--- name: semantic-generation description: | 対象文書 (設計資料・要求からの設計・調査報告・原因切り分け案・対策案・命名・ 推論順序の要約) を書く前に、対応表 (referent table) を独立成果物として先に提出し、 語より先に指示対象と役割を固定する生成手順。 Triggers: 設計資料を書く, 設計文書作成, 調査報告を書く, 対策案を書く, 命名する, 状態名・条件名・型名・メソッド名を決める, 推論順序を要約する, referent table, 対応表. DO NOT TRIGGER: ユーザー原文の引用、単純な機械編集、既存名の再利用、定型出力、雑談、 確立した用語だけで書ける短文。 --- # semantic-generation — 語より先に対象を固定する生成手順 対象が曖昧なまま語 (しばしばその場の造語) を先に置き、その語を土台に思考を進めると、 指示対象とのずれが訂正されないまま日本語文・設計文・コード識別子へ波及する。 本 skill は「対応表を先に独立提出し、本文はその写しとして書く」順序を強制する。 規律の基準は「語より先に指示対象と役割を固定する」(referent before label)であり、本 skill の手順がその基準を実装する。 ## 適用判定 次のいずれかに該当する時に使う。判断できない場合は該当扱いにする。 1. 設計資料、要求からの設計、調査報告、原因切り分け案、対策案を書く。 2. 命名する (公開仕様・状態名・条件名・事象名・値や記録の型名・メソッド名・boolean 名)。 3. ユーザーが与えた推論順序を短い作業ラベルへ要約しようとしている。 ## 通常の流れ ### 1. 対応表を独立成果物として先に保存する (2 段階提出) 本文を 1 文字も書く前に、対応表を独立ファイルとして保存する。 - 保存先: 作業ディレクトリの `referent-table-.md` (成果物が `output/` 配下なら 同じディレクトリに置く)。 - 保存後に sha256 を記録する (例: `shasum -a 256 `)。この記録が 「本文より先に対応表を作った」ことの痕跡になる。完成文書の先頭に表を置くだけでは 生成順の証明にならない。 ### 2. 対応表の書式 (列順は変更禁止) | 出典 | 目的 | 具体対象 | 役割 | 前後関係 | 候補語 | 初出定義 | - **候補語は右端に固定。具体対象と役割が埋まるまで候補語欄は空欄のまま**にする。 語を先に決めて対象を後付けする順序を、書式で不可能にするためである。 - 役割は閉じた選択肢から選ぶ: `開始条件 / 状態 / 事象 / 値 / 記録 / 目的 / 手段`。 同一語が複数役割を指す場合は行を分ける。 - 「前後関係」にはユーザーが与えた推論順序 (例: 試験 → 切り分け → 対策) を原文の語で 書く。役割列と混ぜない。 - 表は通常 1〜6 行に制限する。超える場合は意味が変わる境界で表を分割する。 - 完成時に、候補語列を隠しても「具体対象」列だけで意味が通ることを確認する。 ### 3. 候補語を埋める - ユーザーの用語・確立した用語を最優先で使う。 - それ以外の新語を置く場合は「初出定義」欄に「X とは〜を指す」を書く。定義が 書けない語は導入せず、具体対象の記述をそのまま本文で使う。 ### 4. 本文を対応表の写しとして書く - 本文の中心語彙は対応表に載った語だけを使う。 - 日本語文・設計要素・コード識別子の三層で同じ対応を保つ (例: 「履歴量が 250K に達する」 = 開始条件 → 条件名 / 「自動要約が始まる」 = 事象 → 事象名・メソッド名 / 「自動要約実行中」 = 状態 → 状態名。別役割は別名にする)。 - 骨組み・見出しに作業ラベル (目的・対象・判断を省いた抽象名詞句) を使わない。 使いたくなったら、その句の指示対象を表に書けるか試し、書けなければ具体文で書く。 ## 問題時の予備動作 - 対応表を提出せず本文を書き始めたことに気づいたら、後付けで表を追記して継続しない。 本文を破棄し、対応表を独立提出し直してから本文を再生成する。 - 表の 1 行が誤っていた (指示対象や役割の取り違え) と指摘されたら、説明を追加するの ではなく、該当行を書き直してから本文の該当箇所を再生成する。 - 本 skill が読み込めない環境では、最低 6 列 (出典・目的・具体対象・役割・前後関係・ 候補語) の表を独立ファイルとして保存してから本文に着手する。 ## 備考 - 本 skill の本文には検証用の試験入力・期待回答を記載しない (検証の独立性を保つため。 試験は別ディレクトリの fixture で管理する)。 - 誤用語リストとの照合を目的にしない。照合先は「その文書自身が宣言した対応表」である。