くそっ! 帝国兵の連中、なんて数だ うふふ、なかなかのピンチですねぇ。 不幸ですねぇ……貴重な体験です ひいいぃぃぃ! も、もうおしまいだー!ひいい、じゃないですよ 偵察兵でしょう? ちゃんと偵察してきてください 無理無理! これマジで無理! もう死ぬ!意外と臆病だったんですねぇ…… しかし、トーマスさんは戦の神なのでは?そんなわけあるか! あんなの自分で作った設定だ!そ、そもそも俺は、親に無理やり 軍へ入隊させられたんだよ……! なぜです?そ、それは、その…… 俺、成人したあとも、なんの職にも就かなくて 部屋に引きこもって生活をしてたら ついに、親がブチ切れちまって…… クズじゃないですか うるさい! そ、そういうお前こそ、なんで軍に入ったんだよ!わたしのような人間が戦場に身を置くと、 どれほどの不幸が降りかかるのか試してみたくて ……お前も、相当ゆがんでると思うぞ ひっ! は、話してる場合じゃなかった!なんとか退けたが、敵の増援が迫っているな…… 囲まれたら退路がなくなっちまう ここは俺がオトリになる! お前達は、俺に構わず先に行け!……やれやれ この状況ではジミーさんの 言う通りにすべきなんでしょうが…… 死なれたら夢見が悪いですからねぇ…… 助けに行ってきます お、おい! ジミーの覚悟を無駄にする気か! 俺は撤退するぞ! いいですよぉ。 だってトーマスさん、怖いんでしょう? う…… わたしは、死んでも誰も悲しませないって点では それほど怖くないんです この不幸を呼ぶ体質のおかげで、 ろくに友達も作れませんでしたし…… でも、トーマスさんとジミーさんは違いますから 生き延びてくださいねぇ……それでは お、おい! ……だから、俺はオーディンだ……! 俺は…… ヘイ、グッドモーニング! 今日の朝食はなんだい?鉛玉は戦場でたっぷり食うつもりだから それ以外で頼むよ!うん? 騒がしいな。 朝からなんのパーティだ?あら、スタンレーさん。 おはようございます ちょっとした息抜きです。 皆さんで、腕相撲勝負をしているようですよ おいおい! 腕っぷしならおれだって自信あるぜ。 どうして、お呼びがかからなかったんだ?ヘイ、ブラザー! 盛り上がってるな。 パーティの主催者はどこだい?,やあ、スタンレー。 おはよう だーー! ちくしょう、負けた! お前、これで腕相撲何人抜きだよ?数えるのは途中でやめた。 なにしろ今まで負けたことがないからな やあ、ジェニー! パーティの主催者はお前だったのか スタンレー、 次の挑戦者はあんたか?ああ、せっかくだからやらせてもらおう。 手加減はいらない、本気で勝負してくれ 本気で、か……カレン、骨折者を1人出すと思うが 医務室のベッドは空いているか?(今は床しか空いていません 安心していい。 おれは女の腕を折ったりしないさ 大した自信だな、気に入った。 殺すのは最後にしてやる 戦場でおれのケツでも狙うつもりかい? だが、銃撃戦なら絶対に負けない自信があるぜ たとえ弾がつきても 俺にはマシンガントークがあるからな!………… ふっ……あっはっはっは! スタンレー、今のジョーク最高だな! HAHAHA! おれのセンスがわかるお前も最高さ、ジェニー! ……楽しそうだね 通じるもんがあるんだろ。 あの2人には (今日も粋なジョークで、みんなを笑顔にしたぜ。 いいことをしたあとは気持ちがいいな)………… おっと? 向こうのほうに まだクールなテンションのやつがいたか へい、カレン! そこで退屈そうにしてる仮面の彼女だけど……(フェリエさんのことですか? そう、フェリエだ なにやら元気がないようだね。 ここはおれの出番だな やあ、フェリエ! ちょっといいかい、こんな面白い話があるんだ ……?おれの親友、ジョンから聞いた話さ。 彼は、ワイフと熊の見分け方を教えてくれたよ 無言で襲ってくるのが熊で 愚痴を吐きながら襲ってくるのがワイフさ!HAHAHA! どうだい、傑作だろう?…………おや? フェリエ、どこに行くんだ? ペットにエサをやる時間かな?……銃の整備を、しなきゃいけないから 隊長さん、彼女はいつもあんな感じで 朝食と間違えて砂を食ったような顔をしてるのか? そ、それは、よくわからないけど…… 彼女は、普段1人でいることが多いかな あの仮面のせいなのか、 周りもちょっと近づきがたいみたいでね フェリエは、なぜ仮面を?父親の言いつけらしい。 でも、詳しいことはわからないな ほう……彼女に興味が出てきたぞ。 おれのジョークに笑わなかった理由も気になる いや、それは単純に お前のジョークがつまんねぇから……隊長さん! 明日は演習があるはずだな おれとフェリエを、組ませてほしい。 彼女と交流を深めたい そういうことなら、あたしも協力しよう。 隊長さん、構わないな?兵士同士の交流が深まれば 戦闘時の連携力が増すだろう それは、確かにそうだね…… けどよ、 お前ら2人で本当に大丈夫かぁ……?(とにかく、あたしを信じろ ……わかった。 フェリエのこと、いったん君達にまかせる OK! フレンドリーな関係になるためには、 やはりまず、あの仮面を外すことからだな 策はあるのか、スタンレー? そんなものはないが、まあなんとかなるさ! HAHAHA!……なあ。 スタンレー、ジェニー 君達にまかせたフェリエのことなんだが…… ついさっき、彼女から相談を受けたよ 「妙な2人につきまとわれている。 自分がなにか悪いことをしただろうか」って なんだって そいつは酷い話だな! 一体誰だい? その妙な2人ってのは お前らのことだよ とにかく謝って、事情を説明してこい!……そういうことだったの 勘違いして、ごめんなさい。 2人とも、私のために行動していたのね…… 困らせてしまったようだな。 あたし達のほうこそ、すまなかった でも、フェリエ。 仮面をかぶる理由だけでも教えてくれないか? じゃないと、おれは気になって気になって 夜も眠れず昼寝をしちまうぜ …………―私の父は、大貴族でね。 彼と愛人との間に生まれたのが、私だった 私の顔は愛人の女性…… つまり、私の母にそっくりなんですって そんな私が人前に出たら 本妻の子じゃないとバレてしまう 不名誉で家名に傷がつくことを恐れた父は、 私に鉄仮面をつけて生きることを命じたの ……そういう理由だったのか。 身勝手な父親だ いいのよ。 これは、私の運命だから 生まれてきちゃダメな子だったのに 育ててもらえた……それだけでも感謝しないと な……なんて、うらやましい えっ? まるでジョークのように面白い人生だ! おれもそういう星の下に生まれてみたかったよ! う、うらやましい? ……そんなこと、初めて言われたわ ……ふふっ。 スタンレーさんって、変な人ね さらに、褒め上手と来たか! うらやましいを通り越して嫉妬しちまうぜ!……私は、なにも隠さずに自由に生きていける あなたやジェニーさんがうらやましい この仮面がなければ私も、 もう少し自由に生きられたのかな…………んっ? なんだ、フェリエ 仮面のことは受け入れてるのかと思ったが、 やっぱり外したいのか? 4それなら、あたしが外してやろう ジェニーさん。 仮面を外すのは無理よ これ、鍵がかかってるから。 自分では外せないの 鍵か。 そんなものはな…… フンッ ……この手に限る アンビリーバボー! 仮面が外れちまったぜ! ウ、ウソ…… 4こ、これが、 フェリエの素顔…… あ……あ…………可愛い ~~~~っ なんだ? フェリエのやつ、顔を真っ赤にして行っちまった ……なあ、ジェニー。 おれは、初めて知ったよ。 本物の天使ってのは、 羽が生えてなかったんだな…… も、もうっ、ジェニーさん! いきなり仮面を壊すなんてどういうつもり…… 幸い、砕けたのは鍵だけだったから もう一度、かぶることはできたけど…… ホワイ せっかく仮面が外れたんだぜ? これからは、素顔で生きればいいじゃないか! だ、だって…… 私はずっと、この姿で生活していたから。 急に仮面を取って生きろと言われても 恥ずかしいし……こ、心の準備が、まだ…… だから…… もうしばらく、このままでいさせて。 やれやれ。 複雑な乙女心ってやつか。 ふーむ。 まあ、フェリエがそう言うなら仕方ない。 それにひとまず おれ達の目的は達成できたし、よしとするか。 目的って…… フェリエとフレンドリーな関係になるってやつ? だが結局、フェリエはまた 仮面をかぶっちまったじゃないか だが、心の仮面は外すことができたぜ? あんな感情的なフェリエをおれは初めて見た ……! 本当の自分をさらけ出してくれたってことは、 おれ達の距離が少し縮まった証拠だろうさ 距離の縮め方は、だいぶ強引だった気もするけど。 おっと、フェリエ! 笑うにはまだ早いぜ。 今からハイセンスなジョークを言うからな。 それを聞いて、思う存分笑ってくれ。 お! 始まったな! 楽しみだわ。 聞かせてちょうだい、スタンレーさん。 ああ! いいかい? こんな面白い話があるんだ あ、あの、ルフさん。 ちょっとお聞きしたいことが……4さっさと要件を言え。 このグズが や……やっぱりなんでもありません! 失礼しましたァ!ルフ……今、涙目になってる兵士とすれ違ったわ。 もしかして、また仲間を怖がらせたんじゃ……………… ……はあ~~……くそ、またやってしまったか。 誰かと話そうとすると、つい言葉がキツくなる……今のは「ご用件はなんでしょう」と 言ったつもりだったが はぁ、疲れた…… 資材運びも楽じゃないな……4ゴミ虫が。 私の前から消え失せろ ひえっ! ル、ルフさん! ご、ごめんなさいー!今のは「お疲れなら休んだほうがいいですよ」と 言ったつもりだったのだが ちょっとだけわかりにくかったわね。 もう少し、優しい言葉で言ってみたら?……できない。 原因は、わかっている 私は訓練校を飛び級ですぐに卒業したから 友達が作れず、人付き合いもほとんどなかった……だから会話が苦手で……特に男の前は緊張する。 気を張ってしまって言葉がキツくなるんだ それにしても ルフの言葉ってまるで鬼軍曹みたいよね そういえば学校に、とても厳しい教官がいた。 常に罵声と張り手を飛ばす恐ろしい人だ この口調になった要因のひとつは あのスパルタ教育の影響もあるかもしれない おかげで、ルフはたくましくなれたみたいだけど その口調だと、みんな怖がっちゃうのよね でも、相手に慣れれば こうやって普通に話せるみたいだし…… 0それじゃあ、ルフ。 こうしない? あなたと同じようなタイプの知り合いがいるの。 その人と一緒に、会話の練習をしてみましょう? 練習か。 まあ、人見知りを直すきっかけになるのなら それじゃあ…… あら! グッドタイミングね! ベン、ちょっといいかしら ……なんだ 今、時間大丈夫? 少し付き合ってもらいたいのだけれど ……?紹介するわね、ルフ 彼はベン・スミス あ……今の名前は「スチルショッツ」だったわね スチルショッツ。 この子は、{測的手}のルフよ マリーさ~ん! ちょっとお話が……………………………………お、お話が…… あったんですけど、また今度にしますね~……な、なんだよ、あの空間…… なんか怖いんだけど おい、このクズめ なにか言ったらどうだ。 ≪こんにちは、一緒にお話しましょう?≫………… ところで、貴様の身体は一体どうなっている。 ≪スチルショッツさんは全身が鉄なのですか?≫…………(まったく反応がないな。  困った、どうすればいい……?)……マリー。 この対話は、任務に関係があるのか?いいえ、そういうわけじゃないわ。 ただ、あなたとルフに仲良くなってほしくて……任務じゃないのなら時間の無駄だ。 失礼する 俺は死に場所を求めて戦場に来た。 ……慣れ合うために来たんじゃない ベン…… 昔に比べてすっかり変わってしまったわね マリー。 あのクズとはどういう関係だ?わたしが通信士になる前の話なんだけど…… 彼と同じ部隊で戦っていたことがあるの 前線の経験があったのか……待てよ? お前は艦でも古株のはずだが、今一体いくつ…… あの時の彼は、まだ普通の身体をしていて とても感情豊かな優しい人だったわ…… (無視か) でも、負傷して身体にボルトが埋め込まれるごとに 彼の感情は少しずつ失われていった 人間的な感情が薄いのは 頭部の負傷が原因とも言われているけど…… 仲間が死んでも自分は鉄の身体で生きのびる。 そのことへの罪悪感もあったのかもしれないわね ……マリーは、スチルショッツに 人間らしさを取り戻させたいのか? ええ 同じ悩みを持つルフになら 心を開くかもと思ったのだけど やっぱり、ダメなのかしらね………………<もう一度、スチルショッツと話してみる 次の戦闘で…… 私はあのクズと共に前線に立つぞ ルフ! スチルショッツ! 大丈夫…… わ、私は平気だが スチルショッツの義肢が、ボロボロに…… 4問題ない。 修理すればいいだけだ 死に場所を求めていたのに…… また生き残ってしまったか しかし、悪い気はしない ……ルフ な、なんだ?……嬉しかったぞ。 俺が死んだら悲しむと言ってくれて それに、仲間達を守ることができて どこか誇らしい気持ちだ <こんな感情…… ずっと忘れていたのにな ……! まあ! あなたが笑うなんて何年ぶりかしら。 嬉しいわ……! 身体は鉄になっても 人間の心を失ったわけじゃなかったのね そうらしい ルフも、前に比べて人見知りは克服されたかしら? 彼と普通に話しているみたいだったけど ……そういえば、そうだな。 少しはマシになったのかもしれない ……ありがとう、マリー。 私達のことをずっと気にかけてくれて いいのよ。 お礼を言われるようなことじゃないわ わたし、一緒に戦うみんなのことを 家族のように思っているから どんなことでも力になりたいと思っているの。 これからも、何でも相談してちょうだい 数日後 ね、ねえクロード、マリー。 あれは一体なにかしら? ……おい、貴様 は、はいっ! なな、なんでしょうか、ルフさん…… 目障りだ そのマヌケ面を二度と見せるな。 ≪顔色が悪いですよ、無理しないでくださいね≫ す、すみませんでしたー……ふぅ どうだ、スチルショッツ。 私の人見知りは、かなり改善されてきただろう 優しい言葉をかけられるようになったのは 大きな成長だ……やるな、ルフ よし。 今度はお前がやってみろ ル、ルフとスチルショッツは、一体なにしてるの? 周りのみんな、怖がっちゃってるんだけど…… マリー、これは…… 0あらあら。 もう、あの2人は…… でも、ああいう子ほど 可愛く見えてしまうものなのよね フェイズ終了ミッション情報 システムフェイズを終了して、敵のフェイズに移行します 戦闘の勝利条件、敗北条件、各種情報を確認します ゲーム中の設定を変更したり、ゲームの進行状況を保存します フェイズを終了しますか? 一時後退しますか? 行動を終了しますか?・?∞ オーダー 4習得しているオーダーを発令します。 セーブ(0ゲームの進行状況を保存します トップの成績をおさめていたんだぞ……! ダンさんが……? でも、あの人は装甲車の操縦士ですよ? それは……あれだ、多分戦車の操縦は極めたから 今は、装甲車の運転をしてるんだろ 賑やかだな。 一体なんの話してるんだ? はい! おれ達は戦車に対する愛を語っていたところです!……マイルズ。 もしかして、今、暇なのか? ぼ、僕は別に語ってませんよ オラールさんがひとりで言ってるだけです ダンさんも、一緒に語りましょうぜ! 胸に秘めてるでしょう? 戦車への熱い想いを!……お前ほど語り上手じゃねぇんでな。 胸に秘めたままにしておくよ あえて語らず、か……渋い! さすがダンさん! カッケェなぁ~ ああ、ちくしょう! おれも戦車に乗りてぇ! ダンさんみたいな伝説を作りてぇなぁ……!……やれやれ 先程、連邦本部から指令が届いた 帝国軍の戦車隊がこちらへ移動してきている。 それを妨害するように、と 戦車隊となると……大規模な戦闘になりますね。 他の隊からも戦車の増援が来るんですか?ああ、次の作戦ではそのための操縦士と サポートする支援兵を投入予定だ わかりました、他の操縦士の方々に伝えます。 先輩は全体の指示をお願いします おい! 聞いたぞ、マイルズ! 帝国のやつらと戦車戦をするんだって(はい。 明日、出撃します よっしゃあ! こういうのを待ってたんだ、おれは! なあ、今回だけでいいからよ。 おれを戦車に乗せてくれ! 頼む!……残念ですけど。 明日の作戦、オラールさんは待機と聞いています なにぃ ど、どういうことだ!言ったでしょう? 操縦士から苦情が出てるって。 それに……明日は、ただでさえ危険な任務です 信用できる支援兵を選出するのは 当然のことかと思います オラールさんのように 自分の任務すら果たさない人は連れていけません ………… 翌日<もうすぐ…… 帝国との戦車戦が始まるな ……ちくしょう! なんで待機なんだ! こんなすげぇ戦いにおれが出なくてどうするよ! おれは、誰よりも戦車を愛してる! なのに……!……荒れてるな。 今回の任務を外されたのが原因か? ダ、ダンさん……! ダンさんだって、不満があるんじゃないですか? 装甲車より、戦車に乗りたいと思ってるんじゃ…… 自分で選んだ仕事だ。 別に不満はねぇ 自分で、って……どうして…… 戦車操縦の成績、よかったんでしょう?……俺は、敵を倒すより味方を生かしたい。 そのために自分の技術を使うことを選んだ なにをするにしたって 道はひとつじゃねぇと思うぜ、オラール えっ…… 戦車のために今の自分にはなにができるか…… 本当に戦車を愛してるなら、よく考えてみろよ ……! よっしゃあ! 勝ったぜ! 帝国のやつら、ざまあみろってんだ!<おい、オラール! アンタ、すごかったな! えっ? あんなに早く戦車を修理する支援兵はいないぜ。 ちょっと見直したよ そうですね、勝てたのはあなたのおかげです。 ありがとうございます、オラールさん! 0お、おおっ? おれのおかげ……? はい、サポートが的確で迅速だったので 被害を最小限にとどめることができました そ、そうか……はは。 なんか、改めて感謝されると照れちまうな オラール、それだけの腕があるなら 戦車操縦士になってもいいんじゃないか? 隊長にかけあって、 兵科を変えてもらうよう進言すれば……,操縦士、か。 いや、でもな…… どうしたんです? 今までずっと戦車に乗りたいって言っていたのに ……さっきの戦いでな。 修理した戦車がちゃんと動いてくれた時…… 戦車がおれの声に応えてくれた気がしてよ。 大げさかもしれねぇが……すごく嬉しかったんだ 仲間の戦車をサポートすることが こんなにやりがいがあるなんて、知らなかった おれはもう少し、支援兵として頑張りてえ それが、お前の答えか ダンさん! あのっ…… アドバイス、ありがとうございました! おれはなにもしちゃいない。 お前が自分の力で変わっただけだ や、やっぱりカッケー……! おい、マイルズ いつの間にカメラなんて…… ていうか、勝手に人の横顔を撮るんじゃねぇよ ふふっ、すみません。 戦車戦勝利の記念を残したくて持ってきたんです お前はなにかっていうとすぐ写真だな 実家が写真館をやっていた関係もありますけど 写真を撮るのは個人的にも好きですから 写真と言えば……ダンさんって車の操縦席に 女性の写真を置いているんですよね えっ! 本当かよ も、もしかしてダンさん……恋人の写真ですか……誰だっていいだろ。 そんなことより、今は戦車の整備が先だ 謎が多いところもカッケェェ! 整備に入る前に、写真を撮りましょうよ。 なんとか、フィルムが手に入ったんです だったらよ! まずは1番の功労者であるこいつを撮ってくれ!,こいつって…… 戦車、ですか? 今日の戦いで1番活躍したのは 間違いなくこいつだろ? そうですけど…… 戦車だけ撮っても味気ないような? どこが味気ないんだ! この車体のフォルムなんて、まさに芸術だろ ああもう!カメラ、貸せ! おれが撮ってやる! ああっ、やめてください! フィルムはすごく貴重なんですよ!……やれやれ。 こいつは本当に、生粋の戦車マニアだな いい、ルフ? 話しかける時は優しく……優しくよ?マリー、私だってガキじゃないんだ。 一度言えばわかる ふふっ、ごめんなさい 健闘を祈るわ。 今回の戦いも……スチルショッツのこともね (よし。  マリーに言われた通り、優しく……)おい、そこのゴミ野郎 今回の作戦は私も手を貸してやる。 せいぜい足を引っ張らないようにしろ …………(……うん。  比較的、優しい言葉をかけられたな) しかし……スチルショッツ、か。 ふざけた名前だ スチルショッツとは「鉄屑」という意味だろう。 貴様、なぜそんな名前を名乗っている?…………スチルショッツの呼び名を俺に与えたのは 昔の戦友だ 戦うたびにボロボロになっていく鉄の身体を見て 「お前はまるで鉄屑のようだな」、と ……それは敬意を込めて言ったのか? それとも、皮肉で言ったのか? さあな……どちらにせよ、バカか貴様は。 そんなくだらん名を自ら名乗るやつがあるか ……いいんだ。 俺は、本当に鉄屑だから こんな姿になってまで生きながらえるなんて 兵士の恥だと俺は思っている だから、俺は、死に場所を求めて 戦場をさまよい続ける…… 鉄屑がスクラップにされようと 誰も悲しみはしない ……!………………そ…… そんなことは、ない お前が死ねば、皆、悲しむに決まっている。 マリーも、私だって…… それに、今まで生きのびてきたのは きっと運がよかったとかそういうことじゃない 仲間を守りたくて 必死に戦ってきたからではないのか お前…… ―ッ 伏せろ!……義肢が少し砕けたか。 しかし、戦闘に支障はない ……あ、ありがとう。 守ってくれて…………問題ない。 敵はまだ残っている、行くぞ ……作戦完了だな お、お前、身体がボロボロに…… 問題ない。 むしろ……しゃべるな! 今、衛生兵を呼んでくる! ―7月末 作戦開始当初の勢いもそのままに、 連邦軍は帝国領内へと侵攻を続けている 戦線の拡大により兵員や物資の不足も出ていたが、 概ね当初から想定されていた範疇であった 僕たちは、作戦の成功を、仲間を、己を信じ、 戦い続けていた―おーい、洗濯物の回収だ! 野郎ども、溜めてるパンツを出しやがれ!…………ああ、女性兵はこっちのバッグに入れるんだ。 心配するな、カレンに直接渡しに行く 良かった……! ラズに下着を渡さなきゃいけないかと思ったわ 誰がお前の下着なんか欲しがるかよ!わからないぞ。 ラズは生粋の変態だからな あれは10歳の頃だったか。 ストリップ劇場に忍びこもうとしたぐらいだ そうそう! 思い出した! 大人に変装しようとして、入り口でバレたのよね!お仕置のために大通りに晒されてた時の あの雑なカツラと厚底ブーツ、傑作だったわ!しかも期待に耐えられず、扉をくぐる前に 卒倒したせいでバレたんだ え、そんな理由だったの ますます傑作ね!おい、お前ら……! 好き勝手言ってるが、あれは度胸試しでだな……!はいはい、度胸試し、な。 大した武勇伝だよ ああ、ここにいたのか。 レイリィ、君の洗濯物は…… 4今から自分で出しに行くところよ そ、そうか。 安心したよ……,なんであなたが安心するのよ? いや、その…… みんなが色めき立ってて…… そうだ、レイリィ! 着替えは足りてる?<ええ、 たっぷり持ってきたから、大丈夫 そう言えば…… 気になっていたんだが、この服は自前なのか? エディンバラ軍の正規の軍服には、 こういうデザインのものはないよね 私、ここでは{擲弾兵}だけど、 本職は研究者だから 技術提供してきた実績を買われて、 将校として着任してるけど……士官学校を出てないから指揮権はないし、 言わばモグリの少尉なのよね なるほど…… それで、適当な軍服が無かったわけだ そういうこと! だったら……って、自由にさせてもらってるの うっ……戦場に出るには、ちょっと…… 問題があるんじゃないかな……そう? 涼しいし、見た目より機能的よ レイリィは昔からスカートしか履かなかった。 今さらズボンを履けと言っても、無駄だ ふふっ、うらやましかったら クロードもスカートを履いてみれば?4う、うらやましいんじゃなくて……! ぷっ……ははははは!ああ、もう……(クロード! クロード……! おかしいわね、ここにいるって聞いたんだけど…… その声は、レイリィ?そうだけど…… ちょっと、あなたどこにいるの?0ここだ、ハーフェン号の下だよ ごめん、今手が離せないんだ。 整備しながらでもいいかな?ええ、構わないわ。 少し……相談したいだけだから く、こいつ……硬い、な……! ……何だい?実は、{擲弾}を改造してみようと思って。 試したいアイデアがあるの こ、の……ぐ、く、く……っ! ……つ、続け、て……!……ねえ。 聞いてるの? き、聞いてる……ちゃんと聞いてるよ! {擲弾}が、なんだって? 改造したいのよ。 もっと戦略が広がると思うわ それで、ハーフェン号の予備のパーツを 少しわけて欲しいんだけど…………どう思う? 0問題なさそうだ。 ……表面上は 表面上? 2人の間に、何か深い溝がある。 そんな気がする へえ、そんなもんかねえ 女のカンってやつか ……私は男だ 忘れるな 忘れちゃいねえが…… こんないい尻した野郎がいるか? んがっ<いっ……てぇ て、てめえ、何しやがる……こっちの台詞だ ただのスキンシップだろうが! カン違いしてんじゃねえよ! お、何だ何だ? お、何だ何だ? いいぞ、やれやれ! いいぞ、やれやれ! よかった、これで思う存分改造できるわ あなたも楽しみに……あら? もう 何やってるのかしら、あの2人 あの2人? 誰と誰だい? 0決まってるじゃない ラズと !……ラズと? ぶっ 0あ、いや、その、これは、違 全く、容赦ねえ女どもだぜ。 なぁ、クロード ……僕のは純粋な事故だ。 一緒にしないでくれ そんな「事故」なら大歓迎だろ? さぞかしいい眺めだったんだろうなぁ そんな余裕、あるわけないだろ。 踏み殺されるかと思ったよ ははは、お互い相手はじゃじゃ馬だ。 気を付けようぜ!……どうした、首でも痛めたか? いや…… 風が…… 4なんだ、いつもの「風のお告げ」か 1時間後に、嵐が来る。 風も相当きつくなる、気をつけないと ……お前のソレ、 気味悪いくらい当たるんだよなぁ このカンカン照りも…… 急に嵐になるってわけか 「当たる」じゃなくて、 「分かる」だからね どっちでもいいけどよ。 どこでそんな能力、身につけたんだ? ガキのころはよく 出かけた先で雨に降られて泣いてたじゃねえか 0ん……まぁ…… そうだったかな 気象学とか言うんだっけ? 士官学校で習うのか うん……でも、 それとはちょっと……違うかな……(そうだよ……違うんだ…………チッ。 またそれだ ……? その卑屈な笑い方。 見てるとイラっとするんだよ っ……! ここんとこ見なかったから、 ちったあマシになったかと思ってたのによォ す、すまない…… クロード、1時間後、{哨戒}に出る! 各小隊から5名ずつだ! ……! 了解した! E小隊からは僕が出るよ。 ラズ、君も一緒に あぁ? 「嵐になる」んだろ? 俺はゴメンだね。 ラズ…… チッ……冗談だよ。 雨用の装備、整えてくらぁ。 そうだな。 僕も……そうしよう 帝国兵だ…… 一個中隊ってところだな。 どこに向かってるんだ……? 方角は北…… ジークヴァル・ラインか……! じ、じーくばる……? 「ジークヴァル・ライン」。 帝国が旧国境線に築いた、要塞線だよ そこを突破できれば、帝都は目と鼻の先。 帝国にとってはまさに、最終防衛ラインだ 帝国は、奪った領土を放棄しても、 戦力を集中させてこの一戦に臨むだろう 連邦の司令部も、ジークヴァル・ラインが 決戦の地になると考えてる ……なるほどね ……おい、ラズ。 何する気だ 決まってるだろ どうせやり合う相手だ。 今のうちに数を減らしておく 敵はこっちに気付いてねえ そのうえこの嵐だ。 奇襲をかけりゃ、総崩れになるぜ 味方は歩兵だけ、装備だって限られてる。 ここはやり過ごして <ハッ、「弱虫クロード」は震えて見てな! <オラオラオラァッ! くたばりやがれェッ! ラズ はははッ! 言っただろ、連中泡食ってやがる! ラズ、落ち着け! 後退だ、これ以上は危険すぎる! バカ言え、こっからが本番だ! 帝国兵どもを皆殺しにしてやる! 君ひとりの憂さ晴らしで、 みんなを危険に晒すのか ッ……! いや……すまない。 憂さ晴らしなんかじゃないことは、分かってる 気持ちは、みんな同じだ。 だけど……決戦まで取っておいてくれ 君のいないE小隊が、 ジークヴァル・ラインを突破できると思うか? ……ああ、そうだな 忘れてたぜ。 弱虫クロードのケツを叩くのは、俺の役目だ。 しかしこれは、撤退するのに骨が折れるぞ…… ラズ、君の力を貸してくれ。 当然だ。 俺を誰だと思ってやがる 不死身のラズ様だぜ。 よし……なら、信号弾を撃って援軍を呼ぶ。 救援が来るまで撤退しながら戦うぞ! ちょ、ちょっと待てよ! 信号弾だと? この嵐だ、味方に見えっこねえ! 大丈夫、レイリィのお手製だ。 どんな悪天候でも見える、特別製だよ ははぁ……なるほどね。 あいつも、たまには役に立つモンを作るな 行くぞ……戦闘開始だ。 全員、援軍の到着まで頑張ってくれ……!,よぉ、やっぱりここだったな おはよう、ラズ。 よく眠れたか?<お陰様で、ぐっすりだ。 夢も見やしねえ せめて夢ン中でくらい、 絶世の美女にねぎらってほしかったのになァ ……そんなこと言ってると、 またカイにぶたれるぞ それはクセになりそうだな。 ぜひお願いしたいぜ ……しっかし、 昨日の嵐がウソみてーだな これからしばらく、好天が続くよ。 ぬかるみもすぐに乾く、行軍日和だ またそれかよ…… ……? どうした、クロード?……こうやって、空を眺めてた 何年も―抜け殻みたいに この写真の場所、覚えてるかい?4ああ、覚えてるに決まってるだろ ハーフェンいちのデカい工場…… ミラー商会のラグナイト工場だ そうだ。 レイリィのお父さんが、研究に使っていた……この工場の裏庭が、 僕とレイリィの遊び場だった あの日も、今日みたいに雲一つない、 よく晴れた日だった いつものように裏庭で遊んでいた僕とレイリィは、 聞きなれない音と……声を聞いたんだ きゃああああああーーーーッ! 僕とレイリィは、 すぐに工場の様子を見に行った 行くぞ、引き揚げだ 僕とレイリィが入り口で出くわしたのは、 数人の帝国兵だった…… あなたたち……最近よくパパを訪ねてくる……。 パパたちに何をしたの 君は……そうか、レイリィ……レイリィだね? ……大きく……大きくなった 安心してくれ……アルの、君のパパの研究は 私が引き継ぐ ……ッ ベルガー様、お早く ふむ…… あっ、あ……ああッ!れ、レイリィ……! 火だ……工場が……火事だ! 逃げ……!中に、パパが……ママが…… あ、あの手、フィオナ……私の妹が……!ダメだ……レイリィ! 危ないよ……行っちゃダメだ!離して、離してよ フィオナはすぐそこにいるの!怖いよ……ダメだよ…… 僕らまで……死んじゃうよ!お願い 離して! クロード、クロード……(いや……いや……いや……!ひっ……あ、ああああああーーーーッ そうか……レイリィんちの工場が 帝国に焼き討ちされたってのは聞いてたが…… お前もあの場所に…… 僕はレイリィを止めたけど…… それはただ、怖かったからなんだよ 情けなかった。 何もできなかった自分が、憎かった レイリィとはそのまま会うこともなく別れて、 僕は何食わぬ顔でそれまで通りの生活を続けた だけど心の中は、ずっとあの日のまま…… ずっとずっと何もできず立ちすくんだままで…… ただ空だけ眺めてた…… 流れる雲と風と、太陽を 気付いたらいつの間にか、 空の様子や変化がわかるようになってた ……なるほどね、それが「風のお告げ」か。 士官学校で習ったわけじゃねえんだな ラズたちを見ていると無性に腹が立ったよ…… 後先を考えず、風や雲みたいに自由気ままで へっ! 後先考えるほど賢くなかっただけさ。 おまけに俺は、憎まれっ子のダルクス人だからな ……あの日の僕は、些細なことで君にからかわれて 全部どうでもよくなって、君に殴り掛かって…… 返り討ちにあって、何度も何度も殴られて…… 初めて骨の折れる音と血の味を知って 同時に、レイリィの味わった痛みや苦しみは、 そんなものじゃないって知った ……だから僕は、強くなりたいって思った。 大事なものを、守るために ……なんだよ。 それじゃあ、お前それで士官学校に? 0ああ、入院中に願書を書いたよ だったら全部、俺様のおかげじゃねえか! 悪いと思ってて、ソンしたぜ! 前に言ったろ? 僕はラズに「殺され」て蘇った。 それが、僕のきっかけだったって あーあ、その話をカイに話しゃ 俺の株も上がるってモンなのによォ ……話せてよかったよ、ラズ ああ、決戦の前に、なんだか胸がスッとしたぜ。 ……死ぬんじゃねーぞ、クロード 僕は君のほうが心配だよ。 昨日のことといい……無鉄砲にもほどがある 任せとけっての。 俺は不死身だからな 帝国にキッチリ借りを返すまで、 死にやしねえよ おい、冗談じゃないんだぞ。 頼むから 0分かってるよ。 命を大事に、な お互いに ……! 0なんだよ、不良っぽいのは嫌か?……いや。 正直、ちょっと憧れてた へへ……! 4クロード、よせ。 バカが伝染るぞ んあ カイ、レイリィ お前たち、いつからそこに? 今さっきだけど……何よそんなに慌てて、 私たちに聞かせられない話でもしてたわけ?……へへ、まあな。 男同士の秘密の話ってやつだ、なあクロード?……ああ! なんだ、気持ち悪いな…… どうせ誰の尻がどうとか話していたんだろう うっわあ、最低! 帝国との決戦も近いって時に!(こりゃまた、壮観だねえ お楽しみはこれからってわけだ フ……! ねえ、クラウス うん? いつまで待たせる気? 退屈だし~ 帰っちゃおっかな~、あたしたち おっと、失礼。 レディを待たせちゃ、色男失格だ ……さあて お楽しみお楽しみ クラウス・ヴォルツ中佐 重戦車大隊『アオスブルフ』隊長 まずは、第一目標を制圧せよ! 制限時間を超えれば、その時点で失格だ!,では、戦闘開始! 全力で挑め!あいつらの面構え……チッ、マジで精鋭揃いかよ! こりゃまともにやっても勝てそうにねえな……! な……ラズ どこへ行くんだ?うるせえ、お前に指図されたくねえんだよ! こっちは勝手にやるぜ、じゃあな! くっ、ラズの奴……!……わかった、君の力は借りない。 僕たちだけでもやってみせるさ……!………… 4ふむ……言うだけのことはある、か では、次の試験に移る。 今度はこの拠点が目標だ……時間内に制圧せよ!く……っ! さっきより守りが強固になっている……!(あれを突破しろと言うのか?やはり、試験とは名ばかり…… 僕たちを合格させる気なんてないんだ……! せ、先輩…………落ち着け、クロード。 部下が見ている前だぞ ……っ! カ、カイ……すまない。 みんなも、ごめん 頭に血が昇ってしまって……つい…… こういう時こそ冷静にならなきゃいけないのに……わかったなら、いいさ 冷静になった目で、周りをもう一度よく見てみろ。 ……何か、気づくことはないか? 周りを……? そうか、地形だ……この地形は利用できる……! へっ、何だありゃ? どっちが隊長だか、わかんねえっつうの! ふうん……士官学校出のエリートにしちゃ、 素直でカワイイじゃないの カタブツには違いないけど…… 結構アツイし、根性もありそうだね ………………ケッ ここまでやるとはな…… いいだろう、次が最後の拠点だ これまでよりさらに防御は固い。 どう攻めるか……見せてもらうぞ、E小隊 ラズさん、一人であんなところに……………………どうしたクロード。 何を考え込んでいるんだ?ラズのいる位置……偶然かもしれないけど、 僕の理想通りの攻撃配置なんだ あの位置からの攻撃とうまく連携すれば、 相手がどんな精鋭だろうと……必ず勝てる ほう……だったらどうする? 自分に従ってくれと、ラズに頭を下げるか?…………お前ならわかってやれるんじゃないか? あいつが今、どんな気持ちでいるかを ……あいつは昔から変わっちゃいない。 あの、ラズという男は―負けず嫌いで、向こう見ずで、危なっかしい。 それでいて……仲間思いで、責任感が強い ……そこまでわかっているなら、何も言わない。 あとは、お前の思うように行動しろ …………畜生、奴らが丸見えだってのに……! さすがに一人で突っ込んでも勝ち目はねえ……援護がありゃ、ラクショーだってのによ……―ラズ!どわっ、た い、いきなりデケェ声で呼ぶんじゃねえ!この局面を突破するには、 君のその位置からの攻撃が必要だ!みんなの……仲間たち全員の勝利のために、 君の力を貸してくれ! な……?あとで僕を殴るなり好きにしていい…… だから、頼む よし、いいかみんな! ラズが突撃を開始したら、全力で援護するんだ! 厄介な機関銃と狙撃兵を、 ラズが一人で片付けてくれる……行くぞ! お、おい、ちょっと待て……! なに勝手なこと言って って、だあああああ わかったよ やりゃあいいんだろ、やりゃあ よし、ここまで! 試験は終了だ! 君たちE小隊は、その実力を十分に示した これで、誰も文句は言うまい…… 全員揃ってレンジャー課程に挑んでこい! 0うおおおおお、よっしゃあああッ やったぞ、みんな……! 僕たちならやれると、信じていた……!……まったく、世話のかかる奴らだ ……試験はここまでだ 残念だが、君たちには レンジャー課程に挑む資格はない ま、こんなモンだろ…… 指揮官が「弱虫クロード」じゃあよ ………… 僕は、変わったんだ…… これであきらめたりは……しない……! 吹雪の前兆なんて、無かったはずだ……。 それに……この青い雪は、一体…… さあ、やってもらおうか 特別な力、見せていただきますわ。 オオオーン……!(なんだ……ありゃあ…… な……。 あれは…… 魔女 吹雪の魔女だ…… 中佐、聞こえるか……ヴォルツ中佐 よお、待ちくたびれたぞ。 連邦の奴ら、動いたか?ああ、二番艦のセンチュリオンが 救援にやってきた いいねえ! 二番艦って言や、俺の{運命の女 E小隊が乗り込んでる艦、だったよな?……そうだ。 E小隊が護衛部隊の主力を担っている 指揮しているのはクロード・ウォレス。 ガリア出身の……有能な男だ ほう? それも、お前さんの放っている スパイから得た情報かい?………………三番艦はすでに我々の制圧下にある。 中佐には二番艦の迎撃に当たってもらいたい ……おいおい、無視かよ ………… まあ、いい 今は 運命的な再会を、熱い抱擁で迎えよう せ、先輩! あの戦車…… ああ……間違いない。 僕たちは、よほど縁があるらしいね ……おかげで、ある程度手の内は読める。 ここで、叩く……! 今回の作戦にヴァルキュリアは必要ない。 勝手な真似はするな!……聞こえているだろう? 応答しろ! 0ニコラ、答えてやったらどうだ? キアラ、あなたこそ あんな、どこの馬の骨ともわからないぽっと出に 美味しいところを持っていかれてたまるかよ!ベルガー様の望みを叶え、お褒め頂くのは我々。 そのためには、使えるものは利用しなければ ベルガー様の許可も取ってあるし、な 神話のヴァルキュリア、 その力、見せてもらいますわ……!くっ……! あの攻撃……凄まじい威力だ……!,あれは……人間、なのか……?なんでもアリかよ、帝国ってのは…… 化け物……じゃねえか……4あれは……「ヴァルキュリア」だ。 ヴァルキュリア?0ヴァルキュリアって……かつて北方の侵略者から ヨーロッパを守ったっていう、あの……?んなモン、おとぎ話だろうが! 野郎、テキトーなことぬかしてんじゃねーぞ?おとぎ話ではない 帝国には、ヴァルキュリアを 研究開発する機関がある……とされている 研究……開発? 開発ですって?古代ヴァルキュリア人の末裔を探し出し、 秘められた力を覚醒させ兵器利用しているんだ 情報は得ていたが…… まさか、実物を目にしようとは……<お、おい! そんなのに勝てるのかよ……………………話は、この危機を乗り越えてからにしよう 正面から撃ち合っても勝ち目はなさそうだ 距離を取って攻撃をかわしながら、 反撃の機会をうかがうしかない……! これがヴァルキュリア……! だが……こいつは…… ……ああ、人知を超えた力だ ベルガーの野郎が言っていた「最終兵器」ってのは 大げさでもなんでもなかったか…… ………… ま、なんにせよ……あのお嬢さんがいて、 負けるなんてことはありそうもないな ……さて。 どうする、{運命の女}? やるな……ファム・ファタール! 各自散開、一度退くぞ! ちょ、直撃……してるのよ? どうして……どうして倒れないの……吹雪の魔女と距離を取れ! 交戦は絶対に避けるんだ 魔女の力は……僕らの理解を超えている! 今は、生き延びることだけを考えろ 迂闊に移動すると、あの頭上からの攻撃の 餌食になるだけですね……! 地形を利用して防ぐしかない。 せり出した壁や氷の柱の下に身を隠すんだ! (それで……あの威力を  どれだけ防げるかは、わからないが……) お、丘が…… 一瞬で消し飛びやがった…………だが、そのおかげで移動しやすくなった。 地形が変化した場所は、敵の守りも薄いはずだ 地形を変えるほどの威力…… それを、利用させてもらうとしよう よし、なんとか辿り着いた……! あとは…… コメットが戦線を離脱するまで援護だ! 絶対に、守り抜くぞ! 目障りな連中…… そんなに死にたいなら、わかったわ…… すぐに、私が融かしてあげる。 すべてを…… そう、すべてを…… すべて、すべて、すべて……!―よせ! これ以上攻撃するな! 融かし尽くす……何もかも……! そのために、私は……選ばれた……!,!? な、何を言っている…… チクショウ、迎撃の雨あられだ! これじゃ進めねえ!! なんとかなんねえのかクロード!  これも天気みたいなもんだろうが! 耐えるんだラズ! どこかに……必ずどこかに突破口があるはずだ! つってもよお! 魔女の正面はさながら地獄だぜ! 正面……そうか! 魔女の注意を引き付けることができれば……! ラズ、いくら魔女だって目は2つしかない。 なんとか引き付けて死角を作るんだ! 突破口がないなら、作る! それが僕たちレンジャー部隊の戦い方だ! チュートリアル ヴァルキュリア吹雪について 作戦開始! みんな、頼んだわよ!よーし! いくぞぉぉぉ ヤーシュ! 気合入れてイーファを守りなさい!きみは、その無駄に大きな声で 敵兵を呼び寄せないよう注意したまえ ふふっ、一緒に頑張りましょうね。 ハンナさん、ヤーシュさん イーファ君、危ない! きゃあああ!そちらのルートは危険だ。 早くこっちへ……! い、今のは、{擲弾}? 一体どこから……お、応戦を……! 落ち着くんだ 次の弾が着弾する位置は 弾道計算の方程式ですでに割り出している 私達が今いる場所から 7.26m離れた場所に着弾するはずだ ふむ、予測通り。 計算式の精度に問題はないようだ す、すごい! ヤーシュさん、カッコいい……!この程度の計算は……その、造作もない。 作戦は進行中だ、進もう ……へぇ。 やるもんだね (……まずい)(イーファ君を庇った時に腕をひねったか。 痛みが酷くなってきた……) ほらアンタら、なに立ち止まってんだ! この寒さで足が凍っちまったかい? ちょっ……ハンナ君、静かに! 敵に見つかるだろう……! アンタ達が暗い顔してるから 気合を入れてやったんじゃないか イーファ、あとひと息だからね! へばるんじゃないよ(そうね……! 頑張るわ! ヤーシュ、アンタも腕が痛むだろうが もう少しだけ踏ん張んな き……気づいていたのか イーファには黙っておくよ。 アンタにも、男のプライドがあるんだろ?……空気の読めない単細胞と思っていたが きみ、意外と周りを見ているじゃないか フン。 さあ、おしゃべりは終わりだ 最後のひと押し…… 気合入れていくよ(敵は、殲滅できたようだな。 帰投を……ぐ……っ……えっ、ヤーシュさん……? どうしたの まさか、怪我を……よく頑張ったね、ヤーシュ! あんた男だよ! すぐに医務室に連れて行ってやる! /無数の流氷に埋め尽くされた、 厳冬期のみ現れる洋上の氷原―『{大氷洋}』 帝国領の内海にこの広大な氷原が出現すると、 船舶の航行は不可能となる 冬の帝都は、陸路は積雪、海路は流氷という 天然の要害で守られているのだ しかし―その要害のひとつ、{大氷洋}を、 いま、三隻の連邦軍艦が北へと突き進んでいた 『雪上巡洋艦』本来、何人も踏破できないはずの{大氷洋}を 進むために作られた連邦軍の秘密兵器である 突如現れた雪上巡洋艦隊によって 僕たちレンジャー大隊は、窮地を救われた 最も、人員の半数以上という 多大な犠牲を出してからのことだが……生き残った者は収容され、 中隊ごとに各艦に再編成された E小隊を含むレンジャー部隊は 二番艦『センチュリオン』に配属となり……寒さや飢え、行軍の苦しみから、 ようやく解放されたのだった……そう、ここは快適だ。 いままでのことがウソみたいに だけどここには……空がない はぁ……4レイリィ、ミネルバの様子は……?……ダメ、食事に手も付けてないわ。 私と話すのさえ、辛そうだった…………そうか。 無理も無いな F小隊は、彼女を残してほぼ壊滅。 その責任の一端は…………私たち、E小隊なのよね <だけど、 このままじゃミネルバだって…… ああ…… 時間が解決するのを、待つ余裕はない…… あっちい! クソッ、スープがこぼれちまった……! 大丈夫ですか? さっきの揺れ、大きかったですね……(ったく、イライラするぜ…… こうも四六時中揺れてちゃ食欲も湧かねえし…… 軋みがうるさくて、眠れもしねぇ…… ぷっ……くくくくく…… この程度の{氷礁}越えで眠れないだって? 陸軍育ちはデリケートだねェ あん……? ガサツな海軍野郎とは違うんだよ ハッ…… ここが誰の船だか分かってんのか?寝られねえなら寝かせてやろうぜ。 流氷の鳴き声が聞こえねえくらい、ぐっすりな!<いいぜ、やってやらァ! かかって来いよ ウォラアアアアアッ!ハハッ、そんな大振りで当たるわけねえだろ! ケンカってのはこうするんだよ! いいの? 止めないで ……少しはガス抜きすればいい。 どうせ{陸}のバカと海のバカのケンカだ。 だらぁああああッ ガァッ クソ野郎がぁッ……ねえ、カイ。 これ、やっぱりちょっとうるさすぎ………………バカは殲滅しなくちゃ直らない、か げぇッ レイリィ、テメエ……{手榴弾}はナシだろ(だめだ、退避! 退避ーッ!0お、おい! あの{手榴弾}は―大丈夫よ。 中身は唐辛子とコショウと粉末マスタードだから 行きましょ、カイ。 お茶は静かな甲板で、ね うっ……ぎゃああああああッ 目が……目がァ…… ゲホッ……ゲホッ……! なんて凶悪な兵器を持ってやがるんだ…… 0み、水を……! 水をくれぇ…… この騒動を止められるのは、 クロードくらいだな…… センチュリオンにようこそ。 私が艦長の、モーガンです <こちらが通信士のマリーと{測的手}のルフ 艦と陸戦部隊との連携を、後方から支援するわ。 よろしくね、クロード ……ルフ。 クロードにご挨拶は? 挨拶……? 時間の無駄だ。 昼寝しているほうがまだ有意義だな ………… ほっほっほ…… あまり気にしないでください この子は誰にでもこうなの。 腕は確かだから、心配ないわ そ、そうですか…… ふむ……いかにも{陸}の軍人らしい。 腰の据わらん若造だな あなたは……? 私は航海長のブライアン・ハドック。 階級は中尉だ <ハドック中尉…… よろしくお願いします!……階級は私が下だ。 ブライアンでいい え……? いや、僕も中尉です いいえ、クロード・ウォレス君。 君は今日から、大尉です ……! 本艦の護衛部隊の指揮を、 君に任せたくてね 護衛部隊の指揮…… しかし、この艦には先任中尉の ミネルバ・ウィクトルが 当然、お前に先んじてウィクトル中尉に命じた。 だが彼女は固辞し、代わりにお前を推薦した ミネルバが………? 私は、元より君を推していました。 ここまでの戦歴を、じっくり見せてもらってね 判断力、適応力、なにより兵卒からの信頼。 全てにおいて、君がベストでした 引き受けてくれますか? ウォレス大尉 ハッ……! ほほ……結構 では早速ですが、新任大尉に 今回の任務について説明しましょう 当艦を含む3{艘}の雪上巡洋艦隊は 現在{大氷洋}を北上し、帝国を目指しています 帝都・シュバルツグラード急襲作戦。 作戦コードは―『キグナス』 元々はノーザンクロス作戦の Bプランとして極秘に計画されていました しかしノーザンクロス作戦が頓挫した今、 連邦軍参謀本部はあちらを陽動作戦とし 我々キグナス艦隊を 帝都侵攻の本命にする意向です {大氷洋}は天然の要害だ。 帝国もここから攻められるとは考えていないはず 気付いたところで、船はおろか人も車両も 渡れない{大氷洋}では迎撃も追撃もままならない この新兵器 雪上巡洋艦をもって、帝都到達を成し遂げる それが我々の使命だ {大氷洋}から、帝都を攻める…… 確かに、そんなこと誰も思いつかない…… 君にはこの艦の護衛部隊の指揮官として、 存分に力を発揮してもらいたいと思っています 粉骨砕身、務めます! ほっほっほ……頼もしい限りです。 では、さっそく最初の仕事にかかりましょう 君の大尉としての最初の仕事…… それは「リーダーの任命」です リーダー、ですか……? 君は大尉に昇進し、艦内で求められる役割は これまでよりずっと大きく重くなりました E小隊に所属する人数も増え、 戦略の幅をさらに広げる必要があります すでにミラー少尉やラズ軍曹などが 君の補佐をしていますが…… 彼らに加えて新たな隊員をリーダーに任命し、 E小隊のさらなる充実をはかってください きっと、これからの戦いの 大きな力になるはずですよ ありがとうございます……! 誰を任命するかは、じっくり考えてください。 君が選ぶ人物なら、間違いはないでしょう (リーダーにふさわしい隊員、か。  さて、誰を任命するべきだろう……) ………… ……ミネルバ。 ……護衛部隊の指揮を、引き受けた。 なぜ……僕を推薦したんだ ……聞きたいのか。 私の口から、敗北宣言を 違う……! 君は僕を許していない、なのに ああ、そうだ……! クリステルを殺し、F小隊を壊滅させた! 私はあの一件を、生涯許すことはない……! だが ……クリステルは、最後まで誇りを胸に戦い、 己の信念を貫き散っていった あの絶望的な状況で、 私を生かすために全力で…… 私は、彼女の死に報いる。 帝国を打ち倒す……その信念を、貫く! だったら、何故君が指揮官を 貴様のほうがその任に相応しいからだ! F小隊は壊滅 D小隊は隊長以下負傷者多数 再編成されたこの部隊で、 まともな戦力を維持しているのはE小隊だけだ ……ならば、その隊長が 部隊全体の指揮官となるのが至極当然の話 ミネルバ…… ……クロード。 私には覚悟がある 死んだ者に報いるため、 勝利のために全てを捨てる覚悟が お前ごときと勝ち負けを争うような ちっぽけなプライドなど、もういらない この命を使え、クロード。 仲間たちに誓った、勝利のために 帝国打倒を願いながら散っていった、 仲間に報いる責務が、我々にはあるんだ ああ……分かっている 見ているぞ、クロード。 貴様の覚悟を その意志の強さを もしも、先に逝った仲間たちの想いに 恥じるようなことがあれば 私はためらいなく、貴様に銃口を向ける……! ウォラァッ! ドラァッ ……あっきれた。 まだやってるわ。 いっそ、{大氷洋}に放り投げて 雪合戦でもさせたほうがいいかもな。 なるほど、 それもいいかもしれないけど…… よほど体力が有り余っているらしい。 雪合戦では足りるまい。 ミネルバ……! クロードも……! <ミネルバ…… もう、その……いいの……?……別に、負傷していたわけではない。 いつでも出撃可能だ ―そこまで っ……………………………………………… 僕らはこれからキグナス作戦という 大きな目標の達成を共に目指す仲間だ つまらないことで いがみ合っている場合じゃない キグナス作戦……? なんだそりゃ…… なんだ、お前ら。 そんなことも知らないで乗ってたのかよ ラズ、みんなも……聞いてくれ。 この艦は{大氷洋}を北上し、帝都突入を目指してる これが『キグナス作戦』…… 僕たちレンジャー部隊が参加する、新たな作戦だ おい、クロード…… この艦、マジで帝都まで行くのかよ……?ああ、そうだ これに乗ってるだけで帝国をぶっ潰せるとは、 楽チンだなオイ!海兵の野郎ども、しっかり俺様を運べよ! なんたって、未来の英雄なんだからな!ハッ、この程度の揺れで弱音吐いてる 連邦のモヤシが帝都までもつわけねえだろ なんだとテメエ―! ラズ、やめるんだ!……どうやら、お互いを知るために 陸軍と海軍の合同演習が必要みたいだね ん……? 皆さん、お待たせしました。 これより冬季装備を支給します 冬季、装備…… ってことは、もう、かじかんだ指を 戦車の排気口で温めたり…… ありったけのソックスを 重ね履きしたりしなくて、いいわけですね…… まぁ……そんなことをしてたの? 大変な行軍だったとは聞いていたけれど…… 防寒コートに皮の手袋、 ウールのインナーにムートンのブーツ…… 安心して、これから先、 寒さに悩まされることはなくなるわ よっ……しゃぁああッ! よし、早速着替えよう!(4レイリィたち、ずいぶん遅いなぁ……ったく、女ってのはどうしてこうも、 着替えに時間食うのかね どうせなに着たって、 代わり映えしねえのにさ ふーん……? 言ってくれるじゃない じゃじゃーん! レイリィ・ミラー、冬季装備Ver.よ!………… お、おう……むぅ……何よ、感想は?い、いや…… とても似合ってて……いいと思う ふふん、でしょ? 裾のラインが可愛くなるように、 ちょっとカスタムしたの <それでこんなに時間がかかったのかよ…… いや…… 時間がかかったのは私のせいだ……………… へえ! カイさんもよく似合ってる―んん……? なんだよ、お前。 マントの色が変わっただけじゃねえか 大丈夫ですか? なんだか、ちょっと寒そうですけど…………サイズが、合わなかった あ、そうか……! カイは軍籍上、男で登録されてるから…… マリーに言って、 女性兵士用のものを用意してもらおうか いや、このままでいい。 厚着して動きが制限されるのは好まないし…… こうしてくるまってしまえば、 意外と暖かい ……ラズ、感想は? べ、別に……! 風邪ひいても知らねえからな! ああ、気をつけよう。 私はお前と違って、ナントカではないからな お、俺だって風邪くらいひくっつーの……!……………………,今日は、みんなに報告がある 機甲レンジャー部隊再編成により、本日付けで F小隊はE小隊に編入されることになった ……諸君 知っての通り、 F小隊は先の戦闘で、壊滅的な打撃を受けた 帝国軍の攻撃になすすべもなく、 多くの仲間を……失った くっ…… しかし、F小隊の心に宿る魂は 失われてはいない! 打倒、帝国! 散っていった仲間たちの分まで、我々は戦い抜く! ミネルバ……E小隊も共に背負っていく。 クリステルを始めとする多数の犠牲者の魂を…… そして彼らに誓おう。 かならずやり遂げて見せると……!……そうだ 帝国を打ち倒し、戦争を終わらせる。 我々をつなぐのは、その想いただひとつ……! 今後F小隊は、ウォレス大尉の指揮下につき、 E小隊と共にこの戦線を進んでいく! よろしく……頼む! F小隊からは、隊員2名のほか 戦車1台も戦力として加わることになる マイルズ、ダン。 こちらがF小隊の戦車長……ロナルド・オールビー少尉です よ、よろしくお願いします!<ま、堅くならず、な…… 気楽にやろうや ………… 新たな戦力が加わり、 E小隊の担う責務はさらに重くなった これから先も、厳しい戦いが予想されるが…… みんな、一丸となって戦い抜こう よろしく頼む! クリステル…… お前の死に……必ず報いるぞ……! 来るぞ、吹雪だ……!<全員、急げ! センチュリオンに撤収,ウォレス大尉、応答願います 大丈夫だ、すぐに帰投する いいえ、違うの。 帰投は待って …………? 氷上を、人影が向かってきてる。 視界が悪くて武装の有無は確認できないけど……,この吹雪の中を、徒歩で……? このあたりは島が多いの。 大抵は漁村だけど、中には帝国軍の基地もある ということは、帝国軍の{哨戒}か? こんな氷漬けの地獄に配置されるなんざ、 よほどのヘマしたヤツなんだろうな ともかく、身を隠すぞ。 敵なら1度やり過ごして、背後から捕縛する 了解! ん……? あの歩き方……軍人じゃないみたいだ…… 0はぁっ……はぁっ……はぁっ…… 民間人じゃないか! おい、そこの……君、止まって ひっ…… 安心しろ、危害は加えん。 我々は連邦軍の正規兵だ 君は、近くの島の住民? どうして一人で、こんなところを…… あ、あの……俺の村に、帝国軍が突然、来て…… せ、接収するとか、言って……(俺、ひとりじゃないんです! 後ろにはまだ、家族や親戚……20人います!家を捨てて逃げて、でも、みんな限界です…… 俺ひとりで、どうにか助けをって……はん……民間人を追い出して、 家はもちろん家財一式接収ってか 帝国らしいやり口だ…………マリー、艦長に至急確認を 救助を求める民間人、20人余りを収容したい。 許可が欲しいと伝えてくれ 一足先に、確認済みよ。 もちろん、OKですって 民間人を救助するのであれば、 追走する帝国軍を撃退する必要があるわね 民間人の救助、及び追跡する帝国軍の撃退。 訓練の成果を見せるときよ 幸運を祈るわ よし……! 帝国軍を、この村落で迎え撃つぞ! 民間人のみなさん! クレバスに気をつけて、ゆっくり進んでください! ふぅ……良かったわね。 センチュリオンへ収容許可が出て ああ……軍事機密の塊みたいなこの艦に、 民間人を入れるなんて…… 普通の艦長なら、 どう説得したって絶対に首を縦には振らないよ ん……? ラズ、どうかしたか? いや…… あの島民の中に、気になるヤツがいて…… またナンパの計画……? ホント、ところ構わずね…… ち、ちげえよ! 野郎だ、野郎! チッ……ジトっとした目でにらみやがって…… おい、お前! そっちは立ち入り禁止区域だ! すみ……ません…… おれ……字が読めなくて…… 0こっちだ、前の者の背中に続け あり……がと…… うぁっ…… しっかりしろ! もう少しで暖かい部屋に入れるんだ! 4はい、ありがと……ございます…… っ…………………………………… カイ。 どうかしたのか? あ、いや……なんでもない。 酷く痩せていたから、心配になっただけだ そうか、ならこの場は頼む。 私は禁止区域の見回りをしてくる ……分かった …………,やあ、待たせてしまったかな 私は、堅苦しい軍令などとは縁がなくてね ……ふっ 君も楽にしてくれたまえ ハインリヒ・ベルガー 帝国科学院技術開発局局長 ハインリヒ・ベルガーだ。 ベルガーと呼んでくれていい <帝国に飼われている、一介の科学者だよ。 私の見立てでは、 君は回りくどい口説き文句を好まない男だ。 ゆえに、単刀直入にいこう。 クラウス・ヴォルツ……君に私の部隊、 「ゼクス・オウル」を率いてもらいたい。 ジークヴァル会戦の責任を押しつけられ、 実力に見合わぬ補給部隊に回された、悲劇の中佐。 だが、私は知っているぞ。 君はこの帝国内で最も優秀な指揮官だ あいにくだが、俺は好みがうるさくてね。 女も、部下も それに敵も、だろう……? 「{運命の女}」と呼んでいるそうだね 連邦きってのレンジャー部隊。 連邦軍では、E小隊と呼ばれているそうだ 君の予測通り、 いまは{大氷洋}上にいるらしい 彼らにずいぶんご執心だそうだが…… いまの補給部隊では、2度と相対できまい 君がもたらした{大氷洋}海岸での艦隊目撃情報は、 戦局を変えるほどの重要な情報だ だが、脳細胞の凝り固まった 上層部の老人たちは陸を進む船など半信半疑 むしろ君の気が狂ったと、 厄介者を左遷する恰好の口実にする始末だ このままでは、君の{運命の女}は 連邦を救う勝利の女神になってしまうだろう だが、私の元に来れば、{大氷洋}のあの艦隊 E小隊とも思う存分戦うことができる 何と言われようと……可愛い部下を見捨てて、 他の部隊に乗り換える気はねえぜ ああ、そうだったな。 君の有能な戦車部隊……「アオスブルフ」! 彼らが危機に陥っていることは、 もちろん……知っているだろうね? なんだと…… 上層部の老人達は、{傍流}とはいえ 名門ヴォルツ家の血を引く君に手出しはできない 故に腹いせとして、君の大事なアオスブルフを 解体し収容所送りにする算段を立てているとか しかし私はこう見えて、 上層部に多少の影響力を持っていてね アオスブルフの隊員たちの身柄は、 ゼクス・オウルで引き取る根回しを済ませてある 全て終わればアオスブルフは勲章付きで、 晴れて陸軍の先鋒部隊に復帰できるだろう ……そうまでする、 あんたの望みはなんなんだ 簡単なことだよ。 E小隊を追い、彼らを殲滅してくれればいい さあ…… 引き受けて、くれるね? 部下の命運と、引き換えか。 ……わかったよ お前の口車に乗ってやる ただし、{運命の女}との逢瀬には、 それなりの装備が必要だぜ フフ……当然だ 資金に糸目はつけん。 最高級の逸品で装い給え さて、そうと決まれば…… 紹介したい者がいる 紹介……? 諸君、入って来たまえ! フォルセ君だ 彼には君の参謀を務めてもらう とびきり優秀な若者だよ フォルセ特務大尉 『ゼクス・オウル』参謀 そして …… ニコラとキアラ 2人はこの可憐な容姿からは 想像できないほどの戦闘能力を秘めている 私の最高傑作のひとつだよ。 大いに役立ててくれたまえ ……フン ふふ…… ニコラ・グレフ特務少尉 『ゼクス・オウル』工作員 くく……!キアラ・ロジーノ特務少尉 『ゼクス・オウル』工作員 では、あらためて!ようこそ、 帝国科学院特務試験部隊『ゼクス・オウル』 へ!!クラウス・ヴォルツ君、我々は君を歓迎する 私の部隊をよろしく頼む ……!……おや。 まるで図ったかのようなタイミングじゃないか !諸君にサプライズだ…… とっておきのゲストを紹介しよう!!彼女はクライマリア。 見目麗しき、最終兵器!4現代に甦った「ヴァルキュリア」だ グルル……ヴァル、キュリア……? 新兵種『擲弾兵(てきだんへい)』の 説明をするわね 実は、私も擲弾兵なのよ 擲弾兵は榴弾を遠くに山なりに飛ばす これまでになかった攻撃を行えるの 壁などの障害物を越えて攻撃できるから、 身の安全の確保もできるのが強みね でも、攻撃前の展開中は時間がかかるから 周りの状況には気をつけて!あと、擲弾砲を展開している間は その場から動くことができないの アクションモードに戻って○ボタンを押すと、 擲弾砲を収納して移動を再開できるわ ……あ、そうそう 擲弾砲は強力な分、 敵の姿が見えないと当てるのが難しい武器よ だから偵察兵で敵の位置を調べて、擲弾砲で砲撃! ……といった、他兵科との連携が鍵になるの 説明は以上よ さあ、私たち 擲弾兵の力を存分に発揮してちょうだい!(雪と砲弾の戦場へようこそ! 4今回の目標は『敵拠点の占拠』よ!戦場のヴァルキュリアのプレイが初めての人は 補足資料「プロトROM説明書」を読んでみてね それでは、E小隊出撃!作戦終了! 敵拠点を押さえたわ! 初めてにしては良い指揮だったわね プロトROMの内容はここまで。 楽しんでもらえたかしら?それじゃあ、ブックモードへ戻るわね。 また会えるのを楽しみにしてるわ! ラズ……お…… なんだよ、まーた書き物してんのか 終戦後には文壇デビューか? ベストセラー作家になったら、一杯おごれよ 人に読ませられるようなものじゃないよ。 自分の日記みたいなものだから 戦場で日記? そんなの、何の役に立つんだよ 作戦とか……色々と忘れないための記録さ。 頭の中の整理にもなるしね ま、これは…… あの人の受け売りだけど どうだい? ラズもやってみたら ジョーダン!0はは、確かに君には必要ないか ……なんか、今の言い方に含みを感じるぞ。 俺だって字くらい読めるし書けるからな?分かってるよ。 整理が必要なほど、難しく考えないってことさ <っこの…… 調子に乗んなよ、クソ優等生!……ねえ、あの二人。 いつもあんな感じなの?心配無用です。 じゃれてるだけですから、ケンカには―って、レイリィさんは知ってますよね。 幼馴染みですもん いいですよねぇ、 同郷の親友と同じ部隊で戦えるなんて 同郷の親友……? ラズとクロードが え……? 私たち、小さい頃はよく一緒に遊んでたけど、 いつからかラズは不良グループに入って…… 物心ついた頃には、 完全にいじめっ子といじめられっ子の関係 お世辞にも仲良しの友達って感じじゃなかったわ。 ましてや、ラズがクロードの命令に従うなんて! ああ……なるほど 確かに、そういう話は聞いたことがあります。 だけど、雨降って地固まるっていうか…… 訓練時代、 ちょっとした「事件」があったんですよ 事件……? 『そうですね……あれは1年くらい前。  1934年の5月のことです―』 これでようやくあの鬼教官ともおさらばだ。 あの野郎、戦場で見かけたら後ろから撃ってやる その怒りは帝国にぶつけてやれ、ラズ カイ……0これからは、演習じゃない。 実戦で帝国と戦うことになるんだからな けど少なくとも、今日までの敵はあの教官だ 軍服のボタンを掛け違えてただけで、 鉄拳制裁とマラソン40キロだぜ?わずかな気の緩みが、 戦場では命取りになるということだ だけど、 オレの「禁制品」が見つかった時は……ああ、あのとっておきのピンナップね!没収されたと思ったら、 「お古」になって戻ってきたんでしたっけ?大事な「ワイフ」が寝取られたってワケだ マジで絶対に許さねえ……! オレの天使、ベティちゃんを……! わはははは! 災難だったな、ザイガ!……フフ。 それは教官を恨むのもしかたないか で、次なる敵―もとい、 このE小隊の隊長って、どんな方なんですかね さぁな。 つまんねえヤツなら追い出すだけさ ……ラズ もう訓練生じゃないんだ。 上官命令は絶対だぞ だけど、この俺様に命令すんだぞ?先の大戦のくたばりぞこないや 家柄だけの青二才なんて、ゴメンだね そうだ、カイ。 いっそのこと、お前が隊長になっちまえよ!無茶を言うなよ、ラズ 俺は輝かしい出自も経歴もない。 お前と同じ、貧民街出身のチンピラだ <誰がそんな男に、 戦場で己の命を預ける? なーに言ってんだよ! お前は誰よりキレるし、射撃も度胸もピカイチだ あの鬼教官でさえ、 お前を殴ったことは1度だってなかった お前を認めてた…… いや、ビビってやがったのさ! この小隊の隊長に、 これ以上相応しいヤツがいるか? 今回着任する隊長は、 士官学校を首席で卒業した人物と聞いている エリート揃いの士官学校を、首席で 大した方じゃないですか! けっ、頭でっかちのお坊ちゃんか。 一番いけ好かねえタイプだ ……おっと。 来たぞ、ラズ 総員、敬礼ッ! ……お出ましか! 4諸君らE小隊の指揮官を紹介する ―クロード・ウォレス少尉だ クロード…… ウォレス……? おいおい、ウソだろ…… まさか…… こんなところで再会するとは…………や、やぁ…… よろしく頼む、カイ、ラズ…… 「弱虫クロード」……テメエが指揮官だと 俺は絶対、認めね 貴様…… 上官に向かってその口の聞き方はなんだ! ケッ……! 弱虫野郎に弱虫って言って何が悪いってんだ! ……ラズ、やめろ いーや、やめねえぞ! 俺はこんな奴の指揮下に入るのなんかまっぴらだ! ラズ よし、ならば今日の訓練は参加しなくていい。 代わりにマラソン100キロだ! ああ分かったよ、行ってやらぁッ! こいつの命令聞くよりはよっぽどマシだぜ! 4着任初日から、前途多難……だな は、はは…… 先輩! やあ、マイルズ。 戦車教練でコンビを組んで以来だね 覚えていてくださって、光栄です! 僕なんて、士官学校出でもない、 ただの操縦士なのに…… その後、士官学校を首席で卒業されたって…… すごいです! 戦車教練でA+を取れたおかげさ。 君にはずいぶん助けられた め、めっそうもありません……! またお役に立てるよう、がんばります!<俺にあいつの命令を聞けって言うのかよ……落ち着け、ラズ。 軍では階級が全てだ、知っているだろう? 俺が軍曹でヤツが少尉か。 それがどうした? 射撃の腕も肉弾戦も、 俺の足元にも及ばねえモヤシ野郎だ! 言ったはずだ。 クロードは士官学校首席卒業だぞ もう、以前のクロードじゃないんだ あの根性無しの、何が変わったって言うんだよ! 首席卒業だと? ハッ、笑わせてくれるぜ! 0おい、クロード! テメエッ…… っ…… 俺はお前なんかの命令に従うために、 キツい訓練に耐えてきたワケじゃねえ! 俺たちは命を張って帝国とやり合おうってんだ! 「弱虫クロード」なんぞの命令で死ねるかよ!………… ケッ…… ここまで言われて何も言い返せねえとはな……!<な、なんなんですか、あの言いよう……! 先輩、ちゃんと言い返してくださいよ! 戦車教練の模擬戦は負け知らず、 砲術だって一番だった 先輩は僕の……いや、僕だけじゃない。 一緒に教練を受けたみんなの憧れです!(断じて弱虫なんかじゃ ……ラズの気持ちも、分かってやってくれ。 言動より、ずっと繊細な男なんだ カイさん…… ……マイルズ 俺とラズ、それからクロードは ハーフェンで共に育った幼馴染みなんだ 子供の頃は、身分や立場など考えもせず 一緒に遊んでいてね。 だが、俺たちは生まれも育ちも貧民街。 かたやクロードは何不自由ない家の箱入り息子だ。 世の中の仕組みが分かるにつれて、 その差がラズの心を傷つけるようになって ラズだって、 内心ではクロードとの再会を、喜んでいるはずだ。 ただ、すぐには納得できないこともある。 俺からもよく言って聞かせるが ……いいや、カイ。 僕にだって、分かってる こういうことは、 言葉で言って伝わるものじゃない 僕がこの隊の、隊長なんだ。 自分でなんとかしなきゃ……ダメなんだ 方法を、考えてみるよ クロード…… ああ……そうだな。 それがいいだろう あっ、待ってくださいよ! せんぱーい 『それから数日後  重大発表があると、隊員が集められました 』 レンジャー課程に挑む、だあぁあ レンジャー課程って、あの…… 陸軍いち、過酷な…… あのー…… レンジャー課程って、そんなに大変なの……? 選び抜かれた兵士だけが得られる英雄的称号、 それがレンジャーだ! レンジャー訓練の課程を修了すれば、 肩章がもらえて特別な任務にもつける だけどその代わり訓練はめちゃくちゃ厳しくて、 脱走者や再起不能になる兵士も出るとか…… 精神面でも肉体面でも、 過酷を極める試練が課せられるって聞いたよ ふえっ…… ぼ、ボクはその試練、遠慮しておきます…… あたしは参加するよ! 前から興味あったんだ 俺は、金になるならなんでもやるぜ わ、私は……どうしようかな…… 挑戦するのは、小隊全員だ。 ひとりの{落伍者}も出さず、全員で合格する。 はぁああああああッ ……クロード、本気か? ああ、もちろんだ。 1度口にしたからには、やり抜く覚悟がある はっ、無理に決まってるぜ! 俺やカイはともかく、他の連中にできるわけねえ いいや、みんなでクリアする。 着任前に、全員の経歴や訓練成績を確認した。 個性は強いが、皆高い能力を持っている。 そして何より、 この軍に志願した、強い想いを。 僕が戦う理由は、 祖国ガリアを帝国の侵略から守るためだ。 みんなそれぞれ守りたいもの、 成し遂げたい事を抱えてここに立っているはずだ。 だが、何万何百万の連邦軍の中にあって、 今の僕たちは命令通りに動く駒にしかすぎない だけど、僕は駒で終わりたくない。 帝国をこの手で、自分の意志で打ち倒したい そのためには 確固たる実績と信頼が必要だ 最前線で戦局を左右する場に立ち、 自分の決断で戦略を決定する 精鋭揃いのレンジャー部隊として認められれば、 それが可能になるんだ……! ……バカげてるぜ クロード、それがお前の考えた「方法」か?…………,ラズ、お前にしては弱気だな なに…… 確かにこの隊には 体力面、精神面で不安のある者もいる だが、それは俺たちが いくらでもフォローできることだ むっ……!(仲間をフォローしながらのレンジャー課程は、 自信がないか?っっ……なワケねえだろ! 倒れたヤツは背負ってでも完走してやるよ!……なら、決まりだ …………!決まりだな、ウォレス少尉。 では、さっそくだが―約束通り、これより模擬戦を行ってもらう 模擬戦……ですか?小隊全員でレンジャー課程に挑戦する資格が あるかどうか、実力を試したいということなんだ ケッ…… ガリア男の根性、舐めてもらっちゃ困るね <望むところだ、クロード。 だが、相手は?……機甲レンジャー大隊の、精鋭だ 相手にとって不足なし……って、 そんなヤツらに勝てるわけねえだろ 0レンジャー課程は遊びではない 小隊全員で挑戦するという特例を認めるには、 相応の実績を示す必要がある ぐっ……! 初陣の相手にしては手強いが…… 不可能を可能にしてやろうじゃないか、クロード ああ…… 負ける気は、ない……! やったぜ、カイ! 見ただろ、俺様の実力を!,ああ…… 団結力の勝利、だな なんだよ、素直に褒めろっつーの!(確かに、この勝利は君のおかげだよ。 ラズ……目が覚めるような戦いぶりだった 僕の机上の戦略に…… 君の破天荒な行動が推進力を与えてくれたんだ な、なんだよ…… 分かりゃいいんだよ、分かりゃ……まぁ、アレだ。 お前の判断も、悪くはなかったぜ え……? ……ああ! ありがとう!ちょっ、チョーシに乗るんじゃねえぞ テメエはまだまだ隊長の器じゃねえんだからな!だから……俺やカイ、他の連中をちっとは頼れ! そうすりゃ、どんな相手でもラクショーだろ?ああ……! そうだな……「ラクショー」だ!ぷっ……ククク! 優等生が、慣れねえ言葉使うんじゃねえよ! ご、ごめん…………ラズ、よくやったな なっ……にすんだよ、カイ! 頭を撫でるんじゃねえ! ふっ……ははは……! まだまだガキ扱いするつもりだな……! ケッ……タバコ吸ってくらァ! 0ふふ……全く、素直じゃないな クロード…… お前に渡しておくものがある これは……? 俺がつけていたこの小隊の記録だ。 今日からお前が引き継げ その日の記録をつけて情報を整理するんだ。 いざというとき、迅速に的確な判断ができる リーダーは、常に冷静に、な カイ…… 小隊を、頼むぞ …………! 『その後  僕たちは全員でレンジャー課程に挑みました 』 『結果は異例の「脱落者無しで全員合格」。  小隊は機甲レンジャー大隊に編入されました 』 『こうして、クロード隊長率いる  精鋭揃いの無双の小隊……』 『レンジャー部隊E小隊が、誕生したんです 』 でも、そこからが地獄ですよ。 サバイバル訓練ではみんなリタイア寸前で…… ラズさんは「俺はカエルを食うくらいなら 名誉の死を選ぶ」なんて言っちゃって……! ああ、生のカエルの、 あのクニュクニュした皮の感触…… うっ…… とにかく、そういう数々の苦難を乗り越えて、 今のE小隊があるってことです いろいろあったのね。 私が来る前に…………変わったんだ、ふたりとも 私は…………そういやお前、 なんで士官学校なんか入ったんだ? あの「弱虫クロード」が、 いまや負け知らずの小隊長なんだ、驚くぜ はは…… そうだね……<なぁ、ぶっちゃけなんで軍に入ったんだ? やっぱ、 「レイリィのあの事件」が関係してんのか?………………あーあ、またそれかよ マジで変わんねえな、お前のそういうとこ。 イラつくぜ…………ごめん、ラズ…… 0ハッ…… 何に謝ってんだか……!………………しょうがねえな。 お前はすぐそうやって、ひとりで考え込んじまう お前はあんだけ跳ねっ返りの強かった 俺ともうまくやれたんだ この曲者ぞろいのE小隊だって、 隊長としてよくまとめてる そう……かな…… 0まだ言うか はぁ~……ったく! いいか? お前はもう、「弱虫クロード」じゃねえ レイリィとだって、きっとうまくやれるさ ラズ…………ああ。 ありがとう よし……偵察部隊からの合図が来た。 戦車部隊、出撃する!了解しました!……おぉーい! 待ってくれー!0オラールさんっ? なぜここに……0頼む! おれも連れていってくれ!昨日も言ったじゃありませんか。 あなたは連れていけないって……わかってる! ……おれが勝手なことばかりする支援兵だからだ 今回、任務から外されてやっと自覚した。 自分の間違いにも気づいた そして、本当はなにをすべきかわかった気がする。 頼む! おれにもう一度だけチャンスをくれ! オラール…… 連れていってやれ ダンさん?正しいか間違っているかはわからんが 男が本気で覚悟した瞬間であることは確かだ ………………わかった。 今はオラールを信じよう 支援を頼む 恩に着るぜ、隊長! それに、ダンさんも……!,礼はいい。 ……さあ、来るぞ くっ……{履帯}に被弾したか。 マイルズ、動かせるか? 動かせないほどじゃありませんけど 損傷が大きいです、このままじゃ…… 4うぉぉおおおお! どけどけどけぇっ 隊長! マイルズ! おれがすぐに修理してやる! その間、帝国のやつらを近づけんなよ! おお、さすがハーフェン号だぜ……! いいサスペンションだ しっかり磨いて…………いや、違う! 今は必要な整備に集中するんだ! これでなんとかなるか もうひと頑張り頼むぜ。 よぉし! いいぞ、マイルズ! 行けぇ は、はいっ!……! これなら、行ける! お……おおおっ! いいぞ、なんて力強い走りだ! この重低音! 輝く装甲! やっぱり戦車は最高だぜ! ヒャッホー!……ったく、はしゃぎやがって だが、あいつの戦車を愛する心は 本物だったみたいだな 作戦成功ですね! 帰投しましょう、戦車も問題なく走れます オラールさんの修理のおかげですね そうだろ、そうだろ! 戦車のことならまかせとけって!オラール、いつまでもはしゃぐな…… さっさと帰るぞ 左舷加速砲、設置完了!射撃指揮所へ伝令急げ!4帝都到達まで時間がないぞ、急げ!<センチュリオンの全ての乗員に告ぐ(この声……艦長じゃない E小隊の、クロードか……!,私はクロード・ウォレス大尉 少しだけ、皆の時間をもらいたい。 作業の手を止め、聞いてくれ 私は先ほど、重傷を負ったモーガン艦長より、 キグナス作戦の全指揮権を委譲された 身に余る大任だと分かっている。 しかし、私はこの任を全力で果たしたいと思う  0当艦は間もなく、 帝都シュヴァルツグラードへと到達する ここまでの道程は、過酷を極めるものだった。 我々は二隻の僚艦と、多くの仲間を失った しかし、我々はその痛みを乗り越え、 今まさに課せられた使命を果たそうとしている ここで、皆に伝えなければならないことがある。 このキグナス作戦の、真の目的だ この艦には、新型の反応兵器 「A2爆弾」が搭載されている その破壊力は、 キャバリエ号の最期から、想像してほしい 我々の任務は、 このA2爆弾を帝都内で起爆させること これが成功すれば、 帝都のあらゆる機能は―「消滅」する すなわち、帝国軍の「無力化」だ この艦で帝都に乗り込み、 機関部に搭載されたA2爆弾を起動する 1度起動すれば、 誰にも止めることはできない 爆発までの猶予は約一時間。 我々は工作員の手引きで郊外まで脱出し…… そしてそこから…… 帝国の終焉を―見届ける A2爆弾の起爆。 これが我々に課せられた最後の任務だ <この手で…… 戦争を、終わらせよう……! 勝てる……勝てるぞ<帰れるんだ……平和になった故郷へ……! 0うぉおおおおおおおーーーーっ 0うぉおおおおおおおーーーーっ 0うぉおおおおおおおーーーーっ 0うぉおおおおおおおーーーーっ(0うぉおおおおおおおーーーーっ!すごい……すごいぞ! これが我が艦の「切り札」か!そのエーツー爆弾とかいうのを 帝都に叩き込めば戦争が終わるんだろ?ふ、ははははッ! やってやろうぜ! 帝国をぶっ潰すんだ!最終手段、だな…… しかし、確かにこれで戦争は終わる すごいですよ、先輩! 実質的に、司令官じゃないですか!我々の勝利は目前だ! この作戦、必ずや成し遂げるぞ!4A2爆弾…… それって、つまり……………………ふぅ……(ご苦労だった、クロード ………………これを A2爆弾の起爆に必要なキーだ 艦長は、お前に委ねると決めた。 私も、その決定を支持したい 我々を……勝利に導いてくれ …………………… A2爆弾の、起爆…… 確かに、受け取った 必ず……成し遂げよう…… おいおい、驚いたぜ! まさかお前がキグナス作戦の総大将になるとはな! 指揮権を委任されただけで、 総大将ってわけじゃ…… なーに暗い顔してやがんだよ! ビビってんのかァ ま、お前がどんだけ偉くなろうが、 俺様がいつでも尻っぺた叩いてやるからよ!(はは……頼りにしてるよ ……この作戦、兄さんは全力で阻止してくるはず。 だけどクロード、あなたなら突破できる 覚悟はしてる。 彼は間違いなく、必勝の策を講じているはずだ だが……負ける気はない。 散っていった、仲間たちのためにも そうそう、大将は気を大きく持ってりゃいいんだ。 道を拓くのは俺らの仕事だからよ! お前の指揮を皆が信じてる。 頼んだぞ、クロード……! ああ……!………… なんだよ、レイリィ。 お前も何か ラズ、行くぞ なんだよ、もうちょっと決戦前の語らいを…… 4だから、行くんだ! 少しは察しろ! わ、分かったよ! じゃあな、クロード!……気を遣わせちゃったわね ………… ねぇ、覚えてる? 子供の頃……5人で冒険ごっこをしたの 薄暗くなってから、ひとりずつ廃墟に入って、 奥の部屋に名前を書いた石を置いてくるの ……覚えてる いつもカイが 「彼」が、脅かし役になってくれたっけ そう、そしてあなたは毎回、 途中でギブアップしてた 1度だけ、クロードって書いてある石が ちゃんと置いてあったことがあったけど…… 毎回ギブアップじゃ格好悪いだろって、 「彼」が代わりに置いてきてくれたんだ ……やっぱり。 みんな気付いてたわよ?<弱虫クロードって呼ばれるのも、当然だ ふふっ…… でも、いまは違う。 あなたは、弱虫クロードじゃないわ ……A2爆弾っていうのは、 アンジェのことね ………………そうだ。 一番艦の爆発も、同じ爆弾 メイン動力となるヴァルキュリアの少女が 死ぬときにだけ起こすことができる、大爆発だ A2爆弾が起爆すれば、 同じことが数百万の市民が暮らす帝都で起きる ……アンジェが死に、 大勢の帝国民が……死ぬ ガリアのため、たくさんの犠牲者のため…… だとしても、到底許されない……大罪だ だけど僕は、やらなくちゃいけない やらなくちゃ……いけないんだ…… いまもまだノーザンクロス作戦の敗走は続き、 東部戦線ではたくさんの同胞が死んでいっている 戦争を終わらせるために ……僕は……僕が…… クロード…… A2爆弾の基幹はラグナイト爆縮…… 私の父が生み出し、私が育てた技術よ 父の遺したラグナイト圧縮に関する研究を、 私が合衆国に持ちこみ完成させた 圧縮燃焼を昇華させれば爆縮反応を起こせる。 軍事転用される可能性も、分かっていて…… それでもいいと、思っていた。 ううん……そうなることを願っていたのよ 父の残した研究が帝国を倒す力になるのなら、 それは何よりの敵討ちになるはずだって ……レイリィ…… その行動が正しかったのか間違いだったのか、 私には……わからない。 確かなことがひとつだけある。 これは、あなただけが背負う責任じゃない。 私にはそれ以上に、責任がある あなたがやると決意したなら、 私は一緒に、その罪を背負うわ ひとりで抱え込まないで どんな結果に、なったとしても…… レイリィ…… ……ありがとう。 よし、行けるぞ……! ! 機関停止ッ なッ ば、ばかな……! 読まれていたんだ…… 僕たちが、ここを抜けると……! ―み、見えたぞ! この先が、帝都 シュヴァルツグラードだ……! ほ、本当に、私たち…… 辿り着けたのね……! …………! 速度、進路、そのまま! 最短距離で……帝都へ突入するッ! 了解した! 速度、進路、そのまま 待て! 前方に何かあるッ! ッ…… な、なに…… なんだ、あれは……? 氷塊が密集しているように見えるが…… 恐らく「樹氷」だ…… 海図によれば、前方に小さな島がある そこに広がる森の樹々に積もった雪が、 凍りついているんだ ……迂回するか? ……いや、迂回はしない。 このまま島を抜けよう だが……いくらセンチュリオンでも 陸地の上を進むのは危険すぎるぞ ……氷塊は砕けても岩は砕けない。 接触すれば、座礁するぞ 敵も、そう考えるはずだ。 我々がここを突破することは不可能だと そして、迂回路に罠を張り総力戦を仕掛ける。 帝都到達を阻む最後のチャンスだとばかりにね。 であれば、陸路を行き敵の裏をかくべきだ。 幸い、安全な進路は見えている。 ―あの、樹氷がね。 樹氷が、安全……? あれだけ生い茂った森林地帯なら、 座礁するほど大きな岩場はないはずだ。 ……確かに。 あの一帯に岩場は確認できない そうか……凍り付いた樹氷なら氷塊よりもろい。 これなら……行ける……! 了解した このまま直進する。 私は操舵に集中する 前方の監視と指示を頼む! ああ、任せてくれ ここを抜ければ帝都は目の前だ。 やり遂げよう、僕たちみんなで……!,帝国より、通信が入りました! つないでくれ……! はいっ!……こちらは ゼクス・オウルのフォルセ特務大尉 連邦軍に告ぐ。 ただちに降伏し、その艦を明け渡せ 猶予は1時間だ。 時間内に降伏の意志を示さない場合は 乗組員全員を殺害する っ……! 以上だ 待て、フォルセ……! フォルセ!通信、遮断されました! くっ……!後方に敵の大部隊が展開…… 退路が、完全に断たれている……!このまま突っ切るしかないが、 電磁ワイヤーで艦が無力化されてしまう……どうする、クロード…… 身動きが取れないぞ 僕の判断だ…… 僕の判断で、奴の術中に……!<いや、まだだ…… 打開策は、必ずある…………ここまで来て……ダメなのか…… だ、駄目なものか! この艦は要塞も同じ! 敵が乗り込んできたなら片っ端から 片っ端から片付けるとして、 それはいつまで続くんだ? あちらさんの兵力は、 この艦の乗組員の万倍はあるんだぜ くっ……! 4降伏、するしかない……ですよね……<おいおい、テメエら! なに諦めてんだよ!(わ、私は、諦めてなど……! いーや、諦めてるね。 ここを脱出できない前提で話してんじゃねえか!(ならお前は、 たった1時間でこの現状を打開できるのか(俺はできねえ! 策もねえ! 貴様ッ……!(だが、クロードならできる!先輩、なら……なぁ、そうだろ? これまでだって、そうだったじゃねえか!絶体絶命の状況を、 アイツがどれだけ鮮やかに打開してきたか……誰より間近で見てきた俺たちが、 信じねえでどうするってんだよ!……そうね、クロードなら 黙って相手の手中に収まるはずはない ………………へ、へへ…… すみません……そうですよね この艦は、先輩が動かしてるんだ。 きっと、いまも策を…… ラズ! あん? なんだよ……,クロードは艦橋で会議中だな ああ、そのはずだが…… ……行ってやれ いまのクロードにはきっと、 お前のバカさ―もとい、推進力が、必要だ ……私たちの言葉、伝えてきて! おっしゃ、任せとけ 0本当にいいのか? その作戦で…………その通りだ。 こんなもの、策とは言えない すまなかった、別の策を ちょーっと待った(ラズ どうしてここに……! お前の尻っぺたは、 俺が叩いてやるっつっただろ? なんだよ、シケたツラしやがって! 総大将が情けねえツラすんじゃねえ! そ、そうだな…… 0で、なんだよ、その策ってのは? 検証の結果、実現不可能だと分かった。 これから別の策を おいおい、悠長だなァ。 残り40分切ってるぜ? それに、経験上こういうときに思いついた お前の策には外れはねえんだ 策を立てるのは大将の仕事。 実行するのは兵士の仕事だ 聞かせてみろよ ならば、聞かせてやろう ブライアン……! 現在、脱出にあたって最も大きな障害となるのが、 高圧ラグナイト電流が流れるワイヤーネットだ この電流を、一時的にでも断ち切れば その隙に艦を前進させ脱出できる ルフの観測により、この樹氷地帯内にある 電源装置の位置も特定できた はっ、なら話は簡単だ! そこに急襲かけて、ぶち壊せばいい だが、この艦は帝国兵に囲まれている。 電源装置周辺も、守備兵だらけだ……! その包囲網を破る策も、すでに立っている。 そうだろう、クロード ………… もしかして…… 「風のお告げ」か……! その通り、ちょうど20分後に この一帯に暴風が吹き荒れるそうだ この地形で暴風が吹き荒れれば、 視界は完全にホワイトアウトする そのタイミングで艦から抜け出し、 電源装置をぶち壊す…… すげえ、完璧じゃねえか! 何をためらうことがある? やってやろうぜ! 0ダメだ……これではダメなんだ! あん……?……ラズ軍曹。 電源を制圧したら艦は全速で帝都に突入するわ そして帝都に集結している防衛部隊を破り、 起爆に備えて脱出ルートを確保する ああ、分かってるよ。 時間の勝負だってな これだけの作戦よ。 敵も確実に予備電源を用意しているわ 脱出は、一刻一秒を争うことになる。 電源装置の制圧部隊を、回収する時間はないの …………? ラズ、聞いてくれ 作戦に従事した者たちは、 必ず、死ぬんだ っ…… まだ時間はある。 他の作戦を考える だがクロード 出て行ってくれ! 嫌だね、俺は行かねえ! なら僕が行く…………………… ……バカ野郎が……………………よお、大将。 いい作戦は思いついたか?……ラズ…………僕は、自分が嫌になる 大切なものを守るために、 志願して連邦軍に入隊した 平和な暮らし、美しい町並み、子供達の笑顔、 なによりも、家族や友人の命―なのに、この作戦を思いついたとき、 真っ先に……俺の顔が浮かんだ、か?……君は少人数で敵地を強襲するとき、 最も力を発揮する この作戦も、 数名を選抜しての決行になる 最小の犠牲で、最大の戦果を得る、 最良の策だと―僕は狂ってる……! これじゃあ、フォルセと何も変わらない……!指揮官として最善を尽くそうとするうち、 戦争という狂気に飲み込まれてしまった……!0決断なんて……できやしない……………… いやあ、光栄だね! …… お前、昔はひとりで なんでもかんでも抱え込んでただろ? 俺はそういうお前を見て、 見下されてるってイラついてたんだ だけど、今じゃお前は押しも押されぬ総大将で、 誰もがお前の判断を信じてる なぁ……分かるか? 俺もだ 俺も、信じてるんだ ………… 自分の信じる上官に、艦の命運をかけた 一大作戦を任せてもらえるなんざ名誉の極みだ! ん……? なんだよ。 まさか俺には任せられねえって言うつもりか? この不死身のラズ様以上に、 お前の作戦を完璧にこなす野郎がいるって? ラズ……頼む…… もう、もう……それ以上は…… いいや、言え! お前の口で、命令してくれ! お前は変わったんだろ? 弱虫クロードじゃねえんだろ だったら……! 俺を信じて、任せてくれよ ラズ………………頼む…… この窮地から、僕たちを救い出してくれ…… 任せとけ、大将 待て、ラズ! なぜ制圧部隊から私を外した! バーカ。 視界ゼロで、狙撃手が役に立つかよ ライフルじゃなくても、 他の兵士にひけは取らない! まぁそう焦るなって。 {一弾一殺}の出番は、この後だ 一発ぶち込んでやるんだろ? 俺たちに出し抜かれて、 慌てふためく「カイ」のドタマに、よ やめろッ……! もういい! 誰がどう言おうが、私も制圧部隊に っ…………お前が残ってくれるから、 俺は行けるんだ 幸せに、なってくれ ―! き、来ました……! 暴風……! 視界ゼロ、ホワイトアウトです さすがは「風のお告げ」だな! 時間ぴったりだ! おーし…… そんじゃ、行きますか! 帝国側の降伏勧告から、 1時間だ…… <艦を明け渡すか否か…… 回答の時間ね…… 制圧部隊からの知らせはまだか……! くっ…… 信じて、待つんだ <帝国側から、通信です。 つなぎます……! ……時間だ。 お前たちの出した、結論を聞こう ……降伏、する ……ほう。 では即座に白旗を揚げ武装解除しろ その前に、降伏後の条件を確認したい。 捕虜になった者は フ……見え透いた時間稼ぎはよせ。 死期が数刻伸びたところでなんになる? やはり、 期待していたほどには成長していなかったな 非情に徹していれば、 あるいは打開できたかもしれない 子供じみた甘さを捨てきれないお前の負けだ。 潔く、降伏しろ ……いや。 もはや刻限だ 私も情は捨てよう 総攻撃を開始する……! 通信、完全に遮断されました! クロード、抗戦命令を! ラズはやりとげる…… 必ず……! 敵か 0うぉおおおおッ、どけええええッ ぐ……ッ! ぐぁっ おおお、おおおお…… 4てめえなんざ、こいつで十分だ……! !―今だッ!…………(クロード! クロードはどこ 0ここは一般兵は立ち入り禁止だ! 関係ないッ! クロード まだ制圧部隊は帰艦してない! 止まって、収容して! ラズは生きてるんだろう 見捨てるつもりか……止まるな! このまま、進むんだ クロード!,回線を……! ラズにつないで(駄目よ、無線は封鎖中 どけッ っ……! 4ラズ……! 頼む……つながって……,ラズ! 応答しろ、ラズ……!!4おいおい……無線封鎖中だろうが !4帝国の連中に聞かれちまうぜ……?!関係あるか…… いいから早く戻ってこい!!そんなところに置き去りにされたら、 いくら不死身のお前でも―!……悪ぃ、ヘマしちまった。 もう……動けそうにねえ ッ……!不死身のラズ様……か。 はは……ざまぁねーや……!まあ……その分、散々暴れてやったから…… 道連れにゃ、困らねーけどな !クロードッ! 艦を止めろッ! 今すぐ……今すぐ、助けに行くんださっきの命令が聞こえなかったのか! 前進だ! 通信を切れ……クロード……ッ……カイ! もうやめろ……!…………なぁ……俺の親友を困らせないでやってくれ…… この任務は、俺が自分でやるって決めたんだ ……この……バカ…… なに、カッコつけて……へへ……最高に、カッコイイだろ……? 英雄の最期ってのは、こうでなきゃ……は、は…………っ、は……あ…… ああ……気が……遠くなってきやがった……なぁ、クロード……言っただろ……? 俺なら完璧に……こなしてみせるって…………ああ……そうだ、な……#さ、すがは……不死身のラズ、だ…… 期待以上の……働き、を……#へへ…… 後はお前らに……任せたぜ……#戦争を……終わらせてくれ…… ガリアを、俺たちの故郷を、守ってくれ……#ラ……ラズ……#おいおい……泣くんじゃねえよ。 まったくお前は、俺の前では……<いつまでも…… 「泣き虫クロード」だな #ラズ……いやだ……嫌だ! 死ぬな 死なないでくれ……ラズ<じゃあな、リナ……クロード、レイリィ ……俺たちの分も、しっかり生きろよ ラズッ―いたぞ! こっちだ!……よう 火ぃ、貸してくれよ !ラ、ラズ……! ラズゥ―ッ うっ……ラアアアアズッ!ラアアアアズッ!う……うわああああああああああああああああ! 援軍が到着するまでは、積極的な戦闘は避けろ! 後退しながら、時間を稼ぐんだ……おい、見ろよクロード。 まずいぜ……橋が流されてなくなってる!これじゃあ…… 逃げるに逃げられねえ!この雨で、木や土もかなり流されて堆積してる。 なんとか、渡れそうなポイントを探すんだ なるほどね…… そんなうまい場所が、あればいいけどな…… 落雷で木が……!おいおい……うまい具合に倒れたじゃねえか。 ……ありゃ使えるかもしれねえな! この道はダメだ! 倒れた木で塞がってやがる くそっ、倒木か…… 迂回するしか手はないのか……? ―バウバウッ! この声は……! ガウッ!間違いねえ、ラグナの鳴き声だ! ってことは―4援軍が……みんなが来てくれたんだ!よっしゃあ クロード、逃げ回るのはここまでだぜ?4ああ……行こう、ラズ! 反撃開始だ この雨で道がぬかるんでる。 思うように進めないわね…… ガウッ! ガウッ! 0ラグナ……? そこに何かあるの?(あれは……獣道のようだ あそこを通れば、クロードたちのところに 早く着けるかもしれないわ……行きましょう! あの倒れた木…… レイリィ、あれは使えないか? 確かに、あれを渡れば向こう岸へ行けるかも…… 試してみましょう! よし! これで敵は全員ぶっ倒したな! まったく、一時はどうなることかと思ったぜ 恩に着なさい、あの信号弾に気づいたのは 私なんだから ここまで迷わずに来ることができたのは、 ラグナの力が大きいが、な バウ!ラグナ……それにレイリィ、カイ、他のみんなも。 本当に助かったよ、ありがとう まあ……これくらい、どうってことないわ そんなことより、とっとと帰ろうや。 体が冷え切っちまって……ヘクショーーイ!おっと……不死身のラズ様がこれしきのことで 風邪をひくほどヤワだったとは、驚きだな んな……っ?いや、こいつに限ってそれはない。 ……よく言うだろう?0バカは風邪をひかないって、ね! そうか なら安心だ。 でも、僕たちは気をつけないとね くそ、てめえら……寄ってたかって……! お、覚えてやがれッ(味方の増援が到着しました敵の増援が到着しました チュートリアル 濃霧についてよし……なんとか降下できたな。 みんな、無事か?い、いってえ……! 思いっきりケツぶつけちまった……!思ったよりみんなバラけちゃったわね…… まあ、この濃霧じゃ仕方ないけど ……出鼻をくじかれてしまったな 降下作戦は実戦では初だからね…… 多少のトラブルは覚悟の上さ ……むしろ、この状況は利用できる 互いに陽動、敵を撹乱しながら 各自の判断で要塞砲を目指すんだ……!0き、緊急事態警報だと 何事だ?報告します! 連邦軍が要塞内に侵入した模様です!バカな……一体どこから ええい、防衛部隊出撃! 侵入者どもを排除せよ!さすがに敵も気づいたようだ……! みんな、反撃に注意しながら目標へ向かってくれ!それにしても濃い霧だ…… うまく利用して敵に気付かれないよう接近しよう もうすぐ、センチュリオンが 要塞砲の射程に入る時刻だ このままでは…… みんな、要塞砲の破壊を急げ 敵要塞砲……完全に沈黙! 定刻通り、第1ポイントを通過しました やってくれたか……! 残る要塞砲は、1門…… 頼んだぞ、ウォレス大尉……! まずい…… まだ2つ目の要塞砲を無力化できていない! このままではセンチュリオンが撃沈される! 急いで要塞砲を攻略するんだ!要塞砲は……撃ってきません! 敵海上要塞の突破に、成功しました<やった…… やってくれたな……クロード……期待どおりの結果です、ウォレス君 敵要塞砲、健在……! 砲撃が……止みません……!4だ、駄目だ……突破できない……ッ! ……これまで、か みなさんと共に戦えて光栄でした。 あとは……仲間たちに勝利を託しましょう ……よし、我々の出番だッ! これより要塞内に突撃、潜入部隊を回収するッ!(みんな、どうかしてる……!こんな作戦、無謀だ…… 潜入に成功したのだって、まぐれじゃないか……!……なら、貴様はそこで腐っていろ ………………だが、後悔だけはするな 貴様にとって、何が大事か…… 今一度、己の心に問いかけてみるがいい ……ッ!後続部隊が出撃したはずだ! 援護を受けつつ、要塞を脱出する!……行くぞッ! ここまで来れば、もう大丈夫よね……!,お、おい、クロードはどこだ? えっ いたぞ、あそこだッ! ぶ、無事か、クロード ここは僕が抑える! はやくセンチュリオンに行け チッ、何やってんだアイツは…… 待ってろ、今助けに行くッ! くるな! 狙撃兵がいる…… 狙い撃ちされるぞ そ、そんな…… ここまで来て……どうすれば……―僕に任せて下さい あれは……ハーフェン号!<さあ先輩、今のうちに乗り込んで下さい! 4ああ! 助かったよ、マイルズ……!……すみません、先輩 ……何がだい? 僕はギリギリまで決断できませんでした。 ウィクトル中尉に諭されるまで…… 大事なものを心に問えと言われるまで…… 僕は何が大切か、わかっていなかったんです いいさ こうして来てくれた。 大事なものはもう、見つかったんだろ? はい……僕も、やり遂げます! 先輩たちと……仲間たちと一緒に 最後まで戦って…… そんな自分を誇ってみせます 4ああ。 必ず僕たちでやり遂げよう! 開戦の数ヶ月前―0ミネルバ隊長! お疲れ様です!……ああ。 クリステルか聞きましたか! 最近司令部ではあなたの噂で持ち切りだそうです 先日レンジャー課程も無事クリアしたことですし F小隊への期待が高まっているのでしょうね その期待に応えるためにも 今日も元気に精進してまいりましょう!クリステル…… 気を遣わせてすまない 最近、そのようなことばかり言ってくるのは 私を元気づけるためだろう?4あ…… き、気づいていたのですか ……でも、 しょんぼりしてる隊長もまたお美しい……! クリステル?あっ! い、いえ、その…… 隊長、最近元気がありませんが悩み事ですか?………………クリステル。 私が今、気落ちしている1番の原因はな <クロード・ウォレス……! ヤツの存在だ!クロード、ですか? 確かミネルバ隊長の同期の……そうだ……士官学校にいた頃から ヤツはずっと私の一歩先を歩み続けている 結局、ヤツには一度も勝てないまま 士官学校も卒業してしまった……私は、そのことがずっと わだかまりとして胸の内に残っているのだ しかし、同期で真っ先に隊長となったのは ミネルバ隊長だと他の隊員に聞きました それは、隊長の力が クロードを上回った証明になるのでは…… 上回ってなどいない…… 士官学校の成績も私は次点、首席はヤツだった それに……私がF小隊隊長になれたことは 実力が認められたゆえの結果ではない 正直……高級将校である父の威光があったことが 要因として大きい で、ですが、我らF小隊はあの過酷な レンジャー課程もクリアしたではありませんか 脱落者も無し 全ては隊長のご指導のおかげです! あなたがクロードに劣ることなど…… レンジャー課程ならばE小隊も合格している。 ……私達よりも先にな 学生時代と同じ…… 私は、ヤツの2番煎じだ それに、いつまでもクロードに勝てぬままでは 隊員達にも示しがつかない……!<いえ、そんな! ミネルバ隊長、私達は…………ここで愚痴を言っていても クロードとの差が縮まるわけもないか 皆を集めろ、クリステル。 F小隊は今から、特別訓練を開始する!<えっ、あ…… ま、待ってください、隊長!整列! F小隊はこれより特別訓練を実施する!レンジャー課程を乗り越えた今こそ、 いっそう気を引き締めねばならない!なんか…… ミネルバ隊長、妙に気合入ってるな?そうだな……普段からお厳しい方だが いつも以上に鬼気迫る勢いというか……(そこ! 私語はつつしめ! し、失礼しました! 4では、これより特別訓練を始める! それから、数日後―0諸君! 司令部より指示があった 数日後に、訓練の一環として E小隊とF小隊の模擬戦が行われる 我らが真の精鋭であることを証明するために 圧倒的な力の差を見せつけなければならない!<よって、F小隊はさらに特訓を増やすぞ!(願ってもない機会だ……模擬戦に勝利し  今度こそクロードの鼻を明かす!)(これ以上のていたらくは許されん……  気合を入れねば!)皆、どうした! 集中が乱れているぞ! そんなことではE小隊には勝てん!…………(これは……どうしたことだ。  小隊の士気が、下がっている?)……ミネルバ隊長。 今日は、皆の調子が悪いようです 模擬戦まではまだ時間があります。 今日はここまでにしてはいかがでしょう?……仕方ない 本日の訓練はここまでだ。 解散! ……クリステル は、はいっ! ここへきて隊員の心が乱れている…… いや、私から離れているように感じる 私の訓練は 厳し過ぎただろうか……? いえ! 決して、そのようなことは…… しかし、今のF小隊は一丸となれていない。 そのことは、肌で感じるのだ ミネルバ隊長…………… 失礼いたします! ミネルバ・ウィクトル少尉、参りました ウィクトル少尉、ご苦労。 突然呼び出してすまなかったな とんでもございません。 なにかご用でしょうか? うむ…… まず、先日のE小隊との模擬戦見事だった あれ以来、きみの活躍は目覚ましいものがある。 指揮能力や人材管理能力も評価に値する ありがとうございます! 司令部もきみを大きく評価していてな。 ……ひとつ通達がある 今日から君は、ウィクトル中尉だ 私が、中尉……? おめでとう。 これからも連邦のために尽くすように は……ハッ! 4それって、昇進ってことじゃないか! やりましたね! ミネルバ隊長! おめでとうございます! あ、ああ…… 突然のことでまだ実感がないが もうっ、しっかりしてください! 本当の意味で、実力を認められたんですよ! そして…… ミネルバ隊長は、クロードに勝ったんです!……! 勝った? 私が? 同期の中で誰よりも早く出世したじゃないですか! 名誉ある先任中尉ですよ! 確かに……そういう意味では 僕はミネルバに先を越されてしまったな そう……そうか、そうだな。 この結果は、己の実力で掴んだものだ <私は…… クロードに、初めて勝った……! 見たか、クロード! これが私の実力だ。 お前も早く追いついてくるといい! ああ、努力するよ しかし、この勝利は最初の一歩に過ぎない。 慢心せず、私も精進を続けるとしよう また、大事なものを見失いかけてしまったら…… その時は私を止めてくれ、クリステル 隊長……! そんな風に頼りにされるなんて、うれしいです! ならば私は、隊長が戦場に立つ限り ずっとお傍につき従います 隊長の勝利 隊長の栄光。 そのためにこの命を捧げます ……私は、良い仲間に恵まれたな。 これからもよろしく頼むぞ、クリステル ああ、まるで愛の告白みたい……! なんて幸せなの……ぐふふ……♪ クリステル? あ、は、はい! こちらこそ! よろしく お願いいたします! {永遠}に! あなたがF小隊隊長に就かれてから1年…… 早いものですね ああ。 今日は新たな入隊者が来ると聞いているが…… 失礼いたします! ロナルド・オールビー少尉参りました おお! ロナルド! 入隊者名簿を見た時にもしやと思ったが やはりお前だったか お知り合いなのですか? ミネルバ隊長。 うむ、士官学校時代の後輩だ。 戦車教練以来だな、ロナルド。 元気そうでなによりだ 先輩……いえ。 ミネルバ隊長もお変わりないようで 嬉しいぞ。 我が小隊への入隊を希望してくれて 学生時代、ミネルバ隊長に鍛えられた生徒は 皆、F小隊への入隊を希望しました あなたから教わった騎士道精神を胸に 誠心誠意励む所存であります。 頼もしい戦力が増えたな。 ……ならば、初めにやることはひとつだ。 隊長、それは当然…… またクロード達に負けてしまったか……! あの、ミネルバ。 僕達は今、射撃訓練をしているだけであって…… E小隊とF小隊で 成績を競っているわけじゃないと思うんだけど ……てっきり、ミネルバ隊長が我々に 指導してくださるのかと思ったが 初めにやることとは ウォレス中尉との勝負だったか こういったところは士官学校時代から なにもお変わりないようだな ああいうところも ミネルバ隊長の愛すべき魅力のひとつだ あまりに暴走されているようなら 我らが止めればよいだけのことだろう クロード、今日はお前の勝ちだ…… しかし、次はこうはいかんからな ミネルバよぉ、いい加減認めたらどうだ? クロードのほうが実力が上だって いや、ミネルバも十分すごいと思う。 訓練の成績もそうだし…… 僕の小隊の女性陣は、みんな言ってるよ。 どうすれば、あんなに強くなれるのかって それに、ミネルバは 男らしくてカッコイイとも言ってたし 男らしいって言われて喜ぶ女はいねぇって 失礼な! 隊長にも意外と女の子らしいところはあるぞ! ……なんだと? なんで本人が驚いてんだよ 仕方ない…… とっておきのエピソードを教えてやる! 子供の頃、隊長は誕生日プレゼントとして 父上にぬいぐるみをもらったのだ お、おい、クリステル。 その話は…… ミネルバ隊長は 今でもぬいぐるみをお守り代わりに持っている 夜なんか、そのぬいぐるみを 抱いていないと眠れないんだぞ! 満面の笑みで、ぎゅっとぬいぐるみを抱きしめる 隊長の愛らしさといったらもう…… クリステーール そそそ、その話はもういい! と、とにかく……次の勝負は必ず私が勝つからな! 首を洗って待っていろ、クロード! 此 今日もボロ負けだったな、ジェスター! またいつでも勝負してやるよ はあ、これで今月の給料もパアか…… くそ! 面白くねぇ!おや、ジェスター君。 今日もギャンブルかい?その様子では また負けて借金を作ったようね お前ら……ギャンブルで敗北して借金、か。 小説のネタにするにはインパクトに欠けるね 人のことを勝手にネタにするな 次の戦闘で軽く死んで おりた保険金を返済に当ててはどうだい?その様子をノンフィクションで書けば 少しはインパクトのある物語になりそうだ 怖ぇこと言ってんじゃねぇ!0でも、借金は早く返済すべきだわ。 金銭問題を甘く見てはダメよ? ジェスターさん へいへい、ちゃんと返すって。 ギャンブルで大金が入ったらな 一攫千金なんか狙わないで 地道に働いたら?できる限り苦労をせず、楽して生きる。 それが俺のモットーなんだよ ダメ人間の見本のような男だな、あんたは。 ……キャラ作りの参考にしておこう コナーはそればっかだな。 小説バカめ そんなんだから、 女房に逃げられちまうんだよ 逃げられてない!  呆れられているだけだ!「売れない小説を書くより稼ぎのいい仕事を」って いつも奥さんに愚痴られているのよね わ、私のことは、どうでもいいだろう。 今はジェスターくんの借金の話だ はぁ……最近はギャンブルも負け続きでよ。 他に、手っとり早く金を稼ぐ方法があればなぁ …………<あるわよ。 ちょっと特殊なやり方だけど 本当か 教えてくれ!……うふふ いいわ。 それじゃ、ついて来て ここは……テレサの部屋じゃねぇか。 おい、金を稼げる方法はどうした? その方法を 今からここで実行するの テレサ君、その方法とは?簡単よ。 ジェスターさんの内臓を売ればいいの。 ……おい、テレサ なんか、聞き間違いをしたみてぇだからよ。 今の言葉、もう一度言ってくれねぇか?<だからね? 楽にお金を稼ぎたいなら<内臓を売ればいいのよ。 ジェスターさん ……はああああああ?どこの病院や研究施設でも 人間の内臓は高値で売れるはずだわ 臓器の研究は まだまだ発展途上だから お、お前、なに言って……うふふっ。 ……子供の頃、学校で行ったカエルの解剖 剥き出しの内臓の美しさは 今でも忘れられないわ…… 人間を解剖する機会を求めて入隊したのだけれど 想像以上に早くその時が訪れたわね というわけだから、ジェスターさん。 さっそく解剖させて?腎臓なら2つあるし 1つくらいなくなっても大丈夫だと思うの 大丈夫なわけねぇだろ!冗談じゃねぇ! 内臓を売るなんて絶対にしねぇぞ!コナーさん、ジェスターさんをベッドへ。 そのまま押さえつけといてもらえる?コ、コナー! こんなバカなことに付き合ったりしないよな?ふむ……テレサ君。 今の話は、ちょっとどうかと思う <おお、そうだ! 言ってやれ、言ってやれ!腎臓は1つと言わず いっそのこと2つ取ってくれないか?仲間に手をかける狂った医者の猟奇殺人! これぞ、私が求めていた最高のネタだ! あっれえええええ 今の言葉は心外だわ。 解剖と猟奇殺人を一緒にしないでもらえる? ツッコむとこは、そこじゃねぇ! コナーも、なにバカなこと言ってんだ 面白い小説を書くためなら、 私はどんな犠牲もいとわない この小隊は、こんなヤツばっかかよ! 冗談じゃねぇ! 本当に殺されちまう! 4あっ、ジェスターさん どこへ…… どうやら戦場へ飛び出してしまったようだね。 私達も追いかけよう はぁ、はぁ……ち、ちくしょう…… せっかく帝国兵どもを追いはらえたってのに 今の戦闘で足をやられちまった…… もう、走れねぇ…… うふふふ。 ジェスターさーん、追い詰めたわよー では改めて、 小説のための尊い犠牲になってもらおう 楽しい解剖タイムの はじまり、はじまりー お、俺もここまでか……! なーんてね ……へっ? んっ?(冗談よ、ジェスターさん 解剖するのも、内臓を売るのも、 全部ウソ ウソ、だと……? 今までのは全て、 アナタにお灸をすえるための演技だったの なっ……なにぃぃぃ なんだ、そうだったのかい? つまらないな お前は本気だったのかよ…… それより、今は足の治療をしましょ。 ジェスターさん、傷を見せて?……ウソみてぇだ。 あっという間に痛みが引きやがった <お前、 普通にしてりゃ名医じゃねぇかよ なのに、あんな悪趣味な演技で 俺を追い回しやがって…… うふふ、このまま借金を 放置し続けたらどうなるか その恐怖を、今のうちに 肌で感じてもらうべきだと思ったのよ そういうわけだから、コナーさん。 今回のことは、小説にしないでちょうだいね? いいだろう……実はテレサ君を見ていて 別のネタを思いついたんだ 戦場に身を置く女性の生態を テーマにした小説はどうだろう? この小隊には興味深い女性隊員が多くいる。 ネタ集めのために、盗聴と盗撮の用意を…… アナタの生態も 奥さんに報告したほうがよさそうね この話はなかったことに ……お前って本当に 女房のことになると弱ぇよな ギャンブルと借金のことになると弱い あんたには言われたくない とにかく、ジェスターさん。 これからは真面目に借金を返済してね あ、でも解剖されたかったら いつでも切ってあげるわよ♪ 4その時は、私も全力で協力しよう! か、返すよ! 借金は返すって! こんな思い、もう二度とごめんだからな はぁ~…… とんだ災難だったぜ はあ…… ったく、最近の若いやつは……おや、機関長。 どうしました? 溜め息などつかれて ……機関室で、なにか問題でも?いやぁ、そういうわけじゃねぇ。 若造どもに喝を入れてたら、くたびれただけだ ハッハッハ、相変わらず手厳しいですな。 もっとも、その厳しさは愛情の裏返しでしょうが むずがゆくなるようなこと言うんじゃねぇよ。 ……ところで、お前らはなにしてたんだ?ブライアンの愚痴に付き合っていたのですよ。 副艦長の彼は、苦労が絶えないようで ……セルジオ、副艦長はやめろ。 前から言っているが私は一介の航海士にすぎない きみは、ほとんど副艦長みたいなものじゃないか。 常に艦の細かいところにまで気を配っているしね ……そういえば、先日。 医務室から患者が逃亡したと聞いたが?0さすが、情報が早い。 絶対安静なのに、自分はまだ戦えると言ってさ 最近の若者は、自分の身体を大切にせず 無理をしすぎるから困るよ……ふぅん。 オマエらも色々と苦労してんだなぁ まあしかし、周りに言いたいことはありますが 見どころのある者もいますな 特に―最近合流したE小隊 アイツらか…… まあ確かに、筋がいいやつも何人かいるな ……私の目から見ると、隊長からして半人前だ。 艦長の足を引っ張らなければいいが そういえばブライアンは 艦長に憧れ、共に戦うために入隊したのだったな 艦長と同期の機関長ならば、 あの方の武勇伝などもご存じなのでは? アイツの武勇伝なら山のようにあるぜ! 例えばな……,おや……皆さん、おそろいで おう? 珍しいじゃねぇか。 アンタがブリッジを離れるなんてよ 艦長。 ちょうど今、あなたの話をしていたところです 私の……? はて、特に面白い話はないと思いますが なに言ってやがる。 かつての「鬼の艦長」様がよ 鬼……? 噂で、そのような話を聞いたことがあります。 半信半疑でしたが…… 今ではよ 艦ではオレばっかり怒鳴り散らしてるが 昔は、艦長とオレの立場は逆だったんだぜ? 怒鳴るのは艦長の方 厳しすぎて誰も逆らえねぇ。 兵が泣いちまう前に止めるのが、オレの役だった 誰の意見も聞かず、自分の命令が絶対…… いつしか「鬼の艦長」なんて呼ばれてなぁ? こらこら、アンドレ……(ははは、悪い。 アンタにとって、あの頃の話は黒歴史か?……そうかもしれないな。 あの頃を、忘れるつもりはないのだがね 報告は以上です、艦長 わかりました。 ご苦労様です、ウォレス君 …………どうしました? 私の顔に、なにかついていますか?(あ……し、失礼しました!その……艦内の皆が噂していたものでして。 「鬼の艦長」のことを おやおや。 アンドレ達の話が広まってしまいましたか あれは、本当のことなのですか? 今の艦長からは、想像もつきません 本当ですよ……あの頃の私は愚かでした。 なにもかも、ひとりよがりで しかし、ひとりでできることなど少ない。 仲間がいてくれるからこそ目的を果たせるのです 戦場には兵士達が、艦内にはスタッフ達がいる。 今の私にとっては、皆心強い存在ですよ 僕ら前線部隊は、勝利のため…… そして、艦とスタッフ達を守るために頑張ります ありがとう、ウォレス君 ……ふふ、ですがね。 艦内のスタッフ達も、やる時はやるのですよ それは、どういう……艦長! 偵察兵より通信が! 敵影を確認とのことです E小隊、出撃します! お願いします。 私達は、艦砲射撃で援護をしましょう ふむ……ウォレス君達は 敵の殲滅に手間取っているようですね それにしても、敵の攻勢が妙です。 まるで、わざと戦いを長引かせているような…… なんだ、今の振動は 報告します! か、艦内に帝国兵が侵入! 動力炉前にて交戦中です!……外の敵は陽動でしたか クロード達が艦へ戻るのは もうしばらくかかるでしょうね やむを得ません E小隊が戻ってくるまで 艦内に侵入した敵は私達がなんとかしましょう 艦長、私も前線へ加わります セルジオやアンドレも艦に残っているはずです。 彼らと共に……頼みます ハッ―! ふう…… 今日の作戦も、なんとか成功したな まさか艦内に侵入されるなんてね。 援軍が間に合ってよかったわ ……そういえば、アンドレ達は? 艦内を走り回って、それぞれの仕事をしてるよ。 僕もなにか手伝おうとしたんだけど…… 「これはオレ達の仕事だから手を出すな」 って怒鳴られちゃったよ ウォレス君、ミラー君。 今回の作戦も無事成功しました、ありがとう 僕達だけの力ではありません。 ブライアン達も戦ってくれましたから 疲れてるはずなのにすぐ仕事を始めてくれて…… みんなには、感謝してもし足りないわ ほっほっほ…… そう言ってもらえると彼らもきっと喜ぶでしょう おう、お前らここにいたのか 皆、おそろいで。 なんの話をしていたのかな? 艦内スタッフの存在はありがたいと 話していたところですよ 皆の助けがあるから 僕らは作戦を円滑に進められるんですよね…… 皆さん、改めてお礼を言わせてください。 ありがとうございます 私達は自分の仕事をしているだけだ。 別に礼などいらない 感謝の気持ちがあるのなら お前もお前の務めを果たせ ハッハッハ! 相変わらずブライアンはクロードくんに厳しいな そういや、隊長さんを 半人前とか言ってたっけなぁ おや……? そうなのですか? 最近は、ブライアンのほうから ウォレス君の話をすることが多いのですよ 少しずつではありますが、 君を認め始めているようで…… えっ? か、艦長……! ほっほっほ…… ウォレス君には認めるだけの力がある。 それは私も感じています いつか…… この艦を任せられる日が来るかもしれませんね さ、さすがにそれは…… あり得ません。 我々をまとめられるのは、艦長だけです いずれにしろ、ブライアンがウォレス君を 心から認められる時は必ず来ると思いますよ これからも、皆で力を合わせ 戦い抜いていきましょう 艦長にまで言われちゃ仕方ねぇな。 いざという時は一緒に戦ってやるぜ、隊長さんよ 私も喜んで力を貸そう。 身体を動かすことは嫌いじゃないからね ……今後も、協力はする。 全てはこの戦争を勝利で終えるためだ そうだな、必ず勝とう。 これからもよろしく頼む……!……ああ だからぁ……聞いていますか、ブリトニーさぁん? あの男、本当に酷い奴だったんですよぉ!ワタシ以外の女は目に入らない!とか言って、 実は陰で浮気していやがったんですよぉ!どーして、ワタシの周りの男って、 あんな奴ばっかりなんですかぁ!少し飲み過ぎよ、リタ。 あんた、明日も非番じゃないんでしょ?いいんです、ワタシなんて! どうせ朝から晩まで 戦車を整備しているだけの女なんですから!友達は結婚して幸せな家庭を築いているのに、 ワタシはずーーーっと戦場で機械いじり……整備班長にはすぐ怒られるし、 変な男にばっかり言い寄られるし……この前なんて、両親から「早く結婚なさい」って、 手紙が届いたんですよ!ワタシだって好きで独身なわけじゃないのに! このままじゃ一生、女の幸せを掴めませんよー!あんたねぇ、もっとちゃんと自分を見つめなさいよ あんたが上手くいかないのは、いい加減過ぎるから0女がちやほやされる時期なんて短いのよ? いつまでもそんなものを頼れると思わないの うぅ……ブリトニーさんが言うと、 すごい説得力です……(あ? それ、どういう意味?え……? いや、だってブリトニーさんは 恋愛経験も豊富そうだし、結婚だって……結婚ねぇ……あんなのろくなものじゃないわよ。 あたしも結局、長続きしなかったしね そんなことありません! 結婚は女にとって最高の幸せなんです!分かったから今日はもう部屋に戻りなさい。 あたしももう眠いんだから ミレニア、悪いんだけど、 リタにお水を用意してあげて はい、ただ今お持ちします ミレニアさんは本当に優しい人だなぁ…… すごく清楚で、美人だし…… ミレニアさん! ワタシと結婚してくださいー! えっ? そ、そんな困ります! 私には大切な人が……! リタ! ミレニアを困らせるんじゃないわよ! あんたも真に受けなくていいから すいません…… まあでも、これでリタは臆病な子なのよ。 許してあげて 戦場で命を張らなきゃいけない不安を、 こうやって愚痴で発散しているのよ 分かっています。 私にもそういう不安はありますから リタさん、酔い潰れて寝てしまったみたいですね。 部屋まで送っておきます ありがとうね、ミレニア。 あんただって色々と大変な時期なのに いえ、私はそんな……0うぅ……頭が痛い…… すっごく吐きそう……気持ち悪い……だから言ったでしょ。 飲み過ぎると後が辛くなるって あんた今日はもう休んだら? 整備班には、あたしの方から伝えておくわよ いえ、結構です……二日酔いで休むとか 整備班長に聞かれたら、殺されちゃいますよ!あんたの場合、1回ぐらい死んだ方が良いかもよ? なんとかは死ななきゃ治らないって言うでしょ 酷いですよ、ブリトニーさん…… おはようございます 医務室でお薬をもらっておきましたよ。 昨日の様子だと、相当辛くなると思いましたので <これを飲めば、いくらか楽になりますよ おぉ、なんというお気遣い……! アナタは女神ですか 女神だなんて、そんな! 私は大したことは何も……いえいえ、出来る女性はやっぱり違いますよ! ワタシも見習いたいです!間違いなくミレニアさんと結ばれる男性は、 世界一の幸せ者でしょうね! えっ……?そう言えば大切な人がいると言ってましたものね。 その辺りどうなのです、ミレニアさん? わ、私は……,リタ、ちょっとこっちに来て!あら? どこへ連れて行くのですか、ブリトニーさん?…………いきなり、どうしたのです? せっかくモテる女の秘訣を聞こうかと あんたには言ってなかったかもしれないけど、 ミレニアの旦那は行方不明中なのよ 行方不明 ミレニアの旦那は、連邦軍の兵士でね。 出兵したきり連絡が途絶えてしまったのよ あの子が志願兵になったのも、 行方不明になった旦那を探すためなの そうだったのですか…… なんだか悪いこと聞いちゃいましたね…… まあ、あんたに悪意がないのは ミレニアも分かっているでしょう でも今後はミレニアの前で旦那の話をするの禁止。 いいわね? はーい…………あなた そ、それは本当なのですか、隊長さん ああ…… 今朝方、連邦本部から、きみに手紙が届いた 遺体の所持品からも本人であることが確認された。 残念だが正式に死亡通知を出す、と 4そんな……私には信じられません…… 私は絶対に信じませんから……! そんなこと……絶対に……! 待つんだ、ミレニア! だから、ワタシはですね。 将来を見据えて相手を選びたいのですよ 高収入で、顔が良くて、性格も申し分なし。 出来れば身分のある人なら、なおのこと あんたねぇ、そんな男がいるわけないでしょ! いつまで夢を見ているのよ そんなだから、あんたはダメ男ばかり引っかかるの いい加減に目を覚ましなさい! だったらブリトニーさんは、 どんな相手ならOなんです? あたしは娘のベッキーがいれば、それで満足よ。 男なんてもういらないわ そんな嫌な現実、聞きたくないですよー! ワタシは結婚したいんです!……きゃっ 4わっ ミレニアさんじゃないですか す、すいません! どうしたのです、血相を変えて? 顔色も優れないみたいですし何かあったのですか?……ごめんなさい! 今はもう……何も考えられなくて! 私のことは、気になさらないでください! さようなら……!(えっ? あ、ちょっと……!……行っちゃいました。 一体なんだったのでしょうか? 気にするなと言われても、 あんな姿を見せられたら気になるわよね ひょっとしたら旦那のことで……? 嫌な予感がするわね 後を追いかけたいところですが、ワタシたちには 次の作戦のための待機命令が出ていますし…… どうしましょうか、ブリトニーさん。 勝手に外に出たらやっぱりマズいですよね? まあ、あたしらは軍人だからね、 こればかりは仕方がないと思うしかないわ でも…… 今すぐミレニアを追うわよ! あとで説教でも軍法会議でも、受けてやるわよ! ですよね、さすがブリトニーさん! 一生ついて行きます! やりましたね! ワタシたち勝ちましたよ! ミレニアさんも無事みたいですし、 これにて一件落着ですね!………… ミレニア、事情は大体察しているけど、 あんたやっぱり…… 大丈夫です、私も理解したつもりです ブリトニーさんたちが危険を顧みずに 私を助けてくれたこと無駄には出来ませんからね 私はこれからも生きて戦います そうしてあの人が願った平和な世界を 取り戻したいです! きっとあの人も、 そう望んでいるのではないでしょうか そうね……それが分かったのなら もう何も心配いらないわね リタさん、ブリトニーさん。 本当にありがとうございました あなたたちがいてくれたから、 私はまた生きる気力を取り戻せたのだと思います 2人の友情に感謝します そんな大げさなものじゃないわよ そうですよ! 私たちが無事なのはミレニアさんが 一緒に頑張ってくれたおかげでもあるんですから! それに、ミレニアさんの旦那さんへの一途な思い すっごく感動しました! やっぱり愛の力は偉大です! ミレニアさんを見て、改めてそう思いました! 愛の力ね…… まあ、そこまで本気で愛せる相手がいるのなら、 男も捨てたものじゃないわね。 ワタシ、決めましたよ! 今度こそ理想の人と出会えるよう頑張ります! ミレニアさんの旦那さんにも負けないぐらいの、 最高の男性を探してみせますよ! あんたは本当に単純で羨ましいわね 何を言っているんですか! ブリトニーさんも一緒に探すんですよ! はっ? なんで、あたしまで…… さっき自分で言ってましたよ。 男も捨てたものじゃないって だったら、そう思える人を探さなくちゃ! 女はいくつになっても恋をしたい生き物なんです! だから、あたしを巻き込まないでよね! ふふっ、私はあなたたちから 沢山の元気を分けてもらっていますよ あなたたちと一緒にいられることを、 私は心から幸せに思います あ、あの、カルトさん……!……なにか?(この人は、確か別の小隊の……  な、なんの用だろう?) 明日の作戦で、ご一緒させていただきます。 その……よろしくお願いいたします!……ああ (わ、わざわざ挨拶に来てくれたのか……!  こちらこそ! よろしくお願いします!)(なにか話さないと……ああ、緊張する!  か、顔がどんどん熱くなってきた)カルトさんは腕利きの兵士だと聞きました。 俺、足を引っ張らないように頑張ります! ……向こうへ行け えっ?00(なにを言ってるんだ、僕は!)(違うんです! 僕、極度の上がり症で!  初対面の人と話すのが苦手なだけで……!)0す、すみません! 失礼しました! あ…………ま、またやってしまった。 どうして僕はいつもこうなんだ……はは、カルト。 また相手に変な誤解させちまったみたいだな ローラン……どうしよう、彼、せっかく挨拶に来てくれたのに すごく酷いことを言ってしまった……無口でクールな腕利きの兵士。 それがお前に対する周りのイメージなんだよな だから、皆ビビッちまって あんな風に挨拶に来るヤツまでいるわけだが…… 誤解なんだよ……! ぼ、僕は上がり症で上手く話せないだけなんだ 普通に話せるのは 幼馴染のきみと、妹のエリーンくらいだよ 仕方ないな。 俺があとで一緒に誤解を解きにいってやる あ、ありがとう、ローラン……!<困ってる親友を 放ってはおけないからな にしても、兄貴はちょっと頼りないってのに 比べてお前の妹は…… ねぇ、エリーン。 装備について聞きたいことがあるんだけど……<おい、エリーン! ちょっと手貸してくれ!(はーい! すぐに行きます! 相変わらず、すごいなエリーンは…… いつも、みんなに頼られて 明日の作戦は、アイツも参加するみたいだぜ。 いいところ見せないとな、お兄ちゃん う、うん……よし…… これで、明日の準備はできたかな にしても、同じ村で育った俺らが 今度は同じ戦場を走り回ることになるとはな あの泣き虫だったエリーンまで 入隊するとは思わなかったぜ ……昔に比べてエリーンは変わったよね。 しっかり者で、頼もしくなった 戦闘でも、しっかり結果を出してるし。 エリーンにそんな才能があるなんて驚いたけど…………誰かさんの役に立ちたいから 必死に努力したんじゃないか?誰かさんって? バーカ。 そりゃ当然、兄貴のお前…… ちょっと兄さん! 明日、出撃命令が出てるんでしょ? 準備は?あ、ああ…… とりあえず終わってるよ もうっ、気の抜けた返事ね。 そんなんじゃすぐ帝国にやられちゃうよ!……やれやれ、本当はブラコンのくせに。 本人を目の前にすると、途端にコレだ それと、ローラン。 親友だからって兄さんを甘やかさないように ったく……可愛げがなくなったな、エリーン。 ガキの頃とは大違いだ 昔のお前は、弱虫で泣き虫で…… なにかあるとすぐ兄貴に助けてもらってたのに バ、バカ! いつの話してるのよ!と、とにかく、準備はしっかりね? 兄さんは、ただでさえどんくさいんだから それに……わたしはもう子供じゃない。 今度は、わたしが兄さんを守ってみせる はは、気合入ってんなぁアイツ。 カルト、俺らも負けてらんねぇぞ うぅ…… 色んな方向からのプレッシャーで吐きそうだ…… ったく……そんな気弱でよく入隊できたな。 というかお前も、そもそもどうして軍に来たんだ?……あれ? 入隊した理由、言ってなかったっけ? 実はその…… 僕、きみが心配で連邦軍に入ったんだ なにを心配するってんだ? 俺は帝国を倒すためにここへ来ただけだぜ 帝国は悪だ 悪は打ち砕かれなきゃならない。 連邦の正義の力によってな ……そういうとこ、変わらないな。 きみは昔から正義感が強かった でも、今のきみは帝国の全てが悪だと思ってる。 そういう考え方は……どうなんだろう カルト、お前は優し過ぎる。 戦場に立つなら強い意志を持たないとダメだぜ うん…… それは、わかってる ま、心配してくれるのは嬉しいし お前と一緒に戦えるのは心強い 明日の戦闘も、俺はお前の背を守ってやる。 だからお前は俺の背を頼むぜ、相棒 ああ……そうだね。 頑張るよ ……兄さん ああ、エリーン お疲れ様。 怪我はなかったかい? うん、大丈夫 その…… さっきは、助けに来てくれてありがとう 兄さん、 すごくカッコよかったよ 鬼の形相で 敵陣を突っ切ってたな そ、そこまで怖い顔してたかな…… 0それから……ごめんね、兄さん え? なにが? 兄さんを守るなんて偉そうなこと言ってたのに 結局わたし、守られちゃったから…… 謝る必要なんてないよ、エリーンは大事な妹だ。 これからもずっと僕が守る ふふっ、お兄ちゃんってやっぱり優しいな。 そういうところがあるから、わたし…………数年ぶりだな。 「お兄ちゃん」って呼ばれたの えっ? あ……ま、待った! 今のなしなし! つい口に出ちゃっただけだから! と、とにかく、わたしはお礼を言いたかっただけ! それだけだからね! 兄さん! エリーンが、しおらしいなんて。 こりゃ明日槍でも降るかな……はは ……? ローラン、どうした。 さっきから元気がないみたいだけど ……お前に言われたことを考えてたんだ。 なにが本当の悪なのか、って え…… 僕、そんな偉そうなこと言った? 覚えてないのかよ ご、ごめん…… ったく…… 相変わらず変なところで抜けてるな、お前 ……にしても こういう結果も、ガキの頃と同じか 結局いつだって カルトのやることが1番正しいんだ 正しくて、優しいの い、いや……そんなことないさ 僕だって間違うこともあるし なにが正解かわからないこともある 俺も今は、 なにが悪なのかわからなくなっちまった ただ改めて…… 戦争は悲しいことだってのはわかったぜ 俺達の手で、終わらせねぇとな 僕には、頼もしい親友がいてくれる。 だからきっと大丈夫さ ……わたしは? もちろん。 しっかり者の妹がいてくれるのも心強いよ 1番頼りになるのはお前だぜ、カルト。 これからも、3人で頑張ろうな うん! ああ、もちろんだ いいえ フェイズ終了 情報確認 勝利条件確認 目標地点設定 システムフェイズを終了して、敵のフェイズに移行します 隊員の情報を確認します <戦闘の勝利条件、敗北条件を確認します 目標地点を設定します フェイズを終了しますか? 出撃/人 準備中 補充 残り 隊員を補充しますか? 一時後退しますか? 行動を終了しますか?,ここから先は作戦区域外です!,方向に帝国軍を発見しました!東西南北 北東 南東 北西 南西 防御 平地 草地 水 沼地 塹壕 対人 対甲 範囲 発射数 撃破弾数 命中 射程 弾数 防御 相性 説明 消費CP: ・?∞ オーダーウェルキンが習得しているオーダーを発令します セルベリアが習得しているオーダーを発令します 習得しているオーダーを発令します セーブゲームの進行状況をハードディスクに保存します ロード,セーブデータを読み込みます オプション,ゲーム中の設定を変更します タイトルタイトル画面へ戻ります 保存していない情報は失われます タイトル画面へ戻ります。 保存していない情報は失われます。 よろしいですか?^を負傷待機させました 勝利条件 敗北条件 戦闘評価敵防衛部隊は本拠点を中心に展開しています 我々は、河川敷、市街地の両面に部隊を配置 配置完了を合図に敵勢力に強襲をかけます 敵本拠点の制圧をもって今作戦を完了とします 直ちに準備に移ってください!(これより作戦を説明します <各隊員を配置して、戦闘に備えましょう では作戦を開始します。 みんな、落ち着いて戦いましょう! これより作戦を説明する 4各隊員を配置し、戦闘に備えろ!! ただいまより、作戦を開始する。 諸君らの活躍に期待しています 以上! 出撃しますか?(ブックモードへ戻りますか? 未配置の箇所がありますが、出撃しますか? 出撃 隊員配置 勝利条件確認 ブックモード ブリーフィングを終了して出撃します OPTIONSボタンでも出撃できます 自軍の隊員を配置します 2行目 勝利条件および敗北条件を確認します 2行目 ブリーフィングを終了してブックモードへ戻ります 2行目 回避 HP減 特殊(オーダーを発令しますか? 拠点を占拠しました 拠点を占拠されました 防御力低下 射撃能力低下 攻撃力低下 HP低下 戦績報告書 戦闘での活躍が認められました 謁見の間へ参向してください 帝国軍から、 を鹵獲しました ユニット詳細 装備変更 ポテンシャル説明 オーダー説明(これより作戦を説明する ただいまより、作戦を開始する。 以上!(それでは本作戦を説明する では本作戦を開始する この戦いの勝敗は 諸君らの双肩にかかっています 以上! 作戦内容を伝達する それでは作戦を開始する。 諸君らの幸運を祈っています 以上!(では現在の状況を説明する これより作戦を開始する。 心してかかるように 以上! では作戦内容を伝える 諸君らの健闘を祈っています 以上! これよりヴァーゼル防衛大隊と協同で行われる 「春の嵐」作戦を説明する では「春の嵐」作戦を開始する。 以上! 緊急事態が発生した コーデリア姫が 連邦の手の者に誘拐されてしまった 姫に危害を与えぬように救出することが目的だ。 各員、心してかかれ 以上! この戦いは帝国軍との主力決戦となる。 では作戦内容を伝達する これより作戦を開始する。 諸君らの奮励努力を望みます 以上! これより首都防衛大隊と協同で行われる 「乙女の盾」作戦を発動する ここを突破されれば、首都に進撃を許してしまう。 何としてもわれわれで食い止めるのだ 以上! 4これより本作戦の内容を伝達する 首都奪還の可否はこの一戦にかかっている。 敵陸上戦艦に火力を集中し、これを撃破する!,それでは作戦内容を伝達する 敵の拘束が困難な場合は殺害しても構わん。 情けは無用だ これより作戦を説明します みんな、落ち着いて戦いましょう!(それでは作戦を説明します これより作戦を開始します。 みんな、あたしたちでブルールを守りましょう! 作戦内容を伝えます それでは作戦を開始します。 みんな、ここで帝国軍を食い止めるのよ! アリシア、これはこの付近の地図だ。 どうやら僕たちは敵に囲まれてしまったようだな よし、では移動を開始する。 敵に見つからないように、包囲網を突破しよう! 先程の銃声はこの辺りから聞こえた。 小隊のみんながこの近くで交戦しているはずだ まずはみんなと合流するんだ。 よし! アリシア、行こう!,これより最後の作戦を伝える では作戦を開始する。 ガリアを僕たちの手に取り戻すんだ! ガリア軍拠点 ガリア軍本拠点 帝国軍拠点 帝国軍本拠点 敵榴弾砲が砲撃体勢に入りました 総員退避してください 敵戦車が燃焼弾の砲撃体勢に入りました 敵長距離榴弾砲が砲撃体勢に入りました 敵陸上戦艦が砲撃体勢に入りました 総員退避してください。 崖崩れが予想されます 敵ロケット弾の爆撃が予想されます 後方待機させました 戦車長 再戦 ブリーフィング ロード タイトル 現在の戦闘を初めからやり直します。 現在の戦闘を出撃隊員の配置からやり直します。 セーブデータを読み込みます。 タイトル画面へ戻ります 戦闘を初めからやり直します。 よろしいですか? 出撃隊員の配置からやり直します。 セーブデータを読み込みますか? それでは、射撃訓練はじめ!………………ラズ、準備はいいか?,おう、いつでもいけるぜ……!作戦通り、僕たちがターゲットを撃ち抜いて、 リナが倒したように見せかけるんだ あちこちで監視の目が光っている…… 気をつけて行動しないと 見つかりそうになったら、すぐに茂みに隠れよう。 そのままやり過ごせるかもしれない 了解! なあ、クロード さすがに教官どもに 弾当てちまったら……アウトだよな ……聞くまでもないと思うけど い、一応確認しただけだっつーの!それより、リナの方は大丈夫かよ…… 俺たちとうまくタイミング合わせられるのか?それについては心配ないんじゃないかな。 彼女は昔から、何でもうまくこなしていた―カイも、それを知っていてリナを残したんだ…… 自分の身代わりを問題なくつとめられるって と、とんでもねえ兄妹……だな ああ…… 命中確認! うむ、これくらいは出来て当然だな!…………―ふう……! よかった、うまくいったみたいだ……! お、思った以上にスリルあるな、これ…… ったく、心臓に悪いぜ……! め、命中だ……! なな、なんと……この距離を、いとも容易く……!………… どうだ、見たかッ タイミングもバッチリだったぜ,こ、声が大きいぞ、ラズ……! す、すまねえ…… ついテンション上がっちまって…… いや……気持ちはわかる。 僕も、緊張しっ放しでどうにかなりそうだから…… とにかく、次のターゲットが最後だ…… 可及的速やか、かつ確実に仕留めよう……!(4おい、クロード……目がこえーぞ……み、み、見事な腕だ お前ほどの狙撃手はそうそうおらん<いや、素晴らしい 素晴らしいぞ、カイ…………お、終わった…… もう……ヘトヘトだぜ……ぼ、僕も…… けど、まだ気を抜いちゃダメだ……急いで戻らなきゃ…… ほら……教官がはしゃいでいる間に……そ、そうだな…… ここでバレちまったら……笑えねえよな……(うん……笑えない……ね……チッ、あの野郎……ずっとあっちを見てやがる。 これじゃ近づけねえぜ そうだな……何かで注意を引ければ…… 何かで…………しかたない。 あれを……使うか。 お、おい、マジか?……演習用だし、 大した爆発じゃない……と思う そ、そうか…… それなら、いいか クソッ、アイツ、こっち見てんじゃねえ……! どっか行けってんだ、カカシ野郎……! 動きそうにない、か。 あそこからだとこちら側は丸見えだな…………よし、あれを爆破しよう おいおい、大丈夫かよ…… 設置されている位置を見てみろ…… 木に遮られて、爆風は彼には届かないさ それに、上手く木が倒れてくれれば いい目隠しになる そ、そうだな…… なら、まあいいか ぬ き、貴様ら、そこで何をしている やべっ、見つかっちまった に、逃げるぞクロード……もう遅いよ。 ここまでにしよう、ラズ やっぱり無謀だった…… 僕たちの戦いは……終わったんだ 増援が現れました ノーザンクロス作戦の発動から2ヵ月―連邦軍は各所に派遣された精鋭部隊による猛攻で、 帝国軍を制圧し領土深くに侵攻を続けていた 一方、日増しに伸びる補給線の維持は 目下最大の課題であり―遠征の各方面軍は、制圧した帝国領内に いくつもの巨大な前線基地を建設していた 『リーンブル前線基地』クロード達の属する第101師団の司令拠点であり、 今後の遠征を支える重要な{兵站基地}でもあった うわあ……す、すごい……! ここが僕たち連邦の前線基地ですか 3000人以上寝泊まりできる宿舎に、 100輌以上の戦車 それに、前線部隊に支給される弾薬や燃料、食料、 すべての物資はここに集められているそうだ そんなに……とんでもない量の物資を持ち込んだものですね。 ……ここが帝国領内だなんて信じられません 連邦もやるときゃやる、ってか?しっかしよ……こんだけ物資が豊富だってのに、 我らがE小隊にはボロ戦車一輌なんてな ボロじゃありません! どの小隊よりも念入りに整備してるんですから!それにしても……これだけの物量を前にすると ノーザンクロス作戦の規模の大きさがわかるな ああ、この物量で攻め込めば いくら帝国でも、泡食うはずだぜ!いや……帝国の領土はまだまだ深く広い。 これでも足りないくらいだよ そんなモンかね。 クロード隊長は慎重なこって ……ん? なんだよあれ、見慣れねえ軍服だな あ、あれ、海軍の制服ですよ! すごいや! 海軍の人までいるんですね! 海軍? 海軍がどうしてこんなところに…… 海軍サンが{陸}の上までご苦労なこったぜ。 ……お! 海軍の女士官、か……。 見ろよあの尻! 海の女ってのも悪くねえな! ちょっと、ラズさん? ちょっくら挨拶してくるぜ。 お近づきの印にな!……どうしようもないヤツだな 余計な問題、起こさなきゃいいけど…… 無理だろうな だね…………さて、集合までにはまだ時間がある。 僕は基地内を見て回ることにするよ 今回は時間通りだな、クロード。 この基地の施設は、一通り把握できたか?ああ、いままでのキャンプからすれば、 天国みたいなところだね それは結構。 では、その待遇に見合う働きを期待しよう 上官殿! AからIの各隊小隊長、全員揃いました では、早速だが本題に入ろう E小隊は拠点に着いて早々ではあるが、 司令部から出撃命令が下った この拠点の北東にレーヌという小さな町がある。 課せられた任務は、その街の奪取だ 我が隊の{斥候}が入手した情報によれば…… レーヌは帝国の通信拠点となっている模様です その通り、レーヌは敵の通信の要所。 故に機甲部隊が守りを固めている 機甲部隊、ですか……市街地に立てこもる戦車部隊に、 歩兵中心の我々が対抗できるでしょうか 心配には及ばん。 今回は後方からの砲撃支援を受けられる手筈だ 諸君らは街に侵入した後、 敵の戦車の配置を後方の砲兵隊に伝えればいい なるほど。 で、あれば……敵は戦車の数を「ハリボテ」で 偽装しているという情報もあります 真贋を見極めて確実に戦車を撃破すれば、 街の奪取はそう難しくもないでしょう ふむ、さすがはミネルバ。 頼もしいな! いたみいります ……ふふ、どうだクロード。 情報を制する者は戦争を制する、だ ……共同作戦、か…… 砲撃部隊との連携が、肝になるな…… っ…… 0街はできるだけ無傷で奪還しろ 帝国の設備はそのまま接収し、 我が軍の通信拠点として使用する計画だ 街の外に配備されている防衛部隊は、 ミネルバが全部隊を指揮し遠くへ引き離せ お任せください! その隙にE小隊は街へと潜入。 砲撃部隊に確実に情報を届けるのだ はっ……! 了解しました! おい、早速任務だって? チェッ、せっかく海軍の美人士官と デートの約束取り付けたってのにな はは、見栄を張るなよ。 手ひどく振られてたじゃないか ぐっ…… なんだよ、見てたのか 女遊びは結構だけど、陸軍の恥はさらすなよ おっ、お前には言われたくねえよ! ふーん…… 私には、な それより今回の作戦、砲撃支援があるという話だが もしかして、我々の後方に付くのは……その「もしかして」よ っ…… 0このあいだぶり。 生きてたのね 君も、無事でなによ 私の部隊、 あなたの指揮下に入るように言われたわ そうなんだ! よろしくたの そんなのまっぴらご免だから、 いま異動願いを出してきたところ そ、そうか…… ま、技術士官とはいえ、軍人の端くれだし。 正式に異動が決まるまでは、命令に従うけど…… あなたにまともな命令が下せるかしら? ねぇ、弱虫クロード ………… 弱虫とかよ……急に出てきたお前が 今のクロードの何を知ってるってんだ?……相変わらず声と態度だけは大きいのね、ラズ。 あなたは黙っていてもらえるかしら んだとッ!? それが10年ぶりに会った幼馴染に言うセリフか?(あ、あの……レイリィさん! 何があったかは知りませんけど、 せんぱ―ウォレス中尉は、立派な隊長です 僕たち隊員は、隊長を信頼しています。 隊長がいたから、今までやってこられたんです あなたも作戦に参加するなら、 その……(信頼しろって? この男を? ま、戦況が有利なうちはいいかもね。 でも土壇場じゃどうかしら 尻尾を巻いて逃げ出すのが 関の山なんじゃないの? 0レイリィ、いい加減にしないか! ……! 君の家族を奪ったのは、帝国だ。 クロードじゃない あれからクロードだって変わったんだ。 ちゃんといまのクロードを カイ、いいんだ でも……!……ここで何を言っても、 過去を取り戻せるわけじゃない 4僕は、築き直さなきゃいけないんだ 築き直す? ……何をだよ?……信頼を ……! レイリィ、見ていてほしい。 あの日から、変わった僕を それから、判断してくれ。 君の信頼に足る人間かどうかを、もう一度 ……任務に関係のない命令を、 聞くつもりはないわ。 ……やれやれ…… しっかし、 あんときのマイルズのツラったら…… あの距離に着弾したらそりゃ 腰も抜けますよ! ……ラズ、マイルズ。 調整用のパーツをもらいに行く、付き合え。 そんなのお前1人で……。 <あっ……! ほら、ラズさん、行きますよ! どうしたんだ、みんな ……ちょうどいいわ。 ふたりで話がしたかったから 座っていい? あ……ああ、もちろん! ……7月15日。 今年も、もうすぐね 「星の子祭り」の夜。 ハーフェンの街中の子供たちが大騒ぎした 夕暮れと同時に時計塔を駆け上って、 5番目までに着いた子が、鐘を1度ずつ鳴らす 鐘を鳴らした子は「星の子メダル」をもらって、 それから1年、胸に付けることを許される 君は毎年、メダルを誇らしげに胸に光らせて…… 僕にはそれが、まぶしかった 大好きだったもの、あのお祭りが。 絶対に負けたくなかった ……だから、きっと気付いてくれると思った 馬鹿ね。 忘れてるかもしれないのに 忘れない。 君はあの頃の思い出を、絶対に忘れたりしないよ ……信じてるのね、私のこと 私は、自分の意地で逃げなかっただけ 弱虫クロードが、あの局面を打開するなんて、 まったく信じていなかった だけど、あなたはやってのけた ……異動願いは取り下げたわ。 もう少しだけ、猶予をあげる 本当に「弱虫」じゃなくなったか、 確かめる責任が、私にはあるから <そしてあなたには、 証明する責任が、ね ……改めて。 よろしく、レイリィ た、大変だ……! 街が……レーヌの街が…… な……何…… っ…… 行こう、レイリィ…… 街が……燃えてる…… どうして……! あの街は連邦が接収したはずでしょう 帝国軍の仕業だ……! ヤツら、我々に利用されまいとして 街に火を……。 撤退したと見せかけて、 工作部隊が潜伏してたんだ! なんてことを…… 一般人だって……まだいたんだぞ! 通信兵も作業中だったはずよ! みんな逃げられたの 奴ら、焼夷剤を撒いたようなんです。 火の回りが早く……ほとんどの者は…… そんな……そんな……!(レイリィ、しっかりしろ! 火が……また火が…… いや……おとう……さ…………お父さん? そうか……この炎…… 10年前のあの日のことを…… しっかりしろ! あれは僕らの故郷じゃない! 君のお父さんはあそこにはいない! …… レイリィ……………… 蒕 0それでは明日、作戦を開始する 各隊員は3人でチームを組んで、 索敵および撃退を行ってくれ やあ、リリィ! 同じチームだな ああ……どうも、ジミーさん。 わたしと組まされるなんて、不幸な人ですねぇ。 不幸? なぜだ?ご存じありません……? わたし、疫病神って呼ばれてるんですよぉ 今回の作戦でも、 どんな悪いことが起きることやら……あ、東の空にカラスの大群が飛んでいますねぇ。 うふふふ……さっそく不吉です ははは! 厄病神か 人の身で神を名乗るとは大それたやつだ。 逆に心強いよ さて、チームは3人のはずだよな。 もう1人は……フッ……運がいいな 貴様ら。 この俺と、チームを組めるとは あー……こんにちは。 トーマス・ケビンさん トーマス、か……その名は捨てた。 今の俺はオーディン 戦の神オーディンだ!厄病神の次は、戦の神か。 同じ神同士、仲良くできそうだな、リリィ アレと一緒にされるのは、ちょっと……4アレって言うな! 失礼なやつだな!まあまあ、トーマス……いや、オーディン。 俺達は今からチームだ 仲良くしよう クロード隊長もいいメンバーを選んでくれた。 俺達で作戦に当たればきっと楽勝だな なら、いいですけどねぇ…… 明日の作戦が終わったら、1杯やろうぜ。 いい店を知ってるんだ ……まぁ、いいだろう 俺と飲めることを誇りに思いたまえ さて…… 今日はいよいよ作戦開始ですねぇ おやぁ? どうしたんですか、トーマスさん。 まだ戦場に着いてもないのに顔色が悪いですよぉ? お、俺は、オーディンだ……! どうしたもこうしたもない! さっき、ジミーが運搬車で弾薬を運んでいたが、 なぜかブレーキが故障してたんだ! 危うく…………トーマスさん。 そうやって素に戻れば結構普通の人なんですねぇ あ…… こ、こほんっ!俺の不休の脳細胞は、いかなる状況でも動揺せず 常に冷酷で、かつ的確な答えを出す―いや~ さっきは驚かせて悪かったな! オーディン!,うるさい、俺は驚いていない 今日は朝から、 やけに不運が続いてなぁ……家族の写真を入れた写真立てが倒れるわ、 新品にしたはずの靴紐が、また切れるわ……奇遇ですねぇ……わたしも今日は、 朝から不吉でしたよぉ E小隊が帝国軍に 全滅させられる悪夢を見ちゃいましたぁ ……おい もしや俺達、 今日の任務で死ぬんじゃなかろうか バカを言うな。 俺はこんなところでは、絶対に死ねない なにやら強い意志を感じますねぇ……?……実は俺、もうすぐパパになるんだ。 子供が生まれるんだよ ………… 早く戦争を終わらせて、 平和な世界を見せてあげたい 俺はそのために、部隊に入ったんだ。 絶対に生きて家族の元へ帰らなきゃな ……うふふ 不思議ですねぇ 今の話を聞いたら ますます生きて帰れる気がしなくなりました どうなることやら……な、なな、なんだ…… 今の音は……!野良犬か、なにかじゃないか? ちょっと様子を見てくる ま、待て! もし敵だったら……なぁに、すぐ戻る。 こんなところに敵がいるわけないさ うおおおっ! て、敵だー くっ……完全に敵に囲まれてしまったか。 だが、ここで諦めるわけには…… 増援が来た上に、逃げ道なしですかぁ。 よくもまあ、ここまで不幸になれるものですねぇ なっ……リリィ どうして来たんだ! うふふ……こちらのほうが、 より面白い不幸を体験できそうでしたので ……まったく フン、仲間か? だが1人増えたところで状況は変わらねぇ。 地獄を見せてやる! すみませんねぇ、ジミーさん。 地獄へのお供が、わたしなんかで いいや、十分心強い うおおおおっ ぐああっ(オーディン お前まで…………今なら逃げられそうだ! リリィ、オーディン! 走れ(くそ、逃がすな! 追えー! はぁ、はぁ……! こ、怖かったぁぁ…… て……偵察兵が雄たけびを上げながら 突撃してこないでくださいよぉ なっ き、貴様、せっかく助けてやったのに……! だって、1歩間違えば全滅するところでしたよぉ。 オーディンさん だから! 俺の名前はオーディン…………あれ? まあ、暴挙ではありましたけど ……カッコよかったです ああ! 命懸けで戦いを挑む姿、勇敢だったぞ! さすがは戦の神だな ……い、いや 今のはつい、反射的に言ったが…… 俺は戦の神とか、そういうんじゃない 俺はお前らに比べて、本当はずっと臆病で…… だが、今、 助けに来てくれたのは事実じゃないか 今は臆病者だとしても これからは勇敢に戦っていけばいい そうすればいつか、 本物の戦の神になれるんじゃないですかねぇ ジ、ジミー……リリィ…… だがひとまず……今日の戦いはここまでだ。 走っている間に敵も引き離せたようだしな 今の内に、基地へ戻ろう や、やった…… 基地が見えてきたぞ! リリィ! ジミー! そっちは大丈夫か? あまり、大丈夫ではありませんねぇ…… すぐに衛生兵を がふっ…… くそ、ドジっちまったぜ…… 0ジミー! そんな、撃たれたのか はは…… ちょっと……流れ弾が、な だが……心配するなって 俺は、死なない。 妻と子供が待つ家に、帰るんだ…… す、少し休めば……元気に……な……る…… ダ、ダメだ! ジミー! おい、目を開けろ! 死ぬな! ジミィィィィィ(いやー、危なかったなぁー! 今回は、さすがの俺も、 もうダメかと思ったが…… 弾が急所から数センチずれたおかげで 致命傷にはならなかったそうだ! ……ああ、そう うふふふ……ジミーさんって 1周回って運がいいのかもしれませんねぇ だな…… 必死になった俺がバカみたいじゃないか それにしても! 今回のことで気づいたが 俺達、なかなかいいチームなんじゃないか?……フン。 群れるのは性に合わん オーディンはこれからも1人、 戦場を求め彷徨うのが{運命}だ うふふ……この期におよんで まだそのキャラで行くんですねぇ ですが……わたしも、お2人を気に入りました。 これからも、仲良くしてくださいねぇ ……あーそういえば、 わたしも今回のことで気づいたことがあるんです わたし、自分の不幸を呼ぶ体質に ある種の自信がありましたし ジミーさんも 相当なものだと思いましたが…… わたし達に好かれたオーディンさんが、 実は1番不幸なのかもしれませんねぇ。 心配するな。 どんな不幸があろうと、俺が必ずお前達を守る。 そんなに気合入れなくても大丈夫ですよぉ。 次もきっと、戦の神が力を貸してくれます。 ね? オーディンさん。 あーうるさい、うるさい <お前らと組むのなんて 二度とゴメンだー! あれ? エリーンは? さっきまでいたのに。 まさか、ひとりで先に行ったなんてことは……きゃああああっ(! カルト、今の悲鳴……!……っ エリーン、どこだ! 返事をしろ!バカが、ひとりで向かってきやがった……! 撃ち殺してやる!邪魔をするな どけッ ぐああっ……はは、変わらないな。 エリーンが危険な目に遭うと、いつもこうだ ど、どうしよう……みんなとはぐれちゃった。 敵にも、囲まれてるみたい……散々兄さんにしっかりしろって言ったくせに 自分がこんな形で終わるなんてね……お前らしくないよ、エリーン。 こんなところで諦めるなんて 兄さん それにローランも…… まさか、わたしを助けに?ダ、ダメだよ、今すぐ逃げて! ここは敵に囲まれてるの!わかった、じゃあエリーンは僕の後ろにいて。 絶対に離れちゃダメだよ 心配すんなって、エリーン よく知ってるだろ? こうなった時のカルトは無敵だぜ エリーン、危ない! 伏せろ ぐぅ……っ ね、狙われていたなんて気づかなかった…… ありがとう、兄さん うん……でも…………どうして、今、撃たなかったんです? 引き金に指はかかっていたはずなのに ……撃てなかった。 俺にも、その子と同い年くらいの妹がいる な、なんだって…… ハッ……情けない最期、だな。 笑ってもいいんだぜ…………いえ、同じ立場だったなら 僕も引き金を引けなかったと思います そうか……その子は、アンタの妹か? ……大事にしろよ な、なんだ……? 帝国は悪のはずなのに。 こんな兵士もいるなんて…… なにが本当の悪なのか。 しっかり見極めて戦うことが大切だと思うよ ……! でもひとまず、感傷に浸るのはあとにしよう。 今は、ここを切り抜けるんだ よし! 作戦成功だ。 帰投しよう、エリーン、ローラン う、うん ……そうだな (あれ? 2人の様子がおかしいな……?  どうしたんだろう?) 増援が到着しました 敵に増援が発生しました 戦績報告書 基本戦績 クリア評価 対リーダーボーナス 対エースボーナス対戦車ボーナス 戦車修理費用 戦車 重戦車 特殊車輌 設置兵器 ターン ランク 人撃破 輌撃破 台撃破 勝利条件 敗北条件 戦闘評価 再戦ブリーフィング ロード タイトル(ガートルード・メルキオット 対象ユニットのみ服装を変更する(対象全員の服装を変更する 作戦指令室 訓練場 研究開発所 医務室 サロン 自室 慰霊碑 ブックモード 出撃 ポテンシャル説明 待機 はい いいえ 反撃 攻撃 移動 託す 歩兵装備開発 車輌装備開発 艦体装備開発 歩兵装備変更 車輌装備変更 ハーフェン号 グローリー号 キャクタス号 レーダー開発 艦砲射撃開発 救護部隊開発 車輌応急修理開発 ライフル マシンガン 対戦車槍 スナイパーライフル 擲弾砲 火炎放射器 手榴弾 標準服 戦闘服 装甲服 車体強化 攻撃補助 火力強化 足回り・弱点補強 確認 車体強化 攻撃補助 火力強化 足回り・弱点補強 艦体装備 ミッション情報 最終決戦 最終決戦(短期決着) 難易度を選択してください。 ※難易度はゲームを開始した後でも変更できます。 隊員配置 ミッション情報 部隊編成 ブックモード 勝利条件 敗北条件 条件テキスト 戦闘評価 ミッション名 ミッション説明 全体マップ ユニット配置画面 残り3ターン 残り2ターン 最終ターン あなた……どうして私を置いて、 逝ってしまわれたのですか……?あなたがいないのなら いっそのこと私も……―そこにいるのは誰だ!<帝国兵 どうして、こんなところに……?我々の進軍に気づくとは、鼻が利く奴め。 だが、戦力を測るだけの融通は利かないようだな たった1人で深追いしてくるとは、バカな奴め! 苦しむ間も与えずに殺してやろう!(こんな時に帝国兵に遭遇してしまうなんて……  でも、これであの人のもとへ行けるのなら……)そこまでよ、あんたたち! うちのミレニアを随分可愛がってくれたじゃない! なんだ 敵の増援か?こっちです、ミレニアさん! 急いで! 逃がすな! 追えー!リタさん、ブリトニーさん。 どうしてここに……?そんなの決まっているじゃないですか! ワタシたち友達じゃないですか!辛い時や悲しんでいる時に、互いに支え合うのが 女の友情なんです!でも、私は……悩むのは後回しでお願い! 今はまず、この状況をどうにかしないと あんたの旦那だって、 こんなところで死んでほしいとは願わないでしょ! ……?クロード隊長と連絡が取れました! 援軍を向かわせたので、それまで生き延びろと! あと……終わったら、3人ともお説教だと…… 良かったじゃない、お説教で済んで。 仲間の命を助けられるのなら安いものよ ミレニアも動けるわね? 仲間のもとまで慎重に撤退するわよ は、はい…… 敵の姿は……見えませんね。 もう大丈夫でしょうか? そうね! なんとか切り抜けられたみたいだわ 中ゴマを表示します 単純に出して、消すだけの場合はこんな感じです 小ゴマを表示します 大ゴマを表示します 中ゴマのレイアウトの紹介です こんなところや・・・こんな位置がテンプレートとして 用意されています 小ゴマのレイアウトの紹介です 大ゴマのレイアウトは基本的に中央のみです 以上、レイアウトの紹介でした レイアウトは基本的にテンプレートを使用しますが、 カスタムで値を設定することも可能です 次にメイン背景について説明です マップが動いているのがわかると思います 今、背景が非アクティブになりました。 マップが一枚絵になっています 会話イベントでは、何かしらモーションが切り替わるときは、 必ず別のコマに切り替えます その際は―このように、元のコマを非アクティブにして、 次のコマを重ねて表示してください ちなみに、 コマを非アクティブにする場合は…こんな感じで、コマ全体を灰色にしてください まずはオノマトペを表示します ドン バタ ポカ ドサ コト ザワザワ ガサガサ ガサ バタン バン キィ ドンドン ゴツン コンコンこんな感じで全14種類のオノマトペがあります 漫符(マンプ)を表示します こんな感じで全15種類のマンプがあります 通信汗 ひらめき 焦り ハート 鼻息虫 困惑 怒り 楽しい 照れ 驚き 驚き大 感動 落ち込み 4口パクテスト用ダミーテキストです 口パクテスト用ダミーテキストです 口パクテスト用ダミーテキストです 終了 4このテキストはダミーテキストです 故郷の街が焼かれたその日に、 みんな軍に志願した。 あの日の僕らは、 命を賭けうるものがあると信じていた それがどんな代償を払うものか、 知りもしないで それでもあれが、僕らの青春だった 「クロード・ウォレスの手記」より征暦1935年 3月6日   大西洋連邦機構領 ミルト郊外 クロード・ウォレス中尉 連邦軍E小隊隊長(北東の風、快晴……おっと! あ……? おいラズ、寝るな ……本気で眠りこけてたわけじゃねえよ お前こそ気張り続けてちゃ持たねえぞ 手ぇ震えてるじゃねえか ……! 頼むぜ隊長。 やっとやりあえるんだからな、帝国のクズどもと ラズ軍曹 E小隊分隊長……ああ グルル……………… 風が変わった……来る お、いつもの『風のお告げ』か! 敵が来るんだな? お前ら、出撃だ! カイ・シュレン曹長 E小隊分隊長 0E小隊! 聞こえるか{E小隊}! こちら{E小隊}隊長、 クロード・ウォレス 帝国軍が動き出した……そちらへ向かっている! そのようだ 頼む! そこを抜かれたら戦線が崩壊する……! E小隊、了解 幸運を 砲撃が終わるまでは敵も前進してこない。 その間に有利な配置につく。 カイは迂回して南の丘へ登り、 敵左翼の足止め ラズは、東側で敵の注意を引きつけてくれ。 随伴に2名。 おう! お前らしっかりついてこい! いつでもいけます! マイルズ・アーベック軍曹 E小隊戦車操縦士 ハーフェン号、前進! E小隊戦闘開始。 みんな、訓練どおりやろう 僕たちなら、できる E小隊、クロード・ウォレス中尉より、 ご報告いたします! 本小隊は帝国軍の戦車一輌を破壊、 任務を無事完了いたしました! 戦力差のある中での作戦成功、見事だった。 隊員諸君にも健闘を称える旨伝えてくれ ありがとうございます! ですが、これは隊員ひとりひとりの 勇気ある行動が掴んだ勝利です 称えるならば、私ではなくE小隊を うむ……君の言う通りだな。 隊のみんなも喜びます ……それはそうと、ウォレス中尉。 拠点に帰投後、すぐに司令部に出頭するように 今後の作戦行動について、 重要な伝達事項がある はっ! 承知しました。 E小隊、これより帰投します! 失礼します! クロード・ウォレス中尉、帰投しました! よく戻ったなウォレス中尉。 実に頼もしい戦いぶりだったぞ ちょうどこれから次の作戦説明を始める所だ ―遅い。 作戦終了次第、直ちに報告に来るのは基本だぞ ミネルバ、君も報告に? 「中尉」を付けろ、クロード。 階級は同じでも、先任の私のほうが責務は上だ。 っと……す、すまない…… ミネルバ・ウィクトル中尉 フン…… ふむ、ではさっそく始めよう。 ミネルバ、まずは戦況の共有を はっ……! 帝国との開戦から3ヶ月、我らが連邦は、 帝国の圧倒的な軍事力の前に敗退を重ねている。 領土の多くが侵され、いまや連邦領の3割が 帝国に屈しつつある……まさに危機的状況だ。 そこまでか……。 けどそんな状況じゃ、戦争の継続自体が…… ああ……帝国の勢いはさらに増している……。 このまま戦いが長引けば…… 確実に、連邦は敗北する。 ……ッ! 連邦が帝国に屈すれば、 奴らの{欧州}侵略を止める者はいなくなる やがては帝国がこの大陸全土を手中に収め、 独裁と圧制がまかり通る世界となるだろう それだけは、絶対に阻止せねばならん…… 我々は負けるわけにはいかんのだ!……そこで、だ。 我ら連邦の参謀本部も、ついに重い腰を上げた 劣勢にある戦況を一気に転換する大反攻作戦 その発動の準備がようやく整ったのだ ……大反攻作戦? 兵力を集中し、一点突破で敵の急所を突く。 一撃必殺の作戦だ 物資、兵力に余裕がある今のうちに、 一気に敵本拠点へと攻め入り、陥落させる 我々第32機甲レンジャー大隊は、 その{尖兵}を務めることとなった ……願ったりの任務ではあります。 しかし、我々が攻める敵の本拠点というのは…… どこだと思う? 帝国の戦意を一気に消失せしめ、 この戦況を連邦勝利へと大転換させうる場所だ そんな場所が帝国に……? ……まさか―!察しがいいなクロード。 ―そう、その「まさか」だ クロード・ウォレス中尉、帰投しました!ふむ、ではさっそく始めよう。 ミネルバ、まずはウォレス中尉に戦況の共有を はっ……!帝国との開戦から○週間、我らが連邦は、 帝国の圧倒的な軍事力の前に敗退を重ねている 領土の多くが侵され、いまや連邦領の8割が 帝国に屈しつつある……まさに危機的状況だ 確実に、連邦は敗北する ……ッ! 各所の合意がなければ物事が進まない連邦と違い、 帝国軍の行動は迅速かつ大胆 認めたくはないが、 さすがは専制君主国家といったところだな 連邦が帝国に屈すれば、欧州の軍事的均衡が破れ、 世界は混沌の渦に呑まれることになる…… <我々は絶対に負けるわけにはいかんのだ!……そこで、だ。 劣勢にある戦況を一気に転換する大反攻作戦 その発動に、合意がなされたのだ その先兵を務めることとなった しかし、我々が攻める敵の本拠点というのは…… どこだと思う? 帝国の戦意を一気に消失せしめ、 作戦目標は帝国首都シュバルツグラード! 作戦名は,『ノーザンクロス作戦』……! 征歴1935年 ヨーロッパ大陸は 東西二つの大国によって分断されていた すなわち、皇帝を頂点とした専制君主国家、 東ヨーロッパ帝国連合―通称「帝国」と、 王政を廃した共和国国家の連合体、 大西洋連邦機構―通称「連邦」である 鉱物資源『ラグナイト』をめぐって 対立を深めた両国は、ついに開戦 大陸は戦火に包まれる 帝国はその圧倒的な軍事力で 周辺国を次々に侵攻、占領 対する連邦は、同盟国間の足並みがそろわず、 劣勢を強いられていた 開戦から3ヶ月 ヨーロッパの7割を支配下におさめた帝国に対し、 連邦は一大反攻作戦を開始する 『ノーザンクロス作戦』 動員兵力600万人、第2次ヨーロッパ大戦最大の 犠牲者を出したこの戦いは 連邦では『東部戦線』 帝国では『大祖国戦争』と 後に呼称されることとなる 奮い立て、勇敢なる兵士たち! 我々はここに、 ノーザンクロス作戦を発動した! 今こそ帝国を打倒し、このヨーロッパから 腐りきった圧制者どもを一掃するのだ! それぞれの正義のために命を散らした、 おびただしい数の兵士たち そのほとんどが、明日を信じ、明日を夢見た、 どこにでもいる若者たちであった これは、連邦軍ガリア人部隊、E小隊隊長として ノーザンクロス作戦を戦った、 クロード・ウォレスの手記に基づく,若者たちの戦いの記録である 初めまして 私は連邦軍E小隊所属、 レイリィ・ミラー少尉よ 今回は、私がプロト版ROMの内容を説明するわ 今作では初代戦場のヴァルキュリアのシステムを 準拠としたゲームサイクルが実装されてるの ゲーム進行は初代と同じ 「ブックモード」で見せていくわ 戦記を読み進める感覚で 物語や戦闘を追体験できるのよ 今はまだ前作素材のままだけど…… 本編では手書きの手記風になるのでお楽しみに! イベントはコマ演出の会話イベントと 見せ場でのムービーイベントがあるわ コマ演出も1人だけじゃなく……(複数のキャラが出たり…… 大ゴマになったりと色々な演出を準備中よ 戦闘は好評の「Z」システムを更に進化…… っと、これは実際にやってもらった方がいいわね 私からの説明は以上よ。 それじゃ、新しい戦場を楽しんでね! 新兵種『擲弾兵(てきだんへい)』の 擲弾兵は榴弾を遠くに山なりに飛ばす 壁などの障害物を越えて攻撃できるから、 でも、攻撃前の展開中は時間がかかるから 周りの状況には気をつけて! あと、擲弾砲を展開している間は 擲弾兵の力を存分に発揮してちょうだい!(雪と砲弾の戦場へようこそ! 4今回の目標は『敵拠点の占拠』よ! 戦場のヴァルキュリアのプレイが初めての人は それでは、E小隊出撃! 作戦終了! 敵拠点を押さえたわ! 楽しんでもらえたかしら? それじゃあ、ブックモードへ戻るわね。 テスト 薄氷についてと、とんでもないですね……! 氷原が砕けて……一面ひび割れている……キャバリエの……あの爆発の熱と衝撃が、 この光景を生み出したんだ……歩兵はともかく……車両は進めますかね? 熱で溶けたのか、氷も薄くなっているような……戦車程度の重量は持ちこたえられそうだ。 でも、注意して進むべきだろう ―クロード、来たわ! あの黒い戦車部隊よ……!チッ、まァたあいつらかよ……! いい加減ここいらで白黒つけようぜ、クロード! ああ……! クロード! ヴァルキュリアだ!…………こ、今回は最初から…… ……小細工なし、総力戦ってわけね!二方向からの同時攻撃か……きついな …………ダメだ……この拠点にとどまっていても、 敵の猛攻を防ぎきれそうにない ……まずは拠点から移動して挟撃をかわす。 少しでも有利に戦える位置まで移動するんだ そこで態勢を整え、敵を迎え撃つ 拠点から離れてあの戦車部隊と魔女を迎撃…… 想像するだけで恐ろしいですね……,確かにね。 でも、勝算はある 前回の戦闘では、敵戦車を撃退すると ヴァルキュリアも撤退した…… 今回も攻撃目標を敵戦車部隊に絞って戦うんだ もちろん、同じ結果になるとは限らないが…… 戦車部隊の撃破は、必ず突破口になる ヴァルキュリアがどんなに強力でも、 単体の敵に僕たちが負けるはずない……だろ? は……はい さすがだな、{運命の女}。 こうしてお前といつまでも踊っていたいが そうもいかなくなっちまった。 こんな俺でも……結構色々と背負ってるんだ 守りたいモンも…… またひとつ増えちまったしな だから……ここで決着をつける。 どっちがくたばっても恨みっこなし、だ それじゃあ、続けるとしよう 俺たちは{噴火…… お前を燃やし尽くすまで消えない炎だ!急ごしらえだが……あれを試してみるか やるぞ、マリア……うるさいわね。 大声で叫ばなくても聞こえているわ 戦車の上にヴァルキュリアが……? 何をするつもりだ……ねえ、クロード 黒い戦車の砲塔に 取り付けられた、妙な装置が見える? 形状と状況から推測するしかないけど…… たぶん、エネルギーを収束させるための装置よ エネルギーを収束? まさか、ヴァルキュリアの力を……?違うかもしれないけど…… 最大限、警戒しておいたほうがいいわ わかった……!みんな、敵隊長車から距離を取れ! 身を隠す場所を探すんだ!またあの攻撃がくる……! くそっ……このままでは…………クロード、試してほしいことがある。 奴らの足元を見てくれ ……ひびが入っているだろう? それに、ほかよりずいぶん氷が薄い……あれなら、大きな衝撃を加えれば 砕けるんじゃないか? 銃撃程度じゃ割れそうにないが…… 砲撃や{手榴弾}なら、可能性はありそうだな 足元を砕けば、少なくとも奴らの体勢は崩せる ……試す価値は、十分にある! 全員、敵戦車の足元を狙え て、敵戦車、沈黙……! やりました……ついに撃破しました、先輩……!………… (……ジークヴァルで初めて戦った時から、  ずっと僕たちE小隊の脅威であり続けた―) (その鋭い戦術眼、操車技術、部隊の統率力に  翻弄されたことも一度や二度じゃない) (あの猛々しさ、荒々しさは、装甲越しにも  伝わってきて……僕の心を熱くした) (きっと……  彼のような存在を「好敵手」と呼ぶのだろう) 0本当に、手強い相手だったわね まあ……マシな連中だったんじゃねえか。 帝国にしちゃあよ でも、そんな強敵に勝てたんです……! すごいですよ、僕たち! おい、戦闘中だぞ! 気を抜くんじゃない、お前たち!……その通りだ。 まだ、敵が残っている……最も恐ろしい敵が 吹雪の魔女…… ヴァル、キュリア……! …………………… シップオーダーが使用できなくなりました 増援が要請されました バカな…… 報告よりも、帝国兵の数が多い しかし隊長殿。 今さら、作戦中止は不可能でしょう それはそうだが……すまない、みんな。 想像以上に危険な任務になりそうだ そもそも戦場において 安全な任務などありません どんな状況でも わたしはやるべきことをやるだけ ……3人とも、まったく動じないんだな。 心強い、頼りにしているよ フルーレ、メーベル。 余計な怪我はしないでね わたしは、自分のやり方を変えるつもりはないの。 ラグナエイドは滅多なことで使わないから き、貴殿はまだそのような……! どこまで冷たい人間なのだ!お2人とも、いつまで無駄話をしているんです? 行きますよ 負傷者は後方へ! ここは、私達が食い止める!ぐううぅ……!傷が痛むようでしたら あなたも下がってくれて構いませんよ メーベルこそ、傷だらけではないか。 逃げるなら今の内だぞ ……今の言葉、少しカチンときましたね。 この程度の傷で私が逃げ出すとでも?ドレイク家を……私の力を侮っているのですか? そもそも戦闘能力は私のほうが勝っており……わ、わかった、私が悪かった。 ……メーベルはどこで逆鱗に触れるかわからんな とにかく、私は撤退などしません。 ドレイク家の軍人は最後まで誇り高く戦います 私もだ……父から受け継いだ気高き騎士の魂 帝国兵どもに見せてやろう! 向こうで戦ってるのは……メーベルに、フルーレ? あんな無茶な戦いしてたら…… さ……作戦、終了。 帝国兵を、撃退しました…… 4メーベル! フルーレ! 大丈夫か もちろんです隊長殿! 私もメーベルも………… ぐっ…………メーベル?  おいっ! どうしたんだその血は……撤退する敵からの流れ弾に…… 私としたことが……油断しました…… メーベル! しっかりしろ 衛生兵! ラグナエイドを! すみません……! 皆、作戦中に使いきってしまったようで…… どいて!ラグナエイドなら、わたしが持ってる! 応急処置するから手伝って! は、はい! レベッカさん……?大丈夫、あなたを死なせはしない。 絶対に……絶対にっ……わたしは、もう二度と 仲間を死なせたりしない……! 購 こちらが、持ち去られた物資のリストです! ふむ…………これだけのものを、 よくあの短時間で持ち出したものだ。 実に鮮やか、だな は……?とはいえ単独ならこううまくはいくまい。 この街に、連中を手引きしたものがいるな ……レジスタンスと接触したか 「日光消毒」しておいたシーツ、 飛んでいっちゃってないかな…………? なんだろう、この煙……それに、においも……フゥ~…… 任務の後の一服……やめられねえよなぁ…… ラズ……! あ、アンジェ……?あわっ、あわわわ…… あ、あの、こ、これはだな,これは………… タバコ……?そっ、そうだ……! 何を隠そう、タバコだ!……懐かしい、におい えっ……? アンジェ、お前……記憶が戻ったのかよ…… 少し、だけ ……たぶん、だけど。 わたしのお父さんも、吸ってたんだと思う テラスで、荒れた畑を見ながら…… お父さんが、お酒を飲んでるの あたりには、これと同じにおいが立ちこめて…… そ、そうか…… 悪かったな、すぐ消すよ…… ううん、いいの! わたし、このにおい……嫌いじゃないよ へぇ……! 珍しいな…… 女子供はタバコを嫌がるモンだと思ってたよ おかげで俺は、ガキみてーに コソコソ隠れて……はぁ…… ラズ、タバコを吸っちゃダメなの? 「じょうかん」に怒られる……? あー……そういうワケじゃねえんだ。 ただ、タバコが嫌いなヤツが近くにいて……俺は、そいつに嫌われたくないから……よ。 タバコはやめたってことに、してるんだ ……!04ラズはその人のこと、大好きなんだ!ぶふっ そ、そそそそれは、そりゃ、あの……!好きな人のために、 好きなものをガマンするって……0すごいね、ラズ……カッコいい!い、いや、ガマンできてねえから、 こうやって隠れて吸ってるワケでな……とにかく、そういうことだから、 このことはみんなに内緒で頼むぜ ラズの、タバコは、みんなに内緒……0わかった! 秘密の……約束だね!そう、約束だ! えへへへへ~! あっ、そうだ! ラズ、タバコはここじゃない場所で吸うこと!ええっ なんだよ、お前、さっきは嫌いじゃないって……わたしは嫌いじゃないけど、 医務室のシーツににおいがつくのはよくないよ それに、カイはときどき ここに日向ぼっこしにくるから ああ、わかった。 気をつける……って<お、おおおおお前、なんでカイって……?ふふふっ! うまくいくといいね、ラズ! ~~~~!こ、子供が大人の事情に口出すんじゃねえッ! はーい!(ったく、近頃のガキは……,右舷のロープ、予備がないぞ! 上陸用のボート、 エンジンが動くかもう一度確認しておけ! 物資の運び込みは全て完了し、 弾薬と燃料の補充も間もなく終わります ……決戦の準備が、整いつつありますね E小隊の帰還は、 出発に間に合うでしょうか 間に合わねば、困ります。 ここから先の作戦は、一刻を争う 物資確保の手引きをしてくれた レジスタンスへの返礼は必要です ですが、何よりも優先すべきは キグナス作戦の決行 それが分からないウォレス君ではありませんよ しかし、動力炉の問題も、まだ…………ブライアン。 少し付き合ってもらえますか 珍しいな、アンタがこんな下まで降りてくるとは。 艦橋に根っこが生えてると思ったぜ ふ…… 相変わらず元気そうだな、アンドレ 通信機越しには毎日挨拶を交わしていても、 顔を合わせるのは久しぶりだ で、ここに来たのは? 俺のハゲ頭を拝みに来たわけじゃねえだろ ……「開かずの区画」に用があってね。 すまないが だろうと思ったよ。 メイン動力炉は、いまだにウンともスンとも、だ なぁ、ローランド。 そろそろあの動力炉のカラクリを教えろよ すまないが…… 君の頼みでも、それだけはできんのだ ……やれやれだ わかったよ、だったらアンタが責任持って、 ヤツのご機嫌を直してやってくれ ……では、行きますか ………… 4いまだ動力炉は空のまま、ですね ……そろそろ、ですねえ は…… 早急に、「あれ」を戻します ……いいえ あれの「発動」には、 自発的な意志の力が不可欠だと聞かされています では…… 自らの意志で戻るのを、待つしかありません。 「その時」が来るまでに 戻って……くれるでしょうか。 我々のために……………… ひどいわね…… きっと、美しい町並みだったのに…… ここは特に抵抗の激しい地区だったからな。 占領時、帝国軍が徹底的に破壊したんだ 至る所に見回りの兵士が展開しているな……<中央の広場に面した あの建物が見えるか? ああ…… そこに『マンネル将軍』が捕らえられている。 帝国軍内における、貴重な協力者だ 我々レジスタンスへの協力を疑われ、 取り調べを受けてる <それって、この前の潜入作戦の件で……?……ああ、だが証拠はまずあがらない 将軍は中央での評価も高い。 普通なら、数日の取り調べの後、無罪放免だ だが……今回は相手が悪い 指揮を執るのはレジスタンス狩りで悪名高い、 バーク少佐だからね 普段マンネル将軍に 抑えつけられてるって恨みもある 将軍を処刑するためなら、 あらゆる手段で証拠をでっち上げるだろう ろくでもない男だな…… いっそ、街にいる占領軍を俺たちで一掃するか。 手っ取り早いぜ? いや……例え街を解放しても、 またすぐに帝国軍に攻撃されるだろう レジスタンスだけで守り切れるとは…… 俺たちは地下組織。 正規軍を相手に正面切って戦う力はない だから……あんたたちに賭けてるんだ。 他力本願だって、分かってはいるがな そんなことは、ない。 これもひとつの、立派な戦い方だ。 実はな…… 春には子供が生まれるんだ。 ……だから春までに、どうにか平和に。 そう思って、活動してる。 生まれた子が最初に聞くのは、 銃声よりウタドリのさえずりの方がいいからな。 ……大丈夫、きっとそうなるよ。 僕らが―そうする ふぅ…… 終わったな…… レジスタンスも、全員無事らしい 将軍は? 少し衰弱しているが、命に別状はない。 無事、車に乗り込んだ レジスタンスの指導者として、 このまま我々のアジトに迎え入れるよ そうか……よかった ここから先は、こっちの仕事だ。 あんたたちは、先を急いでるんだろ? ああ…… 春までに、戦争を終わらせなきゃいけないしね 約束だ。 頼んだぞ ……そうだ。 男の子だったら、クロードと名付けるよ ……え? い、いや…… そんな立派な人間じゃないよ、僕は! そうそう。 こんな真面目クンになっちゃうわよ? ああ、真面目なタフガイなんて、大歓迎だね! じゃあな。 君たちの武運を祈る! ……あの車か…… 狙撃手―! まずい! 狙いは将軍だ…… くっ……! ミカ っ…… ぐわっ……! ミカは ……僕たちも、撤退だ 行くぞ……! レジスタンスっつーのは、つまり民間人で…… 軍規も俸給も勲章も、ねえわけだ。 立派なモンだよ、あいつはさ。 自分の信念だけで、将軍を無事に逃がして…… でも彼、誰よりも生きたかったはずだわ。 なのに、あんな無茶を…………ミカは生きた。 生き抜いたんだ、誇り高く ……またひとつ、 帝国を倒さなきゃいけない理由が増えたな 約束したもの、ね ああ……(セルジオさん、この綿は? ああ、指の先くらいに丸めてくれるかい? アルコールに浸して、消毒に使うんだ はーい! ん……? それじゃ小さすぎる もう少し大きく、だ でも、指の先……ははは、すまない。 君の手は、まだこんなに小さいんだな ドロップひと粒くらいだ。 分かるかい?うん! 昨日、海兵さんにもらったよ!なら、それをこの瓶いっぱいに頼むよ 優秀な助手が来てくれて、助かるな。 ありがとう、アンジェ えへへ…… ずっとここで、お手伝いしてられたらいいのにな 私は大歓迎だぞ。 カレンは有能だが、外科専門だからね 君はきっと優秀な看護婦になる。 保証するよ ……なれたらいいな。 そしたらみんなと、ずっと一緒にいられるから なれるさ。 自信がないかい? ん………………? そう……無事帰還しましたか。 ご苦労様です 間もなく艦は再始動します。 補給を行い、次の出撃に備えてください E小隊は、間に合ったのか ええ、さすがです レジスタンスに犠牲者が出て、 少し落ち込んだ様子もありますが…… 結果、これまで以上に、 団結力が強くなったようです 頼もしい存在ですね。 しかし、これからの作戦の要は ……!封鎖しているはずの回線が…… 一番艦……キャバリエからの緊急通信です! すぐに繋ぎなさい! はいッ……! か、艦長……………………ちら、一番か……バリエ。 敵大部隊……襲撃…………我、沈没の…………。 至急…………援を、乞う………… う、ぬ……0キャバリエまで…… 沈むのか……………………ヘ、ヘンな意味じゃないんだからねッ!………… え……っと…… さ、さすがに冷えてきたわ。 そろそろ戻りましょ ……もう少しだけ、ここにいて欲しい。 君に、プレゼントが届く ……え? ……きれい……!……これも予知していたの?,空ばかり見ていたおかげでね あの頃の冴えない僕に感謝しないと ………… 僕にしては気の利いたプレゼント……だろ?……うん ……必ず、生きてハーフェンに帰ろう ……一緒に、ね ああ……約束だ ……そうだ、レイリィ。 甲板に出ないか? 甲板……? もう日が沈んでる……寒いわよ? 0ああ……だからいいんだ。 来て わぁ……! す、すごい……! これって……! ああ……オーロラだ 初めて見たわ! 北方でも、なかなか見られないって聞いてたけど…… クロード、あなたって、 「オーロラのお告げ」も聞けたの? オーロラが見られるかどうかは、運次第だよ ただ、今日は雲もないし新月で空が暗い。 見えやすい条件は揃っているから…… やっぱり、予知なんじゃない! すごいわ、こんな景色が見られるなんて…… 僕も初めて目の当たりにした。 君と一緒に見られるなんて……本当に、幸運だ ……そうね。 いろんな奇跡と幸運と……犠牲があって…… ようやくここまで来たんだね。 僕たちは…… 星の子祭りのあと、いつもみんなで こうやって夜空を眺めたわね ああ…………君がハーフェンを離れてから、 僕は空ばかり見ていた 何とか立ち直って、ここまで来たけど…… 僕は、本当に変わることができたんだろうか ………………もう、許してあげる え……? あなたは変わったわ…… この私が言うんだもの、間違いない でしょ? そう……だね だから、許してあげるの。 わかった?,レイリィ…… ……ありがとう そ、そのかわり、戦争が終わったら うちの工場の再建を手伝ってよね ああ、喜んで! 喜んでていいの? その後も、一生こきつかってあげるんだから! 一生……? 4そうよ、おじいちゃんになるまでね! それはその…… 僕にとっては願ったり叶ったり、だけど…… え……? ッ……! 騒がしいな。 なにかあったのかい?あ……はい、ちょっと。 あちらの3人が……レベッカ殿! 一体どういうつもりだ!戦闘中、なぜラグナエイドを使わなかった! 苦しんでいる負傷者が見えなかったのか?大した傷じゃなかったでしょ。 あの程度でラグナエイドを使うのはもったいない も、もったいない……? 治療は支援兵の役目だろう!……わたしには、わたしのやり方がある それよりフルーレ、あなたこそ。 自分の役目をちゃんと果たせているの?あなた、なぜかいつも剣術の訓練ばかりして 銃の訓練をサボっているでしょ そんなことだから、 いつまでたっても銃の命中精度が上がらないの どっちもどっちですね。 軍人たるもの、任務遂行が最優先です そのような体たらくで精鋭であるレンジャーを 名乗らないでいただきたいものです 特にフルーレさん 帯剣許可もない中で あなたが剣術の訓練を続けるのはなぜです?理由を話してください。 そこから改善点を見つけます。 む……それは……銃の腕に自信がないから、 剣なんて古い武器に頼ろうとしてるんじゃない <古い、だと…… 貴様もう一度言ってみろ!レベッカにフルーレ、そしてメーベル…… あの3人、仲が悪いのか?そうですね。 最近、ああやってぶつかることが多いみたいです でも、それはきっとお互いをよく知らないから…… 理解し合えれば、なにか変わるんじゃないかと あの3人、 本当はとてもいい人達ですから ふむ。 それなら…… というわけで……レベッカ、フルーレ、メーベル。 ちょっと、こちらの方で諸事情があってね 今日から君達には 同じ宿舎テントで生活してほしい こ、この3人で、ですか まあ……別にいいけど しかし、隊長。 この状況、なにか作為的なものを感じるのですが そ、そんなことはない。 諸事情によるものだよ 明日の作戦も君達でチームを組んでもらいたい。 よろしく頼む 剣の訓練は、これくらいにしておくか ……なんだ? 向こうから話し声が聞こえる……なんなんだよ、メーベル…… なに急にキレてんだ?私が怒っている理由はひとつ。 あなたの言葉にカチンときたからです なぜ、フルーレさんが「役立たず」と 侮辱されなければならないのですか だってよ…… あいつ、銃の腕はからっきしだし その点は同意しますが、こういう場合は 改善するよう助言をするべきなのでは?役に立たないと決めつけ、ただ侮辱するなど あなたの人としての程度が知れます。 け、けど、その……そうですか、まだ反論がありますか。 ならば伺います さあどうぞ、さあ やべえ、メーベルが本気でキレてる…… わかったよ! 俺が悪かったから勘弁してくれ! メーベル…… もしや、私を庇ってくれていたのか?すごい勢いでまくし立てていたな…… お前、冷静に見えて苛烈なところがあるのか正しい軍人であるため、臆せず正論をぶつける。 それがドレイク家の教えですから フルーレさんは、また剣の訓練ですか。 ……あなたは、なぜそうまでして剣術を?……私は、騎士の戦術指導を務めていた父に 剣術と騎士としての心を学んだ 気高き騎士の剣と心を実戦で活かしたい。 そのために私は兵に志願し、毎日鍛錬をしている 騎士の気高さは、正々堂々の戦いにある。 銃は……卑怯者が持つ武器だ それはつまり、 連邦兵の皆も卑怯者だと言っているのですか そ、そういうわけではなくて……どうしても 銃に対するためらいが、私の中から消えないのだ ……長話に付き合わせてしまったな。 そろそろ、テントに戻ろう レベッカ殿は もう眠ってしまったか?……そのようですが。 なにか、様子が変です ……う……うう…… なさい……ごめんなさい…… わたしが、わたしのせいで…… うぅ、あああ……! レ、レベッカ殿? どうした? おい、目を覚ませ!―ッ 大丈夫ですか? 酷くうなされていたようですが ……な、なんでもない。 嫌な夢を見てただけ 気にしないで、休んで。 明日も任務があるんだから…… これでよし…… 数日もすれば傷は塞がると思いますよ 感謝します お礼なら、彼女に そうですね……レベッカさん。 本当にありがとうございます 私がこうして無事でいられるのも あなたがラグナエイドを温存していたおかげです レベッカ、もしかして君は こういう事態を想定していたのか?………………他の支援兵の方に聞いたのですが 昔は真逆の性格だったんですよね、レベッカさん 少しでも仲間が傷つけば治療しようとして 周りから大げさだ、って笑われたりして レ、レベッカ殿が?……でもある時、わたしは肝心な戦闘中に ラグナエイドを切らしてしまったの そのせいで……たくさんの仲間を死なせた。 今でも、死んだ仲間が夢に出てくる 苦しいけど……夢を見るたびに誓った。 わたしはこれ以上、仲間を死なせないって だから…… いざという時のためにラグナエイドの温存を レベッカさん……私は誤解していました。 あなたは、誰よりも仲間想いの人だったのですね 私も誤解していた……すまない。 貴殿を、冷たい人間などと言ってしまって…………わたしも謝らないとね この前は剣を古い武器なんて言って…… ごめん、フルーレ 銃の訓練をしないあなたのこと わたし、ずっと危なっかしいと思ってたの 銃の訓練は、ちゃんとしてほしい。 そう言いたかったけど、ついキツイ言葉に…… そ、そうだったのか レベッカ殿……私の話も聞いてもらえるだろうか。 私が剣術にこだわる理由は、子供の頃、父に…………その気高き魂こそ、騎士である証! ゆえに、私は常に剣と己の心を磨き続けて…………わ、わかったわかった。 あなたにとって剣術はそこまで大事だったのね 今日も怯まず戦ったあの勇敢さは 剣術の鍛錬で磨かれたものだったのかな しかし、フルーレさん。 今後も戦場での帯刀許可が下りるとは思えません 銃の訓練の時間を、剣術の訓練にあてるのは ハッキリ言って無駄です あ、相変わらず容赦ない正論だな。 メーベル……,だが、しかし…… うぅむ…………やはり、簡単には割り切れそうにない。 もうしばらく考える時間をくれ 数日後 「銃の特訓に付き合ってほしい」、か…… 驚いたね、フルーレがそんなこと言うなんて なにか、踏ん切りがついたのですか? フルーレさん ああ。 私の中で少し、考えが変わった 私はずっと 銃は卑怯者が使う武器だと思っていた だが、違う。 銃を使うこと自体は、卑怯なわけではない それは、その通りですね 先日の作戦でもそうだ。 私達の仲間に、卑怯者はひとりもいなかった 皆、自分ができることを精一杯やり 勇敢に戦っていた それを見て……私は銃に対する考えを改めた。 これからは、きちんと訓練もしようと思う 銃に対するためらいが消えたのは良いことです。 私でよければ、特訓にお付き合いします。 ま、やる気になったのはいいことだけど…… 余計な怪我だけはしないようにね。 ああ、そうだ。 特訓の前に……フルーレ、これ この前の戦闘でホルスターが破けたでしょ? カレンが穴を塞いでおいたってさ ……レベッカ殿。 確かに、穴は塞がれているが…… なぜ、修復された部分に くまさん柄の布が使われているのだろうか 「可愛くしておきました」 ってカレンが言ってたよ。 別に可愛くしてもらわなくても 普通に直してもらうだけでよかったのだが…… …………可愛い。 えっ? ……メーベル。 もしかして、こういうの好きなの? ハッ! な、なにを、バカな……! 私は、軍人ですよ。 そんな可愛らしいものに興味などありません そういえば、カレン。 うさぎや、猫の柄の布も持ってるってさ えっ…… しかし、メーベル。 次の戦闘でわざと制服を破いたりしてはいかんぞ ……私がそんな浅はかなことをするとでも? フルーレさん、銃の特訓を始めましょう。 まずは、私と2人で模擬戦です なに いきなり対人戦か メーベル…… も、もしかして怒っているのか? 模擬戦用の殺傷力のない弾を使いますが 私、手加減はしませんので いざという時は、私の回復を頼む いや、 ラグナエイドは温存しないと は……薄情者ーー ……えーと。 フルーレ達、とりあえず距離は縮まったのかな? はい。 これからは、仲の良い3人になれそうですね 褞 -0これが…… この子が、本当に……私は……分からない…… どうすれば……どうしたい、のか……4もう、いや…… 誰か……助けて…… ……!カイ、君も来てたのか どう? 目を覚ました?い、や…… 私は、用事があるから……なんだよ、あいつ…… らしくねえ……留守番を任せてすまなかったね、カイ ……おっと、これはまたお揃いで。 眠り姫のお見舞いかい?0ドクター…… この子、まだ起きないの?君たちがここに運び込んで以来、一度もね。 外傷も衰弱した様子もないんだが……こんなに幼い少女が、単独で密航していたんだ。 気力の限界、というところだろう <もうしばらくは、そっと眠らせておくさ 「密航」、か…… 以前収容した民間人のひとりなのかな な……なんだよ。 俺はちゃんと乗せた数とおろした数、確認したぞ!民間人を降ろしてからずっと、 この子ひとりで過ごしてたのかしら それは僕にもわからない。 目を覚ますのを待つしか……どちらにせよ、この子は艦長の面談 という名の尋問を受けることになると思う 尋問 こんな小さな女の子を……! 仕方ねえだろ。 艦隊の航行ルートが敵に漏れてたんだ <この子にスパイの疑いをかけるっていうの 大丈夫、尋問には私も立ち会わせてもらう。 無体なことはさせないよ ドクターがそう言うんだったら…… ところで、機関の調子はどうだい? どうも巡航速度が上がっていないようだが ……ダメですね。 メインの動力炉が、完全に停止しているみたいで 海軍の野郎どもは、 作戦の続行はムリだって諦めムードだよ ったく、ダラシのねえこって まあ、そう言ってくれるな。 彼らは艦のことをよく知ってる 私もね……同意見だよ。 予定通り任務を遂行できるとは、思えない おいおい、ドクター………………クレバスから脱出したセンチュリオンは、 新たな航路に艦首を向けていた だが、いまだメイン動力炉は停止したままで、 艦は最大速力の1/3も出せない状況だ そんなセンチュリオンの前に、 『海上要塞』が迫っていた 厚い防御装甲と幾多もの対艦砲を備えた、 {大氷洋}上の要所のひとつである モーガン艦長は無理を承知で迂回はせず、 この海上要塞を越えると決めた 果たして、今のセンチュリオンで、 この難攻不落の要塞を突破できるのか 突破したとして、帝都までたどり着けるのか。 戦うための物資は、力は、残っているのだろうか 「引き返すなら、今しかない」 みんなの想いは、 激しく揺れ動いていた……まずいな、この状態じゃ…………こんな速力で……やれるのか……?フン……辛気くせえやつらだぜ。 調子いい時は威勢のいいこと言ってたくせによ いや……ドクターが 言っていた通りなんじゃないか 海軍の兵士たちは、艦のことも海戦のことも、 僕らよりずっと理解しているってことだよ 今の艦の状態で戦闘に臨む無謀さを、 分かってるのよね……なんだよ、お前らまで弱気になってんのか? これまで散々、犠牲を出して地獄を味わって…… なんのためにここまで来たんだよ? 帝国をぶっ潰す、そのためだろ もう、やるしかねえんだよ!………… ラズ 実は…… 僕も、ドクターと同じ考えだったんだ なっ……! 作戦は無謀で、成功する可能性は極めて低い。 疑念だらけだと……艦長に訴えたこともある だけど 覚悟を決めた 僕は、センチュリオンと、みんなと…… 最後まで戦い抜く この艦を沈ませはしない。 必ず帝都へ到達し、キグナス作戦を成功させる <これまでの犠牲に、報いるためにも……! クロード…… ハッ……上等! やってやろうぜ、クロード! だけど、艦内に不安が広がってるのは事実よ。 こんな士気のままじゃ、戦い抜けないわ 弱腰の海軍野郎なんか、ほっときゃいい! 俺たちレンジャーだけでも いや…… そういうわけにはいかないよ ここは{大氷洋…… 僕たちにはない「海」の知識が絶対に必要になる みんなで団結しなければ、 広い海を渡りきることはできないんだ ……団結、ね。 何か策はあるの? ひとりひとりと対話して、 説得するしかないと思う 帝国を打ち倒す。 その想いは、みんな同じのはずだから ……チッ、手間がかかんなァ! だが、仕方ねえか。 俺もひと肌脱いでやるよ! 私も、女性兵士に話してみる。 女同士の方が、通じる話もあるものね! 帝都攻略のためには、この海上要塞を 最小限の消耗で突破せねばなりません ……事前の準備が、肝要ですね そのことですが、実は…… 兵士たちの間で、動揺が広がっています 現状戦力での海上要塞突破は、 余りにも無謀…… 帝都に到着しても今の戦力でどうなるのかと…… 「ここで撤退すべきなのでは」という論調です このまま撤退論が強まれば、 最悪、「反乱」という事態も起こりうるかと ふむ…… 一般兵の立場からすれば、当然の心理です とはいえ、「あの手段」のことを 皆に伝えるわけにはいきません はっ…… しかし、それ以外に事態を収束する術は…… 私もひとつ、情報を持っていましてね 情報……? どのような…… 艦内で、撤退に傾く兵士を、 ひとりひとり説得している者たちがいると ひとりひとり、ですと……? いったい、誰が 決まっているでしょう。 E小隊ですよ ……! 少しの間、彼に クロード・ウォレスに任せてみましょう 熱情を抱える若者にしか、成し得ないこともある。 そして、老兵には…… それが本物か、 見極める責務がある ラズ、レイリィ……! ……ああ、お前か 首尾は? ダメね…… みんな完全に腰が引けちゃってる メシがねえのがなんだってんだ……! 草だってカエルだってなんでも食えるだろ 状況に応じて色々な対応ができる陸と、 艦と一蓮托生の海とじゃ、考え方も違うんだ <そう頭ごなしじゃ、通じる話も通じない だったら、 弱腰野郎どもは船から叩き出しゃいいんだよ! これ以上、戦力が減れば 本当に作戦が立ちゆかなくなるぞ クソ……ッ! 分かってるよ 帝国を倒すっていう気持ちは、 みんな同じはずなのに…… なんでだよ…… なんで、伝わんねえんだよ…… そうだ、カイは? 声をかけたけど、うわの空で…… ライフルの手入れをしておきたいからって、 説得作戦への参加は、断られたわ。 何百人を説得して回るんだ。 あの無愛想でも、いねえよりはマシなのに。 ……アイツ、最近なんかおかしいんだよ。 カイも不調、か…… とにかく、私は自分のできることをする。 行きましょ、ラズ。 ……はぁ。 分かったよ! ……どうすれば、いいんだ…… ……クロード、あいつ……! なにやら暗躍しているかと思えば…… もうお手上げか? ……諦めたわけじゃない。 ただ……なんて言えばいいか、分からないんだ みんなの士気を上げるための、 気持ちをひとつにするための言葉が…… フン…… ならば、私がその任、代わってやろうか? ……もしかすると、 その方が、うまくいくかもしれないな このッ、大馬鹿者がァッ もう少し骨のある男だと思っていたが、 買いかぶりだったようだな! 言葉だと? 貴様は確かに弁が立つ! だが、私は口だけの男に遅れを取りはしない! 貴様がここまで来たのは、その頭脳で、機転で、 幾多の苦難を切り抜けたからではないか! 小隊を勝利へ導いてきた、 その戦いのひとつひとつが! 言葉より何より雄弁な、 お前の「説得材料」だろうが 私では……駄目なんだ…… 隊を壊滅へと追いやった、私には…… 失敗は許さない。 行動で、示せ ……行動で、か。 そうだな……その通りだ ……ありがとう、ミネルバ。 頭の中のモヤが、晴れた気がするよ ならば、殴ったかいがあった モヤ……? そうだ、「モヤ」だ…… なぜ気付かなかったんだ……! は……? ありがとう、ミネルバ、君のおかげだ! すぐ艦長に具申してくる よく分からんが、迷いは晴れたか…… まったく…… 世話を焼かせてくれる…… いったい、なんだってんだよ。 こんなところで全員集合って…… また、陸軍のエリート様が 一発演説ぶつんじゃねえのか? おい、カイ! そんなところで何してんだ………………おい、マジでどうしちまったんだよ…… 4みんな、急な招集、すまなかった これから、海上要塞突破作戦の説明をする。 まずは、僕の話を聞いてくれ 敵要塞の守りの要は、高威力の要塞砲。 突破には、この無力化が必須だ そこで、気球を使って要塞の上空から 部隊を空挺降下させ、一時的に要塞砲を抑える その隙をつき、センチュリオンは…… 要塞の正面から強行突破する なっ……! 要塞付近は、間もなく濃霧に包まれる。 それに乗じて、要塞に侵入するんだ 霧が出ている間は気流も安定している。 視界は悪いが、目標地点への降下は難しくない すでに艦長には具申し、承認を得ている。 あとは、決行の時刻を待つだけ―4承認って、この作戦の承認、ですか? ……ああ、そうだ み、見損ないましたよ…… 提案した先輩も、承認した艦長も……!要塞内に、ろくな装備もないまま降下して…… どうやって大砲を無力化するんですか!脱出ルートだって、確保できない。 あげく強行突破なんて……!船と要塞の砲撃戦になれば、 たとえ勝っても消耗が大きすぎる 帝都攻略のための戦力を維持するためには、 この方法しかない ふ、はは…… 面白えじゃねえか! ラズさん…… 辛気くせえ船に籠もりっぱなしで、 鬱憤が溜まってたんだ 要塞砲だと? 上等だ! 敵のデカブツをへし折ってやろうじゃねえか! でも……! 共に戦ってくれる者は、僕についてきてくれ。 詳細を説明する 俺は乗るぜ! ここまで来て引き返すなんざ、お笑い草だ! 俺もだ! センチュリオンに不可能はねえぞ! よし……やってやろう! なかなかいいアシストだったみたいね、ラズ はっ、珍しく褒めたな ……………………アレが目指す要塞だな。 まだモヤは出てねえみたいだが ……そろそろだ あっ……! 見て、北の空が……ヒュゥッ……! さすがだな、風のお告げは外れねえ よし……みんな、準備はいいな? 行くぞ……!待ってください、先輩! マイルズ…… 本当に、行くんですか……? こんな無謀な作戦、死にに行くようなものですよ! 0マイルズ……死ぬのが怖いかい? し、死ぬことは怖くありません! 僕だって、ここまできたら覚悟くらい 僕は、怖い え……? 僕自身の死だけじゃない。 仲間や、他の誰かが傷つき、死ぬことが怖い だったら、どうして……!,僕が、ひとりじゃないからさ ……! ひとりでは怖くてできないことも、 みんなとならやり遂げられる みんなのため、そう思うと勇気が湧いてくる。 勝利を掴むための力になる 僕たちはこれまでも、 そうやって戦い抜いてきただろ……?……先輩…… 行ってくる……!(やった、やりやがったッ! 4センチュリオンの英雄に、敬礼ッ!,す、すごい盛り上がりだな…………あの作戦を立てて、 成功させたのはあなたよ、クロード もう少し、胸を張れば? い、いや……そうだね。 この作戦の成功を、誇りに思う 勝利はいずれも素晴らしいが…… これは特別な勝利、だな クロードの戦略の確かさと、 艦長の迷いない指揮 その全てが、噛み合った。 皆がこの勝利の価値を、感じている ……今回ばかりは、 認めざるを得ませんな ………… カイ…………クロード。 お前が出なければ収拾はつかんぞ ぼ、僕が……? 作戦開始前、あれだけの大演説をしたんだ。 できないとは言わせない わ、分かった…… みんな……聞いてくれ……正直に言おう。 僕は迷っていた 本当に、進むべきなのかと これから先も、 この艦の進む先には死地だけが続く これまでと同じように数多の戦友を失い、 あるいは自らの命を失うだろう 怖い、逃げたい、引き返したい。 だけど、ここにいる誰もその道を選ばなかった 故郷に残してきた家族。 散っていった仲間の想いを、背負っているからだ 僕は艦長の決断を信じる。 艦長を信じた、僕の決断を信じる あとは、その決断が求めた結果となるよう、 最善を尽くすだけだ 成し遂げたいという、強い意志をもって。 この艦に乗る、全ての兵士と共に これは誰かがやらなければならない戦いだ。 僕たちが進まなければ、戦争は終わらない 恋人が、友達が、子供たちが、 次々と戦地に送られて、傷つき死んでいく 誰かが成し遂げるまでその悲劇が続くことを、 僕たちは知っている ……なら、僕たちがその「誰か」になろう。 この手で成し遂げて、全てを終わらせよう 死んでいった「誰か」の想いに報いるために。 次の「誰か」を生まないために 成し遂げて、胸を張って故郷へ帰ろう。 どんな勲章にも勝る誇りを胸に、帰ろう ここにいるみんなで、やり遂げよう。 この、とてつもない作戦を―! 4うぉおおおおおおおおおおおおおッ 4うぉおおおおおおおおおおおおおッ 4うぉおおおおおおおおおおおおおッ 4うぉおおおおおおおおおおおおおッ 4うぉおおおおおおおおおおおおおッ…………<なんだなんだ? 弱虫クロード、復活かァ ちっ、ちが……!(マイルズ、分かってるわね? はい、もちろん! フィルムはバッチリ、いつでもOKです! よーし、野郎ども! 集まれ! 未来の英雄様と、記念撮影だ!<ちょっと、みんな……! 落ち着いて……! ふふふふふ! 見てよ、カイ あのクロードの顔! カイ……? っ…………アイツ…………兵士たちの士気は回復。 結束力も高まったようです ……皆が気持ちを一つにするためには、 「目に見えるもの」が必要でした 人が信じるもの、 それはいつも、言葉ではなく行動です この目の覚めるような勝利は、 作戦を遂行する大きな推進力となるでしょう 艦の抱える根本的な問題が 解決したわけではありませんが……,ひとまずは、十分な戦果です ウォレス君は見事に、 私の期待に応えてくれました おい、待てよ……! 待てっつーのに!………………お前、ここんとこずっとヘンだぞ ……離せ 何があったか、俺に 離してッ 逃げねえなら離してやるよ! なぁ、どうしちまったんだ?,放っておいてくれ、頼む……! んなワケにいくかよ! これは私の問題だ! ラズには関係ないだろう 関係ある! なぜ だってお前は俺の、だ、だ、大事な…… ダチだろ…………トモダチ、ね…… だったら、教えてやる。 本当の私が、どんな人間か これは…… お前、まさか……! 私は、みんなを裏切った。 クロードも、レイリィも、お前も……みんな…… 知ってるだろ……? 昔から、私は、兄さんには逆らえない…… 兄さんの言いなりで、 求められるままに、私は…… リナ…… でも、もう限界だ。 私にはできない…… 兄さんに従い続けることも、 みんなを裏切り続けることも っ…… なっ……やめ―! う、うるせえっ! 黙って抱かれてろ……―! いいか、よく聞け! お前が何をしたのか…… 俺は聞かねえ! 知ったこっちゃねえ! お前は裏切り者なんかじゃないし! もしも「そう」だったとしても……関係ねえ! ……! だって、そうだろうがよ こちとらガキの頃から、お、お前のことを―! す、好きなんだからな 心底惚れた女の1度の過ちくらい、 呑み込めなくて何が男だ! 辛かったんだろ? 後悔してんだろ? もう2度と……同じことはしねえんだろ? なら、いまここで全部忘れちまえ! なーに、黙ってりゃ分かんねえ! 吐き出したくなったら俺に吐き出せ! クロードやレイリィは鈍いからな! 大丈夫だ、いざとなりゃ、俺が全部引き受ける! だから、お、俺を……俺に…… そ、その……も、もっと頼れ 相手が帝国だろうが連邦だろうが 「カイ」だろうが、命がけで守ってやるからよォ は、はは、はっはっはっは 一世一代の告白なんだぞ。 ウンとかスンとか……何か ……かやろう あん…… な、なんだって バカ野郎、声が大きい! 「機密事項」を大声で叫ぶようなヤツには、 頼ろうにも頼れないな だけど ……少し、吹っ切れた。 っっっ……! ……もうちょっとだけ、待ってて くそ……とうとうだ…… とうとう言っちまったよおおお……ッ ドクター! さっきマリーから連絡が…… あの子、目が覚めたって本当 いま、簡単な問診をしているところだ だが…… どうやら、少し記憶障害がでているらしい それで……君の名前は? ……アンジェ。 ……アンジェリカ…… アンジェ、ね。 名前以外のことは、思い出せる? うーん…… 見たところ、帝国の子じゃないようだけど 名前以外、何も分からないんじゃ、 照会もかけられないわね…… 思い出せなくて…… ごめんなさい…… う、ううん! いいのよ、ゆっくり思い出してくれれば! どこかの町に降ろしてあげたいが、 完全に敵勢力下にあるこの状況では、難しい 一時的な記憶喪失だろうから、 しばらくはここで経過を見るしかないな お願いできますか、ドクター 任せたまえ。 これでも元は小児科医だ では…… レイリィ、行こう またね、アンジェ……………………ねえ。 あの子、ひとりぼっちなのよね…… ……レイリィ……………………ドクター。 この子、体調は問題ないんですよね? 4ああ、記憶障害以外は極めて健康だ だったら、レイリィ。 艦内を案内してあげたら? いいの…… 機密区域にさえ入らなければ、問題ないだろう。 寝たきりだったから、少し体を動かした方がいい ありがとう、ドクター! アンジェ…… お姉さんと一緒に、お散歩する? うんっ!……留守にしていてすまなかった。 研究所から、呼び出されてしまってね !さっき、報告を受けたよ。 クレバスの底から、二番艦を見つけたんだって?……はい …………,よくやった、お手柄だったぞ ……!!0あっ、ありがとう、ございます!!0だが……そのあとがいけないな ……!すぐに報告し、攻撃せず、追跡だけしていれば、 逃げられることはなかった 私が教えた通りにね? は、い……私はね、2度とこんなことが起きてほしくない。 何故って、お前たちふたりを愛しているからね あ、あ……そうとも、とても愛しているんだ。 分かるね……?……………………4では…… 「調整」をはじめようか は、はい……4あ、りがと……ござい……ます……#なに、お前たちを想えばこそ、だ。 これで、すべてうまくいくようになる #きっとだ…… もう2度と……「失敗」しない…… 結局、隊員達とわずかな距離が開いたまま  模擬戦当日になってしまったか……)(しかし……  ここまで来て、退くわけにはいかない!)皆、模擬戦だからと言って油断はするな! F小隊、出撃する!ミネルバ隊長! 突出しすぎです! いったん退いて態勢を立て直しましょう!ダメだ! クロードの前で そんな弱気な指揮を見せるわけにはいかない!た、隊長、どうしたのですか! 感情的に指揮をとるなど、あなたらしくもない……これ以上、クロードに負けることは 私のプライドが許さないのだ! お前達を失望させるわけにもいかない! 結果を出さねば…… ミネルバ隊長! しっかりしてください!ずっと迷っていましたが…… や、やっぱり、言わせていただきます!あなたは、冷静さを欠いている自分に 気づいていないのです! な……なんだと?あなたがおっしゃっていたように 今のF小隊は一丸となれていないかもしれません しかしそれは、ミネルバ隊長のお心が F小隊から離れているためです 私が……?クロードとの勝負にこだわりすぎて 周りが見えなくなってしまっているのです ……私達はミネルバ隊長を信じております。 クロードにも、必ず勝てます!4だから、今は冷静になってください …………<私ひとりが…… 焦ってしまっていたのか すまなかった、皆。 ……目が覚めた ミネルバ隊長……! 立て直すぞ! F小隊の真の力はここからだ! 4やりました! F小隊の勝利ですよ! 素晴らしい指揮でした! さすがです、ミネルバ隊長! F小隊一同、これからも あなたについていきます! 皆…… 私は、皆に情けない姿を見せてしまった…… それでも、まだついてきてくれるのか? もちろんです!最後は必ず正しい道へ導いてくれる…… 隊長自身がそのことを証明してくれたのです 私達は今一度、騎士道精神を胸に あなたの勝利と栄光のため一丸となります ……感謝する。 皆、これからも共にゆこう 味方の増援が到着しました うう、や、やっぱり戦場は緊張するな。  でも、頑張らないと……)待て! レオンハルト! 単独行動は控えるんだ! 戻れ!えっ……? ど、どうしたんですか、隊長さん いや、それが……この先の村に 帝国の民間人が取り残されているらしいんだが……その話をした途端、 レオンハルトが飛び出していってしまって……て、敵陣に、ひとりで?危険すぎます! わたし、助けにいってきます!ネージュが行くなら、俺も行くぜ。 あの王様のことはまかせてもらえるかい、隊長 アラディン、ネージュ…… すまない、頼む!,コラー! レオンハルトさんっ! 痛っ(え…… ちょっ、ネージュ?き、貴様……急になんのつもりだ この俺様の頭を叩くなど……わたしは今、怒ってるの! ひとりで飛び出すなんて危ない真似して……!こんなこと、もう二度としないで! わかった………………ハッ?あ……あわわわわ、ゴゴ、ゴメンナサイ! 生意気言ってゴメンナサイ……へぇ、ネージュの意外な一面を見たな。 仲間が危ない目に遭うと積極的になるのか そういうの、すごく大事だと思う。 自信を持ってもいいんじゃないかな ……! おっと、あまり話し込んでる場合ではないか。 残りを片付けよう あ……と、ところで、レオンハルトさん。 さっきはどうしてひとりで飛び出していったの?……俺様には、探し人がいる 昔、ストラウク家にいた乳母と、その息子。 俺様にとっては、家族以上に大切な存在だった だが、帝国出身って理由だけで 2人には連邦からスパイ容疑が掛けられた 軍警察に追われて……今も行方不明 今回、帝国の民間人と聞きもしやと思ったが ……人違いだったみてぇだ だが、2人は必ず見つけ出す。 そのためなら、どんな戦場だって乗り越えてやる そっか……レオンハルトさんは 大事な人のために強くなろうとしてたんだ だから、アラディンさんと一緒に 狙撃の自主練習もして……何度も言わせるな 俺様は練習なんざしねぇ。 この強さは、持って生まれた才能だ!あ……そ、そうだったね。 ゴメンナサイ…… 拠点占拠について0チュートリアル 対戦車兵についてチュートリアル 地形アクションについてチュートリアル 土嚢と手榴弾について 4チュートリアル 索敵ラインについて0チュートリアル 後方待機についてチュートリアル ターン毎の回復と瀕死について,チュートリアル 増援について チュートリアル 支援兵とラグナエイドについて,チュートリアル 衛生兵について,チュートリアル 擲弾兵について いいか、クロード。 困難な作戦でこそ、指揮官の能力が問われる 兵士を的確に運用することもその一つだ…… 基本を忘れるな! わかった……確かにその通りだ。 心に刻んでおくよ 予想はしていたが……やはり守りが固いな。 どうする、クロード?焦って突っ込めば総崩れになりかねない…… いきなり門を落とすのは難しいだろう 確実に{橋頭堡}を築いていこう。 まずは、橋の前の敵拠点を制圧するんだ!その後は……制圧してから考える、か。 今はそれしかねえな……!よし、みんな行くぞ! E小隊、出撃!目標の拠点を制圧したのに…… 敵の迎撃が激しすぎて、前進できない……!クロード、このままじゃまずい! みんな仲良く蜂の巣にされてしまうぞ!なあ、イチかバチか突入しちまおうぜ! こんなとこでムダ死にするよりゃマシだろ 駄目だ、正面突破は危険すぎる……! 今は耐えろ、ラズ!(ンなこと言ってもよ……! 耐えてどうなるってんだ?必ず、なにか突破口が見つかるはずだ……! それまで……耐えてくれ、みんな!どこもかしこも敵の射程内…… クソッ、どうすりゃいいんだよ くっ……!ずいぶんお困りみたいね、シンデレラ?あ? シンデレラだァ!? てめえ、こんな時に冗談のつもりか……城の舞踏会に行きたいんだけど、 カボチャの馬車がなくて橋が渡れないんだ はあ お前までどうした、クロード……ふふ それじゃあ魔法をかけてあげる 魔法、か…… 本当にそんなものがあるならお願いしたいかな おい、何言ってんだクロード お前の指揮が頼りなんだぞ……しっかりしろ……ラズ なんだよ(待たせたね……反撃開始だ!……よし! 門の突破に成功したぞ! みんな、このまま前進だ! 敵の大型{榴弾砲 を{鹵獲}する! おのれ……帝国民の血と汗でできた兵器を 連邦の退廃主義者などに奪われはせぬ……!,我が大祖国に栄光あれ……ッ 危ない! 伏せろッ 増援が到着しました 濭 悮⩮ センチュリオンは、 ここまで一切の補給を受けずに戦い抜いてきた 作戦遂行にあたり、 燃料、弾薬は十二分に積み込まれていた だが、帝国軍の予想外の急襲と足止め。 それにより取らざるを得なくなった遠回りの航路 このふたつが、帝都到達を前に センチュリオンを激しく消耗させている 特に停止した主動力の代替として使用する 補助動力は、ラグナイト消費量が非常に多く―このまま航海を続ければ、 {大氷洋}上で燃料が尽きる可能性もでてきた 極寒の氷原で艦の推進力を失う それはすなわち、作戦の頓挫だけでなく、 乗組員全員の死を意味していた そうなる前に燃料や弾薬の補給を行うことが、 現時点の僕たちの、至上命題だ 目標に設定されたのは、新航路上にある 帝国側の{兵站}となっている港街 この補給作戦に、センチュリオンとその乗組員 すべての命運がかかっているのだ―行けども行けども、雪しか見えない……4ここで燃料が尽きたらと思うと…………知ってるか? ミネット号遭難事件の、悲劇を…… ミネット号遭難事件?先の大戦のとき、遭難したミネット号は、 隊員20名を乗せたまま漂流を続けた だが……終戦後発見された船に残された ミイラは1体だけだった 他の19人は……キッチンで大量の、ほ、ホネとなって…… 発見されたんだ……<や、やめてよ 私たちはそんなこと……! 残るミイラが1体か何百体か……! 違いはそれだけだ! ルフ…… センチュリオンは、ミネット号とは違うわ。 遭難したわけじゃないし…… 周りはどこも新雪だらけ。 真水には困らないってことは、救いじゃない? 0まったく……能天気なヤツだな! ふふ…… せめて、私たちくらいは、ね <だけど……そろそろ気力も尽きてしまう お願い、クロード。 センチュリオンを……助けて…… 間もなく、出撃地点に到着する。 上陸用準備、急いでくれ 任せとけ……! お前らだけでなく輸送車全台、送り届けてやらあ!4だましだましでここまで来たけど……少ない燃料で補助動力をフルに動かしてるせいで、 機関への負荷がかなり大きいわ 早くラグナイトを補充しないと、 いつ致命的なトラブルが起きるか、分からない こんな場所で足止めを食らって、 帝国軍から狙い撃ちにされるのはゴメンです……狙い撃ちする必要も無いだろう。 ミイラになるのを見ているだけでいいんだ <ううっ…… 想像しただけで鳥肌ものね……帝国のラグナイトを根こそぎ分捕る! ついでに、武器や弾薬もな!クロード、食料もついでに補充していいのか? パンがそろそろ底を突く 卵やミルク、砂糖もないわ あればアンジェに、 プディングを作ってあげられるんだけど……(ああ、燃料が最優先だけど、食料も必要だ。 ただし、僕らは略奪者じゃない 標的は軍の施設のみ 民間に手出しは厳禁だ。 手配の割り振りは―0コホン! クロード、少々いいか <必要な物資をリスト化した。 確認を頼む ちょうど良かった、ブライアン。 ここで手配の割り振りを決めておこう では、まずは燃料から……輸送車隊を保管庫の裏手に付け、 見張りを引きつけている間に…… ……ゆそうしゃ……あの車に乗ったら、 外へ出られるのかな…… ワフッ……!……行こう、ラグナ……!……レジスタンスとの待ち合わせは、 このポイントでいいのよね ああ…… 「青バラの飾ってある窓」が目印だ 地下組織『ブラウ・ローゼ』か。 帝国領内にも、骨のある奴らがいたもんだ ここは元々ノルド共和国領だった街だ。 帝国の支配下に置かれて、まだ日が浅い 祖国を想う気持ちは、僕たちと変わらない。 だからこうして、連邦に協力してくれる 彼らの手引きがなければ、 こちらも街ごと武力制圧するしかなくなるからね いまは少しでも消耗を抑えたいところだ。 ありがてえ話だよ でも……私たちは捕まっても捕虜だけど、 レジスタンスの人たちは…… ああ、帝国兵に見つかればただでは済まない。 僕たちも、細心の注意を払って接触しないと ……しっ! 帝国兵が来たぞ……………… ……よし、任せろ!……ここも異常なし、か……,悪いが、少し眠ってもらうぜ ま、待て! イージーに…… 「イージーに行こう」! 合言葉……! じゃあ、君が「青バラ」………… ラズ、銃を下ろしてくれ。 彼が「協力者」だ おっと…… 悪かったな ……私の名前は「ミカ」。 手はずは整っている、行くぞ! よし、あとに続こう! 0ラグナ、どうしたの? 行くわよ! グルゥウウ…… なによ、ボーっとしちゃって…… わかったわ、今日は車の番をしてて! ワフッ…………ラグナ。 心配してくれたの……? クゥン…… ありがとう…… だけど、わたし行かなくちゃ だれかが、わたしを呼んでるの。 ここにきて、はやくおいでって…………あっちから、聞こえる ………… ワウッ!……うん、だいじょうぶ。 少し、こわいけど……(わたし……いかなきゃ…… ……!(呼んだのは……あなた……?……いいえ。 私は誰も、呼ばないわ そう…… きれいだね…… 氷の海がキラキラ光ってる お船の上からは、 ただの真っ白な野原にしか見えなかった ……街っていいな。 明るくて……温かくて…… グルルルル…… 4その子、お姉さんのおともだち……?……友達? そうね……私の、親友よ ラグナとおなじ…… とってもかしこそうな子…………わたしとも、 おともだちになってくれる……?………… ふふ……よし、よし…………珍しいわ。 フェンリルが、私以外の人間に撫でさせるなんて ウゥ…… グルルゥ…… ラグナとも、もうおともだちだね! あなた……! そう、そうだったの…… 船っていうのは、連邦の雪上艦ね? どうしてこの街に あ、あの…… ごめんなさい、わたし、記憶がないの…… 記憶がない……? ……アンジェ…… 覚えてるのは、その名前だけ…… ……そう、全て忘れてしまったのね。 そういう子、他にもいたわ。 きっと、そのままのほうがいい…… そうして微笑むことができるほうが、幸せよ だけど……嫌だよ。 なにもわからないの…… みんながんばってるのに、 わたしだけ何もできずに、守られてる…… ご飯もね、二切れしかないパンを、 みんながわたしに一切れずつ分けてくれるの いただきますのころにはパンのお山ができて、 わたし、食べきれなくて…… みんなはお腹がグーグーなってるのに、 それを見てニコニコ笑ってるの それでね、夜眠る時にはお話を もう十分! 皆に必要とされ…… 愛される…… 幸せよね……楽しいわよね…… 私だって、そうなりたかった…… ご、ごめん……なさい…… いいわ……教えてあげる。 本当のあなたを…… え……? あなたを守ってくれる、 優しい人たちのため あなたに、なにができるのか し、知りたいよ! わたし、みんなのために働きたい! そう…… だったら…… 思い出しなさい 自分が何者なのか…… 何のために、ここにいるのか…… なんのために、ここに…… ……その通信音、連邦のものだな。 応答しなくていいのか? ……兄さんには、関係ない フ……ずいぶんな言いようだ そんなことよりも、答えて。 私はそのためにここにいるの。 言っただろう 三番艦の撃沈は事故だ。 沈めるつもりなどなかった。 お前の艦への攻撃も、俺が指示したわけではない。 未熟なヴァルキュリアの……暴走だ。 <だが……あれでお前にも分かっただろう? 「アレ」はあってはならない…… 人の手に余る、危険で残酷な兵器なのだと。 だから俺は 0私の質問はまだ終わっていない! ……? この通信機は、艦に収容した帝国の避難民…… いや、それに紛れた工作員に渡されたもの ……これを私に渡すためだけに、 村を襲撃して民間人を私たちの艦に追い立てたの?………… 4保護した避難民から、全部聞いた 襲撃で命を落とした人が何人もいた。 子供も、老人も……妊婦だっていたって 兄さんはそれを分かっていて、 それでも命令を下したの?(ああ…… ささいな犠牲だ っ…… 戦場で命をかけて戦うのは、兵士ばかりではない。 お前も散々見てきただろう? 大義を成すために、犠牲はつきものだ。 誰かがやらなければ、悲劇は繰り返される 大切なのは、やり遂げることだ。 それが尊い犠牲に報いることになる ……同じようなことを、クロードも言っていた 自分たちが成し遂げなければ、悲劇は続く。 だから、信じて前に進もう、って ……そうか。 立場は違えど、俺も奴も同じ―いいえ、違う……! 同じようで、まるで違うの!クロードは、E小隊のみんなは、 自分たちがどれだけ辛い思いをしても……どんな犠牲が出たとしても、誰かのために、 自分たちが前に進もうって言ったの!大義のために罪もない人たちを踏みにじる、 兄さんとは全く……違う……!俺の目的は…… クロードのように小さなものではない ……がっかりだ。 お前だけは俺の味方だと思っていたよ 味方だよ! たった一人の家族だから……! だから……信じて、協力してきた だけど、兄さんは変わってしまった! 戦争に、変えられてしまった 力を利用するために帝国に入ったはずなのに…… 兄さんは帝国そのものになってしまった 残忍で、身勝手で、人の命をもてあそんで、 そうして戦争の悲劇を生み続ける! いまのあなたに平和を願う気持ちなんてない! あるのは……歪んだ欲望だけよ!……そんなことを言うために、 俺をわざわざ呼び出したのか ……ええ、そうよ。 私はもう、あなたに従わない ……で、どうするんだ? 俺と離れて、これから 決まってる……! 仲間と一緒に帝国と……兄さんと戦う ふっ……仲間、か。 その仲間を裏切っていたのは、誰だったか っ……お前はスパイだった。 それは紛れもなく、お前の意志であり、真実 黙れッ!{大氷洋}に沈んだ何百もの連邦兵……誰のせいだ? その罪は、そんな心変わりで許されるものか?いや、それよりも お前は、自分自身を許せるのか……?許せはしない……! 抱えたまま、前に進む!(できるものか、お前に……………… カイ 何をして みんな……! やあ……ずいぶん立派になったな。 「弱虫クロード」…… カイ…… ラズ、お前は相変わらずだな。 懐かしいよ ッ……! それに、レイリィ・ミラー。 俺たちの高嶺の花、ひと目見て分かったよ ……それはどうも カイ……なぜアンタがこんなところにいる。 なんで帝国の服を着てるんだ いまはカイではなく、フォルセと名乗っている。 帝国軍の将校だ 帝国、だと……? それじゃ……!………… 直接ではないが、お前たちとはすでに 戦場で再会を果たしている 気付かなかったのか、クロード。 だとすれば、期待したほどは成長していないな ………… ちょ、ちょっと待ってよ……! カイって、あのカイでしょ? 本物の方の…… 帝国軍にいるって…… 連邦が仕掛けたスパイってこと? す、すごいじゃない! 敵軍に潜入して、将校まで上り詰めるなんて くっ……はは、ははははは やはり……レイリィ、君は育ちが違うね 俺はスパイじゃない。 そっちには、俺の仕掛けた元スパイがいるがね はぁ……? 意味が分からないんだけど いいか、よく聞け。 俺は俺の意志で帝国に属し、戦っている 力を得て、大義を成す。 全ては、世界の歪みを正すためだ カイ…… クロード、戦争はもはや国同士が 領土や資源を巡って争うものではない 戦争というシステム、それ自体が、 人の生存欲求や闘争本能の域を超えて…… 人類の狂気を発現する ひとつの文明へと進化してしまった 俺は、その歪みを……狂気を…… 必ず止めてみせる 真実を知りたいのなら、共に来い 戦いから感じたよ……お前は有能な指揮官だ。 いつでも喜んで迎え入れよう 僕は―! 4待て…… 待ちやがれ、カイ―ッ 危ないっ(帝国兵が来た…… 撤収だ!……始まったようね はじまった……?……きっかけは与えた。 これから徐々に思い出すわ あなたの力で……あなたを巡って…… これからどれだけ血が流れることになるか…… 血……,あっ! いまの……レイリィ! あら、お友達ね? 彼女も、傷ついてしまうかも そんなの、イヤだ……!……なら、帰りなさい。 あなたを「選んで」くれた人のいる場所へ そしてそこで…… ……?………… 行きなさい……早く うん……! また、会おうね! ええ……きっと く、クライマリア、様……!……何か? こ、こちらに、連邦兵が来ませんでしたか? 追跡してきたのですが、見失い…………私が始末した。 塵も残さず、融けてしまったわ ひっ…… ひぃいいいいいッ ……アンジェ…… 私たち……こんな時代で、 どう生きていけばいいのかしらね…… 0誰を……何を……信じれば よし、全員揃ったな!(待て、ラグナがいない……! なにぃ あの子が持ち場を離れるなんて…… 何かあったのかしら? バウッ ラグナ!あれは……アンジェ どうして、ここに……!4話はあとだ! いまは急ぎ撤退する<よォし、発進するぜ! しっかり掴まれッ!おお……これだけの燃料があれば 当面は速度を落とさず航行できる……!燃料以外にも、武器、弾薬…… 輸送車隊の荷台にたっぷり積んであるぜ 助かるぞ 食料は直ちに厨房へ! 弾薬はいつでも使えるよう、梱包を解いておけ!帝国製の砲弾で、連中の装甲に風穴を開ける! こんな爽快なことがあるかよ! 卵にミルク、砂糖もある…… 俺、シェフにエッグノックを作ってもらうぞ!……もうすぐ降臨祭だもんなァ。 お袋の味……懐かしいよ ……………………………………ねえ、あの、さ。 私は正直、途中でハーフェンを離れたし…… 「彼」のことは、もうどうでもいい。 人間、変われば変わるものだもの だけど……「カイ」。 あなた……いったい、何を知っているの? わからないんだ、私にも……! 漠然としか、聞いていなくて…… ただ、言えばみんなが……苦しむことになる。 だから、今は……言えない レイリィ、クロード…… お前らなら分かるだろ カイは…… ここまで一緒に戦ってきたカイ・シュレンは お前らに嘘をつけるヤツじゃねえ。 隠し事できるヤツじゃねえ ……そんなヤツが言えねえって言うんだ。 だから、これ以上は…… 4頼む……! 聞かないでやってくれ ラズ…………何よ。 ちょっとカッコいいじゃない …… ラズのくせに、生意気 レイリィ…… ははは…… ラズに先に言われてしまったな な……っ! 僕も信じるよ、カイのことを。 だって、友達じゃないか ええ……兵士とか、軍とか…… そんなのよりずっと前から、私たちは友達だもん お、お前ら……! きっといつか……時が来ればわかるんだろう。 いま言えないと言うなら、これ以上は聞かない それでいいかな? クロード…… 0よかった……よかったな、カイ! みんな…………ごめん、みんな。 ごめん……なさい……! ねえ、アンジェ。 あなたの身になにかあったら、みんな悲しむの 黙ってどこかに行ったりしないで ……ごめんなさい 船を降りたければそう言って。 後見人をつけて、安全な街まで送り届ける ち、ちがうの! わたし、この船が好き! ここのみんなが……! だから、みんなの役に立ちたくて…… 街にいけば、なにか思い出せそうな気がして…… アンジェ…… あなたが笑ってくれてるだけで、 みんな幸せな気持ちになれるの。 戦場は苦しくて、笑顔を忘れそうになるから…… あなたの笑顔に……みんな感謝してる。 だから、役に立つとか立たないとか、 考える必要なんて無い。 何も気にすること……ないんだから ……レイリィ…… でも……記憶は取り戻したいわよね。 以前のこと、何か思い出した……? お、もい……出した…… 少し、だけ…… い、いいの! 無理に思い出さなくたって……! 記憶が無いなら、新しい思い出を作ろう! みんなと一緒に、いっぱい……ね! ……新しい、思い出…… さーて、それじゃあ素敵な思い出第1弾! 素直にごめんなさいできたご褒美は…… レイリィお姉ちゃん特製の、プディングよ! ……ぷでぃんぐ……? ……あら? カスタード・プディング、嫌いだったかしら…… わたし……食べたこと、ない…… <プディングを いままでに、一度も…… ……たぶん <甘いもの禁止のおうちだったのかしら…… とにかく、絶対絶対おいしいんだから! さあ、召し上がれ♪ うん……! いただきます……! ……ふわっ…… ふわわああああああっ……あ、甘い! ……お姉ちゃん! この「ぷでぃんぐ」…… すっごく、すっごく、おいしいよ! ふふっ、良かった! まだまだあるから、たくさん食べてね! うんっ……!(ありがとう……お姉ちゃん!……なーんにも言わずに消えやがって。 焦ったぞ、死ぬほど…………ちゃんと戻ってきたんだから、 いいじゃないか まあ、そうだな…… お前がいてくれれば、それでいいか ……!……悪かったな。 お前にはいろいろ、心配をかけた 迷惑も…… めっ、迷惑なワケあるかよ 俺はお前のためなら、なんだって……! だからだ……! お前の……その…… こ、好意に、甘えてしまって……………… う、う…… うぉおおおおおおッ! もう、我慢できねええええええッ 何をッ……! う、ご…… いってえ……グーで殴りやがったな…………調子に、乗るな っ……! く、来るか…………バカ っ…………パンチより、効いただろ? あ、ああ……………………ノックダウン、だ…… 檋 ܍捊ⴊ いまは誰もいないみたいだな よし、休憩はこれくらいにしておこう。 次の作戦に備えようか あら、クロード 最近あなたの指揮がよくなったって評判よ。 これもオーダーのおかげかしら これからもよろしくね、隊長さん。 クロード、休憩か?すっかりオーダーを使いこなしていると聞いたぞ。 きっと、ラズも喜んでいるだろう あいつのためにも、 負けるわけにはいかないな……! なんだ、クロードか かなりの種類のオーダーを覚えたようだな。 あとはそれを使いこなせるか否か、だ 我々の未来はお前にかかっている。 頼りにしているぞ……! おう、クロード!へへっ、聞いたぜ? オーダーを山ほど覚えたんだってな 俺に使ってくれていいんだぜ。 そしたらもっと暴れてやるからよ!誰もいないみたいだ。 しんと静まりかえってる……彼がいた時は、 うるさいほど賑やかだったのに……浮かない顔だな、クロード。 勝利を収めたというのに……戦果にご不満か?勝利したことは、素直に嬉しいよ。 だが、負傷した仲間を見ると……<クロード、これは演習ではない、実戦だ 今からそんなことを言っていては、 今後の激戦を戦い抜くことはできんぞ 分かっている……! 血の流れない戦場なんてない……! だけど僕は、 助けられるはずの仲間を見捨てたくはないんだ それは私も同感だが…… 負傷兵の救護は、衛生兵の役目だ ああ、だけど離れた場所で傷を負った仲間は、 どうしても救護に時間がかかってしまう 助かるはずの怪我でも、 その時間差で手遅れになることだってあるんだ ふむ……確かにな 何とか後方に緊急性を伝えられればいいんだがな。 ……例えば、こういう形で伝えるのはどうだ? うむ、いい形で運用できそうだな。 これで、無駄に命を散らさずに済む お前と私ならいいオーダーが作れそうだったが…… 気が変わったら教えてくれ どうしたクロード。 やはりこの前のオーダーが気になるのか?ちょっと、カイ! その包帯どうしたの?前回の出撃で……ちょっとな。 大丈夫、かすり傷だ 用心深いカイが怪我するなんて、珍しいね <別の兵士を狙った流れ弾が当たったんだ 戦場では何が起こるか分からないものだけど…… 不運だったわね……そうだな。 だが、当たったのが私で幸運だったとも言える。 あら、どうして?後方の狙撃兵は戦闘中でも手当する余裕があるが、 最前線で戦う兵士はそうはいかないからな 確かに、その通りだ。 戦闘が長引けば、こんな傷でも致命傷になる そっかぁ…… 前線の兵士でも、応急処置ができればいいのにね 応急処置……0そうか! このオーダーなら……!ふぅん……やるじゃない、クロード。 これで緊急時も安心ね!うーん、やっぱり難しかったかしら。 私も少し考えてみるわ <やっぱり、あのオーダーが気になるのね?^を覚えるには 経験値が^必要です ^を 習得しますか? 経験値が足りません ^を習得しました ふっふっふ! これぞ不死身のラズ様の最終形態だ! 身体中に戦車のパーツを貼り付けて…… ラズ、いったいどうしたんだ? どうだクロード。 これで銃弾の雨の中でも戦えるぜ!……なるほど。 なら、そのまま走ってみて ん……? む、むむむ……ぐぬぬぬぬぅッ……! くっ、クソォ……! ダメだ、足が前に出ねえ……!……ほら、ラズさん。 言ったじゃないですか そのパーツ、全部で100キロはありますからね。 ラズさんの機動力、ガタ落ちですよ はぁ~……これで敵の攻撃を気にせず、 前線に突っ込めると思ったのによォ…… ラズ、君は歩兵だ 無茶は禁物だぞ。 堅い装甲で前線を切り拓くのは、戦車の役目だ でも、帝国軍の兵器がどんどん威力を増してきて、 最近じゃハーフェン号も傷だらけなんですよね…… む……確かにそうだな。 何か対策があればいいんだけど…… 先輩、まだ実用化されていない新技術ですが、 一時的に装甲が強化できるかもしれません それだマイルズ! うまくオーダーに組み込んでみよう!,ぜひともお願いします、先輩! 先輩、頑張ってくださいね! 僕はいつでもサポートしますから! 残念です。 いいオーダーだと思うんですけど…… 先輩、覚えていますか? 戦車の装甲を強化するっていう話 ……せっかくなんだから、 もうちょっとお得感が欲しいわよね そう考えると、カレンはさすがだな。 あのテクニック、見習いたいものだが…… ふたりとも、 いったい何の話をしてるんだ? あら、クロード。 ガールズトークに混ざりたいの? えっ…… ご、ごめん、そんな話だとは思わなくて…………レイリィ。 クロードをからかうのはよせ ふふっ、ごめんごめん <ラグナエイドについて、話していたんだ このまえ習得した応急処置は いざというときの奥の手でしょ? 普段使うのはラグナエイドだけど…… 回復量が物足りないのよね 確かに、支援兵に比べると僕たち戦闘員の回復量は どうしても見劣りするね せっかく使うなら、もっとお得感が欲しい! そう思って増幅装置を考えたんだけど……どう(発明熱に火がついちゃってるけど…… 大丈夫かなあ……この前も爆発したし…… これを使えば一時的に回復量を増やせるわ! ……安全リミッター解除の弊害はあるかもだけど……最後、小声でなにか言ったよね? ふふ、そう来なくっちゃ! 早速実験……じゃなかった、実戦投入よ! うーん、やっぱり課題が残ってるのは事実よね。 あら、クロード! やっぱりあの発明が気になるのね? お前たち、フォークとナイフは楽器ではないぞ! 食事の最中に音を立てるな! マナーを守れ! そこ、野菜を残すな! 好き嫌いは許さん! 酒は適量を守れ、健康を害するぞ!<いやあ、 この艦の食堂は実に素晴らしい! 食事をゆっくりとりながら、 隊員たちとのコミュニケーションも楽しめる はぁ~…… ん? どうしたんだラズ軍曹。 ははぁ……さては食べ過ぎだな! ああ……食べ過ぎならいいんだけどな…… アンタの小言聞いてると、食欲もなくなるよ…… む……小言だと? これは適切な食事指導だ! ミネルバ……ラズは食あたりでね。 薬も効かなくて、弱ってるんだ 食あたりだと? 健康管理は軍人の基本中の基本だぞ よし、分かった! ならば私のドリンクを分けてやる!……なんだ? この濁った沼みてーな液体は…… 我がウィクトル家に代々伝わる薬草茶だ。 滋養強壮、万病に効く さあ、飲め! ハーブティーみたいなモンか……? じゃあ、ひと口だけ……ゴク…… ……ゴフッ…… う、ぐ、ぐぅううううッ…… <おい! どうしたラズ!? しっかりしろ! っ……はぁ……はぁ…… じ、地獄を……見たぜ…… どうだ、てきめんに効いただろう? んなワケねえだろ! あんなクソまずいモン飲ませやがって ん……? あれ……なんだ? さっきまでの腹痛が、すっかり直ってやがる…… ふふん、だから言っただろう。 これがウィクトル家500年の伝統の力だ! ミネルバ、すごいぞ……! これを応用すれば、戦闘中の解毒に使えるはずだ! なるほど……確かに、状態異常はタチが悪い。 さっそく実用化に向け改良してみよう! 我がウィクトル家の伝統が、戦場で活きるとは…… このミネルバ、感無量だ……! そうか、残念だな。 我が家の伝統をぜひ活かしたかったのだがな…… ふふ…… ようやく我が家の伝統を活かす気になったか? だせ…… ここから……だしてくれ…… ……ねえ。 いま、何か聞こえた……? さあ…… さっきから足を引っ張られてる感じはするけど…… 出せ……もう限界だ…… このっ……ぬおおおおおッ きゃあああああああーーー! お、オバケーーー 誰がオバケだ! 不死身のラズ様が化けて出るかよ な、何だってテーブルの下なんかに隠れてたのよ! 隠れてたワケじゃねえよ! 落とし物して、テーブルの下に潜ったときに たまたまお前らが来て出口を塞がれて…… どうせ女性士官のスカートの中を のぞこうって魂胆でしょ? クソ、そう言われると思ったから、 さっさと出たくても出られなかったんだよ! ああーっ! 出たくても出られねえ、このイライラ感! 出撃待機以外で、こんなイライラを 味わうことになるとは思わなかったぜ ラズは待機するのが嫌いだからな。 僕もできるだけ早く出撃してもらいたいけど…… さすがに俺も、出撃のタイミングは 戦略次第ってことくらい分かってるよ でも、ピンチのときは今すぐ援護に来て! って思っちゃう 確かに、戦闘中即座に出撃要請ができたら 戦略の幅も広がるな…… よし、クロード! お前が対策を立ててくれ! 頼んだぜ! そ、そんなこと言われても! ……いや、待てよ もしかしたら…… こんないいこと思いついたのは、 俺様のおかげだな! なんだよ、ノリ悪いな? ま、思いついたら教えてくれよ お! クロード! この前のやつ、どうにかなりそうか? ……気合い入れろ、コノヤロウ! うーん、違うな…… やる気があるなら何でもできるッ! うーん……しっくりこねえ…… ラズ…… 何をブツブツ言ってるんだ? く、くくクロード…… いや、こ、これはだな…… 僕に言いたいことがあるなら、 面と向かって言ってくれれば ち、違うんだ! これは、その……練習、なんだよ…… 練習……? ほら、どんだけ勇敢な兵士でも、 ちょっとしたことで戦意喪失することがあるだろ? 確かに、モチベーションのコントロールは 前線に立つ兵士に取って死活問題だな そういうとき、仲間がグッとくる言葉をかけりゃ、 気合いが入るんじゃねえかなって思ってさ なるほど……いいアイデアかもしれない! だけど、かける言葉はよく考えないと ああ、それでいろいろ試してたんだが…… 俺のイチオシ、聞いてくれるか?(もちろん、聞かせてくれ! 「おい見ろ!  あんなところにナイスバディなネエちゃんが!」 却下……それは君がかけてほしい言葉だろう。 でも僕だったら、そうだな……いいオーダーができたじゃねえか。 お前もすっかり、隊長が板についてきたな!なんだよ、ノリ悪いな? ま、気が向いたら言ってくれよ お! クロード! バシッと気合いの入る言葉、思いついたか?マイルズ、 {履帯}の修理はうまくいってるかい?ええ、なんとか ですが……すみません。 僕がもう少しうまく回避できてたら……君のせいじゃないよ、マイルズ。 戦車は車体が大きい分、砲撃の的にされやすい ここまでハーフェン号が大破せずに来たのも、 君の操縦技術のおかげだと、みんな分かってるよ だけど、{擲弾砲}を受けて動けなくなるなんて…… 僕は、情けないです 同じ状況でも、ダンさんの装甲車は きちんと回避できてました やっぱり、僕ももっと操縦技術を上げて、 臨機応変な回避行動を<おいおい、馬鹿なこと言うんじゃねえよ ダンさん……! 戦車と装甲車の機動力を比べりゃ、 装甲車に分があるに決まってる お前の操縦技術はピカイチだ。 磨くなら腕じゃなくて、足の方にしろ 腕じゃなくて足…… そうか、アクセル、ブレーキ、クラッチですね!……お前の足じゃねえ。 戦車の足だ! 戦車の足……そうか、{履帯}を強化すれば、 砲撃を受けても機動力は失われない……!……そういうことだ 俺も元は戦車乗りだ。 他にも、力になれることがあるかもしれねえな ……俺は暇じゃねえ。 用がねえなら持ち場に帰んな ……来たなクロード。 この前のやつが気になるんだろ?レイリィ、君の弾薬の大胆な使いっぷりは、 なんて言うか……見ていてスカッとするでしょ? みんなからよく褒められるのよね!<うん…… それはそうなんだけど、その…… 加減を知らない む……何よそれ! そりゃ、{一弾一殺}とはいかないけど、 無駄撃ちはしてないわよ?だけど、後先考えずに銃弾を使えば、 大事な時に弾切れになることだってあるよ 弾切れですって? だったらじゃんじゃん補給すればいいじゃない じゃんじゃん補給……なるほど! さすがは合衆国育ちのレイリィだ 発想が違う 確かに、支援物資を迅速に届けることができれば、 チャンスを逃さず攻撃を畳みかけられるね 前線で戦う兵士にとって、弾切れは恐怖だ。 どうにか実現できればいいが…… あら? 前線ってことは…… カイってば、もしかしてラズのこと心配してるの?……違う。 断じて、違うからな……! はは…… それじゃあ、ラズのためにも考えてみようか 補給線が確保できて良かったよ……! ……って べ、別に、ラズのために 喜んでいるわけではないからな……<仕方がないな。 だが、考えておいてくれ 以前話した件だが…… 改めて、どうだろうか?………… あれ……ミネルバ。 珍しく食が進んでないみたいだけど、大丈夫? ああ、クロードか いいところに来た。 このパンをやろう 貴重な白パンを、いいのかい? それじゃあ、遠慮なく…… ぐっ……か、硬い……! これは白パンじゃない、まるで石だ……! 今日はこのパンしかないらしくてな。 さすがの私も歯が立たず、困っていたんだ 私は残せばいいのではと進言したのだが、 ミネルバ隊長は出されたものは全て食べると…… 4当然、それが騎士道というものだ! だけど、無理してかじって歯を折ったら困る。 恐らく、堅いのは外側だけだと思うんだけど…… そうだ! このレンチで割れないかな。 よい……しょッ だ、ダメだ、1か所でももろい部分があれば、 そこから一気に割れるんだろうけど…… そうなんです。 こうもムラなく堅いと、突破口さえ開けず…… くっ……パン如きに太刀打ちできずして、 いかにして帝国を打破するというのだ……! 私は……私は……ッ,ミネルバ隊長、お気を確かに! うーん……「パン如き」でも全体を ムラなく強化すればこんなに堅くなるのか……,そうだ、だったら戦車も……! 戦車……ですか…… なるほど……見事なオーダーです。 これで必ずや帝国を打破しましょう! ふむ、難しそうですね。 パンでも食べて考えましょう おや、ウォレス大尉。 パンならそこに……あ、戦車の件でしたか ………………カイ。 ごめん、その…… すまない……気落ちしていても、 ラズは喜ばないと分かっているんだが…………わかるよ。 こうしていると、今にも声が聞こえてきそうで…… ふふ……そうだな。 きっとこの会話も、ヤツはどこかで聞いている ……覚悟は、していた。 初めて戦場に立った時から、今日まで変わらず ラズだって、みんなだってそうだ。 大事なもののために命を賭けて戦うと決めていた それでも……守りたかったんだ 無鉄砲な彼の背中を守ってきたのは、 いつも君の{一弾}だった ……あれから、ずっと考えていたんだ。 守りたいものを守るため、私にできることは何か このオーダーを、お前に託してもいいか……?……もちろんだ、カイ。 僕に教えてくれ 君のその能力の秘密を いつでも命令してくれ。 私は決して……外さない 仕方がないな。 考えておいてくれ 以前話したオーダーだが…… 改めて、どうだろうか ……さて、と。 フォルセの野郎にひと泡ふかせてやるとするか 待ってろ、クロード。 俺は……必ずやり遂げてみせるぜ……!な、なんも見えねえ…… まるで雪の壁に取り囲まれてるみてーだ……!こいつがクロードの言ってた ホワイトアウト……ってヤツか!これなら敵陣のド真ん中を突っ切っても バレやしねえかもな……!よっしゃあ、行くぜッ 4よし、見えた! 電源装置はこの先だ(クソ、背後からだと しかもこの数……どこに隠れてやがった……チッ、しゃーねえ! おい! ここは俺に任せて、お前は な、何やってんだ? ……ッ!フン、その様子じゃテコでも動きそうにねえな。 ……わかったよ、ヤツらは任せる そんじゃ……あとで会おうぜ …………そいつはこっちのセリフだぜ、ラズの兄貴。 オレが時間を稼ぐから、兄貴は先へ!怖くねぇ……ラズの兄貴と一緒なら オレは、どこまでだって行けるんだ!………… ヤツらはオレの獲物だぁ! テメェはさっさと先に行け、ラズゥゥ おうよ……こいつらも連れて、地獄でなぁ! ヒャッハーーーッ………… いいからアンタが先へ行きなって。 アタシの気が変わらないうちに、さ あーあ、こんなお金にならない任務…… ……でも不思議 悪い気分じゃないわ ………… さ……先へ、行って…… ラズ、軍曹…… ……イエッサー!………… シャラップ、見りゃわかるだろ? 先へ行けってことさ! ジョークよりも面白い最期じゃないか! あの世へのいい土産話ができたよ、HAHAHA!………………先に行っててくれや。 俺ぁ、もうひと暴れしてから行くぜ ライアン・フォード、最期の傭兵伝説ってか? へっ、ガラじゃねぇや……あばよ …………ここはわたしが引き受けたぁ! なんてね~! ……ほらぁ、さっさと行った行った なんで酔ってるのに手が震えてないのかってぇ? それはねぇ……覚悟が決まったからだよ …………うるさいね、弱っちいヤツに背中を預ける気は ないんだよ! とっとと行っちまいな!あたしはまだお前のこと認めてないからね! 作戦を成功させて証明しな、お前の強さを!………… 殿をつとめるは騎士たる者の誉れなり! 貴殿は先に進みたまえ!(参る、帝国兵共……今の私は剣が如く! 貴様らを薙ぎ払い、同志の未来を切り開く!………………これも私の運命だから。 あなたは気にせず、先へ行って 今だけは……この仮面があってよかったわ。 こんな情けない顔、誰にも見せられない………………これってわたしが招いた不幸だと思うんです…… だから、わたしが引き受けますよぉ うふふ……みなさんにもわたしの不幸、 おすそ分けしますねぇ………………ここは俺の見せ場だぜ? 邪魔だから先に行っててくれよ いい男ってのは、命懸けで約束も女も守る。 まさに今の俺達だな……ラズ ………… 先に行ってくれ、ラズ君。 僕はもう少し……ここで自然を感じていたいんだ 恐れることなんて、なにもないのさ。 死とは大自然の一部に還ることなのだからね ………… ちょっとした退屈しのぎだ。 お前は失せろ……足手まといだからな 愚民共! 目に焼きつけ、胸に刻め! {王}たる俺様の勇姿をな!………… ここで証明したいの……わたしも強くなれたって。 だからお願い……あなたは先へ 今だけは……自信を持って言えるよ。 わたし、みんなに会えて本当によかった……!………… 突撃兵であるあなたが先へ進むべきです。 反論は受け付けません、いいですね? 無駄死には御免こうむります。 作戦を成功させ、意味のある死を遂げましょう ………………黙って先へ行け エリーン、ごめんよ……いや、ありがとう? ダメだ……言葉じゃなくて、涙ばかり出てくる……………… あいつら、金目のモン持ってそうなんでね。 俺が残るぜ……てめぇはさっさと行きな チッ、この俺が他人のために命張るとはな…… 誰かさんのお人好しがうつっちまったようだぜ ………… へっ、ここはお前に賭けてみようと思ってな 負けしか目のねえギャンブルか…… だが……最後に仲間が勝ちゃ、それでいいんだ ………… あのような雑兵、このオーディン一人で充分…… 貴様は先へ行け 死ぬのは嫌だ……でも、逃げるのはもっと嫌だ! 俺はここで、本物の戦の神になってやる………… ここは私が引き受けた! ラズ軍曹は一刻も早く電源装置を……! 我々は必ずやり遂げる…… あとを頼むぞ、クロード………… 先へ進んで、ラズ。 みんなを勝利へと……未来へと導くために 私が死んでも、センチュリオンは止まらない。 未来は変わるわ、必ずね……!…………<先へ進むのはアナタ。 そのほうが確実よ もっと解剖したかったっていう未練はあるけど もう、引き返すことはできないわね ………… 私のことは気にしないで、先に行って頂戴。 盛りのついた男共の相手をしなくちゃいけないの 戦場の匂いとも、これでお別れね。 残念だけれど……後悔はないわ ………… ラズ軍曹、先に行け! ミネルバ隊長の……仲間達の未来を頼む! 最後まであなたのお傍にいたかった…… さらばです、ミネルバ隊長!………… 後ろの敵は、引き受けます! ボクにはこれくらいしかできないから……! はい、必ず会いましょう。 ……必ず!………… 敵は私が食い止めます 同じ状況だったなら、 あの人もきっとそうすると思うから……! これでよかったって…… わかってくれますよね、あなた……………… 先へ進むのはあんただ。 俺が残って、連中を引きつけておく 最後の戦い、か…… 俺は、正義のために戦い続けることができたかな ………… 息があがってしもうて、これ以上進めんわい。 すまんが……先へは一人で行ってくれんか 老兵の役目はこれで終わりじゃ…… 最後に帝国の若造の面倒も見てやるとするかの ………… 何人たりともこの先へ進ませはしない。 ラズ、お前以外はな 愛しい妻と、まだ見ぬ我が子のために…… 俺は最期まで、戦い抜く……! ここは私が引き受ける。 君は先を急ぎたまえ……もう時間がない 私は軍医だ…… 皆の命を救うためなら、何だってできる! あなたは先へ わたくしの誇りにかけて、 ここで敵を食い止めますわ。 泥くさく戦うなんて低劣なことは致しませんわ。 貴族らしく、最期も優雅に散ってみせましょう。 あんな連中、あたしにかかれば一捻りさ。 あんたは先を急ぎな。 このあたしが地獄まで付き合ってやる…… 文句ないだろ? アンタが先へ行きな アタシは機械のたぐいが 苦手でね……こっちのほうが気楽でいいのさ 今日のアタシの気合は一味違うよ……! その身で味わいな、帝国兵共 あんたにはまだ仕事が残ってるだろ? 先へ進みな……ここはあたしが引き受ける ベッキー……お母さん、帰りは遅くなりそうだわ。 身体に気をつけて……元気でね こいつらはオレが食い止めてやらあ。 グズグズしてねえで、とっとと行きやがれ! 艦長を…… センチュリオンを頼んだぜ、ヒヨッコども! ま、ちょっとした気まぐれってヤツよ。 ……おら、時間がねえぞ! さっさと行け! 楽しかったが、まだ戦車の愛を語り足りねぇなあ。 仕方ねえ、続きはあの世でやるか…… わたしはあなたを残して行けないから…… あなたがわたしを残して行くしかないでしょ? いつもの癖でラグナエイド温存しちゃってた…… はは……あの世に持っていったって仕方ないのに なんですか? ワタシには任せられないとは言わせませんよ? 結局、最期までいい男には出会えなかったけど…… いい仲間には出会えた……かな? こ、ここはわたしが引き受けます! もう時間がありません……ラズさんは先へ! 兄さん達に、お別れ言えなかったな…… でも……きっと伝わるよね、わたしの想いは…… 先に行け、ラズ軍曹。 あの敵を排除したら、俺も後を追う きっと俺は……ここを死に場所とするために 今まで、生きてきたのだろう…… 君が先へ進んだ場合、任務の成功率が上昇する。 ゆえに、私がこの場に残り敵を食い止める ラズ君が成功する確率は…… ふふ、命を賭けるには十分な数値だ。 ラズ君の果たすべき役目は、この先にある。 私の役目は……これだ。 「立派に死んだのではない 立派に戦ったのだ」 ……決死隊を小説にするなら私はこう表現するね。 ラズさん、あなたが先に行ってくれる? ここはわたしが引き受けるから 今までたくさんの人に助けてもらった…… 今度は、わたしが助ける……!………………見てわからないか? ここは任せて、さっさと行けと言ってるんだ まさか、私がこんな最後を迎えようとは……………… 奴らは引き受ける! お前は先に行ってくれ! 0ただでは死なんぞ……絶対にな!………… こいつらは引き受けた! アンタは先に行け! こんなふうに死ぬなんて…… 思ってもみなかったぜ!…………<ここは引き受けます! あなたは早く先へ!<みなさん……必ず帝国を倒してください!…………奴らは引き受けるから…… 先に行ってて頂戴 みんな、あとを頼むわよ!…………4ここは私に任せて、あなたは先へ!絶対に通さないわ…… 私の命に変えてもね!…………わ、私が食い止めます……! 先に行ってください……!<こ、怖くなんかない…… 怖くなんか……! まだ、だ……くたばって、たまるかよ…… 俺はまだ……何もやり遂げて……ねえ…… 仕留めたぞ……やはり連邦兵だ! こんなところまで乗り込んで来やがって……! 4あいつ…… やられちまったのか…………こいつらの狙いがわかったぞ! この吹雪に紛れて、電源装置を破壊するつもりだ! そいつはまずいな…… 応援を呼んで警護を固めよう! そっちは頼む、俺たちはこいつの仲間を探す! まだこの辺にいるはずだ……徹底的に探せ! こりゃ……俺一人じゃどうにもできそうにねえな。 ……すまねえ、クロード い、いました! ここに一人います(よし、取り囲め 絶対に逃がすな……!…………さァて、何人地獄へ道連れにできるか…… いっちょ試してみるか!ウォレス大尉…… 帝国からの通信を……繋ぎます ……時間切れだ、クロード。 返答を聞かせてもらうぞ ……間に合わなかった。 ここまでにしよう、ラズ……みんな……我々は……降伏する……ち……ちく、しょう……! すまねえ、クロード……すまねえ……! チュートリアル ホワイトアウトについて <センチュリオンを発見した。 この海域だ ふむ……それで、どう叩く?破壊することが目的ではない。 目標はあくまでも、艦の奪取だ あんたはやけにこだわるね。 「撃沈」じゃなく、「奪取」か あの雪上巡洋艦、確かに大したシロモノだが、 いち大尉の手には余るだろ 研究畑のベルガーが興味を持つのは分かるが…… フォルセよ、あんたの執着の理由はなんだ?……約束、だ 約束……?4クライマリア、お前にも出てもらう 分かっているな。 今回は、先のような失敗は許されない …………4「命令違反」だけは絶対にするな もしもまた同じ失敗をすれば、 「研究所」に送り返すとベルガーは言っている っ……!おい、 そりゃいったいどういうことだ?研究所から、ヴァルキュリアを返却しろと うるさく催促がきている 協力者だったフェルスター博士が 研究所を出奔したせいで、関係が悪化したらしい 返答を先延ばしにしているが、 この{大氷洋}で役に立たないようであれば やれやれ!………… 0まったく……なっちゃないねえ あんた、戦争屋としちゃ優秀だが、 女の扱いはからっきしだ なんだと……? これからってときに、追い詰めてどうする あんたにしろ、ベルガーにしろ、 クライマリアをなんだと思ってるんだ?…………?……兵器……道具、 それ以外に何があるの ……なぁ、フォルセ、クライマリアもだ。 俺たちは「仲間」だろ? は……? 仲間……? そうさ! 共に同じ戦場をかけ、互いの背中を守り合う!<これが仲間でなくてなんだって言うんだ?もう少し、 お互いを思いやる心を持とうぜ! ……興味ないな ……そんなものは、必要ない。 はぁあああああ…………わかった、わかったよフォルセ。 作戦の続きを聞かせてくれ くっ…………4『とんだ出来損ないですわね……!』,『はっ、役立たずの不良品!』 『お前を、研究所に送り返すことも  考えねばなるまいな……』『なに、心配はいらんよ……  代わりはいくらでもいる……』……ッ…………どうして……! がんばったのに、ここでも役立たずって……!0私は本当に、出来損ないなの……?『セルベリア、お前は我らの誇りだ!』『殿下に尽くし、その力を世に知らしめるのだ!』 あっ……ああ……,助けて……! たすけ、て…… クゥン…… よぉ、いるかい? あの……うるさい男…… グルルルルゥ…… その声、フェンリルだな。 ってことは、お姫様もいるんだろ? なぁ、話がしたいんだ。 ちょっと邪魔するぜ だっ、駄目 入ってくるな…… お、おいおい、大丈夫か……? あんた、また泣いて 入るなと言っている わ、分かった、悪かった。 レディの部屋に、許しも得ず入るもんじゃない ……分かっているなら、帰って。 許しなど永遠に出ない ほう……とりつくしまもナシってか。 いいね、ますます燃えてくる っ……! あんた、いろいろあったみたいだな。 ひとりで受け止めるのはキツかろう どうだ、この俺に 私に構うな! そいつは無理な相談だ。 あんたほどのイイ女、放っておけば男がすたる ……また来るぜ ………… 『だけど兄さんは変わってしまった!  戦争に、変えられてしまった!』 『いまのあなたに平和を願う気持ちなんてない!  あるのは……歪んだ欲望だけよ!』 『クロード……  真実を知りたいのなら、共に来い』 『戦いから感じたよ……お前は有能な指揮官だ。  いつでも喜んで迎え入れよう』 『僕は―!』 『待て……  待ちやがれ、カイ―ッ!』…………(考え事の最中だったかな ……ベルガー …………………… やれやれ、だよ。 こうしばしば呼び出されては、たまらない 帝都がずいぶんと騒がしい。 ガリア方面軍は撤退を決めたそうだ ……! ふむ……君にとっては朗報だったかな? 準皇太子も戦死したと 国防本部が慌てるはずだ 無謀な遠征と軽視されていた「キグナス作戦」が、 ようやく帝国の危機感を煽りはじめた すでに帝都には防衛部隊が集結し始めている 「アレ」を返せと言ってきたのも、そのため。 連中は、ゼクス・オウルまで招聘するつもりだ 馬鹿な連中だ…… 己の身に何が迫っているかも知らず 「キグナス作戦」の真意を知れば、死に物狂いで 帝都に到達する前に食い止めるだろうに ……しかし、だからこそ我々は 己の目的を果たす機を得られる ……ククク、然り。 今度こそ……任せたぞ は…………さて。 今回の作戦の、お前たちの役回りだが は、い……………… 休息、だ。 今回はフォルセに任せ、体を休めなさい ……!(い、いいの……ですか…… もちろん、お前たちはとっておきの切り札だ。 こんなところで壊すわけにはいかない 分かっているね? 自分たちの、「役目」が…… 4はい、もちろんです、ベルガー様……(全て、お心の、ままに…… ふむ……「調整」がうまくいったようで良かった。 大切な娘を「廃棄処分」にはしたくないからね ありがとうございます ベルガー様 ありがとうございます、ベルガー様 よう、お姫様。 グルルルルゥ…… おい、なんだよフェンリル。 そう邪険にするな、俺はお前のご主人様の 忠実なる騎士。 つまり……お前の仲間だよ。 ……誰が忠実な騎士ですって? 私はお前を認めたことなどない ……いい眺めだな。 好きなのか、この景色が お気に入りの場所があるってのはいいモンだ。 昔の俺には、どこにも居場所がなくてな 俺はそこそこ地位のある貴族の家に生まれた。 だが母親はしがないメイドでね 散々いじめられ、虐げられ、 耐えられず飛び出した先は貧民街だった ろくでもない連中ばかりだったが、 そこには自由と希望が溢れてた 俺はそこで、生きていく術を学んだ。 人を知り、恋を味わい、友情を得た 俺の胸の中にはいつだって、あの場所がある。 だから何があっても耐えられる ……あんたにはあるかい? そんな場所が ないわ……居場所なんて、どこにも。 あるとしたら、それはきっと「研究所」ね ああ……前に言ってたな。 連れ戻されるとかどうとか そこではね、毎日「実験」が行われるの。 頭に電極を付け、刺激を与え、反応を見る 針で刺し、水を飲ませ、何日も眠らせない。 切断し、つなぎ合わせ、むき出しの脳に ……やめろ。 もう思い出すな それが、私の居場所なのよ! 選ばれなければ、たとえ選ばれても―! 失敗して返却されれば、また元の毎日が続く。 いつか、「最後の明日」が訪れるまで…… ……分かったでしょう。 私の苦痛は誰にも理解できない <行って。 あなたと話すことは、何もない ……嫌だね あんたを傷つける「研究所」とやらが あんたの居場所だって? 冗談じゃない! 俺はそんな連中に、あんたを渡したりしないぜ。 あんたの居場所は「ここ」だ。 いま俺が決めた 勝手なことを……! お断りだわ そうかい? この胸板、ご婦人方には評判いいんだがね このっ……軟派者! ああ、軟派者、だった。 だがこれからは違うぜ? いまこの瞬間からこの場所は、 あんたひとりのモンだ。 ―! だから、居場所がないなんて言うのはナシだぜ。 泣く場所も、笑う場所も、全部俺が引き受け フェンリル! この男に自分の立場を思い知らせてやりなさい! ガルルルッ<うおっ な、なんだよ、俺たちゃダチだろ ガウガウガウッ クソッ……! いいかクライマリア、忘れるな! お前の居場所は、 確かにここに、あるんだからな!……バカな男 ……標的は、 想定した通りの航路を進んでいる ……………………これ以上の情報はない。 知っていることは全て伝えた。 …………………………また、連絡する。 ―兄さん 見渡す限り、氷の海…… 我が故郷ながら、いつ見ても色気のない景色だ だがよ……あの艦が一隻あるだけで、 グッと魅力が出ると思わないか?……独り言が多いな お前さんに言ってるんだよ。 これから、嫌でも生死を共にするんだ。 少しは仲良くやろうじゃないか ……作戦を確認しておきたい 目的は、敵艦の奪取。 それができない場合は撤退で、深追いはナシ これでいいんだろ? 奪取重視ってのがちょいと謎だが……ま、いいさ。 作戦自体は面白くて気に入ってる 敵の雪上巡洋艦…… 船とは言え、俺からしたらあれも戦車だな なにしろあのデカい船体で氷の上を走るんだ。 大したエンジンを積んでやがる …………問題は艦に取りつくまでの雪上戦だな だが、そのあたりどう戦うかも…… あんたのことだ、もう考えてあるんだろ?……軍の中であなたほど、 雪上戦の経験豊富な人はいない その能力と経験を…… フルに活かしてもらう やれやれ…… ようやくまともに話してくれたか ………… 怒るなよ……お前の思うまま、 雪の上でワルツを踊ってやるからよ しかし……この「ゼクス・オウル」って部隊は とんだくせ者揃いだな まぁ、トップのベルガーがあの胡散臭さだから、 さもありなん、だが…… あの二人組の娘、ずっと俺を監視してやがる。 また、その気配の消し方がうまくてな ありゃ相当、あのオヤジに仕込まれてるぜ。 珍しく、いまは見張ってないみてーだが …………で、お前さんはどうなんだ? あのふたりと同じか?………………やれやれ、まただんまりか ……ニコラとキアラは、 「彼女」を護衛している ん……? 彼女? ああ……「クライマリア」か 彼女は今回の作戦には参加しない。 ……奥の手だからな あのお人形さんが…… 「奥の手」ねえ アイツが何者なのかは知らないが、 色仕掛けなんてオチはゴメンだぜ?(彼女は……「あれ」は―この世界に、 あってはならない「兵器」だ……………………民間人をこの艦に入れたなどと、 上層部に知られたら、報告書では済みませんよ 報告書や私のクビで、20を越える民間人の 命が救えるなら結構なことじゃないですか 全く…… あなたという方は……ご報告します! ただいま民間人21名、艦を出ました シュレン曹長らが最寄りの街まで護衛につき、 ご命令通り食料も持たせています 食料まで……!ご苦労様です。 護衛が戻り次第、航行を再開しましょう 艦長、お昼の時間です。 今日のランチは艦長のお好きな あら…… 失礼しました、作戦会議中でしたのね いいえ、大丈夫ですよ。 停泊中に、いただいておきます ほほ……今日はキドニーパイですか。 ブライアン、ウォレス君も、一緒にいかがかね ……私は結構です。 臓物は苦手でして あの……艦長。 まさか、ここで食事を? ええ、見晴らしがよくて、 食事が倍はおいしく感じられますよ はぁ…… ウォレス大尉、艦長は艦が動いている限り、 ブリッジから降りることはありません ずっとブリッジで過ごしてるんですか そこの寝袋や……この椅子も…… なかなか寝心地がいいものです お、お体に障ります! せめて寝るときくらいはベッドで……!………… ウォレス君。 私は1度、艦を失っているんです ……! 先の大戦で、勝利を収めた海戦からの帰路、 敵艦の待ち伏せを受けましてね そのとき私は、寝酒にウイスキーを一杯あおって、 ベッドで眠り込んでいました ……もしも私が艦橋にいたなら、 奇襲に気づけたかもしれない もっと早く、 迎撃命令が出せていたかもしれない ……だから、もう2度と、 同じ後悔はしたくないんですよ ま、シャワーくらいは 浴びていただきたいものですがね…… ほっほっほっほっほ…… モーガン艦長…… へぇ~、機関部の整備、 F小隊ではこの手順でやってるんですね ……悪いか い、いえ、そうじゃなくって! E小隊で戦車整備するのは僕だけなんで…… 他の人の作業を見るの、新鮮なんです。 さすが、手際がいいなぁって ……口を動かさず、手を動かす。 これが素早い整備のコツだ ……!…………,しかし、話は戻るがあの噂…… 4やっぱり、ダンさんも気になります? アイツが必死に隠してる「秘密」…… 気にならないわけないだろ ですよね! いったい、何を隠してるのか…… みんな、ご苦労様。 ロナルドも……ケガはもういいのか?……ええ 慣れない艦内での整備だ。 何か不都合があれば言ってくれ 不都合なんて……! ここはまるで動く兵器工場ですよ! 豊富な資材、整った設備…… これ以上を望んだら、バチが当たるな そうか……良かった。 なら、作業を続けてくれ 邪魔して悪かった あっ、待ってください先輩! ひょっとして……先輩なら知ってます?……? 知ってるって、何を ラズさんが隠してる、「秘密」のことですよ ラズの、秘密……? はぁあ……ラズ、静かに……(俺のタバコが、なんだって 僕が言ってるんじゃない。 みんなが騒ぎ立ててるんだ 誰が言い始めたんだか、 君が禁煙してる理由がちょっとした噂になって 彼女に振られたからだとか、僕の命令だとか、 はたまた不治の病を抱えてるんだとか…… 集まった掛け金、 オートバイが1台買えるほどらしいぞ かーっ……! アイツら、ヒトをおもちゃにしやがって…… まぁ……暇なんだろうな。 艦の中は平和だ 戦場とは思えないくらい まぁ、そりゃそうかもしれねぇけど…… はぁ…… ゲッ…… カイ、ご苦労様。 全員無事に、安全地帯へ送り届けたか? ……あ…… ああ、無事だ 食料も引き渡した。 ……なんだよ、上の空で。 大事なパンに、カビでも生えたか? あらっ…… カイ、今日の任務はこれで完了だ。 部屋で休んでいいよ ……悪い。 そうさせてもらう…… お、おい、カイ…… ……どうしちまったんだ、アイツ さぁ……疲れが出たのかな。 心配かい? べ、別にそういうワケでもねえけどよ! 調子狂うって話だ! レイリィのヤツも部屋に篭りっきりだし…… ったく、女はヤワで困るねえ! くっ……敵襲か 艦内にて爆発事故発生、応急班は急行せよ。 場所は士官室、ミラー少尉の部屋です レイリィの、部屋……? 行ってくる! レイリィ、レイリィ! 大丈夫か ごほごほ……あーびっくりした…… 点火効率が良すぎるってのも考え物よ ……レイリィ ああ、クロード! ごめん……やっちゃった こりゃまた…… 派手にやらかしたな、お嬢ちゃん! あなたは、機関士の…… アンドレよ。 この艦イチの、ラグナイト動力の専門家! 部屋で実験をしたいと言うから、 器具や燃料を分けてやったら、このザマだ ごめんごめん! 久しぶりだから、ちょっとカンが戻らなくて…… ……レイリィ。 頼むから、士官室ではやめてくれ はーい。 これからは機関室に入り浸ることにするわ なら、お遊びの実験は禁止だ。 機関士見習いとして、キッチリ働いてもらうぞ 大歓迎よ! この艦の機関部は、技術者にとって宝の山だもの! 宝の山…… そんなにすごいものなのか? 最新型の『ラグナイト爆縮式タービン』よ! きっと一基で小国の国家予算くらいするわ。 「ラグナイト爆縮」…… 何故だろう、どこかで聞いたことがあるような…… 私の父さんが研究していた技術よ。 ハーフェンの工場でも、よく話に出てたわ。 あっ……! なるほど…… それで耳にしたことがあるんだな。 私も合衆国に渡った後、 研究を引き継いだんだけど…… どれほど高圧縮なラグナリンを精製しても 完全な「爆縮」は実現できなかった…… さすがは合衆国よ! 父さんと私の研究がここまで進歩してるなんて! ああ、そうか。 この艦の機関部は、ビンランド製なんだっけ ラグナイト圧縮精製炉は機密中の機密だ。 俺も立ち入り禁止の「開かずの区画」にある きっと理論を飛び越えるようなとんでもない 「発明」が詰め込まれているんだろうよ 「開かずの区画」のメイン動力炉…… ううう……気になるぅー……! 最重要機密とはいえ、機関士でさえ 立ち入れないほどの厳重管理なのか…………仕方ないわよ。 ラグナイト爆縮は、すごく高度な燃焼制御だもの 動力炉でちょっとでも間違いがあったら、 この艦が一瞬で粉々に吹き飛ぶわ ……そう言って、お嬢ちゃんはときどき 開かずの区画の周りをうろついとるだろ? よ、よくご存じで…… 頼むから、ふたり揃ってクビになるようなこと、 しないでくれよ? ……!この警報、敵襲?総員、第一種戦闘配置。 総員、第一種戦闘配置 E小隊は直ちに出撃準備。 指揮官はブリッジへ出頭せよ 繰り返す レイリィ……行くぞ! うん……!艦隊の殿をつとめる三番艦コメットが隊列に遅れ、 その方角から黒煙が上がっています 無線は封鎖されているため、 通信はできませんが…… 状況から見て、敵の襲撃を受け、 座礁しているものと思われます 敵の数、戦力は分かりますか? 帝国側勢力であるものの、 装備などから正規の軍ではない模様 ですが……かなり訓練された動きです。 何らかの特殊部隊かと思われます ……ここでコメットを失うわけにはいきません 機関最大戦速! 本艦はこれより、コメットの救援に向かいます!……正気に戻れ! クライマリア(離せ…… 私は選ばれた……<任務は敵艦の奪取だ! 君の攻撃では ァアアアアアアア……<こ、こいつ………様子がおかしいぞ……(聞いていたとおり…… いえ、それ以上の粗悪品ですわ!お前たち……! なぜクライマリアを連れ出した(クッ……このままでは……!グズグズしている暇はないようです…… 敵艦が動きますわよ!まだ動けるんだ 案外しぶといな……あはははは!逃しはしない ……私は、選ばれた証を見せる ばかな……よせッ!や、やめろ…… 頼む…… やめて……くれ…… うっ……! 4私は選ばれた! 選ばれたの……! そう、今度こそ…………今度こそ! あれは―センチュリオン…… やめろ……やめてくれ……ッ 何者にも、止めさせはしない 私は証明 0いいや。 ここまでだ、お嬢さん 邪魔を……するなッ おっと! そうカリカリするんじゃない っ…… おいおい、立ちくらみか? 頭に血が上ったな…… 余計な……真似を…… おい、誰が沈めろと言った 力の制御もできないのか! 余計な真似をしたのはあなたの方。 全く……とんでもない役立たずですこと ッ…………な、なんだ、そのツラは……! 生意気ですわッ……! 4お前ら、ちょっとは静かにしてろ! ……あ、ああ…………やれやれ。 なんて部隊に入っちまったんだよ…… あっ……ああ、あ…… 戦艦の主砲が直撃したのか…… なんという衝撃だ……直ちに被害報告を! 敵の一撃で…… 機関部、メイン動力が緊急停止! 衝撃で、艦下の氷が……地面が割れて…… はやく脱出を! このままでは、沈みます すぐに補助機関に切り替えろッ! この艦を……絶対に沈ませはせん 艦内に混乱が広がっています! 艦長、ご指示を……!……ルフ。 敵軍の動きは 戦車部隊が出撃した模様! あの魔女は……いない……ようです…… ヴァルキュリアは、一時撤退ですか…… ならば……手はある ブライアン。 補助機関への切替を中止してください 艦長…… そんなことをしたら、この艦は{大氷洋}の底に……! いいから、急ぎなさい……! 補助機関、停止だ…………!………… なっ…… センチュリオンが…… 沈んでいく…… おい……マジかよ、ウソだろ……? たった一撃で……あの船が…… ど……どういうこと…… 兄、さん…… 待てよ、おい……! こんなの、ナシだって……! 4なあ、クロード! 早く救援に…………今行けば、 僕たちも犬死にだ…… クロード…… 仲間を見殺しにするってのかよ なぁ、クロードォオオオッ……これは命令だ! 全員、待機だ……すまない ……鋼鉄製の艦が、木っ端微塵とはな。 全く……大した威力だよ あのふたりは、 敗残兵を追って出撃しちまったぜ ……任務失敗の、挽回をしたいんだ。 好きにさせておけ それとも、お前も行きたいのか いーや、少し考え事がしたくてね 考え事…… ベルガーへの言い訳、か? はっ……へこんでると思ったら、 言ってくれるじゃねえか ちょっと気になることがあってね。 一旦帰投しようかと ……なら、クライマリアを頼む。 しばらくは目を覚まさないだろう 姫の護衛とは、恐悦至極。 お任せあれ よっ……と!……まさか、この可愛い寝顔の女が、 生身で艦を沈めちまう超兵器とはねえ…… ガウゥ……ガウワウッ!,うぉっと! ナイトのご登場か お前さん、姫が心配なんだろ?大丈夫だ、カボチャの馬車とはいかんが、 戦車で大事に艦まで送り届けるさ ……ワフッ……よし、特別サービスだ。 お前さんも一緒に、乗せてってやるよ!吹雪の前兆なんて、無かったはずだ……。 それに……この青い雪は、一体……(さあ、やってもらおうか 特別な力、見せていただきますわ オオオーン……! なんだ……ありゃあ…… な…… あれは…… 0魔女 ふっ、クロード! お前とは一度、 思う存分戦ってみたかったんだ……!士官学校時代に散々やりあったじゃないか だからこそだ。 私もお前も、実戦を経験して成長した―それを今、ここで確かめ合うとしよう! ……全力でこいッ、クロードッ!……熱苦しい人だなあ。 先輩、ウィクトル中尉って昔からああなんですか?4性格は、ね。 ずっと変わってない 彼女は、何事も常に本気かつ全力で挑む。 訓練でも実戦でも、相手が誰であってもだ けど、指揮官としての彼女は変わった…… まるで別人だ F小隊が彼女を成長させ、 彼女がF小隊をさらに成長させたんだ 今のF小隊はまぎれもなく、精鋭中の精鋭さ ……ミネルバ、君に言われるまでもない。 もちろん、全力でいかせてもらうよ!……アロンダイト、配置につきました。 奴らの様子が丸見えです……ふっふっふ!エクスカリバー了解。 適宜、敵の位置を報告せよ ……行動が正確で素早い。 さすがだな、クリステル ……いい手際だ、クロード。 それでこそ我が永遠の好敵手…… だがッ! これ以上はやらせんッ! 「キャメロット」作戦発動、守りを固めろッ!―ここだ! 駆けよッ、スプマドールッ!<はっ! 敵陣突入! 我がF小隊に勝利を! ふはは! この攻撃…… 防げるものなら防いでみろ、クロード! 肉を切らせて骨を断つ……! この時を待っていた! 「円卓の騎士」作戦発動ッ! 目覚めよ、アヴァロンに眠りし騎士たちよッ! 4む、無念です……ミネルバ隊長…… あとは私に任せろ、クリステル。 ……仇はとってやる ここからは打って出る! 動ける者は私に続け! 敵を蹂躙せよ!どうしたクロード、油断したか? 我々の力は、まだまだこんなものではないぞ?さすがF小隊、見事な練度だ……! ミネルバの統率力にも磨きがかかっている……!0こちらも負けてられないな……!な、何ということだ…… 我がF小隊が遅れを取ってしまうとは……く……っ、申し訳ありませんミネルバ隊長…… 私どもが不甲斐ないばかりに……!いや、お前たちはよくやってくれた。 不甲斐ないのは、指揮官であるこの私だ ……やはり私の実力は、クロードに及ばないのか ……ふうっ やりましたね! 同期対決は先輩の完全勝利です!いや、際どい局面はいくつもあったさ。 次に戦ったら、勝てるかどうか さすがだったよ、ミネルバは ベ……ベーコン…… 俺たちのベーコンが……0パン……ほかほかの……パン…………ふっ、見たかクロード! 我らF小隊、巌のごとき団結力の勝利だ!<クロードが撤退し、 ラズが出撃しました カイが出撃しました 隊員が出撃しました ハーフェン号が到着しました 敵の増援が到着しました 見ての通り、目標の市庁舎は帝国軍の拠点だ。 正面から近づくことは難しいだろう ……市街地のどこかに、潜伏中の同志がいる。 接触して協力を得てくれ ただ、どこに潜伏しているかまでは 私も知らされていない…… 目印の青いバラを探してくれ。 その付近で同志が待っているはずだ 頼んだぞ……!0狙撃!? カレンが撃たれたのか?だ、大丈夫…… かすり傷、です……う……っ! 無理はするな、狙撃兵に狙われている! すぐに身を隠すんだ! は、はい……!……くっ、バカな! 衛生兵を狙うとは……条約違反だ!帝国ってのはそもそもがクソの集まりだが…… ここにいる連中は、その中でもクソ中のクソだぜ バーク少佐とやらの命令か。 聞きしに勝るクズ野郎のようだな 衛生兵が狙われているなら、 カレンを救助に向かわせるのは危険だ……狙撃兵を排除するまでは、支援兵による援護で 乗り切るしかない……!こんな卑劣な手に屈してたまるか…… 必ず、マンネル将軍を救い出してみせる!よし、衛生兵を狙っていた狙撃手を排除した! もう大丈夫なはずだ……! これで仲間の救助ができる……! ……ありがとうございます、隊長! 壁に青いバラが描かれている…… ミカの言っていた目印か……!……待っていたよ。 同志ミカから連絡は受けている 市庁舎前の広場を塞いでいるバリケードを見たか? 破壊すれば通れるようになるだろうが…… バリケードの裏側で待ち受けている帝国兵どもと、 真っ向からやりあうことになってしまう だが、この家を抜けた先からなら…… そいつらの意表を突いて攻撃できるはずだ この家自体が秘密の抜け穴ってわけね 待ち構えてるヤツらを逆に襲えるってか! 面白え、やってみようぜクロード! ああ、試してみよう。 ……では、この抜け穴を使わせてもらいます 協力と言っても、我々にはこれくらいのことしか できないが……どうか将軍の命を救ってくれ…… 帝国と戦い続けるために、 彼の力がどうしても必要なんだ……!やってくれたか……! ありがとう……本当にありがとう!同志よ、感謝する…… 君たちは我々の未来を救ってくれた……!<いや……救われたのは僕たちのほうだよ あの物資が無ければ今頃どうなっていたか…… 想像するだけでもぞっとする ―と、話は将軍を連れ出してからにしよう <おっと、そうだった……! よし、行くぞ!4現在救助を行うことはできません 救助が可能になりました 救助が行えなくなりました アンジェ、 12って書いてあるレンチを取ってくれる?012、12…… あった、これだ! ふふ、ありがと!ねえ、退屈だったら食堂に行っていいのよ。 誰かが遊んでくれるわ っていうか……取り合いよね。 みんな、興味津々だもの あなたきっと、 じきにみんなのアイドルになるわよ あいどる……?(可愛くて人気者ってこと! ……!そ、そんなことないよ! レイリィのほうがずっと可愛くて、人気者!0あーっ、もう! そういうところが可愛いって言ってるの!はぁ……いつまでもここにいて欲しいけど…… そうも言ってられないわよねぇ……わたし、やっぱり 船を降りなくちゃいけないの……?そりゃ、いつかは……ね。 この艦は、最前線をゆくんだもの このままじゃ、一般人のアンジェを 激戦地に連れて行くことになっちゃうわ 詳しい処遇は艦長が決めるだろうけど、 補給のタイミングでどこかの街に降ろすか……一番いいのは、もちろん アンジェの記憶が戻ること、だけどね。 わたしの、記憶…………思い出すの、怖い?………………分かる。 記憶って、楽しいことばかりじゃないもの だけど、大切な人たちとの思い出を、 無くしたままなのは可哀想だわ 大切な人たち…… 家族とか、友達とか。 まさか恋人がいたかしら、おませさん? …… ふふっ、可愛い! さあ、作業を続けましょ! えーと、次は…… ラグナリン混合器の動作が不安定なのよね どこかのパーツが傷んでるんだろうけど…… 一旦稼働を止めて、テストするしかないか 「5ばん」の「ばるぶ」じゃないかな え……? 0「ふか」がかかって、痛いって ……!本当だ…… 痛んでるのは5番バルブ…………アンジェ、あなた…… すごい勘してるわね…… えへへ……どうして分かったのかしら…… 負荷テストしなきゃ分からないような不具合を…… レイリィ!0アンジェは一緒じゃないのかい?0検診の時間よ。 医務室にいるわ そうか、ならちょうどよかった。 彼女の処遇が決まったんだ ……!そっか、もう決まっちゃったんだ…… もう少し、仲良くなりたかった―いいやレイリィ、違うんだ。 アンジェはこの艦を降りない え……?当面はこのまま。 君がそばに置いて世話して欲しいということだ で、でもそれじゃ、 アンジェが戦闘に巻き込まれることに……この艦はすでに敵地深くへ入っている。 それに加えて、この気候だ 安全な受け入れ先もないまま、 艦を降ろす方が危険だという判断なんだろう だけど、艦長…… 妙に煮え切らない態度だった 何か、別の思案をしているような…… ……どういうこと? ごめん……僕には聞き出せなかった。 とにかく、彼女の安全には極力配慮して 分かってる。 あの子が記憶を取り戻して、故郷に帰るまで…… 4私が責任を持って、守るんだから! そうと決まれば、 さっそくアンジェに報告に行かなくちゃ! あっ、待ってレイリィ! まだ聞きたいことが 4やれやれ…… すっかり夢中だな…… 素晴らしい、アンジェ! 見事な働きぶりだったよ! えへへへへ……(ドクター、アンジェは お姉ちゃん! アンジェ、あなた、このにおい…… 血……血じゃない どうしたの? もしかして、ケガでもしたんじゃ え、えっと……その…… ハッハッハ、心配無用だよ、レイリィ。 アンジェはどこにもケガなんてしてない さっきここに、 銃の暴発でケガをした兵士が運ばれてきてね 緊急事態だが人手が足りず…… アンジェに手術の手伝いを頼んだんだよ わたし、「じょしゅ」したの! あなたが、助手…… すごいじゃない! さすがに血は怖いようだったが、 落ち着いていて冷静だった その子は天使だよ! 血まみれの俺の手を握って、 ニッコリ笑ってくれたんだ! おかげで、ろくに麻酔も打ってくれねえ ヤブ医者の手術にも耐えられた! お褒めの言葉、どうもありがとう。 お礼にとびきり沁みる消毒薬を使ってあげよう ギャーッ! 鬼! 悪魔(セルジオさん、ダメだよ!(はは、冗談だよ、アンジェ 消毒は君がしてやってくれ。 その方が傷口も痛まないらしい は、はいっ!……どうやら、 小さなナースが誕生したみたいだね アンジェ……,失礼! アンジェはいるかい? 0アンジェなら医務室よ。 何か用? ジャガイモの皮剥きを手伝って欲しくてね。 帰ってきたら伝えてくれ 分かった、伝えておく よう、アンジェ! って、レイリィだけかよ アンジェなら食堂を手伝ってるわ いやさ、洗濯物を干すんだけど、 一緒にやっちゃもらえないかなーって ……伝えておく アーンジェ♪ 缶詰のドロップが手に入ったぞ~………… なんだ、レイリィひとりだったのか。 仕方ない、待たせてもら 出て行けーーーっ! もう! みんなしてアンジェアンジェって……! 私だって、アンジェと遊びたいのに! 全然帰ってこないじゃなーい! はぁ……(アンジェならいないわよ!,お姉ちゃん、わたしだよ……? アンジェ……! ご、ごめん、入って! ふう…… 今日も、たくさん遊んだよ! まったく、もう! みんな好き勝手に、引っ張り回すんだから。 いい、アンジェ? 嫌だったらお手伝いなんて断っていいのよ? わたし、イヤじゃないよ! だけど、私には分かるわ。 すごく疲れてるでしょ あなたの身体は本調子じゃないんだから。 無茶しちゃダメ。 心配させてごめんなさい…… でも……! でも……わたし、全部忘れちゃって…… 「思い出」をひとつも持ってないから。 少しでも、みんなとの思い出、作りたいの。 <だいじょうぶだよ! わたし、元気だもん! みんな、お手伝いのごほうびだって、 いろんな食べ物わけてくれるの 食べきれないくらい、食べて…… もう、お腹いっぱい! ふぁ…… そのせいかな、なんだか眠くて…… ……疲れてるように見えるのは、そのせいかな。 じゃあ、今日はもう寝なさい はーい! あっ、歯磨きは忘れずにね! は、はいっ! ……思い出、か 「思い出」を作る、だぁ そう…… アンジェに楽しい思い出を作ってあげるのよ! あの子の記憶が戻っても、 私たちのこと覚えていてくれるようにね 記憶が戻っても、か…… なぜだかあの子…… 何かに追い立てられているようなところがある 確かに……そうかもしれない。 いつも、あちこち走り回って…… この前は、機関室でアンドレを手伝ってたよ。 驚くくらいスジが良いって そうなのよ。 あの子、ナース以上に機関士の才能があるみたい! 賢い子だよ…… いつ見ても、一生懸命だし そこが、 みんなに可愛がられる所以なんだろうな きっと、記憶がないから不安なのよ。 身体を動かして、考えないようにしてるの だから……ね! まぁ、思い出作りくらいなら協力するがよ。 いったい、何するつもりだ? ふふっ、聞いて驚きなさい! さ、さみい…… 何だって夏のお祭りを、こんな真冬に…… グズグズ言わない! もっと雰囲気出してよね! ほら、来たぞ……! あの…… 食堂に来てって、メモを見たんだけど…… 精霊節おめでとう、アンジェ! 精霊節おめでとう、アンジェ!,精霊節おめでとう、アンジェ!,精霊節おめでとう、アンジェ!,精霊節おめでとう、アンジェ! ……(ふふっ、驚かせてごめんね 「精霊節」は、ガリアに住んでる妖精や 精霊たちが愛を交わす日とされているの それにちなんで私たち人間も、 大切な人に心を込めた「贈り物」をするのよ へぇ~…… あっ……で、でも、わたし…… なにも用意してないよ! いいのいいの! 楽しんでくれれば、それで <はいっ! それじゃあ、まずはラズからね おう! 俺は上物だぜ~ アインヘムトで手に入れた、 一番旨いベーコンだ!……これ…… よくないにおいが、する…… えっ……?アインヘムトって、いったい何ヶ月前よ……?残念だったな。 ジャーキーなら日持ちはしたかもしれんが っていうか、 女の子への贈り物にベーコンって…… ぐっ……あ、あの! でも、嬉しいよ! ありがとう、ラズ!はい、次! カイの番よ 私はこれだ えーっと、これは……ライフル弾、よね。 ちょっと物騒すぎない……? これは私が作った特別製。 中に入っているのは腹痛に効く内服薬だ これさえあれば、たとえ腐ったベーコンを食べ 腹痛を起こしてもたちどころに は、はい……次ー! クロード、どうぞ 僕は……ごめん、急だったから、 こんなものしか用意できなくて… 管制室で使う、海軍特製のレターセットなんだ うわぁ……かわいい! 文字を書くことは、脳の刺激にもなる。 記憶を取り戻すきっかけになるかもしれない ふーん、クロードにしちゃ気が利いてるわね。 ……それじゃ、最後は私の番! なんだよ、もったいつけて……! それ、お前に支給された上着じゃねえか!そ、そうだけど、こっちはちゃんと アンジェに合わせてアレンジしてるんだから!,ほら、アンジェ! 着てみて!0温かい……! まだ、ちょっぴり大きいけど……(ありがとう……レイリィ……ラズも、カイも、クロードも…… この艦の、みんなに…………わたし、出会えてよかった。 ぜったいに、忘れないよ、なにがあっても……みんながくれたもの…… 贈り物と、思い出と、ずっといっしょだよ……よかった…… 思い出作りは成功かな?いいや…… 大成功、だ 違いねえ!……えへへ…… 大好きだよ、レイリィ! アンジェ……! マイルズ、あの敵戦車部隊を引きつける! 気を抜くな……死ぬぞ は、はいっ!他のみんなは…… ラズとカイの救出を優先してくれ!おおっと、嬉しいねえ……敵さんもやる気だ たっぷり楽しみたい気分なんでね…… 簡単に壊れてくれるなよ? べっぴんさん クロード、ちょっといい これを使ってみたいの!レイリィ・ミラー技術士官特製「{徹甲榴弾}」! 戦車を足止めできる、新しい榴弾よ! そう言えば、前に{榴弾}を改造するって…… そうか、完成していたんだね! 間に合わせるって言ったでしょ? ……ギリギリにはなっちゃったけど とにかく威力を試してみましょう。 指示をお願いね! みんな、聞いてくれ!僕たちは命を懸けて戦っている。 僕たちが大切にしているものを守るために それは、それぞれ違っているかもしれない。 でも、きっと思いの強さは同じはずだ ……忘れないで欲しい。 その思いの強さは、必ず力に変わるということを ここまで……か。 みんな……ラズ……すまな……い…… おい、カイ! 嘘だろ カ……リナ……リナーーーーーーッ やれやれ……これ以上やられちゃ色男が形無しだ。 撤退するぞ か、勝手に撤退して大丈夫ですかね? 上の連中を無視すると、また厄介なことに…… 知ったこっちゃねえ、時間は十分稼いだんだ。 文句を言われる筋合いはねえよ は……? おいおい…… 気付いてなかったのかよ とにかく、ここは引き上げだ。 集合場所に行くぞ……もうひとつの、な じゃあな、べっぴんさん。 久しぶりに本気で楽しめたよ あんた…… ひょっとして俺の{運命の女かい?,だったら、また逢えるかもな そのときは砲弾の雨の中 熱いキスを、交わそうぜ 無事か、ラズ! カイ!クロード……! ああ、俺は無事だ! けど、カイが……!……大丈夫、急所は外れています! 弾も貫通している……よかった!……ッ!,E小隊! 応答せよ、E小隊!<こちらE小隊、クロード・ウォレス ……了解した オーバー ……大隊がこれから総攻撃を仕掛ける。 僕たちもそれに合流だ だが、その前に負傷者を後方へ運ぼう。 急ぐぞ、マイルズ そんな……クラッチが故障した こ、これじゃ……戦闘は、とても……!………………この場に留まっていては危険だ。 とりあえず、後退してくれ 僕たちはよく戦った……みんな、満身創痍だ 退がって補給を受けたところで、 誰も文句は言わないさ 隊長……その、カイゲル殿から聞きました。 私のために頭を下げてくださった、と …………<なぜです? 隊長は、E小隊を許しては……無論、私はE小隊を…… クロードを生涯許さない ただ、我々には果たさねばならない使命がある。 去りし者の悲願を叶える責務がある 散っていった者の想いを引き金にこめ 私は帝国を撃ち抜く―! ……!今、心にあるのはそれだけだ。 お前にも、割り切れない想いはあるだろうが……………… それ以上おっしゃらないでください、隊長 私も、共にゆきます。 F小隊の魂は、常にミネルバ隊長とともにあり!,よし、作戦終了! 帰投するぞ 先輩、大変です! 別動隊のカイゲルさんとライアンさんが…… これは……まさか連邦軍か て、敵の奇襲だ! 援軍を……援軍を呼べ!ようやく気付きやがったか。 まったく、どんくせえ奴らだぜ 奇襲はひとまず成功ね。 敵の援軍が来る前に、勝負がつくといいんだけど ここを叩けばガリアで戦う人々の助けになる。 ……必ず勝とう!増援部隊、到着しました! 追加の増援を乗せた車両も後に続いています!よし、一気に攻勢をかける! 連邦のゴミ虫ども……これ以上好きにはさせんぞ!4敵の増援を確認した! 装甲列車だ! 装甲列車は増援を運んでくるだけでなく、 火力も戦車並みだ みんな、注意して制圧目標に向かってくれ!思った以上に装甲列車の存在が厄介だ。 なんとかしないと…… 先輩! あそこにある線路の分岐器が 使えるんじゃないですか?4あれで、進路を変えてやれば……!なるほど……うまくいくかもしれない。 よし、やってみよう!く、くそッ! 装甲車両が破壊されました! これでは残骸が邪魔で後続車両が進入できません!おのれ……! 虫けら以下の分際で、よくも……! よし! これで敵の増援は阻止できた! 一気に目標を制圧するぞ! どうだ、やってやったぜッ! ざまァ見やがれってんだ、クソどもがッ!<すごい…… 本当にやれたのね、私たち…… ああ。 僕たちは勝った……やり遂げたんだ 私たちが、ガリアのみんなを助けただなんて…… すごい……本当にすごいわ……! おうよ、俺たちゃすげえんだよ ホンモノの英雄様だ でもってこの物資の山は、 英雄様へのミツギモノってワケだ……ん~むちゅ!……いや、物資はすべて爆破する。 これだけの量を運び出す余裕はないからね すぐに、敵の大部隊が基地奪取のため 押し寄せてくるはず 再び敵の手に渡らないよう破壊して、 使えないようにしておく マジかよ…… も、もったいねえ…… さあ、みんなどいてどいて! 腕によりをかけて、爆破するわよ……ふふ! それじゃ、スコット君。 今日の作戦は手筈通りに 戦闘が終わったら本隊を離れて そのままアズサさんを部隊から逃がそう アイアイサー!(……昨日は思わず  ノリドの話にうなずいちゃったけど)(この2人、本当に私に協力するつもり?  ……やっぱり信じられないわ)(でも、作戦中は目立つ行動を控えるべきね。  今はとりあえず、様子を見ましょう)雪の影に敵が1人……いえ、2人隠れてるわ! スコット! 撃って! アイアイサー!,よし、仕留めたわね。 次は……ちょ、ちょっと 敵はもう倒したでしょ! スコットってば……う、撃ち方やめ!……! イ、イエッサー!あはは、彼に命令を出す時は注意しないと。 スコット君は、とても純粋で素直な性格だからね 命令があれば弾が切れるまで延々と撃ち続ける。 止めない限り、死ぬまで戦い続けてしまうよ それは大したものだけど 素直を通り越してバカ正直すぎるわよ……それにしても、アズサさんの探知能力はすごいね。 さっきも、よく敵がいるなんて気づけたものだ 訓練として鍛えていたこともあるけど ……私は普通の人より鼻が利くの 薬品のにおいや、個人の体臭くらいなら かぎ分けることができるわ へぇ……! それはすごいな。 だから昨日も僕達に気づくことができたんだね まあね……ノリドは独特な体臭をしてる。 土と、獣のにおいが染みついているみたいだわ 本当かい 嬉しいな! 自然と一体になれているような気がするよ スコットは、いつも全力で戦っているからかしら。 汗のにおいが少し強いわね ……イエッサー あ……ご、ごめん 言い方が悪かったわ。 ようするに、男らしいにおいがするってことよ 私はこういうにおい、 どちらかといえば嫌いじゃないし…… アズサさんって もしかして匂いフェチなのかい? えっ…… そ……そそ、そんなわけないじゃない なにバカなこと言ってるの……あれれ 冗談で言ったつもりだけど この反応……彼女本当に匂いフェチなのかな? イエッサー……ち、違う! 違うからね ほら、まだ作戦中でしょ! さっさと行くわよ!敵は殲滅できたようだね。 それじゃ、このまま本隊から離れよう イエッサー!さあ、アズサさん。 僕達についてきて え、ええ…… さて、それじゃあ行こうか パーティの時間だ! フェリエも一緒に楽しもうぜ! は、はあ……それにしても、フェリエ。 お前は戦場でも仮面を外さないんだな …………昔、スナイパーに眉間を撃ちぬかれた 嫌な思い出でもあるのかい?あってたまるか。 フェリエが死ぬだろ だったら、なぜそんな仮面を? 人の行動には、そうするだけの理由があるはずだぜ …………0おれのジョークだって、そうさ!殺伐とした世界にこそ笑いが必要だ。 おれは、そういう信念を持っている いつか最期が来た時、 思い出す記憶が楽しい記憶だったら最高だろ?だから、明日の保証がない仲間を笑わせるために おれはジョークを飛ばし続けるのさ。 ……そうだったの お前が仮面をかぶり続けるのも なにか信念があるからだと、おれは思ってる こっそり聞かせちゃくれないかい?……信念なんて。 私のはそんな立派なものじゃないわ この仮面は外せない。 これは……私の運命だから HAHAHA! なるほど! さっぱりわからないな! フェリエ、やはり仮面は外してくれないのか。 そのままでは戦いにくくないか? 慣れてるから、平気 ジェニーさん、なにか落ちたようですけど? そ、それは……! 旦那との写真じゃないか。 ジェニー、大切なものだろう? あ、ああ……! 拾ってくれてありがとう、フェリエ ううん。 ……旦那さんが、いたのね フェリエは、知らなかったか。 まあ、部隊ではあまり旦那の話はしないからな どうして? ど、どうしてって…… のろけ話なんて、恥ずかしいじゃないか……HAHAHA! 人間凶器のお前にも女性らしい一面があるんだな!……スタンレー。 お前は最後に殺すと約束したな アレは嘘だ い、今のジョークはちょっと悪趣味だったかな! ソーリー、ソー……イテテテェ……まあ、フェリエとは女同士だし、 どうしてもと言うなら旦那との話をしてもいい そのかわり、あんたの話も聞きたいね。 仮面をかぶっている理由、とか え、えっと…… また今度……<ふぅ…… 演習はこれで終わりのようだね フェリエ! ひと息つくついでに さっきの話の続きなんてどうだい?ご、ごめんなさい…… 疲れちゃったから宿舎に戻らせてもらうわ ……寒い…………は、は……ちょっと、ラズ! くしゃみはダメよ!4んぐっ……! う、うう……っく……ぷはっ………… あー、危なかった……ふう……敵に見つかるか、雪崩が起きるか。 最悪の二択なんて、ゴメンだわ しっかし…… ダメだな、頭がボーッとしてきた……こんなときに、熱出したなんて言わないでよ? ナントカは風邪を引かないんでしょ ……クソ。 言い返す気力も残ってねえ……見張りってのは、性に合わねえんだよ。 偵察のほうがまだマシだ そうね、じっとしてると このまま氷像にでもなっちゃいそう と言っても、 口以外無駄に動かすわけにいかないし…………ねえ、面白い話、聞かせてよ 面白い話か。 訓練時代のクロードのヘマ話なら山ほどあるぜ?んー、それもすっごく興味あるけど、 私が聞きたいのは カイの話 あー……じゃあ、マイルズが間違えて カイの乾パンを食っちまった時の話を……ラズ、そうじゃないわ ……あ? 私が聞きたいのは、 「リナ」が「カイ」になった話よ みんなが当たり前に接してるから、 私も聞けずにここまで来ちゃったけど…… こんな状況だもん。 秘密も何も、もうないでしょ? それとも「部外者」には教えられない?……いや、そういうワケじゃねえ。 お前は立派なE小隊の隊員だし…… それに、お前は「仲間」だ。 「カイ」のことを、知る権利がある ……聞かせてやるよ。 俺たちが戦場に出る前のことを………… 『ありゃ、いまからちょうど1年前。  1934年の、冬だったな 』『E小隊が機甲レンジャー大隊所属になって、  何ヶ月か経ったころのことだ……』(ぜっ……ぜっ……ぜぇ……0どうした、マイルズ。 昨日よりタイムが10分も遅れてるぜ あ、当たり前……です…… 昨日までは軽装備……今日からは重装備……山道を10キロ、全力疾走…… 新しい教官、本当に鬼です……殺されます……おいおい、安全な山道を登るだけの マラソンなんかで死んでたまるかよ!俺たちはあの過酷な レンジャー試験を生き延びたんだぜ?先輩とカイさんがフォローをしてくれたから、 みんなでレンジャー試験に合格できたんです……レンジャー課程は試験よりも厳しいんですから、 ラズさんも、もう少し……な、なんだよ、お前らを気遣えってか? 俺はスパルタ式なんだよ!すまない、マイルズ。 僕一人じゃ、目の届かないことも多くて…… おい、クロード。 僕一人じゃ……って、隊長はお前一人だろ? そ、そうだな……! カイに頼りすぎだって、自覚はある カイはしばらくいねえんだ。 お前がしっかりしなくてどうするんだよ!だけどカイのアニキ、どこに行ったんだ? まさか、他の部隊から引き抜き?まさか! 司令部からの特別な任務って聞いたけど……そのことに関しては、詮索しないように。 僕も、何も聞かされていないんだ たいしたモンだよなぁ。 司令部直々のご指名なんてよ 能力が高くて信頼のおける下士官ってことで、 この隊からはカイが選抜されたんだろ?どこぞのお偉いさんの護衛係か、 極秘文書の運び屋か……もう2週間、留守したっきりだもんな。 いったいどんな任務なんだか……極秘任務って、カッコイイよな。 帰ってきたら武勇伝を聞かせてもらおうぜ! 貴様らにくっちゃべる元気が残っていて、 俺は嬉しいぞ……? ゲッ…… どうやら、10キロじゃ足りんようだなぁ オマケであと一往復だ…… 行ってこい! ハッ 『カイが戻ってきたのは、  それから数日後の夜だった 』 『俺とクロードが、  当直の待機をしてるとき―』 ん…… 誰だ……?……俺、だ…… おい……カイ…………クロード、ラズ…… 良かった、当直は予定通りだな 話がある…… 黙って聞いてくれ…… お前……その足……! 負傷してるのか……見ての通りだ。 任務で……ちょっとした失敗をした なんだってお前が……! ヘマするようなタマかよ 0話はあとだ、すぐに手当を……!……時間がない。 それよりも、聞いてくれ 俺は、軍を抜ける。 そうしなければならない理由ができた なっ……! 何言ってんだよ この軍への志願を言い出したのはお前だろ! カイ、君はこの隊に必要な人間だ。 それに…… 脱走は、重罪だ。 君がその意味の重さを、知らないはずはない ……その通りだ。 だから、俺は脱走兵になるつもりはない え……? もうすぐ、E小隊の訓練期間が終わる そうすれば、小隊は正式編成になって、 上官も環境も全く新しくなる それに、先週から配属になった教官は 俺の顔を知らない……だろ?<あ、ああ…… 言われりゃ、そうだけど……(「身代わり」を手配した 訓練が終わるまで、そいつを 「カイ・シュレン」として扱ってくれ ……<おまっ……! な、何を考えてんだよ…… 許可できない……! これは友達としてじゃない、隊長としてだ! 身代わりを訓練に参加させるなんて…… それなら素直に除隊を申し出てくれ! 無理だ……! 無理なんだ、もう……! 俺は、このままじゃ…… カイ…… 頼む…… お前たちふたりにしか、託せないことなんだ…………長い付き合いだってのに、 お前が俺に頼みごとなんて初めてだな ひとつだけ、聞かせろ。 ……お前を信じて、いいんだな ………… 「全ての不義を許さない」。 お前や仲間に誓った、信念に従っての行動だ ………… ふぅ…… 分かったよ ラズ…… ダメだ、こんなこと……! んなこた分かってる! 俺だって軍人だ! だがなぁ、一番のダチがここまで頼んでんだよ! 俺ァ軍人である前に、人間だ! ……!……クロード。 頼む…………問題が起きたら、そのときは その身代わりが全ての罪を被ることになる それでも 全て、覚悟の上だ。 帝国を倒すだけじゃ、何も変わらない 本当の意味でこの戦禍を終わらせる…… そのために、俺は行く…… ……分かった。 話は、これだけだ。 見回りの時間だろう……行ってくれ。 行けって、傷の手当ては 大丈夫だ、交代の時間に遅れると騒ぎになるぞ。 早く行け! クロード、行くぞ! 死ぬんじゃねえぞ、カイ! ……で、身代わりってのが お……お前かよ ていうかお前……お、女だろ! まさか、妹を身代わりにするなんて…… はぁ…… いくらなんでも……無理だよ、カイ…… ……話は兄さんから聞いている。 二人がなんとかしてくれると言っていた なぁ、リナ、分かってんのか? コトがバレたらお前は軍法会議で 「リナ」ではない。 私は「カイ」だ つっても、お前そのナリじゃどう見たって…… ……何か問題が? い、いや…… 先輩、何の騒ぎです あれ……? この女の子は、いったい…… カイだ あのー、この子は…… カイだ。 今日からこの子が、カイ・シュレンだ 信じられませんよ、先輩! み、身代わりだなんて、そんなことバレたら……! あー、その…… みんなの意見は、もっともだと思う…… だったら、事が明るみに出る前に 闇に葬った方がいいんじゃないかしら? しかし、これはカイの頼みで…… カイさんの頼み? いったいどんな理由で、こんな無茶なこと…… そ、それはだな…… ラズ、説明を……! ああんっ お、俺に投げるなよ! 聞かせろよ、ラズ。 理由次第じゃ、すぐにでも上官に届け出るぞ。 ちょっ、待て待て待て! これには深~~い事情があってだな! ほう。 深い事情ねえ……? えーと、その……つまりだ! コイツは……リナ・シュレンは、 昔からレンジャー部隊に入るのが夢だったんだ! ガキの頃からレンジャー隊員になって、 平和な故郷を守りたいって言ってな! このちっこい身体で、 がんばってきたんだよ! そうなのかい?………… だが、女の子がレンジャーだなんて とんでもないって、親から大反対されてな! そこでコイツの兄貴……カイ・シュレンが、 代わりにこの隊に志願したわけだ! 1度隊に入っちまえば、親も連れ戻せねえからな! いい頃合いが来たら妹と入れ替わるっていうのが、 最初っからの計画だったんだよ!………… うっへええ……! そりゃまたらしくもねえ、無茶な計画だな…… カイ渾身のジョークと思いたいね! あの堅物にしちゃ、なかなか笑えるよ それにしたって、軍規違反は連帯責任よ? いくらカイの頼みでも、ちょっと……ねえ~………………クロード、やはり……,だ、大丈夫だ。 僕に任せて!4た、確かに、これは無茶な計画だ!だが僕たちE小隊には、 不可能を可能にする力がある そうだろ?だからこそ、カイは僕たちに妹を託した。 僕らにならできると思ったからだ!できるわけないだろ。 性別まで違うんだ、どうやって……そこは全く問題ねえぞ! コイツは女だが、色気も素っ気もない!並みの男より男だからな! ちょっと乳と尻が腫れてる野郎だと思えばいい! っ…… お? なんだ? やるか? ああ、やってやる……! っ……(はがっ…… あ、ぐ、ぐ…………その通り。 私は並みの男より……強い ………… あら、まァ…… レ、レンジャー部隊でも一、二を争う、 ラズの兄貴を一撃で…… は……は、は…… こ、これで分かっただろ この子は…… カイはE小隊がレンジャー課程を乗り切るために、 絶対に必要な人材なんだ!(大丈夫、今はレンジャー試験中より、 上官の目が行き届かなくなってる 訓練期間を乗り切れば、 あとはどうにでもなる……してみせる!だから、頼む……! この作戦に……協力してもらいたい! ……ほら、カイも! ……!よ、よろしく……頼む!……ま、この腕っ節をみせられちゃあ、ね……んふふ……面白そうじゃない。 気に入ったわ!そうだな! 根性があるヤツは、嫌いじゃねえ っ…… これでもう、ボクたちの仲間だね! えへへ……一緒にがんばろうね! レンジャー試験の「追試」というところかしら。 なかなか歯ごたえのありそうなミッションね…… ああ、だけど 俺たちE小隊ならやり抜けるさ!,ありがとう…… みんな……!……どうやら、 約束は果たせそうだよ、カイ…………よ、良かった……ぜ…… ぐふっ…… 『そんなワケで、  リナはE小隊の「カイ」になった 』 『訓練中は当然のように、  トラブルの連続で……』,貴様ッ、もっとケツを上げろ! キャッ……! 4ん……? いま、女のような声が……(キャーッ ヘビよ、ヘビッ,おいおい、ただのロープだぞ? あらヤダッ! 私ったら、ウッカリさん☆ なんだ、また貴様か…… 訓練中に妙な声を出すな! 『そりゃもう、いろいろ……  いろいろあったんだ……』 はっ……はっ…… カイ・シュレン…… 平地での短距離走はなかなかのタイムだな んんっ…… な、なんだ、その胸の膨らみは…… シュレン曹長、貴様まさか …… 0うぐっ……! ま、まずいっ……! あたしに任せな……! ああー、悪い悪い! これはちょっとした罰ゲームでね! 罰ゲームだと……? 昨日、カイの野郎が 間違って女風呂に入ってきたんだよ! そのお仕置きとして、今日一日 女物の下着を着けて訓練を受けさせてるのさ! なぁ、カイ! これで少しは懲りただろ! っ…… 女風呂に間違って入るとは、うらやま じゃない、け、けしからんッ! 貴様ら、全員連帯責任だ! 走り込み50本追加! げぇええええッ 『ま、こんな具合で、  訓練中はトラブルの連続だったが……』 『みんなの協力とカイの持ち前の負けん気で、  なんとかかんとか切り抜けてきた 』 『だが、  レンジャー課程最終盤の射撃演習で……』 本日はこれより、 実弾を使った射撃演習を行う! ヒュゥッ! どうやら俺様の出番のようだ カイ・シュレン! んがっ…… ハッ……! この隊で一番の射撃の腕前と聞いているが…… そうは見えんな ………… お、おい! まずいぞ! カイのアニキは射撃の名手だった…… 下手なトコ見せたら、確実にバレちまう!(クソッ、どうしたら……! 4そこ! 何をコソコソ話しておるか!(な、なんでもありません!……教官。 本日の訓練について、提案があります! んむ……?<はあぁ…… な、なんとか切り抜けたか…………レンジャー訓練の倍は疲れたぜ、 一気にハゲそうだ……………… リ……じゃなかったカイ、どうかした?……いや、我ながら妙なんだ。 今まで、あんなに的を外したことはなかったから 今まで、ライフルを扱ったことが? ああ、みんなが連邦軍に志願したあと、 私はハーフェンの自警団に入団した そこでは狙撃手を務めていたから、 多少は撃てる方だと思っていたんだが…… さすがに旧式の猟銃と、 連邦の制式ライフルとでは勝手が違うようだ おいおい、初耳だぜ。 だったらもう少し当たりそうなモンだが……おい。 これ、照準器の付け方、間違ってねえか? ンン……? なんだこれ……照準が全く合ってねぇぞ! ……そうなのか?いや、むしろこのメチャクチャな照準で、 よくあそこまで狙えたモンだぜ お……お前…… ちょっと、照準直して撃ってみろ! ああ……4えええっ! な、なんですかこの腕前!全弾、ど真ん中に命中…… ほ、本物のカイ以上かもしれないな…………自警団時代の銃より、ずいぶん撃ちやすい。 この、スコープというのは便利だな。 カイ、お前……!<アニキよりスゴいヤツだったんだなぁあッ………… ふぐっ…… 私はカイだ。 妹はいるが、兄はいない 皆、私のために協力してくれて……感謝する この借りは、この腕で、 必ず返すといまここに誓おう これからも……よろしく頼む……!……これでいいんだよね、兄さん…………それ以来、リナはカイになって 「{一弾一殺}」の異名まで 担ぐようになったわけだ ………… なんだよ、驚愕の真相を語ってやったのに…… 拍手のひとつもなしか? だって、 まだ分からないことだらけだもの カイ……えーと、本物の。 いなくなった「{彼}」は、どこに行ったの? 司令部からの特別な任務ってなに? ケガはどうなった? いつかまた戻ってくるの? あー…… 悪いが、それは俺たちもわからねえんだ リナのことを託されて別れて以来、 誰にも何も、連絡はナシ ……じゃあ、 どこかで死んじゃってるかも…………それはないな。 「{彼}」は、あの程度でくたばる男じゃねえ だったら、探そうと思わないの? 彼のしてること、めちゃくちゃじゃない! アイツは俺に頼んだ、俺は引き受けた。 それで仕舞いだ 詮索はしない 俺は「{彼}」を信じるだけだ。 間違ったことはしねえってな 馬鹿げてる……! 男同士の誓いってのは、 そういうモンなんだよ ……それで、リナに男のフリさせて、 戦場に駆り出すなんて…………そこは、心配すんなよ 託された以上…… 何があっても、守り抜くさ ほ、ホントに…… そういうところが馬鹿だって言うの!<こんな戦場で、 守るも何もないじゃない! ん……? クロードたちが戻ってきたぞ ほっ…… これでようやく、テントに戻れるわね…………今の話、カイにはするなよ? どうして? <兄貴のこと思い出させたら……辛いだろ ……そうよね。 あれだけ仲のいい兄妹だったもの…… いつかまた、みんなで集合できたらいいわね。 平和になった、ハーフェンで…… いいな。 ガキの頃は日が暮れたらバイバイだったが…… 今なら夜通し飲み明かせる。 話したいことが山ほどあるぜ。 酔っ払いには付き合わないわよ! さぁ、凍える前に帰りましょ! さしあたっての、私たちの「我が家」に。 <雪まみれのテントが、「我が家」ねぇ…… 風がしのげるだけ、ここよりマシよ。 ……よしっ! 行くか! 征暦1935年 9月―帝国は領内深くまで連邦軍の侵攻をゆるし、 なおじりじりと押し込まれている だがこの数ヶ月、 帝国側もただ守勢に回っていたわけではない 帝国軍参謀本部は連邦軍の進軍に対し、 ある作戦を実行していた 撤退しながらの反撃や焦土作戦により、 連邦軍主力の進軍速度を徹底的に鈍化し―その間に、旧国境の断崖に沿った要塞線、 『ジークヴァル・ライン』を構築 帝国はその「勝利の壁」に、 大戦力を集結させることに成功したのである そして、今まさに連邦軍主力部隊と、 帝国軍の総力がぶつかり合う一大決戦 『ジークヴァル会戦』が 幕を開けようとしている,各小隊長、全員集合しました! 揃ったか……(諸君! いよいよ決戦の時だ!帝国軍は旧国境線沿いに防衛線を築き、 我らの進軍を阻もうとしている これが、帝国の築き上げた 『ジークヴァル・ライン』だ……!これが……ジークヴァル・ライン…… なんて数なんだ……写真は我々が攻撃に参加する 中央方面のみを写したものだ これと同規模の部隊が、 要塞線に沿って10方面分集結している なっ……! この規模の、10倍……ですか……?……ここまでの戦闘で、 敵が消耗していることは間違いない が……帝国の物量は、 それを凌駕するものだったということだ こっちは補給もままならないってのに…… この大部隊を相手に、勝ち目なんて…… 大部隊と言っても、 所詮は寄せ集めの農民兵だ、何ができるものか!……ミネルバ。 相手を低く見積もるのは、君の悪い癖だよ っ…… 目の前に立ちはだかるのは、 巨大な帝国が全戦力を結集して築いた「壁」だ 連邦は数で圧倒的に劣るうえ、 長きに渡る遠征で、消耗し、疲弊している やはり、これは無謀な戦いだろうか?……これまでの戦いを思いだそう。 どれも、圧倒的不利な状況から勝利を収めた その勝利に最も貢献してきたのは誰だ? 僕たちレンジャー部隊じゃないか ……そうだ 僕たちには勇気がある 戦略がある。 そして何より守るべきものが、故郷がある……機甲レンジャー部隊は…… 連邦軍は、決して負けない!,ウォレス中尉の言葉の通りだ!ノーザンクロス作戦は、 我々が先陣に立ち、切り拓いてきた!怖じることなく胸を張り、 ジークヴァル・ラインに挑もうではないか! う……うおぉうッ!0やってやる! やってやるぞ……!「勝利の壁」を破るぞ! 2度とない栄誉を、この手で掴むのだ!おおおおおッ みんなの士気が、君の鼓舞で一気に高まった。 さすがだな、ミネルバ …………ミネルバ……!あの……さっきは、悪かった。 悪い癖だと……結果的に、皆の士気は高まった。 謝られる筋合いは無い ……良かったのかな、あれで ウソを言ったわけじゃない。 だけど……<どう考えても、無謀だ。 この戦いは……!4やっぱり、君もそう思っているのか この状況で無邪気に勝利を信じられるのは、 よほどの阿呆か大間抜けだけだ! だが、やるしかない。 今さら引き返すことなどできんのだ ならば少しでも士気を上げるほか、 我々に打つ手はあるまい 『ノーザンクロス作戦』は、 帝都攻略まで完遂せねば意味が無いのだから ……ああ。 死んでいった仲間たちに、報いるためにも 僕に、もっと力があれば…………決戦前に、禍根を残したくない。 クロード、お前に言っておくことがある ……? 私は、お前が嫌いだ。 士官学校時代から、ずっとな 人の気も知らず、 高い場所から見下ろすように正論を説く そしていつでも、 地べたで這いつくばる私より高い評価を受ける そ、そんなことはないよ。 君はいつでも僕より優秀で、今だって それだ…… その態度が私を苛立たせるんだ……! いいか、この基地の全員に、 機甲レンジャー部隊のエースは誰か問うてみろ 満場一致で、E小隊 クロード・ウォレスの名が挙がるだろうよ……! いい加減、認めろ! そして己の負うべき責任を負え! この隊の推進力を生み出しているのは 他でもないお前なのだぞ、クロード! っ……! 4お前に言いたいことは、それだけだ E小隊の、クロード・ウォレス。 その名に恥じぬ戦いを見せろ 誓う ……フン…… 自覚、か…… 掴んでみせる…… 勝利を―この手で……! 4この戦争を……終わらせるんだ……!……マイルズはまだ来ないの? 忘れ物があると言っていたが…… やけに時間がかかっているな 遅くなって、すみません!,珍しいな、時間ギリギリだぞ 言ってやるなよ。 クソが長引いたんだ ち、違いますよ! 女性の前で、なんてこと……! カメラを取りに戻ったら、 みんなから撮ってくれって頼まれちゃって 貴重なフィルムです。 最後の1枚はE小隊をって、死守してきました おお、気が利くじゃねえか! 4みんな戦車の周りに集まってくれ! ほら、ダンさんも!,写真は苦手だ。 遠慮しておく もう…… 恥ずかしがらなくたっていいのに ……レイリィも、ほら 私……? 当然だ じゃあ、撮りますよ! スリー・ツー・ワン……!(イイ男に撮れただろうな?……どうですかね? 写真は真実しか写しませんから 4テメェ、そりゃどういう意味だァ?…………分かるかもね え……?,あなたが、本当に変わったか 今日一日だけは、信じてあげる。 だから 2度と「弱虫クロード」って呼ばせないで ……! F小隊が出撃した。 私たちも行こう……隊長。 ああ……! E小隊も出撃する! 2列縦隊で続け! おう……! クロード! ここで俺たちが帝国をたたきのめせば、 連中はガリア侵攻どころじゃなくなる…… そういうことだよな? この一戦には、ガリアの命運もかかっている。 うっし…… 思いっきし暴れてやるか! ジークヴァル・ラインへ E小隊、行くぞ ぐっ……あ…… た、頼む、麻酔を…… 麻酔は有限、この程度の縫合で使えません。 すぐ終わりますから、我、慢、し、て…… ひぎぃいいい! ……ひでえな <あの集中砲火だ。 生きて戻れただけで…… 俺も、弾があと3センチ右を通ってたら 今頃崖の下でおねんねしてたよ とにかく、重傷者の手当を クロード! E小隊、再出撃だ! いま戻ってきたばかりだ。 負傷兵の応急処置もまだ 動ける者の止血を優先しろ! 最速で出撃せよと、司令部からの厳命だ! なっ…… どういうことなんだ? 作戦が変更されたのか? 敵の抵抗が激しく、 {橋頭堡}の維持は難しいと判断された 敵が迎撃準備を再度整える前に、 全軍突撃で一気に崖を登り、敵の背後を取る 俺たちが必死こいて確保した{橋頭堡}を、 あっさり捨てるって…… それじゃあ、俺たちは命がけで 無駄足踏まされたワケか ここでキレずにいつキレろってんだ クソ、俺はひとりでも ラズ、冷静になれ 僕たちがあそこまで詰め寄ったから、 帝国は慌て、無理な動員で迎撃準備を整えた だからこそ、背後を取る隙が生まれたんだ。 決して無駄足なんかじゃない 司令部は、冷静に戦況を見て判断を下してる。 それに従い動くことが、勝利につながるんだ チッ…… そんなこたァ、分かってるよ……! ミネルバ隊長! <クソ…… ふたりとも、駄目だったか……! 苦しい戦いに挑んでいるのは、 E小隊だけではない。 最速で出陣だ。 いいな……! ……マイルズ。 最低限の補給は済んでいるな? は、はい…… 本当に、最低限ですが…… みんな、すまない…… すぐに出撃だ! エンジンは暖まってるよ。 いつでも出せるぜ。 視界は悪いけど…… 外す気はしない クソ……仕方ねえな! オラ、野郎ども、行くぞ 連邦のタフさを、 帝国のモヤシ野郎どもに見せつけようぜ! 4特大の一撃を叩き込んでやりますよ! 0レイリィ、出撃だ。 出られるか? えっ、もう,もしかして、君も負傷を……? ううん、そうじゃない。 地形に合わせて{擲弾}をカスタムしようと思って…… 仕方ない、後は現場で仕上げるわ。 大丈夫、必ず間に合わせてみせる!<私にだって、意地があるの。 任せて……!……分かった、頼む! よし…… 出撃だ はッ…はッ…はッ…!うぉおおおおッ クッ…!(バカ、出過ぎだ! 下がれ! ラズ、カイ、応答を! クロードか?0無事だったか! すぐ救援に―頼む! 私ではこれ以上、 バカを抑えていられない! あん?(俺が何人仕留めたと……! なら聞くが、 私が何度お前の命を救ったと思っている? ぐむ…… 調子に乗っていると、 次に仕留められるのは自分になる はっ! ぐっ…… カイ クソ……クソ野郎がァッ ラズ、カイ! どうした! 何が起こってる うっ……く!応答を! カイ ラズ!0テメェは地獄送りだァアアアッ,おい! しっかりしろよ、カイ<バ、カ……! なぜ……こっちに来た……!なぜって、 助けに来てやったんだろうがよ!(囲まれたぞ、お前まで……なーに、ふたりなら切り抜けられる。 あの{塹壕}まで走れば―0ラズ…… お前、ひとりで行け……何言ってんだよ! ほら、さっさと起きやがれ……!……ダメだ。 足をやられた……私は、走れない…… な、なに言ってんだ! こんなの……かすり傷だろうがよ ああ……走れないだけで、援護はできる…… 敵が集まる前に、お前ひとりで行け……! 俺のこと、お前を置いて逃げるような クソだと思ってんのか<早く……! 援護も……できなくなるぞ…… っの……バカが 第一、なんで追ってきやがった 俺ひとりで十分だったのに……! 「不死身のラズ様」か……? それが……思い上がりなんだ……<いつも誰かに…… 助けられてるくせに…… っ……(応答しろ、カイ! ラズ! カイが撃たれた! 囲まれてる、救援を……! うるさい……! いいから逃げろ……ッ お前は黙ってろ!! 頼む、クロード!俺が食い止めてるうちに……!………… 来るな、クロード…… お前はコイツほど、バカじゃないはずだ…………ああ、僕は残念だがバカじゃない。 だから、絶対に仲間は見捨てない!(諦めるな……必ず助ける! っ…… なんとか囲みを突破する! それまで、ラズ……<ああ……任せろ! 俺は不死身のラズ様だ! うぉおおおおおおおッ……まだ、生きる……のか…… 勝手に失うわけには、いかないからな…… 私の命、は……<カイ! しっかりしろ! 現在地を ラズさんたちとの通信回線、 遮断されました! クソ……! レイリィ、ふたりの位置、 そこから分からないか ちょっと待って! いまスコープで探してみる!……見えた! そこから3時の方角よ! いま座標を送る 4どうした? レイリィ、応答を……! 0クロード、あなたの後方に……! ……?<新手の敵戦車部隊が……! は、速い…… 最新型の戦車部隊…… 機動力もパワーも、桁が違いますよォ! 分かってる くっ……! 違う…… いままでの戦車部隊とは、明らかに…… 練度の差なのか<先輩 ラズさんとの回線、回復しました! ラズ、無事か クロード……! 早く……頼む、急いでくれ! ! 4リナが……リナが死んじまう……!……くっ!…………―クロード(ああ……なんとかするさ へ、へへ……。 ダッシュで頼むぜ…… ……マイルズ、 ハーフェン号は走れそうか? ここでは、どうにも…… パーツが焼け付いちゃったみたいで ここじゃ修理は無理そうです。 低速でも、動くうちに拠点へ戻りましょう 無茶させすぎたな…… 今回は、ハーフェン号が一番の功労者だ 応急処置だけして、出発しよう はい! ラズ……カイは? ああ、そう深い傷じゃなかった。 縫えばじき、くっつくみてえだ 動脈をやられたせいで出血がひどかったが、 もう血は止まって ったく…… 生きた心地がしなかったぜ 自分のせいでカイが…… なんてことになったら、俺は……(4少しは僕たちの気持ちが分かったか? あん……?君が無茶をするたび、 僕たちも生きた心地がしないんだ あ、ああ……へへ…… そうか、そうだな…… ……そうなんだよ でもまさか、カイが負傷するなんてね。 射撃でも格闘術でも、僕らは勝てたためしがない あの細っこい体の、 どこにあんな力があるんだかね……真面目な話、カイに傷をつける 帝国兵なんていないと思ってたよ ……お前、 それあいつに聞かれたら、殺されるぞ 問題ない。 無線は切ってあるよ はは……! さっすが、抜かりねえな ……ありがとよ、クロード ……どういたしまして ………… はい、冷たいお水。 そこの小川で、汲んできたの 拠点まではまだしばらくかかるから、 少しでも水分補給しておいたほうがいいわ すまない…… 酷い顔色……かなり出血したのね。 気分は? 大丈夫だ。 さっきより、ずいぶんマシになった あのふたり…… 何話してるのかしら ……どうせ、よからぬ話だ。 今度は何をしでかすか ぷっ……ふふふ! そうね、特にラズは心配かも いや、ああ見えてクロードも、 時々とんでもないことをしでかすぞ うん、分かる。 普段がああだから、余計驚かされるのよね こうして話してると、子供の頃に戻ったみたい。 私は、ずいぶん変わっちゃったけど それは、いい方に、か?……どうだろう。 そうだったら、いいけど…… カイだって変わったわ。 軍に入るなんて、思わなかった 確かに運動神経は抜群だったけど…… 今や「{一弾一殺}」ですもの 戦争が、変えていくんだ。 何もかも ……そうね クロードは、どうだ? えっ……? 悪い変化ばかりじゃないはずだ。 特に、彼の場合は ……ええ、変わったわね。 これは、白旗を上げるしかないわ ……驚いたな。 レイリィが素直に認めるとは 私も「成長」したの。 ……いい変化ってワケ だったらクロードに言ってやれ <ふふ…… そこまで大人にもなれないかな <そうだな……みんな変わった。 でも 変わらないものだって、あるんだろう。 それぞれの、中に…… はぁ……もう、服の中までドロッドロ。 熱ーいシャワー浴びたい……! レイリィ、 申し訳ないけど、作戦終了までは…… むぅ…… 分かってるわよ、言ってみただけ! 俺はとにかく寝たいね…… どんな安宿でも、銃声の聞こえないベッドで、 自然と目が覚めるまで…… ああ……気持ちは分かる。 ……僕は、ハーフェン号の整備を…… ちょっと、マイルズ……フラフラじゃない! しっかりしなさい……! みんな限界だ。 今日はもう…… ああ、カイは休んでくれ。 僕たちは次の出撃に備えて、補給を げっ…… ……ミネルバ、分かってる。 補給が済めば、すぐに出撃する ただ、ハーフェン号が動かないんだ。 僕は歩兵として戦闘に ……いいんだ もういい、作戦は終わった 帝国が、撤退を始めた。 ジークヴァル・ラインを放棄して…… だったら……! 我々の……勝利だ 勝、利…… ジークヴァル・ラインを破った……? おおお…… うぉおおおおおおおおおおーーーーーッ やった! やったぜ、クロード! 俺たちが、この手でやってやったんだ やったわ! クロード 私たち……最後まで戦い抜いたのよ 任務完了だ……! みんな、よく戦ってくれた 連邦軍はジークヴァル会戦において、 帝国軍の撤退により辛くも勝利をおさめた 戦死者多数、 物資の消耗も多大なものだったが 大補給作戦が実行されているという報も届き、 前線の士気がくじかれることはなかった 歴史に残る大会戦に勝利した喜びと高揚感が、 兵士たちを包んでいたのだ こうして、僕たちはまた一歩、 広大な帝国領土の奥へと踏み入った その道が帝都へと…… この戦争の終結へと続いているのだと信じて 4見かけない車両…… 装甲車ですね どこの隊の野郎だよ、ズケズケと…………ここが、E小隊の宿舎か? だったらなんだよ、オッサン。 まずは挨拶が先だろが ああ……悪かった ダン・ベントレーだ。 第31大隊から、増援で寄越された 増援……? ってことは 近いうちにデカい作戦があるらしい。 詳しいことは、上に聞いてくれ その車両……装甲車ですよね ああ、どんな銃弾の雨ン中でも、 無事に兵士を前線まで送り届けられる へぇ…… 俺たち歩兵にとっちゃ、ありがたい増援だな ま、届けた後はおのおのの運否天賦だが…… できれば五体満足で、全員乗せて帰りてぇな さて……走り通しで丸2日寝てねえんだ。 少し休ませてもらうぜ 敵の{兵站}倉庫に潜入、か……。 身を潜めて動くってのはどうも性に合わねえな ラズ……おかしな行動取らないでよ? 少しの気の緩みが命取りなんだから……ねえカイ?………………カイ? どうかした?……私はあちら側の警戒に当たる。 後で合流しよう お、おい…… どういうことだ? 待てよ、カイッ!………… ……行っちゃった <カイのことだ、何か考えがあるんだろう ……何よ、あの子の考えって?0わ、わからないけど…… あのカイが、考えもなしに動くはずないだろ?4それは……まあ、そうかもだけど……彼女は狙撃兵で、単独行動にも慣れている。 しばらく様子をみよう わ、わかったわよ……了解!それじゃ、僕たちも行動開始だ。 敵に気付かれないよう、合流地点を目指そう …………カイ……いや、リナ。 俺もお前を信じるぜ…… 見て! 倉庫に番号が書かれてる。 ここは……「A4倉庫」ね 俺らが目指してんのは、たしか 「D2倉庫」だったよな? ああ……他の倉庫の位置からD2倉庫の場所が 推測できるかもしれない 倉庫の番号に注意して進もう サーチライトだわ。 さすがに警戒が厳しいわね…… あれに照らされちまったらアウトだ。 一発で敵に発見されちまう 気をつけろよ、お前ら あ、ああ…… りょ、了解…… ラズがマジメなこと言うなんて…… ヘンなものでも拾い食いしたのかしら? そ、そうだね…… 様子が少しおかしい気がするな……おい、あそこの下水道のフタ、開いてるぞ。 ……ガキの頃、よく下に降りて遊んだっけな 潜り込めば、発見されずに移動できそうだ。 使わない手はねえぜ?4ン これは……れ、連邦軍の車両だ!な、侵入された……っ! 今すぐ警報を鳴らせっ……見つかった ここまで警戒されては動きようがない…… 任務は……失敗ね…… ち、ちくしょう……!(ここだ……! 間違いない、D2倉庫だ ……倉庫内に物資を確認。 急いで運び出そう これで全部かィ? いやはや、大量大量……それで、カイは? 結局あれから姿を見てないけど………………物資は積み込んだし、あとは引き上げるだけよ? 早く合流しないと……<(カイの身に……何かあったのか……?)(あの時、後を追うべきだったのか?  まさか、こんなことになるとは……)……クソッ! 何してやがんだ、あいつ……ッ! ラズ、待ってくれ! 僕も行く! えっ、ちょ……っ 待ちなさいよ、2人とも……どうすりゃいいンだ、これ?(敵の増援が発生しました 新兵種『擲弾兵(てきだんへい)』の す、すごい敵の数だ……! 完全に囲まれていますよ、先輩!このまま包囲が縮まれば、センチュリオンが 集中砲火を浴びることになる―広場のアーチを砲撃で崩落させて、 敵の進路を遮断しよう 瓦礫は遮蔽物にもなる…… 待ち伏せして、広場へ進入する敵を迎え撃つ!……はい、まだ、戦えます、ベルガー様。 服薬したら、また戦います、ベルガー様……あれは、マンホール? そうだ……下水道を使う手はあるな 地下を通って移動すれば…… 敵の迎撃をうまくかわせるかもしれない 目標地点を確保したぞ、クロードッ!この通りを抜ければ、 包囲の外へ脱出できそうね……!よし……もう一息だな。 確保した地点を守りつつ、戦闘を継続!脱出ルートを確実なものとした後…… 起爆する!……頃合いか 行くぞ、ニコラ はい…… キアラが現れました 後方への連絡が繋がれました。 戦車部隊が拠点へ発進中 後方への連絡が中断されました。 戦車部隊が待機になりました 戦車部隊が到着しました 大聖堂に入れば鐘楼まで登れます エピソードを見ますか?(訓練、開発を行いますか?4新しいエピソードが追加されました 『訓練開発』が追加されました 『訓練開発』が利用可能になりました 『隊員断章』が追加されました 『追加断章』が追加されました 『遊撃戦闘』が追加されました <隊員断章にエピソードが追加されました <追加断章にエピソードが追加されました 訓練開発にサロンが追加されました 訓練開発に自室が追加されました 訓練開発に医務室が追加されました 訓練開発に慰霊碑が追加されました 人物総覧が更新されました 兵器総覧が更新されました 博物総覧が更新されました 新聞閲覧が更新されました <遊撃戦闘に新しい戦場が追加されました 遊撃戦闘に「HARD」の ページが追加されました 遊撃戦闘に「CHALLENGE」の 見たいエピソードがある章を選び物語を読み進めます 隊員たちのエピソードを読み進めます ダウンロードコンテンツで追加されたエピソードを読み進めます 隊員の訓練や新しい兵器の開発を行います 遊撃戦闘へ出撃し、経験値や開発費を獲得します ゲームの進行状況を保存します ゲーム中の設定を変更します 戦闘の難易度を変更します メニューを閉じます ??? 今は選択できません。 エピソードを読み進めてみましょう 難易度を選択してください EASY NORMAL 遊撃戦闘を始めますか?(タイトル画面へ戻りますか? E小隊活動記録,序章 ノーザンクロス作戦発動(1章 クレスト要塞攻略戦 2章 レーヌ解放戦 3章 嵐の森林哨戒 4章 ジークヴァル会戦 5章 最前線の休日 6章 転機7章 雪中行軍 8章 大氷洋 9章 吹雪の魔女 10章 氷の底で 11章 海上の要塞12章 深夜の補給作戦13章 春を待つ者たち14章 蒼き炎 15章 守りたいもの 16章 フォルセの罠 17章 覚悟と決断 18章 想い 終章 戦火の青春 断章 E小隊、始動 断章 2人の「カイ」 断章 思い出の贈り物 断章 魔女と野獣 断章 湯煙の休戦 変わらぬもの 悲しき人を救いたい 陰の努力家E小隊の問題児 孤独な戦士達 誇りと信念と過ちと 違うもの、同じもの ガールズトーク 自由を求めて 支援の形 F小隊の誇り 仮面の少女 数学者の恋 不運と幸運 借金王の災難 海軍魂 騎士道精神を胸に 断章 E小隊、始動 3章 嵐の森林哨戒(3章 嵐の森林哨戒(2) 4章 ジークヴァル会戦,4章 ジークヴァル会戦(2) 5章 最前線の休日 6章 転機 7章 雪中行軍 7章 雪中行軍(2) 断章 2人の「カイ」 8章 大氷洋 8章 大氷洋(2) 断章 湯煙の休戦 9章 吹雪の魔女 9章 吹雪の魔女(2) 10章 氷の底で(2) 11章 海上の要塞 11章 海上の要塞(2) 断章 思い出の贈り物 12章 深夜の補給作戦 12章 深夜の補給作戦(2) 13章 春を待つ者たち 13章 春を待つ者たち(2) 14章 蒼き炎 14章 蒼き炎(2) 15章 守りたいもの 15章 守りたいもの(2) 16章 フォルセの罠 16章 フォルセの罠(2) 17章 覚悟と決断 17章 覚悟と決断(2) 18章 想い 18章 想い(2) 18章 想い(3) プレイするエピソードを選択してください 戦闘に必要な隊員が死亡しているため、 エピソードを選択できません 変わらぬもの 悲しき人を救いたい 陰の努力家 E小隊の問題児 孤独な戦士達 違うもの、同じもの ガールズトーク 自由を求めて 支援の形 F小隊の誇り 仮面の少女 数学者の恋 不運と幸運 借金王の災難 追加コンテンツの認証に失敗しました。 対象となるコンテンツを再び利用するには ダウンロードを行ってください 序章 ノーザンクロス作戦発動  『E小隊』 序章 ノーザンクロス作戦発動  『ミルト遭遇戦』 序章 ノーザンクロス作戦発動  『反攻の勝算』 序章 ノーザンクロス作戦発動  『ノーザンクロス作戦』 1章 クレスト要塞攻略戦  『シャッターチャンス』 1章 クレスト要塞攻略戦  『進軍の障害』 1章 クレスト要塞攻略戦  『古城の要塞』 1章 クレスト要塞攻略戦  『クレスト要塞攻略戦』 1章 クレスト要塞攻略戦  『死ぬために戦うのではなく』 1章 クレスト要塞攻略戦  『嵐を呼ぶ問題児』 <1章 クレスト要塞攻略戦  『幼馴染』 1章 クレスト要塞攻略戦  『最悪の再会』 2章 レーヌ解放戦  『前線基地』 <2章 レーヌ解放戦  『連邦軍の物量』 2章 レーヌ解放戦  『レーヌ制圧命令』 2章 レーヌ解放戦  『砲撃支援』 2章 レーヌ解放戦  『レーヌ攻略作戦』 2章 レーヌ解放戦  『夜の訪問者』 02章 レーヌ解放戦  『炎上』 断章 E小隊、始動  『かつての思い出』<断章 E小隊、始動  『弱虫との再会』 4断章 E小隊、始動  『貧富の溝』<断章 E小隊、始動  『確固たる意志』 断章 E小隊、始動  『E小隊の初試練』 断章 E小隊、始動  『はじまりのE小隊』 0断章 E小隊、始動  『知己』 03章 嵐の森林哨戒  『進軍』 3章 嵐の森林哨戒  『スカートをなびかせて』 3章 嵐の森林哨戒  『クロードとレイリィ』 43章 嵐の森林哨戒  『ふたり』<3章 嵐の森林哨戒  『風を知る理由』<3章 嵐の森林哨戒  『森林哨戒任務』 43章 嵐の森林哨戒  『勇み足』3章 嵐の森林哨戒  『哨戒部隊救出戦』(43章 嵐の森林哨戒  『男同士』43章 嵐の森林哨戒  『古い写真』43章 嵐の森林哨戒  『男の秘密』3章 嵐の森林哨戒  『帝国軍集結』<4章 ジークヴァル会戦  『勝利の壁』4章 ジークヴァル会戦  『新たな隊員』44章 ジークヴァル会戦  『鼓舞』4章 ジークヴァル会戦  『期待の自覚』4章 ジークヴァル会戦  『決戦の地へ』4章 ジークヴァル会戦  『思いを胸に』4章 ジークヴァル会戦  『ジークヴァル会戦(1)』4章 ジークヴァル会戦  『あくなき出撃』4章 ジークヴァル会戦  『ジークヴァル会戦(2)』4章 ジークヴァル会戦  『無謀者への援護』 4章 ジークヴァル会戦  『突貫の代償』 44章 ジークヴァル会戦  『凶影』 4章 ジークヴァル会戦  『アオスブルフ、見参』 4章 ジークヴァル会戦  『ジークヴァル会戦(3)』 4章 ジークヴァル会戦  『戦闘の爪痕』<4章 ジークヴァル会戦  『満身創痍』 4章 ジークヴァル会戦  『勝利の壁の向こう側』 45章 最前線の休日  『待機命令』<5章 最前線の休日  『非番のE小隊』 5章 最前線の休日  『あとは若い二人に』<5章 最前線の休日  『お肉のゆくえ』 45章 最前線の休日  『侵略者』 5章 最前線の休日  『北方の言い伝え』<5章 最前線の休日  『譲れない戦い』 5章 最前線の休日  『F小隊との演習戦』 45章 最前線の休日  『勝利の宴』 5章 最前線の休日  『降り落ちる悪魔』06章 転機  『冬将軍の到来』(06章 転機  『停滞する戦線』46章 転機  『錯綜する司令部』,6章 転機  『冷たき猛火』46章 転機  『レンジャーの矜持』46章 転機  『リーンブル退却戦』6章 転機  『暗雲』6章 転機  『敗走』(6章 転機  『戦禍の闇』47章 雪中行軍  『歴戦の嗅覚』07章 雪中行軍  『雪中行軍』07章 雪中行軍  『心の灯火』47章 雪中行軍  『雪山の行軍戦』7章 雪中行軍  『一杯のコーヒー』47章 雪中行軍  『雪山での語り』 07章 雪中行軍  『集積基地』 47章 雪中行軍  『故郷がために』 7章 雪中行軍  『補給基地強襲戦』 47章 雪中行軍  『勲章なき勝利』 47章 雪中行軍  『陸地の果て』<7章 雪中行軍  『命を賭した者たち』 7章 雪中行軍  『氷塊の彼方から』 断章 2人の「カイ」  『カイという名のリナ』 断章 2人の「カイ」  『極秘任務』<断章 2人の「カイ」  『別たれた道』 断章 2人の「カイ」  『身代わり』 断章 2人の「カイ」  『内輪の叙任式』 断章 2人の「カイ」  『偽装狙撃演習』 断章 2人の「カイ」  『隠された銃弾』 断章 2人の「カイ」  『エースの誕生』<断章 2人の「カイ」  『兄妹の行方』(8章 大氷洋  『大氷洋』 48章 大氷洋  『窮地を脱して』 48章 大氷洋  『陸と海の男ども』 08章 大氷洋  『新たな仲間』(8章 大氷洋  『任命権』 48章 大氷洋  『ミネルバの宣告』(8章 大氷洋  『冬装備』 48章 大氷洋  『新たなる戦力』 08章 大氷洋  『喧嘩の仲裁』 48章 大氷洋  『陸海合同演習』 48章 大氷洋  『さまよう人影』 48章 大氷洋  『難民救出作戦』 48章 大氷洋  『民間人の収容』<8章 大氷洋  『敗軍の将、召喚さる』 08章 大氷洋  『脅迫と協力』 48章 大氷洋  『ゼクス・オウル』 断章 湯煙の休戦  『ラグナの憂鬱』 4断章 湯煙の休戦  『待つ人々』 4断章 湯煙の休戦  『雪中戦線』 4断章 湯煙の休戦  『一時休戦』 断章 湯煙の休戦  『人のぬくもり』 断章 湯煙の休戦  『あたたかい岩』 断章 湯煙の休戦  『女軍人の逆鱗』 4断章 湯煙の休戦  『眼福の女神』 断章 湯煙の休戦  『それぞれの雪道へ』,9章 吹雪の魔女  『密談』<9章 吹雪の魔女  『ヴォルツ、再び』 49章 吹雪の魔女  『艦長の矜持』 9章 吹雪の魔女  『ラズの秘密 その1』 9章 吹雪の魔女  『ラズの秘密 その2』 49章 吹雪の魔女  『技術の進歩』 9章 吹雪の魔女  『窮地を救いに』 9章 吹雪の魔女  『コメット救援作戦』 49章 吹雪の魔女  『吹雪の魔女』,9章 吹雪の魔女  『執着』 9章 吹雪の魔女  『コメット轟沈』 49章 吹雪の魔女  『執念の果て』 9章 吹雪の魔女  『ダメージコントロール』 9章 吹雪の魔女  『センチュリオン轟沈』 49章 吹雪の魔女  『吹雪の後で』 410章 氷の底で  『魔女の憂い』,10章 氷の底で  『報告』<10章 氷の底で  『フォルセの一手』 410章 氷の底で  『氷の下に』 410章 氷の底で  『新たな問題』 410章 氷の底で  『酷寒の中で』 410章 氷の底で  『復旧作業』 10章 氷の底で  『進むべき航路』<10章 氷の底で  『頭上からの使者』 410章 氷の底で  『二人の決意』 10章 氷の底で  『センチュリオン防衛戦』 10章 氷の底で  『娘に受け継がれた技』 10章 氷の底で  『センチュリオン再始動』 10章 氷の底で  『機関室の少女』 11章 海上の要塞  『作戦の可否』 411章 海上の要塞  『海上要塞』<11章 海上の要塞  『「海」の知識』<11章 海上の要塞  『「陸」の奮闘』 11章 海上の要塞  『平行線の「陸」と「海」』 11章 海上の要塞  『怒りの鉄拳』 11章 海上の要塞  『勇気と無謀』 11章 海上の要塞  『濃霧の出撃』 11章 海上の要塞  『海上要塞突破作戦』 011章 海上の要塞  『凱旋』 11章 海上の要塞  『兵士の誉れを胸に』 11章 海上の要塞  『勝利がもたらしたもの』<11章 海上の要塞  『嘘も裏切りも』 11章 海上の要塞  『少女アンジェリカ』 011章 海上の要塞  『調整』 断章 思い出の贈り物  『天使の機関室』 断章 思い出の贈り物  『アンジェの処遇』<断章 思い出の贈り物  『人々の為に』<断章 思い出の贈り物  『艦内の天使』 断章 思い出の贈り物  『レイリィの企画』 断章 思い出の贈り物  『季節外れの精霊節』<12章 深夜の補給作戦  『補給作戦』 12章 深夜の補給作戦  『迫りつつある破滅』 412章 深夜の補給作戦  『潜入』 12章 深夜の補給作戦  『協力者』 12章 深夜の補給作戦  『魔女と少女』 12章 深夜の補給作戦  『潜入補給作戦』12章 深夜の補給作戦  『兄妹の真実』(412章 深夜の補給作戦  『決別』12章 深夜の補給作戦  『魔女の思惑』412章 深夜の補給作戦  『撤収』12章 深夜の補給作戦  『カイという名、リナという友達』12章 深夜の補給作戦  『レイリィとアンジェ』<12章 深夜の補給作戦  『親愛の証』13章 春を待つ者たち  『父親のにおい』13章 春を待つ者たち  『青い薔薇の香り』13章 春を待つ者たち  『冷たい動力炉』13章 春を待つ者たち  『艦長の思惑』13章 春を待つ者たち  『占領下の街で』13章 春を待つ者たち  『市街解放戦』13章 春を待つ者たち  『理想への犠牲』13章 春を待つ者たち  『想いを背負って』<13章 春を待つ者たち  『将来の夢』<13章 春を待つ者たち  『緊急通信』 13章 春を待つ者たち  『極光の下で』 13章 春を待つ者たち  『約束のオーロラ』 断章 魔女と野獣  『前途多難のゼクス・オウル』 4断章 魔女と野獣  『魔女の雫』 0断章 魔女と野獣  『父と娘』 4断章 魔女と野獣  『野獣の咆哮』 014章 蒼き炎  『救援要請』 414章 蒼き炎  『見え透いた罠』<14章 蒼き炎  『汗血の機関士たち』 14章 蒼き炎  『センチュリオンの慟哭』 414章 蒼き炎  『僅かな勝機』 414章 蒼き炎  『大氷洋の決戦』 014章 蒼き炎  『流れる血』 014章 蒼き炎  『迫る起爆』 14章 蒼き炎  『遠ざかるセンチュリオン』(14章 蒼き炎  『痛み』 014章 蒼き炎  『全速前進』 014章 蒼き炎  『出力限界』 414章 蒼き炎  『動力炉の天使』,14章 蒼き炎  『蒼い炎』 014章 蒼き炎  『出力回復』 014章 蒼き炎  『夜の太陽』 014章 蒼き炎  『希望の光』 014章 蒼き炎  『絶望の炎』 415章 守りたいもの  『友の名』 415章 守りたいもの  『手紙』 15章 守りたいもの  『センチュリオンの心臓』 15章 守りたいもの  『ヴァルキュリアの宿命』<15章 守りたいもの  『少女の意志』 415章 守りたいもの  『出撃前』 15章 守りたいもの  『相対す刻』 15章 守りたいもの  『対決のアオスブルフ』 15章 守りたいもの  『アオスブルフ、墜つ』 15章 守りたいもの  『ヴァルキュリア決戦』 415章 守りたいもの  『居場所』 15章 守りたいもの  『魔女の涙』 15章 守りたいもの  『真の目的』 16章 フォルセの罠  『キグナス作戦』 16章 フォルセの罠  『最後の切り札』 16章 フォルセの罠  『運命の鍵』 16章 フォルセの罠  『A2爆弾』 16章 フォルセの罠  『正面突破』 16章 フォルセの罠  『樹氷地帯』 16章 フォルセの罠  『フォルセの術中』 16章 フォルセの罠  『クロードへの信頼』<16章 フォルセの罠  『作戦の欠陥』 16章 フォルセの罠  『友』 16章 フォルセの罠  『告白』 16章 フォルセの罠  『強行突破作戦』 <16章 フォルセの罠  『出撃のラズ』 16章 フォルセの罠  『刻限』 16章 フォルセの罠  『強行突破』 <16章 フォルセの罠  『リナの叫び』 16章 フォルセの罠  『不死身のラズ』 16章 フォルセの罠  『くゆらぬ紫煙』 <17章 覚悟と決断  『勝利への意思』 17章 覚悟と決断  『シュヴァルツグラード』 17章 覚悟と決断  『調整の末に』 17章 覚悟と決断  『帝都突入』 <17章 覚悟と決断  『運命の始まり』 <17章 覚悟と決断  『帝都破壊作戦』 <17章 覚悟と決断  『冷徹なる指示』 17章 覚悟と決断  『愛されたいもの』 17章 覚悟と決断  『艦内迎撃戦』 17章 覚悟と決断  『銃弾が断ち切るもの』 <17章 覚悟と決断  『開かずの区画』 17章 覚悟と決断  『狂わされし者たち』 17章 覚悟と決断  『ヴァルキュリア狩り』 17章 覚悟と決断  『覚悟』 17章 覚悟と決断  『決断』 17章 覚悟と決断  『殺すためではなく』 18章 想い  『停戦』 18章 想い  『好敵手』 18章 想い  『崇高なる威容』 18章 想い  『巨大潜水艦グラーフラオヴァール』 18章 想い  『アンジェのために』 18章 想い  『若き戦友への賛辞』 18章 想い  『力比べ』 18章 想い  『ベルガーの脅威』 18章 想い  『センチュリオン奪還作戦』 18章 想い  『おとり』 18章 想い  『技術に飲まれた者』 18章 想い  『最期の光』 18章 想い  『決戦』 18章 想い  『海軍参入』 18章 想い  『最終決戦』 18章 想い  『凶弾』 18章 想い  『臨界』 18章 想い  『大切な人』 18章 想い  『レイリィの覚悟』 18章 想い  『二人の未来』 18章 想い  『あの日の自分へ』 18章 想い  『最期の調整』 18章 想い  『還るべき場所』 4終章 戦火の青春  『戦火の青春』 4終章 戦火の青春  『冬の終わり』 4変わらぬもの  『頼りない兄?』,変わらぬもの  『妹と親友』 0変わらぬもの  『戦火の正義』 0変わらぬもの  『3人の中心』 4悲しき人を救いたい  『一匹狼』 悲しき人を救いたい  『ダルクス人ゆえに』 0悲しき人を救いたい  『反発』 悲しき人を救いたい  『健気な天使』<悲しき人を救いたい  『三人の斥候兵』 4悲しき人を救いたい  『新たな道』 4陰の努力家  『優しさと厳しさと』 0陰の努力家  『強くなる理由』 陰の努力家  『イージーズ・スナイパー』 0陰の努力家  『なんのために』 0E小隊の問題児  『素行不良』 4E小隊の問題児  『更生大作戦』 0E小隊の問題児  『改心…?』(孤独な戦士達  『口下手』,孤独な戦士達  『鉄屑の男』 孤独な戦士達  『ハート・ノッカー』 0孤独な戦士達  『縮まる距離』 0誇りと信念と過ちと  『衝突』 誇りと信念と過ちと  『それぞれの想い』 誇りと信念と過ちと  『ブレイブ・ハート』<誇りと信念と過ちと  『悪夢のような』 0誇りと信念と過ちと  『和解』 違うもの、同じもの  『貴族と貧民』 0違うもの、同じもの  『成長』 違うもの、同じもの  『グローリー』 違うもの、同じもの  『貴族として』!0違うもの、同じもの  『変化』,ガールズトーク  『女子会』!0ガールズトーク  『大切な人』(ガールズトーク  『悲報』!0ガールズトーク  『女の友情』<ガールズトーク  『ミレニアを追え!』!4ガールズトーク  『希望を胸に』(自由を求めて  『侵入者』(自由を求めて  『手助け』,自由を求めて  『大脱走!』!0自由を求めて  『小さな抵抗』!4自由を求めて  『自然のままに』(支援の形  『戦車マニア』,支援の形  『戦車のために』!4支援の形  『ディア・パンツァー』(支援の形  『戦車と共に』(F小隊の誇り  『激昂』4F小隊の誇り  『割り切れぬ想い』F小隊の誇り  『フォックス・プラトーン』4F小隊の誇り  『使命のために』0F小隊の誇り  『優しき老兵』0仮面の少女  『にぎやかな朝』0仮面の少女  『笑わない少女』0仮面の少女  『戦場の鉄仮面』仮面の少女  『運命』0仮面の少女  『仮面を外す時』0数学者の恋  『気合か計算か』(数学者の恋  『脈あり?』4数学者の恋  『計算と共に去りぬ』(数学者の恋  『意中の人』(数学者の恋  『恋の行方』,不運と幸運  『不吉な予感』(不運と幸運  『予感的中』#4不運と幸運  『不幸戦線異状なし』(不運と幸運  『戦の神』#4不運と幸運  『ジミー、死す!?』#0不運と幸運  『最高のチーム』#4借金王の災難  『ギャンブル狂い』#0借金王の災難  『狂人達の宴』#4借金王の災難  『借金の黙示録』#4借金王の災難  『一難去って…』(海軍魂  『日常茶飯事』 海軍魂  『参戦』(海軍魂  『男たちの艦内』,海軍魂  『頼もしい仲間達』,騎士道精神を胸に  『焦り』#4騎士道精神を胸に  『離れる心』<騎士道精神を胸に  『史上最大の演習』 騎士道精神を胸に  『初めての勝利』騎士道精神を胸に  『となり立つ者』 遊撃戦 ミルト郊外遊撃戦 レーヌ,遊撃戦 ジークヴァル・ライン,遊撃戦 ジークヴァル・ライン 遊撃戦 雪の山道遊撃戦 大氷洋 遊撃戦 帝国倉庫街,遊撃戦 レーヴェホルム市街地遊撃戦 大氷洋 崩壊部 遊撃戦 氷雪の島森林に潜む悪意 敵包囲網を突破せよ 炎の先 敵基地破壊工作任務 氷の底の熱戦 連絡橋の罠 遺跡に巣食う者たち%第二の首都決戦%奪われたセンチュリオン 本当の戦場 最狂の組み合わせ 運河の電撃戦 センチュリオンに届いた緊急通信 それは、別路で帝都を目指していた 一番艦キャバリエからの救援要請だった 帝国の陸上部隊に囲まれている。 至急応援を乞う 厳戒な無線封鎖を破ってのその連絡は、 キャバリエが壊滅の危機にあると示していた―キャバリエが襲撃を受けたポイントは、この海域。 帝都まではおよそ50海里の地点です この位置であれば、迂回して帝都へ到達可能だ。 キャバリエが急襲を受けている間に……救援を求めている仲間を見捨てると このままではキャバリエは間違いなく沈むぞ! クロード……いいか、冷静になれ。 これは我々をおびき寄せるための罠だ……! 行けば敵の大部隊が待ち構えている。 帝都を前にして、一隻ずつ撃破する算段だ 情で動くな キャバリエに敵が集中している隙に、 帝都への距離を詰めれば、戦局は有利になる 確かに……キャバリエを捨て帝都へ進攻すれば、 この艦の消耗は最小で済む だが、我々だけで帝都攻略ができるのか? 万全の状態でない、この艦で なにより、目の前で再び僚艦が沈むのを、 僕たちは黙って見過ごすことができるのか……? それは……キャバリエが襲撃を受けているポイントは、 帝都までの航路にあたる このまま全速前進し、 キャバリエを救出した上で帝都に向かうべきだ!敵の大部隊に囲まれたキャバリエが、 我々の救援まで持ちこたえられると思うか?仮に持ちこたえられているとすれば…… それこそ敵の罠以外の何ものでもない!……ミラー君。 現在の機関部の出力は、故障前の何割程度ですか メイン動力炉はまだ復旧しておらず、 補助動力に頼るしかありません いまはリミッターで制御していますが…… それを解除すれば、4割は出せると思います それも、もって数時間。 それ以上は機関部が負荷に耐えられません ふむ……現状の最大戦速を出せば、 なんとか間に合う計算ですね…… 0艦長、まさか救援に向かうと…… ええ……ですが、ウォレス君の主張するよう、 仲間の危機を救うため……だけではありません コメットの喪失から、我々は学んだはずです 帝都攻略を目指す我々を阻む最も厚い壁は、 『ヴァルキュリア』だと キャバリエからの通信内容より、相手は ヴァルキュリアを有する部隊と見て間違いはない では、僚艦が交戦しているのを利用して、 ヴァルキュリアの背後を取り、急襲する、と?……相手も迎え撃つ算段は立てている。 ですが、正面切って戦うより作戦は立てられます ……しかし!どういう手段かはわかりませんが 敵もまた{大氷洋}を自在に移動しています ここでやり過ごしても、ヴァルキュリアはこの先 必ず我々の前に立ちはだかってくる そう……ヴァルキュリアとはどこかで戦い 打ち破らねばならないのです ……帝都攻略。 それがキグナス艦隊の、唯一、至上の命題 そのために……ここで、 「ヴァルキュリア」を撃破する ……!(ブライアン、進路の変更を はっ……! 面舵いっぱい! 最大戦速でキャバリエの救援に向かう! ウォレス君…… 私は私の覚悟を信じて決断しました 君も、君の覚悟を信じて決断しなさい ただし……忘れないでください。 我々は任務をこなす機械ではない 例え間違っていたとしても、 後悔のない選択をするべきです 人の命という取り返しのつかないものを 左右する立場だからこそ<決してそれを、 忘れてはならないのです はいっ……! 機関、最大戦速! チッ、最大戦速だぁ 強速だって出やしねえのに……! みんな、ヴァルキュリアとの決戦が始まる フルパワーを出すわよ この状況で……決戦だと 無茶言うな! こないだはかすっただけで主動力がやられたんだ! 今度こそ撃沈されるぞ! 無理だ、無理! 4ちょっと……ずいぶん弱気じゃない 最強の敵を倒し、仲間を救う…… こんなシチュエーション、2度とないわよ? 男がこういうシチュエーションで燃えなくて どうすんのよ! むぅうう…… むぅうう…… むぅうう…… むぅうう…… おい、お嬢ちゃんの今の言葉、聞いただろ! これで奮わねえなんて、男じゃねえぞ! 俺たちは極秘の決戦兵器の心臓部を任された、 エディンバラいちの機関士だ! ……! 野郎ども! センチュリオン機関科の意地、見せてやろうぜェ イエッサー! イエッサー! イエッサー! イエッサー! アンドレ、すぐに始めるわ! 補助機関のリミッターを外して!<リミッター サブまでイカレちまわねえか そこをギリギリで制御するのが 機関士の腕の見せ所でしょ! 4へっ……その通りだな、お嬢ちゃん 分かったよ! 一世一代の大仕事だ! よーし、かかるぞ……忙しくなる。 今のうちに、ガーゼと包帯を補充しておこう 消毒薬はこちらにまとめてます。 アンジェには軽傷者の消毒まで、任せていい? 0はい! わ、わたし……がんばる! ふふ、頼もしいな。 気分が悪くなったら無理せず部屋に戻るんだよ <むうッ…… ずいぶん、無茶な加速だな………………泣い、てるの……? ん……? アンジェ、何か言ったかい?……ううん…… なるほど、そういう作戦か…… じゃあ、「カイ」と戦うことになるってワケだ しっ……!……いまの彼は、フォルセ、だ ………… フォルセが指揮を執っているかは分からない だけど、緊急要請の通信内容から、 ヴァルキュリアが出撃していることは確実だ 兄さん……フォルセは自分の所属する部隊に、 最強のヴァルキュリアがいると言っていた キャバリエを襲い、わざと救援要請を送らせて、 僚艦をおびき寄せようとする作戦も…………そう。 フォルセのやり方だ 手段を選ばねえフォルセの野郎と、 ヴァルキュリアが組んでやがるって…… ああ……最悪なタッグだ。 クロード、突破の算段はあるのか? まだ正面から相対したわけじゃない。 有効な戦略は見えていないけど…… 突破口はある。 ヴァルキュリアは、「兵器」として完璧じゃない あの火力だぜ、完璧以上じゃねえか いや、火力が高すぎるからか…… 彼女はあの力を制御しきれていないように見えた 思ったままに火力を集中できるなら、 キグナス艦隊はあの時点で全滅していたはずだ <そうか…… 言われてみりゃ確かにそうだ! 照準の合っていないライフルじゃ、 寝ている牛も撃てない 正面切ってあの火力を相手にするわけじゃない。 こちらには、戦略という武器がある。 勝機は―ある! アンジェ、ケガ人の傷口を洗ってくれ。 それから、消毒だ。 う、ぐ……うう…… <こっちを先に頼む! ちぎれかけてるんだ! ……接合は無理だ。 カレン、切断、縫合! できるな! できます! 右舷後方に損傷を確認! 火災が発生している模様、至急対応を! 軽傷者は手当が終わり次第、持ち場に戻れ! 敵の大増援部隊が迫っているぞ! 畜生……! 帝都は目と鼻の先だってのに……! <ドクター! ケガ人です、最優先で対応を 馬鹿者! 優先順は医者が決め 頭部から激しい出血、 右上腕に重度の火傷も……! ……了解した、最優先で処置する 艦長! お気を確かに……! 艦長、さん…… みんな…… あ、うう……っ…… うっ……うう…… あああああ…………っ! 速力、まだ上がりません! くそ、このままでは……! ブライアン! ……クロード、いまは取り込み中だ。 指示があるまで格納庫で待機を ごまかさないで、話してくれ! キャバリエは確かに言った 「起爆」と…… 急ぎ帰艦し、海域を離脱せよ、と……! 何を爆発させる ここまで急ぐ理由は? 僕らは今いったい何から逃げているんだ? 私の口からは言えない! ……軍どころか 国家レベルの最重要機密だ……! それにどちらにせよ 今のこの艦の速力では間に合わん。 間に合わないって…… どういうことなんだ……? ………………………………,何が起ころうとしてるんだ…………おいおいセンチュリオンが遠ざかっていくぞ。 せっかく会えたってのに、つれないね 去る者追わず、か。 色男は余裕があって、うらやましいこって ……センチュリオンには十分なダメージを与えた。 見たところ速力も出ていない、追跡は容易だ まずはキャバリエを確実に奪取する あんなズタボロでも、 連邦の最新技術が詰まった艦は魅力的か なら、お望み通り乗り込むとしようか。 久々の白兵戦も悪くねえ ……待って………………0はは、なんだよ。 俺がいなくちゃ寂しいってか? ち、が…… ……?……どうした、クライマリア ……ここ……だ、め…… 逃、げ……て…… まさか、奴ら……!0はぁっ……はぁっ……はぁっ…… っ…… あっ……う、う…… ああああああ―ッ はっ……う…… 苦しい……ううん……かなしい、の……?……大丈夫、ひとりじゃないよ…… わたしも……すぐにいくから……(はぁ……はぁ……はぁ…… いそがないと…… このままじゃ、みんな…… 艦内の混乱が増している…… 早く事態を収拾しなければ……!……艦長は戻られん。 クロード、お前が指示を出せ いざというときはお前の判断を仰げ。 そう艦長から言われている 何が起こるかも分からないのに、 指示をだせなんて……! 詳しい説明はできない! 私にはその権限が与えられていないのだ……だが、これだけは言える。 ここは、やがて……「沈む」 私に言えるのは、ここまでだ…………クロード。 この艦の最期の振る舞いは、お前が決めるといい 艦はまだ動いている! 最期だなんて、言わないでくれ!僕は諦めるための命令は、しない…… 生きている限り、あがき続ける!全ての動力をスクリューに回す! 後でどうなってもいい、全速前進だ(レイリィ、応答してくれ!クロード! どうしたの?君には機関室を手伝って欲しい。 1ノットでも速くだせるように 言うこと聞かないなら、またぶっ叩いてみる ああ、壊れてもいい。 とにかく……全速だ! 任せて!………… 「あの場所」に、戻ってくれ…… もはやそれしか……道はない…… アンドレ、全速前進! 壊れてもいい、最大出力よ! 0とっくの昔に限界は超えてるよ! ホントに、ギリギリのチューニングね…… だけど、まだいける!(おい、無茶なことは いいの、責任はクロードが取る! 私は私の精一杯で……! 圧縮弁の安全設計はまだ余裕があるはず。 全開にするわよ! それから流入計も! 針2周させちゃって大丈夫だから……!……さすがの手際だ。 あの子にも見せてやりたかったな あの子…… もしかして、アンジェ? ああ、そうだ。 さっきフラフラっとここに来てな なんで、機関室なんかに…… それで、いまはどこに? さあ……どうしたかな 開かずの区画をのぞき込んでるもんで、 駄目だぞって叱りつけて 開かずの区画…… そう言えばあの子、出会った時もあそこで…… ……<おい、お嬢ちゃん。 チューンナップは…… さっきの指示通り進めて! 私、見てくる……!(お、おい! どこ行きやがる はうっ……ぐ……う…… あと……少し…… し、らなかった…… ……こんなに……苦しいんだね…… 4わたしも……がんばら、なくちゃ……………… アンジェ お姉ちゃん…… ダメじゃない! 立ち入り禁止って、書いてあるでしょう? でも、よかったわ、見つかって! すっごく心配したんだから 勝手にいなくならないって、約束したでしょ? ほら、一緒に部屋に戻ろ!…………(ごめんね、お姉ちゃん…… 4わたしが戻るところは……ここなの アンジェ…… なに、言って…… ……………… 上着……ありがとう。 とっても、あったかかった アンジェ…………わたし、思い出したの。 ううん……本当はもっと前に、思い出してた わたしには、やらなきゃいけないことがある。 たったひとつ、みんなのためにできることがある わかってたのに…… できなかった みんなと過ごす時間が…… しあわせ、すぎたから…… いままで生きてたどんな毎日より…… あったかくて、いとおしくて…………みんなと…… ずっと一緒にいたかったから アンジェ……?<レイリィ……わたし、怖い、よ。 でも…… もう……還らなきゃ。 ほんとうの、わたしに……,な、何……? いったい何が…… 待って、アンジェ!―きゃっ 4わたしが……みんなを、守るから アンジェ! 楽しい思い出を、ありがとう……お姉ちゃん う……(な、何……いったい何が……………………う、ぅ…… も、もう……ダメだ……いまの音…… まさか…… こちら機関室ッ!出力が回復した 回復しやがったんだ、こんちくしょうめッ(戻って……くれたのか……! ブライアン よしッ 機関、前進一杯ッ ―最大速力だ―よしきたッ 久しぶりに、ぶっ飛ばしてやらあ どうだ、間に合うか!?……私が知るかっ! 神様にでも聞けっ! く……っ!―連鎖反応を計測! ラグナイト分裂、臨界突破しました……!……っ! 総員、衝撃に備えよ! 繰り返す、衝撃に備えよ……! これはどういうことなんだ!? 説明してくれ、ブライアン……! な、何の音だ……? きゃあっ あうう……!(み、みんな、大丈夫か……! …… あれは…… 0何とか安全圏に届いたようだ…………よく見ておけ、大尉 あれこそが、 我々の「希望の光」だ―!,あれが…… ……希望の、光…… な……んだ、ありゃ…… また―まただ……ッ! また俺は……ッ、救えなかった…… クソッ……! う、うわああああああああっ(はぁっ、はぁっ、はぁっ…… 最後だ…… 最後のひとり、だけは…………なんだよ。 何がどうなって…… 0なぁ、あんた……さっきの………… な、なんで……泣いてるんだ…… ……悲しい 苦しい 痛い。 生きて……いたい…… この心の痛みに懸命に耐えながら…… 私に「逃げろ」と伝えてくれた ……ヴォルツ。 私、憎いわ あの人間たちを…… 私は許せない…… クライマリア…… 悪いがあんたが何を言ってるのか、 俺にはさっぱりだ。 だが 泣いてる女をどう扱えばいいかは、 分かるさ…… 扲牲 追加断章 イーディ分隊大作戦!第7小隊とはぐれた自称「イーディ分隊」を待ち受ける戦いとは?※このエピソードはゲーム本編とは独立しています 追加エピソードを見ますか? 追加断章撃て、セルベリアと共にガリア戦線開戦直後、ガリア領ギルランダイオ要塞に進攻したセルベリアの戦いを帝国の一兵士の視点で描く、初の帝国断章 ※このエピソードはゲーム本編とは独立しています 追加エピソードを見ますか? ギルランダイオ要塞制圧戦要塞内部に突入したセルベリア部隊の制圧戦闘 戦闘内容によっては2戦目の状況が変化 砲撃陣地殲滅戦 怒り狂ったダモン将軍は要塞を破壊するという暴挙に!要塞を防衛しつつガリア軍を掃討せよ ガリア残存部隊掃討戦なおも要塞を取り戻さんとするガリア軍を掃討せよ!要塞の覇権を決定する最後の一戦 『u』使用可能セルベリア断章記念 『u』が本編で装備可能に!本編をプレイした際に第7小隊宿舎を覗いてみてください ※『u』は突撃兵用の武器となります 極秘作戦『蒼の魔女』セルベリア断章を遊び尽くしてくれた人にお贈りするクリアー特典戦闘 あの夢のユニットが操作可能に※このエピソードはゲーム本編とは独立しています 追加エピソードを見ますか? 追加遊撃イーディ分隊の挑戦状! 遊撃戦闘に遊撃未使用マップを6つ追加!各兵科ごとの特長をテーマにした6ステージを用意しました ※プレイは本編遊撃戦闘の追加ページから選択してください スージーからの挑戦 森林 ~偵察兵チャレンジ~ ヤンからの挑戦 ナジアル平原北部 ~対戦車兵チャレンジ~ マリーナからの挑戦 森林 ~狙撃兵チャレンジ~ ホーマーからの挑戦 倉庫街 ~支援兵チャレンジ~ イーディからの挑戦 巨樹の荒野 ~突撃兵チャレンジ~ イーディ分隊からの挑戦 バリアス遺跡 ~戦車チャレンジ~ 追加遊撃 追加遊撃戦闘 戦闘をやりこんだ人に贈る追加遊撃『E』モード!かつてない過酷な戦場で真の戦術が試される※プレイは2周目以降の本編内遊撃戦闘から選択してください アクセサリ名 アクセサリ説明文 効果説明 愛用のオイルライター ラズ愛用のオイルライター。 自室の引き出しに遺されていた 対人+2、防御 未開封のタバコ包みラズと同じ銘柄のタバコ。 ザイガはタバコを吸わないが、お守りとして持っていた 対人 錆びた手斧サイモンが盗賊時代に使用していた手斧。 軍に入ってからも手放せずに持っていた 対人 クリーニングキットスコットが使用していた銃の整備用品 訓練時代に 教えられた通り、毎日欠かすことなく整備を行っていた コメディアンの自伝スタンレーの自室にあった本。 かつて多くの人を笑顔にした伝説のコメディアンの自伝 砂糖瓶ライアンの角砂糖が入った瓶。 糖分を欠かさないよう、常に残量に気を付けていた 対人 部隊写真(ヴァンティの部屋に遺されていた写真 ヴァンティの他にも 多くの軍人が映っている どこの部隊かは不明 対人+2父のドッグタグヴィオラの父親の名前が刻まれたドッグタグ。 軍服のポケットに入れて持ち歩いていた 対人 母からの手紙エメの母からの手紙 エメの体の心配や、 仕送りに対してのお礼がつづられている 年季の入った突剣フルーレが毎日の訓練で使用していたもの。 かなり使いこまれているが、刃に曇りはない フェリエのリボンフェリエが髪につけていたリボン。 鉄仮面の方は最後まで外されなかった 対人 幸運のお守り? リリィが身に着けていたお守り 本人曰く『幸運のお守り』。 しかし、なぜか所有者には不幸が訪れる 対人 カミソリ アラディンが使っていたカミソリ 常に輝きを放つように、 頭の手入れは欠かさなかったようだ 射撃 狩人の帽子 ノリドが身に着けていた帽子。 狩人として長年愛用していた 射撃 ロケットペンダント レオンハルトが所持していたもの 幼少期の彼と、 同年代の少年、母親と思しき女性の3人が映った写真入り 手編みのマフラー ネージュが手編みしたマフラー プレゼントとして 包装されていたが、誰に送るものだったのかは不明 小さなぬいぐるみ メーベルの部屋にただ一つだけあったぬいぐるみ。 彼女に似つかわしくない、可愛らしい一品 射撃 押し花のしおり カルトが本を読む際に使用していたしおり。 彼が趣味で作った押し花を妹が加工したもの 回避 戦利品袋 ゴドウィンが戦場で拾った装飾品などをまとめた袋。 戦争が終わったらまとめて売りさばく予定だったらしい 回避 カジノチップ ジェスターが賭け勝負をする際に使用していたチップ。 たいていは負けていたらしい 回避 設定ノート オーディンにまつわる『設定』が書き綴られたノート。 読むと恥ずかしい気分でいっぱいになる 回避 軍記小説 ブライアンが愛読していた軍記小説。 かつてのモーガン艦長の活躍がモチーフとなっている 回避 ダルクス布のストラ ロゼッタの所持品 神父が肩にかける帯。 ダルクス人の友の形見らしい 回避 メス テレサがいつも解剖に使っていたメス。 なんとなく不気味に輝いている 回避 東国の指令書 アズサが持っていた指令書 東国の文字で書かれているため、 指令書の内容を読むことが出来ない 回避 記念の写真立て クリステルの部屋に飾られていた。 ミネルバとのツーショット写真が収められている 回避 ニコのポーチ ニコが身に着けていたポーチ 絆創膏や裁縫針など、 困った人をいつでも助けられるような道具が詰まっている 回避 結婚指輪 ミレニアが身に着けていた結婚指輪。 夫とミレニアの名前が刻まれている 回避 リストウェイト ローランが体を鍛えるのに使っていたもの。 幼く見える印象は筋肉をつけてもあまり変わらなかった 対甲 ある兵士からの手紙 かつてカイゲルが新兵として鍛えた兵士からの手紙。 カイゲルの指導への感謝がつづられている 対甲 家族の写真 故郷に残したジミーの家族写真 作戦前に眺めながら 「もうすぐ子供が生まれるんだ 」などと言っていた 対甲 手作りの感謝状 セルジオがかつて小児科医として働いていた頃、子供たちから もらった手作りの感謝状 大切に保管されていた 携帯ティーセット いつでもどこでもティータイムが楽しめるようにと、 ガートルードが持ち歩いていたもの 戦場にも携行していた 対甲 サバイバル装備セット ジェニーが身に着けていた装備セット。 かなり重いが、一人で孤島を占拠出来そうな装備 ハンナの調理メモ ハンナが残していたメモ 料理のレシピや 各隊員の味の好みなどが細かく記されている 対甲 手作りのお守り ブリトニーが大切にしていたお守り。 家を出る際、娘が無事を祈って手作りしてくれたもの 対甲 愛用のスパナ アンドレが使用していたスパナ 本人曰く、 血と汗と酒がしみ込んでいるらしい 防御 ボロボロの雑誌 オラールが子供のころに買ってもらったミリタリー雑誌。 戦車の特集号であり、ボロボロになるまで読み込まれている 防御 空のラグナエイド レベッカが時折眺めていた使用済みのラグナエイド。 その日は決まって夜にうなされていたらしい 整備用ゴーグル リタが整備の際、目の保護のため付けていたもの。 よく顔についた跡を笑われていたが、本人は誇らしげだった 花のヘアピン エリーンが身に着けていたヘアピン。 小さい頃にカルトから誕生日プレゼントとしてもらったもの。 義肢の予備パーツ スチルショッツの義肢の予備パーツ。 冷たい鉄でできているはずだが、どこか温かく感じる。 射程 焦げた鉛筆 ヤーシュが計算の際に使っていた鉛筆 擲弾の弾道計算を その場で行っていたため、火薬で焦げてしまっている。 取材メモ コナーが残していた戦場での取材メモ 書きなぐりで、何が 書かれてるかよくわからないが、かなりの熱意は感じられる 婚約指輪 イーファがかつて男性からプレゼントされたもの。 肌身離さず持ち歩いていたようだ ルフの眼鏡 ルフが身に着けていた眼鏡 戦場でレンズが割れたときなどに 備えて、スペアがいくつも用意されていた 戦闘帽 兵士に支給される軍用の帽子 迷彩戦闘帽 兵士に支給される軍用の帽子。 迷彩柄を採用し耐久度も向上させている 強化戦闘帽 過酷な環境に耐えられるよう内側に補強が施されている 兵士の軍靴 兵士に支給される軍用の長靴 強兵の軍靴 兵士に支給される軍用の長靴。 行軍の負担を減らすように内部の素材が変更された 精兵の軍靴 強行軍にも耐えられるようにさらに改良が加えられた 兵士の手袋 兵士に支給される軍用の手袋 銃兵の手袋 兵士に支給される軍用の手袋。 武器を扱いやすいように縫製が変更された 射手の手袋 さらなる武器の扱いやすさを目指し改良がおこなわれた 開運のコイン 運気を引き寄せるといわれるコイン。 幸運のコイン 幸運に巡り合えるといわれるコイン。 強運のコイン 強運が訪れるといわれるコイン。 小型ナイフ 扱いやすい小型のナイフ。 対人 アーミーナイフ,戦闘にも耐える軍用のナイフ サバイバルナイフ あらゆる状況に対応が可能な大型のナイフ 対人 軽装甲の破片 敵戦車の破片。 小型戦車を撃破した際に鹵獲したもの 対甲 重装甲の破片 敵戦車の破片。 大型戦車を撃破した際に鹵獲したもの 対甲 特殊装甲の破片 敵戦車の破片。 新型車輌を撃破した際に鹵獲したもの 望遠鏡 4戦場を確認するための単眼の望遠鏡 双眼鏡,戦場を確認するための双眼鏡 射程 高性能双眼鏡戦場を確認するための双眼鏡。 寒冷地での運用にも耐えられるよう改良された 強化プロテクター,耐久性を高めたプロテクター 耐弾プロテクター耐久性を高めたプロテクター。 被弾率をもとに装着箇所と範囲が変更された 装甲プロテクター耐久性を高めたプロテクター。 改良によりさらに高い防御性を発揮している 防御 改良弾帯 より多くの弾薬を持ち運ぶため、形状を見直された弾帯 弾数 二連追加弾帯 より多くの弾薬を持ち運ぶため、形状を見直された弾帯。 さらに効率的な運用ができるように調整されている 弾数 携行用医療ポーチ 戦場で応急処置を行うための医療器具が入ったポーチ 状態異常耐性強化 軍用ケープ(軍で採用しているケープ 射撃+3、回避 改良ケープ 軍で採用しているケープ。 射撃や回避の妨げにならないよう構造が変更された 射撃+5、回避 迷彩ケープ軍で採用しているケープ。 迷彩柄を取り入れるなどさらなる改良を施している 射撃+7、回避+7兵士のバックル軍で支給されているベルトのバックル 対人+2、対甲+3精鋭のバックル軍で支給されているベルトのバックル。 階級章の図柄が彫り込まれている 対人+4、対甲+5英雄のバックル軍で支給されているベルトのバックル。 勲章の図柄が彫り込まれている 対人+6、対甲 クロノグラフ(時間を計るための懐中時計 +5、防御 改良クロノグラフ 時間を計るための懐中時計。 耐久性など改良が加えられている +10、防御 高精度クロノグラフ 時間を計るための懐中時計。 高い精度を維持する機構を採用している +15、防御 簡易照準器 銃に取り付ける照準器 射撃+3、射程 汎用照準器 銃に取り付ける照準器。 改良により簡易照準器よりも高い命中精度を実現した 射撃+5、射程 高性能照準器 銃に取り付ける照準器。 長距離でも命中精度を高めるよう新設計された 射撃+7、射程 ストラップベルト 4装備を固定するための補助ベルト 回避+3、防御 改良ベルト 装備を固定するための補助ベルト。 戦闘行動の妨げにならないよう構造が変更された 回避+5、防御 強化ベルト 装備を固定するための補助ベルト。 寒冷地の使用に耐える耐久性の高い素材を採用している 回避+7、防御 強化火薬 より威力のある弾丸を発射するために開発された火薬 射撃+3、対人 改良火薬 より威力のある弾丸を発射するために開発された火薬。 さらなる改良がなされた 射撃+5、対人 特化炸裂式火薬 より威力のある弾丸を発射するために開発された火薬。 弾丸の発射に特化して、新理論により一から設計された 射撃+7、対人 硬弾芯 装甲貫通力の向上を目指して開発された弾芯 射撃+3、対甲 強化弾芯 装甲貫通力の向上を目指して開発された弾芯。 さらに貫通力を高める改良が施された 射撃+5、対甲 新型弾芯 装甲貫通力の向上を目指して開発された弾芯。 より硬度な素材の使用により新設計された 射撃+7、対甲 作戦志願証明書 ノーザンクロス作戦に従軍したことを記した証明書。 第32機甲レンジャー大隊E小隊配属と書かれている オーダー名 オーダー説明 即時出撃要請<自軍拠点から味方1人を即時出撃させる 全力回避 4味方1人の回避能力がアップする 一斉回避 4部隊全員の回避能力がアップする 全力攻撃 4味方1人の対人攻撃力がアップする 一斉攻撃 4味方全体の対人攻撃力がアップする 全力破壊 味方1人の対戦車攻撃力がアップする 一斉全力破壊 味方全体の対戦車攻撃力がアップする 精密狙撃 4味方1人の射撃能力がアップする 一斉精密狙撃 4味方全体の射撃能力がアップする 全力防御 4味方歩兵1人の防御力がアップする 一斉防御 4味方歩兵全体の防御力がアップする 集中射撃 味方1人の射撃能力がアップして一点に弾が集中する 貫通射撃 味方1人の攻撃が、敵の防御力の影響を受けなくなる 急所攻撃 4味方1人の攻撃が全て致命傷となる 無効化攻撃 対象の味方1人は、攻撃後でも反撃を受けなくなる 鼓舞(味方1人を高揚状態にする 治療要請<味方歩兵1人のHPをある程度回復する 応急処置 4味方歩兵1人のHPが全回復する 解毒処置 4味方1人の状態異常が解除される 衛生兵要請(味方1人を負傷退避させる 支援物資要請,味方1人の弾薬が補給される 一斉補給要請 0味方全体の弾薬を最大回復する 回復リミット解除 味方1人のラグナエイド使用時の回復量が2倍になる 爆発リミット解除<味方1人の手榴弾の攻撃力がアップする 爆発耐性強化味方一人の榴弾(範囲攻撃)で受けるダメージを半減する 爆発範囲強化味方1人の爆発系範囲攻撃の範囲をアップする 装甲強化0味方戦車1台の装甲をアップする 一斉装甲強化4全ての味方戦車の装甲をアップする 応急修理<味方車輌1台のHPをある程度回復する 履帯強化味方車輌1台の擲弾砲の迎撃によるAP減少を無効化する 炎中突破 味方全体の炎上地帯から受けるダメージを無効化する 戦線復帰要請 瀕死状態の味方ユニットを復活させる 榴弾支援要請 0指定地点に榴弾砲撃を要請する 搭乗要請 クライマリアをヴルカンに乗せ、砲撃準備を開始する 一斉防御 4味方歩兵全体の防御力がアップする 直接指揮 0ミネルバが直接指揮状態になる 警戒進軍 味方歩兵全体の受ける迎撃ダメージが半減する 敵勢情報収集要請 敵全ての現在位置を発見することができる 全力攻撃・双 ニコラとキアラの対人攻撃力がアップする 全力回避・双<ニコラとキアラの回避能力がアップする 一斉攻撃 4味方全体の対人攻撃力がアップする 応急治療命令 4味方歩兵全体のHPを全回復する ファーストネーム ファミリーネーム ニックネーム ニックネーム(上級用) ニックネーム(認識前) ニックネーム(最上級用) クロード ウォレス レイリィ ミラー リナ シュレン カイ ラズ ※姓なし ミネルバ ウィクトル マイルズ アーベック ダン ベントレー ロナルド オールビー ザイガ サイモン ベイル スコット オールディス スタンレー バークレー ライアン フォード ヴァンティ フィオーレ ヴィオラ ブライス ヴィオラ エメ ミストラル エメ フルーレ ヴァロワ フルーレ フェリエ ブランシェール フェリエ リリィ アシュリー リリィ アラディン バラード アラディン ノリド サーリネン ノリド レオンハルト ストラウク レオンハルト ネージュ ルプルトン ネージュ メーベル ドレイク メーベル カルト ブラックウェル カルト ゴドウィン ゴドウィン ゴドウィン ジェスター ムーニー ジェスター トーマス ケビン オーディン ブライアン ハドック ブライアン ロゼッタ!ヴァレリアーノ ロゼッタ テレサ リーチ アズサ ツキカゲ アズサ クリステル ウォード クリステル ニコ エーメリー ニコ ミレニア ハドスン ミレニア ローラン マクラウド ローラン カイゲル ホーマン カイゲル ジミー フランク ジミー セルジオ マスキュラー セルジオ ガートルード オルブライト ガートルード ジェニー メルトリクス ジェニー ハンナ キャロル ハンナ ブリトニー スカーレット ブリトニー アンドレ デュノア アンドレ オラール アビントン オラール レベッカロングハースト レベッカ リタレイウォーター リタ エリーン%ブラックウェル エリーン ベン スミス%スチルショッツ ヤーシュ アラト ヤーシュ コナー ドハティ コナー イーファ イーファ イーファ ルフ ルフ ルフ 連邦突撃兵 なし 連邦突撃兵 連邦突撃猟兵 連邦突撃兵 連邦精鋭突撃猟兵(ジェネレート女(突撃兵)(ジェネレート女(突撃兵)(ジェネレート女(突撃兵) 連邦狙撃兵 なし 連邦狙撃兵 連邦狙撃猟兵 連邦狙撃兵 連邦精鋭狙撃猟兵 連邦狙撃兵 なし 連邦狙撃兵 連邦狙撃猟兵 連邦狙撃兵 連邦精鋭狙撃猟兵 連邦偵察兵 なし 連邦偵察兵 連邦偵察猟兵 連邦偵察兵 連邦精鋭偵察猟兵 連邦偵察兵 なし 連邦偵察兵 連邦偵察猟兵 連邦偵察兵 連邦精鋭偵察猟兵 連邦対戦車兵 なし 連邦対戦車兵(連邦対戦車猟兵 連邦対戦車兵 連邦精鋭対戦車猟兵 連邦対戦車兵 なし 連邦対戦車兵(連邦対戦車猟兵 連邦対戦車兵 連邦精鋭対戦車猟兵 連邦支援兵 なし 連邦支援兵 連邦支援猟兵 連邦支援兵 連邦精鋭支援猟兵 連邦支援兵 なし 連邦支援兵 連邦支援猟兵 連邦支援兵 連邦精鋭支援猟兵 連邦擲弾兵 なし 連邦擲弾兵 連邦擲弾猟兵 連邦擲弾兵 連邦精鋭擲弾猟兵 連邦擲弾兵 なし 連邦擲弾兵 連邦擲弾猟兵 連邦擲弾兵 連邦精鋭擲弾猟兵 ハインリヒ ベルガー ベルガー フェンリル フェンリル フェンリル ヴォルツ クラウス ヴォルツ カイ シュレン フォルセ クライマリア レヴィン クライマリア ニコラ グレフ キアラ ロジーノ キアラ 帝国突撃兵 なし 帝国突撃兵 帝国突撃猟兵 帝国突撃兵 帝国精鋭突撃猟兵 帝国狙撃兵 なし 帝国狙撃兵 帝国狙撃猟兵 帝国狙撃兵 帝国精鋭狙撃猟兵 帝国偵察兵 なし 帝国偵察兵 帝国偵察猟兵 帝国偵察兵 帝国精鋭偵察猟兵 帝国対戦車兵 なし 帝国対戦車兵-帝国対戦車猟兵 帝国対戦車兵 帝国精鋭対戦車猟兵 帝国支援兵 なし 帝国支援兵 帝国支援猟兵 帝国支援兵 帝国精鋭支援猟兵 帝国擲弾兵 なし 帝国擲弾兵 帝国擲弾猟兵 帝国擲弾兵 帝国精鋭擲弾猟兵F小隊突撃兵F小隊突撃兵F小隊突撃猟兵F小隊突撃兵 小隊精鋭突撃猟兵F小隊狙撃兵F小隊狙撃兵F小隊狙撃猟兵F小隊狙撃兵 小隊精鋭狙撃猟兵F小隊偵察兵F小隊偵察兵F小隊偵察猟兵F小隊偵察兵 小隊精鋭偵察猟兵F小隊対戦車兵F小隊対戦車兵F小隊対戦車猟兵F小隊対戦車兵F小隊精鋭対戦車猟兵F小隊支援兵F小隊支援兵F小隊支援猟兵F小隊支援兵 小隊精鋭支援猟兵F小隊擲弾兵F小隊擲弾兵F小隊擲弾猟兵F小隊擲弾兵 小隊精鋭擲弾猟兵 連邦突撃兵 なし 連邦突撃兵 連邦突撃猟兵 連邦突撃兵 連邦精鋭突撃猟兵 連邦狙撃兵 なし 連邦狙撃兵 連邦狙撃猟兵 連邦狙撃兵 連邦精鋭偵察猟兵 連邦対戦車兵 なし 連邦対戦車兵1連邦対戦車猟兵 連邦対戦車兵 連邦精鋭擲弾猟兵 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 敵エース枠 カレン スチュアート カレン ラグナロック ラグナロック ラグナ アンジェリカ ファーナビー アンジェ モーガン ローランド モーガン ブライアン ハドック ブライアン セルジオ マスキュラー セルジオ アンドレ デュノア アンドレ マリー ベネット マリー ルフ ルフ ルフ 連邦海兵 連邦海兵 連邦兵 連邦軍上官 連邦軍中隊長 島民 ジャンク屋>吊るされたパーツ屋店主 少女 少女の母親 ミカ ? ? ?(汎用非表示ネームプレート 無線の声 ラジオの声 女性1 女性2 クロード レイリィ 帝国兵 教官 レイリィの母?ヴォルツの副官 機関士 帝国軍将校?帝国兵リーダー レジスタンス?キャバリエ艦長 連邦軍中隊長 連邦軍上官 一同?帝国兵リーダー 帝国兵 島民?コスチューム名 夏季/冬季 自動変更 夏季軍服 冬季軍服 シップオーダー名称 説明テキスト レーダー0指定地点周辺の敵を発見します 艦砲射撃指定地点に対し、艦砲射撃による攻撃を行います 救護部隊味方歩兵全体を回復し、瀕死の歩兵の救助を行います 車輌応急修理E4撤退中の車輌を戦場に復帰させます 強化名 パーツ名称 索敵レーダー 標準索敵レーダーE改良レーダー1式 改良索敵レーダー1式E改良レーダー2式 改良索敵レーダー2式E改良レーダー3式 改良索敵レーダー3式E改良レーダー4式 改良索敵レーダー4式E改良レーダー5式 改良索敵レーダー5式F改良レーダー6式 改良索敵レーダー6式 増幅砲 試製増幅砲 強化増幅砲1式 増幅砲1式 強化増幅砲2式 増幅砲2式 強化増幅砲3式 増幅砲3式 強化増幅砲4式 増幅砲4式 強化増幅砲5式 増幅砲5式 強化増幅砲6式 増幅砲6式 緊急救護車輌 救護車輌G改良救護車輌1式 救護車輌1式G改良救護車輌2式 救護車輌2式G改良救護車輌3式 救護車輌3式G改良救護車輌4式 救護車輌4式G改良救護車輌5式 救護車輌5式G改良救護車輌6式 救護車輌6式 車輌修理設備 応急修理設備改良修理設備1式(改良修理設備1式改良修理設備2式改良修理設備2式改良修理設備3式改良修理設備3式改良修理設備4式改良修理設備4式改良修理設備5式改良修理設備5式改良修理設備6式改良修理設備6式 ブックモードIサブエピソード 隊員断章 追加断章 訓練開発 遊撃戦闘 セーブIクリア後の遊び 褒賞 鹵獲 作戦指令室 装備変更 リーダー任命 訓練場 クラスアップ 精鋭猟兵 研究開発所 歩兵装備開発 車輌装備開発 オプションパーツ 艦体装備開発 サロン 慰霊碑 自室 各種総覧 新聞閲覧 勲章閲覧チュートリアル 戦闘評価 楽曲集 グローリー号の装備 服装変更 アクセサリコマンドモード 移動と 攻撃 行動終了 照準と弱点とフェイズ終了 と連続行動 索敵ライン ラグナエイド ターン毎の回復と瀕死 衛生兵 拠点 増援 後方待機と強制退避 オーダー ポテンシャル 連携リーダーの撃破 高揚状態 直接指揮 ブレイブシップオーダー 行動不能状態 隊員配置とリーダー 戦車戦車の攻撃方法 装甲車 狙撃兵 対戦車兵 支援兵 擲弾兵 トーチカ 速射対戦車砲 戦車の弱点(兵科による迎撃範囲の違いMクライマリアの迎撃範囲 土嚢 土嚢と手榴弾M地形アクションM夜 地雷 可燃爆発物と炎上地帯 雪 吹雪 魔女の吹雪 濃霧 薄氷ホワイトアウト 蒸気噴出 匍匐 ブリーフィングダミー(これより作戦を説明する 我々の進軍を阻む211ミリ{榴弾砲}は、 クレスト要塞内部に据えられている お前たちE小隊の任務は、要塞内部に突入し 敵拠点を占拠、{榴弾砲}を奪取することだ ただし、要塞の入り口となる城壁には 敵の機関銃座が大量に配備されている うかつに近づけば全滅は避けられないだろう まずは要塞前部の広場を制圧し、 足場を固めることに専念しろ なお今回の戦闘、小隊長であるお前には 戦闘前に隊員たちの出撃位置を決めてもらう まず、出撃前に「隊員配置」コマンドを選び、 出撃の準備を整えるといい 出撃だ! なんとしても{榴弾砲}を奪取しろ!これよりレーヌ攻略作戦の説明を行う レーヌには多数の敵重戦車が確認されているが、 このうちの大半はダミーのハリボテだと思われる E小隊の任務はレーヌに潜入し、本物の敵戦車の 位置を後方の砲撃部隊に知らせることだ なお、現在レーヌには靄が立ち込めており、 視界が悪くなっている 戦車にある程度接近しなければ、 本物かどうかの判断は難しいだろう 敵重戦車は強力な兵器だ 今回は撃破は考えず、 本物を見つけても手は出すなよ それでは出撃だ。 確実に敵戦車を発見しろ 0これより{哨戒}任務を開始する E小隊の担当はこの森となる 南側の入り口から 北の広場となっている地点までを{哨戒}せよ 森は崖によって東西に分断されているため、 部隊を崖の上下に二分し、並行して進行してもらう また、今回の{哨戒}にはクロードが参加するが、 道が狭いため戦車は出撃できない ラズとともに歩兵として 崖下となっている西側を担当してもらおう お前たち二人の目標地点到達をもって、 {哨戒}任務を完了とする 逆にお前とラズ、どちらかが倒れれば 任務は継続不可能となる 気をつけることだ 加えて、今回は出撃地点に拠点がない 崖上側の メンバーの選定は任せるが、慎重に選ぶのだな なお、レイリィとカイは連絡要員として 待機してもらうため、哨戒には不参加となる それでは各隊、持ち場へ急げ<これより、クロード達の救出作戦を行う {哨戒}に参加した隊員たちは、森の北側にて 敵と交戦中だ 早急に救援に向かう必要がある しかし、{哨戒}に使ったルートは土砂崩れが発生し、 現在通行ができなくなってしまっている そこで救出に向かう隊員には、森の南西側から 森林地帯を迂回して北上してもらう 現場への到着には時間がかかるだろう それまでは クロード達だけで持ちこたえてもらう必要がある また、拠点を準備している暇はない。 戦闘開始後の増援は不可能だと思え 現場に到着し次第、速やかにクロード達と合流し、 敵を殲滅せよ 奴がこんなところで死ぬものか・・・ E小隊、出撃せよ!Rこれより、ジークヴァル・ラインへの 攻撃を開始する!RE小隊の任務はジークヴァル・ライン攻略の {橋頭堡}となる拠点の確保だ ジークヴァル・ラインの各所には トーチカが配置されており、防衛力が非常に高い 特に正面ルートには敵の戦力が集中しており、 ここを突破するのは困難だ 正面突破だけでなく、迂回して 敵の少ないルートを通ることも検討するといい それでも前進は困難を極めるだろうが、 地形や戦車の残骸をうまく盾にして進むんだ 厄介なことに、敵は後方から更なる増援を 送り込んできている 臨機応変な対応を心がけろ 4「勝利の壁」を破るぞ! 全軍出撃!Sこれよりジークヴァル・ラインに 第二次攻撃を仕掛ける!SE小隊は先に確保した拠点から出撃し、 崖を一気に駆け上がり、敵の背後をついてもらう 道中は、やはりトーチカによって 堅固な守りが敷かれている 戦車や装甲車を利用し、歩兵を守りながら進め とはいえ、やはり敵の射線にさらされながらの 進軍は危険極まる どこかに敵の裏をかけるような 進軍ルートがあるといいのだがな…… 何としてもここを突破するぞ! 攻撃開始だ! 状況を確認するわね カイとラズは 私たちから見て北東の位置にいるわ 誰でもいいから、 早く駆けつけて二人を救助して 私たちよりも先に敵が到達してしまったら 残念だけど助けるのは難しいわ……あと、敵の新手の戦車がこっちに迫ってる。 どうやらハーフェン号を狙ってるみたいね ……実は、私に秘策があるの クロードはなるべく敵の戦車を引き付けて、 私の迎撃射線上におびき出してちょうだい 何としても二人を助けるのよ! 行きましょうクロード!これより、E小隊とF小隊による演習戦を行う!……どうやら陣地の構築速度はこちらが 上回ったようだな 悪く思うなよクロード 演習戦の内容は拠点占拠だ。 先にすべての敵拠点を占拠した側の勝利とする なお、戦闘には模擬弾を使用するが、 もちろん当たればダメージがある 銃弾を受けて倒れたものは死亡したものとみなし、 救助は禁止 倒れた時点で撤退してもらう 演習戦だからといって一切の手は抜かん。 存分に向かってくるがいい 4さあ、始めるぞ! 勝負だクロード!U全員、落ち着いて聞け 現在我々は敵の奇襲を受けている 残念だが、 この前線基地を放棄せざるを得ない 味方はすでに撤退を始めているが、 このままでは背後を突かれることは必至だ 私は可能な限り残存部隊を取りまとめる E小隊は しんがりとして、味方の退路の確保を頼む まず、敵に奪われた基地内の拠点を すべて取り返し、敵を食い止めてくれ その上で、味方の撤退が完了するまで、 何とかすべての拠点を維持するんだ 敵の更なる増援もこちらに向かっているらしい もし、再度拠点を奪われれば、もはや 帝国軍の勢いを止めることはできないだろう 困難を極める作戦だ。 しかし……頼むぞクロード 我々はこんなところで終わるわけにはいかない! 生き残るぞ、クロード!V4クロード、まずは状況を確認しよう 私たちの目的は敵の追撃を振り切り、 この山中を突破することだ ここから北に広場になっている箇所がある。 前進してそこを確保、一度態勢を整えよう ただ、後方からは敵部隊がやってきている。 ぼやぼやしていれば追い付かれるぞ 拠点を準備している暇もないだろう。 戦闘開始後の増援は不可能と思ったほうがいい <また、部隊は撤退でかなり疲弊している もし隊員に{落伍者}が多数出てしまっては、 士気が低下し、行軍の続行は不可能になるだろう そうならないためにも、 こちらを狙う敵は確実に倒していこう 私のような狙撃手の力が 生かせる場所もあるはずだ 行こう みんなでここを突破するんだ 敵の補給基地を奇襲する前に、 状況を確認しておこう 0目標は敵の本拠点の占拠となる 基地内はレールや積まれた物資によって、 地形が入り組んでいる 地図をよく見て進むんだ また、夜の闇に紛れて潜入するため、視界が 悪くなる 敵との急な遭遇にも警戒が必要だ さらに、我々は夏軍服のままだ。 瀕死時の体温の低下には引き続き注意しろ 基地に張り巡らされたレールからの推測だが、 おそらく敵には装甲列車の配備もあるはずだ 装甲列車の火力は戦車並みだ。 なるべく不要な戦闘は避けるべきだろう 行こうクロード。 ガリアのために、私たちのできることをやろう これより、陸軍と海軍による合同演習を行います。 ウォレス大尉、これからよろしくお願いしますね 演習はこの村落で行います {大氷洋}上には多くの島があって、 人が暮らしているところもあるんです こちらの村落には、現在 人は住んでいないので安心して下さい 演習の目標は、この村落を守る海兵隊員達の 防衛を突破し、本拠点を占拠することとなります 大尉達の位置からは見えないでしょうが、 海兵隊員達は丘の上でE小隊を待ち構えています 位置さえわかれば 擲弾砲で容易に撃破できるでしょう それについてはセンチュリオンが支援を行います。 詳しくは演習開始後にお伝えしますね それでは始めましょう。 E小隊、出撃してください これより、民間人救助のため 帝国軍の撃退を行います まず、民間人を追撃する帝国軍の足を止めるため、 南側の丘の敵拠点を占拠してください <その後、敵を撃退しながらE小隊も後退 ハーフェン号が脱出地点である村落の入り口に 到達したら作戦完了です なお、敵は通常の帝国軍とは違うようです。 練度も高いことが予想されます 練度の高い狙撃兵は、こちらの行動中に 迎撃を行いますので十分に警戒してください また、周辺では強い吹雪が観測されています 吹雪の中では視界が非常に悪く、 進軍も困難になるでしょうが……Y逆に視界の悪さを利用して、敵の迎撃を 避けて移動できるかもしれませんね 先ほどの訓練を生かしてくださいね。 E小隊の働きに期待しています これより、 3番艦コメット救援作戦の説明を行います コメットの救援に向かうため、進路をふさいでいる 敵軍本拠点を占拠してください {大氷洋}上には大きなクレバスが多数存在しており、 大きく迂回して進軍していく必要があります 地形は入り組んでいますが、その分 敵に発見されにくい道もあるかもしれませんね また、屋根のように張り出している地形もあり、 こちらは擲弾の防御に利用できると思われます 敵には大型の見慣れない戦車も確認されています。 気を付けてください 敵はかなり高い練度であることが予想されます。 ウォレス大尉、気を付けてください 4これより、状況の説明を行います 現在センチュリオンは{大氷洋}のクレバス底に落下。 機関が停止し、身動きが取れない状態です そのため、戦闘中にセンチュリオンからの支援は 行うことはできません E小隊は上部甲板より出撃して敵の迎撃を行い、 機関復旧のための時間を稼いでください なお、敵兵は追加の増援がクレバスから パラシュートで降下してきています ですが、降下中の敵兵は無防備なため、 狙撃兵を使って攻撃すれば一撃で倒せるはずです 周辺には3か所の高台があり、この上からならば 降下中の敵兵を狙うことができます また、敵は兵士だけでなく爆弾を センチュリオンに向かって降下させています この状態で爆弾を受けてしまっては、ひとたまりも ありません 爆弾は必ず狙撃してください E小隊、出撃してください。 センチュリオンを頼みます!Zこれより、海上要塞突破作戦の説明を行います 目標は海上要塞に設置されている 要塞砲2門の破壊となります ウォレス大尉達には気球を使用して 上空から海上要塞に潜入してもらいます こちらの拠点がない状態で戦闘開始となります。 出撃させる隊員は慎重に選んでください 要塞砲の破壊を考えると、対戦車兵の隊員も 連れて行くといいでしょう また、海上要塞突破のスピードを維持するため、 作戦中もセンチュリオンは前進を続けます センチュリオンが射程内に到達する前に 要塞砲を破壊してください 要塞砲2門を破壊したのち、潜入部隊は 海上要塞からの脱出をお願いします 無事に要塞を突破できれば、センチュリオンから 回収部隊を出撃させます なお、ウィクトル中尉には回収部隊の指揮を 執ってもらうため、潜入には参加できません ウォレス大尉。 危険な作戦ですが、ご武運をお祈りします クロード、作戦を確認するぞ レジスタンスからの情報によると「D2倉庫」に 我々の目的の物資が納められているようだ ただ、残念だが倉庫の位置までは不明だ。 場所は我々で探す必要がある 当然だが、倉庫の周辺は帝国兵が警備している サーチライトの光に触れてしまうと、すべての敵に 発見され、さらに増援の兵士が呼ばれてしまう また、D2倉庫を発見するまでは うかつに輸送車を動かすことができない 輸送車が敵に発見されてしまえば、潜入がばれて 撤退するしかなくなってしまうだろう 輸送車に近づいてくる敵兵は確実に排除するんだ 潜入作戦だ。 お互い、敵の監視網には十分に注意しよう よし、マンネル将軍救出作戦の段取りを 確認するぞ マンネル将軍は北の市庁舎に捕らわれている。 ここを占拠し、将軍を救出する 広場の前には急造のバリケードが設置され、 メインストリートからの進行を封鎖している バリケードを破壊して正面から進むのか、 中央を避けて裏から接近するのかは任せる 敵を指揮しているのはバーク少佐という男らしい レジスタンスによると卑劣かつ狡猾な男のようだ。 何か罠を仕掛けているかもしれんな なお、現在センチュリオンとは別行動のため 戦闘中の支援を受けることができない 注意しろ 行くぞクロード、出撃命令をだせ!これより一番艦キャバリエ救出、および ヴァルキュリア撃破作戦の説明を行います 現在、キャバリエは帝国軍によって 包囲されています 我々は包囲を崩すため、前方の遺跡群に展開する 敵を撃破、拠点を奪取します 遺跡群は階層構造になっており、 高所に上がることができます 高所を確保することができれば、 敵への攻撃がぐっとしやすくなるでしょう また、キャバリエの周辺には敵ヴァルキュリアが 存在すると思われます ヴァルキュリアの攻撃は強力ですが、その攻撃は 必ず放物線軌道となるようです 屋根のある場所を確保することができれば 有利に戦うことができると思われます 各員の健闘を祈ります。 これより、敵部隊迎撃に関しての説明を行います ウォレス大尉達にはセンチュリオンより緊急発進。 {大氷洋}上にて敵を迎撃してもらいます 作戦目標は敵指揮官戦車の撃破です ^なお、{大氷洋}は先のキャバリエの爆発により、 各所が溶解あるいは崩壊した状態となっています ^今は足場が残っている部分でも、衝撃によって 崩壊する危険があります ^さらに、今までの傾向からするとヴァルキュリアが 一緒にいる可能性が非常に高いでしょう ^何か今までとは違う作戦で 仕掛けてくるかもしれません お気をつけて ^厳しい戦いですが、ウォレス大尉を信じています。 ^ウォレス大尉、 こちらから見えている状況をお伝えします ^現在、敵ヴァルキュリアは戦闘区域中心に位置し、 E小隊に向かってきています ^帝都突入に際して後顧の憂いを断つため、 ここでヴァルキュリアを撃破してください ^周囲には赤い吹雪が観測されています。 いつもの蒼い吹雪とは性質が異なるようです ^また、周囲には敵の残存部隊が集結しています。 まだこちらと戦うつもりのようですね ^なお、先ほどの戦闘によって、 崩壊しかけていた足場はすべて破壊されました ^行動区域が制限されますので注意してください _ウォレス大尉、落ち着いて。 あなたならきっと大丈夫 やれるわ _4これより、作戦の説明を行います _現在センチュリオンは敵の罠にかかり、 身動きが取れない状態です _そこで、極少数の歩兵が敵地に潜入。 電磁ワイヤーの電源装置を制圧します _制圧部隊はラズ軍曹および、サポートとして 1名の隊員を随伴させます _ウォレス大尉によれば、ホワイトアウトという 猛吹雪が間もなく発生、視界が悪化します _制圧部隊はこれを利用して、 敵地奥の電源装置付近へと向かってください _また、制圧部隊以外の隊員も 陽動として出撃を行います ……なお、作戦が成功しても、制圧部隊の 回収を行う時間はありません 帰艦は不可能です _そのため、E小隊の中心人物およびリーダーに 任命されている隊員の随伴出撃は許可できません _ウォレス大尉…… 以上を踏まえて随伴1名の選出をお願いします <作戦開始時刻です 出撃をお願いします これよりキグナス作戦最終段階、 帝都破壊作戦を開始します 現在、センチュリオンは帝都への突入に成功。 A2爆弾の起動準備に入っています E小隊は退路確保のため、起動準備が完了する前に 全ての敵拠点を制圧してください なお、敵の防衛隊の展開が予想よりも早く、 こちらよりも先に敵が行動を開始しています 出撃直後に敵の攻撃にさらされることになるので、 配置位置には注意してください 厳しい戦いになりますが、 E小隊の奮闘を期待します これが最後の戦いです。 クロード、フォルセを追うわよ!アンジェがいる「開かずの間」は機関室の中央よ ただ、機関室の中はもう敵だらけね。 この状況じゃ、正面から向かうのは無謀だわ 側面から登れる階段があるの。 目標地点はそこにしましょう 一見通路がつながっていないように見えるけど、 ダクトを通れば移動できるはずよ それからクロード、今あなたが倒れたら キグナス作戦は完遂できない 気を付けて 行きましょう、フォルセを止めに!これより、 センチュリオン奪還作戦の説明を行います 現在センチュリオンは、敵の巨大潜水艦から 発射されたアンカーによって拘束されています E小隊は潜水艦を追撃し、このアンカーの基部を すべて破壊してください なお、運河の先は氷が砕けてしまっており、 そこまで潜水艦が到達してしまうと追撃は不可能です 時間はあまりありません 装甲車や、リーダーの 直接指揮を最大限に利用するべきでしょう ウォレス大尉、センチュリオンをお願いします!ウォレス大尉、これが最後の作戦説明です センチュリオンは現在 敵によって起爆状態にされています まずは起爆状態の解除のため、ミラー少尉は センチュリオンに向かってください 万が一、ミラー少尉が倒れるようなことがあれば、 その時点で爆発は避けられないでしょう さらに、センチュリオンの状態を見る限り、 時間の猶予はほぼないと思われます ミラー少尉がセンチュリオンに到達後、E小隊は 敵巨大潜航戦車の撃破へと移行してください 潜航戦車は非常に厚い装甲を持っており、恐らく ラジエータ以外への攻撃では撃破は無理でしょう ですが、ラジエータは装甲内に収納されており、 通常は外から狙うことができないようです 潜航戦車の上部甲板には歩兵が入れるスペースが あります これを利用できるかもしれませんね 支援兵を利用すれば、潜航戦車の側面、背面に ハシゴの設置を行うことができます また、本体の撃破にはつながりませんが、 潜航戦車の各所にある副砲は破壊が可能です 副砲を破壊しながら ラジエータを狙えるチャンスを待ちましょう すべてを終わらせて、胸を張って帰還しましょう。 E小隊、お願いします 先輩、模擬戦の内容が通達されました 模擬戦では教官の指示した拠点を 制限時間内に次々と占拠していく必要があります さらに、撤退者の数を一定数以内に抑えるという 条件が追加されました 部隊全体でレンジャー課程に挑む資格があるか、 色々な面で判断をしたいんでしょうね あと、ラズさんは まだ先輩のことを認めていないようです たぶん先輩の指示は聞かず、 勝手に行動するつもりなんじゃないでしょうか <お二人の問題に僕は口は挟めませんが……きっと、何かきっかけさえあれば、 先輩とちゃんと向き合ってくれると思います 先輩ならきっとやれるって信じてます。 頑張ってください!お、おいクロード……確認するが、 ほんとにこんな作戦でうまくいくのか?俺とクロードは教官どもに見つからないように、 こっそりと訓練に参加する 俺達がターゲットを撃ち、タイミングを合わせて リナが銃を発射、あいつが撃破したように見せる ターゲットはE小隊の対戦車兵達だ。 もちろんそいつらとは口裏を合わせてあるが……もしも教官どもに俺達が見つかったらアウトだ。 待機するときは必ず草むらに隠れてないとな ちなみに言っておくが、リナ本人の狙撃には 期待するなよ まず当たらないからな ……これ、ほんとに大丈夫なのか?だぁーッ! もうこうなったらやるしかねぇ! 行くぞクロード(これより作戦を説明する 目標はミルト郊外に進行してきた敵の撃破だ 敵部隊が広範囲に展開しているため、 こちらも部隊を複数に分けて応戦する 突出して味方から孤立しないように気をつけろ よし、作戦開始だ! E小隊、出撃しろ!(これより作戦を説明する 連邦の勢力圏に、帝国軍の侵攻が確認された。 E小隊の任務はこれの撃退だ ただ、敵は巧妙に部隊を隠しながら 移動しており、規模はわかっていない 敵の待ち伏せなどに注意しろ。 偵察兵達に先行させるのがいいだろう E小隊、出撃しろ!(これより作戦を説明します E小隊には山中を移動中の帝国軍を 強襲してもらいます なお、帝国軍が向かっている先には村落が存在し、 どうやら民間人が取り残されているようです そちらには別の海兵隊を向かわせましたので、 E小隊は敵の撃破に専念してください それでは作戦を開始します。 E小隊、出撃して下さい これより更生プログラムによる模擬戦を行う サイモン、ヴィオラ、エメの3人には クロードが用意した模擬部隊と戦闘してもらう 3人だけで敵部隊を全て撃破できれば、 プログラム終了だ よし、それでは更生プログラムを開始する {大氷洋}上の島内に潜む帝国軍を撃破します なお戦場は道幅が細く、入り組んだ地形 となっているため、戦車は出撃できません それでは作戦を開始します。 これより作戦を説明する 連邦の要塞に対し、帝国軍が侵攻を開始した。 E小隊にはこちらの撃退に向かってもらう なお偵察隊の報告によると、敵部隊の規模は 小さいとのことだが、油断はするなよ よし、作戦開始だ! 帝国と交戦中だった先陣部隊が 背後から奇襲を受け、隊が分断されてしまった 一部の兵は完全に孤立してしまっており、 早急な救援を行う必要があるだろう 突撃兵を先行させ、敵の包囲に穴をあけるんだ よし、作戦開始だ! E小隊、出撃しろ!j0クロード隊長、聞いてください!jワタシとブリトニーさんは 飛び出していったミレニアさんを追いかけます 帝国軍は確認されていない地帯ですが、 もしもの時は救援要請を出そうと思います <さあ、ミレニアさんを追いかけましょう!(これより作戦を説明します 偵察隊より、{大氷洋}上の複数の村落に 敵兵が潜伏中との報告がありました E小隊は部隊を分散して各村落へ向かい、 敵兵を殲滅してください 進行する敵戦車隊に対し、攻撃を行う 先鋒となるE小隊には増援の戦車を送る。 うまく利用しろ 敵は大規模な戦車部隊だ こちらの戦車にも 被害が出ることが予想される <支援兵を活用し、車両の修理を怠るなよ 遭遇した帝国軍を撃破してください 敵軍は谷の反対側にも展開しており、 このまま進めば側面から攻撃を受けてしまいます そこでライアン、カイゲルの両名は別動隊として そちらに回り込み、敵を撃破してください これより演習内容について説明する 演習内容は敵軍により占拠された街の奪還だ 敵軍は戦車を有する機甲部隊の想定となっている。 こちらも戦車と歩兵の連携を意識して攻略しろ <それでは演習を開始する。 気を抜くなよ!(これより作戦を説明します 帝国軍によって制圧された村落の奪還を行います。 全ての敵拠点を占拠してください 敵は南の丘の上からこちらを狙っています。 擲弾兵による攻撃をうまく利用してください それでは作戦を開始します。 クロード、よく聞け どうやら、E小隊の隊員が 哨戒中に帝国軍と遭遇したようだ 詳細な位置は不明だ 無線機が故障したのか、 連絡も取ることができない これではこちらから救援を送ることも難しい。 何とか自力で帰還してくれるといいのだが……o隊員を信じるのも隊長の役目だ。 焦るなよ、クロード さて、ジェスター君はこちらへ逃げたようだが…… 勢いあまって 基地の外にまで出てきてしまったね ここは確かD小隊が{哨戒}しているはずだが、 姿は見えず…………ふふふ、 これは何かいいネタの予感がするぞ!<さあ! 最高のネタを目指していざ行かん!(これより作戦を説明します <現在、機関室に帝国軍が侵入しています 敵の目的は動力炉と思われます。 敵が目的地にたどり着く前に殲滅してください なお、敵は歩兵のみとなります セルジオは 迫撃槍を装備して出撃することを推奨します それでは作戦を開始します。 ブライアン、セルジオ、アンドレ、頼みます!(聞け! F小隊の精鋭達よ!q模擬戦では敵本拠点を占拠した側の勝利となる。 戦力はお互いに歩兵のみだ 我らはこの日のために厳しい訓練を行ってきた。 皆、私に続け! 敵の本拠点を一気に落とすぞ!rクロードに後れを取るわけにはいかん……! F小隊、出撃だ!rポテンシャル名 ポテンシャル説明 風のお告げr風の流れを読むことで射撃能力がアップする 熱血まじめr近くに仲間がいると対戦車攻撃力がダウンする 苦手意識rレイリィに近くにいられるだけで対人攻撃力がダウンする 勇気と覚悟rレイリィが近くにいると対人攻撃力と防御力がアップする オーロラの誓いsレイリィとの誓いがすべての能力をアップさせる 折れない意思s折れない意思は敵の弾を物ともせず迎撃ダメージが 減少する 背負った思いAが増加し、敵の迎撃ダメージが減少する 発明好きs0一定の確率で弾が一発増加する ある意味成功s射撃能力がダウンする 炎の記憶s擲弾砲が近くに着弾すると、記憶がフラッシュバックし 対人攻撃力がダウンする 過去の清算sクロードが近くにいると対人攻撃力がアップする オーロラの誓いsクロードとの誓いがすべての能力をアップさせる 守りたいもの 拠点にいると射撃能力と防御力がアップする 幼き遺志(一定の確率で攻撃が終わった後でも 更に行動できることがある 闘争心敵を発見すると射撃能力がアップする 無謀な突出近くに仲間がいないと回避能力がダウンする 狂犬気の合わない仲間が近くにいると防御力がダウンする 秘めた思いカイが近くにいると対戦車攻撃力と防御力がアップする 不死身が半分以下になると、対人攻撃力、防御力、回避能力が アップする 決意の英雄4決意が全ての能力をアップさせる 一弾一殺u4射撃能力と対人攻撃力がアップする 空腹Aが半分以下になると、空腹でが減少する 無謀者への援護uラズが近くにいると対人攻撃力がアップする 無謀者の記憶u複数の敵を発見するとラズを思い出し 対人攻撃力がアップする 背徳の思いu近くに仲間がいないと防御力がダウンする 独り立ちu近くに仲間がいないと防御力と回避能力がアップする 小隊の意地<一定の確率で、攻撃終了時にが回復する 対抗意識uクロードに近くにいられるだけで気が散って 軍人の矜持 4敵を発見すると防御力がアップする 指揮官の誇り(仲間を指揮する際に対人攻撃力と対戦車攻撃力、 防御力がアップする 高潔なる指揮官仲間を指揮する際に全ての能力がアップする 不器用射撃能力がダウンする 解剖好き瀕死者に触れると対人攻撃力がアップする 無機物嫌い戦車には興味がなく、近くにあると回避能力がダウンする 悪趣味な名医0仲間を回復するとAが増加する 忍びの心得不意打ちに成功すると対人攻撃力がアップする 夜目 4夜目が利き射撃能力がアップする フェロモン酔い(近くに男性がいるとフェロモンに酔って防御力が ダウンする 隠し事多くの敵に見つけられると回避能力がダウンする 自由への一歩4射撃能力と回避能力がアップする 人見知り親しくない仲間が近くにいると防御力がダウンする 自然好き自然を感じる場所にいると心が弾んで防御力がアップする 親友ローランが近くにいると励まされ対人攻撃力がアップする エリーン苦手エリーンが近くにいるだけで気が散って 射撃能力がダウンする 妹想い エリーンが近くにいると励まされ 対人攻撃力、射撃能力、防御力がアップする クロード嫌い(クロードに近くにいられるだけで気が散って 偵察能力,敵を発見するとAが増加する ミネルバ好きミネルバが近くにいると、いい所を見せようと奮起して 射撃能力がアップする 固い絆ミネルバが近くにいると、いい所を見せようと奮起して 射撃能力、回避能力、防御力がアップする 戦場泥棒瀕死の敵に近づくと弾薬を盗み取ることがある 皮肉屋<敵に迎撃されると射撃能力がダウンする 一匹狼近くに仲間がいると気が散ってしまい回避能力がダウンする 鑑定眼 敵の弱点を見抜き対人攻撃力と射撃能力がアップする ギャンブラー(ギャンブル気質が災いし射撃能力がダウンする 女好き近くに女性がいると、いい所を見せようと奮起して 借金地獄何度も行動すると借金を思い出し防御力がダウンする 改心の兆し?何度も行動すると対人攻撃力と回避能力がアップする 鷹の目の眼光射撃能力がアップする 不休の脳細胞Aがなくなったときに防御力がアップする パニック敵に迎撃されるとあわててしまい回避能力がダウンする 臆病 敵を発見すると怖気づいて射撃能力がダウンする 戦の神(周囲に多くの敵兵がいると対人攻撃力、防御力、射撃能力が ドジっ子うっかり弾を装填し忘れてしまうことがある 早起き一番最初に行動すると射撃能力がアップする 妄信<敵に迎撃されると回避能力がダウンする 天使の微笑み近くに仲間がいると防御力が大幅にアップする 冷静<敵に迎撃されると射撃能力がアップする 神経質Aが半分以下になると、回避能力がダウンする 歴戦の航海士<射撃能力と回避能力が大幅にアップする 医療の心得{4ラグナエイドの効果がアップする おっとりAが半分以下になると、回避能力がダウンする 一途<何度も行動すると射撃能力がアップする 夫の面影{近くに男性がいると、夫のことを思い出してAが減少する 夫の遺志<一定の確率で、攻撃終了時にが回復する 潔癖症{潜伏中に汚れが気になって集中できず射撃能力がダウンする 理想のための武力{理想を実現するための意思が対人攻撃力をアップさせる 神父,敵を撃破するとAが減少する 友の願い(ダルクス人が近くにいると、友のことを思い出し 防御力が大幅にアップする 千鳥足敵からの反撃を受けると回避能力がダウンする 低血圧一番最初に行動すると射撃能力がダウンする フラッシュバック近くに仲間がいないと、過去を思い出して防御力が 酔っ払いAが半分以下になると酔いが回って 行動ができなくなることがある 元精鋭昔の感覚を取り戻し全ての能力がアップする 狂戦士が半分以下になると、闘争本能に火がついてAが増加する 強気}周囲に多くの敵兵がいると防御力がアップする ダルクス嫌い}ダルクス人が近くにいるだけで不愉快になり防御力が 命令嫌い}リーダーが近くにいるだけで不愉快になり 対人攻撃力と射撃能力がダウンする 突撃精神}同じ突撃兵が近くにいると闘争本能に火がついて 対人攻撃力と射撃能力がアップする 守銭奴}弾の消費をケチってしまうことがある 騙し討ち}不意打ちに成功すると対人攻撃力がアップする 頼りの仲間?}気の合う仲間が近くにいると回避能力が大幅にアップする ダルクスの絆}同族が近くにいるだけで力があふれ防御力がアップする お調子者~調子に乗りすぎてしまい回避能力がダウンする 弟分~ラズが近くにいると、いい所を見せようと奮起して 対人攻撃力と回避能力がアップする ラズ頼り~ラズの姿が見えないと、弱気になり対人攻撃力と回避能力が ~ささやかな成長~近くに味方がいないと防御力がアップする 弱い者いじめ~弱った敵に対して強気になり対人攻撃力がアップする 萎縮~が半分以下になると弱気になり回避能力がダウンする 女性苦手~近くに女性がいると緊張してしまい射撃能力がダウンする ヒャッハー!~4一定の確率で射撃能力がアップする みんなでヒャッハー! 味方と協力して攻撃するとき対人攻撃力と射撃能力が 拠点死守(拠点を守ろうとする固い意志が回避能力をアップさせる 銃の整備定期的な銃の整備のおかげで射撃能力がアップする 愚直敵を倒し損ねると、その場にとどまろうとし 移動できなくなる 思考停止近くに味方がいないとどうしてよいかわからず防御力が 仲間への想い近くに味方がいると、対人攻撃力と対戦車攻撃力が おしゃべり気の合う仲間がいるとおしゃべりに夢中になってしまい ポジティブ周囲に多くの敵兵がいても陽気さを失わず マシンガントーク<何度も行動すると射撃能力がアップする ムードメーカー(近くに味方がいると、防御力、射撃能力、回避能力が 近接戦闘<接近戦を行うと対人攻撃力がアップする 正々堂々不意打ちは卑怯な行為に思えて、 攻撃ができなくなる 勇猛果敢周囲に多くの敵兵がいると闘争本能に火がついて 銃嫌い銃のことが好きになれず射撃能力が大幅にダウンする 剣心銃撃,射撃能力が大幅にアップする 鉄仮面鉄仮面のおかげで反撃で致命傷を受けなくなる 視界不良 鉄仮面のせいで視界が悪く射撃能力がダウンする 忍耐力(敵からの迎撃を受けると防御力がアップする 視線嫌い多くの敵に見つけられると視線が気になり防御力が 仮面の奥の天使気の合う仲間といると対人攻撃力、防御力がアップする 糖分不足Aが半分以下になると、集中力が切れて射撃能力が 戦場育ち回避能力がアップする 孤高ȁ近くに味方がいないと落ち着いて防御力がアップする 伝説の傭兵一定の確率で、攻撃終了時に弾薬とAが回復する 不幸体質 敵の迎撃で状態異常を受けると、 対人攻撃力、対戦車攻撃力、射撃能力がアップする 火薬不良(そういう星の下に生まれたのか手榴弾の攻撃力がダウンする 不幸のおすそ分けが半分以下になると、対人攻撃力がアップする 疫病神近くに味方がいると射撃がダウンする 不幸仲間気の合う仲間が近くにいると 女嫌い近くに女性がいると生理的な嫌悪感でガマンできずに 回避能力がダウンする 鍛錬<一定の確率で、攻撃終了時にが回復する 親友カルトが近くにいると対戦車攻撃力がアップする 帝国嫌い 帝国への憎しみで力が入りすぎて射撃能力がダウンする 正義の探求(4射撃能力と回避能力がアップする 無作法伏せたりやしゃがんだりするのが無作法で我慢できず 防御力がダウンする ティータイム<一定の確率で、攻撃終了時にが回復する 勝ち気勝ち気な性格は敵の弾を物ともせず迎撃ダメージが減少する 貴族の誇り近くに仲間がいると、対戦車攻撃力と防御力がアップする ベテランの技ȃ一定の確率で、敵の弱点への攻撃の効果が増加する ؃たたき上げ軍人が半分以下になると、対戦車攻撃力がアップする 息子の影 瀕死の味方に近づくと息子のことを思い出してAが減少する 説教オヤジ(近くに味方がいると説教に気を取られて回避能力が 部隊の父近くに味方がいると防御力が大幅にアップする 屈強屈強な肉体は敵の攻撃をものともせず防御力がアップする 大雑把一定の確率で、攻撃終了後に弾が減少する 夫への想い近くに味方がいると射撃能力がダウンする 剛腕Ȅ剛腕による攻撃は戦車に致命的な一撃を与える 決死の足止め近くに敵がいると対人攻撃力がアップする 家族の写真 家族のことを思うと回避能力がアップする やってない(弱点を外してしまうと倒せる敵を倒しきれないことがある 危険な物音4敵を発見すると防御力がダウンする 極小の生存率,HPが0になっても復活する 子供好き4拠点にいると防御力がアップする 恐怖の応急処置傷ついた味方が近くにいると気が散って 歴戦の軍医ȅ一定の確率で、味方を回復するとAが回復し再行動できる 気合4気合が入ると防御力がアップする 大声 大声を出してしまい潜伏中に敵から発見されやすくなる 料理人(拠点にいると対人攻撃力がアップする 熱血指導気の合う仲間が近くにいると対戦車攻撃力と防御力が 母は強し敵の迎撃を受けると射撃能力と回避能力がアップする 魔法のメイク,一定の確率で、が回復する 男嫌い近くに男性がいると生理的な嫌悪感でガマンできずに 姉御Ȇ近くに女性がいると対戦車攻撃力と射撃能力がアップする 輝く頭頭が目立ってしまい回避能力がダウンする フェミニスト 近くに女性がいると、いい所を見せようと奮起して 自意識過剰(敵の迎撃を受けると回避能力がダウンする 不断の努力一定の確率で、攻撃終了時にと弾薬が回復する 自然児石畳の上にいると故郷とは違う慣れない雰囲気が心を乱して 猟の心得潜伏中は射撃能力と回避能力がアップする 動物偏愛者Aが半減すると射撃能力がダウンする 自由人,射撃能力と射程がアップする あがり症多くの敵に見つけられると怖気づいて一歩も進めなくなる。 フルーレへの憧れ フルーレが近くにいるといい所を見せようと奮起して 回避能力がアップする。 勇気のおまじない(しゃがんでいると気持ちが落ち着いて防御力がアップする 気弱消極的な気持ちになり射撃能力がダウンする 変化の兆し自分を変えようとする気持ちが対人攻撃力をアップさせる 正論議論に気を取られて回避能力がダウンする 静かな激情敵の迎撃を受けると防御力と射撃能力がアップする 可愛いもの好きȈ拠点にいると射撃能力、対人攻撃力、対戦車攻撃力が キングの力射撃能力がアップする キングの誇り 近くに味方がいると対人攻撃力がダウンする キングの意地<が半分以下になると防御力がダウンする 恩人への想い周囲に多くの敵兵がいると 対人攻撃力、対戦車攻撃力、防御力、回避能力がアップする 熟練の整備一定の確率で、修理した戦車のを全回復させる 二日酔い二日酔いのせいで千鳥足になりAが減少する 頑固近くに味方がいると射撃能力がダウンする 歴戦の機関士ȉ戦車を修理するとAが回復し再行動ができる 温存指向軽傷の味方にはラグナエイドを使わずに温存してしまう 後悔 瀕死の味方を救助すると、過去を思い出して 行動できなくなる 救出の決意(瀕死の味方が近くにいるとAが増加し、 防御力とラグナエイドの効果がアップする 戦車マニア<戦車が近くにいると防御力がアップする ダン好きダンが近くにいるといい所を見せようと奮起して 対人攻撃力と対戦車攻撃力がアップする 修理欲求味方の戦車が破壊されていると、 射撃能力と回避能力がダウンする 身勝手な愛0戦車を修理するとAが減少する。 愛する戦車のためにȊ戦車を修理したときの修理の効果がアップし再行動ができる 無自覚な誘惑潜伏したりしゃがんだ時に回避能力がアップする 車輌好き 味方の戦車が近くにいると防御力がアップする 結婚願望(近くに男性がいると気が散ってしまい 理想の男性を求めて男性と協力して攻撃するとき 気配り一定の確率で、味方に弾薬補給すると自分のが回復する しっかり者射撃能力がアップする 注意散漫カルトの姿が見えないと気が散って防御力がダウンする 心配な兄ȋカルトと一緒に出撃していると、気になって回避能力が 自慢のお兄ちゃんカルトと一緒に出撃していると、回避能力が大幅に 恋愛トラブル 近くに男性がいると気が散ってしまい 対人攻撃力と対戦車攻撃力がダウンする 純粋な優しさ(瀕死の味方を救助すると対人攻撃力と射撃能力がアップする 彼との約束が半減すると攻撃力、対戦車攻撃力、防御力がアップする 突撃取材が半減すると射撃能力と防御力がアップする 売れない作家Aが半減すると防御力がダウンする 屁理屈(対戦車攻撃力がダウンする。 全力ルポルタージュȌ一定の確率で、敵を撃破すると再行動ができる 測的手敵を発見すると射撃能力がアップする 口下手(対人攻撃力がダウンする 伝わる気持ち(拠点にいると対人攻撃力と射撃能力がアップする 鉄の身体鉄の身体は敵の攻撃をものともせず防御力がアップする 不眠不休0何度も行動するとAが全回復する 寒さ嫌い雪の冷たさで身体が硬くなり射撃能力がダウンする。 死に場所を求めて<が半分以下になると防御力がダウンする わずかな感情ȍが半分以下になると対戦車攻撃力と防御力がアップする 弾道計算4正確な計算で射撃能力がアップする 教師 拠点にいると教室を思い出して防御力がアップする 計算外の想い(イーファが近くにいると気持ちが落ち着かなくなり 不思議な絆気の合う仲間が近くにいると 対人攻撃力、対戦車攻撃力、防御力がアップする ミネルバへの忠誠ミネルバが近くにいると、盾となる覚悟を決め ライバル心近くにE小隊員がいるとライバル心で気がはやり 新たなプライド近くに味方がいると対人攻撃力、対戦車攻撃力がアップする 戦車愛Ȏ味方の戦車が近くにいると射撃能力がアップする 引きこもり拠点にいると外への関心が薄くなり防御力がダウンする 伝説の操縦士 類まれな操縦技術によりAが増加する。 人を生かすための車(味方をキャリーしていると防御力が大幅にアップする リーダーシップ近くに仲間がいると使命感に燃え防御力がアップする 射撃の名手射撃能力がアップする 理想家<対人攻撃力、対戦車攻撃力がダウンする 回避率アップ(一定の確率で回避能力が小アップする 隠密行動しゃがみ、潜伏すると防御力がアップする 索敵敵ユニットを発見していると射撃能力がアップする 不可避射撃一定の確率で回避できない攻撃をする 夜間技能0夜でも昼と変わらぬ視界を持つ 暗殺技能ȓ不意打ちが成功すると対人攻撃力と回避能力がアップする 威力偵察敵を5体以上見つけていると回避と対人攻撃力がアップする 救急アップ ラグナエイドの回復量が一定の確率でアップする 単独潜入(近くに味方がいないと防御力がアップする 回避率中アップ一定の確率で回避能力が中アップする 迎撃耐性,敵の迎撃ダメージが減少する 見極め一定の確率で敵からの反撃でも致命傷を負わなくなる 地雷不発0地雷が一定の確率で不発になる 回避率大アップȔ一定の確率で回避能力が大アップする 一点集中一定の確率で着弾点を一点に集中させることができる 連続移動,一定の確率で2回移動できる 全回復(攻撃終了時に一定の確率でHPが全回復する 対人攻撃アップ<一定の確率で対人攻撃力が小アップする 遮蔽射撃<しゃがんでいると射撃能力がアップする 近接戦闘技術<近くに敵がいると回避能力がアップする 救急アップラグナエイドの回復量が一定の確率でアップする 突貫精神ȕHPが%以下になると射撃と回避の能力がアップする 潜伏発見偵察兵と同じ距離で潜伏している敵を発見できる 決死の覚悟 敵の迎撃範囲に入ると対人攻撃力と防御力がアップする 不可避射撃(一定の確率で回避できない攻撃をする 接敵射撃近くの敵を攻撃すると対人攻撃力がアップする 対人攻撃中アップ<一定の確率で対人攻撃力が中アップする 中距離戦闘技術近くに敵歩兵がいないと攻撃に関する能力がアップする 無力化攻撃一定の確率で、攻撃をしても反撃されない 地雷不発Ȗ0地雷が一定の確率で不発になる 対人攻撃大アップ<一定の確率で対人攻撃力が大アップする 連続攻撃,一定の確率で2回攻撃できる 対爆体勢擲弾砲の迎撃を受けても移動速度が低下しなくなる 対甲攻撃アップ一定の確率で対戦車攻撃力が小アップする 戦車の敵戦車の近くだと射撃能力がアップする 事前警戒<敵を発見していると防御力がアップする 身構える敵の迎撃範囲に入ると回避能力と防御力がアップする 更なる一発 一定の確率で攻撃が終わると弾を1発こめなおす 砲身固定<しゃがんでいると射撃能力がアップする 対甲攻撃中アップ一定の確率で対戦車攻撃力が中アップする 毒物耐性0状態異常の効果を受けなくなる 戦車の天敵近くに戦車が2輌以上あると攻撃に関する能力がアップする。 対甲攻撃大アップ一定の確率で対戦車攻撃力が大アップする 戦車破壊Ș攻撃の際に一定の確率で戦車に致命的な一撃を与える 弾薬補充攻撃が終わると一定の確率で全弾回復する 防御力アップ 行動する際に一定の確率で防御力が小アップする 投擲距離アップ一定の確率で手榴弾の射程距離がアップする 爆薬類取扱技能一定の確率で手榴弾のダメージがアップする 反撃耐性一定の確率で敵の反撃のダメージが減少する 警戒姿勢șしゃがむか潜伏していると回避能力がアップする ؙ防御力中アップ行動する際に一定の確率で防御力が中アップする 修理大アップ 一定の確率で修理の回復量が大幅にアップする 救急大アップ(一定の確率で蘇生ラグナエイドの回復量がアップする 防御力大アップ行動する際に一定の確率で防御力が大アップする 連続行動<一定の確率で2回行動することができる 射撃アップ一定の確率で射撃能力が小アップする 高所確保Țハシゴで上った場所にいると通常よりも 確実回避(反撃される際に回避を行う 銃身固定 しゃがむか潜伏していると対人攻撃力がアップする 後方狙撃支援(近くに誰もいない場合は攻撃に関する能力がアップする 更なる一発一定の確率で攻撃が終わると弾を1発こめなおす 隠密狙撃不意打ちが成功すると対人攻撃力がアップする 射撃中アップ一定の確率で射撃能力が中アップする 貫通射撃一定の確率で防御力を無視できる攻撃をする 急所攻撃ț一定の確率で敵への命中弾全てが致命傷となる 鷹の目一定の確率でズームイン能力がアップする 射撃大アップ 一定の確率で射撃能力が大アップする 弾薬補充(攻撃が終わると一定の確率で全弾回復する 砲術アップ一定の確率で対人攻撃力、対戦車攻撃力が小アップする 観測敵ユニットを複数発見していると射撃能力がアップする 防弾姿勢敵の迎撃範囲に入ると防御力がアップする 支援砲撃近くに味方がいると防御力と射撃能力がアップする 救急アップȜラグナエイドの回復量が一定の確率でアップする 夜間技能0夜でも昼と変わらぬ視界を持つ 砲術中アップ 一定の確率で対人攻撃力、対戦車攻撃力が中アップする 砲撃地点確保(近くに敵歩兵がいないと射撃能力と射程がアップする 砲術大アップ一定の確率で対人攻撃力、対戦車攻撃力が大アップする 弾道補正一定の確率で着弾点を一点に集中させることができる 爆風威力アップ一定の確率で爆風のダメージを増加させる 射撃アップ 対甲ダウン 対人ダウン 対人・防御アップ 全能力アップ 迎撃ダメージ半減(AP増加、迎撃ダメージ半減 弾薬回復 射撃ダウン 対人ダウン 対人アップ 全能力アップ 射撃・防御アップ 再行動 射撃アップ 回避ダウン 防御ダウン 対甲・防御アップ対人・回避・防御アップ 全能力アップ 射撃・対人アップ HP減少 対人アップ 対人アップ 防御ダウン 回避・防御アップ HP回復 対人ダウン 防御アップ対人・対甲・防御アップ 全能力アップ 射撃ダウン 対人アップ 回避ダウン AP増加 対人アップ 射撃アップ 防御ダウン 回避ダウン 射撃・回避アップ 防御ダウン 防御アップ 対人アップ 射撃ダウンؠ射撃・対人・防御アップ 射撃ダウン AP増加 射撃アップ射撃・回避・防御アップ 弾薬回復 射撃ダウン 回避ダウン 射撃・対人アップ 射撃ダウン 対人アップ 防御ダウン 対人・回避アップ 射撃アップ 防御アップ 回避ダウン 射撃ダウン射撃・対人・防御アップ 弾薬減少 射撃アップ 回避ダウン 防御アップ 射撃アップ 回避ダウン 射撃・回避アップ 回復量アップ 回避ダウン 射撃アップ AP減少 HP回復 射撃ダウン 対人アップ AP減少 防御アップ 回避ダウン 射撃ダウン 防御ダウン 強制行動終了 全能力アップ AP増加 防御アップ 防御ダウン 射撃・対人ダウン 射撃・対人アップ 発射弾数減少 対人アップ 回避アップ 防御アップ 回避ダウン 対人・回避アップ 対人・回避ダウン 防御アップ 対人アップ 回避ダウン 射撃ダウン 射撃アップ 射撃・対人アップ 回避アップ 射撃アップ AP0 防御ダウン 対人・対甲アップ 射撃ダウン 防御アップ 射撃アップ射撃・回避・防御アップ 対人アップ 攻撃中止 防御アップ 射撃ダウン 射撃アップ弱点ヒット無効 射撃ダウン 防御アップ 防御ダウン 対人・防御アップ 射撃ダウン 回避アップ 防御アップ AP増加、弾薬回復إ射撃・対人・対甲アップ 対人・対甲ダウン 対人アップ 射撃ダウン 射撃・対人アップ 回避ダウン HP回復 対甲アップ 射撃ダウン 射撃・回避アップ 防御ダウン HP回復 迎撃ダメージ半減 対甲・防御アップ 弱点ダメージアップ 対甲アップ AP減少 回避ダウン 防御アップ 防御アップ 弾薬減少 射撃ダウン 防御力無視 対人アップ 回避アップ 撃破失敗 防御ダウン HP回復 防御アップ 対人ダウン AP増加、再行動 防御アップ 潜伏失敗 対人アップ 射撃・回避アップ HP回復 射撃ダウン 射撃・対甲アップ 回避ダウン 防御アップ 回避ダウン HP回復、弾薬回復 防御ダウン 射撃・回避アップ 射撃ダウン 射撃・射程アップ AP0 回避アップ 防御アップ 射撃ダウン 対人アップ 回避ダウン 射撃・防御アップ射撃・対人・対甲アップ 射撃アップ 対人ダウン 防御ダウン,対人・対甲・回避・防御アップ修理効果アップ AP減少 射撃ダウン AP増加、再行動 ラグナエイド使用不可 強制行動終了,AP増加、防御・回復量アップ 防御アップ 対人・対甲アップ 射撃・回避ダウン AP減少修理効果アップ、再行動 回避アップ 防御アップ 射撃・対人アップ HP回復 射撃アップ 防御ダウン 回避ダウン 回避アップ 対人・対甲ダウン 射撃・対人アップ対人・対甲・防御アップ 射撃・防御アップ 防御ダウン 対甲ダウン 再行動 射撃アップ 対人ダウン 射撃・対人アップ 防御アップ AP増加 射撃ダウン 防御ダウン 対甲・防御アップ 射撃アップ 防御アップ 防御ダウン対人・対甲・防御アップ 防御アップ 射撃ダウン 対人・対甲アップ 射撃アップ 防御ダウン AP増加 防御アップ 防御アップ 射撃アップ 対人・対甲ダウン 回避アップ 防御アップ 射撃アップ 必中 敵発見距離アップ 対人・回避アップ 回復量アップ 防御アップ 回避アップ 迎撃ダメージ半減弱点ヒット無効 地雷回避成功 回避アップ 射撃アップ AP増加 HP回復 対人アップ 射撃アップ 回避アップ 回復量アップ 射撃・回避アップ 対人・防御アップ 必中 対人アップ 対人アップ 射撃・対人アップ 反撃無効 地雷回避成功 対人アップ 再攻撃 HP回復 速度低下無効 対甲アップ 射撃アップ 回復量アップ 防御アップ 回避・防御アップ 弾薬回復 射撃アップ 対甲アップ 状態異常無効 射撃・対甲アップ 対甲アップ 弱点ヒット 弾薬全回復 防御アップ 必中 手榴弾射程アップ 手榴弾威力アップ ダメージ半減 状態異常無効 回避アップ 防御アップ(修理効果アップ 回復量アップ 防御アップ 再行動 速度低下無効 射撃アップ 対人アップ 回避アップ 対人アップ 射撃・対人アップ 弾薬回復 対人アップ 射撃アップ 防御力無効 弱点ヒット ズーム性能アップ 射撃アップ 弾薬全回復 対人・対甲アップ 射撃アップ 防御アップ 射撃・防御アップ 回復量アップ 射撃・射程アップ 弾薬回復 対人・対甲アップ 射撃アップ 爆風ダメージアップ 名称1,略称(表示名) 名称2(車種名?) ハーフェン号 ハーフェン号 キャクタス号 キャクタス号 グローリー号 グローリー号 連邦戦車 連邦中戦車ガリア戦車(使用禁止)ガリア戦車(使用禁止) 帝国戦車 シャカール 帝国中戦車 ヒエナ 帝国主力戦車 帝国重戦車 ビュッフェル帝国重戦車砲塔 帝国決戦戦車 連邦戦車 連邦中戦車(訓練) グローリー号 グローリー号(訓練) 帝国戦車(使用禁止) 帝国戦車(使用禁止) 帝国榴弾砲台 帝国対戦車砲帝国重対戦車砲 帝国機関銃座帝国重機関銃座 機銃トーチカ 帝国軍 砲台トーチカ 帝国軍 急造トーチカ 帝国軍要塞用 急造トーチカ 帝国軍要塞用 要塞機銃トーチカ ジークヴァル要塞用 要塞機銃トーチカ,ジークヴァル要塞用(天井なし) 無敵機関砲帝国重榴弾砲台連邦軍対戦車砲 連邦軍重対戦車砲連邦軍機関銃座 連邦軍重機関銃座 ヴルカン ヴォルツ戦車 ヴルカン ヴォルツ戦車 ヴルカンヘルツォーク ヴォルツ戦車 機銃砲塔 ヴォルツ戦車機銃砲塔 帝国装甲列車 帝国装甲列車装甲列車機関砲装甲列車機関砲 装甲列車カノン砲 装甲列車カノン砲ظ装甲列車機関砲装甲列車機関砲 装甲列車パーツ(装甲列車パーツ5装甲列車パーツ グラーフラオヴァール 帝国潜水艦 主砲(マーモット級潜水艦パーツ アンカー基部(マーモット級潜水艦パーツ 潜航装置(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ(マーモット級潜水艦パーツ10ゼートイフェル 帝国潜航戦車 右側面対戦車砲座(ゲルビル級潜航戦車パーツ 左側面対戦車砲座(ゲルビル級潜航戦車パーツ 前方銃座(ゲルビル級潜航戦車パーツ 中央銃座(ゲルビル級潜航戦車パーツ 側面銃座(ゲルビル級潜航戦車パーツ 後方銃座(ゲルビル級潜航戦車パーツ 右前方ラジエーター(ゲルビル級潜航戦車パーツ 左前方ラジエーター(ゲルビル級潜航戦車パーツ 右後方ラジエーター(ゲルビル級潜航戦車パーツ 左後方ラジエーター(ゲルビル級潜航戦車パーツ 主砲ラジエーター(ゲルビル級潜航戦車パーツ 右側エアインテーク(ゲルビル級潜航戦車パーツ 左側エアインテーク(ゲルビル級潜航戦車パーツ パラシュート 降下爆弾 要塞砲 レイリィ・ミラー ラズカイ・シュレン ミネルバ・ウィクトル マイルズ・アーベック ダン・ベントレー ロナルド・オールビー クリステル・ウォード ローランド・モーガン マリー・ベネット ルフ ブライアン・ハドック アンドレ・デュノアセルジオ・マスキュラー(アンジェリカ・ファーナビー カレン・スチュアート ラグナロック ミカ アルベルト・ミラー ハインリヒ・ベルガ フォルセクライマリア・レヴィン クラウス・ヴォルツ二コラ・グレフ キアラ・ロジーノ フェンリル カルト・ブラックウェル ゴドウィン ジェスター・ムーニー トーマス・ケビン(ロゼッタ・ヴァレリアーノテレサ・リーチ アズサ・ツキカゲ ニコ・エーメリー ミレニア・ハドスン サイモン・ベイルスコット・オールディススタンレー・バークレー ライアン・フォードヴァンティ・フィオーレ ヴィオラ・ブライス エメ・ミストラル フルーレ・ヴァロワ(フェリエ・ブランシェール リリィ・アシュリー ローラン・マクラウド カイゲル・ホーマン ジミー・フランク(ガートルード・オルブライトジェニー・メルトリクス ハンナ・キャロル(ブリトニー・スカーレット オラール・アビントン(レベッカ・ロングハースト リタ・レイウォーター(エリーン・ブラックウェル アラディン・バラード ノリド・サーリネン(レオンハルト・ストラウク ネージュ・ルプルトン メーベル・ドレイク ベン・スミス ヤーシュ・アラト コナー・ドハティ イーファエディンバラ軍E小隊隊長 階級は中尉。 22歳 ガリア公国ハーフェン出身。 気象に関して動物的な勘を持つ。 エディンバラ陸軍士官学校首席卒業 真面目で 責任感が強い頼れる隊長だが、マイペースな 一面もある 面白い形の雲を眺めるのが好き。 昔は臆病な性格で、肝心な時に 大切な者を守ることができなかった。 弱い自分を変えるために軍人の道へと進む。 停戦後、帝都破壊を「決断できなかった男」と して上層部から冷遇され、戦時昇進も取消。 だが、その表情に後悔の色はなかった。 軍を辞め、ハーフェンに帰るとレイリィと共に 工場を再建、工場長となる かつてのE小隊の 仲間も続々と参加し、隊長の気苦労は続く。 エディンバラ軍技術士官兼擲弾兵 技術少尉。 21歳 クロードとは昔、何かあったようだ。 明るく自信家でプライドの高い理系少女。 子供に優しい また、研究や発明好き。 たまに失敗して部屋を爆発させている。 家族を失った出来事が原因でクロードを 蔑んでいたが、弱い自分と決別した姿を見て 少しずつ彼を見直し始めているようだ。 帝国への復讐のため、かつてビンランド合衆国 でラグナイト圧縮の研究を行っていた 今はそ れが正しいことだったのか迷いが生じている。 重傷を負ったが、回復しハーフェンへ帰還。 星の子祭りの日にクロードから 結婚を申し込まれると静かに頷いた。 エディンバラ軍E小隊分隊長 階級は軍曹。 23歳 ダルクス人 身体能力が高く、優秀な兵士。 自称不死身のラズ 怒りっぽく乱暴だが 非常に仲間思い 好きなものは酒と女。 煙草も好きだったが現在は禁煙している。 以前クロードと殴り合いの喧嘩をし気持ちの 面で戸惑いが残っていたが解消された。 今の2人には昔よりも強い絆がある。 リナは幼い頃から想いを寄せる存在。 普段は軽口を叩いてばかりだが いざという時は必ず守ると心に決めている。 フォルセの罠から皆を救うため決死隊として 帝国陣内へ潜入 命懸けで任務を果たした後 敵銃弾により壮絶な最期を遂げた。 階級は曹長。 焼きたてのパンが好き。 「一弾一殺」の異名を持つ天才狙撃手だが、 普段は寡黙でそっけない 一方でその瞳には 何か強い意思を秘めているように見える。 今は「カイ」を名乗っているが本当の名は 「リナ・シュレン」 兄のカイと入れ替わり E小隊に仲間入りした。 カイと入れ替わった目的は、連邦のスパイに なるため だが次第に盲目的に兄に従うこと への疑問が強くなっていった。 停戦後はアンジェと共に身分を隠し静かに 暮らす 胸の中には彼女に深い愛を寄せていた ラズの面影が未だに残っている。 エディンバラ軍F小隊隊長 先任中尉であり、小隊指揮官の筆頭と して指揮権を持つ。 高級将校である父の影響でエリート意識が高く 正々堂々と戦う騎士道精神を重んじている。 その反面、融通が利かないところも。 己を磨き続けているが、実力はクロードに 一歩及ばない 故に士官学校時代からずっと 彼を強くライバル視している。 F小隊の信頼関係は良好 一兵卒にまで 騎士道精神が浸透している 最期は皆 隊長を生かすために誇り高く散っていった。 停戦後も軍に残り、壊滅の汚名を返上すべく F小隊の再建に邁進している 新たに配備 された戦車には「クリステル号」と名付けた。 エディンバラ軍E小隊戦車操縦士。 階級は軍曹 20歳。 戦車操縦に関しては天才的な技術を持つ。 戦車教練ではクロードの後輩だった。 彼の指導の元で行った教練では常に好成績を 出し、模擬戦で何度も優勝した。 真面目な優等生タイプ 落ち着いた物腰で 誰とでも親しく接することができるが 逆境に弱く、感情的になるもろい一面も。 肉体労働が好きではない。 虚弱体質というわけではないが あまりに根性がなく、運動全般が苦手。 停戦後、クロードと共に工場再建を手伝う傍ら 趣味の写真を活かした事業を起こしたいと 考えている。 エディンバラ軍E小隊装甲車車長。 30歳。 戦車や装甲車を愛する男 口数は少ない。 戦車や装甲車が好きすぎて、 常に愛車の操縦席にいる 寝る時も操縦席。 自分の愛車を他人に触れられることを嫌う。 根は親切で、悩める兵士にアドバイスしたり 人生相談に乗ったりしてくれる。 周囲からの信頼は厚い。 多くは語らない職人気質 人であれ 物資であれ、運ぶからには必ず目的地まで 無事に送り届けるという信念を持っている。 恋人がいた時期があるが、戦車や装甲車への 想いが強すぎて愛想を尽かされた。 恋人の写真が未だに操縦席に残っている。 エディンバラ軍F小隊戦車長。 階級は少尉 ミネルバの部下のひとり 忠誠心が高い。 ミネルバに絶大な信頼を寄せている。 一方で彼女のことは「クロードが 絡まなければ理想の上司」とも考えている。 個より軍を尊重するタイプ ミネルバ以外に 従うのは本意ではないが、軍務に背けば 彼女の顔に泥を塗るので必要に応じて従う。 感情を抑え込む性格のため、自分に正直な 人間が羨ましい だがF小隊壊滅時だけは 彼も感情を抑えられず悲嘆に暮れた。 士官学校時代はミネルバの後輩にあたる。 その時から、彼女のカリスマ性に魅かれ どこまでもついていくと心に決めた。 エディンバラ軍F小隊偵察兵。 階級は伍長 22歳。 優秀な女性兵士。 普段は、しっかり者で社交的。 ミネルバにとっては右腕的存在であり 良き友人でもある。 実は周囲が呆れるくらいミネルバのことが 大好き 裏では彼女のことを想像して ひとりで勝手に悶絶していたりする。 ミネルバの幸せが自分の幸せ ただし恋愛 だけは認めない ミネルバに近寄る男は 全て排除する クロードは攻撃対象の筆頭。 かつて、ミネルバの勝利と栄光のために命を 捧げると誓いを立てた その誓いを果たし 最期は大氷洋の海岸で帝国軍に敗れ死亡。 キグナス艦隊雪上巡洋艦センチュリオン艦長。 階級は大佐 52歳。 戦歴は長く、多くの海戦への参加経験を持つ。 非常に温厚で柔和な人柄 危機的状況でも 取り乱さない その姿勢が艦という閉鎖環境 にある兵士の精神的支柱になっている。 実は厳格な一面もあり、あまりの厳しさから かつては「鬼の艦長」と恐れられたほど。 今も、いざとなれば鋭い一喝が放たれる。 妻、息子、娘がいたが、戦火により死別 過去 に部下と自艦を失ったこともあり、2度と艦を 沈ませないという強い覚悟で今作戦に挑む。 停戦後、怪我の療養のために第一線を退き、海 軍大学校の教官を務める 後進の育成に力を 注ぎ、多くの名将を生み出した。 センチュリオン通信士。 階級は曹長 年齢不詳。 落ち着いた雰囲気の女性 料理が得意。 艦内では、皆のお姉さん的存在。 おっとりとした性格で 育ちの良さがにじみ出ている。 とても働き者で、任務以外でも艦内の掃除や 見回りなど1日中働いている。 疲労がたまろうと笑顔は絶やさない。 婚約者がいたが戦火で他界してしまった。 彼から贈られた指輪を今でもお守り代わりに して肌身離さず持ち歩いている。 10代の頃から前線で戦っていたため歳の割に 戦歴は長い 未だ腕は錆びついておらず、血の 気の多い若い兵士をねじ伏せる程度は軽い。 センチュリオン測的手。 レーダーおよび、周辺情報の収集が主な役割。 18歳 ダルクス人。 海軍の訓練校を飛び級で卒業した才女。 最新機器の扱いに長けており、若いながらに その技能を認められ今回の作戦に参加した。 基本的には真面目でしっかり者。 しかし、口調がきついせいか 彼女と交流をはかろうとする者は少ない。 人付き合いは苦手だが嫌いではない。 むしろ仲間と仲良くなりたいと願っている。 艦内では唯一、マリーと仲が良い。 口調の元となっているのは、訓練時代の教官の 罵声 軍隊とはこうやって話すものと勘違い し、いつの間にかそれが癖になってしまった。 センチュリオン航海長 26歳 艦内では副艦長のような存在。 植物栽培が趣味。 冷静な常識人 やや神経質 近寄りがたい ところもあるが根は良識的 反面、海軍至上 主義で陸軍を下に見ているところがある。 初任務でモーガンが指揮する艦に着任。 現在まで共に多くの戦場を越えてきた。 モーガンは遠く及ばない尊敬の対象。 クロードとは意見が衝突することもあったが 彼の働きとその意志の強さを認め、今は信頼を 置いている。 彼の部屋には、たくさんの植木鉢が並ぶ。 平和な日常を送れる時代が来たら 自分の庭を造りのんびりと暮らすことが夢。 センチュリオン機関長 階級は大尉 56歳。 海軍ひと筋30年以上のベテラン機関士。 趣味はお酒。 兵士達を容赦なく怒鳴りつける頑固親父。 その分、腕は確かで周りの信頼は厚い。 艦内では厳しい父親的存在。 機械整備が得意 艦の機関部はもちろん 戦車や兵士の武装など、機械関係なら 一通り扱うことができる。 彼の仕事のペースについていけるのは レイリィだけ 面と向かっては言わないが 彼女の腕の良さは認めている。 高級酒を船室に隠し持っている。 死ぬ間際となったら開けるつもりでいるが 未だその時は訪れていない。 センチュリオン軍医。 階級は軍医中尉 35歳 兵士顔負けの 体格をしているが、あくまで専門は治療。 人柄は優しく爽やか 筋トレが趣味で艦内で トップの腕力を持つ 健康にも問題はなく 今まで風邪をひいたことすらない。 かつて、町の病院で小児科医をやっていた。 子供が好きで接し方も心得ている。 アンジェとも、とても仲が良い。 普段は温厚だが怒ると怖い 治療から逃げる 相手には厳しく、鬼の形相で追いかけてきて 捕まるとベッドに縛りつけられる。 薬を極力使わない彼の治療は、場合によっては 苦痛を伴う それを恐れる兵は必死に身を守る ので結果的に皆の生存率向上に繋がっている。 センチュリオンの機関室で発見された少女。 12歳(推定) 名前以外の記憶を失ってお り、経歴や艦内にいた経緯など、多くは不明。 無邪気で健気 周りを気遣ったり心配して ばかりいる心優しい性格 子供らしい ワガママを全く言わない 兵士達の人気者。 彼女の正体は「ヴァルキュリア」。 戦闘の衝撃で動力炉が開き目覚めてしまったが 己の使命を思い出し、再び動力炉へ戻った。 ビンランドの農場の生まれ 幼い頃に母は死 亡 父は農場経営を失敗し酒におぼれる 弟妹 は常に空腹で彼女が母親代わりを務めていた。 発見時に着ていた服は、父親が最後の良心で プレゼントしてくれたもの 彼女は今でも 父の、そして弟妹達の幸せを願っている。 エディンバラ軍E小隊衛生兵 階級は伍長。 17歳 大家族の長女 医大に行きたかったが 家計を助けるために志願して衛生兵になった。 おっとりしていて優しい 彼女の笑顔に皆 癒される 祖父、父、母、弟4人という 男所帯で育ったため男性の扱いが得意。 艦内では主に医務室で働いている。 表面はおっとりだが中身は仕事人のため 軍医セルジオのもとですぐに仕事を覚えた。 傷口の縫合が得意 負傷者が担ぎ込まれると 麻酔無しでも笑顔で傷を縫っていく。 仕事がない時はいつも縫い物をしている。 外科専門のためか薬学が苦手。 内科の処方をうっかり任せると 下痢の患者に下剤を渡したりする。 エディンバラ軍E小隊衛生犬。 10歳 オス 負傷者の救助を行う。 元野良犬だが、とても賢い 男前で勇敢。 銃弾や爆撃の中を恐れることなく駆け抜ける。 弱い者を放っておけない プライドが高く、 知らない人間に頭を撫でられると怒る。 怯むことなく戦場を駆け、助けを求める負傷者 のもとに一心不乱に駆けつける姿は見る者に 勇気を与え、戦場の空気が一変することも。 最近は、アンジェに付きっきり。 クロード達よりもずっと小さい彼女を 放っておけず常に寄り添い護衛をしている。 元は雪原探索隊が使っていた犬ぞり用の犬。 探索隊が任務を終えた後、犬達は置き去りに されたが、ラグナロックだけは生き残った。 地下組織『ブラウ・ローゼ』のメンバー。 帝国領にいながら密かに連邦と通じ クロード達にも支援の手を差し伸べた。 春に子供が生まれる予定だったが、 我が子を見る前に帝国の凶弾を受け死亡。 地に倒れ伏した時、妻の名を呼んでいた。 ラグナイト圧縮技術の研究者であり、 ミラー商会工場長 火災により工場と屋敷が 全焼 妻や次女と共に焼死 レイリィの父親。 研究だけにかまけず、家族にも愛を注いだ 良き父親 一方で大雑把なところもあり 機械の調子が悪いと叩いて直す癖があった。 若い頃、ベルガーと知り合い親友になる。 「いつか月へ行く技術を開発したい」と 2人で夢を見ていたこともあった。 帝国科学院技術開発局局長。 兵器実験部隊「ゼクス・オウル」主管。 54歳 かつて実験の光にやられ、目が悪い。 徹底した合理主義者 周りを見下しており 他人は自分が目的を遂げるための駒としか 考えていない 口調は丁寧で慇懃無礼。 優秀な科学者であるだけでなく、研究のために 権力が必要なことを心得ており、科学院で多大 な実績をあげ、皇帝から大きな信頼を得る。 親友アルベルトを殺害し技術を奪ったが 殺害は故意ではない 今でも後悔はある。 天才肌の友に愛憎に近い感情を抱いていた。 次世代のエネルギーを作り出し、いつか星の 海を渡りたいと思っていた 親友と語った夢は 果たせず、ニコラの自爆に巻き込まれ死亡。 帝国軍作戦参謀 階級は特務大尉 25歳。 ベルガーに一目置かれている策略家。 力押しばかりのヴォルツの参謀役となる。 常に自分が正しいと思っている自信家。 熱中すると周りが見えなくなる。 チェスが好きで腕はプロ並み。 本名は「カイ・シュレン」 リナの兄。 ハーフェンではラズと共に街の不良を集めて徒 党を組んでいた 街では一目置かれる存在。 数年前、連邦の「ヴァルキュリア」の少女達を 救おうとしたが失敗 片足を負傷しながらも 逃走し、ベルガーに拾われ帝国に与した。 アンジェのもとへ辿り着くも「カイ」に撃たれ 力尽きる 歪んでいたのは本当に彼だけ だったのか、今となっては分からない。 連邦軍に「吹雪の魔女」と恐れられる存在。 24歳。 「フェンリル」という名の狼を連れている。 ヴァルキュリアの超戦士 強い劣等意識が あるため、誰かに必要とされることを 欲している 精神不安定でネガティブ思考。 攻撃出力は他のヴァルキュリアの比ではない、 しかし制御ができず、「失敗作」とされる。 最強にして最弱のヴァルキュリア。 実は寂しがり屋で人の温かさを求めている。 研究所ではいつも泣いていて「泣き虫マリア」 と揶揄された。 夢は、失われることのない自分の居場所を 得ること その夢を叶えてくれる相手は すぐ傍にいたことに、ようやく気づいた。 帝国きっての精鋭、第502重戦車大隊隊長。 階級は中佐 31歳。 率いる部隊の名は通称「アオスブルフ」。 怖いもの知らずで豪放磊落。 自分の直観を信じて即行動するタイプ。 戦いを楽しみ、常に好敵手を探している。 クロードを最高の好敵手と認めている。 初戦で自分を破った鮮やかな手並みを 気に入ったようだ。 有力貴族の落胤 幼い頃に母を亡くすが、 下町でたくましく育つ 国家への忠誠は薄いが 故郷を守るという強い想いが胸の内にある。 クライマリアと共に祖国へ帰還 その戦果と ヴァルキュリアを恋人に選んだことから 「ヨーロッパで最も危険な男」と称される。 兵器実験部隊「ゼクス・オウル」所属の 特殊隊員 階級は特務少尉 20歳 幼少期に キアラと共にベルガーに引き取られた。 嗜虐的で、言葉などで心理的嫌がらせをする。 表向きは仲間だが、クライマリアのことも キアラと共に裏で陰湿にいじめている。 キアラとは仲良しに見えるが、裏では彼女を 単純バカと見下している 2人は本質的な 部分が似ているので、同族嫌悪とも言える。 強化兵士であり、度重なる「調整」により 驚異的な戦闘力と死をも恐れない忠誠心を 持つ その反面、情緒不安定な面も目立つ。 最後の「調整」を施され、精神が完全に 壊れた 「失敗」は許されないという ベルガーの教えに従い、自爆して死亡。 ニコラと共にベルガーに引き取られた。 荒っぽい性格 部下に容赦なく暴力を奮う。 クライマリアに対しては、表面上は従順だが ニコラと共に裏で執拗にいじめている。 ニコラとは仲良しに見えるが、裏では彼女の 陰湿さを気味悪がっている 精神が半ば崩壊 ベルガーに捨てられる ことを恐れ、身勝手な行動をとることも。 帝都市街での戦闘にてクロード達と 対峙 最期は自爆して死亡する。 「吹雪の魔女」と行動を共にする狼。 年齢不明 とても賢く、人の言葉を 理解している節がある。 飼い主であるクライマリアにだけ忠実。 また、自分より小さい者 力の弱い者に対しては優しい。 アンジェやラグナロックには、すぐに心を 許した できることならアンジェ達には 主と友達になってほしいと願っている。 元々はヴァルキュリア実験施設にいた。 実験に使う予定が要らなくなり その後、クライマリアに拾われる。 ヴォルツに対してはまだ完全に心を許した わけではない 彼がクライマリアに 不貞を働こうとすれば容赦なく噛みつく。 エディンバラ軍E小隊偵察兵 18歳。 クールな性格と思われているが実は 口下手なだけ エリーンという妹がいる。 ローランとは同じ村の出身であり親友。 誰とでもすぐに打ち解けられる彼に対して 強い憧れの気持ちを抱いている。 生まれて初めての喧嘩は 村のいじめっこに妹が泣かされた時。 多勢に無勢でも怯まず立ち向かった。 草花を愛でることが趣味だったため 帰還後はエリーンと共に小さな花屋を開く。 最近花よりカルト目当ての女性客が増加中。 35歳。 戦場の火事場泥棒 皮肉屋 誰に対しても 難癖をつける 他人を信用していない。 戦場で死体から盗んだ金品を金に換えて 生活していた その素行の悪さが原因で 軍に捕まり半ば強制的に入隊させられた。 戦災孤児で身寄りもなく、ダルクス人の彼が生 きるには死体漁り以外に方法がなかった。 それが自然と彼に鑑定眼を身に着けさせた。 停戦後、老舗宝石商の鑑定士に能力が認めら れ、働くことに 本人以上に彼を何かと 気にかけていたニコが1番喜んだ。 43歳。 楽天家でタフな男 趣味のギャンブルに ハマり過ぎて、多額の借金を背負っている。 自分に甘く、根性なしのダメ人間。 女性にもわりと甘く、過去に何度か酷い目に 遭わされているのだが全く懲りていない。 不思議と人望はある 持ち前の前向きさや 気っ風の良さが心地よく、ダメな所を変に取り 繕わない所が壁を作らず親しみやすい。 天性の人たらしを活かし、映画プロデューサー として成功 巨額の製作費をベットするのが、 ギャンブル以上に刺激的なようだ。 妄想好き 本名はトーマスだが、部隊では 「戦の神オーディン」と名乗っている。 自分で考えた設定を書き込んだノートを 大量に隠し持っている 他人にその内容を 笑われるとイジけてしまう。 本性はかなりの臆病者で怠け者。 しかし仲間達との交流を経て彼の中で 何かが変わり始めようとしている。 故郷へ帰還後、引きこもることをやめて 実家の畑仕事を手伝うようになった。 今は「豊穣の神ハデス」を名乗っている。 28歳。 美女に見えるが実は男 本名はロゼット。 ダルクス人差別の撤廃を願って戦っている。 女装癖あり 美しいものが好きという理由も あるが、女装をするのは、物事の偏見に とらわれないという意思表示も含んでいる。 友人の死をきっかけに、理想だけでは 世の中を変えることはできないと知り 武力の必要性を考えるようになった。 停戦後、戦いではなく対話を広めたいと願い、 小さな酒場を経営する 聞き上手な彼に 様々な境遇の人が集まって輪を広げている。 19歳。 医者を目指している女学生。 とても知的で真面目な性格。 医療知識に長けており手術も上手い。 だが医療以外の手先を使った作業は苦手。 基本的に不器用。 解剖が趣味 彼女にとっては文字通り「人は 中身が大事」であり、異性に対しても外見の 良し悪しより、美しい内臓の持ち主を好む。 停戦後は、軍の医療機関で医師として働く。 人間を解剖する時を待ち望んでいるが その機会はまだ得られていない。 温厚で社交的 受けた恩は必ず返すことを 信条としている 遥か東の国の出身。 酒は飲まないが、匂いだけで酔ってしまう ことがある 酔うと普段とは別人のように はしゃぐ。 彼女の正体は東の国のスパイ。 しかし、本国や宗家に懐疑的 その気持ちを 押し殺してスパイ活動を続けている。 停戦後、本国と合衆国の関係が悪化し帰国。 情勢は悪化の一途で、欧州のみならず世界を巻 き込んだ新たな大戦の気配が漂い始める。 16歳。 真面目で健気 人を疑うことを知らず どんな人にも必ず良心があると信じている。 天使のような微笑みにやられてファンになった 男性兵士が大勢いる なかには彼女の影響を 受けて性格まで善良になった者も。 「一生懸命に生きれば必ず救われる」という 考えが信条 過酷な戦場で辛い思いをする兵士 達に何かできることがないかと入隊した。 停戦後は、戦争被災者の救済活動へ積極的に 参加 たまにドジをすることもあるが その姿すら被災者達の癒しとなっている。 26歳。 おっとりした女性 戦場は不似合い。 入隊には何か事情がありそうだ。 軍に入る前は看護士の仕事についていたため 医療の知識に明るい 簡単な応急処置ならば 施すことができる。 実は行方不明となった夫を探すために 入隊していた 愛する者のためならば 決してめげない芯の強さを持つ。 停戦後は、亡き夫と出会った思い出の地へ 移り住む 最期まで夫への愛情を胸に抱き 生涯独身を貫いた。 エディンバラ軍E小隊突撃兵 ダルクス人の青年 お調子者 ラズの1番の 弟分と名乗っているが、あくまで自称。 ハーフェンの不良グループにいた時から、 ラズに対して強い憧れの気持ちを抱きつつ いつの間にか虎の威を借る形になっていた。 仲間達との関わりを経て心身ともに成長。 しかし、お調子者な一面は あまり変わっていない。 停戦後も軍に残る 自分もラズのように 命を懸けて成すべき使命を見つけられる その日まで戦うと心に決めた。 23歳。 自分勝手な暴れん坊 銃を持たせると 狂喜乱舞しながら乱射する。 悲鳴や怯えた声を聞くのが大好きで 弱いものイジメが趣味。 手に負えない 口癖は「ヒャッハー!」。 実は女性が苦手。 また、自分より強い者に対しては一切 逆らわない 別人のように大人しくなる。 昔の仲間と共にロックバンドを始める。 非常識なパフォーマンスが話題になり 一時期「ヒャッハー」が流行語になった。 とても口下手で驚くほど命令に愚直、 どんな命令でも素直に従ってしまう。 生まれは片田舎 間違えて連合軍入隊希望者 送迎バスに乗り、本人もよくわからないまま 入隊してしまった。 分かりにくいが、人一倍優しく、純粋。 損得を考えず、時には自己犠牲をしてでも 仲間のために何かをしてあげたい。 停戦後、上官の命令に従い軍に残った。 最も仲の良かったノリドが軍を去ったからか 時折寂しそうに遠くを見つめている。 陽気なビンランド人 どんな環境でもノリで 生きていける、ある意味たくましい男。 物事をあまり深く考えない 入隊理由も 自分のような人が戦地にいたらウケるかな? くらいのノリだった。 殺伐とした世界にこそ笑いを、という信念を 持ちジョークを飛ばすが、単純にジョークが 好きだから言いたいだけ、というのもある。 ノリで芸能界デビュー 現在は、面白ければ 危険もかえりみない体当たり芸人として お茶の間を沸かせている。 63歳。 凄腕の傭兵 大きな戦争に現れ、必ず勝利を もたらしていくという伝説がある。 物心ついた頃には、すでに戦場にいた。 傭兵だった父の命令で、弾運びや、子供と 油断した敵を暗殺するなど利用されていた。 無口で不愛想だが決して悪人ではない。 また、彼にも弱みはある 実は戦う以外の ことは大体苦手 文字も読めない。 停戦後、すぐ別の軍に雇われ数々の伝説を 打ち立てたが、ある時からパタリと噂が 途絶える 引退したか死亡したかは不明。 27歳。 酒好きで常に酔っており、絡み上戸で仲間には 少し疎まれている ウイスキーが好き。 戦闘では意外と優秀 フラついた足取りで銃弾 の雨をかいくぐり、おぼつかない手元でも確実 に敵に命中させる 懐にはウォッカ。 酒浸りなのは、昔の嫌な記憶を思い出さないた め かといって戦場から逃げることもできず苦 しんでいる 辛い時はワインを飲む。 ザイガたちの姿を見て、昔のことが吹っ切れる と急に一切酔わなくなり、まともになる。 お茶と思って飲んでいるのはテキーラ。 女狂戦士 戦うことがなにより好きで 強くなるためだけに戦い続けている。 強さこそが全てという信条。 たとえ上官であろうと自分より弱いと 判断すれば命令を聞かない。 帝国兵に母を殺されて以来、軍人の父は娘を 徹底的に鍛え上げる 全ては帝国を滅ぼす 最強の戦士を作るためだった。 最強を追い求め、格闘技の世界へ。 女子レスラーに転身。 期待の新人として脚光を浴びている。 21歳。 傭兵や賞金稼ぎを生業としている。 ずる賢く荒っぽい性格で、金に汚い。 己の利益のためなら手段は選ばない。 時には味方を裏切ることも 仲間内で 嫌われているが本人は特に気にしていない。 元々家が貧しく、金に汚いのはその反動。 闘病中の母に仕送りをしている 父親は エメが物心つく頃には離婚し、行方不明。 停戦後、母の療養のため田舎へ移り住む。 経過は良好で、穏やかな田舎暮らしの影響か 彼女の性格は以前に比べて少し丸くなった。 真面目で一本気な性格 良くも悪くも まっすぐで融通が利かない。 幼少の頃から剣術を学んできた剣の達人。 一時期フェンシングの道を目指したことも。 その界隈では伝説の選手。 銃の使用にためらいがあったが 考えを改めた そのきっかけをくれた メーベルやレベッカとは今では大の親友。 銃を使用するようにはなったが剣も忘れては いない 今は東洋剣術に興味を持ち、いつか 東の国へ渡ってみたいと考えている。 17歳。 素顔を鉄仮面で隠した少女 仮面をつける 理由について、本人は話そうとしない。 どこか悲しげで影のある雰囲気。 人見知りというわけではないようだが 積極的に他者と交流しようとしない。 実は鉄仮面は父の命令 父に捨てられた フェリエの母は娘の幸せのため、親権を 父に譲り自身は貧民街へと堕ちていった。 仲間に勇気づけられ、仮面を外して生きる 決意をする 家を飛び出した後、彼女は 母と再会し、2人で田舎へ移り住んだ。 とんでもなく不運な少女 彼女の周りでは 良くないことが立て続けに起こる。 不幸ジャンキー 自身に降りかかる不幸を 逆に楽しんでいるところがある。 ある意味、精神的にはとてもタフ。 交友関係は広くないが、気に入った人間に 対しては積極的に仲良くしようとする。 最近はトーマスとジミーがお気に入り。 不幸体質を極め、他人に降りかかる不幸の 予兆さえ感じられるように 悪いことだけ 的中率100%の占い師として人気を博す。 エディンバラ軍E小隊対戦車兵 強い意志を持った男らしい性格。 正義感が人一倍強い。 外見がコンプレックスで、可愛いと言われる ことを嫌う しかし、可愛いと言われて怒る 姿がまた可愛いと女性兵士の間では人気。 年齢的な若さもあり、物事の価値観に幼さが 残っている 最近は親友カルトの影響で 考え方に変化が表れ始めた。 故郷の村に自警団を設立。 真の正義とは何か常に己に問いながら 団長としての責務を果たしている。 60歳。 怒りっぽく説教くさい だが心根は優しく 特に新兵達の面倒をよく見てくれる。 元ガリア軍のたたき上げ軍人 1人でも 多くの兵士を生き残らせることを信条とし 老いてからは新人育成にあたっていた。 兵士としてすでに衰えたと自覚しているが 周りからすれば今でも十分強い。 衰えを技術と経験でカバーしている。 前線へ出るのは今回を最後とし、新兵育成の 教官に戻った とは言えまだまだ健在であり 今日も訓練場には彼の怒鳴り声が響く。 32歳。 面倒見がよく、アドバイスも的確なベテラン 兵士だが、なぜか一緒にいると不安になる。 「俺に構わず先に行け!」など ことあるごとに死にそうな台詞を叫ぶ。 激戦前になると、急に過去の話を始める。 共に戦場へ出ると、彼は今度こそ死ぬのでは ないかと不安になるが、逆に死なない。 運はかなり良い方かもしれない。 妻の出産時、赤ん坊は逆子で生死が 危ぶまれたが無事に誕生 驚異の生命力は 父親似だと皆が口をそろえて言っている。 大貴族のお嬢様 貴族としてのプライドを 傷つけられることをなにより嫌う。 相手を生まれや身分で判断する一面がある。 悪意はなくある種貴族的な思考から 身分の低い者に対しての当たりが強い。 ザイガ達に危機を救われたことをきっかけに 自らの振る舞いを見直し始める。 心なしか雰囲気も以前より柔らかくなった。 真の貴族とは、全ての民に平等に接するべき という答えに辿り着いた 最近は人種差別 反対運動などに関心を示している。 29歳。 美しく鍛え上げられた筋肉を持つ女兵士。 なんでも力で解決しようとする豪快な性格。 最もストイックに自分を鍛えられる場として 軍に志願した あまり女性らしさを感じさせな いが歳のことで怒るなど女性的な一面も。 実は既婚者 夫とは、訓練で負傷した際に野戦 病院で知り合った 夫は彼女と対照的に線が細 く落ち着いた優しい男性 夫婦仲は良好。 停戦後主婦となるが、腕相撲の欧州大会で優勝 するなど鍛錬は欠かさない ちなみに夫と腕相 撲をすると照れて力が出ず負けてしまう。 コックでもあり、センチュリオンの食堂も 切り盛りする ナイフの扱いや格闘が得意。 気が強くサバサバした性格 笑顔が似合う。 理屈よりも根性タイプ 大体のことは 気合でどうにかなると考えている。 理屈や計算を重要視していなかったが ヤーシュに教えを乞い、 数学を習う姿が食堂で目撃されている。 ヤーシュに対して本当に恋心を抱くように。 猛アタックの末、ついにヤーシュが折れる 形でふたりはゴールインした。 42歳。 娘を一人持つシングルマザーで、人生経験豊 富 隊の女性兵士の相談によく乗っている。 娘のベッキーをなによりも大切にしており 手紙を欠かさず書いている 娘が安全に 暮らせる世の中を実現するため志願した。 前夫とは家庭内暴力が原因で離婚。 その影響で男性が嫌いに 特に身勝手な男に対 しては喧嘩腰になってしまう。 除隊し娘と暮らす ミレニア達の話を聞き、男 に対する印象が少し変わった様子 最近では再 婚相手を探してみようかと考えている。 エディンバラ軍E小隊支援兵 戦車をこよなく愛する男 知識も豊富で 戦車の車種や装備を一目で見分けられる。 実家は機械の部品工場。 戦車のパーツの一部を製造していた。 それがきっかけで戦車好きに目覚める。 戦車に乗れずとも戦車愛は貫けると気づいて からは、己の役割に徹している 戦車修理の 腕だけならばE小隊で随一かもしれない。 各国の戦車を見て回る旅をしていたが、実家の 工場の経営難に際し帰郷、その豊富な知識で傾 いていた部品工場を見事に立て直した。 ドライな性格 いつも素っ気ない態度で 周囲に馴染もうとしない。 支援兵の中には、昔の彼女を知る者もいる。 昔は今と対照的に明るく献身的な性格だったよ うだ。 フルーレ達に己の過ちを告白して以来 肩の荷が下りたのか、死んだ仲間を 夢に見ることは少なくなった様子。 停戦後は、病院の看護士として働き始めた。 厳しいところは変わらないが、少しずつ 昔の明るさを取り戻していっている。 明るく、誰に対してもフレンドリーな性格。 仕事中心だが結婚願望はある 男運が無い。 無防備なタンクトップ姿で整備する姿は男兵士 の間で話題だが、当人は仕事一辺倒なため自覚 がない 結果ロクな男が寄ってこない。 仕事と恋愛ならば、最終的には仕事を 選んでしまうタイプ だが最近は 結婚への意欲が凄まじい。 その後、数人の男性と付き合ったが全員 見事にダメ男だった 毎度ブリトニーに慰めら れてはめげずに理想の相手を探している。 社交的でしっかり者 周りに気配りもできる 優等生タイプ 兵士としても有能。 気弱な兄カルトが心配になり、彼の後を追う ように入隊した 兄の前では気が強く 世話焼きな一面が見られる。 本人は認めたがらないが、本当は兄のことが 子供の頃は「大きくなったら お兄ちゃんと結婚する」と宣言していた。 帰郷後は、カルトと共に小さな花屋を開く。 最近は、戦いの経験を経てたくましくなった 兄への求婚者が増えており、気が気でない。 エディンバラ軍E小隊狙撃兵 フェミニスト精神の持ち主 女性を守る ために戦う 愛銃の名は『イザベラ』。 愛銃の名は帝国兵に殺された元恋人の名前。 二度と目の前で女性を殺させない誓いとして その名を銃につけている。 昔は髪が長かったが、カイとの勝負に負け、 自分を鍛え直すために頭を丸めた 毎朝頭の 手入れをする度に強さへの決意を固めている。 カイは除隊し、再挑戦する機会は失ったが、 もはや勝負には拘っておらず、女性を守るた め、彼は毎朝頭の手入れを欠かさずにいる。 無類の動物好き 穏やかでマイペース。 北の森で自然と共に暮らしていた。 森で暮らしていた頃、道に迷った彼を狼が 助けてくれた 心身ともに狼になるのが夢。 戦争により失われる自然を守るため志願。 女性にはモテる方だが、誰かと付き合った 経験はない 動物偏愛者の彼の性格を知ると 女性は皆、距離を置いてしまう。 停戦後は故郷である北の森へ帰還。 狼と共に幸せそうに森を駆ける姿が たびたび目撃されている。 プライドが高く、常に上から目線 自分を キングと呼ぶが王族というわけではない。 ガリアの富裕層の出身 知能・体力共に優秀で あり、ガリアの狙撃訓練校を首席で卒業 士官 の誘いもあったが、突如連邦軍に志願。 両親が厳しかった彼にとっては乳母が母親代わ りであり、彼女の息子は兄弟同然だった 連邦 にいるのは行方不明の2人を探すため。 辺境の村で、探していた乳母とその息子に ようやく再会 周囲の反対を押し切り 改めてストラウク家に迎え入れた。 とても気の弱い少女 いつもおろおろして いて、何に対しても自信がない 赤面症。 帝国の侵攻の戦火を避けるためエディンバラに 移住した 故郷を取り戻そうとする同郷の仲間 に誘われ、一緒に志願した。 仲間に危機が迫る状況では非常に勇敢。 前髪の三つ編みは勇気のおまじない。 不安な時に触れて、心を落ち着かせる。 自分に自信が持てるようになった彼女は 片想いしていた同郷の男性に告白。 数年の交際期間を経て結婚した。 代々軍人を輩出する名門一族の娘 軍人として の正しい在り方を叩き込まれて育った。 高潔で物静かな激情家 怒ると淡々と正論を ぶつけてくる 殴り合いの喧嘩に発展する こともあるが、その際も一切手を出さない。 実は仲間思いで優しい一面もある。 厳しい性格ゆえに周囲から誤解されやすいが 最近では彼女の理解者も増えた。 さらなる高みを目指すため士官の道を志す 完 全無欠の彼女がなぜかくま柄のホルスターを 持っている謎が士官学校で話題になった。 エディンバラ軍E小隊擲弾兵 46歳。 あだ名はスチルショッツ 無口で無表情。 何を考えているのかわからない。 長い戦歴の中、生き残る度に負傷した箇所に義 肢が入り、鉄の身体となっていった まるで機 械のように不眠不休で戦い続けられる。 長い間、死に場所を求め戦場を渡り歩いて きたが、ルフやマリーとの交流がきっかけで 生きる目的を見つけることができた。 今も戦場を渡り歩いている。 死に場所を求めてではなく頑丈な鉄の身体で ひとりでも多くの仲間を守るために。 どんなことでも計算式に当てはめようとする 数学オタク 頭が固く理屈っぽい。 元数学教師 学校にそこまで思い入れは ないつもりだったが、なぜか生徒達と共に撮っ た写真を捨てられずに持っている。 感情論に理解がなかったが、今は少し考えを改 める 最近ハンナに数学を教えつつ、計算とは 違う彼女の反応を新鮮に感じている。 ハンナに猛アタックされ、彼女と結婚。 周りを驚かせたが、告白された彼自身が 実は1番驚いていた。 小説の執筆に命をかける男 その情熱と 行動力は凄まじい 屁理屈が得意。 戦争のノンフィクション小説を執筆中。 危険な任務も、小説の良いネタになるなら 嬉々として参加する。 妻子持ち 妻は小説バカの夫に呆れているが 彼の従軍を見送るあたり、心の底では彼を 応援しているのかもしれない。 完成した戦場小説は彼のデビュー作となる。 仲間を解剖しようとする兵士等、架空にしても 荒唐無稽すぎる内容だと評価は分かれた。 どことなく色気を感じさせる大人の女性。 男性兵士達から人気がある 年下に対しては優しく、年上に対しては 甘えた雰囲気で接する その接し方は 意図しているわけではなく無自覚。 婚約者の男性は、大きな自動車会社で 次期社長の座を約束されている御曹司。 彼の護衛任務を受けた時に知り合った。 婚約者と式を挙げ、今は新婚生活を満喫中。 しかし無意識に男を誘惑する彼女の性格は 相変わらずで、夫は少々心配。 レンフィールド ブラウン ガリアン ロビンソン ライジング マグス ランカー ワスプ サンダース エリアス ハートマンF1型グレネード アルバート ハーフェン号 キャクタス号 グローリー号 連邦戦車 ヴルカン ヴルカンヘルツォーク ゼートイフェル 帝国戦車 帝国中戦車 帝国重戦車 帝国主力戦車 帝国決戦戦車 種類:軍用ライフル銃 全長: 銃身長: 口径: 発射数: 重量: エディンバラ連合王国の ウェスター・ケルビン社が製造。 その歴史は古く、初めてエディンバラ軍に 採用されたのは40年前に遡る。 以来、幾度となく改良、派生型が作られ ながら、今なおエディンバラを代表する ライフルとして国民から愛されている。 E小隊に配備されたものは セミオート機能が追加された最新型。 機構が増えた分、少し重量が増えたものの 木を中心に素材構成されており、 他のライフルに比べて軽量で、長時間 持ち歩いても疲れない。 種類:軍用ライフル銃 攻撃力に特化したライフル銃。 レンフィールドの派生型の一つで 火薬量の多い専用弾丸を使用するために 金属製の部材が多く使われており、 重量は増している。 発射の反動が大きく、命中精度は低い。 また、レンフィールドの長所であった 軽量でのとりまわしの良さも失われている。 専用弾丸も最前線では供給不足になることも 多く、配備先はごく限られていた。 しかし、攻撃力の高さは折り紙つきで、 歴戦の兵士の中には愛用する者も多々おり、 使用する者を選ぶライフル 種類:軍用ライフル銃 ガリア公国唯一の造兵機関である 国営兵器公社が開発したライフル銃。 ガリア出身者の多いE小隊ではこのライフル に慣れた者も多く、クロードが軍上層部に 掛け合い、連邦内でライセンス生産している ものを回してもらった。 E小隊内ではそれをもとに独自の改造や 改良を施している。 ウェスター・ケルビン社の製品よりも小型で 火力に劣るが、命中精度が高く、 隊員たちの評判も良い 帝国随一の銃器メーカーである ツェヒマイスター社(ZM社)の銃。 大幅な軽量化に成功し火力も申し分ない。 変わらぬ性能の良さで 帝国の進撃を後押しするライフル銃。 斧に似た形状をしているところから 兵士達には「フランシスカ」の愛称で呼ばれ 親しまれている。 製造社はゲルハルト・ツェヒマイスターが 設立した帝国の銃器メーカー。 爆発武器の開発に長けている 種類:ボウガン 帝国科学院技術開発局が暗殺任務の 兵器として開発した最新型のボウガン。 矢の射出音を限りなく無音に近づけており、 視界の悪い戦場では射手の位置の特定が 困難なため、かなりの脅威となる。 二コラとキアラは、腰に携帯したケースに 数種類の矢を収納している。 それらの矢の矢じりには毒が塗られたものや 殺傷力を高めたものなどがあり、 状況に応じて使い分けることによって、 彼女らは困難な任務を数多くこなしてきた 種類:軍用マシンガン ビンランド合衆国の ウォルト・オードナンス社が製造。 第一次ヨーロッパ大戦で使用されていた 機関銃は大きく重く、兵士一人で 持ち歩くことは困難であった。 一次大戦末期、歩兵携行可能な機関銃の 開発が望まれ、世界最初のサブマシンガン として生まれたのがこのロビンソンである。 その後いくつかのサブマシンガンが 発明されたが、生産の容易さから未だに 主力武器として供給され続けている。 兵士達の間でも評判が良く 「神からの贈り物」という意味を込めて 通称「マシューガン」と呼ばれている ロビンソンの弾倉部分の大型化に成功した 改良型 装弾数が25発に増加している。 またフルオート時の跳ね上がりを抑え、 射撃の安定を維持するために 肩にあてることのできる折り畳み式の 銃床が追加された。 近接戦闘もしばしば発生する突撃兵の間では 殴打した際にこの銃床が簡単に折れる ことから「もっと固くて強い銃床を」と 不満の声が上がった ガリア製のサブマシンガン。 ガリアンと同じく、クロードが 軍上層部にかけ合いE小隊に 配備してもらった。 国民皆兵をうたうガリアでは普段訓練を 行っていない市民が銃を持つことを想定し、 軽くてとり回しの良い火器が数多く 開発された。 マグスもその一つで、連邦のものに比べて 火力は低いものの、小型軽量で命中精度も 高いこの銃は、E小隊では主に女性隊員が 好んで使用した ツェヒマイスター社(ZM社)の 最高傑作と称されるほどの完成度を誇る マシンガン。 傑作たる所以は、マシンガンとして必要な 火力・命中精度・携行性を高い水準で 保っている点である。 さらにプレス加工を多用した構造で 生産コストを非常に低くおさえている。 この銃とともに怒涛の如く侵攻を続ける 帝国歩兵は二次大戦終結までの間、連邦や 近隣諸国の脅威となり続けた 種類:対戦車槍 フェデラル・エレクトリック社が製造。 性能のバランスがよい対戦車槍。 対戦車ロケット弾を使用。 発射時の安定性を増すために砲身を 脇で固定して発射する。 発射の際に、ロケットの燃え滓が 射手にかからないようにカバーが 取り付けられた。 元々は射手と装填手の二人で運用する 兵器だったが、後部マガジンの開発により 一人での運用が可能になった 命中力に特化した対戦車槍。 対戦車ロケット弾は気温により推進剤の 燃焼速度が変わるため夏用と冬用があり、 これに合わせて調整できる照星が このモデルから採用された。 射手を守るために防盾が装着され、 同時に装備重量も増加した 種類:対戦車槍 ガリア製の対戦車槍。 ランカーSHは対戦車槍をもとに 携帯用対人兵器として開発された。 炸裂範囲の広い榴弾を放物線状に発射する。 対人用として重要になる携行性の向上は 発射器の軽量化改良によって実現した。 とはいえ通常の銃火器に比べると格段に重く 取り回しも悪いため、戦車槍戦闘に 習熟した者でないと扱うのは困難である フォン・ビスマルク社(VB社)が開発した 対戦車槍の祖というべき兵器。 同社は爆薬研究の第一人者であった アドルフ・フォン・ビスマルクが設立した 銃器メーカーである。 帝国はいち早く戦車の有用性に着目しており その開発と配備を進める一方で 戦車を相手に想定した対抗手段として 対戦車兵器の開発にも積極的に取り組んだ。 余談だが、名称のPLは帝国で対戦車槍を 意味する「Panzer Lanze」の 頭文字をとったものである 対戦車槍を対人兵器として運用させるために 改造されたVBシリーズ。 対戦車槍の携行性はそのままに 前線の歩兵の火力支援を実現することが 可能になった。 しかし、防護のためのシールドを 追加したために重量が増し、 一部の対戦車兵しか扱えないデメリットを 同時に抱え込んでしまった 種類:軍用狙撃銃 ボルトアクション方式で、 数多いレンフィールドの派生型の中でも 命中精度の良い狩猟用として作られたものを ベースにしている。 後に第32機甲レンジャー大隊の 狙撃チームに軍用狙撃銃として採用される。 レンフィールドの略称LFに 「蜂」を表す「ワスプ」を足し 「LFワスプ」と名付けられた 種類:軍用狙撃銃 エディンバラ軍において、狙撃銃は 専用のものが製造されるわけではなく、 レンフィールドの生産ラインから精度の 良いものにスコープを取り付けるなどの 改造を施して狙撃銃として運用していた。 このLF-ASRは、最初から狙撃銃として 使用されることを目的に設計されている。 最大の特徴はボルトアクション式の欠点で あった発射速度改善のため、自動装填機能が 追加されたオートマチック式であることだ。 ただし、機構が複雑になった分、命中精度は ボルトアクション式に及ばず、いかに次弾装 填が速くとも狙撃に最も重要な命中精度を 欠くことから、狙撃兵からは敬遠された ガリア製の狙撃銃。 GSRは騎兵用に作られたライフル銃を 改良する形で開発された狙撃銃である。 ボルトアクション式のGSRは、すでに 旧式化しつつあった。 だが命中精度と安全装置の設計に優れており 二次大戦終結まで生産が続いた ZM SGは一次大戦時の帝国軍に広く配備 された歩兵銃をもとにした狙撃銃である。 もとになった歩兵銃の中でも命中精度の高い ものを選抜し、ルドルフ社製の可変式小銃用 スコープを装着、狙撃銃化している。 射撃精密度の高さと、狙撃銃としては異例の 衝撃に強い丈夫な銃身の作りが評判となり 山岳部隊に先行して配備された。 銃身先端の下には着剣装置がついているが 第二次ヨーロッパ大戦ではほとんど 活用されなかった 種類:軍用擲弾砲 サンダースはビンランド合衆国の フォーラース国営造兵廠が開発した 歩兵携行型の支援火器である。 最前線においては専用の榴弾砲車両を 牽引する砲兵隊の支援が常に受けられるとは 限らず、歩兵部隊に随伴して支援砲撃をする ことができる擲弾砲は非常に重宝された。 小型化に際してはレイリィ・ミラー技術士官 による圧縮ラグナイト式発射装置の採用が 大きく寄与し、これまで数人がかりで運用 していたものが一人で使用できるように なった フォーラース国営造兵廠が製造。 サンダースの改良版。 使用弾は81mm榴弾のままだが 炸薬量が増し、従来のものに比べて 破壊力が強化された。 砲身内部にはライフリングを採用し 砲弾も後部に安定翼が無く榴弾砲用の 砲弾と変わらない形状をしている。 相対的に命中精度は下がっているが、 爆発を強くすることで多少の弾着の ずれは誤魔化せるようになっている 擲弾砲の更なる火力向上のため 開発されたサンダースの改良版。 マウントは二脚と底板などによって 構成されており、より安定性が向上。 砲撃時の衝撃に耐えうる改良を行ったが、 その分、重量は増大。 一人で運べるギリギリの重量という 開発側の主張は前線では無視され、 車両に積載したり、分解して複数人で 運ぶことが多かった。 結果、単独で携行できることが長所であった 擲弾砲の特徴を殺すこととなった 種類:軍用擲弾砲 フォン・ビスマルク社(VB社)が開発。 「VB Granat werfer」が 正式名称となる。 VB社に擲弾砲開発の構想はあったが、 小型化が難しく、設計サイズでは発射薬の力 が足りずに想定距離に大きく届かなかった。 帝国は自国での開発を諦め、 連邦で開発された擲弾砲を秘密裏に入手し、 その解析を進める。 ラグナイト燃料精製技術の遅れていた帝国は 発射薬用のラグナイト燃料の開発に苦戦した が、最終的には連邦にかなり遅れる形で 擲弾砲の自国生産に成功した 種類:手榴弾 全長: 直径: 炸薬: 重量: ヴァロワ共和国の サン=ディエス造兵廠が製造。 生産性が効率が良く、大量生産されたため、 エディンバラ連合王国やビンランド合衆国 など他の国へも輸出され、各国で活躍した。 特にビンランド合衆国では このF1型グレネードを参考に 新型の手榴弾を開発している。 輸出された各国で、果物を連想する愛称を 付けられることが多かった 炸薬:  重量: 帝国軍で正式採用されている手榴弾。 基本構造は他国のものと変わりはなく 摩擦発火式を採用している。 爆発までの時間を側面のダイヤルやネジで 調節することができる。 しかし、多くの兵士は訓練で鍛えられた 一定のタイミングを大切にするため 実戦において時間調整の機能を活用する者は 少なかった 種類:軍用火炎放射器 ビンランド合衆国陸軍内にある 化学兵器開発団が製造。 小型の火炎放射器。 添加剤を用いて濃厚にした燃料を使用。 より優れた火炎効果を生み出した。 放射射程も前モデルに比べて 20%近く増加した。 名称の由来は 「Flame Whip」(炎の鞭)の 略称として「FW」とされた トーチカや塹壕に対応すべく開発された アタッチメントタイプの兵器。 一次大戦時にも火炎放射器は存在したが 背中にラグナイトタンクを背負うタイプの ものだった。 このタイプのものは、長時間の使用が困難で 射手は上体を起こした体勢をとる必要があり 敵からの狙い撃ちが絶えなかった。 それを解消すべく、短機関銃の銃身に小型の 高圧容器を装着するタイプが開発された。 これにより銃撃戦をしながらも、効果的に 火炎を放射することが可能になった 種類:軍用ライフルグレネード ライフル銃の銃身下部に装着して使用する 擲弾(てきだん)発射器。 ライフル部分は同社のライフルを採用し グレネードはヴァロワ共和国のものが 優秀であったため、これを使用している。 信号拳銃から発展した物で、開発当初は 小型の手榴弾しか使用できなかったが、 改良を重ねたことで柄付手榴弾サイズの物を 運用できるようになった 第一次ヨーロッパ大戦の戦果をもとに 帝国で開発され、広まった兵器である。 手榴弾の柄を薬莢に付け替え、発射装置で 撃ち出して遠方へ飛ばすもので 歩兵の携行時にもかさばらずに重宝された。 対人・対軽装甲車輌など、多目的に 使用されていた兵器である 全長:  全幅: 全高:  重量: 速度: 出力: 武装:シュタイナー 36口径75砲 ブラウン.62戦車機銃 ビンランド合衆国で製造された中型戦車 通称「ミニット」シリーズの派生型の一つ。 マイルズによってE小隊用にところどころ 改造されている。 主に、対戦車戦闘を含む機動戦に用いられる E小隊の攻撃のかなめ。 「ハーフェン」という名はクロードが 自分の故郷から取り、名付けた。 主砲弾薬庫は前期型車体では左右袖部に 設けられていたため、敵弾貫通時に誘爆し 戦車が大破するケースが多かった。 応急対策として車体側面に補助装甲板が 溶接された 全長:  全幅: 武装:ロビンソン.43戦車機銃 ダン・ベントレーが操縦する連邦の装甲車。 二次大戦では主にエディンバラ連合王国や ヴァロワ共和国で使用されていた。 路外走行性能に優れた半装軌車。 半装軌車とは、前輪に車輪、後輪に履帯を 持つ車両を指す。 戦車に追随し、牽引車・装甲兵員輸送車・ 偵察車・無線指揮車などとして幅広く 使用された。 当時の全装軌式車輌は左右の履帯を二本の レバーで操作する方式のため操縦が難しく 普通のステアリングで容易に操縦できる点も 半装軌車の大きな利点であった 武装:ブレダ工廠 24口径75砲改    エルマ.92戦車機銃 F小隊の中型戦車。 一次大戦時には傑作戦車とうたわれた ガリア公国製の戦車。 登場からかなり年月の経った戦車だが、 ガリアをはじめ、未だ周辺各国で 使用されている。 特筆すべきはその汎用性で、状況に合わせて 様々なタイプの砲塔や武装に換装できる。 「グローリー」の意味は「栄光」。 一次大戦でのこの戦車の活躍を知った F小隊戦車長ロナルドが是非にと懇願し F小隊に配備された    ブラウン.62戦車機銃 連邦軍の主力戦車となるこの戦車は 通称「ミニット」と呼ばれ、 第二次ヨーロッパ大戦で大量に生産された。 大戦開始直前に配備された最新型で、 特にその生産性の良さが特徴だった。 ビンランド独立戦争時に「召集されると 1分で駆けつける民兵」という意味で 「ミニットマン」という言葉が使われた。 各戦線で広く運用され、召集すると多くの 台数がすぐ集まることから由来されている。 また、大量生産される観点から 「1分に1台生産できるからミニット」 という意味も込めてこの通称がつけられた 武装:ムステラ 71口径砲    ウラヌス 9戦車機銃 戦車部隊アオスブルフに配備された、 最新型の重駆逐戦車。 50トンを超える重量を持ちながら、 駆動装置に最新ラグナイト機関を組み込み 無段階変速を可能にすることで、 高い機動力を併せ持つ。 試作車の競争試験を幾度も繰り返したという 経緯からも分かるとおり、機動力に重点を 置いて開発された車体である。 旋回可能な砲塔を持ち、攻撃力も高水準。 ゼクス・オウルとの合流時に、帝国科学院の 最新技術に基づいた改良を施された ヴォルツの愛機である重駆逐戦車 ヴルカンのヴァルキュリア支援型。 クライマリアのヴァルキュリア覚醒時の 攻撃は、高出力でありながら、強力すぎる がゆえに、自分でその発射方向を定める ことができず、ただ広範囲に大量に 降り注ぐだけだった。 この戦車は砲身に開いたアンテナで光線を 受け止めて吸収、それらを滞留させ、 一気に巨大な収束光線として発射できる。 その火力はすさまじく、一撃で氷山を 蒸発させるほどの破壊力を持つ 武装:トロヤ 60口径130砲    クリム 20口径122砲    クリム 55口径砲 ゼクス・オウルの巨大潜水艦に搭載された、 大型潜水戦車 「アンコウ」の異名を持つ。 決戦兵器としてだけでなく、 ヴァルキュリア爆弾の起爆時にその爆風に 耐えながら実験計測ができるように 強力な対爆装甲を備えている。 短時間なら潜航も可能で、センチュリオン 奪取時には、巨大潜水艦にE小隊が気を取ら れている間にベルガーはこれを使って水中か ら死角に移動し、センチュリオン艦内に潜入 した 武装:クリム 37口径45砲    クリム 10口径5榴弾砲    ウラヌス.62戦車機銃 第二次ヨーロッパ大戦以前に開発された この車輌は、続く二次大戦においても 数多く実戦投入された。 戦車の運用思想が部隊連携による 高機動戦術に移り変わる時期に登場した エポックメーキングな車輌である。 実戦投入されてから長く運用され続け 二次大戦下においては連邦の主力戦車と 比べると正面火力に劣る 武装:クリム 24口径.2砲    クリム 16口径5榴弾砲 第二次ヨーロッパ大戦における帝国の 主要戦力で、征暦1935年時点で 1万2千もの車輌が生産され、 多くの前線に投入されている。 火力、装甲、機動力のバランスが取れており 高性能を誇る。 また、この戦車が最も優れている点は 生産コストの安さと汎用性の高さである。 運用方法に伴い多くの派生型が開発された この戦車は、帝国兵士からは祖国を意味する 「ファーターランド」の愛称で親しまれた 全長:  全幅: 武装:クリム 34口径.2砲    クリム 12口径122砲 帝国戦車から中戦車の流れの延長上に 位置する戦車である。 帝国重戦車はこれまでの戦車砲と比べ 長砲身化した強力な旋回砲と 車体前部に大口径の固定砲を装備することで 驚異的な正面突破力を実現した。 さらに砲弾の積載数を増加させるため 砲塔後部に小型の弾薬庫を設けている。 また生産コストを抑えるために開発された 大型共通シャーシが用いられた 初めての車輌でもある 武装:クリム 41口径.2砲 第二次ヨーロッパ大戦にあたり、帝国が次期 主力戦車として開発した最新型の中型戦車。 リベットから電気溶接による製法となり、 格段に防御力が向上した。 その最大の特徴とも言えるのは避弾経始に 優れた傾斜装甲で、装甲を斜めにすることで 衝撃を分散し、かつ装甲の厚み以上の防御力 を実現させている。 その防御力から堅い殻を持つ甲虫 「ケーファー」の通称が付けられた。 この斬新な設計が施された戦車の登場は、 後の戦車設計思想に大きな衝撃を与えた 武装:ムステラ 43口径122砲 帝国史上最高の機動力と火力を誇る重戦車。 重装甲化により機動性が悪化した前モデルの 反省から、装甲厚と火力の増強と45t以内 の重量が収めるという制約のもと開発が進め られる。 まだ試作段階で、帝都周辺の中央軍で 試験的に運用が始まっているのみ。 砲は強力だが砲身が長く、発射時以外はその 砲を後ろに向けている 仮に前にしたまま 走行するとフロントヘビーのため重さで前に つんのめり、移動を阻害してしまう。 帝都防衛の最終兵器であり、 兵士達からは「ゲパルト」と呼ばれている クレスト解放戦従軍章,クレスト解放戦に従軍した者に 授与される勲章 4記念章の意味合いが強く堅牢と名高いEクレスト要塞の城門がデザインされている ジークヴァルライン会戦従軍章Eジークヴァルライン会戦に従軍した者に 記念章の意味合いが強く、E岸壁とトーチカがデザインされている 青薔薇義勇勲章E4レーヴェホルムにおける抗戦活動に,貢献した者に授与される勲章 4レジスタンス『ブラウ・ローゼ』からF贈られるもので青薔薇の意匠が美しい 連邦名誉勲章F4重要作戦で大きな功績を残した者に 1作戦につき1名しか選ばれないため、(非常に希少な勲章である 連邦勲功星章F4キグナス作戦において連邦軍の勝利にF最も貢献した指揮官に授与される勲章 4作戦名であるキグナスを象徴する星が(大きくかたどられている 特別大輪勲章 敵軍の精鋭を撃破し、<戦局を有利に導く特別な功績を挙げた者に 授与される武功勲章 勲三等大輪勲章G4敵撃破総数が累計250を超えた者に 授与される武功勲章 これを持つ者は歴戦の勇士のG0仲間入りをしたと一目置かれる 勲二等大輪勲章G4敵撃破総数が累計500を超えた者に 授与される武功勲章 複数授与されることもあり、G4勲三等大輪勲章よりも上位である 勲一等大輪勲章G敵撃破総数が累計1000を超えた者に 授与される武功勲章 大輪勲章としては最高位でありrを示すV字型意匠が施されている パラメディック・メダル4戦場において人命救助を行った者に 衛生兵科の紋章がデザインされている ディッキルト・メダル0戦場において特別な功績を残した(従軍動物に授与される勲章 人間に授与されることはない 大翼兵団賞賛章あらゆる兵科において、0熟達した技能を習得している隊に 優秀指揮官賞賛章Iさまざまな命令を駆使し,卓越した統率能力を発揮した、I優秀な指揮官に対して授与される勲章 優秀武装兵団賞賛章Iあらゆる兵器に精通し、 装備面での戦力向上にI4大いに貢献した隊に授与される勲章 優秀機甲兵団賞賛章Iあらゆる戦車に精通し、 機甲部門の戦力向上にI4大いに貢献した隊に授与される勲章 優秀部隊賞賛章I4全ての兵士が豊富な戦闘経験を積み、 4高い練度とチームワークを有する隊に 隊に合わせ個別の意匠が施されている 東部戦線功労勲章ノーザンクロス作戦及びキグナス作戦に従軍し、,東部戦線の開始から終結までを,見届けた者に授与される勲章 連邦勲章優秀な戦績を挙げ勝利に貢献した者に対して(連邦政府より贈られる勲章 意匠には連邦国旗が用いられている 連邦栄誉勲章 多くの戦線において0功績を挙げた歴戦の勇士を称え、(連邦政府より贈られる勲章 これを持つ者は大隊一の精鋭と称えられる 連邦殊勲栄誉勲章4連邦政府より贈られる最高位勲章 全ての戦線で多大な功績を挙げ、<戦局の行方を決定付けた者に授与される これを持つ者は連邦一の英雄と称えられる 兵科レベル解放 偵察兵兵科レベル解放 突撃兵兵科レベル解放 支援兵(兵科レベル解放 対戦車兵兵科レベル解放 狙撃兵兵科レベル解放 擲弾兵服装変更の購入(褒賞武器の購入 Rank1(褒賞武器の購入 Rank2(褒賞武器の購入 Rank3(褒賞武器の購入 Rank4(褒賞武器の購入 Rank5(車輌開発強化 ハーフェン号(車輌開発強化 グローリー号(車輌開発強化 キャクタス号艦体開発強化 レーダー艦体開発強化 艦砲射撃艦体開発強化 救護部隊(艦体開発強化 車輌応急修理(断章「湯煙の休戦」の購入 楽曲集の購入M偵察兵の兵科レベル上限を30に解放します 突撃兵の兵科レベル上限を30に解放します 支援兵の兵科レベル上限を30に解放します 対戦車兵の兵科レベル上限を30に解放します 狙撃兵の兵科レベル上限を30に解放します 擲弾兵の兵科レベル上限を30に解放します 夏季/冬季の軍服に任意で着替えられるようになります 褒賞武器を購入します 入手できるものはランダムです 褒賞武器を購入します ハーフェン号をさらに強化できるようになります グローリー号をさらに強化できるようになります キャクタス号をさらに強化できるようになります レーダーをさらに強化できるようになります 艦砲射撃をさらに強化できるようになります 救護部隊をさらに強化できるようになります 車輌応急修理をさらに強化できるようになります 断章「湯煙の休戦」を閲覧できるようになります 自室でBGMを視聴できるようになります ヨーロッパ大陸大西洋連邦機構 東ヨーロッパ帝国連合 ガリア公国 ビンランド合衆国 エディンバラ連合王国 ハーフェン クレスト要塞 リーンブル前線基地 レーヌの町 ジークヴァルライン アインヘムト アハツェーン山脈 大氷洋 大氷洋の島々 大氷洋【クレバス】 ガルスブルク海堡 クスバル港Qレーヴェホルム ヴァルキュリア遺跡跡 シュヴァルツグラード ミラー商会(エディンバラ陸軍士官学校 征暦 第一次ヨーロッパ大戦 第二次ヨーロッパ大戦Q古代ヴァルキュリア戦争Qハーフェン事件 ヴァルキュリア狩りQヴァルキュリア輸送計画 連邦軍 帝国軍 E小隊 F小隊Rエディンバラ軍Rレンジャー部隊 アオスブルフ部隊Rゼクス・オウルRブラウ・ローゼ ノーザンクロス作戦 白鳥(キグナス)作戦 戦車 連邦における戦車 帝国における戦車 帝国装甲列車 雪上巡洋艦 グラーフラオヴァール 空挺 阻塞気球 ヴァルキュリア人 ダルクス人 星の子祭りSヴァルキュリア ヴァルキュリア実験 ヴァルキュリア爆弾 ラグナイト ラグナイトの利用方法 ラグナイトの爆縮技術(ラグナイト爆縮式タービン 停戦条約V地球の北半球に位置する最も大きな大陸の 西部地域一帯を指す。 全土統一を目指し古代から多くの覇権争いが 繰り広げられてきた地である。 紀元前、古代ヴァルキュリア人によって大陸 が平定され、大陸各地にいくつかの王国が 誕生する。 その後、王国内の有力者が立ち上がると広大 な王国が複数の小国に分裂し、激しい 覇権争いが繰り広げられるようになった。 19世紀を迎え、ヨーロッパ大陸は皇帝が 中心となり国を統治する連合国家 「東ヨーロッパ帝国連合」と王政を廃した 共和国国家の連合体「大西洋連邦機構」の 東西二つの大国によって分断される。 両国の周辺諸国もその争いのうねりに 巻き込まれ、ヨーロッパ大陸はかつてない 激動の時代に突入していた 共和制度を敷く国々が集合して成立した 大陸西側に位置する連邦国家である。 通称「連邦」。 18世紀後期の産業革命を契機として ヨーロッパ西部では市民革命が巻き起こり、 多くの共和国が誕生する。 それらの国々にとって、東部で誕生した 巨大国家「帝国」は脅威的な存在であった。 そこで、西側諸国は各国間で条約や同盟を 交わし、相互に安全を保障する形で 「大西洋連邦機構」を樹立した。 選挙で選ばれた「連邦議長」が国の代表者と なっているが、各国連合の形態をとっている ため、なかなか意見の一致に至らない。 秘密条約や威圧外交で勢力を拡大した結果、 国力では帝国を上回っているにも関わらず、 過去の大戦においては一度も 帝国を撃破することができていない ヨーロッパ大陸東部に位置する皇帝を 頂点とした巨大な連合国家である。 通称「帝国」。 18世紀後期、ラグナイトを動力源とした 産業技術の発展(産業革命)を契機に、 機械工業を導入したヨーロッパ東部諸国が 力を持ち始める。 婚姻などの血族的な結びつきでつながりを 深めていたそれらの国々は同君連合を組み、 「東ヨーロッパ帝国連合」を建国した。 法律上、君主制度を定めていないものの、 統治者である「皇帝」が絶大な権限を持ち 帝国内を広域に渡り支配している。 未だ市民革命の洗礼を浴びていないため 中世的な風習や伝統が色濃く残っている。 そのことから保守的な思想を持った国民が 多く、ダルクス人に対する偏見も 非常に強い 東の大国「帝国」と西の大国「連邦」に 陸上国境を接する、美しい自然と豊富な ラグナイト鉱石に恵まれた国。 通称「ガリア」。 ヨーロッパ大陸中央部に位置する小国で、 政体は立憲君主制がとられている。 ランドグリーズ家の当主が元首として 代々ガリアの地を治めている。 国内全土の面積は38.567㎡、 人口は432万人という小さな国だが 独自の文化や伝統が息づいている。 その地勢的条件から歴史的に 常に他国の侵略に脅かされてきた それゆえ 「武装中立」を国是とし国民皆兵制度を 導入しているが、積極的な帝国打倒を 目指す者のなかには、国土防衛を任とする ガリア軍ではなく、帝国領土への進攻を 目指す他国軍に参加する者も多い。 彼らは「ガリア人部隊」と呼ばれ、 勇猛果敢な兵士として高く評価されている ヨーロッパの西側、大西洋を挟んだ 北ビンランド大陸の大半を占める新興大国。 通称『合衆国』。 国民の多くは欧州諸国はじめ世界各国から 移住した移民である。 君主制国家が多いヨーロッパとは異なり、 定期的な選挙で国家元首である大統領を 決める民主制を取っており、身分制度に しばられない自由な気風にあふれている。 その成り立ちから開拓精神が旺盛であり、 科学、工学分野を筆頭に各分野で革新的な 発明を数多く生み出している。 大西洋連邦機構に所属しているが、世論に よる反対から第二次ヨーロッパ大戦には 参戦していない。 だが経済的、技術的に莫大な軍事援助を 行っており、特に武器輸出においては 新兵器も多く供与していることから 「欧州は合衆国の実験場」と揶揄する声も あがっている ヨーロッパ大陸の北西部、40kに満たない 海峡を隔てて位置する島国。 その歴史は古く、建国は1000年以上昔に さかのぼる いち早く市民革命を達成し、 重工業が発展、帝国や合衆国の台頭以前は 世界の長たる国家として君臨しており、 現在でも連邦内で強い発言権を持つ。 「王国」ではあるが立憲民主主義国であり、 王は「君臨すれども統治せず」のもと 儀礼的なものとして存在している。 特に軍事面では非常に高度な訓練制度が 整えられており、足並みの乱れがちな 連邦軍において最も統率の取れた軍隊と 呼び声が高い それゆえ激戦地や最前線は エディンバラ軍に任される場合が多く、 より激しい戦場を求めて各国から猛者たちが 集まることで外国人中心の部隊が いくつも結成されている ガリア公国の内陸部、帝国との国境近くに 位置する豊かな山と渓流に恵まれた小都市。 市街地はそれなりに栄えているが、 盛り場というほどのにぎわいはなく、 夜間は大通りでも人通りが途絶える。 ただし祭りの夜は別で、特に盛大に催される 夏の祭り『星の子祭り』では、市街のほか 近郊の村からも多くの市民が集まり 夜中歌い踊り明かす。 帝国との国境に近いことから帝国の干渉に よるトラブルが絶えず、政情の不安に 伴って、人口は減少の一途をたどっている。 また、街の経済を支えていた先進的な ラグナイト燃料供給企業 「ミラー商会」の工場が火災により焼失し、 地域経済は大きな打撃を受けた。 旧市街のスラム化が進んでおり、戦災孤児や 職を失った浮浪者が路上にたむろするなど、 治安の悪化が問題視されている 帝国南西部に位置する軍事要塞。 もともとは100年前に交通の要所 クレスト市の防備のため建設された 古い城塞だった。 ノーザンクロス作戦初期の連邦軍の勢いに 抵抗せんと周辺の帝国軍部隊がここに集結、 城壁に機銃や砲を配備し、城内に砲撃陣地を 構築して急造の防衛拠点として機能させた。 潰走の続く帝国軍の中でも少しでも連邦に 抗わんと踏みとどまった彼らの士気は高く、 何度となく攻略に押し寄せた連邦軍部隊を 撃退している。 特に城内に設置された大型榴弾砲は連邦軍の 進軍路や主要な橋を攻撃し、遠征の大きな 障害となった。 連邦軍司令部はジークヴァルまで帝国軍の 抵抗は軽微と判断していただけに、 予定外の障害に頭を悩まされたが、 精鋭レンジャー部隊の投入と新兵器、擲弾砲 の活躍で攻略することに成功した 東部戦線の拡大に伴い作られた、 連邦軍の大規模な前線基地の一つ。 主に北方軍集団、第101師団の作戦拠点 として準備された。 森を切り拓き、急遽建設された野戦基地では あるが、3000人以上の兵士が寝泊まりで きる宿舎と、100台以上の車両が整備 できる施設が完備されており、小規模ながら シャワールームや娯楽室などの保養施設も そなわっている。 また、前線部隊に支給される弾薬や燃料、 食料等の膨大な物資を集約、 分配する補給拠点にもなっている。 敵領内深くに進攻し、圧倒的物量を誇る 帝国軍と長期間戦い抜く必要のある ノーザンクロス作戦において、 その最前線の兵士たちの まさに生命線ともいえる基地である 帝国領西部、連邦軍前線基地からは 北東に位置する小さな町。 中世時代に使われていた信号塔が未だ 残っており、町のシンボルとなっている。 信号塔は頂上部の数字パネルをめくり数字を 変化させることで、近隣の町村に重要な情報 を伝えていたという。 東部戦線開戦により、連邦軍の進軍が勢いを 増す中、帝国軍の重要な通信拠点として 接収され、防衛のため重戦車隊が駐留した。 戦況の悪化により周辺の帝国部隊が撤退した ことで、遠距離からの砲撃を恐れた 駐留部隊はハリボテで戦車を偽装し、 遠目からの砲撃に対抗した。 また、妨害電波を発する設備もあり、 攻略を目指す者は無線通信を使用できない 状態で戦わなければならないため、 攻略を目指す連邦軍は 苦戦を強いられることとなった ジークヴァル・ライン(勝利の壁)は 旧国境の断崖に沿って築かれた、 長大にして堅牢な要塞線である。 開戦前、帝国は緊張高まる欧州情勢を前に、 第一次ヨーロッパ大戦時代に作られた簡易な 要塞施設を取り壊し、数年がかりで最新の 迎撃設備を備えた巨大要塞へと変貌させた。 帝都防衛のためとはいえ、 その膨大な建設費をまかなえる、 帝国の圧倒的国力が伺い知れる。 帝国軍はこの要塞での防衛戦を、 快進撃を続ける連邦のノーザンクロス作戦を 打ち砕く最大の契機だと想定しており、 方面軍部隊だけでなく、帝都周辺の中央軍も 派遣して連邦軍との決戦に備えた。 連邦軍もこの要塞線の突破が東部戦線最大の 難所になると想定しており、予定される この地での会戦へ戦力の集中投入を決めた ジークヴァル・ラインから北東に進んだ 位置にある帝国領の都市。 小さいが街道の交差する交通の要所に あるため、物資の流通が盛んで、 戦時中にもかかわらず活気のある町である。 旧国境付近に位置しているため帝国への 帰属意識はそれほど強くなく、 連邦軍が占領する際も目立った抵抗は ほとんど無いまま、無血占領となった。 また、帝国軍からの横流し品や戦場から 回収した物資を売るジャンクショップなども あり、商魂たくましい一面ものぞかせる。 この町は北部帝国領への入り口ともいえる 場所にあり、冬場は雪に閉ざされる。 中でも激しい吹雪の吹き荒れる日は、 何もかもが凍り付く寒さになるという。 近隣に古くからある伝承では「吹雪の魔女」 のしわざなのだといわれているらしい 帝国内陸部と帝国西海岸の間に 横たわる険しい山脈。 最高峰であるヴィソケア峰は2536m。 山深く、神秘性をもつ山岳地帯で、 かつては、ここが古代ヴァルキュリア人の 聖地であると信奉するユグド教から派生した 山岳信仰が存在しており、 今もその痕跡が残っている。 比較的緩やかな峠には車両が通行可能な ルートもあるが、夏季であっても 敵の警戒下でこの山を越え 進軍することは困難である。 まして降雪が始まって以降となると その行軍は過酷を極めるものとなる。 山脈の中腹には帝国軍の鉄道補給基地が 極秘裏に築かれており、敷設された鉄道を 使ってガリア方面に展開する部隊へ向けて、 大量の物資を送り出していた 帝国領の西に位置し、冬の訪れと共に全てが 凍り付くことから名付けられた広大な湾。 毎年、冬の時期になると気候と海流の 影響で北極海から大量の流氷が流れ込み 湾内に滞留、それが幾重にも折り重なり 分厚い氷原を形成する。 点在する小島にある村落以外には、 風を遮るものが何もなく、一たび嵐になると 猛烈な吹雪が吹き荒れる。 また、氷原には巨大なクレバスが 走っており、徒歩はおろか車両でも この大氷原を踏破することはできない。 この大氷洋は帝国にとってまさに自然の要塞 であり、帝都シュヴァルツグラードを 難攻不落せしめている最大の防衛線なので ある 大氷洋に無数に浮かぶ島々には、 小さな村落が点在している。 夏は漁により生計を立て、海が氷に 閉ざされる冬は、夏の間に蓄えた食料で 食いつなぎながら、伝統的な工芸品などを 室内で作成し、静かに春の訪れを待つ。 昔ながらのささやかな暮らしを営む この村落も、帝国の海洋侵出の影響を受け、 戦火に巻き込まれることになる。 帝国軍は湾対岸の半島に侵攻を開始した際、 湾内の島の接収に乗り出した。 元の住民である島民たちは住居や食料を 奪われ、酷寒の中、島を追い立てられる ように後にすることとなった。 接収された島には軍港やラグナイトの 採掘拠点が建造されたが、冬の間、大陸と 島とを自由に行き来できるような航路や 陸路はこれまで存在せず、帝国軍が どのような方法で本国と物資の流通を可能 にしているかは不明のままである 大氷洋を形成する巨大な氷床は数キロにも 及ぶ巨大なプレートを無数に形成し、 ひしめき合っている。 そのプレートの裂け目はクレバスとして 大氷洋に縦横無尽に走っており、 時期や場所によっては、その深さは 数十メートルに達する。 ひとたびこの深い割れ目に落ちてしまえば、 特殊な装備が無い限り、雪解けの時まで 脱出不可能だと言われている。 氷床内には海に溶け出し結晶化した ラグナイトの粒子が流氷に取り込まれて 発光しており、クレバスの側面からその光を 見ることができる。 大氷洋の海底にはラグナイト鉱脈が豊富に 眠っていると多くの専門家が指摘しているが 現在、海底のラグナイトを掘削する技術は 開発されておらず、近い将来、この資源を 巡っての争いが予想される 大氷洋上に存在する帝国軍の海上要塞。 ガルスブルグ海峡に浮かぶ小島を 土台として築かれており、その航路を 通過するものを高威力の要塞砲により 狙い撃ちにする。 元々は第一次ヨーロッパ大戦時に 帝国の通商破壊により商船を数多く 沈められたエディンバラ海軍が 大氷洋封鎖のために湾の入り口に 建設した3つの海上要塞の1つだった。 戦後、維持コストの問題から2つは破棄、 残るこのガルスブルク海堡は 対岸のノルド共和国に譲渡された。 帝国がノルド共和国を併合した際、 ガルスブルク海堡は帝国に接収され、 逆に大氷洋の守りの要として、 エディンバラの艦船にその砲門を 向けることとなった ガルスブルク海堡の北、大氷洋北西部にある 港町。 かつてはノルド共和国の玄関口として栄え、 北部ヨーロッパの物流の中心的役割を 果たしていた。 帝国の侵略によってノルド共和国が 併合されると、港の半分は軍港として 使用され、町の中には駐留する帝国軍水兵の 姿が多く目につくようになった。 帝国軍の北部ヨーロッパ侵略の拠点であり、 北部方面軍用の物資の保管倉庫も数多く 存在している。 それらは民間の倉庫を接収し、偽装している ため、町の住民の中にもその詳細な配置を 知る者は少ないが、密かに帝国への 抵抗活動を続けるレジスタンスは軍用倉庫の 位置を特定し、連邦軍へ情報を流した レーヴェホルムはその地政学的な理由から、 常に帝国との戦いの矢面に立たされてきた。 ノルド共和国の東端にあり、国境を隔て 帝国領に接するこの街は、帝国軍の ノルド侵攻の際には、真っ先に戦火に さらされた 精強な駐留軍が抗戦したが 帝国の物量の前になすすべもなく、 抵抗心を奪うため街は徹底的に破壊された。 結局、この街の惨状がノルド共和国政府を 弱腰にさせ、最終的には併合という形で ノルド共和国は消滅してしまう。 現在は帝国の支配下にあるものの、 地下では反帝国を掲げるレジスタンスが 根強く抵抗活動を続けている。 この動きを警戒してか、帝国は言論統制や 財産の没収など、支配を今まで以上に 強めている 結果として、住民たちの 反帝国感情は高まり続けている 大氷洋の島々と湾の周辺は、 ヴァルキュリア伝承とその遺物の多い地域 として知られている。 大氷洋に点在する巨大な柱の遺物は 伝承にあるヴァルキュリアの槍を彷彿と させる上に、湾に点在する島々には多くの 遺跡が今なおその姿を残している。 不思議なことに、島によってはダルクス人の 遺跡も混在しており、この地域においては 古代ヴァルキュリア人と古代ダルクス人が 共存していたのではないかとの説もある。 一方でこの地こそが古代ヴァルキュリア戦争 の舞台だったとの学説もあり、 大氷洋の成り立ちとこの地に多くの ラグナイト含有物が存在している事実を 紐づけて考える異説も存在している 東ヨーロッパ帝国連合の統治者である 「皇帝」が居住する首都 通称『帝都』。 西は大氷洋に面し、東は根雪に包まれた 高山に守られており、帝国の成立以来、 他国の侵略を許した例はない。 大氷洋に流れこむ巨大な運河の河口付近に 位置し、広大な帝国領内から集約される 豊富な資源と、連綿と受け継がれてきた 膨大な資産を背景に、中世の面影をたたえる 美しい景観を残しながらも路面鉄道や 衛生設備など高度に都市化された設備を もつ、世界有数の大都市である。 一方で帝都に住まう者の間には 今だ根強い身分意識が残っており、貴族を 始めとする上流階級と一般市民の間には あらゆる面で格差がある さらに町外れに 目を向けると、荘厳華麗な中心市街とは 全く違う、帝国の裏の顔ともいうべき 貧民窟が広がっているのである ガリア公国ハーフェンの街にかつてあった 民間のエネルギー供給企業。 原料ラグナイトを精製した後、容器詰めし 各家庭や企業に販売していた。 設立者はラグナイト工学研究者の アルベルト・ミラーだが、彼はほとんどの 時間をラグナイト圧縮の研究に費やして おり、実質的経営者として工場を切り盛り していたのは彼の妻であった。 高度な圧縮技術で通常のラグナイト燃料 より持ちがよく、高出力だったため、 ヨーロッパでは評判の燃料ブランドだった。 増産体制を整えた矢先の1923年、 工場が何者かの手で放火され焼失。 これによりアルベルトと妻、次女の3名が 焼死、商会は倒産した。 犯人は、成功を妬んだライバル企業とも、 技術の奪取を狙った帝国諜報部隊とも 言われているが、真相は不明のままである エディンバラで最も古い伝統を持つ 陸軍士官の養成学校。 連邦軍で指揮官として武功を上げるための 「最も確実な道、しかし同時に最も狭き門」 と言われている。 エディンバラ軍ではいまだ身分や家柄が物を 言う局面が多々あるが、士官学校は優秀な 人材であることを条件に積極的に孤児や 国外出身の生徒を受け入れている。 完全な実力主義で席次を決めることから、 立身出世のため、あるいは打倒帝国のため、 近隣諸国からも熱意ある若者が多数集い、 優秀な指揮官が多数巣立っている。 特に第二次ヨーロッパ大戦においてその傾向 は顕著で、重要な作戦を任された隊の中には エディンバラ陸軍士官学校を出たばかりの 若い隊長が幾人もいたという 古代ヴァルキュリア人によるヨーロッパ大陸 平定を起源にした紀年法である。 現在、大陸において一般的に用いられている 紀年法で「ヴァルキュリア紀元」 とも呼ばれる。 古代ヴァルキュリア人がダルクス人を制圧し ヨーロッパ北部を起点として大陸平定を なしとげたとされる年を 「征暦1年」として数える。 「Valkyria Conquest」を 略して「V.C.」と表記される。 また、紀元前の表記は 「Before Conquest」を 略して「B.C.」とされている 帝国と連邦の間のラグナイト資源をめぐる 争いが引き金となった大戦。 通称「一次大戦」。 18世紀後期から始まった産業革命以後、 需要が高まるラグナイト資源をめぐって帝国 と連邦の対立は深いものになっていた。 20世紀初頭に起こった帝国皇太子の 暗殺事件を発端に、両国はついに開戦。 新兵器として帝国が戦車を投入するも、 戦いが進むにつれ塹壕戦の様相を呈し 両軍ともに膠着状態が続いた。 消耗戦に疲弊した両国は 数年におよぶ戦いの末に休戦条約を締結、 一次大戦は収束した。 大戦中は豊富なラグナイト資源を目的に ガリア公国にも帝国軍が進軍するが、 機甲部隊を率いて奮戦したギュンター将軍の 活躍もあり、これを退けている 帝国軍による連邦同盟国への侵攻にはじまり ヨーロッパ大陸全土を巻き込む争いへと 発展した史上最大規模の大戦。 通称「二次大戦」。 一次大戦では停戦という形をとった帝国と 連邦であったが、終戦後は来たるべき次の 戦いに備えて、新兵器の開発や軍事力の 強化を進めていた。 そして、一次大戦停戦から約20年後、 帝国が連邦と交わした不可侵条約を破り 連邦の同盟国内へ進撃を開始。 連邦保護下にあった周辺三国を 立て続けに占領する。 これを受け、連邦が帝国に 宣戦布告したことから二次大戦が勃発した。 帝国と連邦は開発を進めていた新兵器を 投入し、周辺諸国への侵攻も開始。 一次大戦を遥かに超える激しい攻防戦が ヨーロッパ大陸全土で繰り広げられた 古代ヴァルキュリア人が ヨーロッパ大陸平定を目的とし、 ダルクス人と戦ったとされる古代戦争。 紀元前30年頃、ラグナイトを利用して 邪法を編み出したとされるダルクス人は、 同族間で争いを繰り返しヨーロッパ大陸を 荒廃と混乱の渦に巻き込んだという。 そこに、ヴァルキュリア人と呼ばれる 北方からの移民族があらわれ、暴徒と化して いたダルクス人を制圧し大陸に安寧を もたらしたとされている。 ヴァルキュリア人は青く光る盾と槍を持ち 「神の力」と呼ばれる不思議な力を用いて 戦ったと伝えられ、その伝承を記す碑文や 遺跡が大陸各地に残されている。 ヴァルキュリア人は大陸に秩序と平和を もたらすと同時に、多くの文化や技術を 持ち込みヨーロッパ大陸の発展に 大きく貢献したといわれている 1931年、ガリア国境近くの街 ハーフェンに、突如帝国軍からの砲撃が 加えられた事件。 計13発の榴弾が市街地に着弾。 大規模な火災が発生し、多数の死者が出た。 帝国側は非常事態時の事故、 誤射であったとし、さらに連邦からの 挑発行為があったため誤射に繋がったと 逆に連邦を非難する形をとった。 その背景には前年から始まった帝国による ガリアへの圧力干渉があり、ラグナイト資源 の豊富なガリアを属領に組み入れようという 帝国の威圧行為であるのは明白だった。 挑発に乗るまいとするガリア政府の対応は 抗議に留まり、これが国内の反感を買った。 この事件を契機としてガリアの若者の間で 反帝国の気運が高まり、武装中立を是とする ガリア軍ではなく、帝国打倒を掲げる他国軍 に志願する若者が急増することになった 第一次ヨーロッパ大戦後、連邦軍により 極秘裏に行われていた非人道的行為。 当時、緊迫するヨーロッパ情勢を前に帝国軍 を凌駕する戦力を求めていた連邦は ビンランド合衆国で極秘裏に行われていた ヴァルキュリアの能力開発に協力した。 その実験体として、ヴァルキュリアの素質を 持つ少女を「適性検査」と称した試験で 選別し、半ば強引に金品や何らかの特権と 引き換えに親元から引き離し、 半強制的に軍の管理下に置いたものである。 少女たちの身柄は合衆国のラグナイト専門家 を中心とした研究チームに預けられたが、 力の覚醒には一度瀕死となることが 条件とされたために、過酷な実験の中で命を 落とす者も多かった。 「狩り」の対象となった少女は100名以上 と見られ、中には肉体的精神的に追い詰めら れ、自ら命を絶つ者もいたという ヨーロッパや合衆国で行われた 『ヴァルキュリア狩り』によって集められた 少女たちは合衆国の研究所で適性化訓練 という名の覚醒実験を受けた。 実験後、その素質を見込まれた者は キグナス作戦に従事するため、再び輸送船に 乗せられ、大陸へと輸送された。 この計画は最高軍事機密であり、それらの 作戦の護衛役に抜擢されたのは、任務に 忠実かつ、優秀な下士官たちだった。 彼らは所属する部隊長にさえ一切の 任務内容を知らせないまま作戦に従事した。 なおこの作戦の途中、民間船舶に偽装して いた輸送艦に、検査と称して帝国兵が 乗り込むアクシデントが発生した。 護衛の任についていた兵士たちと交戦状態に なり、帝国兵は全員死亡、護衛役の曹長1名 が行方不明となっていたが、後に以前の所属 部隊に無事復帰したと記録が残っている 複数の国家により構成された 大西洋連邦機構は、常に意志決定の足並みが 揃わず、重要な局面で判断が遅れることが 過去にも多々あった。 これは軍部でも同様で、多国籍軍となる 司令部ではどの国が主導権を握るかという 権力闘争が優先され、杜撰な決定に 振り回される形で現場の兵士に 被害が出る例が後を絶たない。 足並みさえ揃うことができれば帝国の 圧倒的物量に対抗できるはずなのだが、 最大の国力を持つビンランド合衆国が 国内議会の反対により、今だ参戦できない 現状など、問題が浮き彫りになっている。 ノーザンクロス作戦の実行にあたっては 第一次大戦の反省から戦争の早期決着を 目指し、主要国首脳による各国の人的、 経済的、技術的資源供出の密約が交わされ、 作戦発動が実現したという 皇帝によって統治されている帝国は 市民革命の洗礼を浴びておらず、 未だ貴族中心の政治が執られている。 軍内でも貴族勢力が横行し軍上層部は 皇帝の血族者や縁のある有力貴族で 固められている。 帝国軍の行動規範となっている思想は 中世から続く「騎士道」の精神であり、 主である皇帝に忠誠を誓い武勇を 尽くすことが兵士の役割とされていた。 帝国軍は大陸で初めて戦車を開発し一次大戦 において各国に衝撃を与えたが、戦車は 「重装騎兵にかわる存在」として 開発されたといわれている。 兵器開発に関しては高い技術力を有し大陸 では圧倒的な軍事力を誇っている エディンバラ軍第101師団第1旅団戦闘団 第32機甲レンジャー大隊第2中隊E小隊。 通称『E小隊』『イージープラトーン』 もともとはレンジャー所属ではなく、 ガリア出身者を中心に編成された志願兵小隊 だったが、部隊としてレンジャー課程に 志願し、全員が合格するという非常に珍しい 部隊である。 レンジャー訓練修了後はそのまま新設の レンジャー大隊に組み込まれ、E番号を 維持した形で第2中隊の所属となる。 隊長のクロードはじめガリア出身のメンバー が多く、小隊付きの戦車は隊長の出身地で あるガリアの町の名を取り「ハーフェン号」 と名付けられた。 クセの多い隊員が多く、なにかとトラブルの 絶えない部隊だが実戦での評価は高く、 周囲から頼りにされている 第32機甲レンジャー大隊第2中隊F小隊。 通称『F小隊』『フォックスプラトーン』 隊長のミネルバはE小隊隊長のクロードと 士官学校時代の同期である。 隊員にはミネルバの人柄を慕い付き従う者も 多く、隊には隅々まで彼女の清廉潔白にして 騎士道精神を重んじる性格が反映されて いる 大隊でも最も規律正しい小隊である。 E小隊と同じく通常の志願兵小隊だったが、 E小隊にならい、部隊全体でレンジャー課程 に志願し合格、レンジャー大隊所属となる。 その後、ミネルバは小隊長の中で最初に中尉 に昇進し、先任中尉として第2中隊の 副中隊長を兼任している。 アハツェーン山脈西部の海岸線を行軍中、 待ち伏せしていたアオスブルフにより 部隊が壊滅させられる 生き残ったミネルバ とロナルドは、後にE小隊に編入された エディンバラ連合王国の有する軍隊。 ビンランド合衆国が参戦していない現在、 連邦軍の主力として存在感を示している。 ノーザンクロス作戦の発動にあたっては 陸軍兵力の多くを打倒帝国を目指す 東部戦線に派兵している。 島国という地勢的条件もあり、特に海軍に ついてはかつては世界一ともうたわれた。 一次大戦でその海軍力は大きく失われたが、 現在でも大航海時代から培われた操舵術、 航行術は他国の追随を許さず、 伝統と共に高い練度を維持している。 また、かつて世界最大の植民地支配国だった エディンバラ軍は伝統的に外国人の受け入れ も多く、家柄重視、保守的な軍上層部とは 裏腹に現場での柔軟性は高く、革新的な戦術 や奇抜な新兵器を生み出すことで知られてお り、二面性を持った組織であるといえる エディンバラ軍において、兵士として十分な 素質を持ち、優れた戦闘技術や特殊技能、 サバイバル能力を有すると 認められた者だけが参加できる特殊部隊。 この隊に配属されるのは、採用試験に 合格し、長期間に渡るレンジャー課程訓練に 耐え抜いた者だけである。 レンジャー部隊は各戦線において、 突破困難な敵陣への切り込みや、敵地深くに 潜入しての陽動かく乱、劣勢からの戦線の 立て直し等、戦局を大きく左右する要所に 投入され、その成果を期待される。 過酷な訓練に裏打ちされた高い戦闘技術と どんな状況にも柔軟に対応できる特殊技能は 戦場において他の兵士たちの手本となり、 その勇猛な戦いぶりは周囲の戦意を著しく 高揚させた。 レンジャー徽章は武功勲章と同等以上の名誉 の証であり、一般兵の尊敬を集めたという アオスブルフは帝国軍第502重戦車大隊の 通称である。 隊長はクラウス・ヴォルツ中佐。 アオスブルフは最新鋭の戦車部隊 として新型主力戦車「ケーファー」を 実戦配備し、連邦軍の精鋭部隊を打破する ことを想定して組織された。 練度は高く、隊員たちは皆、豪放磊落な気質 のヴォルツを敬愛しており、ヴォルツもまた 自分を慕う隊員たちを家族のように大切に 扱っている。 一方で、階級や身分にとらわれず上官に 楯突くヴォルツとその子飼いたちの行動は、 軍上層部には次第に目障りな存在となり、 ジークヴァル会戦の敗戦の責任を取るという 形で、隊は一時的に解体された。 しかし、ゼクス・オウルに吸収される形で 部隊は再編成され、連邦軍に戦いを 挑むことになる ゼクス・オウルは帝国科学院技術開発局局長 ハインリヒ・ベルガーが主管となり 創設した、兵器実験部隊である。 正式名称は「X-0兵器実験部隊」。 正確には帝国「軍」ではなく、帝国の 科学技術発展の推進機関「帝国科学院」の 新兵器実験チームである。 帝国では科学技術、特に軍事技術の発展は 最優先とされる国家事業であり、 その中心となる帝国科学院、そしてその中 でも功績の大きいベルガーは皇帝より直々に 特別な権限を与えられている。 軍から必要に応じて精鋭部隊を貸与される だけでなく、兵器の実験のため実戦でも軍部 の作戦に割り込む権限を与えられている。 好き勝手に戦場を荒らす彼らは帝国軍上層部 からは陰で疎まれているが、強力な特権が あるため、表立っての抗議はできない 旧ノルド共和国の湾岸都市を中心に、 反帝国を掲げ活動するレジスタンス。 打倒帝国と平和への願いを込めた青薔薇を トレードマークとしている。 帝国の占領下となった街や港の 出身者が多く、その構成員のほとんどが 一般市民である。 現行の戦時条約では軍服を着用しない者が 戦闘行為を行った場合は保護対象外であり、 捕虜となる権利を持たない。 彼らは常に、兵士以上の覚悟をもって 戦っている。 また帝国側においても日増しにエスカレート する帝国の非人道的行為に嫌悪感を示し、 彼らに共感する者がわずかだが存在し 始めている。 中にはレジスタンスと密かに連絡を取り、 機密情報を渡す協力者もいるという 第一次ヨーロッパ大戦は塹壕戦術などにより 戦線が膠着、戦争が長期化し、 これまでの戦争とは比べものにならない 多大な犠牲を払うことになった。 連邦は、開戦当初から兵力を集中運用する ことで一気に帝国の中枢を脅かし、有利な 条件での早期決着作戦を計画していた。 ところが、参加各国の足並みが揃わず、 逆に帝国の先制を許してしまう。 ようやく作戦発動にこぎつけ、序盤は破竹の 快進撃を続けたものの、悪天候により補給が 滞り、さらに想定より早い冬の到来に遠征は 瓦解、帝国の反攻に晒されることになった。 その撤退戦は凄惨さを極め、戦死のほか 餓死、凍死で多くの犠牲を出した。 戦場となった帝国側の犠牲者も多く、両軍の 兵士、民間人合わせて1000万人以上、 第一次ヨーロッパ大戦に匹敵する犠牲者が 1年と経たずに生み出されることとなった 連邦軍がノーザンクロス作戦と並行して実施 していたもう一つの帝都攻略作戦。 ノーザンクロス作戦は陸路で、キグナス作戦 は海路での帝都攻略を目標としていた。 雪上巡洋艦3隻から成るキグナス艦隊に、 精鋭レンジャー部隊を陸戦隊として吸収し、 陸軍と海軍の合同作戦として展開された。 戦力規模的にはノーザンクロス作戦に 遠く及ばず、奇襲の成功率、新兵器の能力も 不確実であったためノーザンクロス作戦成功 のための陽動、補助作戦程度の扱いだった。 ところが、ノーザンクロス作戦が瓦解すると 帝国の反撃を連邦は押し返すことができず、 もはやキグナス作戦の成功による帝都破壊以 外に連邦は戦局を打破する機会を失った。 いつしか、キグナス作戦成功のために ノーザンクロス作戦部隊は帝国軍を引き付け ることに注力し、キグナス艦隊は連邦軍に とって唯一残った希望の光となった 20世紀初頭、塹壕戦を主体とした戦いが 激化していく中で、戦線突破を目的とした 兵器として投入された 装甲戦闘車輌のひとつ。 液状精製したラグナイト「ラグナリン」を エンジン内部の内燃機関で燃焼・爆発させ、 それをエネルギーに変換して稼働している。 爆発時に青い閃光とともに高熱が 発生するため、オーバーヒートを防ぐ目的で 戦車後部に放熱板が取り付けられている。 当初の任務は、塹壕陣地の突破と歩兵の 支援であったが、ヨーロッパ大陸における 小規模な戦いや産業・技術の成長に合わせて 戦術面においての活用と技術的な進歩が なされてきた。 一次大戦において、帝国が攻勢に特化した 高機動型戦車を投入すると、各国で戦車の 開発が活発になり、様々な戦闘に応じた 戦車が製造されるようになった 一次大戦以前は連邦軍内部の軍備や統率が 整備されていないこともあり、 軍事兵器開発においては帝国から 大きく遅れをとっていた。 歩兵中心の戦術に従い軍を動かしていた 連邦軍であったが、一次大戦で帝国軍が 導入した高機動戦術の思想が国内の軍事発展 に大きな影響を与える。 終戦後、回転砲塔に大型砲を搭載した戦車の 必要性が認識され、連邦における戦車の 研究・開発が本格化した。 帝国と比較すると戦車開発の歴史が浅く 技術力も低い連邦は、戦車ひとつの性能を 高めることよりも大局的な見地で優勢に 立つことを選択する。 連邦で製造された戦車には群を抜いた攻撃力 や武装はないものの、豊富な国力で多数の 戦車を開発・量産し帝国に対抗しうる軍事力 を備えるようになった 塹壕戦による膠着状態を打破するための 歩兵支援用兵器として、19世紀後期、 帝国軍内において大陸初の戦車が誕生した。 一次大戦開戦後、高機動・高火力の戦車で 編成された機甲部隊を戦線に投入し、連邦を はじめとする周辺諸国に衝撃を与える。 それ以降、敵の前線突破に主眼をおいた 重戦車が帝国軍の主力となった。 中世の騎士道精神が残る帝国では戦車を 戦場の花形である「騎士」と見立て、 機甲部隊を中心に据えた戦術を用いて 破竹の勢いで各地に侵攻を進めていった。 戦車開発においては抜きん出た技術力を 有する帝国は新しい戦車を次々と開発。 高い攻撃力を誇る帝国戦車に対抗するべく 待ち伏せ型の小型戦車を各国が開発するなか、 さらに巨大で厚い装甲の戦車を開発するなど 帝国内での戦車研究や開発力は 多国の一歩先を進んでいる 全長:  全幅: 全高: 重量: 武装:ムステラ 20砲    クリム 46口径45砲    ウラヌス 202連機関砲 帝国軍指揮官グレゴールが開発・設計に たずさわったとされる武装装甲列車。 ヨーロッパ広軌に対応した設計が なされており、車体に厚い装甲を取り付け 改造を施されたラグナイト機関車である。 巨大な砲を積んだ列車砲車両と厚い装甲に 覆われた装甲車両を牽引。 各車両にはカノン砲や機関砲などの武装が 取り付けられ、最後車両に指揮官である グレゴールが座する司令室が置かれている。 ファウゼンに持ち込まれ、侵入者の撃退や ダルクス人収容者の脱走牽制に 使用されていた 武装:戦車装着型多薬室加速砲    陸戦隊3個小隊(戦車6輌) エディンバラ海軍が合衆国からの技術提供を 受け、極秘裏に開発した決戦用巡洋艦。 1番艦キャバリエ、2番艦センチュリオン、  3番艦コメットの3隻の同型艦が存在する。 大氷洋の分厚い氷山を、艦首に搭載された 巨大な衝角で砕き、横たわるクレバスを長大 な艦体で跨いで航行する 氷原を進む様は あたかも氷上を走る戦車のようにも見える。 甲板部がスライドし桟橋とすることができ、 高所や対岸などへの歩兵出撃を支援できる。 航行のために必要な莫大な馬力を可能にした 推進力の秘密は最高軍事機密とされており、 詳細は不明である 全高:  吃水: 重量: 速度(水上): 速度(水中): 出力: 武装:トロヤ 30砲    ファンゲン 75拘束砲     艦首魚雷 帝国科学院が開発した巨大潜水艦。 大量破壊兵器の出現を予見したベルガーが その運用のためと主張し開発した。 氷の上を進むのが連邦の雪上巡洋艦なら、 下を進むのがこの巨大潜水艦である。 ゼクス・オウルの移動基地としての役割を 持ち、大氷洋の下を自由に移動し、大氷洋の 島々にある地下潜水艦基地を使用したり、 氷床の切れ目から艦橋のみを氷上に突き出す ことで浮上せず人員や車両を上陸させること が可能である これを使い、ゼクス・オウル はキグナス艦隊を追撃していた 空挺とは、パラシュートなどを使って 高高度から敵地へと降下することを指し、 この技能と装備を有する部隊は 空挺部隊と呼ばれる。 防御の硬い敵陣地を空から急襲したり、 本体の別働隊として、敵の後方に舞い降りて 敵陣を撹乱したりする。 敵勢力圏の真っただ中に散り散りに降りる ことも多く、高い戦闘技能と敵地で単独行動 できるサバイバル技術が要求される。 エディンバラ軍のレンジャー課程では必ず この空挺訓練が課されており、 レンジャー徽章を持っている者は基本的な 降下であれば対応可能である。 降下の際は気球や飛行船が使われるため その成否は天候や気流に左右されやすく、 現在は限定的な運用のみだが、今後、 航空技術の発達に伴い、活躍が期待される 帝都防衛にあたって唯一の死角と言えるのが 低空から侵入してくる飛行船とその 空挺降下部隊だった。 それらの進行を阻むために開発されたのが 阻塞気球である。 気球によって金属のワイヤーを空中に 張り巡らせ、敵の進路を物理的に阻害する。 反帝国感情が高まる中、自身の暗殺を恐れた 皇帝の命でベルガーが開発したが、実際、 帝都に無謀な突入が試みられるような事態は ほとんどなく、無用の長物と化していた。 センチュリオンの帝都突入にあたって、 ゼクス・オウル率いるフォルセはこの気球の 存在を樹氷の中に隠し、センチュリオンが 進路変更できないギリギリのタイミングで 展開、ワイヤーに高圧電流を流すことで 強行突破を防ぎ、いとも簡単にその動きを 封じることに成功した 紀元前、ヨーロッパ大陸に移住し荒廃して いた大陸を平定したとされる 古代民族である。 北方を経てヨーロッパ大陸に渡ってきた 海洋民族とされているが、 歴史的・考古学的に見ても解明されていない 事象が多く残されている。 古代ヴァルキュリア戦争においては ラグナイトを原料とする武器を駆使し 圧倒的な強さで古代ダルクス人に 勝利したとされている。 また、彼らは戦闘時に身体から青き光を 放ち、人外の能力を有していたと伝承には 残されている。 原住民との混血が進んだ2世紀末頃には 純血のヴァルキュリア人は絶えてしまった といわれている 古代からヨーロッパ大陸各地に広く 分布する民族。 濃紺の髪の毛を持ち、「ダルクス文様」が 刺繍されたストールを身につけているのが 民族の特徴といえる。 ダルクス人は大陸全土を荒廃させた 「ダルクスの災厄」を引き起こした民族と され、古代ヴァルキュリア戦争によって ヴァルキュリア人に征伐された。 ダルクス人は破壊行為の罪を問われて 姓を奪われると同時に職や土地を追われ、 今日まで偏見と弾圧の対象となってきた。 産業革命以後は工業の労働力として 酷使されるようになり、人々から 「油くさい」「ラグナイト掘り」などと しいたげられるようになる。 ダルクス人は独自の文化を築きあげており その身に纏っているストールも ダルクス文化の一つである 星の子祭りは毎年7月15日の夜、 ハーフェンで行われる年に一度のお祭り。 夕暮れとともに街中の子供たちが時計塔を 駆けのぼり、頂上に据えられた鐘を 打ち鳴らす 1番から5番目までに着いた 子供には、「星の子メダル」が授与され、 1年間胸に付けることを許される。 このメダルを付けている者は、 他の子供たちから大いに尊敬されるという。 一方大人は広場に集まり、 朝まで歌い踊るのが習わしとなっている。 祭り好きなハーフェンの人々の気風が よく分かる1日である <古代ヴァルキュリア戦争に関する伝承や ヴァルキュリア人に由来する行事は ヨーロッパ大陸内で広く浸透し、 大陸に住む人間であれば誰でも知っている 事象となっている。 人々の観念的なヴァルキュリア像は 「大陸を救い、繁栄へと導いたひとびと」 という好意的な認識のもとで一致しており、 彼らが信仰対象になることもある。 しかし、ヴァルキュリア人の血統が絶えたと いわれてから長い年月が経過していることも あり、「ヴァルキュリア人」の存在が人々の 中で希薄になってきている事実がある。 現在では「実在した民族」というよりも 「伝説の中の架空の存在」と考えている者も 少なくない 帝国の研究所で極秘裏に行われてきた、 ヴァルキュリアの能力開発に関わる実験。 ヴァルキュリアの素質があると認められた 少女たちが強制的に集められた施設では、 ヴァルキュリア研究者フェルスター博士の 指導の下、日々「実験」と「訓練」が 繰り返されていた。 ヴァルキュリアの能力の覚醒には自らが 瀕死となり、眠っていた防衛本能を 呼び覚ます必要があるため、実験で犠牲に なる少女も多く、うまく力を発現させても その制御ができず自滅する場合もあった。 また、日夜繰り返される苦痛から精神を 壊す者も多く、ごく一握りの成功例を除き、 実験体として使えなくなるまで酷使され、 最終的に「廃棄」される者が大半であった。 戦争遂行の名のもとに国家ぐるみで行われた 非道の所業である ヴァルキュリア爆弾は、合衆国が開発し、 連邦軍のキグナス艦隊に配備された 新型爆弾である 2番艦センチュリオンに 搭載されたものは弾頭である少女の名の 頭文字からとって「A2」と呼称された。 ヴァルキュリアの力を英雄的な超戦士として 運用しようとしていた帝国とは違い、 兵器としての信頼性を重要視していた 合衆国は、現場の司令官や作戦司令部の 意のままに起爆できる戦略兵器として その力を活用しようとしていた。 その正体はヴァルキュリアの素質を持つ 人間が命と引き換えに起こすことができる 大爆発「最期の炎」を外部から人為的に発生 させるというものであった。 反応用に高圧縮のラグナイトを体内に注入す ることで生身での「最期の炎」以上の破壊力 を実現することに成功している エネルギー資源として大陸全土で使用 されている、人類文明を支える重要資源。 ラグナイトはエネルギーを含有する鉱石 として発掘され、精製することにより様々な 用途に応じた資源として利用できる。 エネルギー放出時に青色の発光を伴うことが 大きな特徴といえる。 ラグナイト鉱石は古くから大陸に 存在していたことが確認されているが、 古代ヴァルキュリア人がラグナイト精製の 技術を大陸に広めてからラグナイト技術が 躍進的に進歩したといわれている。 その後、産業革命による技術革新を経て人の 生活とは切り離せない存在となった。 しかし戦車や軍用車輌などの兵器の燃料でも あることからラグナイトは戦略資源となり、 各国はラグナイト資源確保のため 領地拡大に躍起になった 鉱物資源として産出されるラグナイト鉱石は 精製方法によって、様々な用途に応じた エネルギーとなる。 液体状に精製された「ラグナリン」は ランプや外灯など灯りの源となるとともに 車両の動力源として使用され、 生活エネルギーとして利用されている。 また、戦車などの車輌兵器をはじめ、 手榴弾や火炎放射器の起爆剤としても 取り入れられており、軍事的用途においても 幅広く活用されている さらに近年、 ラグナイトには人体に作用し鎮痛効果を もたらす成分をもつことが発見され、 ラグナイトを反応させ殺菌・回復効果を 対象者に与える「ラグナエイド」が ラグナイトの成分やその働きに関しては 未だ究明されていない事象も多く、今後の 研究によってはさらに使用用途が 広がる可能性がある ラグナイト爆縮は非常に高度な 燃焼制御技術である。 それぞれ燃焼速度の違うラグナイトの 爆発エネルギーを高純度のラグナイトが設置 された中心付近に同時に衝突させることで、 連鎖的なラグナイトの分裂状態が発生し、 通常では得られない強力なエネルギーを 取り出すことができる。 少量のラグナイトで高出力を得ることが できる夢の技術とされたが、実現には 技術的な課題が多く、理論上しか存在しない 「架空のエネルギー」とされている。 特に燃焼が不安定なラグナイト燃料に おいてその燃焼制御を行うには極めて精密に 精錬され、現在の技術以上の圧縮が 達成された高出力の「超高圧縮ラグナイト」 が必要となるため、現在の科学技術では、 実用化には至っていない技術である エディンバラ海軍、キグナス艦隊の 3隻の雪上巡洋艦に搭載された主機関。 巨大な鋼鉄の艦を陸上、しかも氷山や クレバスの多い氷原を走行させるなど、 現行のどのエンジンでもってしても不可能 であり、いかに帝都を急襲できるとはいえ、 雪上巡洋艦の構想自体が荒唐無稽だった。 それを実現可能としたのが、夢の技術と されたラグナイト爆縮によるラグナイト分裂 エネルギーを使った爆縮式タービンだ。 だが、その内情はエンジン内に格納された ヴァルキュリアの素質をもつ少女を 使った非人道的なシステムだった。 体内で疑似的なラグナイト連鎖反応を 起こすことのできるヴァルキュリアの 身体に高圧縮のラグナイトを通すことで 臨界未満状態のラグナイトを取り出し、 その力を巨大な推進力に変えている 事実上、第二次ヨーロッパ大戦を一時的に 膠着状態とした停戦条約。 ノーザンクロス作戦の瓦解により劣勢に 立たされた連邦政府は、日を追うごとに加速 度的に増加する戦死者、民間人犠牲者の数に 危機感を覚え、人道的見地からの停戦協定に よる戦闘停止を帝国に求めた。 対して、圧倒的優勢であった帝国は無条件降 伏以外を認めず、交渉には応じなかった。 ところが、帝都に迫るキグナス艦隊の持つ 新型爆弾の一つが大氷洋で起爆、その破壊力 が帝都破壊を現実のものにできる事実が 帝国政府にもたらされると、交渉は一転、 急遽停戦協定は合意され、2週間後には、 連邦の撤兵容認と現状の支配地域の維持を 認める停戦条約が締結された。 しかし、新型爆弾の存在は世間には知らされ ていないため、たかが一隻の連邦艦の 帝都侵入のために結ばれた停戦は政府の弱腰 であるという批判が帝国内で相次いだ トーチカ 土嚢 拠点ラグナボックス 可燃爆発物 バリケード フェンス 雪塊 倒木 雪崩跡 氷塊(草 地雷 やぐら急造バリケード 模造樹氷 破壊可能拠点 ゲート残骸 巨大氷塊 装甲列車 ハリボテ戦車 信号塔パネル 炎上地帯 薄氷 開発名 機甲レンジャー部隊章 海軍部隊章 アオスブルフ部隊章 エンジェル ベーカリー うさぎ 小隊のマスコット ノーズアート 吹雪の魔女 鉄仮面 キグナス ミラー商会 風林火山 ロイヤル 初級者用ガリア公国紋章 帝国軍旗 チェリーؗエーデルワイス ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ステッカー ハーフェン号塗装 夏季/冬季 自動変更 夏季迷彩 冬季迷彩 キャクタス号塗装 グローリー号塗装 夏季/冬季 自動変更 夏季迷彩 冬季迷彩(敵本拠点の占拠 敵ユニットの全滅いずれかのユニットの目標地点への到達すべての敵拠点の占拠ハリボテを除くすべての敵戦車の発見すべての信号塔の狙撃クロード・ラズの目標地点への到達4ターンの間、全拠点を防衛 または敵の全滅3体のユニットの目標地点への到達ハーフェン号の目標地点への到達ț降下爆弾のセンチュリオン落下を阻止؛0要塞砲2門の破壊いずれかのユニットのD2倉庫への到達0ヴルカンの撃破 ヴルカンヘルツォークの撃破4クライマリアの撃破(ラズ・随伴1名の目標地点への到達7ターンの間、本拠点を防衛 または敵の全滅<クロードの目標地点到達敵潜水艦のすべてのアンカー基部の破壊レイリィがセンチュリオンに到達0敵巨大戦車の撃破すべての狙撃ターゲットの撃破カルト・エリーン・ローランの目標地点到達クライマリア・ヴルカンヘルツォークの撃破4敵エース戦車の撃破<ミレニアの目標地点到達(敵軍による味方本拠点の占拠味方歩兵の全滅 20ターンの経過 010ターンの経過02ターンの経過(03ターンの経過04ターンの経過05ターンの経過06ターンの経過07ターンの経過08ターンの経過09ターンの経過4ハーフェン号の撃破(カイの死亡<クロードまたはラズの瀕死<敵歩兵の目標地点への到達؝敵軍によるいずれかの味方拠点の占拠味方歩兵3体の死亡または撤退降下爆弾がセンチュリオンに3個落下 西側の要塞砲を破壊できずに2ターンが経過東側の要塞砲を破壊できずに5ターンが経過(味方本拠点付近に敵兵が進入<ラズまたは随伴1名の瀕死<クロードとニコラが接触0クロードの瀕死敵潜水艦が追撃範囲外に移動する0レイリィの死亡クロード・ラズ・カイいずれかの撤退<味方歩兵3人以上の撤退クロード・ラズが匍匐以外の状態でフェイズ終了狙撃ターゲット以外への攻撃<味方歩兵いずれかの死亡<味方歩兵いずれかの撤退ゴドウィン・ニコ・ロゼッタいずれかの死亡スチルショッツまたはルフの死亡 ミレニア・ブリトニー・リタいずれかの死亡0オラールの死亡(ライアンまたはカイゲルの死亡スタンレー・フェリエ・ジェニーいずれかの撤退ヤーシュ・イーファ・ハンナいずれかの死亡ブライアン・セルジオ・アンドレいずれかの死亡ミネルバまたはクリステルの撤退敵が指定エリアに侵入敵軍によるすべての味方拠点の占拠敵ユニットの迎撃範囲への進入帝国軍の重要物資を4つ発見0クロードの死亡 ミルト郊外 クレスト要塞 古城要塞 レーヌ 戦禍の街 森林 森林0ジークヴァル・ライン 岸壁前部0ジークヴァル・ライン 岸壁背部,ジークヴァル・ライン 頭頂部 アインヘムト リーンブル前線基地 雪の山道 雪の山道 帝国軍物資輸送基地 村落 村落 村落 大氷洋 大氷洋クレバス内部 ガルスブルク海堡 帝国倉庫街 レーヴェホルム市街地 氷上遺跡群大氷洋 崩壊部大氷洋 崩壊部 樹氷の島 氷雪の島(帝都シュヴァルツグラード(センチュリオン艦内 機関室 凍結運河(シュヴァルツグラード港湾部ȡエディンバラ軍訓練施設 野外演習場ミルト郊外にて帝国軍と遭遇しました。 E小隊を率いて敵ユニットを 全滅させてください クレスト要塞の敵の本拠点を攻略するには、 拠点付近の敵を倒し、旗に近づいて を押します。 目標には、星型のマークがついています レーヌに配置された本物の敵戦車を すべて発見してください。 敵の戦車に接近することで、本物かどうかを 見極めることができます 砲撃部隊への連絡のため、信号塔のパネルを 狙撃してください。 狙撃部隊を指揮するカイが死亡すると、 ミッション失敗となります 歩兵部隊を指揮し、森林の哨戒任務を行います。 夜は視界が悪いため、 潜伏する敵ユニットに注意してください。 クロードとラズが共に目標地点に 到達することで任務完了となります。 なお、クロードまたはラズが瀕死となると、 敵ユニットを全て撃破してください。 クロードとラズのどちらかが瀕死となると、 ミッション失敗となります。 また、夜間のため視界が悪くなっています。 出撃した味方が到着するまでは時間が かかりますので、それまでは生存を重視して 持ちこたえましょう ジークヴァル・ラインの岸壁前部を突破し、 敵本拠点を占拠してください。 各所には対戦車地雷の設置が確認されています。 対戦車地雷は戦車、装甲車が踏むと 大ダメージを受けるので 警戒して進んでください ジークヴァル・ラインの岸壁背部を駆け上がり、 敵は多数のトーチカを配備しています。 付近のラグナイトボックスを利用して 排除していくのが良いでしょう ラズとカイの救出を行います いずれかの味方を 目標地点へ到達させてください。 味方よりも先に敵が目標地点へ到達した場合、 敵戦車ヴルカンは移動中にも機銃攻撃を 行います ヴルカンの移動ルートには 味方歩兵を置かないように注意しましょう F小隊との模擬戦を行います。 敵拠点を全て占拠してください。 敵指揮官ミネルバはオーダーを使用し、 多彩な攻撃を仕掛けてきます。 敵の動向には注意しましょう 味方の退路を確保するため、 敵の全拠点を占拠し、そこから4ターンの間 維持してください。 全拠点占拠後、再び敵に拠点を奪い返されると 敵の追撃を振り切り、山中を突破します。 味方3体を目標地点に到達させてください。 このミッション中は味方の死亡、撤退までの ターンが1ターン短縮されます。 味方歩兵3体が死亡、撤退してしまった場合は 敵補給基地を強襲し、 本拠点を占拠してください。 夜間のため、視界が悪くなっています。 また、このミッション中は味方の死亡、 撤退までのターンが1ターン短縮されます 陸軍と海軍による合同演習を行います。 海兵隊員が守る敵本拠点を占拠してください。 敵の位置把握のためには、シップオーダーの 「レーダー」が有効です Ȣ民間人の救助のため、帝国軍を撃退します。 南方の敵拠点を占拠したのち、ハーフェン号を 目標地点まで移動させてください。 ハーフェン号が撃破されてしまうと また、吹雪が発生している間は視界が悪くなり、 移動時のAP消費が増加します آ3番艦コメットの救出のため、 敵戦車ヴルカンは装甲が強化されており、 ラジエータを狙える方向が限られています。 無理に撃破を狙うよりも、 ヴルカンを避けた進路をとる方がいいでしょう センチュリオン防衛のため、降下してくる敵の 爆弾を破壊してください。 降下兵、降下爆弾はマップ内の高台から 狙撃兵で攻撃することで撃破できます。 爆弾が破壊できず、3個以上センチュリオンに 落下してしまうとミッション失敗となります。 シップオーダーは使用できません 敵海上要塞に潜入し、敵要塞砲2門を 撃破してください ミネルバは出撃できません。 クロードが死亡、あるいは それぞれの要塞砲を撃破する前に 一定ターンが経過してしまうと 要塞砲の破壊に成功しました。 クロードを目標地点に到達させ、 海上要塞から脱出してください。 クロードが瀕死になると 帝国の物資を奪うため、「D2倉庫」に 任意の味方を到達させてください。 D2倉庫の正確な位置はわかっていません。 また、夜間のため、視界が悪くなっています。 さらに、敵ユニットが本拠点付近に到達すると、 潜入が発覚し、ミッション失敗となります マンネル将軍の救出のため、 道を阻む急造バリケードは破壊することで 通行可能になります。 1番艦キャバリエ救援のため、 敵の全拠点を占拠してください。 階段やハシゴを利用することで 遺跡の上部に昇ることができます 帝国軍を撃退するため、敵の指揮官が乗る ヴルカンを撃破してください。 クライマリアは撃破できませんので、 相手にせず回避に専念しましょう。 夜間の効果はクライマリアの 吹雪の光によって、解除されています。 もろくなっている足場は爆発系の攻撃で 破壊されます 移動の際には注意しましょう 暴走するクライマリアを撃破してください。 クライマリアの吹雪の範囲では移動速度が 低下し、HPも徐々に減少してしまいます。 吹雪の効果は岩場に空いた穴の中に入ることで 防ぐことができます 敵の電源施設制圧のため、ラズおよび随伴1名を 目標地点に到達させてください。 どちらかが瀕死となってしまった場合は ターン毎にホワイトアウトが発生し、 効果中は敵味方共に視界が悪くなります センチュリオン防衛および退路の確保のため、 全ての敵拠点を占拠してください。 市街に存在するゲートは 足元の大型ラグナイトボックスを破壊することで 倒壊させることができます 侵入したフォルセを追うため、クロードを クロードの瀕死、またはクロードがニコラと 接触することで敗北となります。 機関室内は射線を遮る箇所が少ないため、 計器や蒸気弁を盾にして進んでください。 拘束されたセンチュリオンを奪還するため、 敵巨大潜水艦のアンカー基部を全て 破壊してください マップの特定ポイントから 潜水艦の甲板上に乗り込むことができます。 潜水艦が一定以上移動してしまうと 敵巨大戦車を撃破します レイリィを 目標地点まで到達させた後、敵戦車のラジエータ 4基を破壊してください。 レイリィの死亡、あるいはレイリィを 到達させる前に3ターンが経過してしまうと ȣ敵巨大戦車を撃破します 到達させる前に2ターンが経過してしまうと أレンジャー課程に参加するため、 模擬戦を行います 教官が指定するターン以内に 次々と敵拠点を占拠してください。 クロード、ラズ、カイのいずれかの撤退または 味方歩兵3名以上の撤退で ミッション中、ラズは操作できません カイの狙撃能力試験に潜入し、 ターゲットの対戦車兵を撃破してください。 敵の迎撃範囲に入ってしまったり、 クロードまたはラズが匍匐していない状態で ターン終了してしまう、あるいは ターゲット以外のユニットを攻撃してしまうと カルト、エリーン、ローランの3名を 3名のうちいずれかが死亡すると、 侵攻してきた敵部隊を攻撃します。 ゴドウィン、ニコ、ロゼッタのいずれかが 死亡すると、ミッション失敗となります 進行中の敵部隊を攻撃します。 レオンハルト、アラディン、ネージュの いずれかが死亡すると、 更生プログラムに沿った模擬戦を行います。 サイモン、ヴィオラ、エメのいずれかが 撤退すると、ミッション失敗となります 島内に潜む帝国兵を攻撃します。 スチルショッツまたはルフが死亡すると、 侵攻してきた帝国軍を撃退します。 フルーレ、メーベル、レベッカのいずれかが 先陣部隊を救出し、 ザイガ、ヴァンティ、ガートルードのいずれかが ミレニアを目標地点に到達させてください。 ミレニア、ブリトニー、リタのいずれかが 村内に潜む帝国兵を発見し、 全て撃破してください。 アズサ、ノリド、スコットのいずれかが 進行する帝国の戦車隊を撃退します。 ハーフェン号が撃破されるか、オラールが ライアンまたはカイゲルが死亡すると、 連邦軍との演習戦を行います。 敵軍の本拠点を占拠してください。 スタンレー、フェリエ、ジェニーのいずれかが 帝国軍に制圧された村落を奪還するため、 ヤーシュ、イーファ、ハンナのいずれかが Ȥ退路の確保のため、 オーディン、ジミー、リリィのいずれかが 遭遇した帝国軍を食い止めます。 全ての敵ユニットを撃破してください。 ジェスター、テレサ、コナーのいずれかが 死亡するか、あるいは敵ユニットが 指定エリア内に進入すると敗北となります 機関室内に侵入した敵ユニットを ブライアン、セルジオ、アンドレのいずれかが E小隊との模擬戦を行います。 ミネルバまたはクリステルが撤退すると 遭遇した敵軍を撃退します。 敵本拠点を占拠してください 夜間のため、視界が悪くなっています 森林にて敵軍の伏兵に急襲されました。 撃退のため、敵本拠点を占拠してください。 なお、敵によって崖の高所は押さえられており、 そのまま進めば一方的に 攻撃を受けてしまうでしょう。 また、足場が悪く道幅も狭いため、 車輌は出撃できません アインヘムトに敵の機甲部隊が侵攻、 防戦に出たE小隊が包囲されました。 敵部隊を押し返すため、街の小道を利用し、 なお、敵兵はじっくりと攻める様子を 見せており、各所に補給用のラグナイト燃料を 配置しているようです ȥ再びリーンブル前線基地が攻撃を受けています。 敵の全拠点を占拠し、攻撃部隊を 瓦解させてください。 なお、炎上している地帯は車輌であれば 通り抜けることができます。 一見強固に見える防衛でも、敵がくることを 予想できていないルートがあるかもしれません إ帝国物資輸送基地に帝国軍の重要物資が つ運び込まれたという情報を入手しました。 これを全て発見してください。 重要物資の場所は特定できていませんが、 敵の支援兵が何か情報を持っているようです。 なお、夜間のため視界が悪くなっており、 敵の装甲列車も迫っています 航行中のセンチュリオンが敵の罠によって クレバス内部へと沈められてしまいました。 包囲している敵の全拠点を占拠してください。 落下の衝撃でデッキが故障したため、車輌は 出撃できず、シップオーダーも使用できません。 対岸や高台からの攻撃を生かし、 敵を寄せ付けないようにしましょう 敵海上要塞の攻略作戦を行います。 敵本拠点に向かうためには、必ず 中央の連絡橋を通る必要があります。 敵にとっては絶好の迎撃ポイントとなるため、 注意して進行しましょう なお、要塞内部での 戦闘となるため、車輌は出撃できません 遺跡にて敵軍の奇襲に遭いました。 脱出のため、ハーフェン号を 敵は非常に強固な守りを敷いており、 突破は容易ではありません 遺跡の構造を生かし 様々な方向からハーフェン号を援護しましょう 帝都にて帝国軍からの攻撃を受けています。 反撃のため敵本拠点を占拠してください。 大通りは敵戦車が守りを固めているため、 都市の裏道を利用して背後を取りましょう 帝国兵がセンチュリオン内部に侵入し、 機関室を制圧されてしまいました。 さらに、敵はブリッジに向けて移動中です。 ブリッジの制圧を阻止するため、任意の味方を 目標地点へ到達させ、追撃してください。 なお、機関室内部での戦闘となるため、車輌は 出撃できず、シップオーダーも使用できません 敵要塞への侵攻を行います。 ただし、作戦地域ではラグナイトの活性化が 確認されており、自軍、敵軍ともに 通常のミッションよりも受けるダメージが 非常に大きくなります いつも以上に 迎撃や待機位置に注意してください ヴォルツ率いる戦車部隊とクライマリアによる 襲撃を受けています。 敵戦車ヴルカンヘルツォークおよび クライマリアを撃破してください。 言うまでもなく困難なミッションとなりますが、 今まで培った戦法を最大限に利用しましょう 凍結運河に敵の大部隊が集結しています。 これを突破し、5ターン以内に 拠点間の距離が非常に長く、また敵の榴弾砲が こちらを狙っています。 進軍は迅速かつ慎重に行いましょう ミルト遭遇戦 クレスト要塞攻略戦レーヌ攻略作戦 森林哨戒任務ئ哨戒部隊救出戦ジークヴァル会戦(1)ジークヴァル会戦(2) ジークヴァル会戦(3)F小隊との演習戦 リーンブル退却戦 雪山の行軍戦補給基地強襲戦 陸海合同演習 難民救出作戦 コメット救援作戦 センチュリオン防衛戦 海上要塞突破作戦 潜入補給作戦 市街解放戦 大氷洋の決戦 対決のアオスブルフ ヴァルキュリア決戦 強行突破作戦 帝都破壊作戦 艦内迎撃戦(センチュリオン奪還作戦 最終決戦 最終決戦(短期決着)E小隊の初試練 隠された銃弾 戦火の正義 三人の斥候兵イージーズ・スナイパー 更生大作戦 ハート・ノッカー ブレイブ・ハート グローリー ミレニアを追え! 大脱走! ディア・パンツァーフォックス・プラトーン 戦場の鉄仮面 計算と共に去りぬ 不幸戦線異状なし 借金の黙示録 男たちの艦内史上最大の演習 遊撃戦 ミルト郊外遊撃戦 レーヌ,遊撃戦 ジークヴァル・ライン0遊撃戦 ジークヴァル・ライン2 遊撃戦 雪の山道ة遊撃戦 大氷洋 遊撃戦 帝国倉庫街,遊撃戦 レーヴェホルム市街地 遊撃戦 大氷洋 崩壊部 遊撃戦 氷雪の島(森林に潜む悪意 遺跡に巣食う者たち第二の首都決戦奪われたセンチュリオン 本当の戦場 最狂の組み合わせ 運河の電撃戦 遊撃戦 村落史上最大の反攻作戦開始(戦車に類する発明、擲弾砲(難攻不落クレスト要塞制圧(帝国の通信拠点レーヌ占領ジークヴァルライン臨戦衝撃!帝国新型戦車投入帝国軍、勝利の壁を放棄(悪天候につき連邦補給遅滞 一部地方、初雪到来 帝国の大反攻始まる(連邦軍、戦線後退やむなし(帝国鉄道補給基地、陥落す 離島難民問題の深刻化(ラグナイトがもたらすもの大氷洋を進む謎の幽霊船 吹雪の魔女の伝承 大氷洋に眠る青き財宝(ガルスブルク海堡の巨影 空挺部隊インタビュー(クスバル港、物資盗難事件(自由を欲すレーヴェホルム 北十字作戦の英霊たち 大氷洋で巨大爆発(新たなる環境問題の可能性連邦の刃、帝国の喉元へ(不虞の停戦、帝国滅亡不成キグナス作戦の勇士たちȬ平和と復興へのきざはし(連邦の秘密作戦、全貌浮上水面下に潜る帝国新型艦連邦軍総司令部は2日、「史上最大の反攻作戦」と 銘打つ新たな作戦を開始したと公式に発表した。 本作戦は、かねてより噂されていた帝国への大規模 な軍事行動であり、敗退を続けてきた連邦の、 起死回生をかけた一大作戦であると見られている。 作戦の性質上詳細は未だ明かされていないが、 各方面から集められた数百万におよぶ大兵力が、 帝国領内を進軍中との情報もある。 連邦はこれまで、所属する国家間の調整により 意思決定が遅く、皇帝の独裁下で迅速に事が決まる 帝国の後塵を拝してきた さらに、連邦各国の要請に気を配るあまり、 兵力の分散を招き帝国の圧倒的物量を前に敗退を 繰り返してきたという経緯がある。 勢力圏の多くを帝国に占領され、追い詰められた 連邦軍が大胆ともいえる今回の軍事行動によって、 差し迫る敗戦の危機を打開できるか、注目したい 戦争の歴史は兵器開発の歴史でもある。 連邦や帝国をはじめとする世界の国々は、優れた技 術者を数多く囲い込み、様々な兵器の研究開発に勤 しんできた。 新兵器の中には、戦争の概念そのものを覆すような 発明品も多く含まれており、今回の作戦に投入され た連邦軍の新兵器「擲弾砲」もその一つだ 擲弾砲は、着弾とともに周辺一帯を吹き飛ばす小型 の爆弾ともいうべき擲弾を、地面に設置した鉄製の 筒によって射出する装置であり、威力が高い上に、 歩兵携行可能という点で脚光を浴びている。 先の大戦より本格投入された戦車や機関銃は、これ までの戦争のあり方を変えた兵器といわれるが、 擲弾砲もその可能性を秘めた新発明なのである 連邦軍総司令部は10日、連邦軍が帝国の西部に 位置する軍事要塞、クレスト要塞の制圧に 成功したと発表した。 同要塞は、周辺の帝国軍部隊が集まって籠城し、 その激しい抵抗から多大な犠牲を強いられてきた。 軍関係者によれば、連邦軍の消耗も著しく、ぎりぎ りの攻防戦を制しての勝利だったという ȱ進軍の大きな障害だった敵の抵抗拠点を陥落させた ことは、戦略的意義もさることながら、 その象徴的な意義はさらに大きいといえるだろう。 帝国の圧倒的物量を前に敗退を続け、常に劣勢に あった連邦軍にとって、今回の勝利は帝国と戦う 各部隊員の士気を向上させる快事となるだろう。 連邦軍の今後の快進撃に、より一層期待したい 連邦軍総司令部は5日、帝国軍の通信拠点、レーヌ の町を占領したと発表した。 帝国領の西部に位置するレーヌには、かねてより帝 国の大規模な戦車部隊が駐留しており、それらを抑 えての劇的な勝利であった。 とある小隊を率いる小隊長の機転が、劣勢にあった 連邦軍を勝利に導いたのだと従軍記者は報告する レーヌ攻略当初、連邦軍は帝国の通信妨害に退路を 断たれ、迫る戦車部隊を前に潰走寸前の事態に直面 していたという しかし先の小隊長の指示により、 街にあった信号塔を使って後方部隊に敵戦車の位置 を伝達 見事敵戦車の撃滅に成功したという。 劣勢を覆し、敵拠点を抑えた功績は大きい 当該の 小隊長を賞賛しつつ、さらなる活躍を願いたい 電撃的とも言える作戦で進軍し、緒戦を制してきた 連邦に対し、敗退を続けてきた帝国軍は、最大の防 衛線と位置づける「ジークヴァルライン」に兵力を 結集 連邦と雌雄を決すべく、一大会戦に挑む構え を見せているという。 情報を入手した1日未明の時点で衝突は起きていな いが、いずれ戦闘が始まるのは間違いないだろう ジークヴァルラインを挟み、にらみ合いを続ける両 陣営 その規模は投入される戦車の数だけを見ても 桁違いであり、近現代史における軍事的な衝突にお いて、最も大規模なものの一つになるとみられる。 この衝突は、今回の戦争そのものの行方を左右する 重要な意味を持つだろう。 本誌記者からの報告によると、連邦軍は去る2日 「ジークヴァルライン」を境界線としてにらみ合い を続けてきた帝国軍と戦闘状態に入った。 一報がもたらされた3日未明の時点で勝敗は定か ではないが、本戦闘より投入されたとみられる帝国 の新型戦車が、連邦軍に少なからぬ動揺を与えて いるという これまで帝国軍に配備されていた戦車は、先の大戦 後期に開発された旧式が多く、連邦軍の主力戦車は その性能面で帝国を大きくリードしていた。 しかし、今回初めて確認された帝国の新型戦車は、 従来のものとは設計から大きく異なり、軽快な足回 りと、先進的な傾斜装甲による高い防御性能を有し ているという 帝国がすでにこの新型戦車の量産を開始していると すれば、今後連邦にとって脅威となるのは間違いな いだろう。 戦術上大きな意味を持つ戦車の性能差こそ、帝国の 圧倒的軍事力を前に連邦が戦線を維持できてきた理 由の一つであった 帝国の新型戦車を目撃した連邦 軍が大きな衝撃を受けたのは想像に難くない 連邦軍総司令部は7日、「ジークヴァルライン」 を境に衝突した帝国軍に勝利を収めたと発表した。 連邦の発表より数時間後、帝国はこれが戦略的撤退 である旨の発表を行ったが、戦闘は連邦の勝利に終 わったと見て間違いないだろう。 帝国は東西に展開していた大部隊を撤収させ、 「勝利の壁」を放棄、敗走したものとみられる 数十万の兵力と数千台の戦車が投入され、世界の戦 史でも類を見ない、大規模な会戦になったとみられ る「ジークヴァル会戦」。 本会戦の勝敗は、連邦の今後の進軍計画や、迎え討 つ帝国の防衛行動にも多大な影響を与えるだろう。 歴史的な会戦に参加した若い兵士たちに、絶大な支 持と、心よりの賛辞を贈りたい ただ、勝利を収めたものの、度重なる戦闘で多くの 物資を消費したことは疑いようがない。 自国内での補給が容易な帝国軍とは異なり、敵国内 を進む連邦軍にとって、いかに後方からの補給を確 保するかが最終的な勝敗の鍵を握るとも言える。 いっときの勝利に酔うことなく、帝国首都陥落を目 指す本作戦の完遂に一層努めることを期待したい Ȳ連邦軍総司令部は8日、かねてより噂されていた、 前線への補給遅延を一部認めた。 帝国南西部の山岳地帯で連日悪天候が続き、補給物 資の運搬を困難にしているとのこと。 しかしながら天候は回復傾向にあり、今回の補給遅 延が作戦の遂行自体に大きな影響を与えるものでは ないというのが司令部の見解だ ز帝都へ向けての最大の障害は「降雪」である 雪が 降り悪路となれば泥濘以上に補給線へ多大な影響を 及ぼす。 しかし例年の初冠雪は今より二ヶ月ほど先だ 軍においては、焦ることなく補給線の確保に努め、 帝都への歩を確実に進めてもらいたい 本誌記者より2日、衝撃的な情報がもたらされた。 連邦軍が駐留するリーンブル前線基地周辺に、今年 初となる冠雪が確認されたというのだ。 情報が事実とすれば、10月中の冠雪は冬の到来の 早い帝国においても、例年よりも一ヶ月以上早い。 初冠雪の報は、帝都へ向けて進軍する連邦軍にとっ て凶報以外の何物でもない。 連邦軍はかねてより、「冬が来る前に」をスローガ ンに帝都へ向けて歩を進めてきた それは降雪と積 雪そのものが、進軍の速度低下と補給の停滞を意味 するからだ。 さらに、雪上での戦闘に慣れ装備も十分な帝国軍と の戦いは、今まで以上に困難を極めるだろう この降雪が、本格的な冬の訪れではなく、いっとき の天候の乱れによるものだと信じたいが、今年は欧 州全土で寒気の訪れが例年よりも早いとの観測情報 もある。 連邦軍の進軍に多大な影響を与える帝国の空模様を 今後も注視していく必要がありそうだ 帝国軍報道官は8日、帝国領内に進駐する連邦軍に 対し、本格的な掃討作戦を開始したと大々的に発表 した。 連邦側は一切コメントを発しておらず、真偽は定か でないが、帝国の各地域に展開していた連邦兵力が 移動し、帝国領西部地域に集結しつつあるとの 情報が複数の消息筋から上がっている 一連の情報から帝国の発表が事実とするならば、帝 都攻略を目指す連邦にとって一つの正念場が訪れて いるのは間違いない もしここで帝国に敗れれば、 戦線の後退は避けられず、作戦自体、ひいては今回 の戦争自体に大きな影を落とすことになる。 例年になく早い冬の訪れで補給線と進路の確保に大 きな問題を抱える中、帝国の反撃を押し返すことが できるのか、連邦司令部の判断が注目される 帝国軍の報道官は19日、帝国領内に展開する連邦 軍の大部分を掃討したと発表した。 帝国の発表を受け取材に答えた連邦軍関係者は、部 隊の一部後退を認めたものの、戦略的な配置転換に すぎないと説明している しかしながら、連邦軍が前線基地を放棄し、傷つい た多くの兵が悲壮に満ちた表情で南西方向に列を なし、連邦への退路を進んでいるとの情報もある。 現在、各方面で様々な情報が錯綜しているが、ここ 数日で連邦軍が何らかの危機に見舞われているのは 間違いなさそうだ もし連邦が屈すれば、欧州の覇権を帝国が握ること となり、専制的で旧時代的な国家が我が物顔で世界 にのさばることとなる そんな悲劇的な未来を迎え ないためにも、連邦民ひとりひとりが帝国に立ち向 かう決意を新たにすべき時だろう 連邦が進軍していた帝国領内から撤退したとの未確 認情報が流れる中、連邦当局は8日、作戦が新たな 段階に入ったと発表した なお発表では、連邦軍撤 退の真偽、新作戦の詳細は触れられていない。 一方の帝国は同日、あらためて連邦軍を掃討したと 発表している 特派員からは、帝国領内の鉄道補給施設を連邦軍の 小隊が陥落させたとの未確認情報がもたらされた。 情報が事実とすれば、その意味は大きいと言えるだ ろう。 なぜなら、当該の帝国軍鉄道補給基地は、連邦軍が 撤退する西のルートから外れた地点にあり、本来の 作戦にはなかった行動と見ることができるからだ ただ一方で、帝国の補給基地を陥落せしめたとされ る小隊がその後忽然と姿を消したとの情報もあり、 事実確認は未だできていない。 連邦も帝国も、情報の管理に神経を尖らせており、 意図的であるないに関わらず、様々な情報が国内外 を飛び交っている ȳ本誌としては、情報の精査と確度の向上に努めると ともに、新たにもたらされる情報は今後も積極的に 発信していく方針である س連邦と帝国による、ヨーロッパを二分する戦いが展 開されている中、そのヨーロッパの北の海で、とあ る異変が起きているという。 帝国の度重なる海洋侵出により、戦火に巻き込まれ ることを恐れた数多くの離島の島民たちが、帝国と ほど近い海沿いの国々に難民として押し寄せている というのだ 離島の島民たちは帝国に島そのものを接収され、軍 港を建設されたり、ラグナイトの採掘拠点を建造さ れたりするなど、その強引な支配に苦しんでおり、 独立を守る上で深刻な危機に直面している。 中には凍り始めた大氷洋を歩いて渡り、周辺国へと 逃れようとする者たちまでいる有様だという。 難民は戦争が生み出す悲劇の一つだ。 その唯一の解決策は、帝国の専横を止めることだけ である 世界におけるエネルギーのあり方を根本から変え、 日々の生活に欠かせない存在となったラグナイト。 その希少性の高さから、時に紛争の火種ともなるこ の鉱物資源は、日々技術開発と応用が進み、我々に 新たな可能性を示し続けている。 中でも、軍事面における技術的進展は目を見張るも のがあり、我々の想像を遥かに超える速度で進んで いるのは間違いないだろう。 ラグナイト兵器の開発は世界中で行われており、中 でも、長く軍事的緊張状態にあった連邦と帝国は、 新たな兵器の実用化に向けしのぎを削ってきた とある専門家によれば、ラグナイトにはまだまだ 未知の部分が多く、今取り出せているエネルギーは ほんのごく一部なのだという。 さらに技術が進歩すれば今とは比べものにならない 破壊力をもつ兵器も生み出すことが可能であり、 我々の生活に恩恵を与えてきたラグナイトが、 一転して恐怖をもたらす日が来る可能性がある 帝国の西に位置し、冬の訪れとともにすべてが凍り つくことからその名がついた「大氷洋」 帝国に とって他国による海からの侵入を阻み、西の防衛の 要とも称される凍てつく海に、謎の船の目撃情報が あるという。 なんでも、氷に覆われた大氷洋の只中を、一隻の 「幽霊船」が航行しているというのだ 冬の訪れとともに分厚い氷に覆われる大氷洋を、 船が航行できるはずがない。 しかし、沿岸部の住人や第三国の記者から同様の情 報が複数寄せられており、荒唐無稽な話と断ずるの は時期尚早だ。 海にも時折発生するという蜃気楼の一種とも考えら れるが、帝国が連邦を急襲せんと投入した何らかの 新兵器である可能性も捨てきれない。 今後は大氷洋にも注意を向ける必要がありそうだ 連邦側の発表によると撤退は一部のみであり、 未だノーザンクロス作戦は継続しているという。 だが、その動向については確たる情報 がもたらされなくなって久しいが、軍関係者の情報 から類推するに、何らかの方法で帝都へ向けて進軍 を続けているのは間違いないだろう。 連邦軍が進んでいる可能性がある帝国の中西部には 古来よりある言い伝えがあるという 帝国中西部に語り継がれる言い伝え。 それは「吹雪の魔女」だ。 帝国のとある地方には、武器も馬も何もかもが凍り つく、猛烈な吹雪に見舞われる時期があるという。 あまりの寒さに急に動きを止めるそれらの様子は、 魔女に魂を抜かれたようだとされ、「吹雪の魔女」 の仕業だと語られるようになった 「吹雪の魔女」の苛烈さは、寒さに慣れた帝国軍の 兵士をして「魔女に遭遇するくらいなら敵の大群と 遭ったほうが良い」と言わしめるほどだ。 激しい吹雪と厳しい寒さは、異様ともいえる有様で あり、特に寒さが厳しい帝国の地方の村落では、そ の現象を、失われた古代種族「ヴァルキュリア人」 に紐付けて考える人も少なからずいるという。 言い伝えが事実かどうかは分からないが、極寒の帝 国領内を進んでいるとみられる連邦兵たちが「吹雪 の魔女」に遭遇しないことを祈るばかりである 地層深くに点在するとされるラグナイト鉱脈を調査 する連邦地質調査隊は、大氷洋にあるクレバスの 側面にラグナイトの結晶が存在していることを 発表した。 発表によれば、海中に溶けたラグナイトが氷の中に 取り込まれ、発光しているとのこと 海底深くに ラグナイト鉱脈がある可能性が示唆された 今はまだ海底を掘削する技術はなく、研究の域を 出ないとみられるが、発表が事実とすれば、 ラグナイト争奪戦に何らかの影響をおよぼすのは 間違いないだろう。 いずれにしても、大氷洋に眠るラグナイトを手に入 れるにはそこを支配する帝国に勝利することが 絶対条件である ش4連邦軍と帝国軍の動向を探る本誌特派員から5日、 興味深い情報が舞い込んできた。 大氷洋上にある帝国の軍事施設であるガルスブルク 海堡を謎の艦船が襲撃 帝国の警戒網を突破し、凍 つく大氷洋の東に消えたというのだ これは本誌が以前「謎の幽霊船」として取り上げた 大氷洋で度々目撃されるという艦影の正体と考える こともできる。 帝国の新型艦の可能性も捨てきれないが、帝国の海 堡を襲撃したことが事実であれば、連邦の艦船であ ると見て間違いないだろう。 帝国との激戦を続ける連邦軍。 近年の戦争は機械化された武器による陸上戦が主だ が、数々の技術革新により敵を空から攻撃する方法 が各国で検討され、実用化され始めている。 そのひとつが、「空挺部隊」である。 今回本誌は、帝国との戦いに先立って新設された連 邦軍の空挺部隊を取材する機会を得た 「空挺部隊」とは、パラシュートなどを使って高高 度から敵地へと降下、敵陣地を空から急襲したり、 本体の別働隊として後方から舞い降りて敵を撹乱し たりする、戦術的な意味合いの強い部隊である。 インタビューに答えたある空挺部のエリート隊員 は、「今後の戦争では、空からの敵地攻撃が一層重 要度を増すだろう」と話す 各国の兵力と装備が膨れ上がることにより、両軍が 正面からぶつかって雌雄を決する局面は減り、双方 のにらみ合いが長期化、持久戦で軍全体が疲弊する という展開が多くなっている。 そんな中にあって、戦局を変えうる実働組織として 空挺部隊の存在意義が次第に高まっているのだとい う 今後も活躍が期待される空挺部隊の課題は「到着地 点の集約」だ。 空挺部隊員は飛行船によって上空に到達するため、 風などの天候に左右されることが多いのだ。 問題の解決には隊員の練度向上と技術革新が必要だ が、これからの戦争を変えうる「空の部隊」の活躍 に今後も注目していきたい 大氷洋に面した帝国の支配権である、クスバル港で 4日、軍用物資が盗難の被害にあったと帝国軍の報 道官が発表した。 帝国側は、連邦による襲撃の可能性が高いとの認識 を示しており、民間の港を狙った、悪質な行為とし て非難を強めている。 今回の発表は、民間人への攻撃として連邦軍の国際 的な評価を貶める狙いがあると見られる。 しかしながら、とある軍事専門家は、クスバル港は 表向き民用とされているものの、その実態は軍港で あり、この港を起点に数々の軍事物資が各地で展開 中の帝国軍に届けられていると話す。 帝国側の発表が真実か否かはまだわからないが、連 邦と帝国による「情報戦」も激しさを増している。 本誌含め、読者それぞれにも、情報の真偽を正しく 見極める目が求められていると言えるだろう 帝国の支配権には、圧倒的な軍事力を誇る帝国によ る圧力で、強引に服属されている国や地方も少なく ない その一つが「レーヴェホルム」だ レーヴェホルムは、その地政学的な理由から、 幾度となく帝国と衝突し、今回の大戦で強引に帝国 側の陣営に組み込まれることとなった。 この地における帝国の支配は厳しく、言論統制や財 産の没収、人員の接収など、住民は強い抑圧を受け ているという。 帝国による弾圧は多くの難民を産んだが、自由を愛 する住民たちは、今もレジスタンスとして、水面下 で帝国への抵抗を続けている 帝国との戦いは、欧州における覇権争いという意味 合いの他に、帝国の抑圧から人々を解放するための 戦争という側面も見えてきた。 レーヴェホルムにこれ以上無用な銃声を響かせない ためにも、必ずや帝国を打倒しなくてはならない 取材により、連邦のノーザンクロス作戦による 死者数が200万人に達した事が判明した。 連邦軍司令部は取材に対し、「さだかではない」 としながらもその数を概ねで認めた。 これは一つの作戦における死者数としては過去最大 であり、今後も増え続けていくとみられる。 連邦による「史上最大の反攻作戦」は、その名の 通り、史上最大の犠牲を払う作戦となった。 今回の犠牲者の数に、作戦の、ひいては戦争の継続 そのものの是非を問う識者も出てくるだろう。 死者の数だけを見れば、戦争の継続を疑問視する見 方も理解はできる しかしながらここで尻込みしては、作戦に従事し犠 牲となった兵士たちに申し訳が立たないのではない か。 兵士たちの死に報いるためにも、勝利を掴むその日 まで、決然と戦い抜く覚悟を持つべきだろう ص大氷洋近郊で取材を続ける本誌特派員から、 大氷洋で巨大な爆発があったとの情報が舞い込んで きた。 詳細はいまだ不明だが、近郊の住人たちの間では、 大規模な海底火山の噴火であるという見方の他に、 帝国による新兵器の実験であるとの噂も広がってい るという 現地で取材を行った特派員から送られてきた目撃者 の証言によると、大氷洋に突如として巨大な炎球が 出現し、青い閃光とともに周囲のあらゆるものを消 し飛ばしたとのことである。 ラグナイトを使った大型爆弾の可能性もあり、 これが帝国の新型兵器だとすれば事態は深刻だ。 民間の海洋調査チームは、かねてより噂されていた 海面上昇に関する暫定レポートを公表した。 レポートでは、ヨーロッパの各沿岸部でわずかなが ら海面の上昇が認められるとされており、発表は沿 岸部に暮らす人々の証言を裏付けるものとなった 調査チームはその原因について、調査中としながら も、一部情報にある、大氷洋に浮かぶ氷塊の崩壊及 び融解によるものとの見方を否定しなかった。 調査チームは、海面の上昇が直ちに周辺環境を変え ることはないとの見解を示しているが、今後もこの 状況が続けば、陸地への浸水や漁業への影響も発生 する可能性があるとしている 海面の上昇は、先の大氷洋での謎の爆発が関係して いる可能性もあり、人為的なものなのか、単に自然 現象によるものかはわかっていないが、新たな環境 問題の一つとして注目しておく必要がありそうだ 連邦軍総司令部は、極秘裏に帝国領内を進軍してい た連邦軍の特任部隊が、帝都近郊に到達したと発表 軍事上の機密という理由で具体的な到達地点は明か さなかったが、このタイミングで発表されたという ことは、帝都に肉薄しているか、既に帝都への攻撃 を開始している可能性もある。 この報により、帝国の首都へ連邦の刃が突きつけ られたことが明らかになった。 長らく成果が公表されていなかったこともあり、 今回の発表は、いまなお多大な犠牲を払い続け、 泥沼の撤退戦を行っている連邦にとって 久しぶりの朗報であると言えるだろう。 連邦軍は着実に帝都へ向けて進軍していたのだ もし帝都を攻略できれば、形成は逆転し、戦争その ものが一気に連邦勝利へと傾く可能性もある。 連邦軍の活躍に期待を寄せつつ、吉報を待ちたい。 なお帝国は、本件に関し一切コメントしていない 連邦に暮らす人々にとって、等しく耳を傾けるべき ニュースが飛び込んできた。 昨夜、連邦と帝国は、双方の軍事作戦を停止する旨 合意に達したと発表した。 具体的な合意内容については、双方とも精査中とし て言及しなかったが、これにより、連邦と帝国は停 戦となり、戦闘は収束に向かうと見られる この報に接し、連邦民の心情はいかなるものであろ うか 連邦は、長年続いてきた帝国の専横を止める べく、「秩序の番人」として立ち上がったのではな かったか 正義は我らにあったはずである。 しかし、この不完全とも言える幕切れはどうであろ 折しも連邦軍が帝都に到達したと発表があった ばかりである そのまま攻めきれば、帝国を完全な 瓦解に導く事もできたのではあるまいか。 詳細は情報が開示されるまで分からないが、土壇場 で連邦の日和見主義が発現し、妥協によって帝国と の講和に及んだと推測することもできる。 これは弱腰と揶揄されてしかるべき愚行である。 連邦民の願いは帝国の完全な打倒ではなかったか。 そのために、我々は多くの犠牲を払ってきたのだ。 発表はあくまで停戦である 今は司令部による次な る発表を待ちたい これまで発表されていなかった連邦軍の極秘作戦の 一端が見えてきた。 帝都到達までの進軍ルートは不明だが、 連邦軍の巨大戦車が帝都に突入、展開された特別 任務部隊が、帝都の一角を制圧したとのことだ。 突入した巨大戦車はさながら陸を走る船のようとの 目撃証言もあり、その詳細はわからない しかし、せっかく目的地へと行き着いたのだ。 帝都陥落の目標を完遂することはできなかったの だろうか。 帝国を倒すことは、連邦民、しいてはヨーロッパに 自由を取り戻さんとする者たちの悲願である。 そしてそれは、世界の平和にも資するはずで あり、この戦いの大義名分でもあったはずだ 帝都に突入した兵士たちは、間違いなく勇士である と言えるだろう。 しかしその者たちの勇気ある行動に対し、ここで 停戦合意とは適切な判断を下したといえるのか、 意見の別れるところであると言えるだろう ȶ帝国との停戦合意から時が経ち、各地から戦争の 終結を喜ぶ声が上がってきた。 結果としては連邦の大勝利とはいかず、 臍を噛んだ連邦民も少なくないと考えられるが、 多大な犠牲を払った戦争終結の報に胸を なでおろした人も多い。 一時的な停戦合意のため、今後も一触即発の状態は 続くと予想されるが、ともあれ平和が訪れたのだ ض各地に派遣されていた兵士たちも続々と故郷に帰還 しており、家族や友人と再会を果たした若い英雄た ちの喜びの声も聞こえてきている。 しかし、帰還した若者たちに休息の時はない。 連邦の領内には、帝国の攻撃によって破壊された施 設も多く、その復旧に多くの人員が必要とされてい るからだ 若者たちには次に、各地の復興を担ってもらう必要 がある。 連邦政府は過日、復興を監督する担当の大臣を任命 戦争を終えた今、来るべき明日のために、我々は復 興に力を注いでいかなければならない 研究開発名 防具名 標準服 標準服-1強化型標準服1式 標準服-2強化型標準服2式 標準服-3強化型標準服3式 標準服-4強化型標準服4式 標準服ط強化型標準服5式 標準服-6強化型標準服6式 標準服-7強化型標準服7式 標準服-強化型標準服式 標準服-9強化型標準服9式 標準服-10強化型標準服10式 標準服-11強化型標準服11式 標準服-12強化型標準服12式 標準服ظ強化型標準服13式 標準服 戦闘服 戦闘服-1強化型戦闘服1式 戦闘服-2強化型戦闘服2式 戦闘服-3強化型戦闘服3式 戦闘服-4強化型戦闘服4式 戦闘服-5強化型戦闘服5式 戦闘服-6強化型戦闘服6式 戦闘服ع強化型戦闘服7式 戦闘服-強化型戦闘服式 戦闘服-9強化型戦闘服9式 戦闘服-10強化型戦闘服10式 戦闘服-11強化型戦闘服11式 戦闘服-12強化型戦闘服12式 戦闘服-13強化型戦闘服13式 戦闘服 装甲服 装甲服غ強化型装甲服1式 装甲服-2強化型装甲服2式 装甲服-3強化型装甲服3式 装甲服-4強化型装甲服4式 装甲服-5強化型装甲服5式 装甲服-6強化型装甲服6式 装甲服-7強化型装甲服7式 装甲服-強化型装甲服式 装甲服ػ強化型装甲服9式 装甲服-10強化型装甲服10式 装甲服-11強化型装甲服11式 装甲服-12強化型装甲服12式 装甲服-13強化型装甲服13式 装甲服 戦場のヴァルキュリア4 メインテーマ シリーズメインテーマ E小隊の戦い E小隊の奮戦 赤の侵略者 噴火のごとき反攻氷上の最終決戦 勇戦 守戦 市街戦 野戦 苦戦 攻防戦 難戦 決戦 激戦 抗戦 最終決戦 作戦説明 緊急事態 論功行賞 敗北 東部戦線記 落ち着く空間あくなき研究心 練度向上E小隊のテーマ連邦軍のテーマ アオスブルフゼクス・オウル 吹雪の魔女 紅き吹雪 穏やかな日々 些細な楽しみ ぶつかる思い 失われる日々 不安の足音静かなひととき 迫りくる危機 郷愁 にぎやかなひととき 春の訪れ 戦火の青春 ヴァルキュリアの予兆 ヴァルキュリアの覚醒 蹂躙せし者 野望の終止符ダルクス人たち(マクシミリアン 緊迫の事態 気高き意志 研究開発名 武器名 迎撃武器名 標準ライフル レンフィールド 標準強化1式 レンフィールド 標準強化2式 レンフィールド 標準強化3式 レンフィールド 標準強化4式 レンフィールド 標準強化5式 レンフィールド 標準強化6式 レンフィールド 標準強化7式 レンフィールド 標準強化式 レンフィールド 標準強化9式 レンフィールド 標準強化10式 レンフィールド 標準強化11式 レンフィールド 標準強化12式 レンフィールド 標準強化13式 レンフィールド 火力強化1式 ブラウン 火力強化2式 ブラウン 火力強化3式 ブラウン 火力強化4式 ブラウン 火力強化5式 ブラウン 火力強化6式 ブラウン 火力強化7式 ブラウン 火力強化式 ブラウン 火力強化9式 ブラウン 火力強化10式 ブラウン 命中強化1式 ガリアン 命中強化2式 ガリアン 命中強化3式 ガリアン 命中強化4式 ガリアン 命中強化5式 ガリアン 命中強化6式 ガリアン 命中強化7式 ガリアン 命中強化式 ガリアン 命中強化9式 ガリアン 命中強化10式 ガリアン 命中強化11式 ガリアン 命中強化12式 ガリアン 命中強化13式 ガリアン レンフィールド ガリアン ガリアン ガリアン レンフィールド 標準マシンガン ロビンソン 標準強化1式 ロビンソン 標準強化2式 ロビンソン 標準強化3式 ロビンソン 標準強化4式 ロビンソン 標準強化5式 ロビンソン 標準強化6式 ロビンソン 標準強化7式 ロビンソン 標準強化式 ロビンソン 標準強化9式ロビンソン 標準強化10式ロビンソン 標準強化11式ロビンソン 標準強化12式 ロビンソン 標準強化13式ロビンソン 発射数増加1式ライジング 発射数増加2式ライジング 発射数増加3式(ライジング 発射数増加4式ライジング 発射数増加5式ライジング 発射数増加6式ライジング 発射数増加7式ライジング 発射数増加式ライジング 発射数増加9式ライジングA9発射数増加10式ライジング 命中強化1式 マグス 命中強化2式 マグス 命中強化3式 マグス 命中強化4式 マグス 命中強化5式 マグス 命中強化6式 マグス 命中強化7式 マグス 命中強化式 マグス 命中強化9式 マグス 命中強化10式 マグス 命中強化11式 マグス 命中強化12式 マグス 命中強化13式 マグスM23ロビンソン マジェックスRライジングRマジェックスRロビンソン 標準スナイパーライフルFワスプ 迎撃弾 標準強化1式Fワスプ 迎撃弾 標準強化2式Fワスプ 迎撃弾 標準強化3式Fワスプ 迎撃弾 標準強化4式Fワスプ 迎撃弾 標準強化5式Fワスプ 迎撃弾 標準強化6式Fワスプ 迎撃弾 標準強化7式Fワスプ 迎撃弾 標準強化式Fワスプ 迎撃弾 標準強化9式Fワスプ 迎撃弾 標準強化10式Fワスプ 迎撃弾 標準強化11式Fワスプ 迎撃弾 標準強化12式Fワスプ 迎撃弾 標準強化13式Fワスプ 迎撃弾 発射数増加1式 迎撃弾 発射数増加2式 迎撃弾 発射数増加3式 迎撃弾 発射数増加4式 迎撃弾 発射数増加5式 迎撃弾 発射数増加6式 迎撃弾 発射数増加7式 迎撃弾 発射数増加式 迎撃弾 発射数増加9式 迎撃弾発射数増加10式 迎撃弾 命中強化1式 迎撃弾 命中強化2式 迎撃弾 命中強化3式 迎撃弾 命中強化4式 迎撃弾 命中強化5式 迎撃弾 命中強化6式 迎撃弾 命中強化7式 迎撃弾 命中強化式 迎撃弾 命中強化9式 迎撃弾 命中強化10式 迎撃弾 命中強化11式 迎撃弾 命中強化12式 迎撃弾 命中強化13式 迎撃弾Fワスプ 迎撃弾ブロンデル 迎撃弾 ガット 迎撃弾 標準対戦車槍 迎撃弾 標準強化1式 迎撃弾 標準強化2式 迎撃弾 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ハートマン 迎撃弾 対人強化13式ハートマン 迎撃弾ハートマン 迎撃弾 サンダース 迎撃弾 エリアス 迎撃弾 標準手榴弾F1型グレネード 強化手榴弾1式F2型グレネード 強化手榴弾2式F3型グレネード 強化手榴弾3式F4型グレネード 強化手榴弾4式F5型グレネード 強化手榴弾5式F6型グレネード 強化手榴弾6式F7型グレネード 強化手榴弾7式F型グレネードアルバートF1型アルバートF2型 アルバートF3型アルバートF4型アルバートF5型アルバートF6型アルバートF7型アルバートF型 標準火炎放射器 Ⅰ 火力強化1式 Ⅱ 火力強化2式 Ⅲ 火力強化3式 Ⅳ 火力強化4式 Ⅴ 火力強化5式 Ⅵ 火力強化6式 Ⅶ 火力強化7式 Ⅷ 火力強化式 Ⅸ 火力強化9式 Ⅹ 火力強化10式 Ⅺ ラグナエイド 蘇生ラグナエイド 車輌修理キット 弾薬パック クロード戦車徹甲弾 75徹甲弾 迎撃弾 クロード戦車徹甲弾 硬徹甲弾 迎撃弾 クロード戦車徹甲弾 強化徹甲弾 迎撃弾 クロード戦車徹甲弾 ラグナイト弾 迎撃弾 クロード戦車徹甲弾 改良ラグナイト弾 迎撃弾F組戦車徹甲弾 72徹甲弾 迎撃弾F組戦車徹甲弾 硬徹甲弾 迎撃弾F組戦車徹甲弾 強化徹甲弾 迎撃弾F組戦車徹甲弾 ラグナイト弾 クロード戦車機銃 ブラウン クロード戦車機銃 ブラウンF戦車戦車機銃 エルマF戦車戦車機銃 エルマ 戦車ガトリング砲 20戦車機関砲 戦車ガトリング砲 20戦車機関砲 装甲車機銃 ロビンソン 装甲車機銃 ロビンソン 装甲車機銃 ロビンソン 装甲車機銃 ロビンソン 装甲車機銃 ロビンソン 装甲車機銃 ロビンソン クロード戦車榴弾 榴弾 改良榴弾 爆裂榴弾 強爆裂榴弾 戦車戦車榴弾 榴弾 戦車火炎放射器 車載火炎放射器 増粘液化ラグナ液 強火力噴射器 ゲル化ラグナ液 高熱炎噴射器 改良高熱炎噴射器(煙幕弾 (クロード戦車) 煙幕弾 照準器 バイザー 照準器 ペリスコープ 照準器 単眼式測量器 照準器 旋回ペリスコープ 照準器 ステレオ測量器 鹵獲照準器 弾道ギア計算機 追加弾倉 標準弾倉 追加弾倉 追加弾倉 追加弾倉 後部追加弾倉 ラジエーター 放熱板 ラジエーター 硬放熱板 ラジエーター 鋼鉄放熱板 ラジエーター 特殊鋼放熱板 ラジエーター ラグナイト放熱板 車体補強 車体下面補強 車体補強 車内防護加工 車体補強 下面特殊鋼補強 車体補強 改良車内防護加工 車体補強 下面ラグナイト鋼補強 鹵獲補強材 補強フレーム 煙幕弾搭載 試製煙幕弾 駆動構造 標準駆動 駆動構造 板バネ式 駆動構造 強化板バネ 鹵獲駆動構造 スプリング式駆動 積載強化 追加キャリア 積載強化 改良キャリア 積載強化 大型キャリア 帝国ライフル 帝国マシンガン 帝国Sライフル 迎撃弾 帝国対戦車槍 迎撃弾 帝国擲弾砲 迎撃弾 帝国手榴弾 帝国火炎放射器 帝国ライフルグレネード ラグナエイド 蘇生ラグナエイド 車輌修理キット 帝国戦車 徹甲弾 帝国中戦車 徹甲弾 帝国主力戦車 徹甲弾 迎撃弾(帝国主力戦車・改 徹甲弾 迎撃弾 帝国重戦車 徹甲弾 帝国重戦車砲塔 徹甲弾 迎撃弾 帝国決戦戦車 徹甲弾 連邦中戦車 徹甲弾 72徹甲弾 72徹甲弾 75徹甲弾 75徹甲弾 装甲列車 徹甲弾 ライバル車 徹甲弾 潜航戦車 主砲 徹甲弾 潜航戦車 副砲 徹甲弾 迎撃弾 対戦車砲 迎撃弾 対戦車重砲 迎撃弾 トーチカ徹甲 迎撃弾 連邦対戦車砲 75徹甲弾 迎撃弾 連邦対戦車重砲 硬徹甲弾 迎撃弾 帝国戦車 機銃 帝国中戦車 機銃 帝国中戦車 ガトリング 帝国主力戦車 機銃 帝国主力戦車 ガトリング 帝国重戦車 機銃 帝国重戦車砲塔 機銃 帝国決戦戦車 機銃 連邦・敵 機銃 エルマ エルマ ブラウン ブラウン 装甲列車 機銃 ライバル車 移動機銃 潜水艦 機銃 潜水艦 機銃 潜航戦車 機銃 機関砲座 重機関砲座 トーチカ-機銃 要塞トーチカ-機銃 ジークヴァル要塞用トーチカ(長射程) 無敵機関銃座 連邦・敵 機関砲座.62機関銃座 連邦・敵 重機関砲座 20機関銃座 帝国戦車 榴弾 帝国中戦車 榴弾 帝国主力戦車 榴弾 帝国重戦車 榴弾 帝国重戦車砲塔 榴弾 帝国決戦戦車 榴弾 敵連邦戦車 榴弾 連邦邦戦車 榴弾 榴弾 敵F戦車 榴弾 榴弾 敵F戦車 榴弾 ライバル車 榴弾 潜水艦 榴弾 潜水艦 榴弾 潜航戦車 榴弾 帝国中戦車 火炎放射器 帝国主力戦車 火炎放射器 帝国煙幕弾 煙幕弾 ヴォルツ特殊砲 多連光線集束砲 潜航戦車特殊砲 長距離榴弾砲 榴弾砲台 要塞トーチカ榴弾 潜水艦用マップ榴弾 帝国ボス武器 多連光線 連光線 多連光線 連光線 爆発物 ラグナイト燃料 トーチカ用 ラグナイト燃料 地雷(弱) 対人地雷 地雷(中) 対人地雷 地雷(強) 対人地雷 地雷(弱) 対戦車地雷 地雷(中) 対戦車地雷 地雷(強) 対戦車地雷(潜航戦車 側面副砲 徹甲弾 迎撃弾(潜航戦車 側面副砲 榴弾 アデール アラン アルベール オリアン ブルクミュラー ベッカー ベルツ バルテル カルヴェ セドラン クラッセン ドーファン ドゥシャン ディンガー エデラー エーレンベルク フェドー フーリエ フェッセル ガルバー グラッツェル アムラン エルヴィーユ エレディア ヘンケル ヘルツベルク ホフマン ライネス ケストナー カイザーリング キンダーマン ラシュレー レーヌ レオポルト リーバー マイヤー メルダース ジラルデ ノイマン クヴァンツ ルノー サン ソニエール シリングス シュミット テールマン トレンメル ユルヴィル ヴァレス ヴァロン アルバン アルベルト アレクサンダー アンドレアス バルトルト ベネディクト ベルンハルト ブルーノ カール カスパー クリスティアン リク クリフ ダミアン ダニエル デニス ディーター ドミニク エトガー エーミール エルンスト エルヴィン ファビアン フランク フリッツ ゲルト マウロ イデオン グスタフ ハーゲン ヘンドリック ヘルマン ヨハン ヨルダン ヨーゼフ イェンス レオ リオネル ローレンツ ルッツ マルク マックス オルヴァー パスカル フィリップ ライナー ロベルト ローマン ルドルフ テオ アデリナ アレクサンドラ アナベル ベティーナ ビアンカ カリーナ シャルロッテ クラウディア ディアナ エリーザ エラ エミーリア エマ エルナ フィーネ フローラ ガブリエラ ゲルダ グレース アンリエット ハイデマリー ヘレーネ ヘラ エルミーヌ ヒルデ イーナ イーリス イルメラ イザベラ ヨハンナ フィオリーナ ユッタ カミラ カロリーネ リディ ラウラ レーナ レオナ リーゼ リゼット ルイーゼ マヌエラ ミア モニカ ニーナ オリヴィア ローズ シルヴィア テレーゼ ヴィクトリア 初期 上級 最上級 突撃兵 突撃猟兵 精鋭突撃猟兵 狙撃兵 狙撃猟兵 精鋭狙撃猟兵 偵察兵 偵察猟兵 精鋭偵察猟兵 対戦車兵 対戦車猟兵 精鋭対戦車猟兵 支援兵 支援猟兵 精鋭支援猟兵 擲弾兵 擲弾猟兵 精鋭擲弾猟兵 射程 対人 対甲 爆風 防御力 履帯防御力 履帯 弱点耐性 射撃 弾数 装備 キャリー 開発名 パーツ名 ハーフェン号 戦車主砲塔 砲塔 徹甲弾強化1式 硬徹甲弾 機銃強化1式 強化機銃 榴弾強化1式 改良榴弾 砲身強化1式 重戦車砲塔 徹甲弾強化2式 強化徹甲弾 榴弾強化2式 爆裂榴弾 砲身強化2式 改良砲身 機銃強化2式 重戦車機銃 徹甲弾強化3式 ラグナイト弾 砲身強化3式 強化砲身 榴弾強化3式 強爆裂榴弾 徹甲弾強化4式 改良ラグナイト弾 戦車車体 ハーフェン号 車体強化1式 リベット接合 車体強化2式 追加リベット接合 車体強化3式 改良リベット接合 車体強化4式 重戦車車体 車体強化5式 点溶接接合 車体強化6式 追加点溶接接合 車体強化7式 改良点溶接接合 車体強化式 全面溶接接合 車体強化9式 改良全面溶接接合 標準鋼材 装甲鋼材 装甲強化1式 圧延鋼材 装甲強化2式 砲塔追加装甲 装甲強化3式 車体追加装甲 装甲強化4式 表面特殊鋼装甲 装甲強化5式 ラグナイト鋼材 装甲強化6式 砲塔追加重装甲 装甲強化7式 車体追加重装甲 装甲強化式 改良ラグナイト鋼材 装甲強化9式 硬化ラグナイト鋼材 標準照準器 バイザー 照準器1式 防弾バイザー 照準器2式 ペリスコープ 照準器3式 単眼式測量器 照準器4式 旋回ペリスコープ 照準器5式 ステレオ測量器 弾道ギア計算機 標準弾倉 標準弾倉 追加弾倉1式 追加弾倉 追加弾倉2式 後部追加弾倉 追加弾倉3式 砲後部追加弾倉 標準ラジエーター 放熱板 ラジエーター1式 硬放熱板 ラジエーター2式 鋼鉄放熱板 ラジエーター3式 特殊鋼放熱板 ラジエーター4式 強化特殊鋼放熱板 ラジエーター5式 ラグナイト放熱板 標準車体補強 標準補強 車体補強1式 車体下面補強 車体補強2式 車内防護加工 車体補強3式 下面特殊鋼補強 車体補強4式 改良車内防護加工 車体補強5式 下面ラグナイト鋼補強 補強フレーム 特殊弾 煙幕弾 グローリー号 戦車主砲塔 砲塔 徹甲弾強化1式 硬徹甲弾 機銃強化1式 強化機銃 砲身強化1式 改良砲身 徹甲弾強化2式 強化徹甲弾 榴弾強化1式 改良榴弾 徹甲弾強化3式 ラグナイト弾 榴弾強化2式 爆裂榴弾 標準火炎放射器 火炎放射器 火炎放射強化1式 増粘性燃料 火炎放射強化2式 強火力噴射器 火炎放射強化3式 ゲル化燃料 火炎放射強化4式 高熱炎噴射器 火炎放射強化5式 改良燃料槽 標準ガトリング砲 車載ガトリング砲 ガトリング強化1式 リングベルト ガトリング強化2式 自動給弾装置 ガトリング強化3式 強化発射機構 ガトリング強化4式 改良リコイル機構 ガトリング強化5式 改良ガトリング砲身 戦車車体 グローリー号 車体強化1式 リベット接合 車体強化2式 改良リベット接合 車体強化4式 点溶接接合 車体強化5式 追加点溶接接合 車体強化6式 改良点溶接接合 車体強化7式 全面溶接接合 標準鋼材 装甲鋼材 装甲強化1式 圧延鋼材 装甲強化2式 砲塔追加装甲 装甲強化3式 表面特殊鋼装甲 装甲強化4式 側面追加装甲 装甲強化5式 ラグナイト鋼材 装甲強化6式 改良ラグナイト鋼材 装甲強化7式 硬化ラグナイト鋼材 標準照準器 バイザー 照準器1式 防弾バイザー 照準器2式 ペリスコープ 照準器3式 単眼式測量器 弾道ギア計算機 放熱板 ラジエーター1式 硬放熱板 ラジエーター2式 鋼鉄放熱板 ラジエーター3式 特殊鋼放熱板 標準駆動方式 標準駆動 駆動構造1式 板バネ式 駆動構造2式 強化板バネ 駆動構造3式 特殊鋼板バネ スプリング式駆動 標準車体補強 標準補強 車体補強1式 車体下面補強 車体補強2式 車内防護加工 車体補強3式 下面特殊鋼補強 キャクタス号 機銃砲塔.92機銃砲塔 機銃強化1式 改良機銃 機銃強化2式 改良機銃砲身 機銃強化3式 自動給弾装置 機銃強化4式 強化発射機構 機銃強化5式 強化機銃 戦車車体 キャクタス号 車体強化1式 リベット接合 車体強化2式 改良リベット接合 車体強化4式 点溶接接合 車体強化5式 追加点溶接接合 車体強化6式 改良点溶接接合 車体強化7式 全面溶接接合 標準鋼材 装甲鋼材 装甲強化1式 圧延鋼材 装甲強化2式 側面追加装甲 装甲強化3式 表面特殊鋼装甲 装甲強化4式 ラグナイト鋼材 装甲強化5式 側面強化装甲 装甲強化6式 硬化ラグナイト鋼材 スプリング式駆動 標準車体補強 標準補強 車体補強1式 車体下面補強 車体補強2式 車内防護加工 車体補強3式 下面特殊鋼補強 補強フレーム 標準キャリア 標準キャリア 追加キャリア1式 追加キャリア 追加キャリア2式 改良キャリア 追加キャリア3式 大型キャリア 帝国軍                                                                      連邦軍(本編断章1) 連邦軍(本編断章2) 名前 名前 あだ名 認識前 クライマリア レヴィン クライマリア ラグナイト高結晶 キアラ 熱血ミナムール 熱血ミナムール 吶喊チャニータ 吶喊チャニータ 同志ハラスキー 同志ハラスキー シバ鬼教官 シバ鬼教官 突撃王タナトス 突撃王タナトス 不死身のタイラー 不死身のタイラー 爆音のハマー 爆音のハマー 鷹の目イリス 鷹の目イリス 人狩りマシター 人狩りマシター 百殺のミィヤ 百殺のミィヤ チェンバの悪魔 チェンバの悪魔 百人狩りマシター 百人狩りマシター 一点射のナスコ 一点射のナスコ 千人狩りマシター 千人狩りマシター タノー候補生 タノー候補生 モーリス特務兵 モーリス特務兵 豪速のマーサ 豪速のマーサ サキ諜報員 サキ諜報員 詩聖ヨーダー 詩聖ヨーダー ゼナス練兵長 ゼナス練兵長 イカサマのケイ イカサマのケイ 戦車殺しのナミ 戦車殺しのナミ 無敗のサヤカル 無敗のサヤカル 魔獣トモミール 魔獣トモミール アライベルト公 アライベルト公 テラー隊長 テラー隊長 重装アイザー 重装アイザー 愛のワーグラー 愛のワーグラー 不沈エンダラー 不沈エンダラー 観測士カージマ 観測士カージマ 厚着のコーヴァ 厚着のコーヴァ 爆殺ヒサゼルト 爆殺ヒサゼルト マータ技術士官 マータ技術士官 重火力のタッカ 重火力のタッカ 芸術家フカザル 芸術家フカザル カンジィ補佐官 カンジィ補佐官 ミネルバ ウィクトル ミネルバ クリステル ウォード クリステル 断末魔のカーズ 断末魔のカーズ 進撃のチノ 進撃のチノ 帝国剣ヤマド 帝国剣ヤマド 百耳のナカール 百耳のナカール 凶獣タバイスラー 凶獣タバイスラー 新鋭ズッキルト 新鋭ズッキルト 監査官ムラタス 監査官ムラタス シーダ無線手 シーダ無線手 千人隊長キーム 千人隊長キーム 銃職人カイル 銃職人カイル 狙撃ターゲットA 狙撃ターゲットB 狙撃ターゲットC 衛生兵殺しチバ 衛生兵殺しチバ 名称1,略称(表示名) 名称2(車種名?) 掃除屋マッター 掃除屋マッター アーカ戦車長 アーカ戦車長 氷海のイート 氷海のイート シオルグ政務官 シオルグ政務官 幸運のサイト 幸運のサイト ハル大佐 ハル大佐 ゼートイフェル 帝国潜航戦車 右側面対戦車砲座 左側面対戦車砲座 左側面対戦車砲座 右前方銃座 右前方銃座 左前方銃座 左前方銃座 右中央銃座 右中央銃座 左中央銃座 左中央銃座 右側面銃座 右側面銃座 右側面銃座 右側面銃座 左側面銃座 左側面銃座 左側面銃座 左側面銃座 右後方銃座 右後方銃座 左後方銃座 左後方銃座 右前方ラジエーター 左前方ラジエーター 右後方ラジエーター 左後方ラジエーター 主砲蓋 右側エアインテーク 左側エアインテーク 左側エアインテーク バーク少佐 バーク少佐 グラーフラオヴァール 帝国潜水艦 潜航装置 帝国潜水艦ラジエータ右 潜航装置 帝国潜水艦ラジエータ左 アンカー基部 帝国潜水艦アンカー アンカー基部 帝国潜水艦アンカー 二等兵 上等兵 伍長 軍曹 曹長 少尉 中尉 大尉 少佐 中佐 大佐 技術少尉 医療技術士官 特務中尉 特務大尉 特務少尉 シップオーダーこれより、海軍海兵隊とE小隊による 合同演習を行う!演習とはいえ、{大氷洋}に出て初めての戦闘だ。 実戦のつもりで、気を引き締めて戦ってくれ チッ、こんなところまで来て演習かよ…… お前らのせいだぞ、バ海軍!何だと 先に手を出したのは貴様だろうが、クソ陸軍(あぁン やんのかてめえ?そこッ! 喚いてないで、さっさと配置につけッ! な、なんでお前が仕切ってんだよ E小隊では俺のほうが先輩だろ! そのあたりに慣れるための演習ってことよ。 私みたいに、いつもどおり冷静に―貴様もいつまでくっちゃべっている 集中しろ、バカ者ッ!…………ッ! さあ、はじめるぞ!もうすぐこの辺一帯は猛吹雪になる…… その前に終わらせよう!こちらブリッジ。 応答願います、ウォレス大尉 ここで、本艦センチュリオンの有する 支援能力について説明します 実戦で有効に活用できるよう、 しっかりと概要を把握しておいてください みんな、いい汗を流せたみたいだね。 少しは親睦も深められたかな こ、こいつ……本気で言ってるのか? このシゴきでどんな親睦が深まるってんだ…………まったくだ。 あいつ、鬼教官の素質ありまくりだぜ…… そう言や、あんたらレンジャー部隊だったな。 噂じゃムチャな訓練ばかりやるらしいが…… まあな……思い出すだけでゾワゾワすらあ。 お前らも覚悟しといたほうがいいぞ ど、どんな訓練をやってるんだ? 詳しく聞かせてくれよ…………どうやら上手くいったようだ よし、演習はこれまで。 間もなく吹雪になる……急いで撤収の準備を <クロードが撤退し、 隊員が出撃しました ―こいつは金になりそうだな。 こっちの懐中時計もなかなか悪くない へっへっ……大量、大量! やはり死体漁りは戦闘直後に限るぜ あ、あの、ゴドウィン……さん?(あん? なんだ、てめぇは ぼ、ボクはニコ・エーメリーです。 あなたと同じE小隊の隊員ですよ それよりゴドウィンさんが手にしているもの…… それは、ここにいる戦死者たちの遺留品ですよね?ダメですよ、亡くなった方々の金品を奪うなんて! そんなことをしたら、バチが当たります!はあ? なに言ってんだ、てめぇ。 どんだけ幸せなら、そんな思考が湧くんだ?俺はなぁ、死んだ奴らの遺品を売り捌いて それで飯を食っている人間なんだよ 別に部隊に迷惑を掛けるわけじゃねぇんだ。 見逃してくれよ、なぁ嬢ちゃんよぉ?0そういうわけにいきません! ゴドウィンさんの行いは死者への冒涜です!ボクが目をつぶっても、神様が見ているんです! 今すぐ持ち主に返してあげてください!神様ねぇ…… そんなものいやしねぇよ もし、神がいるのなら 俺みたいな人間を生み出さねぇだろうよ えっ?嬢ちゃんには分からねぇのさ。 持たざる者の苦しみなんてよ 世の中、泥水をすすらなきゃ 生きられない人間もいるってことを覚えときな あ、待ってください!嬢ちゃんのおかげで、すっかり白けちまったぜ。 ……また出直すとするか ゴドウィンさん…… ああいう輩には、 あまり関わらない方が身のためよ 大丈夫、ニコちゃん? 怪我とかしてないわね ロゼッタさん! あの人のこと良くご存知なのですか? ご存知ってほどじゃないけど、私も兵役が長いから 同じ小隊の人の素性は大体把握しているわ あの人、とても寂しそうな眼をしていました。 荒々しいのに、すごく悲しい眼……………………ロゼッタさん! ボク、あの人の力になってあげたいです! えっ? ボクは皆を幸せにしたくて志願兵になったんです! だからあの人も幸せにしてあげたいんです! それはまた難しいことを考えたものね…… さて、どうしたものかしら?<それで、さっそくお伺いしたいのですが 話によるとロゼッタさんは、 入隊以前は神父様をなさっていたとか ロゼッタさんなら、ゴドウィンさんを 諭すことも出来るのではないでしょうか?うふふっ、そう言ってもらえるのは光栄ね。 ニコちゃんに頼ってもらえるなんて、嬉しいわ でも、ちょっと私には無理かしら。 なにしろ、それはダルクス人の問題だもの。 ダルクス人の……?ニコちゃんも知っているでしょ。 この世界の歴史、ダルクス人が過去に何をしたか 彼らは常に迫害を受けて生きてきた。 国ごとの差はあるけど境遇は良いものじゃないわ それはもちろん、ボクも知っています。 でも、別にゴドウィンさんが悪いわけじゃ……<その通りだわ。 でも、やっぱりダメなの かつて私にもダルクス人の友人がいたわ。 神父としての師でもあり、とても心の優しい人よ 彼はダルクス人差別を撤廃すべく人々に訴えかけ、 多くの賛同を得ていたわ でも、彼の願いは決して届くことはなかった。 反対派の凶弾に撃たれ、この世を去ったのよ そんなことが……!それほどにダルクス人とは辛い立場なのよ ゴドウィンにとっても、それは同じ。 彼は故郷を戦火で失った難民なのよ ダルクス人の彼を受け入れる街はどこにもなく、 結局、彼は1人で生きるしかなかったの だから、ゴドウィンさんは あんな生き方をしているのですか 彼にとっては、当てつけなのかもしれないわね。 ダルクス人に生まれた自分を自ら貶めているのよ そんなの悲し過ぎます…… 本当に助けることは出来ないのですか? 少なくとも私に、そんな力はないわ。 これは私にとっても辛い現実なの そうですか…… そんな悲しい顔をしないで、ニコちゃん。 自分の優しさで自分を傷つけてはいけないわ でも……やっぱりボクは放っておけないです! ゴドウィンさんは救われなきゃいけない人です! どうすれば、あの人が救われるかは分かりませんが ボクはもう少し頑張ってみたいと思います! そう……だったら私が止める理由はないわ でも、辛くなったら無理せず諦めてもいいからね。 誰もあなたを責めたりしないわ はい、ありがとうございます! ゴドウィンさん、ゴドウィンさん! なにかお困りではありませんか? 4なんだよ、この間の嬢ちゃんか……? ボク、色々考えてみたのですが、なにかあなたの お手伝いをできないかと思いまして ガキに面倒見てもらうほど落ちぶれちゃいねぇ。 うっとうしいから話し掛けんな <あっ、待ってください、ゴドウィンさん! 0ゴドウィンさん、どこですか~? <ん、もう…… どこいっちゃったんだろ…… たく……なんなんだよ、一体。 俺になんの恨みがあるってんだ…… 恨みじゃなくて、慈悲の心でしょ。 あの子は、あなたを元気付けたいだけよ てめぇの差し金か……? 私は何もしていないわ。 あの子がそれを望んでいるだけ ―あ、いたいた! 聞いてください、ゴドウィンさん!  先ほどクロードさんからお聞きしたのですが、 近々、偵察任務を行う予定があるようでして その際はボクがゴドウィンさんをサポートします! 2人で協力すればどんな任務もへっちゃらですね!………………いい加減にしろ。 もううんざりだ! えっ……? てめぇは俺を野良犬か何かと勘違いしてんのか? 他人に世話されなきゃ生きられないとでも!(そ、そんなつもりは……! てめぇにダルクス人の気持ちが分かってたまるか! とっとと失せろ! さもなけりゃ殺すぞ! ご、ごめんなさい……,チッ! これだからガキは…… ガキはどっちよ。 ニコちゃんに当たってどうするの あなたは自分が、この世の全ての不幸を 背負っているとでも思っているのかしら? ふん、俺は自分の生き方を貫いているだけだ。 てめぇらに文句を言われる筋合いはねぇ 呆れた物言いね でも、それより今はニコちゃんが心配ね。 落ち込んでいなければ良いけど………………………… あんなことがあった直後に、また死体漁りとは あなた、どういう神経をしているのかしら てめぇにとやかく言われる筋合いはねぇ。 それとも今度は、てめぇが俺に付きまとう気か? ニコちゃんがいなくなっちゃったのよ。 だいぶショックを受けていたみたいだからね まあ静かになって清々するぜ <あなた、ニコちゃんを勘違いしているわ あなたはニコちゃんを恵まれた子だと思っている みたいだけど、あの子は孤児だったのよ …… 貧しい家に生まれたあの子は、 産まれてすぐに教会に預けられたの でも、あの子はそんな自分の境遇に 決して落ち込まなかったわ 希望を持って生きれば、必ず幸せになれる。 苦しいからこそあの子は生の喜びを理解している 必死であなたを救おうとしたのは、 そのことを伝えたいからだと思うわ ……バカバカしい、俺は俺だ。 嬢ちゃんのように能天気にゃ生きられねぇよ 所詮、俺みたいな男は死体漁りがお似合いなんだ。 幸福なんざ望むだけ無駄ってものだぜ。 ―おっ! この指輪は悪くない。 見た目は地味だが、高く売れる気がするな。 本当にどうしようもないほどの ひねくれ者ね…… 見つけた! 探しましたよ、ゴドウィンさん! ここにいたのですね! ニコちゃん…… どうしたの、泥だらけじゃない! ゴドウィンさんを探すのに手間取っちゃいまして この辺りの戦場跡を手当たり次第回っていました 驚いたわね…… 落ち込んでいるどころか、元気過ぎるぐらいね。 ボクはまだ、ゴドウィンさんを幸せにしてません! 落ち込んでいる暇なんてないです! それよりゴドウィンさん、先ほどの偵察任務の お話ですが、正式に出撃命令が出ましたよ! もちろん、ボクもお手伝いします! 背中は任せてください! チッ! バカもここまで来ると、呆れちまうぜ。 もはや何を言っても無駄ってわけか <分かったよ、今回だけは付き合ってやる 本当ですか! ありがとうございます、ゴドウィンさん! 断り続ける方がよほど面倒そうだと思っただけだ。 別にてめぇに乗せられたわけじゃねぇ もう少し素直になれば良いのに…… まあ、受け入れる気になっただけ上出来かしら 何にしてもそういうことなら私も協力してあげる。 ニコちゃんの頑張りを無駄にしたくないものね どうですか、ゴドウィンさん。 少しはお役に立てたでしょうか? あなたを幸せにする方法は分かりませんが、 少しでも元気になれたなら嬉しく思います! 元気もなにもただ任務をこなしただけじゃねぇか。 そんなことで何かが変わりゃ苦労しねぇんだ だがまあ……一応は感謝しといてやる。 多少なりとも気が晴れたからな だから、いちいち頭を下げるな! 礼を言われる筋合いなんてねぇよ! そのひねくれぶりだけは、 いつまで経っても治りそうにないわね チッ! 大きなお世話だ! そう? だったらお世話ついでに、 もう一つ教えてあげるわ あなたがさっき価値があると思って拾った指輪 あれは希少な鉱石で作られた本当に値打ち物よ なに? 宝石ほど派手な輝きがあるわけでない指輪を見て、 よく高価なものと気がついたわね? 別に大した根拠はねぇよ。 言うなら、直感みたいなものだ 死体漁りで金になりそうな物を探しているうち、 自然とそういうのが感覚で分かるようになったんだ だとしたら、あなたには鑑定士としての才能が あるかもしれないわね 鑑定士だと? この俺が…… 感覚だけで物の価値を見分けるなんて、 誰にでも出来る芸当じゃないわ もちろん、仕事にしようとするなら 感覚だけでなく知識も必要になるでしょうね そこはあなたの努力次第だけど、 少なくとも今より幸福な未来だと思わない? すごいじゃないですか、ゴドウィンさん! 是非ともやってみるべきです! 早く戦争を終わらせて鑑定士になるのが、 ゴドウィンさんの幸せになる方法だったのですよ! おいおい、勝手に決めるな。 てかなんで、嬢ちゃんが張り切っている……? ボク、決めました! ゴドウィンさんを立派な鑑定士にしてみせます! ボクも精いっぱいお手伝いしますので、 一緒に頑張って、幸せになりましょう! だから俺はやるとはまだ……! ふふっ、やっぱりニコちゃんはすごい子だわ あなたを見ていると、本当に希望を持って生きれば 必ず幸せになれるような気がしてくるわ あなたは人に希望を与えるために舞い降りた 天使なのかもしれないわね どこまでも人を振り回す、勝手な連中だぜ…… てめぇらのせいで、少しだけ生きているのが 楽しくなっちまったじゃねぇか…… ヒャッハー! きたきたきたぁ! 暴れてやんぜぇ!模擬戦だろうと弱いやつらと群れるつもりはない。 あたしは、勝手にやらせてもらうよ ハイハイ、ご自由に。 好きなだけ敵を倒して、アタシに楽をさせてね オラオラオラ、泣き叫べよ! やっぱり銃は最強の武器だぜぇ!今のオレなら 今度こそ連邦軍に勝てるかもしれねぇなぁ!……なにそれ? サイモン、連邦軍に喧嘩売ったことでもあるの?えっ……い、いや、その…… オレ、昔はケチな盗賊をたしなんでおりまして その頃は、手斧を武器にしてたんですが…… 連邦の補給車を狙ったら返り討ちにされました ……バカのお手本のような人ね、アンタ いやぁ、ははは…… 銃の力ってやっぱりすごいですよねぇ おっと! またザコどもが来やがったか。 まとめてぶっ倒してやんぜぇ!ちょっと! なんでこっちが押され始めてるの アタシはこんな模擬戦に手間取ってるヒマは…… おい、エメ! 伏せろ!危ねぇな! 余所見してんじゃねぇよ!あ……えっと…… しないほうがいいと思いますハイ ちょっ……なに勝手なことしてんのよ! 助けてくれなんて頼んでないわ! 0フン…… 油断するとは未熟だね むっ…………ヴィオラ! 後ろ! なにっ? あらら? 背後の敵に気づけなかったみたいね。 今、アタシが助けてなければどうなってたか なっ……バカな! このあたしが、他人に守られた…… ひとまず、第一陣は突破したか? けど、このままじゃもたねぇ…………な、なあ、ヴィオラ、エメ。 ここはよ、いったん手を組みませんか?……い、いや、組もうぜ! お断り―と、言いたいところだけど アタシ、人に借りを作るのが大嫌いなのよね サイモンに助けられた借りを返すためにも 今は協力してあげる くっ……あたしも守られた借りがあるか。 仕方ないね、わかったよ ヒャッハー! なんだよ! オレらって一緒に戦ったほうが強ぇじゃねぇかぁ!にしても…… いつになったら終わるのよ、この模擬戦!なにをイライラしているんだい。 せっかく盛り返してきたところだってのに お金にならないことは、全部時間の無駄! アタシにはお金が全てなのよ……!こんな時でも、金かい。 やれやれ……くだらないね フン……本当の貧しさを知らない人間の言葉ね。 お金さえあれば、人はなんでもできるのよ 好きなものを買って、好きなものを食べて…… 母さんの病気だってきっと…………母さん? アンタ、母親が病気なのかい?えっ……じゃ、じゃあエメ、 もしかして、母ちゃんを治すために金を……?……喋り過ぎたわ。 少し、興奮しちゃったみたい ………… 家族、か……ほら、2人とも。 このくらいでへばってんじゃないよ、情けないね ……呆れた強さね、ヴィオラ。 どういう教育を受けたの? 親の顔が見たいわ 親は、もういないよ えっ……?母は帝国に殺された……父はその復讐に燃えてね。 あたしを最強の兵士に育て上げようとしたんだ だが結局……父もあたしを残して戦死した。 その瞬間、植えつけられた復讐心も消えちまった あたしに残ったものは 強さへの執着だけだったよ エメ、親が生きているなら大事にしな。 さっきは……すまなかったね ……なによ、調子狂うじゃない お……おおぉ……ヴィオラ、エメ…… テメェら、見かけによらず苦労してたんだなぁ アンタは見かけ通り 間抜けな人生を送ってきたのよね オ、オレだっていい話のひとつくらい! ええっと、その~……そうだ! オレはな、昔から悪さばかりしてきたが 女に手をあげたことは一度もないんだぜ それって…… 女が苦手だから近づけなかっただけだろ?……はい フ……なんか気が抜けるわね。 アンタ達と話してると…… よし。 これで、敵兵は全員倒したね 模擬戦は終了だ ふーん? 2人とも、結構やるじゃない ヒャッハー! オレ達最強ォッ! 楽しかったぜェ ;0ふふ…… いい子ね、あなたは…………私は……?……わたし、は………………暴走したクライマリアの攻撃により、 三番艦コメットは大破 救援に駆けつけた二番艦センチュリオンも 炎上し沈没しました 現在、現地にて調査を行っていますが、 吹雪のため残骸の回収は難航しています 現状では二隻とも奪取不能と言わざるを得ず…… 任務―失敗です ………………連邦の技術の粋だ。 そう簡単には手に入らんか ……無念、です……なに、問題はない。 あと一隻残っているではないか 君は…… 同じ失態を2度犯すほど無能ではあるまい? は……,クライマリアはどうしている?少し消耗しすぎたようです。 いまは私室で眠っています 回復には、いましばらく時間がかかるかと 「最強にして最弱のヴァルキュリア」か…… あれを「不良品」扱いで幽閉しておくとはな 古代ヴァルキュリア人の血を あれほど濃く受け継ぐ者は他にいまい 相変わらず司令部は、 物の価値のわからん連中の集まりだよ 私も……正直驚きました。 まさかあれほどの破壊力とは…… あれらヴァルキュリアの末裔は、 ラグナイトに反応し爆発的な戦闘能力を発揮する あの、月光にも似た蒼き光…… ラグナイトの力が最も引き出される瞬間だ どんな兵器を用いてもあの力は成し遂げられぬ あれこそ、まさに奇跡と呼ぶに相応しい 多少の扱いにくさは、 「調整」次第でどうとでもなる 否…… どうにかするのが、技術者の役目だ なァ?……彼女は、人間です。 完全に制御できるとは ははは、手のかかる機械ほど可愛いものだよ。 ま、限度はあるが ニコラとキアラ…… あの二人は……いけなかったね 戻ってきたら、 もう少し「調整」を加えたほうがよさそうだ ……では、引き続き頼む。 ヴォルツ君にもよろしく伝えてくれたまえ はっ………………,よう、男前。 報告ご苦労さん …………お前、元はエディンバラ軍の人間だったって? どうりでなまりが強いはずだ だが出身はエディンバラ……じゃないな。 ガリア……当たりだろ? ……!やっぱりな。 ガリアの奴は、妙に腹が据わってやがるからな で……なんで寝返った? 向こうにスパイまで送り込んでるそうじゃねえか スパイは……女。 これも当たりだろ?…………そんな顔して敵の女をたらし込むとは…… やるときゃやる男だな ……違う なんだよ、男同士だ。 照れなくてもいいだろ ……妹だ は……?妹が、乗っているんだ…… センチュリオンに…… なっ…… おい、バカ野郎…… 何故それを早く言わねえんだよ! なんでそんな落ち着いてられるんだ! 妹が……死んじまったんだろ………………なるほど、ね。 やっぱり、そうだったんだな…………ああ。 恐らくセンチュリオンは、沈んではいない 分かるぜ、俺のカンもそう言ってる。 連中のしぶとさは、折り紙付きだからな しかしそれは、そのスパイ…… 妹からの情報か?……いいや、奴と連絡は取れていない。 が、通信機に反応があった 恐らく、戦闘時は携帯せず 艦内の自室に置いてあったのだろう それが生きているということは、 大破も水没もしていないということだ じゃあ、妹の安否はまだわからねえのかよ? なんてこった……! 祈るぜ…………スパイとはいえ、敵側の戦闘員だ。 お前が戦場で撃っていたかもしれない相手だぞ なぜ、お前が祈る必要がある なぜって、そりゃ<俺とお前が…… ダチだから、だろうなァ ……俺は、 一度もお前を友人と思ったことはない 構わんよ 同じ戦場に立ってるんだ。 そのうち嫌でもそうなる ………………で、だ。 センチュリオンが沈んでいないとしたら…… 4分かっている。 すでに手は打った ハァ……ハァ…… レイリィ…… 体を、動かせ……凍えるぞ…… そんなことより、センチュリオンは……! みんなは、どうなったの…… 静かに! 無線から音がするんだ……! だけど……クソ、この吹雪じゃ……! 艦は沈んじまったんだ! あの魔女にやられて……! 0なのに、いまさら無線だと…………じきに日が暮れる。 吹雪を防げる場所を探さないと、このままじゃ…… 駄目よ、みんなの救助に行かないと! 助けを待ってる人がいるかもしれないのに……!<ダメだ、帝国の警戒網にかかってしまう! 0おい、どうするんだよ、クロード しぃッ……E小隊……聞こえ……すか? こちら……セン……リオン…… ……っ 4我々は……だ、沈ん……いません…… 沈んで……いない…………ど……どういう、ことだ……? 0そ、そうか……これは作戦……! …… 沈んだと見せかけて、 艦を氷床の隙間に隠したんだ! んなっ…… E小隊、直ちにセンチュリオンに合流する! みんな……行くぞ!{大氷洋}、巨大な{亀裂}の底 氷塊に埋もれるセンチュリオンを見つけたときの 僕たちの驚きと喜びは、到底書き記せない 「吹雪の魔女」のセンチュリオンへの攻撃は、 実際は甲板をかすめるに留まっていた 艦長はこれ以上の損傷を避けるため、 轟沈したと見せかける偽装作戦を指示し そしてそのまま、至近のクレバスへと 艦を沈めたのだ 艦長の機転で、センチュリオンは生き延びた。 しかし、魔女の攻撃の影響で動力は停止 回復しない限り、艦はクレバスから脱出できず、 氷漬けになるのを待つだけだ なんとかセンチュリオンに合流した僕たちは、 再び絶望にさらされたのだった おーい、あったぜ! 古い木箱が食料庫の奥に! ラズ……早く持ってこい! もう火が消えるぞ 待ってろ! すぐにこいつを割って…… 天井に……氷柱ができてる…… ここにいる連中の吐いた息が、 天井に集まって凍りついてんだな…… ここの気温は、 外と変わらないってことですか…… 外以上かもな なにせ鉄の塊だ。 底冷えすらァ…… ……風がないだけ、ましだ。 あの吹雪のなかでは、1時間ももつまい。 ……クロードさん。 負傷した方たちの体温が、低下しています。 できるだけ保温してはいるんですけど、 このままじゃ…… 火の側に寝かせて、ありったけの毛布を ……帝国と戦って死ぬならまだしも、 艦の中で凍死ってんじゃ、死んでも死にきれねえ なぁ、クロード。 これは名誉の戦死扱いになるのか? いいや、ならないよ。 なぜなら、誰もここでは死なないからね ハッ……言ってくれるね それに、あの雪中行軍に比べたら、 ここはまるで天国じゃないか 防寒装備はあるし、火もおこせる。 なにより―歩かなくていい <ふっ……くく…… 確かにその通りかもな なぁカイ。 あんときゃマジで死んだ方がマシだった おい、カイ! 寝るなよ、死ぬぞ! 大丈夫だ…… 少し、考え事をしていただけだ…… さて、僕は艦橋に行ってくる。 火の番は頼んだよ 少しだけど、バーボンもある。 体を温めてくれ バーボン んだよ、そんなお宝があるならさっさと出せって! <おいおい…… 一気に飲むんじゃないぞ…… おう! へっ……やせ我慢しやがって…… 瓶を持つ手が震えてたじゃねえか だけどああしていつも通りでいてくれるから、 なんとか正気でいられます ああ、そうかもな どうだ、動いたか? ダメ…… 思いつく部分はすべて修復したのに…… やっぱりか…… こりゃメインの動力炉からの エネルギー供給が止まっちまってるな。 「開かずの区画」に入るわけにはいかねえし、 手も足も出ねえとはこういうことか。 ……ねえ、 「開かずの区画」に入ったらどうなるの? ……そりゃ、軍法会議にかけられて、 どう言い訳したところで……銃殺刑か。 それだけの機密事項ってことね そもそも、開けたところで 俺たちの手に負えるモンだとも思えんぞ 噂じゃ、従来のラグナイト動力炉とは 全く違う特殊な構造になってるらしい しかも動力炉の故障のせいで 補助機関も動かなくなる始末 お手上げだ 少ない動力でも、補助機関に通わせられれば、 復旧できるはずなんだけど……<ラグナイトの力を……補助機関に、か…… 0ええ…… ラグナイトの、力を…… そんなに見られると、恥ずかしいんだけど…………そうよ、その手があったわ…… え……? 戦車よ! 戦車のラグナイトエンジンを利用するの! それなら、ラグナイトの力を 補助機関に伝えることができるはず!(戦車のエンジンで……この艦が動く? す、すごい発想だね……補助機関を起動させる、きっかけにするのよ! 一度動けば、あとは技術でどうにかできる!機関室の意地にかけても、 絶対にセンチュリオンを生き返らせるわよ!機関室からの報告です 補助機関復旧のめどが立った。 1時間内に再稼働を試みる、とのこと ……がんばってくれていますね ……では、この窮地からの脱出は彼らに任せ、 我々はその後のことを考えましょう ……このポイントでコメットが攻撃を受けた。 艦の奪取を狙い待ち伏せた、戦略的襲撃です ということは、 このキグナス艦隊の航行ルートは…… 敵に漏れている、ということ。 さて、これが意味するところは スパイがいるか、暗号が解読されたか…… まあ、いまは後回しでいいでしょう このクレバスを脱出した後、どこに向かうか…… それを決定することが先決 ルフ、航海図を 予定していた航路は、 敵の包囲網が敷かれている可能性が高い 当初のルートを大きく迂回し、 その背後へ抜け帝都へ到達する しかし、この航路では時間がかかりすぎます。 どこかで補給しなければ……補給は行う。 守りの薄い、この都市で ただし、ここに到達するには 帝国の海上要塞を突破しなければなりません ……艦長。 危険な航海になりますよ ……危険の無い航海などありませんよ ウォレス君。 君の意見を聞かせてください ……確かに、この航路であれば 帝都へ到達できるかもしれません ですがコメットを失い、 この艦も最大出力が望めない今の状態では―海上要塞での消耗が最小限に済んだとしても、 想定の戦力の半分以下になっているでしょう 果たしてそれで帝都が陥とせるか、 ……それが不安なのですね ……はい……ウォレス君。 それは私にも、誰にも、分からない 確かなことは、 誰かがやらなければ、帝都は永遠に陥とせない 後は、誰がやるか、誰がその責を担うのか。 一人一人の「決断」があるだけです ……決断…… 戦場はいつでも、 危うく、儚く、あやふやなものです それでも……だから決断するのです 繰り返し、繰り返し、 これまで自分が歩んできた道を振り返り…… 出会ってきた仲間に、敵に、尋ね、決めるのです。 己の取るべき道を……もしかすると、人はそれを 「勇気」と呼ぶのかもしれません あるいは、「覚悟」と 勇気と……覚悟…… 僕の中の…… 敵襲です 0敵だと いったいどこから……! 上です! クレバスの狭間から、降下してきています!……そう簡単には欺けませんか E小隊、出撃します……動力の復旧が完了するまで、 なんとか持ちこたえてください……! はっ っふふ…… 沈んでいなかった、沈んでいなかった! 死刑執行を待つだけの哀れな存在……! いい眺めですわね、キアラ! あのデカいのを奪えば、 ベルガー様は喜んでくれる、褒めてくれる! 今度こそ、うまくやってみせる! ニコラ、邪魔すんじゃねえぞ……!……それはこちらのセリフ どちらが多く殺すか…… 思う存分、楽しみましょう……クク……ハハハッ 袋のネズミは、皆殺しだ! 出撃だ、準備急げッ!<こんなところまで攻撃してくるなんて…… 逃げ場はナシだ。 やるしかねェな……(クロード! 敵襲ですって(レイリィ、何故ここに……! 何故って、出動を………… 君はここに残るんだ <何言ってるの 私だってE小隊の一員よ それはわかってる。 だが、ラグナイト工学の優秀な研究者でもある …………? ここに行動不能の艦が隠れていると分かれば、 敵は一気に畳みかけてくるだろう 第二波、第三波と戦力を投入される前に、 艦を動かし、脱出できなければ僕たちの負けだ だから……キミには、 キミにしかできないことをやって欲しい 艦の復旧…… 一秒でも早く艦を動かすこと、ね ああ……! 父さんが心血を注いで研究してきた ラグナイト圧縮技術……<ここで私が動かせなきゃ、ウソよね……! 任せて、ぜったいに再稼働してみせる! だから、あなたは ああ、必ず食い止める 負けたら承知しないから 君も、ね 心配ご無用。 私、負けた事なんてないもの 知ってるでしょ? ああ……昔から じゃあ……行ってくる! 絶対に、生きて帰って! チッ……潤滑油まで凍ってきやがった…… レイリィ、そっちはどうだァ ラグナイトエンジンの接続は完了、 出力も限界まで引き出せるようにしたわ! なのにどうしてよ…… なんで動かないのよ……<おい、機関士が機械に当たってどうする! だけど、思いつく策は全部試した! 連結は完璧、出力調整も問題ないはずよ こうしてるあいだにも、クロードたちは……! 早く……早く動かさなきゃいけないのに……ッ! 動け……! 動いてったら! このっ……ポンコツ…… みんな! 命がけで戦ってんのよ アンタだけ寝てるなんて、許さない あんた……父さんの発明なんでしょ! 娘の言うことぐらい、聞きなさいよ ふっ……ざけるな……ッ! このやろぉおおおおおッ くっ……う……うう…… ん……?0来た……! 来た来た来た……ッ!おいおい、こんなこと……あるのかよ?0父さん……父さんもよくブッ叩いてたね…… へへ……やった! やったよ、私!くっ……ハハハァッ! よーし、艦が目を覚ましゃこっちのモンだ!艦橋に連絡! 現状最大出力で、離脱に備えるぜ!,待たせたわね、クロードォッ!はぁッ……はぁッ…… おい、あとどれだけ耐えりゃいい!……第2波だ…… 一個中隊はいるぞ……!もう少し……もう少しだ……! レイリィは必ずやってくれる!ケッ……! 惚れた弱みじゃなきゃいいがな……! おい、ラズ<いいさ、やってやる! うぉおおおおおッ こちら{艦橋}! 展開している部隊は帰投してください! エンジン再点火、成功しました! このポイントを離脱します! …… 0やってくれたか、レイリィ……! 艦橋、聞こえるか! E小隊はこのままここで離脱を援護する! 間もなく敵陣第2波が降下を開始する! 直ちに離脱を開始してくれ ウォレス大尉…………了解しました。 引き続き艦の護衛を任せます……!<センチュリオン、再起動! 全速前進…… なっ…… 0動かねえんじゃなかったのかよ あ、ああ…… 行ってしまう……大事な獲物が…… クソがァッ 待て、待ちやがれッ…… っ…… ウァアアアアアアアッ 2度の……失態…… 申し訳……ありません…… 申し訳ありません……ベルガー様……<アアアアアッ アッ……あ、ああ……… あ……あ………… 失敗……だ…… ああ……温かい…… 底にいたときは冷凍庫みてえだったが…… 動き出すと、こうも違うモンか! 4はは―はっくしょい ズズッ…… うわっ、きったねえ! ほら、さっさと暖房に当たれ! 4レイリィは…… まだ、あそこか…… ワウワウッ ラグナ…… クロードも!,やっぱり、ここにいたんだね。 ……まだ本調子なワケじゃないから。 補助機関には相当無理をさせてるし。 補助機関の調整は君が独力でやりきったらしいね。 さすがだな、ドクター・ミラー 私だけの力じゃない…… 父さんが、力を貸してくれたような気がする…… どうやっても機関が再起動しなくて、 どうしたらいいか分からなくて…… 父さんがよく「ご機嫌取り」なんて言って、 ラグナイトに話しかけてたの、思い出したの。 実験がうまくいかないときは、 今日はラグナイトの機嫌が悪いから、って…… はは、「ご機嫌取り」か…… 何と言って、ラグナイトを説得したんだい? は、話……というか、なんというか…… あは、はははー…… ともかく……ありがとう、レイリィ。 君を信じていた……だから、戦い抜けた っ……! あ、あなた……! よくそんな安っぽいセリフ……! そう……かな。 ごめん、言葉をあまり、選べなくて…… だけど、これが本心だ。 僕が戦えたのは、君がいたからだってこと これまでも、ずっとそうだった。 心が折れそうなとき、絶望したとき それに、「決断」するとき 僕に「勇気」と「覚悟」をくれたのは、 いつも君だった 君の叱咤と笑顔が、僕を動かしてくれる。 だから……ありがとう、なんだ ご、ごめん…… おかしなこと、言ってしまったかな…… ばっ……バカバカバカッ 弱虫クロードのくせに、 なんで、なんでそんなこと……! わ、私だって…… 信じてたわよ……! あなたが食い止めてくれるって信じてたから、 全力で復旧作業に集中できたんだから! あっ…… おっと…… ~~~~っ あっ、あの……! ご、ごめ ワンワンッ! ワンッ ら、らら、ラグナ…… どうしたの 何か見つけたみたいだ、行こう! ワフゥ…… っ…… な、なんで…… 4なぜ、 こんなところに女の子が…… ヴォルツ中佐! 申し上げます あん……?アインヘムトへ情報収集に出ていた 偵察兵が戻って参りました ジークヴァル会戦以降、連邦兵が 街に立ち寄った形跡は無いとのことです なるほどねえ…… 連中、喉から手が出るほど補給が欲しいはずだが 街には立ち寄らず一目散に逃げたのでは? 我々の追撃が迫っていますからね ……いや、 西の山岳地帯を越えるって手もあるぜ?しかし、 そのルートでは戦車が邪魔になります さて、先を急ぐなら乗り捨てるが…… 腕の良い操縦士がいれば、通れない道でもない では、山岳地帯へ……? 司令部からは南へ進軍せよとのことでしたが…… ハッ……何を今さら 連中も、俺たちアオスブルフを 飼い慣らそうとは思っちゃいないさ しかし、これ以上の命令違反は…………奴らにゃ、俺が必要なんだ。 どいつもこいつも、見て見ぬ振りだよ よっ……と!あんな「イイ女」、 逃がしちまったら男がすたる さぁて……行くぞ。 出撃だ……! ハッ!0もうすぐ逢えるぜ、{運命の女……―ジークヴァル会戦の勝利の余韻は、 すでに跡形もなく消えていた 雪の降りしきる山道を、 冬季装備もないまま、ひたすらに行軍する 身を切るような寒さと悪路に{隊伍}は乱れ、 誰もが疲弊しきっていた 力尽き倒れる者もいるが、 仲間にささえられ、なんとか再び歩き出す だが、このままでは早晩{落伍者}が現れる。 それは誰もが理解していた ただ、生きるために 僕たちは凍傷寸前の足を、無心に動かした 重苦しい沈黙だけが、 あたりを支配していた………………………………はぁ……はぁ…… っ……!レイリィ、大丈夫か!?ご、ごめんなさい…… ちょっと雪に足を取られただけ…… レイリィ……(ダメだ、疲労の限界で気力まで折れかけている。  なにか、気を紛らせる話でも……)そう言えば、マイルズ。 君の故郷は、山岳地帯だったんだっけ ええ、雪はたまにしか降りませんでしたけど、 この程度の山道は慣れっこですよ 故郷、か…………僕はハーフェンには行ったことないんで、 どんな街だか想像するしかありませんけど……ほら、 ハーフェン号とは四六時中一緒にいるでしょう? だからなんだかハーフェンって、 僕にとっても故郷のような気がするんですよね はっ……そういうことは来てから言えよ。 びっくりするほどショボい街だぞ?夜の10時にはどの店も閉まっちまうし、 女はバカみてぇに気が強いし…………ハーフェン女は気立てよしと、 歌に歌われるほどなんだがな は、はは…… な? マイルズ ええ…… ハーフェンの女性には、気をつけます ……私ね、いつかハーフェンに 工場を再建したいと思ってるの ミラー商会の工場と、その隣の大きなお屋敷…… 私たち下町の人間にとっては、憧れだったな よし、ならクロード、お前が工場長だ!ええっ ちょ、ちょっと待ってくれよ!<なによ、私の工場じゃ不満だって言うの? い、いや、そうじゃないよ! 機械系は自信が無くて…… 大丈夫ですよ。 機械の整備は僕に任せてください! 俺、現場監督な。 荒くれ者の作業員を、溢れる男気でまとめてやる 私は……パンを焼く。 圧縮ラグナイト窯で焼いたパンだ…… ふふ……わかったわ。 全員でやるのも、楽しいわね、きっと よーし、これで除隊後の働き口は見つかった! ミラー商会なら食いっぱぐれナシだ!<ああ…… 早く行きたいなぁ、ハーフェン ……もうすぐさ。 戦争が終わって、平和になれば っ…… 敵襲か…… クソ野郎が……ッ! こんなところまで追っかけてくんのかよ! 先輩、前後の部隊とも連絡が取れません! 各隊交戦中の模様、分断されました! みんな落ち着け! 取り乱したら敵の思うつぼだ! E小隊、迎撃態勢! 必ずここを突破し、状況を打開する! すぅ……はぁ…… すぅ……はぁ………… っ…… フ、フラッ「チュ」 「チャ」ンダー! ぶっ…… あはははは! なんだ、ラズ…… 冗談はやめてよ、撃つところだったじゃない……(少しは体が温まっただろ? 4バカ言わないで フリーズしたわ…… おい……マジで固まってんじゃねえか。 そんな手でトリガーが引けるのか?……さっきから、感覚が無くて。 明日の朝には、きっと凍傷ね ……仕方ねえな。 ほらよ、腹に入れとけ これ…… まさか火を起こしたの ああ、大丈夫だ。 そこらでたき火するほどバカじゃねえ だったらどこで……まさか、戦車の中で? 惜しいな、ダンの装甲車、だ。 ハーフェン号は、マイルズがうるさいからな そんなところで火なんか起こして……! 酸欠にでもなったらどうするつもり しっ……! ほら、さっさと飲んじまえよ。 この寒さだ、すぐにアイスコーヒーになっちまう ん……! そ、それもそうね…… ぬるま湯で煮出した、 クソマズいコーヒーで悪いがな ううん……ありがとう、ラズ。 いただきます 偵察に出てる連中……遅いな 何かあったのかしら…… まさか、敵に見つかったなんてこと……あり得ないか。 クロードだけならともかく、カイも一緒だし クロードだってそんなヘマはしねえぞ ……どうだか ちょっと……冗談よ。 私だって、さすがにそんなこと じゃあ、言うなよ あ、あなただって軽口ばかり叩くじゃない……! 分かってるだろ、クロードにとっちゃ、 お前の一言だけは冗談じゃ済まねえことくらい っ……!……なぁ、レイリィ。 クロードのこと、そろそろ認めてやれよ ……認めてるわよ へえ…… じゃなきゃ、ここまでついてきてないわ。 私だけじゃない、他の隊員だって…… あんな形で撤退して、ろくな装備も配給も無くて、 それでも一人の脱走兵も出てない この部隊を前に進ませてるのは、クロードよ。 彼の言葉と行動が、みんなをつなぎ止めてる そのくらいのこと…… 私にだって、分かるわよ なんだよ、アイツのことよく見てんじゃねえか なら……いいや。 なーによ、偉そうに。 カイみたいだわ。 おいおい、カイは偉そうなんじゃねえ。 無愛想でぶっきらぼうなだけだぜ。 ……じゃなくて! ホンモノの「カイ」のほう ……あなた、彼と一番仲良かったじゃない。 ここに彼がいないのが、不思議だわ。 ……ああ どこで、どうしてるのかしら…… ねえ、あなたリナからなにも 聞いてねえ。 ……聞けねえよ、そんなこと…… そっか…… 見つけた…… アレが、偵察隊が見つけた敵のようだな ……線路に、貨物列車…… 物資輸送のための集積基地だ…… こんなところに、この規模の基地が…… いったい、どこへ送るんだ…… 線路の向かう先は、西…… トンネルがある…… 山を越えるのか……? だとしたら、この物資の行く先は―! そうか……! ガリアだ……! ガリア攻略のための、物資の輸送拠点…… クロード、どうするんだ…… ……みんなのところへ、戻ろう ……先ほどの偵察で、 帝国軍の物資集積基地を発見した 目下の輸送先は、西方面。 ガリア侵攻のための武器弾薬だと思われる 敵の輸送基地ってことか……? おいおい、なんつー幸運だよ……! 私は敵の部隊の規模を この目で確認してきた。 弾も装備も圧倒的に不足し、 他の小隊との連携もできない今の状態では…… 「勝ち目はねえ」って言いてえのか ガリアに武器弾薬を運び込むための輸送基地を、 ここで一気に叩けるんだぜ チャンスなのは分かってますよ! 僕だって、できることなら戦いたい……! でも……無理です。 いま助けが必要なのは、誰が見たって僕らです! あなたの考えを聞かせて。 ……指揮官としては命令通り 指定のポイントに向かうことを選ぶべきだ。 だけど僕は、輸送拠点を叩くべきだと思う。 これは、ガリアのためだけじゃない。 ガリアが落ちれば、そこを足がかりに 帝国は一気に西へ侵攻するだろう。 それぞれの大切なものを守るために、 僕たちは志願して軍に入った ……守るためには、 誰かがここで叩かなきゃいけないんだ ……その誰かが、私たち、ね。 それで、E小隊に勝算はあるの?……勝算は、ある。 基地があるのは、山あいの谷底だ 強風が吹けば積もった雪が舞い上がり、 一瞬吹雪のような状態になる 吹雪に紛れて接近し、 混乱したところを一気に叩くというワケか でも……肝心の風は? 吹くまでここでじっと待つつもり?……いや。 風は吹く もうじきだ ……「風のお告げ」か。 クロードが言うなら、確かだな その作戦で、勝てるのね? ああ、勝てる だったら、さっさと準備しましょう。 基地ギリギリまで接近して、機を待たないと ……分かりました。 ハーフェン号を動かします みんな、10分後に出撃する。 準備にかかってくれ! あっ、おい……!お前、あっさり引き下がるくらいなら 最初から賛成しとけよ!……私は、クロードの一言が欲しかっただけ 勝てるっていう、その言葉。 それさえあれば、私は彼の命令に従うわ ……「認めてる」ってのは、 冗談じゃなかったワケだ うっしゃあッ、派手に暴れようぜ! この寒さを忘れるくらいにな!……クロード 本当に、いいんだな。 他の隊との合流が、かなり遅れるぞ ……遅れた隊は待たずに、 先に進むと決めてある 大丈夫、機甲レンジャーはどの隊も精鋭揃いだ。 E小隊抜きでも、切り抜けるさ 勝つぞ、クロード ああ……! おいおい、なーにへたばってんだ? 俺たちは勝ったんだぜ! ほら、見ろよ! この線路! ガリアまで……俺たちの故郷まで続いてんだ!……ガリアまで、か ……帰り、たいな ……帰れるさ。 もうすぐ……この戦争が、終わったら…………集合地点の海岸線、もうすぐですよね。 いったい、何があるんでしょうか…… そりゃ決まってるだろ。 補給と増援だ!(補給…… 温かいジャケット、それから手袋…………パン。 高望みが許されるなら、バターとジャムも……海上から乗り込んだとすりゃ、 エディンバラからの上陸部隊が待ってるのかもな だとしたら、連邦軍はまだ諦めてない。 帝都を目指して再進撃するってことですよね……詳しい作戦は聞かされていないけど…… そのはずだ ……よし、行こうぜ、クロード。 休んでるヒマはねえ、俺たちレンジャー部隊は―0おい、ラズ! 足に来てるぞ……!,はは、滑っただけだっつーの!レンジャー部隊はタフさが売りだ。 一秒でも早く、帝国を潰さねーとな! みんな、十分気をつけて…… 目的地はもうすぐだ、行こう……! ! 潮風だ…… 着いた……のね? やった…… やったぞ……! 目的地だ……!  僕らを待っている 4あの丘の向こうに、きっと援軍が………………あ?………… なによ、これ…… どうして……どうして……! あそこをみろ! 機甲レンジャー部隊が…… 壊滅……している……(おい……! しっかりしろ いったい何があった なんでみんな、死んでやがんだよ<戦車……部隊に…… 待ち伏せ、された…… 待ち伏せだと…… で、連中はどこに行った 逃げた小隊を……追って…… でも、戻って来る……早く、逃げ…… 4おいッ……! ダメだ、起きやがれ クソ、クソ、クソォッ……ウソ……でしょ…………教えてくれ、クロード。 私たちは……何のためにここまで来たんだ 山を越えて……多くの味方を失って…… いったい、何のために………………(クリステル! クリステル,ミネルバ……! 無事で っ…… 0しっかりしろ、クリステル……! ミネルバ……隊長…………たいしたことはない。 大丈夫だ、このまま……少し休め よかった…… ミネルバ隊長が、ご無事で…… 援軍、は…… ああ、来たとも! 大波の如き軍勢とはこのことだ! 連邦軍の勝利は決まったようなものだ! 安心しろ、クリステル! そう……ですか…… 勝利……あなた、の、栄光…… 私、誓いました…… そのために、命を捧げると…… そうだ、私が戦場に立つ限り、 ずっとそばに付き従うと! 誓いが果たせる……なんて…… ……この上ない……栄誉……,クリステル! クリステル……! うっ……う…… うわぁあああああああーーーーッ ……ミネルバ…… ッ…… クロード、貴様…… 今までなにをやっていた なぜこれほどに時間がかかったんだ(いいか、私たちは戦った! 圧倒的な敵の戦車部隊を前に、 まともな装備も武器もなく、それでも勇敢に! その結果が…… その結果がこれだ…… E小隊は敵が去って安全になった 今頃になって悠々ご到着か 貴様のせいでクリステルは死んだ! 貴様がF小隊を壊滅させたんだ っ……………………言っただろう? イイ女は逃がさない、ってな ここまで、なの……?………… 4ちくしょう……ちくしょおおおおッ なん……だ……? 0この……激しい風は…… なんて、こった…… 全車散開ッ 急―! ……?一体、何が起こっているのか。 分らないまま僕たちはその場に立ち尽くしていた いつの間にか、 夜が明けていたことにも気づかずに―0ただ呆然と、迫りくる威容を眺めていたのだ オーダーについて,チュートリアル 衛生兵についてチュートリアル ポテンシャルについて,チュートリアル 連携について 0チュートリアル リーダーについて4クロード、作戦行動について確認だ 敵戦車の位置を把握したいところだが…… 朝もやで視界が悪い 厄介だな ああ、ある程度まで近づかないと 確認することはできないだろう こちらも身を隠しながら慎重に進み、 敵戦車の位置を探るんだ 了解した ……慎重に、となると心配なヤツがいるな。 約一名ほど あァん おいおい、どうなってんだこりゃあ……。 街のメインゲートが塞がれてやがるぜ まずいですね……。 このままじゃ戦車での進入はできません ゲートの開閉操作は反対側からしか できそうにないな…… ラズ、向こう側へ回り込んで ゲートを開けてくれないか? チッ、しゃあねーな! ったく、これだから図体ばっかデカいヤツは…………それ、ハーフェン号のことじゃないですよね? もしそうなら、もう乗せてあげませんよ 待つんだ! 僕たちの任務は戦車の撃破じゃない。 むやみな攻撃は控えるんだ 先輩、敵戦車を発見しました!よし! この調子で頼む。 街の中にまだまだ潜んでいるはずだ よっしゃ、敵戦車を発見したぜ。 これで2輌目だな いいぞ! ほかにも隠れているはずだ。 霧や張りぼて戦車に注意して索敵を進めよう 敵戦車、発見しました。 これで3輌目です!よし、他にも展開していないか くまなく探してみよう <敵戦車を発見したぜ。 こいつで4輌目だ よくやってくれた。 他にも潜んでいるはずだ、引き続き索敵しよう!4敵戦車発見! これで5輌目ですね よし! もう少し索敵を続けよう <よし、敵戦車の位置はだいたい把握した すぐ後方に通信を!,ん……? あれ、おかしいな…… どうした、マイルズ?妨害電波です……! 後方と……通信できません!なっ……! じゃあ、砲撃支援は―当てずっぽうじゃ、砲撃はできないし…… そもそも、撃てと命令もできないな 先輩、包囲される前に撤退しましょう……!クロード……!………… 遅い……! 予定時刻はとっくに過ぎてるのに…… 前線からの連絡は? 何度か呼びかけているのですが、 応答は一切ありません 「呼びかけて」 馬鹿ッ、どうしてそんなこと っ…… ミラー少尉! て、敵にこちらの位置が……! 4無線電波から逆探知されたのよ……!,だ、ダメだ、やられます……! だいたいの方向を知られただけ! 簡単に直撃なんかしない……あきらめないで!,ですが、すぐに特定されます! 0しょ、少尉殿! て、撤退を……! 撤退すればクロードたちは……E小隊は全滅よ! 命令があるまで、耐えなさい! このままでは…… 来ない連絡を待って我々も全滅するだけです!…………ッ! クロード…… 結局あなたは土壇場で頼りにできないわけ? これじゃあ、あの時と一緒じゃない…… 変わったって言うなら、証拠を見せてよ……!(西側回廊に敵歩兵隊が接近! このままじゃ完全に袋のネズミだ…… クロード、どうすんだよ! ウィクトル中尉との通信も遮断されてます! 作戦は失敗だ! 撤退の判断は、クロード、お前がするしかない!(撤退か……ここまで来て……………………クロード? 撤退は、しない。 なんとしても砲撃隊に、戦車の配置を知らせる しかし…… 通信ができねえのにどうやって……! それは…… あの塔―! あん……? 中世に使われていた、連絡用の塔ですね。 あの数字の並びで、情報を伝えていたとか 狙撃班。 ここから塔のパネルを狙撃できるか? もちろん。 この距離なら、外さない よし、では準備を。 あの塔を使って、砲撃隊に座標を伝える パネルを撃てば数字が変わるはずだ…… 僕の言う通りに狙撃して、並びを変えてくれ まずは、上段を「7・1・5」に揃えるんだ 狙撃班、了解。 ……任せておけ あの数字で、砲撃座標を伝えてる……のか? そんなんで気付くのかよ…… あれ?  一番上の数字だけ座標じゃないような……―7、1、5? 一体、何の数字だ……?<仕上げだ、カイ。 鐘を5回鳴らしてくれ! 鐘を……5回?……なるほど、「7月15日」か。 懐かしいな おい……本当に伝わってるんだろうな? 大丈夫、必ず気付いてくれる。 レイリィなら、きっと ほら、ね や、やりました! 敵戦車を撃破しましたよ す、すげえ精度だ…… どっちも直撃じゃねーか……!……お前の合図、 しっかりレイリィに伝わってたようだな ラズに伝わってないのが不思議だけど…… よし、次だ 別の塔のパネルも同じように狙撃して、 上段の数字を「7・1・5」で揃えてくれ! よし、座標に間違いはない。 ……カイ、鐘を! 任せておけ。 いよっしゃあッ こいつぁ、スカっとするぜ 次が最後の塔だ……狙撃班、頼む! 上段の数字を「7・1・5」、だな。 了解した。 狙撃班! 塔のパネルを狙撃して、 上段の数字の並びを「7・1・5」に揃えるんだ! パネル上段の数字を「7・1・5」に揃えてくれ! 頼んだぞ! ―狙撃班! 塔のパネル上段の数字を「7・1・5」だろう? わかっている! ……鐘を鳴らすぞ! 馬鹿な…… 戦車部隊が……全滅…… ……これまでか。 よし、撤退するぞ……速やかにな やけにあっさり退いたな。 まだあれだけの戦力が残っているのに…… 虎の子の戦車がやられたんです。 そりゃ、逃げたくもなりますよ! どうする、クロード……追撃するか? いや……僕たちの任務は通信設備の奪取だ。 深追いする必要はないよ さあ、任務を遂行しよう。 みんなで手分けして通信設備を探すんだ へいへい。 そんじゃお前ら、もうひと仕事だ……行くぞ ……ふう 助かったよ……レイリィ E小隊イージープラトーン榴弾りゅうだん 擲弾兵てきだんへい 擲弾砲てきだんほう 擲弾てきだん 尖兵せんぺい 伍長ごちょう 榴弾砲りゅうだんほう 橋頭堡きょうとうほ,魔法の筒マジック・シリンダー 兵站基地へいたんきち 兵站へいたん 斥候せっこう 哨戒しょうかい 塹壕ざんごう,運命の女ファム・ファタール,一弾一殺ワンショット・キラー(好敵手ファム・ファタール 落伍者らくごしゃ 大氷洋だいひょうよう 氷礁ひょうしょう 測的手そくてきしゅ 艘そう傍流ぼうりゅう 故郷くに 噴火アオスブルフ 彼カイ 王キング 履帯りたい 擲弾てきだん 土嚢どのう 匍匐ほふく 徹甲弾てっこうだん 鹵獲ろかく,徹甲榴弾てっこうりゅうだん 手榴弾しゅりゅうだん 隊伍たいご 亀裂クレバス 艦橋ブリッジ 陸おか 運命さだめ 他人ひと 永遠とわ 欧州ヨーロッパ Ezイージー,勝利の壁ジークヴァルライン 一弾ワンショット 白狼はくろう あ……あの、ロナルドさん。 これから皆で食事なんです、ご一緒にどうですか? ……いや、結構だ また断られてしまったか…… やはり彼は、僕達と少し距離をとっているようだ ですね……でも、無理もありません。 今は、F小隊が解体されたばかりですから (……む? 向こうにいるのは  確か、E小隊のカイゲル殿に、ライアン殿)(ライアン殿が持っているのは、酒瓶か?  一体こんなところでなにを……)はああぁぁ~~…… なんということじゃあ……さっきから溜め息ばっかついてんじゃねぇや。 いつもより老けて見えるぜ、カイゲル やかましい! 年上のあんたに老人扱いされたくはないわい!年上っつっても大して差はねぇ。 俺もお前も、もう老いぼれじゃねぇか む……むうう、まあそうじゃな。 意地を張らず老いた身であることを認めねば しかし……溜め息もつきたくなる。 まさか、F小隊が壊滅とはのう ……!逝くなら、この老いぼれが先じゃろうて。 なのに……ああ……本当になんということじゃ あいつらは、仕方のねぇ犠牲だった。 そう考えてさっさと切り替えろ ―ッ!バッカもーーん……耳元で怒鳴るんじゃねぇや。 カミナリ親父め そんなに簡単に割り切るやつがあるか! いいか、あんたはそういうところが…………なんと、言った…… 4ん? お前は確か、元・F小隊の…… 今、なんと言った。 仕方のない、犠牲だと……貴様 志半ばで散っていった仲間の死を 侮辱しているのか……おいおい。 俺ぁ、別にそんなつもりじゃ… それになんだ! その手に持っている酒は! 死者を悼むこともせず、貴様は……!(どうした! なんの騒ぎだ? ミネルバ隊長…………失礼、しました。 少し、頭を冷やしてきます ……失言じゃったな、ライアン 俺ぁ、間違ったことは言ってないぜ。 仲間の死をいつまでも引きずってちゃいけねぇや ……まあ、言い方とタイミングが 最悪だったのは認めるけどなぁ カイゲル殿、ライアン殿。 先程は失礼した ロナルド お前のほうから謝りに来させてしまうとは ワシらこそ、無神経な会話をしてすまなかったの。 今、ライアンを謝りに行かせようとしていて……俺ぁガキか 自分のケツくらい自分でふける。 ……さっきは、悪かったな ライアンは冷たい人間に見えるかもしれんが 決して悪人ではないのじゃ 人より多くの戦場を経験してきたからか その、「すといっく」な一面があるというか……ライアン・フォード―噂程度は知っている。 大きな戦争には必ず現れ勝利する、伝説の傭兵 憧れる兵士は大勢いるが、その半面 あらゆる国々に恨まれていると聞いた 誰にどう思われてようが関係ねぇよ。 俺ぁ、俺のやり方を貫くだけだ だから、さっきもキツい言い方だったかもしれんが 俺ぁ、間違ったことは言ってないと思ってる わかっている、非があったのは私のほうだ。 今は……感傷に浸る時ではない 見上げた心がけだが……聞いたぜ? お前、E小隊と距離を置いてるそうだな それは、 感傷に浸っちまってるせいじゃねぇのか?…………頭では、わかっている F小隊壊滅…… その責任の全てが、E小隊にあるわけではない だが、しかし……帝国に蹂躙される激闘の中 絶望に打ちのめされる隊長の慟哭を聞いた あの方のお心を思うと…… とてもではないが、E小隊を許すことはできない F小隊のやつってのは全員こうなのか? 大した忠誠心だな F小隊は、ミネルバ隊長が結成された精鋭部隊。 皆、あの方には言い尽くせないほどの恩義がある 全てはミネルバ隊長のために。 それが守るべきF小隊のプライドだ ……なるほどのう じゃがな、ロナルド。 ひとつ聞いてほしいことがある お前がE小隊と距離を置いていることに ミネルバ隊長殿は気づいておったようじゃぞ えっ? 言い争いを仲裁しに来た時にな、 彼女はお前を気にかけてやってくれと頭を下げた ミ、ミネルバ隊長が 私のために……? E小隊の下につくことは、 彼女が誰よりも不服に思っておるじゃろうて しかし、それでもミネルバ隊長殿は 自分の役割に徹しようとしておるんじゃ …………! この警報は……帝国のおでましか。 話はあとだ、行くぜ まったく……帝国の連中もしつこいのう。 こちらの撤退時を狙い、追撃してくるとは ライアン、手を貸せ。 やつらを追い払うぞい! いやぁ……俺ぁ、どうやらここまでみてぇだ。 先に逝かせてもらうぜ…… 4バッカもーーん シャキっとせんか! いいか? ワシら老兵の役目は 未来ある若者をひとりでも多く助けるために…… おいおい、戦場に来てまで その怒鳴り声と説教は勘弁してくれよ…… 4ライアン殿! カイゲル殿! 無事か……こりゃ予想外の救援がきたな。 ロナルド、憎きE小隊を助けてくれるのか?……目が覚めた。 私は、F小隊のプライドをはき違えていたようだ 仲間と共に帝国を打ち倒す。 今は、そのことだけを考えるべきだったのだ 共に戦わせてくれ。 ライアン殿、カイゲル殿 ……さすがは、ミネルバ隊長殿じゃ。 年寄りが口を出す必要はなかったかもしれんのう よし、ライアン。 若者の見本となるよう頑張るか いやぁ……俺ぁ、やっぱりもうダメだ。 糖分が切れちまったからよぉ…………は? こやつは酒もタバコもやらんが、甘い物好きでの。 戦場で糖が切れるといつもこうなるんじゃ 先週支給されたチョコレートでよければ 残っていたと思うが…… よぉし、やる気が出てきた! とっとと雑兵どもを蹴散らしちまおうぜ! チッ……死にぞこないのジジィどもが。 撃て! 撃ち殺せ! お前らみたいな若造どもが相手じゃあ また死にぞこなっちまいそうだぜ なんと口の悪い連中じゃ……! 年長者に対する礼儀を教えてやるわい! 作戦が成功して、カイゲルさん達も無事に 帰投できたのはよかったけど…… うわ 戦車、ボロボロ…… 整備に時間がかかりそうだな 貸せ えっ……ロナルドさん 手伝ってくれるんですか? 悪いか わ、悪くないです! ありがとうございます! おお、ロナルド。 戦車の整備は終わったかの? 滞りなく。 E小隊の整備士も手を貸してくれた そうか、E小隊と共に作業を…… ミネルバ隊長殿のおかげで、距離が近づいたか? きっかけをくれたのは、貴公達だ。 礼を言わせてもらう これからは、共に帝国を打ち倒したい。 0こちらこそ、よろしく頼むぞい ……おい、ライアン! あんたもなにか言ったらどうじゃ? ん、ああ…… チョコをありがとうよ バカもん そういうことではなくてじゃな……!……そういえば、ひとつ気になっていたのだが。 ライアン殿は、酒もタバコもやらないとか まあな。 ならばどうして先程は、酒瓶を…… あの酒はな、ロナルド。 死んだF小隊隊員の献杯のために用意したんじゃ ここでは 戦死者のために、ろくな墓も作ってやれん そのことを嘆いておったら ライアンが酒を持ってきてくれてのう ……別の戦争に参加した時の戦利品だ。 俺ぁ、飲まねぇっつってんのに押しつけられてよ。 そ、そうだったのか…… それにワシは昔…… 戦争で息子を亡くした。 若い兵を見るたびに、息子と重ね合わせてしまう。 戦死したF小隊の隊員達もそうじゃった。 最期まで勇敢に戦った彼らのために これくらいのことはしてやりたいと思ったのじゃ。 ……すまない。 私は、とんでもない誤解を…… 別に気にしてねぇよ ……その献杯、 私も付き合わせてもらえないか ああ、もちろんじゃて 戦争という過酷な環境にいようと 死者をしのぶことを忘れてはならん そうそう、ワシが元ガリア軍の たたきあげ兵士である話はしたかの? 新人教育の教官のようなことをやっていたが その時にな…… おぉい、こんな時くらい説教や長話は無しだ。 また年寄り扱いされちまうぜ? む…… そ、それもそうじゃな こほん! しかし、最後にこれだけは言わせてくれ 新たに刻んだF小隊のプライド…… 大事にするんじゃぞ、ロナルド ―ハッ! 0ハァッ……ハァッ……ハァッ……た、隊長……! これ以上は持ちません、撤退を……!ならん……! なんとしてもこの拠点は死守せよとの命令だ!し、しかし……! ここから先への進軍は不可能です……!ろくな冬季装備もなく、物資も尽き…… 今や戦死者より凍死者、餓死者のほうが多い……!ノーザンクロス作戦は、とうに瓦解しています! 前線拠点の維持に意味など 意味は、ある……! ……?機密情報だ、多くは語れんが…… 間もなく我々の希望の矢が、帝国に突き刺さる 1日でも長く…… 1人でも多くの敵兵を、ここに引きつける 「彼ら」がその矢を放つために…… 我々ができることは、それだけなのだ……! 彼ら……? そうだ……!連邦の…… 世界の命運が、いま彼らに委ねられている…………頼んだぞ……キグナス艦隊…… 私も出撃する! 続け …… ハァッ! 4帝国首都、シュバルツグラード そびえ立つ荘厳な宮殿を中心に、 居住区や商業区、工業区が幾重にも取り囲む 絶対安全と思われていたこの極北の大都市は、 かつてない危機に直面していた 連邦艦接近の報を受け、数百万の帝都市民は、 沈船から逃げるネズミのように疎開を始めている それと入れ違いに、帝都南方の湾内には 続々と帝国軍の大部隊が集結していた 帝国にとって、 この最終防衛ラインこそが最後の砦となる 帝国軍は持てる戦力の全てを結集し、 センチュリオンを待ち受けているのであった ………… ゼクス・オウル総員、 最終防衛ラインに配置完了しました!……了解した。 下がっていい は、ハッ!……手はずは整っているな はい 発動は、私の合図を待て 「調整」の成果がこれか…………歪んでいる……全てが……真っ直ぐなのは、君だけか…… アンジェ…………うん、ずっと待ってる 待ってるから……―俺を阻むな、クロード ぐわああああ!た、退避……退避―ッ!カイ! ライフルのベルト、外れそうよ? あ……気持ちは分かる…… だけど、集中しなきゃ これから決戦だというのに ……この戦いが終われば、全て終わるの。 みんなで、帰りましょう みんなで、か…… ……! そうだな……ありがとう、レイリィ。 いまは作戦の成功だけを、考えよう うん……! 4ハーフェン号、出撃準備完了です! 野郎ども、とっとと乗り込め! この戦いは、歴史に残るぞ!(もう一度、作戦を確認する! センチュリオンはこのまま街の中心部に進み、 A2爆弾の起爆準備を行う その間に、E小隊は周囲の敵防衛部隊と交戦。 可能な限り排除し、脱出ルートを確保する!……やり遂げよう。 仲間と……仲間の魂とともに……! オウッ オウッ E小隊、出撃! これが……最後の戦いだ!! うぉおおおおおーーーッ うぉおおおおおーーーッ うぉおおおおおーーーッ うぉおおおおおーーーッ うぉおおおおおーーーッ クロード…… レイリィ……僕はもう……迷わない ラズとの約束を果たす ……わかった…… ハァッ……ハァッ…… キアラ、「失敗」だな 申し訳……ありません…… 分かっているな? ベルガーからの「指示」は 「ゆけ」キアラ は、い…… 4いた、い…… 痛いよ……ニコラ……,ベルガー様…… たすけ、て…… 敵兵、止まりません! こ、これは……何か変だ! マイルズ、後退だ! 急げ 0い、や…… 死に、たく……な…… う、わぁああああああッ っ……! 自、爆…… そ、そんな……そんなことって…… マイルズ、ハーフェン号のダメージは はっ……! そ、装甲の一部が損傷! 足回りもやられました! 修理が必要です! 艦内に敵侵入! 後部デッキにて交戦中です! っ……! 直ちに応援に向かう! なんとか持ちこたえてくれ! は、はい! こ、後部デッキから進入……? 一番守りの手薄な場所を狙ってくるなんて……!……相手が、 艦のことをよく知っているということだ ヤツが、来た……! ヤツって…… 4修理は任せた! 僕は迎撃に向かう は……はいっ! ニコラ、ここはお前に任せる。 どんな「手段」を使っても、敵を食い止めろ 行くぞ! フォルセ フォルセ大尉……? ……なんでもない。 <フォルセ自身で乗り込んでくるなんて…… ……目的は、アンジェだ 渡すわけにはいかない……! 追うぞ! 「どんな手段を使っても、  あなたをここで食い止めます」 ……君は…… ベルガー様…… どんな手段を使っても……ですね…… ……無駄な血を流すつもりはない。 ただちにここを明け渡せ 俺らにとっちゃ機関室は、 可愛い我が子で、大事な我が家だ そんなモンを、敵にホイホイ明け渡す腰抜けは、 この艦に一人だって乗ってねえ! 死にたいのなら、それもいい 野郎ども! 帝国の連中に、連邦機関士の気概、見せてやるぞ! おうッ! ……もうすぐだ…… もうすぐ、会える…… そんな…… アンドレ しっかりして! お嬢ちゃん、か…… 大丈夫、ちょっと足をやられただけだ すまねえ…… 応戦したが、ひとり撃ちもらした…… 奴は、開かずの間に…… 俺のことはいい……早く、追え……! クロード……行きましょう……! はぁ……っ…… はぁ……っ…… アンジェ……! 迎えに来たよ、アンジェリカ…… あの時の……約束どおり…… 待たせてすまなかった…… こんな、酷い目に…… だけど……もう大丈夫だ…… いま、出してあげるから フォルセ…………(動力炉から、離れなさい クロード、レイリィ…… それに、我が妹 やめて……! あなたは帝国軍の将校、フォルセ。 私は連邦軍の、カイ・シュレン ……妹であることは、捨てた そうか……ならそれでいい。 もう……何もかも…… クロード、お前が犠牲を強いる作戦を 決行するとは思わなかったよ しかも、ラズを犠牲にするとはな ……ラズだと……分かっていたのか…… ああ、聞いていた その非情さで…… 今度は、罪のない少女を犠牲にするのだな っ……(ヴァルキュリア動力…… そしてヴァルキュリア爆弾……この技術が実用化されるまでに、 いったいどれだけの少女が犠牲になったと思う?そしていま、お前たちはさらに新たな犠牲者を 生み出そうとしているのだぞ……!フォルセ…… 確かに、この技術は間違っている 人の命を道具にして成果を得ても、 後には悲劇しか残らない だけど…… アンジェは望んで動力炉に入った 人の心を狂わせてしまう悲劇を…… この最低の戦争を……終わらせるために……! 望んで入った……?は、はは、はははははッ! レイリィ、君まで戦場に毒され歪んだか! 4アンジェが自ら死を望むはずがない! 彼女は言ったんだ! 俺が来るのを、待っていると…… そして俺は誓った! 必ず彼女を救い出すと…… 歪んでいるのは……! 狂っているのは、あなた…… アンジェもラズも、誰かのために…… 平和のために、命をかけた……! でも、あなたは自分の目的のためだけに、 誰かを利用して……殺戮を繰り返す 何を言ってるんだ…… 俺のしていることは全て、アンジェの 連邦の犠牲となった、 哀れなヴァルキュリアの少女たちのためだ 彼女たちを救い出す…… その大義のために、どれだけの命を奪ってきた 老人を、妊婦を、罪のない子供たちの命を…… いくつその手で絶ってきたの いちいち数えるはずもないだろう……!……やっぱり、あなたがしてきたことは、 アンジェのためなんかじゃない 国を捨て、仲間を裏切り…… 自分の妄執を叶えても、何も残りはしない 血まみれの手で救い出されたアンジェが、 あなたのために微笑んでくれると思う……? ……当然、だろう?俺は、彼女たちを救うために…… アンジェとの約束を果たすためにここまで来た……そしてもうすぐ…… その約束は、果たされる…… 動かないで……!4それ以上アンジェに近づけば、撃つ! アンジェ…… お願いだから…… 待たせたね…… すぐに……ここから…… っ……!………………う……撃った、のか…… 自分の、兄を……(ゲホッ…… ぐっ……う……,はぁっ……はぁっ……はぁ…… どうして……! どうしてこんなに、狂ってしまったの…… 兄さんは……私の、兄さんは……! もっと……もっと……!……狂って、いる……? 俺がそうなら……お前もそうだ…… ……! 僚艦を沈める手助けをし…… 今度は実の兄に銃口を向ける…… 人殺しは誰だ、裏切り者は誰だ…… 自分の罪を忘れ、正義面をするのか…… っ……あ…… ぁ……うわあああああッ ……っ……ぐ…………フォルセ、なぜなんだ。 なぜそうも、アンジェにこだわる ……分から……ないのか……?……罪、なんだ。 これは、俺たちの背負うべき…… ビンランドは連邦各国で、 ヴァルキュリア狩りを幾度となく行った…… ヴァルキュリアの素質のある少女を選別し、 時には金銭で、時には暴力で、その自由を奪う…… 幾度となく行われたこの「狩り」で、 ビンランドへ送られた少女は100を超える…………アンジェリカ・ファーナビ―も、 その被害者のひとりだ 100を超える、だって……? 人さらいまがいのそんな強行、 連邦政府が黙認するとは…… ビンランドは連邦に……見返りを与えた。 だから政府や軍は黙認し、あるいは協力した…………見返りは、技術供与ね さすがに、察しがいいな…… ヴァルキュリアを利用したラグナイト爆縮技術。 その実用化に伴い訪れるだろうエネルギー革命…… レイリィ……君はそれと知らず、 この大事業に加担していた……………… 開戦前、俺は軍から特命を受け、 ある任務に従事した…… ビンランドで適性化訓練を受け、 大陸へ輸送されるヴァルキュリアの護衛だ…… 少女たちは長きに渡る実験で疲れ果て、 希望を失い、船旅の途中命を断つ者もいた…… 俺は、船が港に到着した隙に帝国兵を呼び込んだ。 混乱に乗じて少女たちを逃走させるためだ ……だが、帝国兵はあっさり撃退された。 当然だ 最高機密は厳重さが桁違いだった 俺は撃たれ……少女たちは連れ戻された。 だが、ただひとりだけ追跡を逃れた少女がいた それが……アンジェだった 俺は、アンジェに逃げろと言った。 でも、彼女は逃げなかった…… 血まみれの俺を手当しながら、言ったんだ。 帰る場所なんてないから、と……微笑んで…… それから、アンジェはわざと 追っ手の前に飛び出した…… 俺を逃がすためだ。 捕まれば銃殺刑の俺を、生かすために…… アンジェが…… だから俺は誓ったんだ。 必ず君を助け出す、だから一緒に帰ろう、と 連邦でも帝国でも、ビンランドでもない…… どこか平和な場所へ……,っぐ…… ……はぁ……はぁ…… 分かっている…… 俺は多くの過ちを犯した…… 4それでも…… 守りたかったんだ…… 歪みきったこの世界で…… 何にも染まらずに……真っ白なまま生きる…… この……少女を……………お前の手で …アンジェを救ってくれ…… でなければ……俺たちは…… なんのために……戦って…… 守、るんだ……かな、らず…… ……クロード……たの……む………………カイ……………… あ、ああ…… ああああああああああああああーーーーーッ……レイリィ。 行こう………………………………センチュリオン周辺に、敵影無し 工作部隊から、通信が入りました。 退路の確保が完了した、と…………そうか、ご苦労 悲惨な光景だ…… だが、これで全てが終わる…… 終わらせられる………………4マリー、艦内放送をオンにしてくれ ……了解しました こちら、ブリッジ。 これより、作戦は最終段階に入る 総員、 直ちにセンチュリオンから退艦せよ 繰り返す…… 総員、直ちに退艦せよ―!センチュリオン通信士の役目も これでおしまいね…………ルフ、行きましょう くっ……!ブライアン…… 艦内の見回りを、頼めるか ああ…………私は、私の務めを果たす。 クロード……任せた、ぞ ラズはきっと、お前を見ている ……僕も、そんな気がしてる ……散っていった皆が、ここにいる。 想いは……同じだ ……大丈夫だ。 やり遂げる ………… レイリィ…… 君もはやく退艦するんだ あなたの考えてることぐらい御見通しよ。 ……私も、ここに残るわ ………………君まで犠牲になることはない これは僕が成し遂げなきゃいけないことだ 言ったでしょ…… これは私の責任でもあるって だけど…… お願いよ、クロード…… 私も最期まで…… アンジェの傍にいさせて……………………わかった ふたりで……見届けよう…… な、なんだ………停戦協定に合意した。 交戦中にある部隊は直ちに戦闘を中止せよ 我々は、帝国との停戦協定に合意した。 ……(停戦……? 本当、に……? …………なぜ なぜだッ なぜ今なんだ……ッ………… 僕たちは……勝てるんだぞ……ッ! 帝国を、倒せるんだぞッ…お前の手で …アンジェを救ってくれ…………っ! ―戦争を終わらせてくれ。 すまない、ラズ すまない、みんな 僕には……できない。 ……ごめん、レイリィ。 やっぱり僕は、何も変わってなかったみたいだ。 <でも、僕は……この決断に後悔は、ない。 停戦状態がいつまで続くか分からないけど、 両陣営が意志を世界に示したのは事実だ。 一切の戦闘行為を止める。 ―その意思を。 僕たちの目的は、帝国を潰すことじゃない。 憎しみをぶつけることでもない 戦争を、終わらせる。 そのために戦ってきたんだ ……私たちは知ってる 平和な暮らしの価値を。 そして、それがどんなにもろいものかも 1度壊れてしまえば、取り返すことはできない。 だから……誰もあなたを責めたりしないわ ラズだって、きっと分かってくれる。 彼のことだから、始めはブーブー言うだろうけど ……私が説得してみせる。 この決断が正しいものだって、信じてるから ……ありがとう、レイリィ ……起爆させろ、クロード ミネルバ……! 何をしている、起爆させるんだ 聞いていたなら、分かるだろう。 僕はこのレバーを引かない 分からない 分かりたくもない……! 貴様はこれまで死地へと兵士を送り込むとき、 なんと鼓舞してきた 自分たちがやらなければ、他の誰かが犠牲になる。 戦争を終わらせるために、帝国を倒すのだと! これまでに死んでいった仲間の思いを背負い、 最後まで意志を貫き戦い抜こうと! <その言葉は偽りか ただの詭弁だったのか 偽りじゃない! ならばなぜ翻意した! 翻意でもない、聞いてくれミネルバ! 腰抜けの聞く耳など持たん! 退けっ 駄目よ! 貴様は黙っていろ っ……! クリステルは死んだ! 帝国を倒す、その大義に殉じて死んだんだ! ミネルバ、いま戦っているのは、僕たちだ。 これからを生きるのも、僕たちだ だからどうした 過去の犠牲は切り捨てるというのか そうじゃない! 僕たちは過去のためじゃなく、 未来のために戦う義務があるということだ! 貴様は重圧から逃れたいだけだろう 大量虐殺を行うという重圧から―!……そうだ、ミネルバ。 そのレバーを引けば、起こるのは戦争じゃない 大量虐殺だ それでもッ 帝国は滅ぼさねばならんのだ! 2度と戦争を起こさないために! 全ての犠牲に報いるために 戦争は終わるんだ、ミネルバ! クリステルやラズや……多くの犠牲の上に…… 例えつかの間でも…… ようやく平和が戻ってくるんだ それでもまだ、犠牲が必要なのか? それはいったい、なんのための犠牲なんだ……? あの美しい街が焼け野原になり、 老若男女、無数の亡骸が転がる景色を…… 死んでいった仲間たちは、 どんな想いで見下ろすんだ……! っ……!<くっ……う……うぅうううう……ッ……!……僕も、君も、 人を殺すために戦っていたわけじゃない 平和な故郷を取り戻したくて、 ただ笑って暮らしていたくて、戦っていたんだ ……帰ろう。 そんな、幸せな日常に…… クロード…… 見つけたわ……これが連邦が隠していた秘密。 こんなものが本当に存在していたなんて)(でも、本国に情報を流すのは もっと確証を得てからのほうがいいかしら……)……! そこにいるのは、スコットとノリドね? イエッサー!あれれ、すごいな。 物音も立ててないのに、よく気づいたね ……こんな所でなにをしているの?今日は、スコット君が動力炉前の巡回担当でね 彼と話してたらこの「開かずの区画」の方から 音が聞こえたんで、来てみたんだよ イエッサー!スコット君、他に誰か来てしまうといけない。 今は静かにしていようか イエッ………………ありがとう。 きみは本当に素直でいい人だね さて、アズサさん……同じ質問をしていいかな。 きみはどうしてこんな所に?なにかを調べていた……もう少し正直に言うと なにかの情報を盗んでいたように見えたんだけど もしかして、きみはスパイなのかな? 帝国? それとも他国の?……ねぇ? お願い。 今見たことは、誰にも言わないで 黙っていてくれるなら…… なんでもしてあげるから ……?……ああ、もしかしてこれは ハニートラップというやつなのかな 悪いね。 僕は人間の女性には興味がないんだ 人間の女性は、優美さや生命の輝きにおいて 動物のメスに劣る存在だからね ……は……? それに、口止めは必要ないよ。 僕達は物音の正体が知りたかっただけなんだ それ以上のことを 教えたくないって言うならそれでいい きみの行動が連邦軍に悪影響を及ぼしたとしても 僕にはなんの関係もないからね スコット君も、命令を受けない限り アズサさんを捕まえようとはしないと思うよ イエッサー!……冗談でしょ? 侵入者を見逃すなんて。 上に知られたら、あなた達どうなるか…… 待った、話の続きは外でしないか? どうもこういう場所は苦手でね えっ…… ちょ、ちょっと待ちなさいよ!ん~! いい風だ。 やっぱり、自然を感じられる外はいいね イエッサー!……ねぇ。 本当に私のことを、上に報告しないの? そう言っただろ というか、2人そろって私の誘惑を無視なんて。 女としてのプライドが傷ついたわ……ああ、それはごめん。 でも言ったろ? 僕は女性に興味がないんだ ……と言うのも、僕はもともと もっとずっと北の森で自然と共に暮らしていてね そこで生きる動物は狩猟の対象でもあったけど 僕は、彼らの神秘性に魅了されてしまったのさ 今では正直、人間の女性よりも 動物のメスを伴侶にしたいくらいなんだ ……今、心の底から引いてるんだけど 私の感覚、間違ってないわよね? イエッサー!でも、スコット君だって 自然の神秘性は理解してくれるだろ? イエッサー!……なんか……もう…… 自由すぎるでしょ、あなた達…………でも、 ちょっとだけ2人がうらやましいわ ……白状しちゃうけど 私は遥か遠い東の国のスパイ 私の国ではね、何百年も昔から 諜報や暗殺を生業としてる一族が存在するの その一族のもとに生まれ落ちて 宗家に言われるがままに私は任務をこなしてきた ここに入隊したのも、宗家の命令よ。 連邦の情報を本国へ流すことが目的 あれれ。 そんなことを僕達に話していいのかい? よくはないわね…… けど、あなた達を見て思い出しちゃったのよ 私もかつては、自由に憧れていたことに…… 何者にも縛られずに生きられたらどんなにいいか ふーん……? 4なら、僕達が手伝ってあげようか 手伝うって……なにを? 君が自由になる手伝いさ。 縛られずに生きたいという考えは素晴らしいよ 人間も動物も在りのままの姿が1番美しいからね。 そうだろ? イエッサー! 作戦の途中で死んだことにするのはどうかな? そのまま部隊から抜け出せば、きみはもう自由だ ……今度こそ、冗談よね? そんなことに2人が協力する理由がないわ 僕は自然を愛している 自然とは自由だ。 だから、僕は自由を求める者の味方だよ ………… よし、上手くいったね。 戦闘は勝ったし、本隊からも抜け出せた アズサさん、これで部隊を抜けられるよ。 きみは晴れて自由の身だ 本当に最後まで協力してくれるなんて 僕は味方だって言っただろ? もちろん、スコット君もね イエッサー! 今まで、一緒に戦えてよかったよ。 遠くへ行っても元気でね ………………やめた うん? 2人とも、協力してくれて本当にありがとう。 でも……私、やっぱりこの部隊に残るわ ……?……どうして? せっかく自由になれるチャンスなのに 作戦は佳境に入ろうとしている。 そんな中、1人で逃げるなんてやっぱりできない ……こんなに優しい仲間を置いていったら 自由を喜ぶどころか、私はきっと一生後悔する それに、私…… 戦場は結構好きだから 正確に言うと、 戦場の「匂い」が好きなのかな?…………(ごめんごめん、冗談だよ でも……このままじゃあ、きみは永遠に 本国の言いなりになってしまうんだろう? いいえ。 そんなことにはならないわ 今、やぶいた紙は……? 昨日、私が盗んだ連邦の情報。 ……本国には伝えないことにしたわ 私なりの、小さな抵抗よ ……ふふ。 なるほどね わかったよ。 きみが自分の意思で選んだ道なら僕は止めない それに、その小さな抵抗は…… 自由への第一歩にもなると思う やはり人間も動物も 縛られず在りのままの姿が1番だ そうだろ? イエッサー! それなら、僕達がここにいる必要もなくなった。 ひとまず隊長君と合流しようか ええ、そうしましょう アイアイサー! 3人とも、無事だったか……! 姿が見えないから心配したよ 合流が遅れてごめん。 帝国兵の追跡がしつこくてね いや、とにかく帰ってきてくれてよかった。 艦に戻って今日はゆっくり休んでくれ そうさせてもらうわ。 隊長さんも、お疲れ様 ……あ、そうだ。 すまない、スコットだけ少しいいかな サーイエッサー! どうしたんだい、隊長君。 今日の彼の働きに、不備があったかな? いや、そういうわけじゃない。 ちょっと聞きたいことがあってね 実は、立ち入りが禁じられている動力炉付近に 侵入の痕跡があったと報告を受けたんだ 昨日、巡回を担当していたのは スコットだったよね? 巡回している時、 動力炉に異常はなかったかい? ノーサー! 不審な人物を目撃したり…… そういったこともなかったかな? ……ない、です。 自分……自分は、見ておりません なにも。 巡回を……その、上官殿。 自分は、ずっと巡回を…… ああ、ごめん。 なんだか責めているみたいになってしまったね スコットは、いつも確実に任務をこなしてくれる。 そのきみが言うなら、間違いないね わかったよ、報告をありがとう お、驚いたわ…… 侵入の痕跡が残っていたんだね。 けどまあ、バレなくてよかったじゃないか そうじゃなくて…… スコットが、あんな風に話すの初めて聞いたのよ ……必死に庇おうとしてくれたのね。 ノ……ノーサー 彼は、どこまでも純粋な人なんだ。 これから先、どんな秘密も守ってくれるだろうさ まったく……あなた達って 本当に呆れちゃうくらいのお人好しだわ きみだって相当だと思うけど? スパイの任務より仲間を優先するなんて ……それもそうね。 甘すぎる女スパイだわ でもまあ、いいんじゃないかな。 それぞれ自由な生き方をするのが1番さ ……そればっかり まあ確かに、自由に生きるっていうのは とても素敵なことだとは思うけど…… あっ! 今、向こうでなにか動かなかった 野生の動物がいるかもしれない! 見に行ってみよう! スコット君! イエッサー! ……やっぱり、自由すぎるのも 考えものかもしれないわね は い いいえ第32機甲レンジャー大隊E小隊勲労者名簿 生存 戦死・文字を表示する速度を変更します。 ノーマル:通常表示 ファスト:倍速表示 スキップ:即時表示ムービーに字幕を表示するか設定します。 オン:表示 オフ:非表示ゲーム中の音楽の音量を調整します。 ムービーの音量は変更されません ご注意ください ゲーム中の効果音の音量を調整します。 効果音の音量を変更するとムービーの音量も変更されます ゲーム中のボイスの音量を調整します。 コントローラースピーカーから 無線音声を再生するか設定します コントラローラー振動のオン/オフを切り替える 戦闘時にカメラを上下に移動させる操作を変更します。 ノーマル:上-見上げる 下-見下ろす リバース:上-見下ろす 下-見上げる 戦闘時にカメラを左右に回転させる操作を変更します。 ノーマル:左-左を向く 右-右を向く リバース:左-右を向く 右-左を向く戦闘時にカメラを回転させる速度を調整します 戦闘時に照準を上下に移動させる操作を変更します。 ノーマル:上-上に移動 下-下に移動 リバース:上-下に移動 下-上に移動戦闘時に照準を左右に移動させる操作を変更します。 ノーマル:左-左に移動 右-右に移動 リバース:左-右に移動 右-左に移動戦闘時に照準を移動させる速度を調整します 敵フェイズの速度を設定します。 ノーマル:通常再生 クイック:早送りで再生 初期設定に戻します 変更内容を決定してゲームに戻ります 初期設定に戻しますか?<変更内容を破棄してゲームに戻りますか? 新規データ戦場のヴァルキュリア4システムデータクリアーデータ プレイデータ ブックモード コマンドモード 時間 分 秒 0ゲーム設定が保存されています 序章 ノーザンクロス作戦発動(1章 クレスト要塞攻略戦 3章 嵐の森林哨戒4章 ジークヴァル会戦 11章 海上の要塞12章 深夜の補給作戦13章 春を待つ者たち 14章 蒼き炎 15章 守りたいもの 16章 フォルセの罠 終章 戦火の青春 ∞ このセーブデータをプレイするには最新のアップデートが必要です 一部の武器が存在しないため、装備を変更しました 追加コンテンツが見当たらないため、戦闘のロードに失敗しました。 ブックモードへ移行します タイトルへ戻ります セーブデータが壊れているため、ロードできませんでした セーブデータが壊れているため、セーブできませんでした 対応しないバージョンのセーブデータです 致命的なエラーが発生しました ? ? ? 使用できないコンテンツがあるため、 この戦闘を再開することができません。 ブックモードへ戻りますか?(セーブデータがありません セーブしますか? 4このセーブデータを上書きしますか? セーブ中です セーブしました セーブデータがありません このセーブデータをロードしますか? ロード中です ロードしました このセーブデータを削除しますか? 削除中です 削除しました プレイ時間 番号(昇順 番号(降順 日付(昇順 日付(降順 断章 E小隊、始動 断章 2人の「カイ」 体験版で保存したセーブデータは、 製品版に引き継ぎ可能です セーブデータの引き継ぎを行うことで 製品版で特典アクセサリが獲得できます 体験版のストーリーはここまでとなります。 (セーブデータの引き継ぎを行うことで  製品版で特典アクセサリが獲得できます ) ボイス言語を選択します。 ボイス言語はタイトル画面の 「S」でのみ変更できます ゲームの進行に必要なデータをインストール中です。 インストールが完了するまで3章以降をプレイすることはできません。 進行状況(変更内容を保存しますか?(変更内容を適用しますか? 4変更内容を保存せずに移動しますか? 初期設定に戻しますか? 変更内容を破棄して 別のタブを開きますか? モニター ゲームを表示するモニターを選択します 解像度(ゲームの解像度を変更します レンダリングスケール ゲームの明るさ(ゲームの明るさを調整します 数値を100以上にするとAが適用され画像が鮮明になります。 数値を100未満にするとパフォーマンスが向上します。 スクリーンモード フルスクリーンにすると最適なパフォーマンスが得られます。 ボーダレスにすると素早くタブを切り替えられます ターゲットフレームレート フレームレートを高くすると、動きは滑らかになりますが負荷がかかります。 を有効にしている場合はデフォルトで解除されています を有効にするとゲーム中のティアリングを回避できます パーティクルの品質 エフェクトの品質 レンダリングの距離 オブジェクトが表示される距離を設定します。 品質 遠くにあるオブジェクトの品質を決定します ワイドスクリーンを固定 レターボックスを使用して 画面サイズが:9になるようにします 従来のUポジション 有効-ウルトラワイド解像度を使用中 が中心に表示されたままになります 影の品質 影の品質を変更します ウィンドウ ボーダーレス フルスクリーン 解除 オフ オン 低 中 高 ゲームパッドのボタンを押して割り当て スタートを押してキャンセル キーかマウスを押して割り当て を押してキャンセル このボタンには他のアクションが割り当てられています。 割り当て直しますか? アクションボタン 前のアイテムの選択 次のアイテムの選択 前に移動 後ろに移動 左に移動 右に移動 照準モードに移行 カメラリセット カメラで左を確認 カメラで右を確認 視点の切り替え ミニマップの切り替え インターフェイスを表示 即座にターン終了 照準モードをやめる 左肩カメラ 右肩カメラ 左のターゲットをロックオン 右のターゲットをロックオン ユニットの移動 カメラの移動 照準モードに移行 カメラリセット カメラで右を確認 視点の切り替え ミニマップの切り替え コマンドモード-ユニットのオプションを表示します アクションモード-ユニットの情報画面を表示します 確認画面を表示せずに即座にターンを終了します 照準モードをやめる 左肩カメラ 右肩カメラ(左のターゲットをロックオン(右のターゲットをロックオン ユニットの移動 カメラの移動 無効なアクション 基本 移動 照準 ロード失敗 セーブ失敗一部の変更内容はゲームを再起動するまで 反映されません 警告:一部のキーが割り当てられていません 文字表示速度 字幕 ボイス言語M音量設定E音量設定ボイス音量設定(コントローラースピーカー コントローラー振動 アクションカメラY軸 アクションカメラ軸 カメラ回転速度 照準Y軸 照準軸 照準移動速度 敵フェイズ速度 オートセーブの状況 通常 クイック スキップ 英語 日本語 反転 有効-戦闘後ブックモードに戻る際に オートセーブします ゲームパッド設定 設定 アクションモード中のカメラ操作の感度0ズームと弾道操作のホイール速度 マウス感度 マウスホイール感度(スティックのデッドゾーンゲームに入力を認識させるのに スティックを倒さなくてはいけない距離 オーディオアダプターオーディオ出力に使用するアダプターを選択します有効-移動操作を戦車の進行方向ではなく カメラの方向に合わせます従来の戦車操作 照準モード中の感度(照準モード中のマウス感度 オーディオ/文字 基本 グラフィックキーの割り当て(コントローラーの割り当て 変更内容を適用 初期設定 戻る 再割り当て プレビュー 一部のアクションが割り当てられていません。 移動してもよろしいですか? オプション オートセーブアイコン表示中はゲームを終了しないでください 新規ゲームを開始すると、既存のオートセーブファイルは 上書きされます 続行してもよろしいですか? やめる キーを押してください 確定する プレイ ボタンを押してください 照準モードの切り替え 照準モードと移動モードを切り替えます,コマンドモードのカーソル感度 4コマンドモード時のカーソル感度です カメラ操作の変更<ゲーム中のマウスの移動方法を変更します 変更 カメラ上<ゲーム中のマウスの移動方法を変更します 変更 カメラ下<ゲーム中のマウスの移動方法を変更します 変更 カメラ左<ゲーム中のマウスの移動方法を変更します 変更 カメラ右<ゲーム中のマウスの移動方法を変更します ターン終了 ターン終了 オーディオなし 初期デバイス(ハードウェアカーソルを使用 メニューカーソルの速度をハードウェアの設定に合わせます カットシーン ウルトラワイドスクリーンではカットシーン 画面は:9比になり、黒枠で囲います 決定ボタンの入れ替え 決定ボタンとキャンセルボタンの配置を入れ替えます 移動キーのトグル操作 オンにすると、移動キーを離した後も移動を続け るようになります 止まるには再び移動キーを押します 断章とはゲーム本編の途中にはさまれる お話のことで、先にプレイされますと ゲーム本編の楽しみを損ねる恐れがあります。 「イーディ分隊大作戦!」は11章終了以降に 「撃て、セルベリアと共に」は15章 終了以降にプレイされることをお薦めします ゲームの進行に必要なデータをダウンロード中です。 ダウンロードが完了するまで%章以降をプレイすることはできません。 推定待ち時間%分このセーブデータをプレイするために必要なデータは現在ダウンロード中です。 推定待ち時間%分ゲームの進行に必要なデータのダウンロードが完了しました。 %章以降がプレイ可能になりました 本ゲームはオートセーブ機能に対応しています。 データセーブ中は本体の電源を切らないでください セーブせずに進行しますか?(ロードせずに進行しますか?4既存のセーブデータを削除しますか?ゲームの進行に必要なデータをインストール中です。 インストールが完了するまで%章以降をプレイすることはできません。 推定待ち時間%分このセーブデータをプレイするために必要なデータは現在インストール中です。 推定待ち時間%分 ガートルード! ボロボロじゃねぇか、大丈夫かよ?ザイガ……それに、ヴァンティ殿? まさか、わたくしの救援に……?く、屈辱ですわ……貴族のわたくしが よりによって貧民に助けてもらうなど!こんな時に、貴族も貧民もねぇだろ! 変なプライドは捨てろよ こんな時だからこそですわ! 貴族として、誇りを守るのは当然のことです!オレだって 仲間を助けるのは当たり前のことだ!おふたりさ~ん。 喧嘩は、ここを切り抜けてからでもいいんでない?……そもそも、今はラズ軍曹がおりませんのよ。 ザイガ、あなたはちゃんと戦えますの?(あ……そ、そういえば兄貴がいねぇのか。  ちょっと不安かも……)い、いや! 大丈夫だ! 生まれ変わったオレを見せてやるぜ!4よし! この辺りの敵兵は倒したな お見事……と言いたいところだけど ザイガくんは、まだちょっと詰めが甘いかなぁ ぐあっ……!あ、あんなところに敵兵が隠れてたのか…… よくわかったな、ヴァンティ ……っていうか、アンタ本当は何者なんだ? ただの酔っ払いかと思ったらめちゃくちゃ強ぇし ヴァンティ殿は 元・特殊部隊のエリート兵士だったはずですわ ある任務で部隊が全滅し 1人生き残ったヴァンティ殿は引退 酒浸りの日々を送るようになったと伺いましたが 結局、戦場へ戻ってこられたようですわね オ、オレ、そんなすごいやつに 稽古つけてもらってたのか…… けど……だったら、酒なんてやめたほうが もっと実力を出せるんじゃねぇのかよ? いや~酒はやめられないんらよねぇ。 ……飲んでる間は嫌なことも思い出さずにすむし 嫌なこと? ……あ、そういや、部隊が全滅って…………過去にこだわり続けるのは愚かなことですわ。 今に目を向けることが大切です きみだって、ダルクス人の過去に こだわり続けてるじゃない ! それは…………ま、いいや。 話はあとにして、今はここを切り抜けようかねぇ これで敵は全員倒したぜ!,いやぁ…… それはどうかなぁ えっ?構えなさい、ザイガ。 まだ終わっておりませんわ なんだお前達、まだいたのか……?私とアルの、偉大なる実験を…… 邪魔しようというのかね?何故? どうして? 目的は何だ? そのような行為が、合理性に適っているとでも?何故、お前達はいつも……いつも、いつも…… 事象のすべてを自身の尺度で測ろうとする?何という非合理性、何という非生産性……! 唾棄すべき非先進性だ……!私を理解することなど、アル以外不可能なのに! 不条理だ……不誠実だ、不愉快だ!お前達のような無価値なモノが、 蒼の炎に焼かれる資格はない……ッ!消えたまえ…… この聖域から、跡形もなく消し飛べぇッ!こ、このままじゃ、アンジェが……! そんなこと……絶対にさせない!クロード! 私がセンチュリオンへ行って 起爆状態を解除するわ……援護して!0反応はすでにはじまっているようだが…… 解除は可能なのか?可能よ……いえ、可能にしてみせる……! 私を信じて……クロード!…………わかった、君を必ずセンチュリオンに送り届ける。 だから……アンジェを頼む!任せて。 このドクター・ミラーに、ね……!センチュリオンに辿り着いたわ! これから動力炉に向かうわね! 了解!……君ならできる。 きっと、やり遂げるさ せ、先輩っ 回避行動を取れ、マイルズッ! 何をもたついている 早く片付けろ……私は計測に集中したいのだ! レイリィが起爆を解除しても、 こいつを撃破しない限り戦争は終わらない……! みんな! この戦いで、僕たちの戦争を終わらせよう! E小隊、前進ッ あああ…… 光だ…… 神々しい……ラグナイトの…… 真夏の蒼穹のように、煌めく紺碧の海のように 美しく眩い……青い光だ……―ッ<邪魔はさせん……させてなるものか……!私と、アルが…… この瞬間を、どれほど待ち望んでいたか……私たちの手でエネルギー革命を起こし…… 世界をあっと言わせてみせる……!2人で誓い合った夢が、ようやく叶う……!この研究の成果は私とアルのもの…… 他の誰の手にも触れさせてはいけない……!だが……なぜだ、アル……? なぜ、あの日……お前は……(私を……拒んだのだ……! あの日…… ガリアの小さな街にあった、お前の工場へ…… 私が迎えに行った、あの日…… お前は、私の差し伸べた手を……振り払った…… 帝国へ渡る気はない、と それどころか…… あの研究を完成させる気はない、と 帝国へ渡った私が、何のために…… 貴族や将軍どもに媚び諂い、地位を得たと思う?……お前を迎え入れるためだ。 2人の研究を完成させるため、最高の環境を―金に糸目をつけず、どのような実験でも…… 好きな時に好きなだけ行える、そんな環境を……私は、死にもの狂いで用意し…… お前を迎え入れる日を……待ったのだ……なのに……アルベルト・ミラー、お前は……! 私を……私たちの夢を、裏切った……!0お前の死は、当然の報いだ……! お前は、私たちの研究を葬り去ろうとしていた…… 私の許しもなく……私たち、2人の夢を……! あの時、青い光はこの世界に生み出しては ならない光だと、お前は言った 誰も、目にしてはいけない光だと……! 娘や、子供たちの未来に…… あってはならない忌むべき光だと! そして、工場を爆破し自ら命を絶った……! 私の目の前で、私をも巻き込むつもりで……!……お前は、あの時死んだ。 お前という肉体は、確かに滅んだ だがッ! 見ろ、この青く輝く光をッ! お前の研究は……お前の魂は……ッ! 私たちの夢は、こうして結実しているッ! ……そうとも、アル これはかつてのお前が夢見た光……! 私たち2人の未来を照らした、あの日の輝きだ! 許す……! すべて許すよ、アルベルト……! やり直そう……今日この日から、何もかも…… こいつも潜るのか……どこまでも姑息な! いい加減、正々堂々と勝負したらどうだ だが、戦車であるがゆえに…… 流石に潜ったままというわけではなさそうだ クロード……敵戦車のラジエータ部分を狙う。 敵の背後に回り込んでくれ! わかった! だが…… まともに追っても捕捉できそうにないな 浮上する位置を予測するか…… 浮上させる手段を見つけるか……,何か、手を打たなければ……! な……きょ、拠点が…… 一撃で……吹き飛んだ 凄まじい威力だ……! あの主砲を、何度も撃たせてはいけない……! 幸い、発射準備に時間がかかるようだ…… その間に攻撃を仕掛け、発射を阻止する! 発射体勢に入ったら、 全力で主砲付近を攻撃するんだ! くっ、何とかして 敵戦車の背後に回らないと……! 地形のせいか、敵戦車が 潜航・浮上できる位置は限られているようだ 入り口と出口になっている穴を塞げば、 さらに絞り込むことができそうだぞ 穴を塞ぐ……? でも、どうやって…………そうか! あの氷塊を崩せば、もしかすると……! 支援兵を送り込み、直ちに爆破しろ! 迷っている時間はないぞ ありがとう、ミネルバ! その策……使わせてもらう……よし! 退避して起爆、氷塊を爆破するんだ! やったぞ、成功だ……! F小隊のみんな、見ているか…… 帝国を滅ぼすことはできなかったが…… 我々の「真の敵」を討ち…… 勝利を……お前たちに捧げる 先輩! 敵戦車の前面にある小さな穴は 吸気口だと思うんですが…… あれに弾を撃ち込んで機能を麻痺させれば、 潜航できなくなるんじゃないですか? いい考えだ、マイルズ。 早速試してみよう 自分で言っておいて何なんですが…… あんな小さな目標、狙撃できるんですかね マイルズ……忘れたのかい? E小隊には、「{一弾一殺}」と 呼ばれる怪物がいることを そういうことだ。 まかせろ……一撃で仕留めてやる! 戦車が……沈黙した……? 本当に、やった……のか? 見事だ、クロード。 我々の……勝利だ かつてない強敵だったが…… 今のE小隊の敵ではなかったな ああ……みんなのおかげだよ。 これで、ようやくアンジェを……<そ、そうだ…… レイリィ……レイリィは 通信がつながらない…… まだ、センチュリオンの中にいるのか マイルズ、センチュリオンへ向かってくれ! 危険だが……頼む……! はい……! 僕だって覚悟は決めています…… どこへだってお供しますよ、先輩……! 不死身のラズ様が帰ってきたぜ 散っていった仲間たちに報いるために…… ミネルバ・ウィクトルはこの命を賭けるぞ……!……ダン・ベントレーだ。 お喋りは苦手でな……ま、よろしく頼む ロナルド・オールビーだ。 F小隊の誇りを胸に、私は戦い続ける……!ラズの兄貴の弟分、ザイガだ! オレに手を出すと兄貴が黙っちゃいねぇぞ!ヒャッハー! サイモン・ベイル様登場ぉ! さっさと暴れさせろやぁ!0イエッサー …………ス……スコット・オールディス……です おれはスタンレー・バークレー。 弾は当たらなくても、笑いで一発当てにいくよ!ライアン・フォード 傭兵をやってる。 まぁ、雇われたからには仕事はするぜ ヴァンティ・フィオーレだよ~! 大丈夫、大丈夫! 全然酔ってらいから!あたしはヴィオラ・ブライス。 弱い隊長に従う気はないから、そのつもりでね こういうの面倒……ハイハイ、ちゃんとやるって。 エメ・ミストラルよ よろしく お初にお目にかかる。 フルーレ・ヴァロワだ 以後、お見知りおきを フェリエ・ブランシェールよ…… ……この仮面は、あまり気にしないで うふふ……リリィ・アシュリーですぅ。 わたしに近づくと、不幸に……うふふふ…… アラディン・バラードだ。 部隊の……いや、世の中の女達は俺が守ってやる ノリド・サーリネンだよ さあ、隊長君。 自然の素晴らしさについて語り明かそうか お前ら、{王}である俺様を知らないのか? レオンハルト・ストラウクだ 覚えておけ ネ、ネージュ・ルプルトン……です…… ゴ、ゴメンナサイ! 緊張しちゃって…… はじめまして、メーベル・ドレイクです。 ……無駄話は嫌いなので、もうよろしいですか?……カルト・ブラックウェルだ。 …………その……よろしく…………ゴドウィンだ。 ったく、隊長からしてお気楽そうな部隊だぜ…… ジェスター・ムーニーだ。 隊長、賭け事は好きか? ひと勝負どうよ? オーディンと呼べ ……トーマス・ケビン? フッ……その名は、とうの昔に捨てた 今後は私も前線へ出る。 ブライアン・ハドックだ 改めてよろしく頼む ロゼッタ・ヴァレリアーノよ。 性別? ……ふふ、どっちだと思う? テレサ・リーチ あなた、いい目をしているわ。 ふふ……よろしくね アズサ・ツキカゲよ 嗅覚には自信があるの。 戦場でも、役に立てると思うわ クリステル・ウォードだ。 今一度、ミネルバ隊長のお傍に……!ボクは、ニコ・エーメリーといいます! お役に立てるよう、一生懸命頑張ります!ミレニア・ハドスンです。 ……ここにも、夫はいないようですね ローラン・マクラウドだ。 みんなで帝国をぶっ倒してやろうぜ カイゲル・ホーマンじゃ 手を貸すぞい。 若者をワシより先に死なせるわけにはいかん ジミー・フランクだ。 ……実はさ、俺、もうすぐパパになるんだ 改めて……セルジオ・マスキュラーだ。 怪我人の治療はまかせたまえ わたくしは、ガートルード・オルブライト。 卑しい身分の方とはお話したくありませんわ ジェニー・メルトリクスだ。 腕には自信があるよ……試してみるかい?ハンナ・キャロルだよ! よろしくね! ほら、アンタも喋る時は腹から声出しな!0ブリトニー・スカーレットよ。 ……確かにバツイチだけど、なに? 文句ある?今更自己紹介だぁ? ……アンドレ・デュノアだ。 ほれ、もういいだろ! 仕事に戻れヒヨッコ共!戦車のことなら、なんでも聞いてくれ! このオラール・アビントンにな!レベッカ・ロングハースト。 わたしはわたしのやり方で、隊をサポートする リタ・レイウォーターです! 趣味は戦車整備! あと、恋人募集中! よろしくお願いします!カルトの妹のエリーン・ブラックウェルです。 兄共々、よろしくお願いします ベン・スミス……いや。 俺のことは、スチルショッツと呼べ……ヤーシュ・アラトだ。 まずは、弾道計算の方程式について軽く説明を……戦争のノンフィクション小説を書いている。 コナー・ドハティだ 以後よろしく わたし、イーファっていいます。 えっと……色々教えてもらえると嬉しいです …………ルフだ。 貴様、なにをジロジロと見ている 若い隊長だな…… よろしく頼むぞ うふふ、可愛い隊長さんね。 これからよろしく アンタが隊長? しっかりやってくれよ! 全力を尽くします。 どんな相手だろうと絶対に負けません <足を引っ張らないように、 がんばります! た、戦うのはちょっと怖いけど…… 頑張るね…… クロード! 朗報だ。 司令部より勲章が授与されたぞ 司令部より勲章が授与されました。 おめでとうございます! クレスト解放戦の功績を称え、勲章が授与された。 まずは初戦突破というところだな ジークヴァルでの奮戦を称え、勲章が授与された。 厳しい戦いだったが、お互いよく頑張ったな ウォレス君、レジスタンスから勲章が届きました。 彼らからの感謝の気持ちとして受け取りましょう ……ラズ軍曹に勲章が授与されました。 大尉……これはあなたが持っているべきでしょう 大尉のこれまでの功績を讃え、 連邦政府から連邦勲功星章が授与されました! さきほどの作戦では見事な活躍だったな。 司令部からの褒賞を受け取るがいい さきほどは見事な活躍でした。 司令部からの褒賞をお受け取りください あの……こちら戦死された方の遺品です……。 お預かり頂けますか? みんな聞いてくれ! E小隊に加わる新しい仲間を紹介する 授与されました 受け取りました ライフルの^を サブマシンガンの^を 対戦車槍の^を スナイパーライフルの^を 擲弾砲の^を アクセサリの^を ^を覚えるには 新しいページが追加されました。 「断章 思い出の贈り物」 新しいページが追加されました。 「断章 魔女と野獣」 新しいページが追加されました。 「断章 湯煙の休戦」 新しいサブエピソードが追加されました。 「極光の下で」 新しいサブエピソードが追加されました。 「海軍参入」 新しいサブエピソードが追加されました。 「父親のにおい」<慰霊碑に「ラズ」の名前が刻まれました 18章に新たな戦闘が追加されました。 「最終決戦」のエピソードから プレイしたい戦闘を選択してください 「キャクタス号」が使用可能になりました 「グローリー号」が使用可能になりました クリアデータをセーブします。 セーブしたデータをロードすることで クリア後の要素をプレイできます 褒賞として こちらの断章は、読まずに 次のページへ進むこともできます 体験版プレイ特典として、 ライフルの^を ^丁 受け取りました サブマシンガンの^を 対戦車槍の^を スナイパーライフルの^を 隊員の相性が変化しました ハーフェン号のステッカー 獲得しました ハーフェン号の塗装 車輌に塗装が追加されました クロードはポテンシャル 「苦手意識」に目覚めました 「苦手意識」に代わって 「勇気と覚悟」に目覚めました 「勇気と覚悟」に代わって 「オーロラの誓い」に目覚めました。 「折れない意思」に代わって 「背負った思い」に目覚めました。 レイリィはポテンシャル 「炎の記憶」に代わって 「過去の清算」に目覚めました。 「守りたいもの」に目覚めました。 「過去の清算」に代わって 「守りたいもの」に代わって 「幼き遺志」に目覚めました。 カイはポテンシャル 「背徳の思い」に目覚めました 「背徳の思い」に代わって 「独り立ち」に目覚めました 「無謀者への援護」に代わって 「無謀者の記憶」に目覚めました ラズはポテンシャル 「狂犬」に代わって 「秘めた思い」に目覚めました 「不死身」に代わって 「決意の英雄」に目覚めました ミネルバはポテンシャル 「指揮官の誇り」に代わって 「高潔なる指揮官」に目覚めました ダンはポテンシャル 「人を生かすための車」に目覚めました ロナルドはポテンシャル 「ライバル心」に代わって 「新たなプライド」に目覚めました ザイガはポテンシャル 「ラズ頼り」に代わって 「ささやかな成長」に目覚めました サイモンはポテンシャル 「ヒャッハー!」に代わって 「みんなでヒャッハー!」に目覚めました スコットはポテンシャル 「思考停止」に代わって 「仲間への想い」に目覚めました スタンレーはポテンシャル 「ムードメーカー」に目覚めました ライアンはポテンシャル 「伝説の傭兵」に目覚めました ヴァンティはポテンシャル 「酔っ払い」に代わって 「元精鋭」に目覚めました ヴィオラはポテンシャル 「命令嫌い」に代わって 「突撃精神」に目覚めました エメはポテンシャル 「頼りの仲間?」に目覚めました フルーレはポテンシャル 「銃嫌い」に代わって 「剣心銃撃」に目覚めました フェリエはポテンシャル 「視線嫌い」に代わって 「仮面の奥の天使」に目覚めました リリィはポテンシャル 「疫病神」に代わって 「不幸仲間」に目覚めました アラディンはポテンシャル 「不断の努力」に目覚めました ノリドはポテンシャル 「自由人」に目覚めました レオンハルトはポテンシャル 「恩人への想い」に目覚めました ネージュはポテンシャル 「気弱」に代わって 「変化の兆し」に目覚めました メーベルはポテンシャル 「可愛いもの好き」に目覚めました カルトはポテンシャル 「エリーン苦手」に目覚めました 「エリーン苦手」に代わって 「妹思い」に目覚めました。 ゴドウィンはポテンシャル 「鑑定眼」に目覚めました。 ジェスターはポテンシャル 「改心の兆し?」に目覚めました。 オーディンはポテンシャル 「臆病」に代わって 「戦の神」に目覚めました。 ブライアンはポテンシャル 「歴戦の操舵士」に目覚めました。 ロゼッタはポテンシャル 「友の願い」に目覚めました。 テレサはポテンシャル 「悪趣味な名医」に目覚めました。 アズサはポテンシャル 「隠し事」に代わって 「自由への一歩」に目覚めました クリステルはポテンシャル 「ミネルバ好き」に代わって 「固い絆」に目覚めました ニコはポテンシャル 「天使の微笑み」に目覚めました ミレニアはポテンシャル 「夫の面影」に代わって 「夫の遺志」に目覚めました ローランはポテンシャル 「帝国嫌い」に代わって 「正義の探求」に目覚めました カイゲルはポテンシャル 「説教オヤジ」に代わって 「部隊の父」に目覚めました ジミーはポテンシャル 「危険な物音」に代わって 「極小の生存率」に目覚めました セルジオはポテンシャル 「歴戦の軍医」に目覚めました ガートルードはポテンシャル 「ダルクス嫌い」に代わって 「貴族の誇り」に目覚めました ジェニーはポテンシャル 「剛腕」に目覚めました ハンナはポテンシャル 「熱血指導」に目覚めました ブリトニーはポテンシャル 「男嫌い」に代わって 「姉御」に目覚めました アンドレはポテンシャル 「歴戦の機関士」に目覚めました オラールはポテンシャル 「ダン好き」に目覚めました オラールはポテンシャル 「身勝手な愛」に代わって 「愛する戦車のために」に目覚めました レベッカはポテンシャル 「後悔」に代わって 「救出の決意」に目覚めました リタはポテンシャル 「結婚願望」に代わって 「理想の男性を求めて」に目覚めました エリーンはポテンシャル 「心配な兄」に代わって 「自慢のお兄ちゃん」に目覚めました スチルショッツはポテンシャル 「死に場所を求めて」に代わって 「わずかな感情」に目覚めました ヤーシュはポテンシャル 「不思議な絆」に目覚めました コナーはポテンシャル 「全力ルポルタージュ」に目覚めました イーファはポテンシャル 「彼との約束」に目覚めました ルフはポテンシャル 「口下手」に代わって 「伝わる気持ち」に目覚めました 新たに遊撃戦闘「レーヌ」と 「o」が追加されました。 (oはタイトルから選択できます) 「o」は遊びごたえのある 体験版専用のミッションです。 戦闘に慣れたら、ぜひ挑戦してみてください ここが作戦指令室か。 出撃部隊の編成は作戦にあわせて検討しよう 作戦では兵科の選定が重要になってくる。 それぞれの特性をあらためて把握しておこう さて、まずは部隊の状況を確認しよう よし、今はこんなところだろう 戦いに勝つには事前の準備が重要だ。 この司令室でしっかり作戦を練って戦いに挑もう よし、始めよう 新たに入隊した隊員も戦力になるはずだ。 部隊に組み込めないか検討してみよう よし、この作戦で次の戦いに挑もう 来たか、クロード 今日から私がE小隊の訓練担当となった。 先任中尉として各兵科を厳しく指導させてもらう 練度の向上には作戦で積んだ経験が活かされる。 兵科ごとに、成長の証を見せてくれ 厳しい訓練に耐え、経験が基準に達すれば 兵科単位で能力を向上させることができるぞ ふむ、なかなか良いものを見せてもらった。 戦いで経験を積んだら、また来るがいい ……そうだクロード、お前に「ポテンシャル」と 「オーダー」についても話しておこう 兵科の練度向上で「ポテンシャル」に目覚めたり 「オーダー」を覚えたりすることがある 「ポテンシャル」は隊員が持つ潜在能力だ。 隊員ごとに異なり、それぞれ戦場で力を発揮する 「オーダー」は部隊や隊員に向けて下す命令だ。 作戦行動中に、隊長であるお前だけが発令できる 特に「オーダー」については…… 百聞は一見に如かず、だ……一つ教えてやろう 的確に使えば、戦いを優位に進められるだろう。 戦局を見極めて、ここぞというときに使うといい 私からは以上だ。 これからのE小隊の活躍に期待しているぞ! 来たかクロード。 では早速、訓練を始めるとしよう さあ、鍛えたいだけ鍛えるがいい! 今のE小隊に、これ以上の訓練は必要ないだろう。 よく部隊をここまで育て上げた……素晴らしいぞ! くっくっく、過酷な訓練が恋しいか? お前たちは十分強い、実戦に備えて休んでおけ どうした? 今のE小隊に訓練は必要ないぞ? ……ふっ、まさか私に会いたくなったのか?,まだまだだ! 本気を見せろ!(どうした! その程度か!(さあ! 限界を超えてみろ! 4レベルアップだ! よくやったぞ! これで偵察兵は「偵察猟兵」に昇格だ! おめでとう! 以後、「ライフルグレネード」の使用を許可する。 存分に活用してくれ! これより突撃兵は「突撃猟兵」に昇格となる。 よくやったぞ! 以後、「火炎放射器」の使用を許可する。 活躍に期待しているぞ! 対戦車兵の諸君は「対戦車猟兵」へと昇格だ! おめでとう! これより、「迫撃槍」の使用を許可する。 ますます励んでくれ! ふむ、これで支援兵は「支援猟兵」に昇格だ。 頼りにしているぞ! これより狙撃兵は「狙撃猟兵」に昇格だ。 おめでとう! 以降、「迎撃弾」の使用を許可する。 今後の活躍を祈る! これで擲弾兵の諸君は「擲弾猟兵」に昇格だ。 今後の活躍を祈る! 以降、「迎撃弾」の使用を許可する。 今後の活躍を祈る! んん? 偵察兵たちが新しいポテンシャルに 目覚めたようだぞ! ほほう! 突撃兵たちが新しいポテンシャルに 目覚めたようだぞ! おお! 対戦車兵たちが新たなポテンシャルに 目覚めたようだ! これは……支援兵たちが新しいポテンシャルに 目覚めたようだな ほう……狙撃兵たちが新しいポテンシャルに 目覚めたようだぞ おお……{擲弾兵}たちが新しいポテンシャルに ふむ……兵科のレベルが一定に達したようだな。 新しいオーダーの発令を許可しよう! 諸君らはここでその武勇を示し、 連邦における最精鋭の部隊となった クロード……士官学校の同期として 私も鼻が高いぞ……おめでとう! 今後の戦闘では諸君らが連邦の主軸となるだろう。 E小隊の活躍に期待している! まったく……正直なところ お前たちがここまでやるとは思わなかったぞ これは我がF小隊も、 うかうかしていられんな…… しかしだクロード、慢心が油断を生む。 自分たちの力を過信せず、常に警戒を怠るな! 今日はここまでか……よかろう。 訓練ならいつでも付き合う、また声をかけてくれ こんにちはウォレス大尉。 艦内での訓練は私が担当させていただきます 海軍式とはいえ、方法は今までと同じです。 兵科ごとに、成長の証を見せてください 甲板や通路、艦内にも訓練できる場所は たくさんあります……ご安心ください 隊員の練度向上が勝利の鍵になるでしょう。 ウォレス大尉、E小隊の成長に期待しています ようこそウォレス大尉。 それでは、訓練をはじめましょう うふふ、どの兵科を訓練されますか? どの兵科も素晴らしい能力をお持ちのようですね。 現時点では、これ以上の訓練は必要ないでしょう 今の皆さんに過度の訓練は不要のようです。 戦いに備えてゆっくり身体を休めてください 皆さんお強くなられました……。 現状の作戦遂行には十分な力をお持ちのようです ウォレス大尉、よく来てくださいました。 今日は大尉に素敵なニュースがあります! この度センチュリオン艦内において、各兵科への より高度な訓練が行えるようになったんです! これで隊員の力をさらに向上させることができます。 隊員を最大限に強くして、戦いに挑んでください! 皆さんほれぼれするような成長ぶりです。 これ以上の訓練は必要ないでしょう 幾多の厳しい訓練をよくこなされました。 皆さんなら、どんな敵にも立ち向かえるでしょう 皆さんの訓練を担当できたこと、誇りに思います。 今後も連邦最強の部隊としてご活躍くださいね!(皆さん、頑張ってください!,さあ、もうひと踏ん張りです!(皆さん、気を抜かないで! 4やりましたね! レベルアップです! これで偵察兵は「偵察猟兵」に昇格です! おめでとうございます! 以後、「ライフルグレネード」の使用が可能です。 存分に活用してください! これより突撃兵は「突撃猟兵」に昇格となります。 やりましたね! 以後、「火炎放射器」を使用することが可能です。 ご活躍に期待しています! 対戦車兵の皆さんは「対戦車猟兵」へと昇格です! やりましたね! 以後、「迫撃槍」が使用可能です。 是非お役立てくださいね! これで支援兵は「支援猟兵」に昇格となります。 やりましたね! これより狙撃兵は「狙撃猟兵」に昇格です。 おめでとうございます!(今後は、「迎撃弾」の使用が可能です。 どうぞご活用ください!これで擲弾兵の皆さんは「擲弾猟兵」に昇格です。 ご活躍をお祈りしています!今後は、「迎撃弾」が使用可能です。 どうかお役立てください!偵察兵の皆さんは「精鋭偵察猟兵」に昇格です! すばらしいですわ!突撃兵の皆さんは「精鋭突撃猟兵」に昇格です! おめでとうございます!対戦車兵の皆さんが「精鋭対戦車猟兵」に 昇格しました! やりましたね!支援兵の皆さんは「精鋭支援猟兵」に昇格です! 頼もしいですわ!狙撃兵の皆さんは「精鋭狙撃猟兵」に昇格です! おめでとうございます!擲弾兵の皆さんは「精鋭擲弾猟兵」に昇格です! やりましたね! 昇格に伴い、新装備の開発許可が下りています。 研究開発所で確認してみてください おめでとうございます! 偵察兵の皆さんが 新しいポテンシャルに目覚めたようですよ! やりましたね! 突撃兵の皆さんが 新しいポテンシャルに目覚めたようです! すごい! 対戦車兵の皆さんが 新しいポテンシャルに目覚めたようです! これは……! 支援兵の皆さんが 新しいポテンシャルに目覚めたようです! まあ! 狙撃兵の皆さんが 新しいポテンシャルに目覚めたようですね! やりました! {擲弾兵}の皆さんが 新しいポテンシャルに目覚めたようですよ! 兵科のレベルが一定に達したようですね! 新しいオーダーの発令を許可します 皆さん、本当にお強くなられましたね…… 今やE小隊は連邦屈指の精鋭部隊……。 訓練を担当した私も鼻が高いですわ 本作戦の成功はもはや、 E小隊の双肩にかかっていると言えるでしょう あらためて、よろしくお願いします、大尉。 どうか我々を勝利に導いてください! これからも皆さんの活躍を見守っています。 皆さんのお力で必ず帝国を倒してください! みなさんがこんなに強くなるなんて……。 ここまで訓練を積んだ部隊は、他にないでしょう 振り返ればいろいろなことがありました……。 よく過酷な試練に耐えてこられましたね これもすべてウォレス大尉の強い意志によるもの。 同じ艦の乗員として、誇りに思います E小隊は、名実ともに連邦最強の部隊です。 今後のご活躍に期待しています! もう私から言えることは何もありませんが……。 私に会いたくなったら、いつでも来てくださいね! 今日はここまでにされるのですね? それではまた……次の訓練をお待ちしております あ、先輩! 見てください! 兵器のパーツがたくさんありますよ! さすがは連邦の威信をかけた前線基地……。 ここでなら兵器の研究開発ができそうです! 戦車の兵装に、隊員の武器、 強化したいものがあったら僕に言ってください! これから新しい兵器をどんどん開発して、 部隊を強くしていきましょうね! 兵器の研究開発、わくわくしますね! 準備が整ったらまたここで新兵器を作りましょう! へえ、すごいや! 船の中にこんな設備があるなんて! ここでなら基地と同じように 戦車の兵装や隊員の装備を強化できそうです 新兵器の研究開発は 引き続き僕に相談してくださいね! 待ってましたよ、先輩! さあさあ、今日は何を開発しますか? うーん、すみません。 今これを開発するのは難しいみたいです…… 出来ましたよ、先輩! どうですどうです? 格好いいでしょ おおおおーー! いい出来です! 一枚写真撮っておいてもいいですか? うん! 最高の出来ですね! これ……戦場で使うのもったいないなあ…… え……もうやめちゃうんですか? 準備ができたらどんどん兵器を開発しましょうね! 医務室へようこそ! ここにいらっしゃるのは初めてですね? ここは一口に医務室と言っても、 皆さんに様々なものを提供する場所なんです! 戦場での活躍に応じて、本部に要望を提出します。 そうすればいろいろな恩恵が受けられますよ! どうかこの医務室を活用して これからの戦いを有利に進めてくださいね! あれ、もうお帰りですか? 医務室では様々なものをご提供できます。 どうかまた来てくださいね。 うふふ、よくいらっしゃいました。 今日は何がご希望ですか? もうお帰りですか? どうかまた来てくださいね 静かな場所だな…… 作戦の中で、大切な仲間を失ってしまった。 覚悟はしていたつもりだったけど…… 犠牲になった仲間のために祈ろう……。 共に戦った日々を忘れないために ……よし。 そろそろ行こう あの日の僕たちは、 命を懸けうるものがあると信じていた 知りもしないで―何を得て何を失ったのか今となってはわからない ただ―0その、激しくも眩しい日々と―4仲間の笑顔は今も胸に残っている ―あの戦争こそが、僕たちの青春だった 急遽締結された停戦条約により 第二次ヨーロッパ大戦は終結した ノーザンクロス作戦に端を発した東部戦線は、 兵士、民間人合わせて、<その犠牲者は1000万人以上にのぼり、0人類がかつて体験したことのない、 未曽有の戦禍となった もし、この停戦合意がなければ、 {欧州}の人口が激減した可能性が指摘されている だが、キグナス作戦、 特にヴァルキュリアの存在は秘匿されたために、氷の海を渡り、この停戦の功労者となった部隊の存在は 世に知られてはいない ―クロード !おかえり……!……ただいま 私たちも到着した…… いつでも行けるぞ!……よし。 みんな、聞いてくれ 敵潜水艦は、射出したアンカーで センチュリオンを奪おうとしている―センチュリオンを牽引しているアンカーは6本。 ワイヤー部分は頑丈で、切断できそうにない そこで、アンカーの基部を狙う。 持ち去られる前に、6基すべてを破壊するんだ 相手は潜水艦……いままでにない強敵だ。 敵の出方を見ながら臨機応変に戦おう E小隊、出撃! センチュリオンとアンジェを救出する! 敵艦の主砲に狙われているわ……! 被弾したら一発でおしまいよ! 着弾予測範囲からはできるだけ離れて! 絶対に、近づいちゃダメ……!くっ、潜航された…… 流石は潜水艦、というわけか ずっと潜ったままいられたら、 こちらは手も足も出せません……!……チャンスは必ずあるはずだ。 今は、その時を待つしかない 先輩! 潜水艦が……潜水艦が浮上しました!浮上した…… なぜだ? 潜航していれば安全なはずなのに……もしかして…… センチュリオンが引っ張り上げているのか? きっとそうですよ! アンジェちゃんが、頑張ってくれてるんです 攻撃の機会は、浮上している今しかない! どこだ……どこかに……(あれだ! あの氷塊を使おう 氷塊を利用して乗り込めば、 甲板上から基部を攻撃できるはず……! また潜航される前に、叩けるだけ叩くぞ! アンジェの頑張りに答えるんだ 0浮上したッ! 今だ……乗り込め いつまた潜航するかわからない…… 全力で基部を破壊するんだッ!(潜水艦が、浮上した……! だが……そろそろ追撃も限界だ。 この先は足場が不安定で、進めない…… これが最後のチャンスだ! なんとしても、ここですべての基部を破壊する!みんな! 基部への攻撃を急いでくれ! 敵艦はいつ潜航しはじめるか、わからない―予兆があったら、すぐに甲板を離れろ! 潜航に巻き込まれるぞ!4レイリィ、あれは…… 何の装置だ?(詳しくはわからないけど……バラストタンクに海水を送り込むポンプ…… ううん、その補助をする外部装置……かな これだけ巨大な潜水艦が潜航するためには、 こういう装置の補助が必要なんだと思う ……なるほど。 この装置を攻撃すれば―潜航速度を…… 遅らせることができるかも!試してみる価値はありそうだな。 一撃で……仕留めてやる!4アンカー基部、すべて破壊完了よ! よしっ……!こ、これ以上は進めない…… 奪還は……失敗だ…… ったく、帝国兵のやつら……! 機関室に踏み込んできやがるとはいい度胸だ!オレらを怒らせると どうなるか思い知らせてやる!ハッハッハ! まさか、我々が前線へ出ることになるとはね こんなこともあろうかと 日々筋トレは欠かさずやってきた、準備万端だよ ……皆さん。 くれぐれも無茶はしないでください 私達の任務はE小隊が応援に駆けつけるまで 艦を守り抜くことです わかってらぁ というか、ブライアン。 オマエまで前線に出るのか?私も海兵隊としての訓練は受けています。 いざという時に戦うことくらいはできますよ ふん、ヘマすんじゃねぇぞ。 ……そんじゃあ行くぜ!さて……第一陣はしりぞけたが まだ敵はいるようだな <ドクター、怪我人が……! お願いします!この場で応急処置をする ただ、麻酔は無しだ。 身体は自然治癒力を活かして治すのが1番いい で、でも、麻酔無しで処置ってかなり痛いんじゃ?ハッハッハ! 安心したまえ。 銃で撃たれるよりは痛くないさ 遅い……クロード達は、まだ戻ってこないのか。 このままでは負傷者が増えるばかりだぞ 艦の機関室で死ねるなら 機関士冥利に尽きるってもんだがなぁ ……機関長。 諦めるおつもりですか? バカ! 冗談だよ。 艦長の引退を見届けるまで、オレは死なねぇ E小隊の援軍は必ず来る オマエだって心のどこかで信じてるから そんなに冷静なんじゃねぇのか? 私は常に最悪の事態に備えているだけです。 援軍が間に合わなかった場合、この艦は…… すまない! 遅くなった! ……! みんな、持ちこたえてくれてありがとう! あとはまかせて! 行くぞ、E小隊! 艦内の敵を殲滅する ガウウ……ワウッ、ワウッ!おい、ラグナ……まだメシの時間じゃ あれ、もうこんな時間か おかしいな…… 先輩達が偵察に出てから、もう2時間も経ってる とっくに帰ってきて良い時間なのに…… クゥウン…… ……お前も心配か?この吹雪だ。 どこかで足止め食ってなきゃいいけど…………どうだ、マリー。 クロードたちから応答は? 駄目です。 吹雪のせいで近距離通信が全くつながらなくて……やはり、 この天候で偵察に出すのは無茶でした……航路付近の小島に 敵部隊が潜伏中の可能性あり―そんな情報が入れば、 確認に行かないわけにはいきませんが…………寒さで、不凍液さえ凍っています。 この状態では、捜索隊も出せません もしも、時間までに帰らなければ…… 彼らを残して発つしかありません そんな……4この吹雪が、いつまで続くのか……クロード…… 無事に、戻ってこい……!,はぁ……はぁ…… あっ……! おい、しっかりしろ! 止まれば死ぬぞ! ご、ごめんなさい…… 大丈夫よ、分かってる…… クソ、こうも雪が積もると、 踏み出したそばからズブズブ沈んで…… それに、この風雪だ…… 立っているだけで、体力が奪われる…………みんな、ここが正念場だ。 もう少しだけがんばってくれ…… (……雪の中の行軍で、みんなもう限界だ) (この吹雪は、あと2時間続く。  なんとかその間、身を隠せる場所を―) クロード! っ……! 0前方に、人影…… 帝国兵だ……! 0情報にあった、潜伏中の敵部隊か?いや……少人数で、歩兵ばかりだ…… 恐らくこちらと同じ、偵察部隊だろう この状況で、交戦したくはないが……っと……! やるしかねえってか……!(駄目だ、弾が届かない……!0へっ、{一弾一殺}も形無しだな!ああ、こっちもダメ……! {擲弾}が凍り付いて、射出できないわ!落ち着いて 敵の弾もこちらに届いていない。 というか、この吹雪じゃ戦闘どころでは……なに弱気になってんだよ! 敵はたかだか歩兵数人じゃねえか!(このラズ様に、任せとけ! おい、ラズ!この距離なら当たるだろ! うぉらぁあああああッ!,ん……? おい……あれっ……?ははは、見ろよあのダルクス人! 銃を凍らせちまって、みっともねえ!この程度の吹雪でイカレるとは、 連邦は武器まで寒がりらしいな!ラズ、下がれ!ヒャッハアアアッ! 遅いぜ、狙い撃ちだァッ ……あれっ……?こっちも…… 凍っちまったようだな…… は、はは、はははは…… クソッ、この役立たずのクズ鉄め! ウォラァッ あいつ……! クソ重いマシンガンを片手でぶん投げやがったぞ! それがどうした! こっちは重機関銃だ 女連れで旅行気分の軟弱者に、 百戦錬磨の北国育ちが負けると思うかァ 女連れだと…… 無礼者、私は中尉だ! 女と思って見くびるなッ! 舐められたくなきゃ力で証明しな! おらぁあああああッ 0クソ、もう投げる武器がねえぞ! 0こうなれば肉弾戦しかあるまい!<うっしゃああっ! やってやるぜぇええッ ちょっと……今度は殴り合い 勘弁してよ……!(お前たち、いい加減にしろ! みんな、やめるんだ! …… 4なんだよ、いいとこだったのに……,あなたがこの隊のリーダーか 見たところ、お互い偵察中の遭難らしいな ああ……正直、参っている。 武器はあの通りだし、防寒装備も…… 我々も、完全に道を失ってしまってな。 ともかく、吹雪をしのげる場所を探している…………いまは、少しでも人数が多い方がいい ……同感だ。 一時休戦といこう うう…… か、身体の震えも、止まる寒さね…………本当に震えが止まったときは、死ぬときだ。 身体を動かし続けろ あなたに言われなくても……! それから、わざわざ新雪を踏んで歩くな。 俺たちが付けた足跡の上を歩け <妙な意地張ってッと、マジで死ぬかんな!……わ、分かったわよ…… しかし、俺たちの銃はともかく、 テメエらの銃まで壊れるってどういうことだよ 仕方ねえだろ! 帝国でもめったにねえ大寒波なんだよ! 例え壊れてなくったって、こんな吹雪だ。 当たりっこない おお? 言い訳かァ? お前、外しまくってたもんな! き、貴様こそ! ダルクス人の分際で! あぁん そのダルクス人に 一発も当てられなかったのはどこのどいつだよ?……バカどもは、元気があってうらやましい 帝国兵とあのように仲良く会話するとは! 非常時だとしても、ヘドが出る……! あなたには、 あれが「仲良く」に見えるんだな…… それ以外のなんなのだ!………… 4これが「本物」の吹雪の魔女、か…………そうだ、よく知っているな。 帝国ではこの荒天を「吹雪の魔女」と呼ぶ どうだ、恐ろしいものだろう ああ、これがあと2時間も続いたらと思うと…… 2時間? なぜ分かる なんとなく…… 天気の移り変わりが分かるんだ あなたたちと出くわさなかったら、 きっと今頃、当てもなく行き倒れていた この人数なら風の当たりも弱くなるし、 それに見たところ…… そちらの兵が、風上に立ってくれている。 感謝する ……女性を守るのは、男の役目だ。 礼など無用 しかしこうなると、 武器が凍結していて良かった もしもさっきの戦闘で、 ケガ人のひとりでも出ていたらと思うと…… 「パンと塩を失っても、ウォッカがある」 帝国でよく使われることわざだ。 そちらでは、怪我の功名とか言うのか? ……さっきまで戦闘していた相手と、 こうして会話するのは不思議なものだが ……幸運に感謝しよう ん……? どうやらもう少しで、 吹雪は小康状態になるらしい…… これもまた、幸運……かな。 猛吹雪は収まったって言っても…… 寒いことに変わりはねえな…… 見る物全部が真っ白で、進んでいるのか 止まっているのかも分からなくなるな…… ねぇ、クロード。 どうしてあそこだけ、雪がないのかしら 確かに、岩場がむき出しになってるな…… もしかして…… おい……どうした? 手を貸してほしい! 全員、こっちに集まってくれ! おい、クロード。 この岩場がいったい何だってんだよ? 分からないか? ここだけ雪がない、放熱があるんだよ ……そうか、そういうことか! ならば…… おい、火薬はあるか 凍り付いてピンの抜けない{手榴弾}ならひとつ…… よし、出せ 隊長、これはいざというときの……! いまがそうだと言っている! いいから出すんだ! はい…… E小隊のみんなも、 手持ちのグレネードや爆薬を全部出してくれ レイリィは、集めた火薬を使って、 できるだけ大きな爆発をここで起こしてほしい 爆発…… ねえ、クロード……爆発じゃ暖は取れないわ。 火を起こすなら、燃やすものがないと 大丈夫、僕に任せて。 ほら、あの岩の隙間を狙ってくれ 頼む! ……ふう。 よく分からないけど、そうまで言うなら任せて レイリィ・ミラーの名にかけて、 大爆発を起こしてやるわよ! <いいな、点けるぞ…… みんな、伏せて…… こ、これって……温泉 天然の熱泉が、雪を溶かして…… なんと、絶妙の湯加減ではないか! ヒャッハアアアッ! これで凍死は回避だ! 生きて帰れるぞ! よーし、それじゃあ早速、 この俺様が一番風呂を ……待て。 あん? レディ・ファースト。 女が先だ。 テメッ……この状況で、 俺らに待ちぼうけ食わせるってのかよ これだから連邦兵は…… マナーがなってねえっつーか……(ありゃ、女にモテねえな!………… ぐっ…… 我々は、レディ・ファーストに異論は無い くっそおおッ! この……帝国の腰抜けどもめ! それじゃ、お言葉に甘えて お先に失礼しまーす! そこ、動かないッ! 私の目が黒いうちは、覗きなど断じて許さんぞ!,ミネルバ……君は入らないの? 見張りだ! ここには帝国兵もいるからな、油断は禁物だ! お前らの裸見て喜ぶほどガキじゃねえっての! 自意識過剰はみっともねえぞ! なんですってぇ(なぁ……連邦の女って、みんなこうなのか?はは……彼女たちは、 ちょっと特殊かもしれないね おっそろしいぜ…… アレにレディ・ファーストなんか、必要ねえよ!まったくだ! 男よりキツくて強えじゃねえか!その点、帝国の女はいいぞ? 貞淑を美徳としているからな 3歩下がって男に従う。 だから男もしっかりと守ってやれる ……フン、下らんな なにィ?そういう古い価値観のままだから、 民が飢えるような圧制がまかり通っているんだ! ほざけ、退廃主義者め! 堕落の先には破滅しかない! 俺たち帝国の繁栄が、それを証明してる! 「繁栄」だと? 「侵略」の間違いではないのか?……それは連邦も同じことだ。 それとも、己らの植民地の現状は見て見ぬ振りか? なんだと…… そもそもこの戦争は誰が始めた 貴様らだ! それを偉そうにご高説とは…… 見下げ果てた連中だ! あーっ、もう、うるせぇ! 女が政治だのなんだの、偉そうに語るなよ! なっ……! そもそも、女を戦場に出すってとこから 連邦はなってねえよな! そうそう、女は家を守るもの、 戦場で働くのは男の役目だ! 故郷に帰って、パイでも焼いてろってんだ! 4ぐ、ぬ、ぬ、ぬ、ぬぅうううう……!ん~~~……っ?ちょっと、あなたたち!黙って聞いてれば、 好き放題言ってくれちゃって(女を何だと思ってるのよっ?な!? この馬鹿者ッ<クロードとラズも何とか言ったらどうなの 私たちがバカにされて、平気……んッ? い、いつまでそうしているつもりだ は、早く隠せ! ほぅ~…… き、きゃあああああああ こっち見ないでよ、 バカクロード 変態ラズ 4い、いや、その……ぼ、僕は……! 勝手に見せといて、 変態呼ばわりしてんじゃねーよ 0やはり連邦の女は……異常だ…… 0わ、私をこの娘と一緒にするな 4あーーーもういまの忘れてーーーー ふぅ~……いい湯だ 吹雪は去ったか…… 君の言ったとおり、 ちょうど2時間……たいしたものだ 通信機器も回復した。 我々はここで本隊の救援を待つ なら、僕たちは急ぎここを離れるよ。 いまは君たちと、戦いたくない こういう縁もあるのだな。 思いがけず、楽しい時間だった 素晴らしい光景も…… 見せてもらえたしな っ……! はっはっは! ……では、また会おう ……次は、戦場で お前…… なんだ そのライフル…… 狙撃兵だったんだな ……あんたもか これでも、 「{一弾一殺}」という通り名がある しかし……いい銃だ。 カモフラージュも、よく出来てる ……だろう? 家内が俺のためにと、仕立ててくれた なるほど…… 帝国婦人の美徳、か いいや、違うな。 愛されてるのさ ……!……お互い、 大切な者のために戦っているんだな ……全ては守れない。 それでも一番大切なものだけは失わないよう 俺たちは戦うしかない。 っと、これは上官の受け売りだがな 一番大切なもの…… 4だから、俺たちは戦場では敵同士だ じゃあな、「{一弾一殺}」 ああ……!……武運を祈る、友よ はぁ……また任務に失敗しちゃった。 わたしって、どうしていつもこうなんだろう……アラディン、レオンハルト、お疲れ。 今日は大活躍だったな 今日「は」じゃなくて、今日「も」だろ? 女を撃つ帝国兵がいたんで、熱くなっちまったぜ 退屈な任務だった…… {王}の俺様が本気を出すまでもねぇ (あの2人……いつも活躍してる。  同じ狙撃兵なのに、わたしとは全然違うな)(どうすればあんな風になれるんだろう。  強さの秘訣とか、あるのかな……?)あ……アラディンさん、レオンハルトさん。 もしかして、狙撃の自主練習してるの?ネージュ? ……はは、まいったな。 必死こいて練習してるとこ見られちまったか 俺様は練習なんかしてねぇ。 たまたま、ここにいただけだ 銃を持ちながら言っても説得力ないぜ? レオンハルト (やっぱり、2人共すごいな……  こういうところでも、力の差がつくのかも)ところで、ネージュ。 用があってここに来たんじゃねぇのか? うん……実は……強さの秘訣ねぇ…… 別にそんなこと、気にしなくてもいいんだぜ?世の中の女は、みんな俺が守ってやる。 ネージュも安心して俺の後ろにいればいい バカか……戦場では男も女もねぇ。 銃を持ったなら、撃つか撃たれるかだだが、ネージュ。 お前、言うほど弱くねぇだろ 狙撃兵の中でも、訓練成績はかなり良い。 ハッキリ言って優秀だ い、いえいえいえ! そそそそんな! わたしなんて、全然っ! 本当に全然! ネージュっていつも、テンパると顔が赤くなるな。 そういうところ、可愛くて好きだぜ? あぅ、あぇ、あ……あの…… そ、そんなこと、ない…… わたし……訓練で上手くできても 戦場だと慌てちゃって、いつも周りに迷惑を…… だから、わたしも 2人みたいに強くなりたくて…… 周りに迷惑をかけたくねぇなら 戦場に出なければいいだけの話だ えっ……? 弱い心を叩き直してぇだけなら、他でもできる。 だが、お前は戦場に来た なんのためにだ?………… それがわからねぇなら 本当の意味で強くなんざなれやしねぇよ レディとの接し方がなってないな、あの男は。 ネージュ、あんまり気にするなよ …………04どうした、ネージュ。 元気ないな?……昨日のことを、思い出してたの。 レオンハルトさんに言われたことを……なんだ。 結局気にしちまってたのか?うん……{王}の言うことはやっぱり違うね。 なんだか圧倒されちゃった 確かにあいつは、訓練校を主席で卒業して 地位も実力も人気もある王様みたいなやつだが……子供の頃は、強くなるために 血のにじむような努力をしてたらしいぜ? そうなの?親が、子より世間体を大事にするやつらでな。 ほぼ虐待に近い英才教育を受けて育ったんだと 昨日みてぇに自主練で顔を合わせた時、 自慢話のついでにこぼしてたぜ ……レオンハルトさんの強さには、 そんな秘密があったんだ あの……アラディンさんの強さにも やっぱり、秘密があるの?秘密ってほどじゃねぇが…… 俺には、倒さなきゃならない相手がいるんだ 狙撃兵のトップに君臨するあいつに 俺は、今度こそ勝つ……!それって……もしかして、カイさんのこと? 「{一弾一殺}」の……ああ……格好悪い話だが、俺は昔、 やつに勝負を挑んで、あっけなく負けちまってよ 狙撃には絶対の自信があった俺のプライドは 粉々に打ち砕かれた……あの時の負けを身に刻むために 俺は頭を丸めて、自分を鍛え直すことにしたのさ そ、その頭に、そんな意味が……アラディンさんも、レオンハルトさんも なんていうかこう……天才肌だと思ってたけど 強さの裏には 色んな事情があったんだね…… まあな。 俺はカイに勝つために、強くなる努力をしてる レオンハルトだって、昔はともかく 今は、強くなりたい理由があるみたいだぜ? 理由……?……いや、悪い。 どうも可愛い子相手だと、しゃべりすぎちまうな これ以上勝手に言うと、 怒った王様に撃たれちまいそうだからやめとくぜ そ、そっか わたしは…… なんのために強くなりたいんだろう 大丈夫。 ネージュも、すぐに答えを見つけられるさ なら、いいんだけど…… (わたし……  今回のことで、なにか掴めたかもしれない) (アラディンさんもレオンハルトさんも  目的を果たすために、たくさん努力をしてる) (わたしだって、きっとできるはず。  さっきみたいに勇気を出して……!) わかったな、レオンハルト。 これからは単独行動は厳禁だぞ <お前、誰に命令してる? 何様のつもりだ 隊長様だっての。 「お前」とか言うな あんまやんちゃが過ぎると 次は除隊させられちまうかもしれないぜ? 4俺様は{王}だ! 誰の支配も受けねぇ ……まあ、同じ狙撃兵のよしみで俺がついとくぜ。 今後は、無茶をさせないようにする 助かる…… 頼むよ、アラディン あっ……アラディンさん、レオンハルトさん。 今、ちょっといい……?,またお前か。 今度はなんだ? 実は……その。 少し、聞いてもらいたいことがあって 俺、女の子の真剣な瞳に弱いんだよ。 なんでも話してみな? あのね…… わたしずっと、自分に自信がなくて悩んでたけど 2人のように強い人でも、 影では努力していることを知って勉強になった それで、あの…… わたしも、強くなる理由を見つけられたの 言ってみろ わたし……弱い自分を変えたい。 強くなってみんなを守りたい これから、もっともっと頑張る!………… な、生意気言ってゴメンナサイ! でも、あの、わた、わたしっ…… 目に意志が宿ったな お前は、ここからだ えっ?……また言うだけ言って どっか行っちまうし ま……今のは、王様なりの激励ってやつかもな。 少しは、お前を認めてくれたみたいだぜ?……! そ、そっか……! さっきのネージュ、なかなか決まってた。 俺も応援するよ あ、ありがとう! わ、わたしっ、あの えっと、その……!……自分を変えたいって言うなら まず、落ち着くことから始めた方が良さそうだな ど、努力します…… 雪について後方からの敵を迎撃しつつ前進! 峠を越え、先行している隊と合流する!前方、道が別れているぞ! どちらを進むんだ?見たところ、 どちらの道でも峠は越えられそうですね……隊を分けるか……固まって進むか。 先の様子がわからないと判断は難しいけど……迷っている時間はない。 様子を探るためにも、とにかく進んでみよう! そ、それにしても、こいつは寒すぎだ……! 耐えろったって、限度があるぜ……(確かに…… ある意味、敵戦力よりも脅威だ……,おいおい、こりゃあ何の音だ?実際に見た経験はないが、 雪山での異音は雪崩の前兆だと聞いたことがある 確かに、この積雪量だもの…… 可能性は高そうね 雪崩が起きそうな地点は急いで通過するか、 退避可能な場所を見つけてやり過ごそう どちらにしても、危険を察知したなら 迅速に行動しなければ……!<ウソ……あ、あれ…… 敵の増援じゃない チッ、殺しても殺しても湧いてくる上に…… 今度は、挟み撃ちときやがったか! まずいな……。 この様子じゃ、追っ手の数も相当だぞ 相手をしていたらキリがない、か……。 よし、前面の敵に集中して進もう! 可能なかぎり素早く前進し、 後背の敵を振り切るんだ! クソッ、待ち伏せか…… どうするよクロード? あのラグナイトボックスが使えるかもしれない。 直接爆発には巻き込めないが 雪崩が起きれば敵を一掃できる……か ……そこの細い脇道からなら、 ラグナイトボックスを狙う位置まで近づけそうだ よし、この作戦でいこう。 頼んだぞ、みんな!(早く負傷者を救助しないと…… このままでは、寒さで凍死してしまう!く……っ! また負傷者を出してしまった……!4これ以上の行軍は……不可能だ…… なんとか、敵の追撃を振り切ったようだな…… みんな、よくやってくれた!E小隊、聞こえるか。 こちらF小隊、ミネルバだ! ミネルバ! 無事か!ああ、何とか切り抜けた。 まだまだ油断はできないが…… 4そうだね。 ……急いで合流しよう いや、山中では合流しないほうがいい。 数が多いと目立って敵に発見されやすくなる 各部隊は独力で山越えを果たそう…… そこで再集結し、援軍と合流する! 援軍……だって?そうだ、援軍だ! 海から上陸した連邦軍が 指定のポイントで我々の到着を待っている!ミネルバ……それは確かなのかい? 今の状況から考えたら、援軍なんて…… ならば、我々は何のために山を越える このような命令を出す理由が、他にあるか……確かにそうだ。 了解した、僕たちも合流ポイントへ向かう ああ、それでいい……急げよクロード。 ……絶対に死ぬな 君もね、ミネルバ 生きて会おう ………… この山を越えた先に……援軍が待っている…… ―10月 山の木々は美しく色づき、 実り豊かな秋の気配が深まっている 『ジークヴァル会戦』に勝利した連邦軍は、 当初の想定通り、帝都を目指し進軍を続けた しかし、国境付近の山岳地帯で 思わぬ悪天候が続き前線への補給は停滞 激戦を続けてきたレンジャー部隊には、 補給到着まで待機せよとの命令が下った 一方、反攻も予想された帝国軍だが、 いまだ目立った動きはない 残存戦力を帝都に集め 守りを固めているのだろうか……?ともかく、いまは楽しもう。 降って湧いた、ひとときの余暇を はぁ……のどかだね……4いいことじゃないか、のどかなのは 「不死身のラズ様」はいつでも マシンガンを乱射してないと落ち着かないの?0そうは言ってねえだろ! ただ……帝都を目の前に、進撃の勢いを削がれた。 それが不満なんだよ、ラズは お前だってそうだろ、クロード。 あとふた月もすりゃ、雪が降り始めるぞ ふた月って…… いったいいつまで戦争を続けるつもり?足止めは、南西部の山岳地帯の悪天候の影響だ。 北へのルートが寸断されているわけじゃない 本国からの補給ルートが確保できれば、 後は一気に帝都へ突入するだけだ そりゃまぁ、そうだろうけどよォ…… なぁ、その南西部の悪天候ってヤツは いったいいつ回復するんだ? ラズ、「風のお告げ」は万能じゃない。 遠く離れた空のことまでは分からないよ ただ…… どうしたの、クロード? いや……この時期の山岳地帯に 雨雲が停滞するのは珍しいから、少し気になって 例年なら、山が荒天続きになるのは もう少し遅い時期からなんだ ふぅん…… 雨が続くのがこっちじゃなくて良かったわよね。 待機続きで雨まで降っちゃ、たまらないわ <ともかくだ。 俺達に必要なのは肉と酒だ! 足止め食ったうえ、日に日に配給は減って…… これじゃミイラになっちまうぜ ミイラ、ね。 今朝、私のベーコンを盗み食いしたのは誰だ?お前は食い切れねえみたいだから 代わりに食ってやったんだろうがよ それはゆっくりと パンを味わっていたからだ あっ、見て! 見えてきたわよ! ワォン(あの街が、アインヘムトか 良さそうな街だ。 ラズ、念願の補給ができるぞ おっしゃぁッ! 肉、酒、キレイなおねーちゃん!ただし、自腹だけどな 占領したばかりの敵国領だ。 風紀を乱す行動も、厳禁だぞ ホントに、ちっこい割に活気があるじゃねえか ほとんど無傷のまま、連邦が占拠したからね。 抵抗らしい抵抗はなかったと聞いてる 街の機能はそっくりそのまま 生きてるってことね しかし、自腹で補給なんてケチな話じゃねえか ジャーキーもアルコールも、嗜好品扱いだ。 軍費からは出せないよ ……当然、甘い物も?ラズ…… 今朝のベーコン、倍にして返してもらうぞ それができないのならこれから毎食、 お前のパンをひとつもらい受ける 分かったよ、有り金全部使って、 この街のベーコンを買い占めてやる!……おい、マイルズ。 お前も来い! あ、僕は予定があるんです。 先輩と、戦車の部品を探そうって話してて 他の部隊のヤツから聞いたんですけど、 帝国製のパーツがあれこれ手に入るらしくて 悔しいですけど、 帝国製はモノがいいですからね はぁあ…… ……バカ野郎、お前はこっちだ え……? 俺たちと来いっつってんだよ! ほら、行くぞ! えっ あ、あの、ちょっと……先輩~ アイツらは私が監督する。 安心しろ ……? カイってば、 そんなにお腹空いてたのかしら ワォン! あっ……待ちなさい、ラグナ! あなたまで、どこに行くつもり? ずっと車上だったから、 少し散歩したいのかな それを言うなら、私だって ……そうだね。 じゃあ、僕たちも行こうか い、行くって、どこに…… ラグナの後を追いかけるんだ。 街の人たちが驚くと困るから そ、そそそそうよね! 飼い主の責任があるものね ば、バカにしないで! ひとりで降りられるわ! ご、ごめん…………早く来なさいよ。 ラグナを見失っちゃうわよ あ……ああ! ワォーン!……まさかラズに「気を利かせる」なんて 行動が取れるとは思わなかった う、うるせぇよ……! お前だって、あのふたりはもうちっと 腹割って話す時間が必要だと思うだろ ……そうだな。 過去を水に流せとは言わないが…… いつまでもギクシャクしたままじゃ、 付き合うこちらがハラハラする しかし、気を回しすぎるのはかえって良くない。 逆効果にならなければいいがな ……ま、今回に限っちゃ あいつらのためだけってワケでもねえんだけどな どういう意味だ クソ、お前も大概鈍いな……! つまり俺と、お、お前の…… なになに、何の話です?(あーっ、なんでもねえよ!(おい、ラズ! どこへ行く!,肉屋さん、通り過ぎてますよ! ああん 品切れだぁ 連邦に売る肉はねえってことかオラァ すみません、すみません! 空腹で気が立ってまして…… 落ち着け、ラズ! 店先を見ただろ、正真正銘の品切れだ! いーや、干し肉ひとつ残ってねえワケねえ! あのオヤジ、絶対隠してやがるんだよ! ちょっと僕、そのあたりで 他に肉屋が無いか聞いてきますね 分かりましたよ、ラズさん! 買い占めです! 買い占めだとォ どこのどいつだ、その意地きたねえヤツは……! 我々E小隊より先行してこの街に入った 連邦軍の部隊のようです…… 仕方がないな、ラズ。 ベーコンの代わりに、パンで手を打ってやる フカフカの白パン…… 焼きたてなら最高なんだけどな…… ワォン! ワォン! ふふっ……すっかり子供達になついちゃって。 ホントに賢い子ね、ラグナって ああ、よほどの素質がなきゃ、 野良から特別戦闘支援兵にはなれないよ ねぇ、ちょっと待って。 特別戦闘支援兵……って? あれ、言ってなかったっけ? ラグナはペットじゃなく、肩書き付きの隊員だよ ウソ カレンの見立てじゃ元々は北方で訓練を受けた 山岳救助犬だったんじゃないかって話だけど…… 出会ったころは、E小隊の宿営地を うろうろしていた野良犬だったんだ でも、気付けば戦地で救護活動を手伝っていて…… 今じゃ立派な軍用犬だよ へぇ~! すごいのね、ラグナ! わあ! おっきなワンちゃんだぁ! ママ、あの子と遊んでも きゃっ だ、大丈夫? ケガはないみたい…… 泣かないのよ、さあ、ゆっくり立って…… す、すみません! ウチの娘が、失礼を……! いえ、失礼なんて…… <ほら、兵隊さんたちに、早く謝りなさい! でも、ママ…… れんぽうのひとと、おしゃべりしちゃダメって…… い、いえ、これは……あの! ……行こう、レイリィ ……私たち、この街じゃ招かれざる客なのね 平和的に占拠したって言っても、連邦が…… 僕たちが「侵略者」であることに変わりはない 理屈では分かってたつもりだけど…… うん…… ワウ…… ほら、ラグナ。 もう行くよ あら、ちょっと待って! ねえ、クロード……この店ってもしかして この店、マイルズが言ってた、パーツ屋か! すごい品揃えだ…… うわー、すっごい! これ全部帝国製よ 見て、この加工! とんでもない精度だわ! らっしゃ―おっと。 いらっしゃいませ、旦那に……お嬢さん いやぁ、さすが。 実にお目が高いですねェ この精度のモノはなかなか流れてこない。 ここより西じゃ、まず手に入りませんよ でも、どうやって帝国製の部品を? お察しの通り、横流し品ですよ。 帝国軍からの……ね 撤退の時、相当慌ててたんでしょうなぁ。 街のあちこちに積み残しの荷がたんまりあってね いくら積み残しでも、 勝手に売り物にしちゃって大丈夫なのかしら…… なに、帝国のでっかい砂糖壺の中から 一粒二粒拝借してるだけですよ なるほど……なら、僕たちもおこぼれに預かろう。 後でこういうのに詳しい隊員を連れてくるよ ええ、是非とも頼みますよ! それじゃあ ああ、ちょっと! おふたりさんたちの隊は、これから北に? ええ、多分…… 恐らく、そういうことになると思うけど…… 「吹雪の魔女」には気をつけてくださいよ。 古い言い伝えでさ 冬になると、北じゃ武器も馬も、 何もかもが凍り付いて動かなくなっちまう まるで、 魔女に魂を抜かれちまったみたいにね な~んだ、ただの吹雪のことじゃない 大丈夫よ、冬が来るまでに戦争は終わるし…… そもそも、吹雪を魔女だなんて、大げさだわ バカ言っちゃいけない! 魔女に遭うなら敵の大軍と遭ったほうがマシ! 寒さに慣れた帝国の兵士がそう言うくらい、 とんでもない吹雪なんだよ!……覚えておくよ。 忠告、ありがとう いやなに、私はね…… おふたりが気に入ったんですよ こんなときでも、 普通のカップルでいられる、おふたりがね ちょ、ちょっと……! 私たち、付き合ってるワケじゃ―! まぁ、そう照れなさんな。 軍規違反ってわけでもないでしょう? 命ってやつは軽々しく捨てていいもんじゃない。 なのに戦争は、そいつを忘れさせちまう その上、死んだ命は生き残った命に 否応なく重荷になってのしかかる ……おふたりは、生きて帰らなきゃいけませんよ。 平和な世界で、幸せな家庭を築きなさい だから、 私たちは恋人なんかじゃないって―はいはい、そういうことにしておきますよ ……まったく、困ったな <それじゃあ…… お幸せにね、お二人さん!パンも……買い占められてるなんて……許せない…… 買い占め犯ども……生きて帰れると思うなよ……! か、カイさん! いました! 買い占め犯です! あいつら……F小隊か 0うぉおおおおおッ 俺の肉ゥ…… パンを……返せッ うっ、うわぁあああッ 4何しやがるッ! 俺たちは味方だぞ た、大変だ…… せんぱーい ケンカです、止めてくださーい! 皆、死守だ! ミネルバ隊長のベーコンだけは敵に渡すな 馬鹿者が! そんな雑な積み方をして……! 焼きたてのパンが潰れるだろう オラオラ、このハムも! ジャーキーも! 俺様に返しやがれッ! 4ええい……ッ! やめーーーーーいッ この山と積まれた物資…… クリステル、お前が手配したのか? ハッ……あ、あの…… そ、そうで……あります………………ワンワンワンッ!ミネルバ…… これはいったい、どういうことだ……?我が隊がこの街で確保した物資を、 お前の部下が略奪しようとしたのだ 先回りして買い占めた テメエらが悪いんだろうが!全て私のポケットマネーを使い、 正当な手続きで購入した、何が悪い?金に物を言わせて街の食料を買いあさる……か。 さすが、騎士道精神の持ち主はやることが違うな そうね、反連邦感情をかき立てる可能性もあるわ。 司令部に報告を まっ、待て待て待て! なるほど、確かに騎士には慈悲の心も必要だ。 哀れなE小隊に、チャンスをやろう 我らは誇り高き連邦兵。 模擬戦で雌雄を決しようではないか 万が一、お前たちが勝てば食糧を分けてやる。 まあ、1000%無理な話だがな ああ……E小隊ごときに情けをかけるとは…… さすがミネルバ隊長、器が違います……! なんとしてでもパンだけは奪還する! クロード、戦闘準備だ! 仕方がない……やるからには勝つぞ。 E小隊、出撃だ! おうよ! 食い物の恨みの深さ、思い知らせてやる! うぉおおおおおおおおおッ! とうとう、俺たちのベーコンがこの手にッ……! 長い戦いだった…… ふふ、見ろ……このパン、まだ温かいぞ へっへっへ。 しょぼくれたF小隊か、いい肴になるぜ って、なんだよ酒は調達してねえのか。 F小隊はお子ちゃまだなぁ くっ…… ミネルバ隊長に、このような屈辱を……! 私は……私は自分が情けない……!……ミネルバ、勝負が終わればノーサイドだ。 こちらに来て、一緒に食べないか? ろくにマナーも知らないE小隊の連中と、 誰が食事など……! ああ、確かにマナーは知らねえかもな。 だが、メシをより旨く食う方法は知ってるぜ? ほらよ、俺様が調達したバーボンだ! 焼きたてのベーコンをつまみに飲んでみろ こんな日の高いうちから、酒盛りなど……! 昼から飲むから旨いんじゃねえか。 F小隊にも分けてやる、ほら、一杯付き合えよ!……パンは熱いうちに食え。 過去の偉人も、いいことを言ったものだ ほら、こうしてパンにベーコンを挟んで…… マスタードは多めでいい? く、う、ううう……! み、ミネルバ隊長…… よ、よし……! 今日はE及びF小隊の共同レクリエーションだ! 楽しい模擬戦の後は、 親睦を深めるための食事会がつきもの 多少の飲酒は……許されるだろう! ったく、素直じゃねえなぁ。 いちいち理屈つけないと、酒も飲めねえのかよ う、うるさい! さあ、それじゃあ改めて…… みんなで乾杯をしよう!,レンジャー部隊に…… 乾杯! 乾杯!……なんだよ、ミネルバ。 あんた、イケる口だったんだな ふ……たしなむ程度だ よーし、そんなら今日はとことん飲ませるぜ!,だ、だからたしなむ程度だと! ああ……焼きたてパンにあぶったベーコン…… 至福の取り合わせだ…… 物資の中に、クッキーも入ってたわ。 私は紅茶でも淹れようかな 僕の分も頼めるかい、レイリィ? もっちろん! ん……?……あれ……? この風、まさか……―雪だ ばか、な…… この日、僕らは頭上に 最も恐れていた敵の{尖兵}を見た。 誰も予想だにしないほど、早い時期の降雪だ 舞い落ちる雪は、 帝国に冬が訪れたことを告げていた (テレサとコナー、まだ俺を追ってきてやがる。  もっと遠くへ逃げねぇと!) うぅ……おい! しっかりしろ! ん? あれは……お前、D小隊のやつだよな。 撃たれたのか?隠れてたところを敵に見つかっちまってよ。 運がねぇぜ……(こいつ、今日のギャンブルで  俺をボロボロに負かしたやつか)ハッ 今日の俺との勝負で 運を使いきっちまったんじゃねぇか? はは……そうかもな ま、まだ近くに帝国兵が潜伏してるんだ。 このままじゃやられちまう…… なにぃ?(よりによってこんな時に!  俺は逃げなきゃならねぇってのに……)お、俺のことはいい。 お前だけで、仲間との合流地点へ行け そんなことできるか!4~~ ああ、ったく! 仕方ねぇな!俺が敵を引きつけといてやるから お前はそいつを連れていけ!ジェスター……た、助けてくれるのか? お前をボロボロに負かした、この俺を んなこと今は関係ねぇだろ! いいから行け!彼の言う通り、早く行きたまえ。 ここは、私達が引き受ける ゲッ お前ら…… す、すまん! 頼む……!<くっそ…… もう追いついてきやがったか そう身構えるな、一時休戦しよう。 今は、帝国兵を蹴散らすのが先だ 仲間を庇って1人残ろうとするなんて、 いいところあるじゃない そういうところがあるから 基本ダメ人間でも周りに慕われるのね うるせぇよ…… ふふ、やはり戦場は小説のネタの宝庫だな。 さあ……来るぞ!<よし! 帝国兵共は追い払えたみたいだな そうね。 それじゃあ、さっきの続きをしましょうか 解剖ショーの始まりだね! ネタを書き留める準備はできているよ ゲッ わ、忘れてなかったのか、こいつら…… 敵の猛攻をかいくぐるには、バラバラに動かず、 何人かでまとまって行動したほうがよさそうだ ラズやカイに隊員たちを率いて行動してもらおう お次の目標は頂上の奪取、か……。 相変わらず敵のトーチカがひしめいてやがるな 歩兵部隊は、地形や戦車に身を隠しながら前進。 崖の上にある拠点を奪い取るぞ!あそこに梯子がありますよ、先輩。 あ、でも途中で途切れちゃってるか…… 敵がわざと壊したようにも見えるな…… 上がって来られると都合が悪いのかもしれない あれくらいなら、支援兵の手で 修復できそうだが…… よっしゃあ、テッペン獲ったあッ!へっ、いい景色だ! 帝国兵どもの背中が丸見えだぜ……!こりゃ……ここでただ眺めてちゃあ もったいねーよな……!,おい、ラズ 何をする気だ?はっ! ヤツらに倍返し…… いや、百倍返ししてやるに決まってらァ!オラオラオラ、ラズ様のお通りだッ 邪魔して死にやがれッ(チッ、あのバカ野郎……!な…… 駄目だ、カイ! ラズ! 戻れッ! 戻るんだッ! 4い、行っちゃいました……ね…… く……っ! 一緒に頑張りましょうね! ゴドウィンさん!ほら、ゴドウィン。 なにか言ってあげたら?……チッ。 足手まといにだけはなるんじゃねぇぞ やりましたね! 作戦、大成功です!やっと終わったか…… たく、こんな面倒な任務を押し付けやがって そのわりに結構、張り切っていたんじゃないの? あなたがこれほど真剣に戦うとは思わなかったわ ……仕方ねぇだろ、嬢ちゃんが危なっかしくて 手を抜く暇がなかったんだ 3月10日―。 僕たちは帝国領内を進撃していた 帝国の虚を突くかたちで 猛反撃に出た連邦軍は、まさに破竹の勢いで大勝利を重ね、 戦線を一気に押し上げている 連邦勢力圏の東端から帝国首都 シュヴァルツグラードまで、実に1500キロ 帝都を落とし、戦争を終わらせる―途方もない道のりながら、 みんなの士気は高かった 誰もが作戦の成功を心から願い、信じているのだ 帝国って言っても ぜんぜん大したことありませんね ちょっと叩いただけで、 尻尾巻いて逃げていくんですから ……お!00お前は何かっていうとそれだな !(おい、ちょっと貸してみろ わ ちょっ、ラズさん! へへん……やめてください(フィルムがもったいない!何言ってやがる、未来の英雄様の写真だぜ? あっ(カイ、お前も何か撮れよ そうだな…… うおっ ! いい写真が撮れた ……っく! おい、マイルズ! 痛えじゃねえか! てめえ、どんな操縦して……,静かに 僕が止めさせたんだ んあ? なんでまた…… 風がおかしい …………!…………!,いまの砲撃……なんて威力だ まともに食らえば、 一個小隊なんざ一発でオダブツだな ……ともかく、先を急ごう F小隊との合流地点は、 このあたりのはずだけど……―! ……フラッシュ ……サンダー 合言葉は合ってる……な。 味方かよ、ビックリさせんじゃねえ! 失礼、脅かせるつもりはありませんでした。 ……ウィクトル中尉がお待ちです、行きましょう ウィクトル中尉? ……ああミネルバサンね。 で、アンタは?F小隊所属のクリステル・ウォード{伍長}です。 ミネルバ・ウィクトル中尉の命令で参りました あの強く美しいミネルバ隊長の信任を得て、 栄えあるF小隊の代表として……フフ…… あの……?はっ……コホン。 ところで、先ほどの砲撃を?あぁ、バッチリ見たぜ。 連中、おっそろしいモン配備してやがる 211ミリ{榴弾砲}。 目下、進軍を阻む最大の敵と言える存在です ……射程は少なく見積もって10キロはあった。 アレが生きてるうちは、進軍は不可能、だな その通り。 我々のミッションは、あの{榴弾砲 の破壊だ ミネルバ隊長ッッ……! E小隊の引率、ご苦労だった。 ずいぶんのんびりなご到着だな、クロード 途中、敵の砲撃を見たんだ。 警戒歩行していたら 言い訳は結構。 先だっても言ったとおり、この作戦 ノーザンクロス作戦の肝は、進軍の速度だ。 行動はすべて、迅速に行うように ……わかった でもアンタの隊だって敵のドデカい砲門が邪魔で、 急ぎたくても急げねえんじゃねえのか? 礼を欠く物言いだな…… クロード、お前は隊員の躾もできていないのか? あん? シツケだあ? 隊員は犬猫じゃない。 躾ける、なんて言わないでくれ い、言われずとも分かっている……! その男があまりに無礼ゆえ、忠告しただけだ! 上官への口の聞き方も知らない兵士は 早死にするぞ、ラズ「軍曹」 ……へいへい。 せいぜい長生きしろよ、ウィクトル中尉殿 …………,あ、あの、ミネルバ隊長……! あちらの広場なら、見通しがききます! 任務の説明には最適かと…………クロード。 ついてこい ……では、今回の任務を説明する 我々の進軍を阻む211ミリ{榴弾砲 は、 あのクレスト要塞に据えられている 古い城を改造した 急ごしらえの要塞に見えるけど{榴弾砲 を防衛するために かなりの戦力が配備されているみたいだね 近づけば、城壁に配置された各銃座から 集中砲火を受ける、ということか で、こっちの砲兵隊はどのくらいいるんだ?……連邦の砲兵隊は、{榴弾砲 にやられて壊滅した。 射程が違いすぎる、狙い撃ちだ 壊滅 おいおい、次の砲兵隊はいつ来るんだよ 橋を破壊され牽引車両が進めなくなっています。 到着までは早くとも、あと7日はかかりますね 歩兵の増援なら、 続々と辿りついているのですが…………歩兵が何人来たってどうせここで足止めだ。 結局、大砲が来るまで打つ手無しじゃねえか ……いや、そうじゃないよ、ラズ あん……? ノーザンクロス作戦は、進軍速度が命だ。 7日間も足止めされるわけにはいかない ……さすがに 飲み込みが早いな、クロード クロードの言う通りだ。 後続部隊の到着を待っている時間はない 砲撃支援抜きで、あの要塞を攻略する 無茶だ! 一歩踏み込めば機銃掃射で蜂の巣だぞ 危険な任務だということは承知の上だ。 それでもお前たちには、やってもらう 「そのため」に、祖国の義勇軍ではなく エディンバラ軍に志願したんだろう?……ああ、そうだ。 俺たちが志願したのは、帝国をぶっ潰すため 自殺するためじゃねえぜ ……では、ひとつ教えてやろう。 クリステル、今朝届いた情報を 帝国がガリア公国への侵攻を 開始した件……ですか? ガリアに……侵攻……<とうとう……始まってしまったのか……! どこまで攻め込まれたんだ ハーフェンは……俺たちの故郷は無事なのか まだ国境線のギルランダイオ要塞において 交戦が開始されたばかりとのことだ だが相手は皇子マクシミリアン率いる一大方面軍。 ガリアの兵力では……陥落は時間の問題だな ちっくしょおおおッ! 4何か……私たちにできることは…… ……ノーザンクロス作戦が予定通り進めば 帝国もガリア攻略どころじゃなくなる…… 1秒でも早くこの作戦を完遂する。 僕たちが取るべき道は、それしかない 無謀だとしても、やるしかねえな。 ガリアを……俺たちの故郷を守るためによ! ああ……! 行こう! これが、211ミリ{榴弾砲 か…… <無傷で奪取できればベストでしたけど…… 投降を選ばず、 砲台もろとも自爆しやがるとはな 僕たちにこの{榴弾砲 を渡さないために…… それだけのために、彼は自ら死を選んだ。 死をもいとわぬ覚悟……か。 戦いで死ぬこと……それはみんな覚悟してます。 でも…… いざというとき、彼みたいな判断…… 死に方ができるんでしょうか…… 僕たちは、死ぬために戦ってるんじゃない。 みんなで生きるために戦ってるんだ。 あの砲撃手の死に、敬意は払う。 分かってるさ、武器なんかよりも 命が大事だってことはな しかし、武器って言や あの、増援部隊が持ってきた新兵器! だよなァ! 歩兵が携行できるサイズであの火力って! すごい技術ですよね! 射程だって、戦車並みで 精鋭部隊って聞いてたけど、拍子抜けね。 「コレ」が何かも分からないなんて ……{擲弾砲 なんでもなぎ倒す{魔法の筒}よ すごいでしょ! おいクロード…… あれって…… この隊の隊長はどこ? 初めての合同作戦だったのに、 なかなかいい指揮を執るじゃない あー、あのな…… あなた……ラズ どうしてエディンバラの部隊に? 皆で志願したんだ。 ガリアを守るために、な リナまで…… ウソでしょ、こんな偶然ってある あー……すまない、レイリィ。 ここでは私は「カイ」と名乗っている カイ……? だって、それは んー……よく分からないけど、分かった。 カイって呼べばいいのね だけど嬉しいわ! 異郷の地での共同作戦で、 同郷の幼なじみに再会できるなんて! <共同作戦って…… なら、レイリィも軍に? ……ご覧の通りよ! 改めて 私はレイリィ・ミラー技術少尉。 専門はラグナイト工学だけど軍では砲兵顧問なの。 支援砲撃中隊からの出向で、 今回の共同作戦に参加したってわけ。 私の知識と技術は、 帝国軍を倒す力になるって、約束する みんな、よろしくね! すごい新兵器だ……! ぜひまたお願いします、レイリィさん!……で、隊長はどこ? 挨拶しておきたいわ あの……な、レイリィ。 この隊にいるのは、俺たちだけじゃねえんだ なんだ、じゃあやっぱり「カイ」も……レイリィ。 僕が、このE小隊の隊長だ あら、ずいぶん若いのね だけどさっきの采配、なかなかだった。 期待してるわ………… クロード・ウォレス…………久しぶりだね、レイリィ 久しぶり、ですって……?<私が、あんたの手なんか握ると思う……?…………よりにもよって、 こんな男が指揮する隊と組むだなんて……最低 ……あ、あの………………………… ふんッ……! フォルセ大尉。 我々は、いつまで敵艦を包囲していればよいので?……動け、と私が命令するまでだ し、しかし……敵艦が展開した戦力はすでに 殲滅しました あとは、艦内を制圧するだけです。 早く、白兵戦の準備を―命令を待て、と言っている。 それまで動くな ……は……………… ……来ない、か あいつなら……必ず来ると思ったが ―奴らはもう来ない……だなんて、 思っちゃいないよな? ……!来るさ あんたの読みと俺のカンが そう言ってんだ 間違いない ……クライマリアの様子は 問題ないさ。 お上品にしてるよ、お姫様らしく 今回のあんたの策、マリアがいないと 成り立たないだろう?4そいつがよっぽど嬉しいみたいだぜ ……どうでもいい。 兵器として、あれを最大限活用したまでのことだ ま~た、あんたはそういう……おっと!……そら、主賓のご到着だ! ……! それじゃ、もてなしてくるぜ。 あんたの組んだ筋書通りに、な ……やはり来たか そうだ……それでいい、クロード……! ヴァルキュリアの気配がない…… まさか、投入されていないのか?……いや、そんなはずはない 襲撃しているのは間違いなく、あのフォルセだ。 必ず、何か仕掛けてくる…… 変化する状況を慎重に確認しながら、 キャバリエへの道を開くんだ!! キャバリエ周辺、敵包囲網が崩れましたっ!頃合いです、我々も前進しましょう。 キャバリエを奪還します はっ! 機関室! 機関、最だ……う、っく……! か、艦長……お怪我は……!………………か、艦長 艦長ッ!う、うそ…… 艦長……ち、血が……こんなに……しっかりしろ、マリー! ま、まだ息はある……早く救護班を呼べ!!……センチュリオンの足を止めたわ。 あなたに言われた通り……最小限の被害で よし……では、次だ。 キャバリエにおびき寄せた敵部隊を叩く <移動を開始しろ 敵の背後に喰らいつけ もう、手加減の必要はない……?……ああ それを聞いて……安心したわ……!―ブリッジ! ブリッジ、応答してくれッ! 被害は! 大丈夫なのか ……………………(駄目だ、繋がらない……!フォルセの狙いは、これだったんだ…… 最初からセンチュリオンだけを狙って……僕たちは、艦による支援を封じられた上―前面の敵部隊と背後に現れたヴァルキュリア、 2つの戦力に挟撃される形になってしまった……! クロードッ!  来やがった……吹雪の魔女だッ!……ッ!! どうする、クロード! クロード……!………………まずは、一方に攻撃を集中させる 後方のヴァルキュリアから距離を取りつつ、 前面の敵戦車部隊を全力で叩くんだ ここが正念場だ…… 前へ進んで敵を撃破し、挟撃を破る! 4行くぞ、みんな! E小隊、前進!!……押されているぞ、ヴォルツ。 一度さがれ、態勢を立て直す これを凌ぐか、クロード…… 敵が後退しはじめた……? 仕切り直すつもりか、フォルセ…… キグナス艦隊1番艦キャバリエより…… センチュリオン及び展開中の部隊に告ぐ 繰り返す……キャバリエより、 当艦はすでに航行能力を失っており、 もはや……作戦の継続は、叶わない よって―間もなく起爆する <起爆……だって 何を爆発させるってんだ 直ちにこの海域から離脱せよ……! 可能な限り、当艦との距離をとれ!……り返す……! 当艦は……なく……起爆す………… クロード……ここを離れよう。 胸騒ぎが……嫌な、予感がする……………… センチュリオンとの通信は依然途絶したまま…… 今の通信も、受信していないかもしれない 帰艦して知らせなければ…… キャバリエが起爆する、と なんて機動力だ…… それにあの装甲……数発程度じゃビクともしない まずいぜクロード! このままだと魔女と戦車両方に詰め寄られる! チクショウ! あの戦車野郎! ラジエータが上についてるなんて反則だろ!! (そう、せめて……  あのラジエータを狙える場所があれば……) もしかしたら…… この廃墟……使えるかもしれない! みんな、廃墟に登るんだ! ラズ、高所を制圧する! 斬り込んでくれ!<お! 突破口をみつけたな! まかせとけ! シップオーダーが使用できなくなりました 増援が要請されました <ヒャッハー! 見つけたぜ、帝国兵ども! 全員まとめてぶっ殺してやらぁぁ!サイモン! 前に出過ぎだ! 隊列を乱すんじゃない!すっとろい進軍だ、付き合ってらんないね。 あたしは先に行かせてもらうよ 待つんだ、ヴィオラ! 単独行動は……ラッキー♪ アタシのトラップに敵がかかったみたいね ……あら? 味方も巻きこまれてるの? もう、邪魔ね なんであんなとこにいるのかしら ああ、もう……サイモン、ヴィオラ、エメ。 君達を集めた理由は、わかっているね?さっきの作戦は無事成功したし 特別報酬でも出してくれるのかしら?……違う。 むしろ、懲罰ものだよ 作戦無視、命令違反、部隊を離れての単独行動…… 君達はそういった素行不良が目立つ このままでは正直、 3人を部隊に残すことは難しい状況にあるんだ だから……君達にはこれから 更生プログラムを受けてもらおうと思う それって確か…… 模擬戦のことじゃなかったかい?そうだ、こちらで用意した敵兵を倒してもらう。 その中で、協調性の大切さを学んでほしい ヒャハハ! 仲間のことなんて知るかぁ! オレは暴れてぇだけなんだよ!あたしは戦えればそれでいい。 模擬戦だろうとなんだろうと、やってやるさ 模擬戦ってことは、報酬は出ないのよね? なら、とっとと終わらせましょ ……明日、プログラムを開始する。 遅れず集合場所に来てくれ ねぇヴィオラ、アンタ強いんでしょ? 模擬戦なんてさっさと終わらせちゃってよね あたしは、強者の言うことしか聞きたくないんだ。 弱いやつらの命令を聞く気はないよ なによそれ! 偉そうに……ちょっとサイモン。 アタシ達、弱いやつらでまとめられちゃったわよ …………あ。 え、ええ……そのようですねハイ ……どうした、お前 いや、その…… オ、オレ、女の前だと緊張しちまうタチで…… あ、あんまり、お気になさらず…… 戦場に戻れば、いつも通りヒャッハーするんで ……なんか明日の模擬戦 すっごい不安になってきちゃったわ 以上で、更生プログラムを終了する どうだい、みんな? 協調性の大切さ、わかってくれたかな ああ、よくわかったぜ! 仲間と一緒に戦うって最高じゃねぇか!0そうだね。 悪くはなかったかな 手柄を横取りされちゃいそうなのが欠点だけど…… ま、ひとりで戦うよりは効率いいわね そうか……! わかってもらえて、よかった それと、クロード。 あたしはお前のことも見直したよ さっきの模擬戦、兵の配置を決めたり 指揮をとったりしていたのはお前だろう?その戦線を、このあたしが突破できなかった。 ……大したもんだ あたしは、お前のことを認める。 これからは命令をきくよ、できる限りね ありがとう。 そう言ってもらえると嬉しいな 心を入れ替えてくれた君達には 今さら、言う必要はないかもしれないけど…… 最後に改めて聞いてほしい。 部隊において、協調性とは……わかってるってぇ! ようは、アンタはこう言いたいんだろ?ひとりでヒャッハーするより みんなでヒャッハーするほうが楽しいってな!……ん?アタシも、これからは協力してあげるけど サイモン達みたいに利用しやすい…………じゃなくて、 頼りになる隊員と組ませてほしいわ♪それとクロード、お前のことは認めたが あたしは、つまらない命令を聞く気はないからね!クロード、大変よ! 偵察部隊が帝国の奇襲を受けたわ!ヒャッハー! 敵かぁぁ! オレがまとめて面倒見てやんぜぇ!獲物を横取りするんじゃないよ、サイモン! ここはあたしが先行する <えっ? 先行って……そんな命令出てるの? 出てはいないが、あたしが行けばすぐに終わる。 まかせておきな ちょ、ちょっと、なにそれ 勝手な行動は…………そういえば、改めて考えてみると 帝国のほうがお金を持ってるんじゃないかしら 今回の作戦で寝返れば 謝礼とかもらえないかしらねぇ…… 4はあ エメはエメでなに言ってるの あはは、冗談よ冗談 ク、クロード あの3人に、更生プログラムをさせたのよね? ちゃんと更生できたの? 4あ、ああ、大丈夫だよ。 ……多分 お……おお…… おおお、おお……!ああ、なんと……完璧なまでに美しい……! 想像を遙かに凌駕する……奇跡の輝きだ……!人の手が生み出せし新たな太陽……! 人類の未来を照らす希望の光……!見事だ、アル…… 我が友、アルベルト・ミラーよ……!お前の遺したこの「神の炎」で…… 世界が変わるぞ……!……いや、違う。 違う違う、違うぞ……!世界を変えるのは、私だ…… お前の友であった私には、その権利がある……ふ、はは……そうとも…… 私がお前の夢を叶えてやる……友であり、唯一の理解者であったこの私が…… アル……お前に成り代わり……私が……成し遂げる………………(アンジェ…… どうして…………? 床に何か落ちてる…… これは……手紙……?この字は……!……この艦の、主機関が、なんだって? アンジェ、だ…………は? 何言ってんだ、お前……? アンジェは人間だろ 普通の女の子だろ。 なんであの子が、艦の動力になるんだよ センチュリオンだけじゃない…… 一番艦キャバリエ、三番艦コメット…… すべての艦が、そうだった……………… 僕らの艦は、アンジェたち…… 「ヴァルキュリア」の力で動いてたんだ ヴァルキュリア……?……そうだ。 この艦隊の主動力は、ヴァルキュリアだ 各艦には1名ずつ、 特命協力員としてヴァルキュリアが乗艦している アンジェ―アンジェリカ・ファーナビ―は、 センチュリオンのメイン動力として着任した ちょ、ちょっと待ってくれ! ヴァルキュリアって、いったいなんなんだ?かつて北方の侵略者から大陸を守った、 古代ヴァルキュリア人の血を引く存在……帝国がその特性を高め兵器化したのが 「吹雪の魔女」なのだと……そう聞いていた でも、連邦にもヴァルキュリアがいた…… それも兵器ではなく……「動力」として……!……そのとおりだ。 アンジェは動力源として特化されている その身体をラグナイトと反応させることで、 通常のラグナイト圧縮では得られない……それひとつでこの艦全ての動力をまかないうる、 膨大なエネルギーを生み出すことができる 「開かずの区画」が、 あれほどまでに厳重に管理されているわけだ……!女の子を…… 生身の人間を、軍艦の動力に使うなんて……!クロード、彼女は志願してこの任についた。 身体も命も軍に提供するという同意書と共に、だ そんな同意書、無効だ……!0いいや、正式な書類だ。 君たちがエディンバラ軍に志願した時と同様のな っ……!彼女はアクシデントで動力炉を飛び出し、 記憶を失った状態で君たちと交流していたが……己の任務を思い出し、 自らの意志で持ち場である動力炉へ戻った。 なんてことだ……彼女らは皆、志願してこの任についた。 自らの能力を活かし、国を守るために、な だが……! キャバリエも、コメットも沈んだ……!……そうだ 彼女らの運命は艦と供にある。 全て承知の上だ 雪上巡洋艦としての途方もない推進力は、 ヴァルキュリアの力あってのもの この艦隊なしではキグナス作戦は成功しえない。 全ては開戦以前から綿密に立てられていた計画だ ではやはり、 ノーザンクロス作戦の立案時から…… そうだ、技術と艦を開発した合衆国の主導で、 極秘裏にキグナス作戦の準備が進められていた こんな作戦……どうかしている…… そこまでして……僕たちは…… では降りるか? この作戦を。 己の個人的な感情で、仲間の全てを裏切るのか? 仲間……? 我々、キグナス艦隊が{大氷洋}を進んでいる間、 {陸}ではいまだ同胞達が必死の撤退戦を行っている こうしている間にも、 犠牲となる連邦兵は増え続けているだろう 泥沼と化したノーザンクロス作戦にとって、 キグナス艦隊は最後に残った希望なのだ ………… そしていま、帝都まで2日…… 戦闘があったとしても3日の距離まで迫っている このまま……アンジェを動力炉につないだまま、 帝都攻略へ突入するということか ……その通りだ 艦長は、目を覚ますと思うか ……分からない。 そう願いたい、が…… この先おとずれるだろう重要な局面で、 誰が艦長ほど的確に、時に非情に決断を下せる?………… 頼みます、艦長…… 目を……覚ましてください…… 俺らの艦を動かしてたのは、 年端もいかねえ無邪気な女の子でしたって…… は……何だよ、それ…… 笑えねえぞ…… 笑ってた…… はぁ……(笑ってたの、アンジェ…… 「自分の居場所」に戻って、 扉が閉まって、閉じ込められて 動力炉が稼働しはじめるその瞬間まで…… いつもの笑顔で、私を見てた…………「これ」は彼女の意志なのか?……みんなを助けたい。 そのために、やらなきゃいけないんだって……<けど……! アンジェはまだガキなんだぞ そんなガキを戦場に駆り出して、 道具に使うなんて、俺は……! これ……読んで 『大好きなレイリィお姉ちゃんへ。  ……まずはじめに、ごめんなさい』 『何度も言おうとして、言い出せなかった。  本当の、わたしのこと』 『わたしは、この船に乗るとき、  ある書類にサインをしました』 『自分が死んだあと、家族のいろいろなことを  軍が手続きしてくれるという書類です』 『それから、少し苦い薬を飲みました。  それを飲むと眠たくなって……』 『それからはずっと「開かずの区画」で、  夢を見ていました』 『少し、怖い夢だった。  いろいろな人が戦って、ケガして、死んで……』 『だから、目が覚めて、お姉ちゃんたち……  優しいみんなに会って、すごくホッとしました』 『外で戦争が起こってても、  船の中はまるで大きなお家みたいだったから』  『わたしには、家族がいます。  パパと、妹がひとり、弟がふたり』 『パパは毎日お酒を飲んで仕事をせず、  家にはお金がありませんでした』 『そんなときに、村に軍の人が来ました。  「適性検査」っていうのを受けて……』 『わたしは初めて、自分に  「ヴァルキュリア適正」があるって知りました』 『わたしは、軍の人と約束をしました。  パパにはお金、妹たちにはご飯と学校を、って』 『その約束のために、この船に乗りました』 なっ……! 『本当のこと言うと、イヤだった。  村で、家族と一緒に暮らしていたかった』 『だけど、わたしがやらなきゃもっとたくさんの  「幸せな家族」が壊れていくって聞いて……』 『やらなきゃいけない「ニンム」なんだって、  自分を納得、させました』……任務…… 『でもね、  いまは少しも、イヤなんかじゃないんだよ』 『だって、みんなのおかげで分かったから』 『大事な人を、守るっていうこと。  この戦争を、終わらせる意味』 『だから、わたしは戻ります。  自分の、場所に』 『みんなを守れることは、  わたしの「誇り」だよ』 『ありがとう、レイリィお姉ちゃん。  みんなにも伝えてね』 『……ありがとう』 ……っだよ……! こいつは……なんなんだよ おい、クロード! こんなのやめだ! 今すぐアンジェを引っ張り出すぞ! そうすればこの艦は止まる。 帝都に到達することは、できない。 こんな子供を犠牲にして掴んだ勝利に、 なんの価値があるんだよ! なぁ、レイリィ! そう思うだろ おいカイ! 何とか言えよ ……兄さんが、連邦を去った理由。 いま、はっきりとわかった カイ―いや、フォルセが……? 知っていたのか……! いつも、私には濁していたけど…… 「連邦は歪んでいる」。 口癖のように、そう言っていた ああ、こうして目の当たりにすりゃ 俺だってそう思うぜ! なんて胸クソ悪ぃ光景だよ……! 確かに……そうだ…… こんなこと、許されない……でも…… カイ……? でも、少なくともいまこの瞬間は アンジェは誰よりも真っ直ぐに「戦って」る アンジェは平和を願ってる。 そして自分の意志で……この道を選んだ そう……この子は戦ってるの。 蒼く燃える動力炉の中で…… 私たちにできるのは、 アンジェと一緒に戦うことだけよ……! 敵襲か……! <チィ…… 少しはゆっくり、悩ませてくれ! おら、行くぞ! 準備オッケー、出るわ! 待って、レイリィ! ラグナイト工学の専門家として、 ひとつだけ、教えて欲しい キャバリエの、あのすさまじい爆発…… あれは、その…… あの、動力炉が爆発した結果、なのか? あの動力炉が生み出しているエネルギーは、 最大理論値の圧縮ラグナイトのさらに数百倍…… とてつもない数字ではあるけど、 あそこまでの連鎖反応を引き起こすかは疑問ね。 詳しいことは、 データを詳しく分析すれば分かると思うけど ……ごめん、 いまは、考えたくない ……すまない 悪かった 敵は戦車部隊…… 恐らく、あの黒い部隊だ 色々あるが…… 今は、勝つことだけを考えよう ええ……! まさかここにきて、アオスブルフに 司令部直々のお声がかかるとはねえ…… 連中、泡食ってるんですよ。 あの艦の大爆発を見てね ハン……無理もないな。 あんなとんでもねえ爆発が、帝都で起きれば…… 爆発するなら、できるだけ帝都と離れた{大氷洋}で。 それがお偉方のご希望ってワケだ 我々は捨て石、ですか? なる気はないさ。 クライマリアも逆方面から敵艦に向かってる 俺たちが敵艦を引きつけて、 クライマリアが破壊する 破壊、ですか……ベルガーやフォルセ大尉は、 あの艦を欲しがってましたが ……駄目だ。 あいつはなんとしても沈める あんなモンが存在して、いいワケがねえ…… はぁ……?破壊するのは、わかりましたけど…… 攻撃しすぎて爆発はもうゴメンですからね?ハハッ、大丈夫だ。 彼女はこのところ、ずいぶん安定してるんだぜ?暴走はさせない。 俺が守ってみせる ……やれやれ。 ごちそうさまです ………………お偉方の特命を受けたおかげで、 ベルガーの管理下からようやく抜け出せたんだ この戦闘が終わったら、 少しはのんびり、羽を伸ばさせてやりたいね ……正直、始めは 「吹雪の魔女」が恐ろしかったんですがね 中佐と付き合うせいか、 最近ひとあたりも良くなってきて…… 妙に可愛いっていうか…… 守ってあげたくなるの、わかりますよ ……お前の手にゃ負えねえぞ? さすがに、手を出そうとは思いません。 中佐に殺されたくないですからね あの影は…… 中佐、敵艦発見しました! このまま、全速で接近します……!……さあ、{運命の女}。 決戦といこうじゃないか 帝都は俺が守る 仲間も、{故郷}の連中も、愛する女も…… どいつもこいつも、守ってやるさ……!死ん……だ……あの男が……死んだ…… 吹雪が 止んだ…… ひっ どうして…… どうして……どうして、どうして、 どうしてどうしてどうして 0あああああああああああ どうなってる…… く……っ! う、ああ……! あああああああああッ!! ! みんな、撤退だ!! なんだって お、おい、待てよ、魔女はどうすんだ さっさとトドメを 奴のことはいい!! 一刻も早くこの領域から離れるんだッ!!―力が止まらない 私はここで死ぬのか…… ひとりきりで、役立たずのまま。 跡形もなく砕け散る 涙? ……どうして? 悲しくなんてないのに 生きていても辛いことばかりなのに そう あの男は、もういない 私に居場所をくれた、あの男がいないなら 生きて、いても……しかたない、じゃない…… 悲しいこと言うなよ あな、た…………ッ! 4やめ、て……私、から離れて……! 4この力……止め、られないの……!(何だ、爆発でもするのか?<は……アツい女だ。ますます惚れたぜ…… お願い、離れて……! そいつはウソだな。 あんたは俺といたいはずだ ……生きて、俺にこうして抱かれていたいはずだ。 あんたは、俺に惚れてるんだからな …… だから、こうしていてやる。 爆発でも何でも、好きなようにしろ 俺も好きなようにする…… お互い様ってやつだ バ、バカ…… よく言われる まあ、それも…… 俺の、魅力の……ひと、つ…… い、いや……! だめ……死なないで……! ウッ! クッ! お願い……止まって……! この人を、殺さ……ないで……! あ ああ…! い、いやぁ―ッ うおぉおおおおおおッ……うっ……う…… ヴォルツ……ヴォルツ…… ん……む…… っ……!……クライ……マリア…………やっぱり泣き顔も悪くない 本当に……バカ ハハ……ってててて…… クソ……笑うと、腹に響いて…… ……無理しないで ここは…… どうやら、天国ってわけじゃなさそうだ。 ……生きてるんだな、俺達 ……ええ <力を抑えられたってわけか。 頑張ったな ……ありがとよ いいえ…… 私は……あなたを二度も殺しかけた。 力を抑え込めたのも、あなたのおかげ…… 本当に、どうしようもない役立たずよ いや、あんたは頑張った。 あんたも俺も……みんな、ヘトヘトになるまでな ……もう十分だ。 あとはフォルセに任せて―帰ろう ……帰る…………そうね。 帰りましょう……一緒に ……はぁ、はは…… お互い、ズタボロだな……ふふ……本当に、ボロボロね。 煙突掃除屋でも開きましょうか? ……!くっ、ハハハハハ! お前が冗談を言うようになるとはな ……それで、これからどうするの?……さて、どうなるか。 帝都に送還されるのは、間違いないが まぁいい。 行こうか ……ここから帝都まで、歩いて行くつもり? まさか! ……? そーら、迎えの馬車が来た。 さあ、特等席に案内するぜ 特等席って 決まってるだろ? 俺の腕ン中だ、もう離さねえ っっ……!(艦長! モーガン艦長………………,艦長、ウォレス大尉です……! う……む…… やあ……ウォレス君…… ヴァルキュリアを、撃退したそうだね…… さすがだ…… か、艦長…………艦長より伝達事項がある 心して聞くように ……?,クロード……ウォレス、大尉 はっ……! 君に……キグナス作戦における…… 全指揮権を……委譲します ……か、艦長……? いったい……何を 0クロード、話は終わっていない! っ…… 君に……今こそ、すべて話そう。 この艦の秘密 キグナス作戦の…… 真の目的を―! どんな手段を使っても、って…… まさか、この子も……4おそらく……自爆するつもりだ……!彼女が狙っているのはおそらく僕だ…… 近づかれる前に、止める……!<これも、兄さんが仕組んだことなの……?許せない……兄さん…… いや……フォルセ!何か身を隠すものはないか…… このままでは、狙い撃ちだ ねえ、クロード! あれが使えるかもしれないわ……!(食い止めます、食い止めます、 ここで食い止めます、ここで―まずい……この距離は! う、あ……っ!そ、そんな……! クロード……クロードーーーーッ!あ、う…… 私……「失敗」した……?はい……戻ります、ベルガー様…… あなた様の、元へ……こっちだ! フォルセのあとを追うぞ、レイリィ……カイ!ええ……急ぎましょう!…………,チュートリアル 蒸気弁について 進軍してきた帝国軍を叩く! E小隊、出撃だ!よし、みんな配置についたみたいだな。 ……いよいよだ 隊員たちが戦場で生き残れるかは 隊長である僕の指揮にかかっている…… 集中しろ 訓練を思い出せ。 僕なら、できるはずだ……! ラズ、準備はいいか? いつでもいいぜ! 無敵のラズ様にまかせとけ!……よし。 まずは歩兵で攻撃を仕掛け、敵の出方を見る E小隊、前進!チッ、邪魔なヤツらがいやがるな。 このままじゃ進めねえ……!ついさっき、無敵がどうとか言ってなかったか? ぐっ……!これぐらいで足止めを食って泣き言とは笑わせる。 お前は普段から調子に乗りすぎなんだ もっと―だぁあああ、うるせーーーッ は、早くあいつを片付けてくれ!言われるまでもない。 ……一瞬で済ませてやる よっしゃ! クロード、そろそろ頃合いだぜ 4ああ、わかってる。 歩兵部隊、前へ<今がチャンスだ…… 一気に攻勢に出るぞ! 戦車のお出ましか! クロード……お前に任せたぜ!―ラグナイトエンジン始動。 僕たちの出番だ……行くぞ、マイルズ は、はい……! よし……ハーフェン号、出撃! 敵戦車を撃破する! よし……ハーフェン号、出撃! 敵戦車を撃破する!(へっ……どんな相手だろうが 連邦イチの精鋭部隊、E小隊の敵じゃねえ!なァ、クロード―って…… どうしたよ、そのツラは ……花畑が…… あァ?なるほど…… 確かに、こりゃひでェや だがお前、 仮にもレンジャー部隊の隊長サマだろ?隊長だろうが一兵卒だろうが、 悲しい光景を見れば心は痛むよ ハァ……このご時世、 ウブな田舎娘でも花畑程度じゃ泣かねえぜ ……そうかもしれない。 だけど、心の中じゃみんな<はいはい、 お得意の説教は後にしてくれ さっさと上官に報告入れて来いよ。 このまま待機じゃ酒も飲めねえ 指揮所へ報告に行ってくるよ おう 上官殿に伝えといてくれ。 次はもっと手ごたえのある奴らと戦いてえってよ <コマンドモードとキャラの選び方について 戦闘がはじまると、地形や味方のユニットの 位置が画面に表示されます。 この画面を「コマンドモード」といいます コマンドモードでは 地形や敵の位置を見ながら 行動させたいユニットの選択を行います まずは、動かしたいユニットを選んでみましょう。 方向キーでカーソルを動かし 「ラズ」に合わせて○ボタンを押してください 移動とAについて ユニットを選択すると、移動や攻撃を行う 「アクションモード」に切り替わります アクションモードでは、選択したユニットを 方向キーまたは左スティックで 自由に行動させる事が可能です 移動している間、画面の下に出ている 「AP(アクションポイント)」が 減少していきます APが0になるとユニットは移動できませんので 注意しましょう まず、正面に見える「土嚢(どのう)」まで ユニットを操作して移動させてみてください 攻撃について ユニットを移動させることができたら 次は敵を攻撃してみましょう アクションモード中にR1ボタンを押すことで 画面が「ターゲットモード」に切り替わります 画面が切り替わったら、 またはR1ボタンで照準を敵に合わせ ○ボタンで攻撃します 攻撃が終わると、続いて敵が反撃してきますので 残りのHPに注意してください 行動終了について 1回の行動中に攻撃できるのは1度だけです 移動と攻撃を終えたら 行動を終了してコマンドモードに戻りましょう タッチパッドボタンを押すことで そのユニットの行動を終了することができます なおAPが残っていたり、攻撃をしていない 場合であっても、タッチパッドボタンを押せば いつでも行動を終了することができます 土嚢(どのう)について マップに配置されている「土のう」を利用すると 戦闘を有利に進めることができます 土嚢に近づいて「しゃがむ」という表示が出たら ○ボタンを押してください。 ユニットがしゃがんで土のうに身を隠します 土嚢の後ろにしゃがんでいると 敵の弾に当たりにくくなるのはもちろん 弾が当たってもダメージ量が少なくなります ユニットを移動させるときは まず近くの土嚢を目標にするのが良いでしょう 照準と弱点について ターゲットモードでは、 方向キーまたは左スティックを操作すると 手動で照準を動かすことができます 発射した弾丸は、照準の周りの円状の範囲内に 飛んでいきます うまく敵が円の中に 収まるように狙うとよいでしょう また、頭などの急所に攻撃が命中すると 大ダメージを与えることもできます 画面の上部の「撃破弾数」には、 その武器の弾丸が何発命中すれば その敵が倒せるかが表示されています 撃破弾数を見ることで、攻撃が届いているのか、 急所を狙えているのかなどが判断できます。 上手く照準を操作して敵を攻撃してみましょう 狙撃兵について 「狙撃兵」は 遠距離から敵を撃破することを 得意とする兵科です ターゲットモードに入ると 右スティックの上下で照準を ズームすることができます ズームすることで敵兵の頭などを ピンポイントで狙いやすくなります。 上手く利用して敵を倒しましょう とフェイズ終了について コマンドモードでユニットを選択すると 「(コマンドポイント)」が1つ消費されます は部隊の指揮能力です。 これが0になるまでユニットを選択できます がなくなるとユニットは選択できませんので 自軍のフェイズを終了しましょう なお、を残したままフェイズ終了したいときは コマンドモードでタッチパッドボタンを押します アクションモードもコマンドモードも 終了はタッチパッドボタンで行うと覚えてください また、自軍のフェイズを終了すると 次に敵のフェイズが開始されます。 敵の位置に注意してフェイズを終了しましょう と連続行動について 自軍のフェイズ開始時にはが回復します。 回復したを使って再びユニットを選択し 敵を撃破してください なお、があれば1フェイズに同じユニットを 何回でも行動させることができます 遠くにユニットを移動させたいときや 敵を倒しきれなかったときなどには 同じユニットをくり返し行動させるのも有効です ただし、1フェイズに何度も同じユニットを 行動させると、疲労してAPが減ってしまうので 注意してください また、フェイズ終了時にあまっていたは 次のフェイズに持ちこされます。 の使い方で戦闘の流れは大きく変わります。 有効に活用して、部隊を勝利に導きましょう。 戦車について 戦車は、歩兵ユニットに比べて 非常に高い攻撃力と防御力を持っています。 敵歩兵の攻撃はほとんど受け付けないため 味方歩兵の壁がわりに使うことも できるでしょう ただし、戦車後部で青く発光している放熱板は 通常の銃でもダメージを受けてしまう 戦車の弱点です 敵に背後をとられないよう、注意しましょう。 逆に、敵の戦車の後方に回りこめれば 戦車を倒す絶好のチャンスになります 戦車の攻撃方法について 戦車は「徹甲弾(てっこうだん)」、 「榴弾(りゅうだん)」、「機銃」という 3種類の攻撃方法を持っています 徹甲弾は、固い装甲を持つ敵に有効です。 戦車などを攻撃する際に使用しましょう 榴弾は、対歩兵用の砲弾です。 ラグナイトのエネルギーの爆発作用で 一定の範囲に対してダメージを与えます 弾道は放物線を描いて飛んでいきます。 複数の敵を巻き込むように着弾させると 効果的ですが、弾数制限があります 「機銃」は、榴弾の死角になる近距離の歩兵を 攻撃するのに適した武器です。 なお、戦車はこの機銃で迎撃を行います □ボタンを押すことで、これらの砲弾を 切り替えることができます。 状況にあわせてうまく使用しましょう フォルセの話じゃ、あのボロ船は 機関が損傷して身動きできないそうだぜ……!身動きできない相手をいたぶるなんて…… たまりませんわ……! うふ、うふふふ……! 爆弾だ! センチュリオンを狙っている……!このままでは直撃してしまう…… 降下中に排除しなければ……! し、しまった……! きゃあッ?な、なんだあ、砲撃かあ こんなモン何発もくらったら、メインシャフトが イカレちまうぞ そうなったら…… もう、私たちの手には負えない……!お願い、クロード……敵の攻撃を阻止して……!機関は、私の手で…… 絶対に復旧させてみせるから……ッ!……ッ ま、また直撃です……!まずいぞ……これ以上のダメージは 船体そのものがもたない……!最後まで、あきらめてはいけない。 ……信じていますよ、ウォレス君 艦外及び、艦内の被害……甚大……! こ、これまでです……艦長……!………… アハハハハッ! もうお終いですの つまらない……つまらないですわッ! やりました、ベルガー様……! いっぱいいっぱい、褒めてください……! レイリィ……すまない…… 君との約束を……守れなかった…… よし、いいぞ! この調子で、降下してくる爆弾を撃破しよう! よし、ラグナイトエンジン接続完了……! もう少し……もう少しだけ耐えて、クロード! 機関はレイリィが必ず復旧してくれる。 みんな、それまで踏ん張ってくれ!……あの戦車、邪魔ですわね。 熱苦しいやる気に満ちていて、胸糞が悪いですわ ……だな じゃあ、アイツから仕留めてやろう。 ギタギタのズタボロにしてやるぜ……!あぐうッ……! や、やってくれ……ましたわね……ククク……その程度で音を上げる気か、ニコラ?まさか、ですわ…… こんな傷……ベルガー様のお薬さえあれば……フン……仕方ない、あたしのを分けてやる。 とっととさがってキメてこい そんな状態でうろつかれても邪魔なだけだぜ ……そうさせてもらいますわ。 連邦のゴミカスども……少し待っておいでなさい すぐに戻ってきて…… あっさりブチ殺してさしあげますわ…… クソがぁッ……! このあたしに、痛くしやがって……! クソ……クソぉ……ッ!あらあらキアラ……みっともない姿だこと。 まったく、目障りこの上ないですわ ここは私に任せて、ベルガー様にいただいた このお薬で傷を癒やしてきなさいな 私のぶんを、ほんの少しだけ わけて差し上げますから そんな惨めな姿でいつまでもここにいると…… うっかり殺してしまいますわよ?,うう……わかった、よぉ……!けど、すぐに戻ってくるんだからな……! あたしの分も残しておかないと、ひどいぞ……!……お待たせしましたわね、ゴミカスの皆さま 先ほどの痛みは何倍にもしてお返しします……。 覚悟はよろしくて? うふふ…… ……な~んだ、まだ獲物が残ってるじゃねえか! だらしねえなァ、ニコラ! やっぱりあたしがいないと駄目かぁ? きひひ!(い、痛ぇ……痛ぇよぉ…… う、ぐう……ッ! まさか……私たちがやられるなんて……! ゴミカスどものド畜生めッ、ですわ……ッ! やだよぉ……! これじゃ、ベルガー様に 褒めてもらえないじゃないかぁ……! やりましたね! あの厄介な2人を退けましたよ! ああ、完全に戦意を失っているようだ……! これで爆弾の排除に集中できる! なんとか第一波は防ぎきった……のか? くそっ、センチュリオンはまだ動かないのか このままじゃ押し切られるぜ……! 間に合うのかよ、クロード………… 僕たちと同じように…… 今、レイリィも懸命に戦っている だから、信じて戦おう…… 何としても耐え抜くんだ! ニコラが復活しました キアラが復活しました 敵兵が降下を開始しました 枆 寒い時はやっぱり、温かいミルクが1番ね。 ……はぁっ、おいしい~♪ん……向こうにいるのは、イーファ君か。 ……いいな 実に、いい おや? ヤーシュじゃないか なにしてんのよ。 さっきからイーファを見てるけど?うむ……実は最近、こうして彼女を見つめていると 私は心が張り裂けそうな感覚に陥る 計算式を用いても、原因の解明には至らなかった。 謎を解く鍵は彼女だと思い、こうして観察を……………… それって恋じゃないの? なに? ……バカな 恋愛とは、特定の相手に特別な感情を抱く 一種のストレスのようなもの―しかしそれは、著しく論理に欠けた思考だ。 感覚としては合理性にあまりにかけ離れ……0あ~~なんかじれったい男だね! そういう小難しい話はいいからさ!アンタは、イーファが好きか、嫌いか! どっちなんだい?………… 嫌いでは、ない ふーん? ヤーシュにも一応、人並みの感情はあったのね あっはっは! 数学バカのお坊ちゃんにも春が来たってことか!数学バカは構わないが お坊ちゃんはやめてくれ よしっ! そういうことなら、やることはひとつだよ!さっそく、気合入れて告白してきなさい! 気合を入れれば、相手に必ず想いは伝わる!いや、この世の全ての事象は数式で答えが出せる。 恋愛も例外ではない 計算式の答えが出れば、 今、取るべき最良の行動も見えるはずだ 恋愛ってのは、1に気合、2に気合! 3、4が気合で、5に気合! 計算はいらないよ! ハンナ君、きみはいつもそれだね。 なんでも気合気合と……不合理な精神論だ アンタこそ、いつも計算に頼ってばかりで 男らしさに欠けるんじゃないかね?……待て。 計算と男らしさは関係ないはずだ フフン、悔しかったら告白のひとつやふたつ バシッ! と決めてみなさい!……いいだろう。 私にも、男としてのプライドがある よーし! イーファ! ちょっとおいで! あーあ、乗せられちゃって…… 知らないわよ、私 あらあら、皆さんおそろいで。 どうしたの? 今ね、ヤーシュの好きな人について 話していたんだよ まあ! もしかして、恋バナ? わたしにも、ぜひ聞かせてほしいわ うふふ、恋の話ってドキドキしちゃうわね。 ヤーシュさん、わたしにも聞かせてもらえる?あ、ああ……もちろん。 では、運命の確率論から説明しよう 運命の出会い、という言葉がある。 この事象、実は%で表すことができるのだ 一般的に使われている方程式もあるが、 今回は独自の式を使う まず、Xの値を……あー、はいはい、ヤーシュ。 ちょっとこっち来てー おい、なんだ どこへ連れていく。 私はまだ話の途中……(やれやれ……気合や計算の問題以前に  あれはもう、色々とダメな気がするね)あら、残念……ヤーシュさんの好きな人、 とっても興味があったのに イーファは、こういう話好きだよねぇ。 アンタ自身も、男達によく言い寄られているし うぅん…… 皆さん、どうしてわたしなんかに……言い寄られるくらい魅力的っていうのは ヤーシュさんのような人を言うと思うのだけど あの数学バカが、魅力的ぃ?バカだなんて…… わたし、知的な男性は好きよ?(おっ?  これは……まさか、脈ありってやつかい?)にしても、イーファは本当に謙虚で優しいね。 アンタみたいな良い子が、なんで軍にいるんだか それは……やっぱり生活のためかしら。 入隊する前は、仕事も満足にもらえなくてね どこへ行っても…… わたしはダルクス人だから 苦労してきたんだね うぅん……でも、こんなわたしに 優しくしてくれた人もいたわ この小隊でも、素敵な仲間と出会えたし。 今、わたしはとっても幸せよ ア、アンタ、 本当に良い子だねぇ…… これからも、ご飯をいっぱい食べて もっと幸せになりなさい! ふふっ、そうするわ。 今夜の食事も楽しみにしてるわね、ハンナさん ……というわけで、どうやらイーファの方も ヤーシュに気があるみたいなんだよ! あの子のことは幸せにしてあげたい! だからアタシは、2人の恋を応援するよ! なるほどね…… でも、やっぱりいきなり告白は難しいわよ ちょうど明日、出撃命令が出てるから ヤーシュ達を隊列に組み込むよう言ってみるわ その戦いで、いいところのひとつでも見せれば 告白も上手くいくでしょ! とてつもなく余計なお世話だが…… 任務だと言うなら、遂行するだけだ 作戦成功ね。 よかった、全員で帰投できて………ヤーシュさんは大丈夫かしら? 負傷していたなんて、わたし気づかなくて…… 気に病むことはないさ。 女を守って負った傷は、男の勲章だからね 大げさな言い方をするな。 そもそも、この程度どうということはない ヤーシュさん! 怪我は大丈夫……? 治療してもらったから、もう平気だ。 戦場での援護に感謝するよ ……きみにも、一応礼を言っておこうか。 ハンナ君 私はきみを、気合だけの人間だと思っていたが そうでもなかったようだ アンタも、なかなか男を見せるじゃないか。 見直したよ 計算もバカにしたもんじゃないし。 今度、アタシにも教えてほしいね 教える、か…… 学校で数学教師をやっていた頃を思い出す どんなにもの覚えの悪い生徒も 私が教えた数学だけは良い成績をとっていたな なら、アンタに教えてもらえば アタシも計算が得意になるかもしれないね その時はお礼に、 アンタの好物でも作ってあげるよ! ふふっ、楽しみねヤーシュさん。 ハンナさんの料理は、とってもおいしいから いや……彼女の料理は栄養バランスは完璧だが 味は正直言って普通だ ……なーんか、あなた達 前に比べて仲良くなったみたいね 今回の作戦が成功したのも 3人のチームワークのおかげよ、ありがとね それじゃあ、ひと息ついたところで…… ヤーシュ。 イーファに伝えることがあるんじゃない?……例のやつ、言うのか? 今? ここで? 協力して戦場を切り抜けたのよ? 伝えるタイミングとしては、最高じゃない! できるできる、絶対できる! 恋愛はハートで勝負! 気合入れて行きなさい! ……仕方ないな イーファ君……その。 先日、私に意中の人がいることを聞いたと思うが あ、うん! そのこと、すごく気になってたのよ 相手は…… イーファ君もよく知っている人だ まあ……! 名前を聞いちゃってもいいかしら?……きみだ えっ? わ、私が……その、好きな相手は、 きみなんだ……イーファ君 よければ私と…… つ、付き合ってもらえないだろうか? 4えっ……えええええ わ、わたしっ(それは、その、あの……! ごめんなさいっ (がーーん!) 本当にごめんなさい! わ、わたし、実は…………婚約者がいるの えええええええっ どういうことよ、ハンナ! イーファはヤーシュに気があるって…… いや、だって! ヤーシュのこと魅力的とか、好きとか言ってたし! も、もちろんヤーシュさんだけのことじゃなくて 小隊の皆さんも魅力的だと思っているわ 待って……まさか、イーファって 男性と話すたびにそういうこと言ってるの? え、ええ、まあ…… 無自覚な小悪魔って実は1番怖いかもしれないわ ……この結末は、 私の計算でも予測できなかったな。 あんな風に誘惑されたら、 男達が次々と言い寄るのも納得だよ…… ゆ、誘惑だなんて! わたし、そんなつもりじゃ…… いや……いいんだ。 わかっている。 もし、きみの優しさが計算だったのなら 私はきっと、そのことに気づいていた。 純粋に接していてくれたからこそ 私はきみに惹かれたんだ 気持ちを聞いてくれてありがとう、イーファ君。 婚約者の方と、どうか幸せに ヤ、ヤーシュさん……! ……よし! ヤーシュ! 今日はアンタの好物を死ぬほど作ってやるぞ ハンナ君。 きみは、頭は悪いけれどいいやつだな <あっはっは! それは最高の褒め言葉だね! ねえ、ちょっと思ったんだけど ハンナとヤーシュも 結構お似合いなんじゃない? このまま 2人の方が付き合っちゃったりして…… それはない どれだけ高精度の方程式を用いて計算しても 解はひとしく0%だ あ、そう…… あの、ヤーシュさんに元気になってほしいから わたしも、お料理手伝うわ イーファ君の手料理、だと? これは、まだ私に気がある可能性も…… イーファ、そういうことするから 男達が勘違いしてだね…… ……まあいいや。 今日は3人で、気合入れて盛り上がろうか! ……数学者の初恋は敗れたり、か でも、3人に不思議な絆が生まれたみたいだし これはこれでいいのかしらね /E小隊から出撃する隊員の編成と、兵装の変更を行います 訓練して隊員を鍛えます 新兵器を開発して兵装を強化します 部隊貢献度を使って様々な機能を利用できます 隊員たちとの交流を深めます 各種総覧やチュートリアルなどの情報を確認できます 慰霊碑を訪れ、戦死した隊員たちのことを思い返します ブックモードへ戻ります ブックモードへ戻りますか?(作戦指令室から出ますか?これでよろしいですか? ライフル マシンガン スナイパーライフル 対戦車槍 火炎放射器 装甲服 車体強化 火力強化 足回り・弱点補強 攻撃補助 開発費が足りません 開発費D(この武器を開発しますか? を習得しました すべての場所を回ってみましょう お金が足りません 訓練場から出ますか?(研究開発所から出ますか? 自室から出ますか? 即時出撃要請を習得しました。 このオーダーは味方1人を即座に 出撃させることができます 全力回避を習得しました。 このオーダーは味方1人の回避能力を アップさせます 一斉回避を習得しました。 このオーダーは部隊全員の回避能力を 全力攻撃を習得しました。 このオーダーは味方1人の対人攻撃力を 一斉攻撃を習得しました。 このオーダーは味方全体の対人攻撃力を 全力破壊を習得しました。 このオーダーは味方1人の対戦車攻撃力を 大幅にアップさせます 一斉全力破壊を習得しました。 このオーダーは味方全体の対戦車攻撃力を 精密狙撃を習得しました。 このオーダーは味方1人の射撃能力を 一斉精密狙撃を習得しました。 このオーダーは味方全体の射撃能力を 全力防御を習得しました。 このオーダーは味方歩兵1人の防御力を 一斉防御を習得しました。 このオーダーは味方歩兵全体の防御力を 集中射撃を習得しました。 アップして一点に弾を集中させます 貫通射撃を習得しました。 このオーダーは味方1人の攻撃を、 敵の防御力の影響を受けなくさせます 急所攻撃を習得しました。 このオーダーは味方1人の攻撃を 全て致命傷とさせます 無効化攻撃を習得しました。 このオーダーは味方1人の攻撃時に 反撃を受けないようにします 鼓舞を習得しました。 このオーダーは味方1人を高揚状態にします 治療要請を習得しました。 このオーダーは味方歩兵1人のHPを ある程度回復させます 応急処置を習得しました。 全回復させます 解毒処置を習得しました。 このオーダーは味方1人の状態異常を 解除させます 衛生兵要請を習得しました。 このオーダーは味方1人を負傷退避させます 支援物資要請を習得しました。 このオーダーは味方1人の弾薬を補給します 一斉補給要請を習得しました。 このオーダーは味方全体の弾薬を補給します 回復リミット解除を習得しました。 このオーダーは味方1人の ラグナエイド小の回復量をアップさせます 爆発リミット解除を習得しました。 このオーダーは味方1人の手榴弾の攻撃力を 爆発耐性強化を習得しました。 爆発で受けるダメージを減少させます 爆発範囲強化を習得しました。 このオーダーは味方1人の手りゅう弾などの 爆発の範囲をアップします 装甲強化を習得しました。 このオーダーは味方戦車1台の防御力を 一斉装甲強化を習得しました。 このオーダーは味方戦車全ての防御力を 応急修理を習得しました。 このオーダーは味方戦車1台のを 履帯強化を習得しました。 このオーダーは味方戦車1台の 擲弾砲によるA減少を無効化します 慰霊碑を利用するには %が必要です のことを 思い返しますか? 所持金が足りません 拠点へ戻りますか? なし購入しますか? 医務室から出ますか?sを入手できませんでした 連邦司令部よりsが支給されました 階級が足りません。 任命には「伍長」以上の階級が必要です。 階級は戦闘中の行動回数によって昇格します この武器は兵科のレベルが11以上で 装備可能になります ブックモードについて 本作は、手帳の「エピソード」を選択して 物語を読み進めていく流れで進行します 次のエピソードを見るには Newマークのついた エピソードを選択してください サブエピソードについて ブックモードで表示されるエピソードの中に 「*」マークがついているものがあります これらは「サブエピソード」と呼ばれ 本編のエピソードのサイドストーリーなどが 語られているものです したがって、ゲーム進行上 必ずしも見る必要があるわけでなく とばして先に進むことも可能です ただ、違った視点から ストーリーを楽しむことも できますので、ぜひご覧ください 隊員断章について 「隊員断章」では 隊員たちにまつわるエピソードや 関係性を垣間見ることができます 隊員断章は、戦闘で特定のキャラクターを 使用した回数に応じて解放されていきます。 相性を参考に組み合わせを探してみましょう なお、死亡した隊員がいる場合には 該当する隊員断章の戦闘に出撃することが できませんので、ご注意ください 追加断章について 「追加断章」はダウンロードコンテンツを インストールすることにより 閲覧ができるようになります 訓練開発について 「訓練開発」では戦闘で得た経験値や開発費を 使って、隊員を訓練したり、新しい兵器を 開発したりすることができます 戦闘を始める前や 戦闘を終えて経験値などを獲得した際には ここで次の戦いの準備をするとよいでしょう ブックモードのタグ、またはで開く メニューから「訓練開発」を選択すると 訓練開発パートに進むことができます 遊撃戦闘について 「遊撃戦闘」ではいつでも自由に戦闘を行い 経験値や開発費を獲得することができます 本編の戦闘に行きづまった場合などに 活用するとよいでしょう。 戦場はゲームの進行にあわせ増えていきます ブックモードのタグ、またはで開く メニューから「遊撃戦闘」を選択し 戦いたい戦場を選びましょう なお、遊撃戦闘で死亡した隊員は 本編と同様に使用できなくなる場合が あるので注意しましょう セーブについて でメニューを開き 「セーブ」を選択すると、 現在のゲームの進行状況を保存します 戦闘を始める前にはセーブをして 状況を保存しておくと良いでしょう クリア後の遊びについて 本編のクリア後には いくつかの新しい要素が追加されています。 訓練開発や遊撃戦闘を確認してみましょう また、要素をコンプリートしていくことで 新たな発見があるかもしれません 勲章について ゲーム中に特定の条件を満たすと 司令部より「勲章」が授与されます 授与された勲章は自室の「勲章閲覧」から 確認することができます。 すべての勲章を揃えてみましょう 褒賞について 戦闘で特定の条件を満たすと 司令部より「褒賞」が授与されます 褒賞には「歩兵の武器」と 「アクセサリ」の2種類があり、 戦闘ごとに入手できる対象が異なります なお、開発で入手できる武器とは違い 所持している個数分しか装備すること ができませんのでご注意ください 鹵獲について 戦闘に登場する「エース」を撃破すると 「鹵獲武器」を獲得できます 鹵獲武器は通常の連邦製武器とは 違った性能を持っています。 作戦にあわせて使い分けてみましょう 隊員の死亡について 戦闘で隊員が死亡すると、 遺品としてアクセサリーを受け取ります 作戦指令室について 「作戦指令室」では 出撃する隊員の入れ替えや 装備変更などの機能を利用できます 新しい隊員を戦闘で使いたいときには こちらで「隊員編成」を行ってください 戦闘に出撃させる兵科の割合や、 隊員同士の相性を考慮して 部隊を編成してみましょう 装備変更について 歩兵装備変更、車輌装備変更では 歩兵と車輌それぞれの装備を変更できます キャラクターや車輌ごとに 兵装を選択できますので次の戦闘や好みに 合わせてカスタマイズしてみましょう アクセサリについて 歩兵は「アクセサリ」を装備することで、 さまざまな能力を強化できます アクセサリは「歩兵装備変更」の 防具欄から装備可能です 各隊員に 好きなものを装備させてみましょう なお、アクセサリは リーダー任命について 作戦指令室のメニューから 「リーダー任命」が 選択できるようになりました リストから任命可能な隊員を選び を押すとリーダーに任命できます リーダーに任命された隊員は、 CPが増える、直接指揮ができる、 死亡しないといったメリットを得られます ただし、リーダーに任命できるのは階級が 「伍長」以上になっている隊員に限られます 隊員は戦闘中の行動回数に伴って階級が 昇格していきます リーダーに任命したい 隊員は積極的に行動させてみましょう 訓練場について 「訓練場」では、 戦闘で得た経験値を各兵科へ割り振り レベルアップを行っていきます 兵科のすべての隊員が強化されるので どのキャラクターでも戦力がアップします 戦闘と訓練を繰り返して E小隊を強化していきましょう ポテンシャルの習得について 兵科がレベルアップすると、 「ポテンシャル」に 目覚めることがあります 次のレベルアップで目覚める ポテンシャルがある場合は、 画面上にアイコンが表示されます オーダーの習得について 「オーダー」とは、 戦闘中に使用できる特別な命令です。 CPを消費して発動することができます 戦いを有利にするさまざまな効果をもった オーダーがありますので、状況に合わせて 使い分けてみましょう 次のレベルアップで習得できる オーダーがある場合は、 クラスアップについて 猟兵になった兵科は、特別ボーナス分が 成長に加えられ、能力が大きく上昇します さらに特定の兵科では、猟兵専用武器の使用が 認められ、これからの戦いで役立つでしょう 全兵科の猟兵を目指して、これからも訓練に 励んでください クラスアップ:精鋭猟兵について 精鋭猟兵となった兵科は、 猟兵よりも多くのボーナスが加えられ、 さらなる戦力アップが期待できます また、より強力な装備を開発することが できるようになりますので、 全兵科の精鋭化を目指していきましょう 研究開発所について 研究開発所では、歩兵や車輌の装備開発を 開発には資金が必要となります ゲームの進行にあわせて 新しい開発が可能になりますのでこまめに チェックして兵装の強化に努めましょう 歩兵装備開発について 「歩兵装備開発」では歩兵が装備できる 武器や防具の開発を行います ライフルやマシンガン、手榴弾といった 歩兵の装備は開発と同時に量産が行われるため 1度の開発で兵科全員が装備可能となります また、「標準強化」「命中強化」など 同じシリーズの装備を開発すると 自動で新しい装備に更新されていきます 服装変更について 歩兵装備変更から「服装変更」を行えます。 メニューに追加された項目を選択し、 着替えたい服装を選んでください 服装は現在のキャラクターに反映するか、 同じ服装を持つ全員に反映するかを 選ぶことができます 選んだ服装は戦闘中のキャラクターに 反映されます 能力に影響はありませんので 好きな服装で戦ってみましょう。 車輌装備開発について 「車輌装備開発」では車輌の性能強化と オプションパーツの開発を行います。 「車体強化」は、主に砲身や装甲を強化し 車輌の基本能力を向上させます。 強化した内容はすべて加算されていきます。 「足回り・弱点補強」「攻撃補助」では 対応するオプションパーツを開発します。 開発したオプションパーツは 車輌に装備することで効果を発揮します。 状況に合わせて自由に付け替えましょう。 オプションパーツについて 「オプションパーツ」には それぞれ「2×1」ブロック というようにサイズが設定されています。 車輌に装備できるサイズは限られていますので サイズや位置の組み合わせを考えながら 好きなパーツをセットしてみましょう 艦体装備開発について 艦体装備の開発を進めていくと、 戦闘時の「シップオーダー」の性能や 使用回数を強化することができます また、レーダー以外にも使用できる機能が ありますので積極的に開発してみましょう サロンについて 「サロン」では、部隊の仲間たちと 意見交換を行い特別な「オーダー」を 習得できることがあります オーダーの習得には経験値が必要です。 戦闘を有利にするため、 多くのオーダーを覚えてみましょう 医務室について 「医務室」では、活躍ポイントを使って 様々な機能の解放を行います 戦闘でのクリアランクが高いほど多くの 活躍ポイントが獲得できます 高ランクでのクリアを目指しつつ、 医務室の機能を利用してみましょう 慰霊碑について 「慰霊碑」には、戦場で散っていった 隊員たちの名前が刻まれています ここでは、対価となるお金を支払って 「思い返す」ことにより死亡した隊員を 復活させることができます 復活に必要な金額は死亡回数に応じて 増えていきますのでご注意ください 自室について 「自室」ではゲーム内の様々な情報を 閲覧できます それぞれの内容は ゲームの進行にあわせて増えていきます 各種総覧について 「人物総覧」「兵器総覧」「博物総覧」では ゲームに登場する人物や兵器、用語についての 紹介と解説を読むことができます ゲームを進めていくと 内容がそのつど更新されていきますので 時折のぞいてみるとよいでしょう 新聞閲覧について 「新聞閲覧」はゲーム内の出来事を 新聞を通して垣間見ることができます 勲章閲覧について ゲームを進めている途中、一定の条件で 「勲章」を授与されることがあります 「勲章閲覧」では、授与された勲章を 一覧することができます。 チュートリアルについて 「チュートリアル」では ゲームの各所で登場する説明を もう一度見ることができます ゲームの進行に役立つ情報もありますので ときおり見返してみるとよいでしょう 戦闘評価について 「戦闘評価」では 全ての戦闘のクリア評価と、クリアまでに かかった最短ターン数が一覧できます 楽曲集について 「楽曲集」では ゲーム内で使われた曲を 聴くことができます 曲をひとつずつ聴くことはもちろん 全曲を順番に流して聴くことも可能です。 ぜひ、お楽しみください キャクタス号の開発について キャクタス号は、高い機動力と 隊員の輸送能力を備えた装甲車です グローリー号の装備について ロナルドが搭乗する戦車・グローリー号は 3種類の兵器から1つを選び 砲塔に搭載することができます 徹甲弾と榴弾が使える「徹甲弾砲塔」、 歩兵への迎撃に優れた「ガトリング砲」、 前方の敵をなぎ払える「火炎放射器」です 車輌装備変更から「グローリー号」を選ぶと 砲塔をいつでも変更できます。 自分の戦い方にあわせて変えてみてください。 コマンドモードについて 戦闘がはじまると、地形や味方のユニットの この画面を「コマンドモード」といいます。 コマンドモードでは 行動させたいユニットの選択を行います。 でカーソルを操作、 またはで「ラズ」を直接指定します。 を押すとアクションモードへ移行します。 まずは動かすユニットを選んでみましょう。 でカーソルを操作、でユニットを指定して 移動とAPについて ユニットを選択すると、移動や攻撃を行う 「アクションモード」に切り替わります。 で自由に移動させる事が可能です。 減少していきます。 APが0になるとユニットは 移動できませんので注意しましょう 攻撃について ユニットを移動させることができたら アクションモード中にを押すことで 画面が「ターゲットモード」に 切り替わります で照準を動かします またはを使うと 素早くターゲットを切り替えることができます で攻撃します 攻撃が終わった際、 対象が生きていると反撃してくることがあるので 移動と攻撃を終えたら、行動を終了して コマンドモードに戻りましょう を押すことで、そのユニットの 行動を終了することができます なおAPが残っていたり、攻撃をしていない 場合であっても、でいつでも行動を 終了することができます また、行動終了はでも行えますが、 この場合は終了前に確認が表示されます。 状況や好みに応じて使用してください 照準と弱点について 歩兵の頭部は弱点となっており、 攻撃が命中すると、大ダメージを 与えることができます で照準を素早く動かせます。 コントローラーの場合は方向キーを使うと より正確に動かせます また、発射した弾丸は 照準の周りの円状の範囲内に飛んでいきます 攻撃を確実に命中させたい場合は うまく敵が円の中に収まるように 狙うとよいでしょう 画面の上部の「撃破弾数」には、 撃破弾数を見ることで、攻撃が届いているか、 弱点を狙えているのかなどが判断できます。 上手く照準を操作して敵を攻撃しましょう CPとフェイズ終了についてコマンドモードでユニットを選択すると 「CP(コマンドポイント)」が 1つ消費されます CPは部隊の指揮能力です。 CPがなくなるとユニットは選択できませんので なお、CPを残したままフェイズを 終了したいときは、 かを押します 配置に注意してフェイズを終了しましょう CPと連続行動について自軍のフェイズ開始時にはCPが回復します。 回復したCPを使って再びユニットを選択し なお、CPがあれば1フェイズに同じユニットを 同じユニットを連続で選択するのも有効です ただし、1フェイズに何度も同じユニットを また、フェイズ終了時にあまっていたCPは 次のフェイズに持ちこされます CPの使い方で戦闘の流れは大きく変わります。 有効に活用して、部隊を勝利に導きましょう 索敵ラインについて アクションモード中、敵を発見すると ユニットの頭上に「索敵ライン」と呼ばれる ラインが表示されます 索敵ラインは、発見したユニットに向けて 伸びており、ラインの色によって 次のように敵の状態を表しています 青いライン:敵に見つかっていない    黄のライン:敵に見つかった       赤のライン:敵に撃たれている      緑のライン:リロード中で敵に撃たれない 敵を攻撃する際の敵位置の特定や 敵の攻撃から逃れて安全な場所に移動する際の 目安として活用しましょう ラグナエイドについて 歩兵の場合、HPはターン毎に 一定量自動で回復しますが、時には 急いで回復をしないと危険な場合があります で「ラグナエイド」に切り替え、 でターゲットを選択しましょう 照準を近くの味方ユニットにあわせれば 味方ユニットを、誰にもあわせなければ 操作ユニットを回復させることができます ターン毎の回復と瀕死について 敵から攻撃を受け、HPが0になってしまうと そのユニットは「瀕死」状態になり、 一切の行動ができなくなってしまいます 大きなダメージを負ってしまった場合は 無理に進撃せずHPの回復に努めましょう 歩兵の場合、HPはターン毎に一定量回復し、 さらに自軍拠点の周囲では 回復量が大きくなります 戦車は拠点以外では自動回復がされません また、HPが0になると即撤退となるので 衛生兵について HPが0になったユニットは「瀕死」となり 地面に倒れたまま、完全に行動不能な状態と なってしまいます さらに瀕死状態のユニットをそのまま3ターン 放置したり、敵ユニットに接触されてしまうと そのユニットは「戦闘不能」となります 戦闘不能となったユニットは、 一部を除き「死亡」したことになり 以降、部隊から消滅してしまいます 味方ユニットが死亡するのを防ぐには 瀕死となって戦場に倒れているユニットに 接触し、救助しましょう すると「衛生兵」が現れ、瀕死のユニットを 後方に撤退させてくれます 撤退した ユニットは次のターンから使用可能です 仲間を失うことが無いよう、瀕死になった ユニットは必ず救助しましょう 時には意外な 仲間が撤退を助けてくれるかもしれません 拠点について戦場には「拠点」と呼ばれる場所があります。 拠点を持っていると、さまざまなメリットを 受けることができます 自軍が占拠した拠点の周囲では防御力と HPの回復量が上がるといった 拠点ボーナスを受けることができます また、拠点からは増援を呼んだり、 不要なユニットを 後方待機させることもできます 敵の拠点は周囲の敵を撃破し、旗に近づいて を押すことで占拠できます 逆に、味方の拠点も周囲にユニットが いない場合は占拠されてしまうので 気を付けましょう 拠点は「本拠点」と「通常拠点」があり、 本拠点を占拠することで勝利となります 逆に 自軍の本拠点を占拠されると敗北となります ミッションが始まったら、まずは敵の 通常拠点を占拠することを目指し、 自軍の行動範囲を広げていきましょう 増援について戦闘に出撃していないユニットは 「リザーブ」として後方に待機しています リザーブのユニットは「増援」として ミッション中に自軍拠点から まず、コマンドモード上で自軍の拠点に カーソルを合わせてを押すと、 出撃可能なユニットが表示されます ユニットを決定すると 増援要請が行われますが、 増援の到着は次のターンの開始時となります その間に増援を行った拠点が 占拠されてしまうと、増援は 中止されてしまうので注意してください また、味方同様に、敵も自分たちの拠点から 増援ユニットを呼び出すことがあります 敵の拠点はなるべく早く占拠してしまい 増援を呼べなくしてしまいましょう 後方待機と強制退避について 戦場に出せる歩兵ユニットは10人までと なっています ユニット数が最大の場合、 新たに味方の増援を呼ぶことができません その場合、不要なユニットを リザーブとして待機させましょう 拠点範囲の中で ユニットを拠点の旗の方向に向けると で「後方待機」が実行可能です 拠点範囲内であれば、コマンドモード上で のコマンドからも後方待機が 実行できます この際、CPは消費しません 拠点範囲外にいるユニットでもの コマンドから「強制退避」を実行すると リザーブとすることができます ただし、強制退避はCPを1消費します。 状況に応じてうまくユニットを 出し入れしていきましょう オーダーについて 隊長であるクロードは、CPを消費することで 「オーダー」というコマンドを使用できます コマンドモード中にメニューを開いて 「オーダー」を選択し、一覧から 使用したいものを選択してください 強力なオーダーほどCPを多く消費しますが、 うまく使えば戦況を一転させることができる 強力なコマンドです オーダーは訓練場でレベルを上げたり、 サロンで仲間と会話したりすることで 新しいものを習得できます 各オーダーの特性を理解し 使いどころを押さえて有効に活用しましょう ポテンシャルについて 戦闘中、ユニットが「ポテンシャル」という 特殊能力を発動させることがあります ポテンシャルは、その隊員の性格や技能に 由来して発動する能力で、発動条件、効果共に 様々なものが用意されています 自分の部隊の隊員が持つ過去や人間関係。 そういった要素が戦いにどんな影響を 及ぼすのかにも、注目してみてください 連携について 敵に攻撃する際、味方ユニットが近くにいると 同時に攻撃してくれることがあります。 これを「連携攻撃」といいます 1回の攻撃に対して最大3ユニットが 連携可能ですが、兵科の組み合わせによっては 連携できないことがあります また、隊員たちには「相性」があり 相性がいい隊員どうしの連携攻撃は 通常より効果が大きいものになります ユニットの相性については ステータス画面から 確認することができます 連携攻撃を活用して ミッションを有利に進めましょう リーダーの撃破について リーダーが倒されてしまうと、 そのリーダーが持つCPは無効となり、 毎ターンのCP回復量が減少します E小隊ではクロードやラズが リーダーとなっていますが、 敵にもリーダーが存在します 味方のリーダーは倒されないように注意し 敵のリーダーを見つけたら積極的に攻撃して 敵のCPを減らしていきましょう 高揚状態について 戦闘中、ユニットが敵を撃破したり、 拠点を占拠したりすることで 「高揚状態」となることがあります 高揚状態中は回避能力やポテンシャルの 発動率などがアップしますが、一度ユニットを 行動させると高揚状態は解除されます 敵ターンの攻撃が激しい地点などでは 行動させずに高揚状態を 維持し続けるのもよいでしょう 直接指揮について 「直接指揮」は歩兵リーダーが行える キャリーと同等の機能です 最大2名の歩兵を 連れて行動することができます 直接指揮を利用することで、APの少ない ユニットを移動させたり、移動先で 簡単に連携攻撃を行うことができます コマンドモード上でリーダーユニットに カーソルを合わせ、を押すと 「直接指揮」が選択可能です 直接指揮を実行すると、 「コープ」が可能な状態で リーダーユニットが行動開始します 連れていきたい歩兵ユニットに隣接させ、 「コープ」と表示されている状態でを 押すと、そのユニットが追従を開始します 追従を解除するには、コープ中ユニットの方を 向き、「コープ解除」と表示されている状態で を押してください なお、直接指揮の使用には CPとは別に「SP」が必要です SPは毎ターン回復しますが、 1ターンに1度しか使えません。 使いどころを見極めて生かしていきましょう ブレイブについて ユニットが敵の攻撃で瀕死になった際、 不屈の闘志で立ち上がり、 最後に1つ行動ができる場合があります 最後にできる行動は 「立ちあがる」「反撃」「託す」 の種類があります タイマーが表示されている間に 行動を選択してください 選択できなかった 場合は自動で「託す」になります 「立ちあがる」は無敵状態で行動でき、 さらに1回だけ攻撃を行うことができます 攻撃を 行うか、行動終了によって効果が終了します 「反撃」は敵の攻撃で瀕死になった場合に 選択可能です 攻撃してきた敵に対して 反撃を実行します 「託す」は最も近い味方の能力を上昇させ、 部隊のCPを1増加させます 上昇する能力は 瀕死ユニットの兵科によって異なります 状況に応じて適切な行動を選択し、 その隊員の遺志を引き継いでいきましょう シップオーダーについて 戦闘中、センチュリオンからの支援を 受けることができるようになりました 受けられる支援の種類は、研究開発の 艦体装備開発をすることで増えていきます シップオーダーを使用するには コマンドモード上でメニューから 「シップオーダー」を選択します 現在使用できるシップオーダーの種類と 残りの使用回数が表示されますので 使用するシップオーダーの種類によっては 発動させる地点を選択します 選択可能な 地点はクロードから一定距離内となります シップオーダーは使用回数が限られており、 戦闘中には回復しません 使用回数は 艦体装備開発を行うことで増加していきます まずは「レーダー」を敵戦車の周辺に 使用してください 敵位置がわかれば 擲弾兵で不意打ちできるかもしれません 行動不能状態について 敵指揮官は歩兵ユニットを 「行動不能状態」にしてしまう 特殊な手榴弾を装備しています ニコラとキアラは歩兵ユニットを 行動不能状態になったユニットは アクションモードに入ることができないほか、 迎撃や反撃といった行動も一切できません 行動不能状態はターン経過で回復するほか、 オーダー「解毒処置」でも回復可能です また、行動不能状態でも後方待機や強制退避、 キャリーは可能ですので 戦場から退避させてしまうのも一つの手です 隊員配置とリーダーについて 「隊員配置」では、 ミッションに出撃させるユニットと、 その出撃位置を選択することができます まず、出撃させる拠点をで選んでで 決定します ミッションによっては 複数の拠点から出撃できる場合があります 拠点を選択後、出撃可能なユニットのリストが 表示されますので、配置したいユニットと 配置場所を選択してください 戦車は戦車マークの付いた配置位置、 歩兵はマークのついていない配置位置に それぞれ配置することができます また、ユニットの中には、名前の横に CPのマークが表示されたものがいます。 こうしたユニットを「リーダー」と呼びます リーダーが出撃していると、その分 毎ターンのCP回復量が加算され、より多くの ユニットを動かせるようになります リーダーは必ず出撃させるようにしましょう さらに、今回の戦闘においては、 敵軍の部隊に戦車が確認されています。 対戦車兵も出撃させておくとよいでしょう 戦車について 戦車は、歩兵ユニットに比べて 非常に高い攻撃力と防御力を持っています また、コマンドモード上で赤い×印で 示されたものは、戦車の体当たりや 砲撃で破壊することができます ただし、戦車は幅の細い道を通行できません。 歩兵と戦車の特性をそれぞれ生かして 進軍していきましょう 戦車の攻撃方法について 戦車は「徹甲弾(てっこうだん)」、 徹甲弾は、固い装甲を持つ敵に有効です。 榴弾は、対歩兵用の砲弾です。 弾道は放物線を描いて飛んでいきます。 機銃は、榴弾の死角になる近距離の歩兵を を押すことで、これらの 砲弾を切り替えることができます。 装甲車について 装甲車は 歩兵を乗せて移動する「キャリー」という アクションが使用できます キャリーを利用すれば、複数の歩兵を一度に 移動でき、さらに装甲車の中の歩兵は 迎撃のダメージも受けません キャリーはアクションモードと コマンドモードの両方から行う事ができます アクションモードでは、歩兵を装甲車に 隣接させ、「キャリー」と表示されている状態で 逆に、装甲車を歩兵に隣接させることで キャリーを行うことも可能です 乗せたい ユニットの方向にカメラを向けてください コマンドモードから行う場合は、装甲車付近の 歩兵にカーソルを合わせて、の コマンドから「キャリー」を選択します キャリー中のユニットを出撃させるときは、 装甲車にカーソルを合わせ、の コマンドから「歩兵出撃」を選択します 装甲車のキャリーを利用すれば、 ミッション攻略に大いに役立ちますが、 装甲車は戦車ほど打たれ強くありません また、キャリー中の車輌が破壊されると 中の歩兵は全員撤退してしまいます。 装甲車の残りHPには気をつけてください 狙撃兵について「狙撃兵」は の上下で照準を 対戦車兵について「対戦車兵」は戦車に対して有効な 対戦車槍を装備した兵科です HP、防御力も高いため 積極的に戦車の背後に回り、弱点である ラジエータを攻撃すると良いでしょう また、対戦車兵には爆発攻撃に対しての 耐性があり、手榴弾や戦車の榴弾攻撃で 受けるダメージが少なくなります 強力な兵科である反面、APや移動速度は 低いので偵察や拠点占拠にはやや不向きです。 特徴を生かして行動させていきましょう 支援兵について「支援兵」は戦闘能力は高くありませんが、 他の兵科にはない「弾薬補給」「修理」 「蘇生」といった特殊な能力を持っています 「弾薬補給」は支援兵がアクションモード中に 他のユニットに接近することで、 そのユニットの弾数を最大まで回復します 「修理」は壊れた土嚢やハシゴに接近し、 の地形アクションを行うことで 機能を復活させることができます また、支援兵の持つ「蘇生ラグナエイド」は 通常のラグナエイドと異なり、瀕死状態の ユニットを復活させることができます このほかにも、支援兵の持つ 「車輌修理キット」は車輌ユニットの HPを回復させることができます 蘇生ラグナエイドや車輌修理キットは、 ターゲットモードから使用できます。 積極的に利用していきましょう 擲弾兵について 「擲弾兵」は山なりに榴弾を発射し、 高い場所や障害物の向こうの敵を 攻撃することができる兵科です また、擲弾兵の特性として、いずれかの味方が 敵を発見していれば、障害物を挟んでいても その敵を迎撃することが可能です 迎撃が直撃した場合、そのユニットは 移動速度が低下します 擲弾兵は強力な兵科ですが、攻撃を行うため、 ターゲットモードに入る際に 武器を展開する時間が必要です 武器を展開している間は 完全に無防備となります。 周囲の状況には注意しましょう 展開した武器はアクションモードで を押すことで収納できます うまく他の兵科と連携し、 発見した敵を撃破していきましょう トーチカについて 「トーチカ」は戦場に配置された敵の 防衛兵器です 移動することはできませんが 高い防御力を持ち、強力な迎撃を行います トーチカは前面の発射口または 後方の扉を攻撃することで ダメージを与えることができます エネルギー供給のためのラグナイトボックスが 付近に配置されていることも多いため、 そこを狙ってみるのもいいでしょう また、トーチカの中には天井がなく、 布をかぶせただけの 急造タイプのものが存在します そちらの場合は上から布部分に対して 攻撃を行うことで破壊が可能です。 擲弾兵などで狙ってみるといいでしょう 速射対戦車砲について 「速射対戦車砲」は 車輌に対しても有効な徹甲弾を 迎撃として発射してくるユニットです 移動することはできませんが、 戦車に対しても迎撃で 歩兵に対しては迎撃を行わないので、 突撃兵などで後ろの人間部分を狙うか、 対戦車兵で攻撃するのが良いでしょう 戦車の弱点について 戦車後部で青く発光しているラジエータは 敵に背後をとられないよう、注意しましょう。 兵科による迎撃範囲の違いについて 迎撃を行う範囲は 各兵科によって異なっています 偵察兵の場合は前方から270度、 それ以外の兵科については前方から90度で 射程範囲内の場合に迎撃を行います このミッションでは敵の迎撃範囲に入ると 敗北となってしまいます。 敵の向きを見ながら慎重に行動しましょう クライマリアの迎撃範囲について クライマリアの迎撃範囲は 前方から90度となっており、 非常に広範囲かつ高威力の攻撃です うまくクライマリアの方向を誘導し、 背後を抜けるようにして 行動するのが良いでしょう 土嚢(どのう)について マップに配置されている「土嚢(どのう)」を 利用することで、 土嚢に近づいて「しゃがむ」という 表示が出たら、を押してください。 ユニットがしゃがんで土嚢に身を隠します 土嚢の後ろにしゃがんでいると ユニットを移動させるときは まず近くの土嚢を目標にすると良いでしょう 土嚢と手榴弾について 敵ユニットが土嚢にしゃがんでいる場合、 攻撃しても大きなダメージは与えられません そんなときは「手榴弾」など 爆発効果のある武器での攻撃してみましょう。 土嚢を破壊し、敵を無防備にできます 手榴弾は、ターゲットモードに入り で武器を切り替えることで 使用することができます ただし手榴弾は弾数制限があり、 弾数が切れた場合は使用できませんので 弾数制限のある武器の弾数は ターン開始時に1発分ずつ補充されます 土嚢以外にも破壊できるものがあるので、 怪しいものは破壊できるか試してみましょう。 車輌の体当たりで破壊できるものもあります 地形アクションについて 戦場の一部の地形の近くでは の操作ガイドが現れて 特別なアクションができる場合があります たとえば、草地の上でを押すと、 「匍匐(ほふく)」して草の中に伏せ、 敵の目から隠れることができます 他にも、ハシゴを「登る」ことで高所に 移動したりといったアクションもできます アクションはが 表示されているときのみ実行可能です 夜について 夜の状態で戦闘となるマップでは、視界が 通常よりも悪くなり、普段よりも敵ユニットを 発見できる距離が短くなってしまいます 敵と接近した状態で 交戦することが多くなるため、 より慎重に行動するようにしましょう 地雷について 「地雷」はユニットが踏むことで起動し、 ユニットが離れた瞬間に 爆発するトラップです 支援兵であれば、地雷に近づいて を押すことで 撤去することができます なお、地雷は小型の対人用と大型の対戦車用の 2種類があります 対戦車用の地雷は 歩兵ユニットには反応しません 地雷の爆発は対戦車兵に対しても有効です。 誤って踏んでしまわないように 足元にも注意を払うようにしましょう。 可燃爆発物と炎上地帯について 道をふさいでいる物資は 上部の可燃爆発物を攻撃して爆破することで 炎上地帯に変化します。 歩兵は通ることができませんが、車輌には 通行可能な地形となるため、うまく利用して 敵の背後を取っていきましょう。 雪について 冬季装備をしていないクロード達は 雪と寒さによって体力を 奪われやすくなっています。 そのため、瀕死状態になったあと 普段よりも戦闘不能になるまでの期間が 短くなっています。 普段よりもさらに迅速な救助を 心がけてください。 吹雪について 「吹雪」が発生している場合、夜と同様に 視界が悪くなって敵が発見しにくくなるほか、 APの消費量が増加してしまいます 吹雪はターン毎に発生と停止を繰り返します。 吹雪発生中はCPを温存し、吹雪が止んだ時に 一斉に行動するのもよいでしょう 魔女の吹雪について 「魔女の吹雪」が発生している場合、 歩兵のターン毎の 自動回復が行われなくなります 拠点範囲内での回復は有効となりますので、 ユニットの状態によっては、攻めずに 拠点から出さない判断も必要かもしれません 濃霧について 要塞の低所には濃い霧が立ち込めており、 視界が非常に悪くなっています 霧の中と外では視界が通らず、 また霧の中は敵を発見できる距離が 非常に短くなってしまいます 身を隠すのにも使用できますが、 出会い頭の戦闘も多くなりますので 注意して進むようにしましょう 薄氷について 崩壊した大氷洋上では、各所の氷が割れ、 もろくなってしまっている箇所があります このような氷の上は 歩兵が移動することができますが、 爆発攻撃によって破壊されてしまいます 特に海面に浮いた氷の場合、破壊時に氷の上に いたユニットは負傷待機となってしまうため 周囲の敵に十分に警戒しましょう 「ホワイトアウト」が発生している間、 煙幕内と同様に視界が非常に悪くなります しかし、これを利用して 敵に発見されることなく進むことが可能です ホワイトアウトはターン毎に発生と停止を 繰り返すので、迎撃が激しい箇所は 発生中に通り抜けてしまうといいでしょう 蒸気噴出について 機関室では 各所に蒸気が噴出している箇所があります 蒸気の中に身を隠すことで、 蒸気の外の敵から発見されなくなりますが、 蒸気の噴出箇所はターン毎に変化します 本ミッションではクロードがニコラに接触 されると敗北となります フェイズ終了時は 必ずクロードを蒸気内に待機させましょう 匍匐について 匍匐中のユニットは至近距離に近づくまで 発見できません 敵が匍匐している場合は 発見と同時に迎撃されるので注意しましょう ただし、偵察兵であれば 匍匐中のユニットを遠距離から 発見することができます また、匍匐中は 土嚢にしゃがんでいる時と同様に 防御力がアップします 敵ユニットが匍匐している場合は 手榴弾などの爆発攻撃で吹き飛ばし、 匍匐を解除してしまいましょう 灰色の空から、 絶えることなく雪が舞い落ちてくる 例年よりふた月以上早い降雪の開始。 それは、連邦にとって最強の敵―「冬将軍」の到来を告げるものであると、 誰もが理解していた このまま本格的な積雪が始まれば、 ノーザンクロス作戦は失敗に終わる 口には出さないが、その絶望的な未来図が、 皆の頭の中に広がり始めている 前線に立つ兵士たちの士気は、 下がり続ける外気のように、凍てついていた……はぁ。 ティーバッグもこれが最後よ…… 明日からは、鍋で煮出した薄いコーヒーだけか。 ……ちょっとした絶望だな おい、クロード! いつになったらまともな補給にありつけるんだ?脂肪の分厚い女どもと違って、 俺は寒さに弱いんだよ さっさと冬季装備だけでも届けてもらわなきゃ、 帝国軍をぶっ倒す前に、こっちが…………司令部も、 それは分かってるはずだ 冬季装備がない状態では、これ以上進軍できない。 かといって、待機しているだけでは……紅茶や食料だけじゃありません。 燃料も弾薬も、どんどん目減りしてます こんな状態で、 ノーザンクロス作戦は続行できるんですかね?マイルズ……! ……!……しかしよォ、クロード。 実際、じり貧には違いねえぜ じっとしてりゃ、余計に凍えちまう。 動いた方がいくらかマシなんじゃねえか? 俺が帝国軍の指揮官なら、縮こまって震えてる 今の連邦軍は全く怖くないね 士気が下がってるところをぶっ叩く。 そうなりゃこっちは総崩れだ それも分かってる、はずだ…… ったく…… しっかりしてくれよな、司令部さんよォ…… 全く以て馬鹿げている 悪天候による進路の寸断、 そしてこの雪だ! 今や連邦の補給線は 完全に途絶えたと言っても過言ではない! これが意味することはすなわち、 待機は全く無意味だということです! しかしウィクトル中尉、これだけの大部隊だ。 撤退するにもまずは補給が…… 誰が撤退すべきと言いましたか! 帝都は目と鼻の先、進めば良いではありませんか!冬季装備もない状態で、さらに北上すると…… 無茶だ……!お言葉ですが、我々に残された時間はわずかです。 寒さはこれから加速的に厳しさを増します クロード……いや……しかし、まだ10月だ。 しばらく本格的な寒波は来るまい ……中隊長。 冬はもう、始まっています 「風のお告げ」か……ウォレス中尉は士官学校時代から 「風のお告げ」が聞けると評判の男です 空を見て、これからの天気や風向きを言い当てる。 天気予報よりずっと的中率が高かった 外れてばかりの軍の気象予報士より よほど信頼できます このままここで凍えるより、 積雪する前に一気に北上し帝都に到達する 我々の取るべき道は、 それしかないと思います ウォレス中尉の言う通り。 もはや打つ手は進軍しかありません 帝都周辺の平原地帯には 守りの手薄な街もある 物資がないなら徴発でも略奪でも、 あらゆる手段を講じてかき集めればいい!(し、しかし、司令部は……動くなら、今です。 じきに空は厚い雪雲に覆われる 「吹雪の魔女」が来る前に ……なんのことだ?,いや…… なんでもありません とにかく、兵士たちの士気も物資も天候も…… 何もかもが、限界です 帝国が仕掛けてくる前に、 動かなければ し、失礼します! 最前線の部隊から、通信が―! こちらサマラ峡谷! 背後より帝国軍の急襲を受け 0ぶ、部隊は壊滅! 至急救援を…… 中隊長殿! ほ、歩哨中に敵影発見! 戦車が複数、だ、大部隊―う、うわぁあッ ひ、あ……あの数……無理だ…… て、撤退を…… ど、どうなっているんだ!? 状況確認! ッ ぐわっっ! うああああっ!………… ミネルバ! 大丈夫か、ミネルバ! う……っ な……何が…………はっ ミネルバ! 迎撃しよう……帝国軍の好きにはさせないッ! ……ッ みんな……無事か! ッたりめぇだろ! 帝国に一撃食らわせねぇで、死ねるかよ! さっき伝令が来た。 敵の戦力はこちらの倍以上、総員撤退せよ、と…… ふざけんな……だ! 俺は行くぜ、ひとりでも帝国兵を ラズ、落ち着け あの敵の数……無駄死にするだけだ! やっぱ撤退、か。 じゃあ聞くがな…… いったい、どこに撤退するってんだ? この最前線に安全な場所なんかどこにもねえぞ とにかくここを離れるんだ! 戦車部隊も向かってきてる、勝ち目はないんだよ! ッ…… 私だって、こんなところで引きたくない……! でも……! 命はそんなに軽いものじゃない。 死ぬと分かって行くなら、自殺と同じだ! チクショウ……! ハーフェン号、いつでも出られます! 先輩、命令を! よし―! 味方は総崩れだ。 だが、僕たちは違う ピンチを立て直すのが、 僕らレンジャー部隊の役目……そうだろう? 退路の確保が必要だ。 E小隊が、撤退戦のしんがりを務める! 言うまでもなく、危険な任務だ。 強制ではなく志願を っ……の、バカ野郎が 今の状況以上に、 危険なこともないだろう 当然、最後尾は僕たちですよね…… なんとか全員で、逃げ切りましょう! みんな…… 死ぬために、戦うんじゃない。 ……そうよね? ああ…… これは生き抜くための戦いだ なら、行きましょう! 私が{擲弾}で突破口を開く! 目標、退却経路の確保! 総員撤退が完了するまで、守り切る! ―征暦1935年10月。 例年より早い冬が、大陸北部に到来した それに合わせた帝国軍の総反攻によって、 ノーザンクロス作戦は瓦解 連邦軍は総崩れとなった この後、連邦軍は寒さと飢えと戦いながら、 散り散りとなり敗走してゆく 歴史上類を見ない、 泥沼の撤退戦の始まりであった もう、先に逃げたヤツらに追いついたのか。 それほどスピードは出してないはずなのに…… ……負傷兵も多い上に、この寒さだ。 行軍速度があがらないのも無理はない。 先輩……! 通信が入りました! ジークヴァル会戦に参戦した部隊が、 ことごとく帝国の反撃を受けている模様……! 今ここにいる、僕たち中央配置の部隊以外…… 総崩れだそうです…… あの……ジークヴァル会戦の大部隊が…… 総崩れなんて…… この道は、大丈夫でしょうか。 敵の追撃が迫ってるんじゃ…… ……わからない ただ言えることは、 僕たちは攻める立場から、追われる立場になった 嘘でしょ!? たった一度の敗北で……こんなことって…… 一体、どこまで歩けばいいの……? 朝からずっと歩き通しで……もう、限界…… む…… おかしいな……進路が違う? 一旦、アインヘムトに退却するんだろ? だったら南に向かうはずだが…… 隊は西へ向かってる…… これより先、都市や街、集落は迂回して進む。 街道などの目立つルートも使用しない ……アインヘムトは、すでに帝国軍の手に落ちた。 我々の目的地はここから西へ150kmの場所だ 西へ、150km…… そのポイントは、帝国領内の海岸線のようですが ……中央司令部のエドモンズ将軍直々の通達だ。 我々はその場所で「新たな任務」に当たる これ以上の情報は与えられていない。 以後、司令部や他の大隊との通信も封鎖される ……西に向かうとなると、山越えですね 山岳地帯は、すでに厚い積雪があるはずです。 いまの装備で、雪山を越えられるかどうか…… ……この作戦は、 形勢を立て直す重要な任務だと聞いている 総崩れの我が軍で、 まともに動けるのは君たちだけだ ゆえに、司令部は君たちに託したのだろう。 厳しい状況だと、分かっていても……な 中隊長…… ……わかりました。 武運を祈る。 ねえ、見て。 アインヘムトの時計台が、遠ざかってく…… ああ、あんときのジャーキー…… 一切れでも残しとくんだったぜ…… ……ん……? なんだ、アレは…… なんだ……「かかし」じゃない。 ……いや、違うぜ。 あれは レイリィ、見るな………… 0うそ……でしょ…… おじさん…… 見せしめの処刑、か…… これで連邦軍に物資を提供する者はいなくなる そんな……そんな…… チィ……薄汚ねえのはどっちだよ! あのときもいまも、連中のやることは変わらねえ! 見せしめだと? 上等だ。 帝国のクズどもめ、俺が同じ目に―! ラズ……! 戦争は、命の価値を忘れさせる。 奴らにも……僕たちにも、だ 忘れないでいよう、この光景を 帝国を倒さなければ、繰り返されるんだ。 こんな、悲劇が……! 忘れ……ないわ…… 夜の視界制限 チュートリアル 地雷おいおい、すげー嵐だな! {哨戒}ったって……これじゃ何にも見えねえぞ?確かに、敵がいても視認は難しいな…… 充分に注意して進む必要があるね 地図によれば、少し先に開けた場所がある。 まずはそこまで移動しよう 崖の上にいる連中は、多少視界がききそうだな。 ヤツらに先を確認してもらいながら進もうぜ いい考えだ、ラズ。 よし……行こうか はいよ それにしても、この雨ひどすぎるだろ…… 全然先が見えねえぜ 訓練時代に夜戦の教練は受けただろう? それと同じさ 視界の悪さは注意で補おう ここは……異常なし、か。 あと1カ所チェックすれば、任務完了だ つ、つうか……寒ぃな…… 今は真夏だぜ? どうなってんだ……真夏といっても夜の森の中だし、 ここまで降るとさすがに冷えるさ <早く帰って、ホットコーヒーで暖まろう ああ、それにシケてないタバコを 4っと…… タバコはやめたんだった えっ、君がタバコを そう言えば、最近吸ってるところを見ないな…… いや、驚いたよ。 あれだけ好きだったのに、どうしてやめたんだい? どうしてって…… そりゃまぁ、ここじゃなかなか手に入らねえし そうか? ここの前線基地なら、配給もあるだろ あー、そうだ! それよりさ、アレ! 覚えてるか? ほら、俺たち1度だけ、 殴り合いのケンカしたことあったろ ああ……忘れられると思うか? あの時も、こんな大雨の日だった…… いつものノリでからかったら、 いきなり食って掛かってきやがって なんで向かっていったんだか…… 僕に、勝てる見込みなんてないのにさ ぶっ飛ばしてもぶっ飛ばしても、 立ち上がって向かってくるモンだからよ……0気味悪ぃったらなくて、 つい本気で殴っちまった おかげで2週間、入院だ ああ、謝る! あんときゃ悪い事したぜ いや……いいんだ。 あれが、僕のきっかけだったから きっかけ……?あの頃の僕は、死んでいたようなものだった。 でも……ラズのおかげで生き返ることができた。 クロード、お前……―!―!―! #畜生、帝国のクズども……やりやがったな……! どこもかしこも火の海だぜ……!ハーフェン号なら炎の中を突破できる でも、歩兵は絶対に炎には近づくな! 勢いが激しい……火傷じゃ済まないはずだ!敵と炎……ふたつの敵ってわけだな。 面白れえじゃねえか 敵を撃破し、味方の退路を確保する! E小隊、出撃だ!みんな、よくやってくれた! これで味方の退路を確保できたぞ!あとは一刻も早く 他の隊が撤退を完了してくれれば…… おお、派手にやってるねえ! ちょいと出遅れちまったかな?<あの戦車は……ジークヴァルで戦った…………味方が撤退するまで、 僕たちが引くわけにはいかない……!,拠点を守りきるぞ、みんなッ!ん……? あの戦車は……ジークヴァルの時の?……そうか やっぱりあんた、俺の {運命の女なんだな!いいねえ、嬉しいねえ……! 俺は今、最高に幸せだ!さあ! 理性なんざ捨てて、 獣のように乱れよう……{運命の女}! まずいな…… このままじゃ味方が退路を断たれてしまう……! 4急いで拠点を取り返さなければ……! ……ここまでか 退路を完全に断たれてしまった…… 撤退は不可能だ……味方も、僕たちも……(はっ、やってくれる……!……ここはちょいと退いておくか。 イイ男ってのは、押すばかりが能じゃないってね また逢いに来るぜ……必ずな 応……しろ! ク……ド……! 聞こ……るか、クロード! ミネルバ?無事だったか! よく持ち堪えてくれた! 全軍の撤退が完了したぞ! よし……!みんな、任務完了だ! 僕たちも撤退を開始する……!車両は歩兵の後退を援護しろ! 全力で走るんだ!{Ez}の文字……Eナンバーの部隊、か。 楽しませてもらったぜ だが、次は俺の番だ。 必ずお前を落としてやる ……待っていろよ、 {好敵手!,チュートリアル 可燃物について 勝利条件は 「全ての拠点を4ターン防衛する」 に変更されました 敗北条件に 「いづれかの拠点を敵に占拠される」 が追加されました ⲁ 敵拠点から増援が要請されました 増援が到着しました 増援が中止されました 敵の増援が中止されました 味方の増援が中止されました。 装甲列車から増援が現れました CPがありません 定員オーバーです リザーブメンバーがいません 帝国軍の手によって 電源が落とされているようです 敵の増援が現れました 現在救助を行うことはできません シップオーダーが使用できなくなりました キアラが現れました 敵拠点からの要請により、 戦車部隊が急行中です 敵戦車部隊の増援が中止されました 敵戦車部隊が到着しました 大聖堂の入り口から 鐘楼へと移動することができます ニコラが戦線に復帰しました キアラが戦線に復帰しました 敵戦車の砲撃準備が解除されました 戦域の濃霧状態が解除されました 吹雪が発生しました 吹雪が停止しました 戦車はハリボテだった……クロードが目的地に到達しました。 ラズの到着を急いで下さい ラズが目的地に到達しました。 クロードの到着を急いで下さい 敵部隊の反撃が開始されました 敵部隊の反撃により、拠点を放棄しました。 態勢を立て直すため、部隊を再集結します 直接指揮が使用可能となりました 2ターン目の自軍フェイズ終了時までに、 目標拠点を占拠してください 4ターン目の自軍フェイズ終了時までに、 8ターン目の自軍フェイズ終了時までに、 ラズはクロードの指示に従わないため、 操作をすることができません ラズがクロードの指示に従うようになりました。 以後、操作が可能になります ヴルカンが現れました 敵兵が着地しました ^名が目標地点に到着しました 壁に青いバラのマークが刻まれている。 協力者の家のようだ 地上は敵大型戦車の進攻が予測されます。 迎撃に有利な場所を確保しましょう ホワイトアウトが発生しました ホワイトアウトが停止しました 任務の遂行を確保するために、 もう一人の到着を急いでください 帝国軍の重要物資を発見しました! あと^個の重要物資があるようです 帝国軍の重要物資を全て発見しました! 敵支援兵が持っていた地図から、 重要物資の位置を特定しました ゼートイフェルの主砲のチャージ状態が、 解除されました 敵重要物資の場所は特定できていません。 敵支援兵が、何か情報を持っているようです 潜航装置の機能が一時的に停止しました。 回復には1ターンかかる模様です 潜航装置の機能が回復しました 潜水艦へ乗り込める箇所が確認されました。 歩兵を甲板上へ送り込むことが可能です 敵の増援が甲板上に到着しました 味方のが追加されました 目標地点から離脱しました 勝利条件が 「^」 勝利条件に 敗北条件が 進軍してきた帝国軍を叩く! E小隊、出撃だ! 帝国の要塞を攻略し、敵大型{榴弾砲}を確保する。 E小隊、出撃だ! 市街地に侵入し、敵戦車の位置を掴む。 E小隊、出撃だ!{哨戒}を開始する。 みんな気を付けて進んでくれ 救援が来るまで持ちこたえるんだ! みんな、行くぞ! 僕たちがジークヴァル攻略の足掛かりを作るんだ! E小隊、出撃する! 崖を一気に攻め上がって敵の背後を取るぞ! E小隊、出撃! ラズ、カイ……必ず助け出してみせる……! E小隊、出撃だ! F小隊は本気だ……模擬戦とはいえ、必ず勝とう! E小隊、出撃するぞ! 敵拠点を制圧し、味方の脱出経路を確保する! E小隊、出撃だ! 急ぎ山道を抜け、目標地点に向かう! みんな、行くぞ……! ガリアのみんなのために、敵補給基地を叩くんだ! E小隊、出撃するぞ! これより雪上戦闘の訓練を行う。 実戦のつもりで戦うんだ! E小隊、出撃! 民間人を脱出させる時間を稼ぐんだ! E小隊、出撃する! なんとしてもコメットを救出するんだ! E小隊、出撃! 艦の修理が終わるまで、敵を引きつけるんだ! E小隊、出撃するぞ! センチュリオンが砲撃を受ける前に 要塞砲を破壊する! みんな、行くぞ! 目標の倉庫を探しながら進もう。 敵兵に見つからないよう、注意してくれ! マンネル将軍は市庁舎に捕らえられている…… 帝国と戦い続ける人々のために、必ず救け出すぞ! 敵の包囲網を切り崩し、キャバリエを救出する! E小隊、出撃だ! 帝都は目と鼻の先だ……ここは絶対に乗り切るぞ! E小隊、出撃! なんとしてもヴァルキュリアを抑え込むんだ! E小隊、出撃する! 頼む、ラズ…… 僕たちを……帝都へ導いてくれ……! ついにここまで来た……! 僕たちが戦争を終わらせるんだ……E小隊、出撃! アンジェを渡すわけにはいかない……! みんな、フォルセを追うぞ! 目標、敵潜水艦! アンカー射出部を破壊し、 センチュリオンの拘束を解く! E小隊、出撃だ! 目標は敵潜航戦車の撃破だ! これが最後の戦いになるだろう……E小隊、出撃! この戦いで、僕の覚悟を見せる……! 行くぞ、みんな! なんとしても騙しきるんだ! ラズ、カイ……頼むぞ! 展開する敵部隊を叩く! E小隊、出撃するぞ! 敵部隊の進軍を阻止するぞ! E小隊、出撃! 強敵が相手だ、油断するな! E小隊、出撃! 困難な任務だが、僕達ならやれる! E小隊、出撃! すまない、みんな… 僕の力が…足りないばかりに… すまない、みんな… こんなところでやられるなんて… ごめんなさい… ここまで……なのか……すまない 情けねえな… 油断…しちまっ…た… くっ…私としたことが… こんなところ…で… ヘマ…しちまった… 悪いな…引かせてもらう…ぜ… 我が武運は尽きた… すまない…引かせてもらう… まさか…こんなことが… すまない、撤退する… 私には…居場所なんて、ない… ベルガー様… どうか…お許しを… も、もうしわけありません… ベルガー…さ…ま… ちくしょう……カッコ悪ぃ…… オ、オレに、手を出せば…… ラズの兄貴が黙っちゃいねぇ、ぞ…… チッ、覚えてやがれ…… ヒヒ……次の相手は、どいつだ…… かかって、こいよ…… サーイエッサー…… 上官殿……自分は……自分は、大丈夫です…… 次の……ご命令、を…… <悪いね……ペットにエサをやる時間だ…… やれやれ…… 朝食ったパンに、あたっちまったみたい、だな…… チッ……糖分が切れちまった…… 今まで、何人もの仲間が死んだ…… ついに、俺の番か…… 飲み過ぎたぁ……ちょっと休むね…… ああ……寒い、なぁ…… お酒飲んで、あったまらないと…… <敵に背を向けるなんて……屈辱だよ……! 最強のあたしが、負けるなんて…… 上には……上がいるってことかい…… ここは、逃げた方がよさそうね…… こんなところで終わり、なんて…… とんだ、タダ働きじゃない…… <敵に背を向けるなど……騎士の恥だ……! たとえ、私が消えようとも…… 気高き騎士の魂は……永遠に…… ごめんなさい……撤退するわ……っ やっぱり……こうなる運命なのね…… 私は、生まれてきてはいけなかった…… もう少し、不幸を楽しみたかったのですが…… うふふ……厄病神が死んでも…… 誰も、悲しまないでしょう…… くそっ……なさけねぇ…… 死ぬ時は…… いい女の膝の上って、決めてたんだがなぁ…… これ以上、僕の血で大地を汚すわけには…… 人は……死んで、土に還る…… ああ、僕はやっと……自然と、ひとつに…… この屈辱……忘れねぇぞ……! バカな……! 俺様が…… {王}である、この、俺様が…… ゴメンナサイ、撤退します…… やっぱり……わたしなんかじゃ 役に立てなかった……ね…… 今は……撤退するのが、得策のようですね…… 敵は……まだ、います…… 私に構わず、戦って……ください…… 4くっ……ごめん、力になれなくて…… エリーン、ローラン…… 先にいくよ……どうか、無事で……(チッ……なんてザマだ…… やっぱり……俺みてぇなヤツは ろくな死に方しねぇ……な…… 4死ぬのはゴメンだ……! あばよ! 悪ぃなぁ…… 借金は……返せそうに、ねぇぜ……(せ、戦略的撤退ってやつだ! ち、ちくしょう……俺はやっぱり…… 臆病者のままで、終わっちまう、のか……,くっ……ここは退くべきか…… 艦長……お力になれず…… 申し訳、ございません……0悔しいけど……仕方ないわね……見たかったわ…… 差別も、争いもない……平和な、世界を……戦闘続行は、不可能ね……離脱するわ ふふ……赤くて……綺麗な、血の色…… ワタシの内臓も、こんな色なのかしら……?4ここで死ぬわけにはいかないの……これで……私は、解放されるの……? 誰にも縛られず、自由、に……4くっ……隊長に合わせる顔がない……ミネルバ隊長のために、生きて……死ぬ…… それだけが、私の……望み……4ここまでなんて……悔しいです……っ み、皆さん、無事……ですか……? ああ……それなら、よかった…… こんなことじゃ……あの人に笑われてしまいます…… ごめん、なさい……やっぱり私…… 愛するあの人がいないと、ダメ、みたい…… 4このままじゃ、足手まといだな…… まだだ! カルト……肩、貸してくれ……! 本当の正義の力を、見せて、やる……<ぬう……ワシも、あと10年若ければ…… これで、ええ……老兵から先に逝くべきじゃ。 お前達は、明日を……生きろ…… 悪い……最後まで、力になれなくて…… こ、故郷にいるあいつに、伝えてくれ…… 愛している……どうか、幸せに……と…… 0そろそろ、医務室に戻ろうか……これでも……医者、だからね…… 自分が助からないことくらい、気づいているさ……お茶の時間ですわね、ごめんあそばせ だ、大貴族である、このわたくしが…… こんな、屈辱を……悪いけど……今日はもう、休ませてもらうよ ま、まだだ……さあ、来なよ…… 銃なんか捨てて、かかって……こい……<ちょっと、熱くなりすぎたみたいだね……少しだけ、休むよ……大丈夫…… 帰ったら、おいしいご飯作ってあげる、から……<こんな姿、あの子には見せられないわ……ダメ……ダメよ! 娘と、約束したんだから……っ 必ず、帰るって……だから……!情けねぇ……オレも衰えちまったか……悪ぃなぁ、艦長…… アンタの引退は、見届けて、やれそうにねぇ…… 4おれにできるのは、ここまでか…… うう……どうせ、死ぬなら…… 戦車にひかれて、死にたかっ、た…… これ以上……わたしにできることはなさそうね…… 向こうに行ったら……謝らなきゃ…… あの時、死なせてしまった仲間達に……<皆、頑張ってるのに……ごめんなさい…… そ、そんなぁ……まだ、結婚もしてない…… 他にも、やりたいことが、たくさん……っ こんなことじゃ、兄さんに笑われちゃう…… に、兄さんは……どこ……無事なの……? 無事でいるなら……生き延びて……っ 俺は……また、生き長らえてしまうのか…… この時が来るのを……ずっと、待っていた…… 悪くない気分……だ…… 弾道計算式の検証は、またの機会にするよ…… バ、バカな……私が、負ける……? どこで、計算を間違えた……? 戻って、小説の続きを書かなくては…… 私としたことが……これで終幕だと? なんて……陳腐なバッドエンドだ……<うぅん……ごめんなさい、撤退するわ…… これは、夢よね……? だって、わたしは…… 生きて帰って、あの人と……幸せな家庭、を…… 4くそっ……なんて、不甲斐ない…… バカ者……仲間の死を、悲しむヒマがあるなら ひとりでも多く……敵を、倒せ…… む、無念だ…撤退する… どうやら…ここまでのようだ… 必ず…帝国を倒して…く…れ… こんな屈辱…!(ごめんなさい…先にいくわ… 4チッ…こ、ここは引かせてもらう… 畜生…ついてねえぜ… こんなところで終わりとは…な… こんなところで… くやしい…! 0これ以上は…無理みたい…です… ここまでかあ… まだやりたいこと…あった…の…に… ごめんなさい…(みんなは、生きて帰って… 誓ったんだ……やり遂げるって。 なのに……こんなところ……で…… 誓ったんだ……やり遂げるって。 チク……ショウ……。 俺としたことが……すまねえ…… <ばか、な……。 こんな……はずじゃ…… ごめんなさい……。 私……もうダメみたい…… すまないクロード……。 私は……ここまでだ…… や、やっぱりオレは…… ラズの兄貴がいないと、なにもできねぇのか……? ちくしょう、イテェェ……! あの隊長、意外とスパルタじゃねぇか…… ア……アズサ殿、ノリド殿…… 任務を……続けて、ください…… まいったね……フェリエと交流を深める メインイベントは、これからだってのに…… チッ、糖分が切れちまった…… 俺ぁ、ここまでだ……先に逝かせてもらうぜ…… ゆ、油断しちゃったなぁ…… ごめんよぉ、ザイガくん、ガートルードちゃん…… このあたしに、膝をつかせるなんて…… やるじゃないか……クロード…… なんなのよ、もう…… こんなお金にならないこと……やってられないわ ま、まだだ……気高き騎士の魂…… この程度で、砕けは……しない……! スタンレーさん、ジェニーさん…… 私のことは、放っておいて…… ああ、やっぱりわたしは疫病神ですねぇ…… 悪いことが、起きてしまいました…… マジ、かよ……くそっ…… 女の前で、カッコ悪いとこ見せちまったなぁ…… くっ……すまない…… アズサさんを自由にする約束、守れなくて…… こんなところで、終われねぇ……! 俺様は、あいつらを見つけなきゃならねぇんだ…… なんのために、強くなるのか…… 答え、見つけられなかった……な…… 力不足、だったようです…… フルーレさん、レベッカさん……あとは頼みます ここまで、か…… ローラン……エリーンのことを、頼むよ…… ハッ……どうした、笑わねぇのか? お似合いの、死にざまだってよ…… 賭けに負けるわ、解剖されかけるわ 帝国兵共に撃たれるわ……いいことねぇなぁ…… こ、怖ぇ……死にたくねぇよぉ…… 軍隊なんて、入るんじゃなかった…… くっ……なんてことだ…… E小隊の応援は、間に合わなかったか…… 私が、足を引っ張っちゃうなんて…… ごめんなさい……ニコちゃん…… そんなぁ…… まだ、人間の解剖もやったことないのに…… ここで終わりなんて、ね…… 宗家を裏切ろうとした報い、かしら…… ク、クロードの隊に押しきられるなんて…… ミネルバ隊長に、合わせる顔がない…… こ、こんなところで、終われません……! ボクはまだ、誰も救えていない……っ ああ……これでやっと…… あの人に、会いにいけるのですね…… 俺に構うな、カルト……! エリーンを連れて、早く……逃げろ…… ろ、老兵から先に逝くべきとは言え…… こんなところで死んでは、示しがつかんわい…… こ、こんなことになっちまうなんてな…… 妻に、別れを言っておくんだったぜ……鍛え方が、足りなかったかな…… この程度で、動けなくなるなんて……こんな醜態をダルクス人の前でさらすなんて…… 末代までの恥、ですわ……今日は、調子が悪かったみたいだ…… フェリエ、スタンレー……悪いね な、なんてこった…… 気合が……足りなかった、のか……リタ、ミレニア…… あんた達だけでも、逃げなさい……くそったれ……あ、あんなやつらに…… この艦を、傷つけさせるわけには……!くそっ、すまねぇ……! 最後までサポートしてやれなくてよ……ラグナエイドを使うタイミングを……間違えたの? わたしは……あの時と同じ、過ちを……援軍は、まだですか…… ワ、ワタシ、もう限界です…… ごめんなさい……兄さん、ローラン…… せっかく、助けに来てくれたのに…… ここは俺の……俺だけの死に場所だ…… ルフ、お前は……生き延びろ…… た、倒れるわけには、いかない……! イーファ君を、守らなければ…… 仲間を手にかける、狂った医者の猟奇殺人…… そのネタを見ずして、死ぬわけには……! ハンナさん、ヤーシュさん…… 足手まといになっちゃって、ごめんなさい…… ゆ、油断、したか…… ……マリーに、叱られてしまう……な……^は撤退しました ^は死亡しました 連邦兵は死亡しました 帝国兵は死亡しました 敵拠点を押さえたぞ! 作戦は成功だ! 4敵兵を一掃した! 僕たちの勝利だ!,作戦終了! 僕たちの勝ちだ! くっ……本拠点を落とされてしまった……。 ……作戦は失敗だ 部隊が壊滅状態だ……。 これでは作戦を遂行できない……僕たちの負けだ 行動に時間をかけすぎてしまった……。 <みんな、すまない……作戦は失敗だ…… ああ……あああああ…………―この赤い吹雪……何が起こって……? どう戦えば、いい?……戦う? こ、こんなものと…… まともに戦える、のか……?……一体どうすれば……! 考えろ……考えるんだ……!な、なんだ……あの、吹雪……ッ! 渦巻いて、魔女の野郎を覆ってやがる?それだけじゃない……! 赤い雪が……焼けつくように、熱い……!4あれに巻き込まれるのは危険だぞ! 吹雪は岩場に身を隠せば凌げるかもしれない。 しかし 吹雪自体をどうにかしないと…… 近づくことすらできないぞ!まったく効いていない、だと…… こ、この、化け物め……ッ!本体への攻撃は通じない、ということか……!奴に、弱点はないのか…… なにか……弱点は……!まてよ…… あの時も、そして今も……ヴァルキュリアの攻撃は…… 常にあの杖から発生している?あの杖が、ヴァルキュリアの持つ力を 収束させている可能性はあるわね それを破壊することができれば…… 力を封じることができるかもしれないな よし……総員「ヴァルキュリアの杖」を狙え! あの杖を砕くんだッ!(うあ、あああああ……ッ! や……やった 吹雪の渦が弱まったぞ 弱まったけど……まだ銃弾は通らないみたい。 少なくとも、遠くからじゃダメ だったら、近づいてブッぱなしてやりゃいい! ヴァルキュリア……決着をつけてやるぜ …………………… せ、先輩! 杖が……元の状態に……! 赤い吹雪の渦も、また……! 問題ないさ、マイルズ。 杖が再生するなら、また攻撃して壊せばいい そのあいだは、近づきさえすれば 間違いなく攻撃が有効になる あきらめず、何度だって繰り返そう。 そして、勝つんだ(あの、吹雪の魔女に……!くっ……また再生した?0だが…… みんな、あきらめるな(く……う、ああ…………ッ!4待って、クロード! 様子が変だわ! ッ シップオーダーが使用できなくなりました こりゃすげえ……。 どっちを向いても敵兵だらけだ……!それに何なの……あの戦車とトーチカの数。 こんなところ、本当に突破できるのかしら…… 俺の装甲車なら、たとえ銃弾の雨ン中だろうが 兵士を乗せて前線に送り届けられるぜ もしもン時は俺を頼りな 歩兵にゃ心強い味方だぜ! うまく使ってくれよ、クロード!……ああ! よし……行くぞ、みんな!「装甲車両」が戦列に加わったようだな。 車両の特性をよく頭に叩き込んでおけよ 先輩、前方の対戦車砲から発砲!即応可能な新型か……移動中を狙い撃ってくるぞ! 各車両は射程範囲に入らないよう注意するんだ! マイルズ、新手だッ!あ、あれは……?見たことのない車両です……! し、新型戦車(迎え撃つぞ! 砲塔旋回! 撃てッ!直撃したのに な、なんて厚い装甲だ……! 装甲だけでなく、火力も機動力も…… これまでの戦車とは段違いだ……! あの新型戦車を相手取るには、 僕たちの戦力じゃ足りない……! 司令部へ! こちらE小隊、クロード・ウォレス! 強力な新型戦車が現れた(至急、戦車隊の増援を請う! 0先輩、味方戦車からの通信です!―E小隊のウォレス中尉だな? 増援の戦車隊、只今到着した 来てくれたか……ありがたい! こちらこそ、勇名を馳せるあのE小隊と くつわを並べて戦えるとは光栄だ ここでは君の指揮下に入る。 ……我々の力を存分に使ってくれ 心強い戦力だ……これで互角に戦える!うぉおおーーしッ! なんとかなったじゃねえか! これで{橋頭堡}は確保できたな!0ああ、みんなよくやってくれた!でも……消耗が激しすぎて弾薬が尽きかけてます それに、負傷兵も多い。 このまま任務を続けるのは危険だ そうか…… ……どうするの、クロード?{橋頭堡}の維持は後続に任せて僕たちは後退しよう。 負傷兵を送り届けて、補給を受けるんだ おいおい本気かよ せっかくここまで進軍したってのに……!僕たちだけでこの要塞を攻略できるわけじゃない。 ここは友軍を信じて、一旦拠点に戻ろう おい、アンタ…… 今の言葉、もう一度言ってみやがれ 何度でも言って差し上げますわ。 わたくし、あなたと共に戦いたくありませんの ダルクス人は 力も誇りも失った下等な民族 そんな卑しい者と共に戦うなど…… 大貴族たるわたくしの家名に傷がつきますわ オ、オレにそんなこと言っていいのか? ラズの兄貴が黙っちゃいねぇぞ……,おい。 お前ら、なにしてんだ?あっ……兄貴!へへっ、おいガートルード! よくも好き勝手言ってくれたな ラズの兄貴が来たからには、 その減らず口もそこまでだぜ!オレはラズの兄貴の1番の弟分なんだ。 オレをバカにすると、兄貴が黙っちゃいねぇぞ!0お黙りなさい!な……なんだよ?己が受けた侮辱を他人に拭ってもらおうなどと 恥ずかしいと思わないのですか! う……身分だけでなく、志も低いようですわね。 これだからダルクス人は……こ、この…… バカにしやがって……!バカにされたくなければ せめてその態度を改めなさいませ ……チッ。 ああいうヤツは、どこにでもいやがるな ザイガ、あんまり気にすんじゃねぇぞ……お、おう くそ! ガートルードのやつ……! 好き勝手言いやがって…… 俺だって好きでダルクス人を やってるわけじゃねぇっての! (……でも、こんなに悔しいのに  自分じゃなにも言い返せなかった) (やっぱり……  ちょっと、情けねぇかな) どうした、少年~!……なんだ、ヴァンティか って、酒くさ! また昼間から飲んでるのかよ。 フラフラじゃねぇか じぇ~んじぇん酔ってらいろ~! まだまだ飲めるって! それより、どーしたぁ? 元気らいね~? 若者が元気をなくしちゃこの世界は終わりらろぉ 悩みがあるなら、このじぇんじぇん酔ってない ヴァンティ様になんでも話してみらはい!0なるほろね~。 そんなことがあったのかぁ……ひっく ガートルードにバカにされて オレ、すっげぇ悔しかった……でも、自分が情けないのも自覚してる。 だから、なにも言い返せなくて……よし、事情はわかった! そういうことなら、ひと肌脱ごうかね わたしが ザイガくんに稽古をつけてあげよう!今よりもっともっと強くなってぇ 次の戦闘で大活躍する!そうすればきっと ガートルードちゃんは、きみを見直すはずらぁ 酔っ払いに 稽古をつけるとか言われてもな……はっ? えっ……? ヴァンティ、今、アンタが撃ったのか?……! 弾が全部、的の中心にあたってる…… こう見えてねぇ 銃はお酒の次に得意なんらぁ ア、アンタ、酔ってるんじゃねぇのかよ? そんな震える手で、どうやって……ふへぇへぇへぇ~♪ わたしの稽古に、興味出てきたんじゃない?ザイガくんが見違えるくらい強くなれば ラズくんだって、喜ぶんじゃないかなぁ? ……!わかった、稽古をつけてくれ! 兄貴と……そして、自分のためにオレは強くなる!,よしきた! まっかせなさい!…………どうだ、ヴァンティ! また的の中心にあてたぜ! オレ、めちゃくちゃ強くなったよな?そうらねぇ、ここ数日でだいぶ成長したと思うよ。 あとは実戦で試すだけらねぇ へへっ……! 早くガートルードのやつを見返したいぜ 確かあの子には今日、出撃命令が出てたかな~? 作戦の先陣部隊に選ばれてたよ くそっ、タイミング悪いな…… なんでオレは待機なんだよ ザイガ! ヴァンティ! 今、クロードから連絡が入ったわ 帝国と交戦中の先陣部隊が孤立。 応援を求めるって…… 先陣部隊って…… ガートルードのいる部隊か あららぁ。 仲間がピンチみたいらねぇ ………………助けに行こう。 レイリィ、オレを行かせてくれ! ゲッ、敵の増援か? まだ来るのかよ…… 本隊と合流したいけど、ちょっと距離があるねぇ。 もう少し頑張ってみようか っていうか、ガートルード。 そもそもなんで、こんなとこで孤立してたんだ?……負傷した味方を逃がすために オトリになったんですの オ、オトリ? オマエが……? 貴族が自国民を守るのは当然のこと。 わたくしはもとより、そのために入隊したのです そ、そうだったのか。 ……お前って意外と でもさぁ、ガートルードちゃん。 いくらオトリでも、そこまでボロボロになる?,いたぞ! 連邦軍だ、撃ち殺せ! ガートルード、なにしてんだ! 早くしゃがんで隠れろって! わたくしは上流階級の人間ですのよ? しゃがむなんて、はしたないことはいたしません ……はあ<みんな、こっちだ! 連邦軍の女がいるぞ! ま、まさか、ガートルード…… オレらが来る前も隠れもせずに戦ってたのか? ええ、次々に帝国兵が出てきて 息をつく間もありませんでしたわ オマエがそうやって突っ立ってるから 敵が来るんだよ! だから、そんなにボロボロだったんらぁ…… 貴族としてのプライドを守るのも大変なんらねぇ そういう問題じゃねぇだろ! とにかく、今は隠れろって…………ザイガ。 少々お静かに……なにか聞こえますわ <後ろから、なにか来てるねぇ? あれは…… み、味方だ! ラズの兄貴もいる! オレらを助けに来てくれたんだ! さっすが兄貴! すげぇよ! 帝国兵をあっという間に追い払っちまうなんて! ラズくん、ありがとね~。 助かったよ あのくれぇ軽い軽い。 とにかく無事でよかったぜ、お前ら ……また、ダルクス人に 助けられてしまいましたわね ………… みなさん、おそろいですわね。 少しよろしいかしら? な、なんだよ、ガートルード。 怖い顔して…… ま、またオレをバカにしようってんなら ラズの兄貴が黙っちゃいねぇぞ!……そういうところだけは 変わっておりませんのね 別にバカにするつもりはありませんわ。 ……お礼と謝罪をしたいだけですの へ……? 今回の戦闘では、みなさんに助けられましたわ。 ……どうもありがとう それから、ダルクス人をバカにしたことは 謝らせていただきます……ごめんなさい ザイガが強くなるために努力していたことも わたくし、知っておりましたの 0えっ! そ、そうだったのかよ…… ダルクス人の中には あなたのような人もおりますのね ……いえ、人を身分や人種で判断するのは もしかしたら愚かなことなのかもしれませんわ い、今まで散々バカにしてたくせに なんかちょっと気味悪ぃな…… でも……オレも、さ。 ガートルードに言いたいことがある オレが強くなりたいと思えたのは もともとはアンタの言葉がきっかけだったんだ。 そのことについてだけは、まあ、アレだ。 ……感謝してるぜ。 なんだぁ? お前ら、あれだけいがみ合ってたくせに…… いや~青春らねぇ。 若者のこういう姿を見ると気持ちいいよ ……こういう子達のためになるなら 過去より今に目を向けるべきかもって思えるねぇ ん? ヴァンティ、なんか言ったか? 2人が仲直りできてよかったって 言っただけらよ~。 なんだかお酒が飲みたい気分になってきたなぁ。 ガートルードちゃん、1杯付き合わない? 遠慮いたしますわ。 わたくしは、次の命令があるまで ティータイムとさせていただきます。 は? 戦場で、ティータイム お茶の時間は欠かせませんわ。 貴族のたしなみです ……あなたにも ごちそうしてあげてもよろしくてよ いいのか? まあ、貴族がたしなむ紅茶の味が あなたにわかるとは思えませんけれどね な…… ~~兄貴ぃ! やっぱコイツ、ムカつく! なんとか言ってくれよぉ! やれやれ……結局この2人、 関係はあんま変わってないんじゃねぇか? いやいや。 ガートルードちゃんが素直じゃないだけらよぉ あの子が誰かにお茶をごちそうするなんて 初めてのことだし そ…… そんなこと、どうでもよいでしょう ザイガ、もたもたするんじゃありませんわ。 さっさと来なさい あ、おい! ちょっと待てって! ああ 今夜はうまい酒が飲めそうだなぁ ワンッ!……戦争は終わった。 僕たちは……やり遂げたんだ 先輩…… ワンワンッ!……えっ!このあたりに、 「面白い奴」がいるはずなんだが…… あなたは…… 4帝国軍、クラウス・ヴォルツ中佐だ こっちはクライマリア。 そしてその「忠実なる騎士」、フェンリル …………(もしや…… 吹雪の魔女…………失礼しました! 私は、クロード・ウォレス大尉です 負傷したモーガン艦長に代わり、 作戦を指揮していました クロード……? それじゃあ、あんたがE小隊の!{運命の女}! やっと会えたな! ……?俺は、アオスブルフの隊長だ。 何度も戦ったが、顔を合わせるのは初めてだな 生きて対面することはないと思っていたが…… これも、運命の女神のお導きかね アオスブルフ……! それでは、あの戦車部隊の……! クロード・ウォレス、 あんたの話はフォルセから聞いてたんだ 不思議で、大した男だと。 それで是非ともその顔を拝みたくてね フォルセから…………奴は、どうなった?……死んだ ……その黒髪。 フォルセの面影がある そうか、あんたが…… 奴から話は聞いてたよ ……私の、話を……? 自分の話は滅多にしなかったが、 1度だけ、こぼしたことがあった 自分のせいで辛い目に遭わせている、 いつか罪滅ぼしをしないとなって、ね 目的を果たせば第三国に亡命し、 妹を呼んで「3人」で暮らすと言っていた 3人で……<そう…… あの人の中に、私もいたんだ……亡命して、罪滅ぼしするなんて…… 本当に……勝手な人……<あのヴォルツって人、 変わってるわね…… ああ……0どうしようもなく、バカなだけ ……!<それに…… どうしようもない女ったらし 「吹雪の魔女」が、らしくなかった?,いや…… そんなことはないよ 「あの子」は、これからどうなる ……わからない。 あまりに多くのものを背負い過ぎていて…………そうね だけど、助けるわ。 必ず?なん……だ……………… やれやれ…… この艦を人目にさらすつもりはなかったのだがね さあ……始めたまえ はっ! さあて……行こうか、一緒に。 邪魔の入らない、{大氷洋}の果てへ…… 友の……アルと私の研究の産物…… あれは……奇跡の技術だ…… ヴァルキュリアを用いたラグナイト爆縮…… 地上で最も崇高な、エネルギーの発露……! 誰にも、渡さん…… 私のものだ……私の 4ふ、はは……ふははははは……ッ! センチュリオンが……! ワイヤーで牽引されている…… 運河に引き込むつもりか 目当ては例の爆弾だ。 あんたらの艦ごとかっさらっていくつもりだろう たったひとりでアンコールとはな。 全くもって、無粋な野郎だ マイルズ、ダン、ロナルド! 来てくれ! センチュリオンに乗り込み、 艦を奪還、反撃する!,そ、そんな…… 無茶ですよ! あの速さに、追いつけるわけがない! どうやって乗り込むってんだよ ……ヴォルツ おい、俺の戦車を貸してやる! ヴォルツ中佐…… と言っても、 俺と同じくボロボロで戦えはしないが……,なに、走るだけなら問題無い 足の速さは…… あんたが、一番知ってるだろ?……感謝します! よし、行くぞ 待って、私も行く!(レイリィ、君はここで……! 艦を陸に向かってフルパワーで前進させれば、 潜水艦に対抗できるわ! あの潜水艦と、 綱引きしようって言うんですか そうしなきゃ、センチュリオンが奪われる…… アンジェはまだ、あの中にいるのよ! …… いま、艦の力をそこまで引き出せるのは私だけ! クロード、お願い……分かった。 センチュリオンを……頼む! 任せて……! カイ、後発隊は任せた! ああ……! 後で会おう!(さあ……私たちも行くぞ! ワンッ!………………生きろよ、あんたは ………………必ず……助ける……!<流石はフォルセの妹…… 実にいい女だぜ …………<冗談、冗談だよ。 お前が一番、いい女さ あの巨大な兵器に、戦車で立ち向かう。 ……馬鹿な連中ね ああ……だからこうも愛おしい 連中はこんな戦場でも、失わなかったのさ。 誰もが真っ先に手放しちまうものを 純粋さ、真っ直ぐさ、無鉄砲さ…………いいや。 若さ、か………………そりゃ、何度やっても勝てないわけだ なんとか艦内に入れたな! あの加速力! さすがは帝国最新鋭の戦車でしたね! 機関室は…… 良かった、無事みたい! レイリィ、再稼働できるか すぐに始める! 見張りをお願い! どうだ、レイリィ! 準備完了! クロード、マイルズ、同時にそのレバーを引いて! 了解です! 主機関始動! 全速……前進 なんとか動きは止まったか……! 牽引する潜水艦と、力比べですね…… アンジェ…… お願い、力を貸して……! ……センチュリオンが抵抗を始めたか。 やれやれ、諦めの悪い…… アレは私が手に入れてこそ、 真価を発揮するというのに……なぜ分からん せめて「彼女」くらいは 理解できても良さそうなものだが…… まぁいい、予定を前倒しにしよう。 その間、彼らの相手をしてやってくれ ……仕事は臨機応変にこなさねばね ふう…… なんとか、拘束は解けたな どうする、クロード。 このまま潜水艦に侵入し、艦内を制圧するか? いや……いまは停戦中だ。 敵の出方を見よう ウォレス大尉! マリー、こちらは無事に た、大変です、大尉! 敵兵はすでに艦内に侵入しています! なんだって…… 海上で戦闘している隙を突き、 海底から侵入ルートを確保した模様! 侵入した帝国兵は「開かずの区画」へ…… 一直線に向かっています! しまった……! アンカーはおとりだったのか ……やあ、やっと会えたね 素晴らしい……素晴らしいよ…… 想像以上だ……! 何百体ものヴァルキュリアを見てきたが、 これほどまばゆく蒼い輝きを放つのは君だけだ…… ラグナイトが放つ光よりも、遙かにまぶしい。 だが私が見たいのは、最もまばゆい光! さぁ……! 至上の輝きを放ってくれ お、おお……ああああッ……! 美しい……これぞ超新星の輝きだ……! アル、君の目にも見えているか……? 私の目には、はっきりと見える……! 臨界に達したヴァルキュリアの放つ光が……! よし……よし、あとは計測だ…… 反応爆発時の正確な数値を得ねば、な…… ふふ……アルよ。 君の予測と私の予測、どちらが正しいかな…… 0なっ……なんなんだ、この光は<ラグナイト光…… いえ、もっと強い……! この音、この光、 一番艦のときと同じだ…… ヴァルキュリア爆弾が、起動したのか―! アンジェが…… 0どうして……ダメよ、アンジェ !?クロード……!ブライアン…… ルフにセルジオ……アンドレも……!,どうしてこんなところに……!私たちも、 自分にできることをしようと思ってね まさか……戦闘に参加する気か?私はセンチュリオンの航海長だ。 艦の命運を見届ける義務がある……!ダメだ、君たちは船員じゃないか! 前線に立たせるわけには……!わ、私だって、 一通りの訓練は受けている……! そ、それとも何か 私は役立たずのクズだと…… い、いや…… そうじゃない、そうじゃないけど―! センチュリオンはな、 俺たちの子供で、俺たちの……故郷なんだ あんな図体がデカいだけの潜水艦なんぞに、 くれてやってたまるか……! アンドレ…………皆、アンドレと同じ気持ちだ <艦がなければ、 航海長も{測的手}もない 一兵卒として、センチュリオンを取り戻す。 この戦いに参加させてくれ……!……分かった。 君たちの力を貸してくれ よし……行こう……! はぁっ……はぁっ……(アンジェ……間に合って……(私があなたを……守る……!ベルガー様……ベルガー、さ、ま…… 敵……倒し……ました……私は……失敗……し、ない…… 私、は……キアラとは、違う…… っ……!……あなたは、敵…… …………ベルガー様の……敵……そこをどいて!…………敵…… ッ…… レイリィ……<もう一刻の猶予もない! 急いでくれ…… はいッ 4がふっ……う…… い、た……あ…… くっ……あ…… 大丈夫…… ……このくらいの……傷なら…… 4アンジェ…… いま、行くからね…… ……うっ……ぐ…… 待、て……………… 大切な人が……待ってるの…… だから……私……行かなくちゃ…… 大切な、人…… ベルガー様…… ……ベルガー、さま…… どこ……ですか……? キアラ…… っ……!,アンジェ……アンジェ……ッ 帝国兵の残した制御装置…… これが強制的に爆縮を進めているのなら…… 解析して逆操作すれば、 爆発は止められるはず……! こんなものに アンジェの命を奪わせたりしない……! パパの研究を歪めて生み出された、 おぞましい装置なんかに……! 私……バカだった……! パパがどうして研究を帝国に渡さなかったのか…… そのことに思いを巡らせもしないで…… 研究を引き継いで、合衆国に渡してしまった……! そこに何の覚悟も意志もないまま…… ただ、帝国への恨みを晴らすためだけに……! 私の浅はかさが、アンジェ…… あなたをこんな目に遭わせているのなら…… 私は…… 何があってもあなたを助けなきゃいけない…… パパのラグナイト圧縮技術は、 誰かを苦しめるために作られたんじゃない…… 憎しみの連鎖を生むために、 磨かれたんじゃない…… みんなを幸せにするために、 生み出されたんだから…… そうよ、あなただって……アンジェ! 幸せになるために生まれてきた……! っ……あああああッ 私は、あなたを取り戻す くぅッ…… う、あああああああ……ッ アンジェ―! 0もっと速度を上げられないのか すみません! どうにも道が悪くて……! 4レイリィ、レイリィ! 応答してくれ(クソッ、つながらな……ロード…… 4レイリィ 無事なのか、レイリィ! アンジェを、取り戻した…… 私、は、ちょっと……ね…… 救出できたのか……!(すぐ行く! いまどこにいる 「開かずの区画」、よ…… 火の手が……囲まれてて、動けない…… アンジェは、眠っているわ…… まるで……本物の、天使、みた……い…… レイリィ、しっかりしろ ん……大丈夫…… 話してると……気が紛れ、る…… そ、そうか…… 何か……そうだ、ハーフェンの話を! ハーフェン…… 帰りたいなぁ……あの家に…… 帰れるんだよ、もうすぐ……! ほら、工場を再建したいって言ってただろ?……ふふ、覚えてたんだ。 あれ……結構本気だったのよ? 工業機械に転用可能な、特許ものの発明…… 私……いくつか持ってるの…… 資金さえ、調達できれば…… すぐにでも…………やだ、こんなときなのに…… もう少し……ロマンチックな話がいい なら星の子祭りの話は? うん……悪くない…… でも、もうメダルはもらえないわね…… 4私たち……大人になっちゃった…… ラズも……カイも……いない…… あの頃には……もどれない…………大人になったから、 成長したから、できることもある 帰ったら、あの頃とは違う…… 新しい思い出を、たくさん作ろう ……いいわね…… 戦場でも、思い出は、たくさんできたけど……<少しだけ…… 重た、すぎる……か、ら…… レイリィ!平和になったハーフェンで作るんだ! 幸せな思い出を!4僕と、一緒に……! レイリィ……! ……クロー、ド……レイリィーーーーーッ!そ、そうか…… 何か……そうだ、ハーフェンの話を!帰れるんだよ、もうすぐ……! ほら、工場を再建したいって言ってただろ?……そうだね。 なら星の子祭りの話は?……大人になったから、 帰ったら、あの頃とは違う…… ……う レイリィ―ッ―レイリィ く……ッ!……もう逃げないよ、レイリィ 手に、入れる…… あの光……なんとしても…… しかし、それが成せないのなら…… 他の誰かのものになるのなら……!,この手で……! 海の底へ……………… ベルガー様…… お、おお……おお、ニコラか! よく戻ってきてくれたね……!……「失敗」、ですか……? いいや、失敗ではない。 まだだ、まだすべきことが残っている……! さあ、早く私を起こしてくれ……! そして、センチュリオンへ 4私、は……「失敗」、しました…… 4ベルガー様も、「失敗」しました…… 私が失敗などするものか! ニコラ、早く―! 分かっています…… 一緒に、ゆきましょう…… ふ、ふふ……そうだ、さすがは我が娘。 時間が無い、急がねばならんぞ 大丈夫ですわ。 一瞬、です…… そ、それは……! 戦車の起爆スイッチ……い、いつの間に……! 0全て、あなたの教えのままに…… キアラが、待っています…… ゆきましょう、ベルガー様…… に、ニコラ、よせ! やめろおおおお………… 嫌……。 みんないなくなるなんて、そんなの……嫌だ…… 兄さん……ラズ……! お願い、みんなを助けて……! ワン! ワンワンッ! はっ!? 見ろ、クロードたちだ! ……ッ! ―くっ、どうする……!? もう駄目だ……。 このまま、沈むのを待つしか…… あきらめるな、マイルズ! 僕たちはこのぐらいの困難…… 幾度となく突破してきたじゃないか! そうです……。 どんな困難も、仲間となら頑張れた でも……いない! ここにはもう、仲間はいないじゃないですか! これまで……なのか 思えば……。 僕は、大切な仲間たちを犠牲にして 彼らの思いや願いに助けられて、ここまで来た 次は、僕が犠牲になる。 ただ、それだけのことかもしれない なあ、ラズ 少しは強くなった、はずなんだけど…… どうやら、それほどでもないらしい ……これでも結構頑張ったんだぜ、兄弟? これは…… き、奇跡だ…… ……はっ! 先輩、ここから脱出しますッ! 生きろって……そう言ってくれるのか ……ありがとう、センチュリオン 君もまた、僕らの友であり―。 チュートリアル 吹雪について0チュートリアル 行動不能について敵は民間人を追って南側から現れる。 まずは南の丘を抑え、追撃を食い止めよう 民間人が戦闘区域を離脱するまで時間を稼ぐんだ!敵の位置さえわかれば、 ここから{擲弾}で支援できるんだけど……センチュリオンの レーダーなら位置がつかめるかもしれない 試してみるか……!ひどい吹雪だ……! {大氷洋}では、こんなのが 当たり前なんでしょうか…………ああ。 今後は雪との戦いも、激しくなりそうだ よし、時間は稼げたな……! 我々も後退だ、迎撃態勢を整えよう!気をつけろクロード、新手がきた! 何だ、あれは……素早いぞ! わかった、注意する!…………………… ……ふふ、ふふふ! ……くく、くくく! 装甲車、負傷者と民間人を後方へ! 他の者は敵を迎撃、センチュリオンを守れ! 来やがったぜ……ッ!…………………………な、なんだ? あの二人は 帝国兵……なの?0見た目に惑わされるな。 あれは熟練の兵士……そういう兵器なんだ ……目的は果たしましたわ。 そろそろ引き上げますわよ うるせえ、お前に指図されたくないんだよ!……フン ……ハン!……って、逃げやがった どうするクロード、追うか……いや、今は民間人の保護を優先する。 戦闘態勢は維持したまま、周囲を警戒してくれ (……だが、これでキグナス艦隊の位置を、  敵に知られてしまった)(容易に追撃はできないはずだが……  敵の出方によっては、厳しい戦いになる……)(敵の増援が発生しました 勝利条件が 「ハーフェン号の目的地到達」に変更されました。 チュートリアル,チュートリアルを確認します オプション,ゲーム中の設定を変更します タイトルタイトル画面へ戻ります 名を負傷待機させました が戦線に復帰しました 両が戦線に復帰しました を後方待機させました を強制退避させました をキャリーさせました 救助に失敗しました 出撃しますか?(ブックモードへ戻りますか? 未配置の箇所がありますが、出撃しますか? 出撃 隊員配置 ミッション情報 ブックモード(オーダーを発令しますか? 拠点を占拠しました 防御力低下 射撃能力低下 攻撃力低下 HP低下 移動速度低下 AP低下 回避力低下 弾薬没収 消費AP増加 行動不能 帝国軍から、 部隊編成 自軍拠点 自軍本拠点 敵軍拠点 敵軍本拠点敵榴弾砲が砲撃体勢に入りました 敵戦車が攻撃体勢に入りました 敵潜水艦が砲撃体勢に入りました 雪崩が予想されます 敵巨大戦車が砲撃体勢に入りました 戦車長 再戦ブリーフィング ブックモード ロード タイトル4現在の戦闘を初めからやり直します 現在の戦闘を出撃隊員の配置からやり直します セーブデータを読み込みます 戦闘を初めからやり直します。 よろしいですか?(ブックモードへ戻りますか? 出撃隊員の配置からやり直します。 よろしいですか? タイトル画面へ戻ります。 よろしいですか? シップオーダー リタイア センチュリオンに支援要請を行います シップオーダーを実行します。 よろしいですか?,現在の戦闘をリタイアします 現在の戦闘をリタイアします。 よろしいですか? なし --- 0このユニットは行動できません ラズに随伴する隊員を選出してください この隊員はラズに随伴できません ラズと随伴する隊員は帰還できません。 この選出でよろしいですか? ラグナロックによって の戦意が高揚しました が高揚状態となり、 防御力がアップしました 対人攻撃力がアップしました 対甲攻撃力がアップしました 射程がアップしました 弾薬が回復しました 爆発攻撃の範囲がアップしました 夜 雪 吹雪 魔女の吹雪 魔女の暴風 ホワイトアウト ふ~む……{履帯}の強度も申し分ねえ。 装甲も砲弾を計算して傾斜をつけてあるわけか やっぱり戦車は最高だな! どれだけ眺めていても飽きる気がしねぇや!オラールさん、また来たんですか? 整備の邪魔になるからと、あれほど……いいじゃねぇか、 減るもんじゃあるまいし! 戦車は減らなくても、時間は減るんですよ。 ほら、これから作業なのでどいてください 戦車の整備か。 おれが代わりにやってやろうか?大丈夫です。 これは僕の仕事ですから そもそもオラールさん、支援兵でしょう? 資材の運び込みは終わったんですか?ケッ! あんなつまらねぇ任務やってられっか!もう…… どうしてオラールさんは、いつもそうなんですか 戦闘中も、戦車を眺めていて動きが遅れたり 変に修理にこだわるから時間がかかったり 支援兵としての仕事をちゃんと果たしてほしいって 他の戦車操縦士からも苦情が出ていますよ なにぃ? おれのやり方に文句があるってのか?おれは誰よりも戦車を愛してる! 知識や技量は誰にも負けねぇ!連邦の戦車乗りは、みんなヒヨっ子だ。 おれのやり方に口出ししようなんざ10年早ぇよ よし! いっちょおれの実力を見せてやる。 向こうにある戦車を整備して……やめておけ。 {他人}の戦車に触るもんじゃねぇよ お……おおおっ ダンさん! お疲れ様です!どうしたんですか? 急に挙動不審になって そりゃなるだろ! ダ、ダンさんはおれの憧れだ。 戦車の扱いにおいて、右に出る者はいない……! 戦車教練でも常に