--- title: 東南アジア category: 地域 --- ## 東南アジア諸国連合 [ASEAN](/content/dict/region/southeast-asia/asean/index.md)による緩やかな連携・市場統合などを目指す. ## 旧宗主国 ![東南アジアの旧宗主国(Geminiで生成)](/public/contentImg/region/southeast-asia/Gemini_Generated_Image_f9yam9f9yam9f9ya.jpg) - 旧英領:マレーシア,(シンガポール),ミャンマー,ブルネイ - インドから南下して影響力を強化した英国が支配 - 比較的英語が通じやすい - 旧フランス領:ベトナム,ラオス,カンボジア - 「フランス領インドシナ」:この地域一帯をまとめて統治 - バインミー(ベトナム)など,フランスの食文化を反映 - 旧スペイン領(〜1898)→旧アメリカ領(1898〜):フィリピン - スペインの影響で,アジアでは珍しいカトリック国に - アメリカの影響で,英語が広く普及 - 旧オランダ領:インドネシア - オランダ東インド会社:香辛料を求めて - 旧ポルトガル領:東ティモール - 大航海時代にいち早く進出したポルトガルの植民地 - その後インドネシアの占領を経て,2002年に独立 - 東南アジアで最も新しい独立国 - 緩衝国として独立を維持:タイ - 巧みな外交術と近代化改革による ## 宗教 ### 大陸部:おもに仏教 - タイ,ミャンマー,ラオス:上座仏教をおもに信仰 - ベトナム:社会主義体制のため8割以上が無宗教(大乗仏教が中心) ### 島嶼部 - フィリピン,東ティモール:カトリックを主に信仰(旧宗主国による布教の影響) - フィリピン南部のミンダナオ島では,モロ族(主にイスラームを信仰)による分離独立運動 - マレーシア,インドネシア,ブルネイ:主にイスラーム - インドネシアのバリ島では,ヒンドゥー教徒が多い(ジャワ島からヒンドゥー教徒が逃れてきた歴史.バリヒンドゥーという独自の形態) - インドネシアでは,国教をイスラームとせず,また冷戦期の反共産主義運動のため,建国五原則で「唯一神への信仰」を掲げるため,国民に対して特定の公認宗教(イスラーム,プロテスタント,カトリック,ヒンドゥー教,仏教,儒教)のいずれかへの信仰と身分証への登録を義務付けている ## 民族 華僑(華人)という中華系移民が経済的に優位に立ち,現地人との間で亀裂が生じている - ブミプトラ政策:マレー系住民を優遇し,中華系移民との経済格差の是正を目指す,マレーシアの政策 - 大学入学や奨学金の割当優遇 - 企業におけるマレー系株式保有率の義務付け - 公共事業や政府調達におけるマレー系企業(ブミプトラ企業)の優先 - 住宅の優先割当と割引 ## 言語 - タイ語,ラオス語:タイ・カダイ諸語 - ベトナム語:オーストロアジア語族 - ビルマ語:シナ・チベット語族 - マレー語,インドネシア語,フィリピノ語:オーストロネシア語族