカメラを二割引き価格でご提供いたします。\n「外付けカメラって、誰のアイデアなんですか?」\n「あたしが訓練期間に思いついたことだよ!一時期、ハガネガニの戦力検証用に、教官たちがあの子たちに小型カメラを取り付けてたんだけどね。それでピンと来て、給餌器をもっとグレードアップさせられるんじゃないかなと思ったんだ!可愛いペットの動画って、クルビアの都市間ネットワークでは大人気だからね!」\nハガネガニは雑食性の生き物です。体重の10%以下の量を目安として、一日に一回フードを与えるよう設定してください。また「カニカニビュッフェ」では給餌の際、フリーズドライフードをセットすれば、細かく砕かずそのままお使いいただけます。また、本製品と同時発売の「ビーンストーク印の特選ハガネガニフード」もオススメです。十五種類の無添加材料をバランス良く配合したこのフードなら、ハガネガニちゃんは毎日満腹大満足!ハサミももっとパワフルになること間違いなしです!\nご使用時の注意:\n1.本製品を乳幼児の食事用に使わないでください。\n2.フードがこぼれないよう、本製品は平らな場所に置いてください。\n「あっ、もう一つ追加で――給餌プラン設定時は、ハガネガニにその様子を見せないようにしてください。ハガネガニの中には、優れた学習能力を持つ個体が存在するため、給餌器の使い方を学習する恐れがあります……これでよし。」\n「そ、それ本当ですか?」\n「もちろん。だってぴーちゃんがそうだもん。ちょっとでも目を離すと、すぐに他の子たちとおやつタイムを始めちゃうんだよね。」", "typeIcon": "tac-y", "typeName1": "TAC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_452_bstalk", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_bstalk_1", "uniequip_002_bstalk_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30023", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30093", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31013", "count": 6, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 30000, "type": 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"暗殺者は指を折り曲げ、指先で手のひらに軽く触れる。鋭い刃は熱く照りつける日光のもとで鞘に沿って滑り出し、細かく小さな光の粒が刃とともに鞘の縁から剣先へと落ちていく。その様はまるで、溶けた鉄が音もなく鋳型に流れ込むようだった。\n熱波と、静寂。\nその静寂は、腐食羽獣の鳴き声によって破られた。烈日のもとを独り行くサルカズの老人が顔を上げると、峡谷の頂から霧が押し寄せてくるのが目に入る。駄獣はいなくなり、峡谷も見えなくなってしまった。日光のもとに唯一残された影のみが、常に熔炉を凝視し続けてきた老人の両目にまた一層灰色を被せてくる。\n間もなく、刃が彼の胸を離れた。そして次の瞬間、刺し貫かれた胸腔は血で満ちて、干乾びた大地の上で老人を溺死へと誘う。カズデルでは、こういった緩やかな死は一種の残酷な刑罰として用いられてきたことを、彼はまだ記憶に留めていた。彼は、このまま熱砂の上に仰向けに倒れ、駄獣の困惑した目に見守られながら最期を迎えるのだろうと思っていた。しかし暗殺者は、すぐさまその場を立ち去ることはせず、片膝を地面について老人の背を支えた。\n「あぁ……お前だったか。」\n老人の顔に刻まれた皺が次第に緩んでいく。彼は、その目をまだ覚えていた。あの時、熔炉の炎から視線を移したときに見た、将軍の傍らに立っていた少女だ。その少女はまだ幼かったが、戦士の目と、嵐を引き裂く手を持っていた。それから将軍は、彼女のために剣を鍛えてやれと仰ったのだ。\n「もう一度、それを見せてはくれぬか?」彼女は老人の懇願する目を見た。「先ほどは……よく見えなかったものでな。」\n暗殺者は視線を自身の腕へ移した。あの死士たちのことを彼女は今なお覚えている。彼らの優れた装備は、軍事委員会が支配下に置いた武器工場が与えたものだったが、しかし……彼女は老人の胸の前に手を差し出した。あの死に向かう無敵にして捨身の者たちは、万全の備えをしていた。カズデルの最も優れた職人が、彼らのために王殺しの刃を鍛えたのだ。\n暗殺者は指を折り曲げ、指先で手のひらに軽く触れる。鋭い刃は熱く照りつける日光のもとで鞘に沿って滑り出し、細かく小さな光の粒が刃とともに鞘の縁から剣先へと落ちていく。その光の粒に、老人は指を滑らせた。彼はその粒の正体が、攻撃を受け止める度に、刃を交える度に、刀身に残された傷だと知っていたのだ。それは、そのいずれかに彼の血が染み込んでいると、訴えかけているかのようだった。\n「わしがそれを打った時……溶炉の炎が告げてきた。いつの日か、その刃はわしの命を奪うだろうと。だが……将軍の依頼を、反故にはできぬ。」老人は上体を起こし、苦しげに息を吸って顔を見上げ、暗殺者の目を覗き込んだ。\n「お前はどうなのだ?日光の下に潜む影よ。お前のこの粛清は……誰に与えられた、任務なのだ?」\n暗殺者は答えなかった。彼女は手で老人の目を覆うと、隠し刀で彼の喉を掻き切った。腐食羽獣が峡谷の頂から空を旋回しつつ降りてくる。羽獣たちは切り立った崖の影を覆い尽くし、互いの羽毛で嘴を磨き上げていた。", 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"目を覚ました少女には、自分がどれだけ眠っていたのかわからなかった。今はただ強い日差しが眩しく感じて、それを拒むように布団に潜り込む。ふと窓の外から吹き込んできた風は、安心感を覚えるレモンの薫りだった。そこで彼女は顔を布団から覗かせて、目を見開く。\nそばのナイトテーブルには解熱剤とコップ半分ほどの白湯が置かれていて、ベッドの脇に腰掛けた祖母が、他の人たちと同じ焦りに満ちた目を向けてきていた。少女が熱でぼーっとしたまま、祖母に上体を起こされると、他の人たちは体温計に示された数字を順番に確認していた。そして間もなく、空気の淀みは晴れ、周囲はいつも通りの楽しさと賑やかさを取り戻した。\n祖母が言うには、少女はひどい熱を出していたらしく、数日間も寝込んでいたという。オーツ麦のお粥の匂いが空腹感を呼び覚まし、お椀に添えられた数粒のミニトマトは目が離せないほど鮮やかな色をしていたが、それでも少女は耐えきれずに、ほんのわずかなレモンの薫りを辿って窓の外に目を向けた。視線の先には、いつもの風吹く朝の光景、洗濯ロープに干された服が躍っており、庭に植えられたあのレモンの木が少女に手を振っていた。\n少女は少し頭がすっきりしたような気がしたが、どこかの記憶がかえって朧気になったようにも思った。\n数日後、少女が不安を抱えたまま祖母にそのことを訊ねてみると、祖母は高熱のせいで見た悪夢だろうと言ってなだめてくれた。\n祖母は彼女のバブルスティックを没収することもなければ、瓶に入った石鹸水を捨ててもいなかった。ただ大人たちを呼び集めて、シラクーザを離れ、一家共々クルビアに移住しようという相談をしていただけだった。\nだが、あれは悪夢ではなく、実際にあったことであり、少女がその目で見たことだ。\n少女の脳裏に、いくつかの記憶がよみがえる。あの日彼女が追いかけた泡のこと。路地裏で「仕事」をしていた祖母の姿。その日は雨が降っていなかったにも関わらず、路上にはたくさんの水溜まりができていて、それがゆっくりと排水溝へ流れていた。血生臭さと煙の臭い、そして汗臭さが混ざり合い、誘き寄せられた羽虫たちが水溜まりの上を飛び回る。\n……何年経っても、あの日の光景は今もありありと目に浮かぶ。しかし幸い、祖母が口癖のように言っていた言葉をアロマは覚えていた――\n「嫌なにおいが消えない時は、窓を開けて換気しておけばいいのよ!」\n「そうすれば、最後にはきっと、私たちをずっと包み込んでいた香りが残ってくれるはずだから。」\n祖母から届いた包みの中に、アロマは子供時代に持っていた例のガラス瓶を見つけた。彼女はコルクを抜き、スティックに石鹸水を付けて、ゆっくりとそして優しく泡を吹き出した。\nその時、彼女はあの薫りを嗅ぎ取った。それは今も、そしてこれからも変わることない、レモンの薫りだった。", 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"チッ、生き残っちまったか。\nすぐそばで源石爆弾が爆発したはずなんだが……まったく、運のいいこった。\nこの湿った壁、どうやらとっくに廃棄された坑道らしいな。それにしても、俺はどうやってこんな場所に?\n待てよ、誰かいるな!?誰だ!動くな!\n……ザラックの小娘?ははっ、俺はこんな子供に救われたわけか。\n本人いわく、彼女は戦場清掃員で、瀕死の俺を見つけてここまで運んできてくれたそうだ。\n俺が目を覚ましたのを見て、彼女は俺の持ち物を返してくれた――武器、薬剤と医療キット、そして俺の認識票だ。\nこちらが礼を告げる前に、小娘はすぐに別のほうへと向かっていく。\nあれは、ロレンツォか?爆弾で吹き飛ばされて化け物みたいになっちまってるあれが、まさかあいつだったなんて。\nおいザラック、そいつを放してやれ!ロレンツォは俺たちの仲間なんだ!\nちくしょう、息があるのが分からねぇのか?そいつはまだ生きようとしてんだよ!俺なら助けてやれる!\nクソッ、なんでロレンツォの身体はこんなに冷たくなってんだ?血だって全然止まらねえ――\n……\nロレンツォが死んじまった。\n傷が深すぎて、俺には……助けてやれなかった。\nあのザラックの小娘は、また一人負傷兵を運んできた。そいつは敵側の兵士だった。\nふざけやがって……奴らはロレンツォの仇だ。俺はそいつを殺そうとしたが、小娘は無神経にそれを阻んだ。\nこの人はまだ助かるはずだから、助けてあげてください、なんて言ってきやがって。\nほんと、笑える話だぜ。ロレンツォの奴を救ってやれはしなかったのに、敵なら救えるだなんてな……\nそして、小娘はまた出かけて行った。こうすればたくさんの人を一度に運べるなんて言って、盾の下に車輪を取り付けて。\n誰かが鼻で笑った声と、別の誰かの苦しげな呻き声が聞こえてくる。\n頭上で砲撃音がして、目に埃が入ってひどく痛んだ。\nそうだよな……毎日人が死ぬ戦場で、こんなことをしてなんの意味があるってんだ?\n……\n23人。今この洞窟の中には23人の生存者がいる。皆あの小娘に救われた連中だ。\nあいつの力の強さには本当に驚かされる。まさかこいつら全員を、戦場から洞窟に運び込んでくるなんてな。\n俺はというと、この状況に慣れて感覚が麻痺してきた。だからケガ人に薬を注射し、傷口を手当しては、そいつらの呼吸が落ち着いて、表情が緩むまで傍に寄り添っている。\n俺はただ……これ以上人が苦しんでるところを見たくなかっただけだった。\nいつからか、なぜか全身が火照っているように感じられた。ケガ人の弱々しい呼び声が聞こえて、そいつの口元に耳を寄せれば――\n驚いたことに、そいつは声を震わせて「ありがとう」と言ってきた。\n俺はそいつの認識票を見ようとしたが、急に目が潤んじまって視界もぼやけてしまった。\nそいつが誰かを確かめる必要なんぞないことはわかっていた。俺は、一人の人間が生き延びたことを知れたらそれでよかったんだ。\nそう、彼女のお陰で俺も、こいつらも生き延びた。\n俺たちはまだ生きている。これ以上に意味のあることなんてあるか?", 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"オペレーター特殊事項審査プログラム―HHY003\nホルハイヤさんは、Friston-3に対して尋常でない興味を示しています。特別な理由もなく、何度も立て続けにFriston-3との業務連携を申請しており、ひいては許可なくエンジニア部に足を運び、強引にFriston-3と二人きりになれる時間を作ろうとするほどです。\nその他にも、最近では彼女が本艦の最下層エリアに近づこうとしていたという目撃情報が、多数寄せられています。\n回答:\nFriston-3にはこれから表情塗装のアップグレードをする予定だから、彼が請け負っている仕事は一旦全部止めておいて。それと、ホルハイヤのことならケルシーに伝えればどうにかしてくれると思うよ。\n――クロージャ\n\nオペレーター特殊事項審査プログラム―HHY011\n先日、マイレンダー基金がロドスに正式な提携を提案してきた際、ホルハイヤさんは自ら人事部に赴いて、当該プロジェクトの窓口役を買って出ました。その理由について訊ねると、「ロドスのオペレーターの中では、私が一番マイレンダー基金を理解しているでしょう?」とのことでした。マイレンダー基金の政治的背景、及び先方がこちらに連絡してきた際の言葉の節々に表れていた無視できない圧力を考慮すると、先方の組織から離反した工作員を窓口にする場合、不要な問題を誘発する恐れがあると思われます。加えて、ホルハイヤの目的についてもよく考慮すべきでしょう。元雇い主の影響から完全に逃れるために、その過程で彼女が何をしでかすかは予測不能ですので。\n回答:\nホルハイヤの申請を許可する。マイレンダーがロドスに関心を寄せる要因の半分が彼女にあると考えられるからだ。彼女が表だって動く分には、かえって多くの問題を回避できるはずだ。彼女はすでに、ロドスに来て一定の時間が経っている。少しはそれを認めてやるのもいいだろう。\n――ケルシー\n\nオペレーター特殊事項審査プログラム―HHY020\n彼女への定期的な専門医療プログラムは正常に進行している。それとは別に、妾たちは遺伝子学に精通する者や、神秘学や歴史学の分野に深い造詣を持つ者たちを集め、熱意に満ちたチームを結成した。できることなら、そなたにも参加してもらいたいものだ……ククルカンの一族が生まれて間もない赤子に伝承のための手術を施すのは、異常であると言えよう。しかし、手術の痕跡がまったく読み取れないほどにまで抹消されていなかったのは僥倖だった。もしホルハイヤの血筋と精神に深く刻み込まれた手術の影響を取り除くことができれば、妾たちの成果は、いずれの分野においても革新的なものとなるだろう!\nそれに、もはや時間は残されていないはずだ。もし本当にホルハイヤの言う通り、その手術によって彼女が四十半ばで命を落としてしまうのだとすれば、余命はもはや幾ばくも残っていない。あやつはロドスで幾度となく問題を起こしてくれたが、今ではオペレーターの一員だ。このまま彼女が命を落とすのを見過ごすわけにもいかんだろう。\n――ワルファリン\n回答:\n同意する。\n――ケルシー\n\nホルハイヤに関する、オペレーター艦内駐留適正評価\n「ホルハイヤさんはロドスでの生活に順応していると思われます。」\n「そこが危険だとは思わないの!?」", 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"その羽獣は、目覚めてみれば、どこか暖かな部屋で横たわっていた。\nそして、見知らぬ環境に怯えてそこを離れようとしたものの、強い痛みで身体が動かせないことに気が付いた。\nそこへ部屋のドアが開き、たくましい尻尾を持つ銀髪のフェリーンの少年が入ってきた。彼は薬と包帯を携えて近づいてくると、薬瓶に入った薬を傷口に塗り込んだあと、包帯を巻いて手当をしてくれた。\n羽獣は初めこそ少し暴れて抵抗したが、あまりにも弱っていたために、結局は渋々と少年の治療を受け、その後深い眠りに落ちた。\n翌日、少年は羽獣を見つけた場所へと連れて行った。彼らは森の中を朝から晩まで彷徨って、少年がひどく呼吸を乱すほど疲れ果てるまで探し回ったが、結局見つかったのは大人の羽獣二匹の死骸だけだった。少年はその羽獣たちのために墓を立てると、連れてきた羽獣に目を向けてこう言った。\n「お互い、似た者同士になってしまったな。」\n羽獣は少年の手で部屋へと連れ戻され、部屋に設けられた小さな巣を新たな住処とすることになった。\nその後、少年は毎日羽獣の様子を見に来た。彼は訪れるたび積極的に羽を手入れし、その傍ら、羽獣が言葉を理解しているかどうかなど気にもせず、いつも話しかけていた。\n……\nたとえばある夕方のこと、少年は沈んだ顔で羽獣のもとへやってきて、こう言った。\n「良き当主になる自信も、良き兄になる自信もある。それでも、その両方を同時に務められるという保証はできそうにないんだ。」\n少年はそうこぼしてため息をつくと、あれこれ頭を巡らせた末に部屋を出て、いい香りのする箱を持ってきた。その中には、彼の妹の大好きな料理が入っていた。\n……\nまたある日の午後、少年は少し憂鬱そうにこう言った。\n「ノーシスが新天地で存分に活躍できることを惜しみなく祝いたくはあるんだが、本当のことを言えば、行ってほしくないんだ。」\nあまりにも長く我慢をしてきたせいなのか、それから少年は30分ほど、その頃エーデルワイス家が置かれていた境遇や、友人のノーシスが直面している困難、そして親友と離ればなれになりたくないという願いを事細かに語った。そうして語り終えた最後に、少年は溜息をついた。「はぁ、こんなことを話せるのはお前だけだよ。ノーシスのために、お別れのプレゼントを考えておかないとな。」\n……\nさらにまたある日、羽獣のケガがすっかり治った頃のこと。少年は、雪原で飛ぶ練習をさせようと羽獣を連れ出した。そして羽獣が再び飛び立とうとした時、少年は黒色のスカーフを取り出して、その首にかけるとこう問いかけた。\n「俺と一緒に来るか?」\n――その時すでに、少年は当主の重荷を肩からおろして、雪境の外へと遊学に赴く決意をしていた。\n羽獣は少年を見つめ、首を傾げる。\nその羽獣には、少年がいつも何に思い悩み、何を憂い、何に悲しみを覚えてきたのかはわからない。\nだがおそらく、羽獣は感じ取っていた。少年も自分と同じように、ただ暖かな部屋にいるのではなく、青空の下を飛び回りたいのだと――\n羽獣は翼を広げると、少年に強く羽ばたく姿を見せた。\nそうして彼の驚きが混ざったかけ声を浴びながら、風に乗った。\nその日、羽獣は再び飛ぶことを覚えたのである。", 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"かつて、塩は大地の物ではなく、砂は海の物ではなかった。\nその頃、狂信的な法はまだこの地を縛り上げておらず、イベリアの王宮にはまだ王がいた。\n時の王はこの地の主人であり、その兵士たちは精鋭揃いで、勅令を受け数多くの都市を征服していった。\n王の武勇と威光、そして名声は数々の天災をも乗り越えて、遥か遠い辺境の地にまでも要塞と哨戒所を打ち立てた。\n王は宮殿や広間を築き、その城の至るところには彼の彫像が置かれていた。\nだが、王は決してそれに満足せず、自らの名が更に多くの場所で讃えられることを望んだ。\nゆえにイベリアの国王は、百の都市へと命じたのだ――\n「博学なるすべての者を王宮へと召集せよ。我はこの大地と海が如何に広いかを知りたいのだ。」\n初めに謁見を求めてきたのは、とある老商人だった。彼は王へ献上する宝物を持ってきたと言った。\n王は積み重ねた歳月が生み出す知恵を信じ、商人を広間へと呼び寄せた。\nすると商人は、王にひどく熱された砂時計を献上した。曰く、どこよりも暑い砂漠こそが、大地の果てなのだという話だ。\n「私は大地の果てへと辿り着きました。吹き付ける熱風は炎の如く、烈日はかがり火にも等しく感じられたものです。この時計に収められた砂こそは、かの地より持ち帰りしものにございます!」\n次に謁見を求めてきたのは、まだあどけなさの残る漁師だった。彼は王へ献上する宝物を持ってきたと言った。\n王は若者のみずみずしい知恵を信じ、漁師を広間へと呼び寄せた。\nすると漁師は、王に黒い海水が入った瓶を献上した。曰く、どこよりも昏い海域こそが、海の果てなのだという話だ。\n「私は海の果てへと辿り着きました。底が見えぬほどに深く、狂風吹き荒れる場所でございます。この瓶に収められた海水こそは、かの場所より持ち帰りしものにございます!」\n最後に謁見を求めてきたのは、素顔も年齢もわからない錬金術師だった。彼は王へ献上する宝物を持ってきたと言った。\n国王が謁見を許す前に、錬金術師はすでに広間に姿を見せていた。\nそして錬金術師は、王に砂時計と海水の瓶を借りたいと言ってきた。彼がどんな手品を披露するのか見てみようと思った王は、快く許可を出した。\nすると、大地の果てですくった砂は、たちまち王の目の前で溶けて、赤い水となった。\nさらに、海の果てですくった海水も、たちまち王の目の前で固まり、白い砂となった。\n錬金術師がそれを無造作に撒いてしまえば、水も砂もすぐさま消えていく。その後は彼の意思に応えるように、王国の領内では風が吹き荒れ、三日三晩続いたという。\n「大地と海が如何に広いかは存じませんが、イベリアの無限に等しき力に比べれば、到底及ばぬ大きさであることでしょう。」\n「イベリアの国王よ、この大地と海に吹き荒ぶ風は貴方に忠誠を誓います。」\n「どうか風の赴くほうに従って、艦隊を建造なさってください。」\n「そうして大地も海までも、イベリアの艦隊の手でお測りになれば良いのです。」", 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"盗賊は、目の前にいるチューバイが誰であるかを思い出した。\nそれは五、六年前の夏のことだ。彼は荒野で瀕死の少女が倒れているのを見かけた。彼女が身に纏う衣装はその地のものではなく、姜斉辺りの装飾が施されているように見えた。この少女はこれほど離れた場所まで、どのようにして辿り着いたのだろう、と彼は思った。一通り身包みを漁ってみても、銭はおろか食料も、ひいては水すら持っていないようだった。その辺りを往来する人間は多くいたが、誰一人彼女に手を差し伸べる者はいなかった。\n普段なら、彼もおそらく同じように立ち去っていたことだろう。しかし、近頃は仕事が順調で、自ずと男は機嫌が良かった。この哀れな少女を目にしたことで、自分が落ちぶれていた頃のことを思い出した彼は、あの時誰か一人でも救いの手を差し伸べてくれていたらと思ったのだ。……人助けはとても善いことだ。今の彼は一人の善人として、喜んでこの少女を助けてあげようと考えた。\n彼は腰に吊るした水筒を手にすると、少女に少し水を与え、巨岩の日陰まで運んで寝かせてやった。しばらくして、少女はようやく目を覚ました。男は満足げに顔を綻ばせ、彼女の肩を優しく叩くと、いくらかの金を残してこう言った。「泣くな、お嬢ちゃん。強く生きろよ。」\n\nチューバイは目の前にいる盗賊が誰であるかを思い出した。\n時は冬。砂地の中には幾つもの死体が一緒くたに転がり、白い雪に覆われている。\nチューバイは、近頃村の外に現れるという盗賊に悩まされる村人たちに雇われて、盗賊退治に当たっていた。彼らの話を聞くに、この一帯は様々な規模の天災に何度も見舞われたせいで、不作になってしまっているらしい。そうなると、当然商売は上手くいかなくなり、食えなくなる人間も増えて、盗賊に流れる者も出てくるのだ。\nため息交じりにそんな苦境を語った村人たちは、今度は見事な活躍をしたチューバイを褒めたたえた。先ほどの盗賊たちは後がないと知りながら、苦し紛れに村の幼子を人質にしようとしたのだが、チューバイは隙を突いて剣を抜き、一撃で彼らを討ち倒したのだ。\nチューバイは言葉を発さなかった。\n彼女はあの水筒に気付いたのだ。あるいは、今では酒筒になってしまったのかもしれないが。それはとある死体の腰から吊るされており、中から零れ出た酒は濁り、むせ返るほど強い匂いを発していた。\nそれを見た彼女は、数年前に笑顔を向けてくれた彼のことを、次の町まで持ち堪えさせてくれた少量の水と金のことを思い出した。死体の手にはまだ一本の刀が握られており、鎌を改造したものだろうと見て取れた。その表面には古い血も新しい血も黒くこびりついている。一方で、自身の振るった剣に付いた真っ赤な血は、ぽたぽたと地面に滴り落ちていた。\nやがて彼女はその水筒の前に自身の笠を置くと、一本の梅の花を折って添えた。", 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"その武器を作り上げるにあたり、刀鍛冶は長い間頭を悩ませていた。\nサルッツォファミリーのドンが自ら刀鍛冶のもとを訪ねて、娘のために唯一無二の武器を作ってほしいと依頼してきたのだ。\n彼は依頼を引き受けたが、それは単にファミリーの権威を恐れていたからではなかった――\n極東より訪れたその刀鍛冶は信じていたのだ。鏡のように磨かれた刀身は持ち主の魂を映し出し、得物を振るうことは即ち運命を操ることを意味するのだと。\n彼はかつて、五人がかりでなければ持ち上げられもしない野太刀を作り上げたことがあった。それを手にした武士は戦場で無双の活躍を見せたが、老いては怪我と病に伏せり、恨みの中で自ら命を絶った。\n彼はかつて、格式高く豪華絢爛でありながら鋭利な刃を潜ませた飾り太刀を鍛えたことがあった。その持ち主である稀代の王は生涯その剣を抜くことはなかったが、その威光で各地を平定した。\nそして刀鍛冶はまたかつて、かのミズ・シチリアに忠誠を誓おうとしたことがあった。だがその時は、疎ましそうに拒まれてしまった。それを受けて彼は、彼女がいかにしてこの暴力に満ちた国を治め、どれほどの気苦労と諦めを秘めているのかを知った。\nそれでも今、彼はあの変わり者の幼き狼に、どのような牙を持たせてやればいいのかをわからずにいた。\nこれから彼女は、変幻自在でつかみどころのない父のすべてを学んでいくことになる。ならば、精巧な細剣はどうだろうか?\nあるいは、血筋に眠る荒野の呼びかけを捨て去ることは難しいだろう彼女には、一撃で敵を屠る大斧がいいだろうか?\nいや、いずれも足りないだろう。刀鍛冶は未完成品を炉に投げ込んだ。\n彼女はその父と同じく残忍で、優雅で、捉えどころのない人物だが、同時に父とはまるで違っていた。\n「まだできないの?我が最愛のお父様は、ボクの成人まで待てと言ってたけど、ボクらの敵は今夜にでもそれを拝みたがってるんだよ?」\n刀鍛冶は、彼女に相応しい武器を模索している最中だと説明した。しかし頭を絞れば絞るほど、彼はその武器のあるべき形を思い浮かべることができずにいる。\n「この一対は?」\n彼女は無造作に、一対の刀を指さした。\n刀鍛冶はかつて、自身の技量を十二分に証明できる武器を作ろうとしていた。この一対は、そんな彼の有り余る着想を過分に背負わされた剣だ。そのため、鍛えれば鍛えるほどその形は複雑化していき、アーツを乗せることはできても緻密なコントロールが難しく、ひいては鞘に収めることすらできないものとなっていた。\n「へえ、完成しようのない失敗作?」白狼はその一対の刀を振り回すと、笑顔を浮かべた。「気に入ったよ。」\n刀鍛冶は懇願した。彼女の持つ唯一無二の魂には、もっと特別な武器のほうが相応しい、と。\n「……何か勘違いしてないかな?ボクがここに来たのは手に馴染む道具をもらうためだよ。これは、人を殺すにはぴったりだし、頑丈でもあるでしょ。それに形も気に入った。だから、これからはボクが持っておくことにした。それで十分なのさ。」\n刀鍛冶は茫然自失の状態で、立ち去る彼女を見送った。\nあるいは、彼の捨てた失敗作こそが彼の最高傑作だったのかもしれない。\nもしくは、武器に定義される魂など、もとより空虚なものなのかもしれない。\nその晩、名高き刀鍛冶が隠居を決めてそれを公表した。一方でサルッツォファミリーのラップランドは、彼女のシンボルとなる武器を初めて振りかざした――\n後に、それは「幼き狼の牙」と称されるようになる。", 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"みんな、最初から仲が良かったわけじゃない。\nだけど、それも当然のことだ。\n最初の頃、ラーダは大抵何も言わずに、ソニアの後ろに隠れてた。アンナも調子がいいとは言えなかったし、自分の感情をなるべく抑え込もうとはしてたが、相当不安なのは見てわかったよ。ソニアは他のみんなを守ろうって責任感で毎日強く斧を握りしめてたけど、いつかその手を緩めちまう時が来るんじゃないかと思ってた。\nそんな雰囲気のせいで、みんなピリピリしてたな。しかも何よりまずかったのは、自分のやってることの良し悪しも、上手くやれてるかどうかも、誰にもわかりやしなかったことだ。\nラーダは自分も役に立ちたいと思ってたみたいで――毎回ソニアに守られてばかりじゃ、いつか捨てられやしないかって怯えてたから――食べ物を探しに行ったりしてたが、なかなかうまくいかなくてな。アンナはっていうと、この集団をもっと「安定」したものにしたくて、色んな人にしょっちゅう話しかけてたが、いつだって思い通りの結果は得られずじまいだった。ソニアは元気そうに振る舞ってたけど、時間が経つにつれて、身体の傷口は増えていった。\nみんな死に物狂いで何かできることをやろうとしてたんだ。まるでそうしてないと狂っちまうみたいに――ああいや、「まるで」なんて付ける必要はないのかもな。\n私に関しちゃ、最初から別にそこまで怖くはなかったんだ。でも、マジであんなとこでくたばるのだけは御免だと思ってた。それに、ソニアたちを失いたくもなかったな。私たちはもうすっかり友達になってたから。それで私も、自分にできることをたくさんやった――物資を集めたり、ソニアの代わりにろくでなしの連中を片づけたり、アンナに手を出そうとしてたやつをこっそりぶちのめしたりしてな。\nそうすりゃ少しは状況も良くなると思ってたが、結果的にはむしろ悪くなる一方だった。ラーダとアンナの視線がなんだかよそよそしくなって、ソニアからは時々じっと見られるようになってさ。その時分かったんだよ、私はあいつらのやることを奪っちまってるんだって。\nでも、ああいうのは元々私の得意分野なんだから、私がやっちゃいけねぇ理由なんかないだろ?\nもちろん、私はそんなことでいちいち目くじら立てねぇし、ラーダやアンナも別にそれを理由に何かしてきたりしなかった――あいつらがいい奴なのは分かってたし、あの頃の私たちはまだ付き合い方がわかってなかっただけだ。でもある日、ソニアが他の連中とケンカして、制服が思いっきり破けちまった時、私が見つけた裁縫セットでアンナが服を直すのを見て、なんだか急に、自分のやるべきことを悟ったんだ。\n私はこっそり倉庫に入ってコートを何着か持ち出すと、それをアンナに渡した。そうして、最近寒くなってきたから、これをもっと寒さに強い服に仕立て直せないかって聞いてみたんだ。案の定、アンナはそう頼まれて喜んでるみたいだった。\nそれから私は、今度はレユニオンの料理器具を盗んで、ラーダに渡してやった。もっと料理がしやすくなるようにな。もちろん、あんまり目立つのもよくねぇし、こっそりやれよって伝えたが。そしたら、ラーダもすぐ、笑顔を見せてくれたよ。\nほかにも、全員分の護身に使えるもんを取ってきて、ソニアと相談しながら改造したりもしたな。そんな時、私は胸を叩いてソニアに言ってやったんだ。欲しいものがあれば遠慮なく言え、私が取ってきてやるってな。それを聞いたソニアは、しばらくじっと私のことを見つめてたが、最後はうんと頷いてくれた。\n思い返せば、本当の意味で学生自治団の最初の形ができあがったのはあの時だったんだと思うよ。", 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"『荒野用携帯気付け薬:製法と使用法、及び薬効説明』\n【製法と使用法】\n1.茹でた枝豆を用意する。(塩水で茹でたものではなく、そのまま茹でた枝豆を使うこと。枝豆の殻は剥かずにおく。)\n2.枝豆を冷凍できる設備を用意する。(適切な温度で冷やすことができるため、ここでは自前の枝豆ケースで行う。)\n3.電気を流すための設備を用意する。(漏電の具合が適度であるため、ここでは「相棒」を用いて行う。)\n4.電気を流す設備の電圧を下げ、枝豆に電撃を複数回加えて、枝豆内部の汁に僅かな電流を含ませる。\n5.必要な時に食べる。\n【薬効説明】\n荒野で意識を明確に保つことは相当困難だ。果てなく続く平原に、吹き荒ぶ砂嵐、活性源石雲が空に映し出す光、そして風が源石クラスターに吹き付ける際に出る風切り音。そうした環境に身を置くと、人は容易く感覚を狂わせ、呆然自失の状態に陥るうえ、間近に迫る危険に気付けなくなることがある。\nそんな時に殻付きの枝豆を咀嚼すれば、枝豆の産毛が持続的に口内を刺激し、神経を活性化させてくれる。\n冷凍しておけば、歯茎を刺激し、意識をはっきりとさせてくれる。\nまた枝豆の汁は僅かに帯電しているため、軽く電気に触れるのと同じ効果を与え、知覚を呼び覚ましてくれる。\nこうした適度な刺激を与えることで、人は正常な感覚を取り戻すことができる。でなければ、荒野で生き残ることはできない。\n\n「これはまた、えらく真面目な説明書だねえ。」\n「何度も一から説明するのはさすがに面倒だからな。しかし、また他の連中に妙なことを言いふらしたのか?レオンハルト。ここ数日、俺に『荒野で意識を保つ秘訣』を聞いてくる奴が後を絶たないんだが。」\n「なるほど、君が書いたこの説明書があれば、そういう人の相手をせずに済みそうだね……それにしても、君のああいう変な趣味に、本当は実用的な価値があったなんて知らなかったよ。」\n「それは枝豆のおいしさと、電気の気持ちよさを得る上での単なる副産物だ。」\n「まあ、君がそれで満足なら特に文句はないけどさ。これでも、最初は心配してたんだよ?俺の護衛中、ちゃんと意識を保つために無理やりその『趣味』を続けてるんじゃないかって……」\n「俺がそんなことをする奴に見えるか?」\n「全然。君が初めて殻付き枝豆を食べた時のこと、覚えてる?当時の君は、食べる時に殻を剥く必要があること自体知らなかったよね。こっちはそのまま食べて大丈夫かってヒヤヒヤしてたけど、君はむしろなんだか楽しそうでさ。」\n「覚えているさ。採掘船が荒野で故障を起こした時だったな。船が辛うじて近場の採掘場までたどり着いた時には、全員ひどく腹を空かせていたものだ。当時は、食べた後にここまで意識を覚醒させてくれる食べ物を初めて知ったから、すごく嬉しかったな。」\n「それじゃ、結局意識を保つために食べてたってこと?さすがにちょっと心配だなぁ、大丈夫かエアース。」\n「違う。あれを食べるのは、枝豆がおいしくて、電気が気持ちいいからだ。」\n「……まあ、君がそう言うなら何も言わないけどさ。」", 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"少年は他人が向けてくる好奇の目を――特に、彼が携帯するノートに向けてくるその視線を、まるで意に介さなかった。\n「センセーが書けって言うからさ。」\nしかしこうした会話の中では、彼は距離を感じさせるようないつもの笑みを浮かべ、心の奥底にある無関心を隠そうともしない。\n「センセーは、もっと記録を取ってほしいみたいなんだよね。」\n彼はまた、知っていた。自分がノートに書いた内容について、他人が陰でどんな噂をしているかを――\n「アレーンのノートって、あいつが殺した敵の名前が書かれてるらしいぞ。ドクターから、死んでいった一人ひとりのことを覚えて、その人たちの価値を理解するように言われてるんだと。」\n「あいつが使ってるインク、自分で調合したすごく強力な毒が含まれてるんだってな。ノートを盗み見した奴らは、全員その毒で……」\n「俺としては、あのノートには絶対人に見せられないようなことが書いてあると思うね。たとえば、人体実験のデータとかさ。この前だって、あいつ捕虜に対して――」\n「あの子はただ人生に悩んでるだけの普通の若者だと思うけどな。きっと、そういう悩める気持ちを日記に綴ってるだけでしょ。」\n周りはそうして好き勝手推測していたが、少年は彼らの言葉を一笑に付した。\n彼は机の前に腰かけると、ノートを開く。\n鋭すぎるナイフでも抜き取るかのように透明な万年筆を手にすると、猛毒を含んでいるかのように色鮮やかな手製のインクにペン先をつける。\n「君には、他人からの指導だけでなく、自分自身の出す答えも必要だ。」\n「君が伝えたいことを、そして自分に伝えてやりたいことを書き残すといい。」\n命を奪う銃。芳香を帯びる毒。おぼろげな声。いつまでも心の奥底に潜む、残酷さと悪意……\n彼がふと我に返ると、ペン先はまたノートを突き破っていた。鮮やかな色彩と、雪のように白い紙は、まるで敵の手足が血にまみれているその時のように混ざり合い、底なしの渦を作り上げていた。\nアレーンはふっと軽く笑うと、なんの躊躇いもなくそのページを破り捨てる。\nそうしてノートを閉じると、懐にしまった。", "typeIcon": "lor-y", "typeName1": "LOR", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", 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"uniequip_002_frostl", "uniEquipName": "止まないビート", "uniEquipIcon": "uniequip_002_frostl", "uniEquipDesc": "リュックの内ポケットの二列目に入れてある。リュックを洗濯する際は必ず取り出すこと。\n――フロストリーフの私有物。勝手にとらないように。\n予備用テープNo.2 曲リスト\n総再生時間:36:00\nA面\n1.目を閉じて-イージーレインドロップ 3:27\n2.シエスタよ背伸びをして-ケープピアニスト 3:20\n3.緑のゆず-イージーレインドロップ 3:11\n(横に丸い果物が描かれている)\n4.音を立て過ぎゆくは夜-マックスD.C.児童合唱団 3:30\n(それまでと色の違うペンで「小さい頃に聞いた曲、ずっと探していた」と書かれている)\n5.地下トンネル、地に落ちたコーン-ベスグランデ 4:32\n(読点の下に瞼を閉じた目が描かれている)\nB面\n1.我が災難-ノンビリバーズ 5:31\n(隣に赤く塗られたハートマークが描かれている)\n2.無罪宣告-ファイアアックス 4:37\n3.■■■■-■■ ■:■■\n(何重にも塗りたくられており、横にはまた違う色のペンで「リズムが合わない、これだとケガをする」と書かれている)\n(すぐ下では違う曲名に向けて矢印が書かれ、「ストームライダー-ファイアアックス 4:00」と書かれている)\n4.涙を取り戻して-ファンタジーレルム 3:30\n\nこれは私が作った二つ目の予備テープ。一つ目は水浸しになって、再生できなくなってしまった。\n今回作り直すにあたって、B面の曲を一つ換えた。元々入れていた曲はリズムが合わず、それに合わせて斧を振るえば呼吸が乱れてしまっていたからだ。\nしかし、曲を換えたことで総再生時間が22秒減り、テープの尺が余ってしまった。このままでは、リピート再生中に空白の時間ができてしまう。\n私が頭を悩ませていると、どこかの宿舎から楽器を練習する音が聞こえてきた。その傍らでカチカチと鳴るメトロノームの音がとても心地よく感じた。\nそこで私は、廊下で録音のボタンを押し、余った22秒の尺をメトロノームの音で補った。\n誰が演奏していたのかは分からなかったが、とても感謝している。\n今や私は、たくさんの文字を書けるようになった。だからこうした出来事を記録しておくことにする。\n医療部のオペレーターからも、自分の気持ちをなるべく多く記録しておくよう勧められたが、常に変化し続ける気持ちをどうやって文字にすればいいのかわからない。\nテープにA面とB面があるように、気持ちというのも色々で、いつもコロコロと変わるものだ。\n私は、気持ちの変化が刻むそのリズムが好きだ。まるでドラムビートやメトロノームのような、それが。\n一人でいる時の静かなリズムも、任務を行う時の激しいリズムも――すべては私だけの、決して止まることのないリズムだ。\nもうこのメモには書くところがないし、この辺りにしておこう。", "typeIcon": "lor-x", "typeName1": "LOR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_193_frostl", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_frostl_1", "uniequip_002_frostl_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, 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"uniequip_001_lolxh", "uniEquipDesc": "羅小黒は中距離から敵を攻撃する戦術に秀でている。 \n外勤部門の決定に基づき \n外勤任務においては前衛オペレーターとして区分し、領主の責務を担う。 \n特別に本記章を授与し、 \nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_4067_lolxh", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1730358000, "uniEquipShowEnd": 1730358000, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#91472b" }, "uniequip_002_lolxh": { "uniEquipId": "uniequip_002_lolxh", "uniEquipName": "毛糸玉", "uniEquipIcon": "uniequip_002_lolxh", "uniEquipDesc": "『医療部日誌』より抜粋\n今日は未成年のオペレーターたちの健康診断でした。子供というものは大抵いたずらっ子ではありますが、昨日健康診断だった暴れん坊たちと比べれば、今日のお喋りなちびっ子たちはまだお利口で可愛らしいと言えるでしょう。ほとんどの子の鉱石病はまだコントロール可能な範囲で、病状によって作戦能力を失っていた子たちも徐々に回復しています。\nその一方で、非感染者の子たちに関しては、一連の細かな検査を経て、一部の子に急激な体重増加が起きていることを確認しています。これまで劣悪な成長環境に置かれ栄養失調に陥っていた子供たちが、ロドスに来て十分な栄養を摂取したことで、体重が急増したと考えれば理に適っているでしょう。\nとはいえ、シャオヘイさんの体重変化には違和感を覚えました。食事の摂取量は至って普通の範疇ですし、彼と仲の良いアグンさんやシャオバイさんに聞いてみても、シャオヘイが暴飲暴食しているところは見ていないとのことでした。また、任務外でもトレーニングで身体を動かす習慣があるため、シャオヘイさんの運動量は非常に多いほうです。\n以上二点を考慮すると、潜在的な発病リスクによって問題が起きないよう、シャオヘイさんの体重増加は要観察と思われます。つきましては来週、より専門的な検査を手配し、要因の洗い出しを行うことを推奨します。\n\n『医療オペレーターの日記』より抜粋\n一日中働きづめで本当にくたびれた。首も腰もバキバキだし、宿舎に戻って横になったらもう何もしたくない。\n治療への協力をかたくなに拒む患者たちや、入ってくるなりそこら中走り回るやんちゃ坊主。彼らの相手はもうたくさん。\n卒業したばかりの頃は、胸いっぱいの使命感を抱いていたのに、今はもうただただ死にそうだ。\n朝、医療部に向かう途中で、またあの黒ネコに会った。いつもそこに現れるから、同僚たちもよく見かけてるらしい。あの辺りで日向ぼっこするのが好きなようで、通りすがりの人は皆あの子をじゃらそうとするんだけど、全然取り合ってもらえない。ペット用の缶詰やおやつがあっても、まるでダメ。でも、なぜだか人用のおやつがあれば少しは構ってくれる。\nクールな子だけど、みんなあの子にもう夢中。特に最近はあの子の話題で持ちきりだ。\nもちろん、私もあの子に夢中なんだけど。\nあの子は周りを気にせずただおやつを食べてるだけなのに、その姿は仕事で疲れた私の心を癒してくれる。\nだから私はいつもおやつを持ち歩くようにしてる。明日はさらに、ちょっといいお菓子を持っていくつもりだった。でも医療部に来てみれば、同僚たちもみんなおやつを持ち歩いてるらしいとわかった。聞けばここ数ヶ月、知らないうちに色々な人があの黒ネコにおやつをあげていたらしい。\nどうりで太ってくるわけだ……はぁ、やっぱり明日はおやつの代わりに毛糸玉でもあげてみよう。", 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"フェンが行動予備隊A1の隊長に任命されたばかりの頃は、喜びと不安で胸がいっぱいだった。「皆の役に立てることはとても嬉しく思うけど、隊員を引っ張っていける力量が自分にあるか、不安でしょうがないんだ。」仲間に対して、彼女はこのように心のうちを吐露したことがある。\nそしてある日の夜、とある模擬作戦中に、行動予備隊A1が「全滅」するアクシデントが起こった。当時、フェンは相手の戦術に隙があることに気付き、自分が素早く動けさえすれば、敵陣に飛び込み火力を分散させることができると考えた。それが叶えば、火力を引き付けていたビーグルの負担を減らすと同時に、他の隊員にも敵の攻撃に対応できるだけの余裕を持たせられると思ったのだ。そこで彼女は咄嗟に作戦方針を変更し、戦友たちがこれまでの演習で取ったことのない戦術を使った。その結果――フェンは医務室で治療を受けるハメになったのである。\n「どうしてあんな無茶をした?」時間を割いて新人の指導にあたっていたエリートオペレーター、Aceが彼女にそう聞いた。\n「隊長である私が、部隊全体への責任を持つべきだと思ったからです。」\n「責任……ふむ、責任か。」\n「Aceさんが指揮官であれば、どうなさいますか?」\n「俺ならもっと確実な戦術を取るだろうな。」\n「それはなぜでしょうか?」\n「焦らず相手を観察して、経験を積み上げるべきだからだ。」\n「ですが、Aceさんはすでに、小隊を指揮するエリートオペレーターですよね……」\n「だからこそ、戦場で隊長が責任を果たすチャンスなんざ一度しかないと知っているのさ。」男はしばし言葉を止めてから、こう続けた。「俺たちはそれをきちんと活かさないとならん。」\n「理解に努めてみます。」フェンは続けてこう言った。「より良い隊長になれるよう、どうかご指導をお願いします!どんなに苦しい特訓でも、耐えてみせます!」\n「そいつはケガを直してからだな、若き隊長さん。」Aceは彼女に別れを告げると、部屋を後にした。\nその後、フェンは約束通り血が滲むような厳しい特訓を受けることとなった。そして、特訓の最後に、Aceはある箱をフェンに手渡してこう言った。「隊長には、冷静沈着でいられる平常心が必要だ。これからも長い時間をかけて、忍耐強さを身につけろ。この箱に入っているのは、それができるようになった時のご褒美だ。」\nそれから時が流れ……\nフェンは不意に我に返り、その場で自身の状態をもう一度振り返った。正式なオペレーターになったあの日、彼女はまだ備えと覚悟ができていないと考えていた。そして二度目の昇進をしたあの日も、自分にはまだその資格はないと思っていた。しかし今日、フェンは間もなくロンディニウムへと赴き、現地で戦うオペレーターの支援に向かおうとしている。これまでに彼女は、危険なものから気楽なものまで、そして長期にわたるものから短期で終わるものまで、様々な任務を何十回もこなしてきた。困難を乗り越えたことも、失敗したこともある。そうした経験を経て、彼女はようやく、心を磨く訓練過程を履修し終えたのだと思えるようになっていた。\n箱を開けてみれば、その中にはゴーグルと一枚のメモが入っていた。\n「お前が己の責任の所在をこの先もはっきりと理解し、たゆまず進んでいけるよう願っている。」", 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"夜が来た。アエファニルは夜を待っていた。彼は寝床の脇にある黒いカーテンを優しく押しのける。それは、母と年長のバンシーたちが彼のために編み、彼の小さな寝床に被せた美しいベッドカーテンだ。彼は着替えに時間を取られつつも、こっそりと寝室を離れ、音を立てずに長い石の廊下を渡り、露天の裏庭と道を通り、暗闇を追いやる揺れる灯りと蝋燭の火を通り過ぎていった。川辺への道を歩く中、月の残照と背後の明かりが、彼の足元に朧気な影を作り出している。周囲にあるものすべてが、子供一人の夜の冒険を演出してくれていた。\n日中、日差しが穏やかな時であれば、バンシーたちはまだ悩みを知らない幼きアエファニルを物語や河谷の中へといざなってくれる。日の光が筋となって差し込む森の中、遠く険しい山々に見守られながら、彼女たちは古の詩と美しい命を歌う。アエファニルも見事な装束を身にまとい、年上のバンシーたちの歌に合わせて踊りだす。長きにわたり伝えられてきた旋律の中から、古の英雄が遠征へと赴く足音や、木々が新芽を生やす息遣いが聞こえてくる。やがて、彼の意識も太陽と共に浮かんではまた沈んでいく。この大地は河谷の延長線上にあるもので、笑顔に溢れた故郷であり、尽きせぬ歌の在り処なのだと、彼は思っていた。\nふと、何かの鳴き声に気を惹かれ、アエファニルは我に返った。見れば、川の向こう岸で数頭の牙獣が一匹の瘤獣を森の奥へと引きずり込んでいるところだ。次の瞬間には、獣たちは彼の視界から姿を消してしまった。そして彼は、荒い息遣いと、水流の音に混じるおかしな音をも聞いた。それは、何かが引き裂かれ、そしてへし折られるかのような音だ。彼にとってはまったく新しい言葉であり、これまで聞いたこともない音だった。その中には何か今まで彼が触れてこなかった感情と意味が含まれているように思えて、彼は困惑した。\nそこでアエファニルは、懐から一本の骨筆を取り出した――彼がもらった誕生日プレゼントだ。それを使って、彼は空中に簡単な記号を描いた。それは文字というよりも、単純な落書きと呼ぶべきものだ。彼は彼自身の方法で、先ほどの言葉を記録しようとしていたのである。\n「我らが幼き英雄の大いなる冒険もここで終いだ。」幼いバンシーが振り向けば、年長のバンシーたちの装束が夜にきらめいていた。それはバンシーが紡いだ光の糸なのだ。\n「交わした約束は覚えておるか?アエファンよ。」\n「一人で巫術を使ってはならぬ、という約束か。」\n「宜しい。」一人の年長のバンシーが優しくアエファニルの顔に手を添え、頬を撫でる。「にも関わらず、何故行使しようと考えた?」\n「先ほど瘤獣が何を話したかを知ろうと……」アエファニルは顔を下げ、筆を持った右手を後ろに回し、それから筆軸を握ると親指で軽く筆先を押し、その筆を隠そうとした。\n「彼の者の言葉明かすこと叶わば、牙獣に連れ去らわれずとも済んだのではなかろうか?我が彼の者の言葉を知れば、その心情を汲み取り、救いの手を差し伸べてやれたやもしれぬ。彼の者が、かように我の胸を痛める声を発することもなかったのやもしれぬ。我は告げたいと望んだのだ。彼の者を気にかける者はここにいると。」アエファニルが先ほどの情景を思い返すと、困惑はたちまち苦痛へ、さらには一種の渇望へと変わった。\nそして束の間、周囲は静まり返り、風が起こった。\n「今宵より――」バンシーの王庭の主たるラケラマリンは静寂を打ち破り、一団の中から姿を現した。「我らがアエファニルの自由と修練を許そう。」と母は言った。「さは言え、今は寝ぬ時ぞ。」\n「母上……」アエファニルは母のもとへ行き、母は腕を伸ばすと、幼子の柔らかい手を取った。\nその後、バンシーたちは共に来た道を戻った。帰り道の最中、月光はアエファニルの小さな影を何倍にも引き延ばした。耳元では風に吹かれたケヤキや杉、そして松の木の葉がさえずって、バンシーたちは静かに道を進んでいく。夜の紺色と、立ち込める薄雲の明るい灰色のもと、渓流は漂う光を乗せて静かに流れていた。そこには黒い山谷に、銀に煌めく深い亀裂が走ったかのように、幾ばくかの心躍る勇気が湧き出ていた。", 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"砂丘の上に一つの鎧が立っていた。\n彼はもはや、自分がどこから来たのかすら忘れかけていた。身体もひどく損耗しており両足の長さは不揃いで、肩の鎧は片方失われ、そこから暗く空っぽな内側が露になってしまっている。\n剣もまた、折れていた。どうやら同族に斬りかかった時に折れてしまったようだ。奴は風車へと逃げ込み、日が暮れるまで手を下すのを待ってくれと懇願してきたのだ。その時になれば、自分の身体の中で遊んでいる子供たちも皆家に帰るから、と。彼はその要望に応じた。二、三時間などという時間は、彼らのような生命体にとっては取るに足らないものなのだ。彼は丘の上に腰を下ろし、日が沈むまで待つと、引き返して、唸り声をあげる風車を殺した。\n古の高塔深くに身を寄せる幽霊、大図書館の瓦礫に埋もれた書籍、舵取りのいない砂賊船、命をはかりにかける天秤……彼は魔王との約束を忘れてはおらず、長き旅を続けてきたのは、各地へ散り散りになった同族をカズデルへ連れ戻すためだった。そして彼自身が、その最後の一人なのである。\n視界に広がる果てしない金色は何だろうか?砂漠か、海か、あるいは無数に築かれてきたカズデルのうちの一つだろうか?\n鎧が沈んでいく。彼はもはや、記憶と歴史の境界線が分からなくなるのと同じように、身体と砂粒を区別できなくなっていた。このまま頭のてっぺんまで砂に覆われてしまえば、彼は完全に姿を消すことになるだろう。\n「カン、カンカン」\n頭上から何やら叩く音がした。\n羽獣が彼の頭に生えた草を食べ物として啄んでいるのかもしれない。\n「ガン――ガン――」\n彼を呑み込んだ砂丘が揺れ始めた。\nいや、揺れているのは砂丘ではなく、彼自身の身体だ。何者かが彼を足蹴にしている。その構えを見るに、どうやら彼を――最古のレヴァナントにして、カズデル最初の守護者であり、すべての魔王の側近参謀であった彼を、ボールのように蹴り転がそうとしているようだ。\n「貴様――」\n「喋れるの?だったら死んだフリなんかしないでちょうだい。あちこち回ってここまであんたを運んできてやったんだから、そろそろ役に立ってもらわないと。さもなきゃガラクタとして売り捌いてやるわよ!」\n「……目的はなんだ?」\n「あらまぁ、冷静なのね?昔図体がデカかった頃は、ひたすら『出ていけ』だの『憎い』だの『異種族め』だの宣ってたくせに。こっちはてっきり、あんたがあたしより読み書きに疎くて、それ以外の言葉を喋れないんじゃないかとすら思ってたくらいなのよ。」\n「よもや殿下がお選びになった人間が、こうも粗野な……」\n「口ぶりだけはそのまんまね。でも、口汚さを取り戻すのは後にして、それよりさっさと働いて。」\n「何を――」\n彼の身体が宙を舞う。\n「力加減は十分かしら?もっと爆薬を加えてやったほうがいい?」\n彼は飛んでいた。\n足元の砂丘を掠め、廃墟を飛び越え、そして――\nカズデルに。\n彼が二度と相まみえることのないと思っていたその場所に届くほど高く。\nこのまま飛んでいけば、彼はもうじきかつての王庭議事堂へと直撃するだろう。彼が一族の魂の残り火をもって、魔王イレーシュに誓いを立てた地に――\n「ウィシャデル、(サルカズ語)――!」\n「あらあら、そんなにご自分を呪いたいのかしら、あたしの愛しいご先祖さま?」若きサルカズは、声を上げて笑った。「さあ、もっと強烈にぶっ飛ばして、あのオンボロをきれいさっぱり片付けた後、一緒に――家に帰るわよ!」", 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"夜というのは、耐え難いものだ。特に、眠れずに寝返りばかり打ちながら、窓の外が明るくなるのを待つしかできないような夜は。朝の訪れを告げる仄暗く淡い光は、なかなか訪れない客人のようでじれったく感じる。唯一できるのは、待つことだけだった。\nラヴィニアは、幾度もそんな夜を過ごしてきた。くたくたに疲れて一日が終わっても、同じくらい疲れる次の日が待つばかりで――明日も裁判所は、上っ面だけの弁護人と、傲慢で横暴なマフィア、そして黙して語らない裁判官であふれかえっているのだろう。ガベルが振り下ろされるたび、法廷には朗々と音が響き渡るが。そんなものは遊園地で遊べるゲームと変わらない。いや、ゲームであればハンマーでプラスチック製の鼹獣の頭を思い切り打ち据えられるのだから、まだそちらのほうがマシなくらいかもしれない。\nこうしたつらい夜に苦しめられるたび、ラヴィニアは引き出しの奥底からしわくちゃの手紙を引っ張り出していた。それは彼女の車のワイパーに挟まれていたものだ。通常、そこに挟まれているのは脅迫や警告の類がほとんどだったが、時には例外も存在した。\nそれはとても短く、急いで書かれたらしい手紙であり、ラヴィニアが受け持った裁判での判決を――ファミリーが裁判所に突き出した身代わりに対して、彼女が無罪を宣告をしたことを非難する内容だった。そこには、非常に無礼な言葉を用いて、ラヴィニアが「自分の思う正義に基づく判決」を下したせいで、「自分は苦しむことになった」と糾弾する文章が並んでいた。こうした恨みつらみを向けられることにはもうすっかり慣れている。シラクーザでは、裁判官が正義のためにささやかな努力を試みたところで、大抵の場合思い通りの結果には繋がらない。たとえ法廷で一時的に公正が示されようと、裁判所の外に広がる闇夜がすべてを飲み込んでしまう。その無力感が、人の心を折るのだ。\nしかし、手紙の最後には、随分とためらったような痕跡のあとに、こう記されていた。「こんなこと誰も気にかけてないってのに、俺の潔白を主張してくれる人がまだいたなんてな。ありがとう。」 \nラヴィニアは何度もこの特別な手紙の差出人が誰かを推測してみたが、それは困難を極めた。というのは、同じような身の上の人間はいくらでもいたからだ。彼女はそうした人々の身の潔白を知っては、その無実を宣告してきた。だが、それが何になったというのだろう。差出人の言葉通り、そんなことは誰も気にかけていないというのに。\nそれでも、ラヴィニアはその手紙の差出人を探し続けていた。その理由は、ただ相手に面と向かって伝えるためだったのかもしれない。「私がいる限り、正義は孤独になどならず、一瞬で消えてしまうこともない」と。「私がいる限り、ガベルが打ち鳴らされた後には、夜を暴く暁のように正義が必ず訪れる」と。\nだがそれも、当人の検死報告書がラヴィニアのデスクに届くまでのことだった。そこには、死因について断定的な言葉で「自ら命を絶った」とあった。\nシラクーザが裁判官に与える結果がこれなのだったら、自分が追及する正義に一体何の意味があるのだろうか? \nけれども、彼女はしわくちゃの手紙を、「ありがとう」という言葉を受け取っていた。たとえその言葉が、取るに足らないものだとしても。たとえその言葉が、ランプの如く彼女のデスクに光をもたらすものではないのだとしても。差出人はあの瞬間、彼女だけが正義の守護者であると感じていたのかもしれない。\nだからこそ、孤立無援であろうとも、彼女は決して諦めるつもりはなかった。彼女まで諦めてしまえば、もうそれを気にかける人間はいなくなってしまう。彼女まで沈黙を選べば、声を上げる者がいなくなってしまうのだ。\n夜明けが訪れるまで、闇夜と付き合う方法は二つある。一つは、夜の存在を感じなくなるほど、それを自らに浸透させてしまうこと。もう一つは、闇の中でも夜に飲み込まれてはならないものをすべて探し出して、大切に守ることだ。\n何よりも譲れないのは、光を定義する権利なのだから。", "typeIcon": "uny-y", "typeName1": "UNY", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4065_judge", "tmplId": null, 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\n彼女はまだ覚えている。この一度は大きく進展したプロジェクトが、結局は悲劇的な結末を迎えたことを。細胞融合の臨界点に達したあと、それまで大人しく従っていた人工生物は急速にシーボーン化し、研究チームを飲み込んでしまったのだ。海巡隊は救出を断念し、艦隊を呼んで研究ドームを海底から完全に消し去ってもらうほかなくなった。 \n彼女はまだ覚えている。ホラーティア――自身の母が、このプロジェクトの過激な支持者であり、そのために言い争ったことを。だが今、グレイディーアはそれより過激なプロジェクトに身を投じようとしていた。彼女の前に、すでに数名の被験者が手術の過程で死んでいるという状況で。 \nエーギル最初の狩人は、このアビサルハンターが人工生物の二の舞とはならないと言っていた。我々はしもべではなく、海流を乗りこなす戦士なのだ、と。 \n――海淵がこの身体を奪おうとしても、私はなお、エーギルの人間であり続けよう。 \n「ハサミを。」彼女は簡潔に命令を下した。すると、リトル・ハンディがもう片方のアームで細長いハサミを差し出した。 \nグレイディーアは耳元から淡い金色の髪を一束持ち上げて、ハサミをあてがい刃を閉じた。今日を最後に、怪物の血は彼女の髪色を消し去ってしまうことだろう。 \n「きちんと保管して頂戴。手術が終われば、自分で回収するわ。」", "typeIcon": "hok-y", "typeName1": "HOK", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_474_glady", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_glady_1", "uniequip_003_glady_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": 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\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、呪詛師の責務を担う。 \n特別に本記章を授与し、 \nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_4079_haini", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1733191200, "uniEquipShowEnd": 1733191200, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#949dde" }, "uniequip_002_haini": { "uniEquipId": "uniequip_002_haini", "uniEquipName": "多機能型測量機・改良版", "uniEquipIcon": "uniequip_002_haini", "uniEquipDesc": "「ルシーラ、このパーツは何に使うものなんだ?」\n「ああ、それはカールアイロンよ。取り外すときは時計回りに回してね。逆向きに力を加えたら、折れちゃうから。」\n「一体どれだけカスタマイズしたんだか……それで、これは?」\n「この小瓶?サクッと風味付けをするのに使うのよ。気が向いたら発色剤に入れたりもするけど。」\n「まさか発色剤に使うようなものを飲んだり――いや、こんなこと聞かないほうがいいか?」\n「えっ、興味を持ってくれるほうが嬉しいわよ?」\n「俺の目的は君を喜ばせることじゃなく、君が持ってきたこの海流測量機を修理することなんだが。」\n「つまらないわねえ。」\n「ん?この『オケアノス』って文字、随分綺麗に刻まれてるな。特別な意味でもあるのか?」\n「ああ、それは測量機の名前よ。」\n「名前?測量機に名前を付けたのか?」\n「ええ。ドームの上でよく使ってるリトル・ハンディたちにもちゃんと付けてるのよ。聞きたい?」\n「結構だ。二百年前なら、こんな真似をすれば絶対に執政官会議の議題になっていただろうな。下手をすれば、歴史書に出てくるあのオクラトゥス執政官に散々批判されていたかもしれないぞ。」\n「まさか。深刻にとらえすぎよ……」\n「ここを見ろ。コアパーツがひどい壊れ方をしているだろう。多分修復するのは無理だ。五年持つように設計されているこの測量機を、たった半年で壊した理由は尋ねずにおくが……とにかく、これは処分するしかないな。必要であれば、文字の刻まれたパーツは外して記念にしても――って、何をしてるんだ?」\n「処分だけど。直らないならそうするしかないでしょ?あとで新しいものをプリントアウトすればいいわけだしね。」\n「わざわざ名前を付けるからには、多少思い入れがあるのかと思ってたんだが。このまま全部処分してしまっていいのか?」\n「これにホログラム式の演劇投影機能を追加しようかを考えてた時、ちょうど色々名作を見ていたから、ついついその劇に出てくる一番好きなキャラクターの名前をつけちゃったんだけどね。別に思い入れがあったわけじゃなくて、その名前で呼べばもっと生き生きしそうだなあと思っただけなの。」\n「じゃあ、カスタマイズしたパーツは?どれも自分で工夫したんだろう、惜しくはないのか?」\n「新しい測量機に替えないと、新しいパーツも付けられないんでしょ?これまでの発想にこだわりすぎて、新しいアイデアが思い浮かばなくなるほうがもっと惜しいと思わない?」", 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\n一日の努力虚しく調査が空振りに終わり、引き上げようとしていたその時、捜索隊が二つの青い影を発見した。戦闘態勢を整えた外勤オペレーターたちはアーツで入念に確認したのち、その警戒を解いた。捜索目標であるレイを発見したのだ。 \n彼女の傍らには荒野に住む駄獣がいた。厚い皮に刻まれたしわに青くおぼろげな光を揺らめかせ、その駄獣は荒い息遣いで踊るように巨大な身体をくねらせていた。一方、同じように青くおぼろげな光をまとったレイはただじっとしたまま、珍しく子供のように笑っていた。 \n【補足情報】 \nのちにレイは、「青くおぼろげなベンチ光」が蛍殻オリジムシの粉状のフェロモンから発されていたことを知った。これが皮膚に触れてしまうと、耐え難いほどのかゆみを与える。駄獣が「踊って」いたのはこのせいだったのだ。しかし、レイ自身は何ともなかったというのは……彼女の生理的耐性の測定結果が「優秀」なのは伊達ではないとでも評しておこう。 \n「それで、どうして急に船を離れたんですか?」 \n「クルビアの荒野に住んでる、大きな駄獣を見つけたくて。月の歩みと一緒に踊るところを、また見られたらいいなって。」 \n「ええと……それは、先日のダンスパーティーと何か関係が?ご老人と一緒に座っていたそうですが、そこに理由があるんでしょうか?」 \n「うん。あの人の目を見たから。踊りたいって目をしてた。それでふと思いついたの。駄獣を踊らせに行こうって。」 \n「……えっ?」 \n「ええと。」 \n「では、その方にはもう会いましたか?今回の経験をお話ししてみては?」 \n「会ってない……けど、話してもいいかも。よかったら……うちの代わりに、話してあげてくれる?」", "typeIcon": "hun-x", "typeName1": "HUN", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4117_ray", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_ray_1", 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"uniEquipId": "uniequip_001_udflow", "uniEquipName": "アンダーフローの記章", "uniEquipIcon": "uniequip_001_udflow", "uniEquipDesc": "アンダーフローは陣地を堅守し、敵の攻撃を阻むことに秀でている。 \n外勤部門の決定に基づき \n外勤任務においては重装オペレーターとして区分し、哨戒衛士の責務を担う。 \n特別に本記章を授与し、 \nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_4137_udflow", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1733191200, "uniEquipShowEnd": 1733191200, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#616b88" }, "uniequip_002_udflow": { "uniEquipId": "uniequip_002_udflow", "uniEquipName": "コーヒーベースの神経活性剤", "uniEquipIcon": "uniequip_002_udflow", "uniEquipDesc": "神経活性剤はある種のバイオ医薬品である。注射や吸入などの方法で使用でき、効果が現れるとしばらくの間感覚が鋭くなり、思考も活性化される。だが、神経活性剤は長期的に使用すると健康被害をもたらす。 \nコーヒーは陸の人々が製造し使用している、神経活性剤に似た薬物である。彼らがコーヒーを作る過程は非常に複雑だ。植物の果実を簡単に加工したのち、特定の手法で、特定の器具を用いて、特定の手順を守って多くの処理を経ていく必要がある。 \n完成したコーヒーは味と品質で細かく分類されており、その使用手順もまた複雑だ。陸の人々は通常、特定の時間、特定の場面において、経口でコーヒーを摂取する。この経口摂取の動作にも、細かい決まりが存在する。 \nだが、コーヒーが健康に及ぼす害は神経活性剤より大きいにもかかわらず、その効果は遠く及ばないという部分には疑問がある。私は標準量のシラクーザ式エスプレッソを連続で十杯服用してみたが、明らかな刺激作用は感じられなかった。これほど複雑な製造プロセスと使用手順を経たのちに、これほど効果の弱いものを作るのは何のためなのだろうか? \n…… \n系統立てた調査と研究を経た結果、コーヒーの製造と使用は陸の人々にとって特別な儀式のようなものであると私は結論付けた。複雑な製造プロセスには、何らかの意味があるのだろう。そしてその意味は味、あるいは品質という形で現れ、その服用時に使用者が感知しているものと思われる。特定の時間や場面で摂取するのは、その儀式の厳粛さを際立たせるためであり、服用時特定の動作をするのは、使用者に儀式性をより強く感じさせるためなのだろう。最終的に、使用者が「覚醒状態を保たねばならない」という精神的な暗示を受けることで、コーヒーの薬効不足が補われているのだ。 \n儀式そのものはきわめて複雑で理解しがたいものだが、精神的な暗示によって意識を覚醒させるという理念は参考に値するのではないだろうか?無論、エーギル人が多忙などの理由から生活リズムを崩し、神経活性剤を過度に使用せざるを得ない状況になった場合には、展望研究所が介入し、スケジュールの見直しや仕事量の調整を行うことで、神経活性剤の過度な使用を解消していくものである。しかし、創作物や自身の価値に対する特別な執念から、展望研究所の調整案を顧みず、かたくなに神経活性剤を大量摂取して創作物を完成させようとする人間もまれに存在する。こうした人々のための柔軟な調整手段もあるにはあるが、彼らの創作意欲が高まっている時期を上手く乗り越えられるようにするべく、我々にはやはり、覚醒作用が同程度で、危険性がより低い神経活性剤が必要なのだ。技術的な手段によって神経活性剤の副作用を和らげるための研究は着々と進められている。だが、陸の人々の精神的な暗示による覚醒法と、神経活性剤を結び付けてみることもまた、方法としてあるのかもしれない。うまくいけば、神経活性剤の濃度を下げつつ覚醒作用を保証することもできるはずだ…… \n実験の成果を、あの人にも一つ残しておこう。きっと役立ててくれるはずだ……彼が戻った時、撃ち殺さずに済めばの話だが。", "typeIcon": "spt-x", "typeName1": "SPT", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4137_udflow", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_udflow_1", "uniequip_002_udflow_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { 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\nここには火がある。その温度をイフリータはよく知っていた。火の温度は記憶の温度だと、彼女はそう考えている。 \nあのクソデブ野郎もまだここにいた。イフリータは、随分前に奴とケンカをしたことを覚えている。奴は、火は破壊の力であり、生まれながらにすべてを焼き尽くすものなのだと言っていた。それを思い出すと、あのクソデブ野郎が何か言うのがまた聞こえてきた気がした。 \n「黙ってろ。」イフリータは思わずそう口にしたが、その続きはあえて飲み込んだ。 \n――オレサマは今、火を使ってほかのことをしなきゃなんねーんだ。だからしっかり働きやがれ。 \nイフリータは熱が伝わってくるのを感じたが、それはもはや威圧的なものではなく、以前のように周囲のすべてを焼き尽くせなどと彼女をけしかけたりはしなかった。彼女が火と争うことはもう滅多にない。指先と炎から不意に炎が噴き出すことも、ほとんどなくなっていた。灼熱の夢を見ることは未だに時折ある。夢の中では黒焦げになった建物を烈火が飲み込んで、親しい人々を火の海へ沈めていったが、イフリータはすでに、それがただの夢であって、夢の中の炎は自分やほかの人を傷つけることはないのだと知っていた。 \nイフリータは、そんなことが起きるのを絶対に許さないのだから。 \n悪夢はイフリータ自身に端を発するものではないのだ。 \n彼女は、火が丸く滑らかなガラスの塊を包み込み、それをゆっくりとオレンジ色に染めるのを――炎が空気を含んで膨らみ、融けたガラスに徐々に四肢が形として現れるのを見つめていた。クソデブ野郎の腕前もなかなかのもんだ、と感心しながら。そのうちに、炎の中で小さなフェリーンが形作られていくのが見えた。 \nロスモンティスは、自分の夢に出てくる場面について、よくイフリータに話してくれていた。なんでも、彼女の冷たい悪夢には実験室が出てくるそうだ。その壁一面には奇妙な装置がかけられ、部屋の外には長い廊下が続いているという。そして、その壁がジャガイモのように切り開かれたり、天井や床が引き裂かれたり、鋼鉄や配管がくしゃくしゃに丸められたりして……さらには夢の中の彼女は孤独ではなく、そばにドクターやミュルジス、イフリータがいるのだとロスモンティスは語った。悪夢の中では、友が皆危険にさらされており、彼女がその危険を取り除かねばならないそうだ。そうした悪夢にはいつも結末がなく、誰かに会って何かを終わらせなければならない気はするものの、その時になれば毎回目が覚めていたらしい。 \nイフリータは以前、ライン生命とロドスの関係者から聞いたことがあった。ロスモンティスは今、自分の認知を再構築している最中なのだ、という話を。彼女はとても頑張っていて、自分の記憶を懸命に組み上げようとしているのだ。前にビーチで、砂のお城を作っていたあの時のように、つらい記憶も必然的に砂のお城の一部になっていくのだろう。 \nしかし、記憶というのはそれほど冷たいものであるべきではない。彼女が再びそれに触れる時が来たなら、少なくとも自分たちは、友の手のひらに触れてやることができる。抱きしめた友の暖かさを感じさせてやることができる。記憶の温度は、火の温度であるべきなのだ。 \n「とにかく、その夢の最後には、友達がみんなで待ってるってことだけ覚えとけばいいんだよ。」イフリータはロスモンティスにそう伝えた。 \nその後、ロスモンティスの枕元には、熱成形されたガラス細工の小さなフェリーンのオブジェが増えた。暖かな火は、今も彼女の心の中で光を放っている。", "typeIcon": "bla-d", "typeName1": "BLA", "typeName2": "D", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_134_ifrit", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, 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"その夜のロコモティヴァシティには、得物を手にしたならず者が至る所でうろついていた。彼らのターゲットはといえば、路地に隠れている。\n「聞けアオスタ、俺に考えがある。カツラ被って衣装に着替えて、サーカスに混ざって街を出よう。」\n「シッ、静かに。路地から頭を出さないでください。」\n「おいこら、ちゃんと聞け。俺だって頭働かせてんだからよ。たった今、ロコモティヴァで一番凶悪なドンの顔に――あいつの行いを考えりゃ当然の報いだが、パイ弾をぶつけてやった以上、俺らは後には引けねえんだ。とはいえ俺らは文無しで、おまけに迷子だってのに、街中俺らをひき肉にしようとしてる連中で一杯になっちまった。早いとこなんとかしねえと、このままじゃおしまいだぜ。」\n「別に道に迷ったわけではないですよ。ここはバー・バロンの裏通りです。向かいには、ひとまず身を隠せそうな廃倉庫もありますし、そこにはまだ使える固定電話があるのも確認済みです。」\nアオスタはポーチから街の地図を取り出した。\n「このぐにゃぐにゃした線は?」\n「僕たちの逃走ルートです。今はこれに沿って逃げてきたところですよ。」\n「なあ、ブローカ……こいつがこんなこと計画してたの知ってたか!?」\n「いいや。だが驚かない。」\n「で、固定電話で誰に電話すんだよ?」\n「前に薬をくれた方に。僕たちの車は、まだ彼の所にありますので。」\nそう言って、アオスタは『オペレーター・スケール ロドス・アイランド製薬』と書かれた名刺を取り出した。\n「マジで助けてもらえんなら、その礼にあいつの面白みのねえオフィスの改造を手伝ってやってもいいな。」\n「前のような逃避行はもうたくさんなんです。」アオスタはポーチから更に数枚のコインを取り出した。「次もあるだろうと予測がつくからには、準備しておくのは当然ですよ。」\n「アオスタ!改造用の金なんかないとか言ってなかったか!?お前隠してたのかよ!そのポーチ、他に一体どんな隠し玉が残ってんだ?どうせ美味いもんは出てこねえだろうけど。はぁ……腹減ったな。お前が言った廃倉庫で肉焼けねえか?」\nアオスタはまたもポーチを開け、地味な包み紙のキャンディを二つ取り出した。\n「おいマジか!もう二度とお前のこと母ちゃんみてえだとか言わねえって約束するわ!けど……二つしかねえのか?俺らに渡しちまったらお前の分がなくなるんじゃねえか?」\n「お腹が空いていないので。」\n「やっぱ母ちゃんが言うようなことだな……」\n「黙って食べなさい。包み紙まで剥がせとは言わないでしょう?」\n「へいへい……」\nがさりと音を立てて、包み紙が地面に落ちる。その後、キアーベの表情は感激から困惑へと変わり、そして歪んだ。\n「おえっ!なんだこのクソみてえな味!」\n逃走劇が始まって以来、ずっと真面目な表情をしていた白髪のループスは、そこでようやく笑みを浮かべた。\n「鼻クソ味のキャンディです。あなたの無駄な食欲を抑えるためのものですよ。」\n言うと、彼は人差し指を立てた。\n「通りに出ている連中が減ってきました。二人とも、準備は良いですか?三つ数えたら、あの倉庫まで走りますよ。」", "typeIcon": "rpr-x", "typeName1": "RPR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_346_aosta", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_aosta_1", 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"「実際、フェデリコ先輩のバッグをこんなふうに漁って本当に大丈夫なんですか?」\n「これは定期検査だ。フェデリコが儀式に参加してる間に、装備に問題ないかチェックしてやってるだけさ。」\n「そもそもあいつの光輪がどうしてあんな感じなのかが気になるとか言い出したのはお前だろ。今さら興味なくなったなんて言わせないぜ。」\n「そ……それはもちろん、かなり気になってますけど、でもこんなふうにコソコソやるのは……」\n「じゃあ直接頼んで触らせてもらったらどうだ。で、あの光輪についてる装置が何なのかわかったら俺たちにも教えてくれ。」\n「……やめときます。あの人の冷たい表情を前にして、そんなことできるわけないですし。」\n「だよな。だから俺は、あれを感情増幅パーツみたいなものじゃないかと思ってんだ。」\n「バカ言うな。光輪に何かくっつけられる奴がいるなんて本気で信じてるのか?」\n「うちのお隣さんから聞いた話じゃ、そこんちの精神科に勤めてる奴のいとこの友達が、光輪に物をくっつけるのは不可能じゃないとか言ってたらしいぜ。最新技術がどうとかで。」\n「信憑性ねえ話だなあ……何日か前、俺が精神分析学の本で読んだことには、心の中で思ってることを、法がそいつの光輪に顕現させてるらしいぜ。思うに、フェデリコも深層心理では人と共感したいのに、生理的欠陥のせいでできないから、光輪に補聴器みたいな構造が生えてきてるんじゃないか。」\n「仮にそれが本当だとしても、補聴器の効果は大したことなさそうですね……」\n「よせよ。他人の感情なんかより、フェデリコなら銃のことのほうが気になるはずだろ。あいつの光輪はきっと弾薬のインジケーターで、残弾数を示してるのさ。」\n「道理で、フェデリコ先輩はいつも弾数を覚えてるんですね……」\n「んなわけねえだろ。俺は子供の頃からフェデリコとは知り合い――っつーか昔のあいつを見たことあるんだ。あれは執行人になる前からついてたぞ。」\n「ああもう、お前らときたら滅茶苦茶なことばっか言いやがって。光輪に物をくっつけてるやつなんかフェデリコ以外に見たことあんのか?」\n「はいはい、とにかくあれが何かの装置かどうかくらいはバッグを漁ればわかることだろ?ジアン隊長、それっぽいもんはあったか?」\n「普通の荷物しか入ってないな。カートリッジケースに水、それと傘……あいつ、光輪に付けてるやつは、このバッグに入れてないのか?」\n「ほら言ったろ、装置なんかじゃないって!」\n「聖徒になるって時にすら外したがらないなんて、どんだけ大事にしてるんだか。まさか教皇聖下にお見せしに行くつもりで――」\n「私に何を見せに来るのかね?」\n「聖下!?儀式は終わられたのですか?なぜこちらに……?」\n「それを聞きたいのはこちらのほうだがね。執行人二人に護衛隊長一人が持ち場にもつかず、公証人役場の見習いまで連れて、隠れて何をしているのかな?」\n「我々はただ、フェデリコ先輩の光輪についた装置が何なのかを知りたかっただけなんです!」\n「ああ、あれか。成長の証だとでも思うといい。」\n「せ、成長の証?なぜそれをご存知なのですか?」\n「知っていて当然だろう。私は十年以上あの子を見てきたのだから。フェデリコの身長が伸びるたびに、アンテナも増えておってな。最初はたったの一本だったが、今ではもう何本も生えて……もうこんなにも大きくなったのかと感慨深く思うよ。」\n「十年以上も……?では、まさか法は、その時からフェデリコを聖徒に選んでいたのですか!?」\n「そんなわけがなかろう。あの子は当時は、ただのフェデリコでしかなかったのだから。」", 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"ロドスの食堂にて。\n「みんな元気ー?特別番組『ロドスに響く謎の歌声を追え』!お送りするのは、みんなの友達カシャだよ!今日はさっそく、オペレーターへのインタビューから始めていこっか!ミナ、謎の歌声事件については聞いたことあるよね?」\n「えっと……あんまり聞いたことないです。」\n「今大注目の事件なんだよ!っていうのも、奇妙な謎だらけだからね。食堂ホールのスピーカーから、一週間連続で、毎日午前中の決まった時間に歌声が聴こえてきてるんだ。でも、その歌声を気に入った人が放送室担当に聞いてみても――音楽なんて流してないし、放送室では誰も歌ってないんだって!」\n「その時間は、船の上のほうのプラットフォームで壁を張り替えていたので……残念ですが、聞き逃してたみたいですね。」\n「それじゃあ頼みたいことがあるんだけどさ。発音と歌詞から言って、例の歌は、クルビア人のオペレーターが歌ってるはずなんだ!女の人の声で、こう聴こえてくるんだよ。『進め進め進め、ガガガと鳴らせ掘削機!開拓開拓開拓だ、都市の未来を切り拓け!♪』」\n「舞い上がったほこりが目にしみて――あれ?つい続きを歌っちゃいましたけど……」\n「そう、その歌!っていうか、声もそっくりじゃん!でも、あの歌はもっと元気があったんだよね!」\n「現場で歌ってるときに元気がないと、現場監督にサボリだと思われちゃいますから。それにしても、この歌を歌える人なんてほかに……」\n「――怪しいな。ミナは仕事中歌うのが習慣なんだよね?その上、謎の歌声が聴こえるタイミングはちょうど仕事をしてたんでしょ?仕事してた場所を見せてもらったらわかるかも。」\n食堂の上にあるプラットフォームにて。\n「やっほーみんな!あたしたちは果たして真相に近付いているのか、一緒に最後まで追ってみよう!ミナが直してるのはこの壁なんだよね?……って待って!今、何を見つけたと思う!?」\n「これですか?私のモバイルバッテリーです。工事が終わるまで置きっぱなしにしていて……」\n「あたしが言ってるのは、その上にある――カラオケ用のマイクだよ!」\n「えっと、それは息抜き用のやつなんです。この船窓からは、遠くの綺麗な移動都市が見えますよね?それを見てると思わず「開拓開拓」って歌いたくなっちゃって。でも、私のワイヤレススピーカーは壊れてるので、その音が下の階まで届くことはないと思いますよ。」\n「ん?あっ!」\n驚きの声を上げたカシャは、そのままマイクを掴んだ。\n「みんな!あの歌声の正体がついに明らかになったよ!謎の歌姫はなんと――」\nミナはその傍ら、困惑したようにマイクをいじる。それは目の前のワイヤレススピーカーに繋がっているはず、なのだが――実際には彼女のうっかりで「食堂ホール」のスピーカーに繋がってしまっていたようだ。\n「えっ……本当に、私だったんですか?」\n誰にも聞かれていないと思って、何も気にせず情感を込めて歌っていたことを思い出し、ミナは思わず顔を覆った。", 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\n「これもお願い。」ミトムはガムを一つ手に取り、支援オペレーターに渡すとこう言った、「それと、今は夜の八時を一分過ぎた。八時以降、フルーツと惣菜は半額だろ。」 \n支援オペレーターの顔に浮かぶ笑顔が固まった。画面の数字は急激に変動し、84.75になった。 \n群衆から歓声が湧き起こる。 \n「お待ちください!」支援オペレーターはまだ諦めていない。彼はミトムの尻尾に掛かる買い物袋を見つめて言う。「その袋、お会計まだですよね?」 \nミトムは顔色を変えた。「これは私物だっての!」 \n「見ましたよ!システィミルクに洗剤……少なくとも30龍門幣はあります。私はまだ負けていません!」 \n支援オペレーターが飛び掛かって、ミトムは尻尾を振ると、買い物袋が高く放り出された―― \nシスティミルクパックは空中で回転し、側面のヒンジが外れ、中に隠されていた刃があらわになった。洗剤ボトルは開かれて、はめられていたミニラジコンと予備エネルギー貯蔵ユニットがさらされた。 \n一瞬にして、刃や様々な金属工具が飛び散った…… \n「だから私物だって言っただろ!」 \n「あんな危険なものをミルクパックやボトルの中に隠している方が悪いんです!ほかの人みたいに普通の工具箱を使えないんですか?」 \n「これは『偽装』って言うんだよ!工具箱を持ってたら、中に武器が隠されてるって子供でさえわかんだろ。」", "typeIcon": "tac-y", "typeName1": "TAC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4147_mitm", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_mitm_1", "uniequip_002_mitm_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, 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"「五つ目の物語はこれにて終わりです。ご堪能いただけましたか?パーディシャー閣下。」\nきらびやかなサルゴンの宮殿にて。周りと一風違った出で立ちの、青い髪をしたレガトゥスは階下に立ち、玉座にどっしりと座るパーディシャーに一礼した。\n高い壇上では、豪奢な服に身を纏ったパーディシャーが控えていた侍従を手招きし、彼に耳打ちする。侍従は一瞬怪訝な顔をしたものの、すぐさま一歩前に出てその意志を代弁し、こう言った――\n「我が主は、貴君がもたらした物語にご満悦である。黒流樹海に斯様な遺跡があるということも、ヴィクトリアの古戦場に斯様な歴史が埋もれていたということも、主はご存知なかったとのことだ。貴君に免じ、遠き国のイヴァンジェリスタⅪ世と友好の契りを結んでも良いと仰られている。」\n「感謝申し上げます、閣下。」レガトゥスは微笑みを湛えて、へりくだりすぎてもいなければ高慢でもない態度で、サルゴンの宮廷儀礼に即した完璧なお辞儀をしてみせた。そしてくるりと身を翻し、退出しようとしたその時――侍従が再び声を上げた。\n「待たれよ。我が主は貴君に伝えたいことがあると仰っている。」\n「何でしょう。」\n「貴君には、宮殿に残り、残り九百九十五の物語を語ってほしいとのことだ。いかがかな?」\n「つまり――閣下は、私にレガトゥスをやめ、出仕してほしいと仰せなのですか?」\n「いかにも。宮殿に残りさえすれば、我が主は一生の富と栄光を約束してくださる。貴君はただ、その素晴らしい物語を日々献上するだけでよいのだ。」\nそれを聞いてレガトゥスは微笑み、こう言った。「ご好意には感謝いたします。ですが、あいにく気ままな生き方に慣れきってしまいまして、そうした栄誉はこの両肩には乗り切らないのです。」\nパーディシャーは再び侍従を呼び寄せ、何か耳打ちされた侍従も再び言葉を続けてくる。\n「我が主はこうお聞きになられている。『そなたはサンクタにとっての異分子であり、同族の者は二度とそなたを受け入れることもない。故郷もそなたを迎え入れはせぬだろう。斯様な相手のために、なぜ苦労して奔走するのだ?』と。」\nレガトゥスは少し考えてから答えた。\n「私が各地を奔走するのは、同族のためでもなければ、故郷に何かを認めさせるためでもありません。確かに旅を始めたきっかけには、とある旧友が関わっておりますが、今はただ、少々気になる話があり、それを確かめたいというだけのことです。」\n「『それはいかなる話か?』と仰せだ。」\n「あるご老人が、餞別代わりに話してくれたことでして……人々が照り付ける太陽のもとに集い、共にアイスクリームを頬張るという実におかしな話なのです。ただ、私は旅の途中でこの話の真意に少しずつ気が付いて――そうして理解を得たからこそ、これほどたくさんの物語を集められたのですよ。」\nそこまで話したレガトゥスは再び一礼し、こう言った。\n「ゆえに、より面白い物語を聞きたいと仰られるのならどうかお引き留めにならないでください。この場を離れて、さらに遠くへ旅を続けてこそ、一層興味を惹かれるような物語を集めて語ることができるのですから。」\n答えを聞いたパーディシャーは、それ以上引き留めはせず、宮殿の扉はいつまでも貴君のために開かせておこうと約束した。その扉を出たあと、ずっと黙っていた赤い髪の仲間は我慢しきれず口を開いて、隣の彼女にこう聞いた。\n「教皇聖下が本当にそんなお話を?」\nすると、青い髪のレガトゥスは、口角を吊り上げてこう言った。\n「さあ?どうだろうね。」", 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"ケルシーの特別限定記章", "uniEquipIcon": "uniequip_004_kalts", "uniEquipDesc": "ケルシーは特別な認証許可を得ている。\n外勤部門の決定に基づき、\n統合戦略行動において改良型戦略を駆使して敵に対処する。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。\n「戦略確認完了。Mon3tr、殲滅せよ。ひとり残らずだ。」", "typeIcon": "isw-a", "typeName1": "ISW", "typeName2": "A", "equipShiningColor": "purple", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_003_kalts", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": {}, "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" } ] }, "type": "ADVANCED", "uniEquipGetTime": 1737010800, "uniEquipShowEnd": 1737010800, "charEquipOrder": 4, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": true, "specialEquipDesc": "特定モード専用効果追加", "specialEquipColor": "0098dc", "charColor": "#c5de53" }, "uniequip_004_phatom": { "uniEquipId": "uniequip_004_phatom", "uniEquipName": "ファントムの特別限定記章", "uniEquipIcon": "uniequip_004_phatom", "uniEquipDesc": "ファントムは特別な認証許可を得ている。\n外勤部門の決定に基づき、\n統合戦略行動において改良型戦略を駆使して敵に対処する。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。\n「夜は静かであるべきだ。もしも誰かが手を伸ばしあの赤い緞帳をめくろうとしたら、その手を叩き切ってしまえ。」", "typeIcon": "isw-a", "typeName1": "ISW", "typeName2": "A", "equipShiningColor": "purple", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_250_phatom", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": {}, "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" } ] }, "type": "ADVANCED", "uniEquipGetTime": 1737010800, "uniEquipShowEnd": 1737010800, "charEquipOrder": 4, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": true, "specialEquipDesc": "特定モード専用効果追加", 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"十数年のもの間、彼を悪意から守ってくれた分厚い扉を開けると、ラズバールはいつものように扉の裏にかかっているじゃらし棒をつかんで、それを暗い部屋の奥に向けて振った。 \n一回、二回、三回と。 \n取り付けたばかりの宝石は、暗闇の中で断続的にかすかな光を放った。しかし、なじみの姿は現れなかった。ラズバールの手が空中で止まる。彼はふと思い出した。ミオがいつものように、部屋の隅から飛び出してくることはもうないのだと。彼は深いため息をつき、ゆっくりと棒を元通りに扉の裏にかけた。 \n「カタッ」という小さな作動音に伴って、柔らかな光が部屋の奥から暗闇を追い払っていく。ミナトハマイにおいても、いくらお金があっても買えないような貴重な宝石が、本棚や机に所狭しと置かれている。そうした宝石が色とりどりの光を屈折させ、このグランドバザールでも一番安全で人目につかない部屋の中に、幻のような光景を静かに描いている。 \nこれはすべて、ラズバールの一族が長年にわたり積み重ねた努力の「成果」なのだ。この宝石がよからぬことを企む者に盗まれないよう、ラズバールはこの部屋のれんがの一つ一つや隅々にあるほこりの状態まで、すべてをしっかりと把握している。 \nしかし、それはもう重要ではなくなっていた。彼はこれまで担ってきた使命から解放され、今や、自分を麻痺させてきたこの場所を離れるところだ。 \n出発前に一番大切なものをすべて持っていかなければ。それで、何を取りに来たのだったか。 \n彼は、はたと思い出した。いつかの自分とミオとワオが描かれた肖像画を探しに来たのだった。確かあれは、棚の後ろに置いてあるはずだ。あの時彼は、大人になった記念として何か残すべきだ、とミオとワオから強く要求され、肖像画という形を選んだ。しかし、いざ出来上がればすぐ、そこに隠せとワオが言ってきたのだ。「こんなに大きい循獣と雲獣がいていいわけないだろ!」とのことだった。それでミオが拗ねて、二日くらい何も食べなかったのを彼は今でも覚えている。 \nあとは……ミオに使わせていた爪とぎボードも持っていこうと彼は思った。この机の下にあるはずだ。それは彼がまだ小さい頃にミオが作った宝石枕で、それで寝ているとミオが寄ってきて添い寝をしてくれたものだった。そのうち、枕がミオの爪とぎボードになったため、彼はわざわざ枕を新しい毛布でくるんでおいていた。 \n無論、扉の裏にかけていたこのじゃらし棒もそうだ。もともとはワオがくれた伸び縮み棒で、カラクリ羽獣が一つ縛りつけられていた。幼い頃は、ミオがよくこの棒をくわえていくものだから、部屋の中で彼と追いかけっこをした…… \nこうした物のほかにあるのは、もはや彼にとって何の意味もないこの宝石の山だけだ。 \nラズバールは、すでに壊れたカラクリ羽獣を懐から取り出した。それはミオが幾度となく枕元で披露して彼を大笑いさせてくれた、「おもちゃに傷一つ付けずに丸呑みしては吐き出す」という芸に使われていた道具だった。しかし今や、ひっかき傷だらけのカラクリ羽獣は、ただ手のひらの上で静かに横たわっている。どうやら、ミオはもうあの芸を見せてくれる気はないようだ。 \nラズバールはダンボールから豪華な宝石を取り出すと、彼だけのわずかな思い出をその中に入れた。ダンボールを引きずる音と、扉が閉まる音が止むと、すべてが再び静寂に包まれる。 \n「いつまで見てるつもり?行くよ。」 \n足音が遠ざかったあと、そんな声が暗い部屋の隅で響いた。", "typeIcon": "sum-x", "typeName1": "SUM", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4140_lasher", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_lasher_1", "uniequip_002_lasher_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": 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"uniEquipDesc": "純燼エイヤフィヤトラは広範囲の治療を行うと同時に、\nオペレーターの元素損傷を回復させることに秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、放浪医の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_1016_agoat2", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1737010800, "uniEquipShowEnd": 1737010800, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#852529" }, "uniequip_002_agoat2": { "uniEquipId": "uniequip_002_agoat2", "uniEquipName": "残したい音声", "uniEquipIcon": "uniequip_002_agoat2", "uniEquipDesc": "【録音内容:溶岩の沸き立つ音】\nタイトル:火山の呼吸\nメモ:\n噴火が止んだ後は、またケラー先生と一緒にシエスタ火山に登って、最後のデータ採集を行いました。\nこの音を録音し終えた時、ケラー先生が突然、一緒に山頂で少し休まないかと提案してくれました。\n灰白色になった旧シエスタを眺めながら、目を潤ませた先生は、ヴォルケーノミュージアムの未来について、そして自分の引退計画を延期する可能性について語りました。先生も、私がこの先頻繁にシエスタを訪れられたらと思ってくださっているのはわかります――それも、火山の研究のためだけではなく、ということも含めて。\n\n【録音内容:音楽と歌声】\nタイトル:ケーキ屋さんで歌った歌\nメモ:\n随分久しぶりに、ここへ戻ってきました。町の時間は止まっていたかのようで、何も変わっていないようにすら感じます。\nですが、お母さんが好きだったケーキ屋さんが、改修を終えてリニューアルオープンしていることに気付きました。そのお庭には、即興の演奏をしている人がたくさんいました。\n懐かしいメロディーが聞こえて、よく聞きたいと近付いてみたら、なんと歌手の方が一緒に歌おうと誘ってくださったんです!残念なことに、私はもう歌詞を忘れてしまっていて、皆さんの発音もよく聞こえなかったので、真似して歌うこともできず、ただハミングするばかりでしたが……多分、音は外してなかったはず?\n\n【録音内容:学術討論】\nタイトル:大学の緑地での討論会\nメモ:\nシエスタ火山の観測資料を持ってウィリアム大学に戻ると、カーン先輩とほかの学者さんたちを見かけました。挨拶をしたんですが、カーン先輩はなんだか気まずそうで。気にしないでほしいと伝えようとしたのですが、それでもぎこちない態度のままでした。\n幸い、簡単な挨拶のあとはすぐ火山の研究に話題が移ったので、カーン先輩も緊張がほぐれたようです。\nおかげで楽しくお話しできました。そこが教室でも実験室でも会議室でもなく、大学の緑地にある小道だということなんて少しも意識しないくらいに。\n本当に、楽しかったです。\n\n【録音内容:幼い頃の映像の音声ダビング】\nタイトル:今でも覚えているあの願い\nメモ:\n大学を後にしたついでに、お家へ戻ってきました。\nカーテンを新しいものに替えて、もう必要のないものを整理していたら、小さい頃の映像が記録されたディスクを偶然見つけました。残念ながら映像自体はほとんどがダメになっていましたが、運良く音声には問題がなかったので、このテープにダビングすることができました。\nこれは、お父さんとお母さんがバースデーソングを歌ってくれて、誕生日のお願いごとを聞かれたときのものです。録音の中の私は願いを口にはしませんでしたが、今でも何を願っていたのか覚えています――\n今の私は、その願いを叶えている途中なんです。\n\n【録音内容:友人たちの笑い声】\nタイトル:みんなが歓迎会をしてくれました!\nメモ:\nお家のことが全部終わってから、定期検診を受けに久しぶりにロドスへ戻りました。するとなんと、みんなが歓迎会をしてくれたんです。\nプロヴァンスお姉さんとアンジェリーナさんが、クラッカーを鳴らす時に少し失敗して、ぬいぐるみの山を崩してしまっていました。そうしたらどこからか、ちびめーちゃんたちが湧いてきて、歓迎会が大混乱に……でも、みんなでいっぱい、いっぱい笑いました。\nみんなと過ごす日々が、もう少し長く続きますように。\n\n【録音内容:なし】\nタイトル:未定\nメモ:\n次回の実地調査用に残した予備テープ。\nチャンスがあれば、もっともっと録音したいです――溶岩の音も、風雨の音も、私の周りのみんなの声も。", 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\n前の手紙で聞かれたことについては、パパが確かめてきてくれたわよ。山奥のほうは先月雪害があったけど、幸い怪我人はいなかったんですって。パパったら、あなたが送ってくれた防災パンフレットを大事に持って、一軒一軒配って回ったのよ。そしたら、学校の先生がそのパンフレットを見て、あなたの字を褒めていたらしいわ。撥ねや止めが綺麗だって。それを聞いて、ママもすごく嬉しくなっちゃった。だけどその後夜になったら、なんだか悲しくなってきちゃって。ニンニンはもうお家を離れて、すごく遠いところにいるんだって実感したのよ。前だったら、書き取りの練習をしているあなたの手が疲れてしまっても、私が揉んであげられたけど、今では……ママにできることなんて、手紙の中でくどくど言うことくらいになっちゃったわね。でも、あなたは昔から賢い子で、今も人の命を救うためにいろいろと学んでるわけだから、自分の面倒をどう見るかなんてママよりずっと詳しいはずよね? \nそうだわ、この間おかしなことがあったの。来週は節句でしょ?うちのおチビさんたちがちまきを楽しみにしてるのはもとより、おばあちゃんもすごく張り切ってるのよ。お天気がいい時は、寝椅子で針仕事をしていてね。でも、目が悪いから、針に糸を通す時はやっぱり誰かが助けてあげなきゃいけないの。それである日、私が仕事の昼休みに家に戻ったら、おばあちゃんが不満そうにしていて。午前中何度も呼んだのに、全然来やしないじゃない、って言われたの。その時は何て言ったらいいのかわからなくなっちゃって、やれやれと思いながら笑ったものよ。それで結局、午後の仕事を休んで、おばあちゃんと一緒に匂い袋を二つ作ることにしたの。私は縫い針を持ったことなんてなかったから、刺繡はひどい有り様だったけどね。どっちか私の作った分かは一目でわかるはずよ。もしわからなかったら、匂いを嗅いでみて。中に干したエゾウコギが詰めてあるから。昔、あなたの枕の下によく敷いてあげてたあの薬草の葉よ。心を静める効果があるし、枕元にかければ、匂いもそんなにきつくないはずだから、これでぐっすり眠ってね。 \nこの手紙は出だしを私が書いて、結びはパパが書くことになってたんだけど、パパったら筆を咥えて何時間も机に向かっておいて、結局一文字も書けなくてね。夜が明けたらトランスポーターが来ちゃうから、全部ママが書く羽目になっちゃったわ。とにかく、家のことは何も心配しなくていいからね。私もパパも、仕事は順調よ。みんなあなたのことを話す時は、気丈で勇敢な子だって褒めてばかりいるわ。それと、最後にこれだけ。前にくれた手紙は、パパと一緒に何度も読み返しているけど、まだまだ読み足りなくって。 \nだから、時間ができたら、また返事を書いてちょうだいね。", "typeIcon": "wdm-x", "typeName1": "WDM", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_473_mberry", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_mberry_1", "uniequip_002_mberry_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31064", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31084", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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"彼女はその時、初めて母親と外勤のことでもめた。\n数ヶ月前、ある外勤のあとにマントを繕っていた母が彼女に、外勤はやめられないのかと急に聞いてきた。彼女は外勤に危険はないとわかってもらおうとしたものの、母はやけに頑なだった。そのせいで忠告が言い争いに発展し、その言い争いが何度も起きたことで、二人の心に突き刺さる鈍い棘となってしまった。そして今、背後から迫る叫び声を聞きながら、断崖を目の前にしたゾーイの脳裏に浮かんでくるのは、今回ロドスを後にしたときの母の眼差しだった。\n段々と追手が近付いてきたとき、ゾーイは崖から飛び降りた。矢が身体をかすめ、彼女ははたと気が付く。母からすれば、わかっていたのだ。マントの裾が擦り切れていれば、転んでケガをしたことが。穴が開いていれば、矢が急所をかすめたことが。そして、布地が裂けていれば、運良く腕を失くさずに済んだことが。\n母はその時、初めて外勤のことで娘に不快な思いをさせてしまった。\n外勤の安全性についてどれほど娘が説明してくれても、彼女には不吉な夢を振り払うことはできなかった。そして今、部屋のドアを開けた彼女の前には、ゾーイが立っている。そのマントはボロボロで砂だらけだ。\n彼女は突然後悔した。自分は看護を受けている病人にすぎない。すべてをうまく手配してくれているのは娘なのだ。現状では、もはや二人の生活は、自分をゾーイが支えることで成り立つものではなく、むしろ自分がゾーイを支えることで成り立つものになっていた。\nゾーイのマントを脱がせた母は、この前のことは自分の考えすぎだったと伝えた。しかし、ゾーイはその話を受け流して母の手を引き座らせると、マントの破損個所について一つ一つ説明をした。木の枝や砂利、時には鱗獣にひっかけて裂けた場所や……矢で引き裂かれたところまで。\nゾーイは母が首を横に振って見せるのに気付いていた。それは制止よりも懇願に近しい表情だった。けれども、ゾーイは話し続けた。誰にも救われず奴隷に身を落としかけていた感染者の男性のことから、奴隷商人が憂さ晴らしに放った矢のことまでを。\n「わたしたち、外勤任務のたびに、お父さんと似た境遇の人たちを助けてきたんだ。その人たちは、誰に知られることもないままいなくならずに済んだ分、お父さんよりはちょっとだけ幸運だけど、それでもみんな大変な思いをしてて……ただ、マントの穴は、武器でやられたものばかりじゃないんだよ。ほら、今回も矢一本だけだったし。自分の身はちゃんと自分で守るって約束するから……安心してもらえないかな?お母さん。」\nゾーイは唇を噛んで母を見つめた。母は、悲しみと誇りの入り混じる表情を浮かべていた。そうして最後には、黙ってゾーイの頭をぽんぽんと叩き、彼女の着ていたマントを脱がせて、直しておいたマントを肩にかけてくれた。\nミシンの音が響き始める。丁寧に繕われたマントを羽織り、ゾーイは母の部屋から静かに出ていった。刃に引き裂かれた箇所を、鱗獣のせいで裂けたと偽ったことを内心で詫びながら。\n彼女の背後で、ミシンの音が一瞬止まった――引きちぎられたにしては、裂け目が妙に滑らかであることに母が気付いたのだ。そしてそのあとは、またそれまで通り、悲しみと誇りの入り混じったようなミシンの音が再び響き始めていた。 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"この鉱石灯には、各地で手に入れた石がちりばめられている。\nこれはイェラグで採れる氷晶石。あの時、特別対応で駄獣のベビーシートに座らされていたチェストナットは、レンタルしてきたコートの前を強く閉め直した。レンタルとは言うものの、実際には一番小さいサイズでも裾が地面についてしまうため、店主は気前よく無料でそれを着せてくれていた。そうして長い登山の末、一行は日の出の時刻に山頂にたどり着くことができた。淡い金色の陽光が氷晶石越しにチェストナットの顔を照らす中、彼は人々に高々と持ち上げられ、歓声の中に埋もれた。\nこれはレム・ビリトンの黄鉄鉱。あの時、元々彼は間欠泉の見学に訪れただけだったのだが、ちょうどかつてないスケールの噴出が起き、近辺の坑道が陥落してしまったところに居合わせた。チェストナットは逃げ惑う人の群れをかき分け、医師の資格証明書を掲げながら人波を逆行していった。そうして、ひと晩中治療にあたった彼は、坑夫たちが差し出す煤のついたお金を受け取ろうとせず、代わりにきれいに形を整えられた黄鉄鉱を一つもらうことにした。\nこれはサーミの木の根の化石。あの時、旅を続けるうちに極北まで来ていたチェストナットは、次に向かうべき場所がわからず、現地の人にこの化石で占ってもらうことにした。その人曰く、何千万年も地下に埋もれていたこの木の根はこう言っているそうだった。「君の想像よりも、大地はずっと広大だ。立ち止まるな。」\nこれは炎国の璞玉。あの時、チェストナットは今にも殴り合いを始めそうな若者たちと出会った。そこで彼は、若者たちを温かい料理の並ぶ屋台に座らせ、璞玉を質に入れて得たお金で地元の料理を奢ってやった。おいしいものを食べた若者たちは、肩を叩き合って和解すると、金を出し合い璞玉を買い戻してくれた。人々の争いがすべて今日のように簡単に解決できればいいのに、とチェストナットは思った。彼は医者として、喜んで人を救いたいと思っているが、無意味な争いで血が流されるのは見たくないのだ。\nこれは琥珀の結晶。あの時、チェストナットは、クルビアでこの昆虫が包み込まれた琥珀を見つけた。アーススピリットとエイヤフィヤトラによる鑑定ののち、中にいる昆虫はサルゴン一帯にしかいないもので、なぜクルビアにこれが現れたのかは彼女たちにもわからないとのことだった。そして今、三人は荒野を突き進むロドス本艦に乗っており、前方にはサルゴンの果てしない砂漠が広がっている。\n琥珀を返してもらったチェストナットは、そろそろ故郷に戻ってみようとそう思った。\nその後、地底に戻った彼は、再び馴染み深いガレ場の前にやってきた。湿った石壁には灯光茸がちらほら生えており、チェストナットは背伸びして、その灯光茸と背比べをしてみた。すると、小さな頭が彼の周りに集まってきて、地上で見聞きしたことを聞かせてもらおうと待っている。\n並んだ鉱石灯が発する様々な色の優しい光が、好奇心に見たたくさんの目を照らしていて、幼い頃を思わせる。唯一違うのは、自分がお話を聞かせる側になったことだけだ。チェストナットはつい笑った。\n「この鉱石は、どれも違う川や湖、山や谷から採れたものなんだ。どのお話を聞いてみたい?」", 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"あの音を、今でも覚えています。\n存在しない野原を山風が吹き抜けて、私たちのそばで青草がかさかさと音を立てたことを覚えています。\nあの小川が私たちのすねが浸かるくらいの深さで、身体のそばを、川床を、さらさらと流れていったことを覚えています。あの時は、鱗獣が足の指をつついていました。\n当時あなたの白い剣が、そして私の身体の下の平たい岩が、小川より冷たかったことも覚えています。\nあなたがとても慎重に、新しく造り出した魂を白い剣先で押さえていたことを覚えています。そうした魂がアーツで震えて、轟音が耳を貫いたことを覚えています。\nあなたが魂を彫るのをやめて躊躇ったのは、喜びからですか?悲しみからですか?\n罪悪感を覚えないで。謝らないで、シャイニングさん。\n聞いてください。この夜想曲の最初の音は、あなたが思うより早く響き始めましたね。\nそれと共に生じた、枯れた血筋が、九万の罪深き名が、何よりも邪悪な呪文の如く、私たちにいかなる声も出させようとはしなかったことも、もちろん覚えています。\nですが、あなたはまだ覚えていますか?あの純白が、なぜ突然温かさを得たのかを。新しく造り出した魂が、なぜあなたの剣先に抵抗しなくなったのかを。\n重苦しい夕暮れの中、一羽の青い羽獣が、なぜ狭い空から抜け出せたのかを。\nあんなに小さく弱かった羽獣の羽は、それでもあなたの瞳とあの静寂の純白の中に、淡い光を残していきました。\n聞いてください。私は覚えています。\nあの瞬間、剣先があの純白と共鳴し、あなたの命が剣先で綻ぶ音を聞きました。枯れた鞘は再び歌えるようになったのです。\n私が癒した最初の魂は、剣のもう一端にいました。\nシャイニングさん。記憶と幻想を区別しなさい、などと諭してもらわなくても大丈夫です。\nああした響きを捨てようと思ったことは一度としてありませんから。\nあれはすべて、私の夜想曲なのです。\nシャイニングさん、涙を拭いてください。\nさあ、私が歌って差し上げましょう。", "typeIcon": "rin-y", "typeName1": "RIN", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": 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"uniequip_002_marcil", "uniEquipDesc": "【マルシルの勉強ノート】\nアーツの授業をいくつか聴講した。\nこの場所の「アーツ」と呼ばれる魔法は複数の系統に分けられていて、私の爆破魔法は「エネルギー変換系」に属するらしい。\nスカイフレアが授業で魔法を披露してくれた時、私たちの魔法の違いを見てみたい、と学生たちから提案があった。\nそこで魔法を披露したところ、お肉の焼ける香りがした。\nそのあと、休み時間に一本分けてもらった時に、スカイフレアには内緒だと念を押されたけど――\n彼女の周りの温度がまた上昇していたから、きっとバレていたと思う。\nそれと、その日は少し寒かったので、ミントがスカイフレアに抱きついてみようと提案してきた。確かに暖かかったけど、そのあとは少し熱いくらいだった!\n\nまた、授業では、使い魔の召喚術は「造形再構築系」に属し、源石エネルギーによって物質の構造を変化させるタイプのものだという説明も受けた。\nすると学生たちは、私の使い魔とマドロックの岩石巨像に綱引きをさせようと言ってきた。\n私たちはそれを断ったものの、代わりにある学生が「コロッセオ」というゲームを提案してきた。\nそれは純粋な力比べではなく、魔法使いの知恵と技の対決だそうで、断るわけにもいかず――\n結局、私たちは教室に箱を一つ用意して、その中で小さな使い魔と「岩石獣」を戦わせることになった。\n……\n授業終わりに聞いた話では、炎国の龍門総督はとてもハンサムな人らしい。\n彼の奥さんは隣国の姫なんだけど、バイクが趣味で、そばには忍者の侍女も控えてるんだって!\nそんな人たちが結ばれるまでにはきっと色々な困難があって、二人の愛は政治との板挟みに合うこともあったんだろうな。\nこれは私の想像だけど……\n当主の命令で姫を監禁していた忍びは、元々冷徹に命令に従うだけだったのが、総督と姫の愛に思いがけず心を動かされて、自分を犠牲にでも二人の恋を成就させたいと思うようになるの。\nそしてやがて、ある暗い夜に、総督は一人で剣を振るって道を切り開くんだ!\n姫が幽閉されている部屋を見つけ出した総督は、一緒にバイクにまたがって、追っ手を振り切り夜の闇に消えていく。\n忍びは二人を守ろうと必死で戦い、深手を負うも、二人の去る後ろ姿を見ながら、満足げに笑って目を閉じる……\nうん、絶対こうだと思う!もちろん、総督と姫はこの忍びを助けるために戻ってくるんだけど!\n本屋さんに二人のラブストーリーを描いた本が売ってるらしいから、今度見に行かないと!\n……\n初めは試しに読んでみようと思っただけだったけど……今は、三人の人物像を全部覚えとかないとって思い始めた!\nウェイ・イェンウ:炎国の真龍のお兄さんのほう。深紅の長剣を持ち、異国から来たフミヅキに一目惚れしてしまう。\nフミヅキ:極東の姫君。何物にも縛られることなく、自分の生きざまは自分で決めると強く決意している。\nシラユキ:忠実な忍び。姫のためなら何でもする。\n理論書だけじゃなくて、この小説もファリンのために持って帰らなきゃ!きっと気に入ってくれるはずだから!", 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"ライオスはロドスを探す旅の中でひそかに様々なものを収集しており、それを迷宮へ持ち帰ろうと考えている。\nどうやら、そこに秘められた謎をもっと調べてみたいと思っているらしい。\n\n・威嚇の型を描いたイラスト\nライオスが描いた、戦闘中に使える型のイラスト。\n鉗獣の真似(両手で大きな爪を模して威嚇する)や、オリジムシの真似(四つんばいになり、手をトゲの形にする)などがある。\n鉗獣の真似のそばには小さな文字で、「雄の鉗獣からは求愛行動と見なされるようだ」と書かれている。\n・Mon3trのスケッチ\nライオスが描いた、複数アングルからのMon3trの絵。\n見事な腕前ではあるが、腹部と腕部が極めて細かく描かれており、まるでMon3trに捕らえられて至近距離で観察したことがあるかのように見える。\nそばには小さな文字で、「すごくかっこいい!」と書かれている。\n・一本の羽毛\nズゥママに確認してもらったところによると、大祭司の羽毛。\n大祭司はロドスに対して、身を守るための保護措置を申請してきているが、その実、ライオスがよく通る通路で大祭司のほうが待っていたり、彼の頭の上に止まっていたりするのを多くのオペレーターが目撃している。\nゆえに人事部は、本当の所、大祭司は楽しんでいるのではないかと疑っている。\n・様々な種\nそれぞれに付箋が張られ、注意書きがされている。\nサーミの口止め栗の種(注:マルシルが静かになった)、レム・ビリトンのサカビンノキの実(注:木の幹の中でも泳げるのだろうか?)、イベリアの海草の根(注:舌がしびれる)などが含まれている。\nまた、そのほかにも、オリジムシの頭が生えた、歩くキノコが描かれた付箋もあった。\n・瓶の中で飼われている恐魚\n小さな一匹の恐魚。\nライオスは時折瓶に食べ物を入れて、恐魚がそれを食べるかどうかを確かめ、恐魚がいかにしてごく短期間で新たな姿に変化するのかを観察しようとしている。\nだが、残念ながらこの恐魚は何の変化も見せないため、彼はとても悲しんでいるようだ。\n\nライオスはすでに、こうした大切なものの保管場所を鎧の内側に確保していたのだが、残念ながら、恐魚に餌付けしているところをマルシルに見られ、ほかの物の存在もバレてしまった。\nそうして、この荷物ごと処分するように言いつけられたのだ。\n目撃したオペレーターによると、ライオスはその時、「まる一年分の食料の蓄えが雨でダメになったことに気付いた鼷獣のように」うなだれて廊下の奥に消えていったという。\n何か起きたのではと心配したそのオペレーターは、人事部に連絡し、当日の状況を報告してくれた。\nその後、我々はロドスの廊下にあるゴミ箱の中に捨てられた恐魚を発見した。\nこれに対し、人事部はマルシルの安全意識を称賛に値するとした一方で、ライオスに対しは一刻も早く、安全意識に関する教育を施す必要があると結論付けた。", 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"ある日、アカフラのジャングルの外れにある、二十年以上の熟成酒だけを取り扱うドゥリンのバーにて……\n「昨日、スピリッツ愛好家協会の格納庫で起きたこと、聞いたか?」\n「そりゃあ、俺は現場に呼び出されたからな。今回は前よりもでかい騒ぎになって、ドゥリン保護協会がまたしばらくは大忙しさ。」\n「たしか前は、あの自走ロボの制御チップがシャンパンでダメになったせいでそうなったよな。今回は何が起きたんだ?」\n「今回はビールだよ。」\n「は?また酒が原因なのか?」\n「お前、あの格納庫に行ったことあるか?あいつらときたら、酒も全部あそこに詰め込んで、樽も瓶もそこら中に散らかしっぱなしだからな。問題が出ないほうがおかしいくらいだ。」\n「ったく、本当に懲りない奴らだな!前回も『鉄人スピリッツ号』を叩きのめすのに相当苦労したはずだろ。今回はどうしたんだ?」\n「今回は協会の奴らが自力で『鉄人スピリッツ号』を何とかしようとしたんだけどな。結局、あいつらのエンジニアは今そろいもそろって病院で唸ってるよ。」\n「そりゃ悲惨だな……でもそれじゃ、誰かを頼るしかなくなったってことか?」\n「それが、あいつらも悪運が強くてな。助けてくれって要請したらすぐ、ある達人が名乗りを上げて解決してくれたんだ。」\n「達人って?詳しく教えてくれよ。」\n「それが、てんで知らないよそ者なんだよ。お前よりも背が低いくらいだが、これがカラクリや罠を解除する専門家を自称してるんだ。みんな、初めはよそのエンジニアだと思ってたんだが、自分はエンジニアじゃなくて冒険者だとか言い張ってさ。曰く、ここでは物資の補給をしてるだけで、迷宮?とかいうところに戻るとかなんとか。だから協会としても、そいつを酔っ払いか何かだと思ってたんだが、それでも前金を払ってやらせてみることにしたんだ。そしたら、そいつは身軽な動きで、さっと格納庫に入っていってな。」\n「だが、『鉄人』はカラクリでも罠でもないだろ。」\n「食い扶持になる技術ってのは、何か通じるものがあるんだろうさ。おかげで俺が着いた時には、格納庫はもう開放されていて、『鉄人』もそのよそ者に無事バラされてたんだ。」\n「あいつらときたら、そういう腕の立つ奴によく会うもんだな――で、問題は解決したんだろ?そんならどうして、今日は協会の奴を見かけないんだ?」\n「格納庫を開けてもらった礼として、そのよそ者にビールも渡したらかなり喜ばれたらしくてな。そいつが酒好きと見た協会の奴らは、すぐにそいつも混ぜて祝いの宴会を派手に開いたんだと。」\n「……それで?」\n「そのよそ者ときたら、俺は大して飲めないぞとか言いながら、そりゃもうたっぷり飲んでたんだと!」", 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"「センシ、君に見せたい物を持ってきたぞ!」\n「これは……袋が張り裂けそうなほど詰め込まれているが、ほかに良い袋はなかったのか?」\n「気になる物がたくさんあったから、この袋にしか入らなかったんだ。」\n「しかし、わざわざわしに見せたいと言うほどとは、そんなに変わった物なのか?」\n「これでも厳選してあるから、あまり甘く見ないでくれよ。ほら、この鍋なんか、食材を入れてここを押すだけで、勝手に調理をしてくれる道具なんだ。」\n「つまり、ここを押せば、ほかに何もせずとも料理が出来上がる、と?」\n「その通り。」\n「火をつける必要すらないのか?」\n「ああ。確か、源石科学技術で調理しているとか。」\n「源石科学技術?」\n「たとえば、煮込みモードというのを選ぶと、鍋の中の源石回路が信号を受けて動き出す。空気弁が閉じて、加熱ユニットというのが熱くなり、蒸気で鍋の中の気圧が上がって……と、まあこれは受け売りで、どういう意味かは正直わからないんだが。」\n「源石回路……」\n「気圧が高くなると、水の沸点も高くなり、食べ物に熱が通りやすくなるらしい。それで本来なら長時間煮込まなければならない料理も、比較的短時間で調理することができる、と説明書には書いてある。」\n「気圧……沸点……」\n「味付けについては、ここに必要な調味料の詰まった料理の素がある。カレー、スパイス、ミートソース、とどんな味でも揃っているんだ。鍋に食材を入れる時に、適量分の袋を一緒に入れるらしい。そのあと、ここを押して、お知らせ音というのが鳴ったら、料理は完成だ。」\n「料理の素……」\n「この料理の素は、食べ物から抽出した成分や、物質構造に基づいて直接合成した成分でできているそうだ。これがあれば、あまり料理をしたことがない人でも、かなり美味しい料理が作れるんだとか。」\n「物質……合成……」\n「どうしたセンシ、何か問題でも?」\n「ライオス、お前はいつから調理魔法の研究を始めたのだ?」\n「な……何だって?」\n「言ったはずだ。特殊で安易な調理方法に慣れてしまうと、魔法を使えない場所で困ることになる。それは迷宮内では非常に危険なことだ、と!」\n「じゃあ、どうしてそう言いながら、その道具をちゃんとしまってるんだ?」\n「わしはこの道具を研究したいだけだ。魔法で調理することは認められないが、こうした道具がテラの人々の生活必需品であることは確かだろう。つまり、これを通じて、テラをより理解することができるはずだ。」\n「たとえば、寒い地域に住む人々は密閉性と保温性に優れた容器を使い、暑い地域の人々は放熱性と通気性、洗浄耐性に優れた容器を使う、というようにそれぞれに特色があるのは道理。」\n「そう思えば、現地の人々の生活を理解してこそ、その状況と人々に合わせた料理を作ることができるというものだ。」\n「それこそ、迷宮の中でそうしてきたようにな。そうだろう?」", 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"授業終わり、すでに日暮れだった。ヘドリーは窓の外を見やる。暗いオレンジの太陽が都市の縁に低く懸かり、雲間に光を優しく注いで、街なかで翻るバベルの旗を照らす。それは向かい側の軍事委員会の旗と遠くから呼応し合う。彼は久方振りの感動を覚える。カズデル、荒廃しつつも活気ある故郷が今まさに安らかに寝入ろうとしている。これはヘドリーが幼い頃に抱いた幻想の光景。かつてそれが実現することを何度想像したことだろう?百回以上、あるいはもっとか?\nがらんとした部屋、ノック音がヘドリーの思考を遮った。扉を開けると、そこには見知らぬ者がいた。\n「ヘドリーさん、マンフレッド将軍が昔話をしたいとお招きです。」来訪者はそう告げる。\n「軍事委員会とは長らく連絡を取っていないが。」\n「あなたには少し時間が必要だと将軍はおっしゃっていました。」「先ほど申し上げた通り、今日の私はただの将軍の使者です。」\nマンフレッド。ヘドリーはこの軍事委員会の現リーダーを思い出す。カズデルの今の発展には彼も貢献している……\n「また将軍は、もし断るのであれば、次回は将軍自ら伺うともおっしゃっていました。」使者はヘドリーが話す前に相手に構わずそう言った。\nマンフレッド。ヘドリーは下を向いて続けて考える。街灯が次々にともり、彼は使者と自らの影がぼやけ始めるのを見た。\n「お引き取り願おう。」彼が使者に言う。「時間を見つけたら俺たちから将軍を訪ねよう。だが今日ではない。」そう言うと、ヘドリーは扉を閉めた。\n彼が振り返り、誰もいない教室の影に言う、「戻ったか。」\n「フンッ。」影の中から人影が現れ、ヘドリーに背を向け教室を掃除し始めた。\n「さっき迷っていたわね。」イネスが言う。\n「少し……事情が複雑でな。」\n「あなたは感情も複雑よ。」\n「ああ。」\n「否定しないのね。」\n「ああ。」\n「……」\n「言ったはずだ。今最も重要なことはお前の店を開くための金を蓄えることだ。」ヘドリーが言う。「その他のことについてはまた今度にしよう。」\n「わかっているわ、」彼女が立ち止まる、「ずっとわかっている。」\nそれから二人は共に黙ってその場を離れ、街を歩く。青みがかった灰色の双月が照らす空を二人は見る。損壊した建物がしぶとくカズデルの旧市街にそびえ、錆びたトタン屋根で覆われた家が立ち並ぶ。その赤褐色の錆びた野原は溶炉の燃え上がる光の下で火の揺らめく影を映し出す。朽ち果てた道はうねり、この鉄が積み重なってできた移動都市内の丘や峡谷一つ一つへ伸びて、都市を養う血、つまり新鮮な命を、二人が向かうべき永遠に止まることのない場所へと送る。", 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"「今日も素敵な服を着ているね、ローレンティーナ。」部屋を仕切るガラス越しに、ブランドゥスの声がする。ローレンティーナは振り返り微笑むと、感謝の言葉を残して、軽やかに舞うように実験室を立ち去った。一方、セクンダは書類棚の向こうで勢いよく立ち上がり、突然ウルピアヌスの背をじっと見つめ始めた。\n「先生、個人的な質問があるのですが。」少し間をおいて、セクンダは決心したようにそう言った。\n「何だ。」ウルピアヌスは振り返らない。\n「先生はなぜ、いつも同じ服をお召しなのですか?初めてお会いした日からずっとそうだと思うのですが。」\n「実のところ、彼は学生時代からこうなんだよ。ここ数年で、新しく服を仕立て直した回数なんて片手で数えられるほどでね。そのうえどれも同じようなスタイルの、身体をすっぽり包むような服なんだ。とはいえ、あまり好奇心を抱かないことを勧めるよ。」ブランドゥスはそう口を挟んできた。\n「質問に不備がある。」ウルピアヌスはやはり振り返らずに、冷たく固い声でそう言った。\n「わかりました!」セクンダは歯切れよく答えると、早足に実験室を出ていった。\n20分後、セクンダは再び実験室の入り口に現れた。\n「先生、再度質問させてください。なぜ、外見はまったく同じでありながら、素材や作り、重量、質感がわずかに異なる服を数十着、代わる代わる着用していらっしゃるのですか?」\n「その質問は、まだ厳密性に欠けるな。」ウルピアヌスは、ドアのそばに立つセクンダを一瞥すると、再び山のように積まれたシーボーンの組織標本の整理に取り掛かった。\nそれからさらに20分が過ぎ、セクンダはもう一度実験室の入り口に現れた。彼女の手にしたペンは、速記装置の上で耳障りなほど鋭い音を立てている。\n「先生、服ごとの差異と各種身体データの変化を比較検討した結果、そこに基本となる相関関係を見出すことができました。戦闘服が狩人の動作に対して補助作用を有することを考慮すると、服の細部を変更することで身体状態の変化に対応し、いかなる状況でも身体を的確にコントロールできるようになさっているのではないか、というのが私の推測です。」\nわずかな沈黙の後、話を続けろというように、ウルピアヌスの耳がぴくりと微かに動いた。\n「しかし、この仮説に基づく推測には、一定の不確実性が存在します。先生の服選びに影響を与えうる別の変数がまだ存在するのでは?」\n「その通りだ、セクンダ。」ウルピアヌスはようやく振り返った。「俺が戦いに出る前に作る曲と、選ぶ服の相関関係にお前は気付いていない。だが、ああした曲は譜面に起こしていないのだから、思い至らずとも無理のないことだ。」\n「つまり、別の変数というのは……」\n「その時の俺の気分だ。」\n「待った!」いつの間にか、ブランドゥスがガラスで仕切られた部屋から出てきていた。「私にした説明とはまるで違うじゃないか、ウルピアヌス!あの時君が語っていたのは、余計な注目を集めたくないと――」\n「理由というものは複数存在しても問題ないんだ、ブランドゥス。」ウルピアヌスは彼の言葉を遮った。「お前にはお前の知るべきことを伝え、彼女には彼女の知るべきことを伝えた。それだけのことだ。」", 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"「山岳地帯の居住地域は、現在地図に記された村と町しか残っていません。通常、配達の際には記した順序通り行けば問題ありません。各ルートには色がついていますが、これはそのルートの険しさや、最適な交通手段を示したものです。先輩の経験による助言といったところですね。\nまず、舗装状況が最も良いルートであれば、自転車で通行可能です。下り坂は爽快ですが、スピードにはくれぐれも気を付けてください。山道はどれだけ良くても、整備された馳道には及びませんので。それと、ひどく揺れますから、郵便物をまき散らさないように。万一手紙を失くしてしまえば、泣くに泣けない事態になりますよ。\n次に、自分の足で歩くルートです。山道を歩くのは容易ではありませんが、何より重要なのはお天道様との時間の勝負であるという点です。天気を読めるようになりましょう。雲が集まり始めたら足を速め、空が雲で覆われた時は走るのです。雷が鳴ってから雨宿りしようとしても遅いのですから。雨の中で道を急げば事故も起きやすいですし、私の角は(取り消し線)――私はそのせいで痛い目に遭ったこともあります。野獣や盗賊の類については、冷静に対処すればどうということはありません。私でも対処できたのですから、後継者として認められたあなたならきっと大丈夫でしょう。\nそれから、一部の特殊なルートについても書いておきます。普段はあまり使いませんが――余白が足りなくなったので、ほかのものは別紙に記すとして、ひとまずジップラインを使う場合について書きましょう。どうか怖がらないでください。私も何度も使いましたし、実際とても安全ですから。むしろ爽快感があるくらいですので、続けているうちに好きになるかもしれませんね。」\n……\n「そういえば、まだ書くべきことがありました。ぶしつけなお願いかもしれませんがご容赦ください。印をつけてあるところは、若者がほとんどいなくなった村です。住民は皆ご年配ですので、頑固な方も多く、お身体の自由が利かない方もいらっしゃいます。そちらではどうか寛大に接してあげてください。そのうえ、何かお手伝いしていただけるようなら、私が住民たちに代わって心から感謝いたします。\n最後に一点、一番大事なことを!必ず鉱石病対策をしてください!決して――」\nそこで地図の裏側にあった余白は尽きたようだ。さほど大きくもないこの紙は、文字でびっしり埋め尽くされていた。ウィンドチャイムがある時病院の検査から帰って来て以来、それはずっとここに置かれている。しかしその後時が経っても、ウィンドチャイムは何年も変わらず山道を歩いており、この古い地図もまた、彼女の机に置かれたままになっていた。偶然それを裏返した者は、思わず苦笑いしたものだ。\n「本当に真面目な嬢ちゃんだな。あの子のほかに、こんな辺鄙な山奥まで手紙を届けてくれる奴なんかいるもんかね。」\n「そのうち、ここらに誰もいなくなっちまったら、後任のトランスポーターなんぞ必要なくなるだろうな。」\n「やれやれ、あれから何年経ったかな。道すがらあんなに色んなことに出くわしてちゃ、こんな紙に全部書ききれるはずもなかろうよ。」\n「それに、こんなに長い道を、ほかの奴じゃあ歩ききれるはずもないさ。」", 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"「それで、計画は?」\n「バーに入りターゲットを見つけ、源石粉末の所在を吐かせる。」\n「具体的な時間は?」そう尋ねた少女は料理を終えたばかりで、今は地下室の柱にもたれかかり、手に馴染んでいるとは言い難い大剣を優しく拭いている。\n「言ったろ?そいつはカバンを長時間持っていたら手も震えちまうような源石粉末売人にすぎねぇ。そう気にかける必要はない。」\n「明確な時間を教えてくれと言っている。どんな任務もそうあるべきだ。それともあなたたちは帰ってきた後で食べるご飯すらないままずっとお腹を空かせていたいのか?」\n「わかったよ。夜七時ちょうど、そいつはそこで人と落ち合う。」\n大剣を拭き終わったクォーツは町の時計屋で買ってきた修理キットを開き、食卓に置かれたその懐中時計の手入れをし始める。\n「はぁ、十三秒遅れている。」彼女はため息をついた。\n夜。\n大剣を背負うクォーツはバーの扉を押し開けた。\nこの小さな町で唯一の娯楽施設と呼べる場所で、人々がどんちゃん騒ぎをしている。揮発したアルコールと人々が吐き出す煙越しに、彼女はターゲットを見つけた――彼は隅に身を寄せ、グラスを力強く握っている。\n彼女は地面で泥酔する客たちを跨いで、ターゲットの正面に座った。\n「姉ちゃん、何飲むよ?」\n「ありがとう、だが必要ない。私は人を待っている。七時、そうか?」\n突然話しかけてきたクォーツをじっと見つめ、唾を飲み込むと、ターゲットは唐突にバッグからリモコンを取り出し、大声で叫んだ。\n「この移動都市で生きていけねぇハエが!今度は荒野に来て俺を生かさねぇってか!七時になったら、このテーブルの下にある源石粉末爆弾がお前を吹き飛ばすだろうよ!お前たち傭兵どもの当然の報いだ!」\n7……\n音楽が突然止まる。酔った人々は動きを止め、テーブルの下を見た。そこにはぼやけた赤い数字が点滅している。\n6……\nバーの扉が、続けて窓が勢いよく開けられ、まだ酔っていない人々は必死に酔いつぶれた仲間を建物から引きずり出す。\n「1!」ターゲットが大声で叫び、カウンターに乗り上がると両手を高く上げた。まるで盛大な葬儀を迎えるかのように。\n「知っているか。あなたの時計は十秒早いよ。」\nクォーツは長いため息をついて、大剣をターゲットに振り下ろした。\n\n人々は大剣を背負う少女が男を支えて誰もいなくなったバーから出てくるのを見た。\nそして五秒後、バーで爆発が起こり、木やガラスの破片が彼女の背後で吹き飛び、輝く花火が夜空に上がった。\n「どこに行くんだ?」\n「この人を起こす冷水を探しに行く。それから私の時計修理キットにお礼をしてくる。」", "typeIcon": "cru-x", "typeName1": "CRU", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4063_quartz", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 40, "missionList": [ "uniequip_002_quartz_1", "uniequip_002_quartz_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31033", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 20000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 15, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30053", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 25000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 1, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31013", "count": 6, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 30000, "type": 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"南から来たその人は、ベルトに手を置いた。\nバウンティハンターたちは崖の縁に腹ばいになり、彼女がベルトから二本の金属管を取り出すと、ハンドキャノンの「弾倉」に装填するのを見た。\n狂暴化した獣の群れはなおも走り、砂埃を巻き上げながら谷の下へと迫って来る。「持って30秒だ」とバウンティハンターたちは思った。長く見積もっても30秒で、あの潮の香りのする女はひき肉になることだろう!奴が持っているのが銃だろうとアーツユニットだろうと、ここまで追い詰められたら、山を動かすくらいの力でもない限り――\nその時、燃える輝きと共に轟音がした。\n崖にあった天然の橋が大きくえぐれて、彼らの目の前で崩れ落ちて石垣を築く。狂暴な獣の群れは、より大きな自然の力の前に屈服し、向きを変えて峡谷を去っていった。\n彼女はハンドキャノンを手放さず、視線を谷の上へと向けた。\n「待ってくれ……俺たちは盗賊なんかじゃない。話し合おう!あんた一体何者なんだ?」\n「イベリア裁判所のトランスポーターよ。」荒野の羽獣が影を落として飛んでいく。\n小柄なリーベリのトランスポーターは、ベルトに手を置いた。\nそして彼女は、革のホルダーから細いガラス管を取り出した。銀色の薬液が彼女の瞳のように稲妻を反射する。夜通し続いた暴雨は彼女に海岸線を打つ高潮を思い出させ、傷ついた多くの駄獣は避難していく人々に取り残されて、雷鳴の中いなないていた。\n――教会側についた一人の天災トランスポーターと、暴雨の中で失踪したいくつかの家族のことを調べねばならない。イベリアが彼女に与えた責任は、審問官の職を降りたからと言って消えはしないということを彼女は知っている。\n彼女は歩みを止め、上を向くと、薬液をゆっくりと瞳に垂らした。そう遠くもないあの夜に、輝く海が砦を襲う光景をその目で見た時、師はこうした薬を彼女に渡してくれたものだ。\nこれがあれば、イベリアの敵がすべて焼き尽くされるまで、審判の火が彼女の双眸を灼くことはない。\n早朝、彼女は灰まみれの傷跡と共に森林を抜けた。子供たちは彼女の背後で手を繋ぎ合ったまま、赤らんだ目を瞬いている。\n「お姉さん、誰?いなくなっちゃった他の人たちは、どこ?」子供たちは、感謝と恐れを半分ずつ抱きつつ彼女に聞いた。\n「私はアイリーニ。イベリア裁判所のトランスポーターよ。」と答えると、彼女は「次は私から質問させて。」と続けた。\nアイリーニはベルトに手を置いた。\n彼女が裁判所の封蝋が施された金属製の缶をフックから取り外すと、ほどなくイベリアからの手紙と報告書が、ロドスにあるあなたのデスクを埋め尽くした。\n「アイリーニ。」どうしても好奇心を抑えきれずにあなたは聞いた。「どうして君のベルトはいつも物でいっぱいなんだ?」\n「これのことですか?昔、師匠が仰っていたんです。状況が危機的であればあるほど、私たちは『審問官のレーション』を持たねばならないと。これはハンドキャノンの補充ユニットで、こちらは応急薬、そして手紙を密閉する缶……」\n彼女は両手を広げると、横を向いた。\n「人々は審問官の灯りと剣だけを記憶に留めるものですが、その一方でこうしたものこそが、私たちを支える『レーション』なんです。イベリアが今持ちうるものはすべてが貴重品で――私が決して捨てることのない責務でもありますから。」", 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"ロドスが、今やヴィクトリア工業の中心地となったハイベリー区へ招待された。あなたは、交流と見学を希望するオペレーターを大勢引き連れ、かつて戦火に覆われていた地に再び足を踏み入れた。\n久々に訪れたハイベリー区は、記憶にあるような、ごみごみとして蒸し暑い場所ではなくなり、整然とした街並みが広がっていた。これはすべてロンディニウム工業振興協会のおかげだと、ステインレスは笑いながら説明してくれた。協会がここ最近、全ての工場を取りまとめ、様々なアイディアを出し、さらに多くの生産ラインを合併してくれたおかげで、今のハイベリー区が出来上がったのだとか。\nステインレスが語ってくれた内容は、実は先ほどの工場見学の際に一度説明されたものだ。そもそも、見学を続けたいというオペレーターズたちを残し、一人で抜け出してきたのは食べるものを探すためであった。朝からあちこちを見学して回っていたせいで、すでにお腹が空いて仕方がなかったのである。しかし、こんなに興奮した様子のステインレスを見たのは久しぶりだったため、彼の話を遮りたくはなかった。そこであなたは、ステインレスの言葉に耳を傾けながら、以前彼から聞いたハイベリー区にあるとても美味しいと評判の鱗獣フライの店を探した。\n本来店があったはずの場所までやって来ると、そこはただの工場の裏口になっていた。空腹感の中、あなたはようやく思い出す。たしかさっき、ステインレスが街の区画整理をしたと言っていた。ならば、きっとその店も移転してしまったのだろう。そう思った瞬間、あなたのお腹からグゥーと鳴る音が響いた。\n「ドクター、腹が減ったの?ちょうどいいや。前にめちゃくちゃうまい鱗獣フライの店があるって話したろ?それ、ここにあんだよね。」\nあなたは小さく頷いたが、この場所から移動する素振りを見せないステインレスを訝しく思った。しかも、彼は工場の裏口を開けてこちらに向かって手招きしている。まさか、腹を空かせた自分をこのまま放置しておくつもりなのだろうか?\nしかしその直後、鼓膜を震わす轟音と共に巨大な物体が目の前に現れた。ステインレスはサッとその操縦席に乗り込むと、あまりの驚きに固まっているあなたに向かって大声で叫んだ。「ドクター!こいつは『クローラー』だよ!」\n「さっき街の区画整理をしたって言ったろ?振興協会の連中は、土地の利用率を上げるためにも、小さい店舗は畳んだほうがいいって言ったんだ。でも俺は反対だったよ!確かに工場はハイベリー区の象徴だけど、屋台や酒屋だって同じだろ!」\n「それで?」わけもわからずその情熱に触発されたあなたは、彼につられて大声で叫び返した。\n「それで――」\nドンッ!ステインレスの操作によって「クローラー」の外殻が四方に開き、内部の構造が露わになった。そこには、小さな店がいくつも格納されていた。うち一軒の店主の女性が、戦争を経て半分だけ残された腕で巧みに鱗獣を揚げながら、満面の笑みであいさつをしてくれた。\n「どうよ、ドクター?初代『クローラー』は引退したけど、工場で埃を被らせておくのはもったいねーって思ってさ。区画整理で小さい店がなくなるのも嫌だったから、ちょっと改造してみたんだよね。だから今やこいつは『移動式屋台・クローラー』ってわけ!ほら、俺が描いた看板もかかってんだぜ!」\nあまりにも予想外な光景に、あなたはただあんぐりと口を開け、驚くしかできなかった。そして、口を開けたまま「クローラー」の足をよじ登り、あんぐりとしたままステインレスに言われた通りにテーブルいっぱいの料理を注文した。やがて黄金色のサクサクとした鱗獣フライにかぶりつき、幸福感が腹を満たすのを感じていると、ふと頭上にある「クローラー」の操縦席に座るステインレスが目に入った。風に吹かれた髪がふわりとなびく。彼はあなたのほうに振り返った。\n「なぁドクター、前に俺が話したあの夢、今と似てるって思わない?ほら、あのバカみてーな夢。」\nあなたは小さく頷いた。\nステインレスは両腕を大きく広げ、風と日差しをいっぱいに受け止める。「ドクター、俺、夢を叶えたみたいだ。」", 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"「全員、動くんじゃねぇ。」\n扉がサルカズの集団に蹴り開けられた。急な出来事に、ゲストたちは互いに顔を見合わせる。先頭に立つサルカズは何か探している様子で、伯爵が体面を保つために精一杯飾り付けたパーティー会場をぐるりと見渡した。\n「さっき書店から何かを持ち出した女がここに――動くな!死にてぇのか!」\nサルカズは、杖を取ろうとした白いひげの伯爵に向かって怒鳴る。\n「全員とぼける気か?なら、レディーども、ちょいと帽子を見せておくれ。赤い帽子を被ってるのはどいつかな?」\nハイディは勢いよく立ち上がったが、すぐにまずいと気づき再び座ろうとした。しかし、サルカズはすでに大股で自分のほうへと近づいてきていた。\n「ちょいと来てもらおうか。」\nハイディは助けを求めるように伯爵に視線を向けた。しかし、伯爵はただ強張った表情で固まっているだけだ。仕方なく彼女はサルカズに向き直った。\n「こんな真似が許されるとでもお思いで?」\n「てめぇ、何様のつもりだ?」\n「私は小説家です。」ハイディは精一杯胸を張ろうとするものの、体の震えをごまかすことはできなかった。「さっきはただ、シャイな読者からのファンレターを受け取っていただけです!」\nサルカズは彼女の弁明には耳を貸さず、隅々まで何かを隠せるようなところを徹底的に調べた。そして彼女の話した通り、一通の手紙を見つけた。中身を確認すると、そこには雨水に滲んだ賛美の言葉が並んでいた。\n「なかなか協力的じゃないか。さて、このまま俺たちについてきてもらおうか。」サルカズは扉の外を指差した。「心配するな。おとなしくしてれば、悪いようにはしないさ。」\n「本当ですか?」\nサルカズは一瞬驚いた後、すぐに声を出して笑った。\n「そんな間抜けぶりでよく小説なんか書けるな?さっさと来い!」\nハイディは再び視線で伯爵に助けを乞う。その曇りなき眼差しにいたたまれなくなったのか、伯爵は仕方なく口を開いた。\n「ハイディさんは無実だったじゃありませんか。許してやってもらえませんか?」\n「お前が保証してくれるんだな?」\n「ええ、私が保証いたしましょう。」\nサルカズは床にツバを吐き捨てた。\n「お前が招いた客人全員が、この女みたいに間抜けだといいんだがな。」\n危機は去った――ゲストたちがそう胸を撫で下ろした瞬間、サルカズは突然ハイディの帽子に火を点けた。パニックに陥ったハイディは、悲鳴を上げながら杖で帽子を取ろうとするも、耳が引っかかってしまっていることにまったく気付かなかった。火が髪まで燃え移ってしまい、彼女はなりふり構わず外へ飛び出した。\nサルカズたちは瞬時に警戒態勢を取ったが、ハイディはただ庭に立ち尽くし、頭の火が消えるまで大雨に打たれていた。\nその光景に、サルカズたちは一斉に笑い声を上げる。「間抜けに、腰抜けか。」それだけ言い残すと、彼らはようやく立ち去った。怯えきったゲストたちも我先にと会場から次々と出ていった。\n全員いなくなると、伯爵はハイディの元へ駆け寄り、すでに半分丸焦げになってしまった帽子を取ってやった。\n「レディーの尊厳をこうも踏みにじるとは……先ほどの件のお詫びをさせてください。」\n「謝る必要はありません。今日のロンディニウムで帽子を被っていたところで、どれだけの尊厳を雨水から守れるというのでしょう?」\n伯爵は驚いた顔で、雨で濡れそぼった小説家を見つめた。彼はてっきり、彼女が泣きながら今しがた、どれほどの屈辱を受けたのか訴えてくるだろうと思っていたのだ。\n「私は間抜けではありませんし、あなたも腰抜けなどではありません。あなたが彼らの注意を逸らしてくださったおかげで、あの赤い帽子を被った女性が証拠を隠す時間を稼げたのです。そして、彼女のフォローをするのに、あの場で私以上に相応しい人はいないでしょう?」\nその言葉に、彼女に向けられていた伯爵の驚愕の眼差しが、敬意へと変わった。\n「重ねてお詫び申し上げます。他でもなく、先ほどあなたを軽んじていた愚かな自分自身の態度についてです。」\n「是非、お話を。きっと有意義なものになるでしょう。」", 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"ホルンはハイベリー区にある小さなパブへやってきた。人でごった返す店内、十数人分ほど離れた場所から、バグパイプがホルンに向かって大きく手を振る。しかしバグパイプが酒場の人混みをかきわけてきた頃には、手に持ったビールはもう半分も零れてしまっていた。バグパイプはそのグラスをホルンの手に握らせ、カウンターに戻ってもう一杯取ってくると、グラスをあおって一気に飲み干した。赤らんだ頬に光る汗の粒から、ここでの手伝いにかなりの体力を使ったことが一目で見て取れた。\n「ロッベンのあんちゃんはすげー腕前だべ。あの人のお酒は穀物の香りがふわっとして、飲むと身体がぽかぽかするんだ。」バグパイプは目を細めてそう評価し、ホルンのほうを見た。「ほら、隊長も早く飲んでみて。」\nホルンは促されるまま、目の前の黄金色をした温かい液体に目を向けた。酒場の内装の大半は、暖色で統一されている。\n戦争が終結し、ようやくロンディニウムは物資が厳しい時期を乗り越えた。しかし労働者の間では、今でも家のカーテンやテーブルクロスを使ってあちこちを飾る習慣が残っていた。そんな人々にとっては、パブの営業再開は皆が仕事と余暇の娯楽を取り戻したことを意味する嬉しいニュースだった。\nフロアに音楽が響き始めると、ホルンはバグパイプに腕を引っ張られるのを感じ、一瞬戸惑ったが彼女のあとについていった。バグパイプがホルンの前でくるりと回ると、チェック柄のロングスカートがひらりとなびく。その姿はとても美しく、まるで大きな黄色いスイセンか、あるいは枕元のオイルランプのようでもあった。ホルンはふと、今日は自身も軍服姿ではないことを思い出した。いま身に着けている白いタイトドレスは、学校の古いロッカーから見つけ出したものだ。サイズは当時と変わらなかったが、盾も剣も持たない両手と同じように、どうにも慣れない感じがした。\n「ほら隊長、踊ってみて。誰も笑ったりなんかしないからさ。」ホルンが躊躇っているのだろうと思い、バグパイプは彼女の前でステップを踏んだ。「さ、うちのリズムに合わせて。全然難しくないよ!」\nそれのどこがリズムなのよ、とホルンは思わず笑みをこぼした。もしこれがリズムに合わせて踊る試験であったなら、フィオナ・ヤングはすでに減点だらけで0点になっていただろう。\nホルンはカウンターまで戻り、先ほどバグパイプから渡されたグラスを持つと、半分だけ入ったビールをひと口で飲み干した。\n「確かにおいしいわね。」彼女は微笑みを崩さずに続けた。「ロッベンに乾杯。」\n「ロッベンに乾杯。」バグパイプもそれに応えた。\n「それから、アビゲイル、ヘンダーソン、グウェンにも……」ホルンは空のグラスを置いて言った。「グウェン――チェロが一番好きだったビール、なんて名前だったかしら。」\n酒場を出ると、ホルンの足取りは明らかにおぼつかなくなっていた。夜風が吹き抜ける通りを、彼女は壁際まで近付き、壁にもたれてうつむいた。\n「隊長、えーっと……気持ち悪いなら出すべ?そのほうがスッキリするよ。」\nホルンは首を横に振ったものの、肩にはさらに力が入っているように見える。\nバグパイプはその様子から何かを察し、ホルンの背中に伸ばしかけた手を、肩へと移した。\nそこでホルンはようやく顔を上げた。バグパイプの不安とは裏腹に、彼女の口元は緩んでおり、目は輝きをたたえている。\n「バグパイプ、私の検査結果が出たの。傷はほとんど完治してるし、鉱石病にもかかってないそうよ。」\nそれを聞いて、バグパイプも顔をほころばせた。彼女はホルンを支え起こすと、二人で一緒に、静かな通りをふたたびゆっくりと歩く。\n「うちら、ほんとに運がよかったね。」", 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"ハービーの遺体を引き取りに向かった時、彼らの葬儀は簡素に済ませるべきだと、わざわざキャサリンに忠告してくれた人がいた。これ以上この件について騒ぎ立てるのは犠牲者を侮辱しているに過ぎず、現状において何の役にも立たないのだと。そして、このような状況では「弔慰金」なんて言葉はないに等しい。圧倒的な存在の手中から、人々が本当の意味で何かを取り戻せるなんて期待してはならない。少なくとも、今はまだだ。\n結局その抗議では、なるべく早く衝突を終わらせ、業務を再開するという口約束しか得られなかった。その代償として、今この瞬間から蒸気エンジンが再稼働するまで、すべての工場が沈黙を維持せねばならない。\n「ヴィクトリアを信じるんだ。さぁ、家に帰って。」\n予想通り、残りの労働者たちは皆その言葉に従った。彼女の背後で待っている者は、死んでしまった者よりもずっと多い。キャサリンは、彼らが新たな支柱が現れるのを期待している時に立ち上がったに過ぎない。彼女は労働者たちを安全圏まで連れ戻すと、この件の後始末をきっちりとつけた。\n葬儀も、話し合いと同じくらい一瞬で終わった。教会から労働者居住区までの道のりは、いつも歩いている距離と大して変わりはなかった。キャサリンは二階へ上がると、いつものように扉を開け中へと入っていった。ハービーは絶対に扉に鍵をかけようとしなかった。彼にとって、生産ラインの同僚たちは皆家族であり、仕事の後だろうと、いつ誰が訪ねて来ても大歓迎なのだ。\nそして今、キャサリンはその場に立ち、何も変わっていない部屋の中を目に焼き付けていった。窓辺のローテーブルにはまだ、リンディが病院へ行く前に編んでいたセーターが置いてあった。自分が引き継いだあと、うっかり編み針を一本折ってしまい、替えるのが面倒だからと工具箱に入っていた一番細いドライバーを針の代わりにした。そのせいで、最後の二列は編み目がやたら粗く、穴が並んでしまっている。\nまずはこいつを仕上げなきゃねと、キャサリンは呟きながらセーターを手に取ったが、その下にあったものを見て一瞬固まってしまった。ひと目でそれが蒸気エンジンのスケールモデルだとわかるのは、工場で働く労働者だけだろう。拾ってきた鉄くずや廃材で作っているにも関わらず、精巧な仕上がりのそれは、間違いなくハービーの作品だ。\nそうだ、あいつは昔からこういうのが得意だった。キャサリンはふとそう思った。どう見ても暇つぶしのために作られたもので、貴重品でもなければ、抱き抱えながら大泣きするような遺品でもない。犠牲を代償に譲歩を得る段階はすでに過ぎているし、これ以上死を飾り立てたところで、ますます白い目で見られるだけだ。ある人がここで決断を下した、一瞬たりとも迷うことはなく……ただ、それだけのことだ。\nキャサリンはセーターを置き、窓を開けると、もたれかかり靴底にマッチを擦りつけ火を点した。安物のタバコの匂いがたちまち空気中に広がり、窓の外へと漂い、やがて灰色の空へと溶け込んでいった。\nどうやら、今日は飲みに行けそうにない。", 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"銀色の輸送車が、ペンギン急便のとあるセーフハウスにほど近いピックアップポイントへと到着した。大小さまざまな荷物が、輸送車から運び出されていく。\nその様子は明らかに、荷物の持ち主がこの場所に長期滞在すると決めていることを意味していた。ようやくすべての荷物がセーフハウスの中に運び込まれると、待ちくたびれた様子のループスが荷物の側に立つ現役のアイドルのほうに歩み寄り、開いたダンボールの前で腰をかがめて、合成樹脂でできた一対の棒のような物を拾い上げた。\n「私の記憶違いでなければ……これはたしか、ファンがライブで振るペンライトだな?」\n「――え?あ、そうです。そのペンライトはファンから記念にもらったものなんですけど……テキサスさんが使い方を知ってるなんて、ちょっと意外でした。」\n「……お前のライブには行ったことがあるからな。それに映像でも見た。暗闇の中であれほど光る物に気づかないほうが難しいさ。」\n「それはたしかに。」ソラはつぶやきながらきょろきょろとあたりを見回し、再び視線をテキサスに戻した。\n「そうだ、テキサスさん。生のライブをもう一度見たくありませんか?」\n「いつ見られる?」\n「今すぐ。それか明日でも。ほら、あそこを見てください――」ソラの手はペンライトの向こう側、先程見回していた荷物のほうを指差した。「あの箱の中にあるのは、どれもライブをするための必需品。あたしがアイドルとして生きている証そのものです。」\n「今回、これを持ってきたのは――ペンギン急便限定のシークレットライブに、テキサスさんやほかのみんなを招待したかったからなんです!」\nすぐに即席ステージが木箱で組み立てられ、スピーカーと照明は貨物用のラックに据え付けられた。ソラはこれまでのアルバムからヒットナンバーを一曲ずつ選んでセットリストを作ると、感謝と情熱、そしてこの先の未来への願い、そのすべてを込めた歌唱とダンスを披露した。ステージの大きさや観客の数を除けば、そのライブはこれまでとなんら変わることはなく、ステージ下の観客たちの声援も――\n……待って、一体これはどういうこと?\nソラは目を見張った――その視線の先では、エクシアがステージ両脇の柱に掛けられた鉄板を銃で撃っていた。屋根裏まで響き渡るその音は、巧みなまでに曲のリズムと調和していた。その隣ではクロワッサンが、マラカスで盾を打ち鳴らし、さらにテキサスまで、剣を振る要領でペンライトを振り回している。険しく真剣な表情をしていたが、なんとも笑いを誘う姿だった。\nただ一人、エンペラーだけがこのナンセンスな空間の外に腰かけて、静かに耳を傾けていた。どうやら、この場で唯一の真面目な聴衆のようだ。\nソラは頭の中にコメディさながらのラフトラックが響いたような気がして、つられたように笑い声を上げた。これはみんなで創り上げるライブ――ペンギン急便のユニゾンなのだ。\n\n「これまでで一番忘れられないライブになったな。」\n「いやぁ~ソラはんがこんなに手のかかったスペシャルライブを用意してくれはったんやで。ウチらもただ見てるってわけにはいかんやろ。なぁ、ボス?」\n「まあ、ポップシンガーにしちゃ悪くなかったぜ。」\n「これってさぁ、たぶんボスは『ソラ、最高の歌だったぜ!』って言ってるんだよね〜」\n「そうだな。私もとても良かったと思う。」\n「とーぜん、あたしらの伴奏も最高だったでしょ!」\nソラはやれやれと首を横に振った。それから頷き、そしてまた大きく頷いた。そうして笑い出した彼女は、感謝の気持ちを胸に、友人たちが作る大きな抱擁の中へと飛び込んでいった。", 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">ND_DWDB_READY\n>NEWUSER_CE\n>TIMEDATA_0106\nアーミヤは決して複雑な子ではない。\n彼女に関するすべてのデータをエンコードし保存したとしても、必要なメモリは一バイトにも満たない。テレジアの記憶の中にある彼女に関する内容を一緒にアーカイブしても、さほど変わらない。そのデータは、白色矮星を再び灯すための方程式と比べても、サイズに特に大きな違いはない。\n彼女が仕事を終えるまでそばにいてあげるのは、そう難しいことではない。彼女の世話は簡単だ。\nしかし、彼女が私を見つめるあの眼差し……そこに込められた感情を理解するには、もっとデータが必要だ。\n\n>TIMEDATA_0344\nアーミヤがデスクに突っ伏したまま悪夢にうなされていたため、彼女の夢に入り、傍らに寄り添った。\n悪夢を追い払う必要はない。これより恐ろしい現実をアーミヤはとっくに知っている。むしろ、彼女は夢で私に会えたことをとても喜び、おぞましい環境に囲まれながら興奮気味に最近の暮らしについて話してくれた。だけど、彼女が語るその日々の細かなことは、どれも私がすでに知り尽くしているものだ。なぜなら、私はずっと彼女のそばにいるのだから。\n唯一の失敗は、熟睡するアーミヤの口の端から流れ落ちるよだれを、どうしても拭えなかったこと。そのせいで、サインをし終えたばかりの書類がすべて台無しになってしまった。\n触れ合った時の感触から体温に至るまで、私はシミュレートすることができる……それでも、本当の意味で彼女に触れることは永遠に不可能だ。\n幸い、どうにかしてドクターに気づいてもらえたおかげで、私たちはアーミヤが起きてしまう前に、このちょっとしたトラブルを首尾よく解決できた。明け方、アーミヤとドクターはいつも通り、朝のあいさつを交わした。\nドクターは上手く隠し通したようだ。よろしい。\n\n>TIMEDATA_9032\nケルシーが私の意図に気づいた。\n彼女は秘かに私の元を訪れ、緊張した様子で、テレジアがどこか秘密の場所に未だ存在しているのではないか、確かめようとした。しかし彼女が得られたのは、またしても失望しかなかった。過去のいくつかのタイムスライスの中で、私が誰かを失望させたことは滅多になかった。だが、接触対象がケルシーとアーミヤの場合、私はあまりにも無力だ。\n夕食時、アーミヤがケルシーを慰めていた。私はアーミヤには何も話していないとケルシーに誓ったが、二人はそのことを特に気にしていないようだった。\n二人が気にしているのは、私がずっとここにいることだ。\n\n>TIMEDATA_4978\nアーミヤからどんな質問をされるのか、演算で予測するのをやめることにした。\n今や、彼女から質問を投げかけられてから、演算速度を低下させ、思考した後に回答を出力することに、すっかり慣れてしまった。\n今まで、数えきれないほどの生命体の感情モデルを分析してきたが、一度も困惑を覚えさせられたことはなかった。しかし、アーミヤは確かに私にまったく新しい感情を気づかせてくれた。それはアーミヤが特別だからか……それとも私が特別だからか。\nまさか、本当にテレジアの記憶データが、私の演算ロジックに影響を及ぼしているのだろうか?時間の果てに必ず答えはある。そして、永遠の存在である私はいつか必ずその答えに辿り着けるのだ。\n少なくとも、一つわかったことがある。アーミヤは決して複雑な子ではないということだ。\n彼女が私を見つめるあの眼差しを、私もできるようになった。\n>ND_DWDB_CLOSED\n\n「あれ、開かない……このファイルの閲覧権限ってこんなに高いんですか?中に何が入っているんですか?」\n「いくつかのデータの記録よ、アーミヤ。物語が入っているの。私の、そしてあなたの。」\nそしてそれは、私だけのものだ。", "typeIcon": "bar-x", "typeName1": "BAR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4134_cetsyr", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_cetsyr_1", "uniequip_002_cetsyr_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#47beba" }, "uniequip_002_skadi2": { "uniEquipId": "uniequip_002_skadi2", "uniEquipName": "彼女の残滓", "uniEquipIcon": "uniequip_002_skadi2", "uniEquipDesc": "「それ」は感じた、時が来たと。もっとも、時間という概念はすでに存在していないが。\nはるか彼方で輝く最後の光すら「それ」の視線の先で消滅した。今や周囲には、ただ空疎な暗闇が広がるばかりで、星々はもはや存在しない。宇宙で唯一存在するものは、視界の果てまで広がりあてどなく漂い続けている、虚と実が入り混じった身体のみ。かつて、何者かが「それ」は循環の終着点になると言った。確かにその通り万物は既に消え去り、ただ「それ」だけが存続している。\nでは、この先は?\n「それ」は自らの身体を見つめた。かつて共に泳いだ血族は、彼女たちが消し去った無数の生命と同じく、全て「それ」の体内を巡る養分と化していた。以前は賑やかにひしめいていた無数の可能性も、永遠の沈黙の中にいる。それら全てを代償に「それ」は生を得たのだが、今この時、その命をどう使うべきかわからなかった。\n以前「それ」はとある使命に駆り立てられ、無数の生命と、その生命の棲み処である幾千の星々を呑み込み、宇宙に存在していた、あるいは未来に存在し得たあらゆる生命体を転化させた。そして使命に導かれるように、最終的に「それ」は消滅の果てへと辿り着いた。\nしかし、かつては抗えなかった使命すらも今や日に日に曖昧になり、消失を迎えようとしている。「それ」に託されていたあらゆる希望は、万物が滅びを迎えると同時に、全て喪失したのだ。使命を「それ」に与えた者でさえも、その先にある未来を思い描いたことはなかったのかもしれない。\n「それ」は途方に暮れ、不安を抱いていた。しかし答えを探すあてはない。外にはただ虚空のみが広がり、体内には過剰な養分が漂うだけなのだから。ゆえに「それ」はどうにか手がかりを得ようと、思索を身体の奥深くまで潜り込ませ、無関心な養分をかき回した。\nそうした思考の干渉により、養分は衝突と再構築を行い始め、真新しい情報の断片を絶えず生み出した。しかしその断片は、どれも発生した瞬間に消えてしまう。「それ」は時間など存在しない永遠の中で、同じことを何度も繰り返した。そしてついに、「それ」は馴染みのある断片――自身の声を、はっきりと捉えた。金属の糸の振動と、生体膜の震動で構成されたもの……それは、歌声だった。\nかつて、とある孤独な技術者も歌っていた。ただ一人の海で、錯綜する光ケーブルを孤独に引き摺りながら。彼女はケーブルを巧みに操り、それが織りなす光の輪の中で、無関心な鱗獣の群れに歌いかけていたものだ。\nかつて、とある孤独な歌い手も歌っていた。ただ一人の旅路で、溢れんほどの思い出を孤独に引き摺りながら。彼女は思い出から曲を紡ぎ、くたびれた酒場で、無関心な魂に歌いかけていたものだ。\n今、「それ」は同じようにただ一人だった。自らが呑み込んだあらゆるものを孤独に引き摺り、滅びゆく宇宙を漂って時間の果てまで辿り着いた。ならば「それ」も、体内の無関心な養分に歌いかけるべきだろうか?\n「それ」がスカジならば、やはり歌うのだろう。彼女であれば、複雑な思索に至るより前に、その口から歌を紡いでいたはずだ。そう、歌声こそが彼女の言葉であり、想像であり、創造なのだから。\nゆえに「スカジ」もまた歌い始めた。すると、彼女は歌声の中で、かつて存在したどの生命よりも強い輝きを帯びていった。そしておぼろげに「スカジ」は自らが何をしようとしているのかを悟った。この歌がきっかけとなり、体内の無関心な養分たちは、新たな存在、生命、宇宙へと生まれ変わるのだ、と。\n身体が急激に膨張し始め、意識は急速に薄れていく。彼女は胸に希望を溢れさせつつ、自らは決して見届けることのできない新たな宇宙へと想いを馳せた。", "typeIcon": "bar-x", "typeName1": "BAR", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_1012_skadi2", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_skadi2_1", "uniequip_002_skadi2_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30125", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"今日はチェロのレッスンの日だ。先生がかなり遅れてやって来たが、生徒は何も気にしていない。そもそも、彼女は一度たりともこの先生に好感を持ったことはなかった。あのチェロ独奏曲、もう自分ひとりで最後まで演奏できるはずなのに、先生はいつもまだ不十分だと言うのだ。\nたしかに、先生のように演奏するにはまだまだ力不足だろう。かつては楽譜へと入り込み、会ったこともない作曲家と心ゆくまで話をしてみたいと思ったこともある。しかし、真っ白な紙に書かれた漆黒の記号は、いつも黙り込んだままだった。この神秘的な作曲家はすでに百年以上も前に亡くなっている。聞いた話によれば、彼女は生涯を孤独に過ごし、数冊の楽譜が世に出回っていることを除けば、その人生のほとんどが謎に包まれている。生徒には楽章の中の波打つ情熱と悲しみも理解できなければ、楽譜に記された「永遠に愛する者」がどんな人物なのか、なぜその者が狂乱に陥っていったのかもわからなかった。\nだから、彼女はただ譜面通りに演奏するしかない。初めは、まだ思い通りに弾けていた。音符は手の届く範囲にあり、しっかりと彼女の中に落とし込まれていった。しかし、楽章が進むと、曲は激情的なフレーズへと突入した。スキップに反復、華麗なトリルや装飾音が彼女を情熱的に掻き抱く。音たちに誘われるがまま熱狂的なダンスに興じるが、ステップを踏むごとに、足取りがどんどんおぼつかなくなっていく。荒々しい強弱記号の数々が猛然と視界に飛び込んできたかと思えば、次の瞬間には楽譜の端へと素早くスライドしていく。彼女はそんな音たちを掴もうとした。音たちと過ごした輝かしい時を掴もうとした。どこまでも続く楽譜の線を必死に駆け抜け、ついには疲れ果てた。弦の振動が感情の昂ぶりを引き起こせなくなり、代わりにメトロノームの音だけが、カチ、カチ、カチ……と耳元に残っている。先ほどの情熱的な音楽は、惜しげもなく去ってしまった。まるで、この裏切りが最初から定められていたかのように。\n華やかな音色と共に指先の活力も失われ、ついに辺りに響くのはただメトロノームの音のみとなった。カチ、カチ、カチ……その不完全な沈黙は別れの宣言へと変わった。心の底に抑えつけていた憤怒と絶望が、涙となって溢れ出した。ぼやけていく視界の中、目の前にある真っ白な楽譜だけが、最後まで抵抗せよと自分を奮い立たせようとする。彼女は羽ペンを手に取ると、先ほどのスキップに反復、華麗なトリルや装飾音、荒々しい強弱記号をすべて楽譜に記していった。真っ黒な文字はさながら鋼鉄の枷だ。自分がすでに狂ってしまっていることはわかっている。だけど、永遠に愛する者を傍に繋ぎ止めておくには、これしかないのだ。これで、己の命は終止符が訪れるまで、音楽と共に流れるだろう。\nその瞬間、チェロの音が突如として止んだ。はっと我に返った時、生徒は自分が弓を握り、静かにチェロを抱えていることに気づいた。弦の振動も、メトロノームの音もない。練習室の中にこだましているのは、自分の粗い呼吸音だけ。チェロを支える生徒の手の甲を、黒い手袋をつけた手でそっと撫でながら、サンクタの先生はいつもの穏やかな口調で言う。\n「今日の演奏はとても素晴らしかったわ。」その言葉からは喜びの感情が伝わってきた。「作曲家の命は、彼女の愛と共にあなたの演奏の中で流れ続けるのよ。」", "typeIcon": "rit-x", "typeName1": "RIT", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_245_cello", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_cello_1", "uniequip_002_cello_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"rit-x", "typeName1": "RIT", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4102_threye", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_threye_1", "uniequip_002_threye_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31064", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31084", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30044", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": "GOLD" } ] }, "type": "ADVANCED", "uniEquipGetTime": 1745478000, "uniEquipShowEnd": 1745478000, "charEquipOrder": 1, "hasUnlockMission": true, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#0e55d1" }, "uniequip_001_bobb": { "uniEquipId": "uniequip_001_bobb", "uniEquipName": "ボビングの記章", "uniEquipIcon": "uniequip_001_bobb", "uniEquipDesc": "ボビングは敵へ元素損傷を与え味方を援護することに秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては補助オペレーターとして区分し、祭儀師の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_487_bobb", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1745478000, "uniEquipShowEnd": 1745478000, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": 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"エリシオは新入生指導室の扉の前で、自分の前の学生が出てくるのを待っていた。膝に乗せている、中古で手に入れたソーシャルワークの教科書は、さきほどからずっと、めくられることもなく同じページで止まっている。\nこれは、中学の頃の彼が思い描いていた人生設計にはなかったものだ。かつて、アーツ応用学の先生から才能があると褒められた彼は、IT企業と軍の双方に採用される未来を妄想していたこともあった。もちろん、授業の安全基準を満たすアーツユニットを購入するお金がなかったため、いつも先生から借りた授業用のものを使っていたことも、ある日同級生が授業中に皆の目の前で壊れた杖を彼の足元に投げつけ、皆の嘲笑う声を聞きながらそれを拾い上げたことも、当然覚えていた。彼はその壊れた杖を家へ持ち帰り、一週間かけて修理した。その時の彼は、将来自分の才能が開花して成功できれば、今まで嘲笑われてきたことなんて、大したことではないのだと思っていた。\n彼はその古い杖を二学年の間使い続けた。しかし最終的に、彼はその杖を分解し、唯一金になるアーツユニットを売り払うと、自分を侮辱した相手と殴り合いのケンカをした。彼は気づいてしまったのだ。「才能」だけでは、優れた装備を持つ同級生よりいい成績を修めることはできないのだと。専門分野においての天才や、豊富な研究資金で作り上げられた専門家となればなおさらだ。自分に杖を投げつけた同級生と同じように、彼らも淘汰された計器や、自分では到底追いつけないような研究成果を投げつけてくると、自分の救いの神だと声高々に宣言する場面を、エリシオはいとも簡単に想像できた。\nあの日の午後、エリシオが手にした雑誌をペラペラめくっていると、マイレンダー基金が発表した感染者生存報告が目に入った。その時、彼はふと思った。感染者と関わるソーシャルワークの仕事なら、きっと見下されることはないのだろうと。なにしろ、弱い立場にいる感染者は、常に誰かに助けを求めているのだから。今度は自分が救いの神になる番だ――\n指導室の扉の向こうから、先生が自分の名前を呼ぶ声が聞こえた。エリシオは立ち上がり、中へと入る。\n先生が何を言うのか、大方予想はついている。きっと相手は自分に忠告してくるのだろう。ソーシャルワーカーにとって一番大切なのは忍耐力だとか、大変な仕事も多いから、覚悟をしておくようにとか……\nしかし、エリシオがデスクの反対側に座ると、先生は微笑みながら問いかけてきた。\n「あなたはなぜソーシャルワーカーになろうと思ったのですか?」\nエリシオは一瞬、言葉に詰まってしまった。\n先生はしばらく無言のまま彼を見つめていたが、やがてゆっくりと口を開いた。「ソーシャルワーカーとは、社会の発展を推し進めようとする者たちです。なぜなら、私たちは誰もが変われるものだと信じているから。」\n「誰しもが、より良い生活を送る権利があるのです。自身の生い立ちや過去に囚われることなく。」\n「もちろん、あなたも、そして私もです。」", 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"もうすぐ八時になってしまう。森の外れに立つ彼女は、ひどく焦っていた。\n何があろうと、必ず九時前には家に帰らねばならない。これは父が定めたルールだった。たとえ死んでも、このルールに背くことだけは許されない。ゆえに、彼女も自分の中でルールを定めた――八時までには成すべきことを終え、始末すべき者を全員始末すると。\nしかし今日は、まだ成すべきことを終えられていなかった。敵はサルッツォファミリーの予想を超える数の勢力を隠しており、事態は泥沼化していたのだ。\n部下たちは彼女のために、帰りの車を手配していた。そして彼女もまた、父は成果などには興味はなく、ただ自分が時間通りに戻ることだけを望んでいるのだと知っていた。\nそこで彼女は、車に乗ることを選んだ。だが、それと同時に、敵が飼いならした牙獣を解き放ってきた。数匹が包囲を突破して、車内に入り込むと彼女の喉に狙いを定める。\n無論、それで彼女が傷付くことはない。ひらりと身を躱すと、返す刀で牙獣を切り伏せて――けれどもその時、彼女は牙獣の爪が身に着けている何かに触れたのを感じた。\nうつむいて見てみれば、それは懐中時計だった。牙獣の爪は文字盤のガラスを引っ掻いて、深々と爪痕を残していた。\nこれでは時間がよく見えない。\n彼女は一瞬焦りを感じたが、その後続けて訪れたのは安堵だった。先ほどまでの焦燥感が、瞬く間に消え失せたのだ。\n「ボクが片付けてくるよ。」突然彼女はそう言った。\nそして、強く反対する部下たちを尻目に車を降りると、森に向かって一歩一歩進んでいく。\nカチ、カチ。八時が来た。\nけれども彼女は、森の奥へと姿を消した。\nその日、彼女は夜中までかけて敵を皆殺しにすると、明け方に悠々とサルッツォ邸の門をくぐり戻ってきた。\nアルベルトは怒りを爆発させ――\nラップランドは満面の笑みを見せたのだった。\n……\n「こんな物語があるんだ。とある女の子が、美しくなれる魔法をかけてもらった。だけど、十二時を過ぎたら元の姿に戻っちゃうってお話でね。」手元の懐中時計を弄びながら、彼女はぽつりと言った。「ザーロ、キミは魔法が解けちゃうのが怖いかい?名もなき牙獣のように、誰にも知られず荒野の上で死に絶えることを、怖いと思う?」\n「くだらん問いだ。狼主という存在を侮辱しているのだろう。」\n「じゃあ、キミからすれば単なるおもちゃでしかない大多数の人間も、同じようなことを考えてるっていうのは知ってる?まあ、ボクからすれば、キミらはみんな一緒だけどね。」\n「誰もかれも、自分にかけられた魔法は永遠に解けないものだと思い込んでるんだ。それでいて、いざ魔法が解けた瞬間、こんなはずじゃなかったって嘆くのさ。」\n「お前はどうなんだ?自分だけは例外だとでも?」\n「違うよ、ザーロ。その時が来たら、キミは初めて本当のボクを見ることになるんだ。」\n彼女は懐中時計を耳に当てると目を閉じて、秒針の動きに合わせ指先で文字盤をコツコツと叩いて言った。\n「カチ、カチ。八時が来たよ。」", 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"イングリッドはその若者の顔を見つめていた。血が髪の分け目を伝ってうなじへと流れる様は、さながら出来の悪いタトゥーのようだ。\n「助けてくれ。」彼は懇願した。まるで前日、自分が目の前の女性に向けてナイフを投げつけたことなど忘れてしまったかのように。\nイングリッドの視線は彼の肩を通り越し、遠くで煙を上げる車に向けられていた。ああ、彼は結局追いつかれたのか、と彼女は思った。\n彼女の元へ仇討ちに来たその男は失敗し、そのうえ帰り道で今度は己を狙った仇討ちに出くわしたのだ。あまりにありふれた話である。憎しみというのは、己の尾を噛もうとぐるぐる回る狼のようなものなのだから。\n「助けてくれ。」男は繰り返した。\n仇敵に助けを求める者などいるだろうか?その人物が、以前自分を見逃してくれたというだけの理由で、今回も情にほだされるとでも思っているのだろうか?しかしイングリッドは、そうした疑問に長く悩むことはせず、男に告げた。\n「悪いね、もうそういうのはやめたんだ。」\nイングリッドはナイフを一本投げ捨てた。これは昨日、この復讐者の手から奪い取ったものだ。男にまだ己の武器を拾い上げる余力が残されているかどうかも、そしてその武器を誰の喉元、あるいは胸に突きつけるつもりなのかということも――彼女が気にかけるべきことではなかった。\nイングリッドは踵を返すと、その足でロドスの宿舎へと戻った。すると扉の外から、後方支援部のオペレーターが、予約していたセラピーサービスがあと十五分で始まる旨を知らせてきた。イングリッドは、船の窓越しに荒野を見つめた。ナイフを投げ捨ててから六時間が経っている。あの若者は、憎しみの轍が生み出す連環から逃れられただろうか。\n宿舎の机には、プレゼントとしてもらったパズルが、作りかけの状態で置かれている。リサが時々お喋りをしながら、いくつかピースをはめ込んでくれていたのだ。\nイングリッドはすでに出来上がった部分の絵をじっくりと見つめた。そこには何の変哲もない風景が広がっており、凹凸の縁から、建物や、山や、木々の輪郭までを想像できる。彼女は実際には自分の手では一列も揃えていなかったが、頭の中では、このパズルはすでに完成していた。\n彼女は決して根気がないわけではない。だが、最初から全貌が見えている事柄にはどうしても興味が湧かなかった。そこで彼女は、まるで自分を試すように、ピースを一つ摘まみ上げると、大きな空白の真ん中に置いた。\n「これはここだね。」彼女はそう言った。周りのピースを探し出すまでもなく、過去に何度もそのパズルを完成させたことがあるかのように、確信があったのだ。\n彼女は、その孤立したピースを中心として、己の尾を追いかける一匹の狼を見た気がした。ぐるぐると、繰り返し飽きずに回る狼を。\nイングリッドはかぶりを振ると、指を曲げてそのピースを机から弾き飛ばした。\n「休暇中に考えるようなことじゃないね。」\n彼女は宿舎の外へと歩いていく。予約していたセラピーの時間が来たのだろうか?いずれにせよ、些末なことだ。休暇中の殺し屋は、自分の時間を贅沢に使うことができるのだから。", 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"「こちらの絵画は、ヴァレンタインの最も有名な大作です。数年前、人づてに購入したものですが……ざっと百万チェルボネッツほどもかかってしまいましてな。」プロップ公爵は特使に対し、自らのコレクションを誇らしげに紹介していた。\n「それからこちらの夜光の宝珠は、東部の山脈で産出されたものです。なんとウルサス全土でもたったの二つしか存在しませんで。一つは私めが、もう一つはベリヤ公爵のお手に……」\n「ふむ、これのことか?」特使は駄獣の目玉ほどの大きさをした宝珠を取り出した。それは手の中で、淡い緑色の光を発している。\n「さすがは特使様、まこと慧眼ですな!」公爵はそう誉めそやしながらも、心中は全く穏やかでなかった。特使はこれまでに九カ所の領地を巡回しており、プロップ公爵の領地は十カ所目にあたる。ここまでの九人の公爵は賄賂をたんまり弾むので、特使がここを訪れる頃には、とっくに舌が肥えてしまっているのだ。\n特使はコレクションルームの隅まで歩み寄ると、質素な見た目の旧式軍用剣を手に取り、興味深げにもてあそび始めた。鏡のように磨き上げられた刃が、彼女の赤い瞳を映し出している。\n「いや、実にお目が高い!」まるで罠にかかった獲物を目にしたように、公爵は早口でお世辞をまくしたてた。「その宝剣はまさに先帝から賜ったものでして、サンクト・グリファーブルクへの手土産にはぴったりの代物でございます。」\n「それほど貴重な宝物をいただけると?さて、公爵様にはどうお返ししたものか。」特使はそう言って、公爵に目を向けた。\n「特使様がサンクト・グリファーブルクへお戻りになった際に、私の功績を『少しばかり』陛下にお伝えいただければ。それと、首都の式典に参加させていただけるようお取り計らいを……」\n「では望み通りにしよう。鉱山事故が起こる度に、事故を知る者全員を崩落した炭鉱に埋めることで、鉱区の十年間無事故記録を作り上げたという偉大な『功績』を帝国中に知らしめれば良いのだろう?」\n特使の言葉に不意を突かれ、公爵の媚びた作り笑顔が凍りついた。\n「あるいは、お前が処分したという一万以上の『盗賊』の半数が、実際にはお前の領地内で餓死した流民だったことを知らしめたいのか?」\n公爵の顔がみるみる青ざめていく。このような特使と会うのは初めてのことだった。\n「それとも、前の九人の公爵と同じく忠実な人殺しであることを、ウルサス中に知らしめてほしいのか?」そう言いながら、特使は宝剣を握りしめた。公爵が自慢していた高価な夜光の宝珠は、すでに床へと投げ捨てられている。そして特使がフードを取ると、炎のように赤い髪が露わになった。彼女の鋭い両眼を見た公爵は、近頃出回っていた噂を思い出した――数年前に実在した「クラウンスレイヤー」がウルサスに戻ってきたという噂を。\n「まさか……これまでの九人は、もう……」公爵は口を開いたが、恐怖のあまりその先の言葉は続かなかった。\n「もし『特使様』がここにいて、帝国がお前たちの功績を耳にしたなら、本当に新たな褒賞が授けられていたかもしれないな。」\nプロップ公爵は、逃れるため必死で助けを呼ぼうとした。しかしその声は、いつの間にか立ちこめていた、むせ返るような濃煙に呑み込まれていく。\n「残念だが、帝国にお前たちの呼び声は届かない。」宝剣を振り上げ、「特使」はそう言い放つ。\n「しかし、心配するな。このクラウンスレイヤーが代わりに褒賞を授けてやろう。」", 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"その男が店に入ってきたのは、ちょうど雨が降ってきたばかりの頃だった。\n年齢は六十歳ほどで、身なりは整っており、厳粛な表情も相まって貫禄のある男だった。サテンのコートには雨粒が付いていたが、ルキーノは慣れた様子で出迎えて服を預かった。ルキーノを見て男は数秒立ち止まり、それからウンベルトがしびれを切らして待っている作業室へと足早に入っていく。\nルキーノは祖父と客人にはそれ以上干渉せず、預かったコートをハンガーに掛けた。そのコートはとても繊細な仕立てで、生地も上質なものが使われていた。何よりも目についたのは、内ポケットに収められている磨き上げられた黒い携帯式クロスボウだった。この人は相当な大物だ、とルキーノは感じた。\nほどなくして、作業室から口論の声が聞こえてきた。扉の隙間から漏れ出す断片的な言葉だけが、ルキーノの耳に届いてくる。\n「……ルッカの物……これで最後……」\n「……お前が……手を下した……無慈悲に……」\n「……マシーナ……たった一人の……娘……」\n「なんで、お父さんとお母さんの名前を……?」ルキーノは好奇心を抑えきれず、作業室に近づこうとした。その瞬間、床に物が落ちる音と、先ほどの男の叫び声が聞こえてきた。「……私も、あいつの肉親だ!」\n作業室の扉が突然開かれた。例の男がまるで壁のように祖父との間に立ちはだかる。その男が振り返ってルキーノに掌を差し出すと、そこには銀色の指輪があった。\n「これはルッカの指輪だ。そろそろお前に渡す頃合いだろう。」そう言って、男は指輪を取り出す。その眼差しと言葉は、期待に満ち溢れていた。\n男の肩越しに、整えられていたはずの作業台がめちゃくちゃになっているのが見えた。生地やメジャーは床に散らばっており、ウンベルトは部屋の片隅に身を寄せている。これほどやつれ果てた祖父の姿を見るのは初めてのことだった。指輪を受け取ろうとしたルキーノだが、手を伸ばした瞬間、男への好奇心は怒りへと変わった。そしてルキーノは男の手を払いのけ、指輪はぽとりと絨毯の上に落ちた。\n「あなた、誰ですか?ぼくもおじいちゃんも、失礼な客は相手しませんから。」\n男の眼差しに宿っていた期待は、瞬く間に消え失せた。代わりにその目は怒りで満たされ、緑色の光が映し出されている。ルキーノはそのとき、ようやく男の瞳が自分と同じ色をしていることに気が付いた。\n「デ・モンターノはあなたを歓迎しません。」ルキーノは勇気を奮い立たせ、姿勢を正して言った。「さあ、出て行ってください。」\n毅然とした命令だった。ルキーノは、男の眉間に集まっていた怒りが自分の言葉によってかき消されたことに驚いた。男の目尻からはわずかな失望の色が窺えたが、すぐに厳粛な表情がそれを覆い隠した。\n「……望むならそうしよう、小さなサルトリアよ。ではな。」男は雨に濡れたコートを羽織り、最後にルキーノを一瞥すると、扉をくぐり夜の雨の中に消えていった。\n「おじいちゃん、あの人は一体誰なの?」\n「娘を殺した父親さ。名前までは知らなくていい。」\n「あいつは『大物』になろうと、シラクーザのゲームに手を出した。これは当然の報いなんだよ。」", 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"レッシングの訪問が決まったことを受け、リッチたちはいつも先生の怒りを受け止めてくれる彼への感謝の印として、心ゆくまで休暇を過ごしてもらおうと「ストレス解消プラン」を用意した――\n1.高級レストランでの食事。完了!\n……せっかく一流のサービスをしてもらえるのに、あいつったら何を言っても席についてくれなくて困ったわ。必死にみんなでベルトを引っ張って、座席に固定したらやっと食べてくれたけど。はぁ……あんなに可愛かった弟分が、ちょっと離れた間にどうしてこうなっちゃったのかしら?\n2.新しい服のプレゼント。完了!\n……子供に服を買ってあげるってこんな感覚なのね、悪くないわ。あいつ、意外と何を着せてもサマになるみたい。ただ採寸の時すごく嫌がってたから「これ以上抵抗するなら、あたしたちの『糸』で測るわよ」なんて言ってやったら、ずいぶん大人しくなったわ。\n3.先生からの仕事を手伝う。完了!\n……あいつが安心できるようにデスクに座らせて、まだ終わってない仕事を目の前で一つ一つやっつけてあげたわ。一件ずつ仕上がりを確認しながらだったけど、どれも満足だって。ふふっ!あいつのストレスもこれできっと解消されたわよね。あたしたちったら、なんて頼りになるお姉さんたちなのかしら。\n4.ビッグニュース!先生がみんなにしばらく休暇をくれるって。自分の研究に集中したいから、静かに過ごしたいそうよ。これで完全にリラックスできるわね!このこと、早くレッシングに教えてあげなきゃ!\n――待って。あいつ……どうして剣を抜いてるの?\nレッシングは、リッチたちが「たまにはカズデルに帰ってきてほしい」「先生の相手をさせるつもりなんて全然ないから」と言っていたことをドクターから聞き、今回の旅行を計画した。しかし彼は、そこで少し奇妙なことに出くわした。\n1.リッチたちがこれまでにないほど熱心に食事に誘ってくる。もしかして爺さんの前で何か厄介なことをしでかして、それを俺に解決させるためにご機嫌取りをしているのか?\n2.今度はリッチたちが急に服を見繕ってくれた。どう考えても俺に厄介ごとを押し付けようとしているな。\n3.信じられない!リッチたちが仕事を手伝ってくれるなんて……異常事態だ。どうやら相当まずいことをしでかしたらしい!\n4.爺さんが消えた!まさか爺さんまでこの件に巻き込まれてるのか……?\n満面の笑みで自分を囲むリッチたちを前にして、レッシングはいつも通り身体のベルトをきつく締めて心の準備をする。そして、手に持った大剣を素振りした――\n「前置きはこれで終わりか?じゃあ教えてくれ。誰を始末すればいい?」\nフレモントはひげを整えようと、手櫛を取りに戻っていた。そこで目にしたのは、レッシングの大剣が激しく風を切り、力のあまり身体に巻いたベルトが弾け飛ぶ――そんな光景だった。リッチたちは隅で震えながら、小声でレッシングにこう訊ねた。「その、ストレスは解消された……?」\n慌てふためくリッチたち、床に散らばるプレゼント。それらを見て、レッシングはようやくリッチたちの計画を理解した。彼は両手で大剣を支えながら、深々とため息をついて言った。「……まあ、たぶんな。」", 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"「サーミはあらゆる所から、俺たち子孫を見守ってくださる。」\n「この雪原の草木も全部サーミの化身で、それを通じて俺たちを導いてくださってるんだ。たとえ故郷を離れても、そういう媒介を使って困難を乗り越える手助けをしてくださるんだな。」\n「……かの名高いアルゲス氏も、そんなありがてえサーミの霊石を買っていかれた。それをあしらったチャームだ。お客さん、おひとつどうだい?」――懲りないサーミの商人\nスルトが雪原の奥深くにある風雪の中心から立ち去ろうとした時、サーミは彼女に贈り物を与えた。\n啓示が浮かび上がり、氷の層が徐々に溶けて崩れると、小さな氷晶がスルトの足元に転がってきたのだ。\n誰かに導かれるかのように、スルトはその氷晶を拾い上げた。思っていたような冷たさはなく、風が氷晶をかすめると、寒さからではない震えが伝わってくる。それは生命の鼓動とでも呼ぶべきものだった。\nその馴染みのある感覚に触れたスルトは、手元の大剣に視線を向け、中心を流れる焔を見つめた。\n氷晶を大剣に近付けると、スルトはもう一人の自分が苛立っていくことに気付いた。「忌々しい。近付けるな。視界にも入れるな!」――そんな声が聞こえるかのように。\nそこで、スルトはサーミの伝統工芸品のチャームを買った。そして中に入っていた石ころを捨てて氷晶を入れ、紐を剣の柄に巻き付けた。\n足を一歩踏み出すたびにチャームと柄が当たり、コン、コンと小気味よい音を立てる。高慢なもう一人の自分はまた不満を募らせていたが、不平を言おうにもその力はない。\nスルトは思わず心の中で嘲笑った。\nもう一人の自分は気が荒く、燃えるように熱く、冷気を忌み嫌っている。黒板を引っ掻く音を本能的に忌避してしまうように。\nスルトがアイスクリームや冷たい飲み物を好むのは、それが理由でもあった。\nコン、コン。スルトがチャームで剣を叩く。剣は何度か激しく震えたあと、動きを止めた。氷晶の青い光が剣を照らし、剣の緋色が少しばかり覆い隠される。\nサーミに感謝を。\n焔が激怒し、自らが軽んじられたことを耐えられずにいる感覚が伝わってくる。「貴様、このような忌々しい物で私を愚弄しようというのか!」――そう言っているかのようだった。\nくだらない。\nサーミの助力がなくとも、スルトにとってこの程度は些細な罵倒だ。\n少女にとっては、焔の力も祝福にはならず、記憶の混乱も束縛にはならない。気まぐれで我儘なスルトは、重要でないものは全て無視し、大切にしたいものは全て手に入れようとする。\n巨獣の欠片? 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"ノヴァ騎士団の新しい「配置」について、多くの人がそれぞれの意見を述べてきた。私の「旅行」が、今後の騎士団の方向性を示すだろう……など。しかし、青白く輝く大騎士領の金属壁が地平線の下へと沈むにつれ、そうした噂話は意味を失っていった。\nああ、私はまた誰かの意思で決められた土地へと送り込まれただけだ。だが幸い、ここが嫌いだというわけではない。毎朝ほぼ同じ時刻に、オグニスコのあらゆる工房の炉が燃え上がり、職人たちは火と鋼の立てる音の中で互いに朝の挨拶を交わし合う。そのような自然な喧騒の間で、この小さな町の人々は、よそ者が何をもたらして何を持ち去ろうと、誰一人気に留めようとしない。\n新しい町で暇を持て余さないよう、私はある武器工房で手伝いとして働き始めた。そこでは大騎士領からの注文もよく届くので、見知った名前を見ることもある。現在ノヴァ騎士団は、流体合金の剣を持った「月光騎士」を育てているそうだ。後から聞いたところによると、今回彼らはワイン風呂と高級使用人を、月光のハンモックと銀色の毛を持つ裂獣の従者に置き換えたらしい。しかしその武器を作る工房の女職人は、自分の作った武器を誰が持つのかなど一切気にかけてはいないようだ。彼女が今まで一度も私の出自を尋ねたことがないように、おそらく彼女にとっては、私が燭騎士だろうと一般人だろうとどうでもいいのだ。自分の武器を買ってくれるのであれば、競技騎士でも荒野の傭兵でも同じなのだろう。現に、発注書に付属する「月光騎士の設定」という文書にも、彼女は一度すら目を通していない。\n彼女が気にかけているのは、ただ自身の技術のみ。時おり炉を覗きこんで火を眺めていると、彼女は誇らしげにこう語るのだ。「火ははじめ、空から大地へとやってきたの。そのおかげで大地には金属が生まれ、鍛治や鍛造の技術も誕生したのよ」と。「残念ながら、今は誰もこんな話を信じなくなったけどね。」彼女は少し寂しそうに、火ばさみで鋼の棒を裏返しながら言った。\n「子どもの頃、空から火が落ちてくるのを見たことがあります。」と私は話を合わせた。すると彼女は笑った。まるで私のやましい気持ちを見透かすかのように。そこで彼女は話題を変え、「工房の天井をもう少し高くした方がいいかしら。そうすれば、あなたがいつも俯きながら歩かずに済むもの」と話した。私がその必要はないと返すと、彼女はそれ以上話すことはなかった。\n偶然にもその翌日、流星が間もなくオグニスコ上空を通るとの知らせをラジオで聞いた。町じゅうの炉から火が消えた後、女職人と私は工房の入り口に立ち、夜空にゆらゆらと広がる蒼い光を見上げた。その光について、古い詩には「流星が星のさやをかき混ぜて起こした波紋」と書かれていた――ただし流星そのものは、山にすっぽりと隠れてしまっていたが。\n師匠は目をきらめかせて、蒼く燃えるような光に向かって歩き出した。\nそして十メートルほど走ったところで、私の方に振り向いてこう聞いてきた。\n「あら、ついて来ないの?」\n「私はここで大丈夫です。流星の尾が夜空に描く軌跡も美しいものですので。」\n師匠に「空から火が落ちるのを見た」と話した時――確かに、私は嘘をついた。だが、流星がシュトルム領の夜空を通ったことは事実だ。その当時、部屋の窓は別の方角を向いており、眠っている父を起こしてまで外へ出たいとは言えなかった。結局その夜に流星を見ることは叶わず、冷たい望遠鏡を握りしめながら自分にこう言い聞かせた。「大丈夫、あの流星が夜空に描く軌跡も、美しいものだから。」\n流星そのものが放つ、燃え盛るような光の壮観さを否定したことはない。しかし、蝋燭に火を灯すと、蝋燭そのものではなく火がつくる影を見てしまうように、私は流星そのものには極力触れないようにしてきた。\n女職人の姿はすでに暗闇へと消えていた。辺りを見渡すと、工房の入り口に繋がれた駄獣が目に入った。私の読んだどの騎士小説にも書かれていたが、クランタの騎士は己の力だけで野原を越えられるため、駄獣の力を必要としない。だが私はクランタでもなければ、今や騎士でもない。私は思うまま駄獣にまたがり、流星が消えた方角へと駆け出していった。", 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"この度の帰艦で、ドクターとの会合がこれほど長引くのは予想外だった。\nそう、偶然司令部の前を通りがかるまで、ヴィーナは想像もしていなかったのだ。ドクターとクロージャが真剣に討論している内容が、まさかロンディニウムで流行り始めたばかりの新しいボードゲーム『アドベンチャー・オブ・ライオネス』についてだとは――。最近は酒場で暇潰しをする選択肢も限られていたため、政治問題をよく語り合っている客の間で、こうした子ども向けのゲームが瞬く間にブームとなった。\n「自分もクロージャも、このゲームにはまだまだ抜け道があると思う。」とドクターは説明する。\nヴィーナはいつものように、適当にごまかしてその場を去ろうとする。しかしクロージャは彼女の前に立ち、「このゲームをやってるとさ、自救軍とロンディニウムの地下で戦っていた日々を思い出すんだ。」と言いながら、半ば強引に参加するよう誘いかけてきた。\n最初は子どもたちが遊びで始めたアイデアが、こうも早く商売人によってゲーム化され、ロンディニウム中で流行になるとは、ヴィーナも想像していなかった。さらに予想外だったのは、モーガンが嬉しそうにこのゲームをロドス本艦に持ち帰り、大々的に布教したことだ。\n「君の役をさせてもらうよ。」ドクターは「ヴィーナ」となり、他の二人からの侵略を捌いていく。サイコロが何度も振られ、順番が何度巡っても、城を守る「ヴィーナ」は優勢を保ち続け、果ては二度も反撃まで成功させ「カスター」の領地を手に入れた。\n「ヴィーナ」に何度も敗北を重ねたヴィーナは、不満そうな顔で言った。「ドクター、それは反則だ。貴様の手はどれもルールにないものばかりだぞ。」\n「ヴィーナ、『決められたルールで遊ぶ』なんて約束はしていないだろう。」\n「ロンディニウムは大きな街だ。ゲームの作り手も知らないような、隠されたり見過ごされたりしている資源が山ほどある。それが、さっき話していた抜け穴でもあるんだ。」\nヴィーナは少し考え込んでいたが、すぐに次のゲームへと切り替えた。ターラーの独立運動の余波、カスターの同盟戦略、ゴドズィン領の感染者先鋒隊のプロパガンダ……ヴィーナは様々な人物を演じ、ドクターの優位を覆そうとした。しかし、なかなか牙城を崩すことはできない。\nいま彼女の前には、想像より遥かに広大な街が立ちはだかっている。むしゃくしゃしたヴィーナは、なんとかして「ヴィーナ」を打ち負かしたいと考えた。\nしかしドクターは、さらに奇抜かつ巧妙な手段を使って二人の攻勢をかわし続けた。その結果もはやゲームは小さな盤面に収まり切らなくなり、クロージャの提案でPRTSのシミュレート機能まで利用して、より大きく複雑な盤面を出力するまでに至った。\n「クロージャさん、PRTSをゲームに使って本当に大丈夫なのか?もしケルシー先生に見つかったら……」\nクロージャは得意げに言った。「ケルシーは別の用事で忙しいから、いま本艦にはいないんだ。それに、あたしの権限なら、バレないようにできるからさ。」\n――それから十時間以上が経った。宿舎に匿名の速達が届き、ヴィーナはやむなく手を止めた。\n荷物の中には、『アドベンチャー・オブ・ライオネス』初の、まだ発売されていない拡張パックが入っていた。ノーマンディー、アッシュワース、ユニコーンといった新勢力を加えたゲームモードを遊ぶことができる。さらに、外箱には次弾の拡張パックの更新予定まで掲載されていた。\n「商業監査連盟の大騎士、帝国の利刃、巨石計画の工作員、双子の声、審判の天使……」\n最後に、ヴィーナは箱に書かれている一文を読んで言葉を呑んだ。\n「気に入っていただければ幸いです。商品改善のためのご意見をお待ちしております。――エレノア」", 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"アーミヤはそろそろ寝る準備をしようと、パジャマに手を伸ばした――が、すぐに手を引いた。そういえば、まだ一つやるべきことが残っていた。\nもう一度デスクに向き直り、インクの出が悪くなったペンを何度か振る。そして、まだ何も書かれていないタグを取り出した。\n――損傷品番号:037\n――損傷品の種類:ヴァイオリン\nその二行だけをアーミヤは書き記した。本来であればより詳しく記載する必要があるが、レム・ビリトンの至るところにあるサカビンノキで作られたそれは、ごくありふれたヴァイオリンにすぎない。六歳の誕生日プレゼントとして贈られ、母から弾き方を手取り足取り教えられた。アーミヤが正しい構え方を覚えられるよう、母は面白い言葉遊びをいくつも考えてくれた。しかし今となっては、もうなに一つ思い出せない。ただ、「楽譜どおりに弓を動かすのではなく、自分の気持ちを弦に乗せることが大切」という母の教えだけは、はっきりと覚えている。\nアーミヤはその言葉の通りに弾こうとした。だがヴァイオリンから響いたのは澄んだ音色ではなく、悲痛な叫びと泣き声だった。一本目の弦が激しくねじれ始める。まるで入国審査の列に紛れ込もうと体をかがめ、不安げに人混みの奥へと身を潜めようとする人のように。続けて二本目の弦が震え始める。それは採掘現場に押し込まれた人が、手元のわずかな温もりを留めつつ、血で染まった鞭から少しでも離れようと、隅で縮み上がっている様に似ていた。さらに三本目の弦が、狂ったように震え始める。空気中にきらめく活性源石の粉塵が、廃倉庫内の血生臭さと腐敗臭を際立たせており、このような悪臭には耐えられないとばかりに。そして最後の弦が、行き交う悲鳴の中で叫びを上げる。どうして?どうして?どうして?――しかし、どの弦もそれに答えなかった。アーミヤがはっと我に返ると、弦はすべて切れており、ヴァイオリン本体には青黒い焼け跡が残されていた。\nタグをぼろぼろになったヴァイオリンのネックに結び付け、アーミヤはそっと箱にしまい込む。その箱には他にも色々なものが収められていた。ドクターが旅路で捕まえたオリジムシの殻で作ったホイッスル。テレジアが編んでくれた、引っ張ると変な音が鳴る帽子。自分のためにと、ケルシーが動物の模様を彫ってくれたサーベイランスマシン……どれも青黒い焼け跡がついており、再び使われる機会を箱の中で待ち続けていた。\nそれは、いつの日になるのだろう――。アーミヤは無意識にそう考えた。胸の裡に渦巻く名もなき怒りの炎に燃やされることがなくなるまで。大地を焼き尽くす怒りの炎が、すべて鎮まるまで。だが、それは一体いつだろうか?果たしてその瞬間を目にする日が来るのだろうか?アーミヤは、そんな日を想像することもできなかった。\n箱を閉じようとしたとき、アーミヤはヴァイオリンの側面に目立たない小さな凹みがあることに気づいた。それは、焼け跡ではなく……そう、アーミヤは思い出した。それはヴァイオリンをもらったばかりの頃。何度やっても思った通りの音が出ないことに腹を立て、弓をヴァイオリンに投げつけた時についた傷だ。\nアーミヤはふと笑みをこぼした。胸の裡に渦巻く名もなき怒りは混沌として掴みどころがないが、記憶のうちにある身勝手でちっぽけな怒りの正体はよく知っており、整理も制御も難しくなかった。\nアーミヤは「怒るってどういうことかわかったよ」と母に告げる幼い自分の姿を見た。怒ることは、どうして想像していることと現実の結果が異なっているのか、理解できないこと。頭の中では譜面通りの音を鳴らしているにもかかわらず、実際に弾いてみると不協和音が響いてしまうように。だから、何度も何度も試さなきゃ。ひとつも音を外さなくなるまで。うまく弾けなくても、腹を立てなくなるまで……幼いアーミヤは、「もう二度と弓を投げたりしない」と母に誓った。そんなことをしても、何の解決にもならないもの。\nそうして、アーミヤは箱からぼろぼろのヴァイオリンを取り出した。明日、いや明後日でもいい。このヴァイオリンを直そう。そして、もう一度奏でよう――。", 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"「コリニアを愛すべし」。城門の石柱の上部に刻まれた銘文である。おそらく、コリニアを離れる者が顔を上げれば目に入るようにとそこに文字を刻んだのだろう。しかし今や門は露天商や傭兵でごった返しており、顔を上げても煤けた落書きや広告のキャッチコピーしか目に入らない。幼い頃、シデロカはよくこの場所に来ていた。雇い主を待つ老いた傭兵を観察しては彼らが漏らす愚痴から言葉を拾い、その情報を元に頭の中で周辺の地図を組み立て、将来この都市から逃げ出すための準備をしていたのだ。\nそれから数年が経ち、シデロカは再びこの門の下にやってきた。シデロカをロドスに引き入れたミノス支部長も彼女の再訪に付き添い、故郷での昔話に花を咲かせた。当時のシデロカと契約を進めたのは、逸材を競争相手に奪われたくなかったからだと支部長は素直に語った。確かにシデロカは他の放浪者が持たないものを持っていたが、それをいち早く見抜けるのは、同じものを持つ者だけだろう。\n貨物船にバラストが必要なように、都市間を渡り歩く傭兵や商人の心にも重しが必要だ。それがなければ、確かな歩みで山を越え遠くへ行くことはできない。当時のシデロカは成人したばかりだったが、その足取りは酒瓶の中に人生の大半を葬ってきた傭兵よりずっとしっかりしていた。彼女の心には、一体どれほどの重しがあるのだろうか。\nシデロカは支部長の話にすぐには返答せず、改めてコリニアを――この一般的等価物で構成された都市を観察した。この都市のあらゆる名声と悪評を憎み、様々な通貨が印刷された読み書きの教科書を嫌悪し、子供たちがままごとで市場の大人のように値切り交渉をしては酒を酌み交わす真似をしていることに嫌気がさしていた。彼女はコリニアを巨大な反面教師として、門の前を一歩進むたび「門の下で偽物を売る露天商、金をゆするために屋台を壊す傭兵。こんな人たちみたいにはなるな。」と自身に言い聞かせていた。\n山から切り出された石は、船のバラストにもなり、彫刻を施せば柱の装飾にもなる。しかし宝石のように値札を付けて宝物とし、その石にしがみついていても、いずれ腕は力を失って石と共に水底へと沈んでしまうだろう。故郷から遠く離れていくにしたがって、シデロカはそうした道理をはっきりと理解した。\nシデロカは都市に入ろうとはしなかった。去り際、支部長は門の反対側に銘文の後半部分を見つけたと言ってシデロカに教えてくれた。\n「あまたの道はここから始まる」", 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"「直近の『凍結の時』についての推算によると、この二つの星が作る位相にはすでに変化が生じているわ。それでも『厄災の日は近い』と主張する根拠はなにかしら?」\n「おや、どこのお嬢さんだい?悪いけど、こういう売り文句がなきゃブレスレットが売れないのさ。いいとこのお嬢様のようだが……君も占星術に興味があるんなら、俺が占ってやろうか?」\n「占星学は歴史ある学問よ。お父様は、古典を知らずしてこの空を理解することはできないし、予言なんて言うまでもないと話していたわ。」\n「ははは。お嬢さん、お勉強のしすぎも良くないぞ。」\n「だったら教えてもらおうか。中身のない慰め以外で、占星術が一体何の役に立つんだ?」\n……\n「記者の皆様、私が父に代わってあなた方の疑問に答えるわ。」\n新聞記者がフランソワ・ウビカを取り囲んでいた。彼らはライン生命関係者への取材許可を得られず、占星術研究協会を嘲ることで不満を発散していたのだ。大人しいリーベリの少女が記者たちの前に歩み出た時、フランソワは少し驚きつつも、彼女を止めようとはしなかった。\n「占星学は、人が最初に空に対して抱いた好奇心を今でも背負っているのよ。占星学者が初めて星についての論文を発表した時、飛行ユニットは空を飛んでいなかったし、クルビアも建国されていなかった。歴史上の学者たちは毎日星空を観測しながら、『星湧き』が起きるたびに膨大なデータを処理し、幾度もそれまでの結論を覆してきたわ。そんな彼らを支えていたのは『遥か彼方の星も、私たちと繋がっている』という、たった一つの信念だけよ。」\n「現代の技術で再検証すれば、当時の文献には多くの誤りがあるでしょう。でもその記録は、占星学的にも、歴史学的にも非常に価値があるものよ。あなた方にとっては、古い学説はもう役に立たないものかもしれない。それでもトリマウンツの空にあいた穴は、真相そのものではなく、誰もが覗き込むことができる扉なのよ。私はライン生命の文献学顧問として、経験則においても客観的推論においても、占星学者と天文学者の目標はいつでも同じだということをよく知っているわ。だからもし占星学が星にこれ以上の解釈を与えられないのなら……先人の研究を捨てるのは惜しいけれど、私は一人の学者として科学的手段で探究を続けるつもりよ。そうしてもしいつの日か、科学でさえ蒼穹の外の謎の解明に行き詰まったなら、占星学が新たな可能性を提供できるかもしれないわね。」\n……\n「エレナ、どうしたの?私の顔をじっと見て。」\n「姉さん、覚えてる?子供の頃に会った、道端で占星術を騙って悪徳商売してた詐欺師のこと。姉さんったらカンカンに怒っちゃうし、家に帰ったらずっと泣きっぱなしだし。誰がなだめても全然ダメでさ。」\n「もう!笑いたければ笑いなさい。」\n「そうじゃなくて!今の姉さんだったら、あの詐欺師もぐうの音も出ないくらい言い負かせるんじゃないかなって。さっきの息巻いてた記者の人たちもすっかり黙り込んじゃってたし。前までは、父さんと一緒に占星術の研究を続けてたら、あの人に毒されちゃうんじゃないかって心配してた。だけど、もう安心だね。」\n「さっきの姉さん、すごくかっこよかったんだから!」", 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"「ムースちゃん、みっけ。やっぱりねぇ。ねこちゃんの足跡を辿れば、絶対見つかると思ったんだぁ。」\n「ヘ、ヘイズさん?その、別に避けてたわけじゃないんです。ただ、最近また手が……」\n「んー?ねぇ、隠さないで。手じゃなくて、そっち。」\nムースの手には、編みかけの手袋があった。先には穴が空いており、指が出るようになっている。\n「んにゃ、肉球の手袋?ムースちゃんにしては、変わったデザインじゃない。あ、誤解しないでね。あたしも可愛いと思うよぉ。これ、外勤訓練の時に使うつもり?」\nムースはおずおずとヘイズの顔色をうかがった。そしてヘイズが本心から褒めてくれていると確信すると、ようやく安堵したように小さくうなづいた。\n「外勤訓練にはたくさん項目があって、みんなの前で名指しで実演させられることもあるって聞いたんです。そんな時、ムースの手はどうやっても隠せないので……いっそ、可愛い感じにできないかなって。ほら、ヘイズさん、見てください。ムースの手、ふわふわで……怖くないです、よね?――その、ヘイズさん?」\n「……やっぱり、まだ気にしてたんだね。ちょうど持ってきてよかったぁ。あたしは行くから、ゆっくり見ててねぇ。」\n「これって……作戦記録?ヘイズさん、持ってきちゃったんですか?あっ、もう行っちゃった……」\nその作戦記録は、ムースが物資の支援を担当していた時のものだった。彼女が乗っていた車が敵に襲われて火を放たれ、ロドスのオペレーターは全員車に閉じ込められてしまう。そこでムースは考えるより先に体が動き、変異した手で無我夢中にドアを切り裂き、全員を車外に脱出させた。この件がきっかけで、ムースは外勤オペレーター訓練への参加を勧められたのだった。\nムースはもう一度作戦記録を見なおした。はじめは自らの「恐ろしい」手ばかり見ていたが、次第に車内にいた他のオペレーターにも目を向けられるようになった。そして目の当たりにした。あの時、力を合わせてくれた他のみんなを、今にも感涙しそうな自分自身を……ムースは考えこむように、自身の手に視線を移した。\n「皆、外勤オペレーター基礎訓練によくぞ参加してくれた。訓練を始める前に、まず新入りに自己紹介をしてもらおう。ムース、前へ。」\nムースは照れくさそうに登壇すると、両手を背中に回してオペレーターを見渡した。\n「その、みなさん……こんにちは。」\nムースは大きく息を吸い、挨拶するように手を挙げた。その手には、見るからに柔らかそうな、ふわふわの肉球の手袋がはまっている。しかし指先には黒く鋭い爪がのぞいており、念入りに磨かれて鋭い光を放っている。その爪は、むしろ以前よりも目立っているように見えた。\n「この手で、みなさんをお守りできれば嬉しいです。」彼女はか細くも芯の通った声でそう言った。", 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"鉄格子の中で、老いた看守がスープの注がれたお碗を差し出してきた。パスクアラは、その中から文字の書かれた鱗獣の皮をつまみ上げて目を凝らす。「ボス、計画はこうです。まず重罪犯監房を鱗糞爆薬で吹っ飛ばして、大騒ぎの隙にボスを救出します。そうして奴らが腰を抜かしている間に、全員を脅して大儲けって作戦です!」彼女は満足げにうなずくと、老いた看守の鼻歌を聴きながら明日の壮大な脱獄計画の到来を待った。\nん?待って!パスクアラは慌てて目を見開いた。隙間風だらけの壁に、背を向けて鼻歌まで歌ってる老いぼれ看守――ここ、重罪犯監房じゃないじゃん!彼女が窓の外に目を向けると、手下たちが本物の重罪犯監房の外に爆薬をたっぷり仕掛けてから、月明かりの下に影を伸ばして去っていくのが見えた。\nパスクアラはお椀を叩きつけ、大声で叫んだ。「ちょっと!監房が違うんだけど!」\n老いた看守はよろよろと腰を伸ばして言った。「何だってぇ?――肝臓が痛む?」\n「監房が違うって言ってんだ!あたしは重罪人だぞ、おかしいだろ!」\n「お菓子?そんなもんありゃせんよ。ここは監獄だからね。お嬢ちゃん、怖がらなくていい。明日にはおうちに帰れるから。」\n「何言ってんだこのジジイ!明日には絞首刑になるはずなんだよ、あたしは!壁にびっしり貼ってある手配書をよく見な。重罪犯監房に入ってないとおかしいだろ!」\n老いた看守は目を凝らして手配書の似顔絵をまじまじと見た。「いいや、違うな。君は気の弱いお嬢ちゃんだ。この似顔絵は醜悪な大悪党にしか見えんわい!」\n「ふざけんな!」パスクアラは跳び上がった。「あたしは町長の家に忍び込んで、大事な大事な鼷獣を攫って、ある酒は全部飲み干して、宝石も全部売っぱらって、仕上げにパーティーまでやってやったんだぞ!町長のクソジジイもブチギレて真っ赤になったままぶっ倒れて、三日も目を覚まさなかったんだ。ほら、さっさと重罪人扱いしやがれ!」\n「おお――」老いた看守は、何かを察したようにパスクアラに目を向けた。「分かった、分かったぞ!」\nパスクアラは目を輝かせながら看守を見た。やっと正しい監房に移してもらえる。明日になったら監獄を爆破して、町中を震え上がらせてやれるんだ!ビビった奴らから大金をせしめたら、町長にだってなれるかも!そう思うと、体が火照っていくのを感じた。\nしかし、老いた看守はパスクアラのおでこに手を乗せてこう言った。「うむ、この子はあまりの恐怖に熱が出てうわごとを言っとるんだな。こりゃ医者に診てもらわんといかんわい。」\nしばらくして、看守の顔なじみの医者が「冤罪で捕まって、恐怖のあまり熱を出している」パスクアラを看病した。そして安眠作用のある解熱剤を飲ませ、可愛い模様で埋め尽くされた布団で彼女を包んだ。すやすや眠っている顔の横にはぬいぐるみが並べられ、口には棒付きキャンディーが押し込まれている。\nそうしているうちに、パスクアラの手下が病床を囲んでいた。医者は驚いた様子で、「おお!この子の親御さんですか!子供がこんなに熱を出しているというのに、今まで一体何をされてたんですかな!?」と言い、可愛らしい花のように飾られたボスを手下の腕に押し付けた。すると彼らは突然叫びだし、慌てふためきながら彼女をベッドの上に放り投げて逃げ出した。そうして彼らは夜の闇へと消え、二度と監獄に帰ってこなかった。\n――塩海に伝わる風聞によれば、ソルティタウン最大の強盗集団は、そうして老いた看守の手により一夜にして壊滅したとされている。", 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"「レミュエルさん、こちらはボスの所有するカラオケになります。ドリンクでもフルーツでも好きなだけご注文ください。すぐに他の方々も揃う手はずですので、しばらくここでお待ちを。」\n「歓迎パーティーがあったらいいなー、って適当に言っただけなんだけど、まさか本当に開催してくれるなんてね。」\n「ええ、もちろんです。弊社は常に社員を大切にしておりますので。」\nレミュエルは手を振って店員を見送り、厚い扉を開けて個室へ入っていった。しかしそこで彼女を迎えたのは、顔に吹きつけるエアコンの冷たい風のみ。クラッカー、紙吹雪、歓声、歌声……そういったものは、どれ一つとしてなかった。\nレミュエルは頭をかいてがらんとした個室を見渡す。すると、風に揺られて踊る、五つのデフォルメされた風船の人形が目に入った。\n「あー、まだ誰も来てなかったんだ?ふーん……この風船、もしかしてあたし?ブサイクだなー。ま、こういうのも好きだけどね。」\n風船の頭から飛び出た紙切れを引っ張っていると、ふとその胸元に付けられた社員証が目に留まった。大きくデフォルメされた顔とは対照的に、社員証には正確かつ詳細な情報が記されており、レミュエルは思わず驚いてしまう。\n「社員を大切に……ってやつね。いいじゃん。」\nその時、携帯端末の受信音が鳴り、画面にはテキサスからの「急用が入った。少し遅れる。」とのメッセージが表示された。\nその後も続けざまに短い通知音が鳴り、端末にメッセージが次々と表示された――\n「ごめん!さっき撮ったデモテープ、プロデューサーからリテイクが出ちゃって……スタジオに戻らなきゃいけないから、先に歌ってて!ほんとにごめんね〜!」\n「最悪や!シラクーザ人のケンカやのに、なんでウチの倉庫に火が回ってくんねん!消防車が来るまで待たなあかんから、たぶん三十分くらい遅れてまうわ。」\n「車のエンジンがかからねぇ。どいつだ?乗るだけ乗って燃料を補給しなかった奴は!」\nそこで通知音がぴたりと止んだ。グループチャットには新しいメッセージの代わりに「了解」というスタンプが次々送られてくる。\n「あたしも何か反応した方がいいかな……?」レミュエルはあごに手を添えてそう呟いた。\n風船の人形はまだ踊り続けている。レミュエルはほんの0.001秒ほど考えた末に、何の反応も返さないことにした。上司には、軽率に返事をするべきではない――これが真理だと。いかにラテラーノ人がいたずら好きと言っても、そういったことは心得ている。\n参加者がたった一人でも、パーティーはパーティーだ。レミュエルはやれやれと肩をすくめると、左手にタンバリンを持ち、右手で曲を選び始めた。\n「ラテラーノの讃美歌より『大いなる愛の救世主』を、我らがボスに捧げます。」\n「主より賜いし御糧に感謝を。主より賜いし安住の地に感謝を。主の温もりと輝きよ、永遠に我らの心のもとへ……」\n「うん、むしろ他の人がいなくてよかったかも。」\n注文リストにウイスキーをもう一瓶追加すると、レミュエルは店員の呼び出しボタンを押した。\n「今度燃料を入れ忘れた奴がいたら、そいつは一生荷物の仕分け担当にしてやる。」と、エンペラーが腹を叩いて言った。\n「すまない、次から気をつけよう。」とテキサス。\n「ごめんなさい、エンペラーさん。仕分け担当になるのは大丈夫ですが、この前のサンプリングの件は……」とソラ。\n「堪忍してや!今ほんまに一文無しやねん……」とクロワッサン。\nここに全員が揃った。新たな同僚とは扉一枚を隔てるのみで、皆が新入りとの顔合わせに胸を躍らせている。エンペラーが扉を開けると、楽しそうな歌声が全員の耳に響いた。紙吹雪が頭上に舞い上がり、次々とクラッカーが鳴らされる。\nソファーに足を乗せて歌っていたサンクタは、マイクを掲げたまま、さながら観客にダイブするロックバンドのボーカルのようにソファーから飛び込んだ。風でふわふわ揺れる五つの風船へと――\nもちろんそのようなもので一人の体重を支えきれるはずもなく、風船はあっけなく割れてしまった。床に激突したレミュエルは、痛そうにうめき声を上げる。\n「いたた……あっ!やっほー、同僚のみんな!ようこそ、あたしの歓迎パーティーへ!」\nそう、この瞬間、彼らは出会ったのだ。", 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"腕を組んだペペが、窓を覆う分厚いカーテンに鋭い視線を向けている。その裾がかすかに揺れ、すぐにまた動かなくなった。\n「見つけた。君の負けだよ。」\nペペは息を深く吸い、窓辺までまっすぐ歩み寄ってカーテンを開けた。すると一匹の雲獣がひょっこりと顔を出し、窓枠から跳び下りて、ペペの足の上を歩いて去っていった。\n「姉様、そこじゃないよ。僕の勝ちだ。」\n隣の部屋にある棚から物音が響き、その扉が開くと、中から男の子が出てきた。\n「母様の部屋に隠れたらダメでしょ。父様に知られたら怒られるよ。」\n「まさか。父様が僕の顔を見ても、黙ってため息をつくだけだよ。それに父様だって時々ここに忍び込んでるしね。」\n「親子そっくりだね……いいよ、君の勝ちだ。それで何が欲しいの?」\n男の子は黙りこみ、指を掻いて考えると、こう答えた。\n「姉様、母様の香水を持ってるよね?」\n「あれはダメだよ。母様が私に遺してくれたものなんだから。」\n「二本あるんだし、片方くれてもいいじゃないか。」\n「あれは二本で一組になってて、分けるのは無理なんだよ。」\n「……そっか。僕は母様に抱っこしてもらったことがないから……母様の匂いが知りたかっただけなんだ。」\n母と瓜二つの顔に悲しい表情が浮かんだのを見て、ペペは黙って思い出の中へと沈み込んだ。\n弟には知られたくなかった。何年もの間に香水はすっかり揮発しており、引き出しには二本の空き瓶しか残っていないことを。\nまた、ペペ自身が母の匂いを思い出せなくなっていることも知られたくなかった。記憶に残っていた匂いは、月日が経つにつれ香水と同じように消えてしまったのだ。\n母と過ごした日々がどれだけ素敵だったかを思い出させてくれるのは、今や目の前にいる弟の顔だけになっていた。\n「母様は……ストームグラスのセットも遺してくれていてね。そっちなら一つあげられるよ。」\n「うーん……天気の変化なら、侍女が教えてくれるからなぁ。」\n「ふぅん、何もいらないってことね。」\n男の子は口を尖らせた。また文句を言つもりかと思った瞬間、彼は輝くような笑顔を見せ、ペペの傍まで歩み寄り、音を立てて頬にキスをした。\n「大好きだよ、姉様。」\n窓の外では雨が降っている。グラスの中の液体は濁り、その表面には星型の小さな結晶が浮かんでいた。\n腕を組んだペペの足に雲獣がじゃれつき、傍には侍女が静かに控えている。\n「あの子、出て行くときにストームグラスを持って行かなかったんだね。」\n侍女はしばし黙り込んだ後、口を開いた。\n「……お嬢様のストームグラスは二つで一組であり、分けるべきではない。セネド様はそうお考えでした。」\nペペはため息をつくと、侍女に向き直った。\n「ならあの子は何を持っていったんだ?」\n「本、ペン、衣服、それと……」\n「お嬢様の肖像画です。」", 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"『エンジニア部オーダーメイド申請書』\n申請内容:新しいバッグのオーダー\n氏名:オッダ\n部署:ロドス駐カズデル事務所\n職務:トランスポーター\n申請理由:\n今まで俺が運んでた物なんて、手紙がちらほら、たまに小さい荷物もあるってくらいだったから、いま背負ってるくらいのバッグがちょうど良かったんだ。けど最近はちょっと状況が変わってきてな。\nまず手紙だ。戦争が終わってから、カズデルに帰る同胞が増えてきた。家族を探すために手紙を書く人はそれより多いから、手紙の数だけで以前の数倍になってるんだよ。\n次に、手紙以外の荷物だ。カズデルには修繕しなきゃいけない箇所がそこかしこにあって、熱心な奴らは工事現場に住み着いてまで作業してる。そういう人たちの家族が、ちゃんと食べてるかって心配して、俺に食糧の配達を依頼してくるようになったんだ。\n配送先はそう遠くないけど、荷物が結構かさばるんだよな。パンとか、干物とか、手作りの漬物とか、あとたまに酒なんかもあったりしてさ。みんなに荷物を届けてやれるのは嬉しいんだけど、量が多すぎて毎日数回に分けて運ばなきゃいけないから、そのぶん時間がかかる。\nそこで、エンジニア部に新しいバッグを作ってもらいたいんだ。それがあればもっとたくさん手紙や荷物を届けて、みんなの力になってやれるだろ。\n備考:\nできればで構わないけど、今のバッグをベースに改造してほしい。こいつには愛着があってな。\nそうだ、俺の持ってた大剣のデータをクロージャさんが保管してあるはずだ。あれの二倍の重さを基準にして、バッグの容量を決めてもらえると助かる。\nエンジニア部の回答:\n申請を承認します。\nクロージャの意見:\nなかなか言うじゃない、オッダちゃん。そういうことなら気合い入れちゃうからね!\n【機密資料】\n【極秘】\nバッグのオーダーメイドは、我々と情報提供協力者オッダの間で取り決めた契約の合図である。\nこの時点をもって、オッダの情報提供協力者としての身分は無期限の休止状態とし、以後オッダは一人のトランスポーターとしてロドスに協力する。\n彼の幸運を祈る。\n――アスカロン", "typeIcon": "ham-x", "typeName1": "HAM", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", 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"老いた家令が、シィンズゥの部屋へ様子を伺いに来るのはこれで三度目だった。シィンズゥはその度に謝っていたが、家令は「急ぐ必要はございません。ごゆっくりお片付けください。」と手を振って答えた。\nニン家の主人が亡くなってからというもの、元々離れて暮らしていた親族たちは、この古い屋敷に戻る理由を完全に失い、続々と家財を運び出していった。皆それぞれの行き先へと潔く去っていったが、心残りのあったシィンズゥは未だ屋敷を離れられずにいた。物事とは往々にして一度始まってしまうと止められなくなるもので、主人がいなくなったことで使用人も次々に退職届を出していき、今やこの広大な屋敷に残っているのはシィンズゥと家令の二人だけだった。\n屋敷の庭には転居のための荷車が停まっており、業者はシィンズゥに一つずつ確認を取りながら荷物を運び出していた。彼女はその度に名残惜しさを感じていたが、もし新しく借りた小さな書斎にこれだけ多くの思い出を詰め込んでしまえば、新たな生活の入る余地がなくなることは明白だった。結局、彼女は特に大切な物だけを選び、業者には屋敷の門で待つよう伝えた。\n荷車が去ると、屋敷の中は不気味なほど静かになった。少し肌寒さを感じ、シィンズゥは着ている服を整える。屋敷でこのような光景を見たことはなかった。がらんとしているのに、散らかっている。かつて大切にしていた物は今や床を埋め尽くすガラクタと化し、その近くを歩くだけでぎしぎしと音が響いた。\nシィンズゥは廊下に出て、蓮の花が入っていた甕の元へゆっくりと歩み寄っていった。それは、屋敷の庭師が生けてくれたものだった。かつてニン家で宴が開かれるたびに、彼女は何かと理由をつけて屋敷内を歩き回っていた。ある日、庭師に屋敷を案内されていた時、彼女は厨房でちょうどいい大きさの甕を見つけた。庭師は「一人の時は、これを眺めて過ごすといいでしょう。」と言って、甕を整えてくれた。それからというもの、彼女はこの甕の傍に座って、蓮の葉の間を泳ぐ小さな鱗獣を見つめながら、数え切れないほどの日々を過ごした。現在庭師はとうに引退し、故郷で孫娘の面倒を見ている。その際に鱗獣も持ち帰ってしまったので、甕の中では数枚の蓮の葉が行き場なく水面を虚しく漂っていた。\n彼女は庭へと歩を進め、羽獣の形をした築山へと向かった。子供の頃、この築山が本物の羽獣に変化し、両親のいる温かい場所へと連れて行ってくれる夢をよく見ていた。しかし今、彼女が近付くと、築山はすでに何やら重い物で押し潰され、辺りに散らばっていることに気付いてしまった。\n庭の古い柿の木、書斎の高くて大きな本棚……彼女は行く先々で、あまりに多くの思い出に分かれを告げねばならなかった。\n……\n「家令さん。」\n「ニン・インお嬢様、まだ他に持って行かれる物はありますか?」\n「はい……この鍵を。」\nシィンズゥの手のひらの上には、数十年間使われてきた古い鍵があった。その柄に刻まれた模様は、長年の摩耗で消えかかっていた。\n「そんな物を持っていても……」老いた家令はためらいつつそう言ったが、シィンズゥの表情を見ると言葉を改めた。「いえ、それもよいでしょう。」\nそうして彼女の鍵束にもう使われることのない古い鍵が加わった。その鍵は新たに借りた部屋の鍵とぶつかり合い、寂しげな音を響かせた。", 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"【デイリー龍門インタビュー記事】\n記者:本日は大変幸運なことに、龍門青年起業家協会の会長――リン・ユーシャさんにお越しいただきました!リンさんは目下、順風満帆、破竹の勢いで、次々と旧街区の再開発事業を成功させ、龍門市民は口を揃えてリンさんを讃えています。特にその中の遊園地は、私の息子も行きたい、行きたいと毎日せがむほどで……いやはや頭が痛い!\nリン:こういった大規模な事業を手掛けるのは私も初めてです。皆さん、至らない点があっても大目に見てくださいね。\n記者:それにしても、リンさんは実に慧眼ですね。あなたが事業を手がけるまで、この街は「暗黒街」や「腐った街」と呼ばれ、富裕層は一切近寄らないほどの場所でした……事業がこれほどの成功を収めた秘訣は、一体何だったのでしょうか?\nリン:「腐った街」など存在しません。もし龍門に発展の遅れた地域があるとすれば、それは私や同僚の努力が足りていないということです。私にできるのは、皆を一つのテーブルに集め、全員が納得する価格を取り決めることしかありません。お金が儲かるとなれば、断る人なんていませんから。\n記者:とはいえ「暗黒街」の悪評は、リンさんや私が子供の頃から知れ渡っていました。その長年続いてきた、いわば「病巣」を、たったの数ヶ月で取り除いてしまうとは……見たところ、卓に着いたご友人の方々も只者ではないようですね。\nリン:人伝てに投資を呼びかけただけです。どのような人とも――ビジネスをして、取引をこなしていれば、自ずと友人になれるものでしょう?\n記者:もっと特別な方法がおありかと思っていました。それとも、何か明かせない「秘密」のようなものがあるということですか?\nリン:ふふっ、記者さんも世間の噂話がお好きなのですか?\n記者:この辺りが物騒だということは誰もが知っているほどですから。扉を開いた先がどこの組織のたまり場になっているか分かったものではありません。\nリン:もし私がそこまで事情通だったら、いまごろ近衛局局長になっていたでしょうね。でも、向いてるのは記者さんの方じゃないかしら。随分とお詳しくて、鋭い質問を投げかけてきますから。\n記者:ははっ、買い被りすぎですよ……今日のお話を伺い、思わず感銘を受けました。リン会長がいれば、どの事業も成功することでしょう!\nリン:それほどではありません。龍門の風水で言うと、ある場所に人が集まれば、悪しき物は自ずと去っていくもの。今回の取材を受けた理由も、この場を借りて宣伝をしたかったからです。皆さん、これからも会長としての私を応援してください。\n……\n\n「うん、記事に問題はないわ。このまま出してもらうよう、彼らに伝えておいて。」\n「お嬢様、少し調べたのですが、あの記者は偽名を使っていくつもの新聞に記事を書いています。その中には、あなたを中傷する記事も少なからず見られました。」\n「リン家の汚名を払拭しようとしているとか、新事業を利用して他の企業の成長を妨げようとしているとか……私が対応いたしましょうか?」\n「必要ないわ。そういう声は抑え込もうとしても漏れてくるものだから。」\n「ねえ、もし私が『今の龍門でビジネスの可能性を広げて、皆により多くのチャンスを作ってあげることこそ、私の目的です。』って言ったら……」\n「あなたは信じるかしら?」\n「……信じます。」\n「はぁ。信じるかどうかなんて、何の意味もないわ。」\n「お嬢様、私は――」\n「私が何を考えてるかなんて、知ってもらう必要はないの。ただ私が何を成すか見ていてもらえれば、それでいいのよ。」", 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司歳台に戻りて再び修行せよ」\n\nズオ・ラウに後をつけられ、行動を逐一記録される日々が三ヶ月も続いた頃、ニェンはついに耐えきれなくなり「怒り」を露にした。\nズオ・ラウは、ニェンと兄弟姉妹の行動だけを記録する手帳を持っていた。ニェンはそれを取り上げると、手帳に「判決文」を書き残し、シーも珍しく彼女に同調して丁寧に描き上げた挿絵を添えた。\n「これはいくらなんでも辛辣すぎやしないかしら。確かに大荒城にいた頃のズオ公子は五穀の区別もつかなかったけど、真面目で勤勉な子だったわ。この『頑迷不霊』は、『赤子の心』に変えてあげるべきよ。」シュウは詩を読んで、自身の見解を述べた。\n「この挿絵、顔立ちは実に似ているけど、表情が些か硬く、精彩を欠いているね。少し、私が手を加えよう。」リィンは絵筆を取ると、自分なりのアレンジを加えた。\nそこへ通りかかったチョンユエは、ため息をつきながら首を横に振り、妹たちを叱りつけた。しかし彼の口元には、明らかにこらえきれない笑いが込み上げてでいた。\nやがて、その詩と絵がズオ・ラウ本人の目に留まった。しかし、ニェンは期待していたような若き持燭人の怒り狂う姿を拝むことは叶わなかった。\n「なるほど。他者の目には、私はこんな風に映っていたのですね。」ズオ・ラウは絵をしげしげと眺めた末に、晴れやかな笑みを見せたのだ。\n「どれもありがたい言葉ばかりです。心に刻み、精進することにしましょう。ニェンさんのご忠告に感謝いたします。」ズオ・ラウは絵巻を丁寧にしまうと、ニェンに感謝を述べた。\n「それはさておき、あなたが今月麻雀で規定額以上の収入を得ている件についてですが、やはり司歳台に事実をそのまま報告させていただくことにします。」", "typeIcon": "sbl-y", "typeName1": "SBL", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4121_zuole", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ 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"uniequip_003_chyue": { "uniEquipId": "uniequip_003_chyue", "uniEquipName": "「朔」", "uniEquipIcon": "uniequip_003_chyue", "uniEquipDesc": "拳を突き、勁を収める。息を吸い、濁りを吐く。吐き出した霧は、吐息のように空中を漂っていた。雨上がりの晴天で地面はぬかるみ、溜まった雨水は未だ乾かないまま、鍛錬に励む宗師の姿を逆さに映し出している。\n同じ動作、同じリズム。しかし彼と伴って動くはずの影は、どこか不調和であった。\nチョンユエは構えを解くと、辺りを見回した。\n先ほど吐き出した息がゆっくりと広がりながら、次第に頭と尾が形作られ、明確に獣の形を成し始めた。足元に落ちた影には、怒りに満ちた目が映し出されているようにも思える。\n気を巡らせ、足を踏み出し、身を翻して前へ進む。光に変化が生じると、影もまたすぐに歪み始め、周囲の陰影の形と合わさり、獣の尾となって彼を地面に叩きつけようと襲いかかった。\n宗師が素早く身を躱し、掌底を突き出すと、獣の尾は瞬時に形を失った。しかし、彼の背後では、白い霧がもはや相当の大きさまで膨れ上がっており、口を開け、爪を伸ばし、今にもチョンユエに食らいつこうとしている。\n「はっ!」\n掌底を拳と成し、声を発して力を込める。繰り出された拳は声と形をもって、眼前の白霧を吹き飛ばした。しかし、霧は空中で何度か旋回した後、さらに巨大な獣と化した。空を覆い尽くすほどの体躯を持つ灰黒の獣が、眼前の「人」を睨みつける。\n「不服ならもう一度来るがいい。百度でも、千度でも相手をしてやろう。」\n怒り狂った獣は木の葉を巻き上げ、艶やかな緑の鱗を身にまとうと、大口を開けてチョンユエに襲いかかった。\n彼は避けることなく、その強大な重圧を真っ向から受け止めた。そして時を移さず掌を翻して一打を加え、獣は何歩かあとずさった。\n「言葉が通じぬのなら、行動で示そう。」\nチョンユエは素早く間合いを詰めると、掌底を拳と成して、全力で振り下ろす。\n天地の間に鈍い音が響き、続けて狂ったような鋭い呻き声が轟いた。\n彼はそこで手を止めることなく、続けざまに拳を繰り出し、眼前の獣の影を完膚なきまでに叩きのめした。雷鳴が轟き、頭上には黒雲が渦巻いていたが、それは微かに尻込みをしているようにも見えた。\n「尋常の勝負であれば、勝敗が決すればそれ以上の追い打ちは無用。だが私とお前との戦いはどちらかが斃れるのみ!行くぞ!」\nチョンユエは高々と跳び上がった。羽のように軽いその身から、山の如く重い拳の一撃が繰り出されると、眼前の影に大きな穴が空いた。\n一度の優勢が、次の優勢を呼び込む。今度は掌底を爪と成し、左右から攻め込んでいく。狂った獣は悔しげに咆哮を上げたが、やがて霧散し、存在ごと消え失せた。しばらくすると陽射しが再び降り注ぎ、獣の影が走った跡には、一本の長剣だけが残されていた。\n剣を拾い、鞘に納める。心を整え、気を静める。いくつか呼吸を置いた後、チョンユエの少し乱れていた呼吸は落ち着きを取り戻した。\n「宗師様、今は一体どのような技の鍛錬をされていたのですか?凄まじい気迫でした。」通りがかった二人の兵士が手を叩いて褒め称えた。どうやら脇で一部始終を見ていたらしく、チョンユエが気を整えたことで、ようやく声をかける勇気を持てたようだ。\n「なに、大したことではない。武芸敢えて廃せず、初心敢えて忘れず――」\n「己自身を磨いていただけだ。」", 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"【来訪記録】\n来訪者:ジョージア・ミルトナー\n来訪理由:親族訪問\n訪問対象者:ノウエル\n訪問対象者の所属部署:医療部\n訪問対象者との関係:直系親族\n\n(部屋の雑音)\n何年か前に、あなたはコニーの生後一ヶ月のお祝いにいらっしゃったそうですね。しかし祖母はコナー郡にいなかったのでそのことを知らず、戦乱で滞っていた手紙が去年になって私の手元に送られ、初めてあなたが来たことを知ったんです。\nああ、あれは……予想外の出来事だった。泣きわめいていた赤ん坊が突然目を見開き、手を力いっぱい振って、偶然庭を通りかかった私を指差し、皆の注目を集めたんだからな。今にして思えば、嘘のような話だ。祖父のそのまた曾祖父がまだ生きていて、何も成し遂げられず、何の音沙汰もなかったのに、突然あんな形で姿を現すなんて……荒唐無稽にもほどがある。\nこの世にはおかしな出来事なんて山ほどあります。あなたの境遇が決して珍しくないということは、皆もっと早く理解するべきでした。\nつまり、君は変わり者の家族を見て好奇心を満たすためにここへ来たわけじゃないようだ。\nええ、もちろん違います。ノウエル……ひい爺さん。\n私のことはノウエルと呼んでくれればいいさ。ただのお喋りだ、呼び方なんて気にしなくて構わない。\nノウエルさん。\n……まあいい。さっき君は、マデリーンの孫だと言っていたが……\nええ、私の父はマデリーン婆さんの末っ子です。\n末っ子か……マデリーンもそうだったな。私と彼女が最後に会った時、君の父はまだ生まれたばかりだっただろう。彼も、もちろん君も私との面識はない。好奇心が目的でないなら、なぜそうまでして会ったこともない人間を探そうとするんだ?\n来訪申請書に書いた通り、私はただ家族を尋ねに来ただけです。\n(静かな呼吸音)\n父は私ほど幸運ではありませんでした。\nマデリーン婆さんのあなたを探すという執念は、地元で噂話になるほどでした。それが原因で祖父と祖母が仲違いした時、父が祖母の代わりを買って出たんです。あの頃の父は、外へ出てはいつも何の収穫もなしに帰っていました。おかげで父の思い出は、玄関先や扉の前で見た後ろ姿ばかり……それから私が大人になる頃には、父はすっかり老いてしまいました。病床の前で、私は父、そしてマデリーンお婆さんに誓ったんです。必ずあなたを見つけてみせる、と。\n……今回も人違いだったら、どうするんだ?\nもしそうだったら、私が年を取った後、子供がこの役目を継いでくれるかどうか。それでも、私はマデリーン婆さんから聞いた話を子供たちにも聞かせ、自分の意思で決めさせるでしょう。ですが幸い、私は今日ひい爺さんとお会いすることができました。違いますか?\n君はマデリーンによく似ているね。\n外見のことですか?父からもそう聞いています。でも、孫娘はもっとそっくりなんですよ。マデリーン婆さんがその子にどんな名前をつけたか知らないでしょう?\n何と言うんだ?\n「ノエル」です。「ノウエル」のガリア語……つまり、あなたと同じ名前です。祖母が手紙を整理している時に知ったそうなんですが、「ノエル」はガリアでは女性の名前なので、曾祖母が冗談めかして手紙の中であなたのことをそう呼んでいたとか――\n(荒い呼吸音)\n(摩擦音)\nあの、ノウエルさん?大丈夫ですか?\nい……いや、気にしないでくれ。その手紙は……\n持ってきました、こちらです。それから家族写真が一枚と、父が亡くなる前にあなた宛てに書いた手紙も。あなたはきっと読んでみたいかと思いまして。\n私は……\nあなたも、私たちと同じ気持ちだったんですよね?", 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"長い時を経て、エンテレケイアは再びこの町を訪れた。\nただ近くを通りかかっただけではあったが、彼女は堪えきれず港を後にして、あの質素な木造小屋へと歩を進めていた。ここでの思い出を、血反吐で咽せ返り、惨めにもがき苦しむターゲットの姿で終わらせたくはなかったのだ。\n小屋は、キャンドラーが住んでいた時と同じ佇まいをしていた。あの頃、彼女は毎日テラスに腰かけ、蝋燭の芯をよりながら、蝋をかき混ぜていた。\n「キャンドラーさん、なのか――?」\n「キャンドラー」の名前を聞いた瞬間、エンテレケイアは反射的に血の糸を手繰り、髪と毛糸で編まれた飾りの耳をぴくりと震わせた――それはキャンドラーが話を聞いている時の癖だった。\n「もう蝋燭作りはやめてしまったのかね?」彼女の名を呼んだ老人は、キャンドラーの常連客だった。老人は彼女を見てから、小屋のテラスに干された衣服に目を移した。「なんと、工房も売り払ってしまったのか。」\nキャンドラーは蝋燭職人だった。彼女が作る蝋燭は洗練された造形と、芳しい香りが特長だった。かつて誰かが「蝋燭職人に優れた技術なんて必要ないだろう。買ってきた蝋燭を包装するだけで、手作りの蝋燭として売れるんだから。」と彼女に言った。それでも彼女は蝋燭を作る技術を学ぶため、一人の師匠についた。\n「どんな時、どんな場所でも、蝋燭を灯す人はいるものだ。死を悼む人もいれば、新たな命の誕生を祝う人もいるし、本のキスシーンを慌てて照らす人もいる。」――それが師匠の言葉だった。キャンドラーは軽く咳払いをすると、自分は幼い頃から病弱で、遠出をしたことがない。できることなら、せめてこの蝋燭たちを通して、この大地に散在する人々の暮らしや風景を見てみたい、と話した。\nそれから、キャンドラーは師匠が話してくれた蝋燭を一つ一つ再現していった。それが原木を割って作るサーミの雪原蝋燭でも、源石結晶の繊維を芯にした術式蝋燭でも。エンテレケイアの任務が完了し、「キャンドラー」という偽りの身分がもはや必要なくなった時、彼女にはまだ作ったことのない蝋燭が一つだけ残っていた――ガリア人が哀悼の際に用いる薔薇の蝋燭である。\n「やはり君の蝋燭が必要だ。あれがないと、墓参りがどうにも寂しくてね。」\nエンテレケイアは耳の近くまで禿げ上がった老人を見つめた。老人が覚えているのは「キャンドラー」という架空の人物だけで、「エンテレケイア」という名前は聞いたこともなかった。\nエンテレケイアはふと考えた。キャンドラーは存在しないと、果たして断言できるだろうか?\n「お爺さん、今日はまだ時間があるから、もう一本だけ蝋燭を作れるわ。いつもの蝋燭と同じ物ではないけど、それでもよければね。」\n「ありがとう……本当にありがとう。」\n「この辺りで薔薇を育てている家をご存知かしら?そこから一輪だけ拝借したら、他の材料を揃えていきましょう。想像してみて、薔薇の花弁が小舟のように蝋の海を漂い、日に日に朽ちていく様を……」\nこうして、いつもと変わらない夕暮れ時、この大地をまだ見ていたいと願っていた蝋燭職人は、ついに彼女が知る全ての蝋燭を作り終えた。彼女はこれから任務で遠方へと赴いていく。キャンドラーという名の蝋燭職人の命は、この町で安らかに終わるのだろう。\n遠方の地には、数々のターゲットの名前の裏に、ひとときで朽ちてしまう短い命がまだ数多く残されている。エンテレケイアはその一人一人と出会い、別れることを楽しんでいた。そうした日々が遠い理想へと続く苦難の道のりであったとしても、それらは全て、彼女自身の人生なのだから。", 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"「船長、もうすぐ岸に着くよな。フィンスケールの麦の香りがしてきたしさ。」\n「俺たちが以前フィンスケールの町に持っていったのはサトウキビの種だっただろう。麦の香りなどするはずがない。」\n「えーとその、実は……この次、岸に着いたら、船を降りたいんだけど、そうしてもいいか?」\n「わかった。手を出せ。」\n「……金貨?しかも……手足が生えてる!?船長、これは?」\n「まずは昔話に付き合ってもらおう。」\n\n十数年前、ほの暗い小さな教会で、ある少年が、優しい声をした宣教師のほうを警戒と共にうかがい見た。かつて少年には、この宣教師の腕の中で、彼の顔を見上げてそのまぶたを勝手に開き、いつも細められている彼の目にどんな秘密が隠されているかを知ろうとしたことがあった。しかし今この瞬間、宣教師の細めた目が宿すわずかな冷たい光に、少年は身の毛がよだつのを感じていた。\n「聞こえているんだろう、イシドロ。」\n少年は黙り込んでいた。宣教師の頬についた傷からは血が滴っており、少年は恐怖で後ずさった。\n「私を殺そうとしたということは、決心をしたのだね。つまりは君にも、共に学んだ子らと同じ選択をすべき時が来たということだ。」\n少年はアーツユニットを握り締め、顔をそらした。共に学んだとある子供が、吐き気を催すような体勢で地面を蠢いている。その頭蓋の奥から、見慣れない冷たい目が生えてきたことを彼は覚えていた。\n「イシドロ、君にはわかっているはずだ。私の同胞となることを選んだ子らは、皆本心からそれを選択したのだと。君がそれを望まないのなら、私も強制はしないよ。」\n少年は依然として黙り込んでいた。彼は、その共に学んだ子供が生前発した最後の人語を覚えていた。「先生、どうして?どうしてぼくには、剣術と錬金術を教えてくれなかったの?イシドロには教えてたのに……どうして、ぼくはこの道しか選べないの?」――その時から、少年は気付いていたのだ。宣教師の言う「選択」が、真に選択であったことはないのだと。結局は、皆の持っている選択肢さえも、彼が定めたものなのだ。\n「もし選びたくないのなら、自分の人生の方向を偶然に委ねてみるのも一つの手だよ。考えてみなさい。」宣教師は一枚の金貨を差し出し、そう言った。\nだが、少年はそれを受け取らなかった。彼は宣教師が金貨を地面に置くのを待って、ようやくそれを拾い上げた。少年には、自身にもはや抗う力などはなく、宣教師が与えた選択肢から選ぶか――あるいは、その選択肢をどうにかして拒否するしかないことがわかっていた。\n少年は金貨を投げた。暗い室内に冷たい光がひらめき、彼はアーツユニットを握り締めてその金貨に軽く触れた。すると、細い銀色の金属が金貨にまとわりつき、その「手足」となって、金貨を地面に立たせてみせた。それは表でも裏でもない、金貨の「第三の面」だった。\n「ふっ……なるほど。自分にはまだほかの選択肢もあると思っているのだね。いいだろう、君がそう確信しているのなら、証明してみせなさい。質問と選択の権利はすべて預けておくとしよう……いつの日か、君は自らの意志で私に応えるだろうから。」\n\n「つまり、船長は……俺にも選べって言ってるのか?あんたがくれる選択肢って?」\n「……そうじゃない。俺がこの話をしたのは、お前は自由に選んでいいと伝えるためだ。」\n「じゃあ、この金貨は?」\n「船を離れる前に、ネネともっと遊んでおけばよかったと後悔しないよう渡したんだ……あいつはこの金貨で遊ぶのが好きだからな。それを持って、遊んでやるといい。遊び終えたら、金貨は自分で俺の所に帰ってくるようになっている。」", 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"「ご機嫌よう、レディ。私はマイレンダー基金から参りました、ブリキと申します。この未来の映画の都――ランクウッドの建設を担当することになりました。」\n「まあ、ブリキさん。まるで映画の中から飛び出してきたようなお方ですわね。」\n「映画という娯楽が一世を風靡して以来、少なくとも一日一回はそう言われています。」\n「では、それを実現しませんこと?映画は将来、間違いなくクルビアの娯楽の中心になりますわよ。」\n「考えておきましょう。ところでレディ、一つお聞きしたいことが。あなたたちはランクウッドの起源に関係したものを数多くお持ちのようですが、なぜその中に金属探知機のヘッドと坑道での作業風景を映したフィルムがあるのですか?」\n「良い質問ですわね!実は業界に入ったばかりの頃、私も先輩の方に同じ質問をしましたの。その方曰く、この所蔵品とフィルムは、映画という芸術の誕生に大きく関わっているとおっしゃっていましたわ。」\n「ぜひ詳しくお聞かせ願えますか?」\n「ご覧になって。探知機に付いているカメラは、坑道の立体構造を記録しているだけでなく、鉱石の光沢や周囲環境の動的変化も捉えています。聞くところによると、この映像は建国期に地形を効率的に調査する目的で撮影されたそうです。しかし今となっては、一体誰が撮影したのか検証することすら叶いません。」\n「ふむ……当時は、手間を省くためにこの円盤を私の頭に直接組み込んでいたなど誰にも言えませんでしたからね。」\n「何とおっしゃって?」\n「――いえいえ、ただの独り言ですよ。しかし、どうにも分かりませんね。それと映画にどのような関係が?」\n「ランクウッドの創始者は、開拓中に偶然この映像を目にして気付いたそうですわ――我々の技術は、すでに生活の一部を記録し、出力する域に達しているのだと。そこで、彼は撮影技術を学び始め、後に彼にとって初の映画を湖畔で撮影したのです。」\n「なるほど……その映像を撮影した者も、仕事のために残した映像が、まさか新技術のきっかけになったとは思いもしなかったでしょうね。」\n「でも私、思いますの。もしこれを撮影した方が自分の映像にそのような価値があったと知れば、きっと喜ぶに違いないと。」\n「なぜそう断言できるのですか?私に言わせれば、映画などただの無意味な暇潰しに過ぎません。流行っている他の娯楽と同じでしょう。」\n「そんなことはありませんわ。子供の頃、初めて映画を観た時の気持ちをどう表現すれば良いかはわかりませんが――少なくとも私は、将来映画を作ろうと決心しましたもの。」\n「あなたにとっては単なる暇潰しかもしれません。ですが多くの人にとっては、理想的で、希望に溢れた未来を見せるものなのです。私は思いますの、映画は必ず何かのきっかけがあって誕生するものだと。だって、自分が見聞きしたものや思いを、映像という形にして誰かと共有したい人は必ずいますから。そんな方々の想いも、貴方は無意味だとおっしゃるの?」\n「……ふっ。」\n「申し訳ありません、あなたを否定したいわけではなくて――」\n「いえ、あなたの言う通りかもしれません。以前ある農夫から、人殺しの技術は安住の地を建設するのにも使えると言われて納得したことがありましてね。ですが今のような高層ビルが立ち並んだ時、これは本当に私が望んだ未来の終着点なのだろうかという疑問が浮かんだのです。しかし今日、あなたは話を通じて、新たな可能性を見せてくれました――」\n「もし俳優になりたいなら、何をすべきでしょうか?」", 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"新しい動画シリーズの企画案(Ver.5)\n日時:1097年5月12日\nシリーズ名:\n『ムリエル先生と一緒に学ぶ「鉱石」』(ダメ!キャッチーさが足りない!)\n『鉱石のこと、ほんとに理解してる?』(違う!視聴者はそもそも理解してないんだから!)\n『鉱石が「成人」するまでどれくらい?』(有力候補。「成人」って言い方、結構面白くない?)\n『鉱石収集家がレム・ビリトンで三ヶ月過ごしたら、身体にとんでもない変化が起きた件』(有力候補。このネタは少し古い気がする。)\n『鉱石の秘密』(ああ、もう考えたくない!!やっぱり最初のシリーズの名前に戻すか……)\n動画内容:ショーケースに入れた、選りすぐりの鉱石を紹介する\n動画スタイル:バラエティみたいに作り込む。台本のない探検動画とは差別化!\n動画の目的:大衆向けに分かりやすい内容で、鉱石に関する知識を伝えること\n動画の長さ:10-20分(話しすぎてオーバーしないように!)\n動画パート:\n1.概要(1-3分)\n動画の主旨を簡単に説明する\n2.鉱石紹介(5-8分)\n鉱石それぞれの歴史を伝える(魅力的なポイントを押さえて視聴者の心を掴む!ただ漠然と台本を読むだけじゃだめ!)\n3.鉱石を発見した時の経緯を話す(5-8分)\n過去の探検動画を編集して、分かりやすい解説をつける(この前大失敗したパート!やったことを説明するのは簡単なことじゃない。淡々と解説するんじゃなくて、ドラマチックに話すこと!)\n注意事項:\n1.ハキハキと。視線を動かさない。台本を見てると視聴者にバレる。\n2.視聴者は友達!\n3.絶対に用意したプラン通りに進行すること!勝手にプランを変更しない!\n4.難しすぎ!こんなのあたしにちっとも向いてない!\n5.あーもう!なんであたしがこんなことしなきゃいけないの!なんで鉱石病なんかになっちゃったの!?\n【空白部分に、雑多な落書きがある。その中でも鉱石が一際はっきりと描かれており、そばには涙のあとのような染みがいくつかある。】\n6.聞いて、ムリエル。きみはこれまで何度も失敗してきた。もう頑張りたくなくて、今はただ布団に潜って大泣きしていたいんだよね。でも、このまま全部諦めるつもりはないんでしょ?なら元気出して、新しい動画を作らなきゃ。ほら、もう決めたじゃない。都市間ネットワークの中で自分の生活を続けるんだって。", 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"【機密文書】\n『第一号プロジェクト建設地選定案』\n候補:銀心湖の湖底\n銀心湖における全面的な湖底調査の結果、湖底の地盤は極めて理想的な構造条件が揃っており、地下基地の建設に適していることが確認された。\n添付資料:『銀心湖底における地盤調査報告』\n問題は、銀心湖中心部の小島で、カモフラージュのために別の建設プロジェクトを発足する必要がある点だ。\n先日、カランド周辺の山にイェラガンド像を建てようという意見が蔓珠院から持ち上がった。像の建立地を山から湖の小島に変更するよう説得できれば、信仰心が第一号プロジェクトを進めるための絶好のカモフラージュとなるだろう。\nコメント:\nエンシオディス:信仰は今でもイェラグの基盤だ。それをカモフラージュとして利用するなど、民衆と蔓珠院に知られれば結果は想像するに堪えない。\nノーシス:前回我々は信仰を覆そうとしたが、今回はただ信仰を隠れ蓑にするだけだ。それに材料さえ十分にあれば、本当にイェラガンド像を建ててやることも可能だろう。違うか?\nエンシオディス:ノーシス、やはりお前は信仰を軽視しすぎているな。\nノーシス:忘れてもらっては困るが、私はイェラガンドに関する本を君の十倍以上は読んでいる。蔓珠院の解体を目論んでいた当時ですら、後始末はしっかりつけただろう?今回はただ隠れ蓑にするだけなのだから、後のことはどうとでもなる。\nエンシオディス:エーデルワイス家がイェラグの歴史を理解していることは疑っていない。だが、巫女についてはどう説得するつもりだ?\nノーシス:巫女を説得する必要があるのか?建設の決定が既成事実となってから彼女に伝え、黙認せざるを得ない状況を作り出せばいい。同じことを君が考えなかったとは言わせないぞ。おおよそ彼女に隠して進めるのが後ろめたいから、彼女の顔を立てる余地を残したいとでも思っているのだろうが。\nノーシス:だが第一号プロジェクトは、もはやカランド貿易のみならずイェラグ全土の未来を左右するものだ。君もそこにイェラグの未来を賭けると決心したのなら、いかなる隙も残すべきではない。どうした?今さら妹が自分と対等の存在になったと気付いて、良き兄になりたいとでも思い始めたのか?\n操作記録:\n【エンシオディス】が、コメント【信仰は今でも……】を解決済にしました。\nコメント:\nノーシス:君がいま心配すべきは巫女のことではない。今回得られる結果が、イェラグにとって望ましい未来に繋がるかどうかだ。\nエンシオディス:まだその心配をしているのか。\nノーシス:私はこのプロジェクトに徹頭徹尾反対なのでな。\nノーシス:エンシオディス、君はあまりに多くの権謀術数を覚え、あまりに多くの人間と相対してきた。君の求める「強さ」とは、わずかな土地でも大国と渡り合い、最終的には時代の旗手となって、どの国も無視できない存在になることなのだろう。\nエンシオディス:そしてお前の求める「強さ」は、最も核心的な科学技術を掌握し、特定の領域においてイェラグを永遠に無視できない存在にすることだろう。\nノーシス:今は三年前とは違う。たとえカスターの監視下であろうとも、我々にはまだ時間がある。\nノーシス:このプロジェクトの進行、そして隠蔽に必要な時間と労力は、別の使い方をすればイェラグの科学技術を大きく発展させられたはずだ。しかし君は、買い付けた設計図の通りに作るだけの、永遠に使われない可能性すらある兵器一つにそれを費やしてしまった。\nエンシオディス:それでもお前はこのプロジェクトを計画した。違うか?気に食わないならいつでも降りればいい。すでにラタトスとは話を付けてある、お前が降りた際は彼女がプロジェクトの進行を引き継ぐ手はずだ。\nエンシオディス:ノーシス、言ったはずだ。私がイェラグを強い国にし、お前が活躍するに相応しい舞台に変えてやるとな。言い換えれば、様々な理想を受け入れられるほど器の大きい国を作るということだ。\nノーシス:是非実現してもらいたいところだな。\nエンシオディス:話は変わるが、クルビアからの返答があった。ライン生命がお前の提案に興味を示しているようだぞ。\nノーシス:その話をいま切り出すとはな。タイミングを見計らっていたか。\nエンシオディス:それで秘密会議が開かれるのだが……ノーシス、出席するか?\nノーシス:行かせてもらうとしよう。", 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"運転席に座ったレオントゥッツォは少し緊張していた。というのは、今日初めて路上運転をするからだ。\n左右の確認、シートとバックミラーの調整、シートベルトの着用、シフトレバーの確認――すべての手順を終えた後、彼は少し不安げに助手席を見た。そこには彼の教官であるラヴィニアが座っている。彼女がうなずいたのを見て、レオントゥッツォはようやくわずかに安堵のため息をつくと、キーを回し、エンジンを始動した。車はゆっくりと車庫を離れ、道路に出ていく。\n相変わらず、街には小雨がしとしとと降っている。レオントゥッツォはワイパーを作動させると、スピードを出しすぎないよう慎重にペダルを踏んだ。\n「遅すぎるわ、レオン。こんなふうに練習しても上達しないわよ。」教官を務めるラヴィニアは、相変わらず手厳しい。\n「俺はそうして指摘を受けるほど緊張するんだ、ラヴィニア。」ハンドルをきつく握ったレオントゥッツォは、頭すら動かさず、前方の道路を真剣に見つめている。\n「今朝食卓で、ディミトリが帰ってきたら腕前を披露してやるなんて意気揚々と言っていたのは誰だったかしら?」\n「あの時はどうかしていたんだ。焼いたパンの蒸気で頭をやられていた。」\nそんなことを話しているうち、車は交差点に差し掛かった。前方の赤信号は青になろうとしており、数人の歩行者が横断歩道を渡っている。しかし、その数人は走ってきた車についたマークを目にしたようで、すかさず頭を下げると、足取りを速めた。\nしかし運の悪いことに、そのうちの一人が途中でつまずき、横断歩道の真ん中で倒れてしまった。\nその時、ラヴィニアはレオントゥッツォへと視線を送った。その目はまるで、「さあ、正しい対応は?」と尋ねているかのようだった。\n「……思い切りアクセルを踏んで、赤信号が青になる前に突っ切るべきだな。水しぶきでも上げて、通行人を驚かせられたらなお良いだろう。」\nなどと言いながらも、レオントゥッツォは言葉と裏腹に速度を緩め、車は横断歩道の前で停止した。\n倒れこんだ人物は立ち上がり、車内の二人に会釈して感謝を示すと、早足に立ち去った。\nラヴィニアは満足げに口を開いた。「ファミリーの人たちがみんな、あなたのような運転をしてくれたら――こんなちょっとしたことだけでも、私が裁かねばならない案件は年に10パーセントほど減るでしょうね。」\n「今の交通ルールは複雑すぎるからな。正直に言うと、俺も覚えたくはない。」青信号が灯ると、レオントゥッツォは車を発進させ、言葉を続けた。「だが、最近少しずつわかってきたんだ。俺たちがいわゆるルールというものを守るのは、それが自然に発生したものではなく、人々が公平を追求する過程で発見した自明の理だからだと。」\n「その通りよ、レオン。どうやら交通ルールへの理解を相当深めているみたいね。では、本当に覚えているかどうかテストをしましょう。」\n「おいおい……ここでも授業をするつもりか?」\n「あなたのお父さんに、私の知識はすべてあなたに叩き込むと約束したもの。では問題、車道の横に引かれた白線の役割は?」\n「待て、今思い出すから……」\nシラクーザの雨期はいつも長く、静かだ。だがそれでも今は、車内の談笑の声が僅かな温もりをもたらしていた。", 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"「モイール、あなたは足が悪いんだから、この薬を二日に一回塗って。こっちの薬は咳を和らげてくれるから、一日一回飲むのよ……」\n野営地の一角で、サイラッハはそう言い聞かせながらモイールの荷物に薬を入れた。\n「安心して、ジェニー。ちゃんとやるから。」\nモイールは何度か小さく咳をした。当初と比べ、彼女の顔色は随分と良くなっている。\n「いつもそう言って、こっそり薬を取ってあるでしょ。知ってるんだから。」サイラッハは不満そうに言った。\n「だって、全部ジェニーがわざわざ自費で買ってくれた薬だもの。だから大切に……」\n「ほかの人のために取っておきたい気持ちはわかるよ。でも、自分の体を一番大切にしないと。次はいつ会えるかわからないんだから、ちゃんと自分の面倒は自分で見るんだよ。」サイラッハは忘れ物がないかもう一度荷物を確認すると、立ち上がってその場を去ろうとした。\n最後の言葉を聞いて、モイールは不安そうな表情を浮かべた。彼女は別れを惜しむような目をして、サイラッハの手を引っ張る。\n「ジェニー、あのリードって子に伝えておくわ。私たちが今まで生き残れたのはあなたのおかげだって。あなたが信頼してる人だからこそ、私も彼女の部隊についていくの。」\n「伝えなくていいよ、モイール。あなたたちは家に帰る必要があって、彼女はあなたたちを家に連れて行くことができる。それだけのことだから。」\nサイラッハは野営地の反対側まで来ると、荷車を叩いている男に出くわした。サイラッハの姿を見て、彼は立ち上がって挨拶をする。\n「見ろよジェニー。十人分以上の荷物を積んでも、この荷車はびくともしねぇ。あのリードって子が連れてる部隊の奴らがこいつを見たら、きっと羨ましがるだろうな。」\n「デイグランさん、どんどん荷積みが上手くなってきたじゃない。そうだ、またこっそり薬を隠さないように、モイールをしっかり見張っててね。」\n「安心しな、モイールの面倒はちゃんと見るからよ。」デイグランは胸を叩く。\n「デイグランさんも体に気をつけてね。モイールは一度家族を失って辛い思いをしたから、もう二度とそんな思いをさせたくないんだ。」\n「分かってらぁ。あいつのためにも真面目に生きねぇとな……」デイグランは少し恥ずかしそうに頭を掻いていたが、すぐに寂しそうな表情に戻って言った。「残念だよ、俺たちの結婚式の立会人になってもらいたかったんだが……」\n「あなたたちの新生活が落ち着いたら、また会いに来るよ。」\n「ああ、約束だぞ!」\n彼女はそうやって野営地を回り、荷造りの手伝いや他愛のない話をしながら、仲間と抱き合い、笑い合った。もちろんそこには沈黙も、涙もあった。そうして夕陽が沈む頃になると、リードの部隊が荒野の地平線に現れた。\n流民たちは荷物と家族の手を取って、野営地から遥か遠くへと歩いていく。そこには、彼らに希望をもたらす同胞がいる。\nそれでも彼らは、後ろ髪を引かれる思いで振り返ってしまう。その先には、彼らを絶望から救い出した友人がいた。\nサイラッハは丘に登り、ハープを置いて弦を爪弾いた。\n遠い昔から伝えられてきた旋律が響く。その旋律に合わせ、流民たちは古い歌を口ずさむ――\n「友を忘れられようか、想わずにいられようか。ああどうして忘れられよう、共に過ごした美しき日々を……」", 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"ガヴィルが訪れた時、アブドーチャは背を向けて筆を走らせており、大股でテーブルのそばにやってきた訪問者に気付く様子すらなかった。\n「お前、タイプライター以外も使うんだな。」\nアヴドーチャはそこではっと顔を上げ、反射的に書いていたものを手で覆い隠した。\n「おい、インクがまだ乾いてねぇぞ。」\n「何をしにいらして?」\n「お前の友達のドゥリン共が呼んでるぜ。どうせ酒を飲んでる時に一人足りねぇとでも思ったんだろ。」\n「ではすぐに――いえ、先にお行きになって。わらわは後で向かいますわ。」\n「インスピレーションは待ってくれねぇってか?」\n「……いま、ドゥリン人を主人公にした脚本を書いてますの。以前のような、彼らには理解できない雪原での陰謀の物語ではなく。」\n「ささやかなこだわりだと思ってください。いま彼らは地上へ行こうとしています。そこで、せめてわらわの筆で書き留めておこうと思いましたの。ゼルウェルツァで起きた出来事を、美しくてあるがままの生活を……」\n「いけませんわ、どうして貴方にこんな話をしてしまったのかしら。はぁ、ともかくもうお行きになって。わらわは後から向かうと伝えてくださいな。」\n「わかった、でも絶対に来いよ。それと、書き終わったらアタシも読んでいいか?『あるがままの生活』ってのがどういうもんなのか、アタシも知りたいんだ。」\n\nミニマリストは、すでに二度読んでいる『あるがままの生活』のページを一枚、もう一枚と捲っていた。\n「何かお探しですの?気になるセリフや場面がありまして?」\nパゼオンカは答えを探ろうとしたが、彼の表情からは何も読み取れなかった。その若者はただ眉をひそめている――いつもと同じように。\n「これがアンタの作品だって確かめるために、雪とか雪原、寒さとか錆び臭さに関係する内容を探してるだけ。あれはオレがデザインする時に入れる自分のシンボルみたいなもんでしょ。\n「あら、それを気にしてらしたのね。ドゥリンの生活には雪も血生臭さもないのですから、この脚本にもなくて当然ですわ。」\n「絶対いるってわけじゃないけどさ……ただ、そういうのすら見つからないから、どっかの酔っ払いが出来事を羅列しただけの脚本だと思ったよ。」\n「……それほど面白くありませんの?」\n「これまでどうしてオレたちが理解できないものを読んでたと思う?それはな、アンタが書いたものだってわかるからだよ。」\n「今回のように、ただ貴方がたの生活を記録しただけのものでも、そう思いますの?」\nミニマリストは脚本を置き、眉間のしわを少し緩めた。その様子は、少し困惑しているように見える。\n「つっても、オレたちは今も生活してて、そこにはアンタも関わってる。」\n「それはわかっていますわ。ですが……貴方がたは、ゼルウェルツァが恋しくなりませんの?」\n「なったとしても、地上で生きなきゃいけないだろ――ところで、オレが鉛筆を探してるからって、毎回何百本も持ってくるのはやめてくれ。オレも大人なんだから、自分で取ってくるって!」\n「……貴方を困らせていましたの?」\n「困ってるとしたらオレじゃなくてアンタのほうだろ。元の生活を捨てて、オレたちにあれこれ構ってるわけだし。」ミニマリストは表紙のタイトルを指して言った。「それに、ゼルウェルツァでの生活が『あるがままの生活』だと思ってるなら、何でアンタは今まで通りにしないんだ?アイデアを探しに出て、ぼーっとして、また何かを書いて――」\n「それが終わってから、アンタ自身を物語の中に放り込んでみたらどうかな?」", 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"まだ午後三時にもかかわらず、小さな店にはもう陽の光が届いていない。イネスは薄暗い階段で最後のガラスの破片を掃き落とすと、店の奥へと戻って腰を下ろした。この雑貨屋は坂道の途中にあるので、坂道を通りがかった人は、この店と一風変わった一段半の階段を目にすることになる。\nここはヘドリーが選んだ土地で、彼曰く「すぐに元が取れる一等地」とのことだ。元々イネスは、バラック街に雨漏りを防げるようなコンテナを買い、ちょうどスカーモールのように「商品」を置いて入口に座り取引すればいいと考えていた。しかしここに店を構えるというヘドリーの意見に、イネスが反対することはなかった。カズデルに帰った者は皆それぞれの生活に戻るべきで、店はその第一歩だと考えたからだ。\n「なぜのれんを片付けたんだ?」ヘドリーは入口を通る時、いつもの癖で手でのれんをかき分ける仕草をした。\nイネスは黙り込んだまま、暗闇から手を伸ばし、カウンターの上に置かれた観賞鱗獣の水槽を指差した。その中には水も鱗獣の姿もなく、のれんに下がっていたビーズが全て入っている。\n「……まあいい。ビーズが残っていれば、また繋ぎ直せる。」\nそう言うと、イネスは手を下ろした。ヘドリーは陳列棚のそばまで歩き、床一面に散らばった源石爆弾の見本を一つ一つ拾い上げて箱に戻し、刃物を並べ直すと、残りの商品を危険度と輸入元の地域ごとに陳列した。一通り整えてから店内を見回すと、床にベタベタとした液体が溜まっている。誰かが片付けようとして、途中で諦めたのだろう。\nヘドリーはカウンターに戻り、運よく難を逃れたスツールを引っ張り出して腰掛けると、ポケットからナイフと小さな木片を取り出した。思索に耽っていたイネスが我に帰った時には、その木片は楕円形に変わっていた。\n「何を作っているの?」\n「ジャガイモWだ。似てるだろう?」\n「まったく関係ないのは確かね。それにジャガイモじゃなくて木じゃない。」\n「ああ。本物のジャガイモは食うための物だからな。」\n「ナイフも本来は人を殺すための道具よ。」\n「お前はナイフで自分の角を削っていた時も、そう考えていたのか?」\nイネスは黙り込んだ。ヘドリーが息を吹いて木屑を飛ばすと、塵は空中に舞い上がり、微かにきらめいた。\n「いや、この話はやめにしよう。それで、今日は一体何があったんだ?」\n「ここをセーフハウスか補給所だと勘違いした奴らを、私が正してあげた。それだけよ。」\n「じゃあ床の液体は……?」\n「サイダーよ。」\n「弁償金は?」\nイネスが「当然よ。」と目で返事をすると、ヘドリーは「ジャガイモW」をカウンターに置き、引き出しから帳簿を取り出す。\n「一、十、百、千、万……イネス、やけに0が多いぞ。書き間違いじゃないだろうな?」\n「小数点の位置をもう一度よく見てみることね。」\n「……」\n「正直に言わせてもらうが、こんな記帳の仕方はもうやめた方がいい。」\n「私のやり方は間違っていないわ。」\n「いや……まあいい。少なくとも今日は水槽を壊されなかったんだ。それに流血沙汰もなかった。だから、小数点の位置は一つ前にしても――」\n「子供が何人か、誰かに騙されてここに来たんでしょうね。源石爆弾とサイダーの区別もつかずに、箱を取って逃げ出したわ。」\n「私が足を引っ掛けて転かしたら、その子たちの一人が陳列棚を倒して、残りの二人が逃げる隙を作ったの。」\n「それで、見逃がしてあげたのか。」\n「鱗獣と水槽を守ろうとしただけよ。」\n「鱗獣ならまた買えばいいだろう……明日も店を開けるのか?」\nイネスは暗闇から立ち上がると、水浸しになった場所まで歩き、辺りを見回して言った。\n「当然よ。閉める理由もない。」\n「店が、ここにあるんだから。」", 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"カンタービレはいつも持ち歩いている革のトランクを机の上に置いた。ロドスに報告書を提出して以来、トランクを開けるのはかれこれ十五度目だ。机の隅では羽獣がまどろみ、彼女の手元には羽獣の積み上げた米粒の小さな山が残っている。\n「ナンバー01、初使用はドッソレス。ターゲットはラミレス氏……と、その妻。二人は聖心福祉基金の主要発起人。私は家庭教師として邸宅内に潜入し、任務時間は8時間22分オーバー。懲罰として、25時間の断食。」\nカンタービレは柔らかい布でナイフを拭いながら、自分の声が震えているのに気づく。\n「ナンバー02、初使用はドッソレス。ターゲット『グリーンビアード』、現地の労働組合代表。私は学生として組合の文化イベントに参加し、任務時間は2時間10分オーバー。懲罰として、6時間の禁固。」\n武器を何度も拭いながら、任務の結果をまとめていく。かつて陽の光も届かない場所で、吐き気を催すほどの訓練によって染み付いたその習慣は、いつの間にか気持ちを落ち着かせる唯一の手段となっていた。自身を変えようという彼女の決意に反して、そういった習慣がいまだに彼女を苛んでいる。\n「ナンバー03、初使用はボリバル南部。ターゲットはミゲル・ルイス、警察署長。私はレストランのバンドメンバーとしてターゲットに接近し、任務時間内に完遂。\n「ナンバー04、初使用はボリバル南部。ターゲットはルッチ・ルイス、新聞社のジャーナリスト。私は若手の詩人として邸宅内に潜入。詩の朗読会にてナンバー04をグラスに混入させ、任務時間内に完遂。\n「……そう、私はどんどん手慣れていった。詩の朗読から、楽器の演奏に、歌まで学んで……すべては、美しい響きでターゲットに忍び寄る足音を隠すためだけに……」\nリーベリの娘は一度拳を固く握り、また力を抜いた。彼女が目を閉じると、目を覚ました羽獣が不思議そうに首をかしげて彼女を見つめる。\n「ナンバー05。」最も長く、最も幅があり、隠すのが難しかった。これが収めた位置を忘れたことはない。「初使用はクルビアのバンカーヒルシティ。ターゲットは裏切者『ゴールド』。追撃を重ね、なるべく迅速に、苦痛を与えないように……」\n嗚咽が止まらない。それとは対照的に、得物はどれも箱の中で冷ややかに並んでいる。\nそう、今は離れ離れになったが、かつては音楽や詩と共にあった。もっとも、得物は初めからずっと沈黙していたが。\nあの優しい人たちは――人を助ける者は、人を殺める者をどう見るだろう?アンダンテの三連符は、血塗れで木目に刺さった凶器をどう見るだろう?\n「チッ――チチチッ――!」\n耳元で、羽獣の羽ばたきと澄んだ鳴き声が重なる。彼女が瞼を開くと、目の前で羽獣が見慣れた金色のペンダントを箱の中に落としていた。整然と並んでいた声なき者たちは蹴散らされ、そこはひときわ輝く暖色で切り拓かれている。\n扉の向こう側から、ノックの音と共に外勤オペレーターの穏やかな声が聞こえた。\n「カンタービレ、起きてる?その、もしよかったらだけど……今日は食堂に行って、一緒にご飯を食べない?」", 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"『ローリングホイール』第752号\nある酒場に、二人のトレーラー運転手がやってきた。\n「まったく、また追い剥ぎに遭うなんて、今日はついてないぜ。目一杯ハンドルを切って振りきったけど、車を傷つけられちまった。」\n「そんなんで愚痴んなよ、ちょっと塗装が剥がれただけじゃねぇか。あたしなんてバンパー両方壊れちまったっての!」\n「両方?前後から挟まれでもしたのか?」\n「まさか。んなことしたら、向こうも死ぬだろ。」彼女は髪を束ねながら言う。「真っ正面から立ちはだかってきたんだよ。」\n「なら、何で後ろのバンパーまで壊れてんだよ。」\n「ちょうど護身用の武器を修理に出しちまっててさ。仕方ないから、後ろのバンパーを引っぺがしてボコったってわけ。ま、あいつらを保安官に引き渡したら報奨金をもらえたのはラッキーだったよ。でなきゃ丸損だったからな!」\n\n「誰だ、こんなヨタ話を載せやがったのは!」目元にあざのある男が、地面にツバを吐きながら雑誌のページをめくっていた。\n「くだらない本読んでんじゃねぇ、仕事の時間だ。」彼の同僚は鉄パイプで男の読んでいる雑誌を叩き落とし、有刺鉄線の束を押し付けた。「いつも通り、五百メートル先に設置してこい。」\n男は薄汚れた布で顔を隠し、有刺鉄線を抱えて道沿いを歩いていた。\n「クソッ、何でいつも俺が仕掛け役なんだ?タイヤをパンクさせて車を止めても俺の分け前は一番少ないのに、しくじって車を逃がしちまったら、殴られるのはいつも俺だ!」\n男は不平を垂れながらも手を動かし、簡素だが減速に効果的な凸凹を手際よく設置する。その時、遠くに砂埃が見えた。車が来たのだ。\n目元にあざのある男は、その車を見て愕然とした。\nそれは見るからにボロボロのトレーラーだった。フロントバンパーは今にも外れそうだが――巨大なパイプレンチが、そのバンパーを固定している。\n男は後方にいる仲間の元に全力で駆け出して叫んだ。\n「あいつだ!あの女だ!\nあの女が、また小遣い稼ぎに来やがったんだ!」", "typeIcon": "cra-x", "typeName1": "CRA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": 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"一冊の本が机の上に開かれている。ロゴスはルーペを調節しながら、骨筆で巫術を込めて文字を書いていた。彼が刻んだ呪文は装置を通してスクリーンに投影され、それをPithが解読し、表の意味と裏の意味を書き出す。周囲に座った術師たちがそれを実践し、効果を討論するのが一連の流れだ。\nこの集まりは、元々ロドスの術師たちによるクラブ活動だったが、いつの間にかロゴスの実験をサポートする研究チームに変わっていた。\n彼らが目下取り組んでいるのは、実のところ無用な作業だった。彼らは、現在はロドス内部でしか流通していない『語義規範百科事典』で使われる呪文を作っていたのだ。その呪文は、書物に記されたあらゆる事柄の正確な意味を、読者の脳内に直接伝達するというものだった。\n言葉の意味は絶えず変化し続けるため、彼はできる限り多くの国家、種族、階級の人々が同じ事柄をどう認識しているかに注意し、呪文本来の意味と他者の解釈との違いを比較し続け、呪文の調整を重ねた上で、最後には紙面にそれらを書き写さねばならなかった。\nそのため、ウルサス人、ヴィクトリア人、フェリーン、サルカズ、アカデミック、リベラルといった種族や派閥を問わず、クラブ活動に加入する術師は、まず百科事典の複製を受け取り、呪文の施された内容を読んだ上で、自らの解釈でアーツを発動することが求められた。そうすることで、ロゴスがその中のわずかなニュアンスの違いを捉え、呪文を修正することが可能になる。\nアーツを正確無比に理解、複製する能力を持ったPithのおかげで、ロゴスは転写、修正、講義などの作業を安心してその戦友に任せ、自身は各項目の呪文の効果を実現することに集中することができた。\n最近の実験データによると、呪文の施された『語義規範百科事典』を読んだほぼすべてのオペレーターは、該当項目の内容を正確に伝え、アーツを発動することができたという。\n実験に参加した術師たちは大いに喜んでいたが、ロゴスは喜べなかった。\n果たして、これは望んだ結果なのか――つまり、ある事柄を一切の損失なく全員に伝達できているのか。彼の心中にはなおも疑念が残っていた。\nこの百科事典の制作が秘める可能性は、もはやサルカズ巫術の現代化という当初の目的を遥かに超え、新たな言語の創出に近い試みとなってきている。注釈付きの文字を記せば、伝えたい意味のずれは小さくなる。もし全ての人類がこの方法で文字を記せば、最も理想的な結果としては、伝達の際に生じる情報の損失は限りなくゼロに近づき、千年後の人々が読んだとしても、今とまったく同じ情報を得ることができるだろう。\nしかし、この百科事典はいつ完成するのか。そこから生まれるものが、果たしてアーツを扱う際の壁を打ち破る助けとなるのか、それともすべてを破滅させる触媒となるのか……またあるいは、これだけの心血を注いだにもかかわらず、開かれることすらないまま図書館の蔵書の一冊として眠ることになるかもしれない。\n……\nオペレーターが一人、また一人と来ては去っていき、ついにロゴス一人だけが部屋に残った。彼は骨筆を手に取ると、あまりに長く執筆をしていたせいで、筆がひび割れていることにようやく気づいた。\n王庭の主として、また一人のサルカズとして、カズデルのために「大事典」を編纂した彼は、その書が真に必要とされる日を辛抱強く待ち続けるだろう。\nその一方で、ロドスの一員として、またテラに住む一人の個人として、彼は思い描いていた。生命があらゆる隔たりを越え、運命をその手に握る瞬間を。そのために、彼は研究すること、試みることを止めはしない。たとえその夢が、今はまだ叶わぬものだとしても。\nアエファニルは新たな筆を手に取り、また新たな研鑽を始めた。\n理想は今も生きている。彼の心と、細い筆の先に。", 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"カズデル郊外の目立たない一角に、彼らは身を寄せていた。\nかつては石造りの建築物だったようだが、今や大部分が崩れ落ち、風化によって石の隙間は広がり、残っているのは壁の一角のみ。カズデルの巨大な影に覆われ、この廃墟は夜よりも暗かった。\nマドロックは、近くに住むサルカズからこの廃墟の過去について聞いたことがあった。彼らによると、この廃墟はかつて存在した王庭の要塞で、王庭をカズデルから隔てていた可能性があるという。またもう一つの説では、歴史に名を残す偉大な魔王のうちいずれかの像の残骸であり、その魔王の全盛期には異種族すらカズデルに屈服していたという。どちらにせよ、幾度となく破壊の憂き目に遭いながら、災厄を掻い潜り、いつも奇跡のように新たなカズデルの郊外に立つ様子は、まさにカズデルそのものだと語っていた。\nしかしマドロック小隊の隊員は、そのような胡乱な伝説には興味がなかった。隊員の多くはそもそもサルカズですらなく、そのような歴史を聞いたこともない。この廃墟を隠れ家として選んだのは、残った古い壁が夜風を防いでくれるという理由だけ。長い旅路の中で、彼らは土や石と共に過ごす日々にもすっかり慣れていた。\n隊員たちはこの地にテントを張って焚き火を起こし、次の長旅に備えて物資を確認していた。そしてマドロックはベリー酒を分け合いながら、明朝に再出発し、次の故郷となりうる定住地を探しに行くという旨を伝えた。起きていた最後の隊員が廃墟の壁際で眠りに落ちると、マドロックは手元の紙コップに目を落とした。酒に浸かって黒っぽくなったウルサスベリーと、わずかに残ったベリー酒がコップの底で沈黙している。少し離れたところで、巨大な物体が重低音を響かせて、ゆっくりと彼らから遠ざかっていった。\n土や石に身を潜めるだけの日々を脱する機会もあった。目下、金属の建材が次々とカズデルの地に運び込まれ、新たな建物が――たとえリターニアの高塔のような精巧さや、ウルサスの要塞のような広大さがなくとも――築き上げられている。あの新しくできた賑やかな通りが、皆にとっての安住の地になるのかもしれない。小隊の仲間たちは、あの通りで新たな職に就けるかもしれない。あるいは商店や診療所、学校を建て、原住民と同じようにカズデルの街を作り上げ、都市の片隅に小さなベリー園を持つ日が来るかもしれない……その時は、カズデルを「故郷」と呼ぶのだろうか。\nマドロックは遠ざかるカズデルを見つめた。都市の影の輪郭がようやく小さな廃墟から離れ、双月の白い輝きが再び廃墟の一角を照らし出す。マドロックは傍らに落ちていた古い瓦礫をそっと撫でた。ほんの一瞬だけ、乾いた岩の隙間に、新しい命の芽が見えた気がした。\n彼女は最後に残った酒を、石の壁に振りかけた。まるで砂漠の泉のように、酒が廃墟に染み込んでいく。\nいつかカズデルも、この大地に生きる人々の沃土となる日が来るのかもしれない。", 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"「ターゲット:アルモニ\n任務内容:トレント郡にて対象を追跡し、監視と調査を行うこと。\n任務結果:成功。対象がダブリンのスパイであることを確認。調査の詳細は第一報告書の三ページ目を参照。」\n「ターゲット:謎の重要人物\n任務内容:ヒロック郡事件における重要人物の身元を調査し、対象の背景と現状の解明を行うこと。\n任務結果:成功。当該重要人物ラフシニーがドラコの女性であることを確認。対象の個人情報、ダブリンとの関係、ヒロック郡及びトレント郡事件における彼女の詳細な活動については、第二報告書の六ページ目を参照。」\nシティホールのオフィスで、フィッシャーはデスクに向かってペンを走らせていた。鉱石病に感染した事件から今日までに起こった出来事を整理するのは、これが初めてのことだった。\nパズルはこのような手続きには慣れていた。作戦報告とは諜報活動における単なる仕上げであり、成功か失敗かを記録するだけの作業だ。理論上、何か問題が起こるような可能性もない。\n「ターゲット:ダブリン軍」\n彼はそこで、ふと筆を止めた。数時間前の感覚が蘇り、混乱とカオスが脳内で交錯する。死に頻したターラー人の叫び、大地を走り抜ける高速軍艦の轟音、そして不幸な流民の商人の住居が崩落する音……それらが、再び押し寄せてきたように感じた。\n「備考:偵察任務中、ダブリン軍の航路上でターラーの流民を確認。警告のうえ避難を勧告した。」\n彼は無意識にそう書いてしまったが、すぐに考え直すと取り消し線を引いた。あの流民が生き残ったかどうかなど、今となってはどうでもよいことだ。どのみち、数万人の命を左右するほどの戦争は避けられないのだから。\n混乱と秩序の崩壊は、急速に拡大していくだろう。今の自分の立場では、それを止めることはできない。\n机のそばに視線を向けると、真っ白なピースが散らばっていた。今日、なぜか完成できなかったパズルのピースが。\n彼は黙ったまま、使えなくなった報告書を破り捨てた。もしこれまでの進め方で完成できないのなら、いっそ最初のピースからやり直したほうがいい。このパズルを埋めるには、誰かに与えられた立場からではなく、自らが決めた出発点から始めなければならないのだ。\n不意に響いたノックの音と同時に、灰色のスーツの男がオフィスのドアから入ってきた。\n「フィッシャーさん、公爵様が手配された車が到着しました。」と、男は予想外の報告をした。\n「少々お待ちください。この最後の公文書を片付けたら向かいますので。」彼はそう即答しつつ、頭の中は新しい計画でいっぱいだった。\n窓の外には、久しぶりの晴れ間が広がっていた。", 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"サイレンスは科学倫理委員会のビルから、コンポーネント統括課の執務室に戻った。その時すでに、イェラグに観測ステーションとエネルギーウェルを建設するという計画についての完璧な企画書が彼女のデスクに置かれていた。\nその場にいた誰もが驚愕したあの出来事以来、そしてテラ全土が注目し崇拝するに至ったあの探索以来、今また深遠な空への切符を手に入れんとする者が現れたのだ。この日はいずれやってくる定めだと、サイレンスは知っていた。なぜなら、星がそこにある限り、常に人々は星に想いを馳せるのだから。\nサイレンスは前の承認者が残した、毅然とした筆跡のサインを確認した。一ヶ月前、このプロジェクトは主任会議での議題の一つにすぎなかった。その後、コンポーネント統括課の執行代理であるサリアがサイレンスのもとを訪れることはなく、彼女は平常通りのプロセスで進めることを選択した。サリアにとってこの件について自分と話すことと、淡々と手続きに則って推し進めることのどちらがより重い選択であったのか、サイレンスには分からなかった。\nサイレンスは知っていた。もしこの企画書に自分がサインをしなければ、百億クルビアン金券以上をも費やすプロジェクトが始動することはなく、その後に続く数え切れないほどの煩雑なプロセスは当然行われることもないと。都市と国がサイレンスに与えたこの権力はあまりにも大きく、彼女はどこか現実感を失っていた。\nでは、彼女はサインをすべきだろうか?\n「イェラグ」――この名前をクルビア人が目にすることはほとんどない。科学考察課が時折持ち帰る資料に、その雪山の姿が写るのみだ。世間から隔絶されたこの国に観測ステーションが建設されれば、必然的にイェラグは注目を浴びてしまう。またその懸念は別としても、今のライン生命は、再び大きな一歩を踏み出す準備ができているのだろうか?\n政治家の権謀や軍の野心が渦巻く中、純朴な学者が権力争いに巻き込まれず、事態が暴力的衝突の深淵へと滑り落ちないことなど、誰が保証できるだろう?どれだけ完璧な規則や制度を作っても、制定されたその瞬間に必ず抜け穴が空いてしまう。科学は一歩進むにも困難が伴うが、科学以外の部分についても容易には進められないのだ。\n考慮しなければならないことが多すぎる。\nサイレンスは今になってようやく理解した。自身に権力が与えられると、賛同は否定よりはるかに難しくなってしまうことを。このプロジェクトを先延ばしにする、あるいは否認する理由は無数にあったが、賛成票を投じる理由はたった一つしかなかった。\nこれまで行きすぎた研究を取り締まる立場を取ってきたが、科学の反対側に立っていたというわけではない。そして何より、あの人は自分がそばに立つことを必要としている。\n未来を追い求めることは、すべての人々が持つべき当然の権利だ。異なる組織の間で生じる、構造的な軋轢に対する完璧な解法など存在しない。彼女にできることは、信頼できる個人に希望を託すことだけだ。\nサイレンスは窓の外に視線を移した。今この瞬間も、このトリマウンツの澄み渡った夜空を見ている人がいる。\nそして、企画書にサインをした。", 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"剣に刻まれた家訓は、長年の手入れですり減って今はほとんど読めなくなっている……だが、長らく血に染まっていないこの剣を磨く必要などどこにもないのだ。ただ毎日監査会の呼び出しに応じ、手紙に返信をし、父上の体を拭いてやり、子供たちを寝かしつけた後、ガレージに下りて剣を磨く……それが習慣になっているだけだ。\n父上からこれで遊ぶようにとこの剣を渡された時、私たち二人はまだずっと幼かった。父上はお前を「ニアールの坊ちゃん」と呼び、私を「ニアールの次男坊」と呼んだな。まるで彼自身が付けた名は、書類でしか使わないもののように……彼が気にかけていたのは、我々が「ニアール」の名に相応しい人物に成長できるかどうかだけだった。なにせ父上の時代においては、ニアール家の騎士だと自覚していることは、すなわち自身の生涯がはっきりと見えているようなものだったのだから。\nだが、今はどうだ?教えてくれ。あの頃我々が固く信じていた道は、今どこに続いている?\n……ああ、我々はみな変わった。私は失意に沈み、そしてお前は……ふっ、沈黙してしまった。\n昼に私の面接をした相手は、面接が終わった後に私を小さな会議室へと連れて行き、面接中の質問は全て規則に則るものだと不安げに釈明していた。どうやら少しでも無礼を働けば、金色に輝く長剣に首を刎ねられると信じているのだろう――なにせ新聞には、ニアールの名を持つ者は誰もが傲慢で血に飢え、事の是非を問わない「正義の使者」であるかのように書かれているのだから。だが彼はいくらか言葉に詰まった後「ニアール家の物語を自分の子供に聞かせても構いませんか」と遠回しに尋ねてきた。週に六日半も働いている人間の頭になど、どうせ仕事のスケジュール以外に入っていない。採用調査の際に騎士の物語を目にしなければ、彼が子供に話してやれるのは通勤途中で聞いた三流のラジオドラマくらいだろう。\n……哀れな人間?そうかもしれないな。ちゃんとした物語をそれしか知らないがゆえに、語る本人すら信じていない騎士の物語を子供に話すなど……だが、私は彼を笑うことができる人間だろうか?私も同類でなければ、なぜ毎日この剣を磨いている?この剣がもう何かを斬ることはないのは、とうにわかっているというのに。\n……ふっ。お前はもう、私を見ても誰かわからないかもしれないな。\nマリアもそろそろ物事をわきまえる年頃だ。ニアールの名が何を意味するか、失意に沈んだ者の嘆きから学ぶべきではない。\n剣はこの身に携えておく。あの二人の子供が大きくなったら……私はまた行かねばならない。せめて今は、自分がニアールであることを忘れられればよかったのだが。\n私はなぜ人々の見ているものを気に留めずに生きてきたのだろう。この空っぽの殻を何かで満たさねばならないというのに。\n……いや、何で満たそうと変わりはないな。\n\nムリナールがただ心の中でそう考えていたのか、あるいは声にまで漏れていたのか――いずれにせよ、優れた防音性を誇るミェシュコ製の窓のおかげで、彼の声は地下ガレージ内の誰の耳にも届かなかった。彼は口を結んだまま剣を鞘に戻し、体の下に敷いていた新聞を引き抜いて読み始めた。それがいつの新聞で、どこからどこまで読むか、そんなことなど全く考えずに。そうして、風船のような空っぽの人間は文字で満たされていった。", 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"「エルネストさん、ここに来る前はまさかドッソレスがこんなに魅力に満ちた都市だとは思わなかったよ。」\n豪華な客間にて、男は予想外の喜びに満ちた表情とともに、エルネストに向かってグラスを掲げた。\n「チャールズさん、この都市を気に入っていただけたなら何よりです。」\nエルネストも笑顔を浮かべ、自分のグラスを差し出して乾杯した。\nそのタイミングで、通信端末が振動した。エルネストは顔色を変えずにさりげなく画面を見て、わずかに眉をひそめる。\nしかし彼はすぐに落ち着いた表情に戻り、チャールズに客間内の装飾を紹介し始めた。そして男が芸術品を鑑賞する隙に、彼は慣れた手つきでグラスに手を伸ばし、透明な粉末をさっと流し込んだ。\nその数分後、連絡を受けた警備員が客間に入ってきた。チャールズはすでにソファで眠り込んでおり、エルネストは肩をすくめて話した――\n「どうやら、チャールズさんはまだドッソレスの空気に馴染んでないみたいだ。この分だと、今日のステージには上がれそうにない。」\nその言葉に、若い警備員は顔を強張らせた。「で、では部長……どうすればよろしいでしょうか?今回のステージで、チャールズ氏は目玉の一人で……」\n「明日には回復してるはず。午後のステージは、俺が代わりを務めるよ。」エルネストは警備員を安心させるように、彼の肩を軽く叩いた。\n警備員の反応を待たずして、エルネストはすでにその場を離れていた。\nエルネストは部屋に戻ると、隅にあるケースを開けた。一見普通のブリーフケースのように、下のほうには彼が普段使っている書類や事務用品がきちんと並べられている。しかしその底を開くと、そこには様々な武器がはめ込まれていた。\n隠密行動に適した武器を選んで身につけ、翻ってクローゼットを開けた。その中には舞台衣装一式があった。\n先ほどの通信は、父の手下からのものだった――チャールズの背後には、カンデラ市長とクルビアの芸能界との間の大きなビジネスがある。そこで帰る場所を失った軍人の一団がチャールズを殺害して、そのビジネスを頓挫させようとしているという。\nエルネストは、そのビジネスを頓挫させるつもりも、軍人たちを手ぶらで帰らせるつもりもなかった。\nエルネストは鏡の前に立ち、舞台衣装に着替えながら各勢力が取るであろう行動を頭の中でシミュレートする。はっと我に返ると、鏡に映った自分の顔が少し強張っていることに気づいた。\n「甘ったれるな、エルネスト。物事を面倒にすると決めたのはお前だろ。」そう言って、彼はそばのマイクを手に取った。「少なくともステージを見に来た人に罪はないんだ。ちょっとは楽しませてやらないとね。」\n彼は深く息を吸って、鏡に映った自分にトレードマークの爽やかな笑顔を作った。", 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"さんざん暴れた後、義幇(イーパン)の古株二人は不満げにその場を去った。局内はすっかり散乱していた。頭に叩きつけられて砕けた木製の椅子、誰かが投げ飛ばされた際に粉々になった窓ガラス……そして門に掲げられていた、ここを象徴する「義」の木札は、真っ二つに割れて地面に刺さっていた。\n「怪我した人は中で手当てを受けててくれ。で、他の人は床掃除を手伝ってくれないか?お客さんがこの光景を見たらビビって逃げちまう。」騁風(チェンフォン)はそう言うと、率先してホウキを手に取り、もう一方の手でだらだらと血の流れる腕を押さえる。\n「おい坊主、お前こそ早く手当てをしろ!あの時お前が防いでくれたおかげで、俺の頭はぱっくり割れずに済んだ。あんたは恩人なんだ!」\n「ほんのかすり傷だっての、俺はそんなヤワじゃ……わかったわかった!おじさん、そう睨むなって。片付けが終わったら手当てしてもらうから。」\nかつて山賊だった者たちは、慣れない手つきで掃除を始めた。今の「鏢局」は、山賊時代の半分以下まで人数を減らしており、散らかった局内には物寂しい空気が流れていた。誰かが、半分に折れた「義」の木札を拾って言う。「俺たちの『義』も、こうやって捨てられちまうのかな?」\n騁風はその折れた木札を受け取り、無言でため息をついた。義幇は分裂してしまい、鏢局の商売も見通しが明るいとは限らない。果たして、これまでの努力は正しかったのだろうか?\n「おい」男は騁風の頭をコツンと小突いた。「お前は間違っちゃいねぇ。悪いのは客をゆすったあの二人だ。ああいうことを続けられちゃ、今後商売やってくのは難しかっただろうよ。」\n「ほんとだよ!やっと少しは字が読めるようになったところなんだ。鏢局がおじゃんになったら、勉強が無駄になっちまうよ!」\n「それにあのやたら覚えづれぇ暗号もな!」\n「ったく、俺なんてあのクソみてぇな交通ルールのせいでいつも罰金だぜ!こんだけ覚えたもんを無駄にする奴がいるってんなら、俺ぁ絶対そいつを許さねぇ!」\n「アッハハ、そりゃあんたがおバカさんなだけよ!」\n新たな生活のために流した汗水について皆が語り合い、鏢局はあっという間に笑い声に包まれた。顔をしかめていた騁風は頬を緩め、迷いを振り払うように自分の頭をトントンと叩いた。\n翌日、鏢局の門には「義」と書かれた木札が再び掲げられていた。\n「ひとまず釘で留めといた。時間ができたらちゃんとしたのを作るからよ。」騁風はいつもの快活さを取り戻した。\n「いらねぇって!これはこれで個性的じゃねぇか。あの『義』って字の上と下を見てみろ、前よりピッタリくっついてやがる!」\n「そうそう!『ろご』とか『まーく』とか、今の会社ってそういうのが流行りらしいわよ。いっそ、この印をウチの『ろご』にすればいいじゃない!」この発言に、多数の賛同の声が上がった。\n「おいおい、マジで言ってんのか?だったらこれをロゴとしてデザインしてもらって、俺たちの服とか道具に印刷してもらおうか。みんな、自分たちで要求したからには、今後は制服をちゃんと着てもらうぞ。」\n騁風がニヤリとして放った要求に対して、一斉に不満の声が上がった。注文の受け方、武術の練習、帳簿のつけ方……鏢局を正しい軌道に乗せるため、誰もがあくせく動いていた。", 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"気軽に社交するためには、美しい傘を持ち歩くといい。\n人々の話題は木の葉をかたどった傘に始まり、彼ら自身の話に変わり、そして「季節は移ろい、春は必ずやってくる」と感慨深く締めくくられる。冬については語らないまま、明るい将来の話題にとどめるのだ。そして最後にはダンスを踊る。人が集まれば、自然と踊り始めるというもの。人間関係の多くが一度のダンスから始まりうるため、ミュルジスがその機会を逃すことはない。\nしかし、彼女は本当にそうした「社交」がもたらす「機会」を必要としているのだろうか?\nその問いは水面を走ることのなかった石のように、音を立ててどこまでも沈んでいく。\nミュルジスはダンスパートナーを幾度も変え、その度にステップは巧みになっていった。そして、自分はどのようなダンスでも上手に踊ることができ、そばにはたくさんの「友人」がいると思い込んだこともある。クリステンとサリアが現れたのは、そんな折だった。\n水の底で長い間ひっそり隠れていた石は、布団の下のエンドウ豆となり、ついに大きな声で叫んだ――「ねぇ、それって本当かな?一度ひっくり返ってみて、ウソと本当とを見極めよう!さぁ、今こそ運命が『同志』を君に与えてくれる時だよ!」\nそれは先生から命じられた面会で、向かった先はたった二人しか所属していない小さなラボだった。\n結果は誰もが知っているように、彼女は最初の加入者となり、ラボのメンバーは二人から三人になった。「ライン生命」はこうして設立された。\n「いやいや、そうじゃなくて……」彼女は机に突っ伏したまま話す。論文を書き終えたばかりで、半月もまともに眠れていなかった。「……まずはこっちを試してみなきゃ。成功率はこっちの方が上なんだから!」\n「多数決で決めましょう。三人チームって、こういうとき便利よね。」机の向こう側にいるクリステンが、再度コーヒーを口に運ぶ。彼女の目元には濃いくまがある。そうして、サリアは黙ってうなずいた。\n「じゃあ、A案に賛成の人は手を挙げて。」\nクリステンが手を挙げ、サリアもそれに続いた。ミュルジスの眠そうな顔に苦々しい表情が浮かぶ。\n「……び、B案に賛成の人、手を挙げて!」ミュルジスのぴんと伸びた手が一本、ぽつりと立った。\nそれに続き、水の音とともに手が一本挙がった。もう一本。さらにもう一本。同じ顔をした水の分身が二人の同僚に向かって手を挙げている。エルフの娘はにっと笑って言う。「へへ、これで四対二ね、どう?」\n「公平性を担保するために、多数決を選んだことを考慮すると……」\n「四対二、とても公平な結果ね。このミュルジスも、そのミュルジスも、あっちのミュルジスも……みんなライン生命のメンバーだもの。もちろん彼女たちにも投票権はあるわ。」\n筋道の通った説明、信頼できる水の友人たち。奇妙な形ではあるが、これぞまさにライン生命のジョークだ。その後、多数決に勝った水の分身が一斉に歓声を上げて、コーヒーを倒してクリステンの美しいコートを台無しにしてしまった件については……また次回にしておこう。\n絶叫と謝罪の飛び交う中で、ミュルジスはある音を聞いた。それは静かで、か細く、湿った音。芽が土から出てくる音。\nあのエンドウ豆が、土を見つけ、根を張り、芽を出し始めた。\n四季は移ろい、春は必ずやってくる。", 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"「私の負けだ。」剣士は剣を納め、崖の淵に立つ男に頭を下げた。\n「悪くなかった。」男も剣を収め、剣士に軽くうなずいて相手を称えた。「こっちも、あと少しで『あの技』を出さなければいけないところだった。」\n剣士は別れを告げようと挙げた手を戻し、腕を組み直して興味深そうに聞いた。「あの技?どんな技なんだ?」\n無表情の男から、衝撃的な言葉が返ってきた。「俺の命を守ってくれた技だ。ここ何年かであの技を見た奴は、全員許しを請うか逃げ出していった……三発と耐えられる者はいない。」\n剣士は目を大きく見開いた。「そんなに凄い技なのか。一体どこの流派の剣術なんだ?」\n「流派などない。まだ先生についていた頃に学んだ。」\n「先生とは……?」\n「……ただの宣教師さ。」\n「ただの宣教師だと?信じられんな……君の剣術を見ていると、ある旧友を思い出すんだ。『アウルス』という男で、数十年前に闘ったが、私は彼に勝てなかった。」剣士は思い出に浸るように話す。「彼から教わった技だと言うなら、私も見たことがあるはずだ。」\n「……いや、彼から教わった技ではない。」\n「確かに、君の剣の型は色々な流派が混ざっているようだ。きっと師事した剣豪も一人ではないのだろう。」\n「……あの人は剣術を扱えなかった。だが先生でも、あの人と対峙すれば勝つことはできないだろう。」男は目を閉じ、過去の記憶に浸った。\n「彼でさえ勝てないだと……!?ありえない!その人は一体何者なんだ!?」剣士は男にまくし立てた。\n「彼は教え子の世話をするために先生が招いた人だ。冷たい空気を纏っていて、人付き合いを好まず、誰もが彼を恐れていた。問題を起こす者がいれば、モップを振り回して容赦なく懲らしめたもんだ。」恐ろしい記憶が呼び起こされ、男は軽く身震いした。\n「ただのモップだろう。それほど恐れるものか?」\n「いや、あのモップはいつも鼻が曲がるような消毒液の臭いがしてな。飛び散る水滴には腐食性まであった。」男の顔には、不思議にも讃えるような表情が浮かんでいた。「彼からヒントを得て、俺も剣に液体の入った管を取りつけたんだ。腐食性も悪臭もさらに強い、改良版の消毒液を入れてな。」\n「気になるな、一体どれほどの悪臭なのか……」\n「正気か?」\n「……ああ、嗅がせてくれ。」\n男はため息をついて、剣に繋がれたチューブを外す。そして、剣士の鼻に近づけた――\n剣士はその空気を深く吸い込む。たちまち彼の顔色は白から赤、そして紫と変化していき、真っ直ぐに立ったまま地面に倒れてしまった。\n男はすぐさまチューブを挿し直して剣士のそばにしゃがみ込むと、彼は白目をむいて失神していた。しばしの沈黙のあと、男は一言漏らした。\n「ふぅ……これだけ息を止めていたのに……まだ臭いが残っているとはな……」", 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"騒々しい日の午後。少女は焼けるような日差しを避けようと父の胸に顔をうずめた。父はガラスの向こう側にいる人たちに挨拶をするよう言ったが、少女にはそのぼやけた顔がよく見えなかった。\n「リュドミラ。」\n誰かが少女の名を呼ぶ。少女はその優しい声を知っていた。父はいつもその声の持ち主の発言を褒めては、その人が残したメモにコメントをいくつも書き足していた。\n木炭で床を塗りたくっている少女を見ながら、その優しい声はため息をつき、濡れたティッシュと何枚かの原稿用紙を彼女に渡した。少女にとってはどこに描いても同じなため、気にせず紙に描き続けた。\n「リュドミラ・イリーニチナ。」また別の人物が少女を呼んだ。その声からは、少女の嫌いなタバコの臭いがする。「何を描いているんだ?」\n「誰がこういうものを描いていいと言ったんだ?この研究所にあるものは全て機密なんだ。『機密』の意味がわからないのか?」\n「セルゲイ、やめてください。ただの子供のお絵描きですよ。」少女に紙を渡した優しい声が言う。「少し神経質になっているようですね。そろそろ休んだ方がいいのでは?」\n「うちにも娘がいるが、ここに連れてこようとは思わんね。それと、君の先生の代わりにその絵を処分しておきたまえ。外の情勢は知っているだろう?そうするのが皆のためだ。」\n嫌いな声は遠くへ行った。少女は顔を上げ、自身の作品と目の前にあるものとを見比べる。\n優しい声が近づいて言った。「目の前のものが何かハッキリとはわからなくても、そこから感じたものはしっかり描けるのね。ね、絵をよく見せて。」\n少女はうなずいた。\n「すごくいい観察眼ね。線と陰影を綺麗に捉えられているわ。ほら、この恐ろしい影なんて、まるでみんなの上をとても大きくて黒い雲が覆ってるみたい。でもこれは雲よりもずっと重くて……重苦しくて、硬い。これは、いえ……この研究所は、あなたにとってはきっと重くて恐ろしいものなのね。」\n優しい声は、再びため息をついた。\n「私たちはあれを『石棺』と呼んでるの。私たちも、あれと向き合うとあなたと同じ感覚を覚える。でも私たちが今していることが、そうした嫌な感覚を変えられるかもしれない――」\n「リュドミラ。あなたの手なら、もしかするとあの黒い雲を振り払えるかもしれないわね。」\n優しい声がいくらか緊張に震えて言う。「私を信じて、その絵を私に預けてくれないかな?あなたの恐れや不安と一緒に。この仕事が全部終わったら、この絵をあなたに返すから。きっと、その時のあなたはもう恐れたりなんてしないわね。」\n優しい声に従って、彼女は絵を差し出した。\n「その時に私が生きていれば、絵を返すわね。もしこの絵を守れなくなる日が来たら――あなたに代わって、この絵を処分する。」\n「あら、お父さんが来たわ。このことは言わないでね、余計な心配をかけたくはないもの。」\n父は少女に歩み寄ると、ハンカチで彼女の指についた炭を拭き取り、少女の瞳を見て言う。\n「リューダ――」\n耳障りな警報音に、クラウンスレイヤーはハッと目を開いた。手の中の木炭は三つに折れており、目の前に広げられた古い原稿用紙には、巨大な影と鮮明な輪郭が描かれている。\nしばらく呆然としていたが、いま自分が見張りのいないケルシーの執務室にいること、目の前の絵は自分がたった今描いたものではなく、二十年以上も前の絵であることに気づいた。絵のそばに投げ出された紙袋には、ケルシーによる「密封保存に同意」とのサインがある。古い約束はついに果たされたのだ。ケルシーも知らない、あの秘密の約束が果たされたことは、あの優しい声の持ち主が生きて研究所を出たことを意味するのだろうか?\n「ドクターとお前は、ウルサスにロドスの人員を向かわせるつもりなんだろう!?思い出したことがあるんだが――いや、ただで教えるつもりはない。正式な取引がしたい、アーミヤ!」", 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"流浪の裁判官を自称するサンクタはフードを深く被っており、その顔はよく見えなかった。彼女は小さな声で讃美歌を口ずさみ、そばの巡礼者に聞かせてやっていた。巡礼者はあまりにそれに聞き入っていたため、流浪の裁判官が無意識に、この讃美歌とは違う激しいリズムで、握った輸送車のハンドルを指で叩いていることには気づかなかった。\n讃美歌が終わると、巡礼者はすぐそばにある豪華な模様の筐体に目を向け――これは故郷の古い伝説に語られていた聖遺物だろう、と確信した。たった今、この聖遺物が彼に一筋の希望を見せたからだ。巡礼者は、手についた拭い去れない塩の跡をこすると、聖遺物の側面にあるレバーを引き、期待を胸に聖なる導きを待った。\n彼は、本来なら自分は永遠に導きを得られないものとばかり思っていた。二ヶ月前、リーベリである彼に突然サンクタの光輪が現れたことで、同郷の人はそれを奇跡と見なし、裁判所の宣教師でさえも驚いて、皆彼をラテラーノへの巡礼の旅に送り出してくれた。しかし、彼は道半ばで、ラテラーノの「主」はすでに去り、サンクタでさえも今は導きを得られないらしいという知らせを受けた。その後、聖遺物を載せたその輸送車が現れた時には、彼はすでにラテラーノへと向かう道を離れていたのだが、凶報を携えて帰郷するのも忍びなく、荒野であてどなくその偽りの巡礼を続けるしかなかったのである。\n車に座った彼は、見入るように筐体を凝視しながら、聖遺物が本当に人を導くことができるのかを確かめようと、繰り返し問いを投げかけてみた。そして、不安になるほどの沈黙の後、彼は肯定の回答を得た。\nラテラーノの流浪の裁判官を名乗るサンクタは、「主」が去りし後、「主」の代わりに導きを与えているという。巡礼者が彼女の指示に従って敬虔な動作で聖遺物を操作すると、彼女が前へと進み出て、聖遺物に現れた三つの模様を繰り返し見つめた。しばらくして、彼女は主の導きを伝えた。\n「『主』曰く、汝は本日ミカエレオン区の聖像すべての手にアイスクリームを置くべし、だってさ。」\n巡礼者はこれまでの道のりで想像してきた数多の回答を思い起こしたが、これほど奇妙なものが返ってくると考えたことはなかった。\n「そ、そんな、きっと何かの間違いでしょう。『主』のお導きがそんなものであるはずが……せめて苦行や労働を課すなり、ラテラーノから物資を持ち帰れとお命じになるなり……」\n流浪の裁判官は勢いよく顔を上げると、巡礼者に向かって猛烈にうなずいた。\n「おお~!キミ、合格だよ!自分に何ができるか、ちゃんとわかってるじゃん!」\n「……えっ?」\n「こほん!つまり、『主』が去りし今となっては、こういう形で導きを与えるしかないってことだよ。主の信徒は、デタラメな言葉の中から、自分で悟って真の導きを得なければならない……そしてキミは、すでに自分がすべきことを悟ってるってわけ。あたしは物資の仕入れ方も教えられるし、物資輸送に使う物流会社も紹介できるよ!」\n巡礼者は聖遺物を、そして流浪の裁判官を見やり、それからバックミラーに映る自分を見て、肩の荷が下りたかのような顔をした。\n「……ご親切に感謝します。ですが、大丈夫です。自らそれを探し求めるのも苦行の一環だと思いますので。ありがとうございます、流浪の裁判官様。」\n巡礼者は、流浪の裁判官が車で遠くへ去っていくのを見送った。舞い上がる砂塵の中で、彼は流浪の裁判官が車の屋根から身を乗り出すのを見た。彼女がフードを取ると、炎のように赤い髪が風になびく。しばらくして、彼女が荒野に向けて高らかに歌う歌が、ようやく巡礼者の耳に届いた。その歌は、讃美歌とは違う激しいリズムをしていた。\n――あの時、古道具屋でこの小型スロットマシンを手に入れておいてよかった。エクシアはそう思った。", 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"「この羽毛のはたきはどうしたんですか?」真っ赤な羽毛のはたきを引き抜いて、フィアメッタが不機嫌そうに尋ねた。\n甲冑を磨いていたパトリツィオが、顔を上げて答える。「ふむ、フィフィのことか?それはおぬしの友人モスティマからの贈り物じゃ。おぬしがおらぬ時は、それを見て思い出せなどと言っておったのう。」\n「フィフィ?どうして私の小さい時のあだ名でこれを呼んでいるんですか……?」\nフィアメッタが激しく眉根を寄せているのを見て、パトリツィオはしばらくためらい、そして口ごもった。「おぬしにそっくりだと皆言うのでのう、そう呼んでおるんじゃよ。」\n「どこがそっくりなんですか?」フィアメッタははたきを持ち上げると、納得できない様子で振る。\n「羽毛の色が、おぬしの耳羽の色とそっくりじゃろう?それに、ぴんと立ったその形は、幼い頃ワシが編んでおったおぬしのお下げに似ておるしのう。」\n「もう……そんなの捨ててよ、おじいちゃん!」\n「それはならん。これは人様からもらった物じゃぞ。捨てては無礼じゃろう。」老人ははたきをフィアメッタの手から取ると、それを古い兜に再び挿して、満足げにうなずいた。「こうして挿せば、ほれ、なんとも良い具合じゃ。こうでなければ、この甲冑はなんとも孤独な思いをすることになろう。」\n「だったら、花を挿すなり、おじいちゃんの勲章を掛けるなりすればいいじゃない!」\n「ワシは謙虚な人間じゃからのう。自分の勲章など、どうして掛けられようか?」\n「じゃあ、どうしたらはたきを仕舞ってくれるの!?」少女ははたきを何度も奪い取ろうとしたが、いくら試みたところで、老人に完璧に防がれてしまう。\n「はぁ、ならぬと言うておろう。何と言われようと、ならぬものはならぬ。おぬしが家におらん時には、フィフィがそばにいてくれるんじゃぞ。このフィフィは映画を観ている時も静かなもので、ストーリーがありきたりだの、登場人物がてんでダメだの、ポップコーンがまずいだのと隣でぐちぐち言わんしのう。」\n老人と長いこと見つめ合った末、説得できないとわかると、少女は仕方がないと言うように自分のこめかみを揉んだ。\n「……はぁ、もういいわ、私の負け。」\nそれを聞いて老人は勝ち誇ったような笑顔を見せたが、その笑みはすぐに口元で固まることになった。というのは、少女がいきなり話題を変えたからだ――\n「本当は一ヶ月休暇を取って、家でゆっくり休むついでにパトリツィオ殿に付き合って差し上げようと思っていたんですけどね。」首を横に振って、少女はため息をついた。「今はもうフィフィがついているようですし、あなたの気ままな生活のお邪魔にならないよう、旅行に行ってリフレッシュでもしようかと――」\n少女がそれを言い終える前に、老人は素早くはたきを手に取ると、物置の扉を開けてそこに投げ入れ、そしてまたすぐに扉を閉めた。\n「いやいや、たかが羽毛のはたきなど、こうして仕舞っておこうとも。」\n「ですが、兜に挿しておいたほうが具合が良いんですよね?」\n「どこがじゃ?あれでは見られたものではなかろう。」\n「あのフィフィは静かなところが良いと仰いませんでした?」\n「映画を観る時の醍醐味は、ポップコーンを食べながら隣にいる人間とああだこうだ言うことにあるじゃろう。」\n「あれは私にそっくりなんじゃありませんでしたか?」\n「やれやれ、この老いぼれを困らせんでくれ……」老人は少女の髪をくしゃくしゃにして、参ったと言うように微笑んだ。「フィア、おぬしが『はたきそっくり』という話ではなく、おぬしは『正直びっくり』するほど立派に育ったと言うておるんじゃ。これでよかろう?」", 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"サルゴン製のエラーコイン。片方の面に刻印がされているが、あまりくっきりとしていないため文字を判別するのは難しい。もう一方の面には背中合わせに生えている二つの顔の図案がある。非常に珍しいものだ。その劣化度合いから、この小さなコインは百五十年以上の歴史を持つと推測される。資金繰りが苦しい状況でなければ、例のドルン郡から来たコレクターもこれほど安値で私に取引を持ちかけることはなかっただろう。そしてある雨の夜、私は幸運にも特別な客と出会った。彼は黒いマントをまとい、ヴィクトリア北西部特有の訛りで私の手元にある金貨の由来を尋ねてきた。年をとると、どうも雑談のほうが本筋より先に口から出てしまう。正直、彼のような若者は私の冗長な前置きを嫌がり、途中で話を遮るだろうと思っていた。しかし彼はむしろ、興味深げに最後まで耳を傾けてくれた。その態度に気を良くした私は、金貨に刻まれた特殊な印についての個人的な解釈を話した。帰り際、彼は「もし同じ印を持つ品を見つけたら、必ず知らせてほしい」と言い残し、影のようにロンディニウムの雨の中へと消えていった。\nその後も、私はこの謎めいた紳士と不定期の交流を続けていた。彼は私からの連絡を受け取るとすぐに、あるいは来れない時は日を改めて、必ず私のひなびた小さな店にやってきて、私がコレクションと出会った経緯や元の持ち主の話に耳を傾けてくれた。そうしているうちに、私も彼が何を追い求めているのかと気になり始めた。その紳士は決まって深夜に店に来て、どこか怪しげな身なりをしていたことから、私は少しばかり不安を抱き始めた。それでも、非日常と無縁の生活をしてきた反動で彼に惹かれたのか、彼の寡黙だが誠実な態度が度々私の警戒心を和らげたのかはわからないが、私たちは変わらず良好な関係を続けていた。何人かの旧友に尋ねた結果、どうやら例の印は古の演劇崇拝に関係していることが分かった。彼が切実に双貌の印に関する情報を収集しようとしているのは見て取れたが、それでも店に来るたびに真剣なまなざしで他のコレクションを見つめていた。彼はボロボロになった古い台本をめくったり、壁に掛かった仕入れたばかりの年代物の油絵にじっと見入ったりもした。どうやら、彼は本能的に芸術そのものに強く惹かれているようだった。ある日、彼と話していた時、彼のポケットからチケットの半券が滑り落ちた。それで私はようやく彼が各地を旅している劇団の役者だということを知った。私が彼の芝居を観てみたいと申し出ると、彼は首を振って「もう二度と舞台に立つことはない」と答えた。彼が去ってからチケットの裏面を見ると、そこには見慣れた印があった。実に残念なことだ、きっと彼は素晴らしい役者だったに違いない――私はそう思った。\nルシアンさんと初めて出会ってから、すでに八年の歳月が流れた。ここ数年で彼は店に来なくなり、私は随分歳をとってしまった。今夜もあの日のように雨が降っている、そう思っていると、あの懐かしくもどこか距離を感じる客が久しぶりに店を訪ねてきた。彼の装いは以前とはまったく異なり、雰囲気もすっかり変わっていた。私は少しあぜんとしつつも、いつものように「何かお求めですか?」と尋ねると、彼は無言で袖から真新しい金色の葉を一枚取り出した。その葉は私たちだけに分かる印が刻まれていて、この埃まみれの小さな店で、心惹かれるような、まるで新生のような輝きを湛えていた。私はその美しい贈り物を店で最も目立つ位置に飾ろうと思ったが、彼はただ何気なく一番近くのキャビネットに置いた。まるで作家が文章にさりげなく句点を打ち、読み手に解釈と問いかけを委ねるかのように。数十もの印についての物語を語り終えた今、私自身もすでにその物語の一部となっている。\nこれでひと安心だ。彼はようやく自分の謎を解き明かしたのだ。\nもう彼がこの店に来ることはないだろう。", 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"ナ・シアーシャの料理人は鍋と新しく鋳造された金属製のカップをきれいに洗うと、要塞の廊下を歩きながら、より良い日々と新たな未来に思いを馳せていた。そんなとき、彼女は寄り添い合う一対のぬいぐるみを拾った。\n彼女は言った。「誰の落とし物かしら?そもそも誰が要塞に来たの?どうあれ、どんな物にも必ず持ち主がいるはずだし、このぬいぐるみたちが迷子になってしまったなら、ちゃんと返してあげなくちゃ。そのために、落とし主を探さないとね。」\n料理人は鍋とカップ、そしてぬいぐるみを持って厨房へ戻ると、肉を届けに来た商人に尋ねた。\n「このぬいぐるみたちを見たことはある?持ち主の見当はつかないかしら?」\n「いいや、見たこともないし、持ち主も知らないな。それにしても、可愛いぬいぐるみだ。リンゴみたいな顔に、ジャガイモみたいな体をしてる。もしも貰い手がつかないようなら、私が貰ってもいいぞ。」そう言うと、商人は片方のぬいぐるみを指さした。「だけど、こっちだけでいい。こいつは壊れてないし、その壊れてるほうよりは新しそうだ。」\n料理人はその申し出を断り、要塞を後にして街へ出た。すると、ちょうど食料輸送車の護衛が通り過ぎたので、彼女はその人にも尋ねた。\n「このぬいぐるみたちを見たことはある?持ち主の見当はつかないかしら?」\n護衛はぬいぐるみを手に取り、呟いた。「こんな話を聞いたことがある。昔々、欲張りな兄弟がいた。彼らはどちらも赤き龍のぬいぐるみを持っていたが、それに満足せず、相手のすべてを奪い取ることばかり考えていた。そこで兄はテーブルナイフを隠し持ち、弟は火打ち石を手にして、互いのベッドへ忍び寄り……」その時、護衛の手にある赤き龍のぬいぐるみが炎のように熱くなった。彼は慌てて口を閉ざすと、ぬいぐるみを放り出して逃げるように離れ、こう言った。「いや、それとこれとは関係ないよな!俺は何も知らない!持ち主も知らないよ!」\n料理人は埃まみれになったぬいぐるみを拾い上げると、丁寧に塵や小石を取ってやった。それから、彼女は引き続き街を歩き回った。やがて、黄昏時が終わり、夜の帳が降りる頃、霊の守人が彼女の背後に現れた。\n「料理人さん、あなたが求める答えを、私は知っています。それゆえ会いに来たのです。」\n「このぬいぐるみたちを見たことがあるの?持ち主の見当がつくのかしら?」料理人は訊ねた。\n「ええ、見たことがあります。棺の後ろで、月明かりの下で。持ち主のことも知っています。屋根の下で、原野の上でその姿を見たのです。」霊の守人は手を差し出して、こう言った。「ぬいぐるみを渡してください。私がその子らをあるべき場所へと連れていきましょう。」\nそうして、霊の守人は星空の下、要塞へと歩みを進めていった。彼女が要塞で一番高い場所へ登ると、そこには小さな部屋があった。部屋の主は、ターラーにいる唯一人の赤き龍だった。\n「物語の中の兄弟など存在しませんでした。」彼女は壊れているほうのぬいぐるみを赤き龍のベッドに置いた。\n「そしてこれは、姉妹のものでもありませんでした。」ぬいぐるみの頭は枕に載せられ、体には柔らかな布団が掛けられた。\n「これはいつだって、赤き龍のものでした。一匹の赤き龍から、もう一匹の赤き龍へと贈られたのです。」\n「一匹の赤き龍がそのぬいぐるみを捨てれば、もう一匹の赤き龍はそのぬいぐるみに新しい仲間を増やしてあげたものでした。」\n彼女は新しいほうのぬいぐるみを、壊れたぬいぐるみのすぐ隣に置いた。二つのぬいぐるみは寄り添い合い、まるで姉妹のようだった。\n「こうして、二つのぬいぐるみは一対の遺産として、赤き龍のベッドに戻ってきたのでした。」", "typeIcon": "soc-x", "typeName1": "SOC", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_450_necras", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_necras_1", "uniequip_002_necras_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"ディアスがこの手の割引スタンプの付いた物を受け取るのは、今日で三十七回目だった。\n数日前から、彼の店には風変わりな客が次々と来店していた。彼らはカウンター越しに書類の入った封筒やカップラーメンのフタ、時には金属の板をそのまま渡してくる。そのどれにも、バーベキューの串がギャラリーに刺さったようなスタンプが押されていた。ディアスは断ることなく、スタンプに書かれた割引率どおりに気前よく値引きをした。\n彼らの大多数はバーベキューハウスの雰囲気を称賛し、店の外観を模したスタンプの完成度の高さに感心した。ディアスはそう聞くと決まって陽気な笑顔を見せ、ギャラリーがバーベキューハウスになった経緯を語っては客があぜんとするのを楽しんでいた。\nそうすると、自然と客たちもここに来た理由をディアスに話し始める。彼らの多くは誰かの勧められて足を運んだそうだ。彼らによると、割引があるからという訳ではなく、「絶対に行ってみて!」と情熱的に勧められて興味を持ち、試しに来店してみようと考えたという。中にはあの手この手で粘り強く説得された人もいるようで、持ち物を出すように言われ、そこにスタンプを押されたと話した。ディアスはそれを聞いて、呆れながら「ったく、あの子は相変わらずだな。」と笑い、客に無料で特製ドリンクを振る舞った。\nまた、中には少し変わった経緯で来店した客もいた。彼らは「お詫び」として割引スタンプをもらってきたという。ディアスが不安気に理由を尋ねると、彼らは「大したことじゃないさ」と答えつつ、「オフィスの壁に落書きされた」、「作業道具に絵の具をつけられた」、「夜の巡回中に巨大な人形で驚かされた」などの経緯を話したが、彼らの表情は決して不機嫌ではなかった。ディアスも彼らと一緒にその問題児の話題で盛り上がり、最後は「ドゥリンの女の子から奢りだ」と言いながら、客たちに特上の肉一皿をサービスした。\n今日の客の中には、明らかに雰囲気の違う客がいた。彼はサルゴンの砂漠の一族特有の服装に身を包み、スタンプが押された無地のキャンバスを差し出した。ディアスがスタンプをどこで貰ったのかと尋ねると、彼はソースで絵を描く少女と出会い、その少女と絵画談義を交わした経緯を話し、彼女から貰った荒野の絵をディアスに渡した。最初に見せたスタンプは、作品を初めて交換した時にお礼としてもらったものだという。ディアスはその話を聞いて安心し、絵をカウンターのすぐそばに掛けて「あんたとの交流を続けるように伝えておくよ。」と旅の絵描きに約束した。\nすっかり深夜になり、最後の客を見送ったディアスは、自宅に帰ってすぐ机に向かい、便箋を取り出してペンを走らせた。\n「親愛なるテクノへ――」\nこの手紙は、長くなるだろうな。", "typeIcon": "soc-y", "typeName1": "SOC", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4164_tecno", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_tecno_1", "uniequip_002_tecno_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31034", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30054", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31064", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"精巧な作りの「加湿器」が、いつの間にかデスクに置かれていた。クロージャによると、アスカロンが置いたものだという。\nもくもくと立ち上がる水気はまるでアスカロンの瞳だ。彼女のアーツはよく知っている。この部屋にわずかでも異変が生じれば、あの暗殺の名手は三秒もしないうちにこの加湿器から飛び出してくるだろう。\nしかし彼女はなぜこのような「プレゼント」を寄越してきたのだろうか。あなたを守るため?それとも監視のため?どちらにせよ、このような道具の助けがなくとも、アスカロンであれば一人の人間を容易に監視できることをあなたはよく知っている。この謎の装置が突然設置されたことが意味するものは、実際の機能よりも警告の意味合いがはるかに大きいのだろう――いつも見ているぞ、と。あなたはいくらか無力感を覚えた。しかしロドスで起きたあの痛ましい事件以来、彼女がもう一度あなたに注目するのは、あらゆる意味でもっともだった。\nあなたは彼女と共に経験したことを思い出した。とても以心伝心と呼べる関係ではなかったかもしれない。初めの頃の彼女は常に警戒心を露わにしていた。ヴィクトリアの戦場では、何度も命を省みずにあなたが窮地から脱せるよう護衛してくれた。そして比較的平穏だった三年間を経て、彼女はようやくあなたが良く知る人物となった。\nロドスと長くともに歩んできたオペレーターの中でも、アスカロンはおそらく最も謎に包まれた人物の一人だろう。彼女はロドスの影であり、ロドスを守る刃である。あなたはエリートオペレーターたちの口伝てに彼女の過去を拾い集め、作戦記録の一つ一つから彼女の決意を感じ取ることしかできない。いずれにせよ、あなたはいつでもアスカロンを信じている。あなたとロドスが彼女を求める時、彼女はどんな時でもそこにいてくれると。それは、彼女自身によって何度も証明されたのだから。\nしかし、彼女はあなた自身についてどう考えているのだろう?そろそろ皆と腹を割って話す頃合いかもしれない……\n「アスカロン。」\nあなたは加湿器に向かって小さな声で呼びかけた。\n一秒、二秒……そうして一分が過ぎた。しかし、アスカロンは加湿器から姿を現さなかった。ちょうどその時、誰かが事務室のドアをノックした。\nドアを開くと、そこにはアスカロンが立っていた。手には何かの書類を持っている。\n「そろそろ頃合いだろうと思ってな。」そう言って、アスカロンは書類をあなたに突き出した。\n「S.W.E.E.Pの指揮権をお前に渡そう。これからS.W.E.E.Pはロドスの組織体系から独立した存在ではなくなる。どのような外勤や警備の任務に充ててもらっても問題ない。S.W.E.E.Pがいかにロドスに溶け込み、いかに他のオペレーターの前で振る舞うべきか、具体的なものはドクター、お前が決めるといい。」\n「なぜそうする?」\n「慎重に考えた末での選択だ。すでにアーミヤには報告したが、彼女からも異論はなかった。お前についても、私から直接説明してほしいと――」\n「我々は皆信じているのだ、鋭い刀は、全局を統べる指揮官の手に握られてこそ最大の働きができるとな。次こそ、我々は脅威を赤子のうちに絞め殺せるだろう。ドクター、今のロドスにお前以上の適任はいない――おい、ドクター。聞いているのか?」\n「あ、ああ。」\n「ただ少し考え事をしていたんだ……この加湿器は?」\n「Touchから貰った、医療部のちょっとした発明品だ。鎮静作用のある薬を入れれば痛みを和らげてくれる代物だが、通常の加湿器としても使うことができる。」\n「この土地の気候は乾燥しているから、皆の入り用だろう。アーミヤの所にも一つ置いてきた。Mon3trに必要かどうかはわからないが――ドクター、そんなに加湿器が気になるのか?」\n「……いや、気になることなんてないよ。」\n「ありがとう、アスカロン。」", "typeIcon": "amb-y", "typeName1": "AMB", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4132_ascln", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_ascln_1", "uniequip_003_ascln_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30165", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"一人立ち去った私には、本来貴方に手紙を書く資格などありません。\nですが今このとき、貴方に手紙を書かなくては、という考えに思い至りました。\n貴方はかつて私に尋ねましたね――どうすれば、このようなつらい日々をやり過ごせるのかと。\nこの質問には、もう一つの尋ね方があります。即ち――たとえ仇であろうと、ひとりの人間を殺す準備はできているか、と。\n当時の私は、貴方に答えることができませんでした。ですが今ならば、ある程度お話しできるかもしれません。\n手を下される直前になって、私にこう告げる者がいました。その気があれば、私の刑期は大幅に短縮可能で、牢獄に入らずに済むこともあり得る。本来私が持っていたはずの財産と地位を取り戻せば、新しい生活が私を待っていると。\nその提案を聞き、私は戦慄しました。\nマンスフィールド監獄で、私は数々の犯罪者を見てきました。彼らが罪を犯した理由は様々ですが、彼らのうち生来より邪悪な者はかなり少ないように思えます。彼らのほとんどは、己が直面している苦しみを乗り越えられず、ついに運命に屈してしまった人たちです。ロドスに来てからは、多くの戦士と肩を並べてきました。彼らは勇敢に鉱石病や不公平な運命と対峙しましたが、同時に多くの代償を支払いました。\n己が立ち向かうべき苦難を乗り越えられない、あるいは乗り越えるための力を持たない者がどれだけいるでしょうか。どうにかして己の運命に抗う術を探し求めている者がどれだけいるでしょうか。私には己の運命を支配する力があり、俗に言う幸せな生活を享受できる可能性があると知った時、私はある種の罪悪感さえ覚えました。\nそれがただの傲慢であることは理解しています。私がどれだけ罪を感じていようと、誰も感謝などしないでしょう。たとえ私が救いの手を差し伸べなくても、きっと誰も文句を言わないでしょう――誰もかれもが、目の前の困難を乗り越えるだけで精一杯なのですから。\nしかし、私が罪を感じているのであれば、私に苦難と立ち向かうための力が備わっているのであれば――生涯自らの罪をただ一人懺悔して生きるより、それを背負い、前へ進み、皆に示さなければいけない。己の運命から逃げ続ける人々には、立ち向かう者の姿がどのようなものかを伝えなければいけない。挫けるかどうかの瀬戸際にいる人々には、信念を貫けるよう支えてあげなければいけない――そう思ったのです。\nよって提案をした人には断りを入れ、復讐を終えた後に自首しようと決断しました。\n両親の葬儀で、私は自由の身になったと告げました。嘘偽りではありません。私にとって、収監されることと不自由は同義ではありません。復讐を遂げてからはついに怒りは鎮まり、恨みもようやく収まっていきました。\n私は己の運命から逃げずに立ち向かう道を選びました。ならば、この罪も受け入れなければなりません。\nそういえば、次はまたマンスフィールド監獄に収監されます。どうやら、あそことは何かと縁があるようです。\nでは、私はマンスフィールドに戻ります。今度は、以前の時よりあの地の囚人たちと話してみましょう。彼らのためにもっと何か出来たらと考えております。そして再びマンスフィールドを離れる日が来たら、ロドスに戻るでしょう。あるいはロドスのような事業を始めるのも良いかもしれませんね。未来のことなど、誰にもわかりません。\nこういったことを伝えるのは、ただ貴方に安心していただきたいがため。私は罪の重圧を感じているわけでも、いたずらに現実逃避をしているわけでもありません。\n私は自ら困難な道を選んだのです。ですが、どうか信じてください。どれほど長い道のりでも、その果てで私たちは再び出会うであろうことを。", 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\n酒瓶が倒れ、中身が砂に染み込み、まるで机の木目のような模様が出来上がる。ドロシーはこの模様に見覚えがあった。スターリングの小さな書斎にあったもので、中学時代に誰より顔を突き合わせた「仲間」だった。\n「こら!もっと身体を大事にしなさい!」ドロシーは額をパチンと弾かれた。痛みに思わず声を上げ、おでこを抑えて一歩後ずさる。\nスターリングは腕を組んで、机の隣に立っていた。彼女は開拓地に来るまで学者をしており、週に八日間はラボに籠っていたという。\n「これに懲りたら、もう夜更かしはやめること。一生懸命勉強するのはいいけど、夜中までしてるともう背が伸びないわよ!」彼女はドロシーの手を引っ張り、うず高く積み上がった本の間にある小さなベッドまで連れていくと、力いっぱい突き放した。「ほら、さっさと寝なさい。時間が来たら起こしてあげるから!」\n \n――どさり。\nドロシーはふかふかのベッドに倒れ込んだ。嵐の中で流される砂のように、抵抗することもなく。洗剤の香りが彼女を包み込む。布団がふわりと舞い上がり、ドロシーは若い母親に抱きしめられた。\n「ええと、どこまで話したかしら?」母がページを捲りながら言う。「ああ、ここからだったわね。お医者さんはふたたび森の中へと入って……」\n「パパもこのお医者さんといっしょなの?」ドロシーの耳に入ったのは、幼い自分自身の声だった。\n「そうよ。パパがお家にいない時は、どこかで誰かを助けてるの。パパが病気の人を助けるのはね、私が病気の時にスターリングお姉さんがあなたのご飯を作ってくれたり、アンドおじさんが丈夫な家具を作ってくれたりするのと同じよ。『人助け』は、誰にとってもいいことばかりなの。」\n「私も誰かを助けられる?」子供らしい、だがはっきりとした声。\n「もちろん……ドロシ……」\n\n母の返事はどんどん遠ざかり、ぼんやりとして聞き取れなくなった。ドロシーが夢から醒め、まぶたを開くと、ロドスの会議室が目に入った。どうやら昼の休憩を取っていたようだ。ホワイトノイズのようにさらさらと流れる砂時計の音。その最後の一粒が零れ落ちた。", "typeIcon": "trp-x", "typeName1": "TRP", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", 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"uniequip_002_radian", "uniEquipName": "レイディアンの特勤記章", "uniEquipIcon": "uniequip_002_radian", "uniEquipDesc": "エリートオペレーター・レイディアンに特別外勤権限を付与し、\n各種統合戦略任務に応じた戦術オプションを配備した。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。\n「3——2……1、それっ!」", "typeIcon": "so-a", "typeName1": "SO", "typeName2": "A", "equipShiningColor": "purple", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4195_radian", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": {}, "unlockFavors": { "1": 0, "2": 0, "3": 0 }, "itemCost": { "1": {}, "2": {}, "3": {} }, "type": "ADVANCED", "uniEquipGetTime": 1766041200, "uniEquipShowEnd": 1768546800, "charEquipOrder": 4, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": true, "specialEquipDesc": "特定モード専用効果追加", "specialEquipColor": "0098dc", "charColor": "#5f7184" }, "uniequip_001_reckpr": { "uniEquipId": "uniequip_001_reckpr", "uniEquipName": "レコードキーパーの記章", "uniEquipIcon": "uniequip_001_reckpr", "uniEquipDesc": "レコードキーパーは戦場でオペレーターを治療することに秀でている。\n外勤部門の決定に基づき、\n外勤任務においては医療オペレーターとして区分し、医師の責務を担う。\n特別に本記章を授与し、\nその証明とする。", "typeIcon": "original", "typeName1": "ORIGINAL", "typeName2": null, "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_0", "charId": "char_4196_reckpr", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 0, "missionList": {}, "unlockFavors": null, "itemCost": null, "type": "INITIAL", "uniEquipGetTime": 1766041200, "uniEquipShowEnd": 1768546800, "charEquipOrder": 0, "hasUnlockMission": false, "isSpecialEquip": false, "specialEquipDesc": null, "specialEquipColor": null, "charColor": "#84796c" }, "uniequip_002_reckpr": { "uniEquipId": "uniequip_002_reckpr", "uniEquipName": "未完成の録武簿", "uniEquipIcon": "uniequip_002_reckpr", "uniEquipDesc": "老人はあからさまに新任録武官の面子を潰さんとして、箒を振り回しつつ羽獣が葉を啄むがごとき技を繰り出した。その奇怪で難解、そして千変万化の技は、ユン・チンピンが一度も目にしたことがないものだった。そして最後に老人は「この技が紐解けるか?」と彼に問いかけた。将兵たちが集まる中、ユン・チンピンは羞恥心を感じながら「分かりかねます。」と答えると、老人は鼻で笑って地面の清掃に向き直り、それ以上彼に構うことはなかった。\n将兵たちに話を伺ったところ、どうやらユン・チンピンを笑い者にした例の清掃員は、前任の録武官と親友だったようだ。二人は生涯にわたって「武」について語り合い、ただ真っ直ぐに「武」そのものを追い求めていたという。ユン・チンピンは就任前から、自分には録武官が務まらないのではないかと心配していたが、赴任初日にして出鼻を挫かれたというわけだ。「実際に技を習得したわけでもないのに、録武簿を片手に武功を評定する資格などあるものか。」老人はおそらくそんな思いで彼を見ていたのだろう。\n「しかし、どうすれば例の技を紐解けるのだろう?」と彼は頭を悩ませた。将兵が通りすがると老人の技を模倣するよう頼みこみ、一つの回答を編み出すとすぐ老人に勝負を挑んだ。しかし老人は冷ややかに彼の間違いを指摘するだけだった。\nユン・チンピンは出鼻こそ挫かれたが、三日目も四日目もめげることなく、新しい回答を編み出しては老人に教えを乞いに行った。いつしかその様子を眺めることが将兵たちの間で娯楽となり、皆が彼の回答を評価するようになった。将兵たちは彼の巧みな発想に拍手し、老人が完膚なきまでに彼を論破するとため息をついた。就任してから何日も経過し、一度も拳を交わしていないにもかかわらず、ユン・チンピンはすでに老人と何度も「手合わせ」をしていた。\n紐解き方はいつになっても見つからなかったが、それでもユン・チンピンは解答を直接聞き出そうとはせず、自身が持つ武学書を全て読破し、目が届く範囲の武功すべてを観察した。そしてある日、ついに「分かった!」と言って夢から飛び起きた。録武簿の「あの日」のページを開き、あえて残していたページ半分の余白に筆をつけようとしたところ、彼はふと我に返った――この回答が通用するかどうかを判断できるのは、あの老人しかいない。ユン・チンピンはそう考え、老人の元へ足早に教えを乞いに行った。\n「旅立たれた……?いつお戻りになるのでしょう?」\n将兵を前にして、ユン・チンピンは得意げに掲げていた録武簿を呆然と下ろした。\n老人は箒を投げ捨てて床板を開き、長らく封じていた剣を取って旅に出たという。将兵が言うには、老人が成さんとすることは間違いなく義が通っているため、誰も彼を止めなかった。老人は出発の前に「もしその日までに戻らなければ、四十年間を共にした箒を燃やし、己の供養としてほしい。」と伝えていたが、約束の日はとうに過ぎていた。\nユン・チンピンは庭に座りこみ、言伝通りに箒を火にかけた。炎をぼんやりと見つめる彼の周囲には、二人の交流を見届けてきた将兵たちが集まっていた。\n「じじいの奴、問答を放り出してどっか行っちまったのか。」と将兵の一人が言った。「お前が紐解いたっていう回答も書き出して、灰にしてじじいの元に届けてやったらどうだ?」\nしかしユン・チンピンの顔に、録武官になった頃の迷いはもうなかった。彼は未完成のページをそのまま大切に残そうと決め、録武簿を閉じた。", "typeIcon": "phy-x", "typeName1": "PHY", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4196_reckpr", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_reckpr_1", "uniequip_002_reckpr_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31084", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30044", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31044", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"天師府の工房にて、リン・チンイェンは図面を見つめて黙り込み、思考に耽っていた。\n「作りたい法具がないの?」姉弟子が耐え切れず声を掛けた。\n「……山を下りて遍歴したいと伝えたところ、師匠からまずこちらへ寄るようにと命じられましたが、具体的に何を作れという指示はありませんでした。最初は、師匠は私に落ち着きが足りないというお考えから、複雑な法具を作ることで精神を鍛えよとおっしゃりたいのだろうと思っていました。しかし法器は結局人が使う物に過ぎず、心の修行は私自身で決めたことです。つまり私が問うべきは、私自身が何を欲しているかということでした。」\n彼女は図面を一枚ずつめくっていく。剣から杖に至るまで、天師府の千年にわたる叡智の結晶はなんと輝かしいことか。そのうちのどれかを取り上げて、こんな物は使い物にならないと言い放つ者がいたとすれば、傲慢甚だしいと言えよう。さて、リン・チンイェンは、目の前に広がる図面のうちどれを選ぶのだろうか?\n彼女は、隅で灰を被っている廃材にふと視線を移した。\n「それ、元は携帯用のアーツ予備充填装置だったの。腰に装着するにはちょうどよかったけど、実用性はいまいちね。だって、私と修行を積んだあなたほどの実力があれば、雷霆なんて呼べば応えてくれるものでしょう。わざわざ装置を身に着けてまでこの中に入れておく必要はないのよね。」\n雷霆を、この中に……\nリン・チンイェン何やら心を動かされたように、廃材を手に取ってじっくりと眺め始めた。しばし考え込んだのち、彼女は姉弟子から図面を受け取り、腰を下ろして廃棄された法器を黙々と組み立て始めた。\n数日後、リン・チンイェンは師に別れを告げ、山を下りて遍歴の旅に出た。彼女の腰には鋭い雷光がたぎった小さな箱が提げられており、師がその理由を問うと、彼女はこう答えた。\n「幼い頃より勤勉に修行を積んできたのは、燦然たる天雷をもって、長き夜を明らかにせんと考えていたため。この世に満ちる善悪や曲直には、法だけでなく人情も関係します。雷霆は呼び声に応えるものではありますが、応えられない時も、応えるべきではない時も、あるいは応えようと応えまいと構わない時もあります。畢竟、事の是非の判断は個人の一念によるもの。それゆえ、いつでも我が身を省みることができるようにと、この箱に未発の雷霆を収めたのです。」\nそう話し終えると、リン・チンイェンは恭しく一礼して山を下りていった。", "typeIcon": "lib-x", "typeName1": "LIB", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_1043_leizi2", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_leizi2_1", "uniequip_002_leizi2_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"前方に無限の闇夜が広がる。不安げな視線があらゆる方向から交差し、帳のような幕を織りなしている。旅人が手を伸ばすと、触れた帳は生き物のように、ぬるりと彼女の手に応える。身を翻せば、平原の果てからの光が彼女を前方へと誘うが、たどり着くことは叶わない。\n少し前に、サーミを観光しに来た旅人が無断でこの森に立ち入り、狩人の設置した影の罠にかかった。微かな光の奥からぽつぽつと、まるで別の空間から反響しているように雑談の声が彼らの耳に漏れ聞こえてくる。\nシュッ、シュバッ。二本の長い矢が、焚き火のそばに落ちる影に刺さった。その頃、平原にいる旅人は、地平線に光り輝くさざ波を見た……\n「シモーネ、これでアーツの罠は解除できるんだな?」いくらか呆れ混じりの声で、狩人が尋ねる。三人だけの秘密の野営地に初めて予期せぬ客が通りすがったが、旅人はそれにどれほどの代償が必要となるのかを予想できなかったのだろう。\n「ええ、ですが少し様子を見ましょう。このアーツを試すのは初めてですから、確証までは持てなくて……」\n「ではこうするのはどうだ?」ティフォンは焚き火のそばで手をハサミの形にして、アーツを切ろうとした。\n「うーん、あんまり効いてないのかな?目を覚ましそうにないね。君の見せた悪夢に怯えちゃったのかも。」マゼランは座っている木の根から少し体をずらして、狩人に場所を譲った。\n「このおまぬけ鳥。わたしたちがいない間に、ここを見張っていたのはお前だろう。」\n「……だって、野営地は罠が守ってるでしょ。だから安心して寝ちゃってて。」\n「いったん座って落ち着きましょう。どのみち待つのなら、まずはお腹を満たさないと。」サンタラは、控えめにそう呼びかけた。\n焚き火がパチパチと音を立て、雪花がぼんやりとした温かい輝きの中に融けていく。三人の影が揺らめきながら混ざり合う光景は、どこか温もりを感じるいにしえの壁画のようだ。狩人は久しぶりにこの静けさに浸りながらも、あまりに居心地が良すぎるせいか、いくらかそわそわしていた。マゼランは焚き火をつつきながら、狩人の肩に寄りかかる。影が揺らぎ、火花が弾ける。\n「……ねえ、ティフォンちゃんは考えたことある?もし岩角獣がクルビアの荘園で飼われてたら、どんな風に生活してるのかなって。たとえば毎日ひなたぼっこしてたり、あたしたち三人で変わりばんこにニンジンをあげたりして……」\n「それが特別な生活だとでも言うのか?私は想像もつかないが……都市で暮らす変人たちと変わらないだろう。お前たちならすでに見慣れているのではないか?」\n「……うん、それもそうだね。」\n「ええ、確かに。」\n「もし、さ……」マゼランがまた変な話を始めた。「もう狩りをしなくてもよくなって、悪魔に怯えることもなくなったら、ティフォンちゃんが一番やりたいことってなに?」\nティフォンはしばらく黙り込んだ。その視線は音を立てる焚き火を通り抜けて、星々が彩る天の果てへと向けられていた。\n「その時は……次の闇夜に飛び込むかもしれない。」\nティフォンの小さな声に、これまでになかった探索者のような真剣さがこもっている。\n「だけどその前に、サーミの日の出をひと目見ておきたいな。」\n影の中にいる旅人の目の前には、夜明けの広大な雪原が広がっている。そして地平線の向こうから、あたたかい輝きとともに、大きな太陽がゆっくりと昇ってきた。", 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"これは、とあるフェリーンの女の子の夢。しかし夢だからといって、美しいものとは限らない。\nグリッター家のネオン看板は色褪せていて、嫌でも父の最期の顔色を思い出させる。「グリーンスパーク」の燃え滓が彼女の視界を覆い、廃ビルから風が吹き抜けていく。周囲にはクー姉も、レイドさんも、他の知り合いもいない……彼女は小さくつぶやいた。「私、どうして美容師になろうと思ったんだっけ。」\n夢は必ず覚めるものだ。\nスージーは机に肘をついたまま、大きなあくびをした。垂れ下がった耳がぴょこんと跳ね、目をこすって目の前のノートに目を凝らす――そこにあったのは、一冊の本だった。表紙は真新しいが、中の紙が劣化してしまっている。簡単なスケッチが描かれた付箋が貼られ、ページの間にはアーツ試験の成績表が挟まっていた。\nスージーが静電気のコントロールに慣れてからというもの、ロドスの美容室は好調を続けている。数名の外勤オペレーターは、本艦に戻るや否や、新鮮さすら感じる彼女のカットを体験しに行ったほどだ。クリップを使わずにたやすく髪を分け、細かくカットしていく「技術」は大好評。髪の毛が柔らかく量も少ない客にいたっては、彼女を救世主と崇めるほどだ――どれほど細かい要望でもその場で満足いくまで調整してくれるため、パーマの結果に心配する必要がなくなったのだ。\nしかしロドスには、美容室に近寄りたがらず、遠くから眺めることしかできない感染者もいる――源石結晶が彼らの頬や額まで蝕んでいるからだ。スージーが歳の近い感染者の女の子にきれいな編み込みをしてあげた時、その子の髪の隙間から黒光りする結晶が覗いてしまった。鉱石病の痕跡があらわになったことに女の子は泣き出してしまい、フードで頭をすっぽり覆ったまま逃げるように立ち去ってしまった。\nつらい生活を甘んじて受け入れる必要はない。すべての感染者が、ヘアスタイルから始まり、自分も健康な人と同じように人生を楽しく送ってもいいのだと気づいてくれれば嬉しい、とスージーは心から願っている。しかし彼女が頑張って追い求めている美しさや可愛さは、一部の感染者にとって果てしない痛みの元になってしまうのだ。\n「私の夢は、どうしてこう悪夢みたいなんだろう……」\n私、どうして美容師になろうと思ったんだっけ……最初はただ漠然とお父さんの背中を追いかけていただけで、お母さん、きょうだい、それにカレドンの友達のみんなから励まされて今までやってこれた。でも、みんなからの応援以外に、この夢は何か一つでも素敵な思い出を与えてくれた?\n涙の粒が長いまつ毛にかかり、ノートの筆跡が滲んでいる。それでもスージーは歯を食いしばり、もう一度ペンを握ってスケッチに向かった。みんなの期待に応える方法がきっとある――髪の間から覗く源石結晶をアクセサリーに見立てることも、そういった「欠陥」をカバーしつつ綺麗にみせるヘアスタイルも、きっと……\n彼女は普通の人より強い心を持っているわけではない。ただ生活と真剣に向き合いたいだけなのだ。\n「どんなにフードを深く被っても、綺麗に見えるヘアスタイルを作ってみせます。そうすればきっと、身だしなみを整えることの大切さをわかってくれますよね!」\nヘアスタイルのデザインが出来上がっても、それが似合うかどうかは一度実際にやってみないとわからない……そうだ、明日ドクターのところに行こう。フードに関しては、ドクターが一番よく知ってるんだから。\nスージーはノートを閉じ、真面目な顔で大きく頷いた。", 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"もう何度目だろうか。ガヴィルはミニマリストの首根っこを掴んだまま、医務室の扉をこじ開けた。\n「今の設計が終わったら行くって言ったじゃないか!」\n「つっても、図面が昨日と同じまんまでなんも変わってねぇぞ。」\n「アイデアが降ってくるのを待ってるんだよ!」\n「おいスディチ、アヴドーチャの真似事はやめやがれ。次に治療を遅らせたら、降ってくるのはアイデアじゃなくてアタシの拳、それも二発になるからな!」\n「悪い奴しか殴らないんじゃなかったのかよ!」\nガヴィルは不敵な笑みを浮かべた。「お前は病気だ、つまり体調が悪い。しかも病気なのにまともに治療を受けようとしない。ってことは、悪いことに悪いことを重ねてるってことだ!」\nミニマリストの表情には、反発と同時にニヤリとした笑みが入り混じっている。\n「どうせろくでもないことを企んでるんだろうな。」とガヴィルは思った。\nしかし、企みの内容など、ガヴィルにとってはどうでもいいことだ。\nそれから一週間、ミニマリストはデザイン、図面、アイデアについて一言も口にしなかった。そのため、ガヴィルは自分から聞くことにした。\n「前にやってた設計はどうなったんだ?」\n「それなり。」\n「ニュー・ゼルウェルツァに新しい娯楽施設を建てるのか?」\n「そんなとこ。まぁ、サプライズってやつで――って、痛っ!」\n針先を抜けば、注射は終わる。\nサプライズがどうこうなど、ガヴィルにとってはどうでもいいことだ。\nさらに一週間が過ぎた頃。伝言がガヴィルの元に届き、彼女がニュー・ゼルウェルツァの次の大型フェスティバルの特別ゲストに選ばれたことと、サプライズがもう完成したと伝えられた。ガヴィルは、イナムから「時間があれば、見に来るついでにテープカットを担当してほしい。」と伝えられていた。\n「サプライズだって?」\nガヴィルが困惑していると、医務室に人が流れ込んできた。その最後尾には、大きな箱を抱えたミニマリストがいる。\n「イナムから、お前はどうせ忙しくしてるだろうからって、先にサプライズを持って行くように言われたんだ。お前の新しい像をそのまま小さくしたものらしいぞ。」とズゥママが言う。\n「新しい像だと?前にも作ってくれたじゃねぇか――尻尾を太くすんじゃねぇ、って言ったの忘れてないぜ。」\n「それはスディチに聞いてくれ。新しい像のデザイナーは彼だからな。」\nガヴィルは嫌な予感がした。\nミニマリストが近づいてくる。\n「アンタがニュー・ゼルウェルツァのためにやってくれた全てに感謝して。さあ、受け取ってくれ。」\nミニマリストが箱を開けると、そこには小さなガヴィルの像があった。像の背中側からは、太い尻尾が伸びている。\nガヴィルの顔が、かつてないほど歪んだ。\n「本物の像を小さく再現してるのでしたら、元の像の尻尾はガヴィルさんの体よりも太かったりするんでしょうか?」と、トミミが無邪気に聞いた。\n「『再現』とかほざくんなら、アタシ自身をちゃんと計測して再現しろよ――明らかに太すぎるだろ!」ガヴィルはぎりりと歯ぎしりをしながら不平を言う。\nガヴィルがこのサプライズに十分な反応を示してくれたことに対して、ミニマリストは率先して拍手した。\n数週間後、ズゥママが部屋の扉を開けると、ガヴィルは例の小さい像でチェーンソーの刃を研いでいた。\n「ガヴィル、まさかお前が空いた時間に自分から武器の手入れをするとはな。」\n「暇じゃねぇよ、この像の尻尾を細くするのに忙しいんだ!」\n「スディチはどうした?」\n「アタシが知るかよ――まぁ、アタシがテープカットする前に、アカフラにある像の尻尾を正しい太さにしたほうがいい、とは言ってやったがな。」\n「太さを変えないと、どうなるんだ?」\nガヴィルはチェーンソーを持ち上げて眺めた。刃先は綺麗に研磨され、ぞっとするような冷たい輝きを放っている。\nその先のことなど、ガヴィルにとってはどうでもいいことだ。", 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"ごく平凡な日の午後、キチセイとハルカは風に当たりながら艦橋の高台で座っていた。キチセイは退屈そうに足をぶらぶらさせつつ、ハルカが隣で歌っている優しい鼻歌を聴いていた。\n「萌々香、あたし御机に帰りたいんだ。」\n「え?急にどうしたの?」\nキチセイは空をゆっくり流れる雲を眺めながら、少し気まずそうに言った。「ロドスって、あんまり面白いことがないんだよね。一応遊戯室はあるけど、御机のゲーセンには敵わないしさ。それにここじゃ賭け事もできないから、なんか急につまんなくなっちゃった。」\n「この前みんなでオリジムシレースを見てた時と、言ってることが違くない?」\n「あ、アレはまた別の話で……」キチセイは目を逸らして言った。さっきまで眺めていた雲が、いつの間にか頭上まで来ている。「なんていうかさ……いろいろ新しいとこには行ったけど、特に楽しいことはなかったんだよね。」\nキチセイは急に真面目な顔をして、指折り数え始めた。「パチンコはずっとやってきて、そろそろ十数年になるし飽きてきたでしょ。宝くじとかスクラッチはハラハラしないから退屈でしょ。ブラックジャックは……あの地下の小さくて汚い店でやらなきゃ、気分が乗らないよ!騎士競技大会はまあ楽しめる時もあるけど、変な戦い方をする騎士を見てると逆にイライラする時もあるんだよね。」\nハルカはキチセイの不平を聞き終えると、クスっと笑った。「今の吉星さんって、炎国の時代劇に出てくる、どんな武芸も極めちゃった大侠客みたい。」\n「茶化さないでよ、萌々香……もうこの大地には、すぐにワクワクできる真新しい遊びはないのかなぁ?はあ、ほんと退屈だよー!」\n「ほかの趣味も探してみたら?あまりお金も神経も使わないものとか。」\n「うぅっ、萌々香ぁ……あたしに残された生きがいは、萌々香の歌を聴くことだけだよ――」\n「えぇっ?そんな真面目な顔で言わないでよ……じゃあ夜おでんを食べに行った後、また歌ってあげようか?」\n「わーい!」\n夜に会う約束をして、二人は別れた。どんどん遠ざかっていく雲を眺めるうちに、キチセイの心は自然と晴れていった。きっと人生はこうして続いていくものなのだろう。新しい趣味を見つけたり探したりしながら、残りの日々を過ごしていく。キチセイはそんなことを考えながら艦内の廊下をぶらついていた。そうだ、ドクターの執務室に行って、ちょっと面白いことやろうかな?ドクターが寝てる写真をこっそり撮ったら、ちょっとしたお小遣いになるかも。\nそんなことを考えながら、キチセイはドクターの執務室に入っていった。\nそして、ゴミ箱にチラシの束を見つけたのだった。", 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"間違いなく、この奇妙なレコードプレーヤーは両親の発明品だ。ニンフはその小さな箱を見つめて、深いため息をついた。\nカズデルの現況やニンフがロドスに加わったことを姉が両親に伝えてからというもの、時おり両親から奇妙な物が届くようになった。字が書けないペン、音の鳴らない笛、ガラスの造花……そして極め付けがこのレコードプレーヤーだ。ニンフは細かいところはチェックせずに、同封されていたレコードを雑にセットした。円盤は箱の中でくるくると回りはするものの、軸が安定しなかったためか、あれこれ試しても結局音は出なかった。\nニンフはレコードの表裏を確認し、指で厚さを測った。普通のレコードより少し分厚く、裏面にはセットをするための穴が……ない。「あれ?」と疑問に思い裏面をもう一度見ると、やはり穴はなく、そこにあるのは平べったい錠前だけ。「もしかして――」とニンフは鍵を取り出し、疑いつつも表面の鍵穴に入れようとした。\nすると鍵の先端が綺麗に刺さり、鍵をゆっくり回すと、カチリという音とともに解錠された。まさか、本当に鍵穴だなんて……しかし、ニンフはそこにあるはずの感情を感じられなかった。このレコードは感情を載せた媒体ではなく、単なる装飾品なのだろうか?ニンフがレコードをセットし直すと、鍵が軸代わりになり、レコードが固定された。そしてニンフはそっと針を置き、レコードは静かに回り始めた。\nニンフの部屋は無音のままだったが、彼女は鍵が解いた感情をはっきり感じ取った――それは最も純粋で、まっすぐな愛情だった。苦痛に満ちたジャールの儀式から生まれながらも、どこまでも柔らかく、温かくて、まるで……\n――コンコン。ノックの音が部屋に響き、ニンフを想像から引き戻した。ドアを開けると、よく通りで見かけるサルカズの子供二人がいた。\n「ねぇニンフ、甘イモ焼いてるの?」\n「システィミルクを温めてるの?」\n二人はそれぞれ全く違う質問をしたが、どちらも同じことを聞いているのだと気づいた。\n二人にとって、「甘イモ」と「システィミルク」はどちらも「ぬくもり」そのものであり、二人はニンフの家に「ぬくもり」があると感じて聞きにきたのだ。その感情を呼び起こしたのは紛れもなく例のレコードプレーヤーだった。\n両親は本当に作り出したのだろうか?ジャールだけが持つ特別な感情を全てのサルカズと分かち合う方法を。いや、もしかしたら――\n「おばあちゃんが、椅子に揺られながら私にセーターを編んでくれてる……そんな気分だわ。」フェリーンのロドス外勤オペレーターはそう話した。\n――もしかしたら、テラに生きる全ての人にも?\nニンフは鍵を抜き、本来それと合うはずの「心の錠前」に差し込んだ。\n多少の違いはあっても、どちらの錠前からも溢れ出す感情に大きな違いはない。\nそう考えるとこのプレゼントは、間違いなく皆で一つの感情を分かち合うためのものだろう。\nもちろん、持ち主が「同じ気持ちを誰かと分かち合うことが好きなジャール」であるという条件付きだが。\nニンフは一風変わった発明家の父親と、器用なエンジニアの母親に感謝した。ジャールの両親だからこそ、子供の気持ちをこれほど理解してくれたのだろう。\nしばらく考えたあと、ニンフは炎の意匠が施された鍵とレコードプレーヤーを持ち、エルマンガルドの家を訪ねた。\n「魂の溶炉」に関する、大胆なアイデアを携えて。", 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"「そこ、みすぼらしいとか思わない!こう見えてれっきとした由来があるんだから――」\n「私、ロドスに入る前は、ヴィクトリアの実家の近くで活動してたんだ。でもあっちにはロドスみたいな組織がなかったから、感染者の暮らしは厳しくてさ。あの頃から私は感染者の権利のために活動をしてたんだけど、それで母さんに迷惑をかけないかって心配で、数年間は家に帰らないようにしてたんだ。\n「薬を手に入れても、全部状況がもっと酷い人に回してた。私はまだまだ元気だったし、薬がなくても大丈夫だと思ってたんだ。けど、ある日突然倒れちゃって、血が沸騰して、内臓も破裂しそうになってさ……」\n「それまでも、いつか倒れちゃうんじゃないかって思ったことはあったよ。きっとすっごく悔しくて、工員のことを心配してるんだろうな……ってさ。けど、いざ本当に倒れちゃって、小屋に横たわってみたら……私がやったことは、近くに落ちてた木の廃材を手当たり次第集めて、小さなランタンを作っただけ。マッチがなかったから、自分の血を垂らして火を灯して、ただずーっと見つめてたんだ。」\n「昔、母さんはいつも家の前で似たようなランタンを灯してたんだ。どんなに時が経っても、私たち家族は引っ越さずに、母さんはいつまでもその習慣を続けてた。こうしてたら、もし親父が帰ってきても、家を間違えないで済むんだって……家に帰るたびにあのランタンはすっごく印象的に見えたよ。でも、まさか倒れて今にも死にそうな時に、一番見たかったのがあのランタンだなんてね……どういうわけか、そのランタンを眺めてると、痛みが和らいで、症状も軽くなったような気がしたんだ。そのおかげで仲間が助けに来るまで持ち堪えられたんだよ。」\n「これ?いやいや、違うよ。これはあの時のボロっちいランタンじゃなくて、私が新しく作ったやつなんだ。腕はあまり自信ないけど、受け取ってくれるよね?」\nニン・インがこの話を聞いたのは、今回が初めてだ。聞いているだけでぞっとする話だと思いつつも、特別なランタンを届けるためだけに新年から遠路はるばる来てくれたブレイズに悲しい顔を見せるわけにもいかず、彼女は無理やり笑顔を作って、プレゼントに感謝した。\n「あー……えっと、褒めてほしかったんじゃなくて……ああ、私って本当口下手なんだから!」ブレイズはそう言いつつ、行動で気持ちを伝えることにした。彼女はそのランタンをニン・インのアパートに飾り、買ってきたおつまみをテキパキとテーブルに並べ始める。部屋に広がる料理の美味しそうなにおいに、ニン・インは自宅がこれほど賑やかになるのはずいぶん久しぶりだと気付いた。ブレイズが作ったランタンは柔らかい光で部屋を照らし、部屋の冷たかった空気を温めていた。\n「大事なのはランタンじゃなくて、そのランタンを見て何を思い出すか、でしょ?」", 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"「ニャ。」ミス・クリスティーンはもふもふしたドリーの分身の上で丸まりながら、気だるげにちょっとした提案をした。\nドリーは「生活の厳しい子供たちに希望を与えられるなら、喜んで参加するよ。」と賛同したが、同時に優しく釘を刺した。「けど、泣かせるのはだめだからね。もしいつかアデルが願いが叶うという伝説の飲み物を飲むことがあったら、その夢があたたかいものであってほしいんだ。」\n「ほう!自動販売機のミニゲームに景品を用意する、ときたか!であれば、わしが新しく開発した『ビッグ・アグリーMk-Ⅱ』を連れて行けば、誰もが気に入るじゃろう!ハッハッハッ!」\nミス・クリスティーンは目を閉じたまま、大祭司の騒がしい声を振り払うかのように尻尾を振った。\n「おいおい、俺たちだけか?もっと呼べばいいだろ、たとえば――」\n「ニャ――!」\n「おー、そうか、くっははは!今でもあのバカ狼どもとは一緒にいたくないってか。数百年前あいつらが集まって騒いでたときに、尻尾を踏まれちまったからか?あの時、俺はお宝の限定版レコードを守り通したぜ!」\n「ニャ――!」\n「わかったって、蒸し返して悪かったな、レディ。お詫びにちょっとした小物を郵送するからよ、楽しみにしててくれ。」\n「ニャ〜。」\n\n数日後。\n人生に希望を失った男が、真夜中の薄暗い路地をよろよろと歩いていた。男は何度も瓶につまずきながら、路地の隅に突然現れた黒い自動販売機の前に行き着く。彼がその自販機から出てきた非売品の飲み物を飲み干すと、目の前に全く想像したこともない光景が広がった。無数の小さな金色の幻影とピンク色の毛玉が跳ね回る中で、男は奇妙な機体に乗るよう示された。機体は起動後すぐに空中へと飛び上がり、操縦席の外では風変わりなリーベリが小気味よく歌を口ずさんでいた……\nやがて機体が着陸すると、真夜中に無数の美しい幻を目にした男は、赤い髪のサンクタが数人を引き連れて彼のもとへ疾走してくるのを見た。サンクタは歓声を上げながら、どこからか紙吹雪の筒やアップルパイを取り出してこう叫んだ。「ボスからの配達!受け取って!さあ、パーティーを始めよう――!」と。\nミス・クリスティーンは自販機の上に丸まって、機体から出る煙を二本の尻尾で払いながら、徐々にその男の体に浮かび上がる「幸福」と「喜び」という名の甘い感情を見つめていた。彼女は、自分の作ったミニゲームの出来に満足しているようだ。\nニャウ〜!", 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"エーリヒ伯爵はコレクションのヴィンテージ楽器がダイヤモンドに変わるとは思わなかったでしょうし、女帝の声も恩寵の塔の印を来賓に見せびらかすために使われるとは思わなかったでしょうね。イーヴェグナーデは、貴族たちが私腹を肥やすことこそ黙認すれど、愚か者のことは蔑んでいます。ですから、エーリヒ伯爵一派の失脚は必然と言えるでしょう。先月、夕食中にエーリヒ伯爵の話をしているイーヴェグナーデの表情は、まるでハエでも口に入ったかのように不機嫌でした。お疲れ様です、ハインツさん。相変わらず見事な策でした。\nですが、あなたは余計なことまでしてしまいました。私が塔の外でストリートパフォーマンスを仕組んだのは、ただ混乱に乗じて撤退してもらうため。あなたがマジックでリーベリの少女の誕生日を祝う場を提供したかったわけではありません。\n――ミヒャエル\n密偵様、誠に申し訳ありません。\nただし、いくつか弁明をさせてください。まず、あの女の子に贈った宝石は僕個人の所有物ですし、行動前にリスクも計算しました。次に、結果として僕の正体も権威の塔も明るみになりませんでした。これまで十三回と同じく、任務は成功です。\n――ディアマンテ\nこの話は終わりにしましょう。\nしかし、あの時のマジックは見事でした。ですがあなたは、どうして観客の中にリーベリの少女がいるとわかったのですか?それと、彼女に好きな宝石を聞いて「欠けた赤い宝石」と答えることがわかっていたのはなぜですか?そして、それを持っていたことも。\nご警戒なさらず。私は何かを追究するつもりはありませんから。純粋に観客としてマジックのタネを知りたいのです……\n――ミヒャエル\n数年前、僕はグリンデンの鉱山事故で重傷を負ってこの街に逃げこみました。その時、彼女は高塔術師に見つかる危険を冒してまで私を救ってくれたのです。別れ際、僕は当時唯一の財産だった、欠けた赤い宝石をお礼として渡そうとしました。異種族の平民にとっては、その宝石が貧困を脱出する助けになるだろうと。しかし彼女は「素敵……」と心から感動したあと、宝石を私に返しました。\n僕は復讐を果たしましたし、彼女も僕のことなど忘れているでしょう。それでも、罪は罰され、善意は報われるべきです。\nマジックのタネを知っても、楽しいことなどありませんよ。このタネは数年前から仕込まれていた。それだけのことです。\n――ディアマンテ\n……なるほど。今後はより慎重に行動してください。\n最後に、以前から伝えたかったことを一つ。僕たちは今二人ともロドスにいるんですから、密書で連絡することにこだわる必要はないのでは?それに、艦橋で会った時に知らぬ顔をする必要もないかと。\n――ミヒャエル\nわかりました。\n――ハインツ", 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"僕はもうすぐ死ぬだろう。\n何日か前に鍋蓋ちゃんがお見舞いに来てくれた時、僕はもう一ヶ月前のようには立ち上がれなくなっていた。顔の筋肉も硬直して思うように動かせず、無理矢理笑顔を作ることすらままならない。残っていた体力は、すべて痛みに耐えることだけに使い果たしてしまったのだ。\nこの前鍋蓋ちゃんと約束した。鍋蓋ちゃんは今日届くはずの新鮮な羽獣でスープを作るから、僕の方は絶対に残さず飲む、と。鍋蓋ちゃんがそうだったように、僕も同じことをすれば病気が治るのだと信じたかった。でも今の僕では、スープを飲み込むことすらできないかもしれない……喉の下をチクチクと刺すような源石の痛みが、止むことなくそう訴えかけてくる。\n幸いなことに、意識ははっきりしている。今朝は当番の医療オペレーターに何度も頼みこんで、しっかりと痛み止めを打ってもらった。体の状態が悪くなっていることは、絶対に鍋蓋ちゃんに悟られてはいけない。心配しなくていい、彼女の手料理を食べた患者は、皆だんだん回復していったんだから。\n医療オペレーターの人とは明らかに違う、軽快な足音が聞こえてきた――鍋蓋ちゃんがもうすぐ来るんだ。\n「今日は羽獣スープを作ってきました〜!今回はちょっと贅沢に、炎国のスパイスもたっぷり入れたんですよ。約束通り、全部飲んでくださいね!」鍋蓋ちゃんは、初めて会った時と同じように明るい笑顔でそう話した。\n「もちろん。僕が鍋蓋ちゃんとの約束を破ったことなんて……ないでしょ?」\n鍋蓋ちゃんからスープがたっぷり入ったお椀を受け取って、一気に飲み干そうとした。味はいつも通りおいしいけど、熱いスープが喉の腫れた部分を刺激して、痛くてかゆくて仕方がなかった。僕は咄嗟にお椀を置き、軽く咳き込んだ。\n「ごめんなさい、熱すぎましたか!?もう少し冷ましますね。」\n「ゴホ、ゴホッ。そうじゃなくて、スープがあまりにおいしいから、喉がびっくりしちゃっただけだよ。」\n彼女がぱっと笑顔に戻ったのを見ると、僕はなんだか嬉しくなり、ベッドの縁に手をついて足をベッドから下ろした。\n「ほらね、君の作った料理をずっと食べてたおかげで、ずいぶん具合がよくなったんだ。今度お見舞いに来てくれる時には、もう走れるくらいに回復してるかもしれないね。」僕は笑顔でそう続けて、身体を支えようとする鍋蓋ちゃんの手を制した。\n鍋蓋ちゃんは少し思うところがありそうな顔で頷いて、病室に積み上がったプレゼントに目を移した。「こんなにいっぱいの人がお見舞いに来られたんですか?プレゼントもたくさんいただいたんですね。」\n「あ……それは……僕の病気がもうすぐ完治するから、ロドスを出る前にってことで皆からもらったプレゼントなんだ。」最期の贈り物をうまくごまかせたと、僕は心の中でホッとした。\nその夜、ベッドに横たわって目を閉じると、感染者の身になってからほとんど味わうことのなかった安らぎと充足感を覚えた。僕は一人じゃない、大切なコータスの女の子がいるんだから……ただ、皆には注意しておこう。僕が死んだことを、鍋蓋ちゃんには絶対に伝えないようにと。\n \n「ランナお姉ちゃん、わたしがあの人をお見舞いしたこと、絶対に他の人たちには言わないでくださいね。」\n「鍋蓋ちゃん……」\n「あの人の病気が治ったって医療部のお姉さんに聞いてから、こうなることはわかってたんです……」\n夕暮れ時、レム・ビリトンのとある墓地。雨が白い花びらを濡らしていた。", "typeIcon": "pri-x", "typeName1": "PRI", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4081_warmy", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_warmy_1", "uniequip_002_warmy_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31094", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30014", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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"早朝の少し肌寒い空気の中、チェンは年老いたミハイルの代わりに薪を割っていた。\nしばらくして、チェンは積み上がった薪を数えた。これだけあれば十分だろう。\n彼女は一息つき、これから何をしようかと考えた。\n午前中はスヴェトラーナとの約束がある。修理が終わった工房を見に行って、その後は二人でクッキーを焼く。\n昼はミハイルの家で昼食をとらないかと誘われている。ミハイルは腕の良い職人なので、チェンは家に寄るついでに、とあるヴィクトリア人からプレゼントされた蒸気騎士の模型を修理してもらうつもりだ。\nそれから夕方までは、ミハイルと畑に行く予定だ。害虫駆除のため、二人は水銃で農薬を撒く方法を何日もかけて研究してきた。今日はその実験の日というわけだ。\n夜は……そう、トランスポーターがこの町に来ることになっている。おそらくドッソレスからの手紙が届くのだろう。彼らはチェンが思っていた以上に情熱的で、頻繁に手紙で近況を報告してくる……彼らには新たな訓練プログラムを用意しなくてはな。それと、フミヅキ夫人にも無事だと便りを書いておこう。\n実に忙しいな……そう考えながら歩いていると、青年に声をかけられた。\n彼はスヴェトラーナの息子で、町の自警団の一員でもある。チェンは以前自警団の代理としていくつかの事件を解決したことがあり、それ以来青年はチェンを師匠と仰いでいる。\n「チェン姉さん!どうすれば姉さんみたいに強くなれるか教えてくれよ!」\n「毎日の素振りを怠らないことだ。」\n嘘はついていない。\nチェン・フェイゼにとって、剣の稽古は日常生活における最重要事項だった。龍門にいた頃は、どんな悪天候でも、どんなに忙しい時でも、時間を見つけては素振りをしていた。\n「でも、姉さんがこの町に来てから結構経つのに、一度も剣の稽古してるところを見てないよ。」\n青年の言葉に彼女は少し驚き、ふと自分がしばらく剣を握っていないことに気づいた。\nいつからか、稽古は彼女にとってそれほど重要なものではなくなっていた。いや、今の彼女にとっては、今日の予定はどれも剣の稽古と同様に重要なのだ――\n彼女はふと思い至った。かつての自分なら、このように考えることはなかっただろうと。\nしかし、必死で何かを証明しようとしていた過去の自分のことを思い返すと、彼女は言いようのない自信を覚えた――\n今の赤霄は、きっと昔よりも切れ味が増している。\nそう、間違いなく研ぎ澄まされているはずだ。\n「見たいのか?」\n「えっ?」\n青年の目に不思議な光景が映った。チェンが姿勢を変えただけで、何も持っていなかった彼女の手に突然「剣」が現れた。\nその「剣」に青年は恐れおののき、今すぐここを逃げ出したい衝動に駆られた。しかし足が言うことを聞かず、自分の頭めがけて振り下ろされた「剣」を前に、彼はなすすべもなくただ目を瞑った。\nしかし「剣」が青年を斬ることはなく、チェンはただ彼の肩をぽんと叩いた。\n「行こう。お前の母親が待っているぞ。」\nその言葉を聞いて、青年はようやく目を開いた。視線の先では、彼の母親が畑のあぜ道に立って、工房に行くよう手招きしていた。チェンはまっすぐスヴェトラーナのもとへ歩を進め、青年は駆け足で彼女の後を追った。\n「チェン姉さん、もし毎日素振りを続けたら、僕もさっきの姉さんみたいなことができるようになる?」\n「それだけじゃ足りない。剣の道のりは果てしなく長いからな。」\nチェンは晴れ渡った空を見上げた。ああ、今日は旅立ちにちょうどいい日だ。", 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"カメラが激しく揺れながら、朝霧の漂う路地に入っていく。昨晩の雨の湿気が残る石畳の上を、羽生萌々香が小走りで進んでいた。彼女はマイクを持ったまま監督に手を振り、「挨拶が終わるまで待っててくださーい!」と言った。\n路地に灯油売り職人のエキストラが現れた。彼は黒ずんだ手の平をエプロンでぬぐい、修理したランプを差し出したところ、萌々香は笑顔でそれを受け取り、丁寧にお礼を言った。萌々香が先に進むと、古看板の店の前に、最近エキストラに選ばれたばかりの書店員の若者が立っていた。彼のセリフは「はい、武士さま。」の一言だけだったが、萌々香は彼と真剣にリハーサルを繰り返しているうち、彼は耳まで真っ赤になってしまった。カメラはそのまま、アーケードを抜ける萌々香を追っていく。ちょうど小さい店を通りかかったところ、女主人が雑煮を煮ていた。女主人が鍋の蓋を開けると、水蒸気でカメラが曇ってしまい、女主人は慌てて謝罪した。続いて通りかかった駄菓子屋では、店員が店内を覗きたがる子どもたちをなだめていた。萌々香が通り際におかしな顔を作ってあげると、その場は笑いに包まれた。マイクが何度も軒先をかすめ、風鈴の音や呼び込みの声を拾う……古い街並みの全てを、テープが音を立てながらゆっくりと収めていく。\n午後の撮影が始まる前、萌々香はセットのバスの最後尾に座り、臨時エキストラの御者や行商人、見習い、子どもたちに見守られながら、小さな女の子の髪を整えていた。カメラは汗で首筋に張り付いた萌々香の髪を映したのち、ゆっくりと引いて、家屋の色褪せた格子窓、苔の生えた石灯籠、木造家屋の間を蜘蛛の巣のように行き交う電線を順々に収めていく――これら全てが、数年後に突然起こった抗争で瓦礫になってしまうとは、誰一人として思っていなかった。\n今見返すと稚拙さを感じてしまう映画ではあったが、焼けるような暑さの下、その日は誰もが忙しなく動き回っていた。笑い声、喧騒、キュルキュルと鳴るテープの音が、鍛冶町の石畳の隙間にリズムを刻んでいく。\nその日監督が最後に撮影したのは、クランクアップ祝いの花束を持って橋の上に立つ萌々香が、カメラに振り向いて手を振るシーンだった。夕焼けが彼女の帽子を金色に染め上げる頃、集まっていた人々は一人また一人とその場を離れ、影を引きずるように家路につく。まるで明日も同じシーンの撮影があるかのように、川にかかった撮影用の橋を誰一人として片付けようとはしなかった。\nオフショット映像はそこで終わっていた。いま、部屋に時計の秒針の音が響く中、萌々香はソファの上で膝を抱えている。テレビには初出演当時、橋の下で手を振る自分が映っており、川は夕焼けでカラメルのような色に染まっていた。萌々香はしばらくただ漠然と画面を眺めていたが、再生が終わって青い画面になると、リモコンに手を伸ばしてテレビの電源を切った。部屋は真っ暗になり、一筋のネオンサインの明かりが、窓辺の小さい観葉植物と少し色褪せた記念写真を照らしている。かつてオレンジ色の夕焼けが木造家屋の格子窓を照らし、芯の強い彼女の心をそっと撫でた時のように。", 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"音楽スタジオは、ロドスで祥子が一番気に入っている場所だ。\n楽器がたくさん置かれているからでも、音楽好きが集まるからでもない。\n祥子は他の人がいる時間を避けて音楽スタジオに入り、一人でピアノを弾くことを楽しみにしていた。\nピアノを弾くことは、ライブに向けての練習でもあるが、リラックスするための気持ちのよりどころでもある。\n祥子はなにか悩みごとがあると音楽スタジオに来て、アイリスからもらった人形をそこに置き、気持ちを紐解いてピアノの音に乗せる。それは彼女にとって慰めのような時間だった。\nそんなある日、祥子はピアノの上に置かれたメモに気づいた。\n「祥子さん、いつも素敵なピアノをありがとうございます。」\nさっぱりとした筆跡。まだ若い、親切な人が残したのだろうか。\nそれからも、メモは定期的に残されるようになった。\nどうやら、メモを残した人はかなりの恥ずかしがり屋らしい。\nメモには名前が書かれておらず、その人が姿を現すこともなかった。もしかすると、祥子の大切な時間の邪魔をしたくなかったのかもしれない。\nその人は、メモを通して祥子に思いを伝えた。\nその人は、祥子の全てを褒め称えた。人形のかわいらしさから、祥子の大人びた佇まいまで。\nその人は、祥子のピアノを褒め称えた。そこに込められた迷いと、心の強さを。\nその人は、祥子の奏でる音色に感謝した。彼女が弱っている時、祥子のピアノは彼女の支えになっていた。\nその人は、祥子と演奏することを望んだ。\nその人は、祥子を励ました。ピアノの音から祥子の寂しさを感じ取っていたから。祥子が何を背負っているかはわからなくとも、心から祥子を応援していた。\n祥子はふと昔の仲間のことを思い出した。あの人のように気持ちを口に出すことが苦手で、不器用な人なのかもしれない。\n音楽スタジオの利用履歴を調べたり、練習の時間をずらしたりすれば、この人の正体は分かるだろう。\nしかし、祥子はそうしなかった。\nロドスを離れる前に、この人と一緒に演奏したい。\n一体どのような人なのだろう?繊細で、優しい人?それとも、不器用だけど一生懸命な人?\nただ、きっとバイオリンの弾き手なのだろう――祥子はなんとなくそう感じていた。", "typeIcon": "lor-y", "typeName1": "LOR", "typeName2": 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"ゴールデングローの美容室で、にゃむは子供にメイクを施していた。\n「ちょっとチーク塗っただけで、超ナチュラルで明るく見えるでしょ~!いい感じだよ!」\n「ありがとう、にゃむお姉ちゃん!私も石の病気が治ったら、お姉ちゃんみたいにキレイになれるかな?」\n「もちろん!その時は、もっと可愛くメイクしてあげるからねー。」\n「じゃあにゃむお姉ちゃん、私の先生になって!それでね、カッコいいドラムの叩き方も教えて欲しいな〜!」子供は手足を振って、にゃむの演奏を真似した。\n「アタシの指導は厳しいけど、覚悟はいい?」にゃむは嬉しそうに言う。「上手くなるにはまずちゃんと病気の具合を良くしていかないとね。」\n「うん!私、ちゃんとお医者さんの言うこと聞く!そしたらぜったい治るって、ママ言ってたもん!」\n「うんうん、いい子いい子。アタシの名前ね、若い麦って書いて『にゃむ』って読むんだ。麦は踏まれてもどんどん強くなる。弟子になりたかったら、アタシみたいにめげないで頑張るんだよ。」\n「はーい!じゃあ私、そろそろ行くね!にゃむお姉ちゃん、ゴールデングローお姉ちゃん、ばいばーい!」\nロドスには、彼女のような無邪気な子供が数多くいる。ゴールデングローやにゃむのところに来て綺麗にしてもらうと、他の子供たちに自慢しに行くのだ。\n「にゃむさん、すごいですよね。かっこよくドラムを叩けて、綺麗にお化粧もできて……本当に尊敬しちゃいます。どうやってそんなに色々できるようになったんですか?」\n「どうやって、かぁ……アタシはねー、周りにいる天才に追いつきたい!って頑張ってただけなんだ。あとすごいって言うなら、ゴールデングローちゃんのカットのほうがもっとすごいよ!」\n「そ、そんなことないです!私なんてまだまだで……」ゴールデングローは苦笑して答え、さらに続けた。\n「あと、にゃむさんは子供の相手をするのがすごく上手ですよね。」\n「実家に小さい子がいたからねー。アタシもにーちゃんねーちゃんにいっぱい遊んでもらってたから、そのぶん弟と妹の世話をしてあげてたんだ。」\n「にゃむさんも私と同じで、きょうだいがたくさんいるお家だったんですね!」\n「あはは、そうそう。だから子供の相手が得意になったのかもね〜。」\nその言葉を聞いて、ゴールデングローは微笑んだ。にゃむはその笑顔を見て不思議な顔をする。\n「んー?何かおかしかった?」\n「いえいえ。なんとなく子供をあやしてるだけじゃないんだなって。」ゴールデングローはさらに付け加える。「だって子供たちと話してた時、にゃむさんすっごく真剣な顔してましたから。」\nにゃむは少し恥ずかしそうに視線を外して、しばらく黙っていた。その姿を見ながら、ゴールデングローは微笑んだまま美容室の片付けに戻っていった。", 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"初華がアステシアと出会ったのは、ロドスを何気なく散歩している時だった。\n一目見ただけで、初華は優雅で神秘的なテラの占星術に強く惹かれ、アステシアもまた熱心な同好の士が現れたことを嬉しく思った。そうして二人は意気投合し、初華はアステシアの占い部屋に足しげく通って占いを学ぶようになった。\nテラの空は初華の見慣れた空とはまるで異なっており、初華は未知のあらゆることに惹きつけられた。初華はアステシアにならって星の観察記録を取ったり、アステシアの整理した資料を読んだりしながら、時にはアステシアに占ってもらい、いっぱいに広がる星を眺めながら特別な儀式にも参加した。初華は占いの結果よりもやり方そのものを気に入り、それに加えて占いの儀式で使う剣技も学んだ。アステシアのように星象を感じることはできなかったが、それでも初華は占星術を楽しんでいた。\nそのような日々が続き、二人はすっかり親しくなった。\nある日、二人は暇を見つけて、回転する小さなプラネタリウムのそばに座ってアステシアの淹れたお茶を飲んでいた。\n「初華さんは本当に星が好きね。ロドスでこんなに星について話せる人は少ないわ。テラの星空と占星術には謎が多いから、好きこのんで時間と労力を割く人はあまりいないの。初華さんは、どうして星を見るのかしら?」\n初華はしばし考え、微笑んで答えた。「星空を見ると、気持ちが落ち着いて、もっと頑張らなきゃって気持ちにさせてくれるんだ。だから私にとっては特別なことなんだよ。」\n「そうなの?星空に大切な人への想いを託してるんじゃなくて?」\n「えっ?ど、どうしてそう思ったの!?」初華は、そこで初めて驚いた表情を見せた。\n「だって初華さんは、静かに星空を見上げている時も、占いを学んでいる時も……大切な人と一緒の時間を過ごして、その人の幸せをお祈りしたいと思っているようにしか見えなかったもの。」\n「そ、そんなに分かりやすかったかな……?」初華は慌てて顔を赤らめた。\n「恥ずかしがることはないわ、私も同じだから。初華さんの気持ちはよく分かるの。」\n「アステシアさんも……?」\n「ええ。ロドスに大切な妹がいるから、あの子のために頑張らないといけないの。でも妹からは、よく頑固者だと言われているのよね……ふふっ、良い姉になるのも、なかなか難しいわ。」\nそうか、この人も私と同じなんだ。だからこんなに話が合うのかも。\n「星を見るのは趣味だからわかるけど、初華さんは占いにも興味を持っているでしょう?ねぇ、誰か占ってあげたい人でもいるの?」\n「もう、アステシアさんったら……」感謝の気持ちを伝えようとしていた初華だったが、アステシアは興味津々で身を乗り出してきた。\n「家族?それとも友達?今ロドスにいるの?それとも初華さんの故郷にいるのかしら?」\n「えっと、その……ちょっと、複雑な事情があってね……」", 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"Ave Mujicaがいつも通り練習をしていたある日。\n一曲を通し終わると、祥子は手を止めて聞いた。「八幡さん、ここのところ練習に身が入っていないようですが、何かありましたの?」\n以前の海鈴は自分のスケジュールを徹底的に管理しており、余裕をもって複数のバンドを掛け持ちしていた。しかし最近の海鈴はどこか疲れた様子で、他のメンバーもそのことを不思議に思っていた。ロドスの仕事にまだ慣れていないのだろうか?\n海鈴はしばし黙った後、口ごもりつつ答えた。「……早めに対処します。皆さんにご迷惑はかけませんので。」\n「そう。では、練習を続けましょう。」祥子はそれ以上立ち入ることはせず、他のメンバーも海鈴なら問題を解決できると信じていた。\nバンドの練習が終わると、海鈴はとあるジムにやってきた。このジムはロドスのオペレーターたちが普段使っている訓練室ではなく、彼らの住んでいるところから少し離れたところにある、あまり人が来ない古い施設だ。\n夕食の時間にもかかわらず、海鈴はジムで一人、買ってきたプロテインのボトルを開封した。どうやらそれが今晩の夕食のようだ。\n味気のないプロテインドリンクを喉に流し込みながら、これからのスケジュールを確認する。三時間のトレーニングが終われば、ようやく休憩の時間だ。\n「……失態ですね、皆さんに勘付かれるとは。早くここでの生活に慣れるよう努力する必要がありそうです。」\n「サンクタのオペレーターの皆さんやケオべさんはよく甘い物を食べようと誘ってくれますが、そのおかげで最近は食べ過ぎ気味です。その分を消費するためには、トレーニングを普段の倍に増やさなければ。」\n海鈴は大きなため息をつき、その日最後のトレーニングを始めた。\nロドスのサンクタたちは、海鈴のことをとても気に入っていた。その理由は、彼女がサンクタたちとスイーツを楽しめる数少ない人物だからだ(もちろん、その中にはケオべも含まれている)。ほとんどのオペレーターは彼らの誘いを断っているが、海鈴はいつも残さず淡々と食べてくれる。\n実のところ、海鈴は礼儀として少し多く食べていただけだった。しかしサンクタたちは、お気に入りのスイーツをよく食べてくれる海鈴に親近感を抱いていた。\n体型を維持するため懸命にトレーニングをしている最中の海鈴は、まだ知る由もなかった――ラテラーノで新開発された「シュガーグレーズド・プディング・バタークロワッサン・タワー」十人分(ラテラーノ基準)を抱えたサンクタたちが、食べるのを待ちきれないように自分を探し回っていることを。", 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"祥子は、睦のことが気がかりだった。\nロドスで生活し始めてからしばらくの時間が経ったが、睦は依然として人見知りをしているようだった。任務や演習に参加しても、他のオペレーターと交流する様子はほとんど見られない。\n自分の気持ちを言葉にするのが苦手な睦が、ストレスを溜め込んでいなければいいが――そう心配した祥子は、睦の様子をうかがうために庭園まで行くことにした。\n睦は、療養庭園で野菜や果物を育てることをささやかな楽しみにしている。\n祥子が庭園に着いた頃には、すでに睦はそこにいたので、少し離れた物陰に隠れた。\nすると、誰かと話す睦の声が聞こえてきた。\n「睦が誰かと話していますの……?」祥子は心の中で小さく喜んだ。\n断片的に耳に入る内容では、睦たちはテラで植物を栽培する方法や、成長の周期、療養庭園の環境を維持するためのシステム、オペレーターたちの好みの作物などについて話しているようだった。\n「Lancet-2の言ってた通り、水やりにも色々コツがあるんだね。」\n「ええ。人手が必要なら、私もお手伝いいたしますよ。水にミネラルを加えたり、水を節約するために調整したい時は、私にお任せください。」\n「うん、ありがとう。」\n「ですが、結果を保証することはできません。私は持ち合わせの知識に基づいて行動しているだけですから……」\n「どうしたのです!ネガティブにならずに、自信を持ちましょう!私たちなら必ず成功します!」\n「じゃあTHRM-EXは、ライトを見てて。」\n「感激です、睦様!ぜひ私にお任せください!このような繊細な操作は初めてですが、必ずや完璧にやり遂げてみせましょう!誓って自爆などはしませんからね!」\n「……自爆は、ダメ。」\n「療養庭園の改築に、僕の知識が必要かと思って来たんだが……こんなくだらないことで僕を呼んだのか?悪いが、帰らせてもらおう。」\n「Friston-3様もぜひお手伝いしてください。どうかこちらに来て……」\n「やめてくれ、Castle-3……なに?野菜が盗まれないように見張っていろだと?」\n「では、妾には何を求める?……植物の世話と虫除けの術を知りたい、か。構わぬ、時には童らを教育するのも一興であろう。」\n「力を合わせれば、きっとロドスで最大のきゅうりが爆誕します!クロージャ様も間違いなく驚愕されることでしょう!」\n「……ふん、時間の無駄だ。」\n祥子はほっと胸を撫で下ろした。睦はロドスでこれほど多くの友人を作ったのだと。\nはっきりと会話が聞こえたわけではないため、祥子には新しい友人たちの名前まではわからなかった。いつか機会があれば睦に聞いてみようと思いつつ、祥子は庭園を後にした。\n最終的に、睦は巨大きゅうりの栽培に成功した。しかし突飛な手法を使いすぎてしまったため、きゅうりの成分に異変が起きてしまい、それ以上の栽培は禁止されてしまった。この件について睦は口を閉ざしているため、祥子は睦の友人が誰なのかを知ることはなかった。", 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"砲弾が付近に着弾し、その衝撃で外勤オペレーターが目眩を起こしていた。ブレイズは彼を引っ掴んで自分の後方にやり、忠告をしようとしたところで――\n突然、視界が真っ暗になった。\n「容体は非常に悪い。」\n誰かが、すぐそばで話している……なんとかして目を開けたが、目に映るものはどれもぼやけていて、まるで古い映像を見ているかのようだった。\nどうやら、二人が向かい合って座っているようだった。一方は見覚えのある仮面を着け、もう一方は俯いて胸元の聴診器を見つめながら考え込んでいた。\n二人はブレイズをどうするべきかと長い間議論していたが、その結論にはどちらも納得していない様子だった。やがて、聴診器を首に提げた人物が彼女のそばに来て、医療機器が示す数値を記録しながら告げた。\n「君はここに残って構わない。その場合、新しい名前が必要になるだろう。」\nブレイズは、その声がケルシーのものだと認識した。だが、ケルシーがあんなに不安な顔を見せたことがあっただろうか?彼女はどうしても思い出せなかった。\n記憶が混乱しているのかもしれない。彼女がそう思っていると――\n耳障りな警告音が鳴り響いた。\n一瞬、暖かい色の灯りが身を包み、ブレイズの体を温めた。気がつくと彼女は家の玄関に立っていて、足元の石畳は綿菓子よりもふわふわしていた。\n彼女の視線の先には、手紙を書く母親の姿があった。その足元には、手紙で一杯の箱。ずっと昔から、彼女の母親は涙を流す代わりに出すことのない手紙を書き続けていたのだ。\n私は元気だよ、と母親を安心させたかった。しかし、その声は届かないようだ。\n手紙の内容を確かめようとしたが、目に映るのは無数のバラバラの線だけ。\nブレイズはなんとかして線と線を繋ぎ、文字の形にして読み取ろうした。しかし線が突然薄れ、今にも消えそうになっていった。\nやめて――!彼女は微かに残った線を必死に掴もうとした。――あれ?手が、自分の手が見えない――どうして――\nそして次の瞬間、窓の外に自分の後ろ姿が映った。「ああ、これは家を離れた日の記憶だ」と、彼女は思い至った。\nすると目の前で家が崩れ始め、亀裂が走った。彼女はその「傷」を力いっぱいを手で押さえて、血が流れるのを止めようとしたが……\n誰かが彼女の腕を引っぱった。「諦めろ、もう助からない。」と。\nそれでも彼女は、構わずに押さえつけた。やがて黒い石が「傷」から発生し、彼女の手が血に染まっていく。ついには、彼女の体からも石が発生し始めた。\nそれでも彼女は意に介さず、歯を食いしばって手に力を込めた。そして腕を引っぱられながら、咳混じりの声を聞いた――\n「君が故郷のためにしてくれた全部のことを、私たちコナー郡の紡績工員は忘れたりしない。罪人どもなんかに負けるんじゃないぞ。」\n故郷?だが、コナー郡は本当に故郷なのだろうか?彼女は漠然とそう思いながら、ふと斧で首を断ち斬られた工員のリーダーに視線を移した。しかし実際に視界に入ったのは、砲弾の衝撃でぽかんとしていた外勤オペレーターの顔だった――\n「緊急蘇生完了!瞳孔確認!」外勤オペレーターが切羽詰まった様子で叫んだ。その直後、彼はブレイズに押しのけられていた。\n「目が覚めたんですね!ブレイズさんはさっき、追撃を食らって……うわっ!」ブレイズは彼の頭を塹壕に押し込み、自分のチェーンソーを拾った。\n「何をするつもりなんですか?」と、外勤オペレーターが不安そうに尋ねる。\nブレイズは、無愛想に口の中で固まった血反吐を吐き捨てた。\n「戦い続けるんだ。」", 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"第一庁枢機卿サンガッロ、及び第五庁、第六庁、第七庁関係者へ通達:\n公文書と併せて、以下のものを添付する。ファボール区中央病院で起きた前回の災害において、正体不明のチェロの音がサンクタの共感機能不全に与えた影響の調査、ならびに執行人フェデリコにの幇助によるアルトリア脱獄事件の報告書。アルトリア・ジアロの関連記録は即日封印とし、彼女のラテラーノ市民権第一項より第十三項までの適用を再開すること。\n――イヴァンジェリスタⅪ世\nイヴァンジェリスタⅪ世は片手で公文書の末尾に署名しながら、もう一方の手をドライサボテンに伸ばした。机の少し遠い位置にあったデザート皿を、何者かがそっと彼の手元に寄せる。\n「ふむ、来たか。」老人は顔を上げて客の姿を捉えた。「ちょうど君に関する書類を処理し終えたところだ。」\n「赦免とは、ずいぶん寛大ですね。」アルトリアは微笑んで老人の向かいに腰掛ける。「新しい法は、功罪相償うことを許すのですか?」\n「なにせあの夕暮れどき、街中の同胞たちがみんな、君の演奏を聞いていたからね……『ラテラーノ』らしからぬ調べだったが、なかなか美しいものだった。」\n「だって、あの場自体『ラテラーノ』らしからぬ場でしたから。そうでしょう?」\n「それもそうだ。ところで、さっき君は『功罪相償う』と言ったかね?アルトリア、君が過去の行いを罪だと認識しているとは思えないが。」\n「音楽家として、演奏スタイルと審美眼を定期的に見直すことは必須ですから。」\n「ほう?」\n「雲の移り変わりを愛する者の目には、変わり映えしない晴天や雨天は退屈に映るものです。かつての私にとって、退屈な心の声に触れるのは、潔癖症の雲獣が運悪く泥沼に落ちるようなものでした。ですがそれからは、偉大で変化に富んだ心を探し求めて大地を巡りました。不死隊の失われた地、巫王のパヴィヨン……その道中で、多くの人とすれ違いました――思い返せば、その人々のそばを通るとき、私はきっと眉をひそめていたのでしょう……」\n「ふむ……おっと、歯が……すまぬ、気にせず続けてくれ。しっかり聞いておるよ。」\n「そんな私が、あの日はこれまでで最も悔いのない演奏ができたのです。ボリバル讃美歌を歌う見知らぬ人たちと一緒にラテラーノの夜を迎えたことでした……聖下、私は自惚れにも、わずかながら聞き手の心を変えたと宣ってもよろしいでしょうか?その多様な変化はもしかしたら、私の指先から始まってもよいのかもしれません。過去ではなく、未来を発端にすべきなのですから。」\n「聖下、私は辿ってきた道をもう一度歩もうと考えています。そうすれば、これまですれ違ってきた人と出会えるかもしれませんから。その上で、もし心を持たない弦の奏者とも出会えればと……」\n「ふむ、それはシーボーンのことかね?」\n「そうかもしれませんね……」\n「そうか、君は別れの挨拶に来たのか。だが若人よ、君の旅路は長いぞ。」\n「今の同胞たちにとって、みな同じですよ。」チェロの弦を優しく撫で、ふっと笑みを浮かべるアルトリア。「幸い、私にはこのチェロがありますから。」\n「はっはっ、それもそうだ。」\n老人と若者が向かい合い、ドライサボテンを力強く噛み続ける。対話が終わった以上、この安らぎのひとときを阻むことは何事にも許されない。これを食べきってしまえば、サンクタには次の旅路が待っているのだから。", 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"クセニアへ\n君の提出した、石棺の物質的特性に関する研究報告には目を通した。\n実験の手順に問題はなく、対照群の設定も正確だ。期待通りの結果が得られなかったのは、実験の方向性にズレがあったことが原因だろう。\nだが今後の君の研究スケジュールを確認したところ、石棺関連のタスクは見つからなかった。機器の貸し出し時間やシステム権限のアクセス記録から見て、君は今回の実験について指導教員のイリヤに共有していないと思われる。\nクセニア、これは危険で、そして愚かなことだ。\n帝国理工大学出身の君なら理解しているはずだ。この大地に天賦の才を持つ人間はいくらでもいるが、賢い人間ほど心の執念に囚われやすいものだと。科学の最先端を行く者は、往々にして狂人か無法者と決まっている。\n石棺の研究はまだ始まったばかりで、今後の見通しもリスクもはっきりしていない。石棺が我々に一体何をもたらすのか、現段階ではまだ断言できないのだ。実験の安全のため、そして君の安全のために、君の上級権限を一旦撤回し、石棺関連の資料へのアクセスを禁止する。\nこの決定は、君の能力に対する否定を意味するわけではない。むしろその逆で、君がある程度の成果を得てしまうがゆえに、深くはまってしまうことを心配しているんだ。\nイリヤとは、君の育成方針について何度も話し合った。君は大学時代、エネルギーの応用を専攻していたな。君自身の意思ではなく、大学の割り当てによって決まったものだが、結果的にイリヤが君を選ぶ決め手となった。この研究所にいる者の多くは科学史に名を残すことばかり考え、自身の研究成果がこの大地に生きる人々にどのような影響をもたらすか気にも留めない。\nクセニア、今の君はやや性急ではあるが、良心と勇気を兼ね備えた研究者であることに変わりはない。添付した資料は、私が完成できなかった研究をまとめたものだ。興味があれば、これらを引き継いでほしい。もしいつか成果が出たら、私だけでなく、多くの人々が君に感謝することだろう。\n君はまだ若く、研究の道は始まったばかりだ。先は長い、共に励もう。\n――ケルシー\n……\n【申請結果通知】\n親愛なるオペレーター・スネグーラチカ\nあなたの申請は受理されました。\nケルシー医師が生前残した一部の研究データへのアクセス権が付与されました。使用の際は『ロドス情報セキュリティマニュアル』に従い、情報の取り扱いに注意を払い、機密データの漏洩防止を心がけてください。\nこのメールはロドス医療部システムより自動送信されているため、返信は不要です。", 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"「小枝ちゃんへ。この手紙がちゃんと届くといいんだが。私たちは元気にしている。麦畑は鉱坑よりずっと静かだ。お前も一緒に来ればよかったかもしれないな、はは。お前がロドスでうまくやっていることを祈っている。手紙のついでに最近の写真も入れておく。まさかレユニオンの連中がカメラまで持っているなんて、ここに来る前は思いもしなかった。」\n「今はヴェトチキって名前をコードネームにしてるそうだな。お前の返信に書いた質問だが、こっちの職人に聞いてもわからなかったそうだ。天気があまりよくないから、雨が降る前にできるだけ多くの作物を収穫しておかないといけない。だから、悪いが今回の手紙はここまでだ。」\n写真の中では、坑夫たちが口を大きく開けて笑っていたが、その中にランキンの姿はなかった。ランキン先生はどこ?あのストップウォッチは彼がくれたのに、どうして質問に答えてくれなかったんだろう?\nヴェトチキはペンを手に取る。\n「ランキン先生へ。これはあなたに宛てた手紙です。先生からもらったストップウォッチが急に止まってしまいました。その原因が知りたいです。もし時間があれば、返信をお願いできますか?」\nヴェトチキはストップウォッチを見つめ、最初の所有者は誰だろうと想像した。ランキンがこれを渡してくれた時、どのように手に入れたかについては一言も話さなかった。もしかすると、亡くなった研究員が遺したものかもしれない。\nランキンも自分も、これを元の所有者と同じくらい大切に扱っていて、傷一つつけていない。そこまで考えて、ヴェトチキはもう一度ストップウォッチ全体を確認した。やはり何度見ても、ランキンの残した痕跡は見当たらない。\nほどなくして、手紙の返信が届いた。しかしその内容は、ヴェトチキが期待していたものではなかった。\n「なんてことだ。ごめんな、ヴェトチキ。どう話したらいいのか……」\n……\nヴェトチキは便箋を広げ、何とか返信を書こうとした。まるでそれが吃音である代わりに与えられた才能であるかのように、文章を書くのは彼女の得意分野だった。しかし今は、ペンがどうしようもなく重く感じる。心に溜まった言葉を形にできないように、一画一画、字がうまく書けない。彼女は手首を掴んで、震えを抑えようとした。しかし、徒労に終わった。\nダメだ!ヴェトチキはペンを投げ出し、工具箱をひっくり返してドライバーを取り出した。自分でストップウォッチを直すと決意したのだ。\n彼女はこういった精密機械にあまり馴染みがなく、手もいつものように自由に動かせない。手に握ったドライバーが、滑らかな金属の表面をひっかけて、痛々しい傷跡がついてしまった。これまでランキンと守ってきた完璧さを、今この瞬間に壊してしまったのだ。\nヴェトチキは目を閉じたが、国境から送られてきた手紙は、彼女の脳裏から離れなかった――\n「みんなランキンのことを滅多に話さなくなったけど、誰も忘れたりはしてないよ。」\n「彼はウルサスとカジミエーシュの国境に向かう道中で亡くなった。お前がそのことをまだ知らないなんて、思いもしなかったよ。本当にごめん、小枝ちゃん。」\n……\nヴェトチキは指先で繰り返し表面の傷跡をなぞり、それに恐怖を感じなくなるまで感触を確かめ続けた。\nそして目を開くと、その傷跡がまるでひとつの筆画のように見えた。\n彼女は変わらず震える手で、ドライバーを握り直した。今度は修理のためではなく、いくつかの名前を刻むために。", 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"……以上をまとめると、様々な素材を試したがどれも失敗に終わったということだ。\n最新の進捗:引き続きレコードの記録原理を採用し、私のアーツで補助を行いながら、発信機内部のコイル表面に安定したニッケルのメッキを塗装し、コア部分を製作する。この新しいアーツユニットの試作品は、次回の模擬任務でMantraに装着してもらった上で、彼女が「話す」際の負担をある程度軽減できるかどうか検証を行う予定だ。\n――Whitesmithによる『尻尾装着型発信機式アーツユニットの実現可能性に関する研究の進捗報告書』\n【「響尾」メンテナンス記録】\n要望:調子が悪くなった。原因の調査を頼む。\n検査結果:発信機式アーツユニット「響尾」内部の金属メッキが激しく摩耗しており、アーツの効果に影響が出ている。\nエンジニアオペレーターのコメント:これまでのメンテナンス記録を確認した。彼女がずっとこんなに重いアーツユニットを装着して戦場に出ていたことに、誰も気づかなかったのか?身体面の問題は医療部の管轄だが、こんなのを尻尾に六つもぶら下げているなんて、二十五キロの鉛玉を持ち歩くようなものじゃないか……\n解決案:機能性を損なわない範囲で素材を見直し、アーツユニットを軽量化する。所要期間の予定は一ヶ月。\n要望:すぐに使う必要がある。ニッケルのメッキを塗装し直してくれればいい。\n解決案:ニッケルのメッキを塗装し直す。\n……\n【「響尾」メンテナンス記録】\n要望:戦闘中に損傷した。修復を頼む。\n検査結果:三組の発信機すべてが損傷し、ひどく変形しているため、これ以上の使用は不可能。\nエンジニアオペレーターのコメント:どう見てもアーツユニットをハンマー代わりに使ってるのでは?重量オーバーのアーツユニットにこんな使い道があるとは予想外だった。だが修復は不可能だ。これを作った人はもうエンジニア部にいない。\n解決案:既存の研究レポートと損傷した本体を参考にし、新たな発信機式アーツユニットを製作する。金属のメッキは引き続き使用し、コア部分の構造のみ交換する。所要期間の予定は三ヶ月から半年。\n要望:コア部分の構造を完全に再現してもらえるか?\nエンジニアオペレーターのコメント:申し訳ないが、元のコア部分の製作に使用された材料には独特なアーツの産物が含まれているため、今のエンジニア部では完全に再現できない。可能な限り外観と機能を近づけるのが精一杯だ。\n解決案:Mechanistだ。Whitesmithが残した資料はすべてこちらにあるから、なんとかしてみせよう。\n……\n【「中枢神経探知モジュール」メンテナンス記録】\n要望:定期メンテナンスを頼む。\n検査結果:「中枢神経探知モジュール」内部の金属メッキにいくらか摩耗が見られた。\nエンジニアオペレーターのコメント:分解して通常のメンテナンスをすれば問題なさそうだ。これだけ使ってきたのに劣化していないのは、Mantraさん自身がしっかり手入れをしてきた証拠だろう。\n解決案:通常のフルメンテナンス。所要期間の予定は二日だが、要望次第で半日に短縮可能。\n要望:外勤任務中なので、急ぐ必要はない。\nエンジニアオペレーターのコメント:えっ?アーツユニットなしで任務に出動したのか?\n要望:通信員がいるのでな。", "typeIcon": "pri-x", "typeName1": "PRI", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4204_mantra", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_mantra_1", "uniequip_002_mantra_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30165", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"ロドスの活動室で、レイディアンは忙しく機械を操って子供たちにショーを披露していた。\n「ダイウ」たちは列を作り、輪になった「サイガ」たちの中をゆっくりとくぐり抜ける。「サントラ」は空中で旋回して、捕まえようとイタズラする子供たちの手を器用にかわし、時おりスポンジの弾を彼らの頭にこつんと当ててみせた。\nアーツを駆使して十数台もの機械を同時操作し、精密な動きをさせるのは非常に神経を使うため、彼女はまだ隊員が持ってきたブリーフィング資料には目を通していなかった。もし重要な内容であれば、子供たちが楽しく遊ぶこの部屋で待ち合わせて場がしらける話をするのではなく、とうに会議室を予約して話しているはずだから、大丈夫だろう。\n数分後、ショーが終わり、出演していた機械たちは子供たちのおもちゃになった。レイディアンは隊員と二人でロースツールに腰かけ、ごく自然に彼女が差し出す任務に関するブリーフィング資料を受け取った。\n「お疲れさま。アゲート。」機械アームのうちの一本が特殊オペレーターの頭を軽く撫でた。アゲートはとっさに避けようとしたようだが、本能以上の何かが彼女を留まらせたのか、結局は黙ってそのままご褒美を受け入れた。\nレイディアンは素早くブリーフィング資料の内容を確認すると、それをポケットにしまった。\n「また外勤任務だね。アゲート、準備はできてる?」\n返事の代わりに、アゲートは自分のナイフを軽く叩いてみせた。\n「じゃあ、支度してくるから、少し待っててね。」\n……\nアゲートが座標を報告すると、レイディアンの機械たちが一斉に起動し始めた。\n群れを成す「ダイウ」が空に浮かんで敵の視界に現れ、「サイガ」の編隊が敵の背後から銃弾を撃ち込む。そして、「サントラ」の大群が唸りながら逃げる敵を猛然と追撃する。そんな場面から聞こえてくる敵の断末魔と共にアゲートの脳裏に浮かんだのは、他ならぬ、それらの機械が子供たちと戯れていたあの光景だった。\n子供を楽しませるための道具が最初に敵にもたらすのは、ただ困惑のみだった。いかなるカモフラージュや撹乱の手段も、人間が覚える困惑以外の何物でもない感情を覆い隠すことなどできない。そして、その反応を察知したレイディアンはすぐさま「子供たちの使者」を敵のもとに送り込み、この「ゲーム」の終結を告げる。\n掃討にはさほど時間を要しなかった。アゲートが戻ってきた頃、レイディアンはまだ捕虜を尋問していた。彼女の手にかかって耐えられる者はいないと、アゲートはよく知っている。かつてロドスの敵だった彼女は、レイディアンの「親切」な取り調べを受けたことがある。鉱石病を患ってロドスに身を寄せ、今はどんな因果か、レイディアン隊の一員となったのだ。隊長のことについて、アゲートはそれなりに分かっているつもりだ。\nあの可愛くも致命的な機械たちと同じく、レイディアンもまた優しさと冷酷さをあわせ持っている。以前の彼女はウルサスの冬のような厳しさをためらいなく見せていたが、今では冬の雪が解け、初春のような存在になっている。鋭いツララは雪解け水によって隠され、必要なとき以外姿を見せないようになった。\nアゲートが物思いにふけっていると、「ダイウ」の一機がそっと彼女の身体を小突く。顔を上げると、レイディアンはすでに尋問を終え、気絶した敵を物陰に隠したところだった。そして彼女は少し先を歩き、アゲートに手を振っている。沈んでいく夕日の下で、彼女の影が長く伸び、アゲートの手前まで来ている――\nそしてアゲートは、その温かい影の中へと足を踏み入れた。", 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"ナラントゥヤは夢から飛び起きた。喉には熱い炭が詰まったようで、耳の奥にはまだ、夢で聞いた剣戟の音が残っている。彼女にとって、それは耐えがたい苦痛だった。\nテントを出ると、砂漠の頭上に月はなく、風は遠征に向かう騎兵隊のように、砂漠の奥へと激しく駆け抜けていく。\n「カン!キン!」鍛冶屋で聞くような音がますます大きくなる。音の源を探すナラントゥヤは、腰に差す半月刀が震えていることに気付いた。\n柄を握りしめれば止まるだろうと思いきや、逆に振動は一層激しくなり、そのせいで腕はしびれ、眩暈さえ覚えるほどだった。\n「止まれ!」彼女は怒鳴りながら、さらに強く刀を掴む。\nだが半月刀は彼女を引っ張るように、夜の闇へよろよろと走らせる。\nその時、彼女は見た。山のごとき巨槌が真っ赤な鉄床を激しく打ち叩き、戦太鼓と金属の叫び声が空に轟く光景を。凡庸な鉄を鍛えることなどない誇り高き巨槌は、やがて堅牢な鉄床そのものを刀の形に鍛え上げたのだった!\n戦太鼓の音は、ますますはっきりと聞こえてくる。そして、誰かがその刀を手に取り、遠征隊の先頭を歩いてゆく。その人物は命が尽きるまで、刀で硬い骨を断ち、傾いた旗を斬り倒していった。やがてその者の命が尽きると、刀は砂の中へ転がった。ナラントゥヤははっとした。自分は今、その砂の上に立っているのだ。\n「……違う」彼女は声をあげた。「あれはあたしじゃない!」\n彼女はもう刀の震えを止めようとせず、砂嵐の中にある幻想を打ち砕くかのように、思いきり刀を投げつけた。\n「お前の過去なんてどうでもいい!あたしはあたしの道を行く!ついてくる気がなけりゃ勝手にしな!」\nだが、自分がこの言葉をちゃんと叫んだかどうか、ナラントゥヤにはわからなかった。次の瞬間、意識は遠のき、彼女は砂漠に倒れてしまった。\n……\nナラントゥヤが目を覚ますと、傍らで飲み仲間が心配そうに、そしてどこか怯えた様子で彼女に扇子をあおいでいた。\n「飲みすぎたか?」\n客に出す酒に水を混ぜている屋台の主人は、ばつの悪そうな笑みを浮かべた。\n「あたしの刀はどこ!?」ナラントゥヤは手で腰回りを確認して刀がないことに気づき、額に脂汗を浮かべた。\nすると、飲み仲間たちは彼女を大岩の前まで案内した。\n「なあ、ナラントゥヤ。どうやったらこんなことが出来ちまうんだよ?」\nナラントゥヤは目をこすった。大岩に突き刺さっている合体した半月刀は、確かに自分のものだ。刀を引き抜こうとするが、刀も岩もびくともしない。\n「昨日の夜、雷が何発か鳴ってさ。そしたら酔っ払ったお前がテントから出てきて、雲に向かって大声で怒鳴ったかと思ったら刀を引き抜いて、この岩に叩きつけたんだよ!」飲み友達の一人が唾を飛ばしながらそう言った。「あの時のお前、本当に怖かったよ。すぐにでも借りてた酒代を全部返すわ……」\n「そうそう、マジで怖かった。しかも最後に大声で叫んでただろ——」\n「あたし、なんて叫んでた?」ナラントゥヤは断片的な記憶を思い出し、自分があんな威勢のいいセリフを思いついたことを内心ちょっと誇らしく思っていた。もう一度他の誰かの口から聞くのも悪くない。\n「こうだったぜ――『これ以上言うことを聞かないなら、売り払って純金の刀に換えちまうからね!』ってよ」」\n「え?いや違うでしょ、あたしが叫んだのはたしか……」\n「いや、それで合ってる。俺も聞いたし。お前らしいセリフだよ。」\n「……」c", 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"ブリギッドは、風であちこち崩れてしまったテントを立て直そうとしたが、一方を持ち上げるともう片方が倒れてしまい、打つ手がなかった。雨脚は次第に強くなる一方だった。彼女の髪はすでに濡れ切って、雨水は前髪を伝って目に流れ込んでくる。不快感を覚えて身をよじると、肌に張り付く服はどんどん重くなり、あまりの寒さで首をすくめてしまう。もうだめ、どうにもならない。彼女はそう呟いて、名残惜しげにテント生地と即席のポール代わりの木の棒を手放した。\nブリギッドは地図が刻まれた獣皮を広げて指でなぞり、ここから最も近い避難場所を見つけた。天災トランスポーターの小屋がある。距離は……2キロ!追い風に乗って急げば、間に合うかもしれない。幸い、駄獣たちは前もって避難させてあったので、あとは自分が一晩過ごせる場所を探せばいい。\n走ろう。走り続けよう。小屋が見つからなかったら、更に数キロ走って、町を目指せばいい。雨をしのげる屋根さえ見つかればそれでいい。そう考えながら走っていると、建物のぼんやりした形がだんだん視界に入ってきた。顔についた雨水を振り払い、軒先へと駆け込む。ドアを叩いても返事はなかったが、ドアや窓に「安全」を示す結び紐が下がっている。それを見て、手で確かめてから扉を押し開けて中に入った。\nその建物は、かなり長い間手入れされていないようだった。入口の結び紐も手に刺さりそうなほど硬くなっていたが、幸い少なくとも屋根は健在で、雨漏れもなければ強風も入ってこない。ブリギッドは荷物を下ろすと部屋の中で乾いた薪を見つけて火を起こし、縄を張り物干し代わりにして、濡れた服を乾かした。さらに、部屋中の乾いた布を集めてその全てを暖炉の前に積むと、中に潜って身を丸めた。髪がまだ濡れているのも構わず、ブリギッドは雨音に包まれて、深い眠りに落ちていった。\n目覚めたとき、暖炉の火はすでに消えていたが、もう寒さは感じなかった。彼女は塊になった布から抜け出し、窓際へ行ってみると、昨日見た結び紐がみな吹き飛ばされていることに気づいた。地に落ちて泥まみれになったものもあれば、遠くまで飛ばされ、木の枝に引っかかっているものもある。\n出発前に、ブリギッドは荷物から紐を取り出し、拾い集めた結び紐を参考に新しい結び紐を二つ編んだ。ひとつはドアに、もうひとつは窓に、それをかける。\n「泊めてくれて、ありがとう!」\n明るくなった外は快晴で、太陽はもう真上に昇っている。昨日はじっくり見る余裕がなかったが、目の前の建物はかなり年季が入っており、今にも崩れそうなほどだった。ブリギッドはその建物に感謝を告げ、そして空を見上げた。\n「風と雨にも感謝だね。手加減してくれて、ありがとう——」\n背後で、風が新たに窓にかけた結び紐を揺らし、結びつけた鈴がチリンと鳴る。それは返事のようでも、別れの挨拶のようでもあった。", 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"一年に一度の、この日がまたやってきた。\n毎年1月20日になると、ランドさんは家中を丁寧に掃除する。特に娘の部屋は、必ず隅々まできれいに整える。机からベッドまで、ランドさんによって綺麗に拭き上げられる。娘がほとんど家に戻らなくなっていても、机は新たに塗装され、ベッドにもまっさらなシーツが敷かれる。\n掃除が終わると、彼女は机の中央にある小さな引き出しを開け、中にしまってある一束の手紙を取り出して、ランプの明かりを頼りに一通目から読み返す。それらはすべて、カーリーちゃんからの手紙で、家を離れる際に残していったメモも含めて、全部大切にしまってある。最初の頃の手紙はまだ幼い筆跡で、病気を治療してくれる場所を見つけたこと以外はほとんど何も書かれていなかった。最初の数通には、便せんに涙の跡があった。その跡を目にするたびに、ランドさんも同じように涙を流してしまう。\nやがて、娘の筆跡はしっかりとしてきて、手紙の内容も豊かになっていった。どんな友達ができたか、悪人にどう立ち向かったか、さらにはボリバル以外で見聞きしたことまで綴られるようになった。カーリーちゃんの手紙を読むたびに、娘がほかの人たちとどう関わっているかが目に浮かぶ。くすりとしてしまうような言い回しが随所にあり、カーリーちゃんはやっぱりあの元気で遊び好きな子供のままなのだと実感する。\nしかし、最近の何通かの手紙を読み、彼女は娘がもはや記憶の中のあの幼い子供ではなくなったことを悟るのだった。手紙には、治療を経て感じた思いと、それをきっかけに持つようになった考えが記されていた。ボリバル中、いやさらに遠くまで行き、同じく病に苦しむ人々に楽しさと勇気を届けたい。そして彼らと共に人生と向き合いたい、と。ここまで読むと、ランドさんは手紙をそっと胸に当てた。娘が大人になったことを知り、心からの安らぎを覚えたのだった。\n気付けば、またすべての手紙を読み終えていた。傍らのランプの火は弱々しくなっており、燃料も残りわずかだ。彼女は手紙を大事に片付け、物置部屋へ向かう。娘と同じくらいの年月を重ねた四角い燃料缶を取り出す際に、傍らに置かれた、かつて娘が遊んだ空き缶と「グルグル輪っか」が目に入り、思わず微笑みを浮かべた。娘の部屋を振り返りながら、彼女は待ちわびているものがもうすぐ届くと確信していた。\n「ランドさん、お手紙ですよ!」\n郵便配達の声が外から聞こえる。冬の日の小さな家の中で、母親の胸には染み入るような温かさが満ちていくのだった……", 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"任務LNH****0142で受けたクレームに対する状況説明\n\n五日前、私は任務LNH****0142を受領しました。本件は聖遺物安置所百日記念祭の秩序維持業務の一環にあたります。祭りの出店主が不慮の火傷を負ったため、記念祭委員会に代理出店を申請し、その案件が自分に回ってきました。\n当該の出店は、手作り工芸品の販売を行っていました。任務を完了し、出店物品を返却した際、出店主は落ち込んだ様子で「来場者の中に、自分の芸術を理解する者は一人もいなかったのか」と私に尋ねました。私は、「来場者とは一切交流していないため分からない」と答えました。その公民は激高し、「一つも売れなかったのはお前のせいじゃないだろうな?」と私を問い質しました。私はその質問の意図を測りかね、出店主を宥める必要があると判断し、工芸品を一つ購入することを提案しました。すると相手の気は少し晴れたようで、私のセンスを褒めつつ、「どの品が気に入ったか」「この工芸品についてどう思うか」と尋ねてきました。私は次のように返事しました。\nこの出店で販売されていたのは様々な大きさをした聖遺物を模したオブジェで、現在のラテラーノでは珍しくないものです。教皇庁の新作アーモンドクッキーもこの形でした。それを観察したところ、造形は正確でなく、細部も実際のものとは違い、仕上がりも粗い。私はこれらの工芸品に特に好感は持っていません。購入するのは、別の理由からです。\n私の説明が終わらないうちに、その公民は言葉を遮り、「絶対に訴える」と大声で主張して、その場を立ち去っていきました。\n以上が一連の経緯です。現場にいた執行人複数名も目撃しています。同僚の一人から助言をいただいたため、当日伝え切れなかった真意をここで補足します。\n繰り返しますが、私はこれらの工芸品に特に好感は持っていません。購入するのは、工芸品の一つに施された落書きに気を引かれたからです。出店された聖遺物の模型にはそれぞれ異なる落書きがあり、その作品には「青い雲」が描かれていました。それを見て、雲は本来青くないはずだということを思い出したのです。幼いころ、絵画の授業では同世代の多くが青いペンで雲を描いていました。その疑問について先生に話すと、先生は「君は正しい」とだけ言い、その子たちの絵は訂正されませんでした。私は不思議に思いました。ただ、私の疑問は年齢とともに増え続けるばかりで、その疑問自体をいつの間にか忘れてしまいました。私はしばらくその模型を見た後で、聖遺物に視線を移しました。そこで、今の自分であれば「雲が青でもいい理由」を理解できるのだと気がつきました。\nこの祭り以前に、私は聖遺物安置所に行ったことがありませんでした。前回、聖遺物を目にした際、かの存在はまばゆく赤い光を放ち、何かの答えを演算している最中でした。そして私とアンドアイン・アガタンゲロスがその発光を終わらせました。今や聖遺物は落書きや願掛けにまみれ、作りの粗い工芸品や、アーモンドクッキー、レーザー風船、耐熱グローブやうがい薬の包装のデザインと化しています。かの存在は私たちに答えを示してくれませんでした。私たちは今後も次々と問題にぶつかることでしょう。成長の過程でそうであったように。だからこそ、その模型を買いたいと思いました。これは、疑問に囚われ過ぎるな、そして答えはきっと将来見出せるのだという教訓の象徴となり得るものなのです。\n最後に、その公民の気持ちを落ち着かせるため、教皇庁に聖遺物アーモンドクッキー、一箱の支給を申請しました。審査が通り次第、任務の手順に従い、当該公民へ配達します。", 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"アデルは少々緊張している。\n今日は特別な日だ――彼女は学校が開催した親子交流イベント「ペットレース大会」の参加を申し込んでいた。昨日、アデルがお父さんとお母さんと共に真剣に考えたクリア手順の説明を、ペットである黒い子羊は三回も聞かされた。お父さんとお母さんもこの日のために、ずっと前から休暇を申請していた。普段はあんなに忙しい両親だからこそ、アデルは一緒にいい順位を取りたい。できれば一位がいいな!\n審判へ自分と黒い子羊を紹介したあと、アデルはお父さんとお母さんにうなずいてスタートの合図をした。二人はいつも通りの装いだった。服にはしわ一つなく、メガネもしっかりと鼻筋にかけられている。だがアデルは知っている。お母さんは出かける前に靴の左右を逆に履いてしまったし、お父さんはシャツのボタンを全部掛け違えていた。えっと……もしかして、二人も緊張しているのかな?\nピーッ!ホイッスルが鳴り響き、アデルは第一ステージの所定の位置に立ち、指示を始めた。黒い子羊は順調に輪をくぐり、カーブを曲がってシーソーに乗った。あっ、足を滑らせちゃった!大丈夫、ほんの小さなミスに過ぎない。最後さえ、最後……あれ?待って、ド忘れしちゃった。第一ステージの最後のポーズってなんだっけ?慌てて固まってしまうアデル。指示がなくなったと見るや否や、黒い子羊はすぐさまフィールドを好き勝手に走り始めた。第二ステージのスタート地点に立つお母さんに飛びかかって倒したかと思えば、お母さんを起こしに来たお父さんにもぶつかって転ばせる――もうだめだ!ずっと楽しみにしていた大会が台無しになり、アデルはその場に立ち尽くし、どうすればいいかわからなくなってしまった。\nぷっ!その時、観客席の誰かが思わず吹き出す声が聞こえた。お父さんは何とかして起き上がると、走り回る黒い子羊と落ち込むアデルを見て、もうひと踏ん張りしようと心に決めた――黒い子羊のせいでほどけてしまったネクタイを指揮棒代わりに握りしめ、踊るように手足を動かし黒い子羊をレースに戻そうとする姿は、普段の図書館や研究所に籠もり切った姿と全く違うものだった。お母さんはあたりを手探りしたが、落としてしまったメガネは見つからなかった。ぼやけた視界で、お父さんの必死な姿とようやくレースに戻った黒い子羊を見つけた時、お母さんはまるで貴重な鉱石標本を見つけた時のように嬉しそうに笑った。彼女は立ち上がってワンピースの裾をつまむと頑張って目を細めて前方を見つめ、ふらふらしながらもゴールへと走った。\n「アデル!」彼女は両手を広げて、焦りのあまり泣き出しそうな娘の名を呼んだ。「早くおいで!」\nアデルは少しだけ戸惑って、全力を尽くしているお父さんと、すぐ近くにいるお母さんを見た。二人ともさんざんな目に遭ったのが見て取れるが、同時にとても楽しそうだった。その瞬間、アデルの緊張はふっと消えた。ワンピースの裾をつまみ上げて、両手を広げてくれているお母さんの元へと走り出した。耳元で風の音が聞こえる。こんなに速く、軽快に走ったことはきっと一度もなかっただろう。\n気まぐれな黒い子羊はようやく満足したようで、お父さんの指示通りに最後のポーズをこなしただけでなく、興が乗ったのか素晴らしい前方宙返りまで披露してくれた。観客席から歓声が上がり、アデルはゴールに向かって走り続けた。\n今日は特別な日だ。でも、一位になれたかどうかなんて、アデルはもう気にしていない。彼女はただ笑顔で、両腕を広げて迎えてくれるお父さんとお母さんの腕の中に飛び込んで、この貴重な休暇を満喫するだけだ。\nメェー!自分がみんなの腕の中にいないことに気がついた黒い子羊は、大声で抗議するのだった。", 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"私とエンヤの「初めての出会い」は、実質的に三回あったと言えるわね。\n一回目はあの子が生まれた頃のこと。エンヤはまだ本当に小さくて、あの子にとても良く似たお母さんの懐で丸くなっていたものよ。それはまるで、拓本の如く写し取られた命の延長であるかのようで、愛らしい奇跡そのものだったわ。\nその時、シルバーアッシュ夫妻はあの子のために祈っていたの。幸福と平穏、そして想像しうるすべての善きものがこの赤子に降り注ぎますようにと、心から真摯にね。そしてベッドの向こう側では、エンヤより少し年上の男の子が、頑張ってつま先立ちをしてそれを覗き込んでいたわ。伸ばした指を小さなあの子にぎゅっと掴まれて、男の子は無邪気な笑みを浮かべていたものよ。\n二回目に出会ったのは、巫女の選抜が行われている山道であの子を見かけた時ね。人々の敬虔で謙虚な祈りの中に、エンヤの声が聞こえたの。私はそれを、なんだか興味深く思ったわ。その声に、わずかではあれど他との違いと、一瞬で消えてしまいかねないようなチャンスを感じ取ったから。\nこの雪境では、これほどの怒りと、こんなにも生き生きとした熱い心を持つ者は長らく現れていなかった。だからこそ、イェラグのそよ風はエンヤを包み込んだのよ。あの子がより早く、より良いほうへ進めるようにとね。雪解け水はきっとあの子の鼻先に滴り落ちることだろうと、私にはわかっていたわ。なにしろ、イェラグには未だかつて居なかったような巫女が必要なんだもの。\nそして、三回目に出会った時。私はエンヤの側に立つ侍女長として、蔓珠院の長老の紹介であの子と顔を合わせたの。\n当時、私はもうエンヤをよく知っていたから、親しみに満ちた好奇心を抱いていたわ。けれど、一方のあの子は、丁寧ながらも遠慮がちな挨拶をしてきて、その身体は不自然にこわばっていたの。\nもちろん、エンヤはもとより臆病な子ではないから、その色々な特異性はすぐに顔を出してきたし、私たちも毎日付き合う中で親しくなっていったわ。\nそれからというもの、別れの時が来るまで、あの子はいつも私の手を取っては、色々な質問をしてきたものよ。\nそんな時、私は思わずあの子の母親を思い出したわ。彼女はヴィクトリアから来たフェリーンでね。祈りを好んでいたけど、それはイェラグ人のような崇敬から来る祈りではなく、日記でも記すかのような、生活のすべてを語るものだったの。それに耳を傾ける中で、私は子供たちの成長を知り、彼女の喜びと歓声を聞き、そしてその喜びに潜んだ、必然ともいえる一筋の哀れみをも感じていたわ。いつか、彼女はこう言っていたの。「我らのイェラガンドよ、もし私が去ることあらば、どうか子供たちを導き給え。彼らがこの果てなき大地に一人佇む時、己の行くべき道を見つけ、風雪の中を進めるように支え給え。」\nだけど、祈ったとて、それが必ず実現されるとは限らない。多くの場合、大事なのは人の努力だもの。\n――その後、私がイェラグの辺境へたどり着いた頃に、蔓珠院の改革と巫女の親書についての話が、ようやく野原を彷徨う牧童の元にも届くようになったの。\nすると、その子は不思議そうな顔をして、いくつか疑問を口にしていたわ。「勉強ってなんだろう?僕も行かなきゃダメなのかな?そうしたら、字が読めるようになるってこと?この前会った研究員の人たちみたいに、きれいで大きいお部屋の中で、星を見る方法を研究したりもできるようになるのかな?」って。\nその時、山間の風が、その子の肩にかかった細かい雪を撫で落としていったの。それきり、私は振り返らなかったわ。だって、昔は私の指をきつく握りしめていて、誰かに優しく包み込んでもらわないといけなかった幼子が、ふらつきながらも最初の一歩を踏み出していること、私はちゃんとわかっているもの。\n私がまだエンヤのそばに居たら、きっとあの子は得意げな顔で、「こういう変化は好きですか?」なんて聞いてきたんでしょうね。\nああ、私の大事なエンヤ。柵を跳び越える勇気を持った小さな駄獣のように、誠実な心と決して流されぬ魂を宿した愛しい子。\nその前途は、あなたのために広がっていくでしょう。私の祝福は、永遠にあなたと共に。", 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"冒険の終わりは、決して事務作業の終わりを意味せず、むしろその始まりと言える。\nアステジーニが道中書いたメモや探査記録をデスクの傍らに積み上げて、「無断欠勤に関する始末書」を作成し始めた時、ミュルジスが新たな知らせを持ってきた。\n「エレナ、観測所の入り口に子供たちが何人か来ているんだけど、あなたに渡したいものがあるんですって。」\n「わかりました、すぐ行きます。」\n村人が訪ねてくるのは珍しいことではなかった。というのは、ライン生命はイェラグに到着してすぐ、調査員で組織したチームを複数、地理調査に派遣していたからだ。ゆえに周辺村落が最初の接触先となるのは当然のことであり、彼らと交流を重ねる中で、好奇心の中に漠然とした友情と好意が芽生え始めていた。だが、それはまだあまりに脆く、さらには、堅固なものとなる前にあの天災が襲ってきてしまった。\nその時、人々の間には、対立、恐慌、イェラグの民かそうでないかを重視する考えが広まった。そして混乱の中で、漠然とした好意は急激に変化し、幾度かの浮き沈みを経て、すべてが明らかになった今は罪悪感へと変わっていた。\n「ごめんなさい、お姉さん……」先頭の子供が、彼女の目もまともに見られない様子で、抱えていた箱を押し付けてきた。\nそれは精巧な木箱だった。地元の職人が丹精込めて作ったもののようで、その中はいくつもの小さな四角形に仕切られており、その一つ一つに大きさの異なる鉱石の欠片が入れられていた。その鉱石にはいずれも、手作業で磨いたのだろう粗い跡が残っている。\n「この石は、キミたちが見つけてきてくれたの?」\n「……うん、そうだよ。」その子は、少し気まずそうに頭を掻いた。「お詫びに何かを渡したいと思ったんだけど、何をあげたらいいかわからなくてさ。だって、お姉さんたちは、その……なんでも持ってるみたいだから。」\n「あのね、これは村に来た新しい先生のアイデアなの!」と、先頭の子より少し幼く見える女の子が、思わずといった様子で割り込んで話しかけてきた。「先生はね、お姉さんにとって必要なものとか、好きなものとかをあげたらいいよって言ってたんだよ!」\nアステジーニはその言葉にどう反応すべきかわからず、俯いた。\n教育を受け始めたばかりのこの子供たちは、雪の中や谷川を探索する調査員が必要としているものといえば鉱石だろうと、単純にそう考えたのだ。なにしろ彼らからすれば、山にはそれ以外何もないのだから。\n「あげるもの……間違えちゃった?」一人の子供が、小声で聞いてきた。\n「そんなはずないよ……」先ほど割り込んできた子は、心配そうに顔をしかめながら言った。「大人の人たちが言ってたでしょ?このお姉さんたちは、星を見るためにイェラグに来たって。地上の石は、もともと空の星なんだから、同じものじゃない?」\n「よかったらそのお話、もっと詳しく聞かせてもらえるかな?」それまで黙っていたアステジーニは、子供たちの輪に入っていき、その木箱を抱きしめて、積もった雪を丁寧に払い落とした。「私たち、もう友達でしょ?だから、キミたちの知ってる話が聞きたいんだ。地上の石と、空の星の物語を。」", 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"夕暮れどき、リターニア北部辺境の牧場を青みがかった薄い霧が覆い、そよ風が芝生に散った白い花びらをひらひらと泳がせる。\nトニアは町の薬師の代わりに花を摘み、リラックス効果のある音楽アーツを花びらに込めていた。とても簡単なアーツで、花脈に沿って細やかな符号を刻むことで、風で揺れるとのどかな旋律が響くようになる。彼女はアーツを刻み終わると、しゃがみ込んで花を一本ずつ籠に入れていった。\n同じころ、年老いた駄獣が牧場の柵付近を散歩していた。駄獣は籠に近づいて香りを嗅ぐと、アーツが刻まれた花を一本丸呑みしてしまった。トニアが手を伸ばして阻止するよりも前に、音符がいくつか駄獣の喉からこぼれる。駄獣が何歩か歩いたところ、音が自分の体内から響いたものだと気がついたようで、耳を傾けつつ絶えず鳴き声を上げて、自分の発した奇妙な旋律と呼応しようとする。その動きに合わせて音符が震え、呼吸に沿って旋律となり、緩やかな歩みとともに夕暮れの牧場を移動していった。\n駄獣が近づいてくると、ほどなくして牧獣たちは顔を上げた。落ち着きのなかった動物たちはそろってリラックスし、駄獣の周囲に集まっていく。しかし動物たちの目からは、先導者についていこうという意思ではなく、長らく浸っていなかった雰囲気――風雪が訪れる前の静けさや、雪解けの小川で氷がぶつかり合う音、午後の日差しが注ぐ牧草地で、涼しくもどこかあたたかいそよ風が体を撫でる感触といったものに浸ろうという気持ちが感じられる。群れとなった動物たちを散らそうと割り込んだ牧場の主も、不思議な静けさを感じて思わず足を止めてしまった。風の音、蹄の音、遠くの羽獣のさえずり……全てが緩やかな旋律に撫でられ、柔らかくなったようだった。\nトニアは牧場のすぐ隣に立っていた。早く花を持ち帰り、薬師に渡して依頼を完遂させたいはずだった。しかし彼女はいま、夕暮れの中で拙くもゆっくりと音楽を奏でる年老いた駄獣を眺めている。華麗な起承転結もなく、ただ孤独に零れ落ちるはずだった音と音とがここで巡り合い、あるいは偶然の再会をして、この地の言葉を形作っていく。\n花が奏でる旋律は、本来は風の中で一時的にとどまることしかできない。しかし今日の音符は、駄獣の体の中で新たな旅路を見つけたのだろう。やがて夜の帳が降りると、旋律は柔らかく、より味わい深くなった。そこでようやく、トニアはこの偶然の一曲を収録し忘れたことに気がついた。しかし考えてみれば、花びらに刻んだアーツが駄獣の体内で消えてしまったとしても、一度奏でた旋律は消えることなく動物たちの群れの記憶に残るはずだ。一粒の種が、風の流れや雪の沈黙、そして叢の呼吸に隠れるように。", 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"「議長様、どうか……このささやかなプレゼントをお受け取りください。」\n「スロバーノッカー」にて、ヴィーナの前でへりくだる太った貴族。そのそばで、モーガンは露骨に不機嫌そうに顔を背けている。\n「吾輩は何度も止めたんだよ、ヴィーナ。でも今回ばかりは本当にお手上げだったんだ。」\n「オークタリッグ区の再建事業をお任せくださり、まことに光栄の限りです。」貴族はモーガンを避けながら、へつらい笑いを浮かべてヴィーナに近寄ってきた。「ご自宅には何度も伺ったのですが、ご友人たちに門前払いされてしまいまして、今度こそと。これは私自らお渡しをしなければ、どうにも気が済みませんので!」\nヴィーナの言葉を待たずに、貴族は手にした華麗な飾り箱をゆっくりと開けて、中の「プレゼント」を披露した。\n「パンチングボール……か?」\n形からはかろうじて識別できるが、その「パンチングボール」を前にヴィーナは乾いた笑いを浮かべるほかなかった――本来ならスタンドから吊り下げられ、粗目の布地で縫い合わされる稽古用品であるはずが、この球は深みのある青のビロードに覆われ、ヴィクトリアの金色の紋章が刺繍されている。何より可笑しいのは、その頂部にはありとあらゆる複雑な装飾が取り付けられていることだった。\n「昔はボクシングを好んでいたとお聞きしましたので、ロンディニウムで最も優れた職人にこのパンチングボールを発注したのです。少し私めの発想も取り入れておりまして――このパンチングボールの配色は、議長様が掲げておられる秩序聖球と呼応しているのです。あなたのご意志と我らが国の向かう先が未来永劫一致していることを意味しています。お気に召しましたか?」\n長々と話した貴族は、すでに息があがっていた。彼はネクタイを引っ張って、肥えた自身の首を少しでも楽にしようとした。\n「カスパー伯爵も、ボクシングに造詣が?」\n「もちろんですとも!」伯爵は目を輝かせた。\nヴィーナはまっすぐに空いているスタンドに向かい、伯爵からのプレゼントであるパンチングボールをそこに吊り下げた。\n「ならば、伯爵殿、どうぞ。貴様からのプレゼントだからな、先に使ってみるべきだ。」\n伯爵は戸惑いを見せたが、ヴィーナの勧めに逆らえず、腕まくりをしてパンチングボールめがけて軽くこぶしを振り上げ、当てた。パンチングボールはわずかに何度か揺れただけだった。\n「もう少し力を込めたらどうだ、伯爵殿。」\n「これ以上はいけません!金細工や宝石に傷がついてしまいま――」\n伯爵の言葉が終わるのを待たずに、ヴィーナは拳を勢いよく突き出した。パンチングボールはスタンドにぶつかり、上部にはめられた金の獅子の装飾が一瞬で真っ二つになった。それを見た伯爵の焦りようはひどいものだった。\n一発、そしてまた一発。様々な細かい装飾が、その華麗なパンチングボールからじゃらじゃらと落ちてきた。それは伯爵が拾おうにも間に合わないほどだった。\n「こ……これは大金をはたいたものなのですよ!」伯爵の顔はもはや真っ赤を通り越して紫じみていた。「議長様、たとえこれが気に入らなかったからとて、このような形で私を侮辱せずともよいでしょう!」\n「いいや、カスパー伯爵。私はこのプレゼントがとても気に入った。実用的でない飾りを取り除いてしまえば、これは私が今まで使ったものの中で一番出来のいいパンチングボールだ。伯爵、貴様も同じだ。身に着けた華やかな衣装を取り除いたとしても、貴様が若い頃に都市計画で為した優れた成果の数々を、私はしっかりと覚えている。もし私に用があるのなら、議長の執務室に来ればいい。私は大抵そこにいるからな。それと、プロジェクトの計画書を持ってくることを忘れないように。」\nヴィーナは拳を止めてパンチングボールを見つめた。それは惰性で揺れ続け、金の糸で刺繍されたヴィクトリアの国章もまた、揺れのせいでぼやけていた。\n「秩序聖球が人々に尊ばれているのは、その美しさや気高さによるものではない。我々の先祖が、かつて一つの文明という奇跡を築き上げたためだ。」\n「だが、我々が今生きる時代は、明らかに『奇跡』と呼べるほどのものではない。」\n「だから、このパンチングボールをここに吊り下げ、通りすがりの誰もが拳を向けることができるようにするんだ、伯爵殿。」\n「もしこれが二度と揺らぐことのない日が来るとして。その理由が、人々がこれを尊ぶべきものと考えているからではなく……」\n「彼らが心から認めてくれたから、であってほしいと願っている。ここに描かれた、全てのヴィクトリア人によって形作られる、この国章を。」", 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"「まさかこの木の盾から話を始めるとはね……いいわよ、こいつは一番長いつきあいの親友だわ。同僚にまな板と間違えられたことすらあったっけ、はは。でも、これは私が軍隊で訓練を受けてた頃の装備なの。\n教官のことは今でも覚えてる。他のクルビア人と違って、ものすごく厳しかった。私なんて、突撃しかできないって、いつもダメ出しされてた。教官は言ってたよ、『戦場には人を殺す前衛は山ほどいる、殺すことは、そこでは最も平凡な行為だ。\n戦場で本当に信頼される前衛とは――前に立ってみせることで、仲間にもう何日か生き延びられると感じさせる、そういう奴なんだ。』って。」\n「そして、それからしばらくしないうちに、人生初の実戦が来たわ。あれは陽動作戦だった。敵の怒涛の砲撃を受けて、こっちも予想外の損失を出したわ。」\n「だからこの盾……本当は倒れた戦友の手から拾い上げたものなのよね。あの殿部隊で生き残ったのは私一人だけだったわ……この盾の損傷を見れば、どれだけ激しかったか分かるでしょ。」\n「その戦いのあと、軍は表彰って名目で、クルビアの国旗が刻まれた盾を私にくれた。あれは前衛部隊の支給品よりずっと上等だったわ。残念ながら、それが戦場で使われることはなかったけど。」\n「その後のことは知っての通りだわ。教官になった私は、よくハンクたちのことをイジってた。私のことさえ突破できないなら、戦場に行ってもただの数合わせよ?って……でも、心の中ではみんなが最高の兵士だって思ってた。私にとって、彼らが最初の誇りだった。だから、後になって彼らに特攻命令が下ったとき、私は一瞬も迷わずこの盾をクソジジイの顔面に叩きつけたわ。」\n「それから今に至るわけだけど……ほら見て、これがロドスで特別にカスタムした盾よ。ここの擦り傷はフェンの、あの凹みはビーグルの、この矢の跡はクルースの……今やみんな成長して、戦いっぷりも見違えるようになった。何というか、ほんとに嬉しくてね。嬉しすぎて……ちょっと懐かしくなるくらいだわ。」\n「……まあ、実を言うと、私のやってることは前とそんなに変わらないわ。ただ、今まで味わってきた失敗や苦労を、自分なりにみんなへ伝えてるだけ。でも、それが成功の近道になるわけじゃないわ。だって、これからも数えきれない程の失敗や苦難が待ってるんだし、それにどう向き合うかなんて、他人に教えようがないからね。」\n「だから私にできるのは、何度も言い聞かせることだけ。戦いの目的は敵を倒すことではなく、もっと多くの人を守るためだって――戦場の勝利はいつだって、生き延びた者のものだって。」\n「はい、職務報告は以上。あ、そう言えば前に出した改造案って、まだ承認されないの?実用性に欠ける?いや絶対役に立つって!それに盾の裏にお菓子入れを付けるだけなんだから、大した手間も要らないでしょ!?トレーニング後にあの子たちにご褒美あげたいじゃない!?これが私の指導方針なんだから、ねえお願い!」\n――ジュナーの昇進における職務報告録音より", 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"不遜さや反抗心が薄れることは、芸術家の凡庸化の始まりである。かつては音楽家の頂点に立ち、あらゆる規則に音符で挑戦した天才だったが、今や自らに重い足枷を課している――そう、イーヴェグナーデホールから、いち製薬会社の児童向けピアノ室までの凋落である。いくら筆者が認めまいと拒んだところで、伝説的な音楽家・ツェルニー氏の「芸術的な死」はどうやら不動の事実となってしまったようだ。商業への迎合か、現実との妥協か、それとも……才能の枯渇を象徴しているのか。それはわからないが、氏の最近の作品を聴けば、ほとんどがただのクリシェの繰り返しだと感じてしまう。氏が『夕べの夜明け』に匹敵する驚異的な作品を生み出すことは、もはや難しくなってしまったのだろう。天才の凡庸化は実に嘆かわしいが、同好の士はあまり氏を責めぬよう。\n――『リターニア音楽学会会報』\nツェルニーは再び世論の注目――攻撃的で偽善の声の的となった。批評家たちは、かつてスポットライトに照らされていた、冷徹で辛辣とさえ思えるような尖ったツェルニーを懐古し、現在毎日ピアノを子供たちに教え、教科書に載るような練習曲ばかりを書いている彼はつまらないと考えている。その評判に対し、あどけない教え子たちはいつも憤慨していた。\n「先生のことをそんな風に言うなんて!」授業中、子供は顔を真っ赤にし、演奏を中断してそう叫んだ。\nしかしツェルニーは顔を上げず、ただ教え子が色とりどりの印をつけた楽譜にいくつもコメントを書き込んでいた。「そうですか。では、続けなさい。」その声は落ち着きながらも、疑いを挟む余地がないほど威厳に満ちていた。「このアルペジオは完全に乱れていますし、こちらの三節には力が入っていません。ここからここまでのリズムは……ほぼ全て崩れています。無意味な騒音に耳を傾けるのではなく、指先に集中しなさい――この一週間、本当にピアノを練習したのですか?」\n子供は黙り込んでしまった。\nツェルニーはしばらく口をつぐみ、悔しさに満ちた幼い教え子の顔を見ていたが、やがてふっとため息をついた。\n「真に意味のある評価は、誰かの口からではなく、こういったところから発されるものです。」厳しい教師は、メトロノーム、子供の耳、そして心臓の位置をトントンと叩いた。\n「この安定したリズムが聞こえますか?カチ、カチ、カチ、カチ。誰かの身分、才能、感情、どれをもってしても全く揺らぐことのないものです。これより速いときは速く、遅いときは遅く、間違っているときは間違っています。」\n「ただ事実だけを教えてくれるのです。お世辞を言うこともなければ、弱みにつけ込むこともありません。」\n「求めることは、ひたすら集中し、練習することのみ。」\n「いかなる人間の評価より誠実に、音楽のみに仕えるものなのですよ。」\n「さあ、もう一度弾きなさい!」\n……\n深夜、最後の教え子がピアノ室を後にした。ひとりピアノの前に座るツェルニーは、複雑な楽曲をひとつとして演奏しない。彼はただメトロノームをかけ、カチカチと機械的に繰り返される音に合わせて、白黒の鍵盤に規則正しく真新しい音符を落としている。その音符は、自身の心拍と音楽の脈拍を繋いでいた。", 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"小さな読者さんへ:\nこんにちは。キミが送ってくれた写真は見たし、手紙も読んだよ。キミは運がいい。ちょうどアタシがレム・ビリトンで原稿を書いてるあいだに手紙が届いたんだから。ただ、残念ながら『アスベストスVS双頭鉗獣』はアタシが書いた本じゃない。キミが好きだと言ってくれた『アスベストス、徒手で変異裂獣を引き裂く』もアタシの作品じゃない。どちらも他の誰かがアタシの名を騙って書いたものだ。\nそれから『アスベストス、死の洞窟に挑む』、『アスベストス、血の滝を征服』だけど……編集者に聞いたら、この二冊は確かにアタシの本だそうだ。出版社がアタシの本にこういうタイトルをつけたのには、きっと何か理由があったんだろうな。彼らがそうしなかったら、きっとキミから手紙をもらうこともなかったと思う。それにしても「本を買うと駒がついてくる」っていうプロモーション戦略……前に編集者に「本が子ども向けの市場ですごく人気だ」と言われたときは正直ピンとこなかったけど、今ならその理由がよく分かるよ。\nキミの手紙を読んでから、アタシも「アスベストス・シリーズ」を何冊か買ってみた。海賊版も買ったよ。開いてみたら、正規版でも海賊版でも、特典は駒だけだった。キミの写真に写ってたボードゲームの盤や他の小道具は自分で作ったものだろ?すごいと思う。アタシの本を真剣に読んでくれてるのが伝わってくる。それじゃ、キミの質問にも答えておこう。\nまずは一つ目の質問。「サーミのボレア――つまり極光だが――はどんな色なのか?」。アタシがこの目で見て、本に書いたことがあるのは緑色のボレアだけだが、他の色のものもある。赤、紫、青、全部存在する。キミの友達が正解だ。\nそして二つ目の質問。「サルゴン人は本当に尻尾で鱗獣を釣るのか?」。それは事実だ。彼ら自身の話によれば、鋸歯鱗獣という鱗獣は特にアダクリスの細い尾を好む。それじゃないと釣れないそうだ。これはキミが正解だな。\n三つ目の質問。「双頭鉗獣と変異裂獣ではどちらが強いか?」。これはアタシも分からない。まずどちらも見たことがないし、この二匹は一冊の海賊版の本の中で同時に登場してもいないから、比べようがない。\nそんなわけで、キミと友達の勝負は引き分けだ。キミたちが仲直りするかどうかは、アタシの知ったことじゃない。自分で解決してくれ。それと、友達に「大英雄アスベストスの本をちゃんと読まなきゃダメ」なんて押しつけはしなくていい。読むか読まないかは彼の勝手だ。アタシが旅行記を書くのは、自分の体験や感じたこと、それと見た風景を記録したいからだ。もしキミがその風景を気に入ってくれたなら、自分の目で本当に見に行ってごらん。もしかしたらどこかでばったり会えるかもしれないし、キミの方がアタシよりいろんなものを見ることができるかもしれない。\n最後に、アタシが買った海賊版についてきた「アスベストス」と「双頭鉗獣」の駒を送るから、詫びのしるしとしてその友達に渡すといい。もし本当に仲直りしたいなら、「自分の方が正しい」と証明するより、もう一度、一緒にゲームを楽しんだほうがいい。\nそれと、返事は送ってこなくていいよ。明日にはクルビアへ出発するから、もう受け取れないんだ。", 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"蒼白い光がシャレムの顔を照らし、映画のタイトルが目の前に浮かび上がる。このホラー映画は、前列の観客たちに思わず息を呑ませ、場内全体に恐ろしい静寂をもたらした。彼は手の中の半券を軽くいじりながら映画を観ている。この『荒夜の夢』という映画は低予算ながらも話題性十分で、彼もポスターに惹かれて、上映初日に映画館に足を運んだ一人だ。物語は、主人公のもとにいくつかのビデオテープが届くことから始まる。そこには、自分と妻が撮影した奇妙な映像が残されているが、主人公にはそれらを撮った記憶がない。テープは次々と送り付けられ、最後の一本には妻の死が記録されている。その映像を見終わった直後、妻は本当に浴室で倒れて死んでしまう……\n全編を通じて編集はまとまりがなく、意味不明なシーンの切り替えには観客の一部から不満の声が上がり、途中で退席する者までいた。最後のビデオテープは何度も繰り返し再生され、女性が殺される場面が幾度も映されることで、死のインパクトはどんどん薄れていく。それに比べて、彼と共演してきた人々は舞台の上で、たった一度きりの死を真剣に演じていた。\nシャレムにとって、この映画は退屈だった。血糊の色はリアルではなく、主演男優の表情は硬すぎる。妻役の女優は大げさすぎて、その叫び声は耳に痛いほどだった。\n映画と演劇は違う。映画なら納得いくまで何度も撮り直せるし、観客はNGシーンなど知ることもない。だが舞台の上でミスをすれば、それは取り返しがつかない。命と同じで、一度失ったら、もう二度と戻らない。\n彼にとって演技とは、こういうものではなかった。過度な誇張も、逆に抑えすぎるのも間違いだ。演技は人生の模倣なのだ。本当に死の恐怖を味わったことがなければ、死に怯える演技はできない。本当に殺意を抱いたことがなければ、殺人者の姿を形作ることもできないのだ。\n誰かが虚構の殺人を何度も撮り直すその一方、彼が舞台に立つときは、たった一度だけ本物の殺人を演じる機会が与えられる。その舞台の感情に酔いしれ、沈溺した記憶がある。演技は彼の仮面であり、彼の真実でもあった。\n映画のラストはひどいものだった。すべての謎は結局「主人公の夢だった」として片付けられた。夢なのだから論理も何もない。起きていないはずのことがビデオに映ってもおかしくはない。エンドロールが始まる前に観客たちは一斉に立ち上がり、その場を去っていった。\nだが、シャレムは座席に残り、スタッフの名前がスクリーンに流れてくるのを眺めていた。\n「人は本当に、自分のやったことをすべて覚えているのだろうか?」\nすると突然、閑散とした上映室に独白が響く。見ると、無罪判決を受けた主人公がベッドに座り、ビデオテープをいじりながら、画面の中で不気味に微笑んでいる。\n「覚えているさ。そして、その記憶は一生ついて回る。」\n上映が終わり、古びたスクリーンから光と影がすうっと消えた。シャレムはチケットの半券を強く握りしめ、無意識のうちに爪を食い込ませ、手のひらには血の滲む赤い跡が刻まれた。\nこの半券はきちんと伸ばしてからチケットホルダーに収めておかないといけないと、彼は思った。", 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"「警官さん、ある人に甘口醬油煎餅を土産にする約束をしているんだ。近くの商店街にもう一度寄らせてくれないか?」\n「迎えの車が来るまで、今晩はこの警察署で大人しくしてもらいたいんだが。」\n「迷惑はかけないと約束しよう。」\n「……ならさっさとしろ。」\n\n数時間後。\nホシグマは交差点の近くにあった石に腰かけて、両手は空っぽのまま、行き交う車を眺めていた。\n仁田街を隅から隅まで探した結果、様々な種類の創作菓子を発見することはできた。しかし記憶に残っている、どこにでもあったはずの煎餅だけはついに見つからなかった。\nやがて日が暮れると、息も絶え絶えな若い警官が二人、ホシグマに向かってまっすぐ駆け寄ってきた――彼らは半日もかけて彼女を尾行していたのだ。もう煎餅は見つからないということで、ホシグマはこれ以上探すことを諦めた。\n発車したパトカーに揺られながら、ホシグマはゆっくりと過ぎ去っていく窓の向こうの景色を後部座席から眺めていた。\nよく知っている街だった。二十年前のここは低い平屋が並んでいて、彼女は兄弟たちとよく朝まで飲み明かしたものだ。どの店が美味しかったか、どの居酒屋が安かったかなど、今でもはっきりと思い出せる。しかしどの店も、いまやすっかり変わり果ててしまっていた。かつては子供たちがボールを蹴っていた泥だらけの空き地も、いまや無数の高層ビルに挟まれた細い通路となっている。\n思い出がだんだん薄れていくにつれて、ホシグマはふと馴染みのある香りをとらえて我に返った。\n「二人とも、少し待っていてくれ。」\n警官が反応するより早く、ホシグマはパトカーを出た。鋭く鳴り響くサイレンを背中で聞きながら、彼女は香りのする方へと駆け寄っていく。その先には、古びた小さな煎餅屋があった。\n「甘口醬油煎餅を三つ、持ち帰りで。」\n「あいよ。」\n簡単な返答に、慣れた手さばき。すぐに熱々の煎餅がホシグマの手に渡った。\n「この辺の人かい?あんたみたいに、普通の煎餅を注文する人は久しぶりだよ。」\n「友人が好きなんです。」\n「そいつはもったいねぇ。焼きたてが一番うまいってのにな!」\n「であれば、次は友人と一緒に食べに来ましょう。」\n「ありがとよ。でも、残念ながらもう無理かもしれんなあ。大家さんがここを不動産屋に売っちまったから、もうこの辺は来週あたりに取り壊されるはずだ。」\n「でしたら……別の所で店を?」\n「いや、もうやらんよ。この店を見てみな、ワシと同じくらい歳を食っちまった。もうそろそろいい頃合いだろう。」\nホシグマは汚れた壁を見上げると、そこに貼られたポスターに目を奪われた。\n「……この張り紙は?」\n「誰が貼ったか知らんが、指名手配さ。かなり昔のことだが、あん時は街じゅうビビってたもんだ……つっても過ぎたことだし、もしかしたらこいつもとっくに捕まってるかもな。ここが取り壊しになったら、よけい誰も気にしなくなるだろう。」\nホシグマは指名手配のポスターをじっくりと眺めた。写真はもうあまりよく見えなくなっている。\n「もしこのポスターが不要なようでしたら、いただいても構いませんか?」\n「こんな紙切れを?……構わんよ、欲しけりゃ自分で剥がしな、捨てる手間が省けるってもんだ。」\nホシグマは壁に貼られた指名手配の張り紙を丁寧に剥がし、折りたたんだ。そしてしばらく黙り込んでから、顔を上げて――\n「煎餅をもう一つ。店内で食べますので、味濃いめで。」", 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"「いつになったらアークトス様は新しい狩猟道具を配給してくださるんだろうなあ……ってジョアンナ、まだ親父さんに昔作ってもらったバネ式の罠を使ってるのか。それで、最近調子はどうだ?獲れた分だけでちゃんと食っていけてるか?」\n「何言ってんだ。ジョアンナの腕はお前なんかより何倍も上なんだから、心配はいらねえよ。罠もクロスボウも古いのばかり使っちゃいるが、しっかり獲物を仕留められるんだ。新しい武器をくれだなんて喚いてないで、まずは腕を磨きな。」\n「腕を磨けって言われてもなあ。今から練習したって、ジョアンナの腕前に追いつく頃には、山の動物はみんな逃げてるさ。それじゃなんの意味もないだろう。」\n「道路舗装とか鉄道開通の影響がずっと続くってわけじゃねえだろうよ……だけどいっそこれを機に、麓に引っ越すってのもありかもな。最近じゃハンスの爺さんも息子夫婦と街に移ったって聞いたぜ。」\n森に響くようになった列車の轟音や、どこまでも続く平坦な道路、そしてその道で結ばれた華やかな街について、村人たちは会話に花を咲かせていた。一方のジョアンナは、その横で古いバネ式の罠を丁寧に調整していた。長年使い古してきたため、鉄の歯には摩耗した痕跡が入って黒ずんではいるものの、仕掛け自体は問題なく作動する。彼女は会話に加わることなく黙々と罠を締め直し、指先でバネを押して噛み合いを確認する。そうして村人たちに手を振って、今日の狩りに出かけていった。\n日が暮れる頃、一面の雪景色にひとすじの細く浅い跡があり、その上で雲獣が震えながらうずくまっていた。ジョアンナが仕掛けた罠のすぐ近くということから、餌の匂いに誘き寄せられたことが伺える。しかし、これほど小さな雲獣がひとりでこんな場所に現れるなど、本来ならありえない。まだ生えきっていない体毛、細く弱々しい爪……どう見ても仲間とはぐれた幼獣だ。前に進もうとあがいてはいるが、冷たい風が吹きつけるたびに身体を丸めている。\nジョアンナはしゃがみこみ、ひとまず罠を片付けた。幼獣を捕まえようとはせず、いつも持ち歩いている干し肉を少しだけ割って、雪の上にそっと置く。もし誰かが助けない限り、この小さな雲獣は今夜を越すこともできないだろう。ジョアンナは震える小さな生物の姿を見つめながら、言いようのない切なさに心を締めつけられていた。\n今頃、父ちゃんは駅から帰っているかもしれない。ジョアンナはふと考えた。いつか自分の家も、山の麓に移る日が来るのかもしれない。いつか父ちゃんも工芸品工場の人たちに同意して、工場でイェラガンドの神像を彫ることになるのかもしれない……神像は止むことのない風雪にさらされながら、今もしっかりと立っている。父ちゃんが作ってくれたバネ式の罠もまだまだ使える。新しい道具や環境が手に入らなくとも、問題なくやっていけるだろう。でも……社会は日進月歩発展しているはずなのに、皆の手元に残るものがどんどん減っているのはどうしてだろう?そんなことを考えながら、ジョアンナは小さな雲獣を抱き上げて懐にそっと入れた。雲獣が彼女の胸元にぴったり体を寄せると、雪のついた細い毛先が触れて、その冷たさに胸が痛む。彼女の胸の中で、弱りきった幼獣はいくらか落ち着いたように見えた。\n「今日はここまでだ。また明日みんなと狩りに出よう?きっとなんとかなるはずだ。」胸の中から、かすかな心臓の鼓動が伝わってくる。しんとした雪道が、足元からどこまでも続いているように思えた。", 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"あなたはケガをした。\n書類をめくったとき、紙の端が実にいやらしい角度であなたの皮膚を切り裂いたのだ。\n大したケガではない。あなたはそれに気づきさえしなかった。\nMon3trが資料の束を抱えて入ってくるまでは。\n最初、彼女は動きを止め、オフィスを見回した。何か異変を感じたようだった。\nそして彼女があなたの手首を掴み、ペンを取り上げ、手のひらを返したとき、あなたはようやく彼女と共に人さし指の傷跡を見つけた。\n傷は浅く、出血もわずかなものだった。あなたの自然治癒力はすでに働き始めている。絆創膏でも貼って、一日もすれば塞がるだろう。\nだが目の前の医療顧問は、明らかにそうは考えていなかった。\nこれまであなたの診療はほとんどケルシーが担当してきたため、Mon3trはあなたの身体状況を詳しく把握している。もっと酷い外傷も、ケルシーは対処してきた――ときには包帯で、ときには修復ゲルで、ごく稀に治療銃で手当てすることもあった。\nだが今、彼女はどうすべきか?\n誰も彼女にその答えを教えてはいない。\nMon3trはあなたの手を握ったまま、しばし考え込んだ。その表情から、あなたは彼女が何を考えているかを察した。ここで助け舟を出さなければ、彼女はあなたを背負って石棺を探しに行きかねない――と。\nあなたは傍らの救急箱を指さした。そこには基本的な医療ニーズに対応できる備品が入っている。\nMon3trはそこへ「移動」し、救急箱から使えそうなものを「捜索」して「選出」し、それらを「使用」してあなたの手当てに取り掛かった。ほっとした彼女は正確に指示された「コマンド」を遂行したのだ。\n綿棒で消毒を済ませると、彼女はやさしく、手際よく絆創膏をあなたの指に貼った。それが終わると、彼女は両手であなたの手を包み、ブツブツと何かを小声で呟いた。そして、あなたの手のひらをぽんと軽く叩くと、早足にオフィスを出ていってしまい――あなたは彼女に礼を言いそびれた。\n……\nこれで一件落着だと、あなたは思っていた。だが、十二時間後、あなたがヘルメットを被って新規区画の建設を視察していたとき、彼女は突然あなたの隣に現れ、絆創膏を切り裂いた。\n傷はもう、うっすらとした痕跡しか残っていない。それでも彼女の不安は晴れなかったらしく、新しい絆創膏があなたの手に握らされた。\nさらに十二時間後。コーヒーを淹れていると、通りがかったMon3trがあなたに手を振った――もちろん、その行為には挨拶以上の意味が込められている。それを汲んだあなたも彼女に手を振り、すっかり治った指を見せる。こうすれば、あなたも彼女も安心して夜を過ごせるはずだ――\nあなたはそう思っていたが、一口目のコーヒーを飲む頃には、彼女はあなたのそばに腰を下ろしていた。\n「まだ痛むか?」\nあなたは首を振り、傷ついた場所を彼女に見せた。さらに、彼女の心配を徹底的に取り除くべく、傷ついたところを指で強くこすり合わせて見せた。\n「だが記憶によると、血が出るととても痛いはずだ。それはどんな感覚なんだ?」\n困惑する彼女を見て、あなたは別のやり方で彼女の知識欲を満たすべきだと悟った。\n今回の痛みはどの程度のものだったのか?その質問に答えるために、あなたは彼女に手を差し出してもらい、人さし指を爪で強めにひっかく。そして、彼女からの質問をそのまま返した。\n痛むか?\n答えは、もちろん「痛くない」だった。Mon3trはむしろ少しくすぐったそうに指をかいた。これで彼女の不安はすっかり取り除かれたようで、彼女は少し奇妙な口調で、「体に少しでも異状があったら、最優先で私に報告してくれ」と、あなたに釘を刺した。\nあなたはもちろん了承し、感謝の印として、彼女に簡素だが美味しい夜食をご馳走した。", 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"「この言葉の意味は……『故郷』。」\nパプリカはざらついた黒板に単語を記す。背後の子どもたちは目を丸くして、並んだ記号の組み合わせを見つめながら次々に復唱するが、発音はどれもおぼつかなかった。\n「うーん……違うっすね。」\nパプリカはもう一度丁寧に繰り返した。今度は意図的にゆっくりと発音してみせる。ようやく何人かの子どもが、すべての音節を正しく発音できた。\n「『故郷』ってなに?」と、幼い声がたずねる。\n「そうっすね……」パプリカは少し考えてから続けた。「『故郷』っていうのは、うちらが暮らせる場所のことっす。家族や友だちがいて――」\n「あとばくだんと、くうしゅうも!」\n「ち、違うっす!戦争は故郷の一部じゃないから!」パプリカは慌てて手を振って否定する。\n「うーん……想像できないや。」\n子どもに教えるのがこれほど骨の折れることだとは、パプリカは思ってもみなかった。彼女は周りを見回し、この概念を直感的に説明できる手立てを探そうとした。\nその時ふと、棚に掛かった刺繍画に目が止まった。\n「そうだ!たとえばこれ――こっちはみんなで整列して、救援の食糧を受け取っている場面。それからこっちは議長が演説している場面……こういう見慣れた光景のおかげで、みんなが一つにまとまっているっす。これらはどれも『故郷』の一部分っすよ。」\n「なるほど!」刺繍画を見ながら、子どもたちは口々に最近の出来事を語り始める。\n「いいっすね!じゃあ、この言葉の意味がわかったところで……前に教えたとおり、刺繍でみんなが思う故郷を表現してみよっか!」\n「はーい!」\nパプリカが言い終えるや否や、子どもたちは針と糸を手に取り、刺繍枠の上で思い思いに創作を始めた。\n待つ間、パプリカはそっと一人の少女のそばへ歩み寄る。さっきから気になっていた子だ。彼女の瞳には、かすかな憂いと戸惑いが宿っていた。\n「カリヤ、順調っすか?」\n不意に声をかけられて、カリヤはびくっとした。彼女はうつむいたまま、パプリカと目を合わせようとしない。\n「わ、わたし、やっぱり『故郷』が何なのかわからないの。パパとママはヴィクトリアへ行ったきり、帰ってこないの。それに、くうしゅうのときも、たくさんの人がカズデルからいなくなって……」\nパプリカはカリヤの小さな手を握り、刺繍枠にある画に目をやる。まだ半分ほどしか出来上がっていないが、一筋一筋がとても丁寧に縫い付けられている。\n「綺麗っすね……何を描いてるのか、教えてくれない?」\n「わたし、ニンフ姉ちゃんが話してくれた物語を描きたいの。ずっと昔のカズデルでは、みんなが焚き火のまわりで歌って踊ってたんだって。」少女の声は次第に小さくなる。「それがパプリカ姉ちゃんの言ってた『故郷』なのかなって。でも、ニンフ姉ちゃんもいなくなっちゃった……やらなきゃいけない大事なことがあるのはわかってる。でも……みんな最後にはここを出て行っちゃうんだよね?」\n「うちは出て行かない。」\n少女の迷いに満ちた瞳に、ほのかな光が宿った。\n「カリヤもきっと出て行かない。それに、えっと……議長?議長だって、きっとそうっす。」パプリカは少女の目を見ながら続けた。「それに、カリヤの言ってたあの姉ちゃんは、きっと今もうちらの故郷のために走り回ってる。いつか、サルカズはみんなこの土地に戻ってくるっす。」\n「……ほんとうに?」\n「うん、本当っす。だってここはカズデル。うちらが生きてる場所なんだから。」", "typeIcon": "xah-x", "typeName1": "XAH", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4071_peper", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_peper_1", "uniequip_002_peper_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31094", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30014", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30104", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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晴れ\n私を部族の集落へ案内した隊商のリーダーは村長の知人で、家に真作の絵を所蔵している部族民を紹介できると言った。\n紹介されたのは、集落の外れで一人暮らしをしている老婦人だった。彼女は外部の人間を警戒しているらしく、村長が私を大都市から来た学者だと紹介し、最も貴重なパピルス絵画を見せてほしいと頼むと、ひどく躊躇した。私は博物館の収蔵庫でパピルス絵画を一枚見たことがあり、あれこそがこの世で最も美しい作品だと感じた、と伝えた。村長は、彼女の持つものこそ真に希有な絵だと主張したが、私は信じないふりをした。このやり取りが彼女のプライドを刺激したのか、彼女はベッドの下から布で厳重に包まれた箱を取り出した。\n幾重も重ねられた布を解きながら、彼女は語った。この絵は祖母が亡くなる際に彼女へ遺した、唯一の形見の品なのだと。当時から祖母は絵を箱に入れており、彼女がそれを受け取った後、布で丁重に包み保管して三十年になる。その間、彼女は絵を傷つけることを恐れるあまりに、箱から取り出して鑑賞することすらしなかったという。だが、東南の草原に吹く季節風は湿気を帯びている。彼女が住む草ぶきの家の過酷な環境を見て、私は胸騒ぎを覚えた。そして、彼女が箱を開けた瞬間、予感は現実となった。パピルス紙を保存するには、乾燥した環境が不可欠だ。博物館では恒温恒湿の収蔵庫で管理されている。対して、この老婦人の家では、湿気がカビを繁殖させ、彼女が入念に包んだ布が箱の通気性を悪くして、カビの成長をさらに促している。今や箱の中の紙は完全に黒い粉末へと化し、そこに存在したであろうこの世で最も美しい絵は、痕跡すら見えなくなっていた。\nその場にいた全員――老婦人、村長、隊商のリーダー、そして私――は呆然とした。私はどうしていいか分からなかった。およそ三十秒ほど経ったあと、老婦人はようやく張り裂けるような悲痛な叫び声を上げ、私たちを家から追い出した。私は彼女を慰めようとした――見たところ、その箱も年代物で、貴重な骨董品である可能性があると――だが、彼女は誇りをすべて失ったかのように箱を家の外へ投げ捨て、「絵がなければこの箱にも意味はない、もういらない」と言い放った。そして、忌々しい好奇心とその骨董品とやらを抱えてとっとと失せろ、と吐き捨てた。\n彼女の言葉の真意は分からない。だが、どこか理解できる気もした。私は彼女が不憫でならなかった。その悲しさは、貴重な文化財が損なわれるのを目にするに勝るものだった。\nP.S.結局、箱は村長に預けることにした。彼女が冷静さを取り戻したあと、祖母の形見が少しでも彼女を慰めてくれるかもしれない。\nP.P.S.その木箱は実用的に見えたので、村で模造品を一つ買い、旅の途中で手に入れた記念品を収める容器として使うことにした。", "typeIcon": "xah-x", "typeName1": "XAH", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4139_papyrs", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_papyrs_1", "uniequip_002_papyrs_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31024", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31034", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30054", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"「ナスティ主任、主任はライン生命に入ってから、たった半年でエンジニア課の主任になったそうですね。本当なんですか?」\n「三ヶ月だ。」\n「三ヶ月で?そんなこと……」\n「正確に言えば、私が入ってから、ライン生命はエンジニア課の立ち上げに本腰を入れ始めたのだ。ミュルジスやフェルディナンドたちの山積みの計画書に、エンジニアリングのサポートを行うためにな。だが私は身分が特殊なうえ、創設間もないライン生命はすでに多くの注目を集めていた。そう考えれば、経歴不明のサルカズが仕事に集中できるまで三ヶ月しかかからなかったのは、確かに早いと言えるだろうな。」\n「適性審査とかですか?」\n「マイレンダーにいる同胞が、裏で手を回してくれたようだ。もっとも、私は後から知ったのだが。」\n「所在を隠すのは大変だったのでは?」\n「給湯室の噂話を聞きすぎたようだな。こんな時間の無駄でしかない定例面談が長引くほど、私がこれから『所在を隠す』のに必要な時間も長引く。この若い会社、ひいてはこの若い国は、絶えず古の秘密から養分を得ているのだから。」\n「大変申し訳ありません、ナスティ主任。私、ちょっと緊張してて。てっきり今回の人事課定例面談を断られる、あるいはミュルジス主任の時みたいに、適当にあしらわれるんじゃないかと思ってました。あの時は、話が半分ほど進んだところで、ようやく向かい側に座っているのが水の分身だと気づいたんです……」\n「これらにそのような機能はない。」\n「これら?ああ、足元にいるロボットたちのことですか。人事課が実施したアンケートによると、この子たちに興味を持ってる社員も多いみたいで……なんていう名前ですか?」\n「『枝状全構成複合型精密作業ロボット』だ。個体ごとに異なる八桁のコードで、対応する作業範囲を区別している。構成の中心には私の呪文が刻み込まれているから、私の指示を支障なく受け取ってくれるんだ。」\n「つまり、ナスティ主任はこの子たちの母親みたいな存在ということですか?」\n「それは違う。これらは私の思考通りに動くだけで、私自身と同様に、工事に投入されるネジやレンガのようなものに過ぎない。それに、命を持たないものに対して、そのような尊い感情を軽々しく注ぐべきではないだろう。」\n「……」\n「もう大丈夫よ、無理に話題を振らなくていいわ。面談の続きは私がやるから。」\n――ライン生命人事課の録音より抜粋\n\n神に感謝します。私のせいで会議室の空気が凍てついた深淵に落ちる前、ヤラ主任を遣わせてくださいました。\n正直なところ、スケジュールの調整がいくらか難しいということを除けば、ナスティ主任はそれほど話しにくい相手ではありません。ただ仕事や効率を重要視されているだけで、もう少し気楽にいてもよかったんです。\n二人の主任の話は、すぐにクリステン統括のことへと移っていきました。ヤラ主任は遠回しに統括の行方を探っていたようです。\n「ヤラ、これが面談の本来の目的なんだろう?」会話はまだ続いていましたが、ナスティ主任の声色が珍しく少し和らいだように聞こえました。「君が多くを知ることをクリステンは望んでいない。そして私も彼女がそう考える理由を理解している。だから、君に教えられることはない。」\nどうやら、もう彼女に謝る機会はなさそうです。\n――人事課職員ジェニファーの補足説明", "typeIcon": "cra-x", "typeName1": "CRA", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4212_nasti", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_nasti_1", "uniequip_002_nasti_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30135", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"レイエーラがサンドビーストを初めて目にしたのは、ある苦しく長い冬のことだった。間欠泉は五ヶ月ものあいだ一滴の水も噴かず、荒野からは動物の姿が消え失せていた。巨大ハガネガニを相手にすることを極度に恐れた狩人たちは、最終的にはやむを得ず、サンドビーストの棲む砂丘へと狙いを定めた。\n老練な狩人でさえ、自然の砂丘とサンドビーストの巣穴の入口を見分けるのは難しい。そして、たとえ入口を見つけても、サンドビーストを引きずり出せるかどうかは運次第だ。狩人たちが砂地に頭を突っ込んでいる間、枯れたサカビンノキの下で、レイエーラは一匹のサンドビーストが背びれをそっと揺らしているのを目撃した。サンドビーストは慌てることもなく、歯の間から逃げようとする小さな鼷獣を舌で絡め取り、満足げに木の根で蹄を研いでいた。まるで、目の前の騒ぎなど自分には無関係だと言わんばかりに。レム・ビリトンの荒野の長い冬が狩人たちにとってどれほど恐ろしくとも、サンドビーストにとって、それはいつもの季節のひとつに過ぎないのだ。\n幼いレイエーラには、人々を飢えから救うために、目の前のサンドビーストの肉がどれほど重要かが理解できていなかった。ただその瞬間、彼女は見たこともない小さな生き物に、抑えがたい畏敬の念を覚えた。その日、彼女は誰にもサンドビーストを見たことを打ち明けなかった。\nレイエーラがサンドビーストを再び目にしたのは、薄暗い掘っ立て小屋の中だった。大小の鉄の檻が通路以外の空間を所狭しと埋め尽くし、金属を引っかく音は荒野の風より耳障りに響いていた。かつて彼女に畏敬の念を抱かせたあの動物が、何百匹と鉄の檻に閉じ込められている。レイエーラは好奇心を抑えられなかった。サンドビーストたちは鼷獣を捕まえる手助けをしに来たのだろうか?それとも土を柔らかくする手助けをしに来たのだろうか?もちろん、どちらでもなかった。毛細血管が張り巡らされたサンドビーストの背びれは、坑内のガスに毒があるかどうかを見分けるための、使い捨ての試験紙のように扱われていたのである。\n今回、レイエーラは声を上げた。この動物を見たことがある、この動物に何ができるかを知っている。そう訴えた。\n「でもこいつらは、背中に背びれを生やしているだろ?」オーナーはそっけなく答えた。サンドビーストに何ができるかと、どんな居場所が与えられるかは、まったく関係がないと言わんばかりに。レイエーラは言葉を失った。その後、あの長い冬を越えられずに埋葬された家族のことで父がどのように彼女を叱ったのか、もうはっきりと思い出せなくなった。\nだから何年も後になって、鉱山探査員となったレイが親切な採掘場の管理者から「能力証明」と記された厚紙を受け取ったとき、彼女は相手が彼女を救おうとしていることに気づかなかった。辛うじて、レイはそこに書いてある文言を読み解くことはできた。自分がどのような能力を持っているかを証明するものだった。だが彼女には、この紙が何の役に立つのかが分からなかった。家に戻ると、サンドビーストがまた自分の小屋の屋根を噛み破っていた。それを見て、彼女はもらったその紙を二つに折り、糊で丁寧に壊れた小屋の屋根に貼り付けた。\nその紙が彼女をどこへ連れて行ってくれるものだったのか。それを知る機会は永遠に失われた。しかし彼女は知っている。サンドビーストの小屋にはまた頑丈な屋根ができ、夜に風邪を引くことはないであろうことを。サンドビーストの来週の餌や、来月の毛玉除去剤のことは、またその時に何とかする。\n少なくとも、朝霧をはらむ風が、明日の朝も彼女に進むべき道を示してくれるだろう。", 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"トリマウンツからミナトハマイへ戻るには、少なくとも三ヶ月以上かかる。初めのうちは傭兵団の車両に同乗できたためまだ順調だったが、クルビアを出てからが厄介だった。結局、国境の町で五、六日ほど滞在した末に、ティティはようやく条件に合うキャラバンを捕まえることができた。\n数日もしないうちに、ティティはキャラバンの隊長と仲良くなった。彼女はイナムと名乗る、深い褐色肌のリーベリで、ティティが一人で旅をしていることや、これまでの経歴に興味津々な様子で尋ねてきた。\n「サルゴン人がクルビアに留学するだけでも珍しいのに、マイナーな専攻を学んで、卒業後はまたサルゴンに戻るだなんて……いったいどういうつもり?」\n「うーん……確かに卒業する時、クルビアの博物館からもオファーがあったわ。でもなんとなく……やっぱり、私の居場所はサルゴンだと思ったの。それに、あっちには誰より大切な友達がいるから。」\n「でも、そのお友達とも四、五年は会ってないんでしょう?」\n「私たちは小さい頃からずっと一緒に過ごして、お互いにいたずらを仕掛け合ったり、誰かがこっそり遊びに出る時は口裏を合わせたりしてたし、私がクルビアに来てからもずっと連絡は取り続けてたの。ペペっていう子はいま考古学者になってて、南のほうで発掘現場の指揮を取ってる。アナトっていう子はお父さんが敷いた道の上を歩いてるんでしょうけど、いつか絶対に束縛を振り切って、自分のやりたいことを叶えにいくって信じてるわ。だって、あの子は『遠くの景色を見てみたい』って、ずっと旅をしたがってるのよ。」\n「あなたたちは、みんなしっかりした目標を持ってるのね。」\n「あの二人はそうだけど、私は……家族からはよく『砂丘みたいな心をしてて、風が吹くとすぐに形が変わる』って言われてきたわ。クルビアへの留学だって、思いつきで決めたようなものだし。でも、強いて言うなら……」\nティティは今でも、父親の葬儀が行われた夜のことを鮮明に思い出せる。全ての参列者を見送ったあと、母は休むためにその場を離れ、ティティだけが父親の書斎に取り残された。父親がいつも座っていた、空っぽの椅子。その時になって初めて、見慣れたはずの本棚が、これほど恐ろしいものだったのかと気づいた。どの棚も本でぎっしり埋め尽くされ、今にも部屋の真ん中で呆然と立ち尽くす自分に倒れかかってくるように思えた。\nちょうどその時、誰かが窓を叩く音が響いた。それはこれまで何度も聞いてきた、彼女が友人たちと決めた秘密の合図だった。\nすると、ペペは慣れた手つきで窓を開け、壁をよじ登って書斎に入ってきて、次いで外で待っていたアナトを引っ張り上げた。つい先ほど、母親が二人とその家族を見送ったばかりだというのに……ティティは驚いた表情で二人の顔を見た。\n「ティティ……さっき何も食べてませんでしたよね?食べ物を持ってきましたよ。」アナトは太陽のパンを二つ取り出すと、ティティとペペにそれぞれ手渡した。「はい、ペペも。」\n太陽のパンには、ティティが一番好きなオレンジのフィリングがたっぷり挟まっており、その甘い香りで、彼女はようやく自分が空腹だったことに気づいた。そしてティティが一口齧ったのを見てから、ペペも安心したように口をつけ――直後、眉間に皺を寄せた。\n「ねぇ、アナト!私のパンに何を入れたのかな!?」\nいたずらっぽく笑うアナトを見て、ペペは彼女を追いかけ回し始めた。どこか大げさで、いくらかわざとらしい二人。その様子を見ているうちに、二人の笑い声に包まれた書斎が、いつもの温もりを取り戻したように思えた。\n「私、二人が夢を叶えるのを手伝うことにするわ。そうすれば……私自身の夢も見つけられる気がするの。」", "typeIcon": "inc-x", "typeName1": "INC", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4056_titi", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_002_titi_1", "uniequip_002_titi_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 60, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 100000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30165", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 120000, "type": 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"「親愛なるリディアへ。帰郷が近づいてきて、そわそわしてるのかしらね。最近、花園であなたに草花の見分け方を教えてた頃のことをよく思い出すようになったの。今になって思うと、あなたが全く興味のなかった植物の名前を無理に覚えさせるべきじゃなかったわね。でも恥ずかしいことに、香りが役に立たない時もあると知ったのは、アテヌスを離れてずいぶん経ってからなの。」\n「ロドスの療養庭園はあの花園に似てて、アテヌスの香りがここまで続いてるような錯覚を与えてくれる。でも、実際に戦場に立つと気づかされてしまうの。粗末な野外病院であらゆる手当てを尽くしたあとは、私にできることなんて兵士に安らぎを与える香りを調合することだけだって。どんなに濃厚な香りであっても、硝煙や血、千切れた身体が腐っていくにおいを覆い隠すことはできないのにね。」\n「そして、鉱石病もまた、私に無力さを突きつけてくる。自分が感染した時のことは、もうあまり覚えてないわ。あの時は、ただあなたに貴重な植物を持ち帰ってほしい一心だったから。でもロドスで鉱石病に苦しむ多くの人を見てると……これまでのことを悔やんでるわけではないけど、私と同じ苦しみを他の誰にも味わってほしくないと思うの。」\n「調香は今も私にとって大切なことで、私と他の医師との違いでもあるわ。私はこれからも、ミノスの植物学の伝統を探究し続ける。アソプルー家を引き継ぐかどうかは関係なく、ね。だって、私がこれまで人生をかけて追い求めてきたものなんだから。でも私たちの伝統は……あなたも知ってる通り、私たちのアソプルー家やミノスには、「現代」との間に大きすぎる隔たりがある。それにはいいことも悪いこともあるけど、それを見極めるには、ちゃんと隔たりに向き合わないといけないでしょうね。」\n「アテヌスを去った頃の私は、心に憎しみを抱いてたわ。長い間、アテヌスを恋しく思う心と迷う心が同居してて、両親やあなたと再会した時、何を思い、どう振る舞えばいいかわからなかったわ。でも、今の私はもう迷わない。医者として故郷に戻り、医者としてするべきことをするだけだもの。」\nラナはペンを置き、投函されることのない手紙に封をした。アテヌスまではあと一日とかからない。故郷はもう目の前だ。ふわりと漂うタイムとマジョラムの香りは、穏やかで、柔らかで、夜空に浮かぶ双月のひそやかな息遣いのようだった。\nそうして、ラナは身の回りの荷物を整理し始めた。常備薬を選り分け、ロドスから支給された検査用の腕輪と聴診器を点検し、最後にいつもそばに置いていたディフューザーをしまった。かつての彼女なら、これほど多くの物を持ち運ぶことはなかっただろう。だが診療を重ねるうちに、彼女にとっての必需品はどんどん増えていった。ずっしりと重い荷物ではあるが、同時に確かな安心感を与えてもくれる。\n故郷も、かつて親しかった人々も、大きく変わってしまっているのだろう。それでも、決して変わらないものもきっとあるはずだ。\n医師ラナ・アソプルーは、アテヌスへと帰郷する。", 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"空はまだ完全に暗くなってはいなかったが、彼はすでに野営の準備を始めていた。もう先を急ぐ必要はない、と自分に言い聞かせながら。\nアテヌス市民たちの投票によって、彼が留まることは決まっていた。それでも、彼は渡し守の職を辞した。弟子も彼の元を離れた今となっては、時間通りにしなければならないことは、もう何ひとつない。\nその自由は、かえって彼を不安にした。足取りがどんどん重くなっていることに、彼自身も気づいていた。荒れ果て、静まり返った大地は、五年前に故郷を離れた時と何も変わっていないように見える。手に持ったボロボロの地図にはっきりと描かれている川は、跡形もなく消え去っていた。\n高山に積もった雪はいつか必ず解け、新たな川を生み出すと祭司は言った。しかし今彼の目の前に広がっているのは、荒廃した地面だけだ。\n微かな恐怖が、また胸の底から湧き上がってくる。長い間、彼に纏わりついていた感情だ。彼が帰郷の道を歩き始めた時から……いや、彼がイサコスの血に染まった衣服を手にアテヌスへとやってきて、祭司に引き留められた時から、その恐怖は彼に絡みついていた。その恐怖こそが彼を留まらせ、帰郷を拒ませ、怒りと恨みをサルゴン人へと向けさせていた――そう、彼はその恐怖にずっと囚われていたのだ。もし故郷に戻り、二度と昔のようには戻れないと知ってしまったら、それから自分は一体何をして、何を追い求めればいいのだろうか?\n日が沈みきった。彼はオールを置き、そこにかかっているランプを手に取る。使い込んだ跡があちこちに残っている古いランプだが、彼は片時も手放そうとはしなかった。元は普通のオイルランプで、イサコスが防風カバーを取りつけ、源石で点灯するよう改造してくれたものだ。精巧なカバーの上下にはバックルが取りつけられており、軽く持ち上げるだけでカバーを外すことができる。そうすれば、ランプの柔らかい光が溢れ出して、彼の帰路を明るく照らしてくれた。今でも彼は、当時の情景を覚えている――彼が食卓に座り、川の流域を示す地図に水の観察記録を書き加える一方で、イサコスは少し離れた作業台の上で、トントン、カンカン、と音を立てながらランプの改造をしていた。\n彼はようやく微笑みを浮かべ、そっとランプについた土を拭い去り、カバーを外そうとした――が、外れなかった。\nカバーが引っ掛かっている。こんなことは初めてだ。力任せに引っ張ることもできず、修理方法もわからない彼は、ただランプを慎重に回すことしかできなかった。仮面の下の顔に、そして背中に冷や汗が浮かび、恐怖がふたたび湧き上がってくる。イサコスの鎧とアーツユニットを遊撃隊に、イサコスの血がついた衣服をアテヌスに残してきた今、イサコスと縁のあるものはこのランプだけだ。もしこれすらも失ってしまえば、これから一体――\nカチッ。\n軽い音と共に、ランプが開く。\nそれと同時に、薄い綿のようなものがふわりと落ちた。\n彼はほっと息をつき、ランプを川の地図のそばに置いた。静寂の中でしばらく呆然と座り込んでいたが、やがて先ほどの綿を調べてみようと思い立った。そうして観察してみると、それは意外にも葦の綿毛だった。おそらく昨夜、あるいは今朝、気づかないうちに風がここまで運んでくれたのだろう。\nその時になってようやく、彼は足元の黒い土が柔らかいことに気づいた。彼が離れていたこの数年間で、川に水が流れてこそいないものの、地中の環形動物はすでに土を耕し、川と沼地に生えるはずの葦も湿り気を感じ取っているのだ。\n夜が明けたら、もう少し先に進んでもいいかもしれない。彼はそう思った。", "typeIcon": "cen-y", "typeName1": "CEN", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4166_varkis", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_varkis_1", "uniequip_002_varkis_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31044", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31054", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31074", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": 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"「カジミエーシュに夜は不要だ」とカジミエーシュ人たち自身が決めてから、長い年月が流れた。巨大な人工の月は冷たい光を吐き出し、カヴァレリエルキの隅々までを白昼のように照らしている。\nとある部屋で、老女がひっそりと窓辺に座っていた。彼女はあまりに長い時を生きすぎた。かつて騎士だった者たちが皆土に還り、カジミエーシュの誰もが新たな「騎士」へと変わるほど長い時を生きたのだ。最新の規範では、人々は「偉大な騎士道精神」を実践するため、休息の合間ごとに少なくとも七十二時間の連続労働に従事しなければならないと規定されている。曰く、「騎士道精神をカジミエーシュに取り戻した」あの耀騎士の残した光が、人々を永遠の前進へと駆り立てるだろう――と。もっとも、人々が光合成モジュールの埋め込み手術を受けていることが前提だが。\n光に照らされたごみ処理場で、蝋燭が箱ごと粉々に押し潰されていく。もはや誰一人として照明を必要とせず、蝋燭については覚えてもいない。この国がかつて「燭騎士」を狂熱的に崇めていたことなども、もちろん知る由もない。\n目も眩むほど白んだ光に照らされたこの都市で、老女は自らの人生の痕跡を微かに見出すことができた。カジミエーシュの燭騎士だった彼女の提案に従っていくつかの病院が建てられ、リターニアの女帝の声だった彼女の提案に従っていくつかの学校が制度を変えた。それだけでなく、「蝋燭の灯りで戦火を鎮めた大使」の名で戦争難民を住まわせるための区画を複数勝ち取り、「剣で荒域を切り拓いた英雄」の名で大災害の犠牲者を悼む記念碑も建立された。また彼女のスキャンダルでさえも、病気や負傷で引退した騎士を受け入れる療養院に形を変えた。\nだが現代では、燭騎士も、女帝の声も、大使も、英雄も、人々が話の種にしていたスキャンダルすらも忘れ去られた。ヴィヴィアナ自身の名のもとには、もはや何ひとつ得られるものはない。あらゆる肩書きを失ったあとに残った「本当のヴィヴィアナ」は、何年も前の幼いヴィヴィアンのように、小さな部屋に閉じ込められたままだった。\n幼いヴィヴィアンが尋ねた。「本当のヴィヴィアナは、ずっとその小さな部屋から出られないの?」\n彼女はしばらく黙ったあと、首を横に振って答えた。「この部屋に閉じ込められた子どもにしかできないことも、まだ残っているのよ。」\n「どんなこと?」\n「ヴィヴィアナがいつもしていたこと。まだお日様が出ている時間から布団にもぐりこんで、蝋燭に火を灯して騎士小説を読むことよ。」\n「それって、ただ勝手にのんびりしてるだけじゃ……」幼いヴィヴィアンは俯いた。\nしかし、果たして今の彼女が身勝手ではないと言えるだろうか?夜の闇よりも深い大波を槍で貫けると身勝手に信じている物語の騎士のように、彼女は今でも身勝手に信じている。小さな蝋燭の火のような自分でも、太陽の光をほんのひとときだけ奪えるかもしれないと。\nヴィヴィアナは最後の蝋燭の芯をつまんで火を灯した。小さな火が、小さな影を落とす。\n死を迎えた者が残した、アーツの余波――連合会の緊急行動隊がこの事故を処理するのに、さほど時間はかからなかった。だが完全な処理までのわずか数時間で、カヴァレリエルキは久しぶりに影に覆われ、人々はその中で久しぶりの安眠を得られた。\n――作者未詳の小説より抜粋。言葉が書かれていない石碑の前でこの小説は発見された。実話かどうかを知る者はいないが、その後長い年月が流れても、その石碑の前で蝋燭を灯す者が絶えることはない。", 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"不純な血晶が目の前で凝結するにつれ、足元の屍も血色の影の中へと溶けていった。彼女はこの強欲なブラッドブルードに見覚えがあった。彼がここに現れたのは、この戦争において十分な血液を搾り取り、そこから「純粋」な一滴を精錬できると信じていたからに他ならない。そのため、彼はブラッドブルードとしての矜持を捨ててまで、戦禍に身を投じたのである。\nエンテレケイアは表情を変えることなく、眼下で繰り広げられる宴を眺めていた。人影がいくつか音もなく消えていったことに、ゲストたちが気付く様子はない。突如として巻き起こる喧騒の中では、人は往々にして、間近に迫る危険を見落としてしまうものだ。船が会場へと潜入する。ワイングラスからひそかに滴り落ちた血は、すでに彼らをこの戦争の断片として売り渡してしまっていた。\n耳を澄ませば、ゲストたちの言葉の端々には決して穏やかではない響きが漂っている――進軍、虐殺、犠牲……理念ゆえにローズ河畔はテレジアを選んだ。そして、ここに集う者たちはサルカズに限らず、誰もがあの勇猛な将軍から、あるいはこの戦争そのものから、何かを手に入れられると信じている。彼らにとって命はただの数字に過ぎず、血は戦争という宴に必要な装飾に過ぎない。彼らは声を揃えて残酷な未来を謳う――代償を顧みない暴力の中にしか、活路は存在しないのだと。\nだが、あの親王は――別れの意義を固く信じ、それを彼女に教えた親王は、この荒々しさと残酷さの中に、自身の描く未来図を見出すことができなかった。ひたすら前進する将軍は、別れに伴う犠牲とそれへの無関心の上に、すべての功績を築いていく。遥かな未来において、ブラッドブルードの親王の瞳に、記念すべき過去など何一つ映らない。想い出を宿せる場所さえ、どこにも存在しなかった。\nゆえに彼女は、あの優しき巨塔を選んだ。そして今度は、少数のブラッドブルードを率い、あの慈悲深き殿下と肩を並べることとなった。\n彼女は、親王が思い描いた未来図や、サルカズの最終的な行く末に対して、過度な期待を抱いていたわけではない。だがそれでも、あの谷に咲き誇る薔薇を目の当たりにしたとき、親王が語った「別れ」のあり方に、彼女は確かに心を打たれたと認めざるを得ない。そして、親王の血の糸と繋がった刹那、彼女はかつて経験したことのない後悔、哀しみ、そして懐かしさを味わった。それらの感情が、彼女をかつてないほど完全な存在へと至らしめた。\nサルカズの王は平和を望み、一方、戦に長けた将軍は戦争を引き起こした。果たして、バベルが内なる脆弱さゆえに先に崩壊するのか、それとも、軍事委員会が尽きることのない野心の果てに滅びへと向かうのか。だがおそらく最も皮肉なのは、どちらの道を辿ろうとも、そこには彼女にとってあまりにも馴染み深い血が流れ、避けられぬ犠牲が満ちているという事実だろう。\n恐ろしい血の河は、すでに戦場に流れている。彼女に分かっていることはただ一つ。この「書物」に名を連ね、親王と殿下の前に立ちはだかるあらゆる障害は、理を犯そうとする介入者であれ、バベルに手を伸ばそうとする愚者であれ、等しく血の河に溺れ、薔薇を育む養分となり果てるということだけだ。", 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"ナターリアはゆっくり丁寧に荷造りを進めていた。\n正式に艦を降りるまでには、まだ少し時間がある。衣類、本、手紙。手荷物はそれほど多くない。武器とメンテナンス道具はすでに梱包済みで、前もって発送される手はずになっている。少女は夢の中ですら数えきれないほどチェックした荷物をもう一度確認すると、そっと裁縫箱に手を伸ばして、丸くて小さなものを取り出した。\n「これは……?」\nその疑問はすぐに解消された。フェルトのバッジに刺繍されているのは、自治団の紋章だ。ならば、その持ち主は疑う余地もない。\n\n「これ、ソニアのバッジじゃないかしら?」\nある日、ロサがいつものようにイースチナのロッカーからティーポットを取り出そうとした時、その脇に丸くて小さな何かが増えていることに気がついた。光にかざしてみると、それは自治団が試作したズィマーのバッジだとわかった。\n「ああ、これですか。戦闘で落としたり壊したりしそうだから預かっておいてくれ、と言って押しつけられたものです。」\n「ソニアらしいわね。」\n「どういうことですか?」\n「心を故郷に置いてきた戦士は、もう何ひとつ恐れたりしない。だから戦場では無敵になれるの。ソニアがバッジをあなたの手に渡したのも、同じ理屈じゃないかしら?」\n「本人はそこまで考えていないと思いますが……単純に邪魔だっただけかと。」\nロサはくすっと笑った。イースチナの許可を得てバッジを手に取り眺めてみると、表面は毛羽立ち、裏面も折れ曲がってしまっている。預かった側も修復しようと努力した形跡はあるが、手の施しようがなかったようだ。\n「アンナ、ソニアのバッジ、私が直すわね。」\nその言葉に、イースチナは無言で首を縦に振った。まだメンバーは揃っていないが、彼女はティーポットを取り、熱々の紅茶を五人分のカップに注いだ。\n\n一度傷んだフェルトを元通りにするのは難しい。しかし「私が直す」と約束した以上、新しく作り直すことはできない。いっそ生地を張り替えてしまおうか?いや、そうなると全員分を作り直すことになるので、皆に相談する必要性が出てくる。\nそうして考えていると、このバッジがどうして今日まで修復されなかったのかがすぐに理解できた。だが出発を控えた短い時間では、どうにかする余裕もない。ならば、今できることは――\n\n「ソニア、いる?」\nナターリアがドアを開けると、そこには開けっぱなしのスーツケースと、床一面に散乱した衣類があった。部屋の主はキャビネットをひっくり返して夢中で何かを探しており、ドアが開く音を聞いても反応するそぶりはない。\n「探し物はこれかしら?」背の高い少女は優しく尋ねた。\nソニアが振り返ってフェルトのバッジを認めると、彼女は眉をひそめ、ただ「何でオマエが持ってんだ。」と聞いた。\n「それはね……私、自治団のバッジをもう一度作りたいと思って。今度はフェルトじゃなくて、もっと丈夫で、傷つきにくい素材でね。『冬将軍』さんはどう思う?」\n「だったら皆を呼んで相談しろ。アタシのバッジを持って何をする気だ?」\n「まずはあなたの意見を聞こうと思ってね。」\n「フェルトのままでも悪くないだろ。少なくとも軽いしな。まあ、作り直したいってなら文句は言わねえよ。ただ――」\n「ただ?」\n「作るなら、いくつか余分に作っといてくれ。予備にもなるし、いつか新入りが来るかもしれねえし……」\n「あっちに帰ったら、またいろんなことが起きるだろうしな。」", 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"夜の帳が下りる頃。ヘドリーは残った雑務の片付けを手伝い終えると、入り口の幕を静かに下ろし、机に向かった。\n机の上には何枚もの原稿用紙が広げられ、そこには彼の長年の見聞がびっしりと記されている。彼はペンを手に取った。来月には出版社の編集者がこの原稿を受け取りに来る予定だ。それまでに、最後の推敲を済ませておかねばならない。\nヘドリーはその中から一枚の原稿用紙を抜き出した。そこには歪んだ文字が並んでいる。指先でその文章をなぞるうちに、行間からあの雨の夜の記憶が蘇ってきた。\n崩れかけた軒下で、彼はボロボロの衣服を纏った老人の隣に座り、数十年に及ぶ物語に耳を傾けていた。だが、話が最も胸に迫るくだりに差し掛かった時、不運にも万年筆のインクが切れてしまった。彼は仕方なく、雨に濡れて消えたばかりの木炭を拾い上げ、紙の上に記録を続けたのだが——\nふと、ヘドリーは手を止めた。原稿用紙から続きの内容を読み取ろうと目を凝らすが、そこには大きな水濡れのシミと、滲んで広がった黒い跡があるばかり。そのぼやけた痕跡からは、いかなる言葉も判読することはできなかった。\n彼はペンを置き、逸る気持ちを静めようと努めた。わかってはいるのだ。このような事は初めてではないし、似たような状況は過去に何度もあった。長年、彼は自分に言い聞かせてきた。この大地で起きるすべての出来事を記録することなど不可能であり、不可避な欠落について自らを責める必要はないのだ、と。\nそれでも、彼はあの老人の顔を思い浮かべずにはいられなかった。ほんの一瞬でもいい、彼が語った言葉の一つ一つを思い出せはしないかと願いながら――\nチリン。入り口の幕についたベルが不意に鳴り響く。一人の少女が、小さな冊子を胸に抱えてヘドリーの元へと歩み寄ってきた。\n「ヘドリー先生、もう寝ちゃった?」彼女の声はとても小さかったが、その瞳はどこまでも澄み切って輝いていた。「先生が出した作文の宿題、早めに書き終わったんだけど……見てもらってもいい?」\nヘドリーは頷き、作文を受け取った。\nそれは、決して長くはない日記だった。彼女が家族と共に初めて商店街へ物資の買い出しに行った時の出来事が綴られている。作文の末尾には、現在の「商店街」とかつての「救護所」の違いを説明する、いささか唐突な用語解説が添えられていた。\n「これが君の作文……君の一日かい?」\n「うん!今回の作文、クラスのみんなで『自分の一日』を書こうって約束したの。先生が誰のを一番気に入るか勝負だって!アルドは刺繍画を習ったことを書くって言ってたし、サーシャは家のお手伝いのことにするって……でも、私の日記が一番面白いと思うんだ!」\n楽しげにそう話す合間に、少女は机に積み上げられた原稿用紙に気が付いた。\n「これ、先生が書いた日記なの?」少女は背伸びをして覗き込む。「こんなにたくさん……先生はきっと、何年も何年も書いてきたんだね?」\n「ああ……二十年、書いてきた」\n「うわぁ、そんなに!」少女は驚きの表情を浮かべ、指折り数え始めた。「私たちのクラスは全部で四十二人だから、みんなで一年書いてやっとこれくらいになるのかな?」\n「いや、半年だな……」ヘドリーは微笑んでそう答えたが、直後、何かが喉につかえたように言葉を詰まらせた。\n彼は再び、あの原稿の山に視線を落とした。そこにはびっしりと文字が並び、整ったものもあれば、乱雑なもの、鮮明なもの、そしてぼやけて読めないものもある。二十年間、彼はこの地で起きるすべての出来事を可能な限り記録しようと自らを駆り立ててきたが、現実はいつも彼の願い通りにはいかなかった。\nだが今、手の中にあるこの日記を見つめていると、ヘドリーは不思議と胸に期待が膨らんでいるのを感じた。明日、太陽が昇り、始業のベルが鳴り響けば、四十二冊の小冊子が机に積み上げられ、ページが捲られるのを待つ。そんな光景を、彼は待ち遠しく思うのだった。", 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"「雲獣」は白石を一つくわえ上げ、碁盤の上に落とした。そして碁盤から香炉に跳び乗ると、ウァンに向かって「にゃあ」と鳴いた。\nこの雲獣は彼の新しい碁敵であり、かつて彼を収めていた碁笥でもある。獣の形をしているが、百年も対局を眺めてきただけあって、それなりの心得があるようだ。一人と一匹は、一進一退の攻防を繰り広げていたが……\n何度かの押し引きの末、ウァンが大きな地を取り、勝利を確実なものにした。すると「雲獣」は香炉から跳び降り、盤上で大暴れして、盤面をぐちゃぐちゃにしてしまった。\nそれはいつもの光景であり、基本的にウァンが干渉することはない。気が済むまで暴れれば、そのうち自分で碁石を片付け、適当な場所で休息するからだ――碁笥として、それが自然である。\n……\nこの居室で唯一の喧騒が過ぎ去った。\n「雲獣」はウァンの膝の上で眠りにつき、居室は彼が慣れ親しんだ静寂へと沈んでいく。\nかつて、古寺に閉じ込められていた頃のような静寂。\n眼前には碁盤、傍らには碁笥。千秋の想いは言葉にしがたい。\n心には、結晶化し続ける苦痛だけが時折湧き上がり、時計の針のようにゆっくりと回り続ける。\n「雲獣」は寝返りを打ち、懐にしまっていたウァンの腕を抱き枕代わりにしがみつくと、また深い眠りに落ちた。\n碁笥も碁石も彼から生まれたものだというのに、世に対する態度は雲泥の差だ。\nいつも離れて対局を眺め、冷静に局面を把握しているからこそ、かえってある種の達観を得たのだろう。\nどれだけ策を巡らそうと、打ち手は局面に惑わされるもの。しかしこうした傍目を持っていれば、盤上で盲目になることもないだろう。\nそう考えれば、ウァンが歳に取って代わった今でも、この碁笥が彼という唯一の碁石を見つけられたのは、碁石を失った碁笥はその存在意義を失い、二度と形を成せなくなるからだろうか?\nそれとも対局後の碁石は、碁笥に帰ってこそ落ち着きを取り戻し、心を静めていられるからだろうか?\n碁石はただ沈黙し、碁笥はただ抱擁した冷たい手を温めている。\nこの温度こそが、碁笥からの答えだった――彼は元より独りではなかったのだ。\n碁笥だけでなく、ロドスのこの居室にあるあらゆるものが何度もそれを告げてくる。イーが植えた机上の盆栽、シーが描いた時間に応じて変化するカーテン上の模様、ファンの選んだ香が焚かれた、ニェンが鋳造した香炉、その隣には、ユー手作りの桔紅酥(ジューホンスー)が入った岡持ち……\n千余年の時を孤独に過ごしていたウァンに対して、彼の兄弟姉妹たちも、彼の創造物たちも、彼の変化を願っているのだ。\nこの一局、彼は心から敗北を認めた。\n「雲獣」の懐で温められた手を引き抜いたウァンは、岡持ちを開けて桔紅酥を取り出した。ほとんど自分で食べてしまったが、僅かに残ったひと切れは今も膝の上で熟睡している「雲獣」に差し出した。\n「雲獣」は目を開け、目の前のお菓子の匂いを嗅ぎ、様子見で一舐めすると、今度はウァンの手のひらに顔を埋め、桔紅酥をくずも残さずぺろりと食べ切った。\n彼は本来、器鬼に対してあまり親しみを持ち合わせていない。しかし、この捨てられた碁笥の器鬼が再びそばに戻ってきた時、彼の策謀も思慮もついにため息に変わってしまった。それ以来、この器鬼に対する「仕方ない」という気持ちは二度と振りほどけなくなった。\n軽くため息を吐いたウァンは、いびきをかいて眠る「雲獣」にお菓子をやった手を差し出したまま、再び視線を碁盤に向け、終わりのない策略を巡らせた。", 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"歳の動乱が収まると同時に、字鬼も消え去った。だがその一件による傷跡は、百灶に色濃く残っている。\n崩れた壁は撤去され、倒れた書架は起こされた。書物や絵画は、破れたものもそうでないものも、瓦礫からそう遠くない空き地に整然と並べられている。その隣には、真っ二つに割れた「尋字斎」と書かれた額が置かれていた。\nチェン・ジャオチェンによると、ここは百灶でも指折りの蔵書を誇り、歴史的建造物とも呼べるそうだ。さらに重要なのは、百二十年前に起きた歳獣の異変で典籍が字を失って以来、真実を追い求めた人々が探し出した書物や絵画がここに所蔵されていることだ。ここの主は員外郎の黄(ホァン)といい、古いものを愛好しており、百灶が何度の変遷を経ても、変わらず先祖代々受け継いできた遺産を守り続けた人物だ。\n「本が多すぎるな。一体、どれが彼女の痕跡にあたるんだ?」\n瓦礫からもう何冊目かもわからない本を掘り出したチェンは、肩で息をしながら堪えきれずに尋ねた。\n「全部がそうかもしれないし、どれも違うかもしれません。」長時間の力仕事で、チェン・ジャオチェンも不機嫌そうに呟いた。「……それか彼女の痕跡は、一冊の書物や一巻の巻物にまとまっていない可能性も。歴史から失われたものを全て揃えて初めて、私たちは彼女の姿を目にするのかもしれません。」\n「全て揃える、か……」\n炎国の文学と歴史にそれほど詳しくないチェンには、その言葉の重みがあまり理解できなかった。\n確かにチェンはここ数日の騒動を経て、かの千年近くにわたる炎国文字と歴史の番人に敬意を持つようになった。それでも、彼女は一つの疑問を抱かずにはいられなかった――それほど大きな労力を費やしてでも、故人を呼び覚ますべきなのだろうか?\nチェンはまた一巻の巻物を瓦礫の山から拾い上げる。山での暮らしを描いた古風な絵図だ。拙くとも墨を散らし、感じたままを写す手法で山と村落を描いており、大きな余白は遥かな大空を思わせる。しかし全体の構図が整っているとは言いがたく、見る者は題名のためにわざわざ余白を残したのではないかとすら考えさせられる。\n「お二方、ご苦労様です。しばしお休みください。」員外郎のホァンが二杯の茶と一皿のお菓子を持ち寄り、手伝いをしてくれている二人をねぎらった。\n「ホァンさん、この山水図がどこの景色を描いたものか知らないか?」チェンは巻物を指して尋ねた。\n「ふむ……なんとも不思議な絵です。この山の松は北に植生する種のようですが、村の家屋は南の様式。こんな景色がどこにあるかと言われると……」\nもしかすると、目の前の書斎が廃墟となる前の姿なのかもしれない。\n歴史とはそういうものだ――自ら後世に伝承せず、無意識のうちに忘れ去られ、意図的に消し去られる。失われるものが山水の景色一つの名前ということもあれば、一人、あるいは多くの人の名前ということもある。\n過去のことは、目の前のことほど重要ではない。「公義」という二文字を許容できる場所は背後にあるかもしれないが、そこへ至る道は過去の中で探し求めるしかない。\nあるいは、この絵の題名を見つけることから始めるべきかもしれない。\n\n翌日、天鏡閣で徹夜の仕事をしていたチェン・ジャオチェンが眠りから目を覚ますと、机に置き手紙を見つけた――\n長き復興を待つに、あえて怠ることはなし。然れども史跡を尋ねるは、書斎の一処のみにあらず。山は高く水は遠し、来たる日に再び会わん。\nチェン・フェイゼ 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"矩は、かつてないほどの閉塞感を覚えていた。目線を落としてみれば、左脇の下側を流れる水流が若干弱まっているようだ。好奇心に駆られた矩は、書生風の服に着替えて畦道を歩き、変化の原因を探ろうとした。遠くには谷の最も狭まった部分に未完成の堤が見え、その裏側には水が貯まって小さな湖ができていた。矩が怒りを覚えることはなく、むしろ強い興味を抱いた。\n「石の間から水が漏れ出すから、ここから斜めに溝を掘って、排水口に流すんだ。」堤の上で、褐色の服を着た職人が現場を指揮していた。おそらく彼が棟梁なのだろう。\n「貴殿らは、なにゆえ川の水を堰き止める?」矩は彼らに歩み寄って尋ねた。\n「もちろん、災害を防ぐためさ。」職人は汗を拭いながら答えた。\n「災害を防ぐため?」\n「山じゃ干ばつも水害も日常茶飯事でね。堤があれば、水を貯めたり放出したりして、水量を調整できるんだ。」\n「だが川は古より止まることなく、それぞれが流れるべき道を流れている。その道を貴殿らが無理に変えてしまえば、川の神仙の怒りに触れると恐れぬのか?」\n誰かがそれを聞いて思わず吹き出したが、職人は表情を引き締めて返した。「川には川の道があるかもしれんが、人にも人の道がある。川が人の生きるための一番大事な道を奪っちまった以上、神仙が何とかしてくれないってなら、人が自ら干渉するしかないだろう。」\nそれから数日間、矩は人間たちが四六時中堤を固め続ける様子を眺めていた。口も出さず、手も貸さない矩に対し、職人は振り向いて冗談を言った。「そんな風に一日中眺めてるんじゃ、知識を求める書生と言うより、むしろ田んぼに突っ立ってる案山子(かかし)みたいだな。」矩は返事をせず、変わらず眺め続けていた。\n一ヶ月後、堤が完成しないうちに、予想外の春の雨が訪れた。そんな中でも作業員は片時も気を緩めず、職人に従って土を運んで杭を打ち、竹籠を編んでいた。だが突然発生した山津波が堤を襲い、濁流が堤に衝突して亀裂を作った。驚くべきことに、彼らは瞬時に堤に向かって駆け出し、身を挺して亀裂を塞ごうとしたのだ。その様子を見た矩が掌をくるりと返すと、濁流の勢いはすぐに弱まった。その隙に人々は手当たり次第の土嚢で亀裂を塞いだ。雨がようやく止む頃には、堤はボロボロになりながらも、ついに崩れることはなかった。職人が深い安堵の息をつき、後ろを振り向くと、そこには汚れひとつない書生風の服を着た矩が変わらず彼を見つめていた。\n「今回ばかりは川の神様の慈悲に感謝しないとな。」\n「川の神に?感謝すべきは、貴殿らの道が……理に適っていることに対してではないのか?」\n職人は首を横に振って答えた。「いや、ちゃんとわかってんだ。さっき俺たちを助けてくれたのは、理じゃなくて運だってな。そんで、運がどこから来たかって言うと――」\n彼はすっと立ち上がり、堤の向こうで鎮まりつつある川を指さした。「天気が晴れれば、明日にでも水門を開いて放水するさ。川の神よ、安心してくれ。俺たちは水に流れてほしくないわけじゃない。ただ規則を守って、流れるべき時に流れてほしいだけなんだ。」\n「……勝手にするがよい。」矩は身を翻し、その場を離れようとした。\n「ちょっと待ってくれ。」\n「ここ最近、毎日この堤に来てただろう?これは推測だが、俺たちの作ってるもんに心底興味がありそうじゃないか。だったら、ここに留まったらどうだ?」\n「田んぼに降りて、俺たちの作業を観察するとか、人里に入って……俺たちの敷いた道を見るとかすりゃいいと思うぞ。」\n「ほう?」矩は足を止めて振り返った。\n「もちろん、田んぼに突っ立ってる案山子よろしく、皆を背中から静かに眺めていたいってなら、それでも構わんが。」\n「とはいえ、やっぱり実際にその手で量ってみたいと思わないか?」\n「人の道に、どれだけの重みがあるのかをな。」", 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"わざわざ届けられる料理には、得てして一片の情と、一つの思いが結び付いている。\n余味居の出前稼業は、気づけば始まっていた。きっかけは、ある年配の常連が転倒して傷を負い、子どもたちに故郷へ連れ戻されたことだった。ユーは見舞いに出向き、老人が前に予約していた焼き羽獣を重箱から取り出した。老人は驚いたが、すぐに苦笑した。「わざわざ遠くから届けに来るものでもないだろうに。これはもともと自分の誕生日を祝うために予約したものだよ。今さら何を祝うんだ。もうさっさと死にたいくらいだっていうのに!」\n老人はわざと声を荒らげた。すると、扉の外で続いていた、誰が介護を担うかという子どもたちの密やかな言い争いがぴたりと止んだ。老人は焼き羽獣を脇へ押しやり、食欲がないと言った。ユーはため息をつくと、強引に箸を老人の手に握らせた。「どんなに腹が立っても、食事はするものだよ。」\n肉を口に運ぶと、老人はゆっくり目を閉じた。「昔食べた味のはずだが、何が違うというのか……そうか、あの頃は、周りが本当に賑やかだったな」\nユーが出前を請け負うのは、店の手が空くときに限られる。だがある時期、百灶の劉という大商人から、何度も人づてに出前を懇願された。それなのに、注文するのは決まって油を一切使わない陽春麺の一杯だけだった。ユーはその人のことを思い出した。\n高い敷居をまたいで劉家の屋敷に入ると、家の中は荒れており、家財の多くは売り払われていた。病に倒れた商人は麺が来たと聞くと、無理して身を起こし、ひと口すすった。ユーが特別に多めに添えた葱の香りを感じたのか、彼はふいに涙をこぼした。\n「君は、貧しい行商人だった私のことを、まだ覚えていてくれたのか。あのとき君が奢ってくれた一杯の麺が、私に腹を括らせたんだ。家財をすべて売って賭けてみよう、と。何も入ってない麺があれほど旨いのなら、暮らしがどれほど落ちぶれても、どうということはないと思ったのだ。それから私は何度も賭けた。成功して、また転がり、起き上がる……そして今度は奈落の底だ。相手にしてくれるのは、また君だけとなった。」\nユーは言葉を挟まず、ただ傍に座り、彼が陽春麺を食べ終えるまで付き添った。\nユーが初めて葬儀後の宴に関わったのも、やはり常連客のものだった。別れの「味わい」を初めて口にしたユーは呆気にとられ、戸惑った。宴席の空気が普段のそれと大して変わらなかったからだ。確かに黙り込んで悲しむ人もいるが、部下は上司に酒を勧め、親戚や友人たちは世間話に花を咲かせている。ひとしきり泣けば、葬儀もまた日常の延長にすぎないと言わんばかりだ。だが何よりユーが戸惑ったのは、故人の遺言だった。みんなが賑やかに食べられるよう、激辛の紅油火鍋を用意するようにと、言葉を残していたのだ。\n誰かが食べながら、故人が生前、社員証を鍋に落として紅油を同僚にぶちまけたことを持ち出すと、みんながどっと笑った。それを皮切りに、他の人も故人の数々の逸話、悪癖、宿願、そして口癖だった――「今度、飯でも奢るよ」という言葉について語り出した。ユーは目の前の銅鍋を見つめ、ふいに故人の意図を悟った――彼はただ、皆にご飯を奢って、別れを告げたかったのだと。\nこの宴も世の数多の宴と同じく、喜ぶ者がいれば悲しむ者もいる。辛党もいれば甘党もいる。人の世とは、往々にしてそういうものだ。", 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"フィラエがはっと目を覚ましたとき、最初に目に入ったのは、机の上に置かれた瑞々しい林檎だった。彼女はしばらく意識の狭間を彷徨っていた。呼吸を整え、祈りの言葉を紡ぐ――そのあと、不覚にも眠ってしまったのだ。部屋はとても静かで、周囲には微かな香料の匂いだけが漂っている。お守りは手に握られており、指にはそこから伝わる冷たさが残っていた。\n近頃フィラエは、仲間たちから頼まれた小さな問題を解決することに、徐々に慣れ始めていた。物事への対応は以前より余裕ができ、神官たちに別れを告げたばかりの頃の自分と比べれば、ずいぶん成長したように思える。任務を受ける際の依頼の言葉、仲間たちの明るい笑い声、新たな生命の産声、そして別れの慟哭――身の回りがますます賑やかになっていくのにも慣れて、フィラエはそれらの声と音を一つずつ覚え、胸の内の戸棚にそっとしまっていった。瞑想の折、彼女はしばしば戸棚を開き、しまい込んだ感覚の手触りを何度も確かめた。\nだがフィラエにとって、いくつかの感覚は遅れて訪れる。アーツを振るう最中ではなく、どこかに留まり、潜み、見つめ、やがて音もなく近付くと、そっと彼女の肩に舞い降りるのだ。それは石碑の表皮が剥がれ落ちる瞬間のようでもあり、泥の壁に走る亀裂が夜中に密かに伸びていくようでもある。彼女のアーツと絡み合う死の残響は、彼女の脳裏でゆっくりと、かつ無慈悲に増殖し続け、低くて長い唸り声のように鳴り止まない。アーツの行使を終えるたび、それはまた静かに戻ってくる。たとえ彼女自身が「すでに影と共に在り、それを力へと転じている」と自認している今でさえ、何かが砕けるような微かな「響き」は決して消え失せることはなかった。\nやがて疲れ果て、知らず知らずのうちに眠りへ落ちると、その「響き」は彼女を呼び覚ます。フィラエは古びたお守りを握り、表面にある馴染み深い傷の一本一本を指で撫でさすった。目を閉じ、「生命の河」に立ち込める朝霧を、石段の果てにある祈祷の碑を、老人の皺だらけの掌を思い出す。現実と夢想の狭間で塵のように降り積もる、砕けるような「響き」と共に。生の営みそのものが修行となり、瞑想が休憩となっている今、こうして静座することは精神の浄化の過程なのか、それとも形の違った逃避なのか、彼女自身にも判然としない。だが同時に理解もしている。誰も答えを与えてはくれないし、他者からの答えで自分を納得させることもできないのだ、と。\nフィラエは小さく息をつき、立ち上がると机の傍へ歩み寄り、林檎を手に取った。林檎は甘く、舌先に果汁が広がった瞬間、あの何かが砕けるような「響き」は止んだ。日常は続いていく。お守りは手の中で、ほんのりと温みを帯びている。フィラエはゆっくりと林檎を噛みしめた。彼女はまた外へ赴き、人々と出会い、風や雨の音を聞き、去りゆく生命の音や、それが生まれ出ずる音を聴きに行かねばならない。それらが、脳裏にはびこる、何かが砕けるような「響き」を覆い尽くしてくれるその日まで。", 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"「……わかってるだろう、俺は本気で彼女の後追いをしたくて、あんたを頼ったんだ。」男は椅子の上でそわそわと身をよじらせた。\n「わかってるよ。」\n「でもさ、こういうのは、本当に実現するのが難しいんだ。」男の動きはいっそうぎこちなくなる。フェルネは頭をかいた。椅子に画鋲など仕込んでいないと、彼女は確信しているが。\n「わかってるよ。」\n「それにほら、うちの国の人は親切だし、警備も行き届いてる。彼女が飛び込んだ湖は今や人気の観光エリアで、俺がそんな気配を見せただけで通報されて助けられちまう。後追いを手伝うっていうのなら、観光客を全員排除しなきゃならない。いくらなんでも無理な話だ――」男は懇願するようにフェルネを見つめた。彼女には、それは承諾を求めている顔というより、どうか断ってくれと祈っているような顔に見えた。\n「そうだね。でも、あたしなら本当にやれるよ。」\n「……」男は黙って椅子に沈み込んだ。その表情は、ほっとしたと言うより、とびきり悪い知らせを聞かされたときのそれに近かった。\n「だけど、条件がある。」\n「金か?悪いが、知っての通り俺は貧乏なんだ。なら、この件はなしってことで――」男はぱっと身を起こした。まるで縋れる藁を見つけたかのように。\n「お金のことじゃないって!彼女がこの世を去ってからの数年間、あなたは何百通も謝罪の手紙を書いたんでしょ?それを全部持ってきて。」\n\n翌日、男はかつて恋人が身を投げた岩の上に立っていた。フェルネの言葉通り、今この瞬間、観光エリアにこの男を助けられる人は一人もいない。一歩進むたび、足首の鎖が耳障りな音を立てる。鎖の先には巨大な麻袋が結び付けられており、中にはここ数年、懺悔を書き続けた手紙がぎっしりと詰まっていた。\nあのぱっとしないガイドのところを訪ねたとき、男はただ、はっきりした「ノー」という拒絶の言葉を聞き、心おきなく後追いを諦めて安心するつもりだった。なのに、どうしてこんなところまで来てしまったのか。\n理解はしている。もう逃げられない。ここまで自分を追い詰めたのは、長年苛まれてきた罪悪感だ。ここで逃げたら、もう二度と自分と向き合うことはできない。\n大きく嘆きのため息をつくと、男は一気に身を投げた。\n\n湖の水は冷たい。\nこれで彼女に報いることができたのか。自分に報いることができたのか。\n男にはわからない。\nわかるのはただ、湖の水が冷たいということだけだ。彼女が身を投げたときに望んでいたのは、こんな凍えるように冷酷な結末だったのだろうか?\nだが男は今、それを少しも望んでいない。\n男は必死にもがいた。あのガイドに頼まなければよかった。もし足に、手紙を詰め込んだ麻袋さえ繋がれていなければ、まだ助かる見込みが――\n「げほっ――ごほごほっ!」\nそのとき、大きな網が、がっしりと男の体をすくい上げた。早々に立ち去ったはずのフェルネが水面から顔を出し、片目をつむってみせる。\n「あ、あんた……鎖は?麻袋は?」\n「もう水の底。」\n「じゃあ、後追いの件は――」\n「本気でまだそうしたいなら、もう一度、正式に依頼して。前に受けた依頼は、『ある人の罪悪感を捨て去り、お詫びを届けるのを手伝うこと』だったはずだよ。後追いの手伝いじゃないからね。」", "typeIcon": "prp-x", "typeName1": "PRP", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4214_cairn", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 50, "missionList": [ "uniequip_002_cairn_1", "uniequip_002_cairn_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31034", "count": 3, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 40000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_1", "count": 20, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30054", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 50000, "type": "GOLD" } ], "3": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "mod_update_token_2", "count": 8, "type": "MATERIAL" }, { "id": "31064", "count": 5, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 60000, "type": "GOLD" 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\nそこでディミトリは、後でベルナルドに個別で報告することにした。その頃、ベルナルドから直接下される命令は徐々に減っており、多くの場合、行動自体もディミトリの自主性に委ねられていた。そのため、今回の情報も、彼が独自に集めたものだった。新しい移動都市の建設が進むにつれ、各ファミリーが蠢き出している。ゆえに、ほかのファミリーの動向を把握せねばとディミトリは考えており、それこそがベッローネファミリーの参謀として果たすべき責務だとも思っていた。彼はベルナルドに証明したかったのだ。自分は参謀にふさわしい、ファミリーの未来を託すに値する人間なのだと。 \nシチューとスープが運ばれてくると、彼は懐のナイフを取り出して、皆のために肉を切り分け、スープを取り分けた。ロッサティファミリーの動向にまつわる情報がもたらした重苦しい雰囲気はすでに霧散していた。レオンは建設部での見聞を興奮気味に語り、ラヴィニアが時折コメントを挟み、ベルナルドも多くは語らないものの、たまに頷いて同意を示していた。建設部という場所は多くのファミリーの監視下にあり、そこでの見聞にも、シラクーザではありふれたファミリー間の抗争による血なまぐささと暴力が混じり合っている。だがなぜか、レオンの口からそれが語られると、ある種の希望と活気を帯びているように聞こえた。まるで未来が刷新され、以前とは全く異なるものになっていくかのように。 \n当時のディミトリからすれば、レオンの言葉は考えが甘く聞こえたが、それも悪くはなかった。次期ドンたる者、様々な人や物事に触れるべきなのだ。そうすれば、いずれベッローネファミリーを継いだ時、大局を見て明瞭で的確な指示を下せるようになる。それに、ファミリーの構成員一人ひとりをより深く理解し、気遣うこともでき、ひいてはベッローネファミリーをさらに躍進させられるはずだ。レオンの歩む道は彼の予想を多少外れてはいたが、それでもディミトリは信じていた。自分が補佐し、教育を施せば、いつかレオンは誰よりも完璧なリーダーになるだろうと。そして、その時が来たら、自分はこのナイフのように、レオンにとって最も実用的な道具になるのだと。 \n今にして思えば、あの夜、本当に考えが甘かったのは、彼自身だったのかもしれない。 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\n婦人はしばし沈黙した。彼女が語った「故郷」――リーゼルからすれば足を踏み入れたことのないその場所には、言葉にできない痛みが潜んでいるように思われた。あるいはそれは、パオラがヌオバ・ウォルシーニへやって来た理由の一つなのかもしれない。リーゼルは、かつて養母が楽譜の傍らに書き残した言葉を思い出した。それはこのようなものだった。 \n「表現と審美とは、決して誰かの特権などではなく、人がそれぞれに持つ情熱を阻むことなど誰にもできない。ゆえに非難や評価の視線を恐れる必要はない。ただ心のままに奏でれば、人々は対等な立場のもとに出会うことができる。その情熱は団結を促し、人々を引き合わせ、新たな何かを形作るだろう。」 \n当時のリーゼルにはまだその意味は理解できず、ただ言葉の美しさと、温かさばかりを感じていた。それはパオラという人を想起させるものだった。そして今、眼前の婦人の瞳に宿った渇望と哀しみを見て、リーゼルは不意に理解した。パオラが最も愛したこの曲には、彼女が楽団を設立した際の信念も込められていたのだということを。それは単なる曲の美しさゆえではなく、音楽を愛する音楽家たちの心の声が込められているからこそだ。ゆえに、楽器を以て奏でれば、その音色には聴くべき価値がある。 \n彼女はまた一歩、パオラに近づくことができた気がした。 \n「私の母は、リターニアを離れたあと、この場所へ携えて来たこの曲を、私に教えてくれたんです。この曲が皆さんの元へ届けられる場所まで辿り着いたからには、私たちの楽団も、聞く価値のある演奏をお届けしますよ。」 \nリーゼルは手を差し出した。 \n「ヌオバ・ウォルシーニへようこそ。次回の公演でも、またこの曲を演奏しますから、楽しみにしていてくださいね。」 \nすると、婦人は笑った。彼女は軽く微笑んだだけのようでいて、何か悩みが消えたように見えた。 \n「ありがとう……また聞きに来るわね。」 \nリーゼルは婦人の背中を見送りながら、指揮台に立つパオラの姿を、そして楽譜に記されたあの一行を思い浮かべていた―― \n「すべての音楽家たちに捧ぐ。」 \nリーゼル・メミンガーは深く息を吸い込み、顔を上げた。 \n明日にはまた、次の公演の準備が控えている。", "typeIcon": "spc-y", "typeName1": "SPC", "typeName2": 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\n2.休憩室のテレビは常に電源を入れた状態にしておくこと。朝8時の『シエスタ・トラフィック』、12時の『火山キッチン・ティーンエイジャー版』、夜8時の『シエスタ・ラブ』シーズン13を定刻通りに放映することで、植物の被害率を効果的に低下させることができる(番組リストは定期的に更新される)。 \n3.毎日、私物の点検を行うこと。もし紛失が発覚した場合は、翌日テーブルにマシュマロを追加で置き、さらにその翌日に自身のポケットを確認すること。出所不明の物品が入っていた場合は、報告の上提出すること。 \n依然として疑念を抱く職員に対し、アデルさんは次のような言葉を残した―― \n「心配しないでください。あの子たちに悪気はないんです。ただ、少し好奇心が強いだけで。時々、思うんです……火山が噴火して、溶岩が山脈を流れ落ちる様子は、まるで大地がその血管を露わにしているみたいだって。その時、地底から巨大な心臓の鼓動が聞こえるような気がするんです。実は何かを訴えようとしているのに、私たちにはその言葉が分からないだけで……もしかすると、あの子たちも私たちと同じように、この花が育てられて、新たな姿へと生まれ変わって、大地の言葉を読み解いてくれることを期待しているのかもしれませんね。」", "typeIcon": "wdm-y", "typeName1": "WDM", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "blue", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_1016_agoat2", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_agoat2_1", "uniequip_003_agoat2_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30115", "count": 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\n一喝された後方支援オペレーターは気まずそうに椅子に座り直した。あんな経緯で怪我をしなければ……決してアに助けを求めたりなどしなかっただろう。 \n「もう一度教えてくれ、どうやって怪我したんだっけ?」 \n「エンジニア部が新開発した格闘ロボットのテストを手伝ってた時に転んで。」 \n「転んだだけで、どうしてこんな長いボルトが腕に刺さるんだ?」 \n「刺さったんじゃなくて。」オペレーターの声はどんどん小さくなる。「先週、医療部で手術を受けた時に埋め込まれたんだ。」 \n「あん?」 \n「骨折の手術だよ。理由は同じだ。」オペレーターは頭をかいた。「誰にも言わないでくれよ、ロボットにボコボコにされて、悔しくない奴なんていないだろ。それでやり返しに行ったら……」 \nアは大げさに声を上げて笑った。 \n「よし、じゃあ始めるぜ。ちょっと痛いかもな。」 \n「ちょ、待って、まだ心の準備が――うわああっ!」 \nオペレーターは気を紛らわせようと、部屋中を見渡す。その先に、机の上に広げられたボロボロのノートがあった。そこには呪文のように乱れた筆跡でこう書かれていた。 \n「――百種の毒物、滓なきまで煮詰め、上澄みを掬い、光と熱を避くべし。」 \nアは注射器で保温ボトルに入った青白い液体を吸い上げた。 \n「――心脈より三寸のところに、これを注入すべし。」 \nそのまま、アは容赦なく針を突き刺した。 \n「――血を見れば、即ち命脈を断つ!」 \n「待ってくれ――」冷や汗を滝のように流しながら、オペレーターが叫ぶ。 \nアは舌打ちをすると、タオルで彼の口を塞いだ。 \nオペレーターが目を覚ました時、腕の傷口には浅い縫合痕が残るのみだった。 \nアは悠然と口を開く。「理に背き、神経の伝導を断ち、薬量を半ばに減じれば、起死回生の望みあり。」 \n「じゃ、じゃあ、あのノートに書いてあったのは?」オペレーターが机に目をやると、ノートは影も形もなくなっていた。 \n「ただの帳簿さ。誰が誰に命の借りがあって、誰をどうやって殺すか、そういうのが事細かに記録されてる。残念ながら、書かれてる奴らも書いた本人も、みんなくたばっちまったけどな。」 \n「それで、俺の腕は……」 \n「もう大丈夫だ。ついでに全身の筋肉を強化しといたから、今のあんたならロボットにも負けねえよ。」アは事もなげに続ける。「けどまあ、全身の筋肉ってことは、当然横隔膜とかの組織も含まれるわけだ。」 \n「え――ヒック、どういう意味だ?」 \n「つまり、今みたいに四六時中しゃっくりが出続けるってことさ。二、三週間はずっとな、ハハッ!それが嫌なら別の方法を考えてやってもいいぜ。そうだな、腸内のガスがあらぬ場所から制御不能に排出される方がお好みか?」 \n言い終わるや否や、オペレーターはしゃっくりをしながら慌てて逃げ出した。アは自分のコートのポケットをポンポンと叩いた。毒医の遺したノートは、そこに静かに収まっている。 \nアは独り言のようにも、珍しく誰かに向けて根気よく説明するようにも受け取れる様子で呟いた。 \n「……あいつらの弱みを握れば長生きできると思ってたみたいだが、結果はどうだ?誰よりも無様な死に方だったじゃねえか。」 \n「俺は違うぜ。こいつらを治すのも、壊して遊ぶのも、俺の気分次第だ。このノートの使い道なんて、落書き帳くらいなもんだろ。ああ、そうだ。あんな窮屈な生き方はしないって戒めにはなるかもな。」", "typeIcon": "gee-y", "typeName1": "GEE", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "grey", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_225_haak", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_haak_1", "uniequip_003_haak_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30155", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": 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\n髪は乱れ顔は垢にまみれ、衣服は綻んでいる。まるで泥まみれでボロボロの布袋のような姿だった。テーブルの上は散乱しており、明らかに目ぼしいものを漁られた形跡があった。 \n「来るな!」 \nナイフを強く握りしめたならず者の指は、どす黒く干からびており、表面には黒い結晶が見て取れた。 \n本来なら恐怖すべき場面だ――だが少女には、自然に下げられた保安官の手が、銃のすぐそばにあることが見えていた。 \nつい先月のこと。少女は荒野で一頭の裂獣と鉢合わせし、気付いた時には裂獣は目の前まで飛びかかってきていた。 \nしかし、一発の銃声が響き裂獣は倒れた。次に少女が目にしたのは、銃をホルスターに収め、歩み寄ってきて自分を抱きしめてくれた保安官の姿だった。 \nだから怖くはない。保安官ならいつでも、あの裂獣と同じように、目の前のならず者を制圧できるのだから。 \nだが、彼女は一向に動こうとしなかった。 \n「あの……チョコレートがお好きなんですか?」 \n「……は?」 \n「わたしも子供たちも大好きで、隊商が通る時はいつも買っているんです。でも……ポットのお湯、もう冷めてしまっていますよね?温かいほうが、もっと美味しいですよ。」 \n少女は保安官の指差す先を目で追う。散乱したテーブルの上で、陶器のカップだけが倒れておらず、その横には乱暴に破られた包装紙が転がっていた。 \n「夜には、野営地でバーベキューとビールを振る舞います。もちろん、ホットチョコレートも。よろしければ……ご一緒にいかがですか?」 \n保安官は、そう語りかけた。 \n\nその晩、見慣れぬ顔が焚き火の近くにあった。 \n「ジェシカお姉ちゃん、どうしてあの人が悪い人じゃないってわかるの?」 \n「わかりません。だから、わたしがしっかり見張っているんです。」 \n「でもママが言ってたよ。開拓地には悪い人がたくさんいるって……」 \n「助けを必要としている人もいるんです。気候は厳しくて、物資も乏しくて、毒虫や猛獣までいる……この開拓地で生き抜くのはとても過酷で、みんな恐ろしくて不安だから、我先にと武器を手に取ってしまうんです。」 \n保安官は少女の頭を優しく撫でた。 \nその眼差しは、かつて倒れた裂獣の傍らにしゃがみ込み、その瞼を閉じてやった時に見せたものと同じだった。 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\n「採点した先生でさえ、それが何の字かわからなかったの。」ウクシクのせっかく乾いた目が、また潤み始めた。「マトヴェイは、アントーシャと一緒にあたしにたくさんの言葉を残したって言ってた。でも、あたしには一言も読めない!」 \nレイディアンはウクシクの言葉を遮らなかった。 \n「彼が話してくれるはずだった物語も、アントーシャとの冒険のことも、次の誕生日にくれるはずだったお祝いの詩も!全部あのノートに書いたって言ってたのに!どうして、もっと早く渡してくれなかったの?どうして、火の中に落としちゃったの?あたしはノートだって、彼らのことだって、ちゃんと守れたのに!」 \nレイディアンはウクシクを抱きしめ、興奮状態の彼女をなだめる。ウクシクが今一番ほしい言葉が何かを彼女は理解している。 \n「ごめんね、ウクシク。私にもあの文字は読めないんだ。だけど……」 \n\nウクシクは再び枕元の明かりをつけた。 \nウクシクは再びノートを開いた。 \nウクシクは再び、あの損なわれたページに目を向けた。 \n書かれた線がゆっくりと動き出し、紙面を泳いで、彼女の見慣れた文字の形になった。その文字たちが語りかけてくる。「ウクシク、今日は一位を取ったんだね、すごいぞ。僕たちの子供の頃よりずっと優秀だ。」 \nウクシクはプッと吹き出した。 \n「何を笑っているんだい?もう寝る時間だよ、ウクシク。それともまさか、おやすみ前の物語を期待してるのかな?」 \nウクシクはうなずいた。 \n「よし、それじゃあアントーシャに話してもらおう。彼が大学に受かった後、どうやって入学初日に学部中の教授全員を敵に回すことに成功したか、って話をね。」 \nウクシクが目を閉じて、目の前に浮かぶ物語をじっくりと眺めていると、ついに眠気が押し寄せてきた。眠りに落ちる前、彼女は必死に目を開け、手芸の授業で作った三体の毛糸の人形を見た。彼女は思う、お姉ちゃんの言う通りだと―― \n「だけど、それらはどんな文字にだってなれるし、どんな意味だって持たせることができるわ。それらはあなたのものだし、ずっとあなたと一緒にいてくれるのよ。」", "typeIcon": "xah-x", "typeName1": "XAH", "typeName2": "X", "equipShiningColor": "blue", 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"uniequip_002_botany", "uniEquipName": "昨日、今日、明日", "uniEquipIcon": "uniequip_002_botany", "uniEquipDesc": "私の名前を呼ぶ声が聞こえる。その声はずっと遠くから響いてきて、そのせいでなかなか眠ることができなかった。 \n毎晩、その声は時間通りにやってくる。時折、私はコーヒーを淹れて机の前に座り、それを待つこともある。それが幻聴なのかどうかはわからない。いっそ何らかの信号干渉の結果だと思いたい。医療部は睡眠導入剤を処方してくれたけれど、本当は必要ないものだ。 \nまた来た。 \nとても聞き覚えのある声だ。だけど記憶にある人物と一人ずつ照らし合わせてみても、合致するものはない。母さんの声はもっと優しかったし、近所の遊び相手は六歳の時に肺炎で死んでしまった。そして姉さんは、あんなふうに私を呼ぶことは決してなかった―― \n姉さんはまるで魂の構造を見極めようとしているかのように私の目をじっと見つめて、それから身を翻して立ち去るだけ……待って、私は何を思い出しているのだろう? \n冷たく乾燥した空気で、くしゃみが出そうになる。あれは……ブレスクでのことだっただろうか?あの暖かい通路のことが忘れられない。女大公閣下の後ろ姿を見つめ、彼女が影から歩み出て、もう一度手を握らせてくださるのを待っていた。長い時間待ったけれど、閣下は微動だにしなかった。閣下の目的は、私があの「宮殿」へ足を踏み入れるのを市民たちに目撃させることだけだったのかもしれない。あの時、街にいる誰かが私を呼んでいて、この声はその時のものだろうか? \n違う。あの時じゃない。 \nもしかするとサンクト・グリファーブルクで、合格通知書を手に帝国理工大学へ入った時かもしれない。貴族たちの庭へ、政治的実績として送り込まれた平民は私一人ではなかったけれど、当時あそこにいたエラフィアは私だけだった。中庭に立って、炎国から高値で買って移植した、名前の通り山奥に分布して希少だというシンザンオガタマを眺めていた。貴族たちはこの一本の木のために五台もの温風機を寄贈したけれど、結局一度の花期すらもたなかった。この声はその時のものだろうか?地面に落ちた白い花弁を拾い上げた時、上の階にいた人間に呼び止められた。ただ、アンテナに改造した私のこの角を嘲笑うためだけに…… \n違う。空になったコーヒーカップに目を落とし、思考が止まる。白磁の底に、誰かの顔が映っているような気がした。 \n吹雪が頬を掠めていくのを感じる。まるで姉さんと別れたあの日に戻ったみたいだ。私は雪の中に転び、姉さんがくれた小さな通信機を握りしめ、約束したチャンネルに合わせる。口を大きく開けたけれど、何を言えばいいのかわからなかった―― \n引き止める?謝罪?非難?いいや、どれも違う。あの瞬間の私に属する言葉などこの大地には一つもなかった。私が持っていたのは、自分の名前だけ。 \n「ティシンナ・ヴィクトロヴナ・ベリャエワ!」 \n自分の声が聞こえた。二十年近くの時を経て、私はあの時自分が発した声をもう一度耳にした。 \n書きかけの論文のことを思い出す。私たちが発信した信号はどれも、本当の意味で消えたことなどないのかもしれない。信号は空気や大地、そして湖水の中の源石粒子に衝突するたびに反響する。アーツによるそれらの信号は次第に弱まっていくが、完全に消えてしまうことはない! \n信号は人生の中で反響し続ける。十年、二十年、百年……そしていつかの日に、再びそれらを捉えることになるだろう。私には聞こえたのだから。五歳の時の自分の叫び声が、女大公閣下のために朗読した感謝の言葉が、学期末に屋根裏部屋に隠れて暗唱した声が、そしてカトルガ区での私の…… \n形のない信号たちが星々のように私の周りを旋回しているのが見えた。それらは私が無意識のうちに、過去から未来へと送った挨拶であり、私が人生で経験した日々はどれも、一度として私から遠ざかったことはなかったのだ。", "typeIcon": "rit-x", 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\n「どうやら、ロスモンティスは私の記憶障害を誤解しているようだけど……まあいい。この端末で旅の記録をするのも悪くないか。」 \n\n先日は作戦演習に付き合っていただき、ありがとうございました。これはBSW社員に支給される、特注品の携帯用製氷機です。電池さえあれば、すぐに起動できます。スルトさんは冷たい飲み物がお好きだと伺いましたので、外へ出かけられる際にもきっと役立つと思います! \n――ジェシカ \n「肝心の電池が入ってないじゃないか……サーミから持ち帰ったこの氷なら、ちょうど中に入りそうだけど……」 \n\n他にも、メテオリーテからのキャンプ用コンロや、他のオペレーターからの小さな旅行鞄などの小物類が、スルトの手によって一つひとつ箱から取り出されていく。 \n机いっぱいに広げられた、役に立ちそうで、よく考えてみれば大した役には立たなそうな物たち。それを眺めていると、スルトは意外にも少しばかりの嬉しさを感じた。 \nスルトは口数が多い方ではないし、進んで人助けをするわけでもない。何より面倒事は嫌いだ。以前の彼女なら、他人のことをわざわざ気にかけたりはしなかった。自分のことだけで手一杯だったのだから。 \nそれが今では、ロドスの一員となった彼女の周りには、いつの間にかこれほど多くの、自分を気にかけてくれる者たちがいる。 \n不慣れな人間関係ではあるが、悪い気はしない。 \n彼女は愛用の端末や衣類、その他の旅の道具をロッカーにしまい込んだ。そしてもらったばかりの、使ったこともない記録端末、ちゃんと動くかどうかも怪しい製氷機、使い慣れないキャンプ用コンロ、自熱式マグボトル……それらにリュックのスペースを丁寧に割り当てていった。彼女はそれらを部屋に置いていく気になれず、連れて行きたくなったのだ。 \nパッキングを終えた荷物を持ち上げてみる――「む、重いな」と、彼女は眉をひそめた。 \nこれならどこへ行こうとも、「旅の必需品」を贈ってくれた連中のことを、片時も忘れることはないだろう。", "typeIcon": "aft-y", "typeName1": "AFT", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": 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\nニンフが再び孤児たちの住処の前に姿を現すと、幼いサルカズたちが一斉に飛び出してきて、彼女を中へと招き入れた。彼らはニンフを囲んで口々にスイーツの美味しさを語り、グループのリーダーである、「まっくらさん」と呼ばれるナハツェーラーは、ニンフにこう頼み込んだ―― \nスイーツの作り方を教えてほしい、と。 \n苦難に満ちた生活からかけ離れた甘美な味わいに、幼い彼らはすっかり魅了されていた。どんな対価を払ってでも、この甘さをずっとそばに置いておきたいと願ったのだ。 \nニンフはレシピを持ってくると、作り方をわかりやすい絵物語にした。材料は、ロドスのために簡単な仕事をこなしてくれれば、報酬として提供すると約束した。さらにカズデルの状況を考慮して、ニンフはカズデルで調達可能なものだけで作る簡易版マフィンのレシピまで開発した。味は少し落ちるものの、甘味への渇望を満たすには十分なものだった。 \n…… \nニンフが小さなサルカズたちと一緒に焼きたてのマフィンを味わっていると、「まっくらさん」がそっとニンフの耳元に顔を寄せた。ここまでやってくれたニンフに、見返りとして何を渡せばいいのかを知りたいのだ。 \nそこでニンフは、あの小箱の鍵を彼女に手渡した。 \n箱を開け、木片を一枚選び、そこに書かれた願いを叶えること。 \nそれがニンフの求めた報酬だ――彼女は優しさを「紐」として、人々の心を繋ぎ合わせてほしい。 \nそれを、今日から試してはどうかという提案だ。 \n「まっくらさん」が真剣な顔で鍵をポケットにしまうのを見届けると、ニンフは満足げにマフィンを一口かじった。", "typeIcon": "pri-y", "typeName1": "PRI", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "red", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_4146_nymph", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_nymph_1", "uniequip_003_nymph_2" ], "unlockFavors": 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"uniEquipName": "新世代", "uniEquipIcon": "uniequip_003_skadi2", "uniEquipDesc": "スカジは、珊瑚の隙間から甲羅のように分厚い防護服に縮こまりつつ、翻訳機を掲げて自分の気を引こうとしている人間を見下ろしていた。 \n見覚えはあった。人間たちは海底に金属の森を敷き詰めており、彼女はそのリーダーのようだった。今、彼女は興奮気味にスカジへ自らの壮大なビジョンを語りかけている―― \nテラを離れ、虚空へと向かい、長い旅路の末にもう一つのテラを探し出し移住するのだと。そのためにスカジが支払う対価は、多少の改造を受け入れ、いくつかの荷物と人間を背負うことだけであった。 \nそこに争いはなかったが、彼女の提案は間違いなく、スカジの本能と摂理にかなうものだった。 \n探索し、移り住むことのできる、より広大な領域があるというのに、スカジがそれを拒む理由などあるだろうか? \nかくしてスカジは人間の導きに従い、その金属の森へと泳ぎ出した。鋼鉄に囲まれた花園には、同胞数名がすでに棲み着いて久しかった。 \n…… \nスカジは同胞たちと同じように名を授かった。スカジが得たそれは、「イシャームラ」という。人間の言い分によれば、それは彼らの文明にある伝説に登場する神の名に由来するらしい。そしてスカジとその同胞たちは総じて「海神」と呼ばれた。スカジはそれを、海の神霊を意味するのだと思っていた。しかし、彼女は海の上に広がる虚無を指し示し、人間はそれをも海の歴史に組み込んだのだとスカジに告げた。虚無の海の神霊。スカジはその概念を幾度も反芻し、その甘美な余韻は今日に至るまでその脳裏にたゆたっている。 \n…… \n人間同士で争いが起きたのだろうか?スカジには理解できなかった。スカジとその同胞は、人間たちの間に漂う緊張感――まるで獲物が捕食される寸前に抱くパニックのようなものを感じ取ることしかできなかった。彼女が科学技術で培養した「海神の御子」を連れてきた時、スカジはそれがエルフなどではなく、むしろ自分たちの外見に近いことに気付いた。それらは「シーボーン」と呼ばれた。「海神」たちは皆、自らの御子を快く受け入れたのに、なぜ彼女があれほど悲しんでいたのか、スカジにはわからなかった。 \n…… \nほとんどの人間は海を去り自らの終焉に向き合いに行った。海上で起きた出来事は、虐殺というより、結末の知れた引き算と呼ぶべきものだった。金属の森は静寂に包まれ、我々に付き添っているのは彼女だけとなった。ある一通の手紙を受け取ってから、彼女はずっと何かを準備しているようだった。そしてついに、彼女は我々を招集した。 \nそれは彼女からのたった一度だけの命令だった。花園の植物に囲まれ、彼女は静かに未来を語った。薬剤を注射して自死するから、遺体を分け合って食べてほしい、と。薬剤は、彼女の脳内にある知識を余すところなく我々に捧げ、同時に記憶に残る人間の痕跡を永遠に抹消するものだという。 \n……ルゥ。 \n彼女は反論の余地を与えてくれなかった。注射針を自分の首筋に刺した直後、彼女は自ら植え育てた陵墓の中へと倒れ込んだ。 \nかすかに動く唇と、焦点のぼやけていく瞳を見つめる私の耳に届いたのは、彼女からの最期の祝福だけだった。 \n生きて―― \n生きて…… \n生きて。", "typeIcon": "bar-y", "typeName1": "BAR", "typeName2": "Y", "equipShiningColor": "yellow", "showEvolvePhase": "PHASE_2", "unlockEvolvePhase": "PHASE_2", "charId": "char_1012_skadi2", "tmplId": null, "showLevel": 1, "unlockLevel": 60, "missionList": [ "uniequip_003_skadi2_1", "uniequip_003_skadi2_2" ], "unlockFavors": { "1": 0, "2": 2732, "3": 10070 }, "itemCost": { "1": [ { "id": "mod_unlock_token", "count": 4, "type": "MATERIAL" }, { "id": "30145", "count": 2, "type": "MATERIAL" }, { "id": "4001", "count": 80000, "type": "GOLD" } ], "2": [ { "id": 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"サポート以外のパッセンジャーのスキル「ルミナスフラグメンツ」を累計30回使用する。", "paramList": [ "char_472_pasngr", "skchr_pasngr_3", "30", "char_472_pasngr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pasngr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_pasngr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_pasngr_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ2-2を★3でクリア。その際、必ずサポート以外のパッセンジャーを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】・【重装】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-02", "char_472_pasngr", "13,PIONEER;13,TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pasngr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_pasngr", "jumpStageId": "main_02-02" }, "uniequip_002_leizi_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のレイズのスキル「初雷」で敵を累計50体撃破。", "paramList": [ "char_306_leizi", "DEATHDETAIL,char_306_leizi,1", "50" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_leizi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_leizi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_leizi_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のレイズを編成、配置し、レイズの攻撃で<ブッチャー>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_03-3-1", "char_306_leizi", "DEATHDETAIL,char_306_leizi,enemy_1034_laxe", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_leizi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_leizi", "jumpStageId": "sub_03-3-1" }, "uniequip_002_pudd_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のプリンで敵に累計150000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4004_pudd", "150000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pudd_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_pudd", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_pudd_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-10を★3でクリア。その際、サポート以外のプリンを編成、配置し、プリンのスキル「電子流拡散」で<重装兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-10", "char_4004_pudd", "DEATHDETAIL,char_4004_pudd,1,enemy_1006_shield", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pudd_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_pudd", "jumpStageId": "main_02-10" }, "uniequip_002_chen_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のチェンのスキル「赤霄・抜刀」或いは「赤霄・絶影」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_chen_2;skchr_chen_3", "1", "char_010_chen" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chen_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chen", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chen_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ5-8を★3でクリア。その際、サポート以外のチェンを編成、配置し、チェンの攻撃で敵を16体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-08", "char_010_chen", "16", "char_010_chen" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chen_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chen", "jumpStageId": "main_05-08" }, "uniequip_002_tachak_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のTachankaで敵に累計150000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_459_tachak", "150000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tachak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tachak", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tachak_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "2名以下(サポート含む)の編成でメインテーマS2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のTachankaを編成、配置し、それ以外のメンバーは【重装】のみとする。", "paramList": [ "3", "sub_02-03", "char_459_tachak", "1,TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tachak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tachak", "jumpStageId": "sub_02-03" }, "uniequip_002_bibeak_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のバイビークのスキル「異刃斬」を累計16回使用する。", "paramList": [ "char_252_bibeak", "skchr_bibeak_2", "16", "char_252_bibeak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bibeak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bibeak", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bibeak_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のバイビークを編成、配置し、バイビークの攻撃で<重装隊長>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_252_bibeak", "DEATHDETAIL,char_252_bibeak,enemy_1006_shield_2", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bibeak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bibeak", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_cutter_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のカッターの攻撃で敵【ドローン】を3体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_301_cutter", "DEATHDETAIL,char_301_cutter,drone", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cutter_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cutter", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cutter_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-7を★3でクリア。その際、サポート以外のカッターを編成、配置し、カッターのスキル「スカーレットエッジ」でを2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-07", "char_301_cutter", "DEATHDETAIL,char_301_cutter,skchr_cutter_2,enemy_1017_defdrn", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cutter_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cutter", "jumpStageId": "main_02-07" }, "uniequip_002_bpipe_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のバグパイプで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_222_bpipe", "80", "char_222_bpipe" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bpipe_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bpipe", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bpipe_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-5を★3でクリア。その際、サポート以外のバグパイプを編成、配置し、バグパイプの攻撃で<術剣士>を4体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-05", "char_222_bpipe", "DEATHDETAIL,char_222_bpipe,enemy_1031_mrogue", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bpipe_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bpipe", "jumpStageId": "main_04-05" }, "uniequip_002_grani_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のグラニを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_220_grani" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_grani_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_grani", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_grani_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『騎兵と狩人』GT-6を★3でクリア。その際、サポート以外のグラニを編成・配置し、グラニの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "a001_06", "char_220_grani", "8", "char_220_grani" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_grani_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_grani", "jumpStageId": "a001_06" }, "uniequip_002_wildmn_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のワイルドメインを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_496_wildmn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wildmn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wildmn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wildmn_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『マリア・ニアール』MN-2を★3でクリア。その際、サポート以外のワイルドメインを編成・配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act13d5_02", "char_496_wildmn", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wildmn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_wildmn", "jumpStageId": "act13d5_02" }, "uniequip_002_sddrag_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のリードで敵を累計70体撃破。", "paramList": [ "char_261_sddrag", "70", "char_261_sddrag" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sddrag_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sddrag", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sddrag_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ9-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のリードを編成・配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_09-04", "char_261_sddrag", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sddrag_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sddrag", "jumpStageId": "main_09-04" }, "uniequip_002_vigna_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のヴィグナを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_290_vigna" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vigna_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vigna", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vigna_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ3-3を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィグナを編成、配置し、ヴィグナの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-03", "char_290_vigna", "8", "char_290_vigna" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vigna_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vigna", "jumpStageId": "main_03-03" }, "uniequip_002_nearl2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の耀騎士ニアールで敵を累計100体撃破。", "paramList": [ "char_1014_nearl2;token_10019_nearl2_sword", "100", "char_1014_nearl2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nearl2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nearl2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nearl2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『マリア・ニアール』MN-8を★3でクリア。その際、サポート以外の耀騎士ニアールを編成・配置し、耀騎士ニアールの攻撃で<腐敗騎士>・<凋零騎士>を合計1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act13d5_08", "char_1014_nearl2", "DEATHDETAIL,char_1014_nearl2,enemy_1513_dekght,enemy_1513_dekght_2", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nearl2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nearl2", "jumpStageId": "act13d5_08" }, "uniequip_002_skadi_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のスカジの攻撃で敵を5体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_263_skadi", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skadi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_skadi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_skadi_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『騎兵と狩人』GT-6を★3でクリア。その際、サポート以外のスカジを編成・配置し、スカジの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "a001_06", "char_263_skadi", "DEATHDETAIL,char_263_skadi,enemy_1001_bigbo", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skadi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_skadi", "jumpStageId": "a001_06" }, "uniequip_002_flameb_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のエンカクのスキル「刃鬼」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_flameb_2", "1", "char_131_flameb" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flameb_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_flameb", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_flameb_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のエンカクを編成、配置し、エンカクの攻撃で敵【サルカズ】を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_04-1-3", "char_131_flameb", "DEATHDETAIL,char_131_flameb,sarkaz", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flameb_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_flameb", "jumpStageId": "sub_04-1-3" }, "uniequip_002_franka_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のフランカで敵に合計18000ダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_106_franka", "18000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_franka_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_franka", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_franka_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ9-3の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のフランカを編成・配置し、フランカの攻撃で<ダブリン重装兵>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-02", "char_106_franka", "DEATHDETAIL,char_106_franka,enemy_1170_dushld", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_franka_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_franka", "jumpStageId": "main_09-02" }, "uniequip_002_peacok_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のコンビクションで敵に合計15000ダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_159_peacok", "15000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_peacok_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_peacok", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_peacok_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ2-4を★3でクリア。その際、サポート以外のコンビクションを編成、配置し、それ以外のメンバーは【特殊】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-04", "char_159_peacok", "13,SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_peacok_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_peacok", "jumpStageId": "main_02-04" }, "uniequip_002_gyuki_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のマトイマルで敵に合計15000ダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_289_gyuki", "15000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gyuki_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_gyuki", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_gyuki_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS2-10を★3でクリア。その際、サポート以外のマトイマルを編成、配置し、マトイマルの攻撃で<上級術師>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_02-10", "char_289_gyuki", "DEATHDETAIL,char_289_gyuki,enemy_1018_aoemag", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gyuki_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_gyuki", "jumpStageId": "sub_02-10" }, "uniequip_002_nothin_1": { "template": "EquipmentDeployCharAndKillCnt", "desc": "サポート以外のウユウを2回以上配置し、ウユウの攻撃で敵を4体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "2", "char_455_nothin", "char_455_nothin", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nothin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nothin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nothin_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のウユウを編成、配置し、ウユウの攻撃で<砲兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_455_nothin", "DEATHDETAIL,char_455_nothin,enemy_1024_mortar", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nothin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nothin", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_strong_1": { "template": "EquipmentDeployCharAndKillCnt", "desc": "サポート以外のジェイを2回以上配置し、ジェイの攻撃で敵を3体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "2", "char_272_strong", "char_272_strong", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_strong_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_strong", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_strong_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS3-2を★3でクリア。その際、サポート以外のジェイを編成、配置し、ジェイの攻撃で<オリジムシβ>を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_03-1-2", "char_272_strong", "DEATHDETAIL,char_272_strong,enemy_1007_slime_3", "8" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_strong_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_strong", "jumpStageId": "sub_03-1-2" }, "uniequip_002_lmlee_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のリーで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_322_lmlee", "80", "char_322_lmlee" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lmlee_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lmlee", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lmlee_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のリーを編成、配置し、それ以外のメンバーは【狙撃】・【先鋒】・【医療】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_322_lmlee", "13,SNIPER;13,PIONEER;13,MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lmlee_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lmlee", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_ling_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のリィンとリィンの召喚物の攻撃で敵を合計7体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_2023_ling,token_10020_ling_soul1,token_10020_ling_soul2,token_10020_ling_soul3", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ling_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ling", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ling_2": { "template": "EquipmentStageDeployCntAndSpec", "desc": "メインテーマ3-4を★3でクリア。サポート以外のリィンを編成、配置し、戦闘中で配置できるオペレーターの人数は5人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_03-04", "char_2023_ling", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ling_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ling", "jumpStageId": "main_03-04" }, "uniequip_002_cqbw_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のWで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_113_cqbw", "DEATHDETAIL,char_113_cqbw,killcount", "80" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cqbw_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cqbw", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cqbw_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-3を★3でクリア。その際、サポート以外のWを編成・配置し、Wの攻撃で<サルカズ突撃兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act9d0_03", "char_113_cqbw", "DEATHDETAIL,char_113_cqbw,enemy_1072_dlancer", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cqbw_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cqbw", "jumpStageId": "act9d0_03" }, "uniequip_002_phenxi_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のフィアメッタで敵に累計180000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_300_phenxi", "180000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_phenxi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_phenxi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_phenxi_2": { "template": "EquipmentDamageStage", "desc": "メインテーマS5-9を★3でクリア。その際、サポート以外のフィアメッタを編成、配置し、フィアメッタの攻撃で敵に60000以上のダメージ与える。", "paramList": [ "3", "sub_05-4-3", "char_300_phenxi", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_phenxi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_phenxi", "jumpStageId": "sub_05-4-3" }, "uniequip_002_meteo_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のメテオリーテの攻撃で敵を10体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_219_meteo", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_meteo_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_meteo", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_meteo_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ2-4を★3でクリア。その際、サポート以外のメテオリーテを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】・【医療】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-04", "char_219_meteo", "13,PIONEER;13,MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_meteo_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_meteo", "jumpStageId": "main_02-04" }, "uniequip_002_sesa_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のシェーシャで敵に合計25000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_379_sesa", "25000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sesa_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sesa", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sesa_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のシェーシャを編成、配置し、シェーシャの攻撃で<オリジムシβ>を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_03-3-1", "char_379_sesa", "DEATHDETAIL,char_379_sesa,enemy_1007_slime_3", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sesa_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sesa", "jumpStageId": "sub_03-3-1" }, "uniequip_002_yuki_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のシラユキで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_118_yuki", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yuki_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_yuki", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_yuki_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマS2-11を★3でクリア。その際、サポート以外のシラユキを編成、配置し、シラユキの攻撃で敵を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_02-11", "char_118_yuki", "15", "char_118_yuki" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yuki_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_yuki", "jumpStageId": "sub_02-11" }, "uniequip_002_dusk_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のシーの召喚物を累計20回召喚。", "paramList": [ "char_2015_dusk", "SPAWN,token_10015_dusk_drgn", "20" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_dusk_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_dusk", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_dusk_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "2名以下(サポート含む)の編成でメインテーマ1-6を★3でクリア。その際、サポート以外のシーを編成、配置し、それ以外のメンバーは【重装】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_01-06", "char_2015_dusk", "1,TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_dusk_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_dusk", "jumpStageId": "main_01-06" }, "uniequip_002_mostma_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のモスティマで敵を累計100体撃破。", "paramList": [ "char_213_mostma", "100", "char_213_mostma" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mostma_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mostma", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mostma_2": { "template": "EquipmentEventStageKill", "desc": "エピソード『喧騒の掟』CB-5を★3でクリア。その際、サポート以外のモスティマを編成・配置し、モスティマの攻撃で<ロードローラー>を1体以上含めて敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act5d0_05", "char_213_mostma", "8", "DEATHDETAIL,char_213_mostma,enemy_1058_traink", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mostma_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mostma", "jumpStageId": "act5d0_05" }, "uniequip_002_lava2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の炎獄ラヴァで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_1011_lava2", "80", "char_1011_lava2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lava2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lava2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lava2_2": { "template": "EquipmentEventStageKill", "desc": "エピソード『画中人』WR-4を★3でクリア。その際、サポート以外の炎獄ラヴァを編成・配置し、炎獄ラヴァの攻撃で<「ヤマツミ」>を1体以上含めて敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act16d5_04", "char_1011_lava2", "8", "DEATHDETAIL,char_1011_lava2,enemy_1125_spshld", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lava2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lava2", "jumpStageId": "act16d5_04" }, "uniequip_002_skfire_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のスカイフレアのスキル「メテオフレイム」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_skfire_2", "1", "char_166_skfire" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skfire_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_skfire", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_skfire_2": { "template": "EquipmentEventStageKill", "desc": "メインテーマS3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のスカイフレアを編成、配置し、スカイフレアの攻撃で<ブッチャー>を2体以上含めて敵を10体撃破。", "paramList": [ "3", "sub_03-2-3", "char_166_skfire", "10", "DEATHDETAIL,char_166_skfire,enemy_1034_laxe", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skfire_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_skfire", "jumpStageId": "sub_03-2-3" }, "uniequip_002_lionhd_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のレオンハルトのスキル「弱点解析&爆破」を4回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_lionhd_2", "4", "char_373_lionhd" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lionhd_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lionhd", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lionhd_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のレオンハルトを編成、配置し、レオンハルトのスキル「弱点解析&爆破」で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-05", "char_373_lionhd", "DEATHDETAIL,skchr_lionhd_2", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lionhd_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lionhd", "jumpStageId": "main_03-05" }, "uniequip_002_fmout_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のギターノの攻撃で敵を8体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_109_fmout", "8" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_fmout_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_fmout", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_fmout_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ1-10を★3でクリア。その際、サポート以外のギターノを編成、配置し、ギターノの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_01-10", "char_109_fmout", "10", "char_109_fmout" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_fmout_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_fmout", "jumpStageId": "main_01-10" }, "uniequip_002_greyy_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のグレイの攻撃で敵を8体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_253_greyy", "8" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_greyy_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_greyy", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_greyy_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "4名以下(サポート含む)の編成でメインテーマ2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のグレイを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-03", "char_253_greyy", "3,PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_greyy_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_greyy", "jumpStageId": "main_02-03" }, "uniequip_002_shwaz_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のシュヴァルツのスキル「ターミネート」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_shwaz_3", "2", "char_340_shwaz" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shwaz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_shwaz", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_shwaz_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-7を★3でクリア。その際、サポート以外のシュヴァルツを編成・配置し、シュヴァルツの攻撃で<ロックブレイカー>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "a003_07", "char_340_shwaz", "DEATHDETAIL,char_340_shwaz,enemy_1048_hirman", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shwaz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_shwaz", "jumpStageId": "a003_07" }, "uniequip_002_prove_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のプロヴァンスの攻撃で敵を5体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_145_prove", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_prove_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_prove", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_prove_2": { "template": "EquipmentEventStageKill", "desc": "メインテーマS5-1を★3でクリア。その際、サポート以外のプロヴァンスを編成・配置し、プロヴァンスの攻撃で<凶悪伐採者>を1体以上含む敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_05-1-1", "char_145_prove", "6", "DEATHDETAIL,char_145_prove,enemy_1033_handax_2", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_prove_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_prove", "jumpStageId": "sub_05-1-1" }, "uniequip_002_acdrop_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のアシッドドロップで敵を累計50体撃破。", "paramList": [ "char_366_acdrop", "50", "char_366_acdrop" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_acdrop_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_acdrop", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_acdrop_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアシッドドロップを編成・配置し、アシッドドロップの攻撃で<ハガネガニ>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-08", "char_366_acdrop", "DEATHDETAIL,char_366_acdrop,enemy_1016_diaman", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_acdrop_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_acdrop", "jumpStageId": "main_02-08" }, "uniequip_002_lisa_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のスズランのスキル「渺然たる狐火」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_358_lisa", "skchr_lisa_3", "6", "char_358_lisa" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lisa_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lisa", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lisa_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『ウォルモンドの薄暮』TW-7を★3でクリア。その際、サポート以外のスズランを編成・配置し、それ以外の【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act11d0_07", "char_358_lisa", "SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lisa_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lisa", "jumpStageId": "act11d0_07" }, "uniequip_002_aglina_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のアンジェリーナの攻撃で敵を7体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_291_aglina", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aglina_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_aglina", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_aglina_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ4-4を★3でクリア。その際、サポート以外のアンジェリーナを編成・配置し、それ以外のメンバーは【特殊】のみで2名以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-04", "char_291_aglina", "2,SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aglina_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_aglina", "jumpStageId": "main_04-04" }, "uniequip_002_glacus_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のグラウコスで敵【ドローン】を累計20体撃破。", "paramList": [ "char_326_glacus", "DEATHDETAIL,char_326_glacus,drone", "20" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glacus_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_glacus", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_glacus_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-7を★3でクリア。その際、サポート以外のグラウコスを編成・配置し、グラウコスの攻撃で<アーツバードA1>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-07", "char_326_glacus", "DEATHDETAIL,char_326_glacus,enemy_1041_lazerd", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glacus_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_glacus", "jumpStageId": "main_05-07" }, "uniequip_002_glassb_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のイースチナで敵に合計25000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_195_glassb", "25000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glassb_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_glassb", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_glassb_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のイースチナを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_02-03", "char_195_glassb", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glassb_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_glassb", "jumpStageId": "main_02-03" }, "uniequip_002_podego_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のポデンコのスキル「胞子飛散」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_podego_2", "2", "char_258_podego" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_podego_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_podego", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_podego_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のポデンコを編成・配置し、ポデンコの攻撃で<バクダンムシ>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_258_podego", "DEATHDETAIL,char_258_podego,enemy_1021_bslime", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_podego_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_podego", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_skgoat_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアーススピリットのスキル「流砂」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_183_skgoat", "skchr_skgoat_2", "6", "char_183_skgoat" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skgoat_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_skgoat", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_skgoat_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-2を★3でクリア。その際、サポート以外のアーススピリットを編成・配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】・【狙撃】のみとする。", "paramList": [ "3", "act9d0_02", "char_183_skgoat", "13,PIONEER;13,SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skgoat_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_skgoat", "jumpStageId": "act9d0_02" }, "uniequip_002_ghost2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の帰溟スペクターで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_1023_ghost2", "30", "char_1023_ghost2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ghost2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ghost2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ghost2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外の帰溟スペクターを編成・配置し、帰溟スペクターの攻撃で<嚢海のクローラー>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act18d3_ex01", "char_1023_ghost2", "DEATHDETAIL,char_1023_ghost2,enemy_1152_dsurch", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ghost2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ghost2", "jumpStageId": "act18d3_ex01" }, "uniequip_002_bena_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のベナのスキル「クイッククロップ」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_bena_2", "1", "char_369_bena" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bena_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bena", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bena_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のベナを編成・配置し、ベナの攻撃で<重装兵>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-03", "char_369_bena", "DEATHDETAIL,char_369_bena,enemy_1006_shield", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bena_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bena", "jumpStageId": "main_02-03" }, "uniequip_002_kazema_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のカゼマルのスキル「紙織・双影」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4016_kazema", "skchr_kazema_2", "10", "char_4016_kazema" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kazema_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kazema", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kazema_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のカゼマルを編成・配置し、カゼマルの攻撃で敵を30体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_4016_kazema", "DEATHDETAIL,char_4016_kazema,killcount", "30" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kazema_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kazema", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_lumen_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のルーメンのスキル「不滅の灯火」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_lumen_3", "2", "char_4042_lumen" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lumen_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lumen", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lumen_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ6-9を★3でクリア。その際、サポート以外のルーメンを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_06-08", "char_4042_lumen", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lumen_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lumen", "jumpStageId": "main_06-08" }, "uniequip_002_ceylon_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のセイロンのスキル「水霊の加護」を累計3回使用する。", "paramList": [ "char_348_ceylon", "skchr_ceylon_2", "3", "char_348_ceylon" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ceylon_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ceylon", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ceylon_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-3を★3でクリア。その際、サポート以外のセイロンを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "a003_03", "char_348_ceylon", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ceylon_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ceylon", "jumpStageId": "a003_03" }, "uniequip_002_whispr_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のウィスパーレインのスキル「痛覚抑制」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_whispr_2", "1", "char_436_whispr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_whispr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_whispr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_whispr_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-5を★3でクリア。その際、サポート以外のウィスパーレインを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-05", "char_436_whispr", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_whispr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_whispr", "jumpStageId": "main_02-05" }, "uniequip_002_finlpp_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のセイリュウのスキル「ピュアスプリング」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_385_finlpp", "skchr_finlpp_2", "5", "char_385_finlpp" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_finlpp_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_finlpp", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_finlpp_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のセイリュウを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_385_finlpp", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_finlpp_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_finlpp", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_zumama_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のユーネクテスで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_416_zumama", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_zumama_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_zumama", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_zumama_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-EX-4を★3でクリア。その際、サポート以外のユーネクテスを編成・配置し、ユーネクテスの攻撃で<ティアカウチャンピオン>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12d0_ex04", "char_416_zumama", "DEATHDETAIL,char_416_zumama,enemy_1098_cchmpn_2", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_zumama_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_zumama", "jumpStageId": "act12d0_ex04" }, "uniequip_002_aurora_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のオーロラで敵に累計40000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_422_aurora", "40000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aurora_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_aurora", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_aurora_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のオーロラを編成・配置し、オーロラの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_422_aurora", "DEATHDETAIL,char_422_aurora,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aurora_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_aurora", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_irene_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のアイリーニのスキルで敵を累計50体撃破。", "paramList": [ "char_4009_irene", "DEATHDETAIL,char_4009_irene,ability", "50" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_irene_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_irene", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_irene_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-4を★3でクリア。その際、サポート以外のアイリーニを編成・配置し、アイリーニの攻撃で敵を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act18d3_04", "char_4009_irene", "15", "char_4009_irene" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_irene_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_irene", "jumpStageId": "act18d3_04" }, "uniequip_002_demkni_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のサリアのスキル「硬質化」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_202_demkni", "skchr_demkni_3", "5", "char_202_demkni" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_demkni_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_demkni", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_demkni_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『孤島激震』MB-3を★3でクリア。その際、サポート以外のサリアを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act15d0_03", "char_202_demkni" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_demkni_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_demkni", "jumpStageId": "act15d0_03" }, "uniequip_002_nearl_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のニアールのスキル「救護態勢」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_nearl_2", "1", "char_148_nearl" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nearl_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nearl", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nearl_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ1-12を★3でクリア。その際、サポート以外のニアールを編成、配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_01-12", "char_148_nearl" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nearl_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nearl", "jumpStageId": "main_01-12" }, "uniequip_002_sunbr_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のグムのスキル「戦場のシェフ」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_196_sunbr", "skchr_sunbr_2", "6", "char_196_sunbr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sunbr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sunbr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sunbr_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-2を★3でクリア。その際、サポート以外グムを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-02", "char_196_sunbr", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sunbr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sunbr", "jumpStageId": "main_04-02" }, "uniequip_002_blemsh_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のブレミシャインのスキル「英霊顕現」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_blemsh_3", "1", "char_423_blemsh" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blemsh_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_blemsh", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_blemsh_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "エピソード『マリア・ニアール』MN-2を★3でクリア。その際、サポート以外のブレミシャインを編成・配置し、それ以外のメンバーは【重装】のみとする。", "paramList": [ "3", "act13d5_02", "char_423_blemsh", "13,TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blemsh_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_blemsh", "jumpStageId": "act13d5_02" }, "uniequip_002_hmau_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のウンのスキル「医療態勢・受動」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_226_hmau", "skchr_hmau_2", "5", "char_226_hmau" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hmau_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hmau", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hmau_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "3名以下(サポート含む)の編成でメインテーマS2-4を★3でクリア。その際、サポート以外のウンを編成、配置し、それ以外のメンバーは【術師】のみとする。", "paramList": [ "3", "sub_02-04", "char_226_hmau", "2,CASTER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hmau_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hmau", "jumpStageId": "sub_02-04" }, "uniequip_002_iris_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のアイリスで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_338_iris", "30", "char_338_iris" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_iris_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_iris", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_iris_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-2を★3でクリア。その際、サポート以外のアイリスを編成・配置し、アイリスの攻撃で<重装兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-02", "char_338_iris", "DEATHDETAIL,char_338_iris,enemy_1006_shield", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_iris_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_iris", "jumpStageId": "main_02-02" }, "uniequip_002_indigo_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のインディゴで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_469_indigo", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_indigo_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_indigo", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_indigo_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-5を★3でクリア。その際、サポート以外のインディゴを編成・配置し、スキル「光と影の迷路」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18d3_05", "skchr_indigo_2", "2", "char_469_indigo" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_indigo_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_indigo", "jumpStageId": "act18d3_05" }, "uniequip_002_ebnhlz_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のエーベンホルツで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_4046_ebnhlz", "DEATHDETAIL,char_4046_ebnhlz,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ebnhlz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ebnhlz", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ebnhlz_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のエーベンホルツを編成、配置し、エーベンホルツの攻撃で<重装隊長>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_4046_ebnhlz", "DEATHDETAIL,char_4046_ebnhlz,enemy_1006_shield_2", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ebnhlz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ebnhlz", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_003_skadi_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のスカジで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_263_skadi", "30", "char_263_skadi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_skadi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_skadi", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_skadi_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『騎兵と狩人』GT-4を★3でクリア。その際、サポート以外のスカジを編成・配置し、スカジの攻撃で<伐採者>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "a001_04", "char_263_skadi", "DEATHDETAIL,char_263_skadi,enemy_1033_handax", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_skadi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_skadi", "jumpStageId": "a001_04" }, "uniequip_003_pasngr_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のパッセンジャーで敵に合計30000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_472_pasngr", "30000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_pasngr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_pasngr", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_pasngr_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外のパッセンジャーを編成、配置し、パッセンジャーの攻撃で敵<クラッシャー>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "char_472_pasngr", "DEATHDETAIL,char_472_pasngr,enemy_1045_hammer", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_pasngr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_pasngr", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_002_jesica_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のジェシカのスキル「煙幕」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_235_jesica", "skchr_jesica_2", "5", "char_235_jesica" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_jesica_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_jesica", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_jesica_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-4を★3でクリア。その際、サポート以外のジェシカを編成・配置し、スキル「煙幕」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18d3_04", "skchr_jesica_2", "1", "char_235_jesica" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_jesica_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_jesica", "jumpStageId": "act18d3_04" }, "uniequip_002_shotst_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のメテオで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_126_shotst", "30", "char_126_shotst" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shotst_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_shotst", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_shotst_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-7を★3でクリア。その際、サポート以外のメテオを編成、配置し、メテオの攻撃でを2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-07", "char_126_shotst", "DEATHDETAIL,char_126_shotst,enemy_1017_defdrn", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shotst_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_shotst", "jumpStageId": "main_02-07" }, "uniequip_002_clour_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヴァーミルで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_190_clour", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_clour_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_clour", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_clour_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のヴァーミルを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_190_clour", "13,PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_clour_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_clour", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_mm_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のメイのスキル「スタンショック」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_133_mm", "skchr_mm_2", "5", "char_133_mm" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mm_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mm", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mm_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-4を★3でクリア。その際、サポート以外のメイを編成、配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-04", "char_133_mm", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mm_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mm", "jumpStageId": "main_04-04" }, "uniequip_002_bluep_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアズリウスで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_129_bluep", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bluep_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bluep", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bluep_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ3-4を★3でクリア。その際、サポート以外のアズリウスを編成、配置し、それ以外のメンバーは【前衛】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_03-04", "char_129_bluep", "13,WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bluep_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bluep", "jumpStageId": "main_03-04" }, "uniequip_002_platnm_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のプラチナで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_204_platnm", "30", "char_204_platnm" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_platnm_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_platnm", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_platnm_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-7を★3でクリア。その際、サポート以外のプラチナを編成・配置し、プラチナの攻撃で<コキュートス>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-07", "char_204_platnm", "DEATHDETAIL,char_204_platnm,enemy_1042_frostd", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_platnm_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_platnm", "jumpStageId": "main_05-07" }, "uniequip_002_swllow_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のグレースロートのスキル「羽嵐」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_367_swllow", "skchr_swllow_2", "5", "char_367_swllow" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_swllow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_swllow", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_swllow_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-10を★3でクリア。その際、サポート以外のグレースロートを編成、配置し、グレースロートの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-10", "char_367_swllow", "DEATHDETAIL,char_367_swllow,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_swllow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_swllow", "jumpStageId": "main_02-10" }, "uniequip_002_aprl_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のエイプリルを累計8回配置。", "paramList": [ "8", "char_365_aprl", "char_365_aprl" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aprl_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_aprl", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_aprl_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-3を★3でクリア。その際、サポート以外のエイプリルを編成・配置し、エイプリルの攻撃で<特戦術師隊長>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-03", "char_365_aprl", "DEATHDETAIL,char_365_aprl,enemy_1038_lunmag_2", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aprl_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_aprl", "jumpStageId": "main_05-03" }, "uniequip_002_kroos2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の寒芒クルースのスキル「矢継ぎ早」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_1021_kroos2", "skchr_kroos2_2", "5", "char_1021_kroos2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kroos2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kroos2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kroos2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外の寒芒クルースを編成・配置し、寒芒クルースの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_1021_kroos2", "DEATHDETAIL,char_1021_kroos2,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kroos2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kroos2", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_angel_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のエクシアで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_103_angel", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_angel_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_angel", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_angel_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-10を★3でクリア。その際、サポート以外のエクシアを編成・配置し、エクシアの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-10", "char_103_angel", "DEATHDETAIL,char_103_angel,enemy_1505_frstar", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_angel_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_angel", "jumpStageId": "main_04-10" }, "uniequip_002_archet_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のアルケットの攻撃で敵を5体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_332_archet", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_archet_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_archet", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_archet_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-9を★3でクリア。その際、サポート以外のアルケットを編成、配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-09", "char_332_archet", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_archet_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_archet", "jumpStageId": "main_02-09" }, "uniequip_002_ash_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のAshで敵【エリート】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_456_ash", "DEATHDETAIL,char_456_ash,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ash_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ash", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ash_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ1-12を★3でクリア。その際、サポート以外のAshを編成、配置し、Ashの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_01-12", "char_456_ash", "DEATHDETAIL,char_456_ash,enemy_1504_cqbw", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ash_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ash", "jumpStageId": "main_01-12" }, "uniequip_003_pallas_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のパラスのスキル「勇士に捧ぐ祝福」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_485_pallas", "skchr_pallas_3", "5", "char_485_pallas" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_pallas_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_pallas", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_pallas_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のパラスを編成、配置し、それ以外のメンバーは【重装】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_485_pallas", "13,TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_pallas_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_pallas", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_halo_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のアステジーニで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_135_halo", "40", "char_135_halo" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_halo_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_halo", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_halo_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のアステジーニを編成、配置し、それ以外のメンバーは【重装】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_135_halo", "13,TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_halo_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_halo", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_003_mgllan_3": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のマゼランの召喚物を累計45回召喚。", "paramList": [ "45", "token_10005_mgllan_drone1;token_10005_mgllan_drone2;token_10005_mgllan_drone3", "char_248_mgllan" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mgllan_3", "uniEquipMissionSort": 3, "uniEquipId": "uniequip_003_mgllan", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_mgllan_4": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ2-2を★3でクリア。その際、サポート以外のマゼランを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-02", "char_248_mgllan", "13,PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mgllan_4", "uniEquipMissionSort": 4, "uniEquipId": "uniequip_003_mgllan", "jumpStageId": "main_02-02" }, "uniequip_002_glady_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のグレイディーアのスキル「渇水の乱渦狂舞」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_glady_3", "1", "char_474_glady" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glady_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_glady", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_glady_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-EX-5を★3でクリア。その際、サポート以外のグレイディーアを編成し、1体以上の<富栄養化したリーパー>を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "act18d3_ex05", "char_474_glady", "SIMPLE,enemy_1151_dslntc_2,fall_down", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glady_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_glady", "jumpStageId": "act18d3_ex05" }, "uniequip_002_slchan_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のクリフハートを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_173_slchan", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_slchan_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_slchan", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_slchan_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『マリア・ニアール』MN-4を★3でクリア。その際、サポート以外のクリフハートを編成・配置し、それ以外の【特殊】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act13d5_04", "char_173_slchan", "SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_slchan_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_slchan", "jumpStageId": "act13d5_04" }, "uniequip_002_snsant_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のスノーズントを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_383_snsant", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_snsant_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_snsant", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_snsant_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のスノーズントを編成、配置し、スキル「ネットキャプチャー」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "skchr_snsant_2", "2", "char_383_snsant" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_snsant_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_snsant", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_rope_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のロープのスキル「鉤縄二本流」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_236_rope", "skchr_rope_2", "10", "char_236_rope" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rope_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rope", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rope_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-3を★3でクリア。その際、サポート以外のロープを編成し、を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "main_03-03", "char_236_rope", "SIMPLE,enemy_1502_crowns,fall_down", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rope_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rope", "jumpStageId": "main_03-03" }, "uniequip_002_mizuki_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のミヅキで敵に累計150000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_437_mizuki", "150000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mizuki_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mizuki", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mizuki_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のミヅキを編成、配置し、ミヅキの攻撃で<サルカズ狙撃兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_437_mizuki", "DEATHDETAIL,char_437_mizuki,enemy_1012_dcross", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mizuki_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mizuki", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_mantic_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のマンティコアのスキル「スコーピオンテール」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_mantic_2", "1", "char_215_mantic" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mantic_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mantic", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mantic_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ1-9を★3でクリア。その際、サポート以外のマンティコアを編成・配置し、それ以外のメンバーは1人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_01-09", "char_215_mantic", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mantic_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mantic", "jumpStageId": "main_01-09" }, "uniequip_002_kirara_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のキララのスキル「アンカーポイント」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_478_kirara", "skchr_kirara_2", "5", "char_478_kirara" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kirara_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kirara", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kirara_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のキララを編成・配置し、キララの攻撃で敵を20体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_478_kirara", "20", "char_478_kirara" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kirara_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kirara", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_ethan_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のイーサンのスキル「グラインドツイスター」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_355_ethan", "skchr_ethan_2", "5", "char_355_ethan" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ethan_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ethan", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ethan_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『ウォルモンドの薄暮』TW-3を★3でクリア。その際、サポート以外のイーサンを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "act11d0_03", "char_355_ethan", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ethan_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ethan", "jumpStageId": "act11d0_03" }, "uniequip_003_fartth_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のファートゥースのスキル「フェザーアロー」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_fartth_3", "2", "char_430_fartth" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_fartth_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_fartth", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_fartth_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-5を★3でクリア。その際、サポート以外のファートゥースを編成、配置し、ファートゥースの攻撃で<上級術師>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-05", "char_430_fartth", "DEATHDETAIL,char_430_fartth,enemy_1018_aoemag", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_fartth_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_fartth", "jumpStageId": "main_02-05" }, "uniequip_003_ghost2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の帰溟スペクターのスキル「生からの重圧」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_ghost2_3", "1", "char_1023_ghost2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ghost2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ghost2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ghost2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマS4-1を★3でクリア。その際、サポート以外の帰溟スペクターを編成・配置し、帰溟スペクターの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_04-1-1", "char_1023_ghost2", "10", "char_1023_ghost2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ghost2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ghost2", "jumpStageId": "sub_04-1-1" }, "uniequip_002_bgsnow_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のパゼオンカの「タイプライター」を累計10回配置。", "paramList": [ "10", "token_10026_bgsnow_subbow", "char_4055_bgsnow" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bgsnow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bgsnow", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bgsnow_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-10を★3でクリア。その際、サポート以外のパゼオンカを編成、配置し、パゼオンカ、あるいは「タイプライター」の攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-10", "char_4055_bgsnow", "DEATHDETAIL,char_4055_bgsnow,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bgsnow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bgsnow", "jumpStageId": "main_02-10" }, "uniequip_002_snakek_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のクオーラのスキル「シェルガード」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_150_snakek", "skchr_snakek_2", "8", "char_150_snakek" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_snakek_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_snakek", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_snakek_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-10を★3でクリア。その際、サポート以外のクオーラを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-10", "char_150_snakek", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_snakek_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_snakek", "jumpStageId": "main_02-10" }, "uniequip_002_yak_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のマッターホルンのスキル「寒冷順化」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_199_yak", "skchr_yak_2", "8", "char_199_yak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_yak", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_yak_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のマッターホルンを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-06", "char_199_yak", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_yak", "jumpStageId": "main_03-06" }, "uniequip_002_bubble_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のバブルのスキル「「かかってこい!」」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_bubble_2", "1", "char_381_bubble" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bubble_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bubble", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bubble_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のバブルを編成・配置し、バブルの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_381_bubble", "8", "char_381_bubble" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bubble_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bubble", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_moeshd_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のクロワッサンを編成・配置し、敵を3体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_201_moeshd", "SIMPLE,*,fall_down", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_moeshd_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_moeshd", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_moeshd_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ2-8を★3でクリア。その際、サポート以外のクロワッサンを編成、配置し、スキル「テスラハンマー」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_02-08", "skchr_moeshd_2", "2", "char_201_moeshd" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_moeshd_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_moeshd", "jumpStageId": "main_02-08" }, "uniequip_002_bison_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のバイソンのスキル「戦線強化」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_bison_2", "2", "char_325_bison" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bison_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bison", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bison_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のバイソンを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_325_bison", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bison_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bison", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_zebra_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のヘビーレインのスキル「応急迷彩」を累計30回使用する。", "paramList": [ "char_304_zebra", "skchr_zebra_1", "30", "char_304_zebra" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_zebra_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_zebra", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_zebra_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ2-7を★3でクリア。その際、サポート以外のヘビーレインを編成、配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_02-07", "char_304_zebra" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_zebra_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_zebra", "jumpStageId": "main_02-07" }, "uniequip_002_hsguma_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のホシグマで敵を累計60体撃破。", "paramList": [ "char_136_hsguma", "60", "char_136_hsguma" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hsguma_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hsguma", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hsguma_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のホシグマを編成、配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_136_hsguma", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hsguma_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hsguma", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_nian_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のニェンで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_2014_nian", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nian_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nian", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nian_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『画中人』WR-9を★3でクリア。その際、サポート以外のニェンを編成・配置し、ニェンの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act16d5_09", "char_2014_nian", "10", "char_2014_nian" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nian_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nian", "jumpStageId": "act16d5_09" }, "uniequip_002_provs_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のプロヴァイゾのスキル「論理展開」を累計14回使用する。", "paramList": [ "char_4032_provs", "skchr_provs_2", "14", "char_4032_provs" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_provs_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_provs", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_provs_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-7を★3でクリア。その際、サポート以外のプロヴァイゾを編成・配置し、プロヴァイゾの攻撃で<バクダンムシ>を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-07", "char_4032_provs", "DEATHDETAIL,char_4032_provs,enemy_1021_bslime", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_provs_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_provs", "jumpStageId": "main_04-07" }, "uniequip_003_ebnhlz_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のエーベンホルツの攻撃で敵を6体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_4046_ebnhlz,token_10024_ebnhlz_rcube", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ebnhlz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ebnhlz", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ebnhlz_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のエーベンホルツを編成・配置し、エーベンホルツの攻撃で<凶悪ブッチャー>を撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-06", "char_4046_ebnhlz", "DEATHDETAIL,char_4046_ebnhlz,enemy_1034_laxe_2", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ebnhlz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ebnhlz", "jumpStageId": "main_03-06" }, "uniequip_003_zumama_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のユーネクテスで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_416_zumama", "DEATHDETAIL,char_416_zumama,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_zumama_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_zumama", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_zumama_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-7を★3でクリア。その際、サポート以外のユーネクテスを編成・配置し、ユーネクテスの攻撃で<ティアカウ勇士>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12d0_07", "char_416_zumama", "DEATHDETAIL,char_416_zumama,enemy_1098_cchmpn", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_zumama_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_zumama", "jumpStageId": "act12d0_07" }, "uniequip_002_kalts_1": { "template": "EquipmentDamageTotalWithToken", "desc": "サポート以外のケルシーで敵に累計150000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_003_kalts;token_10002_kalts_mon3tr", "150000", "char_003_kalts" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kalts_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kalts", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kalts_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外のケルシーを編成、配置し、スキル「指令:メルトダウン」を4回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "skchr_kalts_3", "4", "char_003_kalts" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kalts_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kalts", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_002_shining_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のシャイニングのスキル「教導の結界」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_147_shining", "skchr_shining_3", "6", "char_147_shining" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shining_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_shining", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_shining_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ5-8を★3でクリア。その際、サポート以外のシャイニングを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_05-08", "char_147_shining", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shining_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_shining", "jumpStageId": "main_05-08" }, "uniequip_002_tuye_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のトゥイエのスキル「カンフル剤」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_tuye_2", "1", "char_402_tuye" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tuye_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tuye", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tuye_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のトゥイエを編成・配置し、それ以外のオペレーターは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_402_tuye", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tuye_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tuye", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_folnic_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のフォリニックで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_345_folnic", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_folnic_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_folnic", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_folnic_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ5-2を★3でクリア。その際、サポート以外のフォリニックを編成、配置し、フォリニックの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-02", "char_345_folnic", "8", "char_345_folnic" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_folnic_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_folnic", "jumpStageId": "main_05-02" }, "uniequip_002_bldsk_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のワルファリンのスキル「不安定血漿」を累計12回使用する。", "paramList": [ "char_171_bldsk", "skchr_bldsk_2", "12", "char_171_bldsk" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bldsk_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bldsk", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bldsk_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "7名以下(サポート含む)の編成でメインテーマ2-10を★3でクリア。その際、サポート以外のワルファリンを編成、配置し、それ以外のメンバーは【前衛】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-10", "char_171_bldsk", "6,WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bldsk_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bldsk", "jumpStageId": "main_02-10" }, "uniequip_002_silent_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のサイレンスのスキル「医療ドローン」を累計14回使用する。", "paramList": [ "char_108_silent", "skchr_silent_2", "14", "char_108_silent" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_silent_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_silent", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_silent_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-8を★3でクリア。その際、サポート以外のサイレンスを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-08", "char_108_silent", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_silent_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_silent", "jumpStageId": "main_04-08" }, "uniequip_002_susuro_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のススーロのスキル「ディープヒーリング」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_298_susuro", "skchr_susuro_2", "6", "char_298_susuro" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_susuro_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_susuro", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_susuro_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-7を★3でクリア。その際、サポート以外のススーロを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-07", "char_298_susuro", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_susuro_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_susuro", "jumpStageId": "main_04-07" }, "uniequip_002_ccheal_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のガヴィルのスキル「回復力促進・広域」を累計12回使用する。", "paramList": [ "char_187_ccheal", "skchr_ccheal_2", "12", "char_187_ccheal" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ccheal_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ccheal", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ccheal_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマS4-5を★3でクリア。その際、サポート以外のガヴィルを編成、配置し、スキル「回復力促進・広域」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "sub_04-2-2", "skchr_ccheal_2", "2", "char_187_ccheal" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ccheal_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ccheal", "jumpStageId": "sub_04-2-2" }, "uniequip_002_myrrh_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のミルラのスキル「メディカルゾーン」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_117_myrrh", "skchr_myrrh_2", "5", "char_117_myrrh" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_myrrh_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_myrrh", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_myrrh_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ6-11を★3でクリア。その際、サポート以外のミルラを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_06-10", "char_117_myrrh", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_myrrh_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_myrrh", "jumpStageId": "main_06-10" }, "uniequip_003_dusk_3": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のシーで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_2015_dusk;token_10015_dusk_drgn", "80", "char_2015_dusk" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_dusk_3", "uniEquipMissionSort": 3, "uniEquipId": "uniequip_003_dusk", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_dusk_4": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のシーを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_2015_dusk", "999,PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_dusk_4", "uniEquipMissionSort": 4, "uniEquipId": "uniequip_003_dusk", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_003_aglina_3": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアンジェリーナで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_291_aglina", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_aglina_3", "uniEquipMissionSort": 3, "uniEquipId": "uniequip_003_aglina", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_aglina_4": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ2-7を★3でクリア。その際、サポート以外のアンジェリーナを編成・配置し、それ以外のメンバーは4名以下とする。", "paramList": [ "3", "main_02-07", "char_291_aglina", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_aglina_4", "uniEquipMissionSort": 4, "uniEquipId": "uniequip_003_aglina", "jumpStageId": "main_02-07" }, "uniequip_002_siege_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のシージで敵を累計60体撃破。", "paramList": [ "char_112_siege", "60", "char_112_siege" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_siege_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_siege", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_siege_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ1-7を★3でクリア。その際、サポート以外のシージを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_01-07", "char_112_siege", "13,PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_siege_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_siege", "jumpStageId": "main_01-07" }, "uniequip_002_saga_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のサガを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_362_saga" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_saga_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_saga", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_saga_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『画中人』WR-1を★3でクリア。その際、サポート以外のサガを編成・配置し、それ以外のメンバーは2名以下とする。", "paramList": [ "3", "act16d5_01", "char_362_saga", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_saga_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_saga", "jumpStageId": "act16d5_01" }, "uniequip_002_flamtl_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のフレイムテイルで敵に累計40000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_420_flamtl", "40000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flamtl_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_flamtl", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_flamtl_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『ニアーライト』NL-3を★3でクリア。その際、サポート以外のフレイムテイルを編成・配置し、それ以外のメンバーは4名以下とする。", "paramList": [ "3", "act13side_03", "char_420_flamtl", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flamtl_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_flamtl", "jumpStageId": "act13side_03" }, "uniequip_002_texas_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のテキサスのスキル「剣雨」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_texas_2", "1", "char_102_texas" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_texas_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_texas", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_texas_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『喧騒の掟』CB-3を★3でクリア。その際、サポート以外のテキサスを編成・配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act5d0_03", "char_102_texas", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_texas_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_texas", "jumpStageId": "act5d0_03" }, "uniequip_002_headbr_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のズィマーのスキル「ウルサスの雄叫び」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_115_headbr", "skchr_headbr_2", "5", "char_115_headbr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_headbr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_headbr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_headbr_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ1-5を★3でクリア。その際、サポート以外のズィマーを編成、配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】・【狙撃】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_01-05", "char_115_headbr", "13,PIONEER;13,SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_headbr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_headbr", "jumpStageId": "main_01-05" }, "uniequip_002_chiave_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のキアーベのスキル「火炎剥離」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_349_chiave", "skchr_chiave_2", "5", "char_349_chiave" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chiave_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chiave", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chiave_2": { "template": "EquipmentSquadStar", "desc": "メインテーマ1-1を★3でクリア。その際、サポート以外のキアーベを編成、配置し、それ以外のメンバーは★1オペレーターのみとする。", "paramList": [ "3", "main_01-01", "char_349_chiave", "13,1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chiave_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chiave", "jumpStageId": "main_01-01" }, "uniequip_002_blackd_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のクーリエを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_198_blackd" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blackd_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_blackd", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_blackd_2": { "template": "EquipmentSquadPos", "desc": "メインテーマS2-2を★3でクリア。その際、サポート以外のクーリエを編成、配置し、それ以外のメンバーは遠距離オペレーターのみとする。", "paramList": [ "3", "sub_02-02", "char_198_blackd", "13,RANGED" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blackd_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_blackd", "jumpStageId": "sub_02-02" }, "uniequip_002_scave_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のスカベンジャーで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_149_scave", "30", "char_149_scave" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_scave_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_scave", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_scave_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ1-3を★3でクリア。その際、サポート以外のスカベンジャーを編成・配置し、スカベンジャーの攻撃で敵を12体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_01-03", "char_149_scave", "12", "char_149_scave" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_scave_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_scave", "jumpStageId": "main_01-03" }, "uniequip_003_shwaz_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のシュヴァルツで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_340_shwaz", "DEATHDETAIL,char_340_shwaz,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_shwaz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_shwaz", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_shwaz_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ2-1を★3でクリア。その際、サポート以外のシュヴァルツを編成、配置し、それ以外のメンバーは【狙撃】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_02-01", "char_340_shwaz", "13,SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_shwaz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_shwaz", "jumpStageId": "main_02-01" }, "uniequip_003_hsguma_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のホシグマで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_136_hsguma", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_hsguma_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_hsguma", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_hsguma_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ6-4を★3でクリア。その際、サポート以外のホシグマを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_06-04", "char_136_hsguma", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_hsguma_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_hsguma", "jumpStageId": "main_06-04" }, "uniequip_002_lunacu_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のルナカブで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_4014_lunacu", "30", "char_4014_lunacu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lunacu_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lunacu", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lunacu_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-5を★3でクリア。その際、サポート以外のルナカブを編成、配置し、ルナカブの攻撃で<上級術師>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-05", "char_4014_lunacu", "DEATHDETAIL,char_4014_lunacu,enemy_1018_aoemag", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lunacu_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lunacu", "jumpStageId": "main_02-05" }, "uniequip_002_texas2_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外の血掟テキサスで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_1028_texas2", "DEATHDETAIL,char_1028_texas2,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_texas2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_texas2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_texas2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『喧騒の掟』CB-8を★3でクリア。その際、サポート以外の血掟テキサスを編成・配置し、血掟テキサスの攻撃で<灰尾>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act5d0_08", "char_1028_texas2", "DEATHDETAIL,char_1028_texas2,enemy_1060_emouse", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_texas2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_texas2", "jumpStageId": "act5d0_08" }, "uniequip_002_poca_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のロサで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_197_poca", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_poca_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_poca", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_poca_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ7-9を★3でクリア。その際、サポート以外のロサを編成、配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_07-07", "char_197_poca", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_poca_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_poca", "jumpStageId": "main_07-07" }, "uniequip_002_totter_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のトターで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_4062_totter", "30", "char_4062_totter" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_totter_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_totter", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_totter_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のトターを編成、配置し、トターの攻撃で<迷彩射撃兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_03-2-3", "char_4062_totter", "DEATHDETAIL,char_4062_totter,enemy_1019_jshoot", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_totter_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_totter", "jumpStageId": "sub_03-2-3" }, "uniequip_002_toddi_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のトギフォンスで敵【サルカズ】を累計20体撃破。", "paramList": [ "char_363_toddi", "DEATHDETAIL,char_363_toddi,sarkaz", "20" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_toddi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_toddi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_toddi_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のトギフォンスを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_363_toddi", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_toddi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_toddi", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_erato_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のエラトのスキル「英雄へのイムヌス」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_4043_erato", "skchr_erato_2", "5", "char_4043_erato" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_erato_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_erato", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_erato_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマS5-9を★3でクリア。その際、サポート以外のエラトを編成、配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "sub_05-4-3", "char_4043_erato", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_erato_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_erato", "jumpStageId": "sub_05-4-3" }, "uniequip_002_helage_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のヘラグで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_188_helage", "DEATHDETAIL,char_188_helage,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_helage_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_helage", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_helage_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外のヘラグを編成、配置し、ヘラグの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "char_188_helage", "DEATHDETAIL,char_188_helage,enemy_1507_mephi", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_helage_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_helage", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_002_akafyu_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアカフユのスキル「信影流・十文字勝」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_475_akafyu", "skchr_akafyu_2", "5", "char_475_akafyu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_akafyu_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_akafyu", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_akafyu_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアカフユを編成、配置し、アカフユの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_475_akafyu", "DEATHDETAIL,char_475_akafyu,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_akafyu_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_akafyu", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_utage_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のウタゲのスキル「落地斬・突破」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_337_utage", "skchr_utage_2", "5", "char_337_utage" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_utage_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_utage", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_utage_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ1-12を★3でクリア。その際、サポート以外のウタゲを編成、配置し、それ以外の【前衛】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_01-12", "char_337_utage", "WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_utage_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_utage", "jumpStageId": "main_01-12" }, "uniequip_002_hamoni_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のハーモニーのスキル「耽溺の結末」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_hamoni_2", "1", "char_297_hamoni" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hamoni_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hamoni", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hamoni_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ6-5を★3でクリア。その際、サポート以外のハーモニーを編成・配置し、ハーモニーの攻撃で<寄生重装兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_06-05", "char_297_hamoni", "DEATHDETAIL,char_297_hamoni,enemy_1061_zomshd", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hamoni_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hamoni", "jumpStageId": "main_06-05" }, "uniequip_003_archet_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアルケットで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_332_archet", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_archet_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_archet", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_archet_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-4を★3でクリア。その際、サポート以外のアルケットを編成・配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act18d3_04", "char_332_archet", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_archet_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_archet", "jumpStageId": "act18d3_04" }, "uniequip_003_mizuki_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のミヅキで敵を累計50体撃破。", "paramList": [ "char_437_mizuki", "50", "char_437_mizuki" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mizuki_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_mizuki", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_mizuki_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-5を★3でクリア。その際、サポート以外のミヅキを編成・配置し、ミヅキの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-05", "char_437_mizuki", "10", "char_437_mizuki" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mizuki_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_mizuki", "jumpStageId": "main_04-05" }, "uniequip_002_amgoat_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のエイヤフィヤトラで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_180_amgoat", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amgoat_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_amgoat", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_amgoat_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-5を★3でクリア。その際、サポート以外のエイヤフィヤトラを編成・配置し、それ以外のメンバーは3人以下とする。", "paramList": [ "3", "a003_05", "char_180_amgoat", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amgoat_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_amgoat", "jumpStageId": "a003_05" }, "uniequip_002_cerber_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のケオベで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_2013_cerber", "DEATHDETAIL,char_2013_cerber,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cerber_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cerber", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cerber_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-6を★3でクリア。その際、サポート以外のケオベを編成・配置し、ケオベの攻撃で<ティアカウ破壊者>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12d0_06", "char_2013_cerber", "DEATHDETAIL,char_2013_cerber,enemy_1097_cclmbjk", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cerber_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cerber", "jumpStageId": "act12d0_06" }, "uniequip_002_absin_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のアブサントのスキル「告死の弾雨」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_absin_2", "1", "char_405_absin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_absin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_absin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_absin_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-4を★3でクリア。その際、サポート以外アブサントを編成、配置し、それ以外の【術師】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-04", "char_405_absin", "CASTER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_absin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_absin", "jumpStageId": "main_03-04" }, "uniequip_002_nights_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヘイズで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_141_nights", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nights_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nights", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nights_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマS2-4を★3でクリア。その際、サポート以外のヘイズを編成・配置し、ヘイズの攻撃で<重装兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_02-04", "char_141_nights", "DEATHDETAIL,char_141_nights,enemy_1006_shield", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nights_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nights", "jumpStageId": "sub_02-04" }, "uniequip_002_qanik_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のカニパラートのスキル「駆けのぼる氷雪」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_466_qanik", "skchr_qanik_2", "10", "char_466_qanik" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_qanik_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_qanik", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_qanik_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のカニパラートを編成・配置し、カニパラートの攻撃で<重装兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-03", "char_466_qanik", "DEATHDETAIL,char_466_qanik,enemy_1006_shield", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_qanik_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_qanik", "jumpStageId": "main_02-03" }, "uniequip_002_nightm_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のナイトメアのスキル「ナイトシャドウ」を累計12回使用する。", "paramList": [ "char_164_nightm", "skchr_nightm_2", "12", "char_164_nightm" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nightm_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nightm", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nightm_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマS4-1を★3でクリア。その際、サポート以外ナイトメアを編成、配置し、それ以外の【術師】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "sub_04-1-1", "char_164_nightm", "CASTER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nightm_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nightm", "jumpStageId": "sub_04-1-1" }, "uniequip_002_tomimi_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のトミミのスキル「ガヴィル保護プラン」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_tomimi_2", "1", "char_411_tomimi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tomimi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tomimi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tomimi_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-2を★3でクリア。その際、サポート以外のトミミを編成・配置し、それ以外の【術師】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act12d0_02", "char_411_tomimi", "CASTER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tomimi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tomimi", "jumpStageId": "act12d0_02" }, "uniequip_002_amiya_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のアーミヤで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_002_amiya", "DEATHDETAIL,char_002_amiya,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amiya_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_amiya", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_amiya_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアーミヤ(中堅術師)を編成、配置し、アーミヤ(中堅術師)の攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_002_amiya", "DEATHDETAIL,char_002_amiya,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amiya_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_amiya", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_003_lumen_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のルーメンのスキル「清めの沛雨」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4042_lumen", "skchr_lumen_2", "10", "char_4042_lumen" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lumen_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_lumen", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_lumen_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-5を★3でクリア。その際、サポート以外のルーメンを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "a003_05", "char_4042_lumen", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lumen_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_lumen", "jumpStageId": "a003_05" }, "uniequip_003_demkni_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のサリアのスキル「薬剤配置」を3回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_demkni_2", "3", "char_202_demkni" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_demkni_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_demkni", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_demkni_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外サリアを編成、配置し、【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_202_demkni", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_demkni_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_demkni", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_bdhkgt_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のジエユンで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4078_bdhkgt", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bdhkgt_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bdhkgt", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bdhkgt_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマS2-2を★3でクリア。その際、サポート以外のジエユンを編成、配置し、ジエユンの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_02-02", "char_4078_bdhkgt", "10", "char_4078_bdhkgt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bdhkgt_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bdhkgt", "jumpStageId": "sub_02-02" }, "uniequip_002_weedy_1": { "template": "EquipmentDamageTotalWithToken", "desc": "サポート以外のウィーディで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_400_weedy;token_10009_weedy_cannon", "100000", "char_400_weedy" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_weedy_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_weedy", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_weedy_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-5を★3でクリア。その際、サポート以外のウィーディを編成・配置し、それ以外の【特殊】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act14side_05", "char_400_weedy", "SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_weedy_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_weedy", "jumpStageId": "act14side_05" }, "uniequip_002_forcer_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のエンフォーサーのスキル「スタガリングショット」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_forcer_2", "2", "char_4036_forcer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_forcer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_forcer", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_forcer_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のエンフォーサーを編成し、3体以上の<精鋭求道狙撃手>を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "act16side_ex01", "char_4036_forcer", "SIMPLE,enemy_1213_mtrsnp_2,fall_down", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_forcer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_forcer", "jumpStageId": "act16side_ex01" }, "uniequip_002_panda_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のエフイーターを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_241_panda", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_panda_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_panda", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_panda_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『画中人』WR-7を★3でクリア。その際、サポート以外のエフイーターを編成・配置し、スキル「崩拳」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act16d5_07", "skchr_panda_2", "2", "char_241_panda" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_panda_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_panda", "jumpStageId": "act16d5_07" }, "uniequip_002_sqrrel_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のショウを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_277_sqrrel", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sqrrel_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sqrrel", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sqrrel_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-8を★3でクリア。その際、サポート以外のショウを編成し、2体以上の<ハガネガニ>を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "main_02-08", "char_277_sqrrel", "SIMPLE,enemy_1016_diaman,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sqrrel_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sqrrel", "jumpStageId": "main_02-08" }, "uniequip_002_ifrit_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のイフリータで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_134_ifrit", "80", "char_134_ifrit" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ifrit_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ifrit", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ifrit_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ1-5を★3でクリア。その際、サポート以外イフリータを編成、配置し、それ以外の【狙撃】・【術師】・【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_01-05", "char_134_ifrit", "SNIPER;CASTER;SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ifrit_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ifrit", "jumpStageId": "main_01-05" }, "uniequip_002_serum_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のコロセラムで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_489_serum", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_serum_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_serum", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_serum_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-6を★3でクリア。その際、サポート以外のコロセラムを編成・配置し、スキル「神経蝕滞弾」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act14side_06", "skchr_serum_2", "2", "char_489_serum" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_serum_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_serum", "jumpStageId": "act14side_06" }, "uniequip_002_yato2_1": { "template": "EquipmentDeployStage", "desc": "サポート以外のキリンRヤトウを3回配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "3", "char_1029_yato2", "char_1029_yato2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yato2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_yato2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_yato2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のキリンRヤトウを編成、配置し、キリンRヤトウの攻撃で<砲兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_1029_yato2", "DEATHDETAIL,char_1029_yato2,enemy_1024_mortar", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yato2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_yato2", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_noirc2_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のレウスSノイルホーンで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_1030_noirc2", "DEATHDETAIL,char_1030_noirc2,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_noirc2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_noirc2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_noirc2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のレウスSノイルホーンを編成・配置し、レウスSノイルホーンの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_1030_noirc2", "DEATHDETAIL,char_1030_noirc2,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_noirc2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_noirc2", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_003_shining_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のシャイニングのスキル「オートカバー」を累計35回使用する。", "paramList": [ "char_147_shining", "skchr_shining_2", "35", "char_147_shining" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_shining_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_shining", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_shining_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『ニアーライト』NL-5を★3でクリア。その際、サポート以外のシャイニングを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act13side_05", "char_147_shining" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_shining_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_shining", "jumpStageId": "act13side_05" }, "uniequip_003_siege_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のシージのスキル「スカイスマッシュ」を累計40回使用する。", "paramList": [ "char_112_siege", "skchr_siege_2", "40", "char_112_siege" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_siege_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_siege", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_siege_2": { "template": "EquipmentDeployOneNoEvac", "desc": "メインテーマ11-2の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のシージを編成し、最初に配置した上で、シージが一度も撤退されず、倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_11-02", "char_112_siege", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_siege_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_siege", "jumpStageId": "main_11-02" }, "uniequip_002_billro_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のカーネリアンで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_426_billro", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_billro_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_billro", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_billro_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ7-3を★3でクリア。その際、サポート以外のカーネリアンを編成・配置し、【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_07-02", "char_426_billro", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_billro_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_billro", "jumpStageId": "main_07-02" }, "uniequip_002_lin_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のリンで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_4080_lin", "80", "char_4080_lin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lin_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のリンを編成・配置し、【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_4080_lin", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lin", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_mint_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のミントを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_388_mint", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mint_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mint", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mint_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-2を★3でクリア。その際、サポート以外のミントを編成し、4体以上の<氷原の戦士>を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "act14side_02", "char_388_mint", "SIMPLE,enemy_1189_krgaxe,fall_down", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mint_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mint", "jumpStageId": "act14side_02" }, "uniequip_002_beewax_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のビーズワクスのスキル「オベリスク召喚」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_344_beewax", "skchr_beewax_2", "8", "char_344_beewax" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_beewax_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_beewax", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_beewax_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『ドッソレスホリデー』DH-6を★3でクリア。その際、サポート以外のビーズワクスを編成・配置し、【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act12side_06", "char_344_beewax", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_beewax_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_beewax", "jumpStageId": "act12side_06" }, "uniequip_002_doroth_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のドロシーで「共振装置」を累計50個配置する。", "paramList": [ "50", "token_10025_doroth_recttp", "char_4048_doroth" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_doroth_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_doroth", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_doroth_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ4-5を★3でクリア。その際、サポート以外のドロシーを編成・配置し、それ以外のメンバーは3人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-05", "char_4048_doroth", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_doroth_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_doroth", "jumpStageId": "main_04-05" }, "uniequip_002_robin_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のロビンを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_451_robin", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_robin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_robin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_robin_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-EX-2を★3でクリア。その際、サポート以外のロビンを編成し、6体以上の<氷原の護法隊長>を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "act14side_ex02", "char_451_robin", "SIMPLE,enemy_1191_krgrg_2,fall_down", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_robin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_robin", "jumpStageId": "act14side_ex02" }, "uniequip_002_rfrost_1": { "template": "EquipmentDamageTotalWithToken", "desc": "サポート以外のFrostで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_458_rfrost;token_10016_rfrost_mine", "100000", "char_458_rfrost" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rfrost_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rfrost", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rfrost_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-4を★3でクリア。その際、サポート以外のFrostを編成・配置し、Frostの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-04", "char_458_rfrost", "DEATHDETAIL,char_458_rfrost,enemy_1502_crowns", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rfrost_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rfrost", "jumpStageId": "main_04-04" }, "uniequip_002_cement_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のセメントのスキル「構造強化」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_cement_2", "1", "char_464_cement" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cement_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cement", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cement_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『将進酒』IW-EX-6を★3でクリア。その際、サポート以外のセメントを編成・配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act15side_ex06", "char_464_cement", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cement_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cement", "jumpStageId": "act15side_ex06" }, "uniequip_002_morgan_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のモーガンで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_154_morgan", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_morgan_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_morgan", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_morgan_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-5を★3でクリア。その際、サポート以外のモーガンを編成・配置し、モーガンの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-05", "char_154_morgan", "10", "char_154_morgan" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_morgan_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_morgan", "jumpStageId": "main_04-05" }, "uniequip_003_nian_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のニェンのスキル「鉄御」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_nian_3", "1", "char_2014_nian" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_nian_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_nian", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_nian_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマS6-2を★3でクリア。その際、サポート以外のニェンを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "sub_06-1-2", "char_2014_nian" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_nian_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_nian", "jumpStageId": "sub_06-1-2" }, "uniequip_003_cerber_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のケオベで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_2013_cerber", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cerber_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_cerber", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_cerber_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ11-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のケオベを編成・配置し、ケオベの攻撃で<ナハツェーラーの使徒>を撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-06", "char_2013_cerber", "DEATHDETAIL,char_2013_cerber,enemy_1266_nhapos", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cerber_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_cerber", "jumpStageId": "main_11-06" }, "uniequip_002_gnosis_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のノーシスのスキル「ハイポサーミア」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_gnosis_3", "1", "char_206_gnosis" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gnosis_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_gnosis", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_gnosis_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-7を★3でクリア。その際、サポート以外のノーシスを編成・配置し、それ以外の【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act14side_07", "char_206_gnosis", "SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gnosis_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_gnosis", "jumpStageId": "act14side_07" }, "uniequip_002_slbell_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のプラマニクスで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_174_slbell", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_slbell_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_slbell", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_slbell_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のプラマニクスを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_02-03", "char_174_slbell", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_slbell_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_slbell", "jumpStageId": "main_02-03" }, "uniequip_002_vodfox_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のシャマレのスキル「呪いの人形」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_254_vodfox", "skchr_vodfox_2", "10", "char_254_vodfox" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vodfox_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vodfox", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vodfox_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ6-5を★3でクリア。その際、サポート以外のシャマレを編成・配置し、それ以外の【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_06-05", "char_254_vodfox", "SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vodfox_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vodfox", "jumpStageId": "main_06-05" }, "uniequip_002_rosmon_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のロスモンティスで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_391_rosmon", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rosmon_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rosmon", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rosmon_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-1を★3でクリア。その際、サポート以外のロスモンティスを編成・配置し、ロスモンティスの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-01", "char_391_rosmon", "10", "char_391_rosmon" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rosmon_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rosmon", "jumpStageId": "main_04-01" }, "uniequip_002_greyy2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の承曦グレイのスキル「明けの明星」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_1027_greyy2", "skchr_greyy2_2", "10", "char_1027_greyy2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_greyy2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_greyy2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_greyy2_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ1-3を★3でクリア。その際、サポート以外の承曦グレイを編成・配置し、それ以外のメンバーは【先鋒】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_01-03", "char_1027_greyy2", "13,PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_greyy2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_greyy2", "jumpStageId": "main_01-03" }, "uniequip_002_heyak_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のホルハイヤで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4027_heyak", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_heyak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_heyak", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_heyak_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-7を★3でクリア。その際、サポート以外のホルハイヤを編成・配置し、スキル「博識者の妄言」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "a003_07", "skchr_heyak_3", "2", "char_4027_heyak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_heyak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_heyak", "jumpStageId": "a003_07" }, "uniequip_002_melnte_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のメラナイトのスキル「リミテッドバースト」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_melnte_2", "1", "char_4006_melnte" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_melnte_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_melnte", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_melnte_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマS3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のメラナイトを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "sub_03-2-3", "char_4006_melnte", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_melnte_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_melnte", "jumpStageId": "sub_03-2-3" }, "uniequip_003_cqbw_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のWのスキル「びっくり箱」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_113_cqbw", "skchr_cqbw_2", "10", "char_113_cqbw" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cqbw_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_cqbw", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_cqbw_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-7を★3でクリア。その際、サポート以外のWを編成・配置し、【特殊】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act9d0_07", "char_113_cqbw", "SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cqbw_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_cqbw", "jumpStageId": "act9d0_07" }, "uniequip_003_kalts_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のケルシーのスキル「指令:メルトダウン」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_003_kalts", "skchr_kalts_3", "10", "char_003_kalts" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_kalts_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_kalts", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_kalts_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外のケルシーを編成・配置し、Mon3trの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "char_003_kalts", "DEATHDETAIL,char_003_kalts,enemy_1507_mephi;DEATHDETAIL,token_10002_kalts_mon3tr,enemy_1507_mephi", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_kalts_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_kalts", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_002_ironmn_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のステインレスで支援装置を累計25個配置する。", "paramList": [ "25", "token_10027_ironmn_pile1;token_10027_ironmn_pile2;token_10027_ironmn_pile3", "char_4072_ironmn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ironmn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ironmn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ironmn_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のステインレスを編成・配置し、ステインレス、もしくはステインレスの支援装置の攻撃で<枯朽サルカズ戦士>を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_4072_ironmn", "DEATHDETAIL,char_4072_ironmn,enemy_1267_nhpbr;DEATHDETAIL,token_10027_ironmn_pile1,enemy_1267_nhpbr;DEATHDETAIL,token_10027_ironmn_pile2,enemy_1267_nhpbr;DEATHDETAIL,token_10027_ironmn_pile3,enemy_1267_nhpbr", "15" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ironmn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ironmn", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_windft_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のウインドフリットのスキル「この身を源とす」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_433_windft", "skchr_windft_2", "10", "char_433_windft" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_windft_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_windft", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_windft_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ11-9の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のウインドフリットを編成、配置し、それ以外のメンバーは【術師】・【重装】・【医療】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_11-08", "char_433_windft", "13,CASTER;13,TANK;13,MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_windft_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_windft", "jumpStageId": "main_11-08" }, "uniequip_002_robrta_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のロベルタで支援装置を累計25個配置する。", "paramList": [ "25", "token_10018_robrta_mach", "char_484_robrta" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_robrta_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_robrta", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_robrta_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のロベルタを編成、配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_484_robrta" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_robrta_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_robrta", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_haak_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアのスキル「劇性増強剤・ドリアン」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_225_haak", "skchr_haak_3", "10", "char_225_haak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_haak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_haak", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_haak_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアを編成、配置し、【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-08", "char_225_haak", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_haak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_haak", "jumpStageId": "main_02-08" }, "uniequip_002_spuria_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のスプリアで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4015_spuria", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_spuria_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_spuria", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_spuria_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-2を★3でクリア。その際、サポート以外のスプリアを編成・配置し、スキル「インスタントカスタム」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act9d0_02", "skchr_spuria_2", "1", "char_4015_spuria" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_spuria_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_spuria", "jumpStageId": "act9d0_02" }, "uniequip_002_inside_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のインサイダーで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_498_inside", "30", "char_498_inside" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_inside_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_inside", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_inside_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-4を★3でクリア。その際、サポート以外のインサイダーを編成、配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-04", "char_498_inside", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_inside_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_inside", "jumpStageId": "main_03-04" }, "uniequip_003_blemsh_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のブレミシャインで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_423_blemsh", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_blemsh_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_blemsh", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_blemsh_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『マリア・ニアール』MN-4を★3でクリア。その際、サポート以外のブレミシャインを編成・配置し、ブレミシャインの攻撃で<盾持ち独立騎士>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act13d5_04", "char_423_blemsh", "DEATHDETAIL,char_423_blemsh,enemy_1102_sdkght", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_blemsh_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_blemsh", "jumpStageId": "act13d5_04" }, "uniequip_003_flamtl_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のフレイムテイルのスキル「フレイムハート」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_flamtl_3", "2", "char_420_flamtl" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_flamtl_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_flamtl", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_flamtl_2": { "template": "EquipmentDeployOneNoEvac", "desc": "エピソード『ニアーライト』NL-5を★3でクリア。その際、サポート以外のフレイムテイルを編成し、最初に配置した上で、フレイムテイルが一度も撤退されず、倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act13side_05", "char_420_flamtl", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_flamtl_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_flamtl", "jumpStageId": "act13side_05" }, "uniequip_002_sleach_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のサイラッハのスキル「信念の義旗」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_479_sleach", "skchr_sleach_2", "10", "char_479_sleach" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sleach_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sleach", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sleach_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ9-2を★3でクリア。その際、サポート以外サイラッハを編成、配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_09-01", "char_479_sleach", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sleach_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sleach", "jumpStageId": "main_09-01" }, "uniequip_002_elysm_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のエリジウムのスキル「支援指令γ」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_401_elysm", "skcom_assist_cost[3]", "10", "char_401_elysm" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_elysm_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_elysm", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_elysm_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマS3-6を★3でクリア。その際、サポート以外エリジウムを編成、配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "sub_03-3-1", "char_401_elysm", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_elysm_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_elysm", "jumpStageId": "sub_03-3-1" }, "uniequip_002_myrtle_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のテンニンカのスキル「支援指令β」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_151_myrtle", "skcom_assist_cost[2]", "10", "char_151_myrtle" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_myrtle_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_myrtle", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_myrtle_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ6-3を★3でクリア。その際、サポート以外のテンニンカを編成、配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_06-03", "char_151_myrtle", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_myrtle_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_myrtle", "jumpStageId": "main_06-03" }, "uniequip_002_typhon_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のティフォンで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_2012_typhon", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_typhon_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_typhon", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_typhon_2": { "template": "EquipmentSquadPos", "desc": "メインテーマS2-1を★3でクリア。その際、サポート以外のティフォンを編成、配置し、それ以外のメンバーは近距離オペレーターのみとする。", "paramList": [ "3", "sub_02-01", "char_2012_typhon", "13,MELEE" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_typhon_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_typhon", "jumpStageId": "sub_02-01" }, "uniequip_002_sntlla_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のサンタラのスキル「「魔女の涙」」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_sntlla_2", "1", "char_341_sntlla" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sntlla_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sntlla", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sntlla_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-2を★3でクリア。その際、サポート以外のサンタラを編成・配置し、サンタラの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act14side_02", "char_341_sntlla", "8", "char_341_sntlla" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sntlla_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sntlla", "jumpStageId": "act14side_02" }, "uniequip_003_helage_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のヘラグで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_188_helage", "30", "char_188_helage" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_helage_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_helage", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_helage_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ7-10を★3でクリア。その際、サポート以外のヘラグを編成・配置し、それ以外のメンバーは3人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_07-08", "char_188_helage", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_helage_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_helage", "jumpStageId": "main_07-08" }, "uniequip_003_phatom_1": { "template": "EquipmentDeployStage", "desc": "サポート以外のファントムを2回配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "2", "char_250_phatom", "char_250_phatom" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_phatom_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_phatom", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_phatom_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-5を★3でクリア。その際、サポート以外のファントムを編成・配置し、ファントムの攻撃で<サルカズ歩哨>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act9d0_05", "char_250_phatom", "DEATHDETAIL,char_250_phatom,enemy_1073_dscout;DEATHDETAIL,token_10007_phatom_twin,enemy_1073_dscout", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_phatom_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_phatom", "jumpStageId": "act9d0_05" }, "uniequip_002_gvial2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の百錬ガヴィルのスキル「ブレイクラッシュ」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_1026_gvial2", "skchr_gvial2_2", "10", "char_1026_gvial2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gvial2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_gvial2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_gvial2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ9-2の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外の百錬ガヴィルを編成・配置し、百錬ガヴィルの攻撃で敵を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-01", "char_1026_gvial2", "15", "char_1026_gvial2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gvial2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_gvial2", "jumpStageId": "main_09-01" }, "uniequip_002_huang_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のブレイズで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_017_huang", "80", "char_017_huang" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_huang_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_huang", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_huang_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ11-13の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のブレイズを編成・配置し、それ以外の【前衛】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_11-11", "char_017_huang", "WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_huang_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_huang", "jumpStageId": "main_11-11" }, "uniequip_002_broca_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のブローカで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_356_broca", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_broca_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_broca", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_broca_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ7-8を★3でクリア。その際、サポート以外のブローカを編成、配置し、スキル「ハイボルテージ」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_07-06", "skchr_broca_2", "2", "char_356_broca" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_broca_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_broca", "jumpStageId": "main_07-06" }, "uniequip_002_ghost_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のスペクターのスキル「肉斬骨断」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_ghost_2", "1", "char_143_ghost" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ghost_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ghost", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ghost_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『狂人号』SN-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のスペクターを編成・配置し、スペクターの攻撃で<富栄養化したスライダー>を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act17side_ex01", "char_143_ghost", "DEATHDETAIL,char_143_ghost,enemy_1148_dssbr_2", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ghost_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ghost", "jumpStageId": "act17side_ex01" }, "uniequip_002_savage_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のサベージのスキル「精密起爆」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_230_savage", "skchr_savage_2", "10", "char_230_savage" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_savage_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_savage", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_savage_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ4-5を★3でクリア。その際、サポート以外のサベージを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-05", "char_230_savage", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_savage_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_savage", "jumpStageId": "main_04-05" }, "uniequip_002_estell_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のエステルで敵に合計12000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_127_estell", "12000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_estell_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_estell", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_estell_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ7-4を★3でクリア。その際、サポート以外のエステルを編成・配置し、エステルの攻撃で敵を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-03", "char_127_estell", "15", "char_127_estell" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_estell_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_estell", "jumpStageId": "main_07-03" }, "uniequip_002_swire2_1": { "template": "EquipmentDamageTotalWithToken", "desc": "サポート以外の琳琅スワイヤーで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1033_swire2;token_10031_swire2_gdtrap", "60000", "char_1033_swire2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_swire2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_swire2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_swire2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ5-2を★3でクリア。その際、サポート以外の琳琅スワイヤーを編成、配置し、琳琅スワイヤーの攻撃で敵を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-02", "char_1033_swire2;token_10031_swire2_gdtrap", "15", "char_1033_swire2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_swire2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_swire2", "jumpStageId": "main_05-02" }, "uniequip_002_buildr_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のポンシラスを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_488_buildr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_buildr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_buildr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_buildr_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-5を★3でクリア。その際、サポート以外のポンシラスを編成・配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "a003_05", "char_488_buildr", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_buildr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_buildr", "jumpStageId": "a003_05" }, "uniequip_002_bryota_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のブライオファイタのスキル「岩石の根気」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_bryota_2", "1", "char_4106_bryota" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bryota_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bryota", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bryota_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ9-3の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のブライオファイタを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_09-02", "char_4106_bryota" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bryota_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bryota", "jumpStageId": "main_09-02" }, "uniequip_002_humus_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のヒューマスのスキル「高効率作業」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_humus_2", "1", "char_491_humus" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_humus_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_humus", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_humus_2": { "template": "EquipmentSquadPos", "desc": "メインテーマ7-8を★3でクリア。その際、サポート以外のヒューマスを編成、配置し、それ以外のメンバーは近距離オペレーターのみとする。", "paramList": [ "3", "main_07-06", "char_491_humus", "13,MELEE" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_humus_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_humus", "jumpStageId": "main_07-06" }, "uniequip_002_crow_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のラ・プルマで敵に合計12000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_421_crow", "12000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_crow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_crow", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_crow_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のラ・プルマを編成・配置し、ラ・プルマの攻撃で敵を15体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_421_crow", "15", "char_421_crow" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_crow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_crow", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_highmo_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のハイモアで敵に合計12000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_4066_highmo", "12000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_highmo_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_highmo", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_highmo_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『狂人号』SN-2を★3でクリア。その際、サポート以外のハイモアを編成・配置し、それ以外のメンバーは2人以下とする。", "paramList": [ "3", "act17side_02", "char_4066_highmo", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_highmo_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_highmo", "jumpStageId": "act17side_02" }, "uniequip_002_excu2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の聖約イグゼキュターで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1032_excu2", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_excu2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_excu2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_excu2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ7-14を★3でクリア。その際、サポート以外の聖約イグゼキュターを編成・配置し、聖約イグゼキュターの攻撃で<遊撃隊盾兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-12", "char_1032_excu2", "DEATHDETAIL,char_1032_excu2,enemy_1081_sotisd", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_excu2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_excu2", "jumpStageId": "main_07-12" }, "uniequip_002_slent2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の淬羽サイレンスのスキル「先駆者たちの翼」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_1031_slent2", "skchr_slent2_3", "8", "char_1031_slent2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_slent2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_slent2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_slent2_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ6-3を★3でクリア。その際、サポート以外の淬羽サイレンスを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_06-03", "char_1031_slent2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_slent2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_slent2", "jumpStageId": "main_06-03" }, "uniequip_002_tknogi_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のツキノギのスキル「跡無」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_343_tknogi", "skchr_tknogi_1", "8", "char_343_tknogi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tknogi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tknogi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tknogi_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマS3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のツキノギを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "sub_03-3-1", "char_343_tknogi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tknogi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tknogi", "jumpStageId": "sub_03-3-1" }, "uniequip_002_ncdeer_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の九色鹿のスキル「仙山去遠」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4019_ncdeer", "skchr_ncdeer_2", "8", "char_4019_ncdeer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ncdeer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ncdeer", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ncdeer_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『将進酒』IW-3を★3でクリア。その際、サポート以外の九色鹿を編成・配置し、それ以外の【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act15side_03", "char_4019_ncdeer", "SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ncdeer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ncdeer", "jumpStageId": "act15side_03" }, "uniequip_002_quercu_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のクエルクスのスキル「生命の木霊」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_492_quercu", "skchr_quercu_2", "8", "char_492_quercu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_quercu_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_quercu", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_quercu_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ9-2の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のクエルクスを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_09-01", "char_492_quercu", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_quercu_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_quercu", "jumpStageId": "main_09-01" }, "uniequip_003_chen_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のチェンで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_010_chen", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_chen_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_chen", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_chen_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ5-9を★3でクリア。その際、サポート以外のチェンを編成・配置し、それ以外のメンバーは7人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_05-09", "char_010_chen", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_chen_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_chen", "jumpStageId": "main_05-09" }, "uniequip_003_saga_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のサガで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_362_saga", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_saga_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_saga", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_saga_2": { "template": "EquipmentDeployOneNoEvac", "desc": "エピソード『画中人』WR-3を★3でクリア。その際、サポート以外のサガを編成し、最初に配置した上で、サガが一度も撤退されず、倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act16d5_03", "char_362_saga", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_saga_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_saga", "jumpStageId": "act16d5_03" }, "uniequip_002_almond_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアーモンドのスキル「ハイパートラクション」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4105_almond", "skchr_almond_2", "10", "char_4105_almond" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_almond_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_almond", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_almond_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-2を★3でクリア。その際、サポート以外のアーモンドを編成・配置し、2回以上スキル「ハイパートラクション」を使用。", "paramList": [ "3", "act14side_02", "skchr_almond_2", "2", "char_4105_almond" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_almond_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_almond", "jumpStageId": "act14side_02" }, "uniequip_002_horn_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のホルンのスキル「死地戦線」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4039_horn", "skchr_horn_3", "10", "char_4039_horn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_horn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_horn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_horn_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ7-15を★3でクリア。その際、サポート以外のホルンを編成・配置し、ホルンの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-13", "char_4039_horn", "10", "char_4039_horn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_horn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_horn", "jumpStageId": "main_07-13" }, "uniequip_002_firwhl_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のファイヤーホイッスルのスキル「バーングラウンド」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_493_firwhl", "skchr_firwhl_2", "8", "char_493_firwhl" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_firwhl_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_firwhl", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_firwhl_2": { "template": "EquipmentSquadPos", "desc": "メインテーマS4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のファイヤーホイッスルを編成・配置し、それ以外のメンバーは遠距離オペレーターのみとする。", "paramList": [ "3", "sub_04-2-3", "char_493_firwhl", "13,RANGED" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_firwhl_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_firwhl", "jumpStageId": "sub_04-2-3" }, "uniequip_002_ashlok_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアッシュロックで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_431_ashlok", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ashlok_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ashlok", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ashlok_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ7-9を★3でクリア。その際、サポート以外のアッシュロックを編成・配置し、アッシュロックの攻撃で<遊撃隊伝令兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-07", "char_431_ashlok", "DEATHDETAIL,char_431_ashlok,enemy_1080_sotidp", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ashlok_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ashlok", "jumpStageId": "main_07-07" }, "uniequip_002_delphn_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のデルフィーンで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_4110_delphn", "30", "char_4110_delphn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_delphn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_delphn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_delphn_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『遺塵の道を』WD-6を★3でクリア。その際、サポート以外のデルフィーンを編成・配置し、スキル「制圧」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18d0_06", "skchr_delphn_2", "2", "char_4110_delphn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_delphn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_delphn", "jumpStageId": "act18d0_06" }, "uniequip_002_vrdant_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヴァーダントで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4107_vrdant", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vrdant_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vrdant", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vrdant_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ9-3の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のヴァーダントを編成・配置し、スキル「藤の毒刃」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_09-02", "skchr_vrdant_2", "2", "char_4107_vrdant" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vrdant_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vrdant", "jumpStageId": "main_09-02" }, "uniequip_003_phenxi_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のフィアメッタの攻撃で敵を10体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_300_phenxi", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_phenxi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_phenxi", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_phenxi_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-4を★3でクリア。その際、サポート以外のフィアメッタを編成・配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act16side_04", "char_300_phenxi", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_phenxi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_phenxi", "jumpStageId": "act16side_04" }, "uniequip_004_ebnhlz_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のエーベンホルツのスキル「無響の声」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4046_ebnhlz", "skchr_ebnhlz_3", "10", "char_4046_ebnhlz" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_004_ebnhlz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_004_ebnhlz", "jumpStageId": null }, "uniequip_004_ebnhlz_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ11-12の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のエーベンホルツを編成・配置し、エーベンホルツの攻撃で<都市防衛自走砲>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-10", "char_4046_ebnhlz", "DEATHDETAIL,char_4046_ebnhlz,enemy_1273_stmgun", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_004_ebnhlz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_004_ebnhlz", "jumpStageId": "main_11-10" }, "uniequip_002_mudrok_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のマドロックのスキル「岩崩し」を累計40回使用する。", "paramList": [ "char_311_mudrok", "skchr_mudrok_2", "40", "char_311_mudrok" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mudrok_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mudrok", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mudrok_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ11-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のマドロックを編成・配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_11-06", "char_311_mudrok", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mudrok_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mudrok", "jumpStageId": "main_11-06" }, "uniequip_002_judge_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のペナンスで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_4065_judge", "40", "char_4065_judge" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_judge_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_judge", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_judge_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『喧騒の掟』CB-4を★3でクリア。その際、サポート以外のペナンスを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "act5d0_04", "char_4065_judge", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_judge_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_judge", "jumpStageId": "act5d0_04" }, "uniequip_002_hpsts_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のヴァルカンで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_163_hpsts", "30", "char_163_hpsts" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hpsts_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hpsts", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hpsts_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマS4-4を★3でクリア。その際、サポート以外のヴァルカンを編成・配置し、ヴァルカンの攻撃で敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_04-2-1", "char_163_hpsts", "6", "char_163_hpsts" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hpsts_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hpsts", "jumpStageId": "sub_04-2-1" }, "uniequip_002_lessng_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のレッシングで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_4011_lessng", "DEATHDETAIL,char_4011_lessng,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lessng_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lessng", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lessng_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ7-11を★3でクリア。その際、サポート以外のレッシングを編成・配置し、レッシングの攻撃で<サルカズ傭兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-09", "char_4011_lessng", "DEATHDETAIL,char_4011_lessng,enemy_1084_sotidm_3", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lessng_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lessng", "jumpStageId": "main_07-09" }, "uniequip_002_baslin_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のベースラインのスキル「低音の調べ」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_baslin_2", "1", "char_4109_baslin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_baslin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_baslin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_baslin_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『塵影に交わる残響』LE-4を★3でクリア。その際、サポート以外のベースラインを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act18side_04", "char_4109_baslin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_baslin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_baslin", "jumpStageId": "act18side_04" }, "uniequip_003_bpipe_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のバグパイプの攻撃で敵を3体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_222_bpipe", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_bpipe_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_bpipe", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_bpipe_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ9-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のバグパイプを編成・配置し、バグパイプの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-04", "char_222_bpipe", "8", "char_222_bpipe" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_bpipe_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_bpipe", "jumpStageId": "main_09-04" }, "uniequip_003_nearl2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の耀騎士ニアールのスキル「大地を照らす烈陽」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_nearl2_3", "1", "char_1014_nearl2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_nearl2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_nearl2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_nearl2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『ニアーライト』NL-10を★3でクリア。その際、サポート以外の耀騎士ニアールを編成・配置し、耀騎士ニアールの攻撃で<「血騎士」ディカイオポリス>を撃破。", "paramList": [ "3", "act13side_10", "char_1014_nearl2", "DEATHDETAIL,char_1014_nearl2,enemy_1524_bldkgt", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_nearl2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_nearl2", "jumpStageId": "act13side_10" }, "uniequip_002_gdglow_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のゴールデングローで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_377_gdglow", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gdglow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_gdglow", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_gdglow_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマR8-8を★3でクリア。その際、サポート以外のゴールデングローを編成、配置し、ゴールデングローの攻撃で<帝国砲撃誘導機>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_08-08", "char_377_gdglow", "DEATHDETAIL,char_377_gdglow,enemy_1112_emppnt", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_gdglow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_gdglow", "jumpStageId": "main_08-08" }, "uniequip_002_rockr_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のロックロックのスキル「軛を背負う」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4040_rockr", "skchr_rockr_2", "10", "char_4040_rockr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rockr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rockr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rockr_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-EX-4を★3でクリア。その際、サポート以外のロックロックを編成・配置し、ロックロックの攻撃で<ティアカウチャンピオン>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12d0_ex04", "char_4040_rockr", "DEATHDETAIL,char_4040_rockr,enemy_1098_cchmpn_2", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rockr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rockr", "jumpStageId": "act12d0_ex04" }, "uniequip_002_kjera_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のイェラで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4013_kjera", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kjera_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kjera", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kjera_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-7を★3でクリア。その際、サポート以外のイェラを編成・配置し、スキル「心意のままに」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act14side_07", "skchr_kjera_2", "2", "char_4013_kjera" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kjera_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kjera", "jumpStageId": "act14side_07" }, "uniequip_002_malist_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のミニマリストのスキル「マスターピース」を累計20回使用する。", "paramList": [ "char_4054_malist", "skchr_malist_2", "20", "char_4054_malist" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_malist_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_malist", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_malist_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『理想都市-エンドレスカーニバル-』IC-8を★3でクリア。その際、サポート以外のミニマリストを編成・配置し、ミニマリストの攻撃で<ミード級ソバーロボ>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act20side_08", "char_4054_malist", "DEATHDETAIL,char_4054_malist,enemy_1264_durgrd", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_malist_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_malist", "jumpStageId": "act20side_08" }, "uniequip_002_cammou_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のカシャのスキル「同調索敵攻撃」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_328_cammou", "skchr_cammou_2", "10", "char_328_cammou" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cammou_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cammou", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cammou_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ11-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のカシャを編成・配置し、カシャの攻撃で<ナハツェーラーの使徒>を撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-06", "char_328_cammou", "DEATHDETAIL,char_328_cammou,enemy_1266_nhapos", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cammou_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cammou", "jumpStageId": "main_11-06" }, "uniequip_002_reed2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の焔影リードのスキル「盛衰を共に」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_1020_reed2", "skchr_reed2_2", "10", "char_1020_reed2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_reed2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_reed2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_reed2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外の焔影リードを編成・配置し、焔影リードの攻撃で敵を40体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_1020_reed2", "40", "char_1020_reed2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_reed2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_reed2", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_hbisc2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の濯塵ハイビスカスのスキル「業の救済」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_1024_hbisc2", "skchr_hbisc2_2", "10", "char_1024_hbisc2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hbisc2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hbisc2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hbisc2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『塵影に交わる残響』LE-4を★3でクリア。その際、サポート以外の濯塵ハイビスカスを編成・配置し、スキル「業の救済」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18side_04", "skchr_hbisc2_2", "2", "char_1024_hbisc2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hbisc2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hbisc2", "jumpStageId": "act18side_04" }, "uniequip_002_vendla_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のヴァンデラのスキル「茨の庇護」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_494_vendla", "skchr_vendla_2", "10", "char_494_vendla" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vendla_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vendla", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vendla_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『理想都市-エンドレスカーニバル-』IC-2を★3でクリア。その際、サポート以外のヴァンデラを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act20side_02", "char_494_vendla", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vendla_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vendla", "jumpStageId": "act20side_02" }, "uniequip_002_blkkgt_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のデーゲンブレヒャーのスキル「静寂に帰す」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_blkkgt_3", "1", "char_4116_blkkgt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blkkgt_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_blkkgt", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_blkkgt_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-6を★3でクリア。その際、サポート以外のデーゲンブレヒャーを編成・配置し、デーゲンブレヒャーの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act14side_06", "char_4116_blkkgt", "10", "char_4116_blkkgt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blkkgt_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_blkkgt", "jumpStageId": "act14side_06" }, "uniequip_003_lmlee_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のリーのスキル「千客万来」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_lmlee_3", "1", "char_322_lmlee" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lmlee_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_lmlee", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_lmlee_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『将進酒』IW-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のリーを編成・配置し、リーの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act15side_ex01", "char_322_lmlee", "10", "char_322_lmlee" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lmlee_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_lmlee", "jumpStageId": "act15side_ex01" }, "uniequip_003_lisa_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のスズランのスキル「渺然たる狐火」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_lisa_3", "1", "char_358_lisa" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lisa_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_lisa", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_lisa_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のスズランを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "act9d0_ex01", "char_358_lisa", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lisa_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_lisa", "jumpStageId": "act9d0_ex01" }, "uniequip_003_weedy_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のウィーディの「工事用蓄水砲」を累計10回配置。", "paramList": [ "10", "token_10009_weedy_cannon", "char_400_weedy" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_weedy_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_weedy", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_weedy_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『理想都市-エンドレスカーニバル-』IC-6を★3でクリア。その際、サポート以外のウィーディを編成し、6体以上の<酒類愛好家>を落とし穴に落とす。", "paramList": [ "3", "act20side_06", "char_400_weedy", "SIMPLE,enemy_1258_durman,fall_down", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_weedy_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_weedy", "jumpStageId": "act20side_06" }, "uniequip_003_billro_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のカーネリアンで敵を累計80体撃破。", "paramList": [ "char_426_billro", "80", "char_426_billro" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_billro_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_billro", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_billro_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のカーネリアンを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_426_billro", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_billro_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_billro", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_chyue_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のチョンユエで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_2024_chyue", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chyue_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chyue", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chyue_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『登臨意』WB-7を★3でクリア。その際、サポート以外のチョンユエを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "act23side_07", "char_2024_chyue", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chyue_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chyue", "jumpStageId": "act23side_07" }, "uniequip_002_f12yin_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のマウンテンで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_264_f12yin", "40", "char_264_f12yin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_f12yin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_f12yin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_f12yin_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『孤島激震』MB-EX-3を★3でクリア。その際、サポート以外のマウンテンを編成・配置し、それ以外の【前衛】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act15d0_ex03", "char_264_f12yin", "WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_f12yin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_f12yin", "jumpStageId": "act15d0_ex03" }, "uniequip_002_dagda_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のダグザで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_157_dagda", "30", "char_157_dagda" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_dagda_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_dagda", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_dagda_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ11-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のダグザを編成・配置し、ダグザの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-04", "char_157_dagda", "10", "char_157_dagda" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_dagda_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_dagda", "jumpStageId": "main_11-04" }, "uniequip_002_tiger_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のインドラで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_155_tiger", "30", "char_155_tiger" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tiger_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tiger", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tiger_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ11-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のインドラを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_11-04", "char_155_tiger", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tiger_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tiger", "jumpStageId": "main_11-04" }, "uniequip_002_flint_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のフリントのスキル「鳥舞蜂刺」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_415_flint", "skchr_flint_2", "8", "char_415_flint" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flint_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_flint", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_flint_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-9を★3でクリア。その際、サポート以外のフリントを編成・配置し、フリントの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12d0_09", "char_415_flint", "10", "char_415_flint" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flint_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_flint", "jumpStageId": "act12d0_09" }, "uniequip_002_jaksel_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のジャッキーのスキル「全神経集中!」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_347_jaksel", "skchr_jaksel_2", "8", "char_347_jaksel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_jaksel_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_jaksel", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_jaksel_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『喧騒の掟』CB-4を★3でクリア。その際、サポート以外のジャッキーを編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "act5d0_04", "char_347_jaksel", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_jaksel_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_jaksel", "jumpStageId": "act5d0_04" }, "uniequip_002_brownb_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のビーハンターのスキル「ラッシュ」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_137_brownb", "skchr_brownb_2", "8", "char_137_brownb" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_brownb_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_brownb", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_brownb_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ7-4を★3でクリア。その際、サポート以外のビーハンターを編成・配置し、ビーハンターの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-03", "char_137_brownb", "10", "char_137_brownb" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_brownb_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_brownb", "jumpStageId": "main_07-03" }, "uniequip_002_shu_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のシュウのスキル「離離枯栄」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_shu_3", "1", "char_2025_shu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shu_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_shu", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_shu_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ11-11の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のシュウを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_11-09", "char_2025_shu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_shu_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_shu", "jumpStageId": "main_11-09" }, "uniequip_002_zuole_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のズオ・ラウで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_4121_zuole", "40", "char_4121_zuole" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_zuole_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_zuole", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_zuole_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『登臨意』WB-5を★3でクリア。その際、サポート以外のズオ・ラウを編成・配置し、ズオ・ラウの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act23side_05", "char_4121_zuole", "8", "char_4121_zuole" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_zuole_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_zuole", "jumpStageId": "act23side_05" }, "uniequip_002_wanqin_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のワンチィンのスキル「支援指令γ」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4119_wanqin", "skcom_assist_cost[3]", "10", "char_4119_wanqin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wanqin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wanqin", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wanqin_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ9-13の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のワンチィンを編成、配置し、スキル「応東風」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_09-11", "skchr_wanqin_2", "2", "char_4119_wanqin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wanqin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_wanqin", "jumpStageId": "main_09-11" }, "uniequip_002_grabds_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のグレインバッズで敵に累計60000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4122_grabds", "60000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_grabds_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_grabds", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_grabds_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ9-11の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のグレインバッズを編成・配置し、スキル「郷愁を誘う子守歌」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_09-09", "skchr_grabds_2", "2", "char_4122_grabds" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_grabds_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_grabds", "jumpStageId": "main_09-09" }, "uniequip_002_rfalcn_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のケストレルのスキル「酔刃乱舞」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_rfalcn_2", "2", "char_4023_rfalcn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rfalcn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rfalcn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rfalcn_2": { "template": "EquipmentDeployOneNoEvac", "desc": "メインテーマ11-18常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のケストレルを編成し、最初に配置した上で、ケストレルが一度も撃破されず、撤退しないようにする。", "paramList": [ "3", "main_11-16", "char_4023_rfalcn", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rfalcn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rfalcn", "jumpStageId": "main_11-16" }, "uniequip_002_jesca2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の滌火ジェシカで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_1034_jesca2", "30", "char_1034_jesca2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_jesca2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_jesca2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_jesca2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外の滌火ジェシカを編成、配置し、滌火ジェシカの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_1034_jesca2", "DEATHDETAIL,char_1034_jesca2,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_jesca2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_jesca2", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_liskam_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のリスカムのスキル「カウンターアーク」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_107_liskam", "skchr_liskam_2", "8", "char_107_liskam" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_liskam_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_liskam", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_liskam_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のリスカムを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "char_107_liskam", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_liskam_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_liskam", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_blitz_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のBlitzで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_457_blitz", "30", "char_457_blitz" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blitz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_blitz", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_blitz_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-4を★3でクリア。その際、サポート以外のBlitzを編成、配置し、Blitzの攻撃で<ブッチャー>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-04", "char_457_blitz", "DEATHDETAIL,char_457_blitz,enemy_1034_laxe", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blitz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_blitz", "jumpStageId": "main_03-04" }, "uniequip_002_ela_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のElaの「GRZMOTマイン」を累計30回配置する。", "paramList": [ "30", "token_10033_ela_grzmot", "char_4123_ela" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ela_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ela", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ela_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のElaを編成・配置し、Elaの攻撃で<サルカズ突撃兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act9d0_ex01", "char_4123_ela", "DEATHDETAIL,char_4123_ela,enemy_1072_dlancer", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ela_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ela", "jumpStageId": "act9d0_ex01" }, "uniequip_002_fuze_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のFuzeで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4126_fuze", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_fuze_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_fuze", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_fuze_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のFuzeを編成・配置し、Fuzeの攻撃で敵を30体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_4126_fuze", "30", "char_4126_fuze" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_fuze_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_fuze", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_iana_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のIanaのスキル「頭脳派の戦術」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4124_iana", "skchr_iana_2", "10", "char_4124_iana" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_iana_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_iana", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_iana_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のIanaを編成、配置し、スキル「頭脳派の戦術」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "skchr_iana_2", "2", "char_4124_iana" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_iana_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_iana", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_rdoc_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のDocのスキル「スティムピストル」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4125_rdoc", "skchr_rdoc_2", "8", "char_4125_rdoc" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rdoc_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rdoc", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rdoc_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-5を★3でクリア。その際、サポート以外のDocを編成、配置し、【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-05", "char_4125_rdoc", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rdoc_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rdoc", "jumpStageId": "main_02-05" }, "uniequip_003_ash_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のAshで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_456_ash", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ash_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ash", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ash_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-8を★3でクリア。その際、サポート以外のAshを編成・配置し、Ashの攻撃で<嚢海のクローラー>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act18d3_08", "char_456_ash", "DEATHDETAIL,char_456_ash,enemy_1152_dsurch", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ash_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ash", "jumpStageId": "act18d3_08" }, "uniequip_002_mlyss_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のミュルジスを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_249_mlyss" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mlyss_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mlyss", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mlyss_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ3-4を★3でクリア。その際、サポート以外のミュルジスを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_03-04", "char_249_mlyss", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mlyss_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mlyss", "jumpStageId": "main_03-04" }, "uniequip_002_vigil_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のヴィジェルのスキル「統率者の威厳」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_vigil_3", "1", "char_427_vigil" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vigil_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vigil", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vigil_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィジェルを編成、配置し、ヴィジェルの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_427_vigil", "DEATHDETAIL,char_427_vigil,enemy_1500_skulsr;DEATHDETAIL,token_10028_vigil_wolf,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vigil_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vigil", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_blkngt_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のブラックナイトのスキル「深き眠り」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_476_blkngt", "skchr_blkngt_2", "10", "char_476_blkngt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blkngt_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_blkngt", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_blkngt_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のブラックナイトを編成、配置し、スキル「深き眠り」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "skchr_blkngt_2", "3", "char_476_blkngt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blkngt_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_blkngt", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_bstalk_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のビーンストークを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_452_bstalk" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bstalk_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bstalk", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bstalk_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマS3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のビーンストークを編成、配置し、スキル「全員集合!」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "sub_03-3-2", "skchr_bstalk_2", "1", "char_452_bstalk" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bstalk_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bstalk", "jumpStageId": "sub_03-3-2" }, "uniequip_002_ascln_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアスカロンで敵に累計180000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4132_ascln", "180000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ascln_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ascln", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ascln_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のアスカロンを編成・配置し、アスカロンの攻撃で敵を30体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_4132_ascln", "30", "char_4132_ascln" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ascln_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ascln", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_aroma_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のアロマのスキル「スリップ注意」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_aroma_2", "1", "char_446_aroma" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aroma_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_aroma", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_aroma_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『騎兵と狩人』GT-HX-3を★3でクリア。その際、サポート以外のアロマを編成・配置し、アロマの攻撃で敵を20体以上撃破。", "paramList": [ "3", "a001_ex06", "char_446_aroma", "20", "char_446_aroma" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aroma_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_aroma", "jumpStageId": "a001_ex06" }, "uniequip_002_luton_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のルトナダのスキル「強磁場シールド」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4130_luton", "skchr_luton_2", "8", "char_4130_luton" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_luton_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_luton", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_luton_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のルトナダを編成、配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "char_4130_luton", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_luton_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_luton", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_003_heyak_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のホルハイヤのスキル「博識者の妄言」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_heyak_3", "1", "char_4027_heyak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_heyak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_heyak", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_heyak_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のホルハイヤを編成・配置し、ホルハイヤの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_4027_heyak", "10", "char_4027_heyak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_heyak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_heyak", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_svrash_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のシルバーアッシュのスキル「真銀斬」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_172_svrash", "skchr_svrash_3", "10", "char_172_svrash" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_svrash_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_svrash", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_svrash_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-7を★3でクリア。その際、サポート以外のシルバーアッシュを編成・配置し、シルバーアッシュの攻撃で<チェゲッタ>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act14side_07", "char_172_svrash", "DEATHDETAIL,char_172_svrash,enemy_1194_krgmtr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_svrash_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_svrash", "jumpStageId": "act14side_07" }, "uniequip_002_thorns_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のソーンズで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_293_thorns", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_thorns_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_thorns", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_thorns_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-6を★3でクリア。その際、サポート以外のソーンズを編成・配置し、ソーンズの攻撃で敵を20体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act18d3_06", "char_293_thorns", "20", "char_293_thorns" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_thorns_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_thorns", "jumpStageId": "act18d3_06" }, "uniequip_002_qiubai_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のチューバイで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_4082_qiubai", "40", "char_4082_qiubai" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_qiubai_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_qiubai", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_qiubai_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『登臨意』WB-7を★3でクリア。その際、サポート以外のチューバイを編成・配置し、チューバイの攻撃で<「破堅」>を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act23side_07", "char_4082_qiubai", "DEATHDETAIL,char_4082_qiubai,enemy_1301_ymcnon", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_qiubai_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_qiubai", "jumpStageId": "act23side_07" }, "uniequip_002_whitew_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のラップランドで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_140_whitew", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_whitew_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_whitew", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_whitew_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ4-7を★3でクリア。その際、サポート以外のラップランドを編成・配置し、ラップランドの攻撃で<バクダンムシ>を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-07", "char_140_whitew", "DEATHDETAIL,char_140_whitew,enemy_1021_bslime", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_whitew_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_whitew", "jumpStageId": "main_04-07" }, "uniequip_002_leto_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のリェータで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_194_leto", "30", "char_194_leto" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_leto_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_leto", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_leto_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のリェータを編成・配置し、それ以外の【前衛】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_194_leto", "WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_leto_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_leto", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_ayer_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のエアースカーペで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_294_ayer", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ayer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ayer", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ayer_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ5-8を★3でクリア。その際、サポート以外のエアースカーペを編成、配置し、スキル「ブレイドビット起動」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_05-08", "skchr_ayer_2", "2", "char_294_ayer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ayer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ayer", "jumpStageId": "main_05-08" }, "uniequip_002_spikes_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のアレーンのスキル「フェイタルトリック」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_spikes_2", "1", "char_271_spikes" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_spikes_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_spikes", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_spikes_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアレーンを編成、配置し、【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-08", "char_271_spikes", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_spikes_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_spikes", "jumpStageId": "main_02-08" }, "uniequip_002_frostl_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のフロストリーフのスキル「氷結の刃」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_193_frostl", "skchr_frostl_2", "8", "char_193_frostl" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_frostl_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_frostl", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_frostl_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-2を★3でクリア。その際、サポート以外のフロストリーフを編成・配置し、それ以外の【前衛】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-02", "char_193_frostl", "WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_frostl_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_frostl", "jumpStageId": "main_04-02" }, "uniequip_002_lolxh_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の羅小黒のスキル「金属操作」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_lolxh_2", "1", "char_4067_lolxh" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lolxh_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lolxh", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lolxh_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『将進酒』IW-4を★3でクリア。その際、サポート以外の羅小黒を編成・配置し、それ以外のメンバーは6人以下とする。", "paramList": [ "3", "act15side_04", "char_4067_lolxh", "6" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lolxh_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lolxh", "jumpStageId": "act15side_04" }, "uniequip_002_fang2_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外の歴陣鋭槍フェンを最初に配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "1", "char_1036_fang2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_fang2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_fang2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_fang2_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-2を★3でクリア。その際、サポート以外の歴陣鋭槍フェンを編成、配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-02", "char_1036_fang2", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_fang2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_fang2", "jumpStageId": "main_04-02" }, "uniequip_002_logos_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のロゴスで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4133_logos", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_logos_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_logos", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_logos_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のロゴスを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_4133_logos", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_logos_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_logos", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_wisdel_1": { "template": "EquipmentDamageTotalWithToken", "desc": "サポート以外のウィシャデルで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1035_wisdel;token_10035_wisdel_wward", "120000", "char_1035_wisdel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wisdel_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wisdel", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wisdel_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-5を★3でクリア。その際、サポート以外のウィシャデルを編成・配置し、ウィシャデルの攻撃で敵を20体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act9d0_05", "char_1035_wisdel;token_10035_wisdel_wward", "20", "char_1035_wisdel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wisdel_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_wisdel", "jumpStageId": "act9d0_05" }, "uniequip_002_amiya3_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアーミヤ(医療)のスキル「慈悲先途」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_1037_amiya3", "skchr_amiya3_2", "5", "char_1037_amiya3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amiya3_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_amiya3", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_amiya3_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアーミヤ(医療)を編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_1037_amiya3", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amiya3_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_amiya3", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_haini_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のルシーラのスキル「遮断性発色剤」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4079_haini", "skchr_haini_2", "8", "char_4079_haini" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_haini_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_haini", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_haini_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-4を★3でクリア。その際、サポート以外のルシーラを編成・配置し、それ以外の【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act18d3_04", "char_4079_haini", "SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_haini_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_haini", "jumpStageId": "act18d3_04" }, "uniequip_002_ray_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のレイで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_4117_ray", "DEATHDETAIL,char_4117_ray,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ray_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ray", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ray_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマS9-1の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のレイを編成・配置し、スキル「「求めた光」」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "sub_09-1-1", "skchr_ray_3", "2", "char_4117_ray" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ray_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ray", "jumpStageId": "sub_09-1-1" }, "uniequip_002_coldst_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のコールドショットで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4104_coldst", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_coldst_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_coldst", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_coldst_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマS3-3を★3でクリア。その際、サポート以外のコールドショットを編成・配置し、コールドショットの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_03-2-1", "char_4104_coldst", "8", "char_4104_coldst" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_coldst_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_coldst", "jumpStageId": "sub_03-2-1" }, "uniequip_003_ifrit_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のイフリータのスキル「灼獄」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_134_ifrit", "skchr_ifrit_3", "10", "char_134_ifrit" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ifrit_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ifrit", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ifrit_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『孤星』CW-3を★3でクリア。その際、サポート以外のイフリータを編成・配置し、イフリータの攻撃で敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act25side_03", "char_134_ifrit", "6", "char_134_ifrit" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ifrit_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ifrit", "jumpStageId": "act25side_03" }, "uniequip_003_glady_1": { "template": "EquipmentEventBattleMore", "desc": "サポート以外のグレイディーアを編成・配置し、敵を2体以上落し穴に落とした上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_474_glady", "SIMPLE,*,fall_down", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_glady_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_glady", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_glady_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『狂人号』SN-EX-3を★3でクリア。その際、サポート以外のグレイディーアを編成・配置し、スキル「渇水の荒波掌握」もしくはスキル「渇水の乱渦狂舞」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act17side_ex03", "skchr_glady_2;skchr_glady_3", "2", "char_474_glady" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_glady_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_glady", "jumpStageId": "act17side_ex03" }, "uniequip_003_judge_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のペナンスのスキル「茨道を拓く」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_4065_judge", "skchr_judge_3", "5", "char_4065_judge" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_judge_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_judge", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_judge_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『シラクザーノ』IS-7を★3でクリア。その際、サポート以外のペナンスを編成・配置し、【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act21side_07", "char_4065_judge", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_judge_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_judge", "jumpStageId": "act21side_07" }, "uniequip_002_udflow_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアンダーフローのスキル「毒棘制圧射撃」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4137_udflow", "skchr_udflow_2", "8", "char_4137_udflow" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_udflow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_udflow", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_udflow_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『狂人号』SN-5を★3でクリア。その際、サポート以外のアンダーフローを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "act17side_05", "char_4137_udflow", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_udflow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_udflow", "jumpStageId": "act17side_05" }, "uniequip_003_swire2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の琳琅スワイヤーで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_1033_swire2;token_10031_swire2_gdtrap", "40", "char_1033_swire2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_swire2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_swire2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_swire2_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ11-16の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外の琳琅スワイヤーを編成・配置し、それ以外のオペレーターは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_11-14", "char_1033_swire2", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_swire2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_swire2", "jumpStageId": "main_11-14" }, "uniequip_002_pinecn_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のパインコーンのスキル「過負荷駆動」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_440_pinecn", "skchr_pinecn_2", "8", "char_440_pinecn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pinecn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_pinecn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_pinecn_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のパインコーンを編成・配置し、スキル「過負荷駆動」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-06", "skchr_pinecn_2", "3", "char_440_pinecn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pinecn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_pinecn", "jumpStageId": "main_03-06" }, "uniequip_002_excu_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のイグゼキュターで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_279_excu", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_excu_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_excu", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_excu_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『将進酒』IW-8を★3でクリア。その際、サポート以外のイグゼキュターを編成・配置し、イグゼキュターの攻撃で敵を30体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act15side_08", "char_279_excu", "30", "char_279_excu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_excu_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_excu", "jumpStageId": "act15side_08" }, "uniequip_002_aosta_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアオスタのスキル「影縫い釘」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_346_aosta", "skchr_aosta_2", "8", "char_346_aosta" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aosta_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_aosta", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_aosta_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ6-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアオスタを編成・配置し、アオスタの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_06-07", "char_346_aosta", "10", "char_346_aosta" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aosta_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_aosta", "jumpStageId": "main_06-07" }, "uniequip_002_chen2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の遊龍チェンで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1013_chen2", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chen2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chen2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chen2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ9-13の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外の遊龍チェンを編成・配置し、遊龍チェンの攻撃で敵を20体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-11", "char_1013_chen2", "20", "char_1013_chen2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chen2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chen2", "jumpStageId": "main_09-11" }, "uniequip_003_mostma_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のモスティマのスキル「時闢きの白き鍵」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_213_mostma", "skchr_mostma_3", "5", "char_213_mostma" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mostma_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_mostma", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_mostma_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-3を★3でクリア。その際、サポート以外のモスティマを編成・配置し、モスティマの攻撃で<サルカズ突撃兵>を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act9d0_03", "char_213_mostma", "DEATHDETAIL,char_213_mostma,enemy_1072_dlancer", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mostma_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_mostma", "jumpStageId": "act9d0_03" }, "uniequip_002_mitm_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のミトムのスキル「負荷テスト」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4147_mitm", "skchr_mitm_2", "8", "char_4147_mitm" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mitm_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mitm", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mitm_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のミトムを編成・配置し、スキル「負荷テスト」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "skchr_mitm_2", "3", "char_4147_mitm" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mitm_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mitm", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_lasher_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のサンドレコナーの召喚物を累計20回召喚。", "paramList": [ "20", "token_10036_lasher_mcbird", "char_4140_lasher" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lasher_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lasher", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lasher_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『翠玉の夢』DV-2を★3でクリア。その際、サポート以外のサンドレコナーを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "act19side_02", "char_4140_lasher", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lasher_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lasher", "jumpStageId": "act19side_02" }, "uniequip_002_agoat2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の純燼エイヤフィヤトラのスキル「ヴォルケーノ・エコー」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_agoat2_3", "1", "char_1016_agoat2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_agoat2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_agoat2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_agoat2_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード「この炎が照らす先」FC-5を★3でクリア。その際、サポート以外の純燼エイヤフィヤトラを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act22side_05", "char_1016_agoat2", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_agoat2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_agoat2", "jumpStageId": "act22side_05" }, "uniequip_002_harold_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のハロルドのスキル「重体優先」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4114_harold", "skchr_harold_2", "8", "char_4114_harold" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_harold_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_harold", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_harold_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ9-13の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のハロルドを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_09-11", "char_4114_harold" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_harold_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_harold", "jumpStageId": "main_09-11" }, "uniequip_002_mberry_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のマルベリーのスキル「セーフティゾーン」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_mberry_2", "1", "char_473_mberry" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mberry_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mberry", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mberry_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-5を★3でクリア。その際、サポート以外のマルベリーを編成・配置し、それ以外のメンバーは7人以下とする。", "paramList": [ "3", "act18d3_05", "char_473_mberry", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mberry_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mberry", "jumpStageId": "act18d3_05" }, "uniequip_002_glider_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のハニーベリーのスキル「リフレッシュ」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_449_glider", "skchr_glider_2", "8", "char_449_glider" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glider_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_glider", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_glider_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-2を★3でクリア。その際、サポート以外のハニーベリーを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act16side_02", "char_449_glider", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_glider_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_glider", "jumpStageId": "act16side_02" }, "uniequip_002_chnut_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のチェストナットのスキル「厚土の脈動」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_chnut_2", "1", "char_4041_chnut" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chnut_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chnut", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chnut_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-3を★3でクリア。その際、サポート以外のチェストナットを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act18d3_03", "char_4041_chnut", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chnut_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chnut", "jumpStageId": "act18d3_03" }, "uniequip_003_cgbird_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のナイチンゲールのスキル「聖域」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_179_cgbird", "skchr_cgbird_3", "6", "char_179_cgbird" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cgbird_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_cgbird", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_cgbird_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『ウォルモンドの薄暮』TW-3を★3でクリア。その際、サポート以外のナイチンゲールを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。撃破される(敵)", "paramList": [ "3", "act11d0_03", "char_179_cgbird" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cgbird_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_cgbird", "jumpStageId": "act11d0_03" }, "uniequip_002_marcil_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のマルシルで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4141_marcil", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_marcil_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_marcil", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_marcil_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外のマルシルを編成、配置し、マルシルの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "char_4141_marcil", "10", "char_4141_marcil" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_marcil_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_marcil", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_002_laios_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のライオスのスキル「威嚇戦法」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_laios_2", "1", "char_4142_laios" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_laios_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_laios", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_laios_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-4を★3でクリア。その際、サポート以外のライオスを編成、配置し、ライオスの攻撃で<上級術師>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-04", "char_4142_laios", "DEATHDETAIL,char_4142_laios,enemy_1018_aoemag", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_laios_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_laios", "jumpStageId": "main_02-04" }, "uniequip_002_chilc_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のチルチャックのスキル「臨機応変」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_4144_chilc", "skchr_chilc_2", "6", "char_4144_chilc" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chilc_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chilc", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chilc_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のチルチャックを編成、配置しなければならない。また、チルチャック以外の【先鋒】は編成禁止とする。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_4144_chilc", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chilc_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chilc", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_sensi_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のセンシのスキル「宴会用魔物料理」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_4143_sensi", "skchr_sensi_2", "6", "char_4143_sensi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sensi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sensi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sensi_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ1-12を★3でクリア。その際、サポート以外のセンシを編成、配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_01-12", "char_4143_sensi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sensi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sensi", "jumpStageId": "main_01-12" }, "uniequip_002_hodrer_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のヘドリーで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計5体撃破。", "paramList": [ "char_4088_hodrer", "DEATHDETAIL,char_4088_hodrer,BOSS,ELITE", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hodrer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hodrer", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hodrer_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『将進酒』IW-7を★3でクリア。その際、サポート以外のヘドリーを編成・配置し、ヘドリーの攻撃で<沈砂>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act15side_07", "char_4088_hodrer", "DEATHDETAIL,char_4088_hodrer,enemy_1207_sfji", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hodrer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hodrer", "jumpStageId": "act15side_07" }, "uniequip_002_ulpia_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のウルピアヌスのスキル「拓くべき活路」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4145_ulpia", "skchr_ulpia_3", "10", "char_4145_ulpia" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ulpia_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ulpia", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ulpia_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-6を★3でクリア。その際、サポート以外のウルピアヌスを編成・配置し、ウルピアヌスの攻撃で<嚢海のクローラー>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act18d3_06", "char_4145_ulpia", "DEATHDETAIL,char_4145_ulpia,enemy_1152_dsurch", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ulpia_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ulpia", "jumpStageId": "act18d3_06" }, "uniequip_002_chimes_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のウィンドチャイムのスキル「郷思の念」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_4083_chimes", "skchr_chimes_2", "6", "char_4083_chimes" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chimes_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chimes", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chimes_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ2-1を★3でクリア。その際、サポート以外のウィンドチャイムを編成、配置し、スキル「郷思の念」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_02-01", "skchr_chimes_2", "3", "char_4083_chimes" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chimes_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chimes", "jumpStageId": "main_02-01" }, "uniequip_002_quartz_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のクォーツのスキル「フルスイング」を1回以上発動した上で戦闘を3回クリア。", "paramList": [ "3", "skchr_quartz_2", "1", "char_4063_quartz" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_quartz_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_quartz", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_quartz_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『ドッソレスホリデー』DH-4を★3でクリア。その際、サポート以外のクォーツを編成・配置し、クォーツの攻撃で<造波術師>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12side_04", "char_4063_quartz", "DEATHDETAIL,char_4063_quartz,enemy_1161_tidmag", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_quartz_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_quartz", "jumpStageId": "act12side_04" }, "uniequip_003_irene_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアイリーニで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4009_irene", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_irene_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_irene", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_irene_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のアイリーニを編成・配置し、スキル「判決」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18d3_ex01", "skchr_irene_3", "2", "char_4009_irene" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_irene_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_irene", "jumpStageId": "act18d3_ex01" }, "uniequip_002_skadi2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の濁心スカジのスキル「同葬無光の願」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_skadi2_2", "1", "char_1012_skadi2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skadi2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_skadi2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_skadi2_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『潮汐の下』SV-5を★3でクリア。その際、サポート以外の濁心スカジを編成・配置し、【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act18d3_05", "char_1012_skadi2", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_skadi2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_skadi2", "jumpStageId": "act18d3_05" }, "uniequip_002_cetsyr_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のシヴィライト・エテルナのスキル「紡ぎ直される現世」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_cetsyr_3", "1", "char_4134_cetsyr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cetsyr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cetsyr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cetsyr_2": { "template": "EquipmentSquadPos", "desc": "メインテーマ14-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のシヴィライト・エテルナを編成、配置し、それ以外のメンバーは近距離オペレーターのみとする。", "paramList": [ "3", "main_14-04", "char_4134_cetsyr", "13,MELEE" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cetsyr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cetsyr", "jumpStageId": "main_14-04" }, "uniequip_002_sora_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のソラのスキル「ファイトソング」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_101_sora", "skchr_sora_2", "8", "char_101_sora" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sora_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sora", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sora_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『喧騒の掟』CB-7を★3でクリア。その際、サポート以外のソラを編成・配置し、それ以外の【補助】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act5d0_07", "char_101_sora", "SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sora_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sora", "jumpStageId": "act5d0_07" }, "uniequip_002_heidi_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のハイディのスキル「架空の物語・怒れる者」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4045_heidi", "skchr_heidi_1", "8", "char_4045_heidi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_heidi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_heidi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_heidi_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ9-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のハイディを編成・配置し、スキル「架空の物語・錆びた城」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_09-06", "skchr_heidi_2", "3", "char_4045_heidi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_heidi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_heidi", "jumpStageId": "main_09-06" }, "uniequip_003_horn_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のホルンで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4039_horn", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_horn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_horn", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_horn_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ9-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のホルンを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_09-04", "char_4039_horn", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_horn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_horn", "jumpStageId": "main_09-04" }, "uniequip_003_ironmn_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のステインレスのスキル「鉄鉗号・プロトタイプ」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4072_ironmn", "skchr_ironmn_3", "8", "char_4072_ironmn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ironmn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ironmn", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ironmn_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ9-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のステインレスを編成・配置し、ステインレスの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-05", "char_4072_ironmn;token_10027_ironmn_pile3", "10", "char_4072_ironmn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ironmn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ironmn", "jumpStageId": "main_09-05" }, "uniequip_002_cathy_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のキャサリンで「支援装置」を累計15回配置。", "paramList": [ "15", "token_10041_cathy_catsld", "char_4162_cathy" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cathy_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cathy", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cathy_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ11-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のキャサリンを編成・配置し、スキル「戦火の焼き入れ」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_11-06", "skchr_cathy_2", "2", "char_4162_cathy" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cathy_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cathy", "jumpStageId": "main_11-06" }, "uniequip_002_cello_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヴィルトゥオーサで敵に累計75000の壊死損傷を与える。", "paramList": [ "char_245_cello", "75000", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cello_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cello", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cello_2": { "template": "EquipmentDamageStage", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-7を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィルトゥオーサを編成・配置し、ヴィルトゥオーサで敵に15000以上の壊死損傷を与える。", "paramList": [ "3", "act16side_07", "char_245_cello", "15000", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cello_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cello", "jumpStageId": "act16side_07" }, "uniequip_002_threye_1": { "template": "EquipmentElementBurst", "desc": "サポート以外のヴァラルクビンで累計30回、壊死損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "char_4102_threye", "30", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_threye_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_threye", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_threye_2": { "template": "EquipmentElementBurstStage", "desc": "メインテーマ7-13を★3でクリア。その際、サポート以外のヴァラルクビンを編成、配置し、ヴァラルクビンで1回以上壊死損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "3", "main_07-11", "char_4102_threye", "1", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_threye_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_threye", "jumpStageId": "main_07-11" }, "uniequip_002_bobb_1": { "template": "EquipmentElementBurst", "desc": "サポート以外のボビングで累計30回、灼熱損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "char_487_bobb", "30", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bobb_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_bobb", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_bobb_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ4-8を★3でクリア。その際、サポート以外のボビングを編成、配置し、スキル「通行止め」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_04-08", "skchr_bobb_2", "2", "char_487_bobb" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_bobb_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_bobb", "jumpStageId": "main_04-08" }, "uniequip_002_whitw2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の荒蕪ラップランドで敵に累計150000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1038_whitw2", "150000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_whitw2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_whitw2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_whitw2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『シラクザーノ』IS-8を★3でクリア。その際、サポート以外の荒蕪ラップランドを編成・配置し、スキル「狼たちの戯れ」もしくは「ディザストロ・フィナーレ」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act21side_08", "skchr_whitw2_2;skchr_whitw2_3", "2", "char_1038_whitw2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_whitw2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_whitw2", "jumpStageId": "act21side_08" }, "uniequip_002_vulpis_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のウルピスフォリアで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4026_vulpis", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vulpis_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vulpis", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vulpis_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマS2-3を★3でクリア。その際、サポート以外のウルピスフォリアを編成、配置し、ウルピスフォリアの攻撃で敵を24体以上撃破。", "paramList": [ "3", "sub_02-03", "char_4026_vulpis", "24", "char_4026_vulpis" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vulpis_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vulpis", "jumpStageId": "sub_02-03" }, "uniequip_002_crosly_1": { "template": "EquipmentDeployStage", "desc": "サポート以外のクラウンスレイヤーを3回配置した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "3", "char_1502_crosly", "char_1502_crosly" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_crosly_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_crosly", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_crosly_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-4を★3でクリア。その際、サポート以外のクラウンスレイヤーを編成、配置し、それ以外の【特殊】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-04", "char_1502_crosly", "SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_crosly_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_crosly", "jumpStageId": "main_04-04" }, "uniequip_002_talr_1": { "template": "EquipmentDeployCharAndKillCnt", "desc": "サポート以外のフィグリーノを2回以上配置し、フィグリーノの攻撃で敵を4体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "2", "char_4155_talr", "char_4155_talr", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_talr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_talr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_talr_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-8を★3でクリア。その際、サポート以外のフィグリーノを編成、配置し、フィグリーノの攻撃で敵を12回以上バインド状態にする。", "paramList": [ "3", "main_05-08", "char_4155_talr", "SIMPLE,*,output_unmovable", "12" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_talr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_talr", "jumpStageId": "main_05-08" }, "uniequip_003_lessng_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のレッシングで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4011_lessng", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lessng_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_lessng", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_lessng_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『ウォルモンドの薄暮』TW-5を★3でクリア。その際、サポート以外のレッシングを編成・配置し、レッシングの攻撃で敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act11d0_05", "char_4011_lessng", "6", "char_4011_lessng" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lessng_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_lessng", "jumpStageId": "act11d0_05" }, "uniequip_002_surtr_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のスルトのスキル「ラグナロク」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリアする。", "paramList": [ "5", "skchr_surtr_3", "1", "char_350_surtr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_surtr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_surtr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_surtr_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のスルトを編成・配置し、スルトの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_350_surtr", "DEATHDETAIL,char_350_surtr,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_surtr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_surtr", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_vvana_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のヴィヴィアナで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_4098_vvana", "DEATHDETAIL,char_4098_vvana,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vvana_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_vvana", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_vvana_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『マリア・ニアール』MN-3を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィヴィアナを編成・配置し、ヴィヴィアナの攻撃で<「錆銅」オルマー・イングラ>を撃破。", "paramList": [ "3", "act13d5_03", "char_4098_vvana", "DEATHDETAIL,char_4098_vvana,enemy_1103_wdkght_3", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_vvana_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_vvana", "jumpStageId": "act13d5_03" }, "uniequip_002_siege2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヴィーナ・ヴィクトリアで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1019_siege2", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_siege2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_siege2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_siege2_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ9-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィーナ・ヴィクトリアを編成・配置し、それ以外のメンバーは5人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_09-04", "char_1019_siege2", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_siege2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_siege2", "jumpStageId": "main_09-04" }, "uniequip_002_amiya2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の【前衛】アーミヤのスキル「影霄・絶影」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_amiya2_2", "1", "char_1001_amiya2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amiya2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_amiya2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_amiya2_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ2-10を★3でクリア。その際、サポート以外の【前衛】アーミヤを編成・配置し、アーミヤの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-10", "char_1001_amiya2", "DEATHDETAIL,char_1001_amiya2,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amiya2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_amiya2", "jumpStageId": "main_02-10" }, "uniequip_002_sidero_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のシデロカで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_333_sidero", "30", "char_333_sidero" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sidero_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sidero", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sidero_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『ドッソレスホリデー』DH-3を★3でクリア。その際、サポート以外のシデロカを編成・配置し、シデロカの攻撃で敵を7体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12side_03", "char_333_sidero", "7", "char_333_sidero" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sidero_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sidero", "jumpStageId": "act12side_03" }, "uniequip_002_astesi_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアステシアで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_274_astesi", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_astesi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_astesi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_astesi_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『翠玉の夢』DV-2を★3でクリア。その際、サポート以外のアステシアを編成・配置し、アステシアの攻撃で<実験用パワードスーツ>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act19side_02", "char_274_astesi", "DEATHDETAIL,char_274_astesi,enemy_1254_lypa", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_astesi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_astesi", "jumpStageId": "act19side_02" }, "uniequip_002_frncat_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のムースのスキル「ねこのいかり」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_frncat_2", "1", "char_185_frncat" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_frncat_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_frncat", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_frncat_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ2-2を★3でクリア。その際、サポート以外のムースを編成・配置し、【術師】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_02-02", "char_185_frncat", "CASTER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_frncat_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_frncat", "jumpStageId": "main_02-02" }, "uniequip_002_rosesa_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のローズソルトのスキル「長く効くのがこの薬!」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4163_rosesa", "skchr_rosesa_2", "8", "char_4163_rosesa" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rosesa_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rosesa", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rosesa_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のローズソルトを編成・配置し、スキル「長く効くのがこの薬!」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "skchr_rosesa_2", "1", "char_4163_rosesa" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rosesa_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rosesa", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_003_angel_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のエクシアのスキル「オーバーロード」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_angel_3", "2", "char_103_angel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_angel_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_angel", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_angel_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ2-8を★3でクリア。その際、サポート以外のエクシアを編成・配置し、エクシアの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-08", "char_103_angel", "10", "char_103_angel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_angel_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_angel", "jumpStageId": "main_02-08" }, "uniequip_002_pepe_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のペペで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_4058_pepe", "40", "char_4058_pepe" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pepe_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_pepe", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_pepe_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ3-8を★3でクリア。その際、サポート以外のペペを編成・配置し、ペペの攻撃でを撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-08", "char_4058_pepe", "DEATHDETAIL,char_4058_pepe,enemy_1500_skulsr", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pepe_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_pepe", "jumpStageId": "main_03-08" }, "uniequip_002_odda_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のオッダのスキル「炎撃槌」を累計4回使用する。", "paramList": [ "char_4131_odda", "skchr_odda_2", "4", "char_4131_odda" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_odda_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_odda", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_odda_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマS3-6を★3でクリア。その際、サポート以外のオッダを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "sub_03-3-1", "char_4131_odda", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_odda_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_odda", "jumpStageId": "sub_03-3-1" }, "uniequip_002_xingzh_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のシィンズゥのスキル「百味食珍」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4172_xingzh", "skchr_xingzh_2", "8", "char_4172_xingzh" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_xingzh_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_xingzh", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_xingzh_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ3-2を★3でクリア。その際、サポート以外のシィンズゥを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_03-02", "char_4172_xingzh" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_xingzh_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_xingzh", "jumpStageId": "main_03-02" }, "uniequip_003_lin_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のリンのスキル「流光炸裂」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリアする。", "paramList": [ "5", "skchr_lin_3", "1", "char_4080_lin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_lin", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_lin_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ6-5を★3でクリア。その際、サポート以外のリンを編成・配置し、スキル「流光炸裂」を3回以上発動する。", "paramList": [ "3", "main_06-05", "skchr_lin_3", "3", "char_4080_lin" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_lin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_lin", "jumpStageId": "main_06-05" }, "uniequip_003_zuole_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のズオ・ラウで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4121_zuole", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_zuole_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_zuole", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_zuole_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-7を★3でクリア。その際、サポート以外のズオ・ラウを編成・配置し、スキル「右序有炎」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "act12d0_07", "skchr_zuole_3", "3", "char_4121_zuole" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_zuole_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_zuole", "jumpStageId": "act12d0_07" }, "uniequip_003_chyue_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のチョンユエのスキル「我無」を累計50回使用する。", "paramList": [ "char_2024_chyue", "skchr_chyue_3", "50", "char_2024_chyue" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_chyue_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_chyue", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_chyue_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-5を★3でクリア。その際、サポート以外のチョンユエを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "act16side_05", "char_2024_chyue", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_chyue_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_chyue", "jumpStageId": "act16side_05" }, "uniequip_002_etlchi_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のエンテレケイアで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4010_etlchi", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_etlchi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_etlchi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_etlchi_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ10-12の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のエンテレケイアを編成・配置し、スキル「霊魂と欲望の惜別」を3回以上発動する。", "paramList": [ "3", "main_10-11", "skchr_etlchi_3", "3", "char_4010_etlchi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_etlchi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_etlchi", "jumpStageId": "main_10-11" }, "uniequip_002_nowell_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のノウエルのスキル「ついえぬ命」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリアする。", "paramList": [ "5", "skchr_nowell_2", "1", "char_4173_nowell" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nowell_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nowell", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nowell_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ5-7を★3でクリア。その際、サポート以外のノウエルを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_05-07", "char_4173_nowell", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nowell_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nowell", "jumpStageId": "main_05-07" }, "uniequip_002_wulfen_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のウルフェナイトで鉱石「キラー」を累計30個配置する。", "paramList": [ "30", "token_10044_wulfen_mine", "char_4171_wulfen" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wulfen_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wulfen", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wulfen_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ9-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のウルフェナイトを編成・配置し、ウルフェナイトの攻撃で<ダブリン重装兵>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-05", "char_4171_wulfen", "DEATHDETAIL,char_4171_wulfen,enemy_1170_dushld", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wulfen_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_wulfen", "jumpStageId": "main_09-05" }, "uniequip_003_gnosis_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のノーシスのスキル「ハイポサーミア」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_206_gnosis", "skchr_gnosis_3", "10", "char_206_gnosis" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_gnosis_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_gnosis", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_gnosis_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-6を★3でクリア。その際、サポート以外のノーシスを編成・配置し、ノーシスの攻撃で<アーツバードA1>を5体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-06", "char_206_gnosis", "DEATHDETAIL,char_206_gnosis,enemy_1041_lazerd", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_gnosis_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_gnosis", "jumpStageId": "main_05-06" }, "uniequip_003_sleach_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のサイラッハのスキル「光輝の御旗」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリアする。", "paramList": [ "5", "skchr_sleach_3", "1", "char_479_sleach" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_sleach_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_sleach", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_sleach_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ5-3を★3でクリア。その際、サポート以外のサイラッハを編成、配置し、スキル「光輝の御旗」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_05-03", "skchr_sleach_3", "3", "char_479_sleach" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_sleach_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_sleach", "jumpStageId": "main_05-03" }, "uniequip_003_vigil_1": { "template": "EquipmentDeployCharOrder", "desc": "サポート以外のヴィジェルを最初に配置した上で戦闘を5回クリアする。", "paramList": [ "5", "1", "char_427_vigil" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_vigil_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_vigil", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_vigil_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『シラクザーノ』IS-6を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィジェルを編成・配置し、スキル「統率者の威厳」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "act21side_06", "skchr_vigil_3", "3", "char_427_vigil" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_vigil_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_vigil", "jumpStageId": "act21side_06" }, "uniequip_003_bgsnow_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のパゼオンカのスキル「レザーシャープペン」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリアする。", "paramList": [ "5", "skchr_bgsnow_3", "1", "char_4055_bgsnow" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_bgsnow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_bgsnow", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_bgsnow_2": { "template": "EquipmentEventStageKill", "desc": "メインテーマ9-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のを編成・配置し、パゼオンカの攻撃で<ダブリン重装兵>を1体以上含む敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_09-06", "char_4055_bgsnow", "10", "DEATHDETAIL,char_4055_bgsnow,enemy_1170_dushld", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_bgsnow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_bgsnow", "jumpStageId": "main_09-06" }, "uniequip_002_thorn2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の引星ソーンズのスキル「潮を解析す」を累計20回使用する。", "paramList": [ "char_1039_thorn2", "skchr_thorn2_2", "20", "char_1039_thorn2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_thorn2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_thorn2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_thorn2_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-7を★3でクリア。その際、サポート以外の引星ソーンズを編成・配置し、それ以外のメンバーは4人以下とする。", "paramList": [ "3", "a003_07", "char_1039_thorn2", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_thorn2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_thorn2", "jumpStageId": "a003_07" }, "uniequip_002_tinman_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のブリキのスキル「ビッグラリー」を累計8回使用する。", "paramList": [ "char_4151_tinman", "skchr_tinman_2", "8", "char_4151_tinman" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tinman_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tinman", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tinman_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外のブリキを編成・配置し、【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_4151_tinman", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tinman_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tinman", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_ines_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のイネスを累計12回配置。", "paramList": [ "12", "char_4087_ines", "char_4087_ines" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ines_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ines", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ines_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ12-12の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のイネスを編成・配置し、スキル「光亡き闇」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_12-10", "skchr_ines_2", "3", "char_4087_ines" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ines_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ines", "jumpStageId": "main_12-10" }, "uniequip_002_ctable_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のカンタービレを累計12回配置。", "paramList": [ "12", "char_497_ctable", "char_497_ctable" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ctable_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ctable", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ctable_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ5-3を★3でクリア。その際、サポート以外のカンタービレを編成・配置し、カンタービレの攻撃で<特戦術師>または<特戦術師隊長>を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-03", "char_497_ctable", "DEATHDETAIL,char_497_ctable,enemy_1038_lunmag,enemy_1038_lunmag_2", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ctable_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ctable", "jumpStageId": "main_05-03" }, "uniequip_002_puzzle_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のパズルの攻撃で敵を3体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_4017_puzzle", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_puzzle_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_puzzle", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_puzzle_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ9-4の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のパズルを編成・配置し、それ以外の【先鋒】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_09-03", "char_4017_puzzle", "PIONEER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_puzzle_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_puzzle", "jumpStageId": "main_09-03" }, "uniequip_002_surfer_1": { "template": "EquipmentBattleCharKilled", "desc": "サポート以外のサーファーの攻撃で敵を3体以上撃破した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_4052_surfer", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_surfer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_surfer", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_surfer_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のサーファーを編成・配置し、スキル「オブザーブ」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-05", "skchr_surfer_2", "2", "char_4052_surfer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_surfer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_surfer", "jumpStageId": "main_03-05" }, "uniequip_002_alanna_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のアランナで「支援装置」を累計15回配置。", "paramList": [ "15", "token_10045_alanna_crane", "char_4178_alanna" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_alanna_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_alanna", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_alanna_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ7-14を★3でクリア。その際、サポート以外のアランナを編成・配置し、スキル「ウルトラジャッキ」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_07-12", "skchr_alanna_2", "2", "char_4178_alanna" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_alanna_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_alanna", "jumpStageId": "main_07-12" }, "uniequip_003_logos_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のロゴスで敵【エリート】あるいは敵【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_4133_logos", "DEATHDETAIL,char_4133_logos,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_logos_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_logos", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_logos_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ14-9の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のロゴスを編成・配置し、ロゴスの攻撃で敵を7体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_14-08", "char_4133_logos", "7", "char_4133_logos" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_logos_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_logos", "jumpStageId": "main_14-08" }, "uniequip_003_mudrok_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のマドロックで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_311_mudrok", "40", "char_311_mudrok" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mudrok_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_mudrok", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_mudrok_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ10-16の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のマドロックを編成・配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_10-14", "char_311_mudrok", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mudrok_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_mudrok", "jumpStageId": "main_10-14" }, "uniequip_002_angel2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の新約エクシアのスキル「トリガーハッピー」を累計8回使用。", "paramList": [ "char_1041_angel2", "skchr_angel2_2", "8", "char_1041_angel2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_angel2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_angel2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_angel2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-EX-5を★3でクリア。その際、サポート以外の新約エクシアを編成・配置し、スキル「トリガーハッピー」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act16side_ex05", "skchr_angel2_2", "2", "char_1041_angel2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_angel2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_angel2", "jumpStageId": "act16side_ex05" }, "uniequip_002_lemuen_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のレミュアンで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_4193_lemuen", "30", "char_4193_lemuen" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lemuen_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_lemuen", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_lemuen_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ13-13の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のレミュアンを編成・配置し、レミュアンの攻撃で<サルカズ骨骸拷問者>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_13-11", "char_4193_lemuen", "DEATHDETAIL,char_4193_lemuen,enemy_1364_spnaxe", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_lemuen_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_lemuen", "jumpStageId": "main_13-11" }, "uniequip_002_rmixer_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のサンクタ・ミキサーのスキル「引退前の布教」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_rmixer_3", "1", "char_4194_rmixer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rmixer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_rmixer", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_rmixer_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ14-5の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のサンクタ・ミキサーを編成・配置し、サンクタ・ミキサーの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_14-04", "char_4194_rmixer", "10", "char_4194_rmixer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_rmixer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_rmixer", "jumpStageId": "main_14-04" }, "uniequip_002_mlynar_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のムリナールで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4064_mlynar", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mlynar_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mlynar", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mlynar_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ11-15の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のムリナールを編成・配置し、スキル「輝かざる栄光」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_11-13", "skchr_mlynar_3", "2", "char_4064_mlynar" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mlynar_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mlynar", "jumpStageId": "main_11-13" }, "uniequip_002_takila_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のテキーラで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_486_takila", "30", "char_486_takila" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_takila_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_takila", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_takila_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ7-11を★3でクリア。その際、サポート以外のテキーラを編成・配置し、スキル「極刃奇襲」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_07-09", "skchr_takila_2", "2", "char_486_takila" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_takila_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_takila", "jumpStageId": "main_07-09" }, "uniequip_002_wscoot_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のウィンドスクートのスキル「快刀連斬」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_wscoot_2", "1", "char_445_wscoot" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wscoot_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wscoot", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wscoot_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『狂人号』SN-2を★3でクリア。その際、サポート以外のウィンドスクートを編成・配置し、スキル「快刀連斬」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act17side_02", "skchr_wscoot_2", "2", "char_445_wscoot" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wscoot_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_wscoot", "jumpStageId": "act17side_02" }, "uniequip_003_mlyss_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のミュルジスのスキル「生態系統結合」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_mlyss_2", "1", "char_249_mlyss" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mlyss_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_mlyss", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_mlyss_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ6-12を★3でクリア。その際、サポート以外のミュルジスを編成・配置し、スキル「生態系統結合」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_06-11", "skchr_mlyss_2", "2", "char_249_mlyss" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_mlyss_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_mlyss", "jumpStageId": "main_06-11" }, "uniequip_003_thorns_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のソーンズのスキル「デストレッツァ」を累計8回使用。", "paramList": [ "char_293_thorns", "skchr_thorns_3", "8", "char_293_thorns" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_thorns_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_thorns", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_thorns_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ7-2を★3でクリア。その際、サポート以外のソーンズを編成・配置し、それ以外の【前衛】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_07-01", "char_293_thorns", "WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_thorns_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_thorns", "jumpStageId": "main_07-01" }, "uniequip_003_slent2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の淬羽サイレンスのスキル「先駆者たちの翼」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_slent2_3", "1", "char_1031_slent2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_slent2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_slent2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_slent2_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『登臨意』WB-5を★3でクリア。その際、サポート以外の淬羽サイレンスを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act23side_05", "char_1031_slent2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_slent2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_slent2", "jumpStageId": "act23side_05" }, "uniequip_003_crosly_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のクラウンスレイヤーのスキル「狼煙の処刑場」を累計8回使用。", "paramList": [ "char_1502_crosly", "skchr_crosly_3", "8", "char_1502_crosly" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_crosly_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_crosly", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_crosly_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ4-8を★3でクリア。その際、サポート以外のクラウンスレイヤーを編成・配置し、スキル「狼煙の処刑場」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_04-08", "skchr_crosly_3", "2", "char_1502_crosly" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_crosly_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_crosly", "jumpStageId": "main_04-08" }, "uniequip_002_phatm2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のトラゴーディアで敵に累計60000の神経損傷を与える。", "paramList": [ "char_1042_phatm2", "60000", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_phatm2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_phatm2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_phatm2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ9-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のトラゴーディアを編成・配置し、スキル「無人の劇場」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_09-05", "skchr_phatm2_3", "2", "char_1042_phatm2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_phatm2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_phatm2", "jumpStageId": "main_09-05" }, "uniequip_002_necras_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のネクラスのスキル「死に授く冠」を2回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_necras_3", "2", "char_450_necras" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_necras_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_necras", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_necras_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "メインテーマ4-8を★3でクリア。その際、サポート以外のネクラスを編成、配置し、それ以外のメンバーは【補助】のみとする。", "paramList": [ "3", "main_04-08", "char_450_necras", "13,SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_necras_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_necras", "jumpStageId": "main_04-08" }, "uniequip_002_tecno_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のテクノのスキル「気ままなグラフィティ」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_tecno_2", "1", "char_4164_tecno" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tecno_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tecno", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tecno_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『ドッソレスホリデー』DH-6を★3でクリア。その際、サポート以外のテクノを編成・配置し、それ以外のメンバーは7人以下とする。", "paramList": [ "3", "act12side_06", "char_4164_tecno", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tecno_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tecno", "jumpStageId": "act12side_06" }, "uniequip_003_ascln_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のアスカロンのスキル「降臨」を累計5回使用する。", "paramList": [ "char_4132_ascln", "skchr_ascln_3", "5", "char_4132_ascln" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ascln_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ascln", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ascln_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外のアスカロンを編成・配置し、それ以外の【特殊】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "char_4132_ascln", "SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ascln_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ascln", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_003_f12yin_1": { "template": "EquipmentBattleCharDamage", "desc": "サポート以外のマウンテンで12000以上のダメージを与えた上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "char_264_f12yin", "12000" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_f12yin_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_f12yin", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_f12yin_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『塵影に交わる残響』LE-5を★3でクリア。その際、サポート以外のマウンテンを編成・配置し、マウンテンの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act18side_05", "char_264_f12yin", "DEATHDETAIL,char_264_f12yin,killcount", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_f12yin_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_f12yin", "jumpStageId": "act18side_05" }, "uniequip_003_doroth_1": { "template": "EquipmentDamageTotalWithToken", "desc": "サポート以外のドロシーで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4048_doroth;token_10025_doroth_recttp", "120000", "char_4048_doroth" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_doroth_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_doroth", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_doroth_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "エピソード『孤島激震』MB-EX-1を★3でクリア。その際、サポート以外のドロシーを編成・配置し、それ以外のメンバーは【前衛】のみとする。", "paramList": [ "3", "act15d0_ex01", "char_4048_doroth", "13,WARRIOR" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_doroth_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_doroth", "jumpStageId": "act15d0_ex01" }, "uniequip_003_typhon_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のティフォンで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_2012_typhon", "30", "char_2012_typhon" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_typhon_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_typhon", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_typhon_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ4-8を★3でクリア。その際、サポート以外のティフォンを編成、配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_04-08", "char_2012_typhon", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_typhon_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_typhon", "jumpStageId": "main_04-08" }, "uniequip_003_gdglow_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のゴールデングローのスキル「ゴールデングロー」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_377_gdglow", "skchr_gdglow_3", "10", "char_377_gdglow" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_gdglow_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_gdglow", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_gdglow_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ4-7を★3でクリア。その際、サポート以外のゴールデングローを編成・配置し、それ以外のメンバーは5人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_04-07", "char_377_gdglow", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_gdglow_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_gdglow", "jumpStageId": "main_04-07" }, "uniequip_003_gvial2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の百錬ガヴィルで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_1026_gvial2", "40", "char_1026_gvial2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_gvial2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_gvial2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_gvial2_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-9を★3でクリア。その際、サポート以外の百錬ガヴィルを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act12d0_09", "char_1026_gvial2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_gvial2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_gvial2", "jumpStageId": "act12d0_09" }, "uniequip_002_reckpr_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のレコードキーパーのスキル「要点理解」を累計6回使用する。", "paramList": [ "char_4196_reckpr", "skchr_reckpr_2", "6", "char_4196_reckpr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_reckpr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_reckpr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_reckpr_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "サイドストーリー「懐黍離」HS-5を★3でクリア。その際、サポート以外のレコードキーパーを編成・配置し、それ以外の【医療】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act31side_05", "char_4196_reckpr", "MEDIC" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_reckpr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_reckpr", "jumpStageId": "act31side_05" }, "uniequip_002_leizi2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の司霆レイズで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1043_leizi2", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_leizi2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_leizi2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_leizi2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『翠玉の夢』DV-7を★3でクリア。その際、サポート以外の司霆レイズを編成・配置し、スキル「天地通明」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act19side_07", "skchr_leizi2_3", "1", "char_1043_leizi2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_leizi2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_leizi2", "jumpStageId": "act19side_07" }, "uniequip_002_haruka_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のハルカのスキル「晩夏に泳ぐ」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4202_haruka", "skchr_haruka_3", "10", "char_4202_haruka" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_haruka_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_haruka", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_haruka_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ7-14を★3でクリア。その際、サポート以外のハルカを編成、配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_07-12", "char_4202_haruka" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_haruka_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_haruka", "jumpStageId": "main_07-12" }, "uniequip_002_kichi_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のキチセイで敵を累計30体撃破。", "paramList": [ "char_4203_kichi", "30", "char_4203_kichi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kichi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kichi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kichi_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマS5-9を★3でクリア。その際、サポート以外のキチセイを編成・配置し、スキル「輝ける吉兆の星!」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "sub_05-4-3", "skchr_kichi_2", "2", "char_4203_kichi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kichi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kichi", "jumpStageId": "sub_05-4-3" }, "uniequip_002_nymph_1": { "template": "EquipmentDamageTypeTotal", "desc": "サポート以外のニンフで敵に累計60000の元素ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4146_nymph", "60000", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nymph_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nymph", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nymph_2": { "template": "EquipmentDamageTypeStage", "desc": "メインテーマ14-7の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のニンフを編成・配置し、ニンフの攻撃で敵に5000以上の元素ダメージ与える。", "paramList": [ "3", "main_14-06", "char_4146_nymph", "5000", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nymph_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nymph", "jumpStageId": "main_14-06" }, "uniequip_002_blaze2_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の熾炎ブレイズのスキル「衆悪の焚獄」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_blaze2_3", "1", "char_1040_blaze2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blaze2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_blaze2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_blaze2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ6-10を★3でクリア。その際、サポート以外の熾炎ブレイズを編成・配置し、スキル「衆悪の焚獄」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_06-09", "skchr_blaze2_3", "2", "char_1040_blaze2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_blaze2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_blaze2", "jumpStageId": "main_06-09" }, "uniequip_002_kaitou_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のディアマンテで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_499_kaitou", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kaitou_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_kaitou", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_kaitou_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ6-1を★3でクリア。その際、サポート以外のディアマンテを編成・配置し、ディアマンテの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_06-01", "char_499_kaitou", "10", "char_499_kaitou" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_kaitou_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_kaitou", "jumpStageId": "main_06-01" }, "uniequip_002_warmy_1": { "template": "EquipmentDamageTypeTotal", "desc": "サポート以外のウォーミーで敵に累計40000の元素ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4081_warmy", "40000", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_warmy_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_warmy", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_warmy_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ6-11を★3でクリア。その際、サポート以外のウォーミーを編成・配置し、それ以外のメンバーは7人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_06-10", "char_4081_warmy", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_warmy_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_warmy", "jumpStageId": "main_06-10" }, "uniequip_002_christ_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のミス・クリスティーンのスキル「狂飲の宴」を累計10回使用する。", "paramList": [ "char_4198_christ", "skchr_christ_2", "10", "char_4198_christ" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_christ_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_christ", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_christ_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『闇夜に生きる』DM-7を★3でクリア。その際、サポート以外のミス・クリスティーンを編成・配置し、スキル「狂飲の宴」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act9d0_07", "skchr_christ_2", "2", "char_4198_christ" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_christ_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_christ", "jumpStageId": "act9d0_07" }, "uniequip_003_chen2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の遊龍チェンで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_1013_chen2", "40", "char_1013_chen2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_chen2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_chen2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_chen2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『ドッソレスホリデー』DH-7を★3でクリア。その際、サポート以外の遊龍チェンを編成・配置し、遊龍チェンの攻撃で敵を10体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act12side_07", "char_1013_chen2", "10", "char_1013_chen2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_chen2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_chen2", "jumpStageId": "act12side_07" }, "uniequip_002_oblvns_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の豊川祥子で敵を累計50体撃破。", "paramList": [ "char_4182_oblvns", "50", "char_4182_oblvns" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_oblvns_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_oblvns", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_oblvns_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『シラクザーノ』のIS-7を★3でクリア。その際、サポート以外の豊川祥子を編成・配置し、スキル「残月の余韻」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act21side_07", "skchr_oblvns_3", "2", "char_4182_oblvns" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_oblvns_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_oblvns", "jumpStageId": "act21side_07" }, "uniequip_002_dolris_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の三角初華のスキル「われ悲しむ、ゆえに」を累計6回使用。", "paramList": [ "char_4184_dolris", "skchr_dolris_2", "6", "char_4184_dolris" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_dolris_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_dolris", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_dolris_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『ツヴィリングトゥルムの黄金』のZT-6を★3でクリア。その際、サポート以外の三角初華を編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act29side_06", "char_4184_dolris" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_dolris_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_dolris", "jumpStageId": "act29side_06" }, "uniequip_002_mortis_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の若葉睦のスキル「破壊と再生」を累計6回使用。", "paramList": [ "char_4183_mortis", "skchr_mortis_2", "6", "char_4183_mortis" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mortis_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mortis", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mortis_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ13-16の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外の若葉睦を編成・配置し、それ以外の【特殊】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_13-14", "char_4183_mortis", "SPECIAL" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mortis_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mortis", "jumpStageId": "main_13-14" }, "uniequip_002_tmoris_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外の八幡海鈴のスキル「居場所なき者」を1回以上発動した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "skchr_tmoris_2", "1", "char_4186_tmoris" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tmoris_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_tmoris", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_tmoris_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『バベル』のBB-7を★3でクリア。その際、サポート以外の八幡海鈴を編成・配置し、八幡海鈴の攻撃で<フリー傭兵「ベース」>を1体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act33side_07", "char_4186_tmoris", "DEATHDETAIL,char_4186_tmoris,enemy_1417_mmdudu", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_tmoris_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_tmoris", "jumpStageId": "act33side_07" }, "uniequip_002_amoris_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の祐天寺にゃむで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4185_amoris", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amoris_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_amoris", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_amoris_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『ツヴィリングトゥルムの黄金』のZT-4を★3でクリア。その際、サポート以外の祐天寺にゃむを編成・配置し、祐天寺にゃむの攻撃で<楽団志望ドラム奏者>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act29side_04", "char_4185_amoris", "DEATHDETAIL,char_4185_amoris,enemy_1376_ltndru", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_amoris_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_amoris", "jumpStageId": "act29side_04" }, "uniequip_003_cello_1": { "template": "EquipmentElementBurst", "desc": "サポート以外のヴィルトゥオーサで累計30回、壊死損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "char_245_cello", "30", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cello_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_cello", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_cello_2": { "template": "EquipmentElementBurstStage", "desc": "エピソード『ツヴィリングトゥルム』ZT-8を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィルトゥオーサを編成・配置し、ヴィルトゥオーサで敵に壊死損傷の爆発効果を1回以上発動させる。", "paramList": [ "3", "act29side_08", "char_245_cello", "1", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_cello_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_cello", "jumpStageId": "act29side_08" }, "uniequip_003_huang_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のブレイズで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_017_huang", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_huang_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_huang", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_huang_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "メインテーマ11-6の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のブレイズを編成・配置し、それ以外のメンバーは7人以下とする。", "paramList": [ "3", "main_11-05", "char_017_huang", "7" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_huang_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_huang", "jumpStageId": "main_11-05" }, "uniequip_002_branch_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のヴェトチキのスキル「生存への決意」を累計8回使用。", "paramList": [ "char_4207_branch", "skchr_branch_2", "8", "char_4207_branch" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_branch_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_branch", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_branch_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード「孤島激震」MB-5を★3でクリア。その際、サポート以外のヴェトチキを編成・配置し、それ以外の【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act15d0_05", "char_4207_branch", "TANK" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_branch_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_branch", "jumpStageId": "act15d0_05" }, "uniequip_002_mantra_1": { "template": "EquipmentDamageTypeTotal", "desc": "サポート以外のマントラで敵に累計60000の元素ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4204_mantra", "60000", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mantra_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_mantra", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_mantra_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード「この炎が照らす先」FC-5を★3でクリア。その際、サポート以外のマントラを編成・配置し、マントラの攻撃で敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act22side_05", "char_4204_mantra", "6", "char_4204_mantra" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_mantra_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_mantra", "jumpStageId": "act22side_05" }, "uniequip_002_wintim_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のスネグーラチカを累計12回配置。", "paramList": [ "12", "char_4208_wintim", "char_4208_wintim" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wintim_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wintim", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wintim_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマR8-2を★3でクリア。その際、サポート以外のスネグーラチカを編成・配置し、スキル「原理解明」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_08-02", "skchr_wintim_2", "2", "char_4208_wintim" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wintim_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_wintim", "jumpStageId": "main_08-02" }, "uniequip_002_narant_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のナラントゥヤで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4138_narant", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_narant_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_narant", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_narant_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード「登臨意」WB-6を★3でクリア。その際、サポート以外のナラントゥヤを編成・配置し、それ以外のメンバーは5人以下とする。", "paramList": [ "3", "act23side_06", "char_4138_narant", "5" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_narant_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_narant", "jumpStageId": "act23side_06" }, "uniequip_002_brigid_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のブリギッドで敵を累計20体撃破。", "paramList": [ "char_4177_brigid", "20", "char_4177_brigid" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_brigid_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_brigid", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_brigid_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ4-6を★3でクリア。その際、サポート以外のブリギッドを編成・配置し、スキル「遊牧の知恵」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_04-06", "skchr_brigid_2", "2", "char_4177_brigid" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_brigid_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_brigid", "jumpStageId": "main_04-06" }, "uniequip_002_caper_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のケイパーのスキル「ハピネス200%!」を累計8回使用。", "paramList": [ "char_4100_caper", "skchr_caper_2", "8", "char_4100_caper" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_caper_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_caper", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_caper_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-2を★3でクリア。その際、サポート以外のケイパーを編成・配置し、ケイパーの攻撃で敵を8体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-02", "char_4100_caper", "8", "char_4100_caper" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_caper_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_caper", "jumpStageId": "main_04-02" }, "uniequip_003_excu2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の聖約イグゼキュターで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_1032_excu2", "40", "char_1032_excu2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_excu2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_excu2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_excu2_2": { "template": "EquipmentSquadPro", "desc": "エピソード『吾れ先導者たらん』GA-3を★3でクリア。その際、サポート以外の聖約イグゼキュターを編成、配置し、それ以外のメンバーは【補助】のみとする。", "paramList": [ "3", "act16side_03", "char_1032_excu2", "13,SUPPORT" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_excu2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_excu2", "jumpStageId": "act16side_03" }, "uniequip_003_amgoat_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のエイヤフィヤトラのスキル「イラプション」を累計6回使用。", "paramList": [ "char_180_amgoat", "skchr_amgoat_3", "6", "char_180_amgoat" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_amgoat_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_amgoat", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_amgoat_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『火山と雲と夢色の旅路』SL-4を★3でクリア。その際、サポート以外のエイヤフィヤトラを編成、配置し、エイヤフィヤトラの攻撃で<「デカブツ」>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act27side_04", "char_180_amgoat", "DEATHDETAIL,char_180_amgoat,enemy_1349_rckshp", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_amgoat_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_amgoat", "jumpStageId": "act27side_04" }, "uniequip_003_siege2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヴィーナ・ヴィクトリアで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1019_siege2", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_siege2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_siege2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_siege2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ7-18を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィーナ・ヴィクトリアを編成・配置し、スキル「我が名において」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_07-16", "skchr_siege2_3", "1", "char_1019_siege2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_siege2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_siege2", "jumpStageId": "main_07-16" }, "uniequip_002_hsgma2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の斬業ホシグマで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1044_hsgma2", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hsgma2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_hsgma2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_hsgma2_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『青く燃ゆる心』OF-8を★3でクリア。その際、サポート以外の斬業ホシグマを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "a003_08", "char_1044_hsgma2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_hsgma2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_hsgma2", "jumpStageId": "a003_08" }, "uniequip_002_pianst_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のツェルニーのスキル「万雷の喝采」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_4047_pianst", "skchr_pianst_2", "5", "char_4047_pianst" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pianst_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_pianst", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_pianst_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『塵影に交わる残響』LE-3を★3でクリア。その際、サポート以外のツェルニーを編成・配置し、スキル「万雷の喝采」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18side_03", "skchr_pianst_2", "1", "char_4047_pianst" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_pianst_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_pianst", "jumpStageId": "act18side_03" }, "uniequip_002_durnar_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のジュナーのスキル「カウンターシールド」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_260_durnar", "skchr_durnar_2", "5", "char_260_durnar" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_durnar_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_durnar", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_durnar_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-1を★3でクリア。その際、サポート以外のジュナーを編成・配置し、スキル「カウンターシールド」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-01", "skchr_durnar_2", "2", "char_260_durnar" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_durnar_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_durnar", "jumpStageId": "main_03-01" }, "uniequip_002_asbest_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のアスベストスのスキル「爆炎モード」を1回以上発動した上で戦闘を3回クリア。", "paramList": [ "3", "skchr_asbest_2", "1", "char_378_asbest" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_asbest_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_asbest", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_asbest_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ6-2を★3でクリア。その際、サポート以外のアスベストスを編成・配置し、スキル「爆炎モード」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_06-02", "skchr_asbest_2", "2", "char_378_asbest" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_asbest_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_asbest", "jumpStageId": "main_06-02" }, "uniequip_002_aprot2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のシャレムで敵を累計20体撃破。", "paramList": [ "char_4025_aprot2", "20", "char_4025_aprot2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aprot2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_aprot2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_aprot2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ3-7を★3でクリア。その際、サポート以外のシャレムを編成・配置し、シャレムの攻撃で敵を5体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-07", "char_4025_aprot2", "5", "char_4025_aprot2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_aprot2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_aprot2", "jumpStageId": "main_03-07" }, "uniequip_002_sbell2_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外の聖聆プラマニクスで敵を累計20体撃破。", "paramList": [ "char_1046_sbell2", "20", "char_1046_sbell2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sbell2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_sbell2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_sbell2_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-7を★3でクリア。その際、サポート以外の聖聆プラマニクスを編成・配置し、聖聆プラマニクスの攻撃で敵を5体以上撃破。", "paramList": [ "3", "act14side_07", "char_1046_sbell2", "5", "char_1046_sbell2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_sbell2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_sbell2", "jumpStageId": "act14side_07" }, "uniequip_002_akkord_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のアコルトで敵に累計50000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4051_akkord", "50000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_akkord_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_akkord", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_akkord_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ2-1を★3でクリア。その際、サポート以外のアコルトを編成・配置し、アコルトの攻撃で敵を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_02-01", "char_4051_akkord", "3", "char_4051_akkord" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_akkord_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_akkord", "jumpStageId": "main_02-01" }, "uniequip_002_halo2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の溯光アステジーニのスキル「コンカレントチェイン」を累計3回使用。", "paramList": [ "char_1047_halo2", "skchr_halo2_3", "3", "char_1047_halo2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_halo2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_halo2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_halo2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-6を★3でクリア。その際、サポート以外の溯光アステジーニを編成・配置し、スキル「コンカレントチェイン」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act14side_06", "skchr_halo2_3", "1", "char_1047_halo2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_halo2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_halo2", "jumpStageId": "act14side_06" }, "uniequip_002_snhunt_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のスノーハンターのスキル「吹雪の連矢」を累計10回使用。", "paramList": [ "char_4211_snhunt", "skchr_snhunt_2", "10", "char_4211_snhunt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_snhunt_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_snhunt", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_snhunt_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『風雪一過』BI-1を★3でクリア。その際、サポート以外のスノーハンターを編成・配置し、スキル「吹雪の連矢」を3回以上使用。", "paramList": [ "3", "act14side_01", "skchr_snhunt_2", "3", "char_4211_snhunt" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_snhunt_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_snhunt", "jumpStageId": "act14side_01" }, "uniequip_002_monstr_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のMon3trのスキル「戦術:メルトダウン」を累計6回使用。", "paramList": [ "char_4179_monstr", "skchr_monstr_3", "6", "char_4179_monstr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_monstr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_monstr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_monstr_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "メインテーマ7-15を★3でクリア。その際、サポート以外のMon3trを編成・配置し、Mon3trの攻撃で<遊撃隊盾兵>を2体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_07-13", "char_4179_monstr", "DEATHDETAIL,char_4179_monstr,enemy_1081_sotisd", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_monstr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_monstr", "jumpStageId": "main_07-13" }, "uniequip_002_papyrs_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のパピルスのスキル「なるようになれー!」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_4139_papyrs", "skchr_papyrs_2", "5", "char_4139_papyrs" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_papyrs_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_papyrs", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_papyrs_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『太陽すらも追い越して』AS-5を★3でクリア。その際、サポート以外のパピルスを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act35side_05", "char_4139_papyrs" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_papyrs_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_papyrs", "jumpStageId": "act35side_05" }, "uniequip_002_peper_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のパプリカのスキル「仲間意識」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_4071_peper", "skchr_peper_2", "5", "char_4071_peper" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_peper_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_peper", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_peper_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のパプリカを編成・配置し、スキル「仲間意識」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_03-05", "skchr_peper_2", "2", "char_4071_peper" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_peper_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_peper", "jumpStageId": "main_03-05" }, "uniequip_003_ray_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のレイで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4117_ray", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ray_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_ray", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_ray_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "エピソード『落日の向こうへ』GO-4を★3でクリア。その際、サポート以外のレイを編成・配置し、それ以外の【狙撃】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "act37side_04", "char_4117_ray", "SNIPER" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_ray_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_ray", "jumpStageId": "act37side_04" }, "uniequip_002_nasti_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外のナスティで支援装置を累計25個配置。", "paramList": [ "25", "token_10059_nasti_nstdef;token_10060_nasti_nstchr;token_10061_nasti_nstbld", "char_4212_nasti" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nasti_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_nasti", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_nasti_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ5-9を★3でクリア。その際、サポート以外のナスティを編成・配置し、スキル「止まり木」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_05-09", "skchr_nasti_3", "2", "char_4212_nasti" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_nasti_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_nasti", "jumpStageId": "main_05-09" }, "uniequip_002_titi_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のティティで敵に累計100000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4056_titi", "100000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_titi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_titi", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_titi_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『太陽すらも追い越して』AS-7を★3でクリア。その際、サポート以外のティティを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act35side_07", "char_4056_titi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_titi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_titi", "jumpStageId": "act35side_07" }, "uniequip_002_flwr2_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の萃香パフューマーのスキル「「神殿の余燼」」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_1022_flwr2", "skchr_flwr2_2", "5", "char_1022_flwr2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flwr2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_flwr2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_flwr2_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "メインテーマ4-3を★3でクリア。その際、サポート以外の萃香パフューマーを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "main_04-03", "char_1022_flwr2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_flwr2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_flwr2", "jumpStageId": "main_04-03" }, "uniequip_002_varkis_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のヴァルカリスで敵を累計20体撃破。", "paramList": [ "char_4166_varkis", "20", "char_4166_varkis" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_varkis_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_varkis", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_varkis_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『帰還!密林の長』RI-1を★3でクリア。その際、サポート以外のヴァルカリスを編成・配置し、スキル「同胞への誓い」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act12d0_01", "skchr_varkis_2", "1", "char_4166_varkis" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_varkis_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_varkis", "jumpStageId": "act12d0_01" }, "uniequip_003_vvana_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のヴィヴィアナで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_4098_vvana", "40", "char_4098_vvana" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_vvana_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_vvana", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_vvana_2": { "template": "EquipmentEventStageMore", "desc": "エピソード『ニアーライト』NL-8を★3でクリア。その際、サポート以外のヴィヴィアナを編成・配置し、ヴィヴィアナの攻撃で<「最後のケシク」トゥーラ>を撃破。", "paramList": [ "3", "act13side_08", "char_4098_vvana", "DEATHDETAIL,char_4098_vvana,enemy_1185_nmekgt_3", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_vvana_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_vvana", "jumpStageId": "act13side_08" }, "uniequip_003_etlchi_1": { "template": "EquipmentCharKilled", "desc": "サポート以外のエンテレケイアで敵を累計40体撃破。", "paramList": [ "char_4010_etlchi", "40", "char_4010_etlchi" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_etlchi_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_etlchi", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_etlchi_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『バベル』BB-1を★3でクリア。その際、サポート以外のエンテレケイアを編成・配置し、それ以外のメンバーは3人以下とする。", "paramList": [ "3", "act33side_01", "char_4010_etlchi", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_etlchi_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_etlchi", "jumpStageId": "act33side_01" }, "uniequip_003_poca_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のロサのスキル「ラヴィーナシュート」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_197_poca", "skchr_poca_3", "5", "char_197_poca" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_poca_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_poca", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_poca_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ7-14を★3でクリア。その際、サポート以外のロサを編成・配置し、スキル「ラヴィーナシュート」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_07-12", "skchr_poca_3", "2", "char_197_poca" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_poca_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_poca", "jumpStageId": "main_07-12" }, "uniequip_003_hodrer_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のヘドリーで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4088_hodrer", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_hodrer_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_hodrer", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_hodrer_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ10-10の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のヘドリーを編成・配置し、ヘドリーの攻撃で敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_10-09", "char_4088_hodrer", "6", "char_4088_hodrer" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_hodrer_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_hodrer", "jumpStageId": "main_10-09" }, "uniequip_002_ju_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外のジューで敵に累計80000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_4221_ju", "80000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ju_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_ju", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_ju_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『登臨意』WB-4を★3でクリア。その際、サポート以外のジューを編成・配置し、スキル「良翼、乗り難し」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act23side_04", "skchr_ju_2", "1", "char_4221_ju" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_ju_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_ju", "jumpStageId": "act23side_04" }, "uniequip_002_yu_1": { "template": "EquipmentElementBurst", "desc": "サポート以外のユーで累計8回、灼熱損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "char_2026_yu", "8", "3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yu_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_yu", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_yu_2": { "template": "EquipmentSquadNoAnyDead", "desc": "エピソード『画中人』WR-4を★3でクリア。その際、サポート以外のユーを編成・配置し、全てのオペレーターが一度も倒されないようにする。", "paramList": [ "3", "act16d5_04", "char_2026_yu" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_yu_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_yu", "jumpStageId": "act16d5_04" }, "uniequip_002_philae_1": { "template": "EquipmentElementBurst", "desc": "サポート以外のフィラエで累計3回、壊死損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "char_4148_philae", "3", "4" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_philae_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_philae", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_philae_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "メインテーマ10-2の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のフィラエを編成・配置し、スキル「冥河の呪詛」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "main_10-01", "skchr_philae_2", "1", "char_4148_philae" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_philae_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_philae", "jumpStageId": "main_10-01" }, "uniequip_002_cairn_1": { "template": "EquipmentElementBurst", "desc": "サポート以外のケルンで累計3回、神経損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "char_4214_cairn", "3", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cairn_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_cairn", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_cairn_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『ウォルモンドの薄暮』TW-7を★3でクリア。その際、サポート以外のケルンを編成・配置し、スキル「メガホン式ガイド」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act11d0_07", "skchr_cairn_2", "1", "char_4214_cairn" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_cairn_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_cairn", "jumpStageId": "act11d0_07" }, "uniequip_002_chen3_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外の赤刃明霄チェンのスキル「赤霄・天喟」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_1050_chen3", "skchr_chen3_3", "5", "char_1050_chen3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chen3_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_chen3", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_chen3_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ5-10を★3でクリア。その際、サポート以外の赤刃明霄チェンを編成・配置し、赤刃明霄チェンの攻撃で敵を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_05-10", "char_1050_chen3", "3", "char_1050_chen3" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_chen3_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_chen3", "jumpStageId": "main_05-10" }, "uniequip_002_wang_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のウァンのスキル「天下劫」を累計3回使用。", "paramList": [ "char_2027_wang", "skchr_wang_3", "3", "char_2027_wang" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_wang_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_wang", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_wang_2": { "template": "EquipmentSquadNum", "desc": "エピソード『懐黍離』HS-7を★3でクリア。その際、サポート以外のウァンを編成・配置し、それ以外のメンバーは7人以下とする。", "paramList": [ "3", "act31side_07", "char_2027_wang", "7" 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"uniequip_003_haak_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_haak", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_haak_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ4-8を★3でクリア。その際、サポート以外のアを編成・配置し、アの攻撃で敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_04-08", "char_225_haak", "6", "char_225_haak" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_haak_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_haak", "jumpStageId": "main_04-08" }, "uniequip_003_jesca2_1": { "template": "EquipmentDeployTotal", "desc": "サポート以外の滌火ジェシカで「機動防盾」を累計20回配置。", "paramList": [ "20", "token_10032_jesca2_jckshd", "char_1034_jesca2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_jesca2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_jesca2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_jesca2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『遺塵の道を』WD-5を★3でクリア。その際、サポート以外の滌火ジェシカを編成・配置し、スキル「飽和射撃」を1回以上使用。", "paramList": [ "3", "act18d0_05", "skchr_jesca2_3", "1", "char_1034_jesca2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_jesca2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_jesca2", "jumpStageId": "act18d0_05" }, "uniequip_002_demetr_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のベッローネのスキル「代償の清算」を累計5回使用。", "paramList": [ "char_4037_demetr", "skchr_demetr_3", "5", "char_4037_demetr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_demetr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_demetr", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_demetr_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ6-2を★3でクリア。その際、サポート以外のベッローネを編成、配置し、ベッローネの攻撃で敵を4体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_06-02", "char_4037_demetr", "4", "char_4037_demetr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_demetr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_demetr", "jumpStageId": "main_06-02" }, "uniequip_002_liesel_1": { "template": "EquipmentSkillCastBattle", "desc": "サポート以外のリプレーザのスキル「終曲に至る」を1回以上発動した上で戦闘を3回クリア。", "paramList": [ "3", "skchr_liesel_2", "1", "char_4031_liesel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_liesel_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_liesel", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_liesel_2": { "template": "EquipmentCharKilledStage", "desc": "メインテーマ3-5を★3でクリア。その際、サポート以外のリプレーザを編成・配置し、リプレーザの攻撃で敵を3体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_03-05", "char_4031_liesel", "3", "char_4031_liesel" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_liesel_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_liesel", "jumpStageId": "main_03-05" }, "uniequip_002_headb2_1": { "template": "EquipmentDamageTotal", "desc": "サポート以外の怒潮ズィマーで敵に累計120000ダメージを与える。", "paramList": [ "char_1051_headb2", "120000", "0" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_headb2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_headb2", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_headb2_2": { "template": "EquipmentSquadProEx", "desc": "メインテーマ16-6の通常作戦を★3でクリア。その際、サポート以外の怒潮ズィマーを編成・配置し、それ以外の【前衛】・【重装】は編成禁止。", "paramList": [ "3", "main_16-05", "char_1051_headb2", "WARRIOR;TANK" ], 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"uniequip_002_botany_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_002_botany", "jumpStageId": null }, "uniequip_002_botany_2": { "template": "EquipmentElementBurstStage", "desc": "メインテーマ16-8の通常作戦を★3でクリア。その際、サポート以外のボタニを編成・配置し、ボタニで1回以上侵蝕損傷の爆発効果を発動させる。", "paramList": [ "3", "main_16-07", "char_4223_botany", "1", "2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_002_botany_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_002_botany", "jumpStageId": "main_16-07" }, "uniequip_003_surtr_1": { "template": "EquipmentEventTotal", "desc": "サポート以外のスルトで敵【エリート】あるいは【ボス】を累計10体撃破。", "paramList": [ "char_350_surtr", "DEATHDETAIL,char_350_surtr,BOSS,ELITE", "10" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_surtr_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_surtr", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_surtr_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『銀心湖鉄道』RS-7を★3でクリア。その際、サポート以外のスルトを編成・配置し、スキル「ラグナロク」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act30side_07", "skchr_surtr_3", "2", "char_350_surtr" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_surtr_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_surtr", "jumpStageId": "act30side_07" }, "uniequip_003_nymph_1": { "template": "EquipmentSkillCast", "desc": "サポート以外のニンフのスキル「心の戦慄」を累計20回使用。", "paramList": [ "char_4146_nymph", "skchr_nymph_2", "20", "char_4146_nymph" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_nymph_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_nymph", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_nymph_2": { "template": "EquipmentEventStageKill", "desc": "メインテーマ11-13の通常実戦環境を★3でクリア。その際、サポート以外のニンフを編成・配置し、ニンフの攻撃で<枯朽サルカズ戦車>または<都市防衛自走砲>を1体以上含む敵を6体以上撃破。", "paramList": [ "3", "main_11-11", "char_4146_nymph", "6", "DEATHDETAIL,char_4146_nymph,enemy_1272_nhtank;DEATHDETAIL,char_4146_nymph,enemy_1273_stmgun", "1" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_nymph_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_nymph", "jumpStageId": "main_11-11" }, "uniequip_003_skadi2_1": { "template": "EquipmentDeployStage", "desc": "サポート以外の濁心スカジの召喚物を2回以上召喚した上で戦闘を5回クリア。", "paramList": [ "5", "2", "token_10017_skadi2_dedant", "char_1012_skadi2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_skadi2_1", "uniEquipMissionSort": 1, "uniEquipId": "uniequip_003_skadi2", "jumpStageId": null }, "uniequip_003_skadi2_2": { "template": "EquipmentSkillCastStage", "desc": "エピソード『狂人号』SN-4を★3でクリア。その際、サポート以外の濁心スカジを編成・配置し、スキル「「満ち潮、枯れ潮」」を2回以上使用。", "paramList": [ "3", "act17side_04", "skchr_skadi2_3", "2", "char_1012_skadi2" ], "uniEquipMissionId": "uniequip_003_skadi2_2", "uniEquipMissionSort": 2, "uniEquipId": "uniequip_003_skadi2", "jumpStageId": "act17side_04" } }, "subProfDict": { "notchar1": { "subProfessionId": "notchar1", "subProfessionName": "召喚ユニット", "subProfessionCatagory": 1 }, "notchar2": { "subProfessionId": "notchar2", "subProfessionName": "罠", "subProfessionCatagory": 2 }, "none1": { "subProfessionId": "none1", "subProfessionName": "予備1", "subProfessionCatagory": 3 }, "none2": { "subProfessionId": "none2", 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