31st December 2025 at 10:47pm
OCV_GrabCut(GrabCut領域分割)
1. 概要:画像処理の仕組み
背景と前景(抽出したい物体)を、色の分布を分析して自動的に分離する高度なセグメンテーションツールです。 ユーザーが「この枠の中に物体がある」あるいは「ここが物体でここが背景」というヒントを与えることで、複雑な境界線も高い精度で切り抜くことができます。
2. GUIの使い方

- src: 元となる画像(RGB画像)を選択します。
- mask: ヒントとなる白黒のマスク画像(8-bit)を選択します。
- iterCount: 計算の繰り返し回数です。多いほど精度が上がります。
- mode:
RECT(矩形範囲で開始)かMASK(マスク画像で開始)を選択します。 - enable_foreground_is_255: チェックを入れると、最終結果を白(255)と黒(0)の二値画像として出力します。
3. 注意点
- 元画像とマスク画像は 同じサイズ である必要があります。
- 背景と物体の色が似すぎている場合、正しく分離できないことがあります。