--- articleId: 23b213d5-5320-4318-a8bc-d22d31398558 slug: trocco-quick-start title: クイックスタート【転送設定編】 parentCategoryId: d078f0d2-a589-4f19-9c2d-927c409f822b languageCode: ja --- ## TROCCOを体験する TROCCOは、ETL(データ転送・データ変換)機能を中心に、データ基盤の構築や運用に必要なワークフロー機能などを備えています。 どのように活用できるのかイメージしていただけるように、TROCCOを使い始める前に、簡単に始められる**3つの準備**をご用意しました。 この準備をすることで、スムーズに転送設定を作成し、実際の活用方法をより具体的に把握できます。 ### 準備1 解決したい課題を明確にする 現在抱えている課題を洗い出してみましょう。 データを使って解決できる課題は何か、分析するためにはどのようなデータが必要なのか。 たとえば、以下のような課題とゴールが考えられます。
課題とゴールの例 - 課題例1:営業部門ではSalesforce、カスタマーサポート部門ではkintoneを使用しており、顧客データが分散している。 - 🏁 ゴール:顧客データを統合し、分析を行える環境を整備する。 - 課題例2:複数の広告媒体を利用しており、広告データの分析業務に工数がかかっている。 - 🏁 ゴール:広告データの統合を自動化し、マーケット施策のPDCAを改善する。 - 課題例3:売上データと顧客データが異なるシステムに保存されており、統合が困難になっている。 - 🏁 ゴール: データを統合するパイプラインを構築し、顧客の購買行動を分析してマーケティングや商品開発に活用する。
### 準備2 課題に関連するデータソースを洗い出す 次に、必要なデータソースを洗い出します。 TROCCOでは、さまざまなサービスからデータを抽出できます。例として以下にいくつかのデータソースを挙げます。
対応するデータ抽出元サービスの例 - 広告プラットフォーム系 - Google Ads - Facebook広告 - Yahoo!検索広告 - Microsoft Advertising - TikTok Ads - ... - CRM / MAツール系 - Salesforce - HubSpot - ... - ストレージサービス系 - Amazon S3 - Google Drive - ... - 業務アプリケーション系 - freee会計 - マネーフォワード クラウド会計 - Chatwork - バクラク - ... - データベース系 - MySQL - Oracle Database - ...
### 準備3 データを集約する先を決める 最後に、分析に使用するデータをためておくサービスを決めます。 TROCCOでは、さまざまなサービスにデータを集約できます。 対応しているサービスを以下にいくつか挙げます。
対応するデータ集約先サービスの例 - データベース系 - MySQL - PostgreSQL - ... - DWHサービス系 - Google BigQuery - Amazon Redshift - Snowflake - ... - クラウドアプリケーション系 - Salesforce - kintone - ... - ファイル・ストレージサービス系 - Google Spreadsheets - Amazon S3 - ...
以上で準備が終わりました。次は実際にデータを転送してみましょう。 ## データを転送してみる 以下では例として、TROCCOに直接転送対象のファイルをアップロードし、そのファイルをGoogle Spreadsheetsに転送する流れを説明します。 転送元としては**ローカルファイル**、転送先としては**Google Spreadsheets**を利用します。 いずれもかんたんに扱うことができます。 :::(Info) (サンプルデータの提供) データソースが手元にない、またはすぐに思いつかない方のために、営業活動(商談)データのサンプルを用意しました。 ダウンロードして、後ほど実際にデータ転送をお試しいただけます。 @(Embed)(https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/sample_deals.csv) ::: 1. ダッシュボードの転送設定内「新規追加」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-0.png){height="" width="50%"} 2. 転送元と転送先のサービスを選択します。 転送元にローカルファイル、転送先にはGoogle Spreadsheetsを選択しました。「この内容で作成」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-1.png){height="" width="50%"} 3. 転送設定は3ステップで設定します。
STEP1 転送元・転送先の設定 1. 「概要設定」 - 名前:任意の名前を入力してください - メモ:空欄でも問題ありません - 利用目的や転送設定の内容を記載しておくのがおすすめです。[チーム機能](/docs/about-team)を利用している場合は、他のメンバーが設定の意図を理解しやすくなります。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-2.png){height="" width="50%"} 2. 「転送元 ローカルファイルの設定」 - ファイル:前述の営業活動(商談)データのサンプルファイルをアップロードします - 入力ファイル形式:**CSV/TSV**を選択してください ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-3.png){height="" width="50%"} 3. 「転送先 Google Spreadsheetsの設定」を行う前に、Google Spreadsheetsの接続情報を作成します。「接続情報を追加」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-4.png){height="" width="50%"} 4. 「Googleアカウントで作成」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-5.png){height="" width="50%"} 5. 日頃利用しているGoogleアカウントでログインをして、TROCCOからのアクセスを許可します。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-6.png){height="" width="50%"} 6. 許可していただくと、接続情報作成ページに遷移します。名前に任意の名前を入力し、Googleアカウント欄に利用しているGoogleアカウントのメールアドレスが入力されていることを確認して保存します。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-54-7.png){height="" width="50%"} 7. 接続情報で使用したGoogleアカウントで、事前に新しいスプレッドシートを作成します。後ほど赤枠で囲ったURL内の「スプレッドシートID」と「シート名」が必要になります。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-18-1-54-8.png){height="" width="50%"} 8. 転送設定の作成ページに戻り、「転送先 Google Spreadsheetsの設定」を行います。 - Google Spreadsheets接続情報:先ほど作成した接続情報をプルダウンより選択します。 - スプレッドシートID:先ほど作成したスプレッドシートID - シート名:先ほど作成したスプレッドシートのシート名 - その他の項目はデフォルトの設定のままで問題ありません。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-18-1-54-9.png){height="" width="50%"} 9. 「接続を確認」をクリックして、集約先のスプレッドシートにアクセスできることを確認して、「次のステップへ」進みます。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-0.png){height="" width="50%"} :::(Warning) (接続確認に失敗した場合) 指定したスプレッドシートIDが存在しない場合、接続確認を行うとエラーが発生します。 エラーが発生した場合、スプレッドシートIDに誤りがないか確認してください。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-18-1-56-0.png){height="" width="50%"} :::
STEP2 データプレビュー・詳細設定 1. 転送元でアップロードしたサンプルデータを読み込み、データ型やカラム名などのスキーマを自動で識別して、プレビューが作成されます。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-1.png){height="" width="50%"} 2. 詳細設定のデータ設定タブ内「カラム定義」にて、転送先でのカラム名やデータ型の変更、カラムの削除を行うことができます。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-2.png){height="" width="50%"} 3. 修正等は行わずに「確認画面へ」に進みます。 :::(Info) (テンプレートETL) STEP2では、プログラミング不要でデータの変換や絞り込みなどが行えます。 詳しくは、[テンプレートETL](/docs/template-etl)を参照ください。 :::
STEP3 確認・適用 1. STEP1とSTEP2の設定内容をYAML形式で確認することができます。「保存して適用」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-3.png){height="" width="50%"} 2. モーダルが表示されます。どんな内容の設定を行ったのかメモを残すことができます。何も入力せずに「保存して適用」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-4.png){height="" width="50%"} 以上で、転送設定の作成は完了です。次はジョブを実行して実際に転送してみましょう。
4. 右上の「実行」をクリックして、実際に転送を試してみます。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-5.png){height="" width="50%"} 5. 「実行」をクリックします。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-6.png){height="" width="50%"} 6. 転送ジョブの実行が始まります。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-7.png){height="" width="50%"} 7. 問題なく転送が終了するとステータスがSUCCESSになります。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-16-1-55-8.png){height="" width="50%"} 8. 転送先となっているスプレッドシートにサンプルのデータが転送できました。 ![image](https://cdn.document360.io/3a3bae1e-f157-487f-8798-01e9d820e760/Images/Documentation/trocco-quick-start-2025-04-18-1-55-9.png){height="" width="50%"} 転送設定でどのようなことができるのか、イメージはつかめましたでしょうか? 今回は商談データをGoogle Spreadsheetsに転送しましたが、TROCCOを活用してCRMサービスに登録されている顧客データもあわせて転送することで、Google Spreadsheets上で商談後の顧客の行動を分析することも可能になります。 次は、[クイックスタート【ワークフロー編】](/docs/trocco-quick-start-workflow)に進んでみましょう。