Description: Japanese usage dictionary Origin: https://github.com/hiroyuki-komatsu/japanese-usage-dictionary.git Forwarded: Not need Author: Copyright (c) 2011, Hiroyuki Komatsu, Shoji Ogura, Tsuyoshi Horo Last-Update: 2015-09-20 From d0f5466c9d11c81c0c637458455002ee95186123 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Nobuhiro Iwamatsu Date: Sat, 12 Sep 2015 16:11:58 +0900 Subject: [PATCH] Add usage_dict.txt Signed-off-by: Nobuhiro Iwamatsu --- .../japanese_usage_dictionary/usage_dict.txt | 1743 ++++++++++++++++++++ 1 file changed, 1743 insertions(+) create mode 100644 src/third_party/japanese_usage_dictionary/usage_dict.txt diff --git a/src/third_party/japanese_usage_dictionary/usage_dict.txt b/src/third_party/japanese_usage_dictionary/usage_dict.txt new file mode 100644 index 0000000..fd468db --- /dev/null +++ b/src/third_party/japanese_usage_dictionary/usage_dict.txt @@ -0,0 +1,1743 @@ +あいがん 哀願 * 情にうったえて頼むこと。 +あいがん 愛玩 * かわいがること。 +あいしょう 愛唱 * 好んで歌うこと。 +あいしょう 哀傷 * 悲しみいたむこと。 +あいしょう 愛称 * 親しみを込めて呼ぶ名称。 +あいしょう 相性 * 互いの性格、性質の合う程度。「相性が良い」 +あう 逢う 五段・ワ行促音便 「会う」に同じ。情緒をこめるときに使われる。「恋人に逢う」 +あう 会う 五段・ワ行促音便 人にあう。「友達と会う」 +あう 合う 五段・ワ行促音便 ぴったりあう。「息が合う」「答が合う」 +あう 遭う 五段・ワ行促音便 思いがけず、よくないことに巻き込まれる。「事故に遭う」 +あおい 青い 形容詞・アウオ段 1. 晴れているときの空や海の色。「空が青い」\n2. 〈「蒼い」とも〉血の気がない。「青い顔をしている」 +あおい 蒼い 形容詞・アウオ段 〈まれ〉血の気がない。「顔が蒼い」→青い2 +あおぐ 仰ぐ 五段・ガ行 1. 上を向く。「天を仰ぐ」\n2. 教えなどを求める。「指示を仰ぐ」\n3. 尊敬する。「師と仰ぐ」\n4. 飲む。「毒を仰ぐ」 +あおぐ 扇ぐ 五段・ガ行 うちわなどを動かし、風を出す。 +あか 垢 * 皮膚上の脂、汗など老廃物が固まったもの。 +あがく 足掻く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉あばれる。もがく。 +あかし 証 * 証明するもの。証明。「友好の証として自国の動物を寄贈する」 +あかし 灯 * 〈文語〉 ともしび。 +あかり 明かり * ともしび。照明。「街に明かりがともる」 +あがる 挙がる 五段・ラ行 1. (特に手について)上にあげられる。「手が挙がる」\n2. (証拠・犯人が)見つかる。「証拠が挙がる」「犯人が挙がった」\n3. (名前などが)話に出される。「候補として彼女の名前が挙がった」\n4. 〈「上がる」とも〉ひとつひとつ取りざたされる。列挙される。「これら3点が問題点として挙がった」 +あがる 上がる 五段・ラ行 1. 高い位置、高い水準に移る。「階段を上がる」「中級クラスに上がった」「物価が上がる」\n2. 建物に入る。「靴を脱いでお上がりください」\n3. (水浴びなどを)終える。「シャワーから上がった」\n4. (火・煙が)出る。「煙が上がっている」\n5. (声などが)発せされる。「歓声が上がった」\n6. (費用が)思ったより安く、その中におさまる。「旅行は3万円で上がった」\n7. (電池が)放電して使えなくなる。「車のバッテリーが上がった」\n8. (仕事が)終わる。「仕事が上がって飲みに行った」\n9. 〈ボードゲームで〉ゲームの目的を達成する。「彼女が最初に上がった」\n10. 〈尊敬語〉食べる。「冷めないうちにお上がりください」\n11. (謙譲語)訪れる。「近々お礼に上がります」\n12. (成果・効果などが)あらわれる。「効果が上がる」\n13.(雨などが)止まる。「雨が上がる」\n14. 〈「アガる」とも〉緊張する。「面接で上がってしまった」 +あがる 揚がる 五段・ラ行 1. 〈「上がる」とも〉空高くあがる。「凧(たこ)が揚がる」\n2. 〈「上がる」とも〉高くかかげられる。「旗が揚がる」\n3. 油であげたものができあがる。「天ぷらが揚がる」 +あきる 厭きる 一段 →飽きる +あきる 飽きる 一段 〈「厭きる」とも〉同じようなことの繰り返しにうんざりする。 +あく 開く 五段・カ行イ音便 1. (閉まっていたものが)ひらく。「扉が開く」「蓋が開く」⇔閉まる・閉じる。\n2. (店などの)営業が始まる。「新しい店がまだ開かない」\n3. 〈「空く」とも〉(穴が)できる。「壁に穴が開いた」 +あく 空く 五段・カ行イ音便 1. そこにあったものがなくなり、空間や時間ができる。「隙間が空く」「席が空く」「グラスが空く」「手が空く」(=さしあたってすることがなくなる)\n2. 〈「開く」とも〉(穴が)できる。「壁に穴が空いた」 +あく 飽く 五段・カ行イ音便 〈文語〉「飽きる」に同じ。 +あく 明く 五段・カ行イ音便 〈文語〉見えるようになる。「目が明く」 +あげ 上げ * 〈接尾語〉上げること。「問題を棚上げする」 +あげ 揚げ * 1. 〈接尾語〉油で揚げること。また、揚げたもの。「さつま揚げ」「から揚げ」\n2. 〈多く「お揚げ」として〉「油揚げ」の略。薄く切った豆腐を揚げたもの。「うどんに揚げがのっている」 +あける 開ける 一段 1. (閉じていたものを)ひらく。「窓を開ける」\n2. (店などの)営業を始める。また、営業をする。「日曜日にも店を開ける」\n3. (穴を)つくる。「板に穴を開けた」 +あける 空ける 一段 1. からにする。「グラスを空ける」「家を空ける」\n2. あいだに時間や空白をはさむ。「ある程度の期間を空ける」「行間を空ける」\n3. 空間や時間を埋めないでおく。「後から来る人のために場所を空ける」「来客のためにスケジュールを空ける」\n4. 〈「開ける」とも〉(穴を)つくる。「板に穴を空けた」 +あける 明ける 一段 ある時期が終わって、別の時期になる。「夜が明ける」「年が明ける」「テストが明ける」 +あげる 挙げる 一段 1. (特に手について)上にあげる。「手を挙げる」\n2. (証拠・犯人を)見つける。「証拠を挙げる」「犯人を挙げた」\n3. (名前などを)話に出す。「候補として彼女の名前を挙げた」\n4. 〈「上げる」とも〉ひとつひとつ取りざたする。列挙する。「これら3点を問題点として挙げた」 +あげる 上げる 一段 1. 高い位置、高い水準に移す。「荷物を網棚に上げる」「学生を中級クラスに上げる」「料金を上げる」\n2. 建物に入れる。「客を家に上げる」\n3. (火・煙を)出す。「煙を上げて燃えている」\n4. (声などを)発する。「歓声を上げた」\n5. (費用を)安い範囲におさめる。「旅費を3万円で上げる」\n6. (仕事を)終える。「この仕事を上げてから飲みに行く」\n7. (成果・効果を)あらわす。「効果を上げる」 +あげる 揚げる 一段 1. 〈「上げる」とも〉空高くあげる。「凧(たこ)を揚げる」\n2. 〈「上げる」とも〉高くかかげる。「旗を揚げる」\n3. 高温の油に浸して調理する。「天ぷらを揚げる」 +あし 葦 * イネ科の多年草。 +あし 脚 * 足の付け根から足首までを指すときに、「足」と区別して使う。「すらりとした脚」 +あし 足 * 1. 人間・動物などが移動のために使う部分の総称。「昆虫には足が六本ある」\n2. 足首から下の部分。「足が大きい」 +あじ 味 * 1. 舌で感じる、あまい・からい・にがいなどの感覚。\n2. (性格・演技などの)独特のよさ。「味のある演技」 +あじ 鰺 * アジ科の魚。 +あずかる 与る 五段・ラ行 〈かな書きも〉\n1. かかわる。「計画に与る」\n2. (恩恵などを)受ける。もらう。「恩恵に与る」「栄誉に与る」 +あずかる 預る 五段・ラ行 →預かる +あずかる 預かる 五段・ラ行 一時的にまかせられる。「荷物を預かる」 +あだ 仇 * 1. 〈「仇になる」として〉(かえって)害になる。「自分で解決しようとしたのが仇になった」\n2. かたき。「仇を打つ」 +あだ 徒 * 〈かな書きも〉無駄。「親切が徒となる」 +あたたか 温か * 1. (ものなどが)冷たくなくほどよい。「温かな水」\n2. 〈「暖か」とも〉(心・態度などが)やさしく気遣いがある。「温かな心」 +あたたか 暖か * 1. (気温、気象などが)寒くなくほどよい。「暖かな春」\n2. 〈「温か」とも〉(心・態度などが)やさしく気遣いがある。「暖かな心」 +あたたかい 温かい 形容詞・アウオ段 1. (ものなどが)冷たくなくほどよい。「水温が温かい」\n2. 〈「暖かい」とも〉(心・態度などが)やさしく気遣いがある。「心が温かい」 +あたたかい 暖かい 形容詞・アウオ段 1. (気温、気象などが)寒くなくほどよい。「春は暖かい」\n2. 〈「温かい」とも〉(心・態度などが)やさしく気遣いがある。「心が暖かい」 +あたたまる 温まる 五段・ラ行 1. (ものなどが)温かくなる。「水が温まる」\n2. 〈「暖まる」とも〉(心が)じんわりと和やかになる。「心が温まる」 +あたたまる 暖まる 五段・ラ行 1. (気温、気象などが)暖かくなる。「部屋が暖まる」\n2. 〈「温まる」とも〉(心が)じんわりと和やかになる。「心が暖まる」 +あたためる 温める 一段 1. (ものなどを)温かくする。「水を温める」「卵を温める」\n2. 〈「暖める」とも〉(心を)和やかにする。\n3. (考えなどを)外に出さずに自分の中で練る。「数年温めていた計画」\n4. (友情などを)確認し、親しく過ごす。「旧交を温める」 +あたためる 暖める 一段 1. (気温などを)暖かくする。「部屋を暖める」\n2. 〈「温める」とも〉(心を)和やかにする。 +あつい 厚い 形容詞・アウオ段 1. 幅がある。「厚い本」\n2. 〈「篤い」とも〉感情の程度が大きい。「情に厚い」「信頼が厚い」 +あつい 暑い 形容詞・アウオ段 気温が高い。「夏は暑い」⇔寒い +あつい 篤い 形容詞・アウオ段 〈文語〉\n1. 重症である。「篤い病」\n2. 〈「厚い」とも〉感情の程度が大きい。「情に篤い」「信頼が篤い」 +あつい 熱い 形容詞・アウオ段 1. ものなどの温度が高い。「熱いお湯」⇔冷たい 2. 相手を思う気持ちが強い。「熱い仲」 +あっかん 悪漢 * 悪いことをする男。「悪漢に襲われる」 +あっかん 圧巻 * 特にすばらしいこと。「圧巻のラストシーン」 +あてる 宛てる 一段 指名する。「友人に宛てて手紙を書く」 +あてる 充てる 一段 充当する。「その一万円を食費に充てる」 +あてる 当てる 一段 1. 命中させる。「ボールを的に当てる」\n2. 正しい答を言う。「答を当てる」\n3. (手などを)軽くくっつける。あてがう。「額に手を当てる」\n4. (光などを)浴びさせる。「服を日に当てて乾かす」\n5. (教師が)課題を行わせる人を指名する。「先生にいきなり当てられた」 +あな 穴 * 1. くぼんだ部分。「落とし穴」「虎の穴」\n2. 〈「孔」とも〉つきぬけた部分。「服の穴」\n3. 行き届いていない部分。「捜査の穴」 +あな 孔 * つきぬけた部分。「針の孔」→穴2 +あぶら 脂 * (常温で固体の)動物、植物の脂質。「脂身」 +あぶら 油 * (常温で液体の)動物、植物の脂質。「ごま油」 +あやまる 誤る 五段・ラ行 まちがえる。「目測を誤る」 +あやまる 謝る 五段・ラ行 間違いをわびる。「失礼を謝る」 +あらい 荒い 形容詞・アウオ段 (性質などが)はげしい。「気性が荒い」「波が荒い」 +あらい 粗い 形容詞・アウオ段 1. ざらざらしている。「木目が粗い」\n2. いい加減である。「作りが粗い」 +あらわ 露わ * 外から見えているさま。「肌が露わになる」 +あらわす 顕す 五段・サ行 広く知らせる。「名を顕す」 +あらわす 現す 五段・サ行 かくれていたものをあきらかにする。「姿を現す」 +あらわす 著す 五段・サ行 書物を書いて世に出す。「書物を著す」 +あらわす 表す 五段・サ行 はっきりと示す。「感情を表す」「文章に表す」 +あらわれる 現れる 一段 隠れていたものが明らかになる。「本性が現れる」 +あらわれる 表れる 一段 はっきりと示される。「感情が表情に表れる」 +ある 在る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉\n1. 物が存在する。「建物がある」\n2. ある状態に置かれている。「苦しい境遇にある」 +ある 有る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉\n所有している。「彼には金がある」 +あんしょう 暗誦 * →暗唱 +あんしょう 暗唱 * 覚えていることを口に出すこと。「九々を暗唱する」 +あんしょう 暗証 * 〈「暗証番号」として〉本人であることを証明するために登録する、本人のみが知る数字。 +あんしょう 暗礁 * 水面下に隠れた、海底から水面近くまで突き出た岩。 +いう 謂う 五段・ワ行促音便 →言う +いう 云う 五段・ワ行促音便 →言う +いう 言う 五段・ワ行促音便 〈「謂う」「云う」とも〉言葉に出す。「御礼を言う」 +いかす 生かす 五段・サ行 1. 生きているままにする。「生かしておけない」\n2.〈「活かす」とも〉力を発揮させる。「才能を活かす」 +いかす 活かす 五段・サ行 〈「生かす」とも〉力を発揮させる。「才能を活かす」 +いき 遺棄 * すてること。「死体を遺棄する」 +いき 息 * 呼吸。「まだ息をしている」 +いぎ 意義 * 意味。「参加することに意義がある」 +いぎ 異義 * 異なる意味。「同音異義語」 +いぎ 異議 * 異なる意見。「その提案に異議があります」 +いぎょう 偉業 * すばらしい仕事。「歴史に残る偉業」 +いぎょう 遺業 * 故人がなしとげた仕事。「遺業を引き継ぐ」 +いぎょう 医業 * 医者としての仕事。「医業に携わる」 +いく 行く 五段・カ行促音便 今の場所から移動する。「学校に行く」 +いく 逝く 五段・カ行促音便 (人が)死ぬ。「偉大な学者が逝ってしまった」 +いしょく 委嘱 * (仕事などを)たのむ。「研究を委嘱する」 +いしょく 移植 * 他の場所に移して機能させる。「肝臓を移植する」「プログラムを移植する」 +いたく 依託 * 〈まれ〉他人にまかせること。 +いたく 委託 * 委ねまかせること。「委託売買」 +いたむ 傷む 五段・マ行 1. 傷つく。「床が傷む」\n2. 腐る。「野菜が傷む」 +いたむ 痛む 五段・マ行 痛みを感じる。「傷が痛む」 +いたむ 悼む 五段・マ行 (人の死を)悲しく思う。「彼の死を悼む」 +いためる 傷める 一段 傷つける。「床を傷める」 +いためる 痛める 一段 痛くする。「腕を痛める」 +いためる 炒める 一段 少量の油を使って加熱調理する。「豚肉を炒める」 +いっかつ 一喝 * 大きなひと声でしかりつける。「若者を一喝する」 +いっかつ 一括 * ひとつにまとめる。「一括して精算する」 +いっしゅう 一周 * ひとまわりする。「グラウンドを一周する」 +いっしゅう 一蹴 * はねつける。「申し出を一蹴する」 +いどう 異動 * (地位などが)かわること。「異動して部長になった」 +いどう 移動 * (場所などが)うつること。「場所を移動する。」 +いりゅう 慰留 * (辞任することを)なだめて思いとどまらせること。「部下を慰留する」 +いりゅう 遺留 * 死後にのこす。「遺留品」 +いる 煎る 五段・ラ行 強い火で熱して水分をとる。「ごまを煎る」 +いる 入る 五段・ラ行 はいる。「薮に分け入る」 +いる 要る 五段・ラ行 必要とする。「人手が要る」 +いる 居る 一段 〈主にかな書き〉一つの場所に存在する。「学校にいる」 +いる 射る 一段 矢を放つ。また、矢を放って目的に命中させる。「的を射る」 +いる 鋳る 一段 鋳造する。「鉄瓶を鋳る」 +いんすう 員数 * 人などの数。 +いんすう 因数 * 整式をいくつかの整式の積として分解したとき、その分解したもの。「因数分解」 +うかがう 窺う 五段・ワ行促音便 様子をみる。「顔色を窺う」 +うかがう 伺う 五段・ワ行促音便 〈謙譲語〉\n1. 訪問する。「そちらに伺います」\n2. 尋ねる。聞く。「住所を伺ってもよろしいでしょうか」 +うける 受ける 一段 1. 来るものを手でとめる。受け止める。「ボールを受ける」\n2. もらう。授かる。「恩恵を受ける」「生を受ける」\n3. 〈「承ける」とも〉もとにする。対処する。「事故の結果を受けて態勢を見直す」\n4. 〈文語〉〈「承ける」とも〉(跡を)つぐ。「父の跡を受ける」\n5. 影響をこうむる。(自然現象などに)さらされる。「風雨を受ける」「暴力を受ける」\n6. (検査・審査などの)対象となる。「検査を受ける」\n7. 人気を得る。笑ってもらえる。「このギャグはやたらと受けた」\n8. 〈若者言葉〉〈「ウケる」とも〉おもしろい。笑える。「あの人すごく受ける」 +うける 承ける 一段 〈まれ〉\n1. もとにする。「事故の結果を承けて態勢を見直す」→受ける3\n2. 〈文語〉(跡を)つぐ。「父の跡を承ける」→受ける4 +うける 請ける 一段 1. お金をもらって仕事を任される。「公共工事を請ける」\n2. 〈文語〉お金を払って取り戻す。「質草を請ける」 +うける 享ける 一段 (命などを)授かる。「生を享ける」→受ける2 +うし 丑 * 干支(えと)の一つ。子(ね)の次、寅(とら)の前。 +うし 牛 * ウシ目ウシ科の動物の総称。 +うし 齲歯 * むしば。 +うたう 唄う 五段・ワ行促音便 →歌う +うたう 歌う 五段・ワ行促音便 〈「唄う」「謡う」とも〉歌をくちずさむ。「歌謡曲を歌う」 +うたう 謡う 五段・ワ行促音便 →歌う +うたう 謳う 五段・ワ行促音便 (理念や宣伝文句を)前に押し出す。「戦争放棄が憲法で謳われている」「東洋一と謳われる校舎」 +うつ 撃つ 五段・タ行 (弾丸などを)発射する。発射して傷つける。「銃を撃つ」「相手を撃つ」 +うつ 打つ 五段・タ行 (ものを)強くあてる。「ボールを打つ」「釘を打つ」 +うつ 討つ 五段・タ行 (敵などを)たおす。殺す「敵を討つ」 +うつす 移す 五段・サ行 移動させる。「場所を移す」「視線を移す」 +うつす 映す 五段・サ行 1. (光をはねかえすものに)反射させて見る。「自分の姿を鏡に映す」\n2. (スクリーンなどに)映写する。「映画を映す」\n3. (文芸作品が、社会風潮などを)反映する。「文学はその時々の世相を映すものだ」 +うつす 写す 五段・サ行 1. 元となるものを見ながら同じものを書く。「ノートを写す」\n2. 写真をとる。 +うつる 移る 五段・ラ行 移動する。「場所を移る」「視線が移る」 +うつる 映る 五段・ラ行 1. (光をはねかえすものに)反射されて見える。「水面に映る景色」\n2. (スクリーンなどに)映写する。(テレビなどに画面が)あらわれる。「テレビが映らない」\n3. 印象を与える。「彼の行動は自己満足であるように私には映った」 +うつる 写る 五段・ラ行 (写真として)撮影される。「写真に写る」 +うま 午 * 干支(えと)の一つ。巳(み)の次、未(ひつじ)の前。 +うま 馬 * ウマ目ウマ科の動物の総称。 +うむ 産む 五段・マ行 (子供、卵などを)体外に出す。出産する。「にわとりが卵を産む」\n※具体的な出産をあらわすときに多く使われる。 +うむ 生む 五段・マ行 1. 〈一般的〉出産する。「子供を生む」\n※抽象的な表現で多く使われる。\n2. つくりだす。「傑作を生む」 +うむ 膿む 五段・マ行 化膿する。うみがたまる。「傷口が膿む」 +うらむ 怨む 五段・マ行 →恨む +うらむ 憾む 五段・マ行 〈文語〉残念に思う。「稚拙な攻撃が憾まれる」→恨む2 +うらむ 恨む 五段・マ行 1. 人から嫌なことをされたと思い、反感を持つ。「彼に恨まれている」\n2. 〈文語では「憾む」とも〉残念に思う。「自分の不勉強を恨む」「稚拙な攻撃が恨まれる」 +うる 得る 一段・得ル 〈文語〉える。手に入れる。「大金を得る」 +うる 売る 五段・ラ行 代金を受けとり品物を渡す。「土地を売る」 +うれい 愁い * →憂い +うれい 憂い * 〈「愁い」とも〉\n1. 心配すること。\n2. 悲しく思うこと。 +うれう 愁う 五段・ワ行ウ音便 →憂う +うれう 憂う 五段・ワ行ウ音便 〈「愁う」とも〉\n1. 心配する。また、悲しく思う。「将来を憂う」「被災地の惨状を憂う」 +うれえる 愁える 一段 →憂える +うれえる 憂える 一段 〈「愁える」とも〉\n1. 心配する。また、悲しく思う。「将来を憂える」「被災地の惨状を憂える」 +うんこう 運航 * (船、航空機が)きまった航路をすすむこと。「飛行機は正常に運航している」 +うんこう 運行 * きまった路線をすすむこと。「バスの運行」 +えいずる 映ずる サ変・−ズル (光などが)うつる。「木々が湖面に映ずる」 +えいずる 詠ずる サ変・−ズル (詩歌を)うたう。「詩を詠ずる」 +えびす 夷 * 1. 未開の土地の人間に対する古い蔑称。\n2. 〈「恵比寿」が一般的〉七福神の一人。 +えびす 恵比寿 * 七福神の一人。 +えびす 恵比須 * 1. 大阪の地名。\n2. 〈「恵比寿」が一般的〉七福神の一人。 +えびす 戎 * 〈「恵比寿」が一般的〉七福神の一人。 +えびす 蛭子 * 〈「恵比寿」が一般的〉七福神の一人。 +える 獲る 一段 (獲物を)とる。「鹿を獲る」 +える 選る 一段 えらぶ。 +える 得る 一段 手に入れる。「利益を得る」 +えんげい 園芸 * 庭木などの栽培。 +えんげい 演芸 * 落語などの芸。 +おいこむ 追い込む 五段・マ行 追いつめる。「犯人を追い込む」 +おいこむ 老い込む 五段・マ行 年をとる。「彼もすっかり老い込んだ」 +おう 逐う 五段・ワ行促音便 →追う +おう 追う 五段・ワ行促音便 目標をつかまえようとする。「犯人を追う」 +おう 負う 五段・ワ行促音便 1. 背負う。「荷物を負う」\n2. ひきうける。「責任を負う」 +おういん 押印 * 判をおすこと。「申請書に押印する」 +おういん 押韻 * 韻をふむこと。 +おうしゅう 応酬 * やりとりする。「互いに応酬する」 +おうしゅう 押収 * (証拠品などを)とりあげる。「証拠品を押収する」 +おかす 侵す 五段・サ行 1. 侵害する。「領土を侵す」\n2. 〈「冒す」とも〉〈受身で〉(病気に)かかる。「病に侵された少年」 +おかす 犯す 五段・サ行 1. 規則にそむく。「過ちを犯す」「罪を犯す」\n2. 性的暴行を加える。 +おかす 冒す 五段・サ行 1. 押し切ってする。「危険を冒す」\n2. 〈「侵す」とも〉〈受身で〉(病気に)かかる。「病に冒された少年」 +おく 置く 五段・カ行イ音便 1. ものから手を離して、ある位置にとどめる。「グラスを置く」\n2. (機関や部署、役職などを)つくる。設置する。また、設置している。「マイアミに司令部を置く」「監督官を置く」\n3. (抽象的なものを)設定する。「重点を置く」\n4. 仮に割り当てる。「この関数をf(x)と置く」\n5. ある状態にする。ある状態に留める。「国家管理の下に置く」\n6. (時間・空間を)あける。「間を置く」「距離を置く」\n7. (信用などを)与える。「信頼を置く人」\n8. 〈特に執筆に関しては「擱く」とも〉ものから手を離して、それを使った行為をやめる。「筆を置く」「箸を置く」\n9. 〈口語体では「置いておく」とすることが多い。文語体では「措く」とも〉とりあえず考えないことにする。棚上げする。「この問題はとりあえず置いておこう」「この問題はひとまず置くとする」 +おく 擱く 五段・カ行イ音便 〈「置く」とも〉〈特に執筆に関して〉ものから手を離して、それを使った行為をやめる。「筆を擱く」「ペンを擱く」 +おく 措く 五段・カ行イ音便 〈文語体〉〈「置く」とも〉とりあえず考えないことにする。棚上げする。「この問題はひとまず措くとする」 +おくる 送る 五段・ラ行 1. 郵送や電子的な手段でものや情報を他の場所に届ける。「手紙を送る」「メールを送る」\n2. 去る人に途中まで同行する。「客を駅まで送る」 +おくる 贈る 五段・ラ行 気持ちを示すためにあたえる。「御歳暮を贈る」 +おくれる 後れる 一段 〈文語〉\n1. あとである。うしろである。「順位が後れるもの」\n2. 〈「遅れる」とも〉ついていけなくなる。取り残される。「時代に後れる」 +おくれる 遅れる 一段 1. (決まった時間より)遅くなる。「待ち合わせに遅れる」\n2. 速度が遅く、しだいに後ろに行く。「この時計は一日に一分遅れる」\n3. 後ろの位置を保って進む。「この時計は遅れている」「三歩ほど遅れてついていく」\n4. 〈「後れる」とも〉ついていけなくなる。取り残される。「時代に遅れる」 +おこす 起こす 五段・サ行 1. 持ち上げて縦にする。「体を起こす」\n2. 人を目覚めさせる。「毎朝子供を起こしている」 +おこす 興す 五段・サ行 さかんにする。「国を興す」 +おこる 起こる 五段・ラ行 〈「起きる」に同じ〉(現象、気持ちなどが)生まれる。「波が起こる」「地震が起こる」「発作が起こる」「憎しみが起こる」 +おこる 興る 五段・ラ行 さかんになる。「国が興る」 +おこる 怒る 五段・ラ行 腹を立てる。また、その気持を相手にぶつける。いかる。「怒ってどなりつける」「部下を怒る」 +おさえこむ 押え込む 五段・マ行 おさえて動かないようにする。「犯人を押さえ込む」 +おさえこむ 抑え込む 五段・マ行 (柔道の寝技の意で)おさえこむ。 +おさまる 治まる 五段・ラ行 1. 政治がゆきとどく。「国内が治まる」\n2. 痛み・症状などが静まる。「痛みが治まる」\n3. 〈「収まる」とも〉風雨や騒ぎなどが静まる。「騒ぎが治まる」 +おさまる 収まる 五段・ラ行 1. 入れ物の中にはいる。「倉庫の中に収まる」\n2. 〈「治まる」とも〉風雨や騒ぎが静まる。「騒ぎが収まる」 +おさまる 修まる 五段・ラ行 言動がととのう。「素行が修まる」 +おさまる 納まる 五段・ラ行 1. (金品が)きちんとわたされる。「税金が納まる」\n2. ある位置・地位につく。「社長に納まる」 +おさめる 治める 一段 統治する。「国を治める」 +おさめる 収める 一段 1. しまう。収納する。「倉庫に収める」\n2. のせる。収録する。「辞書に収める」\n3. 手に入れる。成し遂げる。「成功を収める」 +おさめる 修める 一段 1. (学問・技能などを)修得する。「学問を修める」\n2. 整える。きちんとする。「身を修める」 +おさめる 納める 一段 (渡すべき金品を)渡す。「税金を納める」 +おじ 叔父 * 父または母の弟。 +おじ 小父 * 〈主にかな書き〉(子供から見た)血のつながっていない大人の男性。一般的には「さん」をつける。「近所のおじさん」 +おじ 伯父 * 父または母の兄。 +おじさん 叔父さん * 父または母の弟。 +おじさん 小父さん * 〈主にかな書き〉(子供から見た)血のつながっていない大人の男性。「近所のおじさん」 +おじさん 伯父さん * 父または母の兄。 +おす 圧す 五段・サ行 →押す5 +おす 押す 五段・サ行 1. ものに触れて力を入れる。「背中を押す」「上から押す」\n2. 〈「捺す」とも〉(印鑑などに)力を入れることで印字する。「判を押す」\n3. (説得や宣伝、求愛などで)積極的に働きかける。「あんまり押しすぎると引かれるよ」\n4. (勝負などで)積極的に攻める。「いい手が入ったので押すことにした」\n5. 〈「圧す」とも〉圧倒する。「気迫に押される」 +おす 推す 五段・サ行 推薦する。「彼を議長に推す」 +おす 捺す 五段・サ行 →押す2 +おぞましい 鈍ましい 形容詞・アウオ段 〈文語〉にぶい。 +おぞましい 悍ましい 形容詞・アウオ段 〈主にかな書き〉ぞっとするようないやな感じ。「おぞましい光景」 +おちる 堕ちる 一段 〈「落ちる」とも〉堕落(だらく)する。落ちぶれる。悪い状態になる。悪い環境に身をおとす。「あいつも堕ちたものだ」「地獄に堕ちる」→落ちる5 +おちる 墜ちる 一段 〈「落ちる」とも〉引力などにより、上から下に移動する。墜落する。「飛行機が墜ちる」→落ちる1 +おちる 落ちる 一段 1. 〈「墜ちる」とも〉引力などにより、ものが上から下に移動する。「りんごが落ちる」「飛行機が落ちる」\n2. (状態が)悪くなる。「鮮度が落ちるのが早い」\n3. 〈形容詞的〉(状態が)悪い。「品質が落ちる品」\n4. (試験などに)不合格になる。「予選で落ちる」\n5. 〈「堕ちる」とも〉堕落(だらく)する。落ちぶれる。悪い状態になる。悪い環境に身をおとす。「あいつも落ちたものだ」「地獄に落ちる」\n6. 〈柔道で〉首を絞められて気を失う。「絞め技をかけられて落ちてしまった」\n7. (原稿などが)入稿が遅れて掲載されなくなる。「病気で原稿が落ちた」\n8. (通信経路・コンピュータ・コンピュータプログラム等が)停止する。「ネット回線が落ちる」「このプログラムは負荷をかけすぎると落ちる」「サーバが落ちて呼び出された」 +おどる 躍る 五段・ラ行 1. 躍動する。\n2. わくわくする。「胸が躍る」 +おどる 踊る 五段・ラ行 (音に合わせて)体や手足を動かす。「日本舞踊を踊る」 +おば 叔母 * 父または母の妹。 +おば 小母 * 〈主にかな書き〉(子供から見た)血のつながっていない大人の女性。一般的には「さん」をつける。「近所のおばさん」 +おば 伯母 * 父または母の姉。 +おばさん 叔母さん * 父または母の妹。 +おばさん 小母さん * 〈主にかな書き〉(子供から見た)血のつながっていない大人の女性。「近所のおばさん」 +おばさん 伯母さん * 父または母の姉。 +おもて 表 * 1. 平面的なものの二つの面に関して、使用目的やデザインによって主とされる側。「コインの表」⇔裏\n2. 袋状のものに関して、外側。「服の表と裏を間違えて着た」\n3. 〈やや古〉家の外。主に、人通りのある場所を指す。「天気がいいので表に出かける」\n4. 〈「表に出る」として〉(感情などが)外に表れる。「怒りが表に出る」\n5. 〈「表に出る」として〉(情報が)おおやけになる。「会社の不祥事が表に出てしまった」 +おもて 面 * 〈文語〉顔。「面を上げよ」 +おりこむ 織り込む 五段・マ行 1. 織ってくみこむ。「模様を織り込む」\n2. 事態を予想して、それに基づいた行動をとる。「相場は悪材料を織り込んで動いている」 +おりこむ 折り込む 五段・マ行 折りまげて小さくたたむ。「紙を折り込む」 +おりる 下りる 一段 1. 下に移動する。「山から下りる」\n2. (上の立場のものから、許可や承認が)得られる。「工場建設の許可が下りる」 +おりる 降りる 一段 乗物から外に出る。「電車から降りる」 +おる 居る 五段・ラ行 〈古風〉いる。「昔、一休という和尚が居った」 +おる 織る 五段・ラ行 縦糸と横糸を組み合わせて布をつくる。「布を織る」 +おる 折る 五段・ラ行 曲げる、また曲げて二つにする。「紙を折る」「釣りざおを折ってしまった」 +おろす 卸す 五段・サ行 問屋が小売店に商品を売る。「野菜を卸す」 +おろす 下ろす 五段・サ行 1. 下に移す。「棚から荷物を下ろす」\n2. すりおろす。「大根を下ろす」\n3. 銀行などに預けていたお金を引き出す。「貯金を下ろす」 +おろす 降ろす 五段・サ行 1. 乗物から出す。「バスから降ろす」\n2. 役から外す。「役者を降ろす」 +おんし 恩師 * 教えをうけた先生。 +おんし 恩賜 * 天皇から賜わること。 +おんわ 温和 * 1. (気候が)あたたかい。「沖縄は温和な気候だ」\n2. 〈「穏和」とも〉(性格が)おだやかである。「彼は温和な性格だ」 +おんわ 穏和 * 〈「温和」とも〉(性格が)穏やかである。「彼は穏和な性格だ」 +かす 化す 五段・サ行 (悪い状態に)変化する。「廃虚と化す」 +かす 嫁す 五段・サ行 1. (古風)嫁にいく。「豊臣家に嫁した」\n2. 転嫁する。「責任を嫁す」 +かす 科す 五段・サ行 刑罰を負わせる。「刑罰を科す」 +かす 課す 五段・サ行 負担させる。「税金を課す」 +かする 化する サ変・−スル (悪い状態に)変化する。「廃虚と化する」 +かする 嫁する サ変・−スル 1. (古風)嫁にいく。「豊臣家に嫁した」\n2. 転嫁する。「責任を嫁する」 +かする 科する サ変・−スル 刑罰を負わせる。「刑罰を科する」 +かする 架する サ変・−スル かけわたす。「橋を架する」 +かする 課する サ変・−スル 負担させる。「税金を課する」 +かい 介する サ変・−スル 1. 間におく。「彼女を介して出会った」\n2. 〈「意に介する」の形で〉気にかける。「意に介さない」 +かい 会する サ変・−スル 集まる。「一堂に会する」 +かい 解する サ変・−スル 理解する。「気持を解する」「文意を解する」 +かいえん 開園 * 動物園・公園などが営業を開始する。「その動物園の開園は10時だ」 +かいえん 開宴 * うたげを始める。 +かいえん 開演 * 演劇などを始める。 +かいか 開化 * 文明が開ける。「文明開化」 +かいか 開花 * 1. 花が開く。「さくらが開花した」\n2. 発揮される。「才能が開花した」 +がいかん 外患 * 外国から受ける圧力や攻撃、またその憂慮。 +がいかん 外観 * 外から見た様子。 +かいてい 改定 * (規則などについて)更新すること。「運賃を改定する」 +かいてい 改訂 * (書物などを)内容を改め、再び出版すること。「本を改訂する」 +かいてい 開廷 * 法廷を開くこと。 +かいふく 回復 * 1. もとの良い状態にもどる、またはもどすこと。「天気が回復する」「体力が少し回復した」「名誉を回復する」\n2. (遅れなどを)解消して追いつく。「遅れを回復する」 +かいふく 快復 * 病気が完治すること。「病気の快復を祝う」 +かいへい 開平 * 平方根を求めること。 +かいへい 開閉 * 開くことと閉じること。「ドアを開閉する」 +かいほう 介抱 * 病人などの世話をする。「怪我人を介抱する」 +かいほう 解放 * 解き放つ。自由にする。「人質を解放する」 +かいほう 開放 * 1. 開けっぱなしにする。「ドアを開放する」\n2. 自由に使えるようにする。「施設を開放する」 +かう 飼う 五段・ワ行促音便 動物をやしなう。「猫を飼う」 +かう 買う 五段・ワ行促音便 1. 代金をはらい、物をもらう。「パソコンを買う」\n2. 他人に何らかの感情を引き起こす。「恨みを買う」\n3. (人物について)高く評価する。「彼の人柄を買う」 +かえす 帰す 五段・サ行 帰らせる。「生徒を自宅に帰す」 +かえす 返す 五段・サ行 1. 元の場所・あるべき場所にかえす。「自然に返す」\n2. 借りていたものをかえす。「借金を返す」\n3. 働きかけに対して反応をする。「答えを返す」 +かえりみる 顧みる 一段 1. ふりかえる。「歴史を顧みる」\n2. 考慮する。「危険を顧みない」 +かえりみる 省みる 一段 過去の自分や自分の言動について思いを巡らせる。「過去の行動を省みる」 +かえる 帰る 五段・ラ行 (人が)元の場所・住居に戻る。「家に帰る」 +かえる 返る 五段・ラ行 1. 元の場所・あるべき場所にもどる。「自然に返る」\n2. 貸していたものがもどってくる。「借金が返る」\n3. 働きかけに対して反応がある。「答えが返る」 +かえる 換える 一段 〈「替える」とも〉(主に液体・気体について)古いものを出し、新しいものを入れる。「風呂の湯を換える」 +かえる 替える 一段 〈「換える」とも〉とりかえる。交換する。「二人の席を替える」 +かえる 代える 一段 代わりをさせる。代替とする。「押印に代えて署名する」 +かえる 変える 一段 異なった状態にする。「顔色を変える」 +かかる 架かる 五段・ラ行 空中に長いものがかけわたされる。「橋が架かる」 +かかる 掛かる 五段・ラ行 〈1, 2, 3 以外はかな書きが多い〉\n1. ぶらさがる。「壁に絵が掛かっている」\n2. おおいかぶさる。「体に毛布が掛かっていた」\n3. ひっかかってつかまる。「魚が網に掛かった」\n4. 液体をかぶる。「顔に水が掛かった」\n5. 時間や金などが必要となる。「金が掛かる」\n6. 電話などの着信を受ける。「彼から電話が掛かってきた」\n7. (主に音声を出す)機械のスイッチが入る。また、それによって音が出る。「ラジオが掛かっていた」\n8. (鍵などによって)閉められている。「ドアには鍵が掛かっている」\n9. 診察してもらう。「医者に掛かる」\n10. 〈「罹る」とも〉(病気に)なる。「おたふく風邪に掛かった」 +かかる 係る 五段・ラ行 (言語において、単語が)修飾する。「この形容詞はこの名詞に係る」 +かかる 罹る 五段・ラ行 (病気に)なる。「おたふく風邪に罹った」→掛かる10 +かかる 懸かる 五段・ラ行 1. あることがらの成否によって、ものが得られるかどうか、または別のことがらの成否が決まる。「その競技には賞品が懸かっている」「この事件の解決は君の努力に懸かっている」\n2. 空に浮かんでいる。「夜空に月が懸かる」 +かかわる 関わる 五段・ラ行 〈「係わる」とも〉関係する。「その仕事に関わる」「命に関わる」 +かかわる 係わる 五段・ラ行 関係する。→関わる +かかわる 拘る 五段・ラ行 こだわる。「つまらないことに拘る」 +かきあげる かき揚げる 一段 →かき上げる +かきあげる かき上げる 一段 (髪などに手をかけて)ひきあげる。「髪をかき上げる」 +かきあげる 書き上げる 一段 1. 書き終える。「本を書き上げる」\n2. いくつかのことを残さずひとつひとつ書く。列挙する。「必要なことを書き上げる」 +かきあげる 掻き上げる 一段 →かき上げる +かきあげる 掻き揚げる 一段 →かき上げる +かく 欠く 五段・カ行イ音便 1. 不足している。「協調性を欠く」\n2. 物のまわりを一部を壊して落とす。「花瓶の縁を欠く」 +かく 書く 五段・カ行イ音便 文字をしるす。「文字を書く」「本を書く」 +かく 掻く 五段・カ行イ音便 1. (爪などで)ものをこする。「頭を掻く」\n2. 手などを水の中で動かす。「水を掻いて泳ぐ」 +かく 描く 五段・カ行イ音便 絵にえがく。「似顔絵を描く」 +かくしゅう 各週 * それぞれの週。 +かくしゅう 隔週 * 一週間おき(二週間ごと)。 +かげ 蔭 * →陰 +かげ 陰 * 〈「蔭」とも〉\n1. 光の当たらない場所。「建物の陰になっている場所で涼む」「建物の陰になっていてここからは見えない」\n2. 表にあらわれないところ。「経済成長の陰で貧困が増加している」\n3. 対象となる人がいないところ。「陰で悪口を言う」\n4. 〈「翳」とも〉人に知らせない内面の暗さ。「陰のある悪役」 +かげ 影 * 1. 光によってできるものの形。「日が暮れるにつれて影が長くなる」\n2. 人の姿、または印象。「影をひそめる」「影が薄い」「影も形もない」 +かげ 翳 * 〈「陰」とも〉人に知らせない内面の暗さ。「翳のある悪役」→陰4 +かける 架ける 一段 空中に長いものをわたす。「橋を架ける」 +かける 掛ける 一段 〈1, 2, 3 以外はかな書きが多い〉\n1. ぶらさげる。「壁に絵を掛ける」\n2. おおいかぶせる。「体に毛布を掛けてあげた」\n3. ひっかけてつかまえる。「わなに掛ける」\n4. 液体を浴びせる。「怒ってコップの水を相手の顔に掛けた」\n5. 時間や金などをつぎこむ。「金を掛けて作る」\n6. 電話などを発信する。「彼に電話を掛けた」\n7. (主に音声を出す)機械のスイッチを入れる。また、それによって音を出す。「音楽を掛けた」\n8. (鍵などによって)閉める。「ドアに鍵を掛ける」\n9. 道具を使って掃除などをする。「床にぞうきんを掛ける」「部屋に掃除機を掛けた」\n10. 乗算を行う。「底辺と高さを掛ける」 +かける 駆ける 一段 〈「駈ける」とも〉はしる。「丘を駆ける」 +かける 駈ける 一段 →駆ける +かける 欠ける 一段 1. ものの一部が(壊れて)なくなり、形が完全でない状態になる。「皿が欠ける」「月が欠ける」\n2. 集団の一部がいなくなり、完全でない状態になる。「メンバーが欠ける」 +かける 懸ける 一段 1. あることがらの成否によって、ものを与えるかどうかを決める。「賞金を懸ける」\n2. 失う覚悟をして取り組む。「命を懸けて戦う」 +かける 賭ける 一段 勝負して、金品を受け渡す約束をする。「麻雀で金を賭ける」 +かける 翔ける 一段 (鳥などが)飛ぶ。飛翔する。「天を翔ける」 +かしぐ 傾ぐ 五段・ガ行 かたむく。「船が傾ぐ」 +かしぐ 炊ぐ 五段・ガ行 〈文語〉(飯を)炊く。 +かしょう 過小 * ちいさすぎること。「過小評価」 +かしょう 過少 * すくなすぎること。 +かす 化す 五段・サ行 (悪い状態に)変化する。「廃虚と化す」 +かす 科す 五段・サ行 (刑罰を)負わせる。「刑罰を科す」 +かす 貸す 五段・サ行 自分のものを一時的に他人に渡す。「金を貸す」 +かする 科する サ変・−スル 刑罰を負わせる。「刑罰を科する」 +かせつ 仮設 * (建物などを)間に合わせでつくること。「仮設住宅」 +かせつ 架設 * (橋などを)かけること。「橋の架設工事」 +かそう 仮想 * 1. かりに想定すること。「仮想敵国」\n2. そうではないものをそう見せること。「仮想ドライブ」 +かそう 仮装 * 衣装によって外見をかえること。「仮装パーティー」 +かそう 火葬 * 死体を焼いて葬ること。「祖父を火葬する」 +かたい 堅い 形容詞・アウオ段 1. 〈「固い」とも〉しっかりしている。堅固、堅実である。「堅い守備」\n2. 〈「固い」とも〉確実性が高い。「堅い投資」\n3. 〈「固い」とも〉間違いがない。動かない。「彼の勝利は堅い」\n4. 〈「固い」とも〉(意志などが)ゆるぎない。「堅い意志」\n5. 〈「固い」「硬い」とも〉まじめだ。ふざけたところがない。「堅い話はこのぐらいにしよう」 +かたい 固い 形容詞・アウオ段 1. 力を加えても形がなかなか変わらない。「結び目が固い」「固いマット」\n2. 〈「堅い」とも〉融通がきかない。「発想が固い」 +かたい 硬い 形容詞・アウオ段 1. 力を加えてもまったく形が変わらない。「硬い岩石」\n2. 〈「固い」とも〉筋肉がこわばってなかなか動かない。「体が硬い」\n3. (表情などが)こわばっている。とりつきにくい。「硬い表情」\n4. (水について)カルシウムやマグネシウムのイオン含有量が多い。硬度が高い。硬水である。「硬い水」 +かたい 難い 形容詞・アウオ段 〈「想像に難くない」として〉容易に想像できる。 +がっしゅうこく 合衆国 * アメリカ合衆国の略。 +かなう 叶う 五段・ワ行促音便 思うようになる。「願いが叶う」 +かなう 敵う 五段・ワ行促音便 〈かな書きも〉匹敵する。「彼には敵わない」 +かなう 適う 五段・ワ行促音便 よく合う。「理に適う」 +かねつ 加熱 * 熱を加えること。「なべを加熱する」 +かねつ 過熱 * 熱くなりすぎること。「競争が過熱する」 +がま 蝦蟇 * ヒキガエル。 +がま 蒲 * ガマ科の多年草。 +かりあげる 刈り上げる 一段 1. 上に向かって切っていく。「髪を刈り上げる」\n2. 全体的に切って短くする。「雑草を刈り上げる」 +かりあげる 借り上げる 一段 目上のものが目下のものから金品を借りる。「土地を借り上げる」 +かりいれる 刈り入れる 一段 切って収穫する。「稲を刈り入れる」 +かりいれる 借り入れる 一段 (金などを)借りる。「銀行から金を借り入れる」 +かる 刈る 五段・ラ行 生えているものをきりとる。「草を刈る」「髪を刈る」 +かる 苅る 五段・ラ行 →刈る +かる 駆る 五段・ラ行 1. 走らせる。「馬を駆る」\n2. 人をつかう。「雑用に駆られる」\n3. つきうごかす。「衝動に駆られる」 +かる 狩る 五段・ラ行 鳥や獣をとる。「鹿を狩る」 +かれる 枯れる 一段 1. (植物が)生気をなくす。「花が枯れる」「木が枯れた」\n2. 〈「涸れる」とも〉水がなくなる。「井戸が枯れる」\n3. 〈「嗄れる」とも〉声が出なくなる。「歌いすぎて喉が枯れた」\n4. 円熟する。「芸が枯れる」 +かれる 涸れる 一段 →枯れる2 +かれる 嗄れる 一段 →枯れる3 +かわく 渇く 五段・カ行イ音便 1. 〈「喉が渇く」の形で〉生き物の水分が不足し、水分をとりたくなる。「喉が渇く」\n2. 渇望する。「愛に渇く」 +かわく 乾く 五段・カ行イ音便 ものから水分がなくなる。「洗濯物が乾く」 +かわる 換わる 五段・ラ行 〈「替わる」とも〉(主に液体・気体について)古いものが出て、新しいものが入る。「空気が換わる」 +かわる 替わる 五段・ラ行 〈「換わる」とも〉とりかわる。交換される。「二人の席が替わる」 +かわる 代わる 五段・ラ行 代理をする。「彼に代わって試合に参加する」 +かわる 変わる 五段・ラ行 1. 異なる状態になる。「信号が変わる」\n2. 〈「変わっている」「変わった」として〉一般的なものから外れている。「性格が変わっている」「変わった人」 +かんき 喚起 * 呼びおこすこと。「潜在的な需要を喚起する」 +かんき 換気 * 空気を入れ換えること。「部屋を換気する」 +かんき 歓喜 * よろこぶこと。「一挙手一投足に歓喜する」 +かんこう 刊行 * (本などを)出版すること。「雑誌を刊行する」 +かんこう 完工 * 工事が完成すること。「ダム工事が完工した」 +かんこう 感光 * 物質が光によって化学変化をすること。「フィルムが感光する」 +かんこう 敢行 * おしきって行なうこと。「ストライキを敢行する」 +かんこう 緩行 * ゆっくり進むこと。 +かんこう 観光 * 景色などを見物すること。「名所を観光する」 +かんさ 監査 * (会計などで)監督・検査すること。「会計を監査する」 +かんさ 鑑査 * 調べて優劣を決めること。「骨董品を鑑査する」 +かんさつ 監察 * 監督し、とりしまること。「行政を監察する」 +かんさつ 観察 * ものごとを注意して見ること。「朝顔を観察する」 +かんしょう 干渉 * 1. 他人のことに口や手を出すこと。「内政干渉」\n2. (お互いに)影響を与えること。「電波が干渉する」 +かんしょう 観賞 * 見て楽しむこと。「花を観賞する」 +かんしょう 鑑賞 * (芸術などを)たのしむこと。「音楽を鑑賞する」 +かんしん 歓心 * 気に入る気持ち。「彼の歓心を買う」 +かんしん 関心 * 興味を持つこと。「彼女に関心を持つ」 +かんすい 冠水 * (洪水などで)水びたしになること。「道路が冠水する」 +かんすい 完遂 * 完全にやりとげること。「任務を完遂する」 +かんすい 灌水 * 水を注ぐこと。「畑に灌水する」 +かんずる 感ずる サ変・−ズル 〈文語〉感覚をえる。「喜びを感ずる」 +かんずる 観ずる サ変・−ズル 〈文語〉さとる。観念する。「因縁を観ずる」 +かんち 感知 * 感づくこと。「危険性を感知する」 +かんち 関知 * かかわって知ること。「事件には関知していない」 +きうん 機運 * なにかをするのにちょうどいい時期。「機運が熟するのを待つ」 +きうん 気運 * 世の中の雰囲気。「政権交代の気運が高まった」 +ぎえんきん 義援金 * 災害などを受けた人々のために送るお金。\n※「義捐金」の書き換え。 +ぎえんきん 義捐金 * 災害などを受けた人々のために送るお金。\n※「義援金」と書き換えられることが多い。 +ききょう 帰京 * 首都に帰ること。「仕事を終えて帰京する」 +ききょう 帰郷 * 故郷に帰ること。「正月に帰郷した」 +きく 効く 五段・カ行イ音便 ききめがある。「麻酔が効く」 +きく 訊く 五段・カ行イ音便 人にものをたずねる。「道を訊く」→聞く2 +きく 聴く 五段・カ行イ音便 注意深く聞く。「講演を聴く」「音楽を聴く」→聞く1 +きく 聞く 五段・カ行イ音便 1. 音を耳で感じる。「話を聞く」「講演を聞く」「音楽を聞く」\n2. 〈「訊く」とも〉人にものをたずねる。「道を聞く」\n3. 味やにおいを判断する。「香を聞く」 +きく 利く 五段・カ行イ音便 1. じゅうぶんな働きをする。「気が利く」\n2. 〈「口を利く」の形で〉しゃべる。 +きぐ 器具 * 道具。「電気器具」 +きぐ 機具 * 機械と器具。 +きざす 兆す 五段・サ行 ものごとが起ころうとする。「復調が兆す」 +きざす 萌す 五段・サ行 〈文語〉(芽が)出始める。「木の芽が萌す」 +ぎし 技師 * 技術者。 +ぎし 義肢 * 義手や義足など。 +きじく 基軸 * ものごとの基本となるもの。「基軸通貨」 +きじく 機軸 * 1. 機械の中心となる軸。\n2. 大きな構想。「新しい機軸を打ち出す」 +きしつ 基質 * 基盤となる物質。 +きしつ 気質 * 生まれつきの性質。「職人気質」 +ぎしょう 偽称 * 名称を偽ること。 +ぎしょう 偽証 * いつわりの証言をすること。「裁判で偽証する」 +きせい 規制 * きまりを決めて制限すること。「交通規制」 +きせい 規正 * 悪いことを正しくなおすこと。 +きせい 既成 * すでに出来あがっていること。「既成概念」 +きせい 既製 * 前もって作ってあるもの。「既製品」 +ぎそう 偽装 * 細工をして欺くこと。「偽装結婚」 +ぎそう 擬装 * 外見を変えてごまかすこと。 +ぎそう 艤装 * 船に装備を施すこと。 +きぬ 衣 * 〈文語〉きもの。「歯に衣着せぬ」(ずけずけとものを言う) +きぬ 絹 * 蚕の糸からつくった布。 +きばん 基板 * 集積回路を配線するシリコンの板。 +きばん 基盤 * 物事の土台。「情報基盤」 +きゅう 窮する サ変・-スル 行き詰る。「答えに窮する」 +きゅう 給する サ変・-スル 〈文語〉あたえる。 +きゅうはく 急迫 * さしせまること。 +きゅうはく 窮迫 * 行き詰まって、どうにもならないこと。 +きゅうめい 救命 * 人命を救うこと。「救命胴衣」 +きゅうめい 究明 * 真理を追及し、あきらかにすること。「真理を究明する」 +きゅうめい 糾明 * 悪いことを問い正して、あきらかにすること。「悪事を糾明する」 +きょうい 脅威 * おびやかすもの。おびえさせるようなもの。「隣国からの脅威にさらされている」 +きょうい 驚異 * 驚くようなこと。「生物の巧妙さに自然の驚異を感じる」 +きょうする 供する サ変・-スル 1. 〈文語〉(飲食物を)与える。提供する。「酒食を供する」\n2. 〈「〜に供する」として〉その目的のために提供する。「公共の利用に供する」 +きょうする 狂する サ変・-スル 〈文語〉くるう。 +きょうする 饗する サ変・-スル 〈文語〉ふるまう。 +きょうえん 競演 * 演技を競うこと。 +きょうえん 共演 * 主役が2人出演すること。「二人のスターが共演する」 +きょうじょう 教場 * 〈文語〉授業をする場所。 +きょうじょう 教条 * 教義。「教条主義に陥る」 +きょうせい 共棲 * →共生 +きょうせい 共生 * 1. 共にくらすこと。\n2. 異種の生物が、お互いに利益を与えて生活すること。 +きょうせい 強制 * むりやりさせること。「強制収容」 +きょうせい 強請 * 〈文語〉〈「ごうせい」とも読む〉無理に頼むこと。 +きょうどう 共同 * 複数の人でなにかをすること。「共同研究」 +きょうどう 協同 * 助けあってなにかをすること。「協同組合」 +きょうはく 強迫 * 1. むりに要求すること。\n2. 強く定着し、逃れられないこと。「強迫観念」\n3. 〈民法〉「脅迫」の意で使う。 +きょうはく 脅迫 * 相手を脅して、むりやりになにかをさせること。「脅迫罪」 +きょうぼう 凶暴 * 凶悪で乱暴なようす。 +きょうぼう 狂暴 * くるったように暴れるようす。 +きょうわ 共和 * 複数の人が政務などをすること。「共和国」 +きょうわ 協和 * 1. こころを合わせて仲よくすること。\n2. (音が)うまく合っていること。「協和音」 +きる 斬る 五段・ラ行 (人などに対して)刃物などで傷つける、または殺す。「人に斬りつける」 +きる 切る 五段・ラ行 1. くっついているもの、またはひとつのものをはなればなれにする。「ひもを手で切る」「爪を切る」「木を切る」\n2. 鋭いものできずつける。「紙の端で手を切ってしまった」\n3. 機械の動作を止める。「テレビの電源を切る」\n4. 操作して方向をかえる。「ハンドルを切る」 +きる 伐る 五段・ラ行 (木に対して)刃物などで断つ。「木を伐る」→切る1 +きわめる 究める 一段 ものごとを追究する。「学問を究める」 +きわめる 極める 一段 1. 物事をつきつめ、そのすべてを習得する。「剣術を極める」\n2. (困難な場所に)到達する。「山頂を極める」\n3. 程度が極限に達する。「栄華を極める」 +ぐうする 寓する サ変・-スル 〈文語〉ことよせる。 +ぐうする 遇する サ変・-スル 〈文語〉もてなす。「自宅で遇する」 +くず 葛 * マメ科の多年草。「葛切り」 +くず 屑 * ごみ。「紙屑」 +くだる 下る 五段・ラ行 1. 高いところから低いところに、または中心とされる場所から周辺に移る。「山を下る」「川を下る」\n2. 言い渡される。「判決が下る」\n3. 下痢をする。「腹が下る」 +くだる 降る 五段・ラ行 降服して所属するようになる。「敵の軍門に降る」 +くみあげる 汲み上げる 一段 水をくみ、高い場所に上げる。「井戸水を汲み上げる」 +くみあげる 組み上げる 一段 組み終える。「計画を組み上げる」「足場を組み上げる」 +くむ 汲む 五段・マ行 1. 水などをすくう。「井戸水を汲む」\n2. おしはかる。「意図を汲む」 +くむ 酌む 五段・マ行 1. 酒などをつぐ。「酒を酌む」\n2. 考慮する。斟酌(しんしゃく)する。「酌むべき事情がある」 +くむ 組む 五段・マ行 1. 互い違いに合わせる。また、そうしてものを作る。「腕を組む」「やぐらを組む」\n2. (複数人が、目的のある集団を)集まって構成する。「チームを組む」\n3. 複雑なものをつくりあげる。「プログラムを組む」\n4. 長期間の契約を結ぶ。「ローンを組む」 +ぐんしゅう 群衆 * 〈「群集」とも〉大勢集まった人々。 +ぐんしゅう 群集 * 人、動物などの集まり。「群集心理」 +くんずる 薫ずる サ変・−ズル 〈文語〉かおる、またはにおいを起こす。 +くんずる 訓ずる サ変・−ズル 〈文語〉訓読する。 +けいする 慶する サ変・−スル 〈文語〉いわう。 +けいする 敬する サ変・−スル 〈文語〉うやまう。 +けいじょう 啓上 * 〈文語〉〈「一筆啓上」として〉書いて申し上げること。 +けいじょう 計上 * 計算に加えること。「予算に計上する」 +けいすう 係数 * 数式において、変数にかかっている数。 +けいすう 計数 * 数を数えること。 +けっさい 決済 * 支払いを行うこと。「月末に決済する」 +けっさい 決裁 * 上の立場の人が決定を下すこと。「決裁をあおぐ」 +げっぽう 月俸 * ひと月の給料。 +げっぽう 月報 * 月ごとの報告。 +けんする 検する サ変・−スル とりしらべる。 +けんする 験する サ変・−スル ためす。 +けんあん 懸案 * 問題になっているが、解決されていない問題。「懸案事項」 +けんあん 検案 * 形状などを調べること。 +げんけい 原型 * 1. 基準とする型、また進化する以前の型。「長安を原型として都を建造する」「ウマの原型となる動物」\n2. それを土台に複製を作るような、基本となる型。 +げんけい 原形 * 変化する前の形。「ゆがんだハンガーを原形に戻す」 +げんし 原始 * 発展のはじめの段階にあること。「原始宇宙」「原始仏教」 +げんし 原子 * 単独の化学元素。「原子物理」「原子爆弾」 +げんずる 減ずる サ変・−ズル 減る。 +げんずる 現ずる サ変・−ズル 〈文語〉あらわれる。 +けんめい 懸命 * いのちがけ。「懸命に挑戦する」 +けんめい 賢明 * 賢く、道理にあっていること。「賢明な対処」 +ごい 語意 * ことばの意味。 +ごい 語彙 * 語のあつまり。ボキャブラリ。 +こうする 抗する サ変・−スル 〈文語〉抵抗する。「時代に抗する」 +こうする 航する サ変・−スル 〈文語〉航海する。「東海岸を航する」 +こう 乞う 五段・ワ行ウ音便 〈「請う」に同じ〉ねがう、またはものを求める。「許しを乞う」「援助を乞う」 +こう 請う 五段・ワ行ウ音便 〈「乞う」に同じ〉ねがう、またはものを求める。「許しを請う」「援助を請う」 +こう 恋う 五段・ワ行ウ音便 なつかしく思う。「故郷を恋う」 +こうい 厚意 * 親切な気持。「ご厚意に甘えさせていただきます」 +こうい 好意 * 好きだという気持。「好意を抱く」「好意を寄せる」 +こうえき 公益 * 公共の利益。「公益事業」 +こうえき 公役 * 公共団体から任せられた役割。 +こうかん 交感 * 心や感情が通い合うこと。 +こうかん 交換 * とりかえること。「交換日記」「ユニフォームを交換する」 +こうかん 交歓 * 交流して親睦を深めること。「交歓会」 +こうこう 後攻 * 野球などで、後から攻めること。 +こうこう 孝行 * 親に対して行なうよい行い。「親孝行」 +こうこう 航行 * 船や飛行機で水上や空中を移動すること。「インド洋を航行する」 +こうこく 公告 * 公共機関が公に知らせること。「政策を公告する」 +こうこく 広告 * 商業的な目的で広く知らせること。また、それに使われるもの。「新商品の広告を行う」「広告が掲載されている」 +こうしゃく 侯爵 * 華族の階級の第二番目。 +こうしゃく 公爵 * 華族の階級の第一番目。 +こうずる 昂ずる サ変・−ズル →高ずる +こうずる 嵩ずる サ変・−ズル →高ずる +こうずる 講ずる サ変・−ズル 1. (手段・対策などを)実行する。「必要な措置を講ずる」\n2. 〈文語〉講義をする。「数学を講ずる」\n3. 〈「和を講ずる」として〉講和する。 +こうずる 高ずる サ変・−ズル 〈「昂ずる」「嵩ずる」とも〉たかまる。「病気が高ずる」「趣味が高じて本まで書くようになった」 +こうせい 更正 * あやまりを正すこと。また、倫理的によい方向に進むこと。「非行少年を更正させる」 +こうせい 更生 * 立ち直ること。「自力更生」「会社更生法」 +こうそ 公訴 * 刑事に関する訴訟。 +こうそ 控訴 * 判決を不服として、上級裁判所に再審を求めること。 +こうちゃく 降着 * 競馬で進路を妨害した馬の順位を下げること。 +こうちゃく 膠着 * 事態が固定して、変化が起きなくなること。「事件が膠着状態になる」 +こえる 越える 一段 1. 上を通りすぎる。「山を越える」「橋を越える」\n2. きびしい状況をしのぐ。「冬を越える」\n3. 〈「超える」とも〉うわまわる。「限界を越える」「容量が500MBを越える」 +こえる 超える 一段 〈「越える」とも〉うわまわる。超過する。「限界を超える」「容量が500MBを超える」 +こえる 肥える 一段 1. 太る。\n2. (土壌が)ゆたかである。「土地が肥えている」\n3. 鑑識眼がある。「目が肥えている」 +こおる 凍る 五段・ラ行 水などが冷えて固まる。「湖が凍る」 +こおる 氷る 五段・ラ行 →凍る +ごかん 語幹 * 動詞・形容詞・形容動詞において変化しない部分。「『こわい』の語幹は『こわ』である」 +ごかん 語感 * 言葉のあたえる感覚。「語感がよくないので別の言い方を考える」 +ごこうい ご厚意 * 親切な気持。「ご厚意に甘えさせていただきます」 +ごこうい ご好意 * 好きだという気持。 +ごこうい 御厚意 * 親切な気持。「御厚意に甘えさせていただきます」 +ごこうい 御好意 * 好きだという気持。 +こじ 固持 * かたく持ちつづけて変えないこと。 +こじ 固辞 * かたく辞退すること。「役職を固辞する」 +こじ 誇示 * 自慢して示すこと。「力を誇示する」 +こじ 古寺 * ふるい寺。 +こじ 孤児 * 両親のいない子供。 +こじ 故事 * 昔あったことがら。 +ごしん 誤信 * あやまって信じること。 +ごしん 誤診 * あやまって診断すること。 +こす 越す 五段・サ行 1. 通りすぎる。「山を越す」\n2. きびしい状況をしのぐ。「冬を越す」\n3. 住居を移る。引っ越す。「隣町へ越す」\n4. 〈「お越し」の形で〉「来る」の尊敬語。「お客様がお越しです」\n5. 〈「超す」とも〉うわまわる。「3万人を越す」 +こす 漉す 五段・サ行 →濾す +こす 超す 五段・サ行 〈「越す」とも〉うわまわる。「3万人を超す」 +こす 濾す 五段・サ行 〈「漉す」とも〉目の細かいものなどを通して不純物を取り除く。濾過(ろか)する。「水を濾す」 +ごぜん 午前 * 24時間制でいうところの0時から12時まで。一日の前半。 +ごぜん 御前 * 地位の高い人の前。 +こちょう 胡蝶 * 昆虫のチョウのこと。 +こちょう 誇張 * おおげさに言うこと。「誇張表現」 +こちょう 蝴蝶 * →胡蝶 +こて 小手 * 〈「籠手」とも〉\n1. 剣道で、指先からひじまでを覆う防具。\n2. よろいの中で、肩から腕までを覆う防具。 +こて 籠手 * 〈「小手」とも〉\n1. よろいの中で、肩から腕までを覆う防具。\n2. 剣道で、指先からひじまでを覆う防具。 +こて 鏝 * 〈普通かな書き〉漆喰などを塗る道具。 +こべつ 個別 * ひとつずつ。ひとりずつ。「個別指導」 +こべつ 戸別 * いえごと。「戸別訪問」 +こむ 込む 五段・マ行 1. 〈「混む」が一般的〉混雑する。「遊園地が込んでいる」\n2. 巧妙である。「手の込んだ細工」\n3. 〈主に複合語で〉中に入る、または入れる。「入り込む」「中に飛び込む」\n4. とことん行う。「鍛え込む」「教え込む」 +こむ 混む 五段・マ行 混雑する。「遊園地が混んでいる」 +ごよう 御用 * 用事があること。「御用始め」 +ごよう 誤用 * 誤って用いること。「薬を誤用している」 +こらす 凝らす 五段・サ行 〈かな書きも〉\n1. (意識などを)一つのところに集中させる。「目を凝らす」「視線を凝らす」\n2. 〈「息を凝らす」として〉呼吸を抑える。\n3. (工夫、技巧などを)時間をかけてほどこす。「工夫を凝らした授業」「趣向を凝らした衣装」 +こらす 懲らす 五段・サ行 〈文語〉こらしめる。「いたずらを懲らす」 +さいかい 再会 * 再び会うこと。「旧友と再会する」 +さいかい 再開 * 再び始める。「会議を再開する」 +さいき 再帰 * 関数などが自分自身を呼び出すこと。「再帰的関数」 +さいき 再起 * たちなおる。「重症から再起する」「再起不能」 +さいけつ 採決 * 議案を多数決で決めること。「採決をとる」 +さいけつ 採血 * 血液を採取すること。「検査のために採血した」 +さいけつ 裁決 * さばきを行うこと。「裁決を下す」 +さいけん 債券 * 公共機関が発行する有価証券。「債券を発行する」 +さいけん 債権 * 金品の返還要求を行う権利。「債権者」 +さいご 最期 * 〈「最後」とも〉死にぎわ。「祖父の最期に立ち会う」 +さいご 最後 * 1. いちばんうしろ。\n2. 〈「最期」とも〉死に際。「祖父の最後に立ち会う」 +さいしょう 最小 * いちばん小さいこと。 +さいしょう 最少 * いちばん少ないこと。 +さいしょく 彩色 * 着色。「彩色を施す」 +さいしょく 才色 * (女性の)才能と美貌。「才色兼備」 +さいせい 再生 * 1. 廃物を利用して再び使えるようにすること。リサイクル。「再生紙」\n2. 再び生えてくること。\n3. 機械に記録したものを読み出し、音声や映像を復元すること。「音楽を再生する」 +さいせい 再製 * 1. 既存のものに再び加工してつくること。「再製茶」\n2. 作り直すこと。「戸籍を再製する」 +さいせき 採石 * 石を採取すること。「採石場」 +さいせき 砕石 * 石を砕くこと。「砕石して砂利にする」 +さいろく 採録 * 記録すること。「民話を採録する」 +さいろく 載録 * 印刷物に載せること。「論文が載録された」 +さがす 捜す 五段・サ行 見失ったものや人を見つけようとする。「迷子を捜す」「なくした眼鏡を捜す」※この意味でも「探す」が多く使われる。 +さがす 探す 五段・サ行 目当てのものを見つけようとする。「自分に似合う眼鏡を探す」「他人のあらを探す」 +さかな 魚 * 魚類。 +さかな 肴 * 〈かな書きも〉酒のつまみ。 +さかん 佐官 * 僧侶の役職の一つ。 +さかん 左官 * 壁を塗る職人。 +さく 割く 五段・カ行イ音便 1. 切ってひらく。「魚の腹を割く」\n2. 一部を他にまわす。「時間を割く」 +さく 咲く 五段・カ行イ音便 花のつぼみが開く。「桜が咲く」 +さく 裂く 五段・カ行イ音便 1. (手などで)ふたつに切りはなす。「紙を裂く」\n2. 人々を離ればなれにする。「彼女との仲を裂く」 +さくせい 作成 * (特に書類などの)ものを作ること。「契約書を作成する」 +さくせい 作製 * 〈「作成」とも〉ものを作ること。 +さげる 下げる 一段 1. 低くする。「水量を下げる」「値段を下げる」\n2. つるす。「ペンダントを下げる」\n3. 〈「提げる」とも〉手で取っ手を持つ。「カバンを手に下げる」\n4. 回収する。「椅子を下げる」 +さげる 提げる 一段 手に持ってぶらさげる。「カバンを手に提げる」→下げる3 +さじ 些事 * ささいなこと。 +さじ 匙 * 液体などをすくうもの。スプーン。「匙を投げる」(あきらめる) +さす 差す 五段・サ行 1. 状態が生じる。「いやけが差す」\n2. 光などがかかる。「日が差す」\n3. (傘を)手で支えて体の上にかぶせる。「日傘を差す」\n4. 〈「挿す」とも〉(刀などを)帯に通して持ち運ぶ。 +さす 鎖す 五段・サ行 〈文語〉錠をおろす。とざす。「戸を鎖す」 +さす 刺す 五段・サ行 つきとおす。「釘を刺す」「人を刺す」 +さす 指す 五段・サ行 1. 指を向ける。指し示す。「ある方向を指す」\n2. 言及する。「これは彼のことを指している」\n3. (将棋を)する。「将棋を指す」 +さす 挿す 五段・サ行 1. 細長いものにつきとおす。「花瓶に花を挿す」\n2. 〈「差す」とも〉(刀などを)帯に通して持ち運ぶ。 +さばく 裁く 五段・カ行イ音便 善し悪しの判断を下す。「けんかを裁く」 +さばく 捌く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉\n1. 効率よく対処する。「大量の仕事を捌く」\n2. (動物、特に魚を)解体する。「魚を捌く」\n3. 売って少なくする。「在庫を捌く」 +さます 覚ます 五段・サ行 〈「醒ます」とも〉\n1. (眠りなどから)頭が働く状態になる。「目を覚ます」\n2. 酒などの影響がなくなるようにする。「酔いを覚ます」 +さます 冷ます 五段・サ行 ものを冷たくする。「お湯を冷ます」 +さます 醒ます 五段・サ行 →覚ます +さめる 覚める 一段 1. (眠りなどから)頭が働く状態になる。「目が覚める」\n2. 酒などの影響がなくなる。「酔いが覚める」 +さめる 醒める 一段 →覚める +さめる 冷める 一段 1. 冷たくなる。「お湯が冷める」\n2. (関係が)冷淡になる。「彼女との関係が冷める」\n3. 〈口語〉情熱や恋が失われる。「横柄な態度を見て一気に冷めた」 +さわら 椹 * ヒノキ科の高木。 +さわら 鰆 * サバ科の魚。 +さわる 障る 五段・ラ行 1. 差し支える。悪い影響を及ぼす。「仕事に障る」「体に障る」\n2. 嫌な感情を引き起こす。「気に障る」 +さわる 触る 五段・ラ行 1. 手でふれる。「物に触る」\n2. 関係する。「その仕事には触っていない」 +さんする 参する サ変・−スル 〈文語〉たずさわる。「ボランティアに参する」 +さんする 産する サ変・−スル 1. 〈文語〉産む。「メスだけを産するハチ」\n2. (ものを)生産する。また、生産される。「天然に産する鉱物」 +さんする 算する サ変・−スル 〈文語〉計算する。「期待値を算する」 +さんか 傘下 * 支配下。「傘下の企業」 +さんか 惨禍 * 悲惨な災い。「戦争の惨禍」 +さんか 讃歌 * →賛歌 +さんか 賛歌 * 〈「讃歌」とも〉ものごとを称賛する歌。 +さんかい 参会 * 会合に参加する。 +さんかい 散会 * 会合を終える。 +さんざい 散在 * ちらばって存在すること。「支局が散在する」 +さんざい 散財 * 使うことによって財を失なうこと。「博打で散財した」 +さんしゅつ 産出 * 産物を産み出すこと。「石油を産出する」 +さんしゅつ 算出 * 計算して数字を出すこと。「来場者を算出する」 +さんずる 参ずる サ変・−ズル 〈文語〉参上する。「明日に参ずる」 +さんずる 散ずる サ変・−ズル 〈文語〉\n1. (金を)使う。「財を散ずる」\n2. (人が)散らばる。(宴などから)帰る。「客が散ずる」\n3. (気が)散る。(気を)散らす。(気を)晴らす。 +さんせい 産生 * 生産すること。「自動車を産生する」 +さんせい 賛成 * 意見に同意すること。「彼の意見に賛成する」 +さんにゅう 参入 * 加わること。「その市場に参入する」 +さんにゅう 算入 * 計算に入れること。「診療報酬を収入に算入する」 +しする 資する サ変・−スル 役立てる。「学問の進歩に資する」 +しい 四囲 * 〈文語〉まわり。 +しい 私意 * 〈文語〉自分の考え。 +しい 椎 * ブナ科の木。 +しい 恣意 * 1. 個人の気まぐれ。「恣意的に処罰する」\n2. 意図が入らないこと。何でもよいこと。「記号の恣意性」 +しく 敷く 五段・カ行イ音便 ものがのるように広げる。「ござを敷く」「布団を敷く」 +じこう 時候 * 四季それぞれの気候。「時候の挨拶」 +じこう 時効 * 一定期間後に効力がなくなること。「あの事件はもう時効だ」 +ししん 私信 * 個人的な手紙。 +ししん 私心 * 自分の考え。 +しずまる 静まる 五段・ラ行 1. 静かになる。「場内が静まる」\n2. 〈「鎮まる」とも〉勢いが弱くなる。「傷口の傷みが静まる」「暴動が静まる」 +しずまる 鎮まる 五段・ラ行 〈「静まる」とも〉勢いが弱くなる、または完全におさまる。「傷口の傷みが鎮まる」「暴動が鎮まる」 +しずめる 静める 一段 1. 静かにする。「場内を静める」\n2. 〈「鎮める」とも〉勢いを弱くする、または完全になくす。「傷みを静める」「暴動を静める」 +しずめる 沈める 一段 沈むようにする。「船を沈める」「ソファーに体を沈める」 +しずめる 鎮める 一段 〈「静める」とも〉勢いを弱くする、または完全になくす。「傷みを鎮める」「暴動を鎮める」 +じす 辞す 五段・サ行 1. やめる。「職を辞す」\n2. 〈「〜を辞さない」として〉〜することをためらわない。「法的措置も辞さない」 +じする 侍する サ変・−スル 〈文語〉そばにつかえる。「酒席に侍する」 +じする 持する サ変・−スル 〈文語〉持つ。たもつ。「名声を持する」 +じする 辞する サ変・−スル やめる。「職を辞する」 +じせい 時世 * 現在の世の中。「このご時世では就職も楽ではない」 +じせい 時制 * 言語において、語形変化などで現在・過去・未来などの時間をあらわすこと。 +じせい 時勢 * 時代の勢い。「時勢を読む」 +じせん 自薦 * 自分を推薦すること。「生徒会長に自薦する」 +じせん 自選 * 自分で選ぶこと。「自分の詩のなかで良いものを自選する」 +じちょう 自重 * 行動をつつしむこと。「ギャンブルを自重する」 +じちょう 自嘲 * 自分をあざ笑うこと。「自嘲的な笑い」 +しつける 仕付ける 一段 したてる。「服を仕付ける」 +しつける 躾ける 一段 〈かな書きも〉(子供などに)マナーを覚えさせる。「子供を躾ける」 +じっけん 実検 * 〈文語〉実物を見て検査すること。「実検状」 +じっけん 実験 * 理論や考えが正しいかどうか、実際にやって確かめること。「理科の実験」 +じつじょう 実情 * 〈「実状」に同じ〉実際の事情、実際のようす。「実情を訴える」「実情を把握する」 +じつじょう 実状 * 〈「実情」に同じ〉実際の事情、実際のようす。「実状を訴える」「実状を把握する」 +じっせん 実戦 * 実際の戦闘。「実戦経験」 +じっせん 実践 * 実際にものごとを行なうこと。「改革案を実践する」 +じったい 実体 * 実在する姿。「実体を持たない幽霊」 +じったい 実態 * 実際の状態。「実態調査」 +じてん 事典 * さまざまなことがらを説明する本。「百科事典」 +じてん 辞典 * ことばの意味を説明する本。辞書。「国語辞典」「英和辞典」 +じてん 字典 * ひとつひとつの漢字について説明する本。「書道字典」 +じにん 自任 * そうであると自分で考える。「専門家を自任する」 +じにん 自認 * 自ら認めること。「過ちを自認する」 +しのぶ 偲ぶ 五段・バ行 遠く離れたものや亡くなった人のことを思う。「故郷を偲ぶ」「故人を偲ぶ」 +しのぶ 忍ぶ 五段・バ行 1. こらえる。「恥を忍ぶ」\n2. (人目などを)避ける。目立たないように行動する。「人目を忍ぶ」「忍ぶ恋」「世を忍ぶ仮の姿」(=世間に知られないようにするための仮の姿)\n3. 〈「〜に忍びない」として〉感情的な理由で、〜することができない。「捨てるに忍びない」 +しぼむ 萎む 五段・マ行 〈かな書きも〉ふくらんでいたものが小さくなる。「つぼみが萎む」 +しぼりあげる 絞り上げる 一段 1. すっかりしぼる。「雑巾を絞り上げる」\n2. きびしく責める。「遅く帰宅した息子を絞り上げる」\n3. 取り立てる。「金品を絞り上げる」 +しぼりあげる 搾り上げる 一段 →絞り上げる +しぼる 絞る 五段・ラ行 〈1, 2 は「搾る」とも〉\n1. がんばって出す。「知恵を絞る」\n2. 責める。「先生に絞られた」\n3. よく選んで少なくする。「人数を絞る」\n4. 調節して小さくする。「ボリュームを絞る」 +しぼる 搾る 五段・ラ行 〈「絞る」とも〉ねじって水分を出す。「雑巾を搾る」「乳を搾る」 +しまる 絞まる 五段・ラ行 (首などに)ものが巻きつけられて力が加わる。「首が絞まる」 +しまる 締まる 五段・ラ行 1. 固定されて動きにくい状態になる。「ねじが締まる」\n2. 緊張感が出てしっかりする。「顔が締まる」「気持ちが締まる」 +しまる 閉まる 五段・ラ行 (ドアや窓が)とじられる。「ドアが閉まる」 +しみる 染みる 一段 〈かな書きも〉\n1. (液体、臭いなどが)ものに入りこむ。「服に汗が染みる」\n2. 〈主にかな書き〉刺激物が入って痛くなる。「たばこの煙が目にしみる」「歯に水がしみる」\n3. 深く感じる。「教訓が身に染みてわかった」 +しみる 凍みる 一段 〈文語〉こおりつく。「寒さで身が凍みる」 +しむ 染む 五段・マ行 〈文語〉(液体、臭いなどが)ものに入りこむ。染みる。 +しむ 凍む 五段・マ行 〈文語〉こおりつく。凍みる。 +しめきる 締め切る 五段・ラ行 受け付けを終える。「受付を締め切る」「論文を締め切る」 +しめきる 閉め切る 五段・ラ行 閉じたままにする。「ドアを閉め切る」 +しめす 示す 五段・サ行 1. わかるように見せる。「手本を示す」「自分の力を示す」\n2. 考え・反応をあらわす。「興味を示す」 +しめす 湿す 五段・サ行 しめらせる。「のどを湿す」 +しめる 絞める 一段 (首などに)ものを巻きつけて力を加える。「首を絞める」 +しめる 占める 一段 1. ある場所・順位・役割にある。「上位を占める」\n2. (ある割合を)持つ。「大勢を占める」「全体の三割を占める」 +しめる 締める 一段 固定して動きにくい状態にする。「ネジを締める」 +しめる 閉める 一段 (ドアなどを)閉じる。「ドアを閉める」 +しもん 試問 * 問題を出して試すこと。「口頭試問」 +しもん 諮問 * 意見を求めること。「諮問機関」 +しゃく 勺 * 容積の単位。約18ml。 +しゃく 尺 * 長さの単位。約30.3cm。 +しゃく 杓 * ひしゃく。 +しゃく 酌 * 酒を杯にそそぐこと。 +しゅうがく 就学 * 学校に入り、勉強すること。「就学前の児童」 +しゅうがく 修学 * 学問を修めること。 +しゅうかん 習慣 * 日常で決まりごとのように行なわれること。 +しゅうかん 週刊 * 週ごとに刊行すること。「週刊誌」 +しゅうかん 週間 * 1週のあいだ。「週間天気予報」 +じゅうき 什器 * 日常で使用する家具。 +じゅうき 銃器 * 銃の総称。 +しゅうぎょう 就業 * 職に就くこと。 +しゅうぎょう 修業 * 学業などを修めること。 +しゅうぎょう 終業 * 業務を終えること。 +しゅうし 終始 * 1. 始めと終り。\n2. 始めから終わりまで。「終始笑顔を浮かべていた」\n3. 始めから終わりまで続けること。「試合では防戦に終始した」 +しゅうし 終止 * おわること。 +しゅうしゅう 収拾 * おさめること。「事態を収拾する」 +しゅうしゅう 収集 * 〈「蒐集」の書き換え〉\n1. 趣味などのために集めること。「コインを収集する」\n※この意味では、現在も「蒐集」と書かれることがある。\n2. 集めること。「ごみの収集」 +しゅうしゅう 蒐集 * →収集 +じゅうしょう 重傷 * 重い傷。「刃物で切られて重傷を負う」 +じゅうしょう 重症 * 重い症状。「重症患者」 +しゅうせい 修整 * ととのえなおすこと。「画像を修整する」 +しゅうせい 修正 * なおして正しくすること。「軌道を修正する」 +しゅうせい 集成 * あつめてまとめること。集大成。 +じゅうそう 重奏 * 同時に奏でること。「四重奏」 +じゅうそう 重層 * 何層にも重なっていること。 +しゅうそく 収束 * 1. おさまりがつくこと。「事態が収束する」\n2. (数学で)関数の値がある値に近づいていくこと。「f(x)は0に収束する」 +しゅうそく 終息 * ものごとが終わること。「反乱は完全に終息した」 +しゅうそく 集束 * 光が一点に集まること。 +しゅうとく 収得 * 自分のものとすること。「収得罪」 +しゅうとく 修得 * 学んで身につけること。 +しゅうとく 拾得 * 拾うこと。「拾得物」 +しゅうとく 習得 * 習って覚えること。「技術を習得する」 +しゅうよう 収容 * 特定の場所におさめること。「遺体を収容する」「収容所」 +しゅうよう 収用 * 1. とりあげて用いること。\n2. 国などが補償金を払って強制的に取得すること。「土地を収用する」 +しゅうりょう 修了 * 一定の学業をおさめること。「高校の課程を修了する」 +しゅうりょう 終了 * おわること。「ゲームを終了する」 +しゅうろく 収録 * 記録しておさめること。「この曲はこのCDに収録されている」「TV番組を収録する」 +しゅうろく 集録 * あつめて記録すること。「民話を集録する」 +しゅかん 主幹 * 仕事の中心となる人。 +しゅかん 主観 * 自分からみた考え方。「主観的な考え方」 +しゅくせい 粛正 * 厳しくとりしまり、不正をとりのぞくこと。 +しゅくせい 粛清 * 厳しくとりしまり、反対するものを排除すること。「政敵を粛清する」 +じゅけん 受検 * 検査を受けること。 +じゅけん 受験 * 試験を受けること。「地元の大学を受験する」 +しゅさい 主催 * 中心となって催すこと。「大会を主催する」 +しゅさい 主宰 * 中心となってまとめること。「同好会を主宰する」 +しゅし 主旨 * 主な内容。「文章の主旨」 +しゅし 趣旨 * 達成しようとする目的、ねらい。また、伝えたい内容。「会議の趣旨」「話の趣旨をつかむ」 +しゅじ 主事 * 中心となっておこなうこと。また、その人。「教育主事」 +しゅじ 主辞 * 主語。 +じゅしょう 受賞 * 賞を受けること。「金賞を受賞する」 +じゅしょう 授賞 * 賞を授けること。「授賞式」 +しゅせき 主席 * 会議などを代表する人。「会議の主席をつとめる」 +しゅせき 首席 * トップの順位。また、それを取った人。「首席で卒業する」 +じゅつご 術語 * 専門用語。 +じゅつご 述語 * 主語の状態などを述べる単語。「主語と述語」 +しゅっせい 出征 * 戦場に行くこと。「友人が出征する」 +しゅっせい 出生 * 〈「しゅっしょう」とも読む〉うまれること。「出生届」 +じゅんか 純化 * 純粋にすること。 +じゅんか 順化 * 生物が環境に適した性質を持つようになること。 +じゅんか 馴化 * 生物が環境に適した性質を持つようになること。→順化 +じゅんこう 巡航 * 1. 航海してまわること。\n2. 推進力をもって空中を移動すること。「巡航ミサイル」 +じゅんこう 巡行 * 各地をめぐること。 +じゅんずる 准ずる サ変・−ズル →準ずる +じゅんずる 殉ずる サ変・−ズル あることのために死ぬこと。「職に殉ずる」 +じゅんずる 準ずる サ変・−ズル ある基準にならう。「法律に準ずる」 +じゅんりょう 純良 * 〈文語〉純粋で善良である。 +じゅんりょう 順良 * 〈文語〉従順ですなおである。 +じょする 序する サ変・−スル 〈文語〉順序を決める。 +じょする 除する サ変・−スル 〈文語〉除く。 +しょうする 称する サ変・−スル 1. 名付ける。呼ぶ。「この方法を、ここでは方法Aと称することにする」\n2. 名乗る。「妻の氏を称する」\n3. 自分でそうであると言う。「彼の友人と称する者」\n4. 〈「〜と称して」として〉〜であるという名目で。「しつけと称して虐待を行なっていた」 +しょうする 証する サ変・−スル 〈文語〉証明する。「無実を証する」 +しょうする 賞する サ変・−スル 〈文語〉賞賛する。「彼の行動を賞する」 +しょうえん 小宴 * 小さな宴。 +しょうえん 招宴 * 宴に招くこと。 +しょうか 消化 * 1. 食物を胃などで分解すること。「消化酵素」\n2. たまったものをこなすこと。「日程を消化する」 +しょうか 消火 * 火を消すこと。「消火器」 +しょうがく 奨学 * 学問をすすめること。「奨学金」 +しょうがく 小学 * 小学校の略。「小学生」 +しょうがく 小額 * 小さい額面。「小額紙幣」 +しょうがく 少額 * 少ない金額。「少額訴訟」 +しょうきゃく 償却 * 1. (借金などを)返し終わること。「借金を償却する」\n2. 時間にしたがって価値の失われるようなものについて、そのことを計算すること。減価償却。\n3. 金銭化の見込めなくなった資産について、それを失ったものとして処理すること。 +しょうきゃく 消却 * なくすこと。「株式を消却する」 +しょうきゃく 焼却 * 燃やして捨てること。「ゴミを焼却する」 +しょうきん 償金 * 賠償金。 +しょうきん 賞金 * 賞としての金銭。「賞金王」 +しょうさん 称賛 * 褒め称えること。 +しょうさん 賞賛 * →称賛 +しょうしゅう 召集 * (国会、軍隊などに)人を集めること。「国会を召集する」「召集令状」 +しょうしゅう 招集 * 招いて人を集めること。「会議を招集する」 +しょうしゅう 消臭 * 臭いを消すこと。「消臭剤」 +じょうじょう 上々 * 〈「上乗」とも〉この上もなくよいこと。「気分は上々」「上々の出来」 +じょうじょう 上乗 * 1. 「大乗」に同じ。仏教流派のひとつ。\n2. →上々 +しょうすう 小数 * 整数でない実数。「小数点」 +しょうすう 少数 * 数が少ないこと。「少数派」 +じょうすう 乗数 * かけ算での掛ける数。 +じょうすう 常数 * 「定数」に同じ。 +しょうずる 招ずる サ変・−ズル 〈文語〉もてなす。「客を招ずる」 +しょうずる 生ずる サ変・−ズル 発生する。「誤解が生ずる」 +じょうたい 常態 * 通常の状態。 +じょうたい 状態 * ものごとの様子。「状態変化」 +しょうらん 照覧 * (神などが)ごらんになること。「ご照覧あれ」 +しょうらん 笑覧 * 笑いながら見ること(人に自分のものを見てもらう時にへりくだって言う)。「ご笑覧ください」 +しょくする 嘱する サ変・−スル 〈文語〉望みを託す。「将来を嘱されている」 +しょくする 食する サ変・−スル 食べる。「海の幸を食する」 +しょくする 属する サ変・−スル 〈文語〉\n1. 属(ぞく)する。\n2. 嘱する。 +しょくぜん 食前 * 食べる前のこと。「食前酒」 +しょくぜん 食膳 * 食事を載せた膳。「食膳に上る」 +しょくりょう 食料 * 食べ物。「生鮮食料品」 +しょくりょう 食糧 * 食べ物。特に、主食。「食糧管理法」 +じょする 叙する サ変・−スル 〈文語〉\n1. 叙述する。\n2. (地位を)授ける。(地位に)つける。「元帥に叙する」 +じょする 恕する サ変・−スル 〈文語〉許す。 +じょせい 助勢 * 力を貸すこと。 +じょせい 助成 * 成功に導くため援助すること。「研究の助成金」 +しょとう 初冬 * 冬の初め。 +しょとう 初等 * 最初の等級。「初等教育」 +しょとう 初頭 * はじめのころ。「80年代初頭に」 +しょとう 諸島 * 島々。「小笠原諸島」 +しょよう 所用 * 用事。「所用のため欠席する」 +しょよう 所要 * 必要となるものや時間など。「所要時間」 +しる 知る 五段・ラ行 1. ものごとの意味、内容がわかる。「事実を知る」「知る人ぞ知る逸品」\n2. 経験して身につける。「酒の味を知る」 +しれい 司令 * (軍隊などで)指揮をとること。また、その人。「司令官」 +しれい 指令 * 命令。「特攻の指令を出す」 +しんい 深意 * 深い意味。 +しんい 真意 * 本当の意向。「彼の真意がわからない」 +しんか 深化 * 深くなる。「対立が深化する」 +しんか 進化 * (生物などが)時間とともに変わっていき、発展する。「魚類が進化して両生類となった」「技術が進化する」 +しんこく 申告 * 申し出ること。「確定申告」 +しんこく 親告 * みずから告げること。「親告罪」 +しんしゅつ 侵出 * 境界を越えて進出すること。「他国に侵出する」 +しんしゅつ 浸出 * にじみ出ること。「浸出液」 +しんしゅつ 進出 * 進み出ること。「販路拡大のため海外に進出する」 +しんしゅつ 滲出 * にじみ出ること。→浸出 +しんしょく 侵食 * 徐々に侵すこと。 +しんしょく 侵蝕 * 徐々に侵すこと。→侵食 +しんしょく 浸食 * 水などが徐々に土を削ること。「海岸が浸食されていく」 +しんしょく 浸蝕 * 水などが徐々に土を削ること。「海岸が浸蝕されていく」→浸食 +しんずい 心髄 * 中心。 +しんずい 真髄 * 〈「神髄」とも〉本質。「武士道の真髄を究める」 +しんずい 神髄 * 〈「真髄」とも〉本質。「武士道の神髄を究める」 +しんずる 信ずる サ変・−ズル 〈文語〉正しいと考える。「神々を信ずる」 +しんずる 進ずる サ変・−ズル 〈文語〉差し上げる。進上する。 +しんそう 深層 * 深い層。「海洋深層水」 +しんそう 深窓 * 家の奥深い部屋。転じて、上流階級の家庭環境。「深窓の令嬢」 +しんそう 真相 * 真実のの事情。「事件の真相を知る」 +しんてん 伸展 * 1. 発達して広がること。「商業が伸展する」\n2. 曲がっていたものをまっすぐにすること。「下肢を伸展する」\n3. 引っ張られて長くなること。「皮膚の伸展」 +しんてん 進展 * 時間とともに事態が展開していくこと。「状況が進展する」 +しんどう 振動 * ゆれ動くこと。「振り子の振動」 +しんどう 震動 * ふるえること。「家が震動する」\n※小さなものに対して「ふるえる」の意味で「振動」を使うことも多い。「携帯電話が振動する」 +しんにゅう 侵入 * 領域を侵して入ること。「不法侵入」 +しんにゅう 浸入 * 水などが入ること。「雨水が浸入する」 +しんにゅう 進入 * 進み入ること。「交差点に進入する」 +しんり 心理 * 心の状態。「被害者心理」 +しんり 真理 * 変わらない真実。「真理を探究する」 +すいか 垂下 * 〈文語〉垂れ下がること。垂れ下げること。 +すいか 誰何 * 呼び止めて誰であるかを問うこと。「守衛に誰何される」 +すいこう 推考 * 推測して考えること。「原因を推考する」 +すいこう 推敲 * 時間をかけて文章を練ること。「文章を推敲する」 +すいこう 遂行 * なしとげること。「任務を遂行する」 +すいしょう 推奨 * 良いとして相手にすすめること。「動作環境は以下を推奨する」 +すいしょう 推賞 * ほめること。「彼の描いた作品を推賞する」 +すいとう 水稲 * 水田で栽培される稲。 +すいとう 水筒 * 水などを入れる携帯用の容器。 +すいほう 水泡 * 水のあわ。転じて、むだになること。「苦労が水泡に帰す」 +すいほう 水疱 * 水ぶくれ。 +すう 吸う 五段・ワ行促音便 気体や液体、また雑物などを内部に取りこむ。吸引する。「息を吸う」「煙を吸う」「掃除機でゴミを吸う」 +すき 隙 * 1. 付け入る余地。油断。「隙を見せる」\n2. 〈「〜した隙に」として〉うっかり〜している間に。「目を離した隙に重要な場面を見逃した」 +すき 鋤 * スコップに似た、人手で土を耕す農具。 +すき 犁 * 馬、牛などに引かせて土を掘り起こす農具。 +すく 空く 五段・カ行イ音便 中身が減って空間ができる。「電車が空く」「おなかが空く(=空腹になる)」「手が空く(=することに余裕ができる)」 +すく 好く 五段・カ行イ音便 〈文語〉好きになる。「ギャンブルは好かない」 +すく 漉く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉紙をつくる。「和紙を漉く」 +すく 透く 五段・カ行イ音便 〈文語〉物と物の間にすきまができる。「壁の間が透いている」 +すくう 掬う 五段・ワ行促音便 〈かな書きも〉くぼんだもので、液体や粉末・それに含まれるものを取る。「手で水を掬う」「金魚を掬う」 +すくう 救う 五段・ワ行促音便 危険、困難などから助ける。「窮地を救う」「世を救う」 +すくう 巣くう 五段・ワ行促音便 〈「巣食う」とも〉よくないものが根を下ろす。「町に巣くう悪者」 +すくう 巣食う 五段・ワ行促音便 〈「巣くう」とも〉よくないものが根を下ろす「町に巣食う悪者」 +すず 錫 * 〈カタカナ書きが普通〉元素の一つ。またはその金属。 +すず 鈴 * 小さい玉を金属などでできた球形のものに入れ、振ると音がなるもの。「ネコの首に鈴を付ける」 +すすめる 勧める 一段 〈「奨める」とも〉\n1. 物を示し、使う・食べるように促す。「ワインを勧める」\n2. 行動をとるようにさそう。「退社するように勧める」「受診を勧める」\n3. 〈「薦める」とも〉物について、良いとして採用を促す。「新商品を勧める」 +すすめる 奨める 一段 →勧める +すすめる 進める 一段 前に出す。前に動かす。「コマを進める」「交渉を進める」「社内の効率化を進める」 +すすめる 薦める 一段 (人や物を)良いとして採用を推薦する。「新商品を薦める」「適任者として2人を薦める」\n※物については、多く「勧める」とされる。 +すます 済ます 五段・サ行 終わらせる。「仕事を済ませる」 +すます 澄ます 五段・サ行 (液体などを)すきとおらせる。「泥水を澄ます」「耳を澄ます(=注意深く聞く)」 +すむ 済む 五段・マ行 終わる。「もう仕事は済んだ」 +すむ 住む 五段・マ行 ある場所で生活する。「彼は東京に住んでいる」「森に住むキツネ」 +すむ 澄む 五段・マ行 (液体が)すきとおる。「この湧き水はとても澄んでいる」 +すむ 棲む 五段・マ行 「住む」に同じ。特に、動物などが巣で生活する。「森に棲むキツネ」「彼は東京に棲んでいる」 +する 刷る 五段・ラ行 印刷する。「本を刷る」 +する 擦る 五段・ラ行 1. こすり合わせる。「足を擦って歩く」\n2. 〈主にかな書き〉お金を安易に使ってなくす。「競馬で金をする」 +する 摺る 五段・ラ行 →刷る +すわる 座る 五段・ラ行 腰をおろす。「いすに座る」 +すわる 据わる 五段・ラ行 安定する。「赤ん坊の首が据わる」「彼は腹が据わっている」 +せいする 制する サ変・−スル 1. おさえこむ。「騒ぎを制する」\n2. 支配する。「過半数を制する」\n3. 〈文語〉制定する。「法を制する」 +せいする 征する サ変・−スル 〈文語〉征伐する。「敵を征する」 +せいいく 成育 * 育って成長すること。動物が育つこと。「魚が成育する」 +せいいく 生育 * 生まれ育つこと。植物が生え育つこと。「農作物が生育する」 +せいかい 正解 * 正しい解答。また、それを言うこと。「クイズに正解した」 +せいかい 精解 * 〈文語〉詳しく解釈すること。 +せいけい 成形 * 形をつくること。「粘土を成形する」 +せいけい 整形 * (特に手術で)形を整えること。「整形手術」 +せいけん 政権 * 政治上の権力。「政権政党」 +せいけん 政見 * 政治上の意見。「政見放送」 +せいさく 制作 * (特に美術品などを)作ること。「絵画を制作する」「映画を制作する」\n※映像作品については「製作」とも。 +せいさく 製作 * 1. (特に工業品などを)作ること。「機械を製作する」\n2. (映像作品などを)作ること。「映画を製作する」\n※「制作」とも。 +せいさん 清算 * 1. 金銭の貸し借りを整理すること。「借金を清算する」\n2. けりをつけ、それに対する後始末を行うこと。「事業を清算する」「過去を清算する」 +せいさん 精算 * 請求金額などを計算すること。また、その金額を払うこと。「運賃を精算する」「経費を精算する」 +せいし 制止 * おさえて止めること。「暴動を制止する」「制止をふりきる」 +せいし 静止 * 止まってそのままでいること。「静止衛星」 +せいしょう 清勝 * 手紙などで相手が健康で暮していることを祝う語。 +せいしょう 清祥 * 手紙などで相手が幸せに暮していることを祝う語。 +せいすう 整数 * 1に1を複数回足したり引いたりしてできる数。3, -5など。 +せいすう 正数 * 0よりも大きな数。2.5, 8など。 +せいねん 成年 * 1. 充分に成熟し、法律行為を単独で行うことができると規定された年齢。日本では満二十歳。また、それに達すること。また、それに達した人。「成年に達する」「今年成年する男女」「成年には選挙権が与えられる」\n2. 充分に成熟したと見なされる年齢。また、それに達すること。また、それに達した人。「成年用の予防接種」 +せいねん 青年 * 1. 青春期の男性。「一人の青年がたたずんでいた」\n2. 〈主に複合語で〉青春期の男女。「青年海外協力隊」 +せいひ 成否 * 成功するか否か。「法案の成否がかかっている」 +せいひ 正否 * 正しいか否か。「解答の正否を確認する」 +せいめい 清明 * 清く明らかなこと。 +せいめい 声明 * 意見などを明らかにすること。「政府が声明を出す」「犯行の声明文」 +せいやく 制約 * (行動などを)制限すること。「彼の行動を制約する」 +せいやく 成約 * 契約が成立すること。「保険が成約する」 +せいやく 誓約 * 誓って約束すること。「誓約書」 +せじ 世事 * 世の中の事。「世事に疎い」 +せじ 世辞 * 相手を喜ばせるために、心にもないことを言うこと。多く「お世辞」として使う。「世辞を言う」 +せっしゅ 接種 * 免疫力をつけるために、ウィルス、ワクチンなどを体内に入れること。「予防接種」 +せっしゅ 摂取 * (体内に)とりいれること。「栄養を摂取する」 +せってん 接点 * 1. 曲線や曲面、直線などが一点で接するとき、その点。「曲線Aと直線Bとの接点」\n2. かかわり。「犯人との接点」 +せってん 節点 * 接合されている点。ノード。 +せめる 攻める 一段 攻撃する。「敵を攻める」 +せめる 責める 一段 1. 言葉であやまちをとがめる。「彼の無責任さを責める」\n2. 苦しませる。「捕虜を責める」 +せんする 宣する サ変・−スル 〈文語〉宣言する。 +せんする 撰する サ変・−スル 〈文語〉編纂する。 +せんい 線維 * 〈医学・生物学で〉生物を構成するもので糸状のもの。「神経線維」 +せんい 繊維 * 細く糸状の物質。「食物の繊維質」 +せんか 戦果 * 戦いにおける成果。「大きな戦果を得た」 +せんか 戦火 * 戦争による火災。また、戦争。「戦火がせまる」 +せんか 戦禍 * 戦争の被害。「戦禍をこうむる」 +ぜんかい 全壊 * 全て壊れること。「校舎が全壊した」 +ぜんかい 全快 * すっかり治ること。「病気が全快した」 +ぜんかい 全開 * 1. 全部開いていること。「窓を全開にする」\n2. 〈接尾語〉(エンジンなどを)限界まで能力を発揮させる。「エンジン全開で走る」\n3. 〈接尾語〉〈口語〉隠さずさらけ出すこと。丸出し。「本音全開のトーク」 +ぜんしん 前進 * 前に進むこと。「隊列が前進する」「買収交渉が前進した」 +ぜんしん 漸進 * 順を追ってすこしずつ進むこと。「漸進的」 +せんたん 先端 * 1. とがった端。「鉛筆の先端」\n2. もっとも新しく進んだところ。「先端技術」 +せんたん 尖端 * →先端 +せんたん 戦端 * 戦争のきっかけ。 +せんだん 栴檀 * ビャクダンの総称。 +せんだん 船団 * 船の集団。「タンカーの船団」 +せんてい 選定 * 選び定める。「請負業者を選定する」 +せんてい 剪定 * 枝を切り、果物がよく育つようにすること。「木を剪定する」 +せんみん 賎民 * いやしい民。 +せんみん 選民 * 選ばれた民族。「選民主義」 +せんもう 繊毛 * 細胞表面の微細な毛。「繊毛運動」 +せんもう 剪毛 * 羊などの毛を刈りとること。 +せんもう 譫妄 * 軽い意識障害。 +せんゆう 占有 * 1. ひとりで持つこと。独占。「生産手段を占有する」\n2. 自分のものとして所持すること。「物件を占有する人」\n3. (割合などを)占めること。「市場占有率」 +せんゆう 専有 * 共有せず、独立して所有すること。「マンションの個人専有部分」 +せんりょ 千慮 * いろいろと考えること。 +せんりょ 浅慮 * あさはかな考え。 +そうする 奏する サ変・−スル 〈文語〉奏上する、演奏する。「お囃子を奏する」 +そうする 相する サ変・−スル 〈文語〉うらなう。 +そうする 草する サ変・−スル 〈文語〉草案を作成する。「提言書を草する」 +そうい 創意 * 新しいものを作る気持ち。「創意工夫」 +そうい 創痍 * きず。「満身創痍」 +そうかい 壮快 * 大胆で快いこと。「壮快な気質」 +そうかい 爽快 * さわやかで快いこと。「爽快な喉越し」 +そうかつ 総括 * 1. (情報などを)まとめること。「講演を総括する」\n2. 振り返って評価・反省すること。「近代史を総括する」\n3. 〈「総轄」とも〉(部署などを)管理すること。「事務を総括する」 +そうかつ 総轄 * (部署などを)管理すること。「事務を総轄する」→総括 +そうかん 創刊 * 雑誌などを新しく出版すること。「週刊誌を創刊する」 +そうかん 相姦 * 倫理に反する性交。「近親相姦」 +そうかん 相関 * 互いに関係しあうこと。「相関関係」 +そうかん 送還 * (特に、外国人を本国に)送りかえすこと。「強制送還」 +そうぎょう 創業 * 事業を新しく始めること。「会社の創業者」 +そうぎょう 操業 * 機械などを操り、仕事をすること。また、一般に業務を行うこと。「操業中の工場」「自転車操業」 +ぞうけい 造形 * 形を造ること。また、造った形。「金属を造形する」「造形が美しい」 +ぞうけい 造詣 * ある分野の深い知識や経験。「造詣が深い」 +そうさ 捜査 * (警察などが)事件について調べること。「犯罪捜査」 +そうさ 操作 * (機械などを)操って動かすこと。「コンピュータを操作する」 +そうさ 走査 * テレビなどで、画面を部分的に更新していくこと。「走査線」 +そうしゃ 掃射 * 機関銃などを敵全体に発射すること。「機銃掃射」 +そうしゃ 操車 * 列車などを路線に配置すること。「操車場」 +そうそう 早々 * 1. 急ぐさま。「早々に引き上げる」\n2. すぐ。「転校早々遅刻した」 +そうそう 草々 * 1. いい加減なようす。「草々に確認を終える」\n2. 手紙の末尾に、簡略であることをわびるために添える語。 +そうと 壮図 * 〈文語〉壮大な企て。 +そうと 壮途 * 〈文語〉勇ましくさかんな門出。 +そくとう 即答 * すぐに答えること。「質問に即答する」 +そくとう 速答 * すみやかに答えること。 +ぞくとう 続投 * 1. 野球などで、投手が続けて投げること。「上原が続投する」\n2. 続けて任にあたること。「幹事長の続投が決まった」 +ぞくとう 続騰 * 物価、株価などが継続して上がること。「株価が続騰する」 +そしゃく 租借 * 他国の領土を借りること。「租借地」 +そしゃく 咀嚼 * 1. かみくだくこと。「食べ物を咀嚼する」\n2. よく理解すること。「文章の内容をよく咀嚼している」 +そじょう 訴状 * 訴える内容が書かれた文書。 +そじょう 俎上 * まないたの上。「俎上の魚」 +そなえる 供える 一段 神仏にお供物をさしあげる。 +そなえる 備える 一段 準備する。 +そめる 初める 一段 〈文語、動詞連用形の後で〉…しはじめる。「咲き初める(=咲き始める)」 +そめる 染める 一段 色をつける。「布を染める」「頬を染める(=頬を赤くする)」 +そらす 逸らす 五段・サ行 〈かな書きも〉はずす。「目を逸らす」「ボールを逸らす」 +そらす 反らす 五段・サ行 後ろへそらせる。「胸を反らす」 +そる 剃る 五段・ラ行 〈かな書きも〉体毛などを、刃物を表面に斜めに当てて根元から切り落とす。「ひげを剃る」 +そる 反る 五段・ラ行 曲がる。「大きく反っている刀」 +たいする 体する サ変・−スル 〈文語〉心にとめて守る。「教えを体する」 +たいする 対する サ変・−スル 1. 〈文語〉面と向かう。「敵に対する」\n2. 〈「~に対する」として、連体形・連用形で〉~を対象とする。~に対応する。「彼に対する評価」「その抗議に対して回答する」 +たいする 帯する サ変・−スル 〈文語〉身につける。「小刀を帯する」 +たいしょう 対症 * 症状に対処すること。「対症療法」 +たいしょう 対称 * 互いに対応して、つりあいがとれていること。「左右対称」 +たいしょう 対象 * 扱おうとするもの。「対象年齢」「質問の対象」 +たいしょう 対照 * 1. 照らし合わせること。「原本と複写を対照して確認する」\n2. 複数の異なるものを並べることによって得られる印象。また、異なること。「主人公とライバルの対照が面白い」「対照的な性格」 +たいせい 体制 * 仕組み。システム。また、社会の中心となる仕組み。「チェック体制」「反体制組織」 +たいせい 体勢 * 体の姿勢。「相手のキックで体勢を崩した」 +たいせい 態勢 * 物事に対する身構えや準備。「受け入れ態勢を整える」 +たいせい 大勢 * 1. おおよその形勢。「選挙結果の大勢が判明する」\n2. 大きな流れ。「社会の大勢に流される」 +たいせき 堆積 * 積み重なること。「土砂が堆積する」 +たいせき 滞積 * 〈まれ〉滞り、積もること。「仕事が滞積する」→堆積 +たえる 堪える 一段 1. 〈「耐える」とも〉その価値がある。「鑑賞に堪える作品」「見るに堪えない(=見ていられないほどひどい)」\n2. 〈「耐える」とも〉要件を満たす。「実用に堪える」 +たえる 絶える 一段 とだえる。続いていた流れなどが止まる。「息が絶える」「血筋が絶える」 +たえる 耐える 一段 〈「堪える」とも〉\n1. 我慢する。「痛みを耐える」\n2. もちこたえる。「水圧に耐える製品」 +たく 炊く 五段・カ行イ音便 (米などを)煮て食べられるようにする。「ご飯を炊く」 +たく 焚く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉\n1. 火をつけて燃やす。また、それによって熱する。「まきを焚く」「風呂を焚く」\n2. (カメラのフラッシュを)点灯させる。 +たこ 凧 * 骨組みに紙などを張りひもをつけ、空気の力で空に飛ばす玩具。 +たこ 蛸 * 〈カタカナ書きも〉八本足の軟体動物。「蛸の刺身」 +たさい 多彩 * 種類が多く、にぎやかなこと。「多彩な顔ぶれ」 +たさい 多才 * さまざまなことに才能が豊かなこと。「多才な人」 +たしょう 他生 * 前世と来世。「他生の縁(=前世までの縁)」〈「多生の縁」とも〉 +たしょう 多生 * 何度も生まれ変わること。「多生の縁(=前世までの縁)」〈「他生の縁」とも〉 +たしょう 多少 * 1. 多いか少ないかの程度。「多少にかかわらずお持ちください」\n2. 多くない様子。少し。「多少のことには目をつぶります」 +たしょう 多祥 * よろこびの多いこと。 +たずねる 尋ねる 一段 質問する。「道を尋ねる」 +たずねる 訪ねる 一段 おとずれる。「知人の家を訪ねる」 +たたえる 称える 一段 称賛する。「勝利を称える」 +たたえる 湛える 一段 〈かな書きも〉\n1. 水などをいっぱいに満たす。「豊かな水を湛える湖」\n2. 表情を顔いっぱいに表す。「満面の笑みを湛える」 +たたかう 戦う 五段・ワ行促音便 〈「闘う」とも〉勝とうとして、または自分の要求を通すために、争う。「決勝戦を戦う」「敵国と戦う」「偏見と戦う」「病魔と戦う」 +たたかう 闘う 五段・ワ行促音便 「戦う」に同じ。精神的な面を強調するときに好んで使われる。「偏見と闘う」「病魔と闘う」 +たたく 叩く 五段・カ行イ音便 1. 手で打つ。「頭を叩く」「肩を叩く」\n2. (くだらないことを)言う。「へらず口を叩く」 +ただす 質す 五段・サ行 質問する。「行動の目的を質す」 +ただす 正す 五段・サ行 正しくする。「過ちを正す」「えりを正す」 +たたむ 畳む 五段・マ行 折り重ねる。「洗濯物を畳む」 +たつ 起つ 五段・タ行 決起する。→立つ4 +たつ 経つ 五段・タ行 (時間が)経過する。「時が経つ」 +たつ 建つ 五段・タ行 (建物が)つくられる。「ビルが建つ」 +たつ 裁つ 五段・タ行 (布などを)裁断する。「布を裁つ」 +たつ 絶つ 五段・タ行 1. 続いていた流れなどを止める。「供給を絶つ」「命を絶つ」\n2. (連絡などが)なくなる。「航空機が消息を絶った」\n3. 〈「断つ」とも〉(関係などを)なくす。「関係を絶つ」 +たつ 断つ 五段・タ行 1. 切り離す。「糸を断つ」\n2. (道などを)通れなくする。「逃げ道を断つ」\n3. 〈「絶つ」とも〉(関係などを)なくす。「関係を断つ」\n4. 続けてしていたことをやめる。「酒を断つ」 +たつ 発つ 五段・タ行 出発する。「福岡に発つ」 +たつ 立つ 五段・タ行 1. 上に向かってまっすぐな状態にある。また、その状態になる。「立っている人」「木が立っている」\n2. 波や煙・ちりなど、またうわさなどが起こる。「波が立つ」「ほこりが立つ」\n3. 身を起こしてその場から去る。「席を立つ」\n4. 決起する。 +たつ 辰 * 干支(えと)の一つ。卯(う)の後、巳(み)の前。 +たつ 竜 * 蛇をモチーフとした、空を飛ぶ想像上の生物。りゅう。ドラゴン。 +たつ 龍 * 「竜」の旧漢字。「竜」と並行して用いられている。 +たっとい 貴い 形容詞・アウオ段 高貴・貴重・崇高であるさま。特に、高貴であるさま。とうとい。「貴い身分」 +たっとい 尊い 形容詞・アウオ段 高貴・貴重・崇高であるさま。特に、貴重・崇高であるさま。とうとい。「尊い生命」「尊い使命」 +たっとぶ 貴ぶ 五段・バ行 →尊ぶ +たっとぶ 尊ぶ 五段・バ行 〈「貴ぶ」とも〉\n1. あがめる。「神を尊ぶ」\n2. 大切にする。「人権を尊ぶ」 +たて 館 * やかた。 +たて 楯 * →盾 +たて 盾 * 手に持ち攻撃を防ぐ防具。 +たてかえる 建て替える 一段 (建物を)つくりなおす。「家を建て替える」 +たてかえる 立て替える 一段 他人のかわりにお金を払い、貸しにする。「食事代を立て替える」 +たてる 建てる 一段 (建物を)つくる。「ビルを建てる」 +たてる 立てる 一段 1. ものを上に向かってまっすぐな状態にする。「看板を立てる」\n2. 波・煙・ちり、またうわさなどを起こす。「波を立てる」「煙を立てる」 +たね 胤 * (特に父親の)血筋。また、それを受け継ぐ人。→種 +たね 種 * 1. 種子。\n2. 何かを引き起こす原因。「悩みの種」\n3. 題材。ネタ。「うわさの種」\n4. 〈「胤」とも〉(特に父親の)血筋。また、それを受け継ぐ人。 +たまう 給う 五段・ワ行促音便 〈「賜う」に同じ〉\n1. 〈文語〉「与える」の尊敬語。「官職を給う」\n2. 〈動詞につく尊敬の助動詞〉なさる。「告げ給う」\n3. 〈動詞につく助動詞〉…なさい。主に命令形で、(時にふざけて)尊大な語気を醸すために使われる。「君の思うことを書きたまえ」 +たまう 賜う 五段・ワ行促音便 〈「給う」に同じ〉\n1. 〈文語〉「与える」の尊敬語。「官職を賜う」\n2. (動詞につく尊敬の助動詞)なさる。\n※この用法では「給う」、またはかな書きが多い。 +たまご 玉子 * 鶏の卵を料理に使うとき、「卵」の代わりに使われる書き方。「玉子豆腐」(=卵豆腐) +たまご 卵 * 1. さまざまな種類の動物の雌が生む、殻または膜で覆われた球状のもの。適切な環境に置かれると中で子が育ち、殻または膜を破って出てくる。「魚の卵」「卵を産む」\n2. 〈「玉子」とも〉特に、鶏の卵。「卵豆腐」(=玉子豆腐)\n3. 将来、育ってそれになる可能性があるもの。「実業家の卵」 +たまる 貯まる 五段・ラ行 金銭的な貯蓄が増える。「貯金が貯まる」 +たまる 溜まる 五段・ラ行 〈かな書きも〉排出や消費・解消がされずに残って、一つの場所にものなどが増えていく。「水が溜まる」「不満が溜まる」「ストレスが溜まる」 +ためる 矯める 一段 〈文語〉形を直す。矯正する。「弓を矯める」「角を矯めて牛を殺す」(小さいことを直そうとして大きいことをだいなしにする) +ためる 貯める 一段 金銭的な貯蓄を増やす。「お金を貯める」 +ためる 溜める 一段 排出や消費・解消をせずに、(意図的または非意図的に)一つの場所にものなどを増やす。「風呂桶にお湯を溜める」「ストレスを溜める」 +たんきゅう 探求 * さがしもとめる。「文化を探求する」 +たんきゅう 探究 * ものごとをさぐり、究めること。「学問を探究する」 +たんこう 炭坑 * 石炭を採掘するためのあな。 +たんこう 炭鉱 * 石炭を採掘する鉱山。 +たんそ 炭素 * 元素のひとつ。炭の主成分。「炭素繊維」 +たんそ 炭疽 * 伝染病のひとつ。「炭疽菌」 +ちめい 知名 * 世間的に名前が知られていること。「芸能人の知名度」 +ちめい 知命 * 50歳のこと。 +ちめい 地名 * 土地の名前。 +ちめい 致命 * 命にかかわること。「致命傷」 +ちゅうせん 抽選 * くじを引くこと。また、くじを引くなどして意図を加えずに選ぶこと。「抽籤」の書き換え。「抽選で景品を贈る」 +ちゅうせん 抽せん * 「抽籤」の書き換え。 +ちゅうせん 抽籤 * くじを引くこと。「抽選」「抽せん」と書き換えられることが多い。 +ちょうい 弔意 * 人の死を哀しむこと。「弔意を表わす」 +ちょうい 弔慰 * 人の死を哀しみ、遺族を慰めること。「弔慰金」 +ちょうし 調子 * 1. 音程やリズム。「調子の外れた歌」「歌と調子を合わせて踊る」\n2. 言葉の勢い。「きつい調子で非難する」\n3. (良い)状態。コンディション。「調子が出る」「調子が悪い」 +ちょうし 銚子 * 千葉にある市名。 +ちょうし 長子 * 一番目の子供。 +ちょうせい 調整 * 数字や量を変えるなどして、うまくいくように持っていくこと。「日程を調整する」 +ちょうせい 調製 * 成分などをきちんと決めてつくること。「調製豆乳」「薬を調製する」 +ちょっかん 直感 * 論理的な思考によらない感覚。「自分の直感を信じる」 +ちょっかん 直観 * 論理的な思考によらずに理解すること。「直観力がある」 +ちょっこう 直交 * 直角に交じわること。「直交する2本の直線」 +ちょっこう 直行 * どこにも寄らずに直接行くこと。「直行便」 +ついきゅう 追及 * (責任などを)相手に問いただすこと。「責任を追及する」 +ついきゅう 追求 * 追いもとめること。「利益を追求する」 +ついきゅう 追究 * (学問などを)究めること。「学問を追究する」 +つかう 遣う 五段・ワ行促音便 「使う」に同じ。「気を遣う」、また時に「金を遣う」などの形で好んで用いられる。 +つかう 使う 五段・ワ行促音便 1. 人やもの・行為を、何かの目的のために役立たせる。「ハサミを使う」「手下を使って嫌がらせをする」「仮病を使って学校を休む」(比喩的に)「気を使う」(=注意を払う)\n2. ついやす。消費する。「ずいぶんと時間を使ってしまった」「金を使いすぎた」 +つく 就く 五段・カ行イ音便 〈1 以外は主にかな書き〉\n1. ある立場になる。または、身をおいている。「社長職に就く」\n2. ある状態になる。「眠りにつく」\n3. 〈「着く」とも〉何かをするために、そのための場所に行く。「食卓につく」「床につく」\n4. ある行動を始める。「帰途につく」 +つく 衝く 五段・カ行イ音便 「突く」に同じ。「怒髪天を衝く」などの形で好んで用いられる。 +つく 着く 五段・カ行イ音便 1. 達する。到着する。「博多に着く」\n2. ある場所を占める。「席に着く」 +つく 撞く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉(鐘などを)棒で叩いて音を鳴らす。「鐘を撞く」 +つく 突く 五段・カ行イ音便 1. とがったものの先端を当てる。「剣で敵を突く」\n2. 〈主にかな書き〉支えとなるものを地面に当てる。「杖をつく」\n3. 鋭く指摘する。「意表を突く」\n4. 鋭く刺激する。「鼻を突く」 +つく 付く 五段・カ行イ音便 1.離れなくなる。定着する。「汚れが付く」「においが付く」「技術が身に付く」\n2. 近くにいるようになる。「サポートが付く」\n3. 注意をとらえる。「気が付く」「目に付く」 +つく 附く 五段・カ行イ音便 →付く +つく 点く 五段・カ行イ音便 〈主にかな書き〉(明かりが)ともる。「電灯がつく」 +つく 搗く 五段・カ行イ音便 〈主にかな書き〉やわらかいものを、棒などで強く押す。また、それを繰り返して作る。「米を蒸してつく」「餅をつく」 +つぐ 継ぐ 五段・ガ行 継承する。「親の仕事を継ぐ」 +つぐ 次ぐ 五段・ガ行 ひとつ下の順位にある。「彼に次いで優秀である」 +つぐ 接ぐ 五段・ガ行 くっつけて一体にする。「骨を接ぐ」「枝を接ぐ」 +つぐ 注ぐ 五段・ガ行 〈かな書きも〉(一人分の容器に液体や穀類を)入れる。「ビールをコップに注ぐ」「おわんにご飯を注ぐ」 +つくる 作る 五段・ラ行 生み出す。こしらえる。製作する。「ホームページを作る」「夕飯を作る」「船を作る」 +つくる 造る 五段・ラ行 「作る」に同じ。大きなもの、また酒などを対象とするときに好んで用いられる。「タンカーを造る」 +つくる 創る 五段・ラ行 「作る」に同じ。創造的な側面を強調するときに好んで用いられる。「未来を創る」 +つけこむ 漬け込む 五段・マ行 漬物を仕込む。「大根を漬け込む」 +つけこむ 付け込む 五段・マ行 (隙などを)利用する。「弱点に付け込む」 +つける 漬ける 一段 液体にひたす。また、そうして保存食を作る。「洗濯物を水に漬ける」「おしんこを漬ける」 +つける 点ける 一段 〈主にかな書き〉明かりをともす。「電灯をつける」 +つける 付ける 一段 1. はなれないようにする。「バッジを付ける」「印を付ける」\n2. 近くに置く。「サポートを付ける」\n3. 注意を払う。「気を付ける」\n4. 〈かな書きも〉追う。追跡する。「彼の跡を付ける」 +つつしむ 謹む 五段・マ行 〈「謹んで」の形で〉うやうやしく。「謹しんでお喜び申し上げます」 +つつしむ 慎む 五段・マ行 気をつける。慎重におこなう。少なめにする、またはやめる。「言葉を慎しむ」「飲酒を慎む」「コメントを慎む」 +つとめる 勤める 一段 勤務する。「大学に勤めている」 +つとめる 努める 一段 努力する。「学力向上に努める」 +つとめる 勉める 一段 →努める +つとめる 務める 一段 役目を担う。「大役を務める」 +つむ 詰む 五段・マ行 1. 将棋で、王将を動かせる場所がなくなる。「あっけなく詰んでしまった」\n2. 〈口語〉どうしようもない状況に陥る。「ゲームで強い敵に囲まれて、詰んだと思ってリセットした」 +つむ 積む 五段・マ行 1. ものを上に重ねる。「まきを積む」\n2. 何かを行なって得た経験などを、自分のものとして身につける。「経験を積む」\n3. 運ぶために、乗り物などに載せる。「トラックに砂利を積む」\n4. 部品としてもつ。搭載する。「最速CPUを積んだパソコン」 +つむ 摘む 五段・マ行 (花などを)指先でつまんで、根元から切ってとる。「花を摘む」 +つりだす 吊り出す 五段・サ行 1. →釣り出す\n2. (相撲で)相手を持ちあげて外にだす。「相手の力士を吊り出す」 +つりだす 釣り出す 五段・サ行 相手のほしがるもので誘い出す。「エサで釣り出す」 +つる 攣る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉ひきつって動かせなくなる。「海の中で足がつった」 +つる 吊る 五段・ラ行 高いところから垂れ下げる。つるす。「ハンモックを吊る」「首を吊る」(=首にひもを回して自分の体を吊るすことで自殺を図る) +つる 釣る 五段・ラ行 1. 魚を針にひっかけてとる。「魚を釣る」\n2. 相手のほしがるもので誘う。「おまけで客を釣る」 +ていする 呈する サ変・−スル 1. (状態などを)示す。「惨状を呈している」\n2. 〈「苦言を呈する」の形で〉述べる。\n3. 〈文語〉差し出す。 +ていする 挺する サ変・−スル 〈「身を挺する」の形で〉すすんで差し出す。 +ていする 訂する サ変・−スル 〈文語〉訂正する。 +ていじ 呈示 * 持っているものを相手に見せる。「チケットを呈示する」\n※「提示」が一般的。 +ていじ 提示 * 1. 持っているものを相手に見せる。「チケットを提示する」\n※「呈示」とも。\n2. 提案として示す。「条件を提示する」 +てっこう 鉄工 * 〈主に複合語で〉鉄を使って工作をすること。「鉄工所」 +てっこう 鉄鉱 * 鉄の原料となる鉱石。「鉄鉱石」 +てっこう 鉄鋼 * 銑鉄(せんてつ)・鋳鉄・鋼鉄などの総称。「鉄鋼業」 +てんい 転位 * 〈主に体内での〉位置が変わること。「骨折部の転位」 +てんい 転移 * 〈がんなどが〉他の場所で発生するようになること。「がんが転移する」 +てんか 転化 * 移り変わること。変化。「意味が転化する」「憧れが憎しみに転化する」 +てんか 転嫁 * (責任などを)なすりつけること。「責任を転嫁する」 +てんしん 転身 * 職業などを変えること。「転身して農家になった」 +てんしん 転進 * 進路や拠点を変えること。「北に転進する」 +てんずる 転ずる サ変・−ズル 1. (状態などを)変える。(状態などが)変わる。「攻勢に転ずる」「好況に転ずる」\n2. (単語の形や意味が)変化する。「あばら肉が転じてバラ肉と呼ばれるようになった」 +てんずる 点ずる サ変・−ズル 〈文語〉\n1. (火を)つける。(明かりを)ともす。「香に火を点じる」\n2. (茶を)たてる。 +とう 問う 五段・ワ行ウ音便 1. 〈文語的〉人に聞く。質問する。「年齢を問う」\n2. 〈主に受身で〉(人の資質などが)試される。「首相としての資質が問われる」\n3. 〈否定形で〉条件にする。「男女問わず採用する」\n4. 〈主に受身で〉疑問を投げかける。疑う。「実効性を問われる」「罪に問われる」(=犯罪の嫌疑をかけられる) +とうか 投下 * 投げ落とすこと。「爆弾を投下する」 +とうか 透過 * 透き通ること。「明かりが透過する」 +とうかい 倒壊 * 倒れ壊れること。「ビルが倒壊する」 +とうかい 韜晦 * 自分の地位や本心などを隠すこと。 +とうき 登記 * 土地などの権利を登記簿に記すこと。「登記簿」 +とうき 投棄 * 投げすてること。「不法投棄」 +とうき 騰貴 * (物価などが)上がること。「物価が騰貴する」 +とうこう 登校 * 授業を受けるため、または勤務するために学校に行くこと。「大学に登校する」「登校拒否」 +とうこう 投稿 * 原稿を募集しているところに、それを送ること。「雑誌に投稿する」「投稿写真」 +とうこう 投降 * 戦いつづけることをあきらめ、降参すること。「犯人が説得に応じて投降する」 +とうさく 倒錯 * (特に性的な欲求などが)本来の形から外れること。 +とうさく 盗作 * 他人の作品を、自分の作品の全部または一部として勝手に使うこと。また、そうして作った作品。「彼の曲を盗作する」「この小説は明らかな盗作だ」 +とうし 凍死 * 凍えて死ぬこと。「雪山で凍死する」 +とうし 投資 * 将来の利益のために、事業などに資金を出したり、努力を傾けたりすること。「株に投資する」「自分自身に投資する」 +とうし 透視 * さえぎるものの向こう側を、何らかの方法で見ること。「X線による透視」「紙に書かれていることを透視する」 +とうし 闘士 * たたかう人。「独立運動の闘士」 +とうし 闘志 * たたかう意志。「闘志が湧く」 +とうとい 貴い 形容詞・アウオ段 高貴・貴重・崇高であるさま。特に、高貴であるさま。「貴い身分」 +とうとい 尊い 形容詞・アウオ段 高貴・貴重・崇高であるさま。特に、貴重・崇高であるさま。「尊い生命」「尊い使命」 +とうとぶ 貴ぶ 五段・バ行 →尊ぶ +とうとぶ 尊ぶ 五段・バ行 〈「貴ぶ」とも〉\n1. あがめる。「神を尊ぶ」\n2. 大切にする。「人権を尊ぶ」 +とうよう 登用 * 人を採用すること。また、要職につけること。「若者を登用する」 +とうよう 当用 * 当面用いること。また、当面の用事。 +とかす 融かす 五段・サ行 〈「溶かす」とも。氷・雪などに対しては「解かす」とも〉固体に熱を加えるなどして、液体にする。「鉄を融かす」 +とかす 解かす 五段・サ行 1. 〈「融かす」「溶かす」とも〉(氷・雪などを)水にする。「氷を解かす」\n2. くしなどで髪の毛を整える。「髪を解かす」 +とかす 溶かす 五段・サ行 1. 粉などを液体に入れ、まぜて一様な液体にする。「小麦粉を水に溶かす」\n2. 液体の性質によって固体を分解する。「金属を塩酸で溶かす」\n3. 〈「融かす」とも。氷・雪などに対しては「解かす」とも〉固体に熱を加えるなどして、液体にする。「鉄を溶かす」 +とく 解く 五段・カ行イ音便 1. ほどく。ほどいて開ける。「結び目を解く」「包装を解く」\n2. くしなどで髪の毛を整える。とかす。\n3. 対話などの手段で解消する。「誤解を解く」\n4. (緊張している状態などを)ゆるめ、なくす。「包囲を解く」\n5. 答えを出す。「謎を解く」 +とく 説く 五段・カ行イ音便 説明する。「仏教の教えを説く」 +とく 溶く 五段・カ行イ音便 粉などを液体に入れ、まぜて一様な液体にする。とかす。「小麦粉を水に溶く」 +とくする 得する サ変・−スル もうける。「くじに当たって得をした」 +とくする 督する サ変・−スル 〈文語〉監督する。 +とくせい 特性 * そのものが持つ特別な性質。「自己相似特性」 +とくせい 特製 * 特別につくること。「特製のケーキ」 +とくちょう 特徴 * 特別に目立つところ。「特徴のある顔立ち」 +とくちょう 特長 * 特別にすぐれたこと。「本製品の特長」 +とける 融ける 一段 〈「溶ける」とも。氷・雪などに対しては「解ける」とも〉固体に熱が加わるなどして、液体になる。「鉄が融ける」 +とける 解ける 一段 1. 〈「融ける」「溶ける」とも〉(氷・雪などが)水になる。「氷が解ける」\n2. ほどける。「結び目が解ける」\n3. (感情的なしこりなどが)解消される。「誤解が解ける」「怒りが解ける」\n4. (緊張している状態などが)ゆるみ、なくなる。「包囲が解ける」\n5. 答えが出る。「謎が解ける」 +とける 溶ける 一段 1. 粉などが液体にまざって一様な液体になる。「砂糖が水に溶ける」\n2. 液体の性質によって固体が分解される。「塩酸に溶ける金属」\n3. 〈「融ける」とも。氷・雪などに対しては「解ける」とも〉固体に熱が加わるなどして、液体になる。「鉄が溶ける」 +とじる 綴じる 一段 〈かな書きも〉\n1. 紙をひもなどで一つにまとめる。「文集をひもで綴じる」\n2. 〈主にかな書き〉料理の具材に卵をかけ、熱してゆるく固める。「カキフライを卵でとじる」 +とじる 閉じる 一段 1. 閉まる。「ドアが閉じる」\n2. 閉める。「店を閉じる」 +ととのう 整う 五段・ワ行促音便 1. きちんとした状態になる。「髪型が整う」\n2. 欠けがなく、準備のできた状態になる。「準備が整う」「書類が整う」 +ととのう 調う 五段・ワ行促音便 →整う +ととのえる 整える 一段 1. きちんとした状態にする。「髪型を整える」\n2. 欠けのない、準備のできた状態にする。「準備を整える」「書類を整える」\n3. 〈「調える」とも〉(味などを)加減してちょうどいい状態にする。「塩コショウで味を整える」 +ととのえる 調える 一段 〈「整える」とも〉(味などを)加減してちょうどいい状態にする。「塩コショウで味を調える」 +とぶ 跳ぶ 五段・バ行 地面をけって、はねるように空中に上がる。また、そのようにしてものを乗り越える。「カエルのように跳ぶ」「ハードルを跳ぶ」 +とぶ 飛ぶ 五段・バ行 1. 空中を移動する。「飛行機が飛ぶ」\n2. 緊急にある場所にかけつける。「現場に飛ぶ」\n3. 蒸発するようになくなる。消える。「記憶が飛ぶ」「炭酸が飛ぶ」\n4. 抜けがある。「日記の日付が一日飛んでいる」 +とまる 止まる 五段・ラ行 1. 動かなくなる。または、流れがなくなる。「車が止まる」「計算機が止まる」「息が止まる」\n2. 飛んでいた虫や鳥などが、身を支える場所につかまってそこにとどまる。「ハエが壁に止まった」 +とまる 泊まる 五段・ラ行 夜を過ごす。宿泊する。「友達の家に泊まる」 +とまる 留まる 五段・ラ行 〈「止まる」とも〉〈かな書きも〉\n1. 固定される。「画鋲(がびょう)で留まっている」「ボタンがなかなか留まらない」\n2. 〈「目に留まる」として〉注意をよぶ。 +とまる 停まる 五段・ラ行 (車などが)動きを止める。→止まる +とめる 止める 一段 動かなくする。または、流れなくする。「車を止める」「計算機を止める」「息を止める」 +とめる 停める 一段 1. (車などを)動かなくする。「赤信号で車を停める」→止める\n2. 駐車する。「駐車場に車を停める」 +とめる 泊める 一段 夜を過ごさせる。宿泊させる。「友達を自宅に泊める」 +とめる 留める 一段 〈「止める」とも〉〈かな書きも〉\n1. 固定する。「貼り紙を画鋲(がびょう)で留める」\n2. 注意を払う。「気を留める」 +とら 虎 * ネコ科の大型動物。「虎の威を借る狐」 +とら 寅 * 干支(えと)の一つ。丑(うし)の次、卯(う)の前。 +とり 鳥 * 鳥類の総称。「飛ぶ鳥あとを濁さず」 +とり 酉 * 干支(えと)の一つ。申(さる)の次、戌(いぬ)の前。「お酉さま」 +とる 採る 五段・ラ行 〈「取る」とも〉\n1. (人を)採用する。「新人を採る」\n2. (方針などを)採択する。選んでそれを実行する。「親米路線を採る」\n3. 採取する。「木の実を採る」 +とる 撮る 五段・ラ行 撮影する。「写真を撮る」 +とる 取る 五段・ラ行 〈採る・摂る・捕る・執るも参照〉\n1. 手でつかむ。「ボールを取る」\n2. 自分のものにする。確保する。「免許を取る」「予約を取る」「人のカバンを取る」\n※「盗む」の意味では「盗る」とも書く。\n3. (離れた店に食べ物を)注文して持ってこさせる。「店屋物を取る」\n4. なくす。取り除く。「水気を取る」\n5. (代価などを)求める。「水を飲むのにも金を取られる」\n6. さまざまな単語と組み合わせて、「調整する」などの意味で使う。「バランスを取る」「機嫌を取る」 +とる 摂る 五段・ラ行 〈「取る」とも〉(栄養などを)摂取する。「鉄分を摂る」 +とる 盗る 五段・ラ行 〈「取る」とも〉盗む。「人のカバンを盗る」 +とる 捕る 五段・ラ行 〈「取る」とも〉つかまえる。「ハエを捕る」 +とる 執る 五段・ラ行 〈「取る」とも〉\n1. 手に持つ。「筆を執る」\n2. おこなう。「指揮を執る」 +ない 無い 形容詞・アウオ段 存在しない。「お金が無い」 +ないしん 内申 * 内申書の略。上級学校を受験する際、その人についての諸情報を当該校に伝えるために出身下級学校が作成する書類。 +ないしん 内診 * 婦人科等で、女性器の内部を診察すること。「内診台」 +ないぞう 内蔵 * 内側にそなえる。また、そなえたもの。「記憶装置を内蔵する」「内蔵スピーカー」 +ないぞう 内臓 * 動物が、生命維持のために体内にそなえる器官。人間の場合、胃・腸・肝臓など。「魚の内臓を取り除いて食べる」 +なおす 治す 五段・サ行 (病気やけがなどを)治療する。「風邪を治す」 +なおす 直す 五段・サ行 元の状態、または望ましい状態にする。「故障車を直す」「くせを直す」「機嫌を直す」「誤字を直す」 +なおる 治る 五段・ラ行 (病気などから)回復する。「風邪が治る」 +なおる 直る 五段・ラ行 元の状態、または望ましい状態になる。「故障車が直る」「くせが直る」「機嫌が直る」「誤字が直っている」 +なか 中 * ものの内部や中間、空間の内部、時間の間。また、できごとのさなか。「暗闇の中」「大雨の中駆けつける」「中6日の登板」 +なか 仲 * 人などとの関係。「彼との仲」「仲のいい友人」 +ながい 永い 形容詞・アウオ段 時間が非常に長い、または永遠であることを示すために、「長い」の代わりに使われる。「永い冬」→長い +ながい 長い 形容詞・アウオ段 (細いものの)幅が大きい。または、時間が長期にわたる。「長い柱」「長い時間」 +なかま 中間 * 福岡県にある市名。 +なかま 仲間 * 共になにかをする人の集まり。「飲み仲間」「仲間割れ」 +なぎ 凪 * 風がない状態。「夕凪」 +なぎ 薙 * 〈文語〉山の崩れている場所。 +なく 泣く 五段・カ行イ音便 1. 涙を流す。「映画を見て泣く」\n2. 苦労する。「一円を笑うものは一円に泣く」 +なく 鳴く 五段・カ行イ音便 1. (動物などが)声をあげる。「にわとりが鳴く」\n2. (麻雀で)ルールに従い、他の参加者から牌(パイ)をもらう。 +なく 啼く 五段・カ行イ音便 〈普通「鳴く」〉(特に野鳥が)声をあげる。「ほととぎすが啼く」 +なく 哭く 五段・カ行イ音便 〈普通「泣く」〉\n1. 人が大声をあげてなげき悲しむ。\n2. →鳴く2 +なくす 亡くす 五段・サ行 (人に)死なれる。「親を亡くす」 +なくす 無くす 五段・サ行 1. うっかりして失う。紛失する。「財布を無くす」\n2. 取り去る。ないようにする。「痛みをなくす」 +なくなる 亡くなる 五段・ラ行 〈尊敬語〉死ぬ。「先生が亡くなる」 +なくなる 無くなる 五段・ラ行 1. うっかりして失われる。「財布が無くなる」\n2. 消える。ないようになる。「痛みがなくなる」 +なす 為す 五段・サ行 〈文語〉〈「成す」とも〉する。「善行を為す」 +なす 成す 五段・サ行 〈文語〉\n1. 作り上げる、または成し遂げる。「財を成す」「名を成す」(=有名になる)\n2. 構成する。「根幹を成す」 +なめす 鞣す 五段・サ行 〈主にかな書き〉動物の表皮に加工して、柔らかくしたり耐久性をもたせたりする。「皮をなめす」 +なめる 嘗める 一段 →舐める +なめる 舐める 一段 〈かな書きも〉\n1. 舌で表面をなでる。また、そのようにして食べる。「アメを舐める」\n2. 軽く見る。「彼を舐めてかかる」 +ならす 慣らす 五段・サ行 1. なじませる。「肩を慣らす」\n2. (動物などを)慣れるようにする。かいならす。「シカを慣らす」 +ならす 均す 五段・サ行 〈主にかな書き〉均等にする。「土をならす」 +ならす 鳴らす 五段・サ行 音をさせる。「笛を鳴らす」 +ならぶ 並ぶ 五段・バ行 1. 列をつくる。「ラーメン屋に並ぶ」\n2. 同等になる。「彼に並ぶ記録」 +なる 成る 五段・ラ行 1. うまくいく。成就する。「為せば成る」\n2. 〈主にかな書き〉構成される。「三つの要素からなる」\n3. 〈主にかな書き〉かわる。達する。「冬になる」 +なる 鳴る 五段・ラ行 音が出る。「鐘が鳴る」 +なれる 慣れる 一段 1. 繰り返し、または長期間触れることで普通に、または快適に感じるようになる。なじむ。また、それによって上達する。「日本の生活に慣れる」「目が慣れる」「機器の操作に慣れる」\n2. 〈「馴れる」とも〉動物が、人間を警戒しなくなる。 +なれる 熟れる 一段 〈文語〉熟成する。「味噌が熟れる」 +なれる 馴れる 一段 〈「慣れる」とも〉動物が、人間を警戒しなくなる。 +なれる 狎れる 一段 〈文語〉打ち解けすぎる。 +におう 臭う 五段・ワ行促音便 悪いにおいがする。「トイレが臭う」 +におう 匂う 五段・ワ行促音便 よいにおいがする。「香水が匂う」 +にくい 憎い 形容詞・アウオ段 1. 強く嫌いに思うようす。「憎い犯人」\n2. 好ましい。「憎い心遣い」 +にくい 難い 形容詞・アウオ段 〈連用形に続けて〉〈主にかな書き〉困難である。「走りにくい靴」 +にくむ 憎む 五段・マ行 強く嫌う。憎悪する。「犯人を憎む」 +にる 似る 一段 同じように見える。「似ている親子」 +にる 煮る 一段 (食材を)水に入れて熱を通す。「大根を煮る」 +ねんとう 年頭 * 年の初め。 +ねんとう 念頭 * 考え。「今言ったことを念頭に置く」 +ねんぽう 年俸 * 年ごとの給料。「年俸制」 +ねんぽう 年報 * 年次の報告。 +のける 除ける 一段 〈主にかな書き〉\n取り除く。「いらないものをのける」 +のける 退ける 一段 〈主にかな書き〉〈複合語で〉\nしりぞける。「人を押しのけて進む」 +のせる 載せる 一段 1. 〈「乗せる」とも〉運ぶためにものを乗り物の上や中に置く。「車を船に載せる」\n2. 部品としてもたせる。搭載する。「最新CPUを載せたパソコン」\n3. 出版物などに掲載・記載する。「雑誌に記事を載せる」 +のせる 乗せる 一段 1. 人を乗り物に入れて移動させる。「ちょっとそこまで乗せてください」\n2. 移動する媒体や経路に入れる。「流れに乗せる」「軌道に乗せる」\n3. 〈「載せる」とも〉何かのすぐ上に置く。「魚を皿に乗せる」\n4. ほめて調子づかせる。「調子に乗せる」「人を乗せるのがうまい」 +のぞく 除く 五段・カ行イ音便 取りのける。取り除く。「嫌いなものを除く」 +のぞく 覗く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉\n1. 見えにくいもの、隠されているものを見る。「節穴から中を覗く」「部屋を覗く」\n2. 見えにくいもの、隠されているものがふと見える。「結い上げた髪からうなじが覗く」\n3. ふと立ち寄る。「講義を覗く」「中古屋を覗く」 +のぞむ 望む 五段・マ行 1. 希望する。「転勤を望む」\n2. 遠くに見る。「遠くの山々を望む」 +のぞむ 臨む 五段・マ行 1. (ある状況に)当たる。目の前にする。「手術に臨む」「試合に臨む」「毅然たる態度で臨む」\n2. (場所を)目の前にする。「海に臨む家」 +のっとる 乗っ取る 五段・ラ行 〈否定的な意味合いで〉支配下に置く。「飛行機を乗っ取る」「コンピュータを乗っ取る」「会社を乗っ取る」 +のっとる 則る 五段・ラ行 決められたことに従う。「規則に則って行う」 +のばす 延ばす 五段・サ行 1. 時間を遅らせる。延期する。「締め切りを延ばす」「出発を延ばす」\n2. 〈「伸ばす」とも〉既存のものに付け加えて長くする。「路線を延ばす」 +のばす 伸ばす 五段・サ行 1. 長くする。「爪を伸ばす」「路線を伸ばす」\n2. まっすぐにする。「背筋を伸ばす」「しわを伸ばす」\n3. 勢いなどを増やす。「勢力を伸ばす」 +のびる 延びる 一段 1. 時間が遅れる。延期される。「締め切りが延びる」「出発が延びた」\n2. 〈「伸びる」とも〉既存のものに付け加えられて長くなる。「路線が延びる」 +のびる 伸びる 一段 1. 長くなる。「爪が伸びる」「路線が伸びる」\n2. まっすぐになる。「背筋が伸びる」「しわが伸びる」\n3. 勢いなどが増える。「勢力が伸びる」 +のべる 延べる 一段 〈文語〉→延ばす。「出発を延べる」 +のべる 述べる 一段 言う。「進捗状況について述べる」 +のべる 伸べる 一段 〈文語〉\n1. →伸ばす。\n2. 〈「手を伸べる」として〉手をさし出す。「救いの手を伸べる」 +のぼる 昇る 五段・ラ行 〈「上る」とも〉まっすぐ上にあがる。上昇する。「日が昇る」「頭に血が昇る」 +のぼる 上る 五段・ラ行 1. 低いところから高いところに、または周辺とされる場所から中心に行く。「坂を上る」「川を上る」「日が上る」「頭に血が上る」\n※まっすぐ上がる場合は「昇る」とも書く。\n2. 数量が大きくなる。「予算が3億円に上る」\n3. 話などにとりあげられる。「話題に上る」 +のぼる 登る 五段・ラ行 人や動物が、主に手足を使って高い場所に行く。「富士山に登る」「木に登る」 +のむ 飲む 五段・マ行 1. 液体を喉から体内に入れる。また、特に酒についてそれを行う。「水を飲む」「酒を飲む」「彼と飲みに行く」\n2. 固形物を喉から体内に入れる。「錠剤を飲む」\n3. (たばこなどを)吸う。「たばこを飲む」「アヘンを飲む」\n4. (相手の条件を)受け入れる。「要求を飲む」\n5. 圧倒する。「雰囲気に飲まれて契約した」\n6. (涙や息を)こらえる。止める。「涙を飲んで撤退する」「その光景に息を飲んだ」\n※1の酒について、また2〜6については「呑む」とも。 +のむ 呑む 五段・マ行 →飲む +のる 載る 五段・ラ行 1. 〈「乗る」とも〉何かのすぐ上に置かれる。「魚が皿に載っている」\n2. 〈「乗る」とも〉ものが、運ぶためのものに入る。「荷物がトランクに載らない」\n3. 部品としてもつ。搭載される。「最新CPUが載ったパソコン」\n4. 出版物などに掲載・記載される。「雑誌に記事が載る」 +のる 乗る 五段・ラ行 1. 人が乗り物に入って移動する。「電車に乗って行く」\n2. 〈「載る」とも〉何かのすぐ上に置かれる。「魚が皿に乗っている」\n3. 〈「載る」とも〉ものが、運ぶためのものに入る。「荷物がトランクに乗らない」\n4. 移動する媒体や経路に入る。「流れに乗る」「軌道に乗る」\n5. ほめられて調子づく。「すぐ調子に乗る」 +はいする 廃する サ変・−スル 〈文語〉用いない。「添加物の使用を廃する」 +はいする 拝する サ変・−スル 〈文語〉おがむ。「地蔵を拝する」 +はいする 排する サ変・−スル 〈文語〉排除する。「不純物を排する」 +はいする 配する サ変・−スル 〈文語〉配分する。「警備を配する」 +ばいしゅん 買春 * 男が金銭で女を買うこと。 +ばいしゅん 売春 * 女が金銭を目当てに体を売ること。 +はいすい 排水 * 水を排泄する。「排水溝」 +はいすい 配水 * 水を配給する。「配水管」 +はいふ 配付 * ひとりひとりに配ること。「出席者に資料を配付する」\n※この意味でも「配布」がよく使われる。 +はいふ 配布 * 1. 広く配ること。「ビラを配布する」\n2. 〈「配付」とも〉ひとりひとりに配ること。「出席者に資料を配布する」 +はえる 映える 一段 1. 光を受けて輝く。「夕日に映える川」\n2. ひきたつ。「青い空に映える白い建物」 +はえる 栄える 一段 立派に見える。「栄えない人」 +はえる 生える 一段 (植物、毛などが)出てくる。育つ。伸びる。「草が生える」「毛が生える」 +はかる 計る 五段・ラ行 計測する。「血圧を計る」「時間を計る」※長さなどについては「測る」、重さについては「量る」とすることが多い。 +はかる 諮る 五段・ラ行 相談する。「理事会に諮る」 +はかる 図る 五段・ラ行 しようとする。もくろむ。「対処を図る」「脱走を図る」 +はかる 測る 五段・ラ行 (長さなどを)調べる。計測する。「駅までの距離を測る」\n※「計る」とも。 +はかる 謀る 五段・ラ行 1. (よくないことを)企てる。「脱走を謀る」→図る\n2. だます。陥れる。「彼に謀られた」 +はかる 量る 五段・ラ行 (重さなどを)調べる。計測する。「体重を量る」\n※「計る」、「測る」とも。 +はく 穿く 五段・カ行イ音便 〈主にかな書き〉(ズボンなどを)身につける。「ズボンをはく」 +はく 掃く 五段・カ行イ音便 (ほこりなどを)払う。「床を掃く」 +はく 吐く 五段・カ行イ音便 1. 口から外に出す。特に、吐瀉物(としゃぶつ)を口から外に出す。「つばを吐く」「息を吐く」「飲みすぎて吐いてしまった」\n2. 口のような場所から外に出す。「ばい煙を吐く煙突」\n3. 〈否定的な意味合いで〉言う。「捨てぜりふを吐く」\n4. 追及されて本当のことを言う。白状する。「犯人がついに吐いた」 +はく 履く 五段・カ行イ音便 (靴などを)足につける。「靴を履く」 +はぐ 矧ぐ 五段・ガ行 矢をつくる。「矢を矧ぐ」 +はぐ 剥ぐ 五段・ガ行 むく。はがす。「毛皮を剥ぐ」「身ぐるみ剥ぐ」(=身につけているものを強奪する) +ばくふ 幕府 * 将軍のいる場所。また、将軍の政権。「江戸幕府」 +ばくふ 瀑布 * 滝。 +はげる 禿げる 一段 1. 毛髪がなくなる。「頭が禿げる」\n2. 山から木がなくなり、地面が露出する。「禿げた山」 +はげる 剥げる 一段 表面がはがれる。「ペンキが剥げる」 +はじめ 始め * 1. 〈主に複合語で〉〈「初め」とも〉はじめること。また、はじめてすぐの時期。「仕事始め」「付き合い始めの時期」\n2. 〈「~を始め」の形で〉〈かな書きも〉主なもの。筆頭。「総理を始め、全閣僚が参加した」 +はじめ 初め * 早い時期。「年の初め」 +はぜ 黄櫨 * ウルシ科の木。 +はぜ 鯊 * ハゼ科の魚。 +ばち 鉢 * (「はち」の連濁)ふかざら。「すり鉢」 +ばち 罰 * 神仏が与える罰(ばつ)。「罰があたる」 +はな 花 * 植物の生殖にかかわる器官。「花びら」 +はな 華 * 華やかなもの。「彼の演技には華がある」 +はなす 放す 五段・サ行 1. つかんでいたのをやめる。「包丁を放す」\n※「手をはなす」は「離す」とすることが多い。\n2. (動物を)自由にする。野生にもどす。「クマに発信機をつけて放す」 +はなす 離す 五段・サ行 1. くっついていたもの、または近かったものどうしを分けて遠くする。「受話器を耳から離す」「画面から顔を離す」\n2. 〈「目を離す」の形で〉視線をそらす。「目を離したすきに逃げられた」 +はなす 話す 五段・サ行 言葉を使う。言葉で伝える。「日本語を話す」「真実を話す」 +はなれる 放れる 一段 →離れる +はなれる 離れる 一段 1. くっついていたもの、または近かったものどうしが分かれて遠くなる。「ガムが床から離れない」\n2. 距離を置く。「危ないから離れなさい」\n3. 去る。「日本を離れる」\n4. 距離がある。「10メートル離れている」 +はね 羽 * 〈「羽根」とも〉鳥や昆虫、飛行機などが飛ぶために使うもの。つばさ。※昆虫のものは「翅」とも。 +はね 羽根 * 〈「羽」とも〉\n1. 鳥のつばさを構成する、一本一本の羽毛。「羽根ペン」\n2. 小さな玉に鳥の羽毛をつけた遊具。また、それに似せた遊具。「羽根つき」「バドミントンの羽根」 +はやい 早い 形容詞・アウオ段 1. 時間があまりたっていない。時間が前である。「まだ晩ご飯には早い」「朝の早い時間」\n2. 短い時間しかかからない。「待つより電話したほうが早い」 +はやい 速い 形容詞・アウオ段 すみやかである。速度がある。「進歩が速い」「速い車」 +はやまる 早まる 五段・ラ行 時間が早くなる。「出発時刻が早まる」 +はやまる 速まる 五段・ラ行 速度が速くなる。「速度が速まる」 +はやめる 早める 一段 時間を早くする。「出発時刻を早める」 +はやめる 速める 一段 速度を速くする。「足を速める」 +はやる 逸る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉あせる。「はやる気持を抑えられない」 +はやる 流行る 五段・ラ行 流行する。「彼の髪型は流行っている」「風邪が流行る」 +はる 張る 五段・ラ行 1. かけわたす。「綱を張る」\n2. 広がる。「根が張る」\n3. ふくらむ。「腹が張る」\n4. 表面にできる。「水面に氷が張る」\n5. (容器に液体を)満たす。「風呂に湯を張る」\n6. 同じ場所にいて観察を続ける、または待ち伏せる。張り込む。「家の前で3時間も張っていた」\n7. (価格などが)高い。「値が張る」\n8. 強くする。「欲を張る」\n9. (体の一部を)高めに持ち上げる。「胸を張る」(胸を反らせる、誇らしげにする) +はる 貼る 五段・ラ行 表面にべたっとくっつける。また、そのように見えるようにする。「切手を貼る」「ウェブページに画像を貼る」 +はんざつ 繁雑 * ごちゃごちゃしていること。「繁雑な図」 +はんざつ 煩雑 * こみいっていてめんどうなことこと。「煩雑な事務手続き」 +はんれい 判例 * 裁判での判決の先例。「最高裁での判例」 +はんれい 反例 * 反証となる例。「命題の反例」 +はんれい 凡例 * 1. 主に辞典などの書物において、編集方針や注記法などを掲げたもの。\n2. 図表などで、使用される表記法などを示すためにつけられた解説文。 +ひきあげる 引き上げる 一段 1. 引っぱって高い位置に移す。「ファスナーを引き上げる」\n2. つるすなどして、まっすぐ上にあげる。「海に落ちた車を引き上げる」\n3. (値段や数字などを)上げる。「値段を引き上げる」\n4. もとの場所に戻る。「戦場から引き上げる」\n5. (与えたもの・預けたものなどを)回収する。「資金を引き上げる」\n6. (派遣していた人員などを)帰ってこさせる。撤退させる。「軍隊を引き上げる」\n※2, 4, 5, 6では「引き揚げる」とも。4, 6 では、出征先からの帰還の場合によく「引き揚げる」が使われる。 +ひきあげる 引き揚げる 一段 〈「引き上げる」とも〉\n1. つるすなどして、まっすぐ上にあげる。「海に落ちた車を引き揚げる」\n2. もとの場所に戻る。「戦場から引き揚げる」\n3. (与えたもの・預けたものなどを)回収する。「資金を引き揚げる」\n4. (派遣していた人員などを)帰ってこさせる。撤退させる。「軍隊を引き揚げる」 +ひきのばす 引き延ばす 五段・サ行 〈「引き伸ばす」とも〉\n1. 〈否定的な意味合いで〉遅らせる。「返事を引き延ばす」\n2. 平たいものをのばす。「生地を引き延ばして薄くする」 +ひきのばす 引き伸ばす 五段・サ行 1. 引っぱって長くする。「バネを引き伸ばす」\n2. (写真を)拡大して現像する。「写真を引き伸ばす」 +ひく 引く 五段・カ行イ音便 1. 端などを持って自分のほうに動かす。「ひもを引く」「弓を引く」\n2. 端などを持って、自分も動きながらそれにつれて動かす。「人力車を引く」「子供の手を引いて歩く」\n3. (一部分を)後ろに動かす。「あごを引く」「顔を引いてよけた」\n4. 減らす。減算する。「5から3を引く」\n5. 〈「惹く」とも〉人の関心などを起こす。「気を引く」「興味を引く」\n6. (線などを)えがく。「地面に白線を引く」\n7. (線状に伝わるものを)通じさせる。「村に電気が引かれる」\n8. (油などを)平らにのばす。「フライパンに油を引く」\n9. もとの場所に戻す。「軍を引く」\n10. 〈「退く」とも〉しりぞく。「身を引く」(=引退する)「手を引く」(=かかわりをやめる)\n11. (辞書などで)求める項目をさがす。「単語を辞書で引く」\n12. 〈若者言葉〉異常とみなし、かかわりたくないと思う。「彼の話を聞いて内心引いてた」 +ひく 曳く 五段・カ行イ音便 〈一般的には「引く」〉端などを持って、自分も動きながらそれにつれて動かす。「人力車を曳く」「船を曳く」\n※船について使う場合が多い。 +ひく 牽く 五段・カ行イ音便 〈一般的には「引く」〉端などを持って、自分も動きながらそれにつれて動かす。「牛に犁(すき)を牽かせる」\n※家畜などについて使う場合が多い。 +ひく 惹く 五段・カ行イ音便 〈「引く」とも〉人の関心などを起こす。「気を惹く」「興味を惹く」 +ひく 退く 五段・カ行イ音便 〈一般的には「引く」〉しりぞく。「身を退く」「手を退く」→引く10 +ひく 弾く 五段・カ行イ音便 (楽器などを)鳴らす。演奏する。「ピアノを弾く」 +ひく 碾く 五段・カ行イ音便 〈主にかな書き〉臼(うす)で食べ物をすりつぶす。「麦をひく」 +ひく 轢く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉(車などで)生物を下じきにする。または、はねとばして死傷させる。「車で人を轢く」 +ひじょう 非常 * 1. ただごとではないこと。「非常事態」\n2. 程度が普通ではないこと。「非常な悲しみ」 +ひじょう 非情 * 情けがないこと。「非情な男」 +ひそむ 潜む 五段・マ行 かくれる。「物陰に潜む」 +ひそむ 顰む 五段・マ行 〈文語〉(眉を)しかめる。「眉を顰む」 +ひそめる 潜める 一段 1. 〈「身を潜める」として〉隠れる。\n2. 〈「声を潜める」として〉小声になる。 +ひそめる 顰める 一段 〈かな書きも〉(眉を)しかめる。「眉を顰める」 +ひつじ 未 * 干支(えと)の一つ。午(うま)の次、申(さる)の前。 +ひつじ 羊 * 主に毛を刈って糸や織物にするために家畜とされる動物。 +ひとで 人手 * 1. 働く人の数。「人手が足らない」\n2. 他人の所有。「人手に渡る」\n3. 人の手作業。「人手で注釈をつける」 +ひとで 人出 * 人が集まること。「花火大会に多くの人出がありました」 +ひなん 避難 * 災害などから逃れること。「火災から避難する」 +ひなん 非難 * 〈「批難」に同じ〉非があると思う相手を言葉で責めること。「彼の失敗を非難する」 +ひなん 批難 * 〈「非難」に同じ〉非があると思う相手を言葉で責めること。「彼の失敗を批難する」 +ひょうする 表する サ変・−スル あらわす。「敬意を表する」 +ひょうする 評する サ変・−スル 批評する。「この映画を評する」 +ひょうき 標記 * 1. 標題として記すこと。また、その内容。「標記の文には矛盾がある」\n2. しるしとしてつけること。また、その内容。「ロゴを標記する」 +ひょうき 表記 * 1. 文字などであらわすこと。「英語で表記する」\n2. おもてにしるすこと。「『数学』と表記されたノート」 +ひょうけつ 票決 * 投票で決めること。「単純多数で票決する」 +ひょうけつ 表決 * 議案に対して賛否を示すこと。「起立によって表決する」 +ひょうけつ 評決 * 議論して決めること。また、その結論。「陪審員が有罪の評決を告げた」 +ひょうしょう 表彰 * 人々の前で功績を誉め、伝えること。「表彰状」 +ひょうしょう 表象 * 象徴すること。象徴。 +ひょうはく 漂泊 * さまようこと。「各地を漂泊する」 +ひょうはく 漂白 * 水などにさらして白くすること。「油汚れを漂白する」 +ひょうはく 表白 * 〈文語〉思いを述べること。「自らの苦悩を表白する」 +ひんする 瀕する サ変・−スル (危機などが)せまる。「危機に瀕する」 +ひんする 貧する サ変・−スル 貧乏な状態になる。また、貧乏な状態にある。「富める者貧する者」 +びん 瓶 * 〈「壜」に同じ。一般的〉〈かな書きも〉\nガラスなどの器。「空き瓶」 +びん 便 * 交通手段・運送手段について、一度の移動。「午後一番の便で送る」 +びん 壜 * →瓶 +ふす 付す 五段・サ行 〈「附する」とも〉\n1. 〈文語〉つけたす。「預託金に付す利子」\n2. (審査、評議などに)通す。「審査に付す」\n3. 扱いをする。「一笑に付す」(=笑ってかたづける)「不問に付す」(=問わない) +ふす 賦す 五段・サ行 〈文語〉くばる。 +ふす 附す 五段・サ行 →付する +ふする 付する サ変・−スル 〈文語〉〈「附する」とも〉〈普通「付す」〉\n1. つけたす。「預託金に付する利子」\n2. (審査、評議などに)通す。「審査に付する」\n3. 扱いをする。「一笑に付する」(=笑ってかたづける)「不問に付する」(=問わない) +ふする 賦する サ変・−スル 〈文語〉くばる。 +ふする 附する サ変・−スル →付する +ふうこう 風光 * 自然の景色。「風光に恵まれた地」「風光明媚」 +ふうこう 風向 * かざむき。「風向計」 +ふえる 殖える 一段 〈「増える」が一般的〉\n(繁殖や利殖によって)数が多くなる。「貯金が殖える」「菌が殖える」 +ふえる 増える 一段 数が多くなる。「人数が増える」「貯金が増える」「菌が増える」\n※繁殖や利殖による場合は「殖える」とも。 +ふか 付加 * 付け加えること。「おまけを付加する」 +ふか 負荷 * (機械などでの)仕事の量。「高負荷」「負荷平均」 +ふか 孵化 * 卵からかえること。「ひよこが孵化する」 +ふかす 更かす 五段・サ行 夜おそくまで起きている。「夜を更かす」 +ふかす 吹かす 五段・サ行 1. (タバコを)吸う。\n2. 〈「…風を吹かす」として〉(それに見合わない者が)そのような態度を見せつける。「先輩風を吹かす」 +ふかす 蒸かす 五段・サ行 〈主にかな書き〉蒸気で加熱する。むす。「芋をふかす」 +ふきゅう 不休 * 〈主に「不眠不休」として〉休むことのないこと。「不眠不休で働く」 +ふきゅう 不朽 * 長く価値を保つこと。「不朽の名作」 +ふく 拭く 五段・カ行イ音便 布などで表面をこすってきれいにする。ぬぐう。「机を拭く」 +ふく 吹く 五段・カ行イ音便 1. 口から息を強く出してものに当てる。「ろうそくを吹いて消す」\n2. 口から息を出して音を立てる。「笛を吹く」\n3. 〈「噴く」とも〉(液体や気体が)中から勢いよく出る。または、勢いよく出す。「血が吹く」「銃が火を吹く」\n4. 中からあらわれる。または、中からあらわす。「芽が吹く」「肌が粉を吹く」\n5. 〈主に「ほらを吹く」として〉うそをつく。\n6. 〈若者言葉〉笑い出す。吹き出す。「画像を見て思わず吹いた」 +ふく 葺く 五段・カ行イ音便 (屋根を)瓦やわらなどで覆う。「屋根を葺く」 +ふく 噴く 五段・カ行イ音便 〈「吹く」とも〉(液体や気体が)中から勢いよく出る。または、勢いよく出す。「血が噴く」「銃が火を噴く」 +ふくす 伏す 五段・サ行 〈文語〉かがむ。 +ふくす 復す 五段・サ行 〈文語〉もとにもどす。 +ふくす 服す 五段・サ行 したがう。「刑に服す」「喪に服す」 +ふくする 伏する サ変・−スル 〈文語〉かがむ。 +ふくする 復する サ変・−スル 〈文語〉もとにもどす。 +ふくする 服する サ変・−スル したがう。「刑に服する」「喪に服する」 +ふくしゅう 復習 * もう一度勉強すること。「英語の授業を復習する」 +ふくしゅう 復讐 * しかえし。かたきうち。「親の復讐をする」 +ふくす 復す 五段・サ行 〈文語〉もとにもどす。「元の状態に復する」 +ふくす 服す 五段・サ行 〈文語〉したがう。「刑に服す」「喪に服す」 +ふくすい 腹水 * 腹にたまった水。 +ふくすい 覆水 * 〈「覆水盆に返らず」として〉こぼれた水は元に戻らない。取り返しがつかない。 +ふくせん 伏線 * あとになって関連してくること。「伏線をはる」「このことはのちに起こる事件の伏線となっている」 +ふくせん 複線 * 複数の線。鉄道においては、上下の線路を併設すること。「高速道路の複線化」「複線軌道」 +ふける 更ける 一段 夜になって時間がたつ。「夜が更ける」 +ふける 老ける 一段 年をとる。また、そう見えるようになる。「彼の顔は老けている」「苦労ですっかり老けてしまった」 +ふける 耽る 一段 〈かな書きも〉他のことを忘れるほど、そのことだけをする。耽溺(たんでき)する。「物思いに耽る」「豪遊に耽る」 +ふこう 不孝 * 孝行でないこと。「親不孝」 +ふこう 不幸 * 幸せでないこと。「不幸な事件」 +ふしん 普請 * 建物の工事。「安普請」 +ふしん 腐心 * 目的のためにいろいろ考えること。また、目的のために努力すること。「構造改革に腐心する」 +ふしん 不審 * あやしいこと。「不審者」 +ふしん 不振 * (成績などが)ふるわないこと。ぱっとしないこと。「打撃不振」 +ふじん 夫人 * 他人の妻に対する尊称。「真珠夫人」 +ふじん 婦人 * 成人女性。「婦人会」 +ふす 臥す 五段・サ行 〈「伏す」とも〉横になる。「床に臥す」 +ふす 伏す 五段・サ行 腹ばいになる。また、土下座する。「地に伏す」「伏してお願いする」 +ふせい 不整 * 整っていないこと。「不整脈」 +ふせい 不正 * 正しくないこと。正しくない行為。「不正な利用」「政治の不正を糾弾する」 +ふせい 不斉 * 対称でないこと。「不斉炭素原子」 +ふせつ 付設 * 〈「附設」とも〉付属して設置すること。「テニスコートを付設する」 +ふせつ 附設 * →付設 +ふせつ 敷設 * 〈「布設」に同じ。一般的〉広い範囲に設置すること。「鉄道を敷設する」 +ふせつ 布設 * 〈「敷設」に同じ〉広い範囲に設置すること。「鉄道を布設する」 +ふたく 付託 * 〈「附託」とも〉処置を委ねること。「核問題を安保理に付託する」 +ふたく 附託 * →付託 +ふたく 負託 * 人に責任を持たせてまかせること。「国民の負託を受ける」 +ふっきゅう 復仇 * 1. かたきをうつこと。\n2. やりかえすこと。 +ふっきゅう 復旧 * 元通りにすること。「停電から復旧した」 +ふてい 不貞 * 浮気をすること。「不貞をはたらく」 +ふてい 不定 * 定まっていないこと。「不定形」「住所不定無職の男」 +ふてき 不敵 * 相手を軽く見るさま。「不敵な笑い」「大胆不敵」 +ふてき 不適 * 適さないこと。「飲料水として不適である」 +ふとう 不当 * 正当でないこと。「不当な扱いを受ける」 +ふとう 不等 * 等しくないこと。「不等号」 +ふどう 不動 * 1. 動かないこと。「直立不動」\n2. 堅固でゆるがないこと。「不動の地位」 +ふどう 不同 * (順序について)基準がないこと。「掲載順序は不同です」「順不同」 +ふむ 践む 五段・マ行 〈まれ〉「踏む」に同じ。 +ふむ 踏む 五段・マ行 1. 足で下じきにする。「エンピツを踏む」「祖国の地を踏む」\n2. やり方に従う。踏襲する。「手順を踏む」\n3. 〈「韻を踏む」として〉押韻する。 +ふやす 殖やす 五段・サ行 〈「増やす」が一般的〉(繁殖や利殖によって)数を多くする。「貯金を殖やす」「菌を殖やす」 +ふやす 増やす 五段・サ行 数を多くする。「人数を増やす」「貯金を増やす」「菌を増やす」※繁殖や利殖による場合は「殖やす」とも。 +ふよう 扶養 * 養うこと。「扶養家族」「三人の家族を扶養している」 +ふよう 浮揚 * 1. 〈文語〉浮きあがること。また、浮き上がらせること。「水面に浮揚する」\n2. (景気や人気について)状況を改善する、または改善させること。「景気浮揚策」 +ふよう 不用 * 使わないこと。「不用品」\n※「不用品」は「不要品」とも。 +ふよう 不要 * 必要でないこと。「手続きは不要です」「不要品」\n※「不要品」は「不用品」とも。 +ふりだす 降り出す 五段・サ行 (雨など)が降り始める。「雨が降り出した」 +ふりだす 振り出す 五段・サ行 1. 振り始める。「手を振り出した」\n2. (手形・小切手などを)発行する。「小切手を振り出す」 +ふる 降る 五段・ラ行 (雨などが)空から落ちる。「雨が降る」「2階から水が降ってきた」 +ふる 振る 五段・ラ行 1. ゆり動かす。「バットを振る」\n2. (粉などを)まく。かける。「コショウを振る」\n3. (仕事などを)割り当てる。「仕事を振る」\n4. (話題などを)向ける。「そんな話題を振られても反応に困る」\n5. (交際相手と)交際を断つ。(交際の申し込みを)断る。「彼に振られて泣いていた」「告白したけれど振られた」\n※「フる」「フラれる」とも。 +ふるい 旧い 形容詞・アウオ段 →古い +ふるい 古い 形容詞・アウオ段 1. 〈まれに「旧い」とも〉できてから、あるいは起こってから時間がたっている。また、より新しいものに置き換えられている。「古い資料」「古い考え方」\n2. できてから、あるいは起こってから長い時間がたっている。古代のものである。「古い時代の記録」「古い言い伝え」 +ふるう 振るう 五段・ワ行促音便 〈「揮う」とも。かな書きも〉\n1. 大きく振り動かす。「指揮棒を振るう」\n2. いかんなく発揮する。「腕を振るう」「熱弁を振るう」\n3. (暴力を)おこなう。「暴力を振るう」\n4. 〈主に否定形で〉勢いがある。「成績が振るわない」 +ふるう 揮う 五段・ワ行促音便 →振るう +ふるう 震う 五段・ワ行促音便 〈文語〉震動する。震える。 +ふるう 奮う 五段・ワ行促音便 (勇気・気力などを)わきたたせる。ふりしぼる。「勇気を奮う」 +ふるう 篩う 五段・ワ行促音便 〈主にかな書き〉ふるいにかける。「小麦粉をふるう」 +ぶんか 分化 * 異なるものに変わり、分かれていくこと。「細胞が分化する」 +ぶんか 分科 * 分けられた科目。「分科会」 +ぶんか 文化 * 人間の風俗、思考など独自に育んだものの総称。「古代ローマの文化」「重要文化財」「文化系サークル」 +ぶんか 文科 * 人文科学・社会科学などの科目。「文科系の大学院」 +ふんぜん 憤然 * 憤るさま。「彼の発言に憤然とする」 +ふんぜん 奮然 * 奮いたつさま。「奮然といきごむ」 +へいこう 平行 * 1. 同一面上の直線がどこまでも交わらないこと。「2本の平行な線」\n2. (移動について)形や傾きをかえないこと。「平行移動」\n3. 〈「並行」「併行」とも〉同時におこなうこと。「学業と平行して執筆する」 +へいこう 平衡 * (物や心の)つりあいがとれている状態。バランス。「平衡感覚」 +へいこう 並行 * 1. ならんで進むこと。「高速道路と並行する国道」\n2. 〈「平行」「併行」とも〉同時におこなうこと。「学業と並行して執筆する」 +へいこう 併行 * 〈「並行」「平行」とも〉同時に行うこと。「学業と併行して執筆する」 +へいこう 閉口 * 困ること。「彼のわがままに閉口する」 +へいこう 閉校 * 学校が閉鎖されること。 +へんけい 変型 * 特殊な型。「変型チラシ」 +へんけい 変形 * 形が変わる、または形を変えること。「消しゴムが変形する」「変形ロボット」 +へんざい 偏在 * 偏って存在すること。「一部地域に偏在する資源」 +へんざい 遍在 * 広く存在すること。「世界に遍在する情報」 +へんしゅう 偏執 * 〈「へんしつ」とも読む〉偏ったことに執着すること。「偏執狂」 +へんしゅう 編修 * (歴史書などを)まとめること。「日本書紀の編修過程」 +へんしゅう 編集 * 1. 元となる資料を整理し、書籍や画像、動画などにまとめること。「雑誌を編集する」「結婚式の動画を編集する」\n2. (パソコンなどでデータを)改変する。「ファイルを編集した後に上書き保存をする」 +へんしゅう 編輯 * →編集 +べんずる 便ずる サ変・−ズル 〈文語〉用をたす。 +べんずる 弁ずる サ変・−ズル 〈文語〉のべる。 +へんせい 変性 * 性質が変わること。「細胞が変性する」 +へんせい 変声 * 声変わりすること。「変声期」 +へんせい 編制 * (決まった規模の)団体を組織すること。「師団を編制する」「学級の編制」 +へんせい 編成 * まとめあげること。「チームを編成する」「予算を編成する」 +へんれい 返戻 * 返しもどすこと。「返戻金」 +へんれい 返礼 * 1. 礼・贈り物を受け取り、同等のものを返すこと。また、その行為や品。「返礼を贈る」\n2. いやな仕打ちを受けて、それに対してしかえしをすること。 +ほうおう 法王 * 教皇のこと。「ローマ法王」\n※現在は「教皇」が正式。 +ほうおう 法皇 * 仏門に入った上皇。 +ぼうさつ 忙殺 * 忙しくて他のことができないこと。用事に追われること。「仕事に忙殺される」 +ぼうさつ 謀殺 * 計画的に殺人すること。 +ほうしょう 報奨 * (行為などに対して)報いることによってすすめること。「若年者雇用に対する報奨金」 +ほうしょう 報償 * 報いるため、または償うために支払うこと。「退職に対する報償金」「被害に対する報償金」 +ほうしょう 褒賞 * 善行などをほめたたえること。また、それに対して与える賞。「軍功を褒賞する」「功労に対する褒賞金」 +ほうずる 報ずる サ変・−ズル 1. 〈文語〉むくいる。\n2. 報道する。「首相の訪朝が報じられた」 +ほうずる 奉ずる サ変・−ズル 〈文語〉うけたまわる。 +ほうずる 崩ずる サ変・−ズル 〈文語〉亡くなる。崩御する。 +ほかん 保管 * 保存・管理すること。「金品を保管する」 +ほかん 補完 * 足りないところを補うこと。「言葉を補完する」 +ほけん 保健 * 健康を保つこと。「保健室」 +ほけん 保険 * 1. 加入者から掛け金を集め、取り決めたこと(偶然の事故など)があったときに補償金を支払う制度。「保険に加入する」\n2. あてにしていることがうまくいかなかったときのために用意しておくこと。また、それに使うもの。「行きつけの店が休みのときの保険として他の店を見ておく」 +ほしょう 保証 * 確かだということに責任を持つこと。「借金の保証人」 +ほしょう 保障 * ある状態や水準を守ること。「安全保障」「失業者の生活保障」 +ほしょう 補償 * 損害などを補うこと。「事故の補償金」 +ほしょうきん 保証金 * 債務などの担保として支払う金。「家を借りるのに保証金を払う」 +ほしょうきん 補償金 * 損害を補うための金。「事故の被害に対する補償金をもらった」 +ほせい 補整 * 補って整えること。「句読点を補整する」\n※まれ。主に「補正」が使われる。 +ほせい 補正 * 調整して、正しい、または望ましい状態にすること。「補正予算」「手ぶれを補正する」 +ほそく 捕捉 * つかまえること。また、レーダーなどで検知すること。「目標を捕捉する」 +ほそく 補足 * 足りないところを補うこと。「彼の説明を補足します」 +ぼたん 牡丹 * ボタン科の木。 +ぼたん 釦 * 〈主にカタカナ〉\n1. 服をとめるもの。「ボタンをかけちがえる」\n2. 押すことによって機械を制御する小さな突起物。また、それを模したコンピュータ画面上の表現。「火災を通報するためのボタン」「ボタンをマウスでクリックする」 +ほどう 舗道 * 舗装された道路。 +ほどう 歩道 * 歩く人のための道。 +ほひつ 補弼 * 君主の政治を補佐すること。 +ほひつ 補筆 * 補って書くこと。 +ほる 掘る 五段・ラ行 1. 地面の土を取り除く、または平たいものの一部を削るなどしてくぼみをつくる。「土を掘る」「壁に穴を掘る」\n2. 地面の土を取り除いて、埋まっているものを取り出す。「サツマイモを掘る」 +ほる 彫る 五段・ラ行 1. きざみこむ。「板に文字を彫る」\n2. 材料を削ってつくりあげる。「熊の彫刻を彫る」 +ほんい 本位 * 〈接尾語〉~を基準とする。「自分本位の勝手な考え」「金本位制度」 +ほんい 本意 * 本当の意志。本来意図するところ。「それは私の本意ではない」 +ほんい 翻意 * 決めたことを変えること。「説得して翻意を促した」 +ほんだい 本代 * 本の代金。 +ほんだい 本題 * 中心となる題目。「本題に入ります」 +ほんりゅう 奔流 * 激しい流れ。「時代の奔流に流される」 +ほんりゅう 本流 * 1. (分岐する河川の)もっとも大きな流れ。「本流に支流が合流する」\n2. (情勢の)もっとも大きな、または伝統のある流れ。「社内の本流」「保守本流」 +まかす 委す 五段・サ行 →任す +まかす 任す 五段・サ行 〈「委す」とも〉\nゆだねる。任せる。「仕事を任す」「想像に任す」 +まかす 負かす 五段・サ行 負けさせる。「試合で相手を負かす」 +まかせる 委せる 一段 →任せる +まかせる 任せる 一段 〈「委せる」とも〉\n1. ゆだねる。相手の自由にさせる。「仕事を任せる」「後は想像に任せます」\n2. 〈「意に任せる」として、主に否定形で〉〈文語〉思うようになる。「なかなか意に任せない」 +まく 巻く 五段・カ行イ音便 〈「捲く」とも〉\n1. 薄いものや細いものを、その端や別のもののまわりに沿って回し、からみつかせる。また、それをきつくする。また、そのようになる。「糸を巻く」「傷に包帯を巻く」「ぜんまいを巻く」「葉が巻く」\n2. (渦などが)できる。「渦を巻く」\n3. 慣用句の一部として使われる。「煙(けむ)に巻く」(=理解しにくいことを話して相手を混乱させる)「舌を巻く」(=感心する)「管を巻く」(=くどくどと同じようなことを何度もしゃべる) +まく 捲く 五段・カ行イ音便 →巻く +まく 撒く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉\n1. (粉や液体を)散らばらせる。かける。散布する。「水を撒く」\n2. (紙などを、散布や手渡し・郵送などで)広範囲に行き渡らせる。「ビラを撒く」\n3. 〈「巻く」とも〉(追跡するものの)視野から逃れる。「車の速度を上げて追跡を撒く」 +まく 蒔く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉(成長させる目的で、種を地面に)散らばらせる。または、地中に埋める。「種を蒔く」 +まく 幕 * 1. 上から垂らす布。特に、劇場などで舞台の前に垂らす布。「垂幕」「幕を下ろす」\n2. 1によって区切られる一場面。「第二幕」\n3. 1が下りて、出し物が終了すること。また一般に、終了すること。「勝利の場面で幕となった」「この事件は犯人逮捕で幕となった」\n4. 〈「出る幕」として〉かかわる場面。「親の出る幕じゃない」 +まく 膜 * 薄い皮。「半透膜」「牛乳が膜を張る」 +まざる 交ざる 五段・ラ行 〈「混ざる」が一般的〉違う種類のものが入り込んでまぎれる。「商品に偽物が交ざる」 +まざる 混ざる 五段・ラ行 1. 〈「交ざる」とも〉違う種類のものが入り込んでまぎれる。「商品に偽物が混ざる」\n2. 液体や気体に、別のものが入って一体となる。「淡水に海水が混ざる」 +まじる 交じる 五段・ラ行 〈「混じる」が一般的〉\n1. 違う種類のものが入り込んでまぎれる。「商品に偽物が交じる」\n2. 違う性質の集団に入る。「若者に交じって勉強する」 +まじる 混じる 五段・ラ行 1. 〈「交じる」とも〉違う種類のものが入り込んでまぎれる。「商品に偽物が混ざる」\n2. 液体や気体に、違う種類のものが入って一体となる。「淡水に海水が混じる」\n3. 〈「交じる」とも〉違う性質の集団に入る。「若者に混じって勉強する」 +ます 升 * 米などをはかるうつわ。 +ます 鱒 * 〈かな書きも〉サケ科の魚。 +まぜる 交ぜる 一段 〈「混ぜる」が一般的〉違う種類のものを入れてまぎれさせる、または一体とする。「商品に偽物を交ぜる」 +まじる 混ぜる 五段・ラ行 1. 〈「交ぜる」とも〉違う種類のものを入れてまぎれさせる。「商品に偽物を混ぜる」\n2. 液体や気体に、違う種類のものを入れて一体とする。「淡水に海水を混ぜる」 +まち 街 * 〈「町」とも〉にぎやかな通り。「街に出る」 +まち 町 * 1. 〈「街」とも〉家や商店などが集まっている場所。「町なかに住む」\n2. 地方公共団体のひとつ。町(ちょう)。「町役場」 +まつる 祭る 五段・ラ行 →祀る +まつる 奉る 五段・ラ行 〈文語〉さしあげる。「神号を奉られた」 +まつる 祀る 五段・ラ行 〈「祭る」とも〉\n1. (死者や神仏を)あがめ、安置する。「死者を祀る場」\n2. (死者や神仏を)あがめ、儀式を行う。「死者を祀る祝日」 +まつる 纏る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉まつり縫いをする。「スカートの裾をまつる」 +まゆ 眉 * 目の少し上に生えている毛。「眉毛」「眉をひそめる」(=不快な気持ちをあらわにする) +まゆ 繭 * 蚕などが、変態にあたってさなぎを保護するために糸を吐いて作るもの。「繭を生産している農家」 +まわり 回り * 〈「廻り」とも〉\n1. (さまざまな意味で)回ること。回りぐあい。「換気扇の回りが悪い」「地方回り」「酒の回りが早い」\n2. 〈接尾語〉〈「周り」とも〉…にかかわる部分。「水回りのトラブル」 \n3. 〈助数詞〉回る回数をあらわす。「ひと回りする」\n4. 大きさなどの差について、主観的な一段階ぶんをあらわす。年齢については、干支(えと)のひと回りである12年をあらわす。「普通のものよりふた回りほど小さい」「年齢がひと回り近く離れている」 +まわり 廻り * →回り +まわり 周り * 〈「回り」とも〉取り囲むあたり。周囲。周辺。「駅の周りには何もない」「周りの人がじゃまだ」 +みえ 見栄 * 他人に自分をよく見せようとすること。虚栄心。「彼女は見栄を張りすぎだ」「見栄のためにブランド品を買う」 +みえ 見得 * 1. 〈「見得を切る」として〉役者が一瞬止まりポーズをとること。「役者が見得を切った」\n2. 〈特に「大見得を切る」として〉おおげさに話す。また、大口をたたく。「一人の犠牲者も出さないと大見得を切った」 +みことのり 詔 * 天皇のことば。古くは、大事の際の天皇のことばを指した。 +みことのり 勅 * 古く、小事の際の天皇のことばを指した。 +みだす 見出す 五段・サ行 見はじめる。「しかられているのにテレビを見出した」 +みだす 乱す 五段・サ行 乱れさせる。「風紀を乱す」「集中力を乱す」 +みつりょう 密漁 * 違法に漁を行なう。「禁漁区域で魚を密漁する」 +みつりょう 密猟 * 違法に猟を行なう。「鹿を密猟する」 +みとる 看取る 五段・ラ行 臨終に付き添う。「親の臨終を看取る」\n※「見取る」とも。 +みとる 見取る 五段・ラ行 見て理解する。見て取る。「彼の本心を見取る」 +みにくい 見にくい 形容詞・アウオ段 見ることが難しい。また、見て理解しにくい。「色が多くて地下鉄の路線図が見にくい」 +みにくい 醜い 形容詞・アウオ段 見た目がよくない。または、嫌悪をもよおすほど悪い。醜悪である。「醜いアヒルの子」「醜い心根」 +みはる 見張る 五段・ラ行 1. あたりを見渡して番をする。「倉庫を見張る」\n2. 〈「瞠る」とも〉(目を)大きく開いて見つめる。「目を見張る」「目を見張るような(=すばらしい)美しさ」 +みはる 瞠る 五段・ラ行 →見張る2 +みる 看る 一段 →見る5 +みる 観る 一段 (出し物などを)観賞する。「映画を観る」「ビデオを観る」→見る2 +みる 見る 一段 〈「視る」とも〉\n1. 目でとらえる。「リンゴを見る」\n2. 〈「観る」とも〉(出し物などを)観賞する。「映画を見る」「ビデオを見る」\n3. 目で確認して、批評や訂正をする。「学生の論文を見てやった」\n4. 確かめる。観察して判断する。「様子を見る」「ブレーキの調子を見る」\n5. 〈「看る」とも〉世話をする。「寝たきりの親の面倒を見る」\n6. 推測する。みなす。「殺人と見て捜査する」\n7. 〈「~な目を見る」として〉(いやなことを)経験する。「大変な目を見た」 +みる 視る 一段 →見る +みる 診る 一段 診察する。「患者を診る」 +みんせい 民政 * 1. 民衆にかかわる政治。「民政局」\n2. 文民による政治。「軍政から民政に移行する」 +みんせい 民生 * 民衆の生活。「民生委員」 +みんぞく 民俗 * 民衆の伝統的な文化。「民俗芸能」 +みんぞく 民族 * 同じ言語や文化・歴史などを共有し、一体感を持つ人々の集まり。「民族主義」「民族大移動」 +むえん 無縁 * 1. 縁がないこと。「汚職とは無縁である」\n2. 縁者がいないこと。「無縁墓地」 +むえん 無鉛 * 鉛を含まないこと。「無鉛ガソリン」 +むえん 無塩 * 塩を含まないこと。「無塩のトマトジュース」 +むく 向く 五段・カ行イ音便 1. (ある方向に対して)顔など、主な部分が正面になるように動く。「彼の方を向く」\n2. 適する。ちょうどいい。「この仕事は彼の性格に向いている」\n3. (意識などが、ある対象に)動く。「気が向かない」(=やる気にならない) +むく 剥く 五段・カ行イ音便 〈かな書きも〉\n1. (皮などを)取り去って中身だけにする。「リンゴを剥く」「ミカンの皮をを剥く」\n2. (目や歯を)露出させる。「目を剥いて怒った」「牙を剥く」 +むしょう 無償 * 報酬、または代金のないこと。「無償で働く」「無償で貸し出す」 +むしょう 無性 * 〈「無性に」として〉(欲求などに関して)やたらに。「無性に食べたくなる」 +むじょう 無上 * この上なくよい・大きいこと。「無上の喜び」 +むじょう 無常 * 全てのものははかなく滅びるということ。また、はかなさ。「人生の無常を感じる」 +むじょう 無情 * 情けをかけないこと。容赦のないこと。「無情にも最後の望みが絶たれた」 +むめい 無名 * 1. 名前が広く知られていないこと。「無名の新人」\n2. 名前のついていないこと。「無名の山に名前をつけた」\n3. 名前が記入されていないこと。無記名。「無名の手紙」 +むめい 無銘 * 作者の名前が入ってないこと。 +むれる 群れる 一段 1. (動物が)1か所に集まる。「羊が群れる」\n2. (人間が)集団を作る。徒党を組む。「仲良し同士で群れる」 +むれる 蒸れる 一段 1. 湿気がこもる。「靴が蒸れる」\n2. 蒸していたものができあがる。「シュウマイが蒸れる」 +め 眼 * →目 +め 目 * 〈「眼」とも〉\n1. 光を感じる感覚器。「目を見つめる」\n2. 視線。「冷静な目で判断する」\n3. 〈「見た目」として〉外見。「見た目がよくない」\n4. 〈形容詞に続いて〉経験。「ひどい目にあった」\n5. (台風などの)中心。「台風の目」\n6. 穴があいているところ。「目が細かいざる」\n7. (さいころの)数字をあらわすためにつけた点。また、転がして上になったその数。「同じ目が2回連続で出た」\n8. 〈接尾語〉助数詞に付き、はじめからの数ということを示す。「3回目の挑戦」 +めいかい 明解 * 1. わかりやすいこと。「明解な文章」\n2. はっきりと解説すること。 +めいかい 明快 * すっきりとわかりやすいこと。「明快な返事をした」「単純明快」 +めいき 明記 * はっきりと記すこと。「条件を明記する」 +めいき 銘記 * 心に刻んで忘れないこと。「教えを銘記する」 +めいずる 命ずる サ変・−ズル 命令する。「転勤を命ずる」 +めいずる 銘ずる サ変・−ズル 1. 〈文語〉きざみつける。「石に名を銘ずる」\n2. 〈「肝に銘ずる」として〉心にしっかりと刻みつける。 +もうける 設ける 一段 1. (場などを)用意する。「懇親会を設ける」「給水所を設ける」\n2. (建物・規則・組織などを)新たに作る。設置・設定する。「制限を設ける」「部署を設ける」 +もうける 儲ける 一段 1. 金銭的な利益を得る。「株で儲ける」\n2. 〈口語〉意外なことで得をする。「うちのチーム不戦勝だってさ。儲けたな」\n3. 〈主にかな書き〉子供をもつ。「一子をもうけた」 +もえる 燃える 一段 1. 炎が立つ。燃焼する。「家が燃える」\n2. 情熱がわきおこる。「心が燃える」「だんだん燃えてきた」 +もえる 萌える 一段 1. 芽が出る。「草木が萌える」\n2. 〈若者言葉〉可愛らしいと感じ、愛情や保護欲をかきたてられる。また、そのような感情を起こす。「彼女の上目遣いに萌えた」「萌える絵」 +もくする 黙する サ変・−スル 黙る。「黙して語らず」 +もくする 目する サ変・−スル 1. そうではないかと推測する。「犯人と目される」\n2. 将来そうなるのではないかと推測する。「次期社長と目される」\n3. 有望視する。嘱望する。「将来を目される小説家」 +もっこう 木瓜 * 紋の名。 +もっこう 木工 * 1. 木材を使って工作すること。\n2. 〈文語〉大工。 +もの 者 * 〈修飾句に続いて〉人。へりくだるとき、責めるときや、文語体の文などで用いられる。「部下の者が失礼をいたしました」「活動を妨害する者がいる」「免許を有する者」 +もの 物 * 1. 物体。手に取れるような対象。「部屋に物が多い」「持参する物」\n2. 商品の品質。「物はいいが値段が高い」\n3. 具体的に対象を示さないとき、一部の動詞の目的語として使う。「物を食べる」「物を考える」「物を書く」\n4. 〈主にかな書き〉無生物に対し、形式名詞として使う。「果物を切ったものを皿に載せる」「この靴は彼のものだ」 +もも 股 * →腿 +もも 腿 * 〈「股」とも〉足の、膝から付け根までの部分。特に、その柔らかい部分。ふともも。「腿をたたいた」 +もも 桃 * 夏に、食用となる果実をつけるバラ科の木。また、その果実。「熟した桃」 +もる 洩る 五段・ラ行 →漏る +もる 盛る 五段・ラ行 1. 山状に積み上げる。「土を盛る」「丼にご飯を盛る」「果物をざるに盛る」\n2. (食べ物などに、毒を)知られないように入れて飲ませる。「毒を盛る」「一服盛られた」\n3. (文章や条項などに)含める。「計画を報告書に盛る」\n4. 〈若者言葉〉髪を山状に整える。「頭を盛る」\n5. 〈若者言葉〉おおげさに言う。誇張する。「話盛ってるんじゃないの」 +もる 漏る 五段・ラ行 〈「洩る」とも〉(水などが)もれる。「天井から水が漏る」 +やく 焼く 五段・カ行イ音便 1. 火をつけて燃やす。または、火にかけて加熱する。また、そのようにしてつくる。「紙を焼く」「芋を焼く」「ケーキを焼く」\n2. (肌を)日光などに当てて濃い色にする。「肌を焼く」\n3. (光メディアに、データを)記録する。「ISOイメージを焼く」\n4. 〈「手を焼く」として〉扱いに苦労する。〈「世話を焼く」として〉世話をする。〈「焼き餅を焼く」として〉嫉妬する。→妬く +やく 妬く 五段・カ行イ音便 嫉妬する。「あの人とよく一緒にいるからって妬いてるみたい」 +やくしゃ 役者 * 1. 役柄を演じる人。「ひいきの役者」\n2. 演技のうまい人。「お前は役者だな」 +やくしゃ 訳者 * 翻訳をした人。翻訳者。「この本の訳者」 +やくす 約す 五段・サ行 約束する。「再会を約す」 +やくす 訳す 五段・サ行 翻訳する。「英文を日本語文に訳す」 +やこう 夜光 * 暗いところで光ること。「夜光虫」「夜光時計」 +やこう 夜行 * 1. 夜に行くこと。「夜行バス」\n2. 夜に行動すること。「夜行動物」 +やさしい 易しい 形容詞・イ段 〈かな書きも〉わかりやすい、またはやりやすい。簡単、容易である。「この問題は易しい」「易しい手品」 +やさしい 優しい 形容詞・イ段 〈かな書きも〉\n1. やわらかく、とげとげしくない。「優しい音楽」\n2. 思いやりや気づかいがある。「優しい子供」 +やすい 安い 形容詞・アウオ段 値段が低い。「安い服」 +やすい 易い 形容詞・アウオ段 〈動詞の連用形に続いて〉\n1. 簡単である。「解き易い問題」\n2. すぐにそうなる。「壊れ易い品物」 +やむ 止む 五段・マ行 (続いていた雨・音などが)とまる。「雨が止む」「電話の音が止む」 +やむ 病む 五段・マ行 1. 病気になる。「心身が病む」「気を病む」(=心配する)\n2. 〈若者言葉〉〈「病んでる」として〉精神・行動が正常でない。「そこまで束縛するなんて、その彼絶対病んでるって」 +やめる 止める 一段 〈主にかな書き〉していたことをしなくなる、またはする予定だったことをしないことにする。「話すのをやめる」「参加するのをやめる」 +やめる 辞める 一段 (職などから)離れる。辞す。「会社を辞める」 +やる 遣る 五段・ラ行 行かせる。「おつかいに遣る」 +やわらか 柔らか * 1. 〈「軟らか」とも〉力を加えると形をすぐ変えるようす。かたくないようす。「柔らかなクッション」\n2. おだやかであるようす。「柔らかな表情」 +やわらか 軟らか * →柔らか1 +やわらかい 柔らかい 形容詞・アウオ段 1. 〈汎用的〉力を加えると形をすぐ変える。かたくない。「柔らかいクッション」「体が柔らかい」「柔らかい肉」「野菜を柔らかく煮る」\n2. おだやかである。「柔らかい表情」 +やわらかい 軟らかい 形容詞・アウオ段 1. 柔らかい1 に同じ。特に、ぐにゃぐにゃしたものに対して使う。「軟らかい肉」「野菜を軟らかく煮る」\n2. (水について)カルシウムやマグネシウムのイオン含有量が少ない。硬度が低い。軟水である。「軟らかい水」 +ゆうせい 優勢 * 勢いが優ること。形勢がよいこと。「こっちのチームが優勢だ」 +ゆうせい 優性 * (遺伝子が)対立する遺伝子と組み合わされたときに、相手のものではなくみずからの形質をあらわすこと。「優性遺伝」 +ゆうせい 優生 * すぐれているとされる遺伝的形質をもつこと。また、そのようなものを残そうとすること。「優生学」 +ゆうせい 有性 * 雌雄があること。「有性生殖」 +ゆうせい 遊星 * 惑星のこと。 +ゆうせい 郵政 * 郵便事業のこと。「郵政民営化」 +ゆうせい 雄性 * (動植物の)おす。 +ゆうわ 宥和 * 敵などに対し、要求を少なくしたり譲歩したりして関係を保とうとすること。「宥和政策」 +ゆうわ 融和 * (人が)仲よくまじりあうこと。「民族が融和する」 +ゆく 往く 五段・カ行イ音便 →行く +ゆく 行く 五段・カ行促音便ユク 〈「往く」とも〉今の場所から移動する。「海に行く」 +ゆく 逝く 五段・カ行促音便 死ぬ。「父親が逝く」 +よい 好い 形容詞・アウオ段 →良い +よい 善い 形容詞・アウオ段 〈まれ〉道徳的に正しい。「善い行ない」→良い2 +よい 良い 形容詞・アウオ段 1. 〈「好い」とも〉好ましい。すぐれている。望ましい状態である。「良い商品」「良い天気」「頭が良い」「気持ちが良い」\n2. 〈まれに「善い」とも〉道徳的に正しい。「良い行い」 +よういん 要員 * 必要な人員。「作業要員」 +よういん 要因 * おもだった原因。「負けた要因」 +ようかい 容喙 * 口出しすること。「容喙を許さない」 +ようかい 溶解 * 1. 液体にまざり、均一になること。「食塩を水に溶解させる」\n2. 〈金属の場合は「熔解」とも〉固体が熱により液体になること。「氷河が溶解する」「溶解炉」 +ようかい 熔解 * 〈「溶解」とも〉(金属について)固体が熱により液体になること。「熔解炉」 +ようけん 用件 * 用事。「用件を伺います」「用件のみにて失礼します」 +ようけん 要件 * 1. 必要な条件。「この商品は要件を満たしている」\n2. 〈まれ〉主要な内容。「要件のみにて失礼します」 +ようせつ 溶接 * 〈「熔接」とも〉(金属などを)溶かしてくっつけること。「柱を溶接する」 +ようせつ 熔接 * →溶接 +ようせつ 夭折 * 若いうちに死ぬこと。 +よじょう 余剰 * あまり。「余剰人員」 +よじょう 余情 * 残るような味わい。「余情がない」 +よす 止す 五段・サ行 〈主にかな書き〉やめる。「いたずらをよす」 +よぶ 呼ぶ 五段・バ行 1. 声をかける。「彼の名前を呼ぶ」\n2. 声をかけて、あるいは連絡して来させる。「妹を呼ぶ」「鑑識を呼ぶ」「友達を懇親会に呼ぶ」\n3. 人や物を指すのに、ある名前を使う。名付ける。「彼をあだ名で呼ぶ」「部長と呼ぶ」\n4. (人気などを)集める。「大変な人気を呼んだ」 +よむ 詠む 五段・マ行 詩歌をつくる。「一句詠む」 +よむ 読む 五段・マ行 1. 文字として書かれたものを見て、それを声に出して聞かせる。「子供に絵本を読んでやる」\n2. 文字を見て意味を理解する。「本を読む」\n3. 状況を見てとり、心情や内情や、将来などを予測する。「市場を読む」「表情を読む」「一手先を読む」 +よる 依る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉\n1. (別のものに)頼る。依存する。「努力によるところが大きい」\n2. (別のものの程度や性質に)従う。応じる。「人によって感じ方が違う」\n3. 手段とする。「血液検査により診断する」\n4. 受身文で、動作主を明示するために使う。…に。「独裁者によって占領された」 +よる 因る 五段・ラ行 〈主にかな長き〉(事象について)原因となる。「ウィルスによる障害」 +よる 寄る 五段・ラ行 1. 近づく。「そばに寄る」\n2. 集まる。「日本人同士が寄ると日本語を使ってしまう」\n3. 場所が一方向にずれる。「北に少し寄ったところに引っ越す」「画像が少し寄ってしまった」\n4. 一方にかたよる。「弁当を縦に運んだら寄ってしまった」\n5. ついでに行く。立ち寄る。「店に寄る」\n6. (しわが)できる。「服にしわが寄る」 +よる 拠る 五段・ラ行 〈主にかな書き〉根拠とする。もとづく。「国連決議による攻撃」「彼女の説明によると」 +よる 選る 五段・ラ行 〈文語〉選ぶ。 +よる 撚る 五段・ラ行 〈「縒る」とも〉〈かな書きも〉(糸などについて)ねじりあわせる。また、そうして作る。「糸を撚る」「ひもを撚る」 +よる 縒る 五段・ラ行 →撚る +よろこぶ 悦ぶ 五段・バ行 →喜ぶ +よろこぶ 歓ぶ 五段・バ行 →喜ぶ +よろこぶ 喜ぶ 五段・バ行 〈「悦ぶ」「歓ぶ」とも〉\n1. うれしく思う。「泣いて喜ぶ」\n2. 〈行為に対して、主に否定形で〉よいと思う。肯定的に見る。「子供が遠出することを喜ばない」\n3. 〈挨拶文で〉〈「慶ぶ」とも〉めでたく思う。(よいことを)願う。「時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます」 +よろこぶ 慶ぶ 五段・バ行 〈挨拶文で〉〈「喜ぶ」とも〉めでたく思う。(よいことを)願う。「時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます」 +らんちょう 乱丁 * 書物について、ページの順が乱れていること。「乱丁本」 +らんちょう 乱調 * 調子が乱れていること。「今日の投手は乱調気味だ」 +りっぽう 立方 * 1. 三乗。「立方根」(=三乗根)\n2. 長さの単位の前に付けて、その1単位の縦・横・高さのものが持つ体積の単位をつくる。「1立方メートル」\n3. 長さを示す語の後に付けて、その長さの縦・横・高さの空間をあらわす。「30センチ立方の空間」 +りっぽう 立法 * 法律をつくること。「立法院」 +りょうする 諒する サ変・−スル 〈文語〉おもいやる。 +りょうする 領する サ変・−スル 〈文語〉領有する。 +りんかい 臨海 * 海に臨むこと。「臨海都市」 +りんかい 臨界 * 1. そこで性質が大きく変わるような境界。「臨界点」(気体または液体として存在できる限界の温度と圧力)「臨界状態」(原子核分裂が一定速度で続くような状態)\n2. 〈比喩的に〉それ以上我慢できないような、感情の限界。「彼の怒りは臨界に達していた」 +りんどう 竜胆 * リンドウ科の植物。 +りんどう 林道 * 林のなかに作られた道。 +れいじょう 令状 * 命令が書かれた書状。「逮捕令状」 +れいじょう 礼状 * お礼をする書状。 +れき 暦 * 〈接尾語〉こよみ。カレンダー。「太陽暦」 +れき 歴 * 〈接尾語〉\n1. 過去の記録。「刑事処分歴のある者」\n2. 続けた年数。「記者歴30年のベテラン」 +れんけい 連係 * かかわり。つながり。「連係を保つ」 +れんけい 連繋 * →連係 +れんけい 連携 * 互いに連絡して協力すること。「連携して犯人を逮捕する」 +れんぱ 連覇 * 続けて征覇すること。続けて優勝すること。「日本シリーズで連覇する」 +れんぱ 連破 * 続けて打ち負かすこと。「二人の大関を連破した」 +れんぽう 連峰 * つらなっている山。「穂高連峰」 +れんぽう 連邦 * ある程度の独立性をもった州や国が集まり、ひとつの国家を構成すること。また、そのような国家。「連邦国家」「連邦制」 +れんめい 連名 * 名前をつらねること。「連名でサインする」 +れんめい 連盟 * 同一の目的のために集まること。「高校野球連盟」 +ろうする 労する サ変・−スル 〈文語〉苦労する。「労せずして手に入れる」 +ろうする 弄する サ変・−スル 〈否定的〉(計略などを)使う。あやつる。「術策を弄する」「詭弁(きべん)を弄する」 +ろうふ 老夫 * 〈文語〉老いた男。 +ろうふ 老父 * 老いた父親。 +ろじ 路地 * 〈「露地」とも〉家などの間の狭い道。 +ろじ 露地 * 1. 露出した地面。「露地栽培」\n2. →路地 +ろんきゅう 論及 * 論じて言及すること。「その事件について論及している」 +ろんきゅう 論究 * つきつめて論じること。「法律の起源について本格的に論究する」 +わかれる 分かれる 一段 (ものや意見などが)別々になる。または、別々である。「道が分かれる」「意見が分かれる」「上下巻に分かれた本」 +わかれる 別れる 一段 1. (人が)わかれわかれになる。互いから離れる。「駅で友達と別れた」\n2. 恋人・夫婦の関係をたつ。「妻と別れる」 +わく 沸く 五段・カ行イ音便 1. お湯になる。または、沸騰する。「風呂が沸く」「ラーメンをゆでる湯が沸いた」\n2. 熱狂する。「会場をおおいに沸かせた」 +わく 湧く 五段・カ行イ音便 〈「涌く」とも〉\n1. (水などが)自然と地面から出てくる。「温泉が湧く土地」\n2. (汗や涙が)自然と出てくる。「立っているだけで汗が湧く」\n3. 〈かな書きが多い〉(感情や発想などが)自然と出てくる。「勇気が湧く」「興味が湧く」「イメージが湧かない」\n4. (虫などが)発生する。〈否定的に〉(人が)集まってくる。「米に虫が湧く」「怪しいやつらがどこからか湧いてきた」 +わく 涌く 五段・カ行イ音便 →湧く +わざ 技 * 1. 技術。「職人の技が活かされている」\n2. 武術などで相手にしかける動作。「必殺技」 +わざ 業 * 〈文語〉行為。〈「~のなせる業」として〉結果。「自信のなせる業」 +わずらう 患う 五段・ワ行促音便 病気になる。かかる。「風邪を患う」 +わずらう 煩う 五段・ワ行促音便 〈複合語で〉上手くいかずに悩む。苦しむ。「思い煩う」 +わたる 渡る 五段・ラ行 1. 間にあるものを越えて移動する。「橋を渡る」「海外に渡る」\n2. つたって移動する。「枝を渡る」\n3. (世の中で)暮らしていく。「世間を渡る」\n4. 〈主にかな書き〉〈「亘る」とも〉ある範囲に及ぶ。「広範囲にわたって調査する」「五十項目にわたる改善案」「三日間にわたる調査」 +わたる 亘る 五段・ラ行 →渡る4 -- 2.5.1