--- name: sighted-aeo-measure description: AEO(AI の回答での露出)の計測結果を読み、自社が挙がらず他社が挙がっている質問、その頻度と届きうる人数、原因の仮説を検討するときに使う。「AEO の結果を見て」「AI で自社が出てこない」「競合は出ているのに」「前月と比べて」「AEO の月次レポートを作って」で使う。Use when reading Sighted AEO results to find where competitors appear and you don't, how often, how many people it could reach, and what may explain it. --- # AEO の結果を読む 見るのは、社名なしの質問ごとに自社がどの段階にいるか、とくに他社が AI に挙げられ自社が挙げられない場面である。それが **どの質問で、どれくらいの頻度で起き、何人の判断に届きうるか** を数え、段階に応じた施策に渡す。利用者と同じ言語で答える。 Sighted のツールの使い方・費用・実行・エラーは `sighted-analysis` に従う。目的と前提は、記録があれば profile.md から読む(`sighted-aeo-context`)。 ## 出すもの | 項目 | 中身 | | --- | --- | | 段階 | 社名なしの質問ごとの、下の 4 段階 | | 他社との差 | 自社と他社がそれぞれ挙がった回答の数。どの他社が、どの側面(料金・条件・実績など)で、どこから紹介されたか | | 質問と頻度 | 質問ごとの「挙がった回数 / 回答数」 | | 届きうる人数 | 対応する検索語の月間検索数と、その出どころ・取得日。取れなければ空欄 | | 社名ありの質問 | 質問ごとに、想定解(profile.md)と回答の原文を並べ、違う箇所とその回数を示す。違いごとに、回答が拠った出典を添える。理由は原文と出典から読み、決められなければ「未確定」とする | | 再調査で見る指標 | 施策ごとの指標と現状値 | ## 読み方 - 先に質問を探す。`list_queries(search=)` で会社名だけでなく用途・カテゴリ・比較軸・社名なしの質問も広く引いてから絞る(`search` は質問本文の部分一致で、メモ・回答・引用 URL は対象外。`has_more` の間は `offset` を進め、`query_truncated` を見落とさない)。分析の依頼だけで質問の新規作成・再計測は始めない。 - 社名の入る質問と入らない質問を分けて数える。`list_queries` の本文か profile.md の一覧で分ける。社名の入る質問は回答が社名を繰り返すだけで言及になるので、伸びしろは社名なしの質問で見る。利用者が「一般の質問で出てこない」と心配しているときは、まずこれを伝える。 - 言及(名前が出た)と引用(自社の URL が出典になった)を分けて数える。`get_query_trends` の言及数は登録キーワードの出現回数、引用数は他社も含む出典 URL の総数なので、自社と他社を分けるときは `raw` から数える。 - 他社は `get_query_results` の回答(`raw`)から拾い、紹介に添えられた条件も抜き出す。`raw` はエンジンで形が違う。OpenAI は `raw.output[]` の message の `content[]` のテキストが本文(先頭の要素とは限らない)、引用は同じ `content` の `annotations[]` のうち `type=="url_citation"`(`url`・`title`)。Perplexity は `raw.choices[0].message.content` が本文、`raw.citations[]` が URL(本文の `[n]` は配列の `n-1`)。未知の形式は決めつけず、失敗した結果は `raw={}`。成功した結果はクライアントで選ぶ(status の絞り込みは無い)。 - 企業の登場と URL の引用は別に数える。外部ドメインを全部競合とは扱わない。引用元ページは Web 取得で必要な範囲を読む(計測時と今の内容は同じとは限らない)。業界一般の説明が特定の会社に紐づく側面は、原文で確かめてから出す。 - 判定の前に、回答に出る自社名の書き方(記号・全角半角・カナ)を原文から集める。 - 出典の種類は、名前で分かるドメインだけ分類し、残りは「不明」とする。SNS の URL はアカウントを見て、自社の投稿か他者の投稿かを分ける。Sighted は自社サイトのドメイン以外を他社の引用として数えるので、自社アカウントの投稿の引用は自社の引用数に入らない。 - 取れなかった範囲(上限での打ち切り・計測開始前・別サイトの接続)は「未取得」と書く。`get_query_results` は `limit`(既定 100、上限ではない)件で新しい順に切れ、ページングも総件数も無いので、返った件数が `limit` に届いたら `since`・`until` を短くするか `query_id` を絞って取り直す。 - 検索数は Sighted の外の数字なので、利用者に用意してもらうか、GSC の表示回数(自社サイトの露出で市場全体の検索数ではない。`gsc_top_queries` は最大 100 語で、それ以上は `get_metrics(dimension_keys=["query"])` でページングする)で代える。 - 期間を比べるときは、質問の集合とエンジンが同じかを確かめ、違えばそれを書く。 ## 質問ごとの段階 社名なしの質問を、自社がどこまで届いているかで 4 つの段階に分ける。 | 段階 | 見え方 | 施策の向き | | --- | --- | --- | | 答える記載が無い | 自社サイト・自社 SNS に、その質問に答える記載が無い | 目的と需要に合えば作る。合わなければ対象外とする | | 記載はあるが挙がらない | 記載はあるが、他社・公的機関・第三者が挙がり、自社は挙がらない | 他社が自社ページから挙がるなら、質問の語と答えを見出し・本文に明記する。第三者や SNS から挙がるなら、そこでの露出を作る | | 挙がるが比較で負ける | 自社も挙がるが、他社が先に・強く推される、または自社の条件が劣る形で並ぶ | 比べられている軸で、自社の事実を出す。条件そのものが劣るなら利用者の判断に委ねる | | 挙がって勝つ | 自社が挙がり、比べられている軸で推される | 維持し、再計測で確かめる | 段階は回答の原文で決め、決められないものは「未確定」として確かめる方法を書く。他社が挙がっている質問では、その他社がどこ(他社自身のページ・第三者・SNS)から紹介されたかを添える。 ## 効果を言う前に - 施策のテーマに合う社名なしの質問の数を数える。0 問なら、先に質問を足す(`create_query`。利用者に確かめてから。更新できるのは停止・再開とエンジンの有効無効だけで、本文・メモは変えられない)。 - 効果に数えるのは、施策の後に「公開済み」になったページだけにする(確かめ方は `sighted-aeo-content-plan`)。 - 変化した場所と施策の効果は別の主張として書き、反する例が無いかを確かめる。 施策の計画は `sighted-aeo-content-plan`、報告の前は `sighted-deliverable-check` へ。利用者には skill 名でなく、次にできることを伝える。