{ "cells": [ { "cell_type": "markdown", "metadata": { "slideshow": { "slide_type": "slide" } }, "source": [ "# 税率一定の資産のランダム分配の帰結\n", "\n", "* Author: 黒木 玄\n", "* Date: 2019-03-20\n", "\n", "統計力学の教科書を見ると, 人口が多いとき, 資産を定額徴収してランダムに分配し続けると, 資産分布は指数分布に収束するという事実が解説されている.\n", "\n", "それでは, 資産を**定額**徴収(**税額**一定)するのではなく, **定率**徴収(**税率**一定)してランダム分配し続けるとどうなるだろうか?\n", "\n", "下の方のシミュレーションの結果を見れば, 税率一定のランダム分配を続けると, 資産分布はガンマ分布に収束し, 税率が**低い**ほど, 収束先の資産分布は**平等**に近付くことがわかる. この計算結果を初めて知ると直観に反する感じがして驚く." ] }, { "cell_type": "markdown", "metadata": { "slideshow": { "slide_type": "-" }, "toc": true }, "source": [ "