--- name: dev-impl description: This skill should be used when the user asks to "dev-impl", "タスクを実装", "テストファースト実装", "implement task", "実装を開始", "クイック修正", "quick fix", "dev-impl auth 001". TDDをガードレールとしたテストファースト実装を行う。通常モード(Plan+タスク指定)とクイックモード(直接指示)に対応。 argument-hint: ' | ""' --- # Dev Impl TDDをガードレールとして、テストを先に書いてから実装するコアワークフロー。タスクファイルに基づく通常モードと、Plan不要の軽量クイックモードの2つの実行モードを持つ。 ## 前提知識 ### dev-*スキルフロー内の位置 ``` dev-context → dev-plan → [dev-impl] → dev-verify ↘ dev-debug (失敗時) ``` ### 実行モード | モード | 引数 | 用途 | |-------|------|------| | 通常モード | ` ` | Planのタスクを1つ実装 | | クイックモード | `"修正指示"` | 軽量な修正・調整(Plan不要) | ### 品質優先のプライオリティ **品質 > 速度 > トークン消費** の順で判断する。 ## ワークフロー: 通常モード `/dev-impl ` で実行。 ### Step 1: コンテキスト構築(最小限) インターフェースファーストで必要最小限のファイルだけ読み込む: ``` 優先順位: 1. docs/dev/context.md(プロジェクト全体像) 2. タスクファイル(インターフェース定義・テスト方針) 3. 関連する型定義ファイル ← 必要時のみ 4. 関連する既存テストファイル(パターン参考)← 必要時のみ 5. 実装ファイル(関連関数のみ)← 必要時のみ ``` TodoWrite でタスク進捗のトラッキングを開始する。 ### Step 2: テストケース生成(Red) タスクファイルの Test Strategy に基づきテストコードを生成する: 1. 既存テストファイルのパターン(context.mdの規約)に合わせる 2. タスクのインターフェース定義に基づくテストケースを記述する 3. テスト実行コマンド(context.md から取得)でテストを実行する 4. **失敗を確認する**(Red状態) テストが先に通ってしまう場合は、要件やテストの妥当性を再確認する。 ### Step 3: 実装(Green) テストを通す最小限の実装を生成する: 1. インターフェース定義に準拠したコードを書く 2. **Intent コメントを付与する**(後述の「Intent コメントルール」に従う) 3. テスト実行 → **成功を確認する**(Green状態) 4. 失敗した場合はエラーを分析し修正する(最大3サイクル) 5. 3サイクルで解決しない場合は `/dev-debug` の使用を案内する ### Step 4: リファクタリング + 品質チェック テストがGreenの状態で以下を実行する: #### 4a. 500行ルール(厳密適用) 関連するすべてのファイルの行数を Bash で確認する(絶対パスを使用): ```bash wc -l "$(git rev-parse --show-toplevel)/<ファイルの相対パス>" ``` 500行を超えるファイルがある場合: - 責務の境界で分割する(Single Responsibility Principle) - テストファイルも対応して分割する - インポート/エクスポートの整合性を維持する - 分割後にテストを再実行する #### 4b. セキュリティチェック 実装コードを確認し、以下の問題がないか検証する: - インジェクション(SQL, コマンド, XSS) - 認証・認可チェックの漏れ - 機密情報のログ出力・エラーメッセージでの露出 - ユーザー入力のバリデーション不足 #### 4c. パフォーマンスチェック - N+1問題(ループ内のDB/APIクエリ) - メモリリーク(イベントリスナー未解除、クロージャ参照保持) - 非効率なアルゴリズム(O(n^2)以上で改善可能な箇所) #### 4d. コード品質 - 重複コードの排除 - 命名の改善 - 不要なコメントの削除 #### 4e. カバレッジチェック 1. `docs/dev/context.md` の Test Framework セクションから Coverage Threshold を取得する 2. タスクファイルの Files セクションから対象パッケージを特定する 3. パッケージごとにカバレッジを計測する(Coverage Command をパッケージ単位で実行) 4. `[no test files]` は 0% として扱う 5. **閾値未達時**: テストを追加し再計測する(最大3サイクル) 6. **3サイクル後も未達**: 🟡 として報告し続行する(ブロッキングにしない) テスト再実行 → 成功維持を確認する。 ### Step 5: 信号機レポート + 完了処理 #### 確信度レポートの出力 実装した各ファイルに確信度を付与し、ユーザーに報告する: ```markdown ## dev-impl 確信度レポート ### カバレッジ結果 | パッケージ | カバレッジ | 閾値 | 結果 | |-----------|----------|------|------| | internal/handler | 85.2% | 80% | OK | ### 🔵 前工程指示(レビュー低優先) - [ファイル名](パス) — 既存パターン準拠 ### 🟡 妥当な推測(要確認) - [ファイル名](パス) — [確認すべき点] ### 🔴 AI推論補完(人間の確認必須) - [ファイル名](パス) — [判断が必要な理由] ``` #### 完了処理 1. タスクファイルの `status` を `done` に更新する 2. TodoWrite を更新する ### Step 6: Docker クリーンアップ プロジェクトルートに `docker-compose.yml` または `docker-compose.yaml` が存在するか確認する。存在する場合: 1. `docker compose down` を実行してコンテナを停止する 2. 停止に失敗した場合はユーザーに報告する(ブロッキングにしない) ## ワークフロー: クイックモード `/dev-impl "修正指示"` で実行(Plan名なし)。 ### 用途 - テストケースの微修正 + 実装の調整 - 小さなバグ修正 - 既存テストへのケース追加 - 軽量なリファクタリング ### フロー 1. `docs/dev/context.md` を読み込む(あれば) 2. Explore サブエージェント(haiku)で関連ファイルを探索する 3. テスト修正 → 実装修正(またはその逆) 4. テスト実行で検証する 5. 500行ルールのチェック 6. 信号機レポートを簡潔に出力する 7. Docker クリーンアップ(Step 6 と同様) ## 複雑度に応じた戦略 タスクファイルの `estimated_complexity` に応じて戦略を切り替える。詳細は `references/impl-strategies.md` を参照。 | 複雑度 | 戦略 | テスト+実装 | |-------|------|-----------| | low | バッチ生成 | テスト+実装を一括生成し、テスト実行で検証 | | medium | 標準サイクル | テスト→Red確認→実装→Green確認 | | high | 段階的 | 1テストずつ追加→1つずつGreenにする | ## サブエージェント戦略 | 用途 | サブエージェントタイプ | モデル | |------|---------------------|--------| | 関連コード探索 | Explore | haiku | | テスト雛形生成 | general-purpose | haiku | | 標準実装 | メインで実行 | sonnet | | 複雑なロジック | メインで実行 | opus | ## Intent コメントルール 生成するソースコードの各関数・メソッドに、設計判断の理由を示す Intent コメントを付与する。 ### 信号機システム(🔵🟡🔴) - 🔵 **前工程指示**: タスクファイル・plan.md・context.md で明示的に指示されている設計判断 - 🟡 **妥当な推測**: 指示された内容から推論した妥当な設計判断(ベストプラクティス準拠等) - 🔴 **AI推論補完**: 前工程に根拠がなくAIが推論で補完した設計判断 ### コメント形式 言語のコメント構文に従い、関数・メソッドの直前に記述する: ```go // 🔵 Intent: タスクファイルで指定された TodoRepository インターフェースを実装。 // RETURNING 句で INSERT と ID 取得を1クエリで完結させる。 func (r *PostgresTodoRepository) Create(ctx context.Context, todo *model.Todo) error { ``` ```go // 🟡 Intent: context.md のエラーハンドリング規約に準じて fmt.Errorf でラップ。 // リポジトリ層のエラーをサービス層で識別可能にするため。 func (s *TodoService) GetByID(ctx context.Context, id string) (*model.Todo, error) { ``` ```go // 🔴 Intent: ページネーションのデフォルト値。前工程に指定なし。 // 一般的な Web API の慣習に基づき limit=20 を採用。 const defaultPageSize = 20 ``` ### 付与ルール - **すべての public 関数・メソッド** に Intent コメントを付与する - private 関数は設計判断がある場合のみ付与する(自明な処理は省略可) - テストコードには付与しない - 1コメント = 1-2行で簡潔に。冗長な説明は避ける - 既存コードに追記する場合、既存の Intent コメントを維持する ## ルール・制約 - テストを先に書く。テストが通る前に次のステップに進まない - すべてのファイルは **500行以内**。超過時はリファクタリングで分割する - タスクファイルの dependencies に含まれるタスクがすべて `done` であることを確認してから開始する - context.md が存在しない場合、先に `/dev-context` を案内する - 通常モードでタスクファイルが存在しない場合、`/dev-plan` を案内する - テスト実行コマンドは context.md から取得する - セキュリティ・パフォーマンス問題の 🔴 は修正してから完了する - Bash コマンドはプロジェクトルートの **絶対パス** を使用する(`$(git rev-parse --show-toplevel)` でルートを取得) ## 追加リソース ### リファレンスファイル - **`references/impl-strategies.md`** — 複雑度別の実装戦略、インターフェースファースト読み込みの詳細、バッチモードの適用基準