双向的テキストの例として,アラビア語の文章 内のラテン名が挙げられる。
文章全体は,左向きに植字されるが、途中に現れるラテン単語の中の字は,右向きに植字される。 日本語における横書きと縦書きの比較を示す図
—
行たちは 90 度 回転されつつ,文字は正立のままにされる。
しかしながら、一部のグリフは,変化する:
終止符は、そのグリフボックスの左下隅から右上隅へ移動する。
しかしながら、欄外見出しは,横方向のまま頁の上端にレイアウトされ得る。 辞書におけるヴィルスの記述では、英単語 “virus” を 90°時計回りに回転させつつ,頭字語 “RNA” と “DNA” の各字を正立に堆積させるであろう。 雑誌 MacFan から抜粋された記事に見られる,縦書きにおいて生じ得る数字のレイアウトを示す:
2 桁の月/日は,縦書き内の横書きブロックとして記される一方で、年は,各文字が正立に記される
— 英語の句 “for Mac 2011” の中を除いて:そこでの日付は,ラテン形のまま回転される。 雑誌では,横書きと縦書きによるレイアウトが混在されることが多い。
例えば、主内容の論説記事には一方の方位を利用し, もう一方を補助的な内容に利用するなど。 横書きレイアウトによる図式:ブロック 1, 2, 3 は,下向きに堆積されていく 左向き縦書きレイアウトに対する図式:ブロック 1, 2, 3 は、右から左に横並びに配列される 右向き縦書きレイアウトに対する図式:ブロック 1, 2, 3 は、左から右に横並びに配列される 縦書きレイアウトのスクリーンショット:
input 要素は,上端から下端へ縦長にされ、その内容は,その外側の label に合わせて縦書きタイポグラフィックモードで描画される。
後続のドロップダウン セレクト コントロールは、横組のときのような下方ではなく,(ブロックの後方の)側方へ伸びる。 フォントサイズが異なる 2 つの alphabetic テキストに対し,基底線と em-box を示す図 ラテンは alphabetic 基底線を選好する
— 大部分の字は,その上に載り、一部の字は,その下へ垂れるディセンダを持つ。
Indic 用字系には、吊り下げ( hanging )基底線で植字するものもある
— それらのグリフ形状は,横方向の線から吊り下がるように現れる。
漢字に基づく体系では、各グリフが平方を埋めるようにデザインされ,それらの下端が整列される傾向にある。 この例では、結果の整列は、親の基底線テーブルを,上付文字オフセットにより上方へずらした上で、子の alphabetic 基底線を,そのずらされた親の alphabetic 基底線の位置に整列することと等価になる。 これらの区別は 2 円によるベン図で示し得る:
一方は “縦書き = vertical”,
他方は “横書き = horizontal”
とラベルが付与されている。
2 円が重なり合う領域は,双方位的 = bi-orientational 用字系を表現し、その外の各円内の領域が 横書きのみ/縦書きのみ の用字系を表現する。 グリフを横書きから縦書きに回転する グリフを横書きから縦書きに並進する text-orientation: mixed text-orientation: upright text-orientation: sideways 英語が混在するモンゴル語 行 方位コンパスの図 正立グリフの基底線は、上端中央から縦方向に描かれる 縦書きブロック整形 文脈において vertical-rl が混在する rtl テーブルの図式
— 上述の様な row, cell, col の順序付けの様子 2 個の横書きフローボックスの合間に現れる縦書きフローボックスの図式 文書が T 字形にならないようにする複 column が自動的に誘発される 縦中横の図式 — 
縦書きテキストの中で、横並びにされた,半角の 2 個の数字からなる日付を示す
<date>平成20年4月16日に</date>
<p>あれは10,000円ですよ!</p>
text-combine-upright: digits による,上のマークアップの描画:
数の中の最初の 2 個の数字は,縦中横として描画される一方、残りの数字は側転に描画される。
<date>2010年2月23日</date>
2 0 1 0 年 2 月 23 日

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