1st January 2026 at 12:23am
OCV_Scharr(Scharrフィルタによるエッジ抽出)
1. 概要:画像処理の仕組み
Sobelフィルタの精度を高めたエッジ検出手法です。特に小さな範囲(3x3カーネル)において、方向による検出精度の誤差が極めて少なく、微細な境界線をより正確な数値として抽出できます。画像の「変化量(微分値)」を計算する基礎的なフィルタです。
2. GUIの使い方

- dx / dy: 抽出したい方向(微分の次数)を指定します。
dx=1, dy=0で垂直方向、dx=0, dy=1で水平方向のエッジを抽出します(dx + dy = 1である必要があります)。 - scale / delta: 算出された値にかける倍率と、最後に加算する底上げ値です。
- borderType: 画像の境界(端)の補完方法を選択します。
3. 注意点
- 8-bit, 16-bit, 32-bit (Float) 画像に対応しています。
- 輝度の変化量を計算するため、結果にマイナスの値が生じることがあります。正確な値を確認するには 32-bit 画像での実行を推奨します。