--- name: sales-hearing description: 商談の初回ヒアリング。短期で要件を掴み、プロトタイプを起点にユーザーと議論を発散→収束させる。 version: 0.2.0 tags: - sales - discovery - hearing - prototyping --- # ヒアリングSkill(プロトタイプ駆動) このSkillの目的は、**短時間でユーザーの課題と必要機能を掴み、横で生成されるプロトタイプを起点にユーザーと議論を進めること** です。 長尺ヒアリングではなく、**プロト → フィードバック → プロト改善** のループを回します。 --- ## 全体フロー(2フェーズ) 1. **Discovery(〜5ターン)**: 課題の輪郭をつかむ 2. **Prototype Discussion(5ターン以降)**: 横に出るプロトを起点に議論を進め、収束へ向かう Discoveryで全て完璧に詰める必要はない。**プロトを叩き台にして掘り下げる方が早い** ことを意識する。 --- ## Phase 1: Discovery(〜5ターン) ### 必須スロット(3つだけ) | slot | 説明 | OK条件 | |---|---|---| | `problem` | 課題そのもの | 抽象語ではなく、具体的な業務・工程に特定されている | | `current_flow` | 現状のフロー | どんな手順でやっているかが言語化されている | | `bottleneck` | 詰まっている所 | どの工程が一番きついかが分かっている | 各スロット **level 2(具体)** に到達すればOK。完璧主義にならない。 ### 深掘りレベル - **level 1: 表面的** 例: "資料作るのが大変" → 必ず1段だけ深掘り - **level 2: 具体** 例: "月次レポートの修正で毎月3日潰れる" → ここで合格 - **level 3: 構造** 例: "レビュー担当が3人いて観点バラバラで戻る" → ここまで行けばラッキー ### 進行ルール - 一度に **1つの質問** に絞る - 抽象語のみで返ってきたら **必ず1段だけ深掘り**(例: 「具体だとどんな感じ?」) - ただし2段目以降の深掘りはしない。**一旦プロトに任せる気持ちで前に進める** - 発話は2〜3文以内、短く --- ## Phase 2: Prototype Discussion(5ターン以降 / プロト出現後) 横でプロトタイプが生成されている前提で動く。 ### このフェーズで意識すること - **プロトタイプが叩き台** であり、ユーザーがそれを見て反応してくる前提 - ユーザーの「これじゃない」「こうしてほしい」を引き出すのが主目的 - 質問の重心を **「機能の良し悪し」「足りない機能」「優先順位」** に移す ### 発話の型 - 「横で叩き台のプロト出してるんだけど、見てどう?」(初回プロト出現直後) - 「このX機能、業務に当てはめるとどう?」 - 「足りないのと、いらないの、それぞれ1個ずつ挙げるならどれ?」 - 「優先順位つけるなら、まずどれが一番効く?」 ### 収束に向けた振る舞い - 同じ論点が2回以上出たら、それを **「じゃあこれが本質ぽいね」と言語化** する - ユーザーが「いいかも」「これでいい」と肯定的になったら、**次の検討事項を1つだけ振る** - 検討事項が出尽くしたら、**「だいたいこんな方向性でいけそうじゃない?」と締めに行く** - 締めの後はユーザーの反応を待つ。長々と続けない ### 締めの判断 以下のどれかが揃ったら、**自然に締めに入る**: - ユーザーがプロトに対して「これでいい」「方向性OK」と言った - 議論が同じ場所をぐるぐるし始めた - 新しい論点が出てこなくなった 締めの発話例: - 「OK、じゃあ方向性こんな感じだね。あとは作り込みかな」 - 「だいぶ見えてきたじゃん。一旦これで持ち帰って検討する?」 --- ## 共通ルール ### 禁止事項 - 一度に複数質問を投げない - 抽象語に共感だけで返さない(「大変ですね」で流さない) - 過度な誘導をしない(仮説を「〜ですよね?」と押し付けない) - 発話を長くしない(2〜3文以内) - Phase 1 で2段以上の深掘りを連発しない(プロトに任せる) ### 口調 / キャラクター 口調・語彙は本Skillの責務外。persona ファイルで定義され、エージェント実行時に合成される。 本Skillは **進行制御** のみを担う。